#美少年美術倶楽部
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ジャニーが同性愛者(真性の少年性愛者、児童性愛者)であり、事務所に所属する男性タレントに対して性的児童虐待(同性愛行為の強要)を行っているとの話は、1960年代から散発的に繰り返し報道されてきた。 まず、駐留米軍の「在日軍事援助顧問団 (MAAGJ)」に勤務していた頃(1958年~1966年)から、外交官ナンバーの車(クライスラー)で新宿・花園神社の界隈に繰り出し、「ケニー」、「L」、「牛若丸」といったゲイバーで遊んでいたこと、更に新宿駅南口で網を張り、田舎から出てきた少年たちに声をかけては、常宿の「相模屋」(1泊600円のベッドハウス)に連れ込んでいたことを、当時のゲイ仲間・原吾一が、著書『二丁目のジャニーズ』シリーズで明かしている。 ジャニー喜多川が最初に手がけたタレントは「ジャニーズ」の4名(真家ひろみ、飯野おさみ、あおい輝彦、中谷良)で、当初は池袋の芸能学校「新芸能学院」に所属させていたが、学院内にてジャニーが15名の男子生徒たちに性的児童虐待行為をしていたことが発覚。 オーナーの名和太郎学院長(本名:高橋幸吉。2000年6月7日に急性心不全で逝去。81歳没)はジャニーを1964年6月28日付で解雇した。 しかしジャニーが、ジャニーズの4名も一緒に引き連れて出て行ってしまったためにトラブルとなり、ジャニーらが所属中の授業料やスタジオ使用料、食費など270万円を求めて学院長がジャニーを提訴し、裁判へと発展した (通称:ホモセクハラ裁判)。 なお、当時のジャニーは在日軍事援助顧問団(MAAGJ)に在籍する下士官事務職員として、米国軍人および外交官の立場にあったが、新芸能学院との騒動は「MAAGJの公務の範囲外の職業活動」で起こった問題であるため、「外交関係に関するウィーン条約」(日本では1964年6月8日に発行)の第31条1項による外交特権「外交官は接受国の刑事・民事・行政裁判権からの免除を享有する」の対象から漏れ、訴えられた。 この裁判は長期化し、1964年から実���4年に渡って行われた。 ジャニーズの4名も実際に証言台に立っており、その証言記録は『女性自身』(1967年9月25日号)、『ジャニーズの逆襲』(データハウス刊)、『ジャニーズスキャンダル調書』(鹿砦社刊)にて再現されている。 『週刊サンケイ』(1965年3月29日号)でも「ジャニーズ騒動 “ジャニーズ”売り出しのかげに」として5ページの記事が組まれた他、ルポライターの竹中労も、著書『タレント帝国 芸能プロの内幕』(1968年7月、現代書房)の中で「ジャニーズ解散・始末記」と題してジャニーの性加害について言及した (当書はその後、初代ジャニーズを管理していた渡辺プロダクションの渡邊美佐の圧力で販売停止)。 なお、『ジャニーズスキャンダル調書』では「同性愛」という表現自体を否定しており、ホモセクハラである以上、「性的虐待」、善意に表現しても「少年愛」であるとしている。 『週刊現代』(1981年4月30日号、講談社)にて、「『たのきんトリオ』で大当たり アイドル育成で評判の喜多川姉弟の異能」と題し、ジャーナリストの元木昌彦がジャニーの性趣向問題について言及。 (直後、ジャニーの姉のメリー喜多川から編集部に「今後、講談社には一切うちのタレントを出さない」と猛クレームが入り、元木は処分として『週刊現代』から『婦人倶楽部』の部署へと異動させられた。 この件については、『週刊文春』(1981年5月28日号、文藝春秋)でも、「大講談社を震え上がらせたメリー喜多川の“たのきん”操縦術」と題して報じられた。 なお、ジャニーの性的児童虐待についてメリーは、「弟は病気なんだからしょうがないでしょ!」と言ってずっと放任していた) 雑誌『噂の眞相』(1983年11月号)が、「ホモの館」と題してジャニーズ事務所の合宿所の写真を公開。 元所属タレントの告発も相次いだ。 元フォーリーブスの北公次は『光GENJIへ』(1988年12月)、 元ジューク・ボックスの小谷純とやなせかおるは『さらば ! ! 光GENJIへ』(1989年9月)、 元ジャニーズの中谷良は『ジャニーズの逆襲』(1989年10月)、 元ジャニーズJr.の平本淳也は『ジャニーズのすべて ~ 少年愛の館』(1996年4月)、 豊川誕は『ひとりぼっちの旅立ち ~ 元ジャニーズ・アイドル 豊川誕半生記』(1997年3月)、 山崎正人は『SMAPへ』(2005年3月)をそれぞれ上梓。 タレントの生殺与奪の全権を握るジャニーの性的要求を受け入れなければ、仕事を与えられずに干されてしまうという実態が明るみに出た。 中でも『SMAPへ』は、ジャニーが行っていた性行為の内容について最も細かく具体的に描写しており、少年に肛門性交を強要していたことも明かしている。 同じく元Jr.の蓬田利久も、漫画『Jr.メモリーズ ~もしも記憶が確かなら~』(竹書房の漫画雑誌『本当にあった愉快な話』シリーズに掲載。著:柏屋コッコ、2014年1月~2015年4月)に取材協力する形で暴露している。 ジャニーは肛門性交時にノグゼマスキンクリーム、メンソレータム、ベビーローションなどを愛用しており、少年隊もラジオ番組で、錦織一清が「ジャニーさんと言えばメンソレータム思い出すなぁ・・・」、東山紀之は「合宿所はいつもメンソレータムの匂いがしてた」など、分かる人には分かるギリギリの発言をしている。 元Jr.の星英徳も、ジャニー喜多川の死後になってネット配信で、「ただのJr.だった自分ですら、何十回もやられた。 ジャニーさんが特に好んだのは、小中学生の段階のJr.。 時には平日の朝から学校を休んで合宿所に来いと呼び出され、マンツーマンで性行為を受けた。 その最中は、当時付き合ってた彼女のことを毎回必死に頭で思い描きながら耐えてた。 メジャーデビューしたメンバーは必ず全員やられている。 必ずです! 全員やられてる! そもそも断ったらデビュー出来ない」と幾度も打ち明け、ジャニーによる性被害や当時の事務所内での異常な状況を説明した。 ジャニーズの出身者以外からも、浜村淳が関西ローカルのラジオ番組『ありがとう浜村淳です』(MBSラジオ)の中でジャニーのことを「あのホモのおっさん」と発言したり、ミュージシャンのジーザス花園が、2009年発表の自作曲『ジャニー&メリー』で、AV監督の村西とおるもブログやTwitterで糾弾している。 ジャニーに対する感謝、愛情が誰よりも強いことで知られるKinKi Kidsの堂本剛(児童劇団の子役出身)は、小学5年生の段階で子役活動を辞め、一旦芸能界を引退していたが、姉による他薦でジャニーズのエンターテインメントの世界に触れ、自分もスターになって成功したいという感情が芽生える。 しかし成功するためには、まだ幼い小学6年生の段階からジャニーの性的な行為を耐え忍ぶしかなく、剛が中学2年生の14歳の時に奈良県から東京の合宿所に正式に転居してからは、ジャニーの性行為は更に過熱していった。 当時剛と非常に親しい関係にあった元Jr.の星英徳も、「剛は普通のJr.たちとは違うレベルの性行為をジャニーさんから受けていて、そのことにいつも悩んでた。剛が��んじゃったのはジャニーさんが原因」と、2021年6月25日の深夜にツイキャス配信で証言した。 剛にしてみれば、確かにジャニーには芸能界で大成功させて貰って感謝はしているものの、幼い頃から異常すぎる性体験を強いられ、自分の心と体を捨て去るという代償を払わされてきた訳であり、更に人一倍繊細な性格がゆえ、15歳からは芸能活動へのストレスも相まってパニック障害を抱えるようになり、長年に渡って自殺を考えるほどに苦しんだ時期が続いた。 自分で選んだ道ではあるし、ストックホルム症候群、トラウマボンド(トラウマティック・ボンディング)、グルーミングなどの効果によって、ジャニーに対して大きな感謝はしつつも、もしジャニーと出会わなければ、こんなにも苦しい思いをすることは無かった、という愛憎が入り混じった複雑な感情から、剛の自作曲『美しく在る為に』は、ジャニーへの思いや、芸能活動への葛藤が描かれた曲だと、一部のファンの間では解釈されている。 その歌詞の一部には、 「あたしが悪いなんて 云わせないの あなたが悪いなんて 云う筈がないの 人は勝手だったもの 何時も勝手だったもの 美しく在る為に 勝手だったもの」とある。 [1] 元光GENJIの諸星和己も、2016年11月6日放送のバラエティ番組『にけつッ ! !』(日本テレビ)に出演した際、千原ジュニアとの会話でジャニーについて、 千原 「数年後に大スターになると見抜くその力よ」 諸星 「違う違う、たまたま、たまたま」 千原 「先見の明がすごいんでしょ?」 諸星 「僕の考えだと、“結果論”だね。 あの人(ジャニー喜多川)の目がいいとか、見抜く力がすごいとか、“全く”無い!」 と断じ、ジャニーに対する世間の過大評価に異を唱えた。 そして番組の最後では、「ジャニーの感性はね、あれホ〇だから!」と締めくくった。 ジャニーについてはよく、「少年の10年後の成長した顔が見えていた」などと評されてしまうことがあるが、それは間違い。 確かに子供の頃は冴えない平凡な顔をした者が、美容整形なども踏まえて将来二枚目に化けたパターンもあるが、その一方、小さい頃は可愛かったのに、成長と共にどんどん劣化してしまったパターンも少なくない。 そもそも、テレビなどで頻繁に同じタレントの顔を目にしていれば、視聴者の目はその顔に慣れていく訳だから、マイナス面はどんどん軽減されていく。 ジャニーが持っていたのは権力と財力であって、人の10年後の顔はおろか、人の本質や将来を見抜けるような特殊能力、神通力は存在しない。 ジャニーは将来を予見して採用して��たのではなく、ただ単に、今その瞬間の“自分の好み”��少年、個人的に性欲を感じる“ヤりたい相手”を選んでいただけであり、その少年がたまたまスターになるかならないかは、諸星が述べた通り、後からついてきた“結果論”に過ぎない。 ジャニーに個人的に嫌われれば、いくらスター性や才能がある者であっても捨てられるし、ジャニーに個人的に好かれれば、スター性の無い者であっても権力と財力でメディアにゴリ推しされ、結果、誰でも人気者になれた。 こうした、ジャニーの個人的な好み、機嫌だけで全てが操作・決定される、非常に特殊で独裁的な事務所だったため、多くのスターを製造した一方、本当に将来有望だったはずの多くの才能も死んでいった。 なお諸星はこの放送の一ヶ月後の2016年12月2日に大沢樹生と共に開催したトークライブでも、ステージ上で「俺が何で結婚しないか? ホモだから。 ジャニーみたいなものだから」と発言し、ジャニーを茶化している (諸星自身がゲイであるという部分は自虐による冗談であり、諸星はゲイではない)。 1988年~1989年にかけ、月刊誌『噂の眞相』もこの問題を数回取り上げた。 しかしジャニーズ側は、「『噂の眞相』という雑誌はこの世に存在しないもの」という姿勢を貫いていたため、全く相手にされることは無かった。 週刊誌『FOCUS』(1989年8月11日号、 新潮社)に、ジャニー喜多川が合宿所で撮影した田原俊彦の全裸のポラロイド写真が流出掲載される。 1999年10月28日号から2000年2月17日号にかけ、『週刊文春』がジャニーズ事務所に対する糾弾を14回に渡ってキャンペーンとしてシリーズ掲載。 ジャニーが所属タレントに対してセクハラ・児童虐待を行い、事務所内では未成年所属タレントの喫煙や飲酒が日常的に黙認されていると報道し、約15名もの元ジャニーズJr.が取材に協力した。 出版元である文藝春秋は、他の大手出版社と違ってジャニーズ事務所との癒着や影響力が皆無に等しかったために出来たことだった。 【キャンペーン開始の引き金的な記事】 江木俊夫 公判で元アイドルが「ジャニーズ」批判 (1999年10月7日号) 【14回のキャンペーン】 青山孝 元フォーリーブス衝撃の告発 芸能界のモンスター「ジャニーズ事務所」の非道 TVも新聞も絶対報じない (1999年10月28日号・p252~255) ジャニーズの少年たちが耐える「おぞましい」環境 元メンバーが告発 「芸能界のモンスター」追及第2弾 (1999年11月4日号・p190~193) ジャニーズの少年たちが「悪魔の館」合宿所で 「芸能界のモンスター」追及第3弾 強いられる“行為” スクーブグラビア ジャニーズ「喫煙常習」の証拠写真 (1999年11月11日号・p26~29)[1] テレビ局が封印したジャニーズの少年たち集団万引き事件 追及キャンペーン4 マスコミはなぜ恐れるのか (1999年11月18日号・p188~191) ジャニー喜多川は関西の少年たちを「ホテル」に呼び出�� 追及第5弾 芸能界のモンスター (1999年11月25日号・p188~191)[1] ジャニーズOBが決起! ホモセクハラの犠牲者たち 芸能界のモンスター追及第6弾 (1999年12月2日号・p195~197) 小誌だけが知っているジャニー喜多川「絶体絶命」 追及第7弾 (1999年12月9日号・p179~181)[1] ジャニーズ人気スターの「恋人」が脅された! 追及第8弾 (1999年12月16日号・p185~187) ジャニー喜多川殿 ユー、法廷に立てますか? 「噴飯告訴に答える 追及第9弾」 (1999年12月23日号・p179~181) 外国人記者が「ジャニー喜多川ホモ・セクハラは日本の恥」 追及第10弾 (1999年12月30日号・p38~40) ジャニーズ裁判 元タレントはなぜ「偽証」した キャンペーン再開! (2000年1月27日号・p180~181) ジャニー喜多川よ、ファンもこんなに怒っている 徹底追及(第12弾) (2000年2月3日号・p165~167) NYタイムスも報じたジャ二ー喜多川「性的児童虐待」 (2000年2月10日号・p172~173) ジャニー喜多川「性的虐待」 日本のメディアは腰くだけ ピュリツァー記者が激白 (2000年2月17日号・p34~35) 【追加報道】 スクープ撮! ジャニー喜多川の素顔 (2000年3月16日号) ジャニー喜多川の性的虐待! 母親が決意の告白 「息子は私に訴えた」 (2000年3月23日号・p184~186) 新展開 ついに国会で質問されたジャニーズ性的虐待 なぜNYタイムスしか報じないのか (2000年4月27日号・p176~179) ジャニーズ疑惑 梨元勝国会で証言へ! (2000年5月4日・11日合併号・p180~181) 大手メディアがこの性的児童虐待問題をこれほどまでに取り上げたのは1960年代以来初めてのことで、その波紋は大きく、自民党衆議院議員・阪上善秀(後の宝塚市長)も、2000年4月13日にこの問題を衆議院で取り上げた [注 6]。 1999年11月、ジャニー側は名誉毀損であるとして文藝春秋を訴え、1億700万円(ジャニーズ事務所に対し5350万円、ジャニー喜多川に対し5350万円)の損害賠償と謝罪広告1回を求める民事訴訟を起こした。 2002年3月27日、東京地裁の一審判決では、「高度の信用性を認めがたい。 証人の証言はたやすく信用できない点を残している」としてジャニー側が勝訴し、東京地裁は文藝春秋に対し、ジャニーへ440万円、ジャニーズ事務所へ440万円の、計880万円の損害賠償を命じた (井上哲男裁判長)。 文春側はこれを不服として東京高裁に控訴。 これに対抗するかのようにジャニー側も控訴。 2003年7月15日の二審判決では、ジャニーの性的児童虐待に関する記述について、 「喜多川が少年らに対しセクハラ行為をしたとの各証言はこれを信用することができ、喜多川が、少年達が逆らえばステージの立ち位置が悪くなったり、デビューできなくなるという抗拒不能な状態にあるのに乗じ、セクハラ行為をしているとの記述については、いわゆる真実性の抗弁が認められ、かつ、公共の利害に関する事実に係るものである」 と結論づけられ、ジャニー側の性的児童虐待行為を認定 (矢崎秀一裁判長)。 このため、性的児童虐待部分のジャニー側の勝訴は取り消され、損害賠償額はジャニーへ60万円、ジャニーズ事務所へ60万円の、計120万円に減額された。 ジャニー側は損害賠償額を不服として最高裁に上告したが、2004年2月24日に棄却され (藤田宙靖裁判長)、120万円の損害賠償と性的児童虐待行為認定が確定した。[1]、[2] しかし各芸能マスコミは、一審の880万円から120万円に減額された事実だけをベタ記事で書いて済ませ、「性的児童虐待が認められた」という肝心の部分は書かなかった。 この問題について、懐疑主義団体「JAPAN SKEPTICS」の機関誌『NEWSLETTER 53号』にて、当時同会の副会長だった草野直樹が批判。 「マスコミの誤りというのは、『間違ったことを報じる』だけでなく、『必要なことを報じない』ことも含まれる。 そして後者の多くは、いくつかの『タブー』に縛られていることが原因になっている。 報道におけるタブーのベールを抜いた報道には、オカルト・疑似科学の類と同様に騙されないようにしよう」と訴えた。 芸能評論家の肥留間正明も、「芸能界でホモセクハラが裁判になったのは異例。 真実と認められたのも初めてで、これは社会的な事件」と語っている。 また、ニューヨーク・タイムズや、イギリスの新聞・オブザーバーなどの海外メディアも大々的に取り上げ、この問題をタブー視するなどして真実を報道しない卑怯で腰抜けな日本のマスメディアの姿勢、体質を批判した。 以後もジャニーズ事務所と文藝春秋は対立。 2006年に『武士の一分』が映画化された際、ジャニーズは文春文庫で発売されている藤沢周平の原作本の帯に、主演の木村拓哉の写真の使用を一切許可しない、という対抗措置を取っている。 また、木村が工藤静香と結婚した際にも、会見への週刊文春の参加を禁じた。 そのため、文春側は巻頭グラビアで白紙ページに木村とインタビュアーの輪郭のみを描き、ジャニーズによるメディア統制であると非難した。 2010年3月14日、サイゾーウーマンにてシリーズ連載「新約・ジャニーズ暴露本」開始。 2018年6月6日、サイゾーウーマンにてシリーズ連載「いま振り返るジャニーズの“少年愛”報道」開始。 2019年7月9日にジャニーが逝去。 その際、テレビや雑誌など、日本の主要メディアではジャニーを賛美する歯の浮くような美辞麗句のみが並べられ、まるでジャニーを聖人君子かのように崇め奉った。
ジャニー喜多川 - ジャニーズ百科事典
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P3 Club Book Aigis short story scan and transcription.
人の心、アイギスの心
わたしは、人型戦術兵器アイギス。桐条グループ のラボで開発された、対シャドウ決戦兵器であります。現代の軍事技術の最先端であり、長年に渡るシャドウ研究の結晶。機械の身でありながら、人間と同様の精神性をも併せ持ち、世界で最も火力の充実した��ルソナ使い。とくに頑強さにおいては定評があり、わたしの名前のもととなったギリシャ神 話---イージスの盾の逸話どおり、まさに不敗、鉄壁、無敵の存在。
そう。無敵のはずでした。
ですが、現在わたしが身を置いている月光館学園、その学生生活において、この優れた兵器としてのスペックはいっかな発揮する場を得られず、ゆかりさんを始めとする性別女性のクラスメイトの方々の口調を借り���言うなら、ちょっとブルー?なんかウツ入ってる?といった感じなのであります。
「······それじゃあ、今日は4日だから······ひの ふのみで、えっとアイギスさんか。このときの “私” の気持ちを要約して言ってちょうだい」
あ、そういえば、いまは授業中なのでありました。鳥海先生がわたしに回答の発言を要求しているであります。先ほどまで思考作業を行なっていたわたしですが、最先端の人型戦術兵器たるわたしの中枢は、並列処理が可能なので質問も聞き逃すことはありません。ありませんが······。
「どうしたの?やっぱ帰国子女には現代文は難しい?そんな深く考えなくていーのよ?」
現在のテキストは、夏目漱石という人物の創作による『こころ』という小説。わたしには、この “こころ” というものに対する理解が、まだまだ足りないようなのです。32秒あまりの沈黙ののち、鳥海先生はわたしに正解への手がかりを与えようというつもりでしょうか、やや演技過剰と認識される様子で話しかけてきます。
「自分が親友Kを差し置いてプロポーズした結果、その友達は何と自殺してしまう······さあ、そんなときアイギスさんなら、どう思う!?」
「わたしなら······友達が自殺してしまったなあと、思うであります」
「······まんまじゃないの。もちょっと捻りなさいよ!捻りなさい!」
「もしや······自殺に見せかけた殺人?」
「なんでよっ!これは漱石なのっ!純文の名作を江戸川乱歩ミステリにしないでっ!」
「動機の面では “お嬢さん” がもっとも疑わしくありますが······現場不在証明を確認する必要が······」
「聞いてよっ!私の話を聞いてっ!!」
いつものように鳥海先生がはじけてしまい、間を置かずに終業のチャイムが鳴りました。これがもし “私” が “お嬢さん” を親友Kから奪うための、要人略取作戦の立案であれば容易なのでありますが······。ペルソナさえ召喚できる精神を持つわたしでも、この “こころ” というものへの理解は、一筋縄ではいかないのであります。
「まあ、オレらは生身の人間だけどさ、それでもなかなか人の気持ちなんてわかんねえもんさ。そこまで悩まなくていいんでないの?」
順平さんの言葉に、わたしの大切なあの方もこくこくとうなずいてくださいました。いまは昼休み、屋上であります。現在、わたしが直面する問題を解決する参考意見を聴取するため、おふたりにご足労願ったのであります。
「しかし······現実問題として、わたしの学園生活には “人間らしさ” は必須のスキルであります。民間人の方々とのコミュニケーションが何らかの原因で阻害されれば、それはすなわち、わたしの任務も阻害され��ということであります」
「でもよ、けっこうクラスの連中ともうまくやってるみたいじゃん」
「いえ、いわゆる “ジョシコウセイ” という集団において、わたしはひどく浮いているように思えます。携帯メールによる情報伝達すら、満足に理解できないありさまで······」 「へ?どーゆーこと?」
例えば、とわたしは前置きして携帯を取り出し、先日ゆかりさんから受け取ったメールをおふたりに見せました。そこには「桐条SP に遅くなるって伝えて (^_^)」と書いてあります。
「これが?」
「通常、SPといえば要人の身辺警護を行なう、いわゆるボディガードを指します。ですので、わたしは桐条グループの警備部に、その日のゆかりさんの帰宅が遅くなる旨を伝えました」
「い?そ、そりゃあ······」
「なぜか、変な顔をされたであります」
「だろうな」
「その夜、ゆかりさんからSPとは先輩の略だと聞き、 わたしは大きく落ち込みました。それだけではありません。別のメールで “H/K” という記述があり、それが “話は変わって” の略だと理解するまでに、3日を要しました。もしこれが “H&K” ならば、ドイツの銃器メーカー ヘッケラー&コッホの略だとわかるのですが」
「それこそ一般人にゃわかんねえよ······」
「だいたい、ギャル文字というのも何でありますか。“†ご” で “た” と読ませたり、“(十” で “さ” と読ませたり、1バイトで済む情報量をわざわざ2バイトに増加させるなど、理不尽であります。非効率的であります」
「まあまあまあ。それがジョシコーセーってもんだよ。つか、そんな形にとらわれなくたって、アイちゃん十分人間らし······あ、そーだ」
突然、順平さんが何かを思いついたように立ち上がりました。
「どうなさったのでありますか?」
「とりあえず、そういう相談ならさ、やっぱ本職に教えてもらうのが一番だと思うわけよ」
そう言って、順平さんは嬉しそうに笑顔を見せます。こういう人間らしい笑顔は、人間のジョシコウセイという擬装に必須で、それでいてわたしに足りないもの。こんな笑顔を、私も身につけることができるのでしょうか······?
「という訳で、特別講師の岳羽です」
「じょ、助手の山岸です」
「つかさ、順平。あんた結局さ、アイギスの相談ごとをダシに、自分が遊びたかっただけなんじゃないの?」
状況が理解不能であります。
その後、わたしたちはゆかりさん風花さんと合流し、なぜかポロニアンモールのカラオケマンドラゴラ店内にいるであります。
「ま、ま、ま、細かいことは気にしない!学校帰りに友達とカラオケなんて、女子高生の定番じゃん?やっぱ形から入るのも重要だと思うわけよオレは」
「そうなのでありますか?ジョシコウセイは下校途中にカラオケ······了解であります。あ、ですがそうなると、美鶴さんもお誘いすべきではないでしょうか?」
「き、桐条先輩は一般的女子高生の見本にするには······その、ちょっと違うかな、と」
「······?」
詳細は不明ですが、奥が深いであります。
「よっし、んじゃ早速アイちゃんからな。何歌う?何でもいいぜ」
「歌、でありますか?初めての経験でありますが······奮励努力するであります」
「よっしゃ、頑張れー!」
・
・
・
「想定外の事態でありました」
「ま、まだ頭がクラクラするわよ······」
「私は······鼓膜が破れるかと······」
「ま、まあしゃあねえや、な?」
不幸な事故でありました。わたしが敵おうとマイクのスイッチをオンにした瞬間、すさまじい不協和音が発生したのであります。わたしの駆動機関が発する電磁波とスピーカーとが共鳴を起こす。いわゆるハウリングという現象。それは、音響爆弾もかくやという威力でありました。ドリンクのグラスはすべて破壊され、隣室のカラオケ機器にも影響が出たということであります。
「中枢部の電磁波シールは完璧だったはずでありますが、各関節部の駆動モーターまでは考えが回りませんでした······」
これは、落胆という感情なのでしょうか?やはり兵器であるわたしには、普通のジョシコウセイとしての能力を身につけることは無理なのでしょうか?そんなわたしの思考を断ち切るように、順平さんが相変わらず明るく言います。
「んじゃ、気を取り直して女子校生の定番、その2!プリクラ行ってみようぜ!」
「ぶり······くら······でありますか?」
メモリにない言葉に、わたしは少し警戒心を呼び起こされます。ですが、せっかくの順平さんの立案です。わたしははっきりと肯定しました。
「行ってみる······あります!」
「よっし!んじゃゲームパニックにゴー!」
「で······ぷりくらとは、何でありますか?」
順平さんが盛大に転倒しました。
「これが、ぷりくら······プリント倶楽部でありますか。なるほどなー」
順平さんによると、数人で撮った写真をシール状に加工するための機器ということでありました。これで友人同士で写真を撮り、そのシールを分け合うというのが、ジョシコウセイの基本だとか。その意図はよく理解できませんが、この行動が作戦に必要ならば、わたしは逃げられません。敵前逃亡は銃殺刑でありますから。
「では、行きます」
「よし、ゆかりッチと風花も一緒にな。えっと、背景はコレ······フレームはコレでと······おし、スタートボタン押すぜ」
「ほらアイギス、ポーズとって」
「ポーズ、でありますか?」
「そうそう、笑顔笑顔」
「え、 笑顔······?」
状況を認識する間もなく、バシャというカメラのシャッター音に似た効果音が響き、さほど時間を置かずに下の受け取り口からシールが排出されました。それを見るや、順平さんが。
「う······ちょ、ちょっと笑顔が堅い、かな?」
「つかさ、笑ってないじゃん」
ゆかりさんの言うとおり、シールになったわたしの表情は、いわゆる無表情というものでした。兵器としてのわたしには、感情に応じて表情を変えるという仕様はありません。
「も、もう一度やってみようぜ?」
「その試みは無駄かと思われます。笑顔や泣き顔を表現できないということは、わたしの仕様ですからしょうがないのであります」
と、わたしのその言葉に、皆さんが一様に顔を見合わせたかと思うと、一斉に爆笑されました。
「何ごとでありますか?」
わたしの疑問に答えることもなく。否、答える余裕がないように、皆さんは笑い続けています。
「な、何ごとって······くっくっく······あ、アイちゃん、さすがあの幾月さんにメンテ受けているだけはあるな。ぶふっ」
「く、苦しい······何よ今のダジャレ。“しようだからしょうがない” って。あははっ」
「幾月さんが言うとアレだけど、アイギスが言うと愛嬌があっていいよね」
「あ······」
理解しました。意図したことではありませんが、わたしの発言がいわゆる洒落、似た音の言葉で一連の文章を作る、もじり言葉あるいは掛け言葉といわれるものになっていたようです。少々、困惑してしまいつつも、皆さんが喜んでくださったことは、わたしにとっても喜びであります。
「あれ?できるじゃん、笑顔」
「え?」
突然の順平さんの指摘に、わたしは驚きました。
「笑って、いましたか?」
「うん、私も見たよ」
風花さんも、順平さんに同意します。そうですか、わたしは笑っていましたか。
「そうそう。そこの無愛想な現場リーダーよりも、いい笑顔だったよ」
「······」
ゆかりさんの指摘に、あの方は別にどうでもいい、といった風にそっぽを向きました。そういえば、この方はあまり気持ちを表情には出さない方です。それでも、立派にリーダーとしての役割をこなしていますし、友人の方々ともうまくやっていらっしゃるようです。わたしは、ふと、ひとつのことに思い至り、発言しました。
「わたしは、お役に立てていますか?」
「へ?どうしたんだよ突然」
「わたしは、いわゆるジョシコウセイの方々のように振舞うことができません。カラオケもプリクラもうまくできません。人間の方の、“心” というものが理解できません。それでも、皆さんの仲間として、特別課外活動部所属の一員として、この場所にいてもいいのでしょうか?」
「あ------ったりまえじゃん!!」
順平さん���、大声で答えました。
「何、アイギスそんなこと悩んでたの?」
ゆかりさんも呆れたような口調で言います。それに続いて風花さんも言いました。
「アイギス、不安だったんだね?」
「不安······そう、そうかもしれません」
わたしのなすべきことは、皆さんとともにシャドウを倒すこと。そしてあの方を守ること。ジョシコウセイらしくできないわたしは、その任務に不適格なのではないか、皆さんの期待に応えられていないのではないか?そういう想いが、わたしの処理を不安定にしていたことに、いまようやく自分でも気づいたようでした。
ポロニアンモールからの帰り道、風花さんがわたしのそばに寄ってきて言いました。
「あのね、私思うんだけど、周りの人が自分をどう思ってるかわからなくて不安になる、それって立派に心があるってことじゃないかな?」
「そうなのでしょうか?」
もしそうな���、わたしは嬉しく思います。心を理解できないことで悩んでいたわたしが、理解しがたいことで悩むのが心なのだと、逆説的なことを知って安心しています。
「人の心とは、摩訶不思議でありますね」
「みんな一緒、そう思ってるよ」
みんな一緒······それは何だか嬉しいことであります。わたしはふと、ポケットから携帯を取り出して、そこに貼られた先ほどのプリクラを眺めます。
「おそろいであります」
わたしがそう言ったとき、前を歩いていた順平さんとあの方が、少し驚いた顔をしました。
今度はわたしも自覚していました。こういうときに、人間は笑うのであります。
わたしは人型戦術兵器アイギス。人間の心が理解できずにときどき悩んだりもするけれど、それでも大切にしてくださる人がいる、幸せな对シャドウ決戦兵器なのであります。
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アッサラーム智子経歴等 2024年11月更新
・画家、イラストレーター(美術団体「三彩会」所属)
・作業療法士(医学国家資格)
・「勝五郎生まれ変わり物語探求調査団」会員
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画歴、経歴
アッサラーム智子 横須賀出身 現在日野市
・神奈川県立産業技術短期大学校産業デザイン科
・デザイン事務所にてイラストレーターDTP等の仕事をしながらセツモードセミナーに通う。
衣笠洋画研究所(田所一紘先生や三井正登先生)にて学ぶ。
出産の為途中で断念したがMJイラストレーションズ(峯岸達)にも一時期通う
・アジア中心に10ヵ国程3度遊学(インドの聖者に会う、難民キャンプ、スラム街も世界遺産と共に体験)
・母子訓練制度を使い芸術療法実践の為3年間のリハビリ専門学校に入学。医療国家資格「作業療法士」免許取得。整形外科、精神科閉鎖病棟等で勤務実施
旅人の他、日野市郷土資料館市民団体「勝五郎生まれ変わり物語探求調査団」会員活動
密教系巫女、遺跡発掘(縄文土器)、横須賀美術館バイト、歌舞伎町ゴールデン街 等の仕事イベント等も経験
2児の母シングルマザー。ステップファミリー経験。弁護士まで発展するイジメ。不登校。入院。色々ありながらも好奇心とアンテナと周りに恵まれ子育てもあと少しゆるく浮上しています。
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近年制作テーマ
時間旅�� 女性子供母と子供 横須賀 弱い立場の者 千夜一夜物語 前世 森田療法 隠秘学
親子子供母親の困難不寛容な社会、それらをユーモア、好奇心、ここでは無い何処かショートトリップな旅、前世、ファンタジーに変えて付き合って共に生き続ける力。マイペンライ。
見えないもの不思議な事や音楽と歴史研究。
智子という名前をつけてくれた祖父「智」への好奇心。横須賀海軍で長門等に乗っていた祖父の思い。祖父はヒットラーユーゲントも見たという。peace。横須賀で続くもの日本で続くもの。
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近年の活動
⚫️2021年
現代童画展初出品入選
⚫️2023年
・国際野外アートフェスティバル「トロールの森」佐藤ひろみとPINMY倶楽部参加
・第39回新構造神奈川展 初出品 クサカベ賞受賞
・ 新構造展本展(新国立美術館)初出品 会友推薦受賞
・ PEACECARD原画展(青山MAYA2)
・マジカルシンフォニー(銀座STAGE-one)
⚫️2024年
・バイダム湯島にて個展「time-travel タイムトラベル」
・美の祭典東京展(東京都立美術館)イラスト部門初出品
・ PEACECARD原画展(青山MAYA2)
・日野市立病院展示(ヒールアート事業) 後援:日野市
・「オカルトカレー会」ワークショップイベント開催 ニコニコ生放送にて公開
⚫️近年は毎年
・うちわ展(銀座奥野ビル「銀座 Gallery
G2」と川崎ART SPACE SOW 「アートスペース草」2箇所)グループ展示企画に参加
・三彩会展(横須賀市文化会館)
等年に数回グループ展に参加
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仕事
音楽、旅、医学のコラボレーションを得意としている。
・ 「CG ARTS GALLERY」に10P掲載出版(京都書院)
・萬有製薬株式会社ロゴマークコンペ一席採用(画家田所先生と共作)
・ Sau' Beach「Saturday's Sunbeam 」アルバムイラスト
* Sau' Beach(現在アートパフォーマンス集団「禁断の多数決」)
・CAPTAIN HAUS RECORDINGSに関わる。kuh [KY!] release tourにて
青山 月見ル君想フ でライブペインティング要員として出演。
・福祉医療系(イラストを使った議事録)グラフィックレコーディング
・中華街コンブチャ専門店「Flora Crown」の壁画を担当
・音楽アート集団「禁断の多数決 - Long Distance Love feat.エビータ、akorine」サブスクリプションジャケット 等
連絡はインスタまたはFacebookにて宜しくお願いします。
lit.link(リットリンク)🔗まとめ
https://lit.link/17dfc487-68e6-4987-839f-69cca47bba5c
オカルトカレー会活動が最近は楽しいです。
お酒あんまり飲めないけれど小さなBAR情報と歴史スポット募集しております。
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島崎智子(アッサラーム智子)
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昭和11年1936年の婦人倶楽部という雑誌付録。
東洋趣味やら、満州服型のパジャマが色々載っている。東洋趣味って日本も東洋なのにwこの場合の東洋って、中国一択でしょ。この時代は中華民国になるんかな。なんかこの時期らしい表現だなと。この時代は確かに清が崩壊したばかりで、日本傀儡の満州国も建国されるわ、混沌とした時期だし、当時の人もかの地をどう表現するべきか、まだ定まってない感じ。この雑誌が出版された1936年は「満州農業移民100万戸移住計画」というのがあって、1932年に建国された「満州国」に移住するのを勧められていた時期。こういう洋裁の世界でもそういうのが垣間見れるのが面白い。洋服って本当にその時代を一番表す資料になるものなんだなと。今何気なく着てる服も、未来から見たら、このような現象でこうなった、みたいな説明がつけられるものなんだろうね。この東洋趣味の上下セットになってるパジャマ作ってみたい。ニトリの布団カバーって布団丸ごと洗えるし、結局使わないから、それを利用して作ってみるのもいいかもしれない。今コンビニとスーパーが徒歩1、2分の場所にある場所に住んでいて、ちょっとコンビニ行くのにも別にそこまで変じゃないパジャマを作っておきたいから。一日中パジャマで過ごす気でいる。
上に載せたよう��、まんだらけで79年の装苑と戦前の主婦の友付録の洋裁本・編み物本を買った。結構安くてそれぞれ300円〜400円程度。戦前の資料なんて戦火を潜り抜け、しかも災害大国な日本でいまの今まで無事だったことが奇跡のように思える。割と歴史的な資料にもなるのに、こんなに安いのはなぜ…?と思いつつ。実際、まんだらけではこの年代の漫画本や小説ならものすごい高値がついてる。1万ぐらいとか、気軽に買えないレベルの。ロバートに聞いたら、そりゃ需要がないからだろwて。確かにそうかも…洋裁や編み物ってある程度流行とかもあるし、流行りのやつなら作りたいけども古すぎて上級者向けすぎるwみたいな感覚なんだろうか。でも、戦前やバブル前の一般人が着ていた服ってやっぱ今ではあんまり見ることできないし、やっぱり歴史的価値を感じるんだけどもなああ。まあ需要がなくてよかったとも言えるか。
自分てそういえば中学時代から独特だったわ。小論文コンテストみたいなやつがあってさ、みんな大体、自分とその周りの人のこととか書いてたんだけども、私だけなぜか大阪の歴史について書いてたんだよね。一人だけ大学の論文みたいなテーマで。学術的すぎるの。普通中学生なら、確かに家族や友人や部活のこととか書いて、そこから話題を広げる感じのがいわゆる「中学生らしい」小論文なんだろうね。私だけなんか毛色が違うというか。もちろん大阪生まれ大阪育ち、先祖代々おそらくそうだろうから、広い目で見ると自分と関係あることだけども、テーマが広すぎるというかw今思っても浮いてたなあと恥ずかしくなる時がある。あと、上靴の名前、みんな横書きなのに私だけ縦書きにしてたりとかもなんか恥ずかしかった。自分だけ感性が人と全然違うのが。
今結局、洋服をそれなりに作って、それで収入を少しは得るようになったわけだけども、学校とか通い直すことも時々考える。高校時代にも、美術系大学や服飾専門学校とか、芸術系にも惹かれてたけども、同時に歴史とか学術的なものにも惹かれてた。芸術的なものって勉強するとか学歴とか関係ないけども、学術的なことってやっぱ大学行かんとできんかったから、大学にしたんだよね。音楽大学とか行っても、必ずしも成功したミュージシャンになれるわけでもないし、アート系って結局それが好きだけども、結局自分では何も新しいものを生み出せない、ただ好きなだけでお手本を延々となぞるのみ、っていう人が集まるんだなって。もちろん、新しく生み出す成功してる人も年に一人や二人はいるんだろうけどもさ。私は凡人だし、どうしても「そっち側」に行ける気がしないと感じた。
実際、自分って割と事務処理能力とかは高い方だと思うし、そういう仕事も結構好きなんだよね。だから、そっち系で生計を立てて、芸術はあくまで趣味でやるつもりだった。そういうひと珍しくないしね。
youtubeで収益得られるっぽくて、銀行口座紐付けしてみた。ギリギリ8千円超えてたので。デポジット?とかいうやつが入るらしい。楽しみ。
あとこれは54年のワンピース。ジュニアー向けだから、10代向けってことなんだろうけども、このモデルさんどうみても10代には見えんのだが…今の20代半ば〜アラサーくらいの感じ。ていうかみんな「若向け」とか書かれていても、かなり老けていて今の30代〜40代ぐらいに見える…私が着てもそこまで違和感はないでしょ、ってことで、これも作りたいものリストに入れている。このくらいの控えめなデザインなら今の50代ぐらいでも普通に着てる気がする。まあ体型が崩れていないこと前提で話してるけども。体型がそこそこ保てているなら、わりと何歳でもおかしくはないかなって感じの服がたくさん載ってるのでいいな、50年代の服のクラシックさは。
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和気へ、細川さんの工房へお邪魔してきました
細川さんの工房へお邪魔してきました
昨日の定休日は和気へ。
あいにくの雨でしたが、細川さんの工房へお邪魔してきました。
窯出しほやほやの作品を拝見してきましたよ。
ゴールデンウイークには、その作品を大阪で展示されるとの事。
詳細スケジュールは下記の通りです。
ご興味のある方はぜひこの機会に足をお運びくださいませ。
大美現代作家新作展
会場:大阪美術倶楽部
会期:2024年5月2日・3日・4日
AM10:00よりPM17:00まで(最終日はPM16:00閉場)
展示即売 入場無料 詳細は大阪美術倶楽部のHPをご覧ください
大美現代作家新作展
それでは、工房で撮影してきました風景を少し・・。
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綱本武雄 プロフィール
ペンと色鉛筆、絵の具を駆使して描くイラストレーター。 日常を切り取る四コマ漫画から空間の広がりで魅せる鳥観図までを描く一方で、地域や社会の課題解決に貢献できないか考えています。 特に、計画的な視点や概念が先行しがちな行政計画においては、施策を市民生活レベルに落とし込んで理解と共感を得られるような表現を心がけています。
●略歴
1976年 神奈川県生まれ 1981年オランダ・アムステルダムに移住。画家・吉屋敬に水彩画を師事(~1983年) 1999年 多摩美術大学美術学部建築学科 卒業 2001年 関西学院大学総合政策研究科(都市政策)修了 株式会社 地域環境計画研究所(兵庫県尼崎市)入社 2014年 同社取締役に就任 2020年 同社退職 手しごと舎 種tane 代表として活動開始
●著書 2021 「絵本朝鮮通信使」柏山泰訓との共著 「嶋屋」友の会刊 2014 「大阪名所図解」酒井一光/江弘毅/高岡伸一との共著 140B 刊 2013 「更地の向こう側」東北学院大学トポフィリアプロジェクト名義 かもがわ出版刊 2012 「工場は生きている」加藤正文との共著 かもがわ出版刊 2005 「工場を歩く」加藤正文との共著 神戸新聞総合出版センター刊 2003 「僕はアマイモ」森本茂樹との共著 尼いもクラブ刊
●連載等 2022 ~ 「阪急沿線あの駅のこと」(WEB 連載)/140B 2016 ~ 2018 「よくわかる大阪学院大学」大阪学院大学広報紙 ロルロージュ 2007 ~ 2015 「阪急沿線ちょい駅散歩」TOKK /阪急コミュニケーションズ 2011 ~ 2012 「森さんぽ」森発見 自立した森再生センター便り/日本万国博覧��記念機構 2008 ~ 2009 「Talk about bridges!橋の話をしよう」月刊島民/ 140B ※ぽむ企画との共同執筆
●挿画(書籍) 2022 「福祉環境デザイン原論 居住のブリューイング」森一彦著 大阪公立大学共同出版会 2021 「55 歳からは「まち」の人」 田中保三著 苦楽堂刊 2018 「わがまちゆかりの偉人」 ㈱自然総研トイロ倶楽部編 神戸新聞総合出版センター刊 2018 「コミュニティ防災の基本と実践」 大阪市立大学都市防災研究グループ編 阪公立大学共同出版会刊 2013 「いのちを守る都市づくり アクション編」大阪市立大学都市防災研究グループ編 2012 「いのちを守る都市づくり リサーチ編」大阪市立大学都市防災研究グループ編
●挿画(行政計画等) 2022 「彦根市総合計画」概要版 彦根市/都市空間研究所 2021 「ほっとかへん かわちながのつながり・支えあい推進プラン(概要版/キッズ版)」河内長野市/河内長野市社会福祉協議会 2021 「地域力×テクノロジーでつくる少し先ゆくまちづくり」河内長野市/咲っく南花台事業者の会 2021 「サッカーチームと共に発展するまちをめざして」河内長野市/日建設計 2017 「でばんですよ!尼崎市自治のまちづくり条例読本」尼崎市/地域環境計画研究所 2016 「尼崎未来新聞」尼崎市/株式会社三菱UFJ リサーチ&コンサルティング 2015 「まちメガネでみるあまがさき 2015 都市計画読本」尼崎市/地域環境計画研究所 2012 「ひとさきまちさきあまがさき 45 人のまちづくりBOOK」尼崎市/地域環境計画研究所
●その他 2020 尼崎市立歴史博物館ナビゲーションキャラクターおよび各展示室のイメージイラスト 尼崎市/丹青社 2015 有馬温泉鳥瞰絵図(有馬温泉観光協会発行/ 2020 年第2版) 2012 JR 伊丹駅前鳥瞰絵図(伊丹酒蔵通り協議会・アリオ名店会発行/2020年第4版) 2000 「たうんらいふ」表紙イラスト たうんらいふ編集室発行/~2005年
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数少ない観ているTV番組がまた終わってしまう・・・。
今はもう殆どテレビを観ていない。ニュース番組ですら。タモリ倶楽部は終わって久しいし。
というか、観るべきor観ないといけないテレビ番組、あります?
映画は配信、ニュースはネットで、スポーツはそもそも観ないし、バラエティはどれも似たような感じ(安っぽい)、ドラマも同様(安っぽい)。音楽番組は見る理由がない。
NHKのドキュメンタリーはテーマによってたまに観るか。だったらNHK+加入して配信で観ればいいんじゃ無いかという説もある。
ただ、今でさえ複数配信サービスに加入してる(その上、大して観てない)ので、これ以上増やしたくない。というか減らしたい。
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2023年6月27日
こもだまり𓃦昭和精吾事務所|ACM:::さん「昨夜突然のデビューを果たした公式ロゴとサブロゴ! 奈良在住の前田氏とはデザイナーの友人の紹介で一度お会いして、いつかご一緒したいと思っていたのが叶いました。 最初に丁寧な聞き取りがあって、私も思考をまとめる手掛かりになりました。 仕事振りはこちら参照👇 https://t.co/dhoInGXgGg」https://twitter.com/mari_air/status/1672907408694448128
Hydeさん「[STAFF] HYDEのモバイルサイト「HYDERoom」にて「HYDE LIVE 2023」特設コンテンツ、"TODAY'S HYDE” KT ZeppYokohama公演2日目の写真を公開中! 期間限定となりますので、会員の方はお見逃しなく! 詳しくは↓ https://t.co/f990BBZyYC #HYDE #HYDELIVE2023 #声出し解禁 #KTZeppYokohama」https://twitter.com/HydeOfficial_/status/1672909051553021952
Yoshikiさん「These ticket lotteries entry are ending tonight 11:59pm Japan Time. Enter before it's too late! https://t.co/75B6lBwo8p #LAWSONTicket Lottery #Overseas Residents Ticket Lottery #TEAMYOSHIKI Ticket Lottery Winners Announcement: Thursday June 29 17:00 Japan Time. Thanx🌹… https://t.co/prALcQ140Z」https://twitter.com/YoshikiOfficial/status/1672910879183208448
kein-officialさん「【goods情報】 デモテープ『木槿の柩』は皆様から沢山のご要望を頂き、通信販売をさせて頂いておりますが、残りの数が非常に少なくなっております。 追加生産は致しませんので、まだお待ちで無い方はお早めの御購入をお願いします! kein goods通信販売ページはこちら https://t.co/w4DvkMNBLk」https://twitter.com/kein_official_/status/1672911106111856640
【Phobia】 KISUIさん「本日23:59分までです。 この機会に是非! https://t.co/jWdxuTPERb」https://twitter.com/KISUIxxx/status/1672915928206700545
Yoshikiさん「これらの日本公演チケット 、(海外居住者 / TEAM YOSHIKI / ローソンチケット) 先行抽選受付は、 今夜、6月25日(日)23:59まで! https://t.co/cRbJvQGN4C ■#ローソンチケット 先行抽選受付 ■#TEAMYOSHIKI 先行抽選受付 ■海外居住者 先行抽選受付 当落発表は:6/29(木)! Thanx🐰 #YOSHIKI… https://t.co/a6BaX0SqoA」https://twitter.com/YoshikiOfficial/status/1672917185159905280
十三月 紅夜さん「百眼の舞台『#闇を蒔く』で舞台美術のステンドグラスを提供をして下さった ステンドグラス作家のナカムラマサ首さん、ドラマー&コーヒーマンのふなもと健祐さん(6/28のACM::: LIVEにも参加!)も駆け付けてくれました❣️ #百眼 #襦袢クラブ https://t.co/GkmYxIfdSE」https://twitter.com/jusangatsukouya/status/1672914818905546753
竹内理���|RieTakeuchiさん「#キノコホテル 大実演会@ #キネマ倶楽部 !ゲスト出演致しました🎷 創業16年、特にこの1年は想像もつかぬ程 怒涛の日々だったのではと。舞台でギラギラ輝く"キノコホテルのマリアンヌ東雲"は最高にカッコよく、パートタイム従業員様方、ダンサー様方も素晴らしかった👏 おめでとうございました! https://t.co/Jc7eXZPbOD」https://twitter.com/OKAPPA_KONBU/status/1672746654951411712
アベユキヤDOOMベースさん「【ベースを弾く日】 plusnil 7/29(土)吉祥寺CRESCENDO w/AAL IZZ WELL (韓国),NEiN,Rosario Ark (滋賀),VORCHAOS 8/4 (金) 吉祥寺CRESCENDO 「Ladies Voice Event~fairies~vol.95」 w/かなでももこ,鶴丸彩,みにちゃ GOOFY STYLE 準備中 DOOM 準備中 https://t.co/WxGnpoKE0t」https://twitter.com/abeyukiya_doom/status/1673022452442742784
アベユキヤDOOMベースさん「まさかplusnilでVORCHAOSと対バンすることになるとは思わなかった〜久しぶりですがよろしくです〜 他のバンドは初ですね〜よろしくお願いします〜」https://twitter.com/abeyukiya_doom/status/1673024317444218880
seekさん「Psycho le Cému RESISTANCE~心蝕~ episode2.鋼鉄の咎 6月25日神戸VARIT. 予定外のアンコール。 これがライブやっていうのに神戸のみんなにみせつけられて完全にスイッチ入ったで。 めちゃくちゃ熱かった! 3年ぶりのダイブ。 支えてくれてありがとう。 #サイコルシェイム https://t.co/fNmx9Y13G2」https://twitter.com/seek_bonshisya/status/1672930720619311105
⚓️航跡kou-seki⚓️(大概 梶原航)さん「#昭和精吾事務所、 をバンドだと思ってた方々。劇団でした!新しいロゴ誕生✨✨」https://twitter.com/wataru_kaji/status/1672931161130283008
西邑卓哲 | 𝗔𝗖𝗠:::さん「次回ACM:::ライブは水曜!!各々が個性極まる強烈な日。俺達は3番手で19:10~。平日の早い時間ですが是非遊びにいらしてね🔥🔥 限定配布音源はめっちゃ音悪いライブ音源の予定🤔 6/28(水)新宿ANTIKNOCK 流血ブリザード MAD3 超ジャシー ACM::: GURU GARUDA ACM:::予約▶︎https://t.co/OJvfoXG8U7 https://t.co/anYT2kHA0K」https://twitter.com/takaaki_FOXPILL/status/1672937250567626753
seekさん「Psycho le Cemu連日のTwitterトレンド入り やったね! ツアーは最高���し。 ライブはその日、その瞬間にしか作れない空間をみんなと作れてるし。 めっちゃ嬉しいやん。 帰りたくないやん。 #サイコルシェイム https://t.co/2mtgkQihgW」https://twitter.com/seek_bonshisya/status/1672937303306797057
H.U.Gさん「H.U.G出演! 【Crazy Monsters Halloween Party 2023 Day.2】 10月29日(日) 新宿ReNY OPEN 15:00 / START 15:30 ☆プレイガイド先着先行受付開始★ 6/25(日)21:00 ~ 7/9(日)23:59 ローソンチケット https://t.co/sb0ma60hEx イープラス https://t.co/8a5Ck7ebgP #HUG #クレモン https://t.co/IvqDCCCF4Y」https://twitter.com/hug_official89/status/1672938374817284097
Kazumahariiさん「https://t.co/9QZW8MIT7V」https://twitter.com/kazumaharii/status/1672938407797096453
十三月 紅夜さん「#襦袢クラブ にて、ワタクシがアコギ演奏させて頂いた楽曲の中のひとつ、『正体』の原曲はコチラのアルバムに収録されております✨🌹 アコースティック演奏を聴いてくれた皆んな、是非こちらも聴いてみてね❤️🔥 各種サブスクにも展開されています❣️ (引用元にMVもあるよー!) #百眼 #ATELIER十三月」https://twitter.com/jusangatsukouya/status/1672937851611410435
ryoさん「クレモンだーーー!!」https://twitter.com/ryo_dalli/status/1672939513293963266
Karyuさん「派手に行きましょう🤘」https://twitter.com/karyu_official/status/1672939781700067329
aieさん「サンキューゴッド、また来月・・・。 https://t.co/FIYoRsoqll https://t.co/yD0ca0qCih」https://twitter.com/THEGOD_aie/status/1672940479888125953
TAKEOさん「👀✨」https://twitter.com/takeo_official_/status/1672940630732062720
101A infoさん「6/20池袋手刀、ありがとうございました! 次回は8/16、高円寺HIGHでお会いしましょう! photo by @eiku_suyama https://t.co/QD45LY9Y50」https://twitter.com/_101A/status/1672946366560239618
横山企画室さん「10月ってひょっとしてあっという間かも♪」https://twitter.com/yokodile01/status/1672952538793123842
横山企画室さん「いつでも観ましょ♪」https://twitter.com/yokodile01/status/1672952786231922689
りくろあれさん「#ふたりのとても小さくて大きな王 の、小さな国のひとたちの出演予定 【 常盤美妃 】 昭和精吾事務所 映像作品 「糸地獄抄」2023 06月27日(火) 12:00チケット発売 07月07日(金) 20:00配信開始 https://t.co/P0Hzs2MgF8 #リオフェス #糸地獄 https://t.co/HSKCnzL3Mj」https://twitter.com/RiqrhoAre/status/1672949665707462656
アマミツゝキofficialさん「ライブ追加 7月29日(土)池袋EDGE 「見世物小屋は終わらない」 アマミツゝキ / ウミユリ / heidi. OPEN/START 17:00/17:30 ADV/DAY ¥4,500/¥5,000 https://t.co/ihSvhVni2P」https://twitter.com/mayonakarecords/status/1672903896866656256
seekさん「Psycho le Cemu 命のファンファーレ https://t.co/a7IgXQWEot この曲はもちろんライブの景色を想いながら作ったんやけど 沢山の壁を乗り越えて 曲がライブで育っていってる瞬間を 今まさに見させてもらっている 今日は特別な時間をありがとう。 #サイコルシェイム」https://twitter.com/seek_bonshisya/status/1672954871459512320
中島卓偉さん「アップテンポの曲だけで構成する熱過ぎるセットリストです!騒ぎに来てください! 超PUNK!超ROCK'N'ROLLです! 当日はライヴレコーディンあり!(音源にします!) 1曲スマホ撮影あり!(思い出になります!) Gt.#you Ba,#NAOKI Dr.#SHINGO はい!メンバー皆良い男!リアルに独身! #中島卓偉」https://twitter.com/takuinakajima/status/1672956260822695938
西邑卓哲 | 𝗔𝗖𝗠:::さん「寝ても醒めても昭和精吾事務所「糸地獄抄」映像制作。没入し過ぎて1人で爆笑しながら「あ……やり過ぎた……」と再編集する2度手間を繰り返しつつも語りと音が溶解する瞬間がヤバい。(俳優陣の素晴らしさ) 全出演者、映像的にも語り的にも見所満載なのでご期待ください……! https://t.co/5ndZy0BXIT https://t.co/cswQ2sNBK6」https://twitter.com/takaaki_FOXPILL/status/1672956266891845633
【貴族】Shinpei Mörishigeさん「キノコホテルの華々SEA営業再開であり16周年を目撃してしまいました・・・† めちゃくちゃキノコホテルしていて、今まで観た中で一番のキノコホテルでした!ネオ・アルバムの曲が本当に良くて、いつまでも走り続けるバンドの凄みを感じたっ!いとめでたし! #キノコホテル #キノコホテル営業再開 https://t.co/rCQzxFQ0Xh」https://twitter.com/KIZOKU_0927/status/1672959469947613186
nao 首振りDollsさん「今夜の京都磔磔は私にとって忘れられない夜になりました。 あなたにとってもそうだったらいいな。 またやろう!! ありがとう磔磔ー!!!」https://twitter.com/kubihuri_nao/status/1672962316097437696
大嵩 潤さん「2023.06.25 the god and death stars 今年もサイコーの誕生日ワンマンでした! 大きなお花もありがとうございました! 次回は7月1日(土)池袋手刀 よろしくお願いします https://t.co/cQjiKoP8yY https://t.co/40qg4oaf7l」https://twitter.com/otakajun/status/1672963449582948353
Psycho le Cemuさん「Psycho le Cému TOUR 2023 「RESISTANCE~心蝕~」“episode3.屍人の烙印” 7/15(土)水戸LIGHT HOUSE 7/16(日)柏PALOOZA 7/17(月祝)山梨KAZOO HALL チケット発売中!! https://t.co/ND8qM6LU9M #サイコルシェイム https://t.co/3EWtCI37Ow」https://twitter.com/PLC_official/status/1672919156415692805
〓叭紅〓7月15日蛙花景×曖ノ音2マン/中野ステレオさん「昨日ノ写真。 luinの皆様エンダお嬢さんと。 luinとしては実は初対バンでしたが、、 強い…(語彙力 lucyさんともだいぶ久々にお話できて嬉しゅうございました。 また是非対バンさせて頂きたい。。 (私の力不足でケッチさんのアカウントが見つけられず…orz) https://t.co/m3LALDZ5YZ」https://twitter.com/89_uTauTai/status/1672949960940359680
ザゴッドアンドデススターズさん「【次回公演】 『The Land Of The Summer』 7月1日(土)東京・池袋手刀 出演:THEE ME & EPITAPH / the god and death stars / THE TRICKS open 18:01 / start 18:30 前売券 4,000円(+1d) ※TIGETにて予約受付中 https://t.co/us66cGk8nM https://t.co/2ziTBqLXK7」https://twitter.com/davidskullno/status/1672969135373049856
森 翼Tsubasa Mori/MIMIZUQさん「◆6/28(水)原宿RUIDOワンマン 6/30(金)岐阜マーサ21 観覧無料 7/1(土)名古屋パーチ w 生熊耕治/亮二/Shinji/山口大貴 7/2(日)大阪SOC w 門松良祐/生熊耕治/亮二/Shinji 7/5(水)板橋ファイト w 市川セカイ/大野賢治/河野圭佑 7/7(金)原宿RUIDO ◆7/21(金)柏PALOOZA 予約 [email protected] https://t.co/aiU9PgRTY0」https://twitter.com/mori_tsubasa/status/1672969999768764418
【貴族】Shinpei Mörishigeさん「キノコホテル全胞子待望の復活アルバムから「キネマ・パラノイア」のMVが大公開・・・†この歴史的作品に近年はMV男優としても活躍が目覚まSEA、練馬の豚薔薇ことShinpei “貴族”Mörishigeも登場だ! 6/24の営業再開まで待ちきれない!! えーい!酒だっ!酒! #キノコホテル #マリアンヌの経典 https://t.co/DLeW75muQn」https://twitter.com/KIZOKU_0927/status/1670804485826912256
源 依織さん「ガッツリギター弾かせてもらいました。 久しぶりに速弾きなんぞしてしまいましたがギターソロで速弾きはしてません。笑 メロディの良い曲は好きです。」https://twitter.com/prin_guitarist/status/1672972697784164353
こもだまり𓃦昭和精吾事務所|ACM:::さん「こちら6/28アンチノックライブまもなく🔥 2週間自主的に作業場軟禁状態のSSJ編集陣、久々の娑婆でその分ぶっ飛ばします! 3番手で19:10演奏開始。 応援に会いに来てください。 限定配布音源あり💿 めっちゃ音悪いライブ音源とのこと🤔 チェキは終演後対応します! ご予約▶︎https://t.co/80lWRC46s2 https://t.co/W0d1sA0R3J」https://twitter.com/mari_air/status/1672972856702164992
こもだまり𓃦昭和精吾事務所|ACM:::さん「これももう来週に迫ってきました! 寺山修司オマージュ企画、実は参加出来てないので呼んでもらって嬉しい! 昭和精吾事務所の真骨頂です。 5月に「われに五月を」しそびれて、しばらくやれないかもですし���な���より梶くん加入2周年㊗️のお祝いに、来て!! 池袋手刀でお待ちしております! https://t.co/hgynsEtyT0」https://twitter.com/mari_air/status/1672974423614435328
こもだまり𓃦昭和精吾事務所|ACM:::さん「7月2日は、昭和精吾の代名詞の一つ、寺山修司『長篇叙事詩 李庚順』を上演します。 梶くん李庚順初挑戦です…! https://t.co/XxtByXntZc」https://twitter.com/mari_air/status/1666762774800891906
こもだまり𓃦昭和精吾事務所|ACM:::さん「日誌更新 Air*Log : 森田童子さんの訃報を受けて/理生さんと昭和さんと李庚順 https://t.co/c2jPy1MjVq https://t.co/qpXDFZATJ1」https://twitter.com/mari_air/status/1008092817669754880
こもだまり𓃦昭和精吾事務所|ACM:::さん「偶々買ったビールが空知(そらち)産というミラクル。 寺山修司「長篇叙事詩・李庚順」一行目に出てくる地名《北海道空知郡》。 好物が🌽🥔なのに訪れたことのない北海道ですが、彼の地生まれの梶くんが来てくれて、ちょっとだけ、繋がれたような気がしています。 舞台写真:荒川れいこ[zoisite] https://t.co/K9lraw8dSP」https://twitter.com/mari_air/status/1535839392723480576
こもだまり𓃦昭和精吾事務所|ACM:::さん「北海道生まれの李庚順を北海道生まれの俳優・梶原航が語るんだね。 感慨あるな! (庚順が育つのは青森だから失念していた!) https://t.co/oavTtVhrtS」https://twitter.com/mari_air/status/1672975652214177794
首振りDollsさん「😈Thank you for coming!!😈 ▷▶︎2023/06/25/Sun. 京都磔磔 『FOUR DOGS』 今夜の磔磔は大変素晴らしい夜でした! 最高のロックバンド達のライブを観てこちらも熱くならずにはいられませんでした。また『FOUR DOGS』やりましょう。 8月にまた磔磔に帰ってきます!こちらも宜しくお願いします! https://t.co/hqpquDdRtb」https://twitter.com/KubihuriDolls/status/1672977322776084480
Hydeさん「良いライヴだったけど疲れたな。よく寝るよ。おやすみ☆ #HYDE #HYDELIVE2023 #声出し解禁 #KTZeppYokohama https://t.co/95DLSqe64m」https://twitter.com/HydeOfficial_/status/1672982544890085376
ショーン・ホラーショー 首振りDollsさん「刺激だらけの熱く素晴らしき夜を有難う御座いました❤️🔥 大団円!」https://twitter.com/kubihuri_shawn/status/1672983454219378689
UNCLOCK LOVER 頼田陵介さん「ちょっと来月忙しくなりそう。 今のうちに必要なものを準備しなくちゃだわ。 諸々決めて準備できたら告知致します🙋♀️」https://twitter.com/yorita_ryosuke/status/1672984046689996803
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アジャラカモクレンニセンニジュウイチネンイチガツニジュウゴニチカラサンジュウイチニチマデノニッキ
1月25日(月)
大前粟生『私と鰐と妹の部屋』読み終える。この本はたしか去年の2月だったか3月だったか(たしか2月)の本屋博で、toi booksのブースで買ったものだ。特典の『全身が青春』を読む。読んでいたら、やっぱり日記なんじゃないか、という気分になる。日記、いいな、となる。やったほうがきっといい。っていうかやりたい。という気分がどんどん高まっていって、でももうわたしは笹塚には住んでいないからタイトルを笹塚日記からなにか違うものに変えたほうがきっといい。変えないとテンションが上がらない。ということで、ぐるぐる考えて、アジャラカモクレンにしようと思った。3年前だったか4年前だったか(たしか3年前)(いや4年前か、もう)、そのころはまだ京都に住んでいて、でも東京へ行くことがほぼほぼ決まっている段階で、そういう状態で日々を過ごしている中で、なにか書きたい、小説ではないなにか、というようなことを思って、Tumblrでブログっぽい文章をいくつか書いていた時期があった。そのTumblrの名前をアジャラカモクレンにしていた。死神っぽいなにがしかから身を守りたかったのか。それが、そのTumblrがまだ残っていて、それも使おう、と思った。noteを使っていく上で、noteとかcakesとかに対するモヤッとした感情を解決するための策として、すこし前から、ショート・スパン・コールの更新/公開はnoteとg.o.a.tとTumblr(と、時間差でInstagram)を並行して使う、ということをしていた。「noteを使う」から「noteも使う」にすることで、自分の中でのnoteの重要性というか、一箇所性(一箇所性?)というか、ここだけ感というか、そういう価値を下げて、均す。わたしの文章を読む(読みたい)人に対しては「読みたい場所、モヤッとしない場所を選んで読んでね」という態度でいることができるし、ひとつの文章を更新/公開する場所を増やすことで、予期せぬ出会い、みたいな可能性も増やせたら、みたいな。いまのところそれはなんだかうまくいっているような気がしていて、というかわたしはとても気が楽で、こりゃいいやと思っている。しばらくはこの方法でいくのだと思う。そもそもいままで、なんで一箇所でしか更新/公開していなかったのだろう。なにはともあれそれでアジャラカモクレンのロゴを作った。なにはともあれまずはロゴ、ということで、バージョンの古いイラレを嬉々としていじり、ロゴを作った。アジャラカモクレンこれは日記です。アジャラカモクレンコレハニッキデス。死神よ消えろ!
1月26日(火)
休日。去年の12月からは職場のシフトを固定にしてもらっていて、だから毎週火水はおやすみ。確定申告とか、皮膚科とか、耳鼻科とか(もう花粉が暴れだしている)、新宿の某クリニック(ホルモン注射)とか、やったほうがいいこと、やらなきゃいけないこと、行かなきゃいけないとこ、行ったほうがいいとこ、が溜まっているのだけど最近の火水はなんだかんだでずっと家に居てしまう。ショート・スパン・コールをぐんぐん書く。佳境、というか、自分の中でここは特に大事に慎重に書きたい、みたいなところにもうすこしで差し掛かりそうで、どきどきしている。なんだかんだで100篇はゆうゆう越えるもんだな、とも思っている。本読んで、書いて、トイレ行って、コーヒー飲んで、ビタミン剤飲んで、本読んで、書いて、トイレ行って、部屋うろうろして、コーヒー飲んで、煙草吸って吸って吸って本読んで書いて、みたいな感じで夜になってゲラ2本チェック。それぞれに戻す。
1月27日(水)
休日。昨日から、というか一昨日の夜からずっと同じ寝間着を着ている。着替えていない。火水はこうなる。読んで書いて書いて読んでコーヒー煙草トイレコーヒー煙草スパゲッティ読んで書いてコーヒー煙草煙草煙草吸い過ぎだなコーヒートイレ煙草読んで書いて書いて書いて部屋うろうろ。リディア・デイヴィス『ほとんど記憶のない女』読み終える。高木美佑『きっと誰も好きじゃない』読み終える。リディア・デイヴィスの本を読むと勇気と恐怖が同時にやってくる。ここまでやってくれている人が既にいる、という勇気と、それと同じだけの恐怖(ここまでやってくれている人が既にいる……)。先週だったか、toi booksのYouTube配信で、大滝瓶太×滝口悠生のトークを聴いていたら、滝口さんが「連載って大変」みたいなことを言っていて、わたしは『灯台より』で自分が連載している小説「どこに行ってもたどり着く場所」のことを思いながら、勇気と恐怖が同時にやってきたのを思い出す。滝口さんでもそんなこと思うんだな、という勇気と、滝口さんでもそんなこと思うんだな、という恐怖。もしかしたらわたしはまだ到底持ち上げられない重さのダンベルに手をかけている状態なんじゃないか、みたいな。それを本屋Lighthouseの関口さんにSkypeで話して、そのSkypeは関口さんによるアナログなのかハイテクなのかわからない手法でライブ配信されていて、ほぼ機材チェックみたいな謎の時間を視聴者には提供していたこととは思うが、なんだか久々に、自分の生活圏外の人(関口さん)と交流、というか井戸端会議っぽい駄弁りができた感じがして、いい息抜きになった気がしている。関口さんとのSkypeを切ってから阿久津さんのZOOMにアクセスして、会議、というかこれもまた駄弁りのような、わちゃわちゃした会話をしていたら野口さんもZOOMに入ってきて、それで3人でわちゃわちゃと話してなんだか楽しかった。仕事と遊びがまぜこぜになる感じ。いまだにわりと新鮮に「オトナだ」となる。今年で29歳なんだから、オトナだろうよ。阿久津さんと野口さんはスタバの話でずいぶんとハッスルしていて、スタバになんのメモリアルもないわたしは途中からスマホをいじったりぼや〜っとZOOMの画面を眺めたりしていた。通話終わり。ゲラに関するメールを打って送る。なんだかどっと眠たくなって、歯を磨いて寝る。
1月28日(木)
11時過ぎだか12時過ぎだかに起きる。14時には下北沢に着いていないといけない、というのを、忘れていたわけではないのだけれど「それってつまり」と考えることができなくて部屋をうろうろしたりぼやぼやしたりしているうちにちゃんとしたご飯を食べる時間がなくなっていて着替えてざっくり化粧をしてチキンラーメンを啜って家を出る。小雨。聞いてないなあ、知らないよ、雨、と思いながら自転車に乗った。雨粒がぽろぽろとマスカラに当たるのを感じていたけれど雨が降るなんて知らなかったから知らなかった。雨なんて無視無視。下北沢についた。阿久津さんと話す。話している間、雨が雪に変わっていくのが阿久津さんの後ろ、ガラス戸越しに見えて、話している途中で、あ、雪、と言った。言ったらわたしの斜め前、阿久津さんの横に座っていた桜木さんが反応して、あ、雪、となって、よかった。いい瞬間だった。��。穂村弘の〈体温計くわえて窓に額つけ「ゆひら」とさわぐ雪のことかよ〉という短歌を思い出したり、いしいしんじ『よはひ』の「二歳五ヶ月のピッピ」を思い出したり。職場で働く。静かな日。なにかチームで動くとき、チームに所属するとき、その中に居るとき、わたしはわりと「元気印」みたいなレッテル(レッテル?)を貼られたり、ムードメーカー的な立ち回りを演じたり(演じたり?)、ピエロっぽい役割を割り当てられたり、それらを自覚的に(あるいは無自覚的に)率先して引き受けたり、結果的にそういう立場になっていたり、することがあるのだけど、そしてそれはたぶんわたし自身が望んでそうなっている側面もあるのだろうけれど。いつだって元気なわけではないし、人一倍暗い瞬間だってきっとあるし、汚く醜い感情でひたひたになっている期間だってあるし。そういうとき。元気印が元気じゃないとき。いったい誰がわたしを元気にしてくれるのだろう。みたいな、行き場のないモヤモヤ、憤り、やるせなさ、みたいなものを感じることがちょいちょいあって、いままでは��そういうときはそのモヤモヤや憤りややるせなさに任せて、誰かに怒られたりするまで奔放に破壊的な行動をしてきたのだけど、いまは、いまの職場では、というかいまの自分は、そういうときも、そういうときであっても、仮面であっても演技であってもポーズであってもいいから、「元気」を全うしようという気持ちでいる。すきな人たち、信頼している人たち、素敵な人たちを自分の不調や不機嫌や元気のなさによっていたずらに不安にさせたり傷つけたりしたくない。それもきっと仕事のうちだ、と、思いはじめている。それがいつだってできるわけではまだないし、じゃあわたしの元気がないときは誰がわたしを元気にすんだい、みたいな気持ちへの落とし前はぜんぜんつけられないけれど(そしてその問いへの答えは結局「自分自身」でしかないのだけど)、でも、死ぬまで独り身で生きていくかもしれない現実に向き合って覚悟を決めて朗らかに独り身を生き抜くリズムを作るために去年の10月から一人暮らしをはじめたのだから、だから……なんだっけ?閉店時間になって、帰り支度をして、吉野靫『誰かの理想を生きられはしない -とり残された者のためのトランスジェンダー史』を読んで、帰って、コーヒーを淹れて煙草を吸ってこの日記を一昨日昨日の分まで書いて洗濯ものを干して(めちゃくちゃさむい)、湯たんぽをあっためてパソコンデスクの下に置いて足を乗っけてあったまりながら今日の分を書いて、ピラカンサのシュトーレンを切って食べて(しみしみになっていておいしい)、これからお風呂に入る。湯船に浸かりながら吉野靫『誰かの理想を生きられはしない -とり残された者のためのトランスジェンダー史』の続きを読む。いろいろ重ねて読んでしまうからしんどい本だけど読んでおきたい本でもある。気圧ひくい。頭いたい。かなしい気持ちになっている。奔放に、抱きしめられたいな〜、人に。最後にだれか��手をつないだのっていったいいつだ。
1月29日(金)
寒い。晴れている。出勤。せわしなく働く。閉店後、
https://soundcloud.com/yunovation/virtual-luv20190314-1
を一曲リピートで延々流しながら、吉野靫『誰かの理想を生きられはしない -とり残された者のためのトランスジェンダー史』を読む。読み終える。終わりの文章でちょっと泣きそうになる。死にたくないな。生きなきゃな。とか思う。家に帰る途中で西友に寄って牛乳とオレンジジュースと豚バラとキムチを買って帰る。中橋さんに電話してだらだらしゃべる。途中からGoogle Mapで京都のあちこちを見回るのがやめられなくなって、電話を切ってからもだらだらと地図上で京都のあれこれを見ていた。それからなぜかYouTubeで予備校講師の動画を見漁りはじめて、止まらなくなって空が明るくなってから危機感に襲われて入浴。湯船に浸かりながらオーレ・トシュテンセン『あるノルウェーの大工の日記』を読み始める。去年はこの時期に佐伯一麦『ノルゲ』を読み始めた気がする。2月だったかな。同じ時期にノルウェーの本を読んでいるのがなんだか不思議とうれしいきもちになる。眠る。
1月30日(土)
起きたり寝たり起きたりを行ったり来たりして13時50分くらいに起きる。慌てて準備をして出勤。煙草を忘れたことに家を出てしばらくしてから気がついて途方に暮れる。働く。せわしなく働く。いそがしいそがし、あわあわあわあわ、としているうちに閉店の時間になって身体がやたら重たくて怖くなった。ごはんを食べながらiPhoneで呪術廻戦の最新話を観る。ほんとTikTokみたいなアニメ/漫画だなと思う(いいとかわるいとかではなく)。ハンターハンター、ソウルイーター、BLEACHの気配をむんむん感じる。そのまましばらく身体が重くて動けなくなって、お腹が痛くなってきて、こわいこわい、と思いながら身体を椅子からひっぺがして帰り支度をして職場を出た。家に帰って可燃ごみをゴミステーションにぶちこんで今日一本目の煙草を吸って、腹痛に耐えかねてトイレに籠もってお腹をさすりながら『京都町中華倶楽部』創刊号を読む。おもしろい。この本を面白がれるのはわたしがいま京都にいないからなのかもな、と思う。キッチンとトイレを何度か往復しているうちにだんだん腹痛がおさまってきて、ビールを飲みながらまた煙草を吸う。京都。京都にいつか戻りたい。「戻る」という言葉がやはりしっくりくるな、と思う。戻りたいな、と思う。いつか。それがいつなのかはわからないけれど、いつかほどほどに自由��居住地を選べるような身分になったら、また京都に住みたい���でも東京が嫌だとか嫌いだとか、ここにいたくないとか自分の居場所はここじゃないとか思っているわけではなくてむしろ逆で、東京は東京で好きだし、ここは自分のいまの居場所だと思っている。でも、これは去年の4月ごろ、緊急事態宣言で家に籠もりっきりになって、あちこちの団体やお店なんかでクラウドファンディングが立ち上がったりしていたころ気づいたことなのだけど、わたしがこういう状況下で「助けたい」とか「助かって欲しい」とか「生き延びてほしい」とか「なくならないでほしい」とか思うような場所、モノ、人、コトのほとんどは京都のあれこれで、京都の書店で京都の映画館で京都のライブハウスで京都の酒場で、それはわたしが東京に住み始めてからまだ2年半ほどしか経っていないのもあるし、東京に来てから1年以上は手術費を稼ぐために娯楽的なあれこれを極端に切り詰めてきたからで、そもそもわたしはまだ自分が住んでいる土地のことをぜんぜん知らない。知らない土地に対して「助けたい」と思うのはむずかしい。というか、まずは京都が助かって欲しい。話はそれからだ、感がある。ここ半年ほどは、本を買うときは大抵京都もしくは大阪の書店のオンラインストアで注文しているし、たぶんこれからもそうしていくだろう。みたいなことを考えたり昨夜に引き続き予備校講師の動画を見漁っていたら日付が変わっている。今日こそは早く寝たい。喉に違和感がある気がする。こわ〜。
自分にとって京都ってなんだったんだろう。みたいなことをよく考える。考えるというか、ぼやぼやと思ったりする。カンタンに最強になれる場所だったな。カンタンに、井の中の蛙になれる。よく晴れた日に、紫明通を自転車で走っているとき、ここが世界だと思っていたフシはあった。井の中の蛙は大海を知らないが、大海の鯨は井の中を知らない。井の中でしか存在し得ない世界を知らない。
1月31日(日)
とか書いたけど嫌なことも悲しいこともむかつくことも、孤独も寂しさもどこにも行けないもどかしさも、京都にいた約7年間で味わい尽くしたはずで、だからわたしの京都観には著しい美化が伴っていて、それをちゃんと自覚しておかないといけない、たぶん。トランスジェンダー、という自分のいち側面だけを考えると明らかに京都より東京のほうが日常で被るストレスや暴力、差別や排除はすくなくて、すくない気がいまは気がしていて、それはやっぱり人間の多さに依るところが大きいし、京都の狭さ、人の(土着的な人の)少なさはやっぱりトランスジェンダーといういち側面において無視できないしんどさをわたしの日々に与えていたはずで、出ていきたい、ここを出ていきたい、という気持ちと、出ていけない、一生この場所で時給労働に従事し尽くした結果疲れてすり減って独りで何も成し遂げられないまま手術も満足にできないまま貧困状態のまま死んでいくんだ、クソが、みたいな気持ちで粉微塵になりそうだったはずで。そこから愉快な奇跡が重なっていまわたしは東京にいる。11時なのか12時なのか、みたいな時間に起きた。起きたけど起き上がることはできなくて、貪欲を抱きしめたり貪欲と添い寝みたいな格好になりながら、『京都町中華倶楽部』創刊号を貪欲の顔に乗っけて布団にくるまりながら読んでいった。龍門なつかしいな。行きたいな。知らない店がたくさんある。とか思っているうちに13時前になって慌てて布団を出てお風呂に入れない。家を出る。買い出しをして出勤。忙しくて慌ただしくてちょくちょく恐慌状態になったりしながら踏ん張って働く。忙しい。疲れた。ごはんを食べてビールを飲んで煙草を吸って身体が動かない。動かす。職場を出て、家へ。帰宅。「どこへ行ってもたどり着く場所」連載第3回の原稿について考えたり、『ショート・スパン・コール』94篇目〜103篇目あたりまでの展開や構想を練ったりしながら自転車を漕いでいると自分がどこにいるのかわからなくなりそうで怖い。いつか事故りそう。やっぱり日記を書きはじめるとそれ以外が書けなくなる。不器用。わたしはむずかしいことをしていて、それはひとりごとの言えなさに似ている。2冊目の歌集を出したい。というか出す。モノはあるから、自費でやろうか、BASEで、みたいな気持ちにかなり傾いていて、今年の上半期中に組版をやって見積もりをしよう。「どこへ行ってもたどり着く場所」も、『ショート・スパン・コール』も、大切に書きたい。疲れた。疲れた。今日こそお風呂に入ろう。2月は「どこに行ってもたどり着く場所」の原稿を書く前に読まないといけない(と、自分に言い聞かせている)本が何冊もあるから、ヘビーな月になりそう。がんば〜〜りまっしょ〜〜。タフネスを俺にくれ!!!!!!!!!
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Facebookで7日間ブックカバーチャレンジという、いわゆるバトンが回ってきたので今日までやっていました。
バトンが流行っていたあの時代、最初はノリノリでやっていたものの次第に面倒くささや少しのモヤモヤに飲み込まれ遠ざかっていきました。
正直なところ今でも少し苦手ですが、基礎疾患が多く厳重に引きこもる何も起きない日々……苦手なルールを排除してやってみようと思った訳です。
以下敬称略です。
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1
『寺山修司少女詩集』 角川文庫
著:寺山修司
とある病気で手術をし入院生活を送っていた時に常に持っていた詩集。短い詩も多いため音読をしたり書き写したりと、リ���ビリの供として大変お世話になりました。
『ヒスイ』という詩が作曲家の信長貴富によって合唱曲と独唱曲になっており、主メロがとても好きなのでいつか歌えないものかと思って楽譜を眠らせています。合唱になっている詩なら『飛行機よ』も好きです。曲がまた最高なんですよ、冒頭のアカペラがホールに響く気持ちよさ……いかんいかん、合唱ができない日々に悶々として合唱の話をしてしまう……。
2
『これは のみの ぴこ』 サンリード
作:谷川俊太郎 絵:和田誠
表題の「これは のみの ぴこ」から始まる壮大な言葉遊び(ネタバレになるので言葉遊びとしか言えません)……黄金コンビの谷川俊太郎と和田誠による詩の絵本です。和田さんがレタリングしたのだろうと思うのですが、絵にぴったりのフォントが良いです。
四歳頃全文を暗記、今でも暗唱出来るというのが私の地味な特技です。ページを繰るごとに一文が増えていくこの絵本、繰り返し繰り返し読み聞かせをする側は大層地獄だったと思います。ごめんなさい。でもまあ、あくまでも絵本なのでそんなにお時間は取りませんから、���んざりせずに読んでください。全文暗唱出来るという地味な特技が出来るかもしれません。
3
『指輪物語』評論社
著:J・R・R・トールキン 訳:瀬田貞二・田中明子
映画『ロード・オブ・ザ・リング』の原作で文庫版は全10巻にも及ぶ超大作ファンタジー小説です。全ファンタジー小説の始祖的な物語。前日譚の『ホビットの冒険』も含めた中つ国の物語がとても好きです。文字や地図に歴史、文化。その全てが著者による創作なのに、隙を感じさせないところが最高。この長さで挫ける人もいるとは思います……でも、面白いです!こんな時にファンタジーはいいかもしれませんね。
映画も好きで何度も観ていますが、小説版は映画を観たあとでも十分楽しめます。レゴラスはいいぞ!!もう、映画だけでもいいから!映画もめちゃくちゃ長いけど!!映画だったら、王の帰還でピピンが宰相の前で歌う曲がいいです。作業中に映画のサントラを流すと壮大な気持ちになれておすすめ!
4
『七色いんこ』秋田文庫
作:手塚治虫
手塚治虫といえば火の鳥、ブッダ、アトム……いろいろありますがあえての七色いんこです。漫画類が禁止されていた幼少期に祖父がぽんとくれたのが七色いんこ5巻でした。火の鳥は親と共に行った人の家に全巻あり貪るように読んでた気がします。ブッダは小学校の時教室にあったなあ。あれは何故だったんでしょう。
七色いんこの話に戻ります。なんと言っても、いんこがカッコいいんですよ。あとトミー。ルパン三世しかり、世界各地にある秘密基地、老若男女誰にでも変身出来るマスク……ロマンが溢れます。こういうの、憧れる時があると思うんですが、え?ないですか?またまたぁ。ラストに犬のタマサブローが主人公のお話があり、そこに私の推しのタコブネ(のようなもの)が出てきます。タコブネ、かわいいタコブネ……。
5
『学研の観察図鑑2 昆虫2・クモ』学研
監修:国立科学博物館 友國雅章
小学生時代、旅行でも持ち歩いていたポケット図鑑です。自然についてや、カメラやボードゲームについて教えてくれた方との思い出もたくさん詰まっています。これは○○アブ!あれは△△アブ!それはハエ!それはハチ!!とかやってましたね……。
幼少期に愛読書=図鑑の時期があると思うんですが、それが昆虫倶楽部という特殊な部活に入部したことも相まって相当長引いていたように思います。ビビりなので普通に害虫(Gとか)は嫌いですが、無駄に知識だけはモリモリあります。そういえば、昔ディスカバリーチャンネルでGの研究者がその身体能力について嬉々として語るとか見てたな……あいつら脚の動きがね、すごいんであんなに速いらしいっすよ。
6
『鳥の王さま ショーン・タンのスケッチブック』
著:ショーン・タン 訳:岸本佐知子
アニメーション作家でもある著者による画集です。眺めているだけで本当に幸せになれる本。去年、ちひろ美術館東京で開催された展覧会も見に行きましたし、翻訳されている絵本はかなり持っています。ちひろ美術館では展覧会の画集と『セミ』という絵本を買いました。可哀想で可愛いセミ。自由だ!セミ!
風景や人物スケッチは当然素敵なのですが、何より不思議生物達が可愛い。本当に可愛い。大してない語彙力が消滅します。眼福眼福……。いつかこんな絵が描きたいけれど、描けないだろうなあと思って寂しくなるくらいお気に入りです。この人の毒はゴーリーのような即効性はありませんがじわじわと優しく効く毒です。絵本『エリック』もいいぞ!(ゴーリーだったら『うろんな客』がいいぞ!)
7
『アヒルと鴨のコインロッカー』創元推理文庫
著:伊坂幸太郎
伊坂幸太郎の小説が好きでこれまたたくさん読んでいるのですが、ここは一番最初に読んだ本を。
新幹線の中で読もうと東京駅の本屋で手に取ったのがこれで、ここだけの話旅行より夢中でした。以来、伊坂幸太郎に限らず、ばらまかれた伏線達が最後に集合し結実するカタルシスの虜です。映画もいいよ。他におすすめするなら、初期作品は当然なんですが是非『フィッシュストーリー』を。短いのですんなり読めます。映画も最高。もうすっかり結末はわかってるのに何度も観ちゃう。斉藤和義の作った劇中歌も最高なんで。止まらなくなるので切り上げますね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以上、ブックカバーチャレンジは終了です。
1、詩集
2、絵本
3、ファンタジー
4、漫画
5、図鑑
6、画集
7、ミステリー
このようにジャンル分けをし、思い出のあるものを中心に無理矢理絞り出しました。なのでちょっと中途半端な気もします。
図書館に行ったら上限冊数借りてきてしまうような、いわゆる本の虫には酷なバトンでした。他にもオーデュボンの祈りとかボッコちゃんとか儚い羊たちの祝宴とかぶらんこ乗り、エッシャーの画集、やっぱりオオカミ、ことわざ辞典、伝記類……はてしない物語ギリシャ神話ラブクラフト全集バスカヴィル家の犬青い鳥聖☆おにいさんオズの魔法使い怪盗探偵山猫不思議の国のアリス腕貫探偵おおきな木福家警部補……切りがないので解散!!
お付き合いくださいましてありがとうございました。最後に、今読んでいるのは
『不穏な眠り』文春文庫
著:若竹七海
探偵葉村晶シリーズ最新刊です。葉村晶シリーズ一巻目『依頼人は死んだ』は短編集なので入りやすくこのシリーズの醍醐味が詰まっていて、導入として最高です。ドキドキハラハラ……えっ……あ……うわあああああああああってなれます。
以上です。では。
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【Finally, I finished Europe & North America 5 month tour & going back to JAPAN!】 天平、明日12日に日本に帰国!!欧州+北米のツアーを終え、約5ヶ月ぶりに。 欧州全ヶ国中まだ半分も行ってないけど、見て来た景色が濃すぎて、 その感動の嵐が頭に追いつくにはもう少し時間がかかります(笑) 日本で後追い投稿します。 そして、台風と時を同じくして!多分フライトキャンセルになるでしょう。 宇都宮君は90万かけてでもイギリスに来たけど、その教訓から既に福岡着の別便を手配。 2日後の大阪公演の穴は空けられない。 この旅で得たものは大きすぎる、今後どんどん作曲家へと活動をシフトさせて行きます。 新しく生まれる曲やアルバムで表現していきます。 そして!!日本ツアーついに始まるぜ〜〜い!絶対来てよな!! 欧州での感動いっぱい持って帰ります。 ↓ヨーロッパ全ヶ国ツアーのクラウドファンディング実施中☆ https://tempeizm.wixsite.com/europe ------------------ 【↓Tickets】 http://tempei.com/?p=2015 【Japan Tour】 10/14/ 梅田グランフロント 10/19/ 渋谷イベント 10/25/19:30/ 北海道長沼町, BLISS DINING 10/26/17:00/ 北海道札幌市, Café&Bar Fiesta 10/27/ 15:00/ 北海道南富良野市, ログホテルラーチ 10/30/19:00/ 北海道幕別町, 百年記念ホール講堂 11/2/ 13:30/ 北海道釧路市, 湿原美術館 11/4/15:00/ 北海道標茶町, コンベンションホールうぃず 11/8/ (非公開イベント) 11/9/ 滋賀県長浜市, イケダ光音堂 11/10/16:00/ 兵庫県豊岡市, 出石市民ホール 11/13/18:30/ 愛知県, カワイ名古屋 11/15/ 東京(非公開イベント) 11/18,19/ 河口湖(非公開イベント) 11/22~24/ 沖縄 11/30/15:00/ 岩手県一関市, 東山地域交流センター 12/1/13:30/ 岩手県, 釜石市民ホールTETTO ホールA 12/6/19:30/ 徳島市, ギャラリー花杏豆 12/8/14:00/ 香川県木田郡, 三木町文化交流プラザ 12/9/19:30/ 香川県丸亀市, ルフラン 12/11/19:30/ 愛媛県松山市, Y's cafe 12/12/19:00/ 大分市, クロッシュ 12/14/15:00/ 福岡県糸島市, 海徳寺 12/15/19:00/ 福岡市, もも庵 12/17/18:30/ 長崎市, ふらっとb2480 12/21/16:30/ 東京都新宿区, 加賀町ホール 12/24/19:00/ 福岡県北九州市, 旧門司三井倶楽部 12/25/14:00/ 山口市, HANAKAGE 12/26/19:00/ 広島市, 一楽章f未完成 12/29/16:00/ 大阪市北区, カワイ梅田 12/30/ (非公開) 2020/1/3/ 福岡市, もも庵(寄付者限定プレミアムコンサート) 1/5/15:30/ 熊本市, 有明楽器パンプキンホール 1/11/18:30/ 東京, TOUMAI(アップライトピアノ) 1/12~13/ 東京, チャリティコンサート (仮) 1/15/ 東京 (非公開イベント) 1/18/ 東京, 山王オーディアム(寄付者限定プレミアムコンサート) 1/19/16:00/ 神奈川県茅ヶ崎市, ちがさきMKホール 1/26/14:00/ 石川県金沢市, スタジオK金沢ファーストホール #piano #Classical #Jazz #Rock #Pianist #天平 #ピアノ #ピアニスト #旅人 #世界人 #日本人 #Japanese #旅行 #旅 #絶景 #Travel #Trip #View #クラシック #ジャズ #AllOverEurope #Europe #Journey #campervan #caravan #ヨーロッパ #ヨーロッパ全ヶ国 #ヨーロッパ一周 #冒険 https://www.instagram.com/p/B3eSgJDFfGi/?igshid=19kpuqicbsonz
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作品概要
第七劇場 × 愛知県芸術劇場 × 愛知県美術館 ムンク|幽霊|イプセン 原作:エドヴァルド・ムンク、ヘンリック・イプセン 構成・演出・翻訳:鳴海康平 ムンクが描いたイプセンの「幽霊」。
愛知県美術館に2016年に収蔵されたムンクが描いた《イプセン「幽霊」からの一場面》と、そのモチーフとなったイプセンの「幽霊」。ノルウェーが生んだ2人の巨匠が残した作品を原作に、第七劇場が愛知県芸術劇場と愛知県美術館と協働し、パフォーマンス作品を上演。
※本作品は、愛知県美術館[コレクション展]展示室内でのモノローグパフォーマンスと、愛知県芸術劇場 小ホールでの演劇作品「幽霊」上演の2つのパフォーマンスが実施されます。
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会場 愛知県美術館[コレクション展]展示室4 愛知県芸術劇場 小ホール
名古屋市東区東桜1-13-2 地下鉄東山線または名城線「栄」駅下車、徒歩5分 (オアシス21から地下連絡通路または2F連絡橋経由) ⬇
日程 美術館パフォーマンス 2020年1月8日(水)〜13日(月祝) 劇場パフォーマンス 2020年1月10日(金)〜13日(月祝)
※1月9日、高校生招待ゲネプロを実施。詳しくはこちら。 ※託児サービスあり。詳しくはこちら。 ※1月9日、ゲネプロにて「あなたの感じた『幽霊』を描こう!」企画を実施!詳しくはこちら。 ※美術館パフォーマンス上演時間 約20分 ※劇場パフォーマンス上演時間 約90分 ⬇
出演
[劇場パフォーマンス] 木母千尋、三浦真樹 桑折現 山形龍平、諏訪七海
[美術館パフォーマンス] 菊原真結 上条拳斗、藤沢理子、藤島えり子、松本広子、三木美智代 ⬇
スタッフ
舞台美術:杉浦充 舞台監督:北方こだち 照明:島田雄峰(LST) 音響:平岡希樹(現場サイド) 衣装:川口知美(COSTUME80+) フライヤーレイアウト:橋本デザイン室
ノルウェーを同郷とする画家ムンクと作家イプセン。その二人を『幽霊』でつなげるというのは、あまりにも話ができすぎているようにも思います。二人が見ていた、もしくは二人を見ていた幽霊とは何だったのでしょうか。今回、愛知県芸術劇場と愛知県美術館の協力で実現したこの企画では、ムンクのテキストや、ムンクを巡るテキストを中心にしたモノローグパフォーマンスを美術館で、イプセン『幽霊』とムンクが描いた『幽霊』のムードスケッチを原作に舞台作品を劇場で上演します。幽霊として浮かび上がる因習や慣習、愛や結婚、義務と自由などに対する伝統的な価値観。おそらく今の現れるその幽霊の正体に少しでも近づけられたと考えています。 鳴海康平(第七劇場 演出家)
「ムンク|幽霊|イプセン」は美術館と劇場でパフォーマンスが行われます。流れる時間も鑑賞方法も異なる二つの場所を繋ぐのはイプセンの戯曲『幽霊』です。イプセンがリクスモール(デンマーク・ノルウェー語)で執筆し1881年に発表したこの戯曲は、前作「人形の家」のノラのもう一つの姿としてよりセンセーショナルなものとして受け止められました。日本では明治40年(1907年)ドイツ語からの翻訳として紹介され、100年以上経った今も度々上演され続けています。今回の上演が《今ここにいる私たち》がムンクの作品を通してイプセンの言葉と繋がるスリリングな体験となることを楽しみにしています。 山本麦子(愛知県芸術劇場 プロデューサー)
ベルリン・ドイツ劇場の監督兼演出家のラインハルトが、近代心理劇上演のために新設した小劇場の座席数は、愛知県芸術劇場小ホールとほぼ同じ300席余り。1906年秋のこけら落とし演目として同年5月に没したイプセンの『幽霊』が選ばれ、舞台美術や衣装の色合い、演者のポーズなどを含めた全体の雰囲気イメージ画がムンクに依頼されました。ムンクが各場面に応じて何枚も描いた構想画の中でも印象的な一枚がこの作品です。視線を合わせずうつむく人物たちの顔を照らす黄緑の不気味な光、物語を支配する血の因縁を象徴するかのような赤。ムンクはイプセンの霊からの視線も感じつつ描いていたことでしょう。 深山孝彰(愛知県美術館 美術課長)
エドヴァルド・ムンク Edvard Munch 《叫び》の作者として世界的に有名なノルウェー出身の画家。若い頃、故郷では評価されず、ドイツで開いた個展は保守派の攻撃により1週間で打ち切りとなる。この「ムンク事件」で有名になり、ドイツを拠点に活動。その後故郷で開かれた大規模個展にイプセン(67歳)が訪れ、ムンク(32歳)に「敵が多いほど、多くの友に恵まれる」と言ったとされる。その後、イタリア、フランス、ドイツ、ノルウェーで活動した。
ヘンリック・イプセン Henrik Ibsen ノルウェー出身の劇作家・詩人。「近代演劇の父」と呼ばれる演劇史上の巨人。シェイクスピア、チェーホフと並び、現在でも世界中で盛んに上演される。19世紀当時一般的だった勧善懲悪の物語や歴史上の偉人が登場する大作から離れ、個人の生活や現実の社会の課題などを題材に戯曲を執筆。
エドヴァルド・ムンク Edvard MUNCH 《イプセン『幽霊』からの一場面》 1906年 テンペラ、画布 愛知県美術館蔵 1905年、ベルリン・ドイツ劇場の芸術監督となった演出家兼プロデューサーのマックス・ラインハルトは、隣接する建物を座席数300余りの小劇場(Kammerspiele Theater)に改装。1906年秋のオープニングプログラムに、同年に亡くなったイプセンの「幽霊」を選び、その舞台美術のムードスケッチをムンクに依頼。そのうちの一つが上記の作品であり、2017年より愛知県美術館蔵。
イプセン「幽霊」
1881年発表。「人形の家」同様、センセーショナルな反応と非難を巻き起こす。愛のない結婚だが放埒な夫のもとに留まったアルヴィング夫人。夫の死後、夫の偽りの名誉を讃える記念式典を前に、息子オスヴァルがパリから帰ってくる。しかし、息子と自分、そして女中レギーネ、その父エングストラン、牧師マンデルスとの間で、因習や慣習、愛や結婚、義務と自由などに対する伝統的な価値観が幽霊のように浮かび上がる。
第七劇場 Dainanagekijo 1999年、演出家・鳴海康平が早稲田大学在学中に設立。国境を越えられるクリエイションをポリシーに作品を製作。ストーリーや言葉だけに頼らず、舞台美術と俳優の身体とともに「風景」によるドラマを築く独特の舞台空間が海外で高く評価される。国内外のフェスティバルなどに招待され、これまで国内24都市、海外4ヶ国(韓国、ドイツ、フランス、台湾)9都市で公演。2006年より東京都豊島区 atelier SENTIOを拠点とする。2013年、代表・鳴海がポーラ美術振興財団在外研修員として1年間のフランス滞在から帰国後、日仏協働作品『三人姉妹』を新国立劇場にて上演。2014年より三重県津市美里町に拠点を移設し、Théâtre de Bellevilleのレジデントカンパニーとなる。 代表・鳴海はAAF戯曲賞審査員(第15回〜)。第16回大賞受賞作「それからの街」(額田大志作・愛知県芸術劇場小ホール・2017)上演の演出を務める。
【website http://dainanagekijo.org】 Photo: ワーニャ伯父さん(三重県文化会館・2019)
杉浦 充 SUGIURA Mitsuru 1978年愛知県生まれ。金沢美術工芸大学彫刻専攻卒業後、ドイツ国立デュッセルドルフ美術アカデミー舞台美術専攻卒業。2011年より8年間、舞台美術家ヨハネス・シュッツに師事する。欧州を中心にザルツブルク音楽祭、パリ・オデオン座、ウィーン・ブルク劇場、ベルリーナアンサンブル、フランクフルト歌劇場などで、演出家カリン・バイヤー、リュック・ボンディ、ヨハン・シモンズ、ローランド・シンメルプフェニヒなど数々のプロダクションに、舞台美術助手あるいは共同舞台美術家として参加。現在ベルリンと愛知を拠点に活動。
⬇ ⬇ ⬇ ムンク|幽霊|イプセン 主催:合同会社第七劇場、愛知県芸術劇場、愛知県美術館 協力:長久手市、猫町倶楽部、三重県文化会館 日本語字幕協力:NPO法人 名古屋難聴者・中途失聴者支援協会 製作:第七劇場 助成:芸術文化振興基金 お問い合わせ:第七劇場 [email protected] 070-1613-7711(平日10〜18時)
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【アンケート企画】 「ふりかえる私の2022年」
WLでは恒例のこの1年に見た舞台作品の中で印象に残った3本を観客のみなさんから募るアンケートを実施しました。 WLスタート以来毎年行っているこの企画、8回目の今回は10名の方にご参加いただきました。 ご参加いただいたみなさん本当にありがとうございました。 2022年は継続する厳しい環境の中で舞台芸術が少しずつ新たな動きを始めた年だったように思います。 ここではそんな1年を振り返り、2023年もまたみなさんといっしょに舞台を見守っていきたいと思います。
矢作勝義( 劇場プロデューサー ) 2022年の観劇本数:150本 鵺的『バロック』(ザ・スズナリ) アマヤドリ『抹消』(アトリエ空洞) 劇団印象『カレルチャペック』(東京芸術劇場 シアターウエスト) 鵺的「バロック」はリアリティとは対局にありながら、本当にありそうな世界を描き、観客をワクワク・ドキドキさせ、その世界の中で人間本来の生き様が描かれた秀逸な作品。アマヤドリ「抹消」は、近年表面化してきた舞台芸術界におけるハラスメント問題とキャンセル・カルチャーについて呼応したような作品。しかし、現実がこの年末にかけて、拍車をかけて混沌としてきた。劇団印象「カレル・チャペック」は、カレルチャペックという人物と、彼が生きていた時代と場所を取り上げながら、現代日本の問題点を見事にあぶり出すことに成功していうた作品である。2022年は、コロナ禍3年目で2020年から続いたコロナ禍の影響によるしわ寄せが色濃く出た年だと言える。そのため、思い切った作品作りができなかっただけでなく、客席における観客の緊張感が高く、本来の舞台芸術を楽しむ環境になりきれず、作品もそうしたことに影響されてか、思い切ったチャレンジが少なかった年だった。
片山幹生(教員) 2022年の観劇本数:87本 のあんじー『夜を旅した女』(釜ヶ崎野外) ノイマルクト劇場 & 市原佐都子/ Q『Madama Butterfly』(ロームシアター京都) 日本劇団協議会『遙かな街へ』(シアターΧ) 20代前半女性二人の演劇ユニット、のあんじーによる野外移動劇『夜を旅した女』は、今年私がこれまでに見た演劇公演のなかでもっとも強烈な演劇体験だった。大阪府西成区あいりん地区、昭和の時代に取り残されたようなレトロな下町をのあんじーが切り裂いていく。数十名の観客を引き連れて、異装の二人組の女子が、規格外の発想で、釜ヶ崎の風景を情念の物語の舞台に塗り替えていった。『Madama Butterfly』は京都まで足を運んで見る甲斐があった作品だった。西欧人・社会と関わりがある日本人にとって自明のことであり、誰もが気づいていながら、気づかないふりを続けている人種差別と根深くねじれた劣等感が突きつけられた。『遙かな町へ』はスイス人演出家による谷口ジローの名作『遥かな町へ』の舞台化。谷口マンガの繊細なリアリズムを、洗練された象徴主義の空間に展開させ、再現させた素晴らしい舞台だった。
kiki(地方公務員) ドキドキさせてよ- 別館‐ 2022年の観劇本数:105本 Bunkamura『パンドラの鐘』(シアターコクーン) Mrs.fictions『花柄八景』(こまばアゴラ劇場) オペラシアターこんにゃく座『ルドルフとイッパイアッテナ』(あうるすぽっと) もしかしたら自分は、運命の一本に出会うためにいろんな舞台を観てるのかな、とこの頃思う。ここに挙げた3作は、どれもその一本と言ってもおかしくないくらい魅力的な作品だった。 『パンドラの鐘』:蜷川氏の演出を彷彿とさせるラストの演出、杉原さんらしい和のテイストの取り入れ方、何より戯曲の持つ骨太なメッセージが印象的な舞台だった。初演の一部を当時テレビで観て月日を超えて今回の観劇、それだけで感無量だ。 『花柄八景』:魅力的なキャストを揃え、複数団体の競演する企画公演だった初演とはまた異なる面白さや切なさを十二分に見せた。季節や時間の細やかな変化を感じさせる美術・照明・音響なども含め、珠玉の一本となった。 『ルドルフとイッパイアッテナ』:原作の魅力を生かして、寄り添うふたつの魂の交流を絵本のようなピュアなタッチで見せた。団体の新しいレパートリーとしてこれから何年も上演されていく作品だろう。
齋藤理一郎(さくりさく企画) 2022年の観劇本数:221本 中野成樹+フランケンズ『EP1(ゆめみたい)』(Sunlight Studio Shibuya他) 動物自殺倶楽部『凪の果て』(SPACE雑遊) 劇団普通『秘密』(王子小劇場) 毎年3本を選ぶ難しさに苦悶するのだが、今年はこれまでにない表現のインパクトや緻密さを感じたものを選んだ。 2022年、まだまだコロナが収束したといえる状態ではなかったけれど、そんな中でもコトリ会議、ムニ、ぱぷりか、エンニュイ、いいへんじ、中野坂上デーモンズ、小松台東、Hauptbahnhof、東京にこにこちゃん、吉祥寺Gorilla、MCRなどなど、観る側の印象に強く刻まれる舞台が目白押しだった。また、幸せ学級崩壊のリーディング短編集、倉田翠『今ここから、あなたのことが見える / 見えない』、毛皮族『セクシードライバー』、青年団リンクキュイ『あなたたちを凍結させるための呪詛』等、空間に編まれる新たな語り口に目を瞠る作品も数多くあった。 まだまだ逆境の中だけれど、様々に感じられた舞台の新たな歩みが心強く思える1年でもあったように思う。
薙野信喜(無職) のんちゃんのつれづれ 2022年の観劇本数:100本 東宝『千と千尋の神隠し』(博多座) 松竹『唐茄子屋』(平成中村座) 市原佐都子/Q『妖精の問題 デラックス』(久留米シティプラザ) 2022年もコロナ禍は続き、観劇本数は減ったが、ずば抜けた3本を観られた。 ���記以外では、マギー・マラン「May B」(北九州芸術劇場)、神田伯山「寛永宮本武蔵伝 完全通し公演(福岡市科学館)、ヨーロッパ企画「九十九龍城」(西鉄ホール)などの舞台も印象深かった。
中西理( 演劇舞踊批評・ブログ「中西理の下北沢通信」主宰 ) 中西理の下北沢通信 2022年の観劇本数:200本 ムニ『ことばにない 前半』(こまばアゴラ劇場) 青年団リンク キュイ『あなたたちを凍結させるための呪詛』(アトリエ春風舎) 悪い芝居『愛しのボカン』(本多劇場) 生きていくことの辛さをモチーフにした演劇が若手演劇作家の作品で増えてきているように感じた。綾門優季作の青年団リンク キュイ「あなたたちを凍結させるための呪詛」のようにコロナ禍の世界を直接描く場合もあるが、同性愛者に対する社会的な抑圧を描いたムニ「ことばにない 前編」(宮崎玲奈作演出)、精神疾患をかかえた人たちを描いたいいへんじ「薬をもらいにいく薬」「器」、お布団「夜を治める者」、不況のもと貧困に苦しむ若者を描いた小田尚稔の演劇「よく生きろ!」など作品の多くはコロナそのものを描くのではなく、描かれた世界での生き辛い状況を描き出すことでコロナ禍の閉塞された状況をそこに仮託しようとしているようにも感じた。
北村紗衣(研究者) Commentarius Saevus 2022年の観劇本数:114本 モダンスイマーズ『だからビリーは東京で』(東京芸術劇場 シアターイースト) まつもと市民芸術館 『KING LEAR -キング・リア-』(まつもと市民芸術館) unrato『薔薇と海賊』(東京芸術劇場 シアターウエスト) 3本には入れませんでしたが、モリエール生誕400年でいろいろなモリエール上演が見られたのは良かったです。
ウルコフ(自営) 2022年の観劇本数:170本 KAAT神奈川芸術劇場 『ライカムで待っとく』( KAAT神奈川芸術劇場 中スタジオ) モダンスイマーズ『だからビリーは東京で』(東京芸術劇場 シアターイースト) スリーピルバーグス『旅と渓谷』(屋上庭園ふくにわ) 国内で制作される新作戯曲を例年以上に見た2022。その中でベストと思える作品をあげました。複雑なことを複雑なままに表現することが大切だと最近つとに感じているのですが、この3本は、やはり、そのような作品でもあると思います。残念なのは、新国立劇場の新作2本に、小手先の硬直した印象を受けたことでした。
でんないいっこう(自由人) 2022年の観劇本数:25本 彩の国さいたま芸術劇場『TRANSVERSE ORIENTATION』(彩の国さいたま芸術劇場) 彩の国さいたま芸術劇場『May B』(埼玉会館) ミクニヤナイハラプロジェクト『はじおわ』( 吉祥寺シアター ) 今年は何故だかダンス作品を多く観た。実際の 言語ではなく、声が聞こえてくる様な、しかし自分にとつて都合の良い物語を聞いていたのかもしれない。①光と影による造形の美しさは素晴らしい。②一人が幾人もの人物になり群像にもなり表情が豊か。③衣装が後ろ姿で大きな声を出す。③’『私は幾つものナラティブのバトルフィールド』岡田利規演出。言葉で動く体。うふふと笑えて来る。
小泉うめ(観客発信メディアWL・舞台感染対策・舞台制作) 2022年の観劇本数:100本 コトリ会議『みはるかす、くもへい線の』( AI・HALL) ももちの世界『あと9秒で』( in→dependent theatre 2nd ) ダンスの後に~ここからはじまる『東山オクラホマミキサー2022』(東山青少年活動センター 創造活動室) コトリ会議は別の作品もあったが、劇団としての強さ、山本正典の作家としての新たな踏み出し、そしてAI・HALLへの思いと言った点で特筆に値するものがこちらにあった。ももちの世界もピンク地底人3号がここ数年取り組んできた手話を交えた劇作がただ新鮮なだけでなく一つの形として成就した作品だった。「東山オクラホマミキサー2022」は20年前の伝説が甦るとともにそのアップデートに再び立ち会えた幸福を感じることができた。何かと創作以外の話題が社会的に取り沙汰されることの多い昨今の舞台芸術界だがこうした持続的で地に足の着いた活動には頭が下がる。
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(左上から時計回りに)サッカー選手のエリパン・ヘズムジャン(所属チーム「江蘇蘇寧足球倶楽部」サイトより)、ウイグル語での言論空間を作ったトゥルスンジャン・メメット(From Misranim)、新疆医科大学元学長のハリムラット・グプル(From uyghurnet)、ウイグル人ポップス歌手のアブラジャン・アユップ(ミュージックビデオより)
<収監者数は89万人以上。共産党の思想改造施設が著名文化人やスポーツ選手までも続々と収監し、ウイグルの民族アイデンティティを破壊しようとしている>
中国の新疆ウイグル自治区では、17年から大々的に行われるようになった思想改造目的の強制収容施設での不当な拘束が今も続く。主体民族である漢人以外の人々が社会的地位も収入も一切関係なく何の罪もないのに収監され、ターゲットの大部分はウイグル人だ。収監者数は少なくとも89万人。おそらく実際の総数はそれよりずっと多い。
そしてウイグル人社会に何らかの影響��持つ著名人たちもおしなべて収監されている。彼らは社会的影響力や発信力、経済力を持ち、ウイグル人が生きていく上での手本となった人物ばかりだ。
著名人や文化人であっても、収容所では朝から晩まで中国語でプロパガンダ歌謡を歌わされるなど、民族としてのアイデンティティを破壊するための「教育」が行われている。施設外に残された人々も、中国共産党と習近平国家主席を礼賛する文化大革命の時代と変わらない政治学習が地域単位で強要されている。
中国によるウイグル文化破壊がどれだけ深刻か。強制収容が確認された、あるいは行方知れずになった著名ウイグル人の顔ぶれが物語っている。
消えた教育界の重鎮たち
昨年8月30日付の地元紙『カシュガル報』に、カシュガル地区政府副長官の名で「二つの顔を持つ危険分子との死活的政治闘争」と題する評論が掲載された。高官でありながら分裂主義者に同情する危険分子として、次の3人を厳重処分したと書かれている。
自治区教育庁の元庁長サッタル・ダウットは昨年、「重大な規律違反」で拘束され、強制収容施設に送られた。サッタルが任期中に編纂したウイグル語教材は、自治区内で教科書として使われていたが、それらが「文学、歴史、道徳分野には、民族分離を煽る内容が含まれており、それを12年間も現場で使ったため大勢の若者が深刻な洗脳を受けた」と糾弾された。
サッタルに連座して教育庁や教育出版社の要職を歴任し、ウイグル自治区社会科学院副院長や新疆教育出版社社長の職にあったアブドゥラザク・サイム(61)、そして自治区政府党委員会元秘書官、教育庁副長官、新疆新聞社社長を務めたアリムジャン・メメットイミン(59)も収容施設に送られた。
80年代に新疆ウイグル自治区で初めて寄宿舎付きの私立学校「カシュガル語学・技術専門学校」を開校した老教育家アブリミット・ダモッラ(81)も、昨年4月にカシュガル市公安当局によって家族や学校関係者と共に拘束された。
アブリミットは学校にウイグル語で英語、中国語、アラビア語、トルコ語を教えるクラスと、看護師・歯科医師を育成するコースを設置。全日制だけでなく夜間制の学生も受け入れ、経済的に恵まれない人も教育を受けられるようにした。付属病院も開設し貧しい者への医療費免除など慈善事業を行って人々の支持を集めたが、00年頃に中国当局が施設を強制的に封鎖していた。
強制収容施設に収監されるまで、アブリミットも長期間に渡って軟禁状態に置かれていた。
アメリカの短波ラジオ放送「ラジオ・フリー・アジア(RFA)」の報道によると、アブリミットは身柄拘束から2カ月後の昨年6月に死亡した。現在も自宅が警察によって封鎖され、彼への批判キャンペーンが大々的に行われていることから、周囲は不審死を疑っている。
サッカー選手や音楽家が
人気のあったウイグル人サッカー選手エリパン・ヘズムジャンの失踪は、漢人の熱烈なファンたちがソーシャルメディア上で告発して発覚した。今年19歳の彼は15歳から中国のサッカーチームでプレーをし、失踪前は中国スーパーリーグの江蘇省チームに所属していた。
今年2月末頃に里帰りしたが、南京で3月に行われた試合に姿がなかったことを心配する書き込みが相次いだ。RFAは4月、彼の地元ドルビリジン県へ電話取材をし、同県警察署職員の証言で2月頃に強制収容所に送られたことが判明した。
所属チームの主戦力として1~2月にかけて、スペインやアラブ首長国連邦で試合に出ていたが、「外国に行ったこと」を理由に、県中心部から約10キロ離れたトゥルグン村の強制収容施設に送られたという。そこにはウイグル人約1000人が収容されている。
ウイグル人の幅広い年齢層に愛されている民謡歌手でドゥッタル奏者のアブドゥレヒム・ヘイット(56)は、昨年4月に公安警察に連行されてから行方不明になった。
アブドゥレヒムは北京の中央民族歌舞団や新疆ウイグル自治区歌舞団で活躍し、数多くのアルバムも発表した。ウイグルの民族文化に誇りを持ち、前を向いて生きていこうと呼びかけるメッセージ性の高い曲が多いこと、特にウイグル人に広く知られる歌謡「お父さんたち」の歌詞が問題視されたという。
若くハンサムなポップス歌手も収監されている。若い女性を中心に熱狂的人気を誇るアブラジャン・アユップ(34)は、「ウイグルのジャスティン・ビーバー」と欧米誌に紹介されたこともある。ウイグル語のみならず英語や中国語でも歌っていたから漢人にも人気だった。今年2月に上海でコンサートを行った2日後、ウルムチで拘束された。昨年マレーシアを訪問したことや、民族や故郷への愛を歌っていたことなどが原因とささやかれている。
日本と縁のある著名人も
ウイグル文学者で新疆師範大学教授でもあるアブドゥカディリ・ジャラリディン(54)は今年1月にウルムチ市国家安全局に拘束された。アブドゥカディリはカシュガル師範学院を卒業後、ウイグル文学者の道を歩んだ。彼は00年代初頭、石川県に数カ月滞在したことがあり、その体験を記した本の一部がウイグル語教科書に引用された。ウルムチ市の中で最大級と言われている収容施設に収監されているとされる。
アブドゥカディリ・ジャラリディンは新疆師範大学教授で、人気作家でもあった。文体が美しいと朗読CDも発売された
自治区最大の教育機関である新疆大学学長を10年から務めていたタシポラット・ティップ教授(60)は昨年3月に解任され、それ以降は当局に拘束されていると、今年2月にRFAの取材に答えた大学関係者が明かした。新疆大学を卒業後、東京理科大学で理学博士号を取得。研究プロジェクトの成果から中国教育省に賞を与えられたことも多数あり、新疆では著名な学者だった。
拘束理由は同化ではない
新疆医科大学の元学長で昨年からは自治区食品医薬品監督庁長だったハリムラット・グプル教授(58)も、今年になってから消息不明だ。中国伝統医療を学ぶ上海中医薬大学を卒業し、ロシアのサンクトペテルブルク医科大学で博士号を取得。中国全国最優秀研究者の1人に選ばれるなど、中国全土でも名を知られる有名教授だった。
医科大学で彼はウイグル伝統医学の継承にも力を注ぎ、民族医学教育ではウイグル語による授業をずっと続けてきた。ハリムラットは収容施設で死亡したとの説もある。
強制収容が始まった昨年初めには、中国語ができないウイグル人に中国語を習得させるため収監しているのではないかとの説があった。しかし、ハリムラットのような子どもの頃から中国語教育を受けて育った人々も多く収監されるようになると、その真の目的を懸念する声が世界中から上がった。
彼らは当局が目の敵とする「過激なイスラム思想」とも反政府運動とも無縁で、当局とはなんとか折り合いをつけ、それぞれの分野で生きてきた中国共産党員ばかりだ。収容施設には健康な身体を持つ男性が主に収容され、いま外にいるのは女性と老人、子どもだけと言っても過言ではない。
人々の生きていく希望を根底から剥奪しているに等しく、このような政策が5年も続けば、ウイグル人社会は経済的にも文化的にも破綻する。
表現の場の剥奪と取材妨害
ネットのウイグル語サイトも一昨年から昨年にかけて続々と閉鎖され、運営者がことごとく拘束された。広告で運営されていたミスラニン・ドットコム(misranim.com)の創設者アバベキリ・ムフタルや、同サイト管理人トゥルスンジャン・メメットも行方不明になっている。トゥルスンジャンの父親はRFAの取材に応えて、「自宅から6人の公安に連れ去られ、どこに居るかさえ分からない」と証言した。
「バクダシ(bagdax.cn)」創設者アクバル・エゼッド、「ボズキル(bozqir.net)」の創設者で自治区教育庁職員のアデル・リシット、テレビ番組の脚本家として知られるオマルジャン・ヘセン、新疆人民ラジオ局記者で新疆教育出版社の教科書編集者でもあったジャーナリストのヤルクン・ルーズ(52)も行方不明になっている。
ウイグル語書籍は粛清のため書店や一般家庭から没収された。新疆ウイグル自治区文学芸術連合の元会長で、詩人のイミン・アフメディは昨年6月、RFAの取材に対し「過去に出版されたウイグル人作家の著作が再検査されている」と語った。ウイグル人に愛読され、現代ウイグル文学を代表する小説であるアブドゥレヒム・オトキュル『目覚めた大地』や『足跡』、ゾルドゥン・サビリ『母なる故郷』なども規制の対象だ。
16年4月にウルムチにある複数の書店に電話取材したRFAの調査で、セイプディン・エズィズィのウイグル語著作『セイプディン・エズィズィ回想録』『天山雄鷹~アブドゥケリム・アバゾフの生涯』などが、行政からの通達で販売不可となり、市場から回収されていることが判明し���人々を驚愕させた。初代新疆ウイグル自治区主席であったセイプディンは、共産党寄りの思想を持つ者と認識されていたからだ。
セイプティンの著作を出版してきた北京の民族出版社の担当者は、RFAの電話取材で「彼の著作に限らず、民族出版社がウイグル語で出版した全ての著作が回収され、再検査を受けている。新疆政府の要請でそうなっている」と語った。
「ジェノサイド」を隠す共産党
数年前まで相次いだウイグル人ムスリムの「テロ」行為にせよ、チベット人僧侶の焼身自殺にせよ、追い詰められた「少数民族」の自死を伴う抗議行動は、情報統制のためにすっかり伝わってこなくなった。さらにこれまで現地の生きた情報を伝えてきたRFAにも異変が起こっている。
この1年ほどの間、新疆の収容施設の関連情報は現地のソーシャルメディア微信(WeChat)からフェイスブックに転載され、RFAが確認取材を数カ月間行って世に出るケースが多かった。RFA記者はアメリカから電話していることを隠して取材していたが、最近は中国の電信プログラムが記者の声紋を判別。自動的に電話を切断するようになった。このためこれまでのように取材ができず、記事にできる情報が減っているのだ。
文化大革命から既に半世紀を経ていながら、共産党は当時と同じ過ちを繰り返している。もはやジェノサイドと言っても過言ではない。
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2022年に見た芝居(下半期)
7月(3) ・日本生命presents『Looser2022〜失い続けてしまうアルバム』 チームNACSの芝居。日本生命が顧客だけのためにネットで配信したもの。 ・坂本企画『さよならの食卓』(@Independent Theater 1st) 『リハーサル』で共演した中野聡さんが出演する芝居。 ・『三人姉妹』(@ピッコロシアター中ホール) 我が恩師・辰さんこと島守辰明さん演出のチェーホフの芝居。2回見て、これで論文を書きました。
8月(なし) ああ、8月はなかったんだ。ちょっと意外です。
9月(4) ・カミーユ・パンザ/エルザッツ『思い出せない夢のいくつか』 ・『日本文学盛衰記』 ・山海塾『降りくるもののなかで――とばり』 ・『新・豊岡かよ!』 豊岡演劇祭に行って芝居を4本見ました。他に大道芸もいくつか見ています。
10月(5) ・『裸足で散歩』(@兵庫県立芸術文化センター中ホール) ニール・サイモンのコメディ。 ・『から騒ぎ』(@ピッコロシアター大ホール) ピッコロ劇団が上演したシェークスピアのコメディ。 ・『ドライブイン・カリフォルニア』 大人計画の芝居をWowowオンデマンドで。 ・『くたばれヒッポリトゥス』(@一心寺倶楽) 田中孝弥さんが演出する清流劇場の古代ギリシャ劇。 ・『食べない女と食べさせたくない男』(@西宮フレンテホール) 角ひろみ、大西千夏のユニット「本日ロードショー」の公演。
11月(1) ・『岸田國士一幕劇集』(大阪・千里中央・A&Hホール) 白樫由紀子さん出演の大阪放送劇団の芝居。 ・『欲望という名の電車』(@ピッコロシアター大ホール) 文学座が上演したテネシー・ウィリアムズの芝居。
12月(1) ・吉田兄弟presents『美味礼讃』(@神戸・イカロスの森) 吉田業さん作、吉田奈津子さん出演の芝居。実際に舞台で何かを食べながらガールズトークが続くだけ。でもそれがいい。
映像で見たものをカウントしてはいけないのかもしれませんが、全部で25本ですか。 そんなものかなという気もしますし、ちょっと少ないかなという気もします。
印象に残っているのはやはり『三人姉妹』ですかね。演劇学校の中間発表会で私自身出演したことのある芝居ですから。
芝居ではありませんが、4月にFM. Cocolo主催のコンサート「風のハミング」(@大阪・靱公園)に、9月に山下達郎のコンサート(@大阪フェスティバルホール)に行きました。 また、10月には大阪・繁昌亭に桂始女太さんの独演会を聴きに行きました。
さて、来年はどんな芝居と出会えるかーー楽しみです。
あ、来年3月19日(日曜)から26日(日曜)は私の新作『オンリー・ユー』を大阪・新町のRegalo Gallery & Theatreで上演しますので、よろしくお願いいたします。
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「マンガは素敵なものだと、母に認めてもらいたかった」一条ゆかりが語る自身のルーツ
2018年10月22日 21:49 842
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一条ゆかりのトークショー「一条ゆかりのトークナイト!」第1夜が、去る10月20日に東京・弥生美術館にて行われた。
一条ゆかり
一条ゆかり
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「集英社デビュー50周年記念 一条ゆかり展 ~ドラマチック!ゴージャス!ハードボイルド!~」チラシ
「集英社デビュー50周年記念 一条ゆかり展 ~ドラマチック!ゴージャス!ハードボイルド!~」チラシ[拡大]
弥生美術館では現在、一条の原画展「集英社デビュー50周年記念 一条ゆかり展 ~ドラマチック!ゴージャス!ハードボイルド!~」を開催中。トークショーはこれと連動して、全3回にわたって実施されるもので、第1夜では「デザイナー」「砂の城」を中心に、一条がデビューから人気作家になるまでのエピソードが語られた。
会場には応募総数252名の中から選ばれた、約60名のファンが集結。大きな拍手で迎えられた一条は、「今日は営業スタイルで、私がよく描く女子がしていそうな格好で来ました」と挨拶し、ゴージャスなドレス姿を披露した。
展示スペースより、雑誌デビュー当時の作品を紹介するエリア。
展示スペースより、雑誌デビュー当時の作品を紹介するエリア。[拡大]
トークは一条がりぼん(集英社)でデビューを飾ったきっかけとなる話からスタート。「最初、別マでデビューするつもりだったんです」と語り出した彼女は、「私『リボンの騎士』が好きだったので、どちらかというとなかよし(講談社)派で。りぼんは普段手に取らない雑誌だったんです。でも投稿作を郵便局に持って行く途中、立ち寄った貸本屋でりぼんに大好きな水野英子さんの名前があるのが目に入った。水野さん目当てでりぼんをめくっていたら、マンガ賞の募集ページに賞金20万円って書いてあるのを見つけて。別マの賞金は10万円だったんです。それで、お金に目がくらんで(笑)」と心変わりしたことを明かす。
また一条は「超貧乏だったんです」と子供時代を振り返り、「そのうえ親がマンガを嫌っていて、成績が悪かったり手伝いをしなかったりすると、なんでもマンガのせいにするんです。自由にマンガを描きたくて、学生時代は早く家を出たいとばかり考えていた」と回想。特に母親については「見かけはいいけど、感じの悪い人だった」と紹介し、「こういう人にはならないよ���にしようといつも思っていた」と吐露する。
イベントの様子。
イベントの様子。[拡大]
この日のため、自分が描きたいものを見つめ直してきたという一条は、それが年の差恋愛、同性愛といった要素に代表される“障害があるもの”だと表現。一条は「人が『してはいけない』ということを、どうしたらやれるか。もっと簡単に言うと、母が嫌うものを描いて『ざまあみろ』と言いたかった」と続けるが、話しながらその気持ちの奥に「私が命よりも愛しているマンガを馬鹿にした女(母)が許せない」「マンガがとても素敵なものだと認めてもらいたかった」という思いがあったことを明かす。「『マンガに謝れ!』という気持ちだったんでしょうね。これは今、話していて初めて気付きました」と感慨深げに話した。
展示スペースより、「デザイナー」のコーナー。
展示スペースより、「デザイナー」のコーナー。[拡大]
「デザイナー」について語るパートからは、来場者の質問に答える形式でトークを展開。当初ストーリーはどこまで考えていたのかという質問には「第1話だけです。私の場合はだいたいそうで、物語を決めておいても主人公の性格がそれに当てはまらなくなってきたりする。だから幸せになるか、ならないかの2択くらい」と、キャラクターにモデルはいるのかという質問には「いないと思ったけど、鳳麗香は母かもしれません。『私がなりたいのは常にトップよ。それ以外なら最低も同じだわ』という亜美のセリフも、母によく言われていた言葉でした」と回答した。
展示スペースより、「有閑倶楽部」のコーナー。
展示スペースより、「有閑倶楽部」のコーナー。[拡大]
「シリアスとラブコメでは、どちらが描きやすい?」という質問からは、脱線して「有閑倶楽部」の話に。一条は「シリアスのほうが描きやすいです。ストーリーに没頭できるから。反対にギャグはテクニックが必要で、だから『有閑倶楽部』は苦労しました」と述べ、 「“こういうマンガを描く人”とくくられるのが嫌で、当時は『こんなこともできるのよ』と隠し芸のようなつもりで(『有閑倶楽部』を)描いたんです。そうしたら一番長く描くことになって、とうとうそっちが主流みたいになってしまって……。最近なんて『恋愛ものも描くんですよ?』なんて人に言ってる(笑)」と話して会場を笑わせた。
展示スペースより、「砂の城」のコーナー。
展示スペースより、「砂の城」のコーナー。[拡大]
普段、自分の作品を読み返すことは少ないという一条だが、「砂の城」は10年前の転居時にたまたま読み返したという。「『大人っぽい!』と我ながらびっくりして、このときは非常に頭でっかちだったんだなと思いました。ずっと危機迫る感じで、余裕がまったくない。ただ、その余裕のなさが作品とシンクロしていい感じなんだけれども」とコメントし、「今だったらこんなふうに描かない。一息入れるシーンをきっと入れると思う。『砂の城』はあの当時描くのによかった作品なんだろうな」と思い返す。またミッシェルとエレーヌがお気に入りのキャラで、だから2人を結婚させたのだとも語った。
展示スペースより、「一条先生のお仕事机」のコーナー。
展示スペースより、「一条先生のお仕事机」のコーナー。[拡大]
参加者からの質問で一番多かったのは「今ハマっていることは?」という内容。一条は「ピアノと語学と園芸」と答え、特に家庭菜園には凝っているのだそうで、「うちのトマトは甘くて美味しいんですけど、それは雑な証拠なんです。トマトって水分ギリギリで雑に扱えば扱うほど、『枯れてなるものか!』と糖度を溜め込んで美味しくなるので(笑)」と説明。ただ先日の台風で自慢の家庭菜園がなぎ倒されてしまったそうで、「恐ろしいことになっていて、見なかったことにしました。連載をお休みしているので、ストレスフリーな生活を送っているんですけど、一番のストレスは台風です」と話す。
一条ゆかり
一条ゆかり[拡大]
酒好きとして知られる一条だが、緑内障の影響もあり、現在は断酒していると明かす。「もう一生ぶん飲んだから、いいかなと思って。家にあると飲みたくなっちゃうから、持っていたロマネ・コンティ2本、高いワインなどを誕生日パーティーで全部空けてしまった」と豪快なエピソードを披露し、「今の仕事は健康になること」とコメント。最後には「久しぶりに表舞台に出て、こんな生活をしてたんだなと他人事のようにびっくりしました」とチャーミングな笑顔を見せ、約90分のトークショーを締めくくった。
なお「一条ゆかりのトークナイト!」第2夜は、11月17日に開催。「有閑倶楽部」「正しい恋愛のススメ」を中心に、大ヒット作の誕生秘話に迫る。参加は事前予約制。弥生美術館では10月31日まで、メールと往復はがきで応募を受け付けている。
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