#寺田寅彦
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ある天才生物学者があった。山を歩いていて滑ってころんで尻餅をついた拍子に、一握の草をつかんだと思ったら、その草はいまだかつて知られざる新種であった。そういう事がたびたびあったというのである。読書の上手な人にもどうもこれに類した不思議なことがありそうに思われる。のんきに書店の棚を見てあるくうちに時々気まぐれに手を延して引っぱりだす書物が偶然にもその人にとって最も必要な本であるというようなことになるのではないか。
— 寺田寅彦著「読書の今昔」(『読書と人生』令和2年10月Kindle版、角川ソフィア文庫)
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喜多川歌麿「美人一代五十三次」より とつか 寺田寅彦「浮世絵の曲線」より 「たとえば歌麿の美人一代五十三次の「とつか」では、二人の女の髷の頂上の丸んだ線は、二人の襟(えり)と二つの団扇(うちわ)に反響して顕著なリズムを形成している。」
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<今年度の知窓学舎のでの授業方針>
「探究科学」および「教養自然科学」
今年度は以下の3点を大切にしていきたいと思っています。
1:問いをもつ 問いをもつのは難しいことです、面倒なことです。 なぜならべつに問わなくても生きていけるからです。 しかし、問いをもつと世界が変わります。 自分なりに考え出すことで、いろいろなことを「思いつく」からです。 思いついたらしめたものです。 このクラスを利用して「自分で考える勇気」を身につけてみてください。
2:身近な自然現象を観察する 面白いものは遠くにある気がしますが、とんでもない! 身近な自然現象に、面白いものは潜んでいます。 そこからいっきに生命のこと、宇宙のことだって分析することができます。 ですから、まずは身近な自然に目を向けてみましょう。
3:人 自然科学は結局、人が創り上げてきた現在進行形の歴史です。 その歴史は人間ドラマです。 私ならゲーテ、ユクスキュル、ファーブル、ダーウィン、寺田寅彦などの生き様が大好きです。 そして彼ら��ような探究者を目指して研究しています。 皆さんもぜひ各々の「お気に入りの人(モデル)」を見つけて、 そのモデルの良い点を真似してみましょう。
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XユーザーのDolphin7473さん:「「はじめに」の最初のパラグラフの火力ではないのよ 細谷暁夫,「寺田寅彦『物理学序説』を読む」」
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3月の月報
図書館の電子書籍サービスに登録してみた。寺田寅彦の随筆などが無料でスマホで読めて財���に優しい。しかし文庫本の方が目には優しい。
ヤマザキ春のパン祭りが開催されている。今月30日までなのでどんどん🍞を食べていかんと…。もらえるボウル皿はシリアルを食べるときに便利そうなので2枚くらいもらってみたい。
みんな転しとるので某コーディングサイトを積極的にやり始めた。カジュアルにやっていきたい。
寒い日もあるがだんだん暑くなってきた。適当なタイミングで羽毛布団を干して収納したい。🌸を見て毎日元気にがんばるぞい。
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タンブラー、むちゃくちゃご無沙汰もご無沙汰です。
何気に展示したり細々写真に関わってます。2024年2月現在は根津のギャラリーバーで展示してますのでどうぞ宜しくお願いいたします。
20代〜30代に撮った写真と最近撮影した郊外の写真です。
ZINEも販売しています。
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2/6(火)〜2/24(土)
ギャラリーバー最終兵器@saishuheiki2022
長谷川諭子写真展「郊外雑感」
東京都台東区池之端2-6-2
(東京メトロ千代田線根津駅2番出口徒歩4分)
17時〜24時 日月定休日
チャージ¥800 ワンドリンクオーダー制
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現代の多くの人間に都会と田舎とどちらが好きかという問いを出すのは、蛙に水と陸とどっちがいいかと聞くようなものかもしれない。
田舎だけしか知らない人には田舎はわからないし、都会から踏み出した事のない人には都会はわからない。都鄙とひ両方に往来する人は両方を少しずつ知っている。その結果はどちらもわからない前の二者よりも悪いかもしれない。
性格が分裂して徹底した没分暁漢になれなくなるから。
それはとにかく、自分は今のところでは田舎よりも都会に生活する事を希望し、それを実行している。
「寺田寅彦随筆集 第一巻」岩波文庫
第2の都市と呼ばれる大阪に住んでいたけれど、私の住んでいた場所は田舎でもなく都会でもなく、中々に何も無い場所だった。
90年代のサブカルに憧れ、東京にはなんでもあると思っていた10代。家庭環境のよるところが大きいけれど、とにかく家を出たかったわたしは写真学校に行くことを理由に19歳の時、憧れの東京に(本当は神奈川に、、)出させてもらった。そんな憧れは大いに空回りで、カルチャーと呼ばれるものをそこまで愛したりは出来なかった。
若い頃の私はそんな自分を憎く思うこともあったけれど、喉元過ぎれば〜というやつで、もう昔の話になってしまった。その頃の私と同じ歳ぐらいの子どもがいてもおかしくない年齢になったのもあるし、今の東京も大阪もなんだかつまらなく感じてしまっているせいもあると思う。
私が当時憧れていたカルチャーも年月が経ってボロというか埃が出るようになってしまったモノもあり、驚く事や考える事もあるけれど、感傷的になるほどの熱はなくなってしまった。
多感な時期に好きだったものが消えていくのが虚しいのか、と言われたらそれほどでもなく、今はどこにいてもどの時間でもネットで買い物も出来るし、新旧問わず音楽や映画や本を楽しめるのでとてもありがたく思っている。
ただ、どうして此処に住んでいるのか、という事を腑抜けて忘れてしまっている時に、この田園雑感の節は身に沁みるのだ。
長谷川諭子「郊外雑感」
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あとソウルメイト(上司)とラジオみたいな全然ショボショボな(でもそれでいいんだよ、、)YouTubeもやってます。
わたしは今回のバー展示の事とKodakFZ45のこととか上司はNikonのカメラの話とか新宿で展示する話とかしてますので何卒。
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Will natural disasters come when we forget? ~Torahiko Terada (Essay)
A giraffe pattern?
Torahiko Terada (1878-1935) was a Japanese physicist, essayist, and haiku poet.
As a physicist, he is famous for his research on the Laue group using X-ray analysis, but his true strength seems to be in shedding light on phenomena that no other physicist pays attention to. He is trying to elucidate the mechanism behind the formation of the horns in a sweet called confetti, and when the water recedes from a rice field, unique cracks can be seen on the surface of the drying rice field. He claims the skin patterns of giraffes may be based on the same mechanism.
I currently have a book called ``Science and Scientists' Stories: A Collection of Essays by Torahiko Terada'', which also includes an essay called ``Tsunami and Humans.''
In the early morning of March 3, 1933, a tsunami struck the Pacific coast of northeastern Japan, sweeping small coastal villages from side to side and washing them away, resulting in the loss of many lives and a large amount of property. took it away. A natural phenomenon similar to the so-called ``Sanriku Tsunami'' that occurred in the same area on June 15, 1896, repeated itself approximately 37 years after Manchuria.
Similar phenomena have been repeated many times, even if they remain in history. There are probably many more that have not been recorded in history. Judging from current seismology, the same thing will happen again and again.
This essay examines the process by which tsunami preparations are becoming increasingly looser. One is that the number of people who have experienced the damage is decreasing... In the quote above, 37 years makes people less prepared.
Additionally, even if people lived on high ground at the beginning of the disaster, their living areas gradually moved down to the seaside because ``they forget the heat once they get over it.''
Furthermore, even if a disaster monument is erected, it is moved to a less conspicuous location due to road construction, and fewer people read it...For these reasons, tsunami preparations have become looser.
天災は忘れた頃にやってくる?~寺田寅彦
寺田寅彦(1878-1935)は戦前の日本の物理学者・随筆家・俳人です。
物理学者としてはX線解析によるラウエ班の研究などで名高いですが、彼の真骨頂は、ほかのどの物理学者も注目しない現象に光を当てる点にあるようです。「金平糖:こんぺいとう」というお菓子の「角:つの」が出来るメカニズムを解明しようとしたり、水田から水が引く時、乾きかけた水田の表面に特有のひび割れが見られますが、これと「キリン:アフリカに生息する大型動物」の肌の模様が同じメカニズムが元になっているのでは?と
考察したり・・・
今、手許に「科学と科学者のはなし 寺田寅彦エッセイ集」(池内了:編・岩波少年文庫)という本がありますが、ここに「津浪と人間」というエッセイも収められています。
昭和8年(1933年)3月3日の早朝に、東北日本の太平洋岸に津浪が襲来して、沿岸の小都市村落を片はしからなぎ倒し洗い流し、そうして多数の人命と多額の財物を奪い去った。明治29年(1896年)6月15日の同地方に起こったいわゆる「三陸大津浪」とほぼ同様な自然現象が、約満37年の今日再び繰り返されたのである。
同じような現象は、歴史に残っているだけでも、過去においてなんべんとなく繰り返されている。歴史に記録されていないものが、おそらくそれ以上に多数あったであろうと思われる。現在の地震学上から判断される限り、同じことは未来においても何度となく繰り返されるということである。
このエッセイのなかで、津波に関する備えがだんだん緩くなっていく過程が考察されています。一つに、その被害を体験した人が少なくなっていくこと・・・前掲の引用で、37年というタイム・スパンが備えを緩くするのですね。
また、被害当初は高台で暮らしていても、「のど元過ぎれば熱さを忘る」でだんだん人びとの生活圏が海沿いにおりてくること。
それから、災害の記念碑を立てたとしても、道路工事などで目立たぬところに碑が移動させられ、読む人も少なくなる・・・これらの事情で、津波への備えは緩くなっていくのですね。
#disaster#Torahiko Terada#essay#confetti#giraffe#rei morishita#Tsunami#preparations#looser#seismology
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2023年10月27日に発売予定の翻訳書
10月27日(金)には33冊の翻訳書が発売予定です。うちハーパーコリンズ・ジャパンが14冊です。
叫びの穴
アーサー・J・リース/著 稲見佳代子/翻訳
論創社
自立的で相互依存的な学習者を育てる コレクティブ・エフィカシー
ジョン・ハッティ/著 ダグラス・フィッシャー/著 ナンシー・フレイ/著 シャーリー・クラーク/著 ほか
北大路書房
ビートルズ ’66
スティーヴ・ターナー/著 奥田祐士/翻訳
DU BOOKS
[ザ・シーダーズ]神々の帰還(下) : 秘められし宇宙テクノロジーの大開示
エレナ・ダナーン/著 佐野美代子/翻訳 アレックス・コリエー/著
ヒカルランド
パディントンのクリスマスの手紙 : Paddington's Christmas Post
マイケル・ボンド/イラスト R・W・アリー/イラスト 関根麻里/翻訳
文化学園 文化出版局
ギャリー・カーツ マジック・コレクション
リチャード・カウフマン/著 角矢幸繁/翻訳
東京堂出版
飼育下パンダの野生復帰
張和民ほか/著 岩谷季久子/翻訳
科学出版社東京
1930年代の只中で : 名も無きフランス人たちの言葉
アラン・コルバン/著 寺田寅彦/翻訳 實谷総一郎/翻訳
藤原書店
中国手漉竹紙製造技術
陳剛/著 稲葉政満/監修 白戸満喜子/翻訳
科学出版社東京
なぜ私たちは燃え尽きてしまうのか
ジョナサン・マレシック/著 吉嶺英美/翻訳
青土社
Pythonによる時系列予測
Marco Peixeiro/著 株式会社クイープ/翻訳
マイナビ出版
富豪に仕える : 華やかな消費世界を支える陰の労働者たち
アリゼ・デルピエール/著 ダコスタ吉村花子/翻訳
新評論
中国仏性論
頼永海/著 何燕生/翻訳
法藏館
新版 地図とデータで見る水の世界ハンドブック
ダヴィド・ブランション/著 吉田春美/翻訳
原書房
第二次世界大戦 運命の決断 : あなたの選択で歴史はどう変わるのか
ジョン・バックレー/著 辻元よしふみ/翻訳
河出書房新社
「自信がない」という価値
トマス・チャモロ=プリミュージク/著 桜田直美/翻訳
河出書房新社
生物学大図鑑 : 世界を知る新しい教科書
メアリ・アージェント=カトワラ/著 左巻健男/監修 黒輪篤嗣/翻訳
河出書房新社
ジンジャーとピクルスのおはなし
ビアトリクス・ポター/著 川上未映子/翻訳
早川書房
パイがふたつあったおはなし
ビアトリクス・ポター/著 川上未映子/翻訳
早川書房
路地裏で拾われたプリンセス
ロレイン・ホール/著 中野恵/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
一夜の夢が覚めたとき
マヤ・バ��クス/著 庭植奈穂子/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
愛は一夜だけ
キム・ローレンス/著 山本翔子/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
伯爵夫人の出自
ニコラ・コーニック/著 田中淑子/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
シンデレラの十六年の秘密
ソフィー・ペンブローク/著 川合りりこ/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
天使の誘惑
ジャクリーン・バード/著 柊羊子/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
目覚めたら恋人同士
ペニー・ジョーダン/著 雨宮朱里/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
禁じられた言葉
キム・ローレンス/著 柿原日出子/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
捨てられた花嫁の究極の献身
ダニー・コリンズ/著 久保奈緒実/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
街角のシンデレラ
リン・グレアム/著 萩原ちさと/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
侯爵と雨の淑女と秘密の子
ダイアン・ガストン/著 藤倉詩音/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
身代わりのシンデレラ
エマ・ダーシー/著 柿沼摩耶/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
悲しみの館
ヘレン・ブルックス/著 駒月雅子/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
薔薇色の明日
レベッカ・ウインターズ/著 有森ジュン/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
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群像劇形式で進む帝都物語全体を通しての主人公とでも呼べるような人物。 ただし、この物語の主人公は「東京」である為、加藤はどちらかと言うと狂言回しに近い。 軍服にマントを羽織り、ドーマンセーマン(五芒星)の染め抜かれた白手袋という印象的な姿で有名だが、 実際はそれ以外の格好も結構している。前述の通り帝都の完全破壊を目論む紛れもない悪役ではあるが、 その思想や生き様から高い人気を持つ。 作中最強に近い魔術師ではあるものの決して圧倒的な存在ではなく、 帝都を守るべく行動する人物達とも持てる力を尽くし常にギリギリの戦いを行い、時には深手を負うことも。 また、常に余裕ありげな態度を保っているが超然たる人物ではなく宿敵の幸田露伴や寺田寅彦に対しては 感情を露わにし、一時物にしていた恵子に対しても特別な感情を抱いていた。 その辺の人間らしさもまた彼の魅力であろう。 映画「帝都物語」及び「帝都大戦」では嶋田久作氏が彼を演じたが、 同氏があまりに加藤のイメージにハマりすぎていた為、原作者自身が文庫版に起こす際、 態々加藤の外見を嶋田氏に依せたという逸話を持つ。因みにOVA版の声優も嶋田氏が務めており、 その辺からもどれだけイメージ通りだったかが解るであろう。 後述の通り漫画やゲーム、アニメにも大きな影響を与えた。
帝都物語 - アニヲタWiki(仮) - atwiki(アットウィキ)
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『教科書名短篇 科学随筆集』 (中央公論新社)
科学のはじまり
科学者とあたま 他六篇(寺田寅彦)
地球の円い話 他三篇(中谷宇吉郎)
詩と科学 他八篇(湯川秀樹)
発見の鋭い喜び(岡潔)
科学的なものの考え方(矢野健太郎)
広く学ぶ心(福井謙一)
チョウの飛ぶ道(日高敏隆)
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23年1月2週目
初めての仕事にイライラ・不安になりながら取り組む。後輩と話していて初めての仕事はゴールが見えなくて嫌。早く2回目になりたい。次はもっとうまくできるって思う、という話をしたら、前向きっすね、もう同じ仕事はやりたくないっす、と言われた。大概の仕事は憂鬱でも、過程が想像できる仕事は8割方終わったようなものだと思っている。
雪見温泉するべく石川へ。先月大雪のニュースがあったのもあり、ドキドキしていたが、今週末は日本の広い範囲で4月並の暖かさとのこと。普段の東京の仕事の行き帰りの方がずっと寒いくらいだったし、なんなら雪なんて全くと言って良いほどなかった。雪見温泉とは...?リサーチ不足でもあったが、今年の雪のなさが異常とタクシーの運転手さんが言っていた。ただの快適な季節の旅行になってしまった。雪見温泉できればOKとの割り切りからあまり効率的な観光はできなくて、かなり待ち時間の多い旅に。まぁ、そういう旅もあってもいい。雪の予定でかなり時間に余裕を持った時間配分にしたものあるけど、今回はほぼ走らない旅行ができた。(一人旅だと大体どこかで走って移動する羽目になる)
そういう意味で読書は結構捗っているけど、かなり並行しているのであまり進んではいないかな。『百年の孤独』、夏目漱石の『三四郎』、内田百閒『 第一阿房列車』を読んでいる。旅館に泊まると日本の古典(というと怒られそうだけど)が読みたくなる。夏目漱石を読んでいると寺田寅彦が教え子と分かり、旅先で訪れた中谷宇吉郎の雪の科学館では、中谷宇吉郎が寺田寅彦の教え子だと知る。旅の中で夏目漱石と中谷宇吉郎がリンクする。全く詳しくない物についてあるとき突然点と点が線になる感覚がとても好きだ。
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こう‐きょ【×薨去】 の解説 [名](スル)皇族または三位 (さんみ) 以上の貴人の死去すること。薨逝 (こうせい) 。 「少林 (わかばやし) 城において御—なされ候」〈鴎外・興津弥五右衛門の遺書〉 類語 崩御(ほうぎょ) 卒去(そっきょ) 関連語 お隠れ(おかくれ) 出典:デジタル大辞泉(小学館) 薨去 の例文(4) 出典:青空文庫 ・・・先年侯井上が薨去した時、侯の憶い出咄として新聞紙面を賑わしたのは・・・ 内田魯庵「四十年前」 ・・・して見ればこの人の薨去は文永四年で北条時宗執権の頃であるから、そ・・・ 幸田露伴「魔法修行者」 ・・・加藤首相痼疾急変して薨去。八月二十五日 晴 日本橋で散弾二斤買う・・・ 寺田寅彦「震災日記より」
薨去(こうきょ)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書
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寺田寅彦の随筆にもあったな。>「人というのは、喜怒哀楽、大きく心が動いたとき、自分の心のなかだけに留めることができず、かならず誰かに伝えたくなる」的な話
Xユーザーの雪見バーガーさん: 「寺田寅彦の随筆にもあったな。>「人というのは、喜怒哀楽、大きく心が動いたとき、自分の心のなかだけに留めることができず、かならず誰かに伝えたくなる」的な話」 / Twitter
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もし何らかのデマが拡散したのだとしたら、"その責任の少なくも半分は市民自身が負わなければならない。事によるとその九割以上も負わなければならないかもしれない。" と、寺田寅彦の随筆『流言飛語』にある。
これは関東大震災の翌年9月の新聞に掲載された。文章は冷静で、説明は丁寧なのだが、自らの思考を放棄してデマを拡散する人々に対する怒りと諦めの入り混じったものを行間から感じる。 おそらく関東大震災の後に起きたデマに、彼自身かなり衝撃を受けたのではないだろうか。それこそ『風立ちぬ』の主人公のように「日本が文明国だ」と、どこかで思っていたのを覆されてしまったのかもしれない。
関東大震災から約100年が経っても、未だに"文化的市民としての甚だしい恥辱"を曝しまくっている日本社会を見て、草葉の陰で寺田寅彦は何を思うのだろうか…(というまとめすると、すごく新聞の社説っぽい)。
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世界を面白い状態のまま生き生きと見せる
変化していく生き物と、時間が止まった鉱物と、それらとはまた別の電気というもの。この3つが並んで自分の中に入ったのは大きかった。後々の寺田寅彦にぞっこんになることとつながります。
(中略)同時に、教科書や先生の語り方が方法的に自由じゃないと感じるようにもなった。生物や地学、物理や化学といった枠組みで捉えるのではなくて、あれも面白い、これも面白いと。世界を面白い状態のまま生き生きと見せることに関心を持つようになります。
2024/03/14 朝日新聞(聞き手・山崎聡)
語る ーーー人生の贈りものーーー
松岡 正剛 4⃣
面白すぎた 虫と鉱物と電気
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