#東海岸村落
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長濱100號|東海岸無菜單|村落美食
長濱100號|東海岸無菜單|村落美食 這個美麗的村落裡,我們找到了一家溫馨的餐廳,內有舒適的閱讀角落、樸實的用餐區和充滿藝術氣息的櫃台擺設。招牌菜如鮮蝦杏鮑菇咖哩拌炒和明太子烤墨魚沙拉,讓人回味無窮。步行約100公尺,您還可以在長濱站看到藝術家陳奕彰的「金剛車站」雕像,成為打卡拍照的熱門景點。 #東海岸村落 #長濱100餐廳 #東海岸餐廳 #台東藝術裝置#金剛車站 #台東旅行推薦 #台東
寧靜的東海岸村落|悠閒的餐廳體驗 在東海岸的寧靜村落裡,有一家溫馨的餐廳,透過玻璃窗可以看到裡面溫暖的用餐環境。 長濱100號|東海岸無菜單 窗外掛滿了閃亮的小燈串,營造出浪漫而溫馨的氛圍。 長濱100號|東海岸無菜單 路過的行人常常會被這裡的美景所吸引,駐足欣賞。餐廳內的顧客正享受著美食和愉快的時光,讓人感受到這裡的熱鬧和歡樂。 溫馨的室內設計 餐廳內部的設計也十分別緻,每一個角落都充滿了濃厚的文���氣息和藝術感。 長濱100號|東海岸無菜單 樸實的用餐區 照片展示了一個樸實無華的用餐區,木製的桌椅和牆壁散發著自然的質感。 長濱100號|東海岸無菜單 天花板上掛著簡單的吊燈,照亮了整個空間。這裡的環境舒適而溫馨,適合與家人朋友共進晚餐,享受美食和彼此的陪伴。 獨特的櫃台擺設 這張照片展示了一個擺滿各種小物件的櫃台,有雕塑、陶器和其他手工藝品。 長濱100號|東海岸無菜單 每一件物品都透露…
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鎌倉 五所神社 例大祭 ィ 乱材祭(みざいまつり) 海上渡御
かわい~
密集!腰がもみ合い状態に!
旧旧材木座村は、江戸時代前期の元禄時代に旧乱橋村(みだればしむら)と旧材木座村(ざいもくざむら)の2つに分割した。1889年(明治二十二年)に、この二つの村は合併した上で西鎌倉村に編入されて、鎌倉郡西鎌倉村大字乱橋材木座となった。その後の1908年(明治四十一年)七月には、旧乱橋村と旧材木座村の5つの神社が合併して五所神社になった。2村5社の祭りは合併して乱材祭(みざいまつり)になった。材木座は鎌倉七座と呼ばれる商工組合一つ。中世に材木を販売した座で、由比ガ浜(ゆいがはま)の東南部、和賀江付近と推定されている。
・・・そうだけど、江の島海岸も由比ガ浜もどこだか知らないよ! 材木座海岸とか和賀江と言われても分からないよ! とにかく鎌倉の(海の)祭りは同じ輿丁が舁いているから区別付かないよ。もんもんの人は、(記憶では)神輿会が主催している寒中御輿錬成大会以外は参加できないのが多いけど、乱材祭はOKだよ。
なお、合併した5社は、
材木座村の鎮守諏訪神社(現 材木座五丁目)、材木座村中島部落の視女八坂社(見目明神)(現 材木座六丁目)と、
乱橋村の鎮守であった三島神社(現 材木座2丁目9−1)、乱橋村能巌寺部落の八雲神社(現 材木座四丁目)と金毘羅宮(現 材木座四丁目)。
五所神社の所在地は乱橋村鎮守三島神社の跡地で、本殿は材木座村鎮守諏訪神社の物を移築。両村への気遣いが窺われるね。
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東京五輪から2年 湾岸はいま
悪夢のようなTOKYO2020大会から2年が経った。 五輪のために姿を変えられたあの場所は、巨額の資金を費やして建てられた会場は、白いフェンスに閉ざされていた公園は、いま一体どうなっているのか。 湾岸エリアを中心に、フィールドワークを行った。
①築地市場
築地本願寺から場外市場に向かう。日曜日。外国人観光客、親子連れ、カップル。賑わいは築地市場があった頃と変わらないように見えた。どの店にも、昼食を目当てに沢山の人が並んでいる。
立体駐車場の最上階から市場のあった方を見下ろす。縦横に走るターレ、魚の並ぶケース、積み上げられたトロ箱���林立する仲卸の看板――それらが全て消え去り、でこぼこの、剥き出しのコンクリートだけが灼熱の太陽に焼かれていた。その一部は駐車スペースに。数台の自家用車。物悲しくなるぐらいしょぼい。
駐車場のわきに、築地市場の仲卸とおぼしき店名のプレートを付けたターレが放置されていた。よく見ると、ナンバープレートを外した痕がくっきりと残っている。
石原元都知事が主導した2016年五輪招致当時、築地市場を潰してメディアセンターを作るという話が出ていた。2020東京大会ではそれが「駐車場」にかわり、市場は2018年10月に東京都によって閉鎖された。選手村から競技場への輸送のために新たに作られた環状2号の全面開通は、五輪閉幕から1年以上も過ぎた2022年12月。五輪招致が、都民の台所を打ち出の小づちのように利権を生み出す空虚な「一等地」に変えてしまった。
築地を舞台にしたある連載漫画の中で、目利き一筋の主人公は何故か移転に何の葛藤もないまま「豊洲で頑張っていこう」と仲間に呼びかけていた。築地市場83年の歴史は、急速に「なかったもの」にされようとしている。
②月島
東京では五輪の前から、競技会場と直接関係のない場所でも各地で再開発が起こっていた。晴海にも程近い、湾岸エリアに位置する月島もまたその1つ。もんじゃストリートで���名なこの町は、一本裏道に入ると古い木造家屋が軒を連ねる下町らしさが残っている。私たちが2017年に訪問した際は、月島1丁目西仲通り地区再開発計画のためにもんじゃストリートの店舗が軒並み閉店していた。
そして今回訪ねてみると、MID TOWER GRANDなる地上32階、高さ121mの超高層マンションが建ち(2020年10月竣工)、その1階にもんじゃ屋などの店舗が入っていた。 月島ではさらに地上48階、高さ178.00mのタワマンを建てる月島三丁目南地区第一種市街地再開発事業、地上58階、高さ199mのタワマンを建てる月島三丁目北地区第一種市街地再開発事業が控えている。フィールドワークの後で知ったことだが、この月島三丁目再開発計画には反対運動や行政訴訟も起こっているとのこと。長年暮らしてきた人々の息吹が聞こえるような町並みが、大手開発業者によって姿を変えられようとしていることには胸が痛む。
③晴海選手村
カンカン照りの選手村跡地。ここはHARUMI FLAGなる高層マンション群として開発され、完成すれば5,632戸12,000人が暮らす街になるという。未だ工事中で通行できるのはメインストリートの車道のみ。焼けつくような暑さの中、誰もいないコンクリートだらけの空間は殺伐とした雰囲気が漂っていた。
選手村をめぐっては、東京都が適正価格の10分の1という不当な安さで都有地を三井不動産ら11社のデベロッパーに売却したとして住民訴訟が起きている。五輪という祝賀的なイベントが作り出す例外状態によって、公共財産が民間資本に吸い上げられた象徴的な場所だ。
街の中心に近づくと、左手には、大会中、大量の食材廃棄が問題となった食堂の跡地が、中央区立の小中学校(2024年度開校予定)として整備されていた。
右手には三井不動産の商業施設「ららテラス」。その1階には「東京五輪を振り返りスポーツの力を発信する施設」として「TEAM JAPAN 2020 VILLAGE」が設置されるらしい。五輪と三井不動産のどこまでも続く蜜月がうかがえる。
その先では道路を挟んで左右両方の街区で50階建ての2棟の超高層タワーマンションが目下建設中だった。
選手村を訪れるとき、2018年、建設工事中に2人の労働者が亡くなったことを思わずにはいられない。その街区は、労働者の死という痛ましい現実を塗り固めるようにSUN VILLAGE(太陽の村)という輝かしい名前で分譲されている。 この街区だけではない。この街全体が、五輪によって引き起こされた問題などまるで何もなかったかのように成り立っている。この街ではとても生きていけない、生きた心地がしない。生気を抜かれたようにその場を後にした。
④潮風公園、お台場海浜公園
ビーチバレーボールの会場設営のため何年もフェンス封鎖されていた潮風公園。わたしたちは初めて公園内に入った。こんなに広かったのか!無観客のくせに、この公園全体を占拠していたなんて、ほんとうに厚かましい。
東京湾の対岸の埠頭にはコンテナが並んでいる。海をみてみると、うっ!海水は泥沼のような色。しかし、なぜか匂いはせず、潮の匂いさえもしない。ファブリーズでもしているのか?
わたしたちは、野宿の人たちが寝ていた場所を探して公園内を歩いた(東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織員会による追い出し→https://x.gd/ZJP4d)。木がたくさんあってなかなか住み心地よさそうだと思っていたら、屋根のある排��ベンチにたどり着いた。なんて醜いデザインなのだろう。
次に「トイレのようなニオイ」と話題になったお台場海浜公園のビーチへ、匂いを確認しに行った。「遊泳禁止」の看板があり、スクリーニングのためと記してあったが、やはり汚染が懸念されているのだろろう。このビーチの海水も濁っていて、潮の匂いさえもしない。怪しい水質だ。
しかし、暑すぎる。灼熱の日差しの下で、ビーチバレーボールや、トライアスロンをやって、汚い海に飛び込んでいたのか。 知れば知るほど、オリンピック・パラリンピックは地獄だ。
⑤有明
有明の旧会場エリアへ。グーグルマップで見ると、どうやらこの一帯は「有明オリンピック・パラリンピックパーク」と名付けられたらしい。いまや地に落ちた電通がオリンピックでちゃっかりゲットした、唯一黒字と言われる有明アリーナへ。SNSではステージが見えない席があると不評を買っていたが、「ディズニーオンアイス」をやってるらしく、猛暑の折、駅から会場まで大勢の人だかり。
有明体操競技場はこの5月に「有明ジメックス」と名を変え、株式会社東京ビックサイトが運営する展示場としてオープンしたらしい。第一印象は「・・・神社?」世界的ウッドショックの最中に木材を山のように使って、10年程度で取り壊される予定とのこと。こんなに立派にする必要あったのか?
そこからゆりかもめの駅を越えると、フェンスで囲われた草ぼうぼうのワイルドな一角が。有明BMX会場跡地だ。グーグルマップには「有明アーバンスポーツパーク(2024年4月開業)」とあるが、いまのところ影も形もない。スポーツ施設より原っぱ公園の方が需要あるのでは?
有明テニスの森公園は工事パネルが外されて、開放感に溢れていた。こんな素敵な場所を何年もオリンピックのために囲って、市民を排除してきたかと思うとあらためて腹が立つ。
真夏の炎天下に火を燃やし続けた聖火台があった夢の大橋にも立ち寄った。観覧車が無くなっていた。東京都はこの夢の大橋を含むシンボルプロムナード公園の一角に、新たに聖火台置き場をつくって飾っている。東京都はいつまでオリパラの亡霊にすがる気か。。
⑥辰巳・東京アクアティクスセンター
アクアティクスセンター
「威圧」を形にしたような巨大建造物。
建物の周りには木陰がなく、取ってつけたような弱々しい植栽が施されている。
正面外の、広すぎる階段は、車いす利用者でなくても、大げさすぎてびっくりする。コンクリートが日射で熱い。ゴミ一つ落ちていないのは、人が寄り付かないからだろう。
その下にたたずんで私は、ピラミッド建設のために労働を強いられている人のような気持ちがした。
ここは、公園の一部であった。近くに団地もある。誰でも入って、海からの風を感じながらくつろぎ、出会う場所だったはずだ。
5年前に訪れた時は、工事中で巨大な支柱がそびえたっていた。三内丸山遺跡にインスパイアされたのかと思ったが、出来上がったのは帝国主義の終点のようなしろものだった。
「お前たちが来るところではない。」という声がどこからか聴こえる気がした。
知ってる。だから入ってみた。静かだ。人っ子一人いない、空調が効いて冷え切っている。だだっ広いロビーの小さな一角に、TOKYO2020オリパラのポスターたちがいまだに展示されていた。
競争をあおり、序列化し、勝者に過剰な価値を与え、「感動」を動員するスペクタクルがここで続けられるのだ。
生きていくのに必要な潤いをもたらす公園に、このような醜悪なものが君臨しているのを私は許せない。
炎天下の湾岸エリアを丸1日かけて回った。TOKYO2020跡地は、廃墟になっていると思いきや、むしろ多くの場所でまだまだ開発が続いていた。開発への飽くなき欲望と「レガシー」への執着、五輪災害は閉幕後も延々と残り続けている。 この日撮影した映像を使って「オリンピックって何?東京からパリ五輪1年前によせて」という動画を作成し、1年後に五輪開幕が迫るパリでの反五輪の闘いに連帯を示すメッセージとした。 From Tokyo To PARIS, NOlympicsAnywhere
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珠洲市の地下には、北西から南東方向に向かって傾斜する複数の断層が走っていると考えられています。流体はこの断層の隙間に流れ込み、周りの岩盤を押し広げるだけでなく、深さ14キロから16キロの領域で、地震を伴わないゆっくりとした断層の滑り=「スロースリップ」を引き起こしたと考えられています。流体は断層のさらに浅い部分にも広がり、北側の領域で地震活動が活発になりました。これまでに供給された流体の量は、およそ2900万立方メートル、東京ドーム23個分に上るとみられます。
地下の流体の移動やスロースリップが、長期にわたってこれほど精密に観測できた例は世界的に珍しく、西村教授や平松教授らの研究成果は2023年6月、国際的な学術誌「Scientific Reports」に掲載されました。
ところで「流体」とはどのようなものなのでしょうか。活火山の近くで群発地震が発生するとき、流体はマグマであることが多いですが、研究者は、地震波の速さなどをもとに、珠洲市のケースでは「水」である可能性が高いと考えています。西村教授は、2011年の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)で海水が日本列島の下に潜り込み、およそ10年かけて上昇してきた可能性もあるといいます。一方、地下深くにある流体を実際に採取するのは困難で、流体が何なのか、その正体は明らかになっていません。
(中略)西村教授は「ずっとこういう大きい地震が起こるのではないかという可能性は持っていたが、地震活動も地殻変動も収まってきている状況だった。あのタイミングで来るというのは若干意外だった」と明かしました。 専門家が想定する“良いシナリオ”と“悪いシナリオ” 今後、地震活動は収束に向かうのか。5月5日のM6.5の地震��後、研究者の間では大きく分けて2つのシナリオが考えられています。 1つは、流体によって生じた断層のひずみが解消され、今後、徐々に地震活動が落ち着くという見方です。研究者が2023年3月に示したように、地殻変動は全体的に収束する傾向を見せていて、新たな流体の供給がないこともプラスに働いています。また世界的に見ても、この規模の群発地震は平均的に3年ほどで収束していて、一連の活動は終わりに近づいていると考えることができます。 一方、新たな懸念も浮上しています。5月5日の地震の前までは、震源の大部分は珠洲市北部の海岸近くに集中していました。 5月1日~31日の震源分布図 震源域を珠洲沖セグメントが横切る(気象庁の図をもとに作成) ところが、M6.5の地震の後、震源域が急激に北側の海域にも拡大。その震源域を横切るようにして走っているのが「珠洲沖セグメント」と呼ばれる海底活断層です。もし珠洲沖セグメントがずれ動くと、地震の規模はM7クラスに上ると予想されています。 研究者が今、「一番怖いシナリオ」と考えるのが、「流体が珠洲沖セグメントの深い所に達して、それがきっかけで大地震が起こる」こと。M6.5の地震が、珠洲沖セグメントでも地震を誘発するという考えです。西村教授は「活断層が隣にあるということは、隣で火事が起こっているのと同じような状態。危ない状態であることは間違いない」といいます。
(“能登群発地震”の原因は「東京ドーム23杯分の水」 去年5月の地震後に研究者が指摘していた「一番怖いシナリオ」 | TBS NEWS DIG (7ページ)から)
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遺骨、酸初、初夏、夏至、我博、臨床、先客、那波区、東海、雲海、雲水、初楽、飼養、規律、滅法、頑丈、撃破化、内板、飼養、機咲州、分癖、蛾妙、頌栄、丼爆発、濃彩、恋欠、名瀬、徒歩機、歌詞役、素市、癌滅、元凶、願文、文座、同發、長門、至極、極美、呵責、端午、併合、奈落、底癖、幕府、某尺、尊式、検疫、未除、路側、柑橘、脂溶、瑛人、冠水、豪材、剤枠、土岐、駄泊、検尺、漏洩、破裂無言、任期、崩説、全滅、壊滅、開幕、統帥、頭数、水湿、冠水、抹消、網滅、馬脚、財冠水、風隙、来妙、勤学、餞別、名判、名盤、観客、衆院、才覚、無能、果餓死、損初、波脈、釋迦、損失、片脚、那古、可物、筋層、真骨、存廃、破格、名湯、今季、写楽、苦況、罪責、孫覇、全滅、今父、奈落、旋盤、秒読、読破、名物、貨客、泉質、随想、滅却、監理、素質、遡行、文滅、菜根、無端、庄屋、破壊、客率、合併、豪式、続発、泣塔、透析、頑迷、場脈、野張、船室、乾物、吐瀉分裂、戒行、噛砕、爾、晩別、海苔、西明、縁月、花月、独歩の大蛇、再発、納言、遺言、残債、背角、破壊、忠膵癌、統帥、馬車、下劣、火災、乱尺、毒妙、縫製、貨坂城、歳発、富低落、菜初、命式、山賊、海剤、激武者、瓦礫、破水、分裂、賀露、屠畜、能月、見激、破壊、破戒、採石、屈託、門別、皆来、家来、千四、我楽、夏楽、無慈悲、壊滅、破棄、損勤学、外鰓、長水、瑛人、永久、旋律、斑紋、財年、場滅、甘露、舐めけり、真靭、察作、論祭、乾裂、薩長、泣塔、室見、川縁、岩石、言後、荷火災、防爆、鋒鋩、体制、貨車、顎脚、刺客、坐楽、損益、脳系、文才、分合、合壁、啓発、萌姫、島内、監修、真木、合理、独房、雑居、紋発、乱射、雑念、五輪、三振、欄居、托鉢、紋腹、画狂、欠年、射殺、殺傷、脳初、目車、濫用、懸念、學年、身者、卓越、餓死、軟卵、場者、童空、我作、滅法、涅槃、抹殺、怒気、燃焼、略奪、宰相、馬腹、刳発、南山、活発、沙羅、割腹、殺戮、循環、奈良、菜道、紗脚、残雑、颯和、和歌、東風、南富、背面、焼却、四季、同發、博羅、無償、透明、明闇、雲海、陶酔、溺愛、泊雑、湖畔、花車、小雑、蘭風、雑魚寝、逆発、罵詈、検遇、明細、鳥羽、無数、飾西、涼感、割烹、面月、略発、明暗、御覧、絶滅、名者、焼却、野版、絶筆、数界、洒落、羈絆、四索、敏捷、旋律、脚絆、安行、軽安、難産、伊賀、消滅、生滅、巡数、水災、万華、論発、処住、崇拝、年月、画鋲、我流、剣率、草庵、律年、雑魚、規約、貨車、蒸発、重大、錯乱、蓮妙、奈良、坐楽、延宝、財年、爆発、龍翔、日向、塁側、席園、座札、風評、財年、何発、旋律、画狂、論券、戦法、尊師、大概、二者、那波、麺期、演説、合邦、放射、雑律、貨客、選別、燕順、考慮、試薬初、財源、富、符号、井原、若榴、清涼、無數、才覚、絶望、奈落、奔放、有識、台東、詮索、懸念、病状、設楽、宴客、怠慢、時期、同部、弁解、冊立、立案、前略、妄動、侮蔑、廃絶、間髪、図解、経略、発泡、者発、立案、滅鬼、自利、論酒、桜蘭、五月雨、垓年、処理、短髪、散乱、絶滅、命日、庵客、実庵、龍翔、派閥、同盟、連峰、焼殺、勝中、割裂、残虐、故事、量発、敗残、花夢里、面月、原氏、雑考、推理、焼殺、膵癌、導風、千脚、砂漠、漁師、活滅、放射、洋蘭、舞妓、邪武、涅槃、毛髪、白藍、他式、民会、参謀、廃車、逆発、峻峰、桜蘭、殺戮、銘客、随分、刺死、脳犯、我版、論旨、無垢、血潮、風泊、益城、拝観、舘察、懺悔、空隙、髭白、模試、散乱、投射、破滅、壊滅、下痢、他殺、改札、寿司、葉式、魔雑、渾身、等式、命日、安泰、白藍、良志久、中須、掻敷、北方、監視、血式、血流、詐欺、加刷、販社、壊滅、坐楽、白那、苫小牧、欄物、演説、開脚、摩��、欠史、宰相、掻敷、飾西、近隣、可能、刺自虐、崑崙、独歩、良案、隔絶、菜作、妄動、犬歯、核別、概要、立案、破格、殺戮、良案、快絶、防止、那古、風別、焼安泰、独庵、囲炉裏、壊滅、外傷、刃角、視覚、耳鼻、下顎骨、子孫、剥奪、憂鬱、優越、液状、先端、焼子孫、兵法、那波、安楽、最短、数式、絶句、庵杭、雅樂、動乱、者妙、垓年、独初、前報、奈落、数道、弓道、拝観、俯瞰、散乱、男爵、害面、炎上、抹殺、破棄、分別、額欄、学雑、宴客、体面、村落、柿区、害初、告発、欄式、体罰、侮蔑、浄光、情動、差額、君子、何発、兵式、童子、飾西、各滅、我札、審議、半旗、普遍、動脈、外傷、無償、木別、別格、名皿部、京脚、破棄、試薬、絶滅、学札、清涼、爆発、組織、壊滅、ここに、名もなき詩を、記す。風水、万別、他国、先式、続発、非力、産別、嘉門、神興、撃易、弊社、紋別、座泊、画狂、式典、胞子、画力、座敷、学舎、論別、閉域、爆風、万歩、博識、残忍、非道、望岳、死骸、残骸、符合、壊滅、匍匐、弄舌癖、死者、分別、砂漠、白藍、模写、服役、奈落、忖度、符尾、同盟、田式、左派、具癖、退役、蛇路、素白、昆北、北摂、写経、文武、択液、図解、挫折、根塊、道厳、視野別、奈落、鳥羽、グリシャ・イェーガー、粗利、惨殺、学癖、優遇、陶器、場作、土壌、粉砕、餓鬼、草履、羅列、門泊、戸癖、山系、学閥、座枠、忠膵癌、視野別、脳族、監視、佐伯、釋迦、敏捷、遇歴、佐渡、名張、紀伊市、名刺、干瓢、夏至、楽節、蘇遇、列挙、間髪、風脚、滅法、呪水、遇説、死骸、爆発、山荘、塀楽、茗荷、谷底、愚者、妄動、還魂、色別、最座、雑載、論客、名足、死期、近隣、名張、迷鳥、呑水、飛脚、晩別、獄卒、殺傷、視覚、乱脈、鉱毒、財閥、漢詩、死語、諸富、能生、那波、合理、血中、根菜、明初、鹿楽、宮札、度劇、臥風、粋玄、我馬、洞察、今季、爾脈、羅猿、激園、葉激、風車、風格、道明、激案、合祀、坐楽、土地油、力別、焼殺、年配、念波、郭式、遊戯、富部区、奈脈、落札、合祀、寒白、都山、額札、風雷、運説、害名、亡命、闘劇、羅沙莉、砂利、夢中、淘汰、噴水、楽章、農場、葉激、際泊、手裏、合併、模等部、トラップ、落着、御身、学習、零、概要、各初、千四、何匹、笘篠、熊本、京駅、東葛、土量、腹水、活潑、酢酸、数語、隠語、漢語、俗語、羽子、豚皮、刃角、醪、能登、半年、餓鬼、泣塔、用紙、喜悦、山荘、元相、炭層、破裂、腹水、薔薇、該当、懐石、討滅、報復、船室、壊滅、回族、先負、嗚咽、暁闇の、立ち居所、餞別、乾式、財閥、独居、乱立、差脈、桜蘭、龍風、抹殺、虐案、某尺、無銭、漏洩、北方領土、白山、脱却、幻滅、御身、私利私欲、支離滅裂、分解、体壁、脈、落札、合祀、寒白、都山、額札、風雷、運説、害名、亡命、闘劇、羅沙莉、砂利、夢中、淘汰、噴水、楽章、農場、葉激、際泊、手裏、合併、模等部、トラップ、落着、御身、学習、零、概要、各初、千四、何匹、笘篠、熊本、京駅、東葛、土量、腹水、活潑、酢酸、数語、隠語、漢語、俗語、羽子、豚皮、刃角、醪、能登、半年、餓鬼、泣塔、用紙、喜悦、山荘、元相、炭層、破裂、腹水、薔薇、該当、土脈、桜蘭、郎乱、乱立、派閥、別癖、恩給、泣き所、弁別、達者、異口同音、残骸、紛争、薔薇、下界、雑石、雑草、破戒、今滅、梵論、乱発、人脈、壊滅、孤独、格律、戦法、破戒、残席、独居、毒僕、媒概念、突破、山乱発、合癖、塹壕、場技、極楽、動脈、破裂、残債、防壁、額道央、奈良市の独歩、下界残滓、泣き顎脚、朗唱、草庵、場滅、乖離、鋭利、破戒、幕府、網羅、乱脈、千部、土場、契合、月夕、東美、番號、虎破戒、在留、恥辱、嗚咽、完封、摩擦、何百、操船、無限、開発、同尺、金蔵寺、誤字、脱却、老廃、滅法、涅槃、脱却、鯉散乱、立哨、安保、発足、撃退、学別、憎悪、破裂無痕、磁石、咀嚼、郎名、簿記、道具雨、壊滅、下落、吐瀉、文別、銘文、安胎、譲歩、剛性、剣率、社販、薙刀、喝滅、解釈、村風、罵詈雑言、旋風、末脚、模索、村立、開村、撃退、激癖、元祖、明智用、到来、孟冬、藻石、端午の贅室、癌客、到来、未知道具雨、寒風、最壁、豪族、現代、開脚、諸富、下火、海日、殺傷、摩擦、喃楽、続落、解脱、無毒、名毒、戒脈、心脈、低層、破棄、罵詈、深海、琴別府、誠、生楽、養生、制裁、完封、排泄、虐殺、南京、妄撮、豚平、八食、豪鬼、実積、回避、答弁、弁論、徘徊、妄説、怒気、波言後、節楽、未開、投射、体者、破滅、損保、名水、諸味、透析、灰毛、界外、土偶、忌避、遺品、万別、噛砕、剣率、戒行、一脚、快哉、提訴、復刻、現世、来世、混成、吐瀉、場滅、経絡、身洋蘭、舞踏、近発、遊戯、男爵、最上、最適、破裂、改名、痕跡、戸杓、分髪、笠木、路地、戳脚、快晴、野会、対岸、彼岸、眞田、有事、紀伊路、八朔、減殺、盗撮、無札、無賃、無宿、龍梅、塩梅、海抜、田式、土産、端的、発端、背側、陣営、戒脈、母子、摩擦、錯覚、展開、星屑、砂鉄、鋼鉄、破滅、懐石、桟橋、古事記、戸杓、媒概、豚鶏、墓椎名、顎舌骨筋、豚海、砂漠、放射、解説、海月、蜜月、満期、万橋、反響、雑摺、油脂、巧妙、
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『故障かなと思ったら』読書会レジュメ
この記事について
この記事は、文芸同人・ねじれ双角錐群が2022年 文学フリマ東京35にて発表したSF短編アンソロジー『故障かなと思ったら』について、文学フリマでの発表前に同人メンバーで実施した読書会のレジュメを公開するものです。 このレジュメには、各作品を楽しむためのヒントがちりばめられているかもしれません。適宜ご活用ください。
石井僚一「森/The Forest」
一言
レイ・ブラッドベリ「みずうみ」からのずらし具合が絶妙すぎて良い
よく見るとけっこう別の話になってるのに、ちょっとした場面とかぜんぶベースになってるのがわかるのすごいですよね……
もちろん湖/森の、なんだろう、ちょっと魔法っぽい場(「はる!まほうだよ……」のダメ押しよ!!)みたいなのはちゃんと共通してるし
婉曲的な話運びに圧倒されました。持ち合わせた感性に絶対の自信を持って話の輪郭を描ききる力に畏怖さえ覚えます。
単純に文章がとにかくきれい。もちろんそれは「みずうみ」(の宇野訳)を範にとったものではあるんだけど、それ以上にこの設定・内容にアダプトさせてるのがすごい(宇野訳もけっこうやわらかかったけど、もちょっと柔らかくなっている印象がある)
森を歩く歩きごこちのところとかが特に好き
レイ・ブラッドベリ「みずうみ」読みました。もとの文章がもうきれいなんだけど、それをほとんど違和感なく改変(という言葉が適切でなかったらすみません、単純な改変ではないんだけど)していて、このやわらかい文体で最後まで走り切れるパワーがすごいと思いました。
巻頭の森と巻末の閲覧者のおかげで、アンソロジー全体がstaticな感じがする。取扱説明書としてのすわりがよくなる印象
細部
P13の「ぼくはまだ、」から始まるパラグラフがすごく好きです。ずっと何度も読み返していたい美しい詩のようで、こんな文体に憧れました。
ここすごく美しいですね。
どれくらい推敲に時間を割かれているのでしょうか。言葉選びにどれだけの時間を要すのでしょうか。気になります。それくらい一文一文に隙がなく強度があります。
ざっくり構成をみていく
p10「朝のしめった空気が」~「ひとりでゆっくり回ってみたくなった」」
(ここ消えてる?)
p12「「いいよ。だけど」〜「遠くはなれた向こうで〜」
森のなか、はるとふみなさん。ふみなさんがいなくなる
「みずうみ」では、母と湖でちゃぷちゃぷしてるところ。タ��ーの役割と母の役割がどちらもふみなさんにかかっている……わけでもないか……でもまあそんな感じになっている
母の役割をいったんおいといたとして、タリーとふみなさんが対応している、のはそうなんだけど、タリーは事故によって命を落としているのに対して本作でははるがふみなさんをここで捨ててきている(p11「彼女をおいてここを去ることになっている」)のは明らかに位置づけが違う
で、捨てるっていうのが、恋人を振るっていう意味じゃなくて、どうやらロボット(?)的なものを物理的に置いて帰るということらしいというのが後でわかるんだけど、でもやっぱりわからない(なんで捨てたかったのかは特に言われてない、よね)
「ひとりでいるのは、」のパラグラフは、原作でもここまで主人公視点(主語 I)の過去形だった語りが、急に三人称(主語 a twelve-year-old child / he)の現在形が挿入されるところに形式的には対応していて(邦訳でどうなってるか誰か確認してくれ)、一方で内容としては子供らしさを求められる子供、から、恋人とはこうするもの、という規範に書き換わっている。
これはミスリードを超えて、はるとふみなさんはやっぱり恋人という位置づけということでいいんだろうか。ロボット(?)だとしても。
「木の枝をふりまわして、魔法つかいだと言って、きれいに笑った彼女を、ただ思い出した」:最後の「はる!まほうだよ……」に対応
p14「そして、ぼくは」〜「ぼくはそこを動けなかった。」
森を離れて、時間がとび、さくらさんと同棲をはじめ、森(箱根!)に戻ってくる。さくらさんもいなくなる(!)
「みずうみ」でも、長じてマーガレットと旅行に来るところ。場所はぜんぜん違っている
でもこの固有地名を出すタイミングは多分原作を参考にしている?かなと思った。原作でも最初のシーンではみずうみがどこなのかは明示されてない(よな)ところから去るときに初めてイリノイが言及され、マーガレットはサクラメントで出会ったというのが明記されてて、地名によるリアリティで急に大人になる感じがでるのと、多分なんだけど東部(中西部か)と西海岸のコントラストが効いている
「みずうみ」の舞台のレイクブラフはシカゴとミルウォーキーの間くらいにある小さい村 https://en.wikipedia.org/wiki/Lake_Bluff,_Illinois
みずうみっていうかもうほとんど海だよね、サイズ感としては https://www.lakebluffparks.org/parks-facilities/sunrise-park-beach/overview/
そして実際箱根町の人口が約1万なの符合がすごくて絶妙だな
p16「ここで待っていて、はる」の展開は「みずうみ」から反転してあって、「みずうみ」では主人公がマーガレットを置いてみずうみのほうへいくところ、本作では逆にさくらさんが主人公を置いていこうとし、かつ、そのときのセリフ「この森の中を回ってみたくなった」「さよなら、さよなら」は冒頭部で主人公がふみなさんを置いていったときのものを使っている
p17「「こちらの子が」〜「そして、パッケージをあけた」
ロボット(でいいのか?)の販売員との会話。ふみなさんを購入
「みずうみ」では、水死体が見つかった云々のところ。ここの改変はかなりでかい。「みずうみ」だと不穏さがぐっと出るところなんだけど、こっちはいっきにSFに飛ぶ
「みずうみ」で死で成長しない、時間が流れない、だったのが機械!っていう、その差し替えがすごくて興奮した
ここでロボット(?)のふみなさんを購入しているのは、普通に考えると過去の回想ということになる?(購入したロボットであるふみなさんを、かつて森に捨てて帰った主人公が、ふたたび森を訪れてふみなさんと再会している、という流れ?)
p18「視界のなかに人かげがあった」〜「はる!まほうだよ!」
固有名詞が出てきていないし、場所と時間が急にふわっとする。が、描写や↑とのつながりから、はるとふみなさんとして読むところのはず
「みずうみ」では、あえていえば、砂の城に戻ってきてオチの部分
箱根湯本から登山鉄道に乗り換えた先の森、強羅とか彫刻の森?
「彼女がぼくの名前を呼んだ気がした」「ぼくだってずっと変わらない……?」から、主人公が名前を呼んで起動する側だけでなく、起動される側?であることが示唆される?
さくらさんに置いていかれるという反転とも合わせて読むと、そう?
原作では主人公にとってタリーは特別、自分とは異なる存在という側面が強いように思うけれど、本作のはるはふみなさんと自分に同じ要素(ずっと変わらない)を見いだしている?
原作では足跡(よくわかってないんだけど)を見た主人公が最後に気づいて(?)砂の城を完成させる(ええと、原作の読みに自信なくなってきた。今度はタリーが半分作った城の残り半分を主人公が作ったシーンでいい?)のに対して本作では作った墓がそのままになっている(新たにというよりも最初のシーンで作った物そのままの印象を受ける)ところにある説明書(誰の?)を見つける
原作の最後は主人公が死によって永遠になったタリーを永遠に愛し続けることに気づいて、それでマーガレットを見る目が変わっている強烈なオチで終わるけど、本作ではさくらさんはフェードアウトしており、あくまではるとふみなの二人で終わっているように読める
「みずうみ」との人名対応
ハロルド→はる:音だよね
タリー→ふみな:なんだろう
マーガレット→さくら:花だよね
小林貫「取説ばあさん」
一言
CM好き。この微妙にバリエーションあるのめっちゃ良いでしょ。ジオを抱こうとしたら流れるとこでマジで笑いました。
ここ、ぼくも笑いました。
「DNAを、統制せよ」じゃあないんだよ
YoutubeのクソCMの経験をしている現代だからこそ通じるところがあっていい
モチヅキはCV津田健次郎というかんじがします。シブい。
わかる
小林作品の中で一番好きかもしれない。ちょうどサイバーパンク2077やってるから情景がめっちゃ浮かんでくる。
トリガーにアニメ化してもらおう。
ベルチナとのシンクロニティを感じる。今回ち〇こが出てくる作品多い。
ばばあ勝負では正直負けたなと。次のばばあ勝負では勝ちます。
台詞回しが上手いのと、描写の際の言葉選びにセンスを感じました。会話描くのが上手すぎるので参考にしたいです。今俺が理想としているのはこういう小説なんだなあと思いました。CMのインパクトが最強ですね。頭から離れません。
登場シーンで羅生門のばばあ以来のヤバいばばあが出てきたと思いました。
完全に「サイバーパンク」っぽい文体やガジェット、そして物悲しさみたいなものを自家薬籠中にしていやがる……そんななかでどうしても残ってしまってる人情みたいなのもいいんだよな
細部
俺もスマートウォッチかカシオの腕時計で迷って、大体主人公と同じ思考でカシオを選んだのですごく親近感がありました。
スポンサーがついている娼婦のアイデアが面白すぎてばあさんが全部どこか行きました。……結局、何でばあさんは紙の説明書を集めてたんでしたっけ……。
「終わりかけのおしっこのようなうめき声」という比喩、良すぎる。
「老婆通いの日々」みたいなのも、こう、ユーモアだよな……
ユーモアのちりばめめっちゃ良いんだよね
ざっくり構成をみていくコーナー
p22 冒頭のCM〜「ひさしぶりにいい夢を見た気がする〜」
サイバーパンクだよ、という導入。怪しげな道具屋(モチヅキマート)や焦燥感はやっぱり必須なんだ……(ほとんど「クローム襲撃」なんだよな)
p25「太陽も昇り切らない」〜「思わずつむってしまった目を〜」
取説ばあさんが出てくる。取説ばあさんて。「怪しげな稼業に手を出してしまう」も定番だけど、それが取説ばあさんなのはなんなんだよ
だからそう、ここでいかにもな電脳とか身体強化とかメガコーポがとかに向かわず、いっけんミスマッチな「取説」に向かうのもすごくいいんだよな
p29「老婆通いの日々が始まった」〜「自嘲めいた笑みがこみ上げてきたので」
取説ばあさんの噂、娼婦がなにか知っているらしいことを知る
p32「次の休み、おれは夜の」〜「抗うことのできない眠りに〜」
ジオという娼婦を買う。うまくいかない(途中でCM)。これもファムファタールなのか……?
p36「しかしそれ以来」〜「しずかに黒い幕がおりる」
取説ばあさんに襲われる。ここの襲撃描写の加速感が地味にうまい
p40「わたしには名前がない」〜「おぉ、おぉ……。」
ジオ=取説ばあさんの悲しい出自。めっちゃ義体化してる
p43「深海のように」〜「…………一分が経過した」(※便宜上ここで区切る)
ジオに縛りつけられピンチ
p47「我慢できずに」〜「いかめしいサイバー視覚器の下で」
モチヅキが颯爽と助けにくる。ジオ=取説ばあさん=キヌ(ばあさんぽい名前だ!)とモチヅキの血縁が明かされる。モチヅキがばあさんを撃退して、なんかブルースな感じになる
なんか世界の理不尽さ?を説明してくれる?知識欲?みたいなのが取説集めにつながってんのかとか、自分が何者かわからなかったところから名前を知ることが少しの救いになる?のとか、わかりそうなところとやっぱりわからない感じとのせめぎ合いがあり、怪異としての取説ばあさんの謎は解けてはいけない(解けてないからラストが光る)のと、でも結局ばあさんなんだったんだという、もやもやの残りと、両方ある
そうそう、ここの「結局なんだったんだよ」のわかりそうでわからない具合がかなりいい味なんですよね……
p50「おれは街を出た」〜「ねえ、取説ばあさんって知ってる?」
それでも人生は続く
しれっとネオンシードFにツッコミを入れているのもニクい
これは個人的には非常にポイントが高いというか、CMのリフレインに対応する形でこういうツッコミがあるのが良いんだよな
ラストが再度の怪っぽいのも自分は好きですね
笹幡みなみ「私の自由な選択として」
一言
SF設定が素晴らしい。パラスタット技術によって人間の精神活動が大きく変わることは想像、納得しやすい。古代の人間が神の声として並行世界の自分の声を聞いていた(『神々の沈黙』への接続)ことと結びつけるところがエレガント。バウマイスター野の刺激による本当の沈黙を経て、じつは現代においてもその声は沈黙していなかったというくだりも自然に受け入れられる。
読み終わった後また頭に戻って読み直したくなる終わり方。
テーマとギミックと文体と視点が綺麗に噛み合っていて圧倒的でした。前半は割とライトな感じで読めるのですが、進むうちに結構重めでこちらに取っ組み合いを仕掛けてくるような構成になっていて、そのエスカレートぶりが好きです。
第二論文の紹介あたりまでの説明のそつのなさ(ほんとそつがなくてこれはこれですごいんよ)から一点、第三論文の紹介で並行世界の話がぶちこまれてオッオッってなって、ユニカの過去の話とかでウェットになりつつ(このへんも淡々として見せつつ���念が滲んでる塩梅が良い……)、終盤に雪崩れ込む構成すげえうまいですよね……
各要素が違和感なくつながっていって上手だなーとおもいました。
いつもの作風に比べるとオールドスクールで、それが海外SFっぽい味わいでよき。
この内容で大きな破綻なく話を書き切るの、強すぎる……。
細部
冒頭の語りの時点はいつか。語りは並列世界を移動していないか。
p.33 「そして彼は愚かにも(ユニカはそこでエアクオートして、彼女の爪が非常灯の光を反射した)」ここのディテールが好き。
好き
わたしだけかもしれませんが最後の一文に謎が残っています。
俺もでした……。後日もう一度読み直します。「長い話」どこからどこまで?
ここは自分もわからなかったので読書会の論点にしたいです
ユニカが臨床家であるという設定が実はすごく効いていると思っていて、自由意志と決定論というテーマにもし臨床的な切り口を与えたら? というifに反射療法という道具を与えて真相に迫ろうとするのはチャレンジングでワクワクしました。
それを踏まえて、最後の実験に他人を使った人体実験を行わないのも彼女のキャラクターを表していて好きです。人道的……なのか?
タイトルにもある「私の(その人の)自由な選択として。」というフレーズの繰り返しが不気味な感じでよかったです。自由な選択に固執していて、逆説的に全然自由じゃない感じ。
ざっくり構成をみていく
p54「二〇二五年」〜「彼女のために〜」
いきなりエレベーターで足を揉んでいる。反射療法がテーマっぽいなというのもわかるところ。話のマクラとしてヒキがありすぎるんよ
p55「ユニカ・クーリッジは」〜「臨床家であったユニカは〜」
ユニカの実績を紹介するにあたっての、反射療法および自由意志(自由意志信念)に関する前提知識の共有。ユニカの第一論文の内容以外はほぼ現実そのままの説明になっている……はず(逆にここがフックになってるということでもある)。パラスタットについてもここでいちおう出てくるが、詳しい説明はされない(勘がよければわかるよね、くらいの温度感)
p60「第一の論文」〜「人類の痛みへの反逆の歴史を〜」
ユニカの三本の論文についての説明。第一第二は前節からのわりと素直な延長なんだけど、第三で並行世界が導入される(エスカレーションの第1段階)
p63「私がユニカ・クーリッジと」〜「この一連のできごとが〜」
冒頭の話に繋がる筆者個人に関する語り。冒頭に繋がる出会いや、ユニカの出自、モチベーションなどが紹介される。パラスタットについても(前節でほぼわかるとはいえ)ここではっきり判明する
p67「ユニカ・クーリッジの研究に」〜「電気刺激を停止しても」(*で区切られてはいないけど便宜上ここで区切る)
ユニカが温めていた仮説(神々の沈黙っぽい)についての説明(エスカレーションの第2段階)。バウマイスター野を直接刺激する実験(筆者も手伝った)と、その結果「ひとりになってしまった」というユニカ。ここらへんから「これ何の文章だっけ?」みたいになってくる
p71「彼女の実験ノートの中に」〜「私は開頭用ドリルを手に取った。私の自由な選択として」
ユニカの手紙を見つける。「ユニカはこう記していた」〜「次の一歩を踏み出そう。私の自由な選択として」
「私が事情を説明するために語ってきたこの文章と」からまた筆者の語りに戻る。「私が事情を説明するために語ってきたこの文章と、彼女のこれまでの研究の一切は――このあと実施する実験も含めて――データ化され、彼女の脳に信号として入力される。」
最後の一文のやつ、これか!(これか?)
p75「ユニカは長い話を終えると、二杯目のコーヒーを求めて立ち上がった。」
Garanhead「故障とは言うまいね?」
一言
直球で説明書の奇想(?)をやってて良い
王道の良さがある
この説明書産業っていうでっかい嘘にこまかいギャグとかセンチメントとかをすべて集約させる腕力も良い。なんというか変な設定で王道の話がされてるのを読むのは単純に楽しい
「故障とは言うまいね?」のミーム画像がめちゃめちゃ想像できるのが良い
文量的には長めのはずだけどスッと読めました。
ちゃんとした小説だ!となる。ねじれ双角錐群の良心。
会社間の関係とかの設定をちゃんとしているところが見習わないとなと思う。
設定が説明的になりすぎず、物語のなかで自然と読ませるかたちになっているのがすごいな、と思いました。リーダビリティが高い文章。
細部
p78「その日、ウニベルシダマニュアルカンパニーで」~
復刻版説明書の販売とサイン会。説明書とマニュアリストロの導入
ここで、この世界では説明書に異常な価値があること、マニュアリストロという資格者に異常な価値があることが、戯画化された掴みシーンと共に印象づけられるのが、さらっとすごいことをやってる
「完売。説明書、完売」とか「本間くんを、包囲しろ!」とかパシパシとノリ良く無茶を導入していて良いよね
女性に顔のインク拭いてもらってるのとか、御曹司感とギャグ具合を絶妙に表現できてて笑うんだよな
p81「時を四十年ほど遡る」~
マニュアリストロに至るまでのこの世界の設定説明パート
前のシーンで無茶苦茶ながら導入された上での説明なので、言ってることは無茶なのだがなんかそれっぽさがあってなるほどねという感じが出る(?)
この辺の細かい設定は元ネタがありそう
ここの設定の練り込みがまず好き。無茶苦茶なんだけど、すごく「それっぽさ」が出てる……
p83「俺は顔のインクを綺麗に落としてもらって車を降りる」~
チャリア工業でのマニュアルコンペ。タアナとの出会い
「食堂のカプチーノ��シンがぼかーんって芸術的に故障したので、うっとりして眺めてました」そんなギャルゲヒロインみたいなやつおる?(好き)
「え、根回ししてなかったのか?」この微妙なメタツッコミみたいなやつ人を選ぶだろうけど自分は好きで、そもそもマニュアルのコンペってなんだよみたいなところから言い始めたら切りがないところを、いやまあそこはいいんですよって押し通してくれる推進力に繋がる
「ボイスチェンジャーで加工された声が響く」なんで父親がボイスチェンジャー使ってんだよ、とかさ、ずるいだろ
p86「大空タアナを捕まえたのは地下の駐車場だった」~
本間くんの因縁の提示、タアナの動機の提示(ここ結構複雑な構図をさくさくっと作ってるからちゃんとまとめたいな)
十年前、マニュアル記載漏れによる「チャリアトル事故」で主人公の母親が死亡、父親は右足を失くして顔面に怪我
声帯やられたのかな
これによりチャリア社ソーラーセイルのマニュアル作成はウニベルシダ(主人公社)からヘリオス(タアナ社)に変わる
マニュアリストロの制度ができるきっかけになる
安全なガルダのマニュアルを作るのが母への償いになると考えている
タアナの動機
マリウスくんの説明書をつくった主人公に会いたかった
「そつないなあって思いました」この口調のぶれって計算してやってんの? そつがなさすぎるよ
「過���だな。ヘラクレスか」すき
p97「車は高速道路に入り最初のパーキングエリアで停車した」~
「故障とは言うまいね?」のコラ画像
言葉の元ネタ的には卑怯とは言うまいね?なのかな
でも自分はなんか英語のミーム画像をイメージしたんだよな(画像に文字を入れるっていうところが?)
p100「案内されて大広間に出た」~
タアナからマリウスくんの説明書を一緒に作ることを要求され快諾
p102「組み立て工場はタイにあるようだったが」~
自分はここのパートがめちゃくちゃ好きで、この設定の上で相当にデフォルメされた「説明書作り」の醍醐味が伝わってくるのすごいなと思うんですよね。本作について、個人的にはここがいちばんの推薦ポイント
もちろんそのデフォルメ具合自体(現実の説明書はそうやって作らんやろ)自体も楽しい
工場に行くぜ!
まずは現場という謎の納得感があるのが良い
冷静に考えると設計のほうにいくんじゃなくて工場で現物から図面起こしてたりとか、何かがおかしくて笑うんだけど突破力があって良いんだよな。
「なぜなら俺はマニュアリストロだから」
なんだこの洋画感
「尻尾センサーを三年以上引っ張って『おやすみモード』にした場合の注意書き」
三年以上引っ張ったら子供も成長してるよ
とかいうギャグやりとりの流れから主人公が自然に笑うことができたという、「故障なんかしていない」の流れに持ってく
p106「大空タアナは死んだ���~
このへんの説明書と感情のなぞらえかたやタアナの粋なはからいもクール
最初読んだ時ロジックが結構複雑でよくわかってなかったけど、読み直したら尻尾センサーネタを上手くひっくり返してバッチリ噛み合うようになっててすごい
それで主人公の因縁というかトラウマを乗り越えて救われることができる
p112「それから月日は流れて」~
最後にミームオチなの良いんだよな
全自動ムー大陸「直射日光の当たらない涼しい場所」
一言
「なめたねじ、」好き
「電源ひ」と「大人にな」が好き
「ばらしてる」が好きです
短歌だと最初は気づかずに読んで、全部通して詩のように感じました。全てに通ずる何かの企てがあるのか、果たして……。
全ムーさんの歌、やわらかな読み心地がある
わりと視覚的イメージを軸にした歌が多い印象で、その視覚的イメージがちょっと抽象に寄っているところが特徴な気がしています。
細部
「めくるめく〜」
呪文の詠唱みたいで好きです。
「説明書→綴じる」の自然なつながりから、冒頭の「めくるめくこの世はでかい」(この時点ではたんにでかいということしか言っていない)を引き継いだ最後の「銀河」に至って「銀河が綴じられる」という形に具体化するイメージがすごいいい
「沈黙の倍」っていうのもそのでかさの表現というか、茫洋とした感じが出ていると思ったんだけどどうだろうか
紙を綴じて折ると厚さは倍になることと関係あるかな
紙をたくさん折ると月に届く的な話も連想した
「この世」をすべて説明ないし記載可能なものとして捉えているうえに、それを「綴じよ」と製本みたいなことができるものとして考えているのが面白い。「綴じる」に入っている「閉じる」のニュアンスも含めて、世界をぜんぶ掌握したい、みたいな意識も感じます。「沈黙の倍の銀河」はちょっとイメージしにくい。
沈黙は金との対応
「この世=地球」「銀河」の対応
ドラゴンボールのOPが脳内再生される騒がしさと、「沈黙」との対比が出る
「まちがいを〜」
「涙 - 氵 = 戻」ってこと……だよね?
まちがいにたいして、「よくあること」と言って手を引いて「戻す」ときに、(まちがいであったことによる?)涙が云々みたいな雰囲気で読んだ(いやこれだと「手を引くほうの」が組み込めてないんだが)
「まちがいなんてよくあるねー」となみだが言っていて(思っていて)、私の意志に反してなみだが引っ込んじゃうんだけれども、そこに涙の痕跡が残っているよ、が歌意かと思います。そこに上述の漢字のユーモア。目から出てる水(=さんずい)と別に「手を引くほうのなみだ」(=戻)があるよ、という。
「手を引く」がここだと「退く」みたいな意味かと思うんですが、別の「手を取って導く」みたいなほうも出てきてやや読みにくいかも。と言いつつも「手引き」からこの語をつかうことにしたならやむなしだが。
皆さんの考察を読んでめちゃくちゃ好きな歌になった
てへんにもどるの「捩る」もあって、さらにそこから↓に繋がる!!!
「なめたねじ〜」
突き放しているようで、これは優しさじゃねえか?
「いいので」という結句の言い方が、おっしゃる通り突き放しているようだけれども、歌の内容自体が優しいので、別の響き方になりますね。前の歌に引きずられながら読むと、ちょっと涙をこらえながら「もう回らなくていいので……(だいじょうぶだよ……)」と言ってるような感じも。
もう回らなくていいってことはそのねじは何かを固定していて現在のところ分解する必要がないっていうことだと思って、説明書というベースから想像を膨らませると、説明書を読みながら頑張って不慣れな人が(子供かもしれない)何かを組み立てたり組み替えたりしていて、下手だから潰してなめたねじにしてしまったりするんだけど、それが完成したあと時間が経っていてもう回らなくていい(たとえばもう使わなくなった子供用の椅子とか)、みたいななんか優しさを感じる。
「YES/NO〜」
「はい/いいえ」で答えていくと「あなたにはこれがおすすめ!」ってところにたどりつくあれでいいんだよな。あれやってるとなんか自己なりなんなりに気付いてしまう感じじゃなかろうか、べつに気付いてもたいして嬉しくもないのに、みたいな
視覚的には指と紙面しか出てこず、その指先に灯るっていうのは見た目にもクールな感ある
表現としては全体的にやわらかい歌の印象。「ユリイカ」なのでチャートを通してある程度の気づきは得られているのだけれども、あくまでチャートに沿った規定の気づきということで「怠い」という修飾語が出てくるのかな。ぼんやりした目ざめ、みたいな一首。
YES/NOチャートによって提示されるおすすめなのかタイプなのかに対して、こんなので自分のことがわかってたまるかよという冷めた見方と、でも気づきがある発見があるという自覚と、その両方なのかなと思った。
Y音のリフレインが気だるさや脱力感をかもす。N音もあり「なよなよ」感が出る
「電源ひ〜」
まずもって「馬」まで来ないと像が結ばれないのが楽しかったです。で、そこまできてやっと「あーこれ遊園地とかにあるコイン入れて動く馬か」(なのかな、わからんけど)とかなった次ですぐに「ただしさ」、そうだよね、正しいよねー、なりたいよねーってなる収束(言ってること伝わるか?)
電源につながれた馬(メリーゴーラウンドかな、と)がいて、たぶんその馬が自分で電源コードを引きちぎって、あえて朝に駆ける(普段は夜にキラキラと駆けている)ことを「きたない」と言いつつも、その与えられた役割からの逸脱に正しさを感じて憧れている感じの歌としてとりました。
馬の描写までの荒々しさと、そこ以下の弱弱しいような言い方の対比が歌の魅力。
メリーゴーラウンドって木馬自体に動力があるわけじゃないから電源つながってないような気もするんだけどイメージ的にはやっぱりメリーゴーラウンドなのかな。コイン入れて動く馬、みたいなあれは充電式?なイメージがある。
ライ麦畑的な……(あれは朝じゃなかった)
ゲーセンの競馬ゲームが思い浮かんだ。メダル賭博の対象である(しかも疑似的な賭博にすぎない)ことのきたなさや情けなさからの解放を想起。
「完ぺきで〜」
ひどい話のような気がする
「どうして」っていうからには不本意なんだろうけれども、それでもやさしいきみに打ちひしがれるしかないんだよ……。
こういうシンプルな歌のパワーよ……
「組み立てよ〜」
(短歌の読み方よくわからんのだけど)「いち葉の」でいっぺん切れて、まあ葉っぱのすんとした感じに読まれての、「かさぶた」で生っぽくなって、とはいえ意味としては依然通じる(かさぶたのないことの淡白さ)あたりの動きが好き
「淡白な日々」に「しずかな暮らし」を重ねる効果はよくわからなかった
「組み立て」は説明書の文言ですね。
「かさぶた」=傷の治る途中のもの。傷つかない暮らしをしましょうよ、という歌としてとりました。あんまり具体的な描写が無いので、感情の問題としての傷つかない、と解釈。「組み立てよ」という文言で、その暮らしの達成をあくまで理知的に促しているところが面白いです。感情を理性で抑えようとする感じ(1首目の「綴じよ」と似たイメージ)。
傷つかず心が動かない生活をしたい(していないからしたいといっているのか、半ばすでにそうなのか)、いずれにしてもさみしい話なのかな。
「大人にな〜」
強そうな名前の電池。エボルタ……かな? マクセルは会社名か。
自分は「これエボルタだな……」と思いながら読みました
ちょっと自分に充電しようとしてないか?
「自分に充電」はめっちゃ良い読みですね。
なんで大人になったことを嘆いているんですかね。電池に子ども時代を見ているような印象も。おもちゃの電池とかを大事にするようなニュアンスを少し感じます。
世代差もあるんだろうけど子供の頃おもちゃに入れるものとしての電池って存在感大きかったし、ブランドも重要だったりしますよね。大人になるとリモコンの電池替えるみたいなのは機械的な日常になる
最近だと(昔どうだったかは覚えてない)パ��ソニックとタカラトミーは仲が良くて最強のエボルタ電池でトミカやプラレールがめちゃめちゃ動くぜみたいなプロモーションをやっているので子供はエボルタ覚えがち
「エボルタ」は「エボリューション」と「ボルテージ」が由来みたいですね。このへんは確かに子どもに象徴的かもしれない。
「ばらしてる〜」
「〜思い出す」まででとりあえず中途半端に組み合わさってる家具みたいなのがイメージされて、そこから「ページが」で説明書の組立手順のとこみたいなのが浮かぶんだけど、「あった」で落とされて、なんか奥行きを感じる(何も言ってないなこれ)
少なくとも説明書としては役に立たない無のページ。このページを見ているときは解体も組立もしておらず手が止まっているはず。その現実には何も行われていないふわっとした瞬間にささげるアンセム。
そういうページに対する憧憬なのかな
「季がくらむ〜」
「○月なの��なんだよこの気候は」って日に「文字を焚く」までひとつらなりでいったん切れて、その次、「肘かけた杢」でまた切れる(で、「けぶる目のはし」で焚かれたときの煙に戻ってくる)でいいんだろうか
杢の模様と文字のイメージの関連とかあるか
名詞も動詞も多くてちょっと読みにくいが、初句の「くらむ」で宣言されている通りに、その連なりをイメージのままにめくるめく感じていくかたちで読むしかないのかな。
この歌のわかりにくさは、そもそも説明的な言葉への否定みたいなものもある気が。「文字を焚き」なんかは、ある意味で1首目でやってることを最後に全部なかったことにしようとしているようにも捉えられます。
murashit「子供たちのための教本」
一言
続柄の欄に書く初恋の人、のところめちゃくちゃ良い。
終盤がまだ全然わかんないんだけど。
父が作った街で生まれ育った自分も父が作ったもので、でも一度は街を出ていくんだけど、また戻ってきて、父が死ぬ、死ぬけど都市が消えるわけじゃない、けど父が作った都市ではある、という、こう、父権からの逃れと逃れられなさとそれも悪くなさみたいな話……か!?
この果てしない不条理な葬送を巡るお話に、総じて自分は寂しさを受け取りつつ、作品全体に散りばめられた()の形式で明かされる心の声が、客観的であろうとする語り手の支えになっているような気がしました。
もう少しじっくり読んでみたいですね。
むらしっとさんの描く冠婚葬祭、冠婚葬祭特有の一切合切がめんどくせえな、でも仕方ねえという淡々とした感じがありとても好きです
panpanyaっぽい
なんかわかる
父が作った街であり世界を歩くということがメタファーとして愛おしくさえある、ような心持ちになってしまうパワーがこの飄々とした文体にはある。父殺しの対極(地の文の視点:父が作った世界に内包されているという意味で)のようであり、じつはしっかり父殺し(括弧内語りの視点)であるところの二面性がいい。
最後(合唱曲以後のところ)が圧倒的によかったです(ぶっちゃけ内容はよくわかっていないが)。
細部
はじめの「そうだったのか」、初読でなにが? と思ったんだけど、そういうことなのか(まだ言語化できていません)。
これわかんないんだよな
直接的には、直前の文「郵便局のバイクが門の前に停まった」に対して「そうだったのか」と言っているように読めるが。
緻密作為コーナーにも書いているとおり、この最初のパラグラフでは一番最初だけ語り手の一人称「私」が出てきて、それがパラグラフの最後になると「ア兵」と三人称名前呼びにすり替わり、以降本作の地の文では「私」ではなく「ア兵」という呼び方で焦点化して語りが続く。
この場面での「郵便局のバイクが門の前に停まった」ことが縁側で将棋をしている二人の目には入っていなかったという解釈を考えることができると思う。配達員が「縁側の二人に声をかけた」とあるから、配達員の方からは縁側に人がいることが(覗き込めば、少なくとも部分的には)見えるわけだが、二人は将棋に集中していたのか、あるいはア兵は背を向ける角度だったからで、少なくとも見えていなかった。だからア兵は当時「郵便局のバイクが門の前に停まった」ことを知らない。知らなかったことをここで知ったから、「そうだったのか」
つまり現在の「私」が過去の「ア兵」の周辺の物事を何らかの形で知覚し語り直しているのがこの文で、当時の自分が見えていなかったことをこの語り直しなのか追体験なのかの中で発見して「そうだったのか」と言っているとする説。
これはなんか、控えめすぎるというか、そこに注目して「そうだったのか」と言うほどのことなのか、というのがよくわからない。直後に配達員から呼びかけられているんだから、そこに配達員が来たタイミングはその少し前というのは当然の類推のはず。たとえば配達員が投函していって将棋が全部終わった夕方に郵便受けで発見したとかいう話の流れならば「そうだったのか」は自然ではあるが……。
あと、これは弱い要素だけれど、p151ではア兵がクリップボードの方を見ていたので実際に視覚的に確認したわけではない職員の挙動を、地の文で書いて、カッコ内で「実際には目にしていない」と断っている。これはやはり、当時知覚できなかったことは推測でしか書けないのではないかと思われ、そういうルールが全編に適用されるのなら、バイクが停まったことに対して「そうだったのか」はやはり不自然になる。
なのでこの説は微妙だ。
直前の文のカッコ内、「ようやく詰みまでの道筋が見えたところで」に対して「そうだったのか」と応答しているとする説。
つまり、片方は「ようやく詰みまでの道筋が見えた」のだが、対局の相手方は詰みがあることに気づいていなかった。詰みが見えていたことをこの語りの中で知らされて、「そうだったのか」と反応している。
これはしかし、地の文とカッコ内の文の語り手がいずれもア兵で一貫しているとすると矛盾が生じる。
地の文については最初の一行で「私」=「ア兵」であることが明記されている。
カッコ内の文についても続く行で「誘ったのは父」「こちらといえば」と言っているのだからやはりア兵であるはずだ。
であれば「詰みまでの道筋が見えた」のもそれに対して「そうだったのか」と言っているのもア兵なので、応答としては不自然である。前段のバイクが門の前に停まった説は、当時のア兵がそのことを認識していなかったという解釈がとれるが、バイクと違い詰みまでの道筋が見えたのはその時点でのア兵の認識そのものだから、後から気づいたというのもおかしい。
「括弧内語り→地の文に対してコメント」はあるが、「地の文→括弧内語りに対してコメント」の方向は全体通してあった?なかったような印象
p137「(誰かと会った?)」→「会った」みたいな応答はしている
では地の文とカッコ内の語りの一部を父が担当していて、対局者であるア兵が既に詰み筋に気づいていたということをこの語りの中で知った、という解釈ならあり得るのか。
前述の矛盾は解消されるのだが、そんなシームレスに語り手が父になって良いものだろうか。
地の文がア兵でカッコ内が父、とかならまだそういう構成はあり得ようが、そんな単純さでは少なくともないように見える。
いいのか。父がア兵を作ったから。ア兵がそう考えるよう父が作ったから。だから混ざっていて良い?
まあでもそれはそれで、そういう全知性を持ってたら、「そうだったのか」ってならなくない?
この説は有力な気がする。だからこそ「対局は途中止めにされた(体よく逃げられたと言っていい)」
俺は「詰み」に対しての「そうだったのか」だと思ったんですが、まあその後の語りのルール?というか、わかんないんですよね。
ア兵とかサン議とかのネーミングが新鮮でした。
「夏ハバキ」好き。「岩本」とか普通っぽいのが混じってるのもいいですね。
ネーミングはまじで上手いと思いました。
老人たちが流れてきて賛辞の嵐を浴びせてきたり、役所の職員が手続きのための説明を一息でやり終えて仲間が拍手を打たんばかりの状態になり紙吹雪(書類)も舞ってといったり、唐突に始まるミニゲームみたいなお祭り感が好きです。
(けれどもフクロウではぜったいにない)好き
p.148 「高基線の建設による変化」高基線って高速道路みたいなやつ?だとすると、この建設で雪が降るように気候が変わるというのはどういうことか。フェーン現象を形成する山脈を取り去る勢いで高速道路を敷設しているのかもしれない。
p.154「ポイントが十倍ですので」流石になんのポイントだよ
p154「二人が役所から出ると」あたりからなんか「やってる」んだよな
なかったはずの全裸男性の銅像が出現しているが、ア兵がそれを無視する
(さすがにやりすぎ)
全裸男性の銅像(父をモデルにしている?)を出現させたことに対して、やりすぎ、とツッコミを入れている
そんな銅像を出現させるという理外の力がここにあり、かつ、それをア兵は認識していて誰がやったかもわかっていて無視していて、この発言?
「いずれにせよこの期に及んで父が受け答えすることなどできはしない」
やりすぎ、と指摘している相手は父であり(つまりア兵は銅像を出現させたのが父だと思っていて)、しかし父はそれに応答しない、ということ?
「それにしても、どうして今になって――/(え、わかんないの?)/藤十郎のこと――と、間髪入れず、ア兵は今度は声に出し、「連れて行かなかったらどうする?」」
読みにくくてわからない。「今度は声に出し」で問いかけている相手は父。なのでやはり前段から続く「さすがにやりすぎ」も含めて父に対する呼びかけ。
途中で切れている藤十郎のこと、のところは、「どうして今になって初恋の人である藤十郎と一緒にこの役所に来るように取り計らったのか」ということ?
p154までは引っかかりを覚えながらも何とかたどり着けるんですが、ここから先で一気に振り落とされるんですよね。でも、きっとここからが重要なパートなのでしょう。
p155あたりまで読み進めると、なんかまるっと総合すると、
この都市を作ったのが父であり、だから父が基本的になんでもできる(?)
銅像をいきなり出したりして遊べるのはそれを端的に示した描写だ
だから「父が決めたことだ。自分勝手に死ぬことを決めて、その埋め合わせにでもしてやろうと」初恋の人である藤十郎と二人で役所に赴くイベントを起こした
父の筋書に沿って物事が進んでいて、だけどそれが「悪くない」
p156「(ぐずぐずじゃん)」以下で、
この街は父が作っていて、
父が自分に死亡内定通知を届かせた、
父が死ぬに際して、だから街はぐずぐずになりつつある
ア兵も父が作ったのでありア兵がどのように考えるかは父の作意の通りだ
(本文と順序が前後するけど)でも父が死ぬからと言って街やア兵や藤十郎が消えるわけじゃない
地の文が父になっていて、カッコ内のア兵と会話になっている
この地の文で父が出てくることの先出しが冒頭の「そうだったのか」なのか
死を計算する機械も父が関与してるんだっけ→特別そんな説明は無かった
p158「すり潰される」「グラインダーのような機械で、喩えるならコーヒーミル」はこどもブロイラー感があり、その前のp154「ポイントが十倍ですので」とかの戯画化もなんかそれっぽい
ラスト、()が語りを途中で終わりにすることで(父の死を語らないことで)、父の世界を、ないしは親子の関係性をふわっとしたまま残存させることを狙っている気が。泣ける。
ここ緻密に作為をもって語られているだろコーナー
人称と焦点
冒頭だけ「私」、以降「ア兵」
一番最後の括弧内に「わたし」「わたしたち」が出てくる(「わたしたち」のところ、藤十郎と目配せしあってという記述なので、このわたしたちは、ア兵からみたア兵と藤十郎を指しているように読み取れ、したがってこの括弧内の「わたし」はア兵のように思える、が)
地の文の語りと括弧内の語り
括弧内は、単純にア兵の心内語や言い足しであるように見えるところと、そうではない主体が語っているように見えるところがある
ア兵が描写せざるをえないとか描写しようとしたとか、語りに対して括弧の内外共に意識的である
「そうだったのか」問題のところに書いたとおり、基本的に両方ア兵のように見えるのだが、使い分け方がわからない
単なるア兵の心内語や言い足しを超えて他者的であるように読めるところ:p125「あー、なるほどね」、p126「ははあ、発育が、いい、と」、p129「で、次はなにを?」、p131「そうですか」、p136「老人が流れるってそういうことか」、p137「誰かと会った?」、p139「同意する」、p141「「老人が一人」だったんじゃないの?」、p154「え、わかんないの?」
仮説1:地の文=父にとってのア兵、括弧内=ア兵と読めないか
p.154「やはり父は何も答えない(これだけ饒舌なのに)」饒舌なのが父だとすると、地の文が父の語りと読めないか
p.155「「しかも、初恋の人と」〜(中略)〜それは父が決めたことだ」藤十郎と行くことを決めたのは地の文のア兵だが、括弧内のア兵はそれを決めたのは父だと言っている。
父が自分が作った世界をたたむにあたって、それを外側から眺めているア兵の語りが括弧内の語りということ?(→仮説3)
この仮説が無難な気がします。前半は地の文と括弧内の思考かなり近いけれども、物語が進むにしたがって括弧内の自我が強くなって最終的に地の文から完全に分離するイメージ。親離れの主題?
仮説2:フィクションにおける語り手 vs 読者・作者との関係性の違いによって、地の文のア兵と括弧内のア兵を使い分けているのではないか
フィクション論はよく分からないのでよく分からない
仮説3:父が作った世界のなかのア兵と、外側のア兵の違いではないか(仮説1に近い)
安直なたとえだがVR世界のなかの父・ア兵・藤十郎を外から見ているア兵の語りが括弧内に書かれているようなイメージ
性別
ア兵には父がいて、母がいて、父にはでかいちんこもついているが(身体全体がでかいんだよ)、一方でア兵と藤十郎の性別は意図的に不明確にされている(あるいはそもそも性別があるのかどうか自体が定かではない)(ように読める)
藤十郎は我々の日本で言えば男と思われる名前だけど、「ははあ、発育が、良い、と」みたいなことがかいてあり(いやこれは別に背の高さとかでも一応は成立して、あまり手がかりではなくて、ミスリードされているだけなのかもしれないのだが)
ア兵は陰茎を備えていない様子の描写がある(これは割と明確なようには思える)
二人が同級生に囃し立てられたりする話からすれば、我々の日本の今の前提からすると二人が異性である蓋然性が高いという読み取りが生じるっちゃ生じるんだけど、強い根拠にはならないよね
ア兵には母がいて、とかいたけど、父は母がいたという体でいるけれど、ア兵のほうは(少なくともカッコ内の語りは)自信がなさそうだ p129「(そういえば、母のことが思い出せない、ほんとうに母などいたのだったか」p130「(ほんとうに母とやらに」
父がこの街を作ったという設定の本当らしさと嘘らしさ(おそらく語る視点によって異なっている)
この街のリアリティラインもですね。イオンモールとか書いてあるからいやらしいんだが、本屋が無限スクロールしたり、一点透視の商店街の消失点、とか、無限遠の太陽から光が届く、とか、つくりもの感を所々に出している感じがある
街路樹の果物が食えるのとかもゲームっぽい
予感はさせてくれるんですが、尻尾がつかめないんですよね。最後に全裸の男の銅像が出てくるところで「父にはこの世界の創造権がある?」と思わせてくれるんですが、これが決め手で良いのかと思うところもあり。
リスペクト先
タイトル「子供たちのための教本」
ドナルド・バーセルミ『死父』(柳瀬尚紀訳)(原題:The Dead Father)
読んだことないけど、死んだ父を墓穴に連れて行くらしい(?)
作中に「息子たちのための教本」(A Manual for Sons)という章があり、もとは独立して発表された短編が取り込まれる形となっているらしい
だからこれが説明書要素であると同時に、でかくなる父を墓へと運ぶという要素だろう。
紹介文
高橋源一郎『さようなら、ギャングたち』
読んだことないけど、役所から死亡予告を通知された子どもを墓地に連れて行くという要素があるようで、その部分が子どもではなく父という形で引かれているのだろう。
エピグラフ
円城塔「良い夜を持っている」
読んだことないけど、異常な記憶能力を持った父親が、物事を彼の頭の中の都市のなかの事物と関連付けて記憶するみたいな話のようだ。
父が都市を創造しているという要素だろう。
鴻上怜「沼妖精ベルチナ」
一言
説明書要素は……ない!
説明書要素が薄いので「社会を識る」という補足をつけてみたのですが、姑息なエクスキューズはよくない気がしたので最終的に削除しました
ISMSとかeラーニングとか、体温報告とか、数え切れないちりばめられたダメ総務・情シスしぐさが面白すぎる
アクションとバイオレンスが飄々とした文体によって綴られていて、何箇所も笑いどころがありながら、最後はハッピーエンドで締めるのが憎いですね。ベルチナかわいい。闇のジブリが映画化しそう。
とにかくまず文体が良くて、講談みたいな語りで無限に繰り出されるホラを読んでるだけで楽しいのがいい。こういうのが書きたいんだ……
あと鴻上さんがこうやって醸し出すサラリーマン的ダルさはいつも好き
めっちゃウケました。全体がユーモアに覆われているけれども、物語の土台が労働と人生過ぎる……。
出てくるものが全体的にぬめぬめしている。
細部
「もいもい食べはじめる」のいいな
のんのん、じゃないという工夫
https://d21.co.jp/akachan-ehon/
「オッドラときたらたいしたもんだ。」という最初の一文と「もいもい」でこの小説の雰囲気がみごとに提示されたな、と思いました(もいもい以外も全体的にオノマトペが良い)
ISMSを遵守するババアでめちゃくちゃ笑いました。
「eラーニングで学んだろ?」良すぎる。
物理的な情報セキュリティ対策。こういうのに弱いです。ああ面白い。
アクションシーンが上手すぎて、モーションまで想像できてしまうのが悔しい。
ベルチナに肉と骨が詰まってふくふくしているのは……→いい!
いいところを書き出したらキリがなさそうなのでやらないぞ
なにかと出てくるオッドラの自由気儘新入社員ぶり
「死と太陽を直接見つめると目がつぶれるから、労働というサングラスで保護してやる必要があるのだ」が名言すぎる。
あらすじ文の「そしてそれとは関係なく」ずるすぎる。実際本当に関係ないし。
構成をざっと見ていこうのコーナー
p162「オッドラときたらたいしたもんだ。朝」〜
出社、データがぬるぬるになるトラブル
NULLs propagateってことでいいんだよな!?
こういうのをネタとしてメインにするのかと(あらすじ文での言及も含め)思ったらサクッと流されるのが良すぎる。
電子粘菌ってなんだよとかいろいろ言いたいことが多いんだが、それにつけてもダルダルの職場感が最高
ちなみにこのへんの「オッベルと象」オマージュはとくに別にどこにもかかってないですよね?なんなのもう!
「デウスに誓って」とかあたりの雰囲気くらいか?
宮沢賢治のあの作品も、象がブラックな労働をさせられる話なので、孤独な老象辺りでかかっているはず…
p166「オッドラときたらたいしたもんだ。内勤のくせして」〜
サーバー室に入り対処しようとしたらサーバ(ー)やまんばと遭遇し、追い返される(主人公の諦めが早いのもダルい感じでいい)
途���でダークソウルになるところとかいろいろ言いたいことが依然多い
老婆が退職再雇用の平社員とはいえ重役と昵懇かもしれんみたいな���りが良すぎる
p171「どのみち今日は仕事にならないから」〜
残業のうえ帰宅。ベルチナ登場、餃子、フェラ、そして我に返る
ベルチナの描写に主人公のドルオタ性が滲むところとかいろいろ言いたいことが依然多い
さっきの「同僚老婆を殴っちゃまずいよな」の我に返りの相似形としての沼妖精に舐めさせたらまずいよなの我に返り方!
p179「ヨギボーを掌底で押し込み」〜
主人公のしょんぼり、沼妖精は印旛沼の妖精である、印旛沼を襲う地上げと妖精婆率いる反対運動、その婆を探している、婆の道は婆
婆の道は婆ではないんよ
地名とか固有名詞のズラし方がいちいちずるい
p184「翌日、俺は」〜
ベルチナを伴って出社、おかげで職場でちょっといざこざ
このへんのなんか妖精とか学校に連れてきちゃったドタバタ的なやり口が良い
p188「サーバ室へ通じる」〜
ベルチナを伴ってサーバ室へ、セキュリティの観点からババアの攻撃を受けベルチナが死亡、主人公もピンチ!、一人情シスのヘモトにより助けられる
「何って、マシンを強制終了しただけだが?」をはじめいろいろ言いたいところが多い
p193「俺は地上へ戻ると」〜
業務への復帰、終業ののちベルチナを想い苦しむ主人公、オッドラに誘われてラーメンへ、オッドラによるベルチナの復活
いや!なんかいい話ふうに締めるんじゃないよ!
ベルチナシスターズが普通にかわいいんだよな
cydonianbanana「閲覧者」
一言
みんなだいすきメタ構造。
1:1地図、ヘッドセットの説明書、本書の説明書と説明書の多層構造が作られているのに貫禄がある。
描写しまくり系がしっかりできる体力、すごい。
タイトルからしてかっこいい。
感覚的なことをいいますが、潜っていく感じが気持ちよかったです。
ストリートビューの棒人間を地図へぽんと落とすあの感覚
視点を担う対象にの心的描写を排し、純粋なカメラとして作品全体を眺め回すスタイルはハードボイルド風でありつつも、選択したオブジェクトやシチュエーションにどこか回顧的で懐かしさを呼び覚ます効能があり情緒が失われてもいない。細部に神が宿ってる。物語構造を引っこ抜いて、物語の説明を試みたまさに「物語の説明書」だと感じました。すごい。
「覗き込む(=作中作に移行する?)とインデントが一段下がる」の使い方がうまい。最後できっちりおっと言わせてくれる……
これを軸にちょっと内容まとめたい気持ちがあります
インスパイヤを感じたもの
作中作に潜る、潜る、潜る、ドーンみたいなのはインセプション感
VRの多層性や、ヘッドセットを外すという行為への注目は、PROJECT: SUMMER FLARE感
そのワールド性というかVR的な題材を地図の話と作中作の議論に結びつけて小説としての強みというか特徴に繋いでいるのが良いですね
細部
細部に神が宿ってる。何度でも書く。
小説における情景説明のパラグラフ、その作法をレイヤー化して表現しているのが技法として新しい。私も感覚としては無意識にやっていることだけど、大枠から細部へと向かう描写の手法を字下げというかブロック分けで詳らかにしているのが「分かる」って感じでした。
「いま、あなたが見ているその地図、わたしが立っているこの場所は〜」から「たまらずヘッドセットを」へのジャンプが読み手の視点を物理的にジャンプさせている。そしてまた次のパラグラフで「潜る」。このジグザグ加減がたまらない。
文章に点在するこの切れ込みのちょうど境目の描写が好き。長すぎるエレベーターとか、バス停とか。モンタージュを多用した古いソ連の映画みたいで好きです。
構成をざっと見ていこうのコーナー
p204「盛夏の日射しと」の段落
レイヤ0(便宜的にここをいったんレイヤ0とする。部屋の外)
p205「玄関の中は」〜
レイヤ1(部屋を進む視点)〜2(仕切りの奥や棚の中、置かれた説明書の中など)の行き来
男性の一人暮らしのように見える
っていうかばななハウスすぎるだろ!!
https://cydonianbanana.net/2022/02/06/%e8%87%aa%e5%ae%a4%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%86%e3%83%aa%e3%82%a22022/
だからばななハウスをフォトグラメトリでVRChatのワールドにして閲覧者ワールドとして公開して欲しい
内側から鍵がかかった扉(レイヤ1)のむこうからくぐもった女の声がする(レイヤ2)
あとのほうでも女の声が出てくる
ウイスキー棚(レイヤ1)に並んでいる瓶のラベル(レイヤ2)から未来っぽいことがわかる
ただここは基本的に実在のウイスキーの名前っぽい?(「UMC2273〜」から出てきたりはしてねえ)
董啓章『地図集』からの引用(レイヤ2):ボルヘスの縮尺一分の一地図の話。考察ポイントだ
読んだことあるはずだけどぜんぜん覚えていない。っていうか、この 『地図集』-「学問の厳密さについて」-『賢者の旅』の(引用もしくは作中作による)重層構造がそもそも本作全体の示唆にもなってるのか
p212「《……作中作とは」
レイヤ2(部屋にあるコンピュータの画面上)
原寸地図についての話。ここも考察ポイントだ
emacsおじさん
p215「書斎の机に載っているものは」
レイヤ1(部屋にあるヘッドセットの描写)〜レイヤ2(ヘッドセットを被って見るなかで映写機)〜レイヤ3(映写機の映し出す映像と女の声)
レイヤ3の女の語りも考察ポイント
ファムファタール感
レイヤ3の最後で炎→レイヤ2の映写機も燃える→レイヤ1の部屋にも煙
p220「もうお気づきのことと思いますが」
いきなり3段階落ちて、ここまで出てきていないレイヤ4
「出口を」ということで、逃げてね的なことを言われる(お前は誰や)。このへんの語りの内容も考察ポイントだ
p220「たまらずヘッドセットを脱ぎ捨てると」
そしていっきにレイヤ0に上がる
冒頭では「屋外=レイヤ0、部屋のなか=レイヤ1……」であったが、ここでは「冒頭から一貫した描写をVR内と捉えなおしたときの、そこからヘッドセットを外した状態」がレイヤ0になっている(「レイヤ0」でインデックスした先がズレていることに注意)。これ言ってること伝わるか?
これは脱ぎ捨ててるヘッドセットが違う(一段上)のかもと思ったけどどうですか?
いや、むらしっとさんはそのことを書いてるのか。
ここはここまでのレイヤ1の「部屋のなか」と同じ部屋のなか(だが煙は出ていない)。「次の地図の記憶から」と言うとおりである
p221「踏み出した足が」
レイヤ1だが、先ほどの部屋(レイヤ0)との「ズームイン/アウト」関係が(すくなくとも一見)ないように見える。もちろん最初のほうからの「レイヤ1」ともまた別
「次は出口、出口」
いつもの伊豆要素
実際に伊豆市に出口という地名・バス停がある
p221「目の前に」
(空行を挟んで)レイヤとしてはマイナス1相当(本書の版面の上端より上から始まっている)
説明書を読んでるのにレイヤが変わってないとか、最初のほうで出てきた説明書とちょっと組み方が違う(階層でのインデントもあるし、空行も入ってる)とか
煙が出てるんですけど→お近くの非常口へ
目次の横のページの火気に注意っていうのと繋がる
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Will natural disasters come when we forget? ~Torahiko Terada (Essay)
A giraffe pattern?
Torahiko Terada (1878-1935) was a Japanese physicist, essayist, and haiku poet.
As a physicist, he is famous for his research on the Laue group using X-ray analysis, but his true strength seems to be in shedding light on phenomena that no other physicist pays attention to. He is trying to elucidate the mechanism behind the formation of the horns in a sweet called confetti, and when the water recedes from a rice field, unique cracks can be seen on the surface of the drying rice field. He claims the skin patterns of giraffes may be based on the same mechanism.
I currently have a book called ``Science and Scientists' Stories: A Collection of Essays by Torahiko Terada'', which also includes an essay called ``Tsunami and Humans.''
In the early morning of March 3, 1933, a tsunami struck the Pacific coast of northeastern Japan, sweeping small coastal villages from side to side and washing them away, resulting in the loss of many lives and a large amount of property. took it away. A natural phenomenon similar to the so-called ``Sanriku Tsunami'' that occurred in the same area on June 15, 1896, repeated itself approximately 37 years after Manchuria.
Similar phenomena have been repeated many times, even if they remain in history. There are probably many more that have not been recorded in history. Judging from current seismology, the same thing will happen again and again.
This essay examines the process by which tsunami preparations are becoming increasingly looser. One is that the number of people who have experienced the damage is decreasing... In the quote above, 37 years makes people less prepared.
Additionally, even if people lived on high ground at the beginning of the disaster, their living areas gradually moved down to the seaside because ``they forget the heat once they get over it.''
Furthermore, even if a disaster monument is erected, it is moved to a less conspicuous location due to road construction, and fewer people read it...For these reasons, tsunami preparations have become looser.
天災は忘れた頃にやってくる?~寺田寅彦
寺田寅彦(1878-1935)は戦前の日本の物理学者・随筆家・俳人です。
物理学者としてはX線解析によるラウエ班の研究などで名高いですが、彼の真骨頂は、ほかのどの物理学者も注目しない現象に光を当てる点にあるようです。「金平糖:こんぺいとう」というお菓子の「角:つの」が出来るメカニズムを解明しようとしたり、水田から水が引く時、乾きかけた水田の表面に特有のひび割れが見られますが、これと「キリン:アフリカに生息する大型動物」の肌の模様が同じメカニズムが元になっているのでは?と
考察したり・・・
今、手許に「科学と科学者のはなし 寺田寅彦エッセイ集」(池内了:編・岩波少年文庫)という本がありますが、ここに「津浪と人間」というエッセイも収められています。
昭和8年(1933年)3月3日の早朝に、東北日本の太平洋岸に津浪が襲来して、沿岸の小都市村落を片はしからなぎ倒し洗い流し、そうして多数の人命と多額の財物を奪い去った。明治29年(1896年)6月15日の同地方に起こったいわゆる「三陸大津浪」とほぼ同様な自然現象が、約満37年の今日再び繰り返されたのである。
同じような現象は、歴史に残っているだけでも、過去においてなんべんとなく繰り返されている。歴史に記録されていないものが、おそらくそれ以上に多数あったであろうと思われる。現在の地震学上から判断される限り、同じことは未来においても何度となく繰り返されるということである。
このエッセイのなかで、津波に関する備えがだんだん緩くなっていく過程が考察されています。一つに、その被害を体験した人が少なくなっていくこと・・・前掲の引用で、37年というタイム・スパンが備えを緩くするのですね。
また、被害当初は高台で暮らしていても、「のど元過ぎれば熱さを忘る」でだんだん人びとの生活圏が海沿いにおりてくること。
それから、災害の記念碑を立てたとしても、道路工事などで目立たぬところに碑が移動させられ、読む人も少なくなる・・・これらの事情で、津波への備えは緩くなっていくのですね。
#disaster#Torahiko Terada#essay#confetti#giraffe#rei morishita#Tsunami#preparations#looser#seismology
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「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和五年(2023)5月12日(金曜日)弐
通巻第7747号
トルコ大統領選挙、エルドアンが苦戦。野党が猛追
地震、難民、猛烈インフレ、頭脳流失の難題が山積み
************************
トルコを、首相時代を含めて、二十年間率いてきたエルドアン大統領が苦戦している。5月14日の投票日を前に、どの世論調査を見ても野党候補が数ポイント、リードしている。
三月のIEA(イスタンブール経済研究所)が行った世論調査では野党クルチダルオール候補が47%で、エルドアンは39%だった。
これは野党六党があつまり、「統一候補」を了解した3月6日、アンカラ市長とイスタンブール市長が支持を表明した直後の世論調査である。
直近では野党クリチダルオールが44・6%、エルドアンが42%(アルジャジーラ5月11日)。これも5月10日に野党独立候補のインジェ(CHP党首)が選挙戦から離脱を表明したため、野党がますます有利とされた情勢変化が背景にある。
それまでインジェは10%ほどの支持があったが、野党連合で「なんでも良いから反エルドアン」という風潮を前に2%の支持に急落していた。
とはいうものの野党連合は六つの政党の寄り合いで極左の緑の党から保守政党まで含んでいる(ちなみにトルコには26の政党がある)。
最大野党「共和人民党」は、もともと「建国の父」と言われるケマル・アタチェルクが1923年に創設した。
2010年以来、党首をつとめ、今回エルドアンに挑戦する野党統一候補のクリチダルオールは74歳。実務派でカリスマ性に乏しく、そのうえ自らがアレヴィー派(イスラムの異端。国民の20%ほどが信仰しているとも言われる)を公言している。
争点は何か?
五万以上の死者がでた地震。テント村から仮説住宅への対応がなされている。建設業界はエルドアン支持が多く、また手抜き工事で批判されていることがエルドアン一族の腐敗だとする非難に繋がる。
西側メディアは左派が多いが、トルコの場合、とりわけ外国メディア特派員がアンカラとイスタンブールに集中しており、両市はともに野党が優勢で、報道にバイアスがかかっている事実を知っておく必要もある。
つぎに360万人ものシリア難民をどうするのか。そして猛烈インフレ(80%の物価高は通貨のトルコリラが過去十年で90%の下落が原因だ)、加えて若者に適宜な就労機会が少なく、夥しい頭脳流出問題がある。
あまつさえ、医療の遅れがあり、コロナウィルス問題もまだ解決されていない。
トルコの有権者は6400万人で、海外居住者にも投票権がある。選挙区は87,行政区分は81県と市。議会の定員は600議席。ついでにいうと、国土面積は日本の二倍、人口は8600万人、ひとりあたりのGDPは11000ドル。1983年に民政移管し、2005年からEU加盟交渉を続けるが、話し合いは円滑に運んでいない。
▲エルドアンはなぜ苦戦を強いられたか
2016年のクーデター未遂は多くの犠牲をだしたが、SNSの力で軍人を追い込み、エルドアンが政権を確実にした。その後の野党人士への弾圧、クルド族過激派の爆弾テロ、公務員、軍人のクーデター関与者への処罰などが欧米から批判され、エルドアンは寧ろロシアへの接近を選んだ。トルコはロシア制裁に加わらず、インド、中国と同様にロシアとの貿易を増やした。
またトルコは中国とも、新彊ウイグル自治区のイスラム住民弾圧への批判を低め、経済的な絆の強化を深める一方で、イスラエル問題などの外交路線を修正した。
西側はトルコのEU加盟を認めず、またユーロ加盟問題は議題にも載せないのだが、NATOの重要メンバーであるため(NATO海軍本部はトルコ西海岸のイズミールにある)、対トルコ外交は��グザグである。ロシアのウクライナ侵攻ではエルドアンが仲介にのりだしたこともあった。
トルコは兵役義務があって軍事力は35万。徴兵除隊後も40歳まで予備役に参入される。軍隊から西側の価値観を共有する軍人は左遷されて、左派からみれば「エルドアンの私兵だ」という酷評も聞かれる。
トルコ政治情報通に拠れば議会は野党が抑え、大統領は5月14日の第一回では決まらず、5月28日の決選投票に持ち込まれるのは確実という。
過去の大統領選挙をみても2014年はエルドアンが52%の得票だった。2018年は53%と、いずれも辛勝だった。
第一回投票では議会選挙が同時に行われ、たぶん野党が議席数を伸ばすだろう。そして決戦投票では、与党連合が野党連合の切り崩しを行うだろうから、エルドアンの辛勝になるだろう、と見ている。
▲トルコは親日国家、エルトゥールル号遭難の救援と義援金を運んで以来のつよい絆
与党はエルドアン率いるAKP(公正発展党)にMHP(民族主義者行動党)などが加わった四党連立である。
一方の野党連合は中道左派CHP(146議席)、HDP(クルド政党、67議席)など極左から保守国家主義、イスラム原理主義、クルド族政党が連合している。エルドアンのAKPは295議席で過半数の301にあと六議席不足のため、つねに連立となる。
地理的な構図を言えば野党がつよいのは首都アンカラ、商都イスタンブールならびに西海岸沿岸で西側世界の価値観を共有し「民主主義」を全面に掲げる。地方へ行くと世俗イスラムが主流だから圧倒的に与党有利で、シリア、イラク国境へ行くと野党がやや有利という明確な地図による色分けがある。
苦戦を打開するためエルドアンは最低賃金の55%アップを言いだし、また先週には公務員給与を45%賃上げすることなどを公約とした。
トルコは親日国家であり、1890年のエルトゥールル号遭難の救援と義援金を運んだ山田寅次郎が国王から要請され軍幹部教育に当たった。その生徒のひとりが後に建国の父となるケマル・アタチェルクだったこともトルコでは教科書で教えている。
したがって日本とトルコの友好の結びつきがつよく、イラン・イラク戦争ではバグダットに残された在留邦人救助にトルコ航空機が向かった。パイロットの独断行為だったが、エルトゥールル号の生き残りの末裔だった。
東日本大地震ではトルコから大規模は支援があった。
安倍首相は在任中に三回、トルコを訪問し、またエルドアン大統領も首相時代を含めて来日は三回。
なかでもポスポラス海峡の海底トンネル工事で地下鉄を繋げたのは日本の援助、駅にプラットフームには何処かの国とは違って日本国旗と感謝の詞を彫ったプレートがある。
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私たちは天刑を天啓にできるか。
東日本大震災から12年が経つ。果たして社会はよい方向に向かっているのだろうか。“心豊かな未来”をつくれているのだろうか。
東日本大震災、とくに福島の原発事故に関して、痛烈に反省したことがある。それは、暮らしの根本であるエネルギーについて、“ちゃんと”考えてこなかったことである。人類ではじめて原子爆弾を落とされたこの日本列島で、66年後、今度は自分たちがつくった仕組みで被爆し、故郷を離れざるを得ない人たちがいる。そんな時代を生きることになると誰が想像しただろうか。
“心豊かな未来”を本気でつくりたいのであれば、この現実を受けとめ、直視することからはじめたい。原爆にしろ原発にしろ、二度と故郷を被爆させないという誓いと哀切から、社会をつくりなおしたい。
なぜ、福島の原発事故を食いとめることができなかったのか。要因はさまざまあるだろう。私はその主たる原因は「日本人の身体が鈍感になっていることにある」と考えている。ここでいう「身体」とは、運動能力としての身体を指すのではない。いのちの器としての身体。環境や風土を感受するメディアとしての身体。私たちのいのちが環境や風土とつながっていることを実体験している身体。私たち人間もまた生きものであり、自然の一部であることを理解している身体。そういった意味での身体を指す。身体の鈍り、いのちと風土の関係の希薄さ...。ここに日本社会の最大の課題があるように思う。
日本国内で、農業・漁業・林業などの一次産業を生業にしている人の数は、約300万人と言われる。日本の人口1億2000万人、その約2.5%の人たちしか、私たちが暮らしている風土に直接的に関わっていない。そういう見方もできる。戦後、急激に都市化が進み、人々の多くが、山・川・海から離れていってしまった。同時に、山・川・海など風景の多くがコンクリートで固められていった。大人や子どもが川で遊んでいる景色を見ることは、都市部では極めて稀になってしまった。
嘆いてばかりはいられない。現代社会において、どのようにして身体感覚を磨き、いのちと風土の関係を深めることができるのか。学問や研究ではなく事業として社会に実装し、良質なインパクトを社会へ届けるには、どうしたらよいだろうか。そう思い、2013年3月に起業し、YAMAP(ヤマップ)という登山・アウトドアの事業をスタートした。
自然の中で遊ぶ。これに尽きると思う。ここでいう自然とは、どこか遠くの見知らぬ自然ではない。自分たちが暮らしている街の自然である。住んでいる街から見える山。街を流れる川。その川の源流の山へ行ってみて、自分たちが住んでいる街を山から見渡してみる。山と街がつながっていること。街の恵みは山の恵みに支えられていること。街を離れて山へ行けば、街とはちがう時間が山にはあること。植物を含め人間以外の生きものが山にはあふれていること。私たち人類もまた生きものの一員でしかないこと...。身近な自然の中での遊びを通じて、生きものとしての感覚を磨き、野性を培う。人間からではなく自然から学ぶ。人工知能が進み、知識のあり方が激変している今だからこそ、自然の中での学びに、人類の可能性の鍵があるように思う。
環境・風土・街を含めた地域生命圏を考えるとき、適切な範囲をどのように考えればよいか。岸由二さんが提唱する「流域」の考え方が、極めて有効であると思う。生きものたちの暮らしを支える生態系(ランドスケープ)を、山岳、丘陵を含めた流域でとらえる。流域を環境・風土・街を含めた生命圏のひとつの単位(ローカル)として位置づける。流域ごとに、山・川・海などの自然資本の価値を可視化し、食・エネルギー・教育・医療・福祉など、人間の暮らしに必要な営みを見える化し、社会をつくりなおしていく。
これはコロナを経験した人類が、ローカルに回帰している動きとも符合する。どれだけ時代が変わりテクノロジーが発展しようとも、いのちは有限であり、いのちの現場・社会の基盤はあくまでローカルであることを私たちは身をもって実感したのだと思う。グローバル経済がいかに脆弱で、不安定な仕組みで成り立っているか。海外からの物流が止まれば、食料もエネルギーも高騰し、暮らしが極めて不安定になることを、コロナで私たちは経験した。気候変動に直面している今だからこそ、自律分散型かつ循環型の社会を、流域を単位につくっていく。流域を単位とした地域生命圏の中で人々が遊び、学び、暮らしをつくっていく未来に、私は希望の光をみる。
私たちは心豊かな未来をつくっていけるだろうか。私たちは天刑を天啓にできるだろうか。私たち一人ひとりの生き方にかかっている。
▼ 参考書籍
内村鑑三『デンマルク国の話』
岸由二『生きのびるための流域思考』
宮台真司、野田智義『経営リーダーのための社会システム論』
富山和子『森は生きている』
中村桂子『科学者が人間であること』
長田弘『奇跡』
明石海人『明石海人歌集』序文
※ 2023年4月 会誌『ACADEMIA こころ豊かな未来のか・た・ちへ』の寄稿文を転載
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日本はドラッグ無法地帯!? ドラッグの世界潮流と日本ドラッグ事情
2009/07/25 18:00
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『週刊現代』8月9日号(講談社)
「犯罪者である彼あるいは彼女にも我々同様に人生があり、そして罪を犯した理由が必ずある。その理由を解明することはまた、被害者のためにもなるのでは?」こんな考えを胸に、犯罪学者で元警視庁刑事・北芝健が、現代日本の犯罪と、それを取り巻く社会の関係を鋭く考察!
昨今の日本では、ドラッグ関連の報道はもはや珍しいものでもなんでもない。芸能界からスポーツ界、有名大学の学内、そのほかありとあらゆるところにドラッグが蔓延しているのが現実である。ドラッグは日本の闇の文化の一つとして成り立ってしまったといっても過言ではない。そしてそれは、世界的なドラッグの流通ルートに、日本が組み込まれていることをも意味する。今や世界のドラッグ業界において、日本は無視することのできないほど大きな市場の一つなのである。
日本におけるドラッグ全体のシェアは、大麻がトップ、次いで覚せい剤とMDMA(合成麻薬)が肩を並べる。そして、この三種類が日本に出回るドラッグのほぼすべてを占めている。これらのドラッグは、大麻が『ダウナー系ドラッグ』、ほかの2つが『アウェイキング・ドラッグ(またはアッパー系ドラッグ)』と呼ばれ、程度の差はあるがどれも自身の感覚が鋭敏になり、セックスの快楽を増す作用がある。ダウナー系は他者に対しての警戒心が鈍くなり、羞恥心が薄らぎ、多幸感、および大麻であればマッタリ感、アッパー系なら極度の強迫観念や攻撃性が増すようになる。これらのドラッグの売値は、クラブに出入りするプロのディーラー(卸元)やプッシャー(密売人)など取り扱う者にもよるが、平均してMDMAは1錠2,000~4,000円(末端価格。以下同)。大麻はタバコ状になっているもので1本2,000~3,000円。覚せい剤は1g4~7万円前後。これは近年値上がりした価格で、それまでは長い間耳かき一杯で7,000円前後の相場であった。これらのドラッグの流通には当然、闇社会が関わっている場合がほとんどで、相場価格はコントロールされているため大きな値崩れはない。
日本に入ってくる覚せい剤は、北朝鮮で製造され海を渡ってくるものが有名だが、中国の香港や大連からも密輸される。ヘロインやアヘンはミャンマーとタイ、ラオスの三国境が交わる山岳地帯、業界では『ゴールデン・トライアングル』とも呼ばれる一大麻薬密造地帯から日本に来るルートがある。これは、まずバンコクを通り、グアム経由で成田や関空に入ってくる。また、バンコクからシーチャン島~台湾~沖縄を通る、台湾マフィア”チクレンパン”が仕切っているルートもある。なお、余談だが、実はチクレンパンが仕切るこのルートはオウム真理教の手配犯、高橋克也、平田信(菊地直子は偽造パスポートで関西空港からバンコクへ出国)が国外に逃亡したルートでもある。オウムと麻薬組織とのつながりは、オウムが覚せい剤を密造していた関係からできたものであり、現在、彼らはミャンマーの山村で”麻薬将軍”ことウェイ・シューカンに保護されている。3人がかつて潜伏していたというミャンマー北部の一軒屋には、昨年私の友人や捜査官も実際に足を運び、その痕跡を確認したので間違いないはずだと思っている。
大麻は世界中のいたるところで密造されている。世界的に有名なのはインドのガンジャや中東、東南アジアのタイ、南アフリカ、アメリカならばカルフォルニアのビッグ・サーあたりであろう。世界中というのには当然日本も含まれており、福島や栃木の山間部や北海道に違法な大麻畑があるという情報もある。欧州発のドラッグであるMDMAは、主にオランダ、ポーランド、チェコで密造され世界各国に流れる。ドラッグ市場の規模で言えば日本以上である欧州は、ドラッグの種類に関わらずその多くがヨーロッパドラッグカルチャーの中心であるオランダ・アムステルダムに一度集められて欧州全土に広まるが、日本にはオランダ経由で航空貨物やシベリア鉄道などを通じ流入する。日本に入ると、まず六本木に集められ新幹線を使って全国のクラブにばらまかれる。
三大ドラッグと比べれば数は少ないが、アヘンやヘロインも少しずつだが日本に入ってきている。アヘンに関しては1988年にイラン・イラク戦争が終わり、イラン人が日本に大量に入国した際、『テリヤキ』と呼ばれるアヘンスティックを持ってきたことで流行した。当時それらは1本6,000円くらいで取引されていたが、これが現在でもイランからのルートで国内に入ってきている。また、昨今は01年のアフガン戦争以降、アフガニスタンでは厳しく取り締まられていたケシ畑がタリバンによって復活し、アヘンや精製されたヘロインが国内にも流れてきている。ただ、アヘンは日本ではさほど需要がなくアメリカや欧州、中東、アフリカにおいて多くが取引されている。
以上が、日本に流入するドラッグの主だったルートであるが、このようなルートが各国に存在し、それこそドラッグの世界潮流とも言うべきものを為している。これだけわかっていて、なぜドラッグの流入を防げないのか? そう考える人もおられるかと思うが、実際に国内へのドラッグ流入を阻止するのは非常に難しいのが現実だ。まず、空港に入ってくるドラッグの場合だが、家具や家電に巧妙に隠され税関をスルーしていく。個人では身体に巻きつけたり、防水加工したりして体内に隠す場合もある。国内に来る人、荷物の数に比して空港警察や税関職員、厚生省麻薬取締官、麻薬犬の数は圧倒的に不足している現状では、一定の成果を上げているとは言っても、残念ながらその何倍ものドラッグが空港を通過していると考えられる。そして、船を使った場合は漁船でやられたらほぼ100%スルーになってしまうのが現状だ。数は減ったとはいえ、依然として北朝鮮製覚せい剤がドラッグ市場からなくならないのも、海からの流入を防げないからである。北朝鮮から積み出された覚せい剤は、日本海沿岸において防水加工され海に流される。それを、広域暴力団に雇われた漁船が吊り上げ、日本に持ち帰るのだ。つまり、いくら港の税関の取締りを厳しくしてもドラッグの流入は防げないのが日本の現実なのだ。
日本はこのように、島国といえども関係なくドラッグに入り込まれやすい地帯なのだ。ドラッグから身を守るためには、そんな現実を認めて個人各々が「ドラッグには手を出さない」という強い意志を持っていくしかないのである。
(談・北芝健/構成・テルイコウスケ)
shibakenprf.jpg●きたしば・けん
犯罪学者として教壇に立つ傍ら、「学術社団日本安全保障・危機管理学会」顧問として活動。1990年に得度し、密教僧侶の資格を獲得。資格のある僧侶として、葬式を仕切った経験もある。早稲田大学卒。元警視庁刑事。伝統空手六段。近著に、『続・警察裏物語』(バジリコ)などがある。
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最終更新:2009/07/25 18:00
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"Kill them with kindness" Wrong. CURSE OF MINATOMO NO YORITOMO
アイウエオカキクケコガギグゲゴサシスセソザジズゼゾタチツテトダ ヂ ヅ デ ドナニヌネノハヒフヘホバ ビ ブ ベ ボパ ピ プ ペ ポマミムメモヤユヨrラリルレロワヰヱヲあいうえおかきくけこさしすせそたちつてとなにぬねのはひふへほまみむめもやゆよらりるれろわゐゑを日一国会人年大十二本中長出三同時政事自行社見月分議後前民生連五発間対上部東者党地合市業内相方四定今回新場金員九入選立開手米力学問高代明実円関決子動京全目表戦経通外最言氏現理調体化田当八六約主題下首意法不来作性的要用制治度務強気小七成期公持野協取都和統以機平総加山思家話世受区領多県続進正安設保改数記院女初北午指権心界支第産結百派点教報済書府活原先共得解名交資予川向際査勝面委告軍文反元重近千考判認画海参売利組知案道信策集在件団別物側任引使求所次水半品昨論計死官増係感特情投示変打男基私各始島直両朝革価式確村提運終挙果西勢減台広容必応演電歳住争談能無再位置企真流格有疑口過局少放税検藤町常校料沢裁状工建語球営空職証土与急止送援供可役構木割聞身費付施切由説転食比難防補車優夫研収断井何南石足違消境神番規術護展態導鮮備宅害配副算視条幹独警宮究育席輸訪楽起万着乗店述残想線率病農州武声質念待試族象銀域助労例衛然早張映限親額監環験追審商葉義伝働形景落欧担好退準賞訴辺造英被株頭技低毎医復仕去姿味負閣韓渡失移差衆個門写評課末守若脳極種美岡影命含福蔵量望松非撃佐核観察整段横融型白深字答夜製票況音申様財港識注呼渉達良響阪帰針専推谷古候史天階程満敗管値歌買突兵接請器士光討路悪科攻崎督授催細効図週積丸他及湾録処省旧室憲太橋歩離岸客風紙激否周師摘材登系批郎母易健黒火戸速存花春飛殺央券赤号単盟座青破編捜竹除完降超責並療従右修捕隊危採織森競拡故館振給屋介読弁根色友苦就迎走販園具左異歴辞将秋因献厳馬愛幅休維富浜父遺彼般未塁貿講邦舞林装諸夏素亡劇河遣航抗冷模雄適婦鉄寄益込顔緊類児余禁印逆王返標換久短油妻暴輪占宣背昭廃植熱宿薬伊江清習険頼僚覚吉盛船倍均億途圧芸許皇臨踏駅署抜壊債便伸留罪停興爆陸玉源儀波創障継筋狙帯延羽努固闘精則葬乱避普散司康測豊洋静善逮婚厚喜齢囲卒迫略承浮惑崩順紀聴脱旅絶級幸岩練押軽倒了庁博城患締等救執層版老令角絡損房募曲撤裏払削密庭徒措仏績築貨志混載昇池陣我勤為血遅抑幕居染温雑招奈季困星傷永択秀著徴誌庫弾償刊像功拠香欠更秘拒刑坂刻底賛塚致抱繰服犯尾描布恐寺鈴盤息宇項喪伴遠養懸戻街巨震願絵希越契掲躍棄欲痛触邸依籍汚縮還枚属笑互複慮郵束仲栄札枠似夕恵板列露沖探逃借緩節需骨射傾届曜遊迷夢巻購揮君燃充雨閉緒跡包駐貢鹿弱却端賃折紹獲郡併草徹飲貴埼衝焦奪雇災浦暮替析預焼簡譲称肉納樹挑章臓律誘紛貸至宗促慎控贈智握照宙酒俊銭薄堂渋群銃悲秒操携奥診詰託晴撮誕侵括掛謝双孝刺到駆寝透津壁稲仮暗裂敏鳥純是飯排裕堅訳盗芝綱吸典賀扱顧弘看訟戒祉誉歓勉奏勧騒翌陽閥甲快縄片郷敬揺免既薦隣悩華泉御範隠冬徳皮哲漁杉里釈己荒貯硬妥威豪熊歯滞微隆埋症暫忠倉昼茶彦肝柱喚沿妙唱祭袋阿索誠忘襲雪筆吹訓懇浴俳童宝柄驚麻封胸娘砂李塩浩誤剤瀬趣陥斎貫仙慰賢序弟旬腕兼聖旨即洗柳舎偽較覇兆床畑慣詳毛緑尊抵脅祝礼窓柔茂犠旗距雅飾網竜詩昔繁殿濃翼牛茨潟敵魅嫌魚斉液貧敷擁衣肩圏零酸兄罰怒滅泳礎腐祖幼脚菱荷潮梅泊尽杯僕桜滑孤黄煕炎賠句寿鋼頑甘臣鎖彩摩浅励掃雲掘縦輝蓄軸巡疲稼瞬捨皆砲軟噴沈誇祥牲秩帝宏唆鳴阻泰賄撲凍堀腹菊絞乳煙縁唯膨矢耐恋塾漏紅慶猛芳懲郊剣腰炭踊幌彰棋丁冊恒眠揚冒之勇曽械倫陳憶怖犬菜耳潜珍
“kill them with kindness” Wrong. CURSE OF RA 𓀀 𓀁 𓀂 𓀃 𓀄 𓀅 𓀆 𓀇 𓀈 𓀉 𓀊 𓀋 𓀌 𓀍 𓀎 𓀏 𓀐 𓀑 𓀒 𓀓 𓀔 𓀕 𓀖 𓀗 𓀘 𓀙 𓀚 𓀛 𓀜 𓀝 𓀞 𓀟 𓀠 𓀡 𓀢 𓀣 𓀤 𓀥 𓀦 𓀧 𓀨 𓀩 𓀪 𓀫 𓀬 𓀭 𓀮 𓀯 𓀰 𓀱 𓀲 𓀳 𓀴 𓀵 𓀶 𓀷 𓀸 𓀹 𓀺 𓀻 𓀼 𓀽 𓀾 𓀿 𓁀 𓁁 𓁂 𓁃 𓁄 𓁅 𓁆 𓁇 𓁈 𓁉 𓁊 𓁋 𓁌 𓁍 𓁎 𓁏 𓁐 𓁑 𓀄 𓀅 𓀆
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Tamer-Beyond the Burning Desert.
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❖ 此篇小說主要是接在官方的馴獸師故事之後,直到遇上黑精靈前,與亦雷茲拉結識並一同旅行的空白歷史的補充。
Episode 1.
蜃景。
綿延無際的黃沙層層積累,堆疊出難以計數的沙丘。
高溫凝聚形成的熱氣蒸騰,遙望起眼前起伏的稜線,視野可及的地平那端,彷彿有著水窪令光線折射而促成的虛像,既是錯覺,更是羅網。
我一直在奔跑,跟前與腦後的向陽島幻影依舊是一片無窮盡的峻嶺。「揮使」的祠堂,殘瓦與斷壁,沒有哪處不是一片乾凅泛黑的血液濺射。懸垂殘缺的門額、藍縷淒清的枯骨,在我的心裡,佈滿了隨處可見的傷痕。曾為母國的雲之國,早已在那場屠戮王室的大規模叛亂中被消滅了,無力改變這一切的雲之國遺民們變得困頓交加,少部分人遷移到向陽島試著另闢天地,而更多的人則連遠離迫近的衰亡都做不到。
不過,只要朝向南方取道佑路海域,穿越瑪戈利雅大洋,便有機會抵達相對繁榮的巴嵐洛蘇。然而,憶及「揮使」曾言及巴嵐洛蘇自身也深陷戰事囹圄,恐怕亦無力收容過多的外來難民。但,若雲之國不曾發生那慘劇,常人又有誰會眼睜睜地令出生地荒蕪傾頹呢?
我記得……
「黑狼」,在我的歲數成長到能明白這個詞彙之前,我便已經懂得開口出聲呼喚,就像是某種深植在血脈裡的記憶傳承那般,我知道牠,牠認識我。
前往南浦搭上與巴嵐洛蘇交流的定期貿易航班,由於黑狼畏水,我在橫渡瑪戈利雅大洋的四十五日單趟航程裡,只能趁著入夜後甲板人少時才得以喚出黑狼,讓牠在夜間出來透氣,委屈牠悶著說實話還真過意不去。倒是隨船的水手與行商浮浪等,一點也不訝異黑狼的出現,反而開始閒談起在巴嵐洛蘇之外,像是卡爾帕恩、咖瑪希這些我心底結論起來,應該是地名或國名的其它土地上,所遇到的珍奇異獸之事。也幸虧有這些人的見聞軼事,才令整趟除了觀海外便幾乎沒有消遣的旅程不至於顯得枯燥。
歷經向陽島人禍的我,在橫渡瑪戈利雅後雖然時間不長,僥倖地在貝爾利亞村莊體驗到鮮有的平穩生活。就是在這段期間,對這片新土地的認知如同白紙的我,借宿在巴特利農場與艾恩瑪等人一起生活,並得以在村內的煉金賢者,艾羅斯汀的講習會中被授予所需的知識。曾幾何時,我已經不再將巴雷諾斯的發音拼成「巴嵐洛蘇」了呢?「卡爾帕恩」也逐漸調整為卡爾佩恩。而發音成「咖瑪希」這件事,則讓我暗自決定,將來要是需要再度前往晨曦之國,優先事項之一就是去青山書院提出修正歷史文獻的申請——才不是什麼五十年前登載的「咖瑪希」,是「卡瑪希爾比亞」。畢竟我因為這個「咖瑪希」的發音,被艾爾琳戲弄了好一段時間。
十六歲時,經由賽林迪亞東部邊境關口外的卡瑪希伯寺廟廟長,那是我生來首次見到加奈爾,以及獲悉東邊的沙之國。其後,為了更加靈活地探索沙之國——瓦倫西亞,經過一番權衡,我驅策黑狼來到巴魯漢關口,加入並成為卡丹的僱傭兵。十七歲,已離開貝爾利亞兩年有,也是在僱傭兵生涯開始後,某次護航夏卡魯旗下商團橫越大沙漠期間,在伊培拉綠洲與那名灰袍魔女結識。
『(前略)……前輩大師們從未忘懷,最悲慘的殉難自有它成全之道……(後略)』
夜間,商團在綠洲水草邊上點起驅寒篝火。那位全身上下幾乎都被灰袍包覆的女子,正與沙漠巡禮的朝聖者、阿爾教派信眾的阿爾藍們討論起阿爾的教誨、吟誦起詩詞禱文。
『後知後覺使我羞愧難言。只為了悔改我的錯誤,瘋狂地向權能挑戰。』
「卡普拉斯的……《榮耀》?」
在外圍聽著他們交流言談的我脫口而出,依稀想起以前巡遊卡爾佩恩時,大圖書館的書架上,安放登載這句話的古書謄本。那灰袍女子乍聽卡普拉斯一詞,轉���頭向著我招手邀我加入篝火邊。
「我是瑪戈利雅彼岸,向陽島的芭里。你是——?」【註1】
「……亦雷茲拉,爾提諾巴與塔利波的亦雷茲拉。」
Episode 2.
夏卡魯,在這場歷久的戰事中,他很早就以行動證明自己並不是採取中立這種模稜兩可的壁上觀姿態。憑藉巨賈之力將聯軍與瓦倫西亞兩方的後勤補給都牢牢掐緊,僅僅一人之力就封鎖了阿爾哈嵐海域的航運,以及作為瓦倫西亞入口的都市「倫」。使得聯軍只能放棄北上,轉而不斷地向著塔普塔魯平原的巴魯漢關口發起侵略。另一方面,瓦倫西亞也無法因此得利,夏卡魯驅逐時任瓦倫西亞第十五世國王的伊穆爾‧奈希勒的特使,拒絕讓瓦倫西亞的軍隊通過艾伊利斯峽谷南下,同時更加強依培拉綠洲北面出入口的管制及監視,令瓦倫西亞軍只能艱苦地橫越大沙漠後,還得分開駐紮輪調於殉教者的安息處與瓦倫西亞西部高原的巴札勒耕地。
艾爾利恩曆259年,秋季。東征的聯軍發起對巴魯漢關口第七次的大規模侵略。
由靠近沙粒巴札勒方面的卡普提亞甬道朝著關口方向看去,便可見聯軍主力以塔普塔魯平原的制高點為中心,向下向前排開層層陣列。攀上巴札勒耕地以望遠鏡對準平原北面觀察,更能捕捉到聯軍藏匿在平原北面出入口,畢拉費惡地的預備隊蹤影。與其他在對壘開始時就奉命站上最前列的僱傭兵們不同,憑藉使喚騎乘黑狼的優勢,我在巴魯漢關口的指揮官——佳尼恩阿斯的要求下被編入卡丹的戰鬥駱駝騎兵團,駐守於她佈下的瓦倫西亞箕形陣左翼,而亦雷茲拉則與佳尼恩阿斯隨行,她是她的親衛隊裡唯一的僱傭兵。
秋末入冬前一週,安息日後的第四天,聯軍趁著巴魯漢關口部分戰象後撤至殉教者的安息處,與該據點的戰象換防交接空擋,在陽光從西邊升起的破曉時分,憑藉著關口往塔普塔魯平原受制於逆光的優勢發起攻勢,那從制高點吹出的宏亮號角聲,連高原上的巴札勒耕地都能聽得一清二楚。前日去畢拉費惡地的斥候沒回來,而在高原的偵查隊伍透過望遠鏡窺察卻絲毫找不著一絲預備隊的蹤影。嘉恩尼阿斯彙整情勢時,便大膽地假設預備隊已併回聯軍,指出右翼往平原北上的西北上坡會是聯軍鐵蹄發起突襲的位置,當即將左翼的部分騎兵抽調至右翼的騎兵隊強化守備。
嘉恩尼阿斯的防守原則是將戰場拘束在關口前這片風積扇狀地形,憑藉經年由卡普提亞甬道裡,來自大沙漠的橫向風力作用形成的沙丘來限制西側諸國的馬匹機動性。於是這破曉衝鋒開場,至少有七或八成與嘉恩尼阿斯的預測吻合。預備隊——孤煙的傭兵團,確實是併回聯軍裡。且作為高級的險棋,以孤煙及其團員為首的鐵騎楔形陣為了維持馬匹在沙丘的衝撞力度,別無選擇只能由那個上坡發起進攻。雖說別無選擇,但防守方也少了戰象而無法有效抑止衝來的鐵蹄。不過,鐵騎是聯軍暫時借出給孤煙的,他們結束第一波衝鋒,藉衝擊打散右翼的騎兵隊後,在亂軍中跳下馬,讓那些馬自主地反向朝戰場邊緣脫離。
右翼的副官倒沒有因此自亂陣腳,而是穩住座下駱駝並讓身側旗手揮起進攻的紅旗。隨後駕著駱駝來到左翼抽調過來的備援騎兵列隊前,領著我等向已陷入短兵鏖戰的前排回防。黑狼旁的武裝駱駝們繫在戰甲與關節的鈴鐺,群體奔馳起來時噹啷作響的金鳴,在交雜的吼喊嗚咽裡格外突出。副官一眼便定位出孤煙的位置,率先抽刀奔上,欲以騎兵優勢直接斬下——然而,單手揮動的下劈卻被孤煙以側身輕易地閃過……下個霎那,隨即被孤煙那柄巨劍連人帶駱駝一併斬成兩半,爆出的鮮血與保存在駝峰裡的脂肪、以及胃壁肉袋裡的儲水,在啜飲衁污的黃沙上再增添一片泥濘。孤煙在斬殺隊伍的中樞後,趁著指揮陷入混亂的幾秒裡,奔馳至另位慢了一拍才驅策座下駱駝展開包圍戰術的騎兵,舉起巨劍又即將再度斬下,我見狀不妙,駕著黑狼由包圍網中衝上前撞開那位騎兵與駱駝,對著那下劈的巨劍掄動藍天棒——
雙腿本能地緊緊夾住座下黑狼,與腰椎及肩胛肌肉一併出力穩住全身重心,同時雙手的虎口在意識到得做出反應前,早已分別緊握打橫的藍天棒竿身兩端個別的施力點,以藍天棒橫架在自己面前硬生生地接住並格擋那柄向下劈斬的巨劍……慶幸擋是擋下了,但那柄巨劍強劍身的鋒刃卻還是憑著力道與重量砸上我的頭蓋骨,在那裡輕易地將額緣中央的皮膚壓碾擠裂出一道不淺的傷口,赭色血液噴濺在那巨劍劍身上,而我的鼻樑鼻翼則感到淌下的濕熱汩流。
「黑狼!!!」
我咬牙按捺住重物砸傷額頭的苦楚,鮮血滴淌濡濕上唇時我動起左腳腳跟,將腳跟後方的馬刺向內、黑狼左側的腰際施加壓力,高聲示意黑狼向右方騰蹬以化解這個格擋態勢。注意到我的指示,黑狼對眼前的孤煙發出警示的哮吼,旋即以後肢雙足的膝關節出力,猛地向右方騰挪且冷不防地在抽身蹦躍的同時,提起前肢左腳掌一掌襲向孤煙的巨劍試圖將其從孤煙腕上拍落;而我,在黑狼向右跳脫令格擋消解後,迅即地調動藍天棒,將藍天棒尾端歸納、收夾在右側腰間,左手緊貼腹前握穩竿身的重心,右臂隨著腰椎帶動的轉向,「喝!」地一聲,與黑狼連袂大力地吼出揮出,朝著當前身位幾乎與平行無異的孤煙的護腰與側腹軟甲銜接的間隙一棒橫掃過去——!!!
孤煙那柄巨劍隨著我與黑狼向右騰移同時發動的反擊,本該順勢循著自身重量或受外部衝擊而劈落或離手,不過孤煙卻僅費一雙手腕的出力便將劈下的劍身懸停,並且硬是接下我對他側腹接近腰後尾椎的棍擊,他的身子在棍擊下一陣緊繃抖動,左腳膝關節為了穩住外來的衝擊而向下彎縮吸收餘波,接著才得以拉挺脊柱將身體中線重新���位。隨即,他選擇將巨劍倒持,令劍尖朝向地面,以厚實的劍脊罩住自己身前採取防禦姿態,與乘著黑狼的我開始小步小步地踏出步伐繞起圓圈稍微將距離拉開。在繞起圈來對視打量彼我時,我可是聽見孤煙那甲冑的全罩式覆面頭盔裡,傳來幾聲「哼……」地咧咧低吟。
周圍的卡丹兵、瓦倫西亞一般兵,還有卡爾佩恩軍及其他傭兵,在注意到孤煙的動向後,逐漸地在我與黑狼,還有孤煙身後形成一層層的環形人牆將我們包圍起來。
「等下貫穿他,黑狼,之後就伺機而動喔。」
黑狼與我又一次的與孤煙平行交錯,只是這次隨著衝向人牆盡頭黑狼急煞的同個剎那,我已將藍天棒一端向下直插入黃沙,趁著黑狼還在打橫穩住身子,我早從其背翻騰躍起,左手握穩藍天棒高處,腳踩挺直於地面中的藍天棒竿身,在黑狼衝勁的作用力尚未消卻前,藉著反作用力鬆手——從藍天棒一蹬,黑狼揚起的塵土甚至還未落地,我便已飛身彈出——向著一、二秒前,曾欲以巨劍上挑擊落黑狼與我的孤煙,那尚且迴轉至一半的背後。
彈離藍天棒的一剎,背上揹負的短劍橫空出鞘——並讓劍身隨著取劍復歸向前的右臂在空氣中劃開一道弧型,左掌則抵在劍柄尾端令劍尖直指孤煙人頭,向覆面頭盔留做視野的豎狀洞口直襲。孤煙偏過頭嘗試躲避直取他頭盔留給視野空間縫隙的強攻,但卻晚了一步……他的人頭確實是閃開我的飛身突刺,可是劍鋒已劃開他頸側的鎖鏈甲——熹微的晨光映出鋒刃邊上赤血。
然而,我後頸的汗毛在落地不過微秒已然豎起,頸子沒轉分毫便直覺地原地向身後翻蹬,視野在半空中克難校準,餘光往揚起的煙塵收攏投望。頃刻,那柄兇器已橫斬向我原先的落點。幸好,我在半空滾圈後落下踩在巨劍劍脊上,結實的劍身恰巧成為良好的施力點,讓人得以連續踩著巨劍跳躍。我倒翻過孤煙頂上,並從顛倒的半空中對著孤煙的頭盔揮出帶著黑色能量,黑狼影身俱現的向下爪擊。
「咬掉它,黑狼!!!」
再次落地前我對本欲歸還至身側的黑狼喊出命令,劍指孤煙持劍的手腕。
黑狼猛地撲向孤煙,張口便直接咬住他把持巨劍的雙手手腕,接著孤煙無論用膝蓋頂撞黑狼的下巴或是以頭盔的頭錘砸向黑狼顏面,黑狼依舊狠狠地咬緊該處,迫使他不得不鬆手才得以掙脫。待巨劍落地後,黑狼對著圍觀的人牆與孤煙發出咆哮,盤踞並壓制起巨劍的劍柄。而我在降落後趁著黑狼牽制孤煙的難得喘息裡,轉正身子並將短劍納回背上的劍鞘。並舉手接住黑狼用尾巴捲起並擲回的藍天棒。
被迫捨棄巨劍的孤煙雖然狼狽,可是他馬上轉向我,並由背後取回盾牌並將一併在背後的長劍轉移,納至左側腰間。他沒有馬上拔劍,反倒是架起盾牌,小碎步地左右橫移意圖擾亂我的判斷。見狀,我左右手一後一前的將藍天棒收回右側腰間,跨開腳步穩定下盤後令藍天棒前端對準孤煙,騰出長竿試探,驟雨般的刺擊與旁敲,孤煙被動地不斷以盾面及盾緣阻擋、彈開……接著,他讀出我的攻擊規律,瞬間以盾牌下緣轉起攻勢。
藍天棒被孤煙用盾牌的下緣向下壓制,並使攻擊端著地。且在著地的那刻,他幅度細微的挪動左前右後步伐,採取小墊步閃身,以右腳踢向藍天棒下墜端的重心,令其從我手中掙脫。並趁著踢開藍天棒,牽引我上半身朝向他正面前傾失衡的毫秒瞬息,他一個輕細,幾乎不帶前置動作的伏身收腰,接著便是那間不容髮閃光般的拔劍——!待我耳蝸傳入劍身「唰——!」地出鞘聲時,孤煙那單手長劍的劍鋒已經掃過並劃破我在下意識裡,丟失藍天棒後本能地向後仰並用左手經由腰後從背上取回,自主護在喉前的劍鞘——
圍觀的士兵們目睹孤煙的殺招與我死裡逃生的瞬間,紛紛爆出吵雜的喧嚷鼓噪,並倒抽幾口氣後回歸屏息。
然而,雙方亦無時間驚嘆或訝異。孤煙在出招失手後,旋即又持劍繼續朝我砍來,我則是再藉著調整筒狀劍鞘的傾斜弧面,一邊格擋孤煙的攻勢一邊使其劍身的弱劍身鋒刃偏移,爭取幾秒尋求穩固腳步與拔劍的時間。——終於,以劍鞘彈開孤煙另一次橫劈後,迅速地迴轉身體擺正的瞬時,拔出短劍令劍尖朝地,借助迴轉力道準備向著孤煙的大腿砍去,或向上半身挑擊時,已發覺我意圖的孤煙亦令其鋒刃重新咬上並防守起我的劍刃。
僵持還未足一秒,在我嘗試滑動劍刃硬刺向孤煙的大腿甲冑間隙的同時,他果斷地出力以長劍帶動我的短劍,又再次牽引起我的身形,令我持劍的右手與劍身隨著他伸展的右手向著斜上前方的空氣挪去,並藉著長劍本身的重量壓制我的手臂,試圖迫使我曲折手臂棄劍。我本以為那是他的打算,他似乎也覺得我會如此被他牽制。可是他那持劍早一步向後向上騰挪的右手前臂與手肘卻讓我察覺到異樣,他施力震開我的劍身後,拉直不過毫秒的右手劍刃又迅即彎折並向我的脖頸橫砍而來——我只得在下個眨眼動作閉合前趕忙地蹲縮腰腹,閃過從頭頂掃過的來回兩次劈擊。
我沒放過孤煙這兩次橫劈露出的空擋,在他因劈砍未成而再度試圖墊步調整走位時,我出手斬向一時暴露的腳脛與大腿在膝蓋間的甲冑間隙,將那處的鎖鏈軟甲劃開一道裂口。我是怕死,可是不代表我對積極進攻有所畏懼,更多的是因為我對戰鬥的貪婪,才使得我必須使出這劍。我知道,這劍並沒有造成有效傷害,更像是透過這看起來顯得貿然、不選擇繼續迴避的出手,透過劍刃交流傳遞一個我知道你罩門在哪的訊息給孤煙。
然而我的想法馬上被識破,他即刻拉正軀幹完成轉向,並在途中迅疾且猛力地對我的顴骨使出一個迴轉肘擊!當下我只感到一邊側臉好像向內凹陷,痛楚則隨即湧現。孤煙這次沒有停下,而是直接橫架長劍發起突刺,那纏繞在劍身,以及凝聚在劍尖的猩紅劍氣,發狠地直接貫穿我遑急之中抬手斜撇在前的劍鞘並擊碎閃避不及的左肩……莫大的衝擊令我踉蹌地後倒,黑狼見狀不妙,當斷則斷地棄那落地巨劍不顧,撞開孤煙並試圖阻擋在我跟孤煙中間。
孤煙先是小後退幾步,然後馬上架起盾護著身朝黑狼奔撞,黑狼以為孤煙是針對牠發起進攻,直到左前肢抬起準備揮動時才意識到誤判了……孤煙無視黑狼的掌擊,逕自單腳踩跨黑狼背脊縱身一跳翻過牠,向牠身後才剛勉強撐起身子的我凌空下刺而來——
「成敗——!!!」
我聽見那頭盔裡難得的發出吼聲,以及周圍人牆新一輪的焦躁喧鬧……
我讓右手拇指與虎口夾著劍柄將短劍打橫,令其與打直的四指縱向呈現,小幅度地收縮手肘至腰間,對準向下刺來的劍尖開掌,在霎那間上推而出——崩擊——由掌中迸出的黑色能量灌入長劍的劍尖,直接將弱劍身的部分一次震碎,然而崩擊的反作用力倒是將我自己又埋進沙地深處些許。孤煙則在半空中向後仰倒,可就如預想的那樣,他在意識到受擊並明白會向後倒去的那時,便毅然地將斷劍向後拋,舉起手快捷地伸向腦後抱住後腦勺且盡力地捲縮腰部,令背部呈現弧形並在下秒就像滾輪似的翻轉安然落地。他確實也不簡單,目擊劍刃崩毀的頃刻隨即將持盾的手臂反縮,調動盾牌阻絕崩擊的餘波以保護正面軀幹,而崩擊的三重衝擊,除卻第一波與劍俱亡,餘下的雙重勁力撞上盾牌的金屬表面後,在盾面留下一個成人拳頭深的凹陷窟窿。
但是,我的藏招好像真正地將他惹惱……他起身後隨即丟棄盾牌並重拾那柄斷劍,倒持餘下的強劍身再度向我奔來,意圖要繞過黑狼然後用劍柄尾端的鈍物重心球,將正好要站起來、全身上下都是破綻的我毆打至死……不過,一柄以魔力構成的巨型鐮刀由層層環形人牆外頭,空襲砸在孤煙與我對峙的中間,從鐮鋒弧形如新月般內彎的半透明剃刀上,還溢散著可視化的黑色魔力。
卡丹兵與瓦倫西亞兵兩者人數較多的集團人牆逐漸自動分開一條通道,我起身後將腰椎拉直,右手拍掉護甲上的塵土,把掌中血污抹在破損的左肩甲側,沒有轉頭但開始繞起圈子迫使孤煙移動一同踱步,眼角餘光隨著繞圈便開始捕捉到那一身黑豹皮戎裝的關口指揮官——嘉恩尼阿斯,此時正騎著戰鬥裝束的駱駝,在親衛隊與亦雷茲拉的戒護中,逐步靠近這場遭到打斷的對決。
「今日陣歿的軍士也夠多了,況且——」
佳恩尼阿斯乘在全副武裝的駱駝鞍上,撥開沾染上血液凝成條狀的紊亂前髮,眼神先是向孤煙手持的斷劍示意後才轉向灰頭土臉的我頷首,接著一抬手便是將斬獲的聯軍多位副將頭顱串,扔擲至孤煙與我中間的污濁沙地上。
「我有同感。」
孤煙識相地簡短應答著佳恩尼阿斯不帶情緒起伏的威嚇,收納斷劍回腰,接著拾起落在地面的巨劍劍柄將劍身重新扛上肩,隨即掉頭走進聯軍兵卒裡,宏亮喊起撤回平原前進據點的催促軍令。我則是待兩方人馬明確地朝各自陣地後撤時,將他棄置在現場的那盾牌,以及幾塊可供拼湊的那柄長劍弱劍身碎片回收,作為戰利品擱置在黑狼背上帶回關口。
在這次雙方拉鋸各自撤回後,又間斷地發生十數場的侵擾與阻滯,可是孤煙傭兵團卻再也沒有出陣過。戰況依舊膠著,直到雅爾達之夜過後一週,聯軍終於鳴金收兵撤回岩石崗哨,第七次侵略在經過四個月多的固守後就這樣落下帷幕。也在戰事緩和的新年後幾天,才從佳恩尼阿斯口中得知孤煙的傭兵團在那次的僵持後,他便率團暫時脫離戰線了。
Episode 3.
「他是個聰明的死亡商人,不會為了背後的野心家丟掉腦袋的。」
亦雷茲拉在我們暫時卸下僱傭兵身份,伴隨商團橫越大沙漠回到瓦倫西亞城,並在旅館裡大口大杯吃喝數月未嚐的燉菜美饌,還有無花果派時,若有所思地咕噥著。
「商人沒有生意做可不成活,據報是丹提利恩王國的重金禮聘,請他率團去訓練自家軍隊了。說是為了做足攻打阿爾耶利之門後方拉克西王國的準備才撒錢的。他們還要重新補員跟訓練,磨合也費點時間,得低調個幾年只能接些小差事,我們要再遇上他們可能有些難度啦。」
我先是「蛤?」了一聲,對亦雷茲拉居然操心起孤煙的死活而發出假意的埋怨聲,才又接著講起從傭兵業界探聽到關於孤煙在那之後動向的情資。
「阿爾耶利?哼……這可有趣。這樣吧芭里,我們要不要去叩關阿爾耶利之門看看,你也知道我是如何深嗜古代人知識,或許拉克西王國就是那麼一個地方……」
「聽起來不錯,就當作是你那時把鐮刀丟進來救場的回禮。拉克西王國啊,記得瓦倫這邊的人都叫那塊地方惡魔領域,可是你還記得嗎,即使我們先前逛遍北疆,卻連一隻可以被稱得上是惡魔的生物都沒見過?啊……如果你要說嘎比納火山那邊的話,牽強點或許可以說是啦……」
「話說你跟孤煙對上那場,看到你把劍鞘弄壞時我還以爲你真的不要命了……」
亦雷茲拉聽著我的「蛤?」後,回賞了一個白眼給我接著將話題又硬轉回孤煙身上。
「對決時不能讓劍鞘掉在地上啊,那會招來厄運的。況且只是被劃破跟貫穿而已,又不是整筒截斷,修修補補後還是能繼續用的。」
「我沒去救你,你能活下來?」
「會死,乾杯。」
我舉起阿利赫恣村莊出品的椰子樹原木杯子,自顧自地欲將愛蘭一飲而盡前吐出兩字。
Episode 4.
「醒啦?紅色太陽消失的時間即將到來……現在該出發了,這是一個艱苦的旅程,你是第一個一起走到這裡的人。」
亦雷茲拉,我記得……
「與你一起的日子都很美好……但是,最終還是變成這樣。」
赫斯特里亞廢墟裡的背刺,我記得……
颳著沙塵暴的日子總是令人提不起勁,隨著那話音飄落,我的視野逐漸黯淡,卻忽然地想縱聲大笑,可惜我不能,我——
再次醒來時,看起來一身加奈爾旅行裝束的女性、旅行服的人類男性與矮人男性,在我意識尚且混濁的視野中,急切地在商討著什麼。
「我可是花了累積四百多年的能量,十年換一年,費了好大力氣用上四十六年點滴點滴地把你重構並轉移到這的,人體太神奇真是累死我啦!」
那飄進我眼前的黑色靈體好像稍微臌脹變化,哼哼哼地嘟囔起來。貝爾利亞村就跟我在聯軍與瓦倫西亞三十年戰爭落幕後回到村內的二十七歲那時一樣,無論是伊葛路巴特利村長、艾羅斯汀、艾爾琳或艾恩瑪等人,幾乎完全找不到歲月在他們身上留下的痕跡。整座村莊連人帶物彷彿是陷入一段除了我與黑精靈,或許還有亦雷茲拉,以外都沒有察覺到的「停滯」時光。我都在暗自猜想,是不是到我被尋獲且甦醒的前一刻,世界才又「延續」起來?
「現在是艾爾利恩曆318年喔,但他們都還以為是282年呢,嘻嘻……」
黑精靈看我不解地從洛嵐竹莫雷伊手上,接過據信是某個自稱認識我的貝迪爾,在我醒來不久前造訪村莊時送來的迪納與韁繩時,自顧自地在我耳邊「報時」起正確的年份。
「我說芭里,你那十年二十年在外面的世界究竟經歷了什麼呢?」
我報以莫雷伊一個本想再說些,卻旋即把話題轉開的恬淡笑容。
「迪納……你是哼哼馬的朋友嗎?」
不知怎麼,我意識裡早已知曉眼前的馬匹是來自卡瑪希爾比亞的神獸——迪納。在這神獸中,我依稀記得其實有匹迪納叫做哼哼馬,但卻無法憶起關於其主人的任何輪廓。
「以前,我在舊瓦倫西亞城的最高處留了點東西,說不上什麼貴重珍品,不過或許就是在等待像你這樣的冒險家前去探究呢……好了好了,再多說下去艾斯利恩又要調笑我的想當年啦……前往海地爾只是你的一小步,而巴雷諾斯的貝爾利亞永遠會在這。Salaam Alaikum.」
我欣然接下伊葛路巴特利在語末,以瓦倫西亞用語向我道別的祈福。
「下次再回到這邊休息,不知道是什麼時候了……往後若再訪瓦倫西亞城,我會請人帶那綠洲的土產,以及找到您在舊瓦倫城的遺產的信紙回來的。自由人再次向您致意,伊葛路巴特利村長。Wa Alaikum-Salaam.」
再度告別貝爾利亞,並在巴雷諾斯山頂溜溜黑狼後,踩進馬鐙翻上迪納準備掉頭下山往海地爾前進時,本應只能從薩扇營地或伊利亞島的烽火台,往阿爾哈嵐海域望去才有渺茫機會一睹,位於瓦倫西亞北部的阿爾耶利——巨人之牆的連峰邊角,居然藉著陽光與海面的偏轉而在薩扇群島近海投射出幻影。見此,我慶幸起至少今日是個好天氣,但在心裡明白那不過是偶然形成的虛像,接著回首喚回黑狼。
「啊,是啊,亦雷茲拉……『我很抱歉,結局是如此』。」
黑狼隱匿,我則喃喃地低語起灰袍魔女的名字與她曾吟誦給我聽的詩詞。黑精靈,窺視起我的內心,在察覺我的本意後顯現並飄進視野。黑色的靈體假若有表情,那麼此時便是形容祂一臉不懷好意的最佳時機,畢竟祂在那團黑霧裡,明顯地對我表現出向上勾起的赭紅眼眸與毫無遮掩意欲的賊意竊笑。我與祂的拌嘴吵鬧,隨著詩詞及迪納沿著獸徑謹慎踱步下山的喀噠喀噠馬蹄聲,在疊嶂嶙峋的崎嶇行進間垂垂散佚。
『關於苦難他們從未錯看,那些前輩大師多麼熟知人間疾苦……(中略)……前輩大師們從未忘懷,最悲慘的殉難自有它成全之道……(中略)……後知後覺使我羞愧難言。只為了悔改我的錯誤,瘋狂地向權能挑戰……(後略)』【註2】
迪納在接近山腳時開始奔跑,牠蹄下的林道受到神獸靈氣的祐助滋養,迅速地增生並隨著行進的步伐劃出一道如茵新綠的馳騁軌跡。我的跟前與腦後是逐漸鮮明起來的海地爾燈火,以及變得有些模糊的巴雷諾斯關口,迪納蹄下的主要幹道開始出現來自插著卡爾佩恩、德利堪、奧迪爾利塔,甚至是瓦倫西亞旗幟的趕集時錚錚聲響的貿易馬車,海地爾及巴雷諾斯往來的人流更是不見停歇。目光所及,連接賽林迪亞與卡爾佩恩的德米江與北部平原,還有隱蔽在層巒松林陰翳裡的賽林迪亞連峰只見山稜的遠景盡收眼底。
我依舊在奔跑,只是這次內心再也不是那片了無生機的荒漠。反倒像是發現綠洲或甘泉那般地雀躍,重新填滿了鮮明可見的不倦光輝。
我們還會再見面的,就在阿爾耶利,就在那熱沙的彼方——
【艾爾利恩曆,時代表】
(這項是參照黑色沙漠Wiki的時代表格加以製成)
234年,孟秋。
黑死病大規模肆虐卡爾佩恩、凱波嵐、海地爾及奧爾比亞。
234年,晚秋。
艾爾利恩教的祭司宣告,煽動黑死病起因於瓦倫西亞的異端行為,以及黑石的鍊金術。
235年,仲夏。
以卡爾佩恩為首的巴雷諾斯、賽林迪亞以及梅迪亞組成的聯盟發動與瓦倫西亞的戰爭。
240年,0歲。
在曾經的雲之國出生,未足滿月便被藏匿至向陽島。
250年,10歲。
初次抵達南浦,雲之國已經滅亡十載。
255年,15歲。
初次抵達巴雷諾斯的貝爾利亞村。
256年,16歲。
賽林迪亞、卡爾佩恩、德利勘三地巡遊。
257年,17歲。
卡丹僱傭兵生涯開始。
259年,春,19歲。
結識亦雷滋拉。
259年,秋,19歲。
塔普塔魯平原攻防與孤煙交手,未分勝負。
261年,21歲。
與亦雷茲拉共同叩關瓦倫西亞北部的阿爾耶利之門未果,被當時駐守的瓦倫西亞守門人擊敗並被捕下獄,以非法越境的罪名一起被關了一年。
263年,23歲。
阿爾耶利之門的越境審查因瓦倫西亞陷入長年戰事而有所鬆弛。出獄後幾經申請,終於得到好消息,與亦雷茲拉獲准進入阿爾耶利,並與該地的拉克西王國達成古代人情報共享的密約。
264年,24歲。
丹堤利恩王國趁亂脫離聯軍戰線,並侵入阿爾耶利對拉克西王國發動攻擊。在此與孤煙第二次交手,依舊未果。而孤煙在此役中孤身斷後後失蹤,孤煙傭兵團亦因此解散。
265年,25歲。
與亦雷茲拉共同參與拉克西王國對丹堤利恩王國的反擊行動。
266年,26歲。
丹堤利恩滅國戰爭,結果是丹堤利恩從地圖上被抹除。
267年,27歲。
四國聯盟與瓦倫西亞的三十年戰爭終結,其實是三十二年,最後的兩年都是在準備終戰的善後。
270年,春,30歲。
特爾梅‧奈希勒登基成為瓦倫西亞第十五世國王。在覲見國王後獲贈「耶尼切里(Janissary)」與「阿扎德甘(Azadegan)」雙頭銜及王室信物。 【註3】
270年,冬,30歲。
瓦倫西亞大沙漠西南部,紅色沙漠區域因來自德利堪的龍——羅裴勒肯特遷徙移居的緣故而產生異象,偶爾能降雪的冬季變得只剩沙塵暴漫天的惡劣天候。與對此感興趣的亦雷茲拉一起前往該地查探究竟,並在此行後續往東南部的大裂隙探險中找到赫斯特里亞廢墟的入口。
271年,春,31歲。
與亦雷茲拉在月牙山脈深處發現一具仍保有半數活動機能的古代亞特魯巨像後,一起被吸收進巨像動力源的古代碎片構成的球體心臟裡。
272年,春,32歲。
在古代亞特魯心臟的異空間裡與亦雷茲拉解除各種試煉後終於成功逃脫並回到瓦倫西亞,經過詢問才得知外面的世界已經過了一整年。亦雷茲拉在回到瓦倫西亞後,開始執著於在異空間裡得到關於「十萬軍團」的知識,並試圖以各種代價、手段來推動並實踐她的計畫。
272年,仲夏,32歲。
特爾梅‧奈希勒國王在亦雷茲拉進言後,發起��王室主導,並挹注資金的赫斯特里亞深度探勘。
然而在廢墟裡,遭到亦雷茲拉的背刺,亦雷茲拉留下簡短話語後隨即傳送離開。命絕即將闔眼前,與被亦雷茲拉解放的「黑精靈」立下契約,此後消息不明。
318年(282年),仲夏,??歲。
巴雷諾斯西部——古代人石室,在挖掘現場的深處被尋獲。經現場負責人艾丹確認過瓦倫西亞十五世國王的信物而辨明身份,是十年前(四十六年前)在赫斯特里亞廢墟失蹤的「阿扎德甘」。「世界不是邁向毀滅,只是曾被再度遺忘。」即將甦醒前,傳入耳蝸的是深淵諸神吞吐茫茫凡塵的集體意識後,匯流至錆錆群青海面的低語,「馬各努斯,深淵珍珠」。
【角色設定】 & 【註1】
外觀:身長 155 cm。
現職:「阿扎德甘(Azadegan)」,自由人。前任瓦倫國王賜下的「耶尼切里(Janissary)」頭銜職級的銀幣還是照領,但還沒回瓦倫所以完全不知道這件事。目前是海地爾豪商——拉拉的黑狼打工仔。
性格:後來跟蓮花聊得很投緣,可能是因為實際年齡與經歷相近的關係吧。簡單說,就是有共通的老人話題。十數年前原先那種貿然躁進的行事作風,經過赫斯特里亞廢墟裡的亦雷茲拉背刺,再度醒來後便內斂了些許,不過關於做事做人,依舊是全心全意地把事情往好的方向推動。至於,貪刀什麼的,逐漸沒有意欲了。可是該痛下殺手時,仍舊是向陽島人禍後的那模樣——既不憐憫也無視同情,亦無法被安撫,求敵若渴。可是除此之外,就只是個偏好當旁觀者的淡薄人,並非抑鬱只是不再喜歡刺激。會放著沒那麼優先的事情任其發展,然而絕對不是局外人,只是心裡很明白而已,無論事情結果怎麼發展,最後都還是得概括承受。
興趣:古墳探索,還有居住地室內裝潢。之後買了卡爾佩恩與奧迪爾利塔的大房子。
星座:鑰匙座。
【註2】
關於亦雷茲拉在此篇小說中,曾吟誦的這首詩,混合自 W.H.Auden 奧登,於1938年時發表的《美術館》一詩,以及黑沙 Codex 裡,「卡普拉斯 - 榮耀的古書」這件物品的說明文。以前官方宣傳預告裡,亦雷茲拉曾經表示她死過兩次,這次是她第三次的生命,想想她也是個為了探究知識而到處引發騷亂的可憐之人(?),那麼為了探究知識而殉難,則是她在成為灰袍魔女前最具人性的輝煌時刻。所以才在故事中引用這首詩,單純從字面意思上來補足亦雷茲拉的角色輪廓。
【註3】
「耶尼切里(Janissary)」,想必沒有把黑沙主線一路RRR過去的冒險家們,應該對這個名詞保有印象吧?沒錯,就是巴利斯三世贈予完成烏魯基塔主線的冒險家的稱號,也就是巴利斯三世的「新軍」、「禁衛」。而「阿扎德甘(Azadegan)」,則是意指「自由人」、「解放者」,用意是冒險家的旅行還是要繼續書寫的,怎麼可能就此停留在瓦倫西亞呢?所以才幫此篇小說中的馴獸師準備了這麼一個來自國王賜下的頭銜,以方便解套及自由地探索古代人遺跡為目的。
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釣魚掛馬,謝謝閱覽。
扶我起來,我還能農。
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巾幗梟雄之懸崖 八國聯軍 狼狽為奸 贏盡上海灘
世界歷史,就有如老太婆的纏腳布一般,又長又臭。八國聯軍侵佔北京,殺光,燒光,搶光,公開搶劫三日。珍貴文物,國寶奇珍,國庫都被搶劫一空。聯軍任意凌辱被俘婦女。
1900 6月英美俄日法德意奧匈。由英國海軍師令西摩爾率領,從大沽經天津向北京進攻,被義和團打得魂飛魄散逃回天津。再次攻陷 ,慈禧光緒荒張逃跑。慈禧太后掉轉鎗頭,命清兵斬殺。護國義和團壯��犧牲。統帥瓦德西在給德皇的報告書中,承認曾特許軍隊公開搶劫三日。請參考瓦德西拳亂筆記,自白書一書。
英國打頭,西摩爾軍團,德國統帥瓦德西作為主犯。但俄羅斯沙皇尼古拉二世,乃俄國領航八國聯軍侵華的最大元凶。
俄國強佔海蘭泡為前提,以義和團勢力蔓延到遠東為籍口,因為義和團扶清滅洋。這就是黑龍江事件和海蘭泡惨案,海蘭泡大屠殺的由來。之前... 1858年俄羅斯... 前傳...
海蘭泡位於黑龍江左岸、精奇里江右岸两江匯合處,结雅-布列亞平原西南端,黑龍江省黑河市對岸,面積約353平方千米,1858年,喪權辱國的满清以一紙《中俄璦琿條約》把黑龍江以北、外興安嶺以南約60萬平方千米的領土割讓給了沙皇,俄國。自然,處於該范圍内的海蘭泡也順理成章變成了沙俄的領土。
沙俄强佔海蘭泡後,將其更名為布拉戈維申斯克,俄語意為“報喜之城”,对於沙俄来説確實是他們的喜事,但對於中華民族來説永遠成為烙在骨髓里無法抹去的傷痛。根據資料統計,當時的沙俄佔領海蘭泡時,城内有常住居民4萬余人、華僑1.5萬,這些居民大多以商販、手工業者在此討生活,而規模較大的商號就高達240家。
在沙俄强佔海蘭泡的42年時間内,當地居民与俄罗斯族相處亦可,雙方並無較大規模的武裝摩擦,可以説當地老百姓始終勤勤懇懇,為海蘭泡的發展貢獻著自己的力量。
後傳... 海蘭泡惨案是1900年7月16日至21日沙皇俄國对居住于海蘭泡的中國居民進行屠殺的事件,該事件共造成5000多名中國人死亡。海蘭泡惨案與1900年7月17日發生的江東六十四屯慘案並稱為“庚子慘案”。
1900年,俄軍四處抓捕中國人,將他們趕到黑龍江岸邊,肆意殺害,並超过5000人被淹死。
俄軍還血洗了江東六十四屯,歷史上曾經有六十四個中國居民村落,俄軍進入後,燒殺搶奪,殺害7000多人。
不久,俄軍藉口保護中東鐵路進軍中國東北,一路進軍,直到佔領沈陽,在整个過程中一共殺害了大約20萬中國人...
俄軍任意凌辱被俘婦女,把海蘭泡居民押解到黑龍江邊殺害,也把居民推落黑龍江。此乃駭人的慘絕人寰海蘭泡大慘案。
更強佔江東六十四屯,以俄軍一貫作風殘酷屠殺當地居民,殃國殃民。俄軍侵略烏克蘭如出一轍 ,不知愧改,重施故技,使出慘不人道的不文明侵略性戰爭。 罪深惡極,該遭天譴。
辛丑條約清政府賠款白銀4.5億兩。以海關税收作保,嚴禁人民參與反帝活動。拆毀大沽炮臺,允許帝國主義派兵註扎北京到山海關鐵路沿綫要地。划定北京東交民巷為使館街,允許各國註兵保護,不准中國人居住。辛丑條約嚴重損害主權,自此陷入半殖民地半封建社會的深淵。
俄羅斯不甘受制於北約,開戰侵略烏克蘭。之前2014已借意侵佔烏東,再霸佔克里米亞,嚴重違反了國際人道法令和侵犯了人權。目的是黑海的主權,方便艦艇于南方的戰略控制。讓俄羅斯本土離東歐較遠,不易被進攻。遠離北約國家,避開短程導彈。
不甘受制于他人卻可以八國聯軍侵犯他人,再以辛丑條約將他人受制於他。我們是否應該助他抗拒美國的控制,更何况多虧美國於太平洋戰爭中的壯舉,以致日軍戰艦全軍覆沒。再歸功於廣島長崎投下原子彈,以致日軍俯首稱臣,中華終得以解放,天下太平。應讚賞分明,不該幫助這些慘絕人寰的人為虎作倀,否則簡直助紂為虐。
己所不欲吾施以人,三思而行,難得糊塗,世界歷史,顛倒乾坤,不知好歹,狼狽為奸,不知所謂,禍國殃民。軍演練兵不亦樂乎,離經叛道。天將一統付真人矣?杯酒釋兵權,化干戈為玉帛,才為上策。順天應人,天下太平,無古無今。
BBC News 中文 香港主權移交25週年 割讓三部曲 2022年6月29日
百度百科TA説 歷史偵查處 庚子俄難海蘭泡慘案爆發時清朝為甚麼不管 (非常詳細解説 大力推薦必讀專題)
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AI主播「吃喝新聞」城市生活報 (2024.11.14) 城市生活報官方網站 http://www.citylifenews.net 影片 https://www.youtube.com/watch?v=8NdO14mCy5I 00:00 《 金門吃喝新聞 》、光華園酒窖開展暨20公升金酒入窖、 窖藏陳釀·點時成金!金酒公司光華園酒窖開展暨20公升金門高粱酒入窖儀式記者會,由縣長陳福海主持,邀請副縣長李文良、金防部副指揮官周國健、議員王國代、縣府財政處長陳國庭及金酒董事長吳昆璋等人,共同替20公升高粱酒入窖盛典‧再現光華作見證,並以空飄氣球帶著20公升酒罈降落在光華園酒窖,呈現光華��歷史風華及象徵高粱酒入窖儲藏,也為光華園酒窖展覽揭開序幕。 精彩生活,盡在城市!大家好,我是城市生活報,城市吃喝新聞 AI主播 羽彤,今天為大家播報本週台灣各城市吃喝新聞。 00:48 《 台東吃喝新聞 》、漫遊關山商圈熱搜縱谷好食區、 今年國旅花東旅遊補助到11月底,你去花東了嗎?坐落在海岸山脈及中央山脈間,望眼稻田延綿,有獨具一格的小鎮人文風情,保存著棋盤式街道與古樸老屋的關山,適合獨旅或是攜家帶眷來一趟臺東小旅遊。在臺東縣政府與關山鎮公所共同盤點在地觀光產業資源,取得花東基金地方創生經費推行「縱谷文化食區新風貌形象商圈營造計畫」,協助輔導30個店家進行改善,展現各店家的獨特性並提高吸客力,打造關山鎮的「縱谷好食區」的品牌。 01:29 《 南投吃喝新聞 》、2024全國旅館盃餐旅競賽21日在日月潭盛大登場、 從南投縣擴大成為全國性餐旅服務競賽,一路走了16個年頭的「全國旅館盃餐旅務競賽」,今年將於11月21日在日月潭瑞居渡假飯店盛大登場。主辦單位南投縣旅館商業同業公會12日在南投縣政府一樓大廳擴大舉賽前記者會。代表縣長許淑華參加的副縣長王瑞德指出,托盤和整床看似是細枝末節,卻印證了惡魔與天使都藏在細節裡,也是業界不懈提升餐旅服務品質與文化的具體展現,期待透過這項全國大賽在南投的舉辦與推廣,進一步提升南投的觀光人才培養,充實南投觀光人才庫。 02:05 《 新竹吃喝新聞 》、東方美人、尖石仙萃茶 國際茶業博覽會品竹縣好茶、 茶一直以來是新竹縣的重要產業,獨特地理人文孕育出的東方美人茶馳名中外,近年憑藉尖石、五峰高山雲霧氣候,發展出「雲裳烏龍」高山烏龍茶,也創立專屬品牌「尖石仙萃茶」,今年新竹縣代表團將第9度參加台灣國際茶業博覽會,於11月15日至18日在台北南港展覽館展區分享新竹縣的好茶,歡迎舊雨新知一起來品味來自新竹縣的山巒雲霧氣息! 02:38 《 台南吃喝新聞 》、11月16日「南農作伙」藍晒圖園區 臺南農村再生成果發表會、 臺南市政府農業局將於11月16日於藍晒圖文創園區辦理臺南市農村再生成果發表會,今年以「南農作伙」為主題,將有47組來自臺南市農村再生社區及青年築夢行動計畫的青年夥伴共同展現臺南農村再生執行計畫及青年築夢實踐的創新加值成果,今日農業局邀請安定區中沙社區王清和理事長及青年築夢行動計畫周建文召開記者會,為16日成果發表活動進行宣傳。 03:12 《 台中吃喝新聞 》、新社花海中遇見「台中好橘」 地景裝置藝術成秋日最萌打卡點、 2024年新社花海暨台中國際花毯節日前盛大開幕,以「花漾新社 太空花境」為主題,打造大地花海景觀,為期23天的展期,邀請民眾進入一場夢幻的花卉之旅。為增加新社花海的豐富性,台中市政府農業局特別在花海中設置「台中好橘」大型蔬果箱地景裝置藝術,以「台中好橘」品牌與可愛的橘咪圖樣,創造出富有童趣且具教育意涵的打卡點,成為活動的吸睛亮點之一。 感謝各位的觀賞,我們下次 CLN 城市生活報,台灣各城市吃喝新聞,期望與您再見。
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【かいわいの時】宝永四年(1707)十月四日:大地震による津波発生(大阪市史編纂所)
十月四日の昼過ぎ、人々が各々の生業を営んでいる最中に発生した地震とそれに続く津波は、大坂三郷の至る所で地震による家屋・土蔵などの大破・倒壊や、津波による川船の大破・沈没といった多大な物的被害を生じさせており、それに伴う人的被害も多かった。
紀伊水道を通って大坂湾に浸入し、大坂湾に流入する木津川の河口から遡上した津波によって、木津川の河口付近に碇泊していた数隻の大船(数百~千石積みの廻船)が上流側へ押し上げられ、大坂市中へ向かって遡行した。都合の悪いことに、市中を廻る堀川上には、地震とそれに続く余震を恐れて避難した人々を乗せた多数の川船(上荷船・茶船など)が浮かんでいた。木津川を遡行してきた大船群は、市中の河川や堀川に架かる幾つもの橋を破壊しながら、堀川に浮かぶ多数の川船へ次々に衝突して、川船を押し潰しながら内陸側(東側)へ進行した。それによって、避難した人々を乗せた多くの川船は大破・沈没し、多数の溺死者が生じた。また同じように、大坂湾へ通じる安治川の河口から遡上した津波も、河口付近に碇泊していた大船群を遡行させており、河川や堀川に架かる橋々や川沿いの建造物、堀川上の川船などに大きな被害を与えた。
一方で、木津川に浸入した津波は、流域の村々にも被害を与えており、大坂三郷の南に位置した渡��村では、流失家屋186 軒、溺死者13 人という被害が生じた(新修大阪市史編纂委員会、1989)。
(図)「宝永地震(1707年)と安政南海地震(1854年)における大坂市中での落橋の分布」
宝永地震時の津波の遡上によって、安治川と木津川の河口から遡行した大船群の衝突による落橋の位置について図示した。この図には、嘉永七(1854)年の安政南海地震の際に同様な原因で生じた落橋の位置についても示している。双方の落橋の位置を比較すると、安政南海地震よりも宝永地震の津波の方がより内陸まで大船を遡行させていることがわかり、大坂では後者の津波の方が大きかったことを示唆してる(西山、2005)。なお、別の研究では、安政南海地震の道頓堀川南岸の幸町(現、大阪市浪速区幸町1~3丁目)での津波遡上高を 2.9 m、宝永地震における同所での津波遡上高を 3.6mと推定しており、宝永地震の方が 0.7m高いとされている(長尾、2011)。
以上、西山昭仁「大坂の津波被害」『災害教訓の継承に関する専門調査会報告書 1707 宝永地震』2014内閣府より抜粋して編集。
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人氣與名氣
H:有人氣,不見得有名氣。有名氣可能在某專業領域,並不代表有人氣。有人氣只要上網查有幾筆資料,但有名氣則可在維基百科找到。人氣可能一時,名氣卻永久。作家未在國小及中學國文課本出現,名氣略減,但不影響暢銷作家的人氣。20240818W7
網路字典
人氣
釋 義
人的氣息。 例辦公室裡人氣旺,連植物也長得生氣蓬勃。
人或事物受歡迎的程度。 例珍珠奶茶廣受國內外人士喜愛 ,是超人氣的美食。
名氣
聲譽。《老殘遊記》第七回:「這兩省練武的人,無不知他的名氣。」也作「名聲」、「名譽」。
出處與詳解
1、《老殘遊記》第七回:“這兩省練武功的人,無不知他的名氣。”
2、《中國現在記》第一回:“﹝ 胡都 老爺﹞在舊學黨中很有點名氣。”[1]
3、郁達夫 《採石磯》:“如今世上盲人多……看不出究竟誰清誰濁,只信名氣大的人,是好的,不錯的。”
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自述詩十八首
作者:郁達夫
姊妹计划: 数据项
江湖流落廿三年,紅淚頻揩述此篇。刪盡定公哀艷句,儂詩粉本出青蓮。
前身縱不是如來,謫下紅塵也可哀。風雪四山花落夜,竇家叢桂一枝開。
王筠昆仲皆良璞,久矣名揚浙水濱。生到蘇家難為弟,排來行次第三人。
家在嚴陵灘下住,秦時風物晉山川。碧桃三月花如錦,來往春江有釣船。
人言先父喪亡日,小子膏肓疾正深。猶憶青燈秋雨夜,虛堂含淚看兄吟。
九歲題壁四座驚,阿連少小便聰明。誰知早慧終非福,碌碌瑚璉器不成。
十三問字子雲居,初讀瑯嬛異域書。功業他年差可想,荒村終老注蟲魚。
左家嬌女字蓮仙,累我閒情賦百篇。三月富春城下路,楊花如雪雪如煙。
一失足成千古恨,昔人詩句意何深。廣平自賦梅花後,碧海青天夜夜心。
二女明妝不可求,紅兒體態也風流。杏花又逐東風嫁,添我情懷萬斛愁。
幾度滄江逐逝波,風雲奇氣半消磨。揚州夢醒無聊甚,剩有旗亭學醉歌。
吾生十五無他嗜,只愛蘭台令史書。忽遇江南吳祭酒,梅花雪裡學詩初。
兒時曾作杭州夢,初到杭州似夢中。笑把金樽邀落日,綠楊城郭正春風。
欲把杭州作汴京,湖山清處遍題名。誰知西子樓台窄,三宿匆匆出鳳城。
鴛湖舊憶梅村曲,鶯粟人傳太史歌。日暮落帆亭下立,吳王城郭趙家河。
離家少小誰曾慣,一發青山喚不應。昨夜夢中逢母別,可憐枕上有紅冰。
鼙鼓荊襄動地來,橫流到處劫飛灰。秣陵圍解君臣散,予亦蒼茫過馬嵬。
蒼茫又過七年期,客舍棲棲五處移。來歲桑乾仍欲渡,別離應更有新詩。
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採石磯 (郁達夫)
採石磯 (郁達夫)
作者:郁達夫
“文章憎命達,魑魅喜人過。”
——杜 甫
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自小就神經過敏的黃仲則,到了二十三歲的現在,也改不過他的孤傲多疑的性質來。他本來是一個負氣殉情的人,每逢興致激發的時候,不論講得講不得的話,都漲紅了臉,放大了喉嚨,抑留不住的直講出來。聽話的人,若對他的話有些反抗,或是在笑容上,或是在眼光上,表示一些不贊成他的意思的時候,他便要拚命的辯駁;講到後來他那雙黑晶晶的眼睛老會張得很大,好像會有火星飛出來的樣子。這時候若有人出來說幾句迎合他的話,那他必喜歡得要奮身高跳,他那雙黑而且大的眼睛裡也必有兩泓清水湧漾出來,再進一步,他的清瘦的頰上就會有感激的眼淚流下來了。
像這樣的發洩一回之後,他總有三四天守著沉默,無論何人對他說話,他總是噤口不作回答的。在這沉默期間內,他也有一個人關上了房門,在那學使衙門東北邊的壽春園西室裡兀坐的時候;也有青了臉,一個人上清源門外的深雲館懷古台去獨步的時候;也有跑到南門外姑熟溪邊上的一家小酒館去痛飲的時候。不過在這期間內他對人雖不說話,對自家卻總一個人老在幽幽的好像講論什麼似的。他一個人,在這中間,無論上什麼地方去,有時或輕輕的吟誦著詩或文句,有時或對自家嘻笑嘻笑,有時或望著了天空而作嘆惜,竟似忙得不得開交的樣子。但是一見著人,他那雙呆呆的大眼,舉起來看你一眼,他臉上的表情就會變得同毫無感覺的木偶一樣,人在這時候遇著他,總沒有一個不被他駭退的。
學使朱笥河,雖則非常愛惜他,但因為事務煩忙的緣故,所以當他沉默幽鬱的時候,也不能來為他解悶。當這時候,學使左右上下四五十人中間,敢接近他,進到他房裡去與他談幾句話的,只有一個他的同鄉洪稚存。與他自小同學,又是同鄉的洪稚存,很瞭解他的性格。見他與人論辯,憤激得不堪的時候,每肯出來為他說這句話,所以他對稚存比自家的弟兄還要敬愛。稚存知道他的脾氣,當他沉默起頭的一兩天,故意的不去近他的身。有時偶然同他在出入的要路上遇著的時候,稚存也只裝成一副幽鬱的樣子,不過默默的對他點一點頭就過去了。待他沉默過了一兩天,暗地裡看他好像有幾首詩做好,或者看他好像已經在市上酒肆裡醉過了一次,或在城外孤冷的山林間痛哭了一場之後,稚存或在半夜或在清晨,方敢慢慢的走到他的房裡去,與他爭誦些《離騷》或批評些韓昌黎李太白的雜詩,他的沉默之戒也就能因此而破了。
學使衙門裡的同事們,背後雖在叫他作黃瘋子,但當他的面,卻個個怕他得很。一則因為他是學使朱公最鍾愛的上客,二則也因為他習氣太深,批評人家的文字,不顧人下得起下不起,只曉得順了自家的性格,直言亂罵的緣故。
他跟提督學政朱笥河公到太平,也有大半年了,但是除了洪稚存朱公二人而外,竟沒有一個第三個人能同他講得上半個鐘頭的話。凡與他見過一面的人,能瞭解他的,只說他恃才傲物,不可訂交;不能瞭解他的,簡直說他一點兒學問也沒有,只仗著了朱公的威勢愛發脾氣。他的聲譽和朋友,一年一年的少了下去,他的自小就有的憂鬱症,反一年一年的深起來了。
二
编辑
乾隆三十六年的秋也深了。長江南岸的太平府城裡,已吹到了涼冷的北風,學使衙門西面園裡的楊柳梧桐榆樹等雜樹,都帶起鵝黃的淡色來。園角上荒草叢中,在秋月皎潔的晚上,淒淒唧唧的候蟲的鳴聲,也覺得漸漸的幽下去了。
昨天晚上,因為月亮好得很,仲則竟犯了風露,在園裡看了一晚的月亮。在疏疏密密的樹影下走來走去的走著,看看地上同嚴霜似的月光,他忽然感觸舊情,想到了他少年時候的一次悲慘的愛情上去。
“唉唉!但願你能享受你家庭內的和樂!”
這樣的歎了一聲,遠遠的向東天一望,他的眼前,忽然現出了一個十六歲的伶俐的少女來。那時候仲則正在宜興氿裡讀書,他同學的陳某龔某都比他有錢,但那少女的一雙水盈盈的眼光,卻只注視在瘦弱的他的身上。他過年的時候因為要回常州,將別的那一天,又到她家裡去看她,不曉是什麼緣故,這一天她只是對他暗泣而不多說話。同她癡坐了半個鐘頭,他已經走到門外了,她又叫他回去,把一條當時流行的淡黃綢的汗巾送給了他。這一回當臨去的時候,卻是他要哭了,兩人又擁抱著痛哭了一場,把他的眼淚,都揩擦在那條汗巾的上面。一直到航船要開的將晚時候,他才把那條汗巾收藏起來,同她別去。這一回別後,他和她就再沒有談話的機會了。他第二回重到宜興的時候,他的少年的悲哀,只成了幾首律詩,流露在抄書的紙上:
大道青樓望不遮,年時系馬醉流霞。
風前帶是同心結,杯底人如解語花。
下杜城邊南北路,上闌門外去來車。
匆匆覺得揚州夢,檢點閒愁在鬢華。
喚起窗前尚宿醒,啼鵑催去又聲聲。
丹青舊誓相如劄,禪榻經時杜牧情。
別後相思空一水,重來回首已三生。
雲階月地依然在,細逐空香百遍行。
遮莫臨行念我頻,竹枝留涴淚痕新。
多緣刺史無堅約,豈視蕭郎作路人。
望裡彩雲疑冉冉,愁邊春水故粼粼。
珊瑚百尺珠千斛,難換羅敷未嫁身。
從此音塵各悄然,春山如黛草如煙。
淚添吳苑三更雨,恨惹郵亭一夜眠。
詎有青鳥緘別句,聊將錦瑟記流年。
他時脫便微之過,百轉千回只自憐。
後三年,他在揚州城裡看城隍會,看見一個少婦,同一年約三十左右、狀似富商的男人在街上緩步。她的容貌絕似那宜興的少女,他晚上回到了江邊的客寓裡,又做成了四首感舊的雜詩。
風亭月榭記綢繆,夢裡聽歌醉裡愁。
牽袂幾曾終絮語,掩關從此入離憂。
明燈錦幄珊珊骨,細馬春山剪剪眸。
最憶頻行尚回首,此心如水只東流。
而今潘鬢漸成絲,記否羊車並載時。
挾彈何心驚共命,撫柯底苦破交枝。
如馨風柳傷思曼,別樣煙花惱牧之。
莫把鶤弦彈昔昔,經秋憔悴為相思。
柘舞平康舊擅名,獨將青眼到書生。
輕移錦被添晨臥,細酌金卮遣旅情。
此日雙魚寄公子,當時一曲怨東平。
越王祠外花初放,更共何人緩緩行。
非關惜別為憐才,幾度紅箋手自裁。
湖海有心隨穎士,風情近日逼方回。
多時掩幔留香住,依舊窺人有燕來。
自古同心終不解,羅浮塚樹至今哀。
他想想現在的心境,與當時一比,覺得七年前的他,正同陽春暖日下的香草一樣,轟轟烈烈,剛在發育。因為當時他新中秀才,眼前尚有無窮的希望,在那裡等他。
“到如今還是依人碌碌!”
一想到現在的這身世,他就不知不覺的悲傷起來了。這時候忽有一陣涼冷的西風,吹到了園裡。月光裡的樹影索索落落的顫動了一下,他也打了一個冷痙,不曉得是什麼緣故,覺得毛細管都竦豎了起來。
“似此星辰非昨夜,為誰風露立中宵?——”
於是他就稍微放大了聲音把這兩句詩吟了一遍,又走來走去的走了幾步,一則原想借此以壯壯自家的膽,二則他也想把今夜所得的這兩句詩,湊成一首全詩。但是他的心思,亂得同水淹的蟻巢一樣,想來想去怎麼也湊不成上下的句子。園外的圍牆弄裡,打更的聲音和燈籠的影子過去之後,月光更潔練得怕人了。好像是秋霜已經下來的樣子,他只覺得身上一陣一陣的寒冷了起來。想想窮冬又快到了,他筐裡只有幾件大布的棉衣,過冬若要去買一件狐皮的袍料,非要有四十兩銀子不可,並且家裡他也許久不寄錢去了,依理而論,正也該寄幾十兩銀子回去,為老母輩添置幾件衣服,但是照目前的狀態看來,叫他能到何處去弄得這許多銀子?他一想到此,心裡又添了一層煩悶。呆呆的對西斜的月亮看了一忽,他卻順口念出了幾句詩來:
“茫茫來日愁如海,寄語羲和快著鞭。
回環念了兩遍之後,背後的園門裡��而走了一個人出來,輕輕的叫著說:
“好詩好詩,仲則!你到這時候還沒有睡麼?”
仲則倒駭了一跳,回轉頭來就問他說:
“稚存!你也還沒有睡麼?一直到現在在那裡幹什麼?”
“竹君要我為他起兩封信稿,我現在剛擱下筆哩!”
“我還有兩句好詩,也念給你聽吧,‘似此星辰非昨夜,為誰風露立中宵?’”
“詩是好詩,可惜太衰颯了。”
“我想把它們湊成兩首律詩來,但是怎麼也做不成功。”
“還是不做成的好。”
“何以呢?”
“做成之後,豈不是就沒有興致了麼?”
“這話倒也不錯,我就不做了吧!”
“仲則,明天有一位大考據家來了,你知道麼?”
“誰呀?”
“戴東原。”
“我只聞諸葛的大名,卻沒有見過這一位小孔子,你聽誰說他要來呀?”
“是北京紀老太史給竹君的信裡說出的,竹君正預備著迎接他呢!”
“周秦以上並沒有考據學,學術反而昌明,近來大名鼎鼎的考據學家很多,偽書卻日見風行,我看那些考據學家都是盜名欺世的。他們今日講詩學,明日弄訓詁,再過幾天,又要來談治國平天下,九九歸原,他們的目的,總不外乎一個翰林學士的銜頭,我勸他們還是去參注酷吏傳的好,將來束帶立於朝,由禮部而吏部,或領理藩院,或拜內閣大學士的時候,倒好照樣去做。”
“你又要發癡了,你不怕旁人說你在妒忌人家的大名的麼?”
“即使我在妒忌人家的大名,我的心地,卻比他們的大言欺世,排斥異己,光明得多哩!我究竟不在陷害人家,不在卑污苟賤的迎合世人。”
“仲則!你在哭麼?”
“我在發氣。”
“氣什麼?”
“氣那些掛羊頭賣狗肉的未來的酷吏!”
“戴東原與你有什麼仇?”
“戴東原與我雖然沒有什麼仇,但我是疾惡如仇的。”
“你病剛好,又憤激得這個樣子,今晚上可是我害了你了,仲則,我們為了這些無聊的人嘔氣也犯不著,我房裡還有一瓶紹興酒在,去喝酒去吧。”
他與洪稚存兩人,昨晚喝酒喝到雞叫才睡,所以今朝早晨太陽射照在他窗外的花壇上的時候,他還未曾起來。
門外又是一天清冷的好天氣,紺碧的天空,高得渺渺茫茫。窗前飛過的鳥雀的影子,也帶有些悲涼的秋意。仲則窗外的幾株梧桐樹葉,在這浩浩的白日裡,雖然無風,也蕭索地自在凋落。
一直等太陽照射到他的朝西南的窗下的時候,仲則才醒,從被裡伸出了一隻手,撩開帳子,向窗上一望,他覺得晴光射目,竟感覺得有些眩暈。仍複放下了帳子,閉了眼睛,在被裡睡了一忽,他的昨天晚上的亢奮狀態已經過去了,只有秋蟲的鳴聲,梧桐的疏影和雲月的光輝,成了昨夜的記憶,還印在他的今天早晨的腦裡,又開了眼睛呆呆的對帳頂看了一回,他就把昨夜追憶少年時候的情緒想了出來。想到這裡,他的創作欲已經抬頭起來了。從被裡坐起,把衣服一披,他拖了鞋就走上書桌邊上去。隨便拿起了一張桌上的破紙和一枝墨筆,他就叉手寫出了一首詩來:
絡緯啼歇疏梧煙,露華一白涼無邊。
纖雲微蕩月沉海,列宿亂搖風滿天。
誰人一聲歌子夜,尋聲宛轉空台榭。
聲長聲短雞續鳴,曙色冷光相激射。
三
编辑
仲則寫完了最後的一句,把筆擱下,自己就搖頭反復的吟誦了好幾遍。呆著向窗外的晴光一望,他又拿起筆來伏下身去,在詩的前面填了“秋夜”的兩字,作了詩題。他一邊在用僕役拿來的面水洗面,一邊眼睛還不能離開剛才寫好的詩句,微微的仍在吟著。
他洗完��面,飯也不吃,便一個人走出了學使衙門,慢慢的只向南面的龍津門走去。十月中旬的和煦的陽光,不暖不熱的灑滿在冷清的太平府城的街上。仲則在藍蒼的高天底下,出了龍津門,渡過姑熟溪,盡沿了細草黃沙的鄉間的大道,在向著東南前進。道旁有幾處小小的雜樹林,也已現出了凋落的衰容,枝頭未墜的病葉,都帶了黃蒼的濁色,盡在秋風裡微顫。樹梢上有幾隻烏鴉,好像在那裡讚美天晴的樣子,呀呀的叫了幾聲。仲則抬起頭來一看,見那幾隻烏鴉,以樹林作了中心,卻在晴空裡飛舞打圈。樹下一塊草地。顏色也有些微黃了。草地的周圍,有許多縱橫潔淨的白田,因為稻已割盡,只留了點點的稻草根株,靜靜的在享受陽光。仲則向四面一看,就不知不覺的從官道上,走入了一條衰草叢生的田塍小路裡去。走過了一塊乾淨的白田,到了那樹林的草地上,他就在樹下坐下了。靜靜地聽了一忽鴉噪的聲音,他舉頭卻見了前面的一帶秋山,劃在晴朗的天空中間。
“相看兩不厭,只有敬亭山。”
這樣的念了一句,他忽然動了登高望遠的心思。立起了身,他就又回到官道上來了。走了半個鐘頭的樣子,他過了一條小橋,在橋頭樹林裡忽然發見了幾家泥牆的矮草舍。草舍前空地上一隻在太陽裡躺著的白花犬,聽見了仲則的腳步聲,嗚嗚的叫了起來。半掩的一家草舍門口,有一個五六歲的小孩跑出來窺看他了。仲則因為將近山麓了,想問一聲上謝公山是如何走法的,所以就對那跑出來的小孩問了一聲。那小孩把小手指頭含在嘴裡,好像怕羞似的一語也不答又跑了進去。白花犬因為仲則站住不走了,所以叫得更加利害。過了一會,草舍門裡又走出了一個頭上包青布的老農婦來。仲則作了笑容恭恭敬敬的問她說:
“老婆婆,你可知道前面的是謝公山不是?”
老婦搖搖頭說:
“前面的是龍山。”
“那麼謝公山在哪裡呢?”
“不知道,龍山左面的是青山,還有三裡多路啦。”
“是青山麼?那山上有墳墓沒有?”
“墳墓怎麼會沒有!”
“是的,我問錯了,我要問的,是李太白的墳。”
“噢噢,李太白的墳麼,就在青山的半腳。”
仲則聽了這話,喜歡得很,便告了謝,放輕腳步從一條狹小的歧路折向東南的謝公山去。謝公山原來就是青山,鄉下老婦只曉得李太白的墳,卻不曉得青山一名謝公山,仲則一想,心裡覺得感激得很,恨不得想拜她一下。他的很易激動的感情,幾乎又要使他下淚了。他漸漸的前進,路也漸漸窄了起來,路兩旁的雜樹矮林,也一處一處的多起來了。又走了半個鐘頭的樣子,他走到青山腳下了。在細草簇生的山坡斜路上,他遇見了兩個砍柴的小孩,唱著山歌,挑了兩肩短小的柴擔、鬥頭在走下山來。他立住了腳,又恭恭敬敬的問說:
“小兄弟,你們可知道李太白的墳是在哪裡的?”
兩小孩好像沒有聽見他的話,儘管在向前的沖來。仲則讓在路旁,一面又放聲發問了一次。他們因為盡在唱歌,沒有注意到仲則,所以仲則第一次問的時候,他們簡直不知道路上有一個人在和他們鬥頭的走來,及走到了仲則的身邊,看他好像在發問的樣子,他們才歇了歌唱,忽而向仲則驚視了一眼。聽了仲則的問話,前面的小孩把手向仲則的背後一指,好像求同意似的,回頭來向後面的小孩看著說:
“李太白?是那一個墳吧?”
後面的小孩也爭著以手指點說:
“是的,是那一個有一塊白石頭的墳。”
仲則回轉了頭,向他們指著的方向一看,看見幾十步路外有一堆矮林,矮林邊上果然有一穴前面有一塊白石的低墳躺在那裡。
“啊,這就是麼?”
他的這歎聲裡,也有驚喜的意思,也有失望的意思,可以聽得出來。他走到了墳前,只看見了一個雜草生滿的荒塚。並且背後的那兩小孩的歌聲,也已漸漸的幽了下去,忽然聽不見了,山間的沉默,馬上就擴大了開來,包壓在他的左右上下。他為這沉默一壓,看看這一堆荒塚,又想到了這荒塚底下葬著的是一個他所心愛的薄��詩人,心裡的一種悲感,竟同江潮似的湧了起米。
“啊啊,李太白,李太白!”
不知不覺的叫了一聲,他的眼淚也同他的聲音同時滾下來了。微風吹動了墓草,他的模糊的淚眼,好像看見李太白的墳墓在活起來的樣子。他向墳的周圍走了一圈,又回到墓門前來跪下了。
他默默的在墓前草上跪坐了好久。看看四圍的山間透明的空氣,想想詩人的寂寞的生涯,又回想到自家的現在被人家虐待的境遇,眼淚只是陸陸續續的流淌下來。看看太陽已經低了下去。墳前的草影長起來了,他方把今天睡到了日中才起來,洗面之後跑出衙門,一直還沒有吃過食物的事情想了出來,這時候卻一忽兒的覺得饑餓起來了。
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