#女王陛下のお気に入り
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Comic ZERO-SUM[コミック ゼロサム]
Koutei Heika no Senzoku Shishohime[皇帝陛下の専属司書姫]
Okaa-sama no Iutoori![お母様の言うとおり!]
Ouji-sama ni Dekiai Sarete Komattemasu[王子様に溺愛されて困ってます]
Sono Akuyaku Reijou wa Kouryakuhon wo Tazusaete iru[その悪役令嬢は攻略本を携えている]
Kuuki ga "yomeru" shinnyuushain to buaisou na senpai[空気が「読める」新入社員と無愛想な先輩]
Ayakashi Kazoku no Youko Reijou, Onmyouji to Seiryaku Kekkon suru[あやかし華族の妖狐令嬢、陰陽師と政略結婚する]
Tensei Oujo wa Ai yori Ryouchi ga Hoshii no de Seiryaku Kekkon wo Kibou shimasu![転生王女は愛より領地が欲しいので政略結婚を希望します!]
Ochikobore Shiro Madoushi CECILl wa Taishougai no Hazu deshita[落ちこぼれ白魔導士セシルは対象外のはずでした]
The disliked wife wants to divorce a hero general![嫌われ妻は、英雄将軍と離婚したい! ]
Binbou Danshaku Reijou no Ryouchi Kaikaku [貧乏男爵令嬢の領地改革]
The court lady of the emperor is hoped for as his bride[皇帝つき女官は花嫁として望まれ中]
Kami Sakka Murasaki Shikibu no Arienai Hibi [神作家・紫式部のありえない日々]
Let's go on the evil runway.[悪の華道を行きましょう]
THE DARK MAID DOMINATES![闇メイドが支配する!]
Kaseimadoushi no Isekaiseikatsu[家政魔導士の異世界生��]
Watashi no Oshi ga Kyou mo Saikou ni Toutoi node, Zenryoku de Shiawase ni suru![私の推しが今日も最高に尊いので、全力で幸せにする!]
Kamikatari ni Sayonara wo[神騙りにさよならを]
Teito Ayakashi Yashiki no Keiyaku Hanayome[帝都あやかし屋敷の契約花嫁]
Hime-sama, Muri Desu![姫様、無理です!]
Suterare Danshaku Reijou wa Kurokishi-sama no Oki ni Iri[捨てられ男爵令嬢は黒騎士様のお気に入り]
Imouto ni Konyakusha wo Toraretara, Juuna Ouji ni Kyuukon saremashita[妹に婚約者を取られたら、獣な王子に求婚されました]
Takabisha Koujo wa Damattenai[高飛車皇女は黙ってない]
Dekasegi Reijou no Konyaku Soudou Jiki Koushaku-sama wa Fianse ni Aisaretakute Hisshidesu.[出稼ぎ令嬢の婚約騒動 次期公爵様は婚約者に愛されたくて必死です。]
Ouhi-sama ga Otoko da to Kidzuita Watashi ga, Zenryoku de Inpei Kousakusasete Itadakimasu![王妃様が男だと気づいた私が、全力で隠蔽工作させていただきます!]
Okitsune-sama no Irui Konintan[お狐様の異類婚姻譚]
Koukyuu no Chouki wa Shichisai no Uranaishi[後宮の寵姫は七彩の占師]
Futsutsuka na Akujo dewa Gozaimasu ga[ふつつかな悪女ではございますが ]
I'm a cruel saint woman but i want to help my beloved husband. (However I am disliked by him)[悪虐聖女ですが、愛する旦那さまのお役に立ちたいです。(とはいえ、嫌われているのですが)]
My Next Life as a Villainess: All Routes lead to Doom![乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…]
Princess of the Bibliophile[虫かぶり姫]
Ryukishi no Okiniiri[竜騎士のお気に入り]
Soku Taijou Shitai Wakiyaku na no ni, Netotte Shimatta Ouji-sama ga Nigashite Kuremasen[即退場したい脇役なのに、��取ってしまった王子様が逃がしてくれません]
Kokuryuu Heika no Seiryaku Hanayome - Majo desu ga, Tasuketa Ryuu ni Yomeiri Saserare sou desu[黒竜陛下の政略花嫁 魔女ですが、助けた竜に嫁入りさせられそうです]
Douse Suterareru no nara, Saigo ni Suki ni Sasete Itadakimasu[どうせ捨てられるのなら、最後に好きにさせていただきます]
MODERN CINDERELLA DOES NOT DROP SHOESi.[昨今のシンデレラは靴を落とさない。]
Ochikobore Majo to Koi wo Shiranai Tensai Majutsushi[落ちこぼれ魔女と恋を知らない天才魔術師]
Paradox Live Stage Battle “COMIC”
HAIGAKURA[ハイガクラ]
Jamasha no Youdesuga, Ouji no Chuushoku wa Watashi ga Tsukuru Youdesu[邪魔者のようですが、王子の昼食は私が作るようです]
Sannengo Rikon suru Hazu ga, Naze ka Dekiaisaretemasu[三年後離婚するはずが、なぜか溺愛されてます]
Konyakusha ni Sobahi to shite Riyousareru Kurai Nara Majutsushi-sama no Houshou to narimasu[婚約者に側妃として利用されるくらいなら魔術師様の褒賞となります]
Please find this Love[どうかこの恋を見つけて]
MARIELLE CLARAC Engagement[マリエル・クララックの婚約]
YANKII Manga ni Tensei shitara Naze ka Souchou ni Ezukesareteimasu.[ヤンキー漫画に転生したら、何故か総長に餌付けされてます。]
Hikikomori Reijou wa Hanashi no wakaru Seijuuban[引きこもり令嬢は話のわかる聖獣番]
Job-Changing! Pritender Lady ⇀ Lovely Dr.[まがいもの令嬢から愛され薬師になりました]
Akuyaku no Goreisoku no Dounika shitai Nichijou[悪役のご令息のどうにかしたい日常]
Yobai wo Ketsui Shita Reijou desuga Machigaete RiIVAL Koushaku Otouto no BED ni Mogurikonde Shimaimashita[夜這いを決意した令嬢ですが間違えてライバル侯爵弟のベッドにもぐりこんでしまいました]
Mid Boss Lady wants to enjoy second life[中ボス令嬢は、退場後の人生を謳歌する(予定)。]
Koukyuuhi wa Ryuujin no Ikenie Hanayome Goshinsenzan Monogatari[後宮妃は龍神の生贄花嫁 五神山物語]
IKEMEN oneko wa Haruta ni Kawaretai [イケメンおねこは晴田に飼われたい]
And they lived happily ever after[嵌められましたが、幸せになりました 傷物令嬢と陽だまりの魔導師]
Juujin Kishi no Kyuuai Jijou[獣人騎士の求愛事情]
Kogitsune, Warawara Inarishin no Makanai Meshi Itadakimasutsu![こぎつね、わらわら 稲荷神のまかない飯 いただきますっ!]
LUCE and White Contract[ルーチェと白の契約]
Kare ni Irai shite wa ikemasen[彼に依頼してはいけません]
AYAKA Muzzle Flash Back!![あやか Muzzle Flash Back!!]
White of a wedding ceremony[花燭の白]
Tensei Shitara Akuyaku Reijou datta no de Hiki NEET ni narimasu[転生したら悪役令嬢だったので引きニートになります]
Higeki no Genkyou to naru Saikyou Gedou LASTBOSS Joou wa Tami no Tame ni Tsukushimasu. To the Savior[悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。 To The Savior]
Outaishi-hi ni nante naritakunai!! Konyakusha-hen[王太子妃になんてなりたくない!! 婚約者編]
It's always darkest before the dawn[何時何分地球が何回まわったら]
Akuyaku Reijou to Kichiku Kishi[悪役令嬢と鬼畜騎士]
ROYAL TAILOR ―Oukyuu no Saihoushi―[ロイヤルテーラー ―王宮の裁縫師―]
Kokou no Bocchi Reijou wa Hatsukoi Ouji ni Furaretai[孤高のぼっち令嬢は初恋王子にふられたい]
Kage no Eiyuu no Chiyugakari[影の英雄の治���係]
Oni no Tsumadoi[鬼の妻問い]
KO-SERUTERU no Ryuujutsushi ~Kotatsu Boukenki~[コーセルテルの竜術士~子竜冒険記~]
Kami KUZU ☆ IDOL[神クズ☆アイドル]
She is addicted to him and vice versa[姫君は若き将軍に溺れる]
Kiniro no CORDA STARLIGHT ORCHESTRA[金色のコルダ スターライトオーケストラ]
Saiyuki RELOAD BLAST[最遊記RELOAD BLAST]
Kotonakare Reijou no Oishii Keiyaku Jijou ~Konyaku Haki wo Saretara, Outaishidenka to Gohan-ya wo Suru koto ni Narimashita!?~[事なかれ令嬢のおいしい契約事情 ~婚約破棄をされたら、王太子殿下とごはん屋をすることになりました!?~]
Fiance of Wizard[魔法使いの婚約者 ~Eternally Yours~]
Three days of the countess who found out she is a decoy[一目惚れと言われたのに実は囮だと知った伯爵令嬢の三日間]
A Love story in Virtual Reailty[VRおじさんの初恋]
Juujin-taichou no (Kari) Konyaku Jijou[獣人隊長の(仮)婚約事情]
#manga covers#magazine covers#god dman why did i let this list get so big...#i think i mistakenly added in titles that aren't even currently running
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【更新日変更のお知らせ】
来週からは土日限らず、お互いのタイミングで更新していきます!今後ともよろしくお願いします。
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ようやく観に行けました『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』。
今回も3時間を超える大作。だけど夢中にさせる筋と迫真の演技のおかげで長尺であることを忘れてしまっていた。アメリカの歴史における暗黒の章に光��当てた、示唆に富み心揺さぶられる映画だった。
新たな富の発見により、支配と資産を求める冷酷な人間の標的となったオーセージ族。映画では彼らの最も悲惨な苦しみを描いている。人間の貪欲さ、人種差別の永続的な結末、歴史を清算することの重要性をタイムリーに思い出させる。人間の残虐行為の根底にある残忍さと暴力性を見事に表現した映画だった。
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とにかく主演の3人(ディカプリオ、デニーロ、リリー・グラッドストーン)がすさまじかった。
デニーロが演じる正常化された人種差別主義者のキャラクターは壮観で、スクリーンに現れるたびに恐ろしくて不吉な予感が漂ってきた。この感覚はそれまでのデニーロ映画でも感じてきたことだが、彼はスクリーンに登場するやいなや、その荘厳かつダイナミックなオーラで画面越しに我々を圧倒してくる。キャラクターによっては異常な恐怖心を覚える。本作でもデニーロの凄みが遺憾なく発揮されていて、ただ恐れ入りました。
Robert De Niro is No.1 actor in the world @imdb
善良な男から叔父に操られるがまま深い闇に堕ちていく主人公アーネストを演じたディカプリオも圧巻だった。非常に謙虚で醜い男を抑圧的な表情とセリフで見事に演じ切っていて、誠実さとは裏腹の残忍さが際立っていた。
子役からずっと第一線を走っているレオ様@imdb
そしてなんと言ってもアーネストの妻モリーを演じたリリー・グラッドストーン!彼女のドラマチックな演技には心を動かされた!話し方や表情に絶妙な気だるさがあり、憂鬱さや疲労感がとてもよく伝わってくる。特にディカプリオを伴っての会話や、シーンの端々での凍りつくような痛々しい演技は衝撃的。彼女の力強い存在感、繊細な表情から想像を絶する悲劇に巻き込まれた女性の痛みと回復力が伝わってきて何度��涙が溢れた。
この映画の大きなサプライズ!@imdb
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あと裁判のシークエンスがとても上手くできていると思った。一連の出来事の背景事情を明らかにしながら、その先の展開へとスムーズに繋げるために効果的なシーン。映画としてもかなり重要なシーンだと思う。ブレンダン・フレイザーが裁判に関する疑念を操るキーパーソンを演じている。後半にちょろっと出てくるのみなのだけど、すごく印象に残るキャラクターだった。
いろいろあったブレンダン・フレイザー。私の中では(スティーヴ)ブシェミとアダム・サンドラーと一緒にロックバンドを組んでた映画(『ハードロック・ハイジャック』)のイメージが強かったので、こんなシリアスな役もできるんだと(かなり上からの言い方)結構衝撃でした。『ザ・ホエール』も観てみたくなったー。
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『アイリッシュマン』『ウルフ・オブ・ストリート』の撮影監督であるロドリゴ・プエリトの、キャラクター性を正確に捉えた巧みな映像とスコセッシの演出が今回も予想通りに見事だった。さらに長年スコセッシ作品の編集に携わってきたテイラー・スクリーンメイカーとのコラボレーションにより、各シーンが視覚的に魅了され没入感を与えてくれるものとなっている。どのシーンをみても編集の過程で細部にまで細心の注意が払われているのだろうなと感じられる。ザッツプロフェッショナル!
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スコセッシは『グッド・フェローズ』や『カジノ』、『ウルフ・オブ・ストリート』と同様、今回もメインキャラクターの態度や性格の変化を明らかにするために、「警察捜査」の部分を引き延ばした脚本を書いているように思った。常にメインの登場人物を真ん中に配置し、プロットを進化させ、観客を混乱させないように配慮している。それにより登場人物が裏切った時にはとびきり驚かされるし、中毒性のある展開を作り出���ことができている…のかなと思ったりした。
ともかく衰え知らずの巨匠には恐れ入るしかない。一体どこまでいくんだろう、Martin,Martin,Martin…。
前作の『アイリッシュマン』をみた時「集大成」という言葉を使って感想を書いたけれど、この作品も十分それに値する。これからも我々の想像をはるかに超える作品を作ってほしい。一生ついていきます…。Love, Martin..
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ここまで結構な熱量で話してきたけど、この作品は正直自分の好きなスコセッシの感じではなかった。(どてー)だけど、彼のキャリア後期の作品に新たな輝きが加わったと思うと感動してしまう。
すでにおかわり欲でいっぱいです。
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『キラーズ〜』をみに久しぶりにトーホーシネマズさんへ行った。単館で映画を観ることが多くてなかなか行けてなかった。結構面白そうな映画、やるみたい。
私が気になってる映画5選。勝手に紹介。
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・『瞳をとじて』(ビクトル・エリセ監督)
待ちに待ったエリセ監督の新作!『ミツバチのささやき』のアナ・トレントも出るんですって。���しみ。でもこれミニシアターでやりそうなところ、トーホーさんでやるのね…意外だな!
・『哀れなるものたち』(ヨルゴス・ランティモス監督)
これもトーホーさんでやるんだと驚いた!予告編の時点で毒々しさ全開!誰かとみたい映画。
・『ナポレオン』(リドリー・スコット監督)
リドリー・スコットの新作ということで。
・『サンクスギビング』(イーライ・ロス監督)
これも贔屓の監督案件。『イングロリアス・バスターズ』で「ユダヤの熊」に出会って以来、密かに応援してるイーライ・ロス。この映画の元ネタはタランティーノと(ロバート)ロドリゲスの『グラインドハウス』に収録されたフェイク予告編。それを長尺にしてみましたver.。大体の筋は分かるから正直あまり期待してない……小声。だけどみようと思ってます!!!スキだから!!
・『エクソシスト信じる者』(デヴィッド・ゴードン・グリーン監督)
『エクソシスト』ファンとして興味あり。「正統派」続編とか言われるとどうにもこうにも。本家のエレン・バースティンも出るしなぁ。
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しっかし映画も高くなったもんだ…。飲み物忘れたら悲劇。こんなちっさいコーヒーも590円って。もう悔しい、呆れて笑ってしまった。
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『キラーズ〜』を観て大満足した夜、BSで『レザボア・ドッグス』を観た。大好き映画の一つ。マドンナの「ライク・ア・バージンは〜」から始まる井戸端会議、からの壮絶な流血シーン。全画面全映像センスの良さがだだ光り。『パルプ・フィクション』もそうだけど、タランティーノ映画は物語の構成がカッコいい。今回も6人の「Mr.〇〇」の身に起こる出来事(災難)を断片的に伝えるっていう手法、斬新だしかなりいけてる。
推しはやっぱしブシェミas Mr.Pink🎀
だけど悔しいくらいティム・ロスがかっこいんだよな…。
ミスターオゥレンジ
点と点が繋がる瞬間がたまらなく気持ちがいい、とても物騒なお話。
タラさんが新作作るたびに脚本をある俳優がバラした云々言われるけど、それくらいタランティーノへの期待と人気が高いんだなぁって再認識させられたりする。
というわけで、ほぼ映画の話題でした!
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『哀れなるものたち』
第一に来た感想は『フランケンシュタイン』のアップデート版であるなあ、と。彼女を再生させたモンスターな解剖学のおっさんの名前がゴッドなのもフランケンシュタイン博士が実験に成功した際に発した自分は神だ、というセリフ(検閲でそのセリフに雷鳴の音を被せてかき消されたんじゃなかったっけ)から来ているのだろうと思った。
正直、なんだか気色の悪い映画で麗しきエマ・ストーンが出ておらねば冒頭で観るのをやめたと思う。しかしまあ幾度も出てくるエマ・ストーンのおっぱいやハアハアハアハアな激しい描写なんかに惹かれているうちになるほど、これは人類の進歩その歴史を、脳移植から生まれたクリーチャー、キメラたる彼女の急速な成長に託しているのだなと思った。
そうしてその主題が終わって映画の幕を引く為に用意された展開も大変に収まりが良いと感じた。
斯くの如く映画自体も面白く観たのだが、なにより麗しきエマ・ストーンがとにかく出突っ張り、しかも幼児の状態から現代の、それも知的階級のレベルにまで急速に進歩するベラの様子を見事に演じ切るのを堪能できるのが素晴らしい。
まあちょっとハアハアハアハアが多すぎじゃね、と��思ったがそこはほれ、エマ・ストーンだから。おほほ。
2024/06/28 ディズニープラス
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「ロブスター」を観た。
「哀れなるものたち」、「聖なる鹿殺し」に続き三度ヨルゴス・ランティモス。これはSFというのもあり、わかりやすく面白かったな~! 先に見た2作より自分は好きかも。映画の「華氏451」(トリュフォー)や「Dolls」(北野武)を思い出したりした。
ストーリーというか設定的にむちゃくちゃなところは多いんだけど、それを逆手に取ってコメディっぽくしている感じもあり、なかなかよかった。自分が独身というのもあり、「結婚して幸せな家庭を作る」みたいなことに対するアンチみたいな感じはよかったなあ。だからやっぱりレア・セドゥがかっこいいなと思った。フィリップ・K・ディックなんかでもありそうな。
レア・セドゥも、そしてもちろん主役のコリン・ファレル始め、レイチェル・ワイズ、ベン・ウィショーもよかったし、初めて観た女優さんだったけど、アリアーヌ・ラベドもすごくよかった。キャスト全体的によかったなあ。
映像的にもよくて、前半の「ホテル」で色んな人が同じ服を着ているのはなんだか気持ち悪くてよかったし、建物内の廊下なんかも不穏な感じがすごくしてよかった。そして突然の「狩り」もスローモーションできれいだった。中盤からの森のシーンも抑えた色味ですごくきれいだったし、時々入る都会もSFすぎない未来な感じでよかった。
音楽は自分は全然詳しくないけど、主にクラシックが使われていたらしい。全体的に音楽のない部分が多かった気がするけど、時々入るこのクラシックが良かったな。
一番印象に残ったのはストラヴィンスキーの曲かな…? 元々ストラヴィンスキーが好きというのもあるかもだけど…。
ヨルゴス・ランティモス、なかなか不思議だけどいいなあ。「女王陛下のお気に入り」も観てみよう。
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女王陛下のお気に入り(2018)
監督:ヨルゴス・ランティモス 出演:エマ・ストーン、レイチェル・ワイズ、ニコラス・ホルト
アン女王を意のままに操り、絶大なる権力を握る女官長のレディ・サラ。そこにサラの従妹で上流階級から没落したアビゲイルがやってきて、召使として働くことになったのだが…。
「哀れなるものたち」の監督主演タッグということで、見てみる。 魚眼ってとてもモダンな雰囲気になるんだなぁ。どういう効果があるんだろう。普通にパンしても良さそうだけど、魚眼のほうがスピード感があるなと思った。
ストーリーは、友情と権力と支配を軸にした宮廷バトル。支配する喜び、屈することの悔しさ、支配関係でしか人が側にいてくれない寂しさが渦巻いている。アン王女の「愛してよ!」が悲痛だ。欲望のぶつけ合いを見たいならおすすめの作品。
16本目。
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2月第2週
今週もつかれさまでした。
三連休中日ですがいかがお過ごしですか。
わたしはというと、昨日どうしようもなく嫌なことがあり、28歳にして大泣きして帰り、拗ね、大酒を飲み、不貞寝し、まだまだ気分が悪い中で今このブログを書いています。
怒りと悲しみで食欲も失せてしまって、食事を一切取らずに酒ばかり飲んでいたら体重が減っており(金曜まで繁忙期だったこともあるけど)個人的な下限を下回ってしまったので、慌てて一昨日作ったチーズケーキを貪り食べている。見た目は不恰好だけどわたしの作るチーズケーキはおいしい。全部ひとりで食べてやる。むしゃむしゃ。
何度かブログで怒ることができないと書いたと思うけど、またそれだ。いい加減読んでくださっている方も嫌気がさしてきたと思う。でもまたやってしまった。情けないったらありゃしない。
わたしはじわじわ怒りが増してくるタイプで、怒るぞ!と思ったときには大抵もう遅い。爆発型はよくないけど、嫌なことがあったときにその場で怒れないのも問題。スパッと怒ってサクッと終わらせたほうがいいに決まってる。怒れたらこんな馬鹿みたいに不貞寝��んてしてないのに。28年も生きてきて、いまだに怒りの放出が下手くそで嫌になる。
そんな最悪の連休初日を終え、今日は1日部屋から出ず、美術書を読んだり映画を観たりした。
結局わたしの心を癒すものは本と映画なんだ。学生の頃から何も変わっていない。本を読み、映画を観ているときだけが真に最低最悪な現実から逃避できていると思う。
今日観た映画は『女王陛下のお気に入り』
実在したステュアート朝最後の女王アンと、側近のサラ、サラの従姉妹でサラを頼って宮廷に仕えはじめたアビゲイルの物語。
今公開中でわたしも観ようと思っている『哀れなるものたち』のヨルゴス・ランティモスが監督した作品で、以前から観ようと思ってそのままになってしまっていた。
この映画は一見するとエマ・ストーン演じるアビゲイルが主演と思われがちけど(実際わたしも途中までそう思っていた)、間違いなくオリヴィア・コールマン演じるアン女王が主演。凄まじい演技だと思ったらこれでオスカー獲ってるんですね、そりゃそうだ。すばらしかったです。
没落貴族のアビゲイルが雇われ、高圧的なサラに妨げられながらものし上がり、権力を手にしていく様に最初は共感するけど、途中から一転していく。終盤の手紙のシーンを見て、結局アビゲイルは彼女が望んだ地位を手にしても、本当に欲していた誰か��らの愛を手に入れることはできず、自らの孤独に泣いたのかなと思った。最後は女王に本性がバレてしまうし。あのオリヴィア・コールマンの演技は必見。そしてうさぎ…😭
良い映画を観たというより、すごい演技を観たっていう感じ。『哀れなるものたち』も近々観に行きます。
ところで、今年はお財布を変える年なのですが(3年に1度変えている)夏には変えたいと思っているのでちまちま探しはじめています。大事に使いたいから長い時間をかけて選ぼうと思って。
今いいなと思っているのはCELINEのコインケース付き3つ折りウォレット。
これはわたしが時々見ているSPURのスモールグッドシングスで紹介されていて、コインケースだけ取り外せるところも色もコンパクトさもすごくいい!と思ったんだよね。
セリーヌ、なかなか惹かれることがなかったんだけど(わたしはガーリーが好きなので…)これは色が今のわたしの気分にぴったりな気がした。水色ブームが終わり、またピンクに戻りつつある中でちょうど真ん中な色な気がした。
高い買い物なので、まだまだ悩むけどこれは候補に入れようと思う。
今週のおいしかったものコー��ー
・TULLY’S 桜香る 苺ロイヤルミクルティー
これおいしかった!甘党におすすめ。ちゃんとミルクティーです。あとトムとジェリーのカップがものすごくかわいい!
・Maison Chaudun パヴェ・オレ
バレンタインの季節ですが、生チョコレートといえばメゾンショーダン。いろいろな種類があるけどまずはパヴェ・オレ(ミルク)かパヴェ・ノワール(ビター)を食べてほしい!コクがあっておいしいけど、いやな脂っぽさはない。阪急限定のキャラメルも食べたかった…
・じゃがりこ 関西風おだし味
最初は?だったけど、後味がめっちゃおだしで感動した。手軽に食べられるうどんに近い。きつねうどんの風味がある。
最後に今週よく聴いてた曲
EXO - Love Fool
また来週!
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カッパーベル銅山
アマジナからの依頼だと思ってたら、出て来たのはパパシャン所長だった。 所長なんだけど、この人銀鎧団に居たとかでナナモ女王陛下の覚えもめでたいとか何とか…? これは今後のご贔屓も願って、頑張っておくべきか!
と、カッパーベル銅山にやってきたのは良いんだが……。
また陰気臭い…道が狭い…。
じめじめしてない分、ちょっとだけタムタラよりマシってところか。 しかしまた何でヘカトンなんとかいう巨人族を封じこめてた岩盤を掘り抜いてしまうかね…。
普通、そういうのってウッカリ破壊しないよう、目立つような印をつけとくもんじゃないの?
無事に巨人を退治してウルダハに戻ってきてみれば…。 なんだかガラの悪そうな商人なんだかチンピラなんだかよくわからん奴に絡まれるし。
今日は厄日か。
あなたの行動、見ていたわ。とか言うなら助けに入れよヤ・シュトラさんさぁ…。たいして強くなかったから良いようなものの…。まったく…。
騒動が落ち着いたら顔を出してくれ、と言われて冒険者ギルドにやってきたら、モモディさんから「暁の血盟」とかいう秘密結社への紹介を受けた。 冒険者ギルドで紹介してる秘密結社って何だよ。 秘密でも何でもねえよ?
興味があったらベスパーベイまで行ってみると良いと言われたんで、あとでちょっと寄ってみるか。確か、リムサから船が出てたんだよな、ベスパーベイ。
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1日数食日記
2/8(木)
休日。午前中は本を読み、妻を駅まで送ったあとに『逃げた女』を途中から鑑賞。そこから立て続けに(とはいえ途中眠気がつらくてソファーで昼寝したが)に音楽関連映画を観る。晩御飯は久しぶりにロ麺ズ。塩ラーメンと和え玉半玉。帰ってから妻と『女王陛下のお気に入り』。ということは今日はトータル3.5本の映画を観たことになる。もっと観れるな。風呂の中で今日の分の「ブギウギ」を観る。いよいよ「東京ブギウギ」が完成。噂通り美空ひばりは出ないのだろうか。
映画
1. メイキング・オブ・モータウン / ベンジャミン・ターナー ゲイブ・ターナー ★
ベリー・ゴーディーの手前味噌的作品、御用映画にはなっていなかったし、当時の画像と音声の使い方が創意に富んでいて、見応え抜群だった。ゴーディ翁の隣にいる聖者スモーキーがチャームのようで微笑ましいし、妙にホッとする。なお、エンドロールで流れるモータウン社歌についての一連の流れが最高なので最後まで見るべき。ところで、『永遠のモータウン』、再上映でも配信でもいいから観たいのだが、望みが無いならDVD買おう。
2. アイ・ソウ・ザ・ライト / マーク・エイブラハム
映画自体にそこまで感じるものはなかったが、ハンク・ウィリアムスというカントリー・シンガーにはとても興味を持った。パーズもフライング・ブリトー・ブラザーズも大滝詠一も好きなのにこれまで聴いてこなかったから、この映画のおかげだと間違いなく言える。映画の効用は色々ある。
3. 女王陛下のお気に入り / ヨルゴス・ランティモス ★
支配する者とされる者という二者は別々に存在するのではなく、両者がともに支配し支配される関係にある。王室は民を制度として支配しながら、納税に依存するという点で民に支配されている。この映画は、孤独と病を抱えた女王が臣下や侍女に支配されているという構図を見せながら、誰もがそこから抜け出せない苦しみと悲しみを描いている。支配と被支配から自由になることはできるのか、というテーマが真っ向から語られているのが『哀れなるもの』だと思う。最後に、紛れもない傑作。
音楽
1. 40 Greatest Hits / Hank Williams
2. Previously Unavailable / Michael Franks
マイケル・フランクスのファーストがタイトル、ジャケット、曲順違いでリリースされた作品じゃなかろうか。ジャズロックテイスト。
読書
1. ジョンとポール『いいなアメリカ』
ランディ・ニューマンの楽曲を16曲取り上げてその歌詞を考察した掌編エッセイ集。
まず動画で著者が自作の訳詩で歌うギターの弾き語りを聴いたあと、原曲を元の(英語の)歌詞を見ながら聴いて、それからその曲についての文章を読むという順で進めて行く、贅沢な読書を味わった。
歌の内容をできるだけ変えずにメロディに合う訳、しかも英語の発音を活かした言葉を選ぶというのは、これが義務なら地獄の拷問かもしれないが、そのような苦しみがほとんど響いて来ず、軽やかに踊るように言葉が紡がれているように聴こえる。筆者も本文中で書いているように、言葉遊びを楽しんでいるのが伝わってくる。
そしてその波動が、自分ならどう訳すかなと思いながらランディの作品を聴く、という新たな楽しみ方に繋がる。
その意味である種の啓発本とも言えるかもしれない。
その他
1. 伊集院光のタネ 2/7放送分 (YouTube)
2. ブギウギ 2/8回 (NHKプラス)
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1月末というのは美術館の展示替えの時期だし、��ぼしい展覧会は行き尽くしてしまったので久々に予定のない週末。寒いので出不精にもなっている。
なので思い付きで、映画「哀れなるものたち」を観に行く。監督ヨルゴス・ランティモス、出演エ・マストーン、マークラファロ、ウィレムデフォー他。
天才外科医によって蘇った若き女性ベラは、未知なる世界を知るため、大陸横断の冒険に出る。時代の偏見から解き放たれ、平等と解放を知ったベラは驚くべき成長を遂げる。
オスカー候補だったのと、監督の前作「女王陛下のお気に入り」が良かったのと、暇だったので鑑賞。結果、大変に驚いたというか凄まじい作品だった。いやはや参った。エマ・ストーンは主演女優賞決定です、はい。
ベースは女性版のフランケンシュタインなのだが、移植される脳の出所が斬新なのと、女性が世界を知るにつれ急激に知的になって行く様、そもそもの死に至った経緯、そういう奔放さに惹かれて行く男たちの末路など、興味深い視点で溢れている。ストーリーはファンタジーで素っ頓狂だが、どこか説得力があり且つコメディ的に笑えたりもする。
急激に知的になったため、その過程で発生しまくる良識との摩擦、あまりに合理的な生き抜き方を選択する様など、結果的に世の中の有り様を浮き彫りにして行く感じも上手い。
ヴィジュアルが素晴らしい。屋内のセット、旅して回る各所の街並み、ファッション。確固たる雰囲気軸を通すとともに、ファンタジーである事を意識させ、多少キツイ描写も許容できる体裁になっている。バランスが絶妙。音楽も良かった。
やはりノミネート作品。只者ではなかったね。国内の宣伝スタンスを見ると、とある女性の成長譚(感動)みたいな感じだけど、このイメージで観に来ちゃうと面食らうだろうなあ。まあ、他にやりようも無さそうだし仕方ないか。
★★★★⭐︎
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◎【80点】哀れなるものたち【解説 考察:エマ・ストーンのヘア無修正の怪演と創造の偉業】◎
体は大人、頭脳は幼女。そして人生を再び はじめに 製作 2023年イギリス・アイルランド・アメリカ映画 エマ・ストーンの怪演、そしてデフォーの怪演 監督 ヨルゴス・ランティモス ・聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア ・ロブスター ・籠の中の乙女 ・女王陛下のお気に入り キャスト 哀れなるものたちがどのような物語か知りたい ネタバレ…
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Poor Things
written by Tony McNamara
dir. Yorgos Lanthimos
アラスター・グレイの1992年の小説 『哀れなるものたち』 の映画化。脚本は 『女王陛下のお気に入り』 のトニー・マクナマラ。ヴィクトリア期のロンドン、奇妙な外科医ゴド��ィン・バクスター(ウィレム・デフォー)の弟子になったマックス・マッキャンドルズ(ラミ・ユーセフ)は、彼の邸宅で奇妙な動作と言動をする若い女性ベラ(エマ・ストーン)と邂逅する。
冒頭は白黒で、ベラがキザな弁護士ダンカン・ウェダーバーン(マーク・ラファロ)と旅に出るところからカラーになるのは物心がついたという理解でよいのだろうか。一応19C末という設定でスチームパンクの範疇に収まる作品になっているのだが、作中に出てくるどの街も客船もかなりファンタジー化されており、ほとんど絵本のような色彩とデザイン(ショナ・ヒースとジェームズ・プライス)になっている。主にレポートや手紙で構成されている原作を元にしつつも、御伽噺として全く独特の世界を作り上げている。ホリー・ワディントンによる衣装は、ことベラのものはほぼ全く時代を無視した、かつてのコムデギャルソンのようなドレスや1960年代ぽい白のロングブーツというもので、比較的時代に沿った他のキャラクターのものと一線を画すことで彼女のキャラクターの特異さを際立たせている。ジャースキン・フェンドリックスによるふんにゃりとお茶目だが時代ものとしての一定の格調を感じさせる音楽もとても全体の雰囲気に沿ったもの。
原作ではUKでのシーンはグラスゴーという土地そのもをフィーチャーしているにも関わらず、この映画版ではロンドンに舞台を移していることに対して批判も上がっている。これは原作では主にマックス(原作ではアーチボールド)視点であるのに対し、映画版ではよりベラの視点に依っていること、そこから彼女の「冒険」が中心に置かれることで、比較的UKのシーンの割合が少なくなっていることでそこまで気にならなくなっているのだが、これはグラスウェジアンではない故の感想だろうか。デザインはグレイ自身によるイラストの雰囲気を伝えようとしている部分はある(特にゴドウィンの臨終シーンはオリジナルの装丁を模していると思う)。ジャンルをセックスコメディとしている記事も散見するが、艶笑喜劇を期待して見るとセリフが思想的になっていくことに面食らうのではないか。女性の自立についての物語であるとともに、大変にポジティブに人類の可能性を追求する話でもある(ただし、動物の取り扱いは結構ひどい)。ひとはどんな形であっても成長できるし、その可能性を閉ざしてはならない、という内容はこの時代により強く響く。
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トレンドまとめ #0061
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ゴールデングローブ賞 哀れなるものたち
2024年01月11日 2024年のゴールデングローブ賞で作品賞を受賞した映画『哀れなるものたち』です[2]。 この映画は『女王陛下のお気に入り』の監督と主演女優が再集結して制作され、大きな注目を集めています[2]。 January 11, 2024 The movie ``Lady Things'' won Best Picture at the 2024 Golden Globe Awards.[2] This movie was produced by reuniting the director and lead actress of ``On Her Majesty's Favourite'' and has received a lot of attention.[2] Citations: [1] https://soujinkai.or.jp/himawariNaiHifu/jn1/ [2] https://www.banger.jp/news/109087/ [3] https://www.ims.u-tokyo.ac.jp/imsut/jp/about/press/page_00273.html Citations: [1] https://www.ellegirl.jp/fashion/celeb-fashion/g46320775/golden-globe-awards-dress-2024-0109/ [2] https://soujinkai.or.jp/himawariNaiHifu/jn1/ [3] https://spur.hpplus.jp/celebrity/celebritysnap/2024-01-11-iYtrIg/ [4] https://mainichi.jp/articles/20240106/k00/00m/040/027000c [5] https://news.yahoo.co.jp/articles/84f70a7608b29dd18f2c6860163f3f11b8e68449
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コックカワサキ
ププビレッジ唯一の料理人。登場話数は87話(特別編を除く)。
2話 ・「え~、カービィを?仕事キツイよ給料安いよ休みないよ(早口)。」 ・「でもフームとブンのパパは大臣閣下だ?何故お城に住まわせない?」 ・「分かった!でも仕事はちゃんとしてもらうよ。」 ・「これは大王様…私のお店でお食事を…。」 ・「こんな役立たず、お断りね(カービィをクビにする)。」 ・「でも��手は大王、逆らえないね…。」
4話 ・「へい!カミナリラーメンおま…アッー!」
5話 ・「ポップスターを滅ぼす気かな。」
6話 ・「カービィヲオイダセ…」 ・「(フームに対して)アンタテレビヲミテナイノカ(あんたテレビを観てないのか)」
7話 ・「ダイナブレイド丼始めるよ。いけそうかなー?」 ・「ダイナブレイド丼が飛んでいくー。」
8話 ・「これがオレたちのご先祖様のお棺?」 ・「(デデデが由緒正しき王だと分かって)オレもそうじゃないかと思ってたんだよー。」 ・「あったー!昔の王様のマスクだー!」
10話 ・「行政改革?」 ・モブ客「マスター、お水ちょうだい。」 ・モブ客「こっち、ホットケーキね!」 ・「ヤケドして溺れそうになったよ。こんなイタズラ許されないね!早く犯人をしょっぴいて!」 ・「冗談じゃねぇ!署長を辞めさせるってんなら、オレだって店たたんじゃうよ!」
11話 ・「パーム大臣様よくぞお越しを。ご家族でお見えになるのは何年ぶりですかねぇ。」 ・「これね、大事な料理を作るときは必ず使う、オレの師匠のフライパンだ。」 ・「その師匠が、オレが一人前になったとき、記念にくれたんだよ。」 ・「はぁー、これはこれはデデデ陛下。」 ・「オオサカ!?オオサカってまさかあの…。」 ・「こんなことなら、家庭科の授業をサボるんじゃなかった。もっと勉強しとけばよかったよ(家庭科の授業をサボってなければ、こんな化け物染みたメシマズにはならなかったのだろう)。」 ・「幻の食材『ゼボーン』って、カービィのことだったのか…(※違います)。」 ・「そ、それは…その、つまり…あれだ、オレの味を理解してくれるのはカービィだけだからよ(悪食のカービィ基準に料理を作っても、上手くならない気がするが…)。」 ・「なぁ、カービィ。お…お風呂に、お風呂に入りたくないか?アハ、アハー。」 ・「もう少しマッサージした方が良さそうだね。」 ・「ごめん…カービィ。」 ・「うるさーい!(厨房に来たフームとブンを追い出す)」 ・「分かってくれ…。コックオオサカはオレの師匠なんだ…。前からゼボーンを食べてみたいと言ってた。ゼボンとはカービィのことだった(※違います)。だからオレはカービィを料理する!」 ・「分かってくれ…。この料理だけは失敗できないんだ…。」 ・「待ってくれー!師匠ー!」 ・「師匠!食べないでください!このゼボーンだけは、どうしても料理することができませんでした。」 ・「あんた…師匠じゃないな。」 ・「何者だ!このフライパンを汚いなんてゆーお前は、絶対にオレの師匠じゃない!」 ・「よくも師匠の姿を!えーーーーい!」 ・「師匠の力!カービィに授けるよ!」 ・「『ポポンフライ・ポップスター風』ってとこだなぁ。」
13話 ・「オレの故郷では、年越しには蕎麦を食べて鐘の音を聞くのが習わしさ。」 ・「だから決まったお祭りがなくて(その都度考えなきゃならないんだよね)。」 ・「(デデデに花火制作を禁止されて)あったまくるなぁ。」 ・「だからって今更やめろはないよ…。」 ・「コックカワサキの方が、美味しいよ。」 ・「明日は半額サービスよ~!」
16話 ・「ええ?ヤブイ先生魚ですか~?」 ・「(捌こうとしたカインを恋人と聞いて)え、恋人?」
17話 ・「(大臣夫妻の)結婚記念日に出す料理だもんなぁ。こんにちはー、店に出す新鮮な魚仕入れたいんだけどねぇ。」 ・「えー、このような日に当店を利用していただき光栄です。では大臣夫妻の結婚記念日を祝して(ビンの栓を飛ばす)」 ・「たった今、最高の食材が届いたよぉ!(指輪を飲みこんだ♡柄の魚を持ってくる)」
19話 ・「(ナックルジョーは)やたら迫力のある子供らしいよ。」 ・「アンタ子供に何をアレーエエエ!(拘束される)」
21話 ・「(王女様が)オレのレストランに食いに来る!」 ・「Oh!ビジネスチャンス!」 ・「(巨大魚を見て)コイツはすごいね~。新鮮なお魚はお寿司にするのが一番ねぇ。」 ・「まずはウロコ落とし~。は~い、続いて三枚おろし~。」 ・「へいお待ち~。」 ・「えへへ、信じられない褒められた~。」 ・「カワサキ寿司、いらんかね~?」 ・「魚なら、オレに任せて~!(謎アップ)」 ・「(デデデ達に被さるスッシーの切り身を見て)これぞ、カワサキ直伝寿司メイキング、二丁あがりね。」 ・「勝負一本、2人(カービィとローナ王女)は立派な寿司マスターよぉ!」
25話 ・「(エスカルゴンに自身の店を「最高のレストラン」と言われて)いつもマズいって言うくせに…。」 ・モブ客「(エスカルゴンの母からクッキーを貰って)こりゃどうも、光栄です。おおー!こっちのが美味しそう!」 ・「そりゃないよ。」
28話 ・「たぶん(デデデ・ファクトリーは)娯楽施設だぁ!」 ・「(工場で働くために)ちゃんとユニフォーム着てきたよ~。」 ・「あぁ…ちょっと失敗したねぇ。よーし今度はちゃんとやるよー!」 ・「(ブンに作業が面白いか聞かれて)話しかけないで!忙しいんだ!」 ・「(自動的に昼食を食べさせられながら)ひどいなぁ~。」 ・「(エンジンを止めたフームに対して)邪魔しないでくれよー。」 ・「オレなんかトースターにジューサーだー。」 ・「(アイスドラゴン・ロボを見て)ロボットだ!」
29話 ・「いくらオレの料理がマズいからって、何もデデデ陛下がレストランを開かなくたって良いのになぁ。それ以来、うちに来るお客はゼ~ロ~。」 ・「でも、カービィってたまには良いことするねぇ。すっごくかっら~い辛い料理を作ってこれがバカ受け~。次はオレ、コックカワサキも頑張るよぉ。」 ・「…1つぐらい美味しいモノあるでしょ?」 ・「はぁ~…昨日は散々だったぁ…。(隣に新しくできた「レストラン・ゴーン」を見て)なんだ~あの店は~!?」 ・「(デデデ陛下は)ウチの店を潰す気だ…。」 ・「はぁ~…1人くらいこっちにも来ないかなぁ~。」 ・「気に食わないのはオレだよ~。(今日は)1人も客が来ないなんて~。」 ・「カワサキだよ~。今ならランチをご注文の方にコーヒー無料~。カワサキだよ~カワサキだよ~。」 ・「半額だよ~!ランチ半額サービス~。10デデンだよ~10デデンですよ10デデン!(モブキャピィの目の前で拡声器を使用して叫ぶ)」 ・モブキャピィ「(カワサキに対して)なんて高いんだ!あっちは半額で100倍美味いのに!」 ・「タダなのにこの有り様…。」 ・「そんな…フーム達まで悪口言って…オーイオイオイオイオイ!(泣き出す)」 ・「お手上げだ…店たたむかな。(ムッシュ・ゴーンには)オレの味で勝てるわけがない。」 ・「署長さん、なんか用?」 ・「辛口?甘いモン好きの署長さんにしちゃあ珍しいねぇ(この発言から、ボルン署長が本来「甘党」であることが分かる)。」 ・「分かった!美味しい辛口ラーメンと餃子を作ってみせるよ。カービィ、手伝ってくれ。」 ・「カービィ、唐辛子を1本持ってきてくれ(大量に入れてしまう)。」 ・「えー!(カービィが)唐辛子全部入れちゃったの!?もうおしまいだぁ…せっかく来てくれた、たった1人の客だったのに…。」 ・「あ…あの…その…ごめんなさーい!」 ・「じゃあ辛さ10倍、激辛餃子で勝負ね。こうなりゃ中身はカラシだけだぁ。」 ・「待って…研究の成果がもうじき実る…。激辛カレー『カワサキホットスペシャル』ねぇ。カービィがヤケドすれば、オレはもう無敵ヒヒヒヒヒヒ…。」 ・「おっと味見だ…カービィはどこ?そうか、じゃあオレが味見だ。辛いと良いんだけど…。」 ・「フハハハハハハ!これならいけるよ!(カワサキがフォークでほんの一滴舐めただけで火だるまになるほどの辛さ)」 ・「あぁカービィが危ない…。は!そらカービィ!(自身のフライパンをカービィに投げる)」 ・「カービィ!オレの芸術だよ。」 ・「やっとカービィが(オレの料理の辛さを)感じてくれたねぇ。」
30話 ・「う~ん…もちろんこりゃタマゴだよ。見ててー、鳥のタマゴはこんな形でまっすぐ転がらないようになってるよぉ。オムレツなら50人分作れるねぇ。あぁ、目玉焼きねぇ、目玉焼きだと大きいのが1つしか作れない、それじゃ損だよ。」 ・「ヒレカツ定食、おまちどぉ~!これでも超特急で作ったんだよ~どうぞ~!」 ・「(ガルボが)オレの料理を美味そうに(食べていったねぇ)…。」 ・「孵ったんだね、あのオバケ(ミニガルボ)が。」
31話 ・「今日はレストラン休みだ~(元から客が来ないし、仮に営業したとしてもデデデ城に大半の村人が偏るため、彼にしてはまともな判断である)。」 ・「あぁ!ちぇ…また失敗したよぉ…。」 ・「オレ歌う、歌うよ~!」 ・「パ、パームさん?(パームが急に歌いだすと言い出して)」
33話 ・「ゴミの資源活用だねぇ。」 ・「あぁ…このフライパンまだ新しい。餃子じゃんじゃん焼けるよ~!(村人たちに虐めみたいなことを言われて)」 ・「ギャグよギャグなのに~(泣)(気持ちは分からなくもないが、ハエがたかるゴミの山で拾ったフライパンで餃子を焼くのは衛生的に問題があるのだろう。また、この回以降も彼が失言した場合、「ギャグよギャグだってば~」と言って誤魔化すケースが多い)。」
34話 ・「ふわぁ~…不思議だなぁ~この村ではレストランはウチだけなのに、1人も客が来ない。何とか努力しないで商売繁盛しないと~(こんなんだから客が来ないんだよ…)。」 ・「え、いらっしゃ…ア゛ー!ア゛ア゛ー!この~!一度ならず二度までも師匠のフリをするとは許せないこの魔獣~!」 ・「あぁ!今度こそ許せないよ。(大阪の包丁捌きを見て)あぁ…その包丁捌き…ッ!じゃあ…本当に…?」 ・「し…師匠…。オーイオイオイ会いたかった…(泣)。」 ・「でも師匠、いきなり来るなんて一体どうした風の吹き回しです?」 ・「師匠…如何で?(フライパンと店の暖簾を取り上げられて)あぁ~そりゃあんまりだぁ。」 ・「悔しいけど師匠の料理は美味いんだ、最高なんだよぉ。」 ・「師匠、どこまでオレをバカにすれば気が済むんだ!誰が行くもんか!でも…今のままじゃオレは負け犬…店も開けない…よぉし!」 ・「フライパンと暖簾を返して貰わないと、店が開けない。」 ・「え、だって忙しいから呼んだんじゃ…。」 ・「(師匠に言い返せない)自分が情けないよぉ…。」 ・「(ギジラエキスの匂いを嗅いで)いい香りだ…。調味料かスパイスってとこだこれは…。」 ・「美味しいのは当然ね、味付けにギジラエキスを使ったんだからぁ!」 ・「そう、ひどいインチキだ。だけ��、これを使っていたのは…アイツなんだ!(オオサカを指さす)」 ・「もうアンタなんか師匠と呼ばないね!(ギジラエキスを投げつける)」 ・「やった、コックカービィ!」 ・「師匠!あの…ギジラエキス、本当に使ったんですか?」 ・「でも、師匠の名は泥まみれだよ…。」
35話 ・「グランプリ弁当、美味しいよ~。」 ・「あ~ガングのヤツ、ウマい宣伝しちゃって~(お前の飯はマズいけど)。」
37話 ・「まいど~。あ~カービィ、良いところに来た。これ、食べる?(餃子をカービィにあげる)間違えて作り過ぎたんだ、食べてくれると助かるよ。」 ・「いいの、まいどあり~(フームの礼への返し)。」 ・「エスカルゴンはここで待てって言ってたけど…出番まだかな~?(ワドルドゥに「帰って良い」と言われて)」 ・「え?フームさんにテレビに出るよう頼まれたんだよ。酷いなぁ、フームさん嘘ついた~(何気にフームをさん付けしている)。」 ・「(新聞『デデデミラー』を見て)うわ~、広告だらけね。」 ・「(新聞なんて)ゴミになるばかりだ。」
42話 ・「こんなことしてるから、変な星が近づくんだ!」 ・「いや、海もおかしいよ。この頃…魚が捕れないのは、温暖化の影響かな~?(トッコリに「温暖化はお前の頭の中」だと言われて)そうかなぁ?」 ・「カブーなら(何か教えてくれるかも)。」 ・「(あと2日でゲラスが衝突すると聞いて)たったそれだけ!?」 ・「パームにメームさん。オレ、間違えて2人に変なもの食わせたことあるよ~。それは~(2人に拒否される)でも最期だから言っておかないと…。」
48話 ・「えぇ~いったい何人いるの~?」 ・「カレー、スパゲティ、ラーメンに寿司、グラタン、天丼て…全員違うメニューじゃないの!よ~し!久しぶりに満員になったんだ~、頑張るよ~!」 ・「おーい待ってくれ~!まだ代金もらってないよ~!そんなのひどいよ~!」
49話 ・「アニメって、ヒラメやサメやワカメと違うの?(レン村長にマジレスされて)ギャグなのに…。」 ・「これどう?(顔だけドアップで書かれたデデデのイラスト)」 ・「う~ん、美術ボードに負けない出来だねぇ(めっちゃ下手くそ)。」 ・「大丈夫、あるよ~(ヤブイに絵の具の代わりにケチャップとマヨネーズを渡す)。」 ・「もう3日も徹夜してんだよ!」 ・「オープニングが完成したよ~!」 ・「コマーシャルフィルムだよ!」 ・「(色を塗る)時間がなかったんだよ~。」 ・「カブーの声を頼まれたんだよ…ワープスタ~!」
50話 ・「愛の?まさかねぇ~?」 ・「ホント、デデデはすごいね~署長。さ、仕事仕事。」 ・「(いつの間にか人形の中に金が入っていると勘違いして)あ~!デデデ尊敬しちゃうねぇ!」 ・「オレ、デデデのプロマイドを貰った~。」 ・「(デデデに人形を取られて)なんだよ勝手にくれといて!」 ・「カービィ!待って!拾ってやるよ!(デデデ人形を釣り上げる)」 ・「カービィ!ちょっと待ってよ!(スコップを持ってくる)カービィ!(人形を埋める穴が)できたよ!」 ・「(デデデ人形を産めて)よぉし!これで大丈夫!」
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映画『イーグル vs シャーク』
U-Nextで映画『イーグル vs シャーク』(2007)を見ました。ニュージーランド映画です。
ニュージーランド映画と言われてもあまりイメージが湧きませんが、ピーター・ジャクソン監督のあの怪作(個人的には最高傑作)『ブレイン・デッド』もニュージーランド映画のはずーーそれを思えば、拾い物もあるかもしれません。
『イーグル vs シャーク』というのは、いかにもZ級映画っぽい題名で、巨大化したワシとサメが戦いそうですが、そういう映画ではありません。
U-Nextのキャッチコピーには次のように書いてあります。
「リリー・マッキノン「君のおかげで、僕はレストランで一番幸せな男だ」リリーは不器用で孤独なウェイトレス。ジャロッドはひとりよがりなロウソク職人。復讐という使命のために故郷へ帰るジャロッドに、恋するリリーはついていく。ただ少しでも自分を信じてくれる人を必要としているジャロッド、愛する人を必要としているリリー。完璧な相手じゃないけれど、戦う価値のある相手なのかもしれない。」
わかったような、わからないようなキャッチコピーですね。
ちなみに「���のおかげで」云々は、映画の冒頭でリリーが鏡に写った自分に言うセリフです。恋人のいないリリーは鏡の前で自分にそういう愛の言葉を言ってくれる男を演じているわけです。「世界で一番幸せな男」ではなく、「レストランで一番幸せな男」というところが泣かせます。
リリーの恋人になるジャロッドが「ロウソク職人」だというのは間違いーー広末涼子の不倫騒動があって、いま日本ではロウソク職人にスポットが当たっていますが、彼はただ趣味でいろいろなロウソクを作っているだけで、仕事はゲーム屋の店員です。
「復讐という使命のために故郷へ帰る」も間違ってはいませんが不正確ーージャロッドは高校のとき(ジャロッドは28歳ですからもう10年前のことです)自分をいじめていたサモア人の同級生エリックが故郷の町に帰ってくるというので、復讐をしようと思っているのです。
その復讐を「使命」と思っているのはジャロッドだけーーかなり重症の中二病患者です。
前半は正直言って退屈……というか、リリーがどう見てもオタクで魅力に乏しいジャロッドを好きになり、彼女の働いているハンバーガーショップに彼がやってくるのをドキドキ、ワクワクしながら待っているところや、ジャロッドがリリーの同僚をパーティーに誘って、同僚が行かないと言って捨てた招待状をリリーが拾って、兄と一緒に行くところは、「イタい」というかなんというか、見ていられません。
なお、このパーティーは動物の格好をしてくるという仮装パーティーで、リリーはサメ、ジャロットはワシの格好をしています。だから、『イーグル vs シャーク』というわけですね。
パーティーの最大のイベント(?)はストリートファイター風の格闘ゲームーーテレビゲームです。リリーはなぜか異様に強く、どんどん勝ち抜いてチャンピオンのジャロットと対戦。でも、リリーはゲームそっちのけでジャロットに見惚れているので当然負けます。
パーティーの後、部屋に残ったリリーとジャロットはベッドインーーでも、「キスしたい?」、「ええ」、「セックスしたい?」、「ええ」と言って、引き出しからゴソゴソ、コンドームを取り出すところは、ロマンティックには程遠い感じです。
翌日の昼休み、リリーはジャロットが働いているゲーム屋の前でわざとらしくサンドイッチを食べます(私は正直ここで「うざい女だ」と思ってしまいました)。ジャロッドはリリーを見つけて、「今夜『ウルヴァリン』を見に行くんだけど、君もいかない?」と言います。
もちろんリリーは行きます。行かないはずがありません。それもジャロットのために大きなケーキを焼いて持っていきます。イタいし重い女ですね。
でも、ジャロットは来ません。それでもリリーは何時間もケーキの箱を抱えて映画館の前で待っています。
夜遅く(かな? 次の日かもしれません)ジャロッドがリリーの家にやってきます。彼は「僕は鬱状態なんだ。使命を果たしに実家に帰らなきゃならないから」と言います。例の「復讐」ですね。
ジャロッドは車を持っていないので、リリーの兄の車で実家まで送ってもらいます。もちろんリリーも一緒です。
実家には車椅子に乗ったジャロッドの父親と姉夫婦と姉夫婦の子どもと9歳か10歳くらいの女の子が住んでいます。女の子はジャロッドの子どもだそうです。
驚愕の事実ーーオタクでイタい男なのに、そういう部分だけは結構発展家なんですね。
ジャロッドは姉夫婦に部屋がないからテントで寝ろと言われます。
ジャロッドは高校の同級生で同じくエリックにいじめられていたパソコンオタクのメイソンと復讐のための策を練ります。
そのうちだんだんジャロッドの家庭環境がわかってきます。ジャロッドにはゴードンという兄がいて、非常に優秀な青年だったのですが、死んでしまったとのことーー兄は火事から子どもを救おうとして焼け死んだとジャロットは言いますが、これは彼特有のイタい嘘で、本当は周囲の期待が大きすぎ、それに耐えられなくなり自殺したことや、ジャロッドはそのために親の愛を受けられずに育ったことがわかります。
ある日、兄ゴードンの恋人だったトレイシーが家にやってきます。翌日、ジャロッドは何を思ったか花を持ってトレイシーに会いに行き、リリーに「別れよう」と言います。
リリーは「いいわよ」と言いますが、もちろん心中は穏やかではありません。彼女は兄に電話して迎えにきてもらおうとしますが、かけてもかけても留守番電話になっています(留守番電話のメッセージが「こちらジェームズ・ボンドです。ただいま女王陛下のための作戦に従事しているため出られません」となっているのがキュートです)。
仕方なくバスで帰ろうとバス停で待っていると、メイスンから「次のバスは3日後の日曜だよ」と言われてしまいます(リリーがジャロッドと別れたと聞いたメイスンは「じゃあ僕とつきあってみる?」と言います。奥手の彼としては勇気を振り絞って言ったのでしょうが、答えはもちろん「ノー、サンキュー」。するとメイソンは「もちろんジョークで言ったのさ」と言い、自転車に乗って泣きながら「もちろんジョークさ」と何度も叫びます。ここもキュートだと思いました)。
田舎なんですね。結局リリーは日曜までジャロッドの実家の庭で寝袋に入って寝ることにします。
そうこうしているうちにサモ��人のエリックが町に戻ってきます。ジャロッドはエリックに電話をかけて高校の校庭に呼び出します。
映画はこの辺りからようやく面白くなってきます。
この日のためにトレーニングを積んできたジャロッドは、心配そうなリリーやカメラを構えたメイスンや家族たちが見守る中、エリックを待ちます。
やがてエリックが現れますが……
彼は車椅子に乗っています。8年前にスキーの事故で半身不随になったとのことです。なるほど、そういう展開ですか。いや、悪くないと思います。
ジャロッドは復讐をやめるかと思いきや、なんとヌンチャクでエリックをめったうちにします。最低ですね。エリックは車椅子から落ち、ジャロッドとつかみ合いになります。
父親はジャロッドに「やめろ」と言いますが、どうしてどうしてエリックの方が優勢です(ジャロッドはそういう情けない男なのです)。
ジャロッドはその場を逃げ出し、リリーは後を追います。
ジャロッドは I'm a loser(僕は負け犬だ)と言います。その通りですね。自業自得です。
するとリリーは It doesn't matter(そんなことは重要じゃないわ)と答えます。なるほど……これはなかなかキュートなセリフですね。
日曜日、リリーは家に帰るためバス停に行きます。ジャロッドの家族たちはリリーと仲良しになったのか、彼女を見送りにゾロゾロついてきます。
バス停に着くとそこには……
ジャロッドが待っています。彼はリリーに百合の花(リリーですね)と自分で作ったロウソクをプレゼントします。
ラストで二人は一緒にバスに乗っています。道路脇にいる馬を見て、ジャロッドはリリーに「馬だ」と言います。
これにはちょっと説明が必要でしょう。リリーの兄の自動車でジャロッドの実家に行く途中、リリーと兄は二人にしかわからないゲームをしていました。馬を見つけたら「馬だ」と言う、道中たくさんの馬を見つけた方が勝ちというゲームです。
それを聞いたジャロッドは「なんだくだらない」と失礼なことを言い、ジャロッドにゾッコンなリリーは兄に「そうね。やめましょう」と言いました。
ラストでジャロッドは自分から進んでそのゲームをしているのです。彼は身勝手で他人の気持ちを考えられない男でしたが、少しは成長してリリーに歩み寄るようになったというところでしょうか。
全体として、前半は退屈、後半はまあ悪くはないよね、でも……という感じでしょうか。私は自分を弱い人間、ダメな人間だと思っているので、弱い人間、ダメな人間が必死になっている物語が好きです。その意味では好みの映画のはずなんですが、あまりにもイタすぎるという気がしてしまいました。
もちろん上に書いたようにキュートな部分もあります。リリーとすっかり仲良しになったジャロッドの父親がリリーに「ジャロッドはダメな男だ。別れる方がいい」と言うと、リリーは「どうしてダメな男ってわかるんです」と尋ねます。父親が「息子のことはよく知ってる。あんたより知ってるさ」と言うと、リリーは「じゃあ、ジャロッドがどんな動物を好きかわかります?」と尋ねます。父親はいろいろな動物の名前をあげますが、どれも不正解。ジャロッドが好きなのは……もちろんワシです。
息子のことを知っているつもりで、ダメな男と決めつけていた父親が思わずハッとする名シーンです。私は父と息子の物語に弱いからかもしれませんが、このシーンは好きでした。
日本のインディペンデント系のゆるいコメディ映画にありそうな映画です。日本でリメイクしてもいいかもしれません。
まあ、リメイクしても私は見ませんが、それはまた別のお話です。
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