#片栗粉の動向
Explore tagged Tumblr posts
Text
ジャガイモ澱粉 (Potato Starch) の価格: トレンド、市場洞察、予測
ジャガイモ澱粉 (Potato Starch) 価格は、作物の収穫量、需要パターン、生産コストなど、さまざまな市場動向により変動しています。食品加工、医薬品、製紙、繊維で広く使用されている原料であるジャガイモ澱粉は、その増粘性と結合性が高く評価されています。ジャガイモ澱粉の価格動向は、農業条件、特にジャガイモ作物の入手可能性と品質に密接に関係しています。
ジャガイモ澱粉の価格に影響を与える主な要因の 1 つは、年間のジャガイモ収穫量です。干ばつ、大雨、霜などの気象条件は、ジャガイモの収穫量と品質に大きな影響を与え、澱粉の生産に直接影響を及ぼします。収穫量が少ないと、通常、供給量が減り、ジャガイモ澱粉の価格が上昇します。逆に、天候が良く、収穫量が多いと、十分な供給により価格が安定または低下する可能性があります。
ジャガイモ澱粉の世界的な需要も、価格を決定する上で重要な役割を果たします。食品業界、特に加工食品部門は、ジャガイモ澱粉の主要消費者です。インスタント食品、スナック、グルテンフリー製品に対する消費者の需要が高まるにつれ、ジャガイモ澱粉の需要も高まります。この需要の高まりは、特に食品加工が経済の重要な部分を占める地域では、ジャガイモ澱粉の価格に上昇圧力をかけます。
さらに、医薬品、繊維、接着剤などの非食品産業もジャガイモ澱粉の需要に寄与し、価格にさらなる影響を与えます。製紙業界では、ジャガイモ澱粉は紙の強度と表面品質を向上させるために使用され、繊維業界ではサイズ剤として使用されます。ジャガイモ澱粉は複数の業界で汎用性があるため、1 つのセクターからの需要が急増すると、全体の価格に影響する可能性があります。
リアルタイムでジャガイモ澱粉 (Potato Starch)価格: https://www.analystjapan.com/Pricing-data/potato-starch-1180
サプライ チェーンの混乱や輸送コストもジャガイモ澱粉の価格に影響します。燃料価格の上昇、物流上の課題、輸送の遅れなどの要因により、生産者と購入者の両方のコストが増加し、市場でのジャガイモ澱粉の価格��上昇する可能性があります。たとえば、COVID-19パンデミックは世界的なサプライチェーンの混乱を��き起こし、ジャガイモ澱粉を含むさまざまな商品の一時的な価格高騰につながっています。
さらに、トウモロコシ、タピオカ、小麦などの他の澱粉源との競争がジャガイモ澱粉市場に影響を与えています。地域の入手可能性とコスト効率に応じて、一部の業界では価格に基づいてさまざまな澱粉を切り替える場合があります。たとえば、ジャガイモ澱粉の価格が大幅に上昇した場合、メーカーはより安価な代替品を選択する可能性があり、需要と価格の安定性に影響します。
結論として、ジャガイモ澱粉の価格は、農業条件、世界的な需要、サプライチェーンのダイナミクス、代替澱粉との競争など、いくつかの要因によって左右されます。ジャガイモ澱粉の需要は複数の業界で増加し続けているため、価格はこれらの市場変数に敏感であり、作物の生育状況と世界の経済状況に応じて変動する可能性があります。
ANALYST JAPAN
Call +1 (332) 258- 6602 1-2-3 Manpukuji, Asao-ku, Kawasaki 215-0004 Japan
Website: https://www.analystjapan.com
Email: [email protected]
0 notes
Text
小麦粉から米粉へ グルテンフリーへ
小麦粉の価格高騰により、米粉に注目が集まっていることをご存じですか?
米の消費量が年々減り米の価格が下落傾向にあることからも、米粉を利用しようという動きが広がっています。
米粉は旨さだけではなく、栄養面も魅力です。
米粉の魅力を再認識してみませんか? 目次
小麦粉から米粉へ1・そもそも米粉とは?
小麦粉から米粉へ2・米粉の魅力
米粉の魅力1・効率的なタンパク質補給ができる
米粉の魅力2・揚げ物のカロリーカットができる
小麦粉から米粉へ3・米粉の活用アイデア
揚げ物やグラタン、お好み焼きなどの料理に
お菓子作りに
最後に
関連
小麦粉から米粉へ1・そもそも米粉とは?
米粉とは名前のとおり、米を粉にしたものを指します。
小麦粉の代わりに料理やお菓子づくりに用いられるのは、普段よく食べている米(うるち米)から作られる米粉です。
粒が細かい製菓用米粉や、小麦に含まれるグルテンを加えた米粉パン用米粉などもあります。
小麦粉と違い、グルテン(小麦の粘りのもととなるタンパク質)を含まないため、衣に使うとサクッとした食感、生地に加えるとモチっとした食感です。
また小麦粉のグルテンに対しアレルギー症状を引き起こす方の代替え食品としても活用されています。
小麦粉から米粉へ2・米粉の魅力
米粉はお米のやさしい風味や甘み、食感を楽しめるのはもちろん、栄養面でも魅力があります。
米粉の魅力1・効率的なタンパク質補給ができる
米粉は小麦粉に比べ、効率的にタンパク質補給が可能な食べ物です。
タンパク質の質を評価する「アミノ酸スコア」という指標があり、100に近いほど良質なタンパク質とされています。
小麦粉はアミノ酸スコア56に対し、米粉は89と高い数字です。
アミノ酸スコアが優れていると、タンパク質がカラダの中で筋肉、髪、皮膚などの材料などとして効率的に使われると言われています。
なお、アミノ酸スコアが低い場合でも、ほかの食べ物と組み合わせることでアミノ酸スコアを高められます。
大豆製品や卵、肉や魚などと組み合わせると、米粉も小麦粉もアミノ酸スコアが高まるため、バランスよく食べるようにしてはいかがでしょうか。
米粉の魅力2・揚げ物のカロリーカットができる
揚げ物の衣を小麦粉から米粉に変えることで、吸油量を減らすことができるため、カロリーカットが可能です。
米粉の吸油量が少なくなるのは、グルテンを含まないことで衣が膨張しないため、油を吸いにくいことが考えられています。
たとえば、小麦粉と水を混ぜたバッターと、米粉で代替えしたバッターを素揚げにして比較した研究では、米粉の方が吸油量を50%以下に抑えられたという結果がある程です。
揚げ物を楽しみながらカロリーカットしたい場合に、米粉を取り入れてみてはいかがでしょうか。
小麦粉から米粉へ3・米粉の活用アイデア
米粉は小麦粉と同じように、さまざまなシーンで活用できます。
具体的なアイデアをいくつかご紹介します。
揚げ物やグラタン、お好み焼きなどの料理に
米粉を初めて活用するなら、まずは料理から試してみてはいかがでしょうか。
お菓子に比べると失敗も少なく、手軽に取り入れられます。
揚げ物の衣に使えば、カリカリ、サクッとした仕上がりになります。
天ぷらの衣だけでなく、唐揚げの片栗粉の代わりにもなりますよ。
またホワイトソースやシチューのとろみづけに使えます。
小麦粉の分量よりやや少なめから入れてみて、様子を見ながら足していきましょう。
ほかにもお好み焼きやチヂミなどの粉ものに活用すると、外はカリカリ、中はモチモチとした、食べごたえのある仕上がりになりますよ。
小麦粉と同じ分量程度でOKですが、米粉によって水分を吸う量が違うため、水分量を調整するようにしましょう。
お菓子作りに
米粉をお菓子作りに取り入れると、粉をふるう手間がいらず、簡単に風味のよいお菓子が出来上がります。
クッキーやケーキ、マフィンにスコーンなど、さまざまなお菓子を作れます。
小麦粉をそのまま米粉に置き換えて作るのは難しいため、初めのうちは米粉を使ったお菓子のレシピで作ると失敗が少ないでしょう。
またお菓子づくりに使う米粉は、米粉の種類により仕上がりに差が出ます。
うまく膨らまないなどの失敗の原因にもなるため、レシピで勧められている種類を使うか「製菓用」として販売されている米粉を使うようにしてみては。
最後に
米粉を取り入れてみると、米のおいしさを改めて実感できるはず。
まずは手軽に出来る料理から、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
3 notes
·
View notes
Text
朝、早起きして、日帰りで憧れのモンサンミシェルへ。学生時代は、あまりにも交通の便が悪くて、一泊ノルマンディー地方でしないといけなったし、ベルギーと抱き合わせるには南すぎるし、モンサンミシェルだけの為に、二日間も使えない貧乏人としては、なかなか行けない場所だった。今回は、日帰りツアーを発見。行く。
天気予報は雨だけど、ベムが頑張って、少しの間、晴れ間に。引き潮のモンサンミシェル。周りは日本人の若いツアー客だらけ。えー、マジで今何言ったー聞き取れないんだけどーと騒ぐ奴がいると、ワシ位の年齢の方が親切に教えあっていて、微笑ましい。あのさー、マジ、教会だらけなんですけど。。。と愚痴る無知ぶりには啞然とする。モンサンミシェルって、だってさ、ベネディクト派の与えられた��行場だったじゃんって、��識ではないらしい。それが、中世に入って、修道院兼要塞になり、その修道院兼要塞の歴史がずーっと繰り返されているから、面白いんじゃん。。。あー。。。アホって凄いわ。何を見に来ているのだろうか。
到着したのは正午過ぎで、多くの観光客はそのままレストランへ。ワシはさっさと山登り。頂上の教会へ向かう。聖日に当たるので、入場料が無料だった。おまけに、行列だったが、急いで教会まで向かうと、12時半からのミサに間に合い、ミサの最後に参列できた。ホザンナを歌う。しばらく座っている。こころ、落ち着く。ドイツの汚れを洗っているのだろう。悲しかったこと、目を瞑って見ないようにしていたこと、我慢していたこと、苛立つこと、みんな、洗っているように思う。
昼食は、ここの名物料理、オムレツとクレープ。オムレツは、卵を牛乳で伸ばして、ひたすらメランジュして焼いてある。だからフワフワ。空気の膨張圧力ってすげー。クレープは、sel, sucre, buerreを頼む。だって、これって、キャラメルじゃんって思ったら、ちゃんとキャラメリゼされていたので、思った通り。残念なのは、粉砂糖が不味くて、トウモロコシ由来の片栗粉入りの粉砂糖だったこと。クレープは、定番だが、omelette のフワフワと対象的で、お菓子研究家のワシは、砂糖、バター、小麦粉、卵の配合で異なる味と食感の複雑さに、改めて感動。複雑なものほど、実はシンプル。
夜のエッフェル塔を眺めつつ、セーヌのモンマルトル側に戻る。そして、近所の評判の手打ち麺を食べに行く。牛肉麺。うーむ最高。ワシはヘルシンキでも��付いていたが、蘭洲麺も中国の国家戦略である事も知っているが、やはり、ワシはアジア人であると思う。中国語で話しかけてくる店員。ワシは、2008年の北京で、ワシの真珠の耳飾を見て、話しかけてきたおばあちゃんを思い出す。高貴な人と勘違いしてくれた。あれも、北京オリンピックのすぐ後。今回はパリオリンピック直後。
1 note
·
View note
Text
開始して即二度目の更新するの三日坊主になる感バキバキで恥ずかしかったのでこれはちょっと寝かせた文。たまたま長距離移動で暇な時間があったので続きを書くよー
NARSのソフトマットアドバンストパーフェクティングパウダー。
基本的に地元のデパートで継続的に買えない化粧品は選ばないと決めています。だってそもそもそのデパートだっておらが村からは遠いのにさ、買いに行く手間や通販することを考えるとめんどくさくなってくるでしょう……。
だからNARSは購入したことも検討したこともあまりなかったんだけど、Twitterでバズってるのを見て欲しくなってしまいました。資本主義の奴隷だ。
なにより素晴らしいのはパッケージが薄いこと。私はお直し用にこれを持ち歩いてるんだけど、本当に薄くて軽い。感動する。絶妙に小さくて何入れるねんと思うモバガチャのポーチ(ハロオタにしか伝わらない)にもすっぽり入る。
色は03122 CLIFF。仕上がりはかなり白いです。でも色のつかないリフ粉よりはお直しに向いている気がしてる。ひとつ前にも書いたけど私は夕方黄ぐすみするので気に入っています。
触るとかなり細かくてちょっと片栗粉っぽい感じのお粉。毛穴をぼかしてつるつるすべすべに見せてくれる。マットだけどかっちりせず、ふんわり柔らかでソフトマットという言葉がぴったりの仕上がりです。そして崩れにくい!私はめちゃくちゃ汗っかきで皮脂も多いんだけど、つるんとして崩れにくいです。つけた状態が長続きする。
エバーソフトでがしがしとった後に手の甲で軽く粉を落としてフェイスラインから乗せています。家で化粧する時はその上からパウダーでくるくるして余分な粉を落としてる。
THREE アドバンスドアイデンティティ ブラウシェーピングデュオの02ライトブラウン。
ワックスとパウダーが一緒になったアイテム。
眉毛って書くのすごく難しくないですか?私は苦手です。その苦手意識を軽減させてくれる。
友達がthreeで別の商品を買うのについてった時、対応してくれたBAさんの眉毛がめっちゃ綺麗で思わず使ってる商品を聞いたらこれでした。やっぱり人気のある商品っていいね……。
これはワックスが柔らかくてするする伸びて、かつしっかり描けるので眉尻が消えにくくなった。ワックス部分はロージーローザのスクリューブラシがついているアイブロウブラシで描いて、パウダー部分はフーミーのアイブロウブラシでぽんぽん載せてます。
一緒にペンシルも買ったけどこれは持ち歩いて外でメイク直しする時にささっと書き足すことが多いです。これもスクリューブラシがついてて便利だよ。
髪色ころころ変えるからプチプラで似たようなのが欲しいなーって人がいたらキャンメイクのスタイリングデュアルアイブロウが似たような感じです。03ローズフォグを持ってたけどこれも使いやすかった。
リリミュウのカラーインブロウマスカラ。
いまの髪色がピンクブラウンなので02 ピンクブラウンを使ってるけど03 ラベンダーモーヴも持ってる。
ダブルブリーチしてるので眉と髪でだいぶ色が違うんですが、これはかなりしっかり発色するので眉ブリーチしなくても眉だけ黒く浮いたりしません。アイドルの金髪黒眉は許せるのに自分の金髪黒眉は許せないの何でだろう?顔が好きじゃないから?それはそうだね……(自己完結)
ブラシが超使いやすいとか地肌にくっつかないとかは特になく、とにかく求めてる色味ジャストになるんで気に入っています。ロムアンドのピンクブラウンも評判いいから使ってみたいんだけど、あれ永遠に欠品している気がする。
付け方は小田切ヒロ大先生の動画を参考にしています。なんか怖いけどねこの動画。
私がお化粧を始めた頃ってここまでYouTubeが台頭しておらず美容垢みたいな言葉も全然聞かなかったように思っているので、こういう動画を見ると最初からノウハウを気軽に学べるのがいいなあと思っています。でも逆にそんな時代だから他人への審美眼が厳しくなってしまうところもあるのかなあ。やっぱり化粧って正直趣味の範囲だと思うのでするのは当たり前にはならないでほしいが間口は広くあってほしいよー。何の話?
お気に入りアイテムを数点紹介するつもりがまあまあ顔を作れてしまう量になっちゃったね。
今回あげたコスメはたまたまデパコスばかりになってしまったけど、アイラインやマスカラなんかはほぼプチプラなのでその話もしたいなー。よく使うものは近くで買えるものじゃないと嫌だからドラストの商品もめっっっっっちゃ真剣に見てる。
今あげたアイテム以外にもスキンケアまでいろいろお気に入りがあるんだけど、マスカラとリップだけはこれがあれば!ってものが見つからないです。睫毛は定期的に睫毛パーマを受けることでだいぶ理想に近づいたけど……。
今年といってもあと2ヶ月だけど、自分にしっくりくる素敵なリップを見つけたいです。おすすめのリップとマスカラがあれば教えてください。
激重一重で睫毛は何とかパーマであげている軟毛、PCは診断受けたことないけど友達ほぼ全員に春でしょうね……と言われています。よろしくお願いいたします。じゃあのー
0 notes
Text
二年前日記38(2021年9/17〜9/23)
9月17日 今日から28週。いよいよ妊娠後期に突入した。ポタージュの素に片栗粉を混ぜて団子っぽくしたものにみたらしあんをかけて朝ご飯に食べた。とてもおいしかった。今日は就職相談に行く。カードを使って適職を考えてくれるそうだ。少し早く行って県立図書館へ。市立図書館にはない本を借りたかったので。リニューアル後は初めて行った。静かで広くてとても気持ちよかった。昔はここに市立図書館があったので、よく行っていたな。懐かしい。お昼はムジカフェとサンマルクカフェをはしごして、本を読んだり今までの職歴を振り返ったりした。相談は2時から1時間。診断はなかなか面白かった。参考までにといくつか求人も出してくれた。産まれたらなかなかそんなことは考えられないかもしれないけど、遅くても3年以内には社会復帰したいなと思う。子ども連れでもいいみたいだし、こういう窓口があることが知れただけでも収穫だった。本当に困ってから動くってしんどいことだからな。前職でももうちょっと早く相談に来てくれてたらという人をたくさん見てきた。1年後ぐらいには動き出すことを目標にしようと思う。帰り寄ったスーパーに知り合いが働いていて声をかけた。3日ぐらい前に共通の知り合いも来てきたそう。滅多にいくことがないのに、面白いな。晩ご飯は、都きしめん、お寿司、えのきとわかめのナムル。夫は帰りに鍼に寄る予定だったが、仕事がめちゃくちゃ大変で行けなかったみたい。お疲れだったけど少し楽しそうでもあった。
9月18日 朝起きたら、晴れ間が見えていてこの辺りは台風の被害はなさそうだった。夫は土曜出勤なので、私は平常運転。少し掃除を丁寧にして、片付けなども進める。来週にはコープさんの注文書を出さないといけないのでどんな感じで頼もうかカタログを見ながら考える。いっぱいあって慣れるまでは選ぶのも大変そう。本を読んだり、テレビを見たり。アマゾンプライムで『パンとスープとネコ日和』を見終えた。次は『かもめ食堂』を見ようっと。いいなと思った言葉メモ。「しまちゃんみたいな人はね、これから貴重なのよ。普通にきちんと暮らしていける人。普通に旅をしながら生きていける人」「そんな母の生きてきた場所で始まった新しい時間の中で、私は気づきました。今までの自分は自分自身が不自由にしていたのだということに。先生、私、真面目すぎました。私、これからは、不良になります。自分が自由になれて、人との時間は初めて始まるのだということに気づきました。母はそれを知っていたのだと思います。」夫は義実家に寄って帰る日。晩ご飯は、枝豆豆腐、ひじきと玉ねぎのサラダ、らっきょ。
9月19日 朝、高山なおみさんの番組を見る。色合いが、青みがかっていて、濱田さんの写真がそのまま動いているみたいで不思議だった。今日も市のプレママ講座に行くことになった。応募者多数で落選していたのだけど、キャンセルが出たそうで、繰上げ当選したそうな。市から届いたサポート券でお昼はカレーを食べた。ちょうどみんな届いた頃なのか、対象の店はなかなかのにぎわいだった。外で食べてる人にはもう感染対策とかあまり期待できない感じもする。自衛するなら、行かないことなんだろうな。まあでも有り難い話なので、サポート券はなるべくいろんなお店で少しずつ使おうと思う。本屋さんで本を買い、講座に参加。前、参加したものは2組だけだったし実践的だったが、今回のものは座学っぽい内容だった。最初に自己紹介の時間があり、予定日と聞きたいこととパートナーのいいいところを言うというのがあった。みんなとても積極的な感じで、ギスギスしてるのは自分たちも含めて少し上の世代ぐらいなのかなと思った。でも、産まれたらまた違ってくるんだろうな。帰りに夫は美容院の予約をしていたので、私はその間本を読みながら待っていた。晩ご飯は、買ってきたもので簡単にすませる。鶏皮とニンニク芽の炒め物、ささみと豆とひじきのサラダ、塩サバ、茄子の味噌汁。食べながら『アンという名の少女』を見た。
9月20日 朝はルーチン通りに過ごす。昼ご飯はひじきペペロンチーノとアボカドのポタージュ。アボカドのポタージュは今年のヒットだ。アボカドとグレープフルーツジュースと塩をミキサーにかけるだけ。あっさりしていて美味しい。少し昼寝をして、片付けタイム。押し入れに収納していた引き出し式の棚を外に出すことにした。どう配置するかを夫に相談したところ、思ってもいない配置で面白い。少しずつ本をしまっていく。夕方、冬用の布団乾燥のためコインランドリーへ。ひとりで行こうとしていたが、着いてきてくれた。図書館と西松屋にも行く。乾燥機にかけている間に買い物もすます。今日の晩ご飯は夫が作ってくれた。茄子に豚バラを挟んで焼いたもの、ピーマンとコーンのバター、ミョウガ と玉ねぎの味噌汁。レシピ通り作ろうとしたけど、茄子が大きすぎて大変そうだった。でも残すことなくぺろりと食べれてしまった。『アンという名の少女』がちょっとしんどくなってきたので、『きのう、何食べた?』を見た。夫は以前は少し抵抗がありそうだったが、今回は楽しそうに見ていた。
9月21日 朝、夫は鍼灸院へ、私は病院だったので送ってもらう。今日は4Dエコーの申し込みをしていた。赤ちゃんの位置的にいまいち条件はよくなかったみたいだけど、またしてもらうのもなという感じだったので、今日の分で写真を撮ってもらった。写真は何だかグロテスク。少しサイズが小さく出てるみたいで、念のため次回もエコーをすることになった。1000グラムは越えてるみたいなので、28週の壁は超えたのかな。30週も目前だ。性別は女の子でどうやら確定みたい。再び夫と合流して、蕎麦屋さんへ。ここもサポート券が使えるところで賑わっていた。小さなお店で、感染対策もあまりされてないみたい。夫は少し不機嫌になっていた。帰宅後、昼寝。起きたら4時だった。片付けをして、晩ご飯の準備。長芋と鮭のマヨグラタン、ハムと茄子のマリネ。夫は今日は夜勤だと思っていたら、休みとのこと。なーんだ。急にのんびりモードになる。『アンという名の少女』と『きのう、何食べた?』を見る。あんなに寝たのにまた眠たくなって気づいたらまた寝ていた。眠さに波がある感じ。赤ちゃんがぐぐっと大きくなるときに、眠くなるのかもしれないな。
9月22日 昨日よく寝たので今日はとても元気。午後から実家に行く。ちょっと久しぶりだったからか、最初私のことを一番上の姉だと勘違いしていたみたい。あまり動揺しなかった自分に驚いた。ようやく親の老いを受け入れられるようになったのだと思う。昨日は宅配のお弁当をお試しで頼んでみたそう。良いことだ。今度、新しくできた喫茶店にモーニングに行く約束をした。「お父さんと行っても仕方ないし」みたいなことを言うので。母は何でそういうこと言うのかな。本当は大好きなはずなのだけど。よくわからない。帰りに干物をもらった。車を止めさせてもらっているお向かいさんの土地がすっかりコスモス畑になっていた。世話をする元気もないのかもしれないな。晩ご飯は、手羽中のケチャップ炒め、玉ねぎとコーンのサラダ。なんだか胎動が激しめ。殴られているような感じ。小さいと言われたから頑張って主張してくれてるのかもしれない。あなたのペースで大きくなってくれたらいいからね。
9月23日 2度目のワクチン接種のために姫路に向かう。2時過ぎに家を出て、だいたい時間通りに着いた。今回もスムーズに進んだ。前回はご自由にお取りくださいと冷蔵庫に入っていた飲み物が今回は持ってきてくれるようになっていて、そろそろ先が見えてきて在庫をなくさないといけないんだろうなと思った。会場運営に携わっておられた皆さま、長い間お疲れさまでした。ありがとうございました。前回は御座候を買って帰ったが、今回はぶどうパンを買って帰ろうと思って、ボンマルシェに寄る。活気のあるスーパーだった。お魚もお肉も美味しそう。『妻のメシがマズくて離婚したい』というマンガがTwitterでは話題になっていて、その妻さんはお腹に入っちゃえば何でも同じという考えの人なんだけど、スーパーに来る人の顔ってスーパーによっ���全然違うからやっぱり食べものは大事なんだと思う。1回目のときより元気な気がして食欲もあるので寄り道したくなり、御座候がやってるラーメン屋さんに行く。野菜入りの胡麻味噌坦々麺。美味しくて安い。新生軒に行きたかったけどお休みだったのでこちらにしたけどよかった。家に帰ってからも、用意していた晩ご飯をちょこちょこ食べた。ピーマンと牛肉のオイスター炒め、鶏そぼろのスープ。今のところ熱が出る気配はなし。
0 notes
Text
食生活の見直し
2023.6.11
前回の投稿では、健康に関する質問はステイタスに関係なく、誰もが自分に必要な情報を得ることができるというお話をしました。
私たちの身体にとってヘルシーなものは必然的に私たちの周波数を上げ、有害なものは周波数を下げるという点でも、私たちが日々の食事を通じて口にするもの、サプリメントや薬品として体内に摂取するもの、洗剤や化粧品など皮膚を通じて成分を吸収する可能性があるもの、洋服など肌に触れるものなどの影響は侮れません。
天然由来だから、オーガニックだから安全ということはありません。
特に、これまでに私たちが教え込まれた栄養学なども実際には真逆のことがたくさんあるのです。
周波数のアップに向けて、私もこれまでの食生活などをひとつひとつ見つめ直しています。
先日、改めて筋反射テストで自分の身体にとって必要なものか、有害なものか、を確かめてみました。すると、私が大好きで毎日欠かさず食べていたものがほとんど有害であるという結果になりました。
例を挙げると、白米や米糠を使用した食品、味噌や醤油など大豆由来の食品、パンや麺類など小麦を使用した食品、白砂糖や黒砂糖など、唐辛子を使用した食品、ごま油や米油などの種子から生成したオイル、片栗粉、日本酒(米由来のため)、味醂、マヨネーズ(シードオイルが入っているため)、ケチャップ(トマトや玉ねぎ)、ナスや椎茸類、ほうれん草、チョコレート、お茶などシュウ酸が多く含まれている食品などが私の身体にとっては有害で、これらのものを摂取し続けると、やがてオフラインすることもわかりました。
これまでも自分では、かなりヘルシーな食生活をしていたつもりでしたが、以前、おすすめの書籍の投稿でご紹介したアニマルベースの食事療法を推奨しているPaul Saladino氏の提唱している内容を踏まえると、それに一致したような筋反射テストの結果になり、これまでの食生活は実際のところあまり人類の身体にとってベストな食生活ではなかったのかもしれないな、とまずはできる範囲でSaladino氏の提唱するアニマルベースの食事療法に沿った食生活を始めています。
私は一時期厳格なビーガンの時期もあったり、基本的にはベジタリアン食を好み、お肉はあまり食べない食生活をしていたので、正直アニマルベースの食生活にはまだ慣れませんが、今後どのように体調が変化するか自分自身で人体実験してみようと思います。
ただ、Saladino氏の住んでいる国で手に入るものと日本で手に入るものにはかなり種類もレベルも差があり、彼のレシピ本の材料を手に入れるのは物理的、経済的にもなかなかハードルが高いのは否めません。
味噌や醤油をはじめ日本の調味料の味付けに慣れ親しんだ私にとって、それらの調味料がNGというのは結構きつくて、しかも大好きだった白米もNGとなると、もう何を食べたらいいの?と泣きたくなります。
でも、これまでずっと悩まされてきたアレルギーなどもそうした大好物のものが原因だったのかもしれないし、何よりオフラインするリスクと天秤にかけ��時に答えは明白なので、もうやるしかない、と腹を括っております。
使える調味料がここまで限られると、味付けは工夫しないとアニマルベースの食事療法も続かないだろうな、と思うのですが、NGの調味料の代わりになるものが何かないか探してみたら、醤油に関しては、いろいろあったので早速オーダーしてみました。
醤油の代わりになりそうなのは、鮎魚醤やイタリアの魚醤(これは前から使ってたやつでかなり塩気が強いです)とココナッツアミノというココナッツの樹液と塩を発酵させたものに切り替えようと思います。ココナッツアミノはまだ食べたことがないのでどんな味なのかわかりませんが、どうもかなり甘いと口コミにあったので醤油とはちょっと違う感じなのかもしれませんね。
ちなみに、今日はグラスフェッドビーフとポークの挽肉のハンバーグを作ったんですが、味付けにケチャップが欲しくて、Saladino氏のレシピ本にあるカボチャを使ったケチャップもどきを試してみました。
カボチャがケチャップ?と最初は疑っていましたが、実際に出来上がってみると、甘酸っぱい味がケチャップっぽい感じになっていて、ちょっと感動しました。
ご参考までにレシピをシェアしますね。
◯ Nomato Ketchup (トマトフリーケチャップ) - カボチャのピューレ 1カップ - ホワイトビネガー 大さじ2 1/2 ※私はアップルビネガーで代用しました - ピュアメープルシロップ 大さじ2 - 皮を剥いたセロリの角切り 小さじ1 ※セロリが無かったので今回は入れませんでした。 - 塩 小さじ2 1/2 (足りない時には増やして)
簡単なので、トマトフリーケチャップが必要な時は、ぜひ試してみてください。(厳密にはトマトのケチャップの味ではないけども、なんとなく似てる感じを想像してみてくださいね。)
アニマルベースの食事療法を実践する時に問題となるのはグラスフェッドのお肉をどこから手に入れるか?だと思います。(肉以外であれば、魚介や海藻類も含まれます。ただし、養殖のものではなく天然のものがベスト。)
日本で流通しているお肉はどれもワクチンや成長ホルモン、遺伝子組み換えの穀物類が餌に使用されていたりするので、安全な食材を購入できる場所は限れれますが、私はHorizen Farmさんのオンラインショップで購入しています。
https://www.horizonfarms.jp
他には、以前北海道の国産のグラスフェッドビーフを取り寄せましたが、お肉自体は美味しかったですが、餌に穀物類を使用しているのと、緩衝材や包装紙が除菌系洗剤の香料でひどい臭いだったので、完全無投薬でグラスフェッドのお肉をお探しの場合には、個人的にはHorizen Farmさんの方をおすすめします。
あと、乳製品に関しては、ローミルクやローミルクから作ったチーズは日本では手に入らないので、できるだけ安全で低温殺菌されたものを選んでいます。
いきなり食生活を変えるのは難しいとは思いますが、日々の食事が私たちの周波数に大きな影響を与えていることは間違い無いので、まずはご自身で普段食べているものを筋反射テストでチェックして、有害なものは食生活から取り除く努力をすることで健康な身体づくりと周波数アップを実現できると思います。
ちなみに、おそらく世界で最悪な食べ物のひとつはマクドナルドのポテトですって。ジャガイモ自体も有毒かつシードオイルの中で悪名高いキャノラー油(だったはず)で揚げてるだけでも十分健康に悪いのに、それに確か9種類近くの添加物が入っているそうです。まぁ、あれは、確かに、美味しかったですけどね。(遥か昔に食べた記憶だけど)その美味しさは毒の塊という、まさにこの世界に蔓延しているzetaのトラップそのものですね。
0 notes
Photo
今日は相模原SDGs EXPOに出店参加してきました!本日は団体や企業向けの日だったので 明日は一般の方も無料で参加できるので ぜひご来店お待ちしてます! 相模原SDGs EXPO 場所 相模大野ボーノ サウスモールユニコムプラザ3階 時間は10時〜16時まで ゲストにはお笑い芸人 囲碁将棋、レギュラー、Everybody くぼてんき など 出演します! もし良かったら 相模チキンブースにも寄って #相模原市商店連合会 合同で出店してます! 無料で相模チキンを試食 食べれるのでぜひこの機会に参加してくださいね! 明日はアイケットさん はじめさんも 参加されます!様々な相模チキンを堪能してくださいね! 今日、#旬鮮酒場NOBU #相模チキン鶏すじ煮込み 試食して頂いた経済専門学校のベトナム出身の総務広報の方が、 食べて、なんとなく故郷の味を思い出したみたいで、とても美味しくて感動したみたいです!なんか後で聞いたら泣いたみたいです!嬉しい話! 経済専門学校の校長先生にも話をしてくれたみたいで後から試食会に来てくれました! 今日は年配の方から若者 様々な方々に試食会して頂きました!みなさんに相模チキン知ってもらい、美味しかったと言って頂いて嬉しいです! 相模チキンはひょっとして外国でも ウケる可能性あり? 将来は相模原の名物としても 相模原の特産品として 海外進出も考えたら可能性ありで面白いかな? なんて思ってしまいました! 写真は #からあげぱりぱりぱーり さんの 相模チキンナゲット美味しかった! ミンチにした相模チキンを みそとねぎを加えて片栗粉つけて揚げてます! 揚げたてを食べれますので明日はぜひ皆様にも食べてもらいたいですね! 実は 社長さんは昔、学生の頃 矢部駅で一緒にスケボーした仲間だった! こんな久しぶりの再開 出会いで ふたりともびっくり!繋がってて嬉しいー みんなで相模原を盛り上げてる 嬉しいな! 明日も相模チキン頑張ります!お待ちしてます! (ボーノ相模大野) https://www.instagram.com/p/CoM0UJeNvWY/?igshid=NGJjMDIxMWI=
0 notes
Text
どちらもポムだなぁと思いながら帰ってくる。
朝からいい運動になりました。
昨日食料品の買い出しに行って、片栗粉を買い忘れていたので、今日朝一番でお店に。 朝のルーティンを済ませ、お買い物バッグを持って歩いて行ったら、開店の5分前。 店頭で青果市をしていたので、開店まで並んでいる果物やお野菜を見ていようかと見ていたら、りんご税込100円、早生みかん400円。 お買い得だなぁ、ジャガイモもポテトフライにして塩とブラックペッパーか、トマトケチャップで食べようかなぁと、 結局、「ゆめひかり」というリンゴと北海道のジャガイモを選んでレジに向う。 そこで初めてお店のカードを持ってきていないことに気づき、とりあえずリンゴとジャガイモのお金を払って、米粉と片栗粉はカードを取りに帰ってからにしようと、とりあえず帰宅。 帰り道。 ふと、 「そういえば、フランス語でリンゴはpomme、ジャガイモもpomme de…
View On WordPress
0 notes
Text
【7話】 「大麻所持は不起訴を狙える」と弁護士に助言されたときのレポ 【大麻取り締まられレポ】
居室で天井を眺めていると、留置官の��人が「5番、病院に薬もらいに行くから出て」と言うので、留置官が鉄格子の扉を解錠した後、僕は居室から出て便所サンダルを履き、留置官の後をついて留置場の出口まで歩いて行った。
留置場の出口の前には留置官が2人待機しており、出口まで案内してきた留置官が「身体検査ーッ!」と��声で号令をかけると、待機していた2人も「「しんたいけんさー!」」と大声で復唱し、3人によって身体検査をされる。
検査が終わり、留置官の1人が「身体検査ーッ、異常なしッ!」と大声を出し、もう2人も「「しんたいけんさー!いじょーなし!」」と大声を出すと、僕は手錠と腰縄をかけられた。
それから、解錠時の号令の後に大扉が開かれると、大扉の先には4人の刑事が待機しており、1人の刑事に僕の腰縄が受け渡される。大扉が閉まると、今度は刑事たちによって再び身体検査が行われた。
検査後、4人の刑事に囲まれながら、エレベーターに連れて行かれると、腰縄を握った刑事が「壁を向いたまま、奥の右角に立って」などと言うので、僕はそのように立った。
エレベーターが地下1階につくと、今度は「ゆっくりと時計回りで前を向いて」と指示をされたので、僕が時計回りに身体を動かすと、背後で腰縄を握っている刑事も、僕の背後をキープするように時計回りに動いていた。
それから刑事らに連れられ、警察署の地下にある薄暗い駐車場に出た。目の前には、一般車両のように見えるミニバンが停まっており、その奥には15人程度の警察官が並んで立ち、こちらを見張っていた。
前に2人の刑事が乗り、僕は残りの2人の刑事に挟まれる形で後部座席に乗ると、車は警察署を出発し、病院へと向かった。移動中、運転していた若い刑事が「ほんとは大麻やってたんでしょ?��などと聞いてきていたが、僕は「本当にやってないです」などと条件反射のようにシラを切っていた。
しかしその刑事は、その後も何度も尋問してきたので、「ここで取り調べしても、調書に残せないんで意味ないと思うんですけど」などと鬱陶しげにぼやくと、助手席に座っていた中年刑事が「たしかに意味ねぇからやめろ」などと言ってケラケラ笑っていた。
病院に着くと、手錠と腰縄をつけられたまま、病院の裏口から診察室まで連れて行かれ、問診が始まる。医者は、僕が睡眠障害を患っていて、娑婆では睡眠薬を処方されていた旨を刑事から聞くと、「処方されていた睡眠導入剤は何ですか?」と僕に尋ねてくる。
当時、僕は本当は睡眠薬を処方されていなかったが、「マイスリーです」と過去に飲んでいて好きだった睡眠薬の名前を答えた。続けて医者は「何ミリですか?」と聞いてきたが、僕は何ミリだったかは忘れていたので、「一般的な容量だったと思います」などといい加減に答えた。
しかし医者は訝しがることもなく、「5ミリか10ミリですが…では一応10ミリで出しておきますね」などと気前のいいことを言っていたので、僕は図に乗って、「あと、一応デパス0.5ミリもお願いします」などと言って、ついでに抗不安薬もゲットしておいた。ちなみに医療費はタダであった。
警察署に着き、留置場の自分の居室に戻されると、ちょうど夕食の時間である18時前になり、留置官が各居室をまわって、食事をする際に下に敷くための丸めたゴザ��配っていく。
鉄格子には“配膳口”と呼ばれる、廊下側に開き、そのまま物を置く台となる仕組みになっている小さい扉があり、食事等々の物はこの配膳口を介して受け渡しされていた。
ゴザを敷いて待っていると、留置官でない一般のおじさんが配膳カートを押してやってきて、各居室にプラスチック容器に入った冷たい弁当と箸を配っていく。続いて、留置官がやかんを持って、各居室にプラスチックのお椀にやかんから味噌汁を注いでいく。
僕はゴザの上に弁当と味噌汁のお椀を置くと、まずは味噌汁をすすってみる。味噌汁の味はかなり薄く、味噌汁というより味噌風味のお湯が適当だと思う。続いて弁当を食べる。
この日の弁当の中身は、主菜として“塩味の低級豚肉の切り身1枚”とその下に申し訳程度に敷いてある“ほんのりケチャップ味のするスパゲッティ”、副菜として“大豆と千切りされたこんにゃくを異常にしょっぱく和えたヤツ”とその隣に“半分以上片栗粉の餡が占めている肉じゃが”、お新香として“桜大根少々”に、白米であった。
弁当のおかずは全体的に味が薄く、白米が進まなかったが、食べている途中で配膳口から醤油とソースが入���られたので、豚肉に醤油をかけて無理矢理味を濃くして白米と一緒に食べた。
弁当と味噌風味のお湯を完食し、空の容器とお椀を配膳口台に置いておくと、一般のおじさんと留置官が勝手に回収してくれた。回収が終わると、一般のおじさんが、味噌風味のお湯が入っていたお椀にお茶を入れてまわっていたが、お茶もお湯寄りの味だった。
食事が終わると、僕は床にごろんと寝転がった。ぼうっと考え事をしていると、そういえば職場に出勤の連絡をしてから、パッタリ連絡が途絶えている状態になっていることを思い出し、慌てて近くに居た留置官に外部との連絡手段はあるかと尋ねた。
留置官は“警察の検閲を介して手紙を送る”か“弁護士伝いに連絡を取ってもらう”しか方法はないと言う。しかしそうなると、病院に行く前に来ていたヤブ弁護士は追っ払ってしまったので、手紙の手段しか残されていないことになる。
僕は留置官に頼んで、便せんと封筒、切手を購入し、父親宛に『突然だけど、大麻取締法違反の容疑で捕まったから、会社の人には「詳しい事情は私も分かりませんが、息子は知人のごたごたに巻き込まれ、冤罪で捕まっているようです」みたいなこと言っといて』という趣旨の文章を綴り、留置官に渡した。手紙が届くのは最短で明後日になるそうだ。
手紙を渡した後、(一般的な日本人は、仮に不起訴になったとしても、逮捕されて留置場に入ってたってだけで犯罪者と誤解するんだろうな…)などと少し悲観的な妄想をしていたが、(不起訴なのに解雇するのは不可能だろうし、悪びれず堂々としていればいい)と気を持ち直し、一旦、未来のことを思案するのはやめておいた。
それから、本を読んで時間を潰していると、就寝時間の1時間前、20時になり、ボールペンと本が回収される。また、20時30分になると、就寝準備のため、居室から歩いてすぐの場所に布団置き場から順番に自分の布団を居室に運び、歯磨きを行う。
運んだ布団を広げようとしていると、突然、留置官が「5番、接見。当番弁護士さん」と言う。僕はなぜ当番弁護士が来たのか分からず、「弁護士ですか? 今日断ったんですけど、どなたですかね?」と聞いたが、留置官は「分からないけど、とりあえず行って。これ、ボールペンと便せんね」と言い、僕を面会室へ連れて行く。
面会室のドアを開けると、その当番弁護士はすでに椅子に座って待っていた。弁護士はロバートの秋山似の顔で、ずんぐりした体型をしており、前に来た弁護士とは対照的に、野暮ったいスーツを着ていた。
お互いに挨拶を済ませると、弁護士は「今日、当番弁護士が来たと思いますが、その人がこの件について『弁護士倫理に反する案件だったので、お断りしました』というメッセージを残していて、私は次の当番として待機していたんですが、どういうことか気になって来たんです」などと言う。
僕はこの弁護士に期待できる気がして、『前の当番弁護士に、「売人と友達の3人で共謀の上、大麻を所持した容疑で捕まったが、大麻は売人の車に放置された状態で見つかっており、他の証拠は見つかっていないはずなので、罪を犯しはしたが不起訴を狙いたい」と話したところ、弁護士倫理に反すると言って、引き受けを拒否された』という内容を詳細に伝えた。
弁護士は僕の話に真剣に相槌を打ちつつ、事件の内容をメモに残し終わると、「はーなるほど。それは前の弁護士が悪いですね」とはっきり言い切っていた。僕はその言葉を聞き、胸のすく思いがして、「そうですよね!いやーよかったです」などと少し興奮しながら応える。
弁護士はさらに、メモを確認しながら、「うん、なるほど…。こう言ってはなんですけど、おもしろい事案ですね。たしかに、これは不起訴を狙えると思いますよ」と嬉しいことを言うので、僕は「ありがとうございます!ちなみに、不起訴勝ち取れる確率は結構高そうですかね?」と意気揚々と尋ねると、弁護士は「まあ、50パーセントですかね」と言っていた。
・
つづく
・
この物語はフィクションです。また、あらゆる薬物犯罪の防止・軽減を目的としています( ΦωΦ )
32 notes
·
View notes
Photo
… … レシピ 2020年4月 料理レシピ … 卵焼きご飯とイカとしめじのサラダ … … 今回のレシピ動画は3つ。 . 1.だし巻き卵偏(卵焼き編) . 2.卵焼きご飯編 . 3.イカとシメジのサラダ編 … … 健康維持への重要性が高いとされるにんにくと梅干しを美味しく食べるレシピ。 … 今回も昼食・夕食にお使いいただけるご飯類とおかずのセットのレシピです。 … … 今回のレシピは卵焼きご飯とサラダのです。 〜 卵焼きご飯は、だし巻きを作って、なかにシソと梅干しを混ざ合わせたご飯を挟みます。 … 卵焼き・・・最近あまり作らないので右側が大きいですが・・・ 巻き簾で巻くと気にならなくなります。 … すぐに巻き簾を取ってしまうと、きれいに成型できないので冷めるまでそのままにしておきます。 … ご飯は、1:1で白米:もち米にしました。 卵焼きに合って美味しくいただけます。 … サラダは、時期のスナップエンドウを使って辛味ジャンで和えるだけです。 前回の辛味ジャンとはレモン汁の分量が大1になって、塩が入りません。 ・・・ほとんど同じです。 … 今回もお試しください。 … … 詳細はCPCサイトf-cpc.jp をご覧ください。 https://f-cpc.jp/ … …極上 梅干し 紀州南高梅 しそ漬け 塩分8% 減塩タイプ 2L〜3Lサイズ (270g×2個セット) . 🛒今すぐ購入 << https://store.shopping.yahoo.co.jp/f-oishii/n-food-003.html … … … …材 料 . 《 卵焼きご飯 》 卵 ・ 3個 だし汁 ・ 70cc 片栗粉 ・ 小1 淡口醤油 ・ 大1弱 . . ご飯(白米1:) シソ 紀州南高梅 しそ ゴマ . . . 《 いかとしめじのサラダ 》 いか(刺身用) ・ 1パック シメジ ・ 1パック スナップえんどう ・ 1パック セロリ ・ 1/2本 ミックスリーフ . . 《 ドレッシング 》 コチュジャン ・ 1/4c 赤唐辛子 ・ 1本 料理酒 ・ 大1 醤油 ・ 小1/2 味噌 ・ 小1/4 砂糖 ・ 小1/4 にんにくすりおろし ・ 1かけ分 白いりごま ・ 小1 レモン汁 ・ 大1 生姜のせん切り ・ 少々 … … … ….作 り 方 . 《 卵焼きご飯 》 1.卵は泡だて器で、細かく泡立てないように混ぜて、だし汁、淡口醤油を加えて混ぜ合わせた後、一度ざるでこします。卵液を少量取って、片栗粉と混ぜ合わせて卵液に加えます。 . 2.卵焼き器を強めの中火で熱し、油を含ませたキッチンペーパーで全体に油をなじませ、卵液を玉じゃくし七分目ほど入れて広げ、半熟になったら向こう側から手前に向かって焼き���巻いた卵を向こう側に送ります。 . 3.卵焼き器に油をなじませ、再び卵液を流し入れ、巻いた卵を持ち上げて下に卵液を流し、卵のフチが固まってきたら手前に巻き込みます。これを同様に繰り返して焼きます。 . 4.焼き上がったらまな板に取り出し、巻き簾(す)で巻いて形を整えた後、4等分に切り分けます。 . 5.ご飯に紀州南高梅 しそを混ぜ合わせます。 . 6.(4)の卵焼きに切れ目を入れて、シソ・(5)のご飯を挟んでゴマを振ります。 … … … 《 いかとしめじのサラダ 》 . 1.辛味ジャンを作っておきます。 . 2.イカをボウルに入れ、ドレッシングを大1入れて混ざ合わせます。 . 3.セロリを輪切りにして、水にしばらくさらします。(セロリ臭さが消えます。) . 4.シメジを石づきを切り落として小房に分けて、ゆでる。 . 5.スナップえんどうのすじをとって、茹でます。 . 6.イカ・セロリ・シメジ・スナップえんどうを辛味ジャンで混ざ合わせます。 . 7.大皿の片側に卵焼きご飯を置き、片側にベビーリーフを置き、その上にいかとしめじのサラダを置いたら出来上がりです。 … … …follow@cpc_cooking… … … #レシピ #recipe #recipes #food #foods #cooking #梅干し #梅 #梅干しレシピ #南高梅 #紀州南高梅 #卵焼き #おむすび #おにぎり #むすび #ごま #卵料理 #シソ #だし巻き卵 #卵レシピ #サラダ #イカ #卵焼きアレンジ #しめじ #だし巻き玉子 #だし巻き #だし巻き卵サンド #だし巻きたまご #だし巻き卵焼き … …
6 notes
·
View notes
Text
12.25
今までのタンブラーは削除やログアウトをして新しくした。心機一転。見たくないものは見なくても良い。思い出さなくても良いものは思い出さなくても良いと思った。今日は星野珈琲店で豆乳はちみつ飲んできたけど、体にはよいと思って飲んだ。ちゃんと全部飲めたけどもう飲まないかな。思い出に浸るために使う時間やお金や生きている命を削るよりも新しいことに目を向けて前向きにとらえることにした。仕事にしろ、私生活にしろ。今が全てではないし、点が線になるように日々努力や感謝をしていく必要があると思った。そこで今までの過去2年間ぐらい?の記憶を全て覚えている限り書き出し、自己満足にすることにした。
①2年4か月付き合っていたが、遠距離や病気も支えたつもりだったが、一方的に直接会わずにLINEで別れを切り出され、どん底に陥る。拒否したが相手の気持ちは変わらなかった。大泣きしながら友達に電話をし、落ち着きを取り戻したが、やはり一人になると今までの自分がなかったもののように狂いだし、2週間ごはんがまともに食べられず、気持ちが不安定だった。どうしたら良いのかわからず復縁の本を買ってみたり、サイトを何度も確認したりしたが日常は変わら��、バスは動いているし、時間は経つし、ようやく気持ちに整理がついた2週間後。家にいたくなかったこともあり、ジムに通い始めたり、街コンに行くことにした。
②まったく期待はしていなかったこと、初めてだったので少し怖かったことがよく記憶にあるが、目の前に座っていた3人とその後連絡を取ったり、ごはんを食べたりした。しかし、サイコパスにあったり、告白されたりと、したこともない経験がたくさんできた。ありがたい。この経験がなかったら私はどうなっていたかわからん。また同じ失敗を繰り返してしまうことになったであろう。追いかける女になってしまう。貢いでしまう女になってしまう。(貢がないよう占いで言われた)同じ失敗はしたくない。
③もういいかなと思っていた矢先、友達の同級生を紹介してくれることになり、会うとなんだか安心したり、気持ちが安定しはじめる。同級生だいうだけでなぜこんなに落ち着くのだろうか。自分が自分でいられる。たとえば、もちろん彼が好みの服装を心がけるが、同時に落ち着こう、もう少し大人になろうと自分も思えるようになったのでシンプルかつ、自分の好きな恰好ができるし、(以前は目の前のことしか見てなかったり衝動的だった、今思うとかなり悪循環。)
④結論として、自分が自分でいられたり、成長できたりある程度の気遣いができる人でないと自分も見返りを求めてしまうし、よくないと思った。また、学んだこととして、良かれと思ってやったことが多かったが、それに見合わないことが起きてしまうと自分がショックを受けるのでやめました。また、自分の時間をもったり、返信も焦らずよく考えてから送るようにすることで一呼吸置いた状態が保たれるので冷静になれました。結婚を焦っていたけれど、人生80年。墓も一緒かもしれない相手のことを一時の感情だけでは決められないと思ったし、お金もためなきゃいけない、不要なものの処分などやあるべきことがたくさんあったので、まずは自分のことをやってから考えるべきだと思いまいした。また、料理が気分転換になるので料理を頑張ることにしたら片栗粉は固まらずに料理できるようになったり、油の量が多すぎずにフライパンにひけるようになった。ジムに通う事で体型維持をしたり、健康にも気を遣うようにもなった。よってメリットばかりのジム通い。というより、だいすきな相手がそうさせてくれているのかもしれない。感謝。いつもありがとう。すべてのことはつながっている。全て意味のあることであり、自分を成長させてくれていることばかり。無駄でないこの時間をできるだけ一生懸命に過ごし、これでよかったとも思えるように生きたい。今日の努力は未来の自分が喜ぶ。ここに書いて文字に起こしたことは振り返るのに重要であり、前向きになれる。
1 note
·
View note
Text
わたしはひとりで飲食店に入って食事をすることが大の苦手だ。家で自炊をする分にはいくらでもひとりきりで構わないが、わざわざひとりで外食をするということが出来ない。だから、大概コンビニかパン屋で何か買って外で食べるか、チェーン店のカフェに行く。
まず、ひとりではメニューに迷う。誰かと一緒ならばいのいちばんに決められるのに、ひとりで行くとずいぶん迷ってしまう。どっちも頼んでシェア、ということも出来ないので、人生の岐路のような覚悟でメニューを睨むことになる。これでいいのか。わたしの人生は。いいのか、野菜カレーで。と。それから会話をする相手がいないので料理が提供されるまでの間がもたない。とどめに、料理を食べ始めてからはどこを見ながらご飯を食べたらいいのかわからない。そう言うと、ご飯を見なさいよ、と言われるのだが、咀嚼している間どこを見たらいいのかわからなくなるのだ。わたしはもうほとんど首を傾げながら、壁に貼られたなぞの格言カレンダーや、偽物のシャガールや、厨房の奥にかけられた大きなおたまを、さも興味深いような神妙な表情で見つめることになる。わたしは誰かとコミュニケーションを取る手段として、食事が好きなのかもしれない。とにかくわたしはひとりで外食ができない。そう、よっぽどのことがない限りは。
風がすっかり夏である。それは木漏れ日の力強さを潜るようにして久々に母校へ行き、現役の文芸部員たちといっしょに句会をしてきた帰りだった。バスを待ちながら吹奏楽部がバルコニーから校庭に向けてロングトーンを繰り返しているのを聴くと、自分の胸に、もう脱ぎ捨てた制服のリボンがはためくような、誇らしく、切ない気持ちになる。強い日差しに肌が、じり、とする。夏、はじまったなあ。ん、夏? はじまった? ……はじまっちゃった! 咄嗟に時計を見る。十三時半。間に合う!早足になる。すると頭の中でナンバーガールが歌う。「気づいたら!俺は!なんとなく!夏だった!」 ゆっくり回る赤い看板を見つけると、自分がひとりきりであることを忘れて堂々と入店した。
盛岡の大通には、「珍萬」という中華料理屋がある。冷たい中国茶が出されるやいなや、鼻息を荒くして注文する。「冷風麺をひとつ」。盛岡のひとは「冷やし中華」のことを「冷風麺」と呼んだりするが、珍萬はその冷風麺の発祥の店と言われている。数年前に担々麺が美味しいのだと連れていかれたとき、その美味しさに慄いたのだが、会計の際いままで食べた担々麺の中でいちばん美味しかったと伝えると、料理人がぬっと顔を出してきて「担々麺に感動してくれたところ申し訳ないけど、うちは冷風麺もいちばん美味しいから絶対にまたおいで」と言ってくださったのだった。千二百五十円を冷やし中華に払う勇気が出ずにその機会を逃していたが、わたしはもう働いて稼いでいる。今��!
しばらくして冷風麺を目の前にした途端、すぅ、と口が鳴る。人間はほんとうに感動したとき、わあ!というよりも先に、静かに息を吸う。ごま油のなんとも香ばしくいい匂いがする。いただきます。夏、はじめさせていただきます。一口食べると、こりゃあまいった、とのけぞってしまう。うふふ、という声が出てしまいそうだ。酸味と深みのある金色のスープが美味しすぎる。細切りのきゅうりも、錦糸卵も、叉焼も、味の濃い蟹棒も、片栗粉をはたいたであろうぷるぷるの海老も、しっとりした鶏も、すべてが夏を輝かせる。これは、絶対に家では食べられない冷やし中華である。料理人の知識と腕の上で成り立つものだ、とすぐにわかる。あまりにうっとりとして目を細めていたので、咀嚼している間どこを見たらいいのか迷うこともなかった。これはもう、儀式である。大きな夏の扉を味覚から開く、儀式。なるほど。こうやって恍惚に浸る食事のときは、かえってひとりで来店するべきなのかもしれない。
4 notes
·
View notes
Text
今日の晩御飯は「甘口麻婆豆腐」
( ✧﹃✧)
一見辛そうに見えますが、
実は「黒ごまペースト」と「パプリカパウダー」で、
大人向けな色にしてまーーーーーす♪
大人達は、後から七味をかけて食べました♪
土鍋でご飯炊いたので、
おこげが美味しかったで〜す!
(o´罒`o)
【麻婆豆腐の作り方】ーーーーーーーーーー
1.豆腐以外の材料を炒める。
2.味を整えてから絹ごし豆腐を入れる。
3.水溶き片栗粉を入れたら完成
(具材)ーーーーーーーーーー
・絹ごし豆腐:2丁
・玉ねぎ:1個
・ネギ:1本の緑の部分
・ミョウガ:1個
・高野豆腐のミンチ:大きいやつ2つ
・白髪ネギ(飾り用)
(調味料)ーーーーーーーーーー
・味噌(豆板醤の代わり)
・ケチャップ
・醤油
・昆布つゆ
・黒ごまペースト(黒ごまとごま油をミルサーする)
・ごま油
・パプリカパウダー
・水溶き片栗粉
#Vegan #菜食 #動物性不使用 #麻婆豆腐 #黒ごまペースト #パプリカパウダー #子供用甘口 #高野豆腐ミンチ
1 note
·
View note
Text
sample
一
『こんなの愛だなんて、認めない』 遠くから、ふっと芝居がかった女の声が耳に飛び込んできて、触れていた凛が動きを止めた。いや、遙も。遙もだった。あまりに同時のことで、どちらが先に声に気を取られたのかすぐにわからなくなった。 声がしたのは、つけっぱなしの、テレビからだった。 教習所の帰りに二人で夕飯を食べて、岩鳶の家に帰ってきてからしばらく、壁にもたれるようにしてお互いの頬や、唇や、鼻筋や、その気配で遊んでいた凛が、遙とほとんど同時に顔を逸らし、自ら光るテレビの画面を見つめた。遙が気を取られたのはあまりに一瞬だったので、すぐに目の前の少し汗ばんだ筋張った首筋にふたたび引き寄せられる。 遙の家に、凛が来ていた。 今更ながら、どうしてこんなことになっているのだろうとは、思う。だが筋張った首筋に唇を押しつけるとすぐにどうでもよくなった。 二人で自動車教習所に通い始めたのは、少し前のこと。仮免の試験を受けられるのは十八歳の誕生日から。凛が逆算して教習所に通い始めたとき、なぜか一緒に行かないかと誘われた。 遙はそのころ、真琴もクラスメイトも皆、受験に向けて忙しく、スポッと穴に落ちたみたいな気分でいた。気が向いたら自力で出られる心地よい空白めいた場所で、しばらく一人で過ごすつもりだったのに、ふっと気がつくと隣に凛がいた。昔からそうしていたみたいに凛が隣にいた。 そして何度か教習所の帰りに、週末に、凛が家に来た。セックスをした。 今日も、一緒に遙の家に帰ってきて、風呂に入って、テレビを見ていたら、自然とそういう流れになった。遙も凛で遊びたくなった。頬を引っ張り、首筋に唇をつけた。唇を甘く噛む。水の味がする。まだ湿ったままの髪を噛んだ。 だが、凛に触れていた間にすっと他人の声が入ってきた。 苛立ちと言うよりも不思議な気持ちでそれを見つめた。 テレビの画面では、どこかで見たことがある若い女優が、母親役と思われる女にそう言い放ったところだった。いつの間にかさっきまで見ていたどうでもいい情報番組は終わり、ドラマが始まっていたらしい。 『あたしは認めない。これが愛だというのなら、あたしはいらない』 俯きがちに、泣きじゃくる女を、凛とただ眺めた。 視線は画面に据えたまま、凛が尋ねてきた。 「……ハル、このドラマ見たいのか?」 「いや。テレビ消すか」 遙は立ち上がってテレビを消し、ついでに電気も消してしまった。目が慣れないせいで一瞬、何も見えない。戻ろうとすると、思ったよりも凛は近い場所にいて、足を引っかけてしまった。 「痛っ。蹴るなよ、ハル」 「凛の足が長いのが悪い」 「……そう褒められると悪い気はしねえな」 嬉しそうな声だ。暗闇から手を引かれた。ぱちっと音がして手首を掴まれる。膝をついた先はふたたび凛のすぐそばだった。あたたかい、気配がする。目が慣れてくる。暗くなった視界の端で、消したばかりのテレビが、余韻を残すようにうすぼんやりと光って見える。 ふたたび闇雲に引き寄せられ、キスされた。唇に息がかかる。今度は凛の顔がちゃんと見えた。 自ら光を放つように明るい色をした凛の瞳が見えた。そしてそれが少し、からかうように笑う。目が細められた。 「……こんなの愛だなんて、認めない」 芝居がかった凛の声。凛が笑う。薄く開いた唇の赤は見えない。 凛が軽く言う。テレビの中の台詞を真似てみただけだ。全部が冗談だ、って言うみたいに凛が笑う。 だが、遙はその言葉でなんとなくわかってしまった。どうしてお互いに、その声が耳に飛び込んできたのか。 ——こんなの愛だなんて、認めない。 そして認めるとか、認めないとか、そんなことが、お互いに心のどこかでずっと気にかかっていたからなのだ。
二
遙はコーチと兼業で泳がせてもらっている大学を出、車で家路についた。変わらない岩鳶の家を目指す。 どこかでスーパーに寄らないと。今日の夜は何を食べようか……と考えたが、来��は大学の水泳部に帯同するから、あまり買いだめはできそうもない。まあ、だが、何をするにしても一人暮らしなので気楽なものだ。 国道をしばし走り、途中のスーパーの駐車場に車を停める。しばらく肉を食べていないな、と思ったので豚肉を買った。あと日持ちする卵と。魚は確かまだ冷凍室に入っている。白菜も近所の人から貰ったものがある、とピーマンとにんじんと片栗粉と牛乳を買った。 店を出る時に唐突に、「七瀬さん!」と子連れの妙齢の女性に声を掛けられた。「がんばってくださいね!」と言われた。これでは同級生か、ただの応援の人かわからない。だが、遙は一度深く頭を下げた。 後部座席に袋を投げ込んで助手席に座り、エンジンをかけたところで、もうすぐ食器用洗剤がなくなることを思い出したが、戻るのも面倒だ。そのまま遙はサイドブレーキを下げて車を動かした。 どこまでも、見慣れた田園風景が広がっている。空はどこまでも続く曇天だ。風は強い。遠くの山が、まだ新緑の残るまだら模様で、春の名残を残していた。桜は終わっていたが、田植えの準備か、畑には人が出ている。 海はまだ見えないが、駅を通り過ぎ、このまままっすぐ行けば海が見えるところまできた。 信号を一つ、過ぎたところだった。 パッと視界に入ってくる男の後姿があった。 大きな紙袋を持った、細身のグレイスーツの男が歩いている。後ろ姿だけなのに、雰囲気のせいなのか、歩き方のせいなのか、こんな場所で見かけるにはあまりに異質で、思わず通りすがりに見てしまった。 ——あ、と声が出た。 咄嗟の自分の目が信用できない。 こんなところにいるはずがない。 横顔で、その雰囲気で。そう思ったが、たぶん見間違いだ。そのままアクセルを踏もうと思ったが、どうしても一瞬の感覚を流すことができない。 遙は一秒、二秒、心の中で逡巡してから、車を路肩に寄せて止めた。ウィンカーを出してハンドルを握ったまま後ろを確認する。 まっすぐに、だがゆったりと歩いてくる男が見えた。 近づいてくる。車を停めた遙に気づく様子もなく、海からの風を浴びながら、男が近づいてくる。表情まではよく見えない。 だが、こんなところにいないはずの男がいる。 それはもう、間違いがない。 「凛」 声が出た。遙はもはや疑いようもない人の名前を無意識に口に出していた。 窓を開け、助手席に身を乗り出すようにして声を出す。 迷いはなかった。今は、迷ってもいい関係であるような気がするが、声を出した瞬間は、何も迷わなかった。 「凛!!」 近づいてくる凛は、物思いにふけるようにぼんやりしていた。その表情が、遙を見つけた瞬間にふっと崩れた。豆腐を千切って味噌汁に入れた気分だ。そんなことを思った。脆い、としか言えないその変化を、遙は何も言えずにずっと見守ってしまった。 凛は呼ばれた声に小さく口を開き、誰だ、という警戒心を覗かせ、遙だ、と気づいて、驚いて、おそらく気まずくて、驚いて、たぶん少し安堵して、驚いて、驚いて、ぼろぼろと何かが剥がれ落ちるようにゆっくりと崩れていった。 そして、それから、少しだけその表情を取り繕った男が車に近づいてきた。開いた車の窓からこちらを覗き込む。 「ハル」 「どこ行くんだ? 乗ってくか?」 「…………海でも、見ようかと」 「帰ってたんだな」 気まずそうに窓枠に手をかけた男に、遙もどこから何を尋ねていいのかわからなくなる。「じゃあ、乗っていけ」とロックを外すと、凛は一瞬逡巡を見せたもののやがてドアに手をかけた。 海風のせいか、他に理由があるのか、凛の鼻の頭と目の周りが赤かった。凛は助手席に収まり、大きな荷物を膝の上に抱える。 「凛、泣いてたのか?」 もう少しオブラートに包もうと思ったのに全然だめだった。二言目にそう尋ねると、凛が拗ねたように唇を尖らせた。 「泣いてねー……。いや、最中はさすがにうるっとしたけどよ。それは普通だろ? あ、いや、今日は鮫柄の後輩の結婚式だったんだ。ハル、お前、名前言って覚えてるかなあ」 そう言って口にした名前は、覚えているような覚えてないようなやつで、ただ黙っていると「その反応、ハルっぽい」と静かに言われた。怒られはしなかった。 だが、なるほど。今日は大安吉日の土曜日。凛が抱えている巨大な袋は引き出物か。 だが、それにしても終わりの時間が早い。まだ夕暮れまでも間がある時間で、遙はほんの少しだけ春の名残を残す浅い色をした木々を眺めた。 「二次会、行かなかったのか?」 「そこからかよ。いや、出席出した時は今日中に飛行機に乗るつもりだったから……。予定変わったんだけどな。二次会、飛び込み参加でもよかったんだけど、まあ、ちょっとな。先輩がでかい面してもな。実家にも顔を出したいし」 「そうか。凛は有名人だしな」 「それはお前もだろ?」 横目で笑われた。自分で言っておきながら「有名人」の定義がわからない。五輪のメダリストを有名人というのなら、確かに有名人かもしれないが。それだけで一生食えるかというと、怪しいものだ。 二度出たオリンピック。取れたメダルは三つ。それはただ、これから正しく生きなければいけないという枷にも近い。 車でゆっくりと坂を下る。傾きだした太陽が、目を刺すようだ。 「……ハル、元気だったか?」 「ああ」 ——凛と会うのは半年振りだった。 三十の坂を越え、自分の体と相談することが増えた。一年前には足首の手術もした。 その足首の怪我の経過が芳しくなく、バランスを取っていた膝にもがたがきた。春の大会には出なかったから、凛と会うのも久しぶりだ。 もともとは怪我はそこまで多くないほうだったが、最近は違う。毎朝起きてストレッチをしながら、体に尋ねる。腰はいつも通り。腕、肩甲骨、首、動く。膝、今日はまし。毎日がその確認の繰り返しだ。 それだけを繰り返しながら、東京で競泳をすることに限界を感じ、地元の大学から声を掛けられていたこともあり、去年、コーチ兼業の取り決めで地元に戻った。少し距離はあるが、岩鳶の家からも通勤圏内だ。おかげで、精神的にはだいぶ安定した。 凛も、競泳を続けているが、十年前と全く同じというわけじゃない気がする。どういうスタンスで泳いでるのか逐一話すほど近い関係ではなくなってしまったが、それくらいはわかる。華やかな容姿のせいか競泳選手としてテレビに出ることも多い凛は、忙しくオーストラリアと東京を行ったり来たりしている。五年前だったら出なかっただろう。 ……自然と、会う機会は減った。 半年振りもになるわけだ。 車はほどなく海岸線を走る道へと辿り着き、すぐに遙は海辺の駐車場に車を停めた。 迷いなくドアを開けて車を降りる凛と一緒に遙も外に出た。「じゃあな」とこのまま帰る気にもならなかったのだ。ついてくる遙に、凛は何も言わなかった。砂を踏み、砂で埋もれそうになっているコンクリートの階段を下りる。踏み込むたびに埋まる靴に、凛のきれいに磨かれた靴がどんどん白くなっていく。遙も靴の中に入り込んでくる砂だけが不快だった。だが、海と凛の姿を見ていると心が凪いでくる。 夕暮れが近づいている気配はするが、まだ昼の範疇だ。夏でも冬でもない海辺には、遠くに地元の子どもたちと家族連れがいるだけで、誰もいなかった。風だけが強い。波の音と、防砂林と背の高い草が一斉に音を立てていた。声を張らないと届きそうもない。 海はきれいだった。白波に、透明度を増す夏の気配だけがする。小さな船が港に向かって戻っていく。 凛の隣に立って、凛越しに日の光を眺めた。凛は変わったようで変わっていないな、と思う。姿勢の良い姿にぱっと視線を奪われる。どこにいても凛だけは見間違えない。歩道を歩く凛を、どうしたって見つけてしまったみたいに。
4 notes
·
View notes
Text
シナモンシュガーよりなお甘く
恋人と身を寄せ合ってくるまった夏用の羽毛布団を這い出る。床へ下ろした素足にふれる空気の冷たさで、男はこの世に冬が実在したことを思い出していた。
「さむいねえ」
「暖房つける?」
「ううん、せんせは?手つめたい」
「先生のはいつも」
デジタル表示の計量器で珈琲豆の重さを量る骨張った手の上へ体温の高い手が重ねられて、男は僅かに頬をゆるめた。分厚い遮光カーテンは起きてすぐに開けたはずなのだが、レースカーテン越しに射し込む光はほとんど無く部屋は薄暗い。籠もった空気を入れ替えようと僅かに開けた窓硝子の隙間から微かな雨音が聴こえていた。
厳しい夏の盛りもとうに過ぎ、街路に植えられた金木犀が甘い匂いを漂わせはじめる季節だった。雨は一晩中強い風と共に窓硝子を叩き続け、今はいくらかその勢いを弱めてはいるもののまだしとしとと降り続けている。前日比十度以上の差をつけてぐっと下がった気温に耐え切れず、クローゼットから引っ張り出した厚手のカーディガンを羽織った男はいくらか申し訳無さそうにその薄い眉尻を下げた。
「ごめんね松野、先生雨男だから」
松野、と呼びかけられた少年の、どんぐり型の目の中へ収まる澄んだ焦げ茶色の瞳が不思議そうに男へと向けられる。後ろめたさからか、ケトルに水を注ぐ自分の手元へと伏せられてしまった男の瞼に生え揃う睫毛と青白く通った鼻筋を見て、くちびるからほとんど無意識に溜息に似た声が滑り落ちた。
「顔が良い……」
「どうしたの突然……」
身も蓋も無ければ脈絡も無い少年の呟きに男は僅かばかり面食らったようだった。視線を上げればぽかんと口を開けたまま呆けている少年の顔が視界に入り、居た堪れなかった男の心が底の方からじわりと温まっていく。
随分前から取り交わしていた泊まりがけでの外出の約束は、列島を掠める台風によって中止にせざるを得なくなってしまった。予約していた宿のキャンセル代より、そこで過ごすはずだった恋人との時間の喪失が手痛い。気落ちしている男は心なしかいつもより猫背が酷くなっているようだった。少年はずる、と落ちてきたジャージの袖を捲り上げながら、細長い針金のような男の体躯に腕を回してまるい頭を左右に振って見せる。
「せんせのあさごはんうれしいから雨もすき」
「ほんと?」
「ほんと!」
こぷこぷとケトルの中の水が泡立つように温度を上げていく音を聴きながら、男は腰に回った少年の腕を撫でる。だぶだぶに余ってしまっているジャージの生地にちいさく苦笑を漏らしながら、つい、とその布を摘んで脇腹に収まった相手の顔を覗き込んだ。
「やっぱり大きくない?自分のは?」
「持ってきたけどせんせのがいい」
やわらかい栗色の毛を梳かれて気持ち良さそうに目を細めた少年は僅かに舌足らずな口調でそう答え、回した腕の力をぎゅ、と強める。かち、と音を立てて電気ケトルのランプが消えると、男は「お湯危ないよ」と少年の腕をそっと解かせた。やさしく諭すような���調に少年は大人しく腕の力を弱め、男の背中越しにその手元を見つめる。きっちり十グラム軽量された珈琲豆にケトルから湯が注がれると香ばしく苦い芳香が立ち昇ったが、まだ珈琲の何が美味しいのかがよく分からない少年にとってそれは「変な匂い」に過ぎなかった。それでも、細長い指を丁寧に動かして珈琲を淹れる恋人の仕草と、湯気と一緒に珈琲の匂いを吸い込んだ時いつもほんの少しだけゆるむ恋人の目尻が好きだった。
湯を含んで膨らんだ豆からドリッパーを通してぽとりぽとりと液体が落ちていくのを横目に、男は戸棚からマグカップをもう一つ取り出す。少年が家に来るようになって買い足したものだった。
「ココアでいい?」
「ココアいれてくれるの?」
男は頷いてココアの缶を開ける。チョコレートに似た匂いのする黒っぽい粉をスプーンでばさ、ばさ、とマグカップへと落とし、砂糖を加えてから少量の湯を注いで粉の塊を潰すように練り始めた。とろりとマグカップの底で光沢を持ったココアを牛乳で少しずつ伸ばしてから電子レンジで二分。その間に自分のマグカップの上からドリッパーを退けてフィルターを生ゴミ用のゴミ箱に捨てる。湯気を立てる黒い液体に冷たい牛乳を注いで微温いカフェラテが出来上がると、ちょうどトースターからチン、という音を立てて食パンが二枚吐き出された。
「いいにおい」
「松野、お皿取ってくれる?」
香ばしく焼ける小麦の匂いを吸い込んでふにゃりとくちびるを和らげた少年は、男に指示されるまま戸棚を開けると手頃な紺色の丸皿を二枚出してキッチンに並べた。これでいい?と言外に問うように見上げられた男がやわらかな低い声を落とす。
「ありがとう」
一枚ずつ皿の上へ乗せたトーストにナイフでざりざりとバターを塗っていく男の背後で、電子レンジから数回電子音が鳴り響いた。手にしていたトーストとバターナイフを一度置いた男は、電子レンジを開けて微かに湯気の立つココアを取り出して少年に持たせ、反対の手にカフェオレを預けてからその前髪にくちづけを贈る。
「あっちで待ってなさいね」
まるで大役を仰せつかったような顔つきで素直にこくこくと首を上下に振った少年は、両手に持ったマグカップの中身を零すまいと慎重な足取りで居間へ向かっていった。その背中を愛おしそうに見送ってから、男は途中になっていたバターを手早く塗り終えると、調味料のストッカーから蜂蜜とシナモンパウダーの小瓶を取り出す。綺麗に焼き目がついた方のトーストへ蜂蜜を垂らし、シナモンパウダーをぱらぱらと散らしてから皿を両手に少年の後を追った。
「おまたせ」
男は冷えたフローリングの上を素足で歩み、こと、と硬い音を立てて木製のテーブルに皿を置いた。ココアに口をつけないまま何故か椅子の上で姿勢を正して待っていたらしい少年は男の姿を見てうれしそうに笑顔を見せたあと、トーストにちりばめられた茶色い粉末に目を瞬かせる。身体をこごめるようにパンの近くに鼻先を近付けて匂いを嗅ぎ、ぱっと顔を上げた。
「シナモン!」
「あたり」
元気の良い声に男は小さく微笑んだ。独特の甘い芳香を肺いっぱいに吸い込んだ少年の瞳がうっとりと細められるのを見ながら、じっと見つめているのを誤魔化すようにカフェオレへ口をつけてみる。ずる、と袖が落ちてくる度にいそいそと捲り上げ直している少年の様子がひどく愛おしかった。別に恋人をいくら見つめたって構わないはずなのだが、いつまで経っても昔の癖が抜けないでいる。
「食べていい?」
「どうぞ」
「いただきまあす」
行儀良く両手を合わせてからトーストを持ち上げた少年がこんがりと焼けたその角にかぶりつく。きつね色に焼き目のついたトーストが耳心地の良い音を立てて口の中へ消え、もぐもぐと咀嚼したあと堪らず声を上げた。ほっぺが落ちる、と言わんばかりに両手で頬を覆って頭を傾ける。
「ん〜〜〜〜」
舌の上でじゅわりと溶けるバターの僅かな塩気に蜂蜜の甘さが絡まり、鼻からはシナモンの香りが抜けていく。少年はその瞳をきらきらと輝かせながら頬をいっぱいに膨らませてトーストを咀嚼し、熱々のココアへふう、ふう、と息を吹きかけてからずず、と啜るように飲んだ。既製品よりも少し甘さが控えめで、ココアパウダーの量が多い。んぐ、んぐ、と口の中いっぱいに含んだものを全て飲み込んでから、少年はしあわせそうに声を上げた。
「おいし〜〜〜〜」
「ふ、ふ、よかった」
頬や目尻を蕩けさせている少年を前に、男の口から思わず「かわいい」という言葉が漏れる。あまりかわいいかわいいと口にしすぎるものだから、男はしょっちゅう頬を膨らした少年にぽかぽかと胸や背中を叩かれながら怒られてしまうのだった。
「松野、」
バターを塗っただけのトーストを齧りカフェオレを啜った男はそのままテーブルに片肘をついていたが、ふと気が付いたように少年の名を呼んだ。反対の腕をそちらに向かって伸ばし、口の端についていたシナモンパウダーを拭ってやってから、少年を見つめてぽつりと零す。
「俺も雨好きかも」
少年がぽとんとトーストを皿に落としてしまったのは、男が自分の方に視線を注ぎながら眉尻を下げて淡くわらって見せたからだった。一体この世にいるどれだけの人間がこの顔を知っているのだろうか。普段ひどく生気の薄い涼しげな瞳に満ちる擽ったい感情だ��か、困ったような、それでいて幸福そうな眉毛の形だとか、そういう顔を一体どれだけの人間が。こういうことを指摘すると恋人はいつも、自らの意識の外で動く表情筋を少し恥ずかしがるように「おまえだけだと思うよ」と答えるのだった。いたいけに高鳴り、顔に向かってどんどん血液を送り出しはじめる心臓をどうにもできずに少年は顔を覆う。
「う、うう……」
「エッ何、ご、ごめん」
赤くなった顔を余った袖で隠しながら、少年は今日も不思議そうに困惑している雨男の脛を机の下で軽く蹴飛ばした。
0 notes
Text
Foundation
よう!
最近髪を切りたいYです。
暑さが急な落ち着きを見せたり、台風が近づいてきたり、急に秋の香りがしてきましたね…
例年であれば今頃は、OCのステージに出たり秋季の野球応援にむけてラストスパートで準備をしているはずでした…😢夏の終わりも見えてきて、少し物悲しいです🥺
さて今週のテーマは「応援団のこだわり」
タイトル通り、私は応援団のある週末は金曜日から「土台作り」が始まっていると思っています
まず決めているのは必ず部室に行くこと
野球やサッカーなど、ボードや楽器などの物品が多い応援はレンタカーを利用するのですが、その積み込みは大抵金曜日の5限後の時間帯
積み込みは吹奏楽部に加えてリーダー部から副主将と渉内外で手伝っていたので、2回生の頃副主将になった時から積み込みに行くようになりました
その後役職の構成の変化もあり積み込みは有志になりましたが、積み込みに参加するところからいつも応援が始まっているような感覚で気づけばほぼ毎回行っています笑
2つめ、その帰りに軽食を買います
大体カロリーメイトかウィダーですね🤔
応援団…というか会計や渉内外を担当する部員の朝は他の部員よりも早いです😢
応援会場までの移動・現地についてから諸々の動き、それを挟むと朝ちゃんと食べていても試合開始までにまたお腹が空いてしまうので、その時に食べるための軽食を用意します
私は低血圧低血糖気味なので、ちゃんと食べないとヘロヘロになってしまうんですね
逆に、食べると気持ち悪くなるから応援がある日は例え試合開始が夕方でも朝から何も食べない、という先輩もいました😲
積み込みの時に救急箱の中身が不足していたりした場合、ここで買いに行ったりします
そしてラスト、当日朝
レンタカーのドライバーに当たっていない場合、駅に何人かで集合して会場に向かうのですが、よほど早い時間でなければ歩いて向かうようにしています
駅までチャンステーマを聞きながら歩いて、気持ちを高めるのが習慣になっています💪
私の応援前3STEPは以上になります😊
前に書いてくれていた2人のものも読みましたが、結構みんな決めてることってあるんやなって思いました💫改めて聞いてみると面白いですね!
ではこれにて
押忍
🌰キミちゃんからの質問🌰
Q.最近作った料理でこれ上手くいったなーってのはありますか?
A.まさに今日。写真撮り忘れたんやけど、 家にあるもので晩ご飯作らなきゃいけなくて作った鶏むねと茄子の名もなき和え物。
何ていうんやろ、水晶鶏っていうんかな?鶏肉に片栗粉つけて茹でたぷりぷりのやつ食べたくて、それやってそこに焼いた輪切りの茄子入れて、味噌とポン酢を1:3で混ぜた完全にフィーリングのたれを絡めて冷やしたもの…が美味しすぎた😌もうちょいちゃんと、たれ何を入れたかとか覚えといたらよかったな…
🌷みずちゃんへの質問🌷
最近見た夢は?なかったら、今までに見た中で印象の強い夢教えてほしい!
0 notes