#屋代剛右
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bizenwakakusa · 11 months ago
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黒胡麻おはぎ
鉢 Gousuke Yashiro ー黒胡麻おはぎー
  快晴の岡山です。
午後からは天気が崩れるようですね。
  さて、今日のおやつは黒胡麻のおはぎ。
シャトレーゼで買ってきました。
  屋代さんの鉢へ。
  三つ足で擂座がアクセントになった造形。
  屋代さんの作品の特徴である淡い色合いの仕上がり、
落ち着いた印象のうつわです。
  この手の仕上がりは、使うほどにしっとりと育ってくると��います。
  サイトへはまだ未掲載の作品ですので
気になる方はお気軽にお問い合わせください。
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simamamoru · 6 months ago
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汚辱の日々  さぶ
  1.無残
 日夕点呼を告げるラッパが、夜のしじまを破って営庭に鳴り響いた。
「点呼! 点呼! 点呼!」
 週番下士官の張りのある声が静まりかえった廊下に流れると、各内務班から次々に点呼番号を称える力に満ちた男達の声が騒然と漠き起こった。
「敬礼ッ」
 私の内務班にも週番士官が週番下士官を従えて廻って来て、いつもの点呼が型通りに無事に終った。辻村班長は、これも毎夜の通り
「点呼終り。古兵以上解散。初年兵はそのまま、班付上等兵の教育をうけよ。」
 きまりきった台詞を、そそくさと言い棄てて、さっさと出ていってしまった。
 班付上等兵の教育とは、言い換えれば「初年兵のビンタ教育」その日の初年兵の立居振舞いのすべてが先輩達によって棚卸しされ、採点・評価されて、その総決算がまとめて行われるのである。私的制裁をやると暴行罪が成立し、禁止はされていたものの、それはあくまで表面上でのこと、古兵達は全員残って、これから始まる凄惨で、滑稽で、見るも無残なショーの開幕を、今や遅しと待ち構えているのであった。
 初年兵にとつては、一日のうちで最も嫌な時間がこれから始まる。昼間の訓練・演習の方が、まだしもつかの間の息抜きが出来た。
 戦闘教練で散開し、隣の戦友ともかなりの距離をへだてて、叢に身を伏せた時、その草いきれは、かつて、学び舎の裏の林で、青春を謳歌して共に逍遙歌を歌い、或る時は「愛」について、或る時は「人生」について、共に語り共に論じあったあの友、この友の面影を一瞬想い出させたし、また、土の温もりは、これで母なる大地、戎衣を通じて肌身にほのぼのと人間的な情感をしみ渡らせるのであった。
 だが、夜の初年兵教育の場合は、寸刻の息を抜く間も許されなかった。皓々(こうこう)とした電灯の下、前後左右、何かに飢えた野獣の狂��を想わせる古兵達の鋭い視線が十重二十重にはりめぐらされている。それだけでも、恐怖と緊張感に身も心も硬直し、小刻みにぶるぶる震えがくるのだったが、やがて、裂帛(れっぱく)の気合
怒声、罵声がいり乱れるうちに、初年兵達は立ち竦み、動転し、真ッ赤に逆上し、正常な神経が次第々に侵され擦り切れていった。
 その過程を眺めている古兵達は誰しも、婆婆のどの映画館でも劇場でも観ることの出来ない、スリルとサスペンスに満ち溢れ、怪しい雰囲気につつまれた素晴しい幻想的なドラマでも見ているような錯覚に陥るのであった。幻想ではない。ここでは現実なのだ。現実に男達の熱気が火花となって飛び交い炸裂したのである。
 なんともやりきれなかった。でも耐え難い恥辱と死につながるかもしれない肉体的苦痛を覚悟しない限り抜け出せないのである。ここを、この軍隊と云う名の檻を。それがあの頃の心身共に育った若者達に課せられた共通の宿命であった。
 この日は軍人勅諭の奉唱から始まった。
「我ガ国ノ軍隊ハ代々天皇ノ統率シ賜ウトコロニゾアル……」
 私は勅諭の奉唱を仏教の読経、丁度そんなものだと思っていた。精神が忘れ去られ、形骸だけが空しく機械的に称えられている。又虐げられた人々の怨念がこもった暗く重く澱んだ呻き、それが地鳴りのように聞こえてくるそんな風にも感じていた。
 勅諭の奉唱が一区切りついたところで、一人の古兵が教育係の上等兵に何か耳うちした。頷いた上等兵は、
「岩崎、班長殿がお呼びだ。すぐ行けッ」
 全員の目が私に集中している。少くとも私は痛い程そう感じた。身上調査のあったあの日以来、私は度々辻村机長から呼び出しをうけた。あいつ、どうなってんだろ。あいつ班長殿にうまく、ゴマすってるんじゃないか。あいつ、俺達のことを、あることないこと、班長殿の気に入るように密告してるんじゃないか。同年兵も古兵達も、皆がそんな風に思っているに違いない。私は頑なにそう思い込んでいた。
 つらかった。肩身が狭かった。
 もともと私は、同年兵達とも古兵達とも、うまくいっていなかった。自分では余り意識しないのだが、私はいつも育ちや学歴を鼻にかけているように周囲から見られていたようである。運動神経が鈍く、腕力や持久力がからっきし駄目、することなすことがヘマばかり、ドジの連続の弱兵の���せに、その態度がデカく気障(きざ)っぽく嫌味で鼻��ちがならない。そう思われているようだった。
 夏目漱石の「坊ちゃん」は親譲りの無鉄砲で子供の時から損ばかりしていたと云うが、私は生まれつき人みしりのする損なたちだった。何かの拍子にいったん好きになると、その人が善人であれ悪人であれ、とことん惚れ込んでしまうのに、イケ好かない奴と思うともう鼻も引つかけない。気軽に他人に話しかけることが出来ないし、話しかけられても、つい木で鼻をくくったような返事しかしない。こんなことではいけないと、いつも自分で自分を戒めているのだが、こうなってしまうのが常である。こんなことでは、同年兵にも古兵にも、白い眼で見られるのは至極当然内務班でも孤独の影がいつも私��ついて廻っていた。
 あいつ、これから始まる雨霰(あめあられ)のビンタを、うまく免れよって――同年兵達は羨望のまなざしを、あいつ、班長室から戻って来たら、ただではおかないぞ、あの高慢ちきで可愛いげのないツラが変形するまで、徹底的にぶちのめしてやるから――古兵達は憎々しげなまなざしを、私の背に向って浴せかけているような気がして、私は逃げるようにその場を去り辻村班長の個室に急いだ。
 2.玩弄
 部屋の前で私は軽くノックした。普通なら「岩崎二等兵、入りますッ」と怒鳴らねばならないところだが、この前、呼び出しをうけた時に、特にノックでいいと辻村班長から申し渡されていたのである。
「おう、入れ」
 低いドスのきいた返事があった。
 扉を閉めると私はいったん直立不動の姿勢をとり、脊筋をぴんとのばしたまま、上体を前に傾け、しゃちこばった敬礼をした。
 辻村班長は寝台の上に、右手で頭を支えて寝そべりながら、じっと私を、上から下まで射すくめるように見据えていたが、立ち上がって、毛布の上に、どっかとあぐらをかき襦袢を脱ぎすてると、
「肩がこる、肩を揉め」
 傲然と私に命じた。
 私も寝台に上がり、班長の後に廻って慣れぬ手つきで揉み始めた。
 程よく日焼けして艶やかで力が漲っている肩や腕の筋肉、それに黒々とした腋の下の毛のあたりから、男の匂いがむっと噴き出てくるようだ。同じ男でありながら、私の身体では、これ程官能的で強烈な匂いは生まれてこないだろう。私のは、まだまだ乳臭く、淡く、弱く、男の匂いと云うには程遠いものであろう。肩や腕を、ぎこちない手つきで揉みながら、私はふっと鼻を彼の短い頭髪やうなじや腋に近づけ、深々とこの男の乾いた体臭を吸い込むのだった。
「おい、もう���分、慣れて来たか、軍隊に」
「……」
「つらいか?」
「いエ……はァ」
「どっちだ、言ってみろ」
「……」
「つらいと言え、つらいと。はっきり、男らしく。」
「……」
「貴様みたいな、娑婆で、ぬくぬくと育った女のくさったようなやつ、俺は徹底的に鍛えてやるからな……何だ、その手つき……もっと、力を入れて……マジメにやれ、マジメに……」
 辻村班長は、岩崎家のぼんぼんであり、最高学府を出た青白きインテリである私に、マッサージをやらせながら、ありったけの悪態雑言を浴びせることを心から楽しんでいる様子であった。
 ごろりと横になり、私に軍袴を脱がさせ、今度は毛深い足や太股を揉みほぐし、足の裏を指圧するように命じた。
 乱れた越中褌のはしから、密生した剛毛と徐々に充血し始めた雄々しい男の肉茎が覗き生臭い股間の匂いが、一段と激しく私の性感をゆさぶり高ぶらせるのであった。
 コツコツ、扉を叩く音がした。
「おお、入れ」
 私の時と同じように辻村班長は横柄に応えた。今時分、誰が。私は思わず揉む手を止めて、その方に目を向けた。
 入って来たのは――上等兵に姿かたちは変ってはいるが――あっ、辰ちゃんではないか。まぎれもなく、それは一丁目の自転車屋の辰ちゃんなのだ。
 私の家は榎町二丁目の豪邸。二丁目の南、一丁目の小さな水落自転車店、そこの息子の辰三は、私が小学校の頃、同じ学年、同じクラスだった。一丁目と二丁目の境、その四つ角に「つじむら」と云ううどん・そば・丼ぶり物の店があり、そこの息子が今の辻村班長なのである。
 私は大学に進学した関係で、徴兵検査は卒業まで猶予されたのであるが、彼―― 水落辰三は法律通り満二十才で徴兵検査をうけ、その年か翌年に入隊したのだろう。既に襟章の星の数は私より多く、軍隊の垢も、すっかり身についてしまっている様子である。
 辰ちゃんは幼い時から、私に言わせれば、のっぺりした顔だちで、私の好みではなかったが、人によっては或いは好男子と言う者もあるかもしれない。どちらかと言えば小柄で小太り、小学校の頃から既にませていて小賢しく、「小利口」と云う言葉が、そのままぴったりの感じであった。当時のガキ大将・辻村に巧みにとり入って、そのお気に入りとして幅をきかしていた。私が中学に入って、漢文で「巧言令色スクナシ仁」と云う言葉を教わった時に「最っ先に頭に想い浮かべたのはこの辰ちゃんのことだった。ずる賢い奴と云う辰ちゃんに対する最初の印象で、私は殆んどこの辰ちゃんと遊んだ記憶も、口をきいた記憶もなかったが、顔だけは、まだ頭の一隅���鮮明に残っていた。
 辻村班長は私の方に向って、顎をしゃくり上げ、辰ちゃん、いや、水落上等兵に、「誰か分かるか。」
 意味あり気に、にやっと笑いながら尋ねた
「うん」
 水落上等兵は卑しい笑みを歪めた口もとに浮かべて頷いた。
「岩崎、裸になれ。裸になって、貴様のチンポ、水落に見てもらえ。」
 頭に血が昇った。顔の赤らむのが自分でも分った。でも抵抗してみたところで、それが何になろう。それに恥ずかしさに対して私は入隊以来もうかなり不感症になっていた。部屋の片隅で、私は手早く身につけていた一切合切の衣類を脱いで、生まれたままの姿にかえった。
 他人の眼の前に裸身を晒す、そう思うだけで、私の意志に反して、私の陰茎はもう「休メ」の姿勢から「気ヲ付ケ」の姿勢に変り始めていた。
 今日は辻村班長の他に、もう一人水落上等兵が居る。最初から突っ張ったものを披露するのは、やはり如何にもきまりが悪かった。しかも水落上等兵は、私が小学校で級長をしていた時の同級生なのである。
 私の心の中の切なる願いも空しく、私のその部分は既に独白の行動を開始していた。私はどうしても私の言うことを聞かないヤンチャ坊主にほとほと手を焼いた。
 堅い木製の長椅子に、辻村班長は越中褌だけの姿で、水落上等兵は襦袢・軍袴の姿で、並んで腰をおろし、旨そうに煙草をくゆらしていた。班長の手招きで二人の前に行くまでは、私は両手で股間の突起を隠していたが、二人の真正面に立った時は、早速、隠し続ける訳にもいかず、両手を足の両側につけ、各個教練で教わった通りの直立不動の姿勢をとった。
「股を開け。両手を上げろ」
 命ぜられるままに、無様な格好にならざるを得なかった。二人の視線を避けて、私は天井の一角を空ろに眺めていたが、私の胸の中はすっかり上気して、不安と、それとは全く正反対の甘い期待とで渦巻いていた。
 二人は代る代る私の陰茎を手にとって、きつく握りしめたり、感じ易い部分を、ざらざらした掌で撫で廻したりしはじめた。
「痛ッ」
 思わず腰を後にひくと、
「動くな、じっとしとれ」
 低い威圧的な声が飛ぶ。私はその部分を前につき出し気味にして、二人の玩弄に任せると同時に、高まる快感に次第に酔いしれていった。
「廻れ右して、四つん這いになれ。ケツを高くするんだ。」
 私の双丘は水落上等兵の手で押し拡げられた。二人のぎらぎらした眼が、あの谷間に注がれていることだろう。板張りの床についた私の両手両足は、時々けいれんをおこしたように、ぴくッぴくッと引き吊った。
「顔に似合わず、案外、毛深いなアこいつ」
 水落上等兵の声だった。突然、睾丸と肛門の間や、肛門の周囲に鈍い熱気を感じた。と同時に、じりッじりッと毛が焼けて縮れるかすかな音が。そして毛の焦げる匂いが。二人は煙草の火で、私の菊花を覆っている黒い茂みを焼き払い出したに違いないのである。
「熱ッ!」
「動くな、動くとやけどするぞ」
 辻村班長の威嚇するような声であった。ああ、目に見えないあのところ、今、どうなってるんだろう。どうなってしまうのだろう。冷汗が、脂汗が、いっぱいだらだら――私の神経はくたくたになってしまった。
  3.烈情
「おい岩崎、今日はな、貴様にほんとの男ってものを見せてやっからな。よーく見とれ」
 四つん這いから起きあがった私に、辻村班長は、ぶっきらぼうにそう言った。辻村班長が水落上等兵に目くばせすると、以心伝心、水落上等兵はさっさと着ているものを脱ぎ棄てた。裸で寝台の上に横になった水落上等兵は、恥ずかしげもなく足を上げてから、腹の上にあぐらを組むように折り曲げ、辻村班長のものを受入れ易い体位になって、じっと眼を閉じた。
 彼白身のものは、指や口舌で何の刺戟も与えていないのに、既に驚くまでに凝固し若さと精力と漲る力をまぶしく輝かせていた。
「いくぞ」
 今は褌もはずし、男一匹、裸一貫となった辻村班長は、猛りに猛り、水落上等兵を押し分けていった。
「ううッ」
 顔をしかめ、引き吊らせて、水落上等兵は呻き、
「痛ッ……痛ッ……」と二言三言、小さな悲鳴をあげたが、大きく口をあけて息を吐き、全身の力を抜いた。彼の表情が平静になるのを待って、辻村班長はおもむろに動いた。大洋の巨大な波のうねりのように、大きく盛り上がっては沈み、沈んでは又大きく盛り上がる。永落上等兵の額には粒の汗が浮かんでいた。
 凄まじい光景であった。凝視する私の視線を避けるように、流石の永落上等兵も眼を閉じて、烈しい苦痛と屈辱感から逃れようとしていた。
「岩崎、ここへ来て、ここをよーく見ろ」
 言われるがままに、私はしゃがみこんで、局部に目を近づけた。
 一心同体の男達がかもし出す熱気と、激しい息づかいの迫力に圧倒されて、私はただ茫然と、その場に崩れるようにすわりこんでしまった。
 戦いは終った。戦いが烈しければ烈しい程それが終った後の空間と時間は、虚しく静かで空ろであった。
 三人の肉体も心も燃え尽き、今は荒涼として、生臭い空気だけが、生きとし生ける男達の存在を証明していた。
 男のいのちの噴火による恍惚感と、その陶酔から醒めると、私を除く二人は、急速にもとの辻村班長と水落上等兵に戻っていった。先程までのあの逞しい情欲と激動が、まるで嘘のようだった。汲(く)めども尽きぬ男のエネルギーの泉、そこでは早くも新しい精力が滾々(こんこん)と湧き出しているに達いなかった。
 「見たか、岩崎。貴様も出来るように鍛えてやる。寝台に寝ろ。」
 有無を言わせぬ強引さであった。
 あの身上調査のあった日以来、私はちょくちょく、今夜の���うに、辻村班長の呼び出しをうけていたが、その度に、今日、彼が水落上等兵に対して行ったような交合を私に迫ったのである。しかし、これだけは、私は何としても耐えきれなかった。頭脳に響く激痛もさることながら、襲いくる排便感に我慢出来ず私は場所柄も、初年兵と云う階級上の立場も忘れて、暴れ、喚き、絶叫してしまうので、辻村班長は、ついぞ目的を遂げ得ないままであった。
 その時のいまいましげな辻村班長の表情。何かのはずみでそれを想い出すと、それだけで、私は恐怖にわなないたのであるが、辻村班長は一向に諦めようとはせず、執念の劫火を燃やしては、その都度、無残な挫折を繰り返していたのである。
 その夜、水落上等兵の肛門を責める様を私に見せたのは、所詮、責められる者の一つの手本を私に示す為であったかもしれない。
「ぐずぐずするな。早くしろ、早く」
 ああ、今夜も。私は観念して寝台に上がり、あおむけに寝た。敷布や毛布には、先程のあの激突の余儘(よじん)が生温かく、水落上等兵の身体から滴り落ちた汗でじっとりと湿っていた。
 私の腰の下に、枕が差し込まれ、両足を高々とあげさせられた。
「水落。こいつが暴れんように、しっかり押さえつけろ。」
 合点と云わんばかりに、水落上等兵は私の顔の上に、肉づきのいい尻をおろし、足をV字形に私の胴体を挟むようにして伸ばした。股の割れ目��、まだ、水落上等兵の体内から分泌された粘液でぬめり、私の鼻の先や口許を、ねばつかせると同時に、異様に生臭い匂いが、強烈に私の嗅覚を刺戟した。
「むむッ」
 息苦しさに顔をそむけようとしたが、水落上等兵の体重で思うにまかせない。彼は更に私の両足首を手荒く掴んで、私の奥まった洞窟がはっきり姿を見せるよう、折り曲げ、組み合わせ、私の臍の上で堅く握りしめた。
 奥深く秘められている私の窪みが、突然、眩しい裸電球の下に露呈され、その差恥感と予期される虐待に対する恐怖感で、時々びくっびくっと、その部分だけが別の生き物であるかのように動いていた。
 堅い棒状の異物が、その部分に近づいた。
 思わず息をのんだ。
 徐々に、深く、そして静かに、漠然とした不安を感じさせながら、それは潜行してくる。ああッ〃‥ああッ〃‥‥痛みはなかった。次第に力が加えられた。どうしよう……痛いような、それかと云って痛くも何ともないような、排泄を促しているような、そうでもないような、不思議な感覚が、そのあたりにいっぱい。それが、私の性感を妖しくぐすぐり、燃えたたせ、私を夢幻の境地にさそうのであった。
 突然、激痛が火となって私の背筋を突っ走った。それは、ほんのちょっとした何かのはずみであった。
「ぎゃあッ!!」
 断末魔の叫びにも��た悲鳴も、水落、上等兵の尻に押さえつけられた口からでは、単なる呻きとしか聞きとれなかったかもしれない。
 心をとろけさせるような快感を与えていた、洞窟内の異物が、突如、憤怒の形相に変わり、強烈な排便感を伴って、私を苦しめ出したのである。
「お許し下さいッ――班長殿――お許しッ ――お許しッ――ハ、ハ、班長殿ッ」  言葉にはならなくても、私は喚き叫び続けた。必死に、満身の力を振り絞って。
「あッ、汚しますッ――止めて、止めて下さいッ――班長殿ッ――ああ――お願いッ――お許しッ――おおッ――おおッ―― 」
「何だ、これくらいで。それでも、貴様、男か。馬鹿野郎ッ」
「ああッ、……痛ッ……毛布……毛布……痛ッ――汚れ――汚れますッ――班長殿ッ」
 毛布を両手でしっかりと握りしめ、焼け爛れるような痛さと、排便感の猛威と、半狂乱の状態で戦う私をしげしげと眺めて、流石の辻村班長も、呆れ果てで諦めたのか、
「よしッ……大人しくしろ。いいか、動くなッ」
「うおおおー!!!」
 最後の一瞬が、とりわけ私の骨身に壊滅的な打撃を与えた。
「馬鹿野郎。ただで抜いてくれるなんて、甘い考えおこすな。糞ったれ」
 毒づく辻村班長の声が、どこか遠くでしているようだった。
 終った、と云う安堵感も手伝って、私は、へたへたとうつ伏せになり、股間の疼きの収まるのを待った。身体じゅうの関節はばらばら全身の力が抜けてしまったように、私はいつまでも、いつまでも、起き上がろうとはしなかった。 
 班長の最後の一撃で俺も漏らしてしまったのだ。腑抜けさながら。私はここまで堕ちに堕ちてしまったのである。  瞼から涙が溢れ、男のすえた体臭がこびりついた敷布を自分の汁と血で汚していた。
 どれだけの時間が、そこで停止していたことか。
 気怠(けだる)く重い身体を、もぞもぞ動かし始めた私。
 「なんだ、良かったんじゃねぇか、手間取らせやがって」
 おれの漏らした汁を舐めながら辻村班長が言った。
 そして汚れたモノを口に突っ込んできた。
 水落上等兵は、おいうちをかけるように、俺に覆い被さり、聞こえよがしに口ずさむのであった。
 新兵サンハ可哀ソウダネ――マタ寝テカクノカヨ――
        (了)
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shihlun · 1 year ago
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大江健三郎 - 後退青年研究所(1960)
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黑暗的深淵在這個世界到處張著大口保持沉默。現實世界向遍布各處的深淵漏斗狀地傾斜,所以對傾斜敏感的人會不知不覺或者有意識地順首傾斜滑下去,墜入深淵黑暗的沉默之中,從而體驗現實世界裡的地獄。
我曾經像地獄把關人站在一個黑暗的深淵邊上,我所體會的對滑入深淵的漏斗狀傾斜的敏感,是指那些在政治或思想上道受過挫折的青年、心靈受到創傷的青年。當然,他們中的許多人在肉體上也有傷痕。
現實世界的一座地獄,即稱之為黑暗的深淵的話,就在大學旁邊不動產公司大樓三樓,房間總是亮堂堂的(啊,人為什麼自古以來就如此熱心努力使自己的周圍照得光明亮堂呢?人為什麼比野獸更強烈地討厭黑暗呢?我只是一個日本青年,不是基督教徒,對這些不感興趣,但每次一想到人對黑暗的恐懼,就想起「原罪」這個詞)。地上鋪著漆布,油光閃亮,不鏽鋼的辦公桌椅顯得清爽氣派,而且具有高效率,等待著合適能幹的主人。
但是,當我目送從走廊推門而入的挫折青年在回答我為了登記卡上的必要事項提出的、僅僅是卡片未曾明確記載但又必須記入卡片的簡單問題後,走進隔壁房間的時候,還是感覺到這間明亮的辦公室是地獄的一個入口。
隔壁房間有鬼嗎?有美國東郊的大學受過非常好的高等教育的嶄露頭角的年輕心理學家戈爾遜先生和擔任翻譯的東京女子大學學生在等待著。在思想或政治上受到挫折的青年邁出憂鬱的一步踏進這個房間,他們滿腦子苦惱,準備談談心裡話。我的大學同學把這間房間稱為「後退青年研究所」。其實正式名稱叫「戈爾遜訪談室」,英文縮寫為GIO。但沒有人稱呼它的正式名稱。結果戈爾遜先生的問題只提一個:「你為什麼後退了?」因為大家都是來談「自己為什麼年紀輕輕就後退了」的。
那個時期,是韓戰結束後相對穩定的時期,是學生運動處於如氣潭中間四陷的波谷時期。學生對社會的關懷表現在合唱俄羅斯民歌,在兩三年激烈動蕩的學生運動中受到創傷的學生重新回到學校,變得憂鬱苦悶,暗自舔著自己的傷口消磨時光。
於是,一個美國國籍的年輕學者就在東京大學旁創立了這家以遭受創傷的學生運動家為主要調查對象的研究所。它每天吸引不少所謂的後退學生。開始它只在校刊上刊登一則《戈爾遜先生恭候先前的學生運動活動家光臨!》的廣告,結果學生絡繹不絕。
我是在這兒打工的學生,今年剛剛二十歲,對青年神情憂鬱、臉色充滿抹不掉的髒垢的陰影般的苦悶可以說漠不關心,因此大概不會懷有同情之心。但如果GIO是對日本人炫耀優越者傲慢的那種研究所,我也不會接受接待戰戰兢兢地前來訴說自己內心陰暗的皺襞深處殘留的思想疙瘩的同胞這種工作,也許自己也會成為一個憂鬱症「病人」低垂頭把帽子貼在胸前排在長長的學生隊伍後面。
戈爾遜是個標準的開朗的美國人,雖然留著油煙色的短唇鬍,其實還不到三十歲,所以我在他這裡工作不覺得什麼強烈的自卑感。來日本的美國知識分子似乎要不是目空一切旁若無人或和藹可親寬厚溫敦,我們稱之為戈爾遜先生的這位芝加哥出生的社會心理學家可以說溫良敦厚的典型代表。
我現在還說不清楚戈爾遜先生為什麼跑到日本來調查受創傷學生的精神傾向,廣義地說,是否不少美國人在韓戰結束後很快就對日本學生的挫折心態發生興趣? 用美國社會心理學的方法調查日本學生,結果對美國人有什麼用?
一般認為,美國人的調查是為了加強在遠東地區進行反共宣傳的基礎的一項工作。這種看法多少令人信服,但就我所在的GIO來看,至少戈爾遜先生從未給我與反共宣傳有關的印象。
戈爾遜調查室每個月都把調查結果報回本國,但接收單位是不知道他業已畢業還是尚在就學的美國東部某大學研究所,好像與美國國務院、議會並沒有直接的聯繫。當然,我在這辦公室工作期間,出於一種自我厭惡的情緒,本來就對辦公室的性質、目的十分冷淡,也不想深入了解。我坐在辦公室裡,也和來訪的學生一樣,心情極其鬱悶,但出了大學教室門,會無緣無故地朝氣蓬勃、輕鬆愉快,有一種充滿希望的解放感。
我想擔任戈爾遜先生的翻譯兼打字員的女大學生也是如此的吧。在辦公室裡,我從未見過這個高挑細瘦的女大學生一絲平靜輕鬆的表情,但偶然在東京大學和東京女子大學共同舉辦的歌舞聯歡會上時看到她時,這位憂慮愁悶的我的同事簡直判若兩人,兩頰緋艷動人,興高采��,歡聲笑語,像鳥鳴一樣尖聲歡笑。第二天,我懷著某種期待和莫名其妙害羞上班,出現在我面前的仍然是像內分泌失調似地愁眉苦臉的女大學生。
GIO的工作性質本身就極為憂鬱。 有一次戈爾遜先生說,日本的工作告一段落後打算去台灣或南韓從事同樣的工作,熱情動員我跟他一起去。那時候我很想試一試,甚至夢見自己在南韓調查受挫折的朝鮮青年,我不僅把戈爾遜先生的所有工作包攬下來,還手執鞭子像對待奴隸一樣抽打前來傾訴衷腸的青年,想來實在可笑。這也許是GIO表面上像穩重平靜的調查室,其實潛藏著將手指插進青年的傷口使勁摳攪脂肪、肉體的冷酷的一面的緣故,感覺在我的潛意識裡、在夢中重現出來。
我的工作是調查接受前來訪談的學生的履歷和訪談結束後付給學生報酬。酬金是採訪一小時五百日元。戈爾遜先生通常在發票上都寫採訪兩個小時,本來學生上學都有月票,無需交通費,但還是根據現住所到這兒的距離支付交通費,��對學生來說,是筆不壞的打工收入。但是,除了特殊情況外,這樣的「打工」只能申請一次,而且不是前不久積極參與學生運動後來倒退的這樣在思想上發生戲劇性轉變的人不要。因此,雖然不是想像的那麼難,確實比一般的打工不容易。
在GIO工作幾個月後,來訪的學生開始明顯減少,有時我的卡片上一天也沒登記一個學生的名字,戈爾遜先生無所事事,皺著眉頭像狗熊一樣悲傷地在屋裡轉來轉去。在這成績不佳的日子裡,只有翻譯兼打字員的女大學生絕不心慌意亂急躁氣惱,板板正正地端坐在桌前,閱讀袖珍本的《矛盾論》、《實踐論》。這不會讓別人覺得她思想上有所共鳴,因為那個時期,在女大學生中,毛澤東的書和羅曼羅蘭的書一樣風行。
沒有學生來的時候,戈爾遜先生就到傳達室和我聊天。他不和女大學生交談。她非常不愛說話,幾乎從不發表意見(這種徹底的沉默寡言使人覺得不正常,好像向戈爾遜先生發表見解自己也就成了前來訴說精神挫折的學生),戈爾遜先生對 她也有幾分發怵。我們一邊從辦公室窗子望著本鄉(本鄉,地名。東京大學位於此地一譯註)的大學裡高大的樹木,一邊盡量避開商業、日漸減少的後退青年的話題,漫無目的、天南海北地神聊起來。
透過這種無拘無束的漫談,我知道這個家庭一貧如洗的白人兒子靠獎學金上的大學,說不上天資聰穎才華橫溢,卻對日本的挫折青年極感興趣。一個二十八、九歲的美國青年選擇這個問題作為研究課題來到日本成立調查所,這本身就令人覺得他的精神構造不可思議有悖常規。我開始感覺到戈爾遜先生不是深淵的擁有者,而是被吸進這個現實世界的深淵裡的第一個墜落者。於是很自然地聯想到自己,我在自己的學生同胞前來訴說陰暗的情緒崩潰的外國人事務所裡工作,覺得有點近乎賣良為娼的人口販子、老鴇這樣卑鄙下賤,想起少年時光,雖然那時還是戰爭年代,對自己二十歲這個年紀依然懷抱著玫瑰色的幻想。但如今已經二十歲,而且是在和平時期,卻幹這種不清不白不三不四的差事,心頭充滿難以言狀的苦澀和自我厭惡。
可以跟我互相交流自我厭惡情緒的應該說是那個同樣打工的女大學生,但她整天愁容滿面,一有空就全神貫注地鑽進毛澤東的書裡,從不到我的屋子��走動。我一到裡屋,就不得不面對那些登記卡,被憂傷鬱悶的學生的形象擠壓得喘不過氣來,所以絕不會從我這邊推開女大學生房間的門,於是只好愁眉苦臉地和同樣愁眉苦臉的戈爾遜先生漫無邊際地神聊。啊,GIO簡直就是一座無比憂鬱的地獄!
正是在這種閒聊中,戈爾遜先生動員我在日本的工作結束後跟他一起去台灣或者韓國,也正是在這種倦怠鬱悶的時間裡,我從他不經意的動作的細微處覺察出 同性戀的傾向。他談到美國東部的鄉村小鎮,語調那麼親切眷戀,卻不遠萬裡跑到東方來,說不定是被流放到日本來的呢。外國人到大學的課餘打工科要求介紹擔任陪同聊天的人、導遊、翻譯的學生,大多都想藉此名義發展成同性戀對象。 外國人的這種別有用心現在已經變成常識了。我的一個朋友透過打工和一個外國貿易商搞上了同性戀,後來被貿易商拋棄,因此自殺。「被拋棄」這三個字是他寫在遺書裡的。這也是韓戰結束後那一陣子的事。
我和戈爾遜先生用低得能聽見隔壁翻書響動的聲音斷斷續續地聊長天,但雙方的心並沒有互相靠攏貼近。我用半瓶醋的英文跟美國人聊白開水淡而無味的閒天,覺得著急,深深地感嘆自已為什麼會在這裡幹這種事。我現在大體能體會到與美國人一起工作的日本人、尤其三十歲左右的婦女為什麼一天到晚裝模作樣矯揉造作大聲叫嚷的秘密。那些戴著很講究很派頭的眼鏡抹著大紅嘴唇以痙攣性地強調突出臉龐的女大學生們即將埋沒自己的空虛乏味的恍惚。她們和舊式婦女一樣,自我要求對工作奴隸般地逆來順受。
就我自己而言,當我看著和我相對而坐自由交談的這個美國人玻璃般透明而遲鈍呆滯的眼睛、像在果子凍上灑一層麵粉一樣發喧的胖臉和手背的皮膚、當細小的高鼻子、突然發出怪聲的嘴唇時,甚至神經質地想如果為了深入了解對方的思想情緒、為了在對方的臉上恢復人的統一感,簡單地說,如果為了發現我和對方之間人與人的聯繫,可以發展到同性戀關係。
我剛剛二十歲,從這個世界的幾乎一切追尋人與人的關係。而對年輕人來說,無論正常或變態的性關係,都是盲目地沉溺在令人感覺怪誕無序的他在之中的行為,都是賦予意義、制定秩序、變成如自己身體的一部分那樣親密的行為。如果我每天都和戈爾遜先生進行這樣百無聊賴的持續不斷的談話,我很可能要麼神經發作地和他同性戀,要麽神經發作地和他大吵一通辭去GIO的工作。
但是,在某月月初,由於上個月報回國內的調查數據實在缺少內容,本國給戈爾遜先生發來一封信指責他工作消極怠惰,信的措辭相當嚴厲。他早晨上班看了這封信後,一整個早上都在房間裡心煩意躁地急步轉圈。下午,戈爾遜先生終於下了決心,對全所人員,除清掃女工外、即我、女大學生及他本人就當前的困境發表演說。
戈爾遜先生的論點簡潔明快,本國要求他今後每個月提供上個月三倍資訊量的調查數據,如果不能保證這個基數,將解除他遠東研究員的職務。因此,我們必須提高效率。
怎麼提高效率?是在校刊上登更大的廣告,還是在校園貼廣告?《戈爾遜先生恭侯先前的學生運動活動家光臨!》
我針對戈爾遜先生的提問,發表意見說不能指望廣告的方法可以使狀況發生根本性的好轉,因為戈爾遜先生的後退青年研究所在學生中已經出名,即使出廣告,也不會有更多的精神挫折的新學生前來。
翻譯兼打字員的女大學生基本上同意我的意見,她認為即使我們在校內張貼廣告,再到處尋找可能會前來訴說自己精神受到創傷的青年,也不會像GIO調查初期那麼多。歸根究底,社會上並沒有存在很多「精神受創」的青年,並不是有無數的在學生運動中有過挫折體驗的青年在等待著GIO的召喚。大概已經見底了吧。
戈爾遜先生、我、翻譯兼打字員的女大學生心情憂鬱地討論了很久。戈爾遜先生不想現在離開日本,工作半途而廢回到美國意味著在大學裡謀不到一個好位置。 另外,我和女大學生都不想過早失去這份又安穩收入又可觀的打工。
越討論越覺得前途渺茫,大家陷於一籌莫展的時候,戈爾遜先生提出了妥協的方案。他說,下個月一個月大家好好幹,把成績提上去,全力以赴,做出好成績,就可以向國內提出報告說日本學生的調查已大體結束,這樣就會批准調到其他地方去。如果在成績惡劣、遭受批評的風頭上提出調任請求,會立即被炒魷魚,南韓與台灣就是別人的美差了。
我和女大學生覺得不是立刻丟掉飯碗,還有一個月的時間可以找別的打工。於是三個人一致決定大幹一個月全力進行調查提出高品質的工作報告。
但是,不找到幾個後退青年,我們連一張調查卡也填不了,寫報告更無從談起。 這時,我突然心血來潮,一個主意浮上心頭:我們可以製造後退青年、即心靈遭受創傷前來訴說苦惱的青年,簡單地說,就是隨心所���地把一般青年當做後退青年,編造他們前來GIO訴說精神苦惱的假報告。說起來,這麼好的主意為什麼以前就沒想出來。我們以前聽過積極參與學生運動或黨的活動、後來遭受政治思想上的挫折的「心靈受創青年」訴說自己的真實感受。至少我和翻譯兼打字員的女大學生都聽過。「心靈受創青年」的訴說,連我們的心靈都感受到痛苦。「心靈受創青年」主動到GIO來訴說自己的內傷不僅僅要忍受痛苦,更是克服了巨大的心理障礙。其實,後退青年到GI0來本身就是極不正常的非人性的行為。
根據我的主意,只需要一般學生稍微做些表演就好。我目送這些青年走進隔壁房間接受調查時,不會覺得他們掉進黑暗的深淵而心頭難過,也不會從調查完畢出來的青年臉上看到遭受打擊一蹶不振的印象,或者由於說得太多而疲憊興奮得通紅的肌膚上出現後悔、自我厭惡這些陰暗憂鬱的污垢。因為這一切全是演戲。他們不是「心靈受創青年」。
於是我向戈爾遜先生保證我明天去大學找幾個調查應徵者來,一定是幾年前學生運動的積極分子、典型的後退青年。
第二天,我跑了一間又一間教室,還去研究室和課外小組活動室,說明我的宗旨。說是一般學生,其實對兩三年前的學生運動也很了解,而且全身都給人一種體驗過精神挫折的印象。應徵者很多,我從中挑了十個。他們都知道GIO。他們和我一樣,對後退青年研究所把他們演戲的錯誤數據信以真感到愉快。我們興高采烈七嘴八舌討論說,美國人以為能把自己的手指插進日本真正的「心靈受創青年」的傷口裡使勁摳攪,完全打錯了算盤,我們信口雌黃的遊戲奠定了他們學問的基礎。當天晚上,這十個學生去GIO的日期以及各自扮演的角色都安排妥當。
從下一周開始,GIO每天都是開業以來從未有過的充實豐富。戈爾遜先生情緒極佳,幾乎天天說終於採訪到了一直想見的典型的後退青年。我只是輕鬆地把巧妙玩弄訴說把戲的青年送進隔壁的房裡,心情十分舒暢。
但是,令我稍感不滿的是,翻譯兼打字員的女大學生出人意外地突然辭去工作,戈爾遜先生決定停止調查,立即整理報告。結果我預約的兩位表演者未能上場。
戈爾遜先生也寫了一份日本工作業結束,GIO現已關閉,待命調往他地的報告,隨同本月的統計報表送回。他也答應把女大學生的工作日期算到GIO關閉為止向國內申請特殊津貼。戈爾遜先生對這個月成功的調查充滿信心,相信他的報告將一鳴驚人,博得滿堂喝采。
戈爾遜先生最得意的是我的第七個表演者,這個學生個子矮小臉色淺黑長著猴子般的額頭。我對他說不上了解,但戈爾遜先生一採訪,立刻認定他是��典型的後退青年。後來才知道,翻譯兼打字員的女大學生也因為這第七個表演者才下定決心辭去工作的。
報告空郵出去以後,GIO立即關閉。那天晚上,我們三人小聚,戈爾遜先生問女大學生為什麼要辭去GIO的工作,她回答說實在不願意看見那種厚顏無恥的日本青年。我從容不迫地看著女大學生第一次展現的深切焦慮與悲哀,覺得很可笑。戈爾遜先生一臉困惑,但沒有平時那種難以捉摸的異常感覺,而是一個不諳世故的平凡普通的學者即將發作時的不悅表情。我甚至想知道那個猴子額頭的第七個學生是怎麼表演的。
我是在另一個完全出乎意外的地方知道第七個表演者的伎倆的。GIO關閉一星期後,我從日本發行量最大的報紙上讀到有關第七個表演者的文章,也刊登了他的照片。照片排在介紹GIO活動情況的文章中,戈爾遜先生笑嘻嘻地站在第七個表演者旁邊。這一定是採訪結束後翻譯兼打字員的女大學生照的。報紙說戈爾遜先生認為第七個學生、即A君是典型的後退青年,發現他是GIO調查的最大收穫。報紙引用調查卡的記載這樣報道A君成為後退青年的經過。
A是日本共產黨東京大學支部的成員,但被懷疑為特務,慘遭監禁拷打,小手指頭第二關節被切斷,最後被開除出黨,戀人也離他而去。於是他主動向富士警署的某警察提供情報。但是他已經離開學生運動,情報沒有太大價值,當特務也沒資格。現在他非常孤獨。他恨先前的夥伴,是他們使他遭受巨大的挫折,但他的特務嫌疑問題似乎是一個背叛的同夥告的密。戈爾遜先生把A視為日本左翼學生後退的一個典型。
我覺得絕望的黑暗深淵正吞沒照片上與戈爾遜先生並排站立的、猴子一樣微笑著的第七個學生。我的身體開始顫抖,渴望確認自己在第七個學生不幸之外。我使勁從黑暗熱昏的腦子裡把女大學生的「那種厚顏無恥的日本青年⋯⋯」驅逐出去。
冬天。第五堂課結束時,整個大學籠罩著寒氣逼人的蒼茫暮色。我彎腰縮脖地走出大門,突然看見一個躲在電線桿後面的矮小男人用手套遮著側臉朝我走來。我們默默地沿著大學的磚牆在昏黑中並肩走著。
「本來打算鬧著玩的。」第七個學生萎靡不振地說,「我隨口胡編亂造,沒想到報上登出來了。」
「我也沒想到。」我陷入束手無策的困境,說,「向戈爾遜先生提抗議去。」
「已經提抗議了,我要求他撤回報道,但他不同意。他說報紙報道的內容,既有錄音又有證人,不能撤回。我說那是我鬧著玩的,是信口開河、胡說八道。 但他說不管你鬧著玩也好,胡說八道也好,你說的內容很有意義。」
戈爾遜先生淡灰色的明亮的眼睛、細小的高鼻樑、胖乎乎的粉紅色皮膚立刻統一成一個傲慢的形象浮現在我的眼前,冷酷無情地把一籌莫展驚恐害怕的猴額頭青年猛力推開。我把自己融化在戈爾遜先生傲慢的形象後面,突然變得從容冷漠。
「其實報上的照片很模糊,能認出是你的不就是幾個親近的人嗎?既然是十分親近的人,對他們解釋這是一場玩鬧,大家哈哈一笑不就過去了嗎?」
「不行呀。就說我的戀人吧,看了報紙以後看我的眼神都不對了。」猴額頭的小個子把他的左手伸過來。
我看見他小手指第二關節被切斷了。我一陣難過,停下腳步。他像受欺負的小孩一樣眼睛直勾勾地盯著我,左手戳在我的眼前。 我看著馬路上過來的公車,準備上車。
「戈爾遜先生答應一個月以後在報上發表更正啟事,而且把錄音帶還給我。你也幫我記著。好嗎?我幹嘛說那麼多呢?莫名其妙。」
汽車停下來,我上了車。我擔心他跟上來,但似乎他只是在黑暗中看著我離去。 我終於鬆了一口氣,但我也不明白他為什麼要說那麼多。我至今也沒弄清楚。一個月後,戈爾遜先生的報告受到高度評價被調任為歐洲研究所。即使他在報紙上發表「內容與事實不符」的更正啟事,也毫不影響他前往歐洲赴任。但是他並沒有發表更正啟事,在我和女大學生的送行下,從羽田機場飛走了,因為第七個學生一個月後沒有再去找他。戈爾遜先生託我把錄音帶還給第七個學生,但至今仍保存在我這裡。我想起戈爾遜先生把錄音帶交給我的時候說的一句註釋性的話:「他是一個典型的後退青年!」
於是,我感覺到身邊的現實世界到處都是滑入默默張著大嘴的黑暗深淵的漏斗狀斜面。
(鄭民欽 譯)
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kennak · 4 months ago
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機械輸出を巡る冤罪(えんざい)事件に巻き込まれた機械製造会社「大川原化工機」(横浜市)の社長らが国と東京都に損害賠償を求めた民事訴訟の控訴審は、元取締役に対する警視庁公安部の取り調べの違法性が争点の一つだ。一審の東京地裁判決は、人を欺く「偽計」を用いて供述調書を作成したなどとして、一部を違法と認定した。どのような状況だったのか。元取締役に聞きながら、取り調べの在り方を考えた。(山田雄之)  大川原化工機を巡る冤罪事件 警視庁公安部が2020年3月、国の許可を得ずに噴霧乾燥機を中国に輸出したとする外為法違反容疑で大川原正明社長や島田さんら3人を逮捕し、東京地検が起訴したが、21年7月に取り消した。1年近く身体拘束された社長らが逮捕・起訴は違法として東京地裁に起こした国家賠償訴訟の証人尋問で、捜査担当の警察官が事件を「捏造(ねつぞう)」と証言。昨年12月の地裁判決は捜査の違法性を認め、国と都に賠償を命じた。原告、被告双方が控訴。東京高裁での審理は、12月25日に結審予定。 ◆窓のない部屋で取り調べ39回  「うそをつかれたり、脅されたり。悪意に満ちてましたよ」。大川原化工機の元取締役の島田順司さん(71)は8月上旬、警視庁公安部の取り調べに対する憤りを「こちら特報部」に語った。 国家賠償請求訴訟の控訴審で、10月9日にある警察官の証人尋問への思いを語る島田さん(右)と代理人の高田剛弁護士  同社の「噴霧乾燥機」が生物兵器製造に転用可能だとして、国の許可を得ずに輸出した外為法違反を疑われた島田さん。逮捕前の2018年12月〜20年2月、任意の取り調べを39回受けた。1回3〜4時間。原宿署の灰色の窓のない部屋で、警察官と向き合った。  生物兵器製造に転用するには、機械を扱う人が細菌に感染しないよう内部を「殺菌」する性能が必要だ。大川原の機械はその性能がなく、国の輸出規制の対象にならない。島田さんは終始一貫して訴えたという。 ◆「あんなの供述調書じゃない」  だが、公安部が作成した島田さんの任意調べ時の供述調書計13通に目を通しても、そのような主張は登場しない。逆に輸出規制の対象になるとして「勝手に全て非該当と判定した」「国の許可を取らずに不正輸出を繰り返した」と容疑を認めるような記述がある。  一体どういうことなのか。島田さんに聞くと、「あんなのは供述調書じゃない」と声を強め、勾留中に記録した「任意事情聴取時の状況」という手書きメモを見せてくれた。 ◆話してもいない文言を付け加えられ 島田さんが書いた「任意事情聴取時の状況」のメモ。供述調書作成時の苦悩がつづられている  メモには「供述調書作成状況」という項目がある。調書が「供述した内容と大きく恣意(しい)的に変更され、誇張された」として、「警察はこのようなことをするのかと失望した」と記されている。「偽って」「認識していながら」「ずさんに」など話してもいない文言が多く付け加えられた、とも。「『無許可で輸出した』という部分は、『許可が必要とされない仕様なので、結果的に無許可で輸出した』と(補足するよう)何回要求しても入れてもらえなかった」という。  島田さんによると、取調室ではペンを貸してもらえず、調書の訂正したい箇所に印を付けられなかった。訂正を希望すると交換条件を付けられたり、一カ所訂正するたびに調書を取り上げられたりして、見落としや確認不足が起きた。 ◆何を聞かれ、どう答えているかも分からなくなった  当時の精神状態をこう振り返る。「平静を装ったけど、緊張で手が震えていた。逮捕をちらつかされ、『おまえだけが認めない』とうそをつかれて迫られ、何を聞かれ、どう答えているかも分からなくなった」  島田さんが「不正輸出を繰り返した」と容疑を認める趣旨の調書の存在に気付いたのは、逮捕後に弁護人に指摘されてだった。 ◆公安部の「偽計」を認定した地裁判決  国賠訴訟の東京地裁判決は、公安部の取り調べ時に「殺菌」の解釈を島田さんに説明したやりとりが調書にないことなどから、誤解させて調書に署名させる「偽計」を用いた取り調べで違法だと認定した。  この認定について、警視庁幹部らは本紙の取材にそろって不満を口にした。ある幹部は「『偽計』なんて犯罪行為のような認定は受け入れられない。今後の捜査にも影響する」と語った。 ◆新証拠の録音記録を確認したら…  東京高裁で6月に始まった控訴審。都側は輸出規制に精通する島田さんを誤解させるのは「不可能」で、調書に「殺菌」解釈を説明した形跡がなくても不自然ではないとして、地裁判決は「重大な事実誤認」などがあると反論している。 「生物兵器の製造には転用できない」と噴霧乾燥機の説明をする元取締役の島田順司さん=横浜市の大川原化工機で  大川原化工機側は終止符を打つべく、新たな客観証拠を提出した。13通目の調書作成後の2019年11月1日にあった34回目の取り調べで、島田さんが身体検査をくぐり抜けてひそかに成功した録音だ。  録音記録を確認すると、島田さんは噴霧乾燥機の輸出規制要件を巡って、自身の考えを説明し、経済産業省のガイドラインを根拠に大川原の機械は「該当しない」と訴えている。だが警察官は「ガイドラインは大した内容でも何でもない」「経産省は明確に要件に該当ですって」と述べ、取り合う様子はなかった。 ◆逮捕後の弁解聴取でも違法認定  代理人の高田剛弁護士は「公安部は独自に考えた『殺菌』の解釈を示さず、経産省の名前を出して決めつけで取り調べを進めた」と指摘。その上で「任意捜査の終盤でも、明確に不正輸出を否定していたことが明らかになった。改めて供述調書の不正確さが浮き彫りになった」と強調する。 島田さんの任意取り調べ時の供述調書。「不正に輸出を繰り返した」と容疑を認めるような文言がある  地裁判決は公安部が島田さんの逮捕後に弁解を聴く際にも、島田さんの指摘に沿った修正をしたように装って書面に署名させる違法があったと認定し、控訴審で争われている。取り調べに補助で立ち合った警察官の証人尋問が10月9日に予定され、島田さんは「正直に話して��しい」と話す。 ◆「なめんなよ」「ガキだよね」問題相次ぐ  最近も捜査機関の取り調べを巡る問題が目に付く。  19年に不動産会社社長が業務上横領容疑で大阪地検特捜部に逮捕され、後に無罪となった事件では、大阪高裁が今年8月、部下の取り調べで「検察なめんなよ」などと怒鳴り、机をたたいて責めたとして田渕大輔検事(52)を特別公務員暴行陵虐罪で刑事裁判に付すことを決めた。  18年に犯人隠避教唆容疑で逮捕されて黙秘した元弁護士が、取り調べ時に「ガキだよね」などと横浜地検検事から侮辱されたとして国に賠償を求めた訴訟で、東京地裁は7月、賠償を命じる判決を出した。  いずれも逮捕後の取り調べの録音・録画が義務化された検察の独自捜査事件だったため、映像から判断できた。一方、大川原の場合は録音・録画の対象ではなく、任意段階の様子は、島田さんの録音がなければ正確なやりとりは全く分からなかった。 ◆日弁連「全事件で録音・録画義務づけを」  「捜査機関の心証に合致する供述証拠を作るためのものではない」。かねて取り調べのあり方を問題視してきた日本弁護士連合会は6月の決議で、全事件の逮捕前からの全過程で録音・録画を義務づけるよう要望した。さらに録音・録画の状況下でも不当な取り調べが繰り返されていることは「公知の事実」として、弁護人を立ち会わせる権利を確立すべきだと主張した。  前出の高田弁護士も「捜査機関は際どいテクニックを駆使して自白をとりにくる一方で、取り調べられる側はペンさえ持てずに丸腰だ。希望があれば全過程を録音・録画し、弁護人の立ち会いも認めるべきだ」と話す。島田さんもこう訴える。「現状のままでは、われわれと捜査機関が全くフェアな関係じゃない。また必ず冤罪が起きる」 ◆デスクメモ  記事中の警視庁幹部の言葉にあぜんとする。捜査員が裁判で「捏造」とまで言い切った事件だ。かたくなな抵抗は内輪の論理にしか見えない。真っ先になすべきは、なぜ冤罪が起きたのかを徹底検証し、その結果を開示することでは。その上で、全面可視化を見据えた対応を求めたい。(岸)
悪意に満ちたウソ・脅し、変更された供述調書… 大川原化工機冤罪事件が浮き彫りにした取り調べの問題点:東京新聞 TOKYO Web
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nua-ap · 4 months ago
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コジ・ファン・トゥッテ または恋人たちの学校
AP_2021 / 名古屋芸術大学 舞台芸術領域 1期生 卒業公演
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オペラ コジ・ファン・トゥッテ ーまたは恋人たちの学校ー Così fan tutte, ossia La scuola degli amanti
全2幕 原語上演(イタリア語)日本語字幕付き
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オペラって沼!
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フェランドとグリエルモは、フィオルディリージとドラベッラ姉妹と熱愛中。恋人の愛を疑わない男2人に、哲学者アルフォンソは賭けを持ちかける。その賭けにのった男2人は、変装してお互いの恋人を取り換えて、口説いていく。女中のデスピーナに自由な恋愛を勧められ、徐々に恋に落ちていく恋人にショックを受ける男2人を、アルフォンソは「女はみんなこうしたもの」(コジ・ファン・トゥッテ)と諭し、新しい恋人たちと結婚式を挙げる。誓いに署名した後、変装を解いた男2人は姉妹を責め、姉妹は心変わりを釈明し、アルフォンソはネタバラシをして4人に和解を勧める。
中世イタリアが舞台の原作を現代に置き換え、日本語字幕付きで上演。
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作曲:W.A.モーツァルト 台本:L.ダ・ポンテ
指揮:柴田 祥 演出:鳴海康平
合唱:NUA音楽領域声楽コース有志合唱団 管弦楽:NUA舞台芸術領域オーケストラ
フィオルディリージ:山田 知加 ドラベッラ:菊池 京子 フェランド:大久保 亮 グリエルモ:西元 佑 デスピーナ:佐藤 安莉 ドン・アルフォンソ:高柳 耕平
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開演日時
2025年2月2日(日)13:00 ※12:15より開場 / 終演予定 15:30(途中休憩あり)
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料金(全指定席)
一般 / S席 5,000円、A席 4,000円 U25 / S席 3,000円、A席 2,500円 高校生以下 / S席 2,000円、A席 1,500円
※当日券は +500円 ※未就学児入場不可
●事業団友の会会員および障だい者等:各種500円引き 事業団友の会会員、障がい者手帳等をお持ちの方は購入時に会員証、障がい者手帳をご提示ください。障がい者の方は、ご本人と付添1人まで割引料金でお求めいただけます。
●車椅子席(一般 4,500円/U25 2,500円/高校生以下 1,500円)あり。 介助席は車椅子席1席につき、1席まで同額でお求めいただけます。席数に限りがありますので、お早めにご購入ください。
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チケット取り扱い
11月1日(金)より発売開始 ※10月23日(水)〜10月31日(木)、友の会先行発売
●名古屋市芸術創造センター TEL 052-931-1811 (令和6年12月28日までは休館日(日曜日)を除く9:00~17:00、令和7年1月4日からは休館日(原則月曜日)を除く9:00~20:00)
●名古屋市文化振興事業団チケットガイド TEL 052-249-9387(平日9:00~17:00/チケット郵送可)
●名古屋市文化振興事業団が管理運営する文化施設窓口(土日祝日も営業)
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会場
名古屋市芸術創造センター
愛知県名古屋市東区葵 1-3-27
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舞台プロデュースコース
大橋結音、橋本みのり、湯原 桃
舞台美術コース
伊藤智与、岩原由季、大橋咲蘭、小川莉奈、小野花弥 垣内維月、加藤 愛、加藤杏菜、酒井 新、鈴木美生、高橋彩羽 谷口小春、永村清華、林 夏里奈、細川暁生、山本翔太
演出空間コース(音響)
飯田凌矢、井上裕貴、勝川美海、木村日菜 西郷卓哉、中根美咲、福浦雅楽、福冨隼大
演出空間コース(照明)
浅田彩友、��井日凪代、前田遥音、松原沙耶華
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指導教員:
浅井信好、石黒 諭、市来邦比古、稲葉直人、岡野憲右、梶田美香、加藤えつこ、金井勇一郎、神谷怜奈、丹羽康雄、乗峯雅寛、堀場智宏、山口 剛
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イラスト:Tomatomayu フライヤーレイアウト:橋本デザイン室
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名古屋芸術大学 舞台芸術領域について
「あなたが舞台をつくる」をコンセプトに、舞台芸術作品を製作・上演するための知識と技術を専門的に学ぶことのできるカリキュラムで、未来の舞台芸術シーンをけん引する人材の育成をおこなう。
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※やむを得ない事情により出演者が変更となる場合がございます。 ※演出の都合上、開演後はすぐに入場できない場合がございます。 予めご了承ください。 ※公演内容の変更を除き、いかなる場合もチケットの払い戻しは行いません。
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X / @NUA_AP instagram / nua_ap
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主催:名古屋芸術大学 舞台芸術領域、公益財団法人名古屋市文化振興事業団 芸術創造センター 協力:名古屋芸術大学 音楽領域、馬場 浩子、久米 愛香、第七劇場
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お問い合わせ:名古屋芸術大学 舞台芸術領域
mail / [email protected] tel / 090-6798-8035(平日10:00〜17:00)
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atsushifukui · 1 year ago
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ウラシマビル 404
名古屋、栄「MtK Satellite」 にて開催中のグループ展「ウラシマビル 404」。9/3(日)までです、是非ご覧ください。
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古い雑居ビル、あるいは現れては消える「アート」の話
水本剛廣
就職活動とは実際に何をすることなのかも知らぬまま、四人が学生生活に別れを告げたのは、バブル 崩壊が騒がれた1990年代初頭。昼も夜もない寮生活にすっかり染まりきっていた四人は「皆で古い 雑居ビルをアトリエ兼住居として借りて、また共同生活を!」と夢想していた。無論、そんな計画は 実現するはずもなく、四人も他��学生同様、右も左もわからぬまま社会へ放り出されることとなる。
あれから三十年あまり。ある者は画家、またある者はミュージシャンとして活動、ある者は職を転々 とし、またある者は教職に就いた。ある者は移住し、ある者は家庭を持ち、またある者は旅に出た。 四人はときに接近し、ときに距離をとり、相互に影響を及ぼしながら異なる人生を歩んできた。芸術 に対する姿勢も異なる四人が、それぞれの道程で見つけたものをいま再び持ち寄り、展覧会を行う。
ほぼ平成年間と重なり合うこの三十数年の間に、日本社会は多くの面で停滞の様相を呈した。日本の 美術界でも、僅かな例外を除いて構造的変革は起こらず仕舞いだった。にもかかわらず、世間では 「アート」という言葉だけが氾濫。工芸品も、似顔絵も、手芸も書道も奇抜なファッションも、あら ゆる鑑賞物が「アート」と呼ばれるようになった。今では「アート作品」と名乗りさえすれば、その 芸術性が厳しく議論されることはない、という摩訶不思議な状況に至りつつあるように見える。
共同生活の夢は実現しなかったが、四人は今でも架空の雑居ビルを想い描く。都会の片隅、商店街が 商店街でなくなるあたり、電線の蜘蛛の巣にからまれるようにその小さなビルは建つ。地階は閑古鳥 の鳴くラーメン屋、二階から上の各階に芸術家が一人ずつ住みつく。室内でも靴を履いたまま生活 し、壁は好みの色に塗られ、夏は屋上でビール、楽器の爆音演奏にも苦情なし。実際にはそんな物件 が都市の容赦なき「スクラップ・アンド・ビルド」を生き抜くことは難しい。夢の跡地に建てられる のは、疑似レンガに覆われた効率一辺倒のマンションや虚飾的で短命な商業施設たち。「ルネサン ス」「メゾン・ド・ソレイユ」「ヴィラ・アーバンライフ」「ペアシティ・アネックス」・・・それ らは思想を欠いた片仮名アートの濫用と同様に、中身のないネーミングで人々を思考停止へと誘う。
四人と共に学生生活を送った徳富満は、藝大の寮では珍しく自室の窓にブラインドを設えていた。卒 業の直前、彼は転居先として愛用のブラインドの似合う雑居ビルの一室を探し求め、不動産業者を訪 ね歩いたという。理想のビルと理想の部屋を熱く語る彼に向かって、ある不動産屋の主人はぞんざい に言い放った。「あんた、テレビの見過ぎだよ!」
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i-dream-everyday · 1 year ago
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我的女體淫之路(一)
我是個情慾早熟的孩子,小學二年級,身子還白皙纖弱時,
就會利用上半天課放學後的下午,溜進漆黑的戲院裡,
偷看著愛的死去活來的瓊瑤電影,卻幻想著自己是劇中的女主角,
那時我才只有8歲。
我出生在一個平凡的小家庭裡,是唯一的孩子,
父親在工作之餘,染上好賭的習慣,
常徹夜不歸,弄得家裡總是爭吵不休。
母親後來鐵了心,乾脆在自宅內開了個家庭賭場,
原本想要留住父親的人,沒想到卻開啟了幼小的我淫慾之門。
是賭場,自然進出的都是一些三教九流之人,
而父母為了貼補家用,更在我的房間擺上另外一張床,
租給一個叫老盧的賭客,我叫他盧伯伯的人。
盧伯伯 50多歲,看起來頗為斯文,聽說他曾是個軍醫,
卻剛從牢裡出來,犯的好像是跟男女問題有關的案子,
實在很難想像他會是個被判刑的人。
家中開了賭場,最終並未留住父親,
父母越來越疏離,連爭吵聲都聽不到了,
但卻漸漸的在父親不在的夜晚,
父母的房間裡,屢屢傳出了奇怪的呻吟聲。
剛開始,只要是父親不在,我在半夜起床尿尿的時候,
會看不見鄰床的盧伯伯,到了廁所,也不見他的人。
9歲的一個夏夜 ,又是一樣的情形,
當我回房時,經過父母的房間,
卻聽到了房內應該在睡覺的母親,傳出了奇特的呻吟聲。
幼小的我,自然還不懂呻吟聲的含意,
好奇心的驅使下,我從門縫往內看去,這一看,可看的我臉紅心跳起來。
只見全身赤裸的盧伯伯,在躺在床上也是光溜溜的母親上方,
一手揉捏著母親的肥乳,一手扶著自己的大雞巴,
硬擠進母親滿是陰毛的濕穴裡。兩個人的喉嚨裡都發出粗重的喘息聲,
母親額外的淫叫,更讓在門外偷窺的我,
經歷人生中第一次的性興奮,
我的小雞雞竟流出黏黏的液體來。
此後,在窗外透進的月光下,
偷看著盧伯伯和母親兩人裸體流汗的激烈性交,就成了早熟的我午夜嗜好。
只是我卻發現,兩人偶爾會在插幹中爭執起來,
原來,盧伯伯有一個極���特殊的癖好,那就是幹屁眼,
一般女人都無法接受,母親也不例外,
只要盧伯伯插完陰道,又想幹菊穴時,都只聽到母親哇哇叫不肯配合,
盧伯伯只好翹著硬邦邦的大雞巴,悻悻然起身,往我房內走回。
幾次之後,9歲的我,突然有一個奇異的念頭,
那就是我想讓盧伯伯的大雞巴插進我的嫩穴裡。
我知道盧伯伯是個只喜歡女人的男人,但是我有信心,
因為從小,母親在幫我洗澡的時候,就常聽到她在跟父親抱怨,
怎麼生的是兒子,卻長了一副女孩子的身形,
細腰肉臀的,皮膚又嫩又白,將來可怎麼找對象,
母親不知道的是,這個秀氣的兒子,根本只想當個女孩子。
根據以往的經驗,盧伯伯只要沒幹進母親的屁眼,就不會想射精,
回我房間時,大雞巴都是翹的老高,
硬邦邦的,久久軟不下來,一夜難眠。
七月的盛夏晚上,又是盧伯伯跟母親的性愛之夜,
聽到兩人例行的爭吵聲,我知道機會來了。
夏天,家中活動的男人都是上身打著赤膊,
今晚,9歲的我,要加演一場肉戲,
我把下半身的四角內褲輕輕地脫了下來,
全裸的側躺在床上,整個白嫩肉感的背部和屁股,
正對著隔壁盧伯伯的床,然後輕輕的拉了張薄毯蓋住下半身裝睡。
沒多久,盧伯伯果然就翹著大雞巴回房了,
我趕緊撇過頭,裝著好像自然的移動身體,
把毯子往前落下,露出一整個白皙背部和嫩肉屁股,
只聽到背後盧伯伯的腳步聲在我床前就停了下來,他沒有躺回去,
隱約感到他在盯著我的裸體,我的呼吸也輕聲急促。
突然,屁股感覺到被一雙手撫摸,
一會兒的工夫,我的嫩穴就伸進一根濕滑手指,
不急不徐的進進出出起來。
天哪,怎麼這麼舒服啊!
我根本擋不住這樣的攻勢,不自覺的出聲呻吟,
盧伯伯這時才知道得到寶貝了,
擠上我的床,躺在我的身後,
把大雞巴頂在我的穴口,一點一點的往前推。
盧伯伯很溫柔,明白我是第一次,
所以他把沾滿母親陰道淫水的大雞巴推得很慢,
讓我的嫩穴能夠逐漸的適應他的粗根,
所以整個過程中,我並不感覺痛,反而有種被塞滿的疼愛感。
終於整根巨屌都進去了,由於我還是個9歲孩子的身軀,
只覺得巨屌把我的小肚子撐的突了起來,
盧伯伯就這樣插著我不動有10分鐘之久,
我知道他在讓我適應,盧伯伯看我醒了,
在我耳邊輕聲問,舒服嗎?我閉眼點著頭,
盧伯伯便開始抽動著在我穴裡的大雞巴,
我扭著白嫩的身軀,發出跟母親一樣的淫叫聲,
盧伯伯一手把我的頭轉過來,將舌頭放進我的嘴巴裡跟我深吻,
一手揉捏著我的肉屁股,伴著我的呻吟聲,逐漸激烈的��起我來。
我們在彼此的喘息聲中,像男女一樣,淫蕩的交配,
我的小雞雞沒多久就吐出稀稀黏黏的精液,
身後的盧伯伯見狀,發出一聲低吼,
把他濃黃的腥精,全部射進我幼嫩的腸道,
我的小肚子好像剛吃飽一樣,鼓了出來。
性愛高手的盧伯伯,讓我的第一次就被幹射達到高潮,
從此走上我人生淫亂的不歸路。
由於盧伯伯終於找到他要的人 – 我,很自然地開始疏遠起母親來,
所幸母親不缺姘夫,很快的就搭上了另一個男人,老鄧,
所以也沒懷疑過盧伯伯什麼。
我雖然年紀還小,卻被盧伯伯調教的完全像是他的小新娘,
50幾歲的他,性慾很強,幾乎每天都要做愛,
我也完全能融入和盧伯伯夜夜春宵的淫靡關係中,
只是盧伯伯對我是小男孩這件事,仍覺有些礙眼,
私底下買了好幾套少女的胸罩和三角褲,要我在做愛時穿上,
他在抽插我的時候,才能充分的享樂,盡情的在我的嫩穴裡射出精來。
其實我本來就當自己是女孩子,
所以也樂得穿上這些女孩子的內衣跟盧伯伯做愛,
但我卻沒有想到,在那個相對保守的年代,
我竟是有著幹屁眼嗜好的他,第一個穩定維持住這樣性愛方式的伴侶,
他對我實在是愛不釋手,身為軍醫的他,
竟開始為我計畫一個影響我一生的未來。
在成為盧伯伯的小妻子後,我即將迎來10歲的生日。
那是個微涼的初秋週末,盧伯伯跟爸媽說要帶我下鄉去玩,
爸媽不疑有他,當然欣然同意,樂得輕鬆。
我跟盧伯伯到了樹林,他一個同鄉小老弟的住處,康伯伯家。
康伯伯也是軍人退伍,現在自己養一些豬育種和販賣,
我們到了康伯伯家,他還在豬圈裡工作,
只看到他正在用刀在一隻小公豬的陰囊劃了不到1公分的傷口,
血還沒怎麼流,就見他很快的在陰囊左右一擠,
2顆小睪丸就這麼掉了出來,
這麼做,聽康伯伯說,主要是為了讓豬隻肉質鮮嫩,沒有腥臊味。
康伯伯乍看是會讓人嚇到的醜男,且身型矮壯粗黑,外表實在不怎麼討喜,
所以到現在即使有積蓄也討不到老婆。
康伯伯很熱心的招待我們,摸著我的小手親切的寒暄,
我不知道的是,在康伯伯的笑容裡,夾雜著一絲古怪的淫意,
好像把我看成欲閹的小豬仔,正在和盧伯伯快速的交換著眼神,
而他的豬圈旁小屋,也將成為我未來五年的快樂淫窩。
當晚,用���康伯伯精心料理的家鄉菜後,我的不明睡意很快襲來,
盧伯伯把我抱上床板後,一會兒我就沈沈地睡著。
第二天早上起床的時候,突然發現下面是腫脹的,重的爬不太起來,
盧伯伯已經清醒坐在一旁看報,告訴我不要緊,
吃了藥,休息一下就沒事了。
到了下午,總算可以起身了,只是還有些腫,
其他倒沒什麼大礙,也不痛,盧伯伯就帶我回家了。
幾天之後,腫是消了,我卻發覺小陰囊整個內縮,
會陰處幾乎一片平坦,我的睪丸不見了!
盧伯伯這才向我坦承,原來前些日子的樹林行,
是和康伯伯約好,替我拿掉睪丸的,我聽了嚇得哭出來。
盧伯伯把我摟在懷裡,安慰我道,
你不是一直想當女孩子嗎?盧伯伯其實也只喜歡女人,
趁你還沒發育變聲,趕快把小蛋蛋拿走,
以後你才不會聲音變粗,長鬍子和腿毛啊,
這樣會更像女生,將來才可以變漂亮呢!
聽到這裡,軍醫出身的盧伯伯真說中我的小心思,
我這才破涕為笑出來。
之後,家裡如預料中進展,爸媽終於簽字離婚了,
母親跟著老鄧做小三,父親則正要跑到南部躲債去,
這時的我,突然變成燙手山芋,爸媽都不願接手,
而盧伯伯因判刑被暫停的醫師執照,也即將恢復行使,
自告奮勇說要收養我,我向盧伯伯撒嬌,白了他一眼,
爸媽不知道我已經跟盧伯伯過著像夫妻一樣的性生活,
沒多考慮就答應了,我當然是求之不得。
不久,原是一家人各奔東西,
我跟著盧伯伯投奔到一起閹了我的康伯伯那裡,
我這才明白,事情並不單純。
一直娶不到老婆的康伯伯從一開始就知道我的事,
我一到那裡,盧伯伯和康伯伯在家只准我穿女孩的衣服,
原來他們早就打算把我當共用老婆,
我只有10歲,但比較高䠷,看上去跟18歲的姑娘沒有兩樣,
他們先幫我弄了張16歲的女孩假身份證,以盧伯伯的身分收養我,
盧伯伯再以父親的名義,把仍未成年的我,嫁給康伯伯,
完全合乎法律,當年娶幼妻當老婆的事很常見,
我又是外地來的,根本沒有人會懷疑什麼。
然後三個人就這樣住在一起,每天光溜溜地睡在一張床板上,
我大抵也是天賦異秉,能夠同時接受2個男人的抽插,
想想還真奇妙,我竟在半年之間,
變成人家的老婆,還是兩個老公!
我被取出睪丸之後,男性賀爾蒙消失,
全身白皙柔嫩,皮膚透亮可人,沒有一根雜毛。
小雞雞縮的更小,看起來就像比較大的女人陰蒂,
陰囊處已經縮成完全平坦,一點多出來的皮也沒有,
一頭長髮也嫵媚垂下,唯一遺憾的是,胸部未見發育,
常在和兩個老公做愛時,只見兩個男人習慣性的用力吸吮我的乳頭,
雙手揉捏著胸部,都已經捏得紅腫了,還覺得兩手一片空虛,
我正煩惱該怎麼辦,就發現我的擔心是多餘了。
康伯伯開始每天把母豬卵巢打碎成汁,
一方面讓我捏鼻喝下,一方面擦在我平坦的胸部上,
果然不出三個月,我的乳房就開始發育,
慢慢的從A罩杯,過了半年竟發展成漂亮Q彈柔軟的C罩杯!
都說男生吃了雌性賀爾蒙,會發育出少了母親兩個罩杯的乳房,
相較我E罩杯肥乳的母親,此話當真不假。
現在的我,完全就是一個清秀小少婦樣,
白天我會穿著曲線玲瓏的護士服,跟盧伯伯到他在樹林鎮上的小診所幫忙,
中午診所拉下鐵捲門休息時,盧伯伯總是會把我叫到辦公室,
拉起我的護士服,把我的三角褲脫下,然後自己坐在醫師辦公椅上,
享受我跪在他胯下對他大雞巴的吸舔,
我的熟練功夫,一會兒就把盧伯伯的大雞巴吹硬,
盧伯伯硬了以後,會將我抱起來,把我的緊身護士服拉鍊拉開,
我的豐滿乳房一下子就蹦了出來。
我把屁股抬起來,將已經流出鮮滑腸液的穴口對著盧伯伯大雞巴套了進去,
然後捧著胸前美乳,推向盧伯伯的嘴,
盧伯伯貪婪的吸吮著我的淫乳,抱著我的肉臀,
上下套弄的插幹著我的嫩穴,
盧伯伯的持久功夫真不是蓋的,
在我緊穴套弄,春叫連連,我都被幹的小雞雞出水了,
他仍然能夠再幹個半小時,才將大量腥精射進我的穴裡,
他射出來後,我會累得趴在盧伯伯身上,讓他抱著我,
穴還插著他的大雞巴,和他小睡午覺,等待下午開診。
晚上回到家,我則乖乖的應著兩個老公的要求,
先把下半身的裙子和三角褲脫光,然後就到廚房炒菜做飯,
因為這個時候,是剛從豬圈下工回來的康伯伯洩慾時間,
我炒著菜,康伯伯會從身後抱住我,
撫摸著我的乳房,再扒開我的屁股縫,
把粗硬的雞巴往我的穴口插進去!
我邊淫叫著邊炒菜,這個奇特的淫蕩姿勢,
讓康伯伯10分鐘不到,就把今天白天儲存的精液,
通通射進我的肉穴裡,
我前方的小雞雞,也總會被幹的流出剩下的攝護腺液來。
為了早早把菜端上桌,應付兩個餓肚子的老公,
我也顧不得擦拭還在流精的嫩穴,
就這麼扭著肉臀端著飯菜走出廚房。
飯後,則是我最愛的淫蕩時光。
本來,兩個50多歲的老公,精力應該有限,
我卻發覺我錯了,
視插屁眼為人間絕妙美事的盧伯伯,和有錢都找不到女人幹的康伯伯,
現在有我這麼個豐滿乳房,纖纖腰肢,肉臀嫩穴的俏少妻,
比真正的女人,不知道好了多少倍,提著燈籠也找不著,
怎麼可能輕易的放過我?
現在,三個人赤裸地在大床上,盧伯伯把我翻成正面,
他最喜歡邊用大雞巴幹著我,邊吸吮著我豐滿的乳房,
我的嘴巴也沒休息,康伯伯把不久前才剛幹過我的粗屌,
插進我的口裡,緩緩的抽動起來。
在大床板上,只見兩個巨屌男人,一前一後幹著下方的美少婦,
我的柔軟乳房,被幹的晃動不已,淫叫連連。
我的兩個老公,盧伯伯和康伯伯,到了後來,
口味越來越重,彷彿是他們平生難有的性幻想,
都想在像我這樣一個還有著小雞雞的美少婦身上得到解放似的。
總在炙熱的夏夜裡,兩個老公喝完小酒,
用完我為他們準備的下酒菜後,頂著微醺的酒意,
一左一右的牽著我的手,帶我到無人的豬圈裡。
豬圈裡,滿是熟悉的腥臭,一眼望去,盡是公豬趴在母豬身上插幹的畫面,
夜晚的旖旎時光,常是豬隻交配的淫穢時刻,
我們三人都嗅觸到空氣中如同下體交合的腥臊味。
我靜靜地走在四處都是豬隻交配的圈欄裡,
將身上的衣物緩緩脫掉,康伯伯拿掉我剩下的胸罩,
盧伯伯則是扒下我最後的三角褲。
我全身赤裸的如周遭的母豬趴跪在盡是豬糞的地上,
兩個大男人,並沒有脫下衣服,
都只是拉下長褲拉鍊,露出粗硬的巨根,
一前一後的插進我的嘴巴和嫩穴中,
老公們插幹的是那麼用力,我的雪白肉軀香汗淋漓,
我們和四周的公豬、母豬同時淫亂的交合,
周遭豬隻們發出低吼的高潮喘息聲,
兩個老公的腥臊濃黃精液,也射進我的嘴裡和肉穴,
在豬隻群交的氣氛下,我們三人都興奮的到達頂點。
盧伯伯好賭的習性依然不改,休診的假日,
他偶而會帶上我,他這個”養女”,
跑去幾個光棍舊日同袍處一”賭”為快。
這些部隊退下來的同袍,全部都是工人階級,
所賺僅能溫飽,討不起媳婦,
平日有性需求時,都只能到娼寮打炮發洩。
盧伯伯的賭運難免遇衰,欠了一屁股債,
對僅是工人的同袍總是說不過去。
一個午后,滿是心眼的盧伯伯突然送了我件禮物,
打開一看,只是幾件女用三角內褲,
我疑惑的看著盧伯伯道:我的內褲還有很多啊!
盧伯伯笑著把其中一件攤開讓我看,
原來這些��是香港進來的後空褲,
盧伯伯狡猾地說,這樣穿在身上,以後到哪裡,
不用脫我的內褲,都可以方便幹我啦!
後來我才知道,我竟變成盧伯伯還賭債的資本。
那天我陪著盧伯伯去打牌,盧伯伯輸得很慘,
中場休息時,跟欠其中一個債的到旁邊竊竊私語,
一會兒,盧伯伯走向我,跟我說道,
好老婆啊,剛剛那個伯伯我欠他錢,
但他看上妳了,妳就幫個忙,陪陪他嘛!
我吃了一驚,也有點生氣,你就這麼把我賣啦!
你別忘了,我可是男的啊!下面沒有女生的洞啊!
盧伯伯淫笑道,我跟他們說,
妳是我的養女,康伯伯的老婆,是有主的,
所以前面不能用,但後面可以插,
這就是我叫妳跟我出來時,穿後空褲的原因啦!
妳穿著做,他只會看到妳的奶子和屁眼,
不碰妳前面,不會知道妳是男的啦!
我又好氣又好笑,也清楚自己其實就是喜歡做愛,
裝模作樣一下,就勉為其難的答應囉。
那個光棍同袍,如獲至寶,有穴可插就好,
哪想到一個女人怎麼這麼前衛,還可以讓人幹屁眼。
盧伯伯拉著我,我半推半就地進了小房間,
光棍伯伯猴急地尾隨我進去,馬上就扒光我全身衣服,
還好他的陰莖一般粗,我倒不用怎麼擔心,
吐了幾口口水抹在陽具上,一下就滑進我的肉穴來。
伯伯不粗,但很會取角度,次次都頂到我的前列腺,
我的淫液弄濕內褲包覆的會陰處,光棍伯伯還以為是我陰道出水哩,
我的豐乳和肉穴果然不負眾望,光棍伯伯抓著奶子,
用力的深插著緊穴,一下子就射出濃濃的腥精來!
一旁的幾個牌友伯伯,欣賞著這番交合畫面,
個個目瞪口呆,口水直流。
後來我就成了小賭場中,最受歡迎的客人,
每一個人都千方百計想贏盧伯伯,
好換得一次幹我的機會,我則樂得多出好幾個炮友,
享受淫靡的牌桌中場休息時光。
這樣美妙的性福生活,持續了五年,直到15歲時,
兩個老公相繼在60出頭無病猝逝為止,
我有時難免會想,不知道是不是過度的縱慾,讓他們早逝呢?
我恐怕是唯一得利的人吧!
在這五年激烈的性愛生活中,
我的女體得到真正的發育和成熟,
我的美麗外貌,更是遠超過許多女人,
這使我不得不成為自然散發誘惑,吸引男人的美少婦,
更種下我日後淫亂的根源。
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teip-tkrb · 2 years ago
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【現PARO】印刷廠的中堅員工木羽與高中工讀生藥研
TAG.現代PARO、看病
  ——雖然說不上來,但粟田口藥研總覺得今天有哪裡不太對勁。
  一如往常地在下課後過來辦公室,上司的木羽一如往常地發給他工作然後在辦公棟四處跑,一如往常的在藥研下班前回來交接事項——然後藥研注意到木羽沒像平常一樣一直在搓暖暖包,而在交接文件時接觸到的手指是熱燙的。   藥研挑了挑眉,然後向木羽招了招手。
  「木羽哥,過來一下。」   「嗯——?」
  順著藥研的動作,木羽依言靠近,而下一秒他的瀏海就被掀起,美少年的俊顏近在眼前。
  「……」   「……」   「……藥研同學,這姿勢很危險,如果被你哥看到我可能會被」種在土裡,木羽還沒把像幹話的實話講完,粟田口藥研就拉住了一旁經過的宗三。
  「這邊有體溫計嗎?」
  額溫槍上面的數字寫著38.7度。   被安置在沙發躺著的木羽聽到這個數字,只是喃喃自語著兩小時前吃的止痛退燒藥看來沒什麼效果——然後他就被長谷部國重拎起後領,另一旁的左文字宗三則是拿著木羽的公事包。
  「長谷部,送客。」   「等等我的工作還沒弄完「你該把生病也要撐著上班的死性子改改了,哪天加班到暴斃困擾的可是我們。」「可是接下來你跟長谷部要外出——」   「不然我送木羽哥回去吧,我也要下班了。」一旁揭穿真相的工讀生舉起手,然後聽到業務組的兩位頭牌嘆了口長長的氣。   「連高中生都比你會管理自己。」
  當事人像隻心虛的貓轉過了頭。
  計程車上,藥研打完電話跟長兄報備行程後,藥研聽到身旁人的手機響了兩聲,而當事人正準備伸手檢查,他乾脆地把手機拉過來自己這邊。   「……藥研,手機還我。」   「不是工作內容就還你。」他看著預覽訊息——結果是他長兄傳給的訊息,五男對長兄的溺愛感到心情複雜,把手機交還給主人。主人自然而然地解鎖手機,看著訊息,嘆了好大一口氣。
  「我哥怎麼說?」   「說要我找一個風和日麗的良好土壤,有狀況那邊就會成為我的新家。」   「噗。」
  車子停在家門口,藥研帶著木羽進房後,確認過屋子環境——1DK,看起來就是個獨居男子會有的室內空間,廚房也擺設著簡單的工具。讓木羽先進去房間內更衣,期間藥研又拎著鑰匙出去。   過陣子回來,高中生手上的袋子是食材跟剛剛在藥店買的退熱貼與退燒藥,聽著房子主人大概是在裡面梳洗,藥研來到簡易廚房前,著手處理食材。   木羽洗好澡後懶洋洋地往床上一倒,趴著一陣子後聞著從廚房傳來的氣味,是令他安心的味道。   真好,大學期間從家裡搬出來後就幾乎沒有體驗過這種感覺了,他至麼想著的同時意識逐漸朦朧。
  「——木羽哥、木羽哥,起來吃點東西再吃藥吧。」意識矇矓了一陣子,他有點不確定睡了多久。聽著身旁人的叫喚,他爬起身坐好,然後感覺到腦袋——正確說是頭髮,被叫醒他的人碰著。   「你沒吹頭髮?」高中生的語氣聽起來有些無奈,當事人則是應了一聲,便聽到不��處的組裝聲,接著馬達開始旋轉,熱風吹在他的頭上。
  「……你真熟練。」   「弟弟們挺容易生病的。」   他突然好奇粟田口家是一家幾口了,之後來問問看粟田口大家長。
  在吹頭髮的這段期間雜煮粥有些冷了,但對貓舌頭的他來說剛剛好。木羽跟藥研面對面吃著粥,早他一步吃完的藥研則撐著臉頰看著他。
  「我有多煮一些冰冰箱,明天可以熱來吃。」   「嗯,謝謝。」   「長谷部說你明天如果出現在辦公室,他就……」   「把我趕回家?」   「不,是扣我薪水。」
  ……卑鄙!居然敢動工讀生!木羽忍不住挑起眉頭,但藥研只是扯出有些頑皮的笑容。
  「他們看來都很知道怎麼對付你。」   「這對我來說不太有趣。」扁了扁嘴,木羽把最後幾口粥吃完,接著看到的是被遞到自己面前的退燒藥跟礦泉水。   「說到錢,藥錢跟材料費從玄關的抽屜拿吧。」聽著木羽的話,藥研有些訝異。   「……這樣好嗎?直接告訴我錢放在哪。」   「嗯,我大概沒什麼力氣走到玄關。」   「……你也是很會撐著。」高中生露出了難以言喻的表情,看來這傢伙是個硬撐身體狀況的慣犯。
  在看著木羽吃完退燒藥,藥研扶著他回到房間,蓋上棉被貼好退熱貼後,拉張椅子坐在旁邊。
  「……你不回去?」   「嗯,等你睡著。」   「男友力十足耶。」   「嗯哼。」並不是第一次被講這種話,但是被成年男性講大概還是第一次,藥研心情愉快的勾起笑容。
  注意到床上的人翻來覆去還沒有要入睡的樣子,藥研伸出手鉤住了男性的左手掌,男性微微睜眼,看著在旁邊的藥研。
  「弟弟們說牽著手比較好睡。」   「是喔,藥研哥哥。」   「你把藥研哥哥改成藥研哥就像了。」   「好,藥研哥。」他照改了,然後引起床邊人大笑。
  他們就這樣有一搭沒一搭的聊著天,直到床上該休息的人徹底入睡,藥研才把鬆脫的手塞回棉被裡,靜悄悄地走出寢室。   朦朧中他聽到不屬於自己的鬧鐘聲從不遠處傳來,響了幾聲就被按掉了,而過不久他的寢室拉門被拉開。   碰上他腦袋的手略為冰冷,接著是溫暖的東西貼在他的額前,然後是像鬆一口氣的嘆息聲。他稍微睜開眼睛,因剛起床顯得模糊的視線看到的是少年被晨光照過的微曙輪廓。
  「我要走了,你再睡一陣子。」舒服的沙啞嗓音,讓他忍不住又瞇起了眼睛,聽話的重新睡去。
  ……
  哪邊不太對。
  木羽嚇的睜開雙眼,外頭已是日光照耀,床頭櫃的時間指針來到早上10點。   ——如果他早上那段微弱的記憶不是夢的話,粟田口藥研昨晚直接在他家留了一晚。   他突然能懂為什麼粟田口一期要他先看好一塊風和日麗的良好土壤了,原來埋他進土是勢在必行的事。   他現在出門去看塊土地還來得及嗎?
粟田口藥研 16歲,粟田口家族五男,因家裡兄弟眾多導致經濟狀況相對緊張。 今年剛上高中就立刻決定去打工,最後找到印刷廠的打工。
木羽伊弦 25歲,總是用瀏海遮著右邊眼睛,身高不高。 印刷廠出納企劃組的主管階級,行政速度屬於公司最快。 因印刷廠人數較少,常常要去各部門支援。名為行政實為什麼都會的ALL-ROUNDER。 具粟田口一期所說,除了體力活跟拿高處的東西外都行。
粟田口一期 粟田口家族長男,這篇的戲份只有在電話跟簡訊內。 跟木羽同學為同大學畢業,都在學生會工作過。 在某次藥研於打工地點逗留太久,木羽送人回去時才重新跟老同學相認。 木羽言此長男非常愛惜自己的弟弟們。
長谷部國重 印刷廠業務組,通常在外面處理比較麻煩的廠商的業務組頭牌。 處理工作速度飛快,偶爾會看到上午在A地跑行程,下午往相反方向的B地去辦公。 被懷疑是印刷廠裡面最容易暴斃的人之一。
左文字宗三 印刷廠業務組,通常在外面處理比較麻煩的廠商的業務組頭牌。 專長是讓奧客自己跪著道歉。 兼職設計師。
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meyou-s · 2 years ago
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サラリーマン新藤剛
1.
 男は立ち止まり、目の前にそびえるオフィスビルを見上げた。周囲には真新しいガラス張りの高層ビルがいくつも建っている。それらと比べると背も低く古びたこのビルが、しかし男にとっては一番恐ろしく、雨だれで汚れた外壁に威厳すら感じていた。
 新藤剛は墨田商事営業部の部長である。二十五年前に入社して以来営業一筋で、数年前に部署をまとめる立場になってからも、時折こうして自ら取引先に出向くことがあった。
 ミネラルウォーターを一口飲み、中身が半分ほどに減ったペットボトルを鞄にしまう。呼吸を整えるように深く息を吐いたタイミングで、後ろから部下が声をかけた。
「部長、大丈夫ですか?体調でも悪いんじゃ……」
 いつも闊達で堂々としている新藤の緊張したような様子は、若い部下には見慣れないものだった。急に暑くなり始めたここ数日を思うと、体調を崩したのではないかと想像するのも無理はない。
 だが振り向いた新藤は、意外にも普段通りの声色でそれを否定し、にやりと笑って見せた。
「いや、問題ない。……まあ、武者震いというやつかな」
「はあ……」
 新藤はそれだけ返すとビルに向き直る。部下もそれ以上何も聞かず、二人は連れ立って自動ドアをくぐった。
2.
 受付を済ませるとすぐに応接室へ案内された。新藤にとっては何度も訪れたことのある部屋だが、この場所はいつも新鮮な緊張感を彼に与える。
 年季の入った黒い革張りのソファに腰掛けると、わずかに軋む音がした。新藤は案内係が出ていった扉を目の端に入れる。
 ここ丸岡社は、墨田商事と付き合いの深い取引先のひとつである。今日は契約の更新と内容確認のため商談の場が設けられていた。新規の契約をとるという訳ではない。しかし新藤は、この商談を重要なものと捉えていた。ある意味では、会社の今後を左右するほどの。こんなとき、新藤はいつも心にある人物の姿を思い浮かべていた。
 それは人気ドラマの主人公、高橋真太郎。平凡なサラリーマンでありながら、不正をはたらき私腹を肥やす上司や、理不尽な要求をする取引先と臆せず闘う、熱い男だ。新藤はシリーズを通してこのドラマのファンであることを日頃から公言しており、高橋真太郎は彼の憧れだった。その姿を胸に、新藤は大事な局面を幾度となく乗り切っている。
 まるで自分が主人公になったような気分で、この後現れるであろう丸岡社の担当者・戸坂の顔を思い浮かべた。あの食わせ者にしてやられないようにしなければ、と気合いを入れる。
「失礼します」
 ノックの音に身を固くしたが、続いて聞こえたのは来客担当であろう事務員の若い声だったので少し肩の力を緩めた。事務員が手に持っている盆から、コーヒーの香りが漂ってくる。
「お待たせして申し訳ありません。戸坂はすぐ参りますので……」
「……いえ、こちらが早めに着きましたので」
 実際、約束の時間まではまだ少しあった。新藤は元来せっかちな質で、さらに今日の商談への気合いからかなりゆとりを持って到着していた。待ち時間が生まれるのは想定内だが、こちらがじりじりと時間まで待ってから向こうが現れるとなると、どうも「余裕」を見せつけられているように感じる。しかしそこで動揺しては戸坂の思うつぼだ。新藤はそう思い直し、心を落ち着けて待つべくコーヒーをありがたく頂戴した。
 結局、約束の数分前に戸坂が応接室の扉を開くまでに、新藤はコーヒーをほとんど飲み干してしまった。待たせた謝罪を口にしながら戸坂が歩み寄ってくる。彼の後ろに付いて、また事務員も入室した。先ほどとは別の盆を持っている。テーブル上を一瞥して空になったコーヒーカップを引き上げ、代わりに冷水の入ったグラスを置くと、一礼して部屋を出ていった。
「今日は暑い中、ご足労いただきまして」
「いえ、こちらこそ、貴重なお時間をいただいて……」
 戸坂が近づくのに合わせて新藤と部下は立ち上がり、三人は互いに挨拶の言葉を口にした。しかし形式ばったやり取りもそこまでで、戸坂は新藤の向かいのソファに腰掛けると、始めましょうか、とやや気軽な調子で新藤を見た。
 対して新藤は、目力を緩めぬまま戸坂を見返し頷く。ここで気を抜いて油断を見せてはならない。戸坂は穏やかだが切れ者だ。巧みな話術でそれと気づかぬうちに主導権を握られてしまう。新藤はそう考えていた。
 だが逆に、緊張を悟られるのもよくない。冷静に臨むため、新藤はグラスの水を一口飲んだ。
3.
 それぞれ手元の資料に目を落としながら、契約内容を確認していく。はじめの二、三ページについて説明している間、新藤は資料をめくる毎にグラスに口をつけた。外の暑さのせいか自身の気持ちの問題か、やたらと喉が渇いたのだ。
 途中、増税の影響や原料費の高騰など周辺の話題に寄り道しながらも、話は順調に進んだ。金額が絡む内容になると新藤は身構えたが、戸坂から何か指摘が入ることもない。自身が普段の落ち着きを取り戻しているのがわかる。ひと息つくように口にした水は、先ほどより少しうまく感じた。
「……ところで、前に来てくれた彼、佐々木くんでしたかね?」
「あ、ええ。佐々木がどうかしましたか?」
「いえ、実はこの間、こちらの都合で少し迷惑をかけてしまいまして。しかし彼に対応してもらって非常に助かったんです」
 改めて��言お礼をと思っていて、と戸坂は手元のグラスを手に取る。そして休憩の合図とばかりに、脇に寄せられていた菓子盆を引き新藤たちに勧めた。
 一見何気ない話題だが、新藤は戸坂の口元に浮かぶ意味ありげな笑みを見逃さなかった。戸坂が特定の部下について発言するのは珍しい。そもそもいつもきっちり仕事をこなす戸坂が、迷惑をかけたなどという状況にほとんど覚えがなかった。
 この話題には何��かの意味があるのではないか。戸坂にとってメリットのある、何かが。
 落ち着いていた心臓の音がまた煩くなってくる。新藤はそれを隠すようにグラスの水をゴクリと飲み、平静を装って勧められた菓子に手を伸ばした。
 取引相手である戸坂から佐々木の名前を出され、礼を伝えたいと言われたことで、新藤としては佐々木にそれを伝言せねばならないだろう。それが戸坂の目的だとしたら。実は佐々木はスパイで、彼のほうから戸坂へ連絡しても不自然でない状況を作るとか、もしくはこの伝言自体が合図で、佐々木は戸坂と共に何か画策しているとか。
 いや、佐々木は墨田商社に長く勤めている真面目な男だ。よく気がつく彼に、新藤も助けられてきた。あの佐々木がこんな裏切るような真似をするはずがない。しかし、そういう人物だからこそ疑われにくいとも考えられる……。
 気取られずに戸坂の意図を探るには何と返せばよいか。グラスを持つ新藤の手に無意識に力が入る。中身が少なくなったグラスの内で、解けかけの氷がカランと音を立てた。
「そうそう、先ほどのコーヒーはいかがでしたか?」
 新藤が探りを入れるより早く、戸坂は話題を変えてしまった。思考を巡らしていたせいで一瞬何のことかと思ったが、待ち時間に出されたコーヒーを思い出す。
「コーヒー、ですか。美味しくいただきましたが……」
「ああ、それならよかった」
 満足気に頷いた戸坂と対称的に、新藤は内心の動揺を悟られないよう必死だった。コーヒーが一体何だというのだ。普通、あえて感想を求めるようなことはしないだろう。何の変哲もない美味いコーヒーだったと思うが。
「あれは実は社員が海外で買ってきたものでして。ぜひ味わっていただきたかったんです」
「はあ……」
 そう説明されても、新藤は疑いを拭えない。言葉の裏の意味を汲み取る、自分の経験と実力を信じるがゆえだった。まさかとは思うが、薬の類を盛られた可能性はないか。変わった風味には気がつかなかったが、薬の味が分かってしまった場合に備え、ごまかすために海外土産という言い訳を準備していたのではないか。その考えに至ると、緊張感のせいと思っていた動悸も、薬のせいだったのではと思えてくる。
 自覚すると、心音はより大きく新藤の身体に響いた。部下はなんともないのだろうか。ちらりと隣に視線を向けると、部下は平気そうな表情で座り戸坂の話に相槌を打っている。手元の水は、新藤ほどではないが減っていた。
 それを見て、新藤にある考えがひらめく。そうだ、水だ。薬を飲んでしまったのなら、水で薄めるのは効果的なはずだ。二人ともそこそこ水を飲んでいるから、まだあまり変化がないのではないか。だからこそ焦った戸坂は、コーヒーをちゃんと飲んだか確認してきたのだ。
 思うが早いか、新藤はグラスを口元へ運ぶ。しかし冷たい氷が口元へ触れただけで、喉を通る水分はわずかだ。しまった、水はもうほとんど残っていない。こうしている間にさらに薬が回ってしまうのではないかと新藤は焦る。どうする。いや落ち着け、こんなとき高橋真太郎なら……。
「失礼します」
 見計らったかのようなタイミングで事務員が扉をノックする。静かに三人の元へ寄ると、グラスへ減った分の水を追加した。まだたっぷり水と氷の入ったデキャンタを机に残し、一礼してまた静かに退室した。
 ありがたい。新藤は早速、補充された水を飲み下す。ちょうどいいときに来てくれて助かった。
 いや、だがタイミングが良過ぎはしないだろうか。新藤の脳内に新たな疑惑が浮かんでくる。もしかして、この部屋は外から監視されていたのか。もしくは、戸坂が外へ何らかの合図を送ったのではないか。
 新藤ははっとして、持ったままのグラスに目をやった。むしろ水のほうに仕掛けがあったらどうする。コーヒーに意識を向けることで、安全なものと思い込ませた水を大量に摂らせる策であったとしたら。戸坂ならば、それくらいの誘導は難なくやってのけるかもしれない。
 だがそのとき戸坂自身がグラスから水を飲んだのを見て、新藤は冷静さを取り戻した。そうだ、この水は目の前で同じデキャンタから全員のグラスに注がれていたのだ。そしてそれを戸坂も口にしている。つまり水に薬は入っていない。あるとしたらやはりコーヒーだ。
 思い通りになるものかと、新藤はさらに水を飲む。まさかばれているとは思っていないのだろう、怪訝さを隠せていない戸坂の苦笑が可笑しかった。
 やがて残っていた書類の確認が済み、商談は終了した。話を終えるまでに新藤は二杯目の水を飲み干し、デキャンタから再度注いでそれも飲んでしまった。
「それでは、本日はありがとうございました」
「こちらこそ。今後ともよろしくお願いいたします」
 新藤は部下とともに、丸岡社をあとにした。体調も変化なく、勝ち誇った表情を浮かべ歩く。戸坂は薬でこちらの判断力を鈍らせ、商談を有利に進めようとでも思っていたのだろうか。その企てに勘付き逃れることができたのだ。巨悪に立ち向かう、あの主人公高橋真太郎みたいじゃないか。大仕事をやり遂げた達成感を胸に、来たときよりも堂々とした足取りで新藤は帰っていった。
4.
「失礼します。墨田商社様、お帰りになりました」
「ああ、君もありがとう。すまないがグラスの片付けも頼むよ」
 新藤たちを会社の入口まで見送り、来客対応の事務員が応接室に戻った。戸坂は疲れを滲ませた顔で書類を揃えている。
「お疲れさまでした。ところで新藤様、随分険しい表情をされていましたが……商談中に何かありました?」
 事務員に尋ねられ、戸坂はため息を吐いて肩をすくめた。
「……何も。なんてことない、ただの定例の商談だ。まったくあの人は、ドラマの見すぎなんだよ」
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mouniassn · 2 months ago
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超度完祖先就沒事了嗎?
以下一位有緣人分享,來文照登:
《阿伯的話—現場開示精華節錄》:「不信因果者,什麼事都敢做;什麼都敢做者,易造下因果。人千萬不能不信因果,因為因果報應,絲毫不爽。又說:「萬物皆空,只有因果不空。」做任何事上天都知道,絕大部份的人因為看見希望才相信,只有極少部份的人因為相信才看見希望!
��個月底我和先生回內地的老家一趟,去探望爸媽。因很久沒有見到他們了,帶著很喜悅的心情飛奔回老家。第一天晚上,下飛機後,我們在酒店睡個好覺,沒有任何干擾。
第二天到爸媽住的地方,卻不斷受到干擾。說來也奇妙,當地氣溫大約十幾度到二十幾度,不冷不熱的天氣,應該很舒適。可是,卻有來者不善的蚊子菩薩,不放過我和先生,專挑我倆,叮到左一個包、右一個包,我的臉也被叮,癢到快受不了。可是,其他屋子裏面的人都沒有被叮咬,當時也沒有想這麼多,還以為自己的血型容易招引蚊子菩薩。
到了傍晚的時候,我的頭和肩頸突然有點痛,還以為是回家的路上,一直拖著行李箱,天氣又忽冷忽熱所致,也就不理會,隨它去,心想過幾天自然會好。
晚上和家人們一起出去吃飯,感覺越來越不妙,我的頭越來越痛,似乎快要爆炸。這種滋味很難受、折騰,想幫自己清除干擾,但是連觀想的力氣都沒有,無法自己清除干擾。後來聽先生說,他的頭也在痛,只是沒有我這麼嚴重而已。這刻瞬間醒悟過來,被干擾很大啊!第一個念頭就想到下週回台,一定要到精舍請示此事。
請示:「十月底我們回娘家,某天頭突然很痛,請問是否有干擾?」佛菩薩開示:「那邊的祖先在干擾,討花用,請燒上海金三箱給祂們。」
看到開示有點小愣住,心想我之前不是已超度祖先到平民區了嗎?之前也請示過,所以才安心,怎麼祂們還要來干擾我呢?後來,我回想超度祖先後,有好幾次在夢境中出現祖先的畫面,例如:我看得到祖先在做什麼,可是對方看不到我,從祂們的表情看得出來,在陰間一樣過著很平凡、辛苦的生活,是在農地當農夫,做工維持生活。看來祖先在陰間的生活,真的需要幫忙。
後來我與父母分享,有精舍這個平台可以請示佛菩薩,我們都是很幸福的。我也鼓勵爸媽,每天不管有多忙、多累,都要堅持唸《金剛經》一、兩部,絕對不能間斷,爸媽也很真誠的答應了我,說:「我們一定堅持到底,請放心。」
我爸說:「你奶奶在世的時候,最關心的人就是你,最疼你的人也是你,最捨不得的還是你。」
我說:「對啊!小時候奶奶永遠都記得我的生日,都會做我最愛吃的東西,其他子孫還不見得有。所以我和奶奶的缘分很深!爸,你看,我們接觸佛法,了解因果後,也一起努力超度往生的祖先。往生後的親人去了陰間,祂們在世時沒有接觸佛法,多多少少一定會做了些不好的事情,而在陰間受苦、受難,所以祂們只能找陽界的親人求救。還好我們有接觸佛法,才知道怎麼去幫助往生的祖先,這樣祂們在陰間也不會那麼辛苦。祂們過得好,才不會干擾陽界的親人們。」
阿伯說:「能夠靠唸經來解決事情,需要很大的福報。因世間的塵沙和貪嗔癡不停攪和,人若不修行,則執心易重;透過修行,才能放下對世間萬事的執著,能常保心境安寧,不生憂愁煩擾。」
感恩佛菩薩,爸媽真的很有慧根。在幾年前,爸媽曾聽我的建議而開始誦經,迴向了七位無緣子女,超度娘家祖先及外公,還有化解家中親屬過去世的恩怨,以及幾位願意現身的業主菩薩。
可惜這幾年,為了剛創業的弟弟,爸媽每天下午要幫忙備料,還要負責接送兩個孫子上下學、寫作業,忙得把經文放到櫃子中,都快兩年沒誦經了,相當可惜!希望此次提醒,能讓爸媽再次提起正念,了解來世間的真實目的,是修行跟消業,不是帶孫子。家人只是一合相,一定要繼續誦經到往生前,都不再間斷。
(分享完畢)
通常被超度的祖先會待緣轉生,若沒有馬上投胎,在陰間還是要生活,各種花用都需要錢,如果祖先日子過得很苦,後代子孫就容易被干擾。
有緣人的祖先,知道她和先生有在誦經還業障,當初也是有緣人唸經超度祂們的,所以祖先向有緣人夫妻求救。看到這裡可能有人會想,為什麼唸經超度祖先的人,反而還要被祖先干擾?您不妨試著換位思考,如果您是祖先,要找能幫忙、會幫忙的人,還是根本不理���您的人?答案顯而易見。而且祖先也很聰明,讓夫妻兩人一起吃點小苦,這樣有緣人才會意識到被蚊子叮咬和頭痛之事有蹊蹺,不是自己身體不好,生病了,而是有嚴重的干擾。
其實從有緣人的分享中可知,祖先早就跟有緣人託夢多次,讓她知道祂們在陰間過得很辛苦,只是有緣人一直以為已經超度完祖先,應該沒問題,所以並未理會。由於祖先多次託夢未果,祂們又過不下去,只好在有緣人回家探望父母時,透過讓夫妻倆身體不舒服的方式,讓她和先生意識到不對勁,才會去精舍請示原因。
《阿伯的話—現場開示精華節錄》:「若夢到亡者(祖先),除非是要投胎前來示現,否則大多是回來求超度。」如果早已超度祖先或往生親友,卻又夢見祂們,且夢中的祂們並不開心,根據過去分享文,通常不是被陰間業主菩薩追債,就是在靈界當差犯錯要再超度,還有一種,就是如本文,祖先在陰間沒錢花用。總之,夢見不開心的往生者,通常都有所求,建議您還是到精舍向佛菩薩請示原因,別等到祂們出大招來干擾,那時就不太好受了。
人活在世間需要錢,往生了還是需要錢。當事人在世做很多好事,累積福德,往生能去天堂享福,想什麼有什麼,但是一般人往生後,幾乎都是去地獄受刑,頂多到平民區,需要仰賴在世親友祭拜和燒紙錢。所以奉勸大家,人活著就要為往生後做準備,畢竟人間頂多活一百年,在靈界卻可以待上百千年,甚至億萬年,所以,超度完祖先,別忘了超度自己。好好唸經消業,濟世度眾,樂善好施,累積福德,以後就有機會往生善處。
心性到哪裡,功德就到哪裡。想去天堂享福,想到民間當神,還是想去淨土,脫離輪迴轉世之苦?有夢最美,希望相隨。但要實現,千里之行,始於足下。還是先從基本功開始做起,認真修行、誦經消業,未來才能光明無限,值得期盼!南無大慈大悲觀世音菩薩摩訶薩!
南無本師釋迦牟尼佛
南無藥師琉璃光如來
南無阿彌陀佛
南無大悲觀世音菩薩
南無大願地藏王菩薩
南無韋馱菩薩
南無伽藍菩薩
南無十方一切諸佛菩薩摩訶薩
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bizenwakakusa · 7 months ago
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チョコバナナとクルミのタルト
皿 Gousuke Yashiro ーチョコバナナとクルミのタルトー
  どんよりとしたお天気の岡山です。
梅雨入りしてから雨が降ったりやんだりですね。
  さて、今日のおやつはチョコバナナとクルミのタルト。
  いただく前に備前焼へ。
  屋代さんの皿。
  味わい深い素朴な土の表情が楽しめるうつわです。
  シンプルな造形で日常使いとして。
使うほどにしっとりと育ってくると思います。
  落ち着いた雰囲気で盛り付ける素材を魅力的に引き立ててくれますよ。
  この機会にいかがでしょうか。
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nakatani-seminar · 4 months ago
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【〈千年村〉研究ゼミ】 前期活動報告⑹〜韓国調査篇
韓国千年村調査3日目(8月23日)
中谷研究室学部4年の小谷さくらです。韓国調査3日目の様子をお伝えします! 今日からいよいよ千年村比定地の集落調査が始まります~
<8月23日のスケジュール> 09:00 燕山郡燕岐県 調査 10:30 比豊郡赤鳥県 調査 12:00 昼食 13:00 熊津山城 見学 14:00 扶餘郡悦城県① 調査 15:30 扶餘郡悦城県② 調査 16:00 国立扶餘博物館 18:00 ロッテリゾートホテル到着 19:30 夕食 / 調査の振り返り
7時15分に起床。3日目ともなると朝の準備も手早く終えられるようになります。
ホテル内のレストランで朝食をとり、8時にバスに乗りこんで調査に向かいます~!
9:00- 燕山郡燕岐県 集落調査
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図1 燕岐郷校(撮影:2024/08/23 碓井颯)
朝一番で韓国初の集落、燕山郡燕岐県にて調査です!
山と河川に挟まれ、まさに背山臨水の地形に展開されたその集落には李氏朝鮮時代に儒教の学校として各郷に置かれていた郷校がありました。
門が閉まっていて入ることはできませんが、威厳のある朱色の門と立派な建造物は、当時の人々が儒教教育を大変重要視していたことが分かります。 門は3つの扉から構成されていますが、向かって右が入口、左が出口、そして真ん中は祖先や先代の先生方などが通る扉として普段は閉め切られ、祭事などの際に開かれるようです。
燕岐郷校を基点に3グループほどに分かれて集落調査を行いました。
途中で幼稚園に出会ったのですが、石垣を模した塀で囲まれていました。昔ながらの韓国住宅は石垣で囲われていますから、石垣が韓国建築におけるアイデンティティであるという意識がある程度現地の方々の中にあるのではないかと推測してみたり、、 ちなみにこの塀のデザインは、この後様々な集落や都市で目にすることになるので次第に慣れていくのですが、普遍的であることに気づく前の自由な想像も楽しいものですね!
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図2 幼稚園の石垣(撮影:2024/08/23 小谷さくら)
少し経って、幼稚園から西北方向へ同行していただいた早稲田大学文学部の植田先生と韓先生が、これは寺院ではないかと立ち止まられたのです。しかし私たちの目には民家にしか見えません。しかしよく見ると神社の屋根に確かに「卍」がありました。事前調査でもこの場所に寺院があると記されています。
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図3 100年の歴史を持つ寺院(撮影:2024/08/23 戸田剣) 日本でよく目にするような建物ではなく、人々が日常生活の中で気軽に足を運べそうですね!
偶然お坊さんらしき方が通ったので聞いてみたところ、この建物はなんと100年ほどの歴史を持つようです。
寺院付近の住宅は比較的新しいものが多く、道もまっすぐ整理されているので近年形成された住宅地だと推測できます。 玄関扉に以下のような煌びやかな装飾が施されている家が多くありました。先生方によるとこのデザインは近年の流行りだそうです(^^)
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図4 新興住宅の玄関扉(撮影:2024/08/23 小谷さくら)
大通り沿いは郷校や寺院の周辺とは異なり、陸屋根の民家や3,4階建てのアパートばかりでした。陸屋根は60年代にブームとなりましたが、結局雨漏りなど不備が多くさらに切妻屋根をかけているそうで、、
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図5 大通り沿いの景観(撮影:2024/08/23 戸田剣)
また、村(マウル)の入り口を示す石碑が2つほど見つかったため、少なくとも二つ以上の村が集落内に存在していることが分かります。石碑がつくられた年代にばらつきがあり、一斉に造られたわけではなさそうです。
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図6 村の入り口を示す石碑(撮影:2024/08/23 口石直道)
10:30- 比豊郡赤鳥県 調査 小学校の北側の山際に展開された集落です。一つ目の集落と同様に私は植田先生と韓先生とご一緒させていただいておりました。
お二人が東屋で立ち止まって何やらお話されていたのでどうも気になるのですが学生はとりあえず歩いてみようということで、航空写真で発見できた集落の境のため池まで歩くことにしました。
日本の千年村調査あるあるとして犬に吠えられるということがありますが韓国でもそれは変わらないようです。犬の良く吠える村は良い村だと先生がおっしゃっていたのでまあいいかと思いながら歩みを進めていると時折り古い蔵があったり、集落の端には樹齢年の大樹を発 見したり。
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図7 民家の様子(撮影:2024/08/23 戸田剣)
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図8 村の端に位置する大樹(撮影:2024/08/23 小谷さくら)
時間になってしまったので急いでバスへ戻ると、植田先生と韓先生が比定のデーターベースが間違っていた��おっしゃっていました。すべてを信用できるデータというのはないものですね。
韓国千年村研究、なかなかに道のりは険しい、、、(T_T)
燕山郡燕岐県の集落をあとにして次なる目的地、熊津山城へ向かいます。
12:00- 昼食
正午を回っていたので熊津山城のふもとで昼食をとることに。韓先生も以前いらしたことのあるお店だそう。前菜が8種類ほどテーブルに並び、いざ食べようと思いきや前菜の後にメイン料理がくるそうでそのボリュームに日本勢は圧倒されてしまいました笑メイン料理は白身魚と緑茶のお茶漬け。和食と変わらないように思えますが、中には味付けが独特なものも。
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図9 昼食のお茶漬け(撮影:2024/08/23 碓井颯)
12:30- 熊津山城 たらふく食べてエネルギー補給をしたのでいよいよ熊津山城へ。
前日に見学した上党山城とは異なり、山の頂上を囲むような形で築かれた山城です。
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図10 下から見上げた熊津山城(撮影:2024/08/23 小谷さくら)
頂上には王宮址だとされる発掘現場があり、ふもとから見上げた山城の姿と王宮址から眼下に臨める景観は、当時の山城の威厳を十分に想像し得るものでありました。
14:00- 扶餘郡悦城県① 集落調査 熊津山城を後にして本日3回目の集落調査へ。 牛小屋やため池、寺院を示す標識など様々な構造物を発見。しかしそれらのつながりや村の構造をいまいち掴めないという声があがりました。
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図11 集落の景観(撮影:2024/08/23 碓井颯)
千年村ではないのだろうか、、少し気を落としながらバスの停車の場所まで歩いていきましたが、バスが停車する前の村役場に集っていた地域の方から暑いからと招き入れていただき飲み物や村史をいただきました。現地の人々の暖かさを体験できました(^-^)
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図12 村役場でおもてなしを受けている調査メンバー(撮影:2024/08/23 碓井颯)
15:00- 扶餘郡悦城県② 調査 その後、協議をした上で直ぐ近くに位置する郷校のある集落に向かうことになりました。ここでも郷校を基点に集落を調査しました。
しかし、1番初めに向かった集落より規模が小さく、山と大通りの距離が短かったのでより近代化がみられる集落でした。
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図13 郷校の横にそびえたつ大樹(撮影:2024/08/23 小谷さくら)
郷校から少し登ったところには古い家が多くありました。
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図14 郷校に近い民家(撮影:2024/08/23 戸田剣)
郷校の隣には現在の小学校が建てられており、この位置関係は様々な集落で普遍的にみられるようです。
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図15 郷校の隣に建てられた小学校(撮影:2024/08/23 戸田剣)
郷校の横には樹齢年ほどの大樹が位置していて、関係性が考察できました。大樹の先にはお墓が位置していて、典型的な韓国集落の構成要素が実際にどのように配置されているかを体験できた集落でした。
扶余邑を走るバスの車窓からは、広大な錦江の景観が臨めました!川幅はもちろんのこと、河川敷のスケールも日本とは大違いで思わず見惚れてしまいました。
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図16 車窓から臨む錦江(撮影:2024/08/23 碓氷創平)
16:00- 国立扶餘博物館 国立扶餘博物館に到着し、解説を聞きながら鑑賞しました。扶余で出土し、韓国の国宝として各地で様々なモチーフに使用されている「百済金剛大香炉」も目にすることができました。
当時の人が残したものを見るだけでもその技術や使われ方にまで想いを馳せれば当時の生活景を鮮やかに思い描くことができますね。
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図16 百済金剛大香炉(撮影:2024/08/23 口石直道)
18:00- ロッテリゾートホテル扶余
博物館を後にして、本日の宿泊場所へ。ロッテリゾートホテル扶余は今回の調査に同行していただいているguga都市建築の趙先生が設計されています!
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図17 ロッテリゾートホテル扶余(撮影:2024/08/23 碓井颯)
19:30にホテルの地下にあるフードコートで調査チーム全員で夕食を食べながら今日の調査の振り返りをしました。
同行していただいた先生方から様々なご意見、アドバイスをいただき、明日以降の調査の方針、そして今後の韓国千年村の在り方について再考する機会となりました。
夕食後、部屋に戻って韓先生に絵地図の見方を教えていただきました!(^^)
日記を書いたり、調査資料を修正したり、コインランドリーに奔走したりしているとあれもうこんな時間?となり、あたふたと3日目が終わっていきました。
以上、韓国調査3日目、8月23日の日記でした!
明日は今日の反省を生かして引き続き集落調査です!4日目となろうともやはり異国の地です。目に映るものは何もかもが新鮮です。
待ち構えているであろう新たな発見が楽しみですね!
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kozuemori · 5 months ago
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そよ風も秋めいてきて、一時期より暑さも少し和らいできているように感じます。皆さま、お元気でお過ごしでしょうか。秋バラも次々に咲き始めていますが、春に比べると花びらの数も少なく、色も淡いです。それでも美しいことには変わりありませんし、むしろ酷暑を耐え忍んできた逞しい生命の輝きを感じます。
先日、久しぶりの推し活で「創建1200年 記念特別展『神護寺―空海と真言密教のはじまり』」を見に行って参りました。(会期は9月8日まで。推し活グッズみたいな団扇も配布していました)閉館後の18時から開場されるナイトミュージアム・イベントの一環として敷地内で東博縁日も同時開催され、日本各地の祭りを再現したパフォーマンスや縁日屋台、オリジナルの根付や風鈴などが作れる江戸文化体験ができるブースなどが並んでいました。
神護寺は、空海が高野山や東寺を開く前に留まった高雄山寺と和気氏の私寺であった神願寺が合併してできた由緒あるお寺で、創建1200年を迎えるそうです。今年は空海の生誕1250年となる節目の年でもあり、今年4月に奈良で開催された『空海 KŪKAI―密教のルーツとマンダラ世界』展に行けなかった分、楽しみにしていました。
見どころの一つは空海自身が制作を指導し、直接筆を執ったとされる約230年ぶりの修理によって蘇ったばかりの「高雄曼荼羅」です。紫根という高価で希少な染料が使われた紫色の綾地に、金銀泥という顔料で仏の姿を精密に描いた崇高な作品です。会期半ばで両界曼荼羅が入れ替わるので、金剛界曼荼羅が展示されるのを待って見に行きました。閉館後の期間限定イベントで雨も降っていたせいか来場者がとても少なく、静かな展示室の一角に掛けられた現存最古の巨大な曼荼羅の前にいると神々の姿や幾何学模様から光がほとばしり、会場全体を満たしているように感じました。さらに椅子に座って暫く眺めていると、曼荼羅の神々がまるでホログラムのように立体的に浮かび上がりながら自由自在にダンスをしているように見えてきます。
空海は「密教は奥深く、文筆で表現するのが難しい。そこで理解できない者に図や絵を使って悟りの道を開き示すのだ」と語りました。グラフィックデザイナーなら曼荼羅を『宇宙のデザイン』と解釈するでしょうし、建築家なら『宇宙の設計図』、数学者なら『宇宙の方程式』、科学者なら『宇宙のマトリックス』、ビジネスマンなら『宇宙のチャート』と解釈するかもしれません。ちなみにマトリックスの語源はラテン語の「子宮」ですので、胎蔵界そのものですね。
曼荼羅の解釈には色々ありますが、自分自身という小宇宙と大日如来という大宇宙が一体である世界観を示していると言えるでしょう。自分自身が見たり感じたり気づいたりするものがすべてであり、それ以外は存在しないことを知り、常識、固定概念、先入観、周りの状況や意見などに左右されず、今、この時にフォーカスを当て、自分がコントロールできることだけに専念しながら生きてゆくのが悟りへの道だと曼荼羅は教えているのかもしれません。
ですから、展示作品についても最初は情報や解説なしで見て、伝わったまま、受け取ったままを感じてみるのがいいのでしょう。
この展覧会では、神護寺の本尊「薬師如来立像」が安置されている厨子を出て寺を離れ、初めて出品されたのも見どころとなっています。空海はこのお姿を当時どんな思いを込めて崇めていたのでしょうか、なぜ両部曼荼羅に記されていない薬師如来を本尊に迎えたのでしょうか、そしてどんなコミュニケーションをしたのでしょうか。厳しい表情を浮かべた凛々しいお姿を拝みながら、真言密教が生まれたばかりの平安時代に思いを馳せました。会期半ばで背後に設置していた白い幕を取り外したそうで、普段は見られない背中の美しさもじっくりと鑑賞してきました。
また、「高尾曼荼羅図像」の展示も興味深かったです。曼荼羅から白描といわれる墨一色の筆線で各尊像を写し取った実物大パターン図案で、曼荼羅の内部を詳細に見ることができます。細くて迷いのない線を見ていると、仏の姿を一発で正確に描くための集中力、そして写経や読経のように同じことを繰り返しながら悟りを目指そうとする志が伝わってきます。
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秋学期クラスへのお申し込みを受付中です。クラスの詳細とラインナップはサイトとショップからご覧いただけます。(アイイスのサイトでも告知されています)
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秋学期は今年1年間のアウェアネス、霊性開花の総まとめです。私も講師として参加してはいますが、クラスの中で皆さまの目標、夢や憧れを共有させてもらいながら、更なる気づきや学びと癒しのエネルギーを受け取っていきたいと思います。3ヶ月間、一緒に今年1年を振り返りながら更なる光の道を進み、来年へ繋げてゆきましょう!
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アウェアネス・ベーシック前期 Zoomクラス 
土曜日:19:00~21:00 (後期も土曜日・同じ時間に開催) 日程:9/7、9/21、10/5、10/19、11/2
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アウェアネス・ベーシック後期 Zoomクラス   
火曜日:10:00~12:00 日程:9/3、9/17、10/1、10/15、10/29
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アウェアネス・ベーシック通信クラス
開催日程:全6回 お申し込み締め切り:9/15
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アウェアネス・オールレ��ルZoomクラス
火曜日:19:00~21:00  日程:9/10、9/24、10/8、10/22、11/5
木曜日:10:00〜12:00 日程:9/5、9/19、10/3、10/17、10/31
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アウェアネス・マスターZoom クラス
火曜日:19:00〜21:00 日程:9/3、9/17、10/1、10/15、10/29
金曜日:19:00〜21:00 日程:9/13、9/27、10/11、10/25、11/8
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サイキックアートZoomクラス
日曜日:17:00~19:00  日程:9/8、9/22、10/6、10/20、11/3 水曜日:16:00~18:00  日程:9/11、9/25、10/9、10/23、11/6
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インナージャーニー 〜瞑想と内観〜 Zoomクラス  
月曜日:16:00~17:00   ��程:9/16、9/30、10/14、10/28、11/11
土曜日:10:00~11:00 日程:9/7、9/21、10/5、10/19、11/2
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マントラ入門 Zoomクラス  
土曜日:13:00~15:00 日程:9/14、9/28、10/12、10/26、11/9
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トランスZoomクラス
水曜日:10:00~12:00  日程:9/11、9/25、10/9、10/23、11/6
土曜日:19:00~21:00  日程:9/14、9/28、10/12、10/26、11/9
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サンスクリット・般若心経 Zoomクラス 
月曜日:13:00~15:00   日程:9/16、9/30、10/14、10/28、11/11
水曜日:19:00~21:00    日程:9/11、9/25、10/9、10/23、11/6
クラスの詳細はサイトのこちらのページをご覧ください。
継続受講の方は直接ショップからお申し込みください。
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サンデー・サービス(日曜 12:30〜14:00)詳細はこちらから。
9月29日  担当ミディアム:惠子・森
11月17日 担当ミディアム:松山:森
ご参加は無料ですが、一口500円からの寄付金をお願いしています。
当日は以下のリンクよりご参加ください。
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ドロップイン・ナイト 
10月17日(木)19:00〜20:00 会員限定・参加費2,500円
指導霊(スピリット・ガイド)のサイキックアート
詳細とお申し込みはこちらからどうぞ。
過去の開催の様子はこちらからご覧ください。
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モーニングワーシップ&コミュニオン(目覚めと祈りと瞑想)
10/27(日)9:00〜10:30  担当ミディアム:開堂・森
ご参加は無料ですが、一口500円からの寄付金をお願いしています。
当日は以下のリンクよりご参加ください。
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muroshi · 5 months ago
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SUBMARINE 1st ANNIVERSARY
2024.9/13 ~ 10/27
9/13 (Fri)[初日]
・サブマリン
・ワットエヴァー
・DJ Musei
18:00open/ 19:00start
adv ¥2000/ door ¥2500
9/14 (Sat) [ARCADIAN STARSHIP PRESENTS]
・DON KARNAGE(Sapporo)
・ARCADIAN STARSHIP
・THE SMOG
・Excuse To Travel
17:30open /18:00start
adv ¥2000/ door ¥2500
9/15 (Sun)[Headquarters Music1]
・フー・ドゥ・ユー・ラブ
・Qoodow
・ULTRA CUB
・ときめきポメラニアン(OA)
16:00open /16:45start
adv ¥3000/ door ¥3500 /学割¥1000off
9/16 (Mon) [ON BAC CLUB]
・TUCKER
・in the blue shirt
・JUN HAMADA
・SAOLA101
・(DJ) infant regression
18:00open /18:30start
adv¥2800/ door¥3000
9/17(Tue) [Pretty Nuts.1]
・nodamn
・ODDLY
・The Aztec Overdrive
18:30open / 19:00start
adv¥2000/door¥2500
9/18(Wed) [LIVING PROOF OF ELECTRIC FUZZY ANT]
・ELECTRIC KINU
18:00open/ 19:30start
adv¥2000/ door¥2500
9/19 (Thu) [L.O.V pre Direct Action Destroy Tradition Vol.20]
・S.H.I.T(Toront)
・ANANAS
・2+2+2+
・(DJ) EROLIN
19:00open / 19:30start
charge¥2000
9/20 (Fri) 「授業」
・メタミュラーグヌピコ先生
・カニコーセン
・KASAI
・よいまつり
18:30open /19:30start
adv¥2000/door¥2500 / 学生¥1000
9/21(Sat) [PASSION RECORDS pre HOGO 地球ツアーホッケー京都-PASSION NIGHT-]
・HOGO 地球
・ピーナッズ
・超右腕
・ゆ~すほすてる
・ゴリラ祭ーズ
出店:HOLIDAY! RECORDS
17:30open/ 18:00start charge¥2800
9/22 (Sun) [EZOE & HEIDI WEDDING PARTY]
・ハイジ
・渚のベートーベンズ
・LIQUID SCREEN
・メシアと人人
・エN
・象の背
・Fateh*lia Band
14:00open/15:00start
No Charge(投げ祝銭)
9/23 (Mon) [SUBMARINE PARTY やっちゃう?やっちゃおう!]
・佐伯誠之助
・ウサキバニーボーイ(広島)
・ドン・マルティネス(東京)
・The Fax
・裏声で歌え君が代
・RED SNEAKERS
・(DJ)Kawashiman
15:30open /16:00start
adv¥2000/ door¥2500
9/24(Tue) [ジャッキーゲン presents DJ PARTY]
9/25 (Wed) [Life.1]
・リンダ&マーヤ
・ぐうたら狂
・THE SLACKS
18:30open / 19:30start
adv¥2500/door¥3000
9/27 (Fri) [紙一重]

・モルグモルマルモ
・puggs
・khan brown
・ジャッカルズ
・Devon Rexi(Amsterdam)
18:00open /19:00start
adv¥2000/door¥2500
9/28 (Sat) [my ex pre THE GIFT #4]
・herpiano
・Midaboa Banwa
・象の背
・Left Hands
・my ex
open 17:30/start 18:00
adv ¥2000/door ¥2500
9/29(Sun) [飛・び・た・い]
・hocorobi(名古屋)
・星のクズさまたち
・雨市
・Guru Moon
open 18:00/start 19:00
adv ¥2000/door ¥2500
10/3 (Thu)[激愛]
・オナニ渕剛
・Mr.69
open 19:00/start 19:30
adv ¥2000/door ¥2500
10/4(Fri)
・こいけはるな
・西邑宣弘バンド
open 19:00/start 20:00
adv ¥2000/door ¥2500
10/5 (Sat)[メシアと人人presents "POM”]
・RUINS alone
・SPACEGRINDER
・宇宙三輪車
・メシアと人人
・BLONDnewHALF
18:00open / 18:30start
adv¥2500/ door¥3000
10/6 (Sun) Coming soon....
10/8 (Tue) [PLASTIC SPIKE]
・天国注射
・どっかん小僧
・日本少女
18:30open/19:00start
charge¥500+投げ銭
10/9(Wed)
・マイマイズ
・cocolo-No
and more....
10/10(Thu)
・Sleepwalker's Station (Berlin)
・Mee Float
and more...
10/11(Fri) [MAAM.1]
・cyril cyril (Switzland)
・Merry Ghosts
・DEATH BY DUMPLING
・ude
18:00open / 19:00start
adv¥2000/ door¥2500
10/12 (Sat)
・イグワナズ
・DJヤスヘッド
and more....
10/13 (Sun) [PICNIC YOU レコ発]
・PICNIC YOU
・MOFO
・やっほー
and more..
10/14(Mon) [カムカムキャッツ]
・The Relaxins
・RED SNEAKERS
・Glimpse Group
and more...
10/16(Wed) [nuts mate]
・沼
・YeYe
18:30open /19:00start
adv¥2500 /door¥3000
10/17 (Thu) [2+2+2+企画]
・中村達也+中尾憲太郎+一楽儀光
・タンツボ
・2+2+2+
10/18 (Fri) &19 (Sat)[Alignment presents "Quartz"]
18(Fri)
Guest LIVE:
・MON/KU
・DJ: n0hara
・Yoshitak4
・BPM Junkie
・kfx(Alignment)
・sak (Alignment)
書道LIVE:亀田美裕
19(Sat)
Guest LIVE:
・池西大輔(ロックバランシング)
・DJ:Shupuri
・Saipa(Alignment)
・K2
・KEIMIN
・ast midori
・msy
ライブペイント:辻きょうすけ
1日券 adv¥2500/door¥2800/2日通し券¥4000
10/20 (Sun) [姫路ナイト]
・Love Love
・ほりゆうじ
・ゑでぃまあこん
・Momo-Sei
・SECRET BAND
16:30open / 17:00start
adv¥3000/door¥3500
10/22(Tue) [深海浪漫]

・小田切悠(サイケデリックハートブラボーズ)
・西洋彦
・ムラカミマイ
・世田谷ピンポンズ
18:00open / 19:00start
adv¥2000/door¥2500
10/24 (Thu)[楽楽]
・mmm
・ハイジ(Band Set
・安藤明子
18:30open/ 19:00start
adv¥2500/ door¥3000
10/25 (Fri) [Headquarters Music 2]
・UlulU
・No Fun
・IKIMONO
18:30open /19:30start
adv¥2500/door¥3000
10/26 Sat) [P.S.Y]
・PANICSMILE
・KKmanga
・SHITTY HUNTER2
・Fateh*lia Band
・o'summer vacation
17:30open /18:00start
adv¥2500 /door¥3000
10/27(Sun)昼
[SUBMARINE 1st Anniversary FINAL!! KASHIKO ULYSSES One-Man-Show]
・KASHIKOI ULYSSES
13:00open /14:00start
adv¥2000/ door¥2500
10/27(Sun)夜
[SUBMARINE 1st Anniversary ENCORE‼︎コピバン大会]
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nua-ap · 2 years ago
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ピノキオ
AP_2021 / 名古屋芸術大学 舞台芸術領域3年 発表公演(プロジェクトワーク5)
/
君がこれからどうするかを考えよう。
/
第七劇場「ピノキオ」は、2017年に[小さな大人と大きな大人のための名作シリーズ]として製作初演され、三重県と岡山県で上演されました。それから5年。名古屋芸術大学舞台芸術領域の3年生の舞台美術、照明、音響によってリメイクされて再演されます。ぜひご家族や、お友だちとご来場ください。もちろん、お一人でも。きっとあなたの中にもピノキオがいたことを思い出せるはずです。
鳴海康平(演出・指導教員)
/
開演日時
2023年8月25日(金)18:00、26日(土)14:00 ※開演30分前より開場 ※上演時間60分
両公演とも、定数に達したためご予約受付を終了いたしました。 ご予約いただいたみなさま、まことにありがとうございます。
※追加情報※ 一般予約については受付が終了いたしましたが、託児をご利用希望の方のみ、観劇予約を若干枚追加で受け付けいたします。
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料金
一般 1,000円 / 中学生以上の学生 500円 / 小学生以下無料 ※未就学児入場不可、全席自由席、車椅子スペースあり
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会場
名古屋芸術大学 東キャンパス 8号館2階スタジオ 愛知県北名古屋市熊之庄古井281
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ご予約(オンライン受付): https://www.quartet-online.net/ticket/nua21ap02
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一般予約については受付が終了いたしましたが、託児をご利用希望の方のみ、観劇予約を若干枚追加で受け付けいたします。
以下のフォームから、観劇予約と託児希望をお申し込みください。
定員に達し次第、観劇・託児の受付を終了いたします。
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出演
木母千尋、山形龍平、増田知就、味潮浅利、國富花音(音楽総合コース2年)
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演出:鳴海康平(第七劇場)
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第七劇場、代表・演出家。Théâtre de Belleville、芸術監督。早稲田大学在籍中の1999年に劇団を設立。これまで国内25都市、海外5ヶ国11都市で作品を上演。ポーラ美術振興財団在外研修員(2012・フランス)。2014年、三重県津市美里町に拠点を移設。民間劇場 Théâtre de Belleville を開設。愛知県芸術劇場主催 AAF戯曲賞審査員(2015〜)。名古屋芸術大学 舞台芸術領域准教授(2021〜)。
写真:松原豊
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身体指導・振付協力:浅井信好(月灯りの移動劇場)
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舞台プロデュースコース
大橋結音、谷愛音、橋本みのり、湯原桃
演出空間コース(音響)
飯田凌矢、井上裕貴、勝川美海、木村日菜 西郷卓哉、中根美咲、福浦雅楽、福冨隼大
演出空間コース(照明)
浅田彩友、石井日凪代、前田遥音、松原沙耶華
舞台美術コース
伊藤智与、岩原由季、大橋咲蘭、小川莉奈 小野花弥、垣内維月、加藤愛、加藤杏菜、酒井新 鈴木美生、高橋彩羽、谷口小春、永村清華 林夏里奈、細川暁生、山本 翔太
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指導教員
[企画制作]梶田美香、鳴海康平、浅井信好 [音響]  岡野憲右、山口剛 [照明]  稲葉直人、神谷怜奈、福井孝子 [舞台美術]石黒諭、杉浦充、乗峯雅寛
/
名古屋芸術大学 舞台芸術領域について
令和3年度に名古屋芸術大学芸術学部に設置された新しい領域。「あなたが舞台をつくる」をコンセプトに、舞台芸術作品を製作・上演するための知識と技術を専門的に学ぶことのできるカリキュラムで、未来の舞台芸術シーンをけん引する人材を育成する。
/ ご来場のお客様へ
37.5度以上の熱がある場合や体調の優れない場合はご来場をお控えください。
会場内では検温やアルコール消毒、常時マスクの着用にご協力ください。
手荷物のお預かり、差し入れの受け取り、出演者のお見送りはいたしません。
以上に関しましては、状況に応じて変更となる場合がございます。最新情報は公式Twitterおよびこちらのwebsiteにてご確認ください。
/
twitter / @NUA_AP instagram / nua_ap
/ 主催・お問い合わせ: 名古屋芸術大学舞台芸術領域 mail / [email protected] tel / 090-6798-8035(平日10:00〜17:00)
協力:第七劇場 ブルーエゴナク  もう大人だもん。 名古屋芸術大学音楽総合コース
後援:北名古屋市、北名古屋市教育委員会
/
すてきだ、ほんと今日のお前はすてきだよ。
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iseilio-blog · 5 months ago
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眠狂四郎無賴控(三)
裸 女 變 心
柴田鍊三郎
一 、
清澈的天空,星星誕生的時刻。
夏日寧宵,地面飄浮著霧靄,開展的路面,眠狂四郎 的視野狹小。
湯島聖堂 的高塔,矗立在霧氣上面。長長的樹屏露出著蒼鬱的樹木,
是個靜寞的地點。
(307) 【学習史跡】湯島聖堂 東京都【江戸時代】 - YouTube
左側的厓下,水鳥振翅的聲音高高響著。無聲無線的寂靜。
眠狂四郎 的腳步向西爬上坡道。樹屏接連著 櫻之馬場 的坡提。
- 又跟來了。
眠狂四郎 一個人苦笑著。剛從茅町的料亭出來,從那開始就執拗的
開始跟隨。熟練的捕快懂得會保持一定距離之妙,可是這個跟蹤者
並不熟練,近得幾乎連喘息都聽得到。轉個角,距離拉遠了,慌忙的
快跑幾步。
不想去理會,也不覺得麻煩。
不過,一過了 櫻之馬場,跟蹤者忽然轉向右方有著屋敷的湯島五町
目。聽到這慌張的腳步聲,回首,也就看了一下的關心。
熊本城 櫻之馬場 城彩苑 美食街 💕 Kumamoto (youtube.com)
湯島の白梅/湯島白梅記-SaxRuby(D key) (youtube.com)
從 水戶屋敷(屋宇、yashiki) 到 水道橋,什麼事都沒有。因為是個
有著許多 旗本屋敷 的廣大區域。從巷道出現了幾個帶著頭巾的武士,
保護著華美的轎子,與自己擦身而過。忽然,覺得從轎子發出了尖銳
而異樣的聲音,轎門掉了下來。停下腳步,從 水戶屋敷  到 水道橋,
什麼事都沒有。因為是個有著許多旗本屋敷 的廣大區域。從巷道出現
了幾個帶著頭巾的武士,保護著華美的轎子,與自己擦身而過。
忽然,轎子發出尖銳而異樣的了聲音,轎門掉了下來,一個人影
滾到了路上,眠狂四郎 回了頭,一看到全身裸體的女人,蹙了眉頭。
手腳被綑綁著,好像從樹上掉下來的毛蟲,四肢收緊,一身一縮的
回轉著。
霧靄中的夜光照著白色肢體的輪廓,如同幻影一般。
武士們慌忙的將那沒穿衣服的身體塞進轎子裡面。一個人向著
眠狂四郎走了過來,
「看到了蛤,這傢伙!」
叫著。
頭巾底下的眼神有著殺氣。
眠狂四郎 默默的要走開。
「等等!」
兩個人跑了過來。
眠狂四郎 雙手交疊在衣袖裡。
「看到了不行嗎?」
「不行!」
「被人看到,不行,這是什麼話?」
「一起走」
「不」
爽脆的拒絕,武士們慌忙一齊拔刀,圍了上來。
從橋上過來的人們,手提著燈籠,燈光照著地面,兩人交互的姿勢
清楚的浮出地面。
都是那個 大名(高官)的家臣,出手準確。
- 功夫的細膩度,似乎不太吻合。
一面如此想著,眠狂四郎說道:
「有被我斬殺而不後悔的覺悟嗎?」
聲音尚未落下,背後一人斬了上來。
眠狂四郎 一下子變換了姿態,吹過鬢角的刃風,悟到夾帶著相當的
劍氣。
「想要死,這邊也就奉陪了。」
他的右手順著身體的轉變,握著奪下來的刀。
山峰之下,正面向著對手,緩緩的,円月殺法 的刃光描畫在靄明
之中。 二 、
進入竹圍的小徑,主屋出現,在夜裡也知道是一棟古屋。狂四郎讓
那女人出了轎子,幫她解開繩索。女人站了起來,背向著狂四郎,
「讓我帶路!」
狂四郎 想:這我到底是什麼角色。
光景的確奇妙。進入了屋內,一枝燭台燭光搖晃,中間是有著美麗
圖案的被窩。
女人坐在燭台旁,美麗的面容,鼻目清楚,良好的品相。尤其白皙的
皮膚,富泰的體裁,光滑而亮麗,即使 狂四郎 也不免為之目眩。
「對不起,容我問個無聊的問題。是要我怎麼樣呢?」
「你要怎麼辦都可以。」
似乎事先已經備有答案。
沉默了一下子,狂四郎 靜靜的說:
「要睡嗎?」     
女人素質的站了起來,進入了被窩。
狂四郎 從腰部取下了 無想正宗(長刀)與小刀,放在枕頭旁,吾身乘
上了白皙的肢體。
瞬間,女人的四肢打開,纏上了狂四郎的五體;腕上頸,腳對腳,如
同水蛭一般的吸了上去。
這時,忽然出現了拿著手槍的四個武士。
狂四郎 絲毫沒有顯示反擊的樣子。
然而 - 。狂四郎 挺身向前,置己身於死地。不只將 円月殺法 的
秘術,軀幹幻化成無手無眼,交纏女體的蛇 - 可怕的而悲壯的決意。
円月殺法,不只是在空間畫圓,更是心氣一體瞬間的轉化。
伊藤一刀斎 所說的:「體中之劍 - 無形的架式」,常靜子劍談 云:
「到達劍之奧義之道的三路之一 心形刀。」都說的是一心萬刀之
理。
狂四郎 捨棄 無想正宗,將自身置於絕體絕命之窮地,有著斬斷虛無
叢念,覺悟順逆的淒絕的神妙心。
狂四郎 直覺沒有錯。
紙門一打開,就看到了女子袖子間的短刀,刀尖一下子就刺了上
來。跳開兩步,狂四郎 打落了那柄懷劍。
女子哭了起來。
狂四郎 向著站在後面的老人說:
「這個女人就給我吧!」
「你會怎麼辦?」
「想辦法讓她活下去。」
老人有點遲疑的走近了女子的身邊,
「須美 . . . . . 妳就跟著 眠狂四郎 去吧。」
須美 望著含帶著微笑的 狂四郎,突然激烈的搖著頭,
「不要! 我寧可去尼姑庵」
須美 興奮的語調如同銳利的剃刀。
不出聲的 狂四郎 凝視著 須美,出手扣住 須美 的頸子,用力的將
須美 拉入了明神神社界內,走向櫻花樹林。那裡有一間面臨著高厓
的茶屋。
星空之下,夜靄,模糊的伸展著廣闊的江戶街區。起伏的屋脊,燈影
滲著夜靄,散放著柔和寂靜的夜色。
狂四郎毫不說明,向著須美,隨著時間推移,須美的心遲緩了下來,
身體溶入了涼爽的夜色。
不知不覺的 . . . . .須美 的眼眸望向 狂四郎,當兩人四目相視,須美的
臉頰紅潤了起來。
等待著的 狂四郎,雙手伸向了 須美。
須美 閉上了眼,全身失去了力氣。
乘了上來的男體,須美 失去了四肢纏繞的勇氣。
唇附著唇的恍惚感,處女之身,絲毫無法抵抗。
柔和的肌膚,在夜色之中起了痙攣。
過了半刻 -
須美靠在狂四郎的背部,嗚咽著 . . . . . ,
眠 狂 四 郎
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