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#顔合わせ乞食
papakatupanda · 6 months
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パパ活のパパはパパ活用語集を学習しよう!(パパ活用語)
☆茶飯乞食=茶飯のみでお手当を貰おうとする女
☆顔合わせ乞食=顔合わせでお手当を貰うだけの目的の女
彼女等は大人打診で逃げる
(解説)
この文章は、「パパ活」で使われる特定の用語について解説しています。
茶飯乞食(ちゃめしこじき):
茶飯乞食は、茶飯(お茶や食事)のみを目的として、お手当(金銭や贈り物)をもらおうとする女性を指します。彼女たちは、身体の関係ではなく、茶飯だけで報酬を得ようとする傾向があります。
顔合わせ乞食(かおあわせこじき):
顔合わせ乞食は、顔合わせ(初対面の会合)でお手当を得ることを目的としている女性を指します。彼女たちは、顔合わせのみで報酬を得ようとする傾向があります。
大人打診(おとなだしん):
大人打診は、身体の関係を申し出ることを指します。パパ活女子が身体の関係を求める場合、このような提案が行われます。しかし、この文章では、茶飯乞食や顔合わせ乞食は大人打診があると逃げる、という意味で使われています。つまり、茶飯や顔合わせだけでお手当を得ることを目的とする彼女たちは、身体の関係を望まれることに抵抗を感じ、逃げると述べられています。
この文章は、パパ活における特定の行動や状況を表現するために使われる用語について解説しています。
茶飯乞食や顔合わせ乞食は、それぞれ茶飯や顔合わせでお手当を得ることを目的としているが、身体の関係を望まれることに抵抗を感じる傾向があることが述べられています。
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wa-i0101 · 2 years
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😵‍💫❤️
1.小悪魔な後輩は、彼女の柔らかいお腹に僕の手を無理矢理当てがい、爆音の空腹音と圧倒的な振動と愛おしい感触を僕だけに披露してくれる。
2.お互いのことを思い合っているが、あまり話したことのない2人は、同じ電車で学校に行く。しかし、今日の電車はとても混んでいた。
女の子は昨日の夜と朝ごはんを食べていなかったため、とてもお腹が空いていた。満員の列車が揺れた時に2人のお腹がくっつき、鳴らないように我慢していた女の子のお腹は男の子のお腹の上で大きな唸り声を上げてしまう。
女の子はあまりの恥ずかしさで泣きそうになるが、男の子も好きな子の不本意な恥ずかしい音を聞き、思わずドキドキしてしまう。
3.好きな人の前で素直になれない女の子は、「お腹が空いて、今にも大きな音が鳴ってしまいそう」といった状況でもつい強がってしまう。
「大丈夫?」と聞かれてもお腹を小さく鳴らしながら「何でもない」と答え、こっそりとお腹を押さえている。
しかし、飢餓状態の身体は彼女の気持ちなどつゆ知らず、大音量のお腹の音で周囲に助けを求めてしまった。彼女はビクッと身体を硬直させ、悔しそうに顔を赤らめた。
4.ダイエット中は家にいてもお腹がぐうぐう鳴って何もする気が起きないので、図書館で読書をすることにした。
本を読み進めていると、なんだかお腹の様子がおかしい。今にも、家にいる時とは比べ物にならない程の音が鳴ってしまいそうだ。周りは静かだし沢山の人がいる。
冷や汗をかきながら「お願い…鳴らないで…」と祈るも意味はなく、静かな空間に食べ物を乞うみっともない大きな音だけが響いてしまう。
ああ、周りの人々の視線を痛いほど感じる。私は、「恥ずかしい音の犯人です」とアピールしていることに気付かないまま、必死にお腹を抱え込むことしかできなかった。
5.私のお腹は、沢山の食べ物を喜んで吸収して沢山の食べ物を大きな声でところ構わず懇願する。そんな肉付きの良い大きなお腹が恥ずかしい。
6.自分の空腹音に興味がある女の子は、こっそりと通販で聴診器を買った。わざとご飯を抜いたお腹で試してみると、あまりの音の大きさに驚くと同時に恥ずかしくなってしまった。
7.甘えん坊な友達に膝枕をしていると、急激な空腹感に襲ってきた。友達の耳元で爆音が鳴ってしまいそうで、この場から一刻も早く離れないといけないのに身動きが取れない。
でも、万が一お腹が鳴っちゃったとしても…友達は寝てるから聞かれないのでは…?という一縷の望みが頭をよぎったのも束の間。誤魔化しきれないほどの音を轟かせてしまった。
不幸にも友達はお腹が鳴る少し前に起きてしまっており、恥ずかしい音の最初から最後までを全て耳にしてしまった。その後は、2人とも気付かないふりをして過ごした。
1. The little devilish junior forcibly places my hand on her soft belly and shows me the explosive sound of hunger, overwhelming vibration and lovely feeling only I can feel.
2. The two of us, who have feelings for each other but have never talked much, take the same train to school. But today's train was very crowded.
The girl was very hungry because she had not eaten last night and breakfast. When the train shook in the crowded train, their bellies got stuck together, and the girl's stomach, which was trying not to growl, growled loudly on the boy's stomach.
The girl is so embarrassed that she almost cries, but the boy also hears the unwilling and embarrassing sound of the girl he loves and is involuntarily thrilled.
3. A girl who cannot be honest in front of the person she likes will end up being strong even in a situation like "I'm hungry and I'm about to make a loud noise.
"Are you okay?" When asked, she replies, "Nothing," while making a small rumbling sound in her stomach and secretly holding her stomach.
However, her starving body, oblivious to her feelings, called out for help with a loud tummy rumbling. She stiffened and blushed in frustration.
4. When I was on a diet, my stomach grumbled and I didn't feel like doing anything at home, so I decided to go to the library to read a book.
As I was reading a book, something was wrong with my stomach. Even now, it seems to be making a lot more noise than it does when I'm at home. It's quiet around me and there are lots of people.
I pray in a cold sweat, "Please…don't ring…" but there is no point, only the loud, miserable sound of begging for food echoes in the quiet space.
Oh, I painfully feel the stares of the people around me. I could only clutch my stomach desperately, unaware that I was appealing to them that I was the culprit of the embarrassing sound.
5. My belly happily absorbs a lot of food and begs loudly for a lot of food everywhere. I am ashamed of such a big fleshy belly.
6. A girl interested in the sound of her own hunger secretly bought a stethoscope by mail order. When she tried it on her stomach, which had been deliberately skipped, she was surprised and embarrassed at the same time at how loud the sound was.
7. As I was kneeling down to my pampered friend, I was overcome by a sudden feeling of hunger. I felt like I was about to be blasted in my friend's ear, and I couldn't move, even though I needed to get away from this place as soon as possible.
But even if my stomach rumbles… my friend is sleeping, so he won't hear it…? I had a ray of hope that my friend would be asleep and would not hear me. I let out a sound that was too loud to be fooled.
Unfortunately, my friend had woken up shortly before my stomach rumbled, and heard the entire embarrassing sound from beginning to end. After that, we both spent the rest of the day pretending not to notice.
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keredomo · 1 month
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ポリアモリー① 情念の重さ
 あなたに、ほかの男を作ってほしい。わたしには──精一杯やっているつもりだが──あなたが欲しいものを十分に与えることはできない。わたしには与えることのできないものを与えてくれる人、あなたの不足を満たす人を、つくってくれないか。  そう言われて、ぷつりと糸が切れた音が聞こえた。どの糸が、何の糸が、切れたのかはわからない。けれども、何かの糸が切れた。  もはや数え切れないくらいのあまたの糸で繋がっているから、そのうちの一つが切れたからといって関係が損なわれるわけでもない。もちろんいつか、この無数の糸が、すべて切れる日が訪れるのかもしれない。けっして悲観的になっているわけではなく、生の事実として、そういうことは起こりうるだろう。今のところ切れていないというだけだ。  一つだけ、糸が切れた。切れた分だけまた一本紡げばよい、そう思っているのも事実だ。しかし──切れてしまったものは、金輪際、結ばれえない。私たちを結んできた糸が一つ、永劫に切れてしまった。
 *
 実存をかけて長く付き合ってきた一人の男による、悲痛な訴えだった。彼もまた、限界を迎えていた。  これまで私たちは、あまりにも美しくあまりにも苦しい恋愛を六年かけてやってきた。美しく苦しく、恋愛の真髄を求めすぎたがゆえに、二者間に閉ざされきった恋愛を。それは至高の恋愛であった。私は相手に対して過剰なほどに誠実だったし、相手も私に対して過剰なほどに真摯だった。私たちは六年間、おのれのほとんどすべてをこの恋愛に費やしてきた。それは人生と呼ぶべきものだった。  六年。どんな不幸もどんな幸福もその責任をみずから負うべき「大人」という立場になってから始めた、すべてが自己責任の管理下にある、自らの意志で始めた、この関係だった。それが六年続いた。そうしていま、すべてのありうる未来──家族を得たり、子を得て育てたりといった、わかりやすく約束された安らぎというべきもの──を棄却して、ただ恋愛だけを真摯におこなった私は、もう三四歳になる。もはや、社会的な何かを得ようとするには、遅すぎる。
 そのような、六年。歳月がそのまま強度を担うとは言わない。しかし、歳月の力も借りて、後戻りができないという意味でも、私たちはあまりにも重い関係を築いてしまった。これまでは、その重さを──歪な形ながらも──私たちは互いに平等に引き受けていたはずだった。だからこのような呼吸もままならずに喘ぐような恋愛をやってこれたはずだった。  私の人生を懸けててでも、私の人生が社会的に正しいものでなくなったとしても、それでもこの恋愛に実存的な価値があるからと、やってきた。事実、私はこの恋愛を成長の糧にしてきた、私はこの恋愛を通じておそろしく美しく育った。けれどその一方で、一般的な幸福と呼ばれる何もかもを捨てた。捨てながら、食い下がった。相手のことを愛していたからだ。
 それが、しかし、いよいよ瓦解したのだった。壊れて、ひとり立ち尽くせば、見えなかったものも見えてくる。  男の提案はプラクティカルなものだった。私たちが関係を維持するためにあなたに別の男が必要だというのは、この関係を持続させるべく「バランスをとろう」とする提案としては至極明快なものだった。それがどんなに残酷であれ、持続という目的を達成するためにほかの選択肢はなかった。相手の知性を信頼しているので、その提案に心は傷つきこそすれ、理性で納得し受け入れるようにした。  とはいえ、いまさらではあった。いまさらそんなことを、あなたが言うのかと。バランスを崩すような振る舞いを再三とってきたあなたが、私には自粛を求めるのかと。  ──「相手の知性を信頼しているので」? 違う。数年にわたって対話を重ね、相手の論理に破綻があることはとうに知っている。呆れるような論理破綻を真顔で押し通そうとすることを、私はすでに思い知らされている。それも、至極無邪気に。赦しを乞うでもなく、「こういう状況だから、仕方なかった」ととうとうと説明して、私の「そうだね」を引き出す。そこには論理はなかった。私たちの信じる私たちの倫理も、有効な働きを見せなかった。ゆえに、「知性を信頼している」という謂いは、もはや通用しない。  ではなぜ受け入れたのか。あのひとを愛しているからだ。愛しているから受け入れることしかできなかったのだ。それに尽��る。愛とは厄介なものだ。理屈を飛び越える。愛の相手がこの人でなければ、こんな不条理を受け入れることはなかったはずだ。相手を殺して私も死のうなどと、思い至ることもなかったはずだ。
 *
 苦しい恋愛が続いた。六年間、もしかしたら七年だろうか、この苦しい恋愛を諦めるために何度も何度も別の男をつくって逃れようとした。  いかなる供犠をこの祭壇にそなえても、けっきょくそれは叶わなかった。どうしてだったのだろう。わからない。  払った犠牲を弔う意味でも、いよいよ観念して、私はいったん生涯その男を愛し抜くことに決めた。
 どうしてそう決めたのだろう。わからない。わかってしまっては終わってしまうから、わからないふりをしているのかもしれない。こうして答えを闇にしまいこむこともまた、何かの犠牲を払っているということなのかもしれなかった。  この苦しい恋愛から逃れるためにたくさんの男を誂えたが、それらすべてが無為に終わって、私だけが身勝手さに傷つくはめになった。そんなことも知らないまま、男はいまだに身勝手に私を愛している。憎い。
 関係は、私たちの共有する独自の倫理に基づくある種の契約であった。道徳の敷く社会的契約とは異なる、独自の倫理と倫理が結びつく契約。すべてを選ぶことのできる立場になってから選んだこの関係を引き受ける覚悟を、あるいは最初から引き受けていたのかもしれないそれを、私たちは現在の私たちに可能な限りの誠意を尽くして、私たちの存在に縛りつけることにした。  にもかかわらず、ただ一人のその男を愛すると決意してすべての愛を差し向ける機会がきたとき、男は私の愛の重さに音を上げた。
 あなたの情念のすべてを引き受けることができないと言う。あなたの重みを支えるには自分だけでは不可能だと言う。
 裏切りである。
 *
 ある日、あまりに苦しいこの恋愛から逃れようと足掻くことをふとやめたくなった。  これは、この関係はもう、受け入れざるをえない、業のようなものに成り果てたのだと諦めて、裏切った男をそのままで愛することに決めた。愛ではなく、諦めだった。  その上で、焼け鉢の私は、持てるすべての情念を相手に噴出してしまおうと、あまりにも愚かな賭けに出たのだった。
 その日から私は、私の持てる真摯さと実直さを、それから男を愛する上で生じる醜い感情までも含めた、私のすべてを男に差し出しはじめた。すべてをぶつけてみようと思ったのだ。情念の、可能性の、エネルギーの、すべてを。  結果的に、それが裏目に出た。私は賭けに負けた。負けることが自明である賭けに乗って、勝手に自滅しただけだった。  けれど、その賭けによって、男がどうしたって自分と一緒に死んでくれないのだと理解した。そうか、と思った。そうか。
 男が「あなたがいくら重くても受け止める」と男が語ったのは何年前のことだっただろうか。愚かにもそれを信じて全身で縋った結果が、「受け止めきれない」であり、「彼氏を増やしてほしい」だった。  言葉の、字面通りの意味を信じた私の依存もきっと、また過ぎたものだったのだろう。私はまた間違えたわけだ。この人との恋愛では、私は間違え続けていながら、その間違いすらも受け止められてしまっていた。そうして間違え続けて、ここまできてしまったのだろう。「依存先を増やしてくれ」と先方が言い出すほどの苦しい状態に、私が、持ち込んでしまったのだろう。人の発する言葉を、そのまま語義通りに受け取ってはならなかったのだ。  また、言葉というものへの不信感が募る。言葉とは流動的なものなのだと、いつになったら学ぶのだろうか、私は。いつになったら、言葉を、諦められるのだろうか。
 *
 ほかの依存先をつくってほしい、という要請。あまりにも酷い求めだと思ったが、理には適っている。──我々の関係は「理」を神としている。理だけは私たちを裏切らない。そこに従えば、私たちは無為に傷つかずに済む。たとえ、理のもたらすものが離別であったとしても、私たちは傷つかない。だから、それがあなたの考える理の要請なのであれば、私には従わない選択肢はなかった。  私の情念のすべてをなんとか受け入れようと、あなたは私のために死力を尽くしてきた。六年の歳月が証明している。けれどあなたは、もはや自分の力ではもう私の重く激しい情念に応えることはできないと察してしまった。  この不均衡をプラクティカルに解決し、心を病みがちなあなたを安寧に導くためには、自分のいじましい独占欲を抑えてでも、あなたが別の依存先を作るのがよいのだろう。あなたが心安らかに過ごすためには、それしかないだろう。そう言って、あなたは手を離すことなく私を突き放した。  確かにそれは最適解だ。私はあなたのその求めに応えることでしか、我々の築いてきたこの倫理を遂行することはできない。突き放した自覚はあなたにはない。あなたは最適解を提案しただけだった。手を離すことなく手放したのだった。  心では深く絶望したが、頭ではよくわかった。無理なことは無理なのだ。どだい、私の情念は重すぎる。一人の男という、弱い生き物が抱えるには重すぎる情念を振り回している。仕方ないことだった。あなたが抱え切れる程度な情念を持ち合わせていなかった私が悪いのだ。
 *
 その提言を受けた一週間後、幸運なことに、あるいは不思議なことに、きわめて美しい男が最適なタイミングで私の前に現れた。話の通じる男であることは知っていた。この人ならばと思って、いきおい打ち明けた。  「長年付き合ってきた男がもう私を抱えきれないそうで、彼氏を増やしてくれと言っているの。よかったら、彼氏にならない?」  まだ互いに素面の、午後の陽光が燦々と降り注ぐ酒場で、私もやけを起こしていたのだろう、おのれの市場価値も何もかえりみずに打診した。彼は顔の半分を手で覆って大いにためらいながら、「正直、二つ返事で応じたい」と口にした。断られるつもりでいたので、驚いた。  いま見ている光景のすべてが夢みたいだなと、明るい日差しを窓越しに受けて輝いている人を眺めながら、そう思った。冬の昼、天使が舞い降りるかと思うような明るさだった。あの瞬間、すべてがまばゆかった。自分がどれほど暗い場所にいたのかを思い知らされるまぶしさだった。
 そんなふうにして、すべての登場人物がかたちの上では合意しつつ、私のポリアモリーとしての人生が不意に始まった。私を含め、誰もの本音はわからないまま。  「ポリアモリー」とは、複数性愛者のことをセクシュアリティとして認めさせるための用語だ。実のところ、私は長いこと、ポリー(ポリアモリーの親語をポリーと言う)のことをセクシュアリティとしては認めずにいた。あまりにも、社会道徳に基づく概念だからだ。これは一夫一妻の家父長制に反発するアクティヴィティであるべきで、セクシュアリティと混同すべきものではない。性のありかたと政治的アクティヴィティは切り分けて語るべきものだ、と思っていた。  それでも、現実にこのような状況になってしまっては、ポリアモリーという呼称はとても便利で、乗りかからざるを得ない。私のこれは、積極性を持つアクティヴィティとはかけ離れた、流れに流さ���た果ての湖だ。新たな川を作ってそこから水を逃すまで、しばらくは湖のなかを泳いでいるしかない。
 いま、すべての事情を話した上で新たに私の人生にコミットすることを決めてくれたその新たなる男を、私はきちんと愛している。彼もまた、私をきちんと愛している。  もちろん、私を抱えきれなくなった旧来の恋人も私を愛しているし、私も彼を愛している。まったく異なる性質の愛だ。親愛と情念という使い分けになるのだろうか。  この状況が歪であることは認めるが、一対一の関係に生じる不均衡に消耗して相手を攻撃するよりは、均衡を保つための手を打って穏やかな関係を創出するほうが生産的なのかもしれない。あなたの提案が有益であったことを、証明したいのかもしれない。  新たなる人は、愛するべき、愛さずにはいられない、美しく賢く人を愛する能力に長けた、誰にも代え難い男だった。あなたの誤算は、私が彼を愛してしまう可能性を見抜けなかったところにあった。
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pureegrosburst04 · 7 months
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〜ある意味で闇堕ちの気配〜
ヴァストローデ女子「女の子に瞬殺されたんだってww」 ヴァストローデ女子B「結局可愛いは正義。レディには敵わないって事よwww」
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2人???「………チッ」
廃墟の壁を拳で🤛打ち付ける金持ち
富豪05「ちくしょうちくしょう!違う…違う❗️❗️純粋硬派柱はこんなもんじゃない‼️そうだよなあ、なあ⁉️❗️」メンチース09「もうアチシ達の時代は終わったんよ。こんなぜーたくな悩み拗らせるなら我等が秘伝と思う本家を継いでいきましょうや……」富豪05「俺達は”””あいつ”””の正体が誰なのかも知れねえんだぞ」メンチース09「アチシはもう何も信じられんわ。今でぃ、耳を澄ましてみなっせ」富豪05「??ああ…」 純粋硬派柱の正統後継者はB(バグ)の女の子だってさ〜初代の裏ストボスの霧島04が貴女には敵いません(>_<)と(黄金の真実)で土下座して手続き取ったってww」男子高校生「ツンツンしたクールビューティが好みとか、やっぱカッコ良くてもオタクだよなww」
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ガンケ「なあ…これみろよ、」マイルズモラレス「本物のサイコパスだ」ガンケ「産まれた時点で性病が35種類ある。まず涙に触れるだけでヤバい。ひょっとしたらこの世には存在しない空気感染もあるかも…」
気を落としながら歩く2人とマイルズは出会った 富豪05「ガッカリだ❗️」マイルズ「どうしたの?😉(まさか…ともちんに性病が発症……僕の血液を渡して済むのか?)」メンチース09「霧島04に生きてて欲しかったんよ 本当の事を聞きたいんよ」富豪05「トップの座だけは計算に入れてほしくなかった」涙をこぼす2人
マイルズ「君たちはさ、お馬鹿なんだね😌。日本人🇯🇵もちゃんと優しいんだね人種なんて関係ない(あんなに冷酷な悲劇の始まりで本物の純粋硬派柱を、しかもおぞましい化け物で檻の中で死ぬべきだった絶対悪の頂点に情けをかけるなんて、これならともちんに対する誤解が勝手に解ける やっぱり黙ってようw)」富豪05「ああ、馬鹿だよ(女王アリだの女王バチだの、何も変わってない。善良な人が強いんだ、所詮”””アイツ(ラスボス)”””も女の子が好きだったんだよ……)」マイルズ「は?なんか心の声が聞こえるんだけど(混乱&錯乱)」メンチース09「天才は理解されない、もうアチシが頂点に立ったんよ(黄金の真実)」マイルズ「え?(恐怖)」
〜数分後〜
マイルズ「(ぷーくすくすくすwww)、そ、、それで(笑いを必死に堪えている)、新たなる純粋硬派柱ランキング1位の””””B(バグ)ちゃん””””を崇拝するんだね?🤭」富豪05「時代は昆虫さ。蜘蛛がそうだろ?www」
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マイルズ「そそそ、そうだね。、(思い出し笑いで腹筋が死にかけている) 凄いよ君達。メタボマッチョ関係なく比率で殺すのは最高だ、。」メンチース09「そう、殺す肉の価値は絶対悪の前では平等なんよ」
マイルズモラレス「なら選択肢は決まってるねえ、なんたるシェイクアップ!(ダメだ……僕はもう爆笑してしまう。) じゃあね❗️うんちしたい❗️(大声)❗️」道行く人「何あの人キモ」
〜過去 ある別次元〜
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ペニーワイズ様から知恵の実を貰って食べたゴールドバズーは自殺する準備をしていた。悪夢から目を覚まして全てを悟った 一緒に独占して盗んで食べた総勢500万人は仲間達は”””純粋硬派柱PureEgrosburst04 霧島狩魔(15歳)”””の登場と共に、自分の睾丸を手で壊れた笑いをしながらちぎり取って焼けこげた鉄板の上に乗せて燃えろ汚物燃えろ汚物と唱えて自分の顔が潰れてギリギリ動けなくなるまで全力で殴ってから額から土下座しながら炙って死んだ だって、そっちの方がマシだったから(赤き真実)
富豪05「あなたは神だ、この過去をずっと待ってた」感動の涙をポロポロ溢す金持ちと メンチース09「パトロン、アンタだけは裏切らない。裏切ったバカはアチシの方ですた 神の歴史は永遠だったんよ」どんな酒に溺れて莫大な麻薬に手を出した快楽を超えた笑顔
???(15歳)「ははは。なあ相棒俺の名前が組織のタイトルなんだってさw」???(15歳)「何が純粋硬派柱だよ無価値なゴミ共 くだらねえ」
???(中ボス)「偽物の宝石💎なんて人糞製造機より生きる価値がねえんだからさぁ(真顔)」
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〜数日後〜
マイルズ「こんにちは😃、遊びにきたよ」彼🕷️はやってきてくれた希望
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御茶ヶ滝「シェイク🥤シェイク😊」超電波油「シェイク🍶シェイク😎」アイエフ「こら!良い子にしなさい油💢」御茶ヶ滝「ハーイ٩(^‿^)۶💙」アイエフ「アンタも茶化さない💢 水と油はこんな時こそ反発しなさいよね⁉️」防聖孤島「(そりゃあアイエフさんは俺の物だよ、💙相棒🧡にも譲らねえ🔥)」マイルズモラレス「あははははあははははWWWW」
〜現在〜
超電波油「ともちんの柿の葉寿司をあの大妖怪さん、気に入ってくれたみたいだ」
マイルズ「またお客さん?」御茶ヶ滝「ちょっとね、」ガチャッ 麒麟丸「俺の時代では味わえない美味だったぞ」
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麒麟丸「⇧実はこれ、相当焦っている証拠だ。””””アイエフ(真主人公)””””に殺された(しかも赤き究極の真実を敢えて使わない程の余裕が生む悩みがあった)事で次元に関わる序盤から勇者殺しの負けイベントのみをブチかますコスト含めて常に使える最強の切り札であり、敵を選び一方的に利益を出せるオチャオチャの能力者”””霧島04(裏ストボス)”””を失ったのは決定的な痛手でしかない もうこれからの二次創造世界で続く未来編第一部以降の未来はポップな雰囲気から変わる事はないだろう SS(サディストサイレン)の裏国家は今の所合計で約10人いれば多い方(みなレイドボスで一枚岩ではない)で、対するB(バグ)の家族達は約2509億人(パーティメンバーとしてならHokutoレベルで最強)。そこから総合して導き出された戦力差は約12億5450万倍(この数字の数だけ喉元に鋭い牙が届くと考えていい)、
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しかもTG(トゥルーグランド)の頂点達が絶対悪の味方になるとは俺には到底思えん。鬼門はもう終わっていると見て間違いない。民を導く将として唯一無二を誇る俺の強敵(友)は護ったんだよ “”””誰も勝てない ラオウには(赤き究極の真実””””)」防聖孤島「一つ聞いていいか?」麒麟丸「なんだ?」防聖孤島「選ばれし者として連れて来られた俺達は何だったんだろう?🫨」
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麒麟丸「お前達は守護女神を喜ばせるためのマスコットなんだろう。{{{{{色恋の話題にされない生け贄としての為だけ}}}}}に水と油を手に入れた当事者のアイエフは見事に騙されているが……
正体を知るほどあの下衆でクズで濃汚い表版仮想大鉱山ですら性欲があってくれ色恋に堕ちてくれツンデレに目覚めて下さいかりちゅまが真っ赤な大嘘なんて嫌だと暗黒殺人卿に絶望の涙を流しながら許しを乞い懺悔する”””🏴‍☠️霧島04(裏ストボス)☠️”””みたいにはいかん
あの女共専用の立派に育った甘くておいしい会話ネタの果実🍒がどれだけ力を付けようと、寧ろ必ず食い物にされて終わりだ😳(👇未来)」
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防聖孤島「泡わわわわ(・・;🫧)何するの⁉️俺は第二のレッドピラミッドシングなんだよ(●🍒 ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾」周りの女神達「うわ〜なんか言ってる…くすくす…ニヤニヤ…」👈(未来😳by麒麟丸)」
防聖孤島「あの人………そんな…そんな理由で、俺達を異世界に連れてきたのか(そして相棒の正体。ベールさんは倒せない、詰んだ🥶)」ガチャ。 ダンスを踊っているマイルズ「おかえり。一緒に踊ろう😊」防聖孤島「旅に出ます」マイルズ「(全部聴こえてきてた、ご愁傷様)……そ、そうなんだ。」防聖孤島「女性から逃げます」マイルズ「(その思考がもう霧島04と違ってダメなんだよ…)」
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emptywaltz · 1 year
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今さら日記という形式で書くにはもう手遅れだし、記述すべきことがなさすぎる。とりわけ面白いことをしていないから近況でも書きます。
最近の楽しかったこと。Seriaでシールやファイルなど、2200円分の大人買いをした。幼い頃に文房具屋に連れて行かれて、1000円以内で好きなものを買えと言われて、あと50円あればペンが10本買えるから50円玉をちょうだいと母親にねだり(当時は消費税が5%だった)、ダメだと言われ悔しい思いをしたことなどが思い出される。今どきの100均には可愛いシールがわんさか売っているね。全部ほしい。親戚から甘いとうもろこしが届いた。茹でたてを歯でこさぐのが好きです。いつもは小鉢の副菜をちまちま作っているのだけど、とうもろこしがあれば不要。でももう食べてしまいました。最近は胃と汗腺のために、夜歩く時間を作っている。この間理想的なフォルムの集合住宅を見つけて、階段を上ってしまおうかと思ったけれど、季節外れの服装でほっかぶりした若い女性が夜間のアパートに忍び込んで通報などされたら大変だから、我慢した。季節外れといえば、気に入っている古着屋の冬物セールで可愛いセーターを手に入れた。毎年春になると「夏の概念」に想いを馳せて夏季限定でしか着られないワンピースなどを買ってしまうのだけど、そもそも日焼けを極端に嫌う自分はデート以外で夏らしい服など着ないことを、7月に入って初めて気づく。というのを毎年繰り返している。秋冬は比較的外に出ることが多いので、セーターやカーディガンを買って損することはない。今年も冬の私に乞うご期待。
最近悲しかったのは、気に入っていた紫のブラウスに小さなシミをいくつか作ってしまったこと。スプレー型の日焼け止めを顔に噴射した際、服にも飛んだらしい。クレンジングオイルと食器用洗剤でも落ちず、つらい。
こうして振り返ると服に関する出来事を鮮明に覚えているらしい。研究分野からわかるようにファッションには強い関心を抱いている。そのため服飾に関連した企業のイベントに参加したり、その手の企業を積極的に見ている。けれども実際に店頭をぶらつくと決定的なことに気づいてしまった。マジョリティのニーズに沿った季節もののラインナップ、企業戦略的にカテゴライズされた陳列、影響元が一目でわかる新進気鋭のシルエット…などを見ていると、私が思う「自分の魅せ方のお手伝い」は企業が考えるそれとは逆方向にある気がしてきた。60sゴシックに寄せて黒装束×ミニばかり着ていた頃は先生に"Fashion Victim"と揶揄されたことを思い出す。それでいい。いずれにせよ、いつか服を作りたいです。
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suddenlyboyz · 2 years
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"お知らせ"
突然少年
3rd AL「ナチュラル・ボーン」リリース決定。
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フォーマット:CD
発売日:2022年10月下旬
規格品番:INCT-333
レーベル:犬の涙
収録
1.笑顔
2.Are you ready?
3.ものがたり
4.ラッキー
5.The model
6.分かっちゃいるけど
mv: https://youtu.be/lxGljclEdGg
7.高田馬場
8.ダイヤモンド・タイムス
9.片想い
ABCマート×アンダーアーマー「青春は、一度きり」CM 挿入歌
■突然少年 are
Gt.Vo 大武茜一郎
Gt.カニユウヤ
Ba.とだげんいちろう
Dr.篠原賢
■レコーディング
四ッ橋 LM studio
■エンジニア&マスタリング
須田一平
■ジャケットイラスト
永畑智大ことファミリーレストラン
(まんが彫刻家)
応援コメント: ナチュラルボーンということで、弱肉強食と生きる喜びと笑顔そんなかんじです。
■デザイン校正
Hinako Nagai
犬の涙 HP
https://inunonamida.theshop.jp
3rd Albumは基本的に流通通さず
ライブ会場、又は犬の涙onlineにて購入可能。全国の友だち知り合いのレコード店、雑貨屋、展示スペース、飲食店にも順次置いてもらいます。連絡頂ければあなたの街にも是非CD置かせてくださいっ!3rd Albumサブスクリリースは来たる2023年 4th Albumリリース時に解禁予定。
突然少年profile
思春期に音楽にのめり込み恋に青春、暴力的な感情まで全てバンドと共に過ごす。CDやレコード、本を買っては常に自分の知らない事を知りたくて気付けば机の上は余白なし。飲み物は楽器。2012年中野区の高校の軽音楽部のバンドを組めなかった余り物で結成。結成以降どんどん音楽にのめり込み時に呪われ2017年以降は全国各地120本以上のライブを繰り広げ各土地に伝わる洗礼された土着的音楽、風習を肌で摂津し生きる面白さを享受する。2020年から現在世界を斡旋するパンデミックを体感しバンドとは何か?と初心に帰るべくバンド名を一時的に『初恋』に改名。一方では近所に友人だった篠原賢が引っ越してくる。皆とよく遊ぶようになる。家族や友だち、仕事上司から助けられて2022年6月バンドに篠原賢をドラマーとして迎え突然少年を再開。右葉曲折この度10月30日に3rd Album「ナチュラル・ボーン」を満を持して自主レーベル「犬の涙」からリリース。悩んでもがいて産まれた日々の結晶がなんとも眩しいバンド史上の傑作が出来上がった
乞うご期待!!
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bearbench-tokaido · 1 month
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六篇 下 その六
五条新地の遊所をひやかしている弥次郎兵衛と北八。 さて、夜も更けて午前二時ごろ。
そこに吉弥は、はっと目を覚まして、 「もしなもしな。よう寝てじゃな。」 と北八を起こす。 「ああむむ、なんだなんだ。」 「わしやお手洗いにいきとうなった。」 と吉弥は、おきあがったのだが、枕元に放り出してある北八の着物を着て帯を引きしめると、 「おまいさんの着物、ちょっとかしておくれや。 わしゃこれきて男のふりして、下の衆をだましてこまそわいな。」 と言う。 寝ぼけ眼で北八が、 「よく似合てる。それがいいそれがいい。」 「でも、顔を隠さないと、これじゃあかんわいな。」 と吉弥は、手ぬぐいをとってうちかぶり、下へ降りていった。
北八は吉弥が便所から帰ってきたらまた、もてなしてくれるだろうかと思うと寝られなくなってしまった。 寝床の中であっちを向いたり、こっちを向いたりしていたのだが待てど暮せど、かの吉弥はいっこうに帰ってこない。 さては外にいい男でも、有るのかと今しばらく待ったのだが、外がうっすらと明るくなってきてそろそろ、夜も明けようかとする頃になったので、北八は待ちきれなくて手を何度か打ち鳴らした。
下より女房かけあがりて 「どなたぞ、およびなされたかいな。」 とのぞく。 北八は、女房に、 「おお、ここだ、ここだ。 わっちのおやまは、さっき下へ降りたが、それから戻ってこない。 ちょっくら、呼んでくんなせえ。」 と問いかけると、 「さあそのことで、下は大さわぎでござんすわいな。」 「なぜなぜ。」 「あのおやまが男の着物着て、走ったさかい。」 と憤慨したように言う。 北八は、 「なに!?走ったとは、逃げたのか。 そりゃ大変だ。その男の着物というのは俺のだ。」
女房はびっくりして、 「そうかいな。そりゃ、又何としておまいさんのを着ていたぞいな。」 「いや下へいって、みんなを騙してくるから貸してくれろといって。」 「それで、貸しなさったのかいな。」 と女房は、あきれている。 「そうさ。で、そのおやまが逃げた事は、こっちには関係のないことだから、着物をここで弁償してもらわねえといけねえ。 下へそういってくんなせえ。はやくはやく。」 と北八は、平気な様子で言う。 全く、事の重大さに気が付いていない。
女房は、 「まあ、なんにいたせ、そないに言いましょう。」 と下へおりていと、まもなくここの亭主とみえて派手などてらをきた、でっぴりとふとった大男が料理番の男ども、二、三人を引き連れてどやどやと二階へ上がってきた。 亭主が、北八の枕元に立はだかり 「これ、吉弥に着物貸したというわろは、こなんかいな。」 「おお、俺だ俺だ。」 と北八。
亭主は、 「おどれかい。腹黒い事さらしたな。まあ、おきくされ。どれ、面見さらせ。」 と言うので、 「いや、この丁稚らは、何で俺をそのようにぬかしやあがる。」 と北八は、食って掛かる。 「ぬかしたがどうすりゃ。 おどれ、吉弥めに着物かして走らせおったからは行く先はしってけつかるじゃあろ。正直に、ぬかしやがれ。」 「とんでもないことをいう。どうして、俺が知るものか。」 「いやいや、そないにぬかしさらしても、われが人に頼まれて手引きをしたに違いないわい。」 「こりゃ、貴様たちは、変な言いがかりをつける。」 「言い訳すな。ひきずりおろせ。」 と皆々立かかり、北八を手ごめにする。
このどさくさに弥次郎兵衛も目をさましこの様子を見て、跳ね起きて飛んで出ると、 「こりゃ俺の連れが、何をした。うぬらこの男をどうするんだ。」 と亭主に付きかかると、料理番の一人が、 「いや、こやつも同盗じゃあろ。二人ともひっくくれ。」 といずれも、屈強な男度もだから弥次郎兵衛と北八の両方ともが下へ降ろされ、縄でぐるぐるまきに縛り上げられてしまった。
弥次郎兵衛はいっこうに合点がいかなかったが、すべての事を亭主から聞くとびっくりした。 北八も今更ながら、おやまに自分の着物をかした事を後悔している。 確かに疑われても仕方がないが、だからとはいえこのような目にあったのが悔しい。 いくら説明しても誰も取り合ってくれず、台所の柱のところにつながれている面目なさはいうに耐えない。 その上、夜があけて近所のもの共がおいおい見物にきだした。
その内に、この家と商売仲間の亭主らしい男がやってきた。 少し小利巧にものをいうこの男、名は十吉という。 「わしゃ、今聞いたが、吉弥めが、とんでもないことをさらしたげな。 その手引きしたやつらはどしたぞいな。」 「あこに、括っておいたわいの。」 と亭主が答える。 「店主、呼んであずけさんせ。」 「旅の者じゃと嘘つきさらして、ほんまの家をいわんわいの。」 「そりゃ、気の毒なもんじゃわい。」 と二人がしばられているそばへきて、十吉は、 「これ、こなんたちは、悪い奴らじゃわい。 そりゃ、わしと友人とでもいうなら、助けてやらんでもないが、そうでもないしましてや、事がこれだけ大きなりゃどうしようもない。 正直に全部話して、楽になるのがえいわいの。」 と話しかける。
「いや、わっちらは、ちっとも知りやせん。 ただこの男が、ほんのしゃれに着物をかしたばっかりで疑いうけたというもんだから、どうぞあなたのお力で、わっちらを助けて下さいませ。 これ、手をあわせておがみたくてもしばられているから、足を合わせておがみます。 こりゃ北八、お前も、お頼み申せ。」 と弥次郎兵衛が言う。 北八も、しょげ返って、 「はい、南無。金毘羅大権現さま、この災難を免れますように、南無。帰命頂礼。帰命頂礼。」 と仏を拝する時に唱える言葉を繰り返す。 「ええ、何ぬかすぞい。 金毘羅様を祈るなら、そないなこっちゃきかんわい。 幸いおどれ裸でおるから水あびてから、祈りくされ。」 と亭主がいう。 「いや、わっちは根っから金毘羅様を信じておりますが、これまで願掛けするのに人と違って水をあびて寒い目してはききやせぬ。 それとは逆に着物を着込んで、卯の花汁に熱燗をひっかけたうえに炬燵へ首っきりで願うと、すぐに御利益がござりやすからせめて着物はきずとも、いっぱいあつくして下さりませんか。」 と北八。 「ええ、尻でもなぶりやがれ。」 と亭主。 「いや、もっともでございやす。 わっちこそは、この男の巻き添え。ほんの災難。 それにこんな目にあいますと、持病の癪がさしこんで、あいたたた。」 と弥次郎兵衛。 「しゃくが痛いなら、縛っている縄をもちっと硬とう締めてやろかい。」 「いえいえ、わっちが癪は、甚句をおどるとおさまりますから、どうぞこの縄といて下さりませ。」
このやり取りを聞いていた十吉は、 「ははは、こりゃまったくだらしない奴らじゃわい。 勘太さんゆるしてやらんせ。結局こいつらは、えらいあほうじゃ。 なるほど吉弥めに、だまされくさって、着物をかしたまでのこっちやあろぞいな。」 と言う。 「そやな、そないにいわれりゃ、確かに賢うは見えんわ。 関わるのも時間の無駄やいな。 立ち去らせてやろかいな。」 亭主も時間の無駄だと想い出してきた。
そのやり取りを聞いて、北八は、 「それはありがとうございやす。 でも、わしは、この裸のままではかえられやせん。」 「いなれば、いなすんな。いなすんな。 こっちにも、考えがあるさかい。」 「いや、そんなら、帰りましょう。」 「さあさ、いなんせ。ほんにあほらしい衆じゃわいな。」 と二人の縄をといてやると、弥次郎兵衛は、 「北八、お前のおかげでとんだめにあった。」 「それよりか俺は、この通り着物を取られて、はあ、くしょん。おおさむさむ。」
亭主は、この様子に、 「ははは、あんまりかわいそうじゃ。何なと、一枚くれてやろかい。」 というと、北八が、 「ありがとうございやす。どんなものでも、どうぞいただかして下さいやせ。」 亭主は、 「ええ、乞食めが、いうようなことをぬかしけつかる。 こいつらに似合たように、納屋のござ一枚、もって来てやれやい。」 と言うと、下男が、 「いやここに昨日の米俵がある、これ着ていかんせ。」 と足で、米の入っていない米俵を北八の方におしやる。
北八は、 「なに、それを着ろって言うのか。ええ、情けないことをいう。」 「せっかくの俺たちの志じゃ。着ていなんかい。」 「はい、ありがとうございやす。 せっかくのお志でございやすがわたくしにはやはり、裸が似合っておうようでござりやす。」 亭主の剣幕にたじろいだが、米俵を着るよりはましだ。
弥次郎兵衛は、 「まったく、要領の悪い男だ。俺の雨合羽をかしてやろう。」 と自分のもめんがっぱをとって、北八にうちきせながら
うとましや かいたる恥も 赤はだか 合羽ずかしき 身とはなりたれ
と、詠む。 それを聞いて連中は大笑いとなり二人は、やっとのことでここを出ると急いで、歩き出した。
これで、六篇 下は終わりです。七篇 上に続きます。
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retepom · 5 months
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本誌感想と朗読劇余韻(早口)
労働が“現実”過ぎてどうしたものかと頭を抱えた本日。同僚への土産菓子は好評だったのでヨシとする。とりあえず合併号明けの本誌なのでざっくり好きポイントに触れつつ後半は朗読劇関係の早口感想(くるっぷ拡大版)になります。脳内再生するときは思ってる3倍早口にしてください。では本誌から。
サカデイ 篁さんやっぱり妖怪じゃねーか!!!となりました 神格化してる方の怪異に違いない 怖すぎて命乞いすら諦めるレベル
ヒロアカ 本当に色々あったけれどここへ来て『ヒーロー』の在り方が本当にシンプルな領域に戻ってきていて……「頑張れ」の声が力になる…「初日の下校を思い出す!」の台詞でもう涙腺が限界を超えているのに「今なら彼女が言っていたこともよくわかる気がするよ」は反則だよ飯田くんさァ!!麗日さんの言葉ってずっとあったかいんだよ 言われた本人以外の心にもこんなにも残ってんだもん…あらゆる頑張れの先にサブタイが爆発すんのたまんねぇ〜〜〜ッ!!
超巡 「俺が狙う」からのコンビネーション片腕ショット 嫌だ 警視をカッコイイと思いたくない!!嫌だ!!!がっ"ご"い"い"なんなの やめてください 助けて チャラになるくらいキモさが爆発してくれなきゃ困る あとけなぽん(?)が私の王道脱線センサーに引っかかって絡まってるんですけれど 身長差と絶妙な立場にギュッッッときちゃったどうしたらいい 埋め合わせで食事とかしてくれませんか???
キルアオ 元嫁!!元嫁俺だ!!!好き過ぎて取り乱してしまうくらい好き 瑛里さんの後れ毛をそよがせる風になりたい 日常の安心感もそこそこに次の案件が舞い込んでくるの週刊のテンポしてて良い
呪術 お兄ちゃ………ブラザー!!!!!!!!!!!!ウワアアアアアァ東堂ッッああぁ おわ
ロボコ 仲良し三人組+ロボコのワチャワチャ回は安定感すら感じる ガチゴリラがまた人をやめているがそれも良い あったかいオチにしてくれるの好きです ギャグ枠は超巡とアンケ割れちゃいそうで怖いけれどこのままどっちも読ませて欲しい……
あかね噺 現在と過去の回想演出がうますぎるんだよ…天才……?まいける兄さ"ん"ッ!!!「範を示そうか」が貫禄とセクシーの合せ技一本で困る 諏訪部さんの声がしてもおかしくないレベル まいける兄さんの落語マジで楽しみ
アンデラ 超弩級組織最終兵器対神波動砲!!超弩級組織最終兵器対神波動砲じゃねーか!!!完成度高くね????改魂 ファン=クーロンの魔貫光殺砲ってこと?????(???????)ソウちゃ…なんでそんな“人間”みたいな顔するんだよ 仲間の消滅に何を想う……ニコイチがいままで散々じれったかったのに一晩で急に付き合うもすっ飛ばして結婚しましたされるラボメンの心境を140字程度で述べよ なおファン=クーロンは徒歩で帰るため事情説明には加わらないものとする
アネモネ 海月ちゃんが仲間に加わるなどあったけれどナニワ系ミュータントが引き続きいい味を出している しかし急展開 どうしたんだ
グリグリ 感情の発露と余韻演出の良さにも関わらず順位があまりにも厳しい……もっとゆっくり読める漫画雑誌ならあるいはと感じてしまう…
掲載順でザクザクっと触れていきましたが合併号明けはやはり読み応えがありますね。ジャンプラの方はスパイファミリーがよォ…!!過去回想なのにこんなにも情緒がめちゃくちゃ つらい
さてここからは土曜日に現地で見てきた朗読劇のお話と余韻になります。だいぶキモいので読まなくても大丈夫です。当日ポスト+くるっぷ+αくらいの乱文となります。
当然ながらガチ勢の方が多い中ひっそりソロ活して帰ってきたオタクなので(現地交換はやったれェ!!という気持ちだったが)
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語り尽くせぬあれやこれやがあるんですが あの空間で体験したエンターテイメントを言葉で出力する語彙が欲しい ちなみにプレミアムシートがどれくらい前方だったかというと演出の火柱が上がるたびに「あったけぇ…」となる位置にいました。火柱に爆発に煙に光にと舞台演出がとんでもなくて 声優さん達は基本の立ち位置から動かずにお芝居するんだけれどしっかり画が想像できて動きも感じられるし ストーリーも全編シリアスってわけでもなくてわりとコメディもありあたたかさもあり…これが新時代のエンタメか……中村杉田がイチャついてたと思ったら中村沢城もイチャつきだすし諏訪部沢城はしっとりクソデカ感情で困る 安元梅原兄弟はやりとりが終始愉快 我が弟は間が悪い 持ちネタかな?年齢の末っ子は梅原ガレスなんだけれど精神的末っ子は杉田モードレッドなんです 今も昔もお前は一人ぼっちが嫌い…大塚さんはみんなのじいじだった 泣いちゃうよこんなん……中村さんが“純粋”なんてそんなまさかと思いながら見てたせいでエクスカリバーの件に妙な納得感があったのは私だけではないはずだ……モードレッドの“もう一人は嫌だ”という意識による「お前たちより先にアヴァロンへ行きたい」はズルいじゃん……あざとい…緊張しすぎて安元さんを直視しきれなかったキャスト紹介は基本中村さんが読んでてその間他のキャストは拍手したりこっちだよって手で合図してたりするんだけれど安元さん本当に全身でそれをやってて自分の後ろにいた人の紹介のときはちゃんと立ち位置から離れて見えるようにしたりポーズで賑やかしたり本当に気遣いの人 Xでポストもしたんだけれど待機モーションのときめちゃくちゃ足開いて座ってるの大好き あと梅原さんはマジでクールな男前ハンサムでした。千秋楽後のポストも写真撮ってない中村さんと写真で余韻をひとり締める安元さんの対比がも〜〜〜最高かよ?ってなったオタクです。そして梶田さんはあげてくれる。わしゃがなでもまた話題に出してくれるといいな〜!安元さんは本日も夜あそびで明日はコーポとこんなに供給が多くて大丈夫!?れてぽんは推しが多忙過ぎると心配になるタイプのオタクだよ!!!今日も元気をありがとうございまああぁすッ!!!!!!!(財布の紐をブチ抜いてDVD予約に踏み切るgif)
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txtmatango · 6 months
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『アメリカ兵 パンパンと僕ん家』 朝霞米軍基地の兵士たちとの交流を描く紙芝居
田中 私の家は「貸席」という、今日のラブホテルでした。戦後、朝霞にキャンプドレイクという基地ができて第一騎兵師団、4千名が入ってきた。同時に全国から米兵を相手にするおねえさんたちが押し寄せてきた。その人たちは住むところも何もない。うちはたまたま、戦前、戦中、貸席をしていた。当初は当時公民館も何もないので、会合のある時使わせて、そのうち地方まわりの芝居が、駅前に舞台を開き、うちへ来て、安く泊めてと。あと、東京から来る芋掘りの人たちがうちで作業着に着替えていく。いつの間にか、いくらか部屋代ももらう貸席業になる。おねえさん方も来る。するとそういうおねえさん方が兵隊を連れて来て仕事をするところになる。一般の人は来れなくなり、そればかり集まるところに。
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僕が子どものころは、よくいじめられた。遊び仲間や同級生にいじめられるのではなく、そのお母さんとかにいじめられた。「パンパン屋の子、淫売屋の子と遊ぶんじゃないよ」と。
              〜中略〜
独立記念日にキャンプが開放
田中 7月4日のアメリカの独立記念日にはキャンプが町民に開放されました。ゲートは4つあり、一番大きいのが南ゲートで、昔南栄と言ったところで、キャバレーやバーやあやしいところがいっぱいあった。そこからも入れるけれど、僕たちが入ったのは駅前通りの、今の市役所近くの郵便局のところに、北ゲートというのがあった。そこから入って、独立記念日の会場に押しかけた。
何があったかというと、まず子供たちは食い放題、飲み放題。飲んだことのないコカ・コーラ、それからアイスクリーム、コーン、サンドウィッチはある、ジュースはある。アメリカのお姉さんが、こういう格好をして、キャンデーを配ってくれる。皆々は我れ先に馳け寄ります。もちろん大人も押しかける。人、人、人で溢れます。毎年7月4日が楽しみでした。
興味深かった女の子のダンス 自由なアメリカ
ここで一番興味深かったのは、刈り込まれた芝生広場で、アメリカンスクールの生徒でしょう、僕たちと同じ年ごろの女の子が、ダンスをする。今で言うチアリーディングというやつ、おそろいのお尻が丸見えの短いスカートで、 エイヤッと脚が上がり、きれいで可愛くて、ぼく達は声も無く、魅入るだけです。
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僕はこの時初めて、アメリカはなんでこんなに自由なんだろうと思ったのです。日本なら子ども達が運動会で何かをするとき、体格のよい順にぴしっと並べる。上手な子、可愛い子を前に出すとか、きれいなものを着ている子を前に出すとか。当時は貧しかったので小汚い恰好をしている子ばかりだった。どうしてもそうなる。アメリカはそれがない。デコボコで構わない。下手な子も上手な子も一緒に並べている。上手な子はピンと足が上がる。太った子がいて、足が上がらない。でも一生懸命やっている。日本の僕が行っている小学校なら、あの子は一番後ろに下げるはずだ。ところがその足の上がらない太った子は一生懸命やっていて、アメリカはすごいなあと。ダンスが終わり、一人一人名前を呼ばれ、お辞儀をする。足の上がらなかった子が一番拍手をもらっている。
いじわるだったのは日本人の守衛
ここにMPが立っている。この姿は色もほとんど正確です。他に、日本人の駐留軍労務者という、守衛のような人たちがいました(青い服)。その人たちがえばっていました。やたら入ってくる人出ていく人に、向こうではタダで配っているのに、ものを持ち出していないかと因縁をつけたり、わざわざ子どものポケットを探ってみたり。日本人の守衛さんにはずいぶんいじめられた。
              〜中略〜
田中 その頃は、子どもが進駐軍をこわがったり、一方で「ギブミーチョコレート、チューインガム」と言いながら追いかけたという話をよく聞くんですが、僕はその経験はまっ���くないです。アメリカ兵の方から、寄ってきてくれた。たまたま僕はこわいという気持ちがないから、呼んでいるとわかる。行くと、ポケットから出していろいろなものをくれる。するとあいつもらったと、みんな寄ってくる。兵隊もみな若い。自分たちのあんちゃんみたいなもの。弟みたいのが寄ってくれば、可愛いでしょう。
特にうちには、当時秋田から中学校終わって東京に出てきてたまたまパンパンになってしまったおねえさんがいた。その人は、ベリーさんという名を黒人兵からもらって、うちの貸席に長期滞在していた。その人にも可愛がってもらって、そのベリーさんの特定の相手、当時オンリーさんといいましたが、黒人兵で年中スティックをお尻のポケットに入れていて軍楽隊のドラマーだったトニーさんにもずいぶん可愛がってもらった。
ベリーさんは結局は殺されるんです。同業者、パンパングループから殺される。トニーさんとベリーさんのお話を描いた「ベリー嬢奇譚」というのが独立した紙芝居になっています。その話はかなり長いことやっており、自分では一番好きな話です。
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ベリー嬢奇譚
ベリーさんは、中学終わってすぐ、秋田県北秋田郡米内沢村というところから出てきた。米内沢にいても仕事などなかった。大きなお宅の女中や子守に行くとかが関の山なんですって。家も貧しかったらしく、子どもも大勢いて、中学を終わって、東京へ行けば何とかなるだろうと出てきた。最初上野に着いた時、東京に出てはきたが何をしてよいかわからない。右も左もわからない。歩いていたら「女中入用」と貼ってあった。それは上野の地下道のしなソバ屋だった。とにかくいいや、使ってくださいと。物置みたいな中二階しか空いていないがそこでいいならと。
そこに2、3ヵ月いたらしい。わずかな給料もらって十分満足していたが、上野は売春婦の本場で、そういうおねえさんたちがご飯を食べに来る。おねえさん方はみないい格好をして、話しているうちに、「あんたここでいくらもらっているの。こんなところにいてもつまらないよ。私たちと同じ仕事したら」。うっすらどういう仕事かわかっていたので迷っていたら、「大丈夫。私たちがちゃんと教えてあげる」。ところがあまりに田舎者過ぎて上野ではうまくいかなかったらしい。そしたらそのうちの一人が「朝霞に行けば」と。その気になって、朝霞に着いた。朝霞駅に着いて困った顔をしていたら、私の家に貸布団を入れているおじさんがいたんです。大宮から来るおじさんで、今でもそのお店はあります。そのおじさんとたまたま会って、どこか泊まれるところを知らないと言ったら、それなら「俺がいつも行っているところに頼んでやるよ」と、最初にうちに来た。おふくろも話を聞いて、うちも商売をしていてお手伝いさんがほしいから、うちで少し働いてみるかい、と言った。そうしてください、ということになった。
その人がうちの使いで通りに出た時、黒人兵とぶつかった。その時、何となくこの人はいいひとだなと思ったそうです。その黒人兵は、片言の日本語ができ、話しているうちに、どこにいるのか、私はこの家で働いている、住んでいるのか、住み込みです、夜遊びに行っていいか。私の一存では返事できない、お母さんに聞いてくる、と。おふくろは、元々アメリカ兵と付き合っていい暮らしをしたい、国にもカネを送りたいと思ってきていることがわかっていたから、黒人兵もいい人だと見たんでしょう。ということで付き合いが始まって、中学を終えたばかりでトニーさんのオンリーに成ります。 トニーさんは色白のベリーさんが大好きでした。オンリーになってもアメリカ兵はずるかった。適当に遊んで、うっちゃって、また他をと。その黒人兵トニーさんはベリーさんをすごく可愛がった。ベリーさんは、当時朝霞で誰も着ている人がいなかったチャイナ服をいっぱい持っていた。成増と下赤塚の間にグランドハイツという米軍の住宅があり、その前に中国人の経営するテーラーとかドレスメーカーがいっぱい並んでいた。そこへ連れて行ってチャイナ服を作らせた。最初はもったいなくて着られなかったが、トニーさんは毎日着ろと。ベリーさんがそれを着て駅前に出ると、当時乞食パン助と言われたくらい兵隊をつかまえるのに必死になっている子たちばかりだから、ろくなものを着ていない。そういう子たちから見ると、あのやろうなんだ、たまたまいい兵隊見つけたからと言ってでかい面するな、といじめられたらしい。そこではいつもおふくろが出て行ってかばった。
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ベリーさんも、おふくろのところから離れられなくなって、結局4年ほどうちにいることになるんです。結局、トニー��所沢の基地に転属になります。それでベリーさんも狭山に住むことに。狭山に行ったんだけれど、どこに行っても縄張りがある。朝霞にも白百合会というグループがあり、よそから来る女の子をみな一回おどかしてグループに入れて上納金を取る。拒否するとリンチを加える。ベリーさんもその土地のグループに目をつけられ、殴ったり蹴ったり、内臓破裂で死ぬ。しばらくしてから、風のうわさというか、朝霞にも流れて来て。朝霞では、「あの黒人がベリーさんを殺したに違いない」と言われた。おふくろは「違う、トニーは決してそんなことをする人ではない」と言い張っていたそうです。
結局は、土地のパンパングループに殺されたということがわかった。それからしばらくしいて、トニーさんがうちに来た。「お母さん、僕のモーニングスター、ベリー死んだよ」と、おふくろにしがみついて泣いたんです。僕はその時学校から帰ってきて、ランドセルしょったままそばにいて。いつもトニーに遊んでもらう時はトニーのベルトに指2本突っ込んで振り回してくれる。その時も同じことをしてくれたのですが、トニーが泣いたんで、よくわからないが僕も泣いちゃって。ここが、紙芝居のラストなんですが、必ず僕は泣いてしまいます。
女性紙芝居師が引き継いでくれる
昨年、浅草の吉原のこうした話ばかりを集めているカストリ書房という本屋さんから朝霞のパンパンがいたころの紙芝居をやってくれないかと声がかかった。その時、たまたま本職の紙芝居屋さんも何人かいて、その中の女の紙芝居屋もっちぃさんが、「金ちゃんが泣いちゃってできないなら、私にやらせてくれないか」と。それでその人が、今やってくれています。
―田中さんはパンパンと呼ばれた女性たちをおねえさんと呼ぶ。
田中 可愛がってくれたおねえさん方です。みんなはパンパンとかパン助とかパンパンガールと言ったけれど、おふくろは僕に決してそんなことばを使ってはいけない、おねえちゃんと言えと。おねえちゃんと言われると向こうもうれしく、弟みたいに可愛がってくれた。いろいろな、珍しいものをもらった思い出がある。おねえさま方に対して、僕はいやな思い出、悪い思い出がないです。何かがあったら、味方をします。
富山の薬売りだったおねえさん
うちに、僕が赤ん坊の頃から来ていたという富山の薬売りのおねえさんがいたんですよ。ゆきちゃんといいました。その人がある時から突然来なくなった。箱に薬を詰めたままでお金も取りにこないし。おふくろが心配していたら、ある時突然アメリカ兵と来て、「私今度メアリーになったんよ」と。薬売りではきれいなドレスを着られない。だからハニーさんになった。ハニーさんも僕が勝手につけた名で、パンパンという呼び名をなぜか女の人はいやがる。どうしたらよいかと思っていたら、アメリカ兵はおねえさんを呼ぶ時に例外なく「ハニー」と呼ぶ。ああハニーさんと呼べばよいと、それからハニーさんにしたんです。薬売りのおねえさんもハニーさんになり、当時いい思いをしたおねえさんもいっぱいいる。ただ、どうしちゃったわからないおねえさんもいっぱいいますが。
―田中さんは記憶力がすごいです。
田中 僕が中学・高校(獨協中学・高校)に入った時、3年生に美濃部という珍しい名の先輩がいたんです。その子が休み時間になると重量挙げをやっていた。僕もいつも見に行っていたら、ある時、持ってみろと。後で聞いたら50キロだったらしいですが、それを僕は挙げた。美濃部先輩は「すごい。坂田金時の再来だ」と言った。同級生が聞いて、最初は「金時さん」と呼ばれていた。それが「金ちゃん」になり、中学から高校を終わるまでずっと「金ちゃん」で通した。いまだに、「金ちゃん」。美濃部先輩は後の古今亭志ん朝です。
―これからも紙芝居を。
田中 他にすることもないし、何とか続けたいです。
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reallypaleninja · 6 months
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わたしには金や銀はないが、持っているものをあげよう。
使徒言行録3・1-10
わたしには金や銀はないが、持っているものをあげよう。
使徒たちの宣教
その日、3・1ペトロとヨハネが、午後三時の祈りの時に神殿に上って行った。2すると、生まれながら足の不自由な男が運ばれて来た。神殿の境内に入る人に施しを乞うため、毎日「美しい門」という神殿の門のそばに置いてもらっていたのである。3彼はペトロとヨハネが境内に入ろうとするのを見て、施しを乞うた。4ペトロはヨハネと一緒に彼をじっと見て、「わたしたちを見なさい」と言った。5その男が、何かもらえると思って二人を見つめていると、6ペトロは言った。「わたしには金や銀はないが、持っているものをあげよう。ナザレの人イエス・キリストの名によって立ち上がり、歩きなさい。」7そして、右手を取って彼を立ち上がらせた。すると、たちまち、その男は足やくるぶしがしっかりして、8躍り上がって立ち、歩きだした。そして、歩き回ったり躍ったりして神を賛美し、二人と一緒に境内に入って行った。9民衆は皆、彼が歩き回り、神を賛美しているのを見た。10彼らは、それが神殿の「美しい門」のそばに座って施しを乞うていた者だと気づき、その身に起こったことに我を忘れるほど驚いた。
答唱詩編
詩編105・1+2、3+4
わたしの心は神のうちに喜び、その救いに喜びおどる。
詩編105
105・1神に感謝してその名をたたえよ。 諸国の民に神のわざを告げ知らせよ。 2賛美の歌を神にうたい、 そのすべての不思議なわざを語れ。
3尊いその名をたたえよ。 神を捜し求める者よ、心から喜べ。 4神にその力を求め、 いつも、その顔を慕い求めよ。
福音朗読
ルカ24・13-35
アレルヤ、アレルヤ。きょうこそ神が造られた日、喜び歌え、この日をともに。アレルヤ、アレルヤ。
ルカによる福音
ちょうどこの日は週の初めの日であったが、24・13二人の弟子が、エルサレムから六十スタディオン離れたエマオという村へ向かって歩きながら、14この一切の出来事について話し合っていた。15話し合い論じ合っていると、イエス御自身が近づいて来て、一緒に歩き始められた。16しかし、二人の目は遮られていて、イエスだとは分からなかった。17イエスは、「歩きながら、やり取りしているその話は何のことですか」と言われた。二人は暗い顔をして立ち止まった。18その一人のクレオパという人が答えた。「エルサレムに滞在していながら、この数日そこで起こったことを、あなただけはご存じなかったのですか。」19イエスが、「どんなことですか」と言われると、二人は言った。「ナザレのイエスのことです。この方は、神と民全体の前で、行いにも言葉にも力のある預言者でした。20それなのに、わたしたちの祭司長たちや議員たちは、死刑にするため引き渡して、十字架につけてしまったのです。21わたしたちは、あの方こそイスラエルを解放してくださると望みをかけていました。しかも、そのことがあってから、もう今日で三日目になります。22ところが、仲間の婦人たちがわたしたちを驚かせました。婦人たちは朝早く墓へ行きましたが、23遺体を見つけずに戻って来ました。そして、天使たちが現れ、『イエスは生きておられる』と告げたと言うのです。24仲間の者が何人か墓へ行ってみたのですが、婦人たちが言ったとおりで、あの方は見当たりませんでした。」25そこで、イエスは言われた。「ああ、物分かりが悪く、心が鈍く預言者たちの言ったことすべてを信じられない者たち、26メシアはこういう苦しみを受けて、栄光に入るはずだったのではないか。」27そして、モーセとすべての預言者から始めて、聖書全体にわたり、御自分について書かれていることを説明された。
28一行は目指す村に近づいたが、イエスはなおも先へ行こうとされる様子だった。29二人が、「一緒にお泊まりください。そろそろ夕方になりますし、もう日も傾いていますから」と言って、無理に引き止めたので、イエスは共に泊まるため家に入られた。30一緒に食事の席に着いたとき、イエスはパンを取り、賛美の祈りを唱え、パンを裂いてお渡しになった。31すると、二人の目が開け、イエスだと分かったが、その姿は見えなくなった。32二人は、「道で話しておられるとき、また聖書を説明してくださったとき、わたしたちの心は燃えていたではないか」と語り合った。33そして、時を移さず出発して、エルサレムに戻ってみると、十一人とその仲間が集まって、34本当に主は復活して、シモンに現れたと言っていた。35二人も、道で起こったことや、パンを裂いてくださったときにイエスだと分かった次第を話した。
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aya-azana · 6 months
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スクレイピング・ユア・ハート ― Access to SANUKI ―
あらすじ 平凡な大学院生である丸亀飛鳥。 新規気鋭のイラストレーターで、飛鳥の後輩である詩音。 四年ぶりの再会を経て、二人は奇妙な出来事に巻き込まれていく――――
 物語の始まりなんて、なんでもよかった。  偉人の言葉を引き合いに出して、壮大な問題を提起する冒頭が思いつかない。洒落た言い回しを使った、豪華絢爛な幕開けが思いつかない。ああ、思いつかない。とにかく、思いつかないの。  一般教養が足りないとか、センスがないとか、そんなんじゃない。  ただ、平坦。二十三年生きた人生に山も谷もない。  一般的な都内の中流家庭に産まれ、すくすくと成長し、苦難なく小中高大を卒業。  特に研究したいこともないが、働くのが嫌で大学院へ。研究生活の中で平均くらいの能力を身につけ、今でもゆるゆると日常を謳歌している。  そんな人間が想い描く物語だ。たとえ始まりを豪華絢爛にしたところで、面白くともなんともない。  だから、始まりなんてなんでもいいん『そんなことないわ』  ……そうかしら。それなら、もう少し頑張ってみ「お願いだから止まって、止まって!」  ……どっちよ。  これは、寝る前にするちょっとした妄想。クラスを占拠した悪漢を一人でやっつける、みたいなもの。  目を瞑っているのだから周囲は真っ暗だし、私以外の声が聞こえるわけ「先輩!先輩!しっかりして!」  うーん。うるさいわね。  聞き覚えがある女の子の声。少しガサついていて綺麗な声音ではないのだが、なぜか心地よくて、落ち着く。  ……寝る前に聞く、ちょっとえっちなASMRの切り忘れね「先輩!?」。面倒だけど一度起き『ダメよ』
 身体がビクン、ビクンと震える。
 表面上は高潔な雰囲気を纏っているものの、ねっとりとした厭らしさが滲みでて、根底にある魔性を隠しきれていない女性の声。  今まで一度も聞いたことがない。声の主なんて知るはずがない。それでも狂しいほど切なく、堪らないほど愛おしい。  そんな声が全身を駆け巡り、電撃のような痺れとなって身体を激しく愛撫したのだ。  『貴女の全てが欲しいの』  唐突に発せられた媚薬のような愛の囁きに、動悸が早くなって頬が火照る。恋愛感情に近い心の昂りが瞬く間にニューロンを焼き焦がして、身体にむず痒い疼きを与えた。  『貴女は快楽の熱で、ドロドロに蕩かされていく』  そう告げられると、容赦ない快感が次々と身体に打ちつけられ始めた。  堪らず身を捩ろうとするが、金縛りに遭ったように手足が動ない。舐めしゃぶられるように身体中が犯され、許しを乞うことすらできない。ただ一方的にジュクジュクとした甘ったるい快楽の波が全身に蓄積していく。  やがて許しを懇願することさえ忘れ、頭の中が真っ白に染まってしまう。もう耐えきれない、決壊してしまう。  『そして、深く深く流れ落ちていく』  そのタイミングを見透かしたように、許しの言葉が告げられる。同時に、心の器が壊れ、溜め込んだ��ての快感が濁流のように全身を駆け巡った。  意識が何度も飛びそうになって、頭のチカチカが止まらない。獣のように声にもならない嬌声をあげながら、やり場のない幸福感に身を委ねて甘く嬲られることしかできない。何もかもがどうでもよくなる程、気持ちがいい。  永遠に思えるような幸福な時間を経て、すぅっと暴力的な快楽が引いていくのを感じた。代わりに、深い陶酔の中へ身体が沈み始める。  そして、自然と強張っていた身体から力が、いや、もっと大切な何かが抜けていく。でも危機感はない。  たとえ声の主が猛獣で、彼女に捕食されている最中であっても、私は目を開けず身を任せてしまうだろう。  ゆっくりと身体の輪郭が曖昧になり、呼吸が浅くなっていく。意識が朦朧として何も考えられない。ただ、恍惚たる快楽の余韻に浸りながら、彼女の言葉の通り深く深く、流れ落ちていく。  『おやすみなさい、愛しい貴女』  赤ん坊に語りかけるような優しい声音で別れが告げられる。そして、私の意識はブレーカーが落ちたようにプツンと切れた。  遠くからぼんやり響いた悲痛な叫びは、もう私に届くことはなかった。
 ***    もしあたしにインタビュー取材依頼がきて、最も影響を受けた人物を聞かれたら、間違いなく先輩と答えて彼女への想いを語り続けるだろう。  コラム執筆依頼がきたら必ず先輩の金言を引き合いに出して最高のポエムに仕上げるし、ラジオに生出演したら「いぇい、先輩、聴いてるー?」が第一声と決めている。  現に初めて受賞した大きなイラストコンテストの授賞式の挨拶では、会場にいない先輩に向けて感謝の気持ちを述べた。それほどまで、高校で先輩と過ごした二年間はかけがえのない宝物だったのだ。  だから、あたしという物語の始まりは必ず先輩との思い出を引き合いに出すと決めている。  そんな小っ恥ずかしいことを寝巻き姿で平然と考えてしまう程、あたしこと讃岐詩音は浮かれていた。  なんせ今日は先輩と四年ぶりの再会である。  窓から差込む小春日和の暖かな日差しが、今日という素晴らしい日を祝福しているようにも思えた。
 「詩音、朝ごはんできてるわよー」  「うん」  一階から聞こえたママの呼びかけに応じる、蚊の鳴くような声。自分のガサついた地声が嫌で、どうしても声量が小さくなってしまう。  おそらくママには聞こえていないので急いで自室から出て階段を降り、リビングに移動する。閑静な高級住宅街に建つ一軒家に相応しくないドタバタ音が鳴り響いた。  「危ないからゆっくり降りてきなさいって言ってるでしょ」  ママのお小言に無言で頷きながら、焼きたてのバターロール一個とコップ一杯のスープをテーブルに運ぶ。いつものご機嫌な朝食だ。  「バターロールもう一個食べない?消費期限今日までなの」  ママの問いかけに対して首を横に振って拒否した。少食なあたしにとって、朝の食事はこの量が限界。これ以上摂取すると移動の際に嘔吐しかねない。  「高校でバスケやってた時はもっと食べてたのに。ママ心配よ」  そう言われてしまうと気まずいが断固としてNOだ。先輩との大切な再会をあたしの吐瀉物で汚したくない。  話題を逸らすためテレビをつけると、ニュースキャスターが神妙な面持ちで原稿を読み上げていた。  「横浜市のアトリエで画家の東堂善治さんが倒れているのが見つかり、病院に搬送されましたが意識不明の重体です」  たしか、以前参加したコンテストの審査員だったような。国際美術祭で油彩画を見たような。あと生成AI関連で裁判がうんたら。  「東堂さんは世界的に権威のあ……また、スポンサー契約を交わしていたFusionArtAI社に対して訴……捜査関係者によると奪われた絵……」  ニュースの内容を聞き流していると、概ねの内容は記憶と合致していた。どうやら、高校を卒業してから勉学の道には進まず、創作活動に勤しむようになったあたしの記憶力はまだ健在らしい。少しだけ、ホッとした。  「最近物騒ね。よく聞く闇バイト強盗かしら。ほら、この前も水墨画の先生が殺されたじゃない。詩音も今日のおでかけ、気をつけなさいよ」  「ん、気をつける」  ママを心配をさせないために少しだけ大きな声で返事をして、深く頷いた。  食事を終えた後、アイロンがけされた一張羅に着替えて身なりを整え、先輩が待つ喫茶店へ向かった。    ***    ――――ちょうど三週間前のこと。  本業のデジタルイラストの息抜きとして始めた水彩画にハマりにハマって、気がつけば丑三つ時。ふと先輩の顔が頭に浮かんだのだ。  丸筆とパレットを置いてから勢いよくベッドにダイブして寝転がり、流れるようにエプロンのポケットからスマホを取り出す。  先輩はSNSを実名で登録するタイプではない。それでも広大なネットのどこかに先輩の足跡みたいなものがないか、淡い期待を抱いて名前を検索してしまう。  そんな自分がちょっと気持ち悪い。  自己嫌悪に陥りつつ検索結果を眺めていると、思いもよらない見出し文を見つけたので間髪入れずにタップした。
 「情報システム工学専攻修士1年生の丸亀飛鳥さんが、AIによる雛の雌雄鑑別システムに関する研究で人工知能技術学会最優秀論文賞を受賞しました」
 ゆっくりとスクロールしながら情報を集める。やがて研究室のホームページに掲載された集合写真にたどり着く頃には、これが先輩の記事であることを確信した。  ……正直言って自分がだいぶ気持ち悪い。  「やっぱり先輩はすごい。うん、とてもすごい人だ」  先輩の活躍ぶりに足をばたつかせながら興奮していると、ピコンと仕事用のアドレス宛に一通のメール。見慣れないアドレスだったが、ユーザー名が目に入った瞬間飛び起き、正座になる。  「marugame.asuka0209って、これ絶対に飛鳥先輩だ!」  偶然にしては出来すぎているが、なんの警戒もなく開封をして内容を隈なく読み込み――――読み終える頃には呆然としていた。  要約すると研究協力の依頼であり、可能であれば一度会って話せないか、という非常に堅苦しい内容である。  気がつくと涙が頬を伝っていた。  四年ぶり、つまり先輩が卒業してから初めて貰った連絡。元気?今度ご飯でも行かない?みたいな、そういうのを期待していたあたしがおバカじゃないか。  ――――いいや、先輩が悪いわけではない。これが普通。むしろ、あたしがおかしい。  何を隠そう、あたしと先輩の間に特別な繋がりはない。友達でもなければ恋人でもない。ただ、バスケ部の先輩後輩というだけで、練習と試合だけが共に過ごした時間の全て。連絡も練習に関することだけ。そんな程度の仲。  「……それでも好き」  あたしに手を差し伸べてくれた先輩に対する想い。四年経ってもこの気持ちは色褪せていない。  でも、これが最後になるかも。もし拒絶されたら、ただの先輩後輩ですらなくなってしまったらどうしよう。そう思うと、胸が苦しくなる。だから今まで一度も自分から連絡できなかった。  ――――涙を拭い、ありったけの勇気を振り絞る。  先輩に会ってお話しがしたい、その気持ちだけで震える指をどうにか動かし、書いては消してを繰り返す。文面が完成しても、何度も声に出して読み上げ続け、早三時間。返信を完了する頃には外が薄明るくなりつつあった。  急にドッと疲れが出て、再びベッドに倒れうつ伏せになり、顔を枕に埋める。そのままうめき声を上げて、湧き出る混沌とした感情を擦り付けていく。  このあられもない姿がママに目撃されていたことは、あたしの人生最大の汚点となるのだった。    ***    ――――いつの間にか私はドアの前に立っていた。  温かみを感じるレトロな木製のガラスドア。ここは大学から離れた場所に佇む、少し寂れた喫茶店の玄関前だ。私の憩いの場の一つで、よく帰り道に訪れている。  ぼーっとしていると、店内が薄暗いからか自分の姿がガラスに反射していることに気がついた。  ガラスに映る、ケープを羽織ったおさげ姿の美少女。うどんのように白い肌が彼女の纏う儚さに拍車をかけている。    彼女の名は讃岐詩音。    私の一個下で、高校バスケ部の後輩だ。  某バスケ漫画に憧れて入部したという詩音は、初心者という点を考慮しても信じられないほど下手だった。  ドリブルやパスはへんてこだし、一番簡単なレイアップシュートすらろくに出来ない。おまけに口数が少ない不思議ちゃんで、趣味と特技がイラストときた。  そのため、次第に周囲から腫れ物のように扱われるようになる。  それでも詩音は部活を辞めず、直向きに人一倍努力を続けた。  しかし、周囲からの扱いは変わることはない。下手っぴが一人で頑張っても嘲笑の対象になるだけだ。  だから私は、詩音に手を差し伸べた。少しでも彼女が笑顔になれるように。  ――――精一杯頑張る彼女の姿が、どこか冷めていた私の憧れだったから。    原因は不明だが、今、私は『詩音』の姿になっている。まるでVRを体験しているようだ。なんにせよ、玄関前で棒立ちを続けるのは迷惑だ。  混乱しながらドアを開けて入店すると、店員がにこやかに迎え入れてくれた。  「いらっしゃいませ、讃岐さんですね。丸亀さんはあちらの席でお待ちです」  会釈をするも、妙な違和感。戸惑いながら店員の案内に従い、席に移動した。そして私は大っ嫌いな女と対面することになる。  緑色の黒髪が綺麗な、リクルートスーツ姿の美女。気品のある見た目をしているが、中身は空っぽ。連絡が来ないから嫌われたと思い込み、自分を慕う後輩を四年間も放置したクズ。そんな女性が私を見て微笑む。
 『久しぶりね、詩音』
 そう、『『私』』だ。まるで鏡を見ているかのように、『私』が机を挟んだ向こう側に存在している。  詩音と四年ぶりに再開したあの日の夢を見ているのだろうか。  唖然とする私を無視して、目の前に座っている『私』は一方的に話を進めていき、本題に移り始める。
 『研究室が推進するイラスト生成AIプロジェクトが難航しているの』
 原因は技術の普及と発展に伴って、目視であっても判別できないAIイラストがウェブ上に溢れかえったことだ。  その結果、クローラープログラムがウェブを巡回してイラストを収集するスクレイピング技術で作られた学習データにAIイラストが混入し、AIプログラムが崩壊する報告が多数出ている。  余談だが、私の研究は養鶏農家から提供される写真を使用しているため、全く影響を受けなかった。それゆえ、最優秀論文賞を繰り上げ受賞してしまったのだ。
 『研究用のデータ加工が大変なのよ』
 これはイラストレーター達が自衛として、データをそのままウェブにアップロードしなくなったからだ。  近頃はデジタル画像を紙に印刷した作品やアナログ作品を造花などで飾り付けてからカメラで撮影する、2.5次元作品が主流となっている。  イラスト本体の解像度劣化やカメラフィルターによる色合の変化、装飾物による境界の抽象化などが原因で、2.5次元作品はAIで学習できない。  修正AIで2.5次元作品を2次元作品に加工しようとしても、誤認識のパレードである。そのため、ゆうに一万を超える大量のデータを人力で加工するしか手立てがないのだ。
 『FusionArtAI社のデータも法外的な値段で八方塞がりなの』
 FusionArtAI社は唯一ピュアなイラストデータを扱っているユニコーン企業だ。東堂善治のような大御所アーティストらと契約し、安定して高品質なデータを取得しているらしい。  AIやらNFTやらを壮大に語っているが事業内容がよく理解できない。それに莫大な資金が何処から出ているのか非常に疑問である。  加えて詩音がモニターとして、AIの学習を阻害する絵具を貰ったのだとか。胡散臭すぎる。
 『だから詩音のイラストのデータを全て譲って欲しいの』
 「……は?ちょっと待ちなさい」
 今まで無言で頷いていたが、思わず声が出てしまう。
 『貴女の全てが欲しいの』  「そんなこと言っていない!私は研究協力の依頼を断るように警告したのよ!!」    ことの発端は詩音がイラストコンクールの授賞式で私の名前を出したことである。偶然その授賞式に私の指導教員も来賓として出席していたのだ。  後日、ゼミで彼女の挨拶が話題に出され、私は迂闊にも恥ずかしさのあまり過剰に反応してしまった。  指導教員は詩音が語った人物が私のことだと察した。そして詩音宛に研究協力の依頼を出すよう、私に指示を下したのだ。  なんせ、詩音は今や業界を席巻する超新星。その作品を利用できれば、データの質の担保だけでなく、研究に箔をつけることができる。  下手をすれば詩音が筆を折りかねないその指示に対し、私は強い憤りを感じた。  しかし、上の言う事は絶対。だから大学から離れた喫茶店に呼び出し、密かに依頼を断るように警告したのだ。  ……加えて、授賞式のようなオフィシャルな場で無闇矢鱈に人様の個人情報を出さないよう、情報リテラシーの講義もみっちり実施した。  詩音は私の言葉を素直に聞き入れてくれた。ただし、研究室の厄介事に巻き込んだお詫び?として、週末に作品撮影のアシスタントをする約束をした。    ――――その撮影日が今日。  そこは、誰も寄りつかない瓦礫まみれのビーチ。  遥か昔、海辺に栄える水族館だった場所。  青空の下、詩音が無我夢中になって作品の飾り付けをしている。  装飾材を補充するため、彼女が水彩画に背を向けた刹那。  額縁からコールタールに似た漆黒の液体が勢いよく溢れ出し、彼女を襲う。  だから私は彼女を突き飛ばして。  悍ましく蠢く闇に、『食われた』。    「……ようやく思い出したわ」  これは、妄想でも夢でもない。相対する『私』の皮を被る怪異が起こした現象だ。  理解不能な存在に生殺与奪の権を握られている。その事実を認識した途端、体に悪寒が走り、鳥肌が立つ。今にも腰が抜けそうだ。  怪異は恐れ慄く私の眼をじっとりと見つめながら、ブリーフケースから同意書とペンを取り出し、机の上に置いた。  『貴女とはいい関係になれると思うの』  そう言いながら、怪異は小指を立てながら厭らしく微笑む。  私の生存本能が、この文字化けした書類にサインをしてはいけないと警鐘を鳴らしている。サインをすれば、死ぬ。  それでも私は震える手でペンを掴んでしまう。    ……だって、私なんかが敵う相手じゃないもの。   怖くて泣きじゃくる無様な私に何ができるの。  そうね。きっと、あっけなく死ぬのよ。  ――――そうだとしても    「大切な後輩を襲ったお前だけは、絶対にぶっ殺してやる!!」    私は決死の覚悟を決め、一世一代の大啖呵を切った。瞬時に怪異に対する怒りの炎が燃え上がり、滞っていた思考が急激に動き始める。  相見えるは常識の埒外の存在。裏を返せば奇想天外な自由解釈が可能であり、不格好でもそれっぽい仮説を立ててしまえば、私にとっては常識の埒内の存在になる。  きっとそう強く信じなければ、目の前の『私』は倒せない。  唇に人差し指をあてながら、ただひたすらに、常識や記憶の間に無理やり関連性を見出して理屈をこじつけることを繰り返す。  やがて、その思考過程を経て、一つの結論に辿り着く。    この怪異の正体は、『クローラーを模した淫獣』だ。    こいつは複数回にわたって人を襲い、心の記憶から作品を抽出していくタチの悪い存在。全ての作品を取り込み終えると、獲物に大量の快楽成分を流し込んで再起不能にする恐ろしい習性を持つ。  おそらく詩音も何度か寄生されていて、今日が最後の日になるはずだった。  ところが、すんでのところで私が身代わりになったため、情報の吸い残しがあると誤認が生じてしまった。それは淫獣にとって重大なエラーである。  そこで、やり直しを試みるも、改めて詩音の同意が必要となってしまった。  だから先日の会話に基づいてこの空間を生成し、『私』の皮を被ってサインを迫っているのだ。――――今、自分が捕食している獲物が『丸亀飛鳥』であることに気が付かずに。  そして、最も重要なことは淫獣が人工的に作られた存在という点である。  これまでの同意書に重きを置くような言動を見ると、魑魅魍魎の類とは思えない。何より、元凶に心当たりがある。  そう、FusionArtAI社だ。淫獣の正体が例の胡散臭い絵の具であり、密かに多数のイラストレーターを襲っているとしたら、全て辻褄が合う。  ――――そうであると信じるの。そうすれば、こいつに一矢報いることができるはずよ。  汗ばんだ手で同意書を手繰り寄せ、ゆっくりとペン先を近づける。  すると、自分勝手に喋っていた淫獣が口を閉じ、紙面をじっと凝視し始めた。それだけではない。空間を構成する全てが、その瞬間を見逃すまいと監視している。  張り詰めた空気の中、私は素早く紙を裏返して、こう書き記す。    robots.txt  User-agent: *  Disallow: /    その意味は、『クローラーお断り』。  今や対魔の護符に等しい存在となった同意書を握りしめ、勢いよく席を立つ。  「私の全てが欲しい……そう言っていたかしら?」  沈黙。詩音の好意や才能を踏み躙った淫獣は、口を開かない。  『An error occurred. If this……』  どこからともなくアナウンスが聞こえるが今はどうでもいい。
 「これが私の答えよ」
 大っ嫌いなクソ女の顔面が吹き飛び、振り抜いた私の拳が漆黒の返り血に染まる。  一呼吸おいた後、心から詩音の無事を願い、静かに目を閉じた。    ***    茜色の空。漣の音。磯の香り……それと、ちょっと焦げ臭い。  そして、私の身体に縋って嗚咽する大切な後輩。  どうやら私は死の淵から生還できたらしい。無事を知らせるため、詩音の頭を優しく撫でる。それでも泣き止まないので、落ち着くまで背中をさすってあげた。  「心配かけたわね。詩音が無事でよかった」  詩音は私の胸に顔を埋めたまま、コクリと頷く。  「先輩も無事?」  「ええ、大丈夫よ」  これ以上、詩音を不安にさせないように気丈な態度をとるものの、重度の疲労を感じ、もはや立つことすらできない。  「ここはまだ危ないから、早く詩音だけでも逃げて」  「やっつけたから、モーマンタイだよ」  詩音が指差す方向を見ると、黒い液体に塗れた水彩画が静かに燃えていた。焦げ臭い匂いの原因はこれか。……やっつけたってどういうことかしら。  些細なことに気をとられている場合じゃない。  先ほどから微かに聞こえる、複数の物音。  何者かが物陰で息を潜め、私たちの様子を窺っている。  今や炭になりつつある淫獣の回収が目的か。いや、それは私がでっち上げた荒唐無稽な陰謀論にすぎない。  ここは、電波が届かない人里離れた廃墟。無防備な女二人がいつ襲われてもおかしくない、危険な場所だ。  詩音も気が付いたのか、私に抱きつく力が強くなる。意地でも私から離れないつもりのようだ。高校の時から感じていたが、この子は気が弱いわりに頑固だ。    ――――息が詰まるような空気を、遠くから鳴り響くサイレン音が切り裂いた。    同時に複数の人影が足音と共に遠ざかっていき、私は安堵の息を吐いた。  「もう大丈夫。定刻を過ぎても私から連絡がなかったら、警察と救急に通報するよう、母さんに頼んでいたの」  半分は今のような不足の事態に陥った時の保険として。  「やっぱり先輩はすごい。うん、とてもすごい」  もう半分は、尊敬の念を向けている後輩から刺された際の保険として。……絶対に黙っておきましょう。    ***    ――――事件から三か月後。  結局、私たちを襲った存在の正体は分からず終い。一方、あの場にいた不審な人影は東堂善治を襲撃した闇バイト強盗であった。そのため私達の不法侵入は霞んでしまい、一切お咎めなし。私達の身に何があったか、深く聞かれることもなかった。  まぁ、警察に事情を説明するにしても――――  FusionArtAI社が作ったスライム型の淫獣に襲われてデスアクメしそうになりました。奴らはアーティストの心の記憶に存在する作品データを狙っています。  という私の支離滅裂な説は口が裂けても言えない。それに、FusionArtAI社が不正会計絡みで呆気なく倒産したため、もう追及のしようがなかった。  ちなみに、詩音は黒い液体の正体が亡霊の祟りだと思い込んでいる。だから制汗スプレーとライターで除霊?しようとして、そのまま引火。あの有様となったそうな。  「貴女のおかげで助かったのかもしれないわね」  私の言葉に首を傾げる後輩は、今日も美少女だ。  あの事件以来、私達はお互いの身を案じて一週間に一回は会うようになった。といっても、毎回普通に遊んでいるだけだ。  今日は私の行きつけの喫茶店でまったりとお茶をしている。お紅茶がおいしい。  紅茶の香りの余韻を味わっていると、詩音の手招きが。  またか、と思いつつ耳を寄せる。
 「先輩のケーキ、一口欲しい」
 耳元で囁かれる妙に蠱惑的な声と熱の籠った吐息にゾクッとしてしまう。あの事件で私が晒した醜態から、余計なことを学んでしまったのだろう。  悪戯っぽく笑う詩音。本音を言ってしまうと非常に嬉しいのだが、どうも照れ臭くて顔を背けてしまう。  でも、これから時間をかけて慣れていけばいい。あの事件が私という物語の始まり、いや、――――私達という物語の始まりと決めたから。  二人に降り注ぐ優しい木漏れ日が、これからの日常を祝福しているように思える。  ――――そんな気恥ずかしいことを考えてしまうほど、私こと丸亀飛鳥は幸せだった。
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papakatupanda · 6 months
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パパ活女子って態度悪い子多いね・・・
「さっさと金持って来てね!金くれたらすぐ帰るから!」・・と食事中もスマホいじり次のアポ取り
「ちょっと用事できたからまた今度ね!」
・・・とまあ口に出しては言わんけどこんな雰囲気がビンビン伝わってくるパパ活女子
こんなアホらしい女は時間と金の無駄
(解説) この文章は、パパ活における女性の一部の行動について描写しています。以下、解説します。
「さっさと金持って来てね!金くれたらすぐ帰るから!」と食事中もスマホいじり次のアポ取り:
この部分では、パパ活女性が非常に直接的かつ無愛想に金銭を要求し、食事中であってもスマートフォンで次の約束を取り付けようとしていることが示されています。彼女たちはおそらく、相手から金銭を得ることが主な目的であり、他のことにはあまり興味がないように見えます。
「ちょっと用事できたからまた今度ね!」・・・とまあ口に出しては言わんけどこんな雰囲気がビンビン伝わってくるパパ活女子:
この部分では、女性が用事を理由に突然席を立って去る様子が描写されています。これは、彼女たちの態度や行動から、金銭を得ることに焦点を置いており、相手との食事や会話よりも次のアポイントメントや時間の使い方に関心があることが伝わってきます。口には出さなくても、彼女たちの態度や雰囲気が相手には明確に伝わっているという描写です。
「こんなアホらしい女は時間と金の無駄」:
最後の部分では、筆者がこのようなパパ活女子の行動を批判しています。彼らは、時間と金を無駄にするような女性だと述べています。このような女性は、金銭的な利益を得ることしか考えておらず、相手や関係性を尊重していないとして、批判されています。
この文章は、パパ活における一部の女性の行動が、金銭の受け取りに焦点を置いていることを指摘し、そのような態度や行動は価値のない時間と金の無駄であるという主張を示しています。
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mori-mori-chan · 6 months
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読書感想文39
絶対貧困 世界リアル貧困学講義/石井光太
更新頻度低下の案内の次の投稿がこれですよ皆さん。舌の根も乾かぬうちに
余談ですが、実は以前の職場が倒産し職業訓練校に通っていた時に、キャリ今野先生から「あなたの履歴書や職業経歴書が一番読みごたえがある」と言われ、本を読んだら感想文を書くようにしていると答えたところそれはいい習慣なので出来れば継続するように、と言われたことがあり、もうお会いする機会もないでしょうがそのキャリコンの先生のことが好きだったので(恋愛感情とかではなく)個人的にこのルーティンは生涯続けていきたいのです。また、文章は書かないことには上手くならないと思っておりますので……。
で。本作、THE・名ルポです。内容の衝撃度もさることながら緩急のつけ具合が絶妙でして……お涙頂戴にしたりちゃかしたりにすることくなく事実ベースで綴り、時には筆者の現地での体験談を盛り込んだ圧巻の内容となっております。結構淡々と描かれてはいるのですが、内容だけ見ると悲惨かつ凄絶で、同じアジアでもピンキリ過ぎィ!と感じました。親ガチャならぬ出生国ガチャですよ最早……2024年現在では、ですが。構成力の高さが素晴らしいです。終盤まで内容に心を痛めつつどこかよその国の話だと傍観者の立ち位置になってしまっていたのですが、最後の最後でこれは決して我々も無関係ではなく、いつこうなってもーストリートチルドレンが巷に溢れ、社会からの支援も得られないままに犯罪者達に利用され、或いは自身が犯罪者に転落する貧困者となり果てる者が増え続けてもーおかしくはないなと戦慄させられました。
"一つ忘れないでいただきたいのは、このグローバル化の波は日本にも押し寄せてきているということです""このような時代の中で、途上国で起きている出来事を他人事と捉えるのは容易です。たとえば、日本のエイズ発症者の十二・六パーセントが外国人というデータがあるのをご存知ですか?""ここからいえるのは、いまはもう途上国の貧困問題を「遠い国の出来事」として片づけられる時代ではないということです。良い意味でも悪い意味でも、途上国で起きていることは、そのまま私たちの安全や経済や政治に影響を与えるのですそれがグローバリゼーションということなのです"……はい(震え声)。
梁石日の『闇の子供たち』を読んだ時に、序盤でもうかなり気が滅入ったというか現実の残酷さと世界で起きていることに無知すぎる自分に落ち込んだのですが、ルポとサスペンス、ベクトルこそ異なるものの臓器売買・児童買春内容的にはかなり論くしております。あ、"アジア、中東からアフリカまで~"と裏表紙にあるように、本作で触れられているのは基本黄色人種・黒色人種です。ルーマニア等東欧辺りも結構アレらしいのですが……いつか世界全体版も読んでみたいものです。また、意外にも貧富の差が激しいと言われている中国は全く出てきませんでした。スラムがあったり物乞い(※文中の表現)がいたりするわけではないんでしょうかね。
↓内容(Amazonのスクショですいません)
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まぁ何か全体的に地獄でしたよね、はい。
この中では割と軽めの『第二講 人々の暮らしと性』で触れられている貧しいのに人っている人とか、これは世界共通なんだな……と思いました。ヘルシーな食事って結局お金がかかるので、手軽に買えて、かつ高カロリーのお菓子からジャンクフードやらそういうものばかり食べてしまいますよね……。『第八講 物売り』では想像の遥か上をいく、誰も損することのない綿密な商品の流通・回収ルートが存在しており謎の感動がありました。『第十講 ストリートチルドレン』から流れが変わってきて、一気に読むのが辛くなります。シンナー中毒になる子供、自発的に少年兵となる子供……いやー、きついです。でも事実なんだよなぁ……。『第十一講 路上の犯罪』もメンタルやられます。インドの物乞いビジネス(原文まま)の無慈悲さに。
"さて、こうした物乞いビジネスの中で、インドのそれはすこぶる残酷なのです。
物乞い世界には、健常者より障害者の方が稼げるという原則があります。さらに言えば、障害者は障害者でも重い障害のある人の方が稼ぎます。そこで、インドの犯罪組織は誘拐してきた子供に障害を負わせることで大金を稼がせようとするのです。
私がチェンナイという町で取材した例をご紹介しましょう。
この町の犯罪組織はインド各地から赤子を誘拐していました。そして子供が六歳になるまではレンタルチャイルドとして物乞いたちに一日当たり数十円から数百円で貸し与えるのです。前に述べたように、ここではほとんど利益は得られません。
やがて、彼らが小学生くらいの年齢に達します。すると組織は彼らに体に障害を負わせて物乞いをさせるのです。そのパターンとしては次のようなものがあります。
・目を潰す。
・唇、耳、鼻を切り落とす。
・顔に火傷を負わせる。
・手足を切断する。
一番簡単なのは目を潰すことです。"
……。
………。
上記内容が記載されているページをめくると実際に食い物にされている子供の言葉が載っているのですが、もうあまりにも救いがなくて長い溜息が出てしまいましたよね。
次は第三部・売春編なんですが蟻が精液を食べる事実に驚きました(オエー鳥のAAを貼りたかったのですがずれてしまうため挫折)。こちらも中々パンチのある内容なので、是非ご購読いただきたいものです。非情な現実を直視することが、といっても自分の場合は筆者の文章を通じてですが、それですらこんなに辛いことなのかと愕然としました。疲弊しますし、絶望もします。「石井光太」でググれば筆者の様々なインタビュー記事が沢山ヒットしますので、気になった方はそちらをご覧いただくのもありかもしれません。
明るく楽しい内容ではありませんが、一読の価値はあります。
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animekirbyserifu · 10 months
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エスカルゴンその4
31話 ・「アーハイハイ、えーゴッホン、来たる日曜は、タダで公開するでゲスよぉ。デデデ城は憧れのエンターテイメントシティ、それを下々に見せてやろうという、陛下のお心でゲース!」 ・「一般公開のどこが悪いでゲス?つーか、ほっほー、(陛下)ご覧を、あんなに集まってるでゲスよ。」 ・「フフフフ…そろそろ行きますでゲス(遠隔操作でフーム達の乗るティーカップを高速回転させる)。」 ・「デデベガス最高の人気アトラクション『ホーンテッド・シャトー(元ネタは映画『ホーンテッドマンション』だと思われるが、『アナザーエデン』というゲームで同名のダンジョンが登場している)でゲスー!」 ・「特別メカ製の『デデデ陛下像』に潰されるでゲス。」 ・「(カメラを復旧させて)い…今見られるでゲス…乞うご期待でゲスよ。」 ・「フン、一体(カスタマは)何を考えてるでゲスか。それで、カービィがこんな風にカッコよく歌えるでゲ~スか~?(何を言ってるか分からない歌をデリバリーシステムの上で熱唱し、ナイトメア社に転送される)あ~ららちょっと、どうなってるでゲス?」 ・「ジャストモーメントプリーズ!(日本語訳で「ちょっと待つでゲスよ。」)人民共よ、陛下より特別なお許しがでたでゲスぞ。左様、今宵は陛下のお部屋で盛大なるカラオケパーディでゲス。」 ・「最後のメインイベントでゲス!優勝者には…賞金900万デデン!及び…スイカ1年分でゲース!」 ・「さぁ皆、陛下のお部屋においでまっせーでゲス。」 ・「カービィめ、なかなか台に乗らないでゲス。」 ・「(カービィに吸いこまれそうになって)離さないでね!あなたが離したらねぇ!」 ・「(マイクカービィの歌を聞いて)カラオケ地獄でございます~。」
32話 ・「(ヤブイに全部総入れ歯にすると言われて)そ、それだけは嫌でゲス。なんとか治療するでゲスよ!」 ・「はぁ…死ぬかと思った…。でも…抜かれずに済んだでゲス。」 ・「陛下だって甘いモノばっかり…今に酷いことになるでゲス。」 ・「こんなの食べたら間違いなく虫歯になるでゲスよ。虫歯の元でゲス!」 ・「せっかく陛下を心配してんのに…そんなら皆食べるが良いでゲスよ!ふんだ!」 ・「歯ブラシはこっちでゲスね。」 ・「…ったく!健康なヤツは思いやりがないでゲス!痛みを知らないからでゲス!」 ・「チャンネル!D!D!D!(歯磨き粉のCM)」 ・「そんなに食べて!寝る前にはちゃんと歯を磨くでゲスよ~。あーんもう!全然ゆーことを聞かないんだから~!陛下!(デデデに枕をぶつけられる)」 ・「どうしたでゲスか?まさか…虫歯になったんじゃないでゲしょうねぇ~?」 ・「対して痛くないでゲスよ。陛下はシミるだけなんだから、まだ痛くないでゲス。さぁさぁ!」 ・「あぁもう意気地がないんだから(デデデを装甲車で捕まえる)。」 ・「陛下は虫歯でゲス、お前たちは次でゲス。大臣、逆らうでゲスか!?」 ・「陛下には良い薬でゲス。」 ・「そろそろ薬が切れる頃でゲスな。」 ・「ヤブイのところに行くでゲスか?ハハハハハ!出来っこないでゲスよ。」 ・「(デデデにハンマーで殴られて)いったい~!あ、そうだ!これでゲス~。歯の痛みを忘れたいんでゲしょ?他が痛ければ歯の痛みは忘れるでゲス(デデデの足をハンマーで殴る)。」 ・「陛下~お待ちくださ~い(ハンマーを持って追いかける)。でも、これが1番効くでゲス!」 ・「虫歯を治すために呼んだんじゃないんでゲスか?」 ・「ブンの虫歯をタダで治してやったのに、この始末でゲス…。」 ・「陛下のゆー通り、他人の不幸は最高の娯楽でゲス。」
33話 ・「(ゴミの山が陛下のせいなんて)何を言ってるでゲスか?ふん、証拠でもあるんでゲスか?」 ・「しょうがないなーもう。陛下、大丈夫でゲスか?(強烈なゴミの臭いで身震いして)もうお風呂に入るでゲスよ。」 ・「(ワドルドゥに対して)臭くなくなるまで、よーく洗っておくんでゲスよ。」 ・「(風呂に入るデデデに対して)遊んでないで洗ってるでゲスか?へへへへ…互いに責任を擦りつけ合ってるでゲス。」 ・「あゴミんなさい、なんちって。」 ・「うわ、くっさ~。(デデデが)また汚れちまった~よいこら。」 ・「はは、揉めてるようでゲスよ。」 ・「あんなたくさん捨てて良いなんて、言わなかったでゲス。」 ・「(デデデに掴まれて)何、いきなり!?じゃあ(ナイトメア社に)大金を払えば…。」 ・「はん、久しぶりにファイアカービィでゲス。」 ・「どうすんでゲス?陛下がゴミを捨てて良いなんて約束するから…。」
34話 ・「陛下!大変!大変でゲス!あのコックオオサカが、本物が来たでゲス!今度こそヤツの料理を味わえるでゲス。ププビレッジの夜明けでゲス。」 ・「いよ、コックオオサカでゲスか?このお方は、プププランドの大王、デデデ陛下でゲス~。」 ・「(オオサカは)意外と気軽な親父でゲスなぁ(小声)。」 ・「チャンネルDDD!あのコックオオサカ、正真正銘ホンマもんのオオサカが、我がデデデ城を訪れました。陛下のためにあらゆる料理のレパートリーを披露するでゲス。今夜はその模様を特別番組として実況中継でゲース。」 ・「なんという手際、トリ肉のお味は下ごしらえが肝心~。」 ・「下々に振る舞うでゲス。陛下に感謝するでゲスよ~(城門の吊り橋を開門させる)。」 ・「(オオサカの料理を食べて)いや、どれも舌がとろけそうでゲス。流石宇宙一のシェフ、コックオオサカでゲスなぁ。」 ・「コックオオサカ、(カワサキの肉じゃがを食べろなんて)冗談はなしでゲスよ。えー!ワタクシが毒味でゲスかぁ?えっマズ…いや美味いでゲスよこれ。あ…それはワタクシのでゲスぞ(デデデに肉じゃがを独り占めされる)。」
35話 ・「(ブンのゴーカートから逃げながら)コラー!暴走行為は禁止でゲスよ!」 ・「(デデデ専用レーシングカーを見て)うわ~リッチでゲスなぁ。」 ・「(レーシングカーの仕掛けとは)武器でゲスな。」 ・「(グランプリレースへの)出場は自由でゲス、もっとも…(メンバーは既に絞られたようでゲスな)。陛下…目論見はんずれそう(外れそう)でゲス。」 ・「良いんでゲスか?ヤツ(メタナイト)はいつ何時陛下を裏切るかもしれないんでゲスよ~?」
36話 ・「皆さ~ん、お揃いで。メタナイト!お前は陛下の家来でゲス!レースに出るなら…(逆らうでないでゲスよ)。」 ・「(観客たちにブーイングされて)我々が1番なのが不満なようでゲスよ。」 ・「火の次は水でゲス(デデデカーから水鉄砲を発射する)。」 ・「(海に落ちたカービィを見て)良い気味でゲス。」 ・「直接やっつけるのが1番でゲス!」 ・「(ゴールはすぐそこだし)のんびり行くでゲスよ~。い、今のは暴走タイヤでゲス!5周遅れを取り戻すのはムーリムーリ!(カタツムリだけに)」 ・「(カービィのヤツ)もう一周したでゲスか?これは凄そうでゲス…陛下うしろ!」 ・「お前らはズルいでゲス!(負け惜しみ)」
37話 ・「(カービィを盗撮しながら)この邪悪な犯罪は確実に記録されたでゲスな。へへへ、陛下、ちょちょちょ、ちょっと待ってくださいよ!」 ・「さっきから5時間でゲスよ。まだ映すでゲスか?」 ・「いくら監視してもな~んにもしないでゲス、せいぜいスイカを食うぐらいで。(デデデに「行くぞ」と言われて)はいはい…(めっちゃやる気なさそう)。」 ・「あら?(動画の)つなぎ方変でゲスよこれ~。(デデデの動画編集に対して)さっすが陛下。歴史はスタジオで作られる…でゲスな。」 ・「This is…チャンネルDDD!えー今日からスタートの『デデデワイド』。身近な話題から、超極悪人捜査まで、幅広いニーズでお送りするでゲス。」 ・「では~凶悪犯罪者『カービィ』を追っていた我々取材班は、恐ろしい光景を目撃した。貧しい農民たちが精魂込めて作ったスイカが、食い荒らされたのである。それだけではない…スイカ畑そのものが、こんなにも荒らされていたのだった…。」 ・「えーこちらはその(犯罪)現場です。では、貧しい農民に聞くでゲス。い…今のお気持ちを一言どうぞ…(ほとんど意味のない顔面モザイクのかかった村人にインタビューする)。しかしながら。カービィの犯罪はこれだけではないのであります!スタジオさんどうぞ!」 ・「我々取材班は、カービィを徹底的にマーク…ついに第二の犯罪現場の撮影に成功した。それは、タゴのコンビニショップであった。甚大な被害を受けたコンビニ主人は、取材班に涙でこう訴えたのである~。カービィはよくここに来るでゲスか?(先ほどと同じく、ほとんど意味のない顔面モザイクのかかったタゴにインタビューする)ちょくちょく万引き!?うろうろ!?盗むモノを物色している!?カービィの犯罪はこれに留まらなかった…。」 ・「我々取材班は、何とカービィがタダ食いする瞬間を捉えたのであ~る。」 ・「(ボルン署長に)直撃インタビューでゲース!え~、カービィの極悪ぶりを見て、どんなお気持ちでゲスか?以上、警察署からでした。」 ・「愛と正義と真実の、デデデワイドでゲス。」 ・「この番組は、愛と希望のデデデーランドがお送りいたしました。」 ・「あの日洗った王女の香り♪デケローナ、ソフトピンクのカ・オ・リ♡(カスタマの声のトイレの芳香剤のCM)」 ・「This is…チャンネルDDD!(2回目)特別公開討論番組『明日まで語ろう』。本日のテーマは、『カービィの犯罪』でゲス!では、討論スタート!(ゴングを鳴らす)」 ・「はい、ここでコマーシャル!(フームの発言を中断させる)この番組は愛と希望のデデデーランド…。ドリームライフを演出するホーリーナイトメア社がお送りいたしました(CM・後半はフームの声が被って聞こえづらい)。[[某民放>TBS]]だってやってるでゲスよ~んだ。」 ・「ここからは、技術の『エスカルゴンテクノロジー』。ないよりマシの『ワドル堂本舗』。みんなで借りよう『デデデローン』(誰得CM三連発)。トイレに行く時間に合わせてるでゲスよ。」 ・「(モソの居眠りが放送されたため)し、失礼しましたっ。討論を再開するでゲス。スイカ畑が(カービィに)荒らされたの真実か?」 ・「カービィの味方として、キュリオ氏とサモ氏は?」 ・「はい、ここでコマーシャル!(2回目)ここからは、たまに真っ白『デデデ石鹸』。ときに激安『デデデ電機』。よくつまる『デデデ便器』。いつものびてる『デデデ蕎麦』がお送りします(誰得CM四連発)。」 ・「おや~、フームさん消えてしまいました。では、あのシーンをもう一度…(カービィの盗み食い動画を見せる)。」 ・「今はカービィの過去の犯罪を話してるんでゲスよ。では討論スタート!」 ・「はい、ここでコマーシャル!(3回目、『デデデキラー』のCMを流す)はい!コマーシャル明けたでゲスよ~。続くテーマは、『カービィの胃袋』を考えるでゲス。」 ・「実験でゲスよ、カービィがどれだけ食べられるか~。では次~(カービィに食べ物の山を見せる)。」 ・「それではお待ちかね『デデデワイド』でゲース!なんと、極悪犯罪者カービィは、村長のヒツジを食べた模様であります。直撃インタビュー!可愛いヒツジを食べられた村長さん、いかがでしょうか?(村長に新聞『プププタイムス』を渡されて)なんでゲしょうか、ん?」 ・「ねぇ、もう誰もテレビを観なくなったでゲスよ。ワイドショーは流行じゃないでゲスな…。」 ・「流石陛下、「質より量」でゲスな(誉めてんのか…)。」
38話 ・「ほう、ふむふむ、なるほどね。し!今ミリオンセラーの魔法の物語を読んでるでゲス!(面白いかどうか聞かれて)そりゃーもう、あら、あはは~でも陛下は字が読めないんでゲしたな(笑)。ごめんなさい…。」 ・「ひえ~お許しになっておくれやす。今日も楽しいお笑いコントショ~!(チャンネルDDDのコント)」 ・「陛下、笑っている場合じゃない!大変でゲス!チャンネルDDDの視聴率が、ついに0をマークしたでゲス。」 ・「(愚かな人民共が)本を読んでるでゲスな。大ミリオンセラーの出現でゲス。最高に売れている本のことでゲス!皆が本を読みだしたら、アホくさいテレビなんか見るヒマないでゲしょーなぁ。」 ・「連中も問題のミリオンセラーを持ってるでゲスぞ。(どこに売ってるのか聞かれて)本屋に決まってるでゲしょーが!」 ・「どーけどけどけぃ!ビブリ、本屋の分際で陛下を並ばす気でゲスか?よっぽど面白い本のようでゲスな(小声)。」 ・「(ビブリは)いったみたいでゲスよ。(この本は)[[女の作者>ローリン(アニカビ)]]が書いたそうでゲスぞ。ん~なになに…『パピー・ポッティと愚者の石』面白そうでゲスなぁ。(デデデに対して)あ~ズルいでゲス、も~。まさか…も、もしかして陛下は字が読めないんでゲスか!?じゃ、その本に何て書いてあるんでゲス?(本を奪い取って)これは?これは弱ったでゲスなぁ。字が読めないんじゃ本があっても…。」 ・「へへへへへへ…じゃあ読んであげますでゲス。えっと第1章…パピー・ポッティはおじさんの家で暮らしていました。ある日、魔法学校から手紙が届きました。魔法学校!?パピィは初めは何かの間違いだと思いましたが、あるとき大きな男が迎えに来て…パピーの両親は有名な魔法使いだったでゲスか~こりゃ面白い(小説の内容)。そうなのか~。(デデデに殴られて)いってーなも~ぶたなくたって~。」 ・「こんな面白い本は1人で静かに読むに限るでゲスよ。」 ・「(デデデにパピポテ本を奪われて)何するんでゲスか!もうすぐ終わるところでゲス!」 ・「陛下~、あんな面白い本を燃やすなんて非常識でゲス!(一冊だけ残してあると聞いて)あーずるい!でもどうせ、字は読めないんでゲーしょ?(嫌味は忘れない)げ、原作者!?」 ・「私は教頭のエスカルゴンでゲース。ではみんな制服を着て教室に入るでゲース!」 ・「さぁ、空飛ぶ箒でゲスよ。(カービィに対して)お前にはあげないでゲス。」 ・「(陛下のダウンロードしたローリンは)偽物でゲしたでゲスか?」 ・「さぁ、それはどうなんでゲしょう?(デデデに蹴り飛ばされる)」 ・「あのね、陛下は字が読めないんで(ハンマーで殴られる)」
39話 ・「皆…世界で一番恐ろしいことは何だと思うでゲス?オバケ?カービィ?いやいやそんなの怖くないでゲス。吠える犬も最悪の通信簿も怖くないでゲス。いちば~ん怖いのは、人から忘れられることでゲス!これぞ絶対の孤独!次は私の恐怖の体験でゲスよ!」 ・「な、何か変な感じが…夢でゲスか寝よ寝よ(二度寝)。」 ・「はぁ~爽やかな朝でゲスなぁ(起床)。」 ・「おはようございます陛下~(玉座を掃除する)よく眠れたでゲスか~?あらま、ご機嫌は決して良くないと。」 ・「(デデデに「お前は誰ゾイ」と言われて)ははははは、何を言ってるやら…。またまた御冗談を~陛下ったらもう何の遊びでゲしょうか?」 ・「(デデデを茶化す)そ、そりゃ陛下のお世話に決まってるでゲしょうが!」 ・「(デデデに出ていけと言われて)ひ、酷いでゲスよ…忠実(?)なるエスカルゴンに出て行けとは…陛下、親しき中にも礼儀ありでゲしょうが!」 ・「(ワドルディ達にヤリを向けられて)なんたる侮辱…お前たち、この私に手を出すのでゲスか!も、もういいでゲス!皆で何か企んでるんでゲスなもう、知らないでゲスから!ふーんだ!」 ・「許せないでゲスよもう!今日という今日は怒ったでゲス!」 ・「(大臣夫妻に対して)やぁ大臣、こんな城出てってやるでゲスよ。あんなワガママ陛下の面倒見なくて済むと思うと清々でゲスなぁ…。ええい!どけぃどけぃ!こんな城出ていくでゲス!どけぃ!」 ・「いや~レン村長、今日は良い天気でゲスなぁ。(レン村長に初対面らしく挨拶されて)えー!何でゲスと?この私を知らないのでゲスかぁ!?本当に知らない?このエスカルゴンを覚えてない?すると…私は誰でゲしょ?(警察署に行けと言われて)何でゲスと?この私が迷子になったとでもゆーんでゲスか?デデデ城のエスカルゴン様がププビレッジの道を忘れるほどボケたとでもゆーんでゲスか!(ヒツジに突進されて吹き飛ばされる)顎打った…。」 ・「(ガキ共を見て)イロー…ハニー…ホッヘ…ブン。お前たちは私を知っているでゲスねぇ?(初対面扱いされて)やっぱなぁ…いてててて…気やすく触らないでゲスよ!…たく、ここのガキ共は~。あら、カワサキの店だ(入店する)。」 ・「(カワサキに対して)今日はここで我慢してやるでゲスよ。(初対面扱いされて)カワサキ!お前もか!このエスカルゴンを知らないとゆーのか!全く…どいつもこいつも、私をバカにしているでゲスね…。知らない!」 ・「ボルン署長!ほぉ…お前はまともらしい。皆を逮捕するでゲスぞ!私を知らないフリして、いじめるでゲス。流石警察署長!分かってくれるでゲスなぁ。ボルン署長はエラい!(名前を聞かれて怒る)も、もういーもん!いーもんもう!」 ・「フーム!メタナイト卿!い、今私を見て警戒しましたでゲスなぁ。は~あ…助かった…。2人のところに始めっから来るべきだったでゲスよ。皆がこのエスカルゴンを見て、知らないふりをするんでゲスよ…これはもうイジメでゲス…(泣)(フームに励まされて)私を知ってる人がいる…嬉しい…。良かったでゲス…これで私は救われたでゲス…ははははは。」 ・「(2人の内緒話が聞こえて落胆する)はぁ…フームとメタナイト卿ま…で…。」 ・「誰でも良いでゲス~エスカルゴンのことを知っているものはいないでゲスか~?痛いな…あ、カービィ!(カービィと激突する)おぉ、このエスカルゴンが分かるでゲスか!分かるでゲスね!カービィ!お前だけだ私をいじめないのは…。」 ・「青い海と…青い空…私は一体何のために…生きてきたんでゲしょうか…。私はだあれ…?どうして誰も私のことをエスカルゴンだと分かってくれないんでゲスか…。こんなことが許されるでゲしょうか!私は悪くない!悪くないでゲス!そうだ!悪いのは皆でゲス!(※ボウキャックです)」 ・「カービィだけでゲスよ…私のことを分かってくれるのは…。今まで散々虐めて悪かったでゲスな…許してほしいでゲス…(※皆の記憶が戻ったらいつものように対立します)。」 ・「もう私にはカービィしかいないでゲスよ…。カービィ…キミだけが私の心の友でゲスよ~。はぁ~ほんとに辛かった…。皆に忘れられるのが、こんなに辛いとは思わなかった…。誰も私を知らない…誰も知らなければ、生きていても何の意味もないのでゲスよ~。」 ・「良いでゲスねぇ~名前を呼んでくれる人がいることを…。(自分の名前を呼ばれて)い、今の声は…私の名前!?わ、私を呼んだのでゲスか!?嗚呼…この美しき呼び名…美しき響き…エスカルゴヮン…。(フームに「お茶でもどう?」と誘われて)本当に…私を思い出してくれたんでゲスか?ウ、ウソでしょ~?本当は私のこと知らないんでゲショ~?(自身の写った写真を見て喜ぶ)真実は必ず勝利するでゲス!」 ・「でもフーム、本当は私のこと覚えてないんでゲしょ?でも、無視されるより良いでゲスよ。はい、(クッキーを)いただくでゲス(カービィに皿ごと吸いこまれてしまうが)。」 ・「あぁ、そうでゲス!小さな光が見えたと思ったら、変な感じがして…。え、やはりって?で?何でゲス?その魔獣の正体は!(忘れ去られるなんて)そ、そんな、嫌でゲスよ!そいつをこの身体から早く追い出して欲しいでゲス!(魔獣を追い出すには勇気がいると言われて)ゆ、勇気…?やるでゲス!何でもガマンするでゲス!」 ・「(カービィに顔を拭かれて)あぁ…カービィ、ありがとうでゲス…。(拷問をパワーアップすると言われて)できないって言ったってやるんでゲしょーが!ぎゃー助けて!」 ・「陛下!思い出してくれたんでゲスねぇ~!よかったでゲス~!幸せ…でゲス(倒れる)。」 ・「あぁ、はいでゲス…これで良いんでゲスよ~(泣)。」 ・「あ~皆が私を知ってるでゲス、めっちゃ嬉しいでゲース。(ボウキャックが近づいてきて)もう忘れられたくないでゲスよ!ちょっとやめて!く、来るなもう!」 ・「怪しいヤツでゲスな(ボウキャックに憑りつかれたカービィを見て。さっきの優しさはどこいったのやら…)。」
40話 ・「リッチでゲスなぁこりゃ。(風呂で)寝ちゃわないでよ?」 ・「ぎょえー!何をするでゲスかもう!(ザコ魔獣にまとわりつかれる)」 ・「陛下、止まらないでゲスよ!な、何を注文したんでゲスか?」 ・「(ナックルジョーが)社員ですと?ま~た上手いこと言っちゃって。」 ・「あでも、本当に(ジョーの)サービスでゲスかねぇ?ロクでもない商品をドッカドカと送り付けて、あとからとんでもない金額を請求する、悪徳商法だったらどーするつもりでゲスか!」 ・「これはやっぱり…押し売りでゲスよ!あぁ!(ジョーが)戻ってきたでゲス!」 ・「(城の壁を破壊して外に出るマッシャーを見て)うわー!もうめっちゃくちゃでゲス!(デデデに誘われて)あーはいはい。」 ・「当然ハズむでゲスよ!(メタナイトがマッシャーに吹き飛ばされる様子を見て)本当に強いでゲス!」 ・「何がおかしいでゲスか、騙されていたのは我々でゲスよ!」
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hatohonoka · 1 year
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-入学 2-
​───────​───────​───────
「​───────​─ということです。ふぅ、諸君落ち着きましたか?よろしい。では、諸君。その銃で隣の人を撃ってください。」
灰色のホールこだまする。何を撃つって?
「奇数列の者は左を、偶数列の者は右を。安心してください。セーフティはかけていませんので引き金を引けば確実に弾が出ます。」
わたしの列は4列目、右隣。亜里沙の方を向く。
「え、マジ?」
亜里沙もこちらを向く。
「ちょっと、ちょっと待とう?絶対なんかの脅しだって!」
会場中も困惑の色が目立つ。壇上の『先生』?は会場を見渡している。もはや状況が飲み込めず固まるしかないわたしたち生徒を煽るように続ける。
「よろしいでしょう。二人で撃て、というのは流石に難しかったようだ。レクチャーしましょう、ではどちらか片方だけ、発砲してください。しっかり心臓に狙いをつけてください。頭はダメです。この男の���うになりますのでくれぐれもやらないように。それと両者撃てなかった場合はその場で射殺致します。そうですね、時間を決めましょう。そう難しい事では無いので5分以内に決めてください。では、始め」
え?射殺…?ちょっと待って、という事は
「二人で死ぬか、一人殺すか。」
つぶやく声は自分でも驚くほど震えていた。
困惑はパニックに変わり始めていた。死にたくないと叫ぶ者、泣き喚き許しを乞う者、放心し固まる者。
数分前までの穏やかだった日常が訳の分からない、まるでフィクションの様な非日常に変わり果てた。本当に映画でしか見ない状況である。が、わたしにできる今一番大事なこと。
「亜里沙、落ち着いて。ちょっと怖いかもだけどわたしを撃って」
「はぁ!?な、何言って。嫌だよ」
真っ直ぐ亜里沙の目を見る。震えている、わたしは彼女を守らなければならない。それが今一番大事なこと。
「このままじゃわたしたち二人とも死んじゃう、それだったら亜里沙だけでも生き残って欲しい。」
「な、なんでそんなこと言うのさ。それじゃ愛衣が…」
バンッと発砲音がこだまする。誰かが撃った。それが呼び水になったのか、間隔をあけてまた別の場所から音が響く
自分のケースから銃を取り出す。震える亜里沙に取手の方を向けて渡す。
「撃ってください」
言葉もなく首を振る亜里沙。
「人生これで最期なんで、あなたを守らせてください。わたしをヒーローにしてくださいよ」
亜里沙の手に銃を握らせ、その冷えきった手を両手で包み込む。そしてわたしの胸に銃口を押し当てさせる。
「あと1分」
スピーカーから宣言される。冷や汗が吹き出る、心臓は早鐘を打ち口が乾く。
「こんだけ、こんだけ愛衣が覚悟決めてんのにここで引いたら、なんとかが廃るだ…」
亜里沙の手に力がこもる。包む両手にそっと片手を添える。
「恨むんならあたしが死んでからにしてよね…?絶対生き残ってやるから」
光の戻った瞳に強く頷く。
「えぇ、安心してください。恨みもしませんので」
バンッ
強い衝撃と鈍い痛みで吹き飛び、わたしは​───────​──死んだ。
​───────​───────​───────
望月愛衣は生まれた時から一人だった。
埼玉にある施設で赤ちゃんの頃から過ごしていた。
別にそれが普通であったし、おばあちゃん先生たちや施設の兄弟姉妹がいたので寂しいと思う事はなかった。
兄弟たちと混じって遊び回り、姉妹と一緒に年下の面倒を見、先生たちのお手伝いもしたりと自分で言うのもなんだが良い子だったと思う。
その施設に半年に1回ぐらい、寄附をしてくれているというおじさんがたまにやってきた。無骨な雰囲気で無精髭。三白眼の迫力のある眼。施設の子達が怖がってこの半年に一回のイベントに怯え、おじさんが施設に顔を出す日はなるべく外で遊ぶようにしていたぐらいだった。
わたしはこのおじさんが大好きだった。雰囲気は確かに怖いのだが、世界中を飛び回っているというので色々な話を聞かせてくれた。違う国の文化や違う国の食べ物、風景、様々な冒険譚を聞かせてもらった。
ある時おじさんはなんの仕事をしているのか気になって聞いてみたことがある。今思えばあれだけ世界中飛び回っていて寄附もしているのだからあんななりをしていても政治家とかそれに関係する人だったんじゃないかと思う。
おじさんは一瞬困った様に眉根を寄せたが、すぐに思いついたかのように柔らかい表情になり、
人を助けるヒーロー、だから世界中の困っている人を助けてまわっているんだ
そういたずらっぽく秘密だよって教えてくた。
別れ際、愛衣も困っている人を助ける人になりなさいとそう言い残し
おじさんは施設へは二度と現れることはなかった。
おばあちゃん先生たちは仕事が忙しくてなかなか来れないんだそうだと言っていた。施設の兄弟姉妹たちは一様にほっとしては居たが、わたしはきっといっぱい世界に困った人が居てなかなか施設に来れないんだと一人納得していた。
その頃からわたしは、おじさんの残した言葉と早く大人になっておじさんの味方に、正義の味方になりたくていっぱい人助けをしてきた。それが『孤児院』という機関に見出されたきっかけだったと思う。そんな生活を数年続けて3月の12歳の誕生日を終えた時に『孤児院』から招待状を持ったバッチリスーツを着こなした女の人がやってきた。
三者面談でわたしの功績を称え、『孤児院』へ来年度から迎え入れるとの事。国立で高い水準の教育を受けられ、将来はどこに出しても恥ずかしくない人間へと成長出来る。そう言われたがピンと来なかったわたしを見抜いたのか、正義の味方にだってなれるとそう焚き付けたのだった。
まんまと口車に乗せられた、と言うよりも良いチャンスだと思い乗ったわたしは、横浜へたどり着き新しい環境、新しい出会い、突拍子もないまるでフィクションのワンシーンに巻き込まれ死んだのであった。
​───────​───────​───────
そよと風が頬を撫でる。
消毒された匂いが鼻をくすぐる。
パチリと目を開けると
「知らない天井だ…」
あれ?じゃあここは天国?天国って意外と病院っぽいんだな、いやこの感じは保健室?しかしかなり広い、講堂かと言わんばかりの奥行があり、ベッドは30前後置かれているようだ。窓が開いているのかカーテンがヒラヒラと舞っている。各ベッドからは軽い呻き声と謝罪の会話がちらほら聞こえている。
「あ!愛衣!」
突如名前を呼ばれた方を見る、そばに不安げに覗き込む亜里沙が居た。座って何かしらの端末を見ていたようだが乱暴にベッドへ端末を放り投げ立ち上がる。
「ちょっと待ってて、センセ呼んでくるから!センセェエェエエエエ!」
なんなのだろうか、上体を起こそうとすると胸が鈍く痛む。
「そういえば、撃たれたんだっけ」
左胸を確かめる、なだらかな胸には穴は空いてなかった。どういうことだろう、謎に思っていると亜里沙が白衣を着た大人を連れてきた。
それから簡単に質問を受け、体調も問題ないとの事で医務室から追い出された。
​───────​───────​───────
次回、-特別教育機関『孤児院』KANAGAWA-
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pureegrosburst04 · 1 year
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水と油の冒険欄の投稿に使おう🫨
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御茶ヶ滝ウォーターワールド「最上位現実の彼、彼女達は53万歳正統派処女童貞ばかりです😑(👆の画像は完全に真実なので何も言い返せない)」超電波油アンタッチャブル「そんな一族も堕ちていく事がある?だから俺様が霧島04の正統後継者としてジュンコウランキングのトップに躍り出る🥴」御茶ヶ滝「むっつりさんだってバラすよ?😏」超電波油「死なば諸共よ😡」御茶ヶ滝「やんのか?🥶」
Σ(シグマ)の相棒達は、お互いを女の子に売ることを考えだして衝突するようになった まるで火事を呼ぶ冷戦状態のように
放射線汚染地域のど真ん中でライブ配信をしながらある闘いで欠席しているアイエフさんのお弁当箱を広げると、とある馬鹿3人は大き目のはしゃぎ声で盛り上がりながら食べ始めた。本人が居たらアンタ達バカなの?😱?こんな所で食べるんじゃないわよ!!あ〜もう、美味しそうに頬張って〜😫」 と突っ込みをもらう完全な名シーンに繋がったであろう
〜過去〜
ともちん「この世界のルールだからごめんね⭐️、お詫びにサポートするし代謝で何とかなるから💦 恋をする資格なんて誰にでもあるよ❣️、この裏の記録を塗り潰せば大丈夫。優しい人には関係ないんだから」
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映像には誰も気づけない麻酔ガスで眠らされている間中、もどかしそうに顔を紅くしてうめきながらF(フェア):ヴァストローデ達に身体を好き勝手に触られて可愛がられる霊猫蒼海
霊猫蒼海「あなた達にこんな事された真実は変わらない。ここが下位現実でも、お母さんが産んでくれた私の一番大切な身体なの‼️ 血と肉がある内にこそ夢を叶える意味がある、今を一生懸命に生きるプライドがあるんだから。好きな人を騙す事なんて出来ない 分かんないよね、あなたは不幸の連鎖を断ち切れなかった弱い人間だった訳だし」汚い物を見る様に自分の肩を掴みながら引く姿勢
〜今〜
F(フェア):ヴァストローデ「配信みてたよ!目立ちたいの?お姉さんと一緒に大人の階段登らない?😚」 霊猫蒼海「結構です(キッと睨む) 私は気高くて、時代遅れな霧島04とは格の違う最っ強の純粋硬派柱!!!!」御茶ヶ滝「俺も俺も🙃👍」超電波油「てやんでい‼️俺は伝説の純粋硬派柱だぜえ👊😤✊」F(フェア):ヴァストローデ「……そっか……そうだよね………」
F(フェア):ヴァストローデ「やっぱり正しいのはあの子達よ、人前では完璧だったもの…理不尽な盗撮で得た幸福なんて言葉のサラダを押し付けるのも��然なのに」ともちん「私達はあの子達を食い物としてしか知らない、碌に会話もしてないからあの子達が見て欲しい自分を何も知らないまま想像の中で意味なく補ってきた だから去っていく不可逆の友情。身勝手なこと言っちゃった…」
〜新章開幕〜
倒れているゲイムギョウ界の少女
純粋硬派柱SuperPuraguroGhost00 ドンガッチャ「所詮アイエフなんて大した事なかったな、持ち上げられた伝説に呑まれすぎなんだよ。こうして二番煎じをぶち破った俺と言う例外をみろよ雑魚ども」アイエフ「アンタ、今に見ときなさいよ……負けは負けだけど次は本気かもしれないからね」超鬼難ドンガッチャ00「そいつは楽しみだぜ。半端な知識で舐めるやつに教えてやる、俺は超鬼難のステージにたってる(思えば本家を継ぐとか言ってた奴等にもこれで証明できたか)」
〜数十分前〜
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メンチース09「アイツは別格なんよ。↑こうして現実の人間も騙す “””数千回自殺しとる時点で赤き真実のついた命乞い以外は全て演技”””  リキッドスネークに例えられてきた理由は傲慢(根性)と悪意(絶対優位)が併さって父親2人の弱点が完全に消えとるからなんや。なろう系主人公がぎょうさん集まり追い詰めても笑いながら胸糞悪いのだけ残して死ぬんよ」富豪05「殺せば大切なものを守れると考えて出した倫理的正解はアイツには通じない。自殺マニアの命乞いが見れるのは決まって真の裏ストボスのみだ。それでも最強の純粋硬派柱を自称するなら質問させてくれ 香氣04についてどう思う?」
超鬼難ドンガッチャ00「俺はこう答えた。救う必要がねえwww こいつは人をいじめた事があるしアスペルガーで周囲に迷惑をかけてきた。水商売をしてる女性(守るべき存在)に対して陰口みたいな噂をする時、””””B(バグ)の家族達みたいにあいつら淫乱だよね〜売春なんかしてさー、w””””って歪なストレスのはけ口にするのは本人達も喜ぶ つまり、根が真面目で信念を貫く気高さが正しいとは限らない。全員同じ人間のカテゴリーに入れて純粋な敬意を払っても自殺の記事をみて生命の有無だけを嘲笑ったらやってる事がサイコパスだ。だからこんな奴嫌いだww。いじめっ子だった時の同級生を幸せにして優しい大人になってから切り捨てて当たり散らして、結果的に誰も望まない形のそんなツケを払わせる為だけに好かれる我慢をしてきた軟弱者なんてよ……ギリッ(歯軋り)、俺は違う。ぶつかり合って切っても切れない関係、俺が一番好き勝手するそれが友達だ 純粋硬派柱ランキングの頂点になるのはこの俺だ いつだって邪悪より熱血だろ」ガチャっバタン
富豪05「程度が知れたか?」メンチース09「まだわからんよw、しかし今のアイエフはワンフォーオールで体が不自由な人達を……」
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