#天気も大丈夫
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servant222 · 1 month ago
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2025/01/05 とりあえず年明けは仕事をしている
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今年に入って明けてからずっと天気が良い。良いお正月だったと思う。
色んなことを考えて下書きになっているものがいくつかあって、書きかけて途中になって、みたいな。そのうちなんとなく投稿しよう。
インフルエンザが大流行のようだけど、みなさま大丈夫かしら。流行りものはどうしても避けきれないところがあるのが辛い。
行ってきます。
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nmtn-kobi · 1 year ago
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「あの、俺、刺青入ってますけど、大丈夫ですか?」
車でホテルに到着する直前に言われる。何を今更というよりも、むしろ、アゲっすよ。
遡ること数時間前、平日だというのにムラムラした俺は、いい感じの雄を見つけて、約束をする。
「〇〇駅まで来られますか?」
準備を済ませ、指定された場所に到着すると、イケ雄が白いミニバンで待ってくれていた。
「行きつけのホテルがあるんで」
道中、話を聞いてみると、バイだそうだ。男とヤるのは久しぶりらしい。そのうえ、ケツを使うのは初めてだという。これは是非とも気持ちよくなっていただかねば。
ホテルの部屋に到着すると、お互いに服を脱ぎ出す。話の通り、全身刺青だ。それだけでスゲェアガる。肝心のそこはというと、ふてぶてしいブツがたっぷり存在感を示している。それどころか、先には銀色のピアスまで装備している。やべぇ、これだけで疼いちまう…。
シャワーを浴びると、そいつはベッドの上に仰向けになるので、その足元から近づき、おもむろに頬張る。あぁうめぇ…。舌でコロコロと転がしながら、頭をゆっくり上下させる。根元から先に向かって絞り上げるように、じっくり堪能する。不意に頭を押さえつけられ、喉奥まで突っ込まれる。えづくところを見るのが好きなようだ。こちらも負けじと、下腹部に力を入れて喉を拡げる。
そろそろ跨ってもいいっすか?
「いいですよ。」
お互いの必要な部分にローションを塗り付ける。そしてそこが見えやすいように、跨る向きを工夫する。おっ!先が触れる。やべ気持ちいい。ピアスが道を作り、自然と開いてゆく。あっ!ナマの感触がたまらねぇ。おぉ、ゆっくり入ってくる。少しずつ、少しずつ、前後に動かしながら、確実に。あぁデケェ…。どんどん奥へと。奥へと。奥へと…。
「スゲェ、全部入りましたよ!トロトロなんですね!というか、熱いですね!」
そいつは歓喜の声を上げて、腰を突き上げてくる。うぉあ、気持ちいい…。あぁ、腰が勝手に動いてしまう。優しく握るように中を動かし、その雄々しさを味わってゆく。ほんまにたまんねぇ…。脳天まで響いてくる。
「ひっくり返していいですか?」
そう言うが早いか、体勢を入れ替え、覆い被さってくる。両腕を上に挙げさせられ、脇の下へと顔を押し付けてくると、思い切り呼吸をしている。
「好きなんですよ、この匂い。」
そう言うだけあって、俺の中に入っているそこが一際大きく硬くなる。あぁ、また一段奥が開いてゆく。
「動かしますね。」
ズン…。ズン…。まるでそんな音が聞こえてくるような腰使い。だいぶえぐられてるのに、気持ちよさしか感じない。どんどん蕩けていく感じがする。まじでたまらねぇ。
「あぁ、ここが特に気持ちいいです。トロトロです。」
形がわかる。ああ、デカマラで犯してくださってるんだという実感が湧く。縮んだ俺のからは、嬉し涙が糸を引いている。
「たまらないです。男のケツって、こんな気持ちいいんですね!」
喜んでいただけて、ほんまに嬉しい。ついつい余計に奥へと導き銜え込んでしまう。
「そろそろイきそうです。中に出してもいいですか?」
もちろんです。待ってました!そいつはまた脇の下の匂いを嗅ぎながら、動きを速めてくる。あぁ、どんどん奥へと入ってくる…!
「あぁ、やばいです。イきそう、イク、イクイクイクイク…………!」
ガツンと奥にズルっと入ってくる。ヌルっとした感触がエロさを増す。あぁ、種付けてくださった。なんてありがたい、尊いんや。中でビクビクしている。最後の一滴まで吐き出しているかのよう。嬉しい。気付けば、俺もなんだかわからない液体を垂れ流している。
そいつは肩で息をしながら、俺の上で休憩しつつ、耳元で、
「気持ちよかったです。」
と満面の笑顔で囁く。その声の響きに、思わず、中をビクッと締めてしまい、もう一度、ドロっと出してしまった。ビクンという返事がたまらない。あぁ、やべぇ。また疼き出す。
「なかなか入る方いないので、中でイけて嬉しいです😄。」
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uruzuy3 · 19 days ago
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untranslated text of servamp events drama
I don't know how to upload an audio file, it's too big. Here's the event drama from a long time ago, but this lovely episode is often missed
リリイ:御園、紅茶が入りましたよ 御園:あぁ リリイ:どうしたんです?そんな…難しい顔をして 御園:リリー2月10?あと何日だ? リリイ:えーと、10日ほどですが リリイ:あ、もしかして誕生日会の準備でしょうか?あ、それでしたら… 御園:いや、さっき堂々たちがバレンタインの話をしていた 御園:友達同士でもチョコレートの交換をすると聞いたのだ リリイ:あぁ、友チョコですか! 御園:真の友情を築いた者同士がその友情の証に互いが作ったチョコレートを交換し一層絆を深め合う!これであっているな! リリイ:えっと、あっているような、微妙に違うよな… 御園:どうなんだ!! リリイ:あってます! 御園:やはりそうか、まあ、城田と千駄ヶ谷に友情的なものを感じていないわけでもないからな。奴らに友チョコを用意してやろう! リリイ:ふふ、応援していますよ、御園! 御園:しかし、あと10日ほどしかないとは、そもそもチョコレートとは、一体どうやって作るんだ?
黒:真昼ー、コーラなくなった 真昼:早、もうなくなったのかよ?お前飲み過ぎだぞ! 黒:血を飲まずに、コーラですませ心優しい吸血鬼に向かってなんて言い種だ? 真昼:そこは血を飲めよ! 真昼:あ、いや、まって、コーラと同じペースで飲まれたら俺が大変なことになるんじゃ? 真昼:…ほどほどに飲めよ! 黒:注文の多いやつだな! 真昼:来たかな? 黒:あー? ヒュー:頼もうー 鉄:邪魔するぜ?真昼の��貴 真昼:急に来てもらってごめんな、2人とも、旅館の手伝いも大丈夫なのか? 鉄:今は繁忙期でもないし ヒュー:おぉーあ、おおおお! ヒュー:日本が誇る文明の利器、こたつがあるのじゃ!どれどれ、吾輩にオーっと 黒:っつ、冷えたまま入ってくんな! 真昼:あ、寒いし!とりあえず鉄も上がってくれよ! 鉄:お! 鉄:電話で言ってたのってこの食器棚か? 真昼:そうなんだよ、この下に家の鍵落としちゃってさ 真昼:どうにかして取ろうとしたら、どんどん奥に入っちゃって 真昼:もう食器棚を動かして取るしかないと思ったんだけど 黒:真昼の非力な腕じゃ無理だった 真昼:俺が落としたのも悪いけど、蹴って入れたのは黒だからな! 黒:たまたま通りかかっただけだし、そういう責任転嫁とは向き合えないで 真昼:とにかく!そんなことで呼び出して本当に申し訳ない! 鉄:気にすんな、力仕事は得意だ 鉄:毎日背中にヒューと適当に何か乗っけて指立せしてるしな ヒュー:うん、昨日は座布団十枚の上に吾輩が乗ったの! ヒュー:揺れる座布団の上でいかにバランスを保つか!あれは吾輩にとっても良い訓練であった 鉄:今日は20枚行ってみるか? 黒:何目指してんだ? 真昼:誰だろう?宅配便かな? 御園:なんだ、空いているじゃないか!邪魔するぞ 真昼:は?御園とリリイ!? リリイ:えっと、鍵が開いていたもので、お邪魔いたします! ヒュー:なんじゃ、なんじゃ、賑やかになってきたの! 黒:植えすぎだろう!俺の休日が 鉄:おぉ、ちび、久しぶりだなあ。 御園:な、なぜここに貴様らがいるんだ? 真昼:あ、あの、それについては後で話すから、御園こそどうしたんだ? 御園:そ、それはだな…おい!リリイ!千駄ヶ谷もいるなんて想定外だぞ!て直した方がいいんじゃないのか? リリイ:でも、鉄君にもあげるつもりなのでしょう?でしたら、隠す必要はないのでは? 御園:そうか?そうだな 御園:ん、貴様ら、2月14日が何の日か知っているか? 黒:貴様ちゃん、また自分の誕生日を知らせに来たのか? 御園:違う!確かにその日は僕の誕生日だが、そうじゃない方だ! 真昼:そうじゃない方?ってー、バレンタイン? 御園:正解だ! 真昼:なんだ、びっくりした ヒュー:吾輩知っておるぞ、女の子がチョコを用意し、それを意中の相手に投げつける! 真昼:嫌がらせか! ヒュー:掛け声はこうじゃ!鬼は外! 真昼:それは節分!! 黒:なんつう暴力的きな愛情表現だ、向き合えねー 鉄:好きなやつにあえて投げつけるのか、不快な リリイ:愛と憎しみは紙一重と言いますからね ヒュー:そうすると厄が払われると聞いたんのじゃが 真昼:だから節分と混ざってるってヒュー! 真昼:なんでみんなものりがいいんだよ!ただ渡すだけでいいの! 真昼:でも、どうして急にバレンタインの話? 御園:ふん、ふん、ふん。貴様らはまだ知らんだろうから、教えてやろう。 御園:このバレンタインは何も恋愛うん���んだけのイベントではない 御園:友情を確かめ合うイベントでもあるんだ! 真昼:うん?確かにクラスの女子も友達同士で交換とかしてるもんな、友チョコってやつだろう? 御園:ん⁈はい、知っていたのか⁈ 真昼:うん 御園:まあ、そこで、僕も、貴様らにチョコを作って渡してやろうと思った、一応、とも、友達だから、な 真昼:御園 黒:作るって、貴様ちゃんチョコ作れんのか? リリイ:ふふ、だから真昼君に教わりに来たんですよね?独学で作って美味しくない物を渡すのは忍びないと 御園:そんことは一言も言ってないぞ!リリイ! 真昼:そっか!俺でよかったらもちろんいいよ!一緒に作ろう!その方が分かりやすいだろうし 御園:あぁ! リリイ:よかったですね、御園! ヒュー:うん、作ったチョコを皮で投げ合い、絆を深めるのじゃな! ヒュー:なんとも美しい友情じゃなの! 黒:どうしても投げてんだな? 鉄:俺は料理とか得意じゃねえけど、手伝えることあったら何でも言ってくれよ? 真昼:じゃあ、とりあえず材料の買い出しに行こうか 黒:その前に、家の鍵ないと出かけらんねえだろう? 真昼:あ
ロウレス:リーヒーたん!俺も疲れたっす! ロウレス:バレンタイン限定スイーツだかなんだか知らないですけど、朝から一体何件コンビニ走越したと思ってんですか? ロウレス:休憩ー!一回休憩すべきっす! リヒト:うるせえぞ、クズネズミ!てめえがぐずぐずしてる間に売り切れるかもしれないだろう? ロウレス:売り切れてるんですよ、実際!もう散々回って全滅だったじゃないっすか?そのとろける…なんとかチョコラみたいな リヒト:とろける贅沢、天使のフォンダン勝負だ ロウレス:名前なんてどうでもいいんっすよ!ううぅ、もう、ハリネズミや寒さに弱いっすからね! リヒト:だったらここで勝手に凍ってろ! ロウレス:俺をここに放置しても、限界距離越えてヘロヘロになのはリヒたんっすからね! リヒト:次の店に行くぞ ロウレス:ちょ、ちょ、ちょリヒたん!まって! ロウレス:この店で最後ですからね、ここになかったら帰るっすよ! リヒト:スイーツコーナー、スイーツコーナー ロウレス:全然人の話聞いてない? リヒト:あった、最後の一つはやはり天使である俺のために残されていたとしか思えない べル:ああ!!あったよ椿きゅん!えっと、名前何だっけ? 桜哉:とにかく贅沢、ゲロ甘ぼんぼんショコラだったような気がします 椿:いやだな、桜哉、とろける贅沢天使のフォンダンショコラだってばー リヒト:ああ? 椿:あ? 椿:これはこれは、強欲の兄さんにそのイブじゃない? べル:こんなところで会うなんて、あ、マジ運命!きゃー素敵!殺す! ロウレス:げー、最悪っす 椿:最悪だなんてひどいなあ、可愛い可愛い弟でしょう? 椿:さあ、ほら、もっと嬉しそうな顔してよ!最高の休日だって喜んでよ! 椿:あはははははは、はははっはは、ああ、面白くない 桜哉:椿さん、ここコンビニなんで、急に大声で笑うのやめてくださいよ 桜哉:ほら、店員さんから白い目で見られてますし 椿:冷静に言わ���いでよ、桜哉 べル:え、どうする?椿きゅん?せっかくのチャンスだから、こいつら串刺しにしちゃう? 椿:えへへ、いいね!て言いたいところなんだけど、僕、今はそういう気分じゃないんだ。 椿:ただ今日発売のバレンタイン限定スイーツを買いに来ただけだし リヒト:偶然だな、俺もだ。 椿:なんだ~気が合うじゃないか?気が合うついでに早くそのスイーツから手を離してくれない? リヒト:てめえこそ、さっさと離せくず悪魔!これは天使である俺にこそ相応しいだ! 椿:いやだよ!僕はこの辺のコンビニを回り尽くしてやっと見つけたんだから! リヒト:俺はこれで10件目だ 椿:僕は11件目だ! リヒト:12件 椿:13 リヒト:14 椿:15 ロウレス:やっちゃえ、リヒたん!天使の力見せつけちゃって! べル:頑張れ!椿きゅん!そんな電波野郎ぶーさしゃえ! ロウレス:あ?なんすかあんた?なんかちょっと微妙にキャラかぶってないすか? ロウレス:てかその眼鏡のセンスどうしちゃったんですか? べル:あ?てめえこそ!インテリぶった黒縁メガネかけやがって、笑っちゃうぞ 桜哉:お先に失礼します。 べル:ちょっと桜哉!何帰ろうとしてんですかこら!? 桜哉:いや、たかがチョコでよくそこまで熱くなるなって ロウレス:たかがじゃないですよ、リヒトはこれの発売をスマホにアラーム登録して待ってたんですからね?しかも、なぜか俺のスマホに べル:スーパーキューンだって!昨日の夜は楽しみすぎて寝てないんだからな! 桜哉:遠足前の幼稚園児かよ? 黒:おら会話するとか信じらんねえ、 真昼:悪かったって、御園たち外に待たせてるし、早く済ませ…ん? 桜哉:真昼! リヒト:猫さん! 椿:ちょ!急に手を離せたら! リヒト:あ 椿:落ちた… ロウレス:ああ、これは食べられないっすね べル:あはははははは 桜哉:それ、ちゃんと買い取ってくださいよ。 桜哉:それより真昼は買い物帰り?この後暇? 真昼:ええ?あ、いやいや、その前になんなの?この状況! 黒:おい!かがなんだって!何も見なかったことにして、さっさと帰るぞ! 真昼:いや、でも桜哉もいるし 桜哉:簡単に言うと、人気スイーツの最後の1個を巡って、椿さんとそこ羽生えた人が揉めて、結果的にスイーツは床に落ちたみたいな感じ? 桜哉:あ、まあ、大したことないって 椿:ん、立ち直りそうにないよ… リヒト:あ…また探す! 真昼:未だかつて見たことないほどダメージ受けてるけど?! ロウレス:ていうか兄さん達こそどうしたんですか?その大量の板チョコちょ袋からはみ出してるんですけど? べル:あはははははは、分かった!女子からもらえないからって、自分で作っちゃうって作戦だ、殺し! 真昼:誤解だ! 桜哉:いや、もらえないって言うか、真昼が作ったチョコの方がうまいって分かってるから、みんな渡しづらいですよ 真昼:桜哉… 桜哉:真昼がモテるって話は聞いたことないけど… 真昼:フォローするなら最後までしろよ! 真昼:まあ、こっちも色々あってさあ、これから御園たちと俺の家でチョコを作ろうって話になってるんだ 椿:あ、そうか! べル:あはは、椿を復活した? 椿:うん!とっても面白いこと思いついたからね 椿:ね、城田真昼、これと同じものを作ってよ~ 真昼:いきなり何言ってんだよ!無理だって リヒト:なるほど、猫さんが作ってくれるのか?とろける贅沢、天使のフォンダン勝負 黒:いや、俺は作んねえけど 真昼:何ちゃっかり全員家に来る流れになってんだ!? 真昼:なー、桜哉もなんとか言ってくれよ! 桜哉:真昼の家!この近くだよな! 真昼:こいつが一番来る気満々だ! 黒:あ…面倒くせえことに 御園:遅いぞ!城田!????な、椿!?貴様らはなぜここに!? リリイ:おお、これは、これは 椿:あらら、色欲に傲慢も、兄弟水入らずってやつかな べル:大集合だね、椿きゅん!もうこの店ことばっかしちゃったペットで考えじゃない? 桜哉:その前に店の人に通報されそうですけど リヒト:く、悪魔がゾロゾロと、まとめて天使の力で浄化してやる! ロウレス:さすがリヒたん!この世に迷った最後の天使!ジャパニーズカッコイイ! ヒュー:あ!床にチョコが落ちているということはつまり! 鉄:友情を確かめ合ったのか? 真昼:いや違うから!いい加減覚えて! 真昼:椿とリヒトさんがどうしても買いたいバレンタイン限定スイーツがあったみたいなんだけどで、かくかくしかじかで床に落としちゃって 椿:で!これから城田真昼の家に行って、代わりに作って貰うってわけね、ベルギア? べル:あーそうそう!突撃!隣の晩御飯! 御園:晩御飯じゃないだろう!城田は僕と友情の証である友チョコを作る約束だ! ロウレス:あははは!男同士で友チョコって虚しくないっすか? ヒュー:何を言うか?バレンタインに送るチョコには日頃伝えられない感謝も込められておるのじゃぞ? ヒュー:親しき仲にも礼儀あり、性別など関係なしじゃ! 鉄:お歳暮みたいな感じか?ヒューはいつもいいこと言うぜ。 リリイ:もらったら素直に嬉しいものですしね。 椿:日頃の感謝?あれ?なんか僕も欲しくなってきたようなかしら。 桜哉:な!真昼!俺もチョコ作りたい!俺が真昼にやるやつ 椿:ちょっと桜哉!くれるなら僕でしょう?最近の桜哉は僕より城田真昼優先で困っちゃうよ べル:城田真昼白玉昼オフィシャルストーカーだもんね 桜哉:おっしゃるサポーサーみたいに言わないて貰っていいですか? 桜哉:スポンサーねスポンサー見たり言わないでもらっていいですか? 真昼:桜哉、桜哉っ俺は聞いてるよ、聞いてるよ、桜哉、ちゃんと聞いてるよ、桜哉:動揺した、真昼ありがとう! 桜哉:あと!俺はストーカーじゃないんで。 リヒト:おい、かんてんじゃねえよ 桜哉:くそ リヒト:あと、その猫さんはチョコを食べても大丈夫なのか?前にテレビで猫にチョコが毒だって言ってたぞ 真昼:あー、いや、まあ、黒は雑食なんで、チョコも普通に食べますよ 黒:俺はチョコよりポテチの方がいいんだけど 鉄:なあ、この人数で作るなら材料を買い足すか? 真昼:いや、練習用にと思って結構多めに買ったから、これでも余るくらいじゃないかな? 黒:どうすんだよ、そんなに作って? ロウレス:あ、俺らだけで消費するより、せっかくなのは会場のみんなにお裾分けしたらどうですか? 真昼:会場��� 御園:なるほどな リリイ:あ、せっかくですし、メッセージカードもつけましょうか! 椿:というわけで、会場の物販にてチョコがコーヒーを発売中! べる:買わないなんて選択肢はないよね! 桜哉:十個ください!真昼のやつ! 真昼:先紛れて宣伝かよ!あっていうか作るなら、そろそろ行かないと! 真昼:この人数うちに入るかな… 黒:バレンタインとも向き合えねー
真昼:な、やっと見つけた! 真昼:おー、黒! 黒:真昼 真昼:こっち買い物も終わったぞ!欲しがってたゲームなかったのか? 黒:あった、けど初回版AとB、どっちにするか迷ってる。 真昼:ん、それで中々戻ってこなかったのか… 真昼:そんなのどっちでも大して変わんないだろう? 真昼:なんだよ!その分かってねえなみたいな溜息! 黒:初回Aには限定のもちもち快眠枕がつくし、Bにはふわふわ熟睡ブランケットがつくんだぞ! 黒:究極の選択だろう! 真昼:どんなゲーム買おうとしてんだよ! 黒:あーだんだん選ぶの面倒くさくなってきた。両方買ってくれ。 真昼:この間恐竜とかを狩りするゲーム買ったばっかりだろう。買うならどっちか1本にしろ! 黒:じゃあ、俺がA買うからホワイトデーに真昼がBを俺にプレゼンとするってことで 真昼:バレンタイン何ももらってませんけども!!むしろ俺があげたよな?! 黒:こまけやつだな、じゃあ、Aのもちもち快眠枕 真昼:そっちでいいんだな?買ってくるぞ 黒:お、さっさと帰って、狩りのゲームの続きもやらねえと 真昼:お前な…分かった、帰ろう 真昼:あ、ホワイトデーと言えば、1階の特設コーナー今日までだったよな? 黒:お前1個もチョコレートもらってないくせに、やめとけ。自分に勝っても虚しいだけだぞ。それが許されるのは女子だけだ 真昼:ほっとけよ!ちょっと覗いてみるくらいいいだろうな。 真昼:美味しそうなやつあったら1個買ってやるから 黒:しょうがねな。
御園:高校1年の参考書は…この棚か? 御園:うん、(じー)、レベルの低い問題ばかりだな。別のにするか リリイ:(じじじじー) 御園:おい!リリイ!視線が鬱陶しいぞ! 御園:僕にくっついてこないで、店の外で待ってろ! リリイ:うん、ですが、御園が迷子にならないか、心配で 御園:こんな狭いフロアで、どうやったら迷子になるというんだ! リリイ:あーそんなこと言って、参考書コーナーに辿り着くまで散々迷っていたじゃないですか? 御園:あ!あれは!貴様を巻こうとして、わざとあちこち歩き回ったんだ!迷っていたわけじゃない! リリイ:あ!御園!こっちの参考書の方がよさそうですよ? 御園:ああ、そうか?…で、違う!口を出すな リリイ:しー、本屋では静かにですよ? 御園:たかが買い物くらい、僕1人でできるというのに! リリイ:ふふ、御園は以前と比べると、外出が増えましたよね~ 御園:そうか? リリイ:えー、以前は家の物に頼んで用事を済ませることが多かったですから、これも真昼君達の影響ですかね? 御園:影響などない!僕はただ、自分で使う参考書だから、自分で選んだ方が効率的だと思っただけだ! リリイ:おお!成長しましたね~御園… 御園:涙ぐむなあ! リリイ:お使いの様子を写真に撮っておかないと! 御園:お使いじゃない!カメラを向けるな!撮るな!
ロウレス:あ!リヒたん、リヒたん!ホワイトデー特設会場ってここじゃないっすか? ロウレス:すげえー人多いっすね リヒト:ち、なんで日本の休日はどこもかしこも混んでるんだ ロウレス:しょうがないっすよ。行列を見たらとりあえず並ぶのがジャパンの風習らしいし? ロウレス:で、今回狙ってる限定スイーツは何なんですか?またフォンダンショコラスか? リヒト:ついて来るんじゃねえ!消えろバカネズミ! ロウレス:あ、いてぇ、すぐそうやって蹴る、暴力天使! リヒト:ごちゃごちゃうるせえぞ!クズネズミ! ロウレス:あ、あんまりっすよ! ロウレス:俺花粉症だから、この時期あんまでか出かけたくないのに! ロウレス:リヒたんが今日しか出店しない店があるっていうからついて来たなのに リヒト:花粉症?なら、俺はクズネズミアレルギーだ ロウレス:クズネズミアレルギーって何っすか?俺といると、いつも全身痒くてしょうがないとか、そういう? リヒト:それだな ロウレス:ああああ!電波発言が痛すぎて全身痒くなるのはこっちっすよ! ロウレス:いい年した男が限定スイーツなんか買っちゃって、可愛いと思ってんですか?そういうのあざといって言うんですよ! リヒト:あー? 椿:あれ~?強欲の兄さんとそのイブじゃないか? ロウレス:あ?椿 椿:前にもこんな風にあったね!元気だったかい? リヒト:おい、待て!てめえが持ってる袋! 椿:あー、これかい?老舗の和菓子屋、夢夢あんのホワイトデー限定、和風マカロンスペシャルボークスだよ。 椿:最後の1個が買えるなんてついてると思わないかい? リヒト:最後の1個だと!? 椿:もしかして、君もこれが買いたくてきたのかい?なら、1足遅かったみたいだね。 ロウレス:え!リヒたんが狙ってたのってマカロンだったんですか?マジで女子みたいっすね リヒト:おい、それをよこせ! 椿:あー、嫌にきまてるじゃない リヒト:それは天使である俺にこそふさわしいんだ!クズ悪魔がさっさと浄化されろ! 椿:あ!ちょっと!暴力ふるな!この電波天使何とかしてよ!これじゃカツアゲじゃない! ロウレス:天使っつより大魔王っすね 真昼:おい、クロ店の中で猫の姿はまずいって!ちゃんと自分で歩けよ!黒:ニャー!引っ張んな! 真昼:ああーあ、ん?なんかこっちの方は騒がしいな? 黒:おい、近づかない方がいいって 真昼:でも誰か困ってるのかもしれないし… 黒:え? 椿:そうなんだよ!困ってるから助けてくれないかい? 真昼:な、椿!?それにリヒトさんとロウレスも! リヒト:あ!猫さん! 黒:だから近づくなって言ったのに! 真昼:どういう状況?なんかバレンタインの時も似たようなことがあったような… ロウレス:まさにそうっすよ!この2人が限定スイーツ巡って、あーでもないこうでもないって リヒト:またか! 御園:城田…って、なん、なん貴様ら! リリイ:これはこれは、皆さんお揃いで! リヒト:ち!また悪魔が ロウレス:なんでどんどん集まってきちゃうんすかね? 椿:兄弟ってそういうものなんじゃないの?はははははは、はははっはは、ああ、面白くない 真昼:えーと、椿今日は1人なんだな。 椿:君達と違って、僕のサブクラス達は忙しいからね。 椿:毎日僕のために色々動いてくれているんだよ?送ったトークアプリに���返信できないくらいにね 真昼:桜哉なら先、バレンタインのお返し何がいいってトークアプリが 椿:え? 真昼:え? 黒:まあ、なんだ、ドンマイ 御園:ドンハイポレントインのお返し? 御園:おい!リリイ、僕も城田にチョコレートをもらったか? リリイ:あ、えっと、そうですね! リリイ:バレンタインデーにチョコレートをもらった人は、その相手ホワイトデーにお返しする習慣がありますよ 御園:そんなルールがあったのか! 御園:だが、今挙げられるものなど…は!城田! 真昼:え、あ、え、あ、どうしたんだ?御園? 御園:バレンタインのお返しだ!受け取るがいい! 真昼:何この袋、う?!参考書!? 御園:あまり嬉しそうじゃないな 真昼:え、いや、うん、まあ、勉強は大事だけど、気持ちだけでいいって! 真昼:結局バレンタインはうちで一緒に作ったし、お菓子とか気を使わなくていいからさあ! ロウレス:あーそういや言ったっすね!結局チョコだけじゃなく、夕飯まで食ったような リヒト:猫さん付きのこたつ、あれはよかった。 黒:いや、俺こたつのオプションじゃねんだけど… 真昼:ちょ、ちょ、ちょ、ちょっと!話を戻すけど、結局その限定スイーツはどうなったんだ? ロウレス:最後の1個椿に買われちゃったんですよね~ ロウレス:ああーかわいそうなリヒたん~また城田真昼に作ってもらうってのはどうすか? 真昼:え?いやちょっと? リヒト:クズネズミにしてはいいこと言うな 真昼:待って!待って!なんでまた突然のように、俺の家に来る流れになってるんですか? 御園:僕も行ってやっても構わないぞ リリイ:えー?ああ、御園が行くのでしたら、私もご一緒します! 真昼:ええー?な、黒もなんとか言ってくれよ! リヒト:よしよし 黒:ゴロゴロゴロ 真昼:いつの間にリヒトさんの腕に! 椿:うん、面白そうだし、僕も行っちゃおうかな! リヒト:あ?てめえは来る必要ねえだろう?くず悪魔 ロウレス:そうだ!そうだ! 椿:えー、1人だけ仲間外れなんて、寂しいじゃないか? 椿:なら、これならどう?きつねさんだよ、コンコン リヒト:きつねさん!よし、俺が抱っこしてやろう ロウレス:ちょろい!ちょろ過ぎっすよリヒたん! 椿:さあ!出発しようか 黒:うう、やっぱ真昼の方が1番落ち着くな。安定感はねえけど! 真昼:文句言うな乗るな! 真昼:はー、結局こうなるのか?向き合えね 黒:おい、俺のセリフ取るな 真昼:たまにはいいだろう? 黒:じゃあ、シンプルに考えて、向き合えねー 真昼:混ぜるのはどうなの!?
椿:さあー、集まったみたいだし、そろそろ始めようか? 真昼:いや、あの、何を? 椿:何って?ファミレスに集まってすることといえば、秘密の会合に決まってるじゃない? 真昼:えー、秘密なのに、ファミレスなの? 真昼:それに黒も面倒くせえって言って、来てないんだけど… 椿:怠惰の兄さんはいても、いなくても一緒だから構わないよ。どうせ人の話なんか聞いてないだろうし 真昼:まあ、確かにそうだけど ロウレス:会合だか、なんだか知らないですけど、要件があるなら早くして欲しいっす、俺今日この後バイトなんで ロウレス:あ、お姉さん、ポテト追加で リヒト:おい!くずネズミ、メロンパフェも追加しろ ロウレス:自分で頼めばいいじゃないですか? ロウレス:すいません!メロンパフェも追加 真昼:悠長に注文してる場合じゃないだろう!俺ら一応敵同士だろう? 椿:散々ドラマシーディーとかで一緒に温泉だの、プールだの雪合戦だのしてるじゃない? ロウレス:まあ、今更��すよね? 真昼:それ触れちゃいけないところ リヒト:このクリームソーダ輝��天使の鐘から生み出されたような甘さ 椿:あー、黙々と飲み続けてるところ悪いけど、僕、映画を撮ろうと思ってるんだよね? 真昼:は?いきなり何言ってんの?お前 椿:だって今回の映画、僕の出番少ないんでしょう? 真昼:なん、なんか悪かったよ。それについてはなんかごめん 椿:ないなら、作っちゃえばいいんじゃない? 椿:ってことで、僕の、僕による、僕のための映画を撮ろうと思い立ったわけさあ ロウレス:そのことと俺らが呼ばれたことどう繋がるんですか? 椿:ああ、さしが悪いな、手伝ってもらうためだよ! 椿:今日は第1回スタッフミーティングってわけ! 椿:あ!強欲の兄さんは美術、そのイブは音楽担当ね! リヒト:なんで俺が悪魔のために協力しなきゃならないんだ? ロウレス:俺もお断りっす、冗談じゃねえすよ! 真昼:っていうかそもそもなんで俺たちなんだ?自分のサブクラスたちに手伝ってもらえばいいだろう? 椿:それじゃつまらないでしょう? 椿:こっそり撮って、サブプラスのみんなへ突然のサプライズ上映会、きっと全員感動でむせび泣くよ~考えただけで!ははははは、あはははははは、あはははは、あはっは、っ 真昼:ああ、もうー!ほら水、はい 椿:あ、ありがとう! ロウレス:わー、リヒたんとは別方向に頭があれっすね リヒト:あ?!なんか言ったか?バカネズミ リヒト:どうでもいいが、さっきからテメエの足邪魔なんだよ! ロウレス:ごめん~~長すぎて蹴ちゃったみたいっすね~ リヒト:バキバキに折ってやる! ロウレス:あ!いて!やったっすね!お返しっす! リヒト:悪魔のくせに天使の俺に勝とうなんざ!百万年早いんだよ。 椿:あああ!痛い痛い!ちょっと!僕の足にも当たってる!! 真昼:ちょっと落ち着けってみんな!ここファミレスだから、テーブルの下で蹴り合うな!ほら、ポテトとパフェ来たから! リヒト:ちっ ロウレス:ふん! 椿:はあー、あざになってる… 椿:もう監督は僕なんだから!スタッフは言うこと聞いてくれないと困るんだけど! 真昼:明らかに人生ミスです。 ロウレス:っつうか、出番はどうなってんだ?オレだって、オレ自分主演の映画撮りたいっすよ! ロウレス:かっこいいアクションにド派手なCG演出!こうスカットするようなやつ リヒト:クズネズミ主演の映画なんて誰が見る? リヒト:主役は天使たらこの俺!そしてその相棒は猫さん! リヒト:俺の天使力と猫さんの可愛らしさが欠け合わせた映画こそ、全世界が求めているものだ! 真昼:リヒトさん、リヒトさん、口にクリームついてますよ? リヒト:っん 真昼:は…おい、椿、映画撮るって言い出したのお前だろう?話が脱線してるけど? 椿:ファミレスの抹茶みずも、まあ、悪くないよね? 真昼:デザートに夢中になってる場合じゃないだろう! 椿:はは、ごめんごめん、まあ、でもアクションっていうのは採用かな?主演は僕!だけど、爆発をバックにかっこよく歩いてくるカートとかが取りたいよね! ロウレス:ダサイ、どうかで��たようなsceneっすね 椿:もうー、主演は譲らないけど、手伝ってくれるお礼にエキストラとして出してあげるからさあ、ちょっと真剣に考えよ リヒト:なんで上からなんだよ、てめえは ロウレス:そうっすよ大天使に対して頭が高いじゃないですか? 椿:うん、アクション映画か 椿:何か意見があるなら手を挙げてお知らせください! 真昼:挙手制なの?じゃあ、はい 椿:はい!城田真昼ね 真昼:あーこの間黒と映画館行ったんだけど、その劇場フォーディーエックス上映もやっててさあ、アクション映画ならそういうのも面白そうだなでちょっと思った リヒト:フォーディ…なんだそれ? ロウレス:オーディエクスっていうのはいわゆる体験型の上映方法っすね。 ロウレス:例えば車が走ってるシーンに合わせて座席シートがい揺れたり、あと嵐のシーンで水が降ったり、風が吹いたりまるで自分が体験してるみたいに映画を見られるんですよ。 椿:えー、面白そうじゃない!採用! ロウレス:あと、香りとかも設定できるらしいですね。 椿:じゃあ、僕が登場するたびにいい匂いがすりようにしようか~ 椿:うーん、お稲荷さんの匂いとか? 真昼:登場の度にいなり寿司のにおいてどうなんだ? 椿:じゃあ、抹茶 リヒト:俺はメロン ロウレス:オレは生ハムとチーズが大好きですね 真昼:全部混ざったら大変な匂いになるぞえー 椿:そんなにいうなら君の登場シーンにも何か匂いをつけてあげるからさあ、何がいいの?柔軟剤?消臭剤? 真昼:俺も食べ物がよかった! 椿:ん、文句が多いな 真昼:なんで俺がわがままみたいな扱いになってる 真昼:ぞっていうかさっき聞き飛び出たんだけど、俺は何の担当で呼ばれだんた? 椿:エリー 真昼:は? 椿:アシスタントディレクター 真昼:あー? ロウレス:ん、確かに向いてそうですね。ちまちま動き回るの。 リヒト:なるほど、適役だな 椿:撮影に関わる細かいプロ全般をお願いするよ!あとケータリングの手配もよろしくね 椿:美味しいやつ、美味しいやつ、美味しいやつ、僕安っぽい弁当は食べられないから 真昼:誰が手伝うか!! ?:お前だ。
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takigawa · 9 months ago
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石森プロ時代のお話を。 https://x.com/takigawa_w/status/1789176940924223586?s=46&t=8Vf8aUwk_B-ZbQ5UAGv05w 2011年3月11日 東日本大震災 石ノ森萬画館のある石巻市、石ノ森章太郎ふるさと記念館のある登米市も被災しました。 特に北上川の中州にある石ノ森萬画館は津波に往復で襲われました。 津波が押し寄せた時、一階の玄関エントランスなどはビルっぽい四角い形で瓦礫が突っ込みダメージを受けました。が、それより上は丸い形状が幸いして津波が逃げて建物全体の破壊は免れました。 なんと、石ノ森萬画館は石ノ森章太郎先生が生前に「中州に降り立った宇宙船のイメージで」との設計コンセプトで丸みを帯びた楕円形のフォルムだったのです。 石ノ森章太郎先生が起こした奇跡と感じました。 震災の当日、地震と津波に建物は耐えたものの、中州の橋の欄干に津波で流されかけた方々、約20名が命からがら、掴まっていました。石ノ森萬画館のOさんがこれを見つけて「萬画館の中に入ってください!」と招き入れました。 しかし北上川を上った津波が戻って来たのです。 そこで再び欄干に摑まる別の約20名の方々。またOさんが、萬画館に招き入れ、約40名の方々とOさんは、余震の中、萬画館で過ごします。 幸い、萬画館には非常用電源もあり、レストラン用の食材もあったので、石ノ森萬画館を避難所がわりに5日間過ごしたそうです。 石ノ森萬画館の職員家族の方も奇跡的に皆さんご無事でした。 以上は全て後から聞いた話ですが石巻市では有名な話となりニュースやマンガにもなりました。 東京に居た我々は心配しながら石ノ森萬画館のK役員に連絡を取り「必要なものは何ですか?」とお聞きしました。 きっと食糧、医療、衣料など不足しているものが沢山あると思ったからです。3月19日の事です。 するとKさんは「石ノ森章太郎先生の生原稿が10万枚、石ノ森萬画館に保存されています。幸い棚から一つも崩れずに浸水もせずに無事です。ただ玄関ドアが壊れてしまい、防犯的に危ないので生原稿を引き取ってくれませんか」と仰るのです。 あんなに大変な時に心配しているのは石ノ森章太郎先生の生原稿なのです。 僕は「取りに行きます。取りに行きますからその際に必要な物資を持って行きます。」とお伝えして、その日からAmazon、楽天などで簡単に食べられる各種食品、オムツ、生理用品、などなどを会社で買い込みました。 震災直後はそれらの品々こそ、なかなか物不足だったのですが、何とか集め集めて、Kさんと相談して、ようやく東北自動車道も復旧していた3月30日早朝5時にレンタルした(ガソリン不足だったので)プリウスに社員2人と僕、2トントラック🚚とその運転手さんとで、 石巻に向かいました。 途中、渋滞があったり、被害のあった道を通りながら、石巻インターに着いたのは午後1時頃だったと思います。 石巻インターに付くと高速道路の係員のオッチャンが「どこから来たの?あ、東京。何か運んでるの?」 と聞かれたので「救援用の物資、食べ物を後ろのトラックに積んで来ました。」と答えると 「許可証もらって来たの?」と言うので 「分かりません。」と答えると 「許可証あれば只になるんだけど、無いかぁ。 東京からかぁ、高いなぁ、もう高いからタダでいいよ!行きな!」と無料で通してくれたのです。 ちょっとビックリしましたが、有り難く受け入れ、石巻インターを通過しました。 そこから石巻市に向かうと最初は道もさほど荒れていなかったのですが、石巻市に近づくにつれて、瓦礫は増え道は荒れ、市内に入れば電信柱の上の方に何かが突き刺さり、船は乗り上げ、震災がいかに激烈なものであったかは、否が応でも心に刻み込まれました。 石森プロの社員二人とは「どんな��があっても俺たちは冷静でいような!」と誓い合っていたのですが、あの光景は心にズシリ、ズシリとダメージを与えます。 ようやくの思いで、石ノ森萬画館に着きましたが、中州にあった他の建物は見当たらず瓦礫の中に石ノ森萬画館はありました。 そこでKさん達にお会いできて最初にKさんが仰ったのは「遠い所、来ていただき本当に申し訳ありません。先生の生原稿は全部、無事ですから。」でした。 その言葉を聞いて、ご本人達がどんなにか辛い状況だったろうに、この言葉をかけられて、魂が震えるほど感動、感激しました。危うく泣きかけました。 これが日本人 これが東北人 これが石ノ森萬画館 これがKさん。 日本全体に「日本はどうなるのか」という気分が満ちていた2011年3月。 僕はその時に「大丈夫だ」と確信したのです。 その後、石巻市内に設置されたサイボーグ009や仮面ライダーの立像を見たのですが、なぜか全て無事で更に仮面ライダーの立像などはピカピカに綺麗なのです。 聞けば「石巻市民の方が埃がついて可哀想だからと磨いてくれているようです」とのこと。 これも涙腺に来ました。 #東日本大震災 #石ノ森萬画館 #石巻市 #石森プロ #サイボーグ009 #仮面ライダー
https://x.com/takigawa_w/status/1789176940924223586?s=46&t=8Vf8aUwk_B-ZbQ5UAGv05w
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nephe1o · 16 days ago
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Giselle-profile
▼プロフィール
【名前】ジゼル クロムウェル(Giselle Cromwell) 【年齢/性別/身長】??歳/女/151cm 【一人称/二人称】私(わたし)/貴方 【長所】鷹揚・独創的・お茶目・柔軟・積極的 【短所】吞気・独善的・偏愛・小悪魔的 【好き】食事・魔法・調薬・変化・墓地・丈夫な骨 【嫌い】雷・待機時間・不変・腐った屍
大らかで気品ある落ち着いた雰囲気の中に少女らしいあどけなさも感じさせる何処か不思議な魅力を併せ持った女性。 上品な立ち居振る舞いながらも、茶目っ気を見せたり、気さくで話しやすいこともあって比較的親しみやすい性格。 反面、他者への評価を自分の価値観のみで判断してしまう面を持っており、嫌いな相手や興味の無い相手に対しては一切の容赦をしない。
高位の魔導師であり死霊を操るネクロマンサー。 一国の姫君としてこの世に生を受けたが、生まれながらに内包している魔力が桁違いに多く、中でも特に闇の魔力との親和性が高かった為、災いを呼ぶと周囲から危険視され長らく城に幽閉されていた。 生きていくには不自由のない生活環境を与えられてはいたものの、時が経つに連れしがらみが多く自由の少ない暮らしに嫌気が差し、最終的には城から抜け出すべく魔法を駆使して強引に脱出した大胆な���去を持つ。 城から抜け出して間も無い頃は、世情を知らないが故に傍若無人な振る舞いで悪さもしていたが、とある人物に出会ったことをきっかけにある程度は改善されている。 現在は城に幽閉されていた頃に読んだ旅の物語に憧れて、各地を渡り歩く自由気ままな旅を続けている。
魔法や薬の研究が趣味。 風変わりな魔法や怪しげな薬を作っては、平気で他人を使って実験しようとするので注意が必要。しかし意外にも彼女の作る薬は一部の者から人気で、裏で高値で取引されていたりする。 又、美味しいものに目が無く食べる事が何よりも好きで、高級で贅沢な食事から有り触れた庶民の食べ物まで選り好みせず何でも食べる。 特に乳製品が好物で、中でもミルクは一日一本欠かさずに飲んでいる程。 因みにアンデッドは霊体や骸骨などを好んで使役する。魔力に満ちた魂と健康的で丈夫な骨が好き。
◇「つまらない日常にはもう飽きたの。《変化》を感じる有意義な時間を過ごしましょう?」 ◇「真っ赤な花を咲かせてあげる」 ◇「滑稽過ぎて笑っちゃう!貴方みたいな退屈で無価値な存在、関わるだけ無駄な時間ね」 ◇「カルシウムはちゃんと摂るのよ!じゃないと立派なスケルトンにはなれないわ」 ◇「どうかしら?凄いでしょ!沢山褒めてくれてもいいのよ?」 ◇「これは面白いの予感!」 ◇「ま、待って!流石の私もこれはちょっと恥ずかしいわ…っ!!」 ◇「私のことは気軽に《ジル》って呼んで!貴方にも可愛いあだ名を特別に私が考えてあげるわっ!」 ◇「ねえ大丈夫?疲れた時はやっぱりミルクよ。カルシウムが一番効くんだから!…もしそれでもダメそうなら、私に甘えてくれてもいいのよ?」 ◇「これでも私は一途なの。貴方の為ならこの命、捧げる事も厭わないわ」
◆「デニサ?そんなに恐い顔をしてどうしたのかしら?牛乳あるけど飲む?産地直送のとっても濃いミルクよ!…貴女のケーキを勝手に食べて、ゲイザーをボールにして遊んで、回復ポーションを媚薬にすり替えたことなら謝るわ…え?違うの?」 ◆「燿香。私は貴女を高く評価しているわ。こんなにも美味しいご飯を作れるのは紛れもない天才よ!侍よりも料理人を本業にすべきだと私は思うわ」
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▼使い魔と武器
◆使い魔は「ゴースト」。 憑依によりあらゆる物質や一部の生物に取り憑いて支配をする能力を持っている。 強靭な鎧に憑依し騎士の様に剣を振るったり、人間の死体に憑依し相手を欺いたりすることなども可能。 反面、彼ら自身の戦闘能力は低く、憑依対象が存在しなければ無力に等しいことが欠点。 因みに主人に合わせて悪戯に加担したりするが、彼らの性格は意外にも堅実的で主人が暴走しないように常に目を光らせている。
◆希少な魔鉱石製の紫色の大鎌。 魔鉱石で作られた武器は使用者の内包する魔力によって性能が多様に変化する珍しい性質を持つ。
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▼リンク
◆イラストの高解像度版と他クリエイター様による作品一覧
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sarahalainn · 1 year ago
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Sarah Àlainn - Celestial Christmas Concert
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サラ・オレイン
~ 天使と天上の音楽 ~
念願だった日本の協会でのクリスマス。
11年目でやっと実現できました。
色々なサライブをプロデュースして来ましたが、どれも特別な思い入れがある中。
今回は1番印象に残るステージの一つになりました。
これをきっかけに、また日本の教会でコンサートが実現できれば幸せす。
個人的にはとても長崎に行きたく、、、チャンスに巡り合えることを祈っています!
では、プロデューサラからのライナーノート。
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今回のセトリ。デザインさせて頂きました^^
夏のオーストラリアで育ったため、リースのサラは半袖。
寒さにとても弱いものの(昨日のライブでもカイロを貼ってて落ちないかドキドキ)、
クリスマスはやっぱり寒いのがしっくり。
1. Pie Jesu (Andrew Lloyd Webber)
2. Bring the Snow『ムーミン谷とウィンターワンダーランド』
3. Toccata (J.S. Bach) ~ Shchedryk/Carol of the Bells
4. Eternal Rest 『蒼き革命のヴァルキュリア』
5. Eight Melodies 『MOTHER』
6. Hijo de la Luna
7. Airmail Special Xmas Vers.
8. Hallelujah (Leonard Cohen)
9. Andata (坂本龍一)
10. Merry Christmas Mr. Lawrence 『戦場のメリークリスマス』
11. Joyful Joyful / 第九
12. O Holy Night
ENCORE
13. Ave Maria (Vavilov)
14. Silent Night
15. Nessun Dorma
16. You Raise Me Up
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海外の協会や大聖堂といえば、キャンドル🕯️
本物はNGとのことで、こちらに。帰って我が家のツリーの下に🎄
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今回のサラスタイルは、一番好きな純白。
1部はサラッと見つけた衣装!今回ネックだったのは、パイプオルガンの弾き語り。
普段はもっと高いヒールを履いてパフォーマンスをしているのですが、ペダルがもちろんキツく不可能。
因みに、ペタンコな靴でも試したところ、これもこれで初心者にはとても踏みにくく、多少ヒールがあった方が演奏しやすかったです。
長いスカートも足の動作の邪魔になるため、とても苦労しました。最終的には普段より低いヒール(これで)に動きやすいドレスに出会えました。オープニング、アンコール、エンディングの演出としてバージンロードを歩きたかったため、
それにしてはカジュアルすぎる姿かなと思い、裾が長い素敵なビジューのケープに出会えました。
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アンコールではお世話になってる方々のお衣装:
Instagram
Dress: DRESS SALON Lu:Che @dress_salon.luche
Veil: @paradisewest
Hair & Make up: @west_kuboki
アー写でも着てた一点もののヴェールとウェディングドレス。
華やかな衣装も大好きだけど、普段着も含めて、基本一色でシンプルなスタイルが1番好き。
見えにくかったはずですが、アクセサリーには十字架のネックレス。
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Sarah’s Angels
チャーリーズ・エンジェルともちろんかけてます。
ピアニストの宮本貴奈さんは色々な意味で今回救いの天使でした!
Soprano/ SAK.
Mezzo Soprano/ 渡辺磨裕美
Alto/ 会原実希
Tenor/ 大山桂佑
エグイアレンジにも関わらず🙇‍♀️サラッと歌われて素晴らしかった👏Bravi!
皆さんのシックな衣装が会場にぴったりでした。
実はAngels’のスタイリングもしてたのですが。。なんと、衣装が間に合わず(本番の次の日に到着><)
いつかまたぜひこちらも着て一緒に歌いたいものです!
では、音楽のもう少し詳しい編成や演出について。
聖なる場所で、今回はとても分かりやすいテーマとメッセージがあったこともあり、
MCを最小限にし、音楽中心のコンサートに。
アルバムやテレビと違って、コンサートでは自分の思いを自由に語れる貴重な場なので、
基本話せる時は話したいですが、今回はより音楽に集中できたため(ツアーでは毎回MC=ー「笑い」に命をかけていますw)、こういうコンサートも続けたい。
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1. Pie Jesu (Andrew Lloyd Webber)
Takanaのクリスマス・アドリブから始まり、イエスキリストを讃える一曲へと繋がる。
色々な作曲家のPie Jesuがありますが(Faureフォーレのも好きで迷いました)、アルバムに収録されてることと、京都音舞台での思い出もあり(お寺でのPie Jesuなんて、日本の神は心が広い)、Andrew Lloyd Webberバージョンに。
皆さん驚かれたかもしれませんが、後ろから登場し、キャンドルを灯し、歌いながらバージンロードを歩きました。
教会の大きな十字架✝️を見ながら歌う感覚。
色々な感情が心に重く、深く、宿る。
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2. Bring the Snow『ムーミン谷とウィンターワンダーランド』
クリスマスは基本違和感と寂しい思い出しかなかったですが(夏のオーストラリアで、クリスマスを祝わない家族)、
昔からクリスマスソング・キャロル・讃美歌が大好き。とても嬉しいことに、オリジナルのクリスマスソングを歌わせて頂いています。それも、憧れのムーミンの。映画『ムーミン谷とウィンターワンダーランド』で英語版と日本語版で主題歌を歌わせて頂��クリスマスの奇跡が起こりました。
そんなムーミン一家も、クリスマスはお祝いしません。
クリスマスが何なのかすら、知りません。
でも、「クリスマスさんがやってくる!」
人と勘違いしてる?
ツリーの飾り方も分からず独特。テッペンには薔薇。
そんなムーミンは、何よりも大事なクリスマスのメッセージに気づきます。
そんなハートフルなクリスマスソングを教会でも歌えるなんて。
年に一度しか使えないと思ってゲットした鈴は、今日も大活用。
3. Toccata (J.S. Bach) ~ Shchedryk/Carol of the Bells
さあ、ここからが難関。思いだすだけで冷や汗。
人生初のパイプオルガン演奏。弾き語り。そして途中で指揮。
本来予定してなかったのですが、教会の下見に行った時、オルガンを見て、これは演奏してみたい!、と燃えてしまいました。
どの楽器もマスターするのに難しいですが、その中でもパイプオルガン奏者にはリスペクトしかありません。
ピアノ、チェンバロと違って、鍵盤が三段階。それぞれ音色は違いますが、その音色をさらに左と右横にあるストッパーで調整する。演奏中引っ張ったり押したり大忙し。シンセも昔から好きだったので、感覚が似てて、音色を選べるのはとても楽しいです。演奏してる間は別問題ですが^^;そして、私にとって何よりも困難だったのはペダル。ペダルも鍵盤になっているんです!ひ〜
エレクトーンの経験もないので、シクシク家で妄想練習。手書きの鍵盤。
あるピアニストがピアノがなくて紙の鍵盤で練習したという都市伝説を聞いたことがあったけど、
本当だったかもしれない。
最初はオルガンソロのみ予定してて、何が良いかなと思って、冗談で「バッハのトッカータとフーガニ短調BWV 565」なんて!と言ったら、ピアニストの塩入俊哉さんが、「それで良いんじゃない」と真面目に答えられてから、やることになっちゃいました(塩入さん、体調回復されて、元旦でお会いします^^)
どうやって鍵盤を弾きながらペダルを踏んで歌うのだろうか。。。練習ができないため、
今回はずっと足を見て演奏するしかない。
そのため、普通のマイクではなく、ヘッドセットをお願いしました。
ここで合唱が登場したらカッコ良いなと思い、バッハからウクライナの新年の曲「Shchedryk」、別名「Carol of the Bells」(ホームアローンやテーマパークでもよく流れるクリスマスの定番)に繋がる。
ペダルを踏んでない時は指揮。オルガンが大きくて見えにくい位置でしたが、さすが聖歌隊、
Sarah’s Angels見事について来ています。
「Carol of the Bells」 「鐘のキャロル」というだけに、パイプオルガンにも鐘があるので、このチャイムをペダルと鍵盤でもONに。
今回は合唱のアレンジをさせて頂き、こちらも燃えました。
GLORIA CHAPELだけに、アレンジに「Gloria」(讃美歌)も取り入れました。
ウクライナ語、早口英語(合唱お見事)、脳みそがフル回転に働かされる一曲でした。
足元の動画をとってあとで見返してみると、おそらくこの姿勢で筋肉痛になったかと。
YouTubeにアップしました!
動画編集に苦戦。いくつかのカメラが音と映像がシンクしない。多分カメラの位置とホールの響きの影響も?
また、見返して思い出したのは、音のディレイ。特にオルガンは、鍵盤を弾いてる時と、実際に聞こえてくる音とズレがあります。ゆっくりなところは大丈夫でしがた、早いパッセージは心臓バクバク。
【LIVE】Shchedryk Carol of the Bells /Pipe Organ, Voice & Choir|Sarah Àlainn サラ・オレイン | パイプオルガン弾き語り
<初!パイプオルガン弾き語りinウクライナ語+指揮🎄>
youtube
4. Eternal Rest 『蒼き革命のヴァルキュリア』
ここでやっと普通のMC。
次からは合唱メインの選曲へ。
今回リーダーのSAK.に合唱についてご相談させて頂きました。SAK.とのご縁はゲーム音楽のコンサート。
そんな繋がりもあり、一番最初に合唱とやりたい!と浮かんだ曲は、ゲーム音楽でした。
私の歌のデビューは光田康典さんのゲーム音楽『ゼノブレイド』の「Beyond the Sky」。
よくライブで歌わせて頂いている大切な楽曲。SEGAの 『蒼き革命のヴァルキュリア』でもコラボが実現。
ラテン語で英語で作詞させて頂き、とても好きな世界観。でも、ライブでは一度も歌ったことがありません。
レコーディングでは自分の声を何重に重ねた��ルフ・クワイヤー。
ループするようなラインでもないため、ルーパーでも一人でライブでは歌えません。
今日までは!
合唱のおかげで、やっと生でこの歌が届けられる!テーマも「Requiem(レクイエム)」なので教会にもぴったり。
ゲームの中では死神の歌なので、プレイヤーとしてはあまり聞きたくない曲かもしれませんが^^;
さらに、この曲は完全にアカペラ。オリジナルと同じように表現できた喜び。
アカペラが大好きで、合唱の皆さんにまたハードルが高い曲を2曲目に持って来たのにも関わらず、Bravo!
正面向きながらの指揮。
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5. Eight Melodies 『MOTHER』
ルーツのvgmが続きます
ご縁があり、作曲家のChip Tanaka(田中宏和さん)の前で彼の作品をいくつか演奏する貴重な機会がありました。私が最初にプレイしたゲーム機はGAME BOY(ゲームボーイ)。唯一入ってたゲームがDr. Mario。今でも完璧に覚えてるあのチップチューン。それがまさかのChipさん作曲。そんなDr.MarioとRPG『MOTHER』をご本人の前で演奏させて頂く夢のようなステージがありました。
その時はサラカルの編成だったため、歌とヴァイオリンはルーパーを使���てました。
この名曲をSt. Paul’s Cathedral Choirが歌われてるバージョンをサラジオでも以前お届けしましたが、
これぞ教会で聞きたい一曲!ゲームでは8つのメロディーが物語のキーとなるのですが、アレンジバージョンには英語歌詞がつきました:
Take a melody, simple as can be
Give it some words and sweet harmony
Raise your voices, all day long now, love grows strong now
Sing a melody of love, oh love…
作詞:Linda Hennrick
作曲:鈴木慶一さん/Chip Tanaka
簡単なメロディーをとって、歌詞をつけて、
優しいハーモニーを当てて、
声をあげて、愛のをメロディーを共に歌おう。
何とも純粋な美しい歌詞。。。
以前のループも生かしつつ、合唱とピアノ演奏を加えた教会バージョンにアレンジ。
Chipさんに映像を送らなければ〜年末は休めるのだろうか^^;
今回は出番が短かったですが、ここでサラ・オリジナル八ヶ岳カリンバが重要なところに登場。
シンプルなメロなので、これもいずれ皆さんとカリンバで演奏するのが夢です^^
6. Hijo de la Luna
合唱がミステリアスなピアノアドリブの中ゆっくり去っていく。
ガラッと雰囲気を変えて、不思議なスペイン語の世界へ。
スペイン語は話せないので、早口言葉がとても難しい一曲です。
子供の時ラジオでも流れてたヒットで馴染みがある一曲なのに、大人になってから歌詞の意味を知り、びっくり:
かなりダークです
当日のセリフをそのまま:
『母といえば、息子が欲しかったお月様の話、ご存じでしょうか?
ある女性の望みと引き換えに、息子を手にした、お月様
女性は望み通り、夫をもらった。
でも、その間に産まれた子は、夫と違い、肌色が真っ白だった。月のように。
あまりの怒りに、夫は女性に怒り、最悪な結末に。
お月様は、こうして母になった。
「お月様、腕がなくて、あなたはどうやって息子を抱くの?」
「三日月になって、息子を揺らすのよ。」
Hijo de la Luna 月の息子』
やっぱり怖い。
ヨーロッパで大ヒットしたMecanoの名曲。オリジナルがとにかくカッコ良い。
Takanaからお借りしたシェーカー(振り方、角度によって音が変わる!欲しい)も登場。
音楽的にはシンプルに1番、サビ、という構成ですが、違和感がある転調があったり、
演奏してみると意外とミスしやすい(そして目立ちやすい)、難関な曲。
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7. Airmail Special Xmas Vers.
今回のセトリからカットされそうになった一曲。
でも、リハで試しに一回Takanaとやってみて、これはやっぱり入れなきゃとcome-backしたジャズナンバー。
「天上の音楽」とはかけ離れたイメージだけど、普段のライブなら元気に盛り上がる・アップテンポな曲が入ってからの重ための曲の流れを意識してるので、やっぱり息抜きできる一曲が必要。
炭水化物好きでもたまには野菜を挟んだほうが良い、的な?
ただ、中々息する暇もない、かなりのアップテンポで音かずが多い一曲。
以前ハマジャズで急遽この曲をやることになり、必死にElla Fitzgeraldの音源を完コピ。
バンドが初めて歌ったと信じてなく、嬉しくも複雑な(嬉しい)ライブでした。あんなに必死に歌を覚えたのは初めてです。
ヴァイオリンでは速い曲はたくさんありますが、歌はどうしてもバラードが多く、
こういう一曲を待ってました!
クリスマスネタをあちらこちらにアドリブで飾っていく。
さすがJazz出身のTakana。刺激されて、色々湧きでくる、セッション!
ちょうど次の曲のセットチェンジもあるので、ここで会場に降りました。
ワンピ+ヒールが低いと本当に簡単に動き回れる〜
Airmail Specialと並んでYoasobiさんの「アイドル」が同じ部類のもの。癖になる。
続きはPART 2 で!
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diarytheroomoffuji · 15 days ago
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品質
素朴に思った
外国車率が多い我が家ですけど、私の国では日本車も外国車。国産はヤバい(笑)
動画チャンネルで見たプロのメカニックのお話で、7万km走行した日本の軽自動車のチェックアップ。びっくりしました、その痛み具合に・・・
日本でも走行距離が数十万kmとなってる方々もいらっしゃいますけど一般的には、10万kmも乗ると過走行扱いされたりしませんか?まあ、この話はいつもしてるので省略(笑)
その7万km走行した軽自動車の痛み具合がちょっと日本の産業クオリティを疑ってしまうような状態でした。勿論、そのクルマの条件が過酷だったのかもしれませんけど、その昔私の実家でも商売に使って(過酷)いた軽自動車が何代か変わりましたが、“ 7万km ” であのような痛み具合ってのはありませんでした。
世界的にお菓子が一昔前よりもセコい��イズや量になってとても残念な世の中ですけど、天下の日本車があのクオリティ??と、お菓子も残念だけどさ、とても寂しい気持ちになってしまったオヤジです。大丈夫かな日本の自動車産業・・・
週末はついに雪が降るらしい
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imqps · 1 month ago
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どたばたと走っていたら、天使さんがおやつをたべるといいですよ、とささやいたような気がして、おやつをひとくち。きょうはね、おやつの天使さんにお会いました。
落ち葉が風にふかれてからからと鳴ったとき、いい天気だね、たぶん大丈夫、と励ましてくれたみたいでうれしかったの。
それでも、やわらかく、おだやかに、ひかりのあるところまで、歩いてゆくことをきめたのでした。と、つぶやくと、なんだか、つづきの物語がありそうな気がしています。
へんてこな女の子でしょう、そうでしょう。いきていてうれしいよ。あなたもね。
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yoga-onion · 2 years ago
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Legends and myths about trees
Celtic beliefs in trees (15)
H for Huath (Hawthorn) - May 13th - June 9th
“May tree - Sixth month of the Celtic tree calendar (Ref)”
colour: midnight blue; Gem: lapis lazuli; Gender: female; Patrons: Olwen, Blodeuedd, Chaldean, Humen, Selene, Virgin Mary; Symbols: love + marriage, fertility + birth, reproduction, heart
The short, thorny, graceful hawthorn. The slender hawthorn trunk and branches twist as the years go by. In winter they are particularly beautiful, standing clinging to misty wildernesses and craggy rocky outcrops, or clustered on open ranges of hills that their appearance is spectacular. Leaves and flowers appear simultaneously in May, signalling the change of season from spring to summer. Hawthorn flowers bloom in clusters, so that at the height of spring, rows of white froth run across the fields and mountains, a scene aptly captured by the English writer H. E. Bates as 'the fluffy cream floating in May'.
In spring, when the hawthorn flowers are in full bloom, the air releases a musky, sweet, rich fragrance all around. Small round berries turn burgundy in autumn.
In Ireland, hawthorn is still cherished as a magical tree protected by the fairy kingdom. Tradition has it that if you cut down a single hawthorn tree standing alone in a field or burial mound, you will lose your livestock and household possessions.
Hawthorn trees protect wells and springs as fairy trees. The beautiful flowers of hawthorn are also said to deliver prayers to the heavens. Even today, many people tie rags and other items to hawthorn trees standing near wells and springs, wishing for good luck or that their love will reach the person they love.
Before Christianity, hawthorn was the supreme fertility symbol and at the May Festival, people confided their love, danced to their heart's content and made love in the woods. Among the Celts, spring was the season for marriage, and it was customary to bring a bouquet of hawthorn flowers to weddings to ensure that the couple would be blessed with children.
In Britain, the earliest known hawthorn goddess was Olwen ('white footprints'), a woman of courage, wit and beauty. The well-known mythological tale of Culhwch and Olwen, in which King Arthur's cousin, Culhwch, overcame 40 impossible tasks that seemed virtually unattainable set out by Olwen's father, the giant king, Yspaddaden, and marry his beloved Olwen.
As the beautiful, white hawthorn flowers opened, people celebrated the power of nature and love to bring new life into the world and marvelled at the miracles of sexual activity, pregnancy and childbirth. For the Celts, sexual activity, pregnancy and childbirth were not something to be ashamed of, but an essential part of life and a sacred expression that one could love.
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木にまつわる伝説・神話
ケルト人の樹木の信仰 (15)
HはHuath (サンザ��) - 5月13日 - 6月9日
『5月の木〜 ケルトの木の暦(参照)の第6月』
色: ミッドナイト・ブルー; 宝石: ラピスラズリ; 性: 女性; 守護神: オルェン、ブロダイウェズ、カルデア、ヒュメン、セレネ、聖母マリア; シンボル: 愛+結婚、豊穣+出産、生殖、心臓
背丈が低くとげをもった優雅なサンザシ。ほっそりとしたサンザシの幹や枝は、年が経つにつれてねじれていく。冬になるとその姿は特に美しく、霧の立ち込めた荒野や、ごつごつとした岩の露頭にしがみつくように立つ姿、また広々と連なる丘に群れをなしている様子は、見事というより他はない。葉と花は5月に同時に姿を現し、春から夏に季節が変わることを知らせている。サンザシの花は群れを成して咲くことから、春の盛り、白い泡立ちの列が野山を縦横に走り、その様子を英国人作家のH・E・ベイツは、「五月に浮かび上がるふわふわしたクリーム」と的確に表現している。
春、サンザシの花が満開になると、麝香 (じゃこう)のような甘く濃厚な香りがあたり一面に放たれる。小さな丸い実は、秋になるとワインレッドに変わる。
アイルランドでは今もなお、サンザシは妖精の国に守られた魔法の木として大切にされている。野原や埋葬塚に一本だけぽつんと立っているサンザシの木を切ると家畜を失うか家財を無くすという伝承もある。
サンザシは妖精の木として、井戸や泉を守っている。また、サンザシの美しい花は祈りを天まで届けてくれるという。現在でも井戸や泉のそばに立つサンザシには、幸運が訪れるますように、あるいは好きな人に思いが届きますようにと願う大勢の人々が、布きれや品物を結び付けている。
キリスト教以前は、サンザシは最高の豊穣のシンボルであり、5月祭には、人々は愛を打ち明け、心ゆくまで踊り明かし、森で愛を交わした。ケルト人の間で春は結婚の季節であり、夫婦が子宝に恵まれるように、結婚式にはサンザシの花束を持っていく習慣があった。
英国では、サンザシの女神として最も古くから知られているのが、勇気と機転と美貌の持ち主、オルェン (‘白い足跡’の意)。アーサー王の従兄弟であるキルフーフが、オルェンの父である巨人の王アスパザデンが課した事実上達成不可能と思われる40の無理難題を克服し、愛するオルウェンと結婚した神話『キルフーフとオルェン』がよく知られている。
美しく、そして白いサンザシの花が開くと、人々は、新しい命を宿す自然と愛の力を祝福し、性の営み、妊娠、出産という奇蹟に驚きの声を上げた。ケルト人にとって、性行為や妊娠、出産は恥ずべきことではなく、人生になくてはならない大切な一部であり、人は愛することができるということの神聖な表現であった。
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wutlaikalikes · 2 months ago
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Kishido Temma’s debut slides
When going through a stream for these slides, I usually just take screenshots of the slides itself and nothing else. But for some reason, I was fixated on the chat because of the other Holostars members, Daidou Shinove and Yagoo. Maybe a part of me just wanna see Kira and Suzaku on chat. And you know what Suzaku was quite somewhat active on chat. I have taken a bunch of screenshots but I’ll focus on the usual and just add as text who was on chat.
【初配信】『真の騎士を目指して!』初めまして、岸堂天真です【ホロスターズ】 link: https://www.youtube.com/watch?v=CIi5d2uXb50
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歩みゆくは騎土の道 (Walking the path of knighthood)
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準備中 (In preparation) もう少し待っててね (Please wait a little longer)
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in chat during this slide
Rikka: 😇🙏 Astel: 天真ア~!!!! (so innocent) Daidou Shinove: がんばれ~ (good luck~)
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年齢 (age): 20歳 (20 years old)
誕生日 (birthday): 4月18日 (April 18)
身長 (height): 178cm
好きな食べ物 (favorite food): ラーメン (ramen)
好きなマンガ (favorite manga): 鬼滅の刃 (Demon Slayer)
苦手なもの (things I don't like): 怖い系 (Scary stuff)
特性 (characteristics): 元気!!(energetic)
趣味 (hobby): カラオク (karaoke)
in chat during this slide
Miyabi: がんばれー! (good luckー!) Rikka: がんばって! (go for it!) Astel: 縮んで。(shrink) Izuru: ちょうど背だね~いいね~🙂🙂🙂👍 (It's just the right height~I like it~🙂🙂🙂👍) Aruran: よかった,ちょっと見れた (Good, I got to see a bit.) Miyabi: 僕は漢字なら任せて (I leave the kanji to you) Aruran: 魔王話ちがう! (This is not a Demon King story!) Suzaku: え? (eh?) Rikka: 最高だよ (It's awesome) Izuru: 想像の斜め上行った (It went beyond my imagination) Aruran: 距離感! (distance) Izuru: 俺のことも呼び捨ていいよ~🙆‍♀️♂👍 (You can call me by my first name too~🙆‍♀️♂👍)
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使用タグ決め (deciding which tags to use)
タグ全般 (general tag) - #岸堂天真
ファンアート (fan art) - #騎士絵画
Live放送 (Live Broadcast) - #天真修行中
推レマーク (oshi mark) - #走るハリネズミ (🦔💨)
ファンネーム (fan name) - #岸メン
in chat during this slide
tanigox (Yagoo): 遅くなりました! (sorry for the late reply) Yagoo: 今日もかっこいいよ! (looking cool today too!) Miyabi: 騎士道ってきついねんな… (chivalry is tough…)
#天真修行中 Astel: てんまーとって新しいコンビニ? (Is Tenmart a new convenience store?) Rikka: 通うね! (i'll go!) Miyabi: タスケテ… (help me...)
#走るハリネズミ Matsuri: 🦔 Suzaku: 🐴 Matsuri: 剣はいるから攻撃力ありそうなハリネズミ (Since he has a sword, this hedgehog looks like he has some offensive power.) Matsuri: 🏃‍♂️これ? (🏃‍♂️ this?) Suzaku: 🦄 Yagoo: 🏃‍♂️♂ Suzaku: 走るやつは被ってるんじゃない? (Aren't the runners wearing the same thing?) Matsuri: 🦔💨 Rikka: 🦔💨
#岸メン Shinove: 岸麺は草 (Kishimen is grass) Yagoo: 関西人だからうどん! (Because I'm from Kansai, I love udon!)
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騎土道の【心技体】 (The [mind, technique, and body] of the Kido Dojo.)
心: 心の強さ,優しさ,精神力 (The heart: strength of mind, kindness, and mental fortitude
技:悪を討つ知識,スキル (Technique: Knowledge and skills to defeat evil)
体:身体能力,休力,忍耐力 (Body: physical ability, rest, endurance)
in chat during this slide
Miyabi: ナイトのスキル回しなら教え (Can you teach me the Knight's skill rotation?)
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修行 (活動) 内容 (Training (Activity) Contents)
主な活動場所 (Main activity locations)
YouTube Live
ゲーム (修行の一環として) (Games (as part of training))
雑談 (chat)
サブコンテンツ (subcontent)
歌ってみた (cover songs)
in chat during this slide
Rikka: 一緒に歌おう (sing along) Matsuri: 期待✨ (expectations✨) Rikka: 楽しみ! (exciting!) Astel: 天真の歌早くききたいなぁ~! (I can't wait to hear Temma's song!) Shinove: ちゃんと支援するよ (I'll support you properly)
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Temma's first schedule!
週間修行予定表 (weekly training schedule) (12/14 ~ 12/20)
12/14 初配信 12/15 空気読み2 (Kūkiyomi 2 game) 12/16 おやすみ 12/17 おやすみ 12/18 雑談配信 (chatting stream) 12/19 おやすみ 12/20 みんなで決める!! (Let's decide together!!)
in chat during this slide
Astel: ♰明日ノ騎士♰ でデビューするね (I'll be debuting as ♰Knight of Tomorrow♰) Rikka: ホロスタ空気読の流れきてるの? (Is the Holostars reading the air trend starting to pick up?) Rikka: 煽られても全然ムカつかない (I don't get annoyed at all even when I'm teased)
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in chat during this slide
Astel: 大丈夫だよ~!サポートするから!! (It's okay! I'll support you!!)
After watching this, though subtle, the theme of his debut slides is about being a knight and training.
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demonslayerscript · 3 months ago
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Episode 5: Things Are Gonna Get Real Flashy!! / 第五話『ド派手に行くぜ!!(どはでにいくぜ/Dohadeni Ikuze!!)』
*Green colored words are only in anime, not in original manga, and we usually call them “アニオリ/ani-ori(アニメオリジナル/anime-original)".
宇髄天元(んっ!あっ…!雛鶴!)
Uzui Tengen (N! A…! Hinatsuru!)
Tengen Uzui (Hinatsuru!)
―――――――――――――――――――――――――――――――
雛鶴「すみません、天元様…」
Hinatsuru “Sumi-masen, Tengen-sama…”
Hinatsuru “Forgive me, Lord Tengen.”
天元「いいから、もう喋るな」
Tengen “Iikara, mo shaberuna.”
Tengen “Never mind. Stop talking.”
雛鶴「蕨姫花魁(わらびひめおいらん)が鬼だと気づいたのですが、向こうからも怪しまれ、毒を飲み店から抜け出そうとしたのですが、蕨姫花魁に渡されたこの帯が、監視及び殺害を目的にしたものだったようで、連絡ができなくなりました」
Hinatsuru “Warabihime Oiranga oni-dato kizuitano-desuga, muko-karamo ayashi-mare, doku’o nomi mise-kara nuke-dasoto shitano-desuga, Warabihime Oiranni wata-sareta kono obiga, kanshi oyobi satsugai’o mokutekini shita mono datta-yode, renrakuga dekinaku nari-mashita.”
Hinatsuru “I realized that Warabihime Oiran was a demon, but she became suspicious of me, as well. So I drank some poison and tried to slip out of the House. But it seems this Belt that I was given by Warabihime Oiran was for spying on and killing me. So I was unable to contact you.”
雛鶴「天元様、私(わたくし)には構わず、もう行ってくださいませ。先程の音が聞こえましたでしょう。鬼が暴れています」
Hinatsuru “Tengen-sama, watakushi-niwa kamawazu, mo itte-kudasai-mase. Saki-hodono otoga kikoe-mashita-desho. Oniga abarete-imasu.”
Hinatsuru “Lord Tengen, do not trouble yourself with me. Please go now. You heard that sound just now, did you not? The demon is on a rampage.”
天元「本当に、大丈夫だな」
Tengen “Hontoni, daijobu dana.”
Tengen “You’re sure you’re going to be all right?”
雛鶴「はい… お役に立てず、申し訳ありません」
Hinatsuru “Hai… Oyakuni tatezu, moshi-wake ari-masen.”
Hinatsuru “Yes. I am sorry I couldn’t be of use to you.”
天元「お前はもう何もしなくていい。解毒薬が効いたら、吉原を出ろ。わかったな」
Tengen “Omaewa mo nanimo shinakute ii. Gedoku-yakuga kiitara, Yoshiwara’o dero. Wakattana.”
Tengen “There’s no need for you to do anything more. Once the antidote starts working, leave Yoshiwara. You hear me?”
雛鶴「…はい」
Hinatsuru “…Hai.”
Hinatsuru “Yes.”
―――――――――――――――――――――――――――――――
天元(戦闘が始まっている。どこだ。気配を探れ。んっ!)
Tengen (Sentoga hajimatte-iru. Dokoda. Kehai’o sagure. N!)
Tengen (The battle has already begun. Where is it? Search for its presence!)
天元(ここだ!! 地面の下!! 誰か戦っている音がする。反響してよく聞こえる。ここに何かがある)
Tengen (Kokoda!! Jimenno shita!! Dareka tatakatte-iru otoga suru. Hankyo-shite yoku kikoeru. Kokoni nanikaga aru.)
Tengen (It’s here. Underground! I can hear the sound of someone battling. I can hear it well thanks to the reverberations. There’s something here!)
天元(音の呼吸・壱ノ型。轟(とどろき)!!!)
Tengen (Otono Kokyu, Ichino Kata. Todoroki!!!)
Tengen (Sound Breathing… First Form… Roar!)
――��――――――――――――――――――――――――――――
堕姫「喧(やかま)しいわね、塵虫(ごみむし)が。何の音よ、何してるの?どこ?荻本屋の方ね。それに雛鶴…」
Daki “Yakamashii-wane, gomi-mushiga. Nanno otoyo, nani shiteruno? Doko? Ogimoto-yano-hone. Soreni Hinatsuru…”
Daki “What an infernal racket, you piece of trash! What is that sound? What are you doing? Where? From the Ogimoto House? And also Hinatsuru…”
堕姫「アンタたち、何人で来たの?四人?」
Daki “Anta-tachi, nan-ninde Kitano? Yo-nin?”
Daki “How many of you are here? Four?”
竈門炭治郎「言わない」
Kamado Tanjiro “Iwanai.”
Tanjiro Kamado “I’m not telling you!”
堕姫「正直に言ったら、命だけは助けてやってもいいのよ。先刻(さっき)ほんの少し斬り合っただけで、アンタの刀、もう刃毀(はこぼ)れしてる」
Daki “Shojikini ittara, inochi-dakewa tasukete-yattemo ii-noyo. Sakki honno sukoshi kiri-atta-dakede, antano katana, mo hakobore-shiteru.”
Daki “If you tell me the truth, I’d be willing to spare your life. We clashed for maybe an instant, but look at your sword! It’s already nicked.”
炭治郎「あっ!」
Tanjiro “A!”
堕姫「それを打ったのは、碌(ろく)な刀鍛冶じゃないでしょう」
Daki “Sore’o utta-nowa, rokuna katana-kajija nai-desho.”
Daki “Some hack of a swordsmith must’ve forged that blade, am I right?”
炭治郎「違う!この刀を打った人は凄い人だ!! 腕のいい刀鍛冶なんだ!」
Tanjiro “Chigau! Kono katana’o utta-hitowa sugoi hitoda!! Udeno-ii katana-kaji nanda!”
Tanjiro “You’re wrong! The person who forged this sword is amazing! He’s a brilliant swordsmith!”
堕姫「じゃあ何で刃毀れすんだよ、間抜け」
Daki “Jaa nande hakobore sundayo, manuke.”
Daki “Then how did it get nicked, moron?”
堕姫「あっちでもこっちでもガタガタし始めた。癪(しゃく)に障るから、次でお前を殺す」
Daki “Acchi-demo kocchi-demo gata-gata shi-hajimeta. Shakuni sawaru-kara, tsugide omae’o korosu.”
Daki “It’s starting to get noisy all over the place. It’s annoying me, so this time, I’m going to kill you.”
炭治郎(使い手が悪いと刃毀れするんだ。俺のせいだ。俺は、やっぱり俺は、水の呼吸を使いこなせない。俺は、水の呼吸に適した体じゃないんだ。水の呼吸では、鱗滝さんや冨岡さんのようにはなれない。俺の場合、一撃の威力は、どうしてもヒノカミ神楽の方が強い… 体に合っているんだ。でも…)
Tanjiro (Tsukaitega waruito hakobore surunda. Oreno seida. Orewa, yappari orewa, Mizuno Kokyu’o tsukai-konase-nai. Orewa, Mizuno Kokyuni tekishita karadaja nainda. Mizuno Kokyu-dewa, Urokodaki-san’ya Tomioka-sanno-yo-niwa nare-nai. Oreno baai, ichi-gekino iryokuwa, do-shitemo Hinokami-Kagurano-hoga tsuyoi… Karadani atte-irunda. Demo…)
Tanjiro (The blade gets nicked when its wielder is subpar. It’s my fault! I… When all is said and done, I… can’t handle… the Water Breathing technique! My body’s not suited for Water Breathing! I can’t become like Urokodaki or Tomioka with the Water Breathing technique! In my case… I just can’t help striking harder with the Hinokami Kagura. It’s just compatible with my body! But…)
―――――――――――――――――――――――――――――――
嘴平伊之助「たあーっ、おらぁっ!」
Hashibira Inosuke “Taaaa, oraa!”
我妻善逸「いいっ、ににっ… 少しは加減しろ、馬鹿!」
Agatsuma Zen’itsu “Ii, nini… Sukoshiwa kagen-shiro, baka!”
Zenitsu Agatsuma “Would it kill you to hold back a little, idiot?”
伊之助「ふんっ!」
Inosuke “Fun!”
善逸「うっ、くくく…」
Zen’itsu “U, kukuku…”
伊之助「それじゃ修業になんねぇだろうが!」
Inosuke “Soreja shugyoni nan-nee-daroga!”
Inosuke “That would be no way to train!”
炭治郎「ヒノカミ神楽…」
Tanjiro “Hinokami-Kagura…”
Taniro “Hinokami Kagura!”
伊之助・善逸「あっ」
Inosuke, Zen’itsu “A.”
Inosuke & Zenitsu “Huh?”
炭治郎「円舞!碧羅の…ぐあっ!ああっ、あっ…」
Tanjiro “Enbu! Hekirano… Gua! Aa, a…”
Tanjiro “Flame Dance! Clear Blue―”
伊之助「ハッ」
Inosuke “Ha.”
善逸「炭治郎!炭治郎、大丈夫か?」
Zen’itsu “Tanjiro! Tanjiro, daijobuka?”
Zenitsu “Tanjiro! Tanjiro! Are you okay?”
伊之助「腹減ったのか?」
Inosuke “Hara hetta-noka?”
Inosuke “What? Are you hungry?”
善逸「馬鹿!」
Zen’itsu “Baka!”
Zenitsu “Dummy!”
伊之助「ああっ?」
Inosuke “Aa?”
Inosuke “Huh?”
善逸「猪!」
Zen’itsu “Inoshishi!”
Zenitsu “Boar!”
炭治郎(その強力さ故に、連発ができなかった)
Tanjiro (Sono kyoryoku-sa-yueni, renpatsuga deki-nakatta.)
Tanjiro (Because of its sheer force… I couldn’t unleash multiple strikes.)
善逸「しっかりしろ!俺、しのぶさん呼んでくる!」
Zen’itsu “Shikkari-shiro! Ore, Shinobu-san yonde-kuru!”
Zenitsu “Hang in there! I’ll go fetch Shinobu!”
―――――――――――――――――――――――――――――――
炭治郎(今は違う。俺はやれるはずだ。いや……やる!! そのために修業してきた。負けるな。燃やせ。燃やせ。燃やせ!! 心を燃やせ!!!)
Tanjiro (Imawa chigau. Orewa yareru-hazuda. Iya……yaru!! Sono-tameni shugyo shite-kita. Makeruna. Moyase. Moyase. Moyase!! Kokoro’o moyase!!!)
Tanjiro (It’s different now! I should be able to do it! No! I’m doing it! That’s what I’ve been training for! Don’t go down in defeat! Ablaze! Ablaze! Ablaze! Set your heart ablaze!)
炭治郎(ヒノカミ神楽。烈日紅鏡(れつじつこうきょう)!)
Tanjiro (Hinokami Kagura. Retsu-jitsu Kokyo!)
Tanjiro (Hinokami Kagura… Raging Sun!)
堕姫(太刀筋が変わった。先刻(さっき)より鋭い)
Daki (Tachi-sujiga kawatta. Sakki-yori surudoi.)
Daki (His swordsmanship style just changed! It’s sharper than before.)
堕姫「何なの、この音。嫌な音ね。呼吸音?」
Daki “Nan-nano, kono oto. Iyana otone. Kokyu-on?”
Daki “What the hell is this sound? Such an unpleasant sound! The sound of breathing?”
炭治郎「炎舞!」(炎舞は二連撃だ。躱(かわ)されても、もう一撃…)
Tanjiro “Enbu!” (Enbuwa ni-rengekida. Kawa-sare-temo, mo ichi-geki…)
Tanjiro “Flame Dance!” (Flame Dance is a two-hit strike! Even if she dodges it, there’s one more!)
堕姫「たいしたことないわね。所詮(しょせん)…この程度よ!ハッ!どこ?」
Daki “Taishita koto nai-wane. Shosen… kono teido-yo! Ha! Doko?”
Daki “That was nothing to write home about. In the end, this is all it amounts to! Where is he?”
炭治郎「ヒノカミ神楽。幻日虹(げんにちこう)!」
Tanjiro “Hinokami-Kagura. Gen-Nichi-Ko!”
Tanjiro “Hinokami Kagura… Fake Rainbow…”
堕姫「ハッ!」
Daki “Ha!”
炭治郎(隙だ。隙の糸!! いける!!)
Tanjiro (Sukida. Sukino Ito!! Ikeru!!)
Tanjiro (An opening! The Opening Thread! I can do this!)
炭治郎「ヒノカミ神楽。火車(かしゃ)!」
Tanjiro “Hinokami-Kagura. Kasha!”
Tanjiro “Hinokami Kagura… Fire Wheel!”
堕姫「遅いわね。欠伸(あくび)が出るわ」
Daki “Osoi-wane. Akubiga deruwa.
Daki “So slow. You’re making me yawn.”
炭治郎「ハッ!うあっ!」(受け身を取れ!受け身…っ)
Tanjiro “Ha! Ua!” (Ukemi’o tore! Ukemi…)
Tanjiro (Go on the defensive! Defensive!)
炭治郎「うっ…くっ…くっ、ああっ…ハッ、ハアッ、ハアッ…」
Tanjiro “U…Ku…Ku, aa…Ha, haa, haa…”
炭治郎(ヒノカミ神楽を連発した反動が来た!! 疲労の蓄積で筋肉が強張(こわば)る)
Tanjiro (Hinokami-Kagura’o renpatsu-shita handoga kita!! Hirono chiku-sekide kinnikuga kowabaru.)
Tanjiro (This is the fallout from using the Hinokami Kagura! All that built-up fatigue is making my muscles tighten up!)
堕姫「まだ生きてるんだ?」
Daki “Mada ikiterunda?”
Daki “Oh, so you’re still alive?”
炭治郎(落ち着け。呼吸を整えろ。回復するんだ!! 早く!!! 回復の呼吸!!!)
Tanjiro (Ochi-tsuke. Kokyu’o totono-ero. Kaifuku surunda!! Hayaku!!! Kaifukuno Kokyu!!!)
Tanjiro (Calm down. Get your breathing under control! Recover! Hurry! Recovery Breathing!)
炭治郎「ふっ!」(帯が強靭な刃物のようだ。隙の糸が見えても、すぐに切れてしまう!俺の攻撃が遅いんだ。体温を上げろ!もっと体温を上げろ!!)
Tanjiro “Fu!” (Obiga kyojinna hamono’no-yoda. Sukino Itoga mie-temo, suguni kirete-shimau! Oreno kogekiga osoinda. Taion’o agero! Motto taion’o agero!!)
Tanjiro (This Belt is like a powerful blade! Even if I glimpse an Opening Thread, it vanishes just like that! My attacks are too slow! Raise your body temperature! Get your body temperature up!)
―――――――――――――――――――――――――――――――
寺内きよ「私しのぶ様に言いますから。炭治郎さんの熱が下がらないこと」
Terauchi Kiyo “Watashi Shinobu-samani iimasu-kara. Tanjiro-sanno netsuga sagara-nai-koto.”
Kiyo Terauchi “I’m going to inform Lady Shinobu, all right? That your temperature still hasn’t gone down!”
炭治郎「きよちゃん、頼む。この通りだ。秘密にしてくれ。俺は大丈夫だから!」
Tanjiro “Kiyo-chan, tanomu. Kono-toori-da. Himitsuni shite-kure. Orewa daijobu dakara!”
Tanjiro “Kiyo, please! I’m begging you! Keep it between us! I’m fine, okay?”
きよ「でも…」
Kiyo “Demo…”
Kiyo “But…”
炭治郎「俺は元気だ。大丈夫。平気なんだ」
Tanjiro “Orewa genkida. Daijobu. Heiki nanda.”
Tanjiro “I’m feeling fine, see? I’m fine! Never felt better!”
きよ「この体温計を見てください。三十八度です。昨日も一昨日(おととい)も、そうだったでしょ?もう、ずっと…」
Kiyo “Kono taion-kei’o mite-kudasai. Sanju-hachi-do desu. Kinomo ototoimo, so-datta-desho? Mo, zutto…”
Kiyo “Just look at this thermometer! 100.4 degrees! Just like yesterday and the day before that, remember? It’s been like that for days!”
炭治郎「あっ、う…」
Tanjiro “A, u…”
Tanjiro “Uh…”
きよ「熱が続くということは、どこかに異常があるんですよ。私なんかじゃ、どうしたらいいのかわかりません。 しのぶ様じゃなきゃ…」
Kiyo “Netsuga tsuzuku-to-iu-kotowa, dokokani ijoga arun-desuyo. Watashi-nankaja, do-shitara ii-noka wakari-masen. Shinobu-samaja nakya…”
Kiyo “If you have a fever that won’t go down, that means something’s wrong! I have no idea what I should do about it! Only Lady Shinobu would know!”
炭治郎「う~ん…う~ん、実は、熱が出ている状態だと、本当に調子がいいんだよ。ヒノカミ神楽を連続して使えるんだ。もっと強くなれるかもしれない。しのぶさんに報告するのは、もう少し待ってくれないか。もう少しだけ、ちょっとだけ…」
Tanjiro “Uuun…Uuun, jitsuwa, netsuga dete-iru jotai-dato, hontoni choshiga iin-dayo. Hinokami-Kagura’o renzoku-shite tsukae-runda. Motto tsuyoku-naru-kamo shirenai. Shinobu-sanni hokoku suru-nowa, mo sukoshi matte kure-naika. Mo sukoshi-dake, chotto-dake…”
Tanjiro “The thing is… when I have a fever, I’m at the top of my game! I can unleash multiple Hinokami Kagura strikes! I might become even stronger! Can’t you wait just a little longer before telling Lady Shinobu? Just a little longer! Just a little bit!”
きよ「ああ… わかりました。でも、少しだけですよ」
Kiyo “Aa… Wakari-mashita. Demo, sukoshi-dake desuyo.”
Kiyo “Very well. But just a little longer, okay?”
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炭治郎(くうっ!体温が…体の熱が上がっているのがわかる。戦えてる。上弦の鬼と……)
Tanjiro (Kuu! Taionga… karadano netsuga agatte-iru-noga wakaru. Tatakae-teru. Jogenno onito…)
Tanjiro (I can feel my temperature… my body heat rising! I’m able to fight… an Upper Rank Demon!)
堕姫「しぶといわね、思ったよりも。面白いわ」
Daki “Shibutoi-wane, omotta-yorimo. Omoshiroi-wa.”
Daki “You’re a pesky one. More than I thought you’d be. This is entertaining.”
炭治郎(やれる!ヒノカミ神楽なら通用するんだ。いや、通用するだけじゃ駄目だ!! 勝つんだ!自分の持てる力全てを使って、必ず勝つ!守るために。命を守るために。二度と理不尽に奪わせない。もう二度と、誰も、俺たちと同じ悲しい思いをさせない。フウーッ)
Tanjiro (Yareru! Hinokami-Kagura-nara tsuyo-surunda. Iya, tsuyo-suru-dakeja dameda!! Katsunda! Jibunno moteru chikara subete’o tsukatte, kanarazu katsu! Mamoru-tameni. Inochi’o Mamoru tameni. Nidoto rifujin’ni uba-wase-nai. Mo nidoto, daremo, ore-tachito onaji kanashii omoi’o sase-nai. Fuuu.)
Tanjiro (I can do it! Hinokami Kagura’s effective! No! It’s not enough for it be effective! I have to win! Using every ounce of my power! I’m gonna win, no matter what! To protect them. To protect lives! Never again. I won’t let them be robbed for no reason. Never again! I won’t let anyone… suffer the same grief that we did!)
堕姫「ふふっ。不細工は頑張っても不細工なのよ」
Daki “Fufu. Busaikuwa ganbattemo busaiku nanoyo.”
Daki “You ugly people are still ugly, even when you try so hard!”
炭治郎「てやあっ!」
Tanjiro “Teyaa!”
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『少し刻(とき)を遡(さかのぼ)って、“荻本屋”』
“Sukoshi toki’o sakanobotte, ‘Ogimoto-ya.’”
“Ogimoto House, somewhat earlier”
遊女1「ギャ―――ッ!」
Yujo-Ichi “Gyaaaaaaa!”
遊女3「何?どうしたの」
Yujo-San “Nani? Doshitano?”
Prostitute-3 “What’s going on?”
遊女1「化け物が!化け物が!」
Yujo-Ichi “Bakemono-ga! Bakemono-ga!”
Prostitute-1 “It’s a monster! A monster!”
遊女2「アンタ、仕事の支度しなさいよ」
Yujo-Ni “Anta, shigotono shitaku shina-saiyo.”
Prostitute-2 “Hey, go get ready for work!”
遊女1「猪の化け物が、天井とか床とか壊しまくってんのよ!」
Yujo-Ichi “Inoshishino bakemono-ga, tenjo-toka yuka-toka kowashi-makutten-noyo!”
Prostitute-1 “There’s a monster boar that’s demolishing the ceilings and the floors!”
遊女2「はぁ?」
Yujo-Ni “Haa?”
Prostitute-2 “Huh?”
遊女3「そんなこと、あるわけないでしょ」
Yujo-San “Sonna-koto, aru-wake nai-desho.”
Prostitute-3 “How is that even possible?”
遊女1「じゃあ来て!」
Yujo-Ichi “Jaa kite!”
Prostitute-1 “Then come with me!”
伊之助「しゃあ!…ああ?」
Inosuke “Shaa! …Aa?”
三人「うわあああっ!」
San-nin “Uwaaaa!”
伊之助「グワハハハ!! ビリビリ感じるぜ、鬼の気配!!」
Inosuke “Guwahahaha!! Biri-biri kanjiruze, onino kehai!!”
Inosuke “I’m totally feeling the demon’s presense!”
三人「ひっ… キャー!」
San-nin “Hi… Kyaaa!”
伊之助「ここか。うりゃあ!見つけたぞ、鬼の巣に通じる穴を!! 覚悟しやがれ!! ちょあっ!」
Inosuke “Kokoka. Uryaa! Mitsuketa-zo, onino suni tsujiru ana’o!! Kakugo shiyagare!! Choa!”
Inosuke “Is it there? Found it! The hole leading to the demon’s lair! Get ready to die! Ugh!”
三人「うわああっ!」
San-nin “Uwaaa!”
伊之助「ダア… 頭しか入れねえというわけだな!フハハハハッ。甘いんだよ。この伊之助様には通用しねぇ。俺は体中の関節を外せる男。しゃあ。つまりは、“頭”さえ入ればどこでも行ける」
Inosuke “Daa… Atama-shika haire-neeto iu-wake-dana! Fuhahahaha. Amain-dayo. Kono Inosuke-sama-niwa tsuyo-shinee. Orewa karada-juno kansetsu’o hazuseru otoko. Shaa. Tsumariwa, ‘atama’sae haireba doko-demo ikeru.”
Inosuke “So I can only get my head inside, huh? Nice try! That won’t work on Lord Inosuke! I’m a man who can dislocate all his joints! In other words, as long as my head fits, there’s nowhere that I can’t go!”
伊之助「グハハッ、グハハハッ!猪突猛進!! 誰も俺を止められねぇ!! グハッ、ウオオオオ、オオオオ!長ぇ、こりゃ獣道(けものみち)じゃねえな。鬼だ!鬼がいるぜ!ウオオオオオ!あっ…」
Inosuke “Guhaha, guhahaha! Chototsu-Moshin!! Daremo ore’o tome-rare-nee!! Guha, uoooo, oooo! Nagee, korya kemono-michija neena. Onida! Oniga iruze! Uooooo! A…”
Inosuke “Comin’ through! No one can stop me! Freakin’ long! This is no game trail! A demon! There’s a demon here!”
伊之助(何だこりゃ?んっ、んんっ、うんっ。あっ?人間柄(にんげんがら)の布?何だこりゃ?いや、この感触……生きてる人間だ。女の腹巻の中に捕まえた人間を閉じ込めとくのか。あ?チッ。それで好きな時に出して喰うんだ。えげつねぇ奴だな。あ…)
Inosuke (Nanda korya? N, nn, un. A? Ningen-garano nuno? Nanda korya? Iya, kono kanshoku…… Ikiteru ningenda. Onnano hara-makino nakani tsukamaeta ningen’o tojikome-toku-noka. A? Chi. Sorede sukina tokini dashite kuunda. Egetsunee yatsu-dana. A…)
Inosuke (What the heck is this? Huh? A cloth with a human pattern? What is this? No, this feel like… those are living humans. So it traps humans inside a woman’s belly band, huh? Damn. Then it takes them out whenever it wants, and devours them? Pretty savage, if you ask me.)
伊之助「何してんだコイツ…」
Inosuke “Nani shitenda koitsu…”
Inosuke “What’s he doing here?”
帯鬼「お前が何をしてるんだよ」
Obi-Oni “Omaega nani’o shiterun-dayo.”
Belt Demon “No, what are you doing?”
伊之助「ハッ」
Inosuke “Ha.”
帯鬼「他所様(よそさま)の食糧庫に入りやがって。汚い!汚いね!汚い!臭い!糞虫(くそむし)が!!!」
Obi-Oni “Yoso-samano shokuryo-koni hairi-yagatte. Kitanai! Kitanaine! Kitanai! Kusai! Kuso-mushiga!!! ”
Belt Demon “Barging in on someone else’s food locker… So dirty! How dirty you are! Dirty! Smelly! You damn stinkbug!”
伊之助「何だこの蚯蚓(みみず)、キモッ!!」
Inosuke “Nanda kono mimizu, kimo!!”
Inosuke “What did you say, you worm? So gross!”
帯鬼「この糞虫が!」
Obi-Oni “Kono kuso-mushiga!”
Belt Demon “Why, you damn stinkbug!”
伊之助「はっ!たあっ!ぐねぐね、ぐねぐね!気持ち悪ィんだよ、蚯蚓帯!!! グワハハハハ!! 動きが鈍いぜ!欲張って人間を取り込みすぎてんだ!でっぷり肥えた蚯蚓の攻撃なんぞ、伊之助様には当たりゃしねぇ!ケツまくって出直してきな!!」
Inosuke “Ha! Taa! Gune-gune, gune-gune! Kimochi-wariin-dayo, Mimizu-Obi!!! Guwahahahaha!! Ugokiga nibuize! Yokubatte ningen’o torikumi-sugi-tenda! Deppuri koeta mimizuno kogeki-nanzo, Inosuke-sama-niwa atarya shinee! Ketsu makutte denaoshite-kina!!”
Inosuke “Wriggle, wriggle, wriggle, wriggle! You’re really grossing me out, Worm Belt! Look how sluggish you are! You got greedy and swallowed up too many humans! An attack by an overweight worm… will never land on Lord Inosuke! Grow a spine… and don’t come back until you’re ready!”
帯鬼(チッ。上手いこと人間を避(よ)けて斬りやがる。せっかく鮮度の高い食料を保存していたのに!! こいつの勘の鋭さ!! 特に殺気を感じる力は尋常じゃない!前後左右(ぜんごさゆう)どこからの攻撃でも敏感に察知して躱(かわ)す!)
Obi-Oni (Chi. Umai-koto ningen’o yokete kiri-yagaru. Sekkaku sendono takai shokuryo’o hozon shite-ita-noni!! Koitsuno kanno surudosa!! Tokuni sakki’o kanjiru chikarawa jinjo-ja nai! Zengo-sayu doko-karano kogeki-demo binkanni sacchi-shite kawasu!)
Belt Demon (Damn! He managed to slice me without touching the humans! After I went to the trouble of storing all that fresh food! His intuition is razor-sharp! Especially his ability to detect murderous intent is extraordinary! So sensitive… he can perceive attacks from any direction and dodge them!”
帯鬼(食糧貯蔵庫にまで鬼狩りが入ってくるのは想定外だった。…どうする?)
Obi-Oni (Shokuryo-chozoko-nimade onigariga haitte-kuru-nowa sotei-gai datta. Dosuru?)
Belt Demon (I never expected a Demon Slayer to infiltrate the food locker. What should I do?)
堕姫(生かして捕らえろ)
Daki (Ikashite toraero.)
Daki (Capture him alive.)
帯鬼(ああっ)
Obi-Oni (Aa.)
堕姫(そいつは、“まきを”を捕らえた時に邪魔をした奴だ。美しかった。保存していた人間も、極めて美しい十人以外は殺しても構わない。ただ、殺すより生け捕りは難しいかもしれないが。そこにいる何人か喰って、お前の体を強化しろ!)
Daki (Soitsuwa, ‘Makio’o toraeta-tokini jama’o shita yatsuda. Utsukushi-katta. Hozon-shite-ita ningenmo, kiwamete utsukushii ju-nin-igaiwa koroshi-temo kamawa-nai. Tada, kosoru-yori ikedoriwa muzukashii-kamo shire-naiga. Sokoni iru nan-nin-ka kutte, omaeno karada’o kyoka-shiro!)
Daki (He’s the one who got in my way when I captured Makio. He was beautiful. Except for the ten most beautiful, you can kill the humans you’ve stored. Though it might prove harder to capture them alive than to merely kill them… Devour some of the ones there and strengthen your body.)
伊之助「オラアアア!!!」
Inosuke “Oraaaa!!!”
帯鬼「んんっ!」
Obi-Oni “Nn!”
伊之助(斬れねぇ!? ぐねるせいか!? ええいっ!)
Inosuke (Kire-nee!? Guneru-seika!? Eei!)
Inosuke (I can’t slash it! Because it’s bending like that?)
伊之助「獣の呼吸・陸ノ牙。乱杭咬(らんぐいが)み!!」
Inosuke “Kedamonono Kokyu, Rokuno Kiba. Rangui-Gami!!”
Inosuke “Beast Breathing, Sixth Fang… Palisade Bite!”
帯鬼「アタシを斬ったって意味無いわよ。“本体”じゃないし。それより、せっかく救えた奴らが疎(おろそ)かだけど、いいのかい?」
Obi-Oni “Atashi’o kittatte imi nai-wayo. ‘Hontai’ja naishi. Sore-yori, sekkaku sukueta yatsuraga orosoka-dakedo, iino-kai?”
Belt Demon “It won’t do any good to slash me. I’m not the main body. Never mind that. You’re leaving the humans you saved in the lurch. Is that what you want?”
伊之助「ハッ」
Inosuke “Ha.”
帯鬼「アンタにやられた分は、すぐに取り戻せるんだよ」
Obi-Oni “Antani yarareta bunwa, suguni tori-modoserun-dayo.”
Belt Demon “Whatever you do to me, I can get it back in a flash!”
伊之助「やべぇ!! 人間を守りながらの戦いをしなきゃならねぇのに…!! クソッ、間に合わねぇ!蚯蚓帯が!おっ!んっ?」
Inosuke “Yabee!! Ningen’o mamori-nagarano tatakai’o shinakya nara-nee-noni…!! Kuso, mani awa-nee! Mimizu-Obiga!! O! N?”
Inosuke “Oh, crap! I have to fight it while protecting those humans! Dammit! I can’t keep up! You damn Worm Belt!”
まきを「“蚯蚓帯”とは、上手いこと言うもんだ!」
Makio “‘Mimizu-Obi’towa, umai-koto iu-monda!”
Makio “You came up with a great name! ‘Worm Belt’!”
須磨「ほんと気持ち悪いです!ほんとその通りです!天元様に言い付けてやります!」
Suma “Honto kimochi-warui-desu! Honto sono toori desu! Tengen-samani ii-tsukete-yari-masu!”
Suma “It really is gross! You’re absolutely right! I’m so going to tell Lord Tengen on you!”
まきを「あたしたちも加勢するから頑張りな、猪頭(いのししあたま)!」
Makio “Atashi-tachimo kasei-suru-kara ganbarina, Inoshishi-Atama!”
Makio “We’re going to give you a hand… so fight the good fight, Boar Head!”
須磨「キャア!」
Suma “Kyaa!”
伊之助「誰だてめェら!!」
Inosuke “Dareda temeera!!”
Inosuke “Who the heck are you?”
須磨「宇髄の妻です!アタシあんまり戦えないですから、ああっ!期待しないでくださいね!」
Suma “Uzuino tsuma-desu! Atashi anmari tatakae-nai-desu-kara, aa! Kitai shinaide kudasaine!”
Suma “We’re Uzui’s wives! I’m not much of a fighter! So please don’t get your hopes up!”
まきを「ていっ!」
Makio “Tei!”
須磨「うはあっ!」
Suma “Uhaa!”
まきを「須磨ァ!! 弱気なこと言うんじゃない!」
Makio “Sumaa!! Yowakina koto iunja nai!”
Makio “Suma! Don’t be such a wimp!”
須磨「え~だってだってまきをさん、あたしが“味噌っかす”なの知ってますよね!? すぐ捕まったし!無茶ですよ!捕まってる人皆守り切るのは!! あたし一番に死にそうですもん!」
Suma “Eee datte datte Makio-san, atashiga ‘misokkasu’nano shitte-masu-yone!? Sugu tsukamattashi! Mucha desuyo! Tsukamatteru-hito minna mamori-kiru-nowa!! Atashi ichi-banni shiniso-desu-mon!”
Suma “But… But… Makio, you know I’m a good-for-nothing! I mean, I got captured right away! It’s too much to ask of me! Protecting everyone who got caught! I’m the most liable to die first!”
帯鬼「そうさ、よくわかってるねぇ。さあ、どれから喰おうか」
Obi-Oni “Sosa, yoku wakatteru-nee. Saa, dore-kara kuoka.”
Belt Demon “That’s right! How astute you are! Now then, which one of you should I eat first?”
伊之助(あの野郎!! 本体じゃねぇだと?ほんとだったらやべぇぞ!戦いに終わりが無ぇ!)
Inosuke (Ano-yaro!! Hontaija nee-dato? Honto-dattara yabeezo! Tatakaini owariga nee!)
Inosuke (Damn that thing! It’s not the main body? If that’s true, I’m screwed! This battle’s never gonna end!)
善逸「雷の呼吸…」
Zen’itsu “Kaminarino Kokyu…”
Zenitsu “Thunder Breathing…”
伊之助(ハッ)
Inosuke (Ha.)
善逸「壱ノ型。霹靂一閃・六連。シィィー」
Zen’itsu “Ichino Kata. Hekireki-Issen, Roku-ren. Shiiiii.”
Zenitsu “First From… Thunderclap and Flash. Sixfold.”
伊之助「お前ずっと寝てた方がいいんじゃねぇか…」
Inosuke “Omae zutto neteta-hoga iinja neeka…”
Inosuke “Maybe you should stay asleep the whole time.”
『善逸に刀を運んだのは』
“Zen’itsuni katana’o hakonda-nowa.”
“The ones who delivered Zenitsu’s sword”
ムキムキねずみ1「ムキ!」
Muki-muki Nezumi-Ichi “Muki!”
Muscle Mouse-1 “Muscle!”
ムキムキねずみ2「ムキ!」
Muki-muki Nezumi-Ni “Muki!”
Muscle Mouse-2 “Muscle!”
まきを「あの子も鬼殺隊?なんであんな頓珍漢(とんちんかん)な格好してんの!」
Makio “Ano komo Kisatsu-Tai? Nande anna ton-chin-kanna kakko shitenno!”
Makio “Is that kid a Demon Slayer, too? Why is he dressed like an idiot?”
須磨「わかんないです!」
Suma “Wakannai desu!”
Suma “I have no idea!”
帯鬼(なんなのアイツは、なんて速さ。いや、それよりも今、音が二つ鳴らなかったか?落雷のような音が重なって二つ鳴った。一つはあいつ。もう一つは…上から―――)
Obi-Oni (Nan-nano aitsuwa, nante hayasa. Iya, sore-yorimo ima, otoga futatsu nara-nakattaka? Raku-raino-yona otoga kasanatte futatsu natta. Hitotsuwa aitsu. Mo-hitotsuwa… ue-kara―――)
Belt Demon (Who is that boy? Such blistering speed! No, forget that. Didn’t I just hear two sounds? A noise like overlapping thunderbolts, creating two sounds. One was that boy. The other one… came from above?)
須磨「えっ?」
Suma “E?”
まきを「あっ!」
Makio “A!”
須磨「あっ、ああ…」
Suma “A, aa…”
帯鬼(風?風穴が空いたの?地上から何をしたら、ここまで穴を空けられるのよ!)
Obi-Oni (Kaze? Kaza’ana’ga aitano? Chijo-kara nani’o shitara, koko-made ana’o ake-rareru-noyo!)
Belt Demon (The wind? Did an air hole open up? What can you do from aboveground to create a hole all the way down here?)
伊之助「何だァ…?」
Inosuke “Nandaa…?”
Inosuke “What the hell?”
帯鬼(いる…… 誰か入ってきた)
Obi-Oni (Iru…… Dareka haitte-kita.)
Belt Demon (He’s here. Someone just came inside.)
天元「フゥ―――…」
Tengen “Fuuuuuuuu…”
帯鬼(ハッ!この気配!柱!)
Obi-Oni (Ha! Kono kehai! Hashira!)
Belt Demon (This presence! A Hashira!)
天元「んっ」
Tengen “N.”
まきを「天元様……」
Makio “Tengen-sama……”
Makio “Lord Tengen…”
須磨「ああ~」
Suma “Aaaa.”
天元「まきを、須磨、遅れて悪かったな。元気そうで一安心だ」
Tengen “Makio, Suma, okurete waru-kattana. Genki-sode hito-anshinda.”
Tengen “Makio… Suma… Sorry I took so long. It’s a relief to see you looking good!”
須磨「うう…」
Suma “Uu…”
まきを「ああ…」(昔はこんなんじゃなかったんだけどな。死ぬのは嫌じゃなかった。そういう教育を受けて来たから。“忍”だから。特にくのいちなんてのは、どうしたって男の忍に力が劣るんだし、命を賭けるなんて最低限の努力だった)
Makio “Aa…” (Mukashiwa konnanja nakattan-dakedona. Shinu-nowa iyaja nakatta. So-iu kyoiku’o ukete-kita-kara. ‘Shinobi’dakara. Tokuni Kunochi nante-nowa, doshitatte otokono shinobini chikaraga otorun-dashi, inochi’o kakeru-nante saitei-genno doryoku datta.)
Makio (He wasn’t like this before. The thought of dying didn’t bother me. Since that was how I was trained. Because I was a shinobi. Especially since a kunoichi could never hope to match a male shinobi in terms of strength. Staking my life was something I only needed minimal effort to do.)
→I think red-colored line should have been “I wasn’t like this before.” Makio is talking about herself, not about Tengen. I understand this mistake could happen since the original Japanese line doesn’t have the subject, but I think they should have been noticed the mistake when they read her whole line and watched the following backstory.
―――――――――――――――――――――――――――――――
天元「お前たちは自分の命のことだけ考えろ。他の何を置いても、まず俺の所へ戻れ。任務遂行より命。こんな生業(なりわい)で言ってることがちぐはぐになるが問題ない。俺が許す。俺は派手にハッキリと命の順序を決めている」
Tengen “Omae-tachiwa jibunno inochino koto-dake kangaero. Hokano nani’o oitemo, mazu oreno tokoro’e modore. Ninmu-suiko-yori inochi. Konna nariwaide itteru-kotoga chigu-haguni naruga mondai-nai. Orega yurusu. Orewa hadeni hakkirito inochino junjo’o kimete-iru.”
Tengen “I want you three to only think about your own lives. Above all else, your top priority is to come back to me. Life over accomplishing your mission! What I’m saying is at odds with this occupation, but it doesn’t matter. I’m allowing it! The order that lives should go in is flashy and clear cut in my mind.”
まきを「あっ…」
Makio “A…”
天元「まずはお前ら三人。次に堅気(かたぎ)の人間たち。そして、俺だ」
Tengen “Mazuwa omaera san-nin. Tsugini katagino ningen-tachi. Soshite, oreda.”
Tengen “First, you three. Second, law-abiding citizens. And finally, me.”
三人「あっ」
San-nin “A.”
天元「鬼殺隊である以上、当然のほほんと地味に生きている一般人も守るが、派手にぶっちゃけると俺、お前らのが大事だから。死ぬなよと」
Tengen “Kisatsu-taide-aru-ijo, tozen nohohon-to jimini ikite-iru ippan-jinmo mamoruga, hadeni bucchake-ruto ore, omaera-noga daiji dakara. Shinunayo-to.”
Tengen “As a Demon Slayer, it goes without saying that I’ll also protect the public leading their nonchalant, drab lives… but to be blunt in my flashy way, you three are more important to me. So don’t die on me.”
まきを(…そんなこと言っていいの?自分の命なんか優先してたら、大した仕事できないけどいいの?)
Makio (…Sonna koto itte iino? Jibunno inochi-nanka yusen-shite-tara, taishita shigoto dekinai-kedo iino?)
Makio (Is it really okay to go around saying that? If you put your own life first, you can’t get much serious work done. Is that okay?)
―――――――――――――――――――――――――――――――
雛鶴「いいんじゃない。天元様が“それでいい”と言うなら。死ぬのが嫌だって、生きていたいと思うのだって、悪いことじゃないはずよ。そういう自分が嫌じゃなければ、それでいいのよ、きっと」
Hinatsuru “Iinja nai. Tengen-samaga ‘Sorede ii’to iu-nara. Shinunoga iya-datte, ikite-itai-to omouno-datte, warui-kotoja nai-hazuyo. So-iu jibunga iyaja nakereba, sorede ii-noyo, kitto.”
Hinatsuru “I think it’s okay. If Lord Tengen says he’s fine with it. Not wanting to die or wanting to go on living… I’m sure it’s not wrong to feel that way, either. As long as you don’t despise yourself, it should be fine. I’m sure.”
まきを「そうね」
Makio “Sone.”
Makio “You’re right.”
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須磨「あっ、ああ…」
Suma “A, aa…”
天元「派手にやってたようだな。流石(さすが)俺の女房だ」
Tengen “Hadeni yatteta-yodana. Sasuga oreno nyoboda.”
Tengen “I see that you’ve been doing some flashy work. You’re my wives, all right!”
須磨「ううっ…うわーん…」
Suma “Uu…Uwaaan…”
天元「フッ。よーし!」
Tengen “Fu. Yoooshi!”
Tengen “All right!”
まきを「あっ」
Makio “A.”
須磨「わあっ」
Suma “Waa.”
天元「こっからは、ド派手に行くぜ!」
Tengen “Kokkarawa, do-hadeni ikuze!”
Tengen “Starting now, things are going to get real flashy!”
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大正コソコソ噂話/Taisho-Koso-koso Uwasa-banashi/Taisho Secret
炭治郎・善逸・伊之助「にんにん!」
Tanjiro, Zen’itsu, Inosuke “Nin-nin!”
Tanjiro & Zenitsu & Inosuke “Nin-nin!”
善逸「音柱に嫁が三人なんて、ありえないんですけど」
Zen’itsu “Oto-Bashirani yomega san-nin nante, arie-nain-desu-kedo.”
Zenitsu “The Sound Hashira can’t possibly have three wives!”
炭治郎「善逸も頑張ればいいじゃないか」
Tanjiro “Zen’itsumo ganbareba iija naika.”
Tanjiro “Well, why don’t you try for that, too, Zenitsu?”
善逸「えっ、そう?じゃあ良子さんでしょ、早苗さんでしょ、それ��ら…」
Zen’itsu “E, so? Jaa Yoshiko-san desho, Sanae-san desho, sorekara…”
Zenitsu “What? Really? Okay, then, there’s Yoshiko, Sanae, and then there’s―”
炭治郎「禰豆子に報告しないと」
Tanjiro “Nezukoni hokoku shinaito.”
Tanjiro “I have to let Nezuko know.”
善逸「炭治郎~!」
Zen’itsu “Tanjirooo!”
Zenitsu “Tanjiro!”
炭治郎「わっ!ここで大正コソコソ噂話。宇髄さんの家は一夫多妻制で、十五になったら三人の妻を、一族の長が相性を考えて選ぶんですって。でも、須磨さんは自ら立候補したそうですよ」
Tanjiro “Wa! Kokode Taisho koso-koso uwasa-banashi. Uzui-sanno iewa ippu-tasai-seide, ju-goni nattara san-ninno tsuma’o, ichizokuno osaga aisho’o kangaete erabun-desutte. Demo, Suma-sanwa mizukara rikkoho shita-sodesuyo.”
Tanjiro “Now, it’s time for a Taisho-era secret! Uzui’s family practices polygamy, and I hear that when you turn 15, the head of the family picks out three wives who are sure to be compatible. But they say Suma stepped forward herself.”
善逸「俺も忍になろっかな~」
Zen’itsu “Oremo shinobini narokkanaaa.”
Zenitsu “Maybe I should become a shinobi, too!”
天元「なら今日から忍の修行だな!」
Tengen “Nara kyo-kara shinobino shugyo-dana!”
Tengen “Then you’ll be starting shinobi training today, right?”
善逸「えっ?イヤ~!」
Zen’itsu “E? Iyaaa!”
Zenitsu “Huh? Nooooo!”
炭治郎「次回、第六話『重なる記憶』。」
Tanjiro “Jikai, dai-rokuwa, ‘Kasanaru Kioku.’”
Tanjiro “Next, Episode 6, ‘Layered Memories.’”
(Continue to Episode 6)
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yoooko-o · 11 months ago
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02/04/2024
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今度の金曜日にがんドッグが控えています。 そのため、今日から食事制限期間に突入しました🏥 人間ってワガママなもので、制限が入ると普段食べないものも食べたくなります🥺💦 ラーメンや天ぷら等、普段食べようと思わないのに…😢 唯々、堪えるしかありません🍜 特に野菜全般も控えるようにということで控えていますが、お腹いっぱいにならないので、空腹がツライです…omg
去年の宇田川投手気分です笑
そしてたまらず来ました🥢 おからはアウトですが、サラダもおからも少量だから…大丈夫よね?? 湯葉かつなんて… 揚げ物もアウトなんですが、この口が…注文してしまうんです😭
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付いてきたデザートはコーヒーゼリーですが、上には豆乳クリームがモリモリ🐻💕
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hgc211hiro · 5 months ago
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鉢物の移動
アロエとマンゴー 雨が降ったり止んだりの天気で、樹木の剪定作業は中止。そこで先月末に赤土を補充してあったので鉢物を少しいじってみました😅 かわいそうではありますがリュウゼツランは別のとこへいきます。 地元産の有機肥料と赤土を四分六くらいで混ぜてベースになる土を作ります。赤土だけでもいいかな、と思いますが嫁さんが言うには土が酸性に傾かないように! とのこと💦 今回はアロエとマンゴーなので大丈夫だと思うのですが… とりあえずやってみました。 アロエは以前に義兄からいただいたもの😊 ここから大きくしていって株分けしていくか、地植えするか考えてみます。 そしてマンゴーの発芽したヤツ💦 ベージュ色のチョイ大きめの鉢へ移動させて様子をみます。できれば地植えまでしたいのですが😅 ちゃんと育ってくれるといいですね😊 鉢物のとこで珍しいのが出ました😅 正式な名前は分かりませんが幸福の木? とか幸せの木なん…
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takigawa · 9 months ago
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石森プロ時代のお話を。 https://x.com/takigawa_w/status/1789176940924223586?s=46&t=8Vf8aUwk_B-ZbQ5UAGv05w 2011年3月11日 東日本大震災 石ノ森萬画館のある石巻市、石ノ森章太郎ふるさと記念館のある登米市も被災しました。 特に北上川の中州にある石ノ森萬画館は津波に往復で襲われました。 津波が押し寄せた時、一階の玄関エントランスなどはビルっぽい四角い形で瓦礫が突っ込みダメージを受けました。が、それより上は丸い形状が幸いして津波が逃げて建物全体の破壊は免れました。 なんと、石ノ森萬画館は石ノ森章太郎先生が生前に「中州に降り立った宇宙船のイメージで」との設計コンセプトで丸みを帯びた楕円形のフォルムだったのです。 石ノ森章太郎先生が起こした奇跡と感じました。 震災の当日、地震と津波に建物は耐えたものの、中州の橋の欄干に津波で流されかけた方々、約20名が命からがら、掴まっていました。石ノ森萬画館のOさんがこれを見つけて「萬画館の中に入ってください!」と招き入れました。 しかし北上川を上った津波が戻って来たのです。 そこで再び欄干に摑まる別の約20名の方々。またOさんが、萬画館に招き入れ、約40名の方々とOさんは、余震の中、萬画館で過ごします。 幸い、萬画館には非常用電源もあり、レストラン用の食材もあったので、石ノ森萬画館を避難所がわりに5日間過ごしたそうです。 石ノ森萬画館の職員家族の方も奇跡的に皆さんご無事でした。 以上は全て後から聞いた話ですが石巻市では有名な話となりニュースやマンガにもなりました。 東京に居た我々は心配しながら石ノ森萬画館のK役員に連絡を取り「必要なものは何ですか?」とお聞きしました。 きっと食糧、医療、衣料など不足しているものが沢山あると思ったからです。3月19日の事です。 するとKさんは「石ノ森章太郎先生の生原稿が10万枚、石ノ森萬画館に保存されています。幸い棚から一つも崩れずに浸水もせずに無事です。ただ玄関ドアが壊れてしまい、防犯的に危ないので生原稿を引き取ってくれませんか」と仰るのです。 あんなに大変な時に心配しているのは石ノ森章太郎先生の生原稿なのです。 僕は「取りに行きます。取りに行きますからその際に必要な物資を持って行きます。」とお伝えして、その日からAmazon、楽天などで簡単に食べられる各種食品、オムツ、生理用品、などなどを会社で買い込みました。 震災直後はそれらの品々こそ、なかなか物不足だったのですが、何とか集め集めて、Kさんと相談して、ようやく東北自動車道も復旧していた3月30日早朝5時にレンタルした(ガソリン不足だったので)プリウスに社員2人と僕、2トントラック🚚とその運転手さんとで、 石巻に向かいました。 途中、渋滞があったり、被害のあった道を通りながら、石巻インターに着いたのは午後1時頃だったと思います。 石巻インターに付くと高速道路の係員のオッチャンが「どこから来たの?あ、東京。何か運んでるの?」 と聞かれたので「救援用の物資、食べ物を後ろのトラックに積んで来ました。」と答えると 「許可証もらって来たの?」と言うので 「分かりません。」と答えると 「許可証あれば只になるんだけど、無いかぁ。 東京からかぁ、高いなぁ、もう高いからタダでいいよ!行きな!」と無料で通してくれたのです。 ちょっとビックリしましたが、有り難く受け入れ、石巻インターを通過しました。 そこから石巻市に向かうと最初は道もさほど荒れていなかったのですが、石巻市に近づくにつれて、瓦礫は増え道は荒れ、市内に入れば電信柱の上の方に何かが突き刺さり、船は乗り上げ、震災がいかに激烈なものであったかは、否が応でも心に刻み込まれました。 石森プロの社員二人とは「どんな事があっても俺たちは冷静でいような!」と誓い合っていたのですが、あの光景は心にズシリ、ズシリとダメージを与えます。 ようやくの思いで、石ノ森萬画館に着きましたが、中州にあった他の建物は見当たらず瓦礫の中に石ノ森萬画館はありました。 そこでKさん達にお会いできて最初にKさんが仰ったのは「遠い所、来ていただき本当に申し訳ありません。先生の生原稿は全部、無事ですから。」でした。 その言葉を聞いて、ご本人達がどんなにか辛い状況だったろうに、この言葉をかけられて、魂が震えるほど感動、感激しました。危うく泣きかけました。 これが日本人 これが東北人 これが石ノ森萬画館 これがKさん。 日本全体に「日本はどうなるのか」という気分が満ちていた2011年3月。 僕はその時に「大丈夫だ」と確信したのです。 その後、石巻市内に設置されたサイボーグ009や仮面ライダーの立像を見たのですが、なぜか全て無事で更に仮面ライダーの立像などはピカピカに綺麗なのです。 聞けば「石巻市民の方が埃がついて可哀想だからと磨いてくれているようです」とのこと。 これも涙腺に来ました。 #東日本大震災 #石ノ森萬画館 #石巻市 #石森プロ #サイボーグ009 #仮面ライダー
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mayimkjs · 5 months ago
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ES Japanese Transcription
And it starts. This ended up breaking my family's scanner so I bought my own. These are probably going to trickle out sorta slowly because of how much time it takes me to transcribe one of these. Not to mention I'll be doing edited and unedited versions of Yuno's T1 to fix an error and both of Mikoto's for clarity. Anyways, the PDF will be out soon. I've only scanned T1 right now so both books will have it's own page on archive.org.
Feel free to use this how you like with no credit to me required. Credit should go to Yamanaka. 
エス: Es
ジャッカ: Jackalope
1 | ミルグラム監獄内 エスの部屋
薄暗いエスの部屋。
深く椅子に座っているエスと、その膝の上に乗っているジャッカロープ。
ジャッカ 「わかったな…...お、 そろそろ囚人どもが気づく時間だな。準備はできてるな?」
ジャッカ 「ミルグラム第1審開始だ」
ジャッカ 「……ってな。さぁ、行くぞエス」
ぴょんとエスの膝から飛び降りるぽふっと間抜けな足音。
エス 「……どこへ?」
まだ少しうつろなエス。
ジャッカ 「『パノプティコン』。囚人共の部屋を一望できる場所だ」
エス 「パノプティコン......」
ジャッカ 「記憶が曖昧なんだろ?道案内がてら色々説明してやるよ」
エス 「あぁ、頭に霞がかかっているようだ。......すまない」
ジャッカ 「良いってことよ。いつもそうなんだ」
エス 「……?大丈夫だ。仕事に支障はない」
ジャッカ 「オッケー。じゃあいくぜ」
エス 「あぁ」
顎でドアの方を示すジャッカロープ。
ジャッカ 「……ん」
エス 「…...どうした?」
更に顎でドアの方を示すジャッカロープ。
ジャッカ 「……ん!!」
エス 「撫でればいいのか?」
ジャッカ 「チゲぇよ!開けろよドア!見りゃあわかんだろ!」
気づき納得するエス。
エス 「あぁ……」
ドアに手をかけるも途中で止まるエス。
エス 「疑問なんだが······ひとりでドアも開けられないのになんでそんなに偉そうなんだ?」
ジャッカ 「うるっせぇなぁ。開けられないのはオマエの寝室だけだ。他の部屋は俺様用の小さい入口があんだよ……誰が小さいんだコラァ!」
エス 「僕は何も言ってない」
エスがドアを開ける音。
2 | ミルグラム監獄内 通路 エスの部屋前
通路に出た2人。
長くて暗い通路が続いている。
エス 「…...長い通路だな」
ジャッカ 「ここ、お前の寝室が通路の端っこだ。この通路を挟むようにしていろんな部屋と施設があるわけ。全部説明してたキリがねぇから、今日ははぶくけどな」
真正面の小さな扉を見て問うエス。
エス 「僕の部屋の向かいは何だ?」
ジャッカ 「俺様の部屋だな。許可なく入んじゃねぇぞぉ」
エス 「予定はないから大丈夫。それに、見たところ人間が通れる大きさの扉がない」
ジャッカ 「ふん、それもそうだ」
通路を歩き始める2人。
コツコツとエスの足音が響く中会話をする。
3 | ミルグラム監獄内 通路
先を行くジャッカロープが部屋を紹介していく。あるきながら会話。
ジャッカ 「ここが囚人用のシャワー室。向かい側が倉庫。必要な備品はたいていココ」
エス 「囚人用......この通路は囚人も出入りするんだな」
ジャッカ 「あぁ。通行を許可する時間やら、���ャワーを男女別にするかどうかやら細かい生活のルールはオマエが後で決めりゃあいい」
エス 「僕が決めるのか?」
ジャッカ 「おう、このミルグラムをどう管理・運営していくかオマエに全部任せてる。地獄にするも天国にするもオマエ次第よ」
ジャッカロープの言葉に何の気無しにうなずくエス。
エス 「……わかった」
ジャッカ 「なんでか?とは聞かねぇんだな」
エス 「そういうものなんだろう。僕にはこの監獄を管理する義務ある。不完全な記憶の中でも、それだけは覚えている」
その言葉に満足そうに微笑むジャッカロープ。
ジャッカ 「......上出来だ」
エス 「……なぁ、ジャッカロープ」
ジャッカ 「あんだよ」
エス 「……もっと早く歩いてくれないと踏んでしまう」
ジャッカ 「体のサイズ考えろ!人間様がウサギに合わせろや!!!……誰がウサギだコラァ!!」
エス 「僕は何も言っていない」
ジャッカ 「ったくよぉ……。あ、ここが食堂な」
工ス 「……そういえば誰が食事を用意するんだ?ここに僕とお前以外に管理人がいるのか?」
ジャッカ 「オレ様が作ってんだよ」
エス 「なるほど。……ん?なるほど?」
予想外の答えに若干うろたえるエス。
ジャッカ 「実はオレ様はこの監獄の料理長でもある。和・洋・中なんでもござれさ」
エス 「……ちょっとした疑問なんだがその手でフライパンやら、包丁やら持てるのか?」
ジャッカ 「ぐっっと気合を入れたら持てる」
エス 「持てるのか……。その、毛とか入らないのか」
ジャッカ 「毛の生え変わり時期はすごく入る」
エス 「すごく入るのか……」
話している間に通路の突き当り、大きな扉の前にたどり着いている。
ジャッカ 「おら、馬鹿言ってる間についたぞ。その扉を開ければ、ミルグラムの中心部パノプティコンだ」
扉を開けるエス。ギギギと重い扉が開く音。
4 | ミルグラム監獄内 パノプティコン
円形のホールのような空間。
等間隔で扉が存在している。
エス 「これがパノプティコン。ドーム状になっているんだな」
ジャッカ 「おう。今オレ様たちはこの丸い部屋の北側、22時の位置にある扉から入ってきたことになる」
エス 「それぞれの扉が囚人の部屋か?」
ジャッカ 「そういうこった。この部屋を時計に見立てると、囚人番号と時刻が一致してるってわけよ。覚えやすくていいだろ?」
エス 「なるほどね」
壁にかかっている時計をチラッと見やるジャッカロープ。
ジャッカ 「ふむ。まだもうちょっと時間があるな。軽く囚人どもの紹介をしといてやるよ。つってもオレ様もツラしか見てねぇんだけどな」
こつこつと円形の部屋を時計回りに一周しはじめるエスとジャッカロープ
1時の部屋で足を止める二人。
ジャッカ 「まず、1時の位置の部屋。囚人番号1番サクライハルカ。ややこしい名前だが、男だ」
エス 「サクライ......ハルカ......」
ジャッカ 「根暗そうな顔してやがったな。ま、うまいこと心開かせて色々聞き出してくれや」
エス 「ただ、その顔すら本当かはわからないのだろう?」
ジャッカ 「フン、よくわかってんじゃねぇか。オレ様たちをあざむく擬態かもしれねぇ。ニンゲンは嘘をつく生き物だからな」
エス 「…...覚えておく」
歩きはじめる2人。
2時の部屋の位置に。
ジャッカ 「次、2時の位置。囚人番号2番カシキユノ。若い女だった。高校生くらいじゃねぇかな」
エス 「高校生くらい?囚人の年齢もわからないのか?」
ジャッカ 「囚人のパーソナルなところに興味ねぇからな、オレ様。看守のオマエが把握しとけばいい
3時の部屋。
ジャッカ 「次、3時の位置。囚人番号3番カジヤマフウタ。てアホそうな男だ。オレ様こいつ嫌い」
エス 「……顔を見ただけなんだろう?」
ジャッカ 「ニンゲン、第一印象が9割だよ。俺様に投票権があったら迷わず有罪にしてるね」
エス 「そういうものかな」
4時の部屋。
扉に刻まれている文字を読むエス。
エス 「囚人番号4番はクスノキ、ムウ?女性か?」
ジャッカ 「おう。やたら美人の姉ちゃんだ。逆にこっちは無罪にするな。美しい遺伝子は残すべきだ」
足を止めるエス。
エス 「はぁ……。そんな欲にまみれた判断基準でいいのか?」
ジャッカ 「へっ…...じゃあ何を判断基準にするんだ?ただ法律に照らして裁くんだったらオマエである意味がない」
エス 「む……」
ジャッカ 「言ったろ、オマエ自身の基準で決めればいいって。それが性や愛でも文句は言わねぇよ。監獄内恋愛を禁止しやぁしねぇからよぉ」
いやらしくニヤつくジャッカロープ。
それを見て少し口をとがらせるエス。
エス 「……くだらないな。次は?」
ジャッカロープを置いて歩きはじめるエス。
追いか��るように歩くジャッカロープ。
ジャッカ 「へっ。今回の看守さんはウブだこと。囚人番号5番、キリサキシドウ。歳は三十くらいかな。こいつはオレ様に負けず劣らずの男前だな。......色恋目線でいくと、こういう奴が集団に波乱を巻き起こしたりするんだよなぁ」
エス 「…… (ため息)」
ジャッカロープを無視して歩き6時の位置に。
エス 「真南6時の位置。これで半分か」
ジャッカ 「ここは囚人番号6番、シイナマヒル。20代前半ってとこかな。……オレ様的にはこれくらいの女が一番好みだな」 下世話なジャッカロープにイラつき、足を止めるエス。
エス 「ジャッカロープ。遊びじゃないんだろ、この仕事は」
ジャッカ 「くっくっ…...遊びのつもりはねぇよ。この仕事の本質 は人間を見ることだ。オマエにもいずれわかる」
エス 「……ふん」
釈然としない様子のエス。歩きはじめる。
ジャッカ 「囚人番号7番。ムクハラカズイ。おっさんだ。今回の最年長じゃねぇかな。体格的にも、戦闘になったらこいつがナンバーワンだろうな」
エス 「……そうだ。囚人に襲われたらどうする?その、あまたらどうする?その、あまり言いたくはないが、僕の体格で抵抗できるとは思えない」
足を止め、後半少し恥ずかしげに言いよどむエス。
ジャッカ 「安心しな。囚人どもはオレ様たち管理者への攻撃はできない。そういう仕組みになってる」
エス 「『管理者へ』つまり囚人同士はそうではないと」
ジャッカ 「ふん、冴えてるじゃないか。そういうこともあるかもしれない。お前の判決次第じゃな」
歩きはじめ、8時の部屋。
ジャッカ 「さ、次は囚人番号8番モモセアマネ。聞いて驚け。なんとランドセル背負った女子小学生だ」
エス 「そんな小さな子まで…… "ヒトゴロシ" だというのか」
ジャッカ 「くっくっく、知らねぇけどよ。幼ければ純粋で、無垢で、善良で、ってのもまた思い込みなんだろうぜ。だからこそ……」
エス 「だからこそ」
ジャッカロープの説教をさえぎるように言葉をかぶせるエス。
エス 「それを見極めるのが看守の役目だというのだろう。まるで保護者だな、ジャッカロープ」
ジャッカ 「へぇへぇ。わかってんなら、構わねぇよ」
9時の部屋の位置。
ジャッカ 「次、囚人番号9番。カヤノミコト。男だ。特に特徴がなくて言うことねぇな。量産型ってかんじ」
エス 「逆に気になる」
ぼそりと小声でつぶやくエス。
10時の部屋の位置で足を止めるジャッカロープ。
ジャッカ 「最後が囚人番号10番、ユズリハコトコ。こいつは要注意だな。見るからに只者じゃなさそうな女だった」
エス 「これで10人か」
ジャッカ 「これで囚人紹介は終わりだな。ま。あとは実際話して確かめろよ」
なにかに気づいたエス。
エス 「ジャッカロープ」
ジャッカ 「ん?」
エス 「あそこは?11時の位置。あの部屋には囚人はいないのか?」
11時の部屋に歩いていくエス。
ついていかないジャッカロープ。
エス 「他の部屋の扉よりも古いな錆びついている……外側からの錠もない」
ジャッカ 「あぁ、そこはいい。何もない」
感情の乗らない返しをするそっけないジャッカロープ。
エス 「……それは」
エスの声を遮るようにゴーンと鐘のなる音。
パノプティコンの中に強く反響する。
エス 「何の音だ......」
ジャッカ 「時間だな。囚人共が目覚めるぞ。ついに顔合わせってわけだ」
うろたえるエスに向き直り、真剣なトーンで話すジャッカロープ。
ジャッカ 「いいか、オマエ自身が持つ不安や戸惑いや疑問はすべて殺せ。お前は看守なんだ。おそれるな。囚人共にとっての権威と恐怖であれ」
エス 「……言われるまでもないよ。ジャッカロープ。業はミルグラムの看守だ。僕にはそれしかない」
ジャッカロープに背を向けるエス。
エス 「それに、実は今少しだけ楽しみなんだ。ここに集められた囚人たちと出会うのが。そして彼らの罪を知るのが」
ジャッカ 「……」
エス 「お前の言う通り、僕は僕の意思で彼らの罪を暴こう。僕はどう感じるんだろう。赦したい、赦したくない、どう思うんだろう」
自分の掌を見つめるエス。
エス 「僕は、彼らを通して、僕自身のことも知りたいんだ」
ジャッカ 「……エス」
エスの背中を見つめていたジャッカロープ。
顔を下げ、冷めた声色でつぶやく。
ジャッカ 「哀れなことだ」
突如ガシャンガシャンと囚人の部屋の錠が次々に開いていく。
ジャッカ 「……来るぞ。ぶちかましてやんな」
工ス 「あぁ。看守としての初仕事といこう」
それぞれのドアが開き、囚人たちがパノプティコンへ踏み込んでくる。
囚人たちの足音が響く。
エス 「ごきげんよう、囚人諸君。僕の名前はエス。この監獄の看守をしている」
エス 「ここは監獄ミルグラム。お前たち10人の罪を裁くために存在する」
エス 「僕がお前達について知っていることは少ない。知っているのは、お前たち全員『ヒトゴロシ』だということだけ」
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kaoriof · 6 months ago
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疲れた
テレビを見ていたら巫女に関する特集をしていた。
天地の神にぞいのる朝なきの海のことくに波たたぬ世を、という歌詞の浦安の舞をタレントが踊っていた。
辛いとき、災いのあと、自分の中にある感情にどんな名前をあげたらいいのかわからないとき、どの国でも祈りの文化がある。継承されてきたその人間の不完全さと弱さをわたしも精一杯祈りに昇華しようともがいている。
運命というのはどこでどう交差しているのかわからないものだなと思う。別れて、また出会って、また別れて。気分が落ち込んでいる9月に二度も旅行に行く約束をいれてしまった。四国と沖縄。どうか晴れやかな空と見渡しても数え切れないほどの星々がわたしの傷を癒してくれますように。もうすべてがキモすぎるんだよね、自分が。ただただ言葉にすることで吐き出すことしかできない。お母さんに泣きじゃくったら、「そういう結末でなければ、もっと悪い結末になっていたと考えるの」と言われた。  
「この間お父さんが新車を買おうと中古車のオークションに行ったんだけど、ほんの数万の提示額の差で他の人に欲しかった車を買い取られてしまって。考え方の問題なんだよね。もしその車を買っていてその次の日に乗車しているときにたまたま事故にあうかもしれない。それを防ぐための、ほんの少しの不幸だったかもしれない。そういう感じにね」
わたし、オマルハイヤームの詩がずっとすき。ずーっと前に読んだのに、聖典の一句みたいにスッと思い出せる。
・自己礼賛の生を、お前はいつまで送るのか。存在と非在の探求に、この生を過ごすのか。酒をのめ。苦悩にむしばまれた人生は、酵いか夢のうちに過ぎていくのがいいのだ。
・わが心よ、神秘の謎を解くことはお前にできず、すぐれた知者の境地にいたることもできはしない。盃に酒をみたし、この世を天国にするがよい、あの世で天国に行けるかどうか分からないのだから。
酒なんて飲んでもいいことないけどさ、不器用なだけなんだよね。ただただ幸せになりたかった。いつも堰き止めているものを泣いて笑って洗い出して馬鹿になりたかった。でも、もう飲まないようにしよう。人生を捻じ曲げているみたいな感じがするから。まっとうな形で、まっとうな言葉を放って、まっとうな人と出逢いたい。わたしはたしかに神秘の謎を解くこともできないし、すぐれた知者の境地にいたることもできない。あの世で天国に行けるかどうかも分からない。だから精一杯生きよう、ぜんぶぜんぶ「そうあるべきだった」と考えて、まるごと愛そう。人間というのはほんとうに弱くて馬鹿な生き物だなと思う。でも、大丈夫、きっと全て良くなっていく、わたしは世界を、台風の雨みたいにわっと降りかかるその奇跡の連鎖のひと雫を、広大な土地を、弱き人間の名もなき哀しみを愛していて、それと同じくらい世界に愛される。
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