#北海道中札内村
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野うさぎキッチン
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【ワクチンを警告してくれていた著名人】
窪塚洋介、成宮寛貴、山田孝之、GACKT、長渕剛、ワンオクTaka、ブラマヨ、高岡蒼甫、松本人志、松嶋尚美、竹田恒泰、古市憲寿、明石家さんま、オードリー若林、ほんこん、須藤元気、古舘伊知郎、小籔千豊、華原朋美、北野武、ASKA、辰巳琢郎…
参政党、チャンネル桜、中川淳一郎、HEAVENESE
ボクサーの村田諒太さんもコロナやワクチンに否定的だったと思います
泉大津市長 南出賢一さん
女優の水川あさみさんが、陰謀論者扱いを受けて、石原さとみさんとごちゃごちゃあったと記事になっていた事があります
ローラ!
漫画家の倉田真由美さん
百田尚樹氏も「ワシは反ワクチンではないし、打ちたい人は打てばいいと思うが、まだ疑わしいと思っとるので様子見」と公言、そのまま現在も打っておられないようです
格闘家の朝倉未来選手。自身のYouTubeで、未接種だということと病院で医師に心臓系��病気が増えてると聞いたことを伝えてくれてます。
北野たけし「これ、見えないオバケをみんなで怖がってるだけじゃないの?」
ASKAさん。イベルメクチンについても言及されています
ロバート・ケネディ・ジュニア米大統領候補
ボルソナノ大統領(ブラジル)
宇多田ヒカルさんもマスクにびっくりしたそうです
名古屋市 河村市長
加藤登紀子さん。特に子供のワクチンについて、異議をTweetしてました。辰巳琢郎さんもです。
井原剛さんはどうかな?
高橋ジョージさん
CBCの大石アナも仲間に入れてください
武田邦彦先生
やりすぎ都市伝説の関暁夫
元ファイザー副社長、AK-69、西川貴教、カンニング竹山、マツコ・デラックス、菜々緒、キングコング西野さん、田母神俊雄氏、馬渕睦夫さん、及川幸久さん、船瀬俊介さん、斎藤新緑さん、参政党メンバー、みちょぱ、世良公則
山本太郎さん、伊原剛、木村正治さん、近藤 誠先生、坂本美雨、ジョコビッチ、お笑いのシルク姉さん、高木沙耶さん、ボクシングの村田諒太、宮澤孝幸さん
エリック・クラプトン、内海聡氏、ロート製薬代表取締役会長の山田邦雄さん、【北海道】札幌禎心会病院、占いのゲッターズ飯田氏、所ジョージさん、高橋一生、DABOさん、格闘家の小見川道大さん、ガーシー
苫米地英人博士、小林よしのり先生、ジャニーズWESTの中間淳太くん、YouTuberアキラボーイさん、武井壮、TBS井上アナ、養老孟司さん、池田清彦さん、柄本明さん、
熊本県知事候補者 毛利秀徳さん、三宅洋平さん、田中昌之さん、千原ジュニアさん、
片岡ジョージさん、ロンブーの田村淳、松田学さん、SUGIZOさん、中野博、アーチストのsilvaさん、木村拓哉の母、まさ子さん、北村弁護士、ドゥテルテ大統領、YouTuberのミッツ
コロナワクチンが出来た直後にその怪しさを指摘した苫米地博士
苫米地英人は現在から考えてもかなり良い情報を出してたな
ミュージシャンとか表現者で異議を唱えなかったやつは���るものもニセモノってことじゃないの
特にロックとかパンクで
ラッパーも追加でw
スピリチュアルリーダーとか占い師とかそれ系も
こんな茶番すら見抜けない能力って
コロナは概念プランデミックみたいな漫画が増えなかったのも残念だな
いつも風刺漫画描いてた人もコロナはガン無視でつまんなくてファンやめた
タマホームの社長を忘れてはいけない
これはニュースになったから
個別芸能人やユーチューバーより
知ったきっかけになったよね
ジョコビッチもBBCが取り上げてたな
大阪府泉大津市長の南出賢一
麻生は会見かなんかでマスクかシールドを「いつまでやるんだこれ」ってマスコミに言ってたのは見た
ごぼうの党党首は行く先々で人に感謝されている
「あなたのおかげでワクチン打たずに済みました」
新潟大学名誉教授岡田正彦
長渕もワクチン発言してたの?
そう言えば長渕剛も女優にレイプ告発されてたな
ということはあれもワクチン絡みのネガティブキャンペーンか
西川貴教はワクチン推奨
政治家とかマスコミとか茶番ってわかってるやつらはマスクもしてなかったやろ
the pillowsの山中さわお
古舘伊知郎
初期からワク害報道してくれたのは
地方紙では中日新聞/東京新聞、河北新報
雑誌ではポストセブン、ゲンダイとかですね
心強かった
自分はバラいろダンディの苫米地氏とnoteの荒川氏でした
御二人には生涯感謝致します
お二方に救われた人は少なくないでしょう
でも彼らを知ってる時点で反ワクチンの素養が元々ありですね
苫米地のツイートで身構えたなあ
マイケルイードン博士
「打ったら2年以内に死にます」
2年以内に死んだ人たくさん居るだろうな
死ななかった人も遺伝子置き換わってる可能性があるし、スパイクたんぱく質は一年以降ものこり、そのままではなかなか消えないそうだ。
干されたり消されたりしたのがホンモノ
まだ生きてるのは台本にセリフが残ってるだけの演技者だから
記録しておかないとね
これ1番大きな機能は(他にもサツ用機能満載)遺伝子製剤だから
大半に病気出てくるのは3〜5年後なんだよね
今まで出てるのは単なる前夜祭なだけで
これマジだよ
英国の著名医の話でもそれ���押してた
数日前のインタビューだけどね
マジいい気味
これからが
死亡祭りなのに
何考えてんの?
当然猛毒との関連はアホだから無知のままで死んでゆく
ピーポーピーポー 死んでゆく♪
ピーポーピーポー 死んでゆく♪
馬鹿信者ども、
山田孝之は朝倉未来とYouTubeで人狼やってたな
そこにいたメンバーもしかしたら未接種多いのかな
毎回メンバー変わってるけどロンブーの淳や水川あさみが参加してたこともあったから
赤西仁、錦戸亮、佐藤健、城田優、オリラジ藤森とかもいたけど彼らはどうなんだろう
ワクチン派ひろゆき氏と反対の高岡蒼佑氏…コロナ禍での対立構造
2021年09月13日 フライデー
一方、元俳優の高岡蒼佑氏は「反ワクチン派」として最近有名になっている1人だ。
自身のインスタグラムのプロフィールには《#コロナは茶番 #TVは真実こそ報道しない》と書かれている。ストーリーでは“ワクチンを打ってしまった”という一般ユーザーに対し
《遅くないです 解毒していきましょう ビタミンCを摂りニンニクも有効 血栓を溶かしましょう 意識的に亜鉛も摂り入れましょう みんなで生き残るんです》
とアドバイスを送っている。
21年の9月にこう言ってるのかよ
まさに二回目ワクチン追い込み期だな
これはすごい
宮崎あおいと結婚してただけあるわ
お騒がせ奴かと思ってたけど正しいよね
奥野卓司もコロワクの危険性を訴えてたなそういや
とろサーモンはどっちも打ってないって言ってた
今は知らんけど
そういえば警告したの男性ばかり
日本の女に生まれたの恥じるわ 世間狭い頭悪い 勘も悪い 整形だけで生きてる連中
当然海外出てこんなクソ語学能力ゼロの場所捨てといて助かったわ
日本の女は卑屈
くらたまが居るじゃん
ニコニコ動画がワクチン情報フルオープンで助かった
つべは藁人形レベルの人が検閲してたからな
やばみしかない
ワクチン接種勧めてた奴らが非難され始めたね
証拠残ってるから逃げられないよ
【ワクチンを警告してくれていた著名人】窪塚洋介、成宮寛貴、山田孝之、GACKT、長渕剛、ワンオクTaka、ブラマヨ、高岡蒼甫、松本人志…
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『 貨物列車で行こう!』長田 昭二 緒 (文藝春秋)
わたしも乗りたい。
第一章 ついに貨物列車に乗る! 貨物線を歩く/乗れないから乗りたい――そこにロマンがある/人知れず日本の物流を支える駅/極限までのスリム化/「拳一つ分」の隙間/動力車の拠点「機関区」/ついに貨物列車に乗る!/突然の鉄道無線/いよいよ「貨物専用線」に進入/東京で貨物列車を見ない理由 第二章 ルポ・東京貨物ターミナル 鉄道貨物の全容を見るべく「東京タ」へ/貨物列車に乗って貨物駅に向かう/「新鶴見信号場」とは/梯子段を上る「垂直乗車」/「ブレーキ、ゆるめーゆるめー!」/心躍る〝短絡線〟/「いよいよ来たか……」貨物列車は地下へ/羽田空港の下を通る点線=東京港トンネルへの憧れ/昭和で見た夢が令和に実現/添乗区間が延長した!/「東京タ」の構内をほぼ二往復/輸送量は毎年約一〇三%の伸び/高まる大型コンテナのニーズ/変わりゆく物流の仕組み/日本最大の貨物駅にある「中央研修センター」に潜入/異常生時の対応を学��シミュレーター/ここに座った以上は定時運行遂行の義務がある/「輸送指令」は〝二度呼び〟が基本/懐中電灯一つで長大な列車を点検 第三章 経営再建と未来の貨物輸送――JR貨物トップインタビュー 「変えるをよし」の企業風土が自信をもたらした/さらなる被害が予想される南海トラフ地震への対策/経営が厳しいJR旅客会社が増えた現状/貨物輸送の新提案・新幹線による鉄道輸送は?/総合的な輸送体系「モーダルコンビネーション」という概念/「安全」のための人材確保と労働環境の整備が不可欠/あらゆる物流の集積地点「東京レールゲートWEST」/銀行員、ハウステンボス……様々な経験から生まれた経営軸/「企業として安全はすべての基盤である」/原風景は「貨物列車のある情景」/「ベテランから若手へ」鉄道を支える、技術を受け継ぐ仕組み/運転士によるリレー方式――確立された輸送体系が強み/鉄道貨物が抱える問題をテクノロジーで解決できるか/従来の設備を有効活用「積替ステーション」/「空荷」を解消した「ビール列車」 第四章 広島車両所探訪記 重要拠点・広島/迂回運転を実現した「匠の技」/歴史を刻む広島車両所/「日本一」の車両所/全般検査と重要部検査奈々枝歴史ゆえの「使いにくさ」/「走って磨かれて輝く」車輪/時に親子、時に兄弟/機関車にはトイレがない/憧れの〝車掌車〟の現実/ベテランから若手へ「技の伝承」/車両所は「大きな家族」 第五章 「セノハチ」貨物列車添乗ルポ――広島貨物ターミナル駅‐西条駅 フィーダー輸送の拠点/数字に出てこない忙しさ/日本一のフォークリフトドライバー/営業面の司令塔/もし列車が遅れたら……信号扱い所の修羅場/〝途中下車〟できない貨物は……/鉄道マンにとっての〝難所〟はマニアにとっての〝名所〟/九州と首都圏を結ぶ物流の大動脈/居住性に優れた運転室/無線の通信に沸き上がる感動/普段乗れない貨物線を走行/本格的な上り坂へ――補機本来の業務開始/上り線には架線が二本/「ノッチオフお願いします。どうぞ」/登りきって連結を外す/「ポウッ!」遠ざかる本務機/待ち時間も切らさない集中力/「発車!」「進行!」一人ぽっちで走り始める/視界も広く、軽快に走る/帰りのほうが忙しい/シカ、イノシシ……夜に遭遇する動物たち/登りと同じ十三分で「瀬野八」を下り終える/列車は貨物専用線へ。時速八十キロで快走/廃車を待つ〝もみじ色〟の機関車/物流を支えるプロの技と知恵 第六章 「文藝春秋」を北に追え!――青函トンネル貨物列車添乗ルポ 大きなミッションを持って貨物列車に乗り込む/「文藝春秋」十月号の積み込みを見学/貨物の積み下ろしや旅客の乗降は行わない「青森信号所��へ/貨物列車でなければ通れない区間に感じるロマン/中村さんが席を譲ってくれた理由が判明/トンボが乱舞する田園地帯を疾走/青函トンネル五十三キロを貨物列車はひた走る/世界第四位、長大トンネルの入口/しばらくすると飽きてくる……運転士の眠気対策は/地上に出たと思ったら次々とトンネルが……/津軽海峡と函館山を望む〝絶景路線〟/急に無数の線路と並走するようになり……/三〇五九列車は定刻より二分遅れで到着/「北斗9号」で三〇五九列車を追跡/コンテナ貨物取扱量全国二位の「札幌タ」/十七時間五十分の鉄路の旅/「盛りだくさん」にもほどがある一日の終わり/一日半ぶりの対面/「イクラ丼」か「混載丼」か/「あとがき」に代えて
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北海道江別市で、大学生の長谷知哉さん20歳が集団で暴行を受けて死亡した事件は、2日で1週間が経ちました。傷害致死の容疑などで逮捕されたのは、女子大学生、八木原亜麻(あま)容疑者20歳と川村葉音(はおと)容疑者20歳の2人。そして16歳と17歳の少年2人と18歳の男2人の合わせて6人です。長谷さんのキャッシュカードで、現金十数万円が引き出されていた疑いもあるこの事件。これまでの捜査や現場周辺の取材から、逮捕された6人の足取りや被害者との関係が明らかになってきました。 ◆衣服を身に着けていない状態で顔面などに打撲痕 事件現場(10月26日 北海道江別市) 26日早朝、千歳市の大学生、長谷知哉さん(20)は、江別市の公園で衣服を身に着けていない状態で発見され、その後死亡が確認されました。長谷さんの顔面などには殴られた跡が複数あり、死因は外傷性ショックでした。 この日、長谷さんの交際相手の八木原亜麻容疑者(20)が警察に出頭。その後、川村葉音容疑者(20)と16歳から18歳の少年と男ら4人がそれぞれ出頭し、30日までに全員逮捕されました。6人は友人とみられています。 ◆「1年後に別れたいって言われたら…」 高校時代の八木原容疑者 八木原容疑者は、長谷さんと地元が同じ釧路市で、中学校の後輩で交際関係にありました。これまでの取り調べに、八木原容疑者は「長谷さんと交際関係をめぐりトラブルになった」という趣旨の供述をしていることがわかっています。 八木原亜麻容疑者(視聴者提供) さらに八木原容疑者は、事件前、知人にこう問いかけていました。 「彼氏に1年後、別れたいって言われたら、あなただったらどうする?」 捜査関係者によりますと、八木原容疑者は長谷さんから、就職活動を理由に交際する期限を示すような「別れ話」をされたということで、警察は、事件の背景に別れ話のもつれがあったとみています。 ◆暴行しながら暗証番号を聞き出し、十数万円を引き出したか JR大麻駅周辺(北海道江別市) 25日午後10時すぎ、長谷さんは自宅がある千歳市からJRを乗り継ぎ、江別市の八木原容疑者の自宅を訪れます。その後、2人は公園に向かうと、川村容疑者を含む5人と合流。そして事件は起きました。 八木原容疑者を除く5人が乗ったとみられる軽乗用車(防犯カメラより) 6人は長谷さんに暴行を加えた後、長谷さんを放置し、八木原容疑者を除く5人は、川村容疑者の軽乗用車で札幌方向に向かいます。 5人が乗ったとみられる軽乗用車は、26日午前3時過ぎ、付近の防犯カメラに記録されていました。さらに5人には、長谷さんのキャッシュカードで現金を引き出した疑いも浮上しています。 捜査関係者によりますと、八木原容疑者を除く5人のうち数人は「被害者のキャッシュカードで現金を引き出した」「現金を分け合った」という趣旨を供述。札幌市内のコンビエンスストアの防犯カメラには、ATM(現金自動預け払い機)で現金を引き出す様子が記録されていました。 長谷さんに暴行を加えながら、暗証番号を聞き出したとみられ、引き出された額は十数万円に上るということです。 釧路市内で見つかった川村容疑者の軽乗用車 長谷さんのものとみられる衣服やリュックなどは、札幌市内の川から見つかっていることもわかりました。 逃走に使われた軽乗用車は、川村容疑者の釧路市内の実家で見つかっていることから、川村容疑者は、事件後、札幌市内の警察に出頭するまで釧路市に滞在していたとみられています。 ◆泣きながら「自分はただ見ていただけ」 川村容疑者(左)と八木原容疑者(右) 八木原容疑者と川村容疑者を知る釧路在住の友人は、2人についてこう証言します。 「亜麻(八木原容疑者)については、どちらかというと彼氏と交際していてけんかになって、電話した時にすごい怒ってるなって。強い口調になっているなというのを見たりしていた」 「(川村容疑者にについては)友達に何かあったら許せないからって。友達のためなら手を出しちゃうって感じで。やれるだけやっちゃう、葉音(川村容疑者)はそういうタイプ」 捜査関係者によりますと、川村容疑者は長谷さんに「八木原に対し、謝ってもら��うと思っていた」という内容の供述をしているということです。 川村葉音容疑者 また川村容疑者は、逮捕される前に、友人の母親に次のようなことを打ち明けていたといいます。 「(逮捕前に)泣きながらラインで電話がきたらしくて『自分はあまり暴力を加えていなくてただ見ていただけ』みたいな」 ◆「いつまでも明るく優しい人になれるよう頑張ります」 小学6年の八木原容疑者と文集 八木原容疑者は8年前、小学校6年生の時に書いた小学校の文集で“20年後の自分”に手紙を宛てていました。 「20年後の私は、何をしていますか?私は将来看護師になり、病気の人やけがをした人をやさしい気持ちで助けたいと思っています。いつまでも明るく優しい人になれるよう頑張ります」 八木原容疑者の中学時代の知人は「自分で誰かのことをいじめようとしていじめられるタイプじゃなくて、ちょっと隅でいる子みたいな、何も意見言えないタイプなんじゃないか」と当時の印象を振り返ります。 「人を助けたい」と夢を語った少女に何があったのか…。 警察は、死亡した長谷さんと16歳から18歳の少年を含む男4人が面識があったのかどうかなど、6人の動機や犯行に至った経緯を慎重に捜査しています。
泣きながら「自分は見ていただけ」江別男子大学生“集団暴行死”事件から1週間、暴行しながら聞き出した暗証番号で十数万円引き出しか 逮捕された女子大生らの供述や証言からたどる事件の闇(HBCニュース北海道) - Yahoo!ニュース
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「虚無への供物」中井英夫 0041
序章
4蛇神伝説
バア「アラビク」で、 久生と亜利夫、そして藍ちゃんの会話のつづきです。
この東京で、アイヌを見かけたという藍ちゃんに 久生と亜利夫は、それぞれ、サンドイッチマンや花やしきでの出し物を疑います。
日本堤を藍紋様の晴着をきたアイヌが闊歩しているのは、想像できないのでしょう。 たしかに滑稽な感じはしますね。
ところで、戦前あった日本堤が、戦後、台東区に含まれたそうで、 まさに、バア「アラビク」は、日本堤にあるということのようです。
藍紋様の晴着とは、あの独特のアイヌ紋様を指しているのでしょうが、 晴着という表現がピンときません。 一般的に、ふだんとは違うハレの日に切る服を言うのだと思いますが、 それを着ているということは、例のアイヌ人にとって、 まさにハレの日だと言うことを言いたいのでしょうか?
単にそう表現したとも考えられますが、 やはり、何か、ハレの日にふさわしい出来事でもやったという意味にも取れますね。
しかし、藍ちゃんは、見かけたのは2度めだというし、ホヤウカムイの使いだといいます。 久生は多少興味があるようにホヤウカムイについて訪ねます。 ホヤウカムイは、洞爺湖の蛇神で、それは現実の恐怖から生まれたものでアイヌの伝説の一つだそうです。
アイヌ語でシャック・ショモ・アエップ(“夏、口にだしてはいけない”)が“怖い蛇の神様”と同じ意味に使われるくらい、 蛇を恐れているそうです。
ちょっと調べたところアイヌ語では、 シャックは“夏” ショモは“~しない” アエップは“食べ物や餌(エ)”なんかだそうです。 間違っているかもしれませんが、 大雑把に訳せば、「夏、食べない」「夏、口にしない」というところでしょうか? “夏、口にだしてはいけない”とは、少しニュアンスが違��気がしますが、そういう言い回しもあるのだと言われればそうかもしれません。
蛇の出てくるユーカラは、夏場に頼んでも、決して歌ってくれない。 ユーカラは、アイヌ語では叙事詩を指すそうですが、単に歌を指す言葉でも使われるみたいです。 蛇の出てくる歌(そんな歌があるんですね)は、決して歌わないということでしょう。
久生も興味が湧いてきたのか、北海道旅行に言ったときの友人に聞いた話をします。
夏になると、洞爺湖の饅頭(まんじゅう)島から中島へ蛇が群れになって泳いで渡る。 調べてみると、饅頭島はヘビ島と呼ばれるほどに蛇が多い島だそうです。 実際に、中島へ蛇が渡るのかどうかは知りませんが、想像すると確かに怖い光景かもしれません。
純粋なアイヌが残っているとしても、 ホヤウカムイという蛇神は、 五弦琴(トンコリ)をならし、氓び(ほろび)の歌の中にでてくる話なのだろうといいます。
アイヌと氷沼家に 因縁があると思わせてますね。
ところで、 五弦琴(トンコリ)は、樺太アイヌ起源の楽器だそうです。 ハープ等と同じく基本的には弦の数(つまり五音)しか音が出ない。 かなりシンプルな音なんでしょうね。
氓び(ほろび)の歌はアイヌの歌にあるのでしょうが、 この氓びの意味がよくわかりません。
滅びるや亡びると同じような意味だと見て取れますが、 実際に、検索してみると民としての意味合いが強いようです。
つまり、民が亡びるというような解釈すればいいのでしょうか? それは、すなわちアイヌが消滅するということに繋がつのかもしれません。
アイヌを恐れているのは、 藍ちゃんの従兄弟同士であり、 亜利夫の学校の先輩後輩に当たる氷沼蒼司の弟、紅司(こうじ)であると。
それを引き取って、久生は、氷沼家とアイヌの因縁を探ろうとします。
アイちゃんの曽お祖父ちゃんの誠太郎(せいたろう)が、開拓使の役人で、クラーク博士の通訳をしていた。 氷沼家は曾お祖母さんの実家だとのこと。
なんと、 ここでw.s.クラーク博士の名前が出てきます。 そうです。あの“ボーイズ・ビー・アンビシャス”の人です。
明治三年(1870年)以降、アーマスト州立農業学校時代に、クラーク博士と誠太郎が知り合ったことになっています。 アーマスト州立農業学校は、厳密には、マサチューセッツ大学アマースト校のようですね。
で、同行帰朝したと『クラーク先生とその弟子たち』(大島正健著)にあるが、 これは間違いで、明治七年(1874年)に誠太郎が先に帰国し、 北海道・サハリン(樺太)の開拓のために設けられた開拓使に、出仕しています。 青山試験場勤務から、明治九年の博士の来日とともに、札幌勤務となっています。
『クラーク先生とその弟子たち』の中身までわかりませんが、同行帰朝ということは、 国命によって外国に使者として出かけたものが帰国するということなので、誠太郎は、��の仕事をしていたことになります。
そのクラーク博士が翌年明治十年(1877年)帰米したあとも、内村鑑三(うちむらかんぞう)や新渡戸稲造(にとべいなぞう)を北海道に送り込んだりと勢力的に働いていたはずなのに、 誠太郎によるアイヌ狩りともういうべき残虐な行為が、黒田清隆(くろだきよたか)の耳に届き、 長崎出張申シ付ケ候事と明治六年(1873年)に官営となった高島炭鉱へ追いやられてしまいます。
その後、誠太郎は、失踪。最後は、狂死したと言う連絡が、函館の実家に入ります。
と、 ここまで、実在の人物名を挙げて詳細に述べられると、現実の話のような気にさせられます。 うまく現実と絡めて盛り上げていますね。
その後、藍ちゃんのお祖父ちゃんの光太郎が昭和9年3月21日の函館大火でなくなったり、 長女の朱美(あけみ)が広島の原爆で、 洞爺丸の事件で長男の紫司郎と三男の薫三郎が亡くなったりと、 氷沼家では、ろくな死に方をしないと言われるようになります。
結局、目白にいるには、蒼司とその弟の紅司それに藍ちゃん それから同居人の叔父橙次郎(とうじろう)夫妻ということになります。
ここまでで、アイヌとの因縁が匂わされると、 ミスリードさせようとしてる感じがプンプンです。
あとは、主な登場人物が出てきましたね。
氷沼蒼司(ひぬまそうじ) 氷沼紅司(ひぬまこうじ) 氷沼藍司(ひぬまあいじ) 橙次郎(とうじろう)夫妻
光田亜利夫(みつだありお) 奈々村久生(ななむらひさお)
つづく。
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札幌ホテル「首切断事件」逮捕された田村修医師は共産党に8万6000円を寄付していた
共産党の小池晃書記局長は、日本維新の会の馬場伸幸代表が7月23日のインターネット番組で、共産党について「日本からなくなったらいい政党だ」と発言したことに猛反発した。
翌日の記者会見で「看過できず、断じて許すわけにはいかない。撤回を求める」と語気を強める小池氏だが、足元ではとんでもない事件が起きている。
元共産党区議団幹事長の 板橋いたる氏は、 次のようにツイートした。
「ススキノでの殺人事件の容疑者と日本共産党が繋がりました。 北海道選管が令和2年11月27日に公表した収支報告書によれば、 逮捕された田村修医師が 日本共産党札幌東地区委員会に8万6千円を寄付しています。 党員である可能性も高く、共産党の説明が求められます」
これは札幌ススキノのホテルで、頭部を切断された男性の遺体が見つかった事件を指す。
捜査本部は7月24日に、死体損壊、死体領得、死体遺棄の疑いで、札幌市厚別区に住む職業不詳、田村瑠奈容疑者と、父親で医師の田村修容疑者を逮捕。 25日には母親の田村浩子容疑者も逮捕した。
修容疑者は「医療9条の会」に参加しており、同会のパンフレットによると、田村容疑者は精神���医で、1988年に旭川医科大学を卒業後、過労死をはじめとする職場のメンタルヘルス問題、ホームレス問題などに取り組み、「包摂する社会」づくりに取り組んできた。
修容疑者が勤務する勤医協中央病院は共産党系の病院とされるが「私どももまったく事情がわからない状況で、報道されている内容以外に情報がなく、ただ驚いているところですが、警察の捜査に協力してまいる所存です」とコメントを出すのみ。
社会を揺るがす大きな事件であるが、小池書記局長は「党には関係ありません」というスタンスで臨むのだろうか。板橋氏が言うように「説明が求められる」だろう。
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2023.8.6 北海道 十勝 十勝ヌップクガーデン
六花亭アートビレッジ中札内美術村
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混迷した世界の指南書 『武士道』 藤原正彦(2008) 『この国のけじめ』 文藝春秋
新渡戸稲造『武士道』が売れているという。昨年末(二〇〇三年)公開されたアメリカ映画 「ラスト・サムライ」の影響もあるとかで、数社から合わせて百万部以上が出ているそうだ。 これを聞いて意を強くした。 『武士道』が英語で書かれたのは明治三十二(一八九九) 年であ る。百年以上前の本を現代日本人がこぞって読むのは、健全な危機感のあらわれと思うから (5)である。 庶民は知識や理屈を持っていなくともときに鋭い感覚を示す。多くが「いまの日本は何かが おかしいぞ」という素朴な実感をもっている。グローバルスタンダードを取り入れるといって、企業はリストラをする。学校では「ゆとり教育」を取り入れる。その結果、職のない中高年があふれ、地方の駅前商店街はさびれ、小学校では国語や算数の時間が減らされ、小学生から大(10) 学生に至るまでの学力低下は著しい。庶民はこうしたことに「自分たちの親や祖父が大切にしてきたものが壊されつつある」と感ずるのだろう。我々のよってたってきた価値観とは何だったのか、(1)というルーツ探しに似た感覚が『武士道』を手にとらせているのだろう。 『武士道』の著者・新渡戸稲造は幕末の南部藩(いまの岩手県)で下級武士の子として生まれ、札幌農学校(現・北海道大学)で農業を学んだ後、アメリカに留学しキリスト教クェーカー派 の影響を受けた。アメリカからドイツへ渡り、研鑽を積んだ後、札幌農学校教授、台湾総督府技師、(5)京都帝国大学教授、第一高等学校校長などを歴任、農学者および教育者として活躍するかたわら、東西思想の調和を目指し「太平洋の懸橋たらん」ことを悲願とした。東京女子大の初代学長、国際連盟事務局次長なども務めた日本の誇る国際人である。 『武士道』が書かれた明治三十二年は日��戦争と日露戦争の中間期で、清を破った新興国家日本に世界が注目しながらも警戒心を持ちはじめた時機である。新渡戸はベルギー人法学者夫妻と散歩中(10)、日本には宗教教育がないと話したところ、「宗教なし! それでどうして道徳教育を授けるのですか」と驚かれた。その後いろいろ考えた結果、自身の正邪善悪の観念を形成しているものが幼少期に身につけた武士道であることに気づいたのである。 同時代人である内村鑑三や岡倉天心にも共通するが、新渡戸には日本人の魂を西洋人に理解させたいという熱い思いがあった。そして英語で武士道を紹介することを決意する。西洋人に(15)も理解しやすいよう、ギリシアやローマの哲学、聖書、シェイクスピア、ニーチェなどと我が国の本居宣長、平重盛、頼山陽、吉田松陰らを比較しながら武士道精神の本質について説いた。 (1)『武士道』初版は一九〇〇年にアメリカで出版され、たいへんな賞讃を受けた。感激したセオドア・ルーズベルト大統領などは、何十冊も買い、他国の首脳に送ったという。その後多くの言語に訳されたが、日本語訳は明治四十一年以来、新渡戸の弟子で東大総長を務めた矢内原忠雄訳(岩波文庫)をはじめとしてさまざま出ている。 (5) 私は勤務する大学の学部一年生に対して、日本の名著を講読するゼミを担当している。こと十年近く、真っ先に学生たちに読ませるのが『武士道』である。受験戦争をくぐり抜けて大学に入学したての学生たちは、『武士道』を読んで一様に驚く。高校までに習ってきたこととあまりに違うことが書いてあるからである。とくに戸惑いを見せるのは、(10)名誉に関する部分である。 武士道では、名誉はしばしば命よりも重いとされる。「それ故に (武士は)生命よりも高価であると考えられる事が起れば、極度の平静と迅速とをもって生命を棄てたのである」(矢内原忠雄訳・以下同)という箇所を読むと、戦後民主主義の教育にどっぷりつかった学生たちは、「名誉より自分を大切にすべきだ」とか「生命は地球より重い」などと拒否反応を示す(むろん(15)新渡戸は「真の武士にとりては、死を急ぎもしくは死に媚びるは等しく卑怯であった」とも述べており、いたずらに死を賞讃しているわけではない)。 (1)学生たちのそうした批判に対して、私は「それではあなた方は一体どうやって価値判断をするのですか」と問う。すると「自分の理性で考え��す」「主体的に考えています」などと答える。「すごいなあ、なぜそれほ���自分の理性に自信が持てるんですか」と問うと学生は困ってしまう。人間には、理性や論理だけでなく、価値判断の基準となる倫理的な座標軸がなければならない。(5)それがない論理的思考は単なる利益追求とか自己正当化に過ぎない。座標軸の役割を果すのは、外国の場合、主に宗教だから、外国人は宗教のない人間を信用してよいものか訝る。 宗教の力がそれほど強くない我が国でその役割を果してきたのが武士道である。武士道は平安時代末期から鎌倉時代にかけて、「戦うものの掟」として生まれた。それはいわば(10)戦闘におけるフェア・プレイ精神だった。卑怯な振る舞いはしてはならない、臆病であってはならない、という観念である。 騎士道がキリスト教の影響を受けて深みを得たように、単なる戦闘の掟だった武士道にも、さまざまな「霊的素材」が注入されたと新渡戸は言う。 まず仏教、なかでも禅が「運命を任すという平静なる感覚」と「生を賤しみ死を親しむ心」(15)を武士道に与えた。 そして主君に対する忠誠、祖先に対する尊敬、親に対する孝行という他のいかなる宗教でも教えられなかった美徳が神道からもたらされた。さらに孔子と孟子の教えが、(1)君臣、父子、夫婦、長幼、ならびに朋友の間の五倫の道、また為政者の民に対する仁慈を加えた。 こう書くと外国のものが多いようだが、禅にしても孔孟の教えにしても、中国ではごく一部の階層にしか広まらなかった。これらの思想は日本人が何千年も前から土着的に持っていた(5)「日本的霊性」 とびたりと合致していたから、武士の間にまたたく間に浸透したのである。 江戸時代になると実際の戦闘はなくなった。それとともに武士というエリート階級の行動指針であった武士道は、物語や芝居を通して次第に庶民にまで行き渡り、戦いの掟から精神へと昇華し、日本人全体の道徳的基準となった。武士道精神はこうして「遂に島帝国の民族精神を表現するに至った」のだ。 (10)武士道は成文化されていない。聖書やコーランのような経典がない。武士道は「書かれざる掟、心の肉碑に録されたる律法」として親から子へ、口から口へと伝えられた。そして知識よりその実践こそが本質とみなされたのである。 私の父・新田次郎は、幼いころ父の祖父から武士道教育を受けた。父の家はもともと信州諏訪の下級武士だった。生家の二階には三畳の間があり、子供は容易なことでは入らせてもらえなかった。(15)なぜならそこは切腹の間だったのである(実際に使われたことはないらしい)。幼少の父は祖父の命で真冬でも裸足で『論語』の素読をさせられたり、わざと暗い夜に一里の山道を(1)上諏訪の町まで油を買いに行かされたりした。父は小学生の私にも武士道精神の片鱗を授けようとしたのか、「弱い者が苛められていたら、身を挺してでも助けろ」「暴力は必ずしも否定しないが、禁じ手がある。大きい者が小さい者を、大勢で一人を、そして男が女をやっつけること、また武器を手にすることなどは卑怯だ」と繰り返し言った。問答無用に私に押しつけた。 (5)義、勇、仁といった武士道の柱となる価値観はこういう教育を通じて知らず知らずに叩き込まれていったのだろう。義とは孟子が言うように「人の路」である。卑怯を憎む心である。林子平は義を「死すべき場合に死に、討つべき場合に討つこと」と言っている。勇とは孔子が「義を見てせざるは勇なきなり」と言ったように、義を実行することである。そして仁とは、「人の心」。慈悲、愛情、惻隠の情、「強きを挫き弱きを助ける」などがこれに含まれる。 (10)他にも、礼節、誠実、名誉、忠義、孝行、克己など大切な徳目があった。なかでも名誉は重要で、恥の概念と表裏をなし、 家族的自覚とも密接に結ばれていた。前述したように名誉はしばしば生命より上位にくるもので、名誉のために生命が投げ出されることもたびたびあった。 武士道精神の継承に適切な家庭教育は欠かせない。戦前に国や天皇に対する「忠義」が強調 された、という反省から戦後は日本の宝物ともいうべき武士道的価値観がまったく教えられなくなったのは不幸なことである。(15)戦後教育しか受けていない世代が親となり先生となっているから、いまでは子供にこれを教えることも叶わない。 (1)新渡戸の『武士道』は日本人の美意識にも触れている。 武士道の象徴は桜の花だと新渡戸は説く。そして桜と西洋人が好きな薔薇の花を対比して、「(桜は)その美の高雅優麗が我が国民の美的感覚に訴うること、他のいかなる花もおよぶところでない。薔薇に対するヨーロッパ人の讃美を、我々は分つことをえない」と述べ、本居宣長の歌、(5)敷島の大和心を人間はば、朝日に匂ふ山桜花、を引いている。 薔薇は花の色も香りも濃厚で、美しいけれど棘を隠している。なかなか散らず、死を嫌い恐れるかのように、茎にしがみついたまま色褪せて枯れていく。 (10)それに比べて我が桜の花は、香りは淡く人を飽きさせることなく、自然の召すまま風が吹けば潔く散る。桜の時期にはしばしば雨が降り、ときには数日で散ってしまう。自然の大きな力に逆らわず潔く散る。 「太陽東より昇ってまず絶東の島嶼を照し、桜の芳香朝の空気を匂わす時、いわばこの美しき日の気息そのものを吸い入るるにまさる清澄爽快の感覚はない」、つまりこの清澄爽快の感覚が(15)大和心の本質と新渡戸は説く。 (1)日本人は、このような美意識を持ち、いっぽうで行動原理としての武士道を守ってきた。新渡戸はまた、吉田松陰が刑死前に詠んだ、かくすればかくなるものと知りながらやむにやまれぬ大和魂、(5)を引く。吉田松陰は黒船来航以来の幕府の政策を痛烈に批判し、安政の大獄の際に死罪に処せられた。この歌は、たとえ行き着く先は刑死とわかっていても、正しいと信ずることをせずにはおれないという松陰の告白である。名誉のためには死も恐れないという態度である。 こうした「大和心」といい「大和魂」といい、武士道精神の精華といえよう。これを世界の人に知らしめた新渡戸の功績は訳者の矢内原忠雄の言うように「三軍の将に匹敵するもの」がある。(10)日清戦争後の三国干渉等で世界が日本に警戒心を強めていたときに、軍事力でなく、誇るべき民族精神によって日本を世界に伍する存在としたのである。 明治維新のころ、海外留学した多くの下級武士の子弟たちは、外国人の尊敬を集めて帰ってきた。彼らは、英語も下手で、西洋の歴史や文学もマナーもよく知らなかった。彼らの身につけていたものといえば、日本の古典と漢籍の知識、そして武士道精神だけであった。それでも彼らは尊敬された。(15)武士道精神が品格を与えていたのである。 世界は普遍的価値を生んだ国だけを尊敬する。 イギリスは議会制民主主義を、フランスは人権思想を、(1)ドイツは哲学や古典音楽を作った。自然科学のうえでもこれらの国は多大な貢献をした。現在経済的にも軍事的にもたいしたことのないこれらの国が国際舞台で主要な役割を果せるのは、彼らの創出した普遍的価値に世界が敬意を払っているからである。 私は、日本の武士道精神と美意識は、人類の普遍的価値となりうるものと思う。 (5)二十一世紀は、武士道が発生した平安時代末期の混乱と似ていないでもない。日本の魂を具現した精神的武装が急務だ。 切腹や仇討ち、軍国主義に結びつきかねない忠義などを取り除いたうえで、武士道を日本人は復活するべきである。これなくして日本の真の復活はありえない。国際的に尊敬される人とは、自国の文化、伝統、道徳、情緒などをしっかり身につけた人である。武士道精神はその来歴といい深さといい、身につけるべき恰好のものである。 (10)新渡戸は「武士道の将来」と題した最終章にこう書いている。「武士道は一の独立せる倫理の掟としては消ゆるかも知れない、しかしその力は地上より滅びないであろう。(中略)その象徴とする花のごとく、四方の風に散りたる後もなおその香気をもって人生を豊富にし、人類を祝福するであろう」 世界はいま、政治、経済、社会と全面的に荒廃が進んでいる。人も国も金銭崇拝に走り、利害得失しか考えない。 (15)義勇仁や名誉は��みられず、損得勘定のとなり果てた。 ここ数世紀の間、世界を引っ張ってきたのは欧米である。 ルネッサンス後、理性というものを他のどこの地域より(1)早く手にした欧米は、論理と合理を原動力として産業革命をなしとげ、以後の世界をリードした。論理と合理で突っ走ってきた世界だが、危機的な現状は論理や合理だけで人間はやっていけない、ということを物語っている。それらはとても大切だが、他���何かを加える必要がある。 (5)一人一人の日本人が武士道によりかつて世界の人々を印象づけた高い品格を備え、立派な社会を作れば、それは欧米など、荒廃の真因もわからず途方に暮れている諸国の大いに学ぶところとなる。これは小手先の国際貢献と異なる、普遍的価値の創造という真の国際貢献となるであろう。この意味で、戦後忘れられかけた武士道が今日蘇るとすれば、それは世界史的な意義をもつと思われる。
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"Kill them with kindness" Wrong. CURSE OF MINATOMO NO YORITOMO
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“kill them with kindness” Wrong. CURSE OF RA 𓀀 𓀁 𓀂 𓀃 𓀄 𓀅 𓀆 𓀇 𓀈 𓀉 𓀊 𓀋 𓀌 𓀍 𓀎 𓀏 𓀐 𓀑 𓀒 𓀓 𓀔 𓀕 𓀖 𓀗 𓀘 𓀙 𓀚 𓀛 𓀜 𓀝 𓀞 𓀟 𓀠 𓀡 𓀢 𓀣 𓀤 𓀥 𓀦 𓀧 𓀨 𓀩 𓀪 𓀫 𓀬 𓀭 𓀮 𓀯 𓀰 𓀱 𓀲 𓀳 𓀴 𓀵 𓀶 𓀷 𓀸 𓀹 𓀺 𓀻 𓀼 𓀽 𓀾 𓀿 𓁀 𓁁 𓁂 𓁃 𓁄 𓁅 𓁆 𓁇 𓁈 𓁉 𓁊 𓁋 𓁌 𓁍 𓁎 𓁏 𓁐 𓁑 𓀄 𓀅 𓀆
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2024年の写真
この一年に撮った写真から1枚選ぶとすれば、10月に撮ったこの写真です。
10月14日、生田緑地ホタルの里にて。ミゾソバの花が一面に咲いていました。バードウォッチング用の超望遠で撮りましたが、この花の愛らしさは写し取れたかなと思います。
あとは、毎月1枚プラス旅先で撮った写真を選びました。
1月14日、小田原の御幸の浜にて。真鶴半島、初島、伊豆大島と、遠くは利島でしょうか。穏やかな相模湾でした。
2月14日、飯室山展望台にて。新宿のビル群が、早朝の関東平野に出現した黄金郷のようでした。
3月30日、代々木公園にて。満開のユキヤナギに沿った小道は、歩くだけで幸せになれそうでした。
4月19日、二ヶ領宿河原堰にて。桜をバックに力いっぱいさえずるホオジロ。
4月29日、諏訪大社下社春宮の神楽殿と御柱。神楽殿の後の大きな建物が幣拝殿。
この日は1日かけて4社まいり(上社前宮、本宮、下社春宮、秋宮)を行いました。
5月18日、二ヶ領宿河原堰にて。ど真ん中に捉えることができたコアジサシ、ノートリミング。
6月8日、多摩川近くの道路にて、巣立ちしたばかりのヒナに餌を与える親ツバメ。
7月4日、稲田中学校北側に植えられていたオニユリ。
8月11日、六花亭アートヴィレッジ 中札内美術村、相原求一朗美術館近くの林。
8月13日、朱鞠内湖。
8月16日、サロベツ原野 パンケ沼。
北海道ではこのほか、二風谷、名寄ひまわり畑、塩狩峠、興部、帯広競馬場(ばんえい十勝)を訪れました。日高町で宿泊した夜の、まさに降るような星空も忘れられません。
9月14日、多摩川宿河原河川敷にて、コミスジ。パッと見た感じは地味ですが、背中の虹色が美しい蝶です。
11月9日、生田緑地ばら苑にて。バラの花に止まったイチモンジセセリ。
12月14日、多摩川宿河原河川敷にて。突然現れたハヤブサ、オートフォーカスが速くないレンズを付けていましたが、よく間に合ってくれました。
12月29日、上田城南櫓。下から見上げるとすごい威圧感でした。
12月30日、諏訪湖(諏訪市湖畔公園)にて、カワアイサ。
12月30日、勝沼ぶどう郷駅前公園から、南アルプスと甲府盆地。 北岳、間ノ岳、農鳥岳、荒川岳、赤石岳など、南アルプスの名だたる峰々が一望できます。
#2024年#ミゾソバ#相模湾#ユキヤナギ#ホオジロ#諏訪大社#コアジサシ#ツバメ#オニユリ#中札内美術村#朱鞠内湖#サロベツ原野#コミスジ#イチモンジセセリ#ハヤブサ#上田城跡#カワアイサ#勝沼ぶどう郷
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WE CAN DANCE!11/3札幌
現場に通い始めてもう10年くらい経つけれど、飛行機を使った遠征は今回が初めて。飛行機ってお金かかるし、1ツアー1遠征しかしない上に基本的に仙台へ行ってたからね。
WE CAN DANCE!前橋
RIJF in HITACHINAKA
前日の夕方、散策。意外とそこまで寒くないと思った。が、日が傾き始めるとあっという間に暗くなり、しっかりと冷え込んだ。とはいえ雪がちらつくようなことはなかった。
公演当日は雨。当たり前のように寒い。札幌の市街地にいても北海道は空気が良いという実感は得られないけれど、空気が冷たいからこその透き通った感覚はある。
会場へ。きれいで大きいホール。同じ建物内にコンビニや図書館等が入居、椅子��沢山あり、地下道で駅に繋がっているのでとても便利。
だが建物内、めちゃくちゃ暑かった。これが北海道か…
客席は快適だったので良かったけど、それってモーニング娘。'24が誇る空調管理係のおかげなんでしょうね。きっと。
めいちゃん地元ってことでパンダさんフラワースタンドが。耳を黒く塗ってあげたらもっとかわいいと思うんだけどね。
感想。昼夜まとめて書いてる。曲の感想は共通。山﨑総本家までが昼、その後が夜のこと。
・前橋の時とセトリがガラリと変わってアルバム曲追加 ・15期曲あーこういう感じなのね。特に2コーラス目のほまれめちゃ良いな。3人とも歌えるし声もそれぞれ違うし15期ってバランス良いよねと改めて思う。 ・アルバム曲今のところちょっと微妙なんだけど今日初見の中だと楽しかったのは幸せ指数 ・ムカ好きは脳が溶けそう。溶かして、何も考えずに、かわいいかわいいと思っていれば楽しい。かわいいに振り切ってるのに間奏で急にアユハピ的になるところがなんかツボ。 ・昼最初のMCでしゃべっている2人の後ろを長身を屈めて小走りで下手に引き返していく人がいた。ほまれ?はける方向間違った?と思ってたら手を合わせてすいませんしながら再びステージ上へ戻ってきたのは…‥やっぱりほまれだった。 ・石田さんキレキレが極まりすぎてる。元々熱い人だったが終わりが近づいてきてますます熱くなってなんなら焦げてもいいってくらいの迫力があったわ。そんな姿を見ていると、卒業する実感が沸いていなかった自分もさすがに…‥ ・げったー「東京で買ったチョコが溶けたが札幌に着いたら固まってた」とはいえ形は変わってそうだよね ・小田「カレーの冒頭の振りは決まってるはずなのにナートゥナートゥさせられ��脚に負担がかかる」石田「あそこの振り付けは好きにしていいと」夜のカレーはパンダさんパワーだった ・めいちゃんの祖父母宅を「山﨑総本家」と呼ぶほまれ。言葉のチョイスが絶妙で笑いを誘う。 ・北川「パンダ」山﨑「さん」この瞬発力相変わらずすげー。北川「わかりにくいんだよ山﨑」山﨑「ちゃんと答えろよ北川」めいちゃんのたまにちょっと辛辣なところとても好き。 ・北川と亜佑美がめいちゃんの回答に納得できなくてスンッってなってる表情がおもしろかった ・牧野「今日のヒーローは石田さん」今まで言っていなかったことをここで言うというので期待して見ているヲタク。石田「この前もんじゃ焼き食べに行った」そんだけかい。牧野「いいぞ!いいぞ!石田!」ヲタクこれに続く ・生田「人生Bluesのイントロ、自分たちは裏なのにヲタクは表でリズム取ってる。ヲイは裏なのに表でクラップしてる器用な人がいる。皆さんもモーニング娘。なんだから裏で取れるはず。ファンの皆さんも含めてのモーニング。今後は裏で取りましょう。いい子は返事!」 ヲタク「はーい!」 ・昼夜ともに20列前後だった。まわりのヲタクが大人しい人多めで、つまんないってわけじゃないんだけど、ハロプロ現場特有の盛り上がりはあまりなかった。それだけ地元のライト層がいるってことで悪くはないんだけど、春新潟夜の人数を超越したバカ騒ぎが恋しい。 ・2公演入って開演から終演まで一度も座らず、アンコール相当のめいちゃんコールも含めてやりきった。徒歩移動も多く、つらい。体力的には問題ないんだけど、足の裏が痛い。原因はわからない。
岡村ほまれ界の中で最も好きな髪型がハーフツインなので今回は昼夜ともにハーフツインでありがとうございます。
勘違いかもしれないけど、ほぼ真ん中かつ目線列だった昼公演を中心に何度もこっち見てくれて、心拍数が跳ね上がった。夜は壁か何かとお話できそうなくらい端っこの席だったけど、こっち見てくれたことあったね。自意識過剰、思い過ごし、勘違い、なわけない、気のせいだ。確信が持てない以上、きっと・たぶん、でしかないんだけど。それでも嬉しくてニヤニヤしてしまうのがヲタクってもんだな。
昼公演で前の列にいためいヲタの振りコピがおもしろかったのも良い思い出w
観光らしい観光はしていないけど、カレーとかラーメンとか、おいしいものは食べられた。
よこわんに似ているシマエナガが気になったので日替わりを買ってみたら、とても雑…ではなくて思い切りの良い筆遣いで笑ってしまった。売り物なので載せないけど。
帰りの飛行機で前の席の人もほまれのヲタク(グッズ持ってたのでわかった)、ご飯を食べに寄った店でBNMがかかっていた、という奇跡というか偶然もあった。そんなこともあるよね。
次はホールラスト、仙台で!
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2023年7月、札幌ススキノのホテルで当時62歳の男性が首を切断され頭部を持ち去られた猟奇的な殺人事件。 逮捕・起訴された親子3人のうち、母親の田村浩子被告(61)の初公判が6月4日に札幌地裁で開かれ、浩子被告は起訴内容を否認、無罪を主張しました。 裁判で検察側は「ススキノの閉店イベントで被害男性と会い、その後ホテルに行き、避妊なしで性行為をされた。瑠奈被告はここで殺害を考えた。瑠奈被告が死体損壊の後、浩子被告は修被告によろしかったらお嬢さんの作品をご覧くださいと連絡した」と指摘。 これに対し、弁護側は「通報しなかったりとがめないことでほう助になるとの文言はない。ビデオ撮影や頭部損壊は聞いていない。抽象的に修被告に撮影を依頼した」と、犯行への関与を全面的に否定しました。 ■弁護人の冒頭陳述より (抜粋~凄惨・性的な描写は一部修正) 廷内での浩子被告の様子 ■弁護人が法廷で立証しようとすること ①田村瑠奈さんと、両親である浩子さん・修さんの親子関係と生活状況(事実上の主張) ②頭部が自宅に置かれた経緯と、浩子さんがこれを知ってそのまま生活することになった経緯、損壊の動画の撮影を修さんに依頼することになった経緯(事実上の主張) ③浩子さんが、頭部があることを知りながら何もせずにそのまま生活していたことが死体遺棄罪の幇助に当たらないこと、瑠奈さんから動画撮影を依頼され、頭部を損壊するということまで具体的にわからずに修さんに撮影行為を依頼したことが死体損壊罪の幇助にあたらないこと(法律上の主張) ■瑠奈さんとの親子関係および生活状況 田村浩子さんの経歴 室蘭市で生まれ、北海道教育大学北海道教育大学旭川校を卒業後、道立旭川美術館に8年間勤務。平成5年3月に田村修さんと結婚し、平成6年2月に長女の瑠奈さん出生。結婚後、専業主婦だった浩子さんは60歳を機にパートの仕事を始める → 本件逮捕勾留で、昨年退職 田村瑠奈被告…妄想上の恋人は「ジェフ・ザ・キラー」 ■瑠奈さんの生活状況 ・中学入学後は不登校 ・浩子さんと修さんは、中学2年生の頃から瑠奈さんを精神科医に受診させて、中学3年生からはフリースクールに通わせるが、ほとんど通えず ・18歳頃からは自宅で引きこもりの状態になり、昼夜逆転の生活 ・修さんか浩子さんと一緒でなければ外出ができず、そのほとんどは修さんの送迎でドン・キホーテやゲームセンター、趣味のドールショップに行くといった程度 ・瑠奈さんに交際相手がいた、友人とLINEのやりとりがあった等の報道は全て誤報 ■瑠奈さん18歳頃からの変化① ・子供の頃の瑠奈さんはハリーポッターを好んだり、友達を家に呼んで遊ぶなど、ごく普通の子供 ・18歳の頃から「田村瑠奈は死んだ」と言い始め、田村瑠奈の死体に複数の人格が入り込んでいるという"ゾンビ妄想"に ・自身が田村瑠奈であるという認識は、10年以上前から現在までない ・「田村瑠奈の体には5~6人の魂が入って、体を借りているだけ」などと言って、自分のことを「ルルー」や「シンシア」などと名乗るようになる ・修さんも浩子さんも「瑠奈」ではなく、「お嬢さん」などと呼ばなければならない ・瑠奈さんも修さんや浩子さんのことを「ドライバーさん」「彼女」と呼ぶ ■瑠奈さん18歳頃からの変化② ・その時々で話し方や様子が別人のようになるときがある ・時折虚空を見つめて、妄想上の恋人(ジェフ・ザ・キラー)との会話も繰り返す ・精神が不安定になると、発狂したように意味不明な言葉を叫ぶ、自宅の壁を殴って穴を空ける、さらに自傷行為や自殺未遂をしてしまう ・修さんは瑠奈さんの妄想を肯定も否定もしないというスタンス、浩子さんは瑠奈さんの妄想を否定しないよう細心の注意を払って生活 ・瑠奈さんの希望は可能な範囲でかなえるようにしていた ・瑠奈さんの妄想上の恋人であるジェフとの結婚披露宴(儀式)にも参加 ■瑠奈さんと両親の生活 ・田村家の自宅は、瑠奈さんが小学生の頃までは、普通に整理整頓された家 ・瑠奈さんがゴミも含めて物を捨てるのを嫌がるようになったため、自宅内は瑠奈さんの物やゴミであふれかえるように ・事件直前は、もはや足の踏み場もほとんどない ・居間は浩子さんが寝起きするスペースを確保するのがやっと、修さんは自宅で寝るスペースがなく、ネットカフェで寝泊まり ・修さんは出動前あるいは退勤後必ず自宅によって、浩子さんに頼まれた買い物をしたり、浩子さんの作った食事を受け取る ・一人では外出できない瑠奈さんがゲームセンターやドン・キホーテなどに行きたいと言ったときには、送迎もしていた イベントの場には2人を見守る修被告の姿が… ■瑠奈さんに対する治療 ・今から6年ほど前、通院先から、多重人格や統合失調症の要素を満たすとされていた ・ただし、障害者年金を受給すること、自殺未遂を繰り返していたこともあり、診断名としては"躁うつ病" ・その後、クリニックにも通わなくなり、修さんが薬を処方するように ・統合失調症の治療薬である抗精神病薬については、体調が悪くなると訴えるため、数回飲んだ程度でやめ、抗うつ薬を服薬 ■弁護人立証予定 ・浩子さんら両親と瑠奈さんは、周囲から見ると非常に特異と評価される親子関係 ・両親が瑠奈さんの言葉を否定したりすることができない状況にあったことについて →修さんの証人尋問および、浩子さんの被告人質問により立証する予定 ■頭部が自宅にあることを知った経緯 ・令和5年5月28日 瑠奈さんの希望で「キングムー」閉店イベントに修さんが連れて行く ・瑠奈さんがいわゆるクラブという場所に行ったのはこれが初めて ・瑠奈さんは数年前からホラー映画やSMに興味 ・昨年2月頃からは怪談バーにも行くようになったが、うつ症状は変わらず ・修さんと瑠奈さんがイベントに行っている間、浩子さんは自宅 ・午前7時半頃、瑠奈さんがキングムーで知り合った人と意気投合してラウンドワンに行くという連絡 →両親以外の人と交流がない瑠奈さんにとって大きな前進、浩子さんは喜ぶ ■瑠奈さんに起こった出来事① ・キングムーでカラオケに誘われて付いていったら、ホテルに連れていかれた ・避妊せずに性行為をされた ・避妊していないことを指摘したら誤魔化された ・ホテルを出た後、修さんにクリニックに連れて行ってもらいアフターピルを処方してもらった ・このときの相手が、本件事件の被害者男性 ■瑠奈さんに起こった出来事② ・修さんによると、瑠奈さんは性行為自体には同意 ・相手が避妊しなかったことに対し、落ち込むとともに強い怒りの気持ちを持っていた ・浩子さんに対して瑠奈さんは、相手が「謝ったら許してあげる」と言っていた ・6月中旬、瑠奈さんは修さんとともに、すすきので相手の男性を探した ・男性を見つけて、7月1日に会う約束をした ■瑠奈さんが男性を探した目的 ・会ったらSMプレイをすると言っていた ・瑠奈さんは以前からSMへの興味、女王になりたいと言ってSM関連のグッズを購入していた ・会う約束をした約1週間後、クラブで知り合った男性とSMプレイ ・修さんとSMプレイの練習、浩子さんはSMプレイに使用するスカーフを購入 ・瑠奈さんは男性に会うのを楽しみにしていた ・浩子さんは一度トラブルになった男性と会わせたくなかった ・止めたところで行かないというはずもなく、止められなかった ■瑠奈さんと会わないよう男性に懇願 ・修さんと浩子さんは、瑠奈さんと男性を会わせたくなかった ・浩子さんは、瑠奈さんがやくざの組長の娘であるという架空のシナリオを作り、警告することを考えてメモを作成 ・修さんは何度か男性に電話 ・7月1日の午後、初めて男性に電話がつながり、修さんは持ち合わせ場所に行かないよう頼む →男性は「向こうも会いたがってるわけだから。」と拒否 ・やむなく修さんは、瑠奈さんが嫌がることをしないように男性にお願いした 両親が見た「地獄」とは… ■事件当日~翌朝 ・修さんと浩子さんは瑠奈さんが男性とSMプレイをしにいくと思っていた ・事件は7月1日23時頃 ・翌日の朝方、浩子さんは浴室に見慣れないプラスチックのケースと、そこに入った黒いゴミ袋のようなものを目撃 ・瑠奈さんが嫌がるので、黒いゴミ袋が何かは確認していない ・瑠奈さんから「おじさんの頭を持って帰ってきた」と聞かされる ・浩子さんは半信半疑だったが、頭部のない遺体発見の報道を見て、瑠奈さんの言葉が本当ではないかと考える ・恐ろしくて袋の中身は確認していない ■浩子さんの見た「地獄」 ・瑠奈さんから「見て。」と言われる ・あまりに普通の言い方だったため警戒せずに浴室へ行く ・浴室洗い場に、皮をはがされた頭部が置いてあった ・「この世の地獄がここにある」深い絶望感 ・瑠奈さんは損壊された頭部の(写真)を浩子さんに見せようとする →浩子さんが手を引っ込めると、「ちゃんと見て!」と強く言ってカメラを持たせる ■動画撮影の依頼 ・7月7日、瑠奈さんが浴室で作業をすると言って、浩子さんに動画の撮影を頼む ・具体的に何をするのかは浩子さんは聞いていない ・浩子さんは頭部を直視できず、理由をつけて断り、修さんに助けを求めたところ、修さんが撮影を了承 ・浩子さんは損壊を撮影するといった具体的なことを伝えていない ・修さんが外出してしまったため、再び瑠奈さんから撮影を求められる恐怖 ・「撮影カメラマンするでしょ?」→ 瑠奈さんに見られてもいいよう平静を装ったLINEを送信 ■浩子さんと修さんの見た 「地獄」 ・瑠奈さんから、顔の一部が入ったガラス瓶を見せられる ・直視できないでいると「ちゃんと見て!」とガラス瓶を持たされる ・このガラス瓶を瑠奈さんは浩子さんの寝床の近くに置いた ・数日後、耐えられなくなり理由をつけて移動してもらう ・7月19日、瑠奈さんから「私の作品見て。」 ・浴室にあったのは、頭部の一部 ・修さんも見せられている ■逮捕されるまでの日々 ・自宅に頭部があることを知ってからの修さんと浩子さんの生活は言葉に尽くしがたいストレス ・二人ともなすすべもなく敢えて日常生活を送るしかない状態 ・修さんは防犯カメラのある場所まで瑠奈さんを送迎、浩子さんも尾行��気づいていた ・娘と一緒に暮らせなくなる日がすぐそこまで来ていることを理解 ・警察が来た時は運命を受け入れようと考える ・その日までのわずかな時間をこれまで通り家族として生活することを選択 ・瑠奈さんだけでなく修さんと浩子さんも逮捕される ■弁護人立証予定② ・浩子さんが頭部があることを知りながら通報せず、敢えてそのまま生活するようになったこと、修さんに動画の撮影を依頼することになった経緯や依頼したときの認識、依頼内容について、修さんの証人尋問、浩子さんの被告人質問により立証する予定 ■死体遺棄罪幇助の成否① ・死体遺棄罪は状態犯 ・遅くとも瑠奈さんが頭部を自宅内に持ち込んだ時点で、遺棄の実行行為は既遂となり終了 ・浩子さんは、瑠奈さんが頭部を自宅に持ち込んで浴室に置いた後に、この事実を知った →認識後には頭部の場所的移動がなされていない ・隠匿行為を遺棄の実行行為と評価できるのは、場所的な移動を伴う隠匿行為 ・浩子さんによる本件移置行為への関与は、事後従犯であり、罪に問えない ■死体遺棄罪幇助の成否② ・仮に同罪が継続犯と解したとして… 瑠奈さんから頭部を自宅内に置き続けることの許可を求められたことはない 瑠奈さんに対して容認するような発言をしたこともない ・検察官の主張は、警察に届けなかったことをもって、不作為による保管行為の幇助と主張するもの ・倫理的な問題は別として、警察に届ける法的義務があるとするのは死体遺棄罪の解釈では不可能であり、罪刑法定主義に反する ■死体遺棄罪幇助の成否③ ・浩子さんが瑠奈さんの本件保管行為をとがめなかった=容認したという主張? →とがめたとしても瑠奈さんが自ら警察に出頭するとは考えられない ・警察に出頭するまでとがめ続けなければならない? →罪刑法定主義に反する ・以上より、死体遺棄罪の性質の解釈論にかかわらず、死体遺棄罪の幇助は成立しない ■死体損壊罪幇助の成否 ・修さんによる撮影行為は、本件損壊行為を物理的にも心理的にも容易促進するものではない→因果性を欠く ・浩子さんの依頼した行為も、瑠奈さんによる本件損壊行為を促進するものではない→因果性を欠く ・浩子さんが、瑠奈さんによるビデオ撮影しながら被害男性の頭部を損壊する計画を容認した事実はない ・浩子さんの認識において、瑠奈さんが頭部に対して何らかのことをする可能性があることを排除していなかった点をもって「容認」した? →容認は不作為による幇助であり、成立しないのは死体遺棄罪と同様 ■結論 検察官の事実主張を前提としたとしても、浩子さんにはいかなる犯罪も成立せず、無罪
<ススキノ首切断>『おじさんの頭持ってきた。カメラマンするでしょ? 私の作品見て』弁護側が明らかにした"いびつな家族関係と猟奇的犯行"「娘と一緒に暮らせなくなる日がすぐそこまで来ている」■裁判詳報■
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2024/11/5 19:00:13現在のニュース
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