#海外ミステリ
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harima-ria · 1 month ago
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★2024年読書感想まとめ
 2024年に読んでおもしろかった本の感想集です。寝て起きると昨日のすべてを忘れてる……っつう繰り返しで日々一切が過ぎていくので、一年の記録をひとつにまとめとくのもいいかなと。以下ざっくばらんに順不同で。ちなみにNot 新刊、ほんとにただ読んだものの感想です。
◆◆小説◆◆
●アンナ・カヴァン『氷』(山田和子訳・ちくま文庫)  巨大な”氷”の進行によって全世界が滅亡の危機にさらされるなか、男はヒロイ��たる”少女”をどこまでも追い求める……。もっとゴリッゴリにスタイルに凝った幻想文学かと思って足踏みしてたのですが、こんなに動き動きの小説とは。意外なほど読みやすかったです。唐突に主人公の夢想(?)が挿入される語り口も最初は面食らったけどすぐに慣れたし。内容はウーン、暴力まみれの病みに病んだ恋愛小説という感じ? 構成の一貫性とかは疑問だったりしたんだけどそのへんはどうでもよく。後半尻上がりに面白くなっていくし色々吹っ飛ばす魅力があってかなり好きでした。  それと解説に書いてあった「スリップストリーム文学」というのがすなわち自分の読みたい小説群だなーという嬉しい発見もあり。つってもジャンル横断的な定義だから、該当するものを自分で探すのはムズいけどね。
●スタニスワフ・レム『惑星ソラリス』(沼野充義訳・ハヤカワ文庫)  何年も謎に包まれたままの海洋惑星に降り立った主人公が遭遇する怪現象の正体とは?……っていう超有名なSF。「実はこの海は生き物なんじゃね?」がオチだったらどうしよう……と思ってたけど杞憂、それは出発点に過ぎませんでした。途中に挟まる惑星ソラリスの(仮想)探険史の部分がすごく面白い。あとはこの小説のまとめ方はちょっと神がかってると思う……。自分はSFは全然明るくなく、ちょっと異様な感触みたいなものを求めてたまーに手に取るぐらいなのですが、その点この本はほんとにセンス・オブ・ワンダーを味わわせてくれて良かった……。SFオールタイムベスト1とかになるのもむべなるかなぁと。
●庄司薫『赤頭巾ちゃん気をつけて』(新潮文庫)  東大紛争終息直後の1969年を舞台に、あれこれ思い悩む男子高校生の一日を描いた中編。自意識過剰気味の饒舌な一人称文体が特徴で、すごくユーモラスだけど主人公がかなりナヨナヨした人物にも見える……。でもその中から、外界の強烈な変化に対してありのままで居られない精神の揺れみたいなものが浮かび上がってくるところがおもしろくて、確かに青春小説の名作かも……と思いました。  リアルタイムにはどうだったか知らんけど、今の眼で見るといわゆる”196��年”以降の状況とか、70年代カウンターカルチャー的な空気の”乱暴さ”に対する、一見弱々しいけど切実な返歌って感じもしました。  もっとも読み終えてから、この小説をあえて政治的な色で塗るならいわゆる”保守反動”的な感性に分類されるのかなぁとかはちょっと思ったけど。しかし、リベラルにあらざれば人にあらずみたいな価値観こそ断然間違ってるしなぁなどと、ひとりで勝手に問答したりもしました(笑)。それに現実的にはそんな二分法で単純に分けられるもんでもないだろうし。なんとなく「その時代の作品」という感じなのかと思ってたけど、今読んでも全然おもしろかったです。
●フランツ・カフカ『審判』(池内紀訳・白水uブックス)  理由も分からないまま突然逮捕された主人公が、裁判の被告の立場にずーーーっと留め置かれるっていうお話。何ひとつ確かでないものに延々振り回され続ける理不尽が、ときに笑っちゃうほど面白く、逆に陰惨すぎるくだりもあったりして、総じて非常に好みでした。バカバカしいけどブラックな不条理ユーモア小説? カフカって自分が漠然と抱いてたイメージよりもずっと大胆で、わりとアホなことをあっけらかんと書いたりもするのねーという発見がありました。このお話には裁判的なものの外枠と手続きのみがあって、そこに「法」はないのでは? というふうに読んでたのですが……。終盤の「大聖堂にて」っていう章が凄かったです。
●スコット・フィツジェラルド『グレート・ギャツビー』(野崎孝訳・新潮文庫)  ニューヨーク郊外に暮らすギャツビーという名の大富豪の生き方を、たまたま隣に住んだ青年が垣間見る、みたいなお話。ストーリーそのものはわりとベタだと思うんですけど、それを語る会話パートの書き方の巧さと、ドラマの合間の地の文が醸し出すほどよい叙情性がすばらしい。純粋ゆえの虚飾、虚飾ゆえの純粋さみたいな、テーマの核心部分にもちょっと飛躍があって面白いなーと。この短さの中に、アメリカっていう国の一断面をパチリと切り取ってる感じがするのもまた。ひとことで言うと絶品でした。英語圏小説のランキング上位に入ってるのもむべなるかなぁと。
●三島由紀夫『仮面の告白』(新潮文庫)  この人の長編はあんま肌に合わないかも……と思って敬遠してたのですが、初めて好きなものに出会えました。言わずと知れた一発目の代表作。同性にしか欲望を抱けない青年の葛藤を、韜晦まみれの��爛たる文章で綴った青春小説。個人的には、いわゆる”ふつう”でない自分を露悪的に飾り立てるような自己陶酔を振りまきながら、でもそれは”ふつう”でない自分を守るための防御姿勢にすぎなくて、結局は苦々しい現実と向き合わざるを得ない……みたいな話として受け取りました。読み方合ってるのか分からんけど。前半が下地で、後半がその実践編(あるべきとされる自分との葛藤編)なのかな。特に後半のなんとも言えないみずみずしさとその帰結がよかったです。
●横溝正史『獄門島』(角川文庫)  初・横溝。瀬戸内海の小島で巻き起こる猟奇連続殺人事件に金田一耕介が挑む。事件の過程はわりとふつう……と思いながら読んでいきましたが結局かなりおもしろかったです。振り返ると1から10まで本格ミステリじゃなきゃ成立しないような物語だったなと思って。国内ミステリーベスト1になるのもむべなるかなぁと。
●筒井康隆『敵』(新潮文庫)  折り目正しく”余生”を送っている渡辺儀助の生活風景を描いた老境小説。章題が「朝食」「友人」「物置」などとなっていて、各章ではそのカテゴリーごとに儀助の暮らしが掘り下げられていき、その積み重なりから彼の老境が浮かび上がってくる、みたいな趣向。特に食生活に関する記述が多いのですが、自分がほとんど興味ないのもあって前半は正直重く……。しかし地盤が固まり「役者」が揃ってからの中盤以降がけっこう楽しく、終盤は圧巻! けっきょく御大はすごかった……。  的を射てるかは分からないけど、小説の語り口的にもかなりおもしろいことをやってるような。老主人公の生活が章ごとにあらゆる角度から掘り下げられていきますが、そこで語られてるのは「ここ数年の彼の生活のディティール」っていうフワッとした塊としての時間であって、実は小説内では「敵」関連以外ではほぼ全く時間が流れてないように思います。A→B→……→Zみたいに、出来事同士を順番につないでいくことでドラマを進行させていくのとは全然違う手法で物語を語っていて、しかもそれにかなーり成功しているような。もちろん類例はあるんでしょうけど、個人的にはとても新鮮な小説でした。
★★★総合しますと、いわゆる名作と言われてるものって確かによく出来たものが多い……っつうめっちゃくちゃふつうのことを思わされた年でした。というか単純に数を読めてないのよなぁ。
◆◆その他の本◆◆
●『石垣りん詩集』(ハルキ文庫)  石垣りんのテーマは、貧しさ、労働、生活の苦しみ、”女性”性、戦���、戦後の日本、生きること、殺すこと、食べること、それらもろもろに否応なく内在する「ここにあることの残酷さ」みたいなものかなと思いました。そうした感情を、ゴロッとした異物感のある黒いユーモアで表現している詩が自分は好き。婉曲的に表現された切実な慟哭という感じもします。特に「その夜」っていう、入院中の書き手が人生の孤独と疲労を歌う作品が凄かった……。こんなん泣いちゃうよ。  「詩」というジャンルに依然として親しめてないので、定期的に読んでいきたい。
●柳下毅一郎『興行師たちの映画史-エクスプロイテーション・フィルム全史-新装版』(青土社)  エクスプロイテーション=「搾取」。リュミエールやメリエスといった黎明期の作り手にとって、映画は緻密に作り込む「作品」ではなく興行のための「見せ物」に過ぎなかった――というところから説き起こして、観客の下世話な関心を狙って作られた早撮り・低予算・儲け第一主義映画の歴史をたどった本です。  取り上げられてるのはエキゾチズム(物珍しい異国の風景)、フェイク・ドキュメンタリー、魔術&奇術、畸形、セックス、特定人種向け映画、画面外ギミック映画などなど。現代の一般的な価値観や、映画=「それ単体で完結した(芸術)作品」みたいに捉えるとどうなのよ? ってものばかりなのですが、あの手この手でお客の関心をかき立て、乏しい小遣いを搾り取ろうとする映像作家たちの商魂たくましい姿が垣間見られる楽しい本でした。  見せ物小屋的映画論というのはある意味もっとも俗悪でいかがわしい映画論だと思うんだけど、確かにそれって実写映画のもっとも本質的な部分ではあるかも、という気がしてしまう……。個人的には、画面外のギミックで客を呼び込んだウィリアム・キャッスルの非・純粋なる邪道映画のパートが特に楽しかったです。一点だけ、エクスプロイテーションという概念設定はちょっと範囲が広すぎるような気はしないでもなかったかなぁ。でもこれを元に、観られるものをちょこちょこ観ていきたい所存。
●氷室冴子『新版 いっぱしの女』(ちくま文庫)  『海がきこえる』などの少女小説で有名な作者が、ふだん思ったことを自由に書き綴ったエッセイ集という感じでしょうか。一見柔らかいけどその実めっちゃ鋭い切り口と、それを表現するしなやか~な筆運びに痺れました。1992年に出た本だけど、新版が出てる通り読み物として全然古びてないと思う。おすすめです。
●『精選女性随筆集 倉橋由美子』(小池真理子選・文春文庫)  この方のシニカルさと毒気がもともと好き、というのはあったのですが、とても良かったです。それでも最初のほうはあまりに歯に衣着せぬ攻撃性がなかなか……と思ったりもしたけど、中盤の文学論、特に大江健三郎、坂口安吾、三島由紀夫に触れたエッセイがなんともよくて。”内容はともかく独自の語り口を練り上げた文体作家として大江を読んでる”みたいなことを確か書いてたりして、言ってることが面白い。積んでる小説作品も読も~という気になりました。
●吉田裕『バタイユ 聖なるものから現在へ』(名古屋大学出版会)  すんごい時間かかったけどなんとか読めた本。フランスの怪しく魅力的な思想家、ジョルジュ・バタイユの思想を、彼自身の記述を中心に先行テキストや時代背景なども織り交ぜて分析し、一本の流れにまとめた総論本。〈禁止と違反〉とか〈聖なるもの〉とか、彼の提出したテーマが結局面白いというのがひとつと、それらを論じていく手つきの周到さ・丹念さがすごい。特に日記や著書のはしばしの記述から、バタイユが影響を受けた先人の哲学(へーゲル、ニーチェ、マルクスとか)や同時代の思想潮流(シュルレアリスム、コミュニズム、実存主義とか)の痕跡を読み取り、そこから彼自身のテーマの形成過程を立体化していくあたりは本当に息詰まるおもしろさ。重量級の本でしたがめっちゃよかったです。もっとも自分は肝心のバタイユ自身の本を『眼球譚』しか読んでないので、現状この本のイメージしか持ててないというのはあるんだけど。とりあえず『内的体験』と『エロティシズム』だけはどうにか読んでみるつもり。
◆◆マンガ◆◆
●ジョージ秋山『捨てがたき人々』(上下、幻冬舎文庫)  いろんな意味で深ーい鬱屈を抱えた狸穴勇介(まみあなーゆうすけ)という青年が、新興宗教の信者である岡辺京子という若い女性と出会ったことで始まる物語。性欲と金銭欲を筆頭に、あらゆる現世の欲望にまみれた救われぬ衆生たちの下世話で深刻な人間絵巻、といった感じでしょうか。ふつうに考えるとまぁそこまではいかんやろ……という境界を軽々と乗り越えてくる常軌を逸した展開がすごい。それと人間っつうのはホントにどうしようもない生き物だね~という気持ちにもさせられます。学生のときに買ったんだけど当時はつまらなくて挫折、自分にとってはあまりに読むのに早すぎたんだな……と今にして思いました。最序盤の伏線とかをきれいに回収し切ってはいないんだけど、この際そのへんはどうでも���いかなと。ここまで徹底的な方向へ流れていくならもう何も言えねえわ……って感じの終盤もすばらしい。  これが2024年に読んだものの中で一番面白かったです。
●小骨トモ『神様お願い』(webアクション)、『それでも天使のままで』(アクションコミックス)  両方とも短編集。子供のころや学生時代のイヤ~~~~~~~な記憶、それもおもに自分の弱さや性欲といった、一番目を向けたくない部分がどんどん脳裏によみがえってくる、えげつないけど得難いマンガでした。10代なんてまだまだ若いし人生これから! っていうのも本当だけど、それと同時に人生自体はとっくの昔に始まってて、けっこう多くのことは取り返しがつかないし人間の根っこの部分は歳食ってもそうそう変わりはしないっていう、しんどすぎるけど(自分にとっては)大切なことを思い出させてくれたところが何ともありがたかった……。お話の展開も総じてすんごいテクニカルな気がします。  それでも新刊の『天使』のほうが、『神様』よりほんのちょっとだけ優しさを感じる部分は多いかしら。
●吉田秋生『カリフォルニア物語』(全4巻、小学館文庫)  自分はおそらく作り手への愛とか感謝の念にはめっぽう乏しいほうで、何でも作品単体で眺めて、あーでもないこーでもない、ワンワンギャンギャン吠え猛ってしまう人間なのですが、吉田秋生だけは例外。何でも好き。丸ごと好き。読めるだけで幸せ。どのへんが琴線に触れてるのか正直自分でも分からないのですが、気になる部分があっても好きがそれを上回ってしまう気持ちというのは幸せだなーと思ったりします。  これは最初の代表作に当たるのかな。ニューヨークを舞台に行き場のない若者たちを描いた群像劇。彼女の描く、イタミやすい少年少女が自分は好き……。舞台はニューヨークなのに題名がこれなのもスマートでイカしてる。  もっともファンみたいに書いたけど、実は『BANANA FISH』と『海街diary』っつう一番大きいふたつをまだ読んでません。買ってはあるんだけどなんかもったいなくて……。でも2025年中には読もうかな。
●高橋しん『最終兵器彼女』(全9巻、ビッグコミックス)  部屋の片隅に長ら~く積んである『セカイ系とは何か』をいよいよ読むべく、『イリヤ』ともども手元に揃えてやっと読了。結果、あらゆる方向に尖りまくった傑作じゃん! と思いました。世界の崩壊に対して主人公2人の恋愛という、圧倒的に超無力なモノを対峙させ、理屈ではなくエモーショナルの奔流として無理矢理! 成立させた名作という感じ。まぁこの2人にほとんど感情移入できないほど自分が歳取っちまってることは悲しみでしたが、いい意味でのぶっ壊れっぷりが面白く。  それと自分はこれ���読みながら、たまたま以前読んでいた米澤穂信の某初期長編を思い出したり。世界は刻々と変化しているのに自分たちは無力な青春の中で何もできないでいる、みたいなこの感じって90年代から00年代の日本独自の感覚なんでしょうかね……。ちなみに『イリヤ』はまだ1巻しか倒してませんが読みます。今年中にはきっと読みます。読み切ることになっています。
●梶本レイカ『悪魔を憐れむ歌⑤』  4巻までで連載が打ち切りになってしまったマンガを、作者ご自身が5巻を自費出版して完結させた作品、だと思います。  舞台はさまざまな腐敗に揺れる北海道警察管区。人間の四肢を逆向きに曲げて殺害する、「箱折犯」と呼ばれる過去の猟奇殺人が突如再開され、そこからふたりの男のウロボロスめいた運命の輪がまわり始める……。  出版形態のためかは分からないですけど、最終5巻はこれまで以上に描写のタガが外れてる感じで、それがすごい楽しかったです。1巻の出だしからはこんなとこまでフッ飛んでくる話だとは思わなかった……。それでいて猟奇殺人ミステリーとしてもなるほどーと思うところもあって。この方はすごい前に『コオリオニ』っていうマンガも読んだのですが、主要キャラクターをとつぜん突っ放す感じがこわい。けど面白い。お疲れさまでした。
◆◆補足◆◆
 ・安部公房もちょろちょろ読んだり。今のところは、異常どころかめっちゃ理知的なアイデア作家という印象なんだけどこれが覆ることがあるやいなや。  ・『めくらやなぎと眠る女』というアニメ映画の予習をするついでに村上春樹の短編もちょこっと。ファンには超怒られそうですが、彼の小説ってパスタ茹でたりジャズを聴いたり昔の恋愛とか人間関係の失敗を感傷的に懐かしんだりといった、ザ・村上春樹なことをやってるときは…………なんだけど、その先で訳分からんことになる話がたまにあってそれがめっちゃ面白かったです。現状読んだものだと「ねじまき鳥と火曜日の女たち」、「UFOが釧路に降りる」、「納屋を焼く」が最高でした。できれば全作読んでみたい。  ・フランク・ハーバートの『デューン』シリーズも2個目まで。SFファンタジーの大家というイメージで読んだらメインで使う語り口(作劇法?)が超・会話劇なのが意外でした。
★★★これを書いている2025年1月現在はドスト先生の『悪霊』を読んでいます。が、全体の十分の一すぎてもまだ若者世代の話に入らないので投げ出しそう……。シニカル成分100%の語り口はけっこう��みなのですが。前に読んだ『罪と罰』と比べても視点が格段にいじわるな気がして、これを書いてたときの作者の精神状態やいかに?   2025年はもうちょい数をこなせたらいいなと思っています。ではー。
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elle-p · 2 years ago
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P3 Club Book Aigis short story scan and transcription.
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人の心、アイギスの心
わたしは、人型戦術兵器アイギス。桐条グループ のラボで開発された、対シャドウ決戦兵器であります。現代の軍事技術の最先端であり、長年に渡るシャドウ研���の結晶。機械の身でありながら、人間と同様の精神性をも併せ持ち、世界で最も火力の充実したペルソナ使い。とくに頑強さにおいては定評があり、わたしの名前のもととなったギリシャ神 話---イージスの盾の逸話どおり、まさに不敗、鉄壁、無敵の存在。
そう。無敵のはずでした。
ですが、現在わたしが身を置いている月光館学園、その学生生活において、この優れた兵器としてのスペックはいっかな発揮する場を得られず、ゆかりさんを始めとする性別女性のクラスメイトの方々の口調を借りて言うなら、ちょっとブルー?なんかウツ入ってる?といった感じなのであります。
「······それじゃあ、今日は4日だから······ひの ふのみで、えっとアイギスさんか。このときの “私” の気持ちを要約して言ってちょうだい」
あ、そういえば、いまは授業中なのでありました。鳥海先生がわたしに回答の発言を要求しているであります。先ほどまで思考作業を行なっていたわたしですが、最先端の人型戦術兵器たるわたしの中枢は、並列処理が可能なので質問も聞き逃すことはありません。ありませんが······。
「どうしたの?やっぱ帰国子女には現代文は難しい?そんな深く考えなくていーのよ?」
現在のテキストは、夏目漱石という人物の創作による『こころ』という小説。わたしには、この “こころ” というものに対する理解が、まだまだ足りないようなのです。32秒あまりの沈黙ののち、鳥海先生はわたしに正解への手がかりを与えようというつもりでしょうか、やや演技過剰と認識される様子で話しかけてきます。
「自分が親友Kを差し置いてプロポーズした結果、その友達は何と自殺してしまう······さあ、そんなときアイギスさんなら、どう思う!?」
「わたしなら······友達が自殺してしまったなあと、思うであります」
「······まんまじゃないの。もちょっと捻りなさいよ!捻りなさい!」
「もしや······自殺に見せかけた殺人?」
「なんでよっ!これは漱石なのっ!純文の名作を江戸川乱歩ミステリにしないでっ!」
「動機の面では “お嬢さん” がもっとも疑わしくありますが······現場不在証明を確認する必要が······」
「聞いてよっ!私の話を聞いてっ!!」
いつものように鳥海先生がはじけてしまい、間を置かずに終業のチャイムが鳴りました。これがもし “私” が “お嬢さん” を親友Kから奪うための、要人略取作戦の立案であれば容易なのでありますが······。ペルソナさえ召喚できる精神を持つわたしでも、この “こころ” というものへの理解は、一筋縄で��いかないのであります。
「まあ、オレらは生身の人間だけどさ、それでもなかなか人の気持ちなんてわかんねえもんさ。そこまで悩まなくていいんでないの?」
順平さんの言葉に、わたしの大切なあの方もこくこくとうなずいてくださいました。いまは昼休み、屋上であります。現在、わたしが直面する問題を解決する参考意見を聴取するため、おふたりにご足労願ったのであります。
「しかし······現実問題として、わたしの学園生活には “人間らしさ” は必須のスキルであります。民間人の方々とのコミュニケーションが何らかの原因で阻害されれば、それはすなわち、わたしの任務も阻害されるということであります」
「でもよ、けっこうクラスの連中ともうまくやってるみたいじゃん」
「いえ、いわゆる “ジョシコウセイ” という集団において、わたしはひどく浮いているように思えます。携帯メールによる情報伝達すら、満足に理解できないありさまで······」 「へ?どーゆーこと?」
例えば、とわたしは前置きして携帯を取り出し、先日ゆかりさんから受け取ったメールをおふたりに見せました。そこには「桐条SP に遅くなるって伝えて (^_^)」と書いてあります。
「これが?」
「通常、SPといえば要人の身辺警護を行なう、いわゆるボディガードを指します。ですので、わたしは桐条グループの警備部に、その日のゆかりさんの帰宅が遅くなる旨を伝えました」
「い?そ、そりゃあ······」
「なぜか、変な顔をされたであります」
「だろうな」
「その夜、ゆかりさんからSPとは先輩の略だと聞き、 わたしは大きく落ち込みました。それだけではありません。別のメールで “H/K” という記述があり、それが “話は変わって” の略だと理解するまでに、3日を要しました。もしこれが “H&K” ならば、ドイツの銃器メーカー ヘッケラー&コッホの略だとわかるのですが」
「それこそ一般人にゃわかんねえよ······」
「だいたい、ギャル文字というのも何でありますか。“†ご” で “た” と読ませたり、“(十” で “さ” と読ませたり、1バイトで済む情報量をわざわざ2バイトに増加させるなど、理不尽であります。非効率的であります」
「まあまあまあ。それがジョシコーセーってもんだよ。つか、そんな形にとらわれなくたって、アイちゃん十分人間らし······あ、そーだ」
突然、順平さんが何かを思いついたように立ち上がりました。
「どうなさったのでありますか?」
「とりあえず、そういう相談ならさ、やっぱ本職に教えてもらうのが一番だと思うわけよ」
そう言って、順平さんは嬉しそうに笑顔を見せます。こういう人間らしい笑顔は、人間のジョシコウセイという擬装に必須で、それでいてわたしに足りないもの。こんな笑顔を、私も身につけることができるのでしょうか······?
「という訳で、特別講師の岳羽です」
「じょ、助手の山���です」
「つかさ、順平。あんた結局さ、アイギスの相談ごとをダシに、自分が遊びたかっただけなんじゃないの?」
状況が理解不能であります。
その後、わたしたちはゆかりさん風花さんと合流し、なぜかポロニアンモールのカラオケマンドラゴラ店内にいるであります。
「ま、ま、ま、細かいことは気にしない!学校帰りに友達とカラオケなんて、女子高生の定番じゃん?やっぱ形から入るのも重要だと思うわけよオレは」
「そうなのでありますか?ジョシコウセイは下校途中にカラオケ······了解であります。あ、ですがそうなると、美鶴さんもお誘いすべきではないでしょうか?」
「き、桐条先輩は一般的女子高生の見本にするには······その、ちょっと違うかな、と」
「······?」
詳細は不明ですが、奥が深いであります。
「よっし、んじゃ早速アイちゃんからな。何歌う?何でもいいぜ」
「歌、でありますか?初めての経験でありますが······奮励努力するであります」
「よっしゃ、頑張れー!」
「想定外の事態でありました」
「ま、まだ頭がクラクラするわよ······」
「私は······鼓膜が破れるかと······」
「ま、まあしゃあねえや、な?」
不幸な事故でありました。わたしが敵おうとマイクのスイッチをオンにした瞬間、すさまじい不協和音が発生したのであります。わたしの駆動機関が発する電磁波とスピーカーとが共鳴を起こす。いわゆるハウリングという現象。それは、音響爆弾もかくやという威力でありました。ドリンクのグラスはすべて破壊され、隣室のカラオケ機器にも影響が出たということであります。
「中枢部の電磁波シールは完璧だったはずでありますが、各関節部の駆動モーターまでは考えが回りませんでした······」
これは、落胆という感情なのでしょうか?やはり兵器であるわたしには、普通のジョシコウセイとしての能力を身につけることは無理なのでしょうか?そんなわたしの思考を断ち切るように、順平さんが相変わらず明るく言います。
「んじゃ、気を取り直して女子校生の定番、その2!プリクラ行ってみようぜ!」
「ぶり······くら······でありますか?」
メモリにない言葉に、わたしは少し警戒心を呼び起こされます。ですが、せっかくの順平さんの立案です。わたしははっきりと肯定しました。
「行ってみる······あります!」
「よっし!んじゃゲームパニックにゴー!」
「で······ぷりくらとは、何でありますか?」
順平さんが盛大に転倒しました。
「これが、ぷりくら······プリント倶楽部でありますか。なるほどなー」
順平さんによると、数人で撮った写真をシール状に加工するための機器ということでありました。これで友人同士で写真を撮り、そのシールを分け合うというのが、ジョシコウセイの基本だとか。その意図はよく理解できませんが、この行動が作戦に必要ならば、わたしは逃げられません。敵前逃亡は銃殺刑でありますから。
「では、行きます」
「よし、��かりッチと風花も一緒にな。えっと、背景はコレ······フレームはコレでと······おし、スタートボタン押すぜ」
「ほらアイギス、ポーズとって」
「ポーズ、でありますか?」
「そうそう、笑顔笑顔」
「え、 笑顔······?」
状況を認識する間もなく、バシャというカメラのシャッター音に似た効果音が響き、さほど時間を置かずに下の受け取り口からシールが排出されました。それを見るや、順平さんが。
「う······ちょ、ちょっと笑顔が堅い、かな?」
「つかさ、笑ってないじゃん」
ゆかりさんの言うとおり、シールになったわたしの表情は、いわゆる無表情というものでした。兵器としてのわたしには、感情に応じて表情を変えるという仕様はありません。
「も、もう一度やってみようぜ?」
「その試みは無駄かと思われます。笑顔や泣き顔を表現できないということは、わたしの仕様ですからしょうがないのであります」
と、わたしのその言葉に、皆さんが一様に顔を見合わせたかと思うと、一斉に爆笑されました。
「何ごとでありますか?」
わたしの疑問に答えることもなく。否、答える余裕がないように、皆さんは笑い続けています。
「な、何ごとって······くっくっく······あ、アイちゃん、さすがあの幾月さんにメンテ受けているだけはあるな。ぶふっ」
「く、苦しい······何よ今のダジャレ。“しようだからしょうがない” って。あははっ」
「幾月さんが言うとアレだけど、アイギスが言うと愛嬌があっていいよね」
「あ······」
理解しました。意図したことではありませんが、わたしの発言がいわゆる洒落、似た音の言葉で一連の文章を作る、もじり言葉あるいは掛け言葉といわれるものになっていたようです。少々、困惑してしまいつつも、皆さんが喜んでくださったことは、わたしにとっても喜びであります。
「あれ?できるじゃん、笑顔」
「え?」
突然の順平さんの指摘に、わたしは驚きました。
「笑って、いましたか?」
「うん、私も見たよ」
風花さんも、順平さんに同意します。そうですか、わたしは笑っていましたか。
「そうそう。そこの無愛想な現場リーダーよりも、いい笑顔だったよ」
「······」
ゆかりさんの指摘に、あの方は別にどうでもいい、といった風にそっぽを向きました。そういえば、この方はあまり気持ちを表情には出さない方です。それでも、立派にリーダーとしての役割をこなしていますし、友人の方々ともうまくやっていらっしゃるようです。わたしは、ふと、ひとつのことに思い至り、発言しました。
「わたしは、お役に立てていますか?」
「へ?どうしたんだよ突然」
「わたしは、いわゆるジョシコウセイの方々のように振舞うことができません。カラオケもプリクラもうまくできません。人間の方の、“心” というものが理解できません。それでも、皆さんの仲間として、特別課外活動部所属の一員として、この場所にいてもいいのでしょうか?」
「あ------ったりまえじゃん!!」
順平さんが、大声で答えました。
「何、アイギスそんなこと悩んでたの?」
ゆかりさんも呆れたような口調で言います。それに続いて風花さんも言いました。
「アイギス、不安だったんだね?」
「不安······そう、そうかもしれません」
わたしのなすべきことは、皆さん��ともにシャドウを倒すこと。そしてあの方を守ること。ジョシコウセイらしくできないわたしは、その任務に不適格なのではないか、皆さんの期待に応えられていないのではないか?そういう想いが、わたしの処理を不安定にしていたことに、いまようやく自分でも気づいたようでした。
ポロニアンモールからの帰り道、風花さんがわたしのそばに寄ってきて言いました。
「あのね、私思うんだけど、周りの人が自分をどう思ってるかわからなくて不安になる、それって立派に心があるってことじゃないかな?」
「そうなのでしょうか?」
もしそうなら、わたしは嬉しく思います。心を理解できないことで悩んでいたわたしが、理解しがたいことで悩むのが心なのだと、逆説的なことを知って安心しています。
「人の心とは、摩訶不思議でありますね」
「みんな一緒、そう思ってるよ」
みんな一緒······それは何だか嬉しいことであります。わたしはふと、ポケットから携帯を取り出して、そこに貼られた先ほどのプリクラを眺めます。
「おそろいであります」
わたしがそう言ったとき、前を歩いていた順平さんとあの方が、少し驚いた顔をしました。
今度はわたしも自覚していました。こういうときに、人間は笑うのであります。
わたしは人型戦術兵器アイギス。人間の心が理解できずにときどき悩んだりもするけれど、それでも大切にしてくださる人がいる、幸せな对シャドウ決戦兵器なのであります。
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iwillbemother · 2 years ago
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🍵文字を思い込みで読んでいる事がよくある。生茶の下には『ほうじ茶』と書いてあると思っていたのだが、ついさっき、『ほうじ煎茶』と書いてある事に気が付いた。
こんな具合に文字認識が雑なので、海外ミステリなぞ読んでいると、登場人物の名前を誤認している事がある。
そのミステリがテレビドラマ化され、人物の名前を音声で聞いて、初めて間違っている事に気付くのであった😅
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shootron · 12 days ago
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(破れざる旗の下に: 書籍- 早川書房オフィシャルサイト|ミステリ・SF・海外文学・ノンフィクションの世界へから)
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jinseihagetekara · 5 months ago
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『オクトーバー・リスト』ジェフリー・ディーヴァー
これは凄い。単に意欲的という枠を超えている。この一作で新ジャンルを作り、そしてその金字塔を打ち立て、この作品にて後発を絶やしてしまっている。そう表現してもいいくらいだ。誰しも感嘆する緻密に計算された騙し討ちが練られている。
あらすじの触れ込みの通り、前代未聞の逆走ミステリであり、これは単に倒述ということではなく、本当に章立てを逆走して読むのだ。
時間が前倒しに描かれるので、必然的に伏線回収の連続となる。これが心地よい刺激となってそこそこのフックになる。時系列が細かく分かれすぎている事もあって、ストーリーの進展(後展?)が遅く、普通なら飽きてしまうが、そうならないよう配慮されている。
そして遡りに遡ってラスト数章でかぶりつきになる。
読後には声を上げ、目論見通り最初からページを繰ってしまった。
さて、この作品のポイントは再三宣言された「逆走ミステリ」という看板と、あたかも矛盾するかのような最初の章のクライマックスシーンである。
普通の物語では、このシーンはオチにならない。人質の救済に行った人間が帰ってこないまま、��拐犯が現場に割って入るこのシーンは、起承転結の転ではあっても結ではない。破滅を予感させるオチとかそういう類いでもない。本当にどうしたってこのシーンで決着のしようがないのだ。
これが物語の「終わり」になる?
どうやって?
この疑問は読中ずっと続き、幾つか章を読む毎に、肥大するハテナマークとともに最初の章をチラ見した。
どう決着をつけるのかと思っていたが、なるほど膝を打つ幕の引き方である。
わがまま言うなら逆順に並べたら、つまり正しい順に章を並べたらちゃんと小説になるようなものにして欲しかった。結が無いんだよなぁ。
これは海外ミステリオールタイムベスト級である。間違いない。
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sakani-republic · 6 months ago
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【八月映画感想会】 『唐人街探偵 東京MISSION』 監督:チェン・スーチェン(2021)
バディを組むなら高田純次がいいな
以下は書き手のプロフィールです
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◆ 『唐人街探偵 東京MISSION』 あらすじ
さまざまな国際的な事件を解決してきた中国の探偵コンビ、タン・レンとチン・フォンは、日本の探偵・野田昊から協力を依頼され、東京にやってくる。彼らが挑むのは、東南アジアのマフィアの会長が密室で何者かに殺されたという難事件で、犯人として起訴されたヤクザの組長・渡辺勝の冤罪を証明しなければならない。タイの探偵で元刑事のジャック・ジャーも加わり、一同は事件解決に向けて奔走するが、今度は、殺された会長の秘書である小林杏奈が何者かに誘拐されてしまう。エリート警視正の田中直己、謎の指名手配犯・村田昭らも絡み、事態はさらに複雑化していく。(映画.comより抜粋)
◆ 映画に対するコメント
御殿山:
友達から 中国は探偵映画をやろうにも当局に配慮が必要で「無能な警察」を描けないために、このシリーズは外国の中華街で探偵映画をやっており、その三作目の舞台が日本ということを聞いてからずっと観ようと思っていたのであった あれ台湾に行く飛行機の中だったな
探偵映画である カーの密室講義を引用して喜ぶのは私のような一部のミスオタだけのはずだがやりきっている 謎解きは平凡ではあるけど手がかりの提示が十分なのでちゃんとミステリである
そしてそれを覆い尽くすような過剰装飾 妻夫木聡ハマりすぎだろこの役 長澤まさみはなんで受けたんだこの役
東川篤哉のミステリは伏線をギャグの中に隠す鮮やかさがあるが、これはむしろやりたいこたやってるだけである 多少ダレるけどめっちゃ笑えた
外国映画の日本描写が色々アレなのはあるあるだけど、やっぱお隣の国なのでかなり大丈夫だった いやこう書くと冒頭の空港のシーンでお前嘘つきだと言われそうだけど、けっこう国産映画みあるよ
<五段階評価>
看護師クセやばい度 ☆☆☆★★
星矢とまる子はガチ度 ☆☆☆☆☆
小泉:
お金をかけて丁寧に雑をやったSPEC? 
のっけからものすごい人海戦術をしてくる胡散臭い柄シャツの妻夫木聡がいて素晴らしいです やっぱり妻夫木聡は胡散臭くないとね!
わたしに知識がないからかも分かりませんが、探偵ものとしては荒い気がしました それでいてものすごく細かいところで納得できるようなシーンもあって面白いです
これは偏見と確信ですが、同じアジアにいる同士のほうがお国柄や文化の把握をしているかんじ を、ちびまる子ちゃんとか出してくるあたりから思いました やっぱり離れている国が作る日本はイメージが先行しちゃってニセ日本ぽくなるというか この作品が特別しっかりやってるってだけかもだけど
【その他思ったこと】
・実はシリーズ第3作目らしいですが知らなくてもぜんぜんいけますね
・小林はやっぱりショウリンって発音なんだ
・翻訳システムいいですね(自国語を話せばイヤホンが勝手に翻訳してくれる)、今後二か国語以上がでてくる映画はぜんぶこれになったらいいのに
・最後急にアベンジャーズみたいになって爆笑しました
<五段階評価>
元老院度 ☆☆☆☆★
BCGにハッとする度 ☆☆☆☆★
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nancy-sy · 7 months ago
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翻訳小説食わず嫌いにとりあえずお勧めしたい何冊か
翻訳小説食わず嫌いにとりあえずお勧めしたい何冊か #ガイブン #名前が覚えられない #わからない #シャーロックホームズの凱旋 #登場人物の名前をすべて日本人名に
タイトルは、岸本佐知子さんの『わからない』の一章からいただきました。そこで岸本さんは次のように書いています。 ミステリがいいと言うので家にあったのを何冊か出したら、「ああ、海外ものはだめだめ」と言って顔の前で手を激しくぶんぶん振りました。「だって出てくるのガイジンばっかりでしょ? 名前が覚えられなくて」。え、マジで? たったそれっぽっちの理由で読まないんですか?(P.268) 名前が覚えられないからガイブンは読まない、という意見はよく耳にします。ガイブンを読まない人の理由の大部分はこれに尽きると言ってもよいくらいです。確かに、ロシアとか中東の作品ですと、どうしても馴染みのない名前が多くなりがちで、誰が誰だかわかりにくいところはあります。 でも大部分のガイブンは、岸本さんも書いているように、ありきたりな名前の登場人物が多いと思います。そんなに覚えられないものだろうか、と思います。 そこで一…
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4redfred · 7 months ago
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ハサウェイの映画いつ見ようってか続きはいつ出るの? ってのと水星の魔女やっと見終えたって話
映画ハサウェイたしか2部作か3部作かになる予定なんだよね? で今最初の1作目だけ出てる状態なんだよね? 完結してから見ようかと思ってまだ1部も見てないんだけど,次はいつ出るかもう予定出てる? 海外からじゃアクセスできないページとかで発表されてるのかな。待とうか先見ちゃおうか迷ってる。
結局映画は逆襲のシャアから繋がるのか小説ベルチルから繋がるのかどっちでも繋がるのかってもう明らかになってるんだろうか。ベルトーチカ大好きベルチル大好きなのでベルチルも可能性程度でいいから残ってるといいな。
で。水星の魔女,無事アニメ完走しました。うん,良かった.. かな,たぶん。今まで見たガンダムシリーズの中でダントツで難しくて正直まだ十分理解できてないけど。2000年代後半以降の他のシリーズもいくつか初見時だと分かりにくいやつあったけど,2周目は割とすんなり把握できたんだよね。でも水星の魔女は2周したら余計に謎が増えてしまうという珍事。。もう少し理解できたらもう少し好きになれそうな気もするので,いずれ3周目いこうかとは思っている。しかし価値観というか何というか諸々から自分はメインのターゲット層ではないのかもっていうのも薄ら感じてしまった。過去に自分みたいなのがメインターゲットに含まれてたシリーズがあったのかは知らんが。でも高評価したい点はいくつかあって,だからnot for meだったとして諦めるのはもったいなくて,だからこそモヤってる部分もある。よく理解できてなくて勘違いしてるだけならいいのだが。いずれにしろ立て続けで3周はしんどいので,先に中断してるDoctor Whoを見進める! か,ハサウェイ見てみる?
てかテレビアニメってテレビの放送1回見たら次は次回(翌週)っていうそのままの形での視聴はもう推奨されていないのかな? 録画や配信で何度も見直したりネット上の情報も収集しながら見るもんなの?? 自分は1週あいたら前回の内容細かい部分は結構忘れてしまう気がしたので1週間あけずに次を見られるように完結後に一気見という作戦をとってるけど,それでも次回に進む前にひとつの回を何度も繰り返しはしなかったし,ネット上の情報もあまり見てなかった(というかネット補完ありきだとは思ってなかった)ので,ツイッタ上のみで明かされてる設定も解説も当然知らんし前日譚とか存在すら知らん,中には存在を知ったところで"お住まいの地域"じゃどのみち見れんやつもある。そしたら見事に中盤あたりから結構ついていけなくてわけわかんなくなった。とりあえずそのまま完走したけど,そのうち本編内で明かされるだろうから今は分からなくてもいいのかな,と思ってた色々が結局分からないまま終わってしまった。登場人物についても「意味わからん奴」と思っていていいのか理解・共感すべき人物として描かれているのか,というか単純に人数が多くて全員覚えきれなかった。2周目視聴しつつネットで情報収集しようと思って初めて補完的な情報の数々を知ったけど,最初からこれ見ながら視聴してたら1周目でももうちょっと理解できただろうか? でも見てからの2周目で謎増えちゃったんだよなぁ。お住まいの地域のせいで見れてないやつもあるせいか? てか補完しながら見るならいつ時点の公開情報か分からないし放送終了後の一気見だと厳しいよね。テレビでは見れない海外居住かつ仕事やら何やらの合間の娯楽感覚で気楽に見たいカジュアル派にはキツイ。ミステリ小説とか長編サスペンス以上に.. というより講義でも受けるくらいのつもりで予習復習込みで気合い入れて取り組む必要があるのかな。もはや娯楽じゃねえw
固有名詞とか情報の多さの割に説明が全然少なかったり,想像で補おうにも想像するための材料がない,勝手に想像したところで答え合わせの材料もないので仮定にしかならないのは実際わざとで,設定とか解説とか探して調べながら見てねって。仮定に仮定を重ねても間違ってた場合に余計混乱するかと思って素直に明かされるの待とうと思っても,各自調べて答え合わせしてる前提なら待ってたら分からないまま終わる。ソーシャルメディアやってないとか海外からアクセスできない,日本の決済手段持ってないとかはもう諦めろと。
オンライン配信どころかネット環境すらそこまで普及してなくて,録画もすべてのご家庭でできるわけではなかったであろう時代のとはもうさすがに視聴前提も違うんだな。30半ばにして老害��なっちまったみたいじゃないか。いや30過ぎてアニメ見てる時点でアレか,アニメ初めて見たの20代後半だからまだ10年も経ってないんだけどさ。でも実際そのくらいの時代の(昭和のはもちろんだけど90年代のV,W,X,∀あたりも)は補完なしの1周でも分かるべき部分は十分分かったし楽しめたよね,いやWは意味わからん部分も含めて面白いというか。実際見たのは2010年代で一時停止ができるオンライン配信でしかも一気見できるというアドバンテージはあったけど。以降の00とかGレコも資料とか探さんでも2周すればすんなり理解できたけど,1周目じゃちょっと分かりづらいと思った時点で気づくべきだったか。Gレコは1周目はよく分からないところがありつつも毎回楽しめてたんだけどな,2周目のほうが色々理解できてより面白かったのは事実。最近は1話1回見たら次回までそれっきり,それでも楽しめるように作ってくれてるとはもう思っちゃいかんのね。それだけ熱心なファンだけにターゲット絞っていってるのかな? 特に今回は新規やライト層もって聞いた気がしたけど勘違いだったか。ならむしろこれからは更に難しくなっていく? となるともう日本のアニメ卒業したほうがいいかな。いや宇宙世紀だけはまだ見てもいいだろうか。
しかしガンダム卒業すると日本のサブカルに触れる機会がまじでなくなる。。どうすっかな。
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valuepress · 8 months ago
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ronpe0524 · 10 months ago
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いろいろ予定がくるった3月(2024年3月の日記)
■2024/3/1 金曜日。3月がはじまってしまった。今月もまたInstagramのPost数をチェックしてみましょう。2525ですね。てことは2月に見た映画鑑賞数のトータルは79。なんと1月より多い。2月短いのに。短編映画もしっかり見ていくというのをやってることもあり大変順調です2024年。毎月1日は釜揚げうどんの日!釜揚げが半額、ということで丸亀製麺にて釜揚げ大と鮭おむすび。WOWOWオンデマンド『ハルモニア』を見る。U-NEXT『ポーカー・フェイス』E1を見る。ライアン・ジョンソンによるミステリー・ドラマ。『ナイブズ・アウト』の嘘をつくと吐いてしまうキャラクターのような、ひとつの特殊な設定をつくった上でミステリを作るのが好きなのかもしれない。ミステリ作りのひとつの手法ですね。MOVIX昭島にて『ARGYLLE アーガイル』鑑賞。
■2024/3/2 土曜日。朝からWOWOWオンデマンド『撮影/鏑木真一』を見る。渋谷へ向かう。『ヴェルクマイスター・ハーモニー 4Kレストア版』鑑賞@イメフォ。観終わってすぐに帰る。移動中にWOWOWオンデマンド『スター・トレック:ストレンジ・ニュー・ワールド』S2E7を見る。これすごい。なかなかのコラボレーションなエピソードなんですが、事前にまったく知らなかったのでびっくり。本当はMCUとかもこういうレベルのものをやりたいんだろうなぁ。BS録画『特攻野郎Aチーム』S2E9を見る。Amazon Prime Video『アメリカン・フィクション』を見る。U-NEXT『アダプテーション』を見る。音源を1本編集。もう1本映画を見たかったけど力尽きて寝る。
■2024/3/3 日曜日。本日は娘と歩いて昭島へ。MOVIX昭島にて『映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)』鑑賞。娘と観る『映画ドラえもん』も今回か来年が最後だろうか。そう思うとちょっと切ない。昭島のミスドでお昼を食べて帰る。帰宅してすぐに自転車で昭島図書館へ。本を借りたり返したり。WOWOWオンデマンド『イツキトミワ』を見る。Apple TV+『マスターズ・オブ・ザ・エアー』E7を見る。ラジオを聴いたり、映画の感想を考えたり、雑誌を読んだりで時間がすぎていく。夜はイシヤマ���んとDiggin' U-NEXTを収録。2月の収録とインターバルが短いのでぜんぜん久しぶり感がない。
■2024/3/4 月曜日。午前中はミーティングで終わる。お昼にWOWOWオンデマンド『せん』を見る。中尾ちひろさんのカラオケをツイキャスを見る。資料作成をせっせとやる。仕事終わりで立川へ。WOWOWオンデマンド『メイヤー・オブ・キングスタウン』S2E3を見る。WOWOWオンデマンド『極道黒社会 RAINY DOG』を見る。シネマシティで『ネクスト・ゴール・ウィンズ』鑑賞。2週目でかなり上映回が減っていたけどたしかに集客悪い。けっこう楽しかったけど。BS録画『特攻野郎Aチーム』S2E10を見る。ラジオなど聴きながら僕モテメルマガの情報コーナーを書く。
■2024/3/5 火曜日。昨日から覚悟はしていたがとても急ぎの仕事の対応で午前中が終わる。ぜんぜんやったことない仕事を代打でやるもんだから手探り感ハンパない。たぶん本来それをやってる人が対応したら一瞬で終わるやつ。まぁしょうがない。お昼にNetflix『彼方に』を見る。ファミマおにぎりの新作、明太マヨクリームチーズを食べる。そりゃうまいでしょうよ。仕事終わりで立川へ。松屋にて、チキンマサラカレー。Disney+『SHOGUN 将軍』E3を見る。『コヴェナント 約束の救出』鑑賞@kino cinéma 立川高島屋S.C.館。映画館を出たら雪が舞っていた。BS録画『特攻野郎Aチーム』S2E11を見る。WOWOWオンデマンド『かぞくのくに』を見る。音源編集1本やりたかったけどもう元気が残っていなかった。
■2024/3/6 水曜日。雪は雨になってましたね。ちょっと今日の朝ウォーキングは断念。BSSTO『インディアナとアーシバルド』を見る。朝ウォーキングをしないと朝、家を出るのに30分ほど余裕が生まれる。この30分がとても大きくていろいろできる。じゃあいつもあと30分早く起きればいいのではないか?それができれば苦労などしないのである。お昼はマクドナルドにて、のり塩じゃがバターベーコンてりたま。Apple TV+『コンステレーション』E5を見る。会社のPCのパスワード変更。しばらくは慣れないんだよなぁ。帰宅してからBS録画『特攻野郎Aチーム』S2E12を見る。エンジェルがぜんぜん知らないおじさんをハンニバルの変相だと間違える場面が面白い。U-NEXT『フォルス・ポジティブ』を見る。音源を1本編集。ラロッカさんとDiggin' Netflixを収録。なんとか録画した『相棒』を見てから寝ようとしたが眠すぎて途中で寝落ち。
■2024/3/7 木曜日。今日はお昼に外に出る余裕がなさそうなのでランチ用のサンドイッチを朝からつくる。ランチ代節約にもなります。通勤しながらApple tv+『ミッドナイト』を見る。お昼休みにWOWOWオンデマンド『メイヤー・オブ・キングスタウン』S2E4を見る。仕事忙しかったけど先行『関心領域』のチケットは忘れずに取る。まぁ余裕だろうとは思っていたけど余裕だった。帰宅してからNetflix『ジェントルメン』E1を見る。監督、ガイ・リッチーだ。U-NEXT『テッド ザ・シリーズ���E1を見る。今年は映画鑑賞を優先するために海外ドラマは基本的に1日1エピソードだけ見ようとしてるのですが、さすがに見たいドラマ作品が渋滞してしまっている。というわけで今日は3エピソードも見てしまった。で寝る前に映画を1本見ようとしたら眠くなってしまい途中まで見て断念。バランス、難しいな。
■2024/3/8 金曜日。夜中に雪が降ったようで寒い。小雨が残っていて朝ウォーキングは断念。通勤途中でNetflix『ハート・ショット』を見る。お昼はCoCo壱にて、五香粉香る魯肉スパイスカレー。WOWOWオンデマンド『スター・トレック:ストレンジ・ニュー・ワールド』S2E8を見る。鳥山明死去の報。僕が影響を受けた漫画作品はゆでたまご先生の『キン肉マン』と鳥山明先生の『ドラゴンボール』の2つが抜け出てるぐらい大きい。こういう大きな喪失を感じることがこれから増えていくのだろうと思います。それだけ自分も年をとってきたってことですよね。帰宅してからAmazon Prime Video『ウーマン・キング 無敵の女戦士たち』を見る。Netflix『パレード』を見る。寝る前にYouTubeのばっけんのレトロゲームチャンネル「ドラゴンボール 神龍の謎」回を見る。子供のころ、クリアできなかったなぁこのゲーム。
■2024/3/9 土曜日。Netflix『ビフォア・マイ・アイズ』を見る。開館のタイミングにあわせて自転車で昭島図書館へ。本を借りたり返したり。Apple TV+『マスターズ・オブ・ザ・エアー』E8を見る。Amazon Prime Video『DUNE デューン 砂の惑星』を見る。吹替で見直してみましたよ。U-NEXT『トーク・トゥ・ハー』を見る。音源を1本編集。夜、娘が寝てからサントラ当てClubhouseに参加。だらだらした週末だ。
■2024/3/10 日曜日。娘は午前中から試験があるとのこと。頑張ってくれ。BSSTO『おべんとう』を見る。U-NEXT『それだけが、僕の世界』を見る。昼から立川へ。kino cinéma 立川高島屋S.C.館にて『エル・スール』鑑賞。ちょっと観るのをあきらめかけていたけど観れました。嬉しい。伊勢丹でホワイトデー催事的なのを見ようと思ったら信じられないぐらいどこも並んでいてあきらめ。タカノで娘もよろこびそうなゼリーを買う。高い。WOWOWオンデマンド『メイヤー・オブ・キングスタウン』S2E5を見る。R-1の録画も見る。『関心領域』先行上映@新宿ピカデリー。帰りの電車でU-NEXT『ロー・タイド』を見る。連続A24。帰宅してからU-NEXT『手紙と線路と小さな奇跡』を見る。
■2024/3/11 月曜日。うーむ、朝起きられず寝坊である。朝ウォーキングはあきらめ。オスカーの結果をTLで追いながら会社に向かう。お昼休みにBSSTO『マックス』を見る。なんかMeetingに出ては担当する仕事が増えていく感じで月曜から憂鬱です。帰宅してからWOWOWオンデマンド『メイヤー・オブ・キングスタウン』S2E6を見る。Disney+『ラスト・リペア・ショップ』を見る。ラジオを聴きながら僕モテメルガマを書く。アカデミー賞授賞式(字幕版)も見たかったけどまだオンデマンドにきてなかったのであきらめ。
■2024/3/12 火曜日。お昼は丸亀製麺にて、焼きたて牛すきごぼ天ぶっかけうどん(温)並。WOWOWオンデマンド『Beyond Teruel/テルエルの彼方へ』を見る。ドラマの『SHOGUN 将軍』の配信時間がよくわかってなかったんですけど13時なんですね。お昼休みには見れないこの中途半端な感じ。仕事を��り上げ急いで帰宅。ノーランが出演するNHK「クローズアップ現代」をリアタイで見る。普段テレビ画面でテレビの番組を見ることがほとんどないので新鮮。Disney+『SHOGUN 将軍』E4を見る。U-NEXT『三度目の、正直』を見る。WOWOWオンデマンド『日本黒社会 LEY LINES』を見る。アカデミー賞のアーカイブ配信も部分的に見る。
■2024/3/13 水曜日。朝、家を出たらすさまじい強風。しかも追い風。なんか速足の朝ウォーキングとなる。通勤しながらWOWOWオンデマンド『The Bridge/希望のかけ橋』を見る。久々に社員証を忘れてしまった。昨日着てたコートのポケットにある入ってるはず。たぶん。お昼にWREPで「LUNCHTIME BREAKS」のMummy-Dゲスト回を聴く。WREPのツイートすると毎回読んでくれるジブさん。嬉しい。帰宅して社員証を確認。ちゃんとありました。良かった良かった。WOWOWオンデマンド『ハンサン 龍の出現』を観る。見応えある海戦韓国映画だったけどぜんぜん人物が覚えられないやつ。ラフランスさんとDiggin' Disney+を緊急収録、ていうほど大げさなものではないですがなる早で配信します。Apple TV+『コンステレーション』E6を見る。
■2024/3/14 木曜日。いやー困った。家の事情で今週末の予定がぶっとびそう。『デューン2』を観るのが遅くなるのはまぁいいとして、TBSドキュメンタリー映画祭に行けなそうだ。たぶん貴重な上映だったんだけどな。お昼休みにWOWOWオンデマンド『Heart of an Astronaut/宇宙飛行士の心』を見る。WOWOWオンデマンド『メイヤー・オブ・キングスタウン』S2E7を見る。ノーランの『フォロウィング』も劇場公開とのこと。Twitterで「日本劇場初公開」とツイートしている人がいたけど、『フォロウィング』は『メメント』公開時に日本でも劇場でかかっていたはず。もちろんHDレストア版は初でしょうけど。で、先日気づいたのですが、ノーランも10作以上長編監督作があり、僕はその全作を劇場鑑賞しているんですよ。なので『オッペンハイマー』も絶対に観逃がしてはならないのした。まぁ普通に考えて観ますけど。帰宅してから音源を1本編集。U-NEXT『幸せなひとりぼっち』を見る。
■2024/3/15 金曜日。通勤しながらBSSTO『ナルヴィックのヘアパーラー/ Frydenlund Hair Parlour』を見る。お昼にファミマおにぎりの新作「だし香る たけのこごはん」を食べる。中心に濃いめ味付けのたけのこが入っている感じ。WOWOWオンデマンド『スター・トレック:ストレンジ・ニュー・ワールド』S2E9を見る。これも素晴らしいエピソードでした。仕事終わってまっすぐ帰宅。『デューン2』の公開日なんですけどね。今日も観れないし、土日も観れなそう。WOWOWオンデマンド『コンペティション』を見る。音源を1本編集。
■2024/3/16 土曜日。基本家にいなきゃな土曜ですが午前中に昭島図書館に行く。最近、ちょっと昔のキネマ旬報を借りてパラパラ読んでいます。WOWOWにて『OFF SIDE/カミーユとコンティさん』を見る。Apple TV+『マスターズ・オブ・ザ・エアー』E9を見る。これで完走。爆撃機の描写はなかなか凄かったです。BSで福岡×FC東京戦を見る。DAZNやめたのでBSでの放送ありがたいです。そしてFC東京の今季初勝利。1点目の長友、熱かった。DVD『記憶の棘』を見る。たまーに見るDVDって��質悪いですよね。冒頭の「新作紹介」とかムダに見ちゃいますが。U-NEXT『スライス』を見る。DVD『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』を見る。
■2024/3/17 日曜日。娘が新宿まで塾の試験を受けに行くってことで早朝からたたき起こす。本当は僕が新宿の会場までの送迎もする予定であったが塾友達のお父さんが行ってくれるってことで免除に。本当に助かります。これで近所の映画館であれば1本映画が観に行ける。てことでMOVIX昭島で『デューン 砂の惑星PART2』鑑賞。もちろん池袋のIMAXとかで観た方が良いのは云われなくてもわかっていますが、そういうのは時間的にも金銭的にも余裕がある人の言い分ですよ。僕なんてSMTの60P無料鑑賞クーポンで、スクリーンで観れるだけで感謝ですよ(週末の予定が狂いまくって感情がネガティブになっています)。帰宅してWOWOWオンデマンド『El Carrito/タマレス』を見る。NHK-BS特別番組「渥美清にあいたい 山田洋次×黒柳徹子」を見る。あー今月分の寅さんを見るのもの楽しみだな。U-NEXT『テッド ザ・シリーズ』E2を見る。夕飯は家族で外食。娘のリクエストによりがってん寿司。がってん寿司はけっこう高いので大人は遠慮しながら食べる。娘は(金額的には)僕の倍ぐらい食べてたでしょう。WOWOWオンデマンド『ペルシャン・レッスン 戦場の教室』を見る。本当は渋谷でやってるTBSドキュメンタリー映画祭2024『オキュパイド・シティ(原題)』を観に行きたかったんですけどね。ただTwitterで流れていくる感想がどれも不評でややホッとしている自分もいます。まったく良くないマインドですね。DVD『ロードハウス 孤独の街』を見る。
■2024/3/18 月曜日。朝ウォーキング時の風がすごい。砂埃が目に入ったのでしょう。左目だけ真っ赤になってしまいホラー映画みたいな状態に。劇場鑑賞映画の記録をしていたら昨日観た『デューン2』が今年の50本目でした。2023年の50本目を調べてみると日付がまったく同じ。同じペースで映画を観れているってことですかね。お昼はマクドナルドにてハッピーセット食べてゾロリの本をGET。YouTubeにて短編映画『此処だけの話』を見る。仕事終わりで立川へ。かなり余裕をもっての予定を立てていたのに電車が遅れまくり、オンタイムでkino cinéma 立川高��屋S.C.館へ。『12日の殺人』鑑賞。映画観終わってから松屋のチキングリル定食を食べる。夜、WOWOWオンデマンドでドラマを見ようと思ったらメンテ中。しょうがないからU-NEXTで映画を見ようとしたけど途中で撃沈。なんかすぐ眠くなっちゃうな。
■2024/3/19 火曜日。どうも家でテレビ番組を録画しているトルネ(ナスネ)とスマホアプリの接続がうまくいかない。トルネに録画されている番組をスマホアプリで見ることはできるのですが、スマホアプリへデータを移動することができない。家のWi-Fi環境が変わったタイミングなのでそれが原因なのは間違いないのですが、じゃあどうやったらこの接続を戻せるのかがさっぱりわからない。ネットで調べても似たような理由で困っている人がたくさんいて解決方法がわからない。僕はテレビ番組をほぼこのこの方法で見ているのでとても困る。まいったな。お昼は 丸亀製麺にて、山盛りあさりうどんを食べる。ランチの予算オーバーなんですけど食べる価値あり。WOWOWオンデマンド『メイヤー・オブ・キングスタウン』S2E8。WOWOWアプリ、なんかUpdateされたのだろうか。帰宅してから『Portrait of a Disappearing Woman/消えゆく彼女の肖像』を見る。U-NEXT『ゴーストバスターズ』を見る。WOWOWオンデマンド『メイヤー・オブ・キングスタウン』S2E9を見る。昨日見れなかった分、今日は海外ドラマを2エピソード見てしまった。U-NEXT『はい、泳げません』を見る。
■2024/3/20 祝日の水曜日。春分の日。朝から娘と昭島へ。MOVIX昭島にて『恐竜超伝説2 劇場版ダーウィンが来た!』観賞。ダーウィンとイルミネーションとおしりたんていの三択だったのですが、娘のチョイスはダーウィンだった。ドキュメンタリー好きなんだよなぁ。お父さんは『FLY!』が観たかったんですけどね。モリタウンのフードコートの丸亀製麺でランチ。カルボナーラうどんを食べる。一度帰宅してから自転車で昭島図書館へ。Disney+『SHOGUN 将軍』E5を見る。WOWOWオンデマンド『No Ghost in the Morgue/安置所に幽霊は出ない』を見る。Disney+『X-Men '97』E1を見る。Disney+ 『SAND LAND: THE SERIES』E1を見る。U-NEXT『ゴーストバスターズ2』を見る。Netflix『妻消えて』を見る。日付変更と同時に土曜のル・シネマのチケ取り。中央席の埋まり方がエグいスピード。
■2024/3/21 木曜日。本日は仕事を休んで早い時間から通院。朝ウォーキングはなし。八王子の病院で検査と診察。超音波の検査はとくに問題なしってことで。想定内で時間で病院終わって横浜方面へ向かう。WOWOWオンデマンド『禁書のイロハ』を見る。さらにドラマを1本見ようと思ったけど眠くて眠くてムリ。仮眠をとりつつ桜木町に到着。馬車道うどん 頑陣本店にて、海老鶏餅うどん(温)特盛。夕飯食べる時間すらなさそうなのでお昼にたくさん食べておく作戦。時間があるのでみなとみらいエリアを散策。絶賛遅れまくりのradikoを聴きつつ水際を散歩。カモがいるかなぁと期待したけどほとんどいなくて残念。卒業式シーズンってことで大学の卒業式っぽ服装の子たちがたくさんいた。Apple TV+『コンステレーション』E7を見る。Disney+『X-Men '97』E2を見る。大変面白いのですが、日本語吹替がないのが本当に残念。Disney+ 『SAND LAND: THE SERIES』E2を見る。横浜フランス映画祭 2024『バティモン5 望まれざる者』観賞@横浜ブルク13。前代未聞のチケット販売後スクリーン変更があった回で、予想どーり多少うまくいっていない部分があったようですね。ラジ・リ監督のQ&A、客席にいたクレール・ドゥニが回答の補足をするというやりとりあり。インターバルでサッカー日本代表の試合をチェック。横浜フランス映画祭 2024『けもの』観賞@横浜ブルク13。僕は電車の関係でQ&Aはパス。エンドロールがはじまったら退席しようと思っていたぐらいなのですが、これが噂のQRコードエンドロール映画だった。つまり映画本編が終わるとQRコードがスクリーンに表示され、そのアドレスにアクセスするとエンドロールの動画が見れるという作品。こういう作品があることは���しか矢田部さんのブログで知っていたんだけどこの映画だったのか。慌ててスキャンしてダッシュで駅へ向かう。なんとか乗りたい電車に乗れました。帰りの電車でNetflix『三体』E1を見る。さすが中国版が30エピソードでやった内容を8エピソードにまとめているだけあってすごいスピード。明滅ってそういうことでいいのか。それにしても吹替版がないのが残念。多言語作品なので難しいところはあるかと思いますが。
■2024/3/22 金曜日。通勤途中にBSSTO『ある村で』を見る。昨日休んでしまったのでメールがためっていますよね。午前中ではとても対応しきれず。お昼、OKの弁当を食べながらWOWOWオンデマンド『スター・トレック:ストレンジ・ニュー・ワールド』S2E10を見る。これでシーズン2完走。文句なしに面白かったんですけど。今回のエピソードはいい!という回が3つぐらいありましたよ。午後も仕事に集中。ミーティングが多かったのもあるけど気づけばけっこう仕事してしまった。サッカーU23の試合を見ながら帰る。帰宅してからNetflix『ゴーストバスターズ/アフターライフ』を見る。WOWOWオンデマンド『零落』を見る。国内ドラマをいけるとこまで見ようと思ったけど座ったままの姿勢で寝落ち。身体がいたい。
■2024/3/23 土曜日。なんか早起きできました。WOWOWオンデマンド『The Wake/覚醒の時』を見る。WOWOWオンデマンド『FALL フォール』を見る。ちょっと早めのお昼を家で食べてから渋谷へ。移動中にWOWOWオンデマンド『メイヤー・オブ・キングスタウン』S2E10を見る。これでシーズン2完走。みんな勝手なことをするから大変なんですよ、ジェレミー・レナーが。『海がきこえる』鑑賞@Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下。たぶん満席だったんですけど客層がとても良い。今年、ジブリ映画を劇場で観るの4作品目ですよ。素晴らしいです。帰宅してからU-NEXT『ワンダフルライフ』を見る。U-NEXT『ヴァル・キルマー/映画に人生を捧げた男』を見る。僕も病気の状況によっては手術後にもっと発声できない可能性はあったので、ちょっとその部分はシンパシーを感じながら見てしまった。
■2024/3/24 日曜日。娘は美容室に行くとのことです。WOWOWオンデマンド『WILD SUMMON/ワイルドサモン』を見る。ランチというには早すぎる時間にチキンラーメンを食べてから横浜方面に向かう。移動しながらNetflix『三体』E2を見る。横浜フランス映画祭 2024『美しき仕事 4Kレストア版』観賞@横浜ブルク13。グッチーズのいい仕事。観終わって同回を観にきていたイシヤマさんとお茶する。けっこう久々に対面で会ったけど久々感はぜんぜんない。そのあと僕はもう1本、横浜フランス映画祭 2024『Vermines (原題)』観賞@横浜ブルク13。やっと今回のフランス映画祭のQ&Aで質問できました。本作、年内には日本公開あるみたいですね。帰りの電車でDisney+ 『SAND LAND: THE SERIES』E3を見る。帰宅してから音源を1本編集。U-NEXT『男はつらいよ 噂の寅次郎』を見る。
■2024/3/25 月曜日。娘は春休みに突入中。塾の春期講習も明日からってことで今朝はぜんぜん起きてこない。まぁいつも大変そうだからたまにゆっくりできるのもいいよね。僕ひとりで起きて朝食食べて仕事へ。微妙な小雨だったけど朝ウォーキングを決行。お昼はコンビニごはん。ファミマのおにぎり新作、もっちりしたもち麦入り鮭わかめ。WOWOWオンデマンド『Borekas /ボレカス』を見る。これでWOWOWにあった短編映画傑作選みたいのを見終わってしまった。またやってくださいこれ。中尾ちひろさんのカラオケツイキャスを見る。帰宅してからサッカーU23×ウクライナの試合を見る。FC東京の若手選手たちも頑張っております。Netflix『三体』E3を見る。子供が寝てからコヨイチのリモート収録に参加。収録終わったあとも夜中まで映画駄話。古い映画の話ほど盛り上がる。
■2024/3/26 火曜日。娘は今日から春期講習。がんばってくれ。そしてがっつり雨。さすがに朝ウォーキングは断念。時間があったので家でNetflix『ディスコ・インフェルノ』を見てから出勤。お昼はOKのTHE鮭弁当。全角。Netflix『三体』E4を見る。しかしずっと雨だな。帰宅してからDisney+ 『SAND LAND: THE SERIES』E4を見る。WOWOWオンデマンド『オットーという男』を見る。僕モテメルマガの原稿をやる。座った姿勢のままけっこうな時間寝落ちしてしまって腰が痛い。
■2024/3/27 水曜日。ちょっと寝坊してしまった。急いで準備。でも天気がいいので朝ウォーキングが気持ちいい。一応寝る前の薬は飲み続けているけど、僕の中での今年の花粉症は終わったな。良かった良かった。Netflix『愛してるって言っておくね』を見る。昼休みにDisney+『SHOGUN 将軍』E6を見る。帰宅してからDisney+『X-Men '97』E3を見る。面白いけどやっぱ吹替ほしい。Netflix『ゴーストバスターズ(2016)』を吹替で見る。友近の吹替はけっこううまい。昔、ビバヒルの吹替ネタとかやってたぐらいですからね。けんす君、なんすけ君とDiggin' Amazon Prime Video収録。収録終わってからも、結婚するといろいろ大変だよね、って雑談をする(実は子供が生まれるとさらにスーパーハードモードが待っている)
■2024/3/28 木曜日。なんか今日も天気が悪そうです。午前中からアジア圏の人たちとオンラインミーティング。とにかく日本に出張に行きたい、桜の季節はまだか、と云ってくる。お昼は丸亀製麺でかけ並とジャンボカニカマ天。フィルムは記録する ―国立映画アーカイブ歴史映像ポータル―『隅田川』を見る。国立映画アーカイブがオンラインで映画を提供してるというのは知ってたけどラインナップがすごい増えてた。これは1931年の記録映画。監督のクレジットもない。当時の隅田川周辺を描いたドキュメンタリーみたいなものだろう、と思っていたらちょっと違う。運搬船で寝泊まりして暮らしているある父息子の暮らし、1日半ぐらいを描いていて脚本もあるっぽい。この作品の尺は21分。毎日1本短編映画を見る生活を続けている僕には掘りがいがありますね、このサービスは。午後、強烈な片頭痛。カロナール飲んでみたけど歯がたたない。帰宅してからApple TV+『コンステレーション』E8を見る。これで完走。何が起きているかわからなかった序盤が一番面白かった印象です。MCTOSに参加したかったけどあいにくの雨で断念。空いた時間で音源を1本編集。ラロッカさんとペップさんがやってたMCTOSアフタートーク(スペース)だけ聴く。U-NEXT『劇場版 からかい上手の高木さん』を見る。アニメのやつ。日付変更と同時の来週月曜の『とりつくしま』のチケ取り。オンタイムで座席選択画面までいけたときの席の埋まりぐあいに戦慄したがなんとかチケット取れた。嬉しい。
■2024/3/29 金曜日。雨、というか風が強い。さすがに朝ウォーキングはムリ。電車で出勤しながら、フ��ルムは記録する ―国立映画アーカイブ歴史映像ポータル―『馬の馴致』を見る。ビヨンセが日本にいるという情報と、サイン会をするという情報に驚愕。まぁ行けませんけど。でもなんでこの重要なタイミングで日本にいるんだろうな。不思議すぎる。お昼に来週の『リトル・エッラ』のチケット無事確保。イタリア映画祭の情報がやっと出たけどマッテオ・ガッローネ以外はよくわからないので詳しい人の調査結果を待ちます。てゆーかスケジュール出てないし。Netflix『三体』E5を見る。今日でけっこう退職する人がいて、お世話になりましたメールがとんでくる。お疲れ様でした。仕事終わりで立川へ。『RHEINGOLD ラインゴールド』鑑賞@kino cinéma 立川高島屋S.C.館。帰宅してからU-NEXT『シチズンフォー スノーデンの暴露』を見る。
■2024/3/30 土曜日。朝からBSSTO『月/ Moon』を見る。自転車でMOVIX昭島へ。『ゴーストバスターズ フローズン・サマー』鑑賞。帰宅してお昼ごはん食べながらNetflix『三体』E6を見る。また自転車で出かけて昭島図書館。娘の本を借りたり返したり。帰宅してBSにてJリーグ川崎×FC東京戦を見る。完敗。がっくり。Netflix『ビューティフル・ゲーム』を見る。U-NEXT『ザ・ヒューマンズ』を見る。Disney+ 『SAND LAND: THE SERIES』E5を見る。日付変更と同時にやっと『オッペンハイマー』のチケットを購入。火曜の。
■2024/3/31 日曜日。朝からフィルムは記録する ―国立映画アーカイブ歴史映像ポータル―『アテナ・ライブラリー 第六十四篇 軍用犬』を見る。Netflix『三体』E7を見る。自転車でMOVIX昭島へ。『美と殺戮のすべて』鑑賞。帰りにセブンイレブンで、あさりだしが効いた塩ラーメンを買ってきて食べる。たしかにこれは美味しい。たらこのおにぎりと一緒に食べたら最高でした。Netflix『恐怖の報酬』を見る。Amazon Prime Video『ロードハウス/孤独の街』を見る。Disney+『SAND LAND: THE SERIES』E6を見る。WOWOWオンデマンド『放課後アングラーライフ』を見る。娘が長い時間春期講習に行っているので自宅の映画鑑賞ががっつり進んでしまう。そんな感じで3月も終わり。
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wotayaminabe · 10 months ago
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華氏451度読了。
あまりに全てを分りやすく単純に便利にしていった結果、人は考えるのをやめてファストな快楽を楽しむようになる、それでも心の奥底では不安をずっと抱えているのにそれを快楽や情報で押し流そうとする社会、何も考えられなくなり与えられたものに溺れるように生きる社会。命に関わる刹那的なゲームにクスリ、バカ騒ぎで空虚さを必死に隠そうとする未来社会。今を生きてるのに地に足のつかない人々。仮想空間に耽溺する人々。
1953年に描かれた作品なのにどうしてこんな今の世の中そのものなんだろう。ショート動画や◯分で読めるミステリ、100分で分かる名著。どこでも人と話しててもスマホ見てる人。季節感を表すのは象徴化されていく、日本にミモザもないのに。海外で戦争あってもどこか遠くの日本。
どんどん心にしまい込んだ感覚に気付いていくモンターグの描写、虚ろなミルドレッドとの関係はほんとに読んでて辛かったな。
霧笛もそういえばブラッドベリさんだったんだな。
あの作品も灯台に呼びかける首長竜の孤独と暗い海が合わさって泣きそうになるんだよな。あの家の中魔改造して子どもたちに宇宙船ごっこしてあげるパパの話もじんわりくるんだけど、こういう人と人との距離感��遠さや、逆にぬくもりがじんわり静かに体に染み込んでくんだよなブラッドベリさんの作品。
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22centuryworks · 1 year ago
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eigakucho
「アガサ・クリスティー とらえどころのないミステリの女王」 [著]ルーシー・ワースリー
 海外文学の新訳が出るように、伝記もまた、時代に合わせて新しく書かれるべきだと強く思った。その人生を、生きた本人も気づかなかった功績は、新たに称えられるべきなのだ。(山内マリコ)
『映画 〇月〇日、区長になる女。』舞台挨拶付き上映@チネ・ラヴィータ_20240224
ペヤンヌマキ監督「映画 ◯月◯日、区長になる女。」は傑作だった。岸本聡子区長は日本に真の民主主義を創ろう、というミッションを持って生まれた。この真にスリリングな波動に終始、映画から目が離せなかった。2024年にかのじょを知るきっかけを作ってくれたペヤンヌマキ監督に感謝したい。岸本区長の素敵な人柄がどのシーンにも刻印され、10分でお化粧を済ませるかのじょに、この前お会いしたヴィヴィアン佐藤氏を重ねてしまった。
じぶんは2014年、ちょうど10年前に杉並区善福寺公園にある葉月ホールハウスさんで「you」という個展を開催させていただいた。そのご縁もあり、よく通った場所だった。5月新緑の季節に両親や友人知人が来てくれて、じぶんの絵の中でRannoch(ラノッホ)のコンサートを催したコト。初日に来てくれた佐々木暁さんとハウス主の岩河さんと3人で呑んだ夜、暁さんが故郷の柏崎刈羽原子力発電所に激怒したコト。あのようなフワリと春の夜風に漂うように生きていた最後の時間。そのすべてがあまりにも懐かしい。このドキュメンタリー映画で、女性初の杉並区長誕生の瞬間を共に喜び、つづく女性区議の誕生に胸躍る感覚を味わいながら、これは善福寺公園の木漏れ日を集めたペヤンヌマキ版「PERFECT DAYS」なのだと思った。その裏側に存在するのはTOKYO2020以後の空無であり、そこに知的女性が参入し、男性がする厄介事の片棒を担がされるという現状は、このタイトルが未来時制のままにされているコトに顕著だ。映画として面白く、都内で連日満員を記録し、地方を回り始めたという今作を見逃す手はないはずだ。ポスターの言を借りるなら「ここには希望がある」。
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japan-dramangastery · 1 year ago
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小学館的漫畫雜誌04(女性向)
接着来说女性向的漫画杂志。
月刊フラワーズ(月刊Flower)
プチコミック(Petit Comic)
プチコミック増刊(Petit Comic增刊)
姉系プチコミック
妻プチ
プチプチコミック
Judy
月刊フラワーズ(月刊Flower)
发行时间:2002年4月27日(2002年6月号) -
人群向:30岁以上的少女漫画爱好者
发行日:毎月28日
增刊:『凛花』、『増刊フラワーズ』
代表作:勿言推理 (ミステリと言う勿れ)、7SEEDS 幻海奇情 (7 Seeds)、龍鳳逆轉 (とりかえ・ばや)、青の花 器の森、光之風 (風光る)等。
2002年4月27日创刊,接管了一部分来自于『別冊少女コミック』(就是后来的『ベツコミ』)的作品。电子版从2018年4月号开始出版,后来从6月号开始,与纸质版一样,每月28日发行。
虽然是少女漫画杂志,但面向的是成年女性,所以归类到女性向中。
プチコミック(Petit Comic)
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发行时间:1977年 -
人群向:女性漫画、20岁~29岁女性
发行日:毎月8日
增刊:『プチコミック増刊』、『姉系プチコミッ』
代表作:P.A.、青い鳥症候群、蔷薇之恋(薔薇のために)、快乐婚礼 (はぴまり〜Happy Marriage!?〜)、せいせいするほど、愛してる、不好意思,我們明天要結婚(突然ですが、明日結婚します)、深夜的糟糕戀愛圖鑑(深夜のダメ恋図鑑)等。
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口号『像漫画一样的爱情』(「まんがみたいな恋はある。」)。2017年左右,数字版发行,发售日与本杂志相同。2019年数字版限定的『妻プチ』创刊。
プチコミック増刊(Petit Comic增刊)
发行时间:1978年 -
人群向:女性漫画
发行日:季刊(4月、7月、10月、1月号)
电子版:「デジプチ」
代表作:愛をちょーだい!、世界はボクらのために!等。
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2019年冬季号增刊开始推出数字版「デジプチ」,2019年6月号数字版成为月刊,将季刊内容拆分成三期出版。「デジプチ」每月8号出版。
姉系プチコミック
发行时间:2010年 -
人群向:女性漫画,30岁前后的アラサー的女性
发行日:双月刊
简称:「姉プチ♥」
电子版:「姉系プチコミック」→「姉プチデジタル」
代表作:真綿の檻、谎言、偶尔微热(嘘、ときどき微熱)等。
(アラサー: 和制英语「around thirty」(アラウンド・サーティー)的缩写,28-32岁的人,或者27,28到30岁之间的人)
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口号是『只有漫画才能提供的奢华』(「まんがだけがくれる贅沢を」)。2020年9月号开始发行数字版,截止到2019年3月号之前发行在「姉系プチコミック」数字版上。2019年5月号发行月刊「姉プチデジタル」,将双月刊『姉系プチコミック』一期的内容拆分成2号。「姉プチデジタル」每月8号发行。
妻プチ
发行时间:2019年12月 -
人群向:女性漫画,30岁前后的アラサー的女性
发行日:双月刊
代表作:終わらない吐息、さようなら、エデン等。
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主题是『妻たちの物語』(「妻たちの物語」),相比『プチコミック』连载更加『追求刺激』的作品。
プチプチコミック
发行时间:2022年10月 -
人群向:女性漫画,30岁前后的アラサー的女性
发行日:每月8日
简称:プチプチ
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『プチコミック』附录小册子的数字版,这本杂志的理念是“忙碌的成年人可以在空闲时间以“低廉”的价格享受一本书。除了发布『单篇爱情故事』的作品外,也会刊登『プチコミック』和『姉系プチコミック』的连载作品的番外篇和特别篇。
Judy
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发行时间:1985年 - 2008年8��23日(10月号)
人群向:女性向
发行日:毎月8日
关联刊:『Nighty Judy』→『Judy Original』
代表作:ケイリン野郎、愛在末路之境 (窮鼠はチーズの夢を見る)、適齢期の歩き方、夫婦探偵奮戦記等。
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标语是『享受女人的快乐的漫画杂志!』(「ヲンナを楽しむ!コミック誌」)。主要读者为20岁以上女性,发表的作品以一次性作品为主。出版作品由『小学館のJUDYコミックス』出版。为了发掘新人,举办漫画新人赏『Judyコミック杯』。
1988年『Judy』的增刊第一期发布,92年独立创刊,改名叫『Nighty Judy』,99年改名叫『Judy Original』,于2001年休刊。2004年,包含大量色情内容的『JUDY』的增刊而复活。
ビッグコミックフォアレディ(Big Comic For Lady)
发行时间:1981年 - 1990年
人群向:女性向
简称:PF
代表作:私を月まで連れてって!等。
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1981年创刊,顾名思义,是一部针对女性的『ビッグコミック』(Big Comic),创刊时的文案是『第四次大辉煌的诞生』(「第4のビッグ華麗に誕生!」)。这是女性漫画的开端。 1990年停刊。
(女性向篇完)
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shootron · 13 days ago
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(両京十五日 Ⅱ ―天命―: 書籍- 早川書房オフィシャルサイト|ミステリ・SF・海外文学・ノンフィクションの世界へから)
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nagachika · 2 years ago
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矢上教授の午後 を読んだ
森谷明子作品。他にシリーズになっているものが「矢上教授シリーズ」だけだったのでまとめて読んだ。
ある大学の生物総合学部の非常勤講師でなぜか日本古典文学の講座を持っているという矢上「教授」(実際には教授ではない)が主人公というか探偵役。ではワトソン役/助手役は登場人物一覧の2番目に名前を連ねている御牧咲か、と思いきやこの作品では彼女は冒頭に矢上教授に学内の不思議な出来事を報告するのと、嵐で停電になって和菓子屋で足止めされているあいだに電話を受けて調べ物をするというだけであまり助手的な役割を果たしていない。最後に謎解きの解説を聞くという役回りでようやきワトソン役に復帰しているという感じ。そのかわりに事件の渦中で助手役を演じるのが海外でのフィールドワークに長けた馳部教授で、矢上教授とのバディとして小さな研究棟内を駆けまわることになる。
舞台は大学のオンボロな研究棟で、冒頭の導入から日常の謎ものかと思いきや急な雷雨で停電となり、またさらに偶然非常階段の扉の前に障害物が置かれたせいで閉ざされたクローズドサークルになってしまったところで殺人が起きる、というこれだけみると本格もの。またこの作品は構成も少し変わっていて登場人物がわりと多くて、それぞれの視点での描写がどんどんと切り替わって章立てされていく(短い章は 1ページに満たないくらい)。これだけ人数が居るのにちゃんとキャラが立っていて「誰だっけ?」とならないのはさすが森谷さんのストーリーテリング力。
ただ、ミステリとしてはやや説明不足というか、本格ものにはよくある見取り図などがない一方で建物の構造の説明はややわかりにくいので、証言のつじつま合わせの検証などが難しかったり、犯人の動機(殺人の動機じゃなくてその後の時間かせぎの動機)などがやや弱くて「そんなことある?」という感じになってしまってたのでちょっと締まらないなという感じはした。あんまりそのあたりを細かくツッコみながら読む作品ではないと思った。またいつもの気持ちの良い文体とは少し違っていて、そこもやや意外に思いながら読んだ。読みやすくはあるけど登場人物みななにかしら問題をかかえていて読んでて気持ちの良いという感じではなかった。
作中で「ビヤロヴィエジャ」と記されていた森は Wikipedia によると ビャウォヴィエジャの森 と表記するのが現在は正しいらしい。この話は知らなかった。おとめ山(御留山)という名前から禁猟地であることの推察や異類婚姻譚の話、管狐の話(飯綱って久し振りにみた)など古典文学や民俗学関係の話も興味深かったけど今回は生物の話も多くて作者にこんな思わぬ引き出しがあったものだなと思って読んだ。あとがきや参考文献の記載がなかったのでどこからこのあたりの話を引っぱってきたのかわからないのが残念。
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nandenandenande · 2 years ago
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"登場人物の名前が憶えられない人は最初の一文字で憶えればいい"
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