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#週刊マンガ日本史
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Weekly Manga Nihonji (週刊マンガ日本史) / Asahi Shimbun Publications (朝日新聞出版) / 22nd Feb 2015 issue (Featured historical figure: Prince Shotoku)
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sarachiyomi · 4 months
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■キャラクターデザイン
スクウェア・エニックス「ヘブンズコード・ブレイカーズ」 MAGES.「WAVE!!」 エイベックス・ピクチャーズ 映画&TVアニメ「WAVE!!〜サーフィンやっぺ!〜」 GMOライブゲームス 「REALIVE!〜帝都神楽舞隊〜」 TAITO ソーシャルゲーム「クリムゾン クラン」時東千明、英穂澄 セブンイレブン 「安室奈美恵公認キャラクターemina」 アニプレックス ソーシャルゲーム「バンドやろうぜ!」OSIRIS、ダンテ DMMゲームス 「一血卍傑」キイチホウゲン サイバード ソーシャルゲーム「マジカルデイズ」 ムービック「キラボシチューン」 東北新社 ファミリー劇場「声優男子ですが…?」七人の妖 J.C.STAFF TVアニメーション「Lostrage incited WIXOSS」 COMFORT PSVita専用ソフト「POSSESSION MAGENTA」 COMFORT PSP専用ソフト「アルカナ・ファミリア2」 COMFORT PSP専用ソフト「アルカナ・ファミリア〜幽霊船の魔術師〜」 COMFORT PSP専用ソフト「アルカナ・ファミリア〜フェスタ・レガーロ!〜」 COMFORT PSP専用ソフト「アルカナ・ファミリア」 フリュー PSP専用ソフト「文明開花 葵座異聞録」 サンライズ「OGA 鬼ごっこロワイアル」 D3PUBLISHER INC. PS2専用ソフト「DEAR My SUN!! 〜ムスコ育成狂奏曲〜」
■イラスト ワーナーブラザース 「Harry Potter 公式グッズイラスト」 ワーナーブラザース 「Fantastic Beasts 公式グッズイラスト」 Yoster 「アークナイツEN 2周年記念イラスト」 Yoster 「アークナイツEN フォロワー25万人突破記念」 Yoster 「アークナイツEN フォロワー30万人突破記念」 Tencent Games 「白夜極光 PRイラスト」 Tencent Games 「白夜極光 ホワイトデーイラスト」
カバー「ホロスターズ」ホワイトデーイラスト セブンイレブン 「WE ♡ NAMIE HANABI SHOW 2023」eminaイラスト セブンイレブン 「WE ♡ NAMIE HANABI SHOW 2021」eminaイラスト セブンイレブン 2018年オリジナルクリスマスケーキ、CM eminaイラスト セブンイレブン 2019年沖縄フェア eminaイラスト セブンイレブン 2020年 eminaイラスト ディライトワークス Fate/Grand Order 2016年ホワイトデー概念礼装「センセイとボク」 ディライトワークス Fate/Grand Order 2017年ホワイトデー概念礼装「アウトレイジ」 ディライトワークス Fate/Grand Order 2018年概念礼装「サンセット・ジャム」 ディライトワークス Fate/Grand Order AnimeJapan 2019 グッズイラスト
Cygames 「ドラガリアロスト」カードイラスト 東北新社 ファミリー劇場「声優男子ですが…?」上村祐翔、梅原祐一郎、河本啓佑、小林裕介、白井悠介、本城雄太郎、山本和臣SDイラスト スクウェア・エニックス 「LORD of VERMILION」イド、天草四朗貞時 スクウェア・エニックス 「ミリオンアーサー」モードレッド、エクストラアーサー、エクストラ妖精
スクウェア・エニックス デュラララ!アンソロジー「デュララブ!」イラスト MAGES. 「禁断生ラジオ」江口拓也、西山宏太朗イラスト
KADOKAWA 「VIVA TALES OF MAGAZINE」テイルズオブヴェスペリア トリビュートイラスト KADOKAWA 「カナメとハルキー」MVイラスト コーエーテクモ 「金色のコルダ スターライトオーケストラ PRイラスト」 サイドランチ 「コミックイラスト素材集 キャラクターのためのブラシ&テクスチャ」カバーイラスト サイゲームス 「ドラガリアロスト」イラスト2枚 KONAMI 「戦国コレクション」 「フーパーズ」ジャケットイラスト 「山崎郁三郎」バースデーイラスト その他
■小説イラスト SBクリエイティブ GAノベル「悪役令嬢と悪役令息が出会って恋に落ちたなら」1〜4巻 スターツ出版株式会社 ベリーズ文庫「捨てられ無能皇女なのに冷酷皇帝が別れてくれません!」 小学館 ガガガ文庫「双血の墓碑銘」全3巻 集英社 ダッシュエックス文庫「ブラッディ・ウェポンズ」全2巻 講談社 「スターダストパレード」 角川書店 ビーンズ文庫「藤陵学院の花嫁」全3巻 エンターブレイン B’s-LOG文庫「イノセント・スター」全2巻 中央公論新社 c★novels 「ダブルバインド」 フロンティアワークス フィリア文庫「アルカナ・ファミリア」全3巻 アスキーメディアワークス 電撃文庫「カミオロシ」全2巻 アスキーメディアワークス 電撃文庫「平安鬼姫草子〜神ながら神さびせすと〜」 富士見書房 富士見ファンタジア文庫「カナクのキセキ」全5巻 プランタン出版 プラチナ・アリス文庫「魔女っ子サラリーマン」 一迅社 一迅社文庫アイリス「革命皇女 doll★llod」 一迅社 一迅社文庫アイリス「時計塔の怪盗〜黒き救いの御手〜」全2巻
■漫画 KADOKAWA 「ヒのカグツチ」全3巻
KADOKAWA 「サマーウォーズ公式アンソロジー」漫画 メディアファクトリー 「シュタインズ・ゲート」全3巻 講談社 「マーメイドボーイズ」全3巻 朝日新聞出版 週刊マンガ日本史 「安倍晴明」
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soupbowlnigou · 2 years
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トマトスープの仕事まとめ
2019年以降、漫画家トマトスープが携わったもの一覧を作りました。 増えたら更新します。
▼連載漫画
ダンピアのおいしい冒険 (2019年〜、イースト・プレス Webメディア・マトグロッソ) 単行本1巻/2巻/3巻/4巻
天幕のジャードゥーガル (2021年〜、秋田書店 Souffle) 単行本1巻
▼読み切り漫画
ナヒチェヴァンへの旅(2021年、新書館 ウィングス)
リカントロピア(2022年、新書館 ウィングス)
▼ショートエッセイ漫画
コミック寄稿『週刊文春CINEMA!2021年秋号』 (2021年、文藝春秋)
レビュー『沈没船博士、海の底で歴史の謎を追う』 (2022年、Book Bang)
▼装画
並木陽 著『斜陽の国のルスダン』(2022年、星海社)
▼コメント等
WEBマンガ総選挙2020 4位コメント(2020年)
『このマンガがすごい!2022』選書コメント(2021年、宝島社)
B-Bookstore 選書 3095/3096(2022年)
新書館クリエイターズラジオ 第25回/第28回(2022年)
『このマンガがすごい!2023』インタビュー、イラスト掲載(2022年、宝島社)
▼その他
岩波文庫『ダンピア 最新世界周航記』書店POP(2022年) 岩波文庫���集部さんのツイート
岩波文庫『ダンピア 最新世界周航記』コラボ帯(2022年) 岩波文庫編集部さんのツイート
朗読劇『後宮衛士隊』キービジュアル(2022年)
「紀伊国屋書店新宿本店リニューアル記念」 展示、ブックカバー企画参加(2022年12月16日〜23年1月14日)
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japan-dramangastery · 8 months
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集英社的漫画杂志00(背景)
日本漫画杂志的第三期,让我们聊一聊大名鼎鼎的出版社集英社。
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关于集英社
概要
株式会社集英社,日本的综合出版社。发行『週刊少年ジャンプ(Jump)』、『週刊プレイボーイ』、『non-no』、『すばる』 、『Myojo』等杂志。社名取自「聚集英知」(「英知が集う」)的意思。
目前与小学館目前同属于一桥集团(「一ツ橋グループ」)。
历史变迁
集英社的前身最早可以追溯到1925年,小学馆的娱乐杂志出版部门,开始使用「集英社」的商号。(当时的字体为「輯英社」)。次年部门从小学馆中分离独立,也被认为是集英社的创业年。不过实际上集英社的发展与小学馆之间密切相关,即使到如今也是同样隶属于同一家集团一桥集团。
(关于集英社与小学馆之间的复杂关系,尤其是49年以前相賀家族还实际担任集英社的一把手的阶段,可以参考小学馆那一期。)
1949年集英社从「合資会社集英社」改组为「株式会社集英社」,集英社的社长交棒给陶山巌这位非「相賀」家族的人,不过对于集英社实际的掌控,「相賀」家族可一直牢牢的抓在手中。不过这并不影响双方在出版业的很多领域都存在激烈的竞争关系。
现任社长廣野眞一从「株式会社集英社」时期首任社长陶山巌算起,已经是第8代了。
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上图:现任社长廣野眞一。
现在总部大楼是1990年竣工的神保町ビル,位于东京都千代区一ツ橋二丁目。
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白泉社
与讲谈社旗下和漫画业务相关的子出版社一迅社与星海社类似,集英社旗下也有类似的子出版社白泉社。
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株式会社白泉社,一桥集团所属的负责漫画、绘本、小说等出版业务的日本出版社。1973年12月1日、从集英社分出来作为一家編集会社成立。社名来自于「泉のごとく申(白)す」,希望成为一家通过如清泉般涌出的“文字”抚慰并感动每个人的心灵的出版公司。
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位于東京都千代田区神田淡路町二丁目的白泉社总部大楼(后面那栋,前面那栋是「神田志乃多寿司」的总店。)
漫画杂志概述
按照集英社官网的分类方式,可分为「少年マンガ誌」、「少女・女性マンガ誌」、「青年マンガ誌」。
特征
类似讲谈社的「マガジン」(Magazine),小学館的「サンデー」(Sunday)、「ビッグコミック」(Big Comic)、「コロコロ」,集英社的招牌就是「ジャンプ」(Jump)啦。
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bookmeter-blog · 2 years
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読書メーターで読みたい本登録数が多い「日経BPの本」の紹介
こんにちは!読書メーター運営事務局です。 今 BOOK☆WALKERで、48時間限定!「日経の本」を購入するとコイン50%還元!キャンペーン実施中!
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本キャンペーンの対象書誌の中で、読書メーターで"読みたい本登録数"が多い作品をピックアップし、読書メーターユーザのコメントと共にご紹介! 気になる本があったら、ぜひこの機会にBOOK☆WALKERで購入してみてください。
 「言葉にできる」は武器になる。
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コピーライターの著者が考えや想いを言語化する際のプロセスや手法を解説した本。コミュニケーションの方法として言語化は必須であるが、本書では思考を内と外に分類し特に内に向かう言葉の重要性を訴えている。(チャーさん)
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 もし幕末に広報がいたら 「大政奉還」のプレスリリース書いてみた
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歴史好きに是非お勧めしたい本。 ある程度歴史的な知識があれば、プレスリリースの各所にちりばめられた「ネタ」にニヤリとすること間違いなしです。(Koichi Moriさん)
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 FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
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凝り固まった過去の思い込みだけを信じるのではなく、しっかり現実を見て何が必要で何が必要ではないのかをしっかり見極めることが必要だと考えさせられる本だった。(はるとさん)
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 世界「倒産」図鑑 波乱万丈25社でわかる失敗の理由
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様々な企業の倒産事例を原因を分類してイラストを交えてわかりやすく紹介されており、読み物として面白かった。(Junkさん)
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 推しエコノミー 「仮想一等地」が変えるエンタメの未来
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日本のエンタメ業界の変化、ユーザーの変化、そして国際間の競争の変化について書かれていた。世代的にとても共感できる点が多く、今起きていることは確かにこういうことだと納得できた。(ドミノさん)
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 「ハコヅメ」仕事論 女性警察官が週刊連載マンガ家になって成功した理由
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ハコヅメ作者による警察官時代と漫画家時代の仕事にまつわる話をインタビュー形式でまとめたビジネス書。ハコヅメファンは買って損がない1冊。(もちもちくんさん)
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 この世にたやすい仕事はない
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ちょっと変わった仕事ばかりを紹介される女性のお話し。各章のどの仕事も面白そうで、私もちょっと変わった仕事を探してみたくなった。(おーはしさん)
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 「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。
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100冊に及ぶ文章の書き方を分析して共通する指摘をベスト100に整理。 役に立たない筈がない。 実際、非常に勉強になった。 文章に苦手意識をお持ちの方にお勧めする。(Kolonさん)
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 LISTEN――知性豊かで創造力がある人になれる
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様々な視点から聞くとについての知見を与えられて面白かったし、この本の内容は人と話題にしやすい。凝り固まった他者との付き合い方をほぐし、相手の話を腰を据えて聞いてみようと思わせてくれる。(紅茶.さん)
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 天才を殺す凡人 職場の人間関係に悩む、すべての人へ
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天才と秀才と凡人の関係性をわかりやすく喝破してくれる本。対話型の、達人(イヌだけど)と私のやり取りは「嫌われる勇気」スタイルを取り入れたものだろうけど、十分成立している��思う。(Hiroさん)
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 父がひとりで死んでいた 離れて暮らす親のために今できること
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著者とは状況が似ている所も違う所もあるが、自分に重ねる所もあったし、今後の参考になりそうな所もあった。最後、前向きな感じで締めくくられていて良かった。(イカカイガカさん)
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 世界「失敗」製品図鑑 「攻めた失敗」20例でわかる成功への近道
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失敗した製品の図鑑ですが、失敗後のリカバリーまでフォローしている優しい視線の本。著者の挑戦に対するリスペクトがあるのでしょう。ただし、一部の甘い見通しにより失敗した製品に対しては厳しい。(てつJapanさん)
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 Unlearn(アンラーン) 人生100年時代の新しい「学び」
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なるほど~とイメージしやすかった。行間が大きくて字数は多くなく、読みやすい。知らず知らず凝り固まっている脳の中をニュートラルに戻す。サクッと大事なことを言っている気がした。(フリット)
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 2030 半導体の地政学 戦略物資を支配するのは誰か
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本書は半導体が作られるまでに、どんな企業が関与し、各国がその企業の力を国力としてどう使っている(使おうとしている)のかを解説する。近年の国際情勢を見る上で大変参考になった。(Satochanさん)
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 ルールの世界史
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わかりやすく平易な言葉で書かれているので、すぐ読み終えられる。面白かったのはビジネスの観点よりも世界史等で知った点が線になったところ。(ピカタさん)
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 お金が貯まる人は、なぜ部屋がきれいなのか 「自然に貯まる人」がやっている50の行動
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老後や親の介護の負担など何となくしか考えていなかったけど、今からでもその生活をちょっとでも想像してみようかなという気になった。(チョコさん)
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 ウォール街のランダム・ウォーカー 株式投資の不滅の真理
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堅実なインデックス投資を勧める手引書だがそれ以外の手法についても説明しており分かりやすい。歴史を概説する第1部など、読み物としても面白い。(nick2208さん)
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 ビジョナリー・カンパニーZERO ゼロから事業を生み出し、偉大で永続的な企業になる
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上向きな内容に鼓舞され、これまでの仕事人生を振り返ると共に、残された十数年を何処に向かって進んで行こうか、を考えさせられる1冊だった。(いぐさん)
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 2040年の未来予測
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これ本当に2040年までに起こる現象なのかと読んだ当初は思ったが、スマホの概念のない20年前から携帯の主流となった今を思うと、2040年までに現実として起こりえると感じた。(にのミンさん)
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 「話し方のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。
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話し方について効果の高いテクニックがギュッと詰まってる。「会話は「相手」を中心に」を本当にできるようになりたい。(Nori Ebiさん)
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 ひとりほぐし―肩こり 便秘 たるみ むくみ うつうつを自分の手でときほぐす!
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寝る前にパラパラっと眺めて、ちょっと真似して身体をほぐすと熟睡できる。本の通りにやらなくてもなんとなく身体をさするだけでも効果あり。イラスト豊富でなかなかの良書。(夏野菜さん)
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 コンテナ物語 世界を変えたのは「箱」の発明だった 増補改訂版
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こんなにワクワクする本を読んだのはいつ以来だろう。コンテナ輸送の父、マルコム・マクリーン。細かいことは一切頓着せず、とりあえずやってみる。急展開に次ぐ、急展開で頁を捲る手が止まらない(ケンタさん)
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 整える習慣
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身の回り、時間、人間関係、体、食、行動パターン、メンタル、自分らしさの8つの整え方を自律神経を軸に紹介している。体調に限らず、仕事や人間関係などの調子が良くないときは是非読み返したい。(しみーさん)
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 読書大全 世界のビジネスリーダーが読んでいる経済・哲学・歴史・科学200冊
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神話から最先端の科学に至る、壮大な知の大系の道標。手元に置いておきたい一冊。(ta_chankoさん)
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 RANGE(レンジ)知識の「幅」が最強の武器になる
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非常に幅広い分野から、統計的にエビデンスがある結果も参照しつつ、早期の専門特化を推奨する現代の風潮に警鐘を鳴らす一冊だった。(Taizoさん)
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 良い戦略、悪い戦略
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戦略を考える上で非常に参考になる一冊。戦略とは目標ではなく手段である。切羽詰まったときにこそ必要。テコが重要だがたくさんの支点は不要で一転集中。経営における戦略と科学における仮説は似ている。(aikenさん)
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 誰もが人を動かせる! あなたの人生を変えるリーダーシップ革命
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要約動画も見たが、実際に読んで良かったと思える一冊。筆者の熱量が、圧が凄くて冷めてる私の心が震える。(大麦麦芽さん)
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 会計の世界史 イタリア、イギリス、アメリカ――500年の物語
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名著。一冊読むだけで、会計の深い理解と、経済史が学べてしまう素晴らしい本。なぜこの会計項目があるのかの歴史的な意義がよく分かった。(スクワッターさん)
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 ポストモーテム みずほ銀行システム障害 事後検証報告
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コンピュータ専門誌としてこの問題を取り上げなければいけないという矜持がひしひしと伝わって来る。内容は専門的だが、読者の理解度を調整することで、驚くほど鮮明に問題点が浮かび上がる。(アンディ・ワイスさん)
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trinityt2j · 4 years
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ダ-ティ・松本 不健全マンガ家歴30年[-α]史 ●はじめに  この文章は同人誌「FUCK OFF!7」において書かれたものをベースにして逐次増補改定を加えていき、いずれ歴史の証言として、[というほど大袈裟なものでは無いが…]一冊の本にまとめたいという意図のもと、近年どんどん脳が劣化していくダ-松の覚え書きとしても使用の予定。事実関係は間違いに気付き次第 訂正。同人誌発表時のものも今回自粛配慮して、実名、エピソード等を削除した箇所有り。有り難い事に某出版社よりすでに出版打診があったがまだまだその時期ではない、マンガを描く事が苦痛になったら活字の方も気分転換にいいかも…。 /*マークは今後書き加える予定のメモと心得たし。 ●前史/修行時代・1970 さいとうプロの短くて濃い日々……  1968年に上京。数カ月後東京は戦場に。熱い季節の始まりだった。 2年後親元を飛び出し友人のアパートに転がり込む。場所は渋谷から井の頭線で駒場東大駅下車、徒歩5分。地図で見ると現在の駒場公園あたり。昼間でも裸電球を付けなければ真っ暗という馬小屋のような部屋。数メートル先には当時の建設大臣の豪邸が…。前を通りかかるだびに警備のおまわりがじろり。  いつまでも友人に迷惑もかけられないのでとりあえずアシスタントでも…と手元にあったマンガ誌をひっくり返し募集を探す。幸いさいとうプロと横山まさみち氏のところでアシ募集があり両方応募。どっちか一つ通れば…と思っていたら何と両方受かってしまい、双方に条件を聞く。当時高円寺 のアパート、風呂無し4畳半の部屋で相場12000円の時代。前者一ケ月の給料10000円、後者20000円との事。給料の方がボロアパートの家賃より安いとは…!どう考えても前者は食う方法がないと判断し、後者さいとうプロへ入社。  ここに居たのはたったの半年に過ぎないけれど今思えばこれだけで本が一冊描ける位の濃い半年だった。しかしこのあと2X年分も書かねばならないことを思えば今回はいくつかのエピソードを書くだけに留めよう。  ダー松が入った時は小池一夫氏[クビ?]、神田たけ志氏や神江里見氏、きしもとのり氏[現・松文館社長]等と入れ替わりの時で、きし氏の女遊びの凄さと神江氏の絵のうまさは伝説になっていた。現在「亀有」「ゴルゴ」が歴代単行本の巻数の多いベスト1、2位だが[ともに100巻を越えた]、3位は神江氏の「弐十手物語」[70巻以上]だという事は知ってる人は少ないだろう。  当時の制作部は、さいとうたかを[以下ゴリ]をトップに石川班[ゴルゴ13、影狩り]、甲良班[バロム1]、竹本班[シュガー、どぶ等]の3つに分かれ、それぞれのキャップにサブ・チーフが一人づついて、ヒラが2~6人いるというシステムで総16名。独立し現在も活躍中の叶精作、小山ゆう、やまさき拓味の3名がそれぞれの班のサブ・チーフ。ダー松は石川班で左右1メートル以内に叶氏とゴリにはさまれ、のんびり出来ない状態で、はなはだ窮屈。叶氏はほとんどマンガ家になりたいとも思った事のなかった人で、設計事務所みたいなところで図面を引いていた人がなぜマンガプロダ���ションに来たのか不思議だった。格別マンガ好きというわけでもなかったせいか現在まで全ての作品が原作もので、オリジナルは一本もないのはそのせい?祭りなどの人がうじゃうじゃ出てくる群集場面が得意。 やまさき氏は大の競馬好き、現在競馬マンガを多く描くのは当時からの趣味が生きたというべきか。もう一つの趣味である風俗についてはここでは書くのは差し控えよう。小山氏は後日ここの事務の女性と結婚するが、当時はつき合っているとは誰も知らず、スタッフの一人がやめる時その女性に交際を申し込んだら、茶店に呼び出されて小山氏からと凄まれたと聞いたが嘘か本当かは不明。  ここでの生活は新入り[ダー松を含めて3名]は朝の9時前に会社に行き、タイムカードを押し、前日のごみをひとまとめして外に出し、トイレ掃除をして、16人分のお茶を2Fで入れて制作部のある3Fへの狭い階段をふらふら昇り、机ごとに置いて歩き、終れば、一息ついて買っておいたパンと牛乳を3分で食べて、やっとそれから仕事。しかし新入りの3名の内1人折茂は常に遅刻なのでいつも佐藤と2人でやっていた。佐藤も遅れる時はダー松1人で。辞めてから10年位、16人分のお茶を持って階段をふらふら歩きお盆をひっくり返す夢をよく見たものだが、実際ひっくり返したのは折茂と佐藤の2人で、よく茶碗を割っていた。 たまには夕方6時には帰れるが、普通は夜10時までで、アパートに帰って銭湯に行けばもう明日にそなえて寝る時刻、このくり返しの日々。週1日は徹夜で明け方に帰り、その時は当日の昼12時出勤。休日は日曜日のみで忙しい時はそれも取り消し。つまり休みは月3日。[これで給料2万円!]そんな日々の繰り返し。  夕方までは皆和気あいあいと仕事していたが、ゴリが夕方6時頃に「おはようさん」と現れると、全員無駄口がたたけなくなり、仕事場はシーンと静まり返り、以下その日が終わるまでは疲れる時間がただひたすら流れるのみ。 当時石川班は「ゴルゴ13」と「影狩り」を描いていたがゴリは主人公の顔と擬音のみ。マジックで最後に入れる擬音はさすがに入れる位置がうまいと感心。ゴルゴの顔はアルバムに大小取り混ぜてコピーがとってあり、忙しい時は叶氏がピンセットで身体に合わせて「これが合うかな~」といった感じで貼り付けていた。  その頃すでに「ゴルゴ」は近々終わると噂されていたが、現在もまだ続いているとは感嘆ものだ。 ゴリと石川氏が「ゴルゴ」の最終回の終わり方を話しているのを聞いたら、何ともつまらない終わり方。しかしあれから20年以上も経つ事だし、きっともっといい終わり方を考えてあるだろうなと思っていたら、先日TVで本人が最初から考えてある終わり方だと言うのを聞き、がっくり。企業秘密だろうから書かないが、作品の最初の方に伏線が数度出ているのでわかる人にはすぐわかる筈。  辞めた小池一夫氏とさいとうプロに何があったかは知らないが、漏れ聞く話では結構もめ事があったみたいだ。 「子連れ狼」で「ゴルゴ13」と同じ設定の回があった時、「小池のガキャー訴えたるー!」とゴリが吠えていたものだが、結局たち消え。さいとうプロ作品で脚本を書いた本人が辞めた後、他の作品で同趣向の作品を書いても著作権は脚本を書いた原作者のものだと思うがどんなものだろう。その回のタイトルは忘れたが、ある場所に居合わせた人々が武器を持った集団の人質となり、その中に素人だと思われていた主人公、実は殺しのプロフェッショナルがいて、次々とその集団を殺していく、といったプロットで、ミッキー・スピレーンの短編に同じような作品があり、本当に訴えていたら恥をかいたと思うが・・・。  そういえば事務の方には山本又一郎という男がいたが、後年映画プロデューサーとして 「ベル薔薇」や「太陽を盗んだ男」等を創る事になるが、この野郎が生意気な男で当時皆に対して10歳は年上、といった感じの振る舞いだったが後日俺と一つしか年が離れてなかった事を知り、そんな若造だったとは、と皆怒ったものだ。以来奴の事を「マタさん」から「クソマタ」と呼ぶようになる。  さて半年後に先輩たちが積もり積もった不満を爆発させる反乱事件が勃発し、2年は居るつもりでいたここでの生活も、辞めるか残るかの選択を迫られる。残ればさいとうプロの現体制を認める事となるので、ダー松も退社。 しかし反乱グループとは別行動をとって一人だけの肉体労働のアルバイター生活へ突入。超ヘビーな労働の製氷工場、人使いの荒い印刷所、命綱もない高所の足場で働く建設現場等々。トラックの助手をしていた時は運ちゃんが「本宮ひろしって知ってるか?うちの息子の友達でさぁ、昔、おっちゃんメシ食わしてくれーなんて言ってきたもんだが、今は偉くなっちゃってさー、自分のビル建てたらしいよ。赤木圭一郎みたいにいい男なんだ。」とうれしそうに話してくれたが、運ちゃんには悪いがそいつは今も昔も一番嫌いなマンガ家なんだ。あの権力志向はどうにかならんか。天下を取る話ばかりだもんなぁ。  ところで後日、単行本の解説で高取英が「さいとうたかをのヤローぶっ殺してやる!」とダー松が言ったなどと書いているが、小生はそんな危ない事言った覚えはないのでここできっちり訂正しておきます。 「会社に火ィつけてやる!」位は言ったかも・・・[嘘] 。 悪口は言っても別に怨みなど無い。ところでアシスタントとしてのダー松は無遅刻、無欠勤以外は無能なアシだったと反省しきり。理想的なアシスタントとはどんなものか、それはまた別の機会に。 *入社試験はどんな事を? *さいとうプロには当時ほとんどろくな資料は無かった? *ハイジャックの回の飛行機内部の絵は、映画「大空港」を社内カメラマンが映画館で写してきたものをもとに描く。 *当時のトーンは印刷が裏面にしてあり上からカッターでけずったり出来ない。 *トーンの種類は網トーンが数種、それ以外はほんの3、4種類位しかなかった。 *仕事中のB.G.M.はアシの一人が加山雄三ばかりかけるので大ひんしゅく。好評だったのは広沢虎造の浪曲「次郎長三国志」、初代桂春団次の落語。眠気もふっとぶ位笑えた。 ダ-松が岡林信康の「見る前に跳べ」をかけてるとゴリは「何じゃー!この歌は!」と怒る。名曲「私たちの望むものは」はこの男には理解不能。 ●1 9 7 1 ~ 1 9 7 4  持 ち 込 み & 実 話 雑 誌 時 代    当時は青年劇画誌全盛時代で、もともと望月三起也氏や園田光慶氏のファンで活劇志向が強く、 主にアクションもののマンガを描いて持ち込みに行っていた。今のようにマンガ雑誌が溢れかえって、山のようにマンガ出版社がある時代ではなく、数社廻るともう行くところがない、という状態で大手では「ビッグコミック」があっただけで 「モーニング」も「スピリッツ」も「ヤン・ジャン」も当然まだない。テーマを盛り込んだ作品を持って行くと編集から「君ィ、うちは商売でやっているんだからねぇ」と言われ、アクションに徹した作品を持��て行くと「君ぃ、ただおもしろいだけじゃあねぇ」と言われ 「おい、おっさん!どっちなんだ?」とむかつく事多し。この辺の事は山のように書く事があるが、有りすぎるのでパス。 *そのうち書く事にする。  ただ金属バットで頭をカチ割って脳みそをぶちまけてやりたいような奴が何人もいたのは事実。今年[’97]「モーニング」に持ち込みに行って、断られた奴が何万回もいやがらせの電話をかけて逮捕された事件があったが、そのうちトカレフを持って殴り込みに行く奴が出てくるとおもしろい。出版社も武装して大銃撃戦だぁ!などと馬鹿な事書いてどうする!とにかく持ち込みにはいい思い出が何もない。そんな中、数本だけ載った作品は渡哲也の映画「無頼」シリーズの人斬り五郎みたいな主人公がドスで斬り合う現代やくざもの[この頃の渡哲也は最高!]、ドン・シーゲルの「殺人者たち」みたいな二人組の殺し屋を主人公にした『汚れたジャングル』、陽水の「傘がない」が好きだという編集さんの出したテーマで車泥棒とブラックパンサーの闘士とのロード・ムービー風『グッバイ・ブラザー』、拳銃セールスマンを主人公にした『ザ・セールスマン』、等々10本ちょい位。  さてその頃並行してまだエロマンガ専門誌といえるようなものがなかったような時代で、実話雑誌という写真と記事ページからなる雑誌に4~10ページ位を雑誌の味付けとして描かせてもらう。当時、お手本になるようなエロマンガなど皆無で、エロ写真雑誌を古本屋で買ってきてからみのポーズを模写。マンガで裸を描く事はほとんど初めてで、これがなかなか難しいのだがエロシーンを描くのは結構楽しい。当時出版社に原稿持って行き帰りにグラフ誌をどっともらって帰るのが楽しみだった。SM雑誌の写真ページも参考になる。なお当時のペンネームは編集部が適当につけた池田達彦、上高地源太[この名前はいけてます。また使いたい]等。その数年後、逆にマンガが主で記事が味付けというエロマンガ誌が続々と創刊される。 *さいとうプロをやめたあと編集や知人に頼まれて数人のマンガ家の所へ手伝いに行く。秋田書店「漫画ホット」で『ジェノサイド』を連載中の峰岸とおる氏の所へ行き、仕事が終わったあとまだ売れてない頃の榊まさる氏も交え酒を飲む/川崎のぼる大先生のところへ数日だけ/3000円たこ部屋/小山ゆうオリオンププロ *当時のアルバイトは記憶によると時給150~200円位/大日本印刷市ヶ谷駐屯地/坂/ *一食100円/どんなに貧しい漫画家もみかん箱の上で書くやつはいない/TV萩原サムデイ *ろくでなし編集者 ●1 9 7 5 ~ エ ロ マ ン  ガ 誌 時 代 に 突 入   実話誌は意外とエロは抑え目で描くように口すっぱく言われていたのだが、以前活劇っぽい作品を描かせてもらってたが潰れてしまった出版社にいた児島さんが編集する「漫画ダイナマイト」で打合せも何にもなしに好きに描かせてもらい、ここでエロマンガ家としての才能[?]が開花する。描いてて実に楽しく眠る時間がもったいない位で、人に睡眠時間が必要な事を恨んだ程。出来る事なら一日中休まず描いていたい気分で完全にはまってしまう。  初の連載作品「屠殺人シリーズ」はこの頃から/『漫画ポポ』。中島史雄氏は大学時代にこの作品を見ていたとの事で、トレンチコートにドクター・ペッパー模様のサイレンサーつきマグナム銃で遊戯人・竜崎一也が犯しまくり殺しまくり、サディスト、マゾヒスト、殺人狂、まともな奴が一人も出てこない性と暴力の祭典。ちなみにタイトルページは描かないでいい、との事でどうするのかと思っていたら編集部が中のワンカットを拡大してタイトルページを創り、1ページぶんの原稿料をけちるというせこいやり方だった。けちるといえば、原稿の1/3にCMを入れる際、原稿料を1/3削った会社もあり。 ●1 9 7 6 ~   後に発禁仲間となる高取英と出逢い、『長編コミック劇場』で「ウルフガイ」みたいのをやろうと、怒りに震えると黒豹に変身してしまう異常体質の主人公を設定し、獣姦のイメージで「性猟鬼」なるエロマンガをスタート!しかしその号で雑誌が潰れる。この路線は今でもいけそうな気がするがどんなものだろう。  この頃の珍品に「快楽痴態公園」がある。タイガースに11-0とワンサイドで打ちまくられ、怒ったジャイアンツファンのおっさんが公園でデート中の女をずこずこに犯りまくり、その間にジャイアンツは9回裏に12-11とゲームをひっくり返してしまうのである!その時のジャイアンツの監督はもちろんミスター長嶋、先発堀内、打者は柴田、土井、高田、王、張本等々がいる。タイガース監督は吉田、ピッチャー江本、キャッチャーフライを落球する田淵、そしてあの川藤もいる。解説は牧野…… ●1 9 7 7 ~   上記2作品を含む初の単行本「肉の奴隷人形」が久保書店より発行。後にリングスの会場で逢った佐竹雅昭氏はこの本が一番好きとの事だった。  「闇の淫虐師」もこの年スタート。一話完結でバレリーナ、バトンガール等々、毎回いろんな女たちをダッチワイフのごとくいたぶりまくるフェチマンガとして1979年まで続け、単行本は「堕天使女王」「裂かれた花嫁」「エロスの狂宴」「陶酔への誘い」「終りなき闇の宴」の全5巻。ちなみに今年「闇の淫虐師’97」を『コミック・ピクシィ』にて発表。いつか『闇の淫虐師・ベスト選集』でも出したいところ。 [’98に実現、’99には続刊が出る] ●1 9 7 8 ~   久保書店より第2弾の単行本「狂った微惑人形」。収録作品の「犯された白鳥」は持ち込み時代に描いた初のバレリーナもの。結構気に入っていた作品なのに、後年再録の際、印刷所の掃除のおばさんが捨ててしまい、この世にもはや存在しない不幸な子となる。[’99に宝島スピード・ブックに本より直接スキャンして収録]  エロ、グロ、ナンセンスの会心作「恍惚下着専科」を発表。サン出版より同名の単行本発行。また同出版より「コミック・ペット/堕天使画集」として今までの作品を続々単行本化。全10巻位。これは今でも古本屋で流通しているとの事で、まだまだ世間様のお役にたっているらしい。  この年、「堕天使たちの狂宴」を描いていた『漫画エロジェニカ』が発禁処分、来年でもう20年目となる事だし、当時の人たちと集まってその大放談を収録し「発禁20周年特集号」でも創ってみようかと計画中。さて当時の秘話としてもう時効だろうから書いてみるけど、前述の『堕天使画集』に「堕天使たちの狂宴」は収録される事となり、当然修正をガンガン入れて出版されるものと覚悟していたら、米国から帰国後出来上がった本を見ると発禁になった状態のまま再録されている!以下桜木編集長との会話 ダ/いや~、いい度胸してますね。 編/だって修正してあるじゃない。 ダ/その修正状態で発禁になったんですよ 編/・・・・・ ダ/・・・・ 以下どんな会話が続いたのか失念…… それにしてもサドの「悪徳の栄え」の翻訳本は発禁後20年以上して復刻されたけれど、「堕天使たちの狂宴」は半年もしない内に単行本になっていたとはエロ本業界とは何といいかげんな世界!しかし作品そのものは、今見るとリメイクする気にもならないどうという事もない可愛い作品で、結局あれもあの時代の姑息な政治のひとかけらに過ぎなかったのだろう。いい点があるとしたら一つだけ、それまでのエロマンガになかった瞳パッチリの少女マンガ的ヒロインを登場させた事位か。今の美少女エロマンガは本家の少女マンガもかくや!という位眼が大きいが当時としては画期的だったかも。 ●1 9 7 9 ~   この年の「淫花蝶の舞踏」は「堕天使たちの狂宴」よりずっといい/『漫画ソフト』。今年出た「別冊宝島/日本一のマンガを探せ!」でベスト2000のマンガがセレクトされているが、ダー松の作品の中ではこの作品が選ばれている。教師と生徒、二人の女たちが様々な男たちの手によってに次々ともてあそばれ、闇の世界を転々として再び巡り会う時、女たちは蝶と化し水平線の彼方に飛び去り、男たちは殺し合い血の海の中で屍と化す。ダー松作品にはこのように男根が女陰の海に飲み込まれて��負けるパターンが多い。[性狩人、遊戯の森の妖精、美少女たちの宴、人魚のたわむれ・・等々]  この年からスタートの「性狩人たち」シリーズ[劇画悦楽号]はバレエ、バイオレンス、SEXの三要素がうまくからみあい、それぞれが頂点まで達する幸福な神話的作品だ。ここから派生した路線も多く、美少年路線は’83の「聖少女黙示録」へ。身体障害者路線は’80の「遊戯の森の妖精」、’84からの「美姉妹肉煉獄」へと繋がる。’81の最終話「ハルマゲドンの戦い」ではせりふなしで24ページ全てが大殺戮シーンという回もあり、中でも一度やりたかった見開きで銃撃戦の擬音のみという事も実現。こんな事がエロマンガ誌で許される時代だった。ちなみにこの回は[OKコラルの決闘・100周年記念]だが、何の意味もない。単行本は最初サン出版より、その後久保書店より「白鳥の飛翔」「少女飼育篇」「ヘラクレスを撃て!」「眼球愛」「海の女神」の全5刊。現在入手出来るのは後の3刊のみ。[「海の女神」も最近在庫切れ]  この年出た「人魚のたわむれ」の表題作は性器に{たこ}を挿入するカットを見た編集長が「・・・[沈黙]・・・頭おかしいんじゃ・・ブツブツ・・気違い・・・ブツブツ・・・」と呆れてつぶやいていたのを記憶している。たこソーニューは今年出た「夜顔武闘伝」で久しぶりに再現。なおこの作品は’83にマンガと実写を噛み合せたビデオの珍品となる。水中スローモーションファックがなかなかよい。 ●1 9 8 0 ~   なぜか「JUNE」の増刊として作品集「美少女たちの宴」がサン出版より出版され、その短編集をもとに脚本化し日活で映画が創られる事となる。[「花の応援団」を当てたこの映画の企画者・成田氏は日活退社後「桜の園」等を創る。]その際、初めて映画撮影所を見学し、せこいセットがスクリーン上ではきちんとした絵になってるのを見て映画のマジックに感心。タイトルはなぜか「性狩人」で、’96にビデオ化された。監督・池田敏春のデビュー第2作となり現在までコンスタントに作品を発表しているが、出来のいい作品も多いのになぜか代表作がない。初期の「人魚伝説」が一番いいか。  この映画に合わせて「美少女たちの宴」を2~3回のつもりで「漫画ラブラブ」で描き出すがどんどん話がふくらみ、おまけに描いてる出版社が潰れたり、雑誌が潰れたりで雑誌を転々とし条例による警告の嵐がきた「漫画大飯店」を経て、「漫画ハンター」誌上で完結したのは’83になる。この作品でクリトリスを手術してペニスのように巨大化させるという人体改造ものを初めて描く。  この年の「遊戯の森の妖精」は身体障害者いじめ鬼畜路線の第2弾!森の中の別荘に乱入したろくでなしの二人組が精薄の少女の両親達を虐殺し、暴行の限りをつくすむちゃくちゃな作品で、雷鳴の中、少女の性器に男達のペニスが2本同時に挿入されるシーンは圧巻!しかしこのとんでもない男達も少女の性のエネルギーに飲み込まれ、朽ち果てていく・・・。 ●1 9 8 1 ~   美少女マンガ誌のはしり「レモン・ピープル」誌創刊。そこで描いたのが「白鳥の湖」。虚構の世界のヒロインを犯すというコンセプトは、アニメやゲームのヒロインをずこずこにするという今の同人誌のコンセプトと同じかも。バレエ「白鳥の湖」において悪魔に捕われたオデット姫が白鳥の姿に変えられる前に何にもされてない筈がないというモチーフにより生まれたこの作品は、悪魔に男根を植えつけられたヒロインが命じられるままに次々と妖精を犯して歩き悪魔の娘となるまでを描くが、あまり成功したとは言えない。ただ人形サイズの妖精をしゃぶりまくり淫核で犯すアイデアは他に「少女破壊幻想」で一回やっただけなのでそろそろもう一度やってみたいところ。「ダーティ松本の白雪姫」はその逆をいき、犯す方を小さくした作品で7人の小人が白雪姫の性器の中にはいり、しゃぶったり、処女膜を食べたり、と乱暴狼藉![ちなみに両者をでかくしたのが同人誌「FUCK YOU!3」の「ゴジラVSジュピター」]この童話シリーズは意外と好評で続いて「ダーティ松本の赤い靴」を上記の単行本に描き下ろして収録。童話は結構残酷なものが多く、この作品も切られた足だけが荒野を踊りながら去って行くラストは原作通り。 *近年童話ブームだがこの頃もっと描いておけば「こんなに危ない童話」として刊行出来たのにとくやまれる。 「2001年快楽の旅」もこの本に収録。快楽マシーンを逆にレイプしてしまう、珍しく映画「2001年宇宙の旅」風のSF作品。  掲載誌を決めずに出来る限り多くのマンガ誌で描こうというコンセプトで始めたのがこの年スタートした「怪人サドラン博士」シリーズ。「不死蝶」シリーズや「美少女たちの宴」シリーズの中にも乱入し、「漫画ハンター」最終号では地球をぶっ壊して[その際地球は絶頂の喘ぎ声をあげ昇天する!]他の惑星へ行ってしまう。今のところ10誌位に登場。いつかこのサドラ��・シリーズだけ集めて単行本化したいところ。ちなみに「サド」と「乱歩」を足して「サドラン博士」と命名。作者の分身と言っていい。 [後年、「魔界の怪人」として全作品を収録して刊行、04年現在品切れ中]  この年描いて’82の単行本『妖精たちの宴』に収録の「とけていく・・」はレズの女たちが愛戯の果てに、肉体が溶けて一匹の軟体動物と化す、タイトルも内容も奇妙な作品。作者の頭もとけていた? ●1 9 8 2 ~ 1 9 8 3   ’83年に「美少女たちの宴」が完結。全てが無に帰すラストのページは真っ白のままで、このページの原稿料はいりません、と言ったにもかかわらず払ってくれた久保書店、偉い![明文社やCM頁の稿料を削った出版社=某少年画報社なら払わなかっただろうな……と思われる……]この作品以外は短編が多く、加速度をつけてのっていく描き方が得意のダー松としてはのりの悪い時期に突入。また10年近く走ってきてだれてきた頃でもあり第一次落ち込み期と言っていい。マンガがスタンプを押すように描けないものか、などとふとどきな考えまで湧いてくる。思えば一本の作品には、いったい何本の線を引いて出来上がっているものなのか。数えた馬鹿はいないだろうが数千本は引いている筈。一ヵ月に何万本とペンで線を引く日々・・うんざりする筈です。  この頃のめぼしい短編をいくつか書くと、少女マンガ家の家に税務調査にきた税務署員が過小申告をネタにねちねちいたぶるが、アシスタントに発見された署員は撲殺される。そして板橋税務署は焼き討ちにあう、といった作品「[タイトル失念]xx税務調査」。[後日読者よりこのタイトルを「色欲ダニ野郎」と教えていただく。ひどいタイトル *編集者のつけるタイトルはその人のセンスが実によくわかる。しかしサイテ-の題だなこりゃ…。 果てるまで「おまんこして!」と言わせながら処女をやりまくる「美処女/犯す!」はラスト、狂った少女が歩行者天国の通行人を撃ちまくり血の海にする。「嬲る!」はパンチドランカーとなった矢吹ジョーが白木葉子をサンドバッグに縛りつけ、殴って、殴って、殴りまくる。段平おっちゃんの最後のセリフ「・・ブスブスくすぶっちゃいるが・・・」「打てッ!打つんだ!ジョー!」「お前はまだ燃えつきちゃいねえ!」とはエロ・ドランカーの自分自身に向けて発した言葉だったのかも。トビー・フーパーばりの「淫魔のはらわた」は電気ドリルでアナルを広げてのファック!とどめにチェーンソーで尻を切断!いまだに単行本に収録出来ず。[’98の「絶頂伝説」にやっと収録]「からみあい」は夫の愛人の性器を噛みちぎる。「危険な関係」はアルコール浣腸をして火をつけ尻から火を吹かせる。この手は『FUCK YOU!2』の「セーラー・ハルマゲドン」で復元。そういえばこの作品の序章と終章だけ描いて、間の100章位をとばすやりかたはこの頃の「禁断の性獣」より。女性器にとりつき、男性器に変身するエイリアンの侵略により地球は女性器を失い滅亡する、といったストーリーで当時聞いた話では谷山浩子のD.J.でこの作品がリスナーの投書でとりあげられ、ダー松の名はダーティ・杉本と読まれたそうな。ヒロインの少女がひろ子という名前なのでこのハガキが選ばれたのかもしれないが、作者は薬師丸ひろ子からとったつもりだったのだが・・。[別にファンではない。] 「女教師狩り」は映画館で観客に犯される女教師とスクリーン上の同名のエロ映画の二本が同時進行し、一本で二本分楽しめるお得な作品。 ’83は’80に「漫画エロス」にて描いた「エロスの乱反射」の最終回の原稿が紛失したため単行本が出せないでいたのを、またまた「仏の久保さん」に頼んでラスト近くをふくらませて「漫画ハンター」に3回程描かせてもらい、やっと’85に出版。見られる事に快感を覚えるファッション・モデルが調教される内に、次第に露出狂となっていき、街中で突然裸になって交通事故を起こさせたり、最後はビルの屋上でストリップショー。そしてカメラのフラッシュの中に飛び降りていき、ラスト1ページはその性器のアップでエンド!  本格美少年・ゲイ・マンガ「聖少女黙示録」も’83。レズの姉たちの手によって女装に目覚めた少年がホモのダンサーたちに縛られなぶられ初のポコチンこすり合いの射精シーン。そして性転換して女となった主いるが、その中の’84の「白い肌の湖」はタイトルで解る通りのバレリーナものだがポコチンを焼かれた男が、一緒に暮ら人公が手術で男になった少女と暮らすハッピーエンド。この作品は単行本「美少女ハンター」に収録されてす二人の女と一人の男に復讐するエンディングがすごい!まず男の性器を切り取り、片方の女の性器にねじ込んだあと、その女の性器ごとえぐり取る。そしてその二つの性器をつかんだまま、もう一人の女の性器にフィストファック!のあげく、その二つの性器を入れたままの女性器をナイフでまた切って、ほとんどビックマック状態でまだヒクヒクうごめく血まみれの三つの性器を握りしめるとんでもない終り方!全くダー松はこんな事ばかりやっていたのかとあきれかえる。もう鬼畜としか言い様がない!しかし「ウィンナー」を二枚の「ハム」で包むなんて・・GOODなアイデアだ、又やってみよう。 ●1 9 8 4 ~   「漫画ハンター」で「闇の宴」前後篇を描き、後日これをビデオ化。雪に包まれた六本木のスタジオで痔に苦しみながらの撮影。特別出演として中島史雄氏が絶妙の指使い、東デの学生時代の萩原一至が二役、取材に来たJITAN氏もスタジオに入ってきた瞬間、即出演で生玉子1000個の海で大乱交。カメラマンが凝り性で照明が気に入るまでカメラを廻さず、たった二日の撮影はやりたい事の半分も出来ず。撮影が終ると痔はすぐに完治。どうもプレッシャーからくる神経性だったみたいでこれに懲りてビデオは一本のみ。 この年の「肉の漂流」は親子丼もので、近所の書店のオヤジからこの本はよく売れたと聞いたが、一時よく描いたこのパターンは最近では「FUCK YOU!3」の「母娘シャワー」のみ。熟女と少女の両方が描けるところが利点。「血の舞踏」は久しぶりの吸血鬼もの。股間を針で刺し、噛んで血を吸うシーン等々いい場面はあるが、うまくストーリーが転がらず3回で止める。短編「果てるまで・・」は核戦争後のシェルターの中で、父が娘とタイトル通り果てるまでやりまくる話。被爆していた父が死んだ後、娘はSEXの相手を捜して黒い雨の中をさまよう。  またリサ・ライオンの写真集を見て筋肉美に目覚め、マッチョ女ものをこの頃から描き出す。しかしなかなか筋肉をエロティックに描くのは難しい。 ●1 9 8 5 ~   くたびれ果ててすっかりダレてきたこの頃、8年間働いてくれたアシスタント女史に代わってパワーのかたまり萩原一至、鶴田洋久等が東京デザイナー学院卒業後加わってダーティ・マーケットも第2期に突入!新旧取り混ぜておもしろいマンガをいろいろ教えて貰って読みまくる。「バリバリ伝説」「ビーバップハイスクール」「ペリカンロード」「めぞん一刻」「わたしは真悟」「Be Free!」「緑山高校」「日出処の天子」「吉祥天女」「純情クレイジー・フルーツ」「アクター」「北斗の拳」「炎の転校生」「アイドルをさがせ」「綿の国星」「いつもポケットにショパン」「バツ&テリー」「六三四の剣」永井豪の絶頂期の作品「バイオレンス・ジャック」「凄之王」「デビルマン」等々100冊以上とても書ききれない位で、う~ん・・マンガってこんなにおもしろかったのか、と感動! そこで眠狂四郎を学園にほうり込んで、今まであまり描かなかった学園マンガをエロマンガに、というコンセプトで始めたのが「斬姦狂死郎」。「六三四の剣」ばりに単行本20巻を目指すものの、少年マンガのノリは今では当たり前だが、当時はまだエロマンガとして評価されず、ほんの少し時代が早すぎたかも。’86に中断、今年’97に「ホリディ・コミック」にて復活!果たしていつまで続けられるか? →後に「斬姦狂死郎・制服狩り」、「斬姦狂死郎・美教師狩り」として刊行完結  前年末から始めた「美姉妹肉煉獄」は身障者いじめの鬼畜路線。盲目の姉とその妹を調教して性風俗店等で働かせ、娼婦に堕していく不健全・不道徳な作品で、肉の快楽にひたっていく盲目の姉に対し妹も「春琴抄」の如く己の眼を突き、自らも暗黒の快楽の世界にはいり、快楽の光に目覚めるラスト。 また、これからは女王様物だ!となぜか突然ひらめき「筋肉女」シリーズの延長としてフィットネス・スタジオを舞台に「メタル・クイーン」シリーズも開始。これは単行本2冊分描いたが、連載途中でヒロインの髪型を歌手ステファニーのヘア・スタイルにチェンジしたり、レオタードもたっぷり描けてわりと気に入っている。  10年近く描いた「美蝶」先生シリーズもこの年スタート!こうしてみるとマンガを描く喜びに満ちた大充実の年だったかも。 ●1 9 8 6 ~   この年は前年からの連載ものがほとんどだが、「エレクト・ボーイ」は空中でファックするシーンが描いてみたくて始めた初の超能力エロマンガ。コメディ的要素がうまくいかず2回で止める。この路線は翌年の「堕天使輪舞」で開花。  「夜の彷徨人」は自分の育てた新体操選手が怪我で選手生命を失ったため、その女を馬肉のごとく娼婦として夜の世界に売り渡した主人公という設定。しかし腕を折られ、女にも逆に捨てられ、そして事故によってその女を失ったあげく不能となってしまう。失った快楽を取り戻すため無くした片腕にバイブレーターを取りつけ、夜の街をさすらい次々と女たちをレイプしていくというストーリー。がっちり設定したキャラだったのにまったく話がはずまず、男のポコチンは勃起しないままに作品も不発のまま終る。  「斬姦狂死郎」が不本意のまま終わったため学園エロス・シリーズは「放課後の媚娼女」へと引き継がれる。当時見ていた南野陽子のTV「スケバン刑事・」とS・レオーネの「ウエスタン」風に料理。ラストの「男といっしょじゃ歩けないんだ」のセリフは一番好きな映画、鈴木清順の「東京流れ者」からのもじり。単行本は最初司書房から出て、数年後ミリオン出版から再販、そして’97久保書店より再々販ながら結構売れて今年また再版。この作品は親を助けてくれる有難い孝行息子といったところ。 ●1 9 8 7 ~   さいとうプロOBで那珂川尚という名のマンガ家だった友人の津田が「漫画ダイナマイト」の編集者になっていて、実に久しぶりに同誌で「堕天使輪舞」を描く。超能力エロマンガの第2弾。今回はエロと超能力合戦とがうまくミックスされ一応成功といっていい。この路線は「エレクト・ボーイ」とこの作品、そして’96の「夜顔武闘伝」も含めてもいいかも。一時、この手の作品は数多くあったが最近はめったに見かけない。しかし、まだまだこの路線には鉱脈が眠っているとにらんでいるがどんなものだろう。 ●1 9 8 8 ~   「放課後の媚娼女」に続いて抜かずの凶一無頼控え「放課後の熱い祭り」を2年がかりで描く。’89に完結し司書房より単行本化。そして今年’97に改定してめでたく完全版として復刊!この頃が一番劇画っぽい絵で、たった2~3人のスタッフでよくこれだけ描き込めたなと改めて感心!エロシーンがちょっと少なめながら中島史雄氏がダー松作品でこの作品が一番好き、とお褒めの言葉を頂戴する。  TVで三流アマゾネス映画を見ている内、むくむくとイメージがふくらみ、昔から描きたかった西部劇と時代劇がこれで描けると、この年スタートさせたのが「不死蝶伝説」なるアマゾネス路線。昔々青年誌の創世期にあのケン月影氏がマカロニ・ウエスタンを描いていたことを知る人は少ないだろう。俺もあの頃デビューしていたらウエスタンが描けたのに、と思う事もあったが、このシリーズでほんの少しだけその願望がかなう。  この頃、アシスタントやってくれてた格闘技マニアの鶴田洋久に誘われ、近所の空手道場通��の日々。若い頃修行のため新宿でやくざに喧嘩を売って歩いたという寺内師範は、もう鬼のような人で、行けば地獄が待っていると判っててなぜ行く?と不思議な位休まず通う。体育会系はマゾの世界と知る。組手は寸止めではなく顔面以外は当てて可だったので身体中打撲のあざだらけ、ビデオで研究したという鶴田の体重をかけたムエタイ式の蹴りをくらい、右手が饅頭のように腫れ上がる。先輩たちの組手の試合も蹴りがもろにはいってあばら骨が折れたりで、なぜこんなヘビーな事をする?と思うが、闘う事によって身体の奥から何か沸き上がってくるものがある。スリランカの元コマンドと組手をやった時、格闘家の気持ちが少しだけ判るようになった。 ●1 9 8 9 ~   ’94まで続く「美蝶」シリーズでこの年は『ノスフェラトウ篇』を描き、シリーズ中これが一番のお気に入り。同人誌の「王夢」はこれが原点。  短編では「悪夢の中へ」はスプラッタ・エロマンガで久しぶりにチェーンソゥでお尻のぶった切り!はらわた引きずり出し、人肉食いちぎり!顔面叩き割り等々でラストに「ホラービデオの規制をするバカは俺が許さん!」などと書いているので、この年が宮崎事件の年か?世間は彼が日野日出志・作のホラービデオ「ギニーピッグ」を見てあの犯罪をおかした、としてさんざんホラービデオの規制をやっといて、結局見てもいなかったとわかったあとは誰一人日野日出志氏にもホラービデオさんにも謝らす゛知らんぷり。残ったのは規制だけで、馬鹿のやる事には全く困ったもんである。先日の「酒鬼薔薇・14才」の時も犯罪おたくの心理学者が、「これはマンガやビデオの影響です。」などと相も変わらずたわけた寝言をぬかしていたが、馬鹿はいつまでたっても馬鹿のまま。少しは進歩しろよ!お前だよ、お前!短絡的で幼稚な坊や、小田晋!よぅく首を洗っとけ!コラ!  「獣人たちの儀式」は退学者や少年院送りになつた生徒、暴走族、ヤクザ達が集まって酒盛りしながら女教師たちをずこずこにしてOB会をひらく不健全作品。編集長が「また危ない作品を・・・」とこぼしたものだが、岡野さん、田舎で元気にお過しでしょうか。この頃の「漫画エロス」には「ケンペーくん」だとか「アリスのお茶会」だとかおもしろい作品が載っていたものです。「爆走遊戯」は伝説のストーカー・ろくでなしマンガ家の早見純が一番好きな作品と言ってくれたが、なぜだかわからない。人の好みはいろいろです。以上3本は単行本「熱き唇の女神」に収録。 「ふしだらな女獣たち」はフェミニストの女二人が美少年をいじめる話。これは「氷の部屋の女」に収録。 ●1 9 9 0 ~   この年の「美蝶」シリーズは『ダンシング・クイーン篇』。マネキン工場跡でJ・ブラウンの「セックス・マシーン」にのせて5人プレイをするシーンや文化祭でのダンスシーン等々結構好きな場面多し。暗くて硬い作品が多いので、この「美蝶」シリーズは肩肘張らずに、かなり軽いノリでキャラクターの動きに任せて、ストーリーも、そして次のコマさえも先の事は何にも考えず、ほとんどアドリブで描いた時もある。  「不死蝶伝説」に続いてシリーズ第2弾「不死蝶」は2誌にまたがって2年位続ける。これも結構お気に入りの一遍。 ●1 9 9 1 ~ 1 9 9 3   「性狩人たち」の近未来版、といった感じの「夜戦士」は学園物が多くなったので、マグナム銃で脳天をぶっとばすようなものが又描きたくなって始めたミニシリーズ。全5話位。松文館より単行本「黒い夜と夢魔の闇」に収録。  この年から知り合いの編集者がレディス・コミックを始める人が多く、依頼されてどうしたものかと思ったが、エロなら何でもやってみよう精神と何か新しい世界が開けるかも、という事から’94位までやってみたものの結果的に不毛の時代に終わる。与えられた素材が体験告白物という事で、非現実的なものは描けないという事は得意技を封印して戦うようなもので苦戦を強いられ、これって内山亜紀氏がやまさき十三原作の人情話を描いたようなミス・マッチングで不発だったかな。今後、もしやることがあれば美少年SMのレディス・コミックのみ。そんな雑誌が出来れば、の話だが。  いくつかやったレディコミの編集の一人「アイリス」の鈴木さんは同じさいとうプロOBで、マンガ・アシスタント、マンガ家、マンガ誌の編集、そして今はマンガ学校の講師、とこれだけ多くのマンガに関わる仕事をしてきた人はあまりいないだろう。これでマンガ評論でもやれば全て制覇だが・・・。  この頃はいつもと同じ位の30~40本の作品を毎年描いていたが、レディコミは一本30~40枚とページが多く結構身体にガタがきた頃で、右手のひじが腱傷炎になり1年以上苦痛が続く。医者通いではさっぱり痛みがひかず、電気針で針灸治療を半年位続けてやっと完治。その後、住んでいたマンションの理事長を押しつけられ、マンション戦争の渦中に巻き込まれひどい目にあう。攻撃するのは楽だが、話をまとめるなどというのは社会生活不適格のダー松には大の苦手で「お前等!わがままばかり言うのはいいかげんにしろー!」と頭をカチ割りたくなるような事ばかりで、ひたすら我慢の日々で血圧がガンガン上がり、病院通いの日々。確実に寿命が5年は縮まる。あの時はマジで人に殺意を抱いたものだが、今でも金属バット持って押しかけて奴等の脳みそをクラッシュしたい気分になる時もある。いつかこの時の事をマンガにしようと思っていて、まだ誰も描いてない「マンション・マンガ」というジャンル、タイトルは「我が闘争」。え?誰も読みたくない?  この間に出た単行本は「血を吸う夜」、「赤い月の化身」「熱き唇の女神」[以上・久保書店] /「牝猫の花園」「真夜中の人魚たち」[以上久保書店]、「美蝶/放課後篇」「美蝶/ダンシング・クイーン篇」「不死蝶/鋼鉄の女王篇・上巻」[以上ミリオン出版]。 ●1 9 9 4 ~ 1 9 9 5   ろくでもない事が続くのは厄払いをしなかったせいか、このままここにいたら頭がおかしくなる、と15年以上いたマンションから引っ越し。板橋から巣鴨へ移動し気分一新!以前からうちもやりましょうよ、と言われていた同人誌創りをそのうち、そのうちと伸ばしてきたものの遂に申し込んでしまい、創らざるをえなくなる。しかもそれが引っ越しの時期と重なってしまい大いに後悔する。しかしいろんな人にお願いして何とか一冊でっちあげ、ムシ風呂のような夏コミに初参加。これが運命の分岐点。レディコミもこの年で切り上げ、以下同人街道をまっしぐら。現在まで「FUCK OFF!」が9まで、「FUCK YOU!」が4まで計10+&冊創る。  ’95からダーティ松本の名前にも飽きてきたしJr,Sam名でも描き始める。 レディコミ時代は松本美蝶。あと2つ位違うペンネームも考案中。  この間の単行本「氷の部屋の女」「双子座の戯れ」[久保書店]、「黒い夜と夢魔の闇」[松文館]、「危険な女教師/美蝶」[ミリオン] ●1 9 9 6 ~   美少女路線の絵柄もこの年の「夜顔武闘伝」あたりでほぼ完成、今後また少し変化させる予定。しかしこの作品は超能力、アマゾネス、忍法エロマンガとでも呼ぶべきか。「グラップラー刃牙」みたいに闘技場での勝ち抜き性武道合戦までいきたかったけれど、残念ながらたどり着けず。  「冬の堕天使」は久しぶりの吸血鬼もの。都営住宅で生活保護をうけている吸血鬼母子のイメージが浮かび、そこから漫画家協会・加藤芳郎を撃つ有害図書騒動のマンガへ。吸血鬼少年が光の世界との戦いに旅立つまでを描き、「闇に潜みし者」は時空を越えて近未来での戦い。その間を描く作品を今後創らなければ。  「FUCK CITY 2006」はクソ溜めと化した近未来のTOKYOを舞台に久しぶりにダーティ・バイオレンスが炸裂!ハード・エロ劇画と同人誌風・美少女路線の合体は果たしてうまくいったかどうか?30ページほど描き足して、’97、9月にフランス書院のコミック文庫にて発売。[「少女水中花」]  「放課後の媚娼女」と「人形愛」刊行。[いずれも久保書店刊]前者は以前、上下巻だったのを一冊にまとめて。後者は近作を集めた同人時代を経ての初単行本で、同人誌を知らなかった読者はショックを受ける。メタルフアンから以下のようなお手紙を受け取る。「これはジューダス・プリーストの『ターボ』だ。ラストの『眠れる森の少女』は『レックレス』にあたる。しかしジューダスもその後『ラム・イット・ダウン』や『ペイン・キラー』という傑作を世に出した事だし、今後を期待したい」という意のダー松のようなメタルファン以外は意味不明の激励をうける。 ●1 9 9 7   同人誌「エロス大百科シリーズ」スタート!いろんな項目別に年2刊づつ計100ページ位を別刊シリーズとして出し続ければ10年で1000ページになり、以前「谷岡ヤスジ1000ページ」という枕に最適の本があったが、これも一冊にまとめて枕にして寝れば、目覚める頃は3回夢精しているなんて事に・・・などとまだたった40ページの段階で言っても何の説得力もないか。飽きたら2~3号でSTOPするだろうし・・。[推測通り「毛剃り」「美少年SM」「女装」3号でストップ中]冬にはやおい系にも進出の予定。  今年出した単行本は厚くて濃いエロマンガを集めた久保書店MAXシリーズ第2弾!「放課後の熱い祭り/完全版」と「夜顔武闘伝」オークラ出版。ともに大幅描き足して25周年記念出版として刊行。ティーツー出版よりJr,Sam名で「昼下がりの少女」、9月にはフランス書院より「少女水中花」の文庫本が出る予定で現在、この同人誌と並行して描き足し中。「斬姦狂死郎」第2部も「ホリディ・COMIC」誌にて6月よりスタート!年内創刊予定の『腐肉クラブ』なる死体姦専門のマンガ誌にも執筆予定。  さてさて25年間、旅行の時を除いて、現在まで2日続けてマンガを描かなかった事はほとんどない。これはその昔、伊東元気氏というマンガ家とお会いしたとき「今月何ページ描いた?」との問いに、「今月仕事ないんでぜんぜん描いてません」と答えたら、「そんな事じゃ駄目だ。仕事があろうがなかろうが、毎月100頁は描かなきゃ。」と言われ、以後その教えを守り[描けるページ数は減ったが]、マンガは仕事ではなくなり、朝起きたら顔を洗うのと同じで生活そのものとなり現在に至る。  今は何でも描けそうなハイな状態で、以前はたまには外出しないと煮詰まってしまうので週いち位ガス抜きをしていたものだが、最近はせいぜい月いち休めば十分の「純エロマンガ体」。[純粋にエロマンガを描くためだけの肉体、の意。ダー松の造語]  こうしてふり返ると、この路線はまだえぐり足りない、これはあと数回描くべし、なぜこれを一度しか描かない!等々、残り時間にやるべき事、やりたい事の何と多い事! 爆裂昇天のその日まで・・・      燃 え よ ペ ン !  なお続きは 1997年後期 1998年 INDEX
http://www.rx.sakura.ne.jp/~dirty/gurafty.html
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lvdbbooks · 4 years
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【店内イベントのご案内】
2021年2月5日(金)〜28日(日)
「ケンエレブックス刊行記念フェア」
会場:LVDB BOOKS(大阪市東住吉区田辺3-9-11)
営業時間:13〜19時(火水木休み)
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2021年1月に設立された書籍レーベル「ケンエレブックス(KENELE BOOKS)」の都築響一編『Neverland Diner 二度と行けないあの店で』と加賀美健『くっつけてみよう』刊行を記念して、期間限定のフェアをLVDB BOOKSで開催いたします。
店内で刊行書籍のパネル展示およびVOILLD制作の加賀美健オリジナルグッズの販売を行うとともに、都築響一さんの本棚からセレクトした古書を販売する蔵書フェアを特別に開催いたします。
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書籍情報
書名:Neverland Diner――二度と行けないあの店で 編者:都築響一 編集:臼井悠 装丁:渋井史生(PANKEY) 体裁:四六判変形/並製/カバー装 頁数:640頁程度(カラー写真頁含) 定価:3,300円+税
僕をつくったあの店は、もうない――。 子供の頃、親に連れられて行ったレストラン、デートで行った喫茶店、仲間と入り浸った居酒屋……。誰にも必ず一つはある思い出の飲食店と、舌に残る味の記憶。
「どこにあるかわかんねー」とか「もうなくなっちゃったよ」とか「事情があっていけない」、あるいは「くっそまずくてもう行かねえ!」とか、そういう誰かの記憶に残るお店の数々を、人気芸人からアイドル、作家、ミュージシャン、映画監督、芸術家、マンガ家、イラストレーター、クレイジージャーニー、クリエイター、編集者に女王様まで、各界の著名人総勢100人が100通りの文体で綴る悲喜こもごもの人生劇場。
もう行けない店、味わえない味、酔っぱらえないカウンター。100人の記憶と100軒の「二度と行けないあの店」についての、追憶のグルメガイド――。
著者:総勢100名(掲載順) 都築響一 矢野優 平松洋子 パリッコ いしいしんじ 俵万智 向井康介 玉袋筋太郎 水道橋博士 江森丈晃 土岐麻子 安田謙一 林雄司 古澤健 滝口悠生 遠山リツコ 髙城晶平 内田真美 イーピャオ/小山ゆうじろう 吉井忍 コナリミサト 永島農 谷口菜津子 石井僚一 佐藤健寿 和知徹 九龍ジョー 篠崎真紀 ツレヅレハナコ Mistress Whip and Cane 佐久間裕美子 吉岡里奈 松永良平 劔樹人 堀江ガンツ 見汐麻衣 小宮山雄飛 朝吹真理子 吉村智樹 日下慶太 スズキナオ���益子寺かおり 中尊寺まい 小谷実由 川田洋平 安田理央 上田愛 酒本麻衣 呉ジンカン 小石原はるか 兵庫慎司 Yoshi Yubai ヴィヴィアン佐藤 とみさわ昭仁 伊藤宏子 理姫 大井由紀子 古賀及子 いぬんこ 飯田光平 逢根あまみ 椋橋彩香 菊地智子 マキエマキ 村上巨樹 村上賢司 桑原圭 直川隆久 梶井照陰 高橋洋二 Oka-Chang ディスク百合おん 豊田道倫 茅野裕城子 池田宏 金谷仁美 徳谷柿次郎 島田真人 小林勇貴 スケラッコ 平民金子 本人 鵜飼正樹 石原もも子 たけしげみゆき VIDEOTAPEMUSIC 友川カズキ クーロン黒沢 柳下毅一郎 幣旗愛子 安田峰俊 平野紗季子 村田沙耶香 高野秀行 くどうれいん 田尻彩子 比嘉健二 バリー・ユアグロー(訳:柴田元幸) 大竹伸朗
都築響一(つづき・きょういち) 1956年、東京生まれ。1976年から1986年まで「POPEYE」「BRUTUS」誌で現代美術・デザイン・都市生活などの記事を担当する。1989年から1992年にかけて、1980年代の世界現代美術の動向を包括的に網羅した全102巻の現代美術全集『アートランダム』を刊行。以来、現代美術・建築・写真・デザインなどの分野で執筆活動、書籍編集を続けている。 1993年、東京人のリアルな暮らしを捉えた『TOKYO STYLE』を刊行。 1997年、『ROADSIDE JAPAN 珍日本紀行』で第23回木村伊兵衛写真賞を受賞。現在も日本および世界のロードサイドを巡る取材を続けている。 2012年より有料週刊メールマガジン『ROADSIDERS'weekly』(http://www.roadsiders.com/)を配信中。近著に『捨てられないTシャツ』(筑摩書房、2017年)、『IDOL STYLE』(双葉社、2021年)など。
書名:くっつけてみよう 編者:かがみけん(加賀美健) 編集:伊勢春日(VOILLD) 装丁:山﨑里美 体裁:A4 判変形/上製/カバー装 頁数:48頁 定価:1,500 円+税
リンゴとメガネ、ネコと車、サメと歯ブラシ……、全然ちがうものをくっつけてみたらどうなるかな? 代表作「ミルクマン」や「実家帰れ」など、シニカルでジョークの効いた作風が国内外で人気の現代美術作家・加賀美健が、ユーモア溢れる絵と言葉で挑むナンセンス絵本の新境地! Tシャツとラーメンだって、家と靴下だって、言葉と絵なら何でもくっつけられるんだ。子供から大人まで、創作意欲を刺激すること間違いなし! ディスタンスの時代だからこそ伝えたい“つながること”の大切さ。 さあ、みんなで「くっつけてみよう」!!
2014年中目黒に設立されたアートギャラリー・VOILLDによる、国内外で活躍する多彩なアーティストを幅広い視点でクローズアップしてゆくアートブックシリーズ、記念すべき第一弾。
[著者のことば] 朝起きてから寝るまで僕はいつも頭の中で色々考えています。 何を考えているかというと、どうしたら楽しく毎日が過ごせるか、どうしたらワクワクするか、などで す。世の中にあまり面白い物がないので自分の頭で考えるしかないからです。それは幼少期からあまり 変わってません。自分がどうしたら自分を楽しくできるか、そのことが僕にとってとても重要です。 そんな僕の頭の中の一部を絵本にしました。 ページをめくった時にワクワクしてもらえたらとても嬉しいです。 見方、考え方を少し変えるだけで楽しくなる事が世の中にはたくさんあると思っています。
加賀美健(かがみ・けん) 現代美術アーティスト。1974 年、東京都生まれ。 社会現象や時事問題、カルチャーなどをジョーク的発想に変換し、彫刻、絵画、ドローイング、映像、パ フォーマンスなど、メディアを横断して発表している。 2010 年に代官山にオリジナル商品などを扱う自身の店(それ自体が作品)ストレンジストアをオープン。
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https://books.kenelephant.co.jp/
https://roadsiders.com/
https://www.voilld.com/
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myonbl · 4 years
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2020年6月23日(火)
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今年の日めくりは、毎日「季語」が紹介されている。「沖縄忌」が季語として使用されていることを初めて知った。75年前のことを直接知るわけではないが、追想するには「真夏日」こそ相応しい。合掌。
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マルタイラーメン+ヨーグルト+豆乳。
奥川ファームに今月分の送金。
可燃ゴミ、30L*2、20L*1。
次男は休み、三男は夜勤入り。
国道久世橋通りのMK石油で給油、126*37.2L=4,687円なり。
火曜日は午前中に余裕があるので、作業が捗る。
今日の「スタディスキルズ(看護学科)」の資料作成。
木曜日の「現代社会論」の資料作成。
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amazonから「手塚治虫文庫」の資料が届く。
東京都豊島区椎名町にあった木造二階建てのアパート、トキワ荘。 1950年代、ここに住んだ手塚治虫の後を追うように、藤子不二雄A、藤子・F・不二雄、石ノ森章太郎、赤塚不二夫らが居住したことで、このアパートはマンガ史に残る「聖地」となった。 戦後、日本のマンガ雑誌が、月刊誌から週刊誌へと変貌していく過程で、 トキワ荘に集ったマンガ家たちがたどった運命、 そして、今もトキワ荘が伝説となって語り継がれるのはなぜか。 膨大な資料をもとに、手塚治虫とトキワ荘グループの業績を再構築し、 日本マンガ史を解読する「群像評伝」!
本の購入は極力大学生協を利用しようと思うのだが、思いついた本はついamazonでクリックしてしまう。
次男から連絡、浜峰商店から干物が届いたと。
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歯の治療が進んだので、弁当が大分食べやすくなった。
3限・4限は「スタディスキルズ(看護学科)」、今日の課題は「主張・根拠・論拠」。良いレポートを書くための論理訓練、「論拠」についてとまどうものが多かった。今回の作業、他のクラスでは避けた方が良いかも知れない。
すぐに退出。
三男が夜勤入りの時は、17時30分に夕飯。昨日から用意しておいた「鹿肉カレー」、なかなかの仕上がりである。
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先日キリ番をゲットした「まいどおおきに露の新治です」の管理人から、「豪華な粗品」が届いていた。
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食事の準備をしているところへ、熊野のK兄から「雑貨」が届く。熊野地鶏のトートバッグ・地元のお茶・似顔絵入りのマグカップ。早速お礼のメッセージを送信。
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本日届いた浜峰の干物、まずは「ウルメイワシの丸干し」をいただく。父の日にいただいた「呉春」を空けてしまった。
晩酌しながらの落語、柳家小ゑん「鉄寝床」・桂米朝「持参金」。
程よく酔いが回ったところで今夜もダウン。
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夕方の買い物に出なかったので、3つのリング完成ならず。
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genron-tomonokai · 4 years
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祝ゲンロン10周年記念生放送がただいま視聴期間中!/ゲンロンαサイト先行オープン!/明日4/10 15時より生放送!大山顕×辻田真佐憲
2020年4月6日、株式会社ゲンロンは創業10周年をむかえることができました。
それを祝して当日は特別生放送を配信!番組内ではゲンロンのこれまでの歩みを振り返るとともに、今後ゲンロンが提供していく新しい商品やサービスもご紹介しました。
今月はゲンロン叢書006『新対話篇』および007『哲学の誤配』と東浩紀の著書2冊の同時出版や、今月中旬に月額制の人文系ポータルサイト「ゲンロンα」がオープン予定!(4月6日に、ゲンロン友の会会員向けに先行オープン)さらに今夏にオープン予定の独自映像配信プラットフォーム「シラス」を開発準備中です。
新型コロナウイルスによって社会が危機的な状況に陥っているときにこそ、ゲンロンは人文知や思想の可能性を切り拓いてまいります。今後ともご支援のほどよろしくおねがいします。
それでは以下、ゲンロンカフェ最新情報です!
☆**:..。o○o。:..**☆
<1>【☆ゲンロン10周年記念!特別生放送がただいま視聴期間中!☆ゲンロンα 友の会会員のみなさまに先行オープン!☆】 https://genron-cafe.jp/event/20200406/
<2>【☆視聴期間中!☆COVID-19時代に家で楽しめるコンテンツをさやわか大井コンビが大紹介!☆】 https://genron-cafe.jp/event/20200403/
<3>【☆明日4/10(金)15:00より生放送!☆大山顕×辻田真佐憲☆】 https://genron-cafe.jp/event/20200410/
<4>【☆来週4/14(火)18:00より生放送!☆飯田泰之×井上智洋☆】 https://genron-cafe.jp/event/20200414/
☆**:..。o○o。:..**☆
<1>【☆ゲンロン10周年記念!特別生放送がただいま視聴期間中!☆ゲンロンα 友の会会員のみなさまに先行オープン!☆】 https://genron-cafe.jp/event/20200406/
人気シリーズ「東浩紀がいま考えていること」の番外編、ゲンロン創業10周年の記念日にお届けする、緊急特別生放送!
株式会社ゲンロンは、2010年4月6日に、批評家の東浩紀を中心に創業いたしました。領域横断的な「知のプラットフォーム」の構築を目指して、批評誌『ゲンロン』や単行本シリーズ《ゲンロン叢書》の刊行などの出版事業、東京・五反田にあるイベントスペース「ゲンロンカフェ」の運営、芸術家・作家・漫画家を志す人たちに向けた市民講座「ゲンロンスクール」の運営など、多彩な事業に取り組んできました。おかげさまで10周年を迎えたいまでは各方面から高い評価をいただき、多くのかたからご支援をいただいております。
ですがこの10年の道のりは決して平坦ではありませんでした。思えば創業1周年の2011年は東日本大震災、そして10周年の今年は新型コロナウィルス感染拡大で、10周年の感謝をこめたお祝いの席も開けないでいます。
しかし、社会が危機的な状況に陥っているときにこそ、人文知や思想の可能性を切り拓いてきたのがゲンロンです。
創業10周年を迎える今月は、ゲンロン叢書006『新対話篇』および007『哲学の誤配』と、東浩紀の著書2冊を同時出版いたします。 また今月中旬に、月額制の人文系ポータルサイト「ゲンロンα」がオープンする予定です(4月6日に、ゲンロン友の会会員向けに先行オープン)。「ゲンロンα」は「現代の総合誌」を目指し、ゲンロンの過去の多彩なコンテンツが読み放題となるほか、人文系の新刊・イベントニュースもお届けしていきます。
さらに今夏にオープン予定で、独自の映像配信プラットフォーム「シラス」を開発準備中です。数々のトークイベント配信で培ったノウハウを活かし、資料配布や少額課金など、これまでにない映像配信サービスを提供していきます。
10周年にも関わらず会場は無人のなか、東浩紀がゲンロンの10年とこれからのビジョンを熱く語る特別番組です。 出演者は東浩紀、ゲンロン代表上田洋子、そしてゲストに大澤聡さん(ネット電話出演)、さやわかさん、大井昌和さん、坂上秋成さんです。
番組は3本ございます。それぞれ都度課金500円でご視聴いただけます。 番組により視聴期限が異なりますのでご注意ください。 その1(4/13まで): https://live.nicovideo.jp/watch/lv325178300 その2(4/13まで): https://live.nicovideo.jp/watch/lv325186760 (ゲスト:大澤聡さん) その3(4/14まで): https://live.nicovideo.jp/watch/lv325190670 (ゲスト:さやわかさん、大井昌和さん、坂上秋成さん)
【「ゲンロンα」友の会会員限定で4/6より先行オープン開始!】
月額制の人文系ポータルサイト「ゲンロンα」が、ついに今月中旬にオープンします!
ゲンロンαは、「ゲンロンβ」およびその前身のメールマガジン、過去の会報などから選りすぐった記事を掲載した、会員制の有料記事サイトです。 ここでしか読めない特別掲載記事、イベント情報など、人文知にまつわるトピックを幅広く扱うサービスを目指してまいります。 友の会会員のみなさまには、追加料金なしで、すべてのサービスをご利用いただけます。友の会入会完了後に専用のアカウントを発行してご案内いたします。
いますぐゲンロン友の会に入会して、「ゲンロンα」を楽しむ! ↓↓ ゲンロン友の会 第10期ご入会ページ: https://genron.co.jp/shop/products/detail/244
※すでに友の会10期会員の方にはご案内メール【「ゲンロンα」アカウントを発行いたしました】を送付済みですので、そちらをご確認ください。 ※一般月額会員サービスは今月中旬オープン予定です。
【祝ゲンロン10周年!新商品を販売中!】
[1]【新応援枠『ゲンロン11』広告枠付き】ゲンロンカフェを続けたい!期間限定:コロナ危機突破の応援カンパ商品
いつもゲンロンをご支援いただきましてありがとうございます。 新型コロナウイルスの発生にともないまして、弊社ではカンパ商品を作成し、支援を募ることにいたしました。 そしてこの度、弊社刊行物「ゲンロン」シリーズの、次号『ゲンロン11』への広告枠付きカンパ商品を追加しました。
詳細は以下の商品ページ下部のサンプル画像をご覧ください。引き続いてのご支援をよろしくお願いします。
商品ページ: https://genron.co.jp/shop/products/detail/265 (こちらの商品は5月15日(金)までの期間限定になります)
[2]ゲンロン友の会 法人会員開設!
株式会社ゲンロンは、2020年4月6日に創業10周年を迎えました。 これを記念し、かねてからのご要望におこたえし、あらたに友の会法人会員の受付を開始いたします。
会期内の全刊行物3冊進呈、ゲンロン主催全イベントへの無料招待などのサービスに加え、 思想誌『ゲンロン』の奥付やゲンロンカフェ店内に団体名やロゴを掲載するなど、 団体の広報にもご活用いただけます(カフェ広告は2口以上のご支援から)。
その他、ご入会特典などの詳細は以下の商品ページよりご確認ください。
商品ページ: https://genron.co.jp/shop/products/detail/268
[3]【10セット限定販売】ゲンロン書籍フルコンプリートセット(55,000円 税込)
株式会社ゲンロンは、2020年4月6日に創業10周年を迎えました。 これを記念し、ゲンロンショップで販売している書籍+ゲンロン友の会更新特典書籍を合わせたフルコンプリートセットを限定10セット販売いたします!
ゲンロンシリーズ0-10、ゲンロン叢書001-005、ゲンロンエトセトラ・通信全巻など、内容も大変充実しています! セット内容の詳細は以下の商品ページよりご確認ください。数に限りがございますのでお早めにお求めください。
商品ページ: https://genron.co.jp/shop/products/detail/271
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<2>【☆視聴期間中!☆COVID-19時代に家で楽しめるコンテンツをさやわか大井コンビが大紹介!☆】 https://genron-cafe.jp/event/20200403/
批評家のさやわか氏とマンガ家の大井昌和氏といえばマンガ……だけじゃない! ありとあらゆるサブカルチャーに精通する両氏が、自宅待機、外出自粛要請が続くいま、家で楽しく過ごすためのコンテンツを大紹介する!
さやわか氏といえば、尋常ならざる広さと深さであらゆるコンテンツを網羅し、余人の追随を許さない男。文学、音楽、映画、アニメ、マンガ、ゲーム、演劇、ライブ、はてはスポーツに至るまで、1年を通して目にしたあらゆるコンテンツから100個選び、ランキング形式で紹介する狂気の企画「さやわか式☆ベストハンドレッド」は年末の超人気企画だ。
大井氏も、同業のマンガ家から「作画中あまりに暇なんですけど、なにか面白いコンテンツはありますか?」と尋ねられるほどのサブカルウォッチャー。COVID-19(新型コロナウィルス)が流行する前から外出しないで仕事をしてきた大井氏が(マンガ家なので当たり前だ)、仕事をしながら楽しめる、仕事の合間に楽しめる、あまりに楽しくて仕事が手につかなくなるコンテンツをお勧めしてくれる。
今回もゲンロンカフェの会場は無観客。3月はなんとか乗り切れたが、はっきり言って、これからがヤバい。ゲンロンの危機を救うべく、さやわか大井の両氏がとっておきのコンテンツをバンバン紹介してくれるはずなので、とにかく課金して番組を視聴しよう! 雑談放談もたくさん(真面目な話もちょっとは)するよ!
番組は2本ございます。それぞれ都度課金500円で明日4/10 23:59までご視聴いただけます。 その1: https://live.nicovideo.jp/watch/lv325047233 その2: https://live.nicovideo.jp/watch/lv325124296
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<3>【☆明日4/10(金)15:00より生放送!☆大山顕×辻田真佐憲☆】 https://genron-cafe.jp/event/20200410/
世界はいま、新型コロナウイルスを語る言葉であふれています。 人々はそうした言葉に翻弄されざるを得ない状況にあると言ってよいでしょう。 人間は危機をどう表象してきたのか。危機においてどのようなふるまいをしてきたのか。 また、そのようななか、「不要不急」とも言われかねない文化は、どのように育まれ、守られてきたのか。 政治と文化芸術の関係を多角的に研究する辻田真佐憲さんと、人間の行動様式と写真の関係を突き詰める大山顕さんに、新著『古関裕而の昭和史』『新写真論』と絡めつつ、非常時のメディアと文化、そして文化人のありかたについて、お話しをいただきます。
※ 放送のみ(会場は無観客)のイベントです。
こちらの生放送は都度課金500円でご視聴いただけます。 視聴ページ: https://live.nicovideo.jp/watch/lv325221916
番組では皆さまからの質問やお便りを募集します。登壇者への質問、メッセージなどを下記の投稿フォームからお送りください。 番組の後半で、お寄せいただいた投稿をご紹介させていただきます。皆さまからの投稿お待ちしております。 送信フォーム: https://forms.gle/FF8ZDq2M9GnbKF767
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<4>【☆来週4/14(火)18:00より生放送!☆飯田泰之×井上智洋☆】 https://genron-cafe.jp/event/20200414/
収束時期の見えないパンデミックに対し、経済学が導く正しい対���とはなんなのか。 世界経済はいつまで、どこまで耐えることができるのか。 パンデミックが収束したとして、グローバル経済はふたたび以前の姿に戻るのか。 飯田泰之氏と井上智洋氏ふたりの気鋭の経済学者が、パンデミック下/以後の経済を徹底的に語ります!
※ 放送のみ(会場は無観客)のイベントです。
こちらの生放送は都度課金500円でご視聴いただけます。 視聴ページ: https://live.nicovideo.jp/watch/lv325034700
番組では皆さまからの質問やお便りを募集します。登壇者への質問、メッセージなどを下記の投稿フォームからお送りください。 番組の後半で、お寄せいただいた投稿をご紹介させていただきます。皆さまからの投稿お待ちしております。 投稿フォーム: https://forms.gle/cM1AXgjoUJ1eJzKf6
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▼ そのほか、今後のゲンロンカフェ最新情報はこちらから! https://genron-cafe.jp/
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Weekly Manga Nihonji (週刊マンガ日本史) / Asahi Shimbun Publishing (朝日新聞出版) / 15th Mar 2015 issue (Featured historical figure: Princess Nukata)
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akagi67 · 4 years
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橋本環奈:「マガジン」に“美しすぎる女神さま”降臨 彼シャツも - MANTANWEB(まんたんウェブ)
週刊少年マガジン 2020年22・23号[2020年4月28日発売] [雑誌] | 花林ソラ, 久世蘭, 流石景, 真島ヒロ, 和久井健, 大久保篤, 宮島礼吏, 氏家ト全, 瀬尾公治, 寺嶋裕二, 英貴, 安田剛士, ヒロユキ, 金城宗幸, ノ村優介, 西尾維新, 大暮維人, 大高忍, 猪ノ谷言葉, 吉河美希, 山本崇一朗, bose, 下内遼太, 門馬司, 大前貴史, 内海八重, カズタカ, 智弘カイ | 少年マンガ | Kindleストア | Amazon
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japan-dramangastery · 8 months
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小学館的漫畫雜誌02(青年向)
接着少年向的部分,我们聊一聊青年向。
小学馆的青年向杂志主要是大漫画四兄弟。
ビッグコミック(BIG COMIC)
ビッグコミックオリジナル(BIG COMIC ORIGINAL)
ビッグコミックスペリオール(BIG COMIC SUPERIOR)
ビッグコミックスピリッツ(BIG COMIC SPIRITS)
月刊!スピリッツ(月刊!SPIRITS)
週刊ヤングサンデー(周刊Young Sunday)
月刊IKKI
コロコロアニキ(コロコロ大哥)
ビッグコミック(BIG COMIC)
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发行时间:1968年2月29日 -
人群向:30岁以上的男性
发行日:毎月10日,25日
简称:『ビッグ』『ビッコミ』
增刊:ビッグコミック増刊号
代表作:骷髅13(ゴルゴ13) 、正直不動産、BLUE GIANT系列、HOTEL、荞麦达人(そばもん ニッポン蕎麦行脚)、搞怪刑事 (がきデカ)、双面(ダブル・フェイス)、Big Wing(ビッグウイング)、筑地鱼河岸三代目(築地魚河岸三代)等等
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创刊初期得到了诸如手塚治虫、石ノ森章太郎、白土三平、水木しげる、さいとう・たかを、藤子不二雄(藤子・F・不二雄&藤子不二雄Ⓐ) 、楳図かずお、ちばてつや等等大牌漫画家的贡献,并且杂志以超长连载闻名。尤其是『骷髅13(ゴルゴ13)』在日本漫画史上连载篇幅第三长,连载周期第四长。
2021年8月号开始电子版配信。
ビッグコミックオリジナル(BIG COMIC ORIGINAL)
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发行时间:1972年 -
人群向:30岁以上的男性
发行日:毎月5日,20日
增刊:ビッグコミックオリジナル増刊、ビッグコミックONE(2009年休刊)
代表作:三丁目の夕日、钓鱼迷日记(釣りバカ日誌)、浮浪雲、あぶさん、風の大地、黄昏流星群等等
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72年创刊时是『ビッグコミック』的增刊号,74年独立创刊。杂志最鲜明的特点就是有相当多的连载超过40年的长寿作品,最初,Big Comic 的创始人小西湧之助创办这本杂志的目标读者是“比 Big Comic 大一岁半”。因此,为了与以资深作家的杰作为特色的“大漫画”区分开来,它开始出版更多年轻(当时)漫画艺术家的有趣作品。
2016年6号开始电子版配信。
ビッグコミックスペリオール(BIG COMIC SUPERIOR)
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发行时间:1987年 -
人群向:青年
发行日:毎月第2、4个周五
代表作:医龍-Team Medical Dragon-、幽丽塔,厨艺小天王(味いちもんめ)、あずみ/AZUMI、小太郎一个人生活(コタローは1人暮らし)(柴門ふみ)非婚家族、はんなり!
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创刊初期的作品来自于『ビッグコミックオリジナル増刊号』,近些年该杂志的作品规模已经不逊色与大漫画系列之前的三本(ビッグコミック』、『ビッグコミックオリジナル』、『ビッグコミックスピリッツ』,也就是大漫画,大漫画ORIGINAL,大漫画SPIRITS)
相对于Original系列针对30岁以上的上班族,Spirits系列针对的学生群体,Superior系列针对的目标群体是20多岁的青年人。
漫画新人赏:新人コミックオーディション(新人 Comic Audition),第1期的巡考审查员是乃木坂太郎。
ビッグコミックスピリッツ(BIG COMIC SPIRITS)
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发行时间:1980年10月 -
人群向:青年
发行日:毎周一
简称:『ビッグスピリッツ』、『BCSpi』
増刊・派生誌:月刊IKKI、ヒバナ、月刊!スピリッツ
代表作:柔之道(YAWARA!)、极速悍将(F-エフ)、美味大挑战 (美味しんぼ)、真相之眼 (ギャラリーフェイク)、东京爱情故事(東京ラブストーリー)、爱情白皮书(あすなろ白書)、東京大学物語、一个好人(いいひと)、薙刀社青春日记 (あさひなぐ)、鼹鼠之歌 (土竜の唄)、请叫我英雄 (アイアムアヒーロー)、特攝GAGAGA (トクサツガガガ)等等。
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与大漫画、大漫画ORIGINAL、大漫画SUPERIOR合称为大漫画四兄弟,目标年龄是四兄弟中最低的,早期启用宮谷一彦、谷口ジロー等漫画家,创作漫画的劇画意图非常明显,之后以少年杂志风格设计的青春漫画作品有所增加。
因为是青年向的漫画杂志,所以相对动画化的漫画数量,电视剧化的动漫数量更多。虽然被归类为大型漫画,但由于创刊历史,在人员上与『周刊少年Sunday』有着密切的关系。2008年9月起,由于『周刊Young Sunday』停刊,杂志上连载的漫画约有一半被转移过来。
月刊!スピリッツ(月刊!SPIRITS)
发行时间:2009年8月27日 -
人群向:青年
发行日:每月27日
代表作:重版出来!、鼹鼠之歌外传(土竜の唄外伝 狂蝶の舞)、舒特赫尔:西夏恶灵(シュトヘル)、恋如雨止 (恋は雨上がりのように)等。
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这是『BIG COMIC SPIRITS』(本刊)的增刊,该增刊与本刊的作品双向流通。它是週刊ヤングサンデー』(周刊Young Sunday)休刊后的后继杂志。『月刊IKKI』停刊后,也有两部作品转移过来。
从该杂志转移到本刊刊登的一次性作品很多,此外转移到『やわらかスピリッツ』(网络漫画网站)的情况也很多。
週刊ヤングサンデー(周刊Young Sunday)
发行时间:1987年 - 2008年
人群向:青年
发行日:月2回刊 → 週刊
简称:「ヤンサン」、「YS」
改名:マンガくん → 少年ビッグコミック → ヤングサンデー → 週刊ヤングサンデー
代表作:冬物語、海猿、ムジナ、世界是我的世界(ザ・ワールド・イズ・マイン)、杀手阿一(殺し屋1)、孤岛诊疗所(Dr.コトー診療所)、少年犯之七人(RAINBOW-二舎六房の七人-)、诈欺猎人(クロサギ)等。
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初期与同社内的『ビッグコミックスピリッツ』是长期竞争关系,90年代开始陆续连载了很多带有强烈色情和图像暴力元素以及对犯罪高度敏感的作品(对于小学馆而言)。
2000年奥山任編集長的时代,这些作品都被移除了。杂志试图转移到类似『周刊少年Sunday』体育&恋爱戏剧的风格,但是除了『孤岛诊疗所(Dr.コトー診療所)』之外并没有什么优秀作品。
此后,在奥山离任后,出现了很多人气颇高、不良题材程度高的漫画作品,,譬如『RAINBOW-二舎六房の七人-(少年犯之七人)』『クロサギ(诈欺猎人)』『土竜の唄(鼹鼠之歌)』等。
2008年5月19日,小学馆宣布根据未来的经营决策考虑停刊。连载的半数作品转移到『BCSpi』、剩下的转移到『BCSpi』的增刊『YSスペシャル(YSSP)』上。
月刊IKKI
发行时间:2003年 - 2014年
人群向:青年
发行日:每月25日
代表作:鉄子の旅系列,金魚屋古書店、异兽魔都 (ドロヘドロ)、聖克麗歐學園 (放課後のカリスマ)、Levius -机关拳斗- (Levius -レビウス-)等。
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前身是『BCSpi』的双月刊增刊『スピリッツ増刊IKKI』,创刊时的口号『漫画未到黎明期』(「コミックは未だ黎明期である」),和『BCSpi』共用很多工作人员,也启用了很多在女性杂志活动的漫画家。
举办了两月一次的漫画新人赏『イキマン』,在提交的作品中,总有至少一件优秀作品发表。因为有很多漫画爱好者喜欢的漫画,所以也被称为『小学馆的Afternoon』(讲谈社的『月刊アフタヌーン』(月刊Afternoon))、『小学馆的ガロ』(青林堂的『月刊漫画ガロ』)
尽管因发行量小而出现亏损,但由于图书销量增加和媒体混合效应,2007年开始盈利。该杂志的官方网站「イキパラ」开设了“「WEBイキパラCOMIC」,出版新绘制的网络版连载作品。
2014年7月,宣布同年11月号后停刊。据悉,部分作品将在2015年初推出的新杂志(『ヒバナ』(火花))上再次连载。
コロコロアニキ(コロコロ大哥)
发行时间:2014年10月15日 - 2021年3月15日
人群向:20-30岁的男性
发行日:不定期刊 → 季刊 → 年3回刊
代表作:爆走兄弟レッツ&ゴー!! Return Racers!!、コロコロ創刊伝説等。
口号是『小学生不可以』(「小学生お断り」),它是作为 1977 年首次出版的『月刊コロコロコミック』月刊的成人版出版的。主要目标受众为从『コロコロ』毕业的中学生到成人,类型为青年漫画。
已出版的作品的特色:
有以集换式卡牌游戏为题材的作品
有让20-30岁人怀念的曾经的连载作品的续作或者特别偏
以『コロコロコミック』创刊以来的艰辛和『のむらしんぼ(野村 伸[)』现在自身的困境交织的作品『コロコロ創刊伝説』
从第1期开始『新日本职业摔跤』题材,第5期开始的『坦克』题材的作品。
附录包括集换式卡牌游戏卡(原创设计)、智能手机游戏应用程序的序列号以及与田宫合作制作的迷你四轮驱动部件。
随着2021年春季号(第22卷,2021年3月15日发行),为期约六年半的杂志出版结束了,作品转移到『コロコロオンライン』(コロコロ Online)上进行网页连载。虽然事实上就是休刊,不过宣传是『从纸媒进化为电子化』,2022年3月15日,『コロコロオンライン』(コロコロ Online)的漫画专区将整合并更新为「週刊コロコロコミック」,过去的作品和新作品都将在那里发布。
(青年向就整理到这啦~)
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cosmicc-blues · 5 years
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失踪日記 / 吾妻ひでお
江口寿史という漫画家がいまして、彼は世間的にはマンガを放棄したひととして有名(マンガをやめてイラストレーターに転身した)なようなのですが、じっさいのところ、彼は自身が漫画家であることに、いまだ深い誇りと拘りとを持ち続けてやまないようなのです。そして、ここにもひとり、吾妻ひでおという一度はマンガを放棄して戻ってきたひとがおります。
手塚治虫文化賞、日本漫画家協会賞、文化庁メディア芸術祭、星雲賞など、権威ある賞を総ナメにした吾妻ひでおの『失踪日記』ですが、ここに辿り着くまでには"失踪"の一言では片付けられない前途多難なエピソードがあるのです。タイトルそのまんま、自らの失踪からのホームレス、アル中などの体験を描いた『失踪日記』の内容ついては、たくさんの賞のお墨付きがあるので面白くないわけがない、ということで割愛させて頂き、このたびは、吾妻ひでおはどうして失踪しなければならなかったのか、というところについて触れていきたいと思います。
失踪日記の冒頭にもある通り、原稿を途中で投げ出して行方を眩ましたのち、そのまま失踪してしまった吾妻ひでおですが、同じように原稿を放棄した江口寿史とは似て非なるところがあります。それは一言でいうと、やりきったかやりきってないか、の違いだと思います。江口寿史は良い作品にしようと拘るあまり完成に間に合わず、どうせできないなら止めてしまえ、という立場をとりました。いってしまえば只の不真面目です。対して、吾妻ひでおは大真面目。失踪後の今でこそ、アウトローの代表格のようになっていますが、失踪前のキャリアはむしろ真逆で連載を掛け持ちしまくり月に100頁以上を描き上げる仕事ぶりでした。こういう書き方をすると、あまりの仕事量に音を上げて失踪したと思われそうですが、それもまた少し違います。さきほど、江口寿史に不真面目のレッテルを貼りましたが、彼にしても元々は漫画に対する真面目すぎる気持ちが仇となって、どうせ完成させられないならやらない、という不真面目に振り切る経緯があったわけですが、吾妻ひでおの場合は真面目に真面目を貫いた、つまり、締切や作風等の出版社や編集者の意向には従いつつも自らの誇りと拘りを発揮し続けたのです。対して、江口寿史のばあいは自らの誇りと拘りを守るために放棄したといえるかもしれません、そこにはもちろん週刊少年ジャンプというメジャー誌の王道で連載していた江口と、マイナー誌やエロ本等の辺境で活躍していた吾妻との土壌的な違い��あるのですが。
では、具体的には何に拘ったのか? 従来のギャグに(小説家の筒井康隆らから影響で)SFやナンセンスの要素を盛り込んだスタイルで人気を博した吾妻ひでお。当時その試みは新鮮で、大友克洋、いしかわじゅんと合わせてSFマンガのニューウェーブ御三家と呼ばれたりしていました。しかし、新しいものが古くなるのは自明の理、吾妻ひでおはブームが頂点に向かう最中、新たな試みをはじめます。彼はブームに乗っかって同じネタを繰り返すことはしなかったのです。彼が見据えたのはナンセンスのさらにその上、「表現の解体」というテーマでした。そもそも「ナンセンス」とは約束事や理論性をあえて無視することで生まれるユーモアの総称で、そこから吾妻ひでおが得意とするスラップスティック(ドタバタ)や不条理な笑いが引き出されてきたわけですが、彼はそれだけでは飽きたらず、自らが考え出したギャグの体系や方法論、さらには先人たちが創り上げてきた漫画表現そのものを壊していったのです。つまり、先人たち、そして自らが積み重ねてきた漫画表現という名の「建物」を文字通りひとつずつ解体していったのです。
実に様々な方法で「解体」を試みた吾妻ですが、その代表的な例に「ナハハ」というキャラクターの存在があります。この時期(奇想天外社から『不条理日記』等を発表)の吾妻漫画に頻繁に登場する「ナハハ」という名のキャラクターは喜怒哀楽の表情を持っていません。もっというと大人なのか子供なのか、男なのか女なのかも判別できない、つまり登場人物としての情報を全く持っていないのです。「ナハハ」の他にも、無口、無表情、無感情を徹底したキャラクターが当時の吾妻漫画にはいくつも登場します。表現豊かな漫画が描けるようになった時代に、あえて、その逆を突き進み「空虚」を描こうとしたのかもしれません。
そして、あらゆる漫画表現を解体し壊しきった先に吾妻が見たのは正に「空虚」そのものでした。当然のことながら、何もかも壊してしまった後には何も残りません。吾妻の周囲には先人たちや自らがかつて創った漫画表現の残骸が散らばっているだけで、目の前には只々広がる真っ白な闇、空虚があるだけだったでしょう。これを目の当たりにした吾妻は遂に何も描けなくなり、逃げ出し、酒に溺れることになります。ここらへんまでが『失踪日記』には描かれなかった前日譚になるかと思います。
表舞台から姿を消してから十数年……、心と体の健康を取り戻しつつあった吾妻は、かつて自らが壊した漫画表現のスクラップを広い集めて再構築をしはじめます。それが『失踪日記』であり、あるいは、そう、『失踪日記2~アル中病棟~』で吾妻が作っていた、ガラクタのネジや何か、どうでもいい金属片でできた、あのオブジェ作品のように。『失踪日記』の魅力は、正にあのオブジェと同じようなものなのでは、という気がします。つまりそれは、不完全の美学であり歪な面白さなのではと。思えば、ナンセンスにしても解体にしても、吾妻ひでおはいつだって歪さを追い求めて漫画を描いていたような気がします。これこそが吾妻の自己表現の形であり、誇りと拘りの種だったのではないでしょうか。
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shintani22 · 2 years
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2022年4月28日
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漫画「ゴールデンカムイ」連載終了 世界にアイヌ文化広めた8年(毎日新聞)
単行本29巻で累計発行部数1900万部を突破した野田サトルさん原作の人気漫画「ゴールデンカムイ」(集英社)が、28日発売の週刊ヤングジャンプ22・23合併号で約8年間にわたる連載に終止符を打つ。魅力的なキャラクターによる冒険活劇が先住民アイヌへの関心を高めた功績は、各方面で評価されている。
高い画力 スリルとアクション
連載は2014年8月に始まり、明治末期の北海道や樺太(サハリン)が舞台。日露戦争の帰還兵である「不死身の杉元」こと杉元佐一とアイヌの少女「アシㇼパ」が、敵対勢力と戦いながら金塊を探し求めるストーリーだ。書店員など漫画ファンの投票で決まる16年の「マンガ大賞2016」で1位に輝いて一層人気が高まり、アニメ化にとどまらず、実写映画化も発表された。
高い画力で描かれた個性的な登場人物が織りなす、息もつかせぬスリルとアクション。躍動感ある展開はファンを増やし、アイヌが主題ではないにもかかわらず、コメディー要素を織り交ぜながらアイヌの風習やグルメ、言葉などを随所にちりばめたことで、振興が課題となっているアイヌ文化への関心を飛躍的に高めた。作品に登場する土地などを巡るスタンプラリーが実施されたこともあり、アイヌや作品ゆかりの地を巡る「聖地巡礼」が読者の間で広まった。
ふらり訪れた男性、「野田サトル」のサイン
アイヌ文化を受け継ぎ、文化施設などが点在する北海道平取町二風谷(にぶたに)も聖地の一つ。伝統的な技法や文様を取り入れて斬新な作品を生む木彫家、貝澤徹さん(63)の「北の工房つとむ」にも全国からファンが訪れる。貝澤さんは「漫画の影響で若い人や家族連れのお客さんが多くなった。ゴールデンカムイに携われてうれしかった」と話し、作品との縁に思い出を巡らせた。
15年6月、野球帽にリュックを背負った男性が、タクシーでふらりと工房を訪れた。聞くとアイヌが登場する漫画を描いていると言い、彼らの暮らしに欠かせない細かな文様の入った木彫のマキリ(小刀)を「作ってください」と依頼された。「サインを送ってくれたらね」と気さくに返すと、注文書に「野田サトル」のサインを書いて、立ち去った。
後日、改めてサインを添えたイラストがすぐに届いた。貝澤さんがお返しに彫ったマキリは、ゴールデンカムイの登場人物の所持品として作中で描かれ、単行本の表紙にもなった。野田さんからは礼状が届き、その後は「同じ物を」と注文するファンが続いた。反響は大きかった。
アシㇼパ、ロンドンに立つ
アイヌ文化の発信で、貝澤さんには忘れられない光景がある。英国・ロンドンの大英博物館で「マンガ展」が19年に開かれ、貝澤さんも野田さんに誘われて現地を訪れた。荘厳な建物の正面に、展覧会の象徴に選ばれた巨大なアシㇼパのイラストが飾られていた。マキリを腰に下げ、装束をまとうアシㇼパの姿を見て、「このマンガがアイヌ文化を世界中に広めることになった」と心が震えた。
大英博物館には貝澤さんの木彫も収蔵されており、二重の喜びだった。「野田さんは『命を削って描いている』と言っていた。僕は木を削るが命は削っていない。漫画の世界や力は本当にすごいと感じた」。サイン色紙やグッズが並んだ工房で、目を細めた。
専門家「正確な描写、魅力的なキャラクター」
アイヌ文化に詳しく、ゴールデンカムイの監修を担当した千葉大名誉教授の中川裕さん(66)もこれまでになかった波及効果に目を見張る。アイヌに対する差別や偏見の歴史を背景に「映画もテレビも漫画も、批判を浴びる可能性などからアイヌを真っ向から扱うのを危ぶむ傾向があった」と指摘しつつ、連載を契機にアイヌ書籍の出版や特集番組の放送などが相次いだ点に触れ「エンターテインメントでアイヌの存在を意識したことがない人たちに興味を抱かせ、身近なものに引き寄せた」と評価する。
中川さんは連載開始直前の14年6月に野田さんから監修を依頼された。第1話の原稿を読み、「アシㇼパの絵を見たらアイヌの描写が正確だった。こんなに魅力的なキャラクターが登場するのは喜ばしいし面白そうだから、ぜひ一役買いたい」と快諾。言葉や生活様式などに助言し、登場人物の名前のアイデアも出した。中川さんは「ものすごい量の情報を選別して作品に仕上げていた。それを8年間、週刊連載で続けたのは大変だったと思う。普通の人はできない」と、野田さんや編集者をたたえた。
大学での授業や講演会などで、作品の人気とともにアイヌへの関心が高まる様子を肌で感じた中川さん。アイヌの文化振興や権利保護に向け「関心を持った人をこれからどう引っ張っていくか。アイヌに関わる全員が考える必要がある。私自身も情報を発信し続けたい」と話した。【谷口拓未】
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インド警察、いけにえの少女救出 「秘宝」ほしさに父親ら計画(AFPBB)
【4月28日 AFP】インド西部マハラシュトラ(Maharashtra)州で、娘(18)をいけにえとして生き埋めにすれば秘宝が見つかると信じて実行しようとした男が逮捕された。警察が27日、明らかにした。
同州ヤバトマール(Yavatmal)地区警察のディリップ・ブジュバル・パティル(Dilip Bhujbal Patil)署長によると、警察はこの少女の友人から通報を受け、男がヒンズー教の僧侶1人を含む共犯者8人と儀式を行っている現場に急行。すんでのところで少女を救出し、9人を現行犯逮捕した。
パティル氏によると、少女は儀式が始まる1時間前に男が計画について話しているのを耳にし、殺害される恐れがあると友人に伝えた。男は儀式の前日、少女を生き埋めにするための穴を自宅の庭に掘っていた。
9人には殺人未遂の容疑が掛けられている。男はさらに、別の娘に対する性的暴行の疑いでも捜査対象となっている。
インドにおける人間のいけにえに関する公式統計はないが、同様の儀式で毎年多数の子どもが殺害されている。
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【本日 (4/28)の広島県内の感染状況】(広島県)
GW来客大幅増に期待と懸念 厳島神社の宮島で予約満室「今年こそ」(朝日新聞)
最長10連休のゴールデンウィーク(GW)が29日から始まる。行動制限がかからないGWは3年ぶりだ。広島でも多くの旅行・帰省客が見込まれ、観光関係者の期待は膨らむが、連休明けの感染再拡大のリスクも懸念されている。
「大型連休は、楽しんでお過ごしください」
26日夜。広島県の湯崎英彦知事は記者会見でこう書かれたフリップを掲げた。「『県外に出ないで下さい』とか『県外から来ないで下さい』と言う必要はいまはない」との認識を示した。
実際に県外往来は大幅に増えそうだ。コロナ禍前の水準には回復していないが、GW期間中の山陽新幹線の指定席予約数(25日現在)は前年同期比で328%。広島空港発着の羽田便の予約数(22日時点)も全日空が同138%、日本航空が同239%に達した。
広島市中心部で5月3~5日に開かれる「ひろしまフラワーフェスティバル」は3年ぶりに観客を入れたステージイベントを実施。平和記念資料館もイベント期間中、閉館時間を午後8時まで2時間延長する。
県外客の多い観光地・宮島も盛況だ。旅館「錦水館」とホテル「宮島別荘」を営む会社によると、一昨年は緊急事態宣言で休館、昨年は約85%の客室稼働率だったが、今年は29日~5月4日、予約で満室という。総支配人の志熊聡さん(59)は「今年こそ頑張ろうという思いだ。夏から秋にもお客に来てもらう糸口ができれば」と意気込む。
世界遺産・厳島神社の参道で、もみじまんじゅうなどを販売する「菓子処きむら」の店主木村力さん(76)も「これまで売り上げが(コロナ禍前の)5割を切る月も多かったが、花見の時期から人は増えてきた。GWもそのままの勢いで行ってほしい」と言う。
しかし、往来の増加が「第7波」につながるとの懸念もある。昨年はGW後に新規感染者数が急増し、5月16日から県内に緊急事態宣言が発令された。今年に入り、感染力が強いとされる「BA.2」への置き換わりも進んでいる。
県は観光の割引キャンペーン「やっぱ広島じゃ割」の期限を4月下旬から5月末まで延長すると決めたが、29日~5月8日���GW期間中の感染拡大を抑えるという国の方針に従って対象外とした。ワクチン接種やPCR検査の会場は大型連休中も開設する方針だ。湯崎知事は「大型連休後に少し感染が増えてしまうことはやむを得ない。大きな波にして医療逼迫を起こさないためにしっかりと感染対策をお願いしたい」と話した。
北海道・知床半島沖で観光船が行方不明になった事故を受け、中国運輸局などは27日、広島県内の旅客船の緊急点検を行った。瀬戸内海の多島美で知られる広島では船による観光が人気で、運航会社が多数ある。
この日は担当官5人が宮島を周遊する小型旅客船「もみじ」(定員72人)で救命胴衣や運航前の点検記録、非常時の連絡手順などに問題がないことを見て回った。運航会社長の沖本広重さん(43)は「他人ごとじゃない。身が引き締まる思い」と語った。
海保の拠点から距離のある知床では、救助ヘリの到着に時間を要した。第6管区海上保安本部(広島市)によると、瀬戸内海では広島航空基地からヘリで潜水士を派遣し、福岡県の北九州航空基地などからも機動救難士を出動させる段取りだ。天候や機材状況で変動するが、救助ヘリが「おおむね1時間以内」(担当者)に到着できる態勢を取っているという。(松尾葉奈、大久保貴裕)
東京都 新型コロナ 新たに5394人感染確認 先週より1300人余減(NHKニュース)
健保組合7割赤字 全体赤字額2770億円 来年度以降急激な悪化か(NHKニュース)
大企業の従業員らが加入する健康保険組合の今年度の収支は、前の年度から2000億円余り改善するものの、全体で3000億円近くの赤字となる見通しです。健保連は、来年度以降は、高齢者の医療費を賄うための拠出金の増加に伴い、急激な財政悪化が予想されるとしています。
全国およそ1400の健康保険組合で作る健保連=健康保険組合連合会は、各組合の今年度予算を集計し、その結果を公表しました。
それによりますと、全体のおよそ7割に当たる963の組合が赤字となる見通しで、組合全体の収支は2770億円の赤字となると推計しています。
昨年度予算と比べると、2259億円収支が改善する見込みで、健保連は、新型コロナの感染拡大による受診控えの影響で、高齢者の医療費を賄うための拠出金が2080億円減ったためなどと説明しています。
一方、来年度以降は、高齢化が一層進展することに加え、受診控えの反動で拠出金が再び増加する可能性もあり、急激な財政悪化が予想されるとしています。
健保連の佐野雅宏副会長は記者会見で「まさに一時的かつ極めて異例な拠出金の減少だ。いったん減った拠出金のリバウンドを含めてどうなっていくか、新型コロナの感染状況なども合わせて見ていく必要がある」と述べました。
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オミクロン株の新たな変異ウイルス、国内初確認 海外未報告(毎日新聞)
仙台市は28日、新型コロナウイルス変異株「オミクロン株」の新たな変異ウイルスを確認したと発表した。第6波の主流の「BA・1」とその派生型「BA・2」で遺伝子情報の組み換えが起こっており、国内で初めて見つかった。4月11日に空港検疫で見つかった両者の組み換えの「XE」とは異なるという。
市によると、感染者は3月下旬に発熱で受診し、既に療養を終えた。年齢や性別は明らかにしていない。海外への渡航歴はなかった。市や国立感染症研究所(感染研)でのゲノム(遺伝情報)解析で、新たな組み換えウイルスと判明した。市は同時期の陽性者についてもゲノム解析したが、同様の事例は検出されなかった。市は今回見つかった組み換えウイルスについて「市中感染を疑わせるものはない」としている。
組み換えは、遺伝子配列が異なるウイルスが人の体に同時に感染して起こる。世界ではBA・1とBA・2や、アルファ株とデルタ株などによる組み換えが複数報告されている。XEは感染者が増えるスピードが約1割早いとの報告が英国である。
国立感染症研究所によると、今回見つかったのは、XEなどで確認されている組み換え場所とは異なり、感染の足がかりとなるスパイクたんぱく質で組み換えが起こっている。国際的な研究者のネットワークではまだ報告されておらず、感染力や病原性への影響も不明だという。
現在、日本ではBA・1からBA・2への置き換わりが進んでいる。感染研の斎藤智也・感染症危機管理研究センター長は「異なる系統のウイルスが同時に流行している時には組み換えが起きやすい。国内で組み換えが起きても全く不思議ではないが、国内で起きたか海外から持ち込まれたかは判断がつかない」と指摘した。【金秀蓮、小川祐希】
オミクロン株の新たな派生型、ワクチンすり抜ける公算大-南ア研究者(ブルームバーグ 4月29日)
新型コロナウイルスのオミクロン変異株で、南アフリカの科学者が今月発見した新たな派生型はワクチンや以前の感染で獲得した免疫をすり抜ける能力を持っている可能性が高い。この派生型に関するリポートを発表した遺伝子配列解析チームのトップが語った。
南アのクワズールー・ナタール大学とステレンボッシュ大学の複数の研究所から成るチームのトップを務めるトゥーリオ・デオリベイラ教授は、新たな派生型「BA.4」と「BA.5」は、先に見つかった「BA.2」よりも感染力が強い様子だと説明。「BA.2」も従来のオミクロン株に比べ強い感染力を持つ。
南ア市民のほぼ全員が、ワクチンを接種済みか過去に感染歴がある。それにもかかわらず感染者数が現在増えているのは、これらの派生型が単により強い感染力を持つだけでなく、免疫を突破する能力があるためだと考えられると、デオリベイラ氏は指摘した。
デオリベイラ氏は「この派生型には免疫のすり抜けを可能にする変異」があるとの考えを表明。「この派生型は再感染を引き起こす恐れがあり、一部のワクチンを突破する能力を持つとみている。人口の90%以上が一定の免疫保護を得ていると考えられる南アで、感染が広がるのはそれ以外に説明が付かない」と述べた。
同氏はまたツイッターでの投稿で、現在の南アの新規感染ではこの派生型が約7割を占めると明らかにし、「『BA.4』と『BA.5』で感染件数は増えているが、入院者数と死者数の大規模な発生にはつながっていない。それがこの派生型に関するわれわれの中心シナリオだ」と見方を示した。
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shinobiguide · 3 years
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Short Interview with 本田佑行 (WSJ Editor)
2014年に約15年にもおよぶ長期連載に幕を閉じた岸本斉史さんの人気マンガ「NARUTO-ナルト-」。主人公・うずまきナルトの息子・ボルトの活躍を描くマンガ「BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-」が「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載、同作のアニメもテレビ東京系で放送されており、「BORUTO」をきっかけに「NARUTO」のファンになる子供も多いという。「NARUTO」の連載終了から約3年がたったが、なぜ人気は衰えないのか? また、気になる岸本さんの新作は? 「BORUTO」の編集を担当し、アニメにも携わる「週刊少年ジャンプ」編集部の本田佑行さんに聞いた。
 ◇人気の理由はキャラの強さ 心情にうそがない
 「NARUTO」は、「週刊少年ジャンプ」で1999~2014年に連載されたマンガで、木ノ葉隠れの里の問題児・ナルトが、里一番の忍者・火影になるため奮闘し、成長する姿が描かれた。「BORUTO」はナルトの息子・ボルトが主人公で、劇場版アニメ「BORUTO -NARUTO THE MOVIE-」が15年8月に公開され、マンガが16年5月から「週刊少年ジャンプ」で連載。テレビアニメが17年4月から放送されている。マンガ「BORUTO」は、岸本さんが原作、監修を手がけ、岸本さんのアシスタントだった池本幹雄さんが作画を担当している。
 本田さんは「BORUTO」が作られることになった経緯を「『NARUTO』が大きな作品になり、年月がたつ中で、ファンの年齢も上がり、コアなファンが増えてきた。それが悪いことではないのですが、新しい層にも作品を届けたいと考えていた。世界観、キャラを使って作品の可能性を広げたかった。素晴らしい作品を、どうやって新鮮に読んでいただくかも考え、アメコミでリブートをイメージした」と説明する。
 本田さんが考える「NARUTO」の魅力とは「キャラクターの強さが大きい。心情にうそがなく、リアリティーがある。そこが突出している」ところだという。「NARUTO」は約15年も連載されたこともあり、連載が始まった頃に高校生だった読者は既に30代になっている。新たな層にも世界観、キャラクターの魅力を伝え���いくため、“リブート”するように「BORUTO」が作られることになったようだ。
 「BORUTO」のアニメ、マンガは共に「NARUTO」のファンならニヤリとさせられるような要素がちりばめられつつ、「NARUTO」を知らない人でも楽しめる内容を目指したという。本田さんは「小中学生、高校生などの新しいファンが思った以上に増えています。『ドラゴンボール』もそうですが、2世代でも楽しんでいただいています」と話す。狙い通り、既存のファンに楽しんでもらいながら、新たなファンの獲得に成功したようだ。
 ◇気になる岸本斉史の新作は準備段階
 マンガ版「BORUTO」の作画を担当する池本さんは「NARUTO」の初期からアシスタントとして参加してきたマンガ家だ。本田さんは、池本さんの起用理由について「池本先生はデビュー作『COSMOS』が伝説になっている方。『NARUTO』では岸本先生が、多重影分身のペン入れを唯一許されていたと���言われています。岸本先生のマンガは��成、カメラなどが独特。あのカメラを駆使できるのは、同じ魂を持ち、同じ流派の岸本スタジオの人間しかいない。池本さんが描くことになったのは、この人しかいない!というベストな選択」と説明する。
 岸本さんはマンガ版「BORUTO」に原作、監修として参加していて、アニメ版にも「かなりコミットして見ていただいている」という。本田さんは「『NARUTO』を最終的に『NARUTO』にするのは岸本先生。最後にダルマに目を入れてもらうイメージです。マンガはかなり細かく決め込んでいますが、アニメはスタッフの方に自由なディスカッションをしていただいています。ただ、ディスカッションには岸本先生はいません。素晴らしいクリエーターの力をお借りしています」と明かす。
 アニメ版「BORUTO」は、9日の放送から新章「うちはサラダ編」に突入する。新章は15年に「週刊少年ジャンプ」で短期集中連載された「NARUTO-ナルト-外伝 ~七代目火影と緋色の花つ月~」が原作で、うちはサスケの娘・サラダを中心としたストーリーが展開される。本田さんは「これまでの流れで、ボルトを好きになってもらったところで、次はサラダのことも好きになってほしいですね」と語る。
 「NARUTO」は終わらない……。主人公が息子になり、さまざまなクリエーターがその遺伝子を引き継ぎ、新しい世代に伝えていく。一方で、気になるのが岸本さんの新作だ。本田さんは「新作は準備段階です……としか言えません。近い将来、お目にかかる機会があると思います。先生から企画の話を聞いていると、こんなに難しい話なのに、何でこんなに分かりやすくなるんだ!と感じています」と明かす。「BORUTO」の今後の展開に加え、岸本さんの新作にも注目だ。
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benediktine · 3 years
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【日本の若者が深い友人関係を築けなくなった「決定的理由」 冷たい友人関係が蔓延している】 - 現代ビジネス | ���談社 : https://gendai.ismedia.jp/articles/-/81466 : https://gendai.ismedia.jp/articles/-/81466?page=2 : https://gendai.ismedia.jp/articles/-/81466?page=3 : https://gendai.ismedia.jp/articles/-/81466?page=4 : https://gendai.ismedia.jp/articles/-/81466?page=5 : https://archive.ph/hLM5I : https://archive.ph/Kw6w9 : https://archive.ph/90bFM : https://archive.ph/JLo7I : https://archive.ph/OYIbb 2021.03.24 飯田 一史
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2013年の世界青年意識調査では、日本の若者の悩みの相談相手は「母」が「近所や学校の友だち」を上回っている。同様に、悩みの相談相手として友達の割合は減少し、母親は増加している、という調査結果が複数ある。40~50代以上なら「マザコンか」と感じ、若年世代の友人関係に対して何か言いたくなる人もいるだろう。
ところがその40~50代が10代だった1980年代後半にはすでに、主に心理学において、深く関わろうとしない友人関係の台頭が指摘され、当時の年長世代の一部はそれを問題視していた。
「日本の若者」は30年前から深い友人関係を築けないまま今日に至るのか。だとすればその背景には何があるのか。あるいはこの間、どんな変化があったのか。
読売新聞と朝日新聞の記事、特に人生相談などの読者からの投書欄をつぶさに辿って「友人」観の変遷を研究した『友人の社会史 1980-2010年代 私たちにとって「親友」とはどのような存在だったのか』(晃洋書房)の著者である石田光規・早稲田大学文学学術院教授に訊いた。
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■《友情と恋愛に熱狂した1980年代》
―――『友人の社会史』では80年代以降のことが主に扱われていますが、70年代までの友人関係とはどう異なるのでしょうか。
  石田 70年代頃までは「この人たちと付き合わなければならない」という関係性がはっきりしていました。たとえば血縁・親族関係や終身雇用を前提とした職場の関係です。地域の関係は60年代までは非常に強く、70年代には揺らぎ始めますが、地域が衰えていくのとパラレルに会社での関係が強くなっていきました。
かつての「友人」関係は、このように離脱が容易ではない固定的な関係性にかなりの程度埋め込まれていた。「あの人とはずっといっしょにいたし、友人と言えば友人なのかな」くらいの感覚だった。
80年代には人間関係がそうした様々なしがらみから解き放たれていきます。そのなかで「自発的に選んだもの」としての「友人」が浮上してくる。ただし、まだまだ60、70年代的な関係性も色濃く残っていて、だからこそ余計に、そのわずらわしさがない魅力的なものに見えていました。
≫――――――≪
―――1980年代と「友情」と言えば、1968年に創刊された「週刊少年ジャンプ」が「友情・努力・勝利」を掲げ、80年代には爆発的に部数を伸ばしたことが想起されますが、何か関係がありますか?
  石田 自由で自発的な友人関係というものが世間の中に浸透していった80年代に『ジャンプ』は部数を積み上げていきました。血縁や地域とのつながり、あるいは会社の差配で決まる上下関係とは異なり、感情的な結びつきによって作られる人間関係が80年代には社会的に前面に押し出されてきます。その典型が「友人」と「恋愛」です。
当時の社会調査によれば、80年代前半には、婚前交渉を許容する人はまだ3割程度しかいなかった。結婚を前提とせずに付き合うことは比較的珍しく、「恋愛」と「セックス」と「結婚」はあまり離れていなかった。それが80年代後半にはトレンディドラマが流行し、恋愛のための恋愛がブームになる。それと少年マンガなどにおいて友情がフォーカスされる時期は重なっていた。
そうした新しい「自由な恋愛」「自由な友人関係」は、70年代までの固定的で息苦しい関係よりも魅力的に見え、自発的な結びつきゆえに「真に心を通い合わせることができる」という幻想をまとっていた。社会調査を見ても、友人関係に対する満足度は上がり、「友人といると楽しい」という意見が増えていました。
■《近年、「家族」回帰が起きている理由》
―――しかし日本では、現在40~50代の団塊ジュニア世代が中高生だった80年代後半からすでに「あっさりした関係を望む」「親友でも本当に信用できないと感じる人が増えている」という調査結果があり、90年代以降もその傾向は続いています。つまり「最近の若者」が友達関係をうまく築けない状態が、30年続いていることになります。背景には何があるのでしょうか。
  石田 70年代までの友人関係は会社や地域の付き合いから生まれていたため、「いつこの友情が解消されるかわからない」という不安はありませんでした。ところが80年代以降、「自由で自発的なもの」に友人関係は変わり、関係を維持するために要求されるコミュニケーション技能が増えた。自分から働きかけなければならず、失敗すれば失われる関係になった。そうなればうまくいかないことも増え、あるいは及び腰になるのは当然です。
さらに90年代にはポケベル、PHS、携帯電話といった情報通信端末が普及し、友達同士が空間を共有することすら必須ではなくなりました。なんとなくグループで同じ場所に溜まっているから友達だろう、みたいなことすら減っていく。言いかえれば、さらに積極的に振る舞わないと、友人関係が維持できなくなっていった。
それが加速して負の面が顕在化していくのが2000年代以降です。各種社会調査上でも友人関係に対して抱くのは80年代半ばまでの「開放的で楽しい」という感覚よりも、「付き合っていくためには気を遣わないといけなくて心配」という側面が強くなっていく――この傾向は今に至るまで続いています。
だからこそ、近年では悩みがあったときに友人ではなく家族に相談している人が増えていますし、一部では恋愛においても「家族になるなら付き合う」というかつての恋愛観への回帰が見られます。
≫――――――≪
―――友達関係は不安定だし積極的に働きかけないと維持できないけれども、家族は気を遣わなくても壊れにくいので、家族回帰をしている?
  石田 そうですね。「人それぞれに自由に人間関係を作れば良い」と言われても、簡単にはできません。努力しないと友人はできないし、かといって全然いないと体裁が悪い。今や難しく息苦しいものになっています。実はそれは恋愛もそうだし、職場の人間関係だって、転職や有期契約が当然の流動的なものになっています。離脱しやすく、壊れやすい関係性ばかりになった。すると何かあったときに相談する相手としてラクな選択肢がなかなかありません。ゆえに、家族がベースのものに戻っていく。
学生に訊いても、「親に悩みを相談するなんて気恥ずかしい」という感覚はなくなっています。むしろ、家族になら自分のマイナスな面も見せられるけれども、友達には自己を開示しづらいから親の方が話しやすい、と。
 {{ 図版 3 : 〔PHOTO〕iStock }}
■《「親友」という幻想》
―――新聞に書かれた友人に関する記事を辿ると、90年代半ば以降、文化・芸術・芸能やスポーツの中で報じられる機会、あるいは劇や小説といったフィクションで使われる頻度が増えるが、それは現実の友人関係が困難だからこそ、願望が物語の中に投影されている、と指摘されていましたよね。ヨーロッパで中世に騎士道物語が流行し、そこで描かれた恋愛観に現実の人間が影響を受けたのと同じように、今では純粋な友情は物語の中にしかなく、人々は物語を通じて作られたイメージを現実の人間関係に求めるようになっている、ということでしょうか。
  石田 メディアがあるべき人間関係の理想の姿を映し出し、それを読者も望んでいると捉えるならば、そう言えると思います。象徴的なのは友情を強調する高校野球に関する新聞記事の顕著な増加です。今では当たり前になりましたが、80年代までは決して多くありませんでした。
また、私のゼミの学生の聞き取り調査によれば、学生達は友人関係に対して高い理想を持ち、「でも、そのような人はいないから寂しい」と感じています。ではそのために積極的に行動しているのかといえば「自分を晒すと拒絶されるかもしれない。だからできない」。しかしお互いに自己開示しないと何でも言い合える理想の関係は手に入らない――そんな厄介なジレンマの中にいます。
「友人」はこの不安定な社会のなかでなくてはならないもの、あると良いものと捉えられている。けれども「親友」については自信を持って「いる」と言える人はおそらく今や非常に少ない。幻想に近いものになってしまっています。
≫――――――≪
■《「人それぞれ」で処理する冷たい距離感》
―――90年代中盤以降生まれのいわゆる「Z世代」の友人関係の特徴は?
  石田 物心ついたころから友人関係がデジタルに可視化されているのが特徴的です。友達やフォロワー、「いいね!」の数にしろ「グループ」にしろ、SNS普及以前までは明確な線引きはなかったものが、すべて目に見えます。自分がどの輪の中に登録され、送ったLINEに対して誰の返信がいつ来たのか/来なかったのか、あるいは、ある友人と別の友人が遊びに行っているのに自分は誘われていなかったことまでが見えている。これまでグレーゾーンで処理してきた部分が露骨に見え、線引きされてしまう。
―――スマホを使ったコミュニケーションでは、友達同士でしていたつもりの秘密のやりとりが、仲違いなどをきっかけに第三者に流出するかもしれない可能性もありますよね。
  石田 ですから関係を維持するために、より本音が出しづらくなり、より気を遣う機会が増えています。しかも今の10代~20代前半は中高時代にすでにスマホを持っていて、それがなかった時代がどんなものだったのかを知らない。人とオンラインでつながっていない状態を想像すること自体が難しくなっていて、こまめに連絡を取っていないと不安を感じる。それでいて、不用意に他人の事情には立ち入りません。
―――というと?
  石田 大学で教えていて感じますが、若い人は「人それぞれ」という言葉が好きです。誰かが何かを言ったりやったりしたことに対して「人それぞれだからね」という処理の仕方をする。これは他人の意見や多様性を尊重しているようでいて「私は関わりません」と言っているのに非常に近い。議論してもらっても「人それぞれだから」で終わってしまって意見が深まらない。
ほかにも「困ってるみたいだから、本当だったらやってあげたほうがいいんだろうな」と思っていても「人それぞれだから」踏み込まない。たとえば「サークル、やめようと思う」と言われたとしても、本人が理由を言わないかぎりは深く聞かないし、引き留めない。淡泊です。逆に何か相談したい、支援してほしいと思っている側も友人関係を維持するためにこそ遠慮して事情を話さず、助けを求められない。 「人それぞれ」という距離の置き方が主流になってしまっている状態では、本音で意見を交わすことも、ケンカをすることもとても難しい。関係性の修復が約束されておらず、あっさりと切れてしまうわけですから。
≫――――――≪
■《深い人付き合いの不要な社会を作った大人たち》
―――「最近の若い人間は……」と思っている中高年に向けてひとことお願いします。
  石田 若い世代は友人を作ることがとても難しくなっています。そしてそれは大人が作ってきた環境が原因です。
たとえば僕は団塊ジュニア世代ですが、僕らが学生のころまでは結婚できない人生を想像する人はまだ少なかったし、子どものころには就職氷河期が来て仕事に就けない人が大量に発生するなんて思いもよらなかった。それは一方では窮屈だったかもしれないけれども、そのかわりもう一方では安定していると感じられた。
しかし今では若者には将来像は不安定なものに映り、恋愛・仕事・友人……あらゆる人間関係を得るために何かしら「自分を磨け」と言われ、語学や資格の勉強からコミュニケーション能力、身だしなみまで、さまざまな場面で自分の実力を証明させられ続ける社会のなかにいます。そうなると弱い部分はとてもじゃないけど他人には見せられない。
年長世代からすると若者は「人付き合いが良くない」とか「腹を割って話ができない」ように見えるかもしれない。でも深く人付き合いしなくても回る社会をそもそも我々はつくってきたわけです。そしてその流動的な社会は、誰かと人付き合いをするために、かつてよりもはるかに人に能力と負荷を求めるものでもある。ですからその最先端に生きている若者が、複雑かつ希薄な関係性のなかで生きてい���ための振る舞いをするのは仕方がない。上の世代には理解しがたいものに見えたとしても、そういう社会を“われわれ自体が作ってきた”ということを、せめて認識してほしいと思っています。
 {{ 図版 4 : 『友人の社会史―1980-2010年代 私たちにとって「親友」とはどのような存在だったのか』 石田 光規 (著) : https://www.amazon.co.jp/dp/477103432X/ }}
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