#井���端からは��まる地域再生
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nodatakehito · 5 days ago
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2025年1月12日(日)18:30〜20:50 テレビ東京「サンドウィッチマンの井戸を掘る!」監修と出演させていただきました。井戸はもちろん、井戸端のつながりの大切さもよくわかる素敵な番組です。ぜひご覧ください。
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kennak · 4 months ago
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「受け渋りととられても仕方のない対応だ」。「鹿児島県警の闇」の内部告発者逮捕の発端となった強制性交容疑事件で、県警が初めて、女性の刑事告訴を門前払いした対応に問題があったと認めた。 女性が初めてメディアの取材に応じ、県警とのやり取りを明かした。  鹿児島県警が非を認めたのは7月19日の県議会総務警察委員会。7時間に及んだ審議で、自民党県議の質問に対し、県警本部の竹中拓哉刑事企画課長が答えた。 「告訴状の写しをいったん警察側で預かったものの、警察署内の連携不足から、相談当日に、被害者に写しを返却した。被害者が受け渋りととらえても仕方のない対応だ。批判は真摯に受け止め、今後の反省教訓としたい」 【4時間話しても受理せず】 「受け渋り」はどんなものだったのか。女性が単独インタビューに答えた。  女性によると2021年8~9月、鹿児島市内の新型コロナ宿泊療養施設で、県から業務委託された県医師会の男性職員が、看護師の女性を複数回レイプした。  女性は強制性交の疑いで告訴状を出すため、22年1月7日午後1時、鹿児島中央署を弁護士と一緒に訪れた。担当の女性警察官は「弁護士とは別の場所で話を聴きます」と述べ、弁護士の同席を許さなかった。女性は「告訴状、被害届を出したい」と伝えたが、警察官は「被害届を出しても被害者が望む結果にはならない。時間も労力もかかり大変」「本当に嫌な思いをしたのなら、なぜ時間がたってからきたのか」などと述べ、告訴状を受け取らなかった。  女性がメモをとっていると、警察官から「警察は市民の味方、弱い者の味方ですと書いてください」と言われた。「自分で書いたらどうですか」と答えると「書きません」。警察官は30分おきに「上司に確認します」と離席。結局、4時間話したが「証拠がない」「立件できない」などと言われ、告訴状は受理されなかった。退室時、「被害届は出さないということでいいですね」と言われ、女性が「被害届を出す意思はあります」と答えると、警察官は告訴状のコピーをとった。ところが署を出た後、上司らしき男性警察官と2人で駐車場まで追いかけてきた。男性警察官は言った。「上司に報告したらコピーも受け取れないと」。告訴状のコピーを返された。職場に戻った女性は徒労感から、めまいと吐き気に襲われ、寝込んだという。  警察の捜査手続きを定めた国家公安委員会規則の犯罪捜査規範63条によると、司法警察員である警察官は、管轄区域内の事件であるかを問わず、告訴を受理しなければならない。弁護士が1月10日、署長に抗議文を出し、同17日、告訴状が受理された。  門前払いについて、ニュースサイト「ハンター」の中願寺純則記者は、県警の「もみ消し疑惑」として追及。告訴された男性は父親が元警察官で、父親と事前に警察署に相談に行き「刑事事件にならない」と言われていた、と報じた。  男性が強制性交の疑いで書類送検されたのは告訴から1年半後の昨年6月。同12月に嫌疑不十分で不起訴となり、今年1月、女性が検察審査会に審査を申し立てた。  女性はこう振り返る。「捜査はなかなか進まなかった。警察は結局、強い者の味方なのだと思った」 事件もみ消し疑惑再び 【事件もみ消し疑惑再び】  県警は7月19日の県議会で、別の「身内」の事件もみ消しが疑われる失態も認めた。  霧島署の50代男性署員が昨年2月、クリーニング店の20代女性に名刺を渡し、つきまとい行為をしたとしてストーカー規制法違反容疑で同10月に書類送検され、不起訴となった。県警は署員を「所属長による口頭厳重注意」としたが、証拠となる防犯カメラの画像を消去していたのだ。  県警本部の末廣政春人身安全・少年課長は「画像のコピーを入手し、被疑者である警察官の車両が写り込んだ箇所は静止画で保存した。それ以外は不要と判断して消した。これが一番の問題」と認めた。証拠保全措置をせず、画像の元データも消去されたという。  書類送検は、地元紙『南日本新聞』が昨年10月、スクープしたが、県警は9カ月間公表していなかった。同じ霧島署では本田尚志前生活安全部長の内部告発で、30代男性署員による巡回連絡簿で入手した電話番号をつかった女性へのストーカー容疑事件が発覚。7月19日の審議では、野川明輝本部長がこの30代署員を「本部長訓戒」処分にした、とも認めた。一転公表した理由を、県警側は「公表による公益性が、当事者の名誉、プライバシーの権利を上回ると判断した」と答弁したが、実態は違う。  県警は昨年10月、13歳未満の少女への強制性交容疑で男性巡査長を逮捕した際、カメラ撮影がある記者会見を開かず記者レク(説明)ですませ、県警記者クラブから現職警察官の逮捕時は記者会見を開くよう申し入れを受けるほど「不祥事を説明しない組織」だった。藤井光樹元巡査長、本田前部長の記者への内部告発は、こうした不透明な組織風土で起きた。  県警には疑惑が報じられてから2400件超(7月末時点)の意見が寄せられ、大半が警察批判だという。メディア、市民の「目」が、闇に光を当てることを求めている。 【第3の内部告発者登場】  霧島署の50代署員によるストーカー容疑事件で、証拠や書類が次々消えた。情報提供者は藤井元巡査長、本田前部長に次ぐ「第3の告発者」たち──。『西日本新聞』は県議会直前の7月17、18日、ハンターと「同着」でスクープを放った。 『西日本』によると、県警は「署員が目撃された当日の分だけデータがない」「客観的証拠がない」と被害女性に伝えていた。霧島署が女性の相談に応じた際つくった「苦情・相談等事案処理票」も、一晩たったら県警のシステムから消えた、と元署員が証言した。  県警は19日の議会で事件公表に追い込まれた。当時の霧島署長に対し、署が作成すべき「苦情・相談等事案処理票」も作らず「対応が不適切だった」として「業務指導」したと明かした。  『南日本新聞』は7月13日から「検証 枕崎盗撮捜査」を2回連載した。警察官の関与が疑われるのに、県警本部主導で捜査する「本部長指揮事件」とせず、本部長が「署で捜査を尽くせ」と指示をしたとする県警側の説明に、現職警察官や元捜査幹部から「常識では考えられない判断」との声が上がったと報じた。捜査開始から逮捕まで5カ月もかかった「理由が分からない」と疑問視する県警内部の声も紹介した。  警察庁による特別監察が終わった8月2日、県警は一連の非違事案の再発防止策を発表した。「県警の闇」を記者に知らせた藤井元巡査長、本田前部長の2人と、盗撮やストーカーをした警察官を同列に扱い、「職責、倫理観の欠如」「個人情報保護の認識の欠如」などを原因とした。 「疑惑が晴れたと考えるなら大きな誤りだ」。『読売新聞』も8月3日の社説で、本部長による不祥事隠蔽疑惑に踏み込んで調べなかった再発防止策を批判した。「内部調査の限界」と断じ、「第三者による再調査」を提言した。  野川本部長は7月19日の質疑で、本田前部長になぜ名指しで隠蔽疑惑を訴えられたのか、と問われ、答えた。「思い当たる点はございません」。それなら、自ら検証し、市民に説明するべきだ。  闇はまだ深い。 (『週刊金曜日』政治時評拡大版)
〈鹿児島県警の闇〉強制性交容疑事件で女性が初証言 「私は告訴状を突き返された」(週刊金曜日) - Yahoo!ニュース
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mxargent · 1 year ago
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"Kill them with kindness" Wrong. CURSE OF MINATOMO NO YORITOMO
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“kill them with kindness” Wrong. CURSE OF RA 𓀀 𓀁 𓀂 𓀃 𓀄 𓀅 𓀆 𓀇 𓀈 𓀉 𓀊 𓀋 𓀌 𓀍 𓀎 𓀏 𓀐 𓀑 𓀒 𓀓 𓀔 𓀕 𓀖 𓀗 𓀘 𓀙 𓀚 𓀛 𓀜 𓀝 𓀞 𓀟 𓀠 𓀡 𓀢 𓀣 𓀤 𓀥 𓀦 𓀧 𓀨 𓀩 𓀪 𓀫 𓀬 𓀭 𓀮 𓀯 𓀰 𓀱 𓀲 𓀳 𓀴 𓀵 𓀶 𓀷 𓀸 𓀹 𓀺 𓀻 𓀼 𓀽 𓀾 𓀿 𓁀 𓁁 𓁂 𓁃 𓁄 𓁅 𓁆 𓁇 𓁈 𓁉 𓁊 𓁋 𓁌 𓁍 𓁎 𓁏 𓁐 𓁑 𓀄 𓀅 𓀆
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shokobekki · 2 months ago
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【山日記 続き】
三河住み歴16年、山登る人になって10年。一度は観てみたいと思っていた、東栄町の「花祭」に、ようやく初めて行けた。ほんの部分でしたが、良い体験だったので、印象が醒めないうちに、長いけど記しておきます。
「花祭」は、奥三河の山間の村々に古くから伝わる冬の夜の祭。立冬から年明けにかけ、地区ごとに続々開催される(→*)。 昔はもっと広く三遠南信の各地(天竜川の支流域山間部)で行われていたらしいけど、数が減り、いまは愛知県の山間(おもに北設楽郡の東栄町)に十数カ所残るばかり。今回訪れたのは足込(あしこめ)という地区。かねがね機会をうかがってはいたのだけど、今日、ここしかないと決心し、先日S山から帰宅後、19時に寝てAM2時半に起き出し、真っ暗な夜道をTさんの車で向かった。(甲斐駒ヶ岳山頂アタック時のような行程だ 笑)
麓の大千瀬川と、やがて天竜川にそそぐ、足込川という小さな谷川に沿った傾斜地。山に囲まれた静かな地区。旧小学校舎と集会所が会場だ。山の中腹にある神社から神様をお迎えする神事と、滝水を汲む神事を経て、夕方早くから翌朝にかけてが祭事となる。様々な舞の奉納が、夜通し切れ目なく続くらしい。
 今回は、未明から明け方の三時間ほどを見物できた。演目は、四つ舞、翁、一力花、湯ばやし、茂吉鬼、というもの。誰でも入って近くで(勿論しめなわの外から)見ることができる。まだ青い闇に浮かび上がる、小さな祭場と焚き火。かまどの煙と湯気にゆらめく、天井の色とりどりの飾りや、結界に貼られた白い切り紙、お面も舞手のいで立ちも美しく、見どころがとても多い。一見して、好きだな、と思った。見始めは午前4時半。前夜からいる観客も舞子も、もう疲れて眠そうな頃合い。よそ者でも疎外感なく、規模が大きくないのがまた良い。お見舞い金を出しに会所に入ったとたん笑った。保存会のはっぴを着た高齢のおじさんが四人、狭い受付の座敷内にぎゅうぎゅうに折り重なって爆睡している。(こんな時刻なので予想はしていたけど笑)。「お見舞いを…」と言うと、一番手前の方が赤い顔でむくりと起き上がり、どうにか受付をしてくれて、記念品に素敵なタオルをくれた。(���ぜタオルなのかはその後よく分かった)こういう、ゆるさも同居する雰囲気がいい。
踊りは、「テーホへー テーホヘッホー」という掛け声に、笛太鼓、ときおり歌ぐらも伴い、滝水を沸かしたかまどの周りで、絶え間なく披露される。舞手はきほん男性で、お面で翁や鬼に扮した、ゆっくりとした古風な舞踏もあれば、四人組(世代別)が輪になって、大振りでリズミカルに舞踏するものもある(時代とともに昔の女人禁制は解かれ、今は、演目によって女性も舞手になるらしい)。派手な化粧をするでもなく、衣装も踊りも洗練されていて、非常にかっこいい。こんな閉ざされた奥山で、小規模でも何百年と続いてきたのは、自分もあれを踊ってみたいと、次世代に思わせる何かがあったからかもしれない。
佳境は「湯ばやし」といって、十代の若者四人が舞う。両手に、"ゆたぶさ"という、稲束を持って。みんな細く小柄な少年だ。 セイト衆と呼ばれる大人の男たちが、つかず離れずの距離で立ち、ときおりお茶や菓子を口に含ませてやったり、せんすで扇いだり、リズムにのせて大声で囃し立てながら、ひき立て、盛り上げる。 舞は、端正かつ乗りの良い、意外に激しい動作の繰り返し。1時間以上ぐるぐると踊り続けねばならないから、運動神経と体力が要るのはもちろんだけど、決して肉体や力技を見せるようなのではなく、立ち居振る舞い、姿勢、表情の瞬間瞬間がよく見える踊り、という印象だ。 一人、所作と表情のひときわ佳い少年がいて、なんだか見ていて幸せな気持ちになった。ああ、そういうことか、と思う。きっと、若い娘さん達が見て、いい人を決める。昔は特に、そんな貴重な場でもあったのかもしれない。 担い手だろうから、来年また来れば彼はいるだろう。でもきっと成長して役回りも変わってしまうから、この姿を見���ことは多分もうない。と思うと、なんだか切なくも尊くも見えてくる若い舞台だ。 ゆばやしの太鼓と舞は、夜明けとともに加速して、再び目を覚ました一堂大盛り上がりの中、舞手がかまどの熱湯にゆたぶさをひたし、観衆にぶちまけていく。みんなびしょ濡れ。でもこれを浴びれば一年無病息災に暮らせるそうだ。最後は、観衆の頭を適当にはたきながら奥へ走り去って行った。私もあの少年にバシャッとやられ、良い気分。 一堂騒然とし、みなタオルを手にやれやれとしている最中、ふと気づくと、泥々になったかまどの周りに藁が敷き詰められ、いつの間にか、鬼が一匹、槌のようなのを持って、ひっそり立っていた。外は明るくなり、朝の鬼(茂吉鬼)の、また新しい静かな舞いが始まる。休憩はなく、見事なまでに、飽きさせない流れだ。
寒い冬の夜、山間の小さな場所に灯りがともり、繰り広げられる、愉快で華やかで、でも静けさと儚さもある、とてもいいお祭りだった。祭りを貫く "生まれ清まる " という思想もいい。収穫を終え、冬の眠りに入った大地に感謝するとともに、新しい年に向け、またそのエネルギーを呼び起こす。人は、心身を開放して発散し、洗われる。未勉強だけども、所感、そんな趣旨だろうか。 繋いでいくのは大変だろうけど、地元の方々は本当に楽しそうで、この魅力は自然と次世代を惹きつけるかもしれないと思えた。時代の変化に変容しながらも…。
演目や地区によっても差があるだろうけど、初見でとてもいい印象に触れることができ、私も幸運。浄められ、新たな気持ちで、師走を迎えられそうです。
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moko1590m · 2 months ago
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第5回 電力クライシスに備えよ! 世界の潮流から読み解くデータセンターの今 日本のデータセンターでもSDGsを重視した取り組みを 掲載日 2024/11/21 07:00
著者:今井歩
ここまで4回にわたって、海外を中心に先端的な取り組みを進めているデータセンターの事例を紹介してきた。それらのデータセンターに共通するテーマは、いかに施設全体で持続可能性を高めていくかだ。
海外では、日本で今主眼となっている電力使用効���PUE(Power Usage Effectiveness)以外にも、再生可能エネルギーの導入率を表すREF(Renewable Energy Factor)や、冷却などに使われる水の利用効率を表すWUE(Water Usage Effectiveness)など、様々なKPI指標によってその持続可能性を測ろうとする動きがあり、こうした指標は今後日本でも注視されていく可能性が高い。今回は、日本においても始まりつつある、持続可能性というテーマへの向き合いについて、1つ事例を挙げながらご紹介したい。
再生可能エネルギーの採用や樹木の保護活動などで「環境共生型施設」を目指すデータセンター 福島県に拠点を置くエフコムは、1980年に「福島ファコムセンタ」として計算センター事業を開始。その後、2004年には会津若松に同社初となるデータセンターを開設し、2014年には新たに福島データセンターを開設した。エフコムは、「SDGs(持続可能な開発目標)やESG(環境・社会・企業統治)投資を本質的かつ普遍的な企業価値」ととらえ、持続可能な社会の実現に向けて、社会が求めるソリューションをICT企業として提供し続けており、データセンターの効率化やCO2排出量削減にも注力している。 例えば、屋上に設置したソーラーパネルによるサーバールームへの給電や、水冷式空調機の冷却に東北地方の寒冷な気候を生かした外気温によるフリークーリングシステムの採用などによって、データセンター全体の効率化と安定化に注力し、CO2の排出量を削減する「環境共生型施設」を目指している。
エフコムの福島データセンター 写真1 エフコムの福島データセンター
エフコムの取り組みは、データセンター事業における環境負荷低減だけにとどまらない。2016年には会津若松市の磐梯山において、「エフコムの森」と名付けた森林を取得。44.5ヘクタール(東京ドームの9.5倍)という広大な土地で、針葉樹と広葉樹の混合林の維持や整備を進め、いずれは水芭蕉とホタルが飛び交う環境への再生を目指すなど、環境への取り組みも積極的に進めているほか、廃校を活用したオフィス環境の整備と太陽光発電によるオフィス内電力の創出や、使用電力を100%再生可能エネルギーに転換する枠組み「RE Action」活動への参画を実施している。まさに、地域に密着しながら、持続可能で環境負荷の低いデータセンターを多面的に実現しようとしている企業というわけだ。
365日24時間の監視と分析を行う では、もう少し具体的にデータセンターの中を見てみよう。地球環境に優しく地域社会のSDGsにも貢献しようとしているエフコムのデータセンター事業のコンセ��トは、「災害に強い」「高い可用性」「自然環境にやさしい」の3つだという。これらを海外のデータセンターとも遜色のないレベルで実現するため、シュナイダーエレクトリックの製品が活用されている。
エフコムが2004年に会津若松にデータセンターを開設した当初は、一般的なUPS(無停電電源装置)を採用していた。しかし、事業を拡大していくに当たりUPS容量が不足。そこで、2014年に新たに福島データセンターを開設する際に、シュナイダーエレクトリックのUPSと他社の製品を比較した結果、必要な容量を必要な時に導入できる、モジュラー型UPS「Symmetra PX」の採用を決めた。
さらに、福島データセンターでは電力使用量や発熱量が膨大になることが予見された。そのため、施設全体の稼働状況をリアルタイムモニタリングで把握し、かつ検知したエラーについてアラートが発出できるなど、365日24時間安定した運用が可能になるように、オペレーション面を重視した構築が進められた。
福島データセンターはハイパースケールデータセンターと比べると小規模だが、ラックの配置密度が非常に高い施設になっている。データセンターは密度が高くなると、熱処理が難しくなる。そこで、空調に関しては、ラックの間に置くことで高い空調効率を可能にする水冷式空調機「InRow RC」を採用。高密度のデータセンターにおいても、高いエネルギー効率で運用できるインフラを実現した。さらに、物理監視ソリューションとして「NetBotz」のネットワークカメラを導入し、ラックへの物理的なアクセスを監視するとともに、「NetBotz」の温湿度センサーによって、センター内で発生する熱を365日24時間監視している。
ラック内の機器に電力を供給するPDU(パワーディストリビューションユニット)は、個々のコンセントでどのくらいの電力を使用しているのかを測ることができる「NetShelter Metered Rack PDUs」を導入。これらのシュナイダーエレクトリック製品が検知した全てのデータを、データセンターインフラストラクチャ管理(DCIM)ソフトウェアを活用して収集し、分析とモニタリングを行っている。
エフコムで365日24時間の監視と分析を行うシュナイダーエレクトリックのソリューション 図1 エフコムで365日24時間の監視と分析を行うシュナイダーエレクトリックのソリューション
データセンターの全体最適を実現するDCIMによるシミュレーション DCIMによる分析とモニタリングは、緊急時の最適化やバックアップに瞬時に対応できるだけではなく、さまざまなシミュレーション機能も提供している。例えば、PDUで個々の電源コンセントの電力消費を計測すれば、どの区画が必要以上に電力を消費しているかが把握できる。その情報をもとにシミュレーションすれば、電力消費の分散などさまざまな最適化が図れる。
データセンターのような大規模施設になると、一旦構成を変更して効果が見られなかったからといって、簡単に元の構成に戻すことはできない。そのため、部分最適ではなく全体最適を実現するには全てのデータをリアルタイムに把握することが重要であり、事前にフロア全体のシミュレーションがいつでも可能になることが重要なポイントになる。
このように、インフラ全体の温度管理や電力消費の状況を見える化し、シミュレーションを適宜可能にするソリューションの活用は、エフコムでは会津若松のデータセンターでは2.6だったPUE(電力使用効率)の値を、福島のデータセンターでは1.24以下に下げることができたという大きな成果を生んでいる。
エフコムのデータセンター運用監視室 写真2 エフコムのデータセンター運用監視室
エフコムは、こうした取り組みによる実績を評価され、シュナイダーが持続可能性に取り組むリーディングカンパニーと賞すべきパートナー、エンドユーザー企業を表彰する「サステナビリティインパクトアワード」において、「Impact to My Enterprise部門」の2023年度のGlobal Winnerに選出された。
サステナビリティアワードでの受賞風景 写真4 サステナビリティアワードでの受賞風景
現在、生成AIの台頭によって、大きくデータセンターの在り方が変わろうとしている。コンピューティングの高密度化による電力消費の増加を抑えるため、冷却をはじめとする様々な技術が進化しているが、消費電力の増加とそれに伴う環境負荷をいかに下げるかという課題から、世界のデータセンターは逃れられない。
この連載の第2回で紹介したスウェーデンのEcoDataCenterのように、海外ではその土地の自然環境を上手く活用して、高い電力効率を実現するデータセンターが増えており、日本においても、今回紹介したエフコムのように、持続可能性を戦略の軸に置いたデータセンターが主流となっていくのは疑いようがない。しかし、データセンターは立地や運用条件によって取るべき対策が千差万別であり、その環境に合わせたソリューションが必要となる。その際には、寒冷な気候を生かしたフリークーリングシステムや、地域の再生可能エネルギー活用など、環境負荷を低減するための様々な選択肢を柔軟に取り入れられること、そして実運用の際のシミュレーションが適切に行えることが、これからのデータセンターにとっての大きな利点となる。
こうした課題に対して、エネルギーの調達をはじめとするコンサルティング領域から、省エネ効率の高いハードウェア導入、運用や最適化のためのシミュレーションや管理ソフトウェアの領域まで、1社でトータルにソリューションとして提供できるパートナーとなることをシュナイダーは目指している。サステナビリティの実現と、高密度化に応える最先端技術、この両面から解決策を提供できるユニークな企業となる取り組みに期待してもらいたい。
今井歩 いまいあゆむ シュナイダーエレクトリック株式会社 セキュアパワー事業部バイスプレジデント 1996年、オランダ デルフト工科大学(Delft University of Technology)機械工学部 生産工学専攻、修士課程修了。 1996年、ソニー株式会社に入社。工場の生産効率改善や、VAIOブランドのデスクトップコンピュータの欧州事業の立ち上げに携わる。 2005年、ハーバードビジネススクールにてMBAを取得、同年オランダRoyal Philips Electronicsに入社。ブルーレイディスクプレイヤーの企画・商品化に携わる。 その後、株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパンに異動し、ヘルスケアIT事業部長に就任。 2009年メルク株式会社へ移籍し、新事業開発部長として新規電子材料事業の立ち上げ、6ヵ国にまたがるグローバルセールスを統括。 2016年スペクトリス株式会社PMS(Particle Measuring Systems)事業部のゼネラルマネージャー(日本法人責任者)に就任し、精密測定機器および環境モニタリングシステムの事業拡大に注力。 2018年プロトラブズ合同会社の職務執行者社長に就任し、独自のデジタル・マニュファクチャリング・システムによるオンデマンド受託製造を通じて日本のものづくりに貢献。 2023年2月、シュナイダーエレクトリック株式会社に入社、3月より現職に就き、現在に至る。
この著者の記事一覧はこちら この連載の前後回 第5回 日本のデータセンターでもSDGsを重視した取り組みを 第4回 世界的なAI活用で変革を迫られるデータセンターの電力調達戦略 第3回 置き先は自由自在、DXを加速するオーストラリアのプレハブ型データセンター 第2回 北欧の自然で環境負荷をマイナス化した“クライメートポジティブ”なデータセンター 第1回 改正省エネ法を契機に考えるデータセンターの「持続可能性」 この連載のバックナンバー 新規無料会員登録はこちらから
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nakatani-seminar · 3 months ago
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【〈千年村〉研究ゼミ】 前期活動報告⑹〜韓国調査篇
初めまして、中谷研究室学部4年の碓氷です!
韓国千年村調査4日目(8月24日)
の動向をお知らせいたします、よろしくお願いします!
―――――――――――――――――――――――――――――――
7時半に起床したとき部屋はすでに明るく、早朝に新しく印刷した集落調査資料の補足版を、先輩方がホッチキスで留めている最中でした。
あわただしい朝。
すぐにチェックアウトを済ませられるようにスーツケースを持って、少し遅れて朝食に向かうと、ビュッフェ会場は多くの人でにぎわっていました。
スクランブルエッグ、 プルコギ、 キムチ …etc. 韓国のコーンフレークはやけにカラフル 中谷先生に、「朝は沢山飲みものをおなかに入れた方がいい」と言われたので、水とオレンジジュースとコーヒーとスープを飲むことにしました。飲みすぎて苦しい…。
今日も盛りだくさんな一日です。スケジュールは以下の通りです!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
<8月24日のスケジュール>
9:30                    扶蘇山城の見学 10:30                  定林寺址の見学 11:00                  嘉林郡集落の調査(郷校、官衙のある部分) 12:00                 昼食は焼き魚とチヂミ、お肉の定食! 13:30                  嘉林郡集落の調査(微高地集落のある部分) 15:00                  弥勒寺および弥勒寺博物館の見学
~バス移動および地下鉄移動~
20:00                  ホテルに到着 チェックイン! 21:00                  夕食にサムギョプサルを食べました!(^^)! 0:00                    明日に向けての作業                                1:30                    入浴、就寝
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
9:30 扶蘇山城― 8時半にはバスに乗車し、扶蘇山へと向かいました。扶蘇山は昔々百済の都であった扶餘郡に位置する山城で、
大河と山に囲まれた背山臨水の地形を一望できる最高の景観
を持っています。展望台は、赤く塗られた柱と緑に彩られた梁や垂木の色鮮やかな建物です(図1)。
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図1.扶餘山城の色鮮やかな展望台(撮影:2024/08/24 碓井颯)
梯子を昇り扶餘を俯瞰すると、霞がかった空気の中で錦江がゆったりと右手側に流れています。遠くには山々、近くには多くの建造物によって奥行きが生まれています(図2)。
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図2.扶餘山城の展望台からの眺め(撮影:2024/08/24 碓井颯)
千年村の集落調査では、山間部や都心から離れた僻地を巡るイメージを持ってしまうことが多いですが、
都市もまた集落のように住みやすい処に展開されるのだな~と
ここに住もうと決める集落住民と景観の美的・合理的豊かさから都を決定する王の心境は本質的に同じだったのではないか。
今昔一貫する地理的条件を感受する普遍的な人類の立場に立てた気がして少し嬉しかったです!
 扶餘山城址には同時に竪穴式住居の遺跡も残っており、資料館も見学することができました。日本の竪穴式住居より堀が深く、大きな柱径が特徴です(図3)。
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図3.韓国の竪穴式住居(撮影:2024/08/24 碓氷創平)
山城見学に同行していただいた富井先生にこの理由を解説していただいたところによると、
寒さが厳しい韓国ならではの土を利用した断熱機構
であるようで、空気中に熱が逃げることを防ぐため、内部空間をなるべく土に触れるように工夫したものだと言います。韓国住宅によく見られるオンドルは、当初かまどから���生する熱を利用した暖房器具であり、その端緒は竪穴式住居にも見られるようです。
10:30 定林寺址― バスで少し移動し10時半頃、定林寺址に到着しました。滞在時間が短く急がなければいけないということで、
「全体重をかけて」
見学すべく駐車場からスマホだけを持って足早に(図4)。
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図4.定林寺の石塔(撮影:2024/08/24 碓氷創平)
中谷先生から定林寺と法隆寺の比較についてお話を伺いました。そもそも定林寺は百済の聖王が仏教熱心であった所以完成した寺院であり、
その影響は飛鳥時代の日本に多く及んでいるのですが、
大きく異なるのはその伽藍配置です。
講堂を含む回廊によって、金堂と塔が一直線に貫かれている定林寺に対し、法隆寺では講堂を離し金堂と塔を並列しています。
この故が敷地の広さや環境に起因するものなのか、国ごとの考え方の違いによるかは難しいところですが、類似点と相違点という観点から比較できたのは良いことです…(図5-9)
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図5.定林寺の平面図(出典:「韓国の建築」,金奉烈著, 学芸出版社, 111ペ��ジ)
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図6.法隆寺の平面図(出典:同朋舎出版刊文化庁文化財保護研究会監修「図説 日本の史跡 第五巻」)
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図7,8,9.定林寺の様子(撮影:2024/08/24 口石直道)
11:00 嘉林郡集落の調査― 昼からは、昼食をはさんで前後で嘉林郡と呼ばれる集落を巡りました。今回、調査班では二か所をピックアップしてめぐることにしました。
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図10.嘉林郡の官衙の入り口を示す門(撮影:2024/08/24 安藤優花)
前半に訪問した場所は、
大きな郷校(科挙を受ける人々が通う学校)を持つ昔からの集落の中心地
と考えられます。郷校の存在を示す門を潜り抜けて集落に入っていきます(図10)。山の麓に位置する郷校付近では、細い路地を挟んで立派な邸宅が並んでいました。色鮮やかに葺かれた赤青の屋根スレートをあちらこちら横目に、ぐるぐると歩き回りました(図11)。
河川付近にも川を覆うようにスラブが敷かれ、RC造の住宅地が展開されていました。
川に臨むところには東屋が置かれ、なんとも快適で落ち着く場所でした~ 日本の夏にも似ていますが、やはり大きな違いは散見されるハングルです…!
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図11.嘉林郡のくねくね道(撮影:2024/08/24 碓氷創平)
後半は
広大な田んぼに囲まれた微高地集落です。
微高地(?)となるほどに丘は大きく盛り上がっていて、大小さまざまな住宅が余裕をもって配置されていました。
米もたくさん採れるから豊かな場所なんだろうと思いました。
上っていくと視界が開けました。
丘の頂上付近には、大きな樹が!
木の麓には椅子や無料で使える健康器具などが置かれ、集落民の憩いの場所となっているようです(図12)。この集落は錦江に囲まれてもいるのですが、錦江の堤防付近にも同様の樹と東屋があり、くつろいでいるおじいさん達に地域のお話を伺うことも出来ました。韓国の集落には気持ちの良いコミュニティスペースが集落単位でいくつも点在していて良いです!
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図12.嘉林郡の大樹(撮影:2024/08/24 碓氷創平)
12:00 弥勒寺―  最後は弥勒寺を見学しました。弥勒寺では3つの回廊のセットが一つにまとめられた建物配置を持っています。それぞれの回廊が一つずつ、計三つの塔を持ち、中央の木造の塔を二つの石塔が挟んでいるのですが(図6)、現在では復元された石塔しか残っていません。二つの石塔に挟まれた弥勒山がその象徴性を増していますね!
大きく開けた平原に白光する二つの塔が映え、
日差しがジリジリと照りつける中で白・緑・青の三色が鮮やかに焼き付きました
(図13-15)。
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図13.弥勒寺石塔跡(撮影:2024/08/24 小谷さくら)
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図14,15.弥勒寺石塔跡(撮影:2024/08/24 安藤優花、小谷さくら)
 弥勒寺見学後は付属の博物館を見学しキラキラした装飾品や生活陶磁器などを見ました。当時の王族や人々の生活の様子について、説明を聞きながら思いを馳せました。一つの考古学品の発見が様々な文脈で意味を持ち、歴史的な発見がダイナミックに展開していく���を感じることが出来ました。
16:00 帰りのバス―  その後ソウルへ向けて再びバスに乗車し、3時間ほど車窓を眺めました。
韓国は右車線通行のため、追い越し車線は向かって左側です。
もう少しで市街につくというとき、
真っ赤になった日が沈むところでした
(図16)
教会やモスクなどの多種多様な建物のシルエットが逆行で暗んで、
ノスタルジックなソウルに車内一同盛り上がっておりました。
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図16.ソウルの夕焼け(撮影:2024/08/24 碓氷創平)
 地下鉄を乗り継いでホテルに着くころ、すっかりあたりは暗くなっていましたが、宿泊先は夜中まで明るくにぎやかな場所でした。ホテル近くのサムギョプサルの店で夕食を堪能し、一日を終えました。
以上が調査4日目(8月24日)の動きでした!いかがでしたでしょうか…?
明日は調査をまとめるポスターセッションを行います
25日の日記も乞うご期待!!
読んでいただきありがとうございました!!
#sennen#nakasemi
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endekashi · 6 months ago
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特殊支援部隊『山ん』。
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皆さん、おはるかです。暑サニ負ケズまめったくやっておりますでしょうか?
先日、能登で復興支援活動をしている人達のお手伝いに行ってきたので、その時見てきたものをシェアしようと思い、久々にPCを立ち上げてブログを書こうと思ったら久々すぎてログインするのに苦労したっていう事は内緒にしておいて、いってみましょー!
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の前にちと近況報告。春になり、とっくに屋根屋に復帰してると見せかけて、自宅の屋根の葺き替えをしてました。九年目にして��にファイナルシーズンです。皆様のご協力のおかげもあり遂にここまできました。おしょっ様です。後ちょっと。ばんがるぞ!
しかし、そろそろ、会社も忙しそうだし、蓄えも寂しくなってきたのでこの先は仕事をしつつ直していこうかと思ったところ、その前にどうしてもやっておきたい事がありました。
それが今年の元日に起きた能登の震災のボランティアです。石川にはヨコノリ友達も、ウチに来てくれるお客さんもいるので、少しだけでもなんか手伝いたいなと前々から思っていましたが、なかなかタイミングがなく行けずにいたので、仕事に復帰する前の今しかねえ!っつー事でつっこむ事にしました。
つってもどこへ行けばいいかな〜なんて考えていたところ、ちょっと前にボランティアに行ったPOWのショータローに、どっか紹介してっていうとすぐに二つの団体を紹介してくれました。一つはしっかりとした災害救助NGO団体。そして、もう一つが金沢のヨコノリスト達がやっている特殊支援部隊『山ん』なるグループ。もう名前で山んに決めました。
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目指すは能登の先っちょ、珠洲市。ナビで調べるとなんと五時間!ウヒョー!早朝、白馬をデッパツして車をぶっ放します。
氷見辺りからブルーシートの屋根が目立ってきて、さらに進んで七尾の辺りに来るとひしゃげた家が目に入るようになってきました。
しかし、この先がもっと酷いということで既に今回の震災の被害の甚大さが窺い知れました。
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能登の道は市街地以外は比較的スピードの出し易い広い道が多いのですが油断大敵。地震で出来た亀裂を修復したところに段差ができてるのでいいスピードで突っ込むと大変なことになります。
道中パトカーを多く見かけ、車の列の先頭をゆっくり走っていましたが恐らくこういう道での事故を抑える為でしょうか。
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珠洲に入るといよいよ被害は深刻でそこら中の家が潰れていました。
半年経った今でも全然片付いている雰囲気ではありません。
教えてもらった住所はこのすぐ先なのですが、建物などは大丈夫なのでしょうか?
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程なくして特殊支援部隊山んが運営する被災者無料商店、みんなの家に到着しました。山んの代表、マコ君が出迎えてくれました。
マコ君達、山んは地震直後から全国の友人らに支援物資の提供を呼びかけ、支援の手が及びづらい孤立集落や自主避難所に向けて届けてきたそうです。
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 1月中旬に無料商店の1号店を中能登町に開設。2月下旬に珠洲市に民家を借りて2号店を開き、水や食料、洋服、生活用品、学用品などが並び、被災者が必要な物資を自由に選んで持ち帰る形です。メンバーが寝泊まりして交代で店番を務めているそうなので、こうして俺みたいのがヒョコッと顔出して店番するだけでも(店番と言っても無料商店なので基本やることはない)彼らが作業できて助かるそうです(彼らはやることが山積み)。
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行政がやると色々な手続きやら管理やらで膨大な人数で無駄に時間がかかるところを彼らは少人数でシンプルにスムースに行っているそうです。
あ、そういえばさっきまで潰れた家ばかり���ったのに、このみんなの家がある小泊地区に入った途端、嘘のように無傷(実際は少しダメージは受けていますが)な家が立ち並んでいました。なんでもこの地区だけは地盤が固いらしく被害が少なく奇跡の2kmと呼ばれているとか。
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小泊では既に電気は復旧しているそうですが彼らはあえてまだオフグリッドで生活しているそうです。もし再び電気が止まるようなことになってもへっちゃらです。そんな事は起こらないことを切に願いますが。
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更に裏庭にある奇怪な建物に案内してくれました。なんすかこれ?
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中に入るとこんな感じ。どこぞの大学の先生が考案した建物らしいですが、外側のテントを膨らませて内側をウレタン(なのかな?)で吹き付けたらはい出来上がり。5.,6人は楽に寝るスペースで一度立てれば三年ほど持つそうです。ポイポイカプセルやん!
複数人で手伝いに来てくれた人に泊まってもらってるそうで。
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なんてやっていると、タートルアイランドのTシャツを着た富山からきたおねーちゃんが、普通車にパンパンの水を積み、送り届けに来てくれました。日々、こうして救援物資が送られてくるそうです。
ヨコノリだけでなく音楽の繋がりからの支援もあるみたいですね。ヤーマン。
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店番や不要材などの片付けをして、この日の任務は終了。
更に北の方の様子を見に行きましょう、ということでマコ君の相方のユージ君が案内してくれました。
今回の震災では地震だけでなく津波の被害も局所的に甚大だったようです。局所的というのは能登半島の北側ではそれほどでもなく被害は珠洲市や能登町の東側に集中したそうです。というのも、北側の方では地盤が隆起して(最大で4m!)防波堤の役割をしたそうです。
対して東側の地域では隆起はほとんどなく、且つ、富山湾沖合の水深が深くなっていて、水深が深くなると早くなる津波の性質もあり地震直後わずか1分で津波が到達し、その後何度も押し寄せてきたそうです。津波の被害のあったところは地震の壊れ方とはまた違い、ものが散乱していて津波の威力の凄まじさがわかります。
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こちらは北側の海岸のかつてビーチだった場所。後に見える白い岩盤は元々水の中だったそう。
ユージくんも地震後初めて訪れたそうで、変わり果てた姿に唖然としていました。
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ユージ君の完璧なタイムスケジュールで最後は能登の最北端、禄剛埼灯台の夕日に連れてってくれました。この灯台は朝日も夕日も拝める素敵な場所です。
この日は散々自然の脅威を感じていましたが、最後に美しい一面を見せてくれました。
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翌朝、早起きして佐渡島から昇る朝日を拝む。
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今度は南に降り、珠洲の蛸島の方の様子を見に行ってきました。こちらも家が密集したところで悲惨な状況でした。半年経ってもまだこのような状況です。
現在、公費解体を行っているのは道路からはみ出した家が優先だそうです。それ以外の家は11月から始まるそうです。11月…。一年近く経とうとしても家の解体すらも終わらないのが現状です。
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さて、山んに戻り朝の涼しいウチに草刈り作業の手伝いをしました。彼らは農地を使わせてもらえるようになったので、畑をできる状態にして小泊に新たな需要を産み出したいそうです。誰かやりたい農家さんいませんか?何年も放っておいた荒地の草はしぶてえぜ。
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自分達で食べる野菜も作っています。
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というわけで、朝採れのビーツを使った味噌汁をいただきました。うんめえ〜!!
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ご飯を食べてる間もちょこちょこと被災者の方達が物資を取りに来ていました。毎日、だいたい30~40人程の方達が来るようです。マコ君達は来る方に気さくに流暢な金沢弁(能登弁?)で話しかけていて、みんなに愛され頼りにされている感じでした。
若い人たちはインスタを見て開店時間の10時頃から来るそうですが、口コミでくるじーさん、ばーさん達は朝8時頃からバンバン来るそうです。
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今日の作業は店も見つつ、他の家の片付け。実はマコ君、みんなの家の近くの二軒の家も使えるようになったそうで、そこの家を活用して飲食店か何か、さっきの農業に話もそうですが、この地区で雇用をうむ仕組みを作りたいと考えているそうです。
そのためにやる事はいっぱい!!
でもなんかワクワクしますね!
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この��はみんなの家の隣の神社でお祭り(お祭りと言っても祝詞をあげる神事的なものだったそう)があるという事でマコ君とユージ君が行ってる間、俺は店番。
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能登の祭りといえばこのキリコ祭りというど長え灯籠で練り歩くっていうド派手な秋祭りがあるそうです。
今年の開催状況はこちらに詳しいです。
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帰ってきて腹がペコリンちょだったので、禄剛埼灯台の麓の狼煙地区の『いかなてて』という最果てのカレー屋さんに連れてってくれました!
無茶苦茶美味いカレーでした!
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更にこの店、レコード屋も併設してるというたまらん造り。俺は井上陽水の二色の独楽というドープなアルバムをゲット!
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そんなこんなで一泊二日の山ん潜入記はこれにて終了。
能登の先端、被災地最前線で必死になって生きている被災者の方々を必死になって(まあ、ヤーマンなんでゆるいところもありますが)支援している山ん。正直その姿勢は、無茶苦茶かっこ良くて心打たれました。今でこそ、ちょっと落ち着いてきたと思いますが、発生直後のこれから冬が始まるというタイミング(スノーボーダー的には一番ワクワクしている時期でもあるにも関わらず!)ですぐに被災地に潜入し活動した時の苦労や恐怖は想像に難くありません。ナフリスペクト!
ちょうど半年ということで、少しメディアにも取り上げられてましたがまだまだまだまだ復興には程遠いといった印象です。引き続き、皆さんの支援は必要だと思います。ボランティアに参加するもよし、山んに物資を送ったり(水に加えて、カップラーメンも喜ばれますよ!)手伝いに行くもよし、いかなててへ行ってカレー食って観光するもよし、支援の仕方もそれぞれでいいと思います。ただこの先も能登から目を離さずに生活していきたいなと思うのでありました。
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P.S. 今度の土曜6日は前述の禄剛埼灯台台地にて復興祈願LIVEがあるそうですよ。山んのmalichanのバックバンドで参加するそうです。いかがでしょ?
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P.S.2 マコ君にPRAY FOR NOTOのTシャツと、無茶苦茶ハイセンスなキャップをもらいました。
ヤーマン。おしょっさまでした!
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shingoiwasaki-blog-blog · 8 months ago
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遺骨、酸初、初夏、夏至、我博、臨床、先客、那波区、東海、雲海、雲水、初楽、飼養、規律、滅法、頑丈、撃破化、内板、飼養、機咲州、分癖、蛾妙、頌栄、丼爆発、濃彩、恋欠、名瀬、徒歩機、歌詞役、素市、癌滅、元凶、願文、文座、同發、長門、至極、極美、呵責、端午、併合、奈落、底癖、幕府、某尺、尊式、検疫、未除、路側、柑橘、脂溶、瑛人、冠水、豪材、剤枠、土岐、駄泊、検尺、漏洩、破裂無言、任期、崩説、全滅、壊滅、開幕、統帥、頭数、水湿、冠水、抹消、網滅、馬脚、財冠水、風隙、来妙、勤学、餞別、名判、名盤、観客、衆院、才覚、無能、果餓死、損初、波脈、釋迦、損失、片脚、那古、可物、筋層、真骨、存廃、破格、名湯、今季、写楽、苦況、罪責、孫覇、全滅、今父、奈落、旋盤、秒読、読破、名物、貨客、泉質、随想、滅却、監理、素質、遡行、文滅、菜根、無端、庄屋、破壊、客率、合併、豪式、続発、泣塔、透析、頑迷、場脈、野張、船室、乾物、吐瀉分裂、戒行、噛砕、爾、晩別、海苔、西明、縁月、花月、独歩の大蛇、再発、納言、遺言、残債、背角、破壊、忠膵癌、統帥、馬車、下劣、火災、乱尺、毒妙、縫製、貨坂城、歳発、富低落、菜初、命式、山賊、海剤、激武者、瓦礫、破水、分裂、賀露、屠畜、能月、見激、破壊、破戒、採石、屈託、門別、皆来、家来、千四、我楽、夏楽、無慈悲、壊滅、破棄、損勤学、外鰓、長水、瑛人、永久、旋律、斑紋、財年、場滅、甘露、舐めけり、真靭、察作、論祭、乾裂、薩長、泣塔、室見、川縁、岩石、言後、荷火災、防爆、鋒鋩、体制、貨車、顎脚、刺客、坐楽、損益、脳系、文才、分合、合壁、啓発、萌姫、島内、監修、真木、合理、独房、雑居、紋発、乱射、雑念、五輪、三振、欄居、托鉢、紋腹、画狂、欠年、射殺、殺傷、脳初、目車、濫用、懸念、學年、身者、卓越、餓死、軟卵、場者、童空、我作、滅法、涅槃、抹殺、怒気、燃焼、略奪、宰相、馬腹、刳発、南山、活発、沙羅、割腹、殺戮、循環、奈良、菜道、紗脚、残雑、颯和、和歌、東風、南富、背面、焼却、四季、同發、博羅、無償、透明、明闇、雲海、陶酔、溺愛、泊雑、湖畔、花車、小雑、蘭風、雑魚寝、逆発、罵詈、検遇、明細、鳥羽、無数、飾西、涼感、割烹、面月、略発、明暗、御覧、絶滅、名者、焼却、野版、絶筆、数界、洒落、羈絆、四索、敏捷、旋律、脚絆、安行、軽安、難産、伊賀、消滅、生滅、巡数、水災、万華、論発、処住、崇拝、年月、画鋲、我流、剣率、草庵、律年、雑魚、規約、貨車、蒸発、重大、錯乱、蓮妙、奈良、坐楽、延宝、財年、爆発、龍翔、日向、塁側、席園、座札、風評、財年、何発、旋律、画狂、論券、戦法、尊師、大概、二者、那波、麺期、演説、合邦、放射、雑律、貨客、選別、燕順、考慮、試薬初、財源、富、符号、井原、若榴、清涼、無數、才覚、絶望、奈落、奔放、有識、台東、詮索、懸念、病状、設楽、宴客、怠慢、時期、同部、弁解、冊立、立案、前略、妄動、侮蔑、廃絶、間髪、図解、経略、発泡、者発、立案、滅鬼、自利、論酒、桜蘭、五月雨、垓年、処理、短髪、散乱、絶滅、命日、庵客、実庵、龍翔、派閥、同盟、連峰、焼殺、勝中、割裂、残虐、故事、量発、敗残、花夢里、面月、原氏、雑考、推理、焼殺、膵癌、導風、千脚、砂漠、漁師、活滅、放射、洋蘭、舞妓、邪武、涅槃、毛髪、白藍、他式、民会、参謀、廃車、逆発、峻峰、桜蘭、殺戮、銘客、随分、刺死、脳犯、我版、論旨、無垢、血潮、風泊、益城、拝観、舘察、懺悔、空隙、髭白、模試、散乱、投射、破滅、壊滅、下痢、他殺、改札、寿司、葉式、魔雑、渾身、等式、命日、安泰、白藍、良志久、中須、掻敷、北方、監視、血式、血流、詐欺、加刷、販社、壊滅、坐楽、白那、苫小牧、欄物、演説、開脚、摩擦、欠史、宰相、掻敷、飾西、近隣、可能、刺自虐、崑崙、独歩、良案、隔絶、菜作、妄動、犬歯、核別、概要、立案、破格、殺戮、良案、快絶、防止、那古、風別、焼安泰、独庵、囲炉裏、壊滅、外傷、刃角、視覚、耳鼻、下顎骨、子孫、剥奪、憂鬱、優越、液状、先端、焼子孫、兵法、那波、安楽、最短、数式、絶句、庵杭、雅樂、動乱、者妙、垓年、独初、前報、奈落、数道、弓道、拝観、俯瞰、散乱、男爵、害面、炎上、抹殺、破棄、分別、額欄、学雑、宴客、体面、村落、柿区、害初、告発、欄式、体罰、侮蔑、浄光、情動、差額、君子、何発、兵式、童子、飾西、各滅、我札、審議、半旗、普遍、動脈、外傷、無償、木別、別格、名皿部、京脚、破棄、試薬、絶滅、学札、清涼、爆発、組織、壊滅、ここに、名もなき詩を、記す。風水、万別、他国、先式、続発、非力、産別、嘉門、神興、撃易、弊社、紋別、座泊、画狂、式典、胞子、画力、座敷、学舎、論別、閉域、爆風、万歩、博識、残忍、非道、望岳、死骸、残骸、符合、壊滅、匍匐、弄舌癖、死者、分別、砂漠、白藍、模写、服役、奈落、忖度、符尾、同盟、田式、左派、具癖、退役、蛇路、素白、昆北、北摂、写経、文武、択液、図解、挫折、根塊、道厳、視野別、奈落、鳥羽、グリシャ・イェーガー、粗利、惨殺、学癖、優遇、陶器、場作、土壌、粉砕、餓鬼、草履、羅列、門泊、戸癖、山系、学閥、座枠、忠膵癌、視野別、脳族、監視、佐伯、釋迦、敏捷、遇歴、佐渡、名張、紀伊市、名刺、干瓢、夏至、楽節、蘇遇、列挙、間髪、風脚、滅法、呪水、遇説、死骸、爆発、山荘、塀楽、茗荷、谷底、愚者、妄動、還魂、色別、最座、雑載、論客、名足、死期、近隣、名張、迷鳥、呑水、飛脚、晩別、獄卒、殺傷、視覚、乱脈、鉱毒、財閥、漢詩、死語、諸富、能生、那波、合理、血中、根菜、明初、鹿楽、宮札、度劇、臥風、粋玄、我馬、洞察、今季、爾脈、羅猿、激園、葉激、風車、風格、道明、激案、合祀、坐楽、土地油、力別、焼殺、年配、念波、郭式、遊戯、富部区、奈脈、落札、合祀、寒白、都山、額札、風雷、運説、害名、亡命、闘劇、羅沙莉、砂利、夢中、淘汰、噴水、楽章、農場、葉激、際泊、手裏、合併、模等部、トラップ、落着、御身、学習、零、概要、各初、千四、何匹、笘篠、熊本、京駅、東葛、土量、腹水、活潑、酢酸、数語、隠語、漢語、俗語、羽子、豚皮、刃角、醪、能登、半年、餓鬼、泣塔、用紙、喜悦、山荘、元相、炭層、破裂、腹水、薔薇、該当、懐石、討滅、報復、船室、壊滅、回族、先負、嗚咽、暁闇の、立ち居所、餞別、乾式、財閥、独居、乱立、差脈、桜蘭、龍風、抹殺、虐案、某尺、無銭、漏洩、北方領土、白山、脱却、幻滅、御身、私利私欲、支離滅裂、分解、体壁、脈、落札、合祀、寒白、都山、額札、風雷、運説、害名、亡命、闘劇、羅沙莉、砂利、夢中、淘汰、噴水、楽章、農場、葉激、際泊、手裏、合併、模等部、トラップ、落着、御身、学習、零、概要、各初、千四、何匹、笘篠、熊本、京駅、東葛、土量、腹水、活潑、酢酸、数語、隠語、漢語、俗語、羽子、豚皮、刃角、醪、能登、半年、餓鬼、泣塔、用紙、喜悦、山荘、元相、炭層、破裂、腹水、薔薇、該当、土脈、桜蘭、郎乱、乱立、派閥、別癖、恩給、泣き所、弁別、達者、異口同音、残骸、紛争、薔薇、下界、雑石、雑草、破戒、今滅、梵論、乱発、人脈、壊滅、孤独、格律、戦法、破戒、残席、独居、毒僕、媒概念、突破、山乱発、合癖、塹壕、場技、極楽、動脈、破裂、残債、防壁、額道央、奈良市の独歩、下界残滓、泣き顎脚、朗唱、草庵、場滅、乖離、鋭利、破戒、幕府、網羅、乱脈、千部、土場、契合、月夕、東美、番號、虎破戒、在留、恥辱、嗚咽、完封、摩擦、何百、操船、無限、開発、同尺、金蔵寺、誤字、脱却、老廃、滅法、涅槃、脱却、鯉散乱、立哨、安保、発足、撃退、学別、憎悪、破裂無痕、磁石、咀嚼、郎名、簿記、道具雨、壊滅、下落、吐瀉、文別、銘文、安胎、譲歩、剛性、剣率、社販、薙刀、喝滅、解釈、村風、罵詈雑言、旋風、末脚、模索、村立、開村、撃退、激癖、元祖、明智用、到来、孟冬、藻石、端午の贅室、癌客、到来、未知道具雨、寒風、最壁、豪族、現代、開脚、諸富、下火、海日、殺傷、摩擦、喃楽、続落、解脱、無毒、名毒、戒脈、心脈、低層、破棄、罵詈、深海、琴別府、誠、生楽、養生、制裁、完封、排泄、虐殺、南京、妄撮、豚平、八食、豪鬼、実積、回避、答弁、弁論、徘徊、妄説、怒気、波言後、節楽、未開、投射、体者、破滅、損保、名水、諸味、透析、灰毛、界外、土偶、忌避、遺品、万別、噛砕、剣率、戒行、一脚、快哉、提訴、復刻、現世、来世、混成、吐瀉、場滅、経絡、身洋蘭、舞踏、近発、遊戯、男爵、最上、最適、破裂、改名、痕跡、戸杓、分髪、笠木、路地、戳脚、快晴、野会、対岸、彼岸、眞田、有事、紀伊路、八朔、減殺、盗撮、無札、無賃、無宿、龍梅、塩梅、海抜、田式、土産、端的、発端、背側、陣営、戒脈、母子、摩擦、錯覚、展開、星屑、砂鉄、鋼鉄、破滅、懐石、桟橋、古事記、戸杓、媒概、豚鶏、墓椎名、顎舌骨筋、豚海、砂漠、放射、解説、海月、蜜月、満期、万橋、反響、雑摺、油脂、巧妙、
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しかし、不思議だよなぁ、だってさ、地球は、丸くて、宇宙空間に、ポッカリ、浮いてんだぜ😂でさ、科学が、これだけ、進化したにも、関わらず、幽霊や、宇宙人👽たちの、ことが、未だに、明かされてないんだぜ😂それってさ、実は、よくよく、考えたら、むちゃくちゃ、怖いことなんだよ😂だってさ、動物たちが、呑気にしてるのは、勿論、人間ほどの、知能指数、持っていないから、そもそも、その、不安というのが、どういう、感情なのか、わかんないんだよ😂それでいて、動物たちは、霊的能力、みんな、持ってんだよ😂でさ、その、俺が言う、恐怖というのはさ、つまり、人間は、これだけ、知能指数、高いのにさ、😂その、今の、地球が、これから、どうなっていくかも、不安なのにも、関わらず、その、打つ手を、霊界の住人から、共有されてないんだよ😂それに、その、未開拓な、宇宙人や、幽霊たちとの、関係性も、不安で、しょうがないんだよ😂つまり、人間の、知能指数が、これだけ、高いと、余計な、不安を、現状、背負わされてるわけなんだよなぁ😂そう、霊界の、住人たちによって😂でさ、もっと言うなら、😂それでいてさ、人間が、唯一、未来を、予想できてることはさ、😂未来、100%、自分が死ぬ、という、未来だけ、唯一、予想ができるように、設定されてんだよ😂でさ、それってさ、こんだけ、知能指数、与えられてて、自分が、いずれ、確実に、死ぬという、現実を、知らされてるんだよ😂人類は😂つまり、自分が、いずれ、死ぬという、未来予想だけは、唯一、能力として、与えられてんだよ😂勿論、霊界の、住人にだよ😂これさ、もう、完全に、霊界の住人の、嫌がらせなんだよ😂そう、人類たちへのな😂つまり、動物たちは、自分が死ぬことなんか、これポチも、不安じゃないんだから😂その、不安という、概念をさ、😂想像すること、できないように、霊界の住人にさ、😂つまり、設定されてんだよ😂動物たちは😂つまりさ、霊界の住人は、動物より、人間が、嫌いだから、こんなに、苦しいめに、人類は、立たせ、られてんだよ😂で、これ、考えれば、考えるほど、ゾッとするんだよ😂だって、霊能力ある、得体のしれない、霊界の住人の、嫌がらせ、させられてんだから😂人類は、今、まさに😂つまり、人間の知能指数こんだけ、あげさせられてるってことは、😂そういうことなんだよ😂つまり、自分の、死の恐怖と、死後、自分たちが、どうなるのか?という、二つの不安を、抱えさせられてんだよ😂人類は、今、まさに😂そう、霊界の、住人にだよ😂もし、霊界の住人が、人間、好きなら、こんなに、自分の死ぬことをさ、恐れる感情も、湧かないように、設定されてるはずだし、😂死後、自分が、これから、どうなるのか?という、不安を、感じることなく、生きてるはずなんだよ😂そう、霊界の、住人が、人間、好きなら、そんなこと、おちゃのこさいさい、😂なんだよなぁ😂つまり、動物たち同様、なんの、不安も抱くことなく、毎日、生活できてる、はずなんだよなぁ😂人類たちは😂
でさ、あと、も一つ、俺、不気味に、思えたのはさ、😂そもそもさ、この地球上に、なんで、人間だけ、生きてるわけじゃなくてさ、😂つまり、人類の先祖と言われている、猿や、魚類とかが、絶滅することなく、😂人間と、共に、この地球に、未だに、暮らしているのか?ってことなんだよ。😂だってさ、進化論で、言えばさ、😂つまり、オーソドックスな、猿で、例えるとさ、😂そう、猿は、人類の先祖なんだからさ、😂すでに、絶滅してて、いいはず、なんだよ😂そう、恐竜や、マンモスみたいに、猿も、絶滅していて、いいはずなのにさ、😂なんで、これだけ、年月が、経って、これだけ、人類の知能指数が、高くなるまで、時間が、経っているのにも、関わらずさ、😂未だに、猿が、人間と、地球に、共生しているのか?って、😂考えたことない?😂だって、不思議じゃん😂普通に、考えてもさ😂
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unicodesign · 10 months ago
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北軽井沢現場&きたもっく訪問
先週に続き、今週も軽井沢滞在しています。2月以降、雪道の運転を警戒して日にちをずらしたりしていたのですが、3月も残すところあと1週間というところで、まさかの、今冬一番の(人生一番の)雪道運転となりました。
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しんしんと降る雪。真冬です。
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先週は、リビセンにて資材調達の翌日、上着もいらないような暖かい日曜日、資材搬入とあわせて、お施主様に進捗を確認いただきました。『広い!』と第一声。
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間仕切りがないことや吹抜けの高い天井や窓の抜けなどで、実際の面積以上の体感になっている様子。ロフトから眺める。
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この日は、北軽井沢で地域資源活用事業を展開している『きたもっく』さんに伺いました。ロフトに置くベッドを地域の材で作りたいというところから、お施主様が連絡をとったことがきっかけで、その事業内容を、とても興味深くサイトで拝見しました。色々お話聞いてみたいという思いもあり、打合せを兼ねて訪問しました。
『きたもっく』は、1994年にキャンプ場から始まり、その後、薪ストーブの販売と薪製造、養蜂と展開し、2019年には山を取得し伐採から建築までを行うなど、地域未来創造企業として様々な事業を展開しています。
キャンプ場の『スウィートグラス』もコンセプトパークの『ルオムの森』も名前は知っていて通りかかることもあった場所ですが、すべて一貫した事業のひとつだと知りませんでした。
まずは、製材所のある『あさまのぶんぶんファクトリー』に伺う。
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事務所にて、地域資源活用事業部の中川さんと、ベッドに使う樹種やサイズなどの打合せを行いました。中川さんはもともとギターの製造で木材を扱っていた経験から、北軽井沢に移住されたそうです。
参考に見せていただいた地元のナラ材を使った椅子、現在売り切れ中で再販予定なしとのことですが、欲しい!とリクエスト。
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その後、ファクトリーへ。地域モノづくりの拠点として2021年にオープン。カラマツや栗などの原木が並んでいます。
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こちらで製材。
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『浅間ストーブ』の販売とあわせた薪製造のためのボイラー室。
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その過程で出る年間100トン以上の端材や木屑を、薪乾燥のボイラーの燃料として再利用し、化石燃料を頼らない循環型の製造プロセスを作り出しているそうです。そして、薪乾燥室。
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さきほどのボイラー室からの温風が送られてきて、ふんわりと暖かい。天井に置かれている炭は、現在、乾燥のためにいろいろ試しているところだそうです。
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地元の材を使って作られた壁が素敵でした。
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多品種少量生産が可能な製材所とのこと。今、ベッドに使える材は、ナラか栗、というような話をしながら。
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立派なケヤキの無垢材。(北軽井沢で伐採されたものではないそうですが)前日のリビセンで、幅の広い無垢材を探すのに苦労したので、思わず注目。
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今回の山荘���広いデッキがあるという話から、紹介いただいたのが地元の栗材。再塗装を行えば10年くらいもつとのお話。
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このあと、実際に地元の材を使った建物を見に、キャンプ場へ移動。
浅間山の絶景を拝める場所に、様々な形のコテージ、キャビン、テント場があるのですが、とにかく広い。
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段階的に広がっていったとのことですが、こんなに広大なキャンプ場があったとは驚きでした。
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こちらが地元材で作られたコテージのひとつ、手ぶらで泊まれる形でなんでも揃っている。
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カーテンで仕切るだけの、半屋外的なしつらえがあるのが魅力的。
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全棟薪ストーブつき。
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オープン当時からあるキャビンは、家具と薪ストーブのみが実装とのこと。
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水場とともに、レンタルスペースあり。お風呂もありましたが、皆さん温泉に行かれるそうです。
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かわいいツリーハウスや
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焚火暖炉キャビンなど、いろいろな種類の建物が全部で46棟。
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食材やテイクアウトもできるカフェ『アサマヒュッテ』は、こんど現場に来た時にランチに利用できそう。
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ところどころに薪スペースがありますが、こちらのテントは『コロ薪』ステーション。薪にできず山を荒らしてしまう小さな木枝をカットし人工乾燥不要にした小さな薪を、焚き付けや焚火台で使えるようにしたもの。カートで薪を運んでいる人の姿が楽しげでした。
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平日でしたが、春休みということもあって賑わっていました、キャンプ場の稼働率は8割を超えるそうです。
地域の資源を活用していく様々な取り組みと、雇用を生み移住を促進している様子に興味津々で見学を終えました。
今回、きたもっくさんの活動を知ることができた出会いに感謝、ベッドの製作も楽しみです。
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nodatakehito · 2 months ago
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kennak · 8 months ago
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読売新聞が5月1日、大阪社会部の主任(48)を退職させると記事で公表した。岡山支局の記者(53)は記者職から外し休職処分。大阪本社の編集局長や社会部長ら幹部も、給与の一部返上や休職の処分とする。 発端は4月6日付の夕刊に掲載された記事だ。 見出しは「『紅麹』流通先 販売中止で痛手 小林製薬製」。次のような趣旨だ。 ーー小林製薬の紅麹を使ったサプリメントで健康被害が確認された。そのため、同社の紅麹を使っている食品メーカーなどが、自主回収や顧客への説明に追われている。事業者は憤り、困惑している。 しかし岡山県内の企業の社長から、読売新聞は抗議を受ける。岡山支局の記者から取材を受けた際、以下の二つは発言していないのに、コメントとして載っていたからだ。 「突然、『危険性がある』と言われて驚いた」 「補償について小林製薬から明確な連絡はなく、早く説明してほしい」 読売新聞は4月8日の夕刊で、訂正記事を出し当該コメントを削除する。取材相手の社長が言ってもいないことを掲載した原因は、「確認が不十分でした」。 ところが、これで問題は終わらなかった。 読売新聞は4月17日、大阪社会部の主任が社長のコメントを捏造していたと記事で明らかにしたのだ。 社長を取材したのは、岡山支局の記者である。どういうことなのか。読売新聞によると、以下のような経緯だ。 ――4月6日付の夕刊では、小林製薬の取引先の反応を報じた。その際に大阪社会部の主任は、原稿のとりまとめを担った。だが主任は「岡山支局から届いた原稿のトーンが、(小林製薬への憤りという)自分がイメージしていたものと違った」ため、コメントを捏造した。取材した岡山支局の記者も「社会部が求めるトーンに合わせたいと思った」。主任に、修正や削除を求めなかった。 「虚偽記事」を「虚偽メモ」と呼ぶごまかし 読売新聞は今回の捏造事件を受けて、「記者の経験に応じた研修などを実施してきましたが、信頼回復のため、記者教育をさらに徹底し再発防止に取り組みます」という。だが、記者教育を徹底すればそれでいいのだろうか。 問題の本質は組織体質にあると思う。 部下は上司に、支局は本社にモノを言えない。対外的には、政府や大企業、世の中の空気に抗えない。そういう組織体質だ。組織は一つの生き物だ。その体質が行動に影響を与える。 読売新聞に限ったことではない。捏造事件などメディア企業が不祥事を起こす時、モノが言えない組織体質が影響していることが多い。 例えば2005年、朝日新聞で「虚偽メモ事件」があった。 長野総局のA記者(当時28)が、長野県の田中康夫知事と、郵政民営化に反対していた亀井静香氏が県内で会談したとのメモを作成。政治部に送った。政治部はそのメモを元に記事を出した。だが田中知事と亀井氏は会っていなかった。田中知事が定例の記者会見で記事の間違いを指摘した。A記者は朝日新聞社からの調べを受け、懲戒免職となった。 事の始まりは、政治部から長野総局への取材依頼のメールだ。「田中知事と亀井氏が長野県内で会談したとの情報がある。裏付け取材をしてほしい」。そういう内容だ。 政治部から依頼され、取材を担当したのがA記者だ。長野総局で県政を担当していた。政治部からのメールの2日後、総局長から「田中知事はなんか言ってた?」と尋ねられた。 A記者はその日は総局の泊まり勤務。翌日の地方版の校閲作業中だった。「はい。亀井さんと会ったと言っていました」。そう答えてしまった。 総局長はA記者に、田中知事の発言内容を、政治部の与党キャップにメールで送るよう指示した。田中知事との一問一答をでっち上げたメモを作成し、送信した。 政治部はそれをもとに、どんどん原稿を作っていく。翌日の朝刊の見本である「大刷り」ができた時、A記者は「頭が真っ白」になった。当時、朝日新聞社からの聴取に対してこう語っている。 「社会面の記事と地域面の記事を執筆してヘトヘトになったところで、紙面の大刷りを見ました。頭の中が真っ白になりました。この段階でほとんど私のメモで作っていますから、紙面を取り換えるのは大変なことだと思いました。気力がなかったというか、ヘトヘトで、なるようになれと思ったところもありました。また、このまま記事にする以上は当然、亀井氏周辺に取材しているとも思いました」 私は当時、朝日新聞の阪神支局員だった。前任地の松江支局以来、本社の部署から来る取材依頼にうんざりしていた。「そんなのお前が自分で取材せーよ、支局の記者は召使いやないで」と言いたくなるものが多かった。このA記者とは面識はないが、ほぼ同い年でもある。他人事とは思えなかった。 もちろん、メモの捏造が許されるわけではない。記者失格だ。 だが私が疑問だったのは、政治部の責任はどうなっているのかということだ。記事を出したのは政治部だ。朝日新聞は「虚偽メモ問題」と呼んでいたが、それはごまかしだ。「虚偽記事問題」だ。 当時、この問題を社員全員で議論しようということで、「信頼回復フォーラム」という掲示板が社内ウェブサイトに設けられた。実名���投稿することが条件で、社員なら誰でも投稿できる。私は投稿した。 「記事にしたのは政治部です。記事にするまでの過程について、政治部から詳しく説明してください」 だが政治部は沈黙する。 そもそもあの社内掲示板に投稿したのは、ごく一部の人だった。掲示板の運用を始める際、「自身の人事への影響が心配な社員のため、匿名での投稿も認めたらどうか」という意見があった。自由にモノが言える組織体質ではないということだ。 もし、自由にモノが言える組織体質だったなら、A記者は素直にこう言えたかもしれない。 「忙しくて田中知事にはまだ取材できていません」 「さっき送ったメモは嘘なんです、記事から削除してください。ごめんなさい」
モノが言えない組織では(110) | Tansa
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kenkoblog · 1 year ago
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NHKと契約拒否の「イラネッチケー」ってなんだ?
「イラネッチケー」とは、テレビとアンテナの間に入れるだけでNHKが視聴できなくなるフィルターのこと。ところが、BSはこれまでBS用1本でカットできていたものが、2018年春のBS再編でカットできなくなりました。BS再編には、密かにイラネッチケー潰しが盛り込まれたと言われる理由を見ていきましょう。 イラネッチケーには地上波用とBS用 イラネッチケーはNHKが映らなくなるフィルターです。英字表記である「iranehk」は「いらねー(irane)」と「NHK」を合体させた造語になります。 このフィルターをテレビの端子に溶接したり、天井裏の分配器に設置するなど“簡単には取り外せない”状態だと、「NHKを受信できる受信設備」から除外される可能性があるようで、これまで2千本余りのイラネッチケーが売れているといいます。 現在、入手できるイラネッチケーは関東広域圏向け地上波用(総合とEテレ)と、生駒山…
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theatrum-wl · 1 year ago
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【投稿企画】先月の1本・来月の1本(2023年9月)
読者の方々からお寄せいただいた9月の「先月の1本・来月の1本」をご紹介します。先月の観劇の記憶を思い起こしながら、来月の観劇のご予定にお役立ていただければと思います。投稿はどなたでもご参加いただけます。芸術の秋です。是非いっしょに舞台芸術を盛り上げていただければと願っています。
・kiki 地方公務員(11本以上) 【先月の1本】 松竹・八月納涼歌舞伎 第三部『新・水滸伝』(歌舞伎座) 怒涛の展開と魅力的な登場人物によって、古典ベースのある意味ベタともいえる物語を笑って泣けるエンターテイメントのお手本のようなステージに仕上げた。現実の世界ではいろんなことがあるだろうけど、舞台の上のあの熱情を守り続ける方々に敬意とエールを。 【来月の1本】モボ・モガ「多重露光」(日本青年館ホール) 横山拓也氏の脚本で眞鍋卓嗣氏の演出という立て続けに名作を生み出しているコンビとこのキャスト陣の組み合わせがどんなバランスで成立するのか、拝見するのがとても楽しみ。
・谷岡健彦 教員(6~10本) 【先月の1本】 せたがやこどもプロジェクト2023「メルセデス・アイス」(世田谷パブリックシアター) 劇作家として有名になる前のフィリップ・リドリーが書いた童話を白井晃の脚色で舞台化。演劇的な趣向が盛り沢山の作品で、観客の子どもたちが大いに喜んでいたのが微笑ましかった。 【来月の1本】 文学座「逃げろ!芥川」(紀伊国屋サザンシアター) 芥川龍之介を主人公にした畑澤聖悟の新作。芥川の作品の登場人物と実人生が交錯する面白い舞台になりそう。
・papamomo 会社役員(11本以上) 【先月の1本】 範宙遊泳「バナナの花は食べられる」(KAAT神奈川芸術劇場 中スタジオ) 「人は優しくなければ生きていく資格がない」っフィリップ マーロウの言葉が似あう、ハードボイルドが大好物な者への、優しい人達の苦しみや優しさを切り取った鎮魂歌でした。今年のベストでした。6人の俳優も素晴らしかった。 【来月の1本】 劇団普通「写真」(カフェムリウイ) 石黒麻衣と、近藤強と、用松亮が。
・小泉うめ 観劇人・観客発信メディアWL(6~10本) 【先月の1本】 CHAiroiPLIN「さいあい〜シェイクスピア・レシピ〜」(三鷹市芸術文化センター 星のホール) 再演公演だが地域の高校生を巻き込んでの丁寧な企画は公共劇場の参考になるところが多いのではないだろうか。『ロミオとジュリエット』を扱った「BALLO」も良かった。合わせ技1本。 マリアーノ・ペンソッティ / Grupo Marea「LOS AÑOS(歳月)」(京都芸術劇場 春秋座) 今回のKYOTO EXERIMENTは新体制になって最高のラインナップが揃ったと思っていてここから1本というのは本当に苦しいとおことわりしておきますが、国内で先端の演劇にたくさん触れている人にオススメするとしたらコレ。きっとあれやこれやを思い出すはずです。
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nakatani-seminar · 3 months ago
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【〈千年村〉研究ゼミ】 前期活動報告⑹〜韓国調査篇
韓国千年村調査3日目(8月23日)
中谷研究室学部4年の小谷さくらです。韓国調査3日目の様子をお伝えします! 今日からいよいよ千年村比定地の集落調査が始まります~
<8月23日のスケジュール> 09:00 燕山郡燕岐県 調査 10:30 比豊郡赤鳥県 調査 12:00 昼食 13:00 熊津山城 見学 14:00 扶餘郡悦城県① 調査 15:30 扶餘郡悦城県② 調査 16:00 国立扶餘博物館 18:00 ロッテリゾートホテル到着 19:30 夕食 / 調査の振り返り
7時15分に起床。3日目ともなると朝の準備も手早く終えられるようになります。
ホテル内のレストランで朝食をとり、8時にバスに乗りこんで調査に向かいます~!
9:00- 燕山郡燕岐県 集落調査
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図1 燕岐郷校(撮影:2024/08/23 碓井颯)
朝一番で韓国初の集落、燕山郡燕岐県にて調査です!
山と河川に挟まれ、まさに背山臨水の地形に展開されたその集落には李氏朝鮮時代に儒教の学校として各郷に置かれていた郷校がありました。
門が閉まっていて入ることはできませんが、威厳のある朱色の門と立派な建造物は、当時の人々が儒教教育を大変重要視していたことが分かります。 門は3つの扉から構成されていますが、向かって右が入口、左が出口、そして真ん中は祖先や先代の先生方などが通る扉として普段は��め切られ、祭事などの際に開かれるようです。
燕岐郷校を基点に3グループほどに分かれて集落調査を行いました。
途中で幼稚園に出会ったのですが、石垣を模した塀で囲まれていました。昔ながらの韓国住宅は石垣で囲われていますから、石垣が韓国建築におけるアイデンティティであるという意識がある程度現地の方々の中にあるのではないかと推測してみたり、、 ちなみにこの塀のデザインは、この後様々な集落や都市で目にすることになるので次第に慣れていくのですが、普遍的であることに気づく前の自由な想像も楽しいものですね!
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図2 幼稚園の石垣(撮影:2024/08/23 小谷さくら)
少し経って、幼稚園から西北方向へ同行していただいた早稲田大学文学部の植田先生と韓先生が、これは寺院ではないかと立ち止まられたのです。しかし私たちの目には民家にしか見えません。しかしよく見ると神社の屋根に確かに「卍」がありました。事前調査でもこの場所に寺院があると記されています。
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図3 100年の歴史を持つ寺院(撮影:2024/08/23 戸田剣) 日本でよく目にするような建物ではなく、人々が日常生活の中で気軽に足を運べそうですね!
偶然お坊さんらしき方が通ったので聞いてみたところ、この建物はなんと100年ほどの歴史を持つようです。
寺院付近の住宅は比較的新しいものが多く、道もまっすぐ整理されているので近年形成された住宅地だと推測できます。 玄関扉に以下のような煌びやかな装飾が施されている家が多くありました。先生方によるとこのデザインは近年の流行りだそうです(^^)
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図4 新興住宅の玄関扉(撮影:2024/08/23 小谷さくら)
大通り沿いは郷校や寺院の周辺とは異なり、陸屋根の民家や3,4階建てのアパートばかりでした。陸屋根は60年代にブームとなりましたが、結局雨漏りなど不備が多くさらに切妻屋根をかけているそうで、、
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図5 大通り沿いの景観(撮影:2024/08/23 戸田剣)
また、村(マウル)の入り口を示す石碑が2つほど見つかったため、少なくとも二つ以上の村が集落内に存在していることが分かります。石碑がつくられた年代にばらつきがあり、一斉に造られたわけではなさそうです。
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図6 村の入り口を示す石碑(撮影:2024/08/23 口石直道)
10:30- 比豊郡赤鳥県 調査 小学校の北側の山際に展開された集落です。一つ目の集落と同様に私は植田先生と韓先生とご一緒させていただいておりました。
お二人が東屋で立ち止まって何やらお話されていたのでどうも気になるのですが学生はとりあえず歩いてみようということで、航空写真で発見できた集落の境のため池まで歩くことにしました。
日本の千年村調査あるあるとして犬に吠えられるということがありますが韓国でもそれは変わらないようです。犬の良く吠える村は良い村だと先生がおっしゃっていたのでまあいいかと思いながら歩みを進めていると時折り古い蔵があったり、集落の端には樹齢年の大樹を発 見したり。
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図7 民家の様子(撮影:2024/08/23 戸田剣)
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図8 村の端に位置する大樹(撮影:2024/08/23 小谷さくら)
時間になってしまったので急いでバスへ戻ると、植田先生と韓先生が比定のデーターベースが間違っていたとおっしゃっていました。すべてを信用できるデータというのはないものですね。
韓国千年村研究、なかなかに道のりは険しい、、、(T_T)
燕山郡燕岐県の集落をあとにして次なる目的地、熊津山城へ向かいます。
12:00- 昼食
正午を回っていたので熊津山城のふもとで昼食をとることに。韓先生も以前いらしたことのあるお店だそう。前菜が8種類ほどテーブルに並び、いざ食べようと思いきや前菜の後にメイン料理がくるそうでそのボリュームに日本勢は圧倒されてしまいました笑メイン料理は白身魚と緑茶のお茶漬け。和食と変わらないように思えますが、中には味付けが独特なものも。
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図9 昼食のお茶漬け(撮影:2024/08/23 碓井颯)
12:30- 熊津山城 たらふく食べてエネルギー補給をしたのでいよいよ熊津山城へ。
前日に見学した上党山城とは異なり、山の頂上を囲むような形で築かれた山城です。
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図10 下から見上げた熊津山城(撮影:2024/08/23 小谷さくら)
頂上には王宮址だとされる発掘現場があり、ふもとから見上げた山城の姿と王宮址から眼下に臨める景観は、当時の山城の威厳を十分に想像し得るものでありました。
14:00- 扶餘郡悦城県① 集落調査 熊津山城を後にして本日3回目の集落調査へ。 牛小屋やため池、寺院を示す標識など様々な構造物を発見。しかしそれらのつながりや村の構造をいまいち掴めないという声があがりました。
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図11 集落の景観(撮影:2024/08/23 碓井颯)
千年村ではないのだろうか、、少し気を落としながらバスの停車の場所まで歩いていきましたが、バスが停車する前の村役場に集っていた地域の方から暑いからと招き入れていただき飲み物や村史をいただきました。現地の人々の暖かさを体験できました(^-^)
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図12 村役場でおもてなしを受けている調査メンバー(撮影:2024/08/23 碓井颯)
15:00- 扶餘郡悦城県② 調査 その後、協議をした上で直ぐ近くに位置する郷校のある集落に向かうことになりました。ここでも郷校を基点に集落を調査しました。
しかし、1番初めに向かった集落より規模が小さく、山と大通りの距離が短かったのでより近代化がみられる集落でした。
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図13 郷校の横にそびえたつ大樹(撮影:2024/08/23 小谷さくら)
郷校から少し登ったところには古い家が多くありました。
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図14 郷校に近い民家(撮影:2024/08/23 戸田剣)
郷校の隣には現在の小学校が建てられており、この位置関係は様々な集落で普遍的にみられるようです。
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図15 郷校の隣に建てられた小学校(撮影:2024/08/23 戸田剣)
郷校の横には樹齢年ほどの大樹が位置していて、関係性が考察できました。大樹の先にはお墓が位置していて、典型的な韓国集落の構成要素が実際にどのように配置されているかを体験できた集落でした。
扶余邑を走るバスの車窓からは、広大な錦江の景観が臨めました!川幅はもちろんのこと、河川敷のスケールも日本とは大違いで思わず見惚れてしまいました。
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図16 車窓から臨む錦江(撮影:2024/08/23 碓氷創平)
16:00- 国立扶餘博物館 国立扶餘博物館に到着し、解説を聞きながら鑑賞しました。扶余で出土し、韓国の国宝として各地で様々なモチーフに使用されている「百済金剛大香炉」も目にすることができました。
当時の人が残したものを見るだけでもその技術や使われ方にまで想いを馳せれば当時の生活景を鮮やかに思い描くことができますね。
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図16 百済金剛大香炉(撮影:2024/08/23 口石直道)
18:00- ロッテリゾートホテル扶余
博物館を後にして、本日の宿泊場所へ。ロッテリゾートホテル扶余は今回の調査に同行していただいているguga都市建築の趙先生が設計されています!
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図17 ロッテリゾートホテル扶余(撮影:2024/08/23 碓井颯)
19:30にホテルの地下にあるフードコートで調査チーム全員で夕食を食べながら今日の調査の振り返りをしました。
同行していただいた先生方から様々なご意見、アドバイスをいただき、明日以降の調査の方針、そして今後の韓国千年村の在り方について再考する機会となりました。
夕食後、部屋に戻って韓先生に絵地図の見方を教えていただきました!(^^)
日記を書いたり、調査資料を修正したり、コインランドリーに奔走したりしているとあれもうこんな時間?となり、あたふたと3日目が終わっていきました。
以上、韓国調査3日目、8月23日の日記でした!
明日は今日の反省を生かして引き続き集落調査です!4日目となろうともやはり異国の地です。目に映るものは何もかもが新鮮です。
待ち構えているであろう新たな発見が楽しみですね!
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illaalli444 · 1 year ago
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"イチ"をめぐって:『犬王』作中における当道座の拠点どこやねん問題
劇場アニメーション『犬王』のいわゆる「聖地」のひとつに挙げられる当道職屋敷址。仏光寺通に面する洛央小学校の敷地内にその碑はある。のだが、この「職屋敷跡」は近世のものらしい。では中世、殊に『犬王』の舞台と思われる1370年代の当道座の拠点はどこか。インターネットで拾える情報がやや錯綜していると感じたので整理しておきたい。
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関連スポットの地図を作りました。ていうかこれが伝わればだいぶ満足です。Google Mapもあるよ(https://maps.app.goo.gl/Qqe48CYHHGXKvGSi9?g_st=i)。
はじまりのイチ:『犬王』の時代の当道座はどこにあったか
まずこの問題、手がかりになる情報の多くは兵藤裕己『平家物語の歴史と芸能』(吉川弘文館、2000年)から得ることができます。岩波新書『琵琶法師』で『犬王』ファンにはおなじみの兵藤先生の単著! 現在は入手困難ぽいのででっかい図書館とか駆使して読もう。特に関連するのは以下の箇所。
第一部 第一章「覚一本の伝来―源氏将軍家の芸能―」pp.8-30(初出:「覚一本平家物語の伝来をめぐって」『平家琵琶―語りと音楽』ひつじ書房、1993年)
第二部 第三章「当道の形成と再編―琵琶法師・市・時衆―」pp.157-173(初出:「琵琶法師・市・時衆」『一遍聖絵を読み解く』吉川弘文館、1999年)
こちらを参考にすると、結論からいえば『犬王』の時代の当道座(一方派)の拠点は平安京の東市周辺だったとみてよさそう。『琵琶法師』でも言及されているように、『梁塵秘抄異本口伝集』巻十四にみえる「さめうしの盲目ども」のエピソードから、仁安年間(1166-69)の段階で東市北辺にあたる佐女牛小路付近を拠点とする琵琶法師の集団が形成されていたとみられる。その後、明石覚一を派祖とする一方派の拠点がどこに置かれたかははっきりしないけど、定一の次の代の総検校・慶一の在名が"塩小路慶一"(塩小路は東市の南辺)であることから、この頃まではまだ東市周辺に彼らの拠点があったと考えられるようです。
さらに絞り込むなら、以下は私の推測ですが、『犬王』の時代には、東市周辺でも佐女牛側(北側)ではなく塩小路側(南側)が拠点だったのではなかろうか。すなわち、先に触れた慶一の在名が塩小路であることに加え、(1)律令制の衰退とともに東市は廃れ、その東南側、七条大路と町尻小路の交差点付近を中心とする"七条町"に商工業地帯が展開すること、(2)空也と一遍が布教をおこない市屋道場・金光寺となったのは東市の南半であること(参考:リーフレット京都No.65「東西の市」)などをふまえると、慶一よりも前の世代から、一方の拠点は市の南側に移動していたと考えてよさそう。
ということで、『犬王』の時代の当道座の拠点は京都駅の北西から西本願寺の南側にかけて…くらいの場所と考えておくのがよいのではないでしょうか。(東市の位置はおおむね現在の西本願寺にあたるわけですが、2022年10月に西本願寺で『平家物語 犬王の巻』の朗読イベントやったのエモすぎません?!)
イチの痕跡:佐女牛八幡と市姫神社
現在の西本願寺周辺には当道座そのものの痕跡は残らないけれど、東市と周辺の人々に思いを馳せることができる場所はいくつかある。ここでは兵藤の『琵琶法師』でも言及がある佐女牛八幡と市姫神社に焦点をあてたい。
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「さめうしの盲目ども」の拠点とみられる佐女牛八幡=若宮八幡は、東市から北東に位置する。源頼義(八幡太郎義家の父)がその邸内に営んだことに始まり、以降、源氏の氏神として深い信仰を集めた。豊臣秀吉の京都改造によって五条坂に移ったが、旧地にも小さな"若宮八幡宮"が再建されている(写真)。移転先の五条の若宮八幡には足利義満寄進の手水鉢が残る。
ほかに「佐女牛」の名を残すスポットとしては、やはり源頼義の邸内にあったとされる佐女牛井(さめがい)がある。京の名水に数えられた井戸らしいけど、第二次世界大戦後に埋められ、西本願寺の北側、堀川通沿いに跡地の碑が立つ。また、西本願寺の北西にある緑のタイルが印象的な"井筒佐女牛ビル"5階には風俗博物館が入る。平安貴族の復元衣装や人形展示が見られるけど、日祝休館でタイミングによっては長期休館もあるので注意。
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市姫神社は東市に祀られた市の守護神。やはり秀吉の京都改造で河原町五条に移っている(市比賣神社)。旧地は西本願寺の寺域になっており何も残らないけど、JR山陰線を越えて西側、京都中央卸売市場の付近にも"市姫神社"がある。これは何なんやと思ったら、中央卸売市場の開設にあたって市比賣神社から分祀されているらしい。現代の市もお守りされているの、なんかいいですね。
移転先、五条の市姫社は女人厄除で有名で、マンションと一体化した入口も面白い。その西側には、やはり東市で空也と一遍が活動した市屋道場に端を発する市中山金光寺がある。非公開寺院。市姫神社とセットでこの地に移転しているわけで、東市と時衆の関係の深さがわかる。
京都観光Navi「若宮八幡」
フィールドミュージアム京都「佐女牛井跡」
京都観光Navi「市比賣神社」
その後のイチ:浄教寺と当道職屋敷跡
この文章の早い段階で、いや中世の当道座って浄教寺にあったんちゃうんかい、と思った方もいらっしゃると思うので、当道座の拠点が近世の職屋敷跡、仏光寺の北に移るまでの歩みも整理しておきたい。
兵藤の『平家物語の歴史と芸能』では、永享4年(1432)に「惣検校城存」が錦小路富小路の東頬に屋敷地を賜ったこと(『室町家御内所案』巻下)、永享9年(1437)に慶一の後を継いだ井口相一が「山法師戒浄」の屋敷を賜ったことを挙げ、15世紀初めには四条・五条の町地区へと移ったとしている。(ただ、城存は「城」の字からみて八坂方だろうし、山法師戒浄がどんな人で屋敷がどこにあったかまでは私は調べられていないです...。)
また、『職代記』には応仁の乱の際に当道の文書類が浄教寺で失われたという記載があるそうで、こ���頃には浄教寺に座務期間がおかれていたとされている。現在の浄教寺は四条寺町にあるけれど、これもやっぱり秀吉の京都改造で移ってきたもので、その前の所在地は五条東洞院。浄教寺は元は平重盛が小松殿に営んだ燈籠堂に端を発すると伝えられ、五条東洞院には"燈籠町"の地名が残る。なお、本来の重盛の燈籠堂は『平家物語』巻三にもあるとおり東山の小松谷にあった。現在、七条のフォーシーズンズホテル敷地内となっている"積翠園"は小松殿の庭園遺構であるとか。
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近世の当道職屋敷は、微妙な位置の変化はありつつも基本的には仏光寺の北にあったらしい(職屋敷址の碑は写真の植え込みのなかにあり)。絵図から位置が抑えられるのが寛永14年(1637)から。このあたりは以下の梅田論文に詳しいです。
梅田千尋2008「近世京都惣検校職屋敷の構造」『世界人権問題研究センター研究紀要』
なお、この論文では、永禄11年(1567)の当道座宛ての禁制文書の宛先が「四条かんこく惣けんぎやう町」となっていることから、戦国期には四条の函谷鉾町が拠点だったのではという指摘もされてる。
さて、ここまでつらつら書いてきましたが、『犬王』作中での描かれ方をみると、ラストの友有疾走シーンが四条室町っぽい(通りの描写の参考にしたと思われる国立歴史民俗博物館の復元ジオラマがここ。洛中洛外図屏風が描かれた頃の繁華街)ので、イメージとしては四条の街なかに位置していると捉えてもいいんじゃないかなと思います。平安・中世の東市周辺にしても、中世後半〜近世の四条・五条にしても色んな人がごちゃごちゃいて新しい音楽が生まれるのにふさわしい場所だったことは確かそう。私は劇場アニメーション『犬王』の、都市の物語でもあるところが大好きです。
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nozawa-seminar · 2 years ago
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野澤ゼミの休日 in前橋 都市デザイン編
こんにちは!野澤ゼミ3期生の くが です!ついに4年生になってしまいました…
今回は東京都を飛び出し、群馬県前橋市で都市デザインFWを行いました!
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今回のブログは、
①前橋ってどんな街? ②前橋の都市軸 ③前橋市の都市再生・リノベーション ④群馬県庁展望台から群馬の都市計画を体感する
以上の4本立てでお送りします。それではスタート!
前橋ってどんな街?
まず、前橋市の現状についてです。
前橋市は群馬県の県庁所在地であるものの、住宅の郊外へのスプロール(郊外に向かって無秩序に住宅が広がること)が著しい地域です。
スプロール化が起こると、それに伴い中心市街地(駅前商店街など)の魅力度低下など様々な問題が引き起こされます。
そのため、中心市街地活性化として、行政(官)と民間(民)が共創する「官民共創まちづくり」を行い、空き店舗のリノベーションやエリアマネジメントなどを積極的に行っています。
参考文献
前橋市アーバンデザイン
前橋デザインコミッション 公式サイト
前橋の都市軸
JR新宿駅から約2時間半(遠い…)、JR前橋駅に降り立ちました。
まず目に入ってくるのは、右手のドデカいマンションと、左手の複合施設。
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右手(写真右)のマンションは、JR前橋駅北口地区第一種市街地再開発事業として都市計画決定されたもので、商・公・住の複合型マンションが建設されています。
左手(写真左)の複合施設は、「アクエル前橋」。同敷地にあったイトーヨーカドーをリノベーションしてできたものです。なんとテナントには、あのデロイトトーマツが!!
そして前橋の特徴は、立派な都市軸です。
片側2車線の中央分離帯付き車道に加え、日本では珍しく広大な歩道が整備されています。しかも、この広大な歩道は、1.7km先の群馬県庁まで続いています。また、歩道には椅子や机も整備されていました。ウォーカブルですね~
歩道も、歩行者レーン・自転車レーンにしっかりと分離されており、安全性が確保されています。
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私が訪れた日はイベントを開催していなかっただけに、少し閑散気味…。
まちづくり会社が主催し、恒常的にイベントが開催されていれば、より面白い街になるのではないかと考えました。(イベント自体は不定期に開催しているみたいです。)
前橋市の都市再生・リノベーション
駅前通りを北に歩き、本町エリアへ。
このエリアは、官民連携によるリノベーションやウォーカブルな取り組みが多いエリア。
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白井屋ホテルもリノベーション物件。訪れた日にはイベントを開催しており、HIPHOPな音楽にあわせて、ワインやおつまみを販売していました。下北沢のような雰囲気でびっくり。
白井屋ホテルの裏通りでは、民間・行政・前橋デザインコミッションが協働した、アーバンデザインモデルプロジェクトの工事が行われていました。(写真左)
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また、閉店したデパートのコンバージョン(用途変更)により生まれた美術館「アーツ前橋」(写真右)にも行ってきました。
この日はなんと休館。残念…
また、この「呑龍横丁」というディープそうなアーケードもリニューアルされたもの。
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その他にも、商店街の空き店舗を活用したリノベーションなどが多く行われており、地方都市にしては活力の高い街であると感じました。
また、市内を流れる広瀬川の周辺では、車道と歩道の高さを均一にする取り組み(写真左)や、エリアマネジメントイベントとして、地域の和太鼓団体によるパフォーマンス(写真右)が行われていました。人がたくさん!
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東京からの通勤距離を考慮に入れなければ、単純に「歩いて楽しい」「住みたい」と思えるような街でした。
群馬県庁展望台から群馬の都市計画を体感する
最後に、群馬県庁から前橋周辺地域の都市計画を体感することに。
群馬県庁は高さが153mあり、都道府県本庁舎としては東京都庁に次ぐ2位の高さだそうです。周りに高い建物が少ないので、眺望抜群!
そんな庁舎の最上階(33階)から、前橋の街並みを見てみました。
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この写真、実は大きな問題点を抱えています。それは何でしょう?
実は…
見ている方向が調整区域or非線引き区域なのです。
市街化調整区域とは、原則市街化を抑制すべき区域として、積極的に住宅造成などができない地域です。
非線引き区域とは、市街化区域/市街化調整区域の区域区分(通称:線引き)が設定されていない区域のことです。事実上、土地利用規制がほぼ何もかかっておらず、ある程度自由な開発ができてしまう地域です。
参考文献
しかし、写真の通り、奥まで無秩序に住宅が広がっていく様子が見えます。
先述した通り、中心市街地では面白い取り組みが数多く行われていますが、このようにスプロールしていると、中心市街地に来る機会が極端に減少してしまいます。
既存の市街地を守るために、また人口減少する時代のまちづくりとして、ある程度まとまった土地利用(しっかりとした土地利用規制の運用など)を遵守することが重要だと考えます。
以上、いかがでしたでしょうか。
このブログを読んで、土地利用・都市計画について少しでも興味をもっていただけたら嬉しいです! それではまた!
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