#現代アート展「船/橋 わたす」
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switch-souken · 4 months ago
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【お知らせ】参加決定!!大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024
スイッチ総研が越後妻有に初見参!!「大地の芸術祭」の拠点施設である「越後妻有里山現代美術館 MonET」を舞台にスイッチをスペシャルミニ上演いたします。
豊かな緑に囲まれ、端正な四角い池を有する美術館MonET。美術館オリジナルの企画展『モネ船長と87日間の四角い冒険』にお招きいただき、ご機嫌な現代美術があふれる空間でMonETならではの作品を展開予定!
各地で研究開発してきた「スイッチ」のなかから選りすぐりの演目をMonETバージョンにアレンジし、回廊のあちこちへ設置。と予定していたスイッチ総研ですが、現地下見を経て新作演目も複数展開ありの予感!「現代美術」×「鑑賞者がスイッチを押すと出現する一瞬の演劇」の饗宴やいかに!?
1日限りのクレイジーかつピースフルな祝祭空間がMonETの池の周りに出現!来たれ!愉快な四角い池のほとりへ!!
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大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024参加 スイッチ総研 『越後妻有 MonETスイッチ』 2024年10月14日(月祝)
【作】   スイッチ総研
【脚本/演出】   光瀬指絵
【研究開発/出演】   大石将弘 光瀬指絵
<契約所員> 矢野昌幸
<遠隔契約所員> 細谷貴宏 ※研究開発のみ
<非常勤研究員> 石田菜々子 上杉智恵子 大田浩志 可知瑞季 川口雅子 喜田裕也(はちどり空港) 小嶋直子 琴松蘭児(ひょっこり船) 佐伯ウイ 佐々木優樹(トム・プロジェクト) 實近順次 関口真生 手代木花野(CI部) 遠田風馬 長井健一 渚 まな美 平嶋恵璃香 深海哲哉(グンジョーブタイ/アマヤドリ) 松井絵里(さるさるさる松井絵里) 松井里美(劇団ハンニャーズ) 松田 蓮(演劇調理集団ビストロカプリチョ) 三浦真央(Souer+(スール)) 森田 亘 容原 静(カムパネルラ)
※非常勤研究員としてご出演予定だった石橋奈那子さんは、ご体調不良のため大事をとり今回のご参画は無しとなりました。
【日時】   2024年10月14日(月祝) ①11:30~11:45 ②13:30~13:45 ※お客様が会場に点在する「スイッチ」を押すと始まる作品です。上演時間内の何時からでもお楽しみいただけます。
【会場】   越後妻有里山現代美術館 MonET 回廊 〒948-0003 新潟県十日町市本町6-1-71-2 https://www.echigo-tsumari.jp/travelinformation/monet/
【料金】   無料・予約不要
【主催】   大地の芸術祭実行委員会、NPO法人越後妻有里山協働機構、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁
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[大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ] 世界最大級の国際芸術祭であり、日本中で開催されている地域芸術祭のパイオニア。アートを道しるべに里山を巡る新しい旅は、アートによる地域づくりの先進事例として、国内外から注目を集めている。過疎高齢化の進む日本有数の豪雪地、新潟県の越後妻有地域(=大地の芸術祭の里)が舞台。農業を通して大地とかかわってきた「里山」の暮らしが今も豊かに残っている地域で、1年を通して自然の中に作品を展示。(公式サイトより) https://www.echigo-tsumari.jp/
[越後妻有里山現代美術館 MonET] 2003年に竣工、地域の物産や観光を扱う拠点施設「越後妻有交流館キナーレ」として開業。2021年、大幅な内装のリニューアルを経て、「越後妻有里山現代美術館MonET」(モネ、Museum on Echigo-Tsumari)としてスタート。越後妻有の風土や文化の特質に深く向き合う作品、あるいは展示された場所の空間、時間の変容を観る者に体感させる作品を展示している。(公式サイトより) https://www.echigo-tsumari.jp/travelinformation/monet/
『モネ船長と87日間の四角い冒険』 MonETの回廊や明石の湯エントランスを使った、MonETオリジナル企画。国内外の作家が参加し、池の周りで繰り広げられるのは「モネ船長」の “冒険と遊び ”!?たとえばスリル満点の《阿弥陀渡り》や、パターゴルフ、巨大彫刻など、楽しみながら体験できる作品が盛りだくさん。夜間はライトアップされ、昼とは異なる静謐な世界観を味わうことができる。[キュレーター]原倫太郎+原游(公式サイトより) https://www.echigo-tsumari.jp/art/artwork/monet_2024/
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itocaci · 5 months ago
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short trip to Inujima and styling for island trip
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こんばんは。
昨日は、久しぶりに1日お休みを頂き、日帰りの小旅行に行ってきた。
行くと決めたのも2日前とかで、どこに行こうかなんて考えていた時、最初は豊島美術館にでも行こうかなぁなんて思って調べてみると生憎14日は休館日。
そんな時、ふと思い出したのが犬島だ。
瀬戸内海を舞台にした「瀬戸内国際芸術祭」(以下「瀬戸芸」)。
数ある芸術祭の中でも知名度・作品数やその質は国内でもトップクラスだと思っている。
そんな「瀬戸芸」には、2010年、記念すべき第1回の時に、3泊4日で訪れた。
その当時は、現在ほど会場となる島が少なかったため、3泊4日の日程でもかなりの作品を見てこれた。
今でも家に保管されている当時の美術手帖。
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この当時、大学5年目の僕は、めちゃくちゃ金が無くて、でもどうしても行きたくて、本当に申し訳ないことに、会場に並んでいたこの本を連日さりげなく立ち読みをさせてもらって、日々向かう島の情報とマップを頭に叩き込み、スケジュールを組んでアートを見て回った。
なので、この本は後日、当時は滋賀に住んでいたけど、滋賀に帰ってからバイト代が振り込まれた後に書店に購入に行った。
そんな2010年の「瀬戸芸」第一回から会場の一つになっている犬島。
2010年の時は、島へのアクセスや時間の都合から島への訪問を見送ってしまった島になる。
まあ、関西からも近いし、また改めて行けばいいかなんて思っていたら、気がつけば14年。
そんな訳で、今回は14年前の忘れ物を取りに行くような。そんな思いを抱いて行ってきた。
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そんな犬島に2010年からずっと展開されている美術館。
「犬島精錬所美術館」
犬島は明治初期、銅の精錬所があり、その精錬所跡地を利用した美術館になる。
第一次世界大戦によって銅価格が暴落し、1909年に開業した精錬所は僅か10年で閉鎖されたそうだ。
その精錬所跡地は、忘れ去られたまま放棄されていたのだけど、現代アーティストの柳幸典と建築家の三分一博志によって美術館として再生されている。
美術館には、精錬所跡地が当時のまま保存されており、近代化産業遺産としても認定されている。
この美術館には、エアコンなどは無くて、自然の風の力を使って空気の循環が行われているそうだ。
犬島自体が、東からの風の影響を受けやすく、その風を取り込んで銅の精錬が行われていたそうだ。
なので、この美術館もそんな自然の風などを利用して空気の循環や室内の気温を保っているそうだ。
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美術館のエントランスまで続くアプローチは、黒色のレンガが積み上がっている。
これは、当時、銅の精錬をする工程で生まれた不純物を含んだものをレンガに固めていたそうで、それがそのまま放棄されていたものを活用したそうだ。
鉄を多く含む素材となり、夏は表面温度が60度から80度に。
冬は反対に非常に冷たくなるそうで、これもこの美術館が自然の力で気温調整をするのに役立っているそうだ。
実際に触ると、確かにめちゃくちゃ熱かった。
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館内には、日本の近代化に警鐘を鳴らした三島由紀夫の邸宅から出た廃材などを使った作品が並んでいて、空間もとても見応えがある。
さて、美術館で鑑賞中にめっちゃ驚いたことに、先日西脇のコットン畑に行った際に、一緒に作業をしていた知人の足立くんとバッタリであった。笑
土曜日の段階では、犬島に来ることを決めていなかったので、まさかここで会うとは。
足立くんはどうやら家族で遊びに来ていたみたいで、めちゃくちゃびっくりした。笑
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足立くん。
また来月、西脇で。
その後は、もう一つ、犬島に行ったら見たい「家プロジェクト」。
2010年よりも施設数も増えた「犬島 家プロジェクト」。
島内を散策しながら、作品を見て回る。
ちなみに、「犬島 家プロジェクト」のチーフキュレーターは、現在「金沢21世紀美術館」の館長も務める長谷川祐子。そして、設計は同じく「金沢21世紀美術館」の設計に携わっている建築家の妹島和世。
作品も定期的な入れ替えなどもあったりするみたいで。
一番新しいものだと2019年に設置されているそうだ。
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犬島 家プロジェクト F邸 名和晃平「Biota (Fauna/Flora)」
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犬島 家プロジェクト A邸 ベアトリス・ミリャーゼス 「Yellow Flower Dream」
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犬島 家プロジェクト S邸 荒神明香 「コンタクトレンズ」
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犬島 家プロジェクト I邸 オラファー・エリアソン 「Self-loop」
お馴染みのアーティストも多いなぁなんて思いながらも、それでもやっぱり普通に楽しめたりして。
ライブにめっちゃツアーする人に似ていて、セトリが変われば別物というか。
同じアーティストでも、そもそも作品が異なればそれは別物だし、空間も変われば感じるものであったり見え方も変わる。
オラファー・エリアソンに関して言えば、大阪・前橋・犬島と今年だけで3箇所も見ているし。
それでも、やっぱりそれぞれ良かったりして。
陽射しが降り注ぐ島内を散策しながら楽しんで作品巡りを行った。
さて、正直そんなにお腹も減ってはいないのだけど、せっかくなら何か食べようということで、島内のカフェへ。
ここが最近、僕が成長したところ。
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これまでの僕は、本当に旅の途中の食というものに無頓着で、平気で食事を抜くとか、手っ取り早くコンビニで済ませるとか。
せっかく旅に出ているのに、その土地のお店に寄らないとか平気でしていた。
最近、ちょっとそれを改めるようにして、その土地のものやその土地のお店に入るということを意識してやるようにしている。
ちなみに、2010年の「瀬戸内国際芸術祭」に訪れた際は、朝と晩はコンビニのパン。昼はコーラ。
マジで終わっている。
高松を拠点にしていたのに、讃岐うどんすら食べていないという。
逆に、その徹底ぶりを褒めてほしいくらいだ。
まあ、今回は、パスタとビール。
休みだし、昼間から酒飲むのもOKでしょと。
食事をとったら残り船の出港まで1時間ちょっと。
大宮エリーの作品を見て、そのままひたすら海岸に沿って散歩を。
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海が本当に綺麗だ。
以前、夏が好きだという知人に、なんで好きなのかと聞いたことがある。「夏の瀬戸内の海が綺麗だから」という話を聞いた。
その方は、瀬戸内海に面した街の出身なんだけど、マジでそれがめちゃくちゃ分かった。
マジで海が綺麗だった。
青のグラデーション。島々の陰影。
太平洋や日本海のように、水平線が続く風景とはまた違った世界がある。
なんか、夏もいいかもなんて本当に思ってしまった。
(まあ、今日、早速大阪の夏を目の前にして、夏が嫌いだと思い出しました。笑)
多分、きっと夏の瀬戸内が一番綺麗なんだろうなぁ。
それは僕が冬が好きだという感覚に近くて、僕は長野の松本が地元だけど、確かに冷え込みは半端ないのだけど、北アルプスが雪化粧している姿がとても綺麗で、ピリッとした冬の冷気すら気持ちよく感じてしまうからだ。
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さて、僕は様々な芸術祭に足を運んできたけど、初めて行った芸術祭が「瀬戸内国際芸術祭」だった。
その2年後に越後妻有「大地の芸術祭」へ。
この2つ、エリアは違うけど、とにかくランドスケープが素晴らしい。
都市型芸術祭にはない、風景美も楽しめる。
来年は「瀬戸内国際芸術祭」。
現在僕にとって夏旅の最有力候補だ。
犬島の風景とまた違った風景を楽しめるのだろうか。
今からちょっとワクワクしてしまう。
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さて、そんな旅に何を着て行ったのか。
まあ、僕は結構旅のコーデを考える時間も楽しかったりする。
今回、この小旅行の旅を決めた瞬間に絶対に着ていこうと決めた服が"osakentaro"の"mesh tops"だ。
船が海を行き交う柄が、まさに島旅にはぴったりだ。
僕自身も島の風景にとまでは行かないけど、そんな気持ちでピックしてみた。
そしてボトムスは"rihei"の"Denim Pants"
"rihei"のデニムは、普段皆さんが街で目にするデニムや、保有のデニムと比べるとライトオンスデニム(厚みが薄いデニム)を採用しているので、軽やかで夏に着用しても気持ち良いのだ。
全身を淡いブルーで。
海に媚びたコーデで楽しんできた。
コーデの写真。
オラファーの作品で撮らせてもらうという、超贅沢なことをしてしまったけど、そんな旅コーデも楽しんでもらえると。
ちなみに、僕の着用しているアイテムとは少し異なるかもだけど、一応"osakentaro"の"mesh"シリーズと"rihei"のデニムをそれぞれ掲載しておく。
まあ、もし気になる方がいらしたら問い合わせください。
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osakentaro : rib mesh tops (sea) ¥52,800 (tax in)
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osakentaro : mesh tops (bougainvillea) ¥29,700 (tax in)
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osakentaro : mesh × denim zigzag stitch pants (people) ¥41,800 (tax in)
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osakentaro : mesh × denim zigzag stitch pants (bougainvillea) ¥41,800 (tax in)
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rihei : Denim Skirt (navy) ¥30,800 (tax in)
こんな感じで"osakentaro"のメッシュ素材を使ったアイテムと"rihei"のデニムシリーズをピックしてみました。
気になる方はお問い合わせください。
それでは今日はかなり長々と、ほぼ、旅のお話でしたが、結果、何を着て行ったのか。
そんなコーデを考えるのも旅の一部であると。
特別な瞬間に特別なコーデを。
そうなると、また楽しみが一つ増すかなぁなんて思ってます。
それでは次回もお楽しみに。
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siteymnk · 1 year ago
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2023年の文化活動(一覧)
昨年もたくさん行脚しました。特筆すべきはコロナ禍からの本格的な脱却、夏休みの北海道旅行、勤続30年目のリフレッシュ休暇で西日本周遊、だろうか。行きつけの美術館は展示替えの都度、再訪するルーチンが確立。思ってたよりコンサートにもたくさん行ってた(クラシック系が多い)。地方の美術館(県立レベルの)を攻略する楽しさを知ってしまったので、今年も隙を見て行ってみたい。
星野道夫 悠久の時を旅する@東京都写真美術館
プリピクテジャパンアワード@東京都写真美術館
野口里佳 不思議な力@東京都写真美術館
パリ・オペラ座─響き合う芸術の殿堂@アーティゾン美術館
ウェンデリン・ファン・オルデンボルフ 柔らかな舞台@東京都現代美術館
MOTコレクション コレクションを巻き戻す 2nd@東京都現代美術館
DOMANI・明日展 2022-23@国立新美術館
クリストとジャンヌ?クロード 包まれた凱旋門@21_21 DESIGN SIGHT
ハンドメイドジャパンフェス冬2023@東京ビッグサイト
室内楽・シリーズNo.22 デュオの世界 <チェロとピアノのための>@東京文化会館
��異の声、驚異の言葉─未体験の音空間へようこそ!@横浜みなとみらいホール
Sit, Down. Sit Down Please, Sphinx.:泉太郎@東京オペラシティーアートギャラリー
3331によって、アートは『    』に変化した@3331 Arts Chiyoda
恵比寿映像祭2023@東京都写真美術館へ
同潤会アパート渋谷@白根記念渋谷郷土博物館・文学館
引き寄せられた気配@トーキョーアーツアンドスペース 本郷
東京都水道歴史館
開館60周年特別展「横山大観と川端龍子」@龍子記念館
0~8848M・地上の紋――中国空撮写真展@日中友好会館美術館
毎年恒例の岡本太郎現代芸術展@岡本太郎美術館
六本木クロッシング2022展:往来オーライ!@森美術館
わたしたちは生きている!セタビの森の動物たち@世田谷美術館
それぞれのふたり 萩原朔美と榎本了壱@世田谷美術館
平原まこと 50周年 メモリアルコンサート@東京国際フォーラムCホール
吉松隆オーケストラ傑作選 吉松隆の<英雄>@東京芸術
動物会議 緊急大集合!@ギンザ・グラフィック・ギャラリー
VOCA展2023@上野の森美術館へ
藤子不二雄のまんが道展@豊島区立トキワ荘マンガミュージアム
昭和レトロ館
ヴォクスマーナ 第49回定期演奏会@豊洲シビックセンターホール
第52回邦楽演奏会@国立劇場
ダムタイプ|2022: remap@アーティゾン美術館
アートを楽しむ 見る、感じる、学ぶ@アーティゾン美術館
画家の手紙@アーティゾン美術館
重要文化財の秘密@東京国立近代美術館
明治美術狂想曲@静嘉堂@丸の内
今井俊介 スカートと風景@東京オペラシティアートギャラリー
収蔵品展076 寺田コレクションハイライト(前期)@東京オペラシティアートギャラリー
ブルターニュの光と風@SOMPO美術館
情景の地 ブルターニュ モネ、ゴーガン、黒田清輝が見た異郷@国立西洋美術館
エドワード・ゴーリーを巡る旅@松濤美術館 応挙と蘆雪@東京黎明アートルーム
「ラ・フォルジュルネ2023」 公演番号:313止まらない!若き活力の横溢と抒情 公演番号:324大作曲家に楽器の制約ナシ!SAXカルテットによる名曲の解答
島じまん2023@竹芝桟橋
デザインフェスタ vol.57@東京ビッグサイト
東京みなと祭@東京国際クルーズターミナル
ルーヴル美術館展@国立新美術館
清澄庭園
大阪の日本画@東京ステーションギャラリー
第63回 海王祭@東京海洋大学 越中島キャンパス
マティス展@東京都美術館
都美セレクション グループ展 2023
夢と自然の探求者たち―19世紀幻想版画、シュルレアリスム、現代日本の作家まで@群馬県立館林美術館
原始神母 THE DARK SIDE OF THE MOON 50th ANNIVERSARY@日比谷公園大音楽堂
本橋成一とロベール・ドアノー 交差する物語@東京都写真美術館
TOPコレクション セレンディピティ 日常のなかの予期せぬ素敵な発見@東京都写真美術館
田沼武能 人間讃歌@東京都写真美術館
発掘・植竹邦良 ニッポンの戦後を映す夢想空間@府中市美術館
プレイプレイアート展@ワタリウム美術館
下町七夕まつり@かっぱ橋本通り
モネ・ルノワール 印象派の光@松岡美術館
フィンランド・グラスアート 輝きと彩りのモダンデザイン@東京都庭園美術館
川崎水族館
F.A.T.2023 Summer Concert FireBird & AzBand & TAKEBAN@月島社会教育会館ホール
山下清展 百年目の大回想@SOMPO美術館
ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開 セザンヌ、フォーヴィスム、キュビスムから現代へ@アーティゾン美術館
野又 穫 Continuum 想像の語彙@東京オペラシティー アートギャラリー
没後10年 映画監督 大島渚@国立映画アーカイブ
熊谷守一美術館
三井高利と越後屋@三井記念美術館
北海道旅行 ファーム富田 旭山動物園
恋し、こがれたインドの染織@大倉集古館
ブラチスラバ世界絵本原画展@うらわ美術館
特別展 古代メキシコ -マヤ、アステカ、テオティワカン@東京国立博物館
誰かのシステムがめぐる時@TOKAS本郷
東京大学総合研究博物館
第21回東京音楽コンクール(ピアノ部門)の本選@東京文化会館
テート美術館展@国立新美術館
ガウディとサクラダファミリア展@国立近代美術館
ワールド・クラスルーム:現代アートの国語・算数・理科・社会@森美術館
コレクション展2023-3@青森県立美術館
大巻伸嗣 地平線のゆくえ@弘前れんが倉庫美術館
弘前昇天教会
旧五十九銀��本店本館(青森銀行記念館)
旧東奥義塾外人教師館
旧弘前市立図書館
山車展示館
弘前城
津軽藩ねぷた村
カトリック弘前教会
荒木珠奈 展@東京都美術館
ARTBAY TOKYO アートフェスティバル2023 CIRCULATION -��ともまちもせかいもめぐる‐@臨海副都心エリア
生誕140年 モーリス・ユトリロ展@横浜高島屋ギャラリー
全日本模型ホビーショー@東京ビッグサイト
デヴィッド・ホックニー展@東京都現代美術館
「あ、共感とかじゃなくて。」@東京都現代美術館
ステファン・サグマイスター ナウ・イズ・ベター@ギンザグラフィックギャラリー
福田美蘭 「美術ってなに?」展@名古屋美術館
生誕120年 安井仲治YASUI NAKAJI: PHOTOGRAPHS@愛知県美術館
フランク・ロイド・ライト  世界を結ぶ建築@豊田市美術館
漆の彩り・黒と金の幻想 - 高橋節郎@豊田市美術館(髙橋節郎館)
コレクション展 歿後20年 若林奮@豊田市美術館
2023年度 第2期 コレクション展@豊田市美術館
山田寅次郎展@ワタリウム美術館
Japan Mobility Show 2023@東京国際展示場
黒田記念館(特別室開室)
横尾忠則 寒山百得展@東京国立博物館
東京国立博物館の寒山拾得図
デザインフェスタ vol.58@東京ビッグサイト
永遠のローマ展@東京都美術館
上野アーティストプロジェクト2023 いのちをうつす ―菌類、植物、動物、人間@東京都美術館
動物園にて ―東京都コレクションを中心に@東京都美術館
第64回 日本版画会展@東京都美術館
「今こそ、ルーシー!」 ~LUCY IS HERE~@スヌーピーミュージアム
大原美術館
そして船は行く@高知県立美術館へ。
大塚国際美術館
コレクションハイライト@福岡市美術館
芥川龍之介と美の世界 二人の先達─夏目漱石、菅虎雄@久留米市美術館
遠距離現在 Universal / Remote@熊本市現代美術館
第3期コレクション展:宮崎県立美術館
MOTアニュアル2023 シナジー、創造と生成のあいだ@東京都現代美術館
MOTコレクション歩く、赴く、移動する 1923→2020 特集展示 横尾忠則―水のように 生誕100年 サム・フランシス
大巻伸嗣 Interface of Being 真空のゆらぎ@国立新美術館
第4回カルチャー芸術展@国立新美術館
第12回 躍動する現代作家展@国立新美術館
21世紀アートボーダレス展��2023)@国立新美術館
JAGDA国際学生ポスターアワード2023@国立新美術館
第63回全国矯正展@東京国際フォーラム
ゴッホと静物画―伝統と革新へ@SOMPO美術館
ピカレスク・ニュー展 Vol.8@ピカレスク
モネ 連作の情景@上野の森美術館
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akiyoogasawara · 2 years ago
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【🎏5/5端午の節句/菖蒲/癒しの絵】
菖蒲の花言葉は、
「優雅な心」「よい便り」「神秘的な人」「気まぐれ」などがあり
5/3、5/5、5/6、5/12、5/18、6/1、6/6の誕生花です。
菖蒲は日本の初夏を彩る端正なお花で「いずれあやめか、かきつばた」という慣用句があり「両者の優劣をつけ難い」という美しい女性を例える表現があります。
「菖蒲」と「勝負」をかけて、「勝虫」ともよばれる「蜻蛉」と組み合わせた図柄は、
蜻蛉はその姿の勇ましさと、まっすぐ前にしか飛ばないことから武士に好まれたそうです。
 勝虫の蜻蛉(トンボ)と勝負と菖蒲をかけて、描かれた模様は「蜻蛉菖蒲紋」といい「勝負に勝つ」という意味合いから武士に好まれた縁起の良い図柄です。
作品詳細👇
https://akiyoogasawara.com/work/enku-yuga/
@Ogasawara_s_Art
@kenkootakunist
【🟢展覧会】
•グループ展/
2023年8月9日(水)-15日(火)
会場 阪神梅田本店
•個展
2023年9月28日(木)-10月4日(水)
会場 東武百貨店船橋店5階5番地 美術画廊
(船橋市)
【🎨日本画家小笠原明代公式HP】
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nara-artproject · 5 years ago
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「船/橋 わたす 2019」ドキュメント・ブック
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4年生の卒論と3年生の作品解説文指導を終え、それらを収録した「船/橋 わたす 2019」のドキュメント・ブックが完成しました。過去2年は教員が奔走して作ってしまっていましたが、今年は手作りにしたことで、アイデア出しからレイアウト作業、製本まで学生に委ねることができました。招聘作家インタビューやたんぽぽの家の岡部太郎さんによる寄稿文も掲載されています。いずれも本学図書館に収蔵しています。
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mayonoenoe · 3 years ago
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過去の展示です 2017年7月 Bankart1929 観光 。 惑星ザムザのこと考えてたら思い出しました。 。 思えば私は倉庫ロケーションな展示がすごく好きでした。 惑星ザムザは廃ビルでしたが ロケーションが似てると思います。 。 丸山純子さんの買い物袋で作られた花畑をさまよい 高橋啓祐さんの映像の波を感じるのがとてもとても気持ちよかったです。 。 滝沢達史さんのミニチュア作品はBankartの展示で度々見かけるのですがとても好きです。 。 2017年のトリエンナーレと会期が同時でしたね、 懐かしいです。 。 Bankartの代表の池田修さんの訃報はとてもびっくりしてしまって 言葉が出ませんでした。 直接的な関わりはほとんど全然ありませんでしたが アーティストトークで厳しめな意見をアーティストさんたちにビシビシいう姿や 船、山にのぼるを解説してくださったアーティストトークや スクールのあとに、このあとみなとみらいがすごいことになる。 というお話をしてくださったことをよく覚えています。 もういらっしゃらないなんて信じられないです…。 ご冥福をお祈りいたします。 。 これからもまた隙を見てBankartの展示見に行きたいです。 。 #art #artist #exihibition #bankart #bankart1929 #横浜トリエンナーレ2017 #2017 #観光 #bankart1929観光 #現代アート #現代美術 #過去の展示���#丸山純子 #高橋啓祐 #滝沢達史 #2017年 #インスタレーション  https://www.instagram.com/p/CdUiP8ArPBt/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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hatanowataru · 6 years ago
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いよいよ、明日より森の展示室。 去年終わりを告げたのですが、今年からlogsee @logsee の石黒さん達が引き継いでやっていくことになりました^_^ 今年は作家同士で作品を持ち寄って、森の中で鑑賞会をしようって話だったのだけど、和知の森の中で作品を展示することは、お客さんが来る来ない限らず、森の展示室だよって、荒川尚也さんのひと声で、私たちは、前に進みます。 森の中で作品を置く。 森の中で場をつくる。 そこで感じる。 今まで以上に自分と向き合える森の展示室になると思います。 そんな、私たちの作品、行為を見にきてください。 DM等は、ございません。 それぞれの作り手が、snsで告知をしていきます。 以前のように、マルシェもございません。みなさん、お弁当持ってきてください。近くの道の駅で買って持ってきてもらってもいいかも! 明日は1日森の中のどこかにいます。 森の展示室 2019年4月6日~4月21日(火曜日休園) 場所:わち山野草の森    〒629-1131 京都府船井郡京丹波町坂原シヨガキ5 開園時間:9:00~17:00 (16:00までに入園) 入園料:310円 4月6日 午後~ 出展作家交流会 4月20日 10:00~ 森の展示室ツアー開催 (4月17日までにご予約頂いた方限定で、豆椿の稲荷をご用意致します。別途500円) お問い合わせ:mail@logsee.net 石黒幹朗 2019テーマ『間』 森と人との関わりの間。 木々や植物との間。 ふと現れる間から広がる間。 間と間の間。 間には「ま」と「あいだ」という二つの読み名があり、間というものを改めて考えてみた時、我々は常に間と��にいることに気付きました。 時の間や物質の間。 その中にいて、その外の間とも繋がっている。 そこにはまた間が存在します。 始まりから今まで、そしてこれからの間。 昨年を一区切りとし、今年新たに始まる森の展示室。 さまざまな作家さんが、森の中でそれぞれの間を描きます。 静かな森の中で、のんびりとアート鑑賞をしませんか。 出展作家 #moi.toi #大森梨紗子 #チプラスタヂオ #津久井珠美 #大橋史人 #吉田和代 #小池照男 #太田良子 #金子朋恵 #Sachi Japanese tea #とりもと硝子店 #萩原桂子 #ハトエビス #篠原智之 #ORITO #平木奈々子 #おおはしめぐみ #鈴木隆 #加茂学 #相良育弥 #ハタノワタル #荒川尚也 #logsee #森の展示室 #森の展示室2019 #森の展示室2018 #わち山野草の森 #京丹波 #和知 (わち山野草の森) https://www.instagram.com/hatanowataru/p/Bv2hZlbn6ss/?utm_source=ig_tumblr_share&igshid=usr21cc4r22x
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genron-voices · 6 years ago
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ゲンロンβ37読者アンケートより
こんにちは。ゲンロン代表の上田洋子です。Tumblrへの投稿はあまりに久しぶりで、手探りでの作業です (汗)
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『ゲンロン10』の原稿執筆に邁進している東浩紀に代わって、読者の皆様から寄せられた『ゲンロンβ37』の感想をご紹介させていただきます。『ゲンロンβ』は弊社ゲンロンが発行している月刊の電子批評誌です。37の目次はゲンロンショップのサイトからどうぞ。このサイトではePub版をご購入いただけます。amazonでkindle版の販売もあります!
6月刊行の東浩紀の新著『テーマパーク化する地球』、みなさんもう読んでいただいていますか。震災後のテクストから、旅と慰霊、テーマパークと批評を軸に編んだ著者自選のエッセイ集です。「人間が人間でいるために」悩みながら思考する東浩紀のテクストを追っていると、わたしたちがどういう時代に生きているのか、深く考えてしまいます。まだお持ちでない方は、ぜひご購入ください! 一般書店のほか、ゲンロンショップ、amazonでも販売しています。
β37では、この『テーマパーク化する地球』から、表題作「テーマパーク化する地球」のうちの「2012年3月 カリブ海」および「ニセコの複数の風景(スケープ)」を掲載しています。まずはこちらの論考への感想をご紹介します。
テーマパーク化する地球、毎晩、一つ二つ読んでから寝ています。なんと贅沢なことかと感じます。とびきりの思考と散文を幾��も味わえる喜び!東さんの文章はリーダブルで、かつ、再読、再々読に耐える。Strategy, scope, structure, skeletonが半端ではないからです。その上で平易なあるいはノンシャランとしたsurfaceがかぶせられている。
「幼児や高齢者や障害者といった社会的弱者が安心して船旅を楽しめるのは、このクルーズが徹底して「嘘」で守られているからである。」高度な資本主義が、公共性を達成してしまう逆説。この一節を読んで、サブプライムローンのことをふと思い出しました。リーマンショックの元凶と呼ばれる仕組みに、果たしてそのような逆説はなかったのだろうか。とんだ見当外れだったとしても、そんな風に読者を別の思考へと誘う力を秘めた考察に満ちた新しい観光の手引きです。
建築設計事務所で主に公共建築の意匠設計に携わりながら、家では三児(4歳、2歳、0歳)の父である僕にとって、今回の東さんの文章は深く考えさせられるものでした。設計者としての自分の中には、テーマパークやショッピングモールなどが持つ「嘘」に対して、これまで受けてきた建築教育に起因する拒否反応があって、自分としては出来るだけ「嘘を排除した本物」を作りたいと考えている所がありました。一方、休日の父としての僕はというと、そんな「嘘」をまとった(と設計者の僕が感じている)ショッピングモールやテーマパークを頻繁に利用しているのでした。
テーマパーク(やショッピングモール)を「新しい公共空間」として眺める東さんの視点は、設計者としての僕にとっては非常に新しいものであると同時に、父としての僕にとってはとても自然な考え方として了解可能なものでした。そんな少し矛盾した自分の感覚をうまく統合しながら、新しい公共のあり方について考えてみたいと、今回の東さんの文章を読んで思うようになりました。
みなさん掲載論考だけでなく、書籍全体に感想をくださっていてありがたいです。『テーマパーク化する地球』読者アンケートは8月末日まで受け付けていますので、まだのかたはぜひこちらにご感想をお願いします!(アマゾンレビューもぜひ。。)著者も編集者も、読者の反応が気になってしょうがないのが正直なところですw
あいちトリエンナーレでジェンダーフリー旋風を巻き起こしている津田大介さんによる特別寄稿「ジャーナリストが芸術監督になるということ」もたいへん人気でした。
かつて平田オリザが、新しい芸術は(アートは)手の内を見せて、なお��つワンダーをもたらすものだ。と書いていました(少し言葉は違うかもしれません)。津田さんが、ここでやっておられることは、まさにこれです。あいちトリエンナーレ2019の舞台裏を、芸術監督としての広報戦略をばらっと開示している。それも、かなり具体的に踏み込んで。ゲンロン、東さんとの関係なしには書かれ得なかった、また読まれ得なかった文章だと思います。あいちトリエンナーレ見に行きます。よろしくお願いします。
津田大介さんの論考で面白かった点は、あいちトリエンナーレの具体的なアクション決定に至るまでの文脈が分かりやすく示されていた点です。津田さんの意思決定の重要な場面で常に東浩紀さんとの関わりが示唆され、人との関係性の中であいトリが今の姿になったことが筋道を立て説明されていたところにこの論考の良さを感じました。あいトリに関する情報が平板なものから、立体的になるような論考でした。
津田さんの問題提起をきっかけに、さまざまな議論が交わされるようになっていますね。これまで美術に関心を持たなかったかたでも、今年は行ってみよう、と思われたかたは少なくないのではないでしょうか。わたしもあいちトリエンナーレは楽しみです!
人気の「つながりロシア」、この号では保坂三四郎さんに、ユーロマイダン革命から5年が過ぎたウクライナについて書いていただきました。古くからの会員のかたはご存じかと思いますが、保坂さんには以前、このメルマガが別の名前だった時代に、セルゲイ(セルヒー)・ミールヌイさんのチェルノブイリ事故処理作業を扱ったドキュメンタリー小説を翻訳・連載していただいていたのです。いまはウクライナ在住で、ウクライナ語も堪能でいらっしゃる保坂さんの現地レポート、前号の高橋沙奈美さんのウクライナ正教会分裂についての論考とならんで、とても貴重な最新情報が満載でした。
この論考は記憶継承のあまりの難しさを構成の面からしっかりと示している部分にすごみを感じました。非共産化の話から始まり、ユーロマイダンへ至り、選挙の話が少し語られるという内容の論考でしたが、これは恐ろしい構成だと思います。様々な形で記憶を継承し、大祖国戦争を第二次世界大戦と公式な場面で言い換えたりと策を講じ、実行に移し、ある程度の成果が上がったのにもかかわらず、歴史がイシューにならなければ選挙に勝てないことが国のお財布を管理しているかのような若者同士の会話の挿話とともに語られます。五年という短い期間のあまりの長さについて考えてしまいました。
ゲンロンβは毎号、無知な私に地誌や歴史の生々しい切断面を伝えてくれます。ユーロマイダン。ニュースの解説程度には知っていました。しかし、���たり前のことではありますが、その一言の中に、人々の暮らしが、いや、もっと有り体に言うと生と死がうずたかく積み込まれているのでした。
押さえた筆致にかえってその匂いと光景を思い浮かべずにはおれません。 つながりロシア、ゆっくり何度も読み返します。いつか来るかもしれない「次」にそなえて。人の喜びと憎しみがいかに衝突し和解するのか、一神教を持たない私が、決断を迫られたときに、どうするのかのレッスンになるから。
そして、星野博美さんの「世界は五反田から始まった」。この号では五反田に遊びに来た香港の友人たちとの会話から、香港と五反田の歴史が展開されていくエッセイでした。デモに湧く香港の話題でわかりやすかったのはもちろん、文章も今回からぐっと文学的になり、今後の展開がとても楽しみです。
今回は、香港の祝日を通して、香港と中国の関係性を記したところから始まる。香港のデモも今まさに実施されていて、タイムリーである。星野さんのTwitterから憂慮が伝わる。そして、星野さんと親友家族の会話や質問から始まる五反田と香港の類似と差異。彼との会話、そして彼のリアクションの後に記される星野さんの思索という文章のリズムが心地よく、引き込まれる。後半は戦争にまつわる話が出てきたことで、少し重たい感じもしたが、なぜ今の風景があるのか外部の視座と会話から広がっていく世界を疑似体験した気がする。
さて、β37からはじまった「読者の声」、思いもよらぬ反響がありました。
今回、特にうれしかったのは「【新コーナー】読者の声」でした。
この企画が単なる運営・制作と読者の交流の場ではなく、多様な読者が交差・交通するものになると良いなと思います。そんな試行錯誤として。 
亡霊建築論 第1回 ロシア構成主義建築と、アンビルトのプログラムの感想「建てることに抗うようなアンビルトのプログラムが組み込まれた建築」プログラムが組み込まれた、という考え方は思いつきませんでした。そんな目も携えて次回の稿を待ちます。 
スマホの写真論 第20回 グーグルがあなたの『思い出』を決めるの感想「子供の成長をスマホで撮影し続けると、撮影する側の親は観察者であるが、被写体である子供はその大量の幼少期の写真をどう受け止めるのか?」映像作品で登場人物(しばしば亡くなっている)の幼い頃のビデオを見る人物(大抵親か本人)というのは定番に近い演出だと思いますが、これが大量になり、デジタルになり、しかもクラウドに残されているというのは、確かにクラクラするような状況だと思いました。考えること、表現できることがたくさんありそうです。 
SNSで読者同士が意見を交わしていらしたり、会員同士がつながったりしているのを見かけることがありますが、あれはじつはとても嬉しいんです。テキストと読者、著者と読者だけでなく、読者と読者をつなげる雑誌を目指したいです。
なお、「毎号楽しみにしています」「保坂さんの記事をはじめとして分量も質も濃い内容だった」「津田さんが見事に仕事をまとめあげた過程を拝見できてよかったです」といった短いご感想も嬉しく拝読しています。長くても短くても、どんなものでもけっこうですので、ぜひご感想をお寄せください!
と書いているあいだに『ゲンロンβ38』が配信されました!!読者のみなさまのご感想、お待ちしております!!!!!次号のアンケートはこちらからお願いします。
友の会へのご入会もお待ちしております〜
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wish-less-gallery · 5 years ago
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2019年9月21日(土)より、千代田区にある「3331 Arts Chiyoda」にて開催される大型グループ展「WAVE 2019展」にロブ・キドニーが参加いたします。 期間中はアート作品の展示・販売のほか、アーティスト達によるイベントなども企画しております。皆様のお越しをお待ち申し上げております! . . 日程: 2019年09月21日(土)〜2019年09月29日(日) 時間: 11:00-20:00 備考: 最終日18:00まで 休み: 会期中無休 料金: 1,000円/65歳以上、高校生以下無料 *障害者手帳をお持ちの方とその付き添いの方1名は無料 会場: 3331 Arts Chiyoda 1F メインギャラリー 東京都千代田区外神田6丁目11-14 Google Map . . アートディレクター、イラストレーター、アーチスト:IC4DESIGN、秋元 机、浅野忠信、東 逸子、新 良太X吉田多麻希X井上嗣也、姉川たく、網中いづる、新井夏希、新井萌美、荒井良二、新目 惠、あわい、粟津泰成、飯田 淳、石浦 克(TGB design.)、石黒亜矢子、一乗ひかる、伊藤桂司、今井トゥーンズ、上田三根子、上田よう、後 智仁、宇宙大使館、宇野亞喜良、瓜生太郎、AC部、越前菜都子、EKKO、Ed、榎本マリコ、遠藤 舞、大久保つぐみ、オートモアイ、小笠原徹、オカダミカ / micca、小岐須雅之、小渕もも、鍵元 涼、角田麻有、影山 徹、葛西 薫、門川洋子、河井いづみ、川口 育、川崎タカオ、河野未彩、河村康輔、川元陽子、管 弘志、Keeenue、北澤平祐、北沢夕芸、北見 隆、北村ケンジ、木原未沙紀、草野 碧、グルーヴィジョンズ、くるはらきみ、黒田愛里、桑原紗織、こたお、小町 渉、斉藤美奈子、ボツフォード、サイトウユウスケ、阪口笑子、佐々木香菜子、佐々木悟郎、笹部紀成、ジェニーカオリ、塩川いづみ、七戸 優、白根ゆたんぽ、しりあがり寿、信藤三雄、スージー甘金、スガミカ、須川まきこ、鈴木里江、須田浩介、ソ・ミジ、五月女ケイ子、空山 基、高杉千明、高橋 潤、高橋キンタロー、竹井千佳、田島征三、 田名網敬一、田中麻記子、たなかみさき、谷口正造、dabstar、チカツタケオ、千原徹也、都築まゆ美、手島 領、寺田克也、天明幸子、唐仁原教久、ドキドキクラブ、時吉あきな、戸屋ちかこ、永井 博、長嶋五郎、中原昌也、中村幸子、薙野たかひろ、那須慶子、成田 久、西川真以子、西山寛紀、抜水摩耶、野村美也子、秦 直也、服部一成、花井祐介、花くまゆうさく、HAMADARAKA / Eru Arizono, Emu Arizono、ビオレッティ・アレッサンドロ、平井豊果、平澤一平、平野文子、ヒロ杉山、福田利之、藤井桜子、船津真琴、舟橋全二、牧かほり、真々田ことり、水沢そら、水野健一郎、南 志保、峰岸 達、峯山裕太郎、ミヤギユカリ、目黒ケイ、本 秀康、森口裕二、モリスン、YAJ、矢吹申彦、山口はるみ、山口マサル、山崎綾子、山崎由紀子、山本由実、ユムラタラ、横尾美美、吉岡里奈、吉實 恵、米原康正、RUKKIT、Lallasoo Poopo Lab.、ロッキン・ジェリービーン、ロブ・キドニー、若林 夏、渡邉亮太 . . アートディレクター、イラストレーター、アーチスト総勢157名の作品が大集結!!! 純粋な創作こそが未来を作る。本質に迫る表現との出会い。それが2019年ここにいる理由だ。 公式HP http://elm-art.com/wave/ お問い合わせ TEL 03-6379-4460もしくは[email protected] (アーツ千代田 3331) https://www.instagram.com/p/B1vhdGojkVL/?igshid=ubmub5bpvh0v
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kentarouchikoshi · 4 years ago
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 是非行ってみたい٩(๑˃̵ᴗ˂̵๑)۶ °  僕は内外を問わず,前近代の科学技術や土木工事には興味津々です。塩野七生氏の名書「ローマ人の物語」(新潮社。全15巻)は僕の大好きな本ですが,第10巻「すべての道はローマに通ず」はローマ街道や上下水道をはじめとする古代ローマのインフラストラクチャーを主題に取り上げていて,特に夢中になって読みました。また僕は勉強のために時々英語の長文を読むことがあり,その際には無料でテキストを入手出来るWikipediaを大変重宝しておりますが,その際にも"Science in the medieval Islamic world"などという個人的にも興味津々のテーマを選んでいます。  では前近代の日本にはどのような科学技術があり,どのような土木工事・インフラ整備が行われていたのでしょうか。僕は昔,��根川流域の小さな町に住んでおりました。利根川がもともとは東京湾に注いでいたこと,江戸時代初期以降にそれを太平洋に向けて付け替えていったこと(利根川東遷事業)は有名ですが,実際に川縁に立つと利根川は見る者を圧倒するような大河です。「この大河の流れを変えていったのか・・・」と,当時の科学技術が既に相当のレベルに達していたことを実感すると同時に心の底から驚きが湧き上がってきたのを,まるで昨日のことのようによく覚えています。  現在は都内各地を歩く機会が多いのですが「日比谷は入江だった」「江東区の南側は江戸時代の埋立地」などという話だけだとなかなかピンと来ません。しかしたとえば御茶ノ水付近で深い谷底を流れる神田川が実は上水と水運を目的にした人工の水路だという話には,目の前に実際に川があることもあって強い驚きと知的興奮とを禁じ得ません。また東京においては地名や駅名が前近代インフラの存在を示唆することも多々ありますね。JRや都営地下鉄にある水道橋駅とは文字どおり神田川に架けられた水道橋に由来し,また東武鉄道にある曳舟駅というのはトウパス(曳舟道)を備えていた運河・曳舟川に由来する名前です。僕は水道橋駅を通るたびにフランス・ガール県のポン・デュ・ガールを思い出し,また曳舟駅を通るとロシアの画家イリヤ・レーピンの風俗画「ヴォルガの船曳き」を連想し「江戸も世界と同じようなインフラを備えていたのだな。具体的にはどんなものだったのだろう」などと想像の翼を広げてしまいます。  江戸時代の浮世絵のうちそうした当時のインフラが描かれているものばかりを集めた展覧会が開かれると聞いて,アート鑑賞と同時に知的好奇心を満足させることも出来るのではないかと,僕は今からワクワクしています(๑˃̵ᴗ˂̵) 英語では美術館・博物館の双方を"museum"と呼びますが,ミュージアムというのは本来各種の知をまとめて人々に提供する場なのでしょう。今回はまさにそうした体験が出来そうですo(^-^ o )(ノ ^-^)ノ  太田記念美術館では,今回どのような学びを得ることが出来るでしょうか。展覧会の始まる10月10日が今から待ちきれない思いです(*゚▽゚)ノ
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abikocity · 5 years ago
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【市制施行50周年記念 手賀大橋橋脚に我孫子市の鳥オオバンの壁面アート完成】
市制施行50周年を記念して、市民団体「我孫子アートな散歩市」が手賀大橋の橋脚にオオバンの壁面アートを制作し、施行日の7月1日に完成を記念したお披露目式が行われました。
「我孫子アートな散歩市」は、アートで我孫子の再発見と地域の方との交流を目指し、芸術展示などを行っている団体で、今年20周を迎えたことから、市制50周年と連携して壁面アートを制作しました。 壁面アートは、橋脚のトンネル25メートル、高さ3メートルの両壁面を使って描かれています。
描いたのはコンペで選ばれた、長野市の画家・尾頭(山口佳祐)さん。作品は「静寂」と題し、オオバンが羽ばたく姿と、かつて手賀沼に生育していた水草ガシャモクを載せた船と船頭などがゴールドと黒で描かれています。 お披露目式に出席した星野市長は、「50周年を記念したダイナミックで素晴らしいアート作品です。手賀沼の風を感じながら多くの方にこの壁面アートを見て頂きたい。」と話しました。
制作:OZ - 尾頭 - 山口佳祐(画家・絵師) 幼少の頃から創ることを好み、10代前半から制作活動を始める2001年からライブペイントを始め、即興性と場の特異性を追求一方で数々の依頼制作や店舗内外装、海外での個展やアートフェスティバルへの参加など表現は多岐に亘る。日本特有の思想や感覚、現代の発想や画法を融合し、万物に秘められた「何か」を追求しながら筆を走らせ続けている。 http://oz-te.com/
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nara-artproject · 5 years ago
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奈良県立大学 現代アート展 「船/橋 わたす 2019」(開催のお知らせ)
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奈良県立大学 現代アート展 船/橋 わたす 2019  FUNAHASHI WATASU 2019  
会期:2019年10月19日(土)〜10月27日(日) 開場時間:平日 12:00〜18:00/土日 10:00〜17:00  ※会期中無休 入場:無料 主催:奈良県立大学 地域創造学部 西尾研究室
招聘作家 黒川岳 澤田華 長沢優希
奈良県立大学 地域創造学部 西尾研究室では、現代アート展「船/橋 わたす」を開催します。3年目となる本展は、芸術系の学部・学科のない奈良県立大学の学生の研究作品と、学生自身のキュレーションによる招聘作家の作品を学内各所に展示し、多様な価値観を共有する場となることを目的としています。 今回招聘した黒川岳、澤田華、長沢優希は、それぞれ彫刻やパフォーマンス、写真や映像、インスタレーションといった手法を通して、見る人に新しい認知のあり方を提示する新進気鋭のアーティストです。 キャンパス整備の一環で本学のグラウンドには新しい建物が建設中で、今、構内の風景は刻々と変わりつつあります。こうした本学の状況に現代アートの力が加わることによって、過去と現在、空間と行為、日常と非日常、まちと大学……などの関係を改めて見つめ直すとともに、様々なコミュニケーションが生まれることを目指します。
招聘作家プロフィール
黒川岳 1994年島根県生まれ。京都府在住。自身が出会った(かもしれない)ものの音や形、動きを注視し、それらを自らの身体で捉えようとする行為を繰り返す中で生まれる「もの」や「こと」を、様々な形式で発表している。近年は、生物・物体の動きやその存在の仕方について着目したパフォーマンス「アニマルズ」シリーズ(2017~)や「Animalizing Object」シリーズ(2019~)の制作、またそれに付随するプロジェクトを遂行中。
澤田華 1990年京都府生まれ。京都府在住。京都精華大学大学院芸術研究科博士前期課程修了。写真、映像、立体、インターネットなど様々なメディアを用いながら、写真固有の特性に基づいた作品制作を行っている。近年の主な展覧会に「あいちトリエンナーレ2019」(2019年/愛知県美術館ギャラリー)、「群馬青年ビエンナーレ2019」(2019年/群馬県立近代美術館)、「見えないボールの跳ねる音」(2018年/Gallery PARC)、「1floor2017 合目的的不毛論」(2017年/神戸アートビレッジセンター)、「写真新世紀展2017」(2017年/東京都写真美術館)などがある。
長沢優希 1989 年兵庫県生まれ。京都府在住。2014年京都造形芸術大学大学院修了。身の回りにある用途の決まっているものや普段人が特に意識を向けないものを素材に、決まり切った認識を驚きや発見によって崩す作品を制作している。近年の展覧会に、個展「クオリア」(2019 年 YOD Gallery/大阪)、「ART OSAKA 2019」(2019 年 ホテルグランヴィア大阪/大阪)、「AFAF AWARDS 2018 新人作家公募展」(2018 年 ホテルオークラ福岡/福岡)、 「第4回藝文京展」(2018 年 京都芸術センター/京都)などがある。
学生展示
4年生 小川美陽「逃げ去った時間を追う」 四方遼祐「生活を見つめる」 堀部七彩「『性』を映し出す下着」 3年生 大西佑弥「わかった気への警鐘」 櫻井莉菜「対話による想像」 瀧澤晟司「見る/見られるの関係」 舟山香織「日常、あるいは非日常の境」 湯浅創太「いろんなスポーツを無課金でやる」 香川愛恵「死を想う」 山本ひまわり「性別二元論を超える身体装飾」
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関連イベント
黒川岳パフォーマンス 会期中、土曜・日曜の10:00から17:00の間、複数回パフォーマンスを行います。詳細は当日会場にてお知らせします。
ガイドツアー 会期中、学生による作品紹介やガイドツアーを随時行います。お近くのスタッフにお気軽にお声がけください。
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アクセス: 奈良県立大学  〒630-8258 奈良市船橋町10番地 JR奈良駅(東口)・近鉄奈良駅(7番出口)より徒歩約10分
展覧会に関するお問い合わせ: 奈良県立大学 地域創造学部 西尾研究室 Email: [email protected] http://nara-artproject.net
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shimart-mistletoe · 5 years ago
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机上からの眺め|木下令子 Reiko Kinoshita  別府 Beppu
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旅はできる時に。 まさに、その言葉は間違いではなかった。
今現在、新型コロナウイルス感染拡大の猛威によって生活は一変してしまった。私は、九州の熊本に生まれ育ち、現在は東京を拠点としているが、今の状況下では自由な移動は不要不急となり、帰省すら危険な行動と見なされる。
毎回、帰省に合わせた途中下車の旅は、私の密やかな楽しみの一つだ。帰熊の最短ルートは飛行機で約2時間。前後を入れると半日を要するが、空だと近い。移動を陸路に移すと、新幹線では約7時間、バスは20時間、青春18切符でローカル線を乗り継ぐと24時間、車の場合は寄り道をして数日。海を選択すると、フェリーで約2日を船に揺られる事になる。ある一定を超えると急に“遠さ”が出現する。良く言えば、十分な距離がいつも用意されている。ここ数年で無茶な移動は減ったもののLCCの普及もあり、経路に新たな選択が広がった。途中下車のススメ。けれど先行きが見えない今は、予定も立たない。机上旅行で、ひとつの経路の記憶をゆっくり巡った。ここに終息を願って。
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2019年の末、帰省をきっかけに、いつも通り寄り道の経路を考え、初めて大分経由で飛行機を取った。目指すは別府。夜の便で大分空港に着き、1時間のバスに乗る。今回は、2年前から別府へ拠点を移して東京や各地を往来している作家の泉イネさんのもとを訪ねる事が目的だった。
夜21時、暗い夜道を抜けて別府に到着すると、街は明るい。イネさんが手を振って迎えてくれた。夕食を食べようとぼんぼりの灯る商店街を通り、ノスタルジックな路地裏を横目に、実乃里という小料理屋に入る。カウンターの高台には、おばんざいや焼き魚が美味しそうに並んでいる。古風な店内には、どこか異国の空気が混ざり合う。地元には、立命館アジア太平洋大学(APU)があって国籍も多様で若者も多い。オススメの唐辛子餃子とカレイの煮付け、卵焼きにチキンライスなど、たくさんの料理は留学生が運んでくれた。店の中は和やかで、誰もが積極的に溶け込める空気がある。きっと、この街は住み心地がいい。
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その晩、去年別府へ移住してきた橋爪亜衣子さんとイネさんが運営する(ゆ)に泊めてもらう事になっていた。食事を終え、イネさんの友人の喫茶店 cotton wood で0時近くまでお茶をのんだ。帰ろう、と言うイネさんは自然と別府の人になっていた。その晩は、人2:猫1でみかんを食べ、誕生花の本を読みながら年末の空気を楽しんだ。別府と言えばまずは温泉で、机に置かれた地図に��すでに湯の案内が記されていた。それを点で繫いで地理を習い、眠る前に「明日は好きにお湯に浸かっておいで」と、見送りの挨拶と2枚のタオルを受け取った。イネさんは、案内人の一面も増えていた。それから「夜中まで制作するよ」とハチマキ(もっとおっしゃれ)をして背中を丸め、絵描きに戻った。描き始めてすぐにネコ(名:おもち)が膝に座る。きっとそこにあるいつもの日常なのだろう。私の部屋にも、何度かネコは覗きに来ていた。眠りに着くまでなんとなく、ネコの足音か筆音なのか、耳の奥に聞こえているようだった。
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早朝6時、小雨の中で100円を握りしめて硫黄の香りの中を歩いた。別府の湯はとても熱いと聞いていた。医薬品がない時代、病気の予防や治療の為に湯治として活用されていた温泉だが、効能には体調も含めて個人差があるそうだ。湯あたり体質の自分も油断はせずと思っていた矢先、着いて早々に「〇〇さんが来ていたから今日の温度は熱いわよ」と先に上がった人に教えられた。源泉に、年季の入った木の棒を一本突き刺して開け閉めをすることで、温度は個人の好みに変えることができる。それが生活の中の共同温泉。誰もが慣れた作法のように湯船の周りで敷物を引き、正座をして体を洗い、テキパキと湯に浸かり帰宅する。見様見真似で勢いに任せて熱湯に浸かった。とても熱い。その時期、隣接する阿蘇山の火口は噴火レベル2の警戒数値にあった。その地下熱を想像したら、あっという間にのぼせてしまった。
外のベンチで涼みながら水を飲んでいると、「湯けむりで隠れてしまいまして」と風情ある挨拶をする様に山山が顔を覗かせる。由布岳か鶴見岳か、九州らしい連山は心が落ち着く。暈しという技法が、絵や染めの中に見出された原風景をこの目で見る様だった。
部屋に戻ってからの一眠りは至福だった。昼間は、イネさんのコーディネートで街を歩く。様々な企画イベントも行われている広い店内を持った “BASARA HOUSE”へ向かう。カレーとハンバーガー「R&B」の曜日ごとに店主が変わる。住人も居たり居なかった���、流動的な人の出入りによって「育つ家」との別名もある。ハンバーガーを待つ間は近所を歩いた。数ある温泉と理髪店、建物の構造などから遊里の面影も垣間見る。源泉数・湧出量ともに全国一を誇る別府温泉は、湯けむりの立ち上る景観が定着しているが、実際もそのまま美しい。程よい湿度が体を包み、真冬にも関わらず体感として少し暖かかったように思う。イネさんの街歩き解説で、気づけばスムーズに遠くへ行きすぎた。急いで店内に戻ると、APU在校生女の子ユニット/ズッキュンゴリラが別府記事のジンを発行して並べていたので、絶品を口に頬張りながら、旅のお供にと2冊購入した。細く高い梯子を登り、2階も覗く。東京での手狭さに比べ、あまりの余地空間に眩暈がした。長い廊下の最後の部屋に、見覚えのあるものが床置きされていた。イネさんは、以前一部屋アトリエとして借りていたと、原美術館の個展の際の作品を表札のように残していた。別府は立派な観光地でもあり、芸術際も盛んである。現代芸術フェスティバル「混浴温泉世界」を主催したBEPPU PROJECTは今もアーティスト支援の清島アパートを運営し、毎年の募集で作家も入れ替わる。訪ねてみると、師走でも多くの作家が滞在したままだった。往年、保養の場として人を招き入れる度量を持つ土地。ここではアートも身近に置かれ、艶のある景観を最大限に活かしながら、若い世代の積極的な地域へのアプローチに私はとても魅了された。
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12月29日  山道を通る熊本行きの直通バスの乗車予定を、福岡を回っての経路変更。
イネさんと別れの挨拶をし、別府のフィナーレも温泉を選んだ。電車の切符も購入し、軽く湯に浸かる予定だった。扉を開けてすぐのカーテンをめくと、突如、湯船に浸かった人と目が合った。段下がりの湯船の周りを脱衣所が囲み、湯船の中にいる人から見つめられながら服を脱ぐ。極小のスタジアム型で仕切りは無い。いつの時代のものなのか、この土地の醍醐味と言えるディープな異次元空間だった。湯気の奥に、地に降り立った仏様の様に神々しいおばあちゃんが湯に浸かっている。珍しそうに私を眺めた後、目を線にして茶目っ気に笑ってみせた。今日の湯は熱い、と何度も唸るので、私もついつい一緒に唸った。着替えも湯の中も関係なく、二人きりで会話が続く。よくできた究極の憩いの場だ。背中に引っかかったセーターを裸のまま引っ張って着替えを手伝うと、距離はすっかり縮まった。年齢95歳との交流だった。
髪を乾かすものは無く、私は髪を濡らしたままで福岡行きの賑う列車に乗車した。誰も驚きはしなかった。別府では、何人の人と話をしただろう。温泉は、生活における集会場だと聞かされ納得した。そして、外ではその場を手本とし、山と海とに囲われた最良の地で、新しい安住の形を根差そうと湯煙の元で対話する光景があった。そんな時間が今は眩しく、私は机上から遠くを眺めてばかりだ。また、お湯で身も心も整えたい。尽きる事なく湧き出てくる水のように、健康で平和な世界が、また新たに浄化されて生まれてきてはくれないだろうか。
木下令子
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木下令子
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mayonoenoe · 3 years ago
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過去の展示です 2017年7月 Bankart1929 観光 。 惑星ザムザのこと考えてたら思い出しました。 。 思えば私は倉庫ロケーションな展示がすごく好きでした。 惑星ザムザは廃ビルでしたが ロケーションが似てると思います。 。 丸山純子さんの買い物袋で作られた花畑をさまよい 高橋啓祐さんの映像の波を感じるのがとてもとても気持ちよかったです。 。 滝沢達史さんのミニチュア作品はBankartの展示で度々見かけるのですがとても好きです。 。 2017年のトリエンナーレと会期が同時でしたね、 懐かしいです。 。 Bankartの代表の池田修さんの訃報はとてもびっくりしてしまって 言葉が出ませんでした。 直接的な関わりはほとんど全然ありませんでしたが アーティストトークで厳しめな意見をアーティストさんたちにビシビシいう姿や 船、山にのぼるを解説してくださったアーティストトークや スクールのあとに、このあとみなとみらいがすごいことになる。 というお話をしてくださったことをよく覚えています。 もういらっしゃらないなんて信じられないです…。 ご冥福をお祈りいたします。 。 これからもまた隙を見てBankartの展示見に行きたいです。 。 *間違えて創作アカウントで投稿してしまったのでこちらに投稿しなおします😭💦 #art #artist #exihibition #bankart #bankart1929 #横浜トリエンナーレ2017 #2017 #観光 #bankart1929観光 #現代アート #現代美術 #過去の展示 #丸山純子 #高橋啓祐 #滝沢達史 #2017年 #インスタレーション  https://www.instagram.com/p/CdUj1JbL8Z5/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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hatanowataru · 7 years ago
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森の展示室に何か生まれてる。 @logsee 石黒くんからの報告です。 Repost from @logsee @TopRankRepost #TopRankRepost . @ikuya_sagara @fumicht @foas.megumi . 4/11〜13日は梅の枝を編み込むワークショップがあります。 山野草の森、クマガイソウのあたり。 軍手と動きやすい服装でお集まりください! . 森の展示室 https://www.morinotenjishitsu.com/ わち山野草の森には、年間を通じて約900種類の山野草が息づいています。 そんな森の中で私たち作り手はそれぞれの空間を創りました。 曖昧な木々の境界をひとつの空間と見立て 広く整備されたわち山野草の森の中にいくつもの展示室が生まれ、お客様をお待ちしています。 今年のテーマは「線」 人が自然と共に暮らしていく中で人は様々な線を引いてきました。 人の住む空間と里山との境界線。森の中の道。田んぼの線。時間においても過去未来そして現在と線を引いてきました。 わち山野草の森の中で、人が森の中で表現という線を引く時、これからの人と自然を示唆するような空間が生まれてくると信じ、準備を進めています。 最初3人ではじまった森の展示室は、5年が経ち、どこにもない野外展に成長してきましたが、わち山野草の森で開催する森の展示室は今年が最後です。 去年から販売というよりも森の中で作り手と見るものが対話できる展示室をつくろうと取り組んできましたが、 賛同者も増え、今年は過去最高の50名の参加です。 森の作り手達とお客様が繋がり、次はどこか違う森の中でまたひっそりと森の展示室がはじまるかもしれませんね。 日時:‪2018年4月14日(土)‬15日(日) ‪10:00~17:00‬  一部作品は‪4月23日(月)‬まで展示をしています。(火曜日休園) 場所:わち山野草の森 ‪京都府船井郡京丹波町坂原シヨガキ5‬  電話 ‪0771ー84ー2041‬ 協力金:森の展示室ははるいろさくらまつりのイベントのひとつです。  イベント協力金として300円頂戴します。  このお祭りは皆様の協力のもと運営しています。ご理解よろしくお願いします。 . . ■森のアート
ORITO 柳弘之 大橋史人 吉田和代 金子朋恵 加藤直樹 太田良子 萩原桂子 小倉広太郎 logsee ハトエビス 中西真矢 河合和美 今西公彦 鈴木隆 つきよみ 谷口聡子 相良育弥 ハタノワタル 荒川尚也 チプラスタヂオ 藤森ちかこ 沓沢佐知子 大森梨紗子 アリサト工房 アキフミキング 市川孝 成井大甫 打田翠 白石陽一 moi.toi. 平間磨理夫 二名一気 平木奈々子 津久井珠美 川井有紗 笑達 i a i ■shop archipelago つきよみ かごや ■お茶 喜喜茶(14日のみ) Sachi japanese tea 移動喫茶キンメ ■food 四月の魚(14日のみ) 季節といなり豆椿 あはひ 御菓子丸 ■森の音 UMU・PRISM・O・LYRA 森美和子(篠笛) . 森の展示室は、‪4月14日‬15日わち山野草の森で開催される「はるいろさくらまつり」のイベントのひとつです。はるいろさくらまつりメイン会場から少し山に入った場所で、ひっそりと開催されます。 https://www.haruirosakura.com/ 年間を通じて約900種類の山野草が息づき、遊歩道が整備された森の中でアート鑑賞を楽しんでいただけます。はるいろさくらまつりでは、山野草を楽しむツアーや山野草の販売、地元のお店やオーガニックフードのお店が並ぶ「はるいろマルシェ」など様々なイベントが開催されます。 春の桜や山野草、ゆったりと山間��流れる由良川、山の空気を感んじながら一日中楽しめるお祭りです。 主催:京丹波森とアート実行委員会 協力:わち山野草育成会 後援:京丹波町・京丹波町観光協会・α station #森の展示室 #わち山野草の森 #京丹波 #和知
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unicodesign · 5 years ago
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上海建築行脚その2
上海建築行脚2日目。この日は、友のご主人をゴルフ場まで送り届けたあとに、1日車でまわってもらえるとのおとりはからいで、早起き頑張りました!
朝6:45出発。
ゴルフ場は浦東の、割と都心から近いところにあります。そのまわりは、上海では『別荘』と呼ばれる戸建ゾーン。
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1軒10億くらいするんだそうです。中国ではないみたい。
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上海の不動産の高騰はすさまじく、10年で4〜6倍、15年前にくらべたら10倍になっているそうです。マンションは3LDK100㎡で3億くらいが相場だそう。
都心部からは少し離れたこの地域も、浦東国際空港に近いという立地もあって、これから開発されるようです。
私たちは、中心地旧フランス租界に戻って、朝のお散歩@上海瑞金洲际酒店(インターコンチネンタルホテル)
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某映画に出てくるホテル。クラシックでとても素敵。
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おのぼり丸出しで記念撮影
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おー!ここがまさに映画に登場する場所。がしかし。改装中。
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残念。でも喜んでいる。
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そこから、虹口地区、旧日本租界の多倫路へ。
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155棟の住宅と21件の店舗住宅から構成される永安里は1925年から第1期が建ち始め1945年頃に完成したもの。
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路地に入ったら、ずらっと長屋でした。石庫門住宅という旧上海の伝統的な建築様式。
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上海では、1846年から1945年の租界時代に建て始められた、里弄住宅(リーロン)という集合住宅が、租界の拡大に伴い大量に増え、住宅面積の約6割を占めていたといいます。これらは長屋で、メゾネット(2階)、トリプレット(3階)が並んでいる。石庫門住宅は里弄住宅の1形式です。
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イギリスのテラスハウスと中国江南地域の伝統的農家住宅が融合した中西合併様式の里弄住宅、長屋の端部に石の門がついて外部と遮断されているのが石庫門住宅の特徴。
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門の中。
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大きな里弄の中には井戸のある広場があったり、大きなものは幼稚園があったりするそう。
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手を加えながら住んでいるから、サッシュが新しくなっているところがあったり、様子もさまざま。
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路地によって風情が違う。レンガの壁と細ーい路地、ベネチアみたい?何かが違うけど。
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90年代以降、急激な経済の発展で、都市建設が大規模化し、都心部では里弄が取り壊され、高層マンションへと変化したそう。
もともと1家族用だったところに、都市人口の急増によって、3世帯、4世帯と住むようになり、高密化したそう。要はシェアハウスということか。
風情が素敵だなと思いながらまわった長屋が、里弄住宅という上海特有の住宅だったと、ブログを書き始めてから知りました。調べれば調べるほど面白い。次の機会があれば、ゆっくり里弄探索をしてみたいです。
多倫路の門。
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あちこちに銅像。
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中国語堪能な友が、『あれは日本人の作ったものだ』などと、親切なおじさんの説明を聞いてくれている。
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この建物イスラム風で素敵だった。
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魯迅の支援者となった内山完造の内山書店。魯迅は日本留学経験もあり、政情不安定だった当時、日本租界は彼らの避難所の役割もしていたそう。
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朝から散歩続きでおなかもすいたところに、食べたいねーと話していた煎餅(ジェンピン)発見!
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シャンツァイと甘辛味噌と卵と色々くるまれて、ものすごく美味しい!
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小吃(シャオチー)でお腹をみたして、また歩く。前日に友人から聞いた、かつての日本の海軍司令基地を見つける。
1937年11月の上海の崩壊後、上海を統治する日本海軍の中心地となり、日本が1945年8月に降伏した後、中央政府に受け入れられ、上海警察と港湾司令部がの上海港司令部がここに設置された。 1949年5月の上海の解放後、人民解放軍に引き継がれて使用された。ということが書いてありました。
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これがその建物。裏道に碑があります。
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ここから、1933老場坊へ向かいました。
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この建物、1933年にイギリスの建築家によって、建てられた元食肉処理施設、屠殺場。現在は、ギャラリーやショップなどのアートスペースとして使われています。
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こんなかっこよくデザインされた建物が屠殺場?でも牛や馬がわさわさと通れそうな大きな門。
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かっこいい門はおかまいなしに、お食事中のおばちゃんたち。
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中がまたすごい。ブリッジが飛び交っている。1933年のザハハディドか。
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スロープであがる。この傘型の柱が300本あまり、均等に配置され、巨大な建物を支えているそう。
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細い細い階段。
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目をみはるような造形。コンクリートはイギリスから輸入され、壁の暑さは50センチ(日本だと通常20センチとか25センチくらい)、中空構造になっているため断熱性が高く、低い温度が保てるようになっているそう。
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この看板の写真は戻ってきてからひとさまのブログで見つけました。ちょっと拝借。
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これによれば、異なるサイズの牛が異なる幅のブリッジを通過すると書いてある。
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確かに、このブリッジの壁はかなり高い。
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人が立って顔がでるくらい。つまり牛はすっぽり隠れてしまう。
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大喜びで笑っておりますが、屠殺エリアへいく牛が1頭ずつ進むブリッジです。家畜と人間の通路をわけるような機能的な設計とのこと。
橋がたどり着く中央の建物がこちら。屠殺エリアということか。
1933年、86年前のの創造力たるや。
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屠殺場とは、想像が追いつかない。宇宙船みたいだ。
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わいわい言いながら、迷路のような中を巡りました。
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戻って色々調べながら、この中に牛が歩いている姿を想像するも、なかなかに強烈である。
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中には入れなかったが、広いイベントスペースもあり、まるでベネチア大運河のパラッツォのように外壁の装飾が見える。
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そうこうしているうちに上についた。シェアオフィススペースになっていた。
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デザイン事務所などが入っていました。
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ここから見えるこの景色に感嘆しました!上海の新旧。
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素敵素敵!と写真をとったあのレンガの屋根たちが、里弄住宅だったと、ブログを書いていて気づきました。あの中を探索してみたかった。
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よくみると、この配管はデザインなのか。
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下におりたら、こんなものがありました。
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やはりほんとに屠殺場。
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1934年から屠殺場としての利用開始、1937年に日本軍に押収され、国営の屠殺場に。第二次世界大戦後、上海市都市健康局にわたり、極東地域で最大の屠殺場に拡大、中華人民共和国になった後も、食肉生産と加工の拠点として発展したが、経済発展に伴い、徐々に屠殺場は郊外へ、2002年には完全閉鎖。2006年8月リノベーション工事がスタートし、現在の姿に生まれ変わったそうです。
デザインの斬新さや緻密な設計もさることながら、戦争も超えて、今世紀に入るまでその機能を維持して使われていたことにも驚きました。この20年の上海の変化と成長のすごさを感じる場所、とにかくここは面白かった。
次に行ったのは、黄浦江ぞいの造船所をリノベーションしたアート施設と演劇シアターが入る大型複合スペース『上海船廠1862』、隈研吾氏設計。
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レンガブロックのルーバー。
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巨大でした。飲食店や店舗が並ぶ商業ゾーン。人はまばら。
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ここに船が据え置かれたのかと想像をかきたてる。
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細かい組積と糸?の組み合わせがとても繊細で美しかったホワイエ。
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こちらシアターゾーン。
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造船所のおもかげを残す古い躯体。
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黄浦江側は、飲食店が並び、家族づれがちらほら。
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護岸も整備されているけれど、人の姿なし。暑いからか。
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調べていたら、ネットで元の姿をみつけました。なるほど。躯体以外は様変わりしている。
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1862、上海船廠の創立年。
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ここから浦東のビル群を通過し、外灘を一望できるところへ。前日の晩とは反対側から、外灘の建物を見る。
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このあとランチ。この日は、NPOでご一緒しているメンバーがちょうど上海に出張中ということで落ち合う。
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おしゃべりに夢中で、まともな料理写真をとっていなかったのですが、上海料理、どれも美味しかった。一番右の紅焼肉はとりわけ美味。
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それと上海焼きそば。
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上海姥姥(シャンハイラオラオ)というお店。楽しいひとときでした。柳原さんは、このあと、珠海というところへお仕事に向かわれました。
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私たちは、このあと、証大喜瑪拉雅中心(上海ヒマラヤセンター)へ移動。
磯崎新設計。ホテルや美術館、商業施設が集まった複合施設です。
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土曜日だったせいか、ワンピース展だったせいか、ものすごい人、そして、ものすごく遅いエレベーター、階段とかエスカレーターがあるのかどうかよくわからず、うまく移動できなくて、ややぐったり。
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圧倒的な造形でした。
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2013年オープンとあったから、そう古くもないのだけど、だいぶ痛みが激しかった。中国、メンテナンスの文化はあるのかないのか。
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そのあと、隈研吾氏が内装をてがけた中国発エルメスブランドのSHAN XIAへ。お店の方がぴたーーっとくっついて歩くので、隠し撮りもできませんでしたが、まるで鍾乳洞みたいな空間は、立体成形されたメッシュ状の布でできていました。
この日の建築見学は無事終了。朝早くからよく回りました。その後、田子坊へ移動。
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実はここも、里弄住宅のが更新モデルだそうです。1930年に作られたものを2004年から2008年の間に改造。もともと100戸あった住宅の1、2階を商業空間に更新し、今でも15%は住戸のままだそう。
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広い広い横丁でした。同じお店が何軒もあって、はぐれたら最後、という感じ。
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中国らしい実演販売も。
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お買い物楽しかったです。言葉通じなくても値切れます。しつこくめげずに値切るとさがります。ほんとはいくらなんだか。。。
そして、お食事は北京ダックの名店という『大董』へ。ミシュラン星付きのお店だそうです。
北京ダックひとそろい。
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お店の方が最初にサーブしてくれたのが、ざらめのお砂糖がついたもの。あっというまに口の中でとろけてびっくりしました。
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そのあとは、好きなように包んだり挟んだりしていただきました。香ばしさが忘れられません。
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スープまで。
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他にも、目にも美しいお料理たち。
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甘辛いひき肉のレタス包み。
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黒酢で食べる餃子。
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さすがの名店、おいしかったです。なかなか予約がとれないというお店を予約してくれた友に感謝!!
1日たっぷり建築をみて、美味しいものを食べて、大充実の1日、思い出すたび幸せです。
谢谢大家!
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