#簓盧
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#4pは本 新刊(?)『どついたれ楽団の喫食��誌vol.0』あとがき
意外と構成に手間取ったのでQR載せてあとがきに誘導、ということにします。
純喫茶でぼけーっとする時間がとっても好きで、どうせなら自分もログ的に感想を不定期に書こうと思ったとこで簓、盧笙、十四ちゃんの好きな食べもんが純喫茶においてそうなものじゃんという理由で彼等に手伝ってもらおうと思い至りました。まあそれだったら飲んだくれなんでアイラウイスキー頼んだときに獄さんに身代わり頼むとか、ラーメン食ったら零パパに頼むとかもできるし、最悪限界メシを作ってだいちゃんに……多分やらない……限界メシは食べてて辛くなるから……
他には同じ手口で銭湯ネタも描きたいけど、性別の問題がありまして。合歓ちゃんで描こうとしたらプロットの時点でやさぐれた展開になったのでお蔵入りしました。仄仄さんは銭湯行かなさそうじゃん。ましてや警視総監や総理やぞ?銭湯やるときはナナシスで描きます。公式でも大浴場ネタあるし。
今回は大阪はなんばの有名店『純喫茶アメリカン』をモチーフにいたしました。
実に大衆的でありつつも、レトロモダンで美しい空間でございます。なんばに���越しの際は定休日でなければ是非足をお運び���なられてはいかがでしょうか。カプセルトイにもなったおみやのホットケーキをいつか買いたいと思います。
なんばの名店を取り上げたのだから、やはりいつかは梅田の生きる建築として名高く実際に美しい『マヅラ/キングオブキングス』や純喫茶の楽しさに出会った阿倍野の『喫茶スワン』、私が大阪住みなのでどうしても大阪に偏りがちなのですが十四ちゃんのお顔を立てるべく名古屋のお店、足を伸ばして高瀬川の辺りの『ソワレ』や神戸の純喫茶でもご紹介するチャンスを窺っております。今回はオーソドックスに平皿に持ったパスタを食べてもらってるけど、多分十四ちゃんの頭の中のナポリタンは鉄板焼きになって薄焼きたまごが下に引いてあるか目玉焼きが上に載ってるかしてるはずだから、それを元祖どの二人に食べてもらう話とか。
話は長くなりましたが、同人誌なんて何年ぶりですかね……なもんなので手間取りましたが、描きたいものを描けるって幸せですね。これからもよろしくお願いいたします。
2023.11.23 N.r.K.拝
#4pは本
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KわにSさんと☀️さんについて。
こっそり公開。2023年2月3日に書いたものです。もう、この章は閉じられたのかなって思って: KわにSさんと☀️さんについて。私が紡ぐお二人の物語です。 ちょうどいい機会だと思って…でも色々関連するところも話しちゃってます。 長い文章OKな方はどうぞ。DRB関連にも言及してるので避けたい方は避けてください!> < ------------- 岩崎さんにお兄ちゃんがいればいいな〜…と思ったことが何回かあります。 ずっと自分が「兄」という役割を背負ってきたのでね。交友関係においても、正野さん、高橋さん、狩野さん、光部さんなどなど、親友・盟友と呼べるような方たちは、全員岩崎さんよりやや年下(1〜3歳差くらいかしら?)の男の子が多く…これは偶然ではないとも思います。 だから、誰か頼れる人がいればなと。年齢は近いけどやや年上で、「こういう時は頼っていいよ」「一人で抱え込む必要はないよ 」と言ってくれる、一緒に戦ってくれる人。そういう関係性も長期的に持っていたほうが、岩崎さんにもいいのかなと思ってました。それで幾分か楽になれるのでは、と… まぁ…岩崎さんと河西さんが出会ったのは、私の気持ちがここまで辿り着けたよりだいぶ前の出来事でしたけど!2019年9月7日、8日、ヒプマイ4th Liveあたりでしょうか、このお二方の物語の始まりは。 最初は、特に進展はなかったですね。優しく真面目な先輩、礼儀正しい後輩。キャラクターである時は親しく、演者である時は「先ほどは失礼いたしました!」とすぐに切り替える岩崎さん。明かに岩崎さんのほうが一歩引いていた、という印象でした。いい意味での、馴れ初め?これはこれで可愛らしかったです。 でも、確かあの時から、言われていたことがあって、これが私をこのお二方に惹きつける大きなきっかけとなりました: 「実は、お仕事を始めてすぐは、熱血系のキャラクターをやりたいなと思っていたんです。熱血系キャラを担当することが多い声優の関智一さんの演技は、子どもの頃の僕にすごく影響を与え、それは大人になっても変わらないままでした。ただ、声優として勉強をしていく中で、僕の声質はそっちにはあまり向かないなということがだんだんわかってきました。」(抜粋、https://www.news-postseven.com/archives/20220627_1768006.html?DETAIL) 河西さんの言葉です。その後、関さんと近い方向性で行くよりは、石田彰さんなどを参考に、自分の「やりたいこと」と「できること」、「求められること」を再考し、新たな方向性を模索されたようです。具体的にこの記事かどうかはちょっと記憶が曖昧ですが…確か、オオサカ・ディビジョンが結成されてまだ間もない頃に、ヘロQファン(関さんファン)の方がこの情報を教えてくださって…「あの関さんに憧れていると仰っていた河西さんが、まさか岩崎さんと…なんという運命の巡り合わせでしょうか」...というような感想もありました。 ここから始まったんですよね。岩崎諒太と河西健吾の関係性が、徐々に白膠木簓と躑躅森盧笙の物語と重なっていった。河西さんが、自分がかつて「やりたくてやれなかった」道にいる子と巡り会えて、こうやって隣に立つようになって。盧笙も、自分がかつて「やりたくてやれなかった」道を突き進む簓を尊敬していると、後に言ってくれました。 だから、このお二方が今後どうなるのか、目が離せなかった。でも、とても焦ったく感じたんですよね。主に岩崎さんが…(笑)。本当に、最初は、なんだか私の目には借りてきた猫のように見えて…ww 特に、atomic7やヘロQにおける岩崎さんを知っていると、ヒプマイは彼にとって「まだ」ホームではなかったのが伝わってきました。とてもいい子、いい子だけど、まだ見せてくれてないところがたくさんあるでしょ?という…知れば知るほど魅力的な方なのに、自分でストッパーをかけてしまっているから、いつ、break the wallできるのかな〜と、静観した2020年だった。その後は色々、ヒプマイも、岩崎さんも変化と成長があって(詳しいお話は割愛しますが、個人的にカラハリ占い回のおかげが大きいと思ってます)、今となっては、「簓は僕の分身です」と言えるほどにはヒプマイが彼の第二のホームになりました。第一のホームがヘロQ・アトナナ・アトモンです(大雑把な分け方)。 * * * まずは、「家族」のお話をしましょう。今この話をするのもなんだか皮肉だと感じますが。��追記[1]) 2020年11月のヒプナマで河西さんがゲスト出演された際に、このような対話がありました: 木村「河西さんにとって、オオサカ・ディビジョンとはなんでしょうか」
河西「家族」
木「具体的にどういう家族構成ですか」
河「黒田さんはもちろんお父さん、僕が…お母さんで…」
石谷「岩崎さんは?」
河「息子でございます」
木「チワワじゃないんだww」
これが、表舞台で初めて「河西=母、岩崎=子」という言論が生まれた時ではないでしょうか。裏でお三方がどういう会話をされていたかは分かりませんけど。 あと、「岩崎=チワワ」は木村さんが2019年、どついたれ本舗結成時から言っているネタです。2022年に入ってから言わなくなりましたね。詳しい経緯は割愛しますが、ここで押さえておきたいのは、おそらくこのような言論がヒプマイ界隈における岩崎さんと簓の「子供〜愛玩動物の間の何か」というイメージの定着につながる一つの要因になりました。今でもそのイメージは残ってると思います、岩崎さんに対しても、簓さんに対しても。ただ、お二人に対するそれ以外の意味づけも多様化してきたので、バランスが取れてきました。初期はこのイメージが一人歩きしていたところもあったと思います(ヒプマイの影響力すごいですからね…)、なので岩崎さんや簓を幼児化(子ども扱い)する傾向が随分と強かった印象です(追記[2])。もちろん、岩崎さんや簓を見ている人たちは、彼らはそれだけではないと理解していた方も多かった。 この流れで、2nd DRBバトルライブ(2021年1月30日、31日)のアフタートークでも、この話題があがりましたが、やや変化が起こりました:
黒田「うちの簓(諒太)は憎めないよね。かわいい。見切り発車もするけど。」
岩崎「👀」 黒「盧笙(健吾)がお母さんみたいに、一歩引いてるところから全体を見てる」 河西「黒田さんの話にも出ましたけど、ずっと岩崎くんを息子やと思ってましたけど、今日確信しました。ペットでした」 岩「ええ〜〜!?!?息子やと思ってたのに…」 「岩崎=息子❌ ペット⭕️」になりましたね〜 「放し飼い」発言もこのライブからだったかな?両方河西さん発祥だったと思います。こういう関係性がしばらく続いた印象です。また、2021年2月の河西さん天﨑さんの天河一品ラジオで、バトルライブの裏エピソードを振り返る話題がありました: 河西「オオサカは三人で結構話した。……岩崎くんが緊張していて、リハで何回か自分のパート飛ばしてたから、僕と黒田さんがあこれは緊張してるなぁと思って。黒田さんがたくさんアドバイスと励ましの言葉をかけて、僕も結構話しました」
河「うちは平和ですよ…イケブクロはバチバチで来たじゃない���すか、ライブ前に作戦会議とかしたり。うちはバトルとかではなく、まずはリーダーを支えたかった」
天﨑「これは僕たちイケブクロも傍から見てて感じました、オオサカって河西さんと黒田さんが岩崎さんを見守ってる感じがあって。岩崎さんは空回るけど、二人が優しくそばで励まして、これが岩崎さん���いいところだと言う感じがあります」
河「うちは放し飼いよ。自分でどこまで行けるか」
天「ドSですねwww」
河「リード長めでね」 ドSではなく、あれはトップブリーダーだと思うな。育ててる。ここでも、あの時のオオサカはバトルの準備をするというよりは、チーム内で多くの言葉を交わしていた感じがありました。それがご本人たちにとって重要なことだった。何より、まだリーダーが心を開いてなかった。オオサカのグループLINEもなかった時期ですからね。個人的には「緊張」についてはあんまり心配してなかった。こうなるのは予測できたし、明らかに岩崎さんの慣れの問題でしたから。場数踏めば自然となくなります。私が心配していたのは…どうやら「心が開いてなかった」というところです。なんか、根深いものを感じて。 次に来たのが、あの伝説を残した(※当社比)2021年3月発行のAnimageインタビューですね:
岩崎「盧笙との出会いで、簓は過去の寂しさから解放された感じがあります。だからこそ、盧笙に頼ったり、依存してしまう部分もある。僕、盧笙に母親のような面を感じるんですよ。結局しゃーないなって許してくれるでしょう?自分に足りないところを知らんうちに補ってくれたり、簓をいつも受け入れてくれる。簓にとって盧笙は一緒にいて落ち着ける存在なんだろうなって、演じながら感じてます。」
正直、読めば読むほど、岩崎諒太がそう感じているのか、それとも白膠木簓がそう感じているのか、分からなくなるんですよね。役と役者の境目がぼやけ始めた、最初の時期だったと思います。今や「分身」とか「どっちなんやろ」状態になってしまってますよね…簓というキャラクター自身、かなりのトラウマ(心の重荷)を抱えている人物なので、それを演じる演者にも負担がかかると常々思っています。だって、簓の心に入る時、必ず自分の家族関係や自分の過去と照らし合わせて理解していくプロセスが求められるじゃないですか。家族…一見みんなオープンに語れそうな話題のようですけど、実は結構踏み入る時に気をつけなければいけない領域だと思います。「母」とは何か。「母と子」の関係性とは何か。それを失う時の痛みはどのように感じるのか。それを、彼はずっとずっと考えなければいけないのか、と。
だからとは言いませんが、「母」という言葉は、白膠木簓だけではなく、岩崎諒太にまつわる語りの中でも、高頻度で出てくるテーマの一つですよね。これくらいは言ってもいいかな……そして、彼がここで出した答えが、「許してくれる・補ってくれる・受け入れてくれる」存在だった。
そして、2021年7月、岩崎さんと小林愛香さんが一緒にやられていたラジオ声優noteで、岩崎さんの出演を知った河西さんが、初回から早速メールを書いてくれました:
「ペンネーム:河西健吾さん(本人)
岩崎くんがゲストと聞いて、居ても立ってもいられず、メールを送らせていただきました。きっと岩崎くんなら、なんでもできるので、なんでもやらせてあげてください。どうぞよろしくお願いいたします。」
「書き方が保護者」「オカンやん!」とツッコむ岩崎さんでした。でも、このメールのおかげで、色々心の中の思いを言葉にできたようです:
「最初は僕、人見知りなんで…それと先輩ですから、しかもどついたれ本舗は僕がリーダーやってるんですよ。リーダーが一番、まぁ、ペーペーというか。なんで、河西さんと黒田さんとどう接していけばいいんやろ、みたいにやってたんですけど。でも…河西さんは優しく包み込んでくれるような…最近はどんどんいじり倒されてますけども。逆にね。岩崎の使い方をよく分かってらっしゃる」
ペーペー、言ってたよね〜〜2019年から2020年の頃〜〜最初は、「声優」だと名乗ることにすら躊躇いがあったように感じて、「うわこの業界こわ」って思い知らされましたよ。10年やってきて名乗れもしない人、どれくらいいるんだろう…
でも、河西さん、すごく、岩崎さんに対して手を伸ばしてくれていますよね。いつもそう思う。岩崎さんがこれを言葉にできたのにも、過程がありました。岩崎さんと河西さんの関係性、岩崎さんとヒプマイの関係性、岩崎さんと白膠木簓の関係性、白膠木簓と躑躅森盧笙の関係性、これらが全て同時進行で変化し、お互いに影響を与え、形成し合った。以下、私から見たその軌跡の一端を、記録に残したいと思います。 * * * 岩崎さんとヒプマイの関係性、岩崎さんと河西さんの関係性が大きく変わった(近づいた?)のが、2021年の5月頃からでした。岩崎さんにとっては非常に大変な時期だったと思います。なぜなら、この時系列をご覧いただければ分かります: ヒプマイ 6th Live 2nd DRBのバトルライブ → 2021年1月30日、31日 ヒプマイ 2nd DRB 結果発表会の中間発表 → 2021年5月1日 ヘロQ初の配信ドラマ公演「アッパレ!下町大家族」 → 2021年5月1-3日、5月6-9日 ヒプマイ 2nd DRB Final Battle進出結果発表会 → 2021年5月15日 _人人人人人人_ > 被ってる <  ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄ ヘロQがヒプマイと被りがちなのは(少なくとも私の中では)定番ネタですが、これはひどかったですね。予兆はありました。両方追ってる人には予感できた方も少なくはないと思いますが、まさかの中間発表、オオサカ・ディビジョンだけリーダー欠席!という流れになってしまい、軽く騒動がありましたね。大きな問題にはなっていないですが…もちろん批判もありました。 私も、このリーダー欠席の件に関しては、発表当初から重く受け止めてます。「簓さんらしい…」「しょうがないよね、売れっ子芸人は忙しいから…」というようなコメントをちょくちょく見かけたからです。つまり、この一件は白膠木簓のキャラクター造形に不可逆な影響を与えてしまったのです。岩崎諒太が白膠木簓になったから、この���うな歴史をキャラクターに刻むことに��った。私から見れば、良くも悪くもヘロQがヒプマイに直接影響を与えてしまった瞬間でした。 (※精確に言いますと、今まで影響がなかったわけではないです。ヒプマイは関さんの一番弟子とも呼べる木村さんが牽引し作り上げたコンテンツなので、ヘロQというか、関さんの影響は最初からあったとも言えます…好良瓶太郎さんの似顔絵?を関さんが書いて「いや乙女向けコンテンツでこの絵は…」と止められたりとか…だから木村くんはおじいちゃんにそんなこと頼むなってあの人ふざけるから…おっと話がズレましたね…とにかく、今まで影響は裏ではあったけど、表には出さないようにして来たんです。でも岩崎さんのこの件は本当に仕方がない。ダイレクトインパクト不可避…) そして、そこで岩崎さんの代わりに出席してくださった河西さんが「今日うちのリーダーがいないのは…ヘロQの舞台…関御大のヘロQ…」と明言したため、もういよいよこの二つの世界は交わってしまい、白膠木簓と岩崎諒太は交わってしまい、ああ今後どうなることやら…と私が勝手に心配と期待をしていました。でも河西さんのその隠さないところが好き!らしい!木村さんは爆笑しててコメに「ヘロQってなに?」もあった。 しかし...ただの代理出席だったらまだマシだった。先程、岩崎さんはもうちょっと周りを頼って、もうちょっと自分を見せて、もうちょっと河西さんを頼ってみれば?、という気持ちを申し上げたと思います。私からすると、中間発表は、彼がそれを初めて試みた第一歩のように思えました。欠席のため、冒頭で岩崎さんのコメント映像が流れました。「今回はうちの河西さんが代わりに行きますんで!河西さんなら絶対問題ないです!安心してます!」という旨のメッセージでした(今残ってるアーカイブでは、欠席周りの事情は全てカットされているようですね…?)。場はあまりにもピリつきすぎていて、画面の中の岩崎さんは相変わらずの太陽っぷりで、それに救われたと言った方々も大勢いた。場違いと言った方々も大勢いた。私は、それがつまりはcomedy reliefの本質だと思った。 運命のイタズラとしか言いようがないです。全然問題なくなかったです。むしろ、河西さんだったからこそ、一番傷つけてしまった。真っ直ぐに受け止めてしまったし、その真っ直ぐなところが美しい男だからこそ、受けた傷もそのまま真っ直ぐに皆さんに見せてしまった、というように感じました。発表後すぐに、黒田さんもツイッターで仰ってましたね、「代わりに俺が出演だったら…あんな思いさせずに済んだのに」。舞台公演後にすぐ岩崎さんも「いや、俺が出演していれば…!!」「本来であればリーダーである自分が受け止めるべきところを、他のリーダーとタメ張って真向から受け止めてくれた河西さんには本当に感謝しかありません」と必死に言葉をかけましたね。私もそう思いましたよ。黒田さんは傷づくにはすでに色々経験しすぎていてそこまで深く刺さりはしないと思うし、岩崎さんには笑いという最高の武器であり最高の自己防衛があった。河西さんが一人っきりで、というのが一番危うい人選だった。岩崎さんも、初めて任せてみたのに、初めて頼ってみたのに、結果、自分のその信頼が一番彼を傷つけてしまったかもしれない......おい本当か、本当にこのような経験を「白膠木簓と躑躅森盧笙」の演者に植え付けるのか?正気か?と思ってました。でも誰のせいでもなかった、本当に奇妙な巡り合わせだとしか言えない。だから…だから… 白膠木簓と躑躅森盧笙の物語は、これからどんどん目が離せなくなるぞ!!!と昂ってしまいました。 ドSではないです。もちろん、役者陣のメンタルヘルスも本気で心配してました。そういうサポートが整備されている業界ではないように思うのでね。でもオオサカの方々、とても強くて、お互い何かを生き抜いた経験があるから、うまく回復できたように思います。 何より嬉しかったのが、「なにがあっても笑オオサカ‼️✨✋☺️✋😄✋😎✨」と言い続けられるリーダーの信念の強さと、それを聞いて「岩崎くんや崇矢さんのツイートも見て、つくづく自分はアカンなぁと思い知りました」と言える河西さんのチームメイトへの信頼の強さです。あの時初めて、お互いがお互いに頼って、一つのチームになっていった感覚が観客の私にも伝わりました。挫折と痛みが大きい分、絆がぐんと強くなったように思います。 と…大体のヒプマイファンの方々があの時に見えた、岩崎諒太と河西健吾の物語は、ここ止まりかもしれないですね。でも、全然終わってませんよ! 岩崎諒太さんには、白膠木簓としての板の上とは別に、もう一つのステージがありますよね。ヘロQ。そこに河西健吾さんが客演ゲストとして加わることが、中間発表直後の2021年5月3日に告知されました。 沸いた。それはもう沸いた。正直言ってヒプマイよりも沸いた。いやヒプマイのあれこれがあったからこそ、ここまで沸いたのかも?.......とにかく、「関御大とか白々しいこと言うなよお前も出るやないかい!!!いつからどこまで裏で一緒に計画してた!?!?タイミングが全て考え通されている!!!オファーはどういう形態で???誰を通して??岩崎さん???岩崎さん直談判???お父さんから最近仲良いあの子を誘えって???(落ち着け)」という気持ちでいっぱいでした。 ファミリー……ヘロQに触れるということは、岩崎諒太の「家族」に触れるということなんです。「家」であり「内」である。今回の客演は絶対にお二人の関係性にも大きく影響するのは目に見えてました。だって、今まであの子あまり見せてくれなかったでしょ?じゃあもうこっちから入っていくしかないよ。もちろん河西さんは礼儀正しい素敵な方なので土足で上がり込むとか絶対ないです。むしろお互い慎重すぎていたのでは?まぁこれは後で話します。 岩崎諒太がなぜ家族を、笑いを、商魂を、師匠を、そこまで大切にするのか。ヘロQに触れてみれば、その答えの一側面くらいは見えてきます。 河西さんの出演は5月7日でしたね、すでに物語の後半。第八話。岩崎さん演じるウクレレ歌手の晴多秋次郎がテレビに出演している人気スタ���(設定)の河西さんと、一・回・も舞台上で一緒に立・た・な・い回でした。 あの…運命のイタズラはもうたくさんなんですが…これは岩崎さんご本人も仰ってましたけど、あんまりですよ。客演ゲストの出演パートは、ヘロQお馴染みの即興コーナーでした。司会はいつも置鮎さん。設定としては、置鮎さんの番組にゲストさんがスターとして出演し、晴多家のみんなはお家のテレビでその番組を見る、という形になってます。秋次郎くんはバイトとかなければみんなと一緒に見てたよ😊 でもあの日、歌詞がうまく書けないと言って、自分のお部屋にこもちゃって…テレビにあの大人気な河西さんが出てるのに…自分は売れない歌手で思い悩んじゃったのかな……おっと、誰かさんと誰かさんの反転のようですね。これも運命のイタズラ?ねぇ岩崎さんあの時裏でどんな気持ちだった?ねぇねぇ で…肝心のゲストパートの内容ですが、河西さん本当に真面目で律儀な方ですね🥲 最初から最後までヒプマイと岩崎さんの話題を一切出さなかった。そういう営業はしない主義かな。かっこいい。でもね、周りの大人たちはね、どうも若いお二人の進展しない関係性が心配だったらしいですね…(以下、私のメモ抜粋): 河西「今日はこのような出演の機会をいただけて、ありがとうございました!(もうハケる準備してる)」
置鮎「…….本当にこれでいいんですか?...ヒプマイの話とかしなくていいんですか?(直球)」
河「wwwww」
置「チームメイトは、どなたでしょうか(直球)」
河「えーーと岩崎諒太くん!と黒田崇矢さんです!三人一緒にオオサカ・ディビジョンやらせてもらってます」
置「さっきお話しされた出演作のガンダム…岩崎くんが大好きなんですよ〜」
河「ああそうですね。最初に会った時に言ってくれました。」
置「最近どうですか、仲良くなれましたか?😊」
河「ええ…仲良くやらせてもらってます。彼…最初は、やっぱり僕と距離があって…」
置「wwwwそうですねww(頷き)」
河「向こうが緊張しているというか、まだオープンに来てくれなくて。でも今は仲良しです!」
置「…もっといじったら、彼喜ぶと思いますよ?ww」
河「www分かりましたwww 次会った時いじってきますwww」
置「ぜひぜひ!」 筒抜けなんだね。岩崎さんのそういうところ。ご本人は「人見知り」と言ってるけど…….置鮎さんはもう、岩崎さんの親戚のおじさんなんよ。子供の頃から知ってるに等しいのよ。もちろん関さんがお父さんで長沢さんがお母さんです、この劇団内のバランスは。 あと、河西さんにも筒抜けじゃんw ちょっと恥ずかしいねw 河西さん、ここまで分かってて時間をくれていたのかもね。あえて踏み込むような方ではなさそう。相手が来てくれるのを待つタイプ。でも置鮎さんが教えてくれたのは、「岩崎くんにはそれ、逆効果だから、攻めてみたら?」ということです。なんか勝手に自分がいないところでいじり確定されてるけど。 私は個人的に、このお二人の関係性はこの流れで良かったと思います。むしろ最適解かもしれない。簓と盧笙の間における、初期のあのすれ違い(AsBA以前)......この二人の人物の関係性が強く見えて実はとても脆いところ、それを見事に捉えている。だから河西さんもあえて踏み込まないようにしたのかも。あの時期は、岩崎さんに「僕、割と人見知りです…結構時間かかります…」という一言を引き出すだけでも一年かかった感じがしました(2020-2021年)。...こっちから撫でに行かないと懐かない猫もいるかもですね。 (ちなみに、余談ですが、なぜ私がここまで役者同士の関係性や気持ちを重視するのかというと…昔、関さんが若い頃に、とある作品の役で、監督と喧嘩しながら作品の収録を終えた経験があります。関さんはその監督さんが自分を見くびっていると思い、毎回毎回反発的に「じゃあ受けて立つよ!実力証明してやるよ!」みたいな気持ちで収録に行ってたとか。そして数年後、ネタバラシのように知ったんですよね、そんなこと全然なかったと。間に誰かが、関さんと監督さんの仲をあえて悪くしようと、お互いに違うことを言ってたみたいで…理由は…「関さんの役がそういう拒絶的でツンとした役だったから」「その役をどうしても関さんにやってほしかったから」、あえてそう仕込んだらしい。関さんは「なんだようまく踊らされてたのかよ〜」と文句言ってましたけどww 関さんのそのギクシャクしている心が、とてもその役に合ったお芝居を生み出した。私はお芝居をそういうものだと捉えてます。演じてる本人だって、分からないんです。) ヘロQのお話に戻りますと…河西さんが退場した瞬間に岩崎さんが「新曲書けた!!!」と叫びながら登場します。あゝ、なんという運命なのでしょう。ここも割と重要なので抜粋。関さんは秋次郎くんの伯父役です:
岩崎「この曲のために半年かかったよ…」
関「難産か」
岩「うん….」
関「『鉄血のオルフェンズ』ばっか見てるからだろ」
岩「そう〜〜🥺(受け入れ)」 中の人ネタが激しいなこの舞台。というか関さんまで…え、まさか本当に劇団総動員で縁談の取り持ちみたいなことしてる?なんで今回突然河西さん呼んだよ。ご挨拶したかったのはあると思う。でもこの大先輩方の「あとは若いお二人で…(ぐいぐい二人を押し寄せる)」みたいなやり方には正直びっくりした。 長沢さんの終演後のツイート、「本日のゲスト様は、河西健吾さん(≧ω≦)!!うちには初のご出演(≧▽≦)!岩崎がヒプマイで大変お世話になっていますね❤️!初めてお会いしましたがとぉおっても物腰が柔らかくて、絶対この方良い人でしょ!!ってすぐ思っちゃった❤️!」でマジでお見合いぽくて吹いた。河西さんはいい方ですよ、岩崎くん任せて大丈夫ですよ、ママ安心して🥺 いや〜〜見守られている。お父さんお母さんおじさん劇団全体に見守られている、オオサカ・ディビジョンは。岩崎諒太は。
河西さんの終演後ツイートもやばかったね。「ヘロQの皆さん、あったかくて、優しくて、そしていてお芝居も面白くて楽屋でずっと笑ってました^_^」「普段はあっ��の顔をよく見てるから舞台での顔はまた違って良き良き! でも根っこは変わらず愛されキャラな岩崎くんでした! よし、もっと弄ってこ。」だって。
普段はあっちの顔を「よく」見てるんだって。岩崎くんがヘロQにめちゃくちゃ愛されてるのもバレてるんですって。「よし、もっと弄ってこ」という言葉をここまで有言実行するとは思ってなかったよ(2023年現在) 無論岩崎さんもリプライしましたよ!「よし‼️もっと弄られてこ‼️✨😏👉🤣✨ 出番直前でスタンバイしてるときにあの話になって思わず出てきてもた‼️✨💥👀✨」劇団の先輩方、岩崎さんにも秘密でヒプマイの話題出そうと企んでたのすごいな〜容赦ないな。だからなんかひょっこりしてたのか。河西さんに続いて登場した時も飛び出し気味だったし。今のあなたは秋次郎よ。白膠木簓でも岩崎諒太でもないのよ。キャラ保って保ってw あと、この舞台では毎回最後に岩崎さんが『NIJI~Over the rainbow~』というエンディング曲を生で歌います。河西さん出演回の岩崎さん、とても優しい歌声だったよ。 このヘロQとヒプマイの重なりがあってから、二人の間で色々大きく動き出しましたね。この後、2021年6月9日に、カラハリがありました。ヘロQ振り返り+慰労焼肉回!2nd DRBの中間結果発表で色々あったから、黒田さんが「三人で焼肉食べに行こうよ」と提案したんです。オオサカの焼肉ネタ?はここから始まりました。そしてその後に河西さんと岩崎さんが別々の番組で先に焼肉食べるっていうね。なんかオオサカらしいね。多分今でも三人一緒に食べにいけていない😂 焼肉食べながら、岩崎さん、こう言ったんです: 「今回の舞台って、総じて笑顔・笑いがテーマで……ヒプマイも、うちのオオサカ・ディビジョン どついたれ本舗も、笑いがテーマでしたから…自分のセリフじゃないんですけど、大場さんが演じる達吉(設定が芸人)に『ありがとうは何度でも言っていい』というセリフがあるんですけど、人に感謝を伝えるというのが、何かあったら『すいません』じゃなく、『ありがとうございます』っていうのが、そういうのは伝えていかないとアカンなと思って。あとは自分が達吉のお母さんを演じた回に、『うちの生きる道は笑いなんだよ』というセリフがあって、人を笑わせること、笑顔って大事だなと感じて。笑いと感謝を今回の舞台ですごい自分の中に刷り込まれたのがあって…で、より15日のヒプマイ決勝進出のコメントでも、すごい笑いと感謝が自分の中から出てきたというのがあって…こういうのって、巡り合わせなんかなーと思って。今回の舞台もそうですし、今回の決勝進出のコメントも、同時期にするっていうのが、なんかすごい自分の中でもリンクしてて。そういうのも皆さんにどんどん伝わればいいなと思います!!」 とてもとても、安心したよね。これを聞けて。岩崎諒太の第一のホームである「ヘロQ」の世界と、「ヒプマイ・白膠木簓」の世界がようやくつながった。私はこの時を待ってたんだ。これでヒプマイは彼の第二のホームになれる、と当時確信しました。今ではもうなってる。一生この言葉を聞けないんじゃないかという不安も若干ありましたが、これで岩崎さんという役者にもすごく信頼するようになりました。こういう気づきを得ることができ、言語化できる役者だということです。 役者がこのような気づきを得ることの実質的な効果は、「白膠木簓というキャラクターの方向性の安定」です。少なくとも、岩崎諒太が提供する白膠木簓は安定します。その前までは、簓というキャラクターのコアの部分が、まだ不透明で揺らいでいた印象でした。何をDRBに賭け、なぜテッペンを取りたいと思い、どういう信念を持っているのか。これらは、正直原作より先に役者である岩崎さんが答えを見つけてくれました(ヒプマイはもとからこういう構造かもしれないが)。河西さん客演の件も、もちろん力になっている。 岩崎諒太は師匠と劇団に育てられ、白膠木簓は岩崎諒太に育てられ…岩崎さんが自分の中から白膠木簓の生き様を見出した時期がこの時期です。一旦掴んだ信念はブレない男なので、もうほーーーんとうにッ!!!安心しました。 あ、ちなみに、舞台見てない方だと岩崎さんサラッとすごいこと言ってるように聞こえるかもしれませんが、実際すごいです。兼ね役の「達吉のお母さん」、普通に女装芸人枠です。DRB中間発表欠席してまでやることかな〜〜(おいやめろ)夫が芸人をやっている、子持ちの母という役。大阪のおばちゃん。いや〜色んな意味でひどかったわ。ヘロQ(師匠)の「岩崎はネタ枠」という長年の伝統もキープしつつ、なんか、色々、巡り合わせがひどかった。 あと、15日の結果発表会で岩崎さんが語ったことは…今回は河西さん関連を書きたかったので割愛しますが、機会があれば文章にするかもしれないです。一言でいうなら、そこで岩崎諒太/白膠木簓に惚れ直した。 私が岩崎諒太さんを理解しようとする時に使ってるキーワード、今のところは「母/子供」「家族」「トラウマ・過去」「守る/守られる」「笑い」 です。運命のイタズラというのは、恐ろしいものですね。
* * *
その後、岩崎さんと河西さんの物語は、それはそれは見ていて笑みが溢れるものでした。 2021年7月30日のDivision Totalizar Studyで「岩崎くんとはオーディションで簓の役を取り合ったのもありますけど…やっぱ、簓やなぁと、ライブの岩崎くんを観てからも思いますし、真ん中に立っててくれてすごいこっちとしてはありがたい」という河西さん。岩崎さんを頼りにしていると明言してくれたり… 2022年2月、フォアレーゼン岩手の共演で河西さんが岩崎さんにガチャガチャのおもちゃ🐧あげたり〜「雪につこっめ😏」といじったり… さらに2022年10月1日の8th Liveでは、河西さんがドリナイのセリフっぽいラップの部分が自分の助けになったのは「岩崎君と一緒にやれたのが一番デカくて」と零し、岩崎さんがアタフタする場面とかあったり...明らかにライブごとに増えるアイコンタクトもあったり… お互いにプレゼントを選ぶと、岩崎さん→河西さんは焼肉セット(消耗品、過去の約束を果たすかのようなもの)で、河西さん→岩崎さんが名前入りの扇子(大事に持っておくもの、彼をさらに白膠木簓に近づけるためのもの)だったのも、あなたたちらしいわと思った。 だから���河西さんにあだ名をつけるならという質問に対して、岩崎さんが「かわにーさん」と最初に答えたの、ふふっ☺️となった。お兄さんだね。 ------------- 追記: [1] この文章を書いた当時、日本では同性婚が法的には認められないというような議論が行われていてね...まぁ気にならない読者にはここは無視していただいても結構です。(2023.05.20) [2] 個人的には、当時は今よりもっと流行していたように見える、白膠木簓を「サイコパス」「コントロールフリーク」とする解釈も、こことつながっていると考えています。つまりは、自分の感情をコントロールできない「子供」として見ることです。しかし、特にその解釈を否定する意味はないです。(2023.07.07)
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簓お誕生日おめでとうございます。本日はハロウィンかつ簓のお誕生日おめでとうございました。10月は唯一ではなくなりましたが、本当に嬉しかったです(。・о・。)₍ ᐢ. ̫ .ᐢ ₎。お昼ご飯のサバとカフェタイムでアイスと夜ご飯の味噌うどんとシュウマイとデザートでお誕生日ケーキで簓盧に添えて。 #白膠木簓誕生祭2020 #簓盧 #サバ #アイス #味噌うどん #シュウマイ #お誕生日ケーキ #ハロウィン https://www.instagram.com/p/CHAo-jppNHs/?igshid=t9x5ozeaydh4
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Bad quality memes part 2
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