#小さな石祠
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糸島・伊都国宮地嶽神社(4)小さな石祠
社殿の反対側、小さな丘陵の上です。( ↓ 駐車スペース)
人工の土塁でしょうか、古墳ぽい印象を受けました。
その上に江戸時代に建てられた小さな石祠があり、そこには吉備真備(怡土城址でも名前が出てきました)が熊野神社を祭った経緯とその後が記されているそうです。
「奈良時代に吉備真備が唐に渡るときに航海安全のために和歌山の熊野三社の神様をこの地に祀った。→ 平安時代になって別の場所(東正八幡宮)に遷した。→ 山上に何も無い時期が続いて江戸代になると、この地が忘れ去られることを恐れた人々が宗像の宮地嶽神社の分霊を奉祀した。」と言うことのようです。(後日調べ)
↑ 峰弘翁とは?(峰弘翁之碑) ↓ マウンドの上の石祠(熊野宮旧跡)
正面・西面
北面
東面
南面
> YouTube(12分44秒)
2023.4.28 ~ つづく
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2年目3月31日のゼルダの伝説Breath of The Wild配信中に頂いたお手書きです
シーカー族は英雄が開ける宝箱に武器防具でなく石ころしか入れないけちんぼ民族
何の事かというと祠の宝箱の報酬が思ったよりしょぼかった事に対して何となく「けち」とこぼした言い方が可愛かったとのことでその様子を描いて頂いた一枚になります
眉をひそめて肩をすくめる小さな仕草で不満をいっぱいに表してて可愛い!
VOICEROID読み上げの噛み合いによって生まれる声の響き方や絶妙なかわいさをこうやって拡げて貰えるのは何度してもらっても嬉しいです
それはそれとしてシーカー族がケチであろうとなかろうといつしか祠の宝箱を開ける事は中身を貰う事ではなく開ける事自体が目的となっていくのであった…
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零の会
2023年10月5日
於:佃区民館
坊城俊樹選 岡田順子選
坊城俊樹出句
坊城俊樹出句
秋の雨佃小橋は江戸の雨 日の出湯の煙突が吐く秋の雲 白子らの秋声を売る佃煮屋 もんじや焼秋暖簾へと女子衆 天安の佃煮だけが薫る秋 秋の路地曲れば曾て逢ひし猫 天安に秋の鱓が五万匹 迷ひ入るなんじやもんじやの秋簾 終焉の花街に添ひ秋の雨 淑女らは秋のもんじやへ釣られ入る
坊城俊樹選特選句
坊城俊樹選 特選句
佃煮屋女将可憐に秋灯す 三郎 日の出湯の向かうの橋の霧に逢ふ きみよ 月島は雨の匂ひや秋簾 和子 秋簾上げて佃の朝となり 三郎 秋の声雨に変はりてトタン屋根 小鳥 秋深し佃に垂らす赤き泛子 千種 秋草に触れて艶めく道祖神 きみよ 秋潮に揺れる小舟の齢かな 三郎 路地奥に秋雨知らぬ仏をり きみよ
坊城俊樹選▲問題句
こしあんに軍配秋のもんじや屋に はるか
坊城俊樹選並選句
運河古る秋さぶものに船溜り はるか 駄菓子屋のこわれせんべい昼の虫 美紀 帰り道まだ鯊釣りは雨の中 小鳥 小鳥来よお好み焼の乱れ食ひ 昌文 たどり着く路地の地蔵やちちろ鳴く 毬子 もんじや屋の埃吸ひ寄せ秋灯 小鳥 葉鶏頭佃の路地を噴くやうに 千種 秋思かな摩天楼には千の窓 光子 曼珠沙華毀るるときも直立に 光子 あの人のいつも下向く赤い羽根 和子 曼珠沙華すがれ紙縒のやうな雨 順子 天安の暖簾ボロボロ深き秋 佑天 エンジン音ぽぽぽぽ秋の潮止まり 昌文 角打ちへ秋雨傘の某か 順子 釣人も烏も釣果なき秋ぞ 毬子 潮風が押す蘆原の紫に 光子 傘たたむへくそ葛の佃路地 昌文 月島の色��流して秋の雨 和子 船溜りぴしやりぴしやりと秋の潮 荘吉 あばら屋のトタンの屋根を秋の雨 はるか 電柱も電線も無く秋の声 六甲 対岸に此岸に祠鯊の秋 千種 秋灯の秤まばたく佃煮屋 きみよ 秋灯もんじやふつふつ揺らぎ初め 千種 秋麗ら男二人のもんじや焼 軽象 秋深し佃に細き舫ひ綱 緋路
岡田順子出句
岡田順子出句
天安の灯色真四角鳥渡る 鯊の潮より戻りしか舫ひ舟 菊月の華にまみれし地蔵尊 住吉の幣を噛みつきさな石榴 もんじや焼お焦げに冬の近き湯気 小祠の柿に佃の雀どち 角打ちへ秋雨傘の某か 水門の櫓高々月の潮 曼珠沙華すがれ紙縒のやうな雨 色鳥や父母を引き連れ佃の子
岡田順子選 特選句
岡田順子選特選句
もんじや屋の埃吸ひ寄せ秋灯 小鳥 葉鶏頭佃の路地を噴くやうに 千種 日の出湯の向かうの橋の霧に逢う きみよ 佃堀業の数ほど柿実のり 軽象 秋の路地曲れば曾て逢ひし猫 俊樹 鯊の竿しづかに上げて鯊居らず 光子 たまたまの鳥渡る日や佃島 小鳥
岡田順子選▲問題句
蛇穴に入るもんじややに入る十五人 きみよ
岡田順子選並選句
小鳥来よお好み焼の乱れ食ひ 昌文 秋の雨佃小橋は江戸の雨 俊樹 菊月の甕より汲める紹興酒 はるか 花束やその花屑を掃く秋思 緋路 淑女らは秋のもんじやへ釣られ入る 俊樹 曼珠沙華毀るるときも直立に 光子 もういいか弾けて路地の柘榴かな はるか 地蔵尊御身に秋の鎮まりて 軽象 小橋には小さき水門きりぎりす 千種 曲線のなき佃島ちちろ鳴く 緋路 彼岸花立ち枯れてゆく街の隅 美紀 路地の神菊とりどりにぎうぎうに 千種 豊の秋引き戸を繰れば醤油の香 はるか 大江戸の秋佃煮の香ばしく 軽象 傘たたむへくそ葛の佃路地 昌文 鬼の子のふはり地球を離れたる 久 つくだ煮の量り売りとや露地の秋 昌文 秋深し佃に垂らす赤き泛子 千種 ここよりは潮風となる秋の風 光子 実柘榴を吹けば季節の風となり 三郎 対岸に此岸に祠鯊の秋 千種 対岸の聖路加タワー鳥渡る 六甲 七五三にはまだ早き蝶ネクタイ 久 路地奥に秋雨知らぬ仏をり きみよ 耳たぶを動かして食ふ豊の秋 和子
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【〈千年村〉研究ゼミ】 前期活動報告⑸〜小調査篇
こんにちは。千年村研究ゼミM2の呉です。
今回は7月に実施した<千年村>小調査 in 日光について報告します。
ヒアリングの様子 in 芦沼集落(2024年7月M1若佐撮影)
・はじめに:小調査と��
千年村研究ゼミでは、毎年3~5日間の大調査を行うことがルーティーンとなりつつあります。大調査では、様々なことを学べるだけでなく、ゼミ員同士の仲も深まる大事なイベントです。しかし、「もっと気軽に調査をしたい」という要望もあり、今年度からゼミ長碓井を中心に「小調査」なるものをはじめることにしました。その基本的な方針は次の通りです。
1. 調査は2日以内で終わるようにする。
2. 準備は少人数で行い、ゼミ員の負担を軽減する。
3. できるだけゼミ員の研究(修論・卒論)に役立つようにする。
また、千年村研究の活動は今後、韓国など海外にも展開される可能性をもつため、国内の千年村を調査することで、相対的にみる視座を養うことも重要な点です。
先日ご紹介したプレ疾走調査もその一環です。今回は、日光を中心とした栃木県の集落の調査について、概要を簡単にご紹介します。
・調査概要
以下が簡単な調査概要です。
日程:2024年7月23日(火)
参加人数:8名(M2:3名、M1:1名、B4:4名)
調査目的:
1)プレ疾走でみた石の多目的な利用を伊豆以外の地域で確認する。
2)東山道や古代国府に関連する集落から古代の痕跡が今にどのように残っているか探索する。
3)B4北澤の卒業研究の対象である「日光東照宮」の調査を兼ね、そこに至るまでの街道の様子なども確認する。
4)美味しい餃子を食べに行く
上記を踏まえ、B4北澤、M2碓井、呉を中心に調査を企画・実行しました。B4の北澤君は、プレ疾走を機にゼミに参加をしたにも関わらず、調査地の選定などに積極的に協力してくれました!
・当日の流れ
下図は当日の我々の動きのGPSログです。(栃木県中部より記録。白線は県境。筆者作成。)
詳細なタイムスケジュールは以下の通りです。
8:00 高田馬場駅集合
10:30 国府跡地を通過
11:00 国分寺付近琵琶塚古墳を調査
13:00 昼食(小代行川庵にて)
15:00 日光東照宮・日光二荒山神社見学
17:20 芦沼集落調査(地元住民にヒアリング)
19:00 夕食(宇都宮市内にて)
20:30 宇都宮二荒山神社周辺散策
23:00 高田馬場駅解散
調査期間が短い中、無事に全員が帰ってくることができました。以下に各調査地でみたものや感じたことを簡単に紹介します。
〇琵琶塚古墳
国府(古代の地方行政府)跡地が残念ながら休みということで通過し、その付近にある琵琶塚古墳を訪れました。姿川と思川の間に挟まれながらも水害リスクの低い微高地にあり、権威をしめすものとして、田畑が周辺に広がり、人々が視認できる場所にあることを古墳に登ったり、その周りを歩くことで確認しました。また円部分にある祠は禁足地として崇拝されていましたが、博物館を伴うなど周辺住民ではなく、公共的に整備されているようでした。
白地図に洪水浸水想定区域(想定最大規模)を重ねたもの(出典:「地図からみつける-千年村プロジェクト」http://mille-vill.org/%E5%9C%B0%E5%9B%B3%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%BF%E3%81%A4%E3%81%91%E3%82%8B
最終閲覧日:2024/9/4)
古墳上部からみた周辺地域(2024年7月B4安藤撮影)
〇日光東照宮・日光二荒山神社
昼食場所との関係で、日光街道ではなくその脇街道の壬生街道を通って日光東照宮へ向かいました。
北澤くんに日光東照宮の装飾を解説してもらいながら、その職人の技を体感しました。彼曰く、
「唐獅子、龍馬、息といった、大きめの彫物の目線が参拝者に向けられており、迫力があった。これは実際に訪れなければ気づけない特徴だと思う。」
とのことです。
他にも式内社の一つと考えられている日光二荒山神社を見学しました。
一本だけ装飾が逆になっている陽明門の柱(2024年7月B4碓氷撮影)
陽明門を中心に多くの観光客でにぎわっていた(2024年7月B4小谷撮影)
〇芦沼集落をはじめとした栃木の石蔵
夕食前に大谷石の蔵が多く残存しているとされる芦沼集落を調査しました。住民の方にヒアリングを行い、石蔵の内部の構造を見させていただいたほか、現在の暮らしや地域の現状についても教えていただきました。
日光街道徳次郎町付近に突然現れる石の蔵(両側にあるが、庇の出等の違いが確認できる。2024年7月M2呉撮影)
上田集落付近の大谷石の建築(横に長く、近代的なガラス窓がついている。2024年7月B4小谷撮影)
上田集落の大谷石の倉庫(妻側に庇があり、シャッターがある。2024年7月B4碓氷撮影・車窓より)
上田集落付近の並列する大谷石の蔵(右側の蔵は大谷石をタイルのように張っているのではないか 2024年7月M2呉撮影)
・終わりに
簡単ではありますが、第一回小調査の報告をさせていただきました。
当初の予定通りスケジュールを実行できなかった点は反省点ですが、集落の現状から古代の痕跡まで現存する栃木の歴史を体感できました。
次回は8月末に行った韓国<千年村>調査について報告予定です。お楽しみに!
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佐兵衛
長野県南佐久郡北牧村鎰掛(かぎかけ)に佐兵衛という男がいた。 四十歳頃のある日、佐兵衛は八ヶ岳に木を伐りに行った。 それきり何日も帰ってこないので、村中総出で探したところ、鋸などの道具は見つかった。 しかし、その行方は一向に判らない。やがて家族は佐兵衛は死んだものと諦め、仏事を済ませた。 ところが数年後、佐兵衛がひょっこり帰ってきた。 「おら、おてんごう様に連れられて銚子へ行っただ。みんなで帆柱の上なんか渡り歩いて、そりゃあ面白かっただ」 などと他愛もないことを、ぽかんとした顔で言う。 なお、おてんごう様というのは天狗のことである。 それから四、五日すると佐兵衛はまた、ふらりといなくなり、それきりとうとう帰ってこなかった。 家の者は佐兵衛のために小さな石祠を作り、屋敷神のようにして、すぐ裏に祀った。今でもこの祠は村の人から「佐兵衛」と呼ばれている。
(南佐久教育会・編『南佐久郡口碑伝説集』七、天狗・巨人等の話 「2、佐兵衛」)
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ガノンドロフと神代のゲルド族のメモ
メモと考察。妄想も含む。「かもしれない」の羅列。
便宜上こう呼んでいる: ガノンドロフの時代のゲルド族→「神代ゲルド」(ゲーム中の時代は「現代ゲルド」) ガノンドロフ本人→「ドロフ」(厄災ガノンとの混同避け)
ゲルド族のメモ
神代ゲルド特有の文様がある というか全体に現代ゲルドよりトゲトゲしたデザインにしているぽい。現代ゲルドでは花モチーフや、やや丸みのある文様になってたりする
一応、現代ゲルドの文様もトゲっぽさはある
とくにトゲ付きのジグザグした文様は、ユンのマスクにも使われているのが細かい。
下のは似てるけどちょっと違うかな…という古代のジグザグ。
後日発見したのは、現代ゲルドでは使われていないと思ってたこの文様が、パラセールには入ってた。
村が複数あった 「ゲルド砂漠でも 最後の村が攻め落とされた」→複数のゲルドの村があったようなので、現代より規模���大きかった?か小さく点在してたか
ドロフ一派は南ローメイ城に住んでいたかも ・記憶ムービー12でドロフたちの後ろに煙が見える→モルダバ山の南から出てきた? ・前述からゲルド族はいくつかの場所に住んでいたぽい ・南ローメイ城には関所がある あたりから
煙は左奥のやつ
族長なら一番いい環境にいるはずなので、水源のある現代の街が有力候補ではあるが。どちらにせよ破魔の祠をいつ作ったのか気になる
ガノンドロフのメモ
他のゲルド族との関係 瘴気は他のゲルド族にも有害だったはず。だからわざわざモルドラジークとか使ってたのか? 初代雷の賢者との関係も言及がない。別の村の出身かも?
服 表裏で柄が違う=裏地のある服。砂漠で風通し悪くて暑いのでは?と思うが、開口部は大きくしてるし、むしろ夜間の冷えに対応するためだろう、と
能力 ・瘴気を生み出す。瘴気:触れた者の体力を奪う。武器を朽ちさせる ・瘴気から魔物や武器を生み出す。ここで生成した武器は朽ちない。魔物も瘴気のダメージは受けず、瘴気をまとっている ・瘴気を介さずに魔物を生み出す?ファントムガノン(瘴気魔)はドロフの血肉から生まれたという説明。瘴気から生んだわけではない
地底の根 ドロフは根を通して魔力を吸い上げている?ようだがこの根も自分で生成したのか、もとからある根を汚染して利用しているのか?ドロフ本人に周囲を汚染して力を吸い取る能力がありそうに思う。
力が「膨れ上がっていた」という言葉もある
神道要素が多いので、「根の国」を字面のままビジュアル化したのかなとも
瘴気魔 手、ファントム、姫とあり姫だけは特殊なような。自律しているのか操縦しているのかよくわからない。本丸のときだけマニュアルに切り替えたとすると、ほか二種と違って結構自我のある魔物ぽい。全部ドロフの操縦とすると、なんだか悲しいというか…
瘴気魔はなぜ左手か 指輪の配置から、瘴気魔の手はミイラ状態のドロフの左手と同じと思われる。
ただし、通常時や第二形態のドロフの左手は、右手と同じ指輪配置。そこの理由は不明。
それよりなぜ左手だろうと考えてる。利き手じゃないから手加減や本調子じゃない意味か、ラウル達が右手を使うので逆の手なのかとか 後日の思いつきでは、ドロフとその他が「不浄と浄」でデザインされているなら、不浄の手といえば左手…とも考えられるかな〜と
秘石 封印したときに秘石も引っぺがしちゃえばよかったのでは?と野暮に考えるが、あの食い込み具合は外そうとしても外せなかったかもしれない。
魔王化が秘石の影響なら、殺さず穏便(?)に石を奪還した場合、ドロフは人の子に戻るのだろうか?とも
第二形態 歌舞伎の鬼をイメージしているのかな…と思っている。 長くなったズボンは袴のようにも見えるし、前に房を流す髪型は連獅子ぽくも見える(鬼の衣装も似た髪型)。
壁画では角が4本あるように見える(長いのと短いの1対ずつ)。これは謎
同族を滅ぼすようになってもゲルドの装飾をつけたままにしている理由も不明。ミイラ時にドロフであるヒントを残す必要があったからかも
謎な部分
ハイラル建国はドロフに対抗するため? ドロフが長になるタイミングや、建国から各ムービーの時期までどのくらい経っているかは不明だが ゲルド地方(のドロフ)を抑えるために、ソニアかラウルが他の地方に呼びかけたのかも ゲルド地方の祠は、臣従後にゲルド地方に行って作ったとか?
コタケコウメはどこへ消えたのか 秘石強奪以降、登場しないので何もわからない。封印戦争で賢者たちに倒されてしまったんだろうか?武器に名を残してるので、ドロフと仲違いしたとかではとりあえずなさそう
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ゼスティリアザクロスを改めて観てゼスティリアとの違いとか、未来とか、こぼれ話つらつら
『浄化とは 導師が穢れを受け止める事』という設定になった事により、スレイさんがしっかり人間の色んなものが渦巻く感情を受け止めるようになる。『人間』を知らなかったスレイが『人間』を学んでいく事で、その先にある穢れシステムの真実に自力で近づけた。
持ち前の真っ直ぐさで、導師である事を受け入れつつも、導師というシステムになるのではなく『みんなが共存できる世界』をちゃんと自分の夢に出来ているので言動も変わり説得力が高まったと思われる。
世界を見て、自分でしっかり考え、夢の中で災禍の顕主ベルベットに発破をかけられた結果、「穢れがあるから強くなれるのが人間だ」と答えを叩きつけ、ベルベットと同じように世界のために眠りにつく選択をした。でもそれは導師としてじゃなく、自分の夢のために。ヘルダルフが散々殺せっつってんのに聞かないあたりは流石スレイって���じだけど、そこがスレイの本質的に揺るがせてはいけなかったはずの部分だし、単純に人の良いところが出てるし結果ヘルダルフもウキウキで第2の人生始めたしええんちゃうかな。
この世界には人間という穢れ(憑魔、あるいは業魔)も天族という浄化も必要って、大きく解釈すると実はベルベットと似たようなこと言ってるんだよね。導師だって災禍だって自分らしく生きていければそれでいいのさ。
人は誰しも穢れを生む。ただ許容量が人によって違うだけ。ロゼは許容量がクソデカかっただけで(きっとスレイもアホほどデカい。アリーシャが殺されかかった時マジギレだったし穢れる要素はいくらでもある)、やはり暗い感情を持ち合わせていた。自分の行いは必ずしも正しくないと気付いていたけど、スレイに出会って面と向かってそこを認識してしまった事で動揺したし、たぶん初めて誰にも見せたことのない類の感情が爆発したんだと思う。ゲームでも泣きはしたけど終始明るかったロゼが、馬を駆りながら慟哭するシーンはとても人間らしくなれていた。
一番ゼスクロ通して成長したのがアリーシャだと思う。出自から変更されてるので変わって当然なんだけど、夢を追うということ、大切な人や国を守ること、穢れという人の強さ弱さ業や悲哀に立ち向かう勇気。ラストはとても0話1話で竜巻や虫にビクビクしてた女の子と同一人物は思えなくなってた。スレイと同じく自分で考えて、「私はこう思ってて、こうしたいから、私にこうさせてほしい、する」と力強く伝える事ができるようになっていたのが、ゲームとの1番の違いだと思う。
ゼスクロではマオテラスが直接誓約でライラに浄化の力を与えていた。
何故ライラを選んだのかは語られなかったけど、ベルベットとある意味自分の故郷であるアバル付近にあった祠か、プルナハ湖は意図的に関係させていると思う。
ゲームでは天族が生まれる時、少なくとも人間からの転生だった場合死んだ時そのままの姿で生まれる設定だけど、そうなるとセリカの転生だった場合間に挟まってるのシアリーズはどうなるのか。ベルベットに近い存在だった場合は。マオテラスがライラを選んだ時点では既に湖の乙女と呼ばれていたので、住み着いてはいたんだろうけど。
あとついでにエドナちゃんもアイゼンの話しぶりだとかなり幼年から面倒見てるっぽいから、仮に転生出身だったら早めに亡くなっちゃったのかな。
あと護法天族がほぼほぼ歴代導師の転生なので、やはりスレイも天族に転生しそう。
短い時間を共にしておやすみして、長い時間待って、帰ってきたと思ったらまた短い時間でさよならしちゃうミクリオの事を考えたら、泣けてきちゃうからどうか転生してくれ。
穢れが落ち着いた事で自我を取り戻したアイゼン。
結構ドラゴン状態をエンジョイしてそう。自分から積極的に微ドラゴン化して戦ってたくらいだしエドナが囚われてないんだったらまぁ嫌いじゃないでしょうね。男のロマンとか言ってそう。
遠い未来で穢れがより少なくなったら自然と元の姿に戻るのかもしれないけど、もしかしたら本人はこのままでもいいやとか下手したら思ってそうだし、エドナちゃんも「人を襲ったりしないならいいや」ってなってそう。
もしくは五大神に欠けができた時に代替わりを買って出るかもれない。地の聖主アイゼンって呼び名、かっこいいだろう?とか言いかねん。
マオテラスも「僕が羅針盤持ってるんだからちゃんと言うこと聞いてよね!」ってにこにこしてたらかわいい。
ところでゲームのペンドラゴの教会神殿で白い子供の幽霊が出た事があるって言ってる人いるけど、実はライフィセットの姿に戻ろうと思えば戻れなくもないのかも(幽霊の話について特に何もサブイベとかチャットもその後のフォローもないのが一周まわって不自然)
最後の「これが世界」
新しい建物とかが増えてて時間経過を表現してるんだろうけど、すごく特徴のある建築物がチラホラ見受けられるからもしかしたらもしかすると続編の構想があるにはあったのかも。やるかはさておき……アライズどうなるんかな(ベルセリアで謎に言及されてる異大陸の存在、炎の聖剣。ジークフリートという男。アルフェンが炎の剣を使ってる。銃を使うシオン)(こじつけすぎな気もするけど)
ミケルが残した天遺見聞録にはベルセリアの時代は1000年前と書かれていたけど、メーヴィン(マギルゥ)がローランスに伝えた記録だと言ってローランス皇帝がスレイに伝えたのは「数千年前」になってる。
マギルゥだったらあえて後世の人間を弄びたいがためだけにテキトーに伝えることもありそうだけど、「誓約を破って」伝えた内容でそんな事する?マギルゥの誓約の効果は長寿なので何かがあって死にたくなったとか、死ななきゃいけなくなったはあるかもだけど、あのマギルゥが誓約を破ろうと思えるまでの事は何だったのか。
そして年数の矛盾に関しては、これは単純に台本のミスか、ローランスで口伝される内に間違って伝わってしまったか、皇帝が言い間違えちゃったのをスレイさんがほぁ〜って聞き流してたかかな。
見終わって色々読んだりして気づいたけど、ゼスクロ、���編でスレイさんの風神依してない。OPではめちゃくちゃ動くのに……
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2023.07 妙高山
火打山より
高谷池に戻ったらテントを撤収し妙高山へ
【コースタイム】高谷池ヒュッテ(0740)→茶臼岳(0800)→黒沢池ヒュッテ(0820)→大倉乗越(0845)→長助池分岐(0920-0925)→妙高山北峰(1030-1045)→妙高山(1050-1055)→光善寺池(1130)→天狗堂(1145-1150)→大谷ヒュッテ(1205-1210)→妙高高原スカイケーブル(1300)
雲のお陰で日差しはかなり減ったけど、やはり無風で暑い、気温は20℃超えてるだろうし。次のヒュッテまで道はなだらかで歩きやすく、ほとんどハイキングしている感じ。山頂付近以外はずっと樹林帯だし雲も出ているので景色はゼロ。
また途中に茶臼岳を通過したがこのピークも樹林に囲まれており景色ゼロ。
約40分で黒沢池ヒュッテに到着。青いドーム状の屋根が特徴的。
小屋のすぐ近くは高谷池ヒュッテと同じく湿原が広がる。
ずっとハイキングのようななだらかな道だったが、ここからどんどんキツくなってくるので少しだけ休憩。
まず大倉乗越へ急な傾斜から始まる。
��20分で大倉乗越に出た。ここは妙高山の周囲を囲む外輪山のピーク。雲の切れ間からゴールの妙高山が遠くに見えるが、このあと350mの大登りとなる。
乗越から妙高山のとっつき部までは道がかなり細く、木の根や岩などでとても進みにくく荒れている。写真はその途中、奥に長助池が見える。
まずは30分かけて長助池分岐に到着。かなりあるきづらい道だった上、ここから山頂まで大きな登りが控えているため一旦息を調えておく。
そして妙高への登りが非常に凶悪で、かなりキツい傾斜が延々と続く、高齢者は越せるのか?と思うくらい大きな段差の岩がたくさんある。下る場合も結構危険だと思う。自分は重装備で1時間かけて登りきったが、総じて黒沢池ヒュッテ~妙高山間の道については二度とゴメン。
山頂手前に祠。文字が書かれていても読めなかったけど、存在自体はかなり古そう。
長助池分岐から1時間かけて淡々と登り妙高山(北峰)に到着。山頂はかなり広い。
山頂は巨岩が多くゴツゴツしている。山頂周辺のみ雲が開けており南峰がたまに顔を出す。あっちも岩がすごい。
たまに雲の切れ間から歩いてきたルートが見える。どのあたりまで見えているのかは不明だが、茶臼山は見えていないかも?
南峰への道、わずか10分も歩かないが、その間に巨岩がいくつも現れる。
妙高山は古くからの山岳信仰の山で、南峰の方に祠が置かれている。こちらは岩だらけなので、休憩するなら北峰のほうが適している。
これからスカイケーブル方面へ下山する。先程登ってきた道よりもこっちのほうが登山道として断然良い。岩がゴツゴツしているが足運びしやすい適度な傾斜、視界がひらけて雲が無ければ展望が良い。
少し下ると樹林帯で非常に暑いが、先程の妙高山への登りとは違って大きな段差や強い傾斜はほぼない。
一箇所だけ、長大な鎖場あり(写真)。道は細くほぼ断崖絶壁となっている。雨などで地面が濡れている際はかなり滑りやすそうな岩場だったので、そのときはかなり注意。その他小さい鎖場やロープなどはいくつかあった。
その後はずっと樹林帯。場所によっては道の両脇に壁のように枝が伸びており、風を完全に遮断する。
道中立派なきのこを発見。ツルタケ系であることはひと目でわかるが、家に帰って調べてみるとカバイロツルタケという毒キノコっぽい。
大谷ヒュッテの手前で車道に出る。
あたりを眺めてみるとくずれた斜面の中に重機が何台か見えた。あれは土石流?それとも整備しているのか?ここはそのために設置した車道かな。
山頂から1時間下って大谷ヒュッテに到着。ここは無人小屋でトイレ・トイレットペーパーも用意されている。布団までも・・・無人小屋なのに至れり尽くせりだ。
ヒュッテのすぐ近くの水場は非常に冷たく、おそらく湧き水で煮沸しなくても飲めるやつ。この日用意しておいた水がギリギリだったの���、そもそも池の水を煮沸したもので(高谷池ヒュッテの水場より)どことなく警戒しながら飲んでいた。おもいっきりごくごく飲んで冷たくて美味しかった。
大谷ヒュッテを過ぎると再び山道となる。引き続き傾斜は緩く終始景色はない。
大谷ヒュッテから約40分ほどゆるい山道を歩きスキー場に出た。観光客がちらほら見える。
最後は妙高高原スカイケーブルで下山(1400円)。歩いても下まで降りれる距離だけど、テント装備だし疲れたので。ここから妙高高原駅へ市バスが出ているが2時間ほど先なので、しばらく麓のレストハウスでくつろぐ。
市バスは妙高高原まで350円、10分で到着。笹ヶ峰が1000円で1時間と長かったのに、こっちはとても安くて早い(もちろん距離が全然違うが)
1日目は6km、2日目は18kmの歩行距離。2日目はだいぶ長距離移動で久しぶりのテント泊装備に少し不安だったが、無事終えた。妙高山と火打山はすぐお隣なので1泊2日で2ついっぺんに登りたいと考えるのはごく自然な考えだが、1つずつ登るべし!!黒沢池ヒュッテから妙高山までの道が劣悪すぎて非常にキツイ。もちろん登山なので歩きにくい道があるのは当然なのだが・・・キツイ中でも途中の景色が良いなら救われるのだが(まぁ今回は重装備だったからしんどかったけど、小屋泊装備なら別に2つ登ってもいいかも?)。
あと、どちらの山も森林限界が山頂付近しかなく、基本的に樹林帯で景色なく、風なく、暑い日はとても辛い。登る季節を間違えたとしか言いようがない。
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ブレワイ日記 雪山を歩こう
起動したら雪原のど真ん中にいました。
ここはヘブラ。何もないがあるところ。
(今回は画像多めでお送りします)(気が向いたため)
私は地図を開き、水場がある場所に向かっていたのでした。それは大妖精の泉を探していたからなのですが、そもそも大妖精の泉って地図上で水場になってるんでしたっけ。結論から言うと今回は見つかりませんでした。
こういう感じで、地図を開いて、気になる地形を見つけたら、マップピンを打ち、そこに向かうというゲームをしています。さんざん文句言ってるわりに、だいぶ楽しんでいるように見えませんか?疑いながらも。この作業は楽しいです。まあこのへんはクリアしてから総括しよう。
今回の探索では温泉(秘湯)を二つも見つけました。あと大量のコログと祠。あやしい場所探してコログいてももはやなんもうれしくないです。
うれしいのはこういうやつ。
どっかの馬宿で鯨の化石の話を聞いていましたが、ようやくそれを見つけました。ここは神秘的で音楽も変わって良かったです。必ず祠があるのはあれなんですけど。
シーカーセンサーがさすがにダメすぎて、ヘブラの大化石の祠は上記画像でカーソルが出ているところの下にある祠なのですが、私は、その上のドクロのマークが出ているあたりらへんで、吹雪にあおられ、崖をのぼりながら、祠があるはずだ…と彷徨っていました。崖の中にあった。
大化石に至る洞窟の扉を見つけたのは、水場探し。
この小さな池はなんだろう?行ってみると近くに重工な扉もあるし。もしかしたら、古代の遺跡で、この池は水盤として、儀式に必要な清めを行う場だったのかも…などと私は一瞬で空想の世界に行ってしまうタイプなのですが、なんのことはない、扉を物理で開けるための雪玉を溶かしてしまうただのトラップでした。雪玉ボウリングで開けるんだね~。
ゲルド族の兜はもう少し借りパクしといて、また探索します。
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【旅の記:2023冬大阪・名古屋ツアー①安倍晴明神社】
2023年冬、久しぶりに新幹線で行った大阪ライブ、そして名古屋移動の前に歴史巡りです。 まずは大阪市阿倍野区にあります安倍晴明神社です。なんと晴明はこの地で生まれた!という伝説があるそうです。創建は1007年、声明を見出した花山法皇の命とされ、江戸時代には代々の大阪城代が参拝に来るほどの神社だった。しかし、幕末には衰微していて、小さな祠と石碑のみとなってしまうが、明治末期に復興され、阿部王子神社の末社として1925年に現在の社殿が竣工した。1945年昭和20年の大阪大空襲で焼夷弾が落ちたにもかかわらず、爆発せずに社殿が助かったということで、災難除けの神様としても信仰を集めているそうです。
実際は安倍晴明の誕生地ははっきりしておらず、その推定地は茨城県から香川県にまでわたる。ちなみに墓所も長野、北陸、広島などいろいろなところに点在しているようです。陰陽道として名をあげた晴明は、式神を家事に使っていたとか、触れずにカエルをつぶしたとか、怪しげな伝説も多いですが、やはり頭がよかっただけでなく、花山天皇や一条天皇、そして藤原道長との出会いなど、多くの運をつかんだ、時代の寵児なのだなと思いました。
安倍晴明誕生の碑と孕石
安倍晴明産湯井の跡
拝殿
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東油山の海神社(3)
↑拝殿内 ↓拝殿右手から本殿
本殿側から
拝殿と本殿の間
本殿に向かって左手の石段(右手は湧き水で濡れてる)
↓石段を登って(拝殿に向かって)右手
水盤(↑)と小さな祠
石段の上から ~ 油山観音の観音堂
石段の下から ~ 油山観音の観音堂
2024.11.5 ~ つづく
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山の上の聖地
梅雨の合間の晴れの日、急に思い立って山の上の植物園に行った。 六甲山系の山の上には2つの植物園がある。市立の森林植物園と私営の高山植物園だ。バスとケーブルを乗り継ぎ、花が見頃の高山植物園に行くことにする。 三ノ宮の駅からだいぶ時間がかかったが、入り口の門をくぐった途端奥まで美しい緑に覆われた池と庭園が目に入って立ち尽くした。 6月はちょうど希少な植物が開花時期���迎えるのでそれを楽しみに来たのだが、周辺を覆う木々も道端の雑草も、その辺りにはない外国の種や樹齢を経て目一杯梢をのばす大木など、どこもかしこも目を奪う風景ばかりだ。 関西では京都府立植物園や大阪公立大学付属の森林植物園の広大な敷地を見てきたが、それらに負けず劣らず豊かな森だった。
さっそくヒマラヤの青いケシやコマクサを写真におさめ、初めて見るエーデルワイスの花の意外な肉感を観察し、あとはひたすら一足ごとにシャッターを切りまくる。 園の一番奥まで来ると出口の直ぐ側にカフェがあり、一旦園外に出てケーキを食べて一服した。カフェでは森に突き出したテラスで緑に囲まれて食事ができた。
カフェのWifiで近隣のマップを調べていると、覚えのないピンが直ぐ側に保存されている。そこはある神社だった。たしか、秋に見たアートイベントの展示で知った神社で、六甲の山の名の謂れになった史跡を、県外のアーティストがリサーチ過程で取り上げていたのだ。 往復で30分もかからない場所にあったので、これもなにかの縁かもしれぬと神社を探しに歩き出した。 神社はたしかに近い場所にあったが、途中からアスファルトの道を外れて完全な登山道になった。獣道のような細さだ。 道が途中で分からなくなり、滑りやすい花崗岩の上を谷間に向けておそるおそる降りていった。 道々、いくつか立派な巨石が鎮座している。雰囲気は完全に縄文の遺跡で、そばに酒瓶が供えてあるところを見ると今も大切に祭られているらしい。 じぐざぐの獣道を降りていく途中に意味ありげな丸石がある。ちょっと「千と千尋の神隠し」の導入部っぽい。 獣道は下り続け絶壁をはしごで降りるようなルートに変貌し、崖に張り付く小屋のような祠にたどり着いた。そこには5人ほどの参拝者が来ていた。 祠は扉が開いていて、中は昔民俗学の本を読み漁っていた頃、白黒の写真で見た東北のシャーマニスティックな土着信仰の神棚に似ていた。 先に来ていた人々は祠の中で物々しい雰囲気で手を合わせている。 祠の後ろ、岩が迫り来ている隙間から人が出てくる。祠は拝殿で、本殿はこの後ろらしい。(岩か山が御神体なのだろう。) 裏に回ってみると、岩の隙間に小さい祠があり、なんだか魔術の跡のような御札や盛塩が置かれている。ここでも一心不乱に祈っている人がいる。 私も手を合わせ、「気軽に来てしまってすみません。世界が平和になりますように。」とだけ祈ってお賽銭もあげずに来た道を戻った。
後々マップの口コミを見ると、一様に興奮した語り口で、祠の周辺のエネルギーが良いと賛美のコメントが並んでいた。(どうも今界隈では、「神話では隠されていた女神」とそれを伝える古史古伝が大人気らしい。 この祠はおそらく縄文時代くらいまで遡るので、元々の祭祀の対象は分からないが、今はその女神様の総本山とされているのだ。) 足元が極端に悪い、すぐにも崩落しそうな斜面の祠が、いつからこんなに人を呼び寄せるようになったのだろう。
隠された歴史や神々の物語はロマンがあって、大概わたしも嫌いじゃない。 でもどうも、似たような言葉選びで神社や女神の素晴らしさを語るコメントの数々を見ていると、「人の語ったファンタジーを消費していて楽しいのかなあ」と塩っ辛い感想が浮かんでくる。 何千年何万年とそこに根ざす神様がいるなら、自分もひとり地に溶けいるようにその場所と対峙して、自分のもっとも奥から出てくる言葉や形を捉えてみればよいものを。と思ってしまう。 自分の感覚から自分の神話を紡ぐことに意味があるのだと。
植物園に戻ると、急にカメラのレンズの焦点が合わなくなった。完全な故障である。マクロモードの切替をしすぎたのか、半信半疑で参拝した報いか。わたしも多分この日、あまりの写真映えに興奮しすぎ、その時その場所にただ溶けていることを怠ったのだろう。と思うことにした。あとはのんびりコアジサイやブナの樹を眺めて山を降りた。 あれから数日たったが、体と心がすこぶる元気だ。たしかにあの場所は「エネルギーが良かった」ようだった。
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続・こしろさま
1. 芙紗子(ふさこ)の家は森と田んぼの境界に建つ一軒家で、映画のトトロの女の子の家にちょっと似ている。 家から学校まで車道を歩けば30分。 田んぼの畦道(あぜみち)を抜けて近道すれば25分。 小学二年生の女の子が通うには少し遠いけど、村の子供にとってそれくらいの通学は当たり前のことだった。 このところ芙紗子が頑張っているのは自転車の練習だ。 裏の庭には古い農具を置いていた納屋があって、去年それを取り壊して芝生を植えたから、今は自転車の練習に頃合いの広場になっていた。 毎日学校から帰ると、ママに呼ばれるまで練習する。 ペダルを外した自転車で地面を蹴って走るのは、もうだいたい大丈夫。 明日は土曜だからパパに頼んでペダルをつけ直してもらおう。 家の前に自動車が止まった。初心者マークをつけた赤い軽ワンボックスカー。 女の人が降りてきた。 カーキ色のカーゴパンツにゆるゆるのTシャツ。髪の毛は肩上のボブカット。 琴姉ちゃん!? 芙紗子が走って行くと琴音はぎゅっとハグしてくれた。 「芙紗子ちゃんっ、久しぶりだね!!」 2. 室谷琴音(むろたにことね)は芙紗子と同じ室谷姓で、家では「文吾さんのところの琴音ちゃん」と呼んでいた。 村民の半分が室谷だから、苗字が室谷の人間はたいてい下の名前で呼ばれるのだった。 文吾さんは琴音の祖父で、芙紗子のパパの伯父にあたる。 つまり琴音は芙紗子の再従姉妹(はとこ)である。 今は東京で大学生になったけど、高校を卒業するまでは村にいて芙紗子の面倒をよく見てくれた。 「自転車の練習?」 「うんっ。今年中に乗れるようになるのが目標だよ」 「そうだ、芙紗子ちゃん宛の荷物、郵便局で預かってきたよ。『こしろさま』の瓶でしょ? これ」 「あ、届いたんだ!!」 それは前の週にママと通販サイトで選んだガラスの瓶だった。 『こしろさま』にお越しいただくための特別なガラス瓶。 「わざわざ済みませんねぇ」芙紗子のママが礼を言う。 「いえいえ。近くへ行くなら届けてくれって、東京の郵便局なら考えられないですねー、あははは」 しばらく笑ってから琴音は二人に報告した。 「実は私、今年の大祭で巫女をすることになって」 「あら」「本当!?」 「それで今から神社に挨拶に行くんだけど、芙紗子ちゃん、その瓶一緒に出しに行く?」 芙紗子は真新しいガラス瓶に自分の名前を書いた紙を入れた。 それを紙袋に入れて両手に抱える。 「きちんと挨拶してお渡しするのよ」 「分かってるよっ」 芙紗子はママに手を振って琴音の車に乗り込んだ。 3. 『こしろさま』は秋の大祭で子供だけがもらえる神様だった。 ガラス瓶に入った綺麗な女の子の姿をしていて、そのためのガラス瓶は自分で用意して神社に提出することになっていた。 提出を忘れた子供には神社側で確保した瓶を使ってくれるけど、古い酒瓶や牛乳瓶になるから、どの子も嫌がって出し忘れる子なんていない。 運転席でハンドルを握る琴音が言った。 「ネットで買ったガラス瓶かー。私らの頃は佃煮の空き瓶とかだったなぁ」 「買ってもらえなかったの?」 「ネットもなかったし、わざわざ買うなんて思いもしなかったもの。・・でも、どんな瓶でも『こしろさま』は来てくれたよ」 「ね」「ん?」 「琴姉ちゃんの『こしろさま』ってどんなお姿だった?」 「そうだねー。最後にもらった『こしろさま』は中学生くらいに見えたな。髪の毛が長くて綺麗だったよ」 「あたしが去年もらったのはね、お人形さんみたいに目の大きな子だったよ!」 「よかったわねぇ。今年はどんなお姿か楽しみだね」 「うんっ」 村から祠川(ほこらがわ)沿いに車で10分ほど。 瑞鳳山(ずいほうざん)の中腹に大祠(おおほこら)神社がある。 御祭神である『おしろさま』はその昔、洪水から村を守るために自ら人柱になったお姫様。 そして『こしろさま』はその『おしろさま』の分身と言われる。 「しろ」は「祠閭」と書いて「しりょ」が正しい読み方だけど、言いにくいので今の読み方に変わったらしい。 琴音は麓の駐車場に車を駐めた。 祠川にかかる石造りの神響橋(しんきょうはし)を渡り、鳥居をくぐって参道を登る。 ブナの森に囲まれた境内に神社の本殿があった。 4. 社務所に行くと白衣に紫の袴を履いた宮司がいた。 この人は橘秋人(たちばなあきひと)、75歳で長年にわたって宮司として神社を守っている。 「室谷芙紗子ちゃんね。・・はい。確かに預かりました」 橘は芙紗子からガラス瓶を受け取り帳面に記録した。 「『こしろさま』のお渡しはお祭りの日の夜7時だからご両親と一緒に来てくださいね」 「はい!」 芙紗子はちゃんと挨拶をして瓶を渡せたことに安心する。 「おーい、今年の巫女さんが来ましたぞ」 橘が振り返って呼ぶと、奥から和装で総白髪の老人がもっそり現れた。 「え? 村長さん!?」琴音が驚いた。 「大祭の打ち合わせでね、ちょうどいらしてたんですよ。・・村長、こちら助務に入ってくれる室谷さん」 「室谷琴音ですっ。よろしくお願いします」 室谷仁三(むろたにじんぞう)は室谷本家の長で、90歳を超えて今なお現職の村長だった。 「文吾んのとこの琴音さんか。綺麗になったもんじゃ」 「あ、ありがとうございます」 「学校は休んでも構わんのかね?」 「はい、ゼミの方は大丈夫です。就職も決まりましたし」 「おお、東京で就職かね?」 「はい」 「若い人は村を離れてゆくのぅ」 村長は寂しそうに呟いた。琴音は何も返せない。 「そうじゃ、琴音さん」 「はい」 「仕事を辞めて結婚するときは、村のもんの嫁になってくれませんかな」 「ええっ。それは、まだ何とも」 「それとも都会で気になる男がいますのか」 「村長! お気持ちは伝わったから、琴音ちゃんを困らさんで」 帰りの車中。 琴音はちょっと怒っているようだった。 「いくら過疎の村だからって、人の結婚のことまで決めないで欲しいわよねっ」 「琴姉ちゃん、東京で結婚するの?」 「分からないわよ。相手もいないんだし」 「えー? もうお付き合いしてる人、いると思ってた」 「もう、芙紗子ちゃんったら・・」 琴音の顔が赤くなる。可愛いなと芙紗子は思った。 「もし琴姉ちゃんがお嫁さんになって村に帰ってきてくれたら、あたしは嬉しいな」 「分かったわ」 琴音が笑って答えてくれた。 「お嫁さんになれるかどうか分からないけど、戻ってこれるように頑張る」 5. 半月後。お祭りの当日になった。 芙紗子はパパとママに連れられて神社にやってきた。 森の中を登る参道は人でいっぱいだった。 この辺りの村々だけでなく、近隣の各県からも見物客が訪れているようだった。 「有名になったものねぇ」 「こんな田舎で "奇祭" が続いているのが珍しいんだってさ」 「村の人間には普通のお祭りなのにねぇ」 パパとママが話している。 芙紗子には奇祭の意味が分からない。 本殿に近づくとお囃子の音。境内に立ち並ぶ屋台。 社務所の隣には絵馬やお守りを売る臨時の授与所が設けられていて、そこに琴音がいた。 巫女服をまとった琴音はとても綺麗で眩しくて、芙紗子もちょっと巫女さんになりたいと思ったくらいだった。 「琴姉ちゃん!」 「あら、芙紗子ちゃん」 「その服よく似合ってるよ」 「ありがとっ。芙紗子ちゃんが褒めてくれると嬉しいな」
「忙しそうだね」 「まあね。もう『おしろさま』にお会いした?」 「ううん、まだ」 「じゃあ行ってらっしゃい。少し並ぶかもね」 「うん」 琴音の言った通り、本殿の入り口には行列ができていた。 『おしろさま』の御神体は平時は何重にも囲まれた箱の中にあるけど、大祭の日だけは誰でも拝めるようになっている。 薄暗い本殿で芙紗子は両親と共に『おしろさま』に向かって両手を合わせたのだった。 6. 「ふっさこちゃーん!!」 本殿を出てすぐ声が聞こえた。 屋台に囲まれた広場にクラスの女の子たちが集まって手を振っていた。 「パパっ、行っていい!?」 「行っておいで。お小遣いは大切に使うんだよ」 「うん!」 芙紗子が入って女の子8人のグループになった。 村の小学校は1学年に1クラスだけ。そのクラスも男女合計14人しかいないから、クラスの女子全員が集まったことになる。 「何する?」「金魚すくい!」「やろうやろうっ」「勝負だねー」 金魚すくいの屋台へ向かって行こうとしたそのとき。 「ねえ、キミたち、この辺りの子?」 スマホを構えた男性に話しかけられた。 「ちょっとお話聞かせてもらっていいかな? あ、僕ユーチューバーの突撃大二郎です」 「はい、何ですか?」 「キミたちはこの神社の御神体のこと、知ってる? 箱に入った白い棒だけど」 「『おしろさま』ですか? 知ってます」 「そうそう。『おしろさま』って、実は人骨だって聞いたことある?」 「人骨って?」 「ヒトの骨のことだよ」 何だ、そんなこと。 「はい。昔のお姫様の骨です。他にもいろいろな女の人の骨がありますけど」 「おおぉ~っ!」 その男性は大げさに驚いて、スマホに向かって喋り始めた。 「何ということでしょう。地元の子供たちはまったく疑問に感じていない。この令和の時代に人骨を拝んでいるのです~っ!」 琴音が小走りでやって来た。後には村の青年団の若手も何人かいる。 「そこの方っ。子供たちに変な話を吹き込まないでください」 「なんだよ。あんた」 「��なた、さっき無断で『おしろさま』の写真を撮ってたでしょ? 撮影禁止って強く言われたはずですけど」 「いや、無断で、だなんて僕は何も」 男性はスマホで何か操作しようとする。 「え? 圏外!? どうして!!」 「この境内だけどうしてか電波が入らないのよねー。こっそりアップロードなんて無理ですから」 「くそっ」 逃げようとする男性を青年団が取り押さえた。 「はいはい、社務所でそのスマホ調べさせてもらいますねー」 「そんなぁ~」 男性が連れていかれるのを芙紗子たちは肩をすくめて見送った。 7. 日が暮れて、東の空から満月が上った。 秋大祭は必ず満月の日と決められている。 一旦帰った子供たちが再び集まって来た。 そこに観光客はいない。 昼間の『おしろさま』が公開なのに対して、夜の『こしろさま』は外部に告知しない秘密の儀式だった。 ろうそくが灯る本殿。 宮司が一人ずつ名前を読み上げ、読まれた子は前に出てお祓いを受ける。 「邪気払い、清めて祠閭の加護を受けよ」 そして巫女から黒布に包まれた瓶を受け取るのである。 大人たちが後ろで見守っている。 自分の子が『こしろさま』を受け取るとどの親もほっとした表情をするのだった。 これでまた一年間、子供たちは健やかに過ごすことができる。 「はい。芙紗子ちゃん」 巫女の琴音が黒布の包みを渡してくれた。 芙紗子は受け取った包みを両手で捧げ持つ。 二人はそっと微笑みあった。 8. ・・『こしろさま』は神様だから、大切に扱うこと ・・お会いするときは、一人だけで、礼儀正しくすること ・・人前にお姿を晒さないこと。写真に撮ったり、絵に描いたりもしないこと ・・瓶の蓋は絶対に開けないこと。開けたら罰(ばち)が当たると心得ること ・・一人で最後までお世話すること これが『こしろさま』をお預かりした子供が守るべき約束だ。 大人たちも理解しているから、『こしろさま』がいらっしゃる間は無闇に子供の部屋に入らない。 『こしろさま』に会えるのは本人だけで、たとえ家族でもタブーだった。 自分だけの部屋がない家では、子供が一人で会える環境を配慮する。 芙紗子も床の間がある和室を一人で使うことが許された。 夜はそこで眠っていい。 もちろん一人寝が寂しいときは、今までのように両親と一緒の部屋で寝てもいい。 「ずっと起きてないで、少しは寝なさいね」 布団を敷いてくれたママがそう言って和室を出て行った。 これも配慮の一つだ。 この村では、大晦日と『こしろさま』がいらっしゃった日だけ、子供が夜更かししても叱られない。 部屋には芙紗子と『こしろさま』の包みだけが残された。 深呼吸してから『こしろさま』の前に正座した。 「こんばんわ、『こしろさま』。室谷芙紗子です。開けさせていただきます」 黒布の結び目をゆっくり解いた。 あのガラス瓶が姿を現す。 御神水を満たして封印を貼った瓶。 そしてその中に裸の女の子が浮かんでいた。
肌の色が薄めの女の子だった。 長い髪が瓶の中に広がってゆっくり揺れている。 身体は芙紗子よりもずっと成熟していた。胸も脚も柔らかそう。 でも目を閉じて眠る顔は幼い感じで、芙紗子と変わらない年頃のようにも見えた。 ・・きれい。 芙紗子は両手で自分の胸を押さえた。 どき、どき。 心臓が大きく鳴っているのが自分で分かった。 9. 目を覚ますと青い光があふれていた。 ここ、どこ? そうだ、床の間のお部屋だ。 縁側に面した障子が光っている。 芙紗子は布団から起きて障子を開けた。 月光が地面を照らしていた。 山の稜線。近くの森のシルエット。 真夜中なのに世界がくっきり見えた。 背中に別の光を感じた。 振り返ると、枕元に置いた『こしろさま』の黒布の包みから光が漏れていた。 怖くはなかった。 『こしろさま』は神様なんだから怖いはずはないと思った。 芙紗子はその包みを両手で持った。 どき、どき。 『こしろさま』を大切に抱えて、縁側から裸足で外に降りた。 パパとママは眠っているのだろう。家の中は明かりが消えて真っ暗だった。 夜中に家の外へ一人で出るのは初めて、両親に黙って出るのも初めてだった。 どき、どき。 いつも自転車の練習をしている裏庭にやって来た。 芝生にパジャマのまま腰を下ろした。 どき、どき。 見上げると空に満月があって、そこから月光がシャワーのように降り注いでいた。 包みを前に置き、結び目を解いた。 金色の光が溢れた。 『こしろさま』が瓶の中で眩しいくらいに輝いていた。 どき、どき。 どき、どき。 どうしよう? どうしたらいいんだろう? 芙紗子はパジャマの胸元のボタンを外した。 パジャマを上も下も脱いで丁寧に畳み、それから下着も脱いでパジャマの上に置いた。 生まれたままの姿になって『こしろさま』の瓶を裸の胸に抱いた。 どうしてそんなことをしたのか分からなかった。 ただ、そうした方がいいと思ったのだった。
明るく輝く『こしろさま』が笑ってくれたような気がした。 10. 次の日、学校では『こしろさま』の話題でもちきりだった。 「すっごく小っちゃな女の子だった! 可愛くて可愛くて泣いちゃった」 「わたしのは大きなお姉ちゃんっ。胸大きくって色っぽいのーっ」 「ボクのもおっぱい大きかった。あれ巨乳って言うんだろ?」「やだ、えっちー!!」「何でだよー」 「芙紗子ちゃんは?」 「髪の毛がすごく多くて瓶の中にふわって広がってるの」「へぇーっ、いいなぁ」 クラスじゅうで報告しあう。 芙紗子も自分の『こしろさま』を説明したけど、外に出て服を脱いだことは恥ずかしくて言わなかった。 家に帰ると、琴音が来てママと話していた。 「琴音さん、東京へ帰るんだって」ママが言った。 「大祭も終わったし、大学に戻らないとね」 「そうなの? 寂しいな」 「またすぐに会えるわよ。・・それでどうだった? 今年の『こしろさま』は」 芙紗子は琴音を裏庭に連れ出して二人だけになった。 「『こしろさま』はね、すごく綺麗な美人さん。見ているだけでドキドキするの。・・実はね、」 芙紗子は昨夜のことを話した。 琴姉ちゃんには全部話そうと決めていた。 夜中に『こしろさま』が輝いて、一緒に外に出たこと。 そして『こしろさま』の前で裸になったこと。 「そうか、冒険したんだね。芙紗子ちゃん」 叱られるかもしれないと思っていたけど、琴音は全然怒らなかった。 「あたし、いけないことしちゃったかな?」 「いけないことじゃないよ。私は芙紗子ちゃんのこと、素敵な女の子だと思うな」 「どうして?」 「だって、『こしろさま』にお尽くししたいって思ったんでしょ?」 ああ、そうか。 芙紗子はあのときの自分の気持ちを理解した。 あたしは『こしろさま』にお尽くししたかったんだ。 『こしろさま』みたいに綺麗な裸になって。 「裸になるって、女の子だけにできるお尽くしの方法だよ」 「『こしろさま』に伝わったかな?」 「きっと伝わったわ。・・でも約束。芙紗子ちゃんのママやパパが見たらびっくりしちゃうし、もう裸になるのはやめようね」 「うん。約束する」 「でも、ちょっと羨ましいな」 「?」 琴音はいきなり芙紗子を抱きしめるとおでこにキスをした。 「ひゃん!」 「芙紗子ちゃんの冒険、私もしてみたかった!」 次の日、琴音は東京の大学へと戻っていった。 11. 芙紗子は毎日学校から急いで帰って『こしろさま』に話しかけた。 『こしろさま』はずっと眠っているけれど、たまに目を閉じたまま微笑んでくれた。 口元から小さな泡がぽこりと出て浮かび上がることもあった。 『こしろさま』の身体は本当に綺麗だった。 自分も服を脱いで寄り添いたいと何度も思ったけど、琴音との約束を思い出して我慢した。 やがて『こしろさま』の周囲が薄く白く変わる。 御神水が濁り始めたのだった。 『こしろさま』が瓶の中にいらっしゃる期間はおよそひと月。 絶対に変えられない決まりだった。 芙紗子はその姿を忘れないように見つめ続ける。 次の満月の夜。 ほとんど真っ白になった御神水の中に『こしろさま』は溶けるように消えた。 『こしろさま』との時間は夢のように過ぎて行ったのだった。 年が明け、春になり、芙紗子は三年に進級した。 自転車も上手に乗れるようになって、一人で遠くの友達の家に行けるのが嬉しかった。 12. 老人と老婆ばかり10人ほどが大祠神社に集まっていた。 村の長老と呼ばれる人たちである。 瑞鳳山の上に幾重にも重なる頭巾雲が現れ、二筋の鮮やかな紫色の光彩が目撃されたのはその前の週のことだった。 「何年ぶりかな。お告げがあったのは」村長の室谷仁三が聞いた。 「前のお告げは17年前でした」宮司の橘が答える。 「それで神託の名前は?」 「室谷琴音��す。今は東京で働いておられます」 「文吾の家の孫じゃな。確か前の祭りで、」 「はい。巫女の助務をしてくれた娘さんです」 「あれはいい子じゃ。明るくて礼儀正しい」 「そうですね」 「・・納骨の方は大丈夫ですかな?」 役場で助役を務める老人が聞いた。 「それは問題ありません。室谷の血筋ですから確実に応じてもらえます」 「そうか、では、」 村長は一旦言葉を止めて、琴音の顔を思い出した。 村の者の嫁になって欲しい、などと余計なことを言ってしまったな。 「では、そのときのために万時準備の程頼みましたぞ」 13. 「ストーカー殺人、被害者は一人暮らしのOL」 ニュースが流れたのはその年の8月だった。 「都内在住の会社員・室谷琴音さん(22)が帰宅中に刃物で刺されました。室谷さんは病院へ搬送されましたが死亡が確認されました。 警察は自称ユーチューバーの○○○(27)を殺人の疑いで緊急逮捕。容疑者は半年間にわたり室谷さんにつきまとっていた模様です」 14. ごり、ごり。 橘は作業の手を止め、タオルで汗を拭いた。 人骨を削る作業。 橘はこの作業をたった一人で40年間やってきた。 もう80歳に近いから、あと何年続けられるか分からない。 今はまだ名目だけの禰宜(ねぎ:宮司の補佐役)である息子に引き継ぐ日も近いだろう。 自分がある日突然、先代宮司の父親から『こしろさま』の準備を命じられたときのように。 境内の古井戸『神鏡井(かみかがみい)』から湧く御神水を子供たちから集めたガラス瓶に満たす。 そこへ『おしろさま』から削り出した骨粉を耳かきに半量ずつ入れる。 蓋をして封印を貼り、黒布に包む。 これを日々祈祷すれば、次の満月の日までに瓶の中に『こしろさま』が現れる。 『おしろさま』の御神体は若い女性の大腿骨だった。 毎年、複数の大腿骨から少しずつ骨粉を削り出す。 そこで削られる合計量は大腿骨の長さ約2センチに相当する。 大腿骨の全長は平均40センチ。 つまり約20年で大腿骨一本分を消費する。 消費するには供給が必要だ。 求められるのは村で生まれ育った若い女性の大腿骨である。 村で生まれ村で死ぬ者がほとんどだった時代は、若い女性が亡くなればその片方の大腿骨を神社に納めてもらうのに困ることはなかった。 しかし今は都会に出て行って戻らない者がほとんどである。 でも神様はちゃんと道を与えてくれた。 不思議なことに次の大腿骨の候補者はお告げで知らされる。 お告げを得たら、その情報は村の長老の間で秘密裡に共有され「その時」に備える。 当人に危害を加えたり、まして殺人を犯す訳ではない。 ただ待っていれば「その時」が訪れるのである。 琴音のときは遠い東京での事件だった。 それでも、村へ遺体の搬送、葬儀、火葬前の大腿骨取り出しなど、滞りなく処置できたのはお告げを受けて準備が整っていたからだ。 琴音の大腿骨は洗浄して炭酸ナトリウム1%溶液で煮込む処置を施した。 こうすることで保存性の高い白骨が得られ、菰(こも)を巻いて乾燥させるよりずっと早く「使える」骨になる。 これは橘が骨格標本の製作方法を参考に始めた手順だった。 今の時代、科学の知識を活用することが重要と橘は考えている。 『こしろさま』のお姿は元の骨の主に似ると言われる。 だから橘は、同じ子供に同じ骨を2回使わないように注意して管理している。 今年の『こしろさま』はどんなお姿かな? 子供たちには毎年ワクワクする気持ちを楽しんでもらいたいじゃないか。 今年の大祭では誰かの『こしろさま』に琴音の姿が現れるだろう。 ごり、ごり。 作業を再開した。額に再び汗が流れる。 橘は無心に人骨を削り続けるのだった。 15. 琴姉ちゃん!! 『こしろさま』の包みを開けた芙紗子が驚いた。 六年生になって今年が最後の『こしろさま』だった。 ガラス瓶の中に浮かんで眠るショートヘアの女の子。 そのお顔は琴音にそっくりだった。 3年前の事件は衝撃だった。 お葬式では泣きに泣いて大人たちを困らせたけど、今は落ち着いて琴音のことを思い出せるようになっていた。 ねぇ、琴姉ちゃん。『こしろさま』になってあたしに会いに来てくれたの? 二階の窓に風が吹いてカーテンが揺れた。 芙紗子の家は改築されて念願の子供部屋を作ってもらえたのだった。 窓から丸いお月様が見えている。 考えてみれば今まで『こしろさま』がいらっしゃた夜に月が陰っていた記憶はない。 雲ひとつない夜空に必ず満月が輝いていて、世界を青白く照らしているのだった。 芙紗子は月光が好きだった。 部屋の明かりよりお月様の明かりの方がずっと素敵だと思う。 芙紗子は照明を消す。 『こしろさま』の瓶を持って窓際へ行った。 ガラス瓶を掲げて月光にかざすと、琴音にそっくりな『こしろさま』がふわりと金色に光った。 ・・大きくなったね、芙紗子ちゃん。 「琴姉ちゃんっ、やっぱり来てくれたんだね」 ・・今日は神社に来てくれてありがとう。 「え? 神社にいたの?」 ・・いたよ。これからもずっといるから、いつでも会えるわよ。直接お話しできるのはこれで最後だけどね。 「行くっ。お話しできなくても絶対に行くよ!!」 ・・待ってるわ。 『こしろさま=琴姉ちゃん』がきらきら輝いている。 綺麗だな。あたしもこんなに綺麗になれるかな。 「ねぇ、あの約束覚えてる?」 ・・『こしろさま』の前で裸にならないって約束? 「うん。あたしずっと守ってきたんだよ。でも、もう破ってもいいかな」 芙紗子は思い切って言った。 「あたし、琴姉ちゃんにお尽くししたい」 芙紗子は着ていた服を脱いだ。下着も全部脱いで裸になった。 2年生のときよりずっと身長が伸びて胸も膨らみ始めていた。 初々しい少女の身体を『こしろさま=琴姉ちゃん』に見せた。 ・・素敵な女の子になったね。芙紗子ちゃん。 「あたし、もう12歳だよ」 ・・そうだったね。もうすぐ大人になるんだ。 「だからね、もう知ってるんだよ」 ・・うふふ、何を知ってるの? 「女の子が裸でお尽くしするって、本当はエッチな意味だってこと」 笑い声が響き、『こしろさま=琴姉ちゃん』の身体が眩しいくらいに輝いた。 16. 深夜。 二階から階段を下りる足音がした。 芙紗子の両親はぐっすり眠っていて目を覚まさなかった。 玄関の扉がそっと開き、ガラス瓶を抱いた女の子の影がするりと出て行った。 天空に満月。 降り注ぐ月光を浴びて、全裸の芙紗子が『こしろさま』の瓶を抱いて踊る。 瓶の中には金色に輝く小さな裸の女の子。 二人の冒険の時間はもうしばらく続きそうだった。
~登場人物紹介~ 室谷芙紗子(むろたにふさこ) :8歳、小学2年生。ガラス瓶に入った神様『こしろさま』を受け取る。 室谷琴音(むろたにことね) :22歳、芙紗子の再従姉妹(はとこ)。東京の大学に通っている。 橘秋人(たちばなあきひと) :75歳、大祠神社宮司。 室谷仁三(むろたにじんぞう) :90歳、室谷一族の長で村長。 前回のお話 の約10年後の出来事です。 前はAIに描かせた挿絵に適当に文書をつけただけでしたが、今回はきちんとプロットを作成して少し長めのお話になりました。 神社の御神体である人骨の設定は作者の嗜好です。 グロの要素はないつもりですが、苦手な方がおられたら申し訳ありません。 あと、前回の主人公(一人語りの「私」)は本話の琴音さんです。もうお判りですよね。 挿絵は今回もAIに生成させました。 立ちポーズの巫女さんを描かせるのは簡単でしたが、水中に浮かぶ『こしろさま』は試行錯誤を繰り返しました。 手足のバランスやポーズが難しいのもさることながら、裸体絵なので Tumblr の規制に抵触しそうな絵を描きがちなのですよ。 それでも水中に広がる髪が美しく(よく見ると変な部分もありますが)描けたのはさすがAIです。こんなの自分では絶対に描けません。 大祠神社に纏わる部分は(ロケーションやいろいろな名称、お祓いの祝詞に至るまで)自然言語AIの ChatGPT に考えてもらいました。 こういう設定は下調べに手間取るので、AIがそれらしく適当に決めてくれるのは助かります。 例えば、宮司の橘さんが御神水を汲んだ境内の古井戸。ChatGPT によるその名前の提案と解説は次の通り; 古井戸の名前として「神鏡井(かみかがみい)」という名前を提案します。 この名前は、神聖な鏡を意味する「神鏡」と、水が湧き出る井戸を表す「井」を組み合わせたものです。 「神鏡井」は、古式の風情と神聖さを感じさせる名前で、神社の境内に佇む御神水を象徴的に表現しています。 この井戸から湧き出る水は清らかで、神職や参拝者にとって特別な存在とされています。 どうですか。命名の根拠は2行目だけ。 後の説明は雰囲気で押し切っていて、それでも「なるほど」と思わされてしまいそうになるのは流石ww。 テレビドラマでよくある広告コンペのプレゼンなどはもうAIに任せれば十分ですよね。 私も引き続き遠慮なくAIに頼らせてもらうことにします。 さて、『こしろさま』の連作はこれで終わりです。 次の発表までまた時間がかかると思いますが、ゆっくりお待ちください。 ありがとうございました。 [2023.8.10 追記] こちら(Pixiv の小説ページ)に本話の掲載案内を載せました。 Twitter 以外にここからもコメント入力できますのでご利用ください。(ただしR18閲覧可能な Pixiv アカウント必要)
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2022年12月の夢
- 2022年12月31日 土曜日 7:21 夢 猫が抜ける穴を、網戸の補修ではなく木部を削ることで行なっているらしい。明らかにやめた方がいい。 学生らといる。シャワーを浴びて身支度を済ませる。 地方の土産物屋のようなところをひやかしながら歩く。 店内にスピリチュアル関連のものとして千年パズルが売られており、うわ!千年パズル売ってあるよ!遊戯王のやつ!と、にわかに沸く。
父の夢 メグ・ライアンの手を引いて、プールサイドを逃げる夢を見ることがあるらしい。トップガンだ。
- 2022年12月30日 金曜日 8:54 夢 カッパがいるというので見た。 スキー板を履いて進む。やや下りがちの道。他の人は板なしなので、なるべく轍を潰して道を平らにしようとする。 カッパは道端でうずくまるような格好。目が赤く光っている。どう見てもカッパ。しかし髪の質感が毛というよりフィギュアの髪のようなくっつき気味の造形で、本物ではないのでは?と少し思う。 奥まで行く。プレイグラウンドが二つあり、地盤面よりやや低い。水が張ってある。カッパのために?ものすごく揺れる。二人が中へ降り、ゲームに興じる。私は後ろでクッション付きの柵につかまっている。 ギターの弦を調整する。分解して組み立てる。
- 2022年12月29日 木曜日 3:39 夢 小野さんと天ぷらを揚げる。何か一斉に天ぷらを揚げる授業のような雰囲気。風に煽られて火がすごくなる。前腕にやけどのような痛みを感じる。 部署移動。Oさんの隣の席。
- 2022年12月28日 水曜日 5:49 夢 時計が一時間ずれており、五時のつもりが四時だったりする。
- 2022年12月27日 火曜日 5:45 夢 古い農家風の作りの家。薄暗くて細長い感じの。トイレが下を流れていくような構造。 トイレのカギのシリンダーそのものがなく、何かがついていた名残のネジ穴だけが縦に二つ開いている。用を足しているとドアが開きそうになり、内側から押す。 子供が数人集っており、一人二人明らかに顔が真っ赤で様子がおかしい、熱中症。ものすごい日が差しており、休ませるにしてもこんなところじゃ全然ダメ、日陰じゃないと。焼け石に水だと感じる。
- 2022年12月26日 月曜日 6:48 夢 見たけど忘れた
裕福な太った女性とタイル敷きの部屋にいる。実家は誕生日を祝う日用の部屋があるらしい。窓。床のタイルの敷き詰め方からして元は大浴場か?
- 2022年12月25日 日曜日 7:51 夢 風呂。会社。大きな看板に社長の顔。やり手感ある、高須クリニック的なかんじ。
ロティサリーチキンを切り分ける。みんなに行き渡るよう。
- 2022年12月24日 土曜日 6:29 夢 グラブジャベリンみたいなものを持った軽装の騎士が二人。今にも刺し合いそうに向き合っているが、雰囲気は硬くなく、刺す前に30回くらいつつくという手続きがある、それがすごい嫌、普通にいきなり刺すより感じが悪い。 どこかの感じの良い雑貨屋兼喫茶店。背の高い外国人男性が訪れる。アルバム3種類くらいの音楽のリクエストをしてくる。音楽の趣味も良い。
- 2022年12月23日 金曜日 7:07 夢 みなみが右足義足。私は片目を半分半分にして見ている。 久々にムゼッタを歌う。
- 2022年12月22日 木曜日 6:02 夢 椅子を公園に設置する。固定されているわけではなく動かすことができる。幽白の話をする。 古い本を運び出して並べている。漫画類など。多すぎ、もう運びたくないと思うが、実際そこまでの量ではない。
- 2022年12月21日 水曜日 6:31 夢 iさんと約束している。退勤後即連絡を入れる手筈。Creepy Nutsの礼賛というライブDVDのリリース日らしい。短いラインのやり取りをしている。 夜のお店。 都市部で種や農協にありそうな製品を買うならここという店。タイヤに油をさすための専用の機器が置いてある。元彼と先輩が混ざったような存在。
- 2022年12月20日 火曜日 5:40 夢 H家がすごい猫を飼っている。猿のように小さく、後頭部に毛髪のように人の手が生えており、脇にも手が生えている猫。 ペットボトルを分別する。 妹の学校の宿題でショートショートを書く必要があるらしい。お題は砂漠とロボット。そんなもん百人中百人が似たようなものを書くに決まってるので、そこから離れたものを逆算して書くと良いと言う。 読みたい本を探す。 冷蔵庫の壁面にボール紙のチョコレートを取り出して食べる。左右に穴があり、メダル型のチョコがはめ込んである。知らない薄暗い台所。 授業じゃなくて講義だからやることは違うという文言を赤いクレヨンペンみたいなもので書く。 父が痩せているように見える。顔色が白い感じ。 増島さんという結婚を機に新たに地元に転入した女性のご家族。パーマ、真ん丸の黒縁メガネ。息子二人いる。自撮りをしようとしている一部始終を見る。
- 2022年12月19日 月曜日 6:39 夢 Tさんがいる。
- 2022年12月18日 日曜日 7:23 夢 もう実家に米がないらしく、実家で出すための米を買いに行く必要がある。
- 2022年12月17日 土曜日 4:31 夢 文房具。プラスチック製のえんぴつのふた、ピカチュウの形のプラスチックの一センチくらいのものが2、3個、のり。処分を考える。カードゲームとか好きそうなオタクの男の子。 あぜ道。知らない主婦、私よりは年上っぽいが若めでボブヘア。写真を撮る必要がある。スマホを構えるといちいち手で動かすようにして強引な操作を挟むのが妙に気に入らず、こちらもわざとかわすようにして大人気ない態度を示す。 なんとなく初詣の神社の奥へ向かう参道のような雰囲気。 妹が来て写真撮影に加わる。誕生日らしい態度の堂々さがある。スカートを履いているが足の筋肉が驚くくらい発達しているのが見える。 ふいに背後から悲鳴が上がり、上の方の地面が陥没したらしいのがわかる。めちゃくちゃ大きな木が植っていたらしく、それがなくなったので周りの地面がスカスカになり陥没したらしい。地面が沈んだ反動で虹色の��気味な水蒸気のようなもやのようなものが上がる。周囲がパニックになり一斉に坂道を駆け下りる。が、道がどんどん迫り上がってくる。迫り上がった地面と天井の木部に挟まれて帽子を被った若い男性の背中がひしゃげて動かなくなるのが見える。一瞬。なるべく広い場所にいないと死ぬとわかったのでスクロールの後ろの方で気持ちを後ずさりさせるのだが、あまり意味がない。嫌な感じの曲とも音ともつかない人を焦らせる音が流れている。あー。目が覚める。
- 2022年12月16日 金曜日 5:56 夢 朝だ!と思ってパッと起きようとしたら眠ってから40分ほどしか経っていなかったので驚いた。 可愛い格好した男がいる。白髪、トラガスのところに挟む感じのピアス、耳たぶのところにピアス。茶色っぽいセットアップを着ている。素直に褒めるとYouTuberみたいな感じで喜ぶ。 飼っている小鳥がいる。散らばったえさを食べている。
- 2022年12月15日 木曜日 6:34 夢 緊急停止ボタンが3箇所ほどあり、捕まらないように回って止めていく。 泥の中を泳ぐセッコ。
- 2022年12月14日 水曜日 6:18 夢
- 2022年12月13日 火曜日 5:50 夢
- 2022年12月12日 月曜日 5:35 夢 どこかのエアコンフィルターを外しただけで新しいフィルターをつけるのを忘れていた。車の後部座席で気づく。ごまかせるか? と一瞬考えるが、もちろん無理。正月早々に行けばつけてこられるが行きたくない。ペアの男性と行く予定だが、今日行くのか��月行くのか。今日行く方がまだマシだと思うが、意思疎通がはかれておらず、正月行くことになる。 フィルターをそのへんの水が溜まった四角いたまりで洗う。よく見ると魚がいる。びびる。わりと大きく、ピラニアのような形の魚、マスのような形の魚、ロウニンアジのような形の魚などいる。だんだんそこが人の家の、趣味でやってる池だとわかってくる。玄関から男性が見える。話が通じにくそうな雰囲気の、田舎の人。さすがにこのまま離れるのはまずいと思い、挨拶し、事情を説明する。手を取ったまま話す。お礼に食事でもという流れになりそうになり、突然龍脈の話をすることでやべーやつだと思ってもらう。小山健の漫画みたいなタッチになってくる。 でかいローストした肉。くぼんだ個室がいくつかある今っぽい雰囲気のオフィス。奥の部屋にも荷物を(卓球台など)用意するつもりらしい。グリルが終わったものを父が持ってくる。鴨らしい。薄いナイフを入れる。全員分切り分けようとするが、途中で代わる。ハンニバル博士に似た男性がおり、その手つきを見たいと思う。 以前に筒に細く切ったロールケーキを入れており、腐っている。捨てる。箱に入った洋菓子のようなものが四箱ほどもあり、一応中を改めていくが、腐っているのでどんどん捨てる。
- 2022年12月11日 日曜日 8:28 夢
- 2022年12月9日 金曜日 8:12 夢 相撲取りと商売女のパラドックスという、観光地の道端とかに置いてあるものを見る。重しになっている帯を解くと浮き上がってしまうので。 喫煙所になっているところ。屋根が低く、奥に祠がある。入口上部には「煙草に火」と書いてあり、何かみたいだ…と思い、少し考える。月に負け犬みたい? もっとしっくりくるのがあるような。 部屋にお婆さんが尋ねてくる。そういう約束だったらしいが、不明な人。部屋が汚いので片付ける。
- 2022年12月8日 木曜日 6:01 夢 ピンク色のクマ柄のリラコ。これ着てカポエイラできそう。キャンプへ行くらしい。少しがらんとした実家の自室。自由帳を二、三冊持つ。下のいとこもくるような気配があり、じゃあキャンプならスマホよりこういうことした方が楽しいだろうみたいに考えている。夜すごく寒かったことを思い出し、上にはおるものを探す。ハンガーラックなど見る。なにもない。床に電気をつけるための接続金具が落ちている。
- 2022年12月7日 水曜日 14:46 夢 液体状の触手状の御神体を祀るガチャポンのような神社があり、所定の287円ほどを投入する。鬼滅の刃の雰囲気がある。
- 2022年12月5日 月曜日 6:18 夢 KFさんが住んでいた部屋に住むことになっているらしい。流しの下などに使いかけの油、ココアの粉末、パウチ入りのゆず茶などが置きっぱなしになっている。離れの勝手口付近にチラシを束ねた簡易なメモ帳が下げてある。めくる。何か書いてあるが走り書きでよく読めない。 三角形の間取りで、玄関部分のみクリニックと共用になっている。人の出入りの気配がある。 たたきの下に引き出しがあり、ほぼ空で、スリッパが二足ほど入っている。 押入れの下段のようになっている薄暗い空間があり、古いアルバム、大判に引き伸ばされたアートプリントなどが収納されている。ほこりで粉っぽい。 大浴場らしき空間。小学生向けのギャグ漫画の単行本。 百均らしき店内。ベリーショートの滝波ユカリ風の女性のもとを、彼女に一瞬だけ心酔している若い女性が訪ねてくる。店内にはショートの女性の旦那も勤務しているため、突然の来訪に困惑しているが、誘惑したのは自分なので何も言えない。 アウトドア用品が豊富。使い勝手の悪そうなクマの形のボトル、ふたつきのプラスチック製コーヒードリッパー、野菜、白いきのこ、など。入り口から外を覗くと、カートなどを置くようなところに巨大な菜の花の切ったやつが並べて売られており、最後の一つになっている。
- 2022年12月4日 日曜日 8:51 夢 ロッカー。なおくんの隣。 白いツルツルしたボトムの上に何を着るか考えている。
- 2022年12月3日 土曜日 9:00 夢 猫くらいの大きさの死んでいるスズメバチ三匹が見える。土の上。移動中。 Kさんの部屋らしい。男にしては小綺麗でものが少ない、ボディソープやら何やらのボトル、パステルカラーの水彩のようなパッケージのもの、がやたらに置いてある。M姉に似た人。剥がれかけのもの、でかいやつをふざけ半分でめくっており、おいおいと思う。稼ぎの良いSEになったら使うつもりでいたらしい。 水場。知らない家族。ライフジャケットをつけている。ライフジャケットには尻尾のようなひれがついており、それがあるので簡単にスイスイ泳げるとのことだが、自分はノーライフジャケットで今にも手すりから滑り落ちそうなので気が気でない。 雑貨屋。巨大な猫足のドレッサーのような家具が100円で売られており、店としても本当に要らないものなのだろうと思う。金払って処分するよりは。 濡らすとくっつくビーズで作られたものがちらほら置いてある。子供が作ったような三角錐のピカチュウのようなもの。 ボルダリングボード。 自分のとは違う合気道の流派のとこにいる。 橋の中央に向かって歩いている。駅のように混み合う。知らん家族。ふてぶてしさもある。順路と逆から行けば空いている。
- 2022年12月2日 金曜日 6:40 夢 なんか見たけどわすれた
- 2022年12月1日 木曜日 5:30 夢 梨泰院に住んでいるらしい。確かに韓国の繁華街という雰囲気がある。 レジ前。急いでエスカレーターを駆け下り、レジの方へ駆け込む。 鳥を飼っている。実家に似た雰囲気の新居にに荷物が届く。黒くてアヒルのような肉感があってくちばしが丸い感じ。腕に乗せようとする。しかしこんな鳥飼ってるなんて変だなと少し思う。
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北牧村の蛇石
長野県南佐久郡北牧村馬越の西の方に、幅七尺、長さ九尺、高さ四尺ほどの石がある。 土地の人は蛇石と呼んでいる。 この石の裾の方には幅一寸、長さ二尺五、六寸ほどの筋があり、鉄の蛇が通った跡だと言われている。 また、この石の上には小さな石の祠がある。村人はその祠をシービーシさんと呼んでいる。シービーシとは蛇石の訛化である。
昔、この集落のとある家で病人が出た。 それがなかなか治らないので、占ってもらった。 お前の持っている土地にこれこれこういう石があるだろう、それを神として祀らなければ病人は癒えぬ、と占い師が言う。 その家の持つ土地には、確かに占い師が言うような石があった。 家人は急いで石の宮を建て、祀ったところ、病人は直ちに全快した。 その石というのが蛇石で、石の宮というのがシービーシさんである。
明治の初め頃、この祠は同じ集落にある神明社に合祀されたことがある。 ところが、上述の一族に病人が大勢出た。 これは蛇石の祟りだろう、ということになり、改めて元の場所に祭り直したら、病人たちはすべて治った。
また昔から、この石を指差したり、踏んだりすると、自分自身あるいは自分の持ち物が向こうの川、つまり大石川に流される、と言い伝えられている。
(南佐久教育会・編『南佐久郡口碑伝説集』八、神佛・社寺等の話 「9、蛇石」)
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かつて関東州大連市に鎮座していた大連神社 赤間神宮に参拝に上ったのは境内社である大連神社に参拝に上がりたいと思ってたからです 赤間神宮拝殿から日本西門鎮守八幡宮を抜け階段を上がると紅石稲荷神社とともに鎮座しています 日本の租借地時代の大連市に鎮座し旅順に官幣大社の関東神宮が鎮座するまで関東州の中心的神社だったそうです 終戦後大連神社御神体と御神宝は宮司の手により日本に持ち帰られ箱崎宮に仮安置されましたが前述の宮司が赤間神宮宮司に赴任した際境内に小祠を建て御神体を遷しました その後昭和60年に神宮式年遷宮の古社殿を譲り受け昭和55年に現在地へと遷座しました 扁額は近衞文麿によるものから大連時代からのものと思われます 中国に住んでいた時、大連にもボランチがあったので大連神社の旧社地前を何度か通っていたことなど当時は全く思いつきもしませんでした #大連神社 ⛩┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⛩ 大連神社(だいれんじんじゃ) 鎮座地:山口県下関市阿弥陀寺町9 主祭神:天照皇大神、大国主大神、明治天皇、靖国神 ⛩┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⛩ #神社 #神社巡り #神社好きな人と繋がりたい #recotrip #神社仏閣 #パワースポット #下関市 #赤間神宮 #神社巡拝家 (大連神社) https://www.instagram.com/p/ChkTwPgvKxJ/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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