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#芽室岳
u543z · 2 years
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メムロワンデートリップ🚗✨ちょい雪の積もった芽室岳☃からの鳳ノ舞!と思いきやまさかの廃業⚡ということで安定の白樺温泉♨からのクランベリー🏰スイートポテト🍠✨からのインデアン🍛カツあと乗せdeパーフェクトリー🐷💫大辛にしたら汗だらだら💦次回からは辛口にしよう💋幌尻方面の展望が得られなかったのはちょっと残念だった💦また行こう✨😅 #芽室岳 #日高山脈 #北日高 #登山道整備ありがとうございます #クランベリー #スイートポテト #白樺温泉 #泉質いいね #インデアンカレー #かつあとのせで #だぶるりえちゃん #鳳ノ舞まさかの廃業 #パンケヌーシ #芽室駅前 #大辛で大汗💦🍛 #次回から辛口にしよう #帯広ルーティーン #芽室 #ハンドウイルカ🐬 #十勝清水 #帯広 (芽室岳) https://www.instagram.com/p/CjfvphfPJqc/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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elle-p · 11 months
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P3 Club Book Ken Amada short story scan and transcription.
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天田乾子供化計画
「別にいいじゃないですか!順平さんには関係ないでしょ!?」
ここは月光館学園の施設、綾戸台分寮の1階。カウンターの方角から聞こえてきた大きな声に、ラウンジでくつろいでいた面々が、何ごとかと目を向けた。声の主は、月光館学園初等部の天田乾。そのそばでは順平が、にやにやと意地の悪い笑みを見せている。
「いーや、関係あるね。いいか、天田。まだまだ子供のお前が、大人ぶりたい気持ちはよぉーっくわかる。オレだって覚えがある」
「別に大���ぶってるわけじゃ······!」
「まあ、聞けって。子供時代にちゃんと子供であることを十分に楽しめないと、やっぱ人間ってのは歪んじまうんだよ」
「······順平さんみたいにですか?」
「うぐっ、そ、そういうとこがガキらしくねえってんだよっ!」
どうやら、いつも大人びた天田の態度に対し、これまたいつものごとく順平が何かいちゃもんをつけているらしい。
「そもそも、順平さんの方が子供っぽすぎだと僕は思いますけどね。真田さんや美鶴さんの落ち着きを見習うべきなんじゃないかなあ?」
「オレはいいんだよ、オレは。つーかな、オレはホントに心配なんだよ······」
「心配?」
いつになく真面目な口調の順平に、不機嫌そうに顔を背けていた天田も、ようやく聞く気になったのか口調を和らげた。
「······どういうことです?」
「いや、お前さ、いつも学校終わってから寄り道もしないですぐ帰ってくるし、どこか出かけたと思ったらひとりで神社に行ってるていうじゃんか。フツーお前くらいの年だと、やっぱ友達と遊びまわったりとかするもんだろ?さすがに心配になってくるって」
「それは······」
順平の心配には、天田自身にも心当たりがあった。確かに、いまの彼には我を忘れて級友と遊ぶような、心の余裕はない。それは、亡き母に対して誓った、悲願を現実のものにするためのストイックな覚悟ゆえ。しかし、それを順平に教えるわけにはいかない。だから。
「別に、心配してもらわなくても平気です」
天田は、そう言うしかない。だが、それでも順平は諦めなかった。
「いかん。いかんよ、キミ!」
「な、なんですか」
「まったく、大人ぶってるくせに、そういうところはガキっぽいんだからな~」
かちん。
その言葉が、天田の心の中の何かを刺激する。
「······わかりました。別に子供っぽいと言われたからって訳じゃないですよ。それに、子供らしくないって言われたって平気ですし。それこそ、その程度でムキになるほど子供じゃないですから。でも、そこまで順平さんが言うなら、歳相応に見えるようやってみますよ。で、いったい僕は何をやればいいんですか?」
つい勢いで、順平に啖呵を切る天田。ラウンジの方では、ゆかりが「あーゆうとこ十分子供らしいよね?」と小声で言い、風花を始めとした面々もうんうんと肯定するが、そのやり取りは天田と順平のもとまでは届かない。 そして。
「よっし!よく言った!」
順平はそう大声を張り上げ、すっくと席を立つ。その顔には、しめた、といった感じの表情が浮かんでいた。ぞわり、と不吉な予感が、天田の背筋をかけのぼる。
「ちょ、ちょっと待······」
「男に二言は、ねえよなあ?」
「うぐっ」
引き返すには、やや遅すぎた。そして天田の予感は、最悪の形で的中していたのだ。
「で······何なんですか、これは!」
「くっくっく、よく似合うぜ~」
ラウンジの真ん中で、天田はすっかりさらし者になっていた。子供らしさはまず形から。そう主張する順平に言われるまま、天田は服を着替えさせられていた。真っ白なランニングシャツに、ちょっと古くなったデザインの半ズボン、頭には麦藁帽子という、昔懐かしの田舎の子ファッションである。どういうわけか、虫取り網に膝小僧のバンソウコという、オプションまでもがちゃっかり用意されていた。
「いや、実はこないだちょろっと実家に帰ったときにさ、オレが昔着てた服が大量に掘り出されてな。天田に着せたらどうなるかなー、とか思ってたもんで」
「要は······順平さんの暇つぶしなんですね? はぁ······満足ですか?じゃ、脱ぎますね」
それこそ子供らしくない深い溜め息をついて、天田はもとの服に着替えようと踵を返した。だが、その両腕をぐっと引き止める者がいた。
「しつこいですよ、順平さ······って、ゆかりさん?風花さん?え?」
引き止める手の主は、意外な人物。ゆかりと風花のふたりだった。何かをぐっとガマンしているかのような、やや紅潮した顔で、ふたりは声をハモらせて絶叫に近い声を出した。
「かわいいっ!!」
「え?え、えっ?」
予想外のリアクションに、天田はすっかり言葉を失っている。だが、盛り上がった女子ふたりのテンションは、間断なく上がり続ける。
「次、これ!これ着てみて!ちょっとストリート風のやつ!」
「ううん、こっちが似合うよ、ゆかりちゃん!ほらお坊ちゃんって感じのブレザー!」
「いえ、あのおふたりとも、落ち着」
「いやーん、何このピンクのベスト!順平、子供の頃こんなの着てたの?もったいない!天田くんに着てもらわないとっ!」
「ゆかりちゃん、ほら!黒のハイソックス、ハイソックス!これは外せないよっ!」
「わ、わ!勝手に脱がせないでくだ」
「た、岳羽······この袖が長めのハイネックなども捨てがたいと思うのだが······」
いつの間にか、美鶴までもが参加していた。
「まったく······ 女性というものは、幾つになっても着せ替え人形が好きなんだな」
「え······ええっ!?」
よりによって、憧れの真田にお人形さん扱いされ、天田の心に絶望感が押し寄せる。だが、脱力するにはタイミングが悪かった。抵抗が弱まった天田に、女性陣がこれ幸いにと群がって、あれこれと服を合わせ始めたのだ。
さすがに天田の人格を考慮してか、下まで脱がされることはなかったものの、次から次へと服を着せられ脱がされて、天田の心にもういいやという諦めの感情が芽生えかけたそのとき。
「ちょ、ちょっと待っててね」
風花がそう言うと、もの凄い勢いで上階への階段へ向かって走り去った。思考能力が鈍った天田が、ここで危険を察知し得なかったのは、一世一代の不覚だったと言えよう。やがてさほど時間を空けずに戻ってきた風花は、いくつかの紙袋を抱えていた。
「こ、これ!これ着てみてっ!!」
そこでようやく、鈍りきった天田の頭の歯車がカチリとはまった。
風花は女性→風花が服を持ってきた→持ってる服はおそらく女物→その服を着せられようとしている→自分は立派な男の子☆
神経回路がそれだけの情報を伝達し、最悪の事態を避けるために手足を動かす信号が発されようとしたときは、既に事態は終了していた。
「か、か、かわいいっ!!」
「うわ······めちゃくちゃ似合う······」
「あ、天田······写真を撮ってもいいだろうか?」
ややロリータ風味が入った、薄いブルーのブラウスと、それに色を合わせたフレアスカート。腰の部分には大きなリボンが添えられ、裾や袖などいたるところにフリルがあしらわれた、可愛いとしか形容できないドレスであった。
「ほぉ······」
「うわ、マジかよ?」
「山岸······やるな」
どうやら男性陣にも、かなり受けがいいようだが、それは何ら慰めにはならない。そして、無言でプルプルと震えるばかりの天田に、アイギスのひと言がトドメを刺した。
「大変、お似合いであります」
「うわあああああああああんっ!!」
見事な逃げっぷりだった。残像すら見えるかという勢いで、天田は2階の自室へと逃げ出したのだ。不覚にも、目には涙が浮かんでいた。
「あ······やば」
「ちょっと、調子に乗りすぎたかな?」
天田の慟哭に正気を取り戻したゆかりと風花を始めとして、そこにいる全員がやりすぎたという表情を見合わせるが、それは後の祭りである。たまだ、この事態の元凶である順平ひとりだけが、いまだに腹を抱えて笑っていた。
「ちょっと、順平。そんなに笑っちゃ悪いよ」
「くっくっくっく······。これが笑わずにいられるかっての。あの天田が泣いて逃げ出したんだぜ?いやー、あいつの子供らしいところが見れて、お兄さんちょっと安心したぜ」
「ホント、大人げないヤツ······知らないからね、天田くんに仕返しされても」
「ま、子供の仕返しなんざタカが知れてるから大丈夫だって。むしろ、オレにイタズラ仕掛けるくらいになれば、アイツも歳相応で余計に安心ってことなんじゃねえの?」
「そう······かなあ?」
周囲の心配をよそに、順平はまったく悪びれたそぶりはなく、むしろ善行を施したと信じている様子である。だが、順平は甘く見ていた。母の復響を胸に生きる小学生が、本気になったらどれほど恐ろしいことになるか、彼はまったく知らなかったのである。
「······っんだ、こりゃああああ!?」
翌朝、寮の中に順平の絶叫がこだました。あまりの悲痛な叫びに、すでに朝の準備を終わらせていた寮生たちが、いったい何ごとかと順平の部屋の前に集合する。
「順平?開けるぞ?」
代表してドアを開ける真田。散らかりきった順平の部屋が、彼らの前にあらわになる。そして、そこに皆が見た物はー。
色とりどりのペンで、顔中に落書きをされた順平の情けない姿であった。一瞬にして、全員が昨日の天田の悔しそうな泣き顔を思い出す。
「ぷぷっ!れさっそく仕返しされてんの!」
真っ先にゆかりが噴き出した。
「笑ってんじゃねーよ!これ、洒落になんねえぞ ······アイツ、全部油性で書きやがった」
拭いても拭いても落ちない落書きに、順平は心底弱りきった声を上げる。落書きの内容も、へたれ、根性なし、変質者、禁治産者、 などなど小学生としては高レベルなボキャブラリーを駆使している。トレードマークのアゴひげの部分には、矢印でポイントされた上に「カビ」とか書かれていた。センスもなかなかである。
「くっくっく、子供の仕返しはタカが知れてるんじゃなかったっけ?あんたさ、昨夜ひとりだけ天田くんに謝りに行かなかったでしょ?言わんこっちゃない」
「っくしょ〜!天田!天田はどこだ!」
「もう、 とっくに登校したわよ。あ、そうだ。もういい時間じゃない。アホの順平に構ってるヒマないわ。行こ、風花」
その言葉を合図にしたように、皆はそれぞれ登校するために散っていった。順平ひとりが自室に残り、天田に対する恨み言を呟きながら、ごしごしと必死に顔をこすっている。
「あの野郎······放課後に折檻してやるっ!」
逆恨み風味で、そう宣言する順平であったが、その言葉は実行されることがなかった。そう、本番はそれからだったのだ。
「だ、だいじょぶ順平?何が魂抜けてるよ?」
昼休み---ゆかりの心配そうな言葉どおり、順平はすっかり憔悴しきっていた。朝の騒ぎのあと、天田が仕掛けたさまざまなトラップが、連続で順平に襲い掛かったのだ。
まず、服を着てカバンを持ち上げようとしたら、机に接着剤で固定されていた。寮を出ようと靴を履いたら、靴先にマヨネーズが詰められていた。駅に着いたら、遺失物の掲示板に「パンツ 伊織順平様」と書かれ、道行く女生徒やOLが笑いを噛み殺していた。学校に着いて上靴に履き替えたら、今度はケチャップが詰められており、シャーペンには芯に見せかけた針金がつめられ、消しゴムにはシャーペンの芯が仕込まれ、教科書を開くと中に挟まれたエッチな写真が落ち、体操着はしゃがむと尻が破れるような細工がされていた。トドメについ先ほど、別クラスの顔も知らない女生徒から、「あのさ、こういうキモイ手紙やめてくれる?マジ迷惑なんだけど」と、 まったく出した覚えのなラブレターに関して、クラスメイトの目の前でなじられ、ついに順平は根を上げた。
「もう······オレ駄目······死にてえ」
ちょっとだけ、その子がチドリに似ていたのも、順平の落ち込みに拍車をかけていた。と、そのときだった。
「あの······伊織先輩、いますか?」
教室前方の入り口から、仕掛け人の天田本人が姿を現わしたのだ。
「あ、天田!てめえっ······!」
と順平が立ち上がろうとしたとき、 先手を打って天田がこう言ったのだ。
「い、伊織先輩······ご、ごめんなさい!」
「へ?」
「お、怒らないでくださいっ!ちゃ、ちゃんとパン買ってきました······から······ぐすっ」
「え?え?」
うっすら涙を浮かべる天田。予想外の事態に焦ある順平に、周囲からの視線が突き刺さる。
「え?もしかしてイジメ?」「うそっ、あんな小さい子を?」「伊織くんサイッテー」
どう見ても、 順平が悪人にしか見えない。慌てる順平は、急いで天田のもとに駆け寄り、小声でささやいた。
「わかった!オレが悪かった!もう勘弁してくれ!明日から学校来れねえよぉ······」
折檻してやると言った勢いはどこへやら、情けなく順平は許しを請う。それを見た天田は。
「僕······すごく傷つきました」
「う。わ、わかってるよ。マジ悪かったよ」
「······欲しいゲームソフトがあるんですよ」
「なっ!?てめ、こら、ゆする気かよ!」
「ごめんなさいー!ぶたないでー!」
「わ、こら、やめ、ちょっと、わかったよ!」
すっかり天田に翻弄される順平。
「くっそう······めちゃくちゃマジになりやがって······大人げねえぞ!······あ」
その順平の失言に、してやったりといった表情を浮かべて、天田はにこやかに言った。
「僕、 子供ですから」
その笑顔は、まさしく子供らしく、それゆえにけっこう恐ろしいものであった。
結論---天田は怒らせないほうがいい。
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akitakuronekoya · 6 months
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【春仕事】ビニールハウス設営
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↑今日はビニールハウス(大)の設営です。去年は4月の下旬に設営したので、今年はかなり早い雪解け&設営となりました。
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↑人手が足りないので、文明の利器でひっぱり上げます。
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↑途中でひっかかったりして大苦戦したけれど、ひとまずビニール張りでき。あとは各所を固定して整えたら完成です。
ビニールハウスの中で毎年まず最初に行うのは、稲苗の生育です。今シーズンの稲作(俺の黒猫米プロジェクト)���タートです!
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↑本日の現場監督はくまちゃんです。
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↑ばば号を日陰にしてまったり中。
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↑時々ひなたへ出てぽかぽかくまちゃん。
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↑マタタビの枝をゲットしてギロリくまちゃん。
↑マタタビの枝でジャンキーくまちゃん。
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↑ビニー��ハウス設営が終わったので、今度は稲苗(種)の準備です。
消毒済みの種「あきたこまち」は浸水して芽出し、未消毒の「ゆめおばこ」と「たつこもち」は消毒液に浸水します。
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↑にゃむちゃん「あたしもお手伝いするです!(ころんころん)」
お昼寝から目覚めたにゃむちゃんが現場監督しにきてくれました。
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↑ばばのお仕事を必死でお手伝い(はたまたおじゃま)してくれるにゃむちゃんです。
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↑4WD(草むしりの時に使う台車)に搭載にゃむちゃん。
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↑今日も元気にばばけつ密着24時。
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↑消毒薬の表示を確認しているばば。ばばを日陰にしてくつろぐにゃむちゃん。
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↑種の計量完了。お次は浸水です。
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↑青が「あきたこまち」。奥の赤が「たつこもち」、見えないけど白が「ゆめおばこ」です。
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↑ビニールで蓋をして、温室効果で芽出し促進。
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↑紐で縛ってビニール固定。浸水完了。
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↑にゃむちゃん「今日もがんばっちゃったな~」
一仕事を終え、じじに抱っこされてゴキゲンにゃむちゃんです。
■■■おまけ■■■
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↑今日の秋田駒ケ岳。ほぼ快晴で、山々がはっきりと見えます。
田んぼの雪解けがかなり進みました。雪解け水の水たまりに、めずらしく白鳥が飛来しています。
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↑あっちにも、こっちにも、そっちにも、いっぱいいる!
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↑V字飛行の練習もしています。(野生動物なので遠くから見守りました。)
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tabisurukami · 1 year
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旅スル紙新作
「新ばし飴 北アルプス × 常念小屋」
松本市にある創業から約170年の飴店「新ばし飴」と北アルプスの「常念小屋」と旅スル紙のコラボレーションです。
北アルプス(常念岳)と常念小屋のデザインに、新ばし飴の「まめ板」が入っています。
常念岳をモチーフにした小箱です。日本アルプス・常念小屋をモチーフにした赤い屋根のロゴマークが入っています。
旅スル紙展 in TOKYOでお披露目となりました。
東京で購入することができるのは、写真企画室 ホトリだけです。
松本では、「手仕事商會 すぐり」、「新ばし飴」でお買い求め頂けます。常念小屋にもヘリコプターで山の上まで運ばれましたので、購入することが可能です。
◆新橋屋飴店(新ばし飴)
新橋屋飴店(新ばし飴)は松本市にある創業から約170年の飴店です。
今も昔ながらの製法を守り、安曇野産もち米と国産大麦麦芽、そして松本のおいしい水だけでつくった飴を販売しています。
◆まめ板
落花生を練り込んだ香ばしい「まめ板」は、新橋屋飴店でも一番人気の商品です。もち米から作った米飴に水飴を加え、薪の火でぐつぐつと煮つめます。この火加減で飴のでき具合がきまります。頃合をみはからって、皮をむいたばかりの落花生をまぜあわせ、火からあげて粉をしいた台の上で、のし棒を使ってうすくのばします。飴が冷めきらないうちにこれを手で割ってできあがり。
米飴のさっぱりした甘みと、落花生の香ばしさ、歯ごたえのよさが辛党男性にも支持されております。

※まめ板は飴を長時間煮詰めることにより甘みが少なくなってしまうので少量の砂糖を加えています。
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◆日本アルプス常念小屋
常念小屋~日本百名山常念岳と横通岳の鞍部に建つ100年の歴史を持つ山小屋です。
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nara-artproject · 2 years
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異動のお知らせ
2022年9月30日をもって、7年半お世話になった奈良県立大学を退職し、10月1日付で母校の東京藝術大学 美術学部 先端芸術表現科 准教授に着任しました。
地元とはいえ、芸大・美大ではない奈良県立大学の仕事にやりがいをもって従事できたのは、同僚や学生のみなさんが、僕の��在や現代アートの分野を面白がってくれて、自由に教育研究をさせてくれたからです。ゲストで関わってくださったアーティストや関係者の方々にも改めて感謝いたします。歴代のゼミ生はじめ、ここで得たつながりは一生の宝です(年度途中の異動なので、しばらく非常勤でゼミ指導と一部講義を担当します。これから、異質な県立大生と藝大生をつなげることも重要なプロジェクトになりそうです)。
拠点は移りますが、引き続きCHISOUや撤退学、山岳新校、古都祝奈良、なら歴史芸術文化村のAIR事業など、地元の奈良に芽吹き始めたさまざまな同時代の文化活動に携わっていきたいと思っています。 今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
本ウェブサイトは奈良県立大学地域創造学部西尾研究室のアーカイブとして、しばらく残しておきたいと思っています。
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u543z · 1 year
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芽室岳 2023年10月
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buriedbornes · 5 years
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第34話 『旧き世に禍いあれ (2) - “ブラストフォート城塞"』 Catastrophe in the past chapter 2 - “Blastfort Citadel”
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 ブラストフォート城塞を見渡せば、『城』という華やかな言葉の印象とは遠い、石造りの堅牢な風貌は砦のそれと言っていいだろう。
 スヴェンはこの建造物も元は修道院だったと噂では聞いていた。ただ、城塞に研究所を設けた時には既に砦として使われていて、実際のところどうだったかは、皆目見当がつかない。むしろ験を担いだ誰かの作り話ではないかと考えていた。作り変えられた施設にしては、礼拝堂だったと見られる建物もなく、険しい斜面をわざわざ切り出して作られた来歴の割には、この地に作られた由来すら記録に残されていないのも疑念の余地がある点だった。
 城塞と名を冠しながらも、城壁の内側に市街はない。居並ぶのは兵舎や倉庫、そして厩舎などの背の低い軍用の建物で、全てが同じように暗い色をしていた。
 はぁと深い息を吐く。その息は白く、スヴェンは体をぶるりと震わせた。外套の襟を直し、足を早める。
 短い秋は瞬く間に過ぎ去り、もうすっかりと冬だ。視界に入る山岳はすっかりと白い雪に閉ざされている。ブラストフォートは年中気温が低く、1年の半分以上は雪に覆われている。
 この城塞は、トラエ、ラウニとソルデの三国間で起きた紛争の中心地となった。三国の国境線が交わる丁度中央地点で、思惑も戦線もぶつかり合った。互いの国へ進攻するに際しても、ここを通らず他二国に兵站を送るにはどうあってもリスクの高い迂回が生じる関係で、攻めるも守るも、話はまずこの城塞を手中にしてから、という事情もあった。この要塞を抑えた国が勝つと信じられ、激しい争奪戦が目下進行している。
 トラエがこの城塞を維持し続けられているのは、”軍神”ゴットフリートのおかげだ。不敗を誇るゴットフリートは、皇帝の厚い信望を受け、ブラストフォート城塞に陣を敷いた。ここを確実に堅持し続けることが、即ち勝利を意味する。武勲で比肩する者のいないゴットフリートが此度の采配を受けたのも、当然の帰結であり、疑いを示す者もいなかった。
 対するラウニやソルデもそれを理解していたからこそ、戦火はさらに激しくなって行った。トラエ無双の英雄が、史上最も堅牢を誇る城を守護している。つまり、ここを打ち崩したもの、あるいは守り抜いたものが、この戦争を制するに等しい。この三国戦争の顛末を決定づける、天下分け目の決戦地の様相を呈していった。
 ゴットフリートは戦場で一度もその膝を地面についたことはなかった。スヴェンが城に派遣されて3年、ブラストフォート城塞は今もトラエ帝国領のままだ。各地で名を馳せたどんな名だたる英雄が攻めてこようとも、この城塞を越えた者は未だかつていなかった。
(砦としての適切なつくりと、それを最大限に生かす武将……。理屈で言うは容易いが、それがこうして揃い立つと、これほどまでに守り抜けるものなのか)
 スヴェンは眼鏡のブリッジを押し上げて、先を急ぐ。その手は幾冊もの分厚い魔術書があった。
 激戦地とはいえ、兵糧が乏しくなるこの季節には大きな動きも見られなくなる。天候によってはなお一層、双方ともに大人しいものだ。攻めあぐねた敵軍に二面三面と包囲されながらも、ブラストフォート城塞はまるで平時のように静まり返っていた。
(ああ……どうしてうまく行かないのだ……)
 城塞の中にある研究室の扉を開ける。
 真っ暗な部屋を、たったひとつのランタンが照らしていた。本来はもっと採光がいい窓があったのだが、スヴェン自身が本棚で潰してしまっていた。外光は観測を伴う実験に不向きだ。
 城塞の中の、私の城。眼鏡を再度押し上げて、ふふと短く笑う。
「次はうまくやってみせる……この書こそ本物だ、今度こそ……吾輩が見つけるのだ」
 ぶつぶつと言葉を口の中で繰り返しながら、長い執務机の上に置かれていた書類や本を床にすべて落とし、新しい本を置いた。
 本棚やコートハンガーにかけられた外套、並んだ靴などは嫌と言うほど規則正しく、寸分のずれもないように置かれているというのに、余程気が高ぶっているのか、今は床に落ちた本たちを気にして直すそぶりもない。
 大きな椅子に腰かけて、その本を開いてページを手繰り始めた。
 世界を知るということに限りはあるのだろうか。スヴェンは幼い頃からずっと考えていた。世界を知るためにありとあらゆる本を読み解き、特例を受けて最高学府に進級したときも、当然のこと、以外には特に何も思わなかった。神童と呼ばれ、世界の知識を見る間に吸収し、未知の研究に邁進し、知性で遥かに劣る両親とは縁を切り、知こそが価値とする者達とこそ縁を深め、生きてきた。
 ――この世界は、一個の生命だ。
 そう悟ったのはいつのころだろう。それからスヴェンの関心は世界の表層を辿ることではなく、世界の成り立ちの根源を掴むことに移った。
 この感覚までも理解し共有できる者はさすがにいなかったが、スヴェンは気にすることはなかった。目的と到達点は明確だったからだ。
 世界が生まれた瞬間を見る。つまり、過去へ遡行しその瞬間を観測することが出来れば、世界が生命であり、巨大な有機体であり、何がどうやってそれを作り出したのかを証明できるのではないか、と考えた。菌類はそれぞれの菌根で膨大な情報網を作り上げることで知られている。ならば世界は? 世界と世界を構成する生命や物質との関係も、似たものではないのか?
 夢を見ていると言われた。気が狂ったとも。けれど、スヴェンは時間を移動することに執着し、トラエ皇帝はスヴェンの情熱に理解を示した。思えばこんな突拍子もない目的に意義を見出す皇帝というのもまた、妙ではあるとは思った。皇帝にもまた、過去に遡行する事で成し遂げたい、”過去に戻ってでもやり直したい何か”が、心中にあったのかもしれないが、それを聞き出す術をスヴェンは持たないし、スヴェン自身興味もなかった。少なくとも、時間遡行がもたらしうる皇家の安定、全ての危険を排し、あるいは時を超えて未来の悲劇を食い止め続けて、皇家そのものを永遠に君臨させる、という”表向きの”理由――そのために、皇帝はスヴェンを支援することを決定し、臣君達も、やや半信半疑ではありながらも、それを支持した。
「これだ」
 今日も皇帝に頼んでいた奇書が届けられた。
 スヴェンはブリッジを押し上げ、眼鏡の位置を直す。正常な観測のためには、眼球とレンズの距離は常に1.5cmを��たねばならない。立ち上がろうとして自分が先程叩き落した本を見やり、露骨に眉をしかめる。頭の中を整理し終えて一息ついたら、急に普段の几帳面さが顔を出した。手早くそれらを元あった場所へそそくさと戻して、室内を完璧に揃え、部屋の中心に立った。
「まず、魔石を用意して……」
 木箱に詰めてある魔石を取り出し、机に置く。魔石は貴重な資源である。研究には大量の魔石が不可欠だった。魔石なしには、相当な魔力量を消耗する実験を繰り返し行うことは出来ない。ブラストフォートは戦地だ。当然、魔術師部隊が使うために魔石も大量に集められていたが、落城までには湯水のごとく消費されていた魔石も、入城し防衛に転じてからは、ゴットフリートを中心とした白兵戦主体の迎撃戦において、これらが投入される機会も乏しく、結果余剰が出ていた。山と積まれた荷物を運び出すにも、労力がかかる。それならば、国内にいる魔石を必要とする人員が、逆にブラストフォートまで来れば良い。研究をする場所としては些か物騒な地ではあったが、自由にできる大量の魔石が得られる機会には代えがたかった。スヴェンは二つ返事で前線まで足を運んだ。研究には様々な代償がつきものだ。それを理解してくれる後ろ盾を得たスヴェンは、他の誰よりも恵まれていると言えるだろう。
 取り上げたいくつかの魔石の中から、更に質の良いものを選ぶ。一番大きいものはナリだけで中身は薄く、魔力自体は少ないようだ。ページをたぐる仕草に似た動作で、一粒ずつ指を触れては次の石に触れ、研ぎ澄ませた感覚で内容量を確認していく。最後に触れた人差し指ほどの魔石が最も密度が高く、多くの魔力を秘めていた。
「よし……よし……まずは一時間前に戻る……そうだ……」
 長い間研究し、様々な方法を用いたが、まだ成功させたことがない。
 スヴェンも焦り始めていた。戦火は年を追って激しさを増している。今は冬期で戦線が膠着しているが、雪が溶ける頃にはまた激化される。2国がこの城塞を攻め、帝国は防戦し続ける。魔石の余剰が出ているのも今だけだ。魔石の消費量も年々増え続け、そうなればいつ自分に回してもらえる分が枯渇するとも知れない。そう考えれば、時間は限られている事になる。一度でも成功させられれば、魔石を消耗する前の時間に何度でも戻って、ほぼ無限の実験を繰り返し、術式完成を確実なものにすることが出来る。それが理想であり、今の目標だ。勿論この方法は戻る人間の肉体時間の経過は加味されておらず、スヴェン本人の寿命の解決という課題が残ってはいるが、禁術に手を出せば、その辺りは時間遡行に比べれば造作もないだろうと見当がついていた。
 本のページを睨むように再度読み上げようとした時、パチン、と何かが弾ける音がした。ふぅっと風が頬を撫でる。
 音がした方向を振り向いて、スヴェンは動けなくなった。
 空間に大きな渦が現れたのだ。
 その渦に向かって風が吹き込んでいる。
「おお!」
 未知なる光景に弾んだ声を上げる。
 まず渦から出てきたのは、手だった。男の両の手が伸び、時空の切れ目をこじ開けて、その姿を現した。これから始めようとしていた実験によって、数分か数時間の未来から自分が戻ってきたのではないか。どうやら、今実験している術式は成功したのではないか。歓喜に身が打ち震える。
 単純な転移魔術など、スヴェンも何度も見たことがあるし、日常的に行使している。周辺空間に生じた歪の性質や姿の現れ方から、今目の前で行われているものは、通常のそれとは質が異なることは一目で判断できる。それは”理論上、時間遡行が成功すればこのような形で転移が成されるだろう”と想定した結果そのものだった。
「スヴェン博士か?」
 渦から現れた男に尋ねられ、スヴェンは驚いて身を竦めた。
 男は自分の身なりに気が付いたのか、ゴーグルの中の目を丸めて、被っていたマスクを外した。城塞の戦士たちよりも重装備だが、防寒具として見ても、防具として見ても、異様な姿をしていた。それはむしろ、ガスや毒に汚染された領域に立ち入る者が使う防護服に似ていた。
 男は軽く会釈した。
「僕はフィリップ。スヴェン博士で間違いありませんか?」
「いかにも、吾輩はスヴェンだが……」
 答えながら、興奮で何度もメガネを押し上げる。
「僕は未来から来た」
「おお、やはり! では、未来では時間移動の方法が確立されたのか! 素晴らしい! 素晴らしい!!」
 スヴェンは無邪気に飛び跳ねた。
 悲願だ。
 奇跡が目の前で起きたのだ。経緯こそまだ判然としないが、宿願が果たされたのだ。
「その方法が知りたいか?」
「ああ、無論だ。吾輩にとって、生涯をかけた研究の成果だ!」
「僕の生きる時代にはその技術は確立している」
 身の内から湧きあがる感動に震える。長い時間をかけた研究が実を結ぶのだ。喜ばない人間がいようものか。
 スヴェンはズレたメガネを何度も押し上げ、唇をペロリと舐めた。
「未来では、あなたの完成させた基礎を発展させ、実際に過去に飛ぶことが出来るようになった」
「そうか……そうか……! それで」
「研究資料はある。それを渡してもいい」
 フィリップと名乗った男は荷物からひとつの本を取り出して見せた。スヴェンは手を伸ばしたが、ぴたりと手を止める。
「……吾輩は、基礎を完成させた……?」
「ああ、そうだ」
「つまりは吾輩が術式を確立させたわけではないのだな」
 基礎を完成させた研究者が自分だとして、その先、実際に技術転用することは別の次元の話になるはずだ。魔術、火薬、物理……この世の全ての技術はそうして生み出されてきた。小さな研究の成果を種として多くの科学者が取り組み、発展的に理論を大成させていく。芽吹いたものを育てひとつの大樹とするにはそれだけの手間と時間と閃きが必要になる。
 今までもスヴェンは『時間遡行の第一発見者』『行使者』となるために、寝食を忘れ、周囲から気味悪がられるほど、研究に必死で取り組んできた。
 それでも時間が足りないと感じていた。その肌感覚は間違いではなかったのだ。
 目の前に提示された本は確かにスヴェンを求めた結果に導くだろう。
 だが、同時に自身の敗北を決定づけるのだ。己の力量だけではここには辿り着けなかったのだと、認めることとなる。
 フィリップは静かに逡巡するスヴェンを見ていたが、やがて、微笑みながら頷いた。
「これは’’真実’だ。研究者としての矜持はさておき、”真実”を知りたくはないか?」
 スヴェンはハッとして顔を上げた。
 真実。
 私は何のためにここまで進み続けてきたのか。
 彼が言っていることが正しく、自身で術式を完成することがなかったとしても、それは過程に過ぎない。私が目指していたものは、あくまで”真実”ではないのか?
「もしも、それをいただくと言ったら? 何が望みだ?」
 心のどこかで、素直にそれを受け取る事に呵責が生じていたのだろう。だから、それを受け取る事を、無意識に合理化したがっていたのかもしれない。未来から来た男に対価を返すことで、”真実”を受け取ってしまう自分に理由を与えようとしていた。
 予見した通りにスヴェンの瞳に灯った貪欲な光を見出して、フィリップはにやりと笑った。
「城塞内の警備情報をいただこう」
「警備の? 何故だ?」
「知らない方がいい。あなたには関係のないことだ」
「……そもそもお前は、何のためにここにいるのだ?」
「知れば、来たるべき未来のことも伝えねばならなくなる。必要以上に過去を変える事は避けたい……ただ、必要なものがあるとだけ。それを持ち帰る事だけなら、この時代の歴史には影響しない、それは保証しても良い」
 まるで台本があるかのように、フィリップは淀みなくスヴェンに語り掛ける。
 未来から来た。それは間違いないだろう。スヴェンが口外もしていなかったはずの、仮説段階の転移の様子そのものが目前に展開したことで、疑う気持ちなど寸分もなくなっていた。受け取った資料に目を通せば、そこからもまたフィリップが未来から来た事が真実であるという証拠を得る事もできるだろう。ただ、もう一声、フィリップが信頼に値するという、自身が”真実”を受け取る事に感じる呵責を打ち消すだけの理由を求めたかった。
「受け入れたいのは山々だが、警備情報をとなると難しい。未来から来た事が仮に真実でも、君がトラエ以外の人間であったならば、私の立場からすれば利敵行為に与しかねない事になる。理解してくれるか」
 スヴェンはこう言い放ちながら、内心で自嘲した。スヴェンは、フィリップがトラエの人間である事を証明してくれる事を期待していた。彼があらかじめ私の呵責を砕く準備までした上でここに来ていると、察しが付いていた。その上でこんな事を方便にするのは、戯曲を棒読みする姿を見透かされるようで、歯がゆかった。
 フィリップは答えをやはり用意していたようで、間髪入れずに分厚い上着のポケットから、ひとつのネックレスを取り出した。金色のネックレスは傷がつき、古いものだった。スヴェンはその取り出す様を見ながら、やはり見透かされていたのだと、思わず赤面した。
「開けてみてくれ」
 スヴェンはおずおずと受け取り、開いた。そして息を飲む。
「これは……!」
「一緒に映っているいる赤ん坊が僕だ」
 一目見て分かった。写真に写った男は、ゴットフリートだ。城塞の食堂で目にした、岩でも噛み砕きそうな厚い顎、豹を思わせる眼光、右頬と左こめかみに負った特徴的な傷跡。スヴェンの知るゴットフリートよりもかなり年を重ね、白髪や白髭を蓄えた風貌で笑っていた。
 ――未来だ……。
 スヴェンは、ごくりと息を飲んだ。
「あのゴットフリートが、人の親、果ては老人か……。戦場で死ぬような者ではないとは、思っていたが」
「祖父は一族の誇りだ」
「……分かった。警備情報を渡そう。だが、本当に面倒事は起こさないのか……?」
「表立っては何も起きないから、安心していただきたい。この時代には捨て置かれたものを、持ち帰るだけだ」
 スヴェンには、その言葉の意味まではわからなかった。
 その後の逡巡を見越したように、ゆっくりと研究書をスヴェンに差し出す。
「戻れる先は魔力の量に左右される。魔力を1点に集中すればいい。杖を使えばいいだろう」
「お……おお……」
「この本に詳しくまとめられている。運命は、未来は変わらない」
「本当に?」
「あなたが、あなたのために使うだけに留めれば、自ずとそうなるだろう」
 答えないスヴェンの胸に、ドンと本が叩きつけられる。
 その感触に、スヴェンの理性はぐらりとふらついた。
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 月が高く上ったのを見上げて、フィリップはゆっくりと山岳の斜面を進んだ。姿勢を低くし、音を立てないように。
(……不安はあったが、狙ったタイミングに戻れたな……)
 グレ��テルと徹底的に城塞の歴史を調べた。
 激しい攻防戦から間がなく、その後しばらく戦闘がない、天候が落ち着いている時期。かつ、当日の天気が晴天で満月であること。
 いくら協力を得ることが出来て警備の状況が把握できていても、誰もいないはずの山の斜面で灯りを用いて、遠目にでも見つかる危険を冒すことは避けるべきだ。暦を遡り、目途をつけたのが今日この日だった。
 斜面には雪が積もっている。この積雪から数日、戦線に動きはなかったと記録されている。束の間の平和。だが、その直前には、この斜面で、たくさんの人と人が殺し合ったのだ。静寂に包まれた雪景色の中、あちこちに矢が突き刺さったまま放置されていた。戦闘の跡だ。
 左右を見渡してから、フィリップは一番近くの雪を掻いた。そこにも矢が刺さっている。
(……矢先の雪がほのかに赤い)
 山岳地の雪らしく、水を含まないさらさらとした雪で、払えば埋もれたものが簡単に姿を現す。
「……あった」
 雪の下には、傷の少ない兵士が眠るように倒れていた。
 念のため体を検めるが、四肢も無事で、背中に矢を受けた痕があるだけだ。専門外だが、転がした下の赤黒い土の色から察するに、死因は失血だろう。
 こんなに状態のいい屍体を見たのは、いつぶりか。
 ここはまさに、フィリップにとって宝の山だ。
 見渡す限り、無数の屍体が隠されている。先日攻め入ってきたが退路を断たれ、殲滅の憂き目にあったラウニの一個師団がこの斜面に眠っている。
 ざっと見積もっても数千から万を超すだろう。 この雪の下にある屍体さえあれば、それらは全て、二人が未来で戦うための手足となる。計り知れないほどの戦力だ。
 グレーテルも転送を待っているだろう。と言っても、未来で待つ彼女の方からしたら、突然数千の屍体が目前に現れるような形になるのかもしれないが。
 兵士を完全に雪の上に横たえてから、フィリップは術式を展開した。過去に遡行することに比べ、未来に送ることは難しくはない。状態が劣化しない静止した時空間に屍体を閉じ込める。そして、ある特定の時期に来たら、閉じた時空間から屍体を現実に表出させるように仕込んでおく。川の流れを下るように、時の流れに逆らわずに未来へ向かうのであれば、身を任せるだけで良い。逆に、流れに逆らって上流に向かおうとするには、莫大なエネルギーを要する。それが、時間遡行研究者たちがたどり着いた、ひとつの答えであった。
 遺体はぼぉっと青白い光に包まれて、ふっと消えた。
 成功だ。
 こうして閉じ込めた屍体全てが、グレーテルの元で姿を現すだろう。彼女も状態のよさとその数に感動するはずだ。周囲を見渡し、笑みが溢れる。
 屍体の数は多ければ多いだけいい。フィリップは近くの雪中を再び探り始めた。
「ん? なんだぁ?」
 突然降ってきた声に、フィリップはぴたりと動きを止めた。
 振り向けば、豪奢な装備に身を包む屈強そうな男が、首を傾げながらこちらを見ていた。ありえない。
「――……巡回はいないはずじゃ……」
 スヴェンから得た警備資料は棚から即座に取り出されたものであって、あの場で嘘を取り繕うためにあらかじめ用意できるようなものではなかったはずだ。
 だからこそ、その内容を信じたフィリップは夜を待って行動を開始したのだ。
「巡回なんざしてねえさ。散歩してただけだ」
 男は野太い声で言った。
「しっかし、誰だ、お前は。さっき屍体を掘り返してたよな?」
「……何のことだ」
「おいおい、しらばっくれても無駄だ。見てたぞ。目の前から消えたんだからな」
 失敗した。
 頭の中で思考が急回転を始める。どうやってこの場を切り抜ける? 取り繕うか、命を奪い口を封じるか、逃げるか?
「転送魔法か? それで屍体を運んで何しようってんだ」
「それは……」
 なにかうまい口実はないか、言葉を手繰ろうとするフィリップを待たずに、男は叫んだ。
「戦場泥棒は重罪だぜ!」
 雪をギュッと踏みしめる音を立てて、男はフィリップに飛び掛かる。
 やるしかないか。
 咄嗟に、重力歪曲《グラビティプレス》の術式を展開する。
 跳躍し上向いた兜の中の顔を、月明かりがはっきりと照らす。豹のような眼光がこちらを見据えていた。一瞬、フィリップの胸中に幼い日が去来した。
(――……ゴットフリート爺さん!)
 逃げなければならない。話も通じない。殺してはいけない。
 月明りを背に大きな影が落ちる。
 フィリップは咄嗟に術式を変じて、空間移動《テレポート》に切り替えた。短い距離であればすぐに展開して移れる。
 鈍い音を立てて、ゴットフリートが鞘から引き抜いた剣が雪に突き刺さる。さきほどまでフィリップが立っていた雪の跡は、衝撃で爆ぜて消え失せる。そのまま、目線を数歩先のフィリップに向ける。
「はっ、やっぱり転移か。ラウニの連中は知ったこっちゃねぇが、ここには俺の隊の奴も幾人か眠ってんだ…」
 雪から剣を振り上げるように引き抜き、巻き上げられた細かい雪がまるで煙幕のように広がる。視界が真っ白に染まる。
 フィリップは咄嗟に腕で顔を庇ったが、視界に影が過る。
(まずい!)
 二度目の転送が一瞬遅れ、避け切れなかった。ゴットフリートの剣先は肩から胸にかけて切り裂く。傷は浅いが痛みによろめく。
 雪の影から突きを繰り出したゴットフリートは、目をぎらりと輝かせる。
「魔術師相手は滅多にやれねえんだ。面白えな……!」
 まともにやり合った���、殺される。
 運が悪すぎる。
 本気でやり合ったところで、ゴットフリートに勝てるわけもない。仮に勝てたとしても、祖父である彼を今この場で殺したら、未来から来た自分は一体どうなる? 前例がなく、全く予想がつかない。年老いてからも人の話を全く聞かなかったあの男が、戦場跡をうろつく怪しい男が語る”理由”なぞ、おとなしく聞いてくれるはずもない。殺さずに無力化出来るような術も持ち合わせてはいない。
 なんとかやり過ごして、逃げるしかない。
 再度テレポートをしようと身構えたフィリップに向かって、ゴットフリートが大きく踏み出そうとして、ぴたりと止まった。
「……なんだ? 臭ぇな……」
 眉をぐっと止せ険しい表情で辺りを見渡す。
 確かに何か匂いがする。嗅いだことのない匂いだ。
「屍体の臭いでもないな……なんの臭いだ……?」
 唐突に、その匂いが一層強くなった。
 屍体は確かに掘り返した。けれども、この気温で、雪の下にあった兵士の体は腐敗するはずがない。凍てつき、匂いもなかったはずだ。
 腐ったような、けれどももっと酷く脳を直接刺激するような……嗅いだことのないほど異臭。
「……うっ」
 胸が悪くなる。
 ゴットフリートも片手で鼻を抑えながら、周囲を見渡した。
 ふたりの視点が1点にとまった。打ち捨てられた盾だ。放り出されて地面に突き立ったままのそれが、奇妙な黒い靄に包まれている。
「おい、小僧、お前の術か、ありゃあ?」
 ゆらゆらと噴き出ていた黒い煙の密度が増す。
 フィリップは自分の背中が粟立つのを感じた。
 あれは、だめだ。
 理由はわからない。ただ、本能が叫ぶ。けれど、足が竦んで動かない。
 盾を包んでいた煙は次第に細くなり、盾と地面が成す角から勢いよく噴き出した。そして、その煙が見たこともない不気味な黒い猟犬の姿を取った。
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~つづく~
原作: ohNussy
著作: 森きいこ
※今回のショートストーリーはohNussyが作成したプロットを元に代筆していただく形を取っております。ご了承ください。
旧き世に禍いあれ(3) - “猟犬の追尾”
「ショートストーリー」は、Buriedbornesの本編で語られる事のない物語を補完するためのゲーム外コンテンツです。「ショートストーリー」で、よりBuriedbornesの世界を楽しんでいただけましたら幸いです。
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20191019
雑記(ウーパールーパー等、家の話)。
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ジョゼ太郎。42日経過して9.5cm。ほとんど泳がなくなった。立派なフサフサにするために換水頻度を上げている。そろそろ隔離ケースが狭くなってきた。
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来た時は4.5cmだったので5cmでかくなった。
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ヒドジョウ。名前はみかん。
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パキポディウムのエブレネウムは子葉、第一葉と展開して第二葉が生え始めた。最初に播いて残った一粒種は2ヶ月経っても本葉が生えずこの後腐ってしまった。追加で播いたドイツ種子は32粒中26粒発芽。輸入種子は敬遠すべきという情報ばかりだったが、道を知っていることと実際に歩くことは違う、とモーフィアスがネオに言った通りでありました。
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新袖。継ぎの台木用に買ったけど色々教えてもらった結果柱サボテンに興味が湧き正木で育てることにした。袖ヶ浦という継ぎ木用のサボテンは広く愛好されているにも関わらず原種が謎なのだという。棘の形がデフォルメされているみたいで面白いと思う。
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サボテンの芽の横にきのこ生えてた。
狼関連の本を読む。民俗学、信仰、オカルト、生物学など色んな角度から眺める。軸が一つ決まると体系的に読めるので良い。オセロの角取った感じ。
台北ストーリー、ゼログラビティをツタヤで借りて見た。
https://www.youtube.com/watch?v=IX0vZK_l7tU
台北ストーリーはこの↑Vansireの曲の動���を見て気になって見たのだが、80年代や90年代のイメージと違って昭和30〜40年代の日本みたいな暗さだった。
最近祝詞を一文暗記したが、詩吟みたいに節をそれっぽく付けて読むのは面白いのだが漢文調の方が快感があって、蛇腹の経典を買って開経偈から懺悔文と一から暗記し始めた。一応以前覚えた般若心経の倍の観音経を暗記する予定であります。何の為に?と自分でも思うのだがよくわからない。
アイデンティティが一度崩れてから新しく身に付けたものは血肉化し始めたとしても異物感をどっかに残していてそれを意識しているのが変な感じで面白い。
祝詞を完全に暗記完了した日がたまたま台風直撃の日とシンクロして神妙な気分で過ごした。以前登った甲武信ヶ岳は荒川、千曲川(信濃川)、笛吹川(釜無川と合流し富士川)の源流となっており奥秩父に振り注いだ雨が今回の台風で多くの被害をもたらした。こないだ書いた二瀬ダムの放水や昔住んでた下宿のすぐ横にあった日野橋が陥没したニュースを見て気持ちがざわざわした。
話は変わって、身内の話。
死んだ母方の婆さんは、平家の隠れ里というようなどこの土地にもあるどちらかというと少々バイアスのかかった目で見られる土地(当時)の出自なのだが、最近その本家の母の従兄弟が家系図を辿って岐阜の土岐市まで行って親戚に話を聞いたら、「妻木」という明智光秀の正室(細川ガラシャの母)の家筋だったことがわかったという。明治期に山梨に移住し堀内姓に改名したらしいのだが貧しい土地に他所から来て「堀の内」と元来の出自を誇示したかったのかもしれない。夭逝した曾祖父が近衛兵だったという話は案外大法螺でも無いのかも知れないが母親が毎回親戚に聞き忘れてしまう。そういやこち亀の初代担当編集で集英社の社長の堀内丸恵はこの地域出身だと新聞で見た。
爺さんは庄屋筋の家で結婚する時に婆さんの出自が貧乏だからとひい爺さんだかが軍刀持って追っかけるぐらいの大反対にあい駆け落ちして四国で反物の行商していたらしい。(婆さんの姉たちが織った絹織物を内緒で送りそれを売って歩いたという。)婆さんは織物や料理のセンス、商才はあったが因業の人で(湯婆婆をイメージして欲しい。)一代で旅館を大繁盛させ「〜のイメルダ夫人」などと嘲りと畏怖を込めて呼ばれたが、結局一代で取り潰してしまった。
母親は婆さんから政略結婚のように勝手に嫁ぎ先を決められていたため大学を辞め京都でヒッピーまがいの生活をしていたがロック喫茶で働いていた親父と出会ったという。
因果は巡るもので自分の両親が結婚する際、婆さんは京都から来たどこの馬の骨ともわからん私の父との結婚をかつて自らがされたように大反対したが、父親の家筋がどうやら良いことを知りくるりと手のひらを返したらしい。
父方は島根の戦国大名尼子氏に仕えた宇山久兼という家老職の人物が先祖で、その久兼は尼子家存亡をかけた毛利元就との篭城戦となった月山富田城の戦いで兵糧攻めに遭い主君尼子義久を励まし私財を投げ打ち尽力したにもかかわらず味方の讒言に依り謀反の疑いを掛けられて誅殺された悲運の武将と云われる。この城内の混乱によって尼子側は総崩れになり結果尼子氏は滅亡した。これを知ってから八つ墓村に出てくる尼子の八人の落ち武者の無念も祟りももはや他人事とは思えない。
祖父は元は宇山姓で祖母の鳥取の湯淺家に婿入りするが祖母も元は島根の多胡家から親戚筋の湯淺家に養女に貰われているので少し込み入っている。多胡という家も尼子に関係しているらしい。
直接の血のつながりはないものの湯淺の曾祖父の亀二郎は大戦前に華道の師範としてシアトルに移住したが嫁さんが同判を拒否したためお妾さんを連れていったらしい。その後日系人強制収容所で病死して荷物だけ帰ってきたという。
ずっと父方は鳥取の米子がルーツだと思っていたが出雲だと分かった時、自分にまとわりつく死の影や陰の気は、出雲という幽 (かくり)の土地由来のものだと妙に納得した。
聞いたことを思い出しながらだらだら書いてたらしょぼいファミリーヒストリーみたいな日記になったが、親戚が家柄を今頃知って大見得を切り出すのも、私がこんなとこにわざわざこれ見よがしに書くのも傍流もいいとこの所業だろうとは思う。既にもう母親は日本三代美女の血が入っているだのとやけに誇らしげにしている。
親世代がいつかいなくなったら、かろうじて知っているのは私だけという状況がやってくるのを非常に心細く感じる。だからこうして記すのかもしれない。
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xf-2 · 5 years
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いたるところに、漢字、漢字、漢字が…!
「你好! 安田先生!(こんにちは!安田さん)」
小さいが清潔感のある空港から外へ出ると、私の名字が書かれた紙を持っている青年が流暢な中国語で声をかけてきた。彼の中国語名は子辰。紙には中国語で「歓迎」、日本語のひらがなで「ようこそ」と書いてある。彼は日本語はわからないが、Google翻訳で調べて書いてくれたという。
“子辰”と握手を交わした私のすぐ横を、機内で隣席に座っていた中国国営企業(資源系)に勤務する北京出身のビジネスマンの集団が歩いていく。彼らとは宿が一緒だったので「再見!(またね)」と挨拶を交わして見送った。
「四川電力阿壩公司」
現地の通貨を下ろすためにATMの列に並んでいると、またもや目の前に漢字があった。私の前に並ぶ男が、なぜか中国内陸部のインフラ企業・四川省電力公司アバ支社のサッカーチームのレプリカユニフォームを着ていたのだ。さらにミネラルウォーターのボトルを捨てる場所を探すと、中国語で「リサイクル」「その他のゴミ」と書かれたゴミ箱があった。
待っていてくれたピーター(子辰)と、空港付近で見かけた中国語の数々。ゴミ箱は中国の援助で設置されたらしく、英語よりも漢字のほうが文字が大きい。
そもそも、カタールのドーハで飛行機を乗り換えて以来、私はほとんど中国語しか使っていない。英語はせいぜい機内でのドリンクの注文と、入管で渡航意図を説明したときにちょっと喋った程度だ。
だが、私が来た場所は北京でも成都でもない。東アフリカの内陸部に位置する山岳国家・ルワンダの首都のキガリである。標高1500メートルほどの高原地帯に位置するキガリは、ほぼ赤道直下にもかかわらず、年間を通じて最高気温・最低気温の平均がそれぞれ約27度・約18度、湿度も低くて過ごしやすい。
“子辰”のルワンダでの名前はピーター・ムホザという(さらにフランス語でジャン・ピエール・ムホザという名もある)。意思疎通にほぼ問題がないレベルの中国語を話し、漢字のニックネームまで持っているが、れっきとしたルワンダ人だ。
ピーターとは、現地への渡航にあたり、北京の中国地質大学で恐竜学を学ぶ黒須球子(まりこ) さんのルームメイトのモザンビーク人留学生の友達の友達……という、恐竜とアフリカ系中国人材というカオスな人脈をたどった果てに知り合った。
(黒須さんについては、こちらの記事も参照いただきたい→https://gendai.ismedia.jp/articles/-/64445)
中国を見るならアフリカを見よ!
ところで、私はなぜルワンダに行ったのか? 理由は簡単だ。いま、中国本土以外で中国ウォッチャーが最も見ておくべき場所は、アフリカだからである。
中国は1950年代以来、反帝国主義や第三世界の連帯を唱えてアフリカ諸国と独自のコネクションを築いてきた。イデオロギー主導の外交は1980年代にいったん下火になったが、21世紀に入ると資源エネルギー需要の増大や中国企業の対外進出(走出去)政策、さらに習近平政権下での一帯一路政策を受けて、アフリカとの関係が再び強化された。
※取材謝礼であるヤマハのステレオを手にテンションが爆上がりのピーター。ビックカメラの英語ページから欲しい商品を選んでもらったが、彼が選んだ液晶テレビは中国メーカーのハイセンス製だったので、第2希望のヤマハ製品を持っていった。
近年は中国の対外援助の5割近くを対アフリカ援助が占めている。「政治的条件のつかない援助」を合言葉に、相手国の政体にかかわらず(=たとえ独裁国家が相手でも)手を差し伸べる中国は、専制的な国も多いアフリカから見ればありがたい相手だ。旺盛な経済関係もあって、アフリカ諸国の対中好感度は軒並み高く、国連などの場でも中国の応援団として振る舞うことが期待されている。
そんなアフリカ諸国のなかで、私が今回訪ねたのがルワンダだ。1994年に50〜80万人もの犠牲者を出したルワンダ虐殺から、今年はちょうど25年目にあたる。いまこそ見ておくべき国だと言っていい。
詳しくは後述するが、内戦終結後のルワンダは「アフリカのシンガポール」を合言葉にスマート国家への脱皮を図っている。政治は専制体制、経済はニューエコノミーを重視した国家資本主義……と、国土面積が四国の1.4倍程度の小国にもかかわらず、中国さながらの国家を作ろうとしているのだ。
私は北京から約8000キロ離れたこの小さな国へ、「中国っぽいもの」を探す旅に出たのであった。
習近平は素晴らしいリーダーだ!
「最近のルワンダはアメリカと少しギクシャクしているけれど、中国との関係はすこぶる良好だ。いまのルワンダにとっていちばん重要な国は中国だと思うよ」
空港からのタクシーの車内で、ピーターがそう説明してくれた。
1990年生まれの彼はルワンダ虐殺で父を失ったが、内戦後は母子家庭のなかで勉学にはげみ、成績優秀者を選抜するルワンダ国家の奨学金を得て同国では数少ない高等教育機関であるルワンダ国立大学を卒業した。やがて2015年に中国政府奨学金留学生として北京科技大学に留学して、バイオ燃料にかかわる論文で修士号を取得している。
ピーターは細身の長身で、黙っていると横顔がちょっとウィル・スミスっぽくてかっこいいのだが、お調子者で不器用な性格が玉に瑕である(ただしルックスがよいのでモテる)。もっとも優秀なのは確かで、北京留学中は留学生の代表として訪中したルワンダ大統領のポール・カガメ(後述)にも会った。今年か来年、中国政府から再度の奨学金を得て北京で博士号を取るのが当面の目標だ。
「習近平は素晴らしいリーダーだと思うね。中国のリーダーはロング・タームでものを考えて、実行できている。多くのアフリカのリーダーも見習うべきだろう」
その経歴からしても当然、ピーターは親中派である。もっとも、こういうエリート層は最近のルワンダ(のみならずサブ・サハラ各国)ではそれほど珍しくない。例えば、2日後に私が会ったピーターの友人で、中国語教師のガット(32歳、中国語名「田文」)も言う。
「ルワンダがモデルにするべき国家は中国だ。政治的安定、経済発展、イノベーションを実現するには中国みたいな体制が理想的なんだ」
ガットも94年のルワンダ虐殺の生き残りである。ピーターと同じくルワンダ政府の奨学金を得て大学へ進学し、やがて中国政府の国策にもとづく語学教育プロジェクト・孔子学院の奨学金を得る形で重慶師範大学で漢語教育分野での修士号を取った。帰国後はそのままルワンダ国内の孔子学院に就職し、母国の後輩たちに中国語を教えている。
中国語とソロバン、広がる影響力
孔子学院はあくまでも語学教育プロジェクトであり、日本で一般に思われているほどゴリゴリのイデオロギー教育がなされているわけではない。ただ、ルワンダにとって最大の輸入相手国である中国の言語を教え、さらに奨学金を通じて「先進国」中国への留学の機会を提供してくれるので、現地のインテリ層の対中好感度を上げるうえでは一定の役割を果たしている。
2018年12月現在、アフリカ全土で孔子学院は59施設、より小規模な孔子課堂が41施設あり、のべ140万人以上が学んだとされる。ルワンダだけでも孔子学院・課堂は約20施設があり、ガットが教えているのはキガリからバスで3時間ほどの距離にある地方都市の教室だ。
ルワンダの孔子学院で、学生側が負担する費用は入学手続き料の30000ルワンダ・フラン(約3600円)のみ、入学後の学費は完全に無料だ。学位は取得できないとはいえ、将来を切り開く上ではかなりお得な教育機関だと言っていい。
※もう一人の孔子学院奨学金OBの中国留学経験者で、キガリ市内で旅行会社を経営するガテラ氏。アフリカ大陸のど真ん中にもかかわらず、中国語人材を探すとどんどん見つかる
孔子学院以外にも、私が目にした中国のソフトパワーを紹介しておこう。それはピーターの仕事である。彼は現在、北京に本社を置いて世界展開するソロバン教育塾チェーン「Shenmo(神墨)」グループのルワンダ・ブランチの運営にたずさわっているのだ。
キガリ郊外にある教室に遊びに行くと、6〜11歳の子ども十数人が、一心不乱にソロバンの玉を弾いていた。一通りソロバンを使わせた後は暗算である。算数の基礎能力を付けるうえでは、ソロバンは有効だ。
授業は英語でおこなわれるものの、教材は中国からそのまま持ってきたもの。漢字で書かれた答案用紙に、子どもたちが答えを書き入れていく。
かつてルワンダは旧宗主国のベルギーが教育に不熱心だったこともあって、1960年代まで大学が存在せず、その後も内戦などで教育の混乱が続いた歴史がある。Shenmoはまだ小規模だが、教育産業の需要それ自体はある国だ。
「ルワンダの教育環境は、はっきり言って現在でも全然よくない。理数系に強い人材を育てなきゃいけないんだ」
そう話すピーターは、半年ほど前に隣国タンザニアのダルエスサラームでShenmoのブランチ代表としての研修を経験した。イラン・ルワンダ・タンザニアの代表が集められ、中国人コーチからソロバンの特訓を受けたらしい。ライオンだらけの国に、中国ソロバン塾の「虎の穴」があったのだ。
父は穏健派だから殺された
ピーターのソロバン教室で学ぶ子どもたちは人懐っこく、あれこれと私に話しかけてきたり、時計やカメラをいじり回したりと天真爛漫だ。だが、彼らが生まれる前にルワンダが経験した歴史は重くて暗い。
ルワンダは過去にながらく、旧宗主国のドイツやベルギーによって作り出されたツチ・フツの「民族」対立に苦しんできた。ツチとフツの言語や宗教はほぼ同じで、両者の差異は実質的にほとんどないが、植民地時代に少数派のツチが「白人に近い」とみなされ中間支配層として活用されたことで対立の芽が生まれた。
ツチとされた人たちは人口の約14%、フツとされた人たちは約85%である(他に先住民である「トゥワ」が1%)。ツチ・フツは外見上でも区別できないが、植民地政府が作ったIDカードに「民族」を記載する項目が設けられたことが悲劇の遠因になった。
1962年のルワンダ独立後は多数派であるフツが権力を握り、初代のカイバンダ大統領時代にはツチがしばしば虐殺された。2代目のハビャリマナ大統領(服部正也『ルワンダ中央銀行総裁日記』にも「ハビさん」の名で登場する)の時代の末期、1990年代前半にも激しい内戦が起こり、権力の維持を図った同政権の取り巻き集団を中心にフツ至上主義(フツ・パワー)が喧伝された。
ツチへの憎悪を煽った雑誌『KANGRA』。ルワンダ虐殺の当時、ツチの民兵たちの間でよく読まれていた。キガリ市内の虐殺記念館にて許可を得て撮影
ついに94年、このハビャリマナ大統領の暗殺を契機に混乱がいっそう拡大し、民兵組織や地方有力者の扇動を受けた一般のフツ系住民が、ツチや穏健派フツをわずか3ヶ月間で50万〜80万人(一説には100万人)も虐殺するルワンダ虐殺が起きた。単純計算でも、内戦前の人口(約720万人)の10%近い人数が犠牲になったことになる。ソロバン先生のピーターも、この事件で父親を失っている。
「当時は4歳だったから、僕には父さんの記憶も、虐殺の記憶もない。父さんがフツで母さんがツチだったらしいけれど、父さんはフツなのに虐殺に加わらない穏健派だったから殺されたみたいだ。ただ、どうやって亡くなったのかはよくわからない」
いっぽう、孔子学院の講師であるガットは、父親がツチで母親がフツだった。ガットが7歳のときに発生した虐殺で父親の一族は皆殺しにされたが、当時は母親がフツの男性と再婚していたので、連れ子であるガットはかろうじて難を逃れている。ガットは言う。
「私みたいな話はいくらでもあるが、みんな我慢している。被害者も加害者も大勢いるし、(虐殺の)当時に何をしていたかは、他人に聞ける話題じゃないさ。過去に直接手を下したことがわかっている人についても不問に付す。それが未来のためだ」
虐殺25年後の強権と経済発展
1994年のルワンダ虐殺は3ヵ月ほどで終わった。隣国ウガンダに亡命していたツチ系勢力を中心とするルワンダ愛国戦線(RPF)が内戦に勝利し、虐殺が停止されたからだ(ちなみに同年9月〜12月にはルワンダ難民への人道救援活動として、自衛隊が隣国ザイールの難民キャンプに派遣されている)。やがて政情は徐々に安定し、2000年からはRPFのリーダーだったポール・カガメが大統領となった。
近年、カガメは強力なリーダーシップのもとで「アフリカのシンガポール」を目標にルワンダの国家改造を進めている。カガメはかなり独裁的だが、ジンバブエのムガベや中央アフリカのボカサのような、従来のアフリカにありがちな国家を私物化するタイプのリーダーではなく、あだ名は「ルワンダのCEO」だ。植民地時代から行政や教育現場で用いられてきたフランス語も、英語に置き換えられた。
ルワンダの一人当たりGDPはまだ750ドル程度で、国家予算の3割を援助に頼る。だが、ルワンダの汚職の少なさや政府の行政能力、良好な治安、起業の容易さなどは国際的にも高く評価されている。国外からの投資も集まり、2008年〜2017年の10年間のGDP成長率は約7.5%に達した。人口も虐殺当時の倍以上となる約1220万人まで増え、社会には若者が多く活気がある。
近年は政府の政策により清掃に力が入れられていることもあって、キガリ市内の中心部はかなり清潔だ。路上にゴミはほとんどなく、他のアフリカの都市と比較しても清潔感がある。夜間のひとり歩きも、それほど怖くない。
カガメ政権下では従来の民族対立も強引に押さえ込まれ、いまや「ツチ」「フツ」はもちろん「民族(ethnicity)」という単語すらおおやけに語ることはタブーだ。もっとも実際のところ、内戦前は人口的に多数派のフツ系が支配層だったが、内戦後はカガメ自身を含めたツチ系のリーダーたちが台頭するようになっている。
現在、ICT分野で起業をしたり、中国に留学したりするような「意識の高い」ルワンダ人の青年エリートは(ピーターはフツ系だが)多くが幼少期に虐殺を生き延びたり、亡命先から母国に戻ってきたツチ系の人たちである。彼らはそれぞれカガメを手放しで称賛する。
「カガメ大統領は凄い。彼はルワンダ国民を愛しているし、ルワンダをもっと発展させてくれる。国家が発展するときは、ああいうストロングなリーダーの政治が必要なんだ。マスコミや野党の統制だって、ときには必要とされる場合があるのさ」(ピーター)
「カガメの政策は庶民の希望と合致している。彼ら(=RPF)はルワンダを虐殺から救ってくれたし、カガメに代われる者はいない。みんなが、カガメにもっと大統領を続けてほしいと思っている」(ガット)
中国人から「言論の自由がない」と評される国
ルワンダではカガメについて「褒める」以外の評価が許されていないとはいえ、かなり多くの国民が本気でカガメを支持しているのも確かだ。これはピーターやガットのようなエリート層だけに限った話でもない。
ただし、カガメ政権は経済発展以外の分野でもシンガポールや中国を参考にしているらしく、マスメディアを強力に統制し、野党を強力に弾圧している。さらに2015年には、憲法を改正して大統領任期を事実上17年間も延長してしまった。
プロパガンダ雑誌の表紙をかざるポール・カガメ。「ルワンダのCEO」のイメージを損なわないための演出なのだろうが、反政府ゲリラの元リーダーがこれだけスマートに振る舞っているのは驚きだ。
ルワンダの報道統制は凄まじく、中国系の民間シンクタンクが昨年8月に発表したレポート『非洲国家民衆眼中的中国形象—盧旺達(アフリカの国家・民衆から見た中国の姿:ルワンダ)』のなかでも「言論の自由は相対的に制限されている」「(現地メディアは)民衆の真実の感想や視点を反映したりよく伝えたりすることが比較的少ない」という記述がある。中国人が見てすら「言論の自由がない」と感じてしまうほどの国なのである。
従来、欧米各国はルワンダ虐殺への配慮もあってカガメ政権への批判を手加減してきたが、近年はさすがに批判が強まり、ルワンダの対米関係も悪化しつつある。ただ、それゆえに専制体制を気にせずに仲良くしてくれる「大国」の存在は歓迎される。つまり中国のことだ。
CNNによれば、中国は過去12年間でルワンダに4000億ドル(約4兆3900億円)を投資してきた。ルワンダの道路状況は地方を含めてかなり良好だが、こうした国内道路の7割は中国企業の建設によるという。昨年7月、習近平は中国の国家主席としては初めてルワンダを訪問して一帯一路構想への参加を歓迎し、一説には道路建設に1億2600万ドル(約138 億円)規模ともいう融資を決め、さらに病院や新空港の開発でもルワンダ政府と合意に達した。
ルワンダの目覚ましい復興は「アフリカの奇跡」として国際的にも高い評価を得ている。だが、その成功を支えるものは、広い意味での中国モデルの国家体制である。
「虐殺」の後には中国きたる
以前、私は『さいはての中国』(小学館新書)で、カンボジアでの中国の存在感の増大について書いた。かつて内戦とポル・ポトの虐殺を経験したカンボジアは、1990年代前半にUNTAC(国連カンボジア暫定統治機構)をはじめとした国際社会の支援のもとで議会制民主主義が導入されて国家を再スタートさせたが、近年は中国の強い影響化に置かれるようになった。
現在、カンボジアは急速な経済発展で投資家の注目を浴びるいっぽう、与党が国民議会の全議席を独占するなど、フン・セン首相の独裁体制が固められている。フン・センと中国の関係は強固で、カンボジア国家は、中国からの多額の借款を受け入れている。ASEANの会議などで南シナ海の領土問題が持ち出された際に、カンボジアが必ず中国を支持する光景もすでにお馴染みだ。
虐殺の後には中国きたる――。この構図はカンボジアのみならず、ルワンダもまた同様だ。
米中対立の激化が進むなか、今年5月12日付けのAFP(日本語版)は、フランス国際関係研究所のアリス・エクマン氏の見解を引用する形で、世界の各国が米中のいずれの勢力に属するかの選択を突きつけられる時代の到来を予告している。中国に「新冷戦」を本気で戦い抜く覚悟と体力があるかは不明だが、近年の中国の国際的プレゼンスの拡大を受けて、第三世界の諸国のなかには、かつての毛沢東時代さながらに中国側へなびく国が出てきている。
ルワンダをめぐってはかつて冷戦下の1960年代に、西側寄り(フランス寄り)のフツ系政権を牽制する目的から、複数のツチ系反政府勢力がソ連や中国の支援を受けていた歴史がある。現在の中国とツチ系のカガメ政権との関係は、半世紀前の共闘の構図が新冷戦の時代に装いを変えて復活したもの、という見方もできるだろう。
アフリカで中国を探す私の旅は、まだ始まったばかりである。
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ari0921 · 6 years
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天安門30年を前に勃発した労働争議が意味するもの 福島 香織
5月から深圳で続いていた深圳佳士科技公司(JASIC)の労働争議で、8月24日に支援者の学生ら50人が一斉に身柄拘束された。中国の工場において労働争議自体は珍しくないが、この労働争議の目的が賃上げや待遇改善にとどまらず、共産党に支配されない労働者による自主的労働組合を設立するという政治的要求が中心になっていること、大学生、大卒生らや共産党左派の知識層が運動の推進力となっていることなどから、国際社会も注目していた。だが8月に入り、労働争議の支援者リーダーであった活動家の沈夢雨が当局に連れ去られたことをきっかけに、運動が完全に弾圧されかけている。
 大学の有志や香港の人権組織、党の左派人士らが中心になって沈夢雨の釈放を求め、香港では労働組合の設立を求めるデモなどを行っているほか、日本を含めた海外メディアも取材に動いているが、当局側は、この労働争議を「外国の非政府組織による煽動」と決めつけ、徹底弾圧する方針のようだ。日本では“深圳スゴイ”の見出しでAIやIT企業の現場としての活気あふれる様子で取り上げられることの多い深圳。なぜ、この地で突如、労働者の政治的要求運動が広がっているのか、それがどこに行きつくのかを考えてみたい。
 現場となったJASICは2005年に設立した溶接機の開発・製造企業。深圳、重慶、成都などに工場を持ち、深圳工場の労働者は約1000人。賃金未払いや厳しい罰金制度、保険や住宅基金の削減、トイレにまで監視カメラをつけるプライバシー侵害といった奴隷のような劣悪な雇用条件であるという。2015年以降、この状況はますます悪化していく。一つは、同年ごろから本格化した習近平政権の労働者権利運動を含む「維権」(権利維持運動)の抑え込み政策だ。この年の7月に起きた大量の弁護士・人権活動家拘束はそうした習近平政権の弾圧政策の一つといえる。広東省で育っていた労働者の権利運動NPOのリーダーたちもこの年、冤罪容疑で次々と拘束されていた。
 もう一つは、「新常態」宣言という建前で認められた経済停滞だ。AIやIT分野で活気あふれる深圳の姿ばかりがクローズアップされるが、深圳だけでなく多くのほとんどの工場の利益は激減し、そのしわ寄せは労働者にきている。香港の労働者権利擁護NGO・中国労工通訊によれば2017年8月から2018年8月の一年の間に1860回のストライキおよび労働者デモが発生。2015年から2017年の二年間の統計では、6694回の労働者集団抗議活動が発生している。そうした労働者抗議運動の8割は未払い賃金の支払いや賃金アップといった賃金に関する要求であった。
労働組合設立を要求
 だが、JASICで起きた労働争議はこれまでの8割の労働争議とは大きく違った。JASIC労働者の要求は自主的な労働組合(工会)の設立だったのだ。きっかけはJASIC深圳工場のごく普通の労働者・余浚聡が4月、SNS微信の工場グループチャットで「徒歩」をさせられたと、愚痴ったこと。「徒歩」というのは労働者に休み時間を利用して(健康管理などのため)に歩かせることだが、労働者にとってこれは貴重な休息時間を不当に奪われることだ。彼は強制徒歩を5日間で8時間もやらされた。一種の嫌がらせであろう。グループチャットで愚痴ったことがばれ、彼は班長に殴られた上、5月10日に解雇された。余浚聡はこのことに不服で、労働者権利運動を始めることになった。
 一方JASICの労働環境の劣悪さについては、他の労働者も耐えきれないものがあった。余に同情したこうした労働者の有志たちは、余浚聡事件後、強制徒歩や苛烈な罰金制度など工場の違法について深圳市坪山区の総工会に訴え出たところ、区の総工会は、工場内に労働者による自主的労働組合を設立して問題を解決してはどうかと提案した。だが、工場内で自主的労働者組合を設立する段になって、工場側は自分たちの息のかかった労働者を代表に送り込み圧力をかけたので、労働者たちが自主的に選んだ代表は選出されなかった。工場側がつくった“なんちゃって自主労働組合”には、設立後89人の労働者が加入したが、実は消防訓練参加用紙だといって騙してサインさせたのだった。
 一方、労働者たちが自分たちで選んだ代表・劉鵬華は7月になって工場内で何者かに殴られて救急車に外に運ばれた後、警察に尋問を受けるという仕打ちをうけた。この脅しはむしろ、労働者たちの結束を固め、工場に対する抵抗運動は広がる結果になった。その後も、労働者有志が暴行を受けたり、���当に解雇される事態が相次いだ。
 ついに7月20日、工場に突如警察や保安部が押し入り、工場側に抵抗する労働者たちを拘束。これに怒りの声と労働者有志たちへの声援を送った一般労働者あわせて20人が地元警察に連行された。彼らは翌日釈放されたが、労働者たちはその翌日、地元派出所の前にいき、「自主的労働組合を認めろ」「暴力警察に懲罰を!」といったスローガンを叫び、「団結こそパワー」という解放軍歌を合唱した。
 この派出所前で抗議活動をした約30人の労働者は27日に再び拘束され、うち6人に対しては挑発罪容疑で刑事拘留された。このことを聞き知った中国各地の学生や人権活動家が29日、派出所前に応援に駆け付けた。この中に、広州の著名労働者権利運動活動家の沈夢雨の姿があった。
 沈夢雨は中山大学を卒業し、数学・コンピュータ専攻で同大学院まで言ったエリートだが、在学中に労働者の権利関連法を独学し、その境遇を理解したいという動機から2015年から日系自動車部品工場(広州日弘)に労働者として就職、今年4月、工場の賃上げ運動のリーダーを務めたために解雇されたのちは、その経験を生かして労働者権利擁護活動家になっていた。
学生、労働者ら15人を率いて沈夢雨は30日、地元坪山区の書記に公開信書を渡し、拘束されている労働者の釈放を要求。烏有之郷や毛沢東旗幟ネットといった左派サイトの代表者ら共産党員を含めて1100人がこの労働争議に労働者の立場から声援を送り、運動はいつしか「労働者階級の正義の闘争」という形で国内インターネット上に広がった。
 これに連動する形で北京大学や清華大学の有志たちによる声援文が次々とネット上で発表された。当局により数時間後には削除されたが、それでも閲覧数は万単位にのぼった。7月29日の段階で中国の重点大学を含む十以上の大学の有志による声援文章が発表されては削除された。さらに香港大学や香港中文大学の著名教授ら100名以上が逮捕された労働者の釈放要求書に署名し、8月1日にはアムネスティ・インターナショナルも「労働者の組織結社の自由の権利を尊重せよ」との声明を発表。香港では中聯弁(在香港の中国共産党本部)前で抗議デモが展開された。
 だが8月11日に、沈夢雨は当局から圧力を受けた叔父夫婦に呼び出される形で、連行された。22日の本人による声明では、深圳のとある別荘で公安の監視下で軟禁状態にあるという。その後、彼女の消息は不明。また、運動にかかわった労働者らは30平方メートルほどの収監室に押し込められて、食事をするときも、訊問を受けるときもひざまずいた格好で、人としての尊厳を守られていない、とラジオ・フリーアジアが関係者の話として報じた。運動の核となる沈夢雨の姿が消えたことで、労働者側の勢いは弱まり、8月24日には防暴警察隊が労働者や支援者の拠点となっていた民家に押し入り、その場にいた50人を連行した。
♯MeToo運動の学生有志も連行
 その中には北京大学外語学院卒業生の岳昕や中国人民大学、北京外語大学、湖南大学の学生が含まれていたという。
 岳昕は今年春♯MeToo運動の流れに乗って、22年前に北京大学で起きた教授の女子学生に対するセクハラ事件(女子学生は自殺)の真相について情報公開を要請した学生有志の一人で、この情報公開請求によって大学側から圧力を受けるも、人民日報や中国青年報が岳昕側を応援する論評を発表(すぐに削除)するなど、党内部の議論も呼んだ岳昕事件の中心人物でも知られる。この24日の支援学生ら一斉拘束と同時に、新華社は外国NGOの煽動によるもので、運動の中心人物であった余浚聡や劉鵬華らが所属していた労働者センターは、「某国の資金」や「指導」を受けていたと主張。翌日には環球時報が「中国は絶対に西側の方式をあがめるやり方では、問題解決できない」と訴え、今回の労働争議が、西側勢力による中国社会秩序のリズムを動揺させる画策であったという陰謀説をほのめかせた。
 
 ところで、興味深いのは、この労働争議は事実上、共産党の支配する労働組合に抵抗した労働者の自主的労働組合設立という、共産党体制の根本を揺るがす政治的要求を掲げているにもかかわらず、「労働者階級の正義の闘争」という社会主義革命的、毛沢東的スローガンを掲げ、党内左派人士の支持を得ているという点だ。
一方、習近平政権は、労働者権利擁護運動を外国組織の陰謀と批判し、中国的秩序をひっくり返す動き、つまり民主化要求運動の萌芽として警戒を強め、こうした運動のリーダーをつぶしにかかっている。となると、習近平の目指す方向性は本当に社会主義強国なのか。資本家への富の偏りを是正し、労働者や農民、庶民に希望をもたらす(という建前の)共産党の正統性を受け継ぐ政権と言えるのかどうか。労働者権利擁護の運動を、治安維持の暴力で抑え込むやり方は共産党の正統性を自ら否定することになるのではないか。
 習近平政権と労働者、どちらが社会主義の“正義”を体現しているかと言えば、間違いなく労働者側だ。こうした労働者勢力を自分の支持層に取り込めない習近平は、毛沢東のような存在感を目指しているのかもしれないが、けっして毛沢東にはなれないということでもある。毛沢東にあれほどの暴君ぶりが可能であったのは、中国の農民・労働者の圧倒的支持があったからである。そういう意味では習近平は知識層も資本家も、そして労働者ら低層社会の人々も、右派も左派も敵に回している。今の中国の在り方、政権の目指す方向は、右から見ても左からみてもおかしいのだ。
 同時に、高等教育化が進み、労働者と知識層の境があやふやになってきた現在の中国では、単純に知識階級や資本階級と労働階級の対立をあおるというやり方で社会不満のガス抜きができなくなっている。だとすると、たとえ階級闘争のスローガンで始まった戦いも、やがては民主化運動につながっていくのではないか、という予感がして仕方がない。だからこそ、香港の知識人たちが肩入れするのではないだろうか。社会主義的なスローガンで運動を推進しようとしている人たちも、本音ではこれが民主化につながることを期待しているような気もする。
深圳で労働者運動が起きた意味
 こういう労働者運動が、中国のハイテク化企業が集中し、不動産バブルが膨らみ続け、証券市場もある資本主義の香りが濃厚で、かつ香港という自由と民主と自治の価値観が強く浸透している街に隣接する深圳で起きたことに、やはり私は時代的意味を見出さずにはおれない。
 ふと思い出すのは、数年前に、「蟻族」(都市の高学歴低層労働者)の研究で知られる中国人学者・廉思と懇談したおりに交わした会話だ。私は「中国の体制や社会が劇的に変わるとしたら、共産党内で指導者たちによって変革がもたらされるのか、社会の低層からの運動や欲求が社会を変えていくのか、どちらの可能性が高いと思うか?」と質問した。このときは習近平政権の性格について国際社会も意見が分かれており、習仲勲という開明派政治家の息子である習近平はひょっとすると、ゴルバチョフや蒋経国のような体制変化をもたらす新しい指導者になるのではないか、という期待を言う人も多かったのだ。
 だが彼は、間髪入れずに「社会の低層の権利要求運動に本当の突破力がある。党のトップから変革をもたらすことは難しい」と答えた。そうした低層の権利要求運動には、蟻族に代表されるような高学歴でありながら低層労働者側に立つ若者の力が鍵となっていくと予言していた。一応体制内学者である彼は「まあ、今すぐというわけではない。10年後かそれより先か」と慌てて付け加えていたが、10年を待たずして、こういう動きが今起きているのだから、この予言は当たっているといえる。
 8月24日の学生たちの一斉拘束で、この労働争議は完全に抑え込まれるかもしれない。だが、労働者の権利要求の高まりは、習近平路線が今の国家権威主義経済路線をとり、米中の貿易戦争が悪化し、中国経済に急ブレーキがかかるなか、深刻化こそすれ解決はしない。第二、第三の政治的要求を伴った労働争議や権利要求運動が各地で起き、おそらくはどこかの時点で政権の治安維持能力を超える、労働者と知識階級、党内人士そして国際社会が連動する形の大型の運動に発展していくのではないだろうか。それが5年後かもしれないし、もっと早いかも、あるいは遅いかもしれないのだが、来年が1989年の民主化運動とその弾圧事件であった天安門事件より30年目だということを思うと、いろいろと考えさせられる。
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2021年の総まとめ!しのわくフェス開催🚩
こんにちは!しのわスタッフです!
4月になり、だいぶ温かくなってきました。新1年生のしのわく利用も始まり、新しい顔ぶれで毎日にぎやかに活動しております🌸
さて、少し遅くなりましたが3月25日(金)に開催したイベント『しのわくフェス』の様子をお送りします🚩
今回のしのわくフェスでは、子どもたちが2021年度の1年間しのわくスクールを舞台に取り組んできた活動の集大成として、発表やお店屋さん、アトラクションなどを子どもたち中心に行いました✨
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晴天の下、オープニングは校庭で行いました!どきどきワクワク💓
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2時間に渡るイベントの幕を開けてくれたのは、ダンスの定期プログラムに参加してくれた子たちによるHIPHOPダンス発表💃 50名近くのお友達・保護者の方々・先生方の前で精一杯3か月間の成果を披露しました♬とってもかっこよかったです✨
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ダンス発表で盛り上がったところ、今日のイベントの説明がありそれぞれ行きたい場所へ散り始めます📢手にチラシを持って、「さあどこへ行こう?」
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まず多目的室の一角では、『アトモン』というポケモンと化学の知識を融合させたちょっぴり難しいカードゲームの大会が開催されました♣ アトモンがとても得意な1年生男子たちが主催してくれ、トーナメント形式で白熱した対決が繰り広げられていました🌟優勝者には素敵な景品も♡
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多目的室のもう一角では、おなじみのScratchで作ったオリジナルのゲームセンターと最近盛り上がりを見せているタイピングゲーム『寿司打』の大会が💻  他の所を回る隙間時間にちょっと寄って楽しんで行く子もたくさんいました!
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隣の図書室では、子どもたちによるお店屋さんが開かれていました。まずは編み物大好き&大得意な1年女子たちによる「あみものくらぶ」☆
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色とりどりの毛糸を使って、3種類の編み物の中からお客さんが選んだものを店員さんが教えてくれました💖
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少し時間はかかりましたが、店員さんたちの教え方がとても優しく上手でみんな素敵な編み物作品を完成していました🍎
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図書室にはまた「漢字マイスター」による「漢字クイズコーナー」も!! 「漢字マイスター」たちは、ハードな条件をクリアしてマイスター称号を獲得した漢字の強者たち。 小学生とは思えない難しい漢字をたくさん知っていて、大人も舌を巻いてしまいます👀 そんな彼らは今回、お客様向けに激ムズ漢字よみかたクイズを作って楽しんでもらいました⚡
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「吃逆」「海豚」「時雨」、、、皆さん、何と読むか、分かりますか??? 辞書まで持ってきて真剣に取り組む3年生の姿も…ほほえましいです^^
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多目的室と図書室の間の廊下には、子どもたちがコツコツと作ってきたLaQやレゴの作品展示がありました✨マイクラの村人やゾンビ、鬼滅の刃の煉獄さんまであります👀この1年で工作も、レゴも、LaQもびっくりするぐらい上手になりました!
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さてさて、少し離れたランチルームでは「ヘアアレンジマイスター」の5年生女子と元美容師のスタッフによる「ヘアアレンジコーナー」が🎀
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マイスターの女の子は、忙しい中時間を作って毎週しのわくに来てくれ、メニューの中身を考え、マネキンを使って練習したり、メニュー表やポスターを作ったりしてくれました💖 編み込みやスプレーでのちょっとしたカラーリング、リボンでの飾り付けなど盛りだくさんでそれはそれは大繁盛!!!
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2時間弱で20名以上のお客様に素敵なヘアアレンジをプレゼントしてくれました💓
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同じくランチルームでは、「ピアノマイスター」らによるピアノの発表もありました🎹子どもたちお手製のポスターもお見事✨
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少し恥ずかしそうでしたが、思い思いの曲を演奏してくれました♬ 飛び入り参加もたくさんいましたね。隣のヘアアレンジコーナーのBGM的な感じで相性も抜群でした🎵
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この1年間校庭遊びの時にひたすら異学年でやっていたドッジボール⚽ いつもはマイルールもありで自由にやっていますが、今日は競技ドッジボールの公式ルール・公式ボールでのドッジボール大会を開催しました✨
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公式ルールでは1チーム12人らしいのですが、集まってみたらなんとちょうど24人!2チームに分かれて思う存分楽しみました🚩
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盛りだくさんのお店&アトラクションの時間はあっという間に終わり、興奮冷めやらぬままではありますが、図書室に集まってエンディングの時間です🏳
エンディングではまず、「ぼくとしのわく」というテーマで1年間しのわくに通い続けてくれた1年男子からプレゼンテーションがありました🎤 緊張した様子でしたが、しのわくが好きな理由について、とってもハキハキと自信を持って発表してくれ、他のみんなもとても真剣に聞いてくれていました✨
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続いては「キミの夢は?」プロジェクトの成果発表です✨ このプロジェクトでは、子どもたちの夢の共通項である「動画制作」に1月から3か月間毎週取り組んできました。記念すべき第1回目の動画は、子どもたちがネタ出しから出演、撮影まで自力で取り組んだ『小学生あるある』です^^
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「確かに~!」「ある、それある~!!」と観客からの反応も素晴らしく、上映が終わってからは「アンコール!!」の声まで上がったくらいです💖
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最後には責任者の岳先生のスライドと一緒に「こんなことあったね~」「これ楽しかったね~」 と1年間のしのわくの活動を振り返った後、恒例の「いいね投票!」結果発表とスタッフが贈るしのわくオリジナル賞の表彰式がありました👍
「心があたたまりましたで賞」や「グッドゲームデザイン賞」「グッドマイスターデザイン賞」「ベストプロジェクト賞」などなど、子どもたちの頑張りを色々な形で認めてあげられるような表彰式だったと思います💛 他のお友達の受賞を皆で認め合う雰囲気もあり、1年間での成長と一体感の芽生えを感じられて感激でした✨
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こうして幕を下ろしたしのわくフェス。1年間子どもたちと本当にたくさんのことに取り組んできたなと改めて感じます。 2022年度の終わりに行う『しのわくフェス2023』はまたどのような姿になるのでしょうか?今から楽しみでなりません。 今年度も子どもたちが好きなこと、得意なこと、挑戦してみたいことに一緒に打ち込みながら一緒に創っていくいくしのわくでありたいと思います💛
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akitakuronekoya · 2 years
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【春仕事】ビニールハウス設営
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↑くまちゃんのおしりまんじゅう
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↑にゃむちゃんのおしりまんじゅう
今日はにゃむくまがふたりで一緒に現場監督してくれました。
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↑先日設置したミニミニハウスで野菜の芽出し。これはレタス、キャベツ、そら豆等です。
ハウスはミニミニですが、お天気がいいと簡単に室内が50℃台の高温になって、せっかく発芽したものが死んでしまいます。かといってビニールを外しておくと乾燥しすぎて死んでしまう。そして日差しが足りないとヒョロヒョロに育ってしまう。塩梅がむずかしい~~~。お日様ぱわーつよつよ~~~。ちょっと目を離した間に、レタスの芽がちょっぴり茹ってしまいました…。まだ挽回できるはずなので、こりずに微調整しながら芽出しします。
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↑本日は本物のビッグビニールハウスを設営します!
新品のビニールの屋根部分。ビニールがくっつかないように粉がまぶしてありました。たすかる。
昨年までは、使い込みまくった年代物のビニールを張っていて「ボロだから今年ことは買わないとな」と言いながら補修しながら毎年使っていましたが、ついに寿命。新しいビニールを買いました。
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↑屋根ビニールを広げてみたら、ビニールの海になりました。でっけえ。
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↑にゃむくまはばばに密着して現場監督&お手伝い。ありがとね、にゃむちゃん、くまちゃん。
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↑ 少人数での設営は大変なので、昨年と同様トラクターを活用して屋根をかけました。(2021年の様子はこちら)
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↑ビニールを傷つけないように、ゆっくりと引っ張り上げます。
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↑この日の午後は風が強く、何度もビニールがめくれそうになって大変でした。
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↑中心がずれないように、えっほえっほと引っ張ります。
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↑屋根完了!
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↑ビニールが飛ばされないように紐で固定して完成!
ふう~~~、少人数なのでなかなか大変だったけれど、どうにかできあがりました。ここで稲の種まき作業をします!(2021年の様子はこちら)
新品のビニールは透明度が高いので熱効率がよく、あっという間に室温が上がりすぎてしまう場合があるので、換気等で調節しながら慎重に稲や野菜を育てます。
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↑川側の田んぼと、残雪深い秋田駒ヶ岳。
秋田黒猫屋シーズン3。稲作はすでに始まっています。
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shintani22 · 3 years
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2022年2月23日
JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ B組第1節 徳島ヴォルティス 0-3 サンフレッチェ広島@鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム 2632人/24分 住吉ジェラニレーション、33分 永井龍、48分 杉森考起(ハンドの反則で取消)、57分 東俊希
広島がルヴァン杯GL初戦で快勝! 住吉、永井、東の3得点で徳島に完封勝利(ゲキサカ)
徳島ヴォルティスとサンフレッチェ広島の対戦は、広島が3-0で勝利。第2節は3月2日に行われ、徳島は敵地で清水エスパルスと、広島はホームで名古屋グランパスと対戦する。
昨季は最終節で対戦し、広島が4-2で勝利。徳島はJ1リーグ17位でJ2降格が確定し、広島は11位に終わった。その両者が、ルヴァン杯で再び相まみえた。
徳島は開幕節からスタメンを全員変更。4-1-4-1の布陣で、GKは後東尚輝、4バックは右からDF石尾崚雅(←金沢)、DFカカ、DF石井秀典、MF川上エドオジョン智慧が並ぶ。中盤のアンカーにMF長谷川雄志(←大分)、2列目は右サイドにFWオリオラ・サンデー(←福知山成美高)、インサイドにMF児玉駿斗(←名古屋)とMF玄理吾(←静岡学園高)、左サイドにMF杉森考起が入る。トップにはFWムシャガ・バケンガが起用された。
広島は開幕節から9人を変更。3-4-2-1の布陣を敷き、GKは大迫敬介、3バックは右からDF住吉ジェラニレショーン、DF荒木隼人、DF佐々木翔を配置。ボランチ2枚はMF野津田岳人(←甲府)とMF川村拓夢(←愛媛)。右WBはMF茶島雄介、左WBはMF東俊希を起用する。2シャドーはMFエゼキエウとMF森島司、1トップはFW永井龍が入った。
広島は序盤から攻勢を強め、早い時間から得点を奪う。前半24分、野津田の右CKはファーに流れるが、走り込んだ住吉がスライディングシュート。加入後初ゴールで先制点を挙げた。
さらに広島は前半33分に追加点。右サイドから森島がボールを追走。GK後東までプレスを仕掛けると、パスミスを誘発する。PA内に詰めた永井が冷静にゴールに流し込み、2-0と点差を広げた。
2点ビハインドで前半を折り返した徳島は、後半から反撃に出る。後半3分にはバケンガが右サイドを突破。PA右から折り返し、杉森がゴールを挙げた。しかし、佐藤隆治主審は副審と話し合い、バケンガの突破シーンでハンドがあったことを確認。杉森の得点はノーゴールとなった。
そして、広島が畳みかける。後半12分、右サイドから仕掛け、パスを受けた川村が左足ミドルを放つ。GK後東にセーブされるが、こぼれたところを東が決め切り、ダメ押しの3点目とした。
徳島は後半17分に2枚替え。玄とカカを下げ、MF坪井清志郎(←新潟シンガポール)とMF藤田征也が入った。一方、広島も19分に2選手を交代させる。佐々木と森島に代え、DF野上結貴とFWジュニオール・サントスが出場した。
後半27分には、両者ともに2選手交代。徳島はバケンガとオリオラを下げ、FW藤尾翔太(←C大阪)とMF藤原志龍が入る。広島は永井と荒木に代え、FWドウグラス・ヴィエイラとMF松本泰志が投入された。39分には徳島が長谷川に代えてMF大森博、広島はエゼキエウに代えてFW満田誠(←流通経済大)を出場させている。
試合はそのまま終了。広島が3-0で勝利を収めた。
2試合中止も…ルヴァン杯が開幕! 激戦の大阪ダービーを制したセレッソ、攻撃陣が躍動した広島、湘南が白星発進(サッカーダイジェストweb)
ルヴァンカップは2月23日、開幕節8試合が予定されていたが、大分トリニータ対鹿島アントラーズ、FC東京対ジュビロ磐田が中止となり(大分とFC東京において、それぞれ複数名がコロナ陽性診断)、6試合が開催された。
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共政会系の組織、小規模化し増加 広島の流川・薬研堀地区、複数同居も(中国新聞)
中四国地方最大の歓楽街、広島市中区の流川・薬研堀地区に拠点を置く指定暴力団共政会系の組織が小規模化し、増加傾向にある。広島県警によると現在、18団体あり、県暴力団排除条例が施行された2011年以降、4団体増えた。一方で構成員が数人の団体も増え、複数の団体が一つの組事務所に同居するケースも目立つという。暴力団対策法(暴対法)も背景に組員の離脱や高齢化が進む中、県警は「新たな組の幹部へと引き上げて中堅や若手の組員をつなぎ留め、勢力の維持を狙っている」とみる。
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広島駅前の移り変わり写真に 理容師親子が撮影、70年前の写真も(中国新聞)
広島市南区松原町の理容師秋信隆さん(73)が、再開発によって急速に姿を変えるJR広島駅一帯の写真を撮り続けている。猿猴橋近くで120年続く理容店を営み、店内には1950年代から近年までの写真を収めたアルバム約20冊が並ぶ。「駅前の移り変わりを伝えたい」。地域への愛着があふれる。
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【本日 (2/23)の広島県内の感染状況】(広島県)
広島県 新型コロナ 10人死亡 新たに801人感染確認(NHKニュース)
広島県では23日、新たに801人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表されました。これで広島県内での感染確認は延べ7万888人となりました。また県内では新型コロナウイルスに感染した10人が死亡したと発表されました。県内で新型コロナウイルスに感染し、その後死亡した人は374人となりました。
「BA.2」国内で94件報告 オミクロン株全体の約0.6%に 感染研(NHKニュース)
新型コロナウイルスのオミクロン株の一種「BA.2」について、国立感染症研究所などの調査で、国内ではこれまでに少なくとも94件報告されていて。オミクロン株全体のおよそ0.6%となっています。
国立感染症研究所などが行っている新型コロナウイルスの遺伝子解析による調査によりますと、今月16日時点の発表で、オミクロン株の「BA.2」のウイルスは、去年の年末から先月30日までに、全国で合わせて94件報告されているということです。
一方、現在、流行の主流になっている「BA.1」のウイルスは、同じ期間に1万6000件余りが検出されていて、オミクロン株全体に占める「BA.2」の割合はおよそ0.6%だということです。
専門家「今後、十分に監視強めていく必要」
オミクロン株の一種「BA.2」の国内の状況について、海外の感染症に詳しい東京医科大学の濱田篤郎特任教授は「調査結果を見るかぎりは、今の時点では国内で『BA.2』が広がっている状況では無いと考えられる。海外からは『BA.2』によって、重症者が増えたり、ワクチンが『BA.1』よりも効かなくなったりしたという報告はなく、対策としては変わらないと考えられる。ただ、『BA.2』が広がる国とそうなっていない国があり、どうして違うのか詳しい理由はまだ分かっておらず、国内でも広がると流行が長引くなどの可能性は否定できないため、今後、十分に監視を強めていく必要がある」と話しています。
新型コロナワクチン3回目接種 全人口の15.3%に(NHKニュース)
政府が22日に公表した最新の状況によりますと、国内で新型コロナウイルスワクチンの3回目の接種を受けた人は1938万3692人で、全人口の15.3%となっています。
3回目を接種日別に見ると、一日の接種回数がこれまでで最も多いのは今月12日の79万9875回でした。実際はこれ以上に接種が進んでいる可能性があり、今後増加することがあります。
また、ワクチンを1回接種した人は合わせて1億162万6424人で全人口の80.2%、2回目の接種を終えた人は1億13万402人で全人口の79.1%です。
全人口にはワクチン接種の対象年齢に満たない子どもも含みます。
【国内感染】新型コロナ 246人死亡 8万364人感染確認(18:45) (NHKニュース)
北海道 新型コロナ 14人死亡 新たに2393人感染確認(NHKニュース)
岩手県 新型コロナ 1人死亡 過去最多の305人感染確認(NHKニュース)
【速報 JUST IN 】東京都 コロナ 1万4567人感染確認 先週水曜より2700人余り減(NHKニュース)
富山県 新型コロナ 新たに602人感染確認 過去最多(NHKニュース)
愛知県 新型コロナ 新たに6042人感染確認(NHKニュース)
大阪府 新型コロナ 49人死亡 新たに1万1472人感染確認(NHKニュース)
香川県 新型コロナ 2人死亡 新たに490人感染確認(NHKニュース)
徳島県 新型コロナ 新たに402人感染確認 過去最多(NHKニュース)
高知県 新型コロナ 新たに225人感染確認(NHKニュース)
岡山県 新型コロナ 3人死亡 新たに710人感染確認(NHKニュース)
福岡県 新型コロナ 14人死亡 新たに3513人感染確認(NHKニュース)
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被爆イチョウの生命力、無残な姿に新たな芽吹き 広島市東区の明星院(中国新聞)
真言宗御室派の明星院(広島市東区)の被爆イチョウが参拝者たちの間で話題となっている。原爆投下に耐え、その後の度重なる台風や落雷で枝をすべて失ったが、それでも昨秋に力強く新芽を出した。腐った幹の一部をくりぬき、住職の八木恵生さん(66)が仏頭を安置したところ、「強く生きる姿から勇気をもらえる」などと訪れた人から声が上がっている。
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オタフクソースが11月100周年 限定グッズやパッケージでPR(中国新聞)
お好みソース製造のオタフクソース(広島市西区)が、11月に迎える創業100周年の発信に力を入れている。記念グッズを用意し、限定パッケージの商品も発売。新商品の開発やお好み焼き店向けの催しも企画している。
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GoToトラベル予算7200億円、国庫返納も 再開のめど立たず(毎日新聞)
政府の観光支援事業「GoToトラベル」が新型コロナウイルス感染拡大によって中断している影響で、2020年度予算に計上した7200億円の給付金が使い切れず、近く国庫に返納される見通しが強まっている。政府は返納後も事業が継続できるよう予算を別に約8300億円確保しているものの、再開のめどは立っていない。
返納の対象となるのは、20年度1次補正予算と予備費で計上された計1兆4368億円のうち、20年12月の事業中断で執行されていない7200億円。財政法では、予算の繰り越しが翌年度までしか認められないため、執行期限の3月10日を過ぎると返納しなければならない。
政府は変異株「オミクロン株」の感染拡大前、22年1月末の事業再開を目指し、3月10日までに7200億円のうち4600億円程度を使う想定だった。しかし、感染急拡大で21年度中の再開が見通せなくなり、国土交通省は7200億円を22年度に再び繰り越す特例措置をとれないか財務省と協議。しかし、財務省は財政法の趣旨に反することから拒否した。
国交省は窮余の策として、20年度3次補正予算に計上され、本来は22年度に繰り越せない給付金約5600億円について、事業主体を国から都道府県に変更。21年度中に予算を都道府県に配分することで、22年度へ事実上繰り越す。このほか、21年度補正予算に計上した約2700億円も22年度に繰り越し、再開に備える。【中津川甫、袴田貴行】
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ステージ4のがんと闘うオリビア・ニュートン・ジョン、症状緩和目的で「医療用大麻」を使用
現在73歳のオリビア・ニュートン・ジョンが3度目の再発となる乳がんと闘っている。
初めて乳がんと診断されたのは1992年のこと。2013年に再び治療を受けて完全に寛解したが、2017年にがんが脊椎に転移したことが発覚。ほとんどの人なら受け入れがたい事実に苦しむところだが、彼女は持ち前の楽天主義と大麻の助けを借りて闘っている。
『Daily Mail』によると、彼女は「私はどんな困難に直面しても、物事のプラス面にフォーカスするようにしているの」とオーストラリアの雑誌『Who』に語った。それが、自ら財団を設立して、がん患者の支援に尽力している理由だ。
オーストラリアが拠点の財団は、オリビア・ニュートン・ジョン・キャンサー・ウェルネス・アンド・リサーチ・センターの経営や植物性生薬のメリットを研究する活動を行っている。
彼女は、夫ジョン・イースターリングがカリフォルニアの農場で栽培を始めたことをきっかけに、大麻には癒やしの効果があることを知った。
現在、オリビアは病気の「症状緩和」に非常に役立つとして、オーストラリア政府に医療用として大麻を合法化するようロビー活動を行っている。彼女は『Who』に、「大麻は癒やしの植物で、慢性的な病気や痛みを経験しているすべての人が入手できるようにすべきものだ」と語っている。
オリビアは以前から大麻を賛美し、そのメリットをよく公言している。2020年にはアンディ・コーエンの『Watch What Happens』のインタビューで、「大麻は非常に重要。痛みの緩和や睡眠、不安解消、炎症緩和にとても役立った」と説明している。
彼女がその恩恵を受けている一方で、それを可能にしているのは夫のジョンだ。『Good Housekeeping』によると、彼は1990年にAmazon Herb Companyを創業して植物性生薬ビジネスに参入。後にTriVitaと合併している。
現在、彼は21種類の異なる大麻を栽培し、妻のために、かなり特別なあらゆるタイプの植物性生薬を開発しているという。
「私は精神に作用する感覚が好きではないので、最初はちょっとナーバスになったわ。でも、徐々に使い始めて慣らしていったら、とても効果があった」と2019年に『Good Housekeeping』に語っている。
がん治療に大麻を使用することについて、総合的な科学的研究は行われていないが、アメリカがん協会によると、化学療法によって生じる吐き気やがんによる神経線維の痛みに効果的だという研究があるという。
それだけで、オリビアが活動を続けるには十分だ。彼女はこの病に打ち勝つと決めている。
「そう決心したの。一旦そう決めると、脳がある種訓練されてそこで留まるから、それが普通になる。私は体に話しかけて、少しでも改善するたびに感謝する。とにかく私は感謝しているのよ! 自分の考え方ひとつで世界が規定されてしまうから、まさに訓練することが大事なの。当たり前だと思っていることに感謝しなきゃね」
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u543z · 5 years
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山上deオンザロック✨ #樹氷 #天の恵み #シロカク #ナナカマド新芽サクランボ味 #短期間にいろいろ #サンセットイシムロ #黒岳石室 #ヨギティー #compassion has no limit. Kindness has no enemy (Daisetsuzan National Park) https://www.instagram.com/p/By-XjVVFQb6rcy_cMv4574j9KNvls7i_Cbk9j80/?igshid=j7t4wx2ho4ga
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boskflowers · 6 years
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2018.5.13 森への定期便/母の日
今月から始まった、ベーグル喫茶「森の生活者」階段室での定期販売は毎月第2日曜日で、偶然にも母の日でした! 今回のラインナップは東京市場便よりBOSK初の苗ものと、今年初の八ヶ岳生花便による芍薬です。どれもこれも可愛い。芍薬は3種類ほどのミックスで、まるで石鹸のような香りと華やかな花姿です。毎年変わらず、初夏を告げるおなじみの花で、もう何周目でしょうか。でも、待ってたよ!とお客さんたちに言ってもらったので、巡る季節を楽しんでもらっているんだと思います。
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苗ものは明るいラインナップ。
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一番最初になくなったのは黄色いクローバー。この一株で30~80mまで広がりグランドカバーにピッタリ。
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白い花はフランネルフラワー。布で作ったみたいな質感と様子。フロックスの紫は星型で次々つく花芽にワクワク。ミントみたいに青々と毛羽立った葉のヘリオトロープはハーブの一種。香水になるほどいい香りがする花だそう。渋いカラーのペチュニアブラックベリーモヒートは名前だけでやられちゃいました。赤いバーベナは小花が可愛くありながら実は深い赤がシックなんだなーと気付いた上からの写真。
それぞれの母の日、日曜の楽しみに、花が一役かってくれているだろうことを嬉しく思います。
これからも毎月第2日曜日は、森の生活者にてお世話になります。よろしくお願い致します。
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