#二台分挟んで
Explore tagged Tumblr posts
g-men-movie · 2 years ago
Text
豪華キャストが大集結!公開記念舞台挨拶イベントレポート
このたび、8月26日(土)に映画『Gメン』の公開記念イベントを実施!全国47都道府県・120館でのライブビューイングでも生中継された舞台挨拶に、岸優太、竜星涼、恒松祐里、矢本悠馬、森本慎太郎、瑠東東一郎監督が登場すると会場から大きな拍手が。
Tumblr media
なお、登壇予定だった、りんたろー。の欠席が発表され、MCより到着したばかりというりんたろー。からのコメントが読み���げられました。「天王会の奴らにやられた。俺が行くまで耐えてくれ」という内容に「昨日やられて寝込んじゃったんじゃない?(矢本)」「遅刻って聞きましたよ(岸)」「寝坊でしょ、なにやってんだよ!(竜星)」とまさかの失態に開始早々総ツッコミが起こっていました。
映画初主演となる本作で門松勝太を演じた岸は「ついに公開を迎えられたので一緒に『Gメン』を盛り上げてくれたら嬉しいです」と元気いっぱいに挨拶しました。
Tumblr media
●SNSで事前募集した「#Gメンに質問」の回答コーナー
イベントでは事前にSNS上で質問を募った「#Gメンに質問」に答えていくことに。「共演する前と後で一番印象が違ってた人を教えてください!」の質問に対し全員で一斉に思い浮かぶ人を指差すと、岸と矢本はお互いを指名。岸が「矢本くん、顔が可愛いじゃないですか。でも会ってみたらめちゃくちゃ兄貴肌でみんなをまとめてくれて、想像以上にお兄ちゃんでした。撮影の最初でも話しかけてくれて、矢本くんのお陰で現場に溶け込めました」と述べると矢本も「岸はTVで観てた時はこの人特別だな、見たことない人だなって思ってたんですが、本人に会ってみたら想像以上に見たことなかったですね。よく無事に撮影を撮り終えたなと思う程、奇跡的な日常でしたよ。この先��岸が楽しみで仕方がない」とコメント。すかさず岸が「そんなヤバくないですよ。全然普通ですよ!」と返すと、矢本も「いや基本話し出すと人の話を聞いてないから」と応戦。「めちゃくちゃ言われるんですよ。人の話を聞いてないって。でもちゃんと聞いてますからね!」と反論しました。
Tumblr media
続く竜星と森本もお互いを指名。一番印象が違ったと思うポイントに竜星は「僕は慎ちゃんです。初めて現場で会ったとき短パンにサンダルで、アイドルだけどめっちゃラフで。そこからすごく好きになりました」とコメント。竜星からの話を受けた森本も「僕も同じです。竜星くんもめっちゃラフな服装で親近感があって」と回答すると、岸は「慎ちゃんは、現場に来る際に毎回右手に何か持ってるんですよ」と言うと、恒松も「佇まいがかっこいいですよね。今日現場に来るときもサンドウィッチに飲み物を持っていて。LAみたいな感じでした」と盛り上がっていました。
Tumblr media Tumblr media
さらに「2回目以降はここに注目して観て欲しいというシーンを教えてください」という質問に対して、尾上松也演じる加藤が率いる、凶悪組織・天王会との激しい戦いのシーンを挙げた岸が「2回目の人は蟹挟みのシーンに注目ですかね。アクションの早い流れの中で実は色んな動きを入れているので」とアクションシーンをプッシュしつつ、「3回目の人はどこだろう…何回も観れば着眼点も変わりますよね」と見どころの多い本作をアピール。竜星は「岸優太が笑いを堪えているところですね。いかに素の岸優太を観られるか注目してほしいですね」とコメントすると、監督も「(岸の)素の部分はめちゃくちゃ活かしました。全員が岸くんの素を引き出してくれていた」と添え、岸も「だいぶ笑いを堪えましたよ!良い意味で笑いの絶えない現場でした」と撮影を振り返りました。
本作のエンドロールでは、ザ・クロマニヨンズの主題歌「ランラン」とともに、まるで本編の延長戦のような勝太とレイナのシーンが流れるのも楽しいポイント。レイナを演じた恒松は、「勝太とレイナのシーンは2分間くらいのアドリブなんです。でもずっとやっていて体感では10分くらいに思いました」とアドリブで演じていたことを明かしました。岸も「アドリブのシーンはその場で生まれて来ました、なんかいい感じでしたよね」と振り返ると、恒松が「最後のこれ(ハートポーズ)が面白すぎて。普通は絶対出てこないです。さすが岸さんだなって感じました」と思いだし笑いをこらえつつも大称賛!それを受けた岸が「本当は聞きたくないんですけど、どこの話ですか?」といまいち���ンと来ていないまさかの発言に、「うそでしょ!?」「ほら!人の話聞いてないじゃん!」とまた全員から総ツッコミを受け会場も笑いに包まれていました。
Tumblr media
●瑠東監督からキャストへ、「Gメン通信簿」発表!
続いて瑠東監督より、撮影から宣伝まで怒涛の日々を駆け抜けたキャスト陣一人ひとりに「Gメン通信簿」と題した成績発表のコーナーへ。まずは寝坊で舞台挨拶に間に合わず、不在のりんたろー。は「今日は遅刻で残念でした。退学です!」と、ねぎらいの言葉が出るかと思いきや、まさかの退学宣言を受けることに!続いて森本へ「みんなのムードメーカーで、ハードな撮影でも盛り上げ、楽しませてくれました。昭和のヤンキーがハマりまくって、机も壊し、大変よく暴れてくれました」とコメントし撮影用の壊れやすい机ではなく、普通の机だったことを明かしつつコメント。森本は「最後のアクションシーンで本当に机を真っ二つに割ったので。自分でもびっくりしました。2回目鑑賞時にぜひ注目してください!」とすかさずアピールしました。矢本には「初日からガンガンアドリブで攻め、みんなを笑わせ、スイッチを入れ、空気を作ってくれました。とにかく芝居の尺が長く、編集で困り大変よくやり過ぎました」と告げると、矢本が「自分が面白いと思うことをやっただけなんで」とかっこよく決めてみせました。
恒松に対しては「岸くんとの恋愛シーンは大変キュートでした。下ネタもコメディも凄く品があり、アクションも自ら志願し頑張りました。大変可愛らしかったです」と告げると、恒松も「助けられるばかりじゃなく自分からも戦っていけるヒロインでいたいなと思って」と喜びつつもキャラクターへ込めた思いをコメント。竜星へ「ワークショップの時から、みんなを引っ張り、アクションも天然キャラも久しぶりのイケメンも大変よくやり切りました。岸くんの天然もよく引き出してくれました」と発表。竜星も笑顔で受け止めつつ「良い話ですね。これ泣かせに来てるからね」と反応すると、岸も「卒業式っぽい、しっとりした感じもいいですね」と監督のコメントへ期待を寄せた。監督から岸に「映画初主演、全力以上の全力、常に120%で駆け抜けてくれました。期待通りの天然ボーイが連日炸裂しつつも、現場の熱を上げる素敵な愛され座長、大変よく頑張りました」とねぎらいました。岸は「みんな良いメッセージいただきましたね。嬉しいけど、瑠東さんとはいつも楽しいことばかり話している印象だから、マジなコメントいただくと恥ずかしくて」と照れながらも、喜びを実感していた様子でした。
●「Gメンポイントキャンペーン」で集まったポイント=G(グラム)にちなんで、皆の想い(重い)が詰まった60kgの米俵を岸が担ぐ!?
フォトセッションでは公式で開催された【Gメンポイントキャンペーン】で参加者たちが貯めたポイントの合計「60,726Gメンポイント」にちなんだ、60.726kgの米俵を用意。映画公開を楽しみにしていたファンの想いそのものであり、「末広がりに運が開けていく」縁起物であるお米の詰まった、特別な米俵を、岸が担ぐことに!いざ挑戦してみたものの20cm程度しか持ち上げられなかった岸は、思わず「これはだいぶ重いです…もう一回いいですか」とリベンジすることに。客席からの熱い声援を受け、再び米俵を持ち上げると「確実にさっきよりは上がりました。でもめっちゃ重いですよ、ただの60キロじゃない重みを感じました」とコメント。参加してくれたみんなの想い(=重い)を噛みしめながらも見せ場をやり切った岸の発言に、会場が温かい笑いに包まれました。
Tumblr media
最後には全員を代表して岸からの挨拶が。「みなさんにとっての夏の思い出になってほしいです。老若男女楽しめる作品なので、幅広い方に楽しんでほしい。“Gポーズ”も拡散して一緒に盛り上げてくれたら嬉しいです」とメッセージを送りイベントの幕が閉じました。
221 notes · View notes
ari0921 · 1 month ago
Text
「宮崎正弘の国際情勢解題」 
   令和七年(2025年)3月20日(春分の日)
      通巻第8704号
トルコ、イラク、UAE、カタールの4カ国がスエズ運河の代替ルート 
イラクのペルシャ湾側からトルコをめざす輸送ルート建設構想
*************************
2024年4月のことだった。
トルコ、イラク、UAE、カタールの4カ国首脳はイラクを縦貫する輸送網の建設、新しい国際的な物流経路の構築で合意した。スエズ運河の代替ルートである。
同月22日、エルドアン大統領はイラクを訪問し、世紀のプロジェクト案件を煮詰めた。
トルコ大統領が提唱したのは、イラクのペルシャ湾側(バスラの東、新アルファオ港)からトルコ北西部をめざし、イラク北西部のキルクークあたりまで1200キロを繋ぐ新しい『シルクロード』である。
実現すれば中近東の輸送ルートが大きく前進する。
バグダッドとトルコを繋いだ鉄道は廃線となっているが、軌道跡が残っているため、この区間はトンネルの補強工事などでルートは確保できる。イラク領内もクルド族の支配地区の南側をとおる予定なので治安は維持できるとしている。
スエズ運河ルートは紅海航海中の船舶をイエーメンの武装勢力フーシが、イランから供与されたミサイルなどで襲撃しているため、西側の輸送航路は大きく南アフリカのケープタウンを迂回している。この迂回による損失は経済的に70億ドルに達する。
スエズ運河が事実上閉鎖されているため、極東、と��に日本、韓国、台湾などからの貿易は遅滞を余儀なくされている。他方、ユーラシア大陸横断の鉄道は、ウクライナ危機とは無縁に運営されているので、中国からの欧州向け陸上輸送ルートが確保されている。
ホルムズ海峡を越えてペルシャ湾に入り、イラク最南東の新アルファー港から西北西は添いに道路が建設される構想はすでに設計は終わっている。
残りの問題は資金をどうやって調達するか、だ。総工費170億ドル。胴元はカタールとUAEになるという。
 筆者は1988年、イラン・イラク戦争の最中に取材でバグダットからバスラへ飛んで、ファオ半島の戦場を取材した経験がある。
イラク南部は黒づくめの衣装を着て顔を隠す女性ばかりで、シーア派拠点であり、砂嵐でカメラの保護が必要だった。荒涼たる砂漠である。
▼マラッカ海峡の代替として半世紀前からいわれてきた「クラ運河」構想は、その後も一歩も進捗していない
第一にマラッカ海峡の代替として計画されているクラ運河だが、構想からすでに半世紀、着工の気配もない。
言いだしっぺは筆者の記憶ではハーマンカーンだったと思うが、その後、下田駐米大使が、クラ運河工事には核爆発で工事を進めたら良いと言い出して、国際的な物議を醸し出したことがある。
第二に、このイラク縦貫輸送ルートが完成するとしても十年後のことで、そのときスエズ運河は航行が円滑化しているのではないか。紅海ルートが平穏に戻れば、イラク縦断の輸送路プロジェクトは宙に浮く。また工事をはじめても、イラクに暗躍するISなど過激派がテロを繰り出すことも予測され「第二のグアダール化」する懼れがあり、所詮は絵に描いた餅に」すぎなくなる。
第三にUAE、カタールはペルシア湾を挟んで南対岸に位置し、イラクルートでは裨益しない。資金を期待されても、大金を投じるとは考えにくい。
2025年3月15日、トランプ大統領はイエーメンの親イラン武装組織フーシ派に対する攻撃を命じた。紅海などで西側船舶への攻撃は「容認できない。停止するよう」要求してきたが、フーシ派は聞く耳を持たなかった。米軍空母から発進した戦闘機、爆撃機はフーシ拠点を空爆し、数百の死傷者がでた。
トランプは、「イランから資金提供を受けているフーシ派は、米軍機に向けてミサイルを発射し、���々の部隊と同盟国を標的にした。その海賊行為、暴力行為、テロ」によって「数十億ドルが失われ、人命が危機にさらされている」と攻撃理由を説明した。
4 notes · View notes
kennak · 15 days ago
Quote
「横浜に住むのは情弱」と言われて久しいが 横浜移住を考えている友人に向けた、中の人(都心勤務の西区住民。ただしみなとみらいではない。居住歴20年)からの所見。 多数の間違いや偏見があると思う。ブコメやトラバでつっこまれることで、錬成されることを期待してみる。 横浜といっても18区あるため、それぞれの区によって状況は異なる。 ・西区、中区(みなとみらいを擁する)→みんなが想像するヨコハマ。海に面した大都市のイメージ。ただし本牧を除く。   ↑こっちと↓こっちの中間領域な神奈川区 ・鶴見区、都筑区、港北区(川崎属国エリア)→人口が爆発的に伸びた都内通勤族の街。子育て世代にうれしい商業施設が多い一方で、インフラが追いついていない。保育園の倍率が高く、どこにいっても人と車が多い。 ・青葉区、緑区(だいたい町田)→小田急と東急が高度経済成長期からバブル期にかけて必死に開発した結果、小田急と田園都市線の混雑に悩まされることに。横浜中心部とのアクセスが弱いため、横浜市民という自覚が薄い。 ・旭区、瀬谷区、緑区、泉区(山と森)→神奈川県全体で東高西低の格差が問題になっているが、横浜市内でも同様。このエリアは少子高齢化の傾向があり、横浜市の行政が正直手薄になっている感がある。もうちょい西に進んで大和市や海老名に住んだ方が幸せになれる。だからこそ上瀬谷花博でドカンと一発大きな花火をあげようとしているが、嫌な予感しかない。相鉄が代わって必死に都市開発をすすめており(そうしないと相鉄自身が死ぬ)、このエリアの住民はそうにゃんを尊師として崇めることになる。逆に言えば、都心へのアクセスを確保しつつ自然と暮らせる地区とも言える。 ・それ以外(それ以外でまとめると怒る人が出てきそうだ)→元々は高度経済成長期に横浜都心部の郊外として発展したのち、インフラの老朽化や世代交代問題に直面しているエリア。目立った特徴はないが、特異なパラメータがないぶん平均的に住みやすいかも。 小学校レベルの地理の話だが、横浜市の区は、東京都の区とは根本的に異なる。 ・東京都の区は行政権があるが、横浜市の区は市の出先機関。横浜市のあらゆる施策は横浜市全体に適用される。たまに混同している人を見かける。 ・港区や江東区などのリッチな区の補助金ニュースが横浜市と比較されて「横浜市に住む奴は情弱」と言われたりするが、横浜市は市民375万人を平等に扱わないといけない。 ・夜間人口が企業立地に対して多すぎ���ので、どうしても行政サービスは薄く広くなる。 ・給食がその象徴。これから市内500の小中学校全てに給食を整えるのは永遠に不可能。仕方なくハマ弁で誤魔化している。誤魔化しではあるが、ハマ弁の内容は割とよくできており、給食化した方がたぶんQOLは下がる。 ・図書館や公民館は基本的にボロい。 ・東京の財政力が桁違いに強いので、教育費の無償化や住宅の補助金などで差があるのは事実。 ・公園の遊具にも財政力の差が現れている。公園自体は多いもののどこも遊具がしょぼい。都内の友人近くの公園にいくと概ね横浜市より遊具が綺麗で充実している。 ・まあその分都内は住宅が高いんですけど。都立大学(都民は学費無償)に進学しない限りペイできないのでは? ・川崎市との行政サービスの格差についてはゲフンゲフン。あっちは製鉄所と発電所もってるもんな〜うらやましいな〜(鶴見にあるのは知ってるけど規模が違うもんな〜) ・横浜市+給食+図書館ー文化=川崎市 ・とはいえ、さいたま市や千葉市と同等レベルの給付や福祉はキープしている。賄うべき人口から考えれば相当がんばっている。 ・なので「特別市」という政令指定都市を超えた枠組みを作り、神奈川県からの独立を目論んでいる。 交通の便について。 ・東京〜横浜間のアクセスは超極太。これがさいたまや千葉に対する優位性。 ・鉄道ならJR3路線、東急、京急線と多数に分散しており、どこかの路線がグモっても家に帰れる。 ・高速も横羽線、湾岸線、第三京浜、東名がある。 ・JR東海道線は朝の通勤ラッシュが殺人的だが、それ以外は(都心通勤ソルジャーからみれば)常識的なレベル。 ・田園都市線はもうダメです。こんなこと言ってごめんね��でも本当です。 ・地下鉄については当たり前だが東京が圧倒的。横浜は代わりにバスで市内移動を賄うことになる。 ・自動車。平均的に都心と比べると道路が広くて運転しやすい。ただし横浜町田ICとR1の保土ヶ谷橋交差点はものっそ渋滞するので、このエリアを通過するような生活圏の選択は避けた方が良い。 ・首都高とNEXCOと高規格道路が交差しているので高速道路網の把握が難しい。ジャンクションを間違えるのは横浜市民あるある。 ハザードマップについて ・横浜市は元々神戸市みたいに丘陵と海が近いエリアだったのを埋め立ててきた歴史があるので、埋立地とそうでない箇所の高低差がすごい。「横浜は坂が多い」と言われる所以。 ・この坂のエリアは崖崩れが起��やすい。横浜市の最大の地理的弱点だと思う。 ・そして単純に坂のある地域は住みにくい。子供がキックボードやストライダで死にかける。 ・ハザードマップを見ると崖くずれ注意のエリアが点在しており、この付近の住民は大雨のたびに避難指示発令に悩まされる羽目になる。 ・埋立地のエリアも大きく2つに分かれており、昭和以前に技術の未熟な西区や中区の中心地(横浜駅〜関内エリア)を埋め立てたところは海抜が低く、地盤が弱く、大雨の時の内水や液状化の恐れがある。ここに住む増田は大雨のたびに毎回ヒヤヒヤしている。ただ横浜市にとってこのエリアは経済と行政の中心地なので、必死に土木工事をして改善中。 ・みなとみらいエリア(新しい埋立地)は十分な高さの盛り土、地盤改良、排水設備が揃っており、内水や液状化の心配は少ない。ただみなとみらいエリアはコンビニが少なくOKストアーが殺人的に混雑する(ハザードマップ関係ない話題)。 ・山手や浅間台、野毛山エリアのような高台エリアはハザードマップ的には最強。ただし地価も最強。 ・まとめると 坂の上 > 新しい埋立地 > 古い埋立地>>> 坂 横浜市西区、中区はチートレベルで住みやすいと思う。 ・住宅が都心よりも安い(除く高台エリア)割に、横浜駅エリアや関内エリアの文化施設や商業施設を利用でき、カーシェアリングやLUUP、UBERなどサービスも充実しているので、自宅に必要な機能を都市のなかにアウトソーシングできる。 ・その割に夜間人口が少ないので、保活は楽勝。川崎属国エリアのような教育戦争に巻き込まれることもない。もちろん積極的に中学受験をやることもできる。 ・とにかくあらゆることに対する選択肢が多い。でかいショッピングモールで便利に過ごすもよし、ローカルな店を探して商店街をうろうろするもよし。電車でもバスでも自家用車でもカーシェアでもLUUPでも移動できる。急な雨が降ってもアイカサがある。 市長が山中氏になってから変わったこと (今夜追記する) それでお前がこれから家を買うならどこにする ・西区、中区は引き続きオススメだが、地価が上がっちゃったからな… ・二俣川駅の南側。新横浜線ができてアクセスが改善し、相鉄がジョイナスを作ったので買い物もしやすくなった。こども自然公園というバカでかい公園がある。まだ世の中は「免許を更新しにいくところ」で認識が止まっているので狙い目。 ・鶴見川の氾濫で形成された平野のあたり。具体的には港北、新羽、北新横浜、大倉山、綱島。広大な平野なので「坂の横浜」とは無縁。昔はそれこそ内水の心配があったが、いまは日産スタジアム(という名の貯水池)が俺たちを守ってくれる。だが既に地価は高い。 ・センター北とセンター南。もはやセンターの意味を知る住民は少なめ。地下鉄が2路線あり、第三京浜と東名の両方が使える。ここも地価は高め。 ・星川。保土ヶ谷というとマイナスイメージしかないが星川だと急にイケてるイメージになる。 ・蒔田駅と南太田駅に挟まれた領域。蒔田公園が素晴らしい。歴史的経緯から外国の人も多い。 ・なんか細かく地区ごとに書いてくとキリがないな。 横浜の良いところ書いてなくね? すまんかった。横浜の良いところは「手薄な行政を補ってあまりある民間の活力、選択肢の多さ」だと思う。 ・東急、京急、相鉄といった私鉄の開発力。 ・商業施設の集積。一大観光地でもある。 ・文化やスポーツイベントも多数ある。金がなくても参加できるものも多い。 ・賑やかな商店街が多数あり、ローカルなお店探しは永遠に楽しめる。 ・そのわりに東京より過密度が緩い(過去に高円寺に住んでいたので、ここで東京は狭いという偏見が強化された) ・半官半民、NPO的な施設も充実している。息子が発達が遅めなのだが、近所に発達支援施設がすぐに見つかったのは助かった。 ・うまく文字に出来ないが「東京とか川崎より横浜!」という郷土愛みたいなものも地域全体から感じる。 ・海の存在。海と都市が近い。東京川崎千葉は湾岸が工業地帯で埋まってしまった。 まあ つらつら書いたけどコンビニとまいばすけっとが徒歩圏内にあることが普段の生活を左右する最大のパラメーターだったりする。
横浜の住みやすさについて
4 notes · View notes
chaukachawan · 8 days ago
Text
役者紹介!!!🦋
楽ステ中だけど!!!(初の)真面目な役者紹介と君たちを後輩に一言で紹介していくよ!
(次は出番忘れません)
北山 錫蘭リーフ
君の演技すごいね!!ほんとに!!!!アンケートで知ったんだがコンタクトなのに死んでから目ずっと開けっぱなんだってね。本物です。すごい。
シマエナガ系オタク
今井 園堂香莉
母です。多分母とは常に脚本が一緒です。嬉しい!!!!!!!たまに暇な時に絡んだりしても優しく相手してくれます。大好き♡♡♡♡♡♡♡
我らが母
長谷川 海月
うちの代のプリンセスです。かわいい。ふって笑ってくれるところが大好き。場面的に一緒に稽古、とかは叶わなかったけど休憩のときとかにいっぱい絡みました。あなたのダンス好きよ!
プリンセスミ
楽田 森々仙入
指導とかでもお世話になった気がする。ありがとうございます。あと君は!!!マチカネの軽トラ2号!!よく運転しました!!!事故らんくてガチすごい。これからも運転頑張れ!!!
安岡 黒井白子
先輩の演技を間近で見たのは実は初めてです。すごい。桜井牧野はすごく先輩からアドバイスを貰いました。いいコンビになれました!ありがとうございました!!!
演劇おじさん(褒めてます)
鹿島 和來 
癒し。とりあえず演技で疲れたらここにきます。今回の役ちょっと様子のおかしい子面白くて大好き!恋人もっと取って!!!
パワースポット
高木 粕味 
ダンス頑張ったね!!!踊れるようになってよかったね!!!!!
たけきょう🐥
名取 叶イブ
かわいいいねぇぇぇぇぇ!!!!とっても!とっても!かわいいいいいいいいいい!!
末っ子系ギャル
桜井 水原一PAY
私。特に何もない。
楽ステで最後捌けるときドアに指挟んで痛い。
再履亡霊
牧野 暁レミエル
頑張った!!!!!!一緒にほんとによく頑張った!!!!!カラオケの練習遠いのに来てくれてありがとう!!!!!!!!!実はなんだかんだ結構舞台上でも絡んでるね!次もよろしくね!!!!
乙女
阿部 鞠凸二郎 
何も記憶がない。(二重の意味)
おじいさん
渡辺 中森ダリア
最高のネキ。一生ついていきます…!!!かっこいい…!!!ティー↑タイム好きです。
姉様
店長 雨々単元気
何も無い。すりごまの動き君得意だろうって思って聞こうと思ってたんだけど気づいたら今から楽ステ。
単位の話教えてくれてありがとう。今学生便覧探してます。
コロコロコミックのガキ
奥さん 東愛莉
かわいいいい!!!!!!怒る→テヘッ大好き!!!!!!本当全てがうますぎる。大好き!!演技指導もどうもありがとう…!!!!!!!ゲネ前日に言ってくる挟み込みとか他にもいろいろいろいろいろいろいろあったけど全部乗り越えた貴女に怖いものはない!!!最強!!!!!
世界で一番幸せになってほしい姉NO.1
警察 帝京魂
今公演で性格が露見した兄さん。実はちょっと怖いと思っているのでここだけふざけていません。
幕裏パズドラニキ
音響オペ 埖麦
ちょっとだけ指導貰った気がする!あれだね、耳を貸すのとこ!お陰で更にいい桜井牧野になった!ありがとう!!!
2年後は後輩
照明オペ兼脚本 近未来ミイラ
気づいたらしれっと幕から顔出してる妖精。そろそろ怖がられなくなりましたか…?
大先生
演出 箏
ほんとにお疲れ様!!役者より多い一人3役!!ほんとに良く乗り切りました!!扉の色とか色々あったね!!!!ほんとに良く頑張った!!!!偉すぎる…!!!!あなたはほんとに色んな意味で神!!!!!大好き!!!!!!!!!!!!!!!!
ばぶちゃん
2 notes · View notes
ryotarox · 3 months ago
Text
BSアニメ夜話 第11弾 (2008年11月04~06日放送分) 第01夜 「電脳コイル」 - YouTube
Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media
youtube
34:50
——平松さんのおすすめのシーンを、ぜひ見てください。
37:42
——このシーンはかなり磯監督と話し合われながら作っていったということなんですけれども、どの辺がポイントになったんですか?
平松「10話っていうもの自体がすごくハラケンの内面に切り込んでいく話だったりするので、シナリオ絵コンテっていう作業に入る前に、シナリオ段階でかなりやり取りをしたんですが、 それっていうのは、さっき言った子供の目の高さっていうのは、人と人とが直面する高さですよね。 で、電脳メガネっていうのは、かけた時にはそのメガネを介してお互いの中の世界っていう、こう共通の約束みたいなものが出来上がるんですが、絵の映像の中で それが、例えば俯瞰であったり…俯瞰っていうのは上から見るショットですね。それになると約束から外れてしまう。 設定としてちょっと『それは勘弁してくれ』みたいなことを言われたりもしたんですよね。 なので、今見ていただいた神社の中をカメラがこう…回るで俯瞰に入って上から見るっていうのも、うーんと言われたんですけども、『ここはちょっと通させてください』っていうことで。」
——それは平松さんの方からすると、どういう理由で伝えたんですか?
平松「やっぱり、ヤサコの気持ちみたいなのが、こう、自分にはハラケンに入り込めないものがあるんだっていうことに気がついてしまう。なので、その二人を捉えてるちょっと客観的な視点っていうのを少し入れたかったなっていうのがあったんですね。」
40:08
加藤夏希「なんか絵としてそのヤサコの顔をずっと撮っているとか、ヤサコの目線で撮っているだと、ヤサコの気持ちが強すぎて、逆に見てる人が引いちゃうんですよね。共感できないというか。「ま、あるけどそんなに落ち込むなよ」みたいな、逆に励ましそう。」
40:57
���松「2人の中、どういうことが起ってるの?っていうのを、そのこう疑いの目というか、そういうすごい探りたいっていうことを思わせるために、ワンカットに見せる長いショットにした、ということ。」
42:12
——作品のこのシーン出来上がって、出来上がったのをご覧になって、結果的にはどんな風に? 平松「まあ、良かったですね。あの、ハラケンが泣いている。ベンチで泣いているカットは、あれは磯監督が 「もっと遠くしてくれ」 っていうことで、ご本人が直したカットなんですけど。 うん、あの距離感で正解だな。やっぱり監督の求める、人と人のこう、危い距離感というのはこれなんだな、ていう感じでね。」 ——ああ、危い距離感ね。 平松「電脳というものもその危い距離をつなぐツールなわけで、それがま、このコイルの切なさにもなんか通じるものがあるなと思うんですけどね。」
- - - - - - - - - - - - - - - -
平松禎史 - Wikipedia
平松 禎史(ひらまつ ただし、1963年3月17日 - )は、日本のアニメーター、キャラクターデザイナー、アニメ演出家、イラストレーター。愛知県豊川市出身。フリーランスを経て[1]、2018年からMAPPA所属[2][3]。
電脳コイル - Wikipedia
『電脳コイル』(でんのうコイル、英題:COIL A CIRCLE OF CHILDREN)は、マッドハウス制作の日本のテレビアニメ作品。2007年5月12日から12月1日までNHK教育テレビで放送された[1][2]。全26話。 現実世界に電脳世界の情報を重ね合わせて見せる「電脳メガネ」が普及した近未来の日本の地方都市を舞台に、小学生最後の夏休みを挟んだ数か月間の子供たちの日常を描いた作品[2][3][4]。AR(Augmented Reality、拡張現実)という言葉が世間に広まるより前に、それが実用化された世界を描き出した[4]。 原作・脚本・監督:磯光雄
3 notes · View notes
tokyomariegold · 14 days ago
Text
2024/11/16〜
Tumblr media
11月16日 今日は満月。 それを今日あった友人に伝えるのを忘れてしまったことが心残りで、それ以外は、今のところあまり何も思っていない。 まだ17時前だけどこんなに暗いんだな、とか、それくらい。
最近起きた出来事とや感じたことをまた喋りすぎてしまった。でも自分の言葉を挟みつつ、友人がずっと聞いてくれて、たまにトッポやきのこの山の話���して笑ったりした。 友人からトルコのお土産に、カッパドキアの風景が刺繍されたポーチをいただいた。あと魔除けの青いハートに目玉がついたキーホルダー。かわいい。
お台場の超成り上がり的東京シティが見渡せるベンチで、カッパドキアで気球に乗った話やトルコの郵便局へ行く途中に犬に噛まれた話を聞かせてもらった。
今こころをどこに置いたらいいのか分からない。
Tumblr media
11月17日 まつ毛サロンに行って、清澄白河まで下町散歩をして、二子玉川で哲学対話をした日。
まつ毛サロンでは目をつぶっての施術中に恥ずかしいくらい眠りに入ってしまって、肩を叩かれながら起こされて、でもまつ毛のパーマ液のせいで目が開けられずに、そのまま体全体も硬直して動けなくなってしまった。 目の周りだけが起きていて、体と頭は眠っている感じ。 頭の中では、そのサロンで少し地震が起きて、びっくりしましたね〜、と店内の方々と言い合っている夢を見て、現実の音と混ざり合って、現実の方でサロンの方から何か話しかけられているはずの声が全く聞き取れなかった。 すごく怖かった。 今飲んでいる睡眠のお薬は、悪夢を見る、という副作用があるらしく何か関係しているのかな?と思いながら、お店のある蔵前から清澄白河まで歩いた。
Tumblr media
途中にのらくろの商店街があり、焼き鳥と今川焼きの屋台だけ出ていた。焼き鳥の屋台のおじさんは、片手で焼き鳥を焼き、もう片方の手でチョコバナナを作ってハートのトッピングをしていた。
中華料理屋さんを居抜きして出来た感のあるビリヤニ屋さんは“おいしいビリヤニ”という店名で、なんかいいな、と思った。
午後は、お仕事のお休み中に出会った本の一つ”水中の哲学者たち”を読んで、永井さんの哲学対話に参加してみたいな〜いつか、と思っていた、哲��対話に参加してきた。
人の話を聴くことを大切にしている場だったので、たくさんたくさん話を聞いて、テーマの問いについてたくさんたくさん頭の中で考えたり、参加者の方々の、そのままっぽい出来立ての言葉はやっぱり何を言ってるのかわからないことも多くて、たくさんたくさん考えた。 私は、哲学対話の開始時に名前を言った意外では、たぶん一度しか発話できなかった気がする。少し、あ、あの時手を上げれば、と思って後悔もしているけれど、それよりもたくさん話を聴くことができて充実感があった。
Tumblr media
問いに対して何も解決せず、小鳥のぬいぐるみを投げてキャッチして、手で���りながら、思ったことを話す見ず知らずの方々の姿をみて、他人がみんなこんな実は感じであれば、私は悲しくなったり寂しくなったり死にたいと思う頻度は減るかも?と思った。 本名も性別も年齢も明かさずに深い話をさせてくれる方々がいる場、が、なんかよくて、たぶんそれを見てみたい人たちが集まっているんだな、と、また参加したくなった。
明日から寒くなるらしいし、勤務時間が延びるので、また過酷な生活の鬼ごっこゲームが始まるのか、と、やめれば治せば楽になる事を、どうせ何も変えられないんだろうなこの冬もと怯えています。
大学生の時、友人がバイトをしていたジェラート屋さんに行ったのは、確か二子玉川の高島屋の地下だった、と、確かめに行ったけれど、なんだか様子が違った。記憶違いなのか、もうお店が変わってしまっただけなのか、何かが違った。
Tumblr media
3 notes · View notes
harima-ria · 4 months ago
Text
★2024年読書感想まとめ
 2024年に読んでおもしろかった本の感想集です。寝て起きると昨日のすべてを忘れてる……っつう繰り返しで日々一切が過ぎていくので、一年の記録をひとつにまとめとくのもいいかなと。以下ざっくばらんに順不同で。ちなみにNot 新刊、ほんとにただ読んだものの感想です。
◆◆小説◆◆
●アンナ・カヴァン『氷』(山田和子訳・ちくま文庫)  巨大な”氷”の進行によって全世界が滅亡の危機にさらされるなか、男はヒロインたる”少女”をどこまでも追い求める……。もっとゴリッゴリにスタイルに凝った幻想文学かと思って足踏みしてたのですが、こんなに動き動きの小説とは。意外なほど読みやすかったです。唐突に主人公の夢想(?)が挿入される語り口も最初は面食らったけどすぐに慣れたし。内容はウーン、暴力まみれの病みに病んだ恋愛小説という感じ? 構成の一貫性とかは疑問だったりしたんだけどそのへんはどうでもよく。後半尻上がりに面白くなっていくし色々吹っ飛ばす魅力があってかなり好きでした。  それと解説に書いてあった「スリップストリーム文学」というのがすなわち自分の読みたい小説群だなーという嬉しい発見もあり。つってもジャンル横断的な定義だから、該当するものを自分で探すのはムズいけどね。
●スタニスワフ・レム『惑星ソラリス』(沼野充義訳・ハヤカワ文庫)  何年も謎に包まれたままの海洋惑星に降り立った主人公が遭遇する怪現象の正体とは?……っていう超有名なSF。「実はこの海は生き物なんじゃね?」がオチだったらどうしよう……と思ってたけど杞憂、それは出発点に過ぎませんでした。途中に挟まる惑星ソラリスの(仮想)探険史の部分がすごく面白い。あとはこの小説のまとめ方はちょっと神がかってると思う……。自分はSFは全然明るくなく、ちょっと異様な感触みたいなものを求めてたまーに手に取るぐらいなのですが、その点この本はほんとにセンス・オブ・ワンダーを味わわせてくれて良かった……。SFオールタイムベスト1とかになるのもむべなるかなぁと。
●庄司薫『赤頭巾ちゃん気をつけて』(新潮文庫)  東大紛争終息直後の1969年を舞台に、あれこれ思い悩む男子高校生の一日を描いた中編。自意識過剰気味の饒舌な一人称文体が特徴で、すごくユーモラスだけど主人公がかなりナヨナヨした人物にも見える……。でもその中から、外界の強烈な変化に対してありのままで居られない精神の揺れみたいなものが浮かび上がってくるところがおもしろくて、確かに青春小説の名作かも……と思いました。  リアルタイムにはどうだったか知らんけど、今の眼で見るといわゆる”1968年”以降の状況とか、70年代カウンターカルチャー的な空気の”乱暴さ”に対する、一見弱々しいけど切実な返歌って感じもしました。  もっとも読み終えてから、この小説をあえて政治的な色で塗るならいわゆる”保守反動”的な感性に分類されるのかなぁとかはちょっと思ったけど。しかし、リベラルにあらざれば人にあらずみたいな価値観こそ断然間違ってるしなぁなどと、ひとりで勝手に問答したりもしました(笑)。それに現実的にはそんな二分法で単純に分けられるもんでもないだろうし。なんとなく「その時代の作品」という感じなのかと思ってたけど、今読んでも全然おもしろかったです。
●フランツ・カフカ『審判』(池内紀訳・白水uブックス)  理由も分からないまま突然逮捕された主人公が、裁判の被告の立場にずーーーっと留め置かれるっていうお話。何ひとつ確かでないものに延々振り回され続ける理不尽が、ときに笑っちゃうほど面白く、逆に陰惨すぎるくだりもあったりして、総じて非常に好みでした。バカバカしいけどブラックな不��理ユーモア小説? カフカって自分が漠然と抱いてたイメージよりもずっと大胆で、わりとアホなことをあっけらかんと書いたりもするのねーという発見がありました。このお話には裁判的なものの外枠と手続きのみがあって、そこに「法」はないのでは? というふうに読んでたのですが……。終盤の「大聖堂にて」っていう章が凄かったです。
●スコット・フィツジェラルド『グレート・ギャツビー』(野崎孝訳・新潮文庫)  ニューヨーク郊外に暮らすギャツビーという名の大富豪の生き方を、たまた���隣に住んだ青年が垣間見る、みたいなお話。ストーリーそのものはわりとベタだと思うんですけど、それを語る会話パートの書き方の巧さと、ドラマの合間の地の文が醸し出すほどよい叙情性がすばらしい。純粋ゆえの虚飾、虚飾ゆえの純粋さみたいな、テーマの核心部分にもちょっと飛躍があって面白いなーと。この短さの中に、アメリカっていう国の一断面をパチリと切り取ってる感じがするのもまた。ひとことで言うと絶品でした。英語圏小説のランキング上位に入ってるのもむべなるかなぁと。
●三島由紀夫『仮面の告白』(新潮文庫)  この人の長編はあんま肌に合わないかも……と思って敬遠してたのですが、初めて好きなものに出会えました。言わずと知れた一発目の代表作。同性にしか欲望を抱けない青年の葛藤を、韜晦まみれの絢爛たる文章で綴った青春小説。個人的には、いわゆる”ふつう”でない自分を露悪的に飾り立てるような自己陶酔を振りまきながら、でもそれは”ふつう”でない自分を守るための防御姿勢にすぎなくて、結局は苦々しい現実と向き合わざるを得ない……みたいな話として受け取りました。読み方合ってるのか分からんけど。前半が下地で、後半がその実践編(あるべきとされる自分との葛藤編)なのかな。特に後半のなんとも言えないみずみずしさとその帰結がよかったです。
●横溝正史『獄門島』(角川文庫)  初・横溝。瀬戸内海の小島で巻き起こる猟奇連続殺人事件に金田一耕介が挑む。事件の過程はわりとふつう……と思いながら読んでいきましたが結局かなりおもしろかったです。振り返ると1から10まで本格ミステリじゃなきゃ成立しないような物語だったなと思って。国内ミステリーベスト1になるのもむべなるかなぁと。
●筒井康隆『敵』(新潮文庫)  折り目正しく”余生”を送っている渡辺儀助の生活風景を描いた老境小説。章題が「朝食」「友人」「物置」などとなっていて、各章ではそのカテゴリーごとに儀助の暮らしが掘り下げられていき、その積み重なり��ら彼の老境が浮かび上がってくる、みたいな趣向。特に食生活に関する記述が多いのですが、自分がほとんど興味ないのもあって前半は正直重く……。しかし地盤が固まり「役者」が揃ってからの中盤以降がけっこう楽しく、終盤は圧巻! けっきょく御大はすごかった……。  的を射てるかは分からないけど、小説の語り口的にもかなりおもしろいことをやってるような。老主人公の生活が章ごとにあらゆる角度から掘り下げられていきますが、そこで語られてるのは「ここ数年の彼の生活のディティール」っていうフワッとした塊としての時間であって、実は小説内では「敵」関連以外ではほぼ全く時間が流れてないように思います。A→B→……→Zみたいに、出来事同士を順番につないでいくことでドラマを進行させていくのとは全然違う手法で物語を語っていて、しかもそれにかなーり成功しているような。もちろん類例はあるんでしょうけど、個人的にはとても新鮮な小説でした。
★★★総合しますと、いわゆる名作と言われてるものって確かによく出来たものが多い……っつうめっちゃくちゃふつうのことを思わされた年でした。というか単純に数を読めてないのよなぁ。
◆◆その他の本◆◆
●『石垣りん詩集』(ハルキ文庫)  石垣りんのテーマは、貧しさ、労働、生活の苦しみ、”女性”性、戦争、戦後の日本、生きること、殺すこと、食べること、それらもろもろに否応なく内在する「ここにあることの残酷さ」みたいなものかなと思いました。そうした感情を、ゴロッとした異物感のある黒いユーモアで表現している詩が自分は好き。婉曲的に表現された切実な慟哭という感じもします。特に「その夜」っていう、入院中の書き手が人生の孤独と疲労を歌う作品が凄かった……。こんなん泣いちゃうよ。  「詩」というジャンルに依然として親しめてないので、定期的に読んでいきたい。
●柳下毅一郎『興行師たちの映画史-エクスプロイテーション・フィルム全史-新装版』(青土社)  エクスプロイテーション=「搾取」。リュミエールやメリエスといった黎明期の作り手にとって、映画は緻密に作り込む「作品」ではなく興行のための「見せ物」に過ぎなかった――というところから説き起こして、観客の下世話な関心を狙って作られた早撮り・低予算・儲け第一主義映画の歴史をたどった本です。  取り上げられてるのはエキゾチズム(物珍しい異国の風景)、フェイク・ドキュメンタリー、魔術&奇術、畸形、セックス、特定人種向け映画、画面外ギミック映画などなど。現代の一般的な価値観���、映画=「それ単体で完結した(芸術)作品」みたいに捉えるとどうなのよ? ってものばかりなのですが、あの手この手でお客の関心をかき立て、乏しい小遣いを搾り取ろうとする映像作家たちの商魂たくましい姿が垣間見られる楽しい本でした。  見せ物小屋的映画論というのはある意味もっとも俗悪でいかがわしい映画論だと思うんだけど、確かにそれって実写映画のもっとも本質的な部分ではあるかも、という気がしてしまう……。個人的には、画面外のギミックで客を呼び込んだウィリアム・キャッスルの非・純粋なる邪道映画のパートが特に楽しかったです。一点だけ、エクスプロイテーションという概念設定はちょっと範囲が広すぎるような気はしないでもなかったかなぁ。でもこれを元に、観られるものをちょこちょこ観ていきたい所存。
●氷室冴子『新版 いっぱしの女』(ちくま文庫)  『海がきこえる』などの少女小説で有名な作者が、ふだん思ったことを自由に書き綴ったエッセイ集という感じでしょうか。一見柔らかいけどその実めっちゃ鋭い切り口と、それを表現するしなやか~な筆運びに痺れました。1992年に出た本だけど、新版が出てる通り読み物として全然古びてないと思う。おすすめです。
●『精選女性随筆集 倉橋由美子』(小池真理子選・文春文庫)  この方のシニカルさと毒気がもともと好き、というのはあったのですが、とても良かったです。それでも最初のほうはあまりに歯に衣着せぬ攻撃性がなかなか……と思ったりもしたけど、中盤の文学論、特に大江健三郎、坂口安吾、三島由紀夫に触れたエッセイがなんともよくて。”内容はともかく独自の語り口を練り上げた文体作家として大江を読んでる”みたいなことを確か書いてたりして、言ってることが面白い。積んでる小説作品も読も~という気になりました。
●吉田裕『バタイユ 聖なるものから現在へ』(名古屋大学出版会)  すんごい時間かかったけどなんとか読めた本。フランスの怪しく魅力的な思想家、ジョルジュ・バタイユの思想を、彼自身の記述を中心に先行テキストや時代背景なども織り交ぜて分析し、一本の流れにまとめた総論本。〈禁止と違反〉とか〈聖なるもの〉とか、彼の提出したテーマが結局面白いというのがひとつと、それらを論じていく手つきの周到さ・丹念さがすごい。特に日記や著書のはしばしの記述から、バタイユが影響を受けた先人の哲学(へーゲル、ニーチェ、マルクスとか)や同時代の思想潮流(シュルレアリスム、コミュニズム、実存主義とか)の痕跡を読み取り、そこから彼自身のテーマの形成過程を立体化していくあたりは本当に��詰まるおもしろさ。重量級の本でしたがめっちゃよかったです。もっとも自分は肝心のバタイユ自身の本を『眼球譚』しか読んでないので、現状この本のイメージしか持ててないというのはあるんだけど。とりあえず『内的体験』と『エロティシズム』だけはどうにか読んでみるつもり。
◆◆マンガ◆◆
●ジョージ秋山『捨てがたき人々』(上下、幻冬舎文庫)  いろんな意味で深ーい鬱屈を抱えた狸穴勇介(まみあなーゆうすけ)という青年が、新興宗教の信者である岡辺京子という若い女性と出会ったことで始まる物語。性欲と金銭欲を筆頭に、あらゆる現世の欲望にまみれた救われぬ衆生たちの下世話で深刻な人間絵巻、といった感じでしょうか。ふつうに考えるとまぁそこまではいかんやろ……という境界を軽々と乗り越えてくる常軌を逸した展開がすごい。それと人間っつうのはホントにどうしようもない生き物だね~という気持ちにもさせられます。学生のときに買ったんだけど当時はつまらなくて挫折、自分にとってはあまりに読むのに早すぎたんだな……と今にして思いました。最序盤の伏線とかをきれいに回収し切ってはいないんだけど、この際そのへんはどうでもいいかなと。ここまで徹底的な方向へ流れていくならもう何も言えねえわ……って感じの終盤もすばらしい。  これが2024年に読んだものの中で一番面白かったです。
●小骨トモ『神様お願い』(webアクション)、『それでも天使のままで』(アクションコミックス)  両方とも短編集。子供のころや学生時代のイヤ~~~~~~~な記憶、それもおもに自分の弱さや性欲といった、一番目を向けたくない部分がどんどん脳裏によみがえってくる、えげつないけど得難いマンガでした。10代なんてまだまだ若いし人生これから! っていうのも本当だけど、それと同時に人生自体はとっくの昔に始まってて、けっこう多くのことは取り返しがつかないし人間の根っこの部分は歳食ってもそうそう変わりはしないっていう、しんどすぎるけど(自分にとっては)大切なことを思い出させてくれたところが何ともありがたかった……。お話の展開も総じてすんごいテクニカルな気がします。  それでも新刊の『天使』のほうが、『神様』よりほんのちょっとだけ優しさを感じる部分は多いかしら。
●吉田秋生『カリフォルニア物語』(全4巻、小学館文庫)  自分はおそらく作り手への愛とか感謝の念にはめっぽう乏しいほうで、何でも作品単体で眺めて、あーでもないこーでもない、ワンワンギャンギャン吠え猛ってしまう人間なのですが、吉田秋生だけは例外。何でも好き。丸ごと好き。読めるだけで幸せ。どのへんが琴線に触れてるのか正直自分でも分からないのですが、気になる部分があっても好きがそれを上回ってしまう気持ちというのは幸せだなーと思ったりします。  これは最初の代表作に当たるのかな。ニューヨークを舞台に行き場のない若者たちを描いた群像劇。彼女の描く、イタミやすい少年少女が自分は好き……。舞台はニューヨークなのに題名がこれなのもスマートでイカしてる。  もっともファンみたいに書いたけど、実は『BANANA FISH』と『海街diary』っつう一番大きいふたつをまだ読んでません。買ってはあるんだけどなんかもったいなくて……。でも2025年中には読もうかな。
●高橋しん『最終兵器彼女』(全9巻、ビッグコミックス)  部屋の片隅に長ら~く積んである『セカイ系とは何か』をいよいよ読むべく、『イリヤ』ともども手元に揃えてやっと読了。結果、あらゆる方向に尖りまくった傑作じゃん! と思いました。世界の崩壊に対して主人公2人の恋愛という、圧倒的に超無力なモノを対峙させ、理屈ではなくエモーショナルの奔流として無理矢理! 成立させた名作という感じ。まぁこの2人にほとんど感情移入できないほど自分が歳取っちまってることは悲しみでしたが、いい意味でのぶっ壊れっぷりが面白く。  それと自分はこれを読みながら、たまたま以前読んでいた米澤穂信の某初期長編を思い出したり。世界は刻々と変化しているのに自分たちは無力な青春の中で何もできないでいる、みたいなこの感じって90年代から00年代の日本独自の感覚なんでしょうかね……。ちなみに『イリヤ』はまだ1巻しか倒してませんが読みます。今年中にはきっと読みます。読み切ることになっています。
●梶本レイカ『悪魔を憐れむ歌⑤』  4巻までで連載が打ち切りになってしまったマンガを、作者ご自身が5巻を自費出版して完結させた作品、だと思います。  舞台はさまざまな腐敗に揺れる北海道警察管区。人間の四肢を逆向きに曲げて殺害する、「箱折犯」と呼ばれる過去の猟奇殺人が突如再開され、そこからふたりの男のウロボロスめいた運命の輪がまわり始める……。  出版形態のためかは分からないですけど、最終5巻はこれまで以上に描写のタガが外れてる感じで、それがすごい楽しかったです。1巻の出だしからはこんなとこまでフッ飛んでくる話だとは思わなかった……。それでいて猟奇殺人ミステリーとしてもなるほどーと思うところもあって。この方はすごい前に『コオリオニ』っていうマンガも読んだのですが、主要キャラクターをとつぜん突っ放す感じがこわい。けど面白い。お疲れさまでした。
◆◆補足◆◆
 ・安部公房もちょろちょろ読んだり。今のところは、異常どころかめっちゃ理知的なアイデア作家という印象なんだけどこれが覆ることがある��いなや。  ・『めくらやなぎと眠る女』というアニメ映画の予習をするついでに村上春樹の短編もちょこっと。ファンには超怒られそうですが、彼の小説ってパスタ茹でたりジャズを聴いたり昔の恋愛とか人間関係の失敗を感傷的に懐かしんだりといった、ザ・村上春樹なことをやってるときは…………なんだけど、その先で訳分からんことになる話がたまにあってそれがめっちゃ面白かったです。現状読んだものだと「ねじまき鳥と火曜日の女たち」、「UFOが釧路に降りる」、「納屋を焼く」が最高でした。できれば全作読んでみたい。  ・フランク・ハーバートの『デューン』シリーズも2個目まで。SFファンタジーの大家というイメージで読んだらメインで使う語り口(作劇法?)が超・会話劇なのが意外でした。
★★★これを書いている2025年1月現在はドスト先生の『悪霊』を読んでいます。が、全体の十分の一すぎてもまだ若者世代の話に入らないので投げ出しそう……。シニカル成分100%の語り口はけっこう好みなのですが。前に読んだ『罪と罰』と比べても視点が格段にいじわるな気がして、これを書いてたときの作者の精神状態やいかに?   2025年はもうちょい数をこなせたらいいなと思っています。ではー。
2 notes · View notes
uedah1 · 4 months ago
Text
読んだ本の余韻をそのままに小旅行の記録を残す
三重県の丸善でその本を見つけた時、私はこれを確実にこの年末に読もうと決心したのだった。
私の年末は読書の為にある。
正確に言うなら読書の為にもある。他の目当ても沢山ある。例えば、友達に会うこと。例えば、街を歩いて故郷の空気を胸いっぱいに吸い込むこと。
さて、この年末とは即ち令和6年、西暦2024年12月29日日曜日から31日火曜日までの3日間のことだ。
そしてその本とは古川日出夫「京都という劇場で、パンデミックというオペラを観る」だ。
だから私はこれを携えて西へ帰った。
即ち名古屋から京都へと。
私の実家は京都ではないし、一度も住んではいないが、仮住まいもなかったのだが、「帰った」と言ってはばからない程には故郷のように愛している街である。
私は道中、読んだ。
しかし京都では読んだか。題に謳われし京都に着いて以降は読んだのか。読まなかった。
その代わりに京都を歩いた。
これには書かれていない京都を。即ち洛外を。
洛外のどこであるか。それは京都市伏見区だ。伏見区の稲荷大社だ。
一人でか。否、もう一人いた。大学時代の友人がいて、だから二人だった。
私たちが約束したのは令和6年、西暦2024年12月29日だった。
日曜日と言い添えるべきか。いや、もう書かずとも構わない。
バカンスに曜日は意識されない。
我々はわざと隣の駅で待ち合わせて、二人とも遅刻していて、しかしお互い気にしないで、挨拶を交わして、それから歩いて。
すぐに稲荷大社へ向かう訳ではない。
隣の駅で待ち合わせたのは訳があり、見たいものがあったからだ。
目的の一番目を達する為、京阪電車の龍谷大前深草駅を降り西へ向かう。
そこは普通の文教都市の住宅地である。しかし��こは京都の住宅地だ。並みの街とは、風格が違う。
実はそこにはカタカナ地名がある。漢字を受け入れる前の、日本の、この国の、古い古い記憶が残されている。
それを見る。標識に、看板に、自治会掲示板に。
まず、駅を降りるとそこはススハキ町である。
それからまっすぐ西へ歩き龍谷大学深草キャンパスと京都府警察学校との間を抜けていくとヲカヤ町。
誤字ではない。
地名であるにも関わらずーーー現今の国語体系ではまずありえないことにーーー「を wo」の字を冠する町がある。
それを確認して嬉しくなった所で大学の学舎群に沿ってぐるりと回って戻って来ればケナサ町に至る。
固まって所在する三つの旧い町を見、満足して私達は北進する。
するとすぐ、国際観光都市京都の、Kyotoの、面目躍如であった。
当然日本人もいて、地元の人々や九州人や関東の人がいて国の言葉が飛び交う。しかし同等かそれ以上かと思われる程に肌や、眼や、言葉の違う人がいる。コーカソイドがいて、モンゴロイドがいる。
私たちは本命の目的地に着く。
巨大な二本の鳥居の下を通り、歩く。
山を、神域たる山を登っていく。
千本を優に超えていると思われるほどの夥しい朱の鳥居が続く。
くぐる。
歩いて。
登って下って。
鳥居に挟まれた道は狭い。
狭い参道を歩いて、登って下って、鳥居をくぐり続ける。
参道で産道を連想する。
しかしこの場所で生まれるーーー生まれ直す人の数が、多い。
だから、混んでいる。
稲荷神社の狐は多産の象徴だから正しい状況とすら言えるかも知れない。
自撮りする旅人を抜かし、恋人を「映えスポット」で撮影するこれも旅人をそっと待ってから進み、家族写真を手伝おうか迷って、足を止めるが友人は行ってしまうので追う。
二人は黙って歩いていたのではない。しかし会話を続けるには狭くて、混んでいた。
だから途切れ途切れに言葉を交わした。
私たちは久方の再開をおざなりに寿ぎ、散策を開始し、以降休まず歩き続けているのだった。
体がほぐれ、心拍が上がる。
狭い参道で人を避ける為に縦一列になりまた戻りを繰り返した。並んでいても遠ざかったり肩が触れ合いそうな距離を歩いたりした。
状況に応じて左右を入れ替わったりしている内に奥社奉拝所に出た。
それぞれに願を掛け、おもかる石に挑戦した。
また、歩く。
四辻まで辿り着く頃にはすっかり日が傾いていた。
森は緑から黒に移ろい、濃さを��していた。
稲荷山参道の四辻は開けていた。視界が。街に向けて。西を向いて。
国立天文台の発表によると、令和6年、2024年12月28日の京都市における日の入り時刻は16時53分だ。
だからこの思い出はその時刻の頃だった、と後からでも断じることができる。
しかしその日の私はそこで時計を検めなかった。
スマホのカメラを夕焼けに向けながら、しかし画面の隅の時刻は確かめなかった。
バカンスに曜日は必要なく、もう時刻すらも煩わしくなっていた。
ここで明かしておくと、私は稲荷山を登るのは初めての事ではない。
なので四辻が眺望という観点ではゴールであることを知っていた。
なので念の為に尋ねた。友に。まだ、進むのかと。
進む、と友。
応、と私。
四辻の先、山頂へ向かうルートはすぐに角度を増した。我々は試されていた。
我々の腿が、ふくらはぎが、踵が、心臓が。
三の峰、二の峰、最後の一の峰に着く頃には、混雑ではなく疲れから口数が減っていた。
しかし引き返すという手はなかった。
かわりに足を出して歩み続けるのだった。
裏稲荷、という言葉は存在しないが、四辻で右を選び、一の峰、すなわち山頂からそのままぐるりとまた四辻へ戻る道は正に裏、といった風情だった。
日は暮れていた。下り道が続いた。お喋りは減り続けて今や殆ど止んでいた。
電灯がかろうじて鳥居の内側を照らしてるだけで、外側はもう全くの暗がりだった。
自分たち以外の観光客も殆ど見なかった。
四辻でまた観光客を認め、進んで三ツ辻へ再び差し掛かって、先に来た方角へは戻らず、北向きのルートへ入った。
登りと同じだけ人がいるのが道理だと思うが、目の届く範囲が無人であることが多くなる。
二人きりになることが増えた。
闇に包まれているが自分達の道筋だけは明るい。
不安定な傾斜の中で、お喋りの途切れた時、不意にこれまでに感じたことのない種類の親密さを傍らの友に覚えた。
音のない森の中で、それがいつかも分からず、方角をも知らなかった。
上と下、前と後ろ、内と外の別だけがかろうじて残っていた。
幽玄で原始的な感覚の中で傍らの人の存在は強烈だった。確固としていた。
肩が触れた。
そっと手を取りたくなってーーー迷って止した。
今日は本当に楽しかった、私は言った。
そやね、またね、友が言い、分かれた。
互いに交わり合うことのない観光客同士で混雑する、JR稲荷駅と京阪電車伏見稲荷駅の中間地点で、私たちは一人ずつに戻った。
高揚は続いていた。
私は実家へ帰る道すがらまた本を読み、実家で読み、名古屋で帰る道中でまた読んだ。
僅か三日の経過が��ぐるましかった。
日常があり、今やそれは休んでおり、��日常なひと時があり、そこで新たな感覚を得、虚構の世界に入り、また出ていこうとしていた。
京都には私の過去が、今が、そして虚構すらもが重なっていた。
境目はあやふやだった。
混ざりつつあった。
帰名の道中、梅田スカイビルを見た。
JR西日本の新快速に乗り、僅か十五分揺られるだけで乗り換えの京都駅に着いた。
乗り換えの合間に京都駅舎を内から外から眺め、観察し、原広司の世界を楽しんだ。
作中、古川が住んでいたという原広司事務所策の借家を思った。
私はこの本のカバー裏に京都駅来訪記念スタンプを押すことにした。
改札の近くまで行くと、南西アジア系の浅黒い肌をした観光客がはしゃぎながら先にスタンプを操作していた。
すぐに私の番になった。
この思い付きはーーー迷わなかった。
ハンドルを下げ、抑える。
手を上げてみると案外インクが薄く、期待外れだったが、これで全てが繋がったと思った。
内と外も。リアルとフィクションも。過去と今も。
ここを地獄の、とは言わないでおく。
ここは国際観光都市Kyoto。
愛する街を離れながら、私は次の本を開いた。
Tumblr media
3 notes · View notes
shime-maru · 7 months ago
Text
Tumblr media Tumblr media
グランドフェスティバル🦑🎆
2日間の記録!(長編大作)
【Day.1】
みなみちゃんと数週間前から一緒にやろうって話してめちゃめちゃ楽しみだったフェス!みなみちゃんが9時に起きるって遠足前の子どもみたいに意気込んでてびっくりしたくせになんだかんだ俺もきっかり9時に起きました。ウキウキしすぎね。結局集まったのは10時過ぎだけど最初にスプラを開いて広場、というかフェス会場の作り込みに感動した。すごーい!って言いながら歩き回って存分に探索したあとみなみちゃんのギアを見繕って、頭もねこみみでおそろいに🐱
しばらく二人で遊んでお昼休憩(仕事?)挟んでからさおりちゃんが合流して安定のダブピ会!寝起きだし仕事も忙しくて大変なのに来てくれてほんっとにうれしかったし、3人だとシンプルに落ち着く空間だなーと。赤ちゃんみたいなみなみちゃんと小学生みたいなさおりちゃんがちょくちょくログインするのもうれしくて愛おしいのよ。試合に関してはもはやどうやって負けるんだっけ?レベルで勝ちまくってて気持ちよかったなー!さおみな2人とも野良の人に母性爆発して鬼絡みするタイプなので、マッチメイク中は野良さんと4人でわちゃわちゃしたり、かくれんぼしたり、そういう隙間隙間でもたくさん楽しいことしてくれてかわいかった😊もう既に記憶が曖昧なんだけどこのへんで全員がえいえんになったからお立ち台で写真撮影会したんだっけ。たしかそーだよね。相変わらずさおみなのかわいい写真を撮るために奮闘する俺、そこはかとなくパパでは?
Tumblr media Tumblr media
夜は急遽こうしくんも来てくれて4人でかちこみ👊マニュコラで前線張ってキル取ってくれるこうしくんめーっちゃきらきらしてた!やっぱりマニューバー使える人かっこいいから俺も使えるようになりたい。んで、4人になった途端100倍マッチがきて全然心の準備が出来てなかったんだけどさおみなの「落ち着いてこー」「おちつおちつだよー」に救われ、さすがのチームワークを見せて大勝利をおさめたんだよね🥇通話してるからちゃんと連携ができるし、それぞれがしっかりカバーしてくれるし、役割分担もちゃんとできてて「え、スプラ甲子園出た方がいいんじゃない?」ってみんなで調子乗ってたらそのあとまた100倍きてそれも勝ち。俺ら負けなしすぎ。割とここで満足感あったし、そのあとはお遊びで色んなブキ持ってまた撮影会して大満足のフルパフェスは一旦終了!前回できなかったからこうしくんとできてうれしかった。ありがとー!以下俺(パパ)による3人のソロカットと集合写真たち。最高にかわいい。
Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media
【Day.2】
2日目も朝からスタートで元気すぎるしめかけみなみペア。少し前から調子が悪かったみなみちゃんのコントローラーがいよいよおなくなりになって、視点がぐるぐる回る中がんばってたけどアマ●ンさんが本日中にお届けできるらしく急遽コントローラー買ってたのおもしろかった。フッ軽。頼んだばっかなのに「いつ届く!?」って待ちきれないみなみちゃんとひたすら脳死で周回しつつ、1日目が嘘かのように勝率が五分五分で間にトリカラマッチ挟んで息抜き!攻撃チームになるとシグナルに果敢にトライしてくれるみなみちゃんをハイドラを持つ俺がナイスダマとメインで激守りするムーブで何回も勝てて、相性の良さを見せつけちゃったかもしれない。グータッチもたくさんしたもんねー!ね!あんまりトリカラやらないのに楽しいって言ってくれてうれしかった!😊
一旦解散して夜は運良くさおりちゃんもまた一緒にできることになったからダブピ会再集結。猛者しかいないの?ってくらい敵が強くてわりかしボロボロではあったけど、3人だからなんでもたのしいんだー。めちゃめちゃかわいい野良さんがいて、俺らがもみじで合わせたらその人ももみじにしてくれてもみじシューター軍団になったり(敵ならまじで嫌)、マッチメイク中に一緒に遊んでくれたり、ちょーほっこり空間だったよね。最後らへんはまた違う野良さんがずっと抜けずにいてくれて、普通の試合はぼろ負けなのにお遊びブキ持ってるときに100倍マッチきてそこだけはしっかり勝つのほんと意味わかんないのよ。気合い入りすぎ。あと俺の言動で2人が大爆笑してた時間があった気がするんだけどなんて言ったか忘れちゃった。しめかけみなみペアが小競り合いを始めると「こら!喧嘩しないの!」って仲裁に入ってくれるさおりちゃん、3人でこんなにたくさんできると思ってなかったから最高にたのしいフェスになったよ!敵陣抜けしてくれるさおりちゃんのおかげ勝てた試合も何度もあったしほんとにありがとう!
Tumblr media Tumblr media
そしてなにより、2日間で計18時間(ちょっと文字にするとおそろしい)も一緒に遊んでくれたみなみちゃん。普段ナワバリしないから正直早々に飽きちゃうんじゃないかって心配だったけど1ミリも飽きなかったね。こわいよね。あとどっかでぽろっと「素すぎるけどこころ許してるからなんでもいいや!」みたいなことを言ってくれたのがうれしくて、出会ってちょっとしか経ってないのにここまで距離を縮められたきっかけになったスプラトゥーンにも大感謝🙏謝謝🙏
333倍来なかったけど100倍マッチは計4回、10倍マッチは数え切れないほど、ホラガイ争奪戦10倍も何回も勝ててさいこーでした!読むのも疲れるレベルの長編大作tumblrになっちゃってごめんね、だいじな思い出としてここに記しておきます。改めて、2日間ほんとにほんとにありがとう!またあそぼー!
3 notes · View notes
sdeet · 9 months ago
Text
文楽『女殺油地獄(おんなころしあぶらのじごく)』を観た
Tumblr media
 初めて国立文楽劇場に行った。
 文楽・歌舞伎演目を現代翻案した演劇だとか、文楽を題材にした海外の人の作品は何回か観たり知ったりしているんだがそういえば文楽を生で見たことはないんだよなと思って見に行った。「日本の文化」なるものは地域に根差したものなのでその地域に住んでないと観る機会など発生しづらいし興味がないと近くにあっても行かないんだよねというのをしみじみ感じる。
 今回観たのは『女殺油地獄』という演目で、雑に話の筋を言うと、めちゃめちゃ甘やかされて育った油屋の次男坊(弁護しようのないクズ男)が殺人を犯すという話です。
 見せ場はやはり殺人の場で、世話を焼いてくれた女を主人公が殺す場面。女がぶちまけた油でぬるぬるになりながら豪快にズベーーーっとすっ転びつつ相手を追いかけまわして殺す凄惨な場面。文字で書くと改めて変なシーンだな。めっちゃ刺されるし髪振り乱すしで大変殺伐としているのだが登場人物たちが滑って転んでを繰り返すので見てる側としてはすごく感情が乱高下する。真面目な調子で観てしまったが多分この場面スプラッターコメディなのでは? と終わりかけから思い始めました。
 作者の近松門左衛門はたくさん作品を残していますがなにもかも完全創作というわけではなく割と当時の時事ネタを浄瑠璃にしていて、この作品もネタ元になった事件が実際あったようだ、という風にいわれているようです。心中ものの話が多いのも、当時としては演目がそのままゴシップ的なエンタメとして機能していたのかなあなどと想像します。浄瑠璃は今のように古典芸能として見るのではなく、ストレートに同時代の娯楽の類だったのだもんな。
 『女殺油地獄』は歌舞伎でも上演されているけど歌舞伎のほうは未見です。この油ぬるぬる殺人シーンを人間でやるんだ……? たいへんじゃない? なんか機会を探して観よう。
 文楽の話に戻ると、上手側に太夫と三味線の方々がいるのだけど、その席が回転式で、ぐるんと回って出てくるのが面白かった。ここの位置は床、回転機構は盆回しという。
 文楽は舞台上の主体が人形で、太夫さんが三味線と共に独特な節回しでセリフを語る形式なので、見る芸能ではあるけど聞く芝居だなあとも思う。ほぼ音楽だし。
 私は劇場にいくときだいたい一階席の後ろの方の席をとりがちで今回もそうだったんですが(全体を見渡したいため)、文楽はちょい前寄りで席とったほうが人形の機微がもっとわかると思うので次行くときは前の方で観ようと思う。遠目だったけど小物を持つ動作とか細かいな~って思いながら見た。繊細。人形が広げた手紙巻いてしまったり、髪をくしでといたり、蚊帳をかけたり、お茶碗受け取ったりするの。
 自分が行った回では最後尾あたりの席に座っていた恐らく常連さんなんだろう方が、口上から太夫・三味線さん方の紹介などで盛大に拍手をするので「なるほどそういう拍手ポイントがあるんね……」と思いながら追従しました。
 よく財政難やら技芸員の不足やらで話題になりがちな文楽ですが、いろんな試みをされてるんですね。
 今回の上演は期間限定で配信もあるそうです。
 親子劇場の演目も観たかったな。宙乗りがあるらしいし。西遊記かな? だいぶ前に映像で『義経千本桜』を見たことがあるんですが、ぴゃーっと飛ぶのすごいよねあれ。
 ゲームコラボの新作とかも作ってるんですね。へええ。
youtube
 会場に人形の展示があった。
Tumblr media
 上演には字幕もあるし、音声ガイドもあったけど、文楽は自分にとっては事前予習がないとストーリー追うのが厳しい感触だったので、バレエ公演みたいに、いろんな演目の見せ場だけ詰め合わせたガラ公演みたいなやつを詳しい人の解説付きで観たい。休憩込み2、3時間で集中体験的な。どこかの文化センターみたいなので講座とかやってそうではあるな。字幕があると舞台見ずに文字読んじゃうんだよね。話の流れを概ねインプット済みで表現をちゃんと観たい。鑑賞はスポーツなので練習がいる。映像で見る分にはめちゃめちゃ気軽に観るというより眺める感じで楽しめるんだけど、劇場行くのってやっぱ気合入れたいもんですので。
 今回は普通に席のチケットとったけど、お試しでとか好きな一幕だけちょっと観たい人向けに当日劇場のみで格安で販売している幕見席(千円とか二千円とかそのくらい)というのがあるそうなんで、近くに住んでるならそういう通い方もあるんだなあと思った。これは歌舞伎も同じようなシステムですね。幕構成でちゃんと休憩挟むタイプの芸能だとこういうのがやれるんだな。
国立文楽劇場 幕見席のご案内 | 独立行政法人 日本芸術文化振興会 (jac.go.jp)
2 notes · View notes
frierenscript · 9 months ago
Text
Episode 26 : The Height of Magic / 第26話『魔法の高み(Mahono Takami)』
*Green colored words are only in anime, not in original manga, and we usually call them "ani-ori(anime-original)".
ゼーリエ「お前を殺す者がいるとすれば、それは魔王か、人間の魔法使いだ」
Zērie “Omaeo korosu monoga iruto sureba, sorewa Maoka, ningenno mahotsukaida.”
Serie “If anyone kills you, it will be either the Demon King… or a human mage.”
ーーーーー
フェルン「…防がれた。」
Ferun “…Fusegareta.”
Fern “It blocked it.”
フリーレン「想定の範囲内だね。ここから先は消耗戦だ。」
Furīren “Soteino han’i-nai dane. Kokokara sakiwa shomo-senda.”
Frieren “We expected this much. From here on out, it’s a battle of attrition.”
ーーーーー
リヒター「本当にいたな。メトーデの観測結果の通りだ。足を引っ張るなよ。」
Rihitā “Hontoni itana. Metodeno kansoku-kekkano toorida. Ashio hipparunayo.”
Richter “They really are here. Methode’s observations were correct. Try not to hold me back.”
ラヴィーネ「こっちの台詞(せりふ)だ。」
Ravīne “Kocchino serifuda.”
Lawine “I could say the same thing.”
ーーーーー
デンケン「メトーデが敵の正確な位置を割り出した。混戦になると勝ち目はない。複製体がここに集結する前に、分散して足止めを図るぞ。苦手な相手を教え合っただろう。自分にとって苦手な相手は、複製体にとっても苦手な相手だ。話し合い連携できることが儂等の利点だ。」
Denken “Metodega tekino seikakuna ichio waridashita. Konsenni naruto kachimewa nai. Fukuseitaiga kokoni shuketsu-suru maeni bunsan-shite ashi-domeo hakaruzo. Nigatena aiteo oshie-attadaro. Jibunni totte nigatena aitewa, fukuseitaini tottemo nigatena aiteda. Hanashi-ai, renkei dekiru kotoga washirano ritenda.”
Denken “Methode has determined the exact locations of the enemy. We can’t beat them in a disorganized free-for-all. So we’ll split up and stop the replicas before they gather here. We told each other our weakest matchups. Your own weakest matchup is your replica’s as well. Our advantage is that we can communicate and work together.”
デンケン「戦う相手を正しく選択すれば、こちらは幾分か有利に戦える。」
Denken “Tatakau aiteo tadashiku sentaku sureba, kochirawa ikubunka yurini tatakaeru.”
Denken “As long as we choose the right opponents, we’ll have the upper hand.”
デンケン「一人で勝てん相手には数で対処しろ。」
Denken “Hitoride katen aiteniwa kazude taisho shiro.”
Denken “Use numbers to deal with anyone we can’t fight alone.”
ラオフェン(面白いほ���楽に戦える。)
Raofen (Omoshiroi-hodo rakuni tatakaeru.)
Laufen (It’s funny how easy this is.)
ラヴィーネ(これなら複製体たちを抑えられる。)
Ravīne (Korenara fukuseitai-tachio osae-rareru.)
Lawine (If we do this, we can stop the replicas.)
ーーーーー
フリーレン「じゃあ作戦通りに。」
Furīren “Jaa sakusen doorini.”
Frieren “Follow the plan.”
デンケン「ああ。健闘を祈る。」
Denken “Aa. Kento’o inoru.”
Denken “Got it. Good luck.”
メトーデ「懸念が一つ。探知できている複製体の総数が受験者よりも僅かに少ないです。特に一番の脅威であるゼンゼさんの複製体の反応が見つかりません。」
Metode “Kenenga hitotsu. Tanchi dekiteiru fukuseitaino sosuga jukensha yorimo wazukani sukunai desu. Tokuni ichibanno kyoide aru Zenze-sanno fukuseitaino hannoga mitsukari-masen.”
Methode “There’s one concern. I’m detecting fewer replicas than test-takers. In particular, I can’t find Ms.Sense’s replica, the greatest threat.”
フリーレン「確かに感知できないね。ゼンゼの複製体は流石に看過できない。挟撃される形になったらフェルンを守り切れないし、最悪二人共死ぬかも。」
Furīren “Tashikani kanchi dekinaine. Zenzeno fukuseitaiwa sasugani kanka dekinai. Kyogeki sareru katachini nattara Ferun’o mamori-kirenaishi, saiaku futari-tomo shinukamo.”
Frieren “You’re right. I don’t detect it either. We mustn’t overlook Sense’s replica. If she comes at us from behind, I won’t be able to protect Fern. Worst case, we could both die.”
メトーデ「フェルンさんとデンケンさんの複製体の位置も把握できていませんし、精度の高い近距離探知で探すしかありませんね。」
Metode “Ferun-santo Denken-sanno fukuseitaino ichimo haaku dekite imasenshi, seidono takai kin-kyori-tanchide sagasu-shika arimasenne.”
Methode “I haven’t found Ms.Fern or Mr.Denken’s replicas either. We’ll have to search for them using more precise close-range detection.”
リヒター「お前がこの場にいなければ、こんな懸念もいらなかったんだがな。」
Rihitā “Omaega kono bani inakereba, konna kenenmo iranakattan-dagana.”
Richter “We wouldn’t have had to worry about this if you weren’t here.”
ゼンゼ「一級魔法使いは理不尽なほどの逆境でも覆せるような存在でなければならない。この程度は逆境ですらない。それに仲間の背中を守るだけで合格できるんだ。実に優しい平和な試験だ。」
Zenze “Ikkyu-mahotsukaiwa rifujinna hodono gyakkyo-demo kutsugaeseru-yona sonzaide nakereba naranai. Kono teidowa gyakkyode-sura nai. Soreni nakamano senakao mamoru-dakede gokaku dekirunda. Jitsuni yasashii heiwana shikenda.”
Sense “First-class mages must be able to overcome unfair adversity. And this doesn’t even qualify as adversity. Besides, you can pass the test by simply watching your fellow test-takers’ backs. Is this not a truly kind and peaceful test?”
ラヴィーネ「倒した… でも、いい気分じゃねえな。」
Ravīne “Taoshita… Demo ii kibunja neena.”
Lawine “It’s down, but I can’t say I enjoyed that.”
リヒター(奇襲…)「化け物が… 魔力探知を怠った覚えはないんだがな。」
Rihitā (Kishu…) “Bakemonoga… Maryoku-tanchio okotatta oboewa naindagana.”
Richter (An ambush.) “Damned monstrosity. I don’t recall neglecting my mana detection.”
リヒター「…ラヴィーネ。お前も瓶を割れ。引き際がわからないほどガキじゃないだろう。試験は3年後もある。」
Rihitā “…Ravīne. Omaemo bin’o ware. Hikigiwaga wakaranai-hodo gakija naidaro. Shikenwa san-nengomo aru.”
Richter “Lawine, you should break your bottle, too. You’re old enough to know when to quit. The test will be held again in three years.”
ラヴィーネ「…クソ…」
Ravīne “…Kuso…”
Lawine “Damn it.”
デンケン(…間に合わなかったか…だが儂が加勢したところで結果は同じだっただろう。背中を向けているというのにまるで隙を感じん。…どちらにせよ時間稼ぎぐらいはせんとな。)
Denken (…Mani awanakattaka… Daga washiga kasei shita tokorode kekkawa onajidatta daro. Senakao mukete-iruto iunoni marude sukio kanjin. …Dochirani-seyo jikan-kasegi-kuraiwa sentona.)
Denken (I didn’t make it in time. But my help wouldn’t have changed the outcome. Even with its back turned, still don’t detect any openings. Either way, I must at least buy some time.)
ユーベル「確か宮廷魔法使いのデンケンだっけ?今どういう状況なの?もしかして、あれと戦うつもり?勝てないと思うよ。」
Yūberu “Tashika kyutei-mahotsukaino Denken dakke? Ima doiu jokyo nano? Moshikashite, areto tatakau-tsumori? Katenaito omouyo.”
Übel “You’re Denken the Imperial Mage, right? What’s going on here? Are you planning to fight that thing? I don’t think you can beat it.”
デンケン「承知の上だ。」
Denken “Shochino ueda.”
Denken “I know.”
ユーベル「ねぇデンケン。これってダンジョン攻略に必要なことなの?」
Yūberu “Nee Denken. Korette danjon-koryakuni hitsuyona koto nano?”
Übel “Denken, do we have to do this to conquer the dungeon?”
デンケン「今フリーレンが…」
Denken “Ima Furīrenga…”
Denken “Frieren is currently―”
ユーベル「説明はいい。必要なことなの?」
Yūberu “Setsumeiwa ii. Hitsuyona koto nano?”
Übel “I didn’t ask for explanation. Is this necessary?”
デンケン「そうだ。」
Denken “Soda.”
Denken “Yes.”
ユーベル「なら私が倒すよ。」
Yūberu “Nara watashiga taosuyo.”
Übel “Then I’ll defeat it.”
ラント「何を言っているんだ。この中で一番強いのはデンケンだ。第一お前はヴィアベルにも勝てなかっただろう。」
Ranto “Nanio itte-irunda. Kono nakade ichiban tsuyoinowa Denkenda. Daiichi omaewa Viaberunimo katenakatta-daro.”
Land “What are you talking about? Denken is the strongest one here. You couldn’t even beat Wirbel.”
ユーベル「んー… そういうことじゃないんだよね。確かに私は未熟な三級魔法使いだ。デンケンやヴィアベルよりも遥かに弱い。けれどもゼンゼ相手なら勝てると思うよ。」
Yūberu “Ñ… Soiu kotoja naindayone. Tashikani watashiwa mijukuna san-kyu-mahotsukaida. Denken ya Viaberu yorimo harukani yowai. Keredomo Zenze aite-nara kateruto omouyo.”
Übel “Yeah, that’s not how this works. It’s true that I’m an inexperienced third-class mage. I’m far weaker than Denken or Wirbel. But I think I can beat Sense.”
ユーベル「私の得意魔法はこれ。“だいたいなんでも切る魔法、レイルザイデン”。私が切れると思った物はなんでも切れるし、切れないと思った物はまったく切れない。」
Yūberu “Watashino tokui mahowa kore. ‘Daitai nandemo kiru maho, Reiruzaiden.’ Watashiga kireruto omotta monowa nandemo kirerushi, kirenaito omotta monowa mattaku kirenai.”
Übel “This is my speciality. Reelseiden, a spell that cuts almost anything. It cuts anything I think it can, and it can’t cut anything I think it can’t.”
ラント「それがなんだっていうんだ。防御魔法で簡単に防げる魔法だ。」
Ranto “Sorega nandatte iunda. Bogyo-mahode kantanni fusegeru mahoda.”
Land “So what? That spell is easily blocked by defensive magic.”
ユーベル「そういえばメガネ君はヴィアベルとの戦いを見ていたんだっけ?まー防御魔法って魔法を防ぐためのものだからね。切れるイメージあんまりないんだよね。」
Yūberu “Soieba Megane-kunwa Viaberutono tatakaio miteitan-dakke? Mā bogyo-mahotte maho’o fusegu-tameno mono dakarane. Kireru imēji anmari naindayone.”
Übel “Oh, right. You watched my battle against Wirbel, didn’t you, four-eyes? Yeah, defensive magic is for blocking spells. It’s hard for me to imagine cutting it.”
ラント「そうか。ならどちらにせよゼンゼには通用しない。あの髪には観測できるだけでも防御魔法に匹敵するほどの魔法が何重にも掛けられている。」
Ranto “Soka. Nara dochirani-seyo Zenzeniwa tsuyo shinai. Ano kaminiwa kansoku dekiru dakedemo bogyo-mahoni hitteki-suruhodono mahoga nanju-nimo kakerarete-iru.”
Land “I see. Then either way, it won’t work against Sense. Based only on what we can observe, that hair has multiple layers of spells equal to defensive magic cast on it.”
ユーベル「だからそんな理屈はどうでもいいんだよ。これはイメージの話なんだから。」
Yūberu “Dakara sonna rikutsuwa dodemo iindayo. Korewa imējino hanashi nandakara.”
Übel “I told you, that sort of logic doesn’t matter. I’m talking about what I can visualize.”
ラント「…おい。待て。」
Ranto “…Oi. Mate.”
Land “Hey, wait.”
ユーベル「…うーん。やっぱり“見た者を拘束する魔法(ソルガニール)”は効かないか。まー、髪ってのは体の一部だからね。全身を視界に納めるのは無理だ。」
Yūberu “…Ūn. Yappari ‘Soruganīru’wa kikanaika. Mā, kamittenowa karadano ichibu dakarane. Zenshin’o shikaini osameru-nowa murida.”
Übel “Huh. Figures. Sorganeil doesn’t work. Well, a person’s hair is part of their body. It’s impossible to see all of her at once.”
ユーベル「大体なんでも切る魔法(レイルザイデン)」
Yūberu “Reiruzaiden.”
Übel “Reelseiden.”
ーーーーー
ゼンゼ(やはり私の複製体の相手はユーベルか。勝敗は既にわかっている。恐らく戦いにすらならない。)
Zenze (Yahari watashino fukuseitaino aitewa Yūberuka. Shohaiwa sudeni wakatte-iru. Osoraku tatakaini-sura naranai.)
Sense (As I thought, Übel is fighting my replica. I already know who will win. It won’t even be a real fight.)
ゼンゼ(あれは2年前の二級魔法使い選抜試験だった。その第二次試験の試験官を担当したのはブルグ一級魔法使い。彼は一級魔法使いになってから一度たりとも手傷を負ったことがないほどの守りに特化した魔法使いだった。『不動の外套』…彼が魔法で作り出す外套は、あらゆる攻撃魔法も通さないほどの防御術式が組み込まれていた。第二次試験の内容は、外套をまとったブルグに受験者が攻撃魔法を放ち、一歩でも下がらせたら合格という極めて単純なものだった。殺害行為を失格とするルールも、攻撃魔法の最低限の制御を促し、他の受験者を守るための措置だった。)
Zenze (Arewa ni-nen-maeno nikyu-mahotsukai senbatsu shiken datta. Sono dai-niji-shikenno shikenkan’o tanto shitanowa Burugu ikkyu-mahotsukai. Karewa ikkyu-mahotsukaini natte-kara ichido taritomo tekizuo otta kotoga naihodono mamorini tokka-shita mahotsukai datta. ‘Fudono gaito.’ Karega mahode tsukuridasu gaitowa arayuru kogeki-mahomo toosanai-hodono bogyo-jutsushikiga kumikomarete-ita. Dai-niji-shikenno naiyowa, gaito’o matotta Buruguni jukenshaga kogeki-maho’o hanachi, ippodemo sagarasetara gokaku-toiu kiwamete tanjunna monodatta. Satsugai-koio shikkakuto suru rūrumo, kogeki-mahono saiteigenno seigyo’o unagashi, hokano jukenshao mamoru-tameno sochidatta.)
Sense (It happened two years ago, during the second-class mage exam. Burg, a first-class mage, proctored the second test. He was so skilled in defensive magic that he hadn’t been injured once since becoming a first-class mage. ‘Immovable Cloak.’ The cloak he created using mana was imbued with so many defensive spells that no magical attack could penetrate it. For the second test, the test-takers fired offensive magic against Burg and his cloak. It was a simple test. If they could make him take just one step back, they passed. Killing would result in disqualification, and limits wre imposed on offensive magic to protect the other test-takers.”
ブルグ「次。」
Burugu “Tsugi.”
Burg “Next.”
ゼンゼ(誰もブルグの心配などしていなかった。)
Zenze (Daremo Buruguno shinpai-nado shite-inakatta.)
Sense (No one was warried about Burg.)
ユーベル「…あー… 切りすぎちゃった。」
Yūberu “…Ā… Kirisugichatta.”
Übel “Oh, I cut too deep.”
ゼンゼ(それを三級魔法使いになったばかりの無名の少女が、あっさりと殺してしまった。)
Zenze (Soreo sankyu-mahotsukaini natta bakarino mumeino shojoga assarito koroshite shimatta.)
Sense (But he was easily killed by a no-name girl who’d just recently become a third-class mage.)
ユーベル「失格処分だって話だよね?わかってるから。もう帰っていい?」
Yūberu “Shikkaku-shobundatte hanashi dayone? Wakatteru-kara. Mo kaette ii?”
Übel “This means I fail, right? I get it. Can I leave now?”
ゼンゼ「一つだけ質問がある。」
Zenze “Hitotsu-dake shitsumonga aru.”
Sense “I have just one question for you.”
ユーベル「どーぞ。」
Yūberu “Dōzo.”
Übel “Go ahead.”
ゼンゼ「“不動の外套”をどうやって打ち破った?」
Zenze “‘Fudono gaito’o doyatte uchi-yabutta?”
Sense “How did you defeat his Immovable Cloak?”
ユーベル「…えーと。ゼンゼさんって裁縫とかしたことある?」
Yūberu “…Ēto. Zenze-santte saiho toka shitakoto aru?”
Übel “Have you ever sewn before, Sense?”
ゼンゼ「いいや。それがどうした?」
Zenze “Iiya. Sorega doshita?”
Sense “No. Why do you ask?”
ユーベル「家柄良さそうだもんねー。それともそういうのは魔法で全部やっちゃうのかな?いやね。私も不器用だから、そういうことはしたことないんだけど。姉貴がよく裁縫をしているのを見ていた。」
Yūberu “Iegara yosasodamonnē. Soretomo soiunowa mahode zenbu yacchau-nokana? Iyane. Watashimo bukiyo-dakara, soiu kotowa shitakoto naindakedo. Anekiga yoku saiho’o shiteiruno’o miteita.”
Übel “You do seem like you come from a rich family. Or do you use magic to handle all that stuff? I’ve actually never tried it myself, since I’m so clumsy. But I used to watch my sister sew all the time.”
ユーベル「布を裁断する時ってさ、鋏(はさみ)をこう入れてシャーって切るんだよね。とてもいい音がするんだ。私はあの音が好きだった。」
Yūberu “Nuno’o saidan suru tokittesa, hasamio ko irete shātte kirun-dayone. Totemo ii otoga surunda. Watashiwa ano otoga suki-datta.”
Übel “When you cut cloth, you place the scissors against it like this and slide them through. It makes a really nice sound. I liked that sound.”
ゼンゼ「話が見えない。」
Zenze “Hanashiga mienai.”
Sense “I don’t see where you’re going with this.”
ユーベル「イメージの話だよ。布っていうのはさ、切れる物なんだよ。切れて当たり前の物だ。」
Yūberu “Imējino hanashi dayo. Nunotte iunowasa, kireru mono nandayo. Kirete atarimaeno monoda.”
Übel “I’m talking about visual imagination. Cloth can be cut. You expect to be able to cut it.”
ゼンゼ(こいつはいかれている。確かに布を切るイメージなんて誰でもできる。馬鹿にだってできる。だが魔法の世界はそんなに甘いものじゃない。完璧にイメージできないものは魔法では実現できない。小さな蟻が、巨大な竜を踏み潰すイメージができないように。鉄壁の防御術式で守られたあの外套を切るイメージができる魔法使いなど、ほぼ存在しない。)
Zenze (Koitsuwa ikarete-iru. Tashikani nuno’o kiru imēji-nante daredemo dekiru. Bakani-datte dekiru. Daga mahono sekaiwa sonnani amai-monoja nai. Kanpekini imēji dekinai monowa mahodewa jitsugen dekinai. Chiisana ariga, kyodaina ryuo fumi-tsubusu imējiga dekinai-yoni. Teppekino bogyo-jutsushikide mamorareta ano gaito’o kiru imējiga dekiru mahotsukai-nado, hobo sonzai shinai.”
Sense (She’s out of her mind. It’s true that anyone can imagine cutting cloth. Even an idiot can do that. But the world of magic isn’t so simple. Magic can’t create anything the caster can’t visualize perfectly, just as a diminutive ant can’t imagine crushing a colossal dragon underfoot. Hardly any mages can imagine penetrating that cloak and its impregnable magical defenses.)
ゼンゼ(実際にあの外套が如何なる攻撃魔法も通さないことは、魔法使いなら一目見ればわかるからだ。それこそ馬鹿でもわかる。人が知性を持った生命体である限り、その柵(しがらみ)からは決して逃れられない。それでも彼女は自らの感覚に従った。これは切れない物だと知性ではわかっていながら、感覚のままに“不動の外套”を切り裂くイメージを構築した。最早、人として成立している精神状態とは思えない。これは才覚の領域だ。)
Zenze (Jissaini ano gaitoga ikanaru kogeki-mahomo toosanai kotowa, mahotsukai-nara hitome mireba wakaru-karada. Sorekoso baka-demo wakaru. Hitoga chiseio motta seimeitaide aru-kagiri, sono shigarami karawa kesshite nogare-rarenai. Soredemo kanojowa mizukarano kankakuni shitagatta. Korewa kirenai monodato chisei-dewa wakatte-inagara, kankakuno mamani ‘Fudono Gaito’o kirisaku imējio kochiku shita. Mohaya, hitoto-shite seiritsu shiteiru seishin-jotai-towa omoenai. Korewa saikakuno ryoikida.)
Sense (Any mages can tell at a glance that that cloak blocks all magical attacks. Truly, any idiot can see that. As long as people are intelligent organisms, we cannot escape those fetters. But she trusted her own intuition instead. Despite understanding intellectually that it couldn’t be cut, she constructed a vision of cutting through the cloak according to her intuition. Her mind must not function like a person’s. It’s practically a superpower.)
ユーベル「もう行っていいかな?」
Yūberu “Mo itte iikana?”
Übel “Can I go now?”
ゼンゼ「ああ。」
Zenze “Aa.”
Sense “Yes.”
ユーベル「ところでゼンゼさん。綺麗な髪の毛だね。手入れとか大変でしょ?」
Yūberu “Tokorode Zenze-san. Kireina kaminoke dane. Teire-toka taihen desho?”
Übel “By the way, Sense, that’s some pretty hair. It must be tough to maintain.”
ーーーーー
ゼンゼ(もしかしたら私はあの時点でもう負けていたのかもしれない。ユーベルには勝てるイメージが湧かない。相性が悪すぎる。)
Zenze (Moshika-shitara watashiwa ano jitende mo makete-itanokamo shirenai. Yūberuniwa kateru imējiga wakanai. Aishoga warusugiru.)
Sense (Perhaps I had already lost to her then. I can’t imagine beating Übel. She’s that bad a matchup for me.)
ーーーーー
ユーベル「皆、頭を使いすぎなんだよ。髪は切る物でしょ。」
Yūberu “Minna atamao tsukai-sugi nandayo. Kamiwa kiru mono desho.”
Übel “You all think too hard. Hair is something to be cut.”
ーーーーー
ゼンゼ「髪の手入れ?地獄だよ。考えたくもない。」
Zenze “Kamino teire? Jigoku dayo. Kangae-takumo nai.”
Sense “Maintaining my hair? It’s hell. I don’t even want to think about it.”
ユーベル「切ったらいいのに。」
Yūberu “Kittara iinoni.”
Übel “Then you should cut it.”
ーーーーー
ヴィアベル「話は大体わかったぜ。お前らはフリーレンがシュピーゲルを倒すまでの時間稼ぎをしているわけだ。」
Viaberu “Hanashiwa daitai wakattaze. Omaerawa Furīrenga Shupīgeruo taosu-madeno jikan-kasegio shiteiru wakeda.”
Wirbel “I’ve got the picture. So you’re buying time until Frieren defeats the Spiegel.”
メトーデ「はい、そうです。」
Metode “Hai, sodesu.”
Methode “Yes, that’s right.”
シャルフ「複製体なら俺たちも三体片付けた。」
Sharufu “Fukuseitai-nara ore-tachimo san-tai katazuketa.”
Scharf “We defeated three of the replicas.”
メトーデ「なら話は早いですね。それでは―― ……あら。たった今、ゼンゼさんの複製体が撃破されたようです。…この魔力。仕留めたのはユーベル三級魔法使いですね。」
Metode “Nara hanashiwa hayai desune. Soredewa―― ……Ara. Tatta ima Zenze-sanno fukuseitaiga gekiha-sareta yodesu. …Kono maryoku. Shitometa-nowa Yūberu sankyu-mahotsukai desune.”
Methode “That will make things easier. In that case… Oh, my. Ms.Sense’s replica was just destroyed. This mana… It was the third-class mage Übel who defeated it.”
シャルフ「意外な結果だな。」
Sharufu “Igaina kekka dana.”
Scharf “That’s surprising.”
ヴィアベル「そうか?結構、相性悪めだろ。」
Viaberu “Soka? Kekko aisho warume daro.”
Wirbel “Is it? She was a pretty bad matchup for it.”
メトーデ「魔法使い同士の戦いはジャンケンのようなものですからね。ただし手数が無数にあり、極めて複雑で難解なジャンケンです。」
Metode “Mahotsukai-doshino tatakaiwa jankenno yona mono desu-karane. Tadashi tekazuga musuni ari, kiwamete fukuzatsude nankaina janken desu.”
Methode “Battles between mages are like rock-paper-scissors. However, it is a complex and difficult game of rock-paper-scissors with infinite options.”
ヴィアベル「それで少しでも使える手数を増やしたいって訳か。いいぜ。複製体の足止め手伝ってやるよ。俺は���人を信じるような質(たち)じゃねぇが、尻(ケツ)を振っている勝ち馬を逃すほど馬鹿じゃない。」
Viaberu “Sorede sukoshi-demo tsukaeru tekazuo fuyashitaitte wakeka. Iize. Fukuseitaino ashidome tetsudatte-yaruyo. Orewa tanin’o shinjiru-yona tachija neega, ketsuo futteiru kachi-umao nogasu-hodo bakaja nai.”
Wirbel “And you want as many options as possible, huh? Sure. We’ll help you slow down the replicas. I don’t make a habit of trusting others, but I’m not dumb enough to let a winning horse go when it’s right in front of me.”
メトーデ「現時点で、確実に足止めしなければならない危険な複製体は二体。その内の一体、デンケンさんの複製体の場所は特定しました。貴方方はそちらをお願いします。」
Metode “Genjitende, kakujitsuni ashidome shinakereba naranai kikenna fukuseitaiwa ni-tai. Sono uchino ittai, Denken-sanno fukuseitaino bashowa tokutei shimashita. Anata-gatawa sochirao onegai-shimasu.”
Methode “Currently, there are two dangerous replicas we must stop. I’ve determined the location of one of them: Mr.Denken’s replica. I’d like you to handle that one.”
メトーデ「もう一体のフェルンさんの複製体に関しては私に任せて下さい。あの子は特に魔力を消すのが上手みたいですから。流石に見つけ出さないと奇襲で死者が出かねません。」
Metode “Mo ittaino Ferun-sanno fukuseitaini kanshitewa watakushini makasete kudasai. Ano kowa tokuni maryokuo kesunoga jozu mitai desukara. Sasugani mitsuke-dasanaito, kishude shishaga dekane-masen.”
Methode “Allow me to handle the other: Ms.Fern’s replica. She’s particularly skilled at concealing her mana. Unless we find her replica, it could ambush and kill someone.”
エーレ「本当に一人でなんとかなるの?」
Ēre “Hontoni hitoride nantoka naruno?”
Ehre “Can you really handle it alone?”
メトーデ「一人のほうが魔力探知に集中できます。」
Metode “Hitorino hoga maryoku-tanchini shuchu dekimasu.”
Methode “Working alone will allow me to focus better on mana detection.”
エーレ「あの子結構強いわよ。」
Ēre “Anoko kekko tsuyoiwayo.”
Ehre “She’s pretty strong, you know.”
メトーデ「私は多才なので、足止めだけは得意なのです。それに拘束魔法が通じることは、本人の体を使って確かめましたから。」
Metode “Watakushiwa tasai nanode ashidome-dakewa tokui nanodesu. Soreni kosoku-mahoga tsujiru-kotowa hon-nin-no karadao tsukatte tashikame-mashita kara.”
Methode “I have many talents. When it comes to simply stopping someone, I’m quite skilled. Besides, I confirmed with the actual Ms.Fern that my binding magic would work on her.”
ーーーーー
メトーデ「えいっ」
Metode “Ei.”
Methode (Casting a spell)
フェルン「うごけない…」
Ferun “Ugokenai…”
Fern “I can’t move.”
ーーーーー
ヴィアベル「よし。じゃあ一暴れするか。」
Viaberu “Yoshi. Jaa hito-abare suruka.”
Wirbel “All right. Let’s go fight this thing.”
ーーーーー
ラント「ユーベル。これってさ、僕の見間違いじゃないよね。」
Ranto “Yūberu. Korettesa, bokuno mi-machigai-ja naiyone.”
Land “Übel, I’m not imagining this, am I?”
ユーベル「だろうね。だってメガネ君、動けないでしょ。」
Yūberu “Darone. Datte Megane-kun ugokenai desho.”
Übel “Probably not. After all, you can’t move, can you?”
ユーベル「私の複製体が復活している。」
Yūberu “Watashino fukuseitaiga fukkatsu shiteiru.”
Übel “My replica is back in action.”
ユーベル「これってもしかしてシュピーゲルとやらを倒すまで続くのかな?消耗戦だ。楽しくなってきたね。」
Yūberu “Korette moshika-shite Shupīgeru-toyarao taosu-made tsuzukuno-kana? Shomo-senda. Tanoshiku-natte-kitane.”
Übel “Will this keep going until that Spiegel thing is defeated? It’s a battle of attrition. This is getting fun.”
デンケン「まったくだ。」
Denken “Mattakuda.”
Denken “I couldn’t agree more.”
ラント「もう引き際でしょ、これ。」
Ranto “Mo hiki-giwa desho, kore.”
Land “Isn’t it time for us to get out of here?”
ーーーーー
フリーレン(この隙も駄目だな。今のフェルンじゃ気が付けない。やっぱりやるしかない。)
Furīren (Kono sukimo dame-dana. Imano Ferunja kiga tsukenai. Yappari yaru-shika nai.)
Frieren (This opening won’t do either. Fern wouldn’t notice it. I’ll have to do it after all.)
フリーレン「魔力探知の隙だけじゃ、殺しきれるほどのものにはならないね。」
Furīren “Maryoku-tanchino suki dakeja, koroshi-kireru hodono mononiwa naranaine.”
Frieren “The vulnerability in my mana detection isn’t enough to kill me.”
フェルン「そうですね。もっと大きな隙があれば勝てるのですが…」
Ferun “Sodesune. Motto ookina sukiga areba kateruno-desuga…”
Fern “You’re right. We could win with a bigger opening, though.”
フリーレン「勝てるんだね。なら隙を作ろう。」
Furīren “Katerun-dane. Nara sukio tsukuro.”
Frieren “You can win, right? Then I’ll create an opening.”
フェルン「そんなことができるのですか?」
Ferun “Sonna kotoga dekiruno-desuka?”
Fern “Is that possible?”
フリーレン「私が隙を見せれば、相手はもっと大きな隙を見せる。」
Furīren “Watashiga sukio misereba, aitewa motto ookina sukio miseru.”
Frieren “If I show an opening, then the replica will show an even greater one.”
フェルン「それではフリーレン様が…」
Ferun “Soredewa Furīren-samaga…”
Fern “But that would mean you…”
フリーレン「防御に集中すれば、致命傷にはならない。」
Furīren “Bogyoni shuchu sureba, chimeisho niwa naranai.”
Frieren “If I focus on defense, it won’t be fatal.”
フェルン「では、その場合の作戦は…」
Ferun “Dewa, sono baaino sakusenwa…”
Fern “Then what strategy should we use?”
フリーレン「任せるよ。フェルンが勝てると思っているのなら、勝てる。」
Furīren “Makaseruyo. Ferunga kateruto omotte-irunonara, kateru.”
Frieren “It’s up to you. If you think we can win, then we can.”
フェルン「何故そう言い切れるのですか?」
Ferun “Naze so iikireruno-desuka?”
Fern “How can you be so sure?”
フリーレン「だって『私』はフェルンのことをなめているから。」
Furīren “Datte ‘watashi’wa Ferunno koto’o namete-irukara.”
Frieren “Because I underestimate you.”
フェルン「それは良かったです。なら十分勝機はありますね。」
Ferun “Sorewa yokatta desu. Nara jubun shokiwa arimasune.”
Fern “I’m glad to hear that. That means we have a decent shot at winning.”
フェルン(まだ立っている… でも致命傷だ。止めを…)
Ferun (Mada tatte-iru… Demo chimei-shoda. Todomeo…)
Fern (It’s still standing, but that’s a fatal wound. I should finish it―)
フェルン(…何が起こった……攻撃された…?魔力を全く感じない…。この攻撃を私は魔法として認識できていない…)
Ferun (…Naniga okotta……Kogeki sareta…? Maryokuo mattaku kanjinai… Kono kogekio watashiwa maho-toshite ninshiki dekite-inai…)
Fern (What happened? Was I attacked? I don’t sense any mana. I’m not recognizing this attack as a spell.)
フェルン「すごいです…フリーレン様…これが魔法の高みなんですね……でも、らしくないです……隙だらけです。」
Ferun “Sugoi-desu… Furīren-sama… Korega mahono takami nandesune… …Demo, rashiku-nai desu… …Suki-darake desu.”
Fern “Incredible, Ms.Frieren. So this is the height of magic. But this isn’t like you. You’ve left yourself wide open.”
フリーレン「よくやった、フェルン。あれを見せるほど追い詰められたのは80年振りかな。」
Furīren “Yoku yatta, Ferun. Areo miseru-hodo oitsume-rareta-nowa hachiju-nen-buri kana.”
Frieren “Well done, Fern. It’s been about eighty years since I was last forced to use that.”
フリーレン「それじゃあさっさと終わらせようか。」
Furīren “Sorejaa sassato owarase-yoka.”
Frieren “Now, let’s end this.”
ーーーーー
メトーデ「終わりましたか…」
Metode “Owari-mashitaka…”
Methode “So it’s over.”
エーレ「もう動けない…」
Ēre “Mo ugokenai…”
Ehre “I can’t move another millimeter.”
シャルフ「ヴィアベル、おんぶしてくれ…」
Sharufu “Viaberu, onbu shitekure…”
Scharf “Wirbel, carry me.”
ヴィアベル「お前ら、いつも倒れてんな…」
Viaberu “Omaera itsumo taore-tenna…”
Wirbel “You guys just can’t stay on your feet, huh?”
ーーーーー
デンケン「ここが零落の王墓の最深部か…」
Denken “Kokoga Reirakuno Obono saishinbuka…”
Denken “So this is the bottom of the Ruins of the King’s Tomb.”
ゼンゼ「君達は零落の王墓を攻略した。一級魔法使いに十分匹敵する、歴史に名を残すほどの偉業だ。約束通り、最深部に辿り着いた全員を、第二次試験合格とする。」
Zenze “Kimi-tachiwa Reirakuno Obo’o koryaku shita. Ikkyu-mahotsukaini jubun hitteki-suru, rekishini nao nokosu-hodono igyoda. Yakusoku-doori, saishinbuni tadori-tsuita zen’in’o, dai-niji-shiken gokakuto suru.”
Sense “You’ve conquered the Ruins of the King’s Tomb. Such a notable achievement makes you worthy of becoming first-class mages. As promised, everyone who made it here has passed the second test.”
デンケン「……それで一番の功労者はどこに行った?」
Denken “……Sorede ichibanno koroshawa dokoni itta?”
Denken “So, where are the ladies of the hour?”
フリーレン「暗いよー!!怖いよー!!」
Furīren “Kuraiyō!! Kowaiyō!!”
Frieren “It’s dark and scary in here!”
デンケン「えぇ…」
Denken “Ee…”
フリーレン「暗いよ、怖いよ…」
Furīren “Kuraiyo, kowaiyo…”
Frieren “Dark! Scary!”
ラオフェン「まぁ気持ちはわかるかな。」
Raofen “Maa kimochiwa wakaru-kana.”
Laufen “I guess I understand that feeling.”
ゼンゼ「それでは第二次試験を終了とする。」
Zenze “Soredewa dai-niji-shiken’o shuryoto suru.”
Sense “The second test is now over.”
ーーーーー
エーデル「なんと回復魔法まで使えるのじゃ。どうじゃ、すごいじゃろう。」
Ēderu “Nanto kaifuku-maho-made tsukaerunoja. Doja, sugoi-jaro.”
Edel “It can even use healing magic. Impressive, right?”
リヒター「誰なの、お前?」
Rihitā “Dare nano, omae?”
Richter “Uh, yeah. Who are you?”
(Continue to Episode 27)
3 notes · View notes
tutai-k · 2 years ago
Text
文学フリマ東京参加します
2023年5月21日(日)、東京・流通センターにて開催される文学フリマ東京36にサークル・ヨモツヘグイニナで参加します。 お品書き↓
Tumblr media
新刊は『けものと船乗り』、『ヤールルカ』の二種類です。
★けものと船乗り 船をことごとく沈めてしまうという「魔の水道」を挟んで、島とむきあう街……その街の灯台には、もう一匹のけものが棲みついていた。 街のひとびとには「けもの」と思われているアーシアは、ある日磯で船乗りと出会う。けものに焦がれて水道を渡りたがる船乗りは、それでも、星の読み方も、鳥のことも、航海についての知識をすべて、忘れてしまっていたのだった……。 B6サイズ/42ページの小さな幻想小説です。 ★ヤールルカ 動物写真家とハンター、ふたりの女が出会い撮ることと撮られることについて考えるファンタジー小説。B6サイズよりちょっと大きい、12ページのコピー本です。
通販で予約していただいてるかたは本日発送いたしましたので、週の半ばころには到着するんじゃないかなと思います。
他に持ち込む本ピックアップ ★山梔の處女たち(準新刊) アルファの少女ふたりの物語『首輪とロマンス』、魔法学院に通う少女たちと教師・使い魔の物語『魔女の選択』、人生の岐路にまどう少女たちの恋をすること・しないこと、そして未来についての物語です。 ★浜辺の村でだれかと暮らせば(おすすめ) 田舎で漁師をいとなむ日和。父が死に、自分の収入だけでは生活が心許ない…そんなとき「だれかと暮らす気、ない?」と声をかけられて……。やってきたのは都会の男。人付き合いは得意じゃないし、村に役立つような特技も持ってない。それでも、「この土地」で生きていくことを、ともに選ぶ「ひとびと」の物語。
委託本 ★『征服されざる千年』(鹿紙路さん) 東アフリカ×三つの時代×百合、歴史と物語りの剣呑な関係、歴史実践という切実な営みについての長編小説 5~6世紀 魂の救済を求め沙漠を旅する修道女と元娼婦(シリア~エチオピア) 15~16世紀 漁師の娘に恋い焦がれるムスリマの少女(マダガスカル~エチオピア) 21世紀 共に逃避行する歴史人類学者と考古学者(日本、マレーシア、シンガポール、マダガスカル、ロンドン、タンザニア、エチオピア) ほかに、鹿紙さんのお手製の素敵なブックカバーも委託します! ★『日々詩編集室アンソロジーvol.1 わかち合い』 31名の寄稿者とHIBIUTA AND COMPANYのスタッフによるエッセイや旅行記を集めた本です。全部リソグラフ! ★『存在している 編集室篇』 HIBIUTA AND COMPANYに集うひとびとが、どこへ行こうと出発し、どんな道のりを歩いて「ここ」へたどり着いたかをそれぞれの言葉で語るエッセイ集。第一弾は編集室篇。編集室にいる「ひと」のことを知らなくても、「ひとりの人間がどんな軌跡を歩いてきたか」、言語化に長けたひと・出版という選別に勝ち抜いたひとだけでなく「だれもが」語りたいときに語る試みをする本です。
他に↑の日々詩編集室から9月に『ゆけ、この広い広い大通りを』というタイトルの三人の女たちの物語が出るので、試し読みの冊子(ちょっとだけ)とかも持って行きます。よかったらどうぞ。
文フリ東京、お隣は八束さん。
新刊の「アフター・ヘブン」、その書物について書かれた八束さんのブログを読んで、このような目を持つ稀有な作家の書物に手が届く世界は幸福である、と言う思いを強くしました��� 『光や風にさえ』もそうなんだけど、権威や能力主義からは取りこぼされてしまう個人(これはフィクションの登場人物であっても、というかフィクションの登場人物であるからこそ、ストーリーラインに載せられず、すくいあげられなかったりする)の物語を、丁寧に、(逃げずに)、決してあきらめずに「描く」姿勢に敬服する。
東京、行くのは実は三年ぶり。鹿紙さんに委託をお願いしていたので、初頒布の本ばかりではないけれど、それでも、わたしがこの本たちを携えて東京へ行く、と言うことは「初」で、どきどきしている。
新幹線の切符、予約を間違えて、東京→名古屋というのを買っちゃった。
今週中に、もう一個くらいお知らせしたいことがあると思うので、そしたらまた、ブログを書きます。
19 notes · View notes
ari0921 · 1 year ago
Text
「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和五年(2023)12月27日(水曜日)参
    通巻第8070号
 AIは喜怒哀楽を表現できない。人間の霊的な精神の営為を超えることはない
  文学の名作は豊かな情感と創造性の霊感がつくりだしたのだ
*************************
 わずか五七五の十七文字で、すべてを印象的に表現できる芸術が俳句である。三十一文字に表すのが和歌である。文学の極地といってよい。
どんな新聞や雑誌にも俳句と和歌の欄があり、多くの読者を引きつけている。その魅力の源泉に、私たちはAI時代の創作のあり方を見いだせるのではないか。
 「荒海や佐渡によこたう天の川」、「夏草や強者どもが夢の跡」、「無残やな甲の下の蟋蟀」、「旅に病で夢は枯野をかけ巡る」。。。。。
 このような芭蕉の俳句を、AIは真似事は出来るだろうが、人の心を打つ名句をひねり出すとは考えにくい。和歌もそうだろう。
 『春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣干すてふ 天香具山』(持統天皇)
 皇族から庶民に至るまで日本人は深い味わいが���もる歌を詠んだ。歌の伝統はすでにスサノオの出雲八重垣にはじまり、ヤマトタケルの「まほろば」へとうたいつがれた。
 しかし人工知能(AI)の開発を米国と凌ぎを削る中国で、ついにAIが書いたSF小説が文学賞を受賞した。衝撃に近いニュースである。
 生成AIで対話を繰り返し、たったの3時間で作品が完成したと『武漢晩報』(12月26日)が報じた。この作品は『機憶(機械の記憶)の地』と題され、実験の失敗で家族の記憶を失った神経工学の専門家が、AIとともに仮想空間「メタバース」を旅して自らの記憶を取り戻そうとする短編。作者は清華大でAIを研究する沈陽教授である。生成AIと66回の対話を重ね、沈教授はこの作品を「江蘇省青年SF作品大賞」に応募した。AIが生成した作品であることを予め知らされていたのは選考委員6人のうち1人だけで、委員3人がこの作品を推薦し
「2等賞」受賞となったとか。
 きっと近年中に芥川賞、直木賞、谷崎賞、川端賞のほかに文学界新人賞、群像賞など新人が応募できる文学賞は中止することになるのでは? 考えようによっては、それは恐るべき時代ではないのか。
 文学の名作は最初の一行が作家の精神の凝縮として呻吟から産まれるのである。
 紫式部『源氏物語』の有名な書き出しはこうである。
「いづれの御時にか、女御、更衣あまたさぶらひたまひける中に、いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふありけり」
 ライバルは清少納言だった。「春は曙、やうやう白く成り行く山際すこし明かりて、紫立ちたる雲の細くたなびきたる」(清少納言『『枕草子』』
 「かくありし時すぎて、世の中にいとものはかなく、とにもかくにもつかで、世に経るひとありけり」(道綱母『蜻蛉日記』)
 額田女王の和歌の代表作とされるのは、愛媛の港で白村江へ向かおうとする船団の情景を齊明天王の心情に託して詠んだ。
「熟田津に 船乗りせむと月待てば 潮もかなひぬ今は漕こぎ出いでな」(『万葉集』)。
 「昔、男初冠して、平城の京春日の郷に、しるよしして、狩りにいにけり。その里に、いとなまめいたる女はらから住みけり。」(『伊勢物語』)
 ▼中世の日本人はかくも情緒にみちていた
 「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮かぶ泡沫(うたかた)はかつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし」(『方丈記』)
 『平家物語』の書き出しは誰もが知っている。
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。 沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。 奢れる人も久からず、ただ春の夜の夢のごとし。 猛き者も遂にはほろびぬ、 偏(ひとへ)に風の前の塵におなじ」。
 『太平記』の書き出しは「蒙(もう)竊(ひそ)かに古今の変化を探つて、安危の所由を察(み)るに、覆つて外(ほか)なきは天の徳なり」(『太平記』兵藤祐己校注、岩波文庫版)
「つれづれなるままに、日くらし硯にむかひて、心にうつりゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ」(『徒然草』)
 古代から平安時代まで日本の文学は無常観を基盤としている。
 江戸時代になると、文章が多彩に変わる。
 井原西鶴の『好色一代男』の書き出しは「「本朝遊女のはじまり、江州の朝妻、播州の室津より事起こりて、いま国々になりぬ」
 上田秋成の『雨月物語』の書き出しはこうだ。
「あふ坂の関守にゆるされてより、秋こし山の黄葉(もみぢ)見過しがたく、浜千鳥の跡ふみつくる鳴海がた、不尽(ふじ)の高嶺の煙、浮島がはら、清見が関、大磯小いその浦々」。
 近代文学は文体がかわって合理性を帯びてくる。
「木曽路はすべて山の中である」(島崎藤村『夜明け前』)
「親譲りの無鉄砲で小供の時から損ばかりしている。小学校に居る時分学校の二階から飛び降りて一週間ほど腰を抜ぬかした事がある」(夏目漱石『坊っちゃん』)
「石炭をば早はや積み果てつ。中等室の卓つくゑのほとりはいと静にて、熾熱燈の光の晴れがましきも徒らなり。今宵は夜毎にこゝに集ひ来る骨牌カルタ仲間もホテルに宿りて、舟に残れるは余一人ひとりのみなれば」(森鴎外『舞姫』)。
 描写は絵画的になり実生活の情緒が溢れる。
「国境の長いトンネルをぬけると雪国だった」(川端康成『雪国』)
 谷崎潤一郎『細雪』の書き出しは写実的になる。
「『こいさん、頼むわ』。鏡の中で、廊下からうしろへ這入はいって来た妙子を見ると、自分で襟えりを塗りかけていた刷毛はけを渡して、其方は見ずに、眼の前に映っている長襦袢姿の、抜き衣紋の顔を他人の顔のように見据みすえながら、『雪子ちゃん下で何してる』と、幸子はきいた」。
 「或春の日暮れです。唐の都洛陽の西の門の下に、ばんやり空を仰いでいる、一人の若者がありました」(芥川龍之介『杜子春』)
 ▼戦後文学はかなり変質を遂げたが。。。
戦後文学はそれぞれが独自の文体を発揮し始めた。
 「朝、食堂でスウプをひとさじ吸って、お母様が『あ』と幽(かす)かな声をお挙げになった」(太宰治『斜陽』)
 「その頃も旅をしていた。ある国を出て、別の国に入り、そこの首府の学生町の安い旅館で寝たり起きたりして私はその日その日をすごしていた」(開高健『夏の闇』)
 「雪後庵は起伏の多い小石川の高台にあって、幸いに戦災を免れた」(三島由紀夫『宴のあと』)
和歌もかなりの変質を遂げた。
正統派の辞世は
「益荒男が 手挟む太刀の鞘鳴りに 幾とせ耐えて今日の初霜」(三島由紀夫)
「散るをいとふ 世にも人にも さきがけて 散るこそ花と 吹く小夜嵐」(同)
 サラダ記念日などのような前衛は例外としても、たとえば寺山修司の和歌は
「マッチ擦る つかのま海に霧ふかし 身捨つるほどの 祖国はありや。」
 わずか三十一文字のなかで総てが凝縮されている。そこから想像が拡がっていく。
 こうした絶望、空虚、無常を表す人間の微細な感情は、喜怒哀楽のない機械が想像出来るとはとうてい考えられないのである。
AIは人間の霊感、霊的な精神の営みをこえることはない。
10 notes · View notes
kennak · 5 months ago
Quote
ご安全に。本日の溶接工あるあるは「公園で遊具の溶接欠陥を見つけたことを子供に自慢して白けさせがち」です。 退職してきた。 元はと言えば工業高校から某大手の本工から紆余曲折もあって中堅企業で電気屋として働くことになって10年以上たつ。しまいには班を抱えるに至ってた。何がMTGだ何が会議だ何がメンタルケアだKYやれKY。そんなんだからいつまで経っても・・・・・・・てな感じで、特に中間管理職としての不満があったわけではない。妻の実家の都合なので。次も溶接の仕事をするのかは全くの未定だから闇バイトを始めるかもしれない。特に、UTやMTを日常的に通さなければいけないタイプの電気屋は、つまるところ検査屋というイタコが啓示してくれる瞑想をやっているようなものだから、精神依存性がある。だからなのか電気屋やめた途端にメンブレする人は結構いる。これは、そもそも病的な傾向があったところに、今までは溶接が治療的に作用して持久していたのではないかという仮説をたてている。だからキレる老人にも溶接をやらせてみれば多分治るのではないか。ピンピンコロリとはいうが、高齢者の医療費削減がサァ!安楽死がサァ!とコロリの話ばかりしていて、それよりもピンピンの方について真剣に考えた方がいいんではないか。そんなことを増田は考えている。 そして、この10年で人材が大変多様になった。退職後が暇すぎて働いている70歳超えてる増田の師匠みたいな人や、特定技能のベトナム人はもちろんのこと、ついには女性までという奇妙な職場環境だった。いわゆるマイノリティの方が数が多い。都会の人にいうと待遇が悪いんじゃないかと言われる。だけど、この地方だと人的資源そのものが枯れてるので、ジキュ上げたところで大きな意味があるのかよくわからない。既に10年前から単価を倍に上げたけれど人員を増やすことは難しいと鉄工所アルバイトも言っていた。ゼロに何を掛け算してもゼロ。引き合いを断って同業者を当たり尽くしたのか金額だけが上がってまた引き合いが来て、それをまた断ること4度繰り返して納期がどんどん後ろにズレていく案件まであるという。当たり前だが人を増やせばいくらでも利益は出てくるのだが、それでも出来ない。高圧経済とは言うんだけど、少子化という圧力が高すぎて風船が破裂してしまって逆に生産性が落ちている状態なのでは? まあ、経済の難しいこととか分からんから、特に���国人と女性ってのは難しいなと日々感じながら仕事してたので、2つのケースについて自分の経験や考えを長々と書かせてもらおうと思う。 ベトナム人編 元は技能実習生として日本に来ていて、こちらでの生活も一定の期間していたから、言葉はまあまあできた。 外国人は怒ってはいけないと何かで読んだから怒らないように気を付けていたが、安全面でこのルールはかなり破った。教える/叱る/怒るはスペクトル的なのだろうか。自分の命の値段が安いと思ってるのか何なのか、クレーン吊り荷の下をくぐることが多すぎて弱った。とにかくフラフラっと近寄るし、動いているクレーンから視線を切ってしまう。日曜に出てきてペンキで床を塗って避難場所を作り、誰かがクレーンを動かすブザーを鳴ったらここに行けという少し極端なことを始めたりもした。でも、それはそれでクレーンを操縦する側の日本人にとっても安全を強く意識する契機にはなったかもしれないとポジティブに考えてる。師匠は「昔は職人ってあんなもんだった」とか呆れて言ってた。そういえば防塵マスクも最初ちゃんと付けなかった。前社ではどういう指導を受けてたんだろう。外国人だからって溶接ちゃんと教えてないどころか安全教育すら放棄するのは企業として最低限のこともできてないのだし、名前だけは有名だけど社員の質が総じて低い会社なんだろうな。そういう会社に限って職人だ匠だマイスターだとアピールに余念がないのだから世の中というのは不思議。増田が平均的な溶接工よりも安全にうるさいのも確かだが、それにしても。 そんなんだから当初の溶接の実力はかなりひどく低かった。特定技能なのに特定の技能を持ってないのでは。「どうやってJIS試験とおったの?」って聞いてしまった程度にひどい。欠陥を手直ししていたらしいけど、具体的な欠陥とは何かを教えてもらえないから、突っ立ってたまに溶接して仕事してるふりだけしてたらしい。だから何がどう欠陥なのか、その原因と対処方法みたいなところから教えなくてはいけなかった。信じられないほど低いレベルの話。そんなことも教えない技能実習。何の技能を実習させてた?全く関係ないけど、みんなの家の鉄骨は本当に大丈夫かな? というわけで基本から教え始めたのだが、とにかく覚えが早い。最終的にはカラーチェック程度の検査なら手直しも含めた具体的な手技は自分で考えてくださいみたいな方向になってた。どうせベトナム人は教えたやり方を勝手に変えてしまうから詰めても意味がないということに早々と気付いたのもある。それを良いことと捉えるかどうかが問題だと思っていて、逆に日本人の若手は自分で考えて動くということをしないから何事もバランスだろうか。増田も勝手なことをして成長していたタイプなので、安全上の問題がなければ過干渉は避けるようにしていたつもりだけど、どうしても余計なことに口を挟んでしまいそうになる。この前も、増田がやるなら左手に持ち替えるところを、フレキシブルトーチつないで右手でかなり無理な姿勢で溶接していた。悪い工夫ではないと思うが、左手で右手と同じように出来るまで練習しなよとか余計なことを言ってしまった。大物やってる隣へ手伝いに行かせたらUTでエコーが跳ね返りまくって、検査屋の音波おぢに文句言われながら増田と2人でガウジングの煤で真っ黒になりながら3日かけて掘り返して埋めたこともあった。それも経験。失敗は他人に手直しさせた方が効く奴と、自分で手直しせんと覚えん奴がいるので、両方を兼ねれば効果倍増。 最初はアンダーカットもオーバーラップも分からないレベルから、1年で競技会出ても恥ずかしくないレベルに上手くなってるのは増田の金正恩レベルに高い指導力の賜物だと思う。向上心の高さとかも含めてベトナム人のポテンシャルはとても高くて、増田だって数年したら抜かれるんじゃないかと思ったくらい。でも技能実習や特定技能は期限があるので上手くなった頃には帰るから、どこの会社も教育に身が入らず「低度人材のまま、おかえりくださーい」ってわけだ。この国はもうすぐ滅ぶ。本人たちは金持って帰れるからそれでいいやと割り切っているのかもしれないが、能力が高い溶接工を追い払いながら自称ものづくりの国、馬鹿な連中と思ってるかもしれない。 女性編 ついに女まで溶接工として採用しちゃったと聞いたもんだから世も末。しかもTIGではなくMAGとCO2で厚物もやらせようっていうんだから。暑いだけじゃなくてCO2なんかスパッタ飛ぶ量が半端じゃないし服とか燃えるけど大丈夫?ハツリやったら全身真っ黒になるけど?と面接でも聞かれたらしいけど別にいいとのこと。以前は医療関係でお務めの御嬢様が人間関係に疲れ果ててやってきたそうなのだが、弊社も入ってみたらセクハラ地獄……と、ならんように考えるのが大変だった。トイレや着替えその他は女性の設計がいるのでほとんど問題なかったのでは?と思っている。こっちが思っているだけで、あっちがどう思っているかは分からないわけですが。 身長が150あれば溶接工として大抵のことは出来ると思うけど女性としても小さすぎる。140ちょっとしかない。革ジャンはブカブカ、見た目は完全に子供。苦労したのは道具からで、トーチは定番のブルーもレッドも上手く取り回せないから私物のビンツェルを貸したら上手く握れるようになった。男だったら文句言わずに黙ってそれでやれって言ってる気もするから、こういうのもオタサーの姫扱いで良くないのか?一つ一つ手探りで考えながらやってた。最終的には会社に頼んでわざわざビンツェルを入れてもらったんだけど、意外と他班の男性陣にも好評だったのか普通に借りパクされる。ブルートーチの小さいやつも悪くないと思うんだけど、薄板を相手に振り回すならビンツェルは最強だと思う。ただしチップがすぐ死ぬのがドイツっぽい。身長に合わせた定盤とは言えない程度の作業台もわざわざ作った。これもジジイに乗っ取られてたから結局は複数作った。グラインダーも大苦戦だったけど、7インチだと2kg切る機種はないので気合でなんとかしてもらった。チッパやニードルスケーラも気合なのでエアツールは何から何まで気合。増田はNPK派だけど女はFUJIの方が使いやすいとかあるのかな?もっと他メーカーでいいものあれば、もし女性溶接工がいたら参考までに教えて下さい。 これもベトナム人と同じで怒ったら面倒だから怒らないでおこうと思ってたけど、そうはいかなかった。フェミに怒られる言い方をすれば、女のくせに仕事が恐ろしいほど雑だったからだ。昼休憩に止端仕上げを明らかにサボっているのを設計のおっさんに見つかって怒られたまではいいが、設計のおっさんと仲悪い別のおっさんが「うるせえ」とか謎にキレて介入し始める謎喧嘩(定期)が始まった。仕方ないから増田が横から割って入って「指導不足で申し訳ないです」とその場を収めた。それで「これ俺にもやらせんの?お姫様だなあ」と言ったら生意気にも「女性差別です」とか口答えするから「所詮は女のやることだから俺が頭下げただけで済んでるんだから二度と舐めた仕事してんじゃねえブス」と言ったら半泣きになって自分で手直し始めて、二度と手抜きはしなくなった。はてな基準やZ世代基準ではセクハラ・パワハラに該当するだろう。増田もブスは良くなかったと思う。だけど、人間心理への侵襲は最小限であるべきという前提は置いても、一定程度の圧力はかけないと人は動かじ。何もしなくても出来るのは天才だけだし。 もちろん良いところもあるというか、短期的に別の班に貸したら大活躍だった。ロボットの扱いがとても上手いのだ。えらい人が営業の口車に乗って導入したはいいものの社内で誰もまともに使えないから量産小物の仕様変更からほぼ稼働させられなかった曰く付きのロボットを、面白半分で使わせてみたら特別教育受けただけなのに自在に動かす。単にティーチングだけではなくジグを作るのも上手くて、図面もなしに勝手にスクラップ集めてやっつけで作ってるのに使えるから、荒っぽいけど勘や発想が良いんだろう。点検に来たメーカーも「これで大丈夫なんですか?」と明らかに悪い意味で驚くくらいのやっつけだが。少量でもジグ作って全部ロボットに溶接やらせるようになったから、当然ながら仮付けしか仕事がなくなる。だから一向に溶接が上達しない。量産かつロボットがやれるサイズなら爆速で上げるから周りもどんどん仕事を投げるのだが、本人はあんまり納得いってないみたいだった。そもそも頭の作りが電気屋じゃなくて鍛冶屋的なものに向いていたのかもしれん。ロボットなんか分からんから増田がなにか言えることもない。ただ、本人が電気屋として厚物がやりたいんだと話して、少しだけ騒動を起こしてた。気持ちとしては分からなくもないが、ガウジングで全身真っ黒にするわけにもいかんよなあと思っていた。他所の女性でチビでも音波物をガンガン溶接する上手いのがいるらしいと聞いたから、差別的な失敗だったかなとも感じていた。その後は一応の解決をみたものの、まだ正解は分かっていない。そうやって正解を探せること自体、恵まれていたのかもしれないのだし。分業かつ柔軟性がある程度に小さい企業という規模感はかなり限られてくるのだから。 もののついでだから最後に書いておく。この前も「水汲みという重労働を女性は担ってきた」というフェミのツイートに「そんなものは軽作業だ」というアンフェが引用が少しバズっていたが、普通に考えれば危険作業だろう。一人KYでもやってみればいい。経験も能力もない奴ほど自らの仕事の危険性を強調してアイデンティティを誇示する傾向がある。ノーヘル原チャリで遊んでるガキか、ヤンキー漫画の読みすぎてイキってる奇妙な人物か。外からイメージを悪くしようとする連中をどうにかしないと、いつまで経っても女性だけではなく男性も劇的に増えることはない。女がやりたくない仕事を男がやりたいと思うことは基本的にない。別に溶接に限らないのだが、業界の人はそういう面をもっと感じ取ったほうがいいと思う。 なんか暇だ。なんかない?
溶接工やめた
3 notes · View notes
chaukachawan · 5 months ago
Text
深淵を覗きたかった
舞原です。しばらく雑談が続きます。団員紹介目的の方は飛ばしてね。 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
コント演出をやってみて思ったんです。オムニとかの脚本とかもっと挑戦してみても良かったんじゃないかなぁって。いや、楽しいですね〜演出って。体験版だからでしょうか。まあ好き放題させてくれたコントの役者たちにまずは感謝なんですけど。まあその上でちょこっと制作秘話なんですけど。出演者決まってから色々試行錯誤しているうちに「客役に店長役の頭をポンポンさせようかな…?」とかいう邪念がよぎったんですよ。ちょっと迷いましたが、さ~すがに申し訳ないなって思って止めました。需要があるならもうポポポポ~ンってくらいにポポンポンしてください。あたまポン♪ポンポポン♪ でも勝手に頭ポンポポンするのは失礼ですからね。
まあ人に頭ポンポポンさせている自分自身がキモくなってしまうのはありますけどね。 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ということで食パン滓絞りからは以上です。 区切りがスマホサイズに依存するのは許して。
団員紹介、続いては35期。1年半ってまじで早いね。ここからは印象に残ってる役とかセリフを添えます。(不参加公演の場合はセリフないです。ごめんなさい。) 
私は代替わり部会に出席してないからギ、ギリセーフ...。 
大福小餅 
同じ座組になることが多かったなぁ。初めのオムニの頃から比べると本当にちゃうかに汚染されてしまったなぁって思います。ふと見ると��ぐに稽古場で寝ているのでおもろいなぁと思いつつも普通に心配です。天然で急な思考の飛躍を入れてくるのが本当に面白かった。外公で舞監頑張っていましたね、お疲れ様です。もっと舞台上での存在感が大きい役が見てみたいな。どうなるか予想が全くつかないから。 
こふくは楽しそうにしてる時が1番輝いてる気がする。 
23秋公/息を吸う、吐く 魔女 
「大丈夫、きっと全て上手くいく。」 
あろハム権左衛門 
支部長さん。吹田で楽しそうにしてるなぁ、とよく思っていました。某人間とかの振り付けしてたとは聞いてたけど今公演改めてみるとめっちゃ踊れててびっくりした。自分の中の世界で強く生きてるんだろうなぁと常々思ってて、その世界をもっと覗いてみたかったけど全くタイミングなかったなぁ。チャンスはもっとあったような気はするけど。吹田の時にサイゼ擦ってくれてありがとうございました。 
カルピスの原液が個人的には優勝ではあったが、しかしこっち 
24新歓/夢にまで魅せられて 黒川 
紫仏瑠唯 
まじでそんなにお話した機会がなかった…。合宿のときにこふくといて「あれ、ここって仲いいんだ」とか思ってたけどよくよく考えたら二人とも学部一緒だということにこれを書いてるタイミングで気づきました。それくらい何も知らなかった。まあスタオンだから仕方ないかな…。 
これ以外も見てみたいな。 
23オムニ/オレンジ 母 
「まさかネットに旦那を寝取られるとはねえ!!ネットられるとはねえ!!!」 
近未来ミーラ 
「詳しくは情報解禁を待て」だけど、諸々楽しみにしてます。みーらと一番お話したのはかつてのオムニの「今では考えられないようなほど静かなみーら」だったなぁ。みーらは演出を3回もやっているというのに。ふざけてる時のみーらとの会話のテンポ感は引退する前に掴みたかったなぁと思っています。あれみんなどうやって会話してるの?すごい気になる。いつか演出を受けてみたいという気持ちもありつつ。 
栞の個人的推しポイントの一つ 
24秋公/いつか栞を挟んで 駅員 
「自分の問題でしょう!」 
黒井白子 
演劇サイボーグさん。もっと白子にダメとかもらいに行っても良かったのかな、とか引退した今では思っちゃいますね。頑張ろうとする人に対して、その努力に応じた強度のダメを出してくれる。経験と知識にしっかり裏付けされてるのが本当に強みですよね。舞台上とかカラオケにいるときの白子のイメージが私の中で大きいけど、日常生活でも楽しそうにしていて凄いアクティブだなぁって思います。 
私これのキャスパまじで好きなんよ。あの白子大好き。 
23新人/某人間 道化師 
海泥波波美 
一番関われる機会が多かったんじゃないかな。私がいるところには常にいた気が。場の空気の作り方が上手いと思います。圧倒的な潤滑油。楽しませてくれます。真面目とふざけのバランスが凄い絶妙ですよね。まあ攻めすぎてる時もある気もするけど。須藤、当ててくれてありがとうございました。ちゃうかって楽しい場所なんだなぁっていうのを1番よく実感出来た公演になりました。 またご飯とかでも。
ボスと共演出来て楽しそうにしてたのが印象的だった。 
23秋公/息を吸う、吐く なおや 
「いつもの時間、いつもの電車、いつものお前。つまんねえ」
 
帝京魂 
すっかりおじさん芸が板についてしまって。オムニの初めで「僕、鯛焼きの36期にヤバい奴だと思われてないですかね…」って心配してたのは面白かった。舞台上ではやばいかもしれないけど、実際それ以外は相当まともな方��入りそうだけどどうなんでしょう。普通にいい先輩してると思います。襟をつかんで叫んでた頃が懐かしいなぁと思うこの頃です。 もう襟を掴めないとこに行ってしまったような。
Level 100 
24新歓/夢にまで魅せられて 深山 登 
テキストを入力 
音響仕込み平班員仲間。平班員だけどしっかり有能。流石。舞台上では毎回見所がある。美味しいよね。今年のオムニから役者を始めた新星のスターだけどもうすっかり演技をすることには慣れていて凄いと思います。あとほんまに映像凄い。安定してクオリティが高い。硬すぎず柔らかすぎず、重すぎず軽すぎず、ちょうどよくバランスの取れたエピの感じがすごく接しやすかったです。 
やはりお前は音響の柱になれ 
24外公/タイムマシンの使い方 店員 
「箸、一膳。」 
西峰ケイ 
おもろいすいたんちゅ。生粋の関西人ですよね。ツッコミが本当に一級品。ってか普通に演技が上手い。外公の時はすごいリードしてもらってたなぁ、と思います。ほんまにありがとうございました。せめて、最後に一個だけ聞きたいんだけど、西峰ケイを伏せるときってどの絵文字がいいん?□?■?意外と◇?それともこういう伏せって嫌いだったりします?教えてください。 
外公の共演も良かったんだけどさ…新歓で脳焼かれちゃったんだよね…。あのシーンのらび本当にすっげぇなって…。 
24新歓/夢にまで魅せられて 八戸 
園堂香莉 
ふぇーい🤟🏻これ好き。おもしれ〜やつ。どんな思想をしてるんでしょうか。鯛焼きめっちゃ楽しかったです。なぽのおかげで鯛焼きが思い出の品になりました。なぽりが飽きることが無いことを祈っておきます。鯛焼きチーフなら大丈夫か。舞台上では本番になるとよく覚醒しますよね。去年は舞台上で、今年はオペ席から見てたけど毎回本番すごいなぁって思ってました。 
ぽんぽん。ポン太くん!楽ステ輝いてたなぁ。 
23秋公/息を吸う、吐く  ゆき 
「初めまして、ゆきって言います。ふつつかものですが、よろしくお願いします!」
衿君 
佐藤。ゆるふわマッスル。外公はありがとうございました。普段はめちゃくちゃ謙虚なのにスイッチが入ると強くなる。演技は上手いし、舞台の外では面白い。もっと色々見てみたかったね。私が映オペの時結構注意喚起で肩叩いてくれたんですけど、楽ステのキャスパの時普通に見とれて忘れていたので助かりました。一緒に山を登ったりバンドを組んだりできて楽しかったです。またなんか冒険とかできたらいいな。 
そりゃこれ 
24外公/タイムマシンの使い方 佐藤 
「なるほどな、大阪から愛知に行くのはいいけど何かの間違いで大阪から岐阜に行くと世界が滅ぶってことか。滅ぼすべきは岐阜県民 」 
縦縞コリー 
最近とてもテンションが高いように見える。高いのはいいことです。まあ多分こっちが本来のコリなんだろうけど。でもコリちゃんはテンションが高い方が面白い気がします。そのままのあなたでいてください。あと、コリはさ!!!人の目には気をつけようね!!!ほんまにいつ誰に見られてるか分からないんだからな!!!な!!!!!! 
主役とかやってたけど何気にこれが1番好きかも。名言感? 
23オムニ/怪盗とその考え方 警部 
「これで怪盗コーデはコンプリートだよ…名怪盗くん。 」 
中森ダリア 
音響平班員仲間。でも音響として見たのは今回のバラしくらいだったかも。なんか最近更に美に磨きがかかっててびっくりした。すごいつよい。でも中身は変わらずひらりっぽい感じですよね。まあ詳しくは知らないんですけど。でもしっかりちゃうかに馴染んでますよねぇ。あとキャスパ上手すぎです。ほんまに、ダンス部強すぎる。 
合いそうだなぁと思ってはいたけど初見の衝撃凄かったなぁ。 
24オムニ/用もなしでは怖いし 掃除のおばちゃん 
「あぁそれと、もう二度と余計なことは言わないように。もう見逃し配信はしないよぉ」 
〆切三日前 
音響仕込み班仲間。なんやねんこの芸名。俗にいう音響チーフの系譜ですね。本当に音響チーフなのかは知りませんが。っていうかこの人のこと全然知らないんですよね。何気に。TOP SATSUMAIMO狂であることと正欲って映画をオススメしてたことしか知りません。引退したし暇な時に見てみようと思います。なんか意外と色んな役やってますよね。上手いから気づかないんだろうな。
ずっと座って見てました。毎回圧倒されながら見てました。 
23秋公/息を吸う、吐く みな 
「ブス。ブスブス。ブスブスブスこのブサイクが、自分に自信もちなさいよ!!!!!」 
ミル鍋 
ゆに。人を+にする能力にものすごく長けていますね。色んな人に+をばらまきつつもユニ自身も色んな人に+をもらっているような気がします。『雑』談をするのがすごい上手いよねぇ。大学の課題ってクソだよねっていう話なら2,3時間くらい出来そうな気がする。吹田でかなり苦しめられているようですが、ここを自分たちのオアシスにしてあげてください。 楽しんで。
すごい ゆに 
23秋公/華幻の月 辻井 
「お疲れ様。一人だけどよくやったね、頑張ったね。」 
苔丸 
こけえもん。ありとあらゆるスタッフワークをこなしていて尊敬します。同時にありがとうございます。妄想サイゼ気に入ってくれてありがとう。苔丸に楽しんでもらえてるだけでもあれをやった甲斐があります。最近苔丸の変化率低い気がするから、もっと想像もつかない役とかもやってみてほしいなぁという気持ちです。 今度は宇宙人とかロボットとか見てみたいですね。
原点にしてこれ。 
23オムニ/香夜 江崎文 
「ええ加減にせんか!」 
なんかこう書いてると人のこと全然見てきてなかったし、関わってこなかったなぁとか思っちゃいますね。 知らないことばっかり。悲しいね。
2 notes · View notes
yaduhiyo · 11 months ago
Text
二次創作ゲーム|ゼロからの脱出 ①ゲームづくりの発端・使用ツールなど  
Tumblr media
5/25~26、スグアオWebオンリー「ゼロから、また君と。」に参加させていただきました!
弊サークルはイベント合わせでブラウザゲーム『ゼロからの脱出』を展示しておりました。 予想外に多くの方に遊んでいただき・温かなご感想をお寄せいただきおひとつおひとつが本当に嬉しいです、ありがとうございます🙇
初のゲーム制作はひたすらヒイヒイでしたが学びも多く、とっても楽しかったです……!! ゲームそのものの制作方法を尋ねていただくことも多々あり、わたし自身の備忘(日記)を兼ねて何本か記事に残そうと思います🍎
━━━━━━━━━━ ①ゲームづくりの発端・使用ツールなど ②設定とキャラ定義、コンセプト ③ロゴ・UIデザイン ④未定(シナリオ、謎づくり……) ━━━━━━━━━━
※この記事内にゲームシナリオのネタバレはありません
┃なんでゲーム?
サークル参加するぞ!と決めた当初は久々の本だぁ~とウキウキSAIを起ち上げネームを切っていたのですが(またSAIで原稿してる……)オンラインイベント=手渡しで頒布できない……!というのがちょっぴり寂しくなり、それなら逆にオフラインではやりにくいことをやろう!という突発的な思考が発端でした。 ※地方在住の頃からこれが理由で過去一度しか同人誌の通販をしていないド不親切サー
┃使用したソフト
今回ゲーム制作に使用したツールはティラノビルダーです! 「🔍️ゲーム 自作 ソフト」で調べた中ではわたし的に一番とっつきやすそう……!と感じました(公式サイトのKV内にHTML5とCSS3がバーンと出ていたあたりから……) なにより無期限の無料版(Pro版との違いは一部機能制限)があるのがありがたすぎます~!!
画面はこんな感じ
Tumblr media
この左側のコンポーネントをドラッグアンドドロップするだけで直感的にノベルゲームができちゃうよ🎶というのがティラノビルダーの強みです。
ちょっと凝ったアニメーションや脱出ゲームのようにギミックがあるものを作る場合は、一部にどうしても「ティラノスクリプト」という独自の記述法を使って直接プログラムを打ち込む必要が出てくるのですが、単純な会話~選択肢分岐だけであれば立ち絵・背景・セリフ(+お好みでスチル)さえあれば数分で動かせてしまう感動……!!
(プロの方からしてみればPythonやRubyあたりの言語を根っから学んだ方が近道なのでは……?と思われるのかもしれないという空気は感じつつ、正直まだこの時点では「本当の本当にゲーム作(れ)るのか……?」という躊躇いがあり……)
┃何ゲーにするか問題
CP作品である以上はノベルゲームが妥当かな……?というボンヤリしたイメージだけ持ちつつ、とりあえず選択肢で分岐するマルチエンディングタイプのゲームとしてプロットを書き始めました。
当初はキタカミの里が舞台で、里のはずれにある謎の廃墟を久々に再会したスグアオが課題を兼ねて調査に行く……という感じの物語でした(無事に解決してオモテ祭りで笑い合うトゥルーエンド・一生閉じ込められてそれでもいいよね……になるメリバエンド・片方が乗っ取られて手ひどい扱いを受けながらも絶対にいつかお互いを取り戻してみせる……!なバッドエンド、もうひとつ特殊な選択肢を選ぶとちょっとえっちな隠しエンド)
とここまで書いてから一晩寝かせて感じたのは、これフツーに字書きメインの作家さんがテキストでリンク分岐させて書いたものの方が読みやすくね……?という"なんかわざわざゲームにする意義が足りないな"感でした🤔いや、ノベルゲームってそういうものではあるのですが……
■欲しい ・ゲームである意義(わざわざ操作していただくに足りる何か) ・他CPでは成り立たない、スグアオである意義
■避けたい ・これただの読みにくいSSじゃね?感 ・ただゲーム作ってみたかっただけ(スクリプト学習に気を取られすぎて肝心の内容が薄い)じゃね?感
もちろん立ち絵の表情変化やモーション、背景、BGMや効果音が存在するだけで"ゲームとしての意義"になりますが、そんなものはSSを読んでいれば読み手としては脳内再生で間に合ってるものであって、わざわざわたしが描いた・付けた情報で縛り付けるのはいらん世話なんだよォ! と当時のメモに書いてありましたが全然それはそれでアリと思いますヨ……!(未来のわたしより)
┃脱出ゲーム……か……!
ノベルゲー用のビルダーでできるかできないかは別として、ストーリーと絡めやすいゲームといえばやはり真っ先に浮かぶのが脱出・推理系の謎解きゲームです。
わたし自身は謎解きといえばここ数年リアル脱出ゲームばかり遊んでいましたが(あと原神のイベントやフィールドギミック)、まさにflash~HTML5登場時に全盛を誇っていたあの……DL不要でアイテム欄がある形式のやつ……! 脱出ゲームであればヒントページを設けることで難易度調整も可能だし、付加価値として普段脱出ゲームを遊ばない方にも"ああ!そういうことか!"のあの瞬間を感じていただけたりするのでは……?!というワクワクがここで生まれました👶(差し出がましいですがこれは脱出ゲー好きである"わたしが作る"意義にもなるかも!と)
じゃあ「何から脱出するの?」については改めて別記事で「コンセプトについて」の題目で書きたいと思います。
■ボツネタ 謎ではなくミニゲーム(パネル合わせやターン制の簡易戦闘)をちょこちょこ挟む案も考えたのですが、シンプルなものであるほど難易度設定(どうしてもクリアできない時のフォロー)が難しいのでNG
アオイの意識を取り戻すためにタイピングゲームでひたすらスグリに気持ちの告白をさせる&正答率に応じたゲージ量で分岐とかいうトンチキ羞恥案があったのですがタイピングゲーム=デバイス(PCか否か)によって操作難易度やUIが変わりすぎるのと単純にかわいそうなのでNG
あと考えるまでもないパターンですがホラーは苦手な方を門前払いしてしまうのでNG👻💦 でもちょっとやってみたい、スグアオパニックホラー……(キビキビは……?)
┃必要な素材
そうと決まればイベントまで3ヶ月、楽しいものを作るぞ! ということで用意する素材を一覧化……
シナリオ
謎解きギミック
立ち絵(表情・髪型差分)
背景
スチル絵
BGM
効果音
アイテムの絵
UIデザイン
ロゴ
タイ��ル絵
ヒントページ(サイト)
BGM・効果音に関してはここ数年ボランティアで実況動画の編集をやらせてもらっていたのもあり、いつもお世話になっているサイトさんで選出させていただきました!
使用させていただいた音源についても、また別記事で紹介できればと思います🎶
next:②設定とキャラ定義、コンセプト(仮)→
4 notes · View notes