#女王陛下のお気に入り
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Comic ZERO-SUM[コミック ゼロサム]
Koutei Heika no Senzoku Shishohime[皇帝陛下の専属司書姫]
Okaa-sama no Iutoori![お母様の言うとおり!]
Ouji-sama ni Dekiai Sarete Komattemasu[王子様に溺愛されて困ってます]
Sono Akuyaku Reijou wa Kouryakuhon wo Tazusaete iru[その悪役令嬢は攻略本を携えている]
Kuuki ga "yomeru" shinnyuushain to buaisou na senpai[空気が「読める」新入社員と無愛想な先輩]
Ayakashi Kazoku no Youko Reijou, Onmyouji to Seiryaku Kekkon suru[あやかし華族の妖狐令嬢、陰陽師と政略結婚する]
Tensei Oujo wa Ai yori Ryouchi ga Hoshii no de Seiryaku Kekkon wo Kibou shimasu![転生王女は愛より領地が欲しいので政略結婚を希望します!]
Ochikobore Shiro Madoushi CECILl wa Taishougai no Hazu deshita[落ちこぼれ白魔導士セシルは対象外のは��でした]
The disliked wife wants to divorce a hero general![嫌われ妻は、英雄将軍と離婚したい! ]
Binbou Danshaku Reijou no Ryouchi Kaikaku [貧乏男爵令嬢の領地改革]
The court lady of the emperor is hoped for as his bride[皇帝つき女官は花嫁として望まれ中]
Kami Sakka Murasaki Shikibu no Arienai Hibi [神作家・紫式部のありえない日々]
Let's go on the evil runway.[悪の華道を行きましょう]
THE DARK MAID DOMINATES![闇メイドが支配する!]
Kaseimadoushi no Isekaiseikatsu[家政魔導士の異世界生活]
Watashi no Oshi ga Kyou mo Saikou ni Toutoi node, Zenryoku de Shiawase ni suru![私の推しが今日も最高に尊いので、全力で幸せにする!]
Kamikatari ni Sayonara wo[神騙りにさよならを]
Teito Ayakashi Yashiki no Keiyaku Hanayome[帝都あやかし屋敷の契約花嫁]
Hime-sama, Muri Desu![姫様、無理です!]
Suterare Danshaku Reijou wa Kurokishi-sama no Oki ni Iri[捨てられ男爵令嬢は黒騎士様のお気に入り]
Imouto ni Konyakusha wo Toraretara, Juuna Ouji ni Kyuukon saremashita[妹に婚約者を取られたら、獣な王子に求婚されました]
Takabisha Koujo wa Damattenai[高飛車皇女は黙ってない]
Dekasegi Reijou no Konyaku Soudou Jiki Koushaku-sama wa Fianse ni Aisaretakute Hisshidesu.[出稼ぎ令嬢の婚約騒動 次期公爵様は婚約者に愛されたくて必死です。]
Ouhi-sama ga Otoko da to Kidzuita Watashi ga, Zenryoku de Inpei Kousakusasete Itadakimasu![王妃様が男だと気づいた私が、全力で隠蔽工作させていただきます!]
Okitsune-sama no Irui Konintan[お狐様の異類婚姻譚]
Koukyuu no Chouki wa Shichisai no Uranaishi[後宮の寵姫は七彩の占師]
Futsutsuka na Akujo dewa Gozaimasu ga[ふつつかな悪女ではございますが ]
I'm a cruel saint woman but i want to help my beloved husband. (However I am disliked by him)[悪虐聖女ですが、愛する旦那さまのお役に立ちたいです。(とはいえ、嫌われているのですが)]
My Next Life as a Villainess: All Routes lead to Doom![乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…]
Princess of the Bibliophile[虫かぶり姫]
Ryukishi no Okiniiri[竜騎士のお気に入り]
Soku Taijou Shitai Wakiyaku na no ni, Netotte Shimatta Ouji-sama ga Nigashite Kuremasen[即退場したい脇役なの��、寝取ってしまった王子様が逃がしてくれません]
Kokuryuu Heika no Seiryaku Hanayome - Majo desu ga, Tasuketa Ryuu ni Yomeiri Saserare sou desu[黒竜陛下の政略花嫁 魔女ですが、助けた竜に嫁入りさせられそうです]
Douse Suterareru no nara, Saigo ni Suki ni Sasete Itadakimasu[どうせ捨てられるのなら、最後に好きにさせていただきます]
MODERN CINDERELLA DOES NOT DROP SHOESi.[昨今のシンデレラは靴を落とさない。]
Ochikobore Majo to Koi wo Shiranai Tensai Majutsushi[落ちこぼれ魔女と恋を知らない天才魔術師]
Paradox Live Stage Battle “COMIC”
HAIGAKURA[ハイガクラ]
Jamasha no Youdesuga, Ouji no Chuushoku wa Watashi ga Tsukuru Youdesu[邪魔者のようですが、王子の昼食は私が作���ようです]
Sannengo Rikon suru Hazu ga, Naze ka Dekiaisaretemasu[三年後離婚するはずが、なぜか溺愛されてます]
Konyakusha ni Sobahi to shite Riyousareru Kurai Nara Majutsushi-sama no Houshou to narimasu[婚約者に側妃として利用されるくらいなら魔術師様の褒賞となります]
Please find this Love[どうかこの恋を見つけて]
MARIELLE CLARAC Engagement[マリエル・クララックの婚約]
YANKII Manga ni Tensei shitara Naze ka Souchou ni Ezukesareteimasu.[ヤンキー漫画に転生したら、何故か総長に餌付けされてます。]
Hikikomori Reijou wa Hanashi no wakaru Seijuuban[引きこもり令嬢は話のわかる聖獣番]
Job-Changing! Pritender Lady ⇀ Lovely Dr.[まがいもの令嬢から愛され薬師になりました]
Akuyaku no Goreisoku no Dounika shitai Nichijou[悪役のご令息のどうにかしたい日常]
Yobai wo Ketsui Shita Reijou desuga Machigaete RiIVAL Koushaku Otouto no BED ni Mogurikonde Shimaimashita[夜這いを決意した令嬢ですが間違えてライバル侯爵弟のベッドにもぐりこんでしまいました]
Mid Boss Lady wants to enjoy second life[中ボス令嬢は、退場後の人生を謳歌する(予定)。]
Koukyuuhi wa Ryuujin no Ikenie Hanayome Goshinsenzan Monogatari[後宮妃は龍神の生贄花嫁 五神山物語]
IKEMEN oneko wa Haruta ni Kawaretai [イケメンおねこは晴田に飼われたい]
And they lived happily ever after[嵌められましたが、幸せになりました 傷物令嬢と陽だまりの魔導師]
Juujin Kishi no Kyuuai Jijou[獣人騎士の求愛事情]
Kogitsune, Warawara Inarishin no Makanai Meshi Itadakimasutsu![こぎつね、わらわら 稲荷神のまかない飯 いただきますっ!]
LUCE and White Contract[ルーチェと白の契約]
Kare ni Irai shite wa ikemasen[彼に依頼してはいけません]
AYAKA Muzzle Flash Back!![あやか Muzzle Flash Back!!]
White of a wedding ceremony[花燭の白]
Tensei Shitara Akuyaku Reijou datta no de Hiki NEET ni narimasu[転生したら悪役令嬢だったので引きニートになります]
Higeki no Genkyou to naru Saikyou Gedou LASTBOSS Joou wa Tami no Tame ni Tsukushimasu. To the Savior[悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。 To The Savior]
Outaishi-hi ni nante naritakunai!! Konyakusha-hen[王太子妃になんてなりたくない!! 婚約者編]
It's always darkest before the dawn[何時何分地球が何回まわったら]
Akuyaku Reijou to Kichiku Kishi[悪役令嬢と鬼畜騎士]
ROYAL TAILOR ―Oukyuu no Saihoushi―[ロイヤルテーラー ―王宮の裁縫師―]
Kokou no Bocchi Reijou wa Hatsukoi Ouji ni Furaretai[孤高のぼっち令嬢は初恋王子にふられたい]
Kage no Eiyuu no Chiyugakari[影の英雄の治癒係]
Oni no Tsumadoi[鬼の妻問い]
KO-SERUTERU no Ryuujutsushi ~Kotatsu Boukenki~[コーセルテルの竜術士~子竜冒険記~]
Kami KUZU ☆ IDOL[神クズ☆アイドル]
She is addicted to him and vice versa[姫君は若き将軍に溺れる]
Kiniro no CORDA STARLIGHT ORCHESTRA[金色のコルダ スターライトオーケストラ]
Saiyuki RELOAD BLAST[最遊記RELOAD BLAST]
Kotonakare Reijou no Oishii Keiyaku Jijou ~Konyaku Haki wo Saretara, Outaishidenka to Gohan-ya wo Suru koto ni Narimashita!?~[事なかれ令嬢のおいしい契約事情 ~婚約破棄をされたら、王太子殿下とごはん屋をすることになりました!?~]
Fiance of Wizard[魔法使いの婚約者 ~Eternally Yours~]
Three days of the countess who found out she is a decoy[一目惚れと言われたのに実は囮だと知った伯爵令嬢の三日間]
A Love story in Virtual Reailty[VRおじさんの初恋]
Juujin-taichou no (Kari) Konyaku Jijou[獣人隊長の(仮)婚約事情]
#manga covers#magazine covers#god dman why did i let this list get so big...#i think i mistakenly added in titles that aren't even currently running
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【更新日変更のお知らせ】
来週からは土日限らず、お互いのタイミングで更新していきます!今後ともよろしくお願いします。
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ようやく観に行けました『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』。
今回も3時間を超える大作。だけど夢中にさせる筋と迫真の演技のおかげで長尺であることを忘れてしまっ��いた。アメリカの歴史における暗黒の章に光を当てた、示唆に富み心揺さぶられる映画だった。
新たな富の発見により、支配と資産を求める冷酷な人間の標的となったオーセージ族。映画では彼らの最も悲惨な苦しみを描いている。人間の貪欲さ、人種差別の永続的な結末、歴史を清算することの重要性をタイムリーに思い出させる。人間の残虐行為の根底にある残忍さと暴力性を見事に表現した映画だった。
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とにかく主演の3人(ディカプリオ、デニーロ、リリー・グラッドストーン)がすさまじかった。
デニーロが演じる正常化された人種差別主義者のキャラクターは壮観で、スクリーンに現れるたびに恐ろしくて不吉な予感が漂ってきた。この感覚はそれまでのデニーロ映画でも感じてきたことだが、彼はスクリーンに登場するやいなや、その荘厳かつダイナミックなオーラで画面越しに我々を圧倒してくる。キャラクターによっては異常な恐怖心を覚える。本作でもデニーロの凄みが遺憾なく発揮されていて、ただ恐れ入りました。
Robert De Niro is No.1 actor in the world @imdb
善良な男から叔父に操られるがまま深い闇に堕ちていく主人公アーネストを演じたディカプリオも圧巻だった。非常に謙虚で醜い男を抑圧的な表情とセリフで見事に演じ切っていて、誠実さとは裏腹の残忍さが際立っていた。
子役からずっと第一線を走っているレオ様@imdb
そしてなんと言ってもアーネストの妻モリーを演じたリリー・グラッドストーン!彼女のドラマチックな演技には心を動かされた!話し方や表情に絶妙な気だるさがあり、憂鬱さや疲労感がとてもよく伝わってくる。特にディカプリオを伴っての会話や、シーンの端々での凍りつくような痛々しい演技は衝撃的。彼女の力強い存在感、繊細な表情から想像を絶する悲劇に巻き込まれた女��の痛みと回復力が伝わってきて何度も涙が溢れた。
この映画の大きなサプライズ!@imdb
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あと裁判のシークエンスがとても上手くできていると思った。一連の出来事の背景事情を明らかにしながら、その先の展開へとスムーズに繋げるために効果的なシーン。映画としてもかなり重要なシーンだと思う。ブレンダン・フレイザーが裁判に関する疑念を操るキーパーソンを演じている。後半にちょろっと出てくるのみなのだけど、すごく印象に残るキャラクターだった。
いろいろあったブレンダン・フレイザー。私の中では(スティーヴ)ブシェミとアダム・サンドラーと一緒にロックバンドを組んでた映画(『ハードロック・ハイジャック』)のイメージが強かったので、こんなシリアスな役もできるんだと(かなり上からの言い方)結構衝撃でした。『ザ・ホエール』も観てみたくなったー。
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『アイリッシュマン』『ウルフ・オブ・ストリート』の撮影監督であるロドリゴ・プエリトの、キャラクター性を正確に捉えた巧みな映像とスコセッシの演出が今回も予想通りに見事だった。さらに長年スコセッシ作品の編集に携わってきたテイラー・スクリーンメイカーとのコラボレーションにより、各シーンが視覚的に魅了され没入感を与えてくれるものとなっている。どのシーンをみても編集の過程で細部にまで細心の注意が払われているのだろうなと感じられる。ザッツプロフェッショナル!
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スコセッシは『グッド・フェローズ』や『カジノ』、『ウルフ・オブ・ストリート』と同様、今回もメインキャラクターの態度や性格の変化を明らかにするために、「警察捜査」の部分を引き延ばした脚本を書いているように思った。常にメインの登場人物を真ん中に配置し、プロットを進化させ、観客を混乱させないように配慮している。それにより登場人物が裏切った時にはとびきり驚かされるし、中毒性のある展開を作り出���ことができている…のかなと思ったりした。
ともかく衰え知らずの巨匠には恐れ入るしかない。一体どこまでいくんだろう、Martin,Martin,Martin…。
前作の『アイリッシュマン』をみた時「集大成」という言葉を使って感想を書いたけれど、この作品も十分それに値する。これからも我々の想像をはるかに超える作品を作ってほしい。一生ついていきます…。Love, Martin..
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ここまで結構な熱量で話してきたけど、この作品は正直自分の好きなスコセッシの感じではなかった。(どてー)だけど、彼のキャリア後期の作品に新たな輝きが加わったと思うと感動してしまう。
すでにおかわり欲でいっぱいです。
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『キラーズ〜』をみに久しぶりにトーホーシネマズさんへ行った。単館で映画を観ることが多くてなかなか行けてなかった。結構面白そうな映画、やるみたい。
私が気になってる映画5選。勝手に紹介。
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・『瞳をとじて』(ビクトル・エリセ監督)
待ちに待ったエリセ監督の新作!『ミツバチのささやき』のアナ・トレントも出るんですって。楽しみ。でもこれミニシアターでやりそうなところ、トーホーさんでやるのね…意外だな!
・『哀れなるものたち』(ヨルゴス・ランティモス監督)
これもトーホーさんでやるんだと驚いた!予告編の時点で毒々しさ全開!誰かとみたい映画。
・『ナポレオン』(リドリー・スコット監督)
リドリー・スコットの新作ということで。
・『サンクスギビング』(イーライ・ロス監督)
これも贔屓の監督案件。『イングロリアス・バスターズ』で「ユダヤの熊」に出会って以来、密かに応援してるイーライ・ロス。この映画の元ネタはタランティーノと(ロバート)ロドリゲスの『グラインドハウス』に収録されたフェイク予告編。それを長尺にしてみましたver.。大体の筋は分かるから正直あまり期待してない……小声。だけどみようと思ってます!!!スキだから!!
・『エクソシスト信じる者』(デヴィッド・ゴードン・グリーン監督)
『エクソシスト』ファンとして興味あり。「正統派」続編とか言われるとどうにもこうにも。本家のエレン・バースティンも出るしなぁ。
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しっかし映画も高くなったもんだ…。飲み物忘れたら悲劇。こんなちっさいコーヒーも590円って。もう悔しい、呆れて笑ってしまった。
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『キラーズ〜』を観て大満足した夜、BSで『レザボア・ドッグス』を観た。大好き映画の一つ。マドンナの「ライク・ア・バージンは〜」から始まる井戸端会議、からの壮絶な流血シーン。全画面全映像センスの良さがだだ光り。『パルプ・フィクション』もそうだけど、タランティーノ映画は物語の構成がカッコいい。今回も6人の「Mr.〇〇」の身に起こる出来事(災難)を断片的に伝えるっていう手法、斬新だしかなりいけてる。
推しはやっぱしブシェミas Mr.Pink🎀
だけど悔しいくらいティム・ロスがかっこいんだよな…。
ミスターオゥレンジ
点と点が繋がる瞬間がたまらなく気持ちがいい、とても物騒なお話。
タラさんが新作作るたびに脚本をある俳優がバラした云々言われるけど、それくらいタランティーノへの期待と人気が高いんだなぁって再認識させられたりする。
というわけで、ほぼ映画の話題でした!
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2024年 配信などで観た映画
2024年に配信などで観た映画のリスト。全70本。連続ドラマは末尾に記す。
作品タイトル(制作年/制作国/監督)★は私の超おすすめ(私は簡単な鑑賞メモを手帳につけていて、その際、個人的な好みを5天満点で採点しています。★は5点をつけた作品です)
ハリー・ポッターと賢者の石(2001/イギリス+アメリカ/クリス・コロンバス) ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002/イギリス+アメリカ/クリス・コロンバス) ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004/イギリス+アメリカ/アルフォンソ・キュアロン) ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005/イギリス+アメリカ/マーク・ニューウェル) ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007/イギリス+アメリカ/デヴィッド・イエーツ) ハリー・ポッターと謎のプリンス(2009/イギリス+アメリカ/デヴィッド・イエーツ) ハリー・ポッターと死の秘宝 PART 1(2010/イギリス+アメリカ/デヴィッド・イエーツ) ハリー・ポッターと死の秘宝 PART 2(2011/イギリス+アメリカ/デヴィッド・イエーツ) 女王陛下のお気に入り(2018/イギリス+アイルランド+アメリカ/ヨルゴス・ランティモス) ノイズ(2022/日本/廣木隆一) 南極料理人(2009/日本/沖田修一) キングダム(2019/日本/佐藤信介) イコライザー(2014/アメリカ/アントワーン・フークア) 峠 最後のサムライ(2022/日本/小泉堯史) スカーフェイス(1983/アメリカ/ブライアン・デ・パルマ) 犯罪都市(2017/韓国/カン・ユンソン) 夢売るふたり(2012/日本/西川美和) 約束のネバーランド(2020/日本/平川雄一朗) アンダードッグ 前編・後編(2020/日本/武正晴) 市子(2023/日本/戸田彬弘) PLAN 75(2022/日本/早川千絵) アステロイド・シティ(2023/アメリカ/ウェス・アンダーソン) 湯道(2023/日本/鈴木雅之) 鈴木さん(2020/日本/佐々木想) ティル(2022/アメリカ/シノニエ・チュクウ) Winny(2023/日本/松本優作) 猟奇的な彼女(2001/韓国/クァク・ジョヨン) モテキ(2011/日本/大根仁) お前の罪を自白しろ(2023/日本/水田伸生) 青天の霹靂(2014/日本/劇団ひとり) 集団左遷(1993/日本/梶間俊一) 幽玄道士(1986/台湾/チャオ・ツォンシン) 霊幻道士(1985/香港/リッキー・ラウ) エンドロールの続き(2021/インド+フランス/パン・ナリン) Saltburn(2023/イギリス+アメリカ/エメラル��・フェネル) 梅切らぬバカ(2021/日本/和島香太郎) エリザベス(1998/イギリス/シェーカル・カプール) ゴヤの名画と優しい泥棒(2020/イギリス/ロジャー・ミシェル) みをつくし料理帖(2020/日本/角川春樹) ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021/日本/江口カン) 破戒(2022/日本/前田和男) DOGMAN(2023/フランス/リュック・ベッソン) 丘の上の本屋さん(2021/イタリア/クラウディオ・ロッシ・マッシミ) SNS 少女たちの10日間(2020/チェコ/バーラ・ハルポヴァー+ヴィート・クルサーク) FALL(2022/イギリス+アメリカ/スコット・マン) 罪の声(2020/日本/土井裕泰) ロストケア(2023/日本/前田哲) アヒルと鴨のコインロッカー(2006/日本/中村義洋) 日本の一番長い日(2015/日本/原田眞人) ヒトラーのための虐殺会議(2022/ドイツ/マッティ・ゲショネック) 箪笥(2003/韓国/キム・ジウン) 東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(2007/日本/松岡錠司) 明日を賭ける男(1958/日本/西河克己) たそがれの女心(1953/フランス+イタリア/マックス・オフュルス) 幸せなひとりぼっち(2015/スウェーデン/ハンネス・ホルム) オットーという男(2022/アメリカ/マーク・フォスター) フェイブルマンズ(2022/アメリカ/スティーヴン・スピルバーグ) 地上最大のショウ(1952/アメリカ/セシル・B・デミル) あまろっく(2024/日本/中村和宏) 碁盤斬り(2024/日本/白石和彌) シュリ(1999/韓国/カン・ジェギュ)★ 不都合な記憶(2024/日本/石川慶) 川っぺりムコリッタ(2022/日本/荻上直子) 罪の余白(2015/日本/大塚祐吉) ルックバック(2024/日本/押山満高) セールスガールの考現学(2021/モンゴル/センゲドルジ・ジャンジブドルジ) 焼肉ドラゴン(2018/日本/鄭義信) 日日是好日(2018/日本/大森立嗣) ノスタルジア(1983/イタリア+ソ連/アンドレイ・タルコフスキー)★ BLUE GIANT(2023/日本/立川譲)
【連続ドラマ】 怪物(全16回/2021/韓国) 沈黙の艦隊 シーズン1〜東京湾海戦〜(全8回/2024/日本) アンチヒーロー(全10回/2024/日本) 始皇帝 天下統一(全78回/2020/中国) ながたんと青と(全10回/2023/日本) にんげんこわい(全5回/2022/日本) 新宿野戦病院(全11回/2024/日本) PACHINCO(全8回/2024/アメリカ)★ 海に眠るダイヤモンド(全10回/2024/日本)
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今年接したメディア
接したメディアについて次から次へと忘れがちなので、今年接したメディアを記録しておこうと思う。研究・勉強に関するものは省いている。
映画
『首』
『すばらしき世界』
『女王陛下のお気に入り』
『哀れなるものたち』
『バーン・アフター・リーディング』
『オッペンハイマー』
『破墓』
『シビル・ウォー』
『落下の解剖学』
『パプリカ』
『あんのこと』
『バービー』
『オカルト』
『コワすぎ!口裂け女捕獲作戦』
『ブレット・トレイン』
『どうすればよかったか?』
『コワすぎ!真相!トイレの花子さん』
ドラマ
『地面師たち』
『殺人者のパラドックス』
小説
Gone Girl
Slaughterhouse Five
Chain Gang All Stars
Friday Black
Animal Farm
Night Train
『人のセックスを笑うな』
『水中都市・デンドロカカリヤ』
『カンガルー・ノート』
『霊長類、南へ』
『虐殺器官』
『名称未設定ファイル』
『菜食主義者』
お笑い
第十七回 街裏ぴんく漫談独演会「一人」
街裏ぴんく漫談独演会 日本10大ツアー「信じてもらえない男」東京公演
グレイモヤ
Anthony Jeselnik, Bones and All
演劇
ハイバイ『て』
ライブ
モマーモッツ リリースパーティ
Synchronicity(toe、Elephant Gym、Envy、Eastern Youth、Kirinji)
SAGOSAID pre Their Lost Hearts vol.2(Texas 3000)
Turnstile
LAMP
あらかじめ決められた恋人たち
Kimono's × あらかじめ決められた恋人たち
Uri Gagarn × Texas 3000
wnfu
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ロマンシング サ・ガ3
前回のミスティックアーク。
まだ投稿したい計算式があったけどまあいいや。
おんなじようなものだし。もう暫くはお腹一杯だし。。
移り気なぼくちゃんはここ数か月ロマサガ3に勤しんでおった。
と……トンデモないもんに手ェ出しちまったぜ……!!
いや、面白過ぎんかい??リマスタ?いやいや、原作しか勝たんから
ところで、巷で噂の(?)
4系統術の同時習得
やってみた。
実際の画像がコレ
フルブライト会長。強そう(小並感)
とか書いてみたが、改めて見るとエッグいな、おい小池
続いてフルブライト会長。ってか術欄って並び替えできるんかーい!
説明しよう!(並びの)
基本術を有する術=所謂メイン術の地天術を上に持ってきて
基本術を持たない術=所謂サブ術の地天術を最後に置いた。
内部値(昇)順としたいところだが何となく(?)そうした。
ところで、ベルセルクとストーンスキンだが。
当初、代わりにアースヒールと幻日を予定していた。
が、幻日は属性的に汎用だけど発動率25%と低確率。
アーススキンは再生光あるからいいやと感じた次第。
再生光には魔法解除効果ある点が懸念ではあるが。
ベルセルクはバフとして有用。
ストーンスキンwwうえww
とかいうやつ居るかもしれないが
単純にアストロンとして使えないかな?と思った。
でもま、別に決め打ちしなくても
所有属性内に限っては必要に応じて封印しては
入れなおしていけばいいのか。
最終的には真・魔法盾なんかも通用しなくなるし。
したがって最後は白(禿は玄)&陽の基本2術に
ベルセルク&ストーンスキン&アースヒール&超重力
の白虎4種と残り4枠は太陽2種と
玄武&月術はクイックタイム&シャドウサーヴァント
に落ち着きそうだな。
続いて、ティベリウス。会長にしてもそうだが
通常、地味なコイツ等がまさか
こんな形で日の目を見るとは……。
お次はロビン。いや、ただでさえ最強の一角なのにつっっよ!!
まあ、それ��も最終PTには入れないけどな(不憫)
最後にブラック。まさかコイツがロビンと並ぶ日が来るなんてな……
いや、術面では元から並んでたか……。
(真・)魔法盾は 破壊するもの には効果薄いから
最後はウォーターポールを神秘の水orムーングロウ
また、(対するは雑魚戦闘限定での話にはなるが)
ブラックはせっかくの意志力を活かしたい場合は
ソウルフリーズもアリかも知れない。
ところで、ロビン&ブラックの術欄の最後尾に来るのは
もちろん、御存知 『 龍神降臨 』 の予定。
んが、ビュー姉さん最後に回したのと
4つ目のラスゲート閉じる前に色々したいからまだ御預け中。
色々とは、お供レベルに種族値レベル上げ。
(お供レベルに種族値レベル上げ――といえば)
(――お供、獣の両アドレス共にFF固定して戦闘したら)
(――トウテツ*2と遭遇した)
(――場所は神王の塔の固定獣シンボル)
(――せっかくの固定シンボルだからと欲張ったった;)
(――例えば西の森などでの通常シンボルでは未確認)
さらには様々なキャラのバグレベルアップにスキル値上げ。
サラと別れる前に彼女の全スキル値カンストしたい。。
しかしながら、アレだな(語彙)……。
冷静に考えたらクイックタイムとシャドサの両立なんてのは
元々出来得る仕様であって、それに龍神降臨が加わったところで……ってな感じの器用貧乏だわ、コレ。
そもそもがそれぞれ三者独立した嚙み合わない術だし。
ま、クイックタイムとシャドサ&サクション(トルネード)
(あとは行く行くは龍神降臨も)乱立出来る時点で強いのか。
強いっていうか、強そう……っていう見た目のインパクトだな。
それでいうと会長&ティベリウスが破格過ぎた弊害か……?
ここで唐突にキャラ回収チャート。
#01~08.主人公たち
#09.ウォード
#10.ノーラ
#11.ポール
#12.ロビン
#13.ようせい
#14.ツィー リン
#15.バイ メイニャン
#16.ぞう
#17.フルブライト
#18.ゆきだるま
#19.レオニード
#20.ハーマン(⇒ブラック)
#21.ウンディーネ
#22.ボストン
#23.ミューズ
#24.シャール
#25.ティベリウス(⇒今ココ)
#26.少年
#27.ロビン2
少年カンストからのロビン2カンストがキツそう……
その頃には不離脱現象に見舞われているだろうから
バグレベルアップの恩恵にも肖れないという……。
当初は最終、少年をPT面に入れることも考慮した。
だって、彼は男版の劣化ノーラさんか!ってくらい強い。
んが、最終的には泣く泣く却下。
だって、EDの帰りの(?)船の上の通信簿(?)
(メインPTの最終ステータスリザルト)的な
画面で再登場するから何か齟齬あるよねwwって理由。
――未回収の面々。
#XX.詩人
#XX.タチアナ
#XX.ヤン ファン
#XX.ハーマン※(31人と考えた場合)
この人選事由はPTの抜き差しに影響来たさないため
ま、どのみち陛下はタチアナに嫌われるが。
最当初は何気にハーマン&ブラックの両立を目論んでた。
3系統術同時習得出来るのと仕込み杖もう一本増えるからね。
しかし、それに割く枠も決め兼ねてこの案も却下することに。
候補としては、ゆきだるまorポールといったところだったが
話しかけた時に 仲間にする 選択が出来ないのもな、と。
そんなこんなで1.0ROMでやってたの途中で放棄して
1.1ROMで新たにまた最初っからやり始めたわー。
……あと、この辞令で思うところは
詩人さん強えのにな~、と思う点に尽きる。
ま、さらに強い面々でPT溢れるからなこのゲーム。
じゃあ下のユリアンさんチョイスしたのは何故wwって話だが。
好みですかな、何となくの。
強いて言えばどのみちデフォで枠取ってる主人公キャラだし、キャラグラのデザイン面でキャラが立ってて剣が似合うから、かな……?
あとは一回こっきりの加入っていうのもある。
片や、逆におんなしような仕様のヤン ファンさんはグラ的に使う気がせんな。性能面で言えば素が早いんだけどね……。
★.最終PT(予定)
#1.ミカエル (小⇒剣)
#2.ユリアン (剣)
#3.トーマス (控,槍,弓,術)
#4.ハリード (曲⇒剣)
#5.ロビン2 (小⇒剣)
#6.ようせい (槍,弓⇒体)
今更ながら クイックタイム、シャドサなしで破壊するもの倒した俺が来ましたよ 秘訣はに分身剣で斬ると4桁ダメージを与えられる クイックタイム、シャドサは技王冠で、閃き確率増やしたい俺はいらん��った(魔法は禁じ手にしてる)
……って感じのPTにする予定。
差し当たってはね。
最終的には王冠消して物魔ともにカンストさせたい。
ところで、陛下の武器開発味わったら
もうほかキャラ無理じゃない?
引き継げるリマスタやれって?それな。
★.謝辞、出典引用
#.バグレベルアップ
#.4系統術同時習得バグ
#.不離脱現象
ロマサガ3のアイテムのページ(敬称略)より
#.秘訣
5ちゃんねる(敬称略)とあるスレより
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映画『シヴィル・ウォー、アメリカ最後の日』
この頃、全く映画が見られません。
ヨルゴス・ランティモスの『憐れみの3章』を映画館で見た後、U-Nextで同じヨルゴス・ランティモスの『女王陛下のお気に入り』(2018)を見たきりです。
一時は毎日のようにサブスクで映画を見ていたのが嘘のようです。それだけバイオリズムが下がっているということなのでしょう(芝居も西宮フレンテホールで劇団ふぉるむの『犯罪×犯罪』を見たきりです)。
で、久しぶりに見た映画が『シヴィル・ウォー、アメリカ最後の日』。
ネットで評判がいい(ような気がした)ので見たのですが……ダメじゃん、コレ。
アメリカが政府軍と西部勢力(カリフォルニア州とテキサス州の連合軍)に分かれて内戦状態に陥るという設定が新しいだけで、既視感満載、いつかどこかで見たような映画です。
主人公はキルティン・ダンスト(私は『スパイダーマン』以来、どうもこの女優が苦手です)演じる戦場写真家のリー。彼女は敗色濃厚の大統領にインタビューをするため危険を犯してワシントンD.Cに向かいます。
同行するのは同僚の記者ジョエルと引退を考えている年配の記者サミー、それにリーに憧れ戦場写真家を志す若い女性ジェシー。
4人は道中で様々な人に会い、様々な戦いを見ることになるーーというまあ言ってしまえばロード・ムービーですね。
私は戦争のことは知りません。杉田二郎のジローズが歌う「戦争を知らない子どもたち」さえ中学の時に知った世代です。
私は戦場ジャーナリストのことも知りません。
だから、近未来の設定なのにあんな「古典的」な撃ち合いをするんだとも、戦場ジャーナリストって撃ち合いをしている兵士のすぐそばで取材をするんだとも言いません。
降伏の意思表示をしている敵兵や民間人を問答無用であんなにあっさり撃ち殺していいのかとも言いません。
でも……
途中一行に加わる二人のアジア系ジャーナリストがいともあっけなく民兵に撃ち殺されるのは呆れました。要するに彼らは「殺され要員」として登場するだけなのです。
四人のジャーナリストが命の危険を犯していることを強調したい。でも、四人のうちの誰かを死なせるのはまずい。そうだ! 途中で二人追加して、そいつらを死なせればいいんだーーという製作陣の意図が透けて見えるようでした。
いや、四人がみんな生き残るわけではありません。アジア系ジャーナリストが民兵に拉致されたのを助けようと、リー、ジョエル、ジェシーは民兵と交渉を試みます。でも、民兵は話なんか聞きません。
三人が民兵に殺されそうになった刹那、サミーが自動車で民兵を轢き、彼らを救い出します(サミーは老人で足が悪く走れないから、後に残っていたというのが伏線になっているわけですが、そんなのミエミエですよね)。
民兵の仲間が自動車に発砲しますが、四人は無事逃げ出します。しばらく走ったところでサミーは「運転をかわってくれ。これ以上は無理だ」と言います。
サミーは実は民兵の銃弾に当たっていたのです。
いい場面です。多分この映画で一番いい場面かもしれません。
でも……既視感満載。そんなことだろうと思ってました。
ラスト近くの展開も同じです。
四人(あ、サミーが死んでしまったので三人か)がワシントンD.Cに着くと、ホワイトハウスはすでに西部勢力軍に取り囲まれています。
激しい銃撃戦の後、西部勢力軍はホワイトハウス内に突入。当然三人も中に入ります。
リーは戦闘中なぜかビビりまくっています。ベテランの戦場カメラマンでそれまでどんな状況でも毅然とした態度を崩さなかったのに、なぜ? サミーが死んだから? どうも納得できませんが、それはまあいいでしょう。
若いジェシーは大胆に写真を撮り続けますが、それが仇となり敵の銃撃の的になります。
ジェシー危うし。これで彼女も一巻の終わりかと思われた瞬間、リーが彼女の前に立ちはだかります。
銃弾を受けて崩れ落ちるリー、それを見て呆然とするジェシーはそれでもシャッターを切り、リーを撮影します。
これもいいシーン……なんでしょうね。でも、既視感満載。そうなると思ってました。
その後、西部勢力軍は大統領執務室になだれ込み、交渉しようとする大統領補佐官を問答無用で撃ち殺し(おいおいいいのか?)、奥の部屋にいた大統領を捕まえます。
ジェシーが大統領に駆け寄り大統領の最期の言葉を書き留めると、軍人たちはにべもなく大統領を撃ち殺します(おいおい��当にそれでいいのか?)。ジェシーは何度もシャッターを切りその場面を撮影します。
彼女はリーが自分を守って死んだことを乗り越え、世紀のスクープ写真をものにしたということなんでしょうが……既視感満載。そうなると思ってました。
バイデンvs.トランプの大統領選挙の際、アメリカの分断ということが盛んに言われました。あれから4年たち再び大統領選挙が巡ってきた時にこの映画が公開されるというのは実にタイムリーだったとは思います。
でも……それ以外何もありません。
新しい皮袋に古い酒を入れただけの映画ーーそれが『シヴィル・ウォー、アメリカ最後の日』です。
それを思えば、主人公や主人公に憧れて同行する若者が女性であるというのも、ポリコレへの盲従に思えてしまいます。
この映画はダメです。つまんないですよ。
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『哀れなるものたち』
第一に来た感想は『フランケンシュタイン』のアップデート版であるなあ、と。彼女を再生させたモンスターな解剖学のおっさんの名前がゴッドなのもフランケンシュタイン博士が実験に成功した際に発した自分は神だ、というセリフ(検閲でそのセリフに雷鳴の音を被せてかき消されたんじゃなかったっけ)から来ているのだろうと思った。
正直、なんだか気色の悪い映画で麗しきエマ・ストーンが出ておらねば冒頭で観るのをやめたと思う。しかしまあ幾度も出てくるエマ・ストーンのおっぱいやハアハアハアハアな激しい描写なんかに惹かれているうちになるほど、これは人類の進歩その歴史を、脳移植から生まれたクリーチャー、キメラたる彼女の急速な成長に託しているのだなと思った。
そうしてその主題が終わって映画の幕を引く為に用意された展開も大変に収まりが良いと感じた。
斯くの如く映画自体も面白く観たのだが、なにより麗しきエマ・ストーンがとにかく出突っ張り、しかも幼児の状態から現代の、それも知的階級のレベルにまで急速に進歩するベラの様子を見事に演じ切るのを堪能できるのが素晴らしい。
まあちょっとハアハアハアハアが多すぎじゃね、とは思ったがそこはほれ、エマ・ストーンだから。おほほ。
2024/06/28 ディズニープラス
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「ロブスター」を観た。
「哀れなるものたち」、「聖なる鹿殺し」に続き三度ヨルゴス・ランティモス。これはSFというのもあり、わかりやすく面白かったな~! 先に見た2作より自分は好きかも。映画の「華氏451」(トリュフォー)や「Dolls」(北野武)を思い出したりした。
ストーリーというか設定的にむちゃくちゃなところは多いんだけど、それを逆手に取ってコメディっぽくしている感じもあり、なかなかよかった。自分が独身というのもあり、「結婚して幸せな家庭を作る」みたいなことに対するアンチみたいな感じはよかったなあ。だからやっぱりレア・セドゥがかっこいいなと思った。フィリップ・K・ディックなんかでもありそうな。
レア・セドゥも、そしてもちろん主役のコリン・ファレル始め、レイチェル・ワイズ、ベン・ウィショーもよかったし、初めて観た女優さんだったけど、アリアーヌ・ラベドもすごくよかった。キャスト全体的によかったなあ。
映像的にもよくて、前半の「ホテル」で色んな人が同じ服を着ているのはなんだか気持ち悪くてよかったし、建物内の廊下なんかも不穏な感じがすごくしてよかった。そして突然の「狩り」もスローモーションできれいだった。中盤からの森のシーンも抑えた色味ですごくきれいだったし、時々入る都会もSFすぎない未来な感じでよかった。
音楽は自分は全然詳しくないけど、主にクラシックが使われていたらしい。全体的に音楽のない部分が多かった気がするけど、時々入るこのクラシックが良かったな。
一番印象に残ったのはストラヴィンスキーの曲かな…? 元々ストラヴィンスキーが好きというのもあるかもだけど…。
ヨルゴス・ランティモス、なかなか不思議だけどいいなあ。「女王陛下のお気に入り」も観てみよう。
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女王陛下のお気に入り(2018)
監督:ヨルゴス・ランティモス 出演:エマ・ストーン、レイチェル・ワイズ、ニコラス・ホルト
アン女王を意のままに操り、絶大なる権力を握る女官長のレディ・サラ。そこにサラの従妹で上流階級から没落したアビゲイルがやってきて、召使として働くことになったのだが…。
「哀れなるものたち」の監督主演タッグということで、見てみる。 魚眼ってとてもモダンな雰囲気になるんだなぁ。どういう効果があるんだろう。普通にパンしても良さそうだけど、魚眼のほうがスピード感があるなと思った。
ストーリーは、友情と権力と支配を軸にした宮廷バトル。支配する喜び、屈することの悔しさ、支配関係でしか人が側にいてくれない寂しさが渦巻いている。アン王女の「愛してよ!」が悲痛だ。欲望のぶつけ合いを見たいならおすすめの作品。
16本目。
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2月第2週
今週もつかれさまでした。
三連休中日ですがいかがお過ごしですか。
わたしはというと、昨日どうしようもなく嫌なことがあり、28歳にして大泣きして帰り、拗ね、大酒を飲み、不貞寝し、まだまだ気分が悪い中で今このブログを書いています。
怒りと悲しみで食欲も失せてしまって、食事を一切取らずに酒ばかり飲んでいたら体重が減っており(金曜まで繁忙期だったこともあるけど)個人的な下限を下回ってしまったので、慌てて一昨日作ったチーズケーキを貪り食べている。見た目は不恰好だけどわたしの作るチーズケーキはおいしい。全部ひとりで食べてやる。むしゃむしゃ。
何度かブログで怒ることができないと書いたと思うけど、またそれだ。いい加減読んでくださっている方も嫌気がさしてきたと思う。でもまたやってしまった。情けないったらありゃしない。
わたしはじわじわ怒りが増してくるタイプで、怒るぞ!と思ったときには大抵もう遅い。爆発型はよくないけど、嫌なことがあったときにその場で怒れないのも問題。スパッと怒ってサクッと終わらせたほうがいいに決まってる。怒れたらこんな馬鹿みたいに不貞寝なんてしてないのに。28年も生きてきて、いまだに怒りの放出が下手くそで嫌になる。
そんな最悪の連休初日を終え、今日は1日部屋から出ず、美術書を読んだり映画を観たりした。
結局わたしの心を癒すものは本と映画なんだ。学生の頃から何も変わっていない。本を読み、映画を観ているときだけが真に最低最悪な現実から逃避できていると思う。
今日観た映画は『女王陛下のお気に入り』
実在したステュアート朝最後の女王アンと、側近のサラ、サラの従姉妹でサラを頼って宮廷に仕えはじめたアビゲイルの物語。
今公開中でわたしも観ようと思っている『哀れなるものたち』のヨルゴス・ランティモスが監督した作品で、以前から観ようと思ってそのままになってしまっていた。
この映画は一見するとエマ・ストーン演じるアビゲイルが主演と思われがちけど(実際わたしも途中までそう思っていた)、間違いなくオリヴィア・コールマン演じるアン女王が主演。凄まじい演技だと思ったらこれでオスカー獲ってるんですね、そりゃそうだ。すばらしかったです。
没落貴族のアビゲイルが雇われ、高圧的なサラに妨げられながらものし上がり、権力を手にしていく様に最初は共感するけど、途中から一転していく。終盤の手紙のシーンを見て、結局アビゲイルは彼女が望んだ地位を手にしても、本当に欲していた誰かからの愛を手に入れることはできず、自らの孤独に泣いたのかなと思った。最後は女王に本性がバレてしまうし。あのオリヴィア・コールマンの演技は必見。そしてうさぎ…😭
良い映画を観たというより、すごい演技を観たっていう感じ。『哀れなるものたち』も近々観に行きます。
ところで、今年はお財布を変える年なのですが(3年に1度変えている)夏には変えたいと思っているのでちまちま探しはじめています。大事に使いたいから長い時間をかけて選ぼうと思って。
今いいなと思っているのはCELINEのコインケース付き3つ折りウォレット。
これはわたしが時々見ているSPURのスモールグッドシングスで紹介されていて、コインケースだけ取り外せるところも色もコンパクトさもすごくいい!と思ったんだよね。
セリーヌ、なかなか惹かれることがなかったんだけど(わたしはガーリーが好きなので…)これは色が今のわたしの気分にぴったりな気がした。水色ブームが終わり、またピンクに戻りつつある中でちょうど真ん中な色な気がした。
高い買い物なので、まだまだ悩むけどこれは候補に入れようと思う。
今週のおいしかったものコーナー
・TULLY’S 桜香る 苺ロイヤルミクルティー
これおいしかった!甘党におすすめ。ちゃんとミルクティーです。あとトムとジェリーのカップがものすごくかわいい!
・Maison Chaudun パヴェ・オレ
バレンタインの季節ですが、生チョコレートといえばメゾンショーダン。いろいろな種類があるけどまずはパヴェ・オレ(ミルク)かパヴェ・ノワール(ビター)を食べてほしい!コクがあっておいしいけど、いやな脂っぽさはない。阪急限定のキャラメルも食べたかった…
・じゃがりこ 関西風おだし味
最初は?だったけど、後味がめっちゃおだしで感動した。手軽に食べられるうどんに近い。きつねうどんの風味がある。
最後に今週よく聴いてた曲
EXO - Love Fool
また来週!
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カッパーベル銅山
アマジナからの依頼だと思ってたら、出て来たのはパパシャン所長だった。 所長なんだけど、この人銀鎧団に居たとかでナナモ女王陛下の覚えもめでたいとか何とか…? これは今後のご贔屓も願って、頑張っておくべきか!
と、カッパーベル銅山にやってきたのは良いんだが……。
また陰気臭い…道が狭い…。
じめじめしてない分、ちょっとだけタムタラよりマシってところか。 しかしまた何でヘカトンなんとかいう巨人族を封じこめてた岩盤を掘り抜いてしまうかね…。
普通、そういうのってウッカリ破壊しないよう、目立つような印をつけとくもんじゃないの?
無事に巨人を退治してウルダハに戻ってきてみれば…。 なんだかガラの悪そうな商人なんだかチンピラなんだかよくわからん奴に絡まれるし。
今日は厄日か。
あなたの行動、見ていたわ。とか言うなら助け���入れよヤ・シュトラさんさぁ…。たいして強くなかったから良いようなものの…。まったく…。
騒動が落ち着いたら顔を出してくれ、と言われて冒険者ギルドにやってきたら、モモディさんから「暁の血盟」とかいう秘密結社への紹介を受けた。 冒険者ギルドで紹介してる秘密結社って何だよ。 秘密でも何でもねえよ?
興味があったらベスパーベイまで行ってみると良いと言われたんで、あとでちょっと寄ってみるか。確か、リムサから船が出てたんだよな、ベスパーベイ。
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1日数食日記
2/8(木)
休日。午前中は本を読み、妻を駅まで送ったあとに『逃げた女』を途中から鑑賞。そこから立て続けに(とはいえ途中眠気がつらくてソファーで昼寝したが)に音楽関連映画を観る。晩御飯は久しぶりにロ麺ズ。塩ラーメンと和え玉半玉。帰ってから妻と『女王陛下のお気に入り』。ということは今日はトータル3.5本の映画を観たことになる。もっと観れるな。風呂の中で今日の分の「ブギウギ」を観る。いよいよ「東京ブギウギ」が完成。噂通り美空ひばりは出ないのだろうか。
映画
1. メイキング・オブ・モータウン / ベンジャミン・ターナー ゲイブ・ターナー ★
ベリー・ゴーディーの手前味噌的作品、御用映画にはなっていなかったし、当時の画像と音声の使い方が創意に富んでいて、見応え抜群だった。ゴーディ翁の隣にいる聖者スモーキーがチャームのようで微笑ましいし、妙にホッとする。なお、エンドロールで流れるモータウン社歌についての一連の流れが最高なので最後まで見るべき。ところで、『永遠のモータウン』、再上映でも配信でもいいから観たいのだが、望みが無いならDVD買おう。
2. アイ・ソウ・ザ・ライト / マーク・エイブラハム
映画自体にそこまで感じるものはなかったが、ハンク・ウィリアムスというカントリー・シンガーにはとても興味を持った。パーズもフライング・ブリトー・ブラザーズも大滝詠一も好きなのにこれまで聴いてこなかったから、この映画のおかげだと間違いなく言える。映画の効用は色々ある。
3. 女王陛下のお気に入り / ヨルゴス・ランティモス ★
支配する者とされる者という二者は別々に存在するのではなく、両者がともに支配し支配される関係にある。王室は民を制度として支配しながら、納税に依存するという点で民に支配されている。この映画は、孤独と病を抱えた女王が臣下や侍女に支配されているという構図を見せながら、誰もがそこから抜け出せない苦しみと悲しみを描いている。支配と被支配から自由になることはできるのか、というテーマが真っ向から語られているのが『哀れなるもの』だと思う。最後に、紛れもない傑作。
音楽
1. 40 Greatest Hits / Hank Williams
2. Previously Unavailable / Michael Franks
マイケル・フランクスのファーストがタイトル、ジャケット、曲順違いでリリースされた作品じゃなかろうか。ジャズロックテイスト。
読書
1. ジョンとポール『いいなアメリカ』
ランディ・ニューマンの楽曲を16曲取り上げてその歌詞を考察した掌編エッセイ集。
まず動画で著者が自作の訳詩で歌うギターの弾き語りを聴いたあと、原曲を元の(英語の)歌詞を見ながら聴いて、それからその曲についての文章を読むという順で進めて行く、贅沢な読書を味わった。
歌の内容をできるだけ変えずにメロディに合う訳、しかも英語の発音を活かした言葉を選ぶというのは、これが義務なら地獄の拷問かもしれないが、そのような苦しみがほとんど響いて来ず、軽やかに踊るように言葉が紡がれているように聴こえる。筆者も本文中で書いているように、言葉遊びを楽しんでいるのが伝わってくる。
そしてその波動が、自分ならどう訳すかなと思いながらランディの作品を聴く、という新たな楽しみ方に繋がる。
その意味である種の啓発本とも言えるかもしれない。
その他
1. 伊集院光のタネ 2/7放送分 (YouTube)
2. ブギウギ 2/8回 (NHKプラ��)
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1月末というのは美術館の展示替えの時期だし、めぼしい展覧会は行き尽くしてしまったので久々に予定のない週末。寒いので出不精にもなっている。
なので思い付きで、映画「哀れなるものたち」を観に行く。監督ヨルゴス・ランティモス、出演エ・マストーン、マークラファロ、ウィレムデフォー他。
天才外科医によって蘇った若き女性ベラは、未知なる世界を知るため、大陸横断の冒険に出る。時代の偏見から解き放たれ、平等と解放を知ったベラは驚くべき成長を遂げる。
オスカー候補だったのと、監督の前作「女王陛下のお気に入り」が良かったのと、暇だったので鑑賞。結果、大変に驚いたというか凄まじい作品だった。いやはや参った。エマ・ストーンは主演女優賞決定です、はい。
ベースは女性版のフランケンシュタインなのだが、移植される脳の出所が斬新なのと、女性が世界を知るにつれ急激に知的になって行く様、そもそもの死に至った経緯、そういう奔放さに惹かれて行く男たちの末路など、興味深い視点で溢れている。ストーリーはファンタジーで素っ頓狂だが、どこか説得力があり且つコメディ的に笑えたりもする。
急激に知的になったため、その過程で発生しまくる良識との摩擦、あまりに合理的な生き抜き方を選択する様など、結果的に世の中の有り様を浮き彫りにして行く感じも上手い。
ヴィジュアルが素晴らしい。屋内のセット、旅して回る各所の街並み、ファッション。確固たる雰囲気軸を通すとともに、ファンタジーである事を意識させ、多少キツイ描写も許容できる体裁になっている。バランスが絶妙。音楽も良かった。
やはりノミネート作品。只者ではなかったね。国内の宣伝スタンスを見ると、とある女性の成長譚(感動)みたいな感じだけど、このイメージで観に来ちゃうと面食らうだろうなあ。まあ、他にやりようも無さそうだし仕方ないか。
★★★★⭐︎
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◎【80点】哀れなるものたち【解説 考察:エマ・ストーンのヘア無修正の怪演と創造の偉業】◎
体は大人、頭脳は幼女。そして人生を再び はじめに 製作 2023年イギリス・アイルランド・アメリカ映画 エマ・ストーンの怪演、そしてデフォーの怪演 監督 ヨルゴス・ランティモス ・聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア ・ロブスター ・籠の中の乙女 ・女王陛下のお気に入り キャスト 哀れなるものたちがどのような物語か知りたい ネタバレ…
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Poor Things
written by Tony McNamara
dir. Yorgos Lanthimos
アラスター・グレイの1992年の小説 『哀れなるものたち』 の映画化。脚本は 『女王陛下のお気に入り』 のトニー・マクナマラ。ヴィクトリア期のロンドン、奇妙な外科医ゴドウィン・バクスター(ウィレム・デフォー)の弟子になったマックス・マッキャンドルズ(ラミ・ユーセフ)は、彼の邸宅で奇妙な動作と言動をする若い女性ベラ(エマ・ストーン)と邂逅する。
冒頭は白黒で、ベラがキザな弁護士ダンカン・ウェダーバーン(マーク・ラファロ)と旅に出るところからカラーになるのは物心がついたという理解でよいのだろうか。一応19C末という設定でスチームパンクの範疇に収まる作品になっているのだが、作中に出てくるどの街も客船もかなりファンタジー化されており、ほとんど絵本のような色彩とデザイン(ショナ・ヒースとジェームズ・プライス)になっている。主にレポートや手紙で構成されている原作を元にしつつも、御伽噺として全く独特の世界を作り上げている。ホリー・ワディントンによる衣装は、ことベラのものはほぼ全く時代を無視した、かつてのコムデギャルソンのようなドレスや1960年代ぽい白のロングブーツというもので、比較的時代に沿った他のキャラクターのものと一線を画すことで彼女のキャラクターの特異さを際立たせて���る。ジャースキン・フェンドリックスによるふんにゃりとお茶目だが時代ものとしての一定の格調を感じさせる音楽もとても全体の雰囲気に沿ったもの。
原作ではUKでのシーンはグラスゴーという土地そのもをフィーチャーしているにも関わらず、この映画版ではロンドンに舞台を移していることに対して批判も上がっている。これは原作では主にマックス(原作ではアーチボールド)視点であるのに対し、映画版ではよりベラの視点に依っていること、そこから彼女の「冒険」が中心に置かれることで、比較的UKのシーンの割合が少なくなっていることでそこまで気にならなくなっているのだが、これはグラスウェジアンではない故の感想だろうか。デザインはグレイ自身によるイラストの雰囲気を伝えようとしている部分はある(特にゴドウィンの臨終シーンはオリジナルの装丁を模していると思う)。ジャンルをセックスコメディとしている記事も散見するが、艶笑喜劇を期待して見るとセリフが思想的になっていくことに面食らうのではないか。女性の自立についての物語であるとともに、大変にポジティブに人類の可能性を追求する話でもある(ただし、動物の取り扱いは結構ひどい)。ひとはどんな形であっても成長できるし、その可能性を閉ざしてはならない、という内容はこの時代により強く響く。
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