#理容キング
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moegiya · 11 months ago
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2024/2/11(日)・25(日)麹のことをもっとよく知ろう【二十四節気の営みを楽しむ・立春の集い】
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寒い日が続く中でも、日脚が徐々に伸び始める頃。 二十四節気の一年の始まりである立春の時期、そろそろ今年の手前味噌仕込みをしようかな?と考えている方も多いのではないでしょうか。
味噌づくりにかかせない「麹」。でも、麹そのものの理解は意外とされておらず、敷居が高いと思われているかもしれません。もえぎ家の年間イベント「二十四節気の営みを楽しむ」では、この1年間さまざまな発酵を取り上げ、そのメカニズムを学びつつ楽しんできましたが、今回は日本の発酵のキング・オブ・キング「麹」がテーマとなります。
2日間に渡っての開催です。 1日目は、当イベントで毎年恒例となっている、麹を自分のおなかに抱えて育てる「抱き麹」づくり。麹づくりの適温は40度弱といわれており、人の体温が丁度ちょうど良い塩梅なのです。3日かけて、文字通り手塩にかけて育てた麹には、深い愛着が湧きます。 2日目は「甲州みそ」仕込み。山間部で米が貴重だったことから、米麹と麦麹をミックスさせて作る甲州みそは、少し甘めの出来上がり。手前抱き麹を一緒に入れて「手前麹で手前味噌」の世界へ進んでみましょう!
加えて、麹の元祖であるアジアのクモノスカビも取り上げます。麹と比べて腕白で野性味溢れるクモノスカビ、特性が異なる2つの発酵を食のメニューで比較してみます。
2日間かけてじっくり学んでいただくのをおすすめしますが、単発でも楽しめる内容となりますので、ご自由にお選びください。
———————————— 麹のことをもっとよく知ろう【二十四節気の営みを楽しむ2024・立春の集い】
【開催日時】 A.抱き麹づくり2024年2月11日(日)11:00~16:00 B.甲州みそ仕込み 2024年2月25日(日)11:00~16:00
【開催場所】もえぎ家 調布市西つつじヶ丘2-14-5(京王線つつじヶ丘駅徒歩4分) https://moegi-ya.com/access
【参加料金】 A+B 9,500円 A単発 4,000円 B 単発 7,000円 ※Aは手前麹約250g、Bは手前味噌約2.5kgのお持ち帰り、どちらも発酵ランチ付き)
【お申込み方法】 ▼こちらのフォームよりお申込みをお願いいたします https://ws.formzu.net/fgen/S830424693/ 申込みフォームが開きますので、ご記入の上送信ください。 持ち物などの詳細を折り返しご返信いたします。[email protected]からのメールを受け取れるよう設定をご確認ください。
【ご予約後のキャンセルについて】 開催日から起算して以下のキャンセル料を頂戴します。 ・開催前日(Bの味噌仕込みは2月22日以降):参加料金の50% ・開催当日:参加料金の100%
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kennak · 1 year ago
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脱走は非常に重罪であり、最長3年の懲役刑に処される可能性があります。 キング容疑者は昨年、他の警察官を蹴ったり殴ったり、アルコールを不法所持したり、虚偽の供述をしたり、児童の性行為を撮影したビデオを所持したりした容疑でも告発されている。 この告発は7月10日、暴行容疑で2カ月近く服役していた韓国の刑務所から釈放されたのと同じ日に遡る。 1週間後、23歳のキングさんは 駆け抜け 厳重に要塞化され��国境を韓国から 、ほぼ5年ぶりに北朝鮮で拘束された初めての米国人となった。 同氏はテキサス州フォートブリスに送られる予定で、そこで追加の懲戒処分や除隊の可能性もあった。 当局者らによると、キング氏は空港に連行され、税関まで付き添われたという。 しかし、彼は飛行機には乗らずに出発し、その後、板門店の韓国国境の村への民間ツアーに参加した。 彼は午後、警備員が立ち並び観光客で混雑する国境を走って越えた。 約2カ月後、北朝鮮は突然同氏を追放すると発表した。 彼は9月28日に飛行機でテキサス州の空軍基地に運ばれた。 同氏の北朝鮮からの釈放は、スウェーデン当局者の支援を受けてキング牧師を中国国境まで連れて行き、ニコラス・バーンズ駐中国米国大使、駐中国スウェーデン大使、少なくとも1人の米国防総省当局者らがキング氏に会った。 その後、彼は韓国の米軍基地に飛行機で運ばれ、その後米国に向かった 米国に戻ったキングさんは、サンアントニオ郊外のフォート・サム・ヒューストンにあるブルック陸軍医療センターに搬送された。 彼は軍が言うところの「社会復帰」プロセスを経ており、その中には健康診断、心理評価、報告会などが含まれていた。 そして家族との面会も許された。 彼は自ら進んで敵の手に落ちたため、その過程を通じて合法的に軍の拘留を受け続けた。 当時、当局者らは北朝鮮がキング牧師の釈放を決定した理由は正確には分からないと述べたが、北朝鮮が下級軍人としてキング牧師には影響力や情報のいずれの面でも実質的な価値がないと判断したのではないかと疑っている。 キング氏は2021年1月に陸軍に入隊し、騎兵隊の偵察兵を務めた。 彼がいない間、陸軍指導者らは彼を無休欠席と宣言し、彼を脱走兵とはみなさないことを選択したが、これははるかに深刻である。 キングを脱走兵と宣言することで、陸軍はキングが去り、永久に離れるつもりだと結論付ける必要があるだろう。 戦争時には脱走者には死刑が科される可能性がある。 軍人は数日間外出することができますが、自主的に復帰することもできます。 懲役には営倉への監禁、給料の剥奪、不名誉除隊などが含まれる可能性があり、その刑罰は主に、どのくらいの期間外出していたのか、また逮捕されたか自力で送還されたかによって決まる。 告訴状では、どの容疑についても重要な詳細は明らかにしていないが、昨年7月10日に児童が性行為に及んでいるビデオを故意に所持していたとしてキング氏を告発し、ソーシャルメディアプラットフォームのスナップチャットのユーザーに次のような行為をするよう勧誘したと述べている。未成年者の性行為の画像を作成する。 タリー・リンキー法律事務所で軍事法を専門とし、告発文書を審査したショーン・ティモンズ弁護士は、スナップチャット上で行われた取引はすべて安全でも非公開でもなく、政府がアクセスできたと述べた。 「彼はおそらく自分の違法行為には証拠が残らないと合理的に信じていたのでしょうが、実際にはSnapchatがすべてを救ってくれたのです」とティモンズ氏は語った。
北朝鮮に逃亡した陸軍二等兵、脱走罪で起訴:NPR
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patsatshit · 1 year ago
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今日10/10、待ちに待った『トークサバイバー2』の配信日。昨日は0時に配信開始になるのかと頑張って起きていたけれど、30分経っても追加されてこなかったので「板倉さん、今回も即退場、車で帰宅でお願いします」と笑いの神様にお祈りしてから寝た。
そんなわけで今日は一日中『トークサバイバー2』のことで頭がいっぱいだった。我慢できず休憩時間に1話だけみたのだけど、もう…さいっこうに面白かった!!!お笑いレベルもさらに高くなったし、何よりもセットとか演出がより派手になっていて、映画感が増していた!やっぱりNetflixお金あるから…すごいなぁ。ところ構わず笑っていたから周りにいた人は不審に思っただろうな…。ウンウン。
もともとテレ東でやっていた『NEO決戦バラエティ キングちゃん』の「ドラマチックハートブレイク王」という企画が大好きだったので、「キングちゃん」と同じ佐久間(宣行)プロデューサー×千鳥で似た構成のバラエティ番組をやると聞いた時は「おもしろくないわけがない!」と色めきたった。
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↑伝説の大悟さん大遅刻回(画像@テレ東プラスhttps://www.tv-tokyo.co.jp/plus/entertainment/entry/2017/013698.html)
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↑私と同じく『夢で逢えたら』に衝撃を受けたことから全信頼を置いている佐久間P。画像@お笑いナタリーhttps://amp.natalie.mu/owarai/news/418295
実際、シーズン1は全話神回と言っても過言ではないほど満足度が高かったし、まさに令和(いま)のバラエティに求めていた「お笑い純度100%」の番組だと感じた。しかも今回はじろうさんやダイアンユースケ、ランジャタイの国崎さんなど前回に増して豪華だし個人的にも好き度高めな芸人が参戦しているので、2話以降も期待値はうなぎのぼり。1週間で全話観てしまうのはもったいないから2日に1話を2回観ようかな……。
さらに、この番組により私は初めてサブスクリプションに登録することになった。今までも疑惑はあったけれど、他人に見せてもらったりセコい方法で観てみたりしていたのでここにきて正式に加入した。
長らくサブスクに登録して映画を観るという行為に抵抗があり、頑なにディスクや劇場で鑑賞する派としてあらゆる配信コンテンツはスルーしてきた。TSUTAYAに行って何を観るか決める楽しみが好きだったこともあるけれど、映画に限ったことでいえばディスクだと画面の比率や色味の調整がオリジナルのままきちんと反映されているので、監督の撮影の意図やこだわりを知ることができる。あと配信だと字幕も変更・削除されていたり(今の世の中にとって適切な言葉に変換する必要があるから⁇)するので、公開当時の表現で楽しめなかったりもする。特典映像も大事。メイキング映像を見て作品の背景が知れたり、演者と監督の関係が知れたりするので、どんなにつまらない映画でも特典映像を見ればある程度の満足感が得られる。これはまぁ…私個人の意見であって他の人からすればそんなにマジ(な気持ち)で映画観るの?って感じかもしれない。That's Right! そうだよね。それも分かるのだけど、やっぱり作り手側の熱意と気持ちを出来るだけ正確に汲み取りたいと思うし、映画は劇場で観るのが一番という、昔は当たり前だったその嗜み(心がけ)を絶やしてはならないと思っているので、映画は劇場もしくはディスクを借りるか購入して観るものだと考えてきた。今もずっとその思いはある。単純にWi-Fi環境が整っていないと画質が悪くなったりするのも映画の内容どうこう以前の問題でストレスじゃない?とも思う。内容に没頭できなかったとかなら仕方ないけれど、画質が悪くて集中できなかった、は最悪。知るかって話。作り手の方々に失礼。作品が可哀想。
だけど2016年に『ストレンジャー・シングス 未知の世界』『フリークス学園』が立て続けに配信されると心が激しく揺れた。これらは当時…何らかの方法で誰かが動画をあげていたので(このことについて詳しく話したくはない。It’s dangerous.)、登録する必要はなかった。
しかし(逆説の逆説)2018年頃にマーティン・スコセッシがNetflix製作で『アイリッシュマン』というタイトルの映画を撮るという情報をキャッチし、再び気持ちが強く揺らいだ。
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↑デニーロ、アルパチ、レイ・ロマーノ(@imdb)。渋アツ面子
なぜならスコセッシは動画配信サービスに対していくつか懐疑的なコメントを出していたし(レファレンスは忘れたが、恐らくVarietyなどのマスメディア)、かれは時流に乗った映画製作ではなく昔ながらの方法で新たな作品を提供することにこだわっていると思っていたからだ。私はスコセッシの少々厄介な映画愛をすごく…貴重なものとして信頼していたし、作品のオリジナリティを大切にする姿勢を尊重していた。だからスコセッシとネトフリのタッグと聞いて、正直どうして世間のトレンドに乗っかっちゃったわけ?みたいな気持ちになった。だがその後ある記事でその理由が簡潔にまとめられていた。2019年の日記にメモしているので引用する。「以前からスコセッシは(ロバート)デニーロと共に、ジミー・ホッファにまつわる映画を撮りたいと熱望していたが、膨大な製作資金を用意できる配給会社がなかった。当初は大手のパラマウント社が製作権、配給権を握っていたが、演者のギャラやセットの費用などが膨大にかかり、最終的に配給権を手放し���。そこへNetflixが1億ドルもの製作費を提案したことで、映画制作は続行され、結果的に成功を収めた」とのこと。スコセッシほどの監督でも自由に映画を作ることが難しくなっているのか…それほど映画産業は落ち込んでいるのか…?とショックを受けた。スコセッシの意向でネトフリで配信される前にわずかな劇場で2週間限定公開されることが決まった。その時私はスコセッシが「この作品はあくまで劇場で観る映画だ」ということを示したかったのかな、と彼の僅かな抵抗を感じ取った。そしてなぜか悔しさみたいなものが込み上げてきて切なくなった。なお、これを私は2度観に行った。
映画産業の落ち込みと、配信業界の脅威。TSUTAYAは次々に閉店し、時代の移り変わりを感じながら私も変わらなきゃいけないのかな…と思いはじめる。
その後、『アイリッシュマン』の配信開始と共にスピンオフ的な作品が配信されたとの情報をみて、私は��度お試しで登録することを決意した。大げさな言い方だけど、私にとっては一大事だ。だってスコセッシとデニーロ、アル・パチーノとジョー・ペシの4人が同じ画面に映る映像なんかみたいに決まってるでしょう!
お試し期間中、Netflix限定配信のドラマ、例えば『ストレンジャーシングス』の続編だとか『フルハウス』などのひと昔前のドラマを見始めたが、映画は頑なにTSUTAYAとAmazonを利用し続けた。気づいたら時が経過していていよいよサブスク登録かと思われたが、月額料金の問題などあらゆる点を考慮して断念した。
その後、コロナ禍を経て近所のTSUTAYA2店舗とよく行っていたTSUTAYA2店舗が閉店し、決意を固めた。『ハートストッパー』などの話題作や『ストレンジャーシングス』の続編が観たかったし、『相席食堂』などのバラエティが全話みれる、そして佐久間Pの新作『トークサバイバー』なるものが配信されるとの情報も得て、いよいよかとNetflixに登録した、というわけだ。
今やAmazonプライムビデオのお試しにも入っていて、『私たちの青い夏』という学生リアル充実恋愛ドラマにはまったしまったし、『Diego』などの限定配信番組、『千鳥のぼっけぇtv』『シャバダバの空に』『野性爆弾のワールドチャネリング』などの昔のバラエティにも手を出す始末。学生時代ならまだしも今動画地獄にはまったらヤバい。アマプラは見送る予定。
スコセッシ情報を言えば今月20日に新作が公開される。これは劇場公開プラスApple tv+で配信される模様。Apple tv+は『ビースティ・ボーイズ・ストーリー』を観るために数回(なぜか)お試し入会したけれどもさすがにもう無理だろうな。映画館で何度も観よう。
話がいろんな方向に飛んだが、とにかく『トークサバイバー2』がアツい。ネタバレはしたくないので何も書かないけれど、がっかりしないオモシロ番組なので沢山の人に観てほしいなと思います!
https://about.netflix.com/ja/news/last-one-standing-2-cast-trailer
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ari0921 · 1 year ago
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我が国の未来を見通す(70)
『強靭な国家』を造る(7)
歴史から学ぶ「知恵」の適用(その2)
宗像久男(元陸将)
───────────────────────
□はじめに
 ロシア・ウクライナ両国で軍事作戦に関わってい
る人は、このような事態の発生について常に頭にあ
ったことと推測していますが、“悪夢”が現実のも
のになりました。6日、南部へルソン州の巨大ダム
が何者かによって破壊され、河川の下流地域のイン
フラに甚大な被害が発生しているようです。このダ
ムは、上流のザポロジェ��発の冷却水取水の役割も
担っていることもあって、ダムの決壊の影響は計り
知れないものがあります。
犯人はどちら側か、故意か過失か、折からの増水の
影響による自然決壊なのか、様々な見方があって8
日時点では不明のようですが、ダムがあるドニエプ
ル川の西岸はウクライナ軍、東岸はロシア軍が占領
しているという微妙な場所に位置しているおり、被
害地域は両岸に及んでいることもあって、真相を見
極めることを難しくしているようです。もし人間の
故意の“しわざ”だったとすれば、地上から宇宙ま
で何重もの監視態勢の中での“犯行”であったこと
から、周到な計画や準備のもとで、隠密で巧妙な手
段で実施したことでしょう。
一般的な見方をすれば、ウクライナにはダムを攻撃
する大義名分もメリットもなきに等しく、ダムの下
流地域の混乱に加え、万が一の場合、自国内の原発
の冷却ができなくなる可能性をあるような軍事作戦
は、“軍事的合理性からはあり得ない”と考えるべ
きでしょう。
一方、ウクライナの反転攻勢を間近にした現在、ウ
クライナ国内の長期的な混乱に加え、反攻を阻止す
るため、巨大な河川障害の設置という意味でのメリ
ットは計り知れないものがあります。ダムはロシア
の管理下にあったので、ロシア側であれば、隠密な
手段による破壊作戦を遂行できたと推測できます。
これまでもダムに対する砲爆撃などはあったという
ことなので、それらによるダムの損傷が折からの増
水に耐えられなくなって“決壊”したという見方も
あるようですが、いずれにしても、本事案は、今後
の台湾問題や我が国の防衛などを考える上でとても
参考になることは間違いないと考えます。重大な影
響があるインフラへの攻撃の効用に加え、巧妙な手
段で攻撃に成功すれば、「相手がやった」と非難す
ることによって責任逃れすることができる“手口”
としても戦例になることでしょう。
各国の間には「ここまでやるか」とロシアを非難す
る声が多いようですが、ウクライナ戦争はまたひと
つ「ラダーが上がった」と認識する必要があると考
えます。今後、実際にウクライナ軍の反攻が成功し、
その過程でロシア側が再び“許容限度を過ぎた”と
認識した時には、さらにラダーが上がることが懸念
されます。その段階でロシアが強硬手段の行使には
至らなくとも、事態がここまで来ると、双方の歩み
寄りによる停戦合意は考えられず、本戦争の解決は
さらに遠のくことでしょう。
国際社会は、���クライナ戦争は“よほどのことがな
い限り、数年単位で続く”ことを覚悟しつつ、食料、
エネルギー、そして安全保障体制など、あらゆる既
存の体制や慣行を見直す必要があるでしょう。その
中には当然、日本も含まれることは間違いありませ
ん。歴史は、1つの事件や事案が引き金となって、
その前後に大きく“様相”が変わることを教えてい
ます。その意味でも、“最悪の事態”を冷静に見積
もり、諸準備を怠らないことが肝要です。
▼「相応の力を持つこと」──少子化対策
さて前回に続き、歴史から学ぶ知恵の第2は、「相
応の力を持つこと」を挙げました。国防上は、自衛
隊の能力増強に加え、核抑止体制の強化、政治家や
官僚たちの“能力アップ”などまで提言しましたが、
私自身は、書籍やメルマガの中では、AIとかドロ
ーンなど、昨今の軍事技術の進歩に絡むものにはあ
えて触れませんでした。
ウクライナ戦争や昨今の周辺情勢の厳しさもあって、
昨年末に「戦略3文書」がまとめられ、依然として
不十分な点はあるとしても、画期的な防衛力増強に
向って舵を切ることが明確になりました。OBを含
めて有識者たちが様々な角度から、我が国の防衛態
勢のあるべき姿について言及していますので、詳し
くは省略します。
一方、二言目には「外交努力で」と発言する向きも
ありますが、「外交の根幹に国防(軍事)力がある」
という、人類の歴史の中でも、現在も、これから先
も変わらない、“まぎれもない事実”があることに
ついて、このような考えを持つ人たちはもっと学習
し、ぜひ理解してもらいたいと願っています。
戦後の我が国にあって、国防とか安全保障の問題と
は全くかかわりのない生活をしておられる一般の国
民の皆様はしかたないとしても、大学までの高等教
育を受け、現実の国際社会などに精通しているイン
テリとか有識者とかいわれ、国や社会のリーダーと
して活動している人たちがなぜこの分野のリテラシ
ーが低いのか、言葉を代えれば、なぜ“誤認識”し
ているのか、なぜ“軽率”なのか、なぜ“甘い”の
か、いつも理解に苦しんでいます。
「国民の精神」については、後日、詳しく述べるつ
もりですが、このような大方の国民の風潮とか認識
は、国防などに限った問題ではなさそうです。我が
国の未来に横たわる「暗雲」に照らして考えると、
「相応の力を持つこと」をいう観点から“あらゆる
分野に手を打つ”時期に来ていると私は考えます。
まず「少子化対策」です。政局でもすでに話題にな
っていますが、早急な対策の必要性を訴えるショッ
キングなデータが6月2日、厚生労働省から発表さ
れました。令和4年の人口動態統計(概数)によれ
は、出生率(正確には、1人の女性が生涯に産む子
供の数を示す合計特殊出生率)が、前年比0.05
ポイント減の1.26となり、平成17年と並び過
去最低になったということです。1年間に生まれた
子供の数も77万747人(前年比4万875人減)
だったようです。
コロナ禍も影響もたぶんにあったとはいえ、1年間
の出生者数が80万人を割ったのは、“明治32年
(1899)年に統計を開始して以来、初めて”だ
ったようです。
改めて、我が国は人口動態を振り返ってみますと、
江戸時代はさほど人口増はなかったのですが、明治
維新の頃は3330万人でした。その後、急激な人
口増となって、大東亜戦争においては約300万人
の犠牲者が発生したとはいえ、終戦時には約720
0万人を維持していました。戦後は、ベビーブーム
などもあって急激な人口増が続き、2010年には
1億2800万人を数えましたが、その後は、減少
の一途をたどっています。
戦後の出生率も昭和40年代後半の「第2次ベビー
ブーム」がピークとなって、それ以降は“人口を維
持できない”2.0以下に減少し、平成に入ると1.
5を切るようになりました。そして平成17年には
過去最低の1.26まで落ち込み、その後15年あ
まりは1.3台をキープしていましたが、昨年は、
ワーストタイの1.26になったということのよう
です。
出生率にからむ最近の傾向としては、婚姻数は前年
比3740組増の50万4878組で、第1子を出
産した時点の女性の平均年齢は30.9歳とこれも
過去最高水準だったようですので、女性の社会進出
の増加などから晩婚化あるいは晩産化が進んでいる
のでしょう。
出生率を県別にみると、最も高い沖縄県は1.70
もあり、宮崎県(1.60)、鳥取県(1.60)
と続きます。逆にワーストは、東京都の1.04、
次いで宮城県(1.09)、北海道(1.12)の
順と、一般には“西高東低”となっているようです。
出生率に関しては「沖縄に続け!」と叫びたいと思
いますが、この地域差がどこから生まれるかについ
ても真剣に考えるべきでしょう。
長くなりました。コロナ禍から開け、様々な少子化
対策が功を奏して令和5年は回復傾向に転ずること
を切���祈りたいと思いますが、少子化が進展する背
景は複雑で、根が深く、各方面に及び、そこから脱
するのは容易なことではないと考えます。
しかし、今こそ私たちは、“少子化の先に待ってい
る「未来」がいかにすさまじいものか”について、
改めてよくよく認識する必要があるのです。結論か
ら言えば、「人口減こそが国家の衰退に繋がる最大
の要因」との認識を強く持ち、政府主導のもと、国
を挙げてキャンペーンを展開し、かつての「産め
よ!増やせよ!」のような「文化」を作り、ここ数
年間に新たな“団塊の世代”の出現を目指す必要が
あると考えます。
そして、そのような大方針の下で、考えられる、あ
らゆる障害を排除することを政策の最優先とすべき
なのです。これまで「少子化対策」で、政府は3度
チャンスを逃し、「敗北した」と分析されています
(産経新聞:シリーズ「少子化対策の行方 未来を
選ぶ」より)。
1回目は、出生率の減少が始まった1970(昭和
45)~80年代、2回目は、平成元年の丙午(ひ
のえうま)に出生率1.57を記録してその後も回
復しなかった1990年代前半、そして、3回目は
第2次ベビーブーム世代が出産適齢期を迎えた好機
を活かせず、出生率の低下傾向に歯止めがかからな
かった1900年後半~201年代前半です。
その要因の1つとして、「少子化対策は目の前の票
にならない」が挙げられています。いかにも我が国
の政治(家)らしいと納得してしまいますが、この
ような問題についても、“国の舵取りの根幹の部分
が先送りされる”との根本的な“欠陥”が我が国の
政治体制や国民の意識に中にあるということではな
いでしょうか。
ただ、このような特集が新聞紙上に掲載されるのは
とても良いことであると思います。私は、4回目の
敗北を繰り返さないために最も大事なことは、「い
かに若い世代のモチベーションを上げるか」にある
と考えます。誤解を恐れずに極端な提言をすれば、
某国のように、「子供を3人産めば家が建つ」「2
人産めば車が買える」くらいの“超異次元”の国家
投資をすべきでしょう。
若者の結婚観についても再考すべきでしょう。すで
に紹介しましたように、我が国の非嫡出子は2.3
%程度しかありません。近年、非嫡出子の増加が世
界的傾向となっており、フランスの約60%を筆頭
に、スウエーデンやデンマークなどが50%を超え、
英国48%、米国40%、ドイツ36%など先進国
は軒並み30%を超えています。
その背景は2つあると言われています。1つ目は、
“結婚に伴う法的保護や社会的信用が結婚しなくと
も与えられている”という側面と、もう1つは、若
者が未婚でも子供を産めば、“国や社会が子育て支
援をする”という体制が出来あがっているというこ
とです。
我が国の伝統的な結婚観のようなものが大事なこと
については言うまでもありませんが、少子化を回避
し、国力を維持するために、個人の“生き方”に寄
り添いつつ、他の国々はそこまで真剣に取り組んで
いるという事実を知る必要があるのです。その上で、
我が国にとっては、どの部分を、どの程度、適用
(許容)するかについては、さらなる知恵を出しな
がら、国民に問えばよいと考えます。
最近、LGBT法案が話題になっています。それぞ
れの“生き方”を否定するものではないですが、我
が国の未来のために、という観点に立てば、シング
ルマザーや非嫡出子の保護もまた重要なのではない
でしょうか(事柄の性格上、ここまででとどめてお
きます)。
外国人の移民政策も様々な理由で遅々として進まず、
我が国の国柄からその拡大をあまり期待できない中
にあって、“日本人を減らさない努力”を最優先し
て取り組む方が現実的であるし、少子化対策上の近
道であると考えます。
少子化に伴う人口減は労働力減少に直結し、そのま
まGDPの減少に繋がります。労働力の減少を補う
ものは、外国人や高齢者の雇用に加え、女性の雇用
拡大、つまり女性の活躍推進しか手立てがありませ
ん。残念ながら、このことが女性の未婚化・晩婚化
・晩産化に繋がっているという事実もあります。
この悪循環を断ち切るための施策も必要と考えます。
このためには、国や地方自治体の力では限界があり、
各企業の力も借りなければなりません。現在、「S
DGs」のような国連の呼びかけに賛同する様々な
活動が展開されていますが、優先順位が違うと考え
ます。「世界で最初に飢えるのは日本」が取りざた
されているような昨今、まず、「自国の生存のため
に国を挙げて何をすべきか」をしっかり議論し、そ
こに最優先して立ち向かうことが大事なのではない
でしょうか。
▼「相応の力を持つこと」--農業・食料問題
 
そのような意味で言えば、食料安全保障もまた「相
応の力を持つ」ために“待ったなし”です。
「農は国の本なり」との言葉のように、国内の食料
や農業を守り、国民の命を守ることは、不測の事態
に国民の生命・財産を守る国防と同様、国家の最優
先事項であることは論を俟たないと考えます。
農業を守り、食料の自給率を上げる必要性とその方
策についてはすでに述べましたが、それらを実現す
るためにこの分野も“発想の転換”が必要なことは
間違いないでしょう。
『世界で最初に飢えるのは日本』から外国の例を紹
介ますと、スイスでは国産卵が1個あたり60~8
0円と輸入品の何倍もするとのことですが、国産卵
を買っていた小学生に質問すると「これを買うこと
で生産者の皆さんの生活も支えられ、そのお陰で私
達の生活も成り立つのだから、高くても当たり前で
しょう」と、いとも簡��に答えたとのことです。翻
って、日本の小学生はおろか大人であっても、この
ような答えを返すでしょうか。この違いはどこから
来るのでしょうか。
水田には、オタマジャクシなど様々な生き物が棲み、
最近、農薬で減ったとはいえ、生物の多様性が保た
れています。また、ダムの代わりに貯水する洪水防
止機能、水をろ過してくれる機能、さらには、水田
の蒸散によって気温上昇抑制効果もあり、水田地帯
は市街地と比べて日中の最高気温が2℃ほど低くな
ることも分かっています。つまり気候変動対策にも
役立っているのです。
これらの恩恵が米の値段に反映されているのでしょ
うか。繰り返しますが、我が国は「補助金が高い」
と批判されてきた歴史を有しますが、世界の常識は
「農業にただ乗りしていけない。農業にもっと払お
うではないか」という感覚が常識になっています。
だから、農家もそれぞれの果たす役割を認識し、誇
りをもって生産に励んでいますし、我が国のような
「農業離れ」のような現象も起きないのだそうです。
私たち日本には、昔から食事の前に「いただきます」、
食事後に「ごちそうさまでした」と唱え、食べる物
とそれらを生産する人たちへの感謝の気持ちを表す
習慣があります。アメリカなどでも食事前に祈りを
ささげる習慣がありますが、先日、チャットGPT
に「『いただきます』に相当する英語は何か?」と
尋ねたところ、「簡単に言えば、Thanks for the f
ood(meal).だ」という答えが即返ってきました。
言葉の文化の違いからか、「いただきます」とはか
なりニュアンスが違うとの印象を持ちましたが、家
庭や学校で形だけは唱えても、“そこからなぜスイ
スの小学生のような認識を持つ人が増えないのだろ
うか”と考え込んでしまいました。
前書の著者・鈴木氏は、「すぐにでもできる農業の
抜本的救済策は学校給食費の無償化だ」と提言しま
す。現在、すでに無償化している自治体もあるよう
ですが、給食費は平均で小学校が月額4343年、
中学校が4941円ほどです。まず、地域の農家に
遺伝子組み換え農産物や慣行農業である農薬を使用
する生産から有機栽培を移行してもらい、生産した
有機栽培食料を学校給食に納入することで需要の
「出口」を確保します。遺伝子組み換え食物や農薬
被害のから解放され、地元のおいしい有機作物を使
った給食を提供することによって、子供たちへまた
とない「食育」になるのです。
児童や生徒の1人当たりの給食費の年間単価は小学
校が4万7750円、中学校が5万4312円ほど
で、現在の総児童・生徒数から総額は4800億円
の税金ですむと算定されています。学校給食を公共
調達にすることは、親の負担が減ることで少子化対
策にも繋がります。現に給食費を無償化している自
治体にはそのまま続けてもらい、無理な自治体には
国が支援すればよいのです。
我が国は、“一つの問題解決のために、一つの切り
口からしか攻めない”という「縦割り行政」に慣れ
てしまい、疑問すら感じなくなっている“現状”を
一度、原点に戻って見直すことによって、「様々な
切り口や解決策がある」ことに気づくことでしょう。
国会の議論や政策の反対側にまわるマスコミも、口
を開けば「財源」とか「税金」の話題ばかりに終始
して、思考が停止しているところに最大の問題があ
るのではないでしょうか。
同様なことは気候変動・エネルギー問題についても
いえることです、次回取り上げましょう。
(つづく)
(むなかた・ひさお)
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usono-musuko · 6 months ago
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2024年5月31日
「「俺はこの作品が好きだ/嫌いだ」と言えばいいものを、あえて「マーケティング的にはこれが正解だ/失敗だ」と、市場や売上を主語にして軍師面で批評してしまうことを一言で表現する語彙が欲しい」
「承認欲求は創作活動のガソリンだから、意識して給油しないと創作が前に進まなくなる。でも承認欲求が創作のゴールになると、前に進んでるつもりでその場でグルグル回り始めることになる。承認欲求をつどつど健康的に満たしながら、目的地に向かうロードマップがすごい大事な感じ。」
「>前衛舞踏家がブリーフをはいていたのは何故ですか? 前衛舞踏家なら当然ブリーフだろ トランクスは保守的 ボクサーパンツは日和見主義的 ビキニパンツは冒険主義的すぎる」
「無知を悪だと断罪したら、無知を受け入れづらくなっちゃうからダメだと思うのよ 踏み絵とか総括とか、相手の心を転ばせる所業は気持ちいいから、気をつけないとエスカレートするでよ
もっとカジュアルに無知っていこ」
「これを何回やるかはその人次第というか、限界にチャレンジして無理して頑張るからみんな継続できない。 自分を偽るな。体を動かすのが得意なやつはここにたどり着かない。 大事なのは今日限界まで動かすことじゃない。三ヶ月後も継続できる運動を見つけることなんだ。三日後もヤル気になることをやれ。」
「安定したメンタル保つ方法、結局「将来の心配が無くなるレベルの資産を持つ」「煩わしい人間関係が無い」の2つしか無い気がするんだよな…まぁそれが簡単じゃないから人生苦しいのだけれども」
「△若いうちの苦労は買ってでもしろ ◯若さボーナスが有効な内に経験値増やしとかないと後がし��どい
だと思う。世間は「年相応の振る舞いやスキルを求める」ものなので。」
「父親は祖父に「パイプカットには失敗してたけど男が生まれてよかったわガハハ」みたいに言われたのを晩年まで引きずってたな…」
「「何だこのマンガ誌! エロマンガって聞いていたのに全然セックスしてないじゃないか、こんなの損切りだ!」
「悪いが、君には80年代美少女コミック同好会に入る資格はない!!」」
「カンユーもゴステロも全く救いようのないクズ野郎なのだけど、デスタンは違うんだよ。ボタンを掛け違えたどうしようなく哀れな人間なんだよね。確かにクズみたいな行動はあるがね。デスタンだけは彼を救ってやりたい女性が登場する。彼にはカンダタの蜘蛛の糸が垂れ下がるだけど、それを切ってしまう」
「ネットショップで不具合品が来てることに気付いて問い合わせフォームに交換のお願いをしたら「8日以内のお申し出でないと交換できません」て返事来て、「法定返品権ではなく追完請求権の行使なので1年以内は交換できるはずです」と伝えたら交換してもらえたことがある。呪文は大事。」
「書籍を買う行為は、すこやかに暮らしたい、仕事を順調に終わらせたい、精神的な余裕があったらいいな、というささやかな願いであり、一種の「祈り」なんです。」
「コンカフェによって客が女給さん目当てにやってくる昭和初期「カフェー」の見事な復古がなされたので死語となっていた「純喫茶」の意味が再び輝いている」
「エヴァを観る前から「笑えばいいと思うよ」という台詞が知られている時代の人では、エヴァをリアルタイムに観ていた人たちの受けた「笑わない女の子が初めて笑った時の衝撃」を想像することは出来ないと気付いて堪らなく悔しくなった」
「「それシェイクスピアが書いてる」 「それアガサ・クリスティが書いてる」 「それスティーブン・キングが書いてる」 「それ星新一が書いてる」 という言葉に「でも俺は書いてないぜ!」と言う作業が創作活動には必須なんよ。」
「だから寝取られはキャラクターでもシチュエーションでもなくて、男側から女側への思い入れだけなんだって何回も言ってるでしょ!(ばんばんと机を叩く) 読む側がどれだけロマンティックなやつかで変わるものなんだって」
「祭が無くなったらそのコミュニティは死ぬ という話があった」
「>「士郎正宗は、技術的概念に関する複雑な知識を駆使して『攻殻機動隊』という文化を揺るがす作品を作り、その後は日焼けした女性のヘンタイを描くことに残りの人生を費やした」
酷い評価だがだいたい合ってる」
「ゲームだとライフとかHPとかって呼ばれる数値がゼロになるとゲームオーバーだけど、同じノリで現代人全般「信頼」ってポイントでキャリアの生き死に決まるメカニズムなのではないかという仮説を持っていて、そのルール理解しきれなかった人容赦なく場から退出させられてたりしないか。
より具体的に言うと信頼失わないような「失敗」は意外とノーリスクで経験値得られる一方、信頼積み重ねる努力怠るとか、何か失敗したあと信頼回復の努力怠るとか、自分が獲得してきた信頼の源泉に根ざすところに不義理働くことをすると思った以上に取り返しつかないダメージ食らう気がする。」
「ゲームの仕様書に「目的」を必ず書けと指導してる理由がコレ。目的を明確にしとかないと「良かれと思って」間違った方向にいっちゃうことが多い。悪くいうと「良かれと思ってなんですよー」と勝手に好きな方向にする人もそれなりにいるのである程度の抑止として「目的」は大事。」
「個人的に「マシンロボクロノスの大逆襲」のレイナの描写に関しては、EDの「ヘルメット脱げる上に、思ったより可愛い」が頂点で、中期以降「ボディスーツ着込んだ女の子」描写が進む度に醒めていって、OVA「剣狼伝説」になると、もはやメカ娘のアイデンティティ全部失ってて興醒め。そじゃねえんだよな」
「昔、今川泰宏監督と鉄人28号について話した時、何が良いって、横山作品は悪役が丁寧言葉な事が最高!と。怪盗紳士���流れで年下の正太郎君にも敬語を使う余裕の知能犯こそ一番手強くて怖いと。 その系譜がカーンデジファー様にも。武史君に敬語は無しでも汚い言葉は無しにしました。」
「慶應に入って幼稚舎組という存在を認知するまでは、 まさか自分が今まで見てた世界が労働者階級用の資本主義2部リーグで、 資本主義1部リーグでは有産階級が別のゲームしてるとは思わんかった」
「これ何が奥深いって、資本主義1部リーグはあくまでも「上層中流階級」ということ。どんな大資本家も貴種ではなく中流階級の上澄みに過ぎない。
その上に本物の上級階級である旧宮家・旧華族・地方名望家などがある。この名士層は必ずしも不労所得者ではないが、彼らは経済力だけで評価はされない。」
「俺の父親も農機具で指落としたけど自分で病院まで行ってなぜか一般の受付に並んでて順番回ってきた時に「緊急外来だよ!!!」って受付に怒鳴られてたな」
「学校の授業だけで現文のセンター満点取れたから現文の先生に「満点取りましたよ!先生のおかげです!」って言ったら先生ニヤッと笑って「いや、君がやった事だよ」って返されたの一生の思い出だったわ」
「ぬは見守りキャッツなんぬ 昨夜13歳の姪っ子を車で親戚の家まで送ったんぬ 事前連絡を受けてた親戚の家の14歳男児が出てきて姪っ子の前に学生服姿出てきたんぬ 姪っ子は「へぇ~」と言いながら甥の身体を観察したり、ちょっと触ってみたり、動画をとったりしたんぬ しばらくして姪が「脱がしてみて良い?」と言ったんぬ 甥は頷いてボタンを外そうとしたんぬが姪はその手を静止、第一ボタンを自分で外したんぬ 「結構硬いね」と言い、カメラを出して甥が脱ぐ様を撮影したんぬ 「持って良い?」と姪 学生服の上着を手に取り「重い…」
「羽織ってみて良い?」と続け、甥がうなづくとそれを着ちゃったんぬ 姪は納得した様子だったんぬ 「男子の学ランって生地が結構厚くて重いんだ」 「修行じゃんこんなの」 「元々軍服だからこんなに重いのかな」 と関心してたんぬ その後はまた自分の体温が移った学ランを甥っ子に着せ、様々なポーズを取らせて写真を撮っていたんぬ 8時を過ぎる頃姪っ子を車に載せ家に送り届けて帰路についたんぬ 見守りキャッツでしたんぬ」
以上。
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2gsahoko-intermission · 8 months ago
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『落下の解剖学』感想
先日、『落下の解剖学』をシネ・ギャラリーで見た。
人里離れたフランスの雪山で男が自宅から落下して死亡する。小説家として芽が出ず家事や育児を主に担っている男の家には、人気小説家の妻と視覚障がいをもつ息子、介助犬しかいなかった。事故か自殺か殺人か、決定不可能なことが多く、妻は殺人容疑で裁判にかけられ、息子は証人として立つこととなる —。
本作は大方このようにまとめることができるだろう。
劇中でスワン・アルノー演じる弁護士ヴァンサンがスティーヴン・キングに言及することから察せられる通り、本作は『シャイニング』(映画版)へのレファレンスが目につく(この点は町山広美氏がエッセイで指摘している)。雪山の孤立した家屋で人が死ぬ、仕事で成功を掴めない男・サミュエルは心理的に追い詰められており、息子の負傷の原因を作ったサミュエルの行いをザンドラは忘れておらず、息子の名前はダニエル(ダニー)……。もちろん本作と『シャイニング』には異なる部分の方が多いわけだが、映画版『シャイニング』のラストで主人公ジャックは凍死体となったわけだが、もしジャックの死因をめぐって捜査が行われたら、ウェンディに嫌疑がかけられるだろうな......と『落下の解剖学』を見ながら『シャイニング』についても思いを馳せることとなった。
また、『落下の解剖学』を見ながらもう一点脳裏をよぎったのは、セリーヌ・シアマ監督の『秘密の森の、その向こう』である。本作では、主人公の少女ネリーが過去に戻って同い年の少女だった母マリオンと遊ぶ。彼女たちは、過去ある女と刑事らしき男の事情聴取場面を演じる遊びに興じるのだが、その時に「秘密というのは隠すことじゃない、言う相手がいないこと」という印象的な台詞が出てくる。この台詞を言う過去ある女は、悪びれもせず、淡々としている。このシーンが『落下の解剖学』を見ながら巡って仕方なかった。
『落下の解剖学』では、言う相手がいなかった(=言語化されることのなかった)感情や考えが裁判の場で言語化の要請を受ける。だが、相手がいて、言語化されることで秘密が十全に日の目に出るかというと、そんなことはない。検察側と弁護側で異なる「蓋然性」が闘われるのをよそに、言語化しなかった、するまでもなかった、するつもりもなかった、し得なかった隠微な余剰が常にはみ出し、秘密として残留し続ける。検事や弁護士、証人、被疑者本人が真剣に言葉を繰り出せば繰り出すほど、言葉が置き去りにするものの多さ、大きさが示唆されて、裁判が進めば進むほど割り切れなさが生まれる。その様子は証人であると同時に傍聴席で聞く息子ダニエルを苦しめるものでもあるが、彼も最終的には割り切れなさを引き受け、自身の経験を言語化し始める。
勝訴の判決を受けてザンドラは、祝宴で弁護士ヴァンサンに「もっと喜べるかと思った」といった実感をこぼす(台詞は一言一句正確ではないが)。勝訴はザンドラにとって望ましい「蓋然性」が選び取られた結果ではあるが、それが「真実」かと言われたら異なるだろう。言葉を駆使して働く小説家ザンドラが、(フランスに暮らす英語を話すドイツ人ということも相まって)言語化をはみ出しすり抜ける余剰に試行錯誤し、決着がついてもなお圧倒されている姿が印象に残った。
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lostsidech · 10 months ago
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4-1
 この試合専用のインカムと照準器具を積んだヘルメットは、頭に載せるとずっしりと重く圧し掛かった。だが、この空間を埋める視線の圧が少しでも気にならなくなるのだと思えばそのほうがよほど軽かった。
 独特の緊張感が身を包む。それを感じながら、ちらと横を盗み見る。
 隣でペアが飛び跳ねている。身体を温めているのだ。
 その服装が新しいものに替わっている。……少し寸法のあっていないパーティウェア。
「変だよね、これ」
 瑠真はこちらの視線に気づくと、あっけらかんとそう言って裾を持ち上げた。左右非対称なカットになった青いドレスだ。
「いや……」
 望夢は口ごもった。ひらひらとした裾は多少邪魔そうだったが、中履きのパンツや足さばきのためのスリットは、明らかに動くために作られていて、この世界に開かれた大会という場にあってはおかしいというものではなかった。
 それもそのはず、元は丹治深弦が後半の試合で着るために仕立ててあったものだからだ。
(「どうでもいいけど、試合出るならその超カジュアル服やめなよ」)
 指摘されたのは先輩である宝木に、二人まとめてのことだ。
(「俺と深弦の晴れ着あるよ。昨日はまだ試合数多かったから簡単なスポーツウェアでよかったけどさ。今日って多分うちに観衆集まるから……って、高瀬くんすごい嫌そうな顔しないの」)
(「じゃあ、私一人でいいよ」)
 瑠真はあっさりと承諾した。
(「どうせ女のほうが撮りたいでしょ。そいつは絵にならんし」)
 以前の瑠真なら嫌がって当然だった。協会の広告塔になるという任務は、優等生ペアのものでこそあれ、瑠真の性格にはまずそぐわないものだ。
 彼女はやはり変化している。そのこと��感慨深いような悔しいような、複雑な感情が少しだけあった。
「お前のじゃないわりには、まあまあ似合ってる」
「あっそ。ありがと」
 瑠真は細かくはこだわらない。パーティドレスに不釣り合いなiPodを手に持っていて、試合開始を待つ間またそれを聴いていた。
 望夢も備えようと、気を取り直して見渡した。初期状態の会場は観客席に囲まれたのようになっている。、ただしカードの設置されているポイントまで直行できないよう、高さ数メートルの同心円状の壁が視界を塞いでいた。
 ただしこれは初期状態の会場だ。
 ここに地形カードが切られるごとに、景色は変化する。
「どうする」
 調子のいいを切りはしたものの、その後は手続きとパネルディスカッション会場との連絡で精一杯で、こちらの作戦会議どころ��はなかった。向こ��にはホムラグループの他の面々も到着し、莉梨のメッセージの確証は得られたようだ。
「どうもこうも」
 瑠真はシンプルな口調だ。
「勝つんでしょ 点取って相手撃てばいいんじゃない」
 試合の開始ベルが鳴った。
 ペアがスタートダッシュを決めた。
 両者ともがしたままゲームが終了しても引き分けにならないように、フィールドの各所にはランダムにバーチャルエネミーが発生する。影のような人型で同じく頭の部分をレーザーで打ち抜くと得点になる。そんなわけで、エネミー狩りの視点でもスタート地点にじっとしてはいられないというのは望夢も同意するところだし、まして彼女のスタイルからすれば当然のことなのだった。
 ただし相手チーム構成員の撃破ポイントのほうが圧倒的に大きく、エネミーを数十掃討したところで相方が撃破されれば逆転される可能性もある。防御という観念が頭からすっぽ抜けているペアを好き勝手に走らせておくわけにはいかないのだった。協調性のなさに内心呆れながら望夢はペアを追いかけた。
 そして、概ねの指針は向こうも同じだった。
 さすがにこちらより落ち着いている。
 会場高くに掲げられた得点板がバタリバタリと立て続けに更新された。アメリカ側のものだ。手近なエネミーを撃破して煽っているのだろう。早い。また、気分を盛り上げるためのものなのか他の意味もあるのか、アメリカチームのほうから小さく音が聞こえる。ここまで届くのであれば元は大音量だろう。ラウドロックだ。アンドリューの選曲か。
 私物の持ち込みは一回戦のモニカがそうであったようにある程度許されている。あらゆる解釈を許容する建前上、それが直接的な武器でない限り能力のサポートアイテムなどを拒否できないのだ。
 アンドリューは音楽家。新野に言われていたことをふと思う。協会式であれば、使い方は自己バフか、音圧による物理攻撃がいいところか。
 瑠真はすでに最初の壁の手前まで走り、増強をかけた脚に力を溜めていた。──さては壁の上に飛び乗って戦局を把握する気だ。瑠真と違って増強を使わない望夢はすぐに追いつくことはできず、確認手段を持たない。
 いや。
 立ち止まって目を閉じた。バーチャルの壁に手を触れ解析を走らせる。望夢の解析は自然科学を基準点にするから、それがただの映像である限りバーチャル空間そのものの探知はできない。
 しかしこの大会のバーチャル風景には、参加者の無意識レベルのペタルを取り込んだ光術の基本が仕込まれている。望夢のように基本的な能力ではペタルを発散しない者ならともかく、協会式の超常師の位置取りとやっていることは、概ねプロットできる。会場を織りなす糸の乱れを探知すればいいのだ。
「……来てるか」
 やがて目を開けた。
 銃を構えた先に泡がはじけるようにバーチャル人形が姿を現した。ノータイムでその額を撃ちぬいた──得点板に「Ghost 1」のパネルが回る。
 Japan Player: 0 Ghost: 1
 USA Player: 0 Ghost: 2
 こちらは本題ではない。
 同じ人形を狙って壁の向こうから飛び出した青年とばちりと目が合った。
 音楽はまだ遠くで鳴っている。攪乱のためにスタート地点で鳴らし続けるか、シオンに持たせでもしていたのだろう。青年は笑った。
「Good job, boy」
 望夢は構わずにその額に銃口を向ける。
 アンドリューは挑発するように笑顔を作った。そして手元にあったカードを切った。
 景色が切り替わる。一瞬で壁の迷路が崩れた。辺りは高低差のある崖の連なりのようなフィールドに変わる。
 アンドリューの背後にも大きな谷が生まれる。彼は軽やかにその中に飛び込んだ。照準を失った望夢は深追いせずに銃を下げる。不要になった金属製のカードはアンドリューの手を離れ宙を舞う。光を伴う景色の変遷にその縁がきらきらと光るのが見える。
 壁が無くなって開けた視界で、発生しかけていたエネミーがばちんと消えた。おそらくランダム発生の位置調整のため一旦生成がキャンセルされたのだろう。無慈悲なことに、撃たれてもいないそのエネミー背後にも、アンドリューの撃墜マークのランプが点き、全体で二体そういうものがいたらしくアメリカの「Ghost」得点版は「2」になった。。そういえばそういうルールだった。
 そこへ向けて銃を構えた状態で、足元を急に失った瑠真が踏み外してよろめいているのが見えた。高いところに立っていたのだから当然だ。
 そちらに素早く向かう金色の影││シオン。
 彼女もまたスタート地点を離れ、地形変化で視界が開けると同時に一気に距離を詰めていたのだ。
 おそらく瑠真は気づいていない。「るっ……」インカムで��を掛けようにも、鳴り響くラウドロックが邪魔をする。それ反則じゃないのかと望夢はちょっと怒る。
 瞬時に思考した。レーザーガンは光だから遠距離で邪魔するのには向いていない。
 時間稼ぎの大会といえど、足掻きもせずに負けてやる気はさらさらない。
 目の前に金色の縁がきらきらと光りながら落ちていった。
 それだ。
 宙を舞うカードを手に取って思い切り投げた。縦に投げるのには丁度いい重みだった。瑠真のヘルメットの後頭部にそれは当たって地に落ちた。痛て、と言うように瑠真がこちらを振り向く。その瞬間にシオンが飛び出し、瑠真に照準を向けていた。
 ポイントの入る赤い部分はヘルメットの前面だ。急に振り向いた動きのせいで瑠真を狙い損ねたシオンがちっと舌打ちした。望夢はその間に相方の頭越しにシオンに狙いを定めている。こちらを確認したシオンが小さく笑って近くの段差に飛び込む。ひとまずの狙撃は防げた。
 その動作でようやく瑠真も気が付いた。大きく距離を取ってこちらも物陰に飛び込む。
 望夢は走り寄ってペアに合流した。
「勝手に飛び出すな」
「事前に作戦会議なんて悠長なことしてる時間ないでしょ」
 瑠真はふんと笑った。好戦的ではあるがどうやら落ち着いている。この場慣れた落ち着きだけは高瀬式門下生に指導してもらった恩恵かもしれない。
「で、どうしよっか」と呑気に今頃瑠真が訊く。
「連中がどういう超常術を得意にしてるかも分かってない。シオンは多分お前と傾向似てる」
 望夢は早口に言った。崖の縁から眺めながら感知のために神経を研ぎ澄ましている。
「……キングのほうは多分絡め手だ。俺と近い。つまりお前とは相性が悪い。お互い似た属性を担当したほうがいいと思う」
「は、アンタがシオン苦手なんでしょ」ペアは生意気にもそう言った。「お得意の干渉使えないもん、あのやり方じゃ」
 その通りだった。協会式超常術は効果発現までの時間が短いせいでそもそも解析と相性が悪いが、肉体増強を中心とする瑠真やシオンが相手だとなおさら望夢にはどうしようもできない。こちらが相手に干渉できる時には、相手もよほどこちらが射程内だからだ。
 瑠真はふいに銃を構えて撃った。ランダム発生していた人型が遥か背後で弾けた。││落ち着いている。話しながら周囲を観察して得点源を狙っていたようだ。
「選手控室で聞いてたよ。シオンはアイドル的なパフォーマンスが得意なんでしょ。いつも癖で見栄え重視で戦うから隙を突くならそこ」
 その場馴れた動作に加えて、瑠真が分かったように言い出すので望夢は意表を突かれた。今回に限っては出場する気の無かった望夢よりまともに情報収集していたらしい。
「アンドリュー・キングだっけ あいつはカバーバンドマン」
「知ってるのか」
「ほら」
 ふいにギターの低音が耳に届いた。
 振り向けば、少し離れたところにアンドリューがいた。
 どうやらお互いに狙える���置取りではないが、体勢の視認はできる。レーザーガンを下ろしている代わりに小さなiPodを携えている。最初に鳴っていたのもこれだろう。
 にやりと青年が笑った。選手間通信用インカムに相手の声が入ってくる。
「Do you like Nirvana Are they known in Janan」
「ニルヴァーナって言った あいつ。バンド名」
 瑠真も対してiPodを握った。「お」持ち込んでたのか。控室で勉強していたと言ったのはたぶんこれだ。
「何だっけ、このイントロ。探してる暇ないけど、多分有名」
 歌詞までを聴き取るのは難しい。ただ、アンドリューの外面の印象によく似た陰気な声がiPodから低音質で響いている。
 何が来るか││と思った瞬間、ガクンと体が重くなった。
「││」
 陰気な声が同じフレーズを繰り返している。呼びかけに聞こえる。ハロー、ハロー、ハロー……。
 フレーズがわんわんと頭の中に響き、視界が曇る。まるで音に下に向けて引きずられているようだった。
 それから一気に曲調が変化した。
「わ」
 体の重さも変わった。腹から突き上げられるような感じだった。曇っていた視界が一気に別のものに染め上げられた。小さなiPodから出ているはずの音が、いつしか会場全体を支配しているのだ。
 キング。この小さなステージの王。
 考える余裕もなかった。アンドリューを中心に「それ」は生じていた。アンドリュー自身も心地良さそうに音に合わせて床に足をタップしている。その──心象が投影されているのだ。
 生じる効果は単純。否応なく音楽に引きずり込まれるのだ。ありていに表現しよう。『乗ってしまう』。実際に周囲の景色や条件が変わったわけではない。なのに音楽に気分が乗せられざるを得ない。
 これは協会式にとっては致命的だろう。こちらの超常想像図を描くことができない。
 隣を見る。案の定だった。瑠真は魅せられたように動きを止めている。
「瑠真ごめん、貸して」
 iPodをひったくる。自分のためではない。望夢はこと協会式に関しては解析さえ終わればいつでも打ち消せる。
 瑠真のiPodには瑠真が普段聴くのだろう日本人のアーティストがずらっと並んでいる。
 その中から当て推量で曲を選んだ。タイトルから予測して今流れているのとは違うだろう曲調。ドンピシャ。場違いな女性ボーカルのポップスが、アンドリューのアメリカンロックに重ねて流れた。
「はっ」
 瑠真が隣で意識を取り戻す。それを横目にインカムの集音部にもiPodを近づけた。
 やったことは単純だ。違う音を流してステージを台無しにしただけ。それぞれのファンが会場にいれば今頃大ブーイングだろう。
 アンドリューがこちらへ向かう足を止めた。
 こちらへ向かう足を止めた││これまでこちらに近づいていたのだ。堂々たるもので、障害物に隠れもせず真っ直ぐにこちらへ向かっていた。ひやりと背筋が冷える。もうすぐ射程内だった。認識はしていた。しかし、完全にその世界観に横槍を入れるまでの数十秒、��夢もそれすら音楽の一部のパフォーマンスとして受け入れてしまっていたのだ。
「Dirty」
 青年が顔をしかめて呟いた。そして身をひるがえして近くの壁に引っ込む。
「No way」
 詰られている、ということだけは理解できる。彼の耳元にもインカム越しに瑠真のiPodからの歌は届いただろう。
 このとき、急に会場アナウンスが入って試合が小休憩になった。見るとアンドリューが審判席に向かって手を振っている。何やら選手側からのタイムのようなものを取ったらしい。邪魔されたのがよほど腹立ったか。選手側からのタイムが取れるのを望夢は今知ったがきっとどこかでは説明があったのだろう。初日から出場しているアンドリューたちにはわかっていることだったのだ。
 横から手が伸びてきて瑠真にiPodをひったくられた。
「最悪」
「どうも、なんとでも言ってくれ」
 言われたままに受け入れる覚悟で肩をすくめる。瑠真はレーザーガンを持ち直しつつ、iPodを回収した手を振り回して暴れている。
「他人の音楽の趣味無理やり見るのって覗きみたいなものよ、わかってる」
 まず怒られたのはそこだった。望夢自身はプライベートの観念を捨てているので感覚は違うが、そういう人間がいるのを知ってはいる。わかってやったのだから怒られて当然だろう。瑠真は元々プライベートスペースが広い。ただ、
「うんまあ、一般的には……でも今の状況だとしょうがなかっただろ」
 言った瞬間、試合中だというのに横から物理的に足を踏まれた。
「いって」
「アンタのそういう判断は信用してる」
 踏んだうえで何故か認められた。
「だから不問にしてあげる。この試合世界放送なんだからね。そこでよっちの歌勝手にミックスジュースみたいにしたのも今は不問。ただ後でちゃんと聴きなさいよ」
 謝りなさいよ、ではなく、聴きなさいよ、だった。
「お前結構音楽好きなんだな……」
「そう 普通だと思うけど……あ 思い出した、スメルズ・ライク・ティーン・スピリット」
 踏んだ足を放すなり、瑠真が話題を変えて元気に言う。
 指を立てている動作からするに、アンドリューが流しているこの曲のことなのだろう。最初にも知っている曲だと言っていた。
「どういう曲なの」
「童貞っぽい曲」
 今度はこっちが勢いで頭を叩く番だった。
「お前もこれ世界に放送されてるつもりで喋れよ」
「いったい。いや、そういう曲なんだってばホントに」
 瑠真はくちびるをとがらせ、
「ニルヴァーナってバンドのボーカルが彼女に振られたときの悪口かなんかだよ、曲の由来」
「有名なのか」
「さあ、洋楽だと普通に有名なんじゃない 私は知らないから深弦ちゃんと隼二くんに聞いた」
 さっきも思ったが、年上の優等生ペアに対して瑠真は完全に名前呼びだ。
「アンドリューの好きな曲傾向って調べればわかる。世界大会で出してきそうなのっていうと、会場ウケ的にももっと絞られてくる。だからヤマ張ってたんだよ。ぶっちゃけ、曲がわかったところで対戦相手的にあんまりやることは変わんないけど」
「そうなのか」
 望夢は目をし��たく。歌で戦う、というと思い浮かぶのはやはり帆村莉梨だったのだ。莉梨は歌の内容と紐づけた異能を使うから、曲を識別できるに越したことはない。アンドリューは変わらないのか。
「うん。アイツがやるのはただ好きな曲を流すだけ。こっちは勝手にるけど、撹乱され方にそんなに違いはない││」
 瑠真が身振り手振りを交えてそう言ったとき、
「││そうだね。アンディはただみんなに好きな曲を聴いてほしいんだ」
 ふいに違う少女の声が割り込んだ。
 反射的にそちらに顔を向ける。そこには金髪カチューシャの少女がいた。シオン。
「おい、今試合止まってるだろ」
 望夢が思わず身構えて声をあげると、シオンは「当たり前じゃん」と目を丸くした。
「だから話せるかなって思って来たんだよ。アンディのこと詳しいみたいだね」
「この子日本語話せるの 知り合い」
 瑠真は怪訝な顔をした。ペアはシオンとはまだ話していなかったらしい。
 望夢は内心、なぜシオンは自分にばかりと思いながら瑠真に向かって頷いて、それからまたシオンに向き直る。
「自分のチームの解説してくれるとは親切だな」
相手はつんと顎をあげた。
「あたりまえのこと言うけど、解説したとこで負けないからね。それにワタシたちは世界で有名だよ。きみたちが知らないのはただ不勉強なだけで、そのまま倒したって試合的につまらないし」
「……」
 それは言えている。何度も繰り返すがこの試合は世界放送だ。
「アンディもそんな態度で聴かれたってつまんないだろうしね」
 話がアンドリューに戻り、望夢は苦い顔をした。
「デバフに使われて、いい気持ちで音楽聴く奴いないと思うけど……」
「あは、デバフだって。それはつまり、きみは音楽に興味がない、ってことだよ」
 シオンは首を傾げて笑った。望夢はむっと眉根を寄せる。瑠真も撹乱と言っていた。音楽に意識を取られて戦えないのは十分にデバフだと思うが。
「ワタシもアンディの曲の趣味には詳しくないけど、好きな人はすっごく好きなんだよ。アンディもそう」
「そりゃ、有名な曲はそうだろ……」
「アンディは、自分の好きな曲をただ、自分の思うように聴かせて、それを周りの人が受け取ってるの。アンディの想像が聴き手の感覚になる。だけど得る感情まで強要するのは無粋だから、そこには手を触れない。アメリカチームの子たちの中でも感想は違うよ。モニカはわかんないって言ってたけど、嫌いじゃなさそうだった。ドミニクは趣味が違うって言ってた。シルヴェスタは結構好きみたいだね、初めて模擬戦したときから喜んでた」
 シオンは一人ひとりを示すように虚空に指を立てる。感情は強要しない、という言葉に少し含みを感じた。多分、感情の共有を軸にするヒイラギ会のやり方への当てこすりなのだろう。
「シルヴェスタはもともと自分で戦うほうはそれほど強くないのだけど、その模擬戦のときは積極的に飛び出してたの。わかる 好きな人なら、あれ聴いてすごい高揚するってこと。バフって思う人もいるんじゃない」
「高揚させられて普段通りに戦えないなら、それはやっぱりデバフじゃないか」
「お��いなぁ、まあそれでもいいか」
 シオンは眉尻と一緒に手を下げた。
「こっちから楽しめって言うのもヘンだしね。ちなみにシオンはわかんなかったクチ」
 説教しつつもシオンも同好の士ではないらしい。そこまで話したところでアンドリューが戻ってきて、身振り手振りでシオンに何か言う。
「おっと、そろそろはじまるみたい」
 シオンはぺろりと舌を出した。
「じゃあ、最後までよろしくね」
 元来た地形の隙間にシオンは身を隠す。望夢も壁に張り付いて息を整え、銃を構え直した。瑠真が顔を突き出してくる。「どこで仲良くなったのよ、アメリカ代表と」「さぁ……」話しかけてきたのは最初から向こうだ。
「あ、始まる前にあと、次アンドリューが同じことしてきたら私のiPod使うの禁止ね」
「いいけど、俺は解除できるけどお前どうするの」
「乗る」
 瑠真は断言した。
「ん」
「話聞いてたでしょ こっちも乗ればバフになるんだって。私そのために予習してたんだから。知ってる曲のほうがライブはアガる」
 ペアがよくわからない自信で言い切った瞬間に、再び試合開始のブザーが鳴った。
 シオンが引っ込んだその場所から飛び出してくる。休憩中に自分で自分の位置を堂々と知らせていたことになるが、そのまま全く躊躇がなかった。さっきよりアップテンポなロックが遅れて掛かり始める。瑠真が少し笑って目を閉じ、入れ替わるように音の鳴る方向へ飛び出した。打ち合わせを無視して、明らかにアンドリューがいる方向だった。すでに「乗せられて」いるのだろうか。
 望夢には理解しがたいが、ペアがそう言うなら止めるほどのことではない。望夢はちらりと横に視線を向けてからシオンに向き直った。
 シオンは目が合うと同時に含み笑いする。
 シオンが即座に銃を取り出して撃つ。引っ込んでやり過ごし、レーザーが途切れたすきに返す刀でこちらも銃口を向ける。
「あれ」
 そのときシオンは気がついたら目の前にいた。「おっと」距離の測り方を間違えていたらしい。アンドリューのデバフのせいで、音楽のテンポに狂わされでもしたか いや、そちらの解析はさっき済んでいる。
「よっ」
 シオンがウィンク、間近から狙ってくる。望夢は思わず直接腕をあげてレーザーを防いだ。本物の熱線ならともかく協会式光術ベースの銃だ、怪我はしない。
 協会式光術。
 腕をあげたことでこちらからの狙いは完全に逸れてしまい、シオンが角度を変えて狙ってくる。望夢はよろめきながらシオンを正視した。──微妙な違和感。
 そうか。
 捉えた。即座に解除式を叩き込む。
「あっ」
 シオンが『思っていたのと少し違う場所で』目を輝かせた。やっぱり。シオンは敢えてこちらに錯視を仕掛けていたらしい。
距離感も狂って当然だ。シオンの路地裏や開会式のダンスを思い出す。彼女は光を操る。それは協会式の象徴としての華やかなものももちろん、光の屈折や反射も守備範囲なのだ、おそらく。こちらの目に映る光を捻じ曲げて距離感��角度を狂わせていたのだろう。
「ねえねえ、ノゾムのそれ、どうなってるの」
 一度距離を取り直しながらシオンが無邪気に聞く。無言。答える義理はない。いつの間にか名前を覚えられていたらしい、ついに補欠から本番に出たのだからその際か。なんにせよシオンが見た目に華やかなだけでなく、小手先の小賢しい工夫をしてくるのであれば望夢はそちらのほうが相手として向いている。
「やっぱり黙る。つまんないの。シオンは教えたのに」
 少女はくすくすと笑う。
「きみの話、聞きたくて教えたのになぁ」
「なんでもいいだろ」
「よくないよ」
 シオンは妙に落ち着いた声で答える。望夢はふと違和感を抱いて銃を下ろした。……シオンも完全に銃を下ろしている。
 ──それはなんのためのパフォーマンスなのか。そこはかとなく、嫌な予感がした。
 試合の前に感じた予感とどこか通じていた。そして思い出していた。最初に路地裏でシオンと会ったとき、彼女の足音に感じた陰のことを。
「アンディがなんて言ってタイムを取ったか、教えてあげようか」
 今のシオンの声は空間に響く、きれいな声だ。そう感じた理由を考える。……人に聞かれる前提で話す少女だ。彼女はアメリカの星だから。
 この試合は、全国放送だから。
「不思議だなあ」
 少女の碧眼が、美しく空を映していた。
「君達は、八式にはない技術を使っているみたいだ」
 その碧い瞳が、細められた。
「は」
 完全に、望夢は硬直する。彼女の言うことは事実だ。望夢の異能は協会式ではない。異能の打ち消しは八式で一般的ではないのは確かだろう。でも、協会式を逆算しているだけで、それほど目立つことをしているつもりはない。そういう応用なんだね、で済む範囲のはずだ。
 何故それを、今さら言うのだ 脳が警鐘を鳴らす。シオンの次の言葉には、何かがある。
「いつから協会の所属者を名乗ってるの 『ヒイラギ会さん』」
 バタンバタンバタンと、連続で得点板が落ちる音がした。同時に景色が変わった。視界の外でアンドリューか瑠真かがフィールドカードを使い、発生キャンセルゴースト分の点が入ったのだ。周囲は岩場と水辺に変わっていた。
 望夢はその瞬間に全てを理解した。
 この大会が公平な競い合いだと思ったのがそもそもの間違いだった。
 これは──この蜜を孕んだ巨大なリンゴは、『日本の』協会をつるし上げるための罠だったのだ。
×××
「どういうこと」
 現行ヒイラギ会のリーダーのくせに、力関係や陰謀といった面をほとんど理解していない赤髪の少女がこてんと首を傾げた。
『あーあ、こうなると想ってたから止めたかったのに』
 一方で理解した口調で頬杖をついている、少年の姿もある。ただしその口調はどこか電子音のケロケロした響きだ。また身体も透けている。��ぜなら彼は電子媒体で意思疎通できるように再現された幽霊だからだ。
『つまりこういうことだ。アメリカチームは最初から日本を嵌めて、そのつもりでこの大会を持ちかけたんだよ』
次>>
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ashi-yuri · 11 months ago
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「ファースト・カウ」とロマンチックなアメリカの夢
掘り起こして語らん、アメリカの夢物語を
西部開拓時代のオレゴン州でたまたま出会った料理人と中国人移民のふたりが、この地に一頭しかいない「牛のミルク」を使ったクッキーを作って売ることで成功を夢見るはなし。
非常によかった!
出てくる人物たち、その服装、表情、動き、出自、自然音、犬、牛、たくさんの動物たち、川、森、キノコ、苔、曇り空、骨、豊かなディテールすべてが象徴として語るべきことを語っていて、それは静かで決然としたカウボーイ映画の語り直しでもある。
人を選ぶ作品ではあって、アメリカ映画やそのテーマに興味なかったり、象徴表現慣れてないと地味で退屈に思う人もいるかもしれない。自分は好きなタイプの作品なので満足。音のいい映画館で見れてラッキーでした。
以下、映画本編の内容に触れる。
最初よくわからないしねむいかなと思ってたけれど、撮影がきれいで音がよく、映るもの・聞こえるものすべてに意味を持たせているので緊張感が途切れずに見ることができた。主人公が勝手に薄汚れた家のお掃除はじめるシーンがおかしくて特によかったな。何度か出てくる、いろんな船が川を下るシーンもタイムレスでいい。最後の結末も��要十分な語り方も観客を信頼してて好みだった。象徴や間接表現含めると、意外と出し惜しみせずにぜんぶ語りきってくれていると感じた。寡黙だけど、映画で語ろうとする自負がすごい!
絶対に直接暴力描写を映さないこと、馬にも車にも乗らず森のなかを徒歩で移動しつづけること、生活のための営みを描き続けること、それでも豚の屠殺や数多の喧嘩・私闘など避けられない暴力が周りに満ちていることなど、すごく明確に「アンチ・カウボーイ映画として、自分がアメリカン・ドリームの概念を語り直すぞ!」という思想が出ていて、そういうやる気のある映画を見たなあという満足感もある。
荒野の決闘とかワイルドバンチとワーロックとか許されざる者とかむかしに見て、カウボーイ映画結構好きなので嬉しいし。「銃に象徴される暴力を手に、自然に対抗できる馬・車などの機動力を持つこと」がカウボーイ映画(及びその派生)の条件だと勝手に思ってるけど、徹底的にこれを避けて描いているのが新鮮でおもしろかった。アメリカンドリーム創生の歴史を語り直すというと抽象的になってしまうけど、人物同士の細かい描写がリアルだから、頭でっかちにならずにちゃんと二人の物語に落とし込めてるのも好印象。「牛」は最初から最後まで象徴すぎてちょっとおもしろかった。狼以外の動物はみんなかわいい。イニシェリン島の精霊も動物はかわいかったな。
メリーランド出身のクッキーが「ここはいい場所だよね」と牛に語り掛け、中国出身のキングが「ここなら自分たちの好きなように歴史を作れる」と・ルーがいうの、感慨深い台詞で印象に残った。中国歴史SFをいくつか読んでるけれど、中国の方たちはほんとうに歴史が一個人を呑み込んでいくほど重く感じている人がいるんだなあと思ったので。みんながそういうわけではないだろうけれど。
ラスト、最善の結末ではまったくないし、ほかの道を選ぶことができなかったのだとしても、それでも彼らのわずかな選択と決断があの場所をHomeとしているのだなと思えたので、あんまり暗く悲しい気分にならない気持ちで見終えることができた。
どこにもHomeがない流れ者たちふたりの物語としてはわりとハッピーエンドでは?
「男たちの友情物語」として売り込まれるているけれど、主人公ふたりともべたべたに信頼してるわけでもないし、リアリスティックな視点は常にあって、一方ですごくアメリカらしいロマンチックな話でもあったなと思いました。なにかが叶わなくて、なにかが叶って、最後まで夢見て終われるところが。振り返って最初の骨のシーンも、そんな反転したアメリカン・ドリームなのかもしれない。語り直しという行為そのものが、時代に合わせた延命措置だしね。
すてきな夢を。
ネタバレぎみだけどまとまっててよいレビュー
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johnwickjp · 11 months ago
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『ジョン・ウィック:コンセクエンス』最強吹き替え声優陣発表&コメント到着!
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1.22 デジタル配信/2.2 Blu-ray・DVDレンタル開始/2.21 パッケージ発売となる『ジョン・ウィック:コンセクエンス』。
初収録となる最強殺し屋声優陣からコメントが到着!!
【吹き替え声優コメント】
■森川 智之/ジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)
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ジョナサンの行き着く先は一体何処なのか?
彼は安らぎを手に入れることが出来るのか?
すべてのピースが揃ったとき、カウントダウンがはじまった!と思いきや、このカウントダウンがとんでもない!
超ハードで私の許容量をはるかに越えるスゴいものでした!
キアヌ!あなたはスゴイ恐れ入りました!
「モリカワさん、メイワクヲカケテスマナイ」
「いやいや大丈夫!!」
このままでは太刀打ちできないので、私も容量を大幅に増やして吹き替えに挑みましたよ!
おかげで最高の声優陣で贈るパーフェクトな日本語吹替版になったと思います!
■大塚 芳忠/ケイン(ドニー・イェン)
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美しい映画。
ジョンとケインの友情の描き方が実に美しい。
ラストシーンでは自分でセリフを喋りながら泣いてしまいました。
ドニー・イェンさんは美しいですね。
理知的で品がありスマートで静か。
アクションにインテリジェンスを感じさせる人は彼をおいて他にいないと実感させられました。
ラストシーン、映像の美しさは見ものです。
■増田 俊樹/グラモン侯爵(ビル・スカルスガルド)
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ヴァンサン・ビセ・ド・グラモン侯爵役の日本語吹き替えを担当させていただきます、増田俊樹です。
長く続いている「ジョン・ウィック」シリーズは、僕の家族も観ていた作品ですので、出演のお話を頂きとても嬉しかったです。
名だたる出演俳優の方々、吹き替えを担当された声優の方々が繋いでこられた作品ですので、大変緊張しております。
自分としてもずっと挑戦したかった歪な立ち回りを魅せるグラモン侯爵の、狡猾、利己的、しかし世俗的な部分に注目していただけると嬉しいです。
■玄田 哲章/バワリー・キング(ローレンス・フィッシュバーン)
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いつもながらの過激な闘いが満載で息つくヒマもありません。
ラストの決闘の場面など、これぞジョン・ウィックという展開で興奮まちがいなしです。
このシリーズ特有の「すさまじき殺りくの綾」に参加できて嬉しく思っています。
■内田 夕夜/シマヅ(真田広之)
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見どころは、「名刀・真田広之」の抜群の切れ味と、日本の大阪コンチネンタルでの美しく妖しい戦闘シーンです。
真田広之さんの吹き替えを何作品か担当させていただいていますが、今回は特に迫力を感じます。
俳優として、武術家として、世界を相手に戦っている方の迫力が、アクションシーンはもちろん、静かな会話の中にも、青い炎のようにメラメラと感じます。
■八代 拓/トラッカー(シャミア・アンダーソン)
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この度“追跡者”の吹き替えを担当させて頂きました、八代拓です。
今作の吹き替えに出演できたこと、心から嬉しかったです。
大ボリュームなストーリーとアクション!
どんどん変わっていく戦いの舞台も本当に美しく、エンタメの力をこれでもかという程味わえる作品だなと感じました。人間ドラマとしても味わい深く、見どころを挙げたらキリがないです!是非楽しんでご覧ください!
■堀内 賢雄/シャロン(ランス・レディック)
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気分爽快、今回も凄まじいアクションに惚れ惚れします。
敵はさらに凄みを増して、ジョン・ウィックはピンチの連続。
ハラハラドキドキを楽しんでください。
■内田 真礼/アキラ(リナ・サワヤマ)
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ジョン・ウィックの見どころはやはりバトルシーンですね。
今回もシーンごとに一人一人のアクションがしっかりと詰め込まれています。
特に日本のコンチネンタルホテルで、やられた人が太鼓に当たって音が響く所とか、日本独特のシーンがとても印象的で面白かったです。
吹替版は、同じ日本のシーンでもオリジナルの日本のシーンとは違う、吹替版キャストならではの意味のこもった掛け合いになり、とても良かったです。
■亀山 雄慈/キーラ(スコット・アドキンス)
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更に進化した超絶アクションは勿論の事、登場する裏社会の人間達それぞれの業や因縁、そして副題にもなっている「報い」が強烈に散りばめられているので目が離せる所が本当にありません
もう「全部見どころ」ですね!
僕が演らせて頂いたキーラは、ジョン達を相手にとあるカードゲームを持ち掛けるのですが、とにかく太々しい…!スコット・アドキンスさんの怪演も相まって薄気味悪さが倍増しているので、その空気感が伝われば幸いです。
■安原 義人/ウィンストン(イアン・マクシェーン)
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ウィンストン役をはずかし乍ら、やらせていただいております、俳優・安原です。
見どころは何といってもウィンストン役のイアン・マクシェーンです。
彼は知る人ぞ知る、アイルランドの大名優です。それどころかロンドン演劇界ではミュージカル(『イーストウィックの魔女たち』主演)もこなす怪物俳優です。
彼のユーモアあふれる演技、深みのある、セリフの裏側までもかいま見せる名演技。要注目です。
■田所陽向/チディ(マルコ・サロール)
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今回のジョン・ウィックも戦って戦って戦いまくってます。
ジョン役のキアヌ・リーブスさんの年齢から想像つかない程激しいアクションシーンは圧巻でした。
旧友ケインとのやり取りは個々とが苦しくなる時もあり、胸が熱くなるシーンもあって最後までどうなってしまうのかとハラハラしていました。
二人の行く末を見届けて頂きたいです。
■石田圭祐/告知人(クランシー・ブラウン)
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とにかくアクションシーンがすごい。
うちでリハーサルする時パソコンの小さな画面で見ても、何度も「ワォー」と叫びました。たたみかけるように、これでもかと続くアクションに酔いしれて、そして独特の世界観に酔いしれて、長尺もあっという間。それと美術の美しさもほんとに素晴らしいです。
是非是非楽しんでくださいませ。
ーーーーーー
新���ンセクエンスとも呼べる最強すぎる日本語吹き替え版、是非お楽しみに!
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gambrinus-kokubunji · 2 years ago
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2023/04/14(Fri)
【本日の営業】
通常営業です。
金土は25時まで!
17:00-25:00 (L.O. [F]23:00 / [D]24:00)
<営業カレンダー>
https://freecalend.com/open/mem137430_nopopon
【クラフトビールの日@ニンカシ】
4/23はクラフトビールの日(地ビールの日)です!
1516年4月23日、ドイツでビールには麦芽、ホップ、酵母、水しか使用してはいけないという「ビール純粋令」が発令されました。 これにあやかり、1999年に日本地ビール協会が中心となりこの日を『地ビールの日』と定めています。 ということで?当店でもこれをお祝いして何かできないかと考え… 土日のみ営業する
ニンカシに於いて、オトクな飲み放題
をやることにしました~。
<4月中の営業する土日全てが対象です!>
PayPayキャッシュバックも無い4月… 頑張ってオトクに設定しました! ********************************* いつもの3時間まるまるオーダーできる飲み放題!が4月は 4,500円[現金] 4,800円[クレカ・電子マネー・QR決済] ********************************* でお楽しみ頂けます! お料理は、フィッシュ&チップス、から揚げ、生ハム、ポテサラ、自家製ピクルスなどをご用意しております。 が…、メニュー数も多くなく、基本アルバイトのワンオペなので時間が掛かることも想定されるので、いつもの「お料理持ち込みOK!」とさせて頂きます! ビールはシンが魅力的なラインナップを頑張ります! 土日は15~23時で営業するので、是非ぜひ美味しいクラフトビールで
酔い週末
をお迎えください~。 ご予約不要、グループ内の1人だけ飲み放題も可、です! 宜しくお願いしま~す!
【昭和の日@ガンブリ】
4/29は昭和の日です!
毎年恒例? 昭和なお料理と昭和歌謡を肴に、サッポロラガービール瓶&令和の最先端クラフトビールを楽しみましょう!企画です。 こちらは4/29 ガンブリヌスのみです。 メニューやBGMがいつもと違うだけで、営業自体は通常通り。 お気軽にお越し頂き、昭和を懐かしんだり、昭和を知らない方は昭和に触れたりしてみてくださ~い。 あ、40代以降の方だけになっちゃうかもしれませんが…昭和なアイテム?をお持ちの方は、是非ご持参くださ~い。(笑) 51歳のシンに思わず「懐かし~!」と言わせた方には、おつまみ1品サービス(内容未定)します!(笑) 昭和な一日を楽しみにしています!
【予告】
近々改めてご案内しますが、
ニンカシ、5月からフルタイムで開けることになりました!
一流シェフのフレンチを楽しめちゃいます! 詳しくはまた! どうぞお楽しみに~
【本日の樽生】
2023/04/14 (Fri)
- On Tap! -
 [
:本日開栓 ]
ビアブレイン/ソーラーパワー[ホッピーセゾン](千葉)
富士桜高原麦酒/ゆずヴァイツェン(山梨) ☆ ブルークラシック/ロック・ザ・サンショウ・ビート[セッションIPA](石川) ☆ トゥーラビッツ/ラビット パンチ IPA(滋賀) ☆ TOKYOエールワークス/コズミックフュージョンIPA(東京) ☆ TOKYOエールワークス/キャデラックIPA(東京) ☆ 伊勢角屋麦酒/ホップボカン![トリプルIPA](三重) ☆ Be Easy/岩木山の春[フルーツDDHヘイジーIPA](青森) ☆ 忽布古丹醸造/彼辺此辺[クリームエール](北海道) ☆ リパブリュー/ブラックルテニウム44[イタリアンオートミールスタウト](静岡) ☆ 湘南ビール/大磯こたつみかんエール(神奈川) ☆ ワイマーケット/酩酊キング[インペリアルスタウト](愛知) ☆ ピルスナーウルケル(チェコ)
- Coming Soon! - [ガンブリ or ニンカシ]
☆ 忽布古丹醸造/ 如何様[アメリカンベルゴスタイル](北海道) ☆ ひでじビール/森閑のペールエール(宮崎) ☆ ファーイースト/桃コモン[カリフォルニアコモン w/ピーチ](山梨) ☆ 京都醸造/開拓者[アメリカンIPA](京都)
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rbtjapan · 2 years ago
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2023.03.12
【新商品発売のお知らせ】
1本3万円の煎茶、高級緑茶飲料「KIYOMI Premium/きよみプレミアム」
3月22日より販売開始、ひらまつ「春の茶宴」でお披露目。13世紀、聖一国師は、
宋から持ち帰ったお茶の種を生誕地、静岡のマチュピチュと称する栃沢に播種。
栃沢で代々茶園を営む内野清己の黄金の露のような煎茶をボトルに。
  2007年5月からワインボトル入り高級茶「ロイヤルブルーティ-」を自社一貫開発製造するロイヤルブルーティージャパン株式会社(SGS-HACCP認証・ハラル認証工場:神奈川県茅ヶ崎市、代表取締役社長:吉本 桂子)は、「King of Green KIYOMI Premium(略称:きよみプレミアム)」を2023年3月22日(水)より販売開始。静岡茶の祖とされる聖一国師(しょういちこくし/円爾弁円=えんにべんねん)は、東福寺開山した鎌倉時代の名僧。聖一国師が宋から持ち帰ったお茶の種を生誕地、栃沢に播種。栃沢で代々茶園を営む「山水園」園主 内野清己の完璧な浅蒸し煎茶をボトル化。一心三葉で一芽一芽丁寧に手摘み、手間暇を惜しまず、丹念に揉捻。霧のかかる畑に育ち心和ますお茶は黄金の露。標高500m超にある急傾斜地を利用した棚茶畑は「静岡のマチュピチュ」。直営オンラインブティック・六本木店で販売。株式会社ひらまつが運営する東京・代官山「メゾン ポール・ボキューズ」で記念茶宴開催。
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木箱に納めております。グラスは含まれません。
【商品名】King of Green KIYOMI Premium キング オブ グリーン キヨミ プレミアム
※略称:きよみプレミアム
【名前の由来 シリーズの由来】                  
「King of Green」 日本茶の中でも緑茶トップクラス(手摘み・自然仕立て)である称号。
「Premium」 原料茶葉の基準は、単一茶園の中でも特別な栽培区、自然仕立て、摘採が「一芯二~三葉を手摘み」。
「KIYOMI」 静岡茶発祥地、栃沢で代々茶園を運営する山水園 園主 内野清己をリスペクトして。
【販売価格】
1本750mL / 33,000円(税込) ※木箱入り
【仕様】                                                
緑茶飲料/内容量:750mL/保存方法:要冷蔵・縦置き/賞味期限:製造日より3か月
原材料:緑茶(静岡県)
製造:ロイヤルブルーティージャパン㈱ (神奈川県茅ヶ崎市 SGS-HACCP認証工場)
タイプ:緑茶[煎茶/本山茶(栃沢茶)]、品種:やぶきた、
茶産地:山水園(内野清己の茶園[静岡県静岡市葵区栃沢])、
栽培法:自然仕立、摘採:手摘み
製茶:山水園 内野清己、非加熱抽出時間:3日間
【記念茶宴概要】
ロイヤルブルーティー × ひらまつ「春の茶宴」開催 ~ワイングラスで楽しむ至極のお茶とフランス料理のマリアージュ ~
「春の茶宴」プレスリリース  https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000066.000097330.html
スペシャルゲスト 山水園 内野清己氏
開催店舗:東京・代官山「メゾン ポール・ボキューズ」
開催日時:2023年3月22日(水) 
[ランチ]11:00受付/11:30開宴 [ディナー]18:00受付/18:30開宴
料金:お一人様 ¥22,000(お食事、お飲物、消費税、サービス料込)
ご予約・お問い合わせ TEL. 03-5458-6324「メゾン ポール・ボキューズ」まで。
 <商品イメージ(グラス、茶葉、贈答イメージは商品に含まれません)>
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(プレスリリースリンク)
https://kyodonewsprwire.jp/release/202303023520
<ご注文は下記をご覧下さい>
(オンラインブティックリンク)
https://online.royalbluetea.com/?pid=173454654
(六本木ブティック(店頭販売・有料試飲・茶宴の予約))
https://www.royalbluetea.com/boutique/roppongi/
 <販売>
ロイヤルブルーティー六本木ブティック/ THE T BAR
https://www.royalbluetea.com/boutique/roppongi/
〒106-0032 東京都港区六本木7-18-15 1F
TEL:03-6804-5566 FAX:03-6804-5565
営業時間/11:00~20:00(LO 19:00)  定休/日・月・年末年始、臨時休業有
<製造>
ロイヤルブルーティージャパン株式会社
http://www.royalbluetea.com/
〒253-0014 神奈川県茅ヶ崎市本宿町2-8
TEL:0467-50-0098 FAX:0467-53-7009
営業時間 月曜日~金曜日 9:00-18:00(年末年始を除く)
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kennak · 2 years ago
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73年、「ゴッドファーザー」で主演男優賞を受賞したブランドは、授賞式の場にいなかった。当時女優で活動家だったリトルフェザーさんはブランドに頼まれて出席し、ブランドの代理として受賞を拒否した。 バックスキンのドレス姿で静かに壇上に上がったリトルフェザーさんは、自身をアパッチの女性と紹介し、全米ネイティブアメリカン・アファーマティブ・イメージ委員会の代表と名乗った。 「(ブランドは)残念ながら、この賞を受け取ることができません。現在の映画業界による米先住民の扱いが理由です」。リトルフェザーさんがそう語ると、会場からはブーイングと拍手が巻き起こった。リトルフェザーさんは動揺した様子で一呼吸置き、「私がこの夕べの邪魔になっていないことを願い、いつか私たちの心と認識が愛情と寛容に出会うことを願います」と語りかけた。 ブランドが受賞を拒んだもう一つの理由は、サウスダコタ州で先住民の活動家と連邦法執行機関が衝突した「ウンデッドニー事件」だった。リトルフェザーさんはブランドさんと、オスカー像には触れないと約束していたという。 「私は観客がぼう然として開けた口に集中した。かなりの数だった」「まるでクロロックス(漂白剤)の海を見ているようだった。観客に有色人種はほとんどいなかった」。リトルフェザーさんはアカデミーの公式ブログでそう回想している。 リトルフェザーさんによると、当時の西部劇のスター俳優だったジョン・ウェインは、リトルフェザーさんに飛びかかって壇上から降ろそうとしたが、警備員に止められたという。ウェインはかつて「インディアンは身勝手にも(米国を)自分たちのためにキープしようとしている」と発言していた。 この授賞式の後、リトルフェザーさんは「沈黙させられ」、映画業界で仕事を見つけるのが難しくなったと振り返る。授賞式後のキャリアの大半は活動にささげ、先住民俳優のためのパフォーマンスアート団体を創設した。 先住民の権利擁護に反対するハリウッドの一部からは非難を浴びたものの、キング牧師の妻コレッタ・スコット・キングさんや公民��運動家セザール・チャベスさんなどの指導者からは賞賛されたとリトルフェザーさんは振り返り、「私は自分が正しいことをしたと知っている」とブログに記した。
CNN.co.jp : 米アカデミー、先住民女性に半世紀ぶり謝罪 マーロン・ブランド代理で受賞拒否演説 - (2/2)
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chy1008902 · 2 years ago
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2022/10/24
この間ずっと考えていたこと
あまりああしたり、こうしたりしているとだめとは思うけど、動物と感情表現のところに戻って、 あまり詳しくない、知られてない動物の感情表現を人間の動き(アニメーションに)取り入れると, もっと幅広く面白い表現ができないのではないかという考えから最近では動物の感情表現について調べはじめている。
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興奮したときゴリラみたいに胸を叩いたり、犬みたいに舌を出して激しい息づかいをする場面をしばしば見た記憶があり、猫や犬など人々に馴染んだ動物の感情表現が多いので、あまり馴染んでないもっと多様な動物の動きを取り入れてみたらどうなのか気になっていた。
しかし、よく使われる動物の感情表現の幅が少ないことにはきっとその理由があるはずで、人間である私たちが効果よくその感情表現を受け入れられるのは、元々その表現の意味を熟知しているからではないだろうか。
新しい感情表現を追求するとしても、それを人間が理解できないと何の意味もないかもしれない。
ところで、動物と一緒に暮らし始めて一つ気づいたものがある。
「人間と動物の感情表現には類似性もあるが、人間の観点だけで考えると解釈できない行動も多い」ということだ。最近ではSNSやYoutube のおかげで認識がだいぶ変わったとは言え、人々の動物に対する感想や考えを聞いてみると人間はまだ人間の観点で物事を見る傾向が強いように見える。
例えば、犬が部屋を散らかして変なところに小便したり、物を壊してしまう行動を「いたずら」として受け取ったり、人間の感情表現が犬に通じると思い込んで大声で犬を叱ったり、叱る時に目を逸らす行動を反省していると受け入れたりするなどなど...
それにゴリラが胸を叩く行動さえ、実は喧嘩をしかけたり興奮からくる行動ではないという。むしろ平和に解決したい気持ちから自分の力を誇張し、敵意をもった相手をやめさせようとするのだ。
しかしながら、犬や猫であればともかく周りではあまり見れないゴリラのこういった行動がどうやってこんなに広がるようになったのだろうか。その背景には映画キング·コングがあると考える。
また、この時にはこういった行動についての理由が分かっていなかったため、人間の視点で描かれている可能性が大きい。
実際の動物を撮った映像も演出や解説によって人間の観点に解釈されることも多いが、アニメーションなど人為的に作られた動物のキャラクターの場合、最初から人間が作り出したものであるため、その可能性がもっと高くなると考える。
動物に対する誤解は動物を人間の立場と観点で解釈するからが一番大きい原因であるとは思うが、こういうメディアの影響も大きいのであろう。
それなら、逆に人々に動物の感情の正しいシグナルを解らせるいい機会になれるのではないだろうか。
考えの流れに身を任せてスラスラ書いてしまったので内容も頭の中もごちゃごちゃになってしまった。
一応今の気持ちとしては
-あまり知られてない動物の感情表現をつかってアニメーションを作ると独特で面白い感情表現が作られるのではないか
-考証して動物の正しいシグナルを描きたい。
ではあるが
もっと効果的に伝えるため動物の動きを人間の観点で解釈して描いていくべきか、それとも考証して動物の観点で描いていくべきかそこも考えていかなければならない。一応書籍を読みながらもっとじっくり考えよう。
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toxgo · 3 years ago
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Today is the first day of the rest of your life
新年あけましておめでとうございます。2022年もTOXGOとBlog共々宜しくお願いします。皆様はどんな年越しとお正月だったでしょうか?僕は遅ればせながらBiSHにハマってしまいました。狂ったように鬼リピで聴きまくっていたお正月でした。今更感ありますが、まだ"清掃員"として間に合いますよね?笑 2022年はBiSHのライブに是非とも行ってみたい所存です。
youtube
ノストラダムスの大予言が本当に当たるのかザワついていた1999年。都市伝説やオカルトが大好きな僕は何かしら当たるだろうと1人ソワソワしてました。そんな世紀末に公開されたサム・メンデス監督作品「American Beauty」 
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当時、小学6年生だった僕が初めて"アカデミー賞"というタイトルを意識し始めたのがこの年からでした。そのきっかけになったのが小学校の一限目の前に毎日設けられていた10分間読書。漫画でなければ何を読んでもOKなルールの中で、僕が読んでいたのがスティーヴン・キング作の「グリーンマイル」 記憶が間違ってなければ確か一冊が薄めの6巻構成の小説。薄いからランドセルに入れても重くないしこれでいっか。という適当な理由で選んで特に読みたい小説ではなかったです。
でも読み進めていくうちにどんどん引き込まれていき、内容も全部理解しきれない12歳の公平少年でしたが、小説で感動したのはこれが生まれて初めてでした。その後、トム・ハンクス主演での映画版が公開されました。もちろん映画も原作に負けず劣らずで良かったし、映画界をよく分かっていなかった僕でもアカデミー賞の作品賞は「グリーンマイル」で決まりだと勝手に思ってました。ところが2000年の第72回アカデミー賞作品賞を獲得したのは「American Beauty」 えっ?アメリカン・ビューティー??自分が全く知らない映画が受賞した結果を従兄弟から教えてもらった時がこの映画との初めての出会いでした。
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それから約10年後。上京して少しずつ東京の生活に慣れ始めた時に再び「American Beauty」と出会う事になります。レンタルDVDショップで"過去のアカデミー賞受賞作品"コーナーみたいなのってよくありますよね?
たまには王道な作品を観ようかなと品定めしていた時に、ビビッと1発で心を奪われたジャケットが↓でした。思い返せばあのアカデミー賞の出来事以来一回も観たことなかったし、既に誰もが知る名作だったのですが、これは今観なくてはいけないという謎の使命感を感じました。結論はハッキリ言って「グリーンマイル」よりも好きでした。今までの好きな映画TOP10に入ってしまうくらい。
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バーナム家は外から見れば絵に描いたよう幸せな家族。しかし内側は違います。冷め切った夫婦関係。娘の過度の反抗期。バラの品種"アメリカン・ビューティー"の性質と同じ様に根っこから腐り始めています。そんな核家族の崩壊を社会風刺やブラックジョークを織り交ぜた内容です。今思えば公開当時小6だった僕には恐らく理解出来なかったと思います。
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主役のレスターを演じたのはケビン・スペイシー。「ユージュアル・サスペクツ」や「セブン」での犯人役は今なお色褪せない怪演。
レスターの奥さんキャロラインは「20センチュリー・ウーマン」のお母さん像が最高に良かったアネット・ベニング。
その2人の娘ジェーンは青春映画の名作「ゴーストワールド」のイーニッドを演じたソーラ・バーチ。W主演でレベッカを演じていたスカーレット・ヨハンソンとのその後の出世具合では完全に劣っているかもですが、クリスティーナ・リッチの様な年齢を重ねても何処かあどけなさの残るあの雰囲気を感じさせてくれる好きな女優さんの1人。
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名場面が多い作品なのですが、ジェーンの親友アンジェラに禁断の恋心を抱いてしまうこの映画の名場面を、撮影監督コンラッド・L・ホールの官能的かつ一度観ると忘れられないカメラワークと演出。
妻のキャロラインに溜まりに溜まった日頃の鬱憤をぶちまけ、ケビン・スペイシーのアドリブとも言われているディナーでアスパラガスを壁に投げつけるシーンなどの色々あります。
その中でもビデオカメラが趣味のリッキーが「一番美しい作品を見せてあげる」とジェーンを誘い、ただただビニール袋が風に舞っているだけの動画を観るというシュールなシーンがあります。リッキーの深いセリフが印象的なラブシーンでした。「すべての物事の背後には、生命と慈愛の力がある。だから何も恐れることはない」
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でも、この映画の面白さは何と言ってもレスターが家族や職場など誰にも文句を言わせず、やりたい事を始める人生のスタートを謳歌させる所です。物語の中で隣人のリッキーとの出会いもターニングポイントでしたが、ある格言も彼を後押ししたはず。それが、「Today is the first day of the rest of your life」
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ここからがこのBlogの本題です。「American Beauty」にオマージュを捧げたスウェットを作りました。
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Your Name is Magicalに続く映画ネタのオリジナルアイテム第2弾です。この言葉はレスターが自身を語る回想シーンで登場します。確かカレンダーのくだりで。そもそもはアメリカの薬物中毒患者救済機関の設立者であるCharles Dederichの格言です。直訳だと「今日という日は残りの人生の最初の一日である」 
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毎日自炊をしよう。ダイエットや糖質制限を始めてみよう。ランニングを日課に加えよう。気になるあの子に連絡をしてみよう。などなど。。洋服、絵、写真、音楽、恋愛などジャンルの大小は関係なく、何かしら始めてみようと思い立っても「明日から始めよう��な〜」となりがちです。そして後回しになってしまった結果、いつの日かその想いを忘れてしまいます。
そんな時にこの言葉を思い出してほしいです。僕はこの言葉に出会った時に「明日からではなく、今日から始めよう」と解釈しました。もし三日坊主になったり、途中で投げ出しそうになった時もこの言葉が励みになります。新しく始める事柄に遅いなんてことはありません。その日から少しずつ進めてみればいいし、これまでの失敗や過去を振り返る必要はないはずです。だって再スタートを切った日は残りの人生の最初の1日だから。
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アメリカン・ビューティーは衝撃のラストを迎えて幕を閉じます。レスターが禁断の恋心を抱いたアンジェラに対して取った行動。レスターがリッキーの父親に殺される前に、一度はどうでもよくなった家族の写る写真を見て微笑み懐かしむシーンなどは人生の再スタートを切ったからこそ見えた新しい自分との出会いだったはずです。
そんな切ない気持ちに拍車をかけるのがエンドロールで流れるElliott Smithの「Because」でした。ビートルズのオリジナルを超えた最高のカバーソングです。
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NARI
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picolin · 3 years ago
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Best of Enemiesについてのあれこれ
2022年1月20日から22日にかけて、ジェームズ・グレアムの新作『Best of Enemies』がYoung Vicから生でストリーミングされた。その際にまとめた、役に立つかもしれないし立たないかもしれない、いくつかのことについて。
[あらすじ]
1968年、アメリカのTV視聴率を独占する3大ネットワーク(CBS、NBC、ABC)の中で、ABCは最下位だった。時はおりしも大統領選の年。ABCの重役はジャーナリストでも政治家でもなく、在野の保守と革新双方の人気政治コメンテイターを保守党と民主党の党大会に合わせて生討論させることを思いつく。そこで白羽の矢が立ったのが、ウイリアム・F・バックリー・Jrとゴア・ヴィダルだった。異なる政治思想を奉ずる知識人が公の場で、しかもTV中継という場で意見を直接戦わせるというアイデアは斬新かつ人目を引くものだったが、キング牧師やロバート・ケネディの暗殺、ベトナム戦争という状況と相まって、議論の内容や言葉遣いはエスカレートしていく。
12月に見た時の感想 
元となったドキュメンタリー映画のトレイラー 
実際の討論の映像 
[背景となる事項]
USAのTVにおける3大ネットワークとは: アメリカにおける従来の地上波TVチャンネルネットワーク中、1990年代までシェアを独占していた3つの放送局を指す。1927年創立のCBS(the Columbia Broadcasting System、現在はバイアコム所有)、1926年創立のNBC(the National Broadcasting Company、現在はコムキャスト所有)、1943年創立のABC(the American Broadcasting Company、現在はディズニー所有)。この作品の舞台となる1960年代終わり時点では後発のABCはこの3つの中で最下位だった。
1968年民主党党大会: 劇中、同年の大統領選挙を睨んだ党大会として討論の舞台となるマイアミでの共和党党大会、シカゴでの民主党党大会の二つ出てくるが、特に重要なのは後者。大統領候補本命とみなされていた元大統領の弟であるロバート・ケネディ暗殺事件により、民主党は最終的に当時の副大統領だったヒューバート・H・ハンフリーを候補に選ぶことになる。会場外では大規模な反ベトナム戦争デモが連日行われ、緊迫状態が高まりデモ参加者への警察による暴力行為が発生した。当時のデモ隊のスローガンが「The Whole World is Watching」。この時に「陰謀、暴動煽動」の罪状で逮捕された各種抗議団体の中心人物8人の裁判についての映画が『シカゴ7裁判』である。
[登場人物]
ウィリアム・F・バックリー・Jr (1935-2008): アメリカの作家、政治コメンテイター。保守、リバタリアン、反共主義を自認。1955年に政治誌『National Review』を創刊。1966年からはWOR-TVにて政治コメンタリー番組『Firing Line』の企画と司会を務めた。1965年には新たに立ち上げた保守政党からNY市長選に立候補するが、実際の当選は期待していなかったという。
ゴア・ヴィダル (1925-2012): アメリカの作家、政治活動家。バイセクシュアルとしての経験を踏まえてセクシュアリティやジェンダーについて挑発的に書いた『都市と柱』『マイラ』といった小説が有名な一方、1960年に民主党でNY州から下院議員、1982年にカリフォルニア州から上院議員に立候補した政治活動家でもある。当時の民主党内ではより左派的な活動家とみなされていた。脚本を執筆した1979年の映画『カリギュラ』の内容が原型を留めない程度に書き換えられ、結果クレジットから削除された話は有名。『ボブ★ロバーツ』『ガタカ』といった映画には俳優として出演している。
ジェームズ・ボールドウィン(1924-1987): アメリカの作家、公民権運動家。クイアのアフリカ���・アメリカンという多重に少数派である経験からアメリカ社会における抑圧を深く追求した小説やエッセイは、アメリカ文学史・政治史において多大な影響を及ぼし続けている。1948年からパリに居を移し、アメリカから物理的な距離を置くことでその観察眼はさらに先鋭さを増した。最近ではエッセイを元にしたドキュメンタリー『私はあなたのネグロではない』、小説を原作とする『ビールストリートの恋人たち』といった映画が作成され、『フレンチ・ディスパッチ』において登場人物のモデルとなるなど、存在感はいまだ衰えない。
(ボールドウィンとバックリーの、ケンブリッジ大ユニオンにおける討論の動画 )
ロバート・ケネディ(1925-1968): アメリカ第35代大統領ジョン・F・ケネディの実弟。兄の政権下で司法長官を務めた。特に公民権運動における尽力が有名。1968年、民主党の大統領候補として遊説中の6月にLAで射殺される。
アンディ・ウォーホル (1928-1987): アメリカのアーティスト。有名人の既存写真を複写し鮮やかな色を上塗りする作品群などで、ポップアートが広く大衆に認識されるきっかけとなるとともに、本人自身もエキセントリックなセレブレティとして扱われた。なお、本作と同じYoung Vicでウォーホルと1980年代のアーティスト、ジャン=ミシェル・バスキアの間の関係を扱った『The Collaboration』が2022年2月に上演され、BWにもトランスファーされた。
アレサ・フランクリン (1942-2018): アメリカのR&B、ゴスペルシンガー。1968年の民主党大会で国歌斉唱を務める。代表曲に『リスペクト』『ナチュラル・ウー��ン』『小さな願い』など。最近未発表の1972年のLAの教会におけるパフォーマンス映像が『アメイジング・グレイス』というドキュメンタリー映画として公開された。
タリク・アリ (1943-): イギリスの左派政治運動家、ライター。1960年代末の反ベトナム戦争運動から頭角を表す。以来一環して反戦・反植民地主義を貫く。
イーノック・パウエル (1912-1998): イギリスの政治家(保守党)。マクミラン内閣で閣僚経験あり。1968年4月にバーミンガムで行った講演で、植民地の独立に伴うコモンウェルス諸国からの移民に伴い人種差別の禁止を定めた新しい人種関連法の提案に対し、「(ヴェルギリウスの『アエネーイス』からの引用から)今後のことを考慮すると、恐ろしい予感に満たされる。かつてのローマのように、「ティベレ川が血で泡立つ」事態を見ているようだ」と発言したことで、排外主義の保守政治家の代名詞とみなされることとなった。
ブルック・グラッドストン (1955-): アメリカのメディア論研究者。原作ドキュメンタリー映画に登場。
(主なソースはWikipedia英語版の各項目)
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myaachanissocute · 4 years ago
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Today's choice
By Saito Soma
1. XO
2. Art school
Love/hate
3. 村野真朱、依田温title『琥珀の夢で酔いましょう』
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クラフトビールを題材にした人情マンガ。ビール好きにはたまらない内容ですね。京都行きたいなあ。
4. (2020.12.12)
舞城王太郎 , 『煙か土か食い物』
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各所でも散々言っておりますが、たまたま手に取ったこの1冊で完全にノックアウトされました。文章のリズム、ビートというものを意識するきっかけになった作品です
5. LOSTAGE
title『PLAY WITH ISOLATION』
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初めて聴いたときの衝撃は今でも忘れられません。ゴリゴリのリズム隊と美しいメロディ。こういう音楽もいつかやってみたいなあ。
6. 赤河左岸title『果ての荒野でバカンスを』
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主に3つの短編が収録されていますが、表題が最高に素敵です。SFってこういう切ないストーリーに合いますよねえ。
Manga
7. 恒川光太郎title『無貌の神』
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どれも大好きなのですが、この短編集に納められている『死神と旅する女』がべらぼうにいいんです。こんな小説を書いてみたいものです。
8. 空中泥棒
title『Crumbling』
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サブスクで見つけた韓国のアーティストさん。どんぴしゃで好きです。トクマルシューゴさんやエリオットスミスの雰囲気も感じますね。灰色の日に聴いていたい。
9. 町田洋
title『夜とコンクリート』
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最近活動を再開されたと知り、とても嬉しくなりました。『惑星9の休日』も最高だし、トーチwebさまにて読める『船場センタービル』もぜひに。
Manga
10. レイモンド・カーヴァー
title『愛について語るときに我々の語ること』
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ダーティミニマリズムとも称される作風で知られるカーヴァーの短編集。ソリッドな文体とダークな世界観にぞくぞくします。
11. ドミコ
title『hey hey, my my?』
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ローファイシューゲダウナータイトな2ピースバンド。M2『こんなのおかしくない?』、M9『くじらの巣』が特に好きです。ルーパー使えるようになりたい。
12. 田島列島
title『水は海に向かって流れる』
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ゆるさと重さの共存するユニークな世界。こんな共同生活、送ってみたいなあ。榊さんかわいいですよね。
13. 筒井康隆
title『懲戒の部屋』
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いちばん最初に読んだ筒井さん。いまではぼくもすっかりツツイストです。筒井さんのパスティーシュで『羅生門』の続きを書いたことがあります。
14. tempalay
title『21世紀より愛をこめて』
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めちゃくちゃ格好いいですよね。M3『そなちね』M5『どうしよう』などなど、サイケで癖になる楽曲揃い。『革命前夜』も最高にクール。
15. 星野之宣
title『ヤマタイカ』
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邪馬台国を題材にした壮大な伝奇SF。読み応え抜群で、久々に歴史もの熱が再燃しました。『宗像教授伝奇考』もおすすめです。
16. 中島らも
title『水に似た感情』
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何度も読んでいる本。小説としての完成度というより、読むときどきによって感じられるポエジーに惹かれているのかもしれません。エッセイもユーモアたっぷりなのでめっちゃおすすめです。
17. 金田一蓮十郎
title『マーメイドライン』
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『ハレグゥ』も大好きなのですが、今回はこれを。人魚姫ってすごく惹きつけられるモチーフですよね。絶妙な距離感を描いたマンガです。
18. 村上春樹
title『1973年のピンボール』
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初期の村上さんの作品の雰囲気が好きなのですが、そういえばあまり言ったことがなかったかも。『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』も好きです。
19. ロブ・ライナー
title『スタンド・バイ・ミー』
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スティーヴン・キング原作の大名作。少年のエモーションのすべてが詰まっていると思います。クリスのセリフは何度観ても落涙しますね。
20. Arcade Fire
title『Arcade Fire(EP)』
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カナダの大所帯バンド。これも中学生のころよく聴いてたなあ。M3『No Cars Go』が好きです。今後自分の曲でもアコーディオン使おっと。
21. ハロルド作石
title『BECK』
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バンドマンガといえばぼくはこれです。昔は平くんが好きだったけど、今読むと千葉くんが格好いいですね。中学生のころ、デモテープたくさん作ったなあ。
22. 梨木香歩
title『家守綺譚』
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マンガで挙げた今市子さんの『百鬼夜行抄』にも通ずる不思議な雰囲気を持った短編連作。こういう作品に出会うと、ああ、心に染みいるなあとしみじみします。
23. Devics
title『Push The Heart』
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アメリカのインディデュオ。だと思っていたらバンドみたいです。ちょっと気持ちが揺れ動く夜なんかに聴きたいですね。タイプライターも楽器なのだ。
24. 山田芳裕
title『度胸星』
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最新作『望郷太郎』も面白いですがこちらを。『へうげもの』もそうですが、山田先生の作品は本当にオンリーワンな魅力がありますよね。
25. ジョナサン・キャロル
title『天使の牙から』
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類稀なる発想力で独特のダークファンタジーを書いているキャロル氏。中でもこの作品はストーリー展開が本当に秀逸。気の利いた言い回しが好きな方にもおすすめの1冊です。
26. フジファブリック
title『TEENAGER』
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志村正彦さんのつくる世界が本当に大好きです。曲のツイストのさせ方や歌詞などに影響をかなり受けていると思います。M9『パッション・フルーツ』みたいな変態曲を書きたい。
27. 都留泰作
title『ナチュン』
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沖縄を舞台にしたクトゥルフSF。とにかく説明するよりも読んでいただきたいです。これを読んでめっちゃ沖縄に行きたくなりました。
28. 京極夏彦
title『姑獲鳥の夏』
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初めて京極先生の作品に出会ったのは中学1年生の暑い夏の日のことでした。オカルト、ミステリともに大好きな斉藤少年はそりゃもうノックアウトです。次作『魍魎の匣』もぜひ。
29. きのこ帝国
title『フェイクワールドワンダーランド』
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遅ればせながら最近聴きました。めちゃくちゃ素敵。ぼくが大学のころにやりたかったのはこういうバンドでした。たくさん聴こう。友人教えてくれてありがとう。
30. 今市子
title『百鬼夜行抄』
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妖たちと奇妙な生活を送る主人公・律を中心とした怪奇譚。もう長年好きなマンガです。こういう生活に憧れます。先生の他の作品もとても美麗で素敵なのでぜひ。
31. 米澤穂信
title『さよなら妖精』
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『氷菓』などで有名な米澤先生のビターなボーイミーツガール。青春の味がすごくする、染みる小説です。米澤先生は短編も切れ味鋭く素敵なのでぜひ。
32. ももすももす
title『木馬』
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コンビニで流れていて気になって、歌詞を聴きとって調べた曲。選ぶ単語がとても素敵だなと思います。曲もオルタナで格好いい。
33. スケラッコ
title『盆の国』
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たまたま書店で見かけてジャケ買いしました。ゆるい雰囲気でありながら爽快感もある1巻完結作。先生の新作『バー・オクトパス』も穏やかに素敵。
34. チャールズ・ユウ
title『SF的な宇宙で安全に暮らすっていうこと』
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SF、青春小説好きにはたまらない1冊。しかし円城塔さん翻訳もうますぎてすごすぎます。非常に読みやすいのでおすすめです。
35. Passion Pit
title『Manners』
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大学生のときに友人に借りて聴き、ハマりました。M2『Little Secrets』を聴くと、日当たりのいい休日に寝坊して原宿に行ったことを思い出します。
36. 遠藤浩輝
title『神様なんて信じていない僕らのために』
commentこういう作風のマンガがたぶん一生好きなのだろうと思います。夜な夜な自転車を走らせて、少ない小遣いで何時間も吟味して買った中の1冊。
37.ヴィクトル・ペレーヴィン
title『宇宙飛行士オモン・ラー』
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ロシアの作家さんってこういう苦味の効いた青春小説をよく書かれるイメージです。この切なさは、小説という表現媒体ならではのものなのだと思うのです。
38. Mystery Jets
title『Making Dens』
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この時代の、いわゆるテムズ・ビートのバンドでもっとも好きです。サイケでポップで青くて渋い、理想的なバンドのひとつ。最近の曲もとっても素敵です。
39. 荒川弘
title『鋼の錬金術師』
comment
もうあえていう必要もないくらい最高のマンガですよね。皆さんは誰が好きですか? ぼくはロイとキンブリーです。女性キャラならもちろんそれはホークアイ中尉……いえ、リザです。
40. アントニオ・タブッキ
title『インド夜想曲』
comment
こんなにも短く、読みやすく、美しく、シンプルにして複雑な話があるだろうか。イタリア語を学びたいと思ったきっかけの1冊です。ぜんぜん身につかなかったけど。
41. Bloc Party
Title『Silent Alarm』
comment
かなり最初のころに聴いた洋楽です。初めてM2『Helicopter』を聴いたときの衝撃たるや。改めて聴くとかなりポップさもありますね。ラッセル・リサック氏が本当に格好いい。
42. 樋口大輔
Title『ホイッスル!』
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めちゃくちゃ読みこんだサッカー漫画。絵も素敵だし話も素敵。ぼくはとにかくシゲと不破が大好きなんです。ボイスリメイク版に出させていただいたときは本当に幸せでした。
43. Oasis
Definitely maybe
title:『Definitely Mabye』
comment: オアシスのデビューアルバム。ロックのわくわくってこういうことだよなといつも思い出させてくれます。拙曲『カナリア』はかなりまんま影響を受けていますね。
44. 真倉翔、岡野剛title『地獄先生ぬ?べ?』
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��くがオカルト方面にはまるきっかけとなった作品です。初期が特に怖くていいですよね。歯医者さんで読んでいたので怖さ倍増でした。もうぬ?べ?もはるか年下か……(遠い目)。
45. 福永武彦
title『愛の試み』
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『草の花』はもうさんざん各所で言ってしまったので、こちらの素敵な詩情をたたえた1冊を。愛についての考察はもちろんのこと、挿入される掌編もしんみりして素敵です。
46. 西川美和
title『ゆれる』
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香川照之さん、オダギリジョーさん、真木よう子さんの芝居が圧巻。ラストシーンで泣かない人はいないのではなかろうか。エンディングも素晴らしい曲。
47. 髭
title『Thank You, Beatles』
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髭なのかHiGEなのか表記が難しいところですが、M2『髭は赤、ベートーヴェンは黒』でハマりました。M5『ギルティーは罪なやつ』も好き。他にも名曲多数。
48. たなと
title『あちらこちらぼくら』
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めっちゃ泣きました。昔はぜんぜんキャラクターとして惹かれなかったのに、いつのまにか真嶋くんがぼくの心の中に入りこんでいました。続編もあるのでぜひ読んでいただきたいです。
49. 安部公房
title『壁』
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こんなの中学生のときに読んだらハマってしまうに決まっているじゃないですか。思えばこのあたりからぼくも中二病を発症していった気がします。名前を失うというモチーフはぼくもよく使いますね。
50. GRAPEVINE
title『Here』
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選べないのですが入りやすさからこちらで。M4『光について』が最初の���インでした。影響受けまくっていますね。大好きなバンドです。もっといろいろ紹介したい。
51. 漆原友紀
title『蟲師』
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中学のころは一発で変換できませんでしたありがとうございます。永遠に好きです。「原因は蟲ですな」はぼくの中学のときの流行りワードです。だってギンコさん格好いいんだもの。イサザも好きだしなにより化野先生大好きです。
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