#小林啓一監督
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アーカイブ放送『安部偲の活動リサーチ社「映画ってなんだろう」』 2023/08/16 20時配信
映画にまつわる話題を徹底調査 クライアントの指令を受けた安部調査員が業界人を訪ね、 映画に係わる情報をあれこれリサーチしていきます。
ゲスト:映画監督 小林啓一さん プロデューサー 原田博志さん ~前編・後編~(13年1月放送)
<再生はこちら▶️>
※スマホ/タブレットはアプリからご視聴ください。 過去の放送は、Back numberで🎧
映画『ももいろそらを』の小林啓一監督とプロデューサーの原田博志さんをお迎えします。 今回は、���モノクローム映画・女子高生・青春』の3つの視点をテーマに小林監督が「映画を最初に撮る時は青春映画をやりたい」と決めていた理由や全編モノクロ映画だからこその面白さについてお聞きします。どうぞ、お楽しみに♪
※この番組は、2013年1月18日、1月25日に放送されたものです。
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林啓太さん(左) 公立進学校をサッカー強豪に育てた同級生監督、ピッチに別れ 長田高・森さん、神戸高・林さん 小中でともにプレー「始まりも一緒」 [神戸新聞] 2024-04-08
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きのう公開した小林啓一監督「新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!」をみると文芸部とか文芸誌とか、文芸って一体なんだろう?という索漠とした疑問が浮かび上ってくる。高校生の登場人物たちに即して言えば、00年代初頭に文芸誌に現れた綿矢りさ氏や金原ひとみ氏と状況的には同じなのかも知れない。かのじょらがその後の20年で辿った変遷を考えると、こういう魑魅魍魎とした、ジャーナリズムとは相容れない何かなのだと納得もする。綿矢氏の「インストール」も金原氏の「蛇にピアス」も世界は壊れていたが、その後の20年で文芸業界で編集者たちと関係するコトによって、壇蜜さんがパンクにデビューを飾ったつもりだったが知らぬ間にお茶の間の「おトボケキャラ」になっていったように、違う物質になった(それを何と言ったらいいか判らないが、「文芸」なのかも知れない)。この映画はその辺に対して、かなり突っ込んだ批評性を持っている。だからこういう若く挑発的なタイトルなのだろう。
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第一次安倍政権から現在までの自殺・不審死を遂げた人物を挙げてみる。 1. 2006年1月18日 野口英昭氏・安倍晋三の講演会、安晋会の理事でライブドア・グループのエイチ・エス証券副社長 沖縄那覇市内のホテルで死体となって発見された。堀江氏の元側近で偽計取引のキーマンだった。 2. 2006年11月26日 森田信秀・森田設計事務所社長 安晋会会長ヒューザー小島進社長から設計の依頼を受けていたが全裸で鎌倉の海で死体となって発見された。自殺として処理された。 3. 2006年12月3日 竹中省吾裁判官 第一次安倍政権下の不審死。住基ネット(今のマイナンバー制度の前身)に「違憲判決」を出した3日後に自殺。首をつって自殺とされたが不自然だった。 4. 2006年12月17日 朝日新聞論説委員・鈴木啓一氏 東京湾に浮かんでいたところを発見され、「自殺」として処理された。リクルート事件のきっかけとなるスクープや政権批判の記事などで朝日の看板記者だった。最後の記事は死亡の翌日に掲載された「りそな銀行、自民党への融資残高3年で10倍」。 5. 2007年5月28日 松岡利勝農水相 衆議院宿舎の自室(1102号室)で首を吊っているところを発見され、慶応大学病院に搬送され死亡が確認された。現職大臣の自殺は日本国憲法下の日本ではじめてのことだった。献金問題報道や米国毒牛輸入の解禁に抵抗し、政権にとっては邪魔になっていた。司法解剖もせず謎が多い。 6. 2007年5月29日 山崎進一・緑資源機構元理事 前日自殺したとされた松岡農水大臣に政治献金をしていた疑惑が浮上し、28日まで事情聴取を受けていた。森林開発公団による官製談合事件の調査のさなかにマンションから投身自殺した。大物政界と接点 連日の訃報異常事態と当時の新聞も報じている。安倍首相による官邸での記者会見は「政治とカネ」疑惑への言及は一切なかった。 7. 20013年4月17日 内閣情報調査室参事官・加賀���正人氏 都内自宅の浴室で、死亡しているのが見つかった。浴室内に練炭がたかれた跡があり自殺として処理された。 8. 2013年 消費者庁審議官・神宮司史彦氏 夫婦で同じ日に自殺したが場所は別々のところ。ガチャ規制を推進していた。 9. 2014年 岩路真樹・報道ステーションディレクター 部屋のドアを目張りして練炭自殺、生前、「自分は絶対自殺しない、死んだら消されたと思ってください」と言っていた。甲状腺と被曝の手抜き除染等の番組制作。これを追求しようとした写真週刊誌フラッシュは当該号販売中止。 10. 2015年7月 神原紀之内閣参事 特定秘密保護法を治安維持法として批判していた。屋久島の岩場で死体となって見つかる。 11. 2016年2月11日 野田哲範氏・自民党山田健司衆議院議員秘書 西宮市内の路上に駐車された乗用車の中で変死死体となって見つかった。顔面の損傷が激しく身元特定にてこずっている。山田議員の不正を週刊誌に告発し「検察に行く」と言い残していた。練炭自殺として処理された。 12. 2016年5月12日 UR所管国交省職員 UR問題が表面化して甘利明国交大臣が入院した直後、合同庁舎3号館より飛び降りて自殺?した。 13. 2017年3月6日 田中造園土木社長の秋山肇氏 森友学園の8億円値引きの根拠となった残土処理を請け負っていて、「国に言われて埋め戻しをした」と証言していた。豊中市役所のトイレで自殺したとして処理された。家族の心臓発作を起こしたという証言と食い違っている。喉をかきむしった後があり毒殺説が出てきた。 14. 2018年3月7日 近畿財務局上席国有財産管理官・赤木俊夫 神戸市内の自宅で自殺。彼は払い下げ価格交渉を背負わされていた池田靖統括官の直属の部下だった。そして文書改竄に直接かかわっていた。事情聴取も受けていて政権にとっては、しゃべられては都合が悪かった。 安倍政権になって、「一強独裁政治」が続いている背景には、公安とつながりのある警察官僚を内閣府に取り込み、内閣情報調査室(内調)が公安をつかって、情報を収集して政権に楯突く官僚、議員、ジャーナリストに対して人格攻撃をかけていることが挙げられる。国民に対しては情報をコントロールして政敵に不利にな���ように印象操作をしている。 この事は、東京新聞社会部の望月衣塑子記者の著書を原案にした映画「新聞記者」によって明らかにされようとしている。安倍政権は政権維持のためにはなんでもありで、官僚もメディア関係者も多くの不審な死を遂げた人たちを目の当たりにして恐怖心を植えつけられて忖度する以外に道はないと感じているのである。死に至らなかった反逆者でも、籠池夫妻や山城博治さんのように「長期拘留」され、面会も許されずに獄死の危機にあわされたり、前川喜平元文科次官のように進路を絶たれた人も多い。 安倍政権の闇を暴き、参議院選にも打撃を与えようとしている映画「新聞記者」を制作した監督・藤井直人氏、脚本・河村光庸プロデューサー他スタッフの皆さんに敬意を表するとともに、今後何事もないことを祈りたい。
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2024年シーズンの横浜FC
選手
GK
□1 永井堅梧←清水期限付
21 市川暉記(G大阪期限付から復帰)
40 遠藤雅己
△42 フェリペ・メギオラーロ←神戸完全
DF
2 ンドカ ボニフェイス
3 中村拓海
5 ガブリエウ
17 武田英二郎
22 岩武克弥
23 杉田隼
□24 福森晃斗←札幌期限付
△27 レオ・バイーア←金沢完全
○47 林健吾(ケンゴ)←ユース昇格
○48 松下衣舞希(イブキ)←宮崎日大高
MF
4 ユーリ・ララ
6 和田拓也
7 井上潮音
8 山根永遠
□14 中野嘉大(ヨシ)←湘南期限付
25 三田啓貴
○34 小倉陽太(ヒナタ)←早稲田大
○56 橋本丈(ジョー)←関東学院大
77 新井瑞希
FW
△9 櫻川ソロモン(ソロモン)←千葉完全
10 カプリーニ
13 小川慶治朗
15 伊藤翔
△18 森海渡(カイト)←柏完全
△20 村田透馬(トーマ)←岐阜完全
28 グエン・コン・フォン
○29 宮田和純(イズミ)←流通経済大
△33 室井慧佑(ムロ)←大宮完全
スタッフ
監督 四方田修平
コーチ ○堀孝史、竹内清弥、中村俊輔、○小野信義ヤレ!
GKコーチ 土肥洋一
GKアシスタントコーチ 村井泰希
フィジカルコーチ 生駒武志
コンディショニングコーチ 田中章博
アナリスト 和氣���平
コンディショニングダイレクター兼チーフトレーナー 渡邉将広
トレーナー 片瀬裕己、福士森、内藤大貴、丸山高弘
フィジオセラピスト ウジソン
強化部国際担当 池田良平
ポルトガル語通訳 ○小林俊也、黒須功司
強化部担当兼チーフマネージャー 網盛孝哉
マネージャー 中畑友斗、中島佑太
OUT
ヘッドコーチ ジョン・ハッチンソン
コーチ 倉石圭二
アナリスト ヘリー・ペイトン、竹中達郎
トレーナー 村田裕弥、山田朋弥
通訳 益田勇気、藤井隆昌
ユニフォームは紺色と水色のストライプ。
インド代表っぽくていいじゃん(褒めてます)。
2ndは白にグレーのストライプ
GKはピンクと黄色
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第2回ファイナリスト3組目・中林佳苗監督『姉にヒュッゲを教えたい』キャスト解禁!吉川愛&山崎紘菜 が”姉妹”役に、前原滉の参加も決定!
昨年9月27日に実施された「ファイナリスト選考会」での選考後、映像制作のプロのサポートを受け、約3ヶ月に渡り、脚本づくりと制作準備を進めてきた5組のファイナリストたち。今回クランクアップしたのは、現役テレビ局員でもある中林佳苗監督の『姉にヒュッゲを教えたい』。中林監督はドラマを作りたいという一心でテレビ局に入社するも、異動で制作部から離れてしまい本企画に応募、自らの手で制作のチャンスを掴みました。これまで頭の中に描いてきた“物語で伝えたいテーマ“を自分の作品として映像化するのは今回が初めてとなります。
そんな中林監督が生み出すのは、自身が実際に働きづめの三年間を過ごした制作現場での経験をベースにした物語。「大学卒業後、地元・群馬のパン屋で働きながら悠々自適に暮らす主人公・彩のもとに、三年近くまともに連絡の取れなかった姉・ももが突然訪ねてくる。東京で暮らす“仕事人間”のももに、彩はヒュッゲ(=居心地の良いゆったりとした空間、幸せを感じられる時間)を教えたいと意気込み、自分のお気に入りの場所に連れ出すのだが……。」というストーリーには、中林監督自身が感じた“大切な誰かと過ごす何気ない日常の時間が、実は何事にも代えがたい幸せ”というメッセージが込められ、ハートフルな人間ドラマとなっています。 中林監督は、「監督を務めるのは初めてでしたが、撮影期間中は本当に楽しかったです。自分が書いた脚本で大丈夫なのか…という不安も忘れるほど、目の前のことに夢中になっていた気がします。 役やお芝居に関して様々な提案をしてくださる役者さん、そしてひとつひとつの画作りに本当にこだわってくださるスタッフの皆さんが、自分の頭の中のちっぽけな想像を何倍も素敵なかたちにしてくれました。今回携わってくださった皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。まさしくこれがヒュッゲかも…と感じる充実した時間でした。また監督をやりたいし、映像制作にも携わりたいです! 自分にとってのヒュッゲとは何かを想像しなが���、ぜひ温かい目で観ていただけたら嬉しいです! 」と本作への想いをコメントしました。
併せ��、本作のキャストも解禁。「ヒュッゲ」を大切にする、おっとりしているが芯の強い主人公・彩を演じるのは、映画『ハニーレモンソーダ』(21)でヒロインを演じ、第45回日本アカデミー賞新人賞を受賞した吉川愛。「この作品を観て、ヒュッゲってこんな感じなのかと思ってもらえたり、実際にヒュッゲしてみたりして、皆さんに癒されていただけたらと思います」とコメントしました。仕事以外は興味なし、妹・彩から「ヒュッゲ」の大切さを教え込まれる姉のももを演じるのは、放送中のNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」で女性パイロット役を演じ注目を集めている山崎紘菜。「自分を見つめ直すことや、忘れていたものを取り戻すことの大切さを、私自身もこの作品を通して思い出すことができました。観てくださる方々に優しい時間をお届けできたなと思います」とコメント。彩が住むマンションの近くに店を構える焼鳥屋の店長・小鳥遊宗介役を演じるのは前原滉。NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(22)やドラマ「あなたの番です」(19/日本テレビ)などの話題作にも続々出演し、若き名バイプレーヤーとしての評価も高い前原は「この企画自体は元々知っていましたが、まさか今回自分が出ることになるとは思っていませんでした。こういった映像業界への入り口があることは、作る側にとっても出演する側にとっても素晴らしいことだなと思うので、出演できてとても嬉しいです」とコメントを寄せました。
ファイナリスト 5 組の作品は、制作過程に密着したドキュメンタリーとあわせて、本年4月からHuluで配信予定です。その後、グランプリの副賞として<賞金 100万円>と<Huluオリジナル新作の監督権>の獲得がかかった最終審査会と授賞式も4月に予定しております。また、授賞式では、Hulu会員からの投票により決定するオーディエンス・アワード(賞金50万円)の受賞作品も発表します。
残るは2作品!続報をお楽しみに!
◎監督・脚本◎中林佳苗
監督を務めるのは初めてでしたが、撮影期間中は本当に楽しかったです。自分が書いた脚本で大丈夫なのか…という不安も忘れるほど、目の前のことに夢中になっていた気がします。 役やお芝居に関して様々な提案をしてくださる役者さん、そしてひとつひとつの画作りに本当にこだわってくださるスタッフの皆さんが、自分の頭の中のちっぽけな想像を何倍も素敵なかたちにしてくれました。今回携わって下さった皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。まさしくこれがヒュッゲかも…と感じる充実した時間でした。また監督をやりたいし、映像制作にも携わりたいです! 自分にとってのヒュッゲとは何かを想像しながら、ぜひ温かい目で観ていただけたら嬉しいです!
◎彩 役◎ 吉川愛
中林監督にとって初めての作品に出られるということが嬉しかったです。監督はほんわかしている方で、私の考えを否定せず受け入れながらも、監督自身の素直な考えを伝えてくれたのですごくやりやすかったですし、二人で会話しながらいい作品を作っていけたのがとても楽しかったです。私は元々このタイトルにあるヒュッゲという言葉を知らなかったのですが、“幸せを感じる時間”という意味があるようなので、この作品を観て、ヒュッゲってこんな感じなのかと思ってもらえたり、実際にヒュッゲしてみたりして、皆さんに癒されていただけたらと思います。
◎もも 役◎山崎紘菜
中林監督の記念すべき初監督作品に携わることができとても光栄でした。この企画のように、新たな才能を発掘するという試みはとても素晴らしいものだと思いますし、私自身も今回の新たな出会いを通じて沢山学ばせていただきました。私が演じたもものように、休むことを忘れてしまった大人の方って現代社会の中で意外と多いのかなと思いました。忙しない日々の中で、自分を見つめ直すことや、忘れていたものを取り戻すことの大切さを、この作品を通して思い出すことができたので、観てくださる方々にも優しい時間をお届けできたなと思います。
◎小鳥遊 役◎前原滉
去年のファイナリストに以前お仕事したことのある近藤啓介監督がいらっしゃったので、この企画自体は元々知っていましたが、まさか今回自分が出ることになるとは思っていませんでした。こういった映像業界への入り口があることは、作る側にとっても出演する側にとっても素晴らしいことだなと思うので、出演できてとても嬉しいです。中林監督は、撮影していく中で僕から提案をさせてもらった時や、台本にないアドリブを入れた時などに、いつも少し考えてからきちんと判断している姿を見て、柔軟で素敵な方だなと思っていました。ヒュッゲという言葉を知らない方も多いと思うので、この作品をきっかけに皆さんのヒュッゲを見つけてほしいですね。
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2022年 DVDなどで観た映画
2022年にDVDやウェブなどで観た映画のリスト。全104本。 今年は連続ドラマもよく観たので、それらシリーズも一緒に記す。
作品タイトル(制作年/制作国/監督名) ★は私の超おすすめ (私は、簡単な鑑賞メモを手帳につけていて、その際、個人的な好みを5点満点で採点してます。★は5点を付けた作品です)
ドッグヴィル(2003/デンマーク+ノルウェー+フィンランド+スウェーデン/ラース・フォン・トリアー) マンダレイ(2005/デンマーク+スウェーデン+オランダ+フランス+ドイツ+イギリス+イタリア/ラース・フォン・トリアー) ビューティフル・マインド(2001/アメリカ/ロン・ハワード) 東京裁判(1983/日本/小林正樹) 台風クラブ(1985/日本/相米慎二) 音楽(2020/日本/岩井澤健治) 楢山節考(1983/日本/今村昌平) 楢山節考(1958/日本/木下惠介)★ エール!(2014/フランス/エリック・ラルティゴ) 男はつらいよ(1969/日本/山田洋次) 続・男はつらいよ(1969/日本/山田洋次) 男はつらいよ フーテンの寅(1970/日本/森崎東) 新・男はつらいよ(1970/日本/小林俊一) 男はつらいよ 望郷篇(1970/日本/山田洋次) 男はつらいよ 純情篇(1971/日本/山田洋次) 男はつらいよ 奮闘篇(1971/日本/山田洋次) 男はつらいよ 寅次郎恋歌(1971/日本/山田洋次) 男はつらいよ 寅次郎柴又慕情(1972/日本/山田洋次) 男はつらいよ 寅次郎夢枕(1972/日本/山田洋次) 男はつらいよ 寅次郎忘れな草(1973/日本/山田洋次) 男はつらいよ 私の寅さん(1973/日本/山田洋次) 男はつらいよ 寅次郎恋やつれ(1974/日本/山田洋次) 男はつらいよ 寅次郎子守唄(1974/日本/山田洋次��� 男はつらいよ 寅次郎相合い傘(1975/日本/山田洋次) 男はつらいよ 葛飾立志篇(1975/日本/山田洋次) 男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け(1976/日本/山田洋次) 男はつらいよ 寅次郎純情詩集(1976/日本/山田洋次) 男はつらいよ 寅次郎と殿様(1977/日本/山田洋次) 男はつらいよ 寅次郎頑張れ!(1977/日本/山田洋次) 男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく(1978/日本/山田洋次) 男はつらいよ 噂の寅次郎(1978/日本/山田洋次) 男はつらいよ 翔んでる寅次郎(1979/日本/山田洋次) 男はつらいよ 寅次郎春の夢(1979/日本/山田洋次) 男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花(1980/日本/山田洋次) 男はつらいよ 寅次郎かもめ歌(1980/日本/山田洋次) 男はつらいよ なにわの恋の寅次郎(1981/日本/山田洋次) 男はつらいよ 寅次郎紙風船(1981/日本/山田洋次) 男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋(1982/日本/山田洋次) 男はつらいよ 花も嵐も寅次郎(1982/日本/山田洋次) 男はつらいよ 旅と女と寅次郎(1983/日本/山田洋次) 男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎(1983/日本/山田洋次) 男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎(1984/日本/山田洋次) 男はつらいよ 寅次郎真実一路(1984/日本/山田洋次) 男はつらいよ 寅次郎恋愛塾(1985/日本/山田洋次) 男はつらいよ 柴又より愛をこめて(1985/日本/山田洋次) 男はつらいよ 幸福の青い鳥(1986/日本/山田洋次) 男はつらいよ 知床慕情(1987/日本/山田洋次) 男はつらいよ 寅次郎物語(1987/日本/山田洋次) 男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日(1988/日本/山田洋次) 男はつらいよ 寅次郎心の旅路(1989/日本/山田洋次) 男はつらいよ ぼくの伯父さん(1989/日本/山田洋次) 男はつらいよ 寅次郎の休日(1990/日本/山田洋次) 男はつらいよ 寅次郎の告白(1991/日本/山田洋次) 男はつらいよ 寅次郎の青春(1992/日本/山田洋次) 男はつらいよ 寅次郎の縁談(1993/日本/山田洋次) 男はつらいよ 拝啓車寅次郎様(1994/日本/山田洋次) 男はつらいよ 寅次郎紅の花(1995/日本/山田洋次) 男はつらいよ[特別篇]寅次郎ハイビスカスの花(1997/日本/山田洋次) 男はつらいよ お帰り寅さん(2019/日本/山田洋次) 家族ゲーム(1983/日本/森田芳光) 少女ポリーナと7つの迷宮(2019/ウクライナ+ベルギー/オリアス・バルコ) 悪名(1961/日本/田中徳三) 続・悪名(1961/日本/田中徳三) 新・悪名(1962/日本/森一生) 続・新悪名(1962/日本/田中徳三) 第三の悪名(1963/日本/田中徳三) 悪名市場(1963/日本/森一生) 悪名波止場(1963/日本/森一生) 悪名一番(1963/日本/田中徳三) 悪名太鼓(1964/日本/森一生) 悪名幟(1965/日本/田中徳三) 悪名無敵(1965/日本/田中徳三) 悪名桜(1966/日本/田中徳三) 悪名一代(1967/日本/安田公義) 悪名十八番(1968/日本/森一生) 悪名一番勝負(1969/日本/マキノ雅弘) 破門 ふたりのヤクビョーガミ(2017/日本/小林聖太郎) 私は殺される(1948/アメリカ/アナトール・リトヴァク) 蛇の穴(1948/アメリカ/アナトール・リトヴァク) 狐狼の血(2018/日本/白石和彌) 狐狼の血 LEVEL 2(2021/日本/白石和彌) コロンバス(2020/アメリカ/コゴナダ) トップガン(1986/アメリカ/トニー・スコット) ちょっと思い出しただけ(2022/日本/松居大悟) シェルブールの雨傘(1964/フランス+西ドイツ/ジャック・ドゥミ) 原爆の子(1952/日本/新藤兼人) 縮図(1953/日本/新藤兼人) どぶ(1954/日本/新藤兼人) 第五福竜丸(1959/日本/新藤兼人) 人間(1962/日本/新藤兼人) 母(1963/日本/新藤兼人) 鬼婆(1964/日本/新藤兼人) 悪党(1965/日本/新藤兼人) 藪の中の黒猫(1968/日本/新藤兼人) ファーストマン(2018/アメリカ/デミアン・チャゼル) mid 90′s(2018/アメリカ/ジョナ・ヒル) ゲット・アウト(2017/アメリカ/ジョーダン・ピール) アス(2019/アメリカ/ジョーダン・ピール) ザ・マジック・アワー(2008/日本/三谷幸喜) バッド・ジーニアス(2017/タイ/ナタウット・バズ・プーンピリヤ) そしてバト��は渡された(2021/日本/前田哲) シン・ウルトラマン(2022/日本/樋口真嗣) 彼女とTGV(2016/スイス/ティモ・ボン・グンテン) ダゲール街の人々(1976/フランス/アニエス・ヴァルダ)
【連続ドラマ】 破門 -疫病神シリーズ-(全8回/2015/日本)★ 螻蛄 -疫病神シリーズ-(全5回/2016/日本)★ パチンコ (全8回/2022/アメリカ/コゴナダ+ジャスティン・チョン) 平家物語(アニメ全11回/2022/日本/山田尚子) テヘラン(全8回/2020/イスラエル/ダニエル・シルキン) 大豆田とわ子と三人の元夫(全10回/2021/日本) MIU404(全11回/2020/日本) 空白を満たしなさい(全5回/2022/日本) タイガー&ドラゴン(全11回/2005/日本) 俺の家の話(全10回/2022/日本) エルピス(全10回/2022/日本)
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感謝御礼舞台挨拶レポート!
【恋する女性が光って視える男】と【3人の女子大生】が【恋の定義】を巡って大論争を繰り広げる文科系哲学恋愛映画『恋は光』が、6月17日��公開から1か月以上を経て、観客の熱い声に応える形でロングラン上映が決定!それを記念し、7月23日(土)、都内劇場にて「感謝御礼舞台挨拶」が開催され、神尾楓珠さんと西野七瀬さん、小林啓一監督が登壇し、映画を観た観客からの質問に答えた。
神尾さんは、本作で演じた西条と同じようにメガネ着用で登場し「毎回ですよね、この作品の舞台挨拶では」とニッコリ。劇中で地味な衣装が多かっただけに小林監督から「髪も伸びて、服もオシャレになって…(笑)」といじられていた。
神尾さん、西野さんの周囲でも本作を観た人たちからの反響は大きいようで、神尾さんは「地元の普段連絡を取らない友達も『観に行った』と教えてくれて『ありがとう』と返したら、七瀬ちゃん目当てだと言われました(笑)。僕らは世代なんでね」と笑いを誘いつつ「観てくれた人たちからは、いままでと全然違う役柄だけど、違和感がなくて『振り幅がある』と言ってもらえることもあって、嬉しかったです。『神尾楓珠ってこういう役もできるんだな』という声をSNSで見かけたりもしました」と嬉しそうに語る。
西野さんも「私も『観たよ』という連絡をもらってます。映画を観た直後に電話をかけてくれた子もいました。『良すぎた!』ってバーッとしゃべってくれて、メチャクチャ嬉しかったです」と語る。映画を観た人からは、西野さんが演じた、西条の幼なじみの北代を支持する声が数多く上がっているそうだが、西野さんは「私も北代のキャラは好きです。『ずっと見ていたい』と言っていただけたりして、嬉しいです」と喜びを口にした。
西条と北代の関係性、ビミョーな距離感も好評を集めているが、小林監督によると「2人ともはじめはしっくりきていない感じがあった」とのことで、神尾さんも「掴み切れていなかったですね」とうなずく。西野さんにいたっては、監督と自身の間の北代に対するイメージのギャップの大きさに「クランクインする前の時点では絶望的でした。(撮影開始の前日に)『明日からどうしよう!?』って思っていました(苦笑)」と明かす。
そんな2人だが、小林監督は、神尾さんと西野さんが撮影現場で積極的にコミュニケーションをとることで、良い関係性が出来上がっていったと称賛する。神尾さんは「どちらかというと、自然体で現場にいました」とふり返り、西野さんも「��神尾さんとの会話が)楽しかったのでずっとしゃべってましたね」と述懐。監督は、2人が本番ギリギリまでおしゃべりをし、お芝居が終わりカットがかかると、再び同じテンションで会話の続きをしていたと指摘し、西野さんは「そうやってしゃべっているのを監督が見て『その感じで』と言われました」と明かした。
この日の観客は、半分以上が本作を2回以上鑑賞しており、中には5回以上、10回以上も観ているという方も!そんな熱烈なリピーター向けに、本作をより楽しむことができる見どころや撮影の裏話を尋ねると、小林監督は「マニアックなポイントですが、初めての女子会という感じで北代と宿木(馬場ふみか)、東雲(平祐奈)がワインバーに行くシーンで、東雲が恋の定義を否定されるところがありますが、その時の東雲の顔に注目してほしいです。『何言ってるの、この人?』という感じの良い表情をしてます。その後の、北代がひとりおいしく肉を食べているところもポイントです」とアピールする。
西野さんはこのシーンについて「楽しかったです。北代は、東雲と宿木のやりとりを俯瞰で見ていることが多くて、やりとりが噛み合ってなくて『おもろいなぁ』という感じで見ているのが面白かったです(笑)。そこに参戦していかないところに北代っぽさが出ているのかなと思います」と語る。
神尾さんは、自身の大変だった撮影として「ひたすら想いをノートにしたためるところですね。長かったです!」と述懐。自分で鉛筆を削って、せっせと書き続けていたそうだが「実はカメラの外に監督がいて、ずっと監督と話をしながら書いてました。胡坐(あぐら)で足がしびれるのがしんどかったです(笑)。交換日記が出てきますけど、祐奈ちゃんの字がめっちゃキレイでした。僕もキレイなんですけど(笑)、祐奈ちゃんの字はすごくキレイでビックリしました」と細かい見どころを明かしてくれた。
西野さんは、アユ釣りのシーンに触れ「釣った後、食べてるんですけど、養殖と天然のどっちも食べました(笑)。本当にいっぱい食べてます。メチャクチャおいしかったです!」とニッコリ。神尾さんから「天然と養殖、どっちが好き?」と尋ねられると「養殖(笑)」と答え、神尾さんからは「養殖かい(笑)!」とツッコミが飛び、会場は笑いに包まれる。小林監督からは「頬っぺたにアユをくっつけながら、良いお芝居をしてました」とお褒めの言葉も飛び出したが、西野さんは「ついてました?」とキョトン。「メッチャついてたよ(笑)!」との監督の言葉に「そこも注目してください(笑)!」と呼びかけていた。
今回は、観客からの質問にも回答。西条の部屋のビデオデッキにホコリが被っているなど、細かい部分まで作りこまれていることに感銘を受けたという観客からは、登場人物ごとの部屋のこだわりについて、また、北代の部屋は映画に登場しないが、もしも描かれるとしたら、どんな部屋だと思うか?という質問が。
神尾さんは、「西条の部屋��すごかったです。本当に隅までちゃんと作りこまれていました。生活感があってメッチャいいです���ね!」と深くうなずく。小林監督は「トラック一台分くらいの荷物を運んでセッティングしました」と語り、机まわりについてゴチャゴチャしているが、汚く散らかっていないというところや、祖父と同居していた名残が見られる点など、こだわりのポイントを明かした。北代の部屋が登場するなら?という問いに西野は「キレイでもないし、散らかってもなさそう」と語り、監督が「意外とファンシーなぬいぐるみとか…?」と語ると、神尾さんも西野さんも「ありそう!」と同意した。
北代の服や髪形などのファッションについて、西野さんのお気に入りを尋ねる質問には、西野は「かわいかったですね。ちょっとボーイッシュでサンダルが多くて」と嬉しそうに語り「釣りの時の格好は結構好きです。ガッツリと釣りの装備って初めてだったので(笑)。白いオーバーオールも好きです。ひとつ結びにしていて印象的です」と明かしていた。
最後に神尾さんは「この映画をとにかくもっともっとたくさんの人に劇場で見ていただけたら嬉しいです」と呼びかけ、舞台挨拶は幕を閉じた。
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エーガね!NEWS「コロナに負けるな!映画の力を信じて!」 ▶︎『ももいろそらを カラー版』公開記念!2021年6月18日(金)~2021年6月24日(木)の期間、ミッドランドスクエア シネマで<小林啓一監督特集上映>開催!『ももいろそらを (オリジナル モノクロ版 )、『ぼんとリンちゃん』、『逆光の頃』、『殺さない彼と死なない彼女』の各作品を1日1回日替りで上映! http://www.midland-sq-cinema.jp/topics_detail/1943 #コロナに負けるな #映画館に行こう #ももいろそらを #小林啓一監督 #ミッドランドスクエアシネマ https://www.instagram.com/p/CO6l5sljSqF/?igshid=wf60mduqxl6w
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今日はエンタメ奏庫 新笑宴で本日より開催されます、 第3回四日市映画祭で~すヽ(^。^)ノ 上映作品は 「つむぎのラジオ」② #木場明義監督 「泥マンのドラマ」#上西雄大 監督・ #山中太郎 監督 "マイルド鉄ドン アホな子 バカな子 マヌケな子"より 「恐竜ワールドD次元」#飯塚貴士 監督 「英語が上手くなりたい貴方へ」#エリックマキーバー 監督 「スマホゾンビ」#ジョシュホフマン 監督 「カスタネットマン」#稲葉司 監督 「ヒヤシンス」#石田アキラ 監督 「牛吉」#清本一毅 監督 「うんこマン:ゼロ」#佃光 監督 「伊藤組の食卓」#啓乕宏之 監督 「FIRE」#水野祐樹 監督 「ホラ貝」水野祐樹監督 「聖なる言葉」#小林浩司 監督 「炎のランナー」新里猛監督 「魔女っ子カリン」#鎌田尚純 監督 「万置き姉弟」#佃尚能 監督 「アドリブトレジャーハンター」#小杉伊吹 監督 「ジジイ」#上西雄大 監督 「鶴を折る」#山村もみ夫 。監督 「理想のアナタ」#竹本祥乃 監督 「シュガー」#海道力也 監督 「お花を摘みに」#死の原惨太郎 監督 「あたらしいスパンキング」#賀々贒三 監督 「かいつむり。」#うみのはるか 監督 「KARASU」② #山口通平 監督 「極東ゲバゲバ風雲録」#中島悠作 監督 「父、かえれ!」③ #武石昴大 監督 「アポ電強盗をやっつけろ!」#新里猛監 督 になりますᐠ(∗ᵔᗜᵔ∗)ᐟ 各作品舞台挨拶がありますᐠ(∗ᵔᗜᵔ∗)ᐟ (エンタメ奏庫 新笑宴) https://www.instagram.com/p/B4n_BbzDXVe/?igshid=bhqj4onu3j2
#木場明義監督#上西雄大#山中太郎#飯塚貴士#エリックマキーバー#ジョシュホフマン#稲葉司#石田アキラ#清本一毅#佃光#啓乕宏之#水野祐樹#小林浩司#鎌田尚純#佃尚能#小杉伊吹#山村もみ夫#竹本祥��#海道力也#死の原惨太郎#賀々贒三#うみのはるか#山口通平#中島悠作#武石昴大#新里猛監
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横浜FCのIN&OUT
2024.1.7 11:00現在
2024年1月7日 14:00〜新体制発表。
STAY
監督 四方田修平
GK 永井堅梧(清水からのレンタル期限延長)
GK 市川暉記(G大阪期限付きから復帰)
GK 遠藤雅己
CB ガブリエウ
CB ンドカ ボニフェイス
CB 岩武克弥
CB 中村拓海
CB 杉田隼
CB 佐藤颯真(特別指定)
DMF ユーリ・ララ
DMF 井上潮音
DMF 三田啓貴
DMF 和田拓也
RWB 山根永遠
LWB 武田英二郎
OMF カプリーニ
OMF 新井瑞希(神戸期限付きから復帰)
ST 小川慶治朗
FW グエン・コン・フォン
CF 伊藤翔
IN
GM 田端秀規←富山強化部長
テクニカルダイレクター 重田征紀←アカデミーヘッドオブコーチ
コーチ 堀孝史(←仙台監督)
アシスタントコーチ 小野信義ヤレ!←ユース監督
GKコーチ 土肥洋一←山口GKコーチ
△GK フェリペ・メギオラーロ←神戸完全
○GK 西方優太郎←トップ昇格
□CB 福森晃斗(31)←札幌期限付き
△LSB レオ・バイーア←金沢完全
○DMF 小倉陽太←早稲田大
□LWB 中野嘉大(30)←湘南期限付き
○LWB 林健吾←トップ昇格
○WB 橋本丈←関東学院大
△FW 森海渡(23)←柏完全
△FW 櫻川ソロモン(22)←千葉完全
△FW 室井慧佑(23)←大宮完全
○FW 宮田和純(22)←流通経済大
△FW 村田透馬←岐阜完全
OUT
GM 昼田宗昭→退任
HCジョン・ハッチンソン→毬
コーチ ジェリー・ペイトン→退任
GK ブロちゃん→岡山完全
GK 大内一生(鹿児島レンタル)→松本完全
CB マテウス・モラエス→仙台完全
CB 吉野恭平→大邱FC(韓国/Kリーグ1)完全
DF 西山大雅→栃木シティ完全
DMF 田部井涼(岡山レンタル)→岡山完全
RWB 近藤友喜→札幌完全
LWB 林幸多郎→町田完全
LWB 橋本健人(山口から期限付き)→徳島完全
OMF 長谷川竜也(東京Vレンタル)→満了
OMF 坂本亘基→山形完全
OMF 高井和馬→満了
FW 石井快征→琉球完全
FW 山下諒也→G大阪完全
FW マルセロ・ヒアン→鳥栖完全
レンタル
GK 六反勇治→琉球期限付
CB ヴァンイヤーデン ショーン→YSCC横浜育成型期限付
OMF 清水悠斗→八戸育成型期限付
DMF 高塩隼生→金沢育成型期限付
DMF 宇田光史朗→高知育成型期限付
OMF 永田洸太朗(オリヴェイレンセレンタル中)
FW 小川航基(NECナイメヘンレンタル中)
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『心射方位図の赤道で待ってる』読書会レジュメ
この記事について
この記事は、文芸同人・ねじれ双角錐群が、2019年の第二十九回文学フリマ東京にて発表した第四小説誌『心射方位図の赤道で待ってる』について、文学フリマでの発表を前に同人メンバーにて実施した読書会のレジュメを公開するものである。メンバーは、事前に共有編集状態のレジュメに自由に感想や意見を書き込み合った上で読書会を実施した。読書会当日の熱気は残念ながらお伝えできないものの、レジュメには各作品を楽しむための観点がちりばめられているように思われる。『心射方位図の赤道で待ってる』読者の方に少しでもお楽しみいただけたならば幸いである。
『心射方位図の赤道で待ってる』についてはこちら
神の裁きと訣別するため
一言感想
実質まちカドまぞく
岸部露伴とジャンケン小僧的な
サウダージを感じる
むらしっと文体はミクロとマクロをシームレスに語るのに向いている、というか何を書いても神話っぽい感じがする。神待ちという地獄に誘う詩人ウェルギリウス的なポジとして冒頭に置かれているのがとてもいい。読者は思わず一切の望みを捨ててしまうだろう
いつもよりむずかしくなくて(?)そのぶんむらしっと文体の魅力に意識を割いて読めた
一読した印象として、古川日出男っぽいなというのがあった
完全なグー まったき真球〜チョキまでのくだり、かっこよさの最大瞬間風速
細部
箇条書きって進むポイントというか切れ目が明確? みたいな感じはあって、ノベルゲー(いや別にノベルゲーでなくても良い。ゲームで)で次のテキストに進むために決定ボタンを押すじゃないですか。なんかそういう感覚がある。箇条書きが一つ一つ切れていることが。
連打していく感じになる
それが後半で長いのがでてきたときに効いてくる
あとなんか連打のだるさみたいなのがあるじゃないですか? 別に箇条書きじゃなくてつながってるのと負荷変わってないはずなのに。ゲームもつながった文章を読むのと変わらんはずだが決定ボタンを押すリズムがこう負荷を作ってるよな。
上記は箇条書きがあげている効果について書いたんだけれども、そもそもどうしてこの作品は箇条書きなんだろうか? その意図というか、狙ったことがあるんだろうか? そこまでないにしてもなぜ箇条書きにしようと思ったんだろうか?
●のシーン。ナツキ(本田圭佑)が導入されてじゃんけんの話をしてこの時点でギミックと言うか、じゃんけん強いというのが、すでに引き込む力がある。じゃんけんからの視点の飛躍、特に蝉が木から落ちる下りで「次の年」っていきなりなるのは良いなと思った。
池袋西口、昔のおとぎ話、宇宙、キムチチャーハン、みたいな、遠近が入り乱れている世界観に特色がある気がする
★の家族のところが印象強くて、いたりいなかったりする兄とか、石を食べて予言をする姉っていうのが、マジックリアリズムな感じもありつつ、グラース家的なイメージも感じたりした。
▲のところで、つまり地の文のまなざしは父性だったということになるんだけど(実質)、それが変質していくというか、悪夢が変形する感じがちょっとあって。おとぎ話はグイグイ来て良い。
じゃんけんに関する要素が入れ子みたいになっている
完全なグー、外界を寄せ付けない孤独の象徴
P16「完全なグーについて」「ナツキの孤独について」で、ナツキがじゃんけんに絶対に勝ってしまい疎まれることが語られる。孤独。
●の部分がグーということなんだろうけど、ここでナンパの男にじゃんけんで勝ち続けて気味悪がられるナツキの孤独が語られている
完全なパー、記録すなわち過去の象徴
P18「完全なパーについて」「ナツキの記憶について」で、ナツキ(というより、「ぼく」)のナツキのはじめてのじゃんけんの記憶が語られる。
★の部分が(この完全なグーチョキパーを語っているところを含めて)ナツキの過去を語っており全体が記録、過去になっている
完全なチョキ、繋がりを切断する、他者との関係の象徴
P21「完全なチョキについて」ここはグーとパーと異なり「ナツキの●●について」という言葉は続かないんだけど、他者との関係、そしてそのつながりの切断についてということになるんだろう。家族のことが語られる
▲の部分が、逆に★の部分で語られなかった相手である「ぼく」、父親との関係とその断絶になっている
P21ではじめてのじゃんけんでナツキに無意識に出された手が、完全なチョキであったことの意味を噛みしめてる感
我が子に関係を「切断」されたということを否定したくて(その完全性を壊したくて)、躍起になったのかな
ところどころナツキが負けたがっていることを知っている描写があり、自分がナツキの完全性を否定することが彼女の救いになることもわかっているはずだ
でもなんか挑発的だし、やっぱり負けたのがすごく悔しかったのかもしれない
官吏(仮)も天体望遠鏡の順番決めでじゃんけんをしていた。むしろじゃんけんのほうをたのしみにしているようにも読める(P14)。
父もナツキに負けたことで、宇宙をいくつかまわって再び勝負をしかけるくらい入れ込んでいた。
父も実はじゃんけん自信ニキだった?
本田圭佑vs本田圭佑
全然関係ないが、じゃんけんする人の国民的ポジションを一瞬で本田圭佑がサザエさんから奪い去ったのすごいな
自信ニキにしてはパー(過去)を出すのにも「失敗したキムチチャーハン」で負けるあたり、舐めていたのか、地力が低かったのか、ナツキが強すぎたのか。
父は抱きしめてやるべきだったんだよこれ。
おとぎ話、これなんなんだ?
最強の手「グーチョキパー」と、官吏が囚人とのじゃんけんで出した手が官吏にしか分からない(グーとチョキとパーいずれかを事後報告できる)ということは、似ている
並行宇宙の話をしてたから、つまり重ね合わせの状態の手を出しているということか(???)
どの宇宙でも勝つように収束する
やけに星がよく見える池袋でナツキたちのちょうど反対側にいた男の故郷(この国でいっとう星がよく見える土地)と、官吏の故郷(星がいっとうよく見える土地というのがこの世界にはある。おれの故郷はそんな場所の一つだ)の類似
わからん。もう少し考えたい
それはちょっと意識してるのかなーとおもったけど、おもったけど、��の先がわからなかったな
よく側を通り過ぎている女二人は官吏の妻と、彼女と密会していた女っぽい(P33)?
あの二人はなんか意味はありそうなんだけど、そうなんですかね? なんか手がかりある?
そもそも官吏の妻が密会していた女っていうのがよくわからん。p33「隣の独り身の女と、三日にいっぺんは会っていた」も最初は読み方がわからないというか、男の誤記か、会っていたの主語は官吏の方かとか考えてしまったから、でもここでその目立つ書き方をしているってことは、通り過ぎている女二人なのかもしれないな、必然性があるはずだと考えるならば。
「~しあわせな結末が待っている/そのまえにすこしだけの試練~(P12)」「おれの女房が、じつはおれのことを好いていない~(P33)」
同性愛で、片方には少なくとも家庭があり云々っていう話で素朴に読んでました。おとぎ話と「現実」が地続きなことを示唆する描写っぽいけど、地続きだとしてどういうことになるのかはまだよくわかりません。
反対側に官吏(仮)がいるので、当然彼女たちのことも見かけているはずだけど、そういうところには踏み込んでいない。
「塔のまわりをぐるぐる回るわたしにまとわりついて、しゃべりはじめた(P30, L9)」
ナツキの父の一人称は「わたし」じゃなくて「ぼく」
ここの「わたし」が「ぼく」の誤りだったら、「実は父の回想でした」筋が通る気がするんだけど
だとしたら反対側にいる男がおとぎ話の官吏で、囚人がナツキの父親なら、ふたりともここにいる/そこにいないのはどういうことかってなるし
おとぎ話パートに一人称が出てきてもなんらおかしくないという当たり前の結論に達した
これがただのおとぎ話だとしたらやっぱり、上記の類似はなに?ってなるな
「官吏のいかさま/それを覆す方法」のどちらかが、ナツキに「勝てる方法(P30, L2)」と対応する?
「つまらない方法」でも「教訓がない」と強調されている
P16で完全なグーチョキパーと「昨日見た夢」が並列に扱われている
おとぎ話との関係ありそうか?
最後のじゃんけんのところ
「親指をひろげて」「人差し指をひろげて」「中指をひろげて」「薬指をとじて」「小指をとじて」なんかじゃんけんの最強の裏の手みたいなやつか?
『ラッキーマン』で勝利マンがじゃんけんで出す最強の手「グーチョキパー」の印象が強かったので読みながらウフフとなった
指を家族にたとえる歌「おはなしゆびさん」
「中指をひろげて おにいさんゆび」って言ってるけどこの宇宙には、もうおにいさんは「すでにいない(P22)」はず
ナツキはおにいさんが「すでにいない」ことを知らないのか
「だからおおむね、いるのだといっていいのだろう(P22)」で解決か
小指=あかちゃんゆび=ナツキ自身
「わたしはもういなくなるから」の意味とは?
めっちゃかっこいいんだが、なんで勝つと神の不在を証明できるんだ?
自分を負かす存在を待っている→やってきた男に勝つ、という構図��、テーマが神待ちだから?
(1)完全性の自覚を打ち砕いてくれるくらい完全なもの(神)に出会いたい→満を持して史上最も期待できそうなやつ(父)が現れるが、勝ってしまう→神の不在に感じ入る
(2)「勝てる方法」を使用してくる父に勝つには「最強の手」を使うしかない→勝つために「最強の手」を使った自分は完全ではなくなった→「じゃんけんの神」であるナツキはいなくなった。(※「最強の手」には完全性が宿らないという前提)
後者だと「わたしはもういなくなるから」に若干繋がりそうな気配があるが……。
「気に入らない男だけれど、負けるのはほんとうらしい(P30)」
実は勝ってないけど負けることによって勝利しているとかそういう話の可能性は、ないか。
なにもわからなくなってきた。
最後のビュレットがないことの意図
ここまでの文が全部、ナツキが最後に出した「最強の手」の動線ってことなのか。
山の神さん
一言感想
広瀬の(声 - 小野大輔)感
笹さんは本当にエッチな男だなあ
広瀬の絶妙なすけべ感がすごいいいんだよな
舞台が大正時代なのもあって、なんとなく森見登美彦風味も感じた
実質ヤマノススメ
過去と未来、機械と人が「重なって」ゆき止揚される様がいい。
私は毎回打倒笹さんを目指してカワイイ女の子を描こうと四苦八苦しているのだが、そんな私の苦闘を尻目に笹さんは毎回さらりと可憐な少女を書いてしまう。私がシャミ子なら笹さんはさながらちよももといえるのではないか? この観点からね群とまちカドまぞくの類似点について指摘したい。
ね群とまちカドまぞくの類似点について指摘するのはやめろ
おもしろい小説を書くのってむずかしい(今回なぜかとくに思った)んだけど(隙自語)笹さんはすごいよ
時代は姉SF
対比的な文体芸が楽しい
ちゃんとそれぞれの文体の思考法でおのおのの結論に至るという意味での必然性もあり
短文が素打ちされていき、隙間にとぼけた感じが挟まれるこの手の文章が自分は好きなんだよなと思った。というか、思えるくらいに自然でうまいというのがある
p58で一瞬ネタにして明示してくれるの親切というか、やっぱりそうなんだ!っていううれしさがあり、かといってそれ以上しつこくネタにしない慎み深さがある
「機械の身体」にたいする各々の対照的な考えが、登山という身体性をともなう行為によって止揚される云々!テーマの消化のしかたがきれい
おれは登山をしたことはほとんどないが……
とまれ、こういう短いキャッチフレーズにまとめられるくらいの主題があるのは大事だよなあといつも思うんですよね……
会話が四コマ漫画を連想させてまんがタイムきららだろ、これ。
意識して読んだらマジ���まんがタイムきららが脳内展開された。
ドキドキビジュアルコミックス
SF的な設定について
ものすごく複雑なことをしてるわけでもないと思うんだけど、人間と機械のきょうだいってのはちょっといろいろ考えがいがありそうなんだよな
血縁がないにもかかわらず姉妹を擬制するというのはひとつの伝統なので……
義姉妹の約を結んだのか……
単純にスペア的な存在のような気が(名前が神籬だし)
医王山登りたいな
プロットで動機や結末などを「重すぎず、軽すぎず」っていう思案してたっぽいけど、それがちゃんと活かされててよいな。
細部
大正15年、大正デモクラシーの流れで前年に男子普通選挙法、昭和が目前、世界恐慌前だしそんな世情はギスギスしてない感じだろうか。張作霖爆殺が昭和3年とかなので徐々に種が撒かれてた感もあるか
舞台は金沢らしい。旧制高校のエリートである
転移時の文章のくずれのかっこよさ、これなにか書くコツとかあるのかな……
実質パプリカ(映画)なんだよな
今敏監督で映画化だ
p52で先を歩かせてるときにスカートがちらちらするのぜったい気にしとるやろがそれを明らかにせず別の理由をつけるあたりのむっつり感
「まったく許しがたいことだ」じゃあないんだよ
p.72「広瀬は次に登る山のことを考え始めた」の爽快感がすごくよかった。
でもじつは神籬のことをめっちゃ考えてたんだけど、私小説的な照れ隠しでこの書きっぷりだった可能性もあるな
エピローグ(p.72の※以降)で広瀬たちと神籬の後日談があることが最高の読後感を提供してくるんだよな
囚獄啓き
一言感想
夜ごと街を走って体力を高めるの草
え、なんで妻は罪を犯したの?
愛だ。小林さんは愛の輪郭線をたどることで愛を浮かびあがらせるのが巧い。直江兼続の兜を想起させる。そして銀河犬が気になる。
いつもよりギュッとしてる
ぼくも同じ印象を持って、最初は漢字のとじひらきがかなり過剰に閉じ寄りになってるからかなと思ったんだけど、むしろいつもより地の文が多く、強めの短文を連打してるからなのかな
どこかに魚が出てくるかなと思ったけど、なかった
ところどころに小林さんの昏い性癖が出てる気がします
冒頭にある「地獄とは心の在り方ではないか」がポイントなんすかね
平等な地獄を作ったは��の主人公が、また別の、その人固有でしかありえない、妻の不在という地獄に……という、やっぱ愛か……
刑罰ってのがそもそも歴史がありその��義などいろいろな話があり現代に照らし返せるものの多い、したがって近未来の世界の「当たり前」がどうなっているかを描くまっとうなSFに向くテーマで、そのへんを上記の愛の話のもう片手として簡潔にまとめてるので、SF!って感じがするのだよな
理屈づけのおもしろさで魅せてく鴻上さんのとか、未来ならではの思索で魅せてく笹さんやばななさんのとあわせて、SFらしさのバリエーションがでてると思う
初読時には時系列というかエピソード間の間隔のことあんま意識して読んでなかったんだけど、妻が事件を起こしてから刑を執行されるまでにけっこう時間が経ってるのがわかって、なかなか大変やなというきもちになった
と言いつつ実はちょっとわかってないんで���が、二人称で語られる断章は(多少その前な箇所もあるとして、おおむね)妻が捕まって以降の話ということでいいのかな?p85の妻への言及とかも相まって自信がないんですが
そもそもそのへんの語り全体が妻の見ている地獄という解釈もあるんだろうけど……(でないとなんで語り手がこんな詳らかに知ってるのかが説明できないというのもあり)
「牛乳を含んだ雑巾」みたいな独特の比喩から小林節を感じる。
SFってガジェット自体の新規性や利便性から話の筋を作るというのもあるんだけど、そういう未来を描くことで(かえってその迂回が)現在に通用する倫理とか問題意識を切実にさせる側面もあるんじゃないか、みたいなこと考えることがあり、これはすごくそれよりな感じがします(感の想)。時代によらず共感しうるものだったり、いま揺れている倫理に地続きの問いだったりが中心に据えられている。んじゃなかろうか。
「あなた」の作る地獄(への道)を「無関心」で舗装していたのは、むしろ妻のほうか(P79の後ろからL5、あるいは全体に漂うフラットな語り口から)? 舗装、とは言い得て妙かもしれない。その下に押しつぶされているもののほうをこそ俺はなんとなく想像してしまう。
妻の犯した過ちには子供の死と、ひょっとしたら、球獄とそれを取り巻く感情が関係している。いる?
平等であるというのは、ある意味残酷なことだ。だからこそふさわしいのだろう。意思が介入せず、全くぶれない罰を与える球獄だからこそ、罪の清算(救済)が可能である。それがどんなに償い難い罪だろうと、いやむしろ償い難いものであるほどそう感じられるのかもしれない。「あなた」による偏執的な研究の日々の傍で失われていったものがあるならば、それらの重さは球獄という完全性への期待に加担する。その信仰は、妻の中にも「あなた」の中にも、いつからかあるはずだ。
「神待ち」に関して
これから堕ちる地獄(世界)の創造主(=神)に「そこ���待っている」という発言をしたことが、テーマに沿っている気がしたんだけど、どうなんだろう。
こういう発言にも妻の「あなた」への共犯意識が垣間見れるし、なんかやっぱり妻の罪の動機と球獄の製作って関わってるよね。そこをあえてすっぽり省いてる気がして。
脳波の逆位相を……という発想がよく考えたみたらどういうことだってところではあるんだけど、とくに瑕疵にらなないのはいいなというのがある
性的快感の逆位相=性的快感以外のすべてがある
妻がいない世界に生きる「あなた」=妻以外のすべてがある世界に生きる「あなた」
ということで、妻の地獄と、それ以降の「あなた」の生活は相似しており、このことがp.90「僕たちは二人並んで閻魔様に裁かれて、それから長い長い地獄に落ちるんだ」に繋がるところがうまいと思った。
細部
終盤で語り手が妻だとわかるみたいな仕掛けはやっぱりグッときちゃうんだよな
p80 パパ活やってて喫茶店のスティックシュガーパクる?と思って笑ってしまった
p81 京文線、なぜか印象に残る。急に架空の(だよな?)固有名詞が差し込まれるのが異質っぽいのかな?(ワイン、とか、省、とか、固有名詞が割と排除されている空気の中で)
「顔が見えていても私はいいんだけどね」「また来ても良い?」普通は、三倍払うと言われてそれに釣られてやってきた女は、こんな好意的な反応を返さないだろうから、そこに都合の良さというか、あるいは記録者による逆のバイアスがあるのかなとか思ったりする
p82「再び端末のキーを押下」エンジニアしぐさ
p84「君の身勝手な自棄で何人の未来を奪ったんだ」なにやらかしたの?
p.86「銀河犬」「(おばあちゃん)その辺で見ませんでしたか?」の台詞がすごく好き。小林さんは一作目からこの手のシュールさを志向している印象がある
記録の語り手が妻っていうのはなるほどねと思った
p.85「それから数年にわたって女はあなたの研究室に通い続けた」以降は、妻が罪を犯した後?
p.88「語りが過ぎた。ここで記録は結ばれ、以降は記録ではなく〜」記録3の後の最後の断章は、妻が地獄執行される場面であり、妻はその場面の記録を執筆できないということを意味している
p.89「私の心は現在どのレイヤーにあるのだろうか。」レイヤー?わからなかった
杞憂
一言感想
中盤からの加速感
これ絶対あれだろと思って読んでたのにやられた
デジタルタトゥーとかそういう意味じゃないけどわかる単語がずるいよな
インディアンのネーミングについて調べてしまった(おもしろい)
この手の一般名詞(?)をそのまま訳して名前として表すやつがなんか知らんが妙に好きなんだよな
ナツメもライチも中国原産っぽい?
原産というか縁がありそう
両方とも滋養強��できるらしい
ちゃんと資料にあたり、ネイティブアメリカンの習俗とかJKリフレの店内の様子とかそういう細かいところをしっかりさせてて、小説の足腰ができている、見習いたいんだ……おれは……神は細部に……
SF的な理屈をいかに飽きさせずに読ませるかってところで、JKリフレとの強引な対応関係をつくる手つきがすげえ上手いんだよな
馴染みのある語彙に変な言葉を紛れさせて地の文で展開する、みたいな
オーバーロードが中年男性に……(さらにはそれがエルクに……)っていう絵面的なおもしろさと設定的な必然性を両立してるのとか、漫才っぽいプレイの流れのなかでちゃんと話進めるところとか
文化盗用とかアーミッシュへの皮肉っぽい視線みたいなのは前回の感動ポルノに通じるところあるよな
バトルシーンの手の込みようとおっぱいで窒息するくだらなさの融合だけで“勝ち”なんだよな……
もしかしてこれをやりたいがためにここまでの全部を作り込んできてないか!?!?!?
古事成語オチをつけてなんかやっぱネイティブアメリカンの伝承の話だった?みたいにするふざけかたも好き
あ、ここから怒涛のあれが来るんだって予感でわくわくしてやはり来て、凄かった。
SF的な設定、未来の世界での娯楽・趣味的的な観点がけっこうよくて
意図されたであろう魅力が初読で存分に伝わるつくりで、かつ細部に注目する部分がたくさん残されているのがめちゃくちゃつよい。
人物やガジェットのネーミング、その他取り扱われている文化へのリスペクトなど。
細部
p97「俺たちの世界の理にして〜」、読み返してみると、焼き脛は序盤からちゃんとわかって言ってんだな……
侍ミーて
「ひょっとするとお忍びで欲望を満たしにきた元老院議員の可能性さえある。」ここクソ笑うんだよな。千と千尋のあれかよ。
「あれこれ無駄な心配をする痴れ者をさして杞憂と呼ぶ習慣」これ文脈的に杞憂じゃなくてマウンティングベアって呼ばれるんじゃないの??
なんか笑った
略されて使用されていくうちに逸れていく、みたいな、なんかそういう言葉いくつかある気がする。いまは思いつかないけど
用語について調べて/考えてみる
赫の終端(レッドコーダ):ハンドラ族の長
赫は赤いこと、勢いが盛んであること。コーダは音楽で終わるあれ。なので日本語とルビは直訳的に対応しているっぽい。レッドコーダーだと、競技プログラミングのあれになる。プログラミング力が高いから長なのか?
ポアソンの分霊獣
ポアソン:名前。有名どころだと数学者? ポアソン分布の。
分霊獣:分霊は分け御霊。獣?
分霊という言葉のもともとの意味は、分け御霊ということ���、コピーして増えるという意味の分けるなんだけど、作中でこの獣の動きとしては、流れを分ける、分配するという意味の様子。
っていうかロードバランサだよな? だからポアソン分布なのか! 待ち行列だから神待ちなんだ!(今更気づいたの俺だけか?)
待ち行列SFらしいということは垣間みえていたんですけど、まさかこんなん出てくると思わんやろ
杞憂(キユー)
杞憂は空が落ちてくることを心配した故事成語。カタカナでキユウではなくキユーなのはなにか意味あるのかな。待ち行列のキュー?
あー!なんで杞憂なのかと思ってたら、そうか、queueか!気づかなかった……
キューとかレッドコーダーみたいな二重の意味、他のやつにもそういうのあるんじゃないかと思ったけどわからんな
キノコジュース
一言感想
光――
初手「ふざけるなよ」と感想を書こうとしていたんですが、本人がふざけているつもりないとしたらめちゃくちゃ失礼になってしまうな、と口をつぐんでいました。やはりふざけるなよでよさそうです。
そういう意味では、我々としてはかなり楽しく読めるんですが、どこまで本気でやってるのか測れない距離の読者からすれば、読んでいて不安になる可能性もあるのかもですね
購入者の感想がたのしみです(なんなら自分の作品よりも)
ふざけどころの緩急がすき
ナンセンス漫画ってやっぱ絵があるからこそギリギリ成り立つもんなのかなあと思っていたところ、それを小説で成り立たせてる腕力がすごい
理路のつながらなさをゲーム的な世界観と苦しむ顔がかわいい女を好きな思い込みの激しい男とでギリギリもたせている感じというか、一般のナンセンス文学の退屈さを補う怒涛のクリシェというか
ほかの人のはそれぞれに「自分もこういうのできるようになりたい」という部分があり、その一方で「だけど本当にそれが書けるようになることを自分は求めてるのか?」という立ち止まりもあるなかで、国戸さんのは心情的に共感みがすごいんだよな。「これをやりたいし、これをやればおれのやりたいことができるのか!」みたいな
好き。酒呑みながらブコウスキー読んだときとおんなじ仕合わせな気持ちになる作品。
実際完敗した感じはあるんだよな。旋風こよりを前にした上矢あがりみたいな。
国戸さんの料理好きな部分が出てるのか。登場する食べ物飲み物が気になる。苔とか。
笑えすぎて本当にずるい
細部
すべてが細部なので読みながら挙げていきます(正直一文一文挙げてきたいところはあるんだが……)
そもそも冒頭の大剣のくだりからしていきなりバカにしてて、そこから「エロい体」の「悪魔系の魔物」が出てきて(系ってなんだよ)、ハートがパチン、そして光——の畳み掛けで完全に引き込まれちゃうんだよな
本当に最初の3行ですごいじわじわきたところに「セクシーで人間と同じ形状をしたエロい体の悪魔系の魔物」でトドメ刺されるんだよな。笑えすぎる。
くっそお、俺はこいつが好きだ
「大型魔物」、「の」を入れないのが良い
最強の二人のもう片方、だれだっけて
双剣を捨てる言い訳から店主を攻撃して半殺しってところまで一文一文笑いどころしかない
全体的にそうだという気もするんだけど、とくに「ルシエは用心棒で〜」からのくだり、なんか妙にサガフロ2を思い出したんだよな
キノコジュースのくだり正直まったく不要で、リアリティを増すための習俗の描写を馬鹿にしまくってる感がある
そういう意味ではその前の鴻上さんの緻密さと対比的でおもしろいな
「戦闘で、全力でしゃべってるんだと感じた」突然詩的になるな+ペンダントのくだりの思い込みの激しさ
いきなり世界が壊れだしてから第三世界の長井みがこれまでにも増して、ちゃんとゲームの世界なんですよという無用の目配せに笑ってしまうんだよな
素直に強く反省する主人公
p136の唐突な暴力描写の投げやりっぷり
「まさか点滅して消えるだなんて」ほんと好き
「その勢いは凄まじく、まるで矢のような勢いで飛び込んで来たのだ。」ここも好き
ひかりごけをいきなり食って、しかも飢えた人間へと連想をつなげるのをやめろ
もうこのあたり完全にゾーン入ってるんだよな、一文一文が常に笑える
「強い恐怖は、それまで持っていた弱い恐怖を克服する」の決め台詞感に至るまでの思考回路がくだらなすぎる
玉ねぎの連想から無理やり涙につなげて、象徴にもなってない象徴を引っ張り出したうえで「確かに」と結論づけさせるのすごすぎる
「過去の出来事が現在の状況を暗示している」みたいなありがちなアレをばかにしてる
いきなり寝ている、いきなり寝るな
「すると〜」からの段落の描写の雑さが主人公の現実認識の雑さを象徴しててめちゃくちゃいいんだよな
ダグラスの登場あたりからやにわに話が盛り上がるのだが(そもそもこれで盛り上がってる感がちゃんと出てるのがまずすごい)、インベントリがいっぱいなことを心配したり速い虫の話をしたりさらには親の回想がはじまったりしてこいつ集中力がなさすぎないか?
とても速いなにかしらの虫ってなんなんだよ、ほんとに。何回読んでも笑ってしまう
でもなんかちょっとかっこいいんだよな
p140からのなんかいいこと言ってる感の空虚さがすごいし、そもそもなんでダグラス現出してんだよだし、それらすべてが学校の机でガタンの恥ずかしさとなんかしらんが妙にリンクしてる感じがして凄みがすごい
「あれ、これだいぶ前にもやらなかったか?」で突然我に返って、読んでる方も一瞬我に返り、ページをめくると最終ページの登場である
「苦しそうな顔が〜」で最後までふざけて、ロケットが開くのもなんか勢いで、それから光——ではないんだよ
まさしく腕力
リュシー (Lucie)は、フランス語の女性名。 ラテン語の男性名ルキウス(Lucius)に対応した女性名ルキア(Lucia)に由来し、『光』を意味する。
蟹と待ち合わせ
一言感想
マァンドリン
わりと文章が硬質なんだけど擬音語擬態語とか、こういう音声的な話を印象的に使ってくる印象がばななさんにあったけど今回それが強まっている気がする
いつもより書いてて楽しそうな印象をうけた
どこかでも書いたがばななさんの導入いつもよいと思う(導入以外が、という話ではなく)
今作はわりとエキゾチックなんだよな。キャノンビーチの鳥居を蟹がくぐる光景がエモい。
全体的にアルカイックなのは意識の誕生以前の世界への回帰だからか。
おなじ文献に着想を得てるのに杞憂との落差よ。
御神体フェチ
毎回SFギミックがハードコアではあるのだけど今回もそうで、そのうえ↓の書き手の感想にあるとおり、実際書き方がより挑戦的になってる
んだけど、それなのに!夏の島のバカンスの雰囲気に包まれててめちゃくちゃさわやかなんだよな、なんなんだよ
そう、すごくさわやかなんだよな……本当に
ずっと空と海を描いていて、そのうつくしさは質感としては憧憬に近いんだけど、ラストで急にその突き抜ける青さが手元に戻ってきて調和するのがすきなんだ
人類補完でなにが起こるかのところにこの回答持ってきたのは(↓で書いた情報の出し方のおかげもきっとあるんだけど、個人的な考えとしても)個人的にはめちゃくちゃ納得感がある
収録作のなかでもアジテーション的で、わりと全体通してゆっくりアジってくるので「たしかにそうだよな……」みたいな納得感がある。あるよな?
「鯨」で強めの主張をしてからの「石球」での転調、そこからラストの「蟹」で落とす流れがきれい
というか、全体的に情報の出し方のコントロールという基本ががうまいんだよな。我慢できなくて設定語りしちゃわない?おれは我慢汁出ちゃう!
細部
ちょっと入り組んでいるので整理を試みます(みなさん適宜修正してくれ):
人類
全体と言語野を共有している
読む限り電脳である以外、形としては「普通の人間」でよさそう?
現代から100年後が舞台であること(そう遠くなく、まだ最後の電脳化が終わって間もない)、人間の肉体として考えて不自然な描写が出てこないこと
もし「異形」であるなら、相応の描写があっていいはず
自然な人間の形であるからこそ「四本足」や「七つの目」という描写が活きているんじゃないかと思って
しかし、なんでもいいというのも、この話の主題のひとつだ
「アラスカやシベリアの軍事拠点と並び、地球上で全住民の接続を完了した最後の地のうちの一つだった(P152)」
語り手たちはまだ完全に統合しておらず「人間らしい」雑念に溢れている(ように語っている、が)
笠木
御神体「ヘイスタック・ロック」
「キャノンビーチ」
笠木グループ:腕が各2本、脚が各2本の3体か
彼らの姿を想像することにあまり意味はなさそうだがいちおう
肉体(?)の数と一人称複数形のバリエーションの数は一致しない
p146で「三つの肉体」とあるから上記の解釈をしたんだと思うけど、最初読んだときそう読み取っていなかったのでなるほどと思った。何故かはよくわからないが、6本腕(兼ねる、脚)がある物理的には1つの塊を最初イメージした。p145で「七つの瞳」(3では割り切れない)とか、「三つの声、四つの声」とか書いてあるのを読んで、あまり整合的にわかりやすい体の形をしたものが何体かいるみたいな状況じゃないんだろうなと思ってしまったので。
でも油圧ショベルを操縦してるから、人間みたいな形をしているのだろうか(人間向けの油圧ショベルなのかどうかは定かではないが)
瞳のひとつは「対流圏から熱圏にいたる範囲を巡航する種々の飛行撮影機と衛星によって構成された視線(P163)」とのこと
なるほど!!
どうも彼らは記録をしているらしいことがわかる
マンドリングループ(たぶん)とは異なる一人称複数的な主体を維持しており、(一方的であれ)独立性を保てるらしいことがわかる
性交は非対称的な行為であること
「私たちは背中が三つある獣(P147)」すごいな
マンドリン
御神体「鯨→海自体へのイメージ」(仮)
マンドリングループ:腕が計6本、脚は計4本
……とあるけれど、海岸を歩んでいない2本があったりするかもしれないか
人類全体の意識(というべきではないかもしれないが)が共有されており、各々の肉体は物理的な入出力器官として位置付けられている、入れ替わることもあるていど自由っぽいことがわかる
「四本の足(P150)」という表現、ひとりはかならず共用スペースで開発をこなしているという描写(ここすき)
「肉体と精神の求めに応じて」とあるので海岸を散策する肉体も実際に交代してそうな雰囲気がある
「巨大な一つの意思たる海、それを身に纏う美しい惑星(P154)」(『ソラリス』だ)に自分たちの集合知としての存在を重ねる
パレイドリアがそれなり大事そうな概念として導入される
大戦があったこと、舞台が太平洋の群島であることなど、若干の歴史や場所の情報
環礁・核実験・地形などの情報からビキニ環礁だと思われる
鯨
鯨グループ:7つの眼
あとの「蟹」を読むかぎりでは笠木グループと同一であると思われるが……
パレイドリアの話の続きとして:自他の境界がない(このへんが神々の沈黙っぽい)→パターンを形作ることが���きず、生の感覚(?)としてしか受容できないみたいな話になってくる(現代的に見れば統合の失調ではある)
人間の意識(?)が完全に同一化するまでの過渡期らしいことがわかる
石球
御神体「石球」
「2121年9月のアラスカ」と明確に述べられている
時系列的にはちょっと前のように見えるが、正直よくわかってない
夢:イリアスっぽい描写
このへんも神々の沈黙で、ゆうたら「自他の境界がない、昔バージョン」の話
「開いた」球
視覚的な描写ができない、よね?
蟹
笠木グループっぽい
7つのうちのひとつの瞳が別の夢を見たらしい
俯瞰することの話ふただび
ここまでときどき出てくる語りのアップロードなどなどの話から徐々に彼らの生態の全体像が見えてくる形になってる
小さなボートのなかに女
「人類すべての言語野がつながったのが、いまからちょうど半年前(P152)」で七つ目の瞳は「一年以上にわたって(P160)」漂流していた女を見ていた(という夢を見ていた?)
P158で大地が揺れたことと関係がありそうなんだけど
鳥居をくぐる。今まで、あえて鳥居をくぐることはしなかった(P161)
純粋な観測者であるはずの7つ目の瞳が女をとらえて震える
「間近で見た御神体の岩肌は、海鳥の糞にまみれて白く汚れていた(P164)」は単純に美醜の描写を行ったり来たりすることで対象の存在感が強まるという効果もあるんだけど、もしかしたら「岩→女」への神性の移行ともとれる
女は一人称単数でしゃべる
濃い日焼け、脇毛ぼうぼう、乳に蟹
その前の段落の「あたしはようやく目を覚ます」の主体がちょっとあいまいで、おそらくこの女なのだけど、どうもここまでの一人称複数であった人間たちのうちの一個体のようにも読める……読めない?
むずかしい……最後の台詞の読解にかかっている気がする
ここで個としての人間が復活しているらしく、たしかにしているっぽいのだが
システムの「手足」に回収されつつある在りかたを、独立した「動物」のほうに引き戻してくれたらということなんだろうけど、この言いかただとそういう流れは止まらないと展望している
しかし七つ目の瞳のほうは、純粋な観測者としてあるまじき挙動をしていて……
もはや個を剥奪された端末になりつつある人間から全体への、人間性の逆流? といえばいいのか?
鳥居(文脈から切り離された木一般の意味が異邦で再構築される)というのが、いや鳥居に限らず漂着物の再構築などが(マンドリンもそうだ)、女の登場と構造的に対応しているように思う
単純な近似ではなく、その異質さを強調するための
イリアスパートの「怒り」は、システムに回収されつつある生の叫び(全体的な語りから読み取れる)に沿っている気がする(捕らわれたクリューセーイスの奪還と、漂着した「女」の物語的な関係やいかに。未読なので詳しくはわかりません)
鯨も同様、またソラリスの話も寓意に富む
女、オフラインなのかな(最後の台詞からははっきりと推測できない)
書こうか迷ったが、もしかしたら「正体」があるんじゃないか
P150の環礁・核実験・軍艦というワード(七つ目の瞳では観測できない海底)
ビキニ環礁のクロスロード作戦
鳥居への祈りから、日本の軍艦を連想
クロスロード作戦で沈没した日本艦は長門・酒匂
軍艦の擬人化と言えば艦これ・アズレン
双方のキャラクターの特性に照らす
「あたし」という一人称と「ささやかな乳房」という情報
「酒匂」ちゃん??
艦これの話か?
なんかこうもっとロジカルに導きたいんだけど、まだひらめきに近い
でもこう読むとすっと入ってくる描写とかある気がするんだよ
海への柔らかい執着とか、肉体の話とか
深海棲艦説としか思えなくなってきた
あー、なんかそっちっぽい!
最後の台詞がわかった気がする
元の肉体(艦)が(七つ目の瞳以外に)憧憬?をもって観測されつづけたことによって顕現できた、みたいなことか?
どうなんや
元あたし(傍点)じゃん?
いくつもあった「すれ違う」描写、しかし最後に「越境」して交わり、岐路に立つ!
つまり女の漂着は人類にとっての“クロスロード”だったんだよ!!!(キバヤシ)
ブロックバスター
一言感想
コインを振る。裏。←かっこいい
まったくわからないんだけど、いつもよりわかるよな
Cの盛り上がりがBとDのクライマックスと呼応していく感じが好き
読後感すごくいいからやっぱりこれ最後配置で正解なんだよな
津浦さんの作品一番難解なんだけど、なんか童話的な柔らかさがあるんだよな
ポリフォニック(ね群メンバーの作品は全体的にそうかもだけど)
こーしーもう一杯
王の祈る姿が比例して増えた←感謝の正拳突きしそう
細かな表現のかっこよさはもはや言うに及ばずなんだよな
Aの語りに出てくるモチーフの並置の伸縮自在さとか
あと「その大きさはもはや比喩の範疇を超えて唯一だった」がめっちゃ好き
挙げてくとキリがないのでやめます
細部
こっちもまずは整理してみる(修正求む)構成:4幕。
(1) p.168「「世界」という言葉がきらいだった」
(2) p.171「「世界」という言葉は、ずっと昔のあいまいな約束だった」
(3) p.174「「世界」という言葉は、その実なにも説明できていない」
(4) p.177「「世界」という言葉が薄い殻から芽吹くとき、その平熱の期待を逃してはならない」
語りの種類:5種類。
A:ほかと同じ明朝体のやつ
各挿話の最初に置かれ、「「世界」という言葉」からはじまる
p.168は病院に行く(お見舞い?)シーン?
p173「恋人の手」と「犬のクソ」は素晴らしいものと価値のないものを表しておりそれらを混同しないとみんな言いはるんだけど実際には紙一重だ、みたいなことを言っているように読み取れる、一方でp174では「生きている私たち」の強調によって、両者はいずれ���生命を示しているというふうにも止揚されてくる
p.177「意味のある対象が〜
B:丸ゴシックのやつ
母を知らず、物語を作るハルと、魚から這い出したところを見つかった、八つ目の毛玉のキャット
八つ目!魚から!Cの「ものども」あるいは王だ!
母を知らないっていう宣言的な言い方がDとの関係というか、そういうものを感じる
p171「私は無垢を演じているのではないかと~」からも、直截的にはそういう読み方が誘発されると思った。Dの母との問題を無視した空想の世界。p171の描写は作り物感を補強している。p172「自身のスペアを要請」
世界の果てでコインを投げる
世界の果てが出てきて殻を破るって実質ウテナじゃん
p.180「あるいは誰かのその前駆が私と私の世界を作ったのだとしたら〜」エフェメラルな雰囲気がする
最後に揺れて、そのあと魚、でもって「彼」は(世界の)棘を持つ、(Cの)大亀だわな…
C:教科書体(?)のやつ←例のクレー
彷徨し、「世界の棘」を持つ大亀、王とものども
p.183より、ものども(たぶん王も)八つ目である
最後、魚がめっちゃとんできて世界の殻が壊れる
p.183Bによれば、Bにおける「物語」が世界と同一視できそうではある
D:薄めの丸ゴシックのやつ
現代劇っぽさのあるわたし(空想が好き、大学は文学部、就職に困る)と母。二人は折り合いが悪い
p178「世界に目を向けて」という母親の言葉とそれに従わずに目を閉じる私。「世界」という言葉への反発はAにつながっているように思う。
目を閉じて以降、空に魚が出現し母が消えるので、ここで世界に背を向けたように感じられる。というかp182のBにシーン的には合流しているように読める。丸ゴシック繋がりもあり。
ふと思ったがここの「わたし」が神待ち行為を行なっていた可能性があるぞ!!!!(ないです)
最後、やっぱ空に魚(バラクーダ!)が出現する。母はいなくな
E:薄めの明朝体のやつ
わたしと「彼女」(母性を感じはする)、あやとり
p.174「わたしは彼女の暇潰しの相手に過ぎない」が、その前のp.173B「気晴らし」につながらなくはなくて、そうなると物語自体ってことになるのか?
p.183「名づけたのは他でもない、わたしだ」。「世界」を?「世界の棘」を?
「ふだん浮遊している〜彼の棘はもたらす」らしいぞ!(だいじそう)
ストーリー性は希薄で、間投される語り
p.183、やっぱ魚は大亀の斥候なんだよな
あ、ここに寝室(Dの末尾の舞台)出てくんじゃん
あえて階層構造を仮定するなら、基底から順にD→B(Dのわたしの空想あるいは物語)→C(Bのハルの物語)で、大亀による崩壊がC→B→Dと還流してるように読めなくはない気はするんだけども……(BとDは……つーか、いうたら全部上下がなく並列でもいけるか)。で、それで世界がつながるのはわかる。じゃあ「その外に残された」の外って?(火じたいは王の演説にも出てくる)
レイヤーを想定しちゃうのは悪い癖だな。読み返してたらあんま上下関係ない説の方が強まってきた
自分だったらレイヤーを想定して書くのだろうが、多分作風的にはレイヤーとかじゃないんだと思う。しかし相互の関係性とかが変奏していく感じがあって良いんだよな
テーマについて
神待ち
神の裁きと訣別するため:自分を負かす誰かを待っている→勝って神の不在を証明
山の神さん:神待ちアプリ
囚獄啓き: 「地獄とは神の不在なり」なので、不在なんじゃないかな
杞憂:中年男性(世界を維持するための計算資源→神?)待ち、待ち行列理論
キノコジュース:ルシエが宮殿で完全性を持つであろう存在を待っていたこと
蟹と待ち合わせ:蟹待ち
ブロックバスター:亀待ち
むりやりまとめると、神待ちの「神」を、原義側に寄せた、圧倒的なものとか完全なものとかでとって書いたのが多数派、という感じだろうか
とどのつまりは祈りだ。
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『殺さない彼と死なない彼女』本編映像・場面写真公開!
「何度読んでも泣いてしまう」「心が洗われる」「明日も頑張って生きようと思える」―Twitterに投稿した四コマ漫画が多くの読者の胸を打ち、熱狂的な支持を集める漫画家・世紀末の処女作にして代表作「殺さない彼と死なない彼女」(KADOKAWA刊)が実写映画化、11月15日(金)全国公開となります(配給:KADOKAWA/ポニーキャニオン)。 W主演の間宮祥太朗&桜井日奈子が演じるのは、「殺す」が口癖でスマホ依存症の無気力少年・小坂れいと「死にたい」が口癖の心優しきネガティブ少女・鹿野なな。さ��に、恒松祐里、堀田真由、箭内夢菜、ゆうたろう、金子大地、中尾暢樹ら2019年最注目の瑞々しい魅力溢れる若手俳優たちの豪華競演が実現。彼らが織りなす不器用で純粋な少年少女たちを巡る三つの物語は、やがて思いがけない結末へ―。 すべての孤独をあたたかく癒す、予測不能の感動作が誕生しました。 この度、桜井日奈子のパブリックイメージからギャップがある役柄・鹿野を切り取った場面写真と本編映像が公開となります。本作の小林啓一監督が、リストカット常習者で“死にたがり”な少女・鹿野ななを演じる桜井日奈子について、「今回、桜井さんは世間のイメージと一番ギャップのある役柄を演じていて、ある意味“殻を破った”作品になるんじゃないかと思う」と語っているが、そのギャップのある一面を切り取った場面写真と本編映像が公開された。
<本編映像はこちら>
場面写真の鹿野が加えているイカ焼きは、小坂(間宮祥太朗)が買ってきて「食え」と差し出したものだ。少しかじるだけだったはずが、勢いよくかぶりつき、偶然にもイカ焼きを丸々くわえた状況が生まれ、本編ではくわえたまま「おいひぃ!」としっかりセリフを言っている。この作品では、小林監督がシーンごとにかなりの数のテイクを重ねて撮影したが、アドリブ的な面白さが受け入れられ、リテイク無しとなった珍しいシーンだ。
本編映像は、学校からの帰り道での小坂と鹿野の不器用で口の悪い会話にクスリと笑えるシーンだ。小坂が少し後ろを歩く鹿野になにか言ってほしそうに何度も振り返る。しびれを切らしたかのように小坂が「......なぁ、お前、なんか気づかない?今日」と話を振るが、それでも鹿野はわからない。小坂が気付いてほしかったのは、「俺の髪型!分け目がいつもと逆だろーが!言わせんなよ」と、まさかの分け目の違い。が、鹿野は「どうした?今のお前、世界で一番めんどくせーぞ」と冷静に半ばあきれ顔で一蹴。小坂は「うっせえ、殺すぞ!」といつもの口癖を言いながら分け目をもとに戻す。小坂はツンデレな一面を露呈させたのか、それとも鹿野との会話を盛り上げるためのやさしさからの渾身の話題なのか?対する鹿野の低いテンションや殺伐とした言葉遣い、小坂とのやりとりについて、今までは、対照的なキラキラした雰囲気の女子高生役が多かった桜井は、「作り込み過ぎていないテンションで、やり取りがすごく心地の良かったです」と、より自分に合っている役であるとも語っている。また、本作は照明を使わず自然光のみで撮影をしたが、絶妙な光を感じることができるシーンだ。そんな二人を待ち受ける衝撃の事件とはいったい何か?タイトルに秘められた謎とともに、予測不能なラブストーリーに期待が高まる。
【STORY】 すべての孤独をあたたかく癒す、予測不能の感動作! 衝撃のラスト、タイトルの本当の意味に涙する。 何にも興味が持てず、退屈な高校生活を送っていた少年・小坂れい(間宮祥太朗)は、リストカット常習者で“死にたがり”の少女・鹿野なな(桜井日奈子)に出会う。それまで周囲から孤立していた二人は、<ハチの埋葬>をきっかけ同じ時間をともに過ごすようになる。不器用なやりとりを繰り返しながらも、自分を受け入れ、そばに寄り添ってくれるあたたかな存在―そんな相手との出会いは、互いの心の傷を癒し、二人は前を向いて歩み出していくのだが......。
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【作品情報】 『殺さない彼と死なない彼女』
■監督・脚本:小林啓一 ■出演:間宮祥太朗 桜井日奈子 恒松祐里 堀田真由 箭内夢菜 ゆうたろう 金子大地 中尾暢樹/佐藤玲 佐津川愛美/森口 ■原作:世紀末「殺さない彼と死なない彼女」(KADOKAWA刊) ■主題歌:「はなびら」奥華子(PONY CANYON) ■製作:「殺さない彼と死なない彼女」製作委員会 ■制作プロダクション:マイケルギオン ■配給:KADOKAWA/ポニーキャニオン
©2019映画『殺さない彼と死なない彼女』製作委員会
情報提供:ヨアケ
11月15日(金)新宿バルト9ほか全国ロードショー!
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公開記念舞台挨拶を実施しました
【恋する女性が光って視える男】と【3人の女子大生】が【恋の定義】を巡って大論争を繰り広げる文科系哲学恋愛映画『恋は光』が6月17日(金)より全国公開され、公開記念舞台挨拶が6月18日(土)、TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、神尾楓珠さん、西野七瀬さん、平祐奈さん、馬場ふみかさん、小林啓一監督が参加した。
恋する女性が光って視えるという特異な体質ゆえ、恋を遠ざけていた主人公・西条を演じた神尾さんは「ようやく公開することができて嬉しいです」、西条の幼なじみでずっと想いを寄せながらも、気持ちを打ち明けられない北代を演じた西野さんは「皆さんの感想を早く知りたいです」、携帯も持たずネットも観ない浮世離れした存在で、恋を探究する文学少女・東雲を演じた平さんは「一年前に撮影をしていた作品が、こうやって今皆さんに観て頂けて嬉しいです」、人の彼氏が欲しくなってしまう、自分の気持ちに正直な宿木を演じた馬場さんは「今日は楽しくお話できたらいいなと思います」と、それぞれコメント。
17日にようやく公開を迎え、小林啓一監督は「本作は4年近くかけて作った作品ですので、感慨深いものがあります。評価というよりも、シンプルに『好き』と言ってもらえる方が、この作品が愛されている感じがして嬉しいです」と公開の喜びを語る。
既に本作を鑑賞した人からは、『実際に“恋とはなんぞや?”を劇中の4人と一緒に考えたくなった』という声や、『恋したくなった!』という声が多数寄せられている。
映画を通して「恋」についての考え方が変わったり、新たな発見はあったのか?という質問に対して、神尾さんは「普段恋について考えることってなかなかありませんが、撮影期間中は恋についてずっと考えていました。恋について感覚的に思っていることをこの映画で言語化してもらえたので、こういうことだったんだなという発見はすごくありました。仕事も恋しているとより頑張ろうと思いますし、恋は人生のモチベーションになると思います」
西野さんは「劇中の中で出てくる言葉や答えに、なるほどと思いました。恋は人それぞれ。人に限らずモノだったり場所だったり、色んな恋があると思います」
平さんは「東雲は恋を知りたくて論理的な方向からアプローチしていきます。現場でもみんなと話していましたが、結局宿木が言っている『好きになったらそれが恋』というのがシンプルでしっくりくるなと思いました。恋とは、自分の見ている景色がピンク色になること。景色が変わって彩豊かになることです」
馬場さんは「ここまで恋について考えたことはありませんでした。宿木が言っているように、『好きになったらそれが恋じゃん』と私も思いました」
と、この映画を通して考えるそれぞれの恋の定義を披露した。
最後に、小林監督より「今まだ少し暗い世の中だと思うので、この映画を観て元気になってもらったり、恋っていいなと改めて思ってもらいたくてこの映画を作りました。キャストはじめスタッフ一丸となって作った作品です。ぜひご覧ください」
馬場さんは「文科系哲学恋愛映画と言っていますが、本当に今まで観たことのない新しい恋愛映画だなと私も実際に観て思いました。皆さん、自分自身の恋について色々考えていただけたらと思います」
平さんは「個性豊かなキャラクターで、恋についてそれぞれの考えがあるので、感情移入できる推しキャラを作りながら楽しんでいただけたらいいなと思います。沢山の人が恋を考えるきっかけになる作品になったら嬉しいです」
西野さんは「恋することの楽しさや切なさをみることのできる作品です。ぜひお友達や好きな人、恋人を誘って観てください。観終わった後に、恋について皆さんで論争してもらうのもの楽しいかなと思います」
神尾さんは「ストーリーも面白いですし、キャラクターもクセがあって面白いです。クスッと笑えるところがあって、最後はグッとくるところもある、王道のラブストリーが繰り広げられているわけではありませんが、恋がしたいなと思える作品になっていると思います」
とメッセージを送った。
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みんなで “殺カレ死カノ”を語ろう 公開記念トークイベント最終回!スペシャル生コメンタリー上映会 開催決定!
ここまでやってきた公開記念トークイベントも最終回。 今回はスペシャル生コメンタリー上映会ということで、キャストと監督がお客様と一緒に映画を見ながら本作について語り尽くします!!! ゲストは、間宮祥太朗さん、ゆうたろうさん、小林啓一監督、 MCは映画解説者の中井圭さんにつとめていただきます❣️
通常の映画上映とは異なりますので、事前に一度映画をご覧になってからご参加いただくことをおすすめします!さらにイベントをお楽しみいただけること間違いなしです💥
たくさんのご来場をお待ちしております✨
公開記念トークイベント最終回!
[日程]12月20日(金) [時間]19:00の回 [場所]新宿バルト9 [ゲスト]間宮祥太朗、ゆうたろう、小林啓一監督(以上予定) [MC]中井圭(映画解説者) ※ゲストは予告なく変更になる場合がございますので、予めご了承ください。
<来場者特典> サントラver.小坂&鹿野 イラストポストカード✨
<料金/席種> 全席指定1,900円
<チケット販売方法> ※チケットは完売いたしました※ ■劇場オンライン予約「KINEZO」… 12/14(土)0:00(=12/13(金)24:00) ■劇場窓口… 12/14(土)劇場オープン~(残席ある場合のみ) 購入は「新宿バルト9」公式HP(https://tjoy.jp/shinjuku_wald9)もしくはキネパスアプリから
≪その他の注意事項≫ ※映画上映中、マイクを通しスタッフによる生コメントが入る上映会です。通常の上映より小さい音声レベルでの上映となります。 ※特別興行の為、ムビチケ、各種割引(シニア・学生・小人等を含む)・各種招待券は、ご使用いただけません。 ※全席指定・定員入替制での上映となり、専用のチケットをお持ちでない方はご覧になれません。 ※場内でのカメラ(携帯カメラ含む)・ビデオによる撮影、録音等は固くお断りいたします。 ※転売目的でのご購入は、固くお断りいたします。 ※内容はすべて予定です。登壇者及び内容は、予告なしに変更する場合がございます。 ※いかなる事情が生じましても、ご購入・お引換後のチケットの変更や払い戻しはできません。 ※当日はマスコミによる取材が入る可能性がございます。その際、お客様が映像等に映り込む可能性もございますので、予めご了承ください。
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