#長井短
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「きれいじゃないから俳優にはなれない」という気持ちにさせない、俳優になりたいです。「この人がやっているなら、自分も(俳優を)やれるな」と、見ている人に思ってもらえるような。できるだけイレギュラーな位置、席をつくっておくからね! といつも思っています。
書く仕事は、今後もできるだけたくさん書いていきたいです。私、小説を書くようになってから生きやすくなったんです。「納得できない、こんなのおかしい」と感じた心の中の小さな粒を、4万字(400字詰め原稿用紙100枚)にできることは自分にとってすごく救いになりました。だからこれからも書き続けていきたいです。
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まつき りなは、日本のタレント。岡山県倉敷市出身。気さくな性格が好かれ「まつき」と呼び捨ての愛称で親しまれ、イベント、LIVE配信番組、テレビでMC、アシスタントMC業を中心に活動の場を広げている。 おかやま観光特使、つやま産業支援センター特命大使。 ウィキペディア
出生地: 岡山県
生年月日: 1997年2月13日 (年齢 26歳)
身長: 165 cm
事務所: 株式会社FOR YOU
現年齢: 26歳
血液型: A
身長 / 体重: 165 cm / ― kg
○おかやま観光特使、つやま産業支援センター特命大使。YouTubeで1400万PVを突破し
話題となった『【短編映画】触れた、だけだった。—純猥談』やABEMAのプロレス番組への出演に加え、アサヒビール「まろハイ」、三井住友カード、岡山交通などのCMや広告にも出演。
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PART 2!
(PART 1 は一つ前の投稿より)
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Sarah Àlainn - Celestial Christmas Concert
サラ・オレイン
~ 天使と天上の音楽 ~
8. Hallelujah (Leonard Cohen)
Airmail Specialをはさみたかった最大な理由が、
ここからの絶対的な3曲のため。
Hallelujah
タイトルだけ見ると教会にぴったりな選曲。
でも、これはレナード・コーエンのハレルヤ。
歌詞の内容を思うと、やって良いものなのだろうか、悩む。
「神様は、いるかもしれない
でも、愛から学んだのは、
自分より銃を早く抜くことが出来る人を、
どう撃つかくらい��」
壊れたHallelujah。
でも、コーエンが言ったもう一つの名言を思い出す:
「すべてのものにヒビがある。そこから光が差し込む」
そう、私たちは壊れてる。ヒビだらけ。
でも、そこから光が差し込むのよ。
Jeff Buckleyのカバーが特に好きで、ギターが印象的。
今年ツアーでエレキを弾く機会があって、今回もと思っていたのですが、
PAさんとも相談し、結果エレアコに。
久しぶりに登場したオーストラリアのMaton。
指が攣りそう><エレキと違って、ヴァイオリンとも違った力の入れ方があり、フォークギターはとにかく毎回緊張します。
エレキヴァイオリニストの壷井彰久さん、ギターも以前弾かれてましたが、「ギターを弾くと指が硬くなってヴァイオリンに影響するからやめた」と話されて、確かに。いつかもっと弾けるようになりたいものですが、今のところ練習を控えてた楽器。
なので、パイプオルガンと並んで、1番緊張した楽曲。
筋肉痛、きっとここからも来てる。
サビでのTakanaとのハモリーがまた気持ち良い。
心の叫びのような、大好きな一曲です。
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9. Andata (坂本龍一)
セトリを考える時、一番大事にしてるのは流れ・物語。
演奏者としての自分のことはその次、または無視。
なんでギターの後にまた大変なオルガンを持ってくるのか><
でも、上手くいったら、綺麗なFlowになる。
それを信じて、突き進む。
パイプオルガンのソロ曲、バ��ハは冗談で言ったものの(ディズニーの「Fantasia」にも出てくるし、分かりやすいかなと。Takanaが当日初めてリハで聞いた時、ふいちゃいましたw)、可能なら挑戦してみたいと思った曲は坂本龍一氏のAndata。アルバム「Async」のバージョンが一番好きで、これをパイプオルガンで演奏できたらなんと素敵だろうと。。
ご本��の前で演奏してみたい。みたかった。
そんな教授へのRequiemでもありました。
終わったから言えますが、初めの和音を弾いた瞬間「やっちゃった。。><」
Shchedrykで消したはずのFull Organ(音色を変えるボタン)がONになってました。
最初は「え!何でこんなに音が大きくて音色が違うんだろうと」、左、右い、上下を次から次へと見て、
最後に赤いランプを見て「うわあ、まさかの」と。
頭の中ではこんなことを色々考えていたけど、現実ではおそらく多分2秒くらいしか絶ってなく、パニックした割には落ち着いて演奏ができました。ちょうどリピートがあったので、落ち着いてボタンを押し、2回目は想像してた音色に。
後で関係者に聞いたら、意図的だったと思う人がいるよ、とのことで、安心。
ハプニングがあったけど、今回一番集中できた演奏でした。
落ち着いたらこちらもYouTubeでシェアしたいです。
10. Merry Christmas Mr. Lawrence 『戦場のメリークリスマス』
もちろん、この季節に欠かせないこの一曲。
ツアーではキーボードの弾き語りをしてますが、Andataからの流れを考えて、パイプオルガンに。
いつもはもっとRubato気味で演奏してますが、オルガンはオリジナルのテンポ感の方があってたので、
演奏してて新鮮でした。最近混ぜてるYMOの「Behind the Mask」もパイプオルガンの音色がハマり、
やっぱり、シンセサウンドに近いものがある!
ここで一番アレンジで苦労したのはピアノとのバランス。
当日でしか分からなかったのですが、オルガンとピアノのチューニングが違う。
あんな大きな楽器で、寒いホールなので、音が狂わないほうが不思議です。
そこでTakanaと上手くどうぶつからないか試行錯誤。
10代の時ピアノトリオで戦メリーを弾いたこともあり、自分の中ではヴァイオリンの激しい部分あってのMerry Christmas Mr. Lawrence。今回のセトリは見ての通り、殆どヴァイオリンの出番がないTTやはりできればここで演奏したい。
そんな���成もあって、楽器の配置も考えました。ヘッドピースは衣装に��けられないため、電池を持ちながらヴァイオリンを拾う地味にむずい動作。
色々なアレンジ、編成で演奏して来た戦メリですが、人生でせめてもう一回、またパイプオルガンの弾き語りで表現してみたい。
遠くにいる教授へ
遠くにいる知らないあなたへ
この歌が届きますように
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11. Joyful Joyful / 第九
クリスマスは喜ばしい季節。
だから一層悲しみも深く目立つ。
誰もが贅沢できる、少なくとも安心して生きられる、そんな世の中になって欲しい。
でも、現実は違う。
毎日複雑な思いで生きています。
自分自身の行動に矛盾があることにどんどん気づく日々。
今年も出させて頂いた、体にも、環境、動物に優しいクッキー。
今年のクッキーの寄付先はTABLE FOR TWO へさせて頂きます:
https://jp.tablefor2.org/
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お陰様でSold Outに。
沢山お作りしたいのですが、ひとつひとつ気持ちを込めて手作りのため、数量限定での販売となっています。
皆さんのおかげで、健康的な食料が、必要とされてる子供たちに届けられます。
最高な、クリスマス・プレゼントでは?!
サポートありがとうございます😇
さあ、クリスマスは、そんな自分にも優しく、遠い誰かにも優しく!
クリスマスをお祝いする方も、
ムーミンみたいに本来お祝いしない方も、
クリスマスは喜ばしい、Joyfulな季節だから!
クリスマス、年末年始にやっぱりこの曲でしょう。しかも今年は合唱入り!
合唱も手拍子しながらのノリノリなゴスペルで「Joyful Joyful」からの日本語で賛美歌のような「喜びの歌」。
そしてラストは声楽で「第九」。Takanaアレンジでお届け!一曲の中で人格がなん度も変わる。好き。
普段声楽を歌われない合唱がさらにドイツ語で歌われて、bravissimo!!!!
そうそう、偶々第九のワインを見つけました!いつか合唱とゆっくり飲む予定^^
Joyful Joyfulから最後までは、ほっと一息。
力が抜けてリラックス。
12. O Holy Night
聖なる夜に聖なる場所で皆さんと過ごせた幸せ。
本編最後はやはり、この一曲。
昔からもっとも好きなクリスマスソング。これ、歌っててとても気持ち良いのです。
歌詞も音符・キーも含めて、とにかく歌いやすいんですよね。発生しやすい?というのだろうか。
綺麗に音が響く、計算されて作られた一曲なのかもしれません。
こちらはウィーン少年合唱団と歌わせて頂き、レコーディングをさせて頂きました。
男の子になりたかったチビサラ。それは叶わないと思った時、せめてボーイソプラノになりたいと思った。
その時からなのか、声を真似て高音が出るようになりました。ビブラートが殆どない、ピュアな歌い方。
こちらの方が誤魔化しが効かないので難易度が高い。後半に連れて疲れてくるとビブラート��逃げたりもします。
今回はウィーン少年合唱団のアレンジをベースに、最後は「Amen」を足してみました。🙏
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ENCORE
13. Ave Maria (Vavilov)
きっとアンコールがあるだろうと、お客様は思ってくれるでしょう。
でも教会だから、ここで終わりなのかなと思われたりして。。
色々考えながら、焦りながら、大移動+早着替えを。
オルガンももうないので、ロングのウェディングドレスに合わせてハイヒールに。
ヴェールも被り、慎重に急ぐ。
今度はTakanaがパイプオルガンへ。
Sarah’s AngelsのSAK.と磨裕美さんがヴェールを丁寧に持って下さり、素敵な絵になりました。
この曲は是非ともオルガンと、この時期に、こんなお衣装で歌いたかったです。
2000年以上前の今頃、お腹が大きかった聖母マリア様は大変な思いをされて旅をします。
そんな偉大な母の存在も、決して忘れたくありません。
バージンロード��歩きながらの「Ave Maria」。
静かに見守るお客様。
この歌にもっとも相応しい会場。
大好きなこのAve Maria。よくCacciniと表記されてますが、実際はもっと最近のロシアの作曲家、Vavilovの作品。
あまり知られてないので分かりにくいかもしれませんが、これからはこんな素晴らしい曲を作られたVavilovの名前で表記します。
いつもならMinor(短調)、切ない感じで終わるのですが、打ち合わせも特になかったのに、TakanaがMajor(長調)で終わり、顔を見合わせながら、「だよね!」と二人頷く。
切ないけれど、絶望的でもあるけど、ハレルヤのように希望を感じさせる、そんな気持ちにさせるクリスマス。
14. Silent Night
ここで演出として、会場と一体になりたく、「きよしこの夜」を皆さんと一緒に歌いました。
みなさんが立ち上がり、事前に作った歌詞カードを手にされ、声を一斉に。
伴奏もあっても良かったですし、合唱がハモるのもありでしたが、
ユニゾンで、同じ音で、アカペラで一緒に歌うことに、力を感じました。
シンプルに、ストレートに、心を一つに。
心の中でうるっと🥲
唯一今思うと、私も合唱もマイクを通さないで歌ったらさらに一体化しましたね。
なので、それは絶対にまたどこかで実現したい。
響き渡る皆さんの歌声。Bravi 👏
ここからさらに高いキーに転調し、Takanaのパイプオルガンのベースが鳴る。
合唱がSAK.の指揮によって入られる。
これまたエグいアレンジ(すみません)。
でもSarah’s Angelsは「こういうの好き!」と、
優しさからなのか、チャレンジ精神豊かだからか、天使の笑顔で微笑んでくれた。なんて良い人たちTT
本当に美しかったです。
15. Nessun Dorma
2023年ファイナルということもあり、音響が美しいということもあり、
「Silent Nightでも、誰も寝てはならぬ!」
本人はこの後10時間爆睡しましたけどね。
ツーランドットの女性バージョンを歌いきり、カーテンコールへ。
本当に皆様お疲れ様でした!
関係者の皆様、来られた皆様、
一生忘れない、クリスマスプレゼントをありがとうございました。
16. You Raise Me Up
本来は「Nessun Dorma(誰も寝てはならぬ)」で終わるはずだった舞台。
大きく二つの理由があって、もう一曲アンコールを。
ちょうど一ヶ月前の11月21日、1/f FANCLUBの限定イベントが開催:
https://www.sarahalainn.net/
リクエスト曲ライブ。
最後、ノーマイクで歌って演奏した「You Raise Me Up」。
いつもサポートして下さってる方に最後は肉声で思いをお届けできればと。
限定ライブだったため、もう一度似たような演出を今回も。
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満員のホールにもか変わらず、響く教会にビックリ。
ここだったら完全にunplugged (PA・マイクなし)のコンサートは全然あり得ますね。
そして、もう一つ。
コンサートとはいえ、教会でのクリスマスということで、
拍手とお辞儀で終わるのが、ちょっと違和感を感じました。
聖なる夜に、本当の意味のクリスマスをお届けしたい。
メッセンジャーというスタンスで。
最後は、会場に下り、バージンロードを演奏・歌いながらその場を去りました。
ディナーショーなら手を差し伸べたい気持ちは分かりますが、
教会でのマナーを意識されたお客様のおかげで、こんな演出が可能でした。
安心して楽器の演奏も。エンターテイナーとして今後も安心しながら面白い演出をしたいので、とてもありがたいです🙇♀️
![Tumblr media](https://64.media.tumblr.com/af22ff401d96f7f23ddb981dba2d017f/98c3944a079c6cab-92/s540x810/8eda05ce0a2cd695d2553d0741d54d274b395c6c.jpg)
サラジオのプロデューサーも来て下さって、とても嬉しい感想だったのでシェアさせて下さい:
「お客さんもあの終わりかただと満足度が極まって、アンコールの拍手も止んでしまいますね。
アンコールの拍手が出ないと言うことは、満足したと言う証明ですから、昨日はそれを実証しました。」
ここまで読まれたのですが?!
ありゃま。ワオ。お疲れ様です!
いつもこんな感じでコンサートの準備などしてます!
年末年始ということで、いつも以上に舞台裏を書けました^_^
そして終わっていつもこうなる:
「次どうしよう。。。><」
笑
今年も沢山のサポート、愛をありがとうございました🫶
Merry Christmas! Happy Holidays! Happy New Year!
Happy New/Old YOU!
良いお年を!新しい自分、今までの自分に乾杯!
#サラ・オレイン#sarah àlainn#sarah alainn#サラオレイン#サラ#サラスタイル#sarah styling#pipe organ#パイプオルガン#violin#ヴァイオリン#multi instrumentalist#マルチプレイヤー
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(...) 「お会計」と言うその人は、いつもならもっと長く店に鎮座している人で、こんなに早く帰るなんて珍しい。店主が「バタバタしててすいません」と言うとその人は「俺はいつでもいいから」と言って、店内を笑顔で見つめた。顔馴染みの人に挨拶しながら足早に去っていくその人の背中から漏れる飲兵衛の凄み。玄人にしか繰り出せない優しさだった。
混んでいる店内は楽しい。初めてこの店にくる人たちはきっと、その雰囲気をイコール店の雰囲気だと思うだろう。でも実際はそうじゃなくて、日によって店の雰囲気は違う。今日ここにある、ハッピーな雰囲気を、常連のおじさんだってもっと満喫したかったはずだけど、その楽しみを新規に回すことでこの店の潤いを後押ししたのだ。
長井短「優しさ告げ口委員会」:切り上げる人
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上記シリーズが好きなので、コロコロ大好きっ子の自分も書いてみた。 コロコロは小学生をターゲットとしているため、「自分が子供の時に読んだ時代の作品が一番で、それ以外の作品はそもそもほとんどor全く知らない」となりがちと思われる。そのために「なぜこの作品が入っていないんだ!」という感想を抱かれやすい可能性はあるかもしれない。なるべく公平に選んだつもりだが、あくまで独断と偏見による10選であることをお断りしておく。 掲載は年代順で、数字は順位ではありません。 先達にならい、1作家最大1作品のみとしています。 殿堂入り:ドラえもん/藤子・F・不二雄 連載期間1977年~ いきなりの番外扱いで申し訳ないが、コロコロコミック自体が『ドラえもん』の総集編本として創刊された歴史があり、以降現在に至るまでコロコロコミックにとって『ドラえもん』はいつの時代も特別な存在である。他の雑誌にこのようなスペシャルofスペシャルな作品が存在している例ってあるのだろうか? その存在感と功績は他と比肩できるものではなく、殿堂入りという形で別枠とさせていただく。 ちなみにコロコロコミックに掲載された『ドラえもん』は基本的に「小学一(~六)年生」といった学年誌などで発表された作品の“再録”で、藤子Fの生前コロコロ向けに新作が描かれたのは実は数話のみである。(『大長編ドラえもん』についてはコロコロコミック描き下ろし) 1 ゲームセンターあらし/すがやみつる 連載期間1979年~1983年 コロコロコミック史だけでなく、マンガ史に燦然と輝く画期的な「ビデオゲーム」漫画の始祖。 単に「ビデ��ゲーム」を題材とした作品というだけでなく、その後コロコロコミックは「ラジコン(RCカー)」や「ファミコン」「ミニ四駆」といった子供向けホビーを題材としたヒット作品を多数生み出��が、その礎を作った記念碑的作品である。企画はコロコロ編集部発案によるものだが、この題材をすがやに描かせた慧眼も光る。 2 つるピカハゲ丸/のむらしんぼ 連載期間1985年~1995年 「つるセコ」などの名台詞を生み出し、アニメ化もされたのむらしんぼ最大のヒット作。元よりギャグ作品の多かったコロコロの中でも当時際立ったヒット作となったが、この作品の画期的なポイントとして「4コマ漫画」という点も見逃せない。当時でも4コマ漫画は“古典的”な形式と見られており、当時では新聞はじめ大人向けマンガ以外で見かけることは意外と少なかったが、児童誌にこのフォーマットを定着させた功績は大きい。 3 おぼっちゃまくん/小林よしのり 連載期間1986年~1994年 後に『ゴーマニズム宣言』などの大人向け作品で名を馳せる小林よしのりだが、言うまでもなく元はギャグ漫画家である。常識外れに大金持ちのおぼっちゃまが主人公で、ち○こやウ○コなど下ネタも多く小学生男子のハートをガッシリと掴む。「ともだちんこ」「こんにチワワ」などの茶魔語も子どもたちの間でブームとなり、平成初頭のコロコロコミックを牽引する大ヒット作品となった。 4 ダッシュ!四駆郎/徳田ザウルス 連載期間1987年~1992年 ホビー漫画に力を入れるコロコロは田宮模型(タミヤ)とのつながりは深く、同社とのタイアップによるメディアミックス戦略は『ラジコンボーイ』(大林かおる/1983~1989年)を嚆矢とするが、その戦略が大きく花開いたと言えるのがこの作品。田宮模型の「ミニ四駆」も、そしてこの作品もお互いの相乗効果で大ヒットを果たした。当時のミニ四駆ブームを牽引。 5 炎の闘球児 ドッジ弾平/こしたてつひろ 連載期間1989年~1995年 熱血主人公の多いコロコロコミックだが、シンプルにスポーツを題材とする漫画は意外と少ない。 その中で、スポーツ漫画といえば「野球」「サッカー」が多くを占めていた時代に、小学生には非常に馴染み深い「ドッジボール」をテーマにした新規性は、意表を突かれながらも「なるほど!」と唸らせられる。アニメ化のほか、ファミコン・スーファミ・ゲームボーイ・PCエンジン・メガドラ・ゲームギアと、当時発売されていたありとあらゆるゲーム機でゲーム化もされている(すげえ)。 6 スーパーマリオくん/沢田ユキオ 連載期間1990年~連載中 コロコロコミックにゲームのコミカライズ作品は非常に多い。ヒット作も数多いが、その中でコロコロを代表する作品をどれか一作を選べと言われたら、これしか無いだろう。 任天堂の人気キャラ・スーパーマリオを題材とした沢田ユキオの超ロングランギャグ作品。連載開始は1990年で、なんと現在も連載中である。昭和末期~平成以降に生まれた子どもなら、きっと誰もが一度は読んだことや目にしたことがあるであろう。 7 コロッケ!/樫本学ヴ 連載期間2001年~2006年 コロコロの歴史を語るうえで、80年代から活躍し『江戸っ子ボーイ がってん太助』『学級王ヤマザキ』などアニメ化されたヒット作も数多い樫本学ヴ作品を外すわけにはいくまいが、その中から『コロッケ!』をセレクト。一話完結ギャグやタイアップ作品の多いコロコロコミックとしては珍しい、連続冒険ストーリー漫画である。2年にわたるアニメ化、そして樫本学ヴはこの作品で小学館漫画賞児童部門を受賞した。 8 絶体絶命でんぢゃらすじーさん/曽山一寿 連載期間2001年~2010年(続編連載中) 21世紀のコロコロコミックの『顔』である。じーさんと孫が織りなす子供向け不条理ギャグの大ヒット作品。表題作は2010年で連載終了しているが、続けざまに『でんぢゃらすじーさん邪』『なんと!でんぢゃらすじーさん』と20年以上に渡り、コロコロの看板作品として現在も続編が描き続けられている。 9 ケシカスくん/村瀬範行 連載期間2004年~連載中 強烈で個性的な文房具のキャラクターが繰り広げるギャグ作品。2004年連載開始、現在も続く超絶ロングラン作品である。でんぢゃらすじーさんと並び、長らくコロコロの2大ギャグマンガとして君臨。一話が短めでサクッと読める。SNSを見ると、コロコロコミックは卒業しても、このマンガだけは読み続けているという声もちらほら見られる。 10 怪盗ジョーカー/たかはしひでやす 連載期間2008年~2017年 どんなものでも盗み出す怪盗ジョーカーを主人公としたたかはしひでやすのヒット作。魅力的なキャラクターたち、一部では強引とも評される(?)トリックも含め子どもたちの大きな支持を得た。 別冊コロコロに連載開始され、その後月刊コロコロに移籍。根強い人気でアニメもシーズン4まで続く。別コロ時代を含めると10年以上という長期連載で、連載開始時に小学校高学年だった子どもは連載終了時にはもう大人だが、最終話は見届けられたのだろうかと気になる。 次点 一作家一作品縛りのため選外としたものも含め、次点作品を挙げておく。他の方の意見も聞いてみたい。 ・とどろけ!一番(のむらしんぼ)1980-1983 ・ラジコンボーイ(大林かおる)1983-1989 ・がんばれ!キッカーズ(ながいのりあき)1984-1989 ・ファミコンロッキー(あさいもとゆき)1985-1987 ・あまいぞ!男吾(Moo.念平)1986-1992 ・かっとばせ!キヨハラくん(河合じゅんじ)1987-1994 ・ビックリマン(竹村よしひこ)1987-1990 ・おれは男だ!くにおくん(穴久保幸作)1991-1996 ・爆��兄弟レッツ&ゴー!!(こしたてつひろ)1994-1999 ・爆球連発!!スーパービーダマン(今賀俊)1995-2001 ・学級王ヤマザキ(樫本学ヴ)1995-2001 ・ポケットモンスター(穴久保幸作)1996-2002 ・超速スピナー(橋口隆志)1997-2000 ・うちゅう人 田中太郎(ながとしやすなり) 1998-2004 ・ドラベース ドラえもん超野球外伝(むぎわらしんたろう)2000-2011 ・ペンギンの問題(永井ゆうじ)2006-2013
月刊コロコロコミック史上、最も重要な漫画10選
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CHAPTER 12 RAYS FILE 11
((MUSIC => Clint Mansell - Lux Aeterna [REQUIEM FOR A DREAM, USA - 2000] ))
「オレを信じなくていい、全然問題ない。けどさ、お前のその意固地さ、少しは直したほうがいいんじゃねぇか?他人の忠告を無視してもいいことなんてないし、オレが言ったことだって別に悪いことじゃねぇだろ。」
相手の目はまだ疑いの色を帯びており、礼儀正しく自己紹介もしない上に顔さえ見せない人物を信頼するのは不可能に思えた。ただ見えるのは、赤と黄色の瞳が暗闇の中から突き刺すように輝き、無限の空に浮かぶ日食の輪のようだった。彼の声は重く冷たい響きを持ち、不穏なオーラを放ち、まばたきするのも難しいほどの緊張感を生み出していた。その視線は鋭く、時折シニカルに目を細める。その唇から時折漏れるかすかな笑い声は、聞く者の背筋を凍らせ、警戒心をさらに掻き立てた。
彼は本当に何を望んでいるのか。その問いにはまだ答えがなく、この謎めいた人物に初めて出会った瞬間から、圧し掛かるような疑念が離れなかった。
恐怖ではない。ただ、言い知れぬ不安感。まるで見えない目に四方八方から見られているような感覚で、立つことすら震えを抑えながら必死だった。「お前に何の得があるんだ?手伝うなんて怪しすぎる。信じられるわけがない。」落ち着かない思考の中で、そう吐き捨てた。
「オレが怖いのか?」彼の声は嘲笑的で、その瞳は鋭く睨みつけてきた。
「お前みたいな奴を怖がる歳じゃない。家に帰って俺を邪魔するのはやめろ。」相手の無礼さがこれ以上ないほど明白な状況で、話すだけ無駄だと思った。それでも心のどこかで湧き上がる好奇心がちらつくが、後悔や面倒事を招き入れるのは絶対に避けたかった。必要のないことにエネルギーを割きたくない、それだけだった。
その言葉に謎の人物は不機嫌そうに鼻で笑い、低い声でくぐもった笑い声を漏らした。周囲は暗く沈んでいく。まるで広がる嵐の雲が一帯を包み込むかのように。彼はその場に立ち尽くし、突然の変化に敏感に身構えていた。
「歳?自分が今いくつかも知らねぇくせに?」影の中から鋭い歯が輝き、突然の笑みに冷や汗が背中を伝った。彼はこの人物が消え去ってくれることを心の中で願ったが、そんな希望が叶う気配はなかった。相手は自分の警告を再考するようしつこく迫り続けた。誰かに操られ殺されるだろうと脅し、申し出を拒むならばと付け加えた。しかし、その言葉はまるで自分自身について語っているかのようで、自己弁護のために他人を攻撃してい��だけのようにも思えた。あるいはただ楽しんでいるのかもしれない。この奇妙な中傷のゲームを。
「ただ年を取った気がするだけだ。」口に出した言葉に自分でも驚いたが、その信念は頑なだった。自分は年を取っている。それは間違いない。ただ、いくつなのかは分からない。それとも、そもそも覚えていないのか。
そう、確かにおかしい。なぜ自分の年齢も分からず、ただ長く生きてきた気がするだけなのだろう。だが、それを深く考える必要があるだろうか?生きているうちは年齢など関係ない。少なくとも彼はそう考えていた。死ぬなら死ぬ。それが何歳であろうと関係ない。死は必ず訪れるものなのだから。
「そんなに軽く言うんだな。気にならないのか?」
彼は自信を持って首を振った。「いや、重要じゃない。そんな些細なことに興味を持つと思ったら、お前は間違ってるし、馬鹿だ。さっきお前が言ったよな。信じようが信じまいが構わないって。だったらこれが俺の答えだ。重要なのは、お前の言うことを聞いてよく考えた結果、俺が下した結論だってことだ。俺はお前を信じられない。十分だ。これ以上俺を説得しようとすれば、お前がさらに馬鹿に見えるだけだ。こんなところで時間を無駄にするな。お前が老いていくだけだ。さっさと消えろ。」その声は揺るぎなく、瞳には決意が宿っていた。妥協も、さらなる議論もなかった。彼はもう耳を���すつもりはなかった。名前も知らない誰かに、不快な言葉で包まれた脅しを突きつけるような相手に対して。
「馬鹿、だと?お前から聞かされるのは本当に不愉快だな。昔は楽しんでたのに。」
「お前、思った以上に変な奴だな。」
「オレが認める相手以外から聞きたくない。それが、お前じゃない。」
「俺には関係ない。お前の奇妙さなんてどうでもいいから、まだ俺が正気でいるうちに消えろ。」
「そうか。じゃあ、お時間ありがとうございました。」
「ああ、どういたしまして。」
そう言って、謎めいた人物は一瞬にして消え去った。その場を包んでいた闇は、高度に怪しい黒い穴に飲み込まれた。名乗りもせず、名前すら明かさずに、ただ現れ、信じがたい戯言を並べ、そして去っていった。しかし彼の言葉、あの警告だけは、聞いた者の心にしっかりと刻まれていた。
誰かが自分を利用しようとしたり、殺そうとしたりする理由が理解できなかった。傲慢さではない。ただ、これまで誰一人として自分の空間にたどり着き、直接会えた者はいなかったのだ。彼自身も、この奇妙な人物以外には誰とも出会ったことがない。なのに、誰かが自分を知っているというのは不可解だった。警告はどれほど馬鹿げていようと警告だ。それを心に留めておくことだけは忘れなかった。
ガスター。
彼は自室の天井を見つめながら、思考の混乱に沈んでいた。
確かに、彼は誰かと話をしたいと切望していた。いつも孤独なその空間で、退屈を紛らわすために、外へ出ることもできずにいたからだ。目の前には扉があったが、どれだけ力を込めても、破壊しようとしても、開くことは絶対になかった。あらゆる試みが失敗に終わり、最終的には諦め、空想や静寂で孤独を埋めるようになった。
しかし、その謎の人物は、何か切なる祈りが叶えられて現れたわけではない。扉を叩いて「お前の人生をめちゃくちゃにする奴がいるから気をつけろ」と警告する者が来ることを、彼は望んでいなかった。まるで死神や突然の審判の日が訪れたように感じたのだ。
「俺の人生、どれだけ惨めなんだ。」彼は苦い笑いを浮かべ、運命を嘆きながら再び空想に戻った。心は依然として落ち着かず、混乱していた。
***
サンズは足を引きずりながら、フリスクの体を腕に抱えて前へ進んでいた。彼の右手は重傷を負い、ほとんど折れていたが、フリスクのポケットにあった包帯を使って骨折を応急処置していた。その修繕は完璧ではなかったが、細かな擦り傷など気にする必要もない程度には役に立っていた。彼の息は短く、苦しげで、その目は疲労に覆われていた。それでも彼の顔には大きな笑みが刻まれており、埃と泥にまみれた頭蓋骨に深く刻み込まれていた。
エコーフラワーの花びらが彼のボロボロになったジャケットに絡みつき、そのジャケットは穴だらけで、下に隠された骨をちらつかせていた。それは彼の魂を守る盾であり、狙う者から必死に守られていた。
フリスクの状態もまた芳しいものではなかった。その服はボロボロで、風に揺れる糸が自由に垂れ下がっていた。生地には無数の裂け目や汚れが付き、色あせていた。彼の体には多くの切り傷と擦り傷があり、命に関わるほどではなかったが、その過酷な戦いを物語っていた。短い髪は乱れ、焼けたように焦げた部分や欠けた部分もあった。彼の顔は青ざめ、赤く腫れた目はうっすらと腫れていた。
サンズの表情は中立的で、前方の道をじっと見据えていた。時折、彼は調子外れのメロディを口ずさみ、それはチャラとの過酷な戦いの後、自分を落ち着かせるためのささやかな試みに過ぎなかった。
チャラは容赦なかった。その動きは計算され、無駄がなく、すべての攻撃が正確だった。彼女の燃え上がる赤い目は、獲物を追う捕食者のように輝いていた。サンズはまだその戦いの緊張を感じていた。チャラの猛攻は、炎のような決意に満ちており、その攻撃一つ一つが隙を与えなかった。その鋭いナイフの一撃一撃は、サンズを消耗させ、回避と反撃の間で綱渡りを強いるものだった。
エコーフラワーに囲まれたその場所では、不気味で哀れな歌声が響いていた。チャラの赤いナイフの光と、サンズの青い魔法の淡い輝きが激しくぶつかり合い、混沌とした戦いの中で、花々の哀歌が破壊への悲しみを謳うようだった。
しかし、何も永遠には続かない。
チャラが借りた体、フリスクのか弱い身体は、次第に力を失っていった。呼吸が乱れ、足元がふらつき、かろうじて立っていた。彼女の視線は依然として鋭かったが、力はすでに尽きていた。かつて圧倒的な捕食者だったチャラは、今や崩れ落ちそうな状態に見えた。サンズはその様子を見守り、勝ち誇った笑みを浮かべた。チャラは歯を食いしばり、ナイフを強く握りしめ、必死に最後の一撃を放とうとした。
しかし、その時——
「チャラ、もう十分だ。」サンズは静かに自信を持って言った。
「お前はもう負けている。」
サンズの片手がチャラの首にかかり、鉄のような握力で彼女を抑えた。その圧力は、無言の警告だった——少しでも無謀な動きがあれば、それが最後になるだろう。サンズの声は穏やかでありながら、冷徹さを帯びていた。彼の笑みが広がり、彼はさらに近づき、言葉には悪意がにじんでいた。 「お前はもうここで終わりだ。これ以上戦っても意味はない。」
チャラはフラストレーションで歯を食いしばりながらも、身動きが取れないことを感じた。サンズの冷静でありながら威圧的なささやきが耳元で響き、彼女の支配力の幻想を完全に打ち砕いていた。反抗しても無駄だと彼女は悟った。
「よし。ようやくお前が聞いてくれたか。」サンズはささやくように言った。「何をしようが、お前は負ける。」
チャラは歯を食いしばり、サンズを憎しみと絶望の入り混じった視線で睨んだ。「お前はフリスクをお前の計画に使いたいんだろ? もし俺を殺したいなら、フリスクも一緒に殺さなきゃならない。別の方法はない。お前、結局何がしたいんだ、サンズ?」
サンズはすでにそのことを予測していた。だから、彼はクスクスと笑って、さらに強く首を握り締めた。「‘殺す’って言葉は、俺がお前にすることを表すのにふさわしくないな、チャラ。いや、それどころか全然違う。完全に間違ってる。俺はお前を殺すつもりなんてない。」
サンズの言葉には、いら立たしい謎が含まれていた。サンズはチャラに十分な思考の余地を与えず、彼女の本当の計画を推測する暇も与えていなかった。サンズは意図的にあらゆる角度からプレッシャーをかけ、冷静に考える機会を奪っていた——脅しや、チャラとフリスクの命を脅かすその手で。チャラは攻撃的な行動を取らないようにしなければならなかった。もし反抗すれば、瞬時に首をへし折られるだろうことは分かっていたからだ。たとえフリスクの助けを借りてリセットできるとしても、サンズがフリスクのシステムに手を加え、フリスクの魂の核心に何か未知のコードを追加したのを見た後では、もうリセットできるかどうか自信が持てなかった。
すべてがぼやけ、疑問で満ちていた。チャラは困惑し、どうすべきか分からなかった。彼女は嫌悪するような恐怖を感じ始めた——水のようにゆっくりと溺れていく恐怖。逃げ出したいと思ったが、サンズの握力は容赦なく、甘い考えを許さなかった。もし反抗すれば、サンズは即座に彼女の首を折るだろう。それだけで十分だった。これはばかげているように思えるかもしれないが、あるいはチャラがサンズの力を誇張しているのかもしれないが、彼女の圧倒的な恐怖がサンズが本当に彼女を殺す準備ができていると信じ込ませた。
もしかして… 彼はこのゲームをリセットできるのか?
チャラは内心で、サンズがこの世界をどこまで制御できるのか疑問に思った。サンズはあまりにも自信満々で、チャラを疲れさせて反撃できないようにしていた。もしフリスクを手にかけても、この世界を元に戻すことができるのだろうか?
サンズは何か隠し持っているのだろうか、チャラに手がかりを与えないようにしているのだろうか?
「お前が今、考えていることは分かってるよ。リセットだろう? この世界を元に戻せるか、ってな。」サンズはチャラの混乱を読み取って、軽く笑いながら言った——彼を嘲笑するように。「もちろん、できるさ。今、お前を殺しても、後で殺しても…いつでもいい。」
サンズはチャラの左手——いや、フリスクの手をさらに強く握り、彼の力が握った手に痣を残した。
「お前は、この体が本当の痛みを感じないことに感謝すべきだな。痛みを感じずに死ぬのって、こんなに気持ちがいいなんて、きっと安らかなんだろうな。まるで家で寝て、永遠の眠りに落ちるようなものだ。ああ、わかる、かなり楽だろ、チャラ?」
「お前はリセットできないって信じない。」チャラは反論し、サンズの言葉を信じることを拒んだ。
そして、はい、サンズが彼の命をしっかり握っていることを感じた時、痛みがないことを実感していた。
「関係ない。」サンズは気楽��言った。「チャラ、好きにすればいい。信じても信じなくても、俺にはどうでもいい。お前がそれを受け入れるかどうかなんて、俺は全く気にしない。」
そう言った瞬間、チャラは言葉を返そうとしたが、突然、口が開かなくなった。身体中に衝撃が走り、心まで引き裂かれるような感覚が押し寄せた。まるで脳が爆発したような感覚だった。身体が硬直し、凍りつく。目を見開き、信じられないような衝撃を受けた。
サンズはその背後で、何事もなかったかのように、静かなメロディを口ずさみながら、満足げにその瞬間を楽しんでいた。
「く...くそ野郎。」
Charaの最後の言葉は、Sansが彼の魂をしっかりと握りしめた瞬間だった―もはやFriskの魂ではなくなっていた。SansはCharaの魂をすべての角度から貫き、そのコードを破壊して混乱を引き起こしていた。その激しい衝撃に、Charaは逃げる力を失い、Sansは楽しげにさらに深く入り込んでそのコードを壊していった。
「どんな感じだ?」Sansが尋ねたが、Charaは彼に呪いの言葉を吐く力さえ残っていなかった。 Sansはただ笑い、Charaをじっと見つめた。 「おお、これがあんたをかっこよく見せてたコードってわけか。俺、あんたを奴隷に変えることだってできるって知ってるか?番犬みたいに使うの、めっちゃ面白そうだろうな。」
Sansの言葉はあまりにも残酷で、自分自身でも驚き、急いで口を覆った。 彼の目は少し震え、広がっていった。「忘れろ。」
そして、Charaの弱った体が地面に激しく倒れ込んだ。SansはまだCharaの魂を握りしめたまま、彼の無力な姿を見下ろし、何も言わなかった。 Sansは自分のかつての姿を想像した――もし昔の自分だったら、この状況をどう扱っていただろうか。慈悲を見せて、Charaを許しただろうか?必死に説得して、邪魔をやめさせようとしただろうか?懇願して交渉しただろうか?
「昔の俺はみじめだったな。」彼はその考えを否定し、Charaの体を踏み越えて、彼の激しい戦いを静かに目撃していた滝を見つめた。 深い息をつきながら、彼は自由に笑い、「待ってろよ、Rays!」と叫んだ。
Friskを見下ろし、まだ地面で眠っている彼を抱き上げると、Sansは目を閉じ、その胸が少し軽くなったのを感じた。冷たい笑みを浮かべながら、彼は言った。「じゃあな、Chara。」
数分間、自分の混乱した考えを整理し、気持ちを落ち着かせた後、Sansは再びFriskの体を抱え、傷ついた手でそれを持ち上げた。二人とも完全にボロボロで、その場の破壊的な光景と見事に一致していた。周囲を見渡すと、押しつぶされて枯れた花々、砕けた岩、そして散らばった骨の破片が広がっていた。戦いは本当に激しく、恐ろしいものだった。
倒れる寸前まで力を振り絞り、Sansは歩みを進めた。時折つまずいて、ほとんど倒れそうになりながらも。Sansが崩れ落ちる中、Raysは自分の手が届かないすべてのNPCの苦しみを楽しんでいた。彼らの運命を弄びながら、その温かくておいしいブラックコーヒーを味わっていた。
「ゆっくり休め、Frisk。」Sansは囁きながらFriskを毛布の山で包んだ。彼はFriskを慎重にベッドに寝かせ、その後、散らかったゴミだらけの部屋を片付けてからドアを閉めた。部屋を出て、Papyrusがその場で凍りついたままの姿を見つけた。
***
「何しに来たんだ?」
「ちょっと手伝ってほしいだけだ、そんだけだよ。」Sansが答えた。
Gasterは目を細め、その言葉を簡単に信じようとはしなかった。「もし俺を利用するつもりなら、さっさと立ち去れ。もうお前たちにはうんざりだ。」
「俺たち?」Sansは笑った。「ああ、Charaのことか?」
Gasterは急に振り返り、目に好奇心を浮かべた。「ああ、それが奴の名前、Charaだな。」
彼はその人物が男性だと思っていた。Raysが本当の声を使っていたことが判明した。
Sansは頷き、包帯で巻かれた腕を見せた。「奴はさっき俺を攻撃したんだ。俺が奴の要求に従わなかったから。Charaは自己中心的で欲深い、欲しいものを手に入れるためなら何でもするタイプの人間だ。最初に会ったときに嫌いになるタイプだよ、それが俺の見解だ。」Sansは正直に話したが、あの謎の人物の名前については少し引っかかっていた。自分の敵であるRaysの良い名前を守っているのはどうしてだろうか?その答えを考える理由は多くあった。
そして予想通り、RaysはすでにGasterに近づき、彼を操ろうとしていた。おそらく、Sansについて話を持ち出し、Sansは警戒すべき危険な人物だと警告し、Gasterを罠にかけようとしていたのだろう。疑念を撒き散らし、名前さえ明かさずに。Sansに、自分の正体を明かすか、他の誰かを犠牲にして自分を守るかを決めさせた。Charaは、SansがGasterがどう反応するかを試すために選んだ生け贄だった。
でももちろん、SansはGasterがこういった操作に長けていることを理解していた。
「奴はお前について面白いことをたくさん言ってたぜ。」
ああ。
SansはGasterが自分をおびき寄せようとしているのに気づいた―それがあまりにも明白だった。Gasterが自分をどう見ているのか、その好奇心が目に浮かんでいた。SansはすぐにGasterの計画を察し、彼が自分の反応から情報を引き出そうとしているのを感じ取った。
Sansは小さな笑顔を浮かべて、罠を避けた。「ああ、そうだよ、奴は俺がすごく面白くて馬鹿げてるって言ってた。何がそんなに素晴らしいのか分からないけど、まあ、偽りの褒め言葉を受け入れて、先に進むとするよ。それがお前にとって面白いことかは分からないけど、それが奴が言った唯一のことだ。」もちろん、Sansが言ったことの半分は真実ではなく、残りは彼自身の作り話だった。彼はそれがGasterが欲しがっている答えでないことを分かっていたが、Sansはそれを与えなかった。
Gasterはすぐにはその言葉を受け入れなかったが、心の中でSansの言葉に同意した。「奴がこんなに早くお前に会うとは思わなかった。もしよければ、あの時お前たちは何を話したんだ?」
SansはGasterがすぐに答えるとは思ってい��かった、むしろGasterは黙って何も言わないだろうと予想していた。
「言わない。」
もちろん、彼の予想通りだった。
Gasterは慎重に情報を隠し、Sansのことを全く知らなかったので、Sansが信頼できる相手か、Charaと呼ばれる人物と同じくらい危険な存在か疑っていた。
Gasterの疑念に気づいたSansは一歩後ろに下がった。「俺を信じてないんだな?もちろん、状況はよく分かるよ。突然助けを求めてきた見知らぬ奴を信じるわけがないよな。」巧妙に、悲しそうな顔を作って言った。「俺が死にかけてるってことを知ってほしいんだ。そして、奴が俺を攻撃した時、お前の名前を出してた。」
「どういう意味だ?」
「奴が俺をここにおびき寄せるために、お前の名前を出したんだ。お前だけが俺を助けられるって言って、俺には選択肢がなかったんだ。俺はあいつの策を見抜けなきゃバカだろ?どうして敵を助けるんだ?意味が分からないだろ?でも、俺は心配で怖くて、何もせずにいられなかったんだ。奴と戦うには力が足りないけど、少なくともお前に警告はしたかった。Charaに関わるな、奴は本当に危険だ。もし会うことがあったら、すぐに逃げろ、二度と戻ってくるな!お願いだ。」悲しみを込めた声は説得力があり、Gasterを揺さぶり始めた。
「分からない。俺が関わる理由がわからないし、Charaがどうして俺を助けられると思ってるんだ?」
Sansは答えを知っていたが、それを共有するつもりはなかった。
「分からない、俺はこういうことに疎いんだ。でもだからこそ来たんだ、Gaster。気をつけて。奴は本当に狂ってて恐ろしい。」
Gasterはすぐには返事をしなかった。考え込み、慎重に思案した。不安で焦る気持ちが彼をむしばんだ。自分がこの部屋から出られないことを言うべきかもしれなかったが、彼の直感は黙っておくように、そしてその情報を漏らさないように告げていた。Sansについて何か違和感があった。彼の存在が不安を感じさせ、信じるに足りる説明がなかった。
「それなら、奴に気づかれる前に出て行け、Sans。」今のところ、GasterはSansを追い出す決断を下した。彼の存在は威圧的で、まるでCharaのようだった。無視できなかった。
「俺を警戒してるんだな、Gaster。」
「何でそう思う?」
「顔に出てる。俺を疑いの目で見てる。」
「お前が言うほど愚かじゃないだろ、Sans。」
Sansは笑った。「誰にでも得意なことがあるんだよ。」
「本当か?」
Sansは肩をすくめ、会話を続けることに興味を示さなかった。一方、Gasterは物事が宙ぶらりんのままで終わったことに不満そうに見えた。Sansには確かに何か違和感があったが、Gasterはそれが何なのか正確に突き止めることができなかった。それはあまりにも微妙で、暗闇の中で影をつかむようなものだった。疑問が頭を満たしていたが、それにも関わらず、Gasterの小さな一部分は、Sansはまだ信頼できるかもしれない、Charaほど悪くはないだろうと主張していた。Sansはあの狂人よりも安定しているように見えた。 しかし、その考えを裏付ける確かな証拠はなかった。Sansは依然として未知の脅威であり、彼がもたらす害の真の可能性は不明のままだった。
「なんか疲れてるみたいだな。大丈夫か?」Sansが沈黙を破っ��尋ねた。
「やっと気づいたか。休みたいから、さっさと出て行け。」 Gasterはすぐにドアを指差し、顔には不快感と苛立ちが浮かんでいた。
Gasterの明らかな不快感を見て、Sansはその追い出しを優雅に受け入れ、後ろに下がって出口に向かって歩き出した。こんなに熱く議論を続けても意味がないと思ったからだ。
しかし、Sansが白いドアの取っ手に手をかけたその時、彼は静かに笑って言った。「明日、コーヒーでも一緒にどう?」 Gasterはうんざりした様子で彼を睨んだ。「さっさと出て行け。」
Sansは最後にGasterを一瞥し、冷静な声で答えた。「ドアはロックされてないからな。」
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お墓集め - Part2(終)
シムを故意に事故死させ続ける内容の記事になりやす。閲覧注意でお願いします。
5人目の配偶者が死んだ所で「実績:クロゴケグモ」を解除。
で、もう死の花もフラワーアレンジメントスキルも準備が終わった状態だから、6人目以降は出会ってファーストキスして交際申し込んで、次の日に結婚してからの事故死……って感じの流れ作業になったZOY。
スクショをこうやって切り貼りしてみたが、あまりにも同じような見た目の画像ばっかりだからこれ以上張り付けるのは止めたわww(無駄に画像も重くなるし)
あと、↑のスクショだと分かりづらいけど、女性のシムと結婚するのがマジで多かった。体感で8割くらいは女性だった気がする。 主人公は女性男性、関係なく恋愛できる設定にしてたんだが、何故か女性のスポーン数が多くて驚いた。男性シムも居るには居るが、既婚者か無性愛者か、男性にしか興味ないシムばっかりだったZOY!
いや、マジで凄まじい偏りだった……。これ、序盤でアクティブなシムが偏って恋愛すると、ゲーム側が引っ張られて該当するシムばっかり生成する……みたいな感じなのか? ワールド管理から世帯の��覧見ても単身の女性シムばっかりスポーンしてる感じだったし。
ただ、「ロマンチックな探索」が「はい」になってれば基本、性別関係なく恋愛できるから、まぁ、そこまで気にする事でもないのかなぁ、とは思うが。(↑ちなみにこのシムは願いの井戸で出て来た2人目の無能シムだZOY。恐らくだが、性的指向のアプデをRomantic Gardenに適用させるのを忘れてるか費用が掛かるからやってないんだろうな……)
で、毎日のように死神と会ってたら友達になったわ。死神に仕事の話聞いたら「私は死神だよ?」って言われてワロタ。そりゃそうだ。
そんな感じで、プレイしつつ夏の21日目に、とうとうシニアへ成長。
この時点で「生存日数:75」ってなってた。カレンダーと全然日数合ってなくてなくない? 春の28日間と夏の21日足したら49日しか経ってないのに……なんで??
ゲームロードする度に年齢変わるバグってまだ直ってないんだっけ? もう、良く分からんww
ちなみに、シニアになった瞬間までに獲得した墓の数は27個だったZOY。
そして死神と友好・愛情ともにMAXへ。こうなってくると、もう死神の為に事故死させてると言っても過言ではないのでは……。もはや、最高のベストフレンドは死神だけの状態やぞ。
んで、秋に突入。この時点で墓の数は34個。
「長生き+アクティブ」なら冬まで余裕で生存できそうだが、果たしてどこまで行けるのか……。
そして秋16日目にして年齢のバーがほぼ一杯になった。カレンダーの日数で行けば72日が正しい年齢になる。
前に検証した時は、「アクティブ」の特質はここから更に14日年齢が延びてたが、「長生き」は更に何日延びるんだろうか……。
とか、思ってたら次の日(秋の17日目)に終わったww
……いや、マジでビックリした。「アクティブ」も「長生き」も年齢のバーが一杯になってから効果を発揮する特質じゃなかったっけ?って思ってたが、微妙に仕様が変わった??
年齢バーに既に特質の効果が上乗せされてたっぽい。「加齢:短い」だとシニアの期間は7日で、秋の17日目でシニア期間24日目だったわ。
なんかもう久々のプレイなせいか、色���忘れすぎてて草も生えない。
そんな感じで、ベストフレンドの死神に印籠を貰って、無事に
ゲームオーバーを迎えたZOY。
で、シム時間で73日プレイしてGETした墓は全部で52個だった模様。(↑のスクショはゲームオーバー直前のセーブデータから撮った物になりやす)
まぁ、そこそこ行けた方じゃね? もっと効率よく動いてれば60個は超えてたとは思うが。(だってもう途中から飽きちゃって飽きちゃって……ww)
あと、プレイしてて、すげぇ気になったのが、日系の名前持ったシムがやたらと多かった。Snowy Escapeだか何時かのアプデ以降に「日本人の名前のシムばっかりスポーンする」ってバグ報告は見た事あるが……私は初めてこの状況になったZOY。 私はSnowy Escape持ってないのに、ベースゲームだけでも影響あるもんだったのか? ゲームプレイや難易度には関わって来ないが、地味に気になる現象だった。(Sims4の世界はパラレルワールドの日本が舞台だった可能性が微レ存)
と、まぁ、そんな感じで、終わり。 ここまで読んで下さった方、ありがとうございました。
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段差の床釣り
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2025年2月 へら釣り西池(堺市) iPhone11
どうも、こんにちは。2月5日(水)は、西池に行ってきました。前日の寒冷強風が身に染みたのと、屋内釣り場が釣れてたらしいので、久しぶりに屋内釣り場に座ってみました。釣席は、西池に初めて来た時にも座った83番席。ここは水中に擁壁があるので人気席となっており、あまり空いてません。今日は空いていたので、そそくさと荷物を置いてゲット。だが、しかし…車を停めて戻ってくると、隣の82番席に釣人が入った。ガラガラやのにそんなにベタ付けせんでも…82番席ってそんなに良い席なん?事務所に料金を支払に行ったら2日連チャンで来たので500円引きの2000円になりました。屋内釣り場はどこが釣れるのかそれとなく聞いてみると、83番は人気で釣人が入りすぎてあまりパッとしないが、それでも釣れる席ではあるそうです。底の擁壁は向かいまで繋がっているのに、対���の16番〜17番は人気席ってほどでも無さそうな。ところで、82番席は常連のMさんが予約していたので、ベタ付けしたのは僕ですね(汗)スミマセン。平日だからか、表示も掲示もないからわかりませんわ。改めてMさんに声をかけて隣に座らせてもらいました。Mさんは「遠慮せんともっとこっちに(擁壁に)寄ったら?」と声をかけてくれるほど良い人でした。
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2025年2月 へら釣り西池(堺市) iPhone11
さて準備準備。最近、短竿をよく使うので、今日も8尺でやってみます。竹竿は「心道」の総高野竹です。Mさん曰く、83番席は両ウドンなら14.5尺(天井に当たるが)でよく釣ってる人がいるそうです。その方は83番によく座るらしく、金ブナ(金色の鱗のあるフナで釣れたら1日無料券プレゼント)も2回釣ってるとか。なお、金ブナは1尾だけって思ってましたが、4〜5尾放しているそうです。長尺以外なら8尺がいいそうで、9尺〜12尺はお勧めしない感じ。
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タフコンディション…と思うので、浮子は「伊吹」の両ウドン床釣り用のグラスムク。小さい魚信でも取れますよーに。
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朝ごはんの缶コーヒーを買う時に水温計を見たら6℃。西池は8℃以下で厳しい説…タフな1日になりそうや。
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さて、朝ごはんの準備もできました。今日はコーヒーは自前ですw。
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2025年2月 へら釣り西池(堺市) iPhone11
では、スタート。今日の時計は「MHR(マハラ)」の「スパルビエロ」です。ベゼルにブルーシートが映り込んでますが、ステンレススチールのベゼルです。平成時代にモノマガジンの時計特集とか見ていた人は知ってるかな?このピンクダイヤルのボーイズサイズ(日付なし)が好きで随分前に大人買いしてしまった。いや、当時は悩んで買わなかったんですが、廃盤になってからまた欲しくなって中古品を探して半額ぐらいで入手できました。レシプロエンジン時代の飛行機の計器をモチーフにしたデザインだっけ?
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2025年2月 へら釣り西池(堺市) iPhone11
西池の「売り」である屋内釣り場。立体駐車場を利用した天井があります。振れるのはスノコで13尺まで。ミニ釣り台は12尺までが無難かな?無理して長い竿使うと、掻いて外れた時に穂先や浮子が天井に当たります。80番台の席は、西側のトタンの塀の上部が開いてて風が吹き込むので、西風が吹くと多少影響はあります。後述しますが、今日は雪が吹き込みました。
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2025年2月 へら釣り西池(堺市) iPhone11
1投目で糸スレがあって、2投目も気配があった。すぐ釣れそうって楽観したんだが、やがてサワリは無くなった。全然っ釣れへんわ。隣のMさんが耳寄りな話を色々教えてくれたんだが、「段差」の話。82番席と83番席の間に擁壁があるのは僕でも知ってたけど、「段差」があるのは知らなかった。2年前?強風の日に僕が83番に座っていると、24番あたりに座っていたFさんとhowellsさんが隣に移動してきて、Fさんが7尺で「床立て」したことがあって、7尺で床が取れるんやと不思議に思ったことがあったんだが、83番席の方(擁壁の東側)が30cmほど深いそう。驚き!それで82番に座ったFさんが7尺で床が取れたんか。隣の83番は8尺でチョーチン状態です。
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2025年2月 へら釣り西池(堺市) iPhone11
積年の謎は解けたが若干暗〜い気持ちになったw。冬って浅い方が釣れる気がしません?西池は東側が深く西側が浅い。僕の感覚では、屋外釣り場(西側)の方が釣れてる印象があるし、Mさんも「屋外やったら西の長竿枡(西桟橋)がええわ」とおっしゃっていた。つまり、83番より82番の方が浅いんやったらそっちの方がいいんとちゃうの?Mさんが82番を予約するわけだ。Mさんは13.5尺(スノコ使用)で柱の横を狙って両グルテンで2枚釣った。こっちは1時間に1回ぐらい気配があるのみでアワセるチャンスもない。屋内は風がマシ(80番台席は塀の上部から風が吹き込む)だがそれでも寒いので手袋して釣りしてました。
![Tumblr media](https://64.media.tumblr.com/91dd0d6357d223059e709d17934b3239/ea494d2e80fe7977-2a/s540x810/3606537d15ea9f335b4fc2f282673113103e11a5.jpg)
2025年2月 へら釣り西池(堺市) iPhone11
午前中ボウズ…(ノ_-;)ハア…
冬の西池の楽しみは食事。きつねうどんの汁まで飲んでしまう。体が温まるし。
2025年2月 へら釣り西池(堺市) iPhone11
珍しく動画をアップしましたが見てください。天井がある屋内釣り場なのに雪が舞ってますw。外が吹雪いたので、前述の塀の上部から雪が吹き込んできました。
寒う〜🥶
っていうか、全く釣れないので、前日、浮子がよく動いた屋外釣り場に出撃しようかと思ったが、移動しなくて良かったw。寒すぎて吹雪いてるってムリゲー。外で数人頑張ってたが釣れたんやろか?
![Tumblr media](https://64.media.tumblr.com/9d7fe34fa759a83d16a4720a24295e18/ea494d2e80fe7977-20/s540x810/bb93692106c1c0cfbf0cb72a405ab5917e16c516.jpg)
2025年2月 へら釣り西池(堺市) iPhone11
82番席に移動しましたw。隣のMさんは、2枚釣れたけど、1枚目は「食い上げ」で、2枚目は「消し込み」で勝手に喰ってたから釣った気がせんわとお友達に言ってはったんだが、13時に「(午後)3時まで粘っても1枚かボウズやから帰るわ」と帰ってしまわれた。なので「空いたら隣に移動していいですか」と声をかけて移動。
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2025年2月 へら釣り西池(堺市) iPhone11
82番席は、1投目からカラツンになって乗らなかったがアワセるチャンスがあったし、3投位連続でサワリがあったので愁眉を開いたんだが、やがてサワリも無くなった…。床波で揺れる浮子をボーゼンと眺めているとコーヒーサービスがやってきた。今日は釣れてないですと池主さんにお伝えすると、池主さんが上下に揺れる浮子を見て「浮子動いてるやん」といってくれたが床波なんです。あれがサワリやったらなあ。
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2025年2月 へら釣り西池(堺市) iPhone11
擁壁の東側の(僕を含めた)3人だけ釣れてなかったんだが、右側の人が2枚釣って、対面の人も釣りはった。僕だけボウズとちゃうの?対面の人はわからないが、他の人はグルテンで釣ってると思うが両ウドンが不利とか?エサを切った時に底からちょっと上で「ガッ」と手応えがあって魚がかかり、「居食い」であってくれ〜と願ったがアッパーでした。そうなるよなあ。
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2025年2月 へら釣り西池(堺市) iPhone11
昨日、歯医者に行ったら「次回はいつにします?」と聞かれたので、明日(今日)の17時半以降が良かったがまた17時しか空いてなかったので予約した。17時に間に合うように15時半には釣りを終えなければならない。15時すぎてもまだボウズ。浮子に集中した方がいいが、動かない浮子を見ているので大胆になって片付けながら浮子を見ていた。小物はほぼ片付いたので浮子に集中すると、ウドンまぶし器の中にはカットしたウドンが6個。あと3投か…。エサ打ちするとなじみの終わりで「受け」というか「サワリ」というか気配があった。
「ツン」
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
歓喜のボウズ脱出〜!!!
15時20分でした。疲れた〜😮💨
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2025年2月 へら釣り西池(堺市) iPhone11
ということで、2月5日はヘラブナ1枚でした。3回連続で釣果は1枚ですw。しぶとく釣ってますw。
では、また。
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井上 和は、日本のアイドル、ファッションモデルであり、女性アイドルグループ・乃木坂46のメンバー、『non-no』の専属モデルである。神奈川県出身。 ウィキペディア
生まれ: 2005年2月17日 (年齢 19歳), 神奈川県
身長: 158 cm
音楽グループ: 乃木坂46 (2022年から)
事務所: 乃木坂46合同会社
他の活動: ファッションモデル
現年齢: 19歳
愛称は、なぎ、にゃぎ、にゃん。名前は万葉集で「和」を「なぎ」と読むことに由来し「人と人をつなげられる、温かい和をつくれる人になってほしい」という思いが込められている。性格はせっかちで心配性、ツンデレ。長所はすごく前向きなところ(大体のことはなんとかなると思っているところ)と、緊張が表情に出ないところ。短所は熱しやすく冷めやすいところと、考えすぎてネガティブになるところ。高校の弓道部の同期生には、しっかり者のようなイメージだが実際は意外に抜けている部分もあると指摘されている。意外に甘えん坊でいたずら好きな一面がある。家族構成は父、母、弟2人。ルーティンは起床時はカフェオレ、就寝時はきな粉牛乳を飲むこと。
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超人 徹底敗北淫墮(上)
超人站在附近的塔樓頂端,俯瞰著他所守護的城市。他的目光掃描四周,尋找著這個他稱為家的大都會中任何麻煩的跡象。他那結實雕塑般的肌肉身軀,高達六英尺兩英吋,穿著一件緊身的藍色戰衣,隨著太陽的餘暉閃耀,展現出他身上每一塊肌肉的波紋和線條。他那波浪狀的棕色頭髮和綠色的眼睛,嵌在一張經典粗獷卻又英俊的臉龐上,人們本會將超人定義為典型的全美國式男孩。然而,他們錯了,因為超人來自遙遠的星辰,是一個垂死文明遺留下來的孤兒,這個文明將其子民之一送往一個遙遠的星球,在那裡,賦予了他超乎常人的力量和不可摧毀的體質,讓他能夠成為該星球對抗黑暗勢力的秩序守護者。
超人自小就乘坐一艘載有他星球上所有收藏作品的船隻抵達這裡。被一個小鎮家庭收養,他們發現了他和他的飛船,超人就在他們簡樸的美德中長大。超人變得強壯而挺拔,學會了將自己的力量隱藏於好奇的目光之外,並帶著對自己命運的認知長大。25歲那年,他離開了收養他的家庭,來到了他在帝國城的新家,在這裡,過去8年他一直在與他最大的敵人雷克斯進行秩序之戰,雷克斯是一個致力於混亂的龐大犯罪組織中陰險的天才。雷克斯發誓要粉碎超人,對這位英俊的肌肉超級英雄的憎恨無遠弗屆,但超人有信心他們每次遭遇都會勝利。
與此同時,在一個陰濕的地下巢穴裡,雷克斯在策劃著陰謀。矮胖、像蟾蜍一樣的外表,中年的雷克斯很早就決定要花一生去獲取權力,以報復所有人。他的心靈因為一生中感受到的嘲諷和侮辱而扭曲。在他看來,這位引人注目的對手代表了所有那些更有力量、更英俊、更強壯的男孩和男人,他們讓他感到挫折和嘲笑,即使這些人在性方面激起了他的羞愧。現在,打敗超人成為他所有陰謀中的主要目標。雷克斯會坐在椅子上,花上好幾個小時沈思超人那純粹的身體美。32歲的他,腰身細長,二頭肌隆起,擁有結實的八塊腹肌,肌肉發達的腿部,還有那圓潤飽滿的翹臀。
超人擁有雷克斯想要成為卻又不是的一切:英俊、令人嚮往、陽剛、支配一切。雷克斯會喃喃自語:「我必須戰勝你。」當他計劃和策劃征服這位引人注目的英雄時。
在這些沈思中,雷克斯自己的慾望會隨著對超級英雄屈服於他性慾要求的想法而變得堅硬。他嘶嘶作響地說:「是的,」當他幻想著抓住那位年輕壯碩的臉,將其深深壓入他那鬆弛的肚子皺摺中。雷克斯能感受到那位肌肉男的豐滿雙唇分開,吮吸著他曾經的死敵。
「吸我,超人,」雷克斯閉著眼睛呻吟著,當他不自覺地打擊自己達到高潮,沈迷於他腦海中的畫面。隨著時間的推移,這成為了雷克斯主要的性釋放來源。一系列永無止境的腦海影像,展現超人在各種性行為中對雷克斯的色情慾望順從。超人被綁、被剃、被擠奶、被羞辱或者被搞,這一切都在這位罪犯發燒般的想像力的畫布上上演。
每次性釋放後,雷克斯都急忙著手安排他在犯罪世界的下一步行動。但如同往常,他總是被他現在最憎恨且最渴望超越的那個男人所阻擋。
當超人一次又一次地挫敗雷克斯的目標時,這位邪惡天才的憤怒日益增長。他現在變得無法理智地著迷,不僅要打敗超人,還要滿足他內心無法控制的性征服對手的渴望。在雷克斯的心理、生理和性方面,徹底擊敗他的宿敵將是對所有那些身體完美、性吸引力對他人來說只是強調了他自己身體缺陷的男人和男孩的終極勝利。多年來,這一切似乎都是無望的,雷克斯只能策劃並觀察,因為超級英雄每次都會破壞邪惡罪犯精心佈置的計劃,但現在出現了新的發展。
他的一個手下發現了一本超人飛船上帶來的書籍。純屬偶然,它在超人降落的那天與其他書籍分離,並在他的敵人的收養家庭那天撿起年幼的超人和他的書籍時被忽略了。雷克斯付了一大筆錢來獲得它,甚至更多的錢來翻譯它。他原本只是希望獲得一些知識碎片來幫助他的追求,但運氣似乎站在了他這邊。他的翻譯者報告說,這是一本關於居民構成和他們文化的簡單生物學和社會學教科書。
雷克斯立刻派人取書,並花了數小時仔細研讀那篇冗長的文本。當他讀完時,他笑了。」我抓到你了!」他在他的巢穴中大叫,邪惡的笑聲在回音中迴盪。超人有一個遺傳缺陷,雷克斯確信超人不知道,這將給雷克斯他一生中最渴望的東西。」我終於要得到你了。」這個像蟾蜍一樣的胖男人低聲說,一邊伸手拉下拉鍊,一邊撫摸著他現在膨脹的陽具。
雷克斯在廣闊的大廳中呻吟著,他想像著征服那個肌肉發達的超級猛男,更精確地說,是侵犯超人顫抖的處子般圓潤肉感的臀部。他現在知道,有了這個新發現的信息,他的夢想即將成真。他射出邪惡的種子時高聲喊道:「我抓到你了」,邪惡的種子在冰冷的大理石地板上劃出一道高弧線!邪惡的壞蛋迅速清理了現場。他跑到門口,打開了門。「叫我的化學家來!」他吼道!
超人對這一切毫不知情,他在夜晚涼爽的空氣中放鬆地守護著,對自己的力量和超凡男性力量的形象滿懷自信。他隨意地撥開眼前的一縷波浪狀濃密棕色頭髮,臉上露出了一絲寧靜的微笑。「看起來一切都井然有序,」他用那深沈性感的���音嘆息道,這聲音曾讓不少人聽了心潮澎湃。如果他知道這種觀念很快就會開始崩潰就好了。
突然,超人看到有東西朝他飛來。那是一架小型飛行無人機。英俊的英雄飛上前去攔截,發現裡面有一條信息:「我向你挑戰。如果你敢的話,今晚來一場正面對決!雷克斯簽名。」一個微笑出現在英勇壯碩的臉龐上。「他難道從不學乖嗎?」超人搖著頭說,他對自己的能力和力量有著至高無上的自信,這是只有從未嘗過敗績的人才會有的。
然而,在某種程度上,他的外星感官一定察覺到了事物的變化,因為在他沒有意識到的情況下,英雄的處子般的括約肌突然在英雄肌肉飽滿的臀部緊縮了一些。
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那晚在邪惡大敵的陰險巢穴裡,已經很晚了。雷克斯站在寬敞房間裡的一個火堆旁,自信地等待著,一位年輕男子坐在附近的椅子上抽搐著。
「我不,啊,嗯,先生,他不會來的,對吧??」那位年輕人緊張地詢問。
「他會來的,」雷克斯一邊凝視著火焰一邊喃喃自語。「但我準備好了嗎?」
「您指示我製作並注射給您的化學配方,先生,還能再維持一個小時,」年輕人輕聲說道。
「我希望先生,在沒有試驗對象的情況下直接在您身上試驗是明智的。」
「他會來的,」雷克斯咆哮著,他的思緒封鎖了對年輕化學家的聽覺。
「我來了!」一個深沈而感性的聲音從房間的另一邊回應。
雷克斯和他的助手轉向那個聲音的方向。在搖曳的火光中,超人爾以他全部的壯麗輝煌站在那裡。噼啪作響的火焰在他健壯的身軀上反射著光芒,他英俊的臉龐帶著決心。
「這次你給我什麼挑戰?」他一邊向他的宿敵走去一邊問道。
一個愉悅的微笑照亮了那位罪犯主腦醜陋膨脹的臉。
「一個簡單的,我的朋友。」
「我不是你的朋友,」超人爾咬牙切齒地回答。
雷克斯舉起手臂。「無意冒犯。我的挑戰很簡單。我想要和你進行一場公平的角力比賽。」
「什麼,」超人爾露出一絲完全驚訝的表情。
「就是這樣,」雷克斯平靜地說。「你和我角力,不要使用你那超強的力量,如果你贏了,我就保證一個月內不從事任何犯罪活動。」
「如果我輸了呢,」超人爾詢問,他懷疑有什麼陷阱但不確定是什麼。
「哦,沒什麼。如果我贏了,你必須再來一場肉搏戰。」
「這不算什麼,對吧?」雷克斯挑逗著,他知道自己已經在敵人身上釣上了鉤。超人爾不能退出,那樣就會顯得是個懦夫。
超人爾凝視著他面前那個矮胖、像蟾蜍一樣的男人。這聽起來太簡單了,但……「我同意。」他說。
「還有一件事。輸家必須戴上這條細而簡單的鏈子,以此提醒自己的失敗。」雷克斯一邊露出得意的微笑,一邊拿出一條細銀鏈。
超人爾接過鏈子檢查。看起來沒有什麼特別的。
「同意。」他堅定地回答,一邊坐在房間裡的桌旁,一邊擺好手臂準備比賽。
超人知道,即使不用他那額外的力量,他也會贏,因為不像雷克斯,他的肌肉從不疲勞。他看著那個惡魔般的對手坐到他對面,舉起他那肥胖的手臂,緊握住那肌肉發達的壯漢的手。
超人驚訝地發現,在那層脂肪下,那個大罪犯竟然很強壯,但超人感到自信,更重要的是,他知道即使只用一半的平常力量,他也更有力量。助手過來抓住他們的手,檢查握法。
「開始吧,先生們。」他放開手說。
超人決定不要迅速獲勝,以避免激怒對手,使他退出約定的獎勵。他沒有意識到,這正是雷克斯所依賴的。
幾分鐘過去了,兩個男人的手臂都緊繃著,卻沒有動。然而,突然間,那個英俊的英雄臉上浮現出一副奇怪的表情。
「你還好嗎?」雷克斯天真地問道,當他看到那個短暫的標誌。
「我沒事,」超人爾沙啞地說。但他內心知道並非如此。不知為何,他的呼吸變得越來越深,一種奇怪但不討厭的刺痛感正慢慢襲來……他感覺……是臉紅了嗎?
兩個男人的手臂緊緊地勒住。超人爾能感覺到對手的皮膚質感與自己的接觸。他在椅子上微微扭動,發現自己正不自覺地在椅子上緊緊地夾縮他那有力的大腿。
突然間,他們緊緊地擠壓在一起,毫無預警地讓他瞬間失去了焦點。
巴瑞特默默地觀察著超人爾微小但明顯的椅子扭動。他臉上露出了微笑。然後他勉強聽到了那塊頭輕微的喘息聲。超人爾的瞳孔瞬間放大。巴瑞特看到他那討厭的超級英雄低頭看向自己的胸膛和腿上。
趁著敵人分心的機會,他使出全力,出其不意地將那英勇的大個子的手臂摔到桌上。巴瑞特贏了。那位超級英雄驚訝的表情,對於這個矮小的惡棍來說,僅此一幕就已經值得了!
「你贏了,」超人爾在掩飾內心的動盪時說道。這位曾經無敵的英雄靜靜地拿起銀鏈,並將其繫在脖子上。他坐了幾秒鐘,沒有看巴瑞特,然後站起來轉身。
「說出下一次比賽的時間,我會到的。」他說著飛走了。
「我做到了。」雷克斯歡呼著,他那豐滿的身軀在椅子上晃動。「你看到了嗎!」
「是的,先生,我看到了。」助手回答道。
「我按照您的指示觀察了他,他確實顯示出了跡象,先生。事實上,他的身體以一種超出您預期的方式展現了它。」
「的確,」雷克斯開心地笑了。「告訴我你看到了什麼。」
「嗯,我從他的椅子上很好地看到了他的身體,還有……」
超人站在他城市中的一座塔樓的邊緣。被打敗的滋味很苦,但更苦的是事情的發生方式。超人在比賽中感覺到了一些事情。那是他以前從未有過的感覺。他無意識地摸著鏈子。他停下來,感受著每一節鏈環。這條鏈子將會提醒他那一夜發生的事情。一個象徵,正如雷克斯所意圖的,一個記憶的象徵。
那一夜,當他們的手在戰鬥中緊握時,這位陽剛的英雄感到了……對這位大罪犯的性吸引。事實上,那一夜他經歷了他的第一次情慾激發。那些讓他有點頭暈的急促呼吸。當他的大腿壓在他迅速膨脹的男性氣概上時,他回想起自己感受到的快感。當他們擠壓著他那發炎的陽具時,這位肌肉發達的英雄幾乎達到了高潮。
只有將他的心思引向那個方向,才阻止了它的發生,即便如此,他之後也不得不坐在椅子上「冷靜」一下,以免雷克斯也注意到他的困境。
即使他不敢看雷克斯,是因為害怕這會……什麼……再次激起他的慾望嗎?他會被雷克斯·蘭吸引嗎?當那位強壯的漢子觸碰到鏈子時,他再次深思。他感覺到雷克斯的皮膚與自己的相觸,那層脂肪下的力量壓倒了他那結實強壯的身體。那個念頭……被雷克斯壓倒的念頭困擾著他,然而……什麼?當他沈思這個念頭時,他不自覺地又勃起了。
「他勃起了!」雷克斯大叫。「我就知道我們從那本書中提煉出來的費洛蒙會起作用。我從毛孔中傳遞到他的體內,建立了我們的聯繫。哦,第一步已經成功了!」雷克斯開心地笑了。
「哦,超人,你是你們人民基因的孩子,通過這一點,我將迅速取得勝利!」
「不過,一個人永遠無法確定任何事情。」助手在默默離開房間時想。「測試。總是要先測試。」
遙遠的地方,一位英雄沈思並首次體驗到……是恐懼還是渴望?
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★2024年読書感想まとめ
2024年に読んでおもしろかった本の感想集です。寝て起きると昨日のすべてを忘れてる……っつう繰り返しで日々一切が過ぎていくので、一年の記録をひとつにまとめとくのもいいかなと。以下ざっくばらんに順不同で。ちなみにNot 新刊、ほんとにただ読んだものの感���です。
◆◆小説◆◆
●アンナ・カヴァン『氷』(山田和子訳・ちくま文庫) 巨大な”氷”の進行によって全世界が滅亡の危機にさらされるなか、男はヒロインたる”少女”をどこまでも追い求める……。もっとゴリッゴリにスタイルに凝った幻想文学かと思って足踏みしてたのですが、こんなに動き動きの小説とは。意外なほど読みやすかったです。唐突に主人公の夢想(?)が挿入される語り口も最初は面食らったけどすぐに慣れたし。内容はウーン、暴力まみれの病みに病んだ恋愛小説という感じ? 構成の一貫性とかは疑問だったりしたんだけどそのへんはどうでもよく。後半尻上がりに面白くなっていくし色々吹っ飛ばす魅力があってかなり好きでした。 それと解説に書いてあった「スリップストリーム文学」というのがすなわち自分の読みたい小説群だなーという嬉しい発見もあり。つってもジャンル横断的な定義だから、該当するものを自分で探すのはムズいけどね。
●スタニスワフ・レム『惑星ソラリス』(沼野充義訳・ハヤカワ文庫) 何年も謎に包まれたままの海洋惑星に降り立った主人公が遭遇する怪現象の正体とは?……っていう超有名なSF。「実はこの海は生き物なんじゃね?」がオチだったらどうしよう……と思ってたけど杞憂、それは出発点に過ぎませんでした。途中に挟まる惑星ソラリスの(仮想)探険史の部分がすごく面白い。あとはこの小説のまとめ方はちょっと神がかってると思う……。自分はSFは全然明るくなく、ちょっと異様な感触みたいなものを求めてたまーに手に取るぐらいなのですが、その点この本はほんとにセンス・オブ・ワンダーを味わわせてくれて良かった……。SFオールタイムベスト1とかになるのもむべなるかなぁと。
●庄司薫『赤頭巾ちゃん気をつけて』(新潮文庫) 東大紛争終息直後の1969年を舞台に、あれこれ思い悩む男子高校生の一日を描いた中編。自意識過剰気味の饒舌な一人称文体が特徴で、すごくユーモラスだけど主人公がかなりナヨナヨした人物にも見える……。でもその中から、外界の強烈な変化に対してありのままで居られない精神の揺れみたいなものが浮かび上がってくるところがおもしろくて、確かに青春小説の名作かも……と思いました。 リアルタイムにはどうだったか知らんけど、今の眼で見るといわゆる”1968年”以降の状況とか、70年代カウンターカルチャー的な空気の”乱暴さ”に対する、一見弱々しいけど切実な返歌って感じもしました。 もっとも読み終えてから、この小説をあえて政治的な色で塗るならいわゆる”保守反動”的な感性に分類されるのかなぁとかはちょっと思ったけど。しかし、リベラルにあらざれば人にあらずみたいな価値観こそ断然間違ってるしなぁなどと、ひとりで勝手に問答したりもしました(笑)。それに現実的にはそんな二分法で単純に分けられるもんでもないだろうし。なんとなく「その時代の作品」という感じなのかと思ってたけど、今読んでも全然おもしろかったです。
●フランツ・カフカ『審判』(池内紀訳・白水uブックス) 理由も分からないまま突然逮捕された主人公が、裁判の被告の立場にずーーーっと留め置かれるっていうお話。何ひとつ確かでないものに延々振り回され続ける理不尽が、ときに笑っちゃうほど面白く、逆に陰惨すぎるくだりもあったりして、総じて非常に好みでした。バカバカしいけどブラックな不条理ユーモア小説? カフカって自分が漠然と抱いてたイメージよりもずっと大胆で、わりとアホなことをあっけらかんと書いたりもするのねーという発見がありました。このお話には裁判的なものの外枠と手続きのみがあって、そこに「法」はないのでは? というふうに読んでたのですが……。終盤の「大聖堂にて」っていう章が凄かったです。
●スコット・フィツジェラルド『グレート・ギャツビー』(野崎孝訳・新潮文庫) ニューヨーク郊外に暮らすギャツビーという名の大富豪の生き方を、たまたま隣に住んだ青年が垣間見る、みたいなお話。ストーリーそのものはわりとベタだと思うんですけど、それを語る会話パートの書き方の巧さと、ドラマの合間の地の文が醸し出すほどよい叙情性がすばらしい。純粋ゆえの虚飾、虚飾ゆえの純粋さみたいな、テーマの核心部分にもちょっと飛躍があって面白いなーと。この短さの中に、アメリカっていう国の一断面をパチリと切り取ってる感じがするのもまた。ひとことで言うと絶品でした。英語圏小説のランキング上位に入ってるのもむべなるかなぁと。
●三島由紀夫『仮面の告白』(新潮文庫) この人の長編はあんま肌に合わないかも……と思って敬遠してたのですが、初めて好きなものに出会えました。言わずと知れた一発目の代表作。同性にしか欲望を抱けない青年の葛藤を、韜晦まみれの絢爛たる文章で綴った青春小説。個人的には、いわゆる”ふつう”でない自分を露悪的に飾り立てるような自己陶酔を振りまきながら、でもそれは”ふつう”でない自分を守るための防御姿勢にすぎなくて、結局は苦々しい現実と向き合わざるを得ない……みたいな話として受け取りました。読み方合ってるのか分からんけど。前半が下地で、後半がその実践編(あるべきとされる自分との葛藤編)なのかな。特に後半のなんとも言えないみずみずしさとその帰結がよかったです。
●横溝正史『獄門島』(角川文庫) 初・横溝。瀬戸内海の小島で巻き起こる猟奇連続殺人事件に金田一耕介が挑む。事件の過程はわりとふつう……と思いながら読んでいきましたが結局かなりおもしろかったです。振り返ると1から10まで本格ミステリじゃなきゃ成立しないような物語だったなと思って。国内ミステリーベスト1になるのもむべなるかなぁと。
●筒井康隆『敵』(新潮文庫) 折り目正しく”余生”を送っている渡辺儀助の生活風景を描いた老境小説。章題が「朝食」「友人」「物置」などとなっていて、各章ではそのカテゴリーごとに儀助の暮らしが掘り下げられていき、その積み重なりから彼の老境が浮かび上がってくる、みたいな趣向。特に食生活に関する記述が多いのですが、自分がほとんど興味ないのもあって前半は正直重く……。しかし地盤が固まり「役者」が揃ってからの中盤以降がけっこう楽しく、終盤は圧巻! けっきょく御大はすごかった……。 的を射てるかは分からないけど、小説の語り口的にもかなりおもしろいことをやってるような。老主人公の生活が章ごとにあらゆる角度から掘り下げられていきますが、そこで語られてるのは「ここ数年の彼の生活のディティール」っていうフワッとした塊としての時間であって、実は小説内では「敵」関連以外ではほぼ全く時間が流れてないように思います。A→B→……→Zみたいに、出来事同士を順番につないでいくことでドラマを進行させていくのとは全然違う手法で物語を語っていて、しかもそれにかなーり成功しているような。もちろん類例はあるんでしょうけど、個人的にはとても新鮮な小説でした。
★★★総合しますと、いわゆる名作と言われてるものって確かによく出来たものが多い……っつうめっちゃくちゃふつうのことを思わされた年でした。というか単純に数を読めてないのよなぁ。
◆◆その他の本◆◆
●『石垣りん詩集』(ハルキ文庫) 石垣りんのテーマは、貧しさ、労働、生活の苦しみ、”女性”性、戦争、戦後の日本、生きること、殺すこと、食べること、それらもろもろに否応なく内在する「ここにあることの残酷さ」みたいなものかなと思いました。そうした感情を、ゴロッとした異物感のある黒いユーモアで表現している詩が自分は好き。婉曲的に表現された切実な慟哭という感じもします。特に「その夜」っていう、入院中の書き手が人生の孤独と疲労を歌う作品が凄かった……。こんなん泣いちゃうよ。 「詩」というジャンルに依然として親しめてないので、定期的に読んでいきたい。
●柳下毅一郎『興行師たちの映画史-エクスプロイテーション・フィルム全史-新装版』(青土社) エクスプロイテーション=「搾取」。リュミエールやメリエスといった黎明期の作り手にとって、映画は緻密に作り込む「作品」ではなく興行のための「見せ物」に過ぎなかった――というところから説き起こして、観客の下世話な関心を狙って作られた早撮り・低予算・儲け第一主義映画の歴史をたどった本です。 取り上げられてるのはエキゾチズム(物珍しい異国の風景)、フェイク・ドキュメンタリー、魔術&奇術、畸形、セックス、特定人種向け映画、画面外ギミック映画などなど。現代の一般的な価値観や、映画=「それ単体で完結した(芸術)作品」みたいに捉えるとどうなのよ? ってものばかりなのですが、あの手この手でお客の関心をかき立て、乏しい小遣いを搾り取ろうとする映像作家たちの商魂たくましい姿が垣間見られる楽しい本でした。 見せ物小屋的映画論というのはある意味もっとも俗悪でいかがわしい映画論だと思うんだけど、確かにそれって実写映画のもっとも本質的な部分ではあるかも、という気がしてしまう……。個人的には、画面外のギミックで客を呼び込んだウィリアム・キャッスルの非・純粋なる邪道映画のパートが特に楽しかったです。一点だけ、エクスプロイテーションという概念設定はちょっと範囲が広すぎるような気はしないでもなかったかなぁ。でもこれを元に、観られるものをちょこちょこ観ていきたい所存。
●氷室冴子『新版 いっぱしの女』(ちくま文庫) 『海がきこえる』などの少女小説で有名な作者が、ふだん思ったことを自由に書き綴ったエッセイ集という感じでしょうか。一見柔らかいけどその実めっちゃ鋭い切り口と、それを表現するしなやか~な筆運びに痺れました。1992年に出た本だけど、新版が出てる通り読み物として全然古びてないと思う。おすすめです。
●『精選女性随筆集 倉橋由美子』(小池真理子選・文春文庫) この方のシニカルさと毒気がもともと好き、というのはあったのですが、とても良かったです。それでも最初のほうはあまりに歯に衣着せぬ攻撃性がなかなか……と思ったりもしたけど、中盤の文学論、特に大江健三郎、坂口安吾、三島由紀夫に触れたエッセイがなんともよくて。”内容はともかく独自の語り口を練り上げた文体作家として大江を読んでる”みたいなことを確か書いてたりして、言ってることが面白い。積んでる小説作品も読も~という気になりました。
●吉田裕『バタイユ 聖なるものから現在へ』(名古屋大学出版会) すんごい時間かかったけどなんとか読めた本。フランスの怪しく魅力的な思想家、ジョルジュ・バタイユの思想を、彼自身の記述を中心に先行テキストや時代背景なども織り交ぜて分析し、一本の流れにまとめた総論本。〈禁止と違反〉とか〈聖なるもの〉とか、彼の提出したテーマが結局面白いというのがひとつと、それらを論じていく手つきの周到さ・丹念さがすごい。特に日記や著書のはしばしの記述から、バタイユが影響を受けた先人の哲学(へーゲル、ニーチェ、マルクスとか)や同時代の思想潮流(シュルレアリスム、コミュニズム、実存主義とか)の痕跡を読み取り、そこから彼自身のテーマの形成過程を立体化していくあたりは本当に息詰まるおもしろさ。重量級の本でしたがめっちゃよかったです。もっとも自分は肝心のバタイユ自身の本を『眼球譚』しか読んでないので、現状この本のイメージしか持ててないというのはあるんだけど。とりあえず『内的体験』と『エロティシズム』だけはどうにか読んでみるつもり。
◆◆マンガ◆◆
●ジョージ秋山『捨てがたき人々』(上下、幻冬舎文庫) いろんな意味で深ーい鬱屈を抱えた狸穴勇介(まみあなーゆうすけ)という青年が、新興宗教の信者である岡辺京子という若い女性と出会ったことで始まる物語。性欲と金銭欲を筆頭に、あらゆる現世の欲望にまみ���た救われぬ衆生たちの下世話で深刻な人間絵巻、といった感じでしょうか。ふつうに考えるとまぁそこまではいかんやろ……という境界を軽々と乗り越えてくる常軌を逸した展開がすごい。それと人間っつうのはホントにどうしようもない生き物だね~という気持ちにもさせられます。学生のときに買ったんだけど当時はつまらなくて挫折、自分にとってはあまりに読むのに早すぎたんだな……と今にして思いました。最序盤の伏線とかをきれいに回収し切ってはいないんだけど、この際そのへんはどうでもいいかなと。ここまで徹底的な方向へ流れていくならもう何も言えねえわ……って感じの終盤もすばらしい。 これが2024年に読んだものの中で一番面白かったです。
●小骨トモ『神様お願い』(webアクション)、『それでも天使のままで』(アクションコミックス) 両方とも短編集。子供のころや学生時代のイヤ~~~~~~~な記憶、それもおもに自分の弱さや性欲といった、一番目を向けたくない部分がどんどん脳裏によみがえってくる、えげつないけど得難いマンガでした。10代なんてまだまだ若いし人生これから! っていうのも本当だけど、それと同時に人生自体はとっくの昔に始まってて、けっこう多くのことは取り返しがつかないし人間の根っこの部分は歳食ってもそうそう変わりはしないっていう、しんどすぎるけど(自分にとっては)大切なことを思い出させてくれたところが何ともありがたかった……。お話の展開も総じてすんごいテクニカルな気がします。 それでも新刊の『天使』のほうが、『神様』よりほんのちょっとだけ優しさを感じる部分は多いかしら。
●吉田秋生『カリフォルニア物語』(全4巻、小学館文庫) 自分はおそらく作り手への愛とか感謝の念にはめっぽう��しいほうで、何でも作品単体で眺めて、あーでもないこーでもない、ワンワンギャンギャン吠え猛ってしまう人間なのですが、吉田秋生だけは例外。何でも好き。丸ごと好き。読めるだけで幸せ。どのへんが琴線に触れてるのか正直自分でも分からないのですが、気になる部分があっても好きがそれを上回ってしまう気持ちというのは幸せだなーと思ったりします。 これは最初の代表作に当たるのかな。ニューヨークを舞台に行き場のない若者たちを描いた群像劇。彼女の描く、イタミやすい少年少女が自分は好き……。舞台はニューヨークなのに題名がこれなのもスマートでイカしてる。 もっともファンみたいに書いたけど、実は『BANANA FISH』と『海街diary』っつう一番大きいふたつをまだ読んでません。買ってはあるんだけどなんかもったいなくて……。でも2025年中には読もうかな。
●高橋しん『最終兵器彼女』(全9巻、ビッグコミックス) 部屋の片隅に長ら~く積んである『セカイ系とは何か』をいよいよ読むべく、『イリヤ』ともども手元に揃えてやっと読了。結果、あらゆる方向に尖りまくった傑作じゃん! と思いました。世界の崩壊に対して主人公2人の恋愛という、圧倒的に超無力なモノを対峙させ、理屈ではなくエモーショナルの奔流として無理矢理! 成立させた名作という感じ。まぁこの2人にほとんど感情移入できないほど自分が歳取っちまってることは悲しみでしたが、いい意味でのぶっ壊れっぷりが面白く。 それと自分はこれを読みながら、たまたま以前読んでいた米澤穂信の某初期長編を思い出したり。世界は刻々と変化しているのに自分たちは無力な青春の中で何もできないでいる、みたいなこの感じって90年代から00年代の日本独自の感覚なんでしょうかね……。ちなみに『イリヤ』はまだ1巻しか倒してませんが読みます。今年中にはきっと読みます。読み切ることになっています。
●梶本レイカ『悪魔を憐れむ歌⑤』 4巻までで連載が打ち切りになってしまったマンガを、作者ご自身が5巻を自費出版して完結させた作品、だと思います。 舞台はさまざまな腐敗に揺れる北海道警察管区。人間の四肢を逆向きに曲げて殺害する、「箱折犯」と呼ばれる過去の猟奇殺人が突如再開され、そこからふたりの男のウロボロスめいた運命の輪がまわり始める……。 出版形態のためかは分からないですけど、最終5巻はこれまで以上に描写のタガが外れてる感じで、それがすごい楽しかったです。1巻の出だしからはこんなとこまでフッ飛んでくる話だとは思わなかった……。それでいて猟奇殺人ミステリーとしてもなるほどーと思うところもあって。この方はすごい前に『コオリオニ』っていうマンガも読んだのですが、主要キャラクターをとつぜん突っ放す感じがこわい。けど面白い。お疲れさまでした。
◆◆補足◆◆
・安部公房もちょろちょろ読んだり。今のところは、異常どころかめっちゃ理知的なアイデア作家という印象なんだけどこれが覆ることがあるやいなや。 ・『めくらやなぎと眠る女』というアニメ映画の予習をするついでに村上春樹の短編もちょこっと。ファンには超怒られそうですが、彼の小説ってパスタ茹でたりジャズを聴いたり昔の恋愛とか人間関係の失敗を感傷的に懐かしんだりといった、ザ・村上春樹なことをやってるときは…………なんだけど、その先で訳分からんことになる話がたまにあってそれがめっちゃ面白かったです。現状読んだものだと「ねじまき鳥と火曜日の女たち」、「UFOが釧路に降りる」、「納屋を焼く」が最高でした。できれば全作読んでみたい。 ・フランク・ハーバートの『デューン』シリーズも2個目まで。SFファンタジーの大家というイメージで読んだらメインで使う語り口(作劇法?)が超・会話劇なのが意外でした。
★★★これを書いている2025年1月現在はドスト先生の『悪霊』を読んでいます。が、全体の十分の一すぎてもまだ若者世代の話に入らないので投げ出しそう……。シニカル成分100%の語り口はけっこう好みなのですが。前に読んだ『罪と罰』と比べても視点が格段にいじわるな気がして、これを書いてたときの作者の精神状態やいかに? 2025年はもうちょい数をこなせたらいいなと思っています。ではー。
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1話切りの季節(3ヶ月ぶり)だけど、今期明らかにあたし的にはもうダメ、なのは少なかったのよね。
そこで3話切りしそうなものをまとめておくわ。
あくまであたし的によ(あたりまえ)。
①甘神さんちの〜
無料公開原作3巻履修しての1話視聴。三姉妹巫女の家に引き取られる京大医学部志望受験生婚約者。
1話の区切り方は流石だったのと、京都舞台だしなるべく見続けたいけど、いかんせんあまりにも五等分の花嫁
②きのこいぬ
愛犬の転生ではない謎生物とホラー絵本作家。
空気感がゆったり。ゆったり過ぎて長く感じるわね。展開によっては耐えられなくなりそう
➂君は冥土様
押しかけ暗殺者メイドとの共同生活。
メイドの必要性が分からない(それ言ったら短剣使いの設定のほうも)。とにかく深いお話があるのか、ドタバタラブコメなのか謎
④妻、小学生になる
転生前の記憶が蘇った近所の小学生女子と父子の再会。
事案。悠木碧さんの無駄遣い
⑤村井の恋
高校の女教師に恋する男子生徒と、その生徒が推しキャラに見えてきちゃった女教師。
ギャグは面白いわね。難は作画というかアニメーション。よくある漫画のCMで、止め絵を無理やり微妙に動かしてセリフ載��るやつ、始終そのレベルの動きしかないから、それなら漫画でよくない?ってなる
⑥来世は他人がいい
関西と関東のヤクザの跡取り同士の恋愛
キャラデザがイマイチ感あるし、今どきヤクザ的な狂気はうーんって感じ
➆最凶の支援職【話術士】〜
なろう系。最弱が最強系。4人パで即裏切り分裂。
いちおう2話で裏切りカップルを奴隷にするらしいので多分そのへんまで
⑧トリリオンゲーム
無一文で企業して世界を買う口八丁とハッカーのバディスタートアップもの
内定を蹴ったソフバンの令嬢(言い方)から、ハッタリだけで資金調達できちゃうのが理解不能
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いきなり偉そうなことを書いて各方面から顰蹙を買いそうなんだけど、あえて言う。僕は自分の日記より面白い日記を読んだことがない。これはハッタリでもなんでもなくて、それくらいの気持ちがないと何処の馬の骨とも知れないチャリンコ屋の日記に1,500円や2,000円を出して購入してくれている方々に申し訳が立たない。ただし「自分より」と言うのには注釈が必要。『富士日記』や『ミシェル・レリス日記』みたいな別次元の傑作は対象外として、近年、雨後の筍のように量産されているリトルプレスやZINEを体裁とした日記やエッセイ群を見据えての発言と思って頂きたい。商売としての仕入れはさておき、個人的に興味があったので色々と手を伸ばして読んでみたものの、そのほとんどが「私を褒めて。私を認めて。私に居場所を与えて」というアスカ・ラングレーの咆哮をそのままなぞらえたような内容、若しくは「持たざる者同士でも手を取り合い、心で繋がっていれば大丈夫」的な似非スピリチュアルなマジカル達観思想で構成されているので、正直ゲンナリした。しかもタチの悪いことに、そういうものを書いている人たち、あわよくば商業出版の機を窺っていたりするものだから、出版社や編集者の立場からしたらまさに入れ食い状態。「ビジネス万歳!」という感じでしょう。晴れて書籍化の際には口を揃えて「見つけてくれてありがとう」の大合唱。いやいやいや、ちょっと待って、あんたら結局そこにいきたかっただけやんってなりません?これまでの人生をかけて手にした「生きづらさ」の手綱をそんなにも容易く手放すんかい!と思わずツッコミを入れたくもなる。現世で個人が抱える「生きづらさ」はマジョリティに染まらぬ意思表明と表裏の関係にあった筈なのに、どっこいそうはさせないとばかりにどこからともなく湧いてくる刺客たちの誘惑にそそのかされては、呆気なく自らの意志で握手(悪手)に握手(悪手)を重ねる。ミイラ取りがミイラになるとはまさにこのことだ。以前、僕もある出版社の編集長から「DJ PATSATの日記を当社で出版させてほしい」という誘いを受けたけれど、もちろん丁重にお断りした。僕は自主で作った300冊以上の読者を想定していないし、それより多くの読者に対する責任は負いかねるというような趣旨の言葉を伝えた。そもそもなぜ僕が友人(マノ製作所)の力を借りながらわざわざシルクスクリーンという手間をかけて制作しているのかを理解しようともしない。編集長は口説き文句のひとつとしてECDの『失点・イン・ザ・パーク』を引き合いに出してこられたのだけれど、いま思えばそういう発言自体が安易というか不遜だと思わざるを得ない。結局その方は僕を踏み台にしようとしていただけだったので、負け惜しみでも何でもなく、あのときの誘いに乗らなくて良かったといまも本気でそう思っている。まぁ、これは僕個人の考え方/価値観なので他者に強要するものでもなければ、共感を得たいと思っている訳でもない。逆に彼らも推して知るべしだ。誰もが商業出版に憧憬を抱いている訳ではない。昔から煽てられることが好きじゃないし、賑やかで華やかな場面がはっきりと苦手だ。だからと言って消極的に引きこもっているつもりもなく、寧ろ積極的に小さく留まっていたいだけ。かつては各地の井の中の蛙がきちんと自分の領域、結界を守っていたのに、いつしかみんな大海を目指すようになり、やがて井の中は枯渇してしまった。当然、大海で有象無象に紛れた蛙も行き場をなくして窒息する。そのようなことがもう何年も何年も当たり前のように続いている現状に辟易している。そんな自分が小さな店をやり、作品を自主制作して販売するのは必要最低限の大切な関係を自分のそばから手離さないためである。何度も言うているように自営とは紛れもなく自衛のことであり、率先して井の中の蛙であろうとする気概そのものなのだ。自衛のためには少なからず武器も必要で、言うなれば作品は呪いの籠った呪具みたいなもの。そんな危なっかしいものを自分の意識の埒外にある不特定多数のコロニーに好んで攪拌させたりはしない。多数の読者を求め、物書きとして生計を立てたいのなら、最初から出版賞に応募し続ける。だからこそ積年の呪いを各種出版賞にぶつけ続けた結果、見事に芥川賞を射止めた市川沙央さんは本当に凄いし、めちゃくちゃにパンクな人だと思う。不謹慎な言い方に聞こえるかもしれないが、天与呪縛の逆フィジカルギフテッドというか、とにかく尋常ならざる気迫みたいなものを感じた。なぜ彼女がたびたび批判に晒されるのか理解できない。それに佐川恭一さん、初期の頃からゲスの極みとも言える作風を一切変えることなく、次々と商業誌の誌面を飾ってゆく様は痛快そのもの。タラウマラ発行の季刊ZINEに参加してくれた際もダントツにくだらない短編を寄稿してくれて、僕は膝を飛び越えて股間を強く打った。
佐川恭一による抱腹絶倒の掌���「シコティウスの受難」は『FACETIME vol.2』に掲載。
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ついでにこれまた長くなるが、かつてジル・ドゥルーズが真摯に打ち鳴らした警鐘を引用する。
文学の危機についていうなら、その責任の一端はジャーナリストにあるだろうと思います。当然ながら、ジャーナリストにも本を書いた人がいる。しかし本を書くとき、ジャーナリストも新聞報道とは違う形式を用いていたわけだし、書く以上は文章化になるのがあたりまえでした。ところがその状況が変わった。本の形式を用いるのは当然自分たちの権利だし、この形式に到達するにはなにも特別な労力をはらう必要はない、そんなふうにジャーナリストが思い込むようになったからです。こうして無媒介的に、しかもみずからの身体を押しつけるかたちで、ジャーナリストが文学を征服した。そこから規格型小説の代表的形態が生まれます。たとえば『植民地のオイディプス』とでも題をつけることができるような、女性を物色したり、父親をもとめたりした体験をもとに書かれたレポーターの旅行記。そしてこの状況があらゆる作家の身にはねかえっていき、作家は自分自身と自分の作品について取材するジャーナリストになりさがる。極端な場合には、作家としてのジャーナリストと批評家としてのジャーナリストのあいだですべてが演じられ、本そのものはこの両者をつなぐ橋渡しにすぎず、ほとんど存在する必要がないものになりさがってしまうのです。本は、本以外のところでくりひろげられた活動や体験や意図や目的の報告にすぎなくなる。つまり本自体がただの記録になってしまうわけです。すると、なんらかの仕事をもっているとか、あるいはただたんに家族がある、親族に病人がいる、職場に嫌な上司がいるというだけで、どんな人でも本を産み出せるような気がしてくるし、このケースに該当する当人も、自分は本を産み出せると思い始める。誰もが家庭や職場で小説をかかえている……。文学に手を染める以上、あらゆる人に特別な探究と修練がもとめられるということを忘れているのです。そして文学には、文学でしか実現できない独自の創造的意図がある、そもそも文学が、文学とはおよそ無縁の活動や意図から直接に生まれた残滓を受けとる必要はないということを忘れているのです。こうして本は「副次化」され、マーケティングの様相を帯びてくる。
ジル・ドゥルーズ『記号と事件 1972-1990年の対話』(河出文庫p262-263)
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僕は制作の際にはいつも必ずドゥルーズのこの言葉に立ち返っては何度も確認作業を繰り返し、ようやっとリリースにこぎつける。しかしそもそもが作品化を企んでいる時点で自分まだまだやなぁと思うに至る訳で、なんとも一筋縄ではいかない。そういう意味では滝野次郎という人がインスタグラムに投稿している日記のような文章には、はじめから読まれることを意図しているにもかかわらず、本来ならば読まれることを目的とした日記からは真っ先に削除されるような状況ばかりが羅列されていて、なかなかどうして凄まじい。馴染みの飲食店で見つけたお気に入りの女性店員を執拗に観察したり、断酒を誓った直後に朝から晩まで酒浸りであったり、謎の投資で10分間で40万円を失っていたり、銀行口座と手持ちの金を合わせても1,000円に満たなかったり、それでも「俺は俺を信じる」と闇雲に自身を鼓舞していたり、そうかと思えば急に脈絡もなくひたすらに左手のハンドサインを連投していたりと、しっちゃかめっちゃか。��肩しうるは円盤/黒猫から出版された『創作』くらいか。あらゆる規範から逃れるべくして逃れ得た、いま最もスリリングな読み物であることに間違いはないが、同時に、これは断じて文学ではない……とも言い切れない不気味な何かが海の藻屑のように蠢いている。
(すでに何らかの隠喩ではないかと勘ぐったり……)
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奨学金の背景 「教育の機会均等」の理念のもと、経済的理由で修学が困難な優れた学生などに学資の貸与および給付を行う「奨学金」。日本学生支援機構の「2022年度(令和4年度)学生生活調査」によると、奨学金を受給している学生の割合は、大学(昼間部)で55.0%、短期大学(昼間部)で61.5%、大学院修士課程で51.0%、大学院博士課程で58.9%となっている。2022年3月に貸与が終了した奨学生(大学・学部)の、1人当りの平均貸与総額および平均返還年数は、第一種奨学金(利息なし)が216万円、平均返還年数14年。第二種奨学金(有利息)は337万円、同17年となっている。社会情勢や学生支援に対するニーズを踏まえ、2017年度(平成29年度)に、従来の貸与奨学金に加え、原則として返還の必要のない給付奨学金制度を創設。2020年度(令和2年度)から開始された「高等教育の修学支援新制度」により、給付奨学金は大幅に拡充されている。 給付型奨学金 募集人数30人以上の民間団体をまとめた。募集を終了した奨学金もあるが、次年度の参考にしてほしい。 キーエンス財団 大学新1年生対象の返済不要の給付型奨学金。4年生大学の全学部が対象。月額10万円を4年間給付する。2025年4月入学者対象の募集人数は600人。募集は2025年2月3日から開始する。1次と2次選考を実施し、採用者を決定する。また、在学生対象の返済不要の応援給付金は1,500人を募集。採用後に一括で30万円給付する。2025年度は2月1日から募集開始。どちらも世帯年収による制限なし。 似鳥国際奨学財団 奨学金の対象は、日本国内の大学もしくは大学院に在籍/在籍予定の日本国内大学生。最大220人(上期・下期合わせて)、うち最大50人は「IT人材奨学生」として採用。「IT人材奨学生」は、理工系・情報系に在籍者から採用。支給金額は月額5万円、選考結果に応じて優秀者と「IT人材奨学生」には学習奨励金を追加支給する。世帯年収、成績条件あり。2025年度の募集期間は9月13日~11月7日。 山田進太郎D&I財団 2024年度「STEM(理系)女子奨学助成金」は、高等学校1・2年生または高専1・2年生で、STEM(理系)分野への大学進学を考えている女性(性自認もしくは戸籍上の性別が女性)が対象。募集人数は500人程度で、採用後に一括で10万円を給付。所得制限はなく、成績証明は不要。応募資格を満たし、かつ、給付が内定した人の中で、2025年4月までに提出する必要書類にて「理系クラス」や「理系コース」を実際に選択したことの確認が取れた人が、奨学助成金の給付対象となる。募集期間は12月8日まで。 桃谷政次郎記念財団 2024年度から日本国内に所在する大学および大学院に在籍する学生に安心して学業に専念できる環境を提供するために、奨学金の支給事業を実施。日本国内の大学に在学する大学生(2年生以上)および大学院に在学する大学院生が対象で、採用人数は30人程度。支給金額は月額3万円。2024年7月から2025年3月までの期間分の総額27万円を、2024年12月中に一括支給する。世帯収入、成績証明書などの提出が条件。大学・大学院窓口を通じて応募する。応募締切は10月31日。 コカ・コーラ教育・環境財団 新大学生・大学院生対象の給付型奨学金「コカ・コーラ奨学生」。2025年度は、新大学生20人に月額2万円、新大学院生10人に月額4万円を支給する。新大学生は正規の最短修業年限まで(6年制学部生は6年間)、新大学院生(修士課程期間)は正規の最短修業年限まで支給。家計状況や成績証明書などの書類が必要。応募締切は10月31日。 ゴールドマン・サックス 大学受験給付型奨学金 キッズドア基金とゴールドマン・サックス証券が立ち上げた奨学金。2024年度の募集は5月に終了。2024年度の募集対象は、国内の大学・短大への進学を希望する高校3年生、浪人生(1浪まで)500人。受験応援金5万円、入学準備金10万円のほか、受験伴走支援(受験・奨学金情報、オンラインイベントなど)を給付。所得・家庭の状況や進学への意欲などの事情を考慮して審査し受給者を決定している。例年4月から応募を開始している。 三菱UFJ信託奨学財団 指定大学を通じて奨学生を募集。対象は志願する年の4月1日現在、4年制大学第2学年以上、大学院修士課程または博士課程に在学し、大学生は原則として満23歳以下、大学院生は満33歳以下。支給額は月額で大学生4万円、大学院生6万円。所得制限あり。採用人数は例年130人程度。同財団は、毎年3月中旬に募集要項と応募書類一式を、各大学の学生課や留学生課など奨学金を担当する部署に届けている。締切りは例年5月下旬。 電通育英会 電通育英会が対象とする国・公立高校3年に在学し、指定する大学へ進学希望する生徒が対象。最長4年間、月額7万円を奨学金として給付。また奨学金とは別に、内定者には受験等助成金として10万円、さらに入学一時金として30万円を最初の奨学金給付に合わせて1回給付する。奨学金とは別に、大学入学後の海外留学や海外ボランティアなどの活動に対して、奨学期間の4年間累計200万円まで支援する制度(海外留学・活動支援制度)がある。所得制限や成績評定の条件あり。2025年度(2025年4月大学入学)は5月に募集を締め切り、応募者の中から100人程度を採用。指定大学(82校)はWebサイトに掲載している。 荒井芳男記念財団 科学技術分野に携わる学生を支援することにより、科学技術の振興を図り、社会経済の発展に寄与することを目的とした奨学金。対象は、4月1日に日本の4年制大学の1年生以上に在籍する大学生で、学部・学科は機械系、化学系、電気系(生命化学、生物科学、薬学などは除く)であること。支給額は年額10万円。採用人数は35人程度。所得課税証明書、成績証明書などの提出条件あり。例年10月から募集を開始している。 レオパレス21奨学制度 レオパレス21が管理する物件への無償入居または給付型奨学金の支給により、学生生活を支援。日本に居住し、高等学校を卒業見込みで、大学、短大、専門学校へ入学する学生が対象。物件の無償貸与が年間最大120万円(同社が定める利用料換算)、奨学金は年間36万円を給付する。2025年度の募集はすでに終わっているが、例年、新年度の募集は10月から翌年の6月まで行っている。定員は最大30人程度を予定。世帯収入、成績の条件はない。 今回紹介した奨学金の詳細については、変更する場合があるのでWebサイトなどで最新情報を確認してほしい。また、日本学生支援機構(JASSO)、自治体、公的団体などからの奨学金(給付型・貸与型)、および入学した大学の授業料免除などの学内の奨学金との併用が可能な場合もあるので、あわせて確認したい。
【大学受験】返済不要「給付型奨学金」民間10選 | リセマム
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『12月19日 New Album「青い鳥」リリース決定のお知らせ』
![Tumblr media](https://64.media.tumblr.com/d9bb8ec4310e142b03165cf922f7281f/d179d88bb10ecde1-7a/s540x810/24341ec7388e9cb8c032b5ce455413a29791dfb5.jpg)
湯川潮音の 2 年ぶりとなる新作アルバム「青い鳥」が今冬にリリースされる。
2022 年に発表された前作「10 の足跡」と対になるような本作は、前作と同様にセルフプロデュースという形で制作された。
小説や短歌から得た着想を横糸に、時の流れと共に彼女が見つめてきた
「産まれること・生きること・去っていくこと」を縦糸に織り上げられた歌詞が、ルーツである合唱曲、宗教曲からトラディショナルソングを真摯に取り入れた
オリジナルサウンドに導かれ、一つの物語として見事に昇華されている。
アレンジャーに藤原マヒト、桜井芳樹、ストリングスアレンジャーには高原久実といった彼女と長年音楽を共有し、描く世界を熟知する面々が参加している。
また、実父である湯川トーベン氏との初の共作曲も収録。色彩豊かな楽曲群が並ぶこのアルバムは、
デビューから 20 年の時を経た湯川潮音の、これまでの集大成とも言える一枚だろう。
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発売日の 12 月 19 日、 人生の真ん中くらいの場所に立ち ( 誕生日 ) 幼少期の記憶から、 年を重ねたもっと先の景色へと 思いを馳せながらつくっていきました。
「はじまり」と「おわり」 「生きること」「生を終えるということ」 「この世界」と「あの世と呼ばれる世界」
いろいろな狭間を想像しながら、 あっちへいったり こっちへいったりと旅をしながら、、、
この「青い鳥」が何色にみえるのかは いまも この先も きっと ずっと 変わっていくものなんだと思います。
湯川潮音
New Album「青い鳥」先行販売はこちらから!
【先行販売は特典マグネット付き、国内は送料無料にてお送りいたします】
2024.12.19 Release
湯川潮音 "青い鳥"
定価: 3,300円(税込/10曲入)
1. きおくの海
2. 1986
3. Last Waltz
4. ひとりになりたい
5. ジプシー
6. 旅立つ日には
7. 青い鳥
8. Full Moon
9. リリアン
10. 憧れの人
[ 参加ミュージシャン]
藤原マヒト、桜井芳樹、原さとし、関島岳郎、高原久実、山本楓、原元由紀、川口義之、佐藤綾音、吉野友加、湯川トーベン、田村玄一、千ヶ崎学、猪爪東風 、武末亮
All songs Written & Composed by 湯川潮音
Except M10 Composed by 湯川トーベン
All songs Arranged by 藤原マヒト
Except M5 Arranged by 桜井芳樹
Except M2,M6 Strings Arranged by 高原久実
Recorded, Mixed & Mastered by 猪爪東風 at 日野音楽室第III
Photography by 東野翠れん
Art Direction & Design by 中島基文
Hair & Make up by 森愛
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推し活、ローン、パパ活
その子と知り合ったきっかけは、マッチングアプリの中にある募集文だった。
サイトでの名はゆまだった。
「水曜日、助けてくれる人」
マッチングアプリをやってる者の大半はこの文面でパパ活目的の書き込みだと察する。
自分も例外ではなかった。
住んでる場所も近く、写真も二十代半ばの年相応な姿だったからコンタクトをとってみることにした。
当時財布の中は万札でいっぱいだったからだ。
返信が来たのは水曜日の夕方だった。
その時は地元から離れたパチンコ店でたくさんのメダルを獲得している最中だった。
遅くなってすみません。なんて言葉もなく、一方的に二十時にここの駐車場に来れますか?なんて内容だった。
ちょうど連チャンも終わりに近づいた頃で気分もよかったから了承した。
くら寿司で軽く食べて高速道路を走らせる。
その日の午前に別な女性と会っていた事なんてとうに忘れていた。
指定された駐車場に着いて車種や色をメッセージで送る。
時刻は二十時まであと十分ほど。
こういう場合返信が来るのは二十時を過ぎてからだ。
今回も例外ではなく、二十時を五分過ぎた頃に連絡が来た。
間もなく着きます。
すると車の前を若くて細身の女性が通り過ぎた。
恐らくはこの子だろうと思ったが、しばらく様子を見ることにした。
ナンバー教えてください。
そうきたのでナンバーを伝える。
やっと気づいたのか助手席側へ来る。助手席の窓を開けた。
「大丈夫ですか?」
「うん、大丈夫」
車に乗り込む。
写真よりも表情がやわらかいなという印象で思ったよりも色白だった。
「暑いですね」
「ほんとだね」
何てことのない会話をしてホテルへ向かうが、そこは混んでいるのか開けてないのか空いている部屋がなかった。
「ちょっと遠くでもいい?」
「いいですよ。そこ行ったこと無いし」
その返答からアプリでよく人と会っているのかという���になった。定期的に会う人はいたがガチ恋をされ、めんどくさくなったので新しい人を募集したらしい。
話すときの身振り手振りが大きいなと思った。
「恋愛とかいらないんで」
「彼氏ほしくないの?」
「うーん、推しがいるからそれどころじゃないかなぁ」
聞けば推しというのは女性地下アイドルらしく、月に最低でも一度は東京へ行っているらしい。他にもジャニーズのライブにも行く予定があったりと、所謂遠征というものにお金がかかっているようだ。
二軒目のホテルへ着く。空室が多く適当な部屋に決めて車を停める。
ウェルカムドリンクを選ぶと向こうが風呂を溜め始めた。
「お風呂入ってくれんの?」
「普段入らないから」
「まあ一人暮らしじゃ入らんよな」
「だからさ、お客さんが先に溜めててくれるとラッキーってなる」
「お客さん?」
「あっ、あたし、たまにデリやってて…」
「へぇ」
よくあるパターンだ。
「店での名前もゆま?」
「違う」
「なに?」
「店バレちゃう」
「バレて何か不都合でもある?」
「確かにこんな関係だしね。こゆきだよ」
「いいね、色白だし」
「なんか古い名前だよね」
「全国のこゆきさんに謝れ」
「はははっ」
「ついでに聞くけどさ」
「うん」
「ほんとの名前は?」
「えー」
「言いたくなきゃいいよ」
「反対にしたいいよ」
��なにを?こゆきを?」
「違うよ、アプリの方」
「まゆ?」
「それにみをつけるといいよ」
「まゆみちゃんか」
「そう」
「俺は」
「大丈夫、あたし名前で呼べないの」
「はっ?」
「彼氏のことも名前で呼んだことない」
「なんで?」
「恥ずかしいから」
「なんて呼ぶの」
「ねぇ、とか、おい、とか」
「おいはやめなよ」
そんな話をしていたらウェルカムドリンクが届く。
まゆみはりんごジュース、俺はオレンジジュース。
どちらも笑えるくらいに薄かった。
髪を撫でながら唇を重ねる。舌を絡めてきたのはまゆみからだった。うっすらとりんごジュースの甘酸っぱい風味がする。
風呂が溜まってきたようで、二人で服を脱いだ。
「あたし、胸とおしりは褒められるんだ」
「確かに綺麗だと思うよ」
湯船に浸かって後ろから抱きしめてみる。
柔らかい肌と香水の香りが官能的だ。
風呂から上がってベッドに入る。
「耳はやめて」
とだけ言った。
あとはもう自由にした。
互いに果てた後はダラダラと話した。
隣県出身で仕事の転勤で俺の地元に赴任した。今年の九月で三年目らしい。
「来週名古屋に行ってくる」
「アイドル?」
「そう」
「デリを始めたのもアイドルのため?」
「それもあるけど」
「他にもなんかあったの?」
「親に車のお金出してもらってて」
「車買ったんだ」
「そう、三百万したのを立て替えてもらってて」
「その返済?」
「うん、親に返すために最初始めたの」
「今の仕事稼げないのか」
「全然稼げない。大手だけど」
どうもやるせない気持ちになった。
親に返すためのお金を親には言えない形で稼ぐ。
俺は親に頼りっきりだ。
まゆみの髪を撫でながら、ぼんやりと部屋の天井を見た。
スマホにメールが届く。午前会った女性から金を貸してという内容。短文を送ってスマホを置いた。
「お腹すいた」
まゆみが言う。
「今の時間やってる店ないよな」
日付が変わっていた。
「コンビニかすき家」
「すき家寄って帰るか」
「うん」
そう言って二人で浴室へ。温くなった湯船に浸かりシャワーを浴びた。
服を着た後に愛しくなって長いキスをした。
LINEを交換して部屋を出た。
すき家までの道中手を繋いだ。
「好きにならないでね」
「ならないよ」
すき家で牛丼とお新香を食べるまゆみが無邪気で可愛らしかった。
まゆみを部屋の前で降ろす。
次に会えるのは再来週頃らしい。
眠そうにあくびをしながら手を振って別れた。
祭りが終わった街中を飛ばした。
胸の中にざわつきがあったが、二三日でなくなった。
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