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#来年も桜は咲く
Sean bienvenidos japonitasarqueologicos, a un nuevo especial ya somos 2400 seguidores mil gracias por el apoyo y para agradeceros os traigo una de las leyendas más icónicas de Japón dicho esto pónganse cómodos que empezamos. - ¿Qué significa Sakura? Significa Cerezo en flor, seguramente os suene el nombre por algún que otro personaje de anime como: Sakura cazadora de cartas o en la película llamada comerme tu páncreas. - ¿Cómo surgió está leyenda? Todo comienza, en un Japón que está desolado por las guerras y horrores de los seres humanos, nuestro personaje se localiza en un bosque donde hay un árbol al cual no le florecían las flores, los animales ni la hierba por el mal que emanaba de él. - Un día un hada se compadeció de él y le concedió el poder de transformarse en hombre durante 20 años para poder encontrar el amor pero no fue así lo único que vio fue horror. Cuando le quedaba poco tiempo seguía sin florecer en lo que respecta como árbol y como humano. Un día en la orilla del río se deslumbró al ver a Sakura y se enamoró de ella. Llegó el día en el que se transformó en árbol y Sakura abrazó el árbol, le confesó su amor el hada tenía dos opciones adherirse al Yohiro o no pero viendo los horrores del mundo decide fusionarse con él. - Esta leyenda está ligada a una de las festividades más importantes de Japón que se llama Hanami durante una semana los japoneses contemplan la flor de Sakura en todo su esplendor. Esto fue un símbolo para los Kamikazes durante la 2ww y para los samuráis que lo consideraban con la sangre. - Espero que os haya gustado el especial y nos vemos en próximas publicaciones de Arqueología japonesa. Un cordial saludo. - 日本考古学へようこそ。フォロワー数が 2,400 人になりました。ご支援いただき、ありがとうございます。そうは言っても、安心して始めましょう。 - さくら とはどういう意味ですか?桜という意味です。カードハンターさくらや映画「君の膵臓をたべます」などのアニメのキャラクターでこの名前をよくご存じでしょう。 - この伝説はどのようにして生まれたのでしょうか?すべては、戦争と人間の恐怖によって荒廃した日本で、私たちのキャラクターは、そこから発せられる悪のために花、動物、草が咲かなかった木がある森にいます。 - ある日、彼を憐れんだ妖精が、愛を見つけるために20年間人間に変身する力を与えてくれましたが、そうではなく、彼が見たのは恐怖だけでした。 彼に残された時間がほとんどないとき、彼はまだ木としても人間としても成長していませんでした。ある日、彼は川岸で桜を見て幻惑し、恋に落ちました。彼が木に変身する日が来て、サクラは木に抱きつき、愛を告白しました。妖精には2つの選択肢がありました。ヨヒロに従うかどうか。しかし、世界の恐ろしさを見て、彼女は彼と融合することを決めました。 - この伝説は、花見と呼ばれる日本で最も重要なお祭りの 1 つと結びついており、日本人は 1 週間にわたってその素晴らしさを満喫する桜の花を鑑賞します。これは、第二次世界大戦中の特攻隊と、それを血をもって考えた武士たちの象徴でした。 - この特集を気に入っていただければ幸いです。今後の日本考古学の出版物でお会いしましょう。心のこもった挨拶。 - Welcome japonitasarqueologicos, to a new special we are already 2400 followers thank you very much for the support and to thank you I bring you one of the most iconic legends of Japan that said make yourselves comfortable we begin. - What does Sakura mean? It means Cherry Blossom, surely you know the name from some other anime character like: Sakura card hunter or in the movie called eat your pancreas. - How did this legend come about? It all begins, in a Japan that is devastated by wars and horrors of human beings, our character is located in a forest where there is a tree that did not bloom flowers, animals or grass because of the evil that emanated from it. - One day a fairy took pity on him and granted him the power to transform into a man for 20 years to be able to find love but it was not like that the only thing he saw was horror. When he had little time left, he still did not blossom as a tree or as a human. One day on the river bank he was dazzled by the sight of Sakura and fell in love with her. The day came when he transformed into a tree and Sakura hugged the tree, confessed her love to him, the fairy had two options to join Yohiro or not, but seeing the horrors of the world she decided to merge with him. - This legend is linked to one of the most important festivals in Japan called Hanami, during which the Japanese contemplate the Sakura flower in all its splendor for a week. This was a symbol for the Kamikazes during WWII and for the samurai who considered it to be blood. - I hope you liked the special and see you in future publications of Japanese Archaeology. Best regards.
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yoooko-o · 7 months
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12/02/2024
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名もなき小さなケーキ店🐰
バレンタイン限定スイーツを出すとInstagramで投稿していたので、OPEN前に電話して取り置きの予約、昼食後のデザートという名目で訪問DDD
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お店に着いたのは15時前でしたが、駐車場もイートインコーナーも空きがありました🧸待っていたら、あっという間に駐車場もイートインコーナーも満席に👀❕タッチの差でした。
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本日のお菓子たち🥰
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手前はエクレールショコラ 奥のカップスイーツはトロワショコラ
久しぶりにここでチョコのスイーツを食べました🍫 上品なカカオの味でくどくないし、苦くもないので本当美味しかったです😋 特にトロワショコラの3層のムースが中毒性があります。 定番化して欲しいですが、また来年のお楽しみにって言われそうDDD
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せとかのタルト🍊
ピスタチオとピンクグレープのタルトに、柑橘系のせとかを使用したタルトだそうです。 ダルトの断面が凄いの👀 せとかというオレンジも初めて食べたけれど美味しいし、タルトとオレンジも合います💖 こちらはバレンタイン限定ではないそうですが、期間限定での販売ということで、食べることができて良かったです🤗
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食後は当然のように新田神社へ⛩️🙏
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そして久しぶりに藤川天神にも参拝に訪問しました。
梅や桜も咲き始めていました🌸 2月25日に臥龍梅まつりなので、混雑が凄いのは必至なので、訪問は自粛しないと笑
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eijukawai · 5 months
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散り桜
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2024.4.14
ソメイヨシノが散って終わりを告げようとしています。散っていく桜もキレイですが、それももう終わりですよね。
今は里桜がキレイに咲いています。
天王寺に行かないといけない用事があって、ちょっと早めに出かけて天王寺公園や茶臼山あたりを散策してました。
慶沢園に行く予定だったんですけど、行ってみたら休園中。来年の四月までお休みみたいです。事前に調べとかないとこんなことになりますが、まさか休むとは思っていませんからね。
で、大阪市立美術館まできたらツツジが咲いていました。そのツツジに桜の花が落ちていたので撮ってみました。
普通、桜って花弁が舞うように散っていくんですけど、花ごと落ちてるのって珍しいですよね。でも、これって決して演出ではなくホントに落ちてたんですよ。
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shunya-wisteria · 7 months
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OneDay at Shibuya
ひんやり心地よい朝の空気と穏やかな日差しの下、渋谷駅南エリアを散策してみた。
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数年前は仕事で足を運ぶことも多かった渋谷駅の南エリア、ヒカリエ・ストリーム・スクランブルスクエア一帯。しばらくご無沙汰な常に変化し続ける街を散策。朝の光を意識して適当にスナップ。早咲きの河津桜も楽しめました。
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相変わらず骨折片手生活を送っている私ですが(片手キータイプもだいぶ早くなってきました)、そろそろ引きこもり生活にもうんざり。少しずつ春めいてきたお散歩シーズン、写真撮りに行きたい!でも片手で一眼のズームリングは操れないし、重さで腕がプルプルしちゃう。。。
ということで、以前から欲しいなと思っていた軽量単焦点レンズ RF35mm F1.8をこの度 導入。こんなときだからこそ、出来ないことを嘆くのではなく、出来る工夫をするポジティブシンキングというわけです。
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lostkokoro · 1 year
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Here's a collection of the first half the official 2023 Sonic Channel artwork
Which one do you like the most?
(Links to the official source of the artwork are below)
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hitujijp · 4 months
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集中とは
元旦に行うべきは、その年の目標を既に決めているのならその想いを更に確固たるものとし、まだ決めていないのならそれを決める。そしてそれ以外の全てを捨てる事だ。
あれもこれもと、平均的な能力や成果、そして様々な幸福を追いかけても遂行出来る程に自分が有能でないのは明らかだ。 いや、そうした考えさえも楽観的過ぎて見通しに甘さがある。大抵は全てを捨てて一点集中しても、ようやく一太刀届くかどうか、そういう際どい勝負になる筈だ。 何かをしたいなら、何かを捨てなければならない。そして捨てれば捨てるほど強くなる。ならば目的に全てを注ぎ込み、それのみに特化するしかないのだし、もしそれをしないなら本心では端からやる気など無いに等しい。
これは狩りに集中できるか、できないかの問題だ。飢えた猟犬の様な意識を常に忘れてはいけない。1年、或いはそれ以上を賭けて一匹の獲物を狩るんだ。
それを怠ると桜の咲く頃に、散りゆく桜と共に立ち上がれなくなる。
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europiumoon · 6 months
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20240331
祖父の納骨をおこなった。春の陽気で暖かく親戚一同に見守られながら墓の下へと入った。祖母は足が悪く私がFaceTimeで繋いで状況を伝えた。祖父が亡くなったときは寒く冷たい雨が打ち付けていたのに打って変わっての陽気で祖父らしかった。庭に咲く桜も桃の花も花開き春の匂いが纏っていた。葬式後1度祖父が私の夢に出てきて「ずっと見てたよ」と伝えてくれた。私が生まれてからずっと会話ができていなかったから、驚いたものの、見てくれたんだと嬉しくなった。まだ私の夢にしか出てきていない。また夢に出るためには徳を積むかお金を積むか、とにかく何か良いことを積み重ねないといけないらしい。またいつか出てきてくれると嬉しい。
50日祭が終わって家に帰るとひと眠りをした。とても疲れた。ウォーキングに行くため起きて、クリーニングに持っていくスーツと喪服を持って行った。今月から再開した。いい女になるぞと意気込んでいる。来年度は所作と言葉遣いを身に着けていきたい。口が悪い我儘な女からの脱却。美しくあり続けていきたい。帰りにスーパーによってレタスとサーモンとチーズ、ひよこ豆、アボカドをかってサラダを作った。サーモンを積極的に取りに行きたい。同じ本部内で「美容部」というグループラインを作った。ルメッカがどうやら一番いいらしい。先行で行っている中途ないし同期にきいて来月か再来月に試してみたい。また、中途の人に目をつけられた為相談したら同世代組で「ホットライン」というグループラインも作ってくれた。相談する場が出来ていなかったからとてもありがたい。同じ本部内の別グループの課長たちが目にかけてくれていて感謝している。困ったときはお互い様を実行出来ていて良い。周りにとても恵まれていてありがたいと思った。
ドラマも観終わった。「私の夫と結婚して」というパクミニョン主演のドラマがめちゃくちゃよかった。マンガが原作だったような気がするんだけど、主人公もそうだし、部長がとてもタイプ。最高。途中感情が入りすぎて声をあげて泣きながら観てたし…。Amazon Primeでみれます。おすすめです。
ドラマを見ていて、なんだか気持ちがスッと楽になったのはもちろん、もうちょっと見た目を意識しなくちゃ、と影響を多大に受けて服装を綺麗めなものに戻した、というか変えた。ずっとユニクロのワイドパンツで楽々に過ごしていたけど、体型カヴァーできるものでちょっとね…、また、夏には肌見せができる体型に戻したいね。カムバックマッスルメモリー!
高校からの友人が四国から近畿に2年間出向することを教えてくれた。離れてもこうやって連絡くれることが嬉しいし、会えるなら会いたい。初夏くらいに会いに行ければと思う。また、卒業ぶりに大学の友人と出掛けることになった。これは再来月に決まった。学部在学中ずっと一緒にいた友人だから久しぶりに会えるのがうれしい。彼女は今中部に住んでいる。楽しみだなあ。。。
仕事はなんだかなあが続いていたけど、先日グループ内で話すことがあっていい方向に進みそう。モヤモヤが少しでも早く解消できますように。
今年度最後にめちゃくちゃいい曲見つけた。
この精神で来年度も適度に頑張る👊
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明日からのアラーム音にもした。
見守っててくださいね。
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asagaquru · 7 months
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GW辺りに札幌に行こうと思っています。おすすめの、絶対行ったほうがよい場所を教えていただけないでしょうか。カフェとかレストランとか美術館とか美術館とか…。あと夜パフェに行きたいので、どこを選ぶと間違いないか教えてほしいです。あともしかしたら注意したほうが良いことがあれば教えていただきたいです。
こんな質問がたまにDMでも来るので、いつも楽しく回答しています。あなたの住む街に行くときはおすすめを教えてくださいね。札幌というワードで、わたしを思い出してくれるのが嬉しい。
パフェの語源はフランス語の“完璧”から来ているそうですね。夜パフェはカフェテリアパルが間違いないです。人匙ごとに味や食感が変わり、その美味しさにくらりと来ます。パフェって素晴らしい。価格帯が高めなのにいつも行列です。札幌の夜パフェは締めパフェなので、21時ごろから混み合います。すすきのでの1件目を手早く切り上げるのがおすすめです。
他にもパルよりは価格が安めな“ななかま堂”やお酒とのペアリングを楽しむ“ペンギン堂”とかもあります。クセ強店主がやっている“ぴーぷる・ぴーぷ”は色々な掟があり、確実に終電を逃しますが札幌名物って言えば名物なのかもしれません。夜ではないですが、札幌で1番美味しいパフェは“くなう”というアパートの一室で営われる喫茶“室”で、るるぶやSNSには掲載されません。アパートの一室と言えども、黒い壁紙にレースのカーテンが揺らめくだけの内装。華美ではなく、ただただ美しいパフェは美術品のようです。その甘みに背筋が伸びる。なんだか神様との対話みたいだなと思いながら食べています。勝手に“札幌で1番天国に近い場所”と呼んでいます。
どうしましょう。パフェの話だけでこんなに行数を使ってしまいました。あなたのために続けますね。北海道でみれば美術館は多いですが、札幌に屋内の美術館は少ない気がします。札幌にある北海道立近代美術館や札幌芸術の森美術館は気になった特別展の時に行く程度です。風が寒くなければ、モエレ沼公園なんてどうでしょう。イサムノグチが作った彫刻公園です。モエレ沼まで行かなくとも、街中を歩いていると、野外彫刻をよく見かけるのも札幌の小さな楽しみです。大通公園を西に降って散歩するのも面白いかもしれないですね。札幌の中心は、大通りで分断して北と南、創成川で東と西に分断した碁盤の目のような住所をしています。札幌で定められている景観色に則った建物が整然と並ぶので、他の政令都市とは違う空気感に包まれた街並みです。https://artpark.or.jp/sansaku/
よくお一人様をしてカフェを探訪していました。上記した“くなう”はパフェとして完成され過ぎている。お一人様専用なってはしまいますが“カルメル堂”は、深海のような濃いブルーの壁紙の内側でゆったりと過ごせます。季節ごとに出す甘味が変わり、5月はプリンとラムレーズンどら焼きだった気がします。わたしは7月の珈琲あんみつが梅酒寒天が乗ってて好き。“ギャラリー犬養”は、わたしが菊水に住むひとつの理由になった喫茶店です。大通り駅から地下鉄で2駅なので行きやすいかと思いますが、住宅街の奥にあるから迷いやすいかも。聞き馴染みのない西洋の伝統的なケーキが沢山あってどれも美味しい。食べた後に河川敷を散歩するのが好きでした。“喫茶店つばらつばら”と“石田珈琲店”、“一粒の麦”も好きです。
食は飲酒に重きを置いた人間なのでレストランには疎いですが、二四軒にある“ユニヴェール エス”は友人が修行していた洋食屋です。一皿一皿がキラキラして見えるのはきっととてつもなくこだわり抜かれているからなのでしょうね。後は、また菊水になってしまいますが”プティットレジョン”はフランスの家庭料理を出すビストロです。店内を一歩入ればそこは南フランス。ここもまた美味しいです。
注意することと言えば、気温でしょうか。北海道の桜はGWに咲くので、そのくらいの気温で、風も強い日が多い印象です。GWでの札幌観光ということで、移動は公共機関を想定しておすすめしてみました。土日祝日は、地下鉄が540円で1日乗り放題のドニチカという切符が買えます。おすすめしたモエレ沼公園以外は地下鉄だけで移動できます。特にカフェに関しては地下鉄で行けるものをピックアップしてみたので、レンタカーを使用するのであればまたお知らせくださいね。
5月中旬以降であればライラック祭りが大通公園で開催されます。金木犀と同じモクセイ科なので、とてもいい匂いがする薄紫の花の木です。札幌市のシンボルで、自生できる南限は関東らしいですね。大通公園のベンチの横にライラックが植えられているので、花の下でゆっくりするのが好きです。今年は雪解けも早そうなので、あなたが来る頃にライラックが咲いていたなら嬉しいな。旅行から帰ったらまた、質問箱でも良いので、札幌でのお話を一緒にしましょうね。
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highvoltg · 6 months
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滅ぼしがたきもの(ふめつのこころ)
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以前も紹介した「ゲームさんぽ」から。登場人物が自分のことを「価値のない人間だと言われてきた」という呼び水で、名越先生が「僕の運命みたいじゃないですか」と反応する。幼少の頃からそう言われ続けてきていたという。
先生はそのトラウマについて明るく言うので、トラウマ自体の受容はすでに済んでいるのだなと分かるが、「僕、価値のない人間ですから」と63歳の先生が(過去の)自己認識をしているのを見ると、いかに幼少の時期に言われたことが人の中にとどまり続けるのかということが伝わってくる。傷は癒えても傷跡は残る。
―――
数日前、木蓮が咲いているのを見て、ああ春だなと感じ、少し歩いた線路沿いに菜の花がバーっと咲いているのを見て、きれいだな、また今年も見られてよかったな、と思った。
19歳の頃の春先を思い出した。家の近くにあった小川が好きでたまに流れを眺めながら歩いた。駅前の公園の桜と緑も好きだった。それから20年経っても、私はそこらへんにある素朴ものを愛でながら過ごしているなと思った。
でも思い返すとこういう素朴なものを愛する性質は、若い頃にこれ見よがしなものを好きになれなかった天邪鬼によって出来上がったものだった。はじめはそこまで好きではなかったはずだが、季節が巡るたびにゆっくりと強度を得ていったはずだと思う。きっとこれからも繰り返すことで強まっていくのだろう。
―――
先生のトラウマも、私の性質も、時間とともに形成されていった心の様態だと思う。先生は外部による定義の繰り返しであり、私は時間的連続による内的な変化なので過程は違うけれども、手触りがあるような、非常に距離の近い感覚なのはきっと共通している。そして、それゆえにきっとこれから消えることがない感覚であろうということも。
「不滅」ということを不意に思う。ニールセンという作曲家の交響曲に「不滅」という副題がついたものがあるが、英語表記では"The Inextinguishable" つまり「滅ぼし得ないもの」となる。
先生や私が得たものは自分の意思で滅ぼし得ないなにかであって、しかしそうであるがゆえに不滅なものを心の中に収めているのだという気がする。それは、その不滅という強度ゆえに、先生や私が生物としての時間を終えたとしてもずっと世界に残るのではないか、という気もする。できればそうであってほしい。いずれ世界から春という季節がなくなったとしても、春を愛でたこの気持ちは不滅であってほしいと思う。
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yoooko-o · 6 months
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05/04/2024
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人間ドッグに来ました🏥 病院に早く着いてしまい、他の方たちと入口で並んで待っていました。 その横で咲く桜の花が綺麗でした🌸
殆どの方は職場の健康診断で私とは別の階での検診だったようで、チェックイン後、すぐ別れました。
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早かったおかげでチェックインも私の階では一番乗り。 基本の検査の待ち時間も殆ど無く順調に進み、2時間後には大腸&胃の内視鏡の洗浄液の服用に入りました。
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キャンディは舐めればOKなので、美味しくない薬を飲みながら、糖分補給をして過ごしていました。
幸いなことに、私は早い段階で内視鏡検査に入れました。
今日は早起きして検診していることもあって、ベッドに座った時点で既に睡魔が襲ってきます笑 私の場合は毎回、鎮静剤使用後、次に気付いたときには検査は終わっているパターンです。
今回は初めての検査もあり、時間が長かったこともあってなのか、ベッドが別部屋に運ばれていくところが朦朧とした記憶に微かに残っています。
検査を行った看護師さんに言われて初めて知りましたが、今回は大腸検査の最後の段階で目が覚めたそうです。 2人が慌ててフォローしようとしたら、 「眠いです…」 と言い残して再び熟睡していたそうです笑 記憶にないのがまた恐ろしい笑
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14時15分、遅い昼食時間です🍴 病院の食事なのに、本当、美味しいんです🥰
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私は勿論『肉』をチョイスです🍖
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サラダとデザート、ドリンクはバイキングコーナーからもらって頂きました🥗🍰
去年の秋から15時からピアノ演奏のサービスがあるそうで、サザンオールスターズの真夏の果実を演奏してもらいながらの昼食でした🎶
検査結果の資料は後日郵送してくれますが、結果は早く聞きたいので、今年も聞いてから帰ることにします。
去年の4月の検査ではCT検査した大腸が引っかかったのと、去年の秋から減量に励み、順調に8-9kg落ちましたが、喜ばしく思う反面、もしかして癌で痩せたのか…と心配もしながらの検診でした。 私が半年近くの間に急激に痩せたことから、田舎に住む一部の親戚から、私の重病説が広がっています…苦笑 それもあって今回は内視鏡で調べてもらいました。
結果は陰性で、癌の兆候も一切ないとのことでした。 去年、CTで引っかかった理由は、大腸に残ったかすかな食物でしょうとのことでしたので、また安心していっぱいご飯が食べれます🍚
ここの病院の検診代、お値��もそれなりにしますが、自分の体への投資だと思っています。 既に亡くなりましたが、私の父の難解な病気の早期発見もしてくれた病院で、父が最期まで元気に過ごせたのはここの医療従事者のレベルの高さもあってのことだと思っています。
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ここはマストです笑
あまおういちご ホワイトチョコレート ショコリキサー🍓
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イオンモール熊本なので、村上選手の垂れ幕⚾
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ストーンマーケットで可愛いブレスレットがあったので購入✨
明日から使おう♡
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eijukawai · 6 months
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さくら
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2024.3.31
明日から4月です。いよいよ春本番です。桜も咲いています。
写真はヨウコウと言う品種でソメイヨシノよりも少し早咲きの種類でもう満開を迎えています。ちょっとピンクがかっていて青い空とよくマッチします。
こんな春爛漫の季節なのに、私は花粉症がひどくなってきて体調が悪い。年々ひどくなってる気がします。
だいたいこの時期からゴールデンウィーク明けまで続く体調不良。昔は原因がわからずどうしたものかと思っていました。ゴールデンウィークにどこにも行けないくらい体調が悪くなるんです。毎年、同じ時期に同じような症状が出るので花粉症しかないみたい。
それに花粉症って言うアレルギーを持っている人は、季節の変わり目には症状がひどくなるらしいのです。もう踏んだり蹴ったりです。
今からが花のいいシーズンに入って来るのに、どれくらい撮りに行けるか不安です。
昨日録りに出かけたら、今日なんてもうひどい状態ですもの。キリがないから鼻にティッシュ詰め込んでますもの。今はマスクで隠せるからありがたい。
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emeraldecheveria · 13 days
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月の光と海うさぎ【8】
明日のない朝
 すみれさんが戻ってきても、私たちは朝になるまでモーター音が響くコインランドリーで軆を温めていた。
 この時間帯でもたまに利用客が入ってきて、訝しげに私たちを見る。すっかり太陽が昇りきる前に、「少し移動しましょう」とすみれさんが立ち上がり、さくらも目をこすって目を覚ました。私は頭はぼんやりしていても、一睡もできないままだった。
 人通りが少ないうちに駅前に出た私たちは、駐輪場で鍵のかかっていない自転車を盗んだ。そして、やはりすみれさんの先導で、騒がしい朝へと目覚めていく街の中を走った。
 だいぶん走った気がする。一時間は漕いでいたので、運動が得意でない私は息が苦しくなった。大通りも走ったりして、車との接触に気をはらったりしていると、ブレーキを響かせてすみれさんが停まった。
「ここだと思う」
 自転車は乗り捨てて、私たちはすみれさんがしめした広い公園に踏みこんだ。
 あまり人はいなかったけれど、ひとつのベンチに何人か男の子たちが溜まっていた。すみれさんはその男の子たちに近づき、何やら話したあと、「さくらと希夜ちゃんはここにいて」とベンチを指してから男の子たちとどこかに行ってしまった。
 私とさくらは顔を合わせ、疲れもあったのでおとなしくベンチに腰かけた。周りの樹木は紅葉も過ぎて、枯葉をこぼしていた。
 すみれさんとあの男の子たち、何なのかな。そんな疑問もあったけど、何だかさくらに訊く気力もなかった。
 今日も空はよく晴れていた。けれど、自転車を漕いでいた発熱が落ち着いてくると、吹きつけてくる風が寒かった。公園の外の騒音がざらざらと響く。
 昨夜から何も食べていなかったけど、食べたいものがひとつも思いつかないくらい、何だかどうでもよかった。それより、どのタイミングで家に連絡を取りたいと言い出せばいいのか──
「希夜」
 ふとさくらがつぶやき、「……うん?」と私は少しだけ首をそちらに捻じった。
「何か、ごめんね」
 私はさくらの正面を眺めるままのぼうっとした目を見つめ、「ううん」と言った。さくらの赤い唇から白い吐息が流れる。
「このまま、私たちと来る?」
 うつむいた。このまま、さくらたちと? それは──
「……家に電話しないと」
 正直に答えると、さくらは薄く咲って「そう、だよね」と首を垂らした。「ごめんね」と今度は私が言うと、「いいの」とさくらは私に微笑む。
「希夜は、私たちみたいにダメにならないでね」
「さくらはダメじゃないよ。すみれさんも」
「ダメだよ……」
「そんなことない」
 さくらはまた顔を伏せ、膝の上で白い手を握りあわせた。
 さくらもすみれさんも、昔からかわいくて女の子らしい洋服なんて与えてもらえない。トレーナーやジーンズ、男の子のおさがりのような服装が多い。でも、それはそれで似合うくらい、ふたりともかわいかったけれど。
「私さ」
「うん」
「ずっと希夜に言えなかったことがあって」
「……うん」
「ルルのこと、憶えてる?」
 私はさくらの横顔を見てから、「うん」とうなずく。
「たぶんね、滋くんたちなんだ」
「シゲル……くん、って」
「私のいとこ」
 目を開いた。さくらは長い睫毛を伏せている。
「たまにうさぎ小屋に行って、ルルだけじゃない、ほかのうさぎもいじめてた。よく分からない薬を塗ったにんじん食べさせたりとかして」
「………、」
「私がそれを知ってるのを、滋くんたちも知ってた。ルルが死んだときには、絶対言うなよって言われて……」
 さくらは声を震わし、「でも」と話を続ける。
「私が先生とかにほんとのこと言ってたら、希夜はあんなに苦しまなかったよね。だから、ほんとは……全部私のせいなんだ」
 私はびっくりしてまばたく。そんなふうには考えなかったし、思いもよらなかったから。
「さくらのせいじゃないよ」
「私が滋くんたち怖くて、犯人知ってるくせに黙ってたせいで、」
「さくらは悪くない。悪いのは滋くんたちだよ」
 さくらはかぶりを振って「私が悪いんだ」と繰り返した。その瞳は涙が滲み、赤くなっている。ルルの赤い瞳を思い出した。「さくら」と私はさくらの手に手を重ねた。
「ルル、何で死んじゃったのかな、とは確かに私も思ってた」
「……ん」
「私が悪かったのかもしれない、とも考えたよ」
「希夜は、」
「でも、そうじゃなかったんだよね。ほんとのことが分かっただけでも、よかったよ。ありがとう、さくら」
 さくらは私を見て、開いた目からぽたぽたと涙を落とした。
 ずっと私にそのことを言えなくて、さくらはひとりで苦しんできたのだろう。さくらは何も悪くないのに。巻きこんでしまって申し訳ないのは、私のほうだ。
「ねえ、さくら」
「……ん?」
「ちょっとね、バカみたいな話していい?」
「ん、うん」
「私、あの頃から、ルルが心の中に棲んでるような気がするの」
「心に?」
「そう。私がいじめられると、ルルも傷ついて、心の中に雨を降らせるんだ」
「雨……」
「私、上手に泣けないから。代わりにルルが心で泣かせるの。私も、ルルも、ひとりぼっちなんだよね」
「何で」とさくらは重なった私の手を握った。
「ルルはうさぎ小屋に友達がいたし、希夜には私がいるじゃない」
 さくらを見た。さくらも私を見た。小さく咲いあうと、「うん」と私はうなずいた。やっと微笑んださくらは、私の肩をぎゅっと抱いてくれた。ちょっと煙草の匂いがする、と思いながらしばらくそうしていた。
 それから、さくらは「家に電話しなよ」とテレカを貸してくれた。私はそれを素直に受け取り、周りを見まわして公衆電話ボックスを見つけると、そこに駆け寄った。
 午前七時をとっくにまわっても帰宅しない私に、家は大騒ぎになっていた。今すぐ迎えにいく、そこで待っていなさい、と母はまくしたて、私はおとなしく「はい」と答えた。
 ベンチに戻ると、そんなに長くない電話だったのに、ちょうどすみれさんのすがたがあった。「家に電話したの?」と訊かれ、肯定する前に「すみません」と何となく言ってしまうと、すみれさんは一応首を横に振ってくれた。
「私たちのことは言った?」と問われ、「訊かれなかったので」と答えると、「じゃあ、そのまま私たちのことは絶対に言わないで」とすみれさんはさくらを立ち上がらせた。
「どこに行くんですか?」
「ごめんね、聞かないほうがいいと思う」
 突っ立つ私を残し、立ち去りかけたふたりを呼び止め、私はさくらにテレカを返そうとした。「また会えたときでいいよ」とさくらは無邪気ににこっとした。
 また、会えるのかな。なぜかそんな不安を覚えたけれど、ここで押し返したらもう会わないと言うようで、私はこくんとした。
 さくらとすみれさんは荷物を連れて公園を出ていった。私はひとりベンチに座り、ぽつんとしていたけれど、ふとテレカの写真を見た。
 夜桜を切り取った写真で、満月を背景に桜の花びらが舞っている。昨夜の月を思い出し、またさくらと月を見れるかなと思った。十五夜も。十三夜も。一緒に見て、お互いの幸せを願ったりできるかな。そうできるといいな。
 そんなことを淡く願っていると、親が迎えに来た。母だけでなく、父も一緒だった。ふたりは捜索願いまで出してしまっていて、私は警察に行かなくてはならなかった。
「あのふたりは?」と訊かれてぎく��として、「ひとりだよ」と白々しく言ったけど、「希夜ひとりでこんなことするわけないだろう」と父が言い、母はさくらのおとうさんから連絡が来たことを教えてくれた。さくらのおとうさんは、さくらの日記を見つけて計画を知り、私の家と私の中学にまで連絡を入れたらしい。
 学校にもこのことを知られたのか。車に乗りこんだ私は、何でそんなことするかなと、後部座席で歯噛みした。私はそもそも帰るつもりだったし、そんな大変なことみたいに伝えなくていいのに。でも母も「ほんとにバカなことして」とあきれた息をついていた。
 地元に戻ると、両親に警察署に連れていかれた。「あんたの歳ならそんなに厳しくないから」と母に言われていたのに、私はそもそも年齢も訊かれず、ひとりで取調室に通された。
 それでも、軽い注意くらいだろうと思っていた。しかし、担当した刑事のおじさんはすごく横柄で、明らかに問題児を見下す目をした人だった。
「お前、売春する気だったんだろう」
 いきなりそんなことを言われて、そういう経験はキスさえしたことがなかった私は、土足の物言いに驚いた。
 刑事のおじさんはすごい剣幕であれこれと私をなじった。怖くなった私は何も言えなかった。調書を取られ、拇印も押せと言われ、嫌だったけど逆らえなかった。
 ただ、そのとき同時におじさんは私の年齢に気づいたようで、怯んだ顔を見せた。やっぱり、母の言ったとおり、本当は子供に対してこんな取り調べはダメだったのだろう。
 しかし、おじさんは子供と見たら見たで、「子供がこんなに大人に迷惑をかけやがって」と私に頭に下げて謝罪するよう言った。できなかった。したくなかった。父と母にはきちんと謝る。ふたりには確かに心配をかけた。でも、このおじさんに何で謝らないといけないの?
「お前は子供だから分かんかもしれんが」とおじさんは私に顔を近づけ、煙草臭い息で言った。さくらに感じたあの匂いと違い、何だか不潔だった。
「女なんて、あっという間に汚されるんだ。だから、あんなふたりとはとっとと縁を切るんだな」
 汚される? 何その言い方。さくらとすみれさんが汚れているみたいに。この人は何を言っているのだろう。
 だんだん意固地な気持ちになってきて、私は黙りこくった。おじさんは「人に迷惑をかけておいて、なんて態度なんだ」と今度は説教を始めた。
 人に迷惑、って。そんなに他人には迷惑かけてない──と思ったけど、なぜか急に、私たちを市街地まで乗せてくれたダンプの運転手さんを思い出した。
 あの人には、確かに、迷惑をかけたかもしれない。仮眠を邪魔して、嘘ついて。私たちを心配することも言ってくれたのに。きっともう、謝る機会なんて絶対に訪れない。あの優しさに何も返せないのだと思うと、私の目に、急激に涙があふれてきた。
 私が泣き出したことで、おじさんはようやく満足したらしい。外で待っていた両親にも、「反省したみたいです」とか言っていた。でも、私はダンプの運転手さんには本当に申し訳なく感じたけれど、それ以外は反省も後悔もしていなかった。
 中間考査中は学校を休み、日程をずらしてひとりで試験を受けた。当然、結果はぼろぼろだった。
 学校でももちろん職員室に呼び出され、今回の件はどういうことなのか説明しろと怒られた。私は訊かれたことには正直に答えたのだけど、結局は、ますます先生たちに不良あつかいされるようになっただけだった。
 しばらくして、母がさくらたちの話をしてきた。ふたりはあのあと、公園にいた例の男の子たちに心配され、警察に行ったのだそうだ。ふたりが今、どこで何をしているのか何も分からなかった私は、少しほっとした。
 さくらとすみれさんの家出は、あれが初めてではなかったそうだ。お金がなく、売春することもあった。そういうお店だか組織だかにいて、ずいぶん帰宅しなかったこともあったという。その組織だかが摘発されたことで、あのときふたりは家に帰ってきていたのだと母は話した。
「希夜」
 つらすぎるふたりの環境に押し黙り、ただうつむいていると、母がはっきりと言い渡した。
「もう二度と、さくらちゃんには会っちゃいけないからね」
 ──部屋に戻った私は、さくらに渡された夜桜のテレカを見つめた。
 また会えたとき、ってさくらは言った。だから、会える。会えるよね。みんな会っちゃダメだって言うけど、私にはそれが分からない。
 だって友達なのに。味方なのに。私のこと、分かってくれる存在なのに。会っちゃいけないなんて、意味が分からない。
 そうだよね、ルル。ルルもさくらに会いたいよね。さくらにまた会えるって一緒に信じてくれるよね。
 ねえ、泣かないでよ。私の心に雨を降らせないでよ。寂しいなんて思わなくていいんだよ。私たちには、さくらがいるんだから、寂しくなんて──……
 けれど、私が再びさくらに会えることは、このあとの一生で、結局、一度もなかったのだ。
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qanda-kei · 23 days
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◯ 2024年9月の質問・回答!第六回目!
質問:個性豊かな共演者が多いと思いますが、笑いをこらえるの大変だったシーンはありますか?
回答:これはどうしよっかな。これまでみんなとやり取りしてきた中で、思わず笑っちまったぜ!ってのを抜粋してお届けしようかなーと思います。智くんは基本的にCASでのコメントがぶっ飛んでるので、大体笑ってました。そんなに俺を変態に仕立てあげたいか?!くらいの勢いで「圭くん下ネタやめてください!」っていつもコメントされてました。下ネタなんて言ってないし!!!どこが?!どこら辺が?!と思いながら。マリウスは日常ツイートが面白くて密かに好きなのと、やっぱあれだなーー、あの。あったかいおじいちゃんをありがとう!!!みたいな。何だっけ、そんな感じのこと言われて誤字だったんすけど。おじいちゃん?!いや俺おじいちゃんになったつもりはないぞ?!って(笑)倫也はもう言わずもがな。「はっはっは!!!」これまーーじでおもろかったもんなーー、ほんとに。その時話してた内容にも引っ張られて余計面白かったってのもあったけど、中村倫也はやっぱ面白い男です。なかなか面白いんです。そしてなかなかに大好きです。勇斗は面白かったというか、おもろいな?!みたいな面白さじゃなくて、あったかい面白さを感じた時のことを!書きます。勇斗によるとどうやら俺は「出来たての唐揚げ弁当のような存在」だそうで。これを読んだ当時は、出来たての唐揚げ弁当?!ってパワーワードに驚きながらとっても嬉しくてスクショした記憶があります。どうも!出来たての唐揚げ弁当田中でっす!みさこはふわふわすぎて面白い。基本的に何か知らないけど、とぼけてる。俺が何か言う度に「ほ?」って返ってくる。そしてまた何か言う度に「はて。」って返ってくるので心配になります(笑)もうその流れはおばあちゃんになっちゃうのよ。最近聞いてないな。みさこの「ほ?」って思ってBAND見返したらしっかり言うてますやーーん。昨日の夜中に「ほ?」さとみんはCASに遊びに行った時にめちゃくちゃ面白くて何かと「おもしれー女になるためには!つえー女になるには!」みたいなことをひたすら熱弁してたのが面白かったっすね。めちゃくちゃつえー女目指してるやん!!!って。もう十分おもしれー女だし、つえー女だよ!って周りの皆に言われてたのも面白かったし。みなみちゃんは、ほわんほわんのあったかぽかぽか存在なので「いや、おもろ!!!」みたいなことはあんまないんだけど、この間おめでとうございます!って言ってくれた時に第一声が「うひょーーーー!」だったのが田中的にはちょっと面白かったです。みなみちゃんも「うひょーーーー!」とか言うん?!って。けいちゃんは、ってけいちゃーーん!俺けいちゃんに会いたいわ、けいちゃんに会いたい。いやここで言うなよ!って感じなんですけれども。けいちゃんは俺がCASやった時に、いつのか忘れたけど東京の空気の話をしてて。「空気は汚いけど」「空気は汚いけどな」をひたすらに連呼してたのが面白くて大好きです。分かったって!ごめんって!空気が汚いみたいな話してごめん!!!俺が悪かった!!!と思いながら。けいちゃんの「空気は汚いけどな」のコメントが忘れられない田中です。めいちゃんは申し訳ないけどもう大体笑ってます。めいちゃんから来る返事何もかもが面白いんだもん。田中本人も「大体めいちゃんのとる行動の8割くらいは俺にとっては面白かったです」って言っておりますが、田中からしてもめいちゃんから返ってくる返事の8割くらいは面白いです。ツッコミ所が満載すぎて迷言もいっぱいあるし、めいちゃん��語録集みたいな俺作ろうかな?!って思うぐらい。最近で言えば「スンデゥブ」「なんか起きちゃってもう起きちゃってます」「寝ます!寝るよ!本当に寝るよ!ねーちゃうんだからなー!」「あとちょっ」「4:11分」「このままじゃめいピクミンになっちまうな☺︎」と、まあハイライトが多すぎる幸せな日々でございます。ねむねむの中「ピクミン!なに!」ってピクミンの話題出してきたのめいちゃんなのに、いや知らないんかい!(笑)しかもねむねむの中、そこ?!で面白かったな。田中ピクミンは夜に強い!です。
質問:舞台はその場に居る人だけの為の、ある意味とても贅沢な空間だと感じています。演じる側にとって、舞台ってどんな場ですか?
回答:これは田中にとって今いるこの居場所がどんな居場所なのか、をお話しようかと!思います。単刀直入に大好きです。みんなが、この居場所が。大切です、とっても。ふとした瞬間に過去に引っ張られて寂しさを感じたりね。色々。あるわけなんですけれども。とにかく大好きだってこと、大切だってこと、それしか言えないんだけどまだまだ未熟者の田中を「田中圭」としてみんなのそばに居させてくれてありがとうございます!って気持ちです。
質問:今どハマりしているものはありますか?
回答:今どハマりしているもの!何でしょう。何だろうな。「中村倫也」ですかね。どハマりっていうか映画館に足を運ぶと三回に一回は中村倫也が俺に会いに来る的な。言うてまだ直近で二回しか遭遇してないですけども。えぇ。一回目の遭遇は単純に、倫也出てんじゃん!予告ちゃんと見てから行ったけど、内容に気とられすぎて全然気づかなかった!っていうそれで。二回目の遭遇はそもそもシークレットキャスト扱いだったので、出てること知らないで観に行ったら出会えたっていう。いや俺の「中村倫也運」凄くない?!田中が今どハマりしているもの「中村倫也」です。ちょっと、ともや!晩御飯出来たわよ!
質問:春は、卒業・入学の季節ですが「春」といえば?
回答:春といえば!あったかい!ぽかぽか!桜!出会いの季節、そして別れの季節。悲しい話をするつもりはございませんが、去年の春からは桜を見ると、この桜を見たかった人は沢山居るんだよな、今年も綺麗に咲いたよ、って心の中で思うようになりました。この桜を見たかった人の分まで目に焼き付けて帰ろう、って仕事終わりいつも夜桜を見てから帰っております。写真とかも撮りたいなーって思うんですけどね。まあ上手く撮れません!!!なんせ夜ですし。プロのカメラマンなわけじゃないですし。カメラとか持ってないですし。普通にiPhoneのカメラですし。毎年みんなの桜の写真見て、よくこんなに綺麗に撮れるなーー、上手だなーー、と思っております。教えて下さい、コツ。
質問:指揮、本当にかっこいいです。ゼロから指揮を始めて、常葉朝陽を演じきって次の役へいく今の気持ちを聞きたいです。
回答:「かっこいい」ってやっぱ嬉しいっすね。ありがとうございます!!!としか言えないですけれども。最近ありがたいことに嬉しい言葉を貰える事が多くって「圭くんが圭くんでよかったなあってまじで思うんだよね」「優しさと包容力の塊」「けいさんってほんとうに田中圭さんのなかのけいさん!」と、俺にはもったいないくらいの言葉達をくれるもんだから、いやいやまだまだでございます!もっと頑張ります!と思いながら今日も田中は田中としてここに居ますが!皆さま。本当にほんとーーうに、いつもありがとうございます!!!田中がここに居られるのも、居たいと思うのも、ここに居てくれるみんなのおかげなので。とっても感謝しております。
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rosysnow · 30 days
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やがて終わる空
この道を抜ければ私たちは自由になれるのに
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 母が留守にするとき、私の家には菜実さんという女の人がやってくることがあった。それは、物心つく前からのことで、特におかしなことだと私は思わなかった。
 ただ、菜実さんも、菜実さんの肩を抱く父も、母にはすべてを黙っておくよう私を戒めた。その理由を訊けない私は、父が母には見せない笑顔を菜実さんには向けているのをただ見つめた。
 何か、おかあさんが仲間外れみたいで可哀想。
 そう思ったけど、パートとか友人との食事から帰ってきた母に、私はおとなしく何も言わなかった。
 父と母は、互いに相手に向かって微笑むことがなかった。私のことはかわいがってくれるけど、リコン、という言葉を知ったときには、やがて私の家にはそれが来るだろうと思った。私はどちらかを選ぶのかと悩み、夜、寝つけないときもあった。
 父と母は、口論するわけではないし、どちらかが暴れるわけでも、怒鳴るわけでもない。でも、何というか、冷めている。何とも想っていない無関心が伝わってくる。
 なのに、なぜ結婚したのだろう。結婚って、好きな人とするものでしょう?
「秋果にはそろそろ話しておくけどね。おとうさんには、昔から好きな女の人がいるの」
 父が残業で帰宅が遅くなった夜、母とふたりで夕食を取っていた。メニューは、母のお手製の豆腐ハンバーグで、私はもうじき小学校に上がる春先だった。
 私がつねづねの質問を投げかけるまでもなく、機会を待っていたように、母がそんな話を始めた。
「おかあさんは、何にも知らずにおとうさんと結婚しそうだったけど、その女の人、一度おかあさんに会いにきたの。そして、おとうさんと一緒に暮らしてる鍵をおかあさんに返して、『今、あの人の部屋には私とペアで買ったものがたくさんあるけど、どうせなら捨てずに使ってくださいね』って」
 おかあさんは、食器棚のお揃いの湯のみとかお皿とかを見た。そして、「負けるか、と思って使ってるけど、やっぱりつらいね」と泣きそうに笑った。
 私の頭によぎったのは、当然、この家を訪ねてきては、父に寄り添う菜実さんだった。そう、このとき私は、はっきりと心に決めたのだ。
 ああ、私、おかあさんについていこう。
「秋果ちゃん」
 小学校に上がって、校庭に咲いているのは、桜からつつじになった。よく晴れた五月の中旬、ちょっと暑いくらいで今年初めて半袖を着た日だった。白とピンクのつつじに目を移していきながら、私は車道沿いの通学路を下校していた。
 聞き憶えのある声に、足を止めて顔を上げると、母のあの話を聞いてから避けるようになった菜実さんがいた。家の外で菜実さんに会うのは、初めてだった。
「学校、終わったの?」
 無視しようと思ったけど、それを菜実さんが父に言って、父が私を怒ったら?
 私は菜実さんと目を合わせないようにしながら、とりあえずこくんとした。「そっか」と菜実さんは私がそっけなくなっても優しいままの声で言う。
「あのね、秋果ちゃん」
「……何」
「私、秋果ちゃんと行きたいところがあるんだけど」
 私は精一杯の拒絶で、つつじとそれに集まる蜂を見ていた。けれど、菜実さんの視線は折れないし、沈黙も気まずくて、やっと菜実さんを見た。
 茶色の髪を梳いて軽くする菜実さんは、水色のスーツを着ていた。化粧がいつもより濃いように見える。「たぶんね」と菜実さんは私の頭に手を置いた。
「私、秋果ちゃんと会えるのは、これが最後だと思うの」
 首をかたむけると、「その理由も話すから」と菜実さんは私の手を取った。
 振りはらうべきなのか迷ううちに、軽く引っ張られて、すぐそばに停まっていたグレーの車の後部座席に乗せられた。ドアをばたんと閉めた菜実さんは、すぐ運転席に乗りこんで「一時間くらいだ���らね」と、あっという間に車を発進させてしまった。
 私は窓から外を見て、さっき出てきた校門も通り過ぎるのを茫然と見て、やっと頭の中を蒼白にして菜実さんを見た。
 菜実さんが私にひどいことをしたことはない。目つきも手つきも、いつもちゃんと優しい。
 でも、やっぱりこの人は私のおかあさんじゃないし、なのにおとうさんとべたべたするし、昔おかあさんに嫌なことだってしたし。いい人だ、とはもう思えなくなっている。
 だいたい、おかあさんのいないときに、おとうさんと仲良くする女の人が好ましくないのは、小学校にも上がれば分かってくる。この人、私の家に入りこんできて、いったい何なの? この人さえいなければ、もしかしたら、おとうさんとおかあさんも仲が良かったかもしれないのに。
 結局、よくよく考えれば、私は菜実さんに最もひどいことをされているのだ。
「お腹空いてない?」
 赤信号のとき、菜実さんはそう言って、後部座席にあったふくろからお菓子を取り出した。私のポテトチップスが、いつも“のりしお”なのは、菜実さんも知っている。一応受け取ったけど、がさ、とそれを抱きしめてうつむいた。
「すぐ着かないし、ランドセルも足元に下ろしていいからね」
 菜実さんがそう言ったとき、信号が変わってまた車が動き出す。
 私はランドセルの肩ベルトを握った。どうすればいいのだろう。いつもの景色が遠ざかるほど、私はどうなるか分からないのに。
 叫ぶ? じたばた暴れる? 窓を殴る? 車の中なのに、目を留めてくれる人はいるの? それに何より、私が動いた途端、菜実さんが怒鳴ったり、たたいたりしてきたら。
 息が浅くなって、口の中も乾いて、心臓が苦しくなってくる。
 どうしよう! どうしよう。どうしよう……
 考えすぎて頭が酸欠でくらくらしてきた。軆が震えないように、今夜切るつもりだった少し伸びた爪を、手のひらに食いこませる。まばゆい初夏の太陽が射しているのに、背骨が無感覚なほど冷たかった。
 そんなふうにただ怯えているうちにも、車の窓から見える景色はどんどん変わっていった。
 私が住む住宅街や通う小学校の周辺には、かなり大きな駅があるから、見慣れた近所はビルばっかりの都会だ。私は、夜にはネオンがないと不安になる。そして、田舎の夜は真っ暗になるから、大嫌いだった。
 なのに、菜実さんが向かっていく景色は、徐々に緑を増やして、ひと気も薄くなっていく。そのうち、車は高速道路にも乗ってしまって、いよいよ私は蒼ざめてきた。
 どこに連れていかれるの?
 おうちに帰してもらえるの?
 殺されたり……しない?
 うつむいて、ポテトチップスのふくろを開けもせずに抱きしめていた。菜実さんがたまに何か声をかけてきても、もう耳に入ってこない。涙が滲みそうになって、唇をちぎりそうに噛んだ。
 怖い。怖いよ。おとうさん。おかあさん。私、このまま死んじゃったりしたくないよ。
 菜実さんの車が、ふと停まった。下を向いてスカートの赤のギンガムチェックを見ていた私は、そろそろと顔を上げた。
 まだ、空は青く明るい。窓に首を捻じると、道路には走る車もなく、でも、左右の田んぼの手前のガードレールにトラックがちらほら寄せられていた。
 菜実さんはエンジンを切って、「やっぱりここは、空が綺麗だなあ」と後部座席を振り返った。私もそうしてみて、目をしばたいた。後部座席の窓の向こうには、地平線があって、突き抜ける空の青と、ふっくらした雲の白が、互いの色を際立ててくっきり澄んでいた。
 菜実さんは車を降りて、一度背伸びをしてから、私のほうにまわってきて、ドアを開けた。
「降りてみて。秋果ちゃんにも、ここの空を見てほしいの」
 私はまだ訝る目で、菜実さんを見たものの、ランドセルを下ろして車を降りた。さわやかな風がふわっと抜けていって、スカートがひるがえって、涼しかった。
 菜実さんは私の手を取り、トランクのほうにまわって、車によりかかって天を仰いだ。そばにいる何かの工事をしている男の人が気になりながらも、私もそうした。
 雲が白波、空が海原になったように見えた。背中を預ける車は、エンジンの名残で熱い。
「あのね、秋果ちゃん」
 空を見つめて、こちらを見ないまま、菜実さんはぽつりぽつりと話しはじめた。
「私と直之くん──秋果ちゃんのおとうさんね、ほんとはそう呼んでるの。私たちね、昔から仲が良かったの。直之くんが五歳年上で、ほんとにいいおにいちゃんだったんだ。私は、子供の頃から直之くんと結婚するのが夢だった」
 私は菜実さんの横顔を見て、知ってる、と言おうと思ったものの、何となくそれは意地悪な気がして、言えなかった。
「直之くんと結婚して、子供を持って、家庭を作って。最後は一緒にお墓に入る。それさえ叶えば、よかったの。でも、あんなに私と仲良くしてくれてた直之くんのおじさんとおばさんは、私が子供を作れない軆って分かって、変わった。必死に、直之くんを私から引き離そうとした」
 子供を「作る」とか正直話がよく分からなかったものの、私は黙って聞いていた。
「直之くんは、それでも私と一緒になりたいって言ってくれてたんだけどね。だから、一緒に暮らすところまではいけたんだ。あの頃が、一番幸せだった。朝起きたら直之くんがいて、お揃いの食器でごはん食べて、直之くんは仕事、私は大学──夜になったら、また一緒に過ごして、同じふとんで眠るの。でも、それだけでいいのを、誰も理解してくれないんだよね。結婚できないんだから別れろ、子供も作れない女なんか捨てろ、直之くんは一時期、親にも上司にもそんなことを言われ過ぎて、ノイローゼみたいになってた。そんなとき、咲枝さん……秋果ちゃんのおかあさんとお見合いしてね。私は、突然直之くんに『別れよう』って言われた。わけが分からなくて、咲枝さんに対して嫌な女になったりした。きっと、咲枝さんにそれを聞いたから、秋果ちゃんは私によそよそしくなったんでしょ?」
 私は眉を寄せて考えてから、「よそよそしい」という言葉の意味がよく分かっていなかったものの、うなずいた。菜実さんは柔らかく微笑んで、私の頭を撫でた。
「ここから、あの町、見える?」
 菜実さんはそう言って、田んぼのずうっと先、地平線にある小さな町並みを指さした。
「あの町が、私と直之くんの育った町。だから、秋果ちゃんのおじいちゃんとおばあちゃんがいる。このあと、秋果ちゃんのことはそこに連れていくから安心して」
 それを言われて、急激にほっとした。おじいちゃんとおばあちゃんが近くにいる。ということは、おうちに帰れる。思わずため息をついていると、「昔、その田んぼの中を、直之くんと走りまわった」と菜実さんは緑色の風景を見やった。
「この道も、昔はこんなに整備されてなかったな。一応、隣の町につながる道として道ではあったけど。よく、直之くんとこの道まで来て、駆け落ちしちゃおうって話した」
 そう言ってから、ふと菜実さんは視線を落とすと、「ごめんね」と壊れそうな声でつぶやいた。
「それでも私、もう直之くんは結婚したんだから、あきらめなきゃいけなかったのに。やっぱり好きで、どうしても好きで。そしたら、結婚して子供もできたから、急に周りが静かになった直之くんも、やっぱり私が好きだなんて言ってくれて。それでも、もう私と直之くんは、ダメだったんだよね。何であんなことしちゃったんだろう。咲枝さんが留守にするたび家まで行って、秋果ちゃんにおとうさんがおかあさん以外の女といちゃつくところ見せて。ひどい女だよね。ほんと最低だよね。ごめんね」
 なぜ菜実さんが涙を落としはじめるのか分からなくて、私はつながっている手をぎゅっと握った。菜実さんは嗚咽をもらし、「ごめんね」と何度も言った。
 工事の人が、たまに怪訝そうにこちらを見ていた。それに気づいた菜実さんは、顔をくしゃくしゃにぬぐって、「この空、何年か経ったら、なくなってしまうの」と私の瞳を見つめて言った。
「高速道路がね、上にできちゃうの。ここから上を見ても、あるのは空じゃなくてコンクリートになっちゃうんだ」
 私もう一度、空を仰いだ。雲が緩やかに流れて、青がしなやかに広がっている。
「何度も、この道を抜ければ私たちは自由になれるのにって、直之くんと話した。その道をいつもきらきらさせてた空が、もう閉じられるんだ」
 菜実さんは、ゆっくり体重を脚に戻した。私は菜実さんとつないだ手を見て、ふとその左手の薬指に指輪があることに気づいた。その光をじっと見ていると、「子供がいなくてもいいよって人なの」と菜実さんは涙を残しながらも、にっこりした。
「だから、今日でほんとに最後。もう直之くんにも会わないし、秋果ちゃんにもほんとのこと話せた。っていっても、小学一年生じゃよく分からなかったよね。きっと、いつか分かるから」
「……ほんとに、おとうさんに会わなくていいの?」
「うん。やっぱりね、奥さんや彼女がいる男の人を好きでいるのはつらい」
「おかあさん……は、おとうさんの好きな人は、別にいるって言ってたよ」
「私も、直之くんがずっと好き。でも、一緒にいることはできないの。もう、この空がここからは見えなくなるみたいに、終わるんだよ」
 私は目を伏せて、菜実さんの手を握った。
 この人が、もしおかあさんだったら。そうだったら、すべてはうまくいっていたのだろうか。
 おとうさんは幸せ。菜実さんは幸せ。そんなふたりの笑顔で、私も幸せ。
 でも、やっぱり私は、結局誰にも愛されていないおかあさんを、一番見捨てられないと感じてしまう。
 そのあと、菜実さんは私を祖父母のいる町並みに送った。
 私は菜実さんにお金をもらって、駅にあった公衆電話で、祖父母の家に電話をかけた。菜実さんのことはもちろん言わなかったけど、電話に出た祖母はじゅうぶんびっくりして、すぐ迎えに行くと言った。
 菜実さんは、私にランドセルとポテトチップスを渡して、車に乗りこむと、祖父母が駆けつける前に去ってしまった。
 空を見た。さっきまで青かった空が、桃色と橙々色を溶け合わせて、穏やかに赤くなっていた。その光が雲に映え、夕焼けが広々と空を染めていた。
 何でこんなところにひとりで来たのか。電車で来たとしても、お金はどうしたのか。父の実家にとりあえず保護されても、祖父母に細かく訊かれて困ってしまった。
 けれど、電話をかけてきた父の何らかの説明で祖父母は落ち着き、両親が迎えに来るまで、もう普通にお盆やお正月のように私を甘やかしてくれた。
 もしかしたら、父は菜実さんに最後の連絡を受けて、辻褄を合わせたのかもしれない。分からない。それ以降、菜実さんは本当に私の家に来なくなったし、父はちょっとずつ母に優しくなっていった。母もぎこちなくそれに咲い返した。
 私はそんな両親を眺めて、薄れていく“離婚”という言葉を感じながら健やかに成長し、いつのまにか大学生になっていた。
 二十歳になった大学二年生の夏休み、私は高校時代からの彼氏である宏昭と、ドライブに出かけた。「どこ行く?」と運転する宏昭に訊かれて、私は父の田舎とは言わずに、あの町に行ってみたいと言った。
「あそこ、何かあったか?」
 首をかたむける宏昭と高速道路に乗って、私は高校生に上がってから──特に宏昭とつきあいはじめてから、来なくなった父の田舎に来た。
 予想以上に景色が変わり、緑の田んぼは灰色の道路になっていた。右とか左とか指示しながら、私は帰省しても何となく近づかなかった、隣町に続く道にやってきた。
 約十三年ぶりだ。宏昭と手をつないで、私は上を見た。
 そこは、完全に高架下になっていた。灰色のコンクリートがしっかりできあがり、空をさえぎって、道路は日陰になっている。汗は滲んでくるけど、ぎらつく太陽はないから、ちょっと涼しい。
 蝉の声が狂ったように鳴いている。コンクリートをじっと見上げる私に、宏昭は不思議そうにしていたけど、私があんまり強く手を握るから何も言わずに握り返してくれた。
「……終わったのかな」
 不意に私はそうつぶやいた。
「えっ」
「ここみたいに、ここからもう空が見えないみたいに、ちゃんと……終わったのかな」
 宏昭は、私を見つめた。無論、意味不明で少し混乱したようだけど、私の手を引き寄せて肩を抱いて、頭を撫でてくれた。
 そんな宏昭の体温が、薄手の夏服から伝わってくる。その熱は優しく私に溶けて、ほっとするから、少しだけ泣きそうになる。
 愛しあって、認められなくて、この道から逃げようとしたふたりがいた。結局、はっきりと確かめられていない。今は携帯電話だって普及した。本当に、おとうさんと菜実さんは終わった? 会っていない?
 分からない。分からないけど。
 あんなに自由に広がっていたはずの空さえ、今ではこんなふうに閉ざされている。そんなふうに、いくら愛しあっていても、結ばれないこともある。
 だから私は、今、手をつないでくれているこの人を、精一杯大切にしよう。そう、できればこの命が終わるまで。
 すべてが終わってしまう、その日まで。
 FIN
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ibuki-harumatsu · 2 years
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制服で行くラブホテルとか、イヤホンで聴くクリープハイプとか、年上の彼の香水の匂いとか、不自然なほど真っ赤に染まる口紅とか、数年前の私にはそんなものばかりが美しく映っていた。外見を褒められることを承認だと思っていたし、抱かれることを愛だと思っていた。自分の優れている部分を誇張し他人を嘲笑っていたし、それでもどうしても満たされない心を殺したかった。そうしなければ自分が壊れて行く気がして、怖くて怖くて堪らなくて、そんな自分が嫌いで仕方なかった。数年前の私、私の目を見てちゃんと聞いて。今、貴方が見ている景色は然程美しいものでは無い。他人と比較しなくてもいつか自分を好きになれる。正しい道は示してあげられないけれど、私には、いつもあたたかい人が周りに居る。優しい言葉をくれる。貴方が今、そう思い込んでいるものは、愛ではなかったのだと気付く日が来る。分かる時が来るから。生きて行くのって本当に難しくて、人は独りでは生きていけない。上手に人にもたれ掛かって歩いておいで。部屋の隅の切枝から桜が咲いた。出会えて良かったと言ってくれる人がたくさんいる。優しい言葉を毎日受け取っている。愛猫が隣で寝息を立てている。傷つけたくない人がいる。その人の言葉や笑顔にたくさん救われている。今私が見ている景色は美しい。また季節が巡る。春が、来るんだって。
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moonrobe · 1 month
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単巻作品
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『風花雪月』
喫煙の補導で停学になった高校生の知幌。両親が激怒する家に帰りづらく、従兄の束の部屋に転がりこむ。その町で佳鈴という女性に出逢い、ひと目で惹かれるが、彼女には夫も娘もいて……男子高生×人妻のラブストーリー。
『IN BLOSSOM』
愛してるのは二次元の彼!重度の夢女子・季羽は進級したクラスで早瀬という女子生徒に目が留まる。近づきたい、でも触れたくない。そんな季羽は、“ノンセクシュアル”という恋はしてもセックスは求めない性を知る。
『月の堤』
精神安定剤を飲み、工場で働く毎日をやりすごす心を病んだ青年。ある日、職場で古株のおばさんになじられる新人の女性に目が留まる。何となく気になるものの、彼女には娘がいて──哀しいほどの純愛を綴る恋愛小説。
『ミメシスの夜』
昼は「普通」に紛れて過ごす彼らは、夜、いつものバーでありのままのすがたになる──ビアンの未桜、トランスセクシュアルの透羽、ゲイの七音とバイの伊緒。いつも四人で過ごす夜に、柳という中年男性が現れ……?
『僕の爪痕』
クラスメイトの女子である里菜に、暴力的なイジメを行なう少年・早原。スクールカースト上位の彼が、底辺の里菜を容赦なくいびる背景には、幼い頃からトラウマが関係していた。彼は里菜に「恐怖」を覚えていた──。
『PASTEL ZONE』
死後に待っていたのは異世界転生──じゃなく、現世に遺した人々に対して“無力”になったことを思い知らされる、気のふれそうな時間だった!家族、友人、恋人の中で過去になる自分に、あなたなら耐えられますか?
『砂糖づけの人形』
容姿のことでイジメられて以来、髪をほどくこともなくなった結菜。そんな結菜の前に現れたのは、家の都合で引き取られてきた佳月というはとこの美少年。次第に結菜に心を開いた佳月が語った、彼の過去とは──?
『Baby,RAG BABY』
僕は好きになった人と幸せになれない。同性を好きになった日から、そう思ってきた希雪。そんな悩みを知ってか知らずか、ふたごの妹の希咲は希雪の書いた詞をたどってギターを弾く。そんなふたりが出逢ったのは──
『ミチカケループ』
DV彼氏の束縛を愛だと言い張る彼女、そんな彼女に片想いする彼、ふたりの力になろうとする彼女、そして彼女が片想いする彼は……さまざまな男女の負の感情が絡みあい、吐き気がするような連作短編集。
『360°』
「僕、女の子が好きなんだよね」ある日、親友の雪月がそう打ち明けてきた。男ならそうだろうと思った千晶に、雪月は自分の心は女の子なのだと訴えてくる。さて、軆は男、心は女、それなら恋する相手は──?
『Blue hour』
クリスマスの朝、闘病していた僕の恋人が死んだ。彼女がいなくなったこの世で、それでも生きていかないといけない。それは気の遠くなる長い夜を過ごすようで──愛する存在を喪っても、前を向いて生きるための物語。
『死花』
僕には命など邪魔物でしかない──誰も自分など愛さない、そんな想いに囚われ、“心”や“意思”のない物体を愛し、やがて死体性愛に目覚めていく少年。殺さないと人を愛せない彼は、ついに一線を超えてしまうが……?
『まちばり』
幼い頃に捨てられた少年は、残飯の中から赤ん坊を拾い、その子を妹として守り育てることを心の支えに成長する。ずっと盗みで生きてきたふたりは、ある日、男娼宿のオーナーである男に目をつけられて──?
『ロリポップ』
遊びほうける高三の夏休み。大して本気でもない彼女、校則違反だらけの親友、俺も将来を考えることから逃げている。そんな現実逃避の毎日の中、自傷癖を持った女の子と出逢い、次第に惹かれていくけれど──?
『中2ヒーロー』
知名度と話題性で作家になる芸能人。俺のクラスメイトの神凪瑠斗みたいな奴。音楽、モデル、文学、何をしても認められて、何だよもう!俺の取り柄は書くことだけど、そのたったひとつにも光は当たらないのに。
『男の娘でした。』
駄菓子屋で店番をする癒は、子供たちに「姫」と揶揄われている。青春は華やかな男の娘として暮らした癒。しかし今はイケメン女子の恋人・伊鞠に首ったけ。彼女のためなら何も厭わぬ、ハイテンションラブコメ!
『僕らの恋はうまくいかない』
書くしか取り柄がない青年・希音の周りの人々は、みんな恋をこじらせている。女装男子に恋するゲイ、塀の中の初恋の人を想う少女、実の弟との関係に溺れる女性、好きな人のペットに過ぎない少年──
『彼女の恋は凪いでいる』
恋をする。私にはその感覚が分からない──自分はどこかおかしいのかと悩む舞凪が知ったのは、自分が無性愛者(アセクシュアル)だということ。そんな彼女と、高校で知り合った三人組の男女は……?
『それでも君に恋をする』
この気持ちは報われないかもしれない。どんなに想っても届かないかもしれない。距離を取る親友、兄の婚約者、勘違いする彼女、振られた相手、長年の友達、失恋を引きずる男女。それでも、君が好き。
『雪の十字架』
彼女は俺を怨みながら死んだ。高校時代の同級生の死に取り憑かれ、精神を病んだ瑞栞。しかし恋人である陽葵に寄り添われ、やっと未来に光が芽生えたはじめて──そのとき、少女の怨念としか思えない惨劇が始まった。
『恋にならない』
三十歳。焦って婚活もしない私は、誰とも結婚なんてしない気がしてきた。そのほうが気楽でいいとさえ思っていた。なのに、あるきっかけで夫のいる女性と親しくなって──ねえ、私たち、友達のままならよかったの?
『白濁の血』
俺のなめらかで蒼白い肌は、まるで白濁を浴びたときのままのようで。幼い頃、さらわれて犯人と倒錯的な時間を過ごした美しい少年。忌まわしい記憶をなぞりながら、カミソリで自分を傷つける。彼の傷ついた魂の在処は?
『深紅の盃』
血を飲みたい。僕はその異様な欲求をこらえきれない。でも、君が僕のそんな欲望を理解してくれた。だから、ただ君のそばにいられたらよかったのに──ある日突然現れた美しい彼が、僕から理性を掠奪する。
『雪薬』
枕営業も厭わないホステスの凪子。そんな彼女を支えるのは処方される大量の薬。今日も口説き落とそうとしてくる客である作家が飲みに来る。薬さえ飲めば、まともでいられるんだから、それでいいじゃない──
『MIDNIGHT』
お互いを犯すように、一線を超えて禁忌に耽る姉弟。そこに愛はなく、ただいらだちを吐き出して夜の行為を重ねていたが、ある日、姉弟の幼なじみが隣の家に帰ってくる。そこから、姉弟の関係は揺らぎはじめて……
『START OVER』
夢の中でくらい、幸せな恋ができたらいいのに。そんなことを思うアラサー女子・真幸は、今日も職場後輩の恋バナマウントをかわす。このままひとりなのかな。そんな不安も一抹感じる日々、彼女の前に現れたのは──?
『アイオライトの夜』
あの残暑の夜を、私はきっとずっと忘れない。祖母を亡くし、乾燥したような退屈な日々を送っていた少女。ある日、彼女はクラスメイトの少年の飼い猫探しにつきあうことになり、さらに「���らずの森」に踏み込むことになるが……?
『アスタリスク』
ずっと死ねばいいのにと思いながら生きてきた。機能不全の家庭、登校拒否の教室、そんな環境に身を置き、繰り返すのは自殺にも至らない自傷行為。それでも、こんな僕でもまだ──。言ってはいけない願いをこめて。
『指先に触れる君が』
周りにはゲイであることを隠し、ひっそりだけど、穏やかにつきあう映乃と真冬。しかし思いがけない運命に引き裂かれ、かけはなれたふたりに起きる、切なすぎる奇跡──ファンタジー風味のボーイズラブ。
『万華鏡の雫』
秘かに想いを寄せていた恵波とつきあうことになった水澪。幸せな交際が始まったが、恵波をつけ狙う不気味な影と、謎めいた水澪のルームメイト・早凪によって、徐々に歯車が狂いはじめる──血塗られたグロテスクBL。
『揺籃に花』
俺の家族はみんな狂っている。そんな俺も家族を避けて引きこもって暮らし、夜にだけ街を出歩く。いつものバーで引っかける男娼のキキのことは気に入ってる。ただし恋愛感情ではない、そう思っていたけれど──
『さいれんと・さいれん』
「ほかに好きな子ができた」いつもそう言われて彼氏に振られる桃寧。俺なら心変わりなんかしないのに。そう思っていた水雫は、ついに桃寧とつきあうことに!そして現れた桃寧の弟は男の娘!?NTR系BL。
『ローズケージ』
雪理と雪瑠、そして颯乃。幼い頃はいつも三人一緒だった。しかし雪瑠が失踪したことで、三人はばらばらになってしまう。数年が経ち、中学生になった颯乃の前に現れた雪瑠が語った、雪理と共に受けていた虐待は──
『Noise From Knife』
担任教師の水波と秘かにつきあい、心も軆も愛されている優織。このままずっと先生のそばにいたい。そんな甘い願いは、優織がナイフを持った何者かに襲われたことで壊れはじめる──恋心と友情が錯綜するBL。
『樹海の影』
静かに暮らす姉弟の藍と燐。ふたりは夜ごと軆を重ねる、ゆがんだ男女でもあった。このままではいけない──分かっていても、呪われた記憶を共有するふたりは、互いに狂おしく執着する。これは愛情か、あるいは呪縛か。
『黒血の枷』
幼い頃、おぞましい出来事に見舞われたこまゆ。しかしその記憶も薄れた頃、その出来事が起きた町へと帰ってくる。懐かしい友達、幼なじみとの甘やかな再会──しかしこまゆを襲った悪夢は、まだ終わっていなかった。
『茜さす月』
幼い頃の忌まわしい記憶を共有し、互いを求めあってきた姉弟、萌香と有栖。ある日を境にふたりは離れることを選ぶが、それでも秘めた心では相手への狂気じみた執着が絶えることはなくて──禁断の愛の果ては?
『紅染めの糸で』
幼い頃から片想いしていた年上の幼なじみに大失恋した香凪。友達には早く次を見つけろと言われるが、簡単に心は切り替えられない。そんなとき遭遇したのは「男なら誰でもやれる女」こと深月毬実の情事現場だった。
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