#模倣はご遠慮願いま��
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先日甥っ子の結婚式が終わった後➡️巣鴨お参りと散策➡️新宿東口の3D巨大猫を見に行ってから急いで次の目標の場所へ💕 マリー🎀とオッドアイ繋がりでずっと仲良くさせてもらっているマイさん @maihimemoco の家へ💕 以前は頻繁に彼女に逢いに行っていたけれどコロナ禍で自粛していたので気づいたらずっと行けていなくて… 妹の @rinten2020 も���緒に行ってマイさんのお母さん @mameraco ともご飯を一緒に💕 コロナ禍が緩和されて少しずつ以前の幸せが元に戻りつつあり嬉しかった❣️ コトちゃん✨ちーちゃん✨いっちゃん✨に癒された〜💕 ※写真はザビエル首輪本家のコトちゃん・ちーちゃん着用の物です❣️ 今日、ちょっと驚いた事があったので長文だけど読んで下さいね✨ フォローしている2大イベントの出店者の案内がタイムラインに流れてたまたま発見したんですが、ザビエル首輪を明らかに模倣している作家を見つけ憤りを覚えました💦 発案者の苦労を知っているので簡単に模倣し販売している神経が信じられないです! マイさんのザビエル首輪のファンなら気づいていますよね✨ アンチ模倣❗️そういう方から皆さんも買わないで欲しいです💦 イメージが似てしまうとか自分の中でだけで楽しむとかでしたらご自由に…って思うんですが、これは明らかに…と思ったので書かせていただきました❗️ #ザビエラー #ザビエル首輪 #本家というか発案者 #ザビエル首輪本家 #模倣はご遠慮願います #ねこすたぐらむ #ねっこ #猫好きさんとつながりたい #ザビエル首輪愛好者 #ニャンスタグラム #猫用首輪 #コトのおちり #コトちゃんファン #白猫オッドアイ #白猫オッドアイ好きな人と繋がりたい https://www.instagram.com/p/CqDQ3VsBKG1/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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【立ち入り禁止区域に侵入する釣り人の迷惑行為に警鐘…漁港の深刻な事情を紹介する投稿が話題に(まいどなニュース)】 - Yahoo!ニュース : https://news.yahoo.co.jp/articles/f6344d4c2dfd397498e7fc065853fde3548a2527 : https://archive.is/5M7Yx { 2021年 } 2/18(木) 19:30配���
{{ 図版 1 : このままでは規制強化も?マナーを問われる釣り人たち }}
近年、漁港の防波堤など立ち入り禁止区域、釣り禁止区域になっているエリアにあえて侵入する、釣り人の迷惑行為が問題になっている。
{{ 図版 2 : 【写真】釣り人の迷惑行為について注意喚起をうながした投稿 ※「ざざむし。の人」さん提供 : ざざむし。の人 @nekton27 - 午後2:21 ・ 2021年2月12日 : https://twitter.com/nekton27/status/1360096647120711682 : https://archive.vn/CmPsc : https://benediktine.tumblr.com/post/643704929369964544/ }} {{ 図版 3 : 捨てられた釣り糸で足を失ったであろう鳩 ※「ざざむし。の人」さん提供 }} {{ 図版 4 : ※公益財団法人 日本釣振興会ホームページより引用 }}
漁港関係者からはマナーを守っている釣り人と迷惑行為をする釣り人の判別が難しいため、やむなく漁港全体を立ち入り禁止にするというケースも増えているようだ。
今、SNS上ではそんな漁港の現状について紹介する投稿が大きな注目を集めている。投稿者は野生動物料理などを紹介するグルメブログ「ざざむし」を運営する「ざざむし。の人」さん(@nekton27)。
釣り人の迷惑行為は侵入だけでなく、ゴミの放置や機材の破損、違法駐車など多岐に及んでいるらしい。
「ざざむし。の人」さんの告発に対し、SNSユーザー達からは「結局周りが被害を被ってしまうんですね…。釣り公園みたいに完全に分けてしまうのが合理的なんでしょうか。個人的には堤防の釣りが一番好きなんですけどね」「漁業関係者です。港で釣りされるの迷惑です。朝船に乗ったら漁で使う網に針やルアーが引っ掛かることは日常茶飯事で、言っても無駄だと思ってるから警察に定期的に追っ払ってもらってます。漁師の中にもルールを守らない奴はいますが、港釣りやってる奴はほとんどルールもマナーも守りません」「ジェットスキ-をする人たちにもひどい人がいますね。何台もの車を連ねてやって来て、小さな漁港を占領してたのを見たことがあります。もういつ全面的に進入禁止になってもおかしくない。」「川釣りの鑑札みたいに、堤防釣りも県単位で許可制にして、漁業組合や行政に環境管理ができる様なお金が入るようにでき��ばいいんですけどね。」など数々のコメントが寄せられている。
今回の投稿について「ざざむし。の人」さんにお話をうかがってみた。
―――中将タカノリ(以下「中将」):今回の投稿をされようと思ったきっかけをお聞かせください
ざざむし。の人:ここ10年、各地でかなりの釣り場が釣り禁止に変わってきています。今までは大丈夫だったけど変化せざるを得なくなってきている事象というのは様々あり、釣り場を取り巻く問題に関しても同様です。むしろ今までが甘すぎたと言えます。
そんな中「釣り場を失わないためにも釣り禁止区域で釣りするのはやめようよ」という釣り人の声に「その喚起の意味がわからない」という意見を複数見かけたのですが、確かによくわかっていない人からすればそういう解釈もできるなと思い、常識的な判断ができる人なら簡単に理解できそうな感じにまとめてみようと思いました。
―――中将:マナーを守らない釣り人はそんなに多いのでしょうか?
ざざむし。の人:釣りにおけるマナーというのがどこまでを指すのかという問題がありますが、「周囲に迷惑をかけずその趣味を万人が永続的に楽しむための暗黙のルール」と解釈するならば、守っていない人だらけです。
自分もそれを数えきれないほど見てきましたし、それどころか自分もその道を通ってきました。だから言えることなんです。厳重な禁止柵を乗り越えたり、ゴミを捨てたり、釣った魚を陸に打ち捨てて帰ることが言語道断なことは釣りをせずとも常識でしょうが、釣り禁止看板の前や柵向こうに子連れ釣り師を見たことなんて数えきれず、どんな子が育つのかと不安になります。
初めての土地で遠目に釣り人がたくさん見え、いそいそと近寄ってみると堤防にデカデカと「釣り禁止」と書かれていることはザラにあります。それならまだ目に入ればわかりますが、書かれていなかったり見落としやすいものだと、目前の釣果に囚われてしまいます。
また、皆がやっている漁法が違法や条例違反だったりすることもありますし、釣具屋が平然とそれを勧めたりするんです。そもそも釣具屋では、違法になる可能性の高い漁具が注釈もなく平気で並んでいることが多々あるのですが、販売自体は違法にならないザル状態です。そりゃあ誰しも多かれ少なかれ違反してしまいますよ。業界の体質を疑います。
釣りはどうしても現場で学ぶ部分が多くあり、必然的に先人に倣う面が多く出てきますから、視野が狭くなりがちな初心者ほど流されてしまうのも仕方がないといえます。まず事実を知る機会が必要で、その上で「あれってダメだったのか!」と気付い��変わることができるかどうかの二段階をクリアできないと解決は遠いです。ましてや現在はコロナ禍で釣り人が増えたといわれています。その初心者たちも違反者の行動を模倣してしまう可能性はあります。禁止区域で釣りをしないことはもちろんですが、釣りを趣味としてフィールドに出ている先人である我々の行動こそが未来の行く末を握っていると思います。
―――中将:今回のご投稿に対しさまざまなコメントが寄せられています。反響へのご感想をお聞かせください。
ざざむし。の人:どのくらい伝わったかはなんとも言えないですが、問題はルールを破って問題を起こす一部の人達にどれだけ理解してもらえるかなんですよね。どこの釣り場も、禁止に至るほどの問題を起こす人はほんの一部であることのほうが多く、そういう方々が理解して改めてくれないと解決されない問題です。
そういった意味では、「釣り場の問題に限らずどの趣味の世界でも同じだ」という意見が多数上がったのが印象的で、よい解決法が見つかって様々な世界に応用できれば未来は明るいのかもしれません。しかし現実にはどの世界も、規制との狭間でまともな人だけが巻き添えをくらって損をするという構図が多いのではないでしょうか。今回はまいどなニュースさんの目に届いたことは良かったのかもしれません。
もしこのまま釣り人の中で自浄作用が働かなければ、軽微なマナー違反でも即通報されてもやむなしという世界になってしまうと思います。
◇ ◇
広がる釣り場の規制については、釣り人や釣具店、釣具メーカーによって運営される公益財団法人 日本釣振興会も「釣り場が立入禁止になる原因はすべて釣り人によるルール、マナー違反、そして安全無視の結果です。これ以上釣り場がなくならないよう、釣り人一人一人がルール、マナーを守り、安全に配慮して釣りをすることが、釣り場を守ることにつながってきます。 」とホームページ上で厳しい警告を発表している。
「ざざむし。の人」さんがおっしゃる通り、釣り人の間でマナー違反行為に対する危機意識が高まり、自浄作用が働いてくれることを願いたい。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)
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【代官山文学ナイト】町屋良平さんトーク&サイン会「町屋良平のなんでも質問箱」vol.1 『坂下あたると、しじょうの宇宙』(集英社)刊行記念
高校生の毅は詩を書いているが、全く評価されていない。
一方、親友のあたるの小説には多くのファンがいて、新人賞の最終選考にも残っている。 しかもあたるは毅が片想いをしている女子とも付き合っていて、毅は劣等感でいっぱいだった。 そんな中、小説投稿サイトにあたるの偽アカウントが作られる。ふたりが「犯人」を突き止めると、それはなんとあたるの作風を模倣したAIだった……。
AIは人間の創作を超えられるのか、オリジナルな創作とは何なのか。 芥川賞を受賞し、純文学の世界で高く評価される町屋良平さんが、今日的テ��マに挑んだ話題作!
本書『坂下あたると、しじょうの宇宙』(集英社 1,760円/税込)の刊行を記念し、町屋良平さんをお招きしてトーク&サイン会「町屋良平のなんでも質問箱」vol.1を開催いたします。
当日、開場予定の18時30分からイ���ントスタートの19時までの間、イベント参加の皆様から町屋さんへの質問を受付けます。会場に紙と鉛筆の用意がございます。
30分ほどのミニトークのあと、時間の許す限り、町屋さんが皆様からの質問にお答えいたします。
店内でのイベントです。トーク部門終了後、サイン会となります。下記参加方法をお読みください。
【参加条件】 代官山 蔦屋書店にて、いずれかの対象商品をご予約・ご購入頂いたお客様がご参加いただけます。 書籍と参加券セットをご購入のお客様は、1時間ほどのトークのあとサイン会にご参加いただけます。
【お申込み方法】 以下の方法でお申込みいただけます。 ①代官山 蔦屋書店 店頭 (1号館1階 レジ) ②お電話 03-3770-2525 (人文フロア) ③オンラインストア
【対象商品】 ・書籍『坂下あたると、しじょうの宇宙』(集英社・1,760円/税込)+イベント参加券(540円/税込)セット 2,300円(税込) ・イベント参加券 1,100円(税込)
※『坂下あたると、しじょうの宇宙』は2020年2月5日(水)に入荷予定です。 イベント当日以前に店頭にて書籍+参加券セット商品のお受け取りをご希望の方は、入荷日以降でお願いいたします。 オンラインストアでお申込みの方も、発売日後の発送となります。 何卒ご了承ください。
【ご注意事項】 *参加券1枚でお一人様にご参加いただけます。 *イベント会場はイベント開始の30分前から入場可能です。 *当日の座席は、先着順でお座りいただきます。 *参加券の再発行・キャンセル・払い戻しはお受けできませんのでご了承くださいませ。 *止むを得ずイベントが中止、内容変更になる場合があります。 *ご購入後に「トークのみ」「書籍付き」の券のタイプを変更することはできません。ご注意ください。 *お一人で何回もサイン会列に並ぶことはできません。 *今回のサイン会ではすべて、書籍にお客様のお名前入れ(為書き)を致します。 *お名前入れのないサイン本はお断りさせて頂きます。 *サインは対象本のみです。古書の持ち込みはご遠慮ください。 *また色紙など、本以外の物へのサインは致しかねます。 *録音・撮影は禁止となっております。 上記をご了承の上ご参加くださいますよう、よろしくお願い致します。
【プロフィール】 町屋 良平 (まちや・りょうへい) 1983年東京都生まれ。 2016年「青が破れる」で第53回文藝賞を受賞してデビュー。 2019年「1R1分34秒」で第160回芥川賞を受賞。 その他の著書に『しき』『ぼくはきっとやさしい』『愛が��い』『ショパンゾンビ・コンテスタント』がある。
会期 / 2020年2月25日(火) 定員 / 50名 時間 / 19:00~(30分前に開場) 場所 / 蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース 主催 / 代官山 蔦屋書店 共催・協力 / 集英社 問い合わせ先 / 03-3770-2525
チケットのご予約はこちら オンラインショップでの受付2020年2月23日(日)午前9時の受注分までとさせていただきます。
イベント情報の詳細はこちら
from honyade.com https://ift.tt/2PbvbZz
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世相に関する覚書
ものぐさでいい加減な私は人をまとめたり動かしたりするのが極端に苦手な性分で、今でも人と仕事をするのが苦痛で仕方なく、例えば、ある作品の評論を書いてくれと依頼があっても、依頼主の意向を無視したものを書き上げてしまい、折角の仕事の話を頓挫させてしまったことが幾度となくある。
「井原西鶴はスタンダールやバルザックと同じリアリズム文学の創始者であり、当時、大阪はパリに匹敵する文化都市だった、だからこそ、大阪維新の会のような文化破壊をあたかも道徳のように行う政党は決して許してはならない」と書いて、失笑されること数回。十三の風俗嬢とその馴染み客の恋愛を書けば、織田作の模倣に過ぎないと馬鹿にされ、踏んだり蹴ったりの私。それでも井原西鶴や織田作、宇野浩二、武田麟太郎、葛西善蔵、林芙美子を見習い、軽佻浮薄にケラケラ笑いながら私は生きている。
こんな愚図な私はどうにもならん、いくら賞レースに参加したとて、風俗壊乱の下卑た作品しか書けないので、富と名声までは程遠い。いつまで月給取りをしなくてはならないのだと不甲斐ない自身を罵りながら日常を過ごす。
そんな私だから、音楽なんてとうの昔に辞めて正解であった。もともと不器用なんだから音楽なんてそれはとても私の技量にかなうものではなかったのだ。
退屈で無為な学生時代、セカンドスクールだがなんだかに通い詰めたりして「お前は挫折したことないから、そこへ行ってる俺の真剣さなんて分かりっこない」などと威張り散らし、自身の優越を誇示するのに必死な連中との付き合いに疲れ果て、私はそんな窮屈な人間関係から逃れるために読んだスタンダールの「赤と���」とバルザックの「ゴリオ爺さん」などの古典文学にこそ、私の居場所があった様なものだった。人間の矛盾に満ちた本質など変わりはしないし、それを責めても何も生まれないのだと思うと、多少、卑屈な思いも鎮まるものである。どうにかしてこのクソ退屈で屈辱に満ちた時間と場面をやり過ごすことしか他はなかったのだ。
そもそも世渡り下手でなにかと不器用な私であったし、といってそれほど学術的に優秀でもない。それに取り柄なんてない。皆の様に明確に目指すものなんてあるわけもない。
私には捉え難いものを追うことしかできず、厄介なことに迷うことでしか多くの物事が分からないのだ。取り返しのつかない失敗と破綻の上に、私の思考が成り立つという厄介さ。
頭のいい方々は羨ましいものだ。路頭に迷い、誰からも必要とされない孤独感や他人との協調が上手いがために疎外感を知らずに、ただ、目の前にある課題をこなすだけで満足そうなのだから。
私の場合はそうはいかない。満足なんてどこにもなく、何かを知れば知るほど、何かをやればやるほど、現実が差し迫って来て、理想は遠く離れていく様に見える。それ故に、常に何かに迫られるような切迫感があって、何処にも落ち着きそうがない。自嘲的にいえば、私はいつまでも年相応の生き方に馴染めず、ただ、当て所なく迷うのだ。放蕩無頼とはよくいったもので、私もそれに近いものがある。
ただ、こんな私でもこれまでの時代は西成の薄暗い商店街の路地裏にいる八卦見にでも見てもらえばよかった。
モーパッサンの「女の一生」の最後、召使いが仕えていた婦人に言うようなことを彼なら答えると分かってる、この言葉を第三者から聞ければ、満足だった。
「結局、未来なんて期待していたほど良くもなく、といって失望していたほどのものでもない」
ところがこんな楽観が成立していた時代が徐々にこの日本から消えつつある。しかもその消失速度はここところ否応無しに増すばかりで、いくら愚図で鈍間な私でも分かる。
実際、私はこのことについて直感的に分かっていたといっていいか。白状するが、大学のキャンパスだろうが、風俗店の受付だろうが、ジャンキーやヤリ目のパリピー野郎ばかりが屯するクラブだろうが、今の職場であろうが、どんなに目を背けても直視せざるを得ない危機が迫っていることだけは分かっていた。
だからといって自身を逞しくしたり資格の勉強をしようとまで思わなんだ。何故って、それは余りにも私には不自然なことだった。所詮、資格なんて役に立たないし、専門性を持て��結局自身の無謬性を過信することとなり大きく判断を見誤るからだ。
例えば、精神科医が大量の薬を出し、多くの薬害を生み出すことは、自身の無謬性を一瞬たりとも疑ったことがない所以ではないか?
かつて私は自身の特殊性ー頭の構造がおかしいのか、頭が時折人との会話や目下の作業についてこれず、注意散漫になって、思考が筋から大きく違う方向へ逸れてしまうーのために、若干精神を病んでしまい、頭に喝を入れるアンフェタミンと精神状態を穏やかにするセロトニンの混合薬欲しさに医者に行ったことがある。そこで医者にこんなことを聞かれた。
「このまま消えたいとかそういった希死念慮はありませんか?」
別に死にたくもないのにどうしてこんなことを聴かれねばならないのかと不貞腐れた私は、
「別にないです。私が欲しいのはただ穏やかさと覚醒だけですがね」
すると、医者はこの答えに不満ありげに、
「おかしいですね?本来なら自殺願望がこういった抑うつ症状の場合にはみられるのですがね…本当はどうです?実際はあるでしょう?」
こう聞く医師の目にどこか見当違いの既視感があるように私には思えてた、抑鬱ならばこの答えではなくては困るといったような、そんな雰囲気を醸し出されており、私は些か困惑した。
まるで鬱に憔悴した人は皆自殺願望でもあるかのように患者に決めつけるところなぞ、なんという傲慢さだろうか。
後々分かったことであるが、私はうつ病でもなければ統合失調症でもなかった。何たる誤診だったろう。こういった行き違いばかりの診察で出された薬に手もつけなかった。私の精神状態が脳の問題であれば、脳波でも見れば良いものを、なんたって本人との面談だけで、あれだけ易々と薬が出せたのだろうか、それが不思議でならなかったのだ。
恐らく医者はその説明を拒むだろう。自身の無謬性に一つでもケチが付けば、彼の自尊心は忽ち崩れ、そして、これまでの経歴を自ら疑わずに��いられなくなる。となると、皮肉なことに、彼こそが向精神薬のお世話になる羽目になるのだ。
ーこうした精神運動が権威と集団に結びつき、少数からの真っ当な非難を論拠なしに厳しい口調や態度で退け続け、悲惨な結末をもたらす自身の行為を改めずに続けること、これをセンメルヴェイス反射という。日本社会に起きている多くの弊害はこうした心理現象に由来するとも言える。他にも合成の誤謬、認知的共同体などが挙げられる。ー
こんな例はいくつもある。
幸か不幸か、私の身���の多くは精神障害者であり、精神科医の被害者である。その多くは医師の言いつけ通りに処方された薬を飲み続け、文字通り、ヴォガネットの作品に出てくる登場人物のように頭がどっかーんとぶっ飛んだ。
通院すればするほど、会話が支離滅裂なものとり、動作がどんどん鈍くなっていく。
その結果、ある者は還暦を前にしてすでに手足の関節の膠着が見られ、自身で排泄と食事すらできなくなるほど衰弱し、その上、会話も成立しない。そして尿道にはチューブが繋がれ、病床に臥したきりになっている。
誰も指摘しないが、これは薬害ではないかと私は思う。
こんなことが頻発しているのであれば、日本の精神医療は最低といっても過言ではない。
地獄への道は善意で彩られているとはよく言ったもので、このほかにも政府や官僚、エリートたちが社会保障の充実のための増税だと、将来世代にツケを残さないためだとかなんとか、美辞麗句ばかり並びたてている。だが、結局、消費税を上げるたびに、日本人は総じて貧乏になり、その供給能力(即ちそれは国家の経済力を指す)は著しく毀損された。
介護医療、土木建設などの生活の根幹をなす業界の現場は、「無駄を減らせ」「民間の知恵を入れろ」との美辞麗句に彩られた合言葉から始まった目的のない緊縮財政と構造改革の煽りで、その運営手段は民営化されたために、作業効率はかえって悪くなり、報酬は減り続けた結果、廃業にまで追い込まれるところが相次ぎ、人手不足で相当悲惨なことになっている。
鈍感ではあったが、世の中が見る見る悪くなると察した私は、将来に向けて努力する同級生を見ても焦りもしなかった。そもそも私が無気力な状態であったことは言うまでもないが、ただ、その焦りは結局、何らかのビジネスに利用されるということを感じたからでもある。
実質賃金が漸次的に減少し、全体のパイが縮小していくデフレ経済下で勝てるのは持てる者だけで、多くは頑張れば頑張るほど燃え尽きるのだ。浮かばれない自身をSNSにでも投稿して憂さを晴らす姿はなんとも惨めったらしくて遣る瀬無い。そしてこの無為とも思われる努力の過程で積もり積もった妬みは政治家や官僚、メディア、詐欺師などに巧みに利用されて、自身の立場を知らず知らず危うくしてしまう。
公務員を叩いて何が良くなった?
何一つ良くなっていない、災害があれば、都市機能は一瞬で麻痺し、復旧には多くの時間と労力を要するだけで、日常生活に以前よりも支障を来すだけの結果にしかならず、何の足しにもなっていなかった。
リーマンショックの時、何か重大な機構の歯車が外れて未来への軌道が逸れた気がした。これまで是としてきたことがすべてまやかしだったというようなことが仄めかされたといっていい。世間の空気が少しだけ冷たくなり、より一層協調を求め、画一化されていくことを人々に強要していた。
「負け組にならないために、空気を読まねばならない。」
その空気とはなんであったか、今でも私には分からない。ただならぬものが何か一定の思考を強いるようなものであったのは確かだった。
後にトクヴィルの「アメリカの民主主義」という書物に出会い、朧げに見えてきたのは、「多数派の専制」がこの日本で行われつつあることであった。
階級や中間共同体が撤廃されて、人々が一様に平等となったとき、慣習や伝統を見失い、模範とすべき対象がないと多く嘆かれる。その時、頼るべきものを見失った人々はメディアが喧伝するイデオロギーや合言葉を、それが正しいかどうかなど関係なく、一斉に飛びついて信じてしまう。そして少数派の非難や意見はことごとく無視され、多数派がその社会を支配する。この多数派の専制が更に進めば、思考の自由すら人々は手放し、多数派の思考に隷属していく。
つまり、全体主義と民主主義は表裏一体。
私が物心ついた時からすでに社会はこの「多数派の専制」のメカニズムを順当に辿っていたのではないか。
阪神淡路大震災以後の日本文明は、何かと言えば、「無駄を省け」「これからは金融の時代だ」「規制緩和して市場を活性化すれば、より経済は活発になる」といった根拠なき意見が散見される次第、しかも何処にも確証もなければ論証もない。これらの試みが失敗したところで誰も責任を取らないどころか、「改革を十分に徹底していなかったから良くなかった、だからより抜本的に行う必要がある」という意見が支配的で、もう手の施しようがない。
つまりこの日本では健全な民主主義が機能していないのだ。
東日本大地震になると、この民主主義の機能不全は輪をかけて酷くなり、福島原発の爆発を見て、人々は恐れおののき、科学的根拠もなく、メディアの扇動だけで直ぐにでも脱原発と声高に多数派は叫ぶ有様。
正直にいって私も当初煽られてしまった。追い追い情報を精査すると、この事故はやむを得なかった。何しろ、想定外の事が起きたのだから。だったら、この想定外を上回る危機にも耐え得る原発を作れば良いではないか。しかしそんな議論は無かった。あったのは原発廃止、それだけ。
しかも脱原発に煽られて、人々は一斉に原発を叩き、根拠なき恐怖心��再エネビジネスに利用されたのだった。
結果、電気代に再エネ促進費用を上乗せされて支払う羽目になり、そのままその金は外資規制もなく再エネ事業者に横流し。しかもビジネス目的で山の斜面に多く作られたソーラーパネルのせいで、豪雨が見舞えば、土砂崩れは頻発する有様。
敗戦のショック同様に、このショックは人々の思考を停止に至らしめ、その隙間を邪なビジネスマンや工作勢力に利用されたのだった。
これをショックドクトリンという。
大惨事が起きるたびにこの国ではビジネスチャンスとなるわけだ。
過去の大戦の原因の一つが、石油をめぐるアメリカに対する我が国の過度な依存であったと分かれば、自ずと、結論は、エネルギーを自前で賄える可能性を有した原発を日本は国を挙げて維持すべきといった意見に傾く。この事故をあくまで日本の宿命と受け止めるべきではなかろうか。自立するために、多少の犠牲を払わなければならない日本の運命的境遇を理解できれば、何でもかんでも反原発と騒ぐのは話があまりにも飛躍しているのではないか。
しかし、こんな私の意見なんて多数派には届くはずもない。多くの人たちは、東電の管轄下にあったものが事故を起こしたのだから、その責任を国が東電に押し付けて当たり前と考え、異論すら聞き入れなかった。
想定外の事が起きているところへ、責任問題として、この事故を扱うこの国のエリート層の知性の劣化にはこの私でも舌を巻くものだった。これは誰の責任でもなく、その負担は政府をはじめとする国家全体が負うべき種類のものだろう。
しかし、政府はその負担を東電に押し付けた。メディアは、また放射能の被害を被った福島の農家に東電職員が土下座する写真を新聞の一面に載せたのだった。
どこまで煽られないと人々は気づかないのか。
その年行われたロックフェスは、従来通り、大量の電力を消費する大規模なものであったのに、ステージに立つ連中は悉く脱原発のイデオロギーに染まり、ある政治集団に至ってはジョンレノンに憧れてるのか、そこで夜中、大音量で音楽をかけながら、環境保護を標榜する集会を開いていた。60年代後半のウッドストックにいたヒッピーの幻想に頭がヤラレだのだろう、原発の利権構造が悪など偉そうな事を言う一方、大量の電力がなければ成り立たない生活をしている自身の矛盾には目を背け、偉そうに騒ぎ立てる姿は、自己欺瞞そのもので、実におめでたい姿だった。この光景をみて、こんな軽薄な連中とつるむのが気恥ずかしくなったものだ。私もそれだけ歳をとったのかわからぬが、彼らに言い知れぬ違和感を覚え、これ以降、私は音楽をやっている連中に関心を寄せなくなったのは事実���。
一体、奴らの政治的主張のどこに耳を傾ける必要があろうか?実際、彼らの歌詞を仔細に読めば、その内容の空虚さ、幼稚さ、軽薄さが目につくだけで私は、彼らの音楽の不協和音も相まって、一層不快になってしまう。まさにこの自己欺瞞は滅びの兆候といってもいいのだろう。
こんな自己欺瞞ばかりの音楽の世界から遠ざかりたい一心で文学へと関心を移したわけだけど、これと同じことが文学でも起きていると分かった時の落胆は相当深刻なものだった。なんたって文学者の多くは音楽のそれと違って政治力まであるのだ。
私はそれでもこのクソみたいに高慢で自己欺瞞している連中の間で軽佻浮薄な振る舞いをして、世間の失笑と顰蹙を買うことだろう。
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国民実践要領 天野貞祐 わが国は今や講和の締結によって、ふたたび独立国家たる資格を得、自主的な再建の道を歩み始むべき時期に際会した。しかるに国家独立の根源は国民における自主独立の精神にあり、その自主独立の精神は、国民のよって立つべき道義の確立をまって初めて発現する。道義が確立しない限り、いかなる国の国民も独立独行の気はくを欠き、その国家は必ずや内部から壊敗し衰滅する運命をもつ。 われわれは新たに国家再建に向って出発せんとするにあたって、建設へのたゆまざる意欲を奮い起すとともに、敗戦による精神の虚脱と道義のたい廃とを克服し、心を合わせて道義の確立に努めねばならないのである。 道義を確立する根本は、まずわれわれのひとりびとりが自己の自主独立である人格の尊厳にめざめ、利己心を越えて公明正大なる大道を歩み、かくして内に自らの立つところをもつ人間となることに存する。また他の人格の尊厳をたっとび、私心を脱して互に敬愛し、かくして深い和の精神に貫かれた家庭、社会、国家を形成することに存する。自主独立の精神と和の精神とは、道義の精神の両面である。 われわれの国家も、自国だけの利害にとらわれることなく、公明正大なる精神に生きなければならない。それによって国家は、他の何ものにも依存しない独立の精神と気はくをもって、新しい建設の道を進み、世界の文化に寄与しうる価値をもった独自の文化の形成に向うことができる。また同時に、他の諸国家との和協への道を開き、世界の平和に貢献することができる。 われわれのひとりびとりもわれわれの国家もともにかかる無私公明の精神に生きるとき、われわれが国家のためにつくすことは、世界人類のためにつくすこととなり、また国家が国民ひとりびとりの人格を尊重し、自由にして健全な生育を遂げしめることは、世界人類のために奉仕することとなるのである。無私公明の精神のみが、個人と国家と世界人類とを一筋に貫通し、それらをともに生かすものである。その精神に生きることによって、われわれは世界の平和と文化に心を向けつつ、しかも祖国を忘れることなく、われわれの国家も、犯すべからざる自主独立を保ちつつ、しかも独善に陥ることなく、ふ仰天地��はじない生活にいそしむことができる。ここに道義の根本があり、われわれは心を一つにしてかかる道義の確立に力を尽さんことを念願する。この実践要領を提示する主旨も、ここに存するのである。 第一章 個人 (1)人格の尊厳 人の人たるゆえんは、自由なる人格たるところにある。われわれは 自己の人格の尊厳を自覚し、それを傷つけてはならない。 われわれは自己の人格と同様に他人の人格をたっとび、その尊厳と 自由とを傷つけてはならない。自己の人格をたっとぶ人は必ず他人 の人格をたっとぶ人である。 (2)自由 われわれは真に自由な人間であらねばならない。真に自由な人間と は、自己の人格の尊厳を自覚することによって自ら決断し自ら責任 を負うことのできる人間である。 おのれをほしいままにする自由はかえっておのれを失う。おの れに打ちかち道に従う人にして初めて真に自由な人間である。 (3)責任 真に自由な人は責任を重んずる人である。責任を伴わぬ自由はない。 われわれは自己の言うところ、なすところについて自己に対し、ま た他人に対しひとしく責任をもつ、けだしわれわれは自己と他人の 人格を尊重し、且つ完成せしめるように、つねに努めねばならない からである。無責任な人は他人に迷惑を及ぼすだけでなく自己の人 格をもそこなう人である。 (4)愛 われわれはあたたかい愛の心を失ってはならない。愛の心は人間性 の中核である。 われわれが互いに他人の欠点をもゆるし人間として生かしてゆくの は愛の力である。大きな愛の心は罪を憎んで人を憎まない。 (5)良心 われわれはつねに良心の声にきき自らをいつわってはならない。た とえそのために不利不幸を招くとも、あくまで真実を守る正直な人 は世の光、地の塩である。 (6)正義 われわれはあくまでも不正不義を退け、正義につき、私心私情をす てて公明正大であらねばならない。 (7)勇気 われわれは正しいことを行い邪悪なことを克服するために、どのよ うな妨害にも屈しない勇気をもたなければならない。 血気の勇はかえって事を誤り、真の勇気ではない。但しその実 行にあたっては思慮の深さがなければならない。暴勇は真の勇 気ではない。 (8)忍耐 われわれは困苦の間にあっても、あくまで道義を操守する忍耐をも たなければならない。 人間は弱いものであり、困難や苦痛にあえば自暴自棄に陥りや すいけれども、その暗い逆境に耐え、愛情をもちつづけ、正義 の道を踏むことこそ、人の世の光である。 (9)節度 身体と精神とが健全に形成され、人間が全人格的に調和ある発展を なすためには、節度が必要である。 おのれにかち節度を失わぬところにこそ、人間の本来の強さが 現われる。節度を破った生がいは、一見強そうにみえることも あるが、実は弱さのしるしである。 (10)純潔 われわれは清らかなものにたいする感受性を失わぬよう心がけねば ならない。清らかなものにたいする感受性は、道徳生活の源である。 心情は純粋に、行為は清廉に、身体は清潔に保ちたい。 (11)廉恥 われわれは恥を知らなければならない。恥を知るということは、不 純で汚れたものをいとうことである。恥を知る人は、偽善や厚顔無 恥におちいることなく慎みを失わない。 (12)謙虚 われわれは他人にたいしては謙虚な気持で接し、ごう慢に陥っては ならない。自らのいたらぬことを自覚し、他人の短所に対しては寛 容であり、他人の長所を受け入れるということによってのみ、人間 相互の交わりは正しく保たれる。 (13)思慮 事をなすにあたっては思慮の深さが必要である。 われわれは現実の事態を見きわめ、且つ広い視野をもたなけれ ばならない。一時の感情や欲望にとらわれて事態を正しく認識 することがなければ、多く事を誤るであろう。遠きおもんばか りがなければ必ず近き憂いがある。但し思慮は断行する勇気を 伴わねばならない。思慮深きことは優柔不断とは別である。 (14)自省 われわれはつねに自己を省みるように努めねばならない。 なんじ自身を知れという教えは道徳の根本的な要素である。自 分自身を知ることは、自分の無知を知ることからはじまる。知 らざるを知るはこれ知れることである。 (15)知恵 われわれは人生について深く豊かな知恵を養わなければならない。 知恵豊かにして深い人は、順境におごらず逆境に屈せず、人生 を愛し、安んじて立つところをもつ。 (16)敬虔 われわれの人格と人間性は永遠絶対なものに対する敬けんな宗教的 心情によって一層深められる。宗教心を通じて人間は人生の最後の 段階を自覚し、ゆるぎなき安心を与えられる。人格の自由も人間相 互の愛もかくして初めて全くされる。古来人類の歴史において人の 人たる道が明らかになり、良心と愛の精神が保たれてきたことは神 を愛し、仏に帰依し、天をあがめた人達などの存在なくしては考え られない。 第二章 家 (1)和合 家庭は人生の自然に根ざした生命関係であるとともに、人格と人格 とが結びついた人倫関係である。それゆえ、その縦の軸をなす親子 の間柄においても、横の軸をなす夫婦の間柄においても、自然の愛 情と人格的な尊敬がともに含まれている。 (2)夫婦 夫と妻たるものは互に愛によって一体となり、貞節によってその愛 を守り、尊敬によってその愛を高め、かくして互に生きがいの良き 伴侶でありたい。 夫婦の愛は人生の自然から咲き出た美しい花である。しかしそ の愛はけん怠に襲われやすい。その試練に耐え愛を永続させる ものは、貞節と尊敬である。 (3)親子 われわれは親としては慈愛をもって子に対し、りっぱな人格となる ように育成しなければならない。また子としては敬愛をもって親に 対し孝養をつくさなければならない。 子は次の新しい時代を創造し且つになうべき者であるから、そ の若芽を健やかに伸ばすことは親の喜ばしい義務である。新し い時代の創造はすでになしとげられた成果を正しく継承するこ とによってなされるから、子は親を尊重するのが���い義務であ る。 (4)兄弟姉妹 兄弟姉妹は相むつみ、それぞれ個性ある人間になるように助け合わ ねばならない。 兄弟姉妹は正しい社会の正しい人間関係の原型である。兄弟姉 妹は生がいを通じて良き協力者とならねばならない。 (5)しつけ 家庭は最も身近な人間教育の場所である。 われわれが親あるいは子として、夫あるいは妻として、また兄 弟姉妹として、それぞれの努めを愛と誠をもって果すことによ り、一家の和楽と秩序が生じてくる。そうすることを通じて各 自の人格はおのずから形成され、陶冶される。それゆえ家庭の しつけは健全な社会生活の基礎である。 (6)家と家 家庭は自家の利害のみを事とせず、社会への奉仕に励むべきである。 家と家とのなごやかな交わりは社会の美しいつながりである。 第三章 社会 (1)公徳心 人間は社会的動物である。人間は社会を作ることによってのみ生存 することができる。社会生活をささえる力となるものは公徳心であ る。われわれはこの公徳心を養い、互に助け合って他に迷惑を及ぼ さず、社会の規律を重んじなければならない。 (2)相互扶助 互に助け合うことは、他人の身を思いやるあたたかい親切な心を本 とする。 人々がただ自己の利害のみに走り他をそこなって顧みないなら ば、社会は悪と不幸に陥り、そのわざわいはやがて加重して自 己の身にも返って来る。 (3)規律 社会生活が正しくまた楽しく営まれるためには、社会は規律を欠く ことはできない。 個人が各自ほしいままにふるまい、社会の規律を乱すならば、 社会を混乱におとしいれ、自他の生活をひとしく不安にする。 (4)たしなみと礼儀 社会生活の品位は各自が礼儀を守り、たしなみを失わないことによ って高められる。それが良俗である。 たしなみと礼儀は、もし魂を失い外形だけになれば、かえって 虚飾や虚偽となる。しかしそれゆえにたしなみや礼儀を軽んず るのも正しくない。人間の共同生活が野卑に流れず、美しい調 和を保つのは、たしなみと礼儀による。 (5)性道徳 両性の間の関係は厳粛な事柄である。われわれはそれを清純で品位 あるものたらしめねばならない。性道徳の乱れることは社会のたい 廃の大きな原因である。 (6)世論 社会の健全な進展は正しい世論の力による。 われわれは独断に陥ることなく、世の人々の語るところにすな おに耳を傾けねばならない。しかし正しい世論は単なる附和雷 同からは生まれない。われわれはそれぞれ自らの信ずるところ に忠実であり、世の風潮に対してみだりに迎合しない節操ある 精神と、軽々しく追随しない批判力とをもつことが必要である。 正しい世論は人々が和して同じないところに生まれ、世論の堕 落は同じて和しないところに起る。 (7)共同福祉 社会のつながりは、それぞれ異なった分野に働く者が社会全体の共 同福祉を重んずるところに成り立つ。 身分や階級の相違からさまざまな弊害や利害の衝突が生ずると しても、それらの弊害や利害の衝突は、全体として���社会の意 志を表現するところの法に従って解決さるべきである。社会全 体の福祉をそこない、社会自身にき裂を生ぜしめるまでに至る べきではない。すべて人間生活は和をもってたっとしとする。 (8)勤勉 われわれは勤勉を尊びその習慣を身につけ、各自の努めに勤勉であ ることによって、社会の物質的、精神的財を増大しなければならな い。 勤勉は社会を活気あるものにする。特に資源乏しきわが国の社 会においては、われわれが勤勉であり、節倹のうちにも物を生 かして使い、怠惰としゃしに陥らないように自戒する必要があ る。 (9)健全なる常識 社会が絶えず生き生きと進展するためには、古いろう習を改めるこ とが必要である。しかしまたいたずらに新奇に走り軽々しく流行を 追うべきではない。健全なる社会は健全なる常識によって保たれる。 われわれはややもすれば旧習にとらわれて創造の意気を失うか さもなければ一時の風潮にげん惑されて着実な建設の努力を忘 れやすい。伝統は創造を通してのみ正しく保たれ、革新は伝統 を踏まえてのみ実効あるものとなる。 (10)社会の使命 社会の使命は高い文化を実現するところにある。われわれは文化を 尊重し、それを身につけ、力を合わせてその発展に努めねばならな い。 社会の文化は人間を教養し形成する力をもつ。文化が軽んぜら れるとき、社会は未開へ逆行する。しかしまた文化が人間の精 神を高める力を失って単に享楽的となるとき、社会はたい廃に 陥る。 第四章 国家 (1)国家 われわれはわれわれの国家のゆるぎなき存続を保ち、その犯すべか らざる独立を護り、その清き繁栄高き文化の確立に寄与しなければ ならない。 人間は国家生活において、同一の土地に生まれ、同一のことば を語り、同一の血のつながりを形成し、同一の歴史と文化の伝 統のうちに生きているものである。国家はわれわれの存在の母 胎であり、倫理的文化的な生活共同体である。それゆえ、もし 国家の自由と独立が犯されれば、われわれの自由と独立も失わ れ、われわれの文化もその基盤を失うこととならざるをえない。 (2)国家と個人 国家生活は個人が国家のためにつくし国家が個人のためにつくすと ころに成り立つ。ゆえに国家は個人の人格や幸福を軽んずべきでは なく、個人は国家を愛する心を失ってはならない。 国家は個人が利益のために寄り集まってできた組織ではない。 国家は個人のための手段とみなされてはならない。しかし国家 は個人を没却した全体でもない。個人は国家のための手段とみ なされてはならない。そこに国家と個人の倫理がある。 (3)伝統と創造 国家が健全なる発展をとげるのは、国民が強じんなる精神的結合を 保ち、その結合からはつらつたる生命力がわき起ってくることによ ってである。国民の精神的結合が強固なものであるためには、われ われは国の歴史と文化の伝統の上に、しっかりと立脚しなければな らない。また国民の生命力が創造的であるためには、われわれは広 く世界に向って目を開き、常に他の長所を取り入れねばならない。 伝統にとらわれ独善に陥れば、かえってかっ達なる進取の気象 をはばみ、国家の害を及ぼす。また自らを忘れて他の模倣追随 をのみ事とすれば、自主独立の精神を弱め、ひとしく国家に害 を及ぼす。 (4)国家の文化 国家はその固有なる民族文化の発展を通じて、独自の価値と個性を 発揮しなければならない。その個性は排他的な狭いものであっては ならず、その民族文化は世界文化の一環たるにふさわしいものでな ければならない。 (5)国家の道義 国家の活動は、古今に通じ東西にわたって行われる人類不変の道義 に基かねばならない。それによって国家は、内には自らの尊厳を保 ち外には他への国際信義を全くする。 (6)愛国心 国家の盛衰興亡は国民における愛国心の有無にかかる。 われわれは祖先から国を伝え受け子孫へそれを手渡して行くも のとして、国を危からしめない責任をもつ。国を愛する者は、 その責任を満たして国を盛んならしめ、且つ世界人類に貢献す るところ多き国家たらしめるものである。真の愛国心は人類愛 と一致する。 (7)国家の政治 国家は一部特定党派、身分、階級の利益のための手段とみなされて はならない。われわれは常に国家が国民全体のための国家であるこ とを忘れるべきではない。 それぞれ特殊な立場の人は、その独立の見解にあくまで忠実で あるべきである。しかしその際、自己の立場も自己に対する立 場もひとしくともに国家の全体に立脚せることを自覚し、相互 の自由と平等を認め理解と寛容の上に立って同胞愛を失わず、 且つ私利私見に流れることなく、公明正大に意見をたたかわす べきである。 (8)天皇 われわれは独自の国柄として天皇をいただき、天皇は国民的統合の 象徴である。それゆえわれわれは天皇を親愛し、国柄を尊ばねばな らない。 世界のすべての国家はそれぞれに固有な国柄をもつ。わが国の 国柄の特長は長き歴史を一貫して天皇をいただき来ったところ に存している。したがって天皇の特異な位置は専制的な政治権 力に基かず、天皇への親愛は盲目的な信仰やしいられた隷属と は別である。 (9)人類の平和と文化 われわれは世界人類の平和と文化とに貢献することをもって国家の 使命としなければならない。 国家や民族は単に自己の利益のみを追求したり、自分の立場の みを主張したりする時世界の平和を乱し人類の文化を脅かす。 しかもまたわれわれが世界人類に寄与しうるのは自国の政治や 文化を正しく育てることによってのみである。世界人類を思う の故に、国家民族の地盤から遊離したり、国家や民族を思うあ まり、世界人類を忘れることはともに真実の道ではない。
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2020年7月29日
極彩G12 YUKIさん「【拡散希望】 極彩G12×OSAKA MUSE【MUSE STATION vol.3】~希望~【1日2公演】ライブ配信決定!!@gg12_official から配信! 1部のチケット、お茶爆の売り上げはすべてOSAKA MUSEに寄付させていただきますm(__)m皆さん是非どうかお力を貸してください。」 https://twitter.com/G12_YUKI/status/1287606066805497857
UNCLOCK LOVER2020さん「本日です! 7月28日(火)渋谷Star Lounge 「BEAT OF THE PASSION Vol.12」 開場17:40/開演18:00 前売¥3,500/当日¥4,000(別途1D代) TwitCasting Premiere配信チケット¥3,500 UNCLOCK LOVER/GAKI.-我希-/君は鋭く。/頼田陵介(O.A.) ご来場の方はお気をつけて起こしください。」 https://twitter.com/UNCLOCK_LOVER20/status/1287959905815601153
UNCLOCK LOVER2020さん「サポートメンバー Gt.@Hiroshi_0501 Ba.@ComDoiman Dr.@nalushin」 https://twitter.com/UNCLOCK_LOVER20/status/1287959984139980801
Junichiro Doiさん「本日は UNCLOCKLOVER/我希君は鋭く 『/』を付け忘れるとおかしな対バンになりますお気を付け下さい。。。 渋谷スタランにてお待ちしております」 https://twitter.com/ComDoiman/status/1287932642633977856
UNCLOCK LOVER 頼田陵介さん「おはよーございます! 今日は久しぶりのライブ。 アンクロ半年振り。 皆思いっきり楽しんでください👍✨ 共演致しますGAKI.-我希-さん、君は鋭く。さん、本日はよろしくお願い致します‼︎ 良い夜にしよーや✨」 https://twitter.com/yorita_ryosuke/status/1287970791666012160
UNCLOCK LOVER 頼田陵介さん「一通りリハーサル終わりました😌 なんかすごい懐かしい感じがしました✨ フェイスシールドも用意してあるのでしっかり楽しんで頂きたい‼︎ 本日お楽しみに👍」 https://twitter.com/yorita_ryosuke/status/1288016179693383680
UNCLOCK LOVER 頼田陵介さん「イベントまだまだ続くよー👍 現在GAKIさん!」 https://twitter.com/yorita_ryosuke/status/1288049785224609793
UNCLOCK LOVER 頼田陵介さん「まだ続くよー 現在、君は鋭く。さん👍」 https://twitter.com/yorita_ryosuke/status/1288065691992461313
UNCLOCK LOVER 頼田陵介さん「無事帰宅✨ 久しぶりのライブ、来てくれた皆様、観てくれた皆様、そして本日イベントに関わって下さいました皆様、ありがとうございました‼︎ 本日見逃した方もアーカイブが見れるようです!是非😆 それにしてもめちゃくちゃ楽しかったです。 ありがとうございました✨」 https://twitter.com/yorita_ryosuke/status/1288155924238970883
太三さん「一度のライブで俺は何度でも生まれ変われる。今日も全力で挑む 遅刻してます」 https://twitter.com/taizodiac/status/1287974271222870018
PEPEさん「鹿鳴館支援グッズの一つのKISAKIプロデュースSPECIAL COMPILATION ALBUM「鹿鳴館伝説」がお陰様を持ちましてSOLD OUT致しました。ご支援頂きました皆様並びに参加バンド様、企画してくれたKISAKI君に感謝致します。追加発売はありませんので、タイトルに相応しい鹿鳴館伝説になると思います。」 https://twitter.com/PEPETRICK/status/1287949463546281984
lucy+peter=esolagotoさん「格闘家www」 https://twitter.com/lucy_peter/status/1287984366883188737
lucy+peter=esolagotoさん「しまった・・・ 声足すんだった・・・ スタジオへ・・・(白目)」 https://twitter.com/lucy_peter/status/1288071540383203330
lucy+peter=esolagotoさん「「初耳です」 の連続だな、今年は。笑」 https://twitter.com/lucy_peter/status/1288198937782837248
Sakura 櫻澤泰徳 Yasunori Sakurazawaさん「ZIGZO、Rayflower 、外注等 本日もdrum REC #zigzo #rayflower #pearldrums #sakurazawayasunori」 https://twitter.com/sakurazawa/status/1288041801710886913
KINGRYOさん「ノブさんから〝ヒマワリ〟が届きました🌻 明日にでも咲かせましょうかね♪( ´θ`)」 https://twitter.com/kingryoworld/status/1288059676605607936
KINGRYOさん「前���さんをホォローしてしまいましたw」 https://twitter.com/kingryoworld/status/1288088112732631040
KINGRYOさん「フォローね😅」 https://twitter.com/kingryoworld/status/1288088291649007616
KINGRYOさん「こんにちは〜 GEORGEさんからのモーニングコールで目覚めたKING RYOですw 今日は水曜日ですね(*´-`)✨ 20:00くらいからキャス(無料)やります! 今日のお茶爆の収益も豪雨被害の義援金とさせていただきますので皆様よろしくお願いします! 午後も皆様頑張って👍」 https://twitter.com/kingryoworld/status/1288308545478258688
KINGRYOさん「@yousuck2020 〝KING〟と言います! 44歳頑張ってます(*´-`) よろしくお願いします🤲 https://t.co/LggVJLZzop」 https://twitter.com/kingryoworld/status/1288087677640667136
大嵩 潤さん「ひとりでスタジオに籠って新曲のドラムを考えています。 動画は僕達の最新シングル「マサカ逆様」 こちらでお求めになれますよ〜。 ↓」 https://twitter.com/otakajun/status/1288069272212709376
kazuさん「初deadman ありがとうございました。」 https://twitter.com/sckkazu/status/1288214243930599425
aieさん「サンキューデッドマン、また次回・・・。」 https://twitter.com/THEGOD_aie/status/1288125082288549890
一也さん「適当です!」 https://twitter.com/kzymtg/status/1288069530422452225
ふなもと健祐さん「さー今日もひとりドラム練だー!」 https://twitter.com/funamoch1/status/1288078184823439368
ふなもと健祐さん「【ポトラッチデッドまであと10日】 連日の告知ですみませんm(_ _)m 『来てね!!』とは言いづらいご時世ですが、我々は出来る限りの体制(人数制限、防疫、遮断、etc...)を整えてお客さんを待ってます。 宜しくお願いします。 #foxpillcult #potlatchdead」 https://twitter.com/funamoch1/status/1288087033336881154
ふなもと健祐さん「FOXPILL CULT自主企画 「POTLATCH DEAD vol.34」 8月7日下北沢SHELTER 出演: FOXPILL CULT THE DIGITAL CITY JUNKIES 時間:19時開場 / 19時半開演 料金:前売2500円+1D / 当日3000円+1D イベント専用予約フォーム」 https://twitter.com/funamoch1/status/1288088537389129728
西邑卓哲(FOXPILL CULT) Takaaki Ni⚡︎himura❄️さん「次回ライブはこれ!! 舞台と客席の間に膜を吊るした異次元スタイルで開催します。人数制限ありでご予約埋まってきたのでお早めに……! 8/7 下北沢SHELTER FOXPILL CULT 『異邦人』ツアーファイナル ・FOXPILL CULT ・THE DIGITAL CITY JUNKIES イベント専用予約フォーム」 https://twitter.com/takaaki_FOXPILL/status/1288102364545597442
西邑卓哲(FOXPILL CULT) Takaaki Ni⚡︎himura❄️さん「8月7日@下北沢シェルター用のフロアとステージ間を遮断するやつをそろそろ作らねばいけないってか素材を買いにいかないといけない。俺の裁縫の能力はめちゃくちゃ低いけれど、そ���を補う腕力と���欲がある。」 https://twitter.com/takaaki_FOXPILL/status/1288104956688441345
石井飛鳥さん「マッドネスな写真達を音速で見せる動画をアップしました! つづきはこちら マッドネスフォト by 虚飾集団廻天百眼 百眼帝国 https://t.co/wW9YPizpzd #CAMPFIREコミュニティ @kaitenhyakumeより #百眼」 https://twitter.com/ishiiasuka/status/1288101572329615362
石井飛鳥さん「一方本編のほうもまだ購入&閲覧できます! マッドネスなパーティーに是非ご参加ください! #百眼 #アリスオブザデッド #マッドネスパーティー」 https://twitter.com/ishiiasuka/status/1288102311970115584
こもだまり/昭和精吾事務所さん「この4日を乗り切って「楽屋」稽古でした。 頭は演出家モード、耳は今井夢子漬けだったところでの初めての文体、チューニングに今までにない混乱(;ФωФ;) 昨日授業で寺山修司やった時違和感なかったから油断した。 劇中劇多くて文体一つじゃないしね。この戯曲、結構な暴れ馬。乗りこなしてやる。 #楽屋」 https://twitter.com/mari_air/status/1288117874926575619
こもだまり/昭和精吾事務所さん「#こもだ先生業 五期8日め。出力UPのため、音での感情解放系を試すが6割の出来。開いたことないのは心か体か? タピオカハイトーンで声帯に負荷かけた後、各人の声を聞く。観察と模倣。最後、各自別プランで独白を演出。「じゃあ今のプランで別の人もやってみて」という稽古法、結構有効。演出脳好調🧠」 https://twitter.com/mari_air/status/1288121432078028803
こもだまり/昭和精吾事務所さん「#ことのはbox #楽屋 稽古はマスクかフェイスガード。そしてソーシャルディスターンス!!(遠くに演出家) 昨日見た土山先生クラスの殺陣発表会も、マウスガードと手袋着用、羽交い締めはエアーという念の入れようでした。 やるからには、ちゃんと。 ステージを続けていくために。」 https://twitter.com/mari_air/status/1288137896193474560
こもだまり/昭和精吾事務所さん「#stayhome一人芝居 #ステホtheatre 今週末開幕!K'sスタジオで照明・音響・舞監・撮影・脚本/企画とスタッフ大集合。「やりたいことは一旦遠慮なく言ってみて」と言う頼れる面子。私5作でもパンパンなのに、現場スタッフは20作品やるのよ(汗) ソーシャルディスタンスショット!前列が偶然✊✌️🖐」 https://twitter.com/mari_air/status/1288141736091426824
こもだまり/昭和精吾事務所さん「はっちーご紹介ありがとうーーー! 吉野翼企画お疲れさまでした。 そう、はっちーと一緒だった青蛾館の舞台出会った人々��、また別の作品を作ることができています。生配信もしくは映像版、ぜひ見てあげて!演出のまりさんも頑張ってるみたいよ…」 https://twitter.com/mari_air/status/1288187962035863552
takuto_さん「2020.8.6[about tess takuto birthday anniversary concert -2man-]について。 #note」 https://twitter.com/takuto_/status/1288118926333718529
魚住英里奈 Official infomationさん「結婚しよう/魚住英里奈 @YouTubeより」 https://twitter.com/erina_chas_info/status/1288141103254786048
魚住 英里奈さん「気に触る音楽家からの投げ銭、 500円.可愛らしい500円 一瞬でも心地よく感じ無かったら自分は受け取らないけどな 受け取る、可愛らしい500円と さようなら」 https://twitter.com/erina_chas/status/1288154499085869056
Köziさん「2002.5.19ライプツィヒ」 https://twitter.com/Kzi_official/status/1288150011776086016
太三さん「よかギターを弾いた みんなカッコよかった。 今のやり方でも充分伝えあえることが分かった。 みんなありがとう!!! 打ち上げは全員自粛し帰宅した!」 https://twitter.com/taizodiac/status/1288198497225723905
金髪豚野郎K助(偽殿下)さん「本日中に申し込み分が明日より順次発送となります! 明日以降の申し込み分は早いもので8/7の発送です 現在申し込まれてる分は実は今日からフライングで発送してしまいます!(数多いので笑) みなさんよろしくどうぞ! (°_°)」 https://twitter.com/goldenpigdrumer/status/1288276903103619072
櫻(La'Vistier/ex.賛美歌)さん「私のフォロワさんの中にはy氏のことを好きな人も大勢いると思うから、今までにされたことをあまり言うつもりはなかったけど、90年代V系の最重要資料とも言えるCDにデタラメなクレジットを載せるとか本当に許せない。だから人が離れていくんだよ。さっきまで鹿鳴館伝説の発売を心から喜んでいたのに😢」 https://twitter.com/SakuraSweetPink/status/1288110153816973316
DÄLLEさん「[news] ダルの1st live dvdが再発される事になりました!!! DALLE "CUT AND LOST" live document dvd 🕸detail [day] 2017.05.07 friday nite [place] shibuya vuenos [gig title] tokyo death disco no.8 [time] gig / 48minute : behind the scene / 12minute 🕸」 https://twitter.com/DALLEofficial/status/1288303612016304129
DÄLLEさん「2017年5月7日(fri)渋谷VUENOSにて開催されたダルがorganizeするparty "東京death disco no.8" この夜のライブから全て収録したありのままの姿を収めたlive document作品。 1st albumをドロップして勢いに乗っ��いる時期、そしてDALLEのライブスタイルが確立され凶暴で美しいパフォーマンス。」 https://twitter.com/DALLEofficial/status/1288303621252104193
DÄLLEさん「ボーナス映像のbehind the sceneは手に入れてからの楽しみに。 DALLEの世界を60分体感して下さい。 [includes songs] SE. CASUALITY FOR REQUIEM "SARABANDE" 1. LOYALTY 2. FENCES 3. WITCH CRAFT PICTURES 4. DOGHEAD 5. ASPHALT 6. ROT OF HEART 7. METAPHOR 8. ICU」 https://twitter.com/DALLEofficial/status/1288303632228601856
MICHIRU〜未散〜 LOOP ASH 20周年さん「おぱ❤️おぱ❤️ 未散です👀 ご飯のオヤツに、サンデーカップを食べましたぁ🍦 やっぱり美味しいですねぇ👌 坂東さんには、駆け出しの頃に、いろいろ励まされましたぁ🙏 本当に感謝していますぅ🙇♂️ またお逢いできる日を夢見てますぅ🙌 オリジナルフェイスパック欲しかったなぁ🎭 #サンデーカップ」 https://twitter.com/michiru_loopash/status/1288308276786946048
坂東彦三郎 Ⅸ @ 自宅警備隊出動中さん「おぱおぱでございます❤️ サンデーカップありがとうございます。 駆け出しの頃からなんてとんでもない!!初めてお会いしたのはAioria解散のWESTの楽屋通路でしたね! L'yse:nore→未散プロジェクト→Aioria→S to M→MASKと未散さんを随分と追っかけました😍 これからも楽しませて下さいませ!」 https://twitter.com/otowayabando/status/1288344124148441088
TBS NEWSさん「【#TikTok 規制を自民党が議論】 自民党の議員連盟は中国企業が提供するアプリについて、利用者の個人情報が中国政府に渡る恐れがあるとして、規制に向けた法整備の必要性などを政府に提言するため会合を開いた。」 https://twitter.com/tbs_news/status/1287943607261880320
BuzzFeed Japan Newsさん「新型コロナウイルスの影響で、「オンライン授業」を行う大学が多くあります。 では、その実態は?BuzzFeed Japanで働く大学生たちに、困っていることを聞きました。(高津戸璃歩 @totsu_RH) 【New】「みんなカメラ切ってる!」ハプニング多き、オンライン授業のリアル」 https://twitter.com/BFJNews/status/1284004938033631232
毎日新聞さん「日本テレビが10月クールからインターネット上での同時配信を始めます。午後7~11時の「プライムタイム」を中心に準備を進めています。」 https://twitter.com/mainichi/status/1287890510871326720
AFPBB Newsさん「「夏は安全」は間違い WHO、新型コロナの季節性否定 世界���健機関(WHO)は28日、新型コロナウイルスの感染拡大について、季節の影響を受けている様子は認められないとして、夏は比較的安全だという誤った考えに警鐘を鳴らした。」 https://twitter.com/afpbbcom/status/1288092588503785475
Yahoo!ニュースさん「【米スタバ赤字転落 店閉鎖影響】米コーヒーチェーン最大手スターバックスが発表した4~6月期決算は、純損益が6億7800万ドル(約712億円)の赤字に転落した。主力の米国で新型コロナ感染拡大に伴う店舗閉鎖の影響が本格化し、大幅減収。」 https://twitter.com/YahooNewsTopics/status/1288263787313651712
Yahoo!ニュースさん「【河野防衛相のSP、コロナ感染】河野太郎防衛相の警護官(SP)が新型コロナウイルスの検査で陽性と判定されたことが判明。河野氏は検査で陰性だった。SPは警視庁の所属で、2人が交代で河野氏に張り付いて警護している。」 https://twitter.com/YahooNewsTopics/status/1288111538247614468
NHK生活・防災さん「吉野家HD 国内外の最大150店舗 今年度中に閉店へ 牛丼チェーンの吉野家ホールディングスは、新型コロナウイルスの影響で業績が悪化しているため、グループ全体で国内外におよそ3300ある店舗のうち、今年度中に最大で150店を閉店することを明らかにしました。」 https://twitter.com/nhk_seikatsu/status/1288034824276541441
日本経済新聞 電子版さん「大阪府、5人以上の飲み会自粛を要請へ 最多155人感染」 https://twitter.com/nikkei/status/1288059374187945986
安倍首相 消費減税の検討開始 10月解散の大義名分に | ニュース | 税務会計経営情報サイト TabisLand https://www.tabisland.ne.jp/news/tax/2020/0727_2.html
山形県さん「7月29日(水)9時現在の指定河川洪水予報です。 ◆氾濫発生情報 【警戒レベル5相当】 最上川中流 ◆氾濫警戒情報 【警戒レベル4相当】 最上川下流 気象庁HP 河川砂防情報」 https://twitter.com/pref_yamagata/status/1288264838829891585
エキサイトニュースさん「【社会】熱中症搬送、前週の2.3倍 搬送者のうち、65歳以上が全体の6割近くを占めた。発生場所別では「住居」が全体の37.8%だった。」 https://twitter.com/ExciteJapan/status/1288098533560610817
毎日新聞さん「韓国北東部の江原道・平昌にある私立の「韓国自生植物園」は、同園内に旧日本軍の従軍慰安婦問題を象徴する少女像と、その前でひざまずいて謝罪する安倍晋三首相をモチ��フにした像を設置しました。」 https://twitter.com/mainichi/status/1287708797247426560
日本経済新聞 電子版さん「キヤノン、四半期初の最終赤字88億円 33年ぶり減配」 https://twitter.com/nikkei/status/1287996963212804096
日本経済新聞 電子版さん「マレーシア元首相に有罪判決 政府系ファンド汚職事件」 https://twitter.com/nikkei/status/1287985386778632193
公星くろは@折紙講師Vtuberさん「冷凍したお肉を解凍したい時はラップに包んで大きめの鍋で挟むとめちゃくちゃ早く終わるし電子レンジと違って必ず常温で止まるからオススメ」 https://twitter.com/kinboshikuroha/status/1287420305976127488
ウォール・ストリート・ジャーナル日本版さん「米で不審な国際郵便相次ぐ、種子入り」 https://twitter.com/WSJJapan/status/1288023903802216448
フォローすると痩せるゴマアザラシ♂さん「これマジで死ぬほど効くから「スマホの見過ぎで肩凝りが酷すぎて血流の悪さが70代レベルの猫背マン」は絶対にやるべき」 https://twitter.com/Love_gomagoma/status/1287968545536712705
YOSHIKI CHANNELさん「\緊急決定/ 【X JAPAN WOWOWスペシャル 13番組一挙放送!】 9月から来年2月まで6カ月連続で #XJAPAN のライブ番組を一挙放送! 伝説を生んだ数々のライブが #WOWOW でよみがえる! 詳しくは番組オフィシャルサイトをご確認ください! @YoshikiOfficial」 https://twitter.com/YoshikiChannel/status/1288323719874531333
“予期せぬ妊娠”を防ぐ「緊急避妊薬」さまざまな意見 https://twitter.com/i/events/1288301115939803136
時事ドットコム(時事通信ニュース)さん「神奈川県警は児童買春容疑で人気アイドルグループ「SKE48」運営会社役員(58)を逮捕しました。「女の子を車に乗せただけだ」と否認しているということです。」 https://twitter.com/jijicom/status/1288019499493593088
NHKニュースさん「ソニー 開発中の電気自動車 走行の様子を初めて披露 #nhk_news」 https://twitter.com/nhk_news/status/1287838659303993344
産経ニュースさん「星出彰彦さん新型宇宙船に搭乗へ 来年春ごろ 米スペースX社の新型宇宙船「クルードラゴン」に搭乗し、国際宇宙ステーション(ISS)で約半年間の長期滞在を開始。」 https://twitter.com/Sankei_news/status/1288023695290585088
朝日新聞デジタル編集部さん「茨城沖に海底油田か、採掘探査中 巨大ガス田の跡も発見 茨城県北茨城市の景勝地・五浦海岸。一帯に広がる��岩が海底の天然ガスによってつくられたと、研究チームが発表しました。茨城沖の海底に巨大なガス田が存在したとみられ、原油が存在する可能性が高いといいます。」 https://twitter.com/asahicom/status/1287909990187974656
宮崎日日新聞さん「「Do As Infinity」元メンバー逮捕 覚醒剤所持疑い 宮崎県警 - Miyanichi e-press @miyanichiより」 https://twitter.com/miyanichi/status/1288246951826214912
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毎日新聞2017年6月15日 地方版少女の体を無理やり触ったとして、強制わいせつ事件で再逮捕された男が「成人向けの同人漫画をまねてやった」と供述したため、県警が作者に創作にあたっての配慮を要請していたことが14日明らかになった。警察が犯罪に模倣されないよう著作物の作者に申し入れをするのは異例で、専門家は「強制力がないとはいえ、表現の萎縮につながる可能性がある」と指摘している。 男は草加市北谷3の無職、矢崎勇也容疑者(35)=別の強制わいせつ事件などで起訴=で12日に県警に再逮捕された。容疑は昨年1月8日午前11時35~40分ごろ、当時中学生だった少女の自宅に「放射能を調べる調査をしたいから入っていいですか」と言って侵入し、玄関内で「死にたくなければ声を出さないで」と脅して体を触ったとされる。帰宅途中の少女を尾行し声をかけたといい「性的欲求を満たしたかった」と容疑を認めているという。 県警によると、矢崎容疑者は今年4月、別の少女に対する似た手口の強制わいせつ事件で逮捕された。その後の調べで、インターネットに掲載された男性漫画家の同人作品を模倣したと供述したという。作品は成人の男が「放射能の検査」と称して女児宅に侵入し、わいせつ行為をする内容だった。 県警は今月7日、作者に対し(1)作品内容が模倣されない配慮(2)作中の行為をまねると犯罪に当たる場合には注意喚起を促す(3)作者に無許可でネット掲載された作品についてはサイト運営者などに削除を依頼する--の3点について要請。これに対し作者は「少女が性的被害に遭うような漫画は今後描かない」などと話したという。 県警幹部は「社会に与える影響を考慮し、あくまで『お願い』という形で作者に申し入れた。同様のケースがあれば今後も申し入れを検討する」と話す。 県警の対応について、表現の自由に詳しい西土彰一郎・成城大教授(憲法)は「成人向け漫画なので青少年保護の観点は除いて考えると、県警の要請に強制力はないが表現を萎縮させてしまう効果がある。表現の自由の尊重のためには、作者の自主判断に任せることが大切だ」と話している。【遠藤大志、中川友希、山寺香】
わいせつ模倣:県警、漫画家に配慮要請 専門家「表現の萎縮も」 /埼玉 - 毎日新聞
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『ベールの彼方の生活③』【6 強者よ、何ゆえに倒れたるや】
『ベールの彼方の生活③』【6 強者よ、何ゆえに倒れたるや】【1918年1月15日 火曜日】そこで吾々はこの時とばかり一斉に声を張り上げて合唱しました。声の限りに歌いました。その歌声は全ての坑道を突き抜け、闇の帝王たるボスの獰猛な力で無数の霊が絶望的な苦役に甘んじている→
『ベールの彼方の生活③』→作業場や洞窟の隅々にまで響きわたりました。あとで聞かされた事ですが、吾々の歌の旋律が響いてきた時、彼らは仕事を中止して“その不思議なもの”に耳を傾けたとの事です。と言うのも、彼らの境涯で聞く音楽はそれとはおよそ質の異なるもので、しかも吾々の歌の→
『ベールの彼方の生活③』→内容(テーマ)が彼らには聞き慣れないものだったからです。【どんな内容だったのでしょう】吾々に託された目的に適った事を歌いました。まず権力と権威の話をテーマにして、それがこの恐怖の都市で猛威をふるっている事を物語り、次にその残酷さと恥辱と、→
『ベールの彼方の生活③』→その罠にかかった者たちの惨状を物語り、続いてその邪悪性がその土地にもたらした悪影響、つまり暗闇は魂の暗闇の反映であり、それが樹木を枯らし、土地を焦がし、岩場をえぐって洞窟と深淵をこしらえ、水は汚れ、空気は腐敗の悪臭を放ち、至るところに悪による→
『ベールの彼方の生活③』→腐敗が行き渡っている事を物語りました。そこでテーマを変え、地上の心地良い草原地帯、光を浴びた緑の山々、心和ませるせせらぎ、それが、太陽の恵みを受けた草花の美しく咲き乱れる平地へ向けて楽しそうに流れていく風景を物語りました。続いて小鳥の歌、→
『ベールの彼方の生活③』→子に聞かせる母の子守歌、乙女に聞かせる男の恋歌、そして聖所にてみんなで歌う主への讃仰の歌―それを天使が玉座に持ち来り、清めの香を添えて主に奉納する。こういう具合に吾々は地上の美を讃えるものを歌に託して合唱し、それからさらに一段と声を上げて、→
『ベールの彼方の生活③』→地上にて勇気をもって主の道を求め今は父なる神の光と栄光のもとに生きている人々の住処―そこでは荘厳なる樹木が繁り、豪華絢爛たる色彩の花が咲き乱れ、父なる神の僕として経綸に当る救世主イエスの絶対的権威に恭順の意を表明する者にとって静かなる喜びの→
『ベールの彼方の生活③』→源泉となるもの全てが存在する事を歌い上げました。【あなたの率いられた霊団は全部で何名だったのでしょうか。】7の倍にこの私を加えた15人です。これで霊団を構成しておりました。さて吾々が歌い続けていると1人また1人と奴隷が姿を現しました。青ざめ、→
『ベールの彼方の生活③』→やつれきった顔があの坑道この坑道から、さらには、岩のくぼみからも顔をのぞかせ、また吾々の気づかなかった穴や洞穴からも顔を出して吾々の方を覗き見するのでした。そしてやがて吾々の周りには、恐怖におののきながらもまだ光を求める心を失っていない者たちが、→
『ベールの彼方の生活③』→近づこうにもあまりそばまで近づく勇気はなく、それでも砂漠でオアシスを見つけたごとく魂の甦るのを感じて集まっていた。しかし中には吾々をギラギラした目で睨みつけ、魂の怒りを露わにしている者もいた。さらには吾々の歌の内容が魂の琴線に触れて、過去の過ちへの→
『ベールの彼方の生活③』→悔恨の情や母親の子守歌の記憶の甦りに慟哭して地面に顔を伏せる者もいた。彼らはかつてはそれらを軽蔑して道を間違えた―そしてこの道へきた者たちだった訳です。その頃から吾々は歌の調子を徐々に緩やかにし、最後は安息と安らぎの甘美なコードで“アーメン”→
『ベールの彼方の生活③』→を厳かに長く引き延ばして歌い終わった。するとその中の1人が進み出て、吾々から少し離れた位置で立ち止まり、跪いて“アーメン”を口ずさんだ。これを見た他の者たちは彼にどんな災難がふりかかるのかと固唾をのんで見守った。
『ベールの彼方の生活③』と言うのも、それは彼らのボスに対する反逆にほかならなかったからです。が、私は進み出て彼の手を取って立たせ、吾々の霊団のところまで連れて来た。そこで霊団���者が彼を取り囲んで保護した。これで彼に危害が及ぶ気遣いはなくなった。すると三々五々、あるいは→
『ベールの彼方の生活③』→10人20人と吾々の方へ歩み寄り、その数は400人ほどにもなった。そして、まるで暗誦文を諳んずる子供のようにきちんと立って、彼に倣って“アーメン”と言うのだった。坑道の蔭では舌打ちしながら吾々へ悪態をついている者もいたが、腕ずくで行動に出る者は→
『ベールの彼方の生活③』→いなかった。そこで私は、希望する者は全員集まったとみて、残りの者に向けてこう述べた。「この度ここに居残る選択をした諸君、よく聞いてほしい。諸君より勇気ある者はこれよりこの暗黒の鉱山を出て、先ほどの吾々の歌の中に出てきた光と安らぎの境涯へと赴く事になる。」
『ベールの彼方の生活③』「今回は居残るにしても、再び吾々の仲間が神の使いとして訪れた時、今この者たちが吾々の言葉に従うごとく、どうか諸君もその使いの者に従う心の準備をしておいてほしく思う」次に向きを変え、そこを出る決心をした者へ勇気づけの言葉を述べた。と言うのも、→
『ベールの彼方の生活③』→彼らはみな自分たちの思い切った選択がもたらす結果に恐れおののいていたからです。「それから私の同志となられた諸君、あなた方はこれより光明の都市へ向けて歩む事になるが、その道中においてボスの手先による脅しには一向に構ってはなりませんぞ。もはや彼は」→
『ベールの彼方の生活③』→「あなた方の主ではなくなったのです。そして、もっと明るい主に仕え、しかるべき向上を遂げた暁には、それに相応しい衣服を給わる事になります。が、今は恐れる事なく一途に私の言う事に従ってほしい。まもなくボスがやって来ます。全てはボスと決着をつけてから」→
『ベールの彼方の生活③』→「の事です。」そう述べてから、吾々がキャプテンと共にそこに入ってきた門、そして400人もの奴隷が通ってきた門の方へ目をやった。それに呼応するかのように、それよりさらに奥の門の方から騒々しい声が聞こえ、それが次第に近づいて来た。ボスである。
『ベールの彼方の生活③』吾々の方へ進みながら奴隷たちに、自分についてきて傲慢きわまる侵入者へ仕返しをするのだとわめいている。脅しや呪いの言葉も聞こえる。恐怖心から彼の後に付いてくる哀れな奴隷たちも彼を真似してわめき散らしている。私はボスを迎えるべく一団の前に立った。
『ベールの彼方の生活③』そしてついにそのボスの姿が見えてきた。【どんな人でしたか―彼の容貌です。】彼も神の子であり従って私の兄弟である点は同じです。ただ、今は悪に沈みきっているというまでです。それ故に私としては本当は慈悲の心から彼の容貌には構いたくないのです。
『ベールの彼方の生活③』彼が憎悪と屈辱をむき出しにしている姿を見た時の私の心にあったのは、それを哀れと思う気持だけでした。が、貴殿が要求されるからにはそれを細かく叙述してみましょう。それが“強者よ、何ゆえに倒れたるや”(サムエル書(2)1・19)という一節にいかに→
『ベールの彼方の生活③』→深い意味があるかを悟られる縁(よすが)となろうと思うからです。図体は巨人のようで、普通の人間の1.5倍はありました。両肩がいびつで、左肩が右肩より上がっていました。ほとんど禿げ上がった頭が太い首の上で前に突き出ている。煤けた黄金色をした→
『ベールの彼方の生活③』→袖無しのチュニックをまとい、右肩から剣を下げ、腰の革のベルトに差し込んでいる。錆びた(鎧)のスネ当てを付け、なめされていない革の靴を履き、額には色褪せた汚れた飾り輪を巻いている。その真ん中に動物の浮き彫りがあるが、それは悪の力を象徴するもので、→
『ベールの彼方の生活③』→それに似た動物を地上に求めれば、さしずめ“陸のタコ”(というものがいるとすればであるが)であろう。彼の姿の全体の印象を一口で言えば、“王位の模倣”で、別の言い方をすれば、所詮は叶えられるはずもない王位を求めてあがく姿を見る思いでした。その陰険な顔には→
『ベールの彼方の生活③』→激情と狂気と貪欲と残忍さと憎しみとが入り混じり、同時にそれが全身に滲みわたっているように思えた。実際はその奥には霊的な高貴さが埋もれているのです。つまり善の道に使えば偉大な力となったはずのものがマヒしたために、今では悪のために使用されているにすぎない。
『ベールの彼方の生活③』彼は“足を滑らせた大天使”なのです。それを悪魔と呼んでいるにすぎないのです。【地上では何をしていた人か判っているのでしょうか。】貴殿の質問には何なりとお答えしたい気持でいます。質問された時は私に対する敬意がそうさせているものと信じています。
『ベールの彼方の生活③』そこで私も喜んでお答えしています。どうぞこれからも遠慮なく質問されたい。もしかしたら私にも気づかない要因があるのかも知れません。その辺は調べてみないと分かりませんが、ただ、それに対する私の回答の意味を取り違えないで頂きたい。そのボスが仮に地上では→
『ベールの彼方の生活③』→この英国の貧民層のための大きな病院の立派な外科医だったとしても、少しもおかしくはありません。もしかして牧師だったとしても、あるいは慈善家だったとしても、これ又、少しも不思議ではない。外見というものは必ずしも中身と一致しないものです。とにかく彼は→
『ベールの彼方の生活③』→そういう人物でした。大ざっぱですが、この程度で我慢して頂きたいのですが…。【余計な質問をして申し訳ありません。】いや、いや、とんでもない。そういう意味ではありません。私の言葉を誤解しないで頂きたい。疑問に思われる事は何なりと聞いて頂きたい。
『ベールの彼方の生活③』貴殿と同じ疑問を他の大勢の人も抱いているかも知れない。それを貴殿が代表している事になるのですから…。さて、そのボスが今まさに目の前に立っている。わめき散らす暴徒たちにとっては紛れもない帝王であり、後方と両側に群がる人数は何千を数える。が、彼との間には→
『ベールの彼方の生活③』→常に一定の距離が置かれている―近付くのが怖いのである。左手にはムチ紐が何本も付いた見るからに恐ろしい重いムチがしっかりと握られていて、奴隷たちは片時もそのムチから目を離そうとせず、他の方向へ目をやってもすぐまたムチへ目を戻す。ところがそのボスが→
『ベールの彼方の生活③』→吾々と対峙したまま口を開くのを躊躇している、その訳は、彼が永い間偉そうに、そして意地悪くものを言うクセがついており、今吾々を目の前にして、吾々の落着き払った態度が他の連中のおどおどした態度とあまりに違うためにためらいを感じてしまったのです。
『ベールの彼方の生活③』そうやって向かい合っていた時である。ボスの後方に1人の男が正門のところで会った守衛の服装の2人の男に捕らわれて紐で縛られているのが私の目に入った。蔭の中にいたので私は目を凝らして見た。何とそれはキャプテンだった。私はとっさに勢いよく進み出て→
『ベールの彼方の生活③』→ボスのそばを通り―通りがかりにボスの剣に手を触れておいて―2人の守衛の前まで行き「紐をほどいてその男を吾々に渡すのだ」と命じた。これを耳にしたボスは激怒して剣を抜き私に切りかかろうとした。が、すでにその剣からは硬度が抜き取られていた。
『ベールの彼方の生活③』まるで水草のようにだらりと折れ曲がり、ボスは唖然としてそれを見つめている。自分の権威の最大の象徴だった剣が威力を奪われてしまったからである。もとより私自身は彼をからかうつもりは毛頭なかった。しかし他の者たち、すなわち彼の奴隷たちはボスの狼狽した様子に→
『ベールの彼方の生活③』→ユーモアではなく悪意から出る滑稽さを見出したようだった。岩蔭から嘲笑と侮りの笑い声がどっと沸きおこったのである。するとどうであろう。刀身が見る間に萎れ、朽ち果て、柄から落ちてしまった。ボスは手に残った柄を最後まで笑っている岩蔭の男をめがけて→
『ベールの彼方の生活③』→放り投げつけた。その時私が守衛の方を向くと、2人はあわててキャプテンの紐をほどいて我々の方へ連れて来た。とたんにボスのカラ威張りの雰囲気が消え失せ、まず私に、それから私の仲間に向かって丁寧におじぎをした。その様子を見ても、このボスは邪悪性が→
『ベールの彼方の生活③』→善性へ向かえばいつの日か、吾らが父の偉大な僕となるべき人物である事が分かる。「恐れ入った…」彼は神妙に言った。「あなた様は拙者より強大な力を自由に揮えるお方のようじゃ。その事には拙者も潔くカブトを脱ごう。で、拙者と、この拙者に快く骨身を惜しまず」→
『ベールの彼方の生活③』→「尽くしてくれた忠実な臣下たちをどうなさるおつもりか、お教え願いたい」いかにも神妙な態度を見せながらも、彼の言葉の至るところに拗ねた悪意が顔をのぞかせる。この地獄の境涯ではそれが常なのである。全てが“見せかけ”なのである。奴隷の境遇を唯一の例外として…
『ベールの彼方の生活③』そこで私は彼にこの度の使命を語って聞かせた。すると彼はまた“お上手”を言った。「これはこれは。あなた様がそれほどのお方とは存じ上げず、失礼を致した。そうと存じ上げておればもっと丁重にお迎え致しましたものを…しかし、その償いに、これからはあなた様に」→
『ベールの彼方の生活③』→「ご協力申し上げよう。さ、拙者に付いて参られたい。正門まで拙者が直々にご案内致そう。皆さんもどうぞ後に続かれたい」そう言って彼は歩き始め、吾々���その後に続き、洞窟や仕事場をいくつも通り抜けて、吾々が鉱山に入って最初にたどり着いた大きな門へ通じる→
『ベールの彼方の生活③』→階段の手前にある小さな門のところまで来た。
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* * / 兄弟姉妹で作る手形足形アートクリア 作品名:ケーキ \ 今週のオーダー作品の中で人気だったのは こちらの #ぞうさんケーキ です^ ^ #兄弟姉妹 で手形足形アートを作品にされたいと お声をいただき 作成したデザインです♪ とっても気に入ってくださいました^ ^ A4サイズ お一人 お一人 丁寧に制作しています データお預かりから 2、3回 イメージ画像を ご確認いただいてます 可愛いラッピングも 無料です 興味を持ってくださった方は、 トップページのプロフィールリンクからぜひギャラリーをご覧ください 手形足形を宝物に♡ ママに笑顔とHAPPYが増えますように♡ *講師の方へお願い* Minato.のオリジナルデザインのため 模倣はご遠慮ください こちらの作品のみならず、ショップの作品の模倣もご遠慮ください #お七夜 #Minatodot #手形アート #兄弟姉妹撮影 #2021年4月出産予定 #2021年5月出産予定 #2021年6月出産予定 #ハーフバースデー #赤ちゃんのいる生活 #赤ちゃんのいる暮らし #新米ママ #命名式 #ファーストアート #新米ママさんと繋がりたい #新生児 #育休中の過ごし方 #0歳 #新米ママ #手形足形を宝物に #ママに笑顔とHAPPYが増えますように https://www.instagram.com/p/CQSBEZApOrI/?utm_medium=tumblr
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【満員御礼】有栖川有栖さん × 北村薫さん × 宮部みゆきさんトークイベント デビュー30周年 × 東京創元社 文庫60周年 × 三省堂書店池袋本店 開店4周年記念企画
【満員御礼】となりました。
2019年にデビュー30周年を迎える有栖川有栖さん、北村薫さん、宮部みゆきさんをお迎えしトークイベントを開催いたします。
第1部:トーク(1時間程度を予定) 第2部:サイン本お渡し会 ※列が途切れ次第終了となります
豪華著者陣によるトークと、東京創元社刊行の著作のサイン本がご購入できるスペシャル企画です! 皆さまのご参加お待ちしております!
★ご好評につき満席となり、受付を終了いたしました★
★著者プロフィール★
有栖川有栖(アリスガワアリス) 1959年大阪府生まれ。同志社大学卒。89年『月光ゲーム』でデビュー。2003年『マレー鉄道の謎』で第56回日本推理作家協会賞、08年『女王国の城』で第8回本格ミステリ大賞、17年『幻坂』で第5回大阪ほんま本大賞、18年〈火村英生シリーズ〉で第3回吉川英治文庫賞を受賞。『孤島パズル』『双頭の悪魔』『山伏地蔵坊の放浪』『江神二郎の洞察』等著書多数。
北村薫(キタムラカオル) 1949年埼玉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。89年『空飛ぶ馬』でデビュー。91年『夜の蝉』で第44回日本推理作家協会賞、2006年『ニッポン硬貨の謎』で第6回本格ミステリ大賞、09年『鷺と雪』で第141回直木賞を受賞。16年、第19回日本ミステリー文学大賞受賞。ほかに『六の宮の姫君』『太宰治の辞書』『スキップ』『覆面作家は二人いる』『冬のオペラ』『詩歌の待ち伏せ』『いとま申して』三部作等、著書多数。
宮部みゆき(ミヤベミユキ) 1960年、東京都江東区生まれ。87年、「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。『龍は眠る』で日本推理作家協会賞、『本所深川ふしぎ草紙』で吉川英治文学新人賞、『火車』で山本周五郎賞、『蒲生邸事件』で日本SF大賞、『理由』で直木賞、『模倣犯』で毎日出版文化賞特別賞、『名もなき毒』で吉川英治文学賞受賞。また、幅広く意欲的な創作活動に対して司馬遼太郎賞、芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。
【日時】 2019年12月14日(土) 14:00~(開場 13:30)
【会場】 TKP池袋カンファレンスセンター6階=6A ※イベント会場は三省堂書店池袋本店内ではございません。会場名・会場場所をご確認いただけますようお願いいたします。
【参加方法】 ★ご好評につき満席となり、受付を終了いたしました★ 参加券購入ページよりイベント参加券をご購入ください。 https://eventregist.com/e/XPnj1mnvEiwI 参加券:1,800円(税込) 受付完了後、申込確認メールをお送りいたします。QRコードが添付されていますので、印刷してご来場いただくか、スマートフォン・タブレット等の画面でご提示下さい。
【参加券について】 ・参加券1枚につき1名様のご入場が可能です。 ・お一人様1枚までのご購入となります。 ・当日のお席は、WEBでの購入順に発番される参加券番号によって確定いたします。変更の希望等にはご対応いたしかねますので、あらかじめご了承くださいませ。
【第2部サイン本お渡し会について】 イベント参加者(参加券をご購入されたお客様)は、サイン本の販売期間中に、販売ページから希望書目それぞれに対して事前のお支払いが可能となります。 サイン本事前販売期間:11/20(水)10時~11/30(土)22時 ※購入可能な品目は、ご登壇者3名の創元推理文庫のサイン本です。 ※お一人で複数冊ご購入いただけますが、1作品につき1冊までの購入となります。 ※サイン本はイベント当日に登壇者よりお渡しいただく予定です。
【その他】 ・参加券ご購入後のキャンセル・変更等にはご対応いたしかねます。 ・参加券の転売、コピー、偽造は固く禁止いたします。 ・参加券は、いかなる場合も再発行はいたしません。 ・WEBでのお買い上げにはクラブ三省堂ポイント、クラブオンポイントは付与されません。キャッシュレスポイント還元の適用もございません。 ・会場内でのお客様による写真撮影・動画撮影・録音はご遠慮ください。 ・会場までの交通費、駐車場等の費用はお客様のご負担となります。 ・スタッフ・係員の指示及び注意事項に従っていただけない場合は、ご入場をお断りする場合がございます。また、ご退場を願うこともございます。 ・天災などの不測の事態により、イベントが予告なく中止もしくは延期となる場合がございます。 ・登壇者の変更等、イベント内容は変更になる場合がございます。その場合は逐次、こちらのページにてお知らせいます。
イベント情報の詳細はこちら
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前回のエントリが『ユリ熊嵐』、前々回のエントリが『輪るピングドラム』ということで、このblogもすっかり幾原作品を語る場になった。このblogを始めたときには、そのような縛りをかけるつもりもなかったので、思いもよらなかったことだ。それはさておき、さあ、『さらざんまい』について語ろう。 『さらざんまい』の魅力は、記号的な表現や奇想な世界観、視聴者を惹きつける周到なプロットに、Twitterとアニメ放送の内容を連携させた試みと、枚挙に暇がない。だが、ここでは、これまでのエントリと同様、『さらざんまい』という作品のテーマに絞って、私なりの理解を整理しておきたい。本エントリは、ネタバレを多分に含むので、主に、『さらざんまい』の視聴を終えた人に向けたものである。 つながりと、欲望。 「未来は、欲望をつなぐものだけが手にできる。」 阿久津真武(第1話) 幾原監督が公言しているように、この作品のメインテーマは「つながり」であり、サブテーマは「欲望」である。それを踏まえつつ、作品の解釈に入る前に「現在がどのような時代であるか」という点に触れておきたい。これは、私が社会反映論を展開したいからという訳ではない。幾原監督が、作品づくりにおいて、とりわけ「時代性」を重視する作家であるためだ。 「この世界はいま再び試されようとしています。 つながっているのか。つながっていないのか。」 吾妻サラ(第10話) 現代は、つながりやすい時代と言われる。私達は、世界中に張り巡らされた巨大なネットワークを介して、誰とでもつながることができる。ゆえに、私達は、自身の周囲に広がる社会圏を飛躍的に拡大させることができる。一方で、コミュニケートする相手の数が増大することは、一人ひとりとのつながりが細く、脆くなることを意味する。ひとりの人間が有限の時間のなかで処理できる情報には限界があり、コミュニケートする相手の数が増えれば、一人あたりに割けるリソースは減るからだ。そのような状況においては、相手を理解するための情報や自分を理解してもらうための情報は断片化せざるを得ず、それゆえ、「相互に分かり合うこと」からは遠ざかっていく。その意味で、現代は、社会圏がまだ小さかった時代と較べると、つながりにくくなった時代とも言える。つまり、他者とつながれる機会を容易に得られるようになったが、他者とつながれる結果が容易には得られなくなった、ということだ。 つながりが極度に希薄化することは、自らの帰属や居場所が失われる危険性を孕んでいる。「私はいまここにいる」という実存への確信、すなわち自己承認は、他者を介した再帰的・反射的な承認として得られるからだ。つまり、私が「私はいまここにいる」ということを認めるためには、「あなたはいまここにいる」ということを認めてくれる相手を必要とする。そして、その相手に対して「あなたはいまここにいる」と私が認めることによって、私は「私はいまここにいる」ということを認められる。そのようにして、私達は、自分の存在を認めるために、相互に認めあえる他者を必要とする。すなわち、人間は、自らの存在証明のために、他者を欲望する。他者と「つながりたい」という欲望は、「私がいまここにいる」ことを確信するために必要なものであり、それを手放すことは、「いないのと同じ」に堕ちることを意味する。 「手放すな。欲望は君の命だ。」 『さらざんまい』キャッチフレーズ しかし、つながりが多様化することは、私達が自由な選択によって自らの帰属や居場所を変化させていけることを意味している。とりわけ、子供が大人に成長していくにあたっては、つながる相手を家族からその外側へと拡げること、あるいは新たな関係性へとつなぎ替えることは、たとえそれが個々のつながりを細くするとしても、自立のための第一歩として必要なこととも言える。 この物語は、14歳の少年達が、家族のつながりに起因する受難を乗り越えて、友情のつながりを手に入れる物語である。 希望と、絶望。 この物語は、カッパとカワウソの争闘に人間の少年達が巻き込まれる形で展開されている。カワウソは、人間から搾取した「欲望」を純化させ倍化させることによって、カパゾンビという獣を作り出し、人間界を滅ぼさんとする。これに対して、カッパは、そうした人間の「欲望」を人間界から弾き出すことによって、人間界を守らんとする。カワウソは、欲望の負の側面、すなわち絶望の化身であり、カッパは、欲望の正の側面、すなわち希望の化身である。カワウソが「概念」の具象に過ぎないことを踏まえれば、カッパとカワウソの闘争は、カッパ王国第1王子の半身たる、白ケッピと黒ケッピの葛藤と言い換えてもよいだろう。 この物語の前半部分では、カワウソ陣営の新星玲央と阿久津真武の2人の大人達が「カワウソイヤァ」の歌ともにカパゾンビを生み出し、カッパ陣営の矢逆一稀、陣内燕太、久慈悠の3人の少年達が「さらざんまい」の歌とともにそれを倒すパターンが繰り返される。「つながれなかった絶望」を大人達が体現し、「つながろうとする希望」を少年達が体現するこの構図は、なんとも象徴的だ。 欲望か、愛か。 ~真武と春河の対比~ 玲央と真武は、カパゾンビを生み出すバンクシーンで、「欲望か、愛か。」と問いかける。彼らにとって、あるいは、カワウソにとって、「欲望」に対置されるのは「愛」である。それでは、「欲望」と「愛」を分かつものは何であろうか。ヒントは、KURO KEPPI SYSTEMにある。第10話で真武を「欲望」と判定し、第6話で矢逆春河を「愛」と判定した、あの判定システムである。ここでは、真武と春河を対比しながら、本作における「欲望」と「愛」の差異に目を凝らしていきたい。 「傍にいられれば、それでいいと思っていた。 お前の心を取り戻せないなら。せめて。身勝手なこの欲望を満たしたい。」 「私の唯一無二の相棒、玲央、今までもこの先もずっとお前を愛している。」 阿久津真武(第10話) 「あれからカズちゃんは笑わなくなってミサンガも捨てちゃった。 全部僕のせいだって知ってたけど、 カズちゃんと一緒にいたくて、笑ってほしくて。 カズちゃんが僕のためにしてくれたこと。すっごく嬉しかった。 だからね。僕は諦めないよ。 カズちゃんは戻ってくる。また笑ってくれるって信じてるんだ。 ちょっと頑固なところがあるけど、 ゴールに向かって真っ直ぐ走っていけるカズちゃん。 ちょっと分かりづらいけど、 ホントはすごく優しくて、温かいこと、僕は知ってる。 カズちゃんの笑顔が見たいって、そう願ってるのは僕だけじゃない。 カズちゃんはまあるい"えん"の真ん中にいるんだよ。」 矢逆春河(第6話) 真武は、「玲央に愛の言葉を告げると、自らの心臓が爆発して死に至る」という秘密を抱えながらも、いつか玲央がまた以前のように笑いかけてくれることを願って、玲央と行動を共にしていた。しかし、真武が感情を殺して玲央に接するほど、玲央は「お前���偽物の真武だから、お前は俺を愛してくれないんだ」と傷ついていく。その状況についに耐えられなくなった玲央の姿を見て、真武は、自身の秘密を打ち明けることを決める。たとえ秘密を打ち明けることでこの命尽きたとしても、その刹那に自分が本物でいられることに賭けたのである。 春河は、「自分の脚の障害が、(血の繋がらない兄である)一稀の産みの母親を拒絶したことに端を発している」という秘密を抱えながらも、いつか一稀がまた以前のように笑ってくれることを願って、一稀と一緒に暮らしていた。しかし、春河がそのことを隠して一稀に接するほど、一稀は「僕が偽物の家族だから、皆は俺を責めてはくれないんだ」と傷ついてく。ある日、春河は、大好きな吾妻サラの握手会の場で、一稀が自分のために吾妻サラを演じてくれていたことを知る。そして、一稀に自身の秘密を打ち明けることを決める。たとえ秘密を打ち明けることで一稀を傷つけてしまうことがあったとしても、それによって一稀が本物の家族として戻ってくることに賭けたのである。 ここで両者に共通するのは、自ら望んで相手と一緒にいたこと、相手が以前のように笑ってくれることを願っていたこと、である。しかし、一緒に居続けるだけでは状況は変わらないし、願っているだけでは相手に伝わらない。この物語において、事態が動き出すのは、いつだって秘密が漏洩したときである。しかし、その秘密の漏洩によって、真武と春河、2人の運命は真逆の方向へと向かうこととなる。 両者の運命を分けることになった差異とは何か。それは、相手のまなざしが再び自分あるいは自分達の方へ向いてくれることを、そして、自らの語りかけに対して相手が再び呼応してくれることを、諦めていたか、諦めていなかったかである。すなわち、「欲望か、愛か。」という問いは、自分が相手に愛を伝えたその先に、相手が自分を愛してくれることを、「諦めたか、諦めていないか」という問いに還元される。 余談にはなるが、ここで、「真武の愛は偽物で、春河の愛は本物だった」とまで言い切ってしまうのは、心情的に気が引ける。もとをただせば、真武が諦めざるを得なかったのは、「玲央に愛の言葉を告げることが自らの死に直結している」というカワウソの呪いが不幸であったということに尽きるからだ。もうひとつ付け加えるならば、玲央と真武の関係が二人の間だけで閉じていたということもあるかもしれない。春河の願いを応援し、一稀の背中を押した燕太のような存在がいれば、そうした媒介者を通じて想いを伝えることが、あるいはできたかもしれないのだから。 現実においても、大人の方が、愛の言葉をスムーズに伝えることがなかなかできなかったり、人間関係がこじれたときに間を取り持ってくれるような理解者を得ることが難しかったり、といったことは多いだろう。真武を縛っていた過酷な状況は、そういった大人に嵌められた枷を暗示しているのかもしれない。 話を戻そう。この作品では、愛を伝えることそれ自体を、愛とは認めない。しかし、相互に愛し合う結果が得られたことのみを、愛と認める訳でもない。ここでは、むしろ、そうした結果を掴み取ろうとする意志の中に愛を見出し、これを積極的に評価している。すなわち、この作品では、多種多様な欲望のうち、相互に想いが通じ合った関係性に向かう欲望を、特別な1つとして「愛」と名付ける。 私には、この作品が「愛」をそのように定義したことに、優しさが込められているように感じられる。誰しも愛が成就する訳ではなく、むしろ愛に挫折することの方が多いこの残酷な世界において、それでも絶望に負けずに一縷の希望を信じるその心意気をこそ尊いと後押ししてくれる、そういった激励のこもった優しさを感じずにはいられない。 はじまりのつながり ~一稀と悠の対比~ 先述の通り、この物語は、14歳の少年達が、「家族」のつながりと向き合い、それがもたらす受難を克服する物語でもある。人が生まれ落ちたときに偶然かつ不可避的につながる"原始的な"つながり、それが「家族」である。かつて、『輪るピングドラム』で、幾原監督は、「家族」について「愛も罰も分け合う関係である」というメッセージを込めた。家族という関係を語るのは存外に難しい。家族は、「かけがえのない」存在である私に愛を与えてくれる最初の他者であるが、その一方で、私に「逃れられない」境遇として罰を与える他者にもなりうる。人は家族を選んで生まれることができないため、生まれながらにして謂れのない罰を受けることもあろう。 一稀と悠は、親に起因する不遇を背負いながら、兄弟のつながりを取り戻そうとする者達である。兄弟という関係は、家族関係の中でも特に難しく、疎ましさと好ましさが絡み合った複雑な関係のように思われる。ここでは、一稀と久慈悠を対比させながら、「家族」あるいは「兄弟」というつながりの、かけがえのなさ、逃れられなさを考える。 「これは僕だけの、僕と春カッパだけのつながりなんだ。 そのためなら僕は、いくらでも自分を偽ってやる。」 「僕は春河が嫌いだ。」 矢逆一稀(第1話, 第4話) 「俺は残されたつながりを守らなきゃいけない。だからサッカーを捨てる。」 「あんたが心底悪い奴でもどうでもいい。俺にとって兄さんは兄さんだから。」 久慈悠(第8話, 第9話) 一稀は、10歳の頃、祖父が死別したことをきっかけに、家族の中で自分だけが血の繋がりがないことを知ってしまう。そして、14歳になったある日、春河を交通事故に巻き込んでしまう。一稀は、そのことを責めてこない家族に対して、「僕が本当の家族じゃないからだ」との思いを強めていく。事故以来、一稀は、春河の脚に障害を負わせてしまったという罪の意識もあって、春河から距離を取るようになる。大好きだったサッカーを辞めて、自ら望んで孤立していくようになる。しかし、その一方で、春河とのつながりを諦めきれず、春河の好きな吾妻サラになりすますようになる。そうして春河を喜ばせることで、春河への罪を償おうとしたのだ。 悠は、10歳の頃、借金苦で両親が自殺したことにより、誓と2人で生きていくことを余儀なくされる。ある日、悠は、誓の命を狙う由利に運悪く遭遇してしまい、誓から盗んだ銃で由利を銃殺してしまう。その罪を被ってくれたのは、誓であった。この事件を機に、悠は「俺には兄さんしかいない」との思いを強めるようになる。そこには、自分のせいで道を踏み外させてしまったという罪の意識もあったのかもしれない。大好きだったサッカーを辞め、兄弟揃って孤立無援の道を歩み始める。14歳になったある日、裏稼業でヘマしたことをきっかけに、誓のもとを離れ、一稀達の学校に転校してくる。しかし、悠は誰ともつながらない。ただひたすらに、誓と再び一緒に暮らせる日を夢見て、乾燥大麻を売りさばいて金を稼ぐ。そうして誓に報いることで、誓とともに罪を背負おうとしたのだ。 「俺もお前も大して変わらない。 欲しいものを手に入れるためには何だってやる人間だ。」 久慈悠(第2話) ここで両者に共通するのは、彼らがそれぞれの秘密を抱えていること、法に背くことすら厭わないこと、兄弟とのつながりに執着していることである。だが、これらの、秘密、倫理観、つながりへの姿勢の3点について詳しく見ていくと、両者の間には差異が見られる。 まず、彼らが抱える秘密について。 一稀が抱える秘密は、春河に対して秘されるべき秘密である。この秘密は、一稀の春河に対するつながりを歪ませる。一方、悠が抱える秘密は、誓"以外"に対して秘されるべき秘密である。この秘密は、悠の誓に対するつながりを偏執させる。両者の差異は、つながりに対して「秘密」がもたらす功罪を指し示している。秘密は、共有する者達との間のつながりを強化するが、それと同時に、そこから外れた者達との間のつながりを弱化する。秘密が本質的に、それを共有する者達とそこから外れる者達との間に線を引くものである以上、この作用は避けられない。そして、秘された内容が重ければ重いほど、それは深刻になる。悠と誓の兄弟が、一稀に較べて、孤立無援をより深めていたのは、そういった違いに拠るところが大きい。この手の秘密は、呪縛として機能して、外部からの救済を妨げる。この呪縛が、後に2つの兄弟の運命を分けていくことになる。 次に、彼らの倫理観について。 一稀は、燕太や悠に対してそうであったように、周囲の気持ちや事情を察するようなところまで視野が行き届いておらず、どこか無神経なところがあった。それゆえ、ときに独善的な動機で、道義に反する行動に出てしまうこともあった。「このつながりを守らなきゃいけない。そのためなら、何だってする。」というセリフは、その危うい性格が端的に表れている。これは、彼がまだ14歳であることも理由のひとつかもしれないし、あるいは、本来的にそういう危うさをもった人間なのかもしれない。いずれにせよ、一稀は、単純に倫理観が未熟なキャラクターである。 一方、悠は、一稀や燕太に対してそうであったように、周囲の気持ちや事情を察する能力が誰よりも長けており、本来的には、倫理に背くようなタイプではないように思われる。実際、銃殺事件の前の悠は、粗暴な誓をどこか嫌悪していたことが見て取れる。そんな悠が、犯罪に手を染めるようになったのは、事件後、誓に同調するようになってからである。悠は、誓の反道徳的な思想を内面化したことによって、その身内の論理が社会の倫理を超えていく。「あんたが心底悪い奴でもどうでもいい。俺にとって兄さんは兄さんだから。」というセリフは、まさに身内の論理である。悠がそのようなスタンスを採ってしまうのは、彼がまだ14歳であることも理由のひとつかもしれない。しかし、それ以上に、「家族」という原始的なつながりにおいて、身内の論理が根強く、そこから逃れることが難しいといった事実を反映しているようにも感じられる。 最後に、兄弟とのつながりを取り戻そうとする姿勢について。 一稀は、偽物の吾妻サラを演じることで、春河とつながろうとした。しかし、これは、(少なくともこの段階では)相互に想いが通じ合った関係を志向するものではなく、それゆえ、上述した「愛」とは異なった何かである。一稀が求めたつながりは、春河が自分にコミュニケートできる道は閉ざしつつ、自分が春河にコミュニケートするできる道は残しておく、という手前勝手な欲望の産物だ。「僕は、僕を守るために春河を騙したんだ」という彼の叫びは、「春河を喜ばせるため」という独善の裏側に、春河を都合よく利用している自分がいることを自覚していた証左であろう。このような"利用"は、春河に対する一種の甘えであり、春河のことを「家族」だと思っていなければ難しいことのようにも思える。つながりを諦めているようで、つながりを諦めきれていない――そうした自己矛盾が、一稀の歪な姿勢によく表れている。 一方、悠は、誓とつながろうという意志を一貫して見せていた。しかし、誓の影響を受けている悠は、そもそもつながりを信じていないのではなかったか。誓の思想は、「この世界で生き残れないものは消えるしかない」という弱肉強食の思想であり、つながりによる相互承認を目指す生存戦略とは根本的に相容れない。仮に、強者であることこそが生き残る術であると確信するならば、悠のすべきことは、誓に追従することではなく、自らが強者として自立する途を模索することであったはずだ。しかし、悠は、誓を模倣したその生き方を徹底することはできなかった。つながりを信じていないようで、つながりを信じている――そうした自己矛盾が、悠の歪な姿勢によく表れている。 この物語において、彼ら兄弟の運命は同じ結末を迎えなかった。一稀は春河とのつながりを取り戻したが、悠は誓とのつながりを取り戻せなかった。しかし、これまで見てきたように、一稀と悠が試みたつながり方は、いずれもある種の歪みを内包していた。決して一稀のそれが正しかったという訳ではない。それでは、両者の運命を分けたのは何であったのだろうか。 最大の理由は、春河の一稀に対する姿勢と、誓の悠に対する姿勢の違いであろう。春河は無垢な少年であり、その純粋さも手伝って、一稀とのつながりを取り戻そうという姿勢を貫いていた。それがもたらした結末は、先に述べた通りである。一方で、誓はアウトローな青年であり、弱肉強食の世界に塗れていたがゆえに、悠の方を向ききれてはいなかった。誓もまた、悠と同じ自己矛盾を抱えていたからだ。悠に対して、「俺にもお前が必要だ。俺と一緒に来い。」と言ったのと同じ口で、「お前は戻ってもいいんだぞ。降りんなら今だ。」と言ってしまうほどに、彼は迷っていた。代替可能性の象徴とでもいうべき金の世界で外道として生きながらも、代替不可能な弟とのつながりを捨てきれない。これは誓の言わせれば「弱さ」なのだろう。しかし、それを分かっていてもなお、兄弟のつながりは、簡単には捨てられない。ここに「家族」という"原始的な"つながりの、かけがえのなさ、逃れにくさがあるのだろう。誓は、その「弱さ」によってではなく、自身のつながりに向き合えなかったという不器用さによって、命を落としてしまう。 春河がハッピーエンドを迎え、誓がデッドエンドを迎えたのは、「小学生の春河に残酷な結末��与えられない」という配慮に拠るところもあるだろう。しかし、翻って現実を見回してみると、子供よりも大人の方が、代替可能性の高い世界で生きるがゆえに、他者とつながりにくいということは往々にしてある。生きるために金を稼ぐことを強いられるこの世界では、つながりに割けるリソースは減るばかりである。そうした現状の象徴であり犠牲者が、誓として描かれていたのかもしれない。してみると、誓の不幸の発端は、両親が借金苦で自殺したこと、そのような両親のもとに生まれついたことであると言わざるを得ない。「家族」というつながりは、偶然かつ不可避的なしがらみであるため、こうした謂れなき罰に苦しめられることもある、という訳だ。 しかし、そうした観点から捉え直すと、誓が悠の未来に対して果たした役割が、実に大きいことが分かる。誓は、悠を迷いながらも自分から遠ざけたことによって、そして、果ては自らの死によって、家族という逃れがたい軛から、悠を解放した存在であると見ることもできるからだ。最終話において、何もかも失った"まっさら"な悠が「それがどうした!」と叫ぶ姿に、強烈なカタルシスを感じるのは、そういった理由によるところもあるのかもしれない。 この作品では、「家族」のポジティブな側面である「かけがえのなさ」よりも、ネガティブな側面である「逃れられなさ」の方が前面に出ていた印象が強い。それは、「家族」が、思春期を迎えた少年達の克服すべき壁として立ちはだかっていたためとも言える。一方で、春河とのつながりを取り戻した一稀が、その後の振る舞いにおいて、「絶対につながりを諦めない」、「切り離されたって、何度でもつないで���る」とまで言えるようになったのは、家族への信頼を取り戻したからこそとも言える。家族は、原始的なつながりであるがゆえに、少年がつながりの海の中を自らの意志で自由に泳ぎ回る際の拠り所=ホームとして、成長する少年の背中をそっと押す作用も持ち合わせているのだ。 つながりのおわり ~玲央と燕太の対比~ つながりは、永遠に持続するものとは限らない。先に述べたように、つながりは、他者と「あなたはいまここにいる」を交わすことによって成り立っている。それゆえ、その双方向の承認が崩れたとき、つながりは失われることとなる。 かつて、『ユリ熊嵐』において、人とクマが、異質性の壁を超えて、愛を獲得する物語が描かれた。他者が、自分とは異なる存在であり、分かり尽くすことができない存在であることは、自明である。『ユリ熊嵐』は、その自明な前提を踏まえた上で、それをどのように克服して、相互承認を手に入れるか、ということを描いた物語であった。一方、本作が焦点をあてるのは、その後の相互承認の非-永続性についてである。すなわち、一度つながれた相手に対してに、自明であったはずのその前提を見失ってしまうことがある、という問題だ。 ここでは、玲央と燕太を対比させながら、この問題について考えていこう。 「お前は俺の真武じゃない。」 「あんな人形はいらない。俺はこの皿で本物の真武を取り戻す。」 新星玲央(第10話) 「俺はそのままの一稀とつながっていたいんだ。」 陣内燕太(第10話) 玲央は、かつて、カッパ王国の臣下として、真武と共にケッピに仕えていた。しかし、カッパとカワウソの抗争の最中、真武は命を落としてしまう。真武は、カワウソによって二度目の生を得るが、その姿は以前の真武とはまるで別人のようであった。玲央は、真武の命をつなぎとめるべく、真武と共にカワウソ陣営に寝返り、行動を共にするようになる。だが、真武の変わり果てた姿を直視できない玲央は、"本物"の真武を取り戻すべく、どんな願いでも叶えることができる希望の皿を探し始める。 燕太は、かつて、サッカーチームにて、一稀とゴールデンコンビを結成していた。しかし、春河の交通事故をきっかけに、一稀はサッカーを辞めてしまう。一稀とのコンビを諦めきれない燕太は、その後も幾度となく一稀にアプローチを試みるも、なかなか上手くいかない。ときを同じくして、一稀と燕太の学校に、悠が転校してきて、ひょんなことから3人はカッパとして行動を共にするようになる。しかし、燕太は、自分よりも悠を気にかける一稀を目の当たりにして、嫉妬に駆られて、3人で集めた希望の皿を2人に内緒で隠してしまう。 両者の共通点は、言うまでもなく、かつてつながっていた相手とのつながりを取り戻そうとしていること、変わってしまった相手に翻弄されていること、であろう。しかし、変わってしまった相手との対峙の仕方において、両者は全く異なる姿勢を見せていた。 玲央は、変わってしまった真武を受け入れられず、"本物"の真武がここにいないことに苦しんでいた。玲央は、自分の記憶の中にいる、真武の"いつかの残像"に囚われており、目の前にいる真武を認めようとしなかった。目の前の真武に、その残像を重ねては、その当否に一喜一憂していただけだ。それは、いまここにいる真武に向けられたものではなかった。玲央の承認のベクトルは、真武を捉えない。玲央は、春河に対して、「涼しい顔して、今日もあいつは俺を裏切り続けてる。」と漏らす。真武が自分を愛してくれない真武であるなら、自分をそれを愛することはない、と"条件付きの"愛を携えて。 一方、燕太は、変わっていく一稀を懸命に受け入れようとし、それゆえ、一稀が自分の方を向かないことに苦しんでいた。燕太は、目の前にいる一稀がいま何を願っているかを感じ取り、それを自分の願いとして応援することを生き甲斐としてきた。しかし、燕太は、その一稀が、悠の願いを自分の願いとしていることを知り、それを一稀の願いとして受け入れることができないジレンマに陥る。けれども、燕太は、いまここにある現実の一稀から目を逸らすことはしない。妄想の世界で自分を慰めたり、嫉妬のあまり愚行に走ったりはするが、一稀を信じ続ける。他所の学校のサッカー少年たちに「裏切られたのに信じてるとか、惨めじゃね?」と言われても、「うるせえ、黙れ!」と一蹴する。一稀が自分を愛してくれない一稀であったとしても、自分が一稀を愛することは辞めない、と"無条件の"愛を発信し続ける。 この姿勢の違いは、2組のコンビの運命を大きく分かつこととなった。玲央は、真武の真実を見抜けなかった結果として真武を失うこととなった。一方、燕太は、悠を受け入れて、トリオとして一稀との新たなつながりを手に入れた。 玲央も燕太も、相手に見つけてもらうことで自分の生の実感を得たという原体験を有していたはずだ。してみると、つながることで自分が変われたのだから、相手も誰かとつながれば変わりうる存在である――ということは両者にとって当然理解されて然るべき理である。しかし、盲目的に相手を愛してしまうと、この当たり前の事実すら見失ってしまう。そうして、相互の対等な承認であったはずのものが、自分本位のものへと荒廃していき、「愛」であったはずのものが「欲望」に変質していく。玲央は、カワウソの思惑通り、この罠にハマってしまった。変わってしまった真武が玲央を裏切ったのではなく、変わりゆく真武を受け入れられなかった玲央こそが真武を裏切った。そう気づいたときには、もう手遅れだった。 もちろん、玲央は、カワウソによって陥れられた被害者であるので、同情の余地は十二分にある。「私は玲央が嫌いです」とカワウソに宣誓する真武を目の当たりにして、あの罠から逃れられたかというと、なかなか難しいだろう。しかし、真武と玲央のエピソードを、カワウソのせいで適わなかった悲劇としてだけ捉えるのは、拙速かもしれない。本編でも星の王子様が引用されていたように、これは「一番大切なものは 目には見えない」という教訓を意図した寓話でもあるからだ。 私達の社会においても、コミュニケーションにおいて相手の全てを見通すことは、そもそも原理的に不可能である。これは疑いようのない事実だ。私達にせいぜいできるのは、いまここに提示された相手の断片的な情報から、相手の人格の全体性を朧気ながらも見出す、といったことに過ぎない。しかし、私達は、その中で相互承認を結んでいかなくてはならない。そのためには、常に相手の中にある不可知な部分を許容する態度が必須となってくる。こと、相手を理解するための情報の断片化が進む現代においては、この態度の重要性がますます増しているように思える。いちばん大切なものは目には見えないからこそ、何度も相手を捉え直し、愛し直していく。これは、玲央と燕太の対比から得られる教訓の1つである。 つながりたいから さらざんまい これまで、それぞれのキャラクターを対比させながら、そこから見えてくるものを整理してきた。一方で、この物語は、皿三枚=三匹のカッパの物語であるから、当然ながら、二者関係ではなく、三者関係であることに重要な意義がある。 三者関係は、単に、二者関係に1人の主体を追加しただけのものではなく、二者関係には還元し尽くせない「社会」としての関係性を有する。これは、社会学や心理学、コミュニケーション理論やゲーム理論あたりでもよく知られていることである。この手の理論においては、追加された1人は、二者関係の安定的なつながりを乱す者として位置付けられることが多い。というのも、三者関係においては、常に、二者と一者という対立が生じうる緊張感があるためだ。二者関係であれば「私」と「あなた」は互いにかけがえのない相手であったはずのものが、三者関係になった途端、そのかけがえのなさは失われ、誰しもその「一者」の側になりうる可能性が生じる。すなわち、つながれないことへの不安が生じることになる。 しかし、この作品では、三者関係が、極めてポジティブに描かれている。鍵となるのは、その「一者」を担う、燕太であろう。燕太は、ともすれば、一稀や悠に比べてエピソードが薄く、彼らよりも一段落ちる脇役のような印象を抱かれがちである。しかし、そうではない。 少年達の物語は、10歳の頃に悠→一稀→燕太の順でサッカーを介して密かに結ばれていたつながりが、14歳になった彼らを救う物語である。彼らがそのつながりを再び取り戻せたのは、燕太の「つながりを諦めない」という信念が、その欲望が、彼らの切れかけたつながりを介して、燕太→一稀→悠の順で転移されていったからに他ならない。カワウソによって「初めからなかったことにできる」機会を手にした一稀や悠がタナトスに支配されたときに、それを食い止めた力は、燕太のそれである。つながりに対して底抜けにポジティブな意識を持つ燕太こそが、この物語のテーマを象徴するキャラクターであり、物語に大団円をもたらした張本人と言える。おそらく、幾原監督の過去の作品でもなかなか居なかったキャラクターではなかろうか。たとえ「一者」になっても、つながりを諦めない。かけがえのない関係が保証されないこの世界において、そのことにただ悲観的になるのではなく、むしろそれを「だからこそ自分の意志でつながりを掴み取っていけるのだ」と捉え治せる諦めの悪さ。それこそが、燕太の真骨頂である。 「俺は諦めが悪いから、何一つ手放すつもりはない。」 陣内燕太(第11話) 最終話において、つながれた3人の少年は、そこに未来の自分たちの姿を見た。それは真武がいうように、あくまでも可能性の1つなのだろう。この物語は運命論を採らない。未来は不確定であるがゆえに、希望への期待と、絶望への不安が綯い交ぜになるのだ。これからも彼らは、伝わらなかったり、報われなかったり、許されなかったりするだろうし、ときには、偽ったり、裏切ったり、奪ったりもするだろう。そうした行く末の不安を抱えながらも、それでもなお、他者とつながりたいという欲望をエンジンに進むだろう。"まっさら"な未来を、自らの選択によって切り拓きながら。そういう姿をネガティブでなく、ポジティブに描ききったこの作品に、欲望賛歌としての力強さを感じる。これは若者に向けたエールなのだろう。既に大人になった私にとっては、つながりへの挫折を経験した怜央と真武が、少年達を応援することを通して再び希望を手にできたことにも、感慨深いものがあったりする。 欲望を手放すな。このど真ん中ストレートなメッセージを、素直に受け取れるだけの説得力が、この作品には確かにあった。 「忘れないで。 喪失の痛みを抱えてもなお、欲望をつなぐものだけが未来を手にできる。」 吾妻サラ(第11話) このエントリのタイトル��Stand by you.は、本作のEDの一節から。 一見すると命令文のようにも見えるこの一文。だが、Stand byの対象がyouであることから、そこにI willが隠れていることに気付かされる。 「あなた」を認めることで、「私」の存在が立ち現れる。(I will) Stand by you. これこそが愛を獲得するための第一歩であろう。総てのつながりは、そこから始まるのだから。
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