#青らんぎギャラリー
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2024.10.13
映画『HAPPYEND』を見る。父の時代の学生運動のような雰囲気と、街の風景のクールな切り取り、存在感があり重厚な音楽の使い方から愛しいものとしてのテクノの使い方まで大変気に入り、今度会う人に渡そうと映画のパンフレットを2冊買う。その人と行った歌舞伎町時代のLIQUIDROOM、どんどん登らされた階段。小中学生の時に自分がした差別、あの分かっていなさ、別れた友人、まだ近くにいる人たち。
2024.10.14
銀座エルメスで内藤礼『生まれておいで 生きておいで』、ガラスの建築に細いテグスや色のついた毛糸が映える。日が落ちて小さなビーズが空間に溶けていくような時間に見るのも素敵だと思う。檜の「座」で鏡の前にいる小さな人を眺める。「世界に秘密を送り返す」を見つけるのは楽しい。黒目と同じだけの鏡、私の秘密と世界の秘密。今年の展示は上野・銀座ともに少し賑やかな雰囲気、外にいる小さい人たちや色とりどりの光の色を網膜に写してきたような展示。でも相変わらず目が慣れるまで何も見えてこない。銀座にはBillie Eilishもあったので嬉しくなる。
GINZA SIXのヤノベケンジ・スペースキャットと、ポーラアネックスでマティスを見てから歩行者天国で夜になっていく空を眺めた。小さい頃は銀座の初売りに家族で来ていたので、郷愁がある。地元に帰るよりも少しあたたかい気持ち、昔の銀座は磯部焼きのお餅を売っていたりしました。東京の楽しいところ。
2024.10.18
荷造り、指のネイル塗り。足は昨日塗り済み。年始の青森旅行時、2泊3日の持ち物リストを作成し、機内持ち込み可サイズのキャリーに入れ参照可能にしたところ、旅行のめんどくさい気持ちが軽減された。コンタクトや基礎化粧品・メイク用品のリスト、常備薬、安心できる着替えの量。持ち物が少ない人間にはなれそうにない。日常から多い。部屋に「読んでいない本」が多いと落ち着くような人間は持ち物少ない人になれない。
2024.10.19
早起きして羽田空港。8:30くらいに着いたらまだ眺めのいいカフェが開いておらず、とりあえず飛行機が見える屋上に行く。このあと雨が降るはずの曇り空からいきな��太陽が照り出して暑くなり、自販機でマカダミアのセブンティーンアイスを買い、食べる。突然の早朝外アイス。飛行機が整列し、飛び立つところをぼんやりと眺める。飛行機は綺麗。昨夜寝る前にKindleで『マイ・シスター、シリアルキラー』を買って「空港ではミステリー小説だろう」と浮かれて眠ったのに、100分de名著のサルトルを読み進める。実存主義を何も分かっていないことをこっそりとカバーしたい。すみませんでした。
10:15飛行機離陸。サンドイッチをぱくぱく食べたあとKindleを手に持ったまま眠ってしまい、11:55宇部空港着。
宇部空港、国内線のロビーは小さく、友人にすぐ会う。トンネルを抜ける時、窓が曇り、薄緑色の空間に虹色の天井のライトと車のライトがたくさん向かって来て流れる。動画を撮影しながら「綺麗くない?」と言うと「綺麗だけど本当は危ない」と言われる。かけるべきワイパーをしないで待っていてくれたんだと思う。
友人のソウルフードであるうどんの「どんどん」で天ぷら肉うどん、わかめのおにぎりを食べる。うどんは柔らかく、つゆが甘い。ネギが盛り放題。東京でパッと食べるうどんははなまる系になるので四国的であり、うどんのコシにもつゆにも違いがある。美味しい。
私は山口市のYCAMのことしか調べずに行ったので連れて行ってもらう。三宅唱監督の『ワイルドツアー』で見た場所だ。『ワイルドツアー』のポスターで見た正面玄関を見に芝生を横切ったが、芝生は雨でぐずぐずだった。でも全部楽しい。
広くて静かで素敵な図書館があり、心の底から羨ましい。小さな映画館もあり、途中入場できるか聞いたおじいちゃんが、「途中からだからタダにならない?」と言っていたがタダにはなっていなかった。一応言ってみた感が可愛らしい範囲。
YCAM内にあるのかと思っていたら違う倉庫にスペースのあった大友良英さんらの「without records」を見に行く。レコードの外された古いポータブルレコードプレーヤーのスピーカーから何がしかのノイズ音が鳴る。可愛い音のもの、大きく響く音のもの。木製や黄ばんだプラスチックの、もう存在しない電機メーカーの、それぞれのプレーヤーの回転を眺めて耳を澄ませてしばらくいると、たくさんのプレーヤーが大きな音で共鳴を始める。ずっと大きい音だと聞いていられないけれど、じっと���ってから大きな音が始まると嬉しくなる。プログラムの偶然でも、「盛り上がりだ」と思う。
山口県の道路はとても綺麗で(政治力)、道路の横は森がずっと続く。もとは農地だっただろう場所にも緑がどんどん増えている。私が映画で見るロードムービーはアメリカのものが多く、あちらで人の手が入っていない土地は平らな荒野で、日本の(少なくとも山口県の)土は放っておくとすぐに「森」になるのだ、ということを初めて実感する。本当の森の中にひらけた視界は無く、車でどんどん行けるような場所には絶対にならない。私がよく散歩をする所ですら、有料のグラウンドやイベント用の芝生でない場所には細い道を覆い隠す雑草がモコモコと飛び出して道がなくなってゆく。そして唐突に刈られて草の匂いだけを残す。私が「刈られたな」と思っているところも、誰かが何らかのスケジュールで刈ってくれているのだ。
山口県の日本海側の街では中原昌也と金子みすゞがそこかしこにドンとある。
災害から直っていないために路線が短くなっているローカルの汽車(電車じゃない、電車じゃないのか!)に乗って夜ご飯へ。終電が18:04。霧雨、暴風。一瞬傘をさすも無意味。
焼き鳥に挟まっているネギはタマネギで、つきだしは「けんちょう」という煮物だった。美味しい。砂肝、普段全然好きじゃないのに美味しかった。少し街の端っこへ行くとたまに道に鹿がいるらしく、夜見ると突然道路に木が生えているのかと思ったら鹿の角、ということになり怖いらしい。『悪は存在しない』のことを思う。
2024.10.20
雨は止んでいてよかった。海と山。暴風。人が入れるように少しだけ整えられた森に入り、キノコを眺める。
元乃隅神社、123基の鳥居をくぐり階段を降りて海の近くへ。暴風でiPhoneを構えてもぶれて、波は岩場を越え海の水を浴びる。鳥居の上にある賽銭箱に小銭を投げたけれど届くわけもない。車に戻ると唇がしょっぱかった。
山と海を眺めてとても素敵なギャラリー&カフェに。古い建物の改装で残された立派な梁、屋根の上部から太陽光が取り込まれるようになっていて素晴らしい建築。葉っぱに乗せられたおにぎりと金木犀のゼリーを食べる。美味しい。
更に山と海を眺めて角島へ。長い長い橋を通って島。古い灯台、暴風の神社。曇天の荒れた海も美しいと思う、恐ろしい風や崖を体感としてしっかりと知らない。構えたカメラも風でぶれるし、油断すると足元もふらつく風、窓につく塩の結晶。
山と海を眺めて香月泰男美術館へ。友人が見て良い展示だったからもう一度来て見せてくれたのだ。
全然知らなかったけれど、本当に素晴らしい絵だった。油彩なのだけど、質感が岩絵具のようで、フレームの内側に茶色のあやふやな四角が残っているのがとても良い。
フレーミングする、バチッと切り取ってしまう乱暴さから離れて、両手の人差し指と親指で四角を作って取り出したようなまなざしになる。
山口県の日本海側の山と畑と空の景色、荒い波、夜の静けさや月と雲、霧の色を見てから美術館へ連れて来てもらえたから色と色の境目の奥行きを知る。柿はずっしりと重く、花は鮮やかだ。香月泰男やシベリア抑留から帰ってきた画家で、この前読んだ『夜と霧』の暗さと冷たさを思い返した。絵の具箱を枕にして日本へ帰る画家が抱えていた希望、そのあとの色彩。
夕飯は友人の知り合いのハンバーガー屋さんへ。衝撃のうまさ。高校生の時に初めて食べたバーガーキングの玉ねぎの旨さ以来の衝撃、20年ぶりだ。そんなことがあるのか。
2024.10.21
晴天。海は穏やかで、深い青、テート美術館展で見たあの大きな横長の絵みたい。初めて見た海の光。
海と山を眺めて秋吉台へ。洞窟は時間がかかるので丘を散策、最高。
風光明媚な場所にしっかりとした情熱が無かったけれど、「好きな場所だから」と連れていってもらえる美しい場所は、友人が何度も見るたびに「好きだなぁ」と思っただろう何かが分かり、それは私が毎日毎日夕陽を眺めて「まだ飽きない」と思っている気持ちととても近く、感激する。
今までの観光旅行で一番素敵だった。
道々で「このあと窓を見て」と教えてもらい、味わう。
ススキが風に揺れて、黄色い花がずっとある。山が光で色を変え、岩に質感がある。
山口市、常栄寺、坂本龍一さんのインスタレーション。お寺の庭園が見られる場所の天井にスピーカーが吊るされ、シンセサイザーの音を演奏しているのは色々な都市の木の生体信号だ。鳥の声や風の音と展示の音は区別されない。砂利を踏む音、遠くから聞こえる今日の予定。豊かなグラデーションの苔に赤い葉っぱが落ちる。
宇部空港はエヴァの激推しだった。庵野さん、私も劇場で見届けましたよ。
行きの飛行機は揺れたけれど、帰りは穏やかに到着、家までの交通路がギリギリだったため爆��、滑り込む。
東京の車の1時間と山口の1時間は違う。
何人かの山口���身の友人が通った空と道と海と山の色を知ることができてとても嬉しい。
「好きな場所」「好きな風景」ってどういうものなんだろう。
私が通う場所、好きな建築、好きな季節と夕陽。あの人が大切にしている場所に吹く風、日が落ちる時刻が少し違う、友人のいる場所。
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覚えている。3年前の9月、パルコの屋上で友人と映画を観た帰り道だ。橋の上から見た豊平川が黒々としていて、月光や街明かりを銀色に映す水面さえも覚えている。歩いて友人を送って、自分は菊水駅から地下鉄に乗ろうとした。改札に向かって地下へ階段を降りていると、駅のブルータイルの壁に目が奪われた。好きな青だった。一人暮らしをする予定もなかったのに、朝陽がつるりと滑るこの壁面を横目に出勤できるのは素敵だろうと思った。しばらく経って、一人暮らしをしてみたくなった時にブルーの壁を思い出した。ギャラリー犬養という札幌で1番好きな喫茶店と豊平川が徒歩圏内にある菊水での生活を想像してみて、うっとりした。菊水に住むと決めた部屋探しには半年かかった。やっと見つけたこの部屋の窓からはテレビ塔の頭が遠くに見えた。
すすきので終電逃しても歩いて帰れるから大丈夫。眠れないまま朝になったら豊平川を渡り、テレビ塔まで歩いて創成川を辿り、散歩する。人の全くいないテレビ塔や狸小路に少しドキドキする。狸二条広場で、おじいさんがベンチに座り手帳に何やら書いていた。西向きのバルコニーは、15時からの陽の入り方が綺麗だった。部屋の中で観葉植物をいくつか育てて、バルコニーで青じそを育てていた。食べては繁って、繁っては食べての夏だった。米里通り沿いの部屋だから、深夜に酔っ払いが唄歌いながら歩いているのが聞こえる。間欠的に聞こえる車通りの音と、天井を走るヘッドライトの光の流線を見ながら眠る。除雪のブルドーザーの音で深夜3時に目が覚める。朝になれば小学生と高校生の通学路、11時ごろにはお散歩中の保育園児が2人1組で手を繋いで眼下を歩いている。家の横の横断歩道をひとつ渡れば、お母さんみたいな人がやっている串屋さんがあるし、家の裏にはかっこいいおじさまと着物を着た奥さんがやられるバーがある。時間があれば、よく豊平川を見に、河川敷に行った。台湾名物、胡椒餅が売っているところがあって、17時ごろから安くなるからその時間を狙って買いに行って、河川敷で食べた。夜勤明けでパンを買って食べた���とも、休日は川の水流にビールを冷やして飲んでたこともある。
心惹かれた街に住んでみて、お気に入りがひとつひとつ、増えていった。住んでみなければ、味わえなかったこと。知り得なかったこと。一人暮らしには贅沢すぎる2年間だったように思う。次の街もきっと好きになる。けれど全部全部手放して、思い出にしてしまうのが少し寂しい。段ボールに入れて持っていけないものばかりだから、こうやって日記にしておく。いつか離れるかもしれない予感を内包させているからこそ、めいいっぱい愛していたこの街との生活だった。豊平川が流れるこの街が、本当に大好きだった。
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2023/12/8〜
12月8日 ちゃんと朝5時に起きたし、1日中来たボールを打ち返す(時々場外、時々壁打ちで返ってきてしまう)ようにお仕事をしてえらかったと思う。もしかしてボーナスがそろそろなのかもしれない。なるべくお金どろぼうをしていたかった。
昨日おろしたワンピースを今日も着た。 好きな服を着るくらいの抵抗(何に?)くらいしかできないけれど、それでも「かわいいね!」と職場の何人かに��拶みたいに言ってもらえて嬉しくなってしまう。
たぶん大丈夫だったの、今日が金曜日で本当に2日に一回は金曜日にしたい。
帰りの電車で“パン以上、ケーキ未満”と描かれた紙袋を持った人がいて(パンは含まれるのできっとパン屋さんの紙袋)、これをコメで言い換えたら“おにぎり以上もち未満”? 大豆なら“豆以上豆腐?納豆?未満”? それとも“画像以上現実未満”? と考えたりした。
デスクを片付けにするために産休に入った上司が一瞬だけ職場へやってきて、嬉しさとか安心感とかでまともにお話もできずに仕事をしてしまった。おせんべいとチョコレートをいただいて、無事出産された際はお祝いをしたいな、と何が良いか考えたい。
なんとかなったのでえらい。
12月9日 夢に井上さんが出てきた。 昨晩、井上さんの“何も書けない”というツイートを見た(たぶん)からだと思う。夢の中では私たちは仲良くしあわせそうだった。 今日は出かける道中で“うたわない女はいない”を読んだ。井上さんはじめ、歌人の方々のお仕事にまつわる歌とエッセイを無性に読みたくなっていた。そして久しぶりにまともに本を読むことができた(と言っても移動中の数十分)気がする。
白濱さんから関西のギャラリーについてメールが来ていた。忙しい中、業務外(?)のことを申し訳ないけれど、とってもとってもありがたい!(ちゃんと文中に“私は責任取れませんよ!”とあってとても好き。) 大阪の友人が教えてくれたギャラリーと合わせてマップに落��したい。
友人と待ち合わせの前に丸の内を散歩して、六本木でリーキットと奈良美智の写真展を鑑賞。クリスマスの丸の内はお店や小さな回転装置が出ていて楽しげだった。 奈良美智の写真が、奈良美智だ!という感じで原美術館の2回奥の部屋だった。
できたばかり(?)の麻布台ヒルズでオラファーエリアソンを鑑賞。オフィス商業ビルのすごいバージョン(言語力…)という感じ。 ミッドタウン八重洲とか虎ノ門ヒルズとかの感じ。
エリアソンの展示で、遠心力を利用した装置で鉛筆が図形を描く展示に、会場の人たちみんなが“おぉ〜〜”といって集まってくる感じが、江戸のまちに文明開化が訪れたみたいな、教科書の一コマみたいで面白かった。 内容は良かったけどボリューム的には少しお金どろぼうだね、と友人と言っていた。
東京タワーのふもとの交差点にあった“横浜”という喫茶店でお茶をした。夜に予約客があるようで15:15まで!と店主さんはずっと忙しそうだった。 カウンターの後ろの棚にティーカップとソーサーのセットがたくさん並び、全て違う柄だった。 運ばれてきたお茶もそれぞれ異なる食器で楽しかった。
友人は11月にベトナムへ旅行に行っており、お話を聞かせてもらう。ホーチミンのお墓(暦菓子的な価値のあるスポットらしい)では現地の修学旅行生に混ざってしまったり、郵便局員さんが適当だったり、ベトナムで有名なイタリアンのお店が美味しかった話をしてくれた。
1月(お正月)に金沢が青森にいっちゃおうかと思っていたけれど、海外旅行を改めて計画したくなる。 でもやっぱり��れより、そのお金で今は展示をしたいかも。
15:15にお店を出て東京タワーと芝公園を散歩した。友人は職場の昇進試験に合格したとのこと! すごいおめでたい!嬉しい! 着実に、自分の手でキャリアアップを掴んでいて尊敬する。
お給料そのままで重い仕事と忙しい日々ばかり重なるなんて!と思い、多分週明けのボーナスも、今回はそんなに踊らされないで受け取って、これからのお仕事と人生の塩梅を再検討したいこの頃。
今日は暖かくてまだたすかった。 年賀状は書けていない。
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SESSIONS GLSL Compo 作品提出にあたって
はじめに
こんにちは、独楽回しeddyです。
SESSIONS のGLSL Compoで初めて作品を作って提出しました。(下記)
今回の記事では、この作品の制作過程について少しお話しようかなと思います。(SESSIONS自体の感想はこちらから)
テーマについて
初めての作品投稿だったので、せっかくだし何かモチーフが欲しいなと思ってま��た。色々悩んだ結果自分のハンドルネームの「独楽回し」から独楽を描くことを決めました。
そしてそこから更に考えたり過去のGLSL Compoの動画を見てみたり、期限日までの残りの時間でできることを考えていった結果、青空っぽい感じの表現を使って風景っぽい感じに収まりました...。
使用する手法について
レイマーチング
作成した形状は独楽と平面(地面)の2つです。独楽は軸となる細い円柱、中央の胴体部分に当たる太い円柱、軸と胴体を繋げる円錐の3つから構成されてます。また平面については少しy軸にsin関数の動きを付けており、独楽に対してはrotate関数でちょっと斜めに傾けてる状態から回転させることで回ってる感を付けました。
参考 : SESSIONS 2日目のOb5vrさんの解説 : https://www.youtube.com/live/NP8bjmesy2Q?feature=share&t=25378
fbm
謂わばノイズです。これをスケール値や速度を変えて5段階くらいで重ね、更に青と白で着色することで青空っぽい感じの表現が出来ます。これを使って背景の青空や平面(地面)の表現をしました。
参考 : The Book of Shader の解説 : https://thebookofshaders.com/13/?lan=jp
ボロノイ
平面(地面)にちょっと水面ぽさも出してみたいという狙いで、ボロノイも取り入れました。こちらはiqさんの記事でも解説されている「縁がはっきりしているボロノイ」です。これとfbmによる青空表現の組み合わせで地面の模様に揺らぎを持たせて水面ぽさの表現を試みました。
参考 : iqさんの解説 : https://iquilezles.org/articles/voronoilines/
パーティクル表現
もう少し派手すぎないけどリッチな表現と全体の風景の動きが欲しかったので、パーティクル表現の追加を試みました。これはシェーダー芸のYoutube動画、The Art of Code から参考にしました。
グリッド単位で光るオーブを形成して、それを一つのレイヤーとして数枚重ねる、更に各々のレイヤーに対しては時間でスケールをかけることで中央からパーティクルが広がってる感じを実現してます。
参考 : The Art of Code (Making a starfield) 1 : https://youtu.be/rvDo9LvfoVE
参考 : The Art of Code (Making a starfield) 2 : https://youtu.be/dhuigO4A7RY
カメラの見え方の動き
カメラに動きがないと���調に見えるなと思ったので、シンプル目にはなりますがカメラが近づいたり遠くにいったりする動きをつけました。シーケンス制御でカメラのfov値が変わるようにして実現しました。また、値の変わり方にもキレがあった方が良いと思い、イージング関数(EaseInOutExpo)を使用しました。(だんだん加速、だんだん減速する動き)
参考 : gazさんの解説 : https://qiita.com/gaziya5/items/29a51b066cb7d24983d6
参考 : The Book of Shader の ギャラリー : https://thebookofshaders.com/examples/?chapter=motionToolKit
苦労したこと
まずはとにかくテーマ決めが難しかったです。自分は今回みたいに「何かを作った後それをイベント等で人前で披露する」という機会を体験したことがありませんでした。これまでの自分の制作は何かテーマに基づいて作るというよりは「自分が試したいことがあってそれをやる」みたいな感じでやっていたので、今回みたいなケースだと動き出しが違っており、故に苦労しました。
決めてからも大変でした。本来ならもっと複雑な形状を作ったり、トンネルなどの表現、エフェクトなど凝りたい部分はありました。ただ、複雑な形状を作ろうとするとどうしても見た目がテーマとそぐわない感じになってしまって見た目が綺麗に見えませんでした。また色々やろうとするとどうしても動作が重たくなってしまったりして全然進まない...という事もありました。
(今のマシン(Mac Book Pro 16インチ)だと今回提出した作品でもファンがすごい回って熱くなったので、保冷剤を袋に詰めたものを当てながら作業した時間もありました...)
今回は自分がまだ少しパラメータの制御が出来ている方の内容、パフォーマンス、テーマと見た目の相性などから今の内容で決めました。(自分個人の考えにはなりますが、理解が自分の中であまり出来ていない内容を使うのは、結局それを扱いきれずに振り回される未来が容易に見えてしまいあまり好ましくないと思っているので使わないようにしました)
まとめ
以上ざっくりですが作品制作についてまとめました。
後になってこうしたかったとかもないわけではないですが、テーマに沿った内容を満たす作品は作れたこと、何より一つ提出してイベントでお見せ出来たのは素直に良かったと思います!
次はもっと理解出来ていることを増やして、レベルアップした作品を作れればと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
コードのリンク
GLSL Compo 作品 URL 1 (NEORT) : https://neort.io/art/ch6gc8cn70rkl4ca3sug
GLSL Compo 作品 URL 2 (shadertoy) : https://www.shadertoy.com/view/mtdGzj
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「月夜の魔法のおはなし展」
開催中〜11/10(日)まで。
展示メイン、アリソン・アトリー著「むぎばたけ」の挿絵原画の見どころ(?)。会場の原画に物語キャプションをつけています。ギャラリーオーナー田村さんのすすめもあり、邦訳に挑戦しました。挿絵制作時はまず英語の原文を読み、書き写してストーリーを反芻します。翻訳せずに読むので、改めて訳すると日本語での言葉選びに大変苦労しました😓「このむぎばたけ、ちょっと違うな…😕」と思いたい方、ぜひお運びください😅
実は気難しいアリソンさんが生きてらしたらさぞ憤慨されたかも…😓 原画製作前のラフも、いつも相当粗いです。
ギャラリー・オルタンシア
(洋菓子店カフェ・ドゥ・ジャルダン福生駅西口店内)
www.tamura-do.com/
⚫︎営業時間:10〜19時
⚫︎定休日:月曜日、第2,4火曜日
洋菓子店カフェ・ドゥ・ジャルダン福生駅西口店
〒197-0011
東京都福生市福生1044番地
⚫︎Tel : 042-553-773
※ JR青梅線福生駅西口より徒歩10分
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|Gallery iro piece and press|
Gallery iroさんの企画展 piece and pressに参加いたします。
2024.11.1 fri – 10 sun 12:00 – 18:00 ※5日~7日休み Room2,3
平面作品と、冊子(ZINEやリトルプレス、作品集)を展示販売��る企画展。
|展示作品について|
今回も貼り絵,でも風景画を描きました。 毎年行くNew Zealandで見る景色がとても好きで、その景色を絵にして残したいなと思ったのと、ニュージーランドの景色を作品を通して感じていただけたらなぁ... そんな思いを込めながら制作に取り掛かります。
ちょっと車を走らせたら、この景色が永遠と続く。(笑)
同じような景色で、車を走らせていても、どこを走っているかわからなくなるような、ずっとずっとこんな感じ。たまに、牛、羊、馬の動物も。
でも、空の青と、山々のグリーンのコントラストがきれいでずっと見ていたくなる。
|景色を貼り絵で|
いつもは、物体をイラストにしたりすることが多くて背景のない作品が多いので今回は少し挑戦だったかも。
山の緑を手でちぎる。白いのは羊さん。
ミドリの中に小さい羊を貼る。小さく小さく手でちぎる。 細かいので貼るのも大変です。でも楽しい。
ずーっと続く景色を横長で描きたかったので、細長い木製パネルに今回はしました。 いかがでしょうか?(笑)
完成した作品をぜひギャラリーでご覧ください!!
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覚えていますか?「ネオ」「イオシス」…歴代のアクエリアス缶コレクションが懐かしすぎると話題に - ライブドアニュース
以下転載 https://x.com/DIGGIN_EVERYDAY/status/1830164918068257122
宝物。
以下引用
歴代のアクエリアスの缶をコレクションした投稿がSNSで話題になっている。画像には、衣装ケースにギッシリ入れられたアクエリアスの空き缶。 1983年にコカ・コーラより発売されたアクエリアスは、スポーツドリンクには珍しくマスカットとレモンの2種類の味が選べるのが特徴で、缶の種類も豊富。パッケージを見ただけで、当時の厳しい部活の練習、受験勉強や風邪で寝込んでいた記憶が蘇る人も多いのでは。投稿した「DIGGIN'」さんに、話を聞いた。
――なぜアクエリアス缶のコレクションを? 「DIGGIN'」:元々、自分が青春時代の90年代のグッズなどを集めるようになって、そこから当時の時代背景が分かるものを収集する様になりました。良くも悪くも無駄にカラフルでちょっとダサい感じのデザインやコピーに惹かれて、90年代の食品パッケージやお菓子、空き缶などを集める様になりました。アクエリアスの缶はその一部ですね。 ――収集方法は? 「DIGGIN'」:古物市場や蚤の市、ネットオークションなどでも探しています。同業者の方にコレクターだった方の処分を紹介してもらうこともあります。 ――お気に入りの缶は? 「DIGGIN'」:90年代のアクエリアス缶は どれもお気に入りですね。 ロングセラーでパッケージを変えながら今も続いている日本産のドリンクって意外と少ないので、気に入っています。 ――思い出のある缶はありますか? 「DIGGIN'」:アクエリアスネオとかイオシスが出た時は衝撃受けましたね。こんなバリエーションの増やし方あるのか!と思いました! ――アクエリアス缶の良さとは、一体どこなんでしょうか。 「DIGGIN'」:今も変わらずあり続けている事、 時代の背景を常に写すデザイン、コピー、CMだったりしたので、どの年代の方もその時代を 想い出せるところではないかなと思います。 ――今後の夢は? 「DIGGIN'」:アクエリアスに限らずですが、 90年代の空き缶をギャラリーなどを借りて展示したいですね!
◇ ◇
部活中は水を飲むな、と言われた昭和のルールを塗り替える一役を買ったのが、アクエリアスやポカリスエットなどのスポーツドリンクではないでしょうか。夏の運動場、カラカラに乾いた喉に冷たいスポーツドリンクを流し込んだ時の美味しさと共に、甘酸っぱい思い出も引き出される魅力的なコレクションだった。 (よろず~ニュース特約・ゆきほ)
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『光行洋子•蒼の世界』
会 期|10/5土~ 10/27日
時 間|11:00〜17:00
場 所|gallery cobaco
入 場|無料
光行洋子氏の、深みのある優しい蒼が印象的な作品のインスピレーションの源は、幼いころ身近にあった豊かな自然から得たものだといいます。きらめく川面や吹き渡る風、木々の緑、そして空。豊かな色彩とリズミカルな構成美は、私たちに美しい音楽を聴いているような感情を抱かせます。
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gallery cobacoさんは、朝倉市にオープンしてから 7年が経過し、築98年の古民家と、スクエアーのモダンなガラスのギャラリーと、母屋の展示場とショップで、様々なジャンルの作品が展示されている。今では、安らぎと憩いを求めて多くのファンが訪れている古民家を生かしたギャラリー空間となっている。 和風の美しい庭園とモダンなギャラリーが調和し、四季折々の移ろう景色は、安らぎと新たなアートの出会いを楽しみに訪れる方々に親しまれている。2018、2019年の個展につづき、2024年10月に gallery cobacoさんで、3度目の個展を開催いたします。また多くの皆様とアートを通して、新たな出会い ができます事を嬉しく思います。
光行洋子
【Profile】
九州産業大学名誉教授、元九州産業大学大学院芸術研 究科長、福岡文化連盟理事、福岡市美術連盟元理事長、同顧問、アジア美術家連盟日本委員会副代表、一般社団法人九州賢人会 議所理事、(公財)大野城まどかびあ理事、福岡市文化賞選考委員
所属|日本美術家連盟会員、福岡県文化団体連合会特別個人会 員、福岡県美術協会洋画部正会員・洋画部委員、NAU21世紀美術 連立展会員・学芸委員、NPO法人「青木繁」の会会員
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【Event】「抽象画にチャレンジしてみませんか」 ※大人対象WS
光行先生と描く抽象画のワークショップです。抽象画 は私達のイメージを広げる表現手法です。色や形を楽しみ、感性を豊かにする1時間を過ごしませんか?
日 時|10月5日[土] 14:00~15:00
定 員|無料6名(先着)
費 用|無料3,000円(材料費込)
申込み |ギャラリーコバコ/下記電話、インスタグ ラムのDMまたは店頭にてお申込ください。
0946-22-3490
広報物デザイン:須藤史貴(anno lab)
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Travelling Without Moving
【>> English】
Introduction : 本シリーズは新型コロナウィルス(COVID-19)で国境が閉鎖し、国内外での移動に著しく制限がかけられていた、2020年から2023年の間に制作されました。
2020年、パンデミックの影響で帰国を余儀なくされた外国籍アーティストたちが去り、人気のなくなった京都から、わたしは「パリのことを考える」という瞑想的な時間を過ごしました。
今からでは思い返すことさえ難しく感じられるのですが、2020年、例年であれば人々が誘って外へ出る桜の季節になっても、町には圧倒的な閉塞感が蔓延し、社会には重苦しい雰囲気が沈澱しているようでした。オーソリティはしきりにデジタル化を勧告し、助成金を使ってタブレットを購入すること(そしてそれを使って仕事をすること)が推奨されました。
オンライン・ミーティング、オンライン・エキシビション、果てはオンライン・アーティスト・イン・レジデンスという、言語的に倒錯したような可能性さえもが、真剣に議論されました。(もっとも、この努力により開かれた可能性も今日では多くあります)
「移動」はもはや不可能なのか。そもそも「移動」とはどんなものだっただろうか。COVID-19という出来事は、極めて根本的な疑問をわたしたちに突きつけました。これは有史以来初めて、世界中の社会が「同時に」「同じ出来事」を経験するという事態となったのです。
折りからの化石燃料に対する抵抗運動とも相まって、社会のデジタル化は急加速しました。このまま社会の営みは、すべてデジタルに置き換わってゆくのだろうか。人との出会いはモニターを通して、町の歴史は検索を通して、目の前に現れてくる時代になるのだろうか。そんな想像がポケットのスマートフォンから、食卓のラップトップから、日々のあらゆるところから立ち上がってくるように感じられました。
世界はどんな様相をしていただろうか。移動は、そうせずともその必要が満たされる時代になるのだろうか。はたして人は身体的な経験を排除して、ピクセル変換された情報を脳に再構築するだけで、生命をまっとうして行けるのだろうか。
そうした「オンラインへの引っ越し」に抵抗を感じながらも、わたしはそのような擬似信号の「世界」を渡って「京都からパリへ行く」ことにしました。
《#1 Le tour le monde en…》(2020)
2020年初夏、わたしは京都から西へ向かい、海を越え、大陸を渡り《Le tour le monde en…》と題した���十分の旅を行いました。(『八十日間世界一周 / Le tour du monde en quatre-vingt jours』は、ジュール・ヴェルヌの作品のタイトルです)
人々の「移動」が今よりもまだ技術的に制限されていた頃、人は指で地図をなぞりながら、どのように遠い世界に想いを巡らせていたのでしょうか。
デジタル通信の解像度が上がり、異国のロック・ダウンがほとんどタイムラグなく、ポケットのスマートフォンを通して認識可能となった今日、遠い世界、未知なるものへと向かう想像力を、わたしはあらためて持ちえるのでしょうか。
のちに《Sliding the surface of the Globe》と改名したこのシリーズの旅はシンプルです。すなわちグーグル・マップである地点から別の地点までを移動するという(だけの)ものですが、ただひとつ、わたしはマップ上での移動中は「ピンチ・イン/ピンチ・アウト」をしないということをルールとして課しています。
鮮やかに広がるCDA HEX「#579cda」色の海を渡り、朝鮮半島を越え中国へ。何の手がかりもない(ようにみえる)広大な中央アジアをひたすら西へ。時には川を、時にはそろりと現れる道路を頼りに、わたしは指で走りました。やがて黒海を抜け欧州に入ってからは、周囲の言語(表記)を手がかりに、わたしはパリを目指しました。そうしてほとんど旧式のiPadの充電が2%を切った頃、最後はセーヌ河を遡るようにして、わたしはパリの街へと滑り込んだのでした。
《#2 Travelling Without Moving 》(2022)
二回目の旅の機会は2022年の夏に訪れました。シドニー在住のアーティストからオンラインでの展覧会へ出展しないか、という問い合わせを受けたわたしは《Travelling Without Moving》と題した南半球への旅にでました。(タイトルはたまたまインターネットから流れていた1990年代の楽曲のタイトルです)
わたしは京都から南へ向かい、大海に出て、馴染みのない島々を眺めながらオセアニアを目指しました。
延々と続くグーグル・マップの青い(CDA HEX「#93b3f3」)海を南下し、最初に到着した陸地をわたしはオーストラリアだと信じたのですが、後にそれはパプアニューギニアではないかということに思いが至り、しかしそこからさらに南の海に乗り出すのは、なかなか勇気を必要とする決断でした。
下手をするとそれは南極への道のりかもしれない・・・しかしそんな心配をよそに、やがて陸地は現れました。オーストラリアにはまったく土地勘がなかったので、ともあれ海岸を頼りに、ついにはシドニーまで辿り着いたのでした。
《#3 Sliding the surface of the Globe》(2023)
東京の渋谷にあるギャラリーで「球体」をテーマにした展覧会から声をかけて頂いた際に、わたしは偶然フランスのリヨンにおり���した。
今回より改題した本作《Sliding the surface of the Globe》は、形状としてはまったく「球体」ではありませんが、平面(スクリーン)に広げられた「球体(グローブ)」の表面を滑ることで、脳に喚起されるものを試験するものです。遠からず、展覧会のテーマに合致することを確認したわたしは、リヨンから渋谷まで行くことにしました。
フランスから東へ向かい、まずは黒海を目指します。一作目の経験を経て、この移動にはもはや土地勘のようなものさえ感じられます。問題は黒海を超えて中国に入ってからです。東へ東へと向かっているつもりでも、上下、つまり南北への誤差は発生します。北に行き過ぎるとロシアに入り、南に下りすぎると南アジアに入ってしまいます。わたしは漢字圏を出ないように、慎重に日本列島を目指しました。
結論から言えば、どこをどう通ったのか自覚できないような状態で、わたしは北海道に到着してしまいました。周囲の言語(表記)が日本語であるということには気づいたのですが、「それ」が日本列島の「どこ」に当たるのかに気づくまでには少々時間がかかりました。そうして闇雲に歩いているうちに、やがてわたしは一本のまっすぐな線路に行きあたりました。それは2016年に開通した北海道新幹線でした。新幹線に乗れば快適です。わたしは一直線に東京までの旅を進めたのでした。
《#4 Throw Away Your Screen, Rally in the Streets》(2023)
やがてパンデミックの収束も見えて、2023年の京都には海外からの旅行者も戻ってきました。COVID-19とはいったい何だったのだろうか。世界が「同時に」「同じ出来事」を体験したということの意味を改めて考えてみる暇もないまま、あたらしい日常が始まりました。唐突に日々はよそよそしく、この出来事を機会に何かが決定的に変化した、と結論づけるにも早すぎるそんな中、わたしはチェコ共和国のフルボカー・ナト・ヴルタヴォウという(わたしにとっては馴染みのない)小さな町での展覧会に招待されました。
わたしは《Throw Away Your Screens, Rally in the Streets》と題した最後の旅に出ることにしました。(タイトルは寺山修司の批評集『書を捨てよ、町へ出よう / Throw Away Your Books, Rally in the Streets』へのオマージュです)
モニターを出して京都を出発して西へ向かう。もはや行き慣れた旅です。黒海までは何の心配もありません。ただ、たまたま通りかかる大きな、あるいは名前を知っているような町に行き当たると心踊るような気持ちになります。画面に大都市の名前が出ると思わず自慢したくなるような、そんな記号獲得的な快楽が生じます。
この感覚とはいったい何なのでしょうか。
わたしは「知らないところ」へ行くよりも「知っている名前」を確認する方を喜んでいるのでしょうか。「未知なるものへ向かう想像力���というのは、いったいどこへ行ったのでしょうか。
この旅に終わりはありません。やがてフルボカー・ナト・ヴルタヴォウに到着したわたしは、この機会に、それまでまったく知らなか���たこのフルボカー・ナト・ヴルタヴォウという町へと実際に行くことにしたのでした。
#sliding_the_surface_of_the_globe#video_work#kyoto#tokyo#japan#paris#lyon#france#sydney#australia#hluboká_nad_vltavou#czech_republic#v12
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7月25日(水)open 12-18
定休日明けは、思いがけないご来店から始まり、嬉しいご来店が一日中続きました。 本が届いたり、ほうぼう連絡をしたり、あれやこれやで、気が付けば18時過ぎていた… 皆さま本日もご来店ありがとうございました! やまぐちめぐみさんの作品展最終週、ギャラリー入り口の青い猫の絵(ポストカード)に気が付いてくださる皆さまありがとうございます。 残念ながら今回ポストカードの販売はありませんが、まだ特典付きの作品集やグッズをお選びいただけますよ。(一部売り切れ有り) 是非、会いにいらしてくださいませ。
来月の展示、五十嵐大介さんの『ねこまがたけ』絵本原画展のお知らせも今日届きました! 今日から店頭で配布しております。 お世話になっているお店の皆さんにも、順次配布のご協力をお願いして参ります。 皆さまどうぞよろしくお願いいたします!
やまには、ねこのくにがある。 化け猫修行のために、猫は時々姿を隠すそうです。 長野県の山々も絵本の中に登場⛰️ お知らせにも使わせてもらったシーンを初めて絵本を開いて見た時に、この中に会えなくなってしまった地域猫のあの子もいるのかもしれない…と思ったら、ほっとして心が穏やかになりました。 お話しは加門七海さん、監修に東雅夫さん、デザインは椎名麻美さん、編集に筒井大介さん、岩崎書店刊行の絵本です。 猫猫しいお名前がずらり…🐾 詳しくはまた改めて、8月のカレンダーと共にお知らせいたします��。
最後の写真は、もしかしたら化け猫に憧れている…?柳本史さんの猫を食べちゃいそうなわが家の飼い猫。 (普段はお店におりません)
#やまぐちめぐみ#やまぐちめぐみ作品展#やまぐちめぐみ作品集#ミルブックス#五十嵐大介#ねこまがたけ#絵本原画展#加門七海#東雅夫#椎名麻美#筒井大介#岩﨑書店#あやしい猫えほん#ナカガワロロ#柳本史#本屋#松本市#本中川
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少女=恥ずかしい奴やな青年(そっか、ぼくのことそんな風に思っててくれたんだ。ハッピー。ここから、あの事で傷つけたくないから、オブラートに包んで、可愛く優しくふっておくんだ。)
じーと。見つめあった瞬間。恥ずかしすぎたな。 https://www.borderlessart.or.jp/ https://artnowa.org/ #障がい者アート #アート #芸術 #イラスト #絵 #絵画 #アウトサイダーアート #アールブリュット #Art #paint #picture #SDGs #福祉 #社会貢献 #CSR #障害者 ----------------------- 新作アートをFacebookでチェック! ----------------------- 日本最大数の障がい者アートが掲示される 障がい者アート専門ギャラリー「アートの輪」の作品は 毎日アートの輪フェイスブックページで公開中です! 「いいね!」いただければ新作がチェックできます! コチラから→ https://www.facebook.com/BAOArtNoWa Read the full article
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2023/7/15〜
7月15日 昨晩クール宅急便で突然母から冷凍マフィンが6個届く。とても心がざらざらになり、すぐゴミ袋へ入れて、今朝捨てた。 でもそのざらざらから頭が冴えてしまいとても疲れていたのに大掃除をして、レスタミンを飲んで、朝は早く起きることができず、ゴミ収集車はすでに行った後だった。
一日中ずーっとぼやっと、そしてへとへとで、せっかく写真展の打ち合わせをしたのになんだか疲れたことと大玉スイカが8,000円だったことくらいしか覚えていない。 ギャラリーの方と、今展示中の作家さんと、友人とで青木さんの話をした。 青木さんが、感染症状況下を見て何を思うのかをみてみたかった、という同志がいることを確認できた。
高田馬場は、中国人向けの日本語学校がたくさんある、とNHKで見たことがあったな〜、と本当にアジア系の外国の若者が多かった。
スクリーンショットの写真の展示方法をもう一度考えて、今日教えてもらった印刷屋さんのHPを見てみるつもり。 とにかくへとへとで草枕も食べられなかった。
友人の北海道土産のラベンダーのパックで少し元気になってきたかも。
7月16日 プライムセールで買ったサーキュレーター(安い!)をつけてみたところ、一晩のうち一度くらいしか起きなかった気がする。 日曜なのに4時に起きて、もう一度寝て朝一のヨガへ行けた。 朝に体を動かしてしまうと一日を始めてしまうので今日はなんとかなった。 午後の予定の前に、いつも行けないまちの無印へ行って紙コップを探したけれど取り扱いなし。 それとMarks&webでスースーすると話題(?)のボディジェルを買ってみる。
午後の予定の駅を降りると、バス停の地面に寝そべっている人を警察3人が囲んでいて、なんとなく水をかけている様子だったので、この暑さでパタンとしてしまったのかも。
その後会った方は、先日お父様が亡くなり、それまで疎遠だった3人きょうだいが突然みんなで入れ替わり立ち替わり残された実家の母の元へ通うようになったとのこと。 誰も重い腰を上げる、というようなことではなく、突然の展開に何事もなかったかのように交流が再開したらしい。 私にも妹がいて、いつか話せる日が来るといいな〜くらいには思っている旨を話してみる。 何かをきっかけに変わるかもだけれど、別に焦る必要は全くない、という気持ちにさせてくれた。
その方は(話の端々から、そうなのかしら?と思っていた)未婚でパートナーと一緒に暮らしているらしい。月並みに、私は誰とも生活を共にしたくない、と思っていることを話すと、そう!一人が1番!と言っていた。
すてきだな〜と思う女性の方、かなりの割合で未婚の方かシングルマザーかパートナーと暮らしている事に気がつく。
結婚すると“おめでとう!”て言っちゃうのはもう反射的な感情で、こないだ長島先生が「結婚祝いって難しい!だって結婚しない人は何ももらえないんだよ!」と言っていたことを思い出す(その時、先生の息子さんは「何かの折にあげればいいんじゃない?現金をさ。」と言っていて、その感覚いいな〜と思っていた。)。
私は自分が結婚することに、だいぶ小さい時から拒否感があって、万が一子供がいるイメージをしても、それはどうしても未婚のシングルマザーだったし、結婚する・しない、がリアリティを増している(もはや通り過ぎている…?)今でも、本当にイメージもその選択のフィールドに立っている感もなく、ただ日々に追われている。 少し考えてみても面倒になって、とりあえず写真展をしたい。
憧れる人の人生の真似をするなんて、自分の人生やれよ!って話かもだけれど、憧れを真似るのも私の人生だし、もしそうなったとしてもあまり恥ずかしくない結果かも。
学芸大前にある保護猫カフェに行きたい。 明日は海の日。何も仕込めていない。
Marks&webのスースージェルは(ナイアシンフラッシュが重なったせいか)殺人級の清涼感でちょっと怖かった。
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大崎清夏『私運転日記』
中原中也賞受賞詩人・大崎清夏による初めて丸ごと一冊日記の本。
“出会っても出会っても、歳をとればとるほど、自分のことをどこから話せばいいかわからない感じになっていくのだろう。だから深い関係がほしいのかもしれない。だから日記なんか書くのかもしれない”
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「ほんとうにひとりのひとり暮らし」を機に、日記をつけ始めた詩人。 島での免許合宿、ソロハイク、初めてのドライブ…… 40代の広すぎる道を、確認しながら自分で運転してゆく日々が始まった。
“たぶん私はいま、自分の外に出ていきたいのだろう。 風で道の脇に落ちた、小枝のようなものになりたいのだろう。 そういう私自身を、じっくり引き受けてやりたいと思う”
“忘れたくないことも、忘れがたいことも、早く忘れたいことも、日記に書いてしまえば、安心して忘れられる。すべて忘れても何ひとつ忘れることなんてないことを、日記を書くこ���は慰めてくれる”
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《目次》
ある冬 春と夏 合宿 立秋まで ソロハイク 運転しない日々 珠洲へ 奥会津へ 南伊豆へ
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装画・挿画:nakaban デザイン:横山雄 ISBN:978-4-9912851-6-5 判型:B6変判 並製 雁垂れ ページ数:168ページ 本体価格:1,800円
刊行:2024年3月11日
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《推薦文》
愛のこと、身体のこと、言葉のこと、感覚のこと、文学としての日記のこと。意識の下にもぐる思考がここではひらめくように冴えわたって、澄んで光って自由な踊りみたいに伝わる。 日記だからこそ、日々表出する生活のなかの逡巡がてらいなく描かれる。その場の瞬間の気分と気持ちもないがしろにせず大切に携えて、でもずっと、生きることそのものを考えている。染み渡ってつながるさみしさがなんでかすこしあたたかい。 言葉の上達を畏れて包まないまま投げ捨てたいと書かれた願いとはうらはらの受け取りかもしれない。でも、私はありがとうって思います。
――古賀及子
《著者プロフィール》
大崎清夏 (おおさき・さやか)
1982 年神奈川県生まれ。2011 年「ユリイカの新人」に選ばれ、2014 年、詩集『指 差すことができない』で第 19 回中原中也賞受賞。『踊る自由』で第 29 回萩原朔太 郎賞最終候補。そのほか、著書に『目をあけてごらん、離陸するから』(リトルモア)、 『新しい住みか』(青土社)、『地面』(アナグマ社)などがある。2022 年、奥能登国際芸 術祭の一環として脚本を手がけた朗読劇「珠洲の夜の夢」がスズ・シアター・ミ ュージアムにて上演され、翌 23 年には同じく「うつつ・ふる・すず」の脚本も 手がけた。音楽家や美術家など、他ジャンルのアーティストとのコラボレーショ ンも多く、絵本の文や楽曲歌詞、ギャラリー等での詩の展示など、さまざまなか たちで活動を行う。2019 年、第 50 回ロッテルダム国際詩祭招聘。知らない町を 歩くことと、山小屋に泊まる登山が好き。
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*お取扱店募集中です。お気軽にお問い合わせください。[email protected]
*オンラインショップはこちらから。
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2023年の文化活動(一覧)
昨年もたくさん行脚しました。特筆すべきはコロナ禍からの本格的な脱却、夏休みの北海道旅行、勤続30年目のリフレッシュ休暇で西日本周遊、だろうか。行きつけの美術館は展示替えの都度、再訪するルーチンが確立。思ってたよりコンサートにもたくさん行ってた(クラシック系が多い)。地方の美術館(県立レベルの)を攻略する楽しさを知ってしまったので、今年も隙を見て行ってみたい。
星野道夫 悠久の時を旅する@東京都写真美術館
プリピクテジャパンアワード@東京都写真美術館
野口里佳 不思議な力@東京都写真美術館
パリ・オペラ座─響き合う芸術の殿堂@アーティゾン美術館
ウェンデリン・ファン・オルデンボルフ 柔らかな舞台@東京都現代美術館
MOTコレクション コレクションを巻き戻す 2nd@東京都現代美術館
DOMANI・明日展 2022-23@国立新美術館
クリストとジャンヌ?クロード 包まれた凱旋門@21_21 DESIGN SIGHT
ハンドメイドジャパンフェス冬2023@東京ビッグサイト
室内楽・シリーズNo.22 デュオの世界 <チェロとピアノのための>@東京文化会館
驚異の声、驚異の言葉─未体験の音空間へようこそ!@横浜みなとみらいホール
Sit, Down. Sit Down Please, Sphinx.:泉太郎@東京オペラシティーアートギャラリー
3331によって、アートは『 』に変化した@3331 Arts Chiyoda
恵比寿映像祭2023@東京都写真美術館へ
同潤会アパート渋谷@白根記念渋谷郷土博物館・文学館
引き寄せられた気配@トーキョーアーツアンドスペース 本郷
東京都水道歴史館
開館60周年特別展「横山大観と川端龍子」@龍子記念館
0~8848M・地上の紋――中国空撮写真展@日中友好会館美術館
毎年恒例の岡本太郎現代芸術展@岡本太郎美術館
六本木クロッシング2022展:往来オーライ!@森美術館
わたしたちは生きている!セタビの森の動物たち@世田谷美術館
それぞれのふたり 萩原朔美と榎本了壱@世田谷美術館
平原まこと 50周年 メモリアルコンサート@東京国際フォーラムCホール
吉松隆オーケストラ傑作選 吉松隆の<英雄>@東京芸術
動物会議 緊急大集合!@ギンザ・グラフィック・ギャラリー
VOCA展2023@上野の森美術館へ
藤子不二雄のまんが道展@豊島区立トキワ荘マンガミュージアム
昭和レトロ館
ヴォクスマーナ 第49回定期演奏会@豊洲シビックセンター��ール
第52回邦楽演奏会@国立劇場
ダムタイプ|2022: remap@アーティゾン美術館
アートを楽しむ 見る、感じる、学ぶ@アーティゾン美術館
画家の手紙@アーティゾン美術館
重要文化財の秘密@東京国立近代美術館
明治美術狂想曲@静嘉堂@丸の内
今井俊介 スカートと風景@東京オペラシティアートギャラリー
収蔵品展076 寺田コレクションハイライト(前期)@東京オペラシティアートギャラリー
ブルターニュの光と風@SOMPO美術館
情景の地 ブルターニュ モネ、ゴーガン、黒田清輝が見た異郷@国立西洋美術館
エドワード・ゴーリーを巡る旅@松濤美術館 応挙と蘆雪@東京黎明アートルーム
「ラ・フォルジュルネ2023」 公演番号:313止まらない!若き活力の横溢と抒情 公演番号:324大作曲家に楽器の制約ナシ!SAXカルテットによる名曲の解答
島じまん2023@竹芝桟橋
デザインフェスタ vol.57@東京ビッグサイト
東京みなと祭@東京国際クルーズターミナル
ルーヴル美術館展@国立新美術館
清澄庭園
大阪の日本画@東京ステーションギャラリー
第63回 海王祭@東京海洋大学 越中島キャンパス
マティス展@東京都美術館
都美セレクション グループ展 2023
夢と自然の探求者たち―19世紀幻想版画、シュルレアリスム、現代日本の作家まで@群馬県立館林美術館
原始神母 THE DARK SIDE OF THE MOON 50th ANNIVERSARY@日比谷公園大音楽堂
本橋成一とロベール・ドアノー 交差する物語@東京都写真美術館
TOPコレクション セレンディピティ 日常のなかの予期せぬ素敵な発見@東京都写真美術館
田沼武能 人間讃歌@東京都写真美術館
発掘・植竹邦良 ニッポンの戦後を映す夢想空間@府中市美術館
プレイプレイアート展@ワタリウム美術館
下町七夕まつり@かっぱ橋本通り
モネ・ルノワール 印象派の光@松岡美術館
フィンランド・グラスアート 輝きと彩りのモダンデザイン@東京都庭園美術館
川崎水族館
F.A.T.2023 Summer Concert FireBird & AzBand & TAKEBAN@月島社会教育会館ホール
山下清展 百年目の大回想@SOMPO美術館
ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開 セザンヌ、フォーヴィスム、キュビスムから現代へ@アーティゾン美術館
野又 穫 Continuum 想像の語彙@東京オペラシティー アートギャラリー
没後10年 映画監督 大島渚@国立映画アーカイブ
熊谷守一美術館
三井高利と越後屋@三井記念美術館
北海道旅行 ファーム富田 旭山動物園
恋し、こがれたインドの染織@大倉集古館
ブラチスラバ世界絵本原画展@うらわ美術館
特別展 古代メキシコ -マヤ、アステカ、テオティワカン@東京国立博物館
誰かのシステムがめぐる時@TOKAS本郷
東京大学総合研究博物館
第21回東京音楽コンクール(ピアノ部門)の本選@東京文化会館
テート美術館展@国立新美術館
ガウディとサクラダファミリア展@国立近代美術館
ワールド・クラスルーム:現代アートの国語・算数・理科・社会@森美術館
コレクション展2023-3@青森県立美術館
大巻伸嗣 地平線のゆくえ@弘前れんが倉庫美術館
弘前昇天教会
旧五十九銀行本店本館(青森銀行記念館)
旧東奥義塾外人教師館
旧弘前市立図書館
山車展示館
弘前城
津軽藩ねぷた村
カトリック弘前教会
荒木珠奈 展@東京都美術館
ARTBAY TOKYO アートフェスティバル2023 CIRCULATION -ひともまちもせかいもめぐる‐@臨海副都心エリア
生誕140年 モーリス・ユトリロ展@横浜高島屋ギャラリー
全日本模型ホビーショー@東京ビッグサイト
デヴィッド・ホックニー展@東京都現代美術館
「あ、共感とかじゃなくて。」@東京都現代美術館
ステファン・サグマイスター ナウ・イズ・ベター@ギンザグラフィックギャラリー
福田美蘭 「美術ってなに?」展@名古屋美術館
生誕120年 安井仲治YASUI NAKAJI: PHOTOGRAPHS@愛知県美術館
フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築@豊田市美術館
漆の彩り・黒と金の幻想 - 高橋節郎@豊田市美術館(髙橋節郎館)
コレクション展 歿後20年 若林奮@豊田市美術館
2023年度 第2期 コレクション展@豊田市美術館
山田寅次郎展@ワタリウム美術館
Japan Mobility Show 2023@東京国際展示場
黒田記念館(特別室開室)
横尾忠則 寒山百得展@東京国立博物館
東京国立博物館の寒山拾得図
デザインフェスタ vol.58@東京ビッグサイト
永遠のローマ展@東京都美術館
上野アーティストプロジェクト2023 いのちをうつす ―菌類、植物、動物、人間@東京都美術館
動物園にて ―東京都コレクションを中心に@東京都美術館
第64回 日本版画会展@東京都美術館
「今こそ、ルーシー!」 ~LUCY IS HERE~@スヌーピーミュージアム
大原美術館
そして船は行く@高知県立美術館へ。
大塚国際美術館
コレクションハイライト@福岡市美術館
芥川龍之介と美の世界 二人の先達─夏目漱石、菅虎雄@久留米市美術館
遠距離現在 Universal / Remote@熊本市現代美術館
第3期コレクション展:宮崎県立美術館
MOTアニュアル2023 シナジー、創造と生成のあいだ@東京都現代美術館
MOTコレクション歩く、赴く、移動する 1923→2020 特集展示 横尾忠則―水のように 生誕100年 サム・フランシス
大巻伸嗣 Interface of Being 真空のゆらぎ@国立新美術館
第4回カルチャー芸術展@国立新美術館
第12回 躍動する現代作家展@国立新美術館
21世紀アートボーダレス展(2023)@国立新美術館
JAGDA国際学生ポスターアワード2023@国立新美術館
第63回全国矯正展@東京国際フォーラム
ゴッホと静物画―伝統と革新へ@SOMPO美術館
ピカレスク・ニュー展 Vol.8@ピカレスク
モネ 連作の情景@上野の森美術館
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今年のまとめとちょっと来年のはなし
いよいよ寒くなって、クリスマスモード、というか年末だ!!
今年は3月に初個展をして、その後はラーメン屋さんで展示をして、グループ展に2回参加しました。
あと、匿名で絵画オークションにも参加しました(売れた!!)
初個展では、グッズの値段設定が安すぎてお客様に心配されたり。。
ラーメン屋さんでは展示する数日前に「作品に汁が飛ぶかも??」と急に心配になり、大慌てでニスを吹きまくったり。。
グループ展はもっと展示前から宣伝頑張れば良かったなーと思ったり。
そんなこんなを思いながら、どれもこれも初めてのことだらけで、全てが勉強の1年でした。
個展で描いた大っきい作品は、売りにくいかな、、と思って値段を付けずに展示だけして持ち帰り、ラーメン屋さんで展示したら、わざわざはるか遠く、青森の方が購入して下さりました。
親分と呼んでいた、でかいハトの絵は、今は青森の美味しそうなお惣菜屋さんで頑張っているようです(時々Instagramに上がっているのを嬉しく見ています。)
作品を沢山購入して下さる方や、グループ展までも足を運んで下さる方、いつもInstagramでいいねやコメントで応援して下さる方々、そして、次回の展示を楽しみにしてくださるギャラリーの方々、本当にいつもありがとうございます。
今年一年を振り返り、私の作品を好きだと言ってくださる方にお会いできた!それが何よりも嬉しい出来事でした。
さて、来年ですが、年明け早々、1枚絵を展示します。
それから3月に個展、
それから、5月頃にグループ展を2回参加。
今のところはそんな感じです。
せっかくなので、グッズをパワーアップさせて挑みたい。
何より作品をパワーアップさせたい!!
と思うのですが、こればっかりは目に見えてパワーアップするのは時間がかかりそうです。。。
日々精進、、、これにつきます。ね。
それでは、引き続きよろしくお願いいたします。
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EXHIBITION C-DEPOT 2004(2004.6)
EXHIBITION C-DEPOT 2004 -color-
会期:2004年6月23日(水) - 6月28日(月) 会場:横浜赤レンガ倉庫1号館 2F
Artists 青木伸介 青山健一 安立喬 天野由美子 大竹美佳 金丸悠児 桑山佳代子 小島一郎 斉藤裕行 三田健作 志田雄啓 島名毅 杉山治 鈴木太朗 GRAPP 田渕大次郎 登山貴子 名古屋剛志 根本尚明 野地美樹子 日根野裕美 松本祐一 松山真也+八木澤優記 安岡亜蘭
2回目となる「EXHIBITION C-DEPOT」は舞台を当時オープンして間もなかった横浜赤レンガ倉庫に移し、24組のアーティストによって開催された。本展より、有識者に応援コメントをいただいたり、企業協賛や助成金によって資金調達することで、本格的な展覧会運営を目指した。会期中は、声楽家の志田雄啓氏による協力のもと、声楽、能、美術、映像 の異なる4種のコラボレーションによるパフォーマンスを公演するなど、実験的なアート活動を模索した。
助成 芸術文化振興基金 協賛 オーケーコーポレーション 新生堂 山芳製菓 ギャラリーマークウェル ギャラリー開 ウエマツ 絵具屋三吉 アートキューブ シーエムシー 湯の里おかだ 池畑会計 オフィストウエンティワン タケウチ 土橋美術 美越 タケウチ
1/4 opera 「oto-no-sai -オトノサイ-」
出演:志田雄啓 作曲:田渕大次郎 美術:青木伸介 登山貴子 松本祐一 吉野貴将 演奏:芸大器楽科有志 協力:粟田大輔 IAMAS
Visual
Statement
第2回C−DEPOT展覧会では、「色」をテーマとした。作品は、絵画、立体、映像、メディアアートなど多様であるが、C−DEPOT全体として提示するものは、素材と媒体との結びつきによる色である。赤において、例えば顔料と紙とで生じる赤とモニターの画面にあらわれる赤とが異なって見えるように、一つ一つの作品の素材と媒体の関係によって生じる色のかたちに注目していただきたい。 色彩学では色相環に見られるように、数値によって色地図が作成されている。記号学者のパースの概念を借りれば、このような色の数値的、座標的捉え方は、世界共通に理解できる「インデックスとしての色地図」であるといえるだろう。 一方でこうした数値的なものとは別の色地図を日本人は作りあげてきた。日本人は青の中にでさえ、月草、露草、群青色といった風土に結びついた色を見出してきた。こうした詩的な色地図は、日本のことばの世界観をもとに作られており、日本の風土を理解したもののみが活用できる感覚的な「シンボルとしての色地図」であるといえるだろう。 視覚芸術に携わるC−DEPOTは、こうした2つの色の枠組とは異なる別の色地図を作成することを今回試みた。それが「アイコンとしての色地図」である。 アイコンはある対象を類似的に表現したものである。パソコン画面上でアイコンをクリックすることで一つ奥の階層へいけるように、アーティストが自身の作品の層へと導くアイコンをそれぞれ色によって見出し、視覚的に提示している。こうしたアイコンとしての色の集合体は、観る者と作品とを結びつける今までにない地図となるであろう。C−DEPOTが作成した色地図を探索することで、数値でもことばでもない、人が眼を通してのみ感知することができる「色」を体感していただきたい。 (粟田大輔・美術批評家)
Comment
「C-DEPOT」と名付けた若手芸術家集団が第二回展を横浜赤レンガ倉庫で催すという。同世代の若者達は、絵画、立体、映像、メディアアートと様々な表現手段をもって現代ー今ーを表現しようとしている。 考えて見れば当り前の事である。今、食べ頃の若者達がー今ーを表す事は、自分達の存在理由を示す事である。人間に具わった一番重要で大切な表現方法なのである。 固定概念を捨て去り、新しい見方を造り上げるのである。又、思考錯誤を繰り返すのである。気力、体力が有る若い時代に様々な実験をする事で、未来の自分が在るのである。芸術表現に柵など無いのである。あるとすればそれは過去の幻影でしか過ぎないのである。 今展で現代社会や人間性と色々な現象的側面が見へ、日本人のアイデンティティがどの様に見られるか今から楽しみにしている。そして、久し振りに元気の良い若者達に対し、応援したい気持ちである。 "ole!!" (中島千波・日本画家)
近年のコンピューターをはじめとしたテクノロジーの進化は、様々な世界を大きく変えている。それはアートの世界も同様だ。これまでも技術の進化が、アートの表現やその様式を変えてきたように、コンピューターテクノロジーはアートの表現を大きく変えアーチストたちの意識をも大きく変えている。この展覧会はそんな新しいく変容した意識を表現やその行為に乗せ、未来につなぐアート表現として、非常に興味深いものになっていると想う。各アーチストたちの新しく生まれた意識(作品)を感じていただきたい。 (中谷日出・NHK解説委員)
個人で行なう作業が基本であるけど、それには理由がある。 バラバラの価値観をそれぞれが持っているから一緒に作るには不自由であるから。 個人で行なう作業が基本であるけど、それには理由がある。 互いが集まった時に、互いに刺激を受け合う、その時により刺激を受けるため。 (日比野克彦・アーティスト)
Activity
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