#静岡加圧
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「鹿児島県警は芯から腐り切っている」 誤解を恐れずに評すれば、出来の悪い警察小説か警察ドラマの筋立てかと見紛うような、あまりにあからさまであまりに剝き出しの権力犯罪である。 だが、現実にそれは起きた。いや、現在進行形で起きている。そして一連の事態は、この国の警察組織や刑事司法の闇を照射し、同時にメディアやジャーナリズムの真価を根本から問うてもいる。 福岡市の中心部にほど近い一角に佇む築40年を超える古びたマンション。すべての端緒を切り拓き、歪んだ捜査の標的にもされたネットメディアは、この一室に拠点を置いている。ほぼ一人で運営する小メディア『HUNTER(ハンター)』の主宰者は中願寺純則(64)。編集作業に使っているという六畳ほどの狭い部屋で私と向きあった中願寺は、常に背筋を伸ばしたまま淡々と、しかし静かな怒気を端々に滲ませて口を開いた。 「鹿児島県警は完全に腐っているんだと、もはや自浄作用など期待できないから真実を知らせてほしいんだと、私たちへの情報提供者は心底憤っていました。私も同感です。鹿児島県警は芯から腐り切っている」 中願寺が一連の取材に着手する契機となった事件が起きたのは2021年の夏、世界がまだ新型コロナのパンデミックに揺れていた最中のことである。翌22年の2月になって事実関係を最初に報じた鹿児島の地元紙・南日本新聞の記事によれば、概略は次のようなものだった。 〈鹿児島県医師会の男性職員が、新型コロナウイルス感染者が療養するための宿泊施設内で、派遣された女性スタッフに対し、わいせつ行為など不適切な行為をしていたことが14日、南日本新聞の取材で分かった〉〈関係者によると、男性職員は昨年8月下旬~9月末、宿泊療養施設運営のために派遣された女性スタッフに対し、施設内でわいせつな行為などをした。(略)女性は一連の行為に関し「同意はなかった」として、管轄の警察署へ告訴状を提出した〉(2月15日��朝刊) 関係者からの情報提供もあって中願寺は取材を開始し、伝手を辿って被害女性らにも話を訊き、鹿児島県への情報公開請求なども重ね、自らが運営する『ハンター』に次々と記事を掲載した。その記事の矛先は当初、被害女性との間で「合意があった」と事実を矮小化する医師会などに向けられたが、次第に県警へも向けられるようになった。取材の結果、こんな事実が浮かんだからである。今度は中願寺が23年1月20日に『ハンター』で書いた記事の冒頭部分を引用する。 〈昨年1月、鹿児島県警鹿児島中央警察署が、性被害を訴えて助けを求めに来た女性を事実上の「門前払い」にしていたことが分かった。応対した警察官は、被害を訴える女性が持参した告訴状の受理を頑なに拒み、様々な理由を付けて「事件にはならない」と言い張ったあげく女性を追い返していた〉 そして記事はこう続く。 〈背景にあるとみられるのは、身内をかばう「警察一家」の悪しき体質と性被害への無理解。意図的な不作為が、醜悪な人権侵害につながった可能性さえある〉 どういうことか。実は女性が性被害を受けたと訴える「県医師会の男性職員」の実父が県警の警察官であり、だから県警は捜査を忌避し、事案を握りつぶそうとしているのではないか――中願寺はそう睨み、県警を指弾する記事を続々掲載した。 〈県医師会わいせつ元職員の父親は3月まで現職警官〉(23年5月15日掲載)、〈訴えられた男性職員の父親は「警部補」〉(同6月2日掲載)、〈問われる医師会と県警の責任〉(同6月12日掲載)……。 鹿児島で起きた性加害事件をめぐる県警の問題点へと果敢に斬り込む『ハンター』には間もなく、県警の内部から貴重な情報も寄せられるようになっていった。 「小メディア」の果敢な不正追及 1960年に長崎県で生まれた中願寺は、東京の大学を卒業後、政治家の秘書や信用調査会社系のメディア記者といった職を経て、2011年3月に『ハンター』を立ちあげた。サイト開設が東日本大震災の発生前日だったのは偶然だが、以後の約13年のサイト運営は決して楽ではなかった。中願寺もこう言う。 「正直言っていまも楽ではなく、私は無給状態ですが、小さいながらもメディアとしてスタートした当初はさらに厳しく、やめてしまおうと思ったことが何度もありました。ただ、何年か続けていると応援してくれる方々も現れ、だからなんとか歯を食いしばって運営を続けてきたんです」 そうやって小メディアを懸命に維持して記事を日��発信する一方、もともとの経歴もあって中願寺は地元政財界に独自の人脈を持ち、メディア記者らのほか警察当局者ともさまざまな形で接触を重ねてきた。主には刑事部門で事件捜査にあたる警官だったが、公安部門の警官が接触してきたこともある。そんな接触を通じて時には情報を交換し、時には取材中の事件に関する捜査動向の感触を探る――といった営為は、所属メディアの大小等を問わず、事件取材に奔走する記者なら誰にも経験があるだろう。かつて通信社の社会部で事件取材に携わった私も例外ではない。 また、そういった取材活動を通じて特定の事件や事案に関する記事を発信していると、当該の事件や事案の内実を知る関係者から貴重な情報や内部告発が寄せられることもある。これこそ取材という営為の醍醐味であり、鹿児島県警の不正を追及していた中願寺のもとにも幾人か情報提供者が現れた。もともとは県警の公安部門に所属し、その後は曽於署の地域課に在籍した巡査長・藤井光樹(49)はその一人だった。 そんなふうに入手した情報や資料に依拠し、中願寺はさらに追撃記事を執筆した。極北となったのが〈告訴・告発事件処理簿一覧表〉との標題がついた県警の内部文書を入手し、23年10月から展開した記事群だったろう。プライバシー等にも配慮しつつ文書の一部を画像で示し、件の性加害事件をめぐる県警対応の不審点を指摘する一方で中願寺は、こうした内部文書が大量に漏洩しながら事実を公表も謝罪もせず頬被りを決めこむ県警の態度をも厳しく指弾した。 当の県警は――ましてや上層部は、県警の内部文書を掲げて噛みつく『ハンター』に苛立ち、焦燥を深めたに違いない。しかも県警では近年、あろうことか現職警官が逮捕される不祥事が続発していた。20年以降の事案を列挙するだけでも、その惨状は目を覆わんばかりである。 ①20年2月、女子中学生を相手とする児童買春容疑で霧島署の巡査部長を逮捕、②21年7月、いちき串木野署の巡査部長が女性宅に不法侵入したとして逮捕、③22年2月、鹿児島中央署の交番勤務の巡査長が拾得物の現金を横領したとして逮捕、④23年10月、SNSで知り合った少女と性交したとして県警本部の巡査長を逮捕――。 惨憺たる状況下、県警の内部文書まで入手して噛みつく『ハンター』への苛立ちからか、内部告発者らによって他の不祥事案が発覚するのを恐れたのか、県警は信じがたいほど強引な捜査に踏み切る。今年4月8日、県警の内部資料などを『ハンター』に漏洩したとして先述した巡査長・藤井を地方公務員法違反(守秘義務違反��容疑で逮捕し、同時に中願寺が主宰する『ハンター』までをも家宅捜索したのである。 異常かつ論外の家宅捜索 その日の朝、編集作業に使っている六畳ほどの部屋には約10人もの県警捜査員が押しかけた。中願寺によれば、「令状がある」という捜査員は、それをヒラヒラと示すだけで容疑事実も仔細に説明せず、業務用のパソコンはおろか中願寺が使用している新旧のスマートホン、さらには取材用のノートやファイル、名刺類まで押収していった。 言うまでもないことだが、それらにはメディア主宰者の中願寺にとって断固秘匿すべき情報源などが刻まれていたし、なによりも業務用のパソコンを失えばサイトを更新することもできなくなってしまう。だから思わず声を荒らげ、捜査員に激しく迫った。 「おいっ、せめてパソコンはすぐに返さないと、営業妨害で訴えるからなっ!」 その一喝が効いたのか、パソコンは翌日返却された。だが、内部データは間違いなく抽出され、一部の押収物は2カ月以上経った現在も返却されていない。一方、『ハンター』に情報を「漏洩」したとして逮捕された巡査長・藤井は、自らに迫る捜査の気配を察知していたのか、逮捕のしばらく前に電話で中願寺にこう語っていたという。 「私は腹を決めてやっています。ウチの組織は腐っていて、外から刺激を与えないと変わらない。そう考えてやったことですから、もし逮捕されても私に後悔などない。だから中願寺さんが悔やむ必要もありません」 だとすれば藤井は、『ハンター』というメディアにとっては「情報提供者」、あるいは「内部告発者」であり、広く社会にとっても大切な「公益通報者」だったと捉えるべきではないのか。 ならばここで、あらためて記すまでもないことをあらためて記しておく必要がある。たとえ小さくともメディア=報道機関への情報提供者を逮捕すること自体が異例であり、たとえ小さくともメディア=報道機関を強制捜査の対象とするなど極めて異常かつ論外の所業。同じことを新聞やテレビといった大手メディアに行えば、言論や報道の自由を圧殺する暴挙だと大騒ぎになるだろうし、ならなければおかしい。ましてそれが「公益通報」の色彩が濃い事案だったなら、県警の所業は一層悪質な暴走と評するしかない。 だが、県警の信じがたいような暴走はこの程度で止まらなかった。 あるジャーナリストに寄せられた内部告発 鹿児島や福岡からは直線距離で約1500キロメートルも離れた北海道の札幌市。ここを拠点にフリーランスの記者として活動する小笠原淳(55)は4月3日、市中心部にも近い雑居ビルの一階に入居する月刊誌『北方ジャーナル』の編集部にいた。 話は本筋からやや逸れるが、『北方ジャーナル』といえば、かつて北海道知事選の候補者をめぐる「中傷記事���が名誉毀損に問われ、出版物の販売差し止めを容認する最高裁判例の舞台になったことを想起する向きも多いだろう。だが、これは70~80年代の出来事であり、もとより小笠原には何の関係もない。また、現在の『北方ジャーナル』は経営母体なども代わっていて、もともとは地元紙の記者からフリーランスに転じた小笠原は、頻繁に寄稿している同誌の編集部を原稿執筆などの場として活用していただけのことだった。 あれはたしか昼過ぎだったと小笠原は記憶している。編集部に郵便物を届けにきた配達員が、小笠原宛の茶封筒を手に「どうされますか」と尋ねた。封筒の表には一般封書の規定額である84円切手が貼られていたものの、重量がオーバーしているから10円の追加料金が必要だというのだ。支払わなければ持ち帰られていたかもしれないが、小笠原は財布から10円玉を取り出して渡し、封書を受け取った。 消印は〈3月28日 鹿児島中央〉。差出人の名はない。いったいなんだろう――そう思いつつ開封した瞬間、これは内部告発だと小笠原は悟った。計10枚の文書の1枚目には〈闇をあばいてください。〉と太いフォントで印字され、2枚目には〈鹿児島県警の闇〉と題して計4件の事案が列挙され、3枚目以降は県警の内部文書とみられるものを含め、違法性の濃い不祥事の中身などが詳述されていた。一部の概要のみ記せば、次のような事案である。 ①霧島署の巡査長が女性にストーカー行為を繰り返し、しかも職務上知り得た個人情報も悪用して行為に及んだのに、処分も公表もされていない事案、②枕崎署の捜査員が職務時間中、市内の公園の女子トイレで女性を盗撮し、しかも捜査車両を使っていたのに県警が隠している事案、③県警幹部による超過勤務手当の不正請求があったのに、立件も公表もされていない事案――。 小笠原は、すぐに『ハンター』の中願寺に連絡を取った。理由はいくつもあった。なによりも札幌に居を置く小笠原にとって、はるか遠い鹿児島県警の不祥事を取材するのは物理的に難しい。また、北海道警の不祥事やその追及が甘い大手メディアも批判してきた小笠原は、警察の不正や記者クラブ問題を追及する中願寺と意気投合し、数年前からは『北方ジャーナル』などのほか『ハンター』にも寄稿するようになっていた。もちろん、中願寺と『ハンター』が鹿児島県警の不正を追及中だったことも熟知していた。 だから小笠原はその日のうちに中願寺に電話し、匿名で送られてきた10枚の告発文書もメールで送信し、中願寺と共有した。「裏取り取材に手間と時間はかかりそうだが、相当に貴重な内部告発だから、できる限り取材して記事にしていこう」。中願寺はそう応じ、小笠原も協力は惜しまないつもりだった。 元最高幹部の切実な訴え 『ハンター』が県警による捜索を受けたのは、そのわずか5日後のことだった。当然ながら���押収されたパソコンには小笠原が中願寺と共有した告発文書も保存されていた。 ここからは推測も交えるが、押収パソコンのデータを解析した県警は眼を剝いて驚愕し、焦燥を一層深めたろう。どうやら『ハンター』には、すでに逮捕した巡査長・藤井らのほかにも内部情報の提供者がいるらしい。しかもその人物は、あくまでも匿名のようだが、提供文書や情報の精度からみて現場レベルの警察官ではなく、相当に高位の立場にある県警幹部クラスではないか――と。 県警がその人物をいつ特定したかは定かでない。ただ、さほど時間を要さず特定したとみられ、後述するように相当周到な事前準備を施したうえ、またも信じがたい強硬手段に打って出た。5月31日にその人物を――県警主要署の署長なども歴任し、つい2カ月前までは県警最高幹部の一人である生活安全部長を務めていた本田尚志(60)を逮捕したのである。容疑はやはり国家公務員法違反(守秘義務違反)。職務上知り得た秘密を第三者に――すなわち小笠原に送った告発文書で漏らしたというものだった。 さて、この国の全国津々浦々に25万以上もの人員を配する警察には、ざっくりとわけて二つの〝種族〟がいる。一応は現在も自治体警察の装いをまとった47の都道府県警に採用され、警察官の階級として最下位の巡査からスタートする叩き上げのノンキャリア。他方、かつてなら国家公務員の上級職試験、少し前までなら一種試験、現在の総合職試験をパスし、警察庁に採用されたキャリアの警察官僚。前者は警察官の圧倒的多数を占めて都道府県警の現場を支え、圧倒的少数の後者は警察庁と都道府県警を往来しつつ出世街道をひた走る。そしてどこの都道府県警でも大同小異だが、叩き上げノンキャリアの最高到達点の一つが生活安全部長の職であり、警視正の階級まで昇り詰めて3月に定年退職したばかりの元最高幹部が逮捕される――しかも古巣の県警に逮捕されること自体、前代未聞といっていいほど異例の事態だった。 さらに本田は逮捕から5日後、鹿児島簡裁で行われた勾留理由開示請求手続きの場で、驚愕の訴えを陳述した。手元にある陳述書にはこんな言葉が刻まれている。 〈今回、職務上知り得た情報が書かれた書面を、とある記者の方にお送りしたことは間違いありません。/私がこのような行動をしたのは、鹿児島県警職員が行った犯罪行為を、野川明輝本部長が隠しようとしたことがあり、そのことが、いち警察官としてどうしても許せなかったからです〉〈この時期は、警察の不祥事が相次いでいた時期だったため、本部長としては、新たな不祥事が出ることを恐れたのだと思います〉〈私は、自分が身をささげた組織がそのような状況になっていることが、どうしても許せませんでした〉〈退職後、この不祥事をまとめた文書を、とある記者に送ることにしました〉〈マスコミが記事にしてくれることで、明る��に出なかった不祥事を、明らかにしてもらえると思っていました〉〈私としては、警察官として、信じる道を突き通したかったのです。決して自分の利益のために行ったことではありません〉(抜粋、原文ママ) 県警本部長の不可解な言い分 極めて閉鎖的で上位下達の風潮が強い警察組織において、ノンキャリアの元最高幹部がキャリアの県警トップに公然と反旗を翻すことも異例中の異例であり、と同時にその訴えが事実ならば、本田もまたメディアにとっての「情報提供者」であり、広く社会にとっての「公益通報者」であったのは明らかというべきだろう。しかも県警は、自らの不正を追及するメディアを強制捜査の対象とし、メディアにとって最重要の情報源を特定し、さらには警察が警察であるがゆえに持つ最高度の強権を行使して〝口封じ〟を謀ったことになる。 一方、本田に反旗を翻された本部長の野川は当初、地元メディアの取材にのらりくらりと対応するだけだったが、鹿児島地検が本田を起訴した6月21日にようやく正式な会見を開き、「私が隠蔽を指示した事実も県警として隠した事実もない」と反論した。本田は「公益通報者」ではないのか、という問いにも「県警としては公益通報に当たらないと考えている」と突っぱねている。本田が札幌の小笠原に送付した計10枚の文書には、被害者が公表を望んでいないストーカー事件の被害者名や年齢等が記載されていた――などというのが野川と県警側の言い分だった。 だが、その言い分はあまりに弱く、事実経過からみて素直に頷くことなどできはしない。 前述したように、本田の告発文書には複数の県警不祥事が具体的に列挙され、霧島署の巡査長によるストーカー案件のほか、枕崎署の捜査員による盗撮案件もそのひとつだった。この盗撮案件が発生したのは昨年の12月15日。直後に県警は事実を把握し、犯行時に捜査車両が使われたことも確認していたが、問題の捜査員は逮捕も処分もされないまま放置された。 ところが約5カ月も経った今年の5月13日、当該の捜査員は建造物侵入などの疑いで突如逮捕された。いったいなぜか。県警が『ハンター』を捜索してパソコンを押収したのが4月8日。これを解析して本田の告発を把握し、本田逮捕に踏み切ったのが5月31日。そのわずか半月前に盗撮捜査員を逮捕したのは、時系列的にみて本田が文書で訴えた「隠蔽」を否定し、事前に打ち消すための周到な〝準備〟であり〝工作〟ではなかったか――。 ここまでお読みになった方は、まさに鹿児島県警は「腐り切っている」と感じられただろう。私も同感だが、果たしてこれは鹿児島県警だけに特有の腐敗か。いや、そんなことはあるまい。いかに小さくとも、メディアを強制捜査の対象とする判断を県警だけで行うとはにわかに考えにくく、ましてや最高幹部だった前生活安全部長・本田の逮捕は、警察庁の裁可や指示を仰がずに独断で行われたはずがない。畢竟、その過程では本田の告発がどのように行われ、県警がそれをどう特定したかを含め、すべてを把握した上で警察庁がゴーサインを出したのは間違いなく、一連の問題からはこの国の警察組織全体に巣喰った腐臭が漂う。さらにつけ加えるなら、一連の問題からはこの国の刑事司法が抱える根深い悪弊の一端も浮かびあがる。 証拠類を「廃棄」せよとの呼びかけ 話はやや前後するが、県警を追及する過程で中願寺と『ハンター』は、別の重大な文書も入手していた。中願寺は「取材源の秘匿」を理由に入手先を明かさないが、おそらくは『ハンター』に情報を寄せていた巡査長・藤井からもたらされたのだろう。これについては一部メディアでも大きく報じられて波紋を広げているが、文書の標題は〈刑事企画課だより〉。わずか2枚の文書には漫画風のイラストも添えられ、県警捜査部門が作成して内部閲覧に供する、さして秘匿性の高くない文書と思われるが、そこにはやはり眼を剝くようなことが公然と記されていた。 〈最近の再審請求等において、裁判所から警察に対する関係書類の提出命令により、送致していなかった書類等が露呈する事例が発生しています〉〈この場合、「警察にとって都合の悪い書類だったので送致しなかったのではないか」と疑われかねないため、未送致書類であっても、不要な書類は適宜廃棄する必要があります〉〈再審や国賠請求等において、廃棄せずに保管していた捜査書類やその写しが組織的にプラスになることはありません!!〉(原文ママ) 問題点は明白であろう。現在再審公判が行われている袴田事件にせよ、布川事件や松橋事件などにせよ、いまなお数々発覚する冤罪事件の大半は、警察や検察が隠していた証拠類が再審請求の過程などで示され、ようやく罪が立証されている。なかには警察が検察に「送致」すらしていない証拠類もたしかに多く、警視庁公安部の不当捜査を受けた横浜の化学機械メーカー・大川原化工機が起こしている国賠訴訟では、公安部内に残されていたメモ類が公判の大きな焦点にもなっている。 つまり文書は、そのような事態は「組織的にプラスにならない」から、「裁判所の命令」などで「露呈」することがないよう、「不要な書類」等は「廃棄」してしまえ――と県警が内部に堂々そう呼びかけていたことを示す。このようなことを許せば、この国の刑事司法に巣喰う悪弊は一層慢性化してしまいかねず、しかもこの文書の秘匿性がさして高くないとみられることを踏まえれば、県警の勝手な判断に基づく所業だったか、との疑念がここでも湧く。警察庁あたりからそうした指示や示唆があり、だから深慮なく内部閲覧文書に明示したのではなかったのか、と。 ジャーナリズムの二重の敗北 再び福岡市にあるマンションの一室。鹿児島県警を追及し、数々の不正を明るみに出した中願寺は、「最後にこれだけは強調したい」と言って姿勢を正した。 「私が取材を始める契機となった強制性交事件の被害者は、いまも精神的に不安定なまま必死に真相解明を訴えています。また鹿児島では警官が逮捕される事件が続発し、被害者のほとんどは女性です。たしかに報道への弾圧は大問題ですが、大元にもっと眼を凝らさなくてはいけない。警官や警察一家の人間によって女性が被害を受けた事件こそが原点であり、それをすっ��ばして報道弾圧だと訴えても、市民の共感は得られないんじゃないでしょうか」 一方、札幌を拠点にフリーランス記者として活動する小笠原は、「すべての元凶は鹿児島県警とはいえ、私に情報を寄せてくれた本田さんを守れなかったことは、いち記者として忸怩たる想いがあります」と唇を嚙みつつ、いまこんなふうに訴えている。 「いくら小さなメディアとはいえ警察がガサ入れし、情報源を暴いて逮捕してしまった。そのことに全メディアがもっと本気で怒るべきです。小さなメディアだから構わない、などという理屈を許せば、雑誌ならいいのか、スポーツ紙なら構わないのか、と対象が広がりかねない。ただでさえメディア不信が根深い昨今、このまま傍観していれば、新聞やテレビにガサが入っても誰も味方してくれなくなりかねません。本来なら新聞協会や民放連といった組織が「このような暴挙は断固許さない」といったメッセージを明確に発するべき局面でしょう」 いずれもその通りだと深く頷く。と同時に、メディア界の片隅で長年禄を食む私を含め、鹿児島県警をめぐる一連の事態からメディアやジャーナリズムに関わる者たちが一層真摯に捉え返さねばならない課題にも、最後に触れざるを得ない。『ハンター』に情報を寄せて逮捕・起訴された巡査長の藤井にせよ、小笠原に文書を送って逮捕・起訴された前生活安全部長の本田にせよ、足下の地元には大手メディアの記者も多数いたのに、なぜ貴重な情報提供先に福岡の小さなネットメディアや札幌のフリーランス記者を選んだのか――。 本田の弁護人を務める鹿児島の弁護士・永里桂太郎によれば、その理由について本田は「県警の問題に関心のある記者なら、積極的に取材してくれると思った」と話しているという。逆にいうなら、大手メディアに情報を提供しても警察の不正に関心を持たず、積極的にも取材してくれない、と告発者側に認識されてしまっていることになる。 だとすれば、大手メディアそのものが貴重な情報提供者や内部告発者からの信頼をすでに失いつつあるという、あまりに惨めな事実がここから垣間見えはしないか。そのうえに今回の事態に心底から憤らず、傍観してやりすごせば、この国の主要メディアとジャーナリズムは二重の敗北を喫することになってしまいかねない。(文中敬称・呼称略)
〈特別公開〉警察腐敗 内部告発者はなぜ逮捕されたのか(青木理) | WEB世界
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結論から言うと不安は対処すべきではない
ドリームオーダー、ブースターVol.2が発売されまして、まぁちまちまやっているわけでございますが。
3戸郷が非常に微妙な性能で使いづらい、まぁ3コス先発は大抵の場合使いづらいものなので放っておこう。3吉川も選択肢の一つとしてはアリだけど、そんなにウキウキになる程でもない。
1浅野、2長野、1中山、0岡田が地味~にありがたい、けど本当に地味、そんなジャイアンツ熱ケツ情報でございます。
会社の同僚にゴリ押したところしっかりハマってくれたので、対戦環境はあるにはある。でも、シングルまで買ってるならちょっと知らない人と対戦してみたいよね?ってことで店舗大会に出てみた訳です。
こんな感じで組んでみた。コンセプトは「山崎伊織の低スタミナを捕手で支える」
以下細かい話
後攻の時は山崎伊織が先発、細いドローを本領発揮大城と岸田で支えて1回2/3で交代、読みを放棄して数字の暴力を振るえるので1戦30分の制限対策の意味合いもある。後は中川ゲーミング。
先攻の時は戸郷が先発、一回くらいは覚醒させてくれというお願い戸郷2積み、DP3で山崎伊織が先発となってもそこまで負担にな��ないと思っている。
山崎伊織型になった場合とにかく手札枚数が不安なので、吉川・中山でフォロー、2長野のドローとビルドアップは中途半端感があるので苦しい時は菊池に賭ける。
攻めはどうせダイスが絡むので繋がれば点取れるし繋がらないならそれまでだし、と思いつつ強振+を並べて圧力をかける。後は読み合いを通す部分はそういうゲームです。
ブシロードのカードゲームは「ブシナビ」というシステムで店舗大会のエントリーが出来る。いい歳しておいて引っ込み思案の私的には店頭で頼もう頼もうと致さないでよいだけ大変ありがたいシステムである。
カードは揃えた。エントリーもした。8名参加、所謂スイスドロー式で3勝したら優勝らしい、後はやるだけ、グッドラック!
以下はそのグッドラックの思い出せる限りの記録である。
1戦目ː日本ハム ※後攻 1-2〇
記念すべき最初の一歩である。緊張もある一方で1戦が30分をオーバーすると両者負け判定になるということで、私の不出来で相手に判定負けを付けるわけにはいかないというプレッシャーの中あくせくキビキビゲームを進めていく。
日本ハムは戦術カードを駆使することで強化されるコンセプト、このゲームの基本的に強い行動の「覚醒」を半ば放棄する構えになるので「読みを通してテキスト効果を活かす」必要がある非常にテクニカルなデッキである。
初回に上位打線の万波、清宮で早速1失点。「このまま永遠にアウト取れないのでは?」と最高潮にテンパるもなんとかチェンジ、1回裏で岡本(たぶん、もしかしたら浅野)の2ランが出たところでグッと冷静さを取り戻し後は中川と大勢の覚醒ゲーミングで勝利、勝っちゃったよ……
2戦目ː楽天 ※先攻 1-0〇
本当に相手に申し訳ないくらいテンパった。ダイスアプリがフリーズして30分制限が重くのしかかる。テンパりついでにアウトカウントを間違えまくる(相手の方にはそんな状況でもおおらかに許して頂きました)。
楽天は本領発揮で強化される投手が強力、一方打線は浅村頼りで締まった展開になるはず。
悉くをダイス-1と覚醒に阻まれ、こちらはチャンスをなんとか中川覚醒で抑える。最終回表2アウトで「正直私のこのグダりっぷりなら引き分けでも相手の勝ちを認めるべきでは?」などと考えていたところ下位打線が繋がり秋広ミート打ちが手堅くタイムリーになり大勢無双でそのままゲームセット、2勝ちだが申し訳なさが勝つ。
3戦目ː巨人 ※先攻 0-1✕
勝てば優勝、なんでやねん。ないない、なさ過ぎて最早全く気負いはなくなっていた。
お相手の方は横川先発ということで、専門用語で言うところの1-2-1-1継投であろう。
じりじりとランナーを溜められつつ、こちらは覚醒の嵐でアウト量産の中どうにかこうにか最終回0-0まで粘ることが出来た。読みを放棄しながら捕手本領発揮と渾身で数字の暴力で上回るのは思った以上に強力かもしれない。
とかなんとか思ってたら、なんかベンチに大勢がいないんですけど。やらかしましたね、ベンチの大勢がメインデッキに混ざってしまったようで。
無事サヨナラ負け、終わってからもうお相手の方に平に謝り倒しましたね、決して舐めプとかふてくされた訳ではないのじゃ……
「どこかに無くしたのではないのならよかったです。ゲーム中でも申告してくれればよかったのに」とまで仰って頂きまして、ドリームオーダーあったけぇなとなりました。
「TCGの大会に出て知らん人と遊ぶ」というありえんくらい高いハードルを思い付きで越えてみた。振り返って文にしたためればこんなもんであるが、現場では途轍もない緊張が確かにあった。
「緊張は悪いことではなくて、自分ができるかできないかわからないギリギリのところにチャレンジするとか、経験したことのないことを経験するから緊張するんだよね」ってローランドさんも言ってたしな、今日のところはギリギリのチャレンジを自分で褒めつつ、Vol.2環境を楽しみつつ、Vol.3に期待しつつ、ということでどうかひとつ。
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『Chibusa〜Love breast〜』 片方の乳房を墨アートで描く 乳房への思い入れとは誰にもあるはず 人はここからスタートしているのだから 現代では、乳がんの患者数が増加傾向にある。 2019年でも、97,812例(男性670例、女性97,142例) もちろん女性が圧倒的に多いが、男性でも乳がんになることがある 乳がんとは、そもそも乳腺にシコリができることで、分泌物などの症状がでることで乳がんと診断されることがある。 最近は切除せずとも治療が可能になってきたが、それでも女性にとっては 体や精神への負担は大きい... 非常に悩ましい病だが、 今回乳房を墨アート化することで、 少しでもここから生命力を感じてほしい想いから作品を描いた 通常墨絵で、乳房などのヌードアートが描かれることは、そう滅多にない... 無いからこそ『生』を感じてほしい 少しでもたくさんの女性に元気が 与えられることを願って... 筆を使わない墨絵師 荒川颼/SHU Arakawa 【颼墨絵作品 常設展示場所】 ✨常設作品を増設‼️‼️✨ 栃木県栃木市河合町4-16 tel: 050-5359-7563 Eat Me Sandwich 2F ギャラリー結 (*)是非ご来場ください 【ギャラリー営業日/営業時間】 水、木、金 11:00am〜16:00pm 日 11:00am〜13:30pm 定休日 月、火、土 (*)但し、営業日・定休日は都合により変わります ✨✨✨✨✨✨✨✨ 筆を使わない墨絵アーティスト 荒川颼/SHU Arakawa www.shusumie.com Googleで『墨絵』または『ハンド墨絵』でトップ表示 #筆を使わない墨絵師 #墨絵師 #龍墨絵 #龍のキセキ #キセキの龍 #線は僕を描く #お茶と墨絵のコラボ商品 #静岡茶 #お茶のマルキョウ #岩崎恭三商店 #墨絵 #sumie #ハンドドローイング #handdrawing #日本を代表する墨絵師 #墨絵アーティスト #書道好きな人と繋がりたい #画家さんと繋がりたい #飛墨 #hisumi #唯一無二の墨絵師 #唯一無二の墨絵アーティスト #しゅう墨絵 #shusumie #生きる墨絵 #墨ノ祭 #ギャラリー結 #栃木 #tochigi #栃木山車会館 (eat me sandwich) https://www.instagram.com/p/CpoKKqKPAxE/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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"Kill them with kindness" Wrong. CURSE OF MINATOMO NO YORITOMO
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“kill them with kindness” Wrong. CURSE OF RA 𓀀 𓀁 𓀂 𓀃 𓀄 𓀅 𓀆 𓀇 𓀈 𓀉 𓀊 𓀋 𓀌 𓀍 𓀎 𓀏 𓀐 𓀑 𓀒 𓀓 𓀔 𓀕 𓀖 𓀗 𓀘 𓀙 𓀚 𓀛 𓀜 𓀝 𓀞 𓀟 𓀠 𓀡 𓀢 𓀣 𓀤 𓀥 𓀦 𓀧 𓀨 𓀩 𓀪 𓀫 𓀬 𓀭 𓀮 𓀯 𓀰 𓀱 𓀲 𓀳 𓀴 𓀵 𓀶 𓀷 𓀸 𓀹 𓀺 𓀻 𓀼 𓀽 𓀾 𓀿 𓁀 𓁁 𓁂 𓁃 𓁄 𓁅 𓁆 𓁇 𓁈 𓁉 𓁊 𓁋 𓁌 𓁍 𓁎 𓁏 𓁐 𓁑 𓀄 𓀅 𓀆
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凪の日 20241216.
ずっと疲れている。どうしたらいいのか全くわ��らない状態が続いている。電気カーペットのせいで生産性も奪われ、夫からの便りで毎日情緒が乱される。夫の労働形態は予想以上の事態に発展してしまっていて、無法地帯なのは実害がないうちは目をつぶれるとしても、パワハラやモラハラ、父親からの圧力や誹謗中傷、もうなんでもありだ。自分がセクハラの被害者になった時以上に、煮えたぎるような怒りがわいてしまい、そのような環境に甘んじている夫にもとうとう我慢の限界がきてしまった。我々は考え方も生き方も異なるのだ、と諦めて自分の人生から彼も彼の家族も仕事もなにもかも退場させてしまおうと思ったが、「結婚したばかり」という偶然によって踏みとどまった。結婚してなかったら今頃は完全に他人だった。ブロックして二度と会うことのないように、自分の中で存在を抹消していたはず。視野が狭いと共通の友人からは侮蔑まじりに説教されたものの、私にはどうしても耐え難かった。それにすぐに関係に見切りをつけた方がお互いのためになるとは今でも思う。夫婦だから、家族だから、そのような発想は全てまやかし、思い込みの類である。結局、個人と個人同士の命を懸けたガチンコ試合こそいつ何時も人間関係の本懐だ。恋愛や結婚というシチュエーションにおいてはその地下格闘場が露見しやすいだけであって、我々は常に闘っているのだ。そういう生き物だからこそ、哲学や倫理が必要なのであって、尊重というアティチュードで以て争いを穏便に調停する必要がある。しかし、もはや闘う必要もないという見込みがあるなら、早々に闘いを放棄する方がお互いのためだ。友情であっても同じことだ。私は自分に「無理すること」を禁じているが、これは無理した結果他責思考に陥るのを抑制するための賢明な方法論でもある。このような私の諦念的人付き合いのあり方のせいで自分自身を孤独に追いやることになろうが仕方ない。──こう書いていると、私のような人間が結婚するとは根本的に矛盾した行為だったのかもしれないと思えてくるが、孤独から逃れるためには人間はなんでもするということだ。孤独からの解放に目が眩んで「結婚」に魂を売った私は夫に自分の情緒のハンドルも今は渡してしまっているし、今感じている「寂しさ」もリアルなだけ窮屈だ。私も「奴隷」だ。しかし、夫の周りにいる「奴隷」たちよりはずっといい。幸い、夫もこれまでの状況を冷静に把握して、考えを改めて然るべき所へ相談に行って、なるべく早く福岡を脱出できるように動いてくれるようになった。とにかく、なんとか早く帰ってきてほしい。それで何を失おうが、夫が自分の心を捨てなかったことを不幸中の幸いと思うだけの許容性はある、私にも。この心労に今はすぐにでも終止符をつけたいところ。
以上のいざこざの中で、私を最高潮に憤怒させ、バイト先に向かう道で思わず全力で走り出してしまうほどのヒステリックに追いやったのは、彼が先方に頭下げて謝罪してまで正月三が日の休みを許された、という事案であった。希望とは名ばかりなもので、本来の業務以外の業務にあくまでも「義理」で従事するこちら側の意見は無視して、休みは週に1日で勝手にシフトを組まれた。さらに、年末年始は当然休めないものという了解に反して、彼は謝罪してやっと三が日の休日を獲得したという。私がもう少しだけ休めないのかと尋ねると、彼はこれでも謝ってようやく何とかなったことで、最大限にあなたのために努力している自分の気持ちは「わかってほしい」と��えた。わかるわけがない。周りの人から寄せられる「要請」の全てに自分は100パーセント答えられない、とのことだった。私の言葉も彼には「要請」に聞こえていることに驚愕した。客観的にみれば、私も加害者になっているのかもしれないが、私からしてみれば私が「要請」されているのだ。彼の弱さを受け止めよ、と。謝罪する必要のないところで謝罪し、自分の本来ある権限を相手に完全に譲渡しているのは彼だ。それに巻き込まれて、それを「わかってほしい」とまで言われてしまったら、私の人生まで破壊される危惧が生まれるのは当然のことだと思う。私には絶対に受け入れられないことだった。私は弱い人間のことは嫌いではないが、自ら弱者の立場であることを選び、それを憚らない人間のことを無礼だと思う。そのような人間に好かれても全く嬉しくない。もしその心情を「わかる」と言ってしまったら、私は人間性を放棄したことになるのではないかとさえ思う。強くなれと願っているわけではない。心根の部分で、この世の人々を強者や弱者と自分も他人も格付けしていることが気に食わないのだ。自分が我慢すれば済む、みたいな根性が気に食わない。その行く末が「わかってほしい」とは、本当に情けない。最初から一人で勝手にすればいいのに、どんどん自分の価値を引き下げ(弱点を隠そうとするならまだしも)、それでいて他者を必要とするのは支配的な発想だなと感じてしまう。見ていて愉しいものではない。私はそういう人間と関わりたくない。みんなが尊重されるべき社会を一緒につくっていけるようなパートナーを探している。そのことが改めて明白になった期間だった。私はまだずっと闘いのなかにいる。このファイティングスタイルのせいで誰かを傷つけているとしても私は納得できない。夫のことを可哀想だと憐れむ神経はなかった。もうすでに自明であることだけをちゃんと見つめてほしい。あなたは誰からも尊重されるべき。あなたは強くも弱くもなくていい。ただあなたのままで生きてていい。この誰にとっても自明なことがわからなくなるほど、支配欲と勝敗の論理にとらわれている人間(このような人々こそ本当の「奴隷」である)にこそわかってもらう必要がある。私じゃない。
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2024/12/16 15:00:33現在のニュース
「使えない」で休眠8年 大阪の市長選で復活の電子投票、雪辱期す | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/12/16 15:00:18) 手弁当に限界…2市長の理解で差した光 東葛飾中学校駅伝の岐路/下 | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/12/16 15:00:18) 5万円の出費発生で紛糾 地元が支える東葛飾中学校駅伝の岐路/上 | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/12/16 15:00:18) 「画期的どころか後退」 米軍の交通事故報告ルール、京都住民は反発 | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/12/16 14:54:45) 泊野川水力発電所、愛称は「きらきら発電所」に 鹿児島・さつま町(毎日新聞, 2024/12/16 14:50:28) 文章で伝えた生の尊さ 作家・佐々涼子さん「第二の故郷」で朗読会(毎日新聞, 2024/12/16 14:50:28) 「断固反対」の決議採択も 外資の金山開発、自治体から懸念相次ぐ | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/12/16 14:49:04) ニャンでそこに猫像が? 全国各地で約300体 神社や民家の軒先にも | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/12/16 14:49:04) 広がらぬ「コンビニで薬購入」 規制緩和、3度目の挑戦 鈴木見優 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/12/16 14:48:22) デニーズ、ライスを値上げ 国産米高騰で24日から - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/12/16 14:48:22) サッカーのまち100周年の静岡・藤枝 中山雅史さんが思い出話披露(毎日新聞, 2024/12/16 14:43:23) トー横で中高生ら22人を補導 オーバードーズ目的の医薬品所持増加(毎日新聞, 2024/12/16 14:43:23) 圧倒的に強い日本の技術でアバターが変える働き方 会話ロボットの実装へ 月刊Biz([B!]産経新聞, 2024/12/16 14:42:33) 「キツネじゃないの」SNSでバズった神社の猫像 何のため? | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/12/16 14:42:06) 残業代なしの教員 訴訟対策だった根拠法、なぜ半世紀以上居座るのか | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/12/16 14:42:06) NTTコム、遠隔地間でデュエット歌唱 IOWNで遅延なく - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/12/16 14:36:38) 筑邦銀行などが「まちのわHD」 電子商品券、全国展開強化 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/12/16 14:36:38) エスカレーター「右側で立ち止まる」45% 条例施行の名古屋市調査 | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/12/16 14:36:28) 列前方を素通りし中学生刺したか 男子生徒も深い刺し傷 北九州 | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/12/16 14:36:28) シリアの少数派に広がる不安 極端なイスラム主義統治に懸念 | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/12/16 14:36:28) この配車依頼もしかして? 逮捕に貢献 タクシー会社が感じた違和感(朝日新聞, 2024/12/16 14:33:57)
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2024年7月ランキング🎉トップ50位を発表!
現在公開されている約60,000種類のチケットの中から2024年7月に売れた人気チケットを1位から順に紹介してまいります♩ 気になるチケットがあればクリックしてみましょう!👆 1位 マッチングアプリ用写真撮影📷プロフ添削・恋愛相談もOK (写真撮影/カメラ・60分 15,000円)
マッチングアプリ用写真撮影📷プロフ添削・恋愛相談もOK | タイムチケット
マッチングアプリ用写真撮影の相談・依頼・外注ならタイムチケット。私の弟子がマッチングアプリ用写真撮影をしているので、こちらもご検討ください。私とほぼ同クオリティの写真内容になります。https://www.timeticket.jp/items/180035/------------------この60分チケットで、マッチングアプリスタート時に困る「メイン写真」「サブ写真」「...
2位 【8/2.3は大阪で撮影してます🐙】マッチングアプリ写真撮影 (写真撮影/カメラ・60分 7,000円)
【300枚まで超限定価格!!】マッチングアプリ写真撮影 | タイムチケット
マッチングアプリ用写真撮影の相談・依頼・外注ならタイムチケット。このチケットは、✅これからアプリを始めたいが写真がない✅自然な他撮り写真がない✅最近撮った自分の写真が無い✅以前撮影をしたが不満がある✅タイプの女性とマッチングしない✅マッチしたもののメッセージが続かない✅せっかくデートをしても1回で音信不通このような悩みを持つ方向けのチケットになります。『勝たせるマッチングアプ...
3位 『好みの女性とマッチさせる』写真撮影&いいね増やし方特別講座 (写真撮影/カメラ・60分 12,000円)
『好みの女性とマッチさせる』写真撮影&いいね増やし方特別講座 | タイムチケット
マッチングアプリ用写真撮影の相談・依頼・外注ならタイムチケット。🔥撮影実績150名突破!(他媒体も含む)🔥業界では破格の1時間12,000円!⚠️今だけ限定特典⚠️【 7/21(日) 】までに写真撮影の申し込みをされた方にのみ、1️⃣『withで3000いいね以上もらってる僕の実際のプロフィール』を特別に生で見せて解説します!2️⃣ アプリのプロフィール添削も特別に無料で実施...
4位 霊視・開運の観点でお悩み相談、ご質問お答え (占い/スピリチュアル・30分 3,000円) 5位 【撮影人数2000名以上】マッチングアプリ撮影📸+攻略法 (写真撮影/カメラ・30分 7,500円) 6位 ✨関西プロフィール写真✨ マッチングアプリ攻略法📷 (写真撮影/カメラ・60分 12,000円) 7位 ✨【アプリは写真命📸】30分で楽しく!モテ写撮影✨ (写真撮影/カメラ・30分 7,500円) 8位 【1h】自然に盛れる🌟スマホマッチングアプリ写真+プロフ添削 (写真撮影/カメラ・60分 15,000円) 9位 【女性目線💕】圧倒的モテ✨アプリ・SNS写真📸+戦略🌱 (写真撮影/カメラ・60分 15,000円) 9位 【関西人気No.1👑】マッチングアプリ写真撮影+攻略法🌈 (写真撮影/カメラ・60分 14,000円) 11位 TikTokで大人気✨恋愛・仕事・家族の人間関係の悩み解決! (占い/スピリチュアル・30分 5,000円) 12位 霊視鑑定(YouTubeメンシプメンバー用) (占い/スピリチュアル・30分 2,500円) 13位 【90分】アマゾン/AWS面接のOLP対策します(動画付き) (社員の就職・転職アドバイス・60分 45,000円) 14位 【男性限定】おしゃれカフェ写真撮影&究極アプリ攻略 (恋愛/婚活・60分 9,000円) 15位 マッチングアプリ用プロフ写真撮影&攻略法 (写真撮影/カメラ・60分 10,000円) 15位 【👑完全攻略プラン👑】マッチングアプリ写真撮影 (写真撮影/カメラ・120分 30,000円) 17位 【福岡】ペアーズいいね500+経験者のアプリ写真撮影(九州) (写真撮影/カメラ・60分 10,000円) 18位 名古屋マッチングアプリ写真撮影💓攻略+恋愛相談+プロフ添削 (写真撮影/カメラ・60分 8,000円) 19位 【名古屋】マッチングアプリのプロフ写真撮影※個別コンサル付き (写真撮影/カメラ・60分 10,000円) 19位 【マッチングアプリ専用】プロフィール写真撮影【気軽に30分】 (写真撮影/カメラ・30分 7,500円) 21位 【早朝限定】📸プロフィール写真撮影/日比谷公園付近 (写真撮影/カメラ・30分 6,000円) 22位 【福岡】月間30人の女の子と会えた⁈アプリ撮影します (写真撮影/カメラ・60分 11,000円) 23位 【東京・200人突破】出会いが変わるマッチングアプリ写真撮影 (写真撮影/カメラ・60分 10,000円) 24位 【浦和カフェ撮影📣限定価格🉐】カフェ代コミ⭕️添削OK🌱 (写真撮影/カメラ・30分 5,500円) 25位 望む先への道案内プロの占い師が答えます (占い/スピリチュアル・30分 3,500円) 26位 【女性も撮影OK】ペアーズ、withなど恋活・婚活用写真撮影 (写真撮影/カメラ・30分 9,500円) 27位 マッチングアプリ用写真撮影【PairsでNo.1複数回獲得】 (写真撮影/カメラ・60分 5,000円) 28位 マッチングアプリ等に💗友人が撮影したような自然な写真撮ります (写真撮影/カメラ・30分 5,000円) 28位 📸本気で恋人作り「モテ撮&プロフ添削&アプリ戦略」📸 (写真撮影/カメラ・60分 15,000円) 28位 なんでも相談に乗ります (フリートーク/雑談/グルメ・90分 7,500円) 31位 「✨関西プロフィール写真✨」オプション追加調整用チケット (お手伝い/作業・60分 1,000円) 32位 【静岡】2時間_マッチングアプリのプロフィール📷💭 ̖́- (写真撮影/カメラ・60分 11,000円) 32位 【1万円以下 売上枚数1位】プロが写真を撮ります。カフェ可 (写真撮影/カメラ・30分 5,000円) 34位 【30min】自然に盛れる🌟スマホでアプリ写真+プロフ添削 (写真撮影/カメラ・30分 9,000円) 35位 売上3位!本気で彼女・彼氏が欲しい方★マッチングアプリ攻略法 (恋愛/婚活・30分 5,000円) 36位 【8/3,4🈳有】コスパ最強🙆♀️いいねを増やすプロフ写真撮影❣️ (写真撮影/カメラ・60分 7,000円) 37位 マッチングアプリ プロフィール写真スマホで撮影📱💕 (写真撮影/カメラ・30分 4,000円) 37位 【完全サポートプラン👑】アプリの始め方相談💕+撮影📸 (恋愛/婚活・90分 24,000円) 39位 ☕️あなたと一緒の時間を過ごします (フリートーク/雑談/グルメ・30分 2,500円) 40位 【大阪最安値】人気女性目線‼️マッチングアプリ写真撮影📱 (写真撮影/カメラ・60分 9,000円) 41位 限定価格✨女性ウケマッチングアプリ写真撮影|プロフ添削|愛知 (写真撮影/カメラ・60分 4,000円) 42位 脱コミュ障!あなたのコミュニケーション能力向上させます🤗 (恋愛/婚活・90分 10,500円) 42位 沖縄宮古島のカンカカリャ(ユタ)による驚異の霊感・霊視鑑定 (占い/スピリチュアル・60分 6,000円) 44位 LINEで管理栄養士に食事写真を送ってダイエット♪3ヵ月 (美容/ファッション/健康・60分 39,000円) 45位 名古屋🌟明日OK☕30分マッチングアプリプロフィール写真撮影 (写真撮影/カメラ・30分 8,000円) 45位 【3日〜8日大阪遠征】マッチングアプリwith特化型撮影📷 (写真撮影/カメラ・60分 5,000円) 47位 名古屋🌟明日OK☕60分マッチングアプリプロフィール写真撮影 (写真撮影/カメラ・60分 10,000円) 47位 \\🤜✨あなたのサンドバックになります✨🤛// (フリートーク/雑談/グルメ・30分 3,000円) 49位 開始2週間で日給16万円稼いだTwitter×コンテンツ販売 (お金/副業・60分 15,000円) 49位 【先着1000名さま】石とおしゃべり🤗✨【通常7500円】 (占い/スピリチュアル・30分 2,500円) いかがだったでしょうか? 魅力がつまったチケットばかりで、どれも買いたくなってしまう…!!! 気になったチケットがございましたら、ぜひ各チケットのページをご覧ください(^^)★
そして!ランクインすると、チケット購入数を増えることが見込めますよ~! ホストの皆さん、ランクインを目指して頑張っていきましょーー!!
7月も多くの販売&購入、ありがとうございました! 引き続きタイムチケットをよろしくお願いします✨
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TimeTicket[タイムチケット]
明日の価値をつくる時
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▶︎京都芸術大学共同利用・共同研究拠点 2024年度 リサーチ支援型 プログラム
『 支配的なイデオロギーへの対抗の場としての身体 : ジェンダー・セクシュアリティの視点からの新たな文法創出 』研究代表:山崎恭子
関連レクチャー企画①
一部 レクチャー :「ジェンダー目線の広告観察 レクシャー 」
二部 トークイベント :「『 ジェンダークィア 』ってどんな本?」
ゲスト講師:小林美香氏
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京都芸術大学共同利用・共同研究拠点 2024年度 リサーチ支援型 『 支配的なイデオロギーへの対抗の場としての身体:ジェンダー・セクシュアリティの視点からの新たな文法創出 』の関連企画として、写真研究者の小林美香氏をゲスト講師としてお招きしレクチャーとトークイベントを開催します。
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一部:「『 ジェンダー目線の広告観察 』 レクチャー」
私たちの生活の至る所に出没する広告、当たり前に目の前にあるが故にそこから発せられているメッセージを立ち止まって考えることはあまりないかと思います。しかし広告は様々な構成要素を駆使して働きかけ消費行動を促すだけではなく、私たちの価値観や思考のプロセスにまで影響を及ぼす力を持っているように感じます。
「 陶器のように純白でツルツルな肌が手に入れば幸せになれて、幸せなあなたが円安の時代を生き抜くためには英会話ができないといけない。それに写真に映り込んだ不要なものはこのアプリで排除できるし、これは医療脱毛してくれる○○歳のあなたのための広告です…。」
広告は自己嫌悪的な欲望を資本にした経済の循環システムの一部に私たちの身体を取り込み、規範を生み出していく…。どうしたらその力と対峙することができるのか?第一部では、レクチャーを通してその答えを探します。
二部:「『ジェンダー・クィア』ってどんな本?」
第二部では小林美香さんが発起人となってこの夏にサウザンブックスから出版された、コミック作家 マイア・コベイブさんのグラフィックノベル『ジェンダー・クィア』について、写真家の堀井ヒロツグさんと、この企画の母体のリサーチの研究代表で演出家の山崎恭子が、出版の経緯、また本の魅力などを根掘り葉掘り伺うトークイベントを行います。
*『 ジェンダー・クィア 』とは?( サウザンブックスHPより一部抜粋 )
クィア、ノンバイナリーのコミック作家マイア・コベイブの自叙伝。自身の生い立ち。幼少期から思春期で過ごした環境、そして、青年期にかけてクィアをテーマにした音楽や漫画、ファンタジー作品と出会い、自身の性のあり方に向き合い出すことで、生まれた、気づき、葛藤、戸惑いを丁寧に描く。ひとりの人間の、ありのままの記録。
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◾️ゲスト講師プロフィール◾️
講師:小林美香(こばやし みか)
写真・ジェンダー表現研究。大学や各種学校で教鞭をとるほかに、国内外の雑誌などへの寄稿や編集、翻訳などを手がける。展覧会、ワークショップの企画や、写真で制作活動を行う人を対象としてコンサルティングを手がけている。著書に『ジェンダー目線の広告観察』(現代書館、2023年)、「ジェンダークィア」(サウザンブックス 2024)などがある。
■トーク:聞きてプロフィール■
◯堀井ヒロツグ
写真家。静岡県生まれ。早稲田大学芸術学校空間映像科写真専攻卒業。最近の主な展覧会に「都美セレクション2023」東京都美術館(2023)。2013年に東川町国際写真祭ポートフォリオオーディションでグランプリ、2021年にIMA nextでショートリスト(J・ポール・ゲティ美術館キュレーター:アマンダ・マドックス選 )を受賞。
◯山崎恭子
演出家。長野県生まれ。京都芸術大学 大学院修士課程修了。主な作品は、『 不快なものに触れる 』豊岡演劇祭2021 フリンジプログラム採択 @江原河畔劇場、THEATRE E9 KYOTO×京都舞台芸術協会×DIVE ショーケース企画 「Continue2022」、豊岡演劇祭 2022 フリンジ「Showcase」採択 @芸術文化観光専門職大学 小劇場・そぞろ座。『ふるえる』YPAM 2021 フリンジプログラム @三鷹SCOOL 助成:公益財 団法人全国税理士共栄会文化財団 。京都芸術大学共同利用・共同研究拠点 2024年度 リサーチ支援型 プロジェクト 研究代表。
◾️詳細◾️
【 日時 】2024年8月24日(土)
《 一部:レクチャー 》13:30 - 15:30
《 二部:トーク 》17:00 - 18:30
【 会場 】 PURPLE ブックスペース
(〒604-8261 京都市中京区式��弥町122-1 式阿弥町ビル 3階 ブックスペース)
【 定員 】
《 一部:レクチャー 》14名
《 二部:トーク 》30名
*当日はご来廊された一般のお客様がブックショップや展示スペースを利用する可能性があります。あらかじめご了承
ください。
【 応募方法 】 下記URLより申込ください。*一部と二部は別々でのご予約になります。
(画像:QR_小林WS)
【 参加費 】無料
【 問い合わせ 】[email protected]
【主催】京都芸術大学舞台芸術研究センター 舞台芸術作品の創造・受容のための領域横断的・実践的研究拠点 2024年度「 支配的なイデオロギーへの対抗の場としての身体 : ジェンダー・セクシャリティの視点からの新たな文法創出」研究代表 山崎恭子
◾️リサーチプログラム概要◾️
本プロジェクトは、二項対立が生み出す「抑圧」と「不可視化」の問題をジェンダー・セクシュアリティの視点から探る。また“ミソジニー”をキーワードに置き、ジェンダー・セクシュアリティに関わる表現のあり方を調査することで、我々を取り囲む支配的なイデオロギーが要請する行動規範に光を当て、それに対抗する新たな文法を生み出すことを目的とする。
共同利用・共同研究拠点
舞台芸術の創造・受容のための領域横断的・実践的研究拠点は、京都芸術大学舞台芸術研究センターが母体となり、文部科学省「共同利用・共同研究拠点」の認定を受けて2013年度に設置された研究拠点です。ウェブサイト: https://k-pac.org/openlab/
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ラニーニャ現象
※画像引用元 ウェザーニュース 2022/07/04 07:51 台風4号(アイレー) 湿った空気を送り込み、太平洋側で大雨のおそれ https://weathernews.jp/s/topics/202207/040015/
まだ梅雨明けしていませんが、つい先日、猛烈な暑さとなりました。静岡で最高気温がいきなり40度越えとなり、今夏の暑さはスタートダッシュの勢いが際立っている感があります。七夕の頃を境に到来した暑さという状況に覚えがあり、遡って調べてみたところ2022年の夏でした。
この年、気象庁は全国的に異例の早さで梅雨明けを宣言しました。東海地方でいえば6月27日(月)で、これは例年と比べると22日も早く、最短での梅雨明けとなりました。この年時点で、九州南部や関東甲信においても梅雨の期間は最短となりました(※ただし、この梅雨明け宣言は、後日訂正されることになります)。
そして、東海地方が梅雨明けした6月27日(月)ですが、名古屋の最高気温は35.5℃でした。この週の名古屋はとんでもない暑さで、6/28(火):36.7度、6/29(水):37.5度、6/30(木):37.9℃、7/1(金):38.4℃、7/2(土):34.9℃という、7月を前にして既に夏本番が始まっていました。
※画像引用元 リセマム 2022.6.27 Mon 15:45 関東甲信・東海・九州南部で梅雨明け…各地で最短記録 https://resemom.jp/article/2022/06/27/67597.html
そんな猛烈な暑さで始まった2022年の名古屋の夏は、台風4号から伸びる雨雲により、7/3(日)に27.8℃まで一旦気温が下がります。
2022年7月1日、沖縄のはるか南方海上で台風4号(アイレー・AERE)が発生しました。7月5日の9時には九州で温帯低気圧に変わったものの、7月5日の21時に神戸付近、日付が変わって7月6日の3時には遠州灘沖の太平洋付近と、東海地方をかすめていきます。
そして名古屋の気温はというと、7/4(月):27.1℃、7/5(火):29.1度、7/6(水):35.0度、7/7(木):33.1℃、7/8(金):33.7℃、7/9(土):31.9℃という推移。七夕の前日に温帯低気圧が通過してフェーン現象が起き、一旦落ち着いていた気温は再び上昇に転じました。台風一過と七夕が重なり、暑さと共に印象的な記憶となった人も少なくないかもしれません。
※画像引用元 tenki.jp(2022年07月31日18:14) 7月の振り返り 明けたはずの梅雨 まる���梅雨末期の大雨 線状降水帯発生 8月は? https://tenki.jp/forecaster/y_maki/2022/07/31/18682.html
2022年の夏は、6月最後の週にいきなり到来した暑さがあまりにも強烈すぎて、感覚的にはむしろそこがピークだった印象すらありましたが、7月後半から8月にかけても全国的に猛烈な暑さとなりました。
6月の終わりから続いた暑さが、7月に入っても続きました。7月1日には群馬県桐生市で最高気温が40.4℃まで上がり、7月31日現在、全国で今年最も高い気温となっています。この日は、全国の6地点で最高気温が40.0℃以上になり、同日に6地点で40.0℃以上になるのは観測史上はじめてです。 また、最高気温が35℃以上の猛暑日の地点が全国の約4分の1の235地点となりました。関東地方では3日まで、猛烈な暑さが続き、東京都心では3日までの9日間連続で最高気温35℃以上の猛暑日となりました。(観測史上最長) その後、月末は再び猛暑になり、29日には猛暑日地点数が2日以来の100以上、31日には真夏日が今年最多の725地点(17時まで)となりました。 ※引用元 tenki.jp(2022年07月31日18:14) 7月の振り返り 明けたはずの梅雨 まるで梅雨末期の大雨 線状降水帯発生 8月は? https://tenki.jp/forecaster/y_maki/2022/07/31/18682.html
※画像引用元 NHK 公式Web site 災害列島 -命を守る情報サイト- 線状降水帯とは?顕著な大雨に関する情報が出たらどうする? https://www3.nhk.or.jp/news/special/saigai/basic-knowledge/basic-knowlege_20230626_01.html
一方で、この年は、線状降水帯の発生など大雨が相次ぎ、全国で水害が発生した夏でもありました。線状降水帯とは、広い範囲で長時間に亘って大雨が降る領域を指す、天気予報における予報用語とされていて、この用語を初めて使用し定義したのは、気象庁気象研究所の加藤輝之らの著書である「豪雨・豪雪の気象学」という2007年に出版された研究者向けの教科書においてだそうです。なお、気象庁では、線状降水帯を次のように定義しています。
「次々と発生する発達した雨雲(積乱雲)が列をなした、組織化した積乱雲群によって、数時間にわたってほぼ同じ場所を通過または停滞することで作り出される、線状に伸びる長さ50~300km程度、幅20~50km程度の強い降水をともなう雨域」 (出典:気象庁『降水』雨に関する用語) ※引用元 NTT宇宙環境エネルギー研究所 Beyond Our Planet 線状降水帯とは?定義や特徴、メカニズム、予報システムについて解説(更新日:2024/02/29) https://www.rd.ntt/se/media/article/0015.html
そしてこの年は、気象庁において、スーパーコンピュータ「富岳」を用いた線状降水帯の予測が開始された年でもあります。
近年、線状降水帯による大雨によって毎年のように甚大な被害が引き起こされています。 このような災害を引き起こす線状降水帯の発生について、事前に予測することは困難でしたが、気象庁では線状降水帯予測精度向上を喫緊の課題と位置づけ、産学官連携で世界最高レベルの技術を活用し、船舶 GNSS による洋上の水蒸気観測等の観測の強化や、大学等の研究機関とも連携した予報モデルの開発を前倒しで進めています。 その第1歩として、気象庁では、早めの避難につなげるため、6月1日から線状降水帯による大雨の可能性を予測し、まずは「九州北部」など大まかな地域を対象に半日前からの情報提供を開始します。 ※引用元 気象庁 公式Web site 線状降水帯予測の開始について(令和4年4月28日 報道発表) https://www.jma.go.jp/jma/press/2204/28a/senjoukousuitaiyosoku_20220428.pdf
振り返ってみるとこういった具合なわけですが、そもそも2022年はラニーニャ現象が生じていました。ラニーニャ現象とは、太平洋赤道域の日付変更線付近から南米沿岸にかけて海面水温が平年より低くなり、その状態が1年程度続く現象です。 ラニーニャ現象が発生すると、日本においては夏の時期に太平洋高気圧が北へ向かって張り出しやすくなり、気温が高くなる傾向があるとされています。
2022年6月におけるラニーニャ現象の状況について、当時の7月15日に、気象庁は次のような速報を出していました。
気候系の特徴(2022年6月) ・ラニーニャ現象が続いている(エルニーニョ監視速報 No.358 参照)。また、インド洋熱帯域の海面水温は、南東部で顕著な正偏差、西部で負偏差だった。 ・東、西日本の月平均気温はかなり高く、西日本太平洋側の月降水量はかなり少なかった。 ・ヨーロッパ中部~北アフリカ北部で異常高温、ロシア西部~ヨーロッパ東部で異常少雨となった。 ・熱帯の対流活動は、平年と比べて、インド洋赤道域~インドネシア南部付近で活発、ベンガル湾~太平洋赤道域の日付変更線付近で不活発だった。 ・500hPa 高度は、地中海~バレンツ海~東シベリア西部付近で正偏差、グリーンランド、西シベリア南部で負偏差となった。亜熱帯ジェット気流はユーラシア大陸上で南北に蛇行した。 ※引用元 気象庁 大気海洋部(令和4年7月15日) 気候系監視速報(2022年(令和4年)6月) https://www.data.jma.go.jp/cpd/diag/sokuho/sokuho202206.pdf
※画像引用元 気象庁 公式Web site 日本の天候に影響を及ぼすメカニズム https://www.data.jma.go.jp/cpd/data/elnino/learning/faq/whatiselnino3.html
ラニーニャ現象が生じていたことを考慮すると、2022年は6月下旬の猛烈な暑さもうなずけるものではあるのですが、今年2024年はどうなのか、というのが気になるところではあります。気象庁では、エルニーニョ現象など熱帯域の海洋変動を監視するとともに、それらの実況と見通しに関する情報を「エルニーニョ監視速報」として毎月1回(10日頃に)発表しています。6月10日に発表された速報では次のような記載があります。
・昨年の春から続いていたエルニーニョ現象は終息したとみられる。 ・今後、秋にかけて平常の状態が続く可能性もあるが(40%)、ラニーニャ現象が発生する可能性の方がより高い(60%)。 ※引用元 気象庁 大気海洋部(令和6年6月10日) エルニーニョ監視速報(No.381) 2024年5月の実況と2024年6月~2024年12月の見通し https://www.data.jma.go.jp/cpd/elnino/kanshi_joho/kanshi_joho1.html
エルニーニョ現象とは、ラニーニャ現象とは反対に、太平洋赤道域の日付変更線付近から南米沿岸にかけて海面水温が平年より高くなる現象をいいます。エルニーニョ現象が終息すると、太平洋高気圧の張り出しが強まり、その縁を回って暖かく湿った空気が日本へ向かって流れ込みやすくなるとされています。このため、今回のエルニーニョ現象の終息に関して気象庁は、ほかの地域の海面水温なども踏まえ、ことし8月までの3か月の平均気温が全国的に平年と比べて高くなると予想しています。
もしここで、ラニーニャ現象への移行が生じると、気象予報士などの専門家からは、日本にとっては暑くなる条件が更に加わるという指摘がなされていますが、実際のところ果たしてどうなるのか。
昨日あたりから、名古屋も梅雨の時期を感じさせる雨天となっていますが、梅雨明け前から充分すぎる暑さが既に到来しているので、まずは熱中症対策を怠らず、水分補給をしっかりとして、これから来る梅雨明け後の夏本番を乗り切りたいものです。また、毎年どこかで水害が発生しているので、暑さ対策と共に、いざという時の災害への備えもまた、万全にしておきたいところです。
※画像引用元 ウェザーニュース(2022/09/30 10:46) 異質だった今年の梅雨から夏 早い猛暑と梅雨明けの大幅な見直しに大雨も https://weathernews.jp/s/topics/202209/270215/
なお、冒頭で記した2022年の異例に早かった梅雨明けは、その後、気象庁により、1ヶ月近くもの大幅訂正が為されることとなります。2022年6月時点で発表された梅雨明け日は速報値という位置づけですが、その後2022年9月1日に確定値として訂正がなされました。これは、6月下旬から7月にかけての猛暑の時期を、「梅雨の中休み」と判断したことに依る訂正とされており、北海道、東北、北陸、沖縄地方を除いた全地域で、約1ヶ月ほど梅雨明け時期が後ろ倒しされると共に、東北と北陸については特定できないとされました。これほどの大型訂正は、1997年以降では初めてという、異例の措置だったのだそうです。
梅雨入り、梅雨明け日に発表される情報は、その日までの天候経過と1週間先までの見通しをもとに気象台が発表する「速報値」です。 しかし、その後の天気傾向は変わることがあるため、最終的に夏までの天気経過を考慮して見直しが行われ、期日が変更となる場合があるというわけです。これまでにも、速報値の記録が「幻の記録」となったことがたびたびあります。 今日9月1日に更新された「確定値」をみると、関東甲信地方は速報値の6月27日から7月23日へと1か月近く遅くなっています。そのほかの西日本や東海も6月下旬も、軒並み7月下旬に変更されています。 関東以西の各地では、6月末~7月はじめにかけて、夏の天気を支配する太平洋高気圧の勢力が強まり、晴天が続いて連日の記録的猛暑となりました。しかし、7月上旬の内に再び梅雨前線の影響を受けるようになり、曇りや雨の日が多くなってしまいました。この期間を梅雨明け後の夏とするか、梅雨の中休みだったとするかで判断が分かれることになり、最終的には梅雨の中休みだったと判断されたかたちです。 また、北陸と東北は梅雨明けの時期を特定できませんでした。立秋の頃までに梅雨明けが特定出来ない場合はそのように記録されます。 ※画像および引用元 ウェザーニュース(2022/09/01 17:35) 梅雨の期間が大幅見直し 6月末~7月はじめの晴天は「中休み」に https://weathernews.jp/s/topics/202209/270215/
(野村)
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苅田町 ヘッドマッサージ
うたたね処 Ranaは、心身のリフレッシュを求める方々に最適なリラクゼーションスポットです。静かな環境と心地よいアロマの香りに包まれた空間で、熟練のセラピストが丁寧に施術を行います。全身もみほぐし、ヘッドスパ、フットケアなど、多彩なメニューからお選びいただけます。お客様一人ひとりの体調やニーズに合わせたカスタマイズも可能です。日常の疲れを癒し、心身のバランスを整えるための特別な時間を、うたたね処 Ranaでお過ごしください。リラックスしたひととき���提供するために、心を込めておもてなしいたします。苅田町で足のむくみを解消するマッサージ店はじめに福岡県京都郡に位置する苅田町は、自然豊かな環境と都市的な便利さが共存する魅力的な町です。日々の生活や仕事で足のむくみに悩む方も多いのではないでしょうか。そんな方々におすすめなのが、苅田町にある足つぼマッサージ店です。今回は、足のむくみを解消するためのマッサージ店の魅力とその効果について詳しくご紹介します。足のむくみの原因と影響1. 長時間の立ち仕事や座り仕事長時間同じ姿勢でいると、血液やリンパの流れが滞り、足がむくみやすくなります。2. 運動不足運動不足により、筋肉がポンプの役割を果たさず、血液やリンパの流れが悪くなります。3. 食生活の乱れ塩分の多い食事やアルコールの摂取は、体内の水分バランスを崩し、むくみの原因となります。4. ホルモンバランスの変化特に女性は、月経周期や妊娠、更年期などでホルモンバランスが変化し、むくみやすくなります。足つぼマッサージの効果1. 血行促進足の裏には全身の臓器や器官に対応する反射区があり、これを刺激することで血行が促進されます。2. リンパの流れを改善リンパの流れが良くなることで、体内の老廃物が排出されやすくなり、むくみが解消されます。3. 疲労回復足つぼマッサージは、足の疲れだけでなく、全身の疲労回復にも効果があります。4. リラクゼーションリラックス効果が高く、ストレス解消にも役立ちます。苅田町の足つぼマッサージ店の特徴1. リラクゼーションサロン苅田町には、リラックスできる雰囲気の中で足つぼマッサージを受けられるサロンが多数あります。静かな環境で、心身ともにリフレッシュできます。2. 専門的な技術経験豊富なスタッフが在籍しており、専門的な技術で足のむくみを効果的に解消します。個々の体調や症状に合わせた施術が受けられます。3. 多様なメニュー足つぼマッサージだけでなく、全身マッサージやアロマテラピーなど、多様なメニューが用意されています。自分のニーズに合わせて選ぶことができます。4. アットホームな雰囲気地元密着型の店舗が多く、アットホームな雰囲気でリラックスして施術を受けられます。初めての方でも安心して利用できます。自宅でできる簡単な足つぼケア1. 足つぼローラー専用のローラーを使って、足の裏全体をマッサージします。手軽に血行を促進できます。2. テニスボールテニスボールの上に足を乗せ、ゆっくりと転がします。簡単に足の裏を刺激できます。3. 指圧親指で足の裏を押していきます。痛気持ち良い程度の力加減が適切です。4. 足湯温かいお湯に足を浸し、血行を促進します。塩や入浴剤を加えるとより効果的です。足つぼマッサージを受ける際の注意点1. 体調チェック体調の悪い時は避けましょう。特に発熱や感染症の症状がある場合は控えてください。2. 食事との関係食後すぐのマッサージは避け、1〜2時間程度空けるのが良いでしょう。3. 水分補給マッサージ前後は十分な水分を摂りましょう。老廃物の排出を促進します。4. 強さの調整痛みが強すぎる場合は、遠慮なくスタッフに伝えましょう。無理な力は逆効果です。まとめ苅田町で体験できる足つぼマッサージは、日々の疲れを癒し、心身ともにリフレッシュできる素晴らしい方法です。専門店でのマッサージはもちろん、自宅でのセルフケアも取り入れることで、より健康的で充実した毎日を過ごすことができます。苅田町の豊かな自然環境と相まって、足つぼマッサージはより一層の癒し効果を発揮します。ストレスの多い現代社会において、こうしたリラクゼーションの時間を持つことは非常に重要です。ぜひ、苅田町で足つぼマッサージを体験し、心身ともにリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。足つぼマッサージを通じて、苅田町での生活がより健康的で豊かなものになることを願っています。Keep exploring苅田町のマッサージ店の予約方法は
苅田町 ヘッドマッサージ
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2020年東京夏季大会とは何だったのか。元時事通信記者の村上直久さんは「当初、組織委員会は『コンパクトで低コスト』を謳い、『ソフトなレガシーを残す』とした。だが、それが実現したとは言い難い」という――。(第2回) ※本稿は、村上直久『国際情勢でたどるオリンピック史』(平凡社新書)の一部を再編集したものです。 ■「コンパクトで低コスト」を喧伝していた東京五輪 2020年東京夏季大会だが、招致運動段階では、国立競技場は改装するものの、そのほかの競技施設は1964年の東京大会の施設を活用するので「コンパクトで低コスト」のオリンピックを開催できると喧伝していた。 招致前の2013年1月にIOCに提出された立候補ファイルでは経費は8299億円とされていた。 しかし、その後、東京大会の予算規模は膨らみ、2017年時点では1兆3500億円(予備費を除く)に達した。内訳は組織委と東京都がそれぞれ6000億円、国が1500億円(国立競技場の建設費用に1200億円、パラリンピック開催費用に300億円)負担する計画だ。 会計検査院は組織委の予算計画第三版が発表される約2カ月前の2018年10月初め、組織委が予算(第二版)としている1兆3500億円に含まれる経費以外に約6000億円が計上されていることを指摘した。 6000億円はオリンピック関連予算として計上されており、その内訳は競技場周辺の道路輸送インフラ整備(1389億円、国土交通省)、警備費用(69億円、警視庁)、熱中症に関する普及啓発(374億円、環境省)、競技力の向上(456億円、文部科学省)、分散エネルギー資源の活用によるエネルギー環境課題の解決(1885億円、経済産業省)など合計80事業だ。 この中には大学などに委託したトレーニング機器の開発やオリンピック参加国と地方自治体の交流事業など成果の伴わないものもあった。 ■そして立候補する都市はいなくなった ただ、組織委は同年12月に発表した予算計画第三版では、会計検査院が指摘した6500億円は国の負担分には含めなかった。東京都も2018年1月、組織委公表の都の予算6000億円とは別に8100億円を関連予算として公表した。この結果、東京大会の予算は総額で3兆円規模となる可能性が出てきた。 ただ、オリンピックの経費については線引きが難しいようだ。会場周辺の道路などのインフラ整備費用などを含めるかどうかに関しては明確な基準はない。 組織委は通常の行政サービスやレガシーとなるインフラなどは計上していないという。IOCは増大するオリンピック経費が開催都市・国の財政を圧迫しており、そのため立候補する都市が少なくなっていることに危機感を覚え、オリンピックの開催に必要な予算とそれ以外の恒久的な都市基盤の整備にかかる費用を区別し、開催都市にかかる「重圧」を軽減しようとしている。 ■経費が予想の倍に膨れ上がったワケ 東京大会の経費は最終的にどうなっただろうか。大会後の組織委の発表によると、1兆4238億円。2017年の試算額を少し上回った。内訳は組織委6404億円、東京都5965憶円、国1869億円だった。 これには後日談がある。会計検査院は、最終報告に含まれていなかった選手強化費、セキュリティー経費など1837億円のほか、国立競技場の整備費179億円、新型コロナウイルス対策費91億円などを加算。総額は1兆6989億円に膨れ上がった。 オリンピックは開催に多大のコストがかかるが、それだけにとどまらず、開催による経済効果も見込まれる。 東京都は2017年3月、2020年の東京オリンピック・パラリンピック大会は、招致が決まった2013年から大会10年後の2030年までの18年間で約32兆3000億円の経済波及効果を全国にもたらすとの試算を発表した。 経済効果は大会開催の直接効果で生じた「直接的効果」5兆2000億円と大会後に生じる「レガシー(遺産)」効果27兆1000億円から成る。 レガシー効果には交通インフラ整備、バリアフリー対策、訪日観光客の増加と、競技場の活用、スポーツ人口やイベントの拡大などに基づくものだが、このうち交通インフラ整備、バリアフリー対策と訪日観光客の増大が主要な貢献要因になると見込まれる。 ■最終赤字は2兆3713億円 日本銀行も東京大会の経済効果を試算し、建設投資や訪日観光客の増大などを主因として14~20年の実質国内総生産(GDP)が25兆円から30兆円押し上げられると公表した。 民間にはさらに強気の予想もあった。大和証券の木野内栄治シニアストラテジストは一つのシナリオとして、観光産業の拡大で95兆円、国土強靭化が生み出す需要に基づいて55兆円の合計150兆円を見込んでいる。 実際の経済効果はどうなっただろうか。ここでは学者の試算を取り上げる。関西大学の宮本勝浩名誉教授(国際経済学専攻)は東京オリンピック・パラリンピックの経済効果を約6兆1442億円と試算。これは消費の拡大や税収増などのプラス効果も勘案したものだという。 また、大会組織委及び国と東京都は合計約2兆3713億円の赤字を出したと試算した。この赤字の中には無観客開催で生じた入場料の逸失収入約900億円も含まれていた。 ■事務総長が語った「ソフトなレガシー」 夏の東京でオリンピックを開催するにあたり、避けて通れないのが猛暑対策だ。東京オリンピック組織委員会の武藤敏郎事務総長は、2018年10月17日、東京都内の日本記者クラブで行った記者会見で、東京大会の課題について説明。 予想される猛暑への対応については、マラソンのスタート時間を午前7時に繰り上げるなど様々な措置を講じると表明したが、日中の最高気温がセ氏35度、場合によっては40度を超える事態に直面した場合、屋外での競技が続行できるのか、観客は耐えられるのかなどを巡って決め手はないようだ。その後、マラソンと競歩は札幌開催に変更された。 武藤氏は、1964年の東京オリンピックが交通インフラや競技場などのハードなレガシーを残したのに対し、2020年大会は、①日本人が育んできた文化的価値、②社会的なルールの順守の重要性、③自然との調和の重要性、などを発信することによって、ソフトなレガシーを後世に残したいと意欲を示し、大会を通じてボランティア文化も根づかせたいと語った。 2020年2月に日本国内でも新型コロナウイルス感染症が拡大し始め、同年7~8月の東京大会の開催が危ぶまれるようになった。4月にかけてコロナ感染は爆発的拡大を見せ、市民に「行動変容」を促す「緊急事態宣言」が初めて発出された。安倍政権は同月、東京大会を1年延期することを決めた。その後も、コロナ禍は収束の兆しを見せなかった。 ■無観客開催にいたるまで 2021���5月半ば以降、菅首相に中止を求める直言も閣僚の間から相次いだ。そうした中で、政府のコロナ対策分科会の尾身茂会長らは五輪の無観客開催を推奨する提言を政府などに提出した。 菅首相はコロナ禍での五輪開催の意義について、「平和の祭典」であるとしたうえで、「安全・安心の対策をしっかりと講じる」と繰り返した。しかし、7月23日の開会式を控えて、コロナ感染状況は一層悪化、東京都に対する第四回「緊急事態宣言」が発出され、政府は東京大会の原則「無観客」開催に応じるよりほかに術はなかった。 正式には7月8日、都内の会場での無観客開催が決まった。観客を入れて開催したのは静岡県と宮城県、「学校連携観戦プログラム」で児童を入れた茨城県の3県だけだった。東京パラリンピックも原則、無観客開催となった。 ■レガシーはどこにいった 新型コロナウイルス感染症が猛威を振るう中で“強硬開催”された感のある第32回オリンピック大会(東京オリンピック)は21年8月8日、日程を終え閉幕した。 コロナ感染蔓延で1年延期され、大半の会場が無観客となるなど異例ずくめの大会となったが、無事に終了した。約1万1000人の選手が参加し、日本はこれまでで最多の金メダル27個を獲得し、国別では米国、中国に続く3番目。銀、銅メダルを合わせるとメダル数は58個とこれも過去最多だった。 日本勢の活躍により、オリンピックに対する国内世論の逆風は一定程度沈静化したとの見方もある。 オリンピックの期間中はほぼ真夏日が続いた。専門家は熱中症への注意を呼びかけ、選手らはミストシャワーを浴びたり、保冷剤入りのアイスベストを着用して体温調整を図った。水分もこまめに補給した。 新型コロナウイルス感染症の流行が急拡大する中で“強硬開催”された東京大会への世間の風当たりは組織委の武藤氏が掲げた東京大会の“レガシーリスト”(前述)を色あせたものにした。 テレビ局からの放映権料収入を優先して、参加選手を猛暑にさら��ことへの抵抗感の欠如は、武藤氏が重視する“自然との調和”をうつろなものに響かせる。汚職と談合に至っては、“ルールの順守”どころではない。
最終赤字額は2兆3713億円…汚職と談合にまみれた「2021年の東京オリンピック」がわれわれに残したもの(プレジデントオンライン) - Yahoo!ニュース
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皆さんは「岡崎体育」をご存じでしょうか。Tumblrは日本の外のユーザーが多いそうなので、彼を知らない人が多いかもしれません。岡崎体育は日本で活躍するミュージシャンで、ユーモアあふれる楽曲で知られています。4月27日(土)、母と2人で『岡崎体育ZeppTour2024~冷静ドラゴン~』に参加してきました!
きっかけは、私がカラオケで彼の新曲『失恋ソング』を母に聴かせたことです。失恋ソングと銘打ちながら、とても陽気なメロディで元カレへの未練を断ち切るスカッとソングなのですが、それを聴いた母が「体育くんの曲面白いね。Zeppツアーのチケットが売れ残ってるなら行ってみようかな」と興味を持ったのが始まりでした。
久しぶりのZeppライブ、しかもスタンディング席。参加する際のマナーや服装、持ち物、いろいろ調べたけれど、「スタンディング席は人の波にもみくちゃにされる」という事前情報を得てしまい、正直楽しめるか少し不安でした。しかしいざ行ってみると、意外と居心地が悪くない。ぎゅうぎゅう押されたりしない。自分1人分のペースはしっかり確保できる距離感でした。ファンの皆さんの民度が高いのでしょう。すごくホッとしました。
幕が上がると、スクリーンに神妙な顔をした体育くんの映像が映し出されました。わ~体育くん、さいたまスーパーアリーナで見て以来だね…とニコニコ見ていたら、なぜか唐突に体育くんに別れ話を切り出される参加者一同。なんでだよ。我々が何をした。歯切れの悪い体育くんの話を要約すると、「おまえの冷静過ぎるところがなんか…違うなって…」ということでした。冷静…?ああ!名古屋公演のライブタイトルはそういえば『冷静ドラゴン』でした!私たちを一方的にフった体育くんが画面外に向かって歩き出し、そのままステージへ。さっきのくだり生放送でやってたの??
ライブ中の思い出もたくさん語りたいけど、とても長くなっちゃうな。体育くんには「てっくん」というペンギンのぬいぐるみのお友達がいる(これだけ書くと心の無事を心配してしまう)んですが、参加者の多くがてっくんを連れていました。体育くんとてっくんのデュエット『フレンズ』という曲は、ライブ限定アレンジが加えられていて、とても楽しかったです。スクリーンに歌詞が出るのでわかりやすい!
他にも、静かな弾き語り、アップテンポで早口な曲など、様々な曲を披露してくれました。消費カロリーが大きそうな曲が多数!なのにそれを歌っている体育くんの体重は108㎏です。なんでだよ(2回目)。近いうちに体重を100㎏程度に減らさないと、実家を全リフォームする約束しちゃったんですって。あーあー
とてもひょうきんな性格と見た目をしている体育くんだけど、歌声も見事なものでした。セトリの最後に歌った曲では見事なロングトーンを見せてくれて、体育くんこんな声出るの!?って圧倒されました。ギャップがすごい💘きっと普段からしっかりボイトレしてるんだろうなぁ。頑張って夢を追いかけている人は本当にかっこいい。
体育くんのライブの魅力はMCの面白さ、そしてライブ限定アレンジ曲の多さですね。トークが本当に面白いので、機会があったら気軽に彼のライブを観に行ってみてください。私は今回笑いのツボにはまってしまって本気で膝から崩れ落ちそうになりました。しばらく笑いが止まらなかった、あんなこと滅多にないのに。
私も母も大満足できたライブでした!また名古屋に来てくれたら誰か誘って観に行きたいな。
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あたしはあなたにはなれない
昼間に書くのは珍しいですね。いつも寝る前に書いています。不眠が加速していたのでブルーライト避けで最近辞めてました。純粋に書きたいと思わなかったしね。まとめておきたいことが終わったので暇だし書き残そう。ずっと書きたかったことでもある。
旅行に行きました。
旅行が嫌いです。子供の頃からあまり好きじゃない。修学旅行も小中高ずっと行きたくないなぁと思いながら義務で行ってた。ここ数年は年に1度だけ毎年同じメンバーで近所にのみ行ってた。静岡とか栃木とか。それも去年はなくて、正直ホッとしてた。旅行、本当に嫌過ぎる。嫌だけど年1は頑張ろうという気持ちだった。「卒業アルバムってマジで要らないし場所取ってるから捨てたいけど、捨てたら人間として何か大事なものを失う気がするから実家に置き去り。」と同じ気持ちで、旅行したくないけど全く旅行をしない人間になるのは逆に怖くて頑張ってた。でも基本行きたくない。長距離移動が苦手。家が好き。旅行で得られる経験と、旅行で得るストレスが釣り合ってない。どんなに仲が良くても誘われたら断っていた。結婚式と葬式と旅行とBBQは基本行かない。繰り返しになるけど、嫌いだから。
そんな私が旅行に行きました。いつものメンバーじゃない人と。その人へのお礼のつもりで、自分の殻を破ることでしか誠意を見せられないな、そういうつもりで覚悟決めて行ったのですが、思いの外うまくいったので、逆に旅行させてくれてありがとうみたいな感じになってしまい、恩を返すつもりがまた恩に着ることになってしまった。なので感じたことを書き残しておこうと思う。その人と破綻して全てが嫌になっても、起きた事実を忘れないように。
2泊3日。目的は仙台で行われるイベントへの参加。でも彼が福島県が故郷なのでついでに実家に顔を出したいとのことで、まず1日目に福島県へ行きました。初めて会う人とドライブするなどして過ごした。人と会うのが多分好きなので、そういう目的の旅はいいのかもしれない。ずっと会いたかった人だったしね。観光となると楽しまなきゃ感が出るけど、君に会いに来たよだと急にフッ軽な感じがして、気負わなくてよかった。夜は飲みに行って、いかにんじんを食べたりした。郷土料理に触れるのも案外悪くはないのかもしれない。義務感あるけどそれもまた思い出みたいな。因みにいかにんじんは別に好きじゃなかった。夜はひとりでドミトリーに泊まった。ずっとカプセルホテルに泊まってみたかったんだけど機会に恵まれず、また男性のみみたいなところも多いので、泊まれずにいた。カプセルホテル探してたら古い建物をリノベしたおしゃれなドミトリーが見つかったのでそこに泊まった。4人部屋で赤の他人と寝るの面白いなぁって。多分旅慣れてる人たちだったんだろう。嫌な気持ちにはならずに無事朝を迎えた。ドミトリーの斜向かいにお寺があって、そこにねこが何匹か住みついてた。朝散歩した時に撫でるなどした。そうやって行く場所全てでねこの友達を作っている私は。千葉のねこ、練馬のねこ、福島のねこ、仙台のねこ。ねこと酒はどこにでもあるし、ねこと酒きっかけで友達が増えることが多々あるので、ねこと酒が好きで良かったと思った。
2日目は仙台へ移動。在来線で1時間ぐらい?かけて向かいました。電車は寒冷地仕様でボタン押さないとドア開かないタイプ。田舎だからか日曜日だからか、乗った電車は全部座れたな。嬉しかった。途中川沿いの満開の桜並木に出会った。急に窓の外がありえないぐらい美しくなってびっくりした。見惚れた。嬉しくなった。あとから調べたら白石川堤一目千本桜というらしい。1200本のソメイヨシノが植ってて、8キロもあるらしい。本当の千本桜だった。眼福。朝早かったからまだ花見客もいなくて、純粋に川と桜だけがずっと流れていって、ほんとにまばらにしか乗ってない乗客も、みんな黙って流れる景色を見ていて、なんかすごかった。夢とか創作みたいな景色と空気だった。電車から桜が見えるなんて知らなかったのもよかった。そのあとは月並みだけど牛タン定食を食べた。麦飯ととろろ。ネギが入ったテールスープ。あと定規揚げ。食べながら彼のお兄さんと話した。大人になった兄弟を並べるのは面白い。イベントに参加した後、ホテルにチェックインしてお風呂に入ってから晩ご飯を食べに出かけた。2泊目はアパホテル。旅行嫌いはアパにも東横インにも入ったことがない。お風呂が思ったよりよかった。小さいけど露天があって、日曜の昼だから誰もいなくて、大変快適。なんでこんな遠くまで来て人混みにうんざりする必要があるんだよ。という気持ちにならなかったのがよかった。人混みも別に好きではあるけど。露天風呂の壁に書かれていた「虫さんや葉っぱさんもお風呂がだいすきです。見つけたらそっとすくってあげましょう」みたいな注意書きがかわいくて嬉しかった。風呂って変だよなぁって思った。夜は牛タンカレーと牛タンのたたきを食べた。そもそもルゥが美味いのに、でかい塊の牛タンが煮込まれてて天才だった。あとなんか日本で初めて牛タンのたたきを出した店らしい。知らんけど。美味しかったです。帰りにいちご飴を食べた。今年は彼とたくさんいちごを食べれて嬉しい。彼とじゃなくても嬉しいけど。夜は手を繋いで一緒に寝た。いっぱい頑張っててえらいねぇって言われて、そうだぞ私は今めちゃめちゃ旅行を頑張っているんだぞという自意識。寝る時になって泣いた。疲れてるのと、自虐性質でいっぱいになって泣いた。心の中であり得ないぐらい自分のことを虐め抜いてることに気づいた。言われなかったことを悪く想像して勝手に傷つくっていうよくない癖。直したいなと思いながら眠った。
3日目は松島に行くと決めていた。朝7時からやっている老舗っぽいお蕎麦屋さんで朝ごはん食べた。少し待ったけど美味しかったし、女将さんが優しくて、帰る時にいってらっしゃいって言ってくれて、それだけでまた来たいなんて思ってしまった。あと七味がめっちゃ美味かった。買ってくれば良かった。そのあと30分ぐらい電車に乗って松島へ。旅行の嫌いなところ第二位、観光。何観光って。意味ある?興味ないんだが。となっている自分の機嫌を取るために、私がだいすきな漫画、ハチミツとクローバーの聖地巡礼を絡めてなんとか気持ちを乗せた。竹本くんが自転車でたどり着いた場所が松島で、瑞巌寺。ある程度の区切りをつけるきっかけとなったのが、五大堂へ続く透かし橋。同じ場所に行くんだと思えば多少楽しみだった。晴れていたら遊覧船に乗ろうと思っていたが、あり得ないぐらい晴れていたので乗った。島々を見るための遊覧船だが、海苔と牡蠣の養殖を見れたのがよかったという独特な感想。カレーパン、笹かまぼこ、おせんべいなどの食べ歩き。あとは竹本くんと同じように缶コーラを用意しといて、飲んだ。少し写真も撮ってもらって、あぁ今思い出を作っているなぁという自覚がすごかった。晩ご飯に3回目の牛タンを食べてから帰りたかったので、時間を潰すために仙台駅近くの猫カフェに行った。地方都市の平日昼間の猫カフェは最強です。完全にオススメ。東京だと外国人がいつでもいるからね。3回目の牛タンは焼肉。厚切りと普通のと味噌と。3回目なのに3種類食べた。厚切りは誇張なしで拳ぐらいあった。牛タン以外の肉も全部質がいい良い焼肉屋さんでした。ハラミ、美味かったなぁ。あとハイボールも丁寧に作ってくれてて美味しかった。〆にアイスを食べてから少し過去を回想して、新幹線に乗ったよ。帰りの新幹線はずっと泣いてた。嬉しくて。感動してた。旅行が楽しいということに。達成感もあった。でも家に帰りたい気持ちもあって、なんか色々丁度良かった。
頑張ってくれてありがとうと言われた。頑張った。私が彼のことをすきな気持ちをわかってもらえたような感覚があった。頑張れたのは彼に誠意を見せたかったから。彼のことがすきだから。彼と出会ってから私は久しぶりに、ずっと彼とあと自分自身に真面目に真っ直ぐ向き合っている。健全な人間関係。とは言い切れないけど、自分の気持ちを誤魔化したり、相手に無理を強いたりしないでいる。この気持ちを諦めたくない。負けないと信じたい。すきなものをすきだと言い続けたい。表面じゃなくて根幹を愛したい。
旅行というと、ストレス発散とか気分転換に良いとされている行動のひとつだ。リフレッシュ。正直意味がわからない。こんなにストレスの強いものはない。お前ら狂ってるよと思っていた。いやまだ思ってる。そういう大衆の意見から外れていることは自己肯定感の低下に繋がる。しかも持続的なものだから社会不適合感も煽られる。旅行が嫌いなだけで非人間感まで得ていた。なので今回旅行を遂行できたことで、少し人間になれた気がする。ちゃんと楽しかったと思えるんだ。そんな自信をつけた。リフレッシュできたかと言われるとそれは残念ながらできてない。慣れればそうなるもんなのだろうか。分からない。
死にたいと思った分だけ、生きててよかったが来るのかもしれない。ここ1年ぐらいずっと生きててよかったと思っている。心の底から思う。感動して泣くこともある。あの時死なないでよかった。生きててよかった。そういう時は大体きれいなものを見ている。世界が美しいと知ったとき。でもそれはひとりじゃ見られなかった、知れなかった。誰かと一緒だから出会えた景色であることが圧倒的に多い。そうなると、君に出会えてよかったとなる。彼に出会えてよかったと、途中からはそればかり考えていた。こんなに旅行が嫌いだと言ってる人間をこんな遠くまで連れ出してくれてすごい。勇気があるなぁと。強いと思った。僕も強くなりたいと思った。
とはいえやっぱりストレスが強かった。特に行く前。準備が終わって、あとは当日を待つだけの数日間が1番しんどかった。行きたくないとか死にたいとかずっと思って泣いてた。自分には遠すぎるとか長すぎるとか。主に不安と心配。うまくできるかどうか分からない不安と、うまくいかなかったときに自分を守るために逃げる場所がない心配。他人に迷惑をかけるんじゃないかという心配。こんなだったら家にいたほうがいい。失敗してやっぱり旅行は嫌いだなんて改めて結論が出てしまうくらいなら行かないほうがいい。旅行嫌いのコンプレックスが頂点まで達して毎晩泣いたし全く眠れなかった。ただ、仕事中に牛タンがモチベになったのも嘘ではない。楽しみではあった。食いしん坊め。あと旅行中もあまり眠れてない。元々不眠だし場所が変わると眠れないタイプだから仕方ないことだけど。休めないクセにスイッチがずっとオンだったから、旅行から帰ってきた翌日はずっと知恵熱が出てた。こうやって書いてると本当に負担が大きくて笑う。それでも俺はやり遂げたんだ!という自負。
人の故郷に触れるのは2回目だ。1度目の時も感慨深いなぁとは思っていたけど、今回はよりそう感じた。彼の後輩とお母様とお兄様に会った。こういう場所でこういう人たちに囲まれて育ってきたんだという、ひとつの答えが目の前にある感覚。彼のことはすきだけど、顔とか声とか性格とか、そういうのは好きじゃない。好きじゃないというのは語弊がある。好きではある。けどファーストインプレッションであぁこの人のことすきだなと思ったのは、多分こいつは恵まれた環境で過ごしてきたんだということで、今まで積み重ねてきた経験や出会いを好ましいと思った。それを見てきたのだから、そりゃあ感慨深い。みんな優しかったなぁ。もっとお話しして仲良くなりたかった。
頑張ってくれてありがとう、俺も楽しかった、俺の好きな場所と好きな人に会って楽しんでもらえてて嬉しかった、そう言われて、これ以上ない尊重だなと感じた。自分が楽しむことで相手を喜ばせちゃった。これはヤバい良いサイクルの中に入ってしまったかもしれない。このまま高め合って幸せになってしまうかもしれない。今後から目が離せないな。とか言って特に何もないのが人生だったりもする。
大変忙しい時期に2日間お休みを頂いたので、職場にお土産を買っていった。笹団子?ずんだ餅?みたいなやつ。すると同僚から「お土産いただきました」「ごちそうさまです」「どこ行ったんですか?」「牛タン食べましたか?」と声をかけてもらえた!多分これ当たり前のことなんだけど、旅行嫌い人間からするとヤバいことなのだ。こっちは自分の旅行も嫌なので他人の旅行に興味なんか1mmもないのだ。だって話を聞いても行きたいとか思わないから意味ないんだもの。他の同僚が休憩室にお土産を置いてても、あーなんかお菓子があるなぁ程度にしか思ったことがない。そんな非人間に対して、どこに行っただの何を食べたのだの声をかけるなんて。ヤバい。ヤバすぎる。超嬉しい。松島に行きました。牛タンは3回も食べました。楽しかったです。お休みありがとうございました。え?!?!?!私!!!!!人間じゃん!!!!!!!!今超人間なんですけどーー?!?!?!大興奮である。構ってもらえて嬉しいという大変原始的な感情。旅行すごい。お土産すごい。人々の文化的な営みの仲間に入れてすごい。旅行終わってるのにまだあるんですかーーー?!ってなった。次からはお土産をいただいたら興味を持って軽い雑談をしようと思いました。すみません今まで無味乾燥にお菓子だけ食べてて。
さて、じゃあ旅行が好きになったかと聞かれると、別にそんなことはない。ずっと嫌いだったものをそんなに急に好きにはなれない。ただこの3日間のことは好きだった。楽しかった。行くまでの気分の落ち込みもなかったことにはならない。確実に嫌だった。楽しかったからいいや!とはならない。誰とどこに行くかが大事なので、旅行ならなんでも!みたいなことはない。とっても限定的な旅ではあったが、私にも楽しむことができるんだという光明を得たのは大きい。今年はもういいけど、来年なり再来年なり、もっと未来でもいい、またどこかに行けるかもなぁという希望を抱かされた。実際に行くかどうかは分からない。ただ希望を持ってるのと持てないでいるのとでは生きやすさがだいぶ違う。他の苦手なことも挑戦してみようかななんて気持ちにもなる。
貴重な経験だった。連れて行ってくれてありがとう。また僕をどこか遠くに連れてってくれますか?
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2024/11/27 21:00:21現在のニュース
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2024年3月13日
プーチン氏「核戦争への準備万端」とけん制、切迫性は否定(ロイター)2024年3月13日
3月13日、ロシアのプーチン大統領(写真)は、米軍がウクライナに入れば干渉主義者として扱うとの立場を示した。ロシアの国営通信社RIAがインタビューの発言内容を報じた。写真はロシアのモスクワでの代表撮影(2024 ロイター)
[13日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は、ロシアは戦闘態勢にあり核戦争への準備も万端に整っているとしつつも、現時点では差し迫ってはいないと述べた。同時に、米国がウクライナに派兵すれば紛争は大幅にエスカレートすると警告した。国営メディアとのインタビューでの発言が13日に報じられた。
プーチン氏は自身の勝利が確実視される15─17日の大統領選を前に国営メディアのインタビューに応じ、ウクライナで核兵器を使用する必要はないとしながらも、主権が脅かされれば核兵器を使用する用意があると強調。核戦争への準備ができているのかとの質問に対し、テレビ局ロシア1と国営通信社RIAに「軍事技術の観点からは用意ができている」と応じた。
米国がロシア領もしくはウクライナに派兵すれば、ロシアは介入と見なすということを米国も理解していると指摘。「(米国には)ロシアと米国の関係や戦略的抑制に関する専門家が十分にいる」と指摘。「よって、全てがそこ(核による対決)に急いで向かっているとは思わない。しかし、われわれに備えはある」とした。
核使用に関する方針はロシアの軍事ドクトリンに明記されていると改めて言及し、「兵器は使うために存在する。われわれには独自の基本原則がある」と語った。
米が核実験を実施すれば、ロシアも行う可能性があるとも語った。「必要があるわけではなく、検討がなお必要だが、同様の行動を取り得ることは否定しない」とした。
ウクライナに関しては「交渉の用意がある」とした上で「現実に基づいて交渉する必要があり、向精神薬を服用後の強い欲求に基づくようなものであってはならない」と述べた。
米CNNは9日、2022年にロシアがウクライナで戦術核を使う可能性をバイデン米政権が懸念していたと報じた。
しかし、プーチン氏はウクライナで核兵器を使う必要性を感じたことはないと指摘。「大量破壊兵器を使う必要がなぜあるのか。一度も必要は生じていない」と言明した。
フィンランドとスウェーデンの北大西洋条約機構(NATO)加盟については「無意味」と断じた上で、フィンランドとの国境に派兵し破壊システムを配備すると述べた。
また、北朝鮮は独自の「核の傘」を持っているとし、北朝鮮が核についてロシアの支援を求めたことはないと主張した。
米バイデン政権はこれまでもウクライナに派兵する計画はないと表明。プーチン氏の今回の発言に対し、今のところコメントしていない。
ウクライナのポドリャク大統領府顧問は、プーチン大統領の核を巡る警告は西側諸国を威嚇するためのプロパガンダと指摘。ロイターに対し「プーチン氏は事態が誤った方向に進んでいると理解した上で、古典的な核のレトリックを使い続けている」と述べ、こうした発言はプーチン氏が戦争に負けることを恐れていることを示唆しているとの見方を示した。
鶴岡路人 慶應義塾大学総合政策学部准教授
解説 「核戦争への準備万端」という部分がセンセーショナルに見出しになっているが、核兵器国は基本的に常に核兵器を使う準備ができている。それが抑止だ。そのことを述べたに過ぎない。
今回の記事で言及されている部分でより興味深いのは、ロシア領もしくはウクライナへの米国の派兵を介入とみなすと警告した部分である。従来は、米国が供与した長射程ミサイルによるロシア領への攻撃を介入(戦争への参加)とみなすとしていたことと比較すると、ロシアのいわゆるレッドライン(死守したい線)はむしろ後退しているとさえいえる。ウクライナへの派兵を排除しないとしたマクロン仏大統領発言への警戒が続いているのかもしれない。
情報BOX:プーチン氏続投濃厚、ロシア大統領選の概要(ロイター 3月14日)
初めて電子投票併用 可視化に逆行、改ざん恐れも ロシア大統領選(時事通信 3月16日)
ロシアで15~17日の日程で投票が始まった大統領選は、国のトップを決める選挙として、初めて電子投票が併用された。
期間を3日間に拡大するのも初。形式的な競争で関心が低く、プーチン大統領の通算5選が確実な「無風選挙」の中、投票率と得票率を引き上げて政権の「正統性」を確保する狙いだ。
ただ、かねて不正が指摘され、反体制派指導者の故アレクセイ・ナワリヌイ氏も大規模デモで抗議してきたロシアの選挙で、電子投票導入は「可視化」と逆行する。民間選挙監視団体「ゴロス」幹部は、政権に有利な「改ざん」もあり得ると警鐘を鳴らした。
「前例のない数の希望者がいます」。15日朝、電子投票システムで障害が発生し、多くの人のスマートフォンなどに「順番待ち」状態を説明する文字が表示された。職場の始業時間と重なっており、政権が組織票を期待する官公庁や国営企業などでアクセスが殺到したとみられる。
国営メディアは前向きなニュースとして報道。一方、ゴロス幹部はSNSで「(選管当局は)関心の高さを主張するが、職場で朝、上司の監視下で(強制的に)投票が行われ���ことがよく分かる」と指摘した。
電子投票は、外出制限が敷かれたコロナ禍を機に本格導入。これまで統一地方選などで浸透しており、プーチン氏も15日、公邸でマウスを操作し投票した。モスクワの投票所の数は2018年の前回大統領選時の約3分の2に減った。同時に、不正行為が監視カメラなどに収められる機会も少なくなった。
ゴロスへの圧力も強まっており、幹部は「投票所に(独立した)監視員は皆無。(不正の)証拠を集めるのも困難になった」と結果改ざんのリスクを警告した。
独立系メディアによると「官公庁や国営企業の職員らは最初の2日間である15、16両日に投票するように」と通達された。17日はナワリヌイ氏の支持者らが投票所で「デモ」を計画しており、最終日に訪れる有権者を減らすことで、当局の摘発が容易になるという見方がある。
「プーチンは人殺し」 投票用紙に落書き、拘束 ロシア大統領選(時事通信 3月17日)
ロシアが支配するウクライナ東部ドネツク州で16日、ロシア大統領選の投票のために並ぶ人たち(EPA時事)
15~17日投票のロシア大統領選では、保守派の組織票を固めるプーチン大統領に対し、投票用紙に落書きして静かな抗議を試みるリベラル派の有権者が相次いだ。
「プーチンは人殺し」。ウクライナ侵攻や反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏獄死を念頭にモスクワでこう記し、警察に見つかって拘束された若者もいる。
ナワリヌイ氏の支持者らは、ロシア各地の現地時間17日正午に投票所に集結して「反プーチン」の民意を可視化することを狙っていた。無効票でも棄権でも自由。ただ、落書きは15日から多数報告された。
「ウクライナに平和を、ロシアに日常生活を」。独立系メディアは、国内の読者が落書きして自分で撮影した無効票の写真を紹介。「プーチンを(逮捕状を出した国際刑事裁判所がある)ハーグに」という主張もあった。これらは街頭でプラカードに記せば即座に摘発される文言だ。
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『パサディナハイツ』再び
時間がたってしまいましたが、1月下旬、静岡県函南町にある集合住宅パサディナハイツを訪ねた時の備忘録。
建築家 菊竹清訓設計、1974年竣工、築50年の段状集合住宅です。三島に拠点を移して久しい小学校の同級生である友人からのリノベーションの相談を受け、行って来ました。
実は10年以上前にも一度訪ねたことがあり、また行きたいと思っていた場所でした。親御さんを呼び、ご自身も三島から転居し、それぞれ別の住戸で、共に暮らすとのこと。
前回来た時はこのまま廃墟化してしまうのか?という印象もありましたが、今回驚いたのは、10年前より生き生きとした印象を受けたこと。この10年で『リノベーション』がより身近なものになり一般化したことを感じました。
スロープと階段が駆使されたエントランス。
南側の通路から、前庭を経てアプローチする各ユニットが、全120戸、地形に添う形で壇状につらなります。
リノベーションして住まわれているという建築家夫婦の宅を見させていただきました。
前庭(中庭)からアプローチするのが基本の形です。
サッシュもすべて木製に取り替えられていました。リノベーションによって生まれた広い土間が素敵でした。
歩いていると、それぞれの個性が前中庭の表情に表れていて面白い。
階段の手すり壁にあいている模様がそれぞれ違う。迷わないための印のような。
友人がすでに購入して親御さんの別荘として利用しているユニットは、ほぼ手を加えずに使っているとのこと。
オリジナルのお風呂は丸窓。
各ユニットの前庭(中庭)から北側のピロティにつながる階段。
ピロティ側。
鉄骨の吊り階段。
夕暮れ時になり、圧巻の富士山。
圧巻のパサディナ。
前回訪ねた時にコピーしていた当時の新建築、都市住宅の供給量が需要に追いつかない圧倒的不足、東京では1/3の住民がなんらかの形で住宅難に悩まされていて、日本の都市住宅の確率が遅れている、というところから始まる1975年、その中で、住宅拠点として、コミュニティのあり方を共有空間を軸として推進すること、生活が始まりコミュニティが滲みでるまで四半世紀かかるかもしれない、というな内容には、時代や背景が変われど、生活を営む人間が常にもつ課題なのだということを感じます。
パサディナハイツは、都市住居の「かた」としてスタディされた壇状住居で、実験的な側面もあったそうで、家事労働の中心をどう計画すうるか、もっとも快適なところに台所を置く、ということで計画されたというキッチンが夕暮れ時がすばらしくきれいでした。
またじっくり見てみたいパサディナハイツ、お仕事で通える日が現実になることを期待してやみません。
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