#前野アキ
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sin branch you will always be famous
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だんいんしょーかい!33期の巻!
ころねです。
最後はイカれた33期のメンバーを紹介するぜ!
○佐々木モモ
わたし!先生も彩花も幽子も書類も母もフユコもベテラン墓守も和美もマイも小池もみんな好き!音響オペも当制も好き!わあああい
○黍
きび。正直最初は距離感が掴めなくて、あまり話しかけられなかったのを後悔してる。今ではきびのまっすぐさが大好き。かっこいいけど可愛いとこも大好き。作り出す世界観のあたたかさも。挙げるとキリがないね。後輩に慕われてるのもわかる、ついて行きたくなっちゃうもの。私は多分割ときびやゆるあみたいなまっすぐな人間ではなく正反対を行ってるので、ストイックな姿はずっと羨ましくて、眩しかった。これからも仲良くしてくれたらうれしいな。大好きです。
――きびにしか出せない儚さだった。
少女/木彫りの体温
○えどいん
えどうぃん。正直最初は謎だった。今でも謎なところは多いけど、最高に優しい人だと知ることが出来た。なんでも率先してやってくれるところや、物怖じしないところ、常にみんなを気にかけてくれるところが素敵。チーフからしたらえどうぃんの「俺やるよ」の一言がマジで救いの一言。えどさんかっけえよ。ちゃうかで1,2を争うレベルに漢気があると私は思ってる。ありがとう。
――ハマり役すぎて大好き。
浩司/オレンジ
○君安飛那太
コルク。最近は男の子の夢オンパレードをしてた。それが似合ってしまうんだからすごい。シンプルにコルクはかっこいいなと思ってる。見た目もそうだけど、中身。誰よりも調和を図ろうとしてくれる優しい人。なんで色々そんなに完璧なの?ってずっと思ってる。完璧じゃないコルクなんて本当に見たこと無かった。あなたがいたから33期はやってけたんだと私は思ってる。存在にありがとう。音響もありがとう。感謝が尽きない。
――かっこよくて、切ない。
ドラキュラ/Midnight Memory〜ミッドナイト・メモリー〜
○トロン
トロン。見た目はかっこいいのに舞台に立つと誰よりも暴れ倒す。妄想の楽ステのガウスさんのくだりだの、シェフのロナウドのくだりだのは一生忘れない。何気にすんごい発声届くし、すんごい動きが上手いし、まじでいつの間に色々身につけたの?って思ってる。多分ちゃうかの美味しいところを誰よりも吸っていたと思うので、これからも演劇を好きでいてほしい。
――あれはずるいでしょ。
シェフ/ピザキライ!!
○ベジはむの残留思念体
ベジ。たくさん相談したし、愚痴言ったし、相談されたし愚痴も言われた。座長の精神的支柱は、実はこいつだったことをここで明かしておく。たくさんお世話になりました。ベジのぶっ飛んだ演技は全部お気に入り。そのぶっ飛びの裏にたくさんの努力と、真面目な姿勢があるのを知ってるから、ぶっ飛んだ演技で笑いが起きると私まで嬉しくなる。ベジが居たから私は2年半ちゃうかに居続けることが出来たんだと思ってる。ありがとう。
――真面目に不真面目。
アキ/妄想戦争☆クレイジーオンザベッド
○Ω
ベータ。たまーにインスタを見るとスペインを楽しんでてほっこりする。何でもできて底抜けに明るいベータが居たから、33期みんな負けないぞって気持ちで練習出来たのかなあって思う。私が新人の時に作業に行けなくて悩んでた時に、ベータが「家で個人作業する人も居て、それはみんなが出来るわけじゃないから凄い」ってサラッと言ってくれたのを覚えてる。本人の記憶からは消えてそうだけどあの一言で救われた。ありがとう。
――あんな胸が痛くなる役も出来るの流石。
菊池/無人有人
○かの
すふれ。圧倒的に見た目は可愛いのに、中身はどこか抜けている。そしてめちゃくちゃ性格がいい…のになんでそんなに面白いの、あなたは。なんで苗字だけの役者紹介だの、伝説の「断面と垂直」発言だの、色々ぶっ飛んだことするの。可愛いなおい。多分すふれが居なかったら私のちゃうかでの居場所ってもっと狭かったと思う。本当、いつの間に仲良くなったかは私も忘れた。だけど大好きなのは確かです。またご飯行こうな。
――お淑やか?強気?切り替えが大好き。
天使/無人有人
○田中かほ
ゆるあ。脚本演出お疲れ様。ゆるあが脚本出すって言ってくれた時、本当に本当に嬉しかった。考え方や行動の節々に常に優しさがあって、頼りたくなる、ついて行きたくなる存在。帰ってきてくれてありがとう。ゆるあと私はマジで逆位置の存在だと私は認識してるし多分ゆるあも認識してるのではと思う。私には無いストレートさとストイックさと、溢れる愛情がゆるあにはある。無い物ねだりだけど、そういうところが羨ましくて眩しい。
――ゆるあのツンデレ?反則でしょう。
ねこ/木彫りの体温
○坪井涼
ゴコ。第一印象、ひとつ上の理系の人。2つ目にボケ。3つ目に可愛い。あながち間違ってないし、この3つは今も変わらない。昔は彼のボケにきょとんとしてたけど、彼曰く彼のおかげで私のツッコミ能力が開花したらしい。今は会話のテンポを楽しめるまでになった。今の印象を一言で言うのは難しいけど、頭の回転がバカ速いって意味でも、器がバカでかいって意味でも、たくさんの意味でずっと尊敬してるし、ずっと感謝してる。
――結婚式?の練習、楽しすぎて。
ハルキ/妄想戦争☆クレイジーオンザベッド
○Aru=R
ホバ。この秋公でホバの熱いところを知れた気がする。多趣味人間って羨ましいんだよなあ。たくさんの人とたくさんの話題で関わって、自分の世界を広げ続けている。今回全力で演劇に向き合ってて応援したくなる。幕班員として全力で仕事してて、幕班員が助かってる姿を結構よく見かけるので、あなたのしてきたことってきっと無駄じゃなかったよ。胸張ってここを居場所って言ってね。
――低音ヒールって素敵だよね。
助手/ナンセンス幽霊奇譚
○荻野琥珀
ハク。副座長。私はハクの作り出す世界が好き。新人もオムニも新歓も、出ることが出来て幸せでした。自分の考えだけで突っ走ってしまう私を、時には押し出してくれて、時には止めてくれて、本当に本当にありがとう。最近はなんか忙しそうで、この1年ひとりぼっちにされて正直寂しかったし心細かったよ。だけどこれまでハクに助けられてたのは絶対変わらないから、たくさんの感謝を。
――最高に吹っ切れた前世。
侍/妄想戦争☆クレイジーオンザベッド
○握飯子
クオリア。ぶっ飛んでるというか、ある意味まっすぐというか。クオリアと喋ると、絶対楽しい気持ちになる。明るくなる。それってめちゃくちゃすごいことだよね。あたたかくて感動する彼女の世界観も大好き。クオリアには何故かたくさん相談したくなるし、危なっかしいけど割と何しても許せちゃうし、めちゃくちゃ芸術センスやばいし、私に無い物たくさん持ってるから見てて羨ましい。帰ってきてくれてありがとう。
――貴女だったから未来を引き継げた。
少女/Midnight Memory〜ミッドナイト・メモリー〜
○梅本潤
しあら。今回初めてまともに共演したけど、しあらの隣ってなんか頼もしい。安心感がある。真面目だけど真面目すぎず適度にふざけるから、空気がずっとあたたかい。舞監としても頼もしすぎた。本当にありがとう。私は座長として全然しっかりしてないし、てきぱきまとめることもできないし、ハッキリと主張することも出来ない。そういう部分を全部埋めてくれたあなたには感謝しかない。しあらが居たから座長でいられた。ありがとう。
――最後の最後��一緒に頑張ろう。
日野悠真/華幻の月
たくさんの人に伝わってると思うんやけど、私はちゃうかが大好きです。多分誰よりも大好きです。だから座長としてここを守る仕事が出来て私は幸せだし、みんなが笑顔で最後の舞台に立つことが出来て本当に良かった。
これからもちゃうかのことはずっとずっと大好きです。それはずっと変わらない。
最後まで舞台に立たせてくれてありがとう。
最後を迎えさせてくれてありがとう。
みんなのことが本当に大好きです。
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今年の前半は暇さえあれば劇場へ行っていたのに今全然行けていない!デヴィッド・フィンチャーの”The Killer”はおろか、スコ爺の新作もまだ観れていない。”The Killer”は配信になる前に観に行きたいけど��!そうこうしているうちに『インファナル・アフェア』もパトリシア・ハイスミスの映画も終わってしまう!12月はアキ・カウリスマキの新作『枯れ葉』が公開されるし、年が明けたらビクトル・エリセの最新作が…!意識的な無関心の時期がきてるけど、タイミング合わせて劇場に行きたいな。今こういう時代だからこそカウリスマキの”人間愛”に触れたい。
↑右は試写に行った友人から送られてきた画像。カウリスマキの映画に救われている人は沢山いるのだから、まだまだ引退せずにいてほしい…!
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今年は南方熊楠、串田孫一を知れたことで充分に幸せ。南方熊楠って全然知らなかったけど、知れば知るほど面白い人物だ。彼の研究、民俗学に特化せず言語学(ラテン語を独学?どうしたらできるの?)、精神学や人文学など多岐に渡りすぎていて、生きているうちに彼の脳内を理解しきれるのか不安になってくる。大学へ行かずに独学でオイはいく!っていう地の地でいく姿勢に密かなアナーキー精神を感じて惹かれてしまう。(ちょっと厨二病っぽいところが面白い)ここで彼の型破りな名言を紹介。
「肩書きがなくては己れが何なのかもわからんような阿呆共の仲間になることはない」
学歴や肩書きはない。組織にも所属せず師もなく独学で生涯在野で生きてきた熊楠さん。偉大な功績を残しながら、当時はかなり風変わりな人物だった模様。
「学問は活物(いきもの)で書籍は糟粕(酒のしぼりカス)だ」
蔵書家でありながら、不要と判断した本はキチンと返却していたらしい。
「権威に媚び明らかな間違いを不問にしてまで阿諛追従(あゆついしょう。相手に気に入られようと媚びへつらうこと)する者など日本には居ない」
ロンドン滞在中、ある大学の事務総長に腹を立て一言ピシャリ。
どうでしょう、魅力しかない人物だと思いませんか。来年は和歌山県にある熊楠の研究の場であり長く暮らした母屋を訪れたい。
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今は串田孫一にはまっている。人と自然のつながりが明瞭なわかりやすい表現、飾らない言葉たちで綴られている。ある部分でめざしたい文章、文体。この静寂な世界…静かな朝に読むのが至高。今は『雲の憩う丘』を読んでいる。27の随想、少しずつ味わいたい。
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そのほか先ほどの南方熊楠を始め『ノモレ』『パパラギ』など、今年は民俗に関する本を読んできた。文化人類学にはずっと興味と憧れをもっていて、大学では映画学と同じくらい学んでみたいと思っていた。もっと広い世界がみたいという漠然とした思い、日本とは違う世界の人たちの暮らしを体感したいという気持ちはいまだにずっと心にある。文明社会から遠く離れた人々の暮らしは至ってシンプル。こういった人類の衣食住に触れると決まって、モノに溢れ返った自分たちの生活が馬鹿らしく思えてくる。10年後はもっと情報化社会が進んでいるだろうし、自分の手を使って生み出したり足で稼ぐ機会がどんどんなくなっていきそう。そうなれば人間はどんどんダメになるだろうし、そこに自分は存在していられるかとても不安。人との連帯だけで何とか乗り切っていきたいけれど。指先だけで答えが分かる世の中でも、熊楠の「知の妖怪」精神で生き抜きたい。などと思う。
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今はもっと世界の、日本の往年の作家たちを知りたいという気持ちが強い。情報過多な現代に惑わされないよう、一度立ち止まって自分を見つめ直す時間を大切にしたい。
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↑今年のWBC。Jimmy Fallonみたいな人が映っていて、まさか⁈と思って調べたらやっぱりジミーだったみたい!(右側にいる頭抱えた水色シャツの人。)
今年は縁あって野球をたくさん観ている。WBCで人並みに大谷フィーバーがきたし、周りに野球ファンが増えたこともあり、初めてちゃんとプロ野球を見始めた。今は日本シリーズという、日本一を決める試合を一生懸命みている。ほんとはカードを持っている山本由伸選手がいるオリックスを応援したいのだけど、今は阪神タイガースを全力応援している。(ルールは勉強中!)
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私の家族は元々野球ファン。父は世間でいうまぁまぁなレベルの虎党だ。小さい頃ユニフォームとメガホンを持ちオリーブ色のパルサーに乗って、甲子園によく連れていってもらった。私が覚えているのはタイガースファンに対する恐怖心。地鳴りみたいな大歓声、メガホンをバンバン叩いて騒いで叫んで…圧がもうね、すごいやん、おーん。て感じ。甲子園は高校時代に行事で出て以来、一回も行っていない。今年は突然父の体調が悪くなり、実家に頻繁に帰るようになった。今まで滅多に戻らなかったので、兄と「これからはできるだけ家族と過ごそう」と決めた。はからずも家族と向き合う年となり、全員が少し照れながらできるだけ毎週末を大切に過ごしている。嬉しさと少し変な感じ。高校から各々が別々の暮らしを送っていた。家訓かわからないけど、早いうちから家を出て自活するのが当たり前だと思っていた。だけど今は顔を見せることが一番の親孝行なのかも、と思ったりする。
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エニウェイ今は阪神タイガースが優勝できるように応援している。(いっぱい勝ってる気がするけど一体何回勝てばいいんだ)今日は山本由伸さんが出てるので複雑な心境だった。してやられたり…。毎日勝つのは難しい。勝ち負けの世界で戦う人たちはみんな輝いてるなぁ。
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今日は朝から実家へ直行。しばしダラダラした後リニューアルオープンした神戸のタワレコに行った。前は店舗数が少なかったのでひと店舗が占める割合が大きかったのだけど、今回は店舗数が増えたためタワレコもリニューアルとはいえかなり縮小されていた。取り寄せていたアナ・フランゴ・エレトリコの新作とRachael&Vilrayのアルバムを購入。
↑アナ・フランゴ・エレトリコの新作情報。
↑細野(晴臣)さんがラジオでおすすめしていたRachael&Vilray。毎夜聴いてます。
家に帰り、バーベキューの準備。今日は庭でバーベキューみたいなことをしながら野球をみて過ごした。すいちゃん(義姉)の手伝い2割おしゃべり8割。野球は負けたけどいい一日だったー。
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以上、雑多な日記でした。みなさん良い週末を〜。
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【関連記事】任天堂に「ズートピア」は作れるだろうか(2016年5月) キャラクターの使用権を制作会社に与えてコンテンツ作りに携わってきたが 君島社長が「できるだけ自分たちでやっていきたい」と自社でビジネスにしていく方針を発表。 日本だけでなく米国など世界市場を意識し、第1弾を2~3年後に完成させるとした。 「スマブラ」を映画化した任天堂版「アベンジャーズ」や 「メトロイド」シリーズの実写化で目指す準マーベル路線、 「マリオ」や「カービィ」を使った王道の準ディスニー路線などなど、 どこに向いて進んだとしてもそれなりに成功を収めそうなIPを持っていることが 任天堂の強みでもあるが、ディズニーのように実写もアニメもヒットさせ、 かつ世界中で愛される映画を作れるのかどうかは、任天堂のやる気とスタッフ選びにかかってきそう。 名前だけ貸したキャラクター映画であれば東宝や東映と組んだ方が賢いし、 世界市場での成功を視野に入れているなら、国内のスタジオは全て切り捨てるぐらいの覚悟で��まなければ ポストディズニーのポジション獲得は難しい。 任天堂はも��もと、映画事業への色気はずっと持っていたように思う。 しかし、和田アキ子がクッパを、山瀬まみがダミ声のピーチ姫を演じた ザ・ホリプロムービーとも言えるアニメ映画「スーパーマリオブラザーズ ピーチ姫救出大作戦!」や 「スーパーマリオ 魔界帝国の女神」の興行的&評価的なW不振により安易な映像制作の難しさを痛感し ポケモン映画の世界的な大ヒット以降も、看板シリーズを続々アニメ化するようなことはしなかった。 2016年当時の計画では2018〜2019年あたりに第1弾が完成するはずだったのだが イルミネーションと組んだ「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」が公開されたのは2023年4月。 3度目の映画化で大ヒットした最大の理由は、パートナー選びこそが肝であることを 過去の2作のマリオ映画で思い知った任天堂の「次こそは」の執念と言えるのかもしれない。 また、今回の映画とは別に任天堂は2022年7月14日にダイナモピクチャーズを完全子会社化し 商号をニンテンドーピクチャーズ株式会社に変更しており イルミネーションとのタッグが今後も続くのか、別のIPを使った映画をニンテンドーピクチャーズで制作するのか、 最終的に全ての映像コンテンツを自社で手掛けるつもりなのかはまだ不明。 「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」がいきなりの10億ドル突破の大ヒットとなったことは 映像事業への展開を加速させるに充分な成果であろうし、 今後どんな作品がハリウッドを騒がせることになるのか期待したい。
【再掲】Blu-ray「スーパーマリオ 魔界帝国の女神」が売れているらしい - 忍之閻魔帳
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P3 Club Book pages 31-32 scan and transcription.
ペルソナ能力で探索はできても、通信は機械頼りの美鶴。詳細は下の本文参照のこと。
結果オーライで味のあるキャラクターとなった小野先生。現実にいたら大変だろうが。
同じ場所に再登場する影人間は、前の人とは別人らしい。人間とは、成長するものなのだ。
謎の先生、ブルマン。登校時の会話で登場するだけで、本編中には一切登場しない教師だ。
Q美鶴や風花は、どういう原理でタルタロス内部を探索してるの?
美 私の場合、ペンテシレアに攻撃の効果範囲を精密に予測する力があり、その応用でこれから行く先の地形や敵の有無を感知できる。ただ、探索結果を伝えるには通信機を必要とするのがネックと言えるな。
風 私のルキアやユノは、生命の流れを感じ取る力がありますから、そこの力で戦闘パーティの皆さんの生体情報を共有して、付近の地形や敵を知ることができます。その際、皆さんの潜在能力一杯まで知覚情報を受け取れますので、直接見えていない場所の敵もわかるんですよ。
チ ちなみに私も、同じ理屈で素敵ができるわ。あっちは受動的、私は能動的だけど、生体情報を共有するというメカニズムは同じ。そして、私の方が少し素敵能力は劣るけど、代わりに相手の知覚に干渉して妨害するという力を持つの。わかった?
Q大人はペルソナを使えないの?
幾 こういう質問は、僕が答えよう。適応や能力者の定義は前にも説明したけど、要は自分の中の死を見つめたり、それと積極的に関わろうとする意思がポイントだったろ?だから理論的には、大人でも召喚可能だ。ただ、若い子のほうが覇気があるというか、妥協することが少ないから、より発現しやすいんだろうね。
真 俺が両親や妹の死に直面しても、諦めずに力を求めたことが、ぺルソナ能力を覚醒させた······確かにな。
荒 アキだけに、諦めない······。
順 あ、荒垣先輩······?
幾 ぼ、僕のセリフを······シンジだけに、信じられないよ。
順 もうヤダよ、この人たち······。
Q歴史の小野先生に、兜をかぶせたのはどうして?
ゆ あれはホント気になるよね。私も初めての授業では驚いたもん。
風 すっかり慣れちゃったけどね。
順 何でも、モデル作成担当の開発スタッフに、鎧兜マニアの人がいるらしいぜ。その人の仕業。
ゆ よろいかぶとマニアぁ?
順 副島さんも企画の田中さんも知らないうちに出来上がってて、開発中だからそんな変なモデルなんだろうと思ってたら本気だったと。
風 うわ、そういうことあるんだ?
順 ちなみにシャドウの○○の武者シリーズも、その人デザインらしい。
ゆ 筋金入りだー!
Q無気力症は治っても再発するの?
美 そもそも無気力症とは、精神からシャドウ=無意識の一部が失われることで引き起こされる。だが、そのシャドウを影時間に倒すと、シャドウはもとの宿主の精神に戻る。これが無気力回復のメカニズムだ。
真 ただ、宿主から離れていた時間が長いと、記憶や思考能力に多少の障害が起こる可能性があり、完治しきれないケースもあるらしい。
順 でも、治ったとしても、また懲りずにボーっとしてたら、シャドウ出ちゃうんじゃないんすか?
美 その可能性は低いな。シャドウが戻ると同時に、その間、シャドウが感知しえたことも、宿主は心の奥に無意識に受け入れる。具現化した死、ニュクスに肉薄した記憶をな。漠然とした「恐ろしい」という感覚でしかないが、よほどの間抜けでなければ、何かしら考え始めるだろう。その無意識下の恐怖の記憶が、再発を防ぐストッパーになるのだ。
Q5月18日、登校時の会話に出てくるブルマンって誰?
ゆ あ、看板が落ちてきて入院した “ブルマン” ね?私、アイツ大っ嫌い!もー、冬場でもジャージ禁止で女子のフトモモ見てニヤけてるし、足が遅い子に「胸がでかいからなあ」とか言うし、サイッテー!
風 本名は青山先生、担当している教科は体育です。私も苦手······。
タ まあ、ちゃんと仕置きしておきましたから、安心してくだ���い。
ゆ って、あの看板あんたらの仕業だったのっ!?······よくやった!
Qストレガの人たちは、普段どうやって生活してるの?
タ 戸籍がありませんからねえ。自分たちの本名すら知りませんし。
ジ 就職するのも家借りるんも一苦労ちゅうわけや。ま、そこらへんは幾らでも抜けはあるんやけどな。
チ 影時間になれば、生活雑貨も洋服も盗り放題、だしね。
順 チドリぃ!ダメだって、そんなことしちゃあ!
チ 大丈夫、もうやってない。
ジ まあ、足は絶対つかんのやけど、現金が必要になることもあるから、一応カタギの稼ぎもやっとる。復讐代行サイトに広告載せたりな······。
順 アフィリエイトかよ!
ジ ただサイト見るヤツらが少のうてな~。収入は微々たるもんや。
順 当たり前だっつーの!
Q祭のテレビで日曜日にやってる、フェザーマンRが気になります。
風 気がつくと、誰かがチャンネル合わせたりしてるんだよね。
ゆ じつはウチの家に、隠れオタクがいると見たっ!
美 そう言えば、中学ぐらいまでは明彦も荒垣とヒーローごっこをしてたようだしな。ふふっ······。
真 お、俺じゃないぞ!
幾 でも、あれは昔すごい人気があった特撮ヒーロー物の続編でね、懐かしいなあ。『ペルソナ2罪』をやった人なら、主人公たちの過去のシーンで、彼らがお面かぶっていたのを覚えてないかな?あれが元祖『不死鳥戦隊フェザーマン』だよ。
順 へー、そんな昔の番組なんだ?
幾 もう20年近く前だね。
風 ちょうど、ゲーム本編で確認できる予告編リストがありますから、上に紹介しておきますね。
ゆ って、ちょっと。これ誰がまとめたのよ?オタクは誰だ~?
真 た、岳場!変な目で見るんじゃない!俺じゃないと言ってる!
順 俺も別に興味なし~。
天 僕も違いますよ。もう高学年ですから、とっくに卒業しました。
荒 俺のワケねーだろ?
ゆ んー、消去法で考えると······。ま、まさか······現場リー······。
順 あ、ありうる!何考えてるかわかんねえヤツだし!
ア あ、そろそろフェザーマンR再放送の時間であります。
順 おまえかーっ!
『ペルソナ2』の過去シーンで登場したフェザーマンのお面。昔から人気のある番組らしい。
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Free Jazz in Tokyo
「師匠に刺して来いと言われたら、行ってたと思うよ」ー1988年の10月の終わり、西麻布の「ロマーニッシェス・カフェ」のライブにギターとターンテーブルの大友良英が初めて出演した。当日は、ギターの渡辺香津美を加えて「マウンテン」というバンドを結成していたベースの井野信義とドラムの山木秀夫のデュオだったが、そこに急遽加わることになった。だからチラシにも乗ってない��記録からも漏れてい���りする。70年から遠く経ていたとはいえ、命を刻む音楽とその概念が生む思考の差は派閥を生んでいた。苛烈なフリー・ジャズの世界では特にそうであった。巻頭の言葉は、敵の陣営の刺客となることを甘んじて受けていただろう、と当時を回顧して大友良英が言った言葉だ。それほど五体投地していた師匠の高柳昌行に、音楽上の理由でパージされていた身の大友良英を兄弟子の井野信義が誘い込んだのだから、その複雑さは今尚残っている。対して、間章~近藤等則ラインを思えば近藤等則~山木秀夫ラインと続く訳で、解析は音楽家の脳内を探ることほかない。 真剣勝負は時代と寝ない者たちにとっては、いつであっても普段の姿勢が当然だろうが、時はバブル時代だった。12月には表参道に今もあるスパイラルホールのイベントを考えてくれないかと、友人の長井八美(青い鳥創業代表)から頼まれた。アバンギャルド思考の俺は、ベルリンから帰国中の高瀬アキと能管の一噌幸弘を無責任に初対面させた他、拡声器の歌手ジミー村川のバンド、三つ目にピアノの黒田京子が主宰していたORTというユニットの「機械仕掛けのブレヒト」を呼んだ。特にベルリンということもあって、演劇とのミクスチャー表現が好きだった。メンバーは黒田京子の他、サックスの篠田昌巳に広瀬淳二、そして大友良英だった。ターンテーブルの他カセットテープで妖しげなベルリンと今日の東京を切り結ぶSEを音楽に絡ませていた。彼が当時所属していたバンドはこれ位しか知らなかったし、仲間の広瀬淳二とライブをやったり、デュオのカセットを出したり、後は富樫春生と塩井るりのMAOとやったライブもあったっけ。以上三バンドが一階のスパイラルガーデンで展開して、三階では近藤等則の「IMA」が同時多発してい��。こんな乱暴な風景がバブルの時代に、バブルの時代だから出来ていたのか、当たり前のことだが、青山の中心地で良く許されてスポンサーも金も出していたと思う。 バブルよ今夜もありがとう的に言えば、時を同じく、64号で触れた「ロマーニッシェス・カフェ」の東京FMによる月一回の生中継実況放送の最後のライブに、常連だったジョン・ゾーンに出てもらい、共演者の高橋悠治と寸分も相手に隙を見せない緊張のバトルを繰り広げた。“あぶなかった実験企画”は、真の意味であぶない実況中継ライブを終えたことで、成功した��言うべきなのだろう。 そんな時代に関わらず、下北沢には表立ったバブル現象は見られなかった。というより、80年代前半に下北バブルに見舞われたというのが持論だが、その反動で世の流れを受けなかったとも言えるし、元々自立した<村という街>でもあった。よそ者の闖入を歓迎するかと思えば元来の排他性を表に出してくるといった変な矛盾現象が昔から有る。元々よそ者の俺はそれが嫌だったのと、当時渋谷や青山よりテナント料が高騰したことに腹を立てて、西麻布に支店を出した経緯も有った。ジョン・ゾーンが西麻布で最後の生中継ライブを終えた数日後の12月、ヴォイスの天鼓が毎月相手を選んで対マン勝負をして行くという企画を立てて、一回目の相手はジョン・ゾーンだった。ジョンのウエルカム・トゥ・シモキタザワだったが、その余りにもノイジーな轟音に切れた酔客が演奏者に割って入り、演奏妨害行為をしたのはよそ者への洗礼だったのか、おちゃらけだったのか!いずれにしても、これを契機にしてフレッド・フリス、トム・コラ、マイケル・チャドボーンなど英米派が、既に出演していたアレキサンダー・V・シュリッペンバッハやハンス・ライヒィルなどドイツ派と入り乱れて行き、日本の渋谷毅や梅津和時、吉沢元治や豊住芳三郎が受けて立って行くのだが、そこに大友良英が加わるのにさほど時間は掛からなかった。
(https://bigtory.jp/tokyo/tokyo_zpn67.html)
LADY JANE
バブル時代にフリー・ジャズは流れる [ZIPANGU NEWS vol.75]より
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『ヌトミック寄席 夏』プログラムノート
『ヌトミック寄席 夏』は、各回三本のパフォーマンスからなる公演です。全回共通のヌトミックの作品2つに加え、日替わりでゲストによる演目が披露されます。
どの回でも上演するヌトミックの演目『わたしは薬売り』と『ウルトラトリップストーリー』について、作品が生まれた経緯を紹介できればと思います。
執筆:額田大志
『わたしは薬売り』
口上語り+歌謡ショーを組み合わせた「現代の薬」を巡る作品です。初演は2022年の秋となり、今回の上演場所にもほど近い「千住ほんちょう商店街」の薬局の前で披露しました。私と出演者の一人である稲継美保さんは、共に東京藝術大学の同じ学科の卒業生です。大学から企画をもらい、どうしようかな……と思って、思い切って先輩の稲継さんに声をかけました。
何度か北千住のカフェでお喋りしたり、大学の繋がりで足立区役所の方とお話しする中で「なんだか、ビヨンセみたいな作品にしたいね」と盛り上がったのを覚えてます。「誰かをエンパワーメントしたいね」とも。でも、それは誰なんだろう。作品が、そんな漠然としたイメージからはじまることは、よくあります。
とりあえず、商店街での上演は決まっていたので「商店街のCD屋さんの前で歌っている地元の歌手」を想像しました。今ではほとんど見ないですが、私の世代くらいまでは、CD屋の前でミニライブをする演歌歌手、という不思議な共通認識がある気がします。恐らくは昭和の名残でしょうか。サザエさんやちびまる子ちゃんのアニメでも、そういう風景を見たような、ぼんやりとした記憶もあります。
歌うことはやりたい��思ったものの、では「何を歌うか」。もう一捻りしないと作品にはならないだろうと思い悩んでいるとき、稲継さんから漢方薬の話を聞きました。厳密には「アートは漢方薬のようなものだ」という話です。「アート」という言葉の定義は広く、美術だけを指すこともあれば、音楽や舞台も含む芸術全般を指すこと、さらにはよりカジュアルに表現全般を指すこともあります。テレビや広告、街づくりの文脈で「アート」を使う場合は、表現全般を示すことが多く、ここが少し曲者です。どういう「アート」を示しているのかで、色々な齟齬が生まれてしまうことも多々あります。
「アートによる効果」のような文言は、日々様々なメディアで語られています。しかし、実際に演劇を作っている身からすると、そんなに効果があるのかな、と思うこともあります。いや、もちろん、効果があると言い切ることは大事なのですが、それが市販薬のような即効性と均一性を持った効能を期待されると、正直難しいのではないかとも思います。ただ、市販薬にはなれないけど、漢方薬にはなれるかもしれない。その人に合わせた調合がある。もしかしたら効かないかもしれない。でも、あるときには自分だけの薬に出会うことができる。そんな不確実性とともに存在するのであれば、「アートによる効果」も、もしかしたらあるのではないか……。そんなことでしょうか。ちなみにこの話は、稲継さんが長島確さんから聞いたのを、さらに私が聞いて解釈した形なので、本来、長島さんが伝えたかった意味とはちょっと異なるかもしれません。
ただ、そのとき、この話を聞いて考えたことが『わたしは薬売り』へと繋がったことは事実です。そこには、演劇の可能性を定義し直すような、ある種の開き直りもあったような気もします。ある薬売りが街へ訪れ、商店街の思い出を語り、歌って踊る。そんな作品です。歌って踊る、という古来からの演劇の魅力も詰まっている上演となっています。「誰をエンパワーメントしようか」という大きな問いは、いつの間にか消えていました。そうしたことは、本当の歌手に任せて、『わたしは薬売り』は別の道を歩むことにしたのです。
////////////////////////////// 『わたしは薬売り』 作・演出・音楽:額田大志 出演:稲継美保/原田つむぎ(ダブルキャスト) 額田大志、深澤しほ(北千住公演のみ)、長沼航(国見町公演のみ) 振付:酒井幸菜 作詞:稲継美保、原田つむぎ //////////////////////////////
『ウルトラトリップストーリー』
夏の怪談話が、何度も何度も嘘と本当を繰り返して、どこか遠くの世界へと移り変わっていく、そんな作品です。ヌトミックの長沼航をメインキャストに迎えた新作になります。
何を作ろうか悩んでいるときに、アキ・カウリスマキの『枯葉』をみて、あぁ、こういう作品をつくってみたいと思いました。こういう作品とは、カウリスマキの要素というよりは、もっと純粋に映画的である、ということでしょうか。専門的な手法の名前があるのかもしれませんが、例えば前後の脈絡と関係な��、急に列車が走るシーンが挿入されるような。予期せぬ映像が挿入されることで前後のイメージが変わる……そんな、映像だからこそ許された飛躍を、演劇でどうやったらカッコよくできるだろう、といった感じです。カッコよく、が重要で、演劇の生々しさに対して、カウリスマキの極限まで洗練された美意識に強く惹かれたのかもしれません。
そんな話を長沼くんと渋谷の喫茶店で話している中で、もう一つ、人称のことも気になり始めました。話している人がいつの間にか変わったり、一人称だったのが三人称に移り変わるのは、現代演劇ではもはや使い古された手法ですが、なんでしょう、手法ではなく、それをもっと感覚的にできないか。観客の想像や体験を変えていく装置ではなく、もっと何者かわからない存在が、人称を目まぐるしく変えていくことで舞台上に存在できないか。
何者かわからない存在は、演劇にとってとても重要で、その存在が劇を躍進させたり、ときに混乱させたりもします。『わたしは薬売り』は、そうした曖昧さを意図的になくしている作品ですが、『ウルトラトリップストーリー』は、できるだけ混乱を歓迎していく上演にしたいと思いました。そして、この混乱から解放される快楽はまさに「ストーリー」的であるとも思います。ある人物の正体がわかる、意図がわかる、謎が解明される。その答えを知る快楽が「ストーリー」が演劇に求められる理由なんだろうな……と、恐らく物語をつくるタイプの作家だったら誰もが感覚的にわかっていることを、今更ながらに感じました。
ヌトミックでは珍しい、しっかりとした物語が存在する作品になるので、あまり内容の多くは語れないのですが、稽古場の作業は普段と変わらず、一言で表すと「共感を疑う作業」を行っています。「共感をしない/させない」のではなく、常に疑い続けている状態でしょうか。決して「共感して欲しくない」のではなく、共感してくれたらそれはそれで嬉しいです。ただ共感するということのハードルは相当高いと思っていて、「共感を求める」上演は、結果的に「共感を遠ざける」ものであると感じます。自分だけわからないと、なんか冷めちゃう、ということかもしれません。パフォーマーの家族や熱心なファンであれば、そうした思い入れは比較的得やすいと思いますが、あくまで演技として、作品と観客の平等性を保ちつつ、上演だけで伝える、その距離感と質のことを稽古場ではずっと考えています。
長沼くんと日々稽古を続けていて、これを書いている7月10日は、はじめて通しを行った日でした。少し新しい手法を試していることもあり、演出の自分も心配ではあったのですが、通しを見てこれはいける、と前向きな気持ちに変わりました。そんな気持ちになれたからこそ、こうした紹介文を書けているとも思います。上演時間は寄席の中でも一番長い、40分くらいになりそうです。
『ヌトミック寄席 夏』は、ダブルキャストによる再演、ゲストパフォーマー、新作演目と盛りだくさんの公演です。屋外���屋内を行き来する、近年の野外劇の活動で思いついた構成もあったり、国見町公演では屋台がでたり、とにかくいろんなやってみよう、を詰め込んでます。やってみよう、だったことが作品として届いていく、その時間を一緒に体験してもらえたら幸いです。ぜひ、ご来場をお待ちしています。
////////////////////////////// 『ウルトラトリップストーリー』 作・演出・音楽:額田大志 出演:長沼航、稲継美保 //////////////////////////////
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ミュージカル『この世界の片隅に』感想
最近初めて御園座に足を運んだ。赤で統一された内装はゴージャスで気分が高揚した。劇場内に売店が複数あって賑わっているって、いいですよね。
そこで上演されていたのは、ミュージカル版『この世界の片隅に』である。こうの史代の同名漫画を原作に、脚本・演出は上田一豪で、音楽はアンジェラ・アキが手がけた。主人公すずと夫の周作、両者と因縁ある女性・白木リンはダブルキャストで、私が見た時は昆夏美・村井良太・平野綾という布陣だった。
『この世界の片隅に』は、2016年に公開されたアニメ映画の印象が強いだろう。私自身は、二度製作されたドラマ版は未見で、アニメ映画を見てから原作漫画を読んだ口である。
そこに今回製作されたミュージカル版であるが、正直に書くと、大きな問題をいくつも抱えていると感じた。
まず、ミュージカル版は時系列に沿って進んでいた漫画から大胆にエピソードを組み替えているのだが、少女期・成長後の結婚前・結婚後の戦況がまだ過酷でない時期・過酷になっていった時期が、頻繁に行ったり来たりするため、原作なり翻案なりにあらかじめ接していないと置いていかれるのではという懸念が生じた。
上田一豪が手がけたオリジナル・ミュージカル『フリーダ・カーロ』では、カーロの死後から彼女の人生をプライベートとキャリアの両側面から辿り直すという構成で、時系列が行ったり来たりと錯綜としていた。また、元が漫画で、絵を描く人物が主人公で、主人公にとって衝撃的な出来事がすでに起きてしまった状態から振り返られるという構成のミュージカルというと、忘れてはならないのは『ファン・ホーム』である。『ファン・ホーム』も、40代の中年の漫画家アリソンが、クローゼッテッド・ゲイだった父との関係を辿り直すべく、10歳の幼少期と19歳の青年期を交互に回想していった。
これら二作品に加えると、『この世界の片隅に』は時系列のシャッフルが作品のためにさほど寄与しているようには思われなかった。それは、『フリーダ・カーロ』にしても『ファン・ホーム』にしても時系列が錯綜させなければ描き得ないという説得力ある問題意識が的確に掲げられ、常にそれによってドライブされていたのに対して、『この世界の片隅に』はそうでなかったからだと考えられる。『フリーダ・カーロ』の場合は「人物として、アーティストとして、フリーダ・カーロは何者だったのか?」という問いが掲げられ、一貫していた。『ファン・ホーム』は、「父の自殺の原因はなんだったのか?父の自殺はレズビアンだと自分がカミングアウトしたことと関わっているのでは?」という切実な問いに突き動かされていた。
『この世界の片隅に』は、オープニング・ナンバーが終わった瞬間にすずが姪の晴美と自身の右手を失った昭和20年7月の空襲まで一気に飛躍し、すずが心身共に参っている状態が描かれる。広島から見舞いにきた妹すみの発言がすずに回想を促すという展開を有している。ここから、『この世界の片隅に』の回想は、「なぜこうなってしまったのか?」という強烈な問いに促されている訳ではなく、他者とのふとした邂逅やそこでの些細な一言がきっかけとなるものであり、思わずといった風に生じる考えの飛躍が時系列の錯綜に結びついていると言える。あっちこっちに飛ぶ思考に観客も振り回されることがポジティブに作用する場合も少なからずあるだろうが、『この世界の片隅に』の場合はあっちこっちに振り回すこと自体が目的化しているように見えてしまった。もう少し高次の統括する位相、たとえば、右手を失ったすずの療養の場面へと回帰があるだけで、印象が大きく異なるだろうと思われた。
二つ目の問題は、時間と空間の射程がぼやけていることである。
そもそも、二幕仕立て三時間は長いし、周作を巡る「女の争い」がすずとリンの間で起こることが予感される形で一幕が終わったことは大問題だと感じている。前半を終わらせるにあたって、二幕以降に起こる大騒動の始まりを予感させて終わるというのは作劇のセオリーである。だがそれは、『この世界の片隅に』では、すずとリンの関係に走る緊張だったのだろうか???それだったら、一幕仕立てにして連綿と場面を続けていく方が、『この世界の片隅に』の主旨に合っていそうなのに…と感じた。なお二幕の幕開けで、すずとリンは対峙するフォーメーションのまま立ち尽くしていたのを見た時には、「幕間の間、ずっと二人は睨み続けていたんだろうか…」と想像して不覚にも笑ってしまった。
時間の長さは、音楽が基本的に間のびしていることにも起因しているだろう。音楽については後述するとして、とにかく長く、長く感じた。
他方空間については、はっきりいって御園座だと広すぎると感じた。東京公演で使用された日生劇場でも広く感じただろう。空襲場面など、空間の広さが活きる場面も多少あるが、基本的に本作は少人数でのやり取りが中心であり、広い空間に対して狭くまとまり過ぎている。とはいえシアター・クリエくらいの規模での上演だとしたら、私はおそらく劇場が狭いと感じであろう。
『この世界の片隅に』は、すずを中心に繰り広げられる家庭やご近所、学区、街角レベルのミクロな人間関係の機微が描かれる一方、生活すること自体が戦争というマクロな暴力の応酬への避けがたい加担であることも同時に提示される。こじんまりとした人間関係を描きながらも背後に聳える巨大な事態を描かなければならず、空襲や原爆投下、降伏といった甚大な出来事の足元には��々の営みがあることを描かねればならない点で、ミュージカルとしてどのようなスケールで描き出すか、その調整はかなり難しいことは想像に難くない。今回の初演では、小さすぎると同時に大きすぎるという、あまりよろしくない地点に帰着していたように感じた。
三つ目の問題は、音楽が間のびしていたことである。すずのキャラクター性を考えると、キビキビとした音作りにはなり得ないことは理解できるが、オープニング・ナンバーがフィナーレかのような壮大さとゆったりとした音で作られていたのは、個人的には好みではなかった。また、すずのまったりしたキャラクターを音の伸びでもっぱら表現されており、かといってモティーフという程には統一性はなく、中途半端だと感じた。
四つ目の問題、そして最大の問題は、戦争の描き方が「被害者」の側面のみを強調していた点である。原作の漫画では、終戦の詔勅を聞いて激しい怒りを覚えるすずは、近所に太極旗が掲げられているのを見たことで「正義だと信じていたけれど暴力にすぎず、また別の暴力が自分達を支配する」ことを自覚し、泣き崩れるという非常に印象的な場面がある。
空襲や原爆投下、食糧不足に物資不足などの苦難に日常の穏やかさが徐々に食い破られていき、それでも健気に生きるすずの姿を見ていた読者こと私は、ここで初めて、激しい怒りと共に露わになったすずの思想的基盤や、見えないものとして扱われてきた植民地支配に事後的に触れ、ひどく動揺すると同時に加害者・支配者としの側面も描かれていることに安堵したのを覚えている。しかしミュージカル版では太極旗は掲げられることはなく、すずはそれを見ることもなく、一連のすずの動揺は全て「玉音放送を聞いた直後の反応」にまとめられてしまっている。ミュージカル版の描き方には失望した。
ミュージカル版『この世界の片隅に』は、基本的に「ご近所同士お互い様の助け合い」として、隣組は微笑ましくコミカルに描かれており、それもあって監視共同体であることは後景に退いているし、「犠牲者ナショナリズム」が色濃く現れる危うさを常に帯びた状態で作品は展開していく。だからこそ、すずの怒りが何を表しているか、日和らずに真正面から描いて欲しかった。
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ユリイカ 2023年12月臨時増刊号 総特集◎坂本龍一 1952-2023
週替りでラインナップを変えている書籍コーナーに一冊雑誌を追加してみた。以前から読書の時間が取れるようになったら読みたいと思っていたユリイカ。最新号ではなく昨年末発刊の坂本龍一特集。
追悼・坂本龍一 坂本龍一とはどのような音楽家であったのだろうか、音楽という営為の自律性が起源とともに問い返されることになる。それこそ坂本龍一の問いであったと信じること、出発点はそこにある。われわれはたしかに坂本龍一の時代を生きていた。坂本龍一死去、残響の手前にその音楽を聴き返す。
【目次】 総特集*坂本龍一 1952-2023
インタビュー 古い付き合い / 大貫妙子 聞き手・構成=ばるぼら
記憶の始まり 坂本龍一を偲んで / 池辺晋一郎 坂本君の教育実習 / 野村滿男 《---分散・境界・砂---》の頃のこと / 高橋アキ 若き日の坂本龍一さんへ / 牧村憲一
奏者――ピアノ‐キーボード‐シンセサイザー 電子音楽のコンステレーション / 川崎弘二 デザインする/される坂本龍一 / 久保田晃弘 「ポスト・キーボード」のピアノ / 谷口文和 再び見出された「即興」の方法論的可能性――坂本龍一とインプロヴィゼーション / 細田成嗣
生き生きとした時間 教授と共に駆け抜けた七〇年代、僕らの音楽革命 / 渡辺香津美 すべての瞬間が生きていた! / 加藤登紀子 永遠に輝き続ける光 / クリス・モズデル 訳=小磯洋光 彼方へ アーバン・シンクロニテイを極点としたスイングバイ――「地下活動」備忘録として / 佐藤薫 傷口それ、まだひらいてるし。 / 山崎春美
音楽/メディア/政治 千の一九六八年――音の相聞歌 / 平井玄 坂本龍一の「アジア」――現代音楽以後の道 / 柿沼敏江 坂本龍一のメディア論的思考――一九八〇年代、なぜ未来派に惹かれたのか / 飯田豊 坂本龍一と哲学者たち――「音」の所在 / 檜垣立哉 「不安定な生」と坂本龍一――音楽と社会活動の政治学 / 中條千晴
同時代人として ファインダー越しの邂逅 / 高田漣 SILENCE 無時間的音楽 / 蓮沼執太 前夜 / 原摩利彦 “坂本龍一音楽”の美学 / 狹間美帆 音楽と/の作曲、イメージと/の機��――校歌制作記 / 網守将平
呼び交わすインデックス 「commmons: schola」をおもいだしながら / 小沼純一 オペラ《LIFE》、生きられた偽史――一二音技法へのリファレンスの再検討から / 白井史人 作曲という営みの庭――坂本龍一といくつかの小石 / 久保田翠 〈自己〉を聴く技法としての演奏行為 / 堀内彩虹 ポストモダンの呼吸を聴く――坂本龍一の「音楽」について / 仲山ひふみ
座談会 二〇〇〇年以降の坂本龍一の音楽 / 大友良英+秋山徹次+伊達伯欣
遺産相続 それだけではない――現代社会の芸術家 / 三輪眞弘 TRAVELER / 渡邊琢磨 坂本龍一、含羞の線 / 千葉雅也 坂本龍一とメディアアート / 四方幸子
空に降る 美貌の青空はどこに――「一音一時」展をめぐるメモランダム / 松井茂 坂本龍一と雨の降る庭と能――《LIFE》シリーズから《TIME》へ / 原瑠璃彦 坂本龍一はサウンド・アーテイストではない/でもある / 小寺未知留 海へ / 髙山花子
邂逅と瞬間 翁と坂本龍一様 / 大倉源次郎 ピアノの弦が、指の先で、そして指の先で、ピアノの弦が。 / 和合亮一 教授がいたから / 笹公人 大好きな大人 / 山中瑶子
ペルソナは語るか YMOの/と坂本龍一――「環境」と歴史、切断と継承の間で / 円堂都司昭 ふ・る・え――『戦メリ』の坂本龍一がもたらしたもの / 田村千穂 坂本龍一の作詞的行為について / 木石岳 美しい音楽/美しい技芸――坂本龍一の創作に関する私的な断片 / 西村紗知
LIFE – endless… 坂本龍一:INSTALLATION/ART/SOUND / 阿部一直
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Storia dei sogni(745)②
(第一部)
「四季」夏,雷鳴と電光(オケ)
モルダウ(オケ)
サマータイム(彼女,オケ)
愛する小鳥よ(彼女,オケ)
第一部は、私達は鑑賞・+(*゜∀゜*)+・
(第二部)
真夏の夜の夢(合唱,オケ)
夢(戎先生)
夢想(合唱,佐久間さん,オケ)
夢みたものは
(朝日さん,黒澤先生,黒田さん,駒井先生
坂口さん,坂本さん,佐藤(篤)さん
佐藤(路)さん,清水さん,せいあさん
高橋さん,前川さん,村松さん,和田さん)
(アンコール)
ボレロ(オケ)
ラデツキー行進曲(全員)
(花束贈呈)
檀れいさん▶︎マエストロ
真矢ミキさん▶︎コンマス
夏目三久さん▶︎彼女
安藤美姫さん▶︎朝日さん
畠山愛理さん▶︎黒澤先生
フェイ・ウォン▶︎黒田さん
白鳥英美子▶︎駒井先生
Rikki▶︎坂口さん
倖田來未▶︎坂本さん
RIRIKA▶︎佐藤(篤)さん
MARIE▶︎佐藤(路)さん
アンジェラ・アキ▶︎清水さん
菅原紗由理▶︎せいあさん
ふくい舞▶︎高橋さん
伊田恵美▶︎前川さん
大木理沙▶︎村松さん
リザ(エリザベス・テイラー)▶︎和田さん
黒柳徹子さん▶︎戎先生
杜けあきさん▶︎佐久間さん
中井美穂さん▶︎ソプラノのリーダーA
中野信子さん▶︎ソプラノのリーダーB
滝川クリステルさん▶︎アルトのリーダー
真夏の夜の夢公演も
無事に大成功で終了・+(*゜∀゜*)+・
拍手やブラボー,総立ち凄かった゚*。(・∀・)゚*。
終演後、い��も通り
集合写真撮ったり,お見送りしたり
etc….+(´^ω^`)+.
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trying to sketch more in pen traditionally...
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「お茶の時間」を基点に、遊ぶように嗜好体験を探求するwebメディア・『Dig The Tea』の取材で、パリ在住の画家・黒田アキさんを撮影させていただきました◯
(気づけば一年以上も前のこと、、、)
https://digthetea.com/2023/01/aki-kuroda/
取材のために到着したものの、会場準備をぼんやりと待つことになった私に「散歩しよう」と声をかけてくださったのがよき思い出。
巨匠的な緊張を醸し出さない、気さくで肩の力の抜けた朗らかなお人柄に助けられました。
こちらのメディアで、友人のデザイナー・辰野しずかちゃんを発見。
併せてお楽しみいただけますように◯
お声がけをいただいた編集のネコさん、ありがとうございました◯
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【ありがとうございました!カバーとカレー@幡ヶ谷36°5】
2024年1月18日「カバーとカレー 二皿目」、ありがとうございました! 今年初のライブはカバーライブとなりました。「オリジナルはやなないの?」と聞かれますが、この日はカレーのみがオリジナルというイベントです! 今回のカレーは「ポークパイロット」(友森さん命名)ということで、ポークカレーとなりました。みなさん「おいしい!」と言ってくださって(信じてます。。)とてもホッとしました。辛さは控えめに、レッドペッパーか島唐辛子パウダーで辛さ調整していただきましたが、今回は友森さん持参の「キャロライナ・リーパー」もあり、つわものたちは辛さに挑戦していましたね!
さてカバーライブの方の曲目は 1.悲しみは雪のように(浜田省吾) 2.君の顔が好きだ(斉藤和義) 3.くだらないの中に(星野源) 4.昔の侍(エレファントカシマシ) 5.秋桜(さだまさし) 6.花(森山直太朗) 7.男は女が必要さ(長渕剛) 8.月光(爆風スランプ) 9.古い日記(和田アキ子) 10.泣きたくないのに(ウルフルズ) 11.怪獣の花唄(VOUNDY) 12.スキップ・ビート(KUWATA BAND) 13.マンピーのGスポット(サザンオールスターズ) 14.田園(玉置浩二) とあいなりました。バラエティに富んだ、すこし下ネタ多め、、(笑)の選曲とさせていただきました。知らない曲も、何かしら記憶に残っていたらうれしいです。8曲目からはグレートギタリスト友森昭一さんが参加してくれました。ありがというございました!今年もよろしくお願いします。 アンコールはなしという事でしたが、カレーの名前にちなんで「ポークパイロット」で終わることになりました。思い付きで歌詞つけて歌いましたが、意外とつめればいい歌詞になるかも?!レコーディングは、、しないと思いますがw Life-Like、しばらく東京ではライブがないですが、またオリジナルの方のライブにも遊びに来てくださいね!カレーなスタートでしたが、今年もよろしくお願いします!!
友森さんと写真撮るの忘れてしまったので、リハーサルの写真を。
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ご観劇くださった皆様、お心寄せてくださった皆様、ありがとうございました (Updated: 2024.07.29)
-------- 以下の公演は終了しました --------
〔4/26更新〕 伽藍琳は北條サン役で、全日程出演いたします(シングルキャスト) 文末に稽古場リポートも加筆しました→スクロールしてご覧ください
ミュージカル『この世界の片隅に』
>チケットお取次について(G+のサイトへ) 〔4/26現在〕先行予約はすべて終了しておりますが、引き続き随時お申込受付中です。チケットお取次は、伽藍琳とこれまでに交流またはお取引のある方、その方からのご紹介の方のみとさせていただきます。「G+」サイトのパスワードやお申込方法は、お問合せください。
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※各公演地の開演日時等、詳細は上記 東宝の公式サイトをご覧ください
【東京】日生劇場 5月9日(木)-30日(木)
【北海道】札幌文化芸術劇場hitaru 6月6日(木)-9日(日)
【岩手】トーサイクラシックホール岩手 大ホール(岩手県民会館) 6月15日(土)-16日(日)
【新潟】新潟県民会館 大ホール 6月22日(土)-23日(日)
【愛知】御園座 6月28日(金)-30日(日)
【長野】まつもと市民芸術館 7月6日(土)-7日(日)
【茨城】水戸市民会館 グロービズホール 7月13日(土)-14日(日)
【大阪】SkyシアターMBS 7月18日(木)-21日(日)
【広島】呉信用金庫ホール(呉市文化ホール) 7月27日(土)-28日(日)
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原作:こうの史代『この世界の片隅に』 (ゼノンコミックス/コアミックス) 音楽:アンジェラ・アキ 脚本・演出:上田一豪
■キャスト 浦野すず(Wキャスト):昆夏美/大原櫻子 北條周作(Wキャスト):海宝直人/村井良大 白木りん(Wキャスト):平野綾/桜井玲香 水原哲(Wキャスト):小野塚勇人/小林唯 浦野すみ:小向なる 黒村径子:音月桂
白木美貴子 川口竜也 加藤潤一 飯野めぐみ 家塚敦子 伽藍琳 小林遼介 小林諒音 鈴木結加里 高瀬雄史 丹宗立峰 中山昇 般若愛実 東倫太郎 舩山智香子 古川隼大 麦嶋真帆
桑原宏佳 澤田杏菜 嶋瀬晴 大村つばき 鞆琉那 増田梨沙
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▼(Updated: 2024.04.26) ミュージカル『この世界の片隅に』稽古ラストスパート!
作曲家アンジェラ・アキさんも立ち会いのもと、通し稽古→オケ合わせ→オケ付通し稽古と、最後の仕上げに入ります。
稽古ピアノ1本でも心揺さぶられる楽曲の数々。バンド編成ではどんなサウンドになるのか、本当に楽しみです!
当公演の企画発端は、10年ほど前に遡るそうです。その後、アンジェラさん作曲で『この世界の片隅に』ミュージカル化が決まり、脚本・演出の上田一豪さんと、どれだけの時間と労力、情熱をかけてディスカッションを繰り返し土台を作ってくださったか、美術や衣裳ほか各セクションのスタッフも加わって、私たち俳優が参加する稽古の前にどれだけの準備をしてくださったかを、通し稽古の映像を客観的に見てひしひしと感じています。 (劇場で販売される公演プログラムに、読み応えたっぷりの前日譚が載っています)
伽藍は今回、主人公すずが嫁いでくる北條周作の母、北條サンを演じます。
俳優が担う部分は氷山の一角ですが、原作者こうの史代さんが描き、スタッフの皆さんが世界観を作ってくれたこの作品に、実体として息吹を吹き込む役目をしっかり果たせるよう、まだまだ探求します!
皆様のお越しを劇場でお待ちしています。
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▼(Updated: 2024.04.24) 『この世界の片隅に』の楽曲をアンジェラ・アキさんが歌うnewアルバム、リリース!
稽古場では隅々まで目を配り、誰に対しても笑顔できさくに話しかけてくれるアンジェラさんの素敵なお人柄が、煌めく歌声に溢れています。
全曲FLASHには稽古場の映像もあります。ぜひ!
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▼(Updated: 2024.02.09) ミュージカル『この世界の片隅に』に出演いたします。
こうの史代さんの不朽の名作、同名のコミックスを原作に、ミュージカル化。
昨年1月に行われた、作曲のアンジェラ・アキさんと脚本・演出の上田一豪さんによる土台創りのワークショップに参加させていただき、出演の運びとなりました。
戦時下という非常時でも、日常の生活の中の悲喜交々に心揺らし生きた市井の人々を描く、そんな作品に関わりたいと、ずっと以前から願っていました。
3巻ある原作に時系列の巧みなアレンジを施した、一豪さんによる舞台版上演台本。 たおやかでいて力強く心の襞に語りかけてくる、アンジェラさんの楽曲の数々。
精一杯努めます。お誘い合わせてご観劇いただけましたら幸いです。
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1日数食日記
2024年1月1日(月)〜7日(日)
1/1 イトーヨーカドーでお年賀を買って、0:30に新年の挨拶をしに実家を訪ねる。お雑煮を食べてコーヒーを飲み3時間ほど滞在。ぐらっと家全体が大きく長く揺れたと思うと、なんと能登で震度7。年明け早々なんてことだろう。TVは全て地震報道に切り替わる。帰りがけに弟と電話で少し話しをしたら、インスタ投稿の件でちくっとピリつく。妻はおせちを食べたが、自分はお腹が空いておらずタッパーに詰めてもらい持ち帰る。帰宅後即それを食べて、歩いて駅前のトーホーシネマズへ向かい、楽しみにしていた『PERFECT DAYS』鑑賞。帰るとまだ地震報道。充実した一日だったがやはりやるせない。
1/2〜5 出勤。食事は人生初の発注おせちを少しずつ。それと妻が実家で作って持ってきてくれたおせちのお惣菜、それにお雑煮などを食べて過ごす。途中からシチューで、これもうまし。年始から物騒な、暗くなるニュースばかりが流れるが、それとはあまり関係なく仕事始めはしんどいしうまくいかない。毎晩一本U-NEXTで映画を観る。
1/6 有給休暇。朝から晩までU-NEXT漬け。合計6本。
1/7 休暇。朝から鎌倉へ。いつも停めている駐車場に停めると、「今日は停めてはいけない日ですよ。私たちは特別電話番号を教わってオーナーと連絡をとって許可されたけど」と隣に停めた中年夫妻に言われて動揺したが、親切な男性に電話番号がGoogleで公開されていることをうかがい、ちゃんと手続きを踏んで駐車できた。最近映画ばかり観ているせいか、ああいう夫婦って物語上必要なキャラかもな、と思えてくる。VERVEというカフェでお茶をして、初めて入る島森書店で松岡正剛『ルナティックス』を購入し、由比ヶ浜まで歩いてから戻り、御成通り→小町通りと散策して鎌倉を発つ。帰りに近所の百貨店に寄り、かつ福でいつもの牛カツ定食を食べ、新星堂で新入荷レコードを確認し、隣の八重洲ブックセンターで悩みに悩んで『ゴダール映画史(全)』購入。帰って『アステロイド・シティ』と『小さな兵隊』を観て就寝。
1週間色々あったが終わりよければ全て良し。
したこと
(★×1 = 傑作 ★×2 = 年間ベスト級 ★×3 = 人生ベスト級)
映画
1. PERFECT DAYS / ヴィム・ヴェンダース(トーホーシネマズ上大岡) ★★
2. 絶好調 / ピエール・エテックス(U-NEXT)
3. 幸福な結婚記念日 / ピエール・エテックス(U-NEXT)
4. 破局 / ピエール・エテックス (U-NEXT)
5. 愛しの��チアナ / アキ・カウリスマキ(U-NEXT) ★★
6. 健康でさえあれば / ピエール・エテックス(U-NEXT)
7. 真夜中の虹 / アキ・カウリスマキ (U-NEXT) ★
8. 勝手にしやがれ / ジャン・リュック・ゴダール (U-NEXT) ★★
9. パラダイスの夕暮れ / アキ・カウリスマキ (U-NEXT) ★
10. まぼろしの市街戦 / フィリップ・ド・ブロカ (U-NEXT)
11. 恋する男 / ピエール・エテックス (U-NEXT)
12. ノマドランド / クロエ・シャオ (U-NEXT)
13. ジャズ大名 / 岡本喜八 (U-NEXT) ★
14. アステロイド・シティ / ウェス・アンダーソン (U-NEXT) ★
15. 小さな兵隊 / ジャン・リュック・ゴダール (U-NEXT)
1週間で15本(超短編も3本含むが)の映画を観たのは人生で最多ではなかろうか。
今年初めて観たのが映画館で、しかも1だったことは幸せなことだった。この作品のおかげでもっともっと映画を観たいと思えたのかもしれない(年末に映画館で1日3本観たのももちろん大きいが)。
観たかったピエール・エテックス作品は、その完璧さにうならされるしギャグもおおむね本気で笑えたが、心に響くものは案外少なく、ここまで観た中では超短編の3が一番好きだった。
アキは『枯れ葉』が素晴らしかったこともあり、観ていない作品を観ようとまずは5を観たが、これが最初から最後までいい意味で呆気にとられ続けて、ひょっとするとこれが一番好きかもと思うくらい良かった。7、9も好きとしか言いようがない傑作だけれど、短いインターバルで観てしまったことで印象が少し薄まった感がある。
ドミューンの長尺ゴダール特集が面白くて、そろそろ入門するかと8を観たら、これが皆が絶賛する大傑作か、と素直にこうべを下げるしかなかった。細かく観れば観るほど面白いんだと思うが、とりあえずどんどんサブスクで観れる他の作品を見まくろう、と今週最後にデビュー二作目15も観たところ、これも素晴らしい作品だしアンナ・カレーナだけでなく俳優皆んなが輝いているが、好みから言えばずっと8がまさる。
ずっと観たかった10。内容は抜群で傑作であることは疑いようもないのだが、リマスターの精度が高すぎて、その最近の作品のような画像に、感動が目減りしてしまったのが残念だった。そういうこともあるのだな、と知った。
妻もずっと観たかったとのことで観た12は、どうしても自分の老後に思いを馳せてしまい、適度な距離感では観られなかったように思うが、マクドーマンドはもちろん他にも魅力的な登場人物ばかりで、人を信じる気持ちを強くする作品だと思った。
13は初っ端からやばかったが、最後の10年早いアンダーグラウンドぶりに(狂気から言えば軍配はこっちに上がるかも)打ちのめされた。喜八作品もっと観たい。
ついに観た14は、世評よりずっとわかりやすくて、いわゆる眼福のウェス映画としてだけでなく、感動要素も滲ませる良作だった。いや、話の分かりやすさ(表面的にかもしれないが)からいえばフィルモグラフィー中かなり上位にランクする気さえする。戦場カメラマンの夫とその妻が対話する場面は、(設定は複雑だが)意外なほど胸が締め付けられた。
音楽
1. Horses / パティ・スミス ★
『PERFECT DAYS』における#2のかかり方が最高だったので早速聴いた。想像していたよりずっとキュートな名盤。
2. PERFECT DAYS (playlist by sumire)
3. Metamorphosis / ザ・ローリング・ストーンズ
4. My Golden Years - Single / The Lemon Twigs
5. Absolute / スクリッティ・ポリッティ
6. Cadillacs / The Regenades
7. The Lilac Time / ザ・ライラック・タイム ★
8. The Strange Underworld of the Tall Poppies / The Pearlfishers
9. Draining the Glass : 1982-1986 / The Jazz Butcher
10. オトナブルー - Single / 新しい学校のリーダーズ
11. ケセラセラ - Single / 新しい学校のリーダーズ
12. 言葉が尽きるまで待って / ランタンパレード
読書
1. 源氏と漱石(千夜千冊エディション) ★
その他
1. 100分de名著 100分de宗教論 (Eテレ)
2. SUPER DOMMUNE 2023/5/24 「Nouveau DICTIONNAIRE francais」Chapitre5 “Jean-Luc Godard" 「ジャン=リュック・ゴダールの革命」 (YouTube) ★
ほぼ自分の知らないテーマで盛り上がる番組や書籍が好きなのだが、ゴダールはいずれ向き合おうと思っていたので勉強にもなった。長尺だったが電車の行き帰りの時間も使って一気に観た。
3. ブギウギ 1/4〜5 (NHKプラス)
4. 6時だよ!3345 (KBS京都Radio → radiko)
5. 特別番組「モノミユザーン」ゲスト:細野晴臣 (NHK-FM→YouTube)
6. 村上RADIO〜色んなお便りを読みながら大晦日〜 (TOKYO-FM → radiko)
7. 「映画監督 是枝裕和のまなざし」 (鎌倉市川喜多映画記念館) ★
小町通りを歩いていて偶然知ったこの施設、こぢんまりしているが雰囲気がとても良く、こういう所で映画を観るのもいいものだろうな、と思った。いずれ観たいと思っていた『怪物』が翌日の昼間の上映で残念だったが、是枝監督展をじっくりゆっくり味わえて満足した。
購入
1. ルナティクス / 松岡正剛 1,026円
2. ゴダール映画史(全) / ジャン・リュック・ゴダール 2,530円
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20230704
Music_info_Clip:Mt.FUJIMAKI 2023 trailer (藤巻亮太) 藤巻亮太主催 野外音楽フェス「Mt.FUJIMAKI 2023」開催決定! mtfujimaki.com <Day 1> 2023年10月7日(土) <Day 2> 2023年10月8日(日) 山梨県・山中湖交流プラザきらら (2023/07/04) #藤巻亮太 youtu.be/sNwxfZRR_FI pic.twitter.com/GX88Eq0Ym2 [https://twitter.com/Music_info_Clip/status/1676223133760757760] amaama_yksthgin:今年のマウフジのトレーラー🎥 めっちゃ素敵!🥰 私も映ってた☺️笑 これ観ちゃうと今年も最前列狙いたくなっちゃう🥺 去年のマウフジめっちゃ楽しかったなぁ🥰 亮太くんのビジュアルがめっちゃ良いんよ! 今年も楽しみヾ(´︶`♡ youtu.be/sNwxfZRR_FI #藤巻亮太 #MtFUJIMAKI #マウントフジマキ [https://twitter.com/amaama_yksthgin/status/1676192676004380674] WorldTr43604380:うたコン👇 youtu.be/kYr-xsQKdrQ #川嶋あい #明日への扉 #IWiSH #稲垣潤一 #工藤静香 #島津亜矢 #スキマスイッチ #世良公則 #布施明 #東亮汰 #トラジャ #ふかわりょう #つじあやの #井上苑子 #アンジェラ・アキ #藤巻亮太 #奥華子 #手嶌葵 #川島海荷 #大塚愛 #あいみょん #aiko #うたコン [https://twitter.com/WorldTr43604380/status/1676138580920631297] misuzu_0402:藤巻亮太さん (^3^♪♪♪ 日日是好日 youtu.be/RBU0VA-e4D0 [https://twitter.com/misuzu_0402/status/1676109791717126144] AshleyJeong0112:#REMIOROMEN #レミオロメン #藤巻亮太 #前田啓介 #神宮司治 レミオロメン🎧 🎼Have a nice day 😍 ▪︎▪︎▪︎with Remioromen▪︎▪︎▪︎ ▫️💧💧💧☔️💧💧💧|| on a rainy day▫️ ▪️雨の日に ☔️☔️☔️▪️ pic.twitter.com/XX8FH2gidF [https://twitter.com/AshleyJeong0112/status/1676107451559731205] mo8c:藤巻亮太が心を打たれた「光」とは? 自身がオーガナイズする野外音楽フェス「Mt. FUJIMAKI 2023」の魅力を語る news.j-wave.co.jp/2023/07/conten… [https://twitter.com/mo8c/status/1676022283020926976] doradora1973:藤巻亮太が心を打たれた「光」とは? 自身がオーガナイズする野外音楽フェス「Mt. FUJIMAKI 2023」の魅力を語る news.j-wave.co.jp/2023/07/conten… [https://twitter.com/doradora1973/status/1675966077476691968] yassmosamemoon:藤巻亮太が心を打たれた「光」とは? 自身がオーガナイズする野外音楽フェス「Mt. FUJIMAKI 2023」の魅力を語る news.j-wave.co.jp/2023/07/conten… [https://twitter.com/yassmosamemoon/status/1675960650391232512] haruakokeim:藤巻亮太が心を打たれた「光」とは? 自身がオーガナイズする野外音楽フェス「Mt. FUJIMAKI 2023」の魅力を語る news.j-wave.co.jp/2023/07/conten… [https://twitter.com/haruakokeim/status/1675944730973310976] gtrunteku:藤巻亮太が心を打たれた「光」とは? 自身がオーガナイズする野外音楽フェス「Mt. FUJIMAKI 2023」の魅力を語る news.j-wave.co.jp/2023/07/conten… [https://twitter.com/gtrunteku/status/1675910701637042177] DootHelts:何度見ても泣くんだよな 藤巻亮太 「3月9日」 (カロリーメイトCM『夢の背中』篇フルバージョン) youtu.be/0t62AbOiKLg @YouTubeより [https://twitter.com/DootHelts/status/1675892416623308801]
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