#角の窓
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shunya-wisteria · 2 months ago
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秋旅2024 - リゾートビューふるさと + 富山市内旅
秋は旅に限るよね、どこへ行こうか?そうだ富山いこう!
はじめに
どこかへ旅行したい気分、でもちゃんと考えて計画するのはめんどくさい気分。そういう時は一度行ったことのある場所の再訪が楽ちん。ということで今回は、2年ぶりに2回目の「リゾートビューふるさと」へ乗りに長野へ、そのまま終点の南小谷まで進んだ後、大糸線 糸魚川、えちごトキめき鉄道線・あいの風とやま鉄道線を乗り継ぎ富山まで行ってみました。いつも素敵なお写真が並ぶケイスケさんのブログでちょうど紹介されていた富山駅周辺にも惹かれたため。
リゾートビューふるさと 信越線・篠ノ井線・大糸線経由 長野→南小谷
リゾートビューふるさとの紹介は前回訪問時に記載しているので詳細は割愛。簡単���いうと土日を中心に運行されるリゾート快速で、長野から姨捨、松本、穂高を経て、緑(JR東日本)と青(JR西日本)の境界駅である南小谷に至るというもの。途中の姨捨と穂高では30分ほど停車し途中下車が楽しめるというもの。前回はまだ某疫病が終息しきっていないこともあり、神社参拝時の案内や車内での民謡演奏等、一部サービスは割愛されていましたが、今回はそれらも再開されていた点が大きな違いかな(あとは、指定券が300円くらい値上がりしたのと。。。)。あまり変わり映えしませんが、写真も何枚か。
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1枚目、朝一は立ち蕎麦で朝ごはん。長野駅には立ち蕎麦屋が何軒かありますが、今回はそのうち改札外 東口の榑木川にて、山菜キノコ蕎麦をいただきました。ひんやりした朝に温かい蕎麦は染みる。
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2枚目、穂高駅にリゾートビューふるさとに使用されるHB-E300のお顔。よい面構えですね。
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3枚目、車窓から楽しめる仁科三湖。訪れた日はお天気が微妙で。。。アルプスの山々は全然見えませんでしたが、仁科三湖(青木湖・中綱湖・木崎湖)は綺麗にみえました、山々の紅葉と合わせて一枚(これが何湖だったかは覚えていません。。。)。
4枚目、終点 南小谷駅周辺にて乗り換え待ち30分で散策。事前情報として認識はしていましたが、川の様子を見に行く以外は特にすることがないですねぇ、天気が良ければ遠くの山々の景色も楽しめるのかもしれませんが、あいにくの曇り空。
大糸線 南小谷→糸魚川
大糸線はこの先 JR西日本管轄の非電化エリア。輸送密度も小さく1両のディーゼル列車とローカル線の香り。列車は姫川に沿って右へ左へゆらゆらと、眠たくなりますね。
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1枚目、車窓から1枚。ガラスの反射と揺れに悩まされながらなんとか撮れたもの。ずっと川沿いを走るため大体景色はこんな感じ。
2枚目、終点 糸魚川にて1時間ほどの待ち時間。隣接するヒスイ王国館内のカフェでおやつタイム、わらび餅セット。上品なわらび餅とたっぷりの温かいお茶でほっと一息。ずっと座って列車にのっていただけでも疲れるものですね。
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3枚目、4枚目、ここまで運んでくれた列車と駅舎からの夕焼け。近年開業した新幹線の駅舎って大体同じような構造(既存の地上駅の横に背の高い新幹線駅舎を作って橋上駅舎で無理やりつなぐ形)に見え、この光景もやや見慣れたものに。
えちごトキめき鉄道 日本海ひすいライン・あいの風とやま鉄道線 糸魚川→泊→富山
ここから日本海沿いを進み富山へ。えちごトキめき鉄道とあいの風とやま鉄道の境界 市振の2つ先 泊にてえちごトキめき鉄道の車両からあいの風とやま鉄道の車両へ乗り換え。同一ホーム上に縦列駐車する2つ列車間の乗り換えという面白い体験。よく考えるとここからがこの旅の在来線で初の電車でしたね(リゾートビューふるさとはハイブリット気動車、大糸線・日本海ひすいラインはどちらも気動車)。JR西日本の近郊形車両ベースの車両は内装や音含め、何だか東海道本線の米原から先、琵琶湖線を走っている気分。
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日中であれば日本海の景色を楽しめるのかもしれませんが、時はすでに夜。真っ暗で何も見えませんでしたので、糸魚川駅での待ち時間に撮影したえちごトキめき鉄道の観光急行を。何やら撮り鉄っぽい方が何名かいらっしゃるなと思っていたら、こちらがお目当てのようでした。貴重な国鉄形の気動車は重厚感が違いますね。
富山城ライトアップ
富山駅には夜の到着。そのままホテルに直行したい気分でもあったのですが、富山城がライトアップしているとのことで重い腰をあげ。歩いても行ける距離ですが折角ならと市電に乗車。富山市内は市電が充実、かつ高頻度で運転されていて便利でした。富山駅の乗り場案内もわかりやすく好印象。
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訪れたときは世界糖尿病デーということでブルーにライトアップされていました。明りにいざなわれ城内へ、ゲームだったらこの後 ボスが出���しそうですね。。。
富岩運河環水公園
2日目は運河沿いに設けられた富山市民の憩いの公園。紅葉はじめのシーズンということもあり、紅葉と青空、それらが水面に映り込む景色が素敵でした(この日は午後から雨予報でしたが朝はご覧の通りの快晴でした)。
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ここには世界一美しいといわれている(?)スターバックスもあり、一応 こちらもからめて写真におさめてみました。アクセントにはちょうどよいかな、ちなみに朝から大混雑でした。
TOYAMAキラリ・富山市ガラス美術館
駅から市電で10分くらい、富山市ガラス美術館と図書館が入るTOYAMAキラリへ。隈研吾氏が設計した建物は、斜めに切り開かれた吹き抜け構造と、内装に木材がふんだんに使用された特徴的て面白い建物でした。広角で切り取るのが楽しすぎた。とはいえ幅広い年層の方がいらっしゃる公共施設ということで邪魔になら��いように撮影はほどほどに、したつもり。
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ガラス美術館は、エミール・ガレの展覧会が開催中。折角なのでガレの作品も鑑賞してきました(こちらの作品は写真撮影・SNS投稿OKのもの)。学がないので小難しいことはわかりませんが、シンプルに綺麗だなという感想と、目に見えないものを作るITエンジニアとしては、目に見えるもの・手にできるものは長い時を経てもこうやって残されていくということにちょっと羨ましさが覚えました(戯言)。
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終わりに
ガラス美術館訪問後は軽くお昼を済ませた後、早々に新幹線にて帰京しました。お天気も崩れてきていたので。
よって、かなりコストパフォーマンスの良くない旅をしてしまった気がしますが、たまにはこういうのもよいよね。1ヶ月後くらいの朝、旅路をゆっくり振り返りながらこのエントリをまとめてみた。
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manjuhitorie · 3 days ago
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Hitorie - Quadrilateral Vase - Lyrics English Translation
Music: ygarshy Lyrics: Shinoda
消えない影、まぼろしのいろは Everlasting shades, the mystical rudiments 機械仕掛けのトロイメライみたいなのさ Seems like a mechanical, inhuman träumerei
哀しくないみたい、鏡映しで Seems like you’re not upset, in the mirror 泣いてるような、子供の声で Sounds like someone’s crying, like a child そしたら思うのさ、雨降り、傘無し。 That’s when it hit me, rain descent, umbrella absent. 聴かれちゃった?聴かれちゃうな Did somebody hear me? Somebody’s bound to hear me
眩しくしないで欲しい I’d like it if you didn’t make it too bright 眩しくしないで欲しい I’d like it if you didn’t make it too bright 焼き付くんだ You’re searing into my mind 焼き付くんだ You’re searing into my mind 鮮やかなあなたが You’re just so refulgent 眩しくしないで欲しい I’d like it if you didn’t make it too bright 眩しくしないで欲しい、のに I’d like it if you didn’t make it too bright, and yet 遠ざかるくらいがい��� As long as there’s space between us then it’s alright with me そ���が、それがいい That’s, that’s alright with me
青白い肌、包み込むベロア Pale white skin, swaddled by velour これで終わりなら洗いざらい話し合おう If this is the end, then let’s open up and have a heart to heart
哀しくないんだね、似たもの同士 So you’re not upset, we’re two of a kind 泣いてるのにね、ふたりの声で And yet we’re crying, the two of us 窓の外みたい、雨降り、傘無し。 Seems the same as outside the window, rain descent, umbrella absent. 触れないな、触れないな Unreachable, unreachable
眩しくしないで欲しい I’d like it if you didn’t make it too bright 眩しくしないで欲しい I’d like it if you didn’t make it too bright 焼き付くんだ You’re searing into my mind 焼き付くんだ You’re searing into my mind 鮮やかなあなたが You’re just so refulgent 眩しくしないで欲しい I’d like it if you didn’t make it too bright 眩しくしないで欲しいから I’d like it if you didn’t make it too bright, so just
消えてなくなればいい、僕が。 As long as I don’t end up fading into the light then it’s alright with me それでいい That’s alright with me
Footnotes:
● Quadrilateral Vase translated means 四角花瓶(Shikaku Kabin) in Japanese, a pun on the term 視覚過敏(Shikaku Kabin), which means sensitive to light. This pun was made apparent during the talk panel of the Osaka screening (of their big concert in Hibiya Open-Air Concert Hall, “HITORI-ESCAPE 2024 10-NEN-SAI~Hibiya Chouzetsu Yaon~” on Jan. 13 2025) when SND hinted at it. ygarshy, the composer, was very chill about it, only commenting along the lines of “Wow, my song received its name based on a pun.”
● Relevant segment from the Skream! interview https://skream.jp/interview/2025/01/hitorie.php:
3曲目の「Quadrilateral Vase」はどうでしたか? Yuka Ishizumi, interviewer: How about the third track “Quadrilateral Vase”?
シノダ:これはイガラシ君の曲ですね。 Shinoda: This is ygarshy-kun’s song.
-この楽曲もオルタナティヴな印象が。 This song, like Tanbi-ka and Juggernaut, sounds like alternative style.
イガラシ:これは制作が進んできた頃にシノダが"シューゲがやりたい"、"シューゲがいい気がする"みたいなこと言ってたから(笑)。で、この曲も作ったのはちょっと前だったんですけど、"じゃあこれはどうですか"と。 ygarshy: While I was writing the song, Shinoda mentioned that he wants to try out shoegaze, and that shoegaze would be a good fit, so… (laughs). This song was actually written quite a while ago but, I had then enhanced it to please Shinoda.
シノダ:"今シューゲがキテるぞ"ってね。 Shinoda: I was like “Shoegaze is so in right now.”
ゆーまお:シノダの中でキテただけ。 Yumao: But it was only “in” amidst Shinoda’s world.
シノダ:(笑) Shinoda: (Laughs).
-でも世の中的にもそうかもしれないですよ? Though isn’t it fairly “in” worldwide as well?
シノダ:いや、僕、今空前のシューゲイザー・ブームが日本に到来してると思い込んでるんです。なんか多いような気がするんですけど、でも僕のTwitter(現X)のアルゴリズムがそうなっちゃってるだけなんじゃないかって(笑)。そういうバンドの映像ばっかりおすすめに出てくるから、AIに見透かされてるのかな。 Shinoda: Well like, I’m convinced that a shoegaze boom unlike any before is hitting Japan right now. I feel like it’s popping up all over, though that actually may just be the work of my Twitter algorithm (laughs). My “For You” page is flooded with shoegaze style band videos, it’s like the AI sees right through me.
-(笑)シューゲイザー的なサウンドに何を求めるかっていうところがあると思うんですけど、シノダさんはどうなんですか。 (Laughs). Shoegaze music requires specific things in order for it to be classified as such, but what does shoegaze mean to you Shinoda?
シノダ:シューゲイザーについてですか? Shinoda: Are you asking me about shoegazers?
ゆーまお:やったじゃん、そんなこと喋れる機会ないでしょ(笑)。 Yumao: I’m so happy for you, you never get the chance to talk about this (laughs).
シノダ:ここで語るのか(笑)。なんでしょうね? もともとは暴力的なオルタナティヴの派生だと思うので、THE JESUS AND MARY CHAINから始まった違った角度のパンク・サウンドのアティチュードからいろいろ変化を経てMY BLOODY VALENTINEに行き着いたような感じだから、マイブラ(MY BLOODY VALENTINE)そのものをやっても仕方ないというか。そこの1歩手前にある刺々しさとか陰鬱さみたいな、そういうマインドですかね(笑)。 Shinoda: Here of all places (laughs). I wonder. I think it originally derived from the more aggressive subgenre of alternative. So like it started with The Jesus and Mary Chain, then people started taking different angles and attitudes on punk music, undergoing change until we got to My Bloody Valentine. So maybe it’s only natural for me to emulate MyBlo a bit. In my mind I lean towards that sharp, gloomy style I guess, but I stay just an inch away from leaning too far in (laugh).
-Kevin Shields(MY BLOODY VALENTINE/Gt/Vo)並みの音の壁を作って、20分延々と演奏する��けにもいかないですもんね。 You can’t be creating a wall with music and perform for 20 minutes incessantly like Kevin Shields (Vocal/Guitar of My Bloody Valentine) after all.
シノダ:そうなんですよね。あれはKevinさんしかやろうとしないことなんで(笑)。だからあれがいいというか。 Shinoda: Exactly. That’s something only Kevin-san can do (laughs). That’s why I’ll hold on that.
-シノダさんにとってシューゲイザー・サウンドの魅力は一種の暴力性なんですか? To you, is one of the appeals of the shoegaze genre the aspect of aggressiveness?
シノダ:だと思いますね。人間としてのチクッとした部分を表現したら、きれいなものとして出力されたみたいな。 Shinoda: I think so. It’s like, they’re expressing that part of us as humans that’s daggerlike and feisty, yet it comes out as something wonderful.
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yuki-yuki-kawai · 3 months ago
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こんにちは、みなさん!今日はちょっとドキドキしながらも、素晴らしい体験をしてきました。フランスの美しい街中での撮影に挑んだんです。石畳が続くロマンチックな通り、彩り鮮やかなカフェのテラス、花で飾られた窓辺——その中で私YUKIは、ちょっと恥ずかしさと戦いながらも、プロ根性を見せて撮影に臨みました。
撮影中、視線を感じてつい頬が赤くなってしまう場面も。でも、その瞬間にも「ここでしか撮れない特別な一枚を残したい!」という気持ちが勝り、自然と笑顔を作っていました。風に揺れるドレスが、パリの穏やかな午後にそっと溶け込むように感じられて、少しの間、恥ずかしさを忘れられたんです。
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yu-en · 4 months ago
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uihy
自室の記録
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5年前からルームシェアをしているSと一緒に引越しをしてから、3年が経った。寝室をSが、リビングを私が自室としている。私の部屋の正面には大きな窓があり、左右にもそれぞれ小窓がある。
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小窓1
装身具類の置き場所。ピアスを置いている鳥のレモン絞り器は、Fさんから貰ったもの。Fさんはよく動物のものをくれる。犬の形をした栓抜きや、野営をするくまの置物も彼からのプレゼントだった。
カートリッジインクの空き容器には、ヘアピンやネックレスを入れている。私の父は吸引式の万年筆を好んでいて、父から贈られたペンもインク瓶とセットのものが多かった。実家を出て外にいる時間が増えてからは、インクを切らすことが怖く、自然と替えのインクを持ち運べるカートリッジ式の万年筆を使うようになった。それからしばらく経ち、1年前にプログラマを辞めたことを手紙で報告すると、その数日後に「励まし」とボールペンが送られてきた。以降ずっとそのペンを使っているから、手持ちの万年筆はどれもインクを抜いてある。
よく付けるピアスは窓の縁に置いていて、どこかの喫茶店で使われていたらしい伝票入れには、硝子のオーナメントやトライアングルのビーターを差している。
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Hのくれたトライアングル本体は、腕時計とブレスレットを失くさないための場所として機能している。良くない使い方だと罪悪感を覚えてはクロスで磨いている。
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小窓2
『陶の家』を見かけたらひとつ買うというのを続けていて、現時点で3軒が建っている。少しずつ街になっていく。家の奥には、ミナペルホネンの好きなQさんにプレゼントしたものと色違いのタイルを置いている。
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小窓3
すぐぼろぼろにしてしまう指先のケア用品を置いている。H先輩に貰ったネイルオイルの磨硝子が好きだった。Fさんが動物をくれるように、この人は硝子をよくプレゼントしてくれる。硝子のオーナメントも、ステンドグラスのくまもH先輩から貰っている。
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窓を開閉するハンドル(オペレーターハンドルというらしい)に紐をかけて、ケーブルや電源類をまとめている。先日Eから貰った白いカールコードのシールドもここに下げている。黒い服ばかり着ているのに、Eには乳白色のイメージがある。“誤って人間として産まれてしまった天使”だと感じさせる人と知り合うことが何度かあり、Eもその中のひとりだった。
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向かって左には仕事用のシャツ、右には外套を何着か掛けている。秋冬用の服ばかりある。
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ここに越すことが決まってから最初に選んだ家具。プログラマになったばかりの頃、メモリの重要さを机の広さに喩えて教えられた。それで机は広いほど良いものだと認識したのか、気付けば横幅のある机ばかり探していた。天板の色を緑に決めて、部屋の軸に据えた。
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職場で割ってしまったマグカップに無線イヤホンや保湿クリームを入れている。シャツを濡らしたまま破片を持つ私を見て、笑ってくれる会社の人たち。これ以上は無いとよく思う。
ヘアクリップ入れにしている、ままごと用のような小さな花瓶も気に入っている。渋谷の蚤の市で友人へのプレゼントを選んでから、度々その人の店でものを買うようになった。銀色のトレイやハート型の赤い缶もその人から買った。
銀色の電源タップは前の部屋から持ってきたもの。あらゆる電子機器の電力をここから供給している。
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ギターをくれた友人たちが別の年の誕生日に合同出資してくれたオーディオインターフェースがモニターの下にある。未だに1-2と3-4の入力を同時にする方法が分からず、2つずつ付け替えながら使っている。これを貰ってからAudacityで曲を作り始めて、今もそのやり方をしている。会社の先輩には「システムを0と1だけで作ろうとしているみたいなものだよ」と言われたけれど、その頓馬さを含めて自分に馴染むので、Audacityをずっと使っている。キーボードがちょうど上に乗る。
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モニターの横にはmicroKORGを置いている。普段は誕生日に贈り物をしないと取り決めているSだけれど、数年前に何かで手を貸した際「この恩は倍にして返します」と言い、その年の誕生日にmicroKORGをプレゼントしてくれた。このシンセサイザが部屋に来てから、自分の生活が向かうことのできる方角が増えたように感じている。大切な楽器。
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microKORGには、新しい部屋で出した『野良の花壇』のマグネットを付けている。本来は冷蔵庫のために作られたマグネットだけれど、皆とスタジオにいる時にあって欲しく、ここに付けている。プリクラで来られなかった友達の似顔絵を描くような感覚。私の黒い冷蔵庫には、ピーター・ドイグの青鬼の絵と油絵の花のマグネットだけがある。
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机の下に、PC・トランクケース・スーツケースを置いている。PCはSのお下がりで、MacBookしか使ったことのなかった当時の私は、こんなに大きな箱がPCだなんて、と思っていた。PCの上に付けたアンテナは狐の顔のような形をしている。
トランクケースは大学2年のころ大枚をはたいて手に入れたもの。どこか遠出をする時はこれに荷物を詰めている。畳み終えた洗濯物をSの部屋へ運ぶ時のかごや、ギターを��く時の足置きとしても使用。頑丈さに安心する。
スーツケースはついこの間、京都に長く滞在するために買った。銀色の次に、灰がかった青が好きだと思う。
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ギター・くま・本棚
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ギターは高校時代の友人たちが誕生日にくれたもの。19歳になったばかりの頃、当時の交際相手と出掛けた帰り、気が付いたら楽器屋にいた。ギターを2本持ったその人に「どっちがいい」と訊かれ、指差した方を買ってくれた。私にギターを与え、弾き方を教えてくれたことにずっと感謝している。その人と別れてしばらく経ち、誕生祝いに何が欲しいかを訊かれ、ギターを頼んだのだった。友人たちは「あえて白にしてみた」と笑っていた。今思えば、このギターを貰ってから白を自分のものにすることへの抵抗が弱くなった。ギターの届いた日、触っているのが楽しくて大学を休んだのを覚えている。
YAMAHAのアンプは義兄が使っているのを見て購入した。私が真似をしていると知って嬉しそうだった、と姉から教えてもらった。
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左端のくまは、元は白だったのだけれど、深い青のシーツで眠るのに付き合わせたせいで黝くなってしまった。Kの小説に「ヤニや涎で汚れてしまったのかしら」と書かれてからは、布で包んでいる。いつかぬいぐるみ病院に連れて行きたい。隣は一度も会ったことのない人が贈ってくれた黒いくまと、高校時代の交際相手が留学先のお土産として連れてきてくれた焦げ茶のくま。誰かとビデオ通話をする時にはよくパペットのくまに代理出席してもらっている。右は、地元や旅先の雑貨屋で見つけて連れてきてしまった(“しまった”という意識がずっとある)小麦と白のくま。グレーのワゴンに小さなギャッペを敷いて、くまたちの場所としている。
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低い本棚の上
蓋のない宝箱。小物たちというより、質量のある記憶群という方が実感に近い。
西荻窪にあった喫茶店の閉業を知って沈んでいると、H先輩が「お店で使っていた品物を販売しているみたいです」と教えてくれた。黒い花瓶のあるおかげで、ずっとその店を忘れずにいられる。今はEのくれた竹とんぼや、Aさんのくれた花を入れている。ポストカードをしまっておける箱のついた額縁には、Aの写真を入れている。過去、「__の写真を写真展に出してもいいですか?」と、もう搬入の終わった状態で確認の連絡が来たことがあった。Aがごく稀に見せる、こういった強引さが大好きだった。展示を了承する代わりに譲ってもらったその時の写真たちは、勾配天井の部屋に暮らしていた時に飾っていた。上京してから借りたどの部屋にもAの写真を飾っている。そのほか、江の島で拾った石や、Tさんがライブ終わりに嵌めてくれた指環、Uさんと行った犬吠埼のイルカの置物、書ききれないほどの誰かと紐付いた宝物がある。
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声の依頼を受けた際、お礼にといただいた絵。額装までしてくれていた。元々この人の絵が好きだったので大喜びした。一度この絵を裏返さなければいけない時期があったので、また飾ることができて嬉しかった。
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高い本棚の上
小さなギターは、Kさんと一緒にRさんの部屋でパーティをした日、中古のおもちゃ屋で買ったもの。Rさんの部屋に戻った後もご機嫌に鳴らしていて、そのあと火事が起きた。カセットコンロの火がテーブルクロスに引火して、火が早送りのように広がっていくのを見た。三人で死ぬ映像がちらついた、次の瞬間には火が消えていて、振り向くと花瓶を持って息を切らしたRさんが立っていた。チューリップを活けていた水での消火。このおもちゃが生き延びた証明になっている。このあいだのアルバムに入れたフィールドレコーディング曲にはその日の日付が付けられていて、火のはじける音やこのおもちゃギターの音が入っていた。volca keysは初めて触ったシンセサイザ。自分ひとりである程度のことができるようになりたくて、リズムマシンとマルチエフェクターを買った。
銀色のバットはひとつ前に住んでいた部屋の近くにあった台所道具の店で買ったもので、前日と翌日のあいだの時間に携帯品を置いておく場所として使っている。
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Artekのスツール60を、椅子やベッドサイドテーブルとして使っている。パーティめいたことをする時には、3脚くっつけて大きなテーブルとして使う。雑貨屋でまとめて購入したので、その日で店のポイントカードが1枚分溜まった。そのカードをイッタラのキャンドルホルダーと交換してもらった。
銀色のトレイは、先述の蚤の市で知った店で買ったもの。部屋のポケットとして使っている。
“拯”の字は、精神がどうしようもなく落ちていた今年の始めに、Uさんが「書初めをしよう」と言って筆を持たせてくれたもの。翌月にまた京都���訪れた際に、国際会館のカフェスペースで焼き上がったものを渡してくれた。頭でばかり考えてはすぐに身体と疎通できなくなる私に、四肢のあることを思い出させてくれる友人。
本の上には気休めの紙魚対策として除湿剤と防虫剤を置いている。
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小窓4
Fさんからの犬の栓抜きと、Hに貰ったコンクリートの置物、H先輩が分けてくれた犬の箸置き。母の好きなミニチュアを贈る際、色違いのチューリップを自分にもひとつ購入して、端に置いている。自分のために生きた花を買えない反動か、花のモチーフのものを見かけると嬉しくてつい手が伸びる。
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キッチン
私の洗面台を兼ねている。私もSも、料理と呼べるような自炊は殆どしないので、調味料や調理器具が少なく、キッチンの収納部にはそれぞれの私物が仕舞われている。
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Mさんが引越し祝いに買ってくれたカセットコンロ。パンを焼く時やカフェオレを淹れる時に使う。組み立てる際の動作がロボットアニメのワンシーンを思い出させるので、人前で使う時には「変身!」と言うようにしている。
隣の空き瓶は元々ジンの入っていたもので、誰かに花をいただいた時には一旦ここに活けている。
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この部屋に越した時にIがプレゼントしてくれたローズマリーの石鹸の匂いが好きで、貰った分を使い切ってからも自分で買い直している。歯磨き粉はGUM以外だと落ち着かないので旅行先にも持っていく。歯ブラシはKENTのもので、最初に使ったあとの歯の滑らかさに感動して、誰かに共感してほしいあまりSに押し売りをした。それからSも同じものを使っているので、それぞれのストックも合わせると10本近くこの歯ブラシがある。右端はリングホルダー。左手の薬指に環を嵌めるようになってから、指環が好きになった。今は5本の指環���付けている。
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食器棚
H先輩のくれたくまを吊るしている。緑の石鹸はMさんのスペイン土産。ここに写っている鉄鍋も鉄フライパンも、写っていない3本の包丁も2枚のお盆も貰いもの。
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ソファ
机の天板に合わせて布を選んだ、三人掛けのソファ。毎日ここで眠っている。Sの部屋にある質の良いベッドよりも、薄いマットレスを敷いたソファの方がよく眠れる。枕に近い小窓のハンドルにエジソンランプを括りつけて、普段はその光で睡眠薬が効くまでを過ごしている。
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部屋のすぐ向かいには線路があり、3面の窓から電車の通る音や光が流れる。最終電車の後は、スケートボードの走る音や、酔った誰かの歌が聞こえる。この部屋で生活をしている。
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kaoriof · 7 months ago
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BLUE
私って世界に意思があるかのように世界と接しているな、と最近よく思う。その一瞬一瞬に刻まれる時の流れや、それに従うようにただひたむきに���不規則に、不確かに、ときに不気味に命をまっとうする生き物たち。自分の中にある幼さや未熟さが世界そのものを抱きしめていて、そして世界そのものに抱きしめられているように、毎日すべてが美しくまぶしく見える。熱く湿った土、荒れた肌をなでる潮風。じりじりとした暑さと日光に肌は赤く焼けて、タンクトップの紐の跡が残る。息を吸い込んで、胸をめいっぱい膨らませて、閉じた眼をゆっくり開けると、いつもただただ静かで柔らかな美しさがこちらに向かって微笑んでいる。なのに、ああなんでこんなに寂しいんだろう?かなしいんだろう。昨日は内々定先の懇親会があった。そこに行くかはわからないけれど、なんとなくの気分で行った。大学に進学してから人と喋るのが下手になって、無理矢理に口角を上げながらそれっぽく振る舞っていた。いつもあっとういう間にすぎる時間に沿って生きているというよりは、流れる時間に溺れながら必死に「いま」に追いつこうともがいている。赤ん坊のように大きな声で泣き出したい。若さが終わらなければいいのに、いつだってそのときに好きだと思う人にキスをして、自分勝手に幸せに生きていきたいのに、迫ってくる大きな波の渦に巻き込まれている。ゼミ終わりの昼下がり、ビリーアイリッシュの新しいアルバムを聴いていた。特にBIRDS OF THE FEATHERという楽曲が大好きで、いつも夜パパが運転する車の中で流している。車窓に映る夜の光にも、人知れず孤独に輝いている水面にも似合うような、遠い昔の物語みたいな懐かしさを感じる音に慰められる。最後に思うまま文章を書いたのっていつだっけ。ありふれた毎日、既視感を覚えてしまう感情に飽きて水をやるのをさぼっていた。豊かに年老いて遺骨は木々の麓に埋葬してほしい。またとびきり人を愛したい、好きになりたい。雨の中を踊り狂いたい。焦点の定まら���い思考が、砕けたガラス片みたいに脳内のあちこちで反射する。そのたびに心が光を吸収して熱くなっていく。気がついたら涙を流していた、みたいなことが最近多い。ねえ、あなたは最近どうなの?と喋りかけたい気持ちを抑えて、もうすぐで終わってしまいそうな曲を巻き戻した。
P.S. そういえば22歳になりました、えへへ
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momokuri-sannen · 7 days ago
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休みの日にしか食えなくなった朝飯。
ハムエッグ丼。
丼とはいうものの茶碗で。
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昼飯はカレーチャーハン。
窓の外に外壁工事用の足場が組まれているので、普段よりも部屋が暗い。
3食作ると感覚として一日中台所にいる気がする。
実際そんなことはないんだけど年明けから出勤することになって���るから平日昼間はできないので、たまに3食やると「作った」という実感がある。
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晩飯はルーロー飯。
五香粉も八角も我が家は常備品なので問題ない。
茶碗で食うつもりだったけれど(そっちのがそれっぽくない?)、他におかずを作るのが面倒になったので丼にした。
しかしそれには具が少なかったという...。
ごちそうさん。
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kinemekoudon · 2 years ago
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【14話】 スマホを解析されて、薬物売買のログを見せられたときのレポ 【大麻取り締まられレポ】
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―逮捕から7日目。この日は2回目の検事調べが予定されており、今回はワゴン車による単独の護送ではなく、護送車での複数人共同の護送になるとのことで、僕は初めて護送車に乗れることを少し楽しみにしていた。
朝8時30分頃、点呼とともに居室から出され、留置場の出入り口扉の前に連れていかれると、扉の前には既に2人の収容者が��一列に並ばされており、僕はその2人の後尾に立つよう指示をされる。そして例によって身体検査をされると、いつもよりキツく手錠をかけられる。
その後、留置官が先頭の収容者の手錠の間の輪に、通常より長い腰縄を通してから腰に巻き付け、同じ要領で、その長い腰縄を中間の収容者、そして後尾の僕に巻き付け、見事に3人を数珠繋ぎにすると、その長い腰縄を自分の腰につけているフックに括りつけ、後尾に立つ僕の後ろについた。
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それから、3人の前後に警官が3人ずつついた体制で、地下の駐車場まで連行され、しばし駐車場で待機をしていると、白色と灰青色のツートーンカラーで、黒色のスモークガラス窓のマイクロバスがやってきて、3人の手前に停車した。
僕はその時まで、護送車とは、青地に白のラインが入っている、窓に金網のついたバス型の車だと思っていたので、実際の護送車がひどく凡庸なことにがっかりした。
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上が護送車、下は人員輸送車(警���官を輸送する車)
そうして、3人は連結されたまま護送車に乗せられる。護送車の車内は、右側2座席に左側1座席の3列配置で並んでおり、窓には鉄格子が嵌められていて、運転席との間には壁があって全く見えないようになっていた。
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また、護送車は周辺地域の警察署を順繰りにまわり、地検に移送する被疑者らを拾っていくシステムのようで、すでに15人ほどの先客が座っていた。
彼ら15人は、非常に長いロープで数珠つなぎにさせられており、全員が上下グレーのスウェットに茶色の便所サンダルの恰好で、手錠をかけられ、姿勢よく無言で着座しているので、捕虜の集団のようだった。
車内にいた警官らによって、3人は各自指定された座席に座ると、3人を連結していた長い腰縄が外され、今度は15人を連結している非常に長いロープに括り付けられる。
18人の被疑者と1本のロープによる数珠が完成すると、1人の警官が、「車内では会話や目配せはもちろん、足を組むのも禁止する」などという護送車内の規則を、大声かつ歯切りのよい口調で説明していた。
車内に5人ほどいる警官らも、これだけの逮捕者を移送するというだけあってか、非常に緊張感を持った面持ちで、ちょっとでも無駄に声を発したら怒鳴られそうな緊迫感がある。
僕は幸い、右側2座席の窓側の席であったので、外の景色でも見て気を紛らわせていようと思った。なんだったら��前回の単独移送では、両隣に警官が座っていて、窓はほぼ塞がれている状態だったので、久しぶりに外の景色を見られることは楽しみだった。
そうして、護送車が出発する。捕虜��然の惨めな状態というのもあってか、留置場では見ることのない格好や表情をした道行く人々を見ると、外の世界は自分とはもう関係がないように思えてきて、非常にセンチメンタルな気持ちになる。梅雨時で曇天模様だったのがまだ救いであった。
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出発からおよそ1時間が経過し、護送車が地検に到着する。護送車のドアが開くと、地検で待機していた警官がドア横に立ち、日本陸軍の点呼のような厳格さを感じる大声で「第三系統! 総員十八名!」と号令をする。車内の被疑者らが数珠つなぎにされたまま、1人ずつ車内から降りていくと、その警官はやはり日本陸軍のように「一!二!三!…」と点呼をとっていた。
数珠つなぎのまま連行され、待合室のある広間に出ると、そこには前回よりもはるかに多い、100人弱の被疑者らがおり、見るからに力士のような者からヤクザのような者まで、前回より威圧感のある男が多く集結していて、全体的に迫力があった。
また今回は人数が多いためか、警官の人数が多く、警官らはみな厳格な号令と点呼を行い、鋭い眼光で被疑者らを監視しているので、今までに味わったことのない張り詰めた空気が漂っている。
それから例によって、待合室という名の牢屋で、座る者の事など考えていない直角の硬い椅子にすし詰め状態で座らされ、時間もわからないままひたすら待ち、昼食時にコッペパンを食べ、いつ自分が呼ばれるか分からないまま、またひたすら待つ。相変わらず地獄。
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おそらく3時くらいになってようやくお呼びがかかり、僕は一人の警官に連れられて、検事のいる部屋に入室した。あくまで検事が起訴か不起訴かを決めるので、入室の際、僕は少しでも検事の心証を良くしようと、礼節を重んじている風の挨拶を決め込む。
前回同様、義務的な質問などがされ、黙秘権について告知がされるので、僕はここぞとばかりに、昨日弁護士にアドバイスされた通りに、「担当の弁護士さんから抗議書が送られていると思いますが、昨日、留置担当官の方に「ブチ殺す」などの脅迫を受けて、警察や検察の方を信用できなくなったので、取り調べには協力できません」などと、あくまで被害者ぶった深刻な表情で言う。
すると検察官は、こちらの会心の一撃をまるで意に介さないような表情と口調で「わかりました。その件についてはこちらでも事実確認と調査を行ってまいります」などと流暢に返事をし、「ただ、本日は見ていただきたい資料があるので、応えられるものに関しては応えていただけませんか?」と尋ねてきた。
僕はその見せたい資料とやらが気になったので、「資料は見せていただきたいですが、黙秘はします」と応えると、検察官はそれを了承し、A4サイズの紙が200枚ほど綴じられている分厚いバインダーを取り出して、付箋の貼ってあるページを開き、僕に見せてきた。
そのページには、僕がプッシャーから薬物を買おうとやり取りしていた、Telegramのログ画面の写真が貼り付けてあった。
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僕はまず、そもそもスマホの解析承諾をしていなかったので、無断で解析をされていたことに度肝を抜かれたし、露骨な薬物売買の証拠を見せられて、少し動揺が出てしまった。
ただ幸い、今回一緒に逮捕されたプッシャーとのやり取りのログは完全に消去していたし、見せられたログは、僕が「在庫はいかがですか?」と尋ね、プッシャーが「こちらになります」と隠語で書かれた薬物のメニュー表を画像で添付して送り、僕がそれを既読無視しているという、購入の意思を見せていない内容ではあった。
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メニュー表のイメージ
ちなみにTelegramにはパスコードロックをかけていなかった。
検察官は僕が動揺している隙に、「これは、あなたが薬物を購入しようとして、売人にコンタクトをとったものじゃないですか?」と単刀直入に質問をしてくる。
僕は、このログについてはどうとでも取り繕って否定できそうだったので、つい否定をしたくなったが、下手に喋ってボロを出しては検察の思う壺なので、「黙秘します」と応える。
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それに対し、検察官は無言で頷き、プッシャーが提示していたメニュー表の画像を指さして、「この“罰”っていうのは、コカインのことですよね?」と尋ねてくる。
僕は反射的に、「いえ、罰はMDMAの隠語です」と本当に危うく口走りそうになったが、一呼吸置いて「黙秘します」と応えると、検察官はやはり無言で頷き、再び付箋の貼ってある別のページを開いて、僕に見せてくる。
そのページには、一緒に捕まった友人の吉岡とのLINEでのやり取りの写真が貼ってあり、どう見ても薬物を言い表した代名詞でのやり取りや、それに付随して、「悟ってる時の顔」などと言って、僕がLSDのピーク中に目を瞑って微笑んでいる顔写真を吉岡に送りつけている赤面不可避のログも載っていた。
当然、これらに関する質問にも黙秘を貫いたが、検察官は少し呆れた表情で、「…うん。でもね、小林さん(一緒に捕まったプッシャーの本名)のTwitterアカウントのリンクが、吉岡さんからあなたに送られているんですね」などと言って、今度はそのログの写真を見せてきた。
僕は吉岡とは完全にクロな証拠のやり取りをしていなかったつもりでいたので、これにはさすがに焦りを感じたが、そのメッセージの前後に脈絡はなく、リンクだけが送られているという内容のログではあったので、これだけでは証拠として不十分であろうとは思った。
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検察官は続けて、「この小林さんのアカウントにコンタクトを取って、小林さんから大麻を購入したんじゃないですか?」と名推理をしてきたが、僕はなんとか無表情をキープしたまま、「黙秘します」とだけ言っておいた。
検察官は表情を���えず、「わかりました。それでは本日はこれで以上です」などと言って、この日の取り調べは終わることになり、僕は当然、調書への署名・押印を拒否して、部屋を後にした。
つづく
この物語はフィクションです。また、あらゆる薬物犯罪の防止・軽減を目的としています( ΦωΦ )
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lllusioninthehead · 9 months ago
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2024/5/7
実家だと7時頃に目が覚める。
ベッドが今の自分の身体に合ってないということもあるし、日当たりが良いので窓からのブルーライトが覚醒を促すというのもある。
朝から、プロジェクト内で同じ業務を担当している同僚が倒れたという連絡が入り(奥さん曰く本当に倒れたらしい)そんなの実際あるんだなと思いつつ業務を引き受ける算段をつけた。
明日の大きめのイベントで講師をするし、来週は富山県に行く。たぶん、ひとりで寿司を食べる。
母から抗がん剤の結果が良好で金曜日には退院できそうという連絡が来た。良かった。迎えに行かねばと車を予約。誰かのトリガーでまた動く。
ネガティブ・ケイパビリティという言葉がある。未解決や不確実を受容する能力らしいが、日常生活を送るだけでこの能力が上がっていく。
出張をすると自分は大した事ないというのを自覚するためにたくさん歩くようにしている。当然ながら乗り物を使うよりもずっと遅いし疲れる。
人生において得られるものも、決められることも少なく、その中でもやりたいことを微力ながらやっていくしかない。行きたい方向に角度を調節し歩を進めていけばいつか大きな差になるだろう。
大した事ないと自覚しなくてはいけないはセミナー講師という時にはちやほやされる職についてるから。自己調整。
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週末にTumblrつながりの人と会う事になった。
なんだろうか。同じ体験した人との繋がり。読書会に近いものか?
読書会も誰かとしたいなと確かに思っていたのだ。そういえば。
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moko1590m · 1 year ago
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斜めの庇や窓がピサの斜塔を連想させる「会津さざえ堂」。サザエの殻に似た外観から名付けられた。六角三層の仏堂で、高さは約16・5㍍、直径約6・3㍍。かつてこの地にあった正宗寺の住職、郁堂が寛政8(1796)年に建立したと伝えられる。
(【東北異景】悲劇の地に佇む螺旋の迷宮 会津さざえ堂 | TOHOKU360から)
会津さざえ堂は寛政8年(1796)福島県会津若松市の飯盛山 いいもりやま に建立された、高さ16.5m、六角三層のお堂です。正式名称は「円通三匝堂(えんつうさんそうどう)」といいます。(重要文化財指定名称は「旧正宗寺三匝堂」)当時飯盛山には正宗寺(しょうそうじ)というお寺があり、その住職であった僧郁堂(いくどう)の考案した建物です。かつてはその独特な2重螺旋のスロープに沿って西国三十三観音像が安置され、参拝者はこのお堂をお参りすることで三十三観音参りができるといわれていました。    また、上りと下りが全く別の通路になっている一方通行の構造により、たくさんの参拝者がすれ違うこと無く安全にお参りできるという世界にも珍しい建築様式を採用したことで、建築史上その特異な存在が認められ、平成8年に国重要文化財に指定されました。  
https://www.aizukanko.com/spot/138  
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m12gatsu · 5 months ago
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明るい部屋
2回目の結婚記念日だった。愛酒の日。若山牧水の、肝臓壊して死んだ歌人の生まれた日。結婚式を挙げた教会のそばに新しくブリュワリーができたときいて、そこでお祝いした。ビアフライトで一通りきこしめしたら店を出て、夜風の生温かい堤防に腰を下ろして、コンビニで買った缶ビールでもう少しやった。夜の海って何色かね、ときいてみたら、彼女は、黒っしょ、とこたえた。やっぱりそうかね。やっぱあれは、黒というほかないかね。
死にたい気持ちに丸���つける。窓の外から、若い女の叫び声と、まだ動いてるよという男のあざけるような声。俺は公衆トイレの男性用小便器に突っ立って用を足していた、四角い電灯が目の高さにあって、俺はまたひどく酔っ払っていて、焦点の合わない視界いっぱいに白い光のふちを、ごく小さな羽虫が這っていた。幾何学だ、と思った、四角形ABCDを移動する点Pだ、と思った。
写真撮るのが下手になった気がする。昔の方が上手かった気がする。ギターも下手になった気がする。昔の方が上手かったような気がする。
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shimanomoyou · 2 years ago
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窓むこうのすぐそこの塀に
すずめがちゅんちゅんやって来る。
それをじ〜っとみて小さな声でニャニャッと言ってる
わが家のあわ。
背中が直角に曲がっててその姿がジワるな。笑
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mvrider5 · 1 year ago
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松本城
現存十二天守の一つ国宝松本城。内堀にかかる朱塗りの埋橋が美しい
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黒門まで内堀の周りを歩く
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一番好きなこの角度からの松本城。左から乾小天守、天守、辰巳付櫓、月見櫓
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月見櫓が映える
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本丸に続く黒門のニノ門高麗門
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ニノ門を潜って桝形の一の門
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門内の櫓に甲冑
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反対には歴代の城主
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本丸御殿跡
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間近に見る天守の美しさ
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連立式天守の威容。右から乾小天守、渡櫓、天守、辰巳付櫓、月見櫓
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同じく右から乾小天守、天守、奥に辰巳付櫓とその前の月見櫓
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月見櫓
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本丸を出て二の丸に
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残念ながら修復工事中だった太鼓門
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立派な櫓
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天守内部は以下から
桜の時期の松本城は以下から
夜の松本城は以下から
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kennak · 3 months ago
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今日、マイナカード再交付を受け取り、ICチップが不良だったカードと交換してきた。 申請して実質2ヶ月かかった。 保険証と統合後にICチップ不良起きると色々と詰むよなーという感想。 今年6月初旬にコロナで病院行った際にマイナカードが読み込めず。後日、判明するのだがICチップ不良だった。当然調剤薬局でも読み取れず。 どちらも、マイナカードでの保険証は諦めて通常の保険証出した。財布に入れてあって助かった。高熱でしんどい時に出直すとかになってたら、やばかった。 コロナ後ネットで調べたり、窓口への電話相談して、8月初旬に役所にカードの確認に行った。 役所の読み取り機で確認した結果ICチップが不良との事だった。 ちなみに、今年の年明けには確定申告でマイナカード利用してて、子どもの分はスマホの認証ですぐ読み取るのに、自分のマイナカードは2〜3回に1回しか読み取らず角度とか試行錯誤して読み取らせててなんかおかしいなとは思ってた。 今年3月頃に、マイナカード交付から5年目の電子証明書の更新で役所行った時も、リーダーにセットした際に1回目は読み取らずに置き直したら読み取ってて、この段階でもおかしかったんだよな。 昨年以前とかもスマホの読み取りたまに失敗してて、個別のマイナカードの問題と思わず、マイナカードが全体的に読取りづらいクソ仕様なのかと思って、スマホケース外して読み取ったり工夫してた。 保険廃止しマイナカード一本化後にICチップ不良起きたらどうすればよいのか?という疑問は大きく、今日受取の際に確認した。 窓口の担当に文句言っても解決しない事は分かっているが、窓口で問題認知とその事例の掌握をしてエスカレーションされないと意思決定層に問題が起きてる事が認知すらされないからしょうがない。 再発行まで最短で1ヶ月半掛かるのに、ICチップ不良起きたら、保険証利用や確定申告はどうすれば良いのか? 別の方(上役?)が出てきて説明も有ったが、 ・既に同様の事例、ICチップ不良が本自治体内の住民でも複数例起きている ・国に確認はしているが、現段階では国からどういう対応をするべきかの指示や見解は出ていない ・確定申告での利用について申告時に発覚したら確かにマイナポータルでの申告は間に合わないかもしれないが、代わりに紙でも申告はできるが、���険証利用時に発覚して保険証利用出来なかった場合には原則論では一旦自己負担での対応にならざるを得ないかもしれない。 ・国にも確認して、11月の広報では対応方法を案内できる様に努めたい。おそくとも12月の広報、これだと12月2日からの移行には間に合ってないですが、それでもそこまでには案内出来るようにつとめたい。 少し前の自治体職員増田の愚痴↓ https://anond.hatelabo.jp/20221222025722 >余談:磁気不良というけれど >カードの製造を急ぎすぎているせいか、非接触ICカードリーダで読めないカードが多い印象です。 上記増田の内容だけど、確かに私も最初の電話相談窓口の人に磁気不良というワードで話をされたし、今日の応対してくれた役所の人の話からすると、ICチップ不良は少なくない件数起きてるんだろうなー、と ◼︎今思う事 国会議員さんへ 質問主意書でマイナカードにおけるICチップ不良など、本人の責に寄らない再発行の事例件数を年間累計数で確認してくれないですか? あと、保険証のマイナ"一本化"後に病気で受診しようとしたタイミングでICチップ不良が発覚した場合の対象方法の通達内容も確認して欲しい。 私はマイナカードでいろんなデータ連携して便利に活用していけば良い派だけども、マイナカード自体が物理的に一定数の不良品を交付してしまっている実態があるのだから、エラー対応方法についてはシステム側や対応フローとしてきちんと考えておくべきだと思う。 エラー率が1億人の0.1%でも10万人でしょ 0.01%でも1万人でしょ コロナとかインフルで高熱な中の受診時に、マイナカード読み取れないから自己負担ねって、自費診療で診察費とゾコーバとかタミフルの薬代も払うの結構しんどいと思う。
続・マイナカードICチップ不良、それなりにあるそうです
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harawata44 · 8 months ago
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賃貸の壁に掛けたいならコレ。画鋲以下の穴で全身鏡もいけちゃいます | ギズモード・ジャパン
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・壁美人
以下引用
普通の賃貸に住んでいると釘を打ったりビスで止めたりすることができないので、壁に飾る系のアイテムを楽しむのはなかなか大変。小さな額縁くらいなら画鋲でつけられるけど、重たい鏡などは流石に画鋲ではぶら下げられず、設置を諦めていました。これに出会うまでは。
ホチキスで止めるフック
この「壁美人」は、驚くほど重たいものもぶら下げられる、特殊なフック。フックつきの金属製プレートと、プレートに開いた窓にフィットする小さなプラスチックのパーツで構成されています。 手のひらサイズの小ささでありながら、耐荷重は6kg。大きいサイズのものになると最大24kgまで耐えられるというから驚きです。さらにすごいのが、これだけの重さをホチキスで支えるということ。
ホチキスで止めるだけ
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設置は驚くほど簡単で、ホチキスでバシバシ止めるだけ。プラスチックのパーツを金属のプレートにはめて、付属の針で1窓につき2回ずつ刺していきます。 推奨されているホチキスはMAX社のHD-10Dなのですが、ごくごく一般的なモデルなので、家にあるという人も多いはず。推奨されているものでなくても、180度開くタイプのものなら使える可能性があります。 1回目は上手く刺さる角度が掴めず失敗しましたが、ちょっとコツを掴めばバシバシ止めていけます。
ずっしりとした全身鏡も難なく掛けられる
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デザインが気に入って買ってしまった木製の重たい全身鏡を、壁美人のおかげで壁に掛けることができました。 普通の画鋲のフックにぶら下げたら絶対に落下してしまうほどの重量なのに、壁美人はぐらつくことなくしっかり止まっています。壁掛けにすることで見た目も良くなり、床の掃除もしやすくなりました。
穴のサイズは画鋲以下
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賃貸だと心配なのは原状回復がどれだけできるかどうか。壁美人はホチキスで刺したので、普通の画鋲以下のサイズの穴しかあきませんでした。 国交省が出している「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」によると、画鋲などの穴は大丈夫とのことなので、それ以下のサイズの穴なら許容範囲だと思われます。とはいえ家にもよると思うので、賃貸の方は念の為大家さんなどに確認すると安心です。
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また、壁美人にはホチキスの針が付属しています。これは壁美人専用のステンレス針で、サビにくいのが特徴。1年近くつけたままにしている壁美人を確認してみたところ、サビも穴の広がりもなく設置時点と変わらない綺麗さでした。これなら安心して使えます。
事前に壁のチェックを
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壁美人は石膏ボードにしか使えません。壁の材質がわからない時は、画鋲を試しに刺してみるだけでチェックすることができます。しっかり刺さって、画鋲の先が白くなるなら、壁美人の使える壁です。
カバーをつけたら目立たない
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鏡なら壁美人を覆うように掛けることができるので気にならないのですが、壁美人を隠せない形の物を掛けるとホチキスの部分が少し目立ちます。そういう時は専用カバーをつければ馴染ませることができます。 重たいものを簡単に見た目良く壁掛けできて跡もほとんど残らないなんて、非の打ちどころがありません。賃貸でもインテリアの自由度を一気に上げてくれる、最高のアイテムです。
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longgoodbye1992 · 9 months ago
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畔の蕎麦屋
家から約四十分くらい車を走らせた所に、山の中に小さな池がいくつも点在する観光スポットがある。有名なのはその中の一つ、鮮やかな青緑のインクで出来ているような青い池。先日たまたま見たクイズ番組でも出題されていた。
そこから少し離れた所にある、著名な訳でもない池の畔に蕎麦屋が出来たと知ったのは、去年の晩秋だっただろうか。その場所は冬になると立ち入れない所だから、行ってみようと思った頃にはもう時期を外れていた。
なんてことの無い初夏の晴れた土曜日の午後にそこへ行ってみる事にした。
蕎麦屋と言ってもメニューには珈琲やら甘味があるとの事で、敢えて昼を避けて十五時を目安にそこへ向かった。
海沿いの道を走り水面の乱反射する日差しに目を細めながら車を走らせる。海から少し離れて山中のくねくねとしたカーブを七つ越えた所にその店がある。
建物の前にメニューや案内が書かれてある。古い旅館か店をリノベーションしたのだろう。新しい店という雰囲気ではなく、元々の店を少し改装したのかというくらいの、懐かしさを感じる外観だった。
中へ入ると右手側に池が見える。その窓辺に机と椅子が置かれて客席になっている。
奥へ進むと下駄箱がある。そこまで進むと小上がりの向こうから店主と見られる女性が現れた。
「お食事ですか、お飲み物ですか」
「飲み物です」
「そちらの席か大広間にどうぞ」
窓際の椅子席も日向でよかったが、せっかくなので大広間を選ぶことにした。
靴を脱いでスリッパに履き替える。旅館の名前が印字されていた。やはりここは元々旅館だったらしい。何度も来ている所だったが、ここが旅館だったということを初めて知った。
女性の後を付いて大広間へ行く。
スリッパを脱ぎ大広間へ入ると、目の前には広い広い畳の部屋と大きな窓があり、その向こうには池と緑豊かな森が広がっていた。
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ピークを過ぎた頃なのだろう。他に客はいなく、好きな場所を選ぶことが出来た。
入って正面と右側に池が見えた��で、一番奥の角に座った。
珈琲と蕎麦茶のプリンをオーダーする。テーブルの上にガラスの器があって、ここにお金を置いて会計をするそうだ。
蕎麦茶を啜りながら窓の外をぼんやり眺める。
揺れる湖面に青々とした木々。それをフレームのように切り取る、大きな窓のサッシが実に芸術的だ。
網戸越しの風が涼しい。ぽちゃりぽちゃりと魚が跳ねる音が聞こえる。スマートフォンを開くと電波は微かに入る程度で、じっくりのこの時を堪能出来る環境だった。
本棚を見つけたので覗いて見た。川上未映子やよしもとばなな、江國香織など女性作家の本が多く、きっと店主の好みなのだろう。その中にあった寺山修司が集めた名言集を借りた。
席に戻ってパラパラとめくっていると一つ気になる言葉があった。
「死んだ女より、もっとかわいそうなのは、忘れられた女」マリー・ローランサン 鎮静剤
別にこれは女性に限った事ではない。
さて自分は出会った人たちの何人の記憶に残っているだろう。
そんな事を考えていると珈琲と蕎麦茶プリンが運ばれてきた。
夏でも個人経営の喫茶店では温かい珈琲を飲むことにしている。冷たい珈琲は業務用の注ぐだけのものがあるが、温かい珈琲は確実に店の人が淹れてくれるからだ。
プリンのカラメルソースが別の入れ物で来たのが嬉しかった。
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まずは一口珈琲を飲む。苦みは少なく仄かな酸味がある。万人受けする味でプリンにも合いそうだ。
プリンをカラメルソースをかけずに一口食べる。そば茶の素材の味が生かされていて甘みはそれほど強くない。優しい味だった。
少しずつカラメルソースをかけて食べ進める。美味しくてすぐに食べ終わってしまった。
閉店時間まで四十分余り。ぼんやり外を眺めたり、この文をまとめたりしていると、あっという間に時が流れてしまった。
次は蕎麦を食べよう。そう決めて帰宅の途に着く。
そして秋の紅葉が今から楽しみになった。
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ryotarox · 13 days ago
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(「ウルトラセブン ポインターをつくる」2021年9月29日(水)創刊、週刊・全100号で全長約70cmのダイキャストギミックモデルを組み立てる! – 円谷ステーション – ウルトラマン、円谷プロ公式サイトから)
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(クライスラー)1957年インペリアル PREVIEWS-X
ウルトラセブンのポインターがこの車をベースに作っている。使ったのは1958年インペリアルで上のは1957年モデル だけど。写真を見ていると違いはなさそう。廃車寸前の車を大幅に改造して作ったらしく、この写真は小さいのでわ かりにくいかもしれないけれど、写真で同じだとわかるのはドア、フロントガラス、三角窓(写真で見ると四角だけ ど)そしてフロントグリルの模様、比べればもう少しあるかな。ドアより後ろはまったく違う。
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ポインター号のベース車って何? | That's Amazing! NEO
改造前の車種 クライスラー社 1957年製 インペリアル サザンプトン 2灯4ドアセダン
【エピソード 1】 車体の黒いラインは初めは青色だったが成田氏が「俗っぽい」ということで黒に塗り替えられた 【エピソード 2】 ベース車がアメ車なので左ハンドルな訳だがシーンによっては右ハンドルに見せるためにフィルムを反転させて撮影を完成させた 【エピソード 3】 アメ車らしく(?)故障が多かったらしいのだがある撮影時にギアが故障してバックしか出来なかったためバックで走って逆回し編集をした 【エピソード 4】 キリヤマ隊長(中山昭二)の自宅送迎車にも使っていたようで車両が派手だったため信号待ちで止まった時は恥ずかしかったと隊長自身が語っている 【エピソード 5】 撮影で使用された車は各地のイベント会場を回ったあとに廃車・・・説と幼稚園に寄贈されたが消失したという説がある
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ポインター号のベース車両はこれだ! - YouTube
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