#羽音々 翼
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imiteeshon · 9 months ago
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kennak · 3 months ago
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河野太郎が、「年末調整を廃止して全納税者が確定申告する税制にする」とXで宣言して炎上や賛同やらされている問題。これはずっと以前から理想的な税制として語られてきたもので、別に太郎が急に閃いた事ではない。 https://x.com/konotarogomame/status/1830737429361504665/photo/1 https://nordot.app/1203999108206085074   シャウプ勧告 元々はGHQが戦前の日本の旧弊で反民主的な税制を是正せんとした税制改造(シャウプ勧告)に端を発する。つまりは民主的税制案である。 戦前の日本では納税単位がイエ単位であったり、戦時増税として物品税が多く設定されている為に市場じゃなくて個人売買した方がお得とか、税務署自体もやたら威張っているなどの問題があった。イエ単位の納税は個人がイエに縛られている事を前提とするので反自由、反民主的であり、会社員世帯が税額の面で不利になる。戦前は資本主義が未発達で会社員は限られたエリート的な身分だったが、これが大衆化して給与も下がったら不公平は看過しえないもの��なる。また地方自治体の税収源が少なすぎる為にを国家中央が握る地方交付金に依存しすぎているのがファシズムの浸透の原因にもなった。   こういう判断でアメリカ型の税制の更に理想的な形を日本で施行して、根幹から民主的資本主義国家の骨格を持たせようとした。 それで導入されたのが、法人税、青色申告と複式簿記、固定資産税などだ。戦前では土地の税金は地租、家屋の税金は家屋税で、共に国税であった。これを廃止して地方税の固定資産税として納税先は自治体となった。   で、問題の源泉徴収、年末調整だが、これも廃止して個人の確定申告にする事がシャウプ勧告に入っていた。だが困難という事で見送りされてしまったのである。 それはまず取りっぱぐれの問題。税務署も会社を押さえておけば効率的に所得税は見逃しなく徴税出来るが、社員個人の確定申告のみとしたらバックれる奴が出てくるに決まってるし確認作業も大変だ。 もう一つは社員が確定申告に来るのが大変だという問題。確定申告の為には一日休まなきゃならない。そして税務署で延々並んで…というのをやらないといけない。当時産業が殆ど吹っ飛んでしまって生きるのも大変な時期に金を払う為に一日休めるか、会社も社員がごっそり来ないという状態を是認できるか。 こういう反対意見に押し切られて天引きの源泉徴収と年末調整のままになってしまった。   総確定申告の理想性 シャウプ勧告には有ったのに見送られてしまった総確定申告制だが、その後も理想的税制として導入を訴える声はあった。 それはまず、太郎も言っているが税の仕組みが判るようになり、使われ方にも分解能が上がるだろうという事。 ブクマページなどでは「この機会に簡素化して控除も無くそう」みたいな事言ってる人がいるが、逆だよ逆。どういう行動の支出に控除があるのか、自分はどの控除が掛かっているのかという事を知る事が出来る。「控除も無くそう」というのは天引き以外の納税を知らない意見だ。「所得税」の欄の数字が所得額から単純に出てると思ってる。だがこの数字は会社が控除額を計算して算出しているのだ。 控除がどこに掛かるかを知れば、現在の国が不公平を是正する為に会社員のどこの負担を認めて差っ引いているかが判るようになる。 もう一つは利害の誘導。国がどのような行動をして欲しいか、というのが控除に現れる。マイホームを買ってローンを組んで欲しいか(見かけ上通貨流通量の増加→インフレ)、子���を産み育てて欲しいかなどだ。これは法人税や青色申告だともっと鮮明に意図が見える。   納税者意識は確実に高まるしその使われ方にも興味が行き易い。 今までは確定申告の為に一日休んで税務署に行くというのが負担だった。年度内で転職したのに確定申告に行かない(行けば取り過ぎ分還付されるのに)人も多かった。 でも電子納税なら夜でも出来るし時間も掛からない。税務署で並ぶ必要もない。負担にならないのだ。テック万歳である。   という事は増田は太郎の意見に賛同していると思うじゃん?残念だが反対なのだ。   ネオリベラリズム残滓の問題 太郎の意見ではこの施策が 所得情報を迅速に把握できるので、必要な人にピンポイントでプッシュ型支援を行うことができる としている。だが「所得情報を迅速に把握」と「ピンポイントでプッシュ型支援」は繋がるのだろうか? この二つは別の問題じゃないのか? 更に現在でも源泉徴収の為に社員のマイナンバーは必須となっている。総確定申告化で何か変化があるのか?何もない。 因みに自治体によっては低所得者向けに交通チケットや給付金、買い物券などの支援をやっている。現在でも納税額を見てプッシュ型でそれら申込書を送ったりしている。「ピンポイントでプッシュ型支援」されているのだ。 但し地方自治体が所得額を把握するには、国税が所得税確定→それを基に自治体が住民税確定と段階を踏むので、時期は6月辺りになる。太郎はそれを前提に「所得情報を迅速に把握」としたのだろうが、白色申告時期の3月から3か月程度でしかない。この文章を読んで「たった3か月じゃん」と思えないのはダメである。   だが問題は何故こういう力点と作用点が違う事象を言っているのに通ってしまうかという事である。 それは2000年代前半の日本でネオリベが流行した為なのだ。   日本でのネオリベ流行には特徴があり、支持者に経済音痴が大変多い。商取引での慣行や法制度、更には経済事件は非破廉恥罪で社会の善悪感情と異なるという常識すらない者が多い。 また「メンバーシップ型会社から自由な」個人を謳っているくせに経済事象を給与所得者の延長で考える事が多い。多いというか専らだ。つまりはB層の問題だ。 賛同する政策というのは何かを壊す(入力)というものが多く、その結果は任意の好ましいものになる(出力)という根拠がないものだ。 例えば郵便局を株式会社化して上場させるという入力に、サービス向上という出力が発生すると素朴に考える。だが普通に考えれば配当が欲しい株主が離島や過疎地でのユニバーサルサービス継続に賛成する筈がないよなぁ。 また、賃貸の家賃を安く��る(出力)為に土地建物の相続を廃止(入力)して不動産会社が取得すべきという意見も見られた。これは既得権益者の地主などにも諭されていたが、物件取得費を家賃で回収する必要があるから安い物件なんて無くなるわなぁ。 太郎が今言ってる解雇自由化(入力)で雇用流動性という出力が得られる論も同じで、入力と出力が結びついていない。それを結びつけるのにはどうするか?という設問が出ない言論空間をアテにしているのだな。   こういうややこしい社会制度を解体したら望ましく自分が得する結果になる筈!というのは90年代まではリベラルがやっていた。自分が抑圧されているのは社会のせいだ、と。また海外出羽守も同じことを言��ていた。 2000年以後になるとリベラルは退潮し、代わりにネオリベが流行した。これは市場を喰われたって事である。 だが実際に導入されてみるとこんな考えだったB層達は解放されず、勝者はノウハウを集積出来る法人であった。 また単に市場をシュリンクさせ余剰を無くして全体の賃金を縮小させデフレを進行させただけだった。日本からはGAFAMは現れず、Ankerも現れず、3Dプリンタなどの新しい技術を売る会社に日本企業の名はない。成長してLGサムソンになる会社もいなかった。 これらが出来なくなる基盤だけを提供したのである。日本のネオリベと米韓のそれは性質が違うのだ。   ところがそんな入力と出力の間を繋げる努力も無しに任意の入力すれば任意の出力が得られると言って憚らない連中は残存している。彼らが持つ社会へのルサンチマンが入力と出力の必然性を彼等の中で担保しているのである。 そんな連中に向けた言葉を語っているのが太郎なのだ。 今回の太郎の表明に「複雑な税制が無くなって控除が廃止される事」を望んでいる意見が寄せられているのがその証拠である。天引きサラリーマンから見たら控除の必要性なんて判らない。それでそれを敷延して判り易い世界が来る事を期待してしまうのだ。もうこういう支持のされ方をする政治家は落とした方がいいだろう。   太郎のアカンみ 太郎はかなり面白い来歴の人物だ。Wikipediaにもあるがアメリカの大学で政治学を学んでいるしその途中でポーランドに留学している。その間に後に初代ポーランド大統領になったワレサ「連帯」議長を訪ねている。当時はまだゴルバチョフのペレストロイアの前で、連帯は反体制運動と見做されていて太郎も公安警察にしょっ引かれている。 連帯は自由主義寄りだったユーゴスラビアの自主労組のような組織で、共産党独裁が前提のソ連勢力圏では「���正主義」と見なされて弾圧されていた。だが後の東欧の自由化の先陣を切った運動であった。 その連帯のワレサ議長に、ゴルバチョフ以前に会いに行くというのはすごい行動力だ。筋金入りのリベラルといっていい。   だがこういうリベラルが保守側に転向した際に最悪となるエピソードというのは多い。一番判り易いのがアメリカのネオコンサバティブで、その中心人物はスターリンに左翼偏向と詰られたトロツキストだった。 『国益』誌でソ連崩壊をアメリカ的民主体制の勝利(歴史の終わり)とする一派を押しのけて軍拡競争の為と総括した連中が911の衝撃に乗じて共和党内の穏健派を追い出し、宗教右派と手を組んで共和党ジャックしてしまった。その結果イラク戦争を起こし、イラク国内を平定出来ずにISISの活動を許し、中東を戦乱の渦に巻き込んでしまった。責任を問われて失脚し、穏健派をパージしていたので今の共和党は宗教右派と陰謀論のトランピアンに乗っ取られた、アメリカの覇権の内なる脅威みたいなもんになっている。 太郎の場合も実効性や結果のフィードバックを取り込んで行動していない。設計→実行→修正の行政組織の行動葎を取り込まずに、設計しっぱなしなのだ。イージス・アショア配備で断念する旨の報道が出たのに「自分は知らないから誤報」と言って後で泣き言言っていたのを覚えているだろうか?防衛省内の報連相サイクルからパージされていたという事だ。 ワクチン担当でも残数ショートで産業医接種を突然停止させ、その余波で通常の大規模接種も長く停止してしまったのに、それは外部の問題だと言って憚らなかった。自分の行動が及ぼす影響を考えず、自分の設計は正しいと言うだけだった。 どうも安倍菅時代に初入閣してそれが通ると覚えたようである。   Xのブロック問題も初めは「変なネトウヨ」(本人談)をブロックしていただけだった。紅の傭兵の息子だから中国のスパイだろお前は、的なものを相手にする必要はない。だが入閣後は自分の行為を評価している人全てブロックになって、マスコミの質問もブロック、となるとただ設計があるだけで、それが適切な出力となって社会に作用するか?という事を問われる環境に居た事が無い。   そうすると源泉徴収年末調整廃止と総確定申告化が如何にシャウプ勧告に基づき、ずっと議論されてきた理がある方策だとしても反対するしかない。 しかもこれが「ピンポイントのプッシュ型支援に繋がる」と、入力とまるで関係がない出力が得られる、と言っていれば猶更だ。これは20年遅れのB層に設計しっぱなしの政治家が語っているというだけの下らん話である。それ��騙しがデフォルトのコミュニケーションをしているだけに過ぎないのである。
河野太郎の国民総確定申告制は昔から理想的な税制とされてきた
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joyjoyjoygospel · 11 months ago
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2024.2.15
夫の霊的成長がめざましい。
いつの間にそんなに感じ取るようになってたの?
って思う。
見くびってたわけじゃないんだけどな
ただあまりにも 自分の時と比べてスピードが早すぎて。
そんな夫の様子を見ていると
頭に 《 終末 》 って言葉がよぎる。
だからなの?神様
時が近いからですか?
見ていて苦しそうだなって思っちゃうんですけど。
あ、まあ、私の時も苦しかったですけども。
その苦しささえも委ねるものだと知った今は
かなり軽くなりましたけども。
それでも、隣で大好きな人が苦しんでると
何か手を出したくなったり
何か自分にしてあげられることは無いかと
高慢に考えてしまうね。
私よ、ないぞ。
私にできることなんて、なんにもないからな。
精々祈ることだよ。まったく。
でもね、祈るのが1番だから。
"あなたがたが信じて祈り求めるものなら、何でも与えられます。"
マタイの福音書 21章22節
神様がついてるからね。
絶対大丈夫なんだから。
思い煩うなよ、わたし。
"主は、ご自分の羽で、あなたをおおわれる。あなたは、その翼の下に身を避ける。主の真実は、大盾であり、とりでである。"
"まことに主は、あなたのために、御使いたちに命じて、すべての道で、あなたを守るようにされる。"
"彼がわたしを愛しているから、わたしは彼を助け出そう。彼がわたしの名を知っているから、わたしは彼を高く上げよう。
彼が、わたしを呼び求めれば、わたしは、彼に答えよう。わたしは苦しみのときに彼とともにいて、彼を救い彼に誉れを与えよう。
わたしは、彼を長いいのちで満ち足らせ、わたしの救いを彼に見せよう。"
詩篇 91篇4,11,14~16節
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yanderefairyangel · 7 months ago
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Love Solfege/Schwarzwald/Black Forest
la…aaa (いつか)あふれる
(One day) Overflowing (私の)想いを
(those are my) feelings (あなたに)伝えて時の涙よ
(for you) In the moment I convey them, I am overcame by tears 窓の外には雨音が 音も無くただ続いている
Ouside of the window I hear the sound of the rain going on, creating an unstoppable silence ああ息も重たくて
Ahh... my breath feels so heavy 町の光な遠すぎて この部屋にまで届かない
The lights of the town are too far away, they cannot reach this room ひとりきりでここに
I remain all alone in this place まどろむ私待ちつづけ 無限の時間漂うの
But I continue to wait as I slumber, drifting through eternity
ああ静かなる窓辺
Ahh, near the closed window いつか叶うと描��留めた 明日の景色を眺めても
Even as I gaze upon a scenery of tomorow, hoping someday it would be granted 降り続く涙
Tears continue to fall
��の出会いは一度 一度だけの言葉
Only one meeting, only one conversation ただそれだけなのに 深く分かりあえた
That is all that we had, yet we understood each other deeply あなたの悲しみを cry 深く包み込んで deep
I wanted to cry at your grief, to embrace you in a deep embrace 救い出したかった ah… 聖母[マリア]の微笑で
I wanted to save you Ah...Grace you with the Smile of a Saint (Maria) あなたを
Letting its wet wings 濡れた羽休め たたずむ白い鳥
rest on you, the white bird
美しく気高く 空へ上がる
Arose in the sky with beauty and elegance 夢と溶け込む雨音に 消えたあなたは戻らない
In my dream blending with the sound of rain, you vanished and never returned 瞳の奥の愛しさに 揺れる木々の葉写らない
Your eyes full of tenderness didn't reflect the swaying woods
Ah 変えられなかった My destiny
Ah, my destiny cannot be changed
Who…言葉より早く 私の想い見つけ出して! 鉛の空と黒い森 闇と時間を支配する 閉じたシステム壊れても 回り続けるゆりかごで
Who... could find my feelings when they are too fast to be expressed through words ?!
Lead by the sky in the dark forest, time and darkness achive to dominate me
My enclosed system finally breaks, the craddle still spins nonethless
Ah…願いをつむぐ your destiny
Ah... your destiny weaves a wish
Who…いつの日にか一つに…
Who...could one day make us become one ?
その出会いは一度 一度だけの言葉
Only one meeting, only one conversation ただそれだけなのに 深く分かりあえた
That is all that we had, yet we understood each other deeply あなたの悲しみを cry 深く包み込んで deep
I wanted to cry at your grief, to embrace you in a deep embrace 救い出したかった ah… 聖母[マリア]の微笑で
I wanted to save you Ah...Grace you with the Smile of a Saint (Maria)
あなたを…
You go 宇宙[そら]を駆け巡り 翔く翼より
To greet the cosmos (sky ) as your wings soar away
永久[とわ]に響く 願いの羽が舞う
The eternal echo of the wishful wings dances 雷瞬き命が轟く
The thunder flashes, life roars
持って生まれた定めを行くなら
If I follow the destiny I was born with
この身尽きてもかまわない
I don't care if my body is worn out
願いは生まれ変わり行く
My wish can be reborn あなたの記憶まではah…奪えない
Until then, my memories of you ah... no once can steal them from me 夢と溶け込む雨音に 消えたあなたは戻らない
In my dream blending with the sound of rain, you vanished and never returned 瞳の奥の愛しさに 揺れる木々の葉写らない
Your eyes full of tenderness didn't reflect the swaying woods
Ah 変えられなかった My destiny
Ah, my destiny cannot be changed
Who…言葉より早く 私の想い見つけ出して! 鉛の空と黒い森 闇と時間を支配する 閉じたシステム壊れても 回り続けるゆりかごで
Who... could find my feelings when they are too fast to be expressed through words ?!
Lead by the sky in the dark forest, time and darkness achive to dominate me
My enclosed system finally breaks, the craddle still spins nonethless
Ah…願いをつむぐ your destiny Who…いつの日にか一つに…ah…
Ah... your destiny weaves a wish
Who…いつの日にか一つに…
Who...could one day make us become one ?
La...aaa
(Un jour viendra) où ces sentiments
(mes sentiments) qui débordent
(Mes sentiments pour toi) Au moment où je les confesse, les larmes me gagnent
Dehors, par-delà la fenêtre, le son interrompue de le pluie crée un silence sans fin
Ahh... mon souffle semble si lourd
Les lumières de la ville sont bien trop loin pour atteindre ma petite chambre
Je demeure seule en ce lieu
Mais j'attends toujours et je m'assoupis, flottant vers l'infini
Ahhh...près de la fenêtre fermée
Et quand je regarde la scène d'un avenir lointain que j'esquissai, espérant qu'un jour, elle se produira
Les larmes s'échappent de mes yeux
Rien qu'une seule rencontre, rien qu'une conversation
C'est tout ce qu'il y a entre nous, pourtant nous nous comprenons si bien
Je voulais pleurer avec toi devant ta douleur, t'enlacer dans une profonde étreinte
Je voulais te sauver, Ah...t'offrir un sourire telle une Sainte (Maria)
Auprès de toi
Un oiseau blanc vient se poser pour laisser reposer ses ailes trempées
Puis il retourne vers le ciel, avec grâce et beauté
Dans mon songe qui se mêle a au bruit de la pluie, tu disparaissait et ne revenait jamais
Mais tes yeux plein de tendresse ne reflétaient pas les bois tremblant
Ah, personne ne pourra changer ma destinée
Qui pourrait comprendre mes sentiments quand ils sont trop rapides pour être saisi par les mots ?!
Conduit dans la forêt noire par le vaste ciel, le temps et les ténèbres achèvent de me dominer
Mon système verrouiller fini par se briser, mais le berceau se balance comme si de rien n'était
Ah... ta destiné forme un souhait
Qui... pourrait faire qu'un jour nous soyons unis ?
Rien qu'une seule rencontre, rien qu'une conversation
C'est tout ce qu'il y a entre nous, pourtant nous nous comprenons si bien
Je voulais pleurer avec toi devant ta douleur, t'enlacer dans une profonde étreinte
Je voulais te sauver, Ah...t'offrir un sourire telle une Sainte (Maria)
Mais tu t'en vas
A la rencontre des cieux, déployant tes ailes
Et un écho éternel s'échappe des ailes dansantes de mon souhait
L'orage laisse tomber sa foudre, la vie rugit tel le tonnerre
Si je poursuit la destinée avec laquelle je suis née
Peu m'importe que mon corps s'abîme
Mon souhait pourra toujours renaître
Mais pour l'instant rien ne pourra, ah... dérober les souvenirs que j'ai de toi
Dans mon songe qui se mêle a au bruit de la pluie, tu disparaissait et ne revenait jamais
Mais tes yeux plein de tendresse ne reflétaient pas les bois tremblant
Ah, personne ne pourra changer ma destinée
Qui pourrait comprendre mes sentiments quand ils sont trop rapides pour être saisi par les mots ?!
Conduit dans la forêt noire par le vaste ciel, le temps et les ténèbres achèvent de me dominer
Mon système verrouiller fini par se briser, mais le berceau se balance comme si de rien n'était
Ah... ta destiné forme un souhait
Qui... pourrait faire qu'un jour nous soyons unis ?
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2015mai24 · 10 months ago
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【ライヴレポート】MUCC、<鵬翼・極彩>再現ツアー日比谷野音公演に「時の流れ、長い年月を感じながら」
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MUCCが5月6日、日比谷野外大音楽堂にて<MUCC 25th Anniversary TOUR「Timeless」〜鵬翼・極彩〜>のファイナル公演を開催した。過去アルバム『鵬翼』『極彩』再現ツアーの最終公演にして、25周年イヤー締めくくりの公演を12月28日に東京国際フォーラムにて開催することも発表となった同ファイナルのオフィシャルレポートをお届けしたい。
◆MUCC 画像
2022年に結成25年周年を迎えたロックバンドMUCCが、過去のアルバムを再構築したセットリストで廻るツアーを開催中だ。第一弾は2022年10月~12月に行なった<MUCC 25th Anniversary TOUR 「Timeless」~是空・朽木の灯~>で、彼らが2003年に発表した『是空』、さらに2004年に発表した『朽木の灯』をコンセプトにしていた。そして第二弾として行なったのが、2023年3月から始まった<MUCC 25th Anniversary TOUR 「Timeless」~鵬翼・極彩~>である。そのファイナル公演となったのが、5月6日に開催された日比谷野外大音楽堂でのライヴだ。
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この日、関東地方には朝から強風が吹き荒れていたが、野音は公園の木々のおかげか、強風の影響はそれほどでもない。初夏を告げる暑い日差しが降り注ぎ、むしろ風が心地いいぐらいだ。そんな野音にSEとして『極彩』の1曲目「レイブサーカス」が鳴り響いたのは17時35分のこと。トライバルなリズムに合わせ、オーディエンスはハンドクラップしながら期待を高めるばかり。紫色や黄色など様々なスポットライトが点滅し、まさに極彩色となったステージ。そこに主役のMUCCが登場すると、でかい歓声と拍手が湧き上がる。鮮やかな振袖の着物をジャケット代わりに羽織った逹瑯(Vo)は、オーディエンスを煽るようにマイクスタンドを高く上げた。
アルバム『極彩』の流れを汲むように、「極彩」へ突入。興奮を煽りたてるヘヴィサウンドが炸裂し、客席を埋め尽くしたオーディエンスも激しいヘドバンを繰り返し、開演から数分も経たずして一体化。ミヤ(G)とYUKKE(B)は立ち位置を入れ替わりながらプレイし、逹瑯は宣戦布告するように歌をとどろかせていく。
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「いい天気だな、日比谷!」──ミヤの喜びの声から続いたのは「嘆きの鐘」。ヘヴィな面もありながら、レゲエのリズムやフレーズも飛び交うナンバーだ。曲の途中でブレイクして、「いこうか!」と笑顔も見せる逹瑯。また「ガーベラ」のイントロでは「日比谷、飛べんの? 全員で飛べー!」と焚きつける。とはいえ、ジャンプしながら楽しめるのはイントロ部分ぐらい。なにしろ切ないメロディやメロウな展開も顔を出す曲で、一筋縄ではいかないアレンジが「ガーベラ」の特徴でもある。それでも曲に見事に食らいついていくオーディエンス。バンドとひとつになり、さらに曲とも呼吸をしていく様は、さすが、MUCCの熱心なファンである夢烏(ムッカー/ファンの呼称)たちだ。それに曲そのものも、リリース当時とは違う顔つきを見せている。
アルバム『極彩』をリリースした2006年当時、逹瑯はミヤの書くメロディに応えながら、シンガーとしての殻を破り始めた時期だったと思う。絶望感やネガティビティを背負ってもがいているような唱法が初期だったとしたら、暗闇や密室にいた自身を自ら解放したのが『極彩』に取り組んでいた時期だった。その結果、重苦しさばかりではなく軽やかさなども唱法に備わり、同時に幅広いメロディも積極的に歌い始めていった。そこからさらに約16年経ち、シンガーとして大きく成長した今、逹瑯は当時に思い描いた理想の歌を野音で具現化していく。細部まで気持ちを入れながら、しかし感情過多になりすぎることもなく、言葉のひとつずつがしっかり聴き取れる。早い話、伝わる歌だ。それが曲の新たな顔つきにもなっている。
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「晴れたね。雨の野音も嫌いじゃないけど、やっぱ晴れって気持ちいいね。この自然の光も合わせてMUCCを楽しんでいってください。時の流れ、長い年月を感じながら、最後までよろしく」──逹瑯
逹瑯のそんな言葉をはさんで、曲はライヴ会場限定発売シングルの2曲へ。「想-so-」ではバイオリンとチェロ奏者も加わり、優しく切ない歌とバンドサウンドでオーディエンスを包み込む。しかしライヴはここから急展開。ミヤのエッジの尖ったリフに、逹瑯が気のふれたような狂った歌いっぷりが絡み合いながら「リスキードライヴ」で攻め立てる。その勢いのままコーラスやフェイクでコール&レスポンスも起こし始めた。逹瑯ばかりでなく、メンバー名を叫ばせるコール&レスポンスで楽しむのはYUKKE。さらにミヤもムチャなハイトーンすぎるフェイクでコール&レスポンスを楽しみながら、自分も笑ってしまうミヤ。一体感と熱気と楽しさのカオス状態だ。
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「たくさんの人がMUCCに真剣に向き合ってくれて、そんな人たちに囲まれてとても幸せだと思います」──逹瑯
バンドを代表して逹瑯が感謝しながら曲は「パノラマ」へと続く。青空が徐々に夕刻へと表情を変えていく中で披露されたこのバラードは、自然の美も野音ならではの演出効果となり、スケール感ある曲となってどこまでも響き渡っていく。
ところが美しさにずっと浸らせないのが、『鵬翼』や『極彩』をリリースした時期のMUCCと言うべきか。憎しみと怒りもこもったレゲエテイスト強めの「メディアの銃声」を叩きつけたと思えば、そこから続くのは「25時の憂鬱」。YUKKEのアップライトベースでドゥーミーな香り漂うベースリフに、ミヤがサイケデリックで荒々しいギターを絡ませる。逹瑯は、怪しくけだるい歌を恍惚とした表情も浮かべながら聴かせていく。照明の色使いもひたすらドラッギーだ。美しき夕刻だったはずが、おかしな世界へ精神を誘い込む世界へ変貌。
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こうしてライヴは何度もの急展開を見せながら突き進む。恐らくメンバー自身、このツアーのセットリストを考えるのに相当、頭を悩ませたはず。なぜなら曲それぞれが、あまりにも異なる色を持っているからだ。
特に『極彩』を作った2006年当時のMUCCは、“デビリッシュ・イヤー”と名づけ、国内ツアーはもちろん、フェスや海外ツアーなど、怒涛のライヴ活動を行なっている。その過程で刺激も触発もされただろう。新たな曲につながるヒントを掴むこともあったかもしれない。だがMUCCは、自分たちにしかできないことを常に探し求めた。その結果、自由にわがままに音楽を作り始めたのがその時期だったと思う。そのためアルバムは、ひとつの方向性を持ったものではなく、まるでオムニバスアルバムのように違った色合いの曲たちで構成された。だから付けたタイトルが『極彩』でもある。
リリースしたときは初期からのあまりの変化に驚き、ふるい落とされそうになったファンも少なくなかった。しかし、あれから約16年。MUCCの持つ多彩さや多面ぶりも楽しみながら、それぞれの曲に改めてハマり込むオーディエンスの姿が野音に広がっていた。
ライヴ後半、強烈なスラッシュメタル調の「G.M.C」で激しいヘドバンで狂った直後のことだ。逹瑯も、あまりの曲順に自分でも思わず笑いつつ、「優しい歌」へと続いた。MUCCからの温かさと優しさが広がっていく中、オーディエンスはそれを受け止めるように両手を広げ、��右に揺らし、自分たちもMUCCと共に歌う。客席からの歌声を心地よく浴びながら逹瑯が「オマエらのライヴを聴いてんだよ、俺は」と言うと、さらに歌声は大きくなり、大合唱になって夜空に響いていった。そしてステージにレーザーの流れ星が幾つも流れる中、「流星」で感動的にライヴ本編を締めくくった。
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アンコールでは、12月28日に東京・国際フォーラム ホールAで結成25周年イヤーのグランドファイナル開催も発表。その前には第三弾ツアーも、第四弾ツアーもある。逹瑯の「最後まで一緒に、盛大に駆け抜けようじゃないか!」という言葉に、野音からでっかい歓声も巻き起こる。
アンコールラスト「WORLD」は、イントロからMUCCとオーディエンスの大合唱から始まった。レコーディングでもファンのみんなからコーラスを送ってもらい、1000トラック以上のコーラスで構成したナンバーだ。声出しも解禁になった今、MUCCと共に新たな世界の始まりを誓うように、1000どころか約3000人のファンが歌う。喜びと幸せに満ちた第二弾ツアーのファイナルとなった。
取材・文◎長谷川幸信 撮影◎冨田味我
■<MUCC 25th Anniversary TOUR 「Timeless」~鵬翼・極彩~>2023年5年6日(土)@日比谷野外大音楽堂 SETLIST SE. レイブサーカス
極彩
嘆きの鐘
ガーベラ
月光
心色
耀-yo-
想-so- [w/ 後藤泰観(Vn) 吉田弦(Vc)]
リスキードライブ
パノラマ
メディアの銃声
25時の憂鬱
ホリゾント
最終列車
謡声
G.M.C
優しい歌
流星 encore en1. 雨のオーケストラ [w/ 後藤泰観(Vn) 吉田弦(Vc) キラーズオーケストラ] en2. 蘭鋳 en3. TONIGHT en4. WORLD
2023.05.10 quelle: barks.jp
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vergilius-honokei · 2 years ago
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ウェッヘワールドで生活する2匹のドラゴン達をプチ語り(プチと言いつつ中々長文)
リックニキは火力&機動力全振りの空戦特化ドラゴン あんまり出さないけど実は四枚羽(2枚補助翼にて小さめ)尻尾は取り外しできるらしく、蛇腹剣の形で秘書のエヴリーヌに留守の時 護身用に持たせることもある
飛ぶ為に色々気を使って鍛えてそうだしご飯いっぱい食べてそう
中々のドラゴンブレスアンチで 口からなんか吐くの品無さすぎて無理🙃って言うとるの��ニャンニキと意見が割れる
かわりに胸と翼についてるおててからビームが出ます(胸からはアチアチ太陽ビーム おててからはヒエヒエビーム)
普段、車移動だけど結構な頻度でドラゴン式出勤するので周りの人によくビビられる こんなのが普通にうろついてるの怖すぎだろ
画像1枚目は第3形態(2m50cmくらい)、 2枚目は第2形態(身長変わらず)。第4まであるゾ(第4は7m越えの大怪獣バトル開始 ニャンニキもほぼ同じスケール)
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対してニャンニキは地上戦特化の防御&カウンター型ドラゴン 逆鱗なので殴った側がダメージ受ける仕様
実は昔は飛べてたけど、太ったのと飛ぶ気があんまり無かったので翼が退化してリックニキに追いつけません せいぜいジャンプの時雰囲気でバタバタするくらいです
音楽用語でラルゴはゆるやかに遅く みたいな意味だし多少はね?(反対にリックニキのプレストは 急速に 極めて早くみたいな意味)
現在の翼の使い道は専ら銃のリロード用。翼についてる爪でリボルバーのスピードリローダーを使用出来る。あとケツガード(適当)
気合いの入れた戦闘時はゴジラみたいなエメラルドアチアチブレスをリックニキにお見舞してよくキレられてる
リックニキの尻尾がイヴェルカーナみたい鋭い感じなのに対してニャンニキの尻尾はミュウツーみたいなボリューム感
尻尾から月光波みたいなのも出るぞ!('ω' )<月に代わってお仕置きニャァァン!
とまあこんな感じのとんでもスペックの2人なのでウェッヘワールドの社会では核兵器並にやべーやつらと認識されてます(おそらくトムジェリ対策本部とかある世界)
大人しくしてればおもろいおっさん達
以上 ガバドラゴン達のプチ(?)情報でした
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storyomniverse · 20 days ago
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ディヴァイン・フューリー/使者
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ユニバース8
天界から追放された天使ガブリエルは、6枚の翼を自ら折りたたみ、普通の人間の姿で地上を彷徨っていた。彼は「ディヴァイン・フューリー/使者」の出来事を知りながらも、傍観者としてその物語に関わることを避けていた。しかし、ひとりの少女との出会いが彼の運命を大きく変える。
少女の名はユナ。悪霊に憑りつかれた父を救うため、祈りを捧げ続ける日々を送っていた。彼女の無垢な心と強い信仰心に引き寄せられたガブリエルは、静かに彼女を見守るうちに、自らの無力さに苦悩し始める。
「あなた、本当にただの人間なの?」と問いかけるユナに、ガブリエルは小さな真実を明かした。「かつての私は天使だった。でも今はただの傍観者だ。」
だが、ユナが悪霊に囚われた父を救おうと命を懸ける姿を目の当たりにし、ガブリエルは決意する。「傍観者ではいられない」と。最後の力を振り絞り、彼は折りたたんだ翼を広げ、天使としての使命を再び果たすことを選ぶ。
その瞬間、光が闇を切り裂き、悪霊は消え去った。ユナの父は救われたが、ガブリエルの姿もまた消えていた。ただ彼の残した羽根がひとつ、少女の手の中に残るのみだった。
ユニバース2
映画『ディヴァイン・フューリー/使者』レビュー
概要
『ディヴァイン・フューリー/使者』は、韓国のアクションホラー映画で、悪霊と闘う人々を描いた作品です。主演はパク・ソジュン。彼は総合格闘技の世界チャンピオン、ヨンフ役を熱演しています。幼少期に父親を亡くしたことで神を信じなくなった彼が、右手に現れた謎の聖痕をきっかけに、エクソシストのアン神父(アン・ソンギ)とともに悪に立ち向かう物語です。
見どころ
まず注目したいのは、パク・ソジュンの迫力あるアクションシーン。総合格闘家の役柄にふさわしい鍛え抜かれた体と動きがスクリーンを圧倒します。また、映画全体のビジュアルや音響効果も見応えがあり、特に悪霊との戦闘シーンでは緊張感が高まります。
さらに、アン神父との関係性が物語に深みを与えています。信仰心を失ったヨンフが、神父との交流を通じて変わっていく過程は感動的で、人間ドラマとしても楽しめます。
賛否両論のポイント
一方で、物語のテンポや構成については賛否が分かれる部分があります。前半はややスローテンポで進むため、観客によっては退屈に感じるかもしれません。また、エクソシズムというテーマを扱いながらも、後半ではアクション要素が強まり、ホラーとしての緊張��が薄れると感じる人もいるようです。
ストーリーに関しては、「もっと深みが欲しかった」という声も。一部では『エクソシスト』を彷彿とさせる雰囲気があるものの、展開がやや平凡だという指摘もありました。
まとめ
『ディヴァイン・フューリー/使者』は、アクションとホラーが融合したエンターテインメント作品です。パク・ソジュンの新たな一面を楽しめるだけでなく、エクソシスト映画としても独自の魅力があります。ストーリーの深さを求める人には物足りないかもしれませんが、スリルや迫力を求める人にはおすすめです。
あなたもぜひ、この映画の世界を体感してみてはいかがでしょうか?
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stormfrozen · 23 days ago
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翼の王、降臨。
現在[Aile]の仕事が無く、自由気ままに旅をするジニーエイラ。カロルディアの調査をしているアイヴァンヌに送る写真を撮るべく、現在はカロスに滞在中。
イヴ…今になって何故私に写真なんか頼んだんだろう…?
言われるがまま、ジニーエイラはカロス地方に点在する名所を何ヶ所か撮影する。大きな噴水、凱旋門、モノレール、修道院、日時計、廃墟のホテル、列車と大きな滝、迷う森を抜けた先の小さな村。そして、ミアレを照らすプリズムタワー…
あれ?こんなチラシあったっけ?
だが、何故かミアレの所々には『都市再開発計画』のお知らせについてのチラシが貼られてある。これは何時頃なのだろうか、と日付を見るが………「終了日未定」とまでしか書かれていない。一応工事などは進んでいるにはいるのだが、残念ながらその進捗を確かめるには至らなかった。
まーいっかぁ…取り敢えず撮った写真、イヴに送っちゃおう……… 誰がマーイーカだって? きゃっ!?
ジニーエイラが声を掛けられたのは、金髪の様な淡い黄色髪の男性。服には、I.A.のバッジが付けられていた。つまり彼は紛う事無きI.A.の職員。
だ、誰ですか? 俺か?I.A.の職員、シュワーバーと言いやす。そう言えば君の姿、神界で見かけた様な気がするが…こないだかな。「イヴを探している」って聞いた。 き、気のせいです!ほっといてくれないですか! チラシ、気になってんだ。プリズムタワー………ああ見えて今、改築してるらしいぜ。
タワーの下の方を指差すシュワーバー。やはり彼によると、プリズムタワーもまた都市再開発計画の改築が必要な建物として、現在進行形で進めているのだとか。
記念に写真撮るなら今の内に、だ。じゃあなー。
また何処かで………と言わんばかりに去って行く彼をよそに、写真を撮るジニーエイラ。しかし、収めた写真のその上空に、何かが映っていた。赤い何か��が、カロスで飛んでいるのと言えば破壊神くらいの物だろう。
誰だろう?追わなきゃ。
飛び上がり、ジニーエイラはその物体を追う。距離が近付くにつれ、彼女はその姿をはっきりと捉えた。
せ…生物!?
しかし、その姿はどう見ても破壊神に似ても似つかぬものだった。差し色に青色が入っている、羽飾りが特徴の男性…だろう。おまけに、彼(?)は明らかにキナンシティやアサメタウンよりも南の方向まで行ってしまっており、どう考えてもカロスにいる人物では無い。
いや…でも話しかけられないな。後日にしよう。
結局その日は追跡を諦め、彼女はホテルに停泊する。行った場所はカロスの南なので、恐らく隣の地方へと行ったのだろう。
………ふわああぁ………
次の日。一度調査をする為、ジニーエイラはカロスの上空から南へと向かう。上空を飛んでいたあの生物を探しに。
確か此処に、飛んでた。はず………
キョロキョロと見渡すジニーエイラ。何故か、昨日泊まったホテルで今日の朝、手紙を渡された事を思い出している。その手紙の宛名には『エルヴァス・レイキャヴィーク』と書かれており、角が鋭く尖った縦長の6角形の造形が描かれているのだが、一体誰なのだろうか………
いや、まあとにかく!探さないと。
そんな事をしてカロス上空を南下していると、何かが近付いて来る音がした。思わず体を止めたジニーエイラ。彼女の隣を横切る昨日の生物の姿。その生物は急に立ち止まり思わず声を上げてしまった彼女に気付いて、声を掛ける。
あ!! ?おや…?お嬢さん、こんな空で一体何をしているんだ? え?いや、その…カロス地方の上空を昨日飛んでいた貴方を探してて私はこの空を… 俺を?…あー、確かそう言われたら、昨日飛んでた所の下に、白くて高いタワーがあったな。 貴方は、何故このカロスの上空を…? ん?いや…パルデアの上空を飛ぶ序でだが?と言うか今この下は…カロスでは無いな。 えっ!?
気が付いたら、ジニーエイラは何故か自分が、中心部に大きな穴が空いたとある地方の上空を飛んでいる事に驚いてしまった様だ。
いつまでお前は此処がカロスだと思い込んでいる。この下はその隣…「パルデア地方」だ。見るのは初めてか? ま、まあそれは…そうです。 紹介が遅れたな。俺は「エルスハウト」だ。このパルデアでは「翼の王」と呼ばれた事もある、古代の王者だ。 えっ!!ま、まずい………
それは、パルデアを救った伝説を作ったとされる存在。その真っ赤な方の片割れが「翼の王」と呼ばれ、遥か古代の世界から何者かによって「時空を超え」このパルデアに辿り着いたと言われている。そんな相手にしたなら危険極まりない彼に、ジニーエイラは真面目に考える。そして、彼女なりの考えで返す。
あ、あの。『エルヴァス・レイキャヴィーク』さんについて知ってます?この手紙の発���元がパルデア地方だと聞いたんですけど。 ん…?エルヴァス?そいつならパルデアの大穴………別名「エリアゼロ」の地下で眠っているはずだが…そいつがどうした? もし『翼の王』に会ったら伝えて欲しい…と書いてました。『鉄の大蛇』と呼ばれた女性を『キャンベラ』と名付ける。神界で会ったならそう呼んで欲しい…と書いてます。
ジニーエイラは、持っていた手紙をエルスハウトに渡した。
エルヴァスさんが『テン・ジュエルズ』の最高峰に位置している以上、会う暇が無くなってしまったのかもしれません。 …ふーん、良く分かった。 そ、それと!写真1枚だけ…よろしいですか? 別に良いけど…何の風の吹き回しだ? 各地を旅して、写真を撮っている道中なので!
満更でも無い顔で、写真を撮ってもらうエルスハウト。
で、では失礼します!カロス…こっちですよね? ああ。道中の旅には気を付けろよ。
彼と離れたジニーエイラ。そして同時に、彼女は何かを思う。
(意外と…悪い人じゃなかったのかな)
そう言った事を思いつつカロスに帰り、一度羽を休めながら次の街へと向かう。
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newyorkdiary7th · 1 month ago
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出発
OCTOBER 30th
順調に出発。夕方の滑走路はこの上なく良きだった。絶えず変わりゆく夕日の逆光とデルタ便の尾翼を見ながら、離陸準備を待つ。離陸する頃には暗くなり、夕刻とそれからダイヤモンドの輝きを放つ関東を見下ろして旅が始まった。何度も飛行機に乗ったけど、ここまで見事な東京の夜景を見たことはなかったと思う。途方もない電光風景だった。そして、高度が上がり角度が変わり、夕暮れ後の焼けた空が最後の最後に水平線際に燃えていた。
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タービュランスが激しく、機内食も中断するほどに。今夜は荒れています、と言われながらも無事に旅が進んでいく。機内食は満足の味だったし、バーボン(woodford reserve)は美味しいし、fever treeはNew York のブランドみたいだという発見もありながら、『all the strangers』(正: all of us strangers)みたいな悲しすぎる美しい絵の映画を一本見て、ちょっと寝て、朝焼けが始まって、シアトルについ��。 8時間ほどだったんだったかな。
シアトルは曇っていて、紅葉が素敵で、雪山が遠くで輝いていて、アラスカンエアーがそこらじゅうに居て、まだこれから旅が始まるというのに、「アラスカに行きたいなぁ」という切望が強まる時刻だった。1時間しか乗り換えが無いのだけれど、米国入国審査があって、荷物をまずすべて受け取り、キャリーに載せてデカいなぁと思いながら入国審査を受ける。質問は通常よりは多かったけれど、全然大変なんかじゃなくて、すんなりだった。 すたすたと案内に従って荷物を再度預け、無事乗り継ぎゲートの方へ行く。ボーディング5分前にゲート着。
4,5時間のフライトだったかな。若い子たちがみんなパソコンで何か書いていた。『たまたまこの世界に生まれて』を少し読んだりしながら、いざニューヨークJFKにオンタイムの20時、着陸。 あっけないほど簡単に外に出た。要は、国内線だったから、、、!あ、違う、簡単にと言うのは荷物を取ってから出口、の意味。荷物を取るところまではとてつもない距離を歩いた。『ホームアローン』を突然思い出した。本当に長かった。そして空港の古びた感じがなんとも良かった。 シアトルに降り立った時に鼻を突いた異国の匂いはニューヨークに降り立った時には感じなかった。あのほんのつかの間の乗り換えでもう、体内は異国モードに切り替え完了したのか、香りと自分の融合が不思議である。長い長い通路を、ニューヨークに着いたのか~と思いながら、歩き続けた。ハリスに投票を!というTシャツが売られていて、NOWな写真になるな~と思いながら撮らずに歩き続けた。
荷物を取って、ジャマイカトレインへ向かう。陽気な大きな大きなおしりのお姉さんに5駅だよ、と教えてもらってジャマイカに向かう。ジャマイカでは電波が繋がらず、何はともあれペンステーションを目指す。ペンへの最初の電車はプラットフォーム8で、2分後、という事だったから急いで、風変わりなホームレスが延々上へ下へと乗り続けているエレベーターに乗り込んでホームへ降りた。 ホームでは結局全然電車LIRRが来なくてみんなやれやれって感じでため息をついていて、いつまでたっても私はロンドンでの日々を思い出すなぁこういう状況、そう思いながらのんびり待っていた。ようやく電車が来て、ペンステーション行き、とは書いてなかったけど、待ってたホームに待ってたLIRRが来たので乗り込んだ。乗ってから座席に着くころ、ちょっと怪訝な気持ちがよぎった。この電車で良いんだろうか?と。んーちょっと確かめ��うかな、と後ろを見たらもうドアが閉まっていた。んーなんか違う気がするな。。。ガタン、とのんびり、手動の汽車か何かかと思うほどのんびりと発進しだした。まぁちがったら次の駅で引き返してこよう、と座る。数分間、信じられないほどのんびりと助走していて、これじゃこのまま次の駅着くな、とか思っていた。すると、ぐびぐびとスピードが増しだして、今度はいったいブレーキの壊れたおんぼろ車か何かかとビビるほどのすっ飛ばし方で走り出した。おいおい、やばいじゃん。次の駅どこ!?GPSは紛れもなく行きたかった方角の真逆に向かって進んでいく。結局おんぼろ新幹線みたいな列車はそれから20分もの間すっ飛ばし続け、わたしは意味わからないほどの田舎に降り立った。
列車を降りると潮の匂いが瞬く間に全身をめぐる。ロングアイランドの中腹まで、いったい何が悲しくてこんな夜中、15時間もの旅の果てに来なくてはならなかったのか。己の無謀な歩みの進め方がいやんなりながらも、確かに遠くでこの状況を楽しんでいる自分が居ることも感じながら、またたいそうな力仕事についた。Babylonという田舎にエレベーターやエスカレーターはないので、狭くて歩幅も小さな鉄の階段を、荷物を全部おろして、全部運びあげなければならなかった。陽気なパパが手伝おうか?って言ってくれたけど、なぜだか大丈夫~って言っちゃって、すごいがんばった。自分への戒めのような気分で、えいさおいさとひたすら何往復もして運んだ。体力ないと旅は出来ないよなぁと思った。 ようやく反対側のホームについて電光掲示板を見るとジャマイカ行きは36分後だった。やれやれ。とりあえずジャンパーを羽織り、本を取りだす。 ジャマイカまでは寝た。
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1時間以上の時間を���けてまた振出しに戻り、ジャマイカから今度はプラットフォーム1からペンステーション行きに乗る。ペンステーションのサブウェイのホームでようやくネットが繋がり、崇にBabylonとやらに行ってきた、と事情を説明して、無事1番に乗る。サブウェイのホームでニューヨークを感じたが、列車の中はもっともっとニューヨークを感じた。まだ何も知らないはずなのに、すでにもうニューヨークが好きだなと思った。汚い列車も、なぜかこんなに汚いのに嫌な気分にならなくて、人々の同調圧力のかけらもなさそうな感じとかがすごく好きだなと思った。まだ何も始まっていないのに。すると突然ジーザスを説きだす青年が居て、青年は気持ちよくなっちゃったのかどんどん声が大きくなった。私の真横で。でもみんな限りないスルースキルで放っておいていた。うん、良いわ、この感じ。もう片方の席では横になって寝てる人が居るし、あっち側ではスピーカーで音鳴らしている人が居るし、座席はかっちかちだし。でもなんかすごく良いわ。
そうこうして125に到着し、またまた少年が手伝ってくれて28kgのトランクを下ろしてくれて、無事おりたかったのとは反対側の通りに出た。まずはBroadway通りを渡り、もう一歩も間違えないぞと丁寧にGoogleマップを見て、よし、行くか、と思ったら、そこには『マイブルーベリーナイツ』の列車が通過するシーンがそのままあった。すごく最高な気分だった。あぁマイブルーベリーナイツ、今年は観てないな、そんなことを思いながら坂を、意を決して登っていこうとしたら崇が現れた。イェイ!まずはBabylonの笑い話をしながら歩いていたらすぐにアパートについて、到着。 カレンが絶賛引っ越し支度中。フラットメイトはクリスティ。 ハヤシライスをもらって、シャワー浴びて、1時半に寝た。
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atsushi-sunafkin · 1 month ago
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田中一村🍑
マジソンスクエアガーデンモデルな人! 観音 世阿弥 菩薩 様 琉球黄金🟡の邦 羽衣伝説の遣いかな ご神酒 神々しい翼達 榮 燕 ドリアン 浄化かな
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imiteeshon · 9 months ago
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kotobatoki-arai · 4 months ago
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ひどくもろくみえづらくさわれないもの
 たとえば  /むきだしの内臓  /メモワールの墓標  それなりの垂移にSpinを捧げる   この『たまらなく はがゆいうた』  あなた自身を映し出すわたしの瞳が存在を憶えているから、それ以上も、逸らすことも不能だった。ひらかれた例題にも、観測できず くそったれな月光の結合を視するうちに、(自嘲を溢している。)念入りな退屈の宙��りを見物しながら……驚きのあまりに際して、睡ネブるのみ/では、影絵の受け答えはつづきもの、あの子はまだ遠くを眺めながらおはなししているらしかった。  あの摩耗したグリーンハウスの、ぬるめ触れ書きは無学の昔を留置している波が、羽根が、梢が躊躇うばかりの類例を喚ぶのだとおもった。死後に伴う永い切符を、いま、わらう主人を――芽生えだしたものは、また唄い肇めるまでわずかの差異を。   憐れな___を。跨ぐばかりで  振り子時計の針も戻った気がして。あんな虚ろな風貌を見せかける弱さを寂しさとして。ざらざらと遮るもの/ふわふわと授かること。隠蔽色に赤らめて(やまない)幸せを抱いたげて/こう平然とした古書だけが残る。斜向かいの馴染の靄に後ろが荒ぶるといえる駄物である。  見世物に記するグロテスクな溝にある関係をこうしてあらわにさせるが、今更 ないような感覚 思い浮かべたメロディを等分した インチキは贈呈品の一泡にすぎない。すべて空々しい鋳露に 色彩ができるなら。  やわらかな殖えは貧しさと撒く、入江に張り詰める、自我と対象と比べられない。水平線が熔けゆく有り様を来訪者と、見紛う 経帷子の花のきみわるさをチラつかせる、〝夕暮れ・朝焼け〟などに/余すところなく震えている。   海龜の泪をみた気がする  これは無自覚な両腕が掬う古びた箱。じかに封にするには。おそらくは乱暴ないい方では底の浅い人間 丁寧なわらい肩で。口元だけ温むけれども。掻爬したものの、きれぎれのいっぺんは荒野を泡立て無垢ないしのかけらを求め、喉に絡まる観賞魚を養いながら。垂れ込める鱗翅類の大池、むさぼり眺める、むしのいどころ/止め処無く、憐れむのですが。  なんていっても 帆を上げれない・なんて。おもえば・座敷に経る波紋に抜かれる。(もう掴めない風通しの両足、枝々と祀られる卑しい蛇を消せない、恋人が溺れている)〝有り触れて〟ゆずらない ほんとうのことは。手のひらで著アラワすけれども。迂曲するばかりに蔑んだ価値判断を、確かに。胸苦しい山頂には残照が灰で煤で、泥を吐く冬戯フユザれに、ある寂寥の旋律はふと咲ワラう。   意識朦朧の閃光でしょうか  あまり立見席はまだを識らないが。切ないおもいででも、途して締まって。塊の体系をまた肩紐の堅物の片方の形見だけ傾きつつある。白栲シロタエの余情だなとやはり責め立てるこのザマだ。引きだしの天井にのしかかり、わななく粒子と気体は こきあげるように巡り、両の眼だけ傍で在り続けるなら、しまいを頂戴。とあちこち空々しいばかりの雨 ぽつぽつと染み込んだあの、   よこしまな序文について (いままでを畏れ、従いましょう)  忘れ果て 無感覚になる 浮薄時半  徒労もないくせに、物静かに褪色する体言・壇 少焉は、薔薇色だった亡骸を。  描写するおろそかな滑車に軋み、うつ伏せの息吹の音一本ずつ。目眩に窃ヌスまれる砂を房で、咲かせたら? 餞ハナムケに由来するたなざらしの、ありきたりの見解や、次第に薄れゆく生形キナリ海図に応じて。複雑で干潮で頼りない朽葉が仰山、渇いた枝に絡まる名残/なんぼかの膨らみ。慢性的な土壌が折れ半角の目合い、相場より。あとが/ものが。どちらかを――刺し抜いた薄紫の風が気だるさに削られたほど小刻みに押しつぶされて。いきをのむ島へ、  けれど燦燦と域の音を絆ホダし残響を鳴らした鴉は? あたりいちめんそれきり。しどろもどろの――むこうは知っていたのでしょうね。こう揃えられた腹と腿と、つばさとハンカチと、言いなりの耳朶。まぁ小さな蜘蛛でしたわ。たったひとつだけ展望台で、しげく。 (いくつかの私物の糸があった。)  近く遺作の計画は前髪が濡れている  あらやだ。/「襟が汚れているな。」  ……末尾の賑やかなこと (さきもみえない/私は/あとがない)  たまゆらに咲きかけた水面下に、  『いまにして大地に、作り笑い 慎ましく 寂しかったよ』   ――おそらく輪郭は僅かにヌメる累の血を    磨りガラスの表紙に    やぶれかぶれと当たり散らしました  平行線の綱渡りと、たまらなく かゆいうた  それはきっと浜昼顔のように易しく有りましょう 私は 息苦しい みぎてのゆびきり。  すまなそうに被る月はそっとおぼろげ、意固地な人形の 星を鏤め埋め戻した、遊戯の最中でなきやんで。手渡されたこのごろも晴れて あえかに寄せた情景を鮮やか��遷した、完璧な欠乏がこうして呼吸を投げ出すとき。――それほどの多岐に亘り。  気が遠くなるほど 波をひきしだいて、いきものの美星は狭間で、無作為リズムひとつ。切手を貼らずに〝ふむ、潰す、つまむ、捻る〟黙想の腕、中だるみに痺れた約束とこれはもう雪の華だろうかねぇ。  不条理はその見栄を戸に預け、ひょろひょろと櫂をしずくを、崩れ落ちた小言を並べていった。一度にあたえる心臓のあたりが軽薄な童謡を焦らないように 譜を生きて往く尽きか展翅だった。たからかな理念か痩果・容姿類似がおおく夙に奔放とも閉口して。天明アシタにいいなおせるから、  そうだろ。感傷的なオラシオンならまだ追い縋る、暗外。完結済の。出入り口だというのに理コトワるまでもなく、手順を通りすがりの流行りにのせ。脈の目撃者の凹みを緩衝するこの完全な密室では、またずいぶん人馴れしていて暮色の濃淡とほおずりする、宴席がある。  どの少女も寝言なんて華やかな悪知恵だって  とんと音は溶けて、瞬間の真ん中に転がりこむ 『詞先シセンの助手は台本と斎サイを留めた罪人の献花をはじめる』   碑が透る思惑は鉛の頭が引き起こします。  またあなたは郵便受けから、かすかに若草の展望にひらかれた。浮世、ほのかにあふれる丘の靴音だけを期待し、踏み惑う木の葉と散り歩くこと。いくつもの汀線を/視線を気にして/眼尻を決して。闇に湾曲した傷だからこそ、空々しい獣を抱きかかえてみせるのに。この手を離れた影を再び見つけ全身に戯れてた香りはなんというか、伝わるのだろうが。――切り開いた気配として未来を天に還し、そして過去としてひかりを探りあて海に翔けることができます。  詩篇が胚を箸に変えることは指を汚すけれど、慌ただしく泥濘むだけで。延延とむずがる諦めだろ、と罵る鼓翼。事実より塵架かる。蛍火が細濁ササニゴり、惨い/ともしび。と夜を混めて流れ落ちた襞の暁は、「果たして衝動的な気分なのか。」 2024/06/15
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reallypaleninja · 5 months ago
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これが主の栄光の姿の有様であった。
エゼキエル1・2-5、24-28c
これが主の栄光の姿の有様であった。
エゼキエルの預言
1・2それは、ヨヤキン王が捕囚となって第五年の、その月の五日のことであった。3カルデアの地ケバル川の河畔で、主の言葉が祭司ブジの子エゼキエルに臨み、また、主の御手が彼の上に臨んだ。
4わたしが見ていると、北の方から激しい風が大いなる雲を巻き起こし、火を発し、周囲に光を放ちながら吹いてくるではないか。その中、つまりその火の中には、琥珀金の輝きのようなものがあった。5またその中には、四つの生き物の姿があった。その有様はこうであった。彼らは人間のようなものであった。
24それらが移動するとき、翼の羽ばたく音をわたしは聞いたが、それは大水の音のように、全能なる神の御声のように聞こえ、また、陣営のどよ��きのようにも聞こえた。それらが止まっているとき、翼は垂れていた。
25生き物の頭上にある大空から音が響いた。それらが止まっているとき、翼は垂れていた。26生き物の頭上にある大空の上に、サファイアのように見える王座の形をしたものがあり、王座のようなものの上には高く人間のように見える姿をしたものがあった。27腰のように見えるところから上は、琥珀金が輝いているようにわたしには見えた。それは周りに燃えひろがる火のように見えた。腰のように見えるところから下は、火のように見え、周囲に光を放っていた。28周囲に光を放つ様は、雨の日の雲に現れる虹のように見えた。これが主の栄光の姿の有様であった。わたしはこれを見てひれ伏した。
答唱詩編
詩編148・1+2、13+14
いのちあるすベてのものは、神をたたえよ。
詩編148
148・1天は神をたたえよ。 天にあるすベてのものは神をたたえよ。 2神の使いは神をたたえよ。 すべてのカは神をたたえよ。
13すべての者は神の名をたたえよ。 神は偉大。その栄光は天地を覆う。 14神は、その民を高められた。 神に選ばれた民、イスラエルは賛美の声をあげる。
福音朗読
マタイ17・22-27
アレルヤ、アレルヤ。福音によって神は私たちを召し出し、主イエス・キリストの栄光にあずかる者としてくださった。アレルヤ、アレルヤ。
マタイによる福音
イエスと弟子たち17・22がガリラヤに集まったとき、イエスは言われた。「人の子は人々の手に引き渡されようとしている。23そして殺されるが、三日目に復活する。」弟子たちは非常に悲しんだ。
24一行がカファルナウムに来たとき、神殿税を集める者たちがペトロのところに来て、「あなたたちの先生は神殿税を納めないのか」と言った。25ペトロは、「納めます」と言った。そして家に入ると、イエスの方から言いだされた。「シモン、あなたはどう思うか。地上の王は、税や貢ぎ物をだれから取り立てるのか。自分の子供たちからか、それともほかの人々からか。」26ペトロが「ほかの人々からです」と答えると、イエスは言われた。「では、子供たちは納めなくてよいわけだ。27しかし、彼らをつまずかせないようにしよう。湖に行って釣りをしなさい。最初に釣れた魚を取って口を開けると、銀貨が一枚見つかるはずだ。それを取って、わたしとあなたの分として納めなさい。」
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kotoko326 · 7 months ago
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紅の深染めの衣色深く
みかつるが主である審神者を探しに黄泉路へ行く話。
「次の作戦が終わったら、三日月宗近をお前の隊の副隊長にしようと思うんだ」
大阪へ出陣前の朝、第一部隊隊長であり近侍でもある鶴丸国永を私室に呼び付けるなり、まだ幼さの残る横顔で審神者が明るい調子で言った。 寒さも残る初春の日だった。袖を通さずに羽織を肩から掛け、折り畳み式の文机の前に審神者が寛いだ様子で腰かけている。そのすぐ傍の火鉢からは、パチパチと小気味よく炭の音が鳴る。 「これまた突然な話だな」 刀としての性か、寒さにはあまり耐性のない鶴丸が、審神者の背後を陣取る形で火鉢に近づき、両腕を摩りながら言った。 主である審神者の生きる時代では「くーらー」なる物があり、これが中々快適なのだが、電気の通らない今居る元禄の時代には、用意できるのは火鉢くらいなものだった。 「突然でもないよ。前々から考えていたんだ。で、その報告が今日になっただけの話」 寒そうにする鶴丸に、審神者が体を半分傾けて灰式懐炉を投げてよこす。 受け取った灰式懐炉から漂う木炭の強い燃臭が、鼻腔にこびりついた。どうもこいつの臭いは好きじゃない。灰式懐炉を両手で包み込むと、ほんのりだが掌にぬくもりが広がる。 浮かない様子の鶴丸をじっと見つめながら、審神者が不思議そうな顔をした。 「何か問題が?三日月は人当たりも良いし、実戦経験はまだ少ないけど第一部隊でも十分通用するくらい強いよ」 「別に問題はないさ。……ただなあ……」 「ただ?」 「いやいや、何でもない」 まだ本丸に来て日が浅い三日月宗近が、鶴丸はどうにも苦手だった。避けている訳ではないが、積極的に関わりたいとも思わなかった。 師弟刀という仲でもあるし、今回が初対面という事でもない。美術品として共に隣同士に並んだ過去もある。人見知りしている訳じゃあない。 本丸では、実直でよく笑う男と評判だったが、鶴丸にはそれが今一つしっくりこなかったからだ。 確かに良く笑うし、人当たりも良い。強いというのも、経験上何となく感覚として知っている。だが、以前内番で手合わせした時は、本気を出さずのらりくらりとかわされてしまった。予測が出来ない男、そう思った。 鶴丸は驚きが好きだ。予測出来ない事が起こるとわくわくするし、それをどう乗り越えてやろうかと熱くなる。 その点では、鶴丸にとって三日月宗近という存在は、何を考えているか分からない、予想出来なくて面白い存在の筈だった。 だが、だからこそ、三日月が苦手なのかもしれないと、鶴丸は思う。 三日月宗近は冷めている。驚きとは、全く無縁の境地に達している様に見えるのだ。一言でいえば、心が死んでしまっているようだった。 なら、いっそ驚かし甲斐があるではないか?そう考える半面、���と居ると、そちら側へ引き込まれてしまいそうになる気がした。三日月の瞳には、そんな力がある。これは確信だった。 心が死んでしまう事は、鶴丸が一番危惧している事だ。それだけは、あっちゃならない。 「しかし、きみは随分と彼を買っているんだな。いっそのこと三日月宗近を近侍にしてみたらどうだい」 顎に右手を当てて、面白半分で言ってやれば、審神者はむっとした表情になり、鶴丸の正面に向き直るとむすっとした声できっぱりと言い放った。 「それはお前じゃないと駄目だ」 「おやおや、嬉しい事を言ってくれるねぇ。それまたどうしてだい?まさか俺に惚れているなんて言う訳じゃないだろう」 「お前を見ていると、昔貰った千羽鶴を思い出すんだよ」 「そりゃ何だ?」 軽口をするっとかわした主の思いもよらない返答に、鶴丸はきょとんとした。 「折り紙の折り鶴を、文字通り千羽作って糸で綴じて束ねた物だよ。鶴は長寿のシンボルだろ?病気快癒や長寿の俗信があって、床に伏せてる人への贈り物として好まれてるんだ。って折り紙��ら説明しないとダメか」 そういうと審神者は、懐から四角い手拭いを出すと器用にそれを畳んでいく。すると、みるみる内にそれはただの手拭いから見事な鳥の形になった。ほう、と鶴丸はため息を吐いた。 「こういうの。本当は和紙で作るんだけど」 ピン、と、両翼に当たる部分をひっぱると、鶴丸に良く見えるように掌に乗せて見せた。 「こいつは驚いた!人間ってのは器用なもんだ…成程確かに鶴らしい」 「あはは、まあね」 素直に感心する鶴丸に、審神者が微笑む。それから、真面目な表情になってどこか遠くを見る目で言った。 「昔さ、事故に遭って死にかけた事があるんだ。その時の事は、正直あまり覚えてないんだけど。目が覚めた時、病室に真っ白い千羽鶴が飾られていたんだ。縁起が悪いからって、ご丁寧に首が折られてない奴がね。本当は折るのが正解らしいけど、嬉しかった」 「……きみは慕われてたんだな」 「そうだね。まあ贈り主に再会する前に、面会謝絶のままとんとんと審神者になったんだけど」 軽く肩をすくめて見せた後、昔話だと笑う。 鶴丸も主の立場を深く知っている訳ではないが、時の政府とやらは結構強引らしい事が感じ取れて、権力者というのは何百年経っても変わらないのだなと、心の中で嘆息した。 「それで?その千羽鶴が、中途半端に鶴らしい所が俺を思い出すってのかい?」 「ああ、違う違う。縁起が良いなあって思うんだよ。鶴丸は時々変に卑屈になるね」 別に卑屈になった訳じゃない、言えば向きになっていると返されそうなので、言いかけた言葉を喉元に留める。 「縁起が良いから、お前を近侍にしたいんだよ。僕を死地から連れ出してくれた、真っ白な千羽鶴みたいにね。それに鶴はめでたいだろ?」 「あっははは、験担ぎって訳か」 「そういうこと」 にっと笑う審神者に、鶴丸もつられて笑う。 この人は、相も変わらず何の迷いもなく俺を鶴だと言ってくれる。鶴丸は、灰式懐炉のじんわりとしたぬくもりが心の中にも広がるような心地だった。 「と、そろそろ出陣の時間だね。三日月の話は作戦が終わったらまた話すよ。相変わらず僕は本陣で待機だけど、戦果を期待して待ってるよ」 懐中時計をちらりと見て、審神者は鶴丸に顔を向けて再び悪戯っぽく笑いかける。 「ああ、驚きの結果をきみにもたらそう」
時は元禄から慶長一九年、大阪冬の陣。 歴史修正主義者率いる江戸改変大坂方面家康暗殺隊に対して、鶴丸率いる第一部隊は、形勢不利に陥っていた。 大口を叩いておいてこの様だ。だが、本陣まで追い詰められての隊長同士の一騎打ち、鶴丸は負ける気がしなかった。小傷は負ったがまだまだいける。 ちらりと背後に控える総大将である主を見やれば、険しい面持ちで一騎打ちを見守っている。 主である審神者と一瞬だけ視線を交わすと、鶴丸は「任せておけ」とニッと口元に笑みを作る。 それに一拍子遅れて、審神者の表情が少し和らぐ。意味が通じたらしい。ここで負けたら主の懐刀としても名折れである。 助走をつけながら分身とも言える刀を軽く右手で構え、素早く背後に回り隊長を切り捨てると、鶴丸に届かなかった敵の刃は、空しくその場の地に突き刺さる。 後は敵総大将の首を頂きに行くだけだ。そう思うより先に鶴丸の視界の隙間に入った”それ”に悪寒が走った。 鶴丸の様子に気付いた他の隊員たちが、審神者の元へ駆け寄る。 まずい。どちらも共に距離がある。 「ええい」 軽く舌打ちをし、すぐさま足場近くの地に突き刺さった刀の鍔を蹴りあげる。 回転しながら宙を舞う切っ先がそれの左目に命中すると同時に、甲高い銃声が鳴り響いた。 この時代の物ではない拳銃を握ったまま、にっかりと笑ったそれが、血飛沫を上げながらゆっくりとした動作で倒れる中、鶴丸の背後でどさりと鈍い音がした。 遅かったか!鶴丸が振り返ると、守るべき存在である主が仰向けに倒れ、どくどくと血を流していた。 鶴丸は、さっと血の気が引いて行くのが分かった。 「主ッ!!!」 「きゅうしょは、はずしました……でも……」 鶴丸が駆け寄ると、隊員の一人である今剣が言う。真っ先に審神者の元へ駆けつけ覆いかぶさったらしい彼の衣服は、審神者の血で染まっていた。 「急いで弾を除かないと感染症の恐れがありますね」 傷口に触れながら太郎太刀が静かに言った。 気を失いながらも、呻く審神者の顔色は、平常、色素の薄い鶴丸よりも白かった。それとは対照的に、彼の真っ白な斎服袍は左の肩口から赤に染まっており、これではどちらが鶴か分かったものではない、そう鶴丸は思った。 「……すまん、俺が油断したばかりに」 「いえ、鶴丸。あなたの判断は正しかったですよ。あそこで敵の総大将を討っていなければ弾丸は逸れることなく急所を討ち抜いていたでしょう。これは隊全体の問題です。まさか結界が施された本陣に潜んでいるとは……」 「そこの御仁たち、反省会は後にしてくれないかい。作戦も一応は成功したし、早い所応急処置をして主を本丸へ連れ帰ろう」 今剣の両肩に覆いかぶさる様な姿勢でいた審神者の右肩を担ぎ直し、歌仙兼定が呆れた声で言う。それに続く様に、無言で山姥切国広が、左肩を気遣うように支える。その表情は、何時も以上に暗かった。
(弾は除かれました。今夜が峠でしょう)
本丸の救護班の報を受けた鶴丸は、灯りも持たずに主の部屋の前で立ち尽くしていた。 「峠、か……こりゃまいったね」 障子一枚を隔てた向こう側で、主である審神者は伏せっている。肉体だけが伏せっていた。 確かに息はある、しかし魂とも呼べる気配がなかった。 数は僅かばかりだが、特に霊力の強い刀剣男士たちは、その事に気付いていた。 気付いた者は、皆一様に思う所のある様な顔をして各々の寝所へ戻って行った。だが、鶴丸はその場から離れる事が出来なかった。 今朝方に見た、折り鶴を折って見せた主の顔が脳裏をよぎる。まだ、僅か十数年しか生きた事のない少年の顔。 鶴丸は両の手に握り拳を作り、わなわなと拳を震わせた。 「すまん、主……。俺は器用じゃないから、千羽の鶴は折れそうにない……。だが……」 「鶴丸」 意を決して、その場から立ち去ろうと背を向けたその背後から、たおやかな声に呼び止められる。 振り返ると、灯りを手に佇むように彼は立っていた。 視線の先は、鶴丸ではなく、審神者の部屋だった。彼も事態に気付いたのだろう。 「……遠征から帰っていたのか、三日月宗近」 「ついさっきな」 「そうかい、ご苦労さん。じゃあな」 何処かこの場には不釣り合いな、穏やかな声で話す彼に少し苛立ちを感じながら、さっさと切り上げようと背を向けた。 悪いが、今は三日月の相手をしている暇はない。 が、間髪いれずに三日月に右手首を掴まれる。存外力が込められていて、振り払う事が出来ずにいると、静かな声で尋ねられる。 「その傷で何処へ行く?」 「おいおい、傷を見ればわかるだろう。手入れ部屋に決まっている」 もう一度振り返れば、三日月の瞳とかち合う。 蝋燭の灯りに照らされて鈍く光る、闇夜に浮かぶ青の光にじっと見つめられると、まるで全てを見透かされているような気分に陥る。 「手入れ部屋とは逆方向のように見えるが?」 「……俺は方向音痴でね、ちょいと間違えただけさ」 「とてもそうは見えないが?」 「そりゃお宅の思い込みだろう」 「見た通りを言っただけだ。思い込みなどではないさ」 「それを思い込みって言うんだ。いい加減、この手を放してくれないかい。傷口が痛くて仕方ないんでね。さっさと手入れに行かせてくれ」 「鶴丸」 ばつが悪くなって、鶴丸は、はあ、と溜息を吐きながら空いた手でボリボリと頭を掻いた。 ここで再び言い逃れをしたとして、彼は見逃すだろうか?普段なら、曖昧な笑みを浮かべてはぐらかされてくれよう。だが、今宵はそうはしてくれないであろう力強さが、己の手首に込められていた。 今宵、何故こんなにも三日月が自分に執着してくるのか分からないが、存外この男は強情なのかもしれない。鶴丸は、そんな事をふと思った。 もう一度深い溜息をこぼすと、やれやれと観念したように鶴丸は白状した。 「黄泉の国へ、主を迎えに行ってくる」 「イザナギのように禁忌を犯すのか?」 「ああ」 見つめ合ったまま答えると、鶴丸の右手首に込められた力が、少しだけ緩んだ。だが、まだ解放する気はないらしい。 「……先程太郎太刀は今日が峠と言っていたが?鶴丸よ、それではまるで、審神者が死んだと言っているようではないか。確かに今あの部屋には…」 「おおっと、早とちりは止めてくれ。主はまだ死んじゃあいないさ。だが、主は”あちら側”に居る」 三日月の言葉を遮るように、鶴丸は手首を掴まれたままの手を挙げて言った。 「どういうことだ?」 少し怪訝そうな声で、三日月が問う。 「っと、そうだな……何て言えばいいか……。俺はこ��して現世の肉体を得る以前に、主とそこで出会っている。丁度その時、主が黄泉の釜戸で煮炊きしたものを食べようとしていたからな、気まぐれに手を叩いてこちらへ引き戻したんだ」 「それはまた初耳だな」 「誰にも話しちゃいなかったからな。自然の摂理に背いたんだ。石切丸辺りが聞いたら、呆れるか怒るかのどっちかだろうな」 そう言って鶴丸が、少しニヤリと口元を歪めると、 「それはあるな」 三日月が、続く様に袖を口元へ寄せて笑った。 あれほど敬遠してた三日月と笑い合うなどと、鶴丸は少し奇妙な気持ちになり、表情を引き締める。 「まあ、経緯は話すと長くなるから手短に話すが…。兎に角、主は”あちら側”へ引き寄せられやすい体質になってる事は確かだ。だから、一刻も早く迎えに行ってやらないと、手遅れになる可能性がある」 「と、言うと」 「ヨモツヘグイを為す前にって事だ」 黄泉戸契、それは文字通り黄泉の国の食べ物を食べ、黄泉の国の住人になる儀式の事だった。ヨモツヘグイを為した者は、神であろうがあちら側の住人となってしまう。 かつて昔の主と共に葬斂された過去のある鶴丸は、それをよく知っていた。幸か不幸か、鶴丸はヨモツヘグイを為す前に現世へ舞い戻る事になったのだが。 「しかし今から黄泉比良坂へか?」 三日月の知る黄泉への入り口は、本丸からは遠かった。とても人の身では、一昼夜で行ける距離ではない。 すると、再び鶴丸が「誰にも言うなよ?」と、前置きをしてから白い歯を見せる。 「黄泉への抜け道を知っている。行くだけなら時間はかからない。それに俺にとっちゃ遊び場みたいなもんだ、連れ帰るだけなら何の事はないさ」 「……鶴丸、お前、かなり危険な遊びをしているようだな」 「人生には驚きが必要だろ?その一環みたいなもんさ」 実際、黄泉の国の住人を驚かすのは大層楽しかった。これは鶴丸だけの秘密である。 「そういうこった。だからこの手を放してくれ」 白状すべきことは大体白状した、もう良いだろうと、鶴丸がその手を強引に振り解こうとすると、あっさりと解放された。 拍子抜けして三日月の方を見ると、彼は何時もの曖昧な笑みを浮かべながら、口を開いた。 「あいわかった。では、俺も行くとしよう。一人より二人の方が心強いだろう」 思わぬ提案に鶴丸は少しぽかんとしたが、直ぐに眉を顰めた。 「遊びじゃないんだ、ほいほいついて来られちゃ困る」 「遊びで行くつもりはないよ」 「分からないのか?足手まといだ」 明るい調子で言う三日月を睨むようにして、語気を強めて言うが、彼は意に介していない様子で言い返す。 「こう見えても俺は強いぞ?」 「実戦の話をしてるんじゃあない。それに、黄泉への抜け道は俺だけの秘密なんだ。周りに知れ渡ったら、困るだろう」 黄泉の国へ頻繁に出入りしていたことが白日の下に晒されれば、今まで通りともいかなくなる、鶴丸はそう考えていた。それに三日月には、心を許すつもりはなかった。 「戦わぬ戦ならば、俺の方が経験豊富だぞ?それに、俺は口は堅い方だ。秘密は守ろう」 「食い下がるな……理由でもあるのか?」 あまりのしつこさに、そう漏らしてから、鶴丸はしまったと思った。このままでは押し通される。 「……まだ俺は給料分も働かせてもらっていないのでな」 言葉や表情とは裏腹に、彼の瞳は摯実そのものだった。恐らく鶴丸が初めて目の当たりにした真剣な眼差しだ。 無意識に、こくりと喉が鳴る。それから、軽く首を振ってから、三日月の目を見据える。 「どうやら本気みたいだな。分かった…ついて来い」 「あいわかった」 根負けした鶴丸に、三日月は破顔した。
「ついたぜ。ここが入り口だ」 「これはまた珍妙な場所が入り口だな」 「ま、本来は出口みたいなもんだけどな。ここはそのひとつさ」
鶴丸の後を付いて行ったその先は、本丸にある刀装部屋だった。 それから鶴丸が「よっと」と、声を出しながら、本殿の中心に鎮座する鏡を端に退ける。鏡が置かれていた場所は、ただの板張りの床であった。 その後ろ姿を見つめながら、三日月は、鶴丸の傷口から染みた衣服の血が既に黒ずんでいる事を、少し残念に思う。あれが朱色ならば、さぞ映えた身ごしらえであろうと思ったからだ。 三日月宗近は、鶴丸国永に好意を寄せていた。それも、恋の歌を詠う方の好意である。 審神者の気まぐれによる采配で決まる内番で、鶴丸と当たった時も、ついうっかり見とれてしまう程度には、自分は重症らしかった。 刀が恋とはまたおかしな話だが、一目見たその時から、鶴丸のその長く美しい細身の刀身に、自分にはない濃い血の臭いを感じ取り、惹かれた。一目惚れというやつだった。 鶴丸とは、祖を同じくする師弟刀という間柄であり、同じく平安の時代に生まれ、同じくうぶ姿で生き続けたが、片や三日月は、長年見守ってきた主の最期に、ただ一度だけ振われただけの身であった。 血を知らぬ不殺の剣との呼び声は、聞こえが良い。だが、三日月には、そんな己が酷く不格好に思え、鶴丸がいっとう眩しく見えた。あの血の宿る刀身が欲しい。 その点では、審神者は己を刀として振ってくれる。助けに行くには、十分すぎる理由があった。 鶴丸への好意は、現代で言うところの「こんぷれっくす」とやらが由来するのかもしれないが、三日月には、そんな事はどうでもよかった。ただ、戦場で赤に染まる鶴丸をずっと見てみたかった。さぞ、美しい事だろう。 だが、どうにも自分は好かれていないらしい。嫌われてはいないが、距離を置かれている。理由はわからないが、それだけは気付いていた。 故に、今回同行を許可してくれたのは意外であった。我を通してみるものだなと思いつつ、鶴丸は思いの外押しに弱いのかもしれないと、まるで弱点を見つけたようで、少し愉快な気持ちになる。 そう一人ほくそ笑んでいる時だった。 「俺の手を握ってくれ」 鶴丸のほっそりと、だがしっかりとした青白い手が、己に向かって差し出される。 「世話されるのは好きだが、流石の俺もそこまで童ではないのだが…」 少しはにかんで、遠まわしに拒否してみると、鶴丸が面倒くさそうな顔をする。 「……これはあちら側へ向かう時の約束事みたいなもんだ」 「そういうものか」 「ああ。今から俺が言った事は、必ず守ってくれ。俺達は付喪神と言っても、今は人の身だ。下手をすると戻れなくなる可能性が出てくる」 「あいわかった」 何時になく真剣な様子で言う鶴丸に、三日月は、何時もの調子で雅やかに頷いた後、鶴丸の左手を固く握りしめる。その手は、想像以上に薄く張りがなく少々心配になった。 そんな己を胡乱気な目で見ながら、鶴丸は一呼吸置いてから続けた。 「ひとつめは、俺の手を決して離さない事だ」 「この手を離してしまったら、俺の魂ごと引き裂かれてしまいそうな話だな」 ふと、そんなフレーズが頭に過り、口をついて出る。存外この状態は悪いものではない気がしたのだ。 「真面目に聞いてくれ。ふたつめ、何があっても絶対に抜刀するな」 「何があってもか?」 「そうだ。これも人の身である俺たちの約束事だな。黄泉の国の連中は、食い意地の張った奴らが多いが、下手に刺激しない限り手を出しては来ない。勿論手を出して負けるなんて事は思ってないが、今回は主探しが主役だからな」 手を出した事があるのか?と、少し思ったが、敢えて口を噤んだ。これ以上鶴丸を刺激したら、連れて行ってもらえなくなる可能性があるからだ。 「そして、声をかけられても後ろは振り返るな。何があってもだ。破ったらどうなるかは、流石の俺も知らないんでね」 「それで最後か?」 「そうだな、それからこれは後の話になるが……黄泉の国から帰ったら必ず禊を行う」 これについては、神である三日月もピンときた。黄泉の穢れを流すための儀式だ。神は穢れを嫌う。刀の付喪神である三日月も例外ではなかった。そう思うと、鶴丸の血に惹かれる己は、もう妖刀なのかもしれないな、と心のどこかで思った。 と、そこまで考えた所で、ある事に気付く。 「……もしや、怪我もしてないお前が時折、手入れ部屋に入ってるのは……」 「何で知ってるのかは知らないが、そういうこった」 悪びれもせずに言ってのける鶴丸に、三日月は思わず嫣然と笑った。 「さて、覚悟は良いな」 「ああ、出来ているぞ」 合図するように鶴丸の左手を握りしめると、鶴丸が何かを思い出したような顔をする。 「おおっと、そうだ。少しだけ目を瞑っててくんな」 「あいわかった」 「それじゃあいっちょ、行くとするかねぇ」 三日月が、鶴丸に応じた瞬間、足場が揺らいだ。 ふわふわと宙を浮いたかの様になったかと思うと、次の瞬間、まるで氷の壁を強引に突き破るような、激痛と冷たさが同時に襲い、思わず目を見開く。真っ暗闇だ。 「さーて、鶴丸御一行の到着だ」 鶴丸が事もなげに告げると、痛みは消え去り、足場も安定していた。しかし、視界は暗いままだった。 「……先に説明して欲しかったものだなあ」 「文句は言いっこなしだぜ。入口の開き方は秘密にしときたかったんでね。それに、最初に言った筈だぜ?”出口みたいなもん”だってな」 ニヤニヤとした声だ。どうやら鶴丸に、からかわれてしまったらしい。 「しかし黄泉の国とは、斯様に暗いのか」 「ここはまだ入り口だ。先はもっと暗くなるぜ?」 鶴丸が一人で行きたがった理由が、分かった気がした。これは一人の方が格段に楽だ。 そこへ己を連れてきた。鶴丸の覚悟を考えると、三日月は心が躍った。 「っと、そうだ。これを持っててくれ。流石に片手じゃ難しいからなあ」 そういうと鶴丸は、何やら四角い小さな小箱を手渡してきた。そのまま動かすなよ、��念を押して。 なにしろ暗くてよく見えないが、ひとしきり物音を立てた後、じゅっという音がしたかと思えば、一瞬だけ場が明るくなる。どうやらマッチ箱だったらしい。それにしても、マッチとは驚いた。審神者にでも貰ったのだろうか。 そして、暫くしてから微かだが蓬の臭いがした。 「煙管か?」 「ご名答。こいつはまあ、魔除けみたいなものだな」 「それなら俺も持ってるぞ。遠征土産にと、貰ってきたものがある」 懐から黄色い手拭いで包んだ物を得意げに見せてみるが、鶴丸の反応はいまいちだった。 決まりが悪くなって、懐にそれを戻すと、三日月は本題に入った。 「して、審神者をどう探す?霊力を辿るのが簡捷と思うが……」 「ああ、それは俺も考えていた。だが、それだけじゃあ頼りない」 この途方もない闇の中、流石に審神者のまだ小さい霊力を辿るのは至難の業だ。かといって三日月にはそれ以外の方法は知らない。 「すると?」 「見当を付けておいた」 「ほう」 成程、これは一度この地で審神者と出会った経験が生きるな。三日月は、素直に感心した。 「黄泉の釜戸へ向かうぜ。道案内は任せておけ」 「ならば俺はその助け舟となろうぞ」 三日月は、頭の房紐を解くと、ふっと己の息を吹きかけた。すると、房紐がするすると音を立てながら、蔦に変化して伸びて行く。 「葡萄葛の蔦だ。これをしおり糸としようではないか」 そう言うと、蔦の先が鶴丸の右手小指に巻きつき、余りの蔦が地面に落ちた。興味本位に引っ張れば、ピンと張る。なるほど見事なしおり糸だ。 「こいつは凄いな、お宅、そんな芸当が出来るのか」 「はっはっは……これくらいは造作もないぞ。では、ゆくとするか」
鶴丸の歩調は淀みなかった。目的地へ迷いなく進んでいる足取りだ。相当こなれている事が分かる。 暫くすると、腐った果実の香りが辺りに満ちた。どこか心惹かれる、危険な甘さを孕んだ香りだと、三日月は思った。 奥へ進むほど、その腐った果実の様な、甘く濃い匂いは強くなっていく。臭覚が麻痺しそうだ、そう思った時、三日月は、ある事に気付いた。この匂いには覚えがある。 「鶴丸よ」 「何だ?」 握った手を強引に引き寄せると、そのまま三日月は、自身の腕の中に鶴丸を収める。その弾みで鶴丸の煙管が、ぽとりと地面に落ちた。 鶴丸の、さらりとした滑らかな髪の毛が頬に触れる。少々こそばゆいが、そのまま鶴丸の頭に鼻を寄せると、いよいよ疑惑は確信へと変わった。 「やはりな」 「いきなり何だ」 片手で軽く押しのけようとする鶴丸の背を空いた手で押さえながら、三日月は呟いた。 「お前からは、良い匂いがするな」 「おいおい、いくら俺が男前だからって、こんな時に口説くかい?するなら後にしてくれ。今はそれどころじゃあ……」 「だが、それは死の臭いだ」 「何だと?」 笑いを含みながらも戸惑った様な鶴丸の声が、一瞬で張り詰めた。 「お前からは、死臭がすると言っているのだ」 静かに、だがはっきりと、三日月は告げる。 「……もう一度言ってみろ。ただじゃあ置かないぜ」 少し怒気の含まれた声音だ。だが、三日月はそれを受け流す。 「何度でも言うぞ。鶴丸よ、これ以上黄泉の国への出入りは止めろ。このままでは、自身で審神者を傷つける事になるぞ」 暗に妖刀になるぞ、と、念を押せば鶴丸の殺気は一層強くなった。 「三日月宗近。てめぇに指図される筋合いはない、俺がどうするかは、俺が決める事だ。少なくともてめぇじゃあない」 初めて聞く、押し殺したような低い声だった。だが、三日月には、それは強がりに思えてならなかった。 「そんなに死ぬのが怖いか」 「何を」 闇の中で、鶴丸が引き攣るのが分かった。 「黄泉へ出入りしているのは、死への恐怖からではないのか?死が満ち足りたここならば、自分が生きている事が実感出来るからなあ」 辺りを軽く見回しながら、歌うような抑揚を帯びた口調で三日月が言う。 すると鶴丸は、何時もの調子を取り戻したように、笑いを含んだ声で返した。 「おいおい、俺たちは刀だ。何時折れるかも分からない刀が死ぬのを怖がってたら、話にならないだろう」 「卵の白身の方だ。心、とも言うな」 鶴丸が反発するより早く、三日月は続ける。 「心が揺れなくなるのが、そんなに怖いか?」 「いい加減に……」 詰問するような三日月に、うんざりした様に鶴丸が口を開くが、やはり彼は意に介さず、口元を綻ばせた。 「驚きなら、俺が与えてやろう。さすれば不安も解消されるであろう」 まるで名案だと言わんばかりの、自信満々な声で言う。 沈黙が辺りを包んだ。 力を抜き、黙って答えを待つ三日月の胸に身を預けると、鶴丸はぼそりと、呟く様に言った。 「…………そりゃ無理な話だな。三日月宗近、心が死んじまってる人間に、ゆで卵のお宅に、そんな芸当出来る筈がない」 「ゆで卵……俺がか?」 きょとんとした声で、三日月が問い返すと、鶴丸は真面目な様子で言った。 「ああ、凝り固まって、何をしても揺れないゆで卵だ」 まるで確信した様な言い回しに、三日月は苦笑した。 「俺だって、揺れる事はあるぞ。今も揺れに揺れておる」 「どうだかな」 ぶっきら棒に、鶴丸は否定する。 「好きだ」 「は?」 「鶴丸よ、お前を好いていると言っているのだ」 突然の告白に、鶴丸がいよいよ当惑した顔になる。が、三日月はそれに気付かない。 「どういう意味だ、そりゃ」 「こういう意味だ」 そう言って、三日月が空いた手で、鶴丸の頬に触れる。辿るように、その手に柔らかなそれを見つけると、そこに己の唇を押し付けた。 鶴丸の痩身が強張るのと同時に、三日月の足を踏みつけ、押しのけようと必死にもがく様が伝わった。 足の痛みに構わず、さらに深く口付ける。暗闇の中で、卑猥な音だけが響いた。 生温かいそれを口内に侵入させると、鶴丸はより一層激しく暴れたが、繋いだ左手を離そうとはしなかった。何とも律儀な奴だな、と、三日月は苦く笑うと、解放してやる。 「ん……ふっ……はっ……は」 「分かってくれたか?」 ぜえぜえと息を吐く鶴丸に、三日月は真剣な声で問うた。 呼吸を整えると、己の腕の中で鶴丸がくつくつと喉を鳴らし、体を震わせる。 「あっはっは、こりゃ愉快だ。刀が恋だって?しかも天下五剣様が、この俺にかい?」 さっきまでの暴れ様とは裏腹に、鶴丸は平常心を保っていた。 「そうだぞ。一目惚れだ」 「ふざけるのも大概にしてくれ」 ひとしきり大笑いした後、鶴丸は呆れた声で告げた。 「どうやっても信じてくれんか」 意気消沈した声で聞けば、鶴丸は少し考えるように答えた。 「そうだな、俺を心の底から驚かしてくれたら信じてやるさ……だが、それは主を」 「では試そうか」 鶴丸が言い終わるのを待たずに、す、と、三日月の手が離された。 「おい、馬鹿!」 鶴丸が離された手を掴み直そうとするが、空しく空気を掴む。空気を掴むと同��に、気配が一瞬で消えた。三日月の霊力を辿ろうにも、ぷつりと糸が途切れてしまっている。これは意図的に消されたものだ。 「くそっ!!!あの野郎!!!」 三日月の房紐だけが、鶴丸の小指に残された。
ざわざわと、しだれ柳が揺れる様な音がする闇の中、審神者は辺りをふらふらと彷徨っていた。 ぼんやりとした意識の中、審神者は思った。ここには覚えがある。以前、真っ暗闇の中で白く光る鶴を見た場所だ。 「今回は居ないなあ……」 きょろきょろとあたりを見回すが、鶴は見当たらなかった。 「……腹、減ったなあ」 あれほど嫌悪していた無味無臭の兵糧丸が、今は恋しかった。 「ん?」 くん、と鼻を鳴らすと、どこからか良い匂いがした。 その匂いを釣られるように辿っていくと、ぐつぐつと音を立てる釜戸のある場所に辿り着く。 辺りは先程までの暗闇と違い、やや明るかった。周りにはうっすらだが人影が沢山見える。 釜戸の前には、何やら列が出来ていた。列があると並びたくなる。そんな習性に従って審神者が最後尾につくと、後ろから枯れた声がした。 「今日はあなたが最後です」 「最後って?」 何となく振り返ってはいけない気がして、振り向かずに尋ねる。 「千人目ということですよ。ささ、お食べなさい」 後ろの声が、脇から手を差し出す。その手には、とりめしに似た握り飯が乗っていた。何の肉かはわからないが、とても食欲のそそる良い匂いがして美味しそうだ。 「ありがとう。凄くお腹が減ってたんだ」 手に取ろうとしたその時だった。背後から瑞々しい音と共に「ぎゃ!」という喉を絞った様な悲鳴が上がり、審神者が手に取るより早く握り飯が地に落ちた。 形を崩した握り飯からは、じゅうじゅうと音を立てながら煙が上がり、中からは大量のウジ虫がうぞうぞと蠢いている。 「ひっ」 思わず飛び退くと、暫くして、むっとした強烈な腐臭が辺りに広がる。噎せていると、その背をやさしく撫でる大きな手の感触があった。 「これ審神者、それを食べてはならないぞ」 「……三日月?三日月じゃないか!」 振り向くと、審神者を覗きこむように伺う三日月の顔があった。 「はっはっは。捕まえたぞ」 そう言って、背後から三日月が審神者を優しく抱きしめてくる。気付けば腐臭は消え去っていた。 「それにしても、三日月はどうしてここにいるの?」 「お前を探しておったのだ」 「探す?探すって……そうだ、ここは何処なんだろう?三日月は知ってる?」 気付いたらここに居た。そうだ、自分はどうしてここに居るのだろう。前後の記憶がぷっつりと途切れてしまっていた。 「さあなあ」 とぼけた様な三日月の声。これは知っている声だ。でも教えてもくれない声だ。審神者はそれをよく知っている。 「ねえ……」 「出しにしてすまんな」 言いかけた声を制止して、くしゃりと審神者の頭を撫でながら、三日月が言う。 その声音は、何時になく柔らかく、そしてすまなそうだった。 「何の事?」 あまりにもすまなそうな声だから、不思議に思い、尋ねたが、やっぱり笑って誤魔化されてしまう。 面白くなくて、頬を膨らませれば、益々すまなそうな顔をされので、ここは大人になろうと審神者は思った。 「さて、ここは危険だ。早々に立ち去ろうぞ。……待ち人も居るからなあ」 腕の中の審神者を解放してやりながら、三日月が微笑んだ。 「待ち人って、もしかして……」 審神者が言いかけた、その時だった。 「見つけたぜ」 聞きなれた声がした。 「その声は……鶴丸!」 振り返れば、血の付着したぼろぼろの衣を纏った鶴丸が立っていた。表情は良く見えないが、少し硬いように思えた。 慌てて駆け寄ってみれば、鶴丸は審神者を認めてニッと笑う。良かった、いつもの鶴丸だ。そう安心して息を吐く。 「俺より先に主を見つけて驚かそうとしたんだろうが……生憎だが、予想通りだぜ」 鶴丸が、淡々とした口調で言った。何の話だろうか。 「ふむ、駄目だったか」 対して三日月も、独り言のように零した。何となくピンとくる。さっきの謝罪はこれだ。 「実直と評判の三日月宗近様だ。主をほっぽって俺を驚かそうなんて考えないだろうからな」 そう言う鶴丸の言葉が、何時になく尖っているものだから、審神者はぎょっとして顔を見る。冷たく醒めた笑い顔だ。 喧嘩でもしたのだろうか?二人とも、ああ見えても大人だったので、審神者にはそれが想像が出来なかった。 「まだ怒っておるのか」 「もう怒っちゃいない。人生は長い。ま、ただの戯れだと思っておくさ」 「戯れ、か」 そう呟いて、微笑む三日月の顔が少し曇った様に、審神者は見えた。 「つ……」 審神者が口を開きかけた時だった。審神者でも分かるくらいに周囲が殺気立ち、ぞくりと背筋に冷たいものが走った。 どうやら周囲を何かに囲まれたらしい。ぶつぶつと何か言っている声が聞こえるが、うまく聞きとれない。 「……三日月宗近。俺が居ない時に一体何をしたんだ」 審神者を守るように傍に寄り添い、周囲を見渡しながら、鶴丸が尋ねる。 「審神者に飯を供する輩がいたものでな。桃を投げてやったぞ」 剣は抜いてないぞ、そう言いたげな三日月に、鶴丸は溜息をついた。 「……やれやれだぜ」 已むを得まい、そう鶴丸が刀に手をかけた時だった。 「鶴丸よ。下がっておれ」 鶴丸の前を三日月が立ちはだかった。 「三日月宗近?そこをどけ。尻ぬぐいは俺がやる」 「さっきも言ったであろう。これ以上穢れれば、ただでは済まぬと」 「ただで済まないのはお宅の方だぜ。今回ばかりは、天下五剣様の出る幕じゃあない」 ここは黄泉の国だ。黄泉の国では剣の強さより、穢れへの耐性がものを言う。 その点では、三日月より勝っていると、鶴丸は自負していた。 だが、三日月は退こうとせず、鶴丸の指に結ばれた房紐が垂れる方角を見て、そちらへ身体を向けた。 「はっはっは、審神者は頼んだぞ」 そう一笑すると、鶴丸が剣を抜くより早く、三日月が抜刀した。 「分らず屋!」 鶴丸の叫びを振り切るように、黄泉の者を斬り付けると、腐った肉片が、びちゃりと音を立てて、三日月の衣服に飛び散った。 「押し通る」 そのまま構わずに、黄泉の穢れを浴びながら三日月は道を作り、走り抜ける。 審神者の手を引きながら、その背に続く鶴丸は、案じた。 ある意味、穢れに馴れ切ってしまっている自分とは違う。血の穢れすらもまともに知らぬ三日月に、黄泉の穢れは刺激が強過ぎる。 鶴丸の予感は的中した。 闇が薄まり、出口まで後僅かばかりかという時だった。がくりと、三日月が膝をついた。 「三日月!!」 思わず鶴丸が声を上げる。 「やあ、嬉しいな……三日月と呼んでくれるか」 「どうして抜いた!!」 三日月も馬鹿ではない、こうなる事くらいはわかっていたであろう。だからこそ、鶴丸にはそれが理解できなかった。 「これ以上、鶴丸が穢れたら困るからなあ……審神者も悲しむだろう」 「三日月!三日月!!」 枯れた様な三日月の声に、審神者が縋りつく。 「泣いてくれるな。審神者よ、少し穢れを被っただけだ。死ぬわけじゃないぞ……」 その頬に触れながら、三日月は諭す様に言った。 「……くそ、約束を二つも破りやがって……やっぱり足手まといじゃないか」 苦虫を噛み潰したような顔で鶴丸が言えば、三日月は笑った。 「はっはっは……それでもお前は、俺に来いと言ってくれたではないか」 「それは」 本気の目をしていたから。そうだ、最初から三日月は本気だった。それなのに、鶴丸はどこかでそれを否定していた。分らず屋は、自分だったのだ。 「もう、見守っているだけというのは、嫌だからなあ……」 そう呟く三日月に、鶴丸は思い知らされた。 三日月宗近は達観などしていない、ただ、大らか過ぎるだけだったのだ。どうして、そんな単純なことにも気付かなかったのか、鶴丸は、奥歯を噛み締めた。 彼だって、普通に傷つくし、寂しいと思うこともあるだろう。だが、自分と形は違えど同じように、悠久とも思える時の中で、凪いだ海の様に振舞う事で心を守ってきただけなのだ。鶴丸は、そう思った。 「もういい、喋るな。すまん……ゆで卵なんて言って」 「……鶴丸?」 三日月が不思議そうな顔をする。 「気持ちは分かったって、言っているんだ」 判然とした、確かな声で鶴丸は三日月に告げる。自分への好意は本物なのであろう、と。 「そうか、そうか……俺は幸せ者だなあ」 別に気持ちを受け入れた訳じゃない、そう言う前に三日月は静かに瞼を閉じた。 「鶴丸!どうしよう、どうしよう……」 三日月の手を握り、審神者が鶴丸を見る。蒼白で、今にも泣き出しそうな顔だ。 「……大丈夫だ。三日月の言うとおり、死んだわけじゃない。少し穢れを浴び過ぎただけだ」 だが、このままではまずい。手入れ部屋まで行き禊をするまでには、時間がかかり過ぎる。 考えろ、何か手はある筈だ。鶴丸がそう頭をひねった時だった。三日月の懐から黄色い手拭いがちらりと見えた。 「これは……」
「三日月!良かった!」 三日月が、瞳を開くと、薄闇の中で安心したような審神者の声がした。 「気付いたか、三日月。……遠征先の人に感謝するんだな」 ぶっきら棒に、しかし明るい声音で鶴丸が言う。 鶴丸の手には、三日月の手拭いが握られていた。 桃の木は霊木で、その木から生る桃は穢れを払う。どうやら鶴丸は、自分に桃の汁を飲ませて穢れを払ったらしかった。 どのようにして飲ませたのか、三日月は胸が高鳴ったが、あえそこには触れない事にする。 「礼を言うぞ、鶴丸」 「礼なら遠征先の人に言ってくれ」 微笑めば、鶴丸が少しばつの悪そうな顔で告げる。 「それもそうか」 言いながら、三日月が立ちあがる。それを認めてから、鶴丸が息を吐いた。 「さて主、主とは一先ずここでお別れだ」 不安そうに鶴丸の顔を見上げる審神者の頭に、鶴丸がぽんと手を置く。 「心配するな。ここを抜ければ、きみは元の肉体に戻る。ここでの事も、忘れちまうだろう」 「そういうものなの?」 「ああ。主にとって、ここは夢みたいなもんだからな」 「そう……でも、良かった」 「何がだ」 不思議そうにする鶴丸に、審神者がはにかんだ。 「三日月とのこと、少し心配していたんだ。でも、これなら彼を副隊長に据えても大丈夫そうだね」 「何の話だ?」 三日月がきょとんとしている。 主の危機に、鶴丸はすっかり忘れていたが、そういえば朝そんな話をしていたことを思い出す。 三日月に近寄りたくなくて、嫌がっていた、朝の自分。それが今はおかしくて仕方が無かった。 「……ああ、そうだな。これから右腕として、宜しく頼むぜ」 そう言って鶴丸が三日月の肩に手を置く。 「はっはっは。右腕、か」 「不満かい?三日月の旦那」 笑みを含んだ声で鶴丸に聞き返されれば、三日月は改まった声で言う。 「あいや、よきかなよきかな」
戦場で、朱に染まりながら舞う白い鶴を傍で見れる。 三日月は、それが慶賀に堪えなかった。
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ari0921 · 8 months ago
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今も心して読め、前駐豪大使の「遺言」
 
 櫻井よしこ
『週刊新潮』 2024年5月16日号
日本ルネッサンス 第1097回
前駐豪大使の山上信吾氏が『日本外交の劣化』(文藝春秋)を上梓した。「本書は、外交官としての私の遺言である」と後書きにある。気骨ある外交官が40年にわたる外務省勤務を経て、腹を括って書いた「遺言」はまさに本音で貫かれている。
実名を挙げての外務省批判であるからには、同僚、先輩らの厳しい批判を受けるだろう。だとしても、山上氏の声には真摯に耳を傾けるべきだ。なぜなら、氏の本音から生まれた本書には日本外交を担う外務省の根本的欠陥が明確に示されており、そこを理解することが日本外交再生に欠かせないからだ。
外務省の役割は日本を代表し、外交を通して国益を守り増進することだ。だが山上氏が豪州に赴任する前、大使としての心構えについて、歴史問題で日本の立場を訴えるときは「プロパガンダ」と受けとられないよう注意すべきだと再三講義されたという。
安倍晋三氏の総理在任中にこんな講義が外務省で行われていたとは驚きだ。なぜなら安倍氏は、外交官は歴史戦の前線に立つべきだと考えており、大使赴任に当たっては国益を体現すべく果敢に論じ、反論せよと訓話していたからだ。
外務省が本質的に歴史戦に弱く、戦おうとしない役所であることは山上氏の指摘を待つまでもない。慰安婦や徴用工の「強制連行」「南京大虐殺」など、日本国にとっての濡れ衣事件を中国や韓国から言い立てられたとき、最も大事なことはわが国の歴史や政策を頭に入れて、事実を特定して、説明し、わが国の名誉を守り通すことだ。しかし外務省のエリートたちにはその気概が、少なくともかつては、著しく欠けていた。
山上氏は外務省が歴史戦において、度々村山談話に逃げ込むと指摘する。戦後50年の節目に当時の村山富市首相が日本の植民地支配と侵略を認めて「痛切な反省と心からのお詫び」を表明したあの談話である。同談話の下ごしらえをしたのは主として谷野作太郎内閣外政審議室長や古川貞二郎官房副長官だった。
「まっ白いサラのキャンバス」
社会党委員長時代、村山氏は自衛隊を憲法違反だと非難していたが、首相に就任するや合憲説に立場を変え、自衛隊の観閲式にはモーニングにシルクハットで臨んだ。氏はしかし、首相を辞めるとまたもや自衛隊違憲論に立ち戻った。
この人物に官僚たちは戦後50年談話を出させた。歴史問題が問われる度、外務省は日本はもう謝ったとして談話に逃げ込む。山上氏はそのような姿勢を、眼前の追及を躱(かわ)すためとしている。しかし、さらにこう考えられないか。外務官僚らは自分たちの歴史観に基づいた日本外交を、自民党と社会党が手を結んだ異常な政局下でたまたま首相となった村山富市氏という社会党議員に振りつけた、と。
当時首相秘書官を務めた外務省のチャイナスクール、槙田邦彦氏に取材したときのことだ。氏が村山氏を高く評価したために、私は理由を尋ねた。氏は以下のように答えた。
「キャンバスにたとえれば村山氏はまっ白いサラのキャンバスです。我々はそこに自由に絵を描ける」
無知蒙昧ゆえに使い易いと言っているのだ。ちなみに、槙田氏は村山談話に「お詫びという言葉を入れるかどうか」が議論されたとき、「世界が注目している。入れるべきだ」と進言した(論文「戦後70年の『安倍談話』について・発表に至る政治過程・」丹羽文生・拓殖大学海外事情研究所准教授)。
 戦争した日本がおよそ全て悪いと言うような外務省の「国を想わない」精神はどこから来るのか。山上氏は、多くの外務官僚が「負ける戦をした当時の日本の為政者と軍人が悪いのだ。負け戦をしておいて外交の場で反論しろと言われても、土台無理」という認識だと書いた。だが、負け戦はどの国にもある。敗れても祖国の国柄を大事にして再び立ち上がるのが普通の国の精神構造だ。
 外務省のエリートたちは、歴史と自分をどこかで切り離しているのではないか。朝日新聞が主導して慰安婦問題に火がついたとき、本書にも登場する齋木昭隆氏(元外務次官)がこう語ったのを記憶している。
「米欧とは慰安婦問題では到底、議論できない。どんな説明も聞き入れられない。絶望的になる」
 たしかにどれほど親日的な人でも、慰安婦問題になると、日本の主張を聞こうとはしなかった。事実について説明しようとすると、偏見で凝り固まった右翼のように見られた。私にも苦い経験がある。しかし、普通の日本人はこう考えるのではないか。
「自分の父や祖父はとり立てて優れた人ではなかったかもしれないが、基本的に正直で誠実だった。そんな日本人達が戦地に赴いたら、人間が変わったように女性達を強制連行し、乱暴し、あげくの果てに終戦間際に30万人も殺したと中国などは言う。そんなことはあり得ない」
歴史戦を戦い抜く底力
慰安婦強制連行、性奴隷説への私の疑問はまさにここから始まっている。不器用ではあっても凶暴ではない。貧しくとも盗みはしない。むしろ人が好く、心根は基本的に寛容で優しい人々だ。それは祖父や父たちだけでなく、祖母や母たちも全く同じだった。そんな人たちが一挙に変身するとは、到底、思えなかった。
日本国の歴史を、自分及び家族の生きてきた姿と重ねることで、日本人は日本民族の一員になる。歴史と個々人、個々の家族が重なっていく。歴史問題について外務省エリートたちが絶望を抱いたのは、日本人一人一人の歴史との重なり、この感覚の欠落ゆえではないか。
慰安婦問題の嵐が吹いていた頃、国家基本問題研究所の企画委員、島田洋一氏らが訪米し、政治学者のマイケル・グリーン氏に会った。知日派で知られるグリーン氏も慰安婦問題については厳しく、日本は主張しない方がよいとの考えを示した。そのときに島田氏が言った。
「貴方の父上が同じように非難されたとする。子息として貴方は父上を信じていても、沈黙を守るのか。自分の父の不名誉を晴らすために、事実を示して誰が何を言おうと、反論するのではないか」
グリーン氏の返答はなかった。
こうした一人一人の想いや信念、発言が大事だ。外務省はほとんど協力してくれたとは思わないが、それでも何十年もかけて私たちは慰安婦の強制連行はなかった、朝日新聞の罪は限りなく重いという事実を明らかにすることができた。
歴史戦を戦い抜く底力は歴史を自身のこととして受けとめることから生まれる。それは自身と祖国の深いつながり、祖国を築き守って下さった先人たちへの感謝と愛国の想いそのものだ。そうした心情が外務省エリートには、少なくともかつて、決定的に欠けていたのだろう。
駐豪大使として目覚ましい活躍をした山上氏の警告を真摯に受けとめることが外務省に問われている
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asa-ko · 1 year ago
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Warp with super senses
2024. 1/20
弱音
スイーツ
あみだくじ
わたしを愛せるのはわたしだけ
桜並木  飛び級 
見たい景色 描いて
遠慮しないで 完璧な 
静かで  賑やかで  明るくて たのしい
穏やかで あたたかで 涼しげで
無駄がなくて 遊びがあって
未完成で 兆しに満ちていて
澄んでいて 潤っている
夢のような心地 毎秒 嬉し涙が出てくるような
美しくて うれしくて 
胸いっぱいに 吸い込むよ
瞬間 瞬間 永遠が紡がれて
いのちがまぶしくて 痺れてしまいそう
自由自在 やわらかい時間
驚きと 喜びと 安心と
こんなにうつくしい景色があったのね
具体的でないイマジナリーに抱く
鮮明な肌感覚
超感覚的 視覚 聴覚 嗅覚 味覚 知覚 触覚
11 22 2 4 8 ... . .
耳元で 愛を囁けたら
私も同じように何かを手渡せるなら
たくさんの笑顔
誰も知らなくていい それはどうかな
よろこびの連鎖 希望の連鎖
手放しの連鎖 浄化の涙の連鎖
光が増えていく
こころとこころが ぎこちなくキ��をして
今日はわたしの夢の中でどうぞ安らかに
時間が やさしい
過ぎ去ったどんな悪夢も 甘く味わい深い 薬草のキャンディに
今 意味を知れるよ
此処へ向かっていた
軽やかだ
抱えるものがない 桜並木 悪くない
水車よりも 良いかもしれない
限定しないで 味わってみたい
水も火も 地も風も 仲良しな
涙しか出てこない
ひとりで辿り着ける気がしない
肌感覚
わたしの内側に いつも満たされていて
いつも安心で安全な場所がある
その場所から描こ 頭でなくて
初めてで難しい
オパールのような オーロラのような
七色の光のような波紋
セイカの一点 思い出した 乱されない一点
脳に 惑わされない
水色の プールのような 限りなく広がる ターコイズブルー
どこにいても安全
わたしのいのちがよろこび 他のいのちを育む方角はどこですか
煌めく水平線
晴れてて 陽光を受けて 輝いている 眩しい
そこに 鉄の塊の 黒い船のような 軍艦島みたいなのがひとつ
難しくてよく見えないな
すぐに頭に移動してしまいそうになる
洞窟
左側に光 > こんなかんじ
緑色 薄青緑色のような光
丸い闇みたいな、ボールみたいな、ブラックホールみたいな、
上から光がさしてる 海底のような
美しい青 リトルマーメイド アリエル
何も見えなくなっちゃった
先はありますか 何をしますか
どこに行きますか 何がありますか
トトロの穴みたいなとこ? 上はあいていて
ユーフォー? 黄色い光を 信号のように 上に向かって 放っている 
暗闇 船 白と赤みたいな明るい
全くの暗闇
三角
船に乗ったのか その先頭にいるみたい
音符 錨
両生類みたいな馬みたいなユニコーンみたいな 海の中の とけてるみたいな 動けてないみたいな 生まれたてみたいな まだうまく動けないみたいな 生き物 かわいくて綺麗な色 
これは答えか・・??
もっと先はありますか
もしくは 具体的にわたしがするべきことはありますか
そして見ることができるその先の景色はありますか
浜辺 たどりついた島のような 
イルカのような 笑っている 
赤い水着の女 黒い水着の男 男の子がやってくる
山あいから 水平線 赤い太陽 まるい
上下が逆転 海の上でなくて水面に対して反対側で男がカヌーを漕いでるみたいな映像
うーん・・・
ハートでやってみよう
わたしが今そこへ向かうために具体的にできることはありますか
具体的な選択はありますか
触れるべきものはありますか
どんな景色がありますか
花 一輪の花
ライオン 翼がある
卵?穴?白い丸い卵形の明るい空洞のような
白い大天使?大堕天使?美しい白い髪のどちらかというと男性みたいな
蝋燭をもってる 火が灯ってる
青い迷路?基盤?マザーボードみたいな 山の地図みたいな
さっきのとちがう黒い入口 形は似てるけど闇の入口みたいな
未来っぽい飛行機みたいな 白い エヴァっぽい感じの雰囲気の、ほそっちいかっこいい小さいシャープな小型の飛行機と、綾波と色づく世界の明日からの瞳ちゃんを混ぜたようなロングヘアの女の子がそれの上に乗ってる
十字架みたいな羽がついてるみたいな金色っぽい武器
おわり・・?
およよ
今夜はあたらしいことを試みてみることができて楽しかったです
色々と特訓していこう
行くべき場所とか 次はもうすこしもっと具体的に行動に繋げられるような
そういうヒントを聞いてみよう
作るものとか 検索したら良いキーワードとか
作ってみたら良い料理とか
今日着てみたら良い服とか
おやすみなさい ワープ 
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