#白戸次郎
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自宅選びや車選びに失敗する人の特徴は、自分を満足させるための消費支出なのにリセールバリューばかり意識して他人の評価を最優先にして結果的に白のプリウスみたいなどうでもよいモノを購入して全く満たされずずっと不満ばかり言って買い換え続けてるタイプ、意思決定のセンターピンを見失うな。
Xユーザーの哲戸(´・_・`)次郎丸さん
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戦闘服の男たちNo.0
現職自衛官の告白体験手記
「遠くで突撃喇叭が」
原題「遠くでラッパが」
作 島 守

新隊員の便所はノリだらけ
朝五時、起床まであと一時間である。いやあ、変な夢を見たるんだなと思って、ギンギンになっているセガレに手をのばすと、ああ、やっちゃった。まったくしょうのない奴だぜ、昨日センズリかいたばっかりだろうが!
畜生!今起きると、となりのベッドの奴が目をさましてカッコ悪いし、しょうがネーな、起床で戦闘服に着替える時にでも一緒に履きかえるか。
それにしても新隊員は外出が制限されてるせいで、夜なんかとても遊びに行けないし、極度に欲求不満の日々が読いている。
雄臭い野郎を見るだけならここは本当にいい所だけれど、それ以上のことはちと不可能。けっきょく、夜、誰もいないトイレにはいってシコシコ激しくセンズリをカクしかないのだ。風呂で見たガッチリしたオアニイさんや、カワユイ隊員たちがチラチラ浮かんできたりする。
でも終わってみると、やっぱりむなしいな。なんか小便とたいしてかわりないみたいで。それでもけっこうさかんなようすで、この間も班長から、
「新隊員の便所はノリだらけでたまらん!」
なんて怒られてしまった。マア、ノリは冗談としても、エロマンガのちぎれたのや、ビニ本なんかが時々モロ、トイレにおきっぱなしになってたりする。金があれば普通の隊員はトルコにでも行くんだろうけど、そこはまだペイペイの新隊員、月給は少ないし、貯金はしろとうるさいし、とてもとても…
それでも、あけっぴろげな男だけの世界。
「これからセンズリ行くゾー」
と、エロ本片手に走って行く奴もいる。
そんでもって自分もけっきょくその日のタ方、バラしてしまうのだった。
「昨日の夜、爆発しちまったでェー」
「いやー、エッチだなあ。勝見二士がいないからじゃないのォー」
前期の教育隊から一緒に来た北村二士にいうと、思わぬ返事が返ってきた。まいったなあ。
「このヤロォー、勝見と俺はそんなに深い仲でネェゾ!」
「エへへへ、でも勝見二士は、島二士のダッチワイフだったんじゃないのォー」
まったく北村の野郎、口のへらない奴だ。
まっ、べつに勝見二土はダッチワイフだなんてのは冗談だからいいけど、でも俺は、やっぱりドッキン!そう、あいつはいい奴だったもんな。この俺に、男と男が精神的に強く結ばれることがどんなに素晴らしいことか数えてくれたから・・・•・・ネ。
それは3ヶ月前
桜のつぼみがまだ硬い三月の下旬、俺は陸上自衛隊のある駐屯地に入隊した。出身県の関係で他の県の出身者より四日ほど遅い入隊だった。勝見二士とはこの時に初めて出会ったのである。
〈三月某日〉
なかなかできてる奴
今日から俺の自衛隊員としての生活が始まる。まわりの環境は、想像していたのとそれほど変りはない。でも一部屋四十人というのは多すぎるようだ。
それから自衛隊ではバディという仕組があって、二段ベッドの上下でペアを組み、訓練面や私生活でいくそうだ。
俺のバディは勝見次郎。ガタイが良くてイモの煮っ転がしみたいな顔をした奴だが、なかなか性格はよさそうだ。
この時はまだバディの重要さなんか知るよしもなかった。
勝見二士は俺より年下だが、四日も早く入していただけあってちょっと先輩気取りで、ベッドのとり方から戦闘服のネームの縫い物まで俺に協力してやってくれた。早くもリードされっぱなし。それでもけっして悪い顔をしないで黙々と手伝ってくれる彼を見て、
「なかなかできてる奴だワイ」
と内心思ったものである。
<四月某日>
ビニ本でぬいて来い
入隊式も終わり、訓練も徐々に本格的になってきた。銃こそまだ持たされていないが、戦闘服を着て半長靴をはいて走り回るさまは、一人前の兵隊さん・・・・・なんちゃって。
そんな時、体育の時間に勝見の野郎がすっころんでけがをした。運動神経いいくせにまったくそそっかしい奴だ。おかげでその晩、俺がヨーチン片手に手当てしてやる。
両足おさえつけて、ヨーチンをぬるさまはSの気分。ムフフフと不敵に笑って、「グチェッ!」とぬってやる。勝見の奴たまりかねて、「ギャアー!」
苦痛にゆがんだ顔って、ちょっとエロチックやなアー。
四月にはいっても外出は下旬にならないとできない。新隊員とはつらいもんである。ああ、自衛隊には自由なんてない!これでは縛られるのが好きなMじゃなきゃ向かないんじゃないだろうか。そんなわけで貴重な休みも隊舎のベッドでゴロゴロ、これじゃ夜寝られるワケがない。
消燈もとっくに過ぎた十二時半、なんとなく昼間寝すぎたので寝つけない。緑色の毛布の中でごそっと寝返りを打つと、上のベッドでもごそっと寝返りを打ったようだ。安物のベッドがグラッとくる。これじゃセンズリかいてようもんなら、片っぽのベッドの奴は地震かと思って起きちまうだろうななんて思ってると、
「オイ、島さん寝たかい?」
と、勝見が小さな声で話しかけてきた。
「なーんか、こうムラムラして寝られネェんだョオ」
と俺。すると、
「島さん、最近やってないんでしょ、アレを」
「まっ、まあな」
と、二人はムクッとベッドから起き上がて話を始めた。まったく目がさ���てしかたいない。すると、その時へやの戸があいて、だれかがはいってきた。なんと班付(つまり上官)の上田士長である。よーく見ると、片手にビニ本を持っている。
「お前ら、まだ起きとるんか」
「エエ、寝られないんですヨ」
と勝見二士。すると上田士長、恥ずかし気もなく片手でもってるビニ本二冊を差し出すと、
「これでちょっとぬいてこい、そうすればバッチリ寝られるゾ。俺も抜いて来た」
思わず俺と見、顔を見合わせてニヤリ、もちろん俺はあんまりビニ本には興味はないが、そこはノンケの顔をしていなければならないのがツライところ。
ともかく、俺と勝見の二人はビニ本片手に仲よくトイレに直行。そこで二人は同じ個室に••••••てなわけにはいかなくって別々の目室に。ハイ、でも、ガマン!
「オッ、スケニ本だぜ、もうビンピンだァ」
「タマンネニナー。でもあんまりおっきな声だすなァ、不寝番がびっくりして飛んでくるゾォー」
なんてことを話しながら、お互いに実況中継をし合う。洋式トイレなのですわってカケるのでらくなのだ。となりの個室からのすっとんきょうな声がとだえた。奴も本気になってきたようだ。こっちがたまんなくなるようなあえぎ声が聞こえてくる。思わず俺の手の動きも早くなる……。
すると、突然奴の声、
「ウッ!ウッーウ」
畜生、俺より早く終わりやがったな。
奴の家は海辺の町で漁師をやっている。中学、高校と、よくアルバイトを兼ねて家の手伝いをしたそうだ。そのためか潮で鍛えられた体は浅黒く、区隊で誰にもまけないくらいの逞しさを持っている。そんな奴から海の話を聞くのが俺も好きで、いろいろと聞いたものだった。サザエの採り方なんか、実に詳しく話をしてくれたもんだった。
<5月某日>
好きになったのかな?
知らないというのは恐ろしい。いつものように勝見二土から海の話を聞いていた俺は、なにげなく聞いてしまった。
「じゃ、なんで家の仕事を継がなかったんだい?」
「親父が許してくれなかったんだよ」
「どーして?」
「・・・・・・兄貴が海で死んだからさ••・・生きてれば二十七歳さ。よく晴れてベ��なぎの海にもぐったきり、サザエ採りにネ、兄貴、上がってこなかった」
淡々と話し続ける奴は、やっぱりいつもと違っていた。
「やっぱり親は親なんだな。二人も海で死なせたくはないんだろうな。いくら俺がねばってもだめだった。今の俺なんて、丘に上がったカッパさ・・・・・・・」
と、彼は言う。いやいや、丘に上がったカッパなんてとんでもない。奴の体力は区隊のトップをいつも争っている。俺だって気力じや負けないつもりだが、やっぱり体力検定だとかではっきり数字に出されると、どうも一歩も二歩もゆずってしまう。
「漁仲間の人から最近よく言われるんだ、兄貴に似てるって」
彼はこう最後に明るく付け加えた。なんか、この話を聞いているうちに、自分が奴に引かれていることに気がついてきた。なんとなく奴のことを、俺は他の班員とは違う目で見ているということに・・・・・・。
俺、奴のこと好きになったのかな?
まだ五月の下旬だというのに、真夏のような暑さが続く。そんな太陽の下での戦闘訓練は、まだ自衛官として一人前の体力を持ち合わせてない俺たちには、とてもキツイ。
たかが4.3kgの小銃が自分の体じゅうの汗を吸いまくる。気がつくと小銃から滴がしたたるほどに汗でぬれている。
地面だってこんな間近に見つめることなんてあったろうか。地にふせた俺の目の前にあるのは、青々とした草が高々と繁っている姿と、小さな虫たちの世界だった。
一瞬、自分が虫けらになったような気がする。ふと隣を見ると、3メートルほど離れて奴がこっちを見てニヤリとした。埃にまみれた顔から白い歯がチラリとのぞく。ほんの数秒の間の静けさが何時間にも感じる。

すると突然、頭上で班長の大声が響く!
「目標、前方の敵!」
「突撃!前へ!」
��銃をかまえると全力で走りだす。核の時代にこんなことが役に立つのだろうか、もうバカになるしかないな。班長の号令が頭の中を素通りして直接手足に伝ってゆく。俺も奴も、そして愛すべき仲間たちも、死ぬ時はみんな一緒・・・・・なんだろうな。
<六月某日>
レイプごっこ
3ヶ月の前期教育も大詰めをむかえてきた。今月の末には、俺も奴もバラバラになって全国の部隊のどこかの駐屯地に配属されることになるだろう。なんか、そう思うと、とてもせつない。でも、俺と奴は違う道をたどらなければならない。希望も適性も違うから。だからあと数週間、思いっきり悔いのないようにガンバッテいく。それが今の俺たちには一番なの
だ。
営内近は1班12名前後いる。学校の教室の約2倍ほどの大きさの部屋に、実に40人の隊員が詰め込まれ、2段ベッドで毎日の訓練生活を送っている。もちろん性格もさまざまであるが、そんな隊員たちが40人も一つの部屋にいる姿は、なんとも壮観で異様でもある。しかも全員、スポーツ刈りか坊頭で、体格もこの六月ごろになると個人差こそあれ、すっかり逞しくなってくる。
その中にはやっぱり俺以外にも、男が好きな奴がいるらしい。時々どっかからか、〇〇二土と二士が二人でトイレにはいって行くのを見たなんて話を耳にすることがある。
うまいことやってるなあなんて思うけど、やっぱり毎日寝起きしている仲間の前ではなかなか、そんなことできるワケがない。それでもよく俺たち二人は皆の前で冗談を飛ばし合う。
「オッ、いいケツしてんなあー、たまんねえぜ!」
「バーカ、今夜はもう予約ズミダヨ」
「ベッドあんまりゆらしてこわすなヨ。下で俺が寝られネェからヨ」
「じゃペーパー貸してやっから、センズリでもかいてきな!」
なんてやり合ってると、周りの仲間も悪乗りしてきて、なにがなんだかわからないうちにレイプごっこ(つまり解剖というやつ)が始まったりする。どんなバカ力の持ち主でも二十人ぐらいにせめられたんじゃ手も足もでない。アッというまにスッポンポン。一回やられるとくせになるみたいで、次の獲物をさかす。でも気がつくと、一番必死でやってるのは俺みたい。
<六月中旬某日>
こみ上げてくるような話
今日から前期教育で最初で最後の野営(泊まりがけの野外訓練)が始まった。
午前中に寝泊まりするテントを設営する。
午後からは小銃手用の掩体(一種の個人用の隠れ穴…ここに隠れて首と銃だけ出して、敵を狙う)を掘った。
1グループ6人で3時間ほどで仕上げなければいけない。
もっぱら俺は現場監督のように地面に穴を掘る設計図を引く。そして奴は、パワーショベルのようなバカカで他の仲間四人とともに穴を掘る。もちろんきっかり時間内に仕上がった。
野営で俺たちが使うテントは、二人用の小さなもので、朝起きてみると足が外に出ていた、なんてことがしょっちゅうある。もちろん奴、勝見二士と一緒である。
一日めの夜は夜間訓練もあり、ビールも一本入ったので、二人はろくに話しもしないで寝てしまった。
二日の夜、目が冴えて眠れない。久しぶりに奴と俺はいろんな話しをした。酔うと滑舌になる勝見。入隊する前の事や、これからのこと、もちろん女の話しだって出てくる。俺は当然聞き手に回るわけだが、それでも奴は初体験の話や、彼女にふられてしまったことを、こっちが感心するほど克明に話してくれた。
なんかこみ上げてくるようなものも感じるけれど、それは明日の厳しい訓練にとかして流してしまおう。
三日めは、昼間の行軍が災いして床についたら、またまた、あっという間に寝てしまった。それでも就寝前、点呼に来る班長が、
「お前ら、あんまりいちゃつくなよ!」
「いやーあ、昨日なんて島さんが寝かしてくれないんスよ。まいったなあ」
なーんて冗談も飛ばしてくれて、言葉の中だけど、楽しませてくれた。
<前期教育終了7日前>
愛すべきパワーショベル
今日は最後の体育だ。項目はなんと苦手の障害走。外見に似合わず(?)体力のちと足りない俺には恐怖の時間である。だが、今回はなんと二人でペアになってやれというのである。当然勝見二土と組むことになる。よし、やるぞ!
隊長の合図でスタートし、戦闘服姿で障害物を切りぬけていく。高さニメートルの垂直の壁あり、幅一・五メートルの溝あり、まったくとんでもないコースだ。やっぱり勝見の奴は早い。確実に障害をこなしてゆく。時々日に焼けた顔でこっちをふり向く。そうだ、奴がいるから今俺は、三カ月間ここまできたんだ、汗と埃は今、大きなエネルギーと変わって俺たちに吸い込まれてゆく。奴が好きだ、そう、心の中で叫んでやる、
「好きだ」と。
ふと気がつくと、目の前にロープが下がっていた。最後の難関のロープ登りである。畜生!俺が最も苦手とするやつだ。それでも登らなければならない。一段階一段階と手足を使って登るのだが、なかなか上へ進まない。
畜生!もうだめだ、あと五十センチでロープのフックに手が届くに・・。すると、そ畜生!もうだめだ、あと五十センチでロープのフックに手が届くのに…。
すると、その時である。足をなにか、すごい力で下からさ押れた。グーッと上に上がる。フ、フックに手が届いた。やったあ!思わず下を見る。そう、俺の足の下には勝見のこぶしがあった。奴は満身の力で、俺を下から押し上げてくれたのである。
この野郎!お前はやっぱりパワーショベルなんだなあ。
<前期教育終了6日前>
自衛隊部隊は���ッパの音と共に、毎朝8時に国旗掲揚、夕方5時に国旗降納がある。
俺の前に整列している奴の後ろ姿の敬礼を見るのもあと数回しかない。教育終了後に別の部隊に進む事に決まったからだ。
日に焼けたうなじを目に対み込んでおこうと思う。毎日、一緒に行く食事も別れが近いせいか会話が少なくなったような気がする。
そろそろ身辺の整理を始める。ダンボールに荷物をつめる時、背中に後ろで見ている奴の視線がやけに気になる。
<前期教育終了4日前>
パンツの隙間から半立ちのものが…
教育打ち上げの研修旅行で、ある山奥の温泉に行った。
やはり百名近い短髪の青年集団というのは一般の人々に奇異に見えるようで、必ず「お仕事は何ですか」なんて聞かれる。もちろん醜態をさらす飲み会に制服なんて着ていくワケがないから、わからないのは無理もない。
「皆さんお若いですネ。今年入社したのですか?」
「ハアー、そうです」
「いい体している人ばかりですけど、どんな仕事ですか」
「まあー(モゴモゴモゴ)」
「ガードマンかなんかですか?」
「似たようなもんですネ」
と、けっこうおもしろがって遠回しに話をするんだけど、後ろから当然、
「島二土!」
なんて階級で呼ばれるもんだから、わけ知りの人にはバレちゃう。そしてその夜ー。
バカ騒ぎのうちに飲み会も終わり、各班ごとにひっそりと部屋に集まって二次会が始まる。ビールの本数が増えるに従って、歌が出る。かわるがわる歌う員の歌声をバックにして、俺も奴も仲間たちも、この三カ月間の訓練をいろいろ思い出していた。苦しかったことしか浮かんでこない。
でも、俺たちはその中で同期愛ということを学んだ。
いつのまにかみんな寝てしまっていた。もう外は白みかかっている。
突然、俺の寝ている毛布に奴が割り込んできた。肌がふれ合う。奴の匂いがする。すぐいびきかく。でも、なんとなく手が出せない。チラリと下を見る。パンツのすき間から、奴の半立ちしたものが見える。そういえば、いつか俺も言われ���っけなあ。
「島さん、立ったチンポぐらいしまって寝てろよナ。思わずさわりたくなるだろが!」
奴が不寝番をやっていた時見られてしまったようだ。まったく助平な奴だと思った。でも俺のほうが助平だったりして。
「俺、眠ってる時って何されてもわかんねえんだよなあ」
と奴がカマをかけてくる。
「バーカ、もうやっちゃったヨ。でも1万円のダッチワイフのほうが気持ちよかったぜ」
と俺。してやられたというような奴の顔。
そんなこと思い出しながらいいチャンスの中、俺も寝てしまった。
<前期教育終了日>
再会をめざして頑張ろう
とうとう、今日という日が来てしまった。
俺も奴も違う部隊へ行ってしまう。場所も離れているので、顔も見られなくなるかもしれない。両手で握手をして別れた。
遠くでいラッパが鳴っている。戻は出なかったが、心で泣いてしまった。ありがとう、リスの目をしたパワーショベル、勝見次郎よ。日に洗けて埃にまみれながら走り続けた道を、ふり返りながら前を行く。奴だから、今日まで.....。
そして今…
新隊員後期教育が始まって1ヶ月半。前期教育から一緒に教育を受けている北村二士が手紙を見せてくれた。勝見二士と同じ部隊に行った高田二士からだった。
<あ、そうそう、この間の手紙に島さんが夢精したって書いてあったネ。あの文、勝見二士に見せたら、「まいったなあー」って口ではいってたけど、ニヤニヤしてたぜ。島さんに会いたいって伝えといてくれとのこと>
俺も奴に会いたい。こんど会うのはいつのことだろうか。
「士、別れて三日を経たるは刮目して待つべし」
お互い、目をみはる再会をめざして頑張ろうじゃないか。人は出合いと別れを通じて成長するのだから。
そして後日談…2024年
題名「遠くで突撃喇叭が」は第二書房が付けた題名。
原題は「遠くでラッパが」である。今どき戦闘訓練で突撃喇叭なぞ吹かない。この時代の薔薇族には戦記物を書ける文字通り百戦錬磨の先輩がたくさんいたから仕方ないが、俺の指したラッパの音は毎日部隊で鳴らされる国旗掲揚、国旗降納のラッパである。
勝見二士(仮称)は俺が見込んだとおり自衛隊員募集パンフレットの表紙を飾った。
残念ながら2任期(4年)で退職。
再会は果たせなかかった…親父の後を継いで海に出たそうだ。
新隊員当時の写真。小説に出てくる面々。
その他の隊員と再会したのは地下鉄サリン事件。不幸な事件であったが、それぞれが一線で任務についていた頼もしさを感じた。
もちろん俺も新隊員の教育をする先任陸曹になった。
その後俺も2等陸曹で依願退職。約15年の自衛隊生活を終了。鳶職となり予備自衛官で約10年、1曹まで務めた。
2024年現在、自衛隊に残った同期たちは全て定年退官している。
俺を薔薇族、さぶに引っ張ってくれた木村べん氏も他界された。
読んでもらって分かる通り、肉体関係は無くとも男同士の愛情はある事への感動を自衛隊で得ることができた。
職務上死の覚悟を要求される世界。
その感動をセックス描写のない小説でも構わないからと木村べん氏に書いてみないかと言われて作ったのがこの作品。
べん氏に銃を持つ手ではイラストは描けなくなると言われて、好きなメカ画も共同で作品表紙等で書かせていただいた。もちろん最初で最後。ben &tetsuは勉&(鳶)徹って言うこと。
文中漢数字が多いのは縦書きの影響。

「遠くで突撃喇叭が」掲載誌表紙
もう一つ参考にしてさせていただいた本。
1974年芥川賞受賞作品「草のつるぎ」
実はエロ度こちらの方が数段上。戦闘訓練の打ち上げで全員でセンズリこくシーンがある。実話だからノーカットなんだろう���
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Very, Very Incorrect DetCo Character Name Translations
I typed a bunch of DetCo characters' names into Google translate and translated each individual kanji...this is what I got back.
Akai Shuichi - 赤井 秀一 - Red Well Hide One
Okiya Subaru - 沖矢 昴 - Oki Arrow Pleiades
Haneda Shukichi - 羽田 秀𠮷 - Wing Field Hide Yoshi
Sera Masumi - 世良 真純 - World Good True Pure
Mary Sera - メアリー 世良 - Mary World Good
Akai Tsutomu - 赤井 務武 - Red Well Service Take
Furuya Rei - 降谷 零 - Down Valley Zero
Morofushi Hiromitsu - 諸伏 景光 - Various Fold View Light
Matsuda Jinpei - 松田 陣平 - Pine Field Team Flat
Hagiwara Kenji - 萩原 研二 - Hagi Original Research Two
Date Wataru - 伊達 航 - Italy Achievements Aviation
Morofushi Taka’aki - 諸伏 高明 - Various Fold High Ming
Yamato Kansuke - 大和 敢助 - Big Sum Daring Help
Uehara Yui - 上原 由衣 - Up Original Reason Clothing
Yamamura Misao - 山村 ミサオ - Mountain Village Misao
Kuroda Hyoue - 黒田 兵衛 - Black Field Soldier Mamoru
Kazami Yuya - 風見 裕也 - Wind Look Yutaka Also
Mouri Kogoro - 毛利 小五郎 - Hair Profit Small Five Ro
Mouri Ran - 毛利 蘭 - Hair Profit Orchid
Kisaki Eri - 妃 英理 - Princess English Reason
Edogawa Conan - 江戸川 コナン - E Door River Conan
Agasa Hiroshi - 阿笠 博士 - A Hat Bo Scholar
Haibara Ai - 灰原 哀 - Ash Original Sorrow
Yoshida Ayumi - 吉田 歩美 - Lucky Field Pace Beautiful
Tsuburaya Mitsuhiko - 円谷 光彦 - Circle Valley Light Hiko
Kojima Genta - 小嶋 元��� - Small Shima Yuan Too
Miyano Elena - 宮野 エレーナ - Palace Field Elena
Miyano Atsushi - 宮野 厚司 - Palace Field Thickness Manage
Miyano Akemi - 宮野 明美 - Palace Field Bright Beautiful
Miyano Shiho - 宮野 志保 - Palace Field Zhi Save
Hattori Heiji - 服部 平次 - Clothes Department Flat Second-Rate
Toyama Kazuha - 遠山 和葉 - Far Mountain And Leaf
Suzuki Sonoko - 鈴木 園子 - Bell Wood Garden Child
Kudo Shinichi - 工藤 新一 - Work Wisteria New One
Kudo Yusaku - 工藤 優作 - Work Wisteria Excellent Do
Kudo Yukiko - 工藤 有希子 - Work Wisteria Have Nozomi Child
Amuro Tooru - 安室 透 - Install Room Through
Wakita Kanenori - 脇田 兼則 - Side Field Simultaneous But
Enomoto Azusa - 榎本 梓 - Enoki Book Azusa
Sato Miwako - 佐藤 美和子 - Zuo Wisteria Beautiful And Child
Takagi Wataru - 高木 渉 - High Wood Wataru
Megure Juzo - 目暮 十三 - Eye Twilight Ten Three
Chiba Kazunobu - 千葉 和伸 - Thousand Leaf And Stretch
Miike Naeko - 三池 苗子 - Three Pool Seedling Child
Shiratori Ninzaburo - 白鳥 任三郎 - White Bird Appoint Three Lang
Miyamoto Yumi - 宮本 由美 - Palace Book Depend On Beautiful
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漆の器とあけび籠
「若林幸恵、中川原信一 二人展」
11/8(金)からスタートする下記の展示会について
ご案内させていただきます。
galleryKEIAN 10th Anniversary
「漆の器とあけび籠
若林幸恵、中川原信一 二人展」
若林幸恵さんの様々な表情をもつ漆の器と
中川原信一さんの素朴で温かいあけび籠
そして、若林さんから中川原さんへのラブコール
で誕生したあけび蔓の手の器の新作、
是非ご高覧ください。
会期
2024年 11月8日(金) 9日(土) 10日(日) 15日(金)
16日(土) 17日(日)
11:00 - 17:00 OPEN
作家在廊 若林幸恵(15日(金)を除く全日)
出張サービス、andoh coffee 8日(金) 9日(土)
販売、O-kitchen (焼��菓子) 8日(金) 9日(土)
・・・・・・
*あけび蔓の手の漆の器は、7点ございます。
ギャラリーインスタグラムで、毎日一点づつ
ご紹介させていただきます。
ご購入予約も受付開始いたしました。
締め切りは最終日前日、16日(土)です。
ご応募はご来店いただかなくても可能です。
また、何点でも応募可能ですが、ご購入は
お一人さま一点とさせていただきます。
ご希望多数の場合は最終日に抽選発表、
当選された方にご購入いただきます。
下記メールアドレスよりお申し込みください。
(作品番号、お名前、ご住所、携帯電話番号を
ご明記ください)
価格は、それぞれ100,000円税別です。
*中川原信一さんの手付きあけび籠は
抽選販売とさせていただきます。
こちらはご来店いただいたお客様のみ
ご応募可能です。店内の応募用紙にご記入くだ
さい。
最終日いっぱいご応募いただき、
その後抽選させていただきます。
当選者にのみ、18日(月)にお知らせいたします。
*手付き、手提げ以外の販売について
一家族様一点ご購入いただけますが、会期後の
お渡しとさせていただきます。
*中川原信一さんの在廊、実演はございません。
*吉祥寺のandoh coffeeさんに8日(金) 9日(土)は
出張サービスしていただきます。
店内で5,000円以上お買い上げのお客様に
コーヒー一杯無料券(当日限り)を差し上げます。
*O-kitchen さんにはコーヒーに合う焼き菓子を
お作りいただき、販売させていただきます。
シナモンサブレと、カシスと栗のケーキを予定
しております。数に限りがございますので、
無くなり次第終了とさせていただきます。
・・・・・・
galleryKEIAN
〒112-0001 東京都文京区白山4-8-11
(ご応募、お問い合わせはメール↑にてお願い
いたします)
・・・・・・
若林幸恵(わかばやし ゆきえ)
1972年 東京生まれ
1998年 東京藝術大学大学院美術研究科
漆芸専攻修了
修了作品、サロン・ド・プランタン賞受賞
2001年 以後、個展、グループ展にて作品発表
*取り扱いギャラリー
うつわshizen(神宮前)
couraged du vivre(六本木)
10+(八王子)うつわ一客
ギャラリーアロカシア(高井戸)他
・・・・・・
中川原信一(なかがわら しんいち)
1949年 秋田県横手市生まれ
あけび蔓細工職人の父・十郎氏の跡を継ぐ2代目
小学生の頃から両親について山に入り、
材料採りを手伝う。
中学卒業後、本格的にあけび蔓細工を始め、
籠作りを専業として現在に至る
*主な受賞歴
1996年 第2回倉敷民藝館賞
2006年 第5回全国編み組工藝品展、
経済産業大臣賞
2015年 平成27年日本民藝館賞
秋田県仙北地方の民謡「仙北荷方節』にのせた
掛唄の大会で、優勝多数
・・・・・・
#漆の器とあけび籠
#若林幸恵中川原信一二人展
#漆の器
#若林幸恵
#若林幸恵てぐりの器
#あけび籠
#中川原信一のあけび籠
#あけび蔓の手の漆の器
#gallerykeian
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4月23日(火)完成披露舞台挨拶付先行上映会オフィシャルレポート!
このたび、映画『碁盤斬り』の豪華キャストが勢ぞろいし、4月23日に完成披露舞台挨拶付先行上映会を開催いたしました!本作は、草彅剛さん��冤罪��貶められた浪人・柳田格之進役に挑み、時代劇を初めて手掛けることとなった『孤狼の血』の白石和彌監督との強力なタッグが実現した感動のリベンジ・エンタテイメントです。本日は、草彅剛さん、清原果耶さん、中川大志さん、奥野瑛太さん、音尾琢真さん、市村正親さん、斎藤工さん、小泉今日子さん、國村隼さんというオールスターキャストと白石和彌監督が登壇した舞台挨拶を実施しました。撮影中のエピソードや、映画の内容にちなんで《リベンジ》したいことなどについてトークが展開され、大盛り上がりの舞台挨拶となりました!
寡黙な武士、柳田格之進を演じた草彅さんは、舞台挨拶冒頭から満面の笑みを浮かべ、充実感を漂わせました。撮影以来となる共演者との再会をよろこび、「みんなのグルーヴがすごくいい!」とニッコリ。自分の持っているものすべてを出し切れたと話した草彅は「幸せな環境で映画が撮れました」と報告し、大きな拍手を浴びました。撮影現場は作品に関わるすべての人、職人のこだわりが詰まっていたとし「みなさんのおかげで(格之進を)ちゃんと演じられました。代表作になったと思います!」と役を演じ切ったと胸を張っていました。格之進の娘・お絹役の清原さんは「現場で草彅さんを見かけるたびに、“父上”という気持ちになって。格之進として佇んでいらっしゃって、とても支えられました」と感謝。父・草彅さんの背中を「追いかけられたらいいな、支えられたらいいなという思いで見つめていました。草彅さんのおかげでお絹ちゃんとしていることができたと思います」との清原さんの言葉に草彅さんは「その言葉、一生大事にします!忘れません」と返し、父娘のほっこりトークで和ませました。萬屋の亭主・萬屋源兵衛役の國村さんは「タイトルにもあるように碁盤を挟んだシーンがたくさんあります。碁がテーマでもありますが、碁のシーンを通して、格之進の性格を伝えていくという意味合いもある作品です。碁のシーンで格之進の中身が変わっていくのを感じられると思います」と笑顔でアピールしました。萬屋の手代・弥吉役の中川さんは「すごくピュアで真っ直ぐな武士の子。小さい時に源兵衛に拾ってもらい、息子のように育ててもらった青年です。映画の中で起きる事件に大きく関わるという役どころ。囲碁がベースになっていますが、とても親近感のある、身の回りで起きるような出来事を描いた作品です。弥吉のポジションは苦しいけれど、応援したくなるような弥吉になればいいなと思いながら演じました」と役作りを振り返りました。音尾さんが演じた萬屋の番頭・徳次郎はトラブルの発端となる役どころでいわばトラブルメーカー。中川さんが「��の人のせいです!」とトラブルを引き起こした音尾さんを指さすと、「トラブルを起こして申し訳ありませんでした」とお詫び。中川さんと音尾さんのトークのコンビネーションで会場を沸かせました。撮影現場で印象的だったのは座らない草彅さんの姿と明かした音尾さんは「神経が研ぎ澄まされているのでしょうか。本番に合わせてググッとフィットしていくために、研ぎ澄まさせている姿を見ていました。今日は現場と違ってかなりふわっとしています」と撮影中とイベントでの草彅さんのギャップを指摘。音尾さんのコメントに「ありがとうございます、高倉剛です」と撮影現場で座らないことで有名だった高倉健さんになぞらえ、キリッとした表情を見せ笑いを誘った草彅さんは、座らない理由について「5秒で眠くなっちゃう(笑)。みんなよく眠くならないよね。僕は夜10時には寝るけれど、座ると眠くなっちゃうんだよね」とマイペーストークを展開し、会場を笑い声でいっぱいにしました。すべてのキャストと絡みがあった草彅さんは、撮影中のエピソードを次々と披露。音尾さんについては「ずっと写真ばっかり撮っているカメラ小僧」とニヤリ。「この話でいいの?」と確認しつつ、カメラトークは止まらず、中川さんに至っては音尾さんにすすめられたカメラを購入したことも明かされました。自身のトークの順番だったにも関わらず、どんどん共演者とのエピソードを話し続ける草彅さんに時折ツッコミを入れ笑わせた音尾さんはしっかりと作品に触れる場面も。「いい役をもらいました。今年も白石監督にお歳暮を送ります」と白石監督作品常連の音尾さんならではのおなじみのフレーズで盛り上がりました。國村さんとの共演シーンを振り返ると、「春のシーンだったけれど、実はすごく寒くて。映像では綺麗に映っているけれど本当は寒いんです!」と草彅さんが撮影時の裏話を暴露。國村さんが「きっと寒かったんやろうな、って思いながら観てください」と舞台挨拶後に鑑賞予定の観客に呼びかけると、草彅さんは「僕(格之進)と國村さん(源兵衛)のラブストーリーにも注目してください!」と本作のおすすめポイントを伝えました。格之進と因縁のある武士・柴田兵庫役の斎藤さんは「ずっとかっこいい!」と大絶賛の草彅さん。「佇んでいるだけですごくクール。なんでいつもそんなにかっこいいだ、チクショー!という気持ちを込めました」と対峙シーンへの意気込みを解説し笑わせました。町の親分・長兵衛役の市村さんについては「すごく気遣ってくれる大先輩」と感謝した草彅さん。「いつも元気ですごい。役者として見習いたいので、健康法を教えてくださいと訊いたら、親が元気なので、と言われて(笑)。遺伝だからって。元も子もない!」と大先輩からのアドバイスを期待しましたが、まさかの回答があったことも明かし、笑い飛ばしていました。彦根藩の藩士・梶木左門役の奥野さんについては「ずっと途方に暮れていた」と撮影現場での様子をレポートした草彅さん。共演者全員との撮影を振り返り「僕はみんなと交流があったので!」と一緒のシーンがなく、今日が初めての顔合わせとなるキャストへの気配りで、いろいろなエピソードを公開したと説明しました。「役柄としては非常にクソ野郎です…」と小声で話した斎藤さんの役作りは「正義への考え方」だと解説。正義の反対は悪ではない。もうひとつの正義という気持ちで兵庫なりの悪を演じたとし、格之進役の草彅さんとは「最小限の動きの競技である囲碁と殺陣。静と動、2つの対峙をやらせてもらいました。どんなに熱を沸騰させた状態でいても、格之進と対峙すると水が変わるというのでしょうか。研ぎ澄まされた空間になってしまう。そういう格之進に静かに鳥肌を立てながら撮影していました」と語りました。このコメントを聞いた草彅は「かっこいい…。“静かに鳥肌を立てながら”っていうセリフもらいます!」とニヤニヤ。これまでの斎藤さんとの共演経験を踏まえ「(対峙の)集大成のようなシーンが撮れました。感謝しています」と深々とお辞儀をしました。演じた役柄について奥野さんは「格之進に常につきまとっている役。格之進が実直で、健気で、武士らしい姿を見せてくれるので、全幅の信頼をおきながら、ただただついていく。彼の背中をただただ執拗に追いかける役です」と独特の表現で分析し笑いを誘いました。草彅とは29年ぶりの共演となった小泉さんは「まだ剛くんが20代前半だった頃。少年っぽさが淡く残っていた時にテレビドラマで共演して。放送が始まって剛くんのキャラクターが人気になって、出番が増えていき、キャラクターが大きくなっていったのを覚えています」としみじみ。「当時から演じることを楽しんでいたし、すごく素敵でした。久しぶりにお芝居を一緒にしたけれど、背中が素敵で。主役としてすべてを背負って引き受けている姿に感動しました。この背中の役に立ちたいと思いながら、お庚という役を一生懸命演じました」と話す小泉さんに草彅は「キョンキョン大好きです!」と答え会場を盛り上げました。さらに草彅は17年ほど前に小泉さんからプレゼントされたTシャツにサインをしてもらったエピソードも明かしました。「和柄で、今回の作品に合っていて。撮影中の2週間、パジャマにしてました、洗わずに(笑)」と付け加え、さらなる笑いを誘いました。「春の撮影で花粉症がつらそうだった」と撮影中の草彅の様子を思い出した小泉さん。すると草彅が「かゆいし、鼻をかむと髭がとれちゃう。鼻をかむたびに(メイクの)直しが入って。それが1番大変だったかも」と撮影時の苦労を明かす場面もありました。市村さんとは「いつか一緒にミュージカルを!」という話で盛り上がったみたいで、イベントで草彅がその話を続けようとしたところで「今日は『碁盤斬り』の話をしましょう!」と市村さんが脱線を防ぐナイスなフォローを見せて会場を笑わせました。本作で時代劇に初挑戦した白石監督は「日本の映画史は時代劇とともに発展しました」と切り出し、「スマホの��りを撮らなくていいなど、(現代劇とは違う)発見がいろいろとありました。今後もぜひ、時代劇に挑戦したいです」と充実感を漂わせました。こだわったのは江戸時代の光源だとし、限られた光源でどれだけの表現ができるのか、かなり攻めたとも話しました。さらに「普段はフレームからはみ出るような荒々しい映画をと思っているけれど、今回は美しい映画をという思いがありました」と初時代劇への見せ方にも触れ、注目してほしいポイントです。作品にちなみ“復讐したいこと”を尋ねられた草彅さんと清原さん。草彅さんは「今日の舞台挨拶をもう1回やり直したい。リベンジしたい(笑)」と少し俯き、「テレビカメラとかいっぱい入っているのに、どこが切り取られるんだろうと急に不安になってきて…」とここまでの自由なトーク展開を苦笑い。「では、私はそのリベンジを応援します!」と気合いを見せる清原さんに草彅さんは「清原さんはちゃんとしてたよ」と優しく返答。「これだけ(キャストの)みんなが集まるのは最初で最後かもしれないのに…」としながらも「映画をたくさんの人が観てくれたらリベンジできるかも!」と、今後もイベントが開催されることを願いつつ、たくさんの鑑賞を呼びかけるというナイスなPRで大きな拍手を浴びました。最後の挨拶では本作の宣伝を務める観客に向けて、SNS投稿時の「#(ハッシュタグ)」も発表。「#碁盤斬り」もしくは「#ごばんぎり」とのこと。「漢字は難しいから、ひらがなでもいいです。ご飯じゃないよ、ごばんだよ。このフレーズ気に入っているけど、いまいちウケなくて…」としながらも、最後までしっかりと映画を宣伝し締めくくりました。
■英語タイトル“BUSHIDO(ブシドウ)”として 4月に開催されるイタリアのウディネ・ファーイースト映画祭のコンペディション部門での上映も決まっております。 さらに、フランスの配給も早々に決定しました。フランスの配給会社、ART HOUSE FILMS(アートハウス・フィルムズ)社の社長エリックさんからコメントをいただきました。 「演出も俳優陣の芝居もとてもいい。この映画は侍映画の伝統を引き継いでおり、とてもエレガントでよくできている」
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【新作歌舞伎 『流白浪燦星』取材会】 ルパン三世役・ 片岡愛之助さん登壇&口上イラストも初公開
新作歌舞伎 『流白浪燦星』(ルパン三世)のルパン三世役・片岡愛之助さん、脚本・演出の戸部和久さんが登壇する取材会が11月7日(火)に都内で行われました。
自身も「ルパン三世」を楽しんできて、もしルパン三世以外の役を演じるとしたら?との問いに<マモー>と答えた愛之助さん。
本作に取り組むにあたっても “歌舞伎の安土桃山時代の中にルパン一味がいたとしたら” という考えにいたるまで話し合い、そこから衣装・カツラなどさらに相談を重ね、新作歌舞伎『流白浪燦星』のルパン三世役に全力で挑んでいると意気込みを語りました。
「ルパン三世」に欠かせない音楽は愛之助さん自身もワクワクする仕上がりと自信を見せ、物語や台詞を三味線の伴奏で語る「義太夫(ぎだゆう)」や、「だんまり」「本水」といった歌舞伎ならではの演出を盛り込んだ“歌舞伎版”ルパンの世界をぜひ体験して楽しんでほしいと話しました。
取材会では、口上をイメージしたルパン、次元、五ェ門、不二子、銭形の描き下ろしイラストも初公開されました。 =================== 【公演概要】 ■演目 新作歌舞伎 『流白浪燦星』(ルパン三世)
■公演期間 12月5日(火)初日~12月25日(月)千穐楽
■チケット取り扱い WEB:チケットweb松竹 電 話:チケットホン松竹
■劇場 新橋演舞場
■配役 ルパン三世:片岡 愛之助 石川五ェ門:尾上 松也 次元大介:市川 笑三郎 峰不二子:市川 笑也 銭形警部:市川 中車
傾城糸星/伊都之大王:尾上 右近 長須登美衛門:中村 鷹之資 牢名主九十三郎:市川 寿猿 唐句麗屋銀座衛門:市川 猿弥 真柴久吉:坂東 彌十郎
■スタッフ モンキー・パンチ:原作「ルパン三世」より 戸部和久:脚本・演出 大野雄二:作曲(オリジナルテーマ) 藤間勘十郎:振付 山中隆成:美術 多賀正記:照明 苫舟:編曲監修 鶴澤慎治:竹本作曲 杵屋栄十郎:附師 田中傳次郎:作調 湯浅典幸:音響 富永美夏:衣裳 下柳田龍太郎:舞台監督 ▼開演時間など、詳細はこちらをご覧ください。
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デスゲーム役者紹介
秋公お疲れ様でした。ゆにです。
役者紹介って、何書けばいいのか本当にわかんなくなってきますね。
というわけで、デスゲームに参加した時の皆さんについて考えてみました。
園堂香莉
いきなりでごめんなさい、内通者です。初回から登場し、巻き込まれて可哀想なヒロインのように描かれますが、最終話近辺でデスゲーム主催者と内通し様々な工作を行っていたことが判明します。いちばん身近でデスゲームを感じたかったようです。
近未来ミイラ
2話で脱落します。トラップに怯えつつなんやかんやクリアしていましたが、勇気をだして勝負に出たところで脱落します。後々、彼の手記がデスゲーム攻略の鍵を��ります。親父ギャグを言いながら溶鉱炉に沈んでいくところは、ネットミームとして有名です。
たぴおか太郎
4話で脱落します。独特のワードセンスや、パニックになりながらも奇跡的偶然により数々のトラップをクリアする姿で人気を集めます。しかし、クワッカワラビー神への信仰を捨てきれず、良心を試してくるタイプのミッションに失敗し、姿を消します。
帝京魂
1話で脱落します。主人公が最初に会話する参加者のひとりで��。残り少ない命を使い、幼い妹のために大金を狙い参加したことが明かされますが、絶望的シーンを演出するため、冒頭で脱落してしまいます。
錫蘭リーフ
内通者です。主催者の忠実な部下として、参加者に紛れ込み工作を行っています。主人公には6話くらいから怪しまれ始めますが、あまりに人柄が良いので中々内通者と判明しません。最後は主人公を庇って死にます。
森々千入
6話で脱落します。6話くらいから新ステージに突入して、主人公は新たな参加者と対面するんですが、そのうちの一人です。複数の参加者から人気を集め、グループ戦でデスゲームを勝ち残ろうとしますが、不審に脱落します。リーダーを失ったグループは疑心暗鬼に陥り、内部分裂していきます。
筝
最後まで生き残ります。冷静沈着で、周りがパニックに陥っているなか正しく状況を分析し、着々と勝ち進んでいきます。最終話まで特に誰かと行動を共にすることはありませんが、クライマックスで主人公の大きな味方となり、勝利へと導きます。
苔丸
主催者側です。元々は参加者でしたが、素質を見込まれ主催者にスカウトされ運営に回ります。参加者の観察が主な業務です。最初の方は謎の人物として意味深に画面に移りますが、後々その正体が分かってきます。
響夜
最終話まで生き残ります。あまりにギャンブルに出るバーサーカーなので、放送中ずっと考察タグで内通者だと思われていますが、一般の参加者です。賭けに出た時の強運が持ち味で、最後に主催者と相打ちになります。
ミル鍋
毒入りお菓子の差し入れに食いつき、1話で脱落。
あろハム権左衛門
9話で脱落します。登場時はデスゲームに戸惑う様子を見せるものの、着実にコツをつかみ、華麗なテクニックで勝負を勝ち抜いていきます。彼女の成長物語は視聴者の心を掴みますが、最後は小さな女の子を庇って脱落し、涙なしには見れません。
西峰ケイ
5話で脱落します。最初はキツそうな印象から、主人公と敵対するかと思いきや、その姉御気質な性格やギャグセンで人気を集めます。あろハムと友情を築き、共に勝ち上がっていきますが、彼女を庇って脱落します。これにより、あろハムが覚醒します。
アリリ・オルタネイト
主催者側です。人間の参加者たちには冷酷に処分を下していきますが、実は参加者のかっていた猫を大事に保護している一面もあります。ちなみに、主催者側を辞めて一般社会に戻るには、拳銃ロシアンルーレットをしなければなりません。
〆切三日前
主催者側です。初回から主催者の部下として登場し、参加者を恐怖に陥れます。実は家族をこのデスゲームにより亡くしており、復讐のため綿密な計画を練ってゲームに参加し、スカウトされ主催者側にまで登りつめました。
黒井白子
6話で脱落します。序��から登場し、時折主人公を励ましながら共にゲームを勝ち抜きます。5話くらいで主人公より先にミッションをクリアし、先で待っていると約束して次のステージに進みますが、6話ラストで既に脱落していることが判明するので、約束は果たされません。
中森ダリア
3話で脱落します。情に厚いギャルなので、時々おばあちゃんとか助けながらトラップをクリアします。主催者側の人間がおばあちゃんを騙して脱落させようとしている際、おばあちゃんを庇って口論になり、最終的にルール違反として理不尽に脱落させられます。出番は少ないが、視聴者人気高め。
きなこ
内通者です。癒しキャラとして人気を集めます。7話辺りから伏線回収パートに入りますが、そこで衝撃の裏切りが判明します。実は主催者の指示のもと参加者の不審な脱落に関わっていましたが、ほわほわした笑顔でそれを一切悟らせませんでした。
暁レミエル
2話で脱落します。夢を叶えるため大金を獲得することを夢見て参加しますが、人を騙して勝ち上がるタイプのミッションで罪悪感を隠し切ることが出来ず、1枚上手の相手に叶わず姿を消します。ちなみに相手はきなこです。
肆桜逸
4話で脱落します。灘で鍛えた数学力で緻密な計算を行い、生き残っていきます。しかし、得意の数学と大好きなポケモンカードのどちらで勝負するかという選択に迫られ、得意分野よりもポケカへの愛を優先した結果、あえなく敗北。
埖麦
8話で退場します。時には人を騙すことも厭わず、ゲームを勝ち抜いていきます。4話あたりでスカウトを受け、主催者側に。しかし旧知の友人であるらむだ・なつめの脱落に関わったことで気を病み、8話で主人公に情報を提供。契約違反で運営に消されます。
紫苑
6話で脱落します。何となくでデスゲームに参加した猛者。らむだと行動を共にしていたことで、彼がリーダーであったグループの分裂に巻き込まれますが、特に動じずしれっと生き残ります。しかし、主催者側に忠誠心を試されたむぎにより姿を消します。
水琴冬雪
2話で脱落します。最初は気が乗りませんが、ゲームに挑むうちに人を蹴落とす感覚に慣れていきます。しかし、小さな女の子を相手に勝負する際、何かしらポエミーなセリフを残して勝負を放棄し退場します。作中でポエミーになるのはこの人だけなので、若干浮きます。
主催者は誰かな🎶
こふくちゃんかな🎶
以上です。
妄言にお付き合いいただき、ありがとうございました。
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P3 Club Book Shinjiro Aragaki short story scan and transcription.
料理天国、食べたら地獄
······ったく、 何で俺がこんなこと······」
「す、すいません荒垣先輩······っくしゅん!う~げほげほっ」
「ゆ、ゆかりちゃん、大丈夫?」
ここは、寮のゆかりの私室。ピンクのパジャマにカーディガンを羽織り、つらそうに咳き込むゆかりの背を、優しく風花がさすっている。体調不良を押してタルタロスに出撃し、ゆかりはすっかり風邪をこじらせていた。そんなゆかりのベッドの横には、同じく心配そうにたたずむ美鶴と、やや所在なげに立つ荒垣の姿があった。そして荒垣の手には、彼が言った “こんなこと” の成果である、温かそうな料理がトレイに乗って湯気を立てていた。どうやら、ゆかりを心配する美鶴に頼まれ、病人食の定番となる粥を作っきてくれたらしい。
「荒垣先輩って、優しいですよね」
「んな······っ!?ま、まあ、ただの気まぐれだ。気にすんな。さっさと食っちまえ」
風花の素直な言葉に、荒垣はそれだけ言ってぶっきらぼうにトレイを差し出す。
「 うう、ありがとうございます。はふ······」
ゆかりが、一見普通の粥に見えるその料理をスプーンですくい、ぱくりと口に入れた。
「どうだ?岳羽?」
熱くないか、ちゃんと飲み込めるかと、美鶴が母親のように心配げに声をかけるが、その目の前でゆかりの表情がみるみる蕩けた。
「ぅ美味しい~っ!何これ、どうやって作ったんですか? 信じらんないー!」
先ほどまでの苦しそうな様子はどこへやら、あっという間に元気を取り戻したゆかりが、凄い勢いで手と口を動かし、器の中身はさほど間を置かずに空になってしまっていた。
「どうやってつーか、ま······適当だな。普通の粥じゃ栄養が足りねえかと思って、中華風のミルク粥にしてみた」
あっさりと荒垣は言うが、じつは��っこう手間がかかったもの。ニンニク、生姜、ネギのみじん切りをゴマ油でじっくり炒め、米と具---拍子木に切ったニンジンと大根を投入して鶏ガラスープを注ぎ入れる。あとはフタをし、沸騰したら吹きこぼれないよう弱火でことこと30~40分。米が十分柔らかくなったところで、牛乳を入れて塩で味をととのえ、できあがったものがこちらにございます、という感じ。体の免疫力を高める、炭水化物や蛋白質、ビタミンA・B・Cに β カロチンを含む、まさに完璧なる病人食なのだ。
以前から、荒垣の料理はプロ並だと真田あたりが言っていたが、その現物を実際に口にしたゆかりは、想像以上の感動を味わっていた。ゆかりは素直に、その賞賛を口にする。
「適当なんてとんでもない!荒垣先輩、もう最高ですよ!尊敬します!」
「バカ野郎······なに恥ずかしいことを······」
「なーに謙遜してるんですか?食事は人間の基本ですよ。大切なことです。それをしっかりできる荒垣先輩は立派です!もう、他の男連中にも見習わせたいぐらいですよ。人として、料理のひとつもできなきゃ駄目だって、ね」
興奮気味で止まらないゆかりの演説に、そこで突然ストップがかかった。
「ちょーっと待ったぁ!」
「!?じゅ、順平?それに皆も?」
ゆかりの部屋の入り口に、順平を先頭にして寮生の面々、すなわちこの部屋にいなかった全員が集まっていた。順平の足元からはコロマルまでが顔を出している。
「何ごとよ、いったい?」
「いや、あんまりいい匂いなんでな、つい······」
正直に真田が言いかけるが、それを体ごと遮って順平がびしっと指を突きつける。
「ゆかりッチ······貴様はオレを怒らせた!」
「は、はぁ?」
「料理ができなきゃ人として駄目?料理がお上手な岳羽サマは、オレたちが人間じゃないとおっしゃるわけだよな?」
「い、いや、別にそこまでは······。そ、それに順平がまともに料理できないのは事実じゃん」
と、そこで順平は、ちっちっと指を横に振る。
「料理が “できない” と “やらない” は違うんだぜ、ゆかりッチ。それに、オレだけじゃねえぞ、お前が傷吻つけたのはな······」
くくっと、芝居の気まんまんで順平が涙をこらえるように両目を手で押さえた。その言葉に、ゆかりが周囲をあらためて見ると。 「あ」
ベッドの脇で美鶴と風花が、顔を伏せてどんよりと暗い空気をまとっていた。
「い、いや、あの。私······別にそういうつもりじゃ······せ、先輩?風花?」
「ゆえにっ!!」
ぐわっと伏せていた顔を上げ、順平は大いに 盛り上がって高らかに宣言した。
「貴様に料理勝負を挑むっ!!」
「はぁ?」
かくて、第一回巌戸台分寮クッキング王決定戦の開催が決定したのであった (どどーん)
「という訳で、本日の司会はわたくし、アイギスがお送りするであります。いかがでしょう、解説の天 田さん」
「······みなさん、ヒマですね」
「なるほど。では、審査委員長の荒垣さん」
「······ったく、 何で俺がこんなこと······」
順平が宣言した翌々日。ゆかりがすっかり体調を取り戻し、ちょうど日曜ということもあって、ついに料理対決が開催される運びとなった。おそらく仲間内でもっとも鋭敏な味覚を持つであろう荒垣を審査委員長とし、味覚がないアイギスは司会を勤めることになっている。天田も参加をうながされていたが、「なんで僕が料理なんか······小学生に何を期待してるんです?」と一蹴し、解説者の席についている。そして、残る全員が参加者兼審査員というわけだ。
当初、美鶴と風花は徹底的に拒否の構えを見せていたのだが、「お祭りみたいなもんだし」とか、「何ごとも経験だし」とかいう順平の甘言で徐々に態度を軟化させ、ついには「······にイイとこ見せるチャンスなんだけどなー」という、とある個人名を出しての決定的なひと言で、料理対決に参加するよう洗脳、もとい説得されてしまったのであった。
「では、いよいよ競技を開始するであります。最初はゆかりさんからお願いします」
「オッケー!見てなさいよ、順平!」
意気揚々とゆかりが持ってきた料理、それは本人の自信を裏切らない見事なできばえ。見た目からして美味しそうな、幕の内弁当である。卵焼き、焼き魚、かまぼこといった幕の内弁当定番のおかずに加え、小さなハンバーグやチーズチキンカツなど洋風のおかずも入っている。もちろんご飯は俵型に成型され、上にはパラパラと黒ゴマが振りかけられている。
「うん、なかなかやるじゃねえか」
卵焼きをひと口かじった荒垣の評価に、ゆかりがガッツポーズを決め、それに続いて他のメンバ ーも横から次々に箸を伸ばす。
「焼き魚は西京味噌漬けか······いい仕事だ」
「うわあ、このかまぼこの切り方、凝ってる」
「もう、優勝は岳羽で確定か?」
立て続けに上がる賞賛の声に、ちょっと照れたような誇らしいような顔でゆかりが言う。
「あ、でもね。今回は意外なライバルがいたっつーか······私も食べてみたいんだよね、 彼の」
そのゆかりの視線の先にいるのは、自己主張が足りない気味の現場リーダーの姿。だが、前髪で隠され半分しか見えない顔に、常にはない自信がかすかに滲んでいるような気もする。
「では、続いてお願いしましょう」
アイギスに促され、2番手の料理が運ばれる。
「おお······!」
それは、ちょっとしたレストランで出してもおかしくな��アサリとトマトのパスタ、ボンゴレ・ロッソであった。さっそく審査委員長の荒垣が、フォーク一本で器用にパスタを巻きつけて、ぱくりと口に入れる。
「ちょっとパスタが柔らかいが、合格点だな」
「どれどれオレにも······おおっ、美味ぇ!」
「アサリとトマトって合うのねー」
意外といえば意外だが、幼い頃に両親を亡くしてひとり暮らし歴も長い彼は、料理の腕は決して悪くないのである。ただ、あっさりした性格ゆえか、パスタや丼ものなど簡単に作れるものに限られるというのが弱点といえなくもない。
「で、次は誰だ?」
連続して出される美味い料理に、最初は苦い顔をしていた荒垣も、上機嫌になってきたようだ。やはり、楽しい食事は人を和ませる。もしかすると順平は単に、荒垣と他のメンバーとの間の距離を、少しでも縮めようとして料理対決を企画したのかもしれない。もし、そうだとしたら、その意図は十分に果たされつつあった。
だが。
そんな楽しい雰囲気は、あまり続かなかった。
「······なんだこりゃ?」
「え、えーっと、ラーメンっす」
「カップ麺じゃねえか」
荒垣の前にあるのは、お湯を入れて3分でできるカップ麺だった。ちなみにシーフード味。
「い、いやカップなんすけど!ちゃーんとオレなりの工夫があってですね。荒垣先輩のミルク粥にヒントを得て、牛乳で作ってますっ!」
荒垣がうげっという顔をする。残りの連中も、一様に嫌そうな顔を浮かべている。 「え?え?みんな何だよ?いや、マジ美味い
んだって!」
「たとえ美味くても······料理じゃねえだろ」
「順平さん、失格であります」
どこに置いていたか、アイギスが横にあった鐘をカーンと1回鳴らす。
「いいっ!?そ、そんなぁ······」
がっくりと肩を落とす順平。ただひとり、そのカップ麺をひと口すすった現場リーダーが、うんまあ不味くないよ、といった感じで順平の肩をぽんぽんと叩いていた。
「では、続いて美鶴さん、お願いします」
事態は、破滅に向かって加速していた。
「鴨肉のコンフェ、フォアグラとトリュフ添えだ。素材はすべてフランスから空輸させた」
胸を張って、 豪華な銀の皿を突き出す美鶴の顔には、しかしだらだらと汗が流れていた。皿の上の料理を凝視しつつ、荒垣が尋ねる。
「······鴨は、どれだ?」
「こ、これに決まってるだろう」
「この黒いのは?」
「と、トリュフだ」
「こっちの黒いのは?」
「フォアグラ······だと思う」
「んじゃ、こっちの黒いのは?」
「ええと······付け合せのポロ葱、か?」
聞かれても困る。
下を向いていた荒垣は、凶悪な光を目に宿らせつつ、美鶴に向かってぽつりと言った。
「全部、炭じゃねえか」
「ま、まあ多少火加減を間違えたかもしれないが、素材はいいんだ。食ってないと······」
「食えるかぁ!次だ次!」
世界の終わりのような顔をする美鶴を尻目に、アイギスが鳴らす鐘がかーんと響いた。
「俺は料理などあまりやったことがないからな。変なものを出すのも申し訳ないから、シンジの料理を真似させてもらうことにした」
続く真田の料理は、白濁したスープのようなものだった。どうやら、 荒垣が一昨日作ったミルク粥を参考に作ったらしい。
「順平も、どうせシンジの料理を参考にするならこうするべきだったな。まあ、俺も多少は自己流にアレンジさせてもらっているが」
既に勝ち誇った様子の真田に、荒垣も苦笑しつつ答���る。
「くくっ、アキの料理か······そう簡単に俺の味が盗めるもんかよ」
「食べてみなければわからんだろ?」
「わかったわかった。じゃ、いただくぜ」
スプーンで粥をすくい、軽く冷ましてから口へと運ぶ。そして、刹那の間を置いて。
ぶぴゅる。
変な音と同時に、荒垣の鼻と口から白濁液が吹き出した。
「な、な、な、なんだこりゃあっ!!」
「牛乳よりも高蛋白で低カロリーなプロテイン粥だが······筋肉にはいいぞ?」
「食えるかあああああっ!!」
「最後に風花さん、どうぞ」
鐘を鳴らしつつ、 アイギスが淡々と言った。
---それから、5分後。この世のものとは思えない絶叫が、月光館学園巌戸台分寮から響き渡った。付近の住民の通報で、パトカーや救急車が出動したが、とくに事件性はないとのことで早々に引き上げたらしい。ただ、目撃者の証言によると、捜査員や救急救命士たちは一様に、口や腹を押さえていまにも嘔吐しそうな表情を浮かべていたとか。その日、どんな恐ろしいことがあったのか、口を開くものはいない。
「いいかお前らっ!料理の命は火加減!それと塩加減だ!いいな、順平!」
「う、ういっすっ!」
「あと常識だが、プロテインは料理に入れるなよ!わかったか、アキっ!!」
「あ、ああ、わかった」
「つか、山岸!なんでそこでタバスコとか入れるんだ!色を基準にして調味料足すんじゃねえ!味見しろ味見っ!」
「は、はいっ!」
料理対決の翌日。寮のキッチンでは突発料理教室が行なわれていた。こいつらの料理の腕を放置していたら、いずれ人死にが出る。事実、俺は死にかけたという荒垣の命令で、順平、真田、美鶴、風花に対し、マンツーマンで料理を教えることになったのだ。
「······ったく、何で俺がこんなこと······」
そうボヤきつつも、手取り足取り指導する荒垣の頑張りもあり、徐々に全員の料理は “食えなくはない” レベルへと上がっているようだ。
「おら、待て美鶴。焦げそうになったら、一度フライパンを火から降ろして······そうそう。落ち着いてやりゃあ大丈夫だ」
「りょ、了解した」
そんな荒垣の様子を横目で見て、風花はくすりと笑って言った。
「やっぱり、荒垣先輩って優しいですよね?」
その言葉が届いたかどうか定かではないが、荒垣は黙々と料理指導を続けていく。ただ、その横顔には、かすかに笑みが浮かんでいるような気がする。やがて、料理のいい匂いを嗅ぎつけてか、ゆかりたちが同じく笑顔でキッチンへと歩いてくるのが見えた。やはり、楽しい食事は人を和ませる。どうやら、今日の夕食も楽しいものになりそうだった。
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「虚無への供物」中井英夫 0041
序章
4蛇神伝説
バア「アラビク」で、 久生と亜利夫、そして藍ちゃんの会話のつづきです。
この東京で、アイヌを見かけたという藍ちゃんに 久生と亜利夫は、それぞれ、サンドイッチマンや花やしきでの出し物を疑います。
日本堤を藍紋様の晴着をきたアイヌが闊歩しているのは、想像できないのでしょう。 たしかに滑稽な感じはしますね。
ところで、戦前あった日本堤が、戦後、台東区に含まれたそうで、 まさに、バア「アラビク」は、日本堤にあるということのようです。
藍紋様の晴着とは、あの独特のアイヌ紋様を指しているのでしょうが、 晴着という表現がピンときません。 一般的に、ふだんとは違うハレの日に切る服を言うのだと思いますが、 それを着ているということは、例のアイヌ人にとって、 まさにハレの日だと言うことを言いたいのでしょうか?
単にそう表現したとも考えられますが、 やはり、何か、ハレの日にふさわしい出来事でもやったという意味にも取れますね。
しかし、藍ちゃんは、見かけたのは2度めだというし、ホヤウカムイの使いだといいます。 久生は多少興味があるようにホヤウカムイについて訪ねます。 ホヤウカムイは、洞爺湖の蛇神で、それは現実の恐怖から生まれたものでアイヌの伝説の一つだそうです。
アイヌ語でシャック・ショモ・アエップ(“夏、口にだしてはいけない”)が“怖い蛇の神様”と同じ意味に使われるくらい、 蛇を恐れているそうです。
ちょっと調べたところアイヌ語では、 シャックは“夏” ショモは“~しない” アエップは“食べ物や餌(エ)”なんかだそうです。 間違っているかもしれませんが、 大雑把に訳せば、「夏、食べない」「夏、口にしない」というところでしょうか? “夏、口にだしてはいけない”とは、少しニュアンスが違う気がしますが、そういう言い回しもあるのだと言われればそうかもしれません。
蛇の出てくるユーカラは、夏場に頼んでも、決して歌ってくれない。 ユーカラは、アイヌ語では叙事詩を指すそうですが、単に歌を指す言葉でも使われるみたいです。 蛇の出てくる歌(そんな歌��あるんですね)は、決して歌わないということでしょう。
久生も興味が湧いてきたのか、北海道旅行に言ったときの友人に聞いた話をします。
夏になると、洞爺湖の饅頭(まんじゅう)島から中島へ蛇が群れになって泳いで渡る。 調べてみると、饅頭島はヘビ島と呼ばれるほどに蛇が多い島だそうです。 実際に、中島へ蛇が渡るのかどうかは知りませんが、想像すると確かに怖い光景かもしれません。
純粋なアイヌが残っているとしても、 ホヤウカムイという蛇神は、 五弦琴(トンコリ)をならし、氓び(ほろび)の歌の中にでてくる話なのだろうといいます。
アイヌと氷沼家に 因縁があると思わせてますね。
ところで、 五弦琴(トンコリ)は、樺太アイヌ起源の楽器だそうです。 ハープ等と同じく基本的には弦の数(つまり五音)しか音が出ない。 かなりシンプルな音なんでしょうね。
氓び(ほろび)の歌はアイヌの歌にあるのでしょうが、 この氓びの意味がよくわかりません。
滅びるや亡びると同じような意味だと見て取れますが、 実際に、検索してみると民としての意味合いが強いようです。
つまり、民が亡びるというような解釈すればいいのでしょうか? それは、すなわちアイヌが消滅するということに繋がつのかもしれません。
アイヌを恐れているのは、 藍ちゃんの従兄弟同士であり、 亜利夫の学校の先輩後輩に当たる氷沼蒼司の弟、紅司(こうじ)であると。
それを引き取って、久生は、氷沼家とアイヌの因縁を探ろうとします。
アイちゃんの曽お祖父ちゃんの誠太郎(せいたろう)が、開拓使の役人で、クラーク博士の通訳をしていた。 氷沼家は曾お祖母さんの実家だとのこと。
なんと、 ここでw.s.クラーク博士の名前が出てきます。 そうです。あの“ボーイズ・ビー・アンビシャス”の人です。
明治三年(1870年)以降、アーマスト州立農業学校時代に、クラーク博士と誠太郎が知り合ったことになっています。 アーマスト州立農業学校は、厳密には、マサチューセッツ大学アマースト校のようですね。
で、同行帰朝したと『クラーク先生とその弟子たち』(大島正健著)にあるが、 これは間違いで、明治七年(1874年)に誠太郎が先に帰国し、 北海道・サハリン(樺太)の開拓のために設けられた開拓使に、出仕しています。 青山試験場勤務から、明治九年の博士の来日とともに、札幌勤務となっています。
『クラーク先生とその弟子たち』の中身までわかりませんが、同行帰朝ということは、 国命によって外国に使者として出かけたものが帰国するということなので、誠太郎は、国の仕事をしていたことになります。
そのクラーク博士が翌年明治十年(1877年)帰米したあとも、内村鑑三(うちむら��んぞう)や新渡戸稲造(にとべいなぞう)を北海道に送り込んだりと勢力的に働いていたはずなのに、 誠太郎によるアイヌ狩りともういうべき残虐な行為が、黒田清隆(くろだきよたか)の耳に届き、 長崎出張申シ付ケ候事と明治六年(1873年)に官営となった高島炭鉱へ追いやられてしまいます。
その後、誠太郎は、失踪。最後は、狂死したと言う連絡が、函館の実家に入ります。
と、 ここまで、実在の人物名を挙げて詳細に述べられると、現��の話のような気にさせられます。 うまく現実と絡めて盛り上げていますね。
その後、藍ちゃんのお祖父ちゃんの光太郎が昭和9年3月21日の函館大火でなくなったり、 長女の朱美(あけみ)が広島の原爆で、 洞爺丸の事件で長男の紫司郎と三男の薫三郎が亡くなったりと、 氷沼家では、ろくな死に方をしないと言われるようになります。
結局、目白にいるには、蒼司とその弟の紅司それに藍ちゃん それから同居人の叔父橙次郎(とうじろう)夫妻ということになります。
ここまでで、アイヌとの因縁が匂わされると、 ミスリードさせようとしてる感じがプンプンです。
あとは、主な登場人物が出てきましたね。
氷沼蒼司(ひぬまそうじ) 氷沼紅司(ひぬまこうじ) 氷沼藍司(ひぬまあいじ) 橙次郎(とうじろう)夫妻
光田亜利夫(みつだありお) 奈々村久生(ななむらひさお)
つづく。
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海外で活躍する日本人。日本語が苦手だけど日本語名の大坂なおみ、日本語ネイティブだけど英語名のサニブラウン、日本語ネイティブで日本語名の八村塁。それぞれ同じ日本人として親近感の感じた方がビミョーに違うの面白い。
Xユーザーの哲戸(´・_・`)次郎さん
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奇幻之旅
H:看了「馬特萊斯特的奇幻旅程.下集:神祕咒語」,「班傑明的奇幻旅程」(2小時46分),「大智若魚」125分等,對「奇幻之旅」會有初步的印象,人生精彩,濃縮在一部書或一部電影之中。人生之路漫漫長路,有驚奇有無聊,記那驚濤駭浪的時刻,靜如處子般的決摯伏,都是人生的經歷,高超的歷程,天真的觀察,心情愉快平和都是奇幻之旅的好題材。朱熹的「半畝方塘一鑑開,天光雲影共徘徊。」,無聊坐著也能有「天光雲影」的眼界。王維「行到水窮處,坐看雲起時。」累了看看天,也有開闊的心境。
沈復「余憶童稚時,能張目對日,明察秋毫。見藐小微物,必細察其紋理,故時有物外之趣。」無緣山川遊歷,家中庭院小坐也有奇趣。「日本熊谷守一 (1880年-1977年) 的一天。他是究極之「宅男」,足足30年沒步出家門,每天在庭園靜觀草木枯榮與螻蟻步姿,總是流連忘返。」奇幻不在其大,心開眼開處處皆奇幻。樂趣在心中,人生電影自己拍。蟄伏與驚人飛天,全在心境轉幻。
禪語中「見山是山,見山不是山,見山還是山」三個不同階段,最終歸於平靜。 20240607W5
網路資抖
朱熹的《活水亭观书有感二首·其一》
朝代:宋代
作者:朱熹
半畝方塘一鑑開,天光雲影共徘徊。
問渠哪得清如許?爲有源頭活水來。(那 通:哪)
《終南別業》唐王維
中歲頗好道,晚家南山陲。興來每獨往,勝事空自知。行到水窮處,坐看雲起時。偶然值林叟,談笑無還期。
看《綠野仙師:熊谷守一》,如像炎夏喝一口冷泡茶,同樣沁人心脾。
電影根據真實事蹟改編,以1970年代的東京為背景,描述90多歲日本神級野獸派畫家熊谷守一 (1880年-1977年) 的一天。他是究極之「宅男」,足足30年沒步出家門,每天在庭園靜觀草木枯榮與螻蟻步姿,總是流連忘返。
蟄伏
動物藏伏在土中不食不動。《淮南子.天文》:「百蟲蟄伏,靜居閉戶。」
奇幻之旅
匯集各國經典文化風情,熱鬧的香榭大道、五光十射的美式酒吧、熱情奔放的印度舞蹈,實現願望的俄羅斯娃娃,舞蹈 特技與魔術的精采結合,一場驚險又華麗的旅行即將展開。
文化(英語:culture,日語:文化/ぶんか Bunka)是由古羅馬哲學家西塞羅首次使用拉丁文「cultura animi」定義,原意是「靈魂的培養」,由此衍生為生物在其發展過程中積累起跟自身生活相關的知識或經驗,使其適應自然或周圍的環境,是一群共同生活在相同自然環境及經濟生產方式的人所形成的一種約定俗成潛意識的外在表現。
風情 :
釋 義
風采、神情。如:「但願一見先生風情,以遂平生之願。」《晉書.卷七三.列傳.庾亮》:「元帝為鎮東時,聞其名,辟西曹掾。及引見,風情都雅,過於所望,甚器重之。」
風雅情韻。如:「大夥兒都聽出這番話中暗藏情意,唯獨當事人不解風情,毫無反應。」清.趙之壁《平山堂圖志.卷六.藝文志四》引清.符曾〈上元後一夕南圻招遊平山堂看月四首〉詩之三:「見說山行不待呼,帽簷花壓笑胡盧。風情未許消磨盡,還有春愁到客無。」
風土人情。如:「這家餐廳之裝潢,充滿著異國風情。」
風月景色的意趣。
人與人彼此間情愛之事。元.關漢卿《望江亭》第一折:「非是貧姑硬主張。為他年少守空房。觀中怕惹風情事。故使機關配白郎。」《水滸傳》第二四回:「王婆貪賄說風情,鄆哥不忿閙茶肆。」《金瓶梅詞話》第九八回:「料此婦人一定好風情,就留下一兩銀子在屋裡吃酒,和王六兒歇了一夜。」
香榭麗舍大道
法国巴黎的大街
香榭麗舍大街(法語:Avenue des Champs-Élysées,法語發音:[av(ə).ny de ʃɑ̃z‿e.li.ze]),是法國首都巴黎的一條大道,位於城市西北部的第八區。它被譽為巴黎最美麗的街道。「香榭麗舍」原意是希臘神話中聖人及英雄靈魂居住的冥界中之至福樂土。
五光十色
形容景色鮮麗複雜,光彩奪目。語本南朝梁.江淹〈麗色賦〉。後亦用「五光十色」比喻內容豐富,變化萬端。
△「五彩繽紛」
說明「賦」是傳統文學體裁之一,形似散文,但內含詩的韻律,是一種介於詩歌與散文之間的文體。盛行於漢魏六朝,魏晉南北朝時,因應新興的駢偶文風而發展出「俳賦」,此體多採四六對仗的句式,講求嚴格的平仄音律,並喜用典故。江淹為當時著名作家,〈麗色賦〉即其作品之一,內容描繪一位絕色美女的容貌、姿儀。其中一段,文曰:「其始見也,若紅蓮鏡池;其少進也,如綵雲出崖,五光徘徊,十色陸離。」大意是:初見佳人,如見生長於無波如鏡之池中的紅蓮,佳人一動,則如絢爛的雲彩自崖間飄出,色彩鮮麗,燦爛奪目。短短數語,即生動呈顯了麗人的綽約風姿。後來「五光十色」這句成語就從這裡演變而出,用來形容景色鮮麗複雜,光彩奪目。亦用來比喻事物的內容豐富,變化萬端。
麗色賦
作者:富嘉謨 唐本作品收錄於《全唐文/卷0235》
姊妹计划: 数据项
客有鴻盤京劇者,財力雄倬,誌圖豐茂,繡轂生塵,金羈照路。清江可涉,綠淇始度,拾蕊歲滋,摘芳奇樹。錦席夜陳,苕華嬌春,瑤台吐鏡。翠樓初映,俄而世姝即,國容進,疑自持兮動盼,目爛爛兮昭振。金為釵兮十二行,錦���履兮五文章,聲珊珊兮佩明璫,意洋洋兮若有亡,蹁躚兮延佇,招吾人兮由房。凝釭吐輝兮明燭流注,願言始勤兮四坐相顧,時峨峨而載笑,唯見光氣之交騖。夜如何其夜遲遲,美人至止兮皎素絲,秉明心兮無他期。引鄉何其夜已半,美人至止兮青玉案,之死矢兮無彫換。既而河漢欲傾,琴瑟且鳴,餘弄未盡,清歌含韻。歌曰:「涉綠水兮采紅蓮,水漫漫兮花田田。舟容與兮白日暮,桂水浮兮不可度。憐彩翠於幽渚,悵妖妍於早露。」於是覽物遷跡,徘徊不懌,起哀情於碧湍,指盛年於光隙,擊節浩歎,解珮嘉客。是時也,楊雄始壯,相如未病,複有鄒、枚,藉藉荀令。鹹娛座客,嬉妙情,灑豪翰,動和聲。使夫燕姬趙女,衛豔陳娥,東門相送,上宮經過。碧雲合兮金閨暮,紅埃起兮彩騎多,價奪��城之美,聲曼獨立之歌,況複坐弦酌而對瑤草,當盛明而謂何?
熱情奔放
(1) ∶充滿熱情的熱情奔放的僱員
(2) ∶充滿活力、首創精神或應變能力的
採訪記者都是些熱情奔放的波希米亞人
基本含义:形容人的情感激烈、活泼开朗,表现出极大的热情和豪放的性格。
详细解释(Detailed Explanation):热情奔放形容人的情感表达十分激烈,性格开朗大方,表现出无拘无束、豪放不羁的气质。
使用场景(Usage Scenarios):常用于形容个人性格、情感表达或行为举止,多用于褒义。
南美熱情的踢踏舞,節奏明快,動作清爽相當令人振奮。
夏天季節的特性:萬物齊長、百花齊放,轉化為夏之茶層次豐富、百花齊放的味道。
1熱情洋溢 熱情奔放
2. 熱情奔放 熱情洋溢 情不自禁
解释:奔放 : (思想、感情、文章氣勢等)盡情流露,不受拘束:熱情~ 。充滿熱情的,充滿活力、首創精神或應變能力的樣子。
特技��蹈(Acrobatic Dance或稱Acro Dance),顧名思義即為特技與舞蹈融合的藝術新象,每年招收來自全國各地高中職畢業生,項目包含傳蹈、特技、有氧體操、韻律體操、啦啦舞蹈、傳統武術等。特技舞蹈這項運動藝術是在近代表演藝術全球化浪潮之驅使下,有效結合運動技能、創意、科技、表演藝術等元素,在特技與舞蹈特定的情境中,創造人體的姿態、造型、速度、力量與情感強度所體現的藝術形態,並使舞蹈在特技中扮演起伏跌宕的角色,創造另具特色、生動鮮明的藝術新象,具有造型美、流動美、身體美的巨大價值。其表現手法的突出特點是誇張、驚奇、變形,追求超乎常形之上的藝術真實,旨在挑動觀眾的視覺與想像,共同完成身體審美意象的創作,因而獨具藝術魅力。隨著科、技整合與「文化產業化」之衝擊,這項充滿表現力、身體美與藝術美之藝象,已受到廣大喜愛。
魔術
藝術表演形式
魔術(英語:Magic),是一門獨特的藝術表演形式,通過特殊的手法及道具等,使觀眾覺得不可思議[1]。廣義的定義為泛指各種以專業技巧或知識展示出讓人覺得歡笑、不可思議的藝術的活動。魔術的技巧並不包含特異功能的成份。魔術亦可定義為「在滿足物質不滅定律及能量守恆定律的條件之下,呈現出違反經驗法則的表演」。
「幻術」重新導向至此。關於其他用法,請見「幻術 (電影)」。
魔術不是只有障眼法,而是一項務求違反客觀現象的表演藝術,必須有純熟的手法和精製的道具,瞭解觀眾的心理還有良好的表演心態。一個成功的魔術能令觀眾看得如癡如醉,要靠很好的表演和新的創意。魔術並非一定需要特殊道具、助手、台前幕後的協助,有時候憑藉手邊的小東西也可以變出一個好魔術。
魔術師則是指從事魔術活動,並且不將魔術濫用者。魔術師在古代稱為「眩者」、「幻人」等。
Jerome Bosch: L'Escamoteur, 1475-1480
西方魔術歷史
起源
葛飾北齋的作品《北齋漫畫》描繪出江戸時代的座敷芸幻術。
正確的魔術起源時間無從考據,推測從有人類活動開始就有了魔術。魔術的起源是宗教和信仰,所謂「魔術」一詞源來自拉丁語magi,常被拜火教使用。在古代(特別是印度),人們相信自然界中所有的事情,都是因為有精靈或神靈操縱,因此巫師或祭師利用人類迷信的心理,利用人們所不知道的原理製造神跡,讓人們相信這些是由精靈或神靈所行出來的,藉由魔術強化宗教的儀式,信眾們更加確認他們的信仰。
歷史上最早的魔術紀錄是在埃及,大約是在西元前2600年,也就是距今四千多年前。1823年發現的《威斯卡手稿》,文獻上記載了一位名叫德狄(Dedi of Dedsnefu)的魔術師,受召為法老王進行表演。他能將鵝的頭砍下,而斷了頭的鵝依然能走動,最後再把頭接回去恢復為原本的鵝。該紀錄描述了這名魔術師對鵜鶘和公牛也進行了相同的戲法。古希臘的神殿也利用了魔術的原理。例如祭師打開神殿大門時,風箱會吹向地面,祭臺上便出現了火焰。還有應用風管製造的會說話的神像。
而最早的戲法紀錄則是「杯與球戲法」(Cups And Balls),這是目前人們所知最古老的戲法。在埃及的壁畫中(Tomb of Baqt III at Beni Hassan B.C 2500)也有紀錄。而真正其歷史表演的紀錄則可追溯到1世紀時。此戲法在中世紀時大受歡迎,被魔術師們廣泛表演於市集中。當時的魔術師被稱為雜耍者(Juggers)。這些四處旅行的表演者與樂師、詩人、特技表演者到村莊的空地上以簡單的戲法娛樂村民。
中世紀
到了中世紀末期,歐洲魔術師開始面臨來自教堂的強烈反對。因為那時人們十分相信巫術與超自然現象,而教會相信超自然事件不是出於聖靈便是出於邪靈的信念,使得任何未被教堂所認可的魔法,就會被認為是黑魔法。只要一個人指證,魔術師就被會面臨審判。許多魔術師都遭到指控,被指証他們與惡魔結盟。
儘管受到迫害,魔術師依然是個既危險,又受到歡迎的職業。一些魔術師受到大地主與貴族的青睞與保護。這時期四處遊走表演的魔術師,只有有限的戲法可以進行表演。當時撲克牌還不普遍,需要大型道具的戲法又昂貴。所以魔術師要依賴靈巧的手法和說故事的技巧。用鳥類和動物表演的戲法相當受到歡迎。
近三百年前,宗教對於魔術的迫害逐漸加深,在英王亨利八世統治期間,表演魔術的懲罰是死刑。到了16世紀末,對女巫的迫害到了大屠殺的地步。由於這些瘋狂的行徑,很多魔術師都受生命威脅,若不透露魔術的秘密,恐怕會被處死。因此促使了第一本英文魔術書籍的誕生,1584年的「巫術探索」(The Discovery Of Witchcraft)。該書作者雷吉諾·史考特(Reginald Scot)的目的,是為了要拯救魔術師的性命,為了將魔術師的技巧與女巫的邪惡力量作為區分,在書中揭露了不少魔術秘密,以證明這些看似奇蹟的神蹟,事實上是由一些自然的技巧來達成,而非藉助於邪惡的力量。而他的作品,的確令很多的魔術師脫離被燒死的命運。書中介紹許多祕密,部分至今仍有再使用。
在歷史上,只要是人群聚集的地方,魔術師的表演就會高堂滿座。在18世紀,人們最常聚集的地方是每年的市集。各種馬戲表演,特技表演都會來這。但是在這競爭中,唯一的明星就是魔術師。18世紀最偉大的魔術師,是埃賽克·福克斯。他在1720年代聲名大噪,在各城鎮的主要市集上,都能見到其蹤影。埃賽克的經典魔術是蛋袋(Egg Bag),從空無一物的袋中,不斷拿出雞蛋與小物品。要觀看福克斯表演需付一先令。他是這項技法的先師,因此成了高收入者,甚至還有死忠的支持者。在他於1731年逝世時,報紙報導了他留下了一萬英鎊的遺產,相當於今日的100萬美元,由此可知他多受歡迎。
到了19世紀,隨著劇院的興起,魔術師找到了新的舞台。最早將魔術帶進戲院,並在劇院打出名號的魔術師,被稱為「北方的大巫師」(The Great Wizard of North)的蘇格蘭魔術師,約翰亨利安德森(John Henry Anderson 1814-1874)。他的創新表演風格,影響了後世眾多的魔術師。魔術師將巧手結合燈光和舞台效果,展開了魔術的新紀元。有史以來魔術師登上了歷史的巔峰,許多魔術為了因應戲院而誕生。十九世紀末是魔術表演的黃金時期,各地的魔術表演都是高堂滿座。魔術師當時穿著正式的燕尾服,就像當時上戲院的觀眾們一樣,這也是魔術師穿燕尾服表演的起源。有些魔術師甚至成了家喻戶曉的名人。
二十世紀初期最著名的魔術大師是脫逃大師哈利·胡迪尼(Harry Houdini 1874-1926),傳奇魔術大師胡迪尼,在美國是家喻戶曉的人物,胡迪尼擅長於脫逃術表演,手銬、緊身衣、牛奶罐、中國水牢,和最著名的水底脫逃。胡迪尼同時也是揭發以魔術為方法欺騙大眾的所謂特異功能人士的先驅者。直到今日人們依然記得他的事績。
但是,1930年代電影工業的起飛,造成魔術表演市場的快速衰退。因為在電影中,任何魔法都可能發生。唯有真正的魔術大師,才能讓觀眾著迷。
現今
人們對魔術的需求又再度上升。隨著賭城拉斯維加斯等娛樂城及電視的發展,造就了魔術巨星。魔術大師一般收費高昂,而且在世界各地都有支持者。現時,魔術依然能滿足了人們對於驚奇和娛樂的需求。
中國古代的魔術
魔術在中國有悠久的歷史,在漢代已有「魚龍蔓延」、「東海黃公」等成型魔術[2]。
在中國,南宋時就已經有類似魔術的表演,稱為「戲法」,現在的正式稱謂為古彩戲法。古彩就是古代堂彩的簡稱。這種節目是過去達官顯貴遇有婚、喪、嫁、聚之事時,表演者在廳堂表演的節目。[3]
中國古彩戲法自南宋以來杭州的瓦舍、街頭以及喜慶堂會都有演出。變戲法都遵循傳統,一直穿大褂表演,表演前必須上、下、反、正都要亮相,把蓋布里外讓觀眾看過。道具如魚缸、瓷碗、花瓶、火盆等。[4]
代表人物有清末民初時古彩戲法的表演者朱連魁(藝名林福或金陵福:Ching Ling Foo)。他最著名的表演就是古彩戲法的「大碗飛水」。
光緒年間,唐再豐編成《鵝幻彙編》一書,又稱《戲法圖說》或《中外戲法圖說》收錄當時許多中國魔術。
效果術語
傳統上,魔術的基本效果有下列幾種:
出現(Production):變出多更多人或物,與「消失」相對。
消失(Vanish):使人或物消失,不被看見,與「出現」相對。
變同、共鳴(Sympathetic Reaction):兩人或兩物或以上作出同一結果。
反自然物理(Physical Abnormally):包括人離開影、無頭美人、人首蜘蛛、拿開拇指等。
造成失敗(Spectator Failure):魔術師用某力量令觀眾不能做某種事。
傷害無效(Invulnerability):包括食火、行茅火炭、行劍上、食玻璃、食刀片、針釘割舌等而不受傷害。
移位(Transposition):從一處消失而從別處出現。
控制力(Control):魔術師運用非物理性的力量支配生物或死物之動作,如響鐘、自動伸手等。
自動(Animation):使無生命物體如同有生命般活動。
變化(Transformation):改變大小、形狀、性質、顏色、記號等。
復原(Restoration):某物件之部份或全部破爛肢離還原。
穿透(Penetration):在不損毀硬物及防止其造成損毀的情況之下,使另一硬物通過之。
辨示(Identification):如認出觀眾之牌桌(多用於牌類、亦用於顏色,魔術師或觀眾可認出)。
讀心術(Thought Reading):魔術師能知道觀眾所想,觀眾亦可將所想寫下以作對照。
思想轉移(Thought Transferring):使某甲能知道某乙所想之事物。
預言(Prediction):先記下某事物之發生,如頭條新聞等。
反地心引力(Anti-Gravity):人或物之動作反地心引力。
感官易位(Extra-Sensory Perception):如用手指頭來看東西,用鼻嗅顏色,用手指感覺牌點等。
特技(Acrobatics):用真技術或道具幫助,做出特別效果。
魔術的技巧和手法
花招
花招是指魔術表演者或玩紙牌老手利用一系列的方式偷偷的處理物體,來達到看似不可思議的效果,常用的物體包括卡片、紙牌及硬幣等。[5]
魔術師的誓詞
魔術師的誓詞(Magician's Oath)的版本有很多,長短不一,而內容主要都包含「保守魔術秘密」、「至力發展魔術」及「表演前必先熟練」三個基本原則。以下是其中一個較為常用的版本:
「作為魔術師,我願以信譽為誓,一切行為以保持魔術長期發展為依歸故,
我定必堅守魔術奧秘,尤其對不諳魔術及尚未起誓的人;
於人前表演前,我必熟習技法到至極,對自己及觀眾負責任,
並把自己的力量用於行善,貢獻人類。
此誓。」
薩斯頓三原則
全世界魔術師所公認並且共同遵守的就是所謂的「薩斯頓三原則」(Thurston's 3 rules in magic)。無論是職業或是業餘魔術師,都必須要遵守。
魔術表演之前絕對不透漏接下來的表演內容。
不在同一時間、地點對相同的觀眾變同樣的魔術2次以上。
魔術表演過後,絕不向觀眾透露魔術的秘密。
霍華·薩斯頓是20世紀初一位著名的美國魔術師。他本人並沒有說過這三項原則,是後人為了紀念他,才將這全世界魔術師所遵守的原則冠上他的名字。
魔術濫用
由於魔術手法能製造錯覺、假像和心理暗示,有些懂得魔術手法的人,會以此從事詐欺等不法活動圖利:
偷竊:利用魔術手法來行竊(Pick-pocket(英語:Pickpocketing))。
詐財:透過心理暗示來達成詐財的目的。
作弊(千術):利用魔術手法在賭場作弊。
特異功能:利用魔術方法製造效果,並宣稱自己使用特異功能。
偽氣功:利用魔術方法製造效果,並宣稱自己是使用氣功。
驚險華麗
驚險
危險而令人緊張。如:「驚險畫面」、「驚險鏡頭」。
驚險的
thrilling UK
/ˈθrɪl.ɪŋ/US
/ˈθrɪl.ɪŋ/ B2 adjective
extremely exciting:
The book is a thrilling adventure story.這是一部情節緊張的冒險小說。
adventurous UK
/ədˈven.tʃər.əs/US
/ədˈven.tʃɚ.əs/ adjective
exciting and often dangerous:
She led an adventurous life.她的一生充滿冒險刺激。
romantic UK
/rəʊˈmæn.tɪk/US
/roʊˈmæn.t̬ɪk/ adjective
exciting and mysterious and having a strong effect on your emotions:
We thought that Egypt was an incredibly romantic country.我們以前認為埃及是個充滿傳奇色彩的國家。
hair-raising UK
/ˈheəˌreɪ.zɪŋ/US
/ˈherˌreɪ.zɪŋ/ adjective
very frightening:
She gave a hair-raising account of her escape through the desert.她講述了自己穿越沙漠脫險的驚險過程。
hairy UK
/ˈheə.ri/US
/ˈher.i/ adjective informal
frightening or dangerous, especially in a way that is exciting:
I like going on the back of Pedro's motorbike, though it can get a bit hairy.我喜歡坐在佩德羅的機車後座上兜風,雖然有時有些驚險。
華麗
華美豔麗。《晉書.卷四一.劉寔傳》:「及位望通顯,每崇儉素,不尚華麗。」《紅樓夢》第五一回:「鳳姐看襲人頭上戴著幾枝金釵珠釧,倒華麗。」
馬特萊斯特的奇幻旅程.下集:神祕咒語
A Matt Lester Spiritual Thriller: The Secret Mantra
作者:大衛.米奇
原文作者:David Michie
譯者: 王詩琪
語言:繁體中文
出版社:時報出版
出版日期:2021/11/23
劇情簡介──
量子科學家馬特,終於發現自己的身世之謎,來到了不丹虎穴寺,為打開千年傳承的伏藏預作準備。然而就在開啟伏藏的前夕,慈林喇嘛卻被人殺害!珍貴的藥師佛像也不翼而飛,而佛像裡頭藏著的蓮師伏藏也隨著佛像被盜走了。
馬特由不丹來到加德滿都,企圖尋回伏藏與藥師佛,不料卻被惡人盯上,邪惡之人的目標,究竟是佛師佛?還是伏藏?還是馬特的性命?馬特為了擺脫惡人,從加德滿都,來到杜拜,再到都柏林,與學者愛麗絲會合,令人驚恐萬分的是,愛麗絲也遭遇危險!愛麗絲的研究計畫,竟然阻礙了藥廠的龐大利益!兩人再度逃亡,而逃亡其間,也漸漸發覺,愛麗絲關於身心醫學的研究計畫,與伏藏之間,有著一絲隱密的關聯。
作者的話──
《馬特萊斯特的奇幻旅程》是一部虛構小說。如果其中的角色、情節和主題令人不禁信以為真,那是由於我將現實的元素依據我個人的經驗、加上我的想像力,編織在這個故事裡的緣故。
讀者們有必要知道的部份是,小說中關於藥師佛修行儀軌的部分全然屬實。作為事部密續(Kriya Tantra)傳統中的一部分,藥師佛的存在難能可貴,祂的修行儀軌可以大大地增進我們的禪修,尤其是當我們專注在療癒自己或他人時。世世代代以來,這項修行儀軌已經深切裨益了無數個世代的禪修者。藥師佛心咒已經傳唱了數百年,就如同小說裡描述的一樣。我衷心地希望,藉由創作這本小說,能激起許多人對這項非凡的修持方法的興趣,樂意去深入瞭解它所帶來的轉化力量。
《光影與魔法: 電影奇幻之旅》是一部六集的訪談式紀錄片系列,帶大家認識光影魔幻工業(簡稱「光魔工業」),這是喬治盧卡斯為了拍攝《星際大戰》而成立的視覺特效公司。 透過個人訪談與未曾公開的畫面,本系列導演勞倫斯卡斯丹以光魔工業最經典的特效展開序幕,同時探究這些創作藝術家與改革者迷人的背景故事。
《班傑明的奇幻旅程》(奇幻逆緣)
2008年美國電影
《班傑明的奇幻旅程》(英語:The Curious Case of Benjamin Button,中國大陸譯《本傑明·巴頓奇事》,香港、新加坡譯《奇幻逆緣》) 是一部於2008年上映的美國奇幻愛情劇情電影,劇情自法蘭西斯·史考特·費茲傑羅的1922年同名短篇小說改編,華納兄弟發行。為大衛·芬奇執導,並由艾瑞克·羅斯編劇,布萊德·彼特、凱特·布蘭琪、泰拉姬·P·漢森、茱莉亞·歐蒙、傑森·弗萊明、伊萊亞斯·科泰斯(英語:Elias Koteas)與蒂妲·絲雲頓等人主演。故事講述一名自出生便是老人、但會隨著時間流逝愈加年輕的男子班傑明·巴頓與兒時玩伴黛絲·富勒,兩者在生命中交織的經歷。
劇情
故事以倒敘方式,由臨終前的女主角黛絲·富勒與其女兒卡洛琳讀出主角班傑明·巴頓遺下的日記,而開始其傳奇故事。班傑明的身體相當奇特,出生時就像85歲的老嬰兒。母親為了生他而難產去世,後被父親湯瑪斯視為怪胎遺棄到養老院。無法生育的黑人女護工昆妮收養了他,並為他取名班傑明。接着,班傑明開始逆着常人成長的定律長大,身體隨着年齡的增長變得稍有活力。他在養老院裡度過童年。1930年,12(73)歲的班傑明遇上了富勒太太8歲的孫女黛絲,善良而親切的黛絲溫暖了班傑明。逐漸成長的班傑明後成為雀喜號的水手。一次,他的父親托馬斯偶然與班傑明相遇,邀他飲酒,但沒有與班傑明相認。
1936年,18(67)歲的班傑明離開黛絲,隨船出海週遊,期間他不斷寄回明信片給黛西,他們之間的情緣從此埋下種子。摩爾曼斯克的旅館中,班傑明遇到了已婚婦人伊麗莎白·亞伯特,兩人譜出一段戀情。之後伊麗莎白與班傑明離別。不久日本偷襲珍珠港,雀喜號被美國海軍徵用,從事打撈搜救的工作。在一次戰爭中,其拖船與敵方相遇,兩者同歸於盡,最終只有他一人生還,往昔的同事紛紛先他而去。這些經歷使他對人生生命有了全新的認識。1945年5月,26(59)歲的班傑明回到療養院巧遇黛絲,這時班傑明已成了50多歲的成年男人。黛絲成為芭蕾舞團中的唯一一位美國人,事業如日中天,與另一位男演員相愛,看到此景,班傑明離開了黛絲,並在外度過一段風流歲月,慢慢地他的身體變得如同40歲的成熟男人。
他獲得父親托馬斯的邀請,在酒席上他得知了自己的身世。此時托馬斯已身患重疾,將自己140年的家族生意——鈕扣廠交給班傑明。不久,湯瑪斯去世,班傑明與昆妮一同出席了葬禮。不巧,黛絲在巴黎表演期間由於一系列偶然之下,在街上遭車禍,讓她無法重回芭蕾舞舞台。班傑明·巴頓接到電報後到訪,但兩人未能更進一步的相戀。1962 年春,黛絲回到養老院,與44(41)歲的班傑明重逢,兩人自組家庭並開始了浪漫的婚姻生活,這時他的身體變成了30多歲的男人。隨後,黛西成為舞蹈學校師,並有了一個女兒,班傑明·巴頓意識到他將繼續變小,最後將變成小孩子一樣,為了能給黛西一個正常的生活,他將所有房產、產業變賣,然後將賣得的錢交給黛西後離去。他又一次開始週遊世界的旅程,而黛西則改嫁給一位鰥夫。
10多年後,兩人再次相見。班傑明給了黛絲寄來準備交給女兒的提前填寫的明信片。數年後,班傑明隨後體型變成小孩,回到療養院中倒頭便睡,記憶開始衰退之下,警察在其背包上找到其日記並把其交給黛絲。黛絲像照顧自己孩子一樣照顧他,最後在2003年,班傑明變成嬰兒躺在黛西懷中閉上眼睛。此時作為回憶人的黛西躺在醫院裡,颶風卡崔娜吹襲美國南部之時,悄悄離開人世。
大智若魚
《大智若魚》(英語:Big Fish)是一部於2003年上映的美國奇幻片,提姆·波頓執導,伊旺·麥奎格主演。劇情改編自丹尼爾·華勒斯(英語:Daniel Wallace (author))(Daniel Wallace)於1998年撰寫的小說《大魚老爸(英語:Big Fish: A Novel of Mythic Proportions)》(Big Fish)[2],以一個小孩的口吻,來敘述其爸爸傳奇的一生。
劇情
愛德華(伊萬·邁克格雷戈 飾)生性熱愛自由,成年之後,他選擇離開家鄉,踏上了環遊世界的旅程。一路上,愛德華遇見了各種各樣稀奇古怪的角色,經歷了無數精彩絕倫的的冒險,而他日後最大的興趣,就是向他人喋喋不休的重複講述他的這一段奇幻旅程。
威爾(比利·克魯德普 飾)是愛德華的兒子,他並不相信父親所講述的那些光怪陸離的故事,甚至對此感到無比厭煩。婚後,他同父親中斷了聯繫,一晃眼就是數年過去。當再次得到愛德華的消息之時,威爾才知道父親即將不久於人世,他決定去見愛德華最後一面。然而,這一次,威爾終於發現了隱藏在這些故事背後的奧秘和真相。
浮生六記/��二 閑情記趣
浮生六記
卷一 閨房記樂
浮生六記卷二 閒情記趣
作者:沈復
卷三 坎坷記愁
姊妹計劃: 數據項
余憶童稚時,能張目對日,明察秋毫。見藐小微物,必細察其紋理,故時有物外之趣。夏蚊成雷,私擬作群鶴舞空,心之所向,則或千或百,果然鶴也。昂首觀之,項為之強。又留蚊於素帳中,徐噴以煙,使其沖煙飛鳴,作青雲白鶴觀,果如鶴唳雲端,為之怡然稱快。又常於土牆凹凸處、花臺小草叢雜處,蹲其身,使與臺齊。定神細視,以叢草為林,以蟲蟻為獸,以土礫凸者為丘,凹者為壑,神遊其中,怡然自得。一日,見二蟲鬥草間,觀之,興正濃,忽有龐然大物,拔山倒樹而來,蓋一癩蝦蟆也。舌一吐而二蟲盡為所吞。余年幼,方出神,不覺呀然驚恐,神定,捉蝦蟆,鞭數十,驅之別院。
年長思之,二蟲之鬥,蓋圖奸不從也,古語云「奸近殺」,蟲亦然耶?貪此生涯,卵為蚯蚓所哈(吳俗稱陽曰卵),腫不能便,捉鴨開口哈之,婢嫗偶釋手,鴨顛其頸作吞噬狀,驚而大哭,傳為語柄。此皆幼時閒情也。
及長,愛花成癬,喜剪盆樹。識張蘭坡,始精剪枝養節之法,繼悟接花疊石之法。花以蘭為最,取其幽香韻致也,而瓣品之稍堪入譜者不可多得。蘭坡臨終時,贈余荷瓣素心春蘭一盆,皆肩平心闊,莖細瓣淨,可以入譜者,餘珍如拱璧,值余幕游於外,芸能親為灌溉,花葉頗茂,不二年,一旦忽萎死,起根視之,皆白如玉,且蘭芽勃然,初不可解,以為無福消受,浩嘆而已,事後始悉有人慾分不允,故用滾湯灌殺也。從此誓不植蘭。次擾鵑,雖無香而色可久玩,且易剪裁。以芸惜枝憐葉,不忍暢剪,故難成樹。其他盆玩皆然。
惟每年籬東菊綻,積興成癖。喜摘插瓶,不愛盆玩。非盆玩不足觀,以家無園圃,不能自植,貨於市者,俱叢雜無致,故不鰓。其插花朵,數宜單,不宜雙,每瓶取一種不參色,瓶口取闊大不取窄小,闊大者舒展不拘。自五、七花至三、四十花,必於瓶口中一叢怒起,以不散漫、不擠軋、不靠瓶口為妙,所謂「起把宜緊」也。或亭亭玉立,或飛舞橫斜。花取參差,間以花蕊,以免飛鈸耍盤之病;況取不亂;梗取不強;用針宜藏,針長寧斷之,毋令針針露粳,所謂「瓶口宜清」也。視桌之大小,一桌三瓶至七瓶而止,多則眉目不分,即同市井之菊屏矣。幾之高低,自三四寸至二尺五六寸而止,必須參差高下互相照應,以氣勢聯絡為上,若中高兩低,後高前低,成排對列,又犯俗所謂「錦灰堆」矣。或密或疏,或進或出,全在會心者得畫意乃可。
若盆碗盤洗,用漂青松香榆皮面和油,先熬以稻灰,收成膠,以銅片按釘向上,將膏火化,粘銅片於盤碗盆洗中。俟冷,將花用鐵絲扎把,插於釘上,宜偏斜取勢不可居中,更宜枝疏葉清,不可擁擠。然後加水,用碗沙少許掩銅片,使觀者疑叢花生於碗底方妙。
若以木本花果插瓶,剪裁之法(不能色色自覓,倩人攀折者每不合意),必先執在手中,橫斜以觀其勢,反側以取其態;相定之後,剪去雜技,以疏瘦古怪為佳;再思其梗如何入瓶,或折或曲,插入瓶口,方免背葉側花之患。若一枝到手,先拘定其梗之直者插瓶中,勢必枝亂梗強,花側葉背,既難取態,更無韻致矣。折梗打曲之法,鋸其梗之半而嵌以磚石。則直者曲矣,如患梗倒,敲一、二釘以筦之。即楓葉竹枝,亂草荊棘,均堪入選。或綠竹一竿配以枸杞數粒,幾莖細草伴以荊棘兩枝,苟位置得宜,另有世外之趣。若新栽花木,不妨歪斜取勢,聽其葉側,一年後枝葉自能向上,如樹樹直栽,即難取勢矣。
至剪裁盆樹,先取根露雞爪者,左右剪成三節,然後起枝。—枝一節,七枝到頂,或九枝到頂。枝忌對節如肩臂,節忌臃腫如鶴膝;須盤旋出枝,不可光留左右,以避赤胸露背之病;又不可前後直出。有名雙起三起者,一根而起兩、三樹也。如根無爪形,便成插樹,故不取。然一樹剪成,至少得三、四十年。餘生平僅見吾鄉萬翁名彩章者,一生剪成數樹。又在揚州商家見有虞山遊客攜送黃楊翠柏各一盆,惜乎明珠暗投,余未見其可也。若留枝盤如寶塔,扎枝曲如蚯蚓者,便成匠氣矣。
點綴盆中花石,邪可以入畫,大景可以入神。一甌清茗,神能趨入其中,方可供幽齋之玩。種水仙無靈壁石,余嘗以炭之有石意者代之。黃芽菜心其白如玉,取大小五七枝,用沙土植長方盤內,以炭代石,黑白分明,頗有意思。以此類推,幽趣無窮,難以枚舉。如石葛蒲結子,用冷米湯同嚼噴炭上,置陰濕地,能長細菖蒲,隨意移養盆碗中,茸茸可愛。以老蓬子磨薄兩頭,入蛋殼使雞翼之,俟雛成取出,用久中燕巢泥加天門冬十分之二,搗爛拌勻,植於小器中,灌以河水,曬以朝陽,花發大如酒杯,縮縮如碗口,亭亭可愛。
若夫園亭樓閣,套室迴廊,疊石成山,栽花取勢,又在大中見小,小中見大,虛中有實,實中有虛,或藏或露,或淺或深。不僅在「周、回、曲、折」四宇,又不在地廣石多徒煩工費。或掘地堆土成山,間以塊石,雜以花草,籬用梅編,牆以藤引,則無山而成山矣。大中見小者,散漫處植易長之竹,編易茂之梅以屏之。小中見大者,窄院之牆宜凹凸其形,飾以綠色,引以藤蔓;嵌大石,鑿字作碑記形;推窗如臨石壁,便覺峻峭無窮。虛中有實者,或山窮水盡處,一折而豁然開朗;或軒閣設廚處,一開而可通別院。實中有虛者,開門於不通之院,映以竹石,如有實無也;設矮欄於牆頭,如上有月台而實虛也。貧士屋少人多,當仿吾鄉太平船後梢之位置,再加轉移。其間台級為床,前後借湊,可作三塌,間以板而裱以紙,則前後上下皆越絕,譬之如行長路,即不覺其窄矣。余夫婦喬寓揚州時,曾仿此法,屋僅兩椽,上下臥室、廚灶、客座皆越絕而綽然有餘。芸曾笑曰:「位置雖精,終非富貴家氣象也。」是誠然歟?
余掃墓山中,檢有巒紋可觀之石,歸與芸商曰:「用油灰疊宣州石於白石盆,取色勻也。本山黃石雖古樸,亦用油灰,則黃白相閱,鑿痕畢露,將奈何?」芸曰:「擇石之頑劣者,搗末於灰痕處,乘濕糝之,干或色同也。」乃如其言,用宜興窯長方盆疊起一峰:偏於左而凸於右,背作橫方紋,如雲林石法,廛岩凹凸,若臨江石硯狀;虛一角,用河泥種千瓣白萍;石上植蔦蘿,俗呼雲松。經營數日乃成。至深秋,蔦蘿蔓延滿山,如藤蘿之懸石壁,花開正紅色,白萍亦透水大放,紅白相間。神遊其中,如登蓬島。置之簷下與芸品題:此處宜設水閣,此處宜立茅亭,此處宜鑿六字曰「落花流水之間」,此可以居,此可以釣,此可以眺。胸中丘壑,若將移居者然。一夕,貓奴爭食,自簷而墮,連盆與架頃刻碎之。余嘆曰:「即此協營,尚干造物忌耶!」兩人不禁淚落。
靜室焚香,閒中雅趣。芸嘗以沉速等香,於飯鐝蒸透,在爐上設一銅絲架,離火中寸許,徐徐烘之,其香幽韻而無煙。佛手忌醉鼻嗅,嗅則易爛;木瓜忌出汗,汗出,用水洗之;惟香圓無忌。佛手、木瓜亦有供法,不能筆宣。每有入將供妥者隨手取嗅,隨手置之,即不知供法者也。
余閒居,案頭瓶花不絕。芸曰:「子之插花能備風、晴、雨、露,可謂精妙入神。而畫中有草蟲一法,盍仿而效之。」余曰;「蟲躑躅不受制,焉能倣傚?」芸曰:「有一法,恐作俑罪過耳。」余曰:「試言之。」曰:「蟲死色不變,覓螳螂、蟬、蝶之屬,以針刺死,用細絲扣蟲項系花草間,整其足,或抱梗,或踏葉,宛然如生,不亦善乎?」余喜,如其法行之,見者無不稱絕。求之閨中,今恐未必有此會心者矣。
余與芸寄屆錫山華氏,時華夫人以兩女從芸識字。鄉居院曠,夏日逼人,勞教其家,作活花屏法甚妙。每屏—扇,用木梢二枝約長四五寸作矮條凳式,虛其中,橫四擋,寬一尺許,四角鑿圓眼,插竹編方眼,屏約高六七尺,用砂盆種扁豆置屏中,盤延屏上,兩人可移動。多編數屏,隨意遮攔,恍如綠陰滿窗,透風蔽日,紆迴曲折,隨時可更,故曰活花屏,有此一法,即一切藤本香草隨地可用。此真鄉居之良法也。
友人魯半舫名璋,字春山,善寫松柏及梅菊,工隸書,兼工鐵筆。余寄居其家之蕭爽樓一年有半。樓共五椽,東向,余後其三。晦明風雨,可以遠眺。庭中有木犀一株,清香撩人。有廓有廂,地極幽靜。移居時,有一僕一嫗,並挈其小女來。僕能成衣,嫗能紡績,於是芸繡、嫗績、僕則成衣,以供薪水。余素愛客,小酌必行令。芸善不費之烹庖,瓜蔬魚蝦,一經芸手,便有意外昧。同人知余貧,每出杖頭錢,作竟日敘。余又好潔,地無纖塵,且無拘束,不嫌放縱。時有楊補凡名昌緒,善人物寫真;袁少迂名沛,工山水;王星瀾名岩,工花卉翎毛,愛蕭爽樓幽雅,皆攜畫具來。余則從之學畫,寫草篆,鐫圖章,加以潤筆,交芸備茶酒供客,終日品詩論畫而已。更有夏淡安、揖山兩昆季,並繆山音、知白兩昆季,及蔣韻香、陸橘香、周嘯霞、郭小愚,華杏帆、張閒憨諸君子,如樑上之燕,自去自來。芸則拔釵沽酒,不動聲色,良辰美景,不放輕越。今則天各一方,風流雲散,兼之玉碎香埋,不堪回首矣!非所謂「當日渾閒事,而今舊憐」者乎!
蕭爽樓有四忌:談官宦陞遷、公廨時事、八股時文、看牌擲色,有犯必罰酒五廳。有四取:慷慨豪爽、風流蘊藉、落拓不羈、澄靜緘默。長夏無事,考對為會,每會八人,每人各攜青蚨二百。先拈鬮,得第一者為主者,關防別座,第二者為謄錄,亦就座,餘作舉子,各於謄錄處取紙一條,蓋用印章。主考出五七言各一句,刻香為限,行立構思,不准交頭私語,對就後投入一匣,方許就座。各人交卷畢,謄錄啟匣,並錄一冊,轉呈主考,以杜徇私。十六對中取七言三聯,五言三聯。六聯中取第一者即為後任主考,第二者為謄錄,每人有兩聯不取者罰錢二十文,取一聯者免罰十文,過限者倍罰。一場,主考得香錢百文。一日可十場,積錢千文,酒資大暢矣。惟芸議為官卷,准坐而構思。
楊補凡為余夫婦寫載花小影,神情確肖。是夜月色頗佳,蘭影上粉牆,別有幽致,星瀾醉後興發曰:「補凡能為君寫真,我能為花圖影。」余笑曰:「花影能如人影否?」星瀾取素紙鋪於牆,即就蘭影,用墨濃淡圖之。日間取視,雖不成畫,而花葉蕭疏,自有月下之趣。芸甚寶之,各有題詠。
蘇城有南園、北園二處,菜花黃時,苦無酒家小飲,攜盒而往,對花冷飲,殊無意味。或議就近覓飲者,或議看花歸飲者,終不如對花熱飲為快。眾議末定。芸笑曰:「明日但各出杖頭錢,我自擔爐火來。」眾笑曰:「諾。」眾去,余問曰:「卿果自往乎?」芸曰:「非也。妾見市中賣餛飩者,其擔鍋灶無不備,盍雇之而往?妾先烹調端整,到彼處再一下鍋,茶酒兩便。」余曰:「酒菜固便矣,茶乏烹具。」芸曰:「攜一砂罐去,以鐵叉串罐柄,去其鍋,懸於行灶中,加柴火煎茶,不亦便乎?」余鼓掌稱善。街頭有鮑姓者,賣餛飩為業,以百錢雇其擔,約以明日午後。鮑欣然允議。明日看花者至,余告以故,眾咸嘆服。飯後同往,並帶席墊,至南園,擇柳陰下團坐。先烹茗,飲畢,然後暖酒烹��。是時風和日麗,遍地黃金,青衫紅袖,越阡度陌,蝶蜂亂飛,令人不飲自醉。既而酒餚俱熟,坐地大嚼,擔者頗不俗,拉與同飲。遊人見之,莫不羨為奇想。杯盤狼籍,各已陶然,或坐或臥,或歌或嘯。紅日將頹,餘思粥,擔者即為買米煮之,果腹而歸。芸曰:「今日之遊樂乎?」眾曰:「非夫人之力不及此。」大笑而散。貧士起居服食以及器皿房舍,宜省儉而雅潔,省儉之法曰「就事論事」。余愛小飲,不喜多菜。芸為置一梅花盒:用二寸白磁深碟六隻,中置一隻,外置五隻,用灰漆就,其形如梅花,底蓋均起凹楞,蓋之上有柄如花蒂。置之案頭,如一朵墨梅覆桌;啟盞視之,如菜裝於瓣中,一盒六色,二、三知己可以隨意取食,食完再添。另做矮邊圓盤一隻,以便放杯箸酒壺之類,隨處可擺,移掇亦便。即食物省儉之一端也。余之小帽領襪皆芸自做,衣之破者移東補西,必整必潔,色取瞄淡以免垢跡,既可出客,又可家常。此又服飾省儉之一端也。初至蕭爽樓中,嫌其暗,以白紙糊壁,遂亮。夏月樓下去窗,無闌干,覺空洞無遮攔。芸曰:「有舊竹簾在,何不以簾代欄?」余曰:「如何?」姜曰:「用竹數根,黝黑色,一豎一橫,留出走路,截半簾搭在橫竹上,垂至地,高與桌齊,中豎短竹四根,用麻線扎定,然後於橫竹搭簾處,尋舊黑布條,連橫竹裹縫之。偶可遮攔飾觀,又不費錢。」此「就事論事」之一法也。以此推之,古人所謂竹頭木屑皆有用,良有以也。夏月荷花初開時,晚含而曉放,芸用小紗囊撮條葉少許,置花心,明早取出,烹天泉水泡之,香韻尤絕。
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2024.05.21
結婚をひかえようが、愛いの彼の無限残業は変わりません。 というわけで、帰りが零時をまわった彼のことを駅で待つ私。 すでに日づけ的には結婚予定日当日。 彼と落ち合うと、タクシーで役所に向かいます。
ふたりでどきどきしながら時間外受付に向かいます。 婚姻届は事前に私が役所でチェックしてもらってるので不備はないはず。 身分証明書や戸籍謄本も持っていきました。
「受理しますね」
受付の人が言ってくれた瞬間、彼は真っ先に「本当に!?」って目を見開いてました。 そして、ちょっと泣きそうになってました。いや、それは私もですが。 本気で視界がゆらゆら潤みましたよね…… そしたら、彼は私の涙を優しく拭きながら「泣かないでよ」と微笑んでくれました。 「これからは幸せの涙しか流さないでね」と抱きしめてくれて。 私は感動が言葉にならず、幸せ過ぎて怖いぐらいで、少し手が震えました。 そうしたら、彼の手が安心させるように私の両手を包んでくれました。
「君は泣き虫だなって思っていたけど、その喜びの涙は何よりも美しいと思うよ」
泣き虫……私、泣き虫か?いや、彼の前では確かによく泣いている気がします。 泣きたくても泣けないような人間だったのに。 彼といると、素直に涙があふれてくる。何だろう、心が豊かになっている。
「俺はこれまで自分を蔑んでいた。でも、君に出逢えて生きる価値を見出せた気がする」
そう言った彼の柔らかな笑顔が、本当に嬉しくて。 そのあと、いったん家に戻って休むことにします。 慌ただしいですが、結婚式も本日挙げる予定なのです。 気持ちが高揚して眠れず、何かいちゃいちゃしてると、幸せピークの彼が「あの職場の上司も、もはや気にならない」と言ってちょっと笑ってしまって。 明日はおいしい朝ごはんを食べよう、と約束したらやっと眠りにつきました。
──朝です。彼が先に起きて、私を起こしてくれました。 ぐっすり眠れて気分はすっきりしています。
結婚式は挙式のみです。豪華な披露宴や、にぎやかな二次会などはなし。 誰も呼ばない、ふたりきりの結婚式にしました。 彼が私の希望を受け入れてくれたかたちです。
朝ごはんは焼き鮭とたまご焼き。焼き鮭は私も彼も大好きです。 婚姻届を提出したときは泣いてしまったので、結婚式ではいっぱい笑いたい。 彼はいつも、私の笑顔が大切だと言ってくれるから。 そんなことを思いながら、いざ教会へ出発。
支度に入ります。私も彼も純白のすがたに。 白いタキシードの彼はひかえめに言ってかっこよすぎました。 私は……まあスタイルのいい女子ではないので……痩せてたらもっと綺麗だったかな、変じゃないかな、などと不安です。 そしたら、「何を言ってるんだよ、似合ってるんだから。天使みたいだよ」と彼は言ってくれて。
「君がどんなすがたでも、俺には美しく見えるんだよ。痩せてようが太ってようがそんなの構わない」 「でも、正直に言うと、ドレスを着てるから君が綺麗ってわけじゃないんだ」 「俺にとっては、いつも君は最高にかわいく見えてるんだよ」
リアル男子でここまで言ってくれる人、絶対いないな。 ……という侘しい現実はさておき、彼がそう言ってくれるのなら私も安心です。
いよいよ、教会の扉の前へ。 ふたりきりの結婚式なので、もちろん私の隣にモラハラ親父はいません。 彼が先に中で待ち、私ひとりで入場するという形式もありましたが、ふたりで仲良く入場してもOKだったので、そうしました。
彼とゆっくりバージンロードを歩きます。
誓いの言葉というか、どれだけ自分にとって相手が尊くて愛おしいかを伝えあいました。 感極まって涙ぐみそうになったけど、何とか笑顔で。 指輪交換。あのエメラルドをささやかにあしらった純銀のリングです。 誓いのキスのあと、神父様が結婚成立の宣誓を言い渡してくれました。 手を取り合い、教会を歩いて出ていくと、教会のお庭で新郎新婦のすがたのままのんびりします。
さわやかな五月晴れ。 青空を見たら、今日の結婚式を思い出せるなんて最高です。 私は改めて彼に感謝を伝えました。 彼は私の頬に手を添えてキスしてくれます。 そして、こつんと額を寄せ合って言ってくれました。
「今、ここにいるふたりっきりの世界は、何もかもが素晴らしい」
初夏の風が抜けていく心地よい庭で、ゆったり過ごします。 もちろん写真を撮るのも楽しみました。 緩やかに空にオレンジ色が透き通りはじめて、私たちは家に帰ることにします。 良いホテルに泊まったり、三ツ星レストランで食事したりするものかもしれませんが、私たちはふたりの家でくつろぐのが一番幸せなので。
玄関のドアを閉めると、彼は私を抱きしめてくれました。 今日から、ここは同棲の部屋でなく夫婦の家です。 そう思うと、彼はちょっと恥ずかしいのか、私から視線をそらします。 でも、深呼吸してようやく目を合わせてくれました。
「俺は一生、君のそばにいるから」
そして彼は私の手を取って指を絡め、そっとキスをして「俺は幸せ者だ」としみじみつぶやきました。 それからリビングでまたしばらくいちゃいちゃして。 日が長くなったので、まだ夕暮れが射しこんでいます。 緊張する場面も多かったので、一緒にお風呂に入ることにしました。 窓越しに夕陽がきらきらして、暖かい光になっていて。 湯船に浸かりながら、ふたりの肌が同じ温度になっていくのが幸せです。
「俺の人生は、君に出逢えて初めて意味を持った。君がいなければ、何も輝かないんだ」
そう言って彼は私を抱きしめ、体温と同じように心も通うのが感じられました。 お風呂を上がると、リラックスした服装になって夕食。 もちろんオムライスです!今日はちょっぴりの贅沢として、トマトケチャップでなくデミグラスソースをかけちゃいます。 そして、用意していためっちゃかわいいピンク色のお披露目。
今日は私と彼の結婚記念日。 なぜ今日という日にしたのか、理由を書いてこなかったんですが、実は彼と私の真ん中バースデーが本日なのです。 まんなか!ばーすでー!!子供か!!! って感じかもしれませんが、彼が生まれた日、私が生まれた日、そこから数えて出逢う日が結婚記念日だったら、めちゃくちゃ幸せだなって思って。 大安だったのは幸福な偶然です。
彼はケーキにフォークを刺し、ひと口、口移しで食べさせてくれました。 とっても甘くて、いちごの香りが愛らしい。 私は彼にオムライスを「あーん」します。 頬張って、おいしそうに表情を綻ばせる彼がたまらなくかわいい。
そんな私たちの指では、結婚指輪が光っています。 ふたりの誕生石から選んだエメラルド。 エメラルドの宝石言葉はいろいろあります。 「幸福」「幸運」「希望」「安定」……そして、「夫婦愛」。 ほかにも、「愛の成就」という意味もあるのだとか。
結婚してくれてありがとう。大好きだよ。 そうささやいた私に、彼はにっこり微笑むと、抱き寄せてキスをしてくれました。
初夜、どう過ごすかはこれからですが、さすがに私と彼の秘密ということに致しましょう。
(このケーキ、シャトレーゼでひと目惚れで購入したけど、実際にはウェディングケーキでなく母の日用のケーキだったのよね~でもかわいいからいいの)
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2024年2月20日(火)
今日は昼と夜、落語会の連チャンだ。まずは天王寺まで走って「ハルカス寄席」第1部、いったん帰宅してからツレアイと一緒に徒歩10分の京都リサーチパーク・サイエンスホールへ、「第60回七本松落語会」へとやってきた。昼は露の新治師匠、夜は柳家小ゑん師匠、最もお気に入りの噺家二人を同じ日に楽しめたのだ。今年の春休みは値打ちがあるなぁ、いやほんと。
5時30分起床。
朝食、洗濯、弁当*3(私以外の分)。
可燃ゴミ、30L*2&45L*1。
ヤクルトさんから野菜ジュースを購入する。
ツレアイは自転車で出発、午前中に訪問2件。
あここれ片付けをして、JR京都駅へ出発。
まずは杵屋@ポルタで腹拵え、湯葉餡かけうどんをいただく。
新快速で大阪→天王寺。
近鉄百貨店9階にある<SPACE 9>で開催されるハルカス寄席、今日は後の予定があるので第1部のみ。新治師匠のネタは上方落語協会による台本コンテストの優秀作品、初めて聴くことができた。
大阪駅15時の新快速に乗車、自宅に戻る。
息子たちにはレトルトカレーで夕飯を済ませるように指示、ツレアイと一緒に京都リサーチパーク1号館・サイエンスホールを目ざす。
小ゑん師のTwitterからTweetを借用して報告に代える。
21時過ぎに帰宅、すぐにあり合わせで肴を揃え、燗酒で乾杯する。
録画番組視聴、<舟を編む>。
(1) 初回放送日: 2024年2月18日 岸辺みどり(池田エライザ)は、大手出版社・玄武書房のファッション誌編集者。仕事熱心だが、ある日突然、辞書編集部への異動を命じられ、知らない言葉にやたら食いつく上司・馬締光也(野田洋次郎)や、日本語学者の松本先生(柴田恭兵)、社外編集の荒木(岩松了)らと共に、玄武書房初の中型辞書「大渡海」の編纂に関わることになる。慣れない辞書作りに戸惑うみどりには、同棲中の恋人・昇平(鈴木伸之)が唯一の癒しだが…。
いやぁ、面白そうな予感。
片付け、入浴、体重は1,700g増、あちゃー!
久しぶりの12,000歩越え、水分は1,460ml。
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2023年に読んで「オォッ!」と思った本や作品……その1
『長靴をはいた猫』(シャルル・ペロー著/澁澤龍彦訳/河出文庫/Kindle版) 『台湾漫遊鉄道のふたり』(楊双子著/三浦裕子訳/装画:Naffy/装幀:田中久子/中央公論新社/Kindle版) 『聊斎志異(上下巻)』(蒲松齢作/立間祥介編訳/岩波文庫) 『灯台守の話』(ジャネット・ウィンターソン著/岸本佐知子訳/装幀:吉田浩美、吉田篤弘〔クラフト・エヴィング商會〕/白水社) 『新版 小さなトロールと大きな洪水』(ヤンソン著/冨原眞弓訳/さし絵・カバー装画:ヤンソン/講談社文庫/Kindle版) 『象の旅』(ジョゼ・サラマーゴ著/木下眞穂訳/書肆侃侃房/Kindle版) 『リリアンと燃える双子の終わらない夏』(ケヴィン・ウィルソン著/芹澤恵訳/イラストレーション:中島ミドリ/ブックデザイン:アルビレオ/集英社) 『透明人間』(ハーバート・ジョージ ウェルズ、著/海野十三訳/青空文庫/Kindle版) 『世界の終わりの天文台』(リリー・ブルックス=ダルトン著/佐田千織訳/創元SF文庫/Kindle版) 『去年を待ちながら 新訳版』(フィリップ・Kディック著/山形浩生訳/カバーデザイン:土井宏明/ハヤカワ文庫SF/Kindle版) 『ザップガン』(フィリップ・K・ディック著/大森望訳/扉デザイン:土井宏明/ハヤカワ文庫SF/Kindle版) 『パーマー・エルドリッチの三つの聖痕』(フィリップ・K・ディック著/浅倉久志訳/早川書房) 『火星のタイム・スリップ』(フィリップ・K・ディック著/小尾芙佐訳/扉デザイン:土井宏明/ハヤカワ文庫SF/Kindle版) 『マーダーボット・ダイアリー 上下』(マーサ・ウェルズ著/中原尚哉訳/カバーイラスト:安倍吉俊/東京創元社/創元SF文庫/Kindle版) 『珈琲と煙草』(フェルディナント・フォン・シーラッハ著/酒寄進一訳/東京創元社/Kindle版) 『シャーロック・ホームズ シリーズ全10巻 合本版』(コナン・ドイル著/延原謙訳解説/新潮文庫/Kindle版) 『イラハイ』(佐藤哲也著/佐藤亜紀発行/Kindle版) 『シンドローム』(佐藤哲也著/森見登美彦解説/カバー装画:西村ツチカ/カバーデザイン:祖父江慎+コズフィッシュ/キノブックス文庫) 『俺の自叙伝』(大泉黒石著/四方田犬彦解説/岩波文庫) 『ブサとジェジェ』(嶽本野ばら著/『三田文學 153 春季号 2023』掲載作品) 『珈琲挽き』(小沼丹著/清水良典解説/年譜・著書目録:中村明/講談社文芸文庫) 『不機嫌な姫とブルックナー団』(高原英理著/講談社/Kindle版) 『祝福』(高原英理著/装幀:水戸部功/帯文:渡辺祐真/河出書房新社) 『若芽』(島田清次郎著/青空文庫Kindle版) 『交尾』(梶井基次郎著/青空文庫/Kindle版) 『のんきな患者』(梶井基次郎著/青空文庫/Kindle版) 『城のある町にて』(梶井基次郎著/青空文庫/Kindle版) 『風立ちぬ』(堀辰雄著/青空文庫/Kindle版) 『自分の羽根』(庄野潤三著/講談社文芸文庫/Kindle版) 『幾度目かの最期 久坂葉子作品集』(久坂葉子著/久坂部羊解説/年譜・著書目録:久米勲/デザイン:菊地信義/講談社文芸文庫) 『現代語訳 南総里見八犬伝 上下巻』(曲亭馬琴著/白井喬二訳/カバーデザイン:渡辺和雄/河出書房新社/Kindle版) 『キッチン』(吉本ばなな著/カバーデザイン:増子由美/幻冬舎文庫/Kindle版) 『かもめ食堂』(群ようこ著/装画:牧野伊三夫/カバーデザイン:井上庸子/幻冬舎文庫/Kindle版) 『ハピネス』(嶽本野ばら著/カバーイラスト:カスヤナガト/カバーデザイン:松田行正/小学館文庫/小学館eBooks/Kindle版) 『猫の木のある庭』(大濱普美子著/金井美恵子解説/装幀:大久保伸子/装画:武田史子/カバーフォーマット:佐々木暁/河出文庫) 『ハンチバック』(市川沙央著/装幀:大久保明子/装画:Title: mohohan Year: 2020 Photo: Ina Jang / Art + Commerce/文藝春秋) 『文豪たちの妙な旅』(徳田秋聲、石川啄木、林芙美子、田山花袋、室生犀星、宇野浩二、堀辰雄、中島敦、萩原朔太郎著/山前譲編/カバーデザイン:坂野公一+吉田友美(welle design)/カバー装画:樋口モエ/カバーフォーマット:佐々木暁/河出文庫) 『作家の仕事部屋』(ジャン=ルイ・ド・ランビュール編/岩崎力訳/読書猿解説/カバーイラスト:Guillaume Reynard/カバーデザイン:細野綾子/中公文庫) 『腿太郎伝説(人呼んで、腿伝)』(深掘骨著/左右社/Kindle版) 『硝子戸の中』(夏目漱石著/石原千秋解説/カバー装画:安野光雅/新潮文庫) 『思い出す事など』(夏目漱石著/青空文庫/Kindle版) 『文鳥』(夏目漱石著/青空文庫/Kindle版) 『ジュリアン・バトラーの真実の生涯』(川本直著/文庫版解説:若島正/ロゴ・表紙デザイン:粟津潔/本文・カバーフォーマット:佐々木暁/カバー装幀:大島依提亜/カバー装画:宇野亞喜良/帯文:魔夜峰央/河出文庫) 『駅前旅館』(井伏鱒二著/解説:池内紀/カバー装画・文字:峰岸達/新潮文庫)『硝子戸の中』(夏目漱石著/カバー:津田青楓装幀「色鳥」より/注解:紅野敏郎/解説:荒正人/新潮文庫) 『村のエトランジェ』(小沼丹著/講談社文芸文庫/Kindle版) 『午後三時にビールを 酒場作品集』(萩原朔太郎、井伏鱒二、大岡昇平、森敦、太宰治、坂口安吾、山之口貘、檀一雄、久世光彦、小沼丹、内田百閒、池波正太郎、吉村昭、開高健、向田邦子、安西水丸、田中小実昌、石川桂郎、寺田博、中上健次、島田雅彦、戌井���人、吉田健一、野坂昭如、倉橋由美子、松浦寿輝、山高登著/カバー画:山高登「ビヤホール」/カバーデザイン:高林昭太/中央公論新社編/中公文庫/Kindle版) 『対談 日本の文学 素顔の文豪たち』(中央公論新社編/巻末付録:全集『日本の文学』資料/中公文庫) 『40歳だけど大人になりたい』(王谷晶著/デザイン:アルビレオ/平凡社/Kindle版) 『人生ミスっても自殺しないで、旅』(諸隈元著/ブックデザイン:祖父江慎+根本匠(コズフィッシュ)/晶文社) 『ロバのスーコと旅をする』(髙田晃太郎著/装幀:大倉真一郎/地図制作:小野寺美恵/河出書房新社) 『本当の翻訳の話をしよう 増補版』(村上春樹、柴田元幸著/カバー装画:横山雄(BOOTLEG)/新潮文庫) 『書籍修繕という仕事 刻まれた記憶、思い出、物語の守り手として生きる』(ジェヨン著/牧野美加訳/装幀:藤田知子/装画:谷山彩子/原書房)
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ハロー(´ー∀ー`)2023.12.18
今年の拷問忘年会が無事に終了いたしました!!
昨年のあの拷問に比べ、今年の私はババア達への耐性度が爆上がりしてました←
この1年間で結構慣れたんでしょうね
ババアの文句へのスルースキルを身につけたようです!!!これは喜ばしい事です!!
花火でもぶち上げたい気分です!!🎇嘘です!!
私、お疲れ様!!!←
という事で今回も酔っ払いの介抱などもなくハンドルキーパーもせず、二次会はスルーで直帰できました笑
前回とは違うメンバーもいましたが、全く知らない人ばかりだったので席を離れる事なく挨拶もする事なく←
無事に平和に終わったのでよかったです。
今回イケメンの弁護士とか参加してたんだけど←
社長が「高身長、イケメンで弁護士。天が全てを与えた男と言っても過言ではない…〇〇くんに新たにこの会社を支えていただくことになりました〜」って紹介してて
「天が全てを与えた男です!」
って挨拶してて( ˙-˙ )スンとなりましたよね←
チャラい弁護士っているんですねぇ←
めっちゃモテそうだった←
そんなことよりも!今回の忘年会はかなり運がすごいことになっておりまして!
ビンゴ大会でギフト券ゲット
じゃんけん大会で賞金ゲット
とかなりの大健闘をしてしまいました←
強運きてる!!
これは宝くじ買うしか!!
(だいぶんしつこい奴←
拷問どころかめっちゃおいしい忘年会になりました。昨年があったから今年報われたんかな←
全ての大地の生きとし生けるものに多大なる感謝を、、、、
(怖いわ←
なんだか来年は素敵な一年になりそうです😊
思い込みが大事です←
でもさ、今年の拷問会でもクソババーの大暴走はあるのはあったんですよね…
私はほとんど関わりのないババアなんですけど、癖が強すぎて本人の知らないところで結構反感買ったり煙たがられてる存在ではあるようで。
50代独身ということなんですけど、仕事ができて他人へのあたりがかなり強めで。
今年もその人と同じテーブルでしたわ😇
酔った勢いで大声で隣のババアに「クソババー早く酒飲め!!」とか暴言吐いとりましたわ😇
私としては不快なただ口うるさいババアってだけだったので、冷ややかに観察しておりました笑
あんな50代にはなりたくないものですね←
でもそんな人も賞金って当たるんですね…
その人、毎年何か当てて持って帰ってるみたいなんですよね。
何でなんだろう😇
その人自分でこう言ってました。
「日頃の行いがいいからよね〜なんかごめんねぇ!!」
って何も当たってない隣のババアに向かって言ってました。
いつ罰が下るのでしょうか←
帰り事故ればいいのにと思ったのは私だけでしょうか←
そんなこんなで今年も残すところあと2週間を切りました。私的に1番しんどい今週さえ乗り切れば……あとはどうにかなると思っております←
今週末は親知らずの抜歯があります😭こわひ
来年も抜歯しないといけないけども。
今月はなんだかんだ休日もバタバタしていて、ゆっくりゲームする時間もありませんでしたねぇ。
とか言いつつも、しっかりとネトフリを再開して←
みましたよぉぉぉ
幽☆遊☆白書 実写ドラマ!!!
みなさんこの話が聞きたいですよね!?!?
(別に←
私の感想はかなり厳しいので、不快になりたくないよって方は絶対読まないで下さいね!!!
⬇️⬇️⬇️
なんかさー北村匠海かっけえ(特にファンでもタイプでもない)ってなりました。
いちいちかっこいいのですよね、裏飯くんが。
でもね、衣装とビジュアルがださすぎるんですよねー😔どうにかならんかったんか?←
制服とかチープなコスプレ衣装みたいな色合いだし、コミック感出したかったのかもしれないけどなんだかなー。
桑原くんはただかっこいいのよね←
ブサイクキャラの影も形もございません!
そして飛影。どしたん?あの髪型←
全然違うよね。せっかく本郷奏多なのに何でコミックに寄せれなかったの?
コミックでは飛影と妖狐蔵馬が大好きだった私にはあの髪型と衣装は受け入れられないわ。
ほんで蔵馬ね。
どしたん?まじ高見沢なんよ←
志尊淳くんの良さが綺麗に封印されとるのよ。
メイクした方がよかったんかな…いや高見沢なるか←
制服もなんか似合ってないような蔵馬って中性的キャラの先駆けだよね。イメージとしてはもっと女の子顔なんだけど、志尊くん可愛いんだけどあれはヅラのせいよね?←
ほんで妖狐蔵馬になった時、爆笑したわ
どんぎつねさんはどん兵衛のCMに出よか←
あのキリリとした妖狐蔵馬はどこにもいなかったんだよね。ただただどんぎつねコスプレした可愛い志尊くんがそこにいたんだよ。
船の上のシーンで、暴風に吹かれる蔵馬もめっちゃ笑ったんだよ←
そこまでの風いらんのよ。
蔵馬の美しさを保ってやれよ。
ビジュアル大優勝してたのは稲垣吾郎さんだよね。
ロン毛めちゃくちゃ似合ってた。
あとはぼたんの喋り方がイヤなのと、戸愚呂弟ね…とにかくださかったねなんかあんなボソボソ喋るんじゃなくてめちゃくちゃ低音の響く声ってイメージあったからなんだかなー。
文句ばっかり言ってますが面白かったですよ!
滝藤さん最高だった!
アニメ見たくなりました。
アクションもものすごくてね、CGもすごかったのです!!だから尚更衣装とかセットのしょぼさが残念でなりませんでした…
昔コミック持ってたのにどこにいったんだろなぁーまた読み返��たいです。
ネトフリでマイリスト登録作業だけでめちゃくちゃ時間かかるんだよね←
どうせ1ヶ月とかでやめるんだからマイリストに入れずに観た方がいいかもしれない。
でも観たいものがてんこ盛りだよぉーー
ゼル活も再開できますように🙏
というわけで今回のブログはここまで。
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2023年10月27日に発売予定の翻訳書
10月27日(金)には33冊の翻訳書が発売予定です。うちハーパーコリンズ・ジャパンが14冊です。
叫びの穴
アーサー・J・リース/著 稲見佳代子/翻訳
論創社
自立的で相互依存的な学習者を育てる コレクティブ・エフィカシー
ジョン・ハッティ/著 ダグラス・フィッシャー/著 ナンシー・フレイ/著 シャーリー・クラーク/著 ほか
北大路書房
ビートルズ ’66
スティーヴ・ターナー/著 奥田祐士/翻訳
DU BOOKS
[ザ・シーダーズ]神々の帰還(下) : 秘められし宇宙テクノロジーの大開示
エレナ・ダナーン/著 佐野美代子/翻訳 アレックス・コリエー/著
ヒカルランド
パディントンのクリスマスの手紙 : Paddington's Christmas Post
マイケル・ボンド/イラスト R・W・アリー/イラスト 関根麻里/翻訳
文化学園 文化出版局
ギャリー・カーツ マジック・コレクション
リチャード・カウフマン/著 角矢幸繁/翻訳
東京堂出版
飼育下パンダの野生復帰
張和民ほか/著 岩谷季久子/翻訳
科学出版社東京
1930年代の只中で : 名も無きフランス人たちの言葉
アラン・コルバン/著 寺田寅彦/翻訳 實谷総一郎/翻訳
藤原書店
中国手漉竹紙製造技術
陳剛/著 稲葉政満/監修 白戸満喜子/翻訳
科学出版社東京
なぜ私たちは燃え尽きてしまうのか
ジョナサン・マレシック/著 吉嶺英美/翻訳
青土社
Pythonによる時系列予測
Marco Peixeiro/著 株式会社クイープ/翻訳
マイナビ出版
富豪に仕える : 華やかな消費世界を支える陰の労働者たち
アリゼ・デルピエール/著 ダコスタ吉村花子/翻訳
新評論
中国仏性論
頼永海/著 何燕生/翻訳
法藏館
新版 地図とデータで見る水の世界ハンドブック
ダヴィド・ブランション/著 吉田春美/翻訳
原書房
第二次世界大戦 運命の決断 : あなたの選択で歴史はどう変わるのか
ジョン・バックレー/著 辻元よしふみ/翻訳
河出書房新社
「自信がない」という価値
トマス・チャモロ=プリミュージク/著 桜田直美/翻訳
河出書房新社
生物学大図鑑 : 世界を知る新しい教科書
メアリ・アージェント=カトワラ/著 左巻健男/監修 黒輪篤嗣/翻訳
河出書房新社
ジンジャーとピクルスのおはなし
ビアトリクス・ポター/著 川上未映子/翻訳
早川書房
パイがふたつあったおはなし
ビアトリクス・ポター/著 川上未映子/翻訳
早川書房
路地裏で拾われたプリンセス
ロレイン・ホール/著 中野恵/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
一夜の夢が覚めたとき
マヤ・バンクス/著 庭植奈穂子/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
愛は一夜だけ
キム・ローレンス/著 山本翔子/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
伯爵夫人の出自
ニコラ・コーニック/著 田中淑子/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
シンデレラの十六年の秘密
ソフィー・ペンブローク/著 川合りりこ/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
天使の誘惑
ジャクリーン・バード/著 柊羊子/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
目覚めたら恋人同士
ペニー・ジョーダン/著 雨宮朱里/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
禁じられた言葉
キム・ローレンス/著 柿原日出子/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
捨てられた花嫁の究極の献身
ダニー・コリンズ/著 久保奈緒実/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
街角のシンデレラ
リン・グレアム/著 萩原ちさと/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
侯爵と雨の淑女と秘密の子
ダイアン・ガストン/著 藤倉詩音/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
身代わりのシンデレラ
エマ・ダーシー/著 柿沼摩耶/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
悲しみの館
ヘレン・ブルックス/著 駒月雅子/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
薔薇色の明日
レベッカ・ウインターズ/著 有森ジュン/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
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