#有本香の以読制毒
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河野氏答弁に批判噴出
【有本香の以読制毒】
日本コラムは通算260回を迎えた。長年、読んでくださった皆さまに深く感謝申し上げるが、毎週木曜の寄稿は今回で最後となる。来週からは月曜の寄稿となることをお知らせし、今週の本題に入らせていただこう。
再生可能エネルギーに関する規制見直しを目指す内閣府のタスクフォース(TF)で、中国国営企業のロゴマーク入りの資料が使われていた問題で、キーパーソンである河野太郎規制改革担当相の国会答弁がひど過ぎるとネット上で話題だ。
同会議をいわば牛耳り、問題の資料を持ち込んだ人物を自ら推薦しておきながら、河野氏が国会での追及に「所管外」を連発し、答弁を避け続けたからである。
しかし、この件、大手メディアの追及は鈍い。問題の本質は「ロゴマーク付き資料」ではなく、わが国のエネルギー政策への中国の浸透なのだが、その本質を論じることを避けている。理由は近年、経産省の旗振りによって企業にも「再エネ転換」が迫られるなか、再エネ関連の広告出稿が増えていることにあろう。
筆者はかねてから、わが国の「再エネ偏重」に警鐘を鳴らしてきた。
日本で今後、「再エネ」を進めることは、「百害あって一利なし」と断言してもいい。
理由は5点。(1)山々を切り開いて太陽光パネルを敷き詰めるなどの環境破壊(2)天候などに左右されるため電力の不安定化を招く(3)電気代が上がる(4)太陽光パネルは中国産が大半で、その多くがウイグル人の強制労働による産物と世界では認定されている(5)インフラ事業であるにもかかわらず外資規制がない。
多くの点で中国を利する「再エネ偏重」といって過言でないのだが、われわれがこうした警鐘を鳴らし続けても、政府や自治体の再エネプロパガンダはやまない。
そんななか、昨夜、鹿児島県伊佐市のメガソーラー(大規模太陽光発電施設)で爆発・火災が発生した。消火に約3時間半を要し、消防隊員4人が負傷した。
1件の事故の例をもって全体を語るのは悪手になりかねないことを承知のうえで、あえていま一度、太陽光発電、ことにメガソーラーのリスクを強調したい。
総務省行政評価局は26日、全国の自治体の4割超が設備導入に起因するトラブルを抱えていたとする初の調査結果を公表した。
調査は、太陽光発電施設の設置件数が多い上位24都道府県の全市町村を対象に実施した。回答が得られた861市町村のうち41・2%にあたる355市町村が「トラブルがあった」と回答した。そのうち、何と16・6%が「未解決のトラブルがある」とも回答している。「解決しているか不明」と答えた自治体も11・8%に上ったという。
主なトラブルは、次の4点。(1)工事中の敷地から土砂や泥水が発生し河川に流入(2)事業者の住民説明が不十分(3)工事の施工内容が許可条件と相違(4)稼働後に事業者と連絡がつかない。
これまでに筆者が取材したメガソーラーでも、付近の住民の方々から同様の悩みが聞かれた。中には4点のすべてを満たす、「悪徳業者」の例も見た。しかも発電事業者のかなりの割合が外国系企業である。
調査結果を受けて、総務省は違反状態を放置した発電事業者への交付金の留保など必要な措置を取るようだ。経産省に改善を勧告したというが、そんな生ぬるい策で十分なはずがない。
ちなみに、日本保守党は昨年の結党時から「再エネ賦課金の廃止」を重点政策の1つとして明記している。
国会では、国民民主党が「再エネ賦課金の徴収を停止する法案」を提出したそうだが、賦課金廃止まで頑張っていただけるなら後押ししたい。
日本を貧しく弱くし、敵対的な隣国を富強させるコストを、日本国民が負担するという欺瞞(ぎまん)を一刻も早くやめさせなければならない。そのためには「再エネ村」の食い扶持を止めるしかないのである。
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日本で今後、「再エネ」を進めることは、「百害あって一利なし」と断言してもいい。
理由は5点。(1)山々を切り開いて太陽光パネルを敷き詰めるなどの環境破壊(2)天候などに左右されるため電力の不安定化を招く(3)電気代が上がる(4)太陽光パネルは中国産が大半で、その多くがウイグル人の強制労働による産物と世界では認定されている(5)インフラ事業であるにもかかわらず外資規制がない。
多くの点で中国を利する「再エネ偏重」といって過言でないのだが、われわれがこうした警鐘を鳴らし続けても、政府や自治体の再エネプロパガンダはやまない。
そこで黒潮発電!
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"今年6月、カナダでは外国企業、外国人による土地買収が原則禁止されるという規制が施行された。とりあえず2年と期間が定められているが、おそらく延長され、その後、強化されるだろう。
カナダのような広い国土を持つ移民国家でも、近年はこうした規制をかけている。そして、外資の浸透の危険に気づいたとき、外国の政府や議会は即応し、あっという間に規制してしまう。
わが国の政治のなんと愚鈍なことか。憂いは絶えないのである。"
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「 筆者がこの問題を取材し始めて14年。その間、幾多の国会議員にこの問題を訴えた。 しかし、根本的な手は打たれずじまいである。 外資の浸透の危険に気づいたとき、外国の政府や議会は即応し、あっという間に規制してしまう。
わが国の政治のなんと愚鈍なことか。」
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天の町っていうか、上がってくるの待。なんていうのかな、寒気とかして。こんにちは、タジマみほです。収録している今日は4月11日火曜日です。いや、今挨拶がこんにちはだったと思うんですけど、 子供の幼稚園が始まりまして、日中中毒に変わりました。今までは夜収録するしかなかったんですけどね。
でも今週はすごい。まだね、やっと自由に動けるようになったからっていうのと、あと年度始めだからやっぱちょこちょこ、なんか細かい用事がちょこちこ、ちょこちょこ、その、保護者会だとかクラスの話し合いとか入ってて、そこに私の歯医者とかも入れちゃって、なかなかね、ごたごたしてるんで、大丈夫かなって思ってますけど、
なんか週に、やっぱり週に予定は2個ぐらいまでしてほしいですよね。なんかこういうさ、刺激が少ないことを好む人間としては、4月だからね、仕方ないですね。皆さんもお忙しい日々をお過ごしいかもしれませんね。
今日はですね、この4月、選挙やってますね。東京だと、 この後、2、3日に、その地方選挙、その自治体の差、差とか、議員の人を決める選挙があると思うし、この間、9日は一昨日かで、それはまた地方でね、色々知事選とかあったみたいですけどね、かなり選挙シーズンとなってると思います。それでですね、選挙について。
今私、仮タイトルをときめき選挙シーズンって決めてるので、それとかチャラいタイトルが何かしらついてたと思うんですけど、選挙について喋りたいんですけど、なんか ね、選挙についてっていうとね、誰かがこう発言する時って投票に行こうみたいな啓蒙の一言が多いじゃないですか。それも大事なことだと思うんですけど、 なんか私が言ってもやっぱしょうがないっていうか、その、好きなミュージシャンとかアイドルが言ってるからいいのであって、1階の人間がこうさ、ただの市民が選挙に行こうってコダにそれだけ言ってもしょうがないから、そういう話ではないんですよね。私がしたいのは、
なんかそれ未満の話。単なる選挙の雑談。選挙の思い出。選挙の思い出ありますか皆さん。私は色々とあります。
選挙の思い出とか、そういう雑多な話と、あとはここまで行けたらなっていうのが、選挙に投票に行こう以上の話ですね。以上の話って、でも政治的になんか突っ込んだ話じゃなくて、なんか私が何を考えて投票する先を選んでるかみたいな、 でもなんかあれだけど、差し支えがある感じになってきたら読めますけど、それはなんかそういうね、私の、私なりの選挙の話をさせていただければと思います。なんで、
じゃあね、前置きあんま長くなってもあれなんで、早速行かせていただきます。第26回です。聖なる欲望ラジオ。
私ですね、選挙好きなんですよ。生まれた時から選挙好なんじゃないかっていう、その初期設定、選挙きで生まれてきたんかなっていうと、なんか神が選挙好きって書き込んだんかなていうぐらい、小さい時から選挙好きで、 なんかその1番古い選挙の記憶って、多分5歳くらいなんですけど、なんかじいちゃんが、祖父がですね、 投票立会人をおそらくやったんですよ、投票所に、日曜日にさ、その投票日に行っていると。で、そこに弁当を届けてくれって頼まれたんですよ。
なんか昔、今はさ、5歳の子、1人で街に出さないけど、昔はね、5歳って言ったら、お使いね。その有名なさ、初めてのおつかいっていう絵本でもさ、5歳でお使いに1人でお使い行ってきてって言って出すぐらいだからさ、5歳に弁当持たして、投票所にじいちゃんがいるので、弁当私に行ってって言われても、それでよかったんだと思うんですけど、いや、わかんない。もしかして、ばあちゃんと一緒に行ったかな。
なんか、1人で行ったような気がするんだよなあ。投票所、あんまり遠くないんですよね。そんなとこどこ。って歩いていって、投票所っていうとこに行ったんですよ。あ、それがね、なんかその中の光景がね、うおーっていう感じだったんですよね。
単なる公民館ですよ、その田舎の田舎の公民館ですけど、なんかいつもと違う雰囲気。なんかかでありながらも、なんかちょっと事務事務的な香りがする。私、ちょっと事務的な香り好きなんですよね。なんか、なんだろう。ぎ、行政の香りみたいな、
なんかそういう感じで、なんとも言えないさ、感じられないさ。やっぱ店舗の投票の時って、あれと同じ空気、日常にあるかっていうのはないじゃないですか。そんで、すごい、おお。こ、これいい。ってなったんですよ。
ほんで、じいちゃんに弁当を無事渡し、で、周りの人に偉いねとか言われ、ホクホクして帰って、そんで、またあそこに行きたいよってなったんですよね。んで、また次の多分選挙があった時に、私も行くよって言ったら、もうダメよって言われて、 あれなんですよ、今変わったと思うんですけど、最近多分変わったんですけど、その同伴していい子供の年齢に制限があって、選挙って
未就学だと連れてっていいけど、小学校入っちゃったら連れてっちゃダメだったんですよね、昔、ちょ、多分なんですけど、確かめてから喋ればよかった。この情報間違ってたらすいません。なんか前回もね、間違った情報が多くて、このまま喋っちゃうのはあんまよくないなと。
私の記憶によれば、そういう決まりがあって、結構厳密な決まりで、
でも、なんとなくわかりますよね。小学生になると字が読めちゃうから、その長女としてさ、なんか、人が投票を先を記入してる時にさ、ササさんだって。サキさんってみたいな騒がれたらさ、その��前を読み上げられちゃうと、ちょっとぎゃってなるから、その秘密選挙の原則がやめられるから、多分ダメだったのかなって。でも、なんで良くなったかっていうのは、
でも、あんまりね、その、小学生に留守番させるとかっていうのが、もう世の中的にngになってきたから、連れてくしかないよねっていうことなんでしょうね。昔みたいに、そういう、なんか破天荒な行動を取る子供があんまり減ってそうだからかな。そんなふわっとした理由じゃないかな。とにかく、昔は小学生ダメだったんです。
てか、お前は、その、5歳の時は弁当届けに行かせたけど、もうダメだよって言われて、ぴえって、なんかさ、そうなっちゃってさ、なんかもう、だから次、投票所に入れるのは20歳になってからであるっていう風に言われてショックを受けて、
もう絶対絶対投票所に行きたいと思ったんですよね。あと、選挙の時期になると、これもね、昔の記憶だからさ、今と違うと思うんだけど、 昔の選挙って、大名行列っていうのはなかったですか。私、これね、さっき検索したんだけど、うまく出なかったの。選挙大名行列、選挙運動大名行列とかで検索したけど、 その選挙課が、選挙下ってあるじゃないですか、なんとかなんとかとしとしとしお願いしますみたいなやつ。あるじゃん、なんか。それに、それが1個じゃなくて、なんかさ、そのでっかい看板がついて、その、いわゆる、ウグイス嬢って昔呼ばれてたさ、その
名前を連呼するお姉さんたちが乗ってる車の他に、なんかね、2、3台、2、3台どころかさ、もう自民党になると、もう、すごいすごい数の車が、ぞ、ぞ、ぞぞぞって、なんかついて歩いてた気がするんですよね。
なんか、でも、そういう記憶を証明するものがないから、ちょっと困っちゃうんですけど、なんか、そういう、そのさ、なんかもう、お祭りみたいな感じだったんですよね、選挙会が来るっていうことは。
そんで、選挙会来るとさ、選挙かつって、こうだって、2階に上がって、2階の道路が見える窓に向かって、おわって、手を振ってたんですよ。なんかそうすると振り返してくれるから面白くて。そうやって選挙カーに手を振るっていうことを知ってたんだけど、それを親に見つかって、やめろって。やめろって言ってないよ。なんかね、珍しくね。それは母に怒られたんですよ。
やめてくれって言われて。なんか、なんて言われたんだかな。でも言いたいことはわかって。多分その母は街の中で仕事をしてる人間だから、立場的に
私が誰にも彼にも、本当に誰にも彼にも手を振ってたから、そういうことしてると、なんか気まずいっていうか、立場上まずいんでしょうね。多分ね。その候補者側にしてみれば、あれ。おうちって、うち応援してくれてんのかな。って思うし、 もちろんそう、その、県会議員とかだと、もう、なんかそんなにわかんないと思うけど、ちょ、町議とか、町長選とかだと、もうここは、大体さ、ここは大して普通認識あるから、多分ね、それ、それが非常にまずかったんだろうなと思いますね。
振るな、手を振るなっていう風に言われてはあって、選挙周りのことは色々、なんかこう、子供はつまみ出されることばかり、てんてんて、なんか、それがね、それが余計、私の選挙を焚きつけたんでしょうね。
うん、やっぱ大人っぽさの象徴みたいな感じだった���かな。なんか子供の時って、すごい背伸びして、選挙のポスター、選挙じゃなくて、そのポスターっていつも貼ってあるじゃないですか。議員さんとかのさ、
ポスター貼ってあるけど、それをなんかこう、下校中にすごい読んで、なんとかとなんとかだってとか、どうやって。友達に漢字読めるアピールみたいなのをしたりとか。あと、すごい国会中継。うちの人はすごいさ、いっつも国会中継見てる人だったんですけど、国会の会期になるとね、 そう、一緒に見て、さ、んで、うん、どいたか。かっこいいってなって問いたか。この時代ですよ。私が小学校の低学年時代って、すごい、あのさ、その、社会党のどいたか、ぶいぶい言わしてた時期だからさ、すごいすごいかっこいいと思って。
なんか、お茶の間とかにも、よく出てたみたいですね。なんか、今さっき、wikipediaを確認したら、テレホンショッキングとかにも出てたって言ってたね。そんな、そこまで、なんていうの。なんか、ミハの番組に出てるとは知らなかったけど、なんかすごい大人気だったんですよね。
それだから、友達とさ、なんか放課後遊ぼうって言って遊んで、何する何するってなってさ。ま、普段は鬼ごっことか、かくれんぼとか、そんなしかしないです。なんかいつも同じだなと思って、
かいさん、国会ごっこしようって言って、私どういったかこれ。みたいな感じで、なんか質問してきて、みたいな、そういう風にしたいとか。でも全然も下がりましたけどね。超も下がったね とか。もうマジでその選挙および政治への憧れが強い子供でしたね。
その新聞に入ってくる打ち出しとかもよく読んでてさ、そんで親に質問とかするんですよね。ねって。共産党は消費税をなくすとか、いいことばっかり書いてるよ。でも、なんで選挙はいつも自民党が勝つの。お父さん、なんで選挙はいつも自民党が勝つの。ってすごいね。聞いてね
さ、今まで喋ったふうに、ああいう感じの人だからさ、なんか、くどくど、くどくどって、なんか、なんか説明してたけど、なんかよくわかんないけど、そんなこと言われても、なんとかなんとかみたいな感じで、なんかよくわかんない返事だけど、一応答えようとはしてくれてた。
選挙の差。こ、選挙とか政治にまつわる家の考えって、きっとそれぞれですよね。
ぶっちゃけ、家でなんとか等に入れるみたいなとこもあるんでしょうね。その決まった指示制度みたいのがあって、あとか、お父さんの職場のあれで、ちょっとなんとか等に入れてくださいねってなってるとか、ぶっちゃけあるんでしょうね、
うちはね。でもそういうのは一切なくて、なんかこう、ぽいアンタッチャブルな感じ。
その、選挙あって、私は選挙の日だとテンション上がっててさ、結局誰に入れたの。誰出たの。って、その子供だからさ、なってんだけど、なんか食卓がそういうのってシーンってなってさ、なんかちょっとそれは。みたいな。それはね、言っちゃダメなのよって、なんか母が言うんですよね。
前も言ったけど、父が向こうですからね、向こう。父と祖父母、母、
微妙なバランス、わかりますね。なんかその政治、政治の話題でもし対立したら、結構なんかめんどくさいっていう感じの家ですよね。やっぱりどこもめんどくさいと思うけど、やっぱ、その、 むむこと、シュートがいい感じで、なんか、そこでね、あれしたら、ちょっと、あれ��ゃないですか、 そういうので、そういうのあってか、それとも、なんか、やっぱり、そういう、べらべら喋るっていうのがよくないっていう、ちゃんとした教育方針だったのかもしれないですけど、それに関しては、ちょっと、うちでは、
誰に豊かは内緒にするっていうのが原則なんだよっていう風に、母が教えてくれて、その、その、言っちゃダメなわけじゃないですけど、なんか、安易にやっぱ言わない方がいいから、場所と時を選んでいった方がいいから、ちょっと子供になんとかだよたかって喋るのはやっぱよくなかったんですよね。でも、またさ、また、そういうのも1つまた大人のベールなわけよ。
選挙とは。選挙とは、早く選挙に参加したいって思う一方だったんですよね。なんかめっちゃさ、興味ばかりが先走って。なんかこれ、前、選挙が好きみたいな生で書いたことあるんですけど、日記の中に、なんか
そこの統一地方選のラジオ中継の結果を実況してるやつが残ってて、全部捨てちゃったんですけど、ちょっと数年前まで、 高校生の自分が、選挙結果とか選挙の中継、その結果に、結果発表になると、頭角の人のインタビューとかとか、色々特番を聞きながら、もうなく払うようみたいな、なんかそういう、そういうの、すごいカリカリかってね。twitterなき時代に1人でさ、紙に書いた実況とかが残ってて、 もうね、今、本なんなんなんだっていう、なんなんだこの高校生はっていう感じなんですけど。そんなわけで、私は選挙は絶対一生解禁っていう風に決めてたんですよね。
何があっても選挙に行くぞっていうの。それで、20歳が来て、2歳になった時に、多分、1回目は多分なんかと、区議会とかだったかな、豊島区のさ、選挙だったと思うんですよね。
なかなかさ、1人暮らしで、その、知事選とかだったらさ、東京都のアイコンだから、なんか、変な人呼びたくないなとかって思うけど、豊島区、私、この豊島区出身で、豊島という名前をね、いただいて、そのままずっと名乗ってるぐらいだから、 豊島区、重要ちゃ重要なんですけど、なんか、その時、どんぐらい住むかわかんない場所だし、そこで、なかなかね、選挙っていうのもね、誰を選んだらいいか厳しいものだったけど、でも、行きましたね、多分ね、
ちょっと、く、理解じゃなかった、ごめんなさい時とかかもしれないけど。そうやって以来、41歳の今日まで、全ての選挙にね、私は行きました。自分に投票権が来たやつは解禁をね、20年以上守れてるんですよ。
なんかそういう、なんかよくわかんないし、正直あんまどうでもいいかなっていう会とか、どうでも���くはないんですけど、本当はどうでもよくないかもしれないけど、やっぱ一時的に住む場所だなっていうと、この選挙だったりとか。あとね、すごいめんどくさいパターンで、選挙の直前に引っ越しちゃうと、前の住所で投票しなきゃいけないみたいな時あるんですよ。
その新しい住所地での投票権がない。
そういうの、めんどくせえパターンもあったけど、意地になってるからさ、一生解禁って決めたから、多分それも国勢みたいな、本当に自分の生活にすぐ関わるぞっていう感じじゃなかったけど、でも、行きましたね。本当、選挙がね、好きなんですよ。
選挙っていうだけで盛り上がる。だからね、私、今回のね、苦戦もめっちゃ盛り上がってます。正直、1人で選挙��とか、うるさいなっていうこともね、思いますけど、
やっぱさ、その、大人になればなるほど、選挙シーズンのウザさみたいなのね、そうやって、そのベールに包まれたときめきみたいなのは、やっぱり自分が行くようになったら、そう、そんなでもなくなって、その選挙期間の町のウザさとかがさ、際立ってくるっていうのもあるけど、特にさ、赤ちゃんとか育ててると、もう選挙かきみたいな感じですよね。
やっと寝たのに、なんで選挙会来るんだ。みたいな。うちはね、今あんまり大通りに面してないから、そこまででもないけど、やっぱりその、フェリーカーで寝ちゃって、大通りを歩いてる時とか、せっかく寝たのに選挙か。検証もやっぱりあったかな。
でも、そういうとこもありつつ、選挙か、正直やめてくれってめっちゃ思ってますけど、でも、選挙自体はやっぱりいまだに好きですね。ちょっと、じゃあこの後は、そんな私がどうやって投票してるかっていう話を進めていこうかしら。
じゃあ今回は後半でね。改めまして、こう、投票先を考えるっていうことについて、ちょっとね、喋ろうと努めてみようと思います。やっぱなかなかセンシティブな話ではあると思うので、うまくいかなかったらごめんなさい。
なんかさ、冒頭でも言ったんですけど、選挙の話ってなんか選挙に行こう、投票に行こう、
もやっと。正直ちょっともやっとするのは、でもさ、選挙に行かない人って 入れたらいいかわかんないっていうか、多分その考え方がわかんないから行かないんじゃないかなって。別に選挙行くのめんどくさいなあ、でも行こうって言われたから行こうみたいな感じには簡単になんない人が結構いて、なんか興味がないとかっていうのと違うような気がするって、なんか個人的にはずっと感じてるんですよね。
なんかよくさ、その、高校とか中学校とかさ、なんなん。小学校とかで、なんか選挙に慣れてもらうために模擬模擬投票しましたみたいなさ、このニュースやってる時あるじゃないですか。それはそれで良い取り組みだと思うんですけど、
なんかそうやって、なんかこう、例えば高速とかに関して、なんか候補者aがこう行って見て、候補者bはこう行って見てさ、どっちにしますか。みたいな感じで、それってめっちゃわかりやすいじゃないですか。
だからそれはすぐ決まるし、なんかその模擬投票を通せば、こういう風に投票して、なんかスポンってこの四角い箱にすぽって入れればいいんだなってわかるし、なんなら生徒会選挙とかでもね、うちは経験してきてるから、そこはそんなに引っかかんないと思うんだけど、その後なんで選挙行かない、人選行かないかって言うと、
やっぱなんか投票先がわかんない、もっと言えば、その投票先の考え方がわかんないんじゃないかなってこと思うんですよね。やっぱ、これってなんかすごいさ、 こうやって考えんだよってね。誰か教えてもらった人います。なんか、政治経済の先生とか、その、高校のね、科目のね、今、政治経済ってあんのかな。なんかちょっと怪しい。
うちらの時は、その政治経済っていうのと、現代社会っていうのがあって、どっちかで、その政治分野にかぶってるかなって感じなんすけど、なんか、でもね、もしそれで先生とかに当たってたらさ、結構踏み込んだことを教えてもらえるかなっていう感じもするけど、よっぽど特殊な先生に当たんないと、そういうことは学校では少なくとも教えてもらえないんじゃないですかね。
うん。私はね、なんかこっからこっから、ちょっと怪しくなってくる話が。あ、やあ、なんかこう、私の考え方を今ここで言うつもりはないです。この考え方っていうか、ちゃうちゃうくて、その、投票を先を考える時に、こういったことを考慮しているってことは言いたいけど、なんか思想について、私はこの主義ですってことを今言わないように、なるべく喋ろうとも。
なんかそれそう、やっぱなんか明かすのちょっと、ベラベラ喋るのはちょっと嫌だなっていう、なんか気持ちがありますね。やっぱね。だから、そういうね、政治的な意見の話はしないから、ちょっとそれでドキバキしてる人は安心してください。それはしないから。
うん。なんかさあ、その、無難とか行くけど、その国政選挙、その国の選挙、国回りの選挙だと、その最近や、その投票に行こうっていう啓蒙のすぐ後にさ、 そのポートマッチがあるよとか、候補者にアンケートとったよっていうのが、新聞社とかでさ、やってくれんじゃん。なんかアサヒとかでやってんじゃん。なんかそれは結構大いに参考にしてますね。
それは便利。やっぱりそのアンケート一覧、こういう質問に対してこうですよっていうのさ、
答えてるやつね。ただ、あんまり差が出ないっていうのはあるけど。なんか自分のあれって、多分結構みんなやったことあるんじゃないかなとは思うんですけど、この番組聞いてる方たちは多分選挙に行ってる人が圧倒的多数ではないかなと思うので。
でもなんか私も、なんかこうじゃないことじゃないとあんま言ってもしょうがないんですけど、なんかあれやるとさ、結果なんかの残ってるのが2、3個には絞られて、 あとは自分の選挙区の候補者見てって感じなのかな。でも国政の投票先はどうやって決めてるかっていうと、あんまりその個人じゃなくて、その政党全体での意見ですよね。
なんか、でも、こういうのもさ、やっぱり本当習わないとわかんないよって人いっぱいいると思うのよ。そのサポート、マッチしてみたらってのはそうなんだけど、それあればさ、ある程度までは絞れるけど、なんか微妙な差とかってよくわかんないですよね。きっとね。
そのアンケートに現れない項目とかもあるしね。でも本当に国政選挙に関してはそのくらいかな。なんかあんまりね、さっきみに選挙多選挙みたい言ったけど、生の候補を見に行こうみたいなことは、私は実はしないですね。そのさあ、街頭演説とかに遭遇するようなさ、
繁華街を通るような通勤とかしてればさ、ああ、ダメそが来た。みたいなこと、あると思うけど、やっぱね、こうやって、主婦とか、その、 若い時の専業作家みたいなことしてると、なかなかね、池袋に行くとか、新宿に行くとかが、めったにないから、そんなさ、有名な人が、こう、前舌推しに回ってくる場所ではないですよね。
そうすると、なんか、あんまりね、なんか、そ、そんなんでいいって、選挙楽な人、そんなんでいいん。って感じですけど、そんなんで、いいですよ。なんか、うん、投票できない人って、やっぱりさ、
考えすぎて、ある意味考えすぎてるって意味か、1票を重く感じてるとこもあるかもしんないなと思いますね。なんていうのかな、 間違ったらやだなっていう。本当は間違いなんてものは、選挙にはさ、誰に入れても間違いではないんだけど、 なんか自分の知らないことがたくさんあって、なんかそれを知らないで入れてしまって、なんか、例えば政権交代して、なんかすごいよくわかんない未来に連れていかれたらどうしようって思うとこもあるんじゃないかなって思うんですよ。そういう、本当にさ、本当に政治家が考えてることって正直わかんないからさ、
これちょっと、なんなら編��できるかもしれないぐらいの気持ちで言うんですけど、
ツイート見てんですよ。電気ってかtwiterやってない人いるから、そう、そういう人は除きますけど、政党とかに関係なく全部フォローしてるんですよね。不議会だけね。そうととか国政とか全然やってないけど、 なんか、それで、共産党の議員の人で、入党式に立ち会いましたっていうツイートがあったんですよね。そんで、なんかその入党の時のさ、 何へのリンクが貼ってあったんだったかな。共産党員になるさ、その議員とかじゃなくてさ、当院って言うのがいんじゃんなんか、一体なんなのかわかんないけど、当院って、
なんかね、まだ若い時にさ、秋田駅前で登印長拾ったことあんですよね。
秋田トーラスの前で、それなんかと安の窓口に届けたと思うけど、それが交番まで行ったんだったかなとと、党員上で、共産党のとさ、員ってのはいいんですよ。その入党の中で、なんか共産党員になると なんていうの、なんなだったかな、誓いじゃないけど、こういう方針で、こういう方針であり、であるということですっていうのは、5つぐらいさ、何個か決まってて結構だねえ、そうなの。っていうこと書いてあったんですよね。
この共産主義を目指すってちゃんと書いてあったし、そう、そうなんやって、本当に目指していいんや。っていうのと、あと、財産の 何パーセントかを頭皮として入れてくっていう風に書いてたんですよ。えーっと思って、え。ってなるよね。なんか、マジか。みたいな。でも、そんな大きなパーセンテージじゃなかったです。ちょっとなんか今うろ覚えで、喋ったら悪いなと思って、数字を出してないけど、1桁です。10までいかない数字ではありました。
だから、そんなさ、なんていうの、正直なんか、なんか今、あれって言わないけど、グッズとかをさ、宗教、新興宗教の中で、あるグッズをなんかいい値で買いますみたいなとこよりは全然いいかなっていう。そのパーセンテージが明確に決まってるってことは、逆にこう、お気持ちでいっぱい出してるみたいな感じとは違うから、ある意味親切っていうか、こう、明快であるっていうこともできると思うんですね。
だから、それは別にいいんだけど、いいんだけど、知らなかったなと思って。だから別に票入れるとか言えないとか、そういう話は今してないですよ。大丈夫ですよ、なんか、なんかね、そうやってまださ、選挙ウォッチやってても、知らないことっていっぱいあるなと思って。
だから表を入れてる人も、なんか全てを知ってさ、ここの塔に入れたらこうなってこうなってこうなるだろう、日本より良くなるだろう。確信しているみたいなそんな気持ちではなくって、
なんか今ここが良さそうだからとりあえずやってみるかみたいな感じなんですよ。多分。それか、もうあれですよ、与党支持の人は、自民党支持の人に関しては、今もう自分になんか今のままでいいですっていう 確信ですよね。それなう人はいるかもしれない。なんか今のままっていうのは1番なんていうの。別にその選択も全然いいんだけど、てかその選択がなんか楽に責めてるわけじゃなくて、なんかそういう立場だったら1番考えなくていいよねって思いますね。今が良くって
の。何も変えなくていい。自分の立場はオッケーだし、この国がよりこのままこの方法で高校に行ってほしいって思ってたら、その人はなんかどうしようかなって考えないで、迷わず自民党に入れればいわけですから、楽ですね。だから���うしようかなって思うのってそうじゃない人たちですよね。
だからそうじゃない方がすごい難しい。実際交代してこの党が政権取っちゃったらどうなんだろうってのは、そとるまでわかんないですよね。
でもさ、それで、それで、やべえなって思ったら、その次にまたさ、選挙巡ってくるわけだから、
よっぽどの、なんか変な、独裁政権選挙自体をなくしますみたいなやばい感じじゃないければね、その4年で、さすがにそんなことにはなんないと思うから、やばかったらさ、次止めればいいわけだから、 なんか全てを知って、なんか間違いない、私の考えはこれだ。って、みんな思ってるわけじゃないですよね。投票ね、行ってらっしゃる皆さんね、だからさ、��うちょっと、わと 気持ちで決めていいっていうかさ、間違ってもいいやっていう風な感じだと私は思ってるんですよね。
ただ、なんか、その顔で選ぶとか、なんかこの人名前知ってるしみたいなのはやめてほしいなって思いますけど、なんかそうじゃなくて、その、政治上の意見で選んでる場合には、なんか間違っても、その人はそういったことは事実だしね、それが後で達成されなかったとか、あと、なんかその裏にはこんな意見が隠れていたとか、そういうことがあってもしょうがないかなっていう気持ちでいますね。
そんなさ、人柄もさ、その候補者の人柄を知るために、絶対演説は聞きに行くとか、説明会に行くみたいな、説明会ゃなくて、なんだっけ、なんかあるよね、いいね。そこまでしなくてもいいんじゃないかなっていう風には思いますね。
そんで、さっき触れたんですけど、それは、今のは国政、国の政治の話として、もう1個、その自治体の選挙がありますよね。今回、区議会、区長、 そういう感じだと思うんですけど、私は、さっきも言ったようにね、区議会に、全てをチェックしてるんですよね、twitterを。それ、なんでやってるかって言うと、前回の選挙の時に、本当に誰に入れていいかよくわかんないけど、私、結構この国長く済むな、ここで子育てをしていくのではないかなと思ったから、 適当に出たくなかったんですよね。なんか間違ってもいいって言いましたけど、でも、その中でも、なんかね、くだとより具体的な話になってくるから、生活なんて言えばいいのかな、
その国政の方が影響力はでかいけど、その区は。でさ、そこで子育てするってなると、急にくると思うんですよ。なんかまともな人を選んだ方が、 なんか子育てしやすくなるかなっていう風に思うから。それで、全員何とはいいやみたいなの決めないで、もう一律でさ、入れてみたんですよね。これ、なんか、あれだったらいいのに、なんか戦艦の方でもうリスト作ってくれたらいいですよね。手作業で入れるのすごい大変だったもん。
だってこれ別にね、作ってもいいでしょ。全然作ってくれよっていう感じ。それで4年間ずっと見てきたんですよ。なんか毎日とかはチェックしなきゃ。私、sns、その、あれですよ、あれじゃないですかじゃなくて、適当に無線でやってる方の話ですけど、それ こう、別に全然毎日見てないし、その人たちの発言を全部見たとか全然ないけど、やっぱこう、時々チェックしてると、やっぱなんか 今回は迷わないなと思いますね。4年間見てると、本当にその、なんていうの、人柄とかじゃなくて、仕事をしてるかしてないかがめちゃくちゃわかりますね。なんていうのかな、やっぱり
言われたことしかやんない人と、その党にさ、大きめの党に属してて、その党としてやんなきゃいけないことがさ、その地域レベルに結構、なんとかのかなんとかのかみたいな、細かく分かれて、特にこう、子育て系と��繋がりを持ちたい 場合は、結構そういう子供やその親とのパイプができるような活動してんですけど、ちょっとごめんなさい、ちょっと何をそれっても言って言えないんですけど、そういうことしてるとこは、その分担を砂糖の中で決めて、その全体で決まったことをやってるっていう感じだけど、なんかもっと細かく動いてる人たちもいいんですよ。
本当に地域の困り事みたいなのをさ、なんかことしたさ、本当になんか助けてレベルのことをさ、なんとかしようとした人たちってやっぱり複数人、3、4人ぐらいいて、 やっぱそう人たちはすごいなと思いますね。区議会って、やっぱのそ、皆さんのとこで、自治体で、その市町村とか置き換えてもらってもいいですけど、そういう自治体の議員さんってめっちゃめっちゃ大変だなと思って、真面目にやったら本当めっちゃ大変って思いましたね。
あと逆にそうやって細かいとこ見てると、なんか自分まで困ったら、もうなんでもいいからこの議員さんの誰かに、なんかその飛び
タイミングあった人に泣きつこうって思いましたね。なんかその夫が事故で死んで、もうどうしようも子育てが回りませんとかさ、そんなレベル。でも本当に助けてって言ったら、多分助けてくれ。その区の区役所とかに言ってもしょうがない。議員さんに、その活動してる議員さんに言った方がいい。
そんぐらい。そう思うくらいね、みんなっていうか、その数人の人たちに関しては活動こ負けです。本当すごい。でも、うちの区が恵まれてるのかな。なんかそんな活動してないっていうとこもあるんですかね。
そういう風に、なんかこう、今回の区議会選挙に関しては、結構ね、そうやってずっとウォッチしてきたかさ、積み重ねがあるから、迷わないかなって思います。でも、それをさ、それをみんなやれとは言わないけど、 やっぱさっき最初の方で言ったみたいにさ、若くて一時的に住んでる区だったらさ、正直その時どうやって決めてたかっていう、 なんかこう、選挙か、選挙良くないから、僕は自転車で選挙運動しますよみたいな人に、いいねと思って、こう入れたりとかしてた。なんか、そんなんでもいい、いいですよね。なんかもう、本当さ、選挙はとにかく行かないよりも行った方がいいかな。
またこういうケモにかなんのか、結局最後行こうみたいな。もう本当、何にせよ、間違ってもいいよっていうこと。すごい。私はね、主張したい。おばさんの主張、 選挙の投票先は間違ってもいいね。なんかあんまりさ、そういう、何が正解、間違いが怖いみたいな思いをしててね、 なら、あれですよ、その、自分の利益だけ考えて投票してもいいと思うんだよね。
そのさ、なんかもう、当面さ、面、楽器下げてほしいから、楽器下げる系のとこに入れるとかさ、そんなんでも全然いいと思うんだよね。自分が得するとこに入れる。なんか得するっていうの 大事だからさ。だって、それで入れてる人なんていっぱいいるよ。大人さ、得するからこの生徒にしようっていう人はさ、 なんか私、賃貸にずっと住んでて、その、独身時代に大家さんと一緒に住むってパターンが非常に多かったんですよね。その一緒って、その、同じビルとかにね。そうすると、大家さんちって大体ね、読売新聞でしたね、
与党系なんですよ。だからさ、なんていうの、やっぱりお金のある人って与党指示なんだなって、そん時になんか思いましたね。そうじゃないおさんも多少いたかもしれないけど、大体なんか新聞のごみしてる時にコミディ持ってるみたいなさ、そういう感じでしたね。だから、本当いいいのよ、それで。それの結果がさ、出るだけ��から、 もうちょっといやり方ないかなっていうこともさ、思わなくはないけど、そうやってなんか利権と利権をぶつけ合ってね、バチバチしても本当にいいのかなってことも思わなくはないけど、なんか現行の選挙制度ではそうするしかないからね。これでやっていくしかないってのが私の今の考えです。
もうちょっと真面目に考えてる人もいるかもしれない。それじゃダメだよっていう人もいるかもしれないですけど、異論があればどうぞお頼りくださいませ。そんな感じで、今日はね、ここらへんで本店は閉めたいと思います。
もちろんね。4月23日。私いつもね、投票所に当日は行かないですよ。やっぱ子供いると土日に投票所行くっていうのはあんまりね、やりづらいから、もう事実前投票で済ませますけども。選挙残り選挙期間楽しんで前のめりで、間違ってもいいけど、前のめりで選びたいですね。
それでは。ここからはいただいたお便りを紹介したいと思います。以前お便りを読ませていただいた方からのメッセージをね、2ついただいております。続けてお読みさせてもらおうかな。
じゃあ先にミリさんからのお便りお読みします。トシさん、こんにちは。ラジオネームミリです。先日はお便り読んでくださりありがとうございました。手紙が、手紙を出版社宛てに送ったけど、
2年くらい3年前くらい送ったけど、なんかそれがどうも届いていないらしい、みたいな感じの話の方ですね。みいさんね、ファンレターですが、実は大学生の頃に名古屋パルコでのサイン会でお渡ししたお手紙を送っておらず、作家活動されていた期間にちゃんとこまめに感想を送って、好きな気持ちを伝えていればよかったのに。という思いから、今更ながら送ってしまったのでした。聞いてしまったのは気になさらないでください。
名古屋パルコでのサイン会。これめっちゃ懐かしいですね。サイン会なんてこう、すぐ身分でもないんですけど、この時はこう、2011年文芸アネモネの電子版が出た後くらいに、何かこう、話題になるようなことを少しやりたいよねっていうことで、協力してくださる書店さんを探して、 トリコさんの、吉川トリコさんの地元の名古屋でね、させていただいたサイン会の時でしたね。この時来てくださってたんですね。ありがとうございます。いや、懐かしいですね。あの時会った方の中の1人なんですね。
でも本当。でも消えてしまったのはやっぱちょっと気にしますね。ね。本当ごめんなさいでした。
話は変わりますが、トジマさんは何か習い事はされていましたか。私はもうすぐ3歳の娘の習い事をどうしようかなと悩んでいます。ちなみに私自身は子供の頃ある楽器を習っていたのですが、母の指導が厳しすぎて トラウマになっております。そして大人になってからは英会話とヨガの教室に少し通っただけで、特に何もしていません。過去そんな習い事にまつわるお話があれば差し支えなければいいとか聞かれても聞かせてもらえると嬉しいです。ということでした。
ちょっとじゃあ習い事の話にお返事する前に、次のお便り行かせていただきます。
トシさん、こんにちは。第24回でお便りを紹介していただきありがとうございます。本部に書かないと匿名のままでしたね。ワッキーと申します。そうなんですよね。このマシュマロでは、なんか名前欄をね、書き込む欄がないから、匿名サービスっていうので、
そのラジオネームみたいなの、自分で本部に入れ込まないとつけられないっていう仕様になっててすいません。皆さんよろしくお願いします。この24回のお便り、聞いていただいた方はわかると思うんですけど、共感ポイントが多いっていう、プロフィールで結構被る部分があるっていうことに対して、私がゲームが好きとか漫画好きとかなって言ったら、なんかそのね、結構それと違うとこだったみたいで、そこをね、書いて送ってくださいました。
学生時代にあからさまないじめなどを受けたりしたわけじゃないけど、自分で勝手にしたら。と感じて疎外感でいっぱいになったり、優しく接してくれる友人もいるのに、どうせ私なんてあれで付き合ってくれてるんでしょ。とひねくれた考えをしたり。そんな時代があった点なのです。
この辺は私の高校生時代の衛星に底辺女子高生っていう方にこって書いてあるので、気になる方はちょっとぜひ読んでみてください。なんか便乗して宣伝してしまってすみません。ちょっと、つ、辛い思いをされましたね。
なんか、いじめを受けてはないけどね。なんかこう、私も軽いやらせぐらい結構あったけど、なんかそういう暴力的なさかあげとかもされてないし、なか、そういうんでないけどっていうのは思ってるけど、でも、それもね、辛いですよね。本当ね。
すいません。お便り続きます。他にも作品を読みながらあるあるわかると感じたことが色あったと思うのですが、それはまた思い出したらお便りしますね。
多分同世代ある的な評価も多かったのだと思います。トシさんが家出をしたお話があったと思うのですが、郵便局で印鑑が一致しなくてもまあいでしょとお金をおろさせてもらったけとか、本当あの時代だったからだなと懐かしく思いました。私も家出ではないけど、家族が銀行絡みで似たような体験をしたので全然 これもねて編女子高生っていう
エッセからのエピソードですね。私が家出中に銀行、銀行じゃないや、郵便貯金を下ろそうとして印鑑の相違を指摘されて泣きついたら印鑑も変更してもらえたっていう。本当、今の対応としてはもう100パーセントあり得ないけど、おかげでね、私が路上でのたれ死にしなくて済んだから。本当、その件に関しては、その一件のみに関して、ありがとうございますというエピソードですね。
まだちょっと頼り。続���ます。
ラジオの中で豊島さんは好きな作家が一回り上くらいが多いとおっしゃってましたね。私はというと、豊島さんの他には大好きな作家さんと三浦シオさん、それから川上弘さんやセ舞子さんなどです。自分より少し上ってところですかね。川上さんは私たち世代よりはそれなりに上になるか。
あとは島本さん。こちらも同世代ですね。年上世代に尊敬と憧れて惹かれる部分と、同世代の人がこんな活躍してる。すごい。と引かれるところがあるんでしょうね。
なんかこの辺、私だけに伝えてくれ��ばなんか読まなくても特に気にされないかなと思ったんですけど、他に好きな作家さんっていうのは。ちょっと気になるトピックなので読ませてもらいました。
シオンさん川上弘美さんそれは確かにこう、ちょっと上世代ですよね。同世代もそうね。年上世代に尊敬とと、同世の人の活躍。私もね、あん時言わなかったけど、同世代も好きですよ、綿矢さん。綿矢さん好きが。私の綿矢さん好きはすごい。しつこく言ってるんだけど。
ちなみにトシマさんへの共感としては、数年前、久しぶりにブログで再会した時には、結婚されてお子さんがいる。しかも旦那さが超いって。羨ましい。と。当時まだ独身で彼氏もいなかった私は指を加えるような気持ちでいました。そんな私も今は良い夫。7カ月になる娘との3人暮らし。私も今、専業主婦とこれまた共通点ができたなと感じています。42歳での公演出産です。
なので、ラジオで子育て話も聞けると嬉しいです。にこまくついてますね。とのことでした。マッキーさんもありがとうございます。マッキーさんも子育て話聞けると嬉しいですとのことだったんですけど、 子育て話、なんていうのかな、子育て全般を喋るのは、やっぱ広いのと、なんかこう、なんかテーマ的に、自分がね、他の聞く人がっていうよりも、私がとっつきづらいなと思って、あんまり喋ってないんですけど、その、テレビなし行く時ぐらいだったと思うんですけど、
なんか個別のね、そういう子供といると生じて、なんか具体的なことに関しては喋ってみようかなって思う時もあります。ミーさんがご提案してくださった習い事の件もね、なんか1回テーマにしようかなって、先週先先週ぐらいまで思ってたんですけどね。ちょっとすいません。結構前にいただいたお便りでお待たせしてしまったんですけど ねえ。でも、なんかその、子供の育て方っていうとこに関わってくると、なんか1人でべらべら喋って、なんかなんか夫の意見が出ないから、 なんかあまりにも私の考えを勝手に喋るのもよくないなと思って。なんか育児漫画が、その、減った件があるじゃないですか。
ちょっといろんなことがあったと思うので、私、今ここで説明して間違ってたら嫌だから説明しないですけど、ある育児エッセで題材インされてたお子さんが、大きくなってから書かれたことに対して、色々まずかったんじゃないかっていうことを、大人になってから非常に傷ついていたっていうことを言って、それでこう、世の育児生が結構エッセイ漫画ががっと減ったりとか、そういうことがあったんですよね。
一時期に比べたらすごい少なくなりましたね。私、待ってるコミックエスト行く人生あるんですけど、続感が出ないですね。読みたいんだけど、やっぱりそういうテーマ設定ではちょっと。って感じになっちゃった。
そういうとこもあって、非常にこう、差し支えない範囲を探るのが大変で。なんか、もしかしたら、なんか、夫とさ、2人で喋ろうってホットキャスト、今んとこないですけど、具体的な予定もないですけど、なった時に、なんか 私もさ、なんか面白いかなと思って、変なとこまで言っちゃうからさ、なんかそういうの、ストッパー的な意味でも、もう1人いてくれる時に、基本はなんか育児のコミット話とかはしたいなと思うんですけど、習い事に関して、ちょっと差し支えない範囲で、今ちょっとだけお話させてください。
すいません、ちょっとなっちゃって。なんかね、本当色々考えちゃって。
習い事、私がやってたいはですね���そうそう、私自身の話に引きつければ、そんなにね、延長案件じゃないから、やってた習い事はないんですよね。もう。ミーさんがヨガと英会話ちょっとやっただけですって書いてあったけど、なんかそれだけでもすげえって私思っちゃいましたね。自分が何も習ったことがないから。
でも、やっぱ東京に出てみると、習い事をやったことがない人ってちょっと珍しいみたいですね。その他のお母さんとかと喋ってみても、 私はその小学校1年生に上がった時に、やっぱり東京の、現代の東京だと、やっぱこの3歳4歳ぐらが習い事デビューとしてメインに考えられる時期だと思うんですけれども、
昔の田舎だと、やっぱ1年生入学と同時になんか始めようかっていう親が大半だったから、そん時にやっぱり家で習い事なんかやんなさいっていう風に言われたんですよね。でも、田舎だから選択肢が基本3つしかなくて、ピアノ、習字、相談だったんですよ。
プラス、頑張って隣町までばなんか送迎バスに乗ってスイミングスに通ってる子が、ちょっとクラスにちょっとだけ、数人だけいるみたいな感じだったんですけど。だから基本は私、そんな泳ぎなんて絶対できないし、 すごい習い事自体、1番それを拒否した理由が、その、放課後のなんらかの子供の人間関係の中に置かれたくなかったんですよね。ピアノは週1だったと思うけど、
習字と相場はもうちょっと多かったんじゃないかな。今はね、なんかこ、いろんな習い事を詰める親が多いから、中2で入る習い事ってそんな多くないと思うんですけど。
なんか昔はね、相談なんてもう週2とか週3とか、普通にありましたよね。だから、その週2とかでさ、放課後、しかも何時間も、さらにさらにね、メンツも変わんないメンツで、ほぼほぼ他の小学校の子増えるだけでさ、ちょっと増えるってだけで、同じメンツで痛くないよ。と思って。
別になんか嫌いなわけじゃないですよ。その同じクラスの子たちのことね。でも、なんか本当、学校で気使って使ってるのに、もうそんなとこで気使いたくないと思って、それをすっごい親に必死で訴えて、私は本当に気を使いたくないんだよ、もう1日使えんだよみたいなこと諦めて熱弁して、 断固拒否したんですよね。そしてそれを自分では正直 何の差しかいもなかったっていう風に感じてるんですよ。だって、選択の中に、私にとっての正解、やっぱりなかったからさ。なんか、自分にとってのですけどね、他の人にとってはあれだけど、自分がやって良かったなってなるだろう選択、その中に
ない。家で、なんか代わりにハワイからピアノ、祖母には修理っていう風に、結局家で言わされたんですけど、外に行く習い事としては、何もしないっていうの。うん、正解だったと思う。でも、なんかやっぱ、 自分の中で、結構自問自答する時があって、もうちょっと大きくなってからね、小学校の中学年とか高学年になってから、なんかああやって習い事を拒否したけど、
私はそうしてやる必要もなかったって、その時点で確信を持ってたけど。じゃあ、自分にとって必要なものがあったとして、絵画教室とかがね。やっぱそん時は、行った方があるなら、行った方が良かったのかなって、なんかすごい感じてた時期で。漫画家になりたかったからね。なんか上達が遅い、 あんまり人より上手じゃないなって思ってたから���なんか、画力の問題がすごいあると思ってたからね。現実には、絵画教室にこの街から通うことはできないけど。
あったとして、私、言ったのかな。なんか、そうじゃなくて、やっぱ私は、なんか習い事に行けないチキンなんじゃないだろうかって。チキンって言葉、その時知らないと思うけど、そういうようなこと。この中で、なんか勝手にさ、誰にも言われてないのに、1人でちょっとももとしてた時期があったんですよね。
なんか基本的に。だから、なんか習えるってすごいなって思うんですよ。だって、絵画教室とか行ったらさ、自分の絵をここ直してここ直してって言われるわけじゃないですか。
なんか今だったら受け入れれるけど、
小学生でなんかそれを受け入れられない気がするって思ってたんですよ。なんかその辺が私の限界なのかなって。なんか、習い事だからしてる人はすごいし、うん、そういう人の指導を受け入れる措置があることってすごいって思う。
でも、だから、だから、ちょっと習っただけでもすごいってさっき言っちゃったんですけど、なんか一方、なんかその反面、なんていうの、それもやっぱ才能の1つで、人から何か習ったことを、なんか素直に受け入れたり、あとは、自分のミッチーのことあんま気が向かない、そんな別に普段興味ないよっていうことも、やってみない。って言われた時に、やるやるって言えることを言えない子って、もう別れてて、
なんか、それはもう、親が今のところはできないのではないかなっていうのも、子供を幼稚園に入れて、他のいろんな子を見て感じることですね。すごくなんか何事にも前向きそうな感じの子もやっぱそういうね。そのお子さんも時にはいらっしゃるうちは正直違う。なんか 私も習い事やっぱ年少の時に何にしようかなって。やっぱちょっと楽になりたいからね。週1週1延長保育的なとこもあるから、うまく使えばね。
なんかいいのないかなって探したんですけど、やっぱりこ子供があんまりね、私に似たのか、あまり指導されるのは好きじゃないタイプだったんで、指導されない先生が絶対に怒んない習い事っていうのを
探してね、入れました。大手の英語教室なんですけど、英語教室の先生は怒んないですよね。ミリさんも書いてらっしゃったけど、その先生が指導が厳しいっていうのは、やっぱついていける人とついていけない子がいるのは当たり前だからさ ね。そこは無理しない方がいいかなって。なんかあんまりトラウマねない方がいいですもんね。私も祖母の習字の指導厳しすぎて、本当トラウマです。もう家で、家でやったのに家がトラウマみたいな感じになっちゃってね。
なんかすいません。なんか本当にお互いに対する返答としては長すぎる。まあね、そんな感じで、ちょっと習い事について喋ってみましたけど、皆さんのお子さん、もうなんかこう、はまる、ぴたっとはまる習い事があるといいですね。見つかるといいですね。そういうのがあったらね、通うといいと思います。やっぱり週1、週1、1時間。でもね、そこ楽になるから。各自的な託な使い方だけど、
そんな感じに、本当、短く、なんかちょっと曖昧な話になって申し訳ないんですけど、マッキーさんもね、育児話っていうことで、なんか、そうね、なんか差し支えないね、さっき言ったような差支えある話題もあるから、差し支えないとこで絵本の話とかね、近々してみたいなって思ってます。子供と接してると、やっぱすごい絵本について なんかうるさくなるっていうか。なんかね、すごい。私、絵本に正直すごいめんどくさい。めんどくさい。絵本読みながら、なんかその辺をね、喋ってみたいなっていう気持ちもありますね。なんかもし喋ったら聞いていただけましたら嬉しいです。みーさん���マッキーさん、改めてお便りありがとうございました。
この番組ではご意見窓口としてマシマのアカウントを解説しております。概要欄にリンクがありますので、こんな話してほしいこんなこと聞きたい。みたいなご要望、あとはもちろんご感想がありましたらお気軽に送ってみてください。匿名サービスですが、ラジオネーム、年齢、ぼかした居住地など書いてもいいよという方は書いてくださると嬉しいです。
じゃあ、それではですね、この番組、最後に曲紹介コーナーを設けてまして、spotifyのミュージックプラストーク機能を利用してテーマにまつわる曲を流しているんですけれども、今回はね、選挙がテーマだったということで、モーニング娘。のhpac
くらいしか浮かばない。そしてそれはね、hoprだからpotifyに音源ないんですよ。なんか理由を私は知らないけど、popの曲って一切potifyにはないんですよね。
サブスクがないのか、itunesとかな、なんていうのは気性だとあるのか、その辺もちょっとね、配信について何かお考えがあるんだろうなと思いつつ、調べたことないんですけども ね。そしてこの曲、私はぱっと���かんだけど、なんかちょっと調べてみたら、ネット上では有名なんですってね、この曲に。選挙の日って、うちじゃなぜか投票行って外食するんだっていうのがその歌詞の
選挙にまつわるワンフレーズなんですけども、 結構このフレーズ有名なんですね。正直私がこう、選挙マニアだから心に残ってんのかなって思ったんですけど、違う。みんな残ってた。そうなんだっていうのが今回発見でしたね。
theピースってすごいね。その名の通り、非常にふんわりした歌手の子。この時代特有のあんまなんも考えてないなっていう、なんか、なんか考えてないけど楽しく生きてますっていう曲だと思うんですよね。
でもそれはただのふんわり。大丈夫かってさ、心配になるじゃない。心配になるのを占めてるのが、このぎゅっと引き締めてくれてるのがこのワンフレーズだと思うんですよ。
投票行って外食するっていうので、皆さん、どんな家族像思い浮かべましたか。
なんか私はね、他のこの曲の他の歌詞からも総合すると、まず娘は多分2人いますね。兄弟構成は娘2人か3人なんですよ。女の子だけの兄弟で、この子は多分真ん中かその次女2人した次女ですね。そんで、その、
20歳は過ぎてんですよ。その他のとこで実家に帰るみたいな話をしてるから、実家を出てる年なんですね。当時は実家出てても選挙権がない年齢が設定的に時代的にあるんですけども、選挙権もあるぐらいの年齢だと思うんですよ。
でも、自分に選挙権があってもなくても、そのうちではお父さんがすごい、あれですよ、下町っ子かあ、バカバカパのパパみたいな格好してる、なんかわけわかんないこだわりを持った、昔か木のおっさん、なんかすごい、結局は盛んな親父みたいな人がいて、んで、選挙だ選挙だって言ってなか、
みんなを絶対投票に行くんだって家族に言うんですよ。で、娘がね、めんどくさいとか言った時に、うっせえ、会食するぞって言って、みんなで寿司食うぞって言ってずらすみたいな。
なんかそこに、なんか、非常に���なんかこう、フランクな、砕けた仲の良さみたいなのを見るんですよね。ちょっと飛んでるかもしんないけど、想像が飛んでるけど。ただの選挙にうるさい親父かもしんないけど、なんか
選挙に絶対に子供に行かせようとするお父さんって、やっぱいいお父さんだと思うんですよね。てかお父さん、手動とも言ってないけど。なんとなく想像で、あんま良くないかもしれないですけどね。こう、ジェンダーバイアスのかかった想像かもしれないけど。
だからそういう熱くて、なんかこう、あったかい家族に愛されて育った女の子なんじゃないかなって私思ったんですよ。
当時そこまで考えてたかわかんないけど。なんか改めて聞いて、結構ね、この子はなんかこ何も考えてない、ふわふわ生きてそうだけど、愛って育ったから大丈夫なんだっていう、ちょっと楽天的だけど大丈夫なんだっていう感じ。なんかそれがなかったらちょっと不安になる歌だなって思いますね。私の生活上かもしんないけど。
そんなね、想像を色々繰り広げて、今日すごい噛む繰り広げてしまうピースですね。聞いていただけないの残念ですけど、
あれです、面白いインタビュー記事をつんくさんのインタビー記事見つけたので、nhkサイトにそれ貼っときますね。なんかこの曲の誕生秘話みたいなんでこのフレーズを得たのかっていうのが書いてあって、結構ね、楽しいんですよ。
ちょとちょっと言っちゃうけど、この投票行って外食するってのは、やっぱこう、自分の頭から出てきたやつじゃなくて、聞いた話、たまたま耳に入った話だそうです。すごい。やっぱいいよね、そういうのがぱっと言われるのが、なんか創作、創作者としてすごいと、やなつさんなって思いましたね。じゃあ聞いてくださいっていう風に。今日はね、お別れできないんですけども、
最後までこの番組、なんか今日も今日も長かった。聞いてくださってありがとうございました。またお耳に書かれましたら幸いです。じゃあさよなら、もしくはおやすみなさい。失礼します。
議会によくこんなに情報詰め込んでくれるなんて。情報っていうか、こう、タカハシさんもさ、やっぱ短くて結構ふわっとしてるのに、なんか聞くとすごい満足感があるんですよね。
そして3つ目。まだあります。すでに紹介されていましたが、安住慎一郎の日曜天国のメッセージコーナーも休日ドライブで流すことが多いです。リスナーさんの文章力も高く、つい笑い声が漏れてしまいます。
これは他のリスナーさんが紹介してくださった方のpodcastですね。私のおすすめ。じゃなくて。私もあの後ね、この日tpodcastを聞いてますね。
本当になんていうの。あずみさんの話も面白いし、このお便りがさ、すごいレベル高すぎて、もうここで読まれることできるの。っていうぐらい超面白いですよね。もう全国声が集まってんだ。
clovanote.line.me
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2023-11月号
アンビグラム作家の皆様に同じテーマでアンビグラムを作っていただく「月刊アンビグラム」、主宰のigatoxin(アンビグラム研究室 室長)です。
『アンビグラム』とは「複数の異なる見方を一つの図形にしたもの」であり、逆さにしたり裏返したりしても読めてしまう楽しいカラクリ文字です。詳しくはコチラをご参照ください⇒アンビグラムの作り方/Frog96
◆今月のお題は「ゲーム」です◆
今月は参加者の皆様に「ゲーム」のお題でアンビグラムを制作していただいております。 ビデオゲームからゲーム理論まで様々な逆さ文字の数々をご覧ください。
「スイカゲーム」 回転型:ちくわああ氏
まさに今話題のゲームで、特にNintendo Switch版が大ヒットしています。 ストロークの端点処理をうまく生かしています。スイカに隠された部分として補完処理を利用するのがうまいですね。
「ゲームセンター」 図地反転回転型: いとうさとし氏
図地反転の回転型なので結果180°回転させても[ゲームセンター]と読めます。 傑作です。
「Yume Nikki」 回転型:mishima氏
2004年にRPGツクールによって開発され、その後さまざまなプラットフォームに展開されたゲーム。
〇のあしらいが効果的です。「kk」の形が揃っているのが気持ちよいですね。
「アウトラン」 旋回型:kawahar氏
セガが1986年にアーケード版を発売したドライブゲーム。その後コンシューマ機にも次々と移植されました。
旋回型は角度によってどの図形を拾って読むかが変わるところが見所ですが今回の調整も絶妙です。自車が事故ってスピンしているようにも見えてきますね。
「テトリス」 旋回型:くノ一忍者氏
1984年に発表された落ちものパズルの始祖。Tetramino+Tennisの造語だそうです。
チャレンジングな題材ですが、読み順の指定と背景により読み方を助けています。
「UNO」 図地反転鏡像型: いとうさとし氏
カードゲームUNOのロゴを図地反転(しかも鏡像で)アンビグラム化。鏡像の図地反転構造はとても興味深いですね。あまり作例のない珍しい対応解釈です。
「将棋」 交換型:海氏
「将」という漢字を切断し上下を入れ替えることで「棋」と読めるようにデザインされた交換型アンビグラムです。規則性があり敷き詰めも可能です。 将棋は言わずと知れたゲームの王様ですが 海氏の本作自体もゲーム的でとても楽しいです。 薄目で見ると「将棋」と確かに読めます。これは絶妙な形状だと思います。
「透明な駒」 鏡像型:lszk氏
将棋の駒をひっくり返す行為「成る」に着目した実用的なアンビグラムです。それぞれの透明な駒をひっくり返すと「歩→と」「香→金」「桂→金」「銀→金」「角→馬」「飛→龍」となります。 アンビグラムと実用性を結びつけた天才的なアイデアです。
「UNDERSTAND」 回転型:いんふぃにてぃ氏
法則を理解して条件を満たすようにしてクリアしていくという実験的なゲームです。
本家ロゴに似せて作ってあります。ドット風なのが効果的で、省略された部分がとてもおしゃれなあしらいに見えますね。
「アイテム」 旋回型亜種:増池誠史氏
ゲームに必要な構成要素の筆頭。能力値はな��てもアイテムはどんなゲームにも登場します。
「テ」のグリフが共通していないので亜種としています���、「ア/テ/ム」の旋回の見事です。「ア」を操作したらアイテムとして短剣が現れたように見えますね。
「リトライ」 回転型:peanuts氏
何度もリトライしてクリアに近づいていくのがゲームの基本であり醍醐味です。
「ト」の下部が「ラ」に隠れたような配置にしてバランスと可読性をとっていますね。矢印が何度も繰り返すリトライを表しつつ180度回転させることも示唆していてステキなデザインです。
「JOKER GAME/柳広司」 回転共存型:兼吉共心堂氏
スパイ・ミステリー小説[JOKER GAME]を180°回転させると その著者[柳広司]と読めるアクロバティックなアンビグラムです。本作はその小説の内容がスパイものということもありアンビグラム作品自体がまるで「暗号」のようです。着想が面白いです。
「すれちがい通信」 回転型:.38氏
主にニンテンドー3DSで、携帯機同士が互いを自動で探知し、ゲームデータを自動的に送受信する機能・サービスのこと。
かわいい書体でコンセプトロゴにぴったりのデザインになっていますね。面白い組み方をしているのでじっくり見てしまう魅力があります。
「ファミコン通信」 回転型:ヨウヘイ氏
こちらの『通信』は雑誌の名前���現「ファミ通」の古い誌名です。
氏はなんでも寄せ字に仕上げてしまう素晴らしい技能の持ち主ですが今回も非常にバランスよく変形させて詰め込んでいます。「通」がきれいに回っていて気持ちよいです。
「昇龍拳」 図地反転回転型: いとうさとし氏
『ストリートファイター』シリーズの打撃技の図地反転アンビグラムです。「龍」の字が普通に読めすぎて凄いです。あと「拳」の字がカワイイ。
「鬼畜ゲー」 回転型:douse氏
激ムズすぎて一瞬でやられたり、無茶な操作を要求される鬼畜なゲーム。私は『トランスフォーマー コンボイの謎』を思い出します。
「ゲー」を色分けして読みやすくし、反対側でも同じ色付けにしてありますが(同一グリフの観点ではこれが理想です)、「鬼畜」のほうの可読性も落ちておらずうまく作字していますね。パースも非常に効果的です。
「裏世界」 回転型:螺旋氏
RPGなどで現れる裏側の世界のイメージでしょうか。『ゲーム&逆』からの発想。
明朝体風の作字でまとめてあり非常に読みやすいです。「裏」上部の微妙なカーブの具合が「界」に生きるように調整されていて気持ちよいです。
「任天堂」 旋回型:ぺんぺん草氏
言わずと知れた、コンピュータゲーム開発で有名な大企業。
2文字/1文字での対応ですがうまいバランス調整によりだんだん大きくなるようにきれいに並んでいます。「堂」はいわゆる『kawahar box』の技法で図地が切り替わっているのが驚きのアイディアです。
「ゲームは1日1時間」 回転型:ヨウヘイ氏
高橋名人の名言ですね。「1時間だけ集中してやるのがいい」という意味合いだそうです。
斜めになっているのがポイントですね。「ゲーム」と「時間」の文字送り方向を切り替えています。ドット風なのが可読性を上げています。
「ゲームは1日1時間」 鏡像型:うら紙氏
続きまで書くと「ゲームは1日1時間。外で遊ぼう元気良く。僕らの仕事はもちろん勉強。成績上がればゲームも楽しい。僕らは未来の社会人」
同ネタですが鏡像型でもいけました。「間」の下部がそのまま「1日1」なのに気が付けば鏡像で組みたくなりますね。この作品も面白い組み方なのでじっくり見てみたくなります。
「命もないのに殺し合う」 回転共存型:オルドビス紀氏
『NieR :Automata』のTV版キャッチコピー。自動人形が戦うアクションRPGです。
「命/しあう」「も/のに」「な」「い」「殺」がそれぞれ回転型アンビグラムになっていますが、��れを180度回転しても違和感なく読めるように配置しているところが見事です。もちろん全体のゲシュタルトも統一されていて美しい作品です。(回転しても同じ文字列ですが別のデザインになるので回転共存型としています)
「囚人のジレンマ」 回転型:Σ氏
ゲーム理論におけるゲームの一つで、ジレンマの代表例によく挙げられます。
「囚/マ」以外はかなり素直に一対一対応できるのですね。最後の一つをクリアするのに□で囲むのが面白いアイディアです。マスとして認識するか「くにがまえ」として認識するかを脳が自動で切り替えてくれます。
最後に私の作品を。
「冒険の書」 回転型:igatoxin
読者の中にもお気の毒なことになったことがある人もいるかも知れませんね。
ゲームがお題のアンビグラム祭、いかがでしたでしょうか。ゲームとい��ても連想するものは様々でしたね。参加者の皆さんにとっては、他の方とネタが被らないように読み合うのもゲームの一つといえるかもしれません。��ゲームを御題にしたのは今回が2回目ですが 第1回目 に負けず劣らず素晴らしいアイデアが集まりました。 お忙しい中 御参加いただいた作家の皆様には深く感謝申し上げます。
さて次回のお題は『時事』です。2023年を振り返って、今年を象徴するような語句であればなんでもOKです。締切は11/30、発行は12/8の予定です。それでは皆様 来月またお会いしましょう。
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2023年 1月{フリー} 2月{TV} 3月{クイズ} 4月{健康} 5月{回文} 6月{本} 7月{神話} 8月{ジャングル} 9月{日本史} 10月{ヒーロー}
※これ以前のindexはこちら→《index:2017年~》
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Kanazawa-Kuruwa
郭の中の金沢、辺京の小宇宙
郭_この辺京の遊郭には、金沢の美しさと醜さがくるわれている。
郭は...
北陸の美学の結晶であった。 卯辰山へまっすぐ伸びる石畳、黒光るボッテリとした能登瓦、弁柄色の木虫籠(きむすこ、細い桟の出格子)。九谷の襖の手掛けや輪島塗りの調度品、べっ甲のかんざしや色とりどりの菓子や酒、夜遅くまで鳴り響く唄、笛、鼓の音色。
同時に人身売買の巣窟でもあった。 極めて幼い頃に身売りされた少女は、楼主と養子縁組を結び、自らにかけられた身代金を返すまで拘束を受け、芸妓・娼妓として働いた。町を彩った女のいくらかは楼主となった。
今回は、金沢の光であり影である茶屋街について、制度・人びと・建物・遊び・性の観点から明治・大正の茶屋を前提にご紹介する。
(参照:『金府大絵図』金沢市立玉川図書館所蔵)
明治に生まれた主計町を除けば、ひがし・にし・きた・愛宕の郭は2つの大きな川、犀川と浅野川の金沢城から見て外側に位置している。(これは、江戸の吉原が常に皇居から見て川向いに建てられて、都市の外周部に位置していたこと同様の理由で、穢の場所を都市の外側に配置するためであろう。)
その中でも、金沢人が憧れと���妬を込めて名付けた東の廓(言うまでもなく京都の祇園・東山にかけている)であるひがし茶屋街は、北陸の最も代表的な茶屋街であった。
(参照:『金府町絵図』金沢市立玉川図書館近世資料館所蔵)
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A:郭の制度
金沢の花街の仕組みは京都と同様にお茶屋が客の要望に応じて、芸妓を置屋か ら呼ぶ方式である。芸妓は置屋に所属し、お茶屋から依頼があれば、料亭やホテルなど地域外へも出張することが可能なのも、京都と同様の取引制度である。 さらに金沢の三茶屋街の特色として、お茶屋と置屋の兼業が挙げられる。つまり、お茶屋は場所を提供するのだが、同時に芸妓を抱え、他のお茶屋に派遣することもでき、食事は飲食店から取り寄せることとなる。
お茶屋には上茶屋、中茶屋、下茶屋の3つがあり、上茶屋は5等級に格付けされていた芸者の中でも、一等級のものしか置かなかった。上茶屋は農家の出や他国の婦女は抱えたがらない気風があり、それを誇りにしていた。加賀血筋を大事にし、みっちり芸と作法を仕込むとのこと。明治時代には能登半島をはじめ、日本全国から身売りされた少女が芸妓として所属しており、朝鮮出身の芸妓の記録もある。
郭では「旦那」は芸妓の経済的な保護者であり、後援者であった。旦那は月々お手当を置屋の女将に渡すかわりに、贔屓の芸者を自分一人のものにすることができた。女将は抱え芸者の旦那から一ヶ月の手当をもらうこと大きな収入源であった。ある置屋の抱え芸者が、別の置屋の客を旦那としている場合、旦那はその置屋の女将に毎月の斡旋料を支払うこととなっていた。
お茶屋では客は一見の客は挙げない。理由は、遊興費が後でもらえるか不安なことと、もう一つは酒癖が悪い客を案じてであった。たちの悪い客の中には、火鉢の中に小便をしたり、掛け軸に盆をぶつけたり、美人画を盗む客もいたという。二度目から置屋は電話で芸者の予約を受付け、時間の打ち合わせをする。客は遊興費を何ヶ月に一度、現金で女将に直接手渡しでまとめて払っていた。
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B:郭のひとびと
お茶屋に以下の人々が住み込んでいた。どこの家もかなりの大所帯で、大抵は十数人で寝ていた。
①女将:
多くは元芸者で、お茶屋の経営をするとともに���妓と養子縁組を組み芸妓を育てるとともに労働者として管理する。
②芸妓、娼妓:
女将と養子縁組を結び、芸者として客に奉仕する。住み込みと通いがあったが、殆どが住み込みで、通いは芸者でも年季明けの終わった歳高の人たちだけだった。年季明けや旦那がお金を支払った場合は妾として茶屋街の周辺に暮らしていた。
③たあぼ:
行儀見習いと諸芸習得の傍ら、日中は走り使いの雑用、夕方からは芸者衆の座敷勤めな三味線をもって供をなし、供先きの置き屋とか料亭では家族用玄関の片隅で芸者衆の座敷終わりを待つ。12歳になると振り袖芸者と呼ばれ見習いの芸者とみなされ、さらに15,6歳になると留め袖芸者と呼ばれ水揚げが行われた。このころには体だけではなく、三味線・踊り包などの芸も一人前の扱いを受けた。
④ばんば:
年寄りが多く、飯炊賄いが主な仕事。
⑤べえべ:
10-40代、女中、下働きの女で賄い全般、掃除洗濯、女将の身の回りの世話をした。やりてばばあと呼ばれるべえべは客から以下にして金を使わせるか、寝床での振る舞いを芸妓に教え込んだとのこと。
男衆:
登楼のの客引き、芸者の世話役として付き添い、用心棒兼見張り役をする。
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C:郭の建物
(参照:金沢「東の郭」の復元 平井聖・大林組)
茶屋は2つの大門を持ち、文字通り塀によってくるわれていた。門の外には妾宅が並んでいた。2本の大通りは卯辰山に向かい、卯辰山がアイストップの役割を果たしている。かつては壱番町へは小川を越えてアクセスするようになっていた。
(参照:『浅野川茶屋町創立之図』文政3年(1820年) 石川県立図書館蔵 「旧東のくるわ」伝統的建造物保存地区保存対策事業報告書 1975年 金沢市教育委員会)
建物の外観は、1階は出格子となっており、木虫籠と呼ばれる細い縦格子がはめてある。縦桟は断面が台形になっており、外から中が見えにくい仕掛けとなっている。2階は今では小窓付きの雨戸になっており、全て開け放てる仕組みになっている。祭りの際には大通りにステージが設けられ、開け放した2階の座敷から芸者の踊りを見下ろしていたのだという。現在では失われているが、かつては木部分に紅殻色の塗装が施されており、赤い色彩と卯辰山の緑が生えたことだろう。また、屋根はかつて石置き板葺きであったが、今では釉薬を全面に施した北陸特有の黒く厚い瓦が葺かれている。
平面は時代を経て大幅に変更されており、機能上の要求から下記図面の小さい方の平面図(明治以降)へと変更されていったようだ。
明治以降の平面図を前提に話すと、まず玄関を入ると黒漆塗りの大きな階段があり、ハイサイドライトから薄光が差し込んでいる。階段の横は長火鉢が置かれた茶の間であり、女将が座って一切を指示していた。奥座敷と茶の間は主に女将が使用する部屋で、奥座敷は仏間、寝室として使用していた。
みせの間は支度部屋で、芸妓が詰めていたから、街路には芸妓の声がよく聞こえていたことだろう
2階は大きく表(前2階)・中・奥(広間)の3室に分けられ、表と奥を座敷とし、中はロビーのように使用されていた。間口が大きい場合は表と奥は2室に分けられ、4畳の部屋を芸妓が踊り演奏するステージのように使用していた。2階の更に奥には廊下や小階段を隔てて「離れ」があり、数寄屋風のしつらえとなっている。水揚げや日中の娼妓の使用にはこの部屋は人目につかないので都合が良かった。
3階はどの家にもあるとは限らないが、座敷を1間もつ場合がある。
(参照:金沢「東の郭」の復元 平井聖・大林組)
座敷の土壁は紅殻色が用いられる場合が多く、柱は紅殻と灰をあわせて塗装されている。金沢では紅殻色や群青色が来客の場所に使用されることが多いようである。
(参照:https://www.kanazawa-kankoukyoukai.or.jp/spot/detail_10094.html)
(参照:https://www.pinterest.de/pin/523332419194794021/)
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D:廓遊び
(参照:金沢「東の郭」の復元 平井聖・大林組)
宴会は夜だけではなく、遊びなれた客は深更にきて朝帰りということも珍しくなかったし、庄屋の番頭などが小僧の手前もあって夜抜け出せないために早朝に密かに遊びに来ることもあったし、昼遊びの客もあった。これらの時間の揚げ代は夜よりもむしろ高かったとのことである。
客としては、加賀友禅などの伝統工芸の職人の親方や商人、旅の客などがいた。
廓の花代の1単位は45分だった。1時間を1番木と言って、拍子木が隣の控えの間で打たれた。合図の1番木で、芸者は時間切れを伝えて帰り支度をはじめ、そこから客を送り出すまでを15分と見ていたようだ。これは線香1本が燃えるまでに40分かかったことからきていると聞いた。
婚礼の祝宴が夜通し続いたりすると、芸者たちは三日三晩睡眠を取ることもできないこともあった。
芸妓は昼に芸を磨いた。自由を厳しく制限された分、芸に自らの存在価値をかけたからなのであるが、当時の売れっ子は芸を磨くだけの時間的な余裕がなかった。遊客は気に入った芸妓がいると追い回し、昼夜となく名指しをしたため、彼女らは歌や踊りの稽古などしている暇がない。流行りっ子ほど無芸という結果になったのであった。しかし、芸に精進することは文字通り体をいじめ抜くことになり、体の形を崩してしまったようで、例えば、笛の達人と言われた美津は増えをあてがう下唇がミミズ腫れのように腫れ上がっていたとのことである。
お茶屋遊びは数多くあるが、ここで流行ったものに「かんざしえらび」がある。座敷で客と芸妓は輪になって歌った。
お姫さんと寝るがに かんざし引こう お姫さんを抱くがに かんざし引こう 人のかか抱きゃ せわしない ほれ せっせっせ せっせっせ
黒く塗った丸い盆の縁にかんざしが10〜20本、妓の数だけ放射状に置かれ、客たちはじゃんけんをして勝ったものからかんざしをとり、そのかんざしの持ち主と一晩寝ることとなった。
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E:郭の性
中店以下にいる芸者は、多くは二枚鑑札を持っていた。芸者と娼妓を使い分けなくては前借りを支払うことができなかったからである。上店では芸者と娼妓の区別が一応はひかれていたが、明治から大正にかけてはほとんど建前になっており、体を張ることによって何十円と貰いが増え、前借金を返すことができたから、体を張る者も多かった。
朝から夜まで客が来た。一人は娼妓を置かなくては営業許可が降りなかったため、芸妓は自分の代わりに一日中客の相手をしてくれる娼妓には感謝していたとのことである。
日露戦争の折には、松山、習志野、大阪に加えて金沢もロシア人俘虜の収容地となり、4000人近くの俘虜が寺院などに収容された。彼らは「大切に」扱われたというが、国から通達を受けた市当局が置き屋の女将に協力を要請し、廓の芸者らがロシア人の相手をしたそうだ。廓には梅毒の予防のために「下洗い」する建物が設置され、性的搾取の対象となった。
第二次世界大戦の際には、芸者は三味線を弾くことや太鼓を禁じられ、専ら復員や動員に押しかける兵隊を相手に慰安婦、接待婦として働いた。
15歳ほどになると水揚げがある。水揚げの相手の旦那は、女将同士であらかじめ相談し、決められ多くは老人だったとのことである。若者では手荒く、過ちがあると良くないと考えられたためと、水揚げをするには大金が必要だったからである。相手が年寄りであることは女たちは皆嫌がった。水揚げというものは一回きりで一人前の女になるというわけではなく、二度も三度もしなければならない。水揚げは特別に料金が高いからお茶屋が儲かったとのことである。場所は自分の住むお茶屋とはとは限らず、離れの間が使用される事が多かった。
(旦那衆が人目を避けて利用した梅ノ橋とかつての妾邸)
金沢の芸妓の生涯を描いたノンフィクション小説である『郭の女』(井上雪著)には花街の美しさと醜さがよく描かれている。
読者は気がつく。 あの美しく見えた芸妓は木虫籠という籠に囚われているのだと。
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本日発売の夕刊フジ、『有本香の以読制毒』は、日本が直面する幾重もの安全保障上の危機に迫りました。 尖閣周辺への中国船侵入、安保周辺土地の売買、LINE問題… 欧米諸国による「対中包囲網」の広がりに、乗り遅れるなと警鐘を鳴らします。
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中国当局による新疆ウイグル自治区などでの人権弾圧を非難する国会決議案が通常国会で採択されなかったことについて、ジャーナリストの有本香氏が17日、夕刊フジの人気連載「以読制毒」で明かした内幕と、痛烈な批判が波紋を広げている。7月4日投開票の東京都議選や、次期衆院選を見据えて、自民党内でも早急な決議を求める声が浮上している。
「日本人として申し訳ない気持ちだ」「民主主義はどこへ」「自信をもって投票できなくなる」
有本氏のコラムを紹介した本紙編集局ツイッターには、このような返信が殺到している。18日午前9時現在、4700以上の「いいね」と、1900以上のリツイートを記録している。
対中非難決議案は、全野党から承認を得ていたにもかかわらず、国会提出が見送られた。
注目の「以読制毒」で、有本氏は「自民党関係者と支持者らは『公明党が潰した』という。しかし、ほぼすべての事情を知る筆者はそう思わない」といい、文案への「承認」サインを求めた自民党の下村博文政調会長と古屋圭司元国家公安委員長らと、同党の二階俊博幹事長と林幹雄幹事長代理による応酬を伝えている。都議選での公明党との連携を見据えて、二階氏のサインを制止したのは林氏だという。
同席した自民党議員も17日、ネット番組で前出の経緯を認めている。
今回の非難決議見送りには、自民党内で不満が噴出している。
自民党中堅議員は18日朝、「英国での先進7カ国(G7)首脳会議でも、中国に『人権や基本的自由』を尊重するよう求める共同声明が採択された。日本の国会が声を上げられないのは、おかしい。党内でも『なぜだ!』と憤っている議員は多い。自民党を批判するネットの反応は無視できない。衆院選前の臨時国会で速やかに決議をするくらいのスピード感でいかないと、自民党への風当たりはもっと強くなる」と語った。
別の自民党ベテラン議員は「戦略が間違っていた。最初から公明党と自民党二階派を巻き込み、アプローチしていればよかった。通常国会の閉幕間際に焦ったように決議案提出を目指した議連側は動いていた。全会一致で決議したいなら、決議案の文面もハードルを下げるべきだった。今回は自民党が悪い。自民党支持層が怒るのも、もっともだ」と語った。
自公与党は今後、どうするのか。
公明党の北側一雄副代表は17日の記者会見で、「(公明党が)決議を止めたという話は全くない。自民党がまず党内で一致しないといけないが、最終的にそこまでに至らなかったと認識している」「自民できちんと取りまとめられたら、公明としてもしっかり受けて議論していきたい」と語った。
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困ったものだ・・・
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高市氏が?捨て身?の告発!
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【有本香の以読制毒】
岸田内閣「中国スパイ」を野放しか 「セキュリティー・クリアランス」 提出に圧力、政府内の親中派と暗闘を示唆
高市早苗経済安全保障担当相が28日、「捨て身の告発」に打って出た。 先端技術の流出を防ぐため、重要情報を取り扱う研究者らの身分の信頼性 を
確認する「セキュリティー・クリアランス(適格性評価)」をめぐり、 政府内の?抵抗勢力の存在?や?親中派との闘争?を示唆したのだ。「国 葬(国葬儀)」で27日に見送られた安倍晋三元首相は生前、日本の国力 を維持・発展させるため、欧米諸国では常識である「スパイ防止法」の制 定にも意欲を持っていた。日本と中国は29日、国交正常化から50年を 迎えた。岸田文雄政権の、国民と国家を守る気概が問われている。ジャー ナリスト、有本香氏による緊急リポート。
現役閣僚による爆弾発言が飛び出した。
「大臣に就任した日に言われたのは、『中国』という言葉を出さないでく れというのと、来年の通常国会にセキュリティー・クリアランスを入れた 経済安全保障推進法を提出するとは口が裂けても言わないでくれと言われ ました」
高市氏が28日夜、「BSフジLIVE プライムニュース」に出演した 際の発言である。これに岸田首相がどう対処するか?見もの?だ。
経済安全保障については今年5月、経済安全保障推進法が成立したが、同 法には最も重要な要素が欠落している。それがセキュリティー・クリアラ ンス、「人の適格性の審査」だ。あえて簡単に言えば、外国のスパイを取 り締まるルールである。
同法成立の前から、筆者はこの欠落を厳しく批判していた。「仏作って魂 入れず」のような経済安保法にどれほどの意味があるのか、ということで ある。国会提出前の今年2月には、自民党の政調会長だった高市氏と『月 刊Hanada』で対談し、次のようなやり取りをした。
高市氏「今年の大きな柱はやはり経済安全保障政策です。どのような事態 になっても必要な物資を国内で調達できる環境、サイバー攻撃から国民の 生命や財産を守り抜くこと、機微技術の国外流出を防ぐことなどを柱とす る『経済安全保障推進法』の第1弾を今国会で必ず成立させたい」
筆者「かねてより高市さんがおっしゃっていた外国人研究者などのスク リーニング(選別)は、その第1弾には含まれるんですか?」
高市氏「外国人研究者のスクリーニングは第2弾でやります。これを入れ ると今国会では通りませんから」
正直に言うと、7カ月前、高市氏のこの答えにひどく失望したものだ。
対談での高市氏は、「岸田政権をサポートする」「7月の参院選に勝利す ることが大事」という表明に終始した印象だった。それは政調会長という 立場からすると当然ではあるが、あまりにも型通り、多くの読者の失望を 誘うものでもあった。
実は、筆者はこのときの失望を、安倍氏にもぶつけた。「人のスクリーニ ングを盛り込まないなら、意味のない法律です」と。
筆者の怒りに対し、安倍氏は「人のスクリーニングを盛り込んだ法律は必 ずやるから。こちらもプッシュしていく。ただ、容易でないことは理解し てほしい」と答えていた。
しかしいま、昨晩の高市氏の「告発」を聞き、生前の安倍氏の言葉を思い 返すと、経済安保をめぐる自民党内の「闘争」、とりわけ「親中派との闘 争」が実感を伴ってみえてくる。2月に筆者が抱いた強い失望は、こうし た暗闘への筆者の不理解も少々手伝ったかと反省する。
今般、高市氏が「捨て身の告発」に打って出たのには、安倍氏の国葬儀が 無事終わったことも関係しているかもしれない。国葬儀には筆者も参列し たが、かけがえのないリーダーを喪った悲しみ、反省を改めて深くする一 方で、国難のいまこそ、「闘う政治家」だった安倍氏の遺志を、皆で継ぐ べきという思いにもさせられた。
高市氏は同じ28日、BS日テレの「深層NEWS」にも出演し、政府に よる国葬実施の決定過程について次のような苦言を呈している。
「決定する少し前に国会の議院運営委員会の理事会とか、衆参両院の議長 とか、そういったところに話がちゃんとあってもよかったのではないか」
一連の高市発言を「岸田おろし」や「閣内不一致」というレベルの話題に して済ますべきではない。
「中国のスパイ」一つ取り締まれない日本に明日はない。安倍氏の志を真 に継ぐのは誰なのか─。はっきりさせるときである。
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【SPN】庭師と騎士
警告:R18※性描写、差別的描写
ペアリング:サム/ディーン、オリキャラ/ディーン
登場人物:ディーン・ウィンチェスター、サム・ウィンチェスター、ボビー・シンガー・ルーファス・ターナー、ケビン・トラン、チャーリー・ブラッドベリー、クラウス神父(モデル:クラウリー)
文字数:約16000字
設定: 修道院の囚われ庭師ディーン(20)と宿を頼みに来た騎士サム(24)。年齢逆転、中世AU。
言い訳: 映画「天使たちのビッチナイト」に影響を受けました。ボソボソと書いてましたがちょっと行き詰まり、詰まってまで書くほどのものじゃないので一旦停止します。
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自分のことなら肋骨の二本や三本が折れていたとしても気づかないふりをしていられるが、部下たちを休ませる必要があった。
王国騎士の象徴である深紅のマントは彼ら自身の血に染められ、疲労と傷の痛みとで意識がもうろうとしている者も数名いた。何よりも空腹だった。狩りをしようにも、矢がな��、矢を作るためにキャンプを張る体力もない。 一度腰を下ろせばそこが墓地になるかもしれなかった。 辺境の村を救うために命じられた出征だった。王はどこまで知っていたのか……。おそらくは何も知らなかったのに違いない。そうだと信じたかった。辺境の村はすでに隣国に占領されていた。彼らは罠にかけられたのだった。 待ち構えていた敵兵に大勢の仲間の命と馬を奪われ、サムは惨めな敗走を余儀なくされた。 森の中を、王城とは微妙にずれた方向へ進んでいるのに、サムに率いられた騎士たちは何もいわなかった。彼らもまた、サムと同じ疑いを胸に抱いていたのだ。全ては王に仕組まれたのではないかと。 誰一人口には出さなかったが、森の中をさ迷うサムに行き先を尋ねる者もいなかった。 なけなしの食糧を持たせて斥候に出していたケビンが、隊のもとに戻ってきた。彼は森の中に修道院を発見した。サムはその修道院に避難するべきか迷った。森は王国の領内だ。もしも王が裏切っていた場合、修道院にまで手を回されていたら彼らは殺される。 だが、このままでは夜を越せない者もいるかもしれなかった。サムは未だ六人の騎士を率いていて、王国よりサムに忠実な彼らを何としても生かさなければならない。 サムはケビンに案内を命じた。
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ディーンは自分の名前を気に入っていたが、今ではその名前を呼ぶ者はほとんどいなかった。 修道院では誰もがディーンのことを「あれ」とか「そこの」とか表現する。もしくは彼自身の職業である「庭師」とか。彼自身に、直接呼びかける者はいない。なぜなら彼は耳が聞こえないし、口も利けないから。 ディーンは今年で二十歳になる……らしい。彼は子供のころに両親を盗賊に殺されて、もともと身を寄せる予定だったこの修道院に引き取られた。ただし支払うべき寄付金も盗賊に奪われたので、修道士としてではなく庭師として働いて暮らしている。 夜中、ディーンはフラフラになりながら修道院を出て、納屋に帰り着いた。家畜小屋の横の納屋が彼の住処だ。神父が彼に酒を飲ませたので、藁の下に敷いた板のわずかな段差にも躓いてしまった。 そのまま藁の中にうずくまって、眠ってしまおうと思った時だ。納屋の戸の下の隙間から、赤い炎の色と複数の人影がちらついて見えた。 ディーンは、静かに身を起こした。少し胸やけはするが、幻覚を見るほど酔ってはいない。ディーンがいる納屋は、修道院の庭の中にある。修道士たちをオオカミやクマから守る塀の、内側だ。修道士たちは夜中にうろついたりしないから、この人影は外部からの――塀の外、森からの――侵入者たちのものだ。 門番の爺さんは何をしていたのか。もちろん、寝ているんだろう、夜更かしするには年を取りすぎている。今までも修道院が盗賊被害には遭ったことはあるが、こんな夜中じゃなかった。オオカミにとってはボロを着ていようが聖職者のローブを着ていようが肉は肉。強襲も山菜取りも日差しの入る間にやるのが最善だ。 では何者か。ディーンはそっと戸を開けて姿を見ようとした。ところが戸に手をかける間もなく、外から勢いよく開けられて転がり出てしまう。うつ伏せに倒れた鼻先に松明の火を受けてきらめく刃のきっさきを見て、そういえば、神父に持たされたロウソクが小屋の中で灯しっぱなしだったなと気づく。 「こそこそと覗き見をしていたな」 ざらついて低い声がディーンを脅した。ディーンはその一声だけで、彼がとても疲れて、痛みを堪えているのがわかった。 「やめろ、ルーファス! 何をしている」 若い男の声がした。ディーンを脅している男は剣のきっさきを外に向けた。「こいつが、俺たちを見張っていた。きっと刺客だ。俺たちがここに来るのを知っていて、殺そうとしてたんだ」 刺客、という言葉に、側にいた男たちが反応した。いったい何人いるんだ。すっかりと敵意を向けられて、ディーンはひるんだ。 「馬鹿な、彼を見ろ。丸腰だ。それに刺客なら小屋の中でロウソクなんて灯して待っているわけがない」 若い声の男が手を握って、ディーンを立たせた。俯いていると首から上が視界にも入らない。とても背の高い男だった。 「すまない、怖がらせてしまった。我々は……森で迷ってしまって、怪我を負った者もいる。宿と手当てが必要で、どうかここを頼らせてもらいたいと思って訪ねた」 背の高さのわりに、威圧的なところのない声だった。ディーンが頷くのを見て、男は続けた。 「君は――君は、修道士か?」 ディーンは首をかしげる。「そうか、でも、ここの人間だ。そうだろ? 神父に会わせてもらえるかい?」 ディーンはまた、首をかしげる。 「なんだ、こいつ、ぼんやりして」 さっき脅してきた男――闇夜に溶け込むような黒い肌をした――が、胡乱そうに顔をゆがめて吐き捨てる。「おお、酒臭いぞ。おおかた雑用係が、くすねた赤ワインをこっそり飲んでいたんだろう」 「いや、もしかして――君、耳が聞こえないの?」 若い男が自分の耳辺りを指さしてそういったので、ディーンは頷いた。それから彼は自分の口を指さして、声が出ないことをアピールする。 男の肩が一段下がったように見えて、ディーンは胸が重くなった。相手が自分を役立たずと判断して失望したのがわかるとき、いつもそうなる。 彼らは盗賊には見えなかった。何に見えるかって、それは一目でわかった。彼らは深紅の騎士だ。王国の誇り高い戦士たち。 幼いころに憧れた存在に囲まれて、これまで以上に自分が矮小な存在に思えた。 「聞こえないし、しゃべれもしないんじゃ、役に立たない。行こう、ケビンに神父を探させればいい」 疲れた男の声。 抗議のため息が松明の明かりの外から聞こえた。「また僕一人? 構いませんけどね、僕だって交渉するには疲れ過ぎて……」 「一番若いしまともに歩いてるじゃないか! 俺なんか見ろ、腕が折れて肩も外れてる、それに多分、日が上る前に止血しないと死ぬ!」 ディーンは初めて彼らの悲惨な状態に気が付いた。 松明を持っているのは一番背の高い、若い声の男で、彼はどうやら肋骨が折れているようだった。肩が下がっているのはそのせいかもしれなかった。ルーファスと呼ばれた、やや年配の黒い肌の男は、無事なところは剣を握った右腕だけというありさまだった。左半身が黒ずんでいて、それが全て彼自身の血であるのなら一晩もたないというのも納得だ。女性もいた。兜から零れた髪が松明の炎とそっくりの色に輝いて見えた。しかしその顔は血と泥で汚れていて、別の騎士が彼女の左足が地面に付かないように支えていた。その騎士自身も、兜の外された頭に傷を受けているのか、額から流れた血で耳が濡れている。 六人――いや、七人だろうか。みんな満身創痍だ。最強の騎士たちが、どうしてこんなに傷ついて、夜中に森の中をゆく羽目に。 ディーンは松明を持った男の腕を引っ張った。折れた肋骨に響いたのか、呻きながら彼は腕を振り払おうとする。 「待って、彼、案内してくれるんじゃない? 中に、神父様のところに」 女性の騎士がそういった。ディーンはそれを聞こえないが、何となく表情で理解した振りをして頷き、ますます騎士の腕を引っ張った。 騎士はそれきりディーンの誘導に素直についてきた。彼が歩き出すとみんなも黙って歩き出す。どうやらこの背の高い男が、この一団のリーダーであるらしかった。 修道院の正面扉の鍵はいつでも開いているが、神父の居室はたいていの場合――とりわけ夜はそうだ――鍵がかかっている。ディーンはいつも自分が来たことを示す独特のリズムでノックをした。 「……なんだ?」 すぐに扉の向こうで、眠りから起こされて不機嫌そうな声が聞こえてほっとする。もう一度ノックすると、今度は苛立たし気に寝台から降りる音がした。「なんだ、ディーン、忘れ物でもしたのか……」 戸を開いた神父は、ディーンと彼の後ろに立つ騎士たちの姿を見て、ぎょっとして仰け反った。いつも偉そうにしている神父のそんな顔を見られてディーンは少しおかしかった。 ディーンは背の高い男が事情を説明できるように脇にのいた。 「夜半にこのような不意の訪問をして申し訳ない。緊急の事態ですのでどうかお許し頂きたい。私は王国騎士のサミュエル・ウィンチェスター。彼は同じく騎士のルーファス。彼は重傷を負っていて一刻も早い治療が必要です。他にも手当と休息が必要な者たちがいる」 神父は、突然現れた傷だらけの騎士たちと、さっき別れたばかりの庭師を代わる代わる、忙しなく視線を動かして見て、それから普段着のような体面をするりと羽織った。深刻そうに頷き、それから騎士たちを安心させるようにほほ笑む。「騎士の皆様、もう安全です。すぐに治癒師を呼びます。食堂がいいでしょう、治療は厨房で行います。おい」 目線でディーンは呼びかけられ、あわてて神父��ひざ元に跪いて彼の唇を読むふりをする。 「治癒師を、起こして、食堂に、連れてきなさい。わかったか?」 ディーンは三回頷いて、立ち上がると治癒師のいる棟へ駆け出す。 「ご親切に感謝する」 男のやわらかい礼が聞こえる。「……彼はディーンという名なのか? あとでもう一度会いたい、ずいぶんと怖がらせてしまったのに、我々の窮状を理解して中へ案内してくれた……」 ディーンはその声を立ち止まって聞いていたかったが、”聞こえない”のに盗み聞きなどできるはずがなかった。
◇
明け方にルーファスは熱を出し、治癒師は回復まで数日はかかるだろうといった。サムは騎士たちと目を合わせた。今はまだ、森の深いところにあるこの修道院には何の知らせも来ていないようだが、いずれは王国から兵士が遣わされ、この当たりで姿を消した騎士たち――”反逆者たち”と呼ばれるかもしれない――がいることを知らされるだろう。俗世から離れているとはいえ修道院には多くの貴族や裕福な商家の息子が、いずれはまた世俗へ戻ることを前提にここで生活している。彼らの耳に王宮での噂が届いていないことはまずあり得なく、彼らがどちらの派閥を支持しているかはサムにはわからない。もっとも王が追っている失踪騎士を庇おうなどという不届きな者が、たくさんいては困るのだった。 出征の命令が罠であったのなら、彼らは尾けられていたはずだった。サムの死体を探しに捜索がしかれるのは間違いない。この修道院もいずれ見つかるだろう。長く留まるのは良策ではない。 かといって昏睡状態のルーファスを担いで森に戻るわけにもいかず、止む無くサムたちはしばらくの滞在を請うことになった。 修道院長のクラウス神父は快く応じてくれたが、用意されたのは厨房の下の地下室で、そこはかとなく歓迎とは真逆の意図を読み取れる程度には不快だった。彼には腹に一物ありそうな感じがした。サムの予感はしばしば王の占い師をも勝るが、騎士たちを不安させるような予感は口には出せなかった。 厨房の火の前で休ませているルーファスと、彼に付き添っているボビーを除く、五人の騎士が地下に立ち尽くし、ひとまず寝られる場所を求めて目をさ迷わせている。探すまでもない狭い空間だった。横になれるのは三人、あとの二人は壁に寄せた空き箱の上で膝を枕に眠るしかないだろう。 「お腹がすいた」 疲れて表情もないチャーリーが言った。「立ったままでもいいから寝たい。でもその前に、生の人参でもいいから食べたいわ」 「僕も同感。もちろんできれば生じゃなくて、熱々のシチューに煮込まれた人参がいいけど」 ガースの言葉に、チャーリーとケビンが深い溜息をついた。 地下室の入口からボビーの声が下りてきた。「おい、今から食べ物がそっちに行くぞ」 まるでパンに足が生えているかのように言い方にサムが階段の上に入口を見上げると、ほっそりした足首が現れた。 足首の持ち主は片手に重ねた平皿の上にゴブレットとワイン瓶を乗せ、革の手袋をはめたもう片方の手には湯気のたつ小鍋を下げて階段を下りてきた。 家畜小屋の隣にいた青年、ディーンだった。神父が彼を使いによこしたのだろう。 「シチューだ!」 ガースが喜びの声を上げた。チャーリーとケビンも控え目な歓声を上げる。みんなの目がおいしそうな匂いを発する小鍋に向かっているのに対し、サムは青年の足首から目が離せないでいた。 彼はなぜ裸足なんだろう。何かの罰か? 神父は修道士や雑用係に体罰を与えるような指導をしているのか? サムは薄暗い地下室にあってほの白く光って見える足首から視線を引きはがし、もっと上に目をやった。まだ夜着のままの薄着、庭でルーファスが引き倒したせいで薄汚れている。細いが力のありそうなしっかりとした肩から腕。まっすぐに伸びた首の上には信じられないほど繊細な美貌が乗っていた。 サムは青年から皿を受け取ってやろうと手を伸ばした。ところがサムが皿に手をかけたとたん、びっくりした彼はバランスを崩して階段を一段踏みそこねた。 転びそうになった彼を、サムは慌てて抱き止めた。耳元に、彼の声にならない悲鳴のような、驚きの吐息を感じる。そうだ、彼は耳が聞こえないのだった。話すことが出来ないのはわかるが、声を出すこともできないとは。 「急に触っちゃだめよ、サム!」 床に落ちた皿を拾いながらチャーリーがいう。「彼は耳が聞こえないんでしょ、彼に見えないところから現れたらびっくりするじゃない」 「ディーンだっけ? いや、救世主だ、なんておいしそうなシチュー、スープか? これで僕らは生き延びられる」 ガースが恭しく小鍋を受け取り、空き箱の上に並べた皿にさっさと盛り付けていく。階段の一番下でサムに抱き止められたままのディーンは、自分の仕事を取られたように見えたのか焦って体をよじったが、サムはどうしてか離しがたくて、すぐには解放してやれなかった。 まったく、どうして裸足なんだ?
修道士たちが詩を読みながら朝食を終えるのを交代で横になりながら過ごして待ち、穴倉のような地下室から出て騎士たちは食堂で体を伸ばした。一晩中ルーファスの看病をしていたボビーにも休めと命じて、サムが代わりに厨房の隅に居座ることにした。 厨房番の修道士は彼らがまるでそこに居ないかのように振る舞う。サムも彼らの日課を邪魔する意思はないのでただ黙って石窯の火と、マントでくるんだ藁の上に寝かせた熟練の騎士の寝顔を見るだけだ。 ルーファスは気難しく人の好き嫌いが激しい男だが、サムが幼い頃から”ウィンチェスター家”に仕えていた忠臣だ。もし彼がこのまま目覚めなかったら……。自分が王宮でもっとうまく立ち回れていたら、こんなことにはならなかったかもしれない。 若き王の父と――つまり前王とサムの父親が従弟同士だったために、サムにも王位継承権があった。実際、前王が危篤の際には若すぎる王太子を不安視する者たちからサムを王にと推す声も上がった。不穏な声が派閥化する前にサムは自ら継承権を放棄し、領地の大半を王に返還して王宮に留まり一騎士としての振る舞いに徹した。 その無欲さと節制した態度が逆に信奉者を集めることとなり、サムが最も望まないもの――”ウィンチェスター派”の存在が宮殿内に囁かれるようになった。国王派――この場合は年若き王をいいように操ろうとする老練な大臣たちという意味だ――が敵意と警戒心を募らせるのも無理はないとサムが理解するくらいには、噂は公然と囁かれた。何とか火消しに回ったが、疑いを持つ者にとっては、それが有罪の証に見えただろう。 自分のせいで部下たちを失い、また失いつつあるのかと思うと、サムはたまらないむなしさに襲われた。 ペタペタと石の床を踏む足音が聞こえ顔を上げる。ディーンが水差しを持って厨房にやってきた。彼は石窯の横に置かれた桶の中に水を入れる。サムは声もかけずに暗がりから彼の横顔をぼうっと眺めた。声をかけたところで、彼には聞こえないが―― 床で寝ているルーファスが呻きながら寝返りを打った。動きに気づいたディーンが彼のほうを見て、その奥にいるサムにも気づいた。 「やあ」 サムは聞こえないとわかりつつ声をかけた。まるきり無駄ではないだろう。神父の唇を読んで指示を受けていたようだから、言葉を知らないわけではないようだ。 彼が自分の唇を読めるように火の前に近づく。 「あー、僕は、サムだ。サム、王国の騎士。サムだ。君はディーン、ディーンだね? そう呼んでいいかい?」 ディーンは目を丸く見開いて頷いた。零れそうなほど大きな目だ。狼を前にしたうさぎみたいに警戒している。 「怖がらないでいい。昨夜はありがとう。乱暴なことをしてすまなかった。怪我はないか?」 強ばった顔で頷かれる。彼は自らの喉を指して話せないことをアピールした。サムは手を上げてわかっていることを示す。 「ごめん――君の仕事の邪魔をするつもりはないんだ。ただ、何か困ってることがあるなら――」 じっと見つめられたまま首を振られる。「――ない?」 今度は頷かれる。「――……そうか、わかった。邪魔をしてごめん」 ディーンは一度瞬きをしてサムを見つめた。彼は本当に美しい青年だった。薄汚れてはいるし、お世辞にも清潔な香りがするとは言い難かったが、王宮でもお目にかかったことのないほど端正な顔立ちをしている。こんな森の奥深くの修道院で雑用係をしているのが信じられないくらいだ。耳と口が不自由なことがその理由に間違いないだろうが、それにしても――。 水差しの水を全て桶に注いでしまうと、ディーンはしばし躊躇った後、サムを指さして、それから自分の胸をさすった。 彼が動くのを眺めるだけでぼうっとしてしまう自分をサムは自覚した。ディーンは何かを伝えたいのだ。もう一度同じ仕草をした。 「君の? 僕の、胸?」 ディーンは、今度は地下に繋がる階段のほうを指さして、その場で転ぶ真似をした。そしてまたサムの胸のあたりを指さす。 理解されてないとわかるとディーンの行動は早かった。彼はルーファスをまたいでサムの前にしゃがみ込み、彼の胸に直接触れた。 サムは���闘中以外に初めて、自分の心臓の音を聞いた。 ディーンの瞳の色は鮮やかな新緑だった。夜にはわからなかったが、髪の色も暗い金髪だ。厨房に差し込む埃っぽい日差しを浴びてキラキラと輝いている。 呆然と瞳を見つめていると、やっとその目が自分を心配していることに気が付いた。 「……ああ、そっか。僕が骨折してること、君は気づいてるんだね」 ”骨折”という言葉に彼が頷いたので、サムは納得した。さっき階段から落ちかけた彼を抱き止めたから、痛みが悪化していないか心配してくれたのだろう。サムは、彼が理解されるのが困難と知りながら、わざわざその心配を伝えようとしてくれたことに、非常な喜びを感じた。 「大丈夫だよ、自分で包帯を巻いた。よくあることなんだ、小さいころは馬に乗るたびに落馬して骨を折ってた。僕は治りが早いんだ。治るたびに背が伸びる」 少し早口で言ってしまったから、ディーンが読み取ってくれたかはわからなかった。だが照れくさくて笑ったサムにつられるように、ディーンも笑顔になった。 まさに魂を吸い取られるような美しさだった。魔術にかかったように目が逸らせない。完璧な頬の稜線に触れたくなって、サムは思わず手を伸ばした。 厨房の入口で大きな音がした。ボビーが戸にかかっていたモップを倒した音のようだった。 「やれやれ、どこもかしこも、掃除道具と本ばかりだ。一生ここにいても退屈しないぞ」 「ボビー?」 「ああ、水が一杯ほしくてな。ルーファスの調子はどうだ?」 サムが立ち上がる前に、ディーンは驚くほどの素早さで裏戸から出て行ってしまった。
◇
キラキラしてる。 ディーンは昔からキラキラしたものに弱かった。 木漏れ日を浴びながら一時の昼寝は何物にも得難い喜びだ。太陽は全てを輝かせる。泥だまりの水だってきらめく。生まれたばかりの子ヤギの瞳、朝露に濡れた花と重たげな羽を開く蝶。礼拝堂でかしずいた修道士の手から下がるロザリオ。水差しから桶に水を注ぐときの小気味よい飛沫。 彼はそういったものを愛していた。キラキラしたものを。つまりは美しいもの。彼が持ち得なかったもの。 サムという騎士はディーンが今までに見た何よりも輝いていた。 あまりにもまぶしくて直視しているのが辛くなったほどだ。彼の瞳の色に見入っていたせいで、厨房で大きな音に反応してしまった。幸いサムは音を立てた騎士のほうに目がいってディーンの反応には気づかなかったようだ。 もう一度彼の目を見て彼に触れてみたかったが、近づくのが恐ろしくもあった。
ディーン何某という男の子がこの世に生を受けたとき、彼は両親にとても祝福された子供だった。彼は美しい子だと言われて育った。親というのは自分の子が世界で一番美しく愛らしいと信じるものだから仕方ない。おかげでディーンは両親が殺され、修道院に引き取られる八つか九つの頃まで、自分が怪物だと知らずに生きてこられた。 修道院長のクラウス神父は親と寄付金を失った彼を憐れみ深く受け入れてくれたが、幼い孤児を見る目に嫌悪感が宿っているのをディーンは見逃さなかった。 「お前は醜い、ディーン。稀に見る醜さだ」と神父は、気の毒だが率直に言わざるを得ないといった。「その幼さでその醜さ、成長すれば見る者が怖気をふるう怪物のごとき醜悪な存在となるだろう。無視できない悪評を招く。もし怪物を飼っていると噂が立てば、修道院の名が傷つき、私と修道士たちは教会を追われるだろう。お前も森に戻るしかなくなる」 しかしと神父は続けた。「拾った怪物が不具となれば話は違う。耳も聞こえなければ口もきけないただの醜い哀れな子供を保護したとなれば、教皇も納得なさるだろう。いいかね、ディーン。お前をそう呼ぶのは今日この日から私だけだ。他の者たちの話に耳を傾けてはいけないし、口を聞いてもいけない。おまえは不具だ。不具でなければ、ここを追い出される。ただ��唾棄すべき怪物だ。わかったかね? 本当にわかっているなら、誓いを立てるのだ」 「神様に嘘をつけとおっしゃるのですか?」 まろやかな頬を打たれてディーンは床に這いつくばった。礼拝堂の高窓から差し込む明かりを背負って神父は怒りをあらわにした。 「何という身勝手な物言いだ、すでに悪魔がその身に宿っている! お前の言葉は毒、お前の耳は地獄に通じている! 盗賊どもがお前を見逃したのも、生かしておいたほうが悪が世に蔓延るとわかっていたからに違いない。そんな者を神聖な修道院で養おうとは、愚かな考えだった。今すぐに出ていきなさい」 ディーンは、恐ろしくて泣いてすがった。修道院を追い出されたら行くところがない。森へ放り出されたら一晩のうちに狼の餌食になって死んでしまうだろう。生き延びられたとしても、神父ですら嫌悪するほど醜い自分が、他に受け入れてくれる場所があるはずもない。 ディーンは誓った。何度も誓って神父に許しを請うた。「話しません、聞きません。修道院のみなさまのご迷惑になることは決してしません。お願いです。追い出さないでください」 「お前を信じよう。我が子よ」 打たれた頬をやさしく撫でられ、跪いてディーンを起こした神父に、ディーンは一生返せぬ恩を負った。
ぼんやりと昔を思い出しながら草をむしっていたディーンの手元に影が落ちた。 「やあ、ディーン……だめだ、こっちを向いてもらってからじゃないと」 後ろでサムがぼやくのが聞こえた。 ディーンは手についた草を払って、振り向いた。太陽は真上にあり、彼は太陽よりも背が高いことがわかって、ディーンはまた草むしりに戻った。 「あの、えっと……。ディーン? ディーン」 正面に回り込まれて、ディーンは仕方なく目線を上げた。屈んだサムはディーンと目が合うと、白い歯をこぼして笑った。 ああ、やっぱりキラキラしてる。 ディーンは困った。
◇
サムは困っていた。どうにもこの雑用係の庭師が気になって仕方ない。 厨房から風のように消えた彼を追って修道院の中庭を探していると、ネズの木の下で草をむしっている背中を見つけた。話しかけようとして彼が聞こえないことを改めて思い出す。聞こえない相手と会話がしたいと思うなんてどうかしてる。 それなのに気づけば彼の前に腰を下ろして、身振り手振りを交えながら話しかけていた。仕事中のディーンは、あまり興味のない顔と時々サムに向けてくれる。それだけでなぜか心が満たされた。 ネズの実を採って指の中で転がしていると、その実をディーンが取ろうとした。修道院の土地で採れる実は全て神が修道士に恵まれた貴重なもの――それがたとえ一粒の未熟な実でも――だからサムは素直に彼に渡してやればよかった。だがサムは反射的に手をひっこめた。ディーンの反応がみたかったのだ。彼は騎士にからかわれて恥じ入るような男か、それとも立ち向かってくるか? 答えはすぐにわかった。彼は明らかにむっとした顔でサムを見上げ、身を乗り出し手を伸ばしてきた。 サムはさらに後ろに下がり、ディーンは膝で土を蹴って追いすがる。怒りのせいか日差しを長く浴びすぎたせいか――おそらくそのどちらも原因だ――額まで紅潮した顔をまっすぐに向けられて、サムは胸の奥底に歓喜が生まれるのを感じた。 「ハハハ……! ああ……」 するりと言葉がこぼれ出てきた。「ああ、君はなんて美しいんだ!」 ディーンがサムの手を取ったのと、サムがディーンの腕を掴んだのと、どちらが早かったかわからかない。サムはディーンに飛びつかれたと思ったし、ディーンはサムに引き倒されたと思ったかもしれない。どっちにしろ、結果的に彼らはネズの根のくぼみに入ってキスをした。 長いキスをした。サムはディーンの髪の中に手を入れた。やわらかい髪は土のにおいがした。彼の唾液はみずみずしい草の味がした。耳を指で挟んで引っ張ると、ん、ん、と喉を鳴らす音が聞こえた。とても小さな音だったが初めて聞いた彼の”声”だった。もっと聞きたくて、サムは色んなところを触った。耳、うなじ、肩、胸、直接肌に触れたくて、腹に手を伸ばしたところでディーンが抵抗した。 初めは抵抗だとわからなかった。嫌なことは嫌と言ってくれる相手としか寝たことがなかったからだ。ところが強く手首を掴まれて我に返った。 「ごめん!」 サムは慌てて手を離した。「ご、ごめん、本当にごめん! こんなこと……こんなことするべきじゃなかった。僕は……だめだ、どうかしてる」 額を抱えてネズの根に尻を押し付け、できるだけディーンから離れようとした。「僕はどうかしてる。いつもはもっと……何というか……こんなにがっついてなくて、それに君は男で修道院に住んでるし――ま、まあ、そういう問題じゃないけど――ディーン――本当にごめん――ディーン?」 ディーンは泣いていた。静かに一筋の涙を頬に流してサムを見ていた。 「待って!」 またも彼の身の軽さを証明する動きを見届けることになった。納屋のほうに走っていく彼の姿を、今度はとても追う気にはなれなかった。
◇
夜、クラウス神父の部屋でディーンは跪いていた。 「神父様、私は罪を犯しました。二日ぶりの告解です」 「続けて」 「私は罪を犯しました……」 ディーンはごくりとつばを飲み込んだ。「私は、自らの毒で、ある人を……ある人を、侵してしまったかもしれません」 暖炉の前に置かれたイスに座り、本を読んでいた神父は、鼻にかけていた眼鏡を外してディーンを見た。 「それは由々しきことだ、ディーン。お前の毒はとても強い。いったい誰を毒に侵したのだ。修道士か?」 「いいえ、騎士です」 「騎士! 昨日ここに侵入してきたばかりの、あの狼藉者どものことか? ディーン、おお、ディーン。お前の中の悪魔はいつになったら消えるのだろう」 神父は叩きつけるように本を閉じ、立ち上がった。「新顔とくれば誘惑せずにはおれないのか? どうやって、毒を仕込んだ。どの騎士だ」 「一番背のたかい騎士です。クラウス神父。彼の唇を吸いました。その時、もしかしたら声を出してしまったかもしれません。ほんの少しですが、とても近くにいたので聞こえたかもしれません」 「なんてことだ」 「あと、彼の上に乗ったときに胸を強く圧迫してしまったように思います。骨折がひどくなっていなければいいのですが、あとで治癒師にみてもらうことはできますか?」 「ディーン……」 神父は長い溜息をついた。「ディーン。お前の悪魔は強くなっている。聖餐のワインを飲ませても、毒を薄めることはできなかった。お前と唯一こうして言葉を交わし、お前の毒を一身に受けている私の体はもうボロボロだ」 「そんな」 「これ以上ひどくなれば、告解を聞くことも困難になるかもしれない」 ディーンはうろたえた。「神父様が許しを与えて下さらなければおれは……本物の怪物になってしまいます」 「そうだ。だから私は耐えているのだ。だが今日はこれが限界だ。日に日にお前の毒は強くなっていくからな」 神父はローブを脱いで寝台に横たわった。「頼む、やってくれ、ディーン」 ディーンは頷いて寝台に片膝を乗せると、神父の下衣を下ろして屈み込んだ。現れたペニスを手にとって丁寧に舐め始める。 「私の中からお前の毒を吸い取り、全て飲み込むのだ。一滴でも零せば修道院に毒が広がってしまう。お前のためにもそれは防がなくてはならない」 「はい、神父様」 「黙りなさい! 黙って、もっと強く吸うんだ!」 神父は厳しく叱責したが、不出来な子に向けて優しくアドバイスをくれた。「口の中に、全部入れてしまったほうがいい。強く全体を頬の内側でこすりながら吸ったほうが、毒が出てくるのも早いだろう」 心の中でだけ頷いて、ディーンはいわれた通り吸い続けた。もう何度もやっていることなのに、一度としてうまくやれたことがない。いつも最後には、神父の手を煩わせてしまう。彼は自分のために毒で苦しんでいるのにだ。 今回も毒が出る前に疲れて吸う力が弱まってしまい、神父に手伝ってもらうことになった。 「歯を立てたら地獄行きだからな。お前を地獄に堕としたくはない」 神父は忠告してから、両手でディーンの頭を抱えて上下にゆすった。昨夜はワインを飲んだあとにこれをやったからしばらく目眩が治まらなかった。今日はしらふだし、神父がこうやって手を借してくれるとすぐに終わるのでディーンはほっとした。 硬く張りつめたペニスから熱い液体が出てきた。ディーンは舌を使って慎重に喉の奥に送り、飲み込んでいった。飲み込むときにどうしても少し声が出てしまうが、神父がそれを咎めたことはなかった。ディーンが努力して抑えているのを知っているのだろう。 注意深く全て飲み込んで、それでも以前、もう出ないと思って口を離した瞬間に吹き出てきたことがあったので、もう一度根本から絞るように吸っていき、本当に終わったと確信してからペニスを解放した。神父の体は汗ばんでいて、四肢はぐったりと投げ出されていた。 ディーンはテーブルに置かれた水差しの水を自分の上着にしみこませ、神父の顔をぬぐった。まどろみから覚めたような穏やかな顔で、神父はディーンを見つめた。 「これで私の毒はお前に戻った。私は救われたが、お前は違う。許しを得るために、また私を毒に侵さねばならない。哀れな醜い我が子よ」 そういって背を向け、神父は眠りに入った。その背中をしばし見つめて、ディーンは今夜彼から与えられなかった神の許しが得られるよう、心の中祈った。
◇
修道士たちが寝静まった夜、一人の騎士が目を覚ました。 「うーん、とうとう地獄に落ちたか……どうりで犬の腐ったような臭いがするはずだ」 「ルーファス!」 ボビーの声でサムは目を覚ました。地下は狭すぎるが、サムがいなければ全員が横になれるとわかったから厨房の隅で寝ていたのだ。 「ルーファス! このアホンダラ、いつまで寝てるつもりだった!」 ボビーが歓喜の声を上げて長い付き合いの騎士を起こしてやっていた。サムはゴブレットに水を注いで彼らのもとへ運んだ。 「サミュエル」 「ルーファス。よく戻ってきた」 皮肉っぽい騎士は眉を上げた。「大げさだな。ちょっと寝てただけだ」 ボビーの手からゴブレットを取り、一口飲んで元気よく咳き込んだあと、周囲を見回す。「それより、ここはどこだ、なんでお前らまで床に寝てる?」 「厨房だよ。他の皆はこの地下で寝てる。修道院長はあまり僕らを歓迎していないみたいだ。いきなり殺されないだけマシだけどね」 「なんてこった。のん気にしすぎだ。食糧をいただいてさっさと出発しよう」 「馬鹿言ってないで寝てろ。死にかけたんだぞ」 起き上がろうとするルーファスをボビーが押し戻す。しかしその腕を掴んで傷ついた騎士は強引に起きようとする。 「おい、寝てろって」 「うるさい、腹が減って寝るどころじゃない!」 サムとボビーは顔を見合わせた。
三人の騎士は食堂に移動した。一本のロウソクを囲んで、鍋に入れっぱなしのシチューをルーファスが食べるのを見守る。 「で、どうする」 まずそうな顔でルーファスはいう。もっともルーファスは何を食べてもこういう顔だから別にシチューが腐っているわけではない。例外が強い酒を飲む時くらいで、一度密造酒を売って儲けていた商売上手な盗賊団を摘発した時には大喜びだった(酒類は国庫に押収されると知ってからも喜んでいたからサムは心配だった)。 修道院にある酒といえば聖体のワインくらいだろう。ブドウ園を持っている裕福な修道院もあるが、この清貧を絵にしたような辺境の修道院ではワインは貴重品のはずだ。ルーファスが酒に手を出せない環境でよかった。しかし――サムは思い出した。そんな貴重なワインの匂いを、あのみすぼらしい身なりの、納屋で寝ている青年は纏わせていたのだった。 「どうするって?」 ボビーが聞き返す。ルーファスは舌打ちしそうな顔になってスプーンを振った。「これからどこへ行くかってことだよ! 王都に戻って裏切者だか敗走者だかの烙印を押されて処刑されるのはごめんだぜ」 「おい、ルーファス!」 「いいんだ、ボビー。はっきりさせなきゃならないことだ」 サムはロウソクの火を見つめながらいった。「誤魔化してもしょうがない。我々は罠にかけられた。仕掛けたのは王だ。もう王都には戻れない――戻れば僕だけでなく、全員が殺される」 「もとからお前さんの居ない所で生き延びようとは思っていないさ。だが俺とルーファスはともかく……」 「若くて将来有望で王都に恋人がいる私でも同じように思ってるわよ」 チャーリーが食堂に来た。ルーファスの隣に座って平皿に移したシチューを覗き込む。「それおいしい?」 「土まみれのカブよりはな」 「なあ、今の話だが、俺はこう思ってる」 ボビーがいった。「この状況になって初めて言えることだが、王国は腐ってる。王に信念がないせいだ。私欲にまみれた大臣どもが好き放題している。民は仕える主を選べないが、俺たちは違う。もとから誰に忠義を尽くすべきか知っている。もう選んでいる。もうすでに、自分の望む王の下にいる」 「その話、なんだか素敵に聞こえる。続けて」 チャーリーがいう。 「いや、まったく素敵じゃない。むしろ危険だ」 サムはいったが、彼の言葉を取り合う者はいなかった。 ゴブレットの水を飲み干してルーファスが頷いた。「サムを王にするって? それはいい。そうしよう。四年前にあの棒みたいなガキに冠を乗せる前にそうしとけばよかったんだ。野生馬を捕まえて藁で編んだ鞍に乗り、折れた剣を振りかざして、七人の騎士で玉座を奪還する!」 そしてまた顔をしかめながらシチューを食べ始める。「俺はそれでもいいよ。少なくとも戦って死ねる」 ボビーがうなった。「これは死ぬ話じゃない。最後まで聞け、ルーファス」 「そうよ、死ぬのは怖くないけど賢く生きたっていい」 チャーリーが細い指でテーブルを叩く。「ねえ、私に案がある。ここの修道院長に相談するのよ。彼から教皇に仲裁を頼んでもらうの。時間を稼いで仲間を集める。探せば腐った大臣の中にもまだウジ虫が沸いてないヤツもいるかもしれない。血を流さなくても王を変える手はある。アダムだって冠の重さから解放されさえすればいい子に戻るわよ」 「それよりウィンチェスター領に戻ってしばらく潜伏すべきだ。あそこの領民は王よりもサムに従う。俺たちを王兵に差し出したりしない」 「だから、それからどうするのかって話よ。潜伏もいいけど結局王と対決するしかないじゃない、このまま森で朽ち果てるか北の隣国に情報を売って保護してもらって本物の売国奴になる他には!」 「ちょっと落ち着け、二人とも。修道士たちが起きてくる。それから僕の計画も聞け」 「ろくな計画じゃない」 「ルーファス! ぼやくな」 「そうよルーファス、死にかけたくせに。黙ってさっさと食べなさいよ」 サムはため息を吐きそうになるのを堪えて皆に宣言した。「王都には僕一人で行く」 「ほらな」とスプーンを放ってルーファスが特大のため息を吐いた。「ろくな計画じゃない」
◇
行商売りの見習い少年と仲良くなったことがあった。同年代の子と遊ぶのは初めてだっ��から嬉しくて、ディーンは思わず自分の秘密をもらしてしまった。自分の口で見の上を語る彼に、少年はそんなのはおかしいといった。 「君は神父に騙されているんだよ。君は醜くなんかない、夏の蝶の羽のように美しいよ」 「神様の家で嘘をついちゃいけないよ」 「嘘なんかじゃない。ホントにホントだよ。僕は師匠について色んな場所へ行くけれど、どんなお貴族様の家でだって君みたいな綺麗な人を見たことがないよ」 ディーンは嬉しかった。少年の優しさに感謝した。次の日の朝、出発するはずの行商売りが見習いがいなくなったと騒ぎ出し、修道士たちが探すと、裏の枯れ井戸の底で見つかった。 井戸は淵が朽ちていて、遺体を引き上げることもできなかった。神父は木の板で封印をした。ひと夏の友人は永遠に枯れ井戸の中に閉じ込められた。 修道院は巨大な棺桶だ。 ディーンは二度と友人を作らなかった。
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日本の役人が有能だという神話、私は信じてません だが、空港のごく一部にだけカメラで体温判断する機器をおき、後は旅行者の自己申告ってのは、仕事しなさすぎだと感じる 人手が足りないのはわかる そうすれば次は中国からの旅行者制限だが、日本の政治家にこれをできる奴はいない
じゃあ、どうなるか 神に祈るのです どうか日本で新型肺炎がパンデミックを起こさないようにと 春節の間数万人の中国人が来日する中で
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実際に展示を見て、実行主体の愛知県に物申した河村市長の感想を紹介したい。 「そりゃもうビックリこいたわね! あんなもん、ダメに決まっとる。税金使って、名古屋市と愛知県が主催しているとみえるイベントで、まるで慰安婦について韓国側の主張を正しいと認めて政治宣伝するような展示をして、いいわけがない」
【有本香の以読制毒】昭和天皇と英霊を貶め、慰安婦像を展示する…「あいちトリエンナーレ」本当の“戦犯” (1/2ページ) - zakzak
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この件はまだ取材途中だが、騒動の根っこが少し見えてきた。問題の企画展には、トリエンナーレ全体の実行委員会と別に、実行委員会がある。今般の中止に対し、「法的措置も辞さない」構えだと報じられた、その実行委員会のメンバーを見て、なるほどと合点がいった。
過激な反天皇活動にも名を連ねる人物や、NHKで2001年に放送されて大騒動に発展した「日本軍性奴隷制を裁く女性国際戦犯法廷」に関する番組の元プロデューサーの名前がある。4年後には、朝日新聞がこの番組について「安倍晋三氏と中川昭一氏が政治介入した」と報じ、安倍、中川両氏が事実誤認として、朝日新聞に訂正と謝罪を求める事態となった、いわくつきの番組だ。
企画展を見たある人は「反日左翼のプロパガンダ展」と感想を語った。このような展示を許した大村知事の見解をただしたい。
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ここのところ続いている維新の会ネタから 【維新 丸山衆院議員の「戦争」発言 ロシア大使におわび】 丸山穂高衆議院議員が北方四島を戦争で取り返すことの是非などに言及したことについて、日本維新の会の片山共同代表と馬場幹事長は、17日、ロシアのガルージン駐日大使と面会し、当時、丸山氏が所属していた党の幹部として、おわびしました。 日本維新の会は、北方四島を戦争で取り返すことの是非などに言及した丸山穂高衆議院議員を除名処分にし、議員辞職するよう重ねて促しています。 こうした中、片山共同代表と馬場幹事長は、17日午後、東京のロシア大使館を訪れてガルージン駐日大使と面会し、丸山氏の発言について、当時、丸山氏が所属していた党の幹部として、おわびしました。 このあと馬場幹事長は記者団に対し、ガルージン大使が「『戦争』ということばとロシアの混乱を望むようなことは非常に不快だ」などと述べたことを明らかにしました。 そのうえで馬場氏は「『日本維新の会が、丸山氏の発言のような考え方に基づいて、ロシアとの関係を考えているのではない』とはっきり申し上げた。われわれの真意はロシア本国にも伝わると思う」と述べました。 (2019/5/17 NHK) 情けないの一言です。 本来であれば片山虎之助は橋下に文句を言って こんな馬鹿な事を止めさせるべき立場です。 片山虎之助は今年83歳。2016年の参院選で当選しましたが、 2022年の選挙で引き続き出馬することはないでしょう。 あと3年で辞めるのですから、 なおさら橋下の暴走を止めるべき立場だったはずです。 丸山議員の酒に酔って(酒が原因で騒動を起こしたのはこれで何度目だよ) の発言は政府の外交交渉を妨害する形にしかならず、 この点に於いて丸山議員が処罰されるのはありなのです。 ですが、北方領土は国際条約違反で 火事場泥棒によって持っていかれた土地です。 大日本帝国軍の文字通り命を賭けた防戦によって 北海道までは不法占拠されずに済んだというだけです。 丸山議員の発言の件で日本がロシアに謝る理由は何一つありません。 ここは絶対に間違えてはならないところです。 ところが片山虎之助すらこれを止めようとせず ロシア大使館に言って謝罪。 ロシアの主張している 「日本との戦争で勝って手に入れた」 という嘘をかえって補強する行動を取りました。 丸山議員の私的な発言の件で わざわざロシアに謝る理由なんて全くありませんよ。 このへんが外交オンチの橋下や松井の「らしさ」なのでしょう。 橋下の機嫌を損ねたら追い出される。 維新の会にはそういう恐怖があるのは明らかです。 かつてマスゴミが作った「姫の虎退治」なんてくだらないもので 片山虎之助は落選させられました。 その後、マスゴミが持ち上げまくった姫井由美子が どのような役立たずの無駄飯食い政治家だったか マスゴミに乗せられて姫井由美子に投票した人達が 一番理解しているのではないかと思います。 ただし、落選した途端にしょぼい政治家になる なんてのは山崎拓の事例もあります。 一度の落選によって片山虎之助も ここまで落ちぶれたということなのでしょう。 さて、今回の件を機に丸山穂高議員を潰そうと 私怨を晴らそうと維新の議員達をけしかけた橋下はというと 橋下徹 ✔ @hashimoto_lo 丸山穂高氏は上西小百合氏と全く同タイプ。このような国会議員を誕生させたのは僕の責任。維新が辞職を促すのは当然だが、国会の辞職決議はいかがなものか。辞職の基準がない。弁護会の懲戒基準と同じく法の支配にかなわない。選挙で落選させて現実を認識させた方がいい。 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190517-00000079-kyodonews-pol … 4,458 14:56 - 2019年5月17日 Twitter広告の情報とプライバシー 丸山穂高氏の辞職勧告案提出へ 戦争発言で野党6党派(共同通信) - Yahoo!ニュース 立憲民主党など野党6党派は17日、北方領土を戦争で取り返すことの是非に言及した丸山 - Yahoo!ニュース(共同通信) headlines.yahoo.co.jp 2,162人がこの話題について話しています 橋下徹 @hashimoto_lo 丸山穂高氏は上西小百合氏と全く同タイプ。このような国会議員を誕生させたのは僕の責任。維新が辞職を促すのは当然だが、国会の辞職決議はいかがなものか。辞職の基準がない。弁護会の懲戒基準と同じく法の支配にかなわない。選挙で落選させて現実を認識させた方がいい。 さすがは口の回る小沢一郎です。 逃げ足の速さは抜群ですね。 自分がけしかけたのがネットでかなり評判が悪い事に気付いたのか 真っ先に逃げました。 松井一郎代表の「党としてできる最大限の事をした」 という発言から一晩経たずに 辞職勧告決議を出して無理矢理辞職に追い込もうと 急遽動き始めたのは維新の会です。 維新の会の行動が 足立康史議員ら所属銀や 松井代表らの発言と整合性が取れないのは 実権を握っている橋下の命令以外にありえません。 維新・松井代表「丸山の議員辞職勧告が出たら賛成する」 (議員辞職勧告提出を共産党、社民党、立憲民主党、自由党、国民民主党に呼びかけて共闘を持ちかけたのは維新の方です) ↓ 丸山ほだか ✔ @maruyamahodaka 憲政史上例を見ない、言論府が自らの首を絞める辞職勧告決議案かと。提出され審議されるなら、こちらも相応の反論や弁明を行います。ただ問題は、議運委や本会議では本人からの弁明機会の機会すら無い。その場合には、この機会にyoutube等で自ら国内外へ以下の様々な配信を。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190515-00000040-asahi-pol … 12,697 17:47 - 2019年5月15日 Twitter広告の情報とプライバシー 丸山氏の辞職勧告決議案を協議 「戦争」発言で衆院議運(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース 北方領土返還に関連して戦争に言及した丸山穂高衆院議員(日本維新の会が除名)をめぐ - Yahoo!ニュース(朝日新聞デジタル) headlines.yahoo.co.jp 10,091人がこの話題について話しています 丸山「クビになったらつべでぶちまけるわ」 ↓ 橋下徹「国会の辞職決議はいかがなものか」 (命令した張本人がこれ) 橋下シンパの有本香氏も 「国会で辞職勧告で追い込もうというのはやはり異常」 と、橋下のこの発言に乗ったようです。 松井代表以下、維新の面々は 真っ先に逃げ出した橋下徹によって 盛大にはしごを外された形なので大いに笑ってあげましょう。 ちょっと脱線しておきます。 森友学園の土地取得問題は 財務状況が認可基準を満たしていなかったのに なぜか特例のように森友学園に認可を出した大阪府があったからこそ あの売却手続きが進んだのです。 ですので誰が一番憎いかと山本太郎が 安倍晋三と答えさせようと繰り返し籠池に質問したのに 「松井一郎大阪府知事です!」 と籠池に繰り返し断言されたのです。 ところがマスゴミは森友問題=安倍という事にするために この「大阪府が異例の認可を出したから土地を購入できた」 という部分についてもまともに報道しません。 そんな流れの中でしたから 大阪維新にとっては 安倍を潰せば問題を安倍に押しつけて誤魔化せるし、 うまくいけば政権与党に交じって利権を切り回せる。 そう考えたのでしょう。 松井一郎は小池人気に便乗しようと 「三都物語連携」なんてものをやりました。 ところが、小池の希望の党は 民主党の残党を入れてしまったことで それまで圧倒的だった支持率が一気に崩壊して惨敗しました。 マスゴミは小池が排除の論理を掲げたから支持が下がった と嘘をついていますが、 民主党が合流すると決めたタイミングで支持が急落を始めたんです。 「民主党の托卵戦術を排除しなかった」 これこそが小池が惨敗した最も大きな理由だと言えます。 さて、話を戻しましょう。 過去の動きを見れば松井以下維新というのは いざというときに寝返る小者ばかりが集まっています。 橋下という担ぎ手が集められるのがそのラインだったのでしょう。 そんな維新も江田憲司with有象無象を入れてしまって 江田憲司に乗っ取られた事もあったわけですが・・・。 2年前に丸山穂高議員は 代表選と選挙での総括をすべきと主張しました。 これが橋下の逆鱗に触れて党を追放されそうになりました。 丸山議員も感情にまかせて余計な言い方、余計な物言いをする という悪癖がありますのでここは大きな問題です。 (どうも彼の突発的な変な言動などを見るにアルコール依存症のように思います) 物には言い方というものがあるのですから。 もう35であり、国会議員なのですから 「若いなぁ」で済まされる問題ではなくなっていることを理解して 二度と、一滴たりともアルコールには口を付けないようにすべきでしょう。 宴会の場だから、勧められたからと 簡単に断酒の禁を破る事を繰り返すようではダサすぎます。 今回の問題の根本には維新の会の構造の問題があります。 維新の会の代表には任期がありません。 大きな選挙の後は見直すという形を取っているようですが、 実質的に党内で公平な選挙が行われた試しがありません。 ワンイシューポピュリズムの劇場型選挙のために 維新が散々批判してきた共産党が取っている体制と同じなのです。 日本共産党は不破哲三と党中央委員会が実権を握り、 志位和夫が20年もの間、 党規約も無視して無選挙でずっとトップを続けて来ました。 (共産党の党規約では役職は選挙で決めるとあるんです。内部のルールすら一度も守ったことのない連中が護憲といいつつルールを守らないのはある意味で当然なのかもしれません。) そしてなにがあろうとも志位和夫に責任を取らせない という体制を維持してきました。 志位和夫に責任を取らせない事によって その裏にいる不破哲三に絶対に責任が及ばないようにしているわけです。 維新の会も同じ構造を採用しています。 しかも維新の会は 「一地方首長が国会議員団の上にいる」 という極めて歪な形を取っています。 そして今回の 「ロシア大使館に謝罪しに行く」 という完全に的外れ、 いや、それどころか日本の足を引っ張る行動に至りました。 橋下としては大阪のローカル人気で絶対的基盤を作っているので そこを通して国政側も支配する構造が重要ですから 維新の会の橋下を頂点とする ・雇われ法律担当顧問という設定の一民間人 ↓ ・大阪市長 ↓ ・国会議員団 という歪な構造を維持しているのでしょう。 地方政治と国政は別物であり、 地方の利益と国の利益は往々にして利益相反を生みます。 地方と国の利益がぶつかった場合、 国側の視点から妥協点を考えるべき話です。 しかしながら、 維新の会は構造が真逆になっているので 外交に全く関与しないはずの一市長が 外交を処理する国会に余計な命令を出した形になってしまうのでしょう。 そして地方政治しか知らない、 それも橋下人気がなかったら ただの一地方議員で終わっていた人間が 外交マターにまで出しゃばれば 的外れな事をやらかすのも不思議ではありません。 橋下自身が外交オンチという事情もあって 今回のロシア大使館へ謝罪しにいく という頭の悪い事態に至ったと思いますが、 今回の丸山穂高の粛清を狙った事件は 維新の会の実態を見事に露見させてしまったと思います。 橋下としては自分に責任があるみたいな 「責任を取らない立場を真っ先に取って口先だけで言う責任」 で誤魔化していますが、 「雇われ法律顧問の一民間人」 という責任を取らなくて良い立場を取って 党の実権を握るという 橋下にとってこれ以上ない美味しい構造をまもるために 今後も党内で民主的な代表選挙や 選挙の総括は行わせないことでしょう。 北朝鮮方式の民主選挙ならやるでしょうけどね。 丸山穂高潰しの為に 劇場型選挙のために散々批判してきた共産党や立憲民主党、社民党と 躊躇亡く手を組んだという事実と、 散々批判してきた共産党と似たような構造を組織内に作って 責任を取らない人間が実権を握っている独裁政党。 この2点について改めて知られるべきだと思います。 さて、お次は政治とはちょっと関係のない記事を採り上げます。 【狂犬病予防接種は必要か…国内感染例60年以上なし、獣医師会は「接種率7割以上必要」と主張】 編集委員 石黒穣 飼い犬の狂犬病予防注射の必要性を巡り、専門家の間で議論が起きている。動物の疾病対策を受け持つ国際機関が、注射義務を定める狂犬病予防法の見直しを勧告し、国内研究者からも懐疑的な見解が出されているのだ。 「時代遅れ」国際獣疫事務局が報告書 狂犬病予防法は、年1回犬にワクチン注射を打つことを義務づけており、4月1日から3か月の一斉注射期間が始まった。 法律の「見直し」「改定」を勧告したのは、国際獣疫事務局(OIE)だ。日本の獣医療に関する総合的な評価報告書を2018年7月にまとめ、その中で言及した。 国内発生が1957年を最後に60年以上ない中で、流行リスクが「過度に厳しく」評価され、過剰対策になっているというのが理由だ。この報告書は、農林水産省および、同省とともに狂犬病対策を所管する厚生労働省内部の検討資料にとどめられ、国民には広く知られていない。 報告書は、狂犬病予防法が野良犬があふれた戦後間もない時期に施行されたものであり、放し飼いが原則禁じられている今日には、「時代遅れ」との見方を示した。実質的に、義務的な注射の廃止や緩和の検討を求めた。 狂犬病予防注射の料金は1回3千数百円だ。2017年度には全国で451万頭が予防注射を受け、飼い主の費用負担は全体で約150億円に上ったとみられる。 報告書は、日本の狂犬病対策で「費用対効果」の視点が抜け落ちているとの判断も示した。 OIE関係者は勧告について「国際的なリスク評価の基準を踏まえ、資金や労力の適正配分を重視している」と解説する。勧告に強制力はないものの獣医療効率化に向けて指標となる。 感染動物が侵入する確率、4万9000年に1度 一方、義務的な注射を廃止しても「大規模な流行は起こりにくい」とする研究結果をまとめたのは、山田章雄・東大名誉教授を中心とするグループだ。 山田氏らは厚労省の研究班として15年度まで、疫学や統計調査を行った。その後も研究を続け、最新成果を国立感染症研究所発行の学術誌(ネット版)で18年12月に公表した。 日本の厳しい検疫をすり抜けて感染動物が侵入する確率は、4万9000年に1度との計算値を示すとともに、万一侵入しても、感染の連鎖は起こらず自然に収まると結論づけた。 ~以下省略~ (2019/5/12 読売新聞) 日本のマスゴミの記者が知識と教養が足りず、 常にろくに勉強していないことは今更強調する必要はないでしょう。 もはや常識ですから。 そしてごく一部の学者などの言説を根拠に 珍説を発表してドヤ顔をするというのが 日本のマスゴミの定番になっています。 そして世論誘導に成功したら 書いた記者が自分の成果だと思い込んで ますます調子に乗るというのがパターンです。 狂犬病は東南アジアでは今でも発生している病気であり、 インドに至っては今でも毎年3万人ほどが 狂犬病によって死亡しているとされています。 日本では大正期に家畜伝染病予防法が制定され、 犬に対して狂犬病のワクチン接種が義務づけられたことで 大正末期~昭和初期には年3000件以上の発生例が 年間数件にまでおさえられました。 しかし、大東亜戦争によって起きた国内の混乱から この予防対策が滞ると 1940年代は年間1000件ほどの発生に戻りました。 そこで再び1950年に狂犬病予防法が施行され、 犬に毎年の狂犬病ワクチン接種が義務づけられ、 1956年の例を最後に国内での狂犬病発生は観測されていません。 (1970年にネパールで狂犬病の犬に噛まれて帰国後に発病した例が1件あり) 狂犬病はコウモリ、アライグマ、狐なども感染源となっており、 犬以外が媒介する可能性は大いにありますが、 実生活においての人間との接触の可能性を考えれば 常に身近に有り、人を噛む可能性が最も高いものの 飼い主が管理できる犬へのワクチン接種で管理していこうという この考え方をブログ主は支持します。 さて、一時期日本であった台湾も同様の制度があったこともあり、 台湾は長らく狂犬病の発生が確認されていない数少ない国の一つでした。 しかしながら、平成25年に野生のアナグマに狂犬病が確認され 狂犬病持ちのアナグマに噛まれた犬へ狂犬病の感染が確認されました。 今回採り上げた読売の記事ではワクチンは必要ないだの 日本に入ってくる可能性は49000年に1度程度だから必要ないだの おおよそ信用に値しない誘導を行おうとしています。 今の時期ですとナガミヒナゲシがオレンジ色の花を咲かせています。 日本に入ってきた外来種ですがあっという間に広がりました。 ついでいうとアツミゲシも とある河川敷で見付けましたが こちらは麻薬ゲシなので 下手に栽培したら捕まりますからご注意ください。 セアカゴケグモも日本に入ってきて 今や「セアカゴケグモがそこら中にいる」状態になりました。 セアカゴケグモは二次元的な巣を作る他のクモと違い、 三次元的な巣を作ります。 このあたりは観察すると面白いのですが それはまた別の話ですね。 今や輸送手段の発達により、 それまで日本に無かった動植物が日本に入ってきています。 そうした中で 「狂犬病の入ってくる可能性は49000年に1度」 なんて珍説をブログ主は全く信用しません。 日本で明治42年を最後に確認されていなかった 口蹄疫が平成12年に実に90年ぶりに確認されたのです。 このときは自民党政権であっという間に封じ込めをしましたが、 平成22年の赤松口蹄疫災害では 民主党政権のせいで大災害へと発展しました。 まさかと思っているものでも 輸送手段が発達した今となっては 今までよりもずっと入ってくる可能性が高くなっていると思います。 マスゴミの記者が 「無駄だからやめたほうがいい。(ごく一部の)学者もそう言っている」 とドヤ顔をして言ってきた話はほぼトンデモや妄言の類いだと そう切って捨てておくのがいいでしょう。 そういや立憲民主党は 「インフルエンザウイルスの無毒化は紅茶が一番です」 とか癌に対しての現代医療を否定して 「肝臓が元気になれば癌にならない、だから自然治癒を」 みたいな妄言を垂れ流したりしている (案の定ホメオパシー信者) あさぬま和子を公認して愛媛県議会へ送り込みました。 放射能デマのおしどりマコにしてもそうですが、 立憲民主党の人選ってほんとなんというか 一貫しているといえば一貫しているのですが 「ろくでもないのを探してくる」 という点ではすごいですね。
批判している共産党と同じ体質
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【本日発売】 夕刊フジ連載コラム『有本 香の以読制毒』、今週は「すがりつく韓国を敢然と振り切れ。台湾からの『提言』」です。
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