#天気も大丈夫
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「あの、俺、刺青入ってますけど、大丈夫ですか?」
車でホテルに到着する直前に言われる。何を今更というよりも、むしろ、アゲっすよ。
遡ること数時間前、平日だというのにムラムラした俺は、いい感じの雄を見つけて、約束をする。
「〇〇駅まで来られますか?」
準備を済ませ、指定された場所に到着すると、イケ雄が白いミニバンで待ってくれていた。
「行きつけのホテルがあるんで」
道中、話を聞いてみると、バイだそうだ。男とヤるのは久しぶりらしい。そのうえ、ケツを使うのは初めてだという。これは是非とも気持ちよくなっていただかねば。
ホテルの部屋に到着すると、お互いに服を脱ぎ出す。話の通り、全身刺青だ。それだけでスゲェアガる。肝心のそこはというと、ふてぶてしいブツがたっぷり存在感を示している。それどころか、先には銀色のピアスまで装備している。やべぇ、これだけで疼いちまう…。
シャワーを浴びると、そいつはベッドの上に仰向けになるので、その足元から近づき、おもむろに頬張る。あぁうめぇ…。舌でコロコロと転がしながら、頭をゆっくり上下させる。根元から先に向かって絞り上げるように、じっくり堪能する。不意に頭を押さえつけられ、喉奥まで突っ込まれる。えづくところを見るのが好きなようだ。こちらも負けじと、下腹部に力を入れて喉を拡げる。
そろそろ跨ってもいいっすか?
「いいですよ。」
お互いの必要な部分にローションを塗り付ける。そしてそこが見えやすいように、跨る向きを工夫する。おっ!先が触れる。やべ気持ちいい。ピアスが道を作り、自然と開いてゆく。あっ!ナマの感触がたまらねぇ。おぉ、ゆっくり入ってくる。少しずつ、少しずつ、前後に動かしながら、確実に。あぁデケェ…。どんどん奥へと。奥へと。奥へと…。
「スゲェ、全部入りましたよ!トロトロなんですね!というか、熱いですね!」
そいつは���喜の声を上げて、腰を突き上げてくる。うぉあ、気持ちいい…。あぁ、腰が勝手に動いてしまう。優しく握るように中を動かし、その雄々しさを味わってゆく。ほんまにたまんねぇ…。脳天まで響いてくる。
「ひっくり返していいですか?」
そう言うが早いか、体勢を入れ替え、覆い被さってくる。両腕を上に挙げさせられ、脇の下へと顔を押し付けてくると、思い切り呼吸をしている。
「好きなんですよ、この匂い。」
そう言うだけあって、俺の中に入っているそこが一際大きく硬くなる。あぁ、また一段奥が開いてゆく。
「動かしますね。」
ズン…。ズン…。まるでそんな音が聞こえてくるような腰使い。だいぶえぐられてるのに、気持ちよさしか感じない。どんどん蕩けていく感じがする。まじでたまらねぇ。
「あぁ、ここが特に気持ちいいです。トロトロです。」
形がわかる。ああ、デカマラで犯してくださってるんだという実感が湧く。縮んだ俺のからは、嬉し涙が糸を引いている。
「たまらないです。男のケツって、こんな気持ちいいんですね!」
喜んでいただけて、ほんまに嬉しい。ついつい余計に奥へと導き銜え込んでしまう。
「そろそろイきそうです。中に出してもいいですか?」
もちろんです。待ってました!そいつはまた脇の下の匂いを嗅ぎながら、動きを速めてくる。あぁ、どんどん奥へと入ってくる…!
「あぁ、やばいです。イきそう、イク、イクイクイクイク…………!」
ガツンと奥にズルっと入ってくる。ヌルっとした感触がエロさを増す。あぁ、種付けてくださった。なんてありがたい、尊いんや。中でビクビクしている。最後の一滴まで吐き出しているかのよう。嬉しい。気付けば、俺もなんだかわからない液体を垂れ流している。
そいつは肩で息をしながら、俺の上で休憩しつつ、耳元で、
「気持ちよかったです。」
と満面の笑顔で囁く。その声の響きに、思わず、中をビクッと締めてしまい、もう一度、ドロっと出してしまった。ビクンという返事がたまらない。あぁ、やべぇ。また疼き出す。
「なかなか入る方いないので、中でイけて嬉しいです😄。」
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石森プロ時代のお話を。 https://x.com/takigawa_w/status/1789176940924223586?s=46&t=8Vf8aUwk_B-ZbQ5UAGv05w 2011年3月11日 東日本大震災 石ノ森萬画館のある石巻市、石ノ森章太郎ふるさと記念館のある登米市も被災しました。 特に北上川の中州にある石ノ森萬画館は津波に往復で襲われました。 津波が押し寄せた時、一階の玄関エントランスなどはビルっぽい四角い形で瓦礫が突っ込みダメージを受けました。が、それより上��丸い形状が幸いして津波が逃げて建物全体の破壊は免れました。 なんと、石ノ森萬画館は石ノ森章太郎先生が生前に「中州に降り立った宇宙船のイメージで」との設計コンセプトで丸みを帯びた楕円形のフォルムだったのです。 石ノ森章太郎先生が起こした奇跡と感じました。 震災の当日、地震と津波に建物は耐えたものの、中州の橋の欄干に津波で流されかけた方々、約20名が命からがら、掴まっていました。石ノ森萬画館のOさんがこれを見つけて「萬画館の中に入ってください!」と招き入れました。 しかし北上川を上った津波が戻って来たのです。 そこで再び欄干に摑まる別の約20名の方々。またOさんが、萬画館に招き入れ、約40名の方々とOさんは、余震の中、萬画館で過ごします。 幸い、萬画館には非常用電源もあり、レストラン用の食材もあったので、石ノ森萬画館を避難所がわりに5日間過ごしたそうです。 石ノ森萬画館の職員家族の方も奇跡的に皆さんご無事でした。 以上は全て後から聞いた話ですが石巻市では有名な話となりニュースやマンガにもなりました。 東京に居た我々は心配しながら石ノ森萬画館のK役員に連絡を取り「必要なものは何ですか?」とお聞きしました。 きっと食糧、医療、衣料など不足しているものが沢山あると思ったからです。3月19日の事です。 するとKさんは「石ノ森章太郎先生の生原稿が10万枚、石ノ森萬画館に保存されています。幸い棚から一つも崩れずに浸水もせずに無事です。ただ玄関ドアが壊れてしまい、防犯的に危ないので生原稿を引き取ってくれませんか」と仰るのです。 あんなに大変な時に心配しているのは石ノ森章太郎先生の生原稿なのです。 僕は「取りに行きます。取りに行きますからその際に必要な物資を持って行きます。」とお伝えして、その日からAmazon、楽天などで簡単に食べられる各種食品、オムツ、生理用品、などなどを会社で買い込みました。 震災直後はそれらの品々こそ、なかなか物不足だったのですが、何とか集め集めて、Kさんと相談して、ようやく東北自動車道も復旧していた3月30日早朝5時にレンタルした(ガソリン不足だったので)プリウスに社員2人と僕、2トントラック🚚とその運転手さんとで、 石巻に向かいました。 途中、渋滞があったり、被害のあった道を通りながら、石巻インターに着いたのは午後1時頃だったと思います。 石巻インターに付くと高速道路の係員のオッチャンが「どこから来たの?あ、東京。何か運んでるの?」 と聞かれたので「救援用の物資、食べ物を後ろのトラックに積んで来��した。」と答えると 「許可証もらって来たの?」と言うので 「分かりません。」と答えると 「許可証あれば只になるんだけど、無いかぁ。 東京からかぁ、高いなぁ、もう高いからタダでいいよ!行きな!」と無料で通してくれたのです。 ちょっとビックリしましたが、有り難く受け入れ、石巻インターを通過しました。 そこから石巻市に向かうと最初は道もさほど荒れていなかったのですが、石巻市に近づくにつれて、瓦礫は増え道は荒れ、市内に入れば電信柱の上の方に何かが突き刺さり、船は乗り上げ、震災がいかに激烈なものであったかは、否が応でも心に刻み込まれました。 石森プロの社員二人とは「どんな事があっても俺たちは冷静でいような!」と誓い合っていたのですが、あの光景は心にズシリ、ズシリとダメージを与えます。 ようやくの思いで、石ノ森萬画館に着きましたが、中州にあった他の建物は見当たらず瓦礫の中に石ノ森萬画館はありました。 そこでKさん達にお会いできて最初にKさんが仰ったのは「遠い所、来ていただき本当に申し訳ありません。先生の生原稿は全部、無事ですから。」でした。 その言葉を聞いて、ご本人達がどんなにか辛い状況だったろうに、この言葉をかけられて、魂が震えるほど感動、感激しました。危うく泣きかけました。 これが日本人 これが東北人 これが石ノ森萬画館 これがKさん。 日本全体に「日本はどうなるのか」という気分が満ちていた2011年3月。 僕はその時に「大丈夫だ」と確信したのです。 その後、石巻市内に設置されたサイボーグ009や仮面ライダーの立像を見たのですが、なぜか全て無事で更に仮面ライダーの立像などはピカピカに綺麗なのです。 聞けば「石巻市民の方が埃がついて可哀���だからと磨いてくれているようです」とのこと。 これも涙腺に来ました。 #東日本大震災 #石ノ森萬画館 #石巻市 #石森プロ #サイボーグ009 #仮面ライダー
https://x.com/takigawa_w/status/1789176940924223586?s=46&t=8Vf8aUwk_B-ZbQ5UAGv05w
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サウナでの体験談①
まずは自己紹介から。
俺は短髪色黒髭ありガチムチ系マッチョリバ。
今日はガッツリ天国見たくて買い物。
ネタ仕込んで入店。
個室まで取って気合満々。
ケツも綺麗にして入店したので、個室で即詰め15準備。
この瞬間が一番緊張する。
ネタへの期待や失敗できない不安から。
入れた瞬間、心拍数倍脈打って全身溶けるように気持ちいい。
思わず「やべぇ〜」って声に出してしまう、
頑張って片付けブツをしまう。
周りにアピールするようにデカメに音立てて個室の鍵を開放。
ビンビンに肥大した乳首を自らいじり、溜め息のようなデカめの吐息が出す。(出すと言うかダダ漏れちゃう感じ)
それを聞き付けるかのように他の個室ドアが開く音。
全裸で目隠しして膝立ち、個室入口に背を向ける恰好で乳首をいじり続ける。
ガチャと個室入口ドアが開き、人の気配。
(ドア開けて初見は恐らく大半の人がビックリしてる。恐らく引いてドア閉める人も。)
一人でこんな変態待機してるヤツはまあーいないだろうし。
まあ中途半端なノリの人に絡まれてダレるのはごめんなので、振り切ってる変態キャラをキメる。
その変態待機姿にビビらず手を出してくるヤツはノリ良い奴が多い。
一歩一歩様子伺うように近付いてきて
(恐らく)上から下までボディチェックをされ、OKならば大抵自らイジってる乳首をさぐるように追加で責められるか、いきなり口元にチンポ当てられる。
目隠し越しにもデカマラなのがわかるとアガる。
夢中になってしゃぶりつきながら
すかさず相手の空いた両手を俺の乳首に誘導する。
ガンギマって肥大した乳首を皆コリコリといたぶってくれる。(膝立ちだとこのポジションに持っていきやすく、お気に入りの流れ)
声が抑え切れず吐息も絶え絶えになる。
この時点でヒィーヒィーに言ってもうとろけそうになる。
そんな漏れた吐息を聞き付けて、ガチャと別の個室入口ドアが開く音。
俺は変わらず入口に背を向けてるので
どんなヤツかは見えねえ。
がしかし完全に仕上がってる俺は無条件でケツマンコを突き出す。
俺の前にいる一人目のチンポを右手でシゴきながら
空いた片手で自らケツタブを開きおねだりをする。
二人目は有無をいわせずいきなり生チンポを宛てがって来て、ゆっくり奥に押し込んでくる。
デカい裂けそうになりながら、頭ん中でブチブチ聞こえてきそうな勢いで入り込んでくる。
全部入れると一言「大丈夫か?」と。
俺は死にものぐるいで「付いて下さい」と哀願する。
グッチャグチャグッチャグチャとピントンが始める。
一人目の男に口マン塞がれながら
乳首をイジられ、ケツマンコには生チンポ。
マジで昇天しそうな最高の瞬間。
明日のことなんてもうどうでもよくなる。
ケツマン掘ってるのは若いのか勢いに任せてパンパンパンパン掘り込んで来る。
二人目「やっべイキそう。中に欲しいか?ん?あ?」
俺「中に下さい」と声を振りしぼり哀願。
二人目「おらー、イクぞーーーー出る」
ケツの気持ち良いところがジュワっと熱くなる。
ネタを注入されたようだ。
一人目は口マンから離れ今か今かと自分のタイミングを伺いシコシコ。
二人目のが抜かれると同時に一人目が入ってくる。
続く。
※このストーリーはフィクションです
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Sarah Àlainn - Celestial Christmas Concert
サラ・オレイン
~ 天使と天上の音楽 ~
念願だった日本の協会でのクリスマス。
11年目でやっと実現できました。
色々なサライブをプロデュースして来ましたが、どれも特別な思い入れがある中。
今回は1番印象に残るステージの一つになりました。
これをきっかけに、また日本の教会でコンサートが実現できれば幸せす。
個人的にはとても長崎に行きたく、、、チャンスに巡り合えることを祈っています!
では、プロデューサラからのライナーノート。
今回のセトリ。デザインさせて頂きました^^
夏のオーストラリアで育ったため、リースのサラは半袖。
寒さにとても弱いものの(昨日のライブでもカイロを貼ってて落ちないかドキドキ)、
クリスマスはやっぱり寒いのがしっくり。
1. Pie Jesu (Andrew Lloyd Webber)
2. Bring the Snow『ムーミン谷とウィンターワンダーランド』
3. Toccata (J.S. Bach) ~ Shchedryk/Carol of the Bells
4. Eternal Rest 『蒼き革命のヴァルキュリア』
5. Eight Melodies 『MOTHER』
6. Hijo de la Luna
7. Airmail Special Xmas Vers.
8. Hallelujah (Leonard Cohen)
9. Andata (坂本龍一)
10. Merry Christmas Mr. Lawrence 『戦場のメリークリスマス』
11. Joyful Joyful / 第九
12. O Holy Night
ENCORE
13. Ave Maria (Vavilov)
14. Silent Night
15. Nessun Dorma
16. You Raise Me Up
海外の協会や大聖堂といえば、キャンドル🕯️
本物はNGとのことで、こちらに。帰って我が家のツリーの下に🎄
今回のサラスタイルは、一番好きな純白。
1部はサラッと見つけた衣装!今回ネックだったのは、パイプオルガンの弾き語り。
普段はもっと高いヒールを履いてパフォーマンスをしているのですが、ペダルがもちろんキツく不可能。
因みに、ペタンコな靴でも試したところ、これもこれで初心者にはとても踏みにくく、多少ヒールがあった方が演奏しやすかったです。
長いスカートも足の動作の邪魔になるため、とても苦労しました。最終的には普段より低いヒール(これで)に動きやすいドレスに出会えました。オープニング、アンコール、エンディングの演出としてバージンロードを歩きたかったため、
それにしてはカジュアルすぎる姿かなと思い、裾が長い素敵なビジューのケープに出会えました。
アンコールではお世話になってる方々のお衣装:
Instagram
Dress: DRESS SALON Lu:Che @dress_salon.luche
Veil: @paradisewest
Hair & Make up: @west_kuboki
アー写でも着てた一点もののヴェールとウェディングドレス。
華やかな衣装も大好きだけど、普段着も含めて、基本一色でシンプルなスタイルが1番好き。
見えにくかったはずですが、アクセサリーには十字架のネックレス。
Sarah’s Angels
チャーリーズ・エンジェルともちろんかけてます。
ピアニストの宮本貴奈さんは色々な意味で今回救いの天使でした!
Soprano/ SAK.
Mezzo Soprano/ 渡辺磨裕美
Alto/ 会原実希
Tenor/ 大山桂佑
エグイアレンジにも関わらず🙇♀️サラッと歌われて素晴らしかった👏Bravi!
皆さんのシックな衣装が会場にぴったりでした。
実はAngels’のスタイリングもしてたのですが。。なんと、衣装が間に合わず(本番の次の日に到着><)
いつかまたぜひこちらも着て一緒に歌いたいものです!
では、音楽のもう少し詳しい編成や演出について。
聖なる場所で、今回はとても分かりやすいテーマとメッセージがあったこともあり、
MCを最小限にし、音楽中心のコンサートに。
アルバムやテレビと違って、コンサートでは自分の思いを自由に語れる貴重な場なので、
基本話せる時は話したいですが、今回はより音楽に集中できたため(ツアーでは毎回MC=ー「笑い」に命をかけていますw)、こういうコンサートも続けたい。
1. Pie Jesu (Andrew Lloyd Webber)
Takanaのクリスマス・アドリブから始まり、イエスキリストを讃える一曲へと繋がる。
色々な作曲家のPie Jesuがありますが(Faureフォーレのも好きで迷いました)、アルバムに収録されてることと、京都音舞台での思い出もあり(お寺でのPie Jesuなんて、日本の神は心が広い)、Andrew Lloyd Webberバージョンに。
皆さん驚かれたかもしれませんが、後ろから登場し、キャンドルを灯し、歌いながらバージンロードを歩きました。
教会の大きな十字架✝️を見ながら歌う感覚。
色々な感情が心に重く、深く、宿る。
2. Bring the Snow『ムーミン谷とウィンターワンダーランド』
クリスマスは基本違和感と寂しい思い出しかなかったですが(夏のオーストラリアで、クリスマスを祝わない家族)、
昔からクリスマスソング・キャロル・讃美歌が大好き。とても嬉しいことに、オリジナルのクリスマスソングを歌わせて頂いています。それも、憧れのムーミンの。映画『ムーミン谷とウィンターワンダーランド』で英語版と日本語版で主題歌を歌わせて頂くクリスマスの奇跡が起こりました。
そんなムーミン一家も、クリスマスはお祝いしません。
クリスマスが何なのかすら、知りません。
でも、「クリスマスさんがやってくる!」
人と勘違いしてる?
ツリーの飾り方も分からず独特。テッペンには薔薇。
そんなムーミンは、何よりも大事なクリスマスのメッセージに気づきます。
そんなハートフルなクリスマスソングを教会でも歌えるなんて。
年に一度しか使えないと思ってゲットした鈴は、今日も大活用。
3. Toccata (J.S. Bach) ~ Shchedryk/Carol of the Bells
さあ、ここからが難関。思いだすだけで冷や汗。
人生初のパイプオルガン演奏。弾き語り。そして途中で指揮。
本来予定してなかったのですが、教会の下見��行った時、オルガンを見て、これは演奏してみたい!、と燃えてしまいました。
どの楽器もマスターするのに難しいですが、その中でもパイプオルガン奏者にはリスペクトしかありません。
ピアノ、チェンバロと違って、鍵盤が三段階。それぞれ音色は違いますが、その音色をさらに左と右横にあるストッパーで調整する。演奏中引っ張ったり押したり大忙し。シンセも昔から好きだったので、感覚が似てて、音色を選べるのはとても楽しいです。演奏してる間は別問題ですが^^;そして、私にとって何よりも困難だったのはペダル。ペダルも鍵盤になっているんです!ひ〜
エレクトーンの経験もないので、シクシク家で妄想練習。手書きの鍵盤。
あるピアニストがピアノがなくて紙の鍵盤で練習したという都市伝説を聞いたことがあったけど、
本当だったかもしれない。
最初はオルガンソロのみ予定してて、何が良いかなと思って、冗談で「バッハのトッカータとフーガニ短調BWV 565」なんて!と言ったら、ピアニストの塩入俊哉さんが、「それで良いんじゃない」と真面目に答えられてから、やることになっちゃいました(塩入さん、体調回復されて、元旦でお会いします^^)
どうやって鍵盤を弾きながらペダルを踏んで歌うのだろうか。。。練習ができないため、
今回はずっと足を見て演奏するしかない。
そのため、普通のマイクではなく、ヘッドセットをお願いしました。
ここで合唱が登場したらカッコ良いなと思い、バッハからウクライナの新年の曲「Shchedryk」、別名「Carol of the Bells」(ホームアローンやテーマパークでもよく流れるクリスマスの定番)に繋がる。
ペダルを踏んでない時は指揮。オルガンが大きくて見えにくい位置でしたが、さすが聖歌隊、
Sarah’s Angels見事について来ています。
「Carol of the Bells」 「鐘のキャロル」というだけに、パイプオルガンにも鐘があるので、このチャイムをペダルと鍵盤でもONに。
今回は合唱のアレンジをさせて頂き、こちらも燃えました。
GLORIA CHAPELだけに、アレンジに「Gloria」(讃美歌)も取り入れました。
ウクライナ語、早口英語(合唱お見事)、脳みそがフル回転に働かされる一曲でした。
足元の動画をとってあとで見返してみると、おそらくこの姿勢で筋肉痛になったかと。
YouTubeにアップしました!
動画編集に苦戦。いくつかのカメラが音と映像がシンクしない。多分カメラの位置とホールの響きの影響も?
また、見返して思い出したのは、音のディレイ。特にオルガンは、鍵盤を弾いてる時と、実際に聞こえてくる音とズレがあります。ゆっくりなところは大丈夫でしがた、早いパッセージは心臓バクバク。
【LIVE】Shchedryk Carol of the Bells /Pipe Organ, Voice & Choir|Sarah Àlainn サラ・オレイン | パイプオルガン弾き語り
<初!パイプオルガン弾き語りinウクライナ語+指揮🎄>
youtube
4. Eternal Rest 『蒼き革命のヴァルキュリア』
ここでやっと普通のMC。
次からは合唱メインの選曲へ。
今回リーダーのSAK.に合唱についてご相談させて頂きました。SAK.とのご縁はゲーム音楽のコンサート。
そんな繋がりもあり、一番最初に合唱とやりたい!と浮かんだ曲は、ゲーム音楽でした。
私の歌のデビューは光田康典さんのゲーム音楽『ゼノブレイド』の「Beyond the Sky」。
よくライブで歌わせて頂いている大切な楽曲。SEGAの 『蒼き革命のヴァルキュリア』でもコラボが実現。
ラテン語で英語で作詞させて頂き、とても好きな世界観。でも、ライブでは一度も歌ったことがありません。
レコーディングでは自分の声を何重に重ねたセルフ・クワイヤー。
ループするようなラインでもないため、ルーパーでも一人でライブでは歌えません。
今日までは!
合唱のおかげで、やっと生でこの歌が届けられる!テーマも「Requiem(レクイエム)」なので教会にもぴったり。
ゲームの中では死神の歌なので、プレイヤーとしてはあまり聞きたくない曲かもしれませんが^^;
さらに、この曲は完全にアカペラ。オリジナルと同じように表現できた喜び。
アカペラが大好きで、合唱の皆さんにまたハードルが高い曲を2曲目に持って来たのにも関わらず、Bravo!
正面向きながらの指揮。
5. Eight Melodies 『MOTHER』
ルーツのvgmが続きます
ご縁があり、作曲家のChip Tanaka(田中宏和さん)の前で彼の作品をいくつか演奏する貴重な機会がありました。私が最初にプレイしたゲーム機はGAME BOY(ゲームボーイ)。唯一入ってたゲームがDr. Mario。今でも完璧に覚えてるあのチップチューン。それがまさかのChipさん作曲。そんなDr.MarioとRPG『MOTHER』をご本人の前で演奏させて頂く夢のようなステージがありました。
その時はサラカルの編成だったため、歌とヴァイオリンはルーパーを使ってました。
この名曲をSt. Paul’s Cathedral Choirが歌われてるバージョンをサラジオでも以前お届けしましたが、
これぞ教会で聞きたい一曲!ゲームでは8つのメロディーが物語のキーとなるのですが、アレンジバージョンには英語歌詞がつきました:
Take a melody, simple as can be
Give it some words and sweet harmony
Raise your voices, all day long now, love grows strong now
Sing a melody of love, oh love…
作詞:Linda Hennrick
作曲:鈴木慶一さん/Chip Tanaka
簡単なメロディーをとって、歌詞をつけて、
優しいハーモニーを当てて、
声をあげて、愛のをメロディーを共に歌おう。
何とも純粋な美しい歌詞。。。
以前のループも生かしつつ、合唱とピアノ演奏を加えた教会バージョンにアレンジ。
Chipさんに映像を送らなければ〜年末は休めるのだろうか^^;
今回は出番が短かったですが、ここでサラ・オリジナル八ヶ岳カリンバが重要なところに登場。
シンプルなメロなので、これもいずれ皆さんとカリンバで演奏するのが夢です^^
6. Hijo de la Luna
合唱がミステリアスなピアノアドリブの中ゆっくり去っていく。
ガラッと雰囲気を変えて、不思議なスペイン語の世界へ。
スペイン語は話せないので、早口言葉がとても難しい一曲です。
子供の時ラジオでも流れてたヒットで馴染みがある一曲なのに、大人になってから歌詞の意味を知り、びっくり:
かなりダークです
当日のセリフをそのまま:
『母といえば、息子が欲しかったお月様の話、ご存じでしょうか?
ある女性の望みと引き換えに、息子を手にした、お月様
女性は望み通り、夫をもらった。
でも、その間に産まれた子は、夫と違い、肌色が真っ白だった。月のように。
あまりの怒りに、夫は女性に怒り、最悪な結末に。
お月様は、こうして母になった。
「お月様、腕がなくて、あなたはどうやって息子を抱くの?」
「三日月になって、息子を揺らすのよ。」
Hijo de la Luna 月の息子』
やっぱり怖い。
ヨーロッパで大ヒットしたMecanoの名曲。オリジナルがとにかくカッコ良い。
Takanaからお借りしたシェーカー(振り方、角度によって音が変わる!欲しい)も登場。
音楽的にはシンプルに1番、サビ、という構成ですが、違和感がある転調があったり、
演奏してみると意外とミスしやすい(そして目立ちやすい)、難関な曲。
7. Airmail Special Xmas Vers.
今回のセトリからカットされそうになった一曲。
でも、リハで試しに一回Takanaとやってみて、これはやっぱり入れなきゃとcome-backしたジャズナンバー。
「天上の音楽」とはかけ離れたイメージだけど、普段のライブなら元気に盛り上がる・アップテンポな曲が入ってからの重ための曲の流れを意識してるので、やっぱり息抜きできる一曲が必要。
炭水化物好きでもたまには野菜を挟んだほうが良い、的な?
ただ、中々息する暇もない、かなりのアップテンポで音かずが多い一曲。
以前ハマジャズで急遽この曲をやることになり、必死にElla Fitzgeraldの音源を完コピ。
バンドが初めて歌ったと信じてなく、嬉しくも複雑な(嬉しい)ライブでした。あんなに必死に歌を覚えたのは初めてです。
ヴァイオリンでは速い曲はたくさんありますが、歌はどうしてもバラードが多く、
こういう一曲を待ってました!
クリスマスネタをあちらこちらにアドリブで飾っていく。
さすがJazz出身のTakana。刺激されて、色々湧きでくる、セッション!
ちょうど次の曲のセットチェンジもあるので、ここで会場に降りました。
ワンピ+ヒールが低いと本当に簡単に動き回れる〜
Airmail Specialと並んでYoasobiさんの「アイドル」が同じ部類のもの。癖になる。
続きはPART 2 で!
#サラ・オレイン#sarah àlainn#sarah alainn#サラオレイン#サラ#サラスタイル#violin#ヴァイオリン#sarah styling#multi instrumentalist#マルチプレイヤー#パイプオルガン#pipe organ#carol of the bells#shchedryk#Youtube
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Legends and myths about trees
Celtic beliefs in trees (15)
H for Huath (Hawthorn) - May 13th - June 9th
“May tree - Sixth month of the Celtic tree calendar (Ref)”
colour: midnight blue; Gem: lapis lazuli; Gender: female; Patrons: Olwen, Blodeuedd, Chaldean, Humen, Selene, Virgin Mary; Symbols: love + marriage, fertility + birth, reproduction, heart
The short, thorny, graceful hawthorn. The slender hawthorn trunk and branches twist as the years go by. In winter they are particularly beautiful, standing clinging to misty wildernesses and craggy rocky outcrops, or clustered on open ranges of hills that their appearance is spectacular. Leaves and flowers appear simultaneously in May, signalling the change of season from spring to summer. Hawthorn flowers bloom in clusters, so that at the height of spring, rows of white froth run across the fields and mountains, a scene aptly captured by the English writer H. E. Bates as 'the fluffy cream floating in May'.
In spring, when the hawthorn flowers are in full bloom, the air releases a musky, sweet, rich fragrance all around. Small round berries turn burgundy in autumn.
In Ireland, hawthorn is still cherished as a magical tree protected by the fairy kingdom. Tradition has it that if you cut down a single hawthorn tree standing alone in a field or burial mound, you will lose your livestock and household possessions.
Hawthorn trees protect wells and springs as fairy trees. The beautiful flowers of hawthorn are also said to deliver prayers to the heavens. Even today, many people tie rags and other items to hawthorn trees standing near wells and springs, wishing for good luck or that their love will reach the person they love.
Before Christianity, hawthorn was the supreme fertility symbol and at the May Festival, people confided their love, danced to their heart's content and made love in the woods. Among the Celts, spring was the season for marriage, and it was customary to bring a bouquet of hawthorn flowers to weddings to ensure that the couple would be blessed with children.
In Britain, the earliest known hawthorn goddess was Olwen ('white footprints'), a woman of courage, wit and beauty. The well-known mythological tale of Culhwch and Olwen, in which King Arthur's cousin, Culhwch, overcame 40 impossible tasks that seemed virtually unattainable set out by Olwen's father, the giant king, Yspaddaden, and marry his beloved Olwen.
As the beautiful, white hawthorn flowers opened, people celebrated the power of nature and love to bring new life into the world and marvelled at the miracles of sexual activity, pregnancy and childbirth. For the Celts, sexual activity, pregnancy and childbirth were not something to be ashamed of, but an essential part of life and a sacred expression that one could love.
木にまつわる伝説・神話
ケルト人の樹木の信仰 (15)
HはHuath (サンザシ) - 5月13日 - 6月9日
『5月の木〜 ケルトの木の暦(参照)の第6月』
色: ミッドナイト・ブルー; 宝石: ラピスラズリ; 性: 女性; 守護神: オルェン、ブロダイウェズ、カルデア、ヒュメン、セレネ、聖母マリア; シンボル: 愛+結婚、豊穣+出産、生殖、心臓
背丈が低くとげをもった優雅なサンザシ。ほっそりとしたサンザシの幹や枝は、年が経つにつれてねじれていく。冬になるとその姿は特に美しく、霧の立ち込めた荒野や、ごつごつとした岩の露頭にしがみつくように立つ姿、また広々と連なる丘に群れをなしている様子は、見事というより他はない。葉と花は5月に同時に姿を現し、春から夏に季節が変わることを知らせている。サンザシの花は群れを成して咲くことから、春の盛り、白い泡立ちの列が野山を縦横に走り、その様子を英国人作家のH・E・ベイツは、「五月に浮かび上がるふわふわしたクリーム」と的確に表現している。
春、サンザシの花が満開になると、麝香 (じゃこう)のような甘く濃厚な香りがあたり一面に放たれる。小さな丸い実は、秋になるとワインレッドに変わる。
アイルランドでは今もなお、サンザシは妖精の国に守られた魔法の木として大切にされている。野原や埋葬塚に一本だけぽつんと立っているサンザシの木を切ると家畜を失うか家財を無くすという伝承もある。
サンザシは妖精の木として、井戸や泉を守っている。また、サンザシの美しい花は祈りを天まで届けてくれるという。現在でも井戸や泉のそばに立つサンザシには、幸運が訪れるますように、あるいは好きな人に思いが届きますようにと願う大勢の人々が、布きれや品物を結び付けている。
キリスト教以前は、サンザシは最高の豊穣のシンボルであり、5月祭には、人々は愛を打ち明け、心ゆくまで踊り明かし、森で愛を交わした。ケルト人の間で春は結婚の季節であり、夫婦が子宝に恵まれるように、結婚式にはサンザシの花束を持っていく習慣があった。
英国では、サンザシの女神として最も古くから知られているのが、勇気と機転と美貌の持ち主、オルェン (‘白い足跡’の意)。アーサー王の従兄弟であるキルフーフが、オルェンの父である巨人の王アスパザデンが課した事実上達成不可能と思われる40の無理難題を克服し、愛するオルウェンと結婚した神話『キルフーフとオルェン』がよく知られている。
美しく、そして白いサンザシの花が開くと、人々は、新しい命を宿す自然と愛の力を祝福し、性の営み、妊娠、出産という奇蹟に驚きの声を上げた。ケルト人にとって、性行為や妊娠、出産は恥ずべきことではなく、人生になくてはならない大切な一部であり、人は愛することができるということの神聖な表現であった。
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Episode 5: Things Are Gonna Get Real Flashy!! / 第五話『ド派手に行くぜ!!(どはでにいくぜ/Dohadeni Ikuze!!)』
*Green colored words are only in anime, not in original manga, and we usually call them “アニオリ/ani-ori(アニメオリジナル/anime-original)".
宇髄天元(んっ!あっ…!雛鶴!)
Uzui Tengen (N! A…! Hinatsuru!)
Tengen Uzui (Hinatsuru!)
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雛鶴「すみません、天元様…」
Hinatsuru “Sumi-masen, Tengen-sama…”
Hinatsuru “Forgive me, Lord Tengen.”
天元「いいから、もう喋るな」
Tengen “Iikara, mo shaberuna.”
Tengen “Never mind. Stop talking.”
雛鶴「蕨姫花魁(わらびひめおいらん)が鬼だと気づいたのですが、向こうからも怪しまれ、毒を飲み店から抜け出そうとしたのですが、蕨姫花魁に渡されたこの帯が、監視及び殺害を目的にしたものだったようで、連絡ができなくなりました」
Hinatsuru “Warabihime Oiranga oni-dato kizuitano-desuga, muko-karamo ayashi-mare, doku’o nomi mise-kara nuke-dasoto shitano-desuga, Warabihime Oiranni wata-sareta kono obiga, kanshi oyobi satsugai’o mokutekini shita mono datta-yode, renrakuga dekinaku nari-mashita.”
Hinatsuru “I realized that Warabihime Oiran was a demon, but she became suspicious of me, as well. So I drank some poison and tried to slip out of the House. But it seems this Belt that I was given by Warabihime Oiran was for spying on and killing me. So I was unable to contact you.”
雛鶴「天元様、私(わたくし)には構わず、もう行ってくださいませ。先程の音が聞こえましたでしょう。鬼が���れています」
Hinatsuru “Tengen-sama, watakushi-niwa kamawazu, mo itte-kudasai-mase. Saki-hodono otoga kikoe-mashita-desho. Oniga abarete-imasu.”
Hinatsuru “Lord Tengen, do not trouble yourself with me. Please go now. You heard that sound just now, did you not? The demon is on a rampage.”
天元「本当に、大丈夫だな」
Tengen “Hontoni, daijobu dana.”
Tengen “You’re sure you’re going to be all right?”
雛鶴「はい… お役に立てず、申し訳ありません」
Hinatsuru “Hai… Oyakuni tatezu, moshi-wake ari-masen.”
Hinatsuru “Yes. I am sorry I couldn’t be of use to you.”
天元「お前はもう何もしなくていい。解毒薬が効いたら、吉原を出ろ。わかったな」
Tengen “Omaewa mo nanimo shinakute ii. Gedoku-yakuga kiitara, Yoshiwara’o dero. Wakattana.”
Tengen “There’s no need for you to do anything more. Once the antidote starts working, leave Yoshiwara. You hear me?”
雛鶴「…はい」
Hinatsuru “…Hai.”
Hinatsuru “Yes.”
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天元(戦闘が始まっている。どこだ。気配を探れ。んっ!)
Tengen (Sentoga hajimatte-iru. Dokoda. Kehai’o sagure. N!)
Tengen (The battle has already begun. Where is it? Search for its presence!)
天元(ここだ!! 地面の下!! 誰か戦っている音がする。反響してよく聞こえる。ここに何かがある)
Tengen (Kokoda!! Jimenno shita!! Dareka tatakatte-iru otoga suru. Hankyo-shite yoku kikoeru. Kokoni nanikaga aru.)
Tengen (It’s here. Underground! I can hear the sound of someone battling. I can hear it well thanks to the reverberations. There’s something here!)
天元(音の呼吸・壱ノ型。轟(とどろき)!!!)
Tengen (Otono Kokyu, Ichino Kata. Todoroki!!!)
Tengen (Sound Breathing… First Form… Roar!)
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堕姫「喧(やかま)しいわね、塵虫(ごみむし)が。何の音よ、何してるの?どこ?荻本屋の方ね。それに雛鶴…」
Daki “Yakamashii-wane, gomi-mushiga. Nanno otoyo, nani shiteruno? Doko? Ogimoto-yano-hone. Soreni Hinatsuru…”
Daki “What an infernal racket, you piece of trash! What is that sound? What are you doing? Where? From the Ogimoto House? And also Hinatsuru…”
堕姫「アンタたち、何人で来たの?四人?」
Daki “Anta-tachi, nan-ninde Kitano? Yo-nin?”
Daki “How many of you are here? Four?”
竈門炭治郎「言わない」
Kamado Tanjiro “Iwanai.”
Tanjiro Kamado “I’m not telling you!”
堕姫「正直に言ったら、命だけは助けてやってもいい��よ。先刻(さっき)ほんの少し斬り合っただけで、アンタの刀、もう刃毀(はこぼ)れしてる」
Daki “Shojikini ittara, inochi-dakewa tasukete-yattemo ii-noyo. Sakki honno sukoshi kiri-atta-dakede, antano katana, mo hakobore-shiteru.”
Daki “If you tell me the truth, I’d be willing to spare your life. We clashed for maybe an instant, but look at your sword! It’s already nicked.”
炭治郎「あっ!」
Tanjiro “A!”
堕姫「それを打ったのは、碌(ろく)な刀鍛冶じゃないでしょう」
Daki “Sore’o utta-nowa, rokuna katana-kajija nai-desho.”
Daki “Some hack of a swordsmith must’ve forged that blade, am I right?”
炭治郎「違う!この刀を打った人は凄い人だ!! 腕のいい刀鍛冶なんだ!」
Tanjiro “Chigau! Kono katana’o utta-hitowa sugoi hitoda!! Udeno-ii katana-kaji nanda!”
Tanjiro “You’re wrong! The person who forged this sword is amazing! He’s a brilliant swordsmith!”
堕姫「じゃあ何で刃毀れすんだよ、間抜け」
Daki “Jaa nande hakobore sundayo, manuke.”
Daki “Then how did it get nicked, moron?”
堕姫「あっちでもこっちでもガタガタし始めた。癪(しゃく)に障るから、次でお前を殺す」
Daki “Acchi-demo kocchi-demo gata-gata shi-hajimeta. Shakuni sawaru-kara, tsugide omae’o korosu.”
Daki “It’s starting to get noisy all over the place. It’s annoying me, so this time, I’m going to kill you.”
炭治郎(使い手が悪いと刃毀れするんだ。俺のせいだ。俺は、やっぱり俺は、水の呼吸を使いこなせない。俺は、水の呼吸に適した体じゃないんだ。水の呼吸では、鱗滝さんや冨岡さんのようにはなれない。俺の場合、一撃の威力は、どうしてもヒノカミ神楽の方が強い… 体に合っているんだ。でも…)
Tanjiro (Tsukaitega waruito hakobore surunda. Oreno seida. Orewa, yappari orewa, Mizuno Kokyu’o tsukai-konase-nai. Orewa, Mizuno Kokyuni tekishita karadaja nainda. Mizuno Kokyu-dewa, Urokodaki-san’ya Tomioka-sanno-yo-niwa nare-nai. Oreno baai, ichi-gekino iryokuwa, do-shitemo Hinokami-Kagurano-hoga tsuyoi… Karadani atte-irunda. Demo…)
Tanjiro (The blade gets nicked when its wielder is subpar. It’s my fault! I… When all is said and done, I… can’t handle… the Water Breathing technique! My body’s not suited for Water Breathing! I can’t become like Urokodaki or Tomioka with the Water Breathing technique! In my case… I just can’t help striking harder with the Hinokami Kagura. It’s just compatible with my body! But…)
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嘴平伊之助「たあーっ、おらぁっ!」
Hashibira Inosuke “Taaaa, oraa!”
我妻善逸「いいっ、ににっ… 少しは加減しろ、馬鹿!」
Agatsuma Zen’itsu “Ii, nini… Sukoshiwa kagen-shiro, baka!”
Zenitsu Agatsuma “Would it kill you to hold back a little, idiot?”
伊之助「ふんっ!」
Inosuke “Fun!”
善逸「うっ、くくく…」
Zen’itsu “U, kukuku…”
伊之助「それじゃ修業になんねぇだろうが!」
Inosuke “Soreja shugyoni nan-nee-daroga!”
Inosuke “That would be no way to train!”
炭治郎「ヒノカミ神楽…」
Tanjiro “Hinokami-Kagura…”
Taniro “Hinokami Kagura!”
伊之助・善逸「あっ」
Inosuke, Zen’itsu “A.”
Inosuke & Zenitsu “Huh?”
炭治郎「円舞!碧羅の…ぐあっ!ああっ、あっ…」
Tanjiro “Enbu! Hekirano… Gua! Aa, a…”
Tanjiro “Flame Dance! Clear Blue―”
伊之助「ハッ」
Inosuke “Ha.”
善逸「炭治郎!炭治郎、大丈夫か?」
Zen’itsu “Tanjiro! Tanjiro, daijobuka?”
Zenitsu “Tanjiro! Tanjiro! Are you okay?”
伊之助「腹減ったのか?」
Inosuke “Hara hetta-noka?”
Inosuke “What? Are you hungry?”
善逸「馬鹿!」
Zen’itsu “Baka!”
Zenitsu “Dummy!”
伊之助「ああっ?」
Inosuke “Aa?”
Inosuke “Huh?”
善逸「猪!」
Zen’itsu “Inoshishi!”
Zenitsu “Boar!”
炭治郎(その強力さ故に、連発ができなかった)
Tanjiro (Sono kyoryoku-sa-yueni, renpatsuga deki-nakatta.)
Tanjiro (Because of its sheer force… I couldn’t unleash multiple strikes.)
善逸「しっかりしろ!俺、しのぶさん呼んでくる!」
Zen’itsu “Shikkari-shiro! Ore, Shinobu-san yonde-kuru!”
Zenitsu “Hang in there! I’ll go fetch Shinobu!”
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炭治郎(今は違う。俺はやれるはずだ。いや……やる!! そのために修業してきた。負けるな。燃やせ。燃やせ。燃やせ!! 心を燃やせ!!!)
Tanjiro (Imawa chigau. Orewa yareru-hazuda. Iya……yaru!! Sono-tameni shugyo shite-kita. Makeruna. Moyase. Moyase. Moyase!! Kokoro’o moyase!!!)
Tanjiro (It’s different now! I should be able to do it! No! I’m doing it! That’s what I’ve been training for! Don’t go down in defeat! Ablaze! Ablaze! Ablaze! Set your heart ablaze!)
炭治郎(ヒノカミ神楽。烈日紅鏡(れつじつこうきょう)!)
Tanjiro (Hinokami Kagura. Retsu-jitsu Kokyo!)
Tanjiro (Hinokami Kagura… Raging Sun!)
堕姫(太刀筋が変わった。先刻(さっき)より鋭い)
Daki (Tachi-sujiga kawatta. Sakki-yori surudoi.)
Daki (His swordsmanship style just changed! It’s sharper than before.)
堕姫「何なの、この音。嫌な音ね。呼吸音?」
Daki “Nan-nano, kono oto. Iyana otone. Kokyu-on?”
Daki “What the hell is this sound? Such an unpleasant sound! The sound of breathing?”
炭治郎「炎舞!」(炎舞は二連撃だ。躱(かわ)されても、もう一撃…)
Tanjiro “Enbu!” (Enbuwa ni-rengekida. Kawa-sare-temo, mo ichi-geki…)
Tanjiro “Flame Dance!” (Flame Dance is a two-hit strike! Even if she dodges it, there’s one more!)
堕姫「たいしたことないわね。所詮(しょせん)…この程度よ!ハッ!どこ?」
Daki “Taishita koto nai-wane. Shosen… kono teido-yo! Ha! Doko?”
Daki “That was nothing to write home about. In the end, this is all it amounts to! Where is he?”
炭治郎「ヒノカミ神楽。幻日虹(げんにちこう)!」
Tanjiro “Hinokami-Kagura. Gen-Nichi-Ko!”
Tanjiro “Hinokami Kagura… Fake Rainbow…”
堕姫「ハッ!」
Daki “Ha!”
炭治郎(隙だ。隙の糸!! いける!!)
Tanjiro (Sukida. Sukino Ito!! Ikeru!!)
Tanjiro (An opening! The Opening Thread! I can do this!)
炭治郎「ヒノカミ神楽。火車(かしゃ)!」
Tanjiro “Hinokami-Kagura. Kasha!”
Tanjiro “Hinokami Kagura… Fire Wheel!”
堕姫「遅いわね。欠伸(あくび)が出るわ」
Daki “Osoi-wane. Akubiga deruwa.
Daki “So slow. You’re making me yawn.”
炭治郎「ハッ!うあっ!」(受け身を取れ!受け身…っ)
Tanjiro “Ha! Ua!” (Ukemi’o tore! Ukemi…)
Tanjiro (Go on the defensive! Defensive!)
炭治郎「うっ…くっ…くっ、ああっ…ハッ、ハアッ、ハアッ…」
Tanjiro “U…Ku…Ku, aa…Ha, haa, haa…”
炭治郎(ヒノカミ神楽を連発した反動が来た!! 疲労の蓄積で筋肉が強張(こわば)る)
Tanjiro (Hinokami-Kagura’o renpatsu-shita handoga kita!! Hirono chiku-sekide kinnikuga kowabaru.)
Tanjiro (This is the fallout from using the Hinokami Kagura! All that built-up fatigue is making my muscles tighten up!)
堕姫「まだ生きてるんだ?」
Daki “Mada ikiterunda?”
Daki “Oh, so you’re still alive?”
炭治郎(落ち着け。呼吸を整えろ。回復するんだ!! 早く!!! 回復の呼吸!!!)
Tanjiro (Ochi-tsuke. Kokyu’o totono-ero. Kaifuku surunda!! Hayaku!!! Kaifukuno Kokyu!!!)
Tanjiro (Calm down. Get your breathing under control! Recover! Hurry! Recovery Breathing!)
炭治郎「ふっ!」(帯が強靭な刃物のようだ。隙の糸が見えても、すぐに切れてしまう!俺の攻撃が遅いんだ。体温を上げろ!もっと体温を上げろ!!)
Tanjiro “Fu!” (Obiga kyojinna hamono’no-yoda. Sukino Itoga mie-temo, suguni kirete-shimau! Oreno kogekiga osoinda. Taion’o agero! Motto taion’o agero!!)
Tanjiro (This Belt is like a powerful blade! Even if I glimpse an Opening Thread, it vanishes just like that! My attacks are too slow! Raise your body temperature! Get your body temperature up!)
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寺内きよ「私しのぶ様に言いますから。炭治郎さんの熱が下がらないこと」
Terauchi Kiyo “Watashi Shinobu-samani iimasu-kara. Tanjiro-sanno netsuga sagara-nai-koto.”
Kiyo Terauchi “I’m going to inform Lady Shinobu, all right? That your temperature still hasn’t gone down!”
炭治郎「きよちゃん、頼む。この通りだ。秘密にしてくれ。俺は大丈夫だから!」
Tanjiro “Kiyo-chan, tanomu. Kono-toori-da. Himitsuni shite-kure. Orewa daijobu dakara!”
Tanjiro “Kiyo, please! I’m begging you! Keep it between us! I’m fine, okay?”
きよ「でも…」
Kiyo “Demo…”
Kiyo “But…”
炭治郎「俺は元気だ。大丈夫。平気なんだ」
Tanjiro “Orewa genkida. Daijobu. Heiki nanda.”
Tanjiro “I’m feeling fine, see? I’m fine! Never felt better!”
きよ「この体温計を見てください。三十八度です。昨日も一昨日(おととい)も、そうだったでしょ?もう、ずっと…」
Kiyo “Kono taion-kei’o mite-kudasai. Sanju-hachi-do desu. Kinomo ototoimo, so-datta-desho? Mo, zutto…”
Kiyo “Just look at this thermometer! 100.4 degrees! Just like yesterday and the day before that, remember? It’s been like that for days!”
炭治郎「あっ、う…」
Tanjiro “A, u…”
Tanjiro “Uh…”
きよ「熱が続くということは、どこかに異常があるんですよ。私なんかじゃ、どうしたらいいのかわかりません。 しのぶ様じゃなきゃ…」
Kiyo “Netsuga tsuzuku-to-iu-kotowa, dokokani ijoga arun-desuyo. Watashi-nankaja, do-shitara ii-noka wakari-masen. Shinobu-samaja nakya…”
Kiyo “If you have a fever that won’t go down, that means something’s wrong! I have no idea what I should do about it! Only Lady Shinobu would know!”
炭治郎「う~ん…う~ん、実は、熱が出ている状態だと、本当に調子がいいんだよ。ヒノカミ神楽を連続して使えるんだ。もっと強くなれるかもしれない。しのぶさんに報告するのは、もう少し待ってくれないか。もう少しだけ、ちょっとだけ…」
Tanjiro “Uuun…Uuun, jitsuwa, netsuga dete-iru jotai-dato, hontoni choshiga iin-dayo. Hinokami-Kagura’o renzoku-shite tsukae-runda. Motto tsuyoku-naru-kamo shirenai. Shinobu-sanni hokoku suru-nowa, mo sukoshi matte kure-naika. Mo sukoshi-dake, chotto-dake…”
Tanjiro “The thing is… when I have a fever, I’m at the top of my game! I can unleash multiple Hinokami Kagura strikes! I might become even stronger! Can’t you wait just a little longer before telling Lady Shinobu? Just a little longer! Just a little bit!”
きよ「ああ… わかりました。でも、少しだけですよ」
Kiyo “Aa… Wakari-mashita. Demo, sukoshi-dake desuyo.”
Kiyo “Very well. But just a little longer, okay?”
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炭治郎(くうっ!体温が…体の熱が上がっている���がわかる。戦えてる。上弦の鬼と……)
Tanjiro (Kuu! Taionga… karadano netsuga agatte-iru-noga wakaru. Tatakae-teru. Jogenno onito…)
Tanjiro (I can feel my temperature… my body heat rising! I’m able to fight… an Upper Rank Demon!)
堕姫「しぶといわね、思ったよりも。面白いわ」
Daki “Shibutoi-wane, omotta-yorimo. Omoshiroi-wa.”
Daki “You’re a pesky one. More than I thought you’d be. This is entertaining.”
炭治郎(やれる!ヒノカミ神楽なら通用するんだ。いや、通用するだけじゃ駄目だ!! 勝つんだ!自分の持てる力全てを使って、必ず勝つ!守るために。命を守るために。二度と理不尽に奪わせない。もう二度と、誰も、俺たちと同じ悲しい思いをさせない。フウーッ)
Tanjiro (Yareru! Hinokami-Kagura-nara tsuyo-surunda. Iya, tsuyo-suru-dakeja dameda!! Katsunda! Jibunno moteru chikara subete’o tsukatte, kanarazu katsu! Mamoru-tameni. Inochi’o Mamoru tameni. Nidoto rifujin’ni uba-wase-nai. Mo nidoto, daremo, ore-tachito onaji kanashii omoi’o sase-nai. Fuuu.)
Tanjiro (I can do it! Hinokami Kagura’s effective! No! It’s not enough for it be effective! I have to win! Using every ounce of my power! I’m gonna win, no matter what! To protect them. To protect lives! Never again. I won’t let them be robbed for no reason. Never again! I won’t let anyone… suffer the same grief that we did!)
堕姫「ふふっ。不細工は頑張っても不細工なのよ」
Daki “Fufu. Busaikuwa ganbattemo busaiku nanoyo.”
Daki “You ugly people are still ugly, even when you try so hard!”
炭治郎「てやあっ!」
Tanjiro “Teyaa!”
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『少し刻(とき)を遡(さかのぼ)って、“荻本屋”』
“Sukoshi toki’o sakanobotte, ‘Ogimoto-ya.’”
“Ogimoto House, somewhat earlier”
遊女1「ギャ―――ッ!」
Yujo-Ichi “Gyaaaaaaa!”
遊女3「何?どうしたの」
Yujo-San “Nani? Doshitano?”
Prostitute-3 “What’s going on?”
遊女1「化け物が!化け物が!」
Yujo-Ichi “Bakemono-ga! Bakemono-ga!”
Prostitute-1 “It’s a monster! A monster!”
遊女2「アンタ、仕事の支度しなさいよ」
Yujo-Ni “Anta, shigotono shitaku shina-saiyo.”
Prostitute-2 “Hey, go get ready for work!”
遊女1「猪の化け物が、天井とか床とか壊しまくってんのよ!」
Yujo-Ichi “Inoshishino bakemono-ga, tenjo-toka yuka-toka kowashi-makutten-noyo!”
Prostitute-1 “There’s a monster boar that’s demolishing the ceilings and the floors!”
遊女2「はぁ?」
Yujo-Ni “Haa?”
Prostitute-2 “Huh?”
遊女3「そんなこと、あるわけない���しょ」
Yujo-San “Sonna-koto, aru-wake nai-desho.”
Prostitute-3 “How is that even possible?”
遊女1「じゃあ来て!」
Yujo-Ichi “Jaa kite!”
Prostitute-1 “Then come with me!”
伊之助「しゃあ!…ああ?」
Inosuke “Shaa! …Aa?”
三人「うわあああっ!」
San-nin “Uwaaaa!”
伊之助「グワハハハ!! ビリビリ感じるぜ、鬼の気配!!」
Inosuke “Guwahahaha!! Biri-biri kanjiruze, onino kehai!!”
Inosuke “I’m totally feeling the demon’s presense!”
三人「ひっ… キャー!」
San-nin “Hi… Kyaaa!”
伊之助「ここか。うりゃあ!見つけたぞ、鬼の巣に通じる穴を!! 覚悟しやがれ!! ちょあっ!」
Inosuke “Kokoka. Uryaa! Mitsuketa-zo, onino suni tsujiru ana’o!! Kakugo shiyagare!! Choa!”
Inosuke “Is it there? Found it! The hole leading to the demon’s lair! Get ready to die! Ugh!”
三人「うわああっ!」
San-nin “Uwaaa!”
伊之助「ダア… 頭しか入れねえというわけだな!フハハハハッ。甘いんだよ。この伊之助様には通用しねぇ。俺は体中の関節を外せる男。しゃあ。つまりは、“頭”さえ入ればどこでも行ける」
Inosuke “Daa… Atama-shika haire-neeto iu-wake-dana! Fuhahahaha. Amain-dayo. Kono Inosuke-sama-niwa tsuyo-shinee. Orewa karada-juno kansetsu’o hazuseru otoko. Shaa. Tsumariwa, ‘atama’sae haireba doko-demo ikeru.”
Inosuke “So I can only get my head inside, huh? Nice try! That won’t work on Lord Inosuke! I’m a man who can dislocate all his joints! In other words, as long as my head fits, there’s nowhere that I can’t go!”
伊之助「グハハッ、グハハハッ!猪突猛進!! 誰も俺を止められねぇ!! グハッ、ウオオオオ、オオオオ!長ぇ、こりゃ獣道(けものみち)じゃねえな。鬼だ!鬼がいるぜ!ウオオオオオ!あっ…」
Inosuke “Guhaha, guhahaha! Chototsu-Moshin!! Daremo ore’o tome-rare-nee!! Guha, uoooo, oooo! Nagee, korya kemono-michija neena. Onida! Oniga iruze! Uooooo! A…”
Inosuke “Comin’ through! No one can stop me! Freakin’ long! This is no game trail! A demon! There’s a demon here!”
伊之助(何だこりゃ?んっ、んんっ、うんっ。あっ?人間柄(にんげんがら)の布?何だこりゃ?いや、この感触……生きてる人間だ。女の腹巻の中に捕まえた人間を閉じ込めとくのか。あ?チッ。それで好きな時に出して喰うんだ。えげつねぇ奴だな。あ…)
Inosuke (Nanda korya? N, nn, un. A? Ningen-garano nuno? Nanda korya? Iya, kono kanshoku…… Ikiteru ningenda. Onnano hara-makino nakani tsukamaeta ningen’o tojikome-toku-noka. A? Chi. Sorede sukina tokini dashite kuunda. Egetsunee yatsu-dana. A…)
Inosuke (What the heck is this? Huh? A cloth with a human pattern? What is this? No, this feel like… those are living humans. So it traps humans inside a woman’s belly band, huh? Damn. Then it takes them out whenever it wants, and devours them? Pretty savage, if you ask me.)
伊之助「何してんだコイツ…」
Inosuke “Nani shitenda koitsu…”
Inosuke “What’s he doing here?”
帯鬼「お前が何をしてるんだよ」
Obi-Oni “Omaega nani’o shiterun-dayo.”
Belt Demon “No, what are you doing?”
伊之助「ハッ」
Inosuke “Ha.”
帯鬼「他所様(よそさま)の食糧庫に入りやがって。汚い!汚いね!汚い!臭い!糞虫(くそむし)が!!!」
Obi-Oni “Yoso-samano shokuryo-koni hairi-yagatte. Kitanai! Kitanaine! Kitanai! Kusai! Kuso-mushiga!!! ”
Belt Demon “Barging in on someone else’s food locker… So dirty! How dirty you are! Dirty! Smelly! You damn stinkbug!”
伊之助「何だこの蚯蚓(みみず)、キモッ!!」
Inosuke “Nanda kono mimizu, kimo!!”
Inosuke “What did you say, you worm? So gross!”
帯鬼「この糞虫が!」
Obi-Oni “Kono kuso-mushiga!”
Belt Demon “Why, you damn stinkbug!”
伊之助「はっ!たあっ!ぐねぐね、ぐねぐね!気持ち悪ィんだよ、蚯蚓帯!!! グワハハハハ!! 動きが鈍いぜ!欲張って人間を取り込みすぎてんだ!でっぷり肥えた蚯蚓の攻撃なんぞ、伊之助様には当たりゃしねぇ!ケツまくって出直してきな!!」
Inosuke “Ha! Taa! Gune-gune, gune-gune! Kimochi-wariin-dayo, Mimizu-Obi!!! Guwahahahaha!! Ugokiga nibuize! Yokubatte ningen’o torikumi-sugi-tenda! Deppuri koeta mimizuno kogeki-nanzo, Inosuke-sama-niwa atarya shinee! Ketsu makutte denaoshite-kina!!”
Inosuke “Wriggle, wriggle, wriggle, wriggle! You’re really grossing me out, Worm Belt! Look how sluggish you are! You got greedy and swallowed up too many humans! An attack by an overweight worm… will never land on Lord Inosuke! Grow a spine… and don’t come back until you’re ready!”
帯鬼(チッ。上手いこと人間を避(よ)けて斬りやがる。せっかく鮮度の高い食料を保存していたのに!! こいつの勘の鋭さ!! 特に殺気を感じる力は尋常じゃない!前後左右(ぜんごさゆう)どこからの攻撃でも敏感に察知して躱(かわ)す!)
Obi-Oni (Chi. Umai-koto ningen’o yokete kiri-yagaru. Sekkaku sendono takai shokuryo’o hozon shite-ita-noni!! Koitsuno kanno surudosa!! Tokuni sakki’o kanjiru chikarawa jinjo-ja nai! Zengo-sayu doko-karano kogeki-demo binkanni sacchi-shite kawasu!)
Belt Demon (Damn! He managed to slice me without touching the humans! After I went to the trouble of storing all that fresh food! His intuition is razor-sharp! Especially his ability to detect murderous intent is extraordinary! So sensitive… he can perceive attacks from any direction and dodge them!”
帯鬼(食糧貯蔵庫にまで鬼狩りが入ってくるのは想定外だった。…どうする?)
Obi-Oni (Shokuryo-chozoko-nimade onigariga haitte-kuru-nowa sotei-gai datta. Dosuru?)
Belt Demon (I never expected a Demon Slayer to infiltrate the food locker. What should I do?)
堕姫(生かして捕らえろ)
Daki (Ikashite toraero.)
Daki (Capture him alive.)
帯鬼(ああっ)
Obi-Oni (Aa.)
堕姫(そいつは、“まきを”を捕らえた時に邪魔をした奴だ。美しかった。保存していた人間も、極めて美しい十人以外は殺しても構わない。ただ、殺すより生け捕りは難しいかもしれないが。そこにいる何人か喰って、お前の体を強化しろ!)
Daki (Soitsuwa, ‘Makio’o toraeta-tokini jama’o shita yatsuda. Utsukushi-katta. Hozon-shite-ita ningenmo, kiwamete utsukushii ju-nin-igaiwa koroshi-temo kamawa-nai. Tada, kosoru-yori ikedoriwa muzukashii-kamo shire-naiga. Sokoni iru nan-nin-ka kutte, omaeno karada’o kyoka-shiro!)
Daki (He’s the one who got in my way when I captured Makio. He was beautiful. Except for the ten most beautiful, you can kill the humans you’ve stored. Though it might prove harder to capture them alive than to merely kill them… Devour some of the ones there and strengthen your body.)
伊之助「オラアアア!!!」
Inosuke “Oraaaa!!!”
帯鬼「んんっ!」
Obi-Oni “Nn!”
伊之助(斬れねぇ!? ぐねるせいか!? ええいっ!)
Inosuke (Kire-nee!? Guneru-seika!? Eei!)
Inosuke (I can’t slash it! Because it’s bending like that?)
伊之助「獣の呼吸・陸ノ牙。乱杭咬(らんぐいが)み!!」
Inosuke “Kedamonono Kokyu, Rokuno Kiba. Rangui-Gami!!”
Inosuke “Beast Breathing, Sixth Fang… Palisade Bite!”
帯鬼「アタシを斬ったって意味無いわよ。“本体”じゃないし。それより、せっかく救えた奴らが疎(おろそ)かだけど、いいのかい?」
Obi-Oni “Atashi’o kittatte imi nai-wayo. ‘Hontai’ja naishi. Sore-yori, sekkaku sukueta yatsuraga orosoka-dakedo, iino-kai?”
Belt Demon “It won’t do any good to slash me. I’m not the main body. Never mind that. You’re leaving the humans you saved in the lurch. Is that what you want?”
伊之助「ハッ」
Inosuke “Ha.”
帯鬼「アンタにやられた分は、すぐに取り戻せるんだよ」
Obi-Oni “Antani yarareta bunwa, suguni tori-modoserun-dayo.”
Belt Demon “Whatever you do to me, I can get it back in a flash!”
伊之助「やべぇ!! 人間を守りながらの戦いをしなきゃならねぇのに…!! クソッ、間に合わねぇ!蚯蚓帯が!おっ!んっ?」
Inosuke “Yabee!! Ningen’o mamori-nagarano tatakai’o shinakya nara-nee-noni…!! Kuso, mani awa-nee! Mimizu-Obiga!! O! N?”
Inosuke “Oh, crap! I have to fight it while protecting those humans! Dammit! I can’t keep up! You damn Worm Belt!”
まきを「“蚯蚓帯”とは、上手いこと言うもんだ!」
Makio “‘Mimizu-Obi’towa, umai-koto iu-monda!”
Makio “You came up with a great name! ‘Worm Belt’!”
須磨「ほんと気持ち悪いです!ほんとその通りです!天元様に言い付けてやります!」
Suma “Honto kimochi-warui-desu! Honto sono toori desu! Tengen-samani ii-tsukete-yari-masu!”
Suma “It really is gross! You’re absolutely right! I’m so going to tell Lord Tengen on you!”
まきを「あたしたちも加勢するから頑張りな、猪頭(いのししあたま)!」
Makio “Atashi-tachimo kasei-suru-kara ganbarina, Inoshishi-Atama!”
Makio “We’re going to give you a hand… so fight the good fight, Boar Head!”
須磨「キャア!」
Suma “Kyaa!”
伊之助「誰だてめェら!!」
Inosuke “Dareda temeera!!”
Inosuke “Who the heck are you?”
須磨「宇髄の妻です!アタシあんまり戦えないですから、ああっ!期待しないでくださいね!」
Suma “Uzuino tsuma-desu! Atashi anmari tatakae-nai-desu-kara, aa! Kitai shinaide kudasaine!”
Suma “We’re Uzui’s wives! I’m not much of a fighter! So please don’t get your hopes up!”
まきを「ていっ!」
Makio “Tei!”
須磨「うはあっ!」
Suma “Uhaa!”
まきを「須磨ァ!! 弱気なこと言うんじゃない!」
Makio “Sumaa!! Yowakina koto iunja nai!”
Makio “Suma! Don’t be such a wimp!”
須磨「え~だってだってまきをさん、あたしが“味噌っかす”なの知ってますよね!? すぐ捕まったし!無茶ですよ!捕まってる人皆守り切るのは!! あたし一番に死にそうですもん!」
Suma “Eee datte datte Makio-san, atashiga ‘misokkasu’nano shitte-masu-yone!? Sugu tsukamattashi! Mucha desuyo! Tsukamatteru-hito minna mamori-kiru-nowa!! Atashi ichi-banni shiniso-desu-mon!”
Suma “But… But… Makio, you know I’m a good-for-nothing! I mean, I got captured right away! It’s too much to ask of me! Protecting everyone who got caught! I’m the most liable to die first!”
帯鬼「そうさ、よくわかってるねぇ。さあ、どれから喰おうか」
Obi-Oni “Sosa, yoku wakatteru-nee. Saa, dore-kara kuoka.”
Belt Demon “That’s right! How astute you are! Now then, which one of you should I eat first?”
伊之助(あの野郎!! 本体じゃねぇだと?ほんとだったらやべぇぞ!戦いに終わりが無ぇ!)
Inosuke (Ano-yaro!! Hontaija nee-dato? Honto-dattara yabeezo! Tatakaini owariga nee!)
Inosuke (Damn that thing! It’s not the main body? If that’s true, I’m screwed! This battle’s never gonna end!)
善逸「雷の呼吸…」
Zen’itsu “Kaminarino Kokyu…”
Zenitsu “Thunder Breathing…”
伊之助(ハッ)
Inosuke (Ha.)
善逸「壱ノ型。霹靂一閃・六連。シィィー」
Zen’itsu “Ichino Kata. Hekireki-Issen, Roku-ren. Shiiiii.”
Zenitsu “First From… Thunderclap and Flash. Sixfold.”
伊之助「お前ずっと寝てた方がいいんじゃねぇか…」
Inosuke “Omae zutto neteta-hoga iinja neeka…”
Inosuke “Maybe you should stay asleep the whole time.”
『善逸に刀を運んだのは』
“Zen’itsuni katana’o hakonda-nowa.”
“The ones who delivered Zenitsu’s sword”
ムキムキねずみ1「ムキ!」
Muki-muki Nezumi-Ichi “Muki!”
Muscle Mouse-1 “Muscle!”
ムキムキねずみ2「ムキ!」
Muki-muki Nezumi-Ni “Muki!”
Muscle Mouse-2 “Muscle!”
まきを「あの子も鬼殺隊?なんであんな頓珍漢(とんちんかん)な格好してんの!」
Makio “Ano komo Kisatsu-Tai? Nande anna ton-chin-kanna kakko shitenno!”
Makio “Is that kid a Demon Slayer, too? Why is he dressed like an idiot?”
須磨「わかんないです!」
Suma “Wakannai desu!”
Suma “I have no idea!”
帯鬼(なんなのアイツは、なんて速さ。いや、それよりも今、音が二つ鳴らなかったか?落雷のような音が重なって二つ鳴った。一つはあいつ。もう一つは…上から―――)
Obi-Oni (Nan-nano aitsuwa, nante hayasa. Iya, sore-yorimo ima, otoga futatsu nara-nakattaka? Raku-raino-yona otoga kasanatte futatsu natta. Hitotsuwa aitsu. Mo-hitotsuwa… ue-kara―――)
Belt Demon (Who is that boy? Such blistering speed! No, forget that. Didn’t I just hear two sounds? A noise like overlapping thunderbolts, creating two sounds. One was that boy. The other one… came from above?)
須磨「えっ?」
Suma “E?”
まきを「あっ!」
Makio “A!”
須磨「あっ、ああ…」
Suma “A, aa…”
帯鬼(風?風穴が空いたの?地上から何をしたら、ここまで穴を空けられるのよ!)
Obi-Oni (Kaze? Kaza’ana’ga aitano? Chijo-kara nani’o shitara, koko-made ana’o ake-rareru-noyo!)
Belt Demon (The wind? Did an air hole open up? What can you do from aboveground to create a hole all the way down here?)
伊之助「何だァ…?」
Inosuke “Nandaa…?”
Inosuke “What the hell?”
帯鬼(いる…… 誰か入ってきた)
Obi-Oni (Iru…… Dareka haitte-kita.)
Belt Demon (He’s here. Someone just came inside.)
天元「フゥ―――…」
Tengen “Fuuuuuuuu…”
帯鬼(ハッ!この気配���柱!)
Obi-Oni (Ha! Kono kehai! Hashira!)
Belt Demon (This presence! A Hashira!)
天元「んっ」
Tengen “N.”
まきを「天元様……」
Makio “Tengen-sama……”
Makio “Lord Tengen…”
須磨「ああ~」
Suma “Aaaa.”
天元「まきを、須磨、遅れて悪かったな。元気そうで一安心だ」
Tengen “Makio, Suma, okurete waru-kattana. Genki-sode hito-anshinda.”
Tengen “Makio… Suma… Sorry I took so long. It’s a relief to see you looking good!”
須磨「うう…」
Suma “Uu…”
まきを「ああ…」(昔はこんなんじゃなかったんだけどな。死ぬのは嫌じゃなかった。そういう教育を受けて来たから。“忍”だから。特にくのいちなんてのは、どうしたって男の忍に力が劣るんだし、命を賭けるなんて最低限の努力だった)
Makio “Aa…” (Mukashiwa konnanja nakattan-dakedona. Shinu-nowa iyaja nakatta. So-iu kyoiku’o ukete-kita-kara. ‘Shinobi’dakara. Tokuni Kunochi nante-nowa, doshitatte otokono shinobini chikaraga otorun-dashi, inochi’o kakeru-nante saitei-genno doryoku datta.)
Makio (He wasn’t like this before. The thought of dying didn’t bother me. Since that was how I was trained. Because I was a shinobi. Especially since a kunoichi could never hope to match a male shinobi in terms of strength. Staking my life was something I only needed minimal effort to do.)
→I think red-colored line should have been “I wasn’t like this before.” Makio is talking about herself, not about Tengen. I understand this mistake could happen since the original Japanese line doesn’t have the subject, but I think they should have been noticed the mistake when they read her whole line and watched the following backstory.
―――――――――――――――――――――――――――――――
天元「お前たちは自分の命のことだけ考えろ。他の何を置いても、まず俺の所へ戻れ。任務遂行より命。こんな生業(なりわい)で言ってることがちぐはぐになるが問題ない。俺が許す。俺は派手にハッキリと命の順序を決めている」
Tengen “Omae-tachiwa jibunno inochino koto-dake kangaero. Hokano nani’o oitemo, mazu oreno tokoro’e modore. Ninmu-suiko-yori inochi. Konna nariwaide itteru-kotoga chigu-haguni naruga mondai-nai. Orega yurusu. Orewa hadeni hakkirito inochino junjo’o kimete-iru.”
Tengen “I want you three to only think about your own lives. Above all else, your top priority is to come back to me. Life over accomplishing your mission! What I’m saying is at odds with this occupation, but it doesn’t matter. I’m allowing it! The order that lives should go in is flashy and clear cut in my mind.”
まきを「あっ…」
Makio “A…”
天元「まずはお前ら三人。次に堅気(かたぎ)の人間たち。そして、俺だ」
Tengen “Mazuwa omaera san-nin. Tsugini katagino ningen-tachi. Soshite, oreda.”
Tengen “First, you three. Second, law-abiding citizens. And finally, me.”
三人「あっ」
San-nin “A.”
天元「鬼殺隊である以上、当然のほほんと地味に生きている一般人も守るが、派手にぶっちゃけると俺、お前らのが大事だから。死ぬなよと」
Tengen “Kisatsu-taide-aru-ijo, tozen nohohon-to jimini ikite-iru ippan-jinmo mamoruga, hadeni bucchake-ruto ore, omaera-noga daiji dakara. Shinunayo-to.”
Tengen “As a Demon Slayer, it goes without saying that I’ll also protect the public leading their nonchalant, drab lives… but to be blunt in my flashy way, you three are more important to me. So don’t die on me.”
まきを(…そんなこと言っていいの?自分の命なんか優先してたら、大した仕事できないけどいいの?)
Makio (…Sonna koto itte iino? Jibunno inochi-nanka yusen-shite-tara, taishita shigoto dekinai-kedo iino?)
Makio (Is it really okay to go around saying that? If you put your own life first, you can’t get much serious work done. Is that okay?)
―――――――――――――――――――――――――――――――
雛鶴「いいんじゃない。天元様が“それでいい”と言うなら。死ぬのが嫌だって、生きていたいと思うのだって、悪いことじゃないはずよ。そういう自分が嫌じゃなければ、それでいいのよ、きっと」
Hinatsuru “Iinja nai. Tengen-samaga ‘Sorede ii’to iu-nara. Shinunoga iya-datte, ikite-itai-to omouno-datte, warui-kotoja nai-hazuyo. So-iu jibunga iyaja nakereba, sorede ii-noyo, kitto.”
Hinatsuru “I think it’s okay. If Lord Tengen says he’s fine with it. Not wanting to die or wanting to go on living… I’m sure it’s not wrong to feel that way, either. As long as you don’t despise yourself, it should be fine. I’m sure.”
まきを「そうね」
Makio “Sone.”
Makio “You’re right.”
―――――――――――――――――――――――――――――――
須磨「あっ、ああ…」
Suma “A, aa…”
天元「派手にやってたようだな。流石(さすが)俺の女房だ」
Tengen “Hadeni yatteta-yodana. Sasuga oreno nyoboda.”
Tengen “I see that you’ve been doing some flashy work. You’re my wives, all right!”
須磨「ううっ…うわーん…」
Suma “Uu…Uwaaan…”
天元「フッ。よーし!」
Tengen “Fu. Yoooshi!”
Tengen “All right!”
まきを「あっ」
Makio “A.”
須磨「わあっ」
Suma “Waa.”
天元「こっからは、ド派手に行くぜ!」
Tengen “Kokkarawa, do-hadeni ikuze!”
Tengen “Starting now, things are going to get real flashy!”
―――――――――――――――――――――――――――――――
大正コソコソ噂話/Taisho-Koso-koso Uwasa-banashi/Taisho Secret
炭治郎・善逸・伊之助「��んにん!」
Tanjiro, Zen’itsu, Inosuke “Nin-nin!”
Tanjiro & Zenitsu & Inosuke “Nin-nin!”
善逸「音柱に嫁が三人なんて、ありえないんですけど」
Zen’itsu “Oto-Bashirani yomega san-nin nante, arie-nain-desu-kedo.”
Zenitsu “The Sound Hashira can’t possibly have three wives!”
炭治郎「善逸も頑張ればいいじゃないか」
Tanjiro “Zen’itsumo ganbareba iija naika.”
Tanjiro “Well, why don’t you try for that, too, Zenitsu?”
善逸「えっ、そう?じゃあ良子さんでしょ、早苗さんでしょ、それから…」
Zen’itsu “E, so? Jaa Yoshiko-san desho, Sanae-san desho, sorekara…”
Zenitsu “What? Really? Okay, then, there’s Yoshiko, Sanae, and then there’s―”
炭治郎「禰豆子に報告しないと」
Tanjiro “Nezukoni hokoku shinaito.”
Tanjiro “I have to let Nezuko know.”
善逸「炭治郎~!」
Zen’itsu “Tanjirooo!”
Zenitsu “Tanjiro!”
炭治郎「わっ!ここで大正コソコソ噂話。宇髄さんの家は一夫多妻制で、十五になったら三人の妻を、一族の長が相性を考えて選ぶんですって。でも、須磨さんは自ら立候補したそうですよ」
Tanjiro “Wa! Kokode Taisho koso-koso uwasa-banashi. Uzui-sanno iewa ippu-tasai-seide, ju-goni nattara san-ninno tsuma’o, ichizokuno osaga aisho’o kangaete erabun-desutte. Demo, Suma-sanwa mizukara rikkoho shita-sodesuyo.”
Tanjiro “Now, it’s time for a Taisho-era secret! Uzui’s family practices polygamy, and I hear that when you turn 15, the head of the family picks out three wives who are sure to be compatible. But they say Suma stepped forward herself.”
善逸「俺も忍になろっかな~」
Zen’itsu “Oremo shinobini narokkanaaa.”
Zenitsu “Maybe I should become a shinobi, too!”
天元「なら今日から忍の修行だな!」
Tengen “Nara kyo-kara shinobino shugyo-dana!”
Tengen “Then you’ll be starting shinobi training today, right?”
善逸「えっ?イヤ~!」
Zen’itsu “E? Iyaaa!”
Zenitsu “Huh? Nooooo!”
炭治郎「次回、第六話『重なる記憶』。」
Tanjiro “Jikai, dai-rokuwa, ‘Kasanaru Kioku.’”
Tanjiro “Next, Episode 6, ‘Layered Memories.’”
(Continue to Episode 6)
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02/04/2024
今度の金曜日にがんドッグが控えています。 そのため、今日から食事制限期間に突入しました🏥 人間ってワガママなもので、制限が入ると普段食べないものも食べたくなります🥺💦 ラーメンや天ぷら等、普段食べようと思わないのに…😢 唯々、堪えるしかありません🍜 特に野菜全般も控えるようにということで控えていますが、お腹いっぱいにならないので、空腹がツライです…omg
去年の宇田川投手気分です笑
そしてたまらず来ました🥢 おからはアウトですが、サラダもおからも少量だから…大丈夫よね?? 湯葉かつなんて… 揚げ物もアウトなんですが、この口が…注文してしまうんです😭
付いてきたデザートはコーヒーゼリーですが、上には豆乳クリームがモリモリ🐻💕
#備忘録#photography#japan#reminder#kyushu#kagoshima#美味しさは正義です#スイーツには夢がないとダメ#sweets#satsumasendai#daizunohana#湯葉かつ定食#yuba#I love KATSU#vegan
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鉢物の移動
アロエとマンゴー 雨が降ったり止んだりの天気で、樹木の剪定作業は中止。そこで先月末に赤土を補充してあったので鉢物を少しいじってみました😅 かわいそうではありますがリュウゼツランは別のとこへいきます。 地元産の有機肥料と赤土を四分六くらいで混ぜてベースになる土を作ります。赤土だけでもいいかな、と思いますが嫁さんが言うには土が酸性に傾かないように! とのこと💦 今回はアロエとマンゴーなので大丈夫だと思うのですが… とりあえずやってみました。 アロエは以前に義兄からいただいたもの😊 ここから大きくしていって株分けしていくか、地植えするか考えてみます。 そしてマンゴーの発芽したヤツ💦 ベージュ色のチョイ大きめの鉢へ移動させて様子をみます。できれば地植えまでしたいのですが😅 ちゃんと育ってくれるといいですね😊 鉢物のとこで珍しいのが出ました😅 正式な名前は分かりませんが幸福の木? とか幸せの木なん…
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ES Japanese Transcription
And it starts. This ended up breaking my family's scanner so I bought my own. These are probably going to trickle out sorta slowly because of how much time it takes me to transcribe one of these. Not to mention I'll be doing edited and unedited versions of Yuno's T1 to fix an error and both of Mikoto's for clarity. Anyways, the PDF will be out soon. I've only scanned T1 right now so both books will have it's own page on archive.org.
Feel free to use this how you like with no credit to me required. Credit should go to Yamanaka.
エス: Es
ジャッカ: Jackalope
1 | ミルグラム監獄内 エスの部屋
薄暗いエスの部屋。
深く椅子に座っているエスと、その膝の上に乗っているジャッカロープ。
ジャッカ 「わかったな…...お、 そろそろ囚人どもが気づく時間だな。準備はできてるな?」
ジャッカ 「ミルグラム第1審開始だ」
ジャッカ 「……ってな。さぁ、行くぞエス」
ぴょんとエスの膝から飛び降りるぽふっと間抜けな足音。
エス 「……どこへ?」
まだ少しうつろなエス。
ジャッカ 「『パノプティコン』。囚人共の部屋を一望できる場所だ」
エス 「パノプティコン......」
ジャッカ 「記憶が曖昧なんだろ?道案内がてら色々説明してやるよ」
エス 「あぁ、頭に霞がかかっているようだ。......すまない」
ジャッカ 「良いってことよ。いつもそうなんだ」
エス 「……?大丈夫だ。仕事に支障はない」
ジャッカ 「オッケー。じゃあいくぜ」
エス 「あぁ」
顎でドアの方を示すジャッカロープ。
ジャッカ 「……ん」
エス 「…...どうした?」
更に顎でドアの方を示すジャッカロープ。
ジャッカ 「……ん!!」
エス 「撫でればいいのか?」
ジャッカ 「チゲぇよ!開けろよドア!見りゃあわかんだろ!」
気づき納得するエス。
エス 「あぁ……」
ドアに手をかけるも途中で止まるエス。
エス 「疑問なんだが······ひとりでドアも開けられないのになんでそんなに偉そうなんだ?」
ジャッカ 「うるっせぇなぁ。開けられないのはオマエの寝室だけだ。他の部屋は俺様用の小さい入口があんだよ……誰が小さいんだコラァ!」
エス 「僕は何も言ってない」
エスがドアを開ける音。
2 | ミルグラム監獄内 通路 エスの部屋前
通路に出た2人。
長くて暗い通路が続いている。
エス 「…...長い通路だな」
ジャッカ 「ここ、お前の寝室が通路の端っこだ。この通路を挟むようにしていろんな部屋と施設があるわけ。全部説明してたキリがねぇから、今日ははぶくけどな」
真正面の小さな扉を見て問うエス。
エス 「僕の部屋の向かいは何だ?」
ジャッカ 「俺様の部屋だな。許可なく入んじゃねぇぞぉ」
エス 「予定はないから大丈夫。それに、見たところ人間が通れる大きさの扉がない」
ジャッカ 「ふん、それもそうだ」
通路を歩き始める2人。
コツコツとエスの足音が響く中会話をする。
3 | ミルグラム監獄内 通路
先を行くジャッカロープが部屋を紹介していく。あるきながら会話。
ジャッカ 「ここが囚人用のシャワー室。向かい側が倉庫。必要な備品はたいていココ」
エス 「囚人用......この通路は囚人も出入りするんだな」
ジャッカ 「あぁ。通行を許可する時間やら、シャワーを男女別にするかどうかやら細かい生活のルールはオマエが後で決めりゃあいい」
エス 「僕が決めるのか?」
ジャッカ 「おう、このミルグラムをどう管理・運営していくかオマエに全部任せてる。地獄にするも天国にするもオマエ次第よ」
ジャッカロープの言葉に何の気無しにうなずくエス。
エス 「……わかった」
ジャッカ 「なんでか?とは聞かねぇんだな」
エス 「そういうものなんだろう。僕にはこの監獄を管理する義務ある。不完全な記憶の中でも、それだけは覚えている」
その言葉に満足そうに微笑むジャッカロープ。
ジャッカ 「......上出来だ」
エス 「……なぁ、ジャッカロープ」
ジャッカ 「あんだよ」
エス 「……もっと早く歩いてくれないと踏んでしまう」
ジャッカ 「体のサイズ考えろ!人間様がウサギに合わせろや!!!……誰がウサギだコラァ!!」
エス 「僕は何も言っていない」
ジャッカ 「ったくよぉ……。あ、ここが食堂な」
工ス 「……そういえば誰が食事を用意するんだ?ここに僕とお前以外に管理人がいるのか?」
ジャッカ 「オレ様が作ってんだよ」
エス 「なるほど。……ん?なるほど?」
予想外の答えに若干うろたえるエス。
ジャッカ 「実はオレ様はこの監獄の料理長でもある。和・洋・中なんでもござれさ」
エス 「……ちょっとした疑問なんだがその手でフライパンやら、包丁やら持てるのか?」
ジャッカ 「ぐっっと気合を入れたら持てる」
エス 「持てるのか……。その、毛とか入らないのか」
ジャッカ 「毛の生え変わり時期はすごく入る」
エス 「すごく入るのか……」
話している間に通路の突き当り、大きな扉の前にたどり着いている。
ジャッカ 「おら、馬鹿言ってる間についたぞ。その扉を開ければ、ミルグラムの中心部パノプティコンだ」
扉を開けるエス。ギギギと重い扉が開く音。
4 | ミルグラム監獄内 パノプティコン
円形のホールのような空間。
等間隔で扉が存在している。
エス 「これ���パノプティコン。ドーム状になっているんだな」
ジャッカ 「おう。今オレ様たちはこの丸い部屋の北側、22時の位置にある扉から入ってきたことになる」
エス 「それぞれの扉が囚人の部屋か?」
ジャッカ 「そういうこった。この部屋を時計に見立てると、囚人番号と時刻が一致してるってわけよ。覚えやすくていいだろ?」
エス 「なるほどね」
壁にかかっている時計をチラッと見やるジャッカロープ。
ジャッカ 「ふむ。まだもうちょっと時間があるな。軽く囚人どもの紹介をしといてやるよ。つってもオレ様もツラしか見てねぇんだけどな」
こつこつと円形の部屋を時計回りに一周しはじめるエスとジャッカロープ
1時の部屋で足を止める二人。
ジャッカ 「まず、1時の位置の部屋。囚人番号1番サクライハルカ。ややこしい名前だが、男だ」
エス 「サクライ......ハルカ......」
ジャッカ 「根暗そうな顔してやがったな。ま、うまいこと心開かせて色々聞き出してくれや」
エス 「ただ、その顔すら本当かは���からないのだろう?」
ジャッカ 「フン、よくわかってんじゃねぇか。オレ様たちをあざむく擬態かもしれねぇ。ニンゲンは嘘をつく生き物だからな」
エス 「…...覚えておく」
歩きはじめる2人。
2時の部屋の位置に。
ジャッカ 「次、2時の位置。囚人番号2番カシキユノ。若い女だった。高校生くらいじゃねぇかな」
エス 「高校生くらい?囚人の年齢もわからないのか?」
ジャッカ 「囚人のパーソナルなところに興味ねぇからな、オレ様。看守のオマエが把握しとけばいい
3時の部屋。
ジャッカ 「次、3時の位置。囚人番号3番カジヤマフウタ。てアホそうな男だ。オレ様こいつ嫌い」
エス 「……顔を見ただけなんだろう?」
ジャッカ 「ニンゲン、第一印象が9割だよ。俺様に投票権があったら迷わず有罪にしてるね」
エス 「そういうものかな」
4時の部屋。
扉に刻まれている文字を読むエス。
エス 「囚人番号4番はクスノキ、ムウ?女性か?」
ジャッカ 「おう。やたら美人の姉ちゃんだ。逆にこっちは無罪にするな。美しい遺伝子は残すべきだ」
足を止めるエス。
エス 「はぁ……。そんな欲にまみれた判断基準でいいのか?」
ジャッカ 「へっ…...じゃあ何を判断基準にするんだ?ただ法律に照らして裁くんだったらオマエである意味がない」
エス 「む……」
ジャッカ 「言ったろ、オマエ自身の基準で決めればいいって。それが性や愛でも文句は言わねぇよ。監獄内恋愛を禁止しやぁしねぇからよぉ」
いやらしくニヤつくジャッカロープ。
それを見て少し口をとがらせるエス。
エス 「……くだらないな。次は?」
ジャッカロープを置いて歩きはじめるエス。
追いかけるように歩くジャッカロープ。
ジャッカ 「へっ。今回の看守さんはウブだこと。囚人番号5番、キリサキシドウ。歳は三十くらいかな。こいつはオレ様に負けず劣らずの男前だな。......色恋目線でいくと、こういう奴が集団に波乱を巻き起こしたりするんだよなぁ」
エス 「…… (ため息)」
ジャッカロープを無視して歩き6時の位置に。
エス 「真南6時の位置。これで半分か」
ジャッカ 「ここは囚人番号6番、シイナマヒル。20代前半ってとこかな。……オレ様的にはこれくらいの女が一番好みだな」 下世話なジャッカロープにイラつき、足を止めるエス。
エス 「ジャッカロープ。遊びじゃないんだろ、この仕事は」
ジャッカ 「くっくっ…...遊びのつもりはねぇよ。この仕事の本質 は人間を見ることだ。オマエにもいずれわかる」
エス 「……ふん」
釈然としない様子のエス。歩きはじめる。
ジャッカ 「囚人番号7番。ムクハラカズイ。おっさんだ。今回の最年長じゃねぇかな。体格的にも、戦闘になったらこいつがナンバーワンだろうな」
エス 「……そうだ。囚人に襲われたらどうする?その、あまたらどうする?その、あまり言いたくはないが、僕の体格で抵抗できるとは思えない」
足を止め、後半少し恥ずかしげに言いよどむエス。
ジャッカ 「安心しな。囚人どもはオレ様たち管理者への攻撃はできない。そういう仕組みになってる」
エス 「『管理者へ』つまり囚人同士はそうではないと」
ジャッカ 「ふん、冴えてるじゃないか。そういうこともあるかもしれない。お前の判決次第じゃな」
歩きはじめ、8時の部屋。
ジャッカ 「さ、次は囚人番号8番モモセアマネ。聞いて驚け。なんとランドセル背負った女子小学生だ」
エス 「そんな小さな子まで…… "ヒトゴロシ" だというのか」
ジャッカ 「くっくっく、知らねぇけどよ。幼ければ純粋で、無垢で、善良で、ってのもまた思い込みなんだろうぜ。だからこそ……」
エス 「だからこそ」
ジャッカロープの説教をさえぎるように言葉をかぶせるエス。
エス 「それを見極めるのが看守の役目だというのだろう。まるで保護者だな、ジャッカロープ」
ジャッカ 「へぇへぇ。わかってんなら、構わねぇよ」
9時の部屋の位置。
ジャッカ 「次、囚人番号9番。カヤノミコト。男だ。特に特徴がなくて言うことねぇな。量産型ってかんじ」
エス 「逆に気になる」
ぼそりと小声でつぶやくエス。
10時の部屋の位置で足を止めるジャッカロープ。
ジャッカ 「最後が囚人番号10番、ユズリハコトコ。こいつは要注意だな。見るからに只者じゃなさそうな女だった」
エス 「これで10人か」
ジャッカ 「これで囚人紹介は終わりだな。ま。あとは実際話して確かめろよ」
なにかに気づいたエス。
エス 「ジャッカロープ」
ジャッカ 「ん?」
エス 「あそこは?11時の位置。あの部屋には囚人はいないのか?」
11時の部屋に歩いていくエス。
ついていかないジャッカロープ。
エス 「他の部屋の扉よりも古いな錆びついている……外側からの錠もない」
ジャッカ 「あぁ、そこはいい。何もない」
感情の乗らない返しをするそっけないジャッカロープ。
エス 「……それは」
エスの声を遮るようにゴーンと鐘のなる音。
パノプティコンの中に強く反響する。
エス 「何の音だ......」
ジャッカ 「時間だな。囚人共が目覚めるぞ。ついに顔合わせってわけだ」
うろたえるエスに向き直り、真剣なトーンで話すジャッカロープ。
ジャッカ 「いいか、オマエ自身が持つ不安や戸惑いや疑問はすべて殺せ。お前は看守なんだ。おそれるな。囚人共にとっての権威と恐怖であれ」
エス 「……言われるまでもないよ。ジャッカロープ。業はミルグラムの看守だ。僕にはそれしかない」
ジャッカロープに背を向けるエス。
エス 「それに、実は今少しだけ楽しみなんだ。ここに集められた囚人たちと出会うのが。そして彼らの罪を知るのが」
ジャッカ 「……」
エス 「お前の言う通り、僕は僕の意思で彼らの罪を暴こう。僕はどう感じるんだろう。赦したい、赦したくない、どう思うんだろう」
自分の掌を見つめるエス。
エス 「僕は、彼らを通して、僕自身のことも知りたいんだ」
ジャッカ 「……エス」
エスの背中を見つめていたジャッカロープ。
顔を下げ、冷めた声色でつぶやく。
ジャッカ 「哀れなことだ」
突如ガシャンガシャンと囚人の部屋の錠が次々に開いていく。
ジャッカ 「……来るぞ。ぶちかましてやんな」
工ス 「あぁ。看守としての初仕事といこう」
それぞれのドアが開き、囚人たちがパノプティコンへ踏み込んでくる。
囚人たちの足音が響く。
エス 「ごきげんよう、囚人諸君。僕の名前はエス。この監獄の看守をしている」
エス 「ここは監獄ミルグラム。お前たち10人の罪を裁くために存在する」
エス 「僕がお前達について知っていることは少ない。知っているのは、お前たち全員『ヒトゴロシ』だということだけ」
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疲れた
テレビを見ていたら巫女に関する特集をしていた。
天地の神にぞいのる朝なきの海のことくに波たたぬ世を、という歌詞の浦安の舞をタレントが踊っていた。
辛いとき、災いのあと、自分の中にある感情にどんな名前をあげたらいいのかわからないとき、どの国でも祈りの文化がある。継承されてきたその人間の不完全さと弱さをわたしも精一杯祈りに昇華しようともがいている。
運命というのはどこでどう交差しているのかわからないものだなと思う。別れて、また出会って、また別れて。気分が落ち込んでいる9月に二度も旅行に行く約束をいれてしまった。四国と沖縄。どうか晴れやかな空と見渡しても数え切れないほどの星々がわたしの傷を癒してくれますように。もうすべてがキモすぎるんだよね、自分が。ただただ言葉にすることで吐き出すことしかできない。お母さんに泣きじゃくったら、「そういう結末でなければ、もっと悪い結末になっていたと考えるの」と言われた。
「この間お父さんが新車を買おうと中古車のオークションに行ったんだけど、ほんの数万の提示額の差で他の人に欲しかった車を買い取られてしまって。考え方の問題なんだよね。もしその車を買っていてその次の日に乗車しているときにたまたま事故にあうかもしれない。それを防ぐための、ほんの少しの不幸だったかもしれない。そういう感じにね」
わたし、オマルハイヤームの詩がずっとすき。ずーっと前に読んだのに、聖典の一句みたいにスッと思い出せる。
・自己礼賛の生を、お前はいつまで送るのか。存在と非在の探求に、この生を過ごすのか。酒をのめ。苦悩にむしばまれた人生は、酵いか夢のうちに過ぎていくのがいいのだ。
・わが心よ、神秘の謎を解くことはお前にできず、すぐれた知者の境地にいたることもできはしない。盃に酒をみたし、この世を天国にするがよい、あの世で天国に行けるかどうか分からないのだから。
酒なんて飲んでもいいことないけどさ、不器用なだけなんだよね。ただただ幸せになりたかった。いつも堰き止めているものを泣いて笑って洗い出して馬鹿になりたかった。でも、もう飲まないようにしよう。人生を捻じ曲げているみたいな感じがするから。まっとうな形で、まっとうな言葉を放って、まっとうな人と出逢いたい。わたしはたしかに神秘の謎を解くこともできないし、すぐれた知者の境地にいたることもできない。あの世で天国に行けるかどうかも分からない。だから精一杯生きよう、ぜんぶぜんぶ「そうあるべきだった」と考えて、まるごと愛そう。人間というのはほんとうに弱くて馬鹿な生き物だなと思う。でも、大丈夫、きっと全て良くなっていく、わたしは世界を、台風の雨みたいにわっと降りかかるその奇跡の連鎖のひと雫を、広大な土地を、弱き人間の名もなき哀しみを愛していて、それと同じくらい世界に愛される。
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石森プロ時代のお話を。 https://x.com/takigawa_w/status/1789176940924223586?s=46&t=8Vf8aUwk_B-ZbQ5UAGv05w 2011年3月11日 東日本大震災 石ノ森萬画館のある石巻市、石ノ森章太郎ふるさと記念館のある登米市も被災しました。 特に北上川の中州にある石ノ森萬画館は津波に往復で襲われました。 津波が押し寄せた時、一階の玄関エントランスなどはビルっぽい四角い形で瓦礫が突っ込みダメージを受けました。が、それより上は丸い形状が幸いして津波が逃げて建物全体の破壊は免れました。 なんと、石ノ森萬画館は石ノ森章太郎先生が生前に「中州に降り立った宇宙船のイメージで」との設計コンセプトで丸みを帯びた楕円形のフォルムだったのです。 石ノ森章太郎先生が起こした奇跡と感じました。 震災の当日、地震と津波に建物は耐えたものの、中州の橋の欄干に津波で流されかけた方々、約20名が命からがら、掴まっていました。石ノ森萬画館のOさんがこれを見つけて「萬画館の中に入ってください!」と招き入れました。 しかし北上川を上った津波が戻って来たのです。 そこで再び欄干に摑まる別の約20名の方々。またOさんが、萬画館に招き入れ、約40名の方々とOさんは、余震の中、萬画館で過ごします。 幸い、萬画館には非常用電源もあり、レストラン用の食材もあったので、石ノ森萬画館を避難所がわりに5日間過ごしたそうです。 石ノ森萬画館の職員家族の方も奇跡的に皆さんご無事でした。 以上は全て後から聞いた話ですが石巻市では有名な話となりニュースやマンガにもなりました。 東京に居た我々は心配しながら石ノ森萬画館のK役員に連絡を取り「必要なものは何ですか?」とお聞きしました。 きっと食糧、医療、衣料など不足しているものが沢山あると思ったからです。3月19日の事です。 するとKさんは「石ノ森章太郎先生の生原稿が10万枚、石ノ森萬画館に保存されています。幸い棚から一つも崩れずに浸水もせずに無事です。ただ玄関ドアが壊れてしまい、防犯的に危ないので生原稿を引き取ってくれませんか」と仰るのです。 あんなに大変な時に心配しているのは石ノ森章太郎先生の生原稿なのです。 僕は「取りに行きます。取りに行きますからその際に必要な物資を持って行きます。」とお伝えして、その日からAmazon、楽天などで簡単に食べられる各種食品、オムツ、生理用品、などなどを会社で買い込みました。 震災直後はそれらの品々こそ、なかなか物不足だったのですが、何とか集め集めて、Kさんと相談して、ようやく東北自動車道も復旧していた3月30日早朝5時にレンタルした(ガソリン不足だったので)プリウスに社員2人と僕、2トントラック🚚とその運転手さんとで、 石巻に向かいました。 途中、渋滞があったり、被害のあった道を通りながら、石巻インターに着いたのは午後1時頃だったと思います。 石巻インターに付くと高速道路の係員のオッチャンが「どこから来たの?あ、東京。何か運んでるの?」 と聞かれたので「救援用の物資、食べ物を後ろのトラックに積んで来ました。」と答えると 「許可証もらって来たの?」と言うので 「分かりません。」と答えると 「許可証あれば只になるんだけど、無いかぁ。 東京からかぁ、高いなぁ、もう高いからタダでいいよ!行きな!」と無料で通してくれたのです。 ちょっとビックリしましたが、有り難く受け入れ、石巻インターを通過しました。 そこから石巻市に向かうと最初は道もさほど荒れていなかったのですが、石巻市に近づくにつれて、瓦礫は増え道は荒れ、市内に入れば電信柱の上の方に何かが突き刺さり、船は乗り上げ、震災がいかに激烈なものであったかは、否が応でも心に刻み込まれました。 石森プロの社員二人とは「どんな事があっても俺たちは冷静でいような!」と誓い合っていたのですが、あの光景は心にズシリ、ズシリとダメージを与えます。 ようやくの思いで、石ノ森萬画館に着きましたが、中州にあった他の建物は見当たらず瓦礫の中に石ノ森萬画館はありました。 そこでKさん達にお会いできて最初にKさんが仰ったのは「遠い所、来ていただき本当に申し訳ありません。先生の生原稿は全部、無事ですから。」でした。 その言葉を聞いて、ご本人達がどんなにか辛い状況だったろうに、この言葉をかけられて、魂が震えるほど感動、感激しました。危うく泣きかけました。 これが日本人 これが東北人 これが石ノ森萬画館 これがKさん。 日本全体に「日本はどうなるのか」という気分が満ちていた2011年3月。 僕はその時に「大丈夫だ」と確信したのです。 その後、石巻市内に設置されたサイボーグ009や仮面ライダーの立像を見たのですが、なぜか全て無事で更に仮面ライダーの立像などはピカピカに綺麗なのです。 聞けば「石巻市民の方が埃がついて可哀想だからと磨いてくれているようです」とのこと。 これも涙腺に来ました。 #東日本大震災 #石ノ森萬画館 #石巻市 #石森プロ #サイボーグ009 #仮面ライダー
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無題
黒ラベルの長いのを一本買って帰って、コップ一つ余計に出して献杯っつって注いだら、ぼろぼろ涙出てきた。事情をよく知らない家人ももらい泣きしてて笑った。姉に大丈夫か、と連絡したら、泣きすぎて職場で心配されて仕事早退した、というので笑った。テレビで青い春を流してこれを書いてる。
*
初めて聴いたのがたぶん中2くらい。Mステのt.A.T.u.事件が小4とかで、ぼんやり記憶にはあるけど、ミッシェルのことは認知していなかった。中学生の頃はCSでエムオンとかスペシャとか観て、邦楽TOP100とか(確かそのときずっと1位がレミオロメンの粉雪だった)、で知らない音楽を聴き漁っていて、たまたま流れてきたのがアリシアのPVだった。"バースデイ"の綴りもおぼつかなくて、慌ててメモを取ったような記憶がある。歌というよりひび割れたノイズみたいな声に驚いた。かっこいい、とは思った、たぶん。ティアドロップのサングラスしたギラギラしたおっさんがギラギラした声でバイオリンみたいなギターを弾いて歌っていた。藤原基央の天使みたいな声しか知らなかった俺は、十字路で悪魔に出逢った気分だった。
*
その頃、小遣いはほとんどCDに使ってた。ロキノン毎月買って、ジャケットとか気になったのを聴き漁ってた。巻末の新譜一覧とか隅々まで見てた。それで確かプレスファクトリーの4曲入りのEPが出るのを知って、それが初めて手に入れた音源だったと思う。表題曲も最高だったけど、ALRIGHTも良いと思った。他の2曲は良さがわかんなかった。
*
部活で冬の朝もまだ真っ暗な時間に自転車に跨って家を出て吐く息が真っ白で、しんどいなぁ、死にたいなぁ、とか思ってたら、イヤフォンから涙がこぼれそうが始まって、大通りに差し掛かったところでドラムの合図と共にズバーンとイントロが走り出したから、人通りのない道を立ち漕ぎで駆けてちょっと泣いたことがある。
*
NIGHT ON FOOLを1番聴いた。詩集も手垢まみれになるまで読んだ。ノートに書き写したりしてた。初武道館のDVDとかも持ってた。姉が勝手に俺の部屋から持ってって聴いたらしく、俺が変ながなり声のおっさんの曲を聴いている、と母親に言いつけたりもしたらしい。俺はライブ不精だから、結局VISIONが出た時の武道館しか観に行ったことがなかったけど、姉はたぶん何十回と観に行ってた。何回行ったんだろう。遠征もよくしてた。mixiでチケット詐欺に遭って何千円か騙し取られてたのも今は笑い話。俺は姉の描く絵が好きなんだけど、特にグレッチを構えたモッズスーツの不良中年を描くのが本当に上手かった。その後に出たアルバムは姉が買うようになってた。ミッシェルやROSSOも遡って、姉弟で手分けするように集めていった。
*
大学生の時、花見客で賑わう井の頭公園で出会したことがある。ボート乗り���の前のところに腰掛けていたら、綺麗な女の人を連れて、向こうからやってきて、目の前を横切っていった。俺は思わずチバさん! と声を掛けた。ちょっと振り返って、立ち止まってはくれなかったけど、ちょっと笑って、どうも、と手を上げてくれた。
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20240727 外を歩くには暑過ぎる
昨日友人から虹の画像が届いた。帰宅時に見えたとか。画像いっぱいに大きな弧を描いた虹が美しかった。夜勤中の私は、羨ましいのと嬉しいのと。でもおかげでがんばろうと思えた。きれいなものを分かち合いたい、と思ってくれるのがとても嬉しい。
なんだかんだ連勤が終わり、帰宅すると玄関横の紫陽花の葉がところどころ茶色くなっている。庭の紫陽花はまめに水遣りをしているけれど、玄関横はどうしても忘れがちで、地植えの紫陽花は水遣りもいらない、と言われるのに甘え過ぎていた。さすがにこの猛暑、酷暑?では紫陽花も辛いだろう。
そう思ってホースを伸ばして水を撒く。シャワーの水滴が落ちる先をなんとなく眺めていると虹ができていた。私も虹を撮ろう!と紫陽花ではなくフェンスの外に向けて水を撒いたりして。ふと、良い大人が何をしてるんだろうと思ったりもしたけど、小さな虹が撮れた。満足。
クーラーの効いた部屋で寝転がりながらこれを書いていたらピンポンが鳴った。インターホンで応対すると、スィーツ屋なんですけど、と言う。チラシでも持ってきたのかなと思って玄関口まで行くと、大きめの保冷容器の様な某食品配達の様なボックスと発泡スチロールを乗せ、綻びた旗を付けた折り畳み自転車が停めてあった。
222)え?売り歩いてるんですか?
オニーサン)えぇ!皆さんに人気なので食べていただきたくて(˶'ᵕ'˶)
イマドキ⁉︎この炎天下に?自転車で訪問販売⁈確かにそのお兄さんは真っ黒に焼けていた。見るからに怪しいそのケーキ売りのお兄さんは。県内の大きな都市から4人でやってきて、今日はこの辺りをみんなで売り歩いているのだそう。
222)これ何かの修行ですか?
オニーサン)まあそんなもんです!
222)新入社員さんとか?
オニーサン)いえ、もう5年?4年か、4年になります。
222)えぇ…まじですか…すごいですね。ちょっと待ってください。
全然スィーツが美味しそうに思えたわけじゃないし食べたいと思ったわけでもない。逆にこんなの怖いわ!と思ってはいる。それでもこの猛暑の中自転車に乗って売り歩くお兄さんがなんだか気の毒になった。
そういう作戦なのかもしれない、あの日焼けも本当は日サロ(そんなの今でもあるの?)で作ったものかもしれない。もういい、それでも騙されよう。冷蔵庫から冷えたペットボトルのダカラを1本出して玄関口に戻る。
発泡スチロールの中に3種類ほどのケーキを持っていて、目についたものをお願いした。一箱1500円だった。代金と一緒にペットボトルを渡す。
222)良かったらこれ飲んでください。無理しないように
オニーサン)え!ありがとうございます!
222)これ、食べて大丈夫なんですか?
オニーサン)大丈夫ですよ!冷やして持ってきてますんで
渡されたケーキの箱はお世辞にも全く冷たくなかった。そりゃそうだ。こんな暑さだもの。どこまで売り歩くのか分からないけれど、ここは老人の多い町だ。私の様に同情や憐れみ、もしくは若者よ頑張れ、のお気持ちで何本か売れるかもしれない、と思う。
それにしても…ごめんなさいだけど食べる気にはならない。
販売元は北海道札幌市となっていた。北海道…札幌…。この商品名や会社を検索したら分かることもあるのだろうけどそれもやめておく。
これ、買ったことあるよ、食べたことあるよ、という人がいるんだろうか。
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おはようございます。
秋田県湯沢市川連は、雨が降ったり止んだりのお天気です。
一昨日からの大雨が全国ニュースでも流れておりますが、秋田県湯沢市川連は大丈夫です。
昨日からアチコチの皆様よりのお声掛けを頂き、有難うございました。
秋田県内は24日夜から南部を中心に記録的な大雨となっており、湯沢市では25日朝、工事現場で土砂崩れが発生したり、県内の河川の氾濫が発生したり、一部主要道路も冠水等々、山形県北部や秋田県南部のアチコチにて、未だに土砂災害警戒情報が出ております。
これ以上の被害が出ない事を願っております。
そんな昨日は朝から水研ぎ作業。
午前中はお椀の中塗り研ぎで、お昼過ぎからはぐい呑縄文の中塗り研ぎ作業。
夕方前には消防団からの連絡で、川連分団は、待機でお願いしますとの事で、研ぎの作業を終えすぐ出かけられる様、事務作業で一日が終了。
そして今日は午前中、漆器組合にて役員会、夕方からは青年会の会議やら、その他アレヤコレヤと有りそうですが、今日も一つ一つコツコツ頑張ります。
皆様にとって今日も、良い一日と成ります様に。
https://jujiro.base.ec
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723:名無し:24/09/11(水) 15:04:25 ID:5M.mb.L1 従姉妹が自殺した。体調不良や免疫疾患、鬱病など色々理由はあったが、 最後に背中を押しちゃったのは間違いなく母親である伯母だろうと親戚中ヒソヒソ言い合っている。
最後のメールのやり取りを見た。 伯母「おはよう!今大丈夫なの?」 従姉妹「もう連絡してこなくていい。楽になる」 伯母「辛いのね、お友達にはきちんと相談した?」 従姉妹「連絡してくるな。私より優れた親と体を持ってる友達に相談?馬鹿にしてるのか」 伯母「お母さんは、これから会社の人とご飯なの!従姉妹ちゃんも今度お友達とご飯に行ってみてね。 ちなみに従姉妹の私ちゃんは、お給料が上がったそうです!」
(母がいらんこと吹き込んでた)
翌朝 伯母「おはよう。昨日はお母さんも楽しめました。従姉妹ちゃんも頑張って頑張って生きましょうね!!」
更に翌朝 伯母「おはよう!今日も頑張りましょう!」
翌朝 伯母「元気なの?今度お父さんとそちらへ行きますから、きちんと掃除しておくこと!大人としての基本ですよ!」 (既読がついたのがこのメールが最後。恐らくこの日に亡くなっている。従姉妹は返信なし)
1週間後 伯母「明日お父さんとそちらへ行きます!会えるのが楽しみです」(この日に遺体が発見された。第一発見者は伯母夫婦)
これだけだと分かりづらいと思うけど、従姉妹が免疫疾患になった時に絶対病院には行かせなかった伯母夫婦のせいで、 かなり症状が悪化してたんだよね。 それなのに「お友達に相談したのか」という発想が出てくる時点でまともじゃない。 返信もないのに「今からそっちへ行く」と勝手に決めるのもおかしい。
伯母夫婦は25歳の従姉妹を亡くして泣き叫んで憔悴してたけど、「あの夫婦に産まれたんじゃ死にたくもな���わね」 と私の両親は話してた。
従姉妹と私は同い年。苦しんだ分、もう楽になってくれてたらいいな…と思う。
726:名無し:24/09/11(水) 17:34:53 ID:5M.mb.L1 >>723 ちょっと間違えてた 1週間後のメールの翌日に伯母夫婦が従姉妹の家を訪問して従姉妹の遺体が発見されてます。 練炭で亡くなってたらしいので楽に死んだと思いたい。 伯母、空気読めない人だったなあ。親戚の葬式でも、「交通費、従姉妹ちゃんが出してくれるよね?」とか 「今日はお母さんの誕生日なんだけど、従姉妹ちゃんは何かお祝いしてくれないの?」とか色々言っても従姉妹は無視してた。 旦那さんの方はニコニコ黙って見ていた。
母からの話聞いた感じだと、伯母の旦那さんは今で言う「頭の足りない女の子の王子様になりたがりな理解ある系男性」 だったらしい。あの両親じゃ苦労しただろう。
724:↓名無し:24/09/11(水) 15:14:01 ID:TF.n4.L1 >>723 最後に背中を…じゃなくて幼い頃からストレスをかけ、免疫を低下させ続けて病気にしたのは 天然悪魔の従姉妹母だと思ってしまう 常に口からポイズンナイフを飛ばすサイコパスモンスターを想像したわ
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キニピと私6回目の逢瀬
回数も積み重なってきた6回目、前回5回目でお泊まり+前戯までは到達したものの、未だに肝心なことがハッキリしていない。そう、我々の関係性である。付き合っているのか、それともゆくゆくはセフレになるのか、それともただの気まぐれな行動だったのか。このことが気になってこの1週間まともに眠れなかった。
6回目の予定はこう。休日仕事を終えた私が、お休みのキニピの家に泊まりに行って、翌日アウトレットへ出かけるというもの。最初はアウトレットに行くという予定だけだったが、前日の予定がなくなり、追加でお泊まりをするのはどう?と提案が来た。とっっっっっっっっっっても嬉しかったんだけども、一つ懸念点があったのです。それは5回目終了後、6回目までに生理を終わらせておこう!と思いピルを休薬したものの、その生理が全然終わりそうにないということ。いくら悩んでも生理は終わらないし、時は刻一刻と進むばかり、私は意を決してキニピへ生理がぶり返している。生理中だけど気分と体調は変わりない。泊まりに行ってもいい?と確認 返答は体調を心配するものだった。嬉しい!と思いながら、お泊まりデート続行決定。
この先はお泊まりデートの実際のお話。職場から電車で1時間半かけて、キニピ宅の最寄り駅へ着いた。駅を降りてすぐに、大阪といえば!!なスーパーの赤々とした灯りが目に入った。その直後迎えに来てくれたキニピの車が目に入る。キニピの車に乗って家へ到着。ご飯作って待ってる。と言ってくれてはいたものの、出されたのはアヒージョと、パエリアとローストビーフ(ローストビーフのみお惣菜)おしゃれすぎてびっくり仰天。おしゃれご飯に似合わないキニピの部屋着をきた私。もちろんおいしかった。なんやかんやでベットに入って就寝と思いきや、またキニピの腕が私の胸元へ。そんなこんなで生理中だけど初めての性交渉。結果血まみれ。ちゃんとゴムはつけてましたが(彼が)そんなこんなでお泊まり中に3、4回致して、睡眠、ゴロゴロ、睡眠を繰り返した我々はアウトレットへ行くのを諦め、晩御飯を食べに外へ繰り出しました。いつもの回転寿司が君とならとっても美味しくて輝かしく見えました。その後食べに行ったフルーツパフェ、私以前、フルーツについて散々な文章を書いていたけれど、実はフルーツ大好きなんですよね。嫌いは好きの裏返しってやつですね。フルーツパフェと首から下だけ映った彼の写真はいまや宝物です。 いやはや、こんなことを言っている場合ではない、お泊まりの最中に何度かセックスしたものの、相性悪いからポイ捨て、なんて悲惨な未来を私は受け入れられそうもないので(これが現実になったら私は東京初期衝動しか聞けなくなる)今更ながら急ぎ早にキニピへ聞くことにした
「ねぇ、私達ってどういう関係ですか?」 (9つも年上なので聞きづらい質問をする時などに敬語になってしまう)
「え、付き合っていると思ってた」これが第一声
「え?付き合ってるの?いつから」「前回お泊まりした時、そんな話したよ。返事はなかったけど」「え?した?してないよ。え?いつ」「いや前回…まず付き合ってない子は家にあげないよ」「わかんないじゃん、セフレを家に上げる人もいるし、都合のいい関係かもしれない。曖昧なはじまり方だと曖昧に終わるっていうじゃん…」「そうなの?」「うん…聞いたところによるとだけど…じゃあ、付き合ってくれるんですか?」「はい」「よろしくお願いします」こんな流れで正式に付き合うことが決定しました。(一語一句思い出すことができないけれど大体こんな内容)思い返せば前回「かなり年離れてるけど大丈夫?なんか雰囲気変わったね〜どうたしたの?付き合ったの?って言われるんじゃない?」とか言ってたなとは思ったが、年下をおちょくってるのか、想いを伝えているのか、非常に分かりづらく、もどかしさと不安でヒスりそうだったので、ロマンも雰囲気もクソもないけどストレートに聞いてしまいました。
今私に残っているのは散々寝たのにまだある眠気と、キニピと付き合えた安心感、幸福感と、久しぶりにセックスしてできた会陰の裂傷(股裂けて痛い)です。今までたくさんの人と付き合ってきたというキニピ、私たちの関係が終わってしまったその時、この日のことはもちろん、私の存在ごと綺麗さっぱり忘れてしまいそうだから、私だけはこの三日間の出来事を、今、今日の気持ちを赤裸々に記録しておきたいと思います。
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