#不機嫌顔の猫
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営業中。「ねこまみれ手ぬぐい」早速注文が入り、今日の通販は手ぬぐいの発送。早い方には明日には届くかと思いますのでお楽しみに。
通販→https://wazakka-kan.jp/mamire/
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先程ご来店のカップル、相槌の打ち方が2人そっくりでほほえましかったです。「うんうん、うん」音はこれだけなのに、似ているな、そっくりだ、と分かるのです。
勘ですが、女子の方が男子の口真似してきた結果かなと。好きなのね~やだもう~ラブラブビーム熱い~って感じで、見ないふりしてたけど、ほんと仲良しでほほえましかったんです。
ニュースを見渡すと、世界は平和とは言い難いですが、でも目の前の日常は、今日も平和だな、私は穏やかに過ごせているぞと確認できると、見える景色も案外と明るく見えるですよ(気の持ちよう
#手ぬぐい#捺染#オリジナル柄#ねこまみれ#猫柄#不機嫌顔の猫#何怒ってるの#猫好きさんと繋がりたい#夏の必需品#インテリア雑貨#和雑貨#江古田#新桜台#商店街#西武池袋線#練馬区#贈り物#プレゼント#ギフト
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8月15日の午後12時半くらいのこと 天気が良い 病気になりそうなほど眩しい日差しの中 することも無いから君と駄弁っていた
「でもまぁ夏は嫌いかな」猫を撫でながら 君はふてぶてしくつぶやいた
あぁ 逃げ出した猫の後を追いかけて 飛び込んでしまったのは赤に変わった信号機
バッと通ったトラックが君を轢きずって鳴き叫ぶ 血飛沫の色 君の香りと混ざり合ってむせ返った 嘘みたい��陽炎が「嘘じゃないぞ」って嗤ってる 夏の水色 かき回すような蝉の音に全て眩んだ
目を覚ました時計の針が鳴り響くベッドで 今は何時? 8月14日の午前12時過ぎ位を指す やけに煩い蝉の声覚えていた
でもさぁ 少し不思議だな 同じ公園で昨日見た夢を思い出した 「もう今日は帰ろうか」道に抜けた時 周りの人は皆上を見上げ口を開けていた
落下してきた鉄柱が君を貫いて突き刺さる 劈く悲鳴と風鈴の音が木々の隙間で空廻り ワザとらしい陽炎が「夢じゃないぞ」って嗤ってる 眩む視界に君の横顔 笑っているような気がした
何度世界が眩んでも陽炎が嗤って奪い去る 繰り返して何十年 もうとっくに気が付いていたろ
こんなよくある話なら結末はきっと1つだけ 繰り返した夏の日の向こう
バッと押しのけ飛び込んだ 瞬間トラックにぶち当たる 血飛沫の色 君の瞳と軋む体に乱反射して 文句ありげな陽炎に「ざまぁみろよ」って笑ったら
実によく在る夏の日のこと そんな何かがここで終わった
目を覚ました8月14日のベッドの上 少女はただ 「またダメだったよ」と一人猫を抱きかかえてた
yeag.
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本当に人手が足りないし、猫の手も借りたいぐらい人手不足になった結果、外国人を雇う事になった。もう外国人を雇い続けて1年になるが、これが頗る評判が悪い。仕事の漏れややり方に不備があるので指摘しても、カタコトの日本語で「ハイ、ワカリマシタ」とは返ってくるが何度言っても改善されない。本社に早く日本人雇ってくれ仕事が回らんと伝えても改善されず。金がないんだろう。発注側も安い清掃会社を使いたいので、もうこのまま安い清掃会社の従業員として致命的なミスでもして、「少し値が張ってもまともな清掃��社を使おう」と思わせるのが俺か社会的役割なんじゃないか?とさえ思った。またとある日、外国人が自分の入館証をトイレに誤って流したと言っていた。意味がわからん。流す前に気づくだろ普通。トイレじゃなくて誰かをビルに入れるために横に流したんじゃねえか?とさえ思った。入館証トイレ流しの件と再発行の話がビル管理会社に届きこっぴどく怒られ、「従業員に反省文書かせてくれないか?再発されては困る」と言われた。俺も対策してえけどうっかりでトイレに流す意味がわからねえもん。一応現場では入館証をポケットに入れず常に首にかけて携帯するというルールを再度周知はした。当該のベトナム人も「ハイ、ワカリマシタ」といった。そしてオーナーの言う通りに反省文書かせた。ベトナム人の彼なりの計らいではあったんだろうが英語がびっちり並んだ反省文が返ってきた。律儀に書いてくれてありがとう。俺は英語が読めないので、そのまま管理会社に渡した。管理会社部長は「これはふざけてるのか?」とブチキレた。俺は上の空でこの仕事に別れを思った。そんなこんなで数ヶ月前に、久々に日本人が入ってきた。中年の清掃経験がある男だ。挨拶もしっかりしてるし、現場の清掃員の七割が外国人なことに少し戸惑いはしていたが、俺は久々にホッとした。しかし、勤務開始から3日後にビル利用者から「最近入った清掃の男が階段掃除しながらスカートの中を覗いてくる」とクレームが入った。俺は覗きの現場を見てはいないので、片方の意見だけを鵜呑みに新入り中年を咎めることが出来なかったので一先ず保留にした。そして翌日別の女性からクレームが入ったので、これは本物かもしれない懸念が出た。昼休み前に「階段で清掃員にスカートの中を見られて不快だったというクレームか入った。新入り中年さんは本当に見て無いとは思うが、神経質なお客様もいて以前からこういうクレームがあったので(ちなみに過去に一度も無い)、階段の清掃中は極力仕事だけにフォーカスを当ててくださいね、なんかあったら遠慮なく私に相談してください。」と伝えた。そうすると新入り中年さんは顔と禿げた頭を真っ赤にして「俺じゃねえよ!!!!!!」と怒鳴りだした。「おまえは見てないと思う」という仮置きしたのにこのブチギレ方は「あ、こいつは本物だわ」と確信した。そのままロッカーから私服を取り出しそのまま外に出ていったので飯でも食べに行くのかなと思ったら駐車場から新入りの奇声音となにかものを壊す破壊音が聞こえたので急いで見に行ったら粉々になったマキタの掃除機と脱ぎ捨てられた作業服が転がっていた。新人中年は帰ってこなかった。入館証をトイレに流したベトナム人は「新人中年サン、チョトおかしいよ?」と困惑した表情で溢し、俺は本社から「従業員の教育が悪い」と叱責され、減給を言い渡され、仕事を辞める決心がついた。俺の指導力も不足していたんだろう。新しく入ってくる人間がまともに仕事をしてくれない外国人かやばい日本人の二択で、彼らをまともな清掃員に育て上げる能力は俺には無かった。もう俺は本社と何も話したくないし顔も見たくない精神状態に陥っていて、派遣先の入館証と作業着を本社に郵送し、事前に準備していた退職届を内���証明で送った。本社からの連��先は着信拒否にし、かかってくる謎の携帯番号も着拒にしてから1ヶ月ほどで解雇通知が送られてきた。離職票が届いてなかったので、本社の総務部に電話で「増田だけど離職票が来てない」と伝えると「人事部長から話があるそうなのでお待ち下さい」と言われたので「はい」とだけ伝えガチャ切りし、ハローワークに「退職した会社に催促しても離職票が送られてこない」と伝えた。3週間ほどで離職票が届いた。そんなこんなで30代無職のゴミが出来上がった。職歴はフリーターと清掃会社しかないし高卒だが、もう清掃には二度と戻りたくないし、なんなら別会社でも清掃関係者を見るのが嫌だし、ホームセンターでマキタ製品を見るだけでも吐き気がする。精神科に行ったほうがいいのかもしれないが、客観的にみてまともじゃない精神状態でも受診しないことで「自分は精神的にまともかもしれない」一縷の望みの可能性に縋る事が出来、それが自分の中の精神安定を保つことが出来ている。話が少し脱線したが、すべての清掃会社はこんな感じではないんだろうけど、給与もっと高くし競争率高めないとこの先もっと酷くなる気がする。今は失業手当貰いながら無職中にJavascriptの入門書写経して「はぇ〜」って言いながら時間つぶしてる、職業訓練は過去に電気工事士取るのに使ったのでまた使ったらもっと職歴が汚れる。(2度も職業訓練に通ってる奴は使いたくないだろう)コンピュータって偉いな、指示が正しければ指示通り動くんだな、もう人間と接したくねえよ追記朝起きたらこんな誤字脱字だらけの書きなぐったような文章がホッテントリいりしてびびった親切心でアドバイスくれた方々どうもありがとう。全部に返事はする気力わかないけど、アドバイスくれた方々だけに所々補足。JavaScriptはブラウザ上ですぐ動きが見えるので入門書買って遊んでただけで、IT系に転職したいとかそういうのはないです。適応障害でメンタル死んだSEの友人の話とか聞いていたのと、N予備校でGithubに触れた時に「ギャッ、英語」となったので、無責任に趣味として遊ぶ分には良いと思うけれども、これに社会的責任がついたら絶対病むと思います。仕事にしてる人すごい。手書きコードをエディタに写経するだけの仕事とかあったらやりたいけどきっとそんなものは無いでしょう。清掃関係にも戻る予定はないですね、昔から自分の能力に劣り(精神的体力のなさや頭の回転の遅さ)を実感していて、門戸の広くてハードルの低い清掃業界に入ったの���自分の能力を見据えての選択でした。若い内に手に職つく別の業界に行くべきだと諸先輩方からは言われた事もあったのですが、新卒時代に圧倒的に同期より劣っていた飛んだ経験から考えて、仮に行っても多分やって行けなかったと思います。ビルメンですが、近くでビルメンを見てきたN=1から言わせてもらうと普通に大変だと思います。便所の糞抜きはビルメンの仕事でしたし、ネットだと未経験が入りやすいみたいな話がありますが、実際は元電気屋とか元水道屋の元職人達が多いので、未経験で入ってきたっぽい人達が苦労してるのを見てきました。手先が不器用なので私には無理だなと思ってます。元職人達に支えられてる業界なので、未経験だらけで記録とりのルーチンはこなせても、設備トラブルによるイレギュラーには対応出来ず、現場によっては炎上(火災的な意味ではなく)してる防災センターもあるとかビルメンの人から聞いたことがあります。電気工事士を取ったのですが、その時に手先の不器用さを痛感したのと、電気の知識が交流から理解できず止まっているので、適正はないですね。免許返納したほうがいいかもしれないです。家のスイッチ交換の役にはたちましたが。清掃やってて何いってんだと思われるかもしれませんが、汚いところと暑い所が結構苦手で、トイレ掃除のたびに頭痛と胃のムカつきを感じていました。こう書いてると働きたくない理由ばかり出てくるので、元々働きたくない社会不適合者なんだと思います。割と好感な反応もあったのでむしろ驚きましたが、本当に仕事ができない無能です。私を知ってる人がこれを読んで、私のことを真面目だとか有能だとか書かれてるのを見たら全員が全員「はぁ……?」と渋い顔すると思います。思われてるほど良い人間じゃないのですみません。とりあえず貯金も失業手当もあるし、当分はゆっくり過ごして、何も考えず静かに過ごそうと思います。気にかけてくれた人達ありがとう。嬉しかったです。おわり
清掃会社人材不足でマジでヤバい
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2023年12月7日(木)晴れ
2時間おきには起きるけれど、今日はよく眠ってくれた日だった。夕暮れ時から2時間ほどは機嫌良く目をぱちぱちさせ、なんとなく認識しているであろう母の顔をみてはキョトンとした表情とバタつかせる手足。何を思っているのかはわからないけれど、楽しそうな姿にホッとする。授乳終わりと、揺らされながら眠るときにみせる天使の微笑みはあいもかわらずこの世にこんな可愛く素敵な笑顔はあるのだろうかと思わせるもので、なにがあっても守ってみせると母心を強くさせていく。赤ちゃんは身を守るために(お世話してもらうために)そういった顔を生理的な現象として大人にみせるわけだから、ほんとうに凄いよな、生命力。夜間、鼻の奥でずるずると音が聞こえるのではじめて鼻水を吸うものをつかってみた。とても原始的で母親である私がストローのようなものですぅ〜っと吸うのだけど、��れをするだけで鼻の通りがよくなり、ずるずるという音は聞こえなくなった。鼻くそや鼻水で窒息してしまうような小さな命と四六時中向き合っている今の時間を大切にしなければ。といいながら、娘が寝ると、すぐに読書。
『惑星』がとんでもなく良い。毎年順不同でよかった本を並べるのだけど、今年だけはダントツNo. 1として『惑星』をあげると思う。美しく、神秘的で、言葉の連なりの静謐さが群を抜いている。そんな美しくころんとしたかわいいエッセイの合間に挟まれる詩がまた静けさと愛しさに溢れていて完璧なのだ。明日には読み終えてしまうページ数しか残っていなくて、とても悲しい。
お風呂では『今日もふたりで、スキップを』を50頁まで。愉快な夫婦生活。結婚っていいなと思いながら、夫との結婚生活を思う。赤の他人同士がおなじ屋根の下で住むのだからいろんなことがあって、良いことばかりじゃないけれど、この人と結婚してよかった。それだけは言える。片思い、両思い、恋人、夫婦。そして、互いを称え合いながら補い合いながら、娘を守る戦友となり、両親という名がついた。隣を歩きはじめて、12年以上。こらからもよろしく頼みますね。
あと年内に読む日記本のラストは阿久津隆さんの『読書の日記』のvol.4を。ふふふ。併読万歳。
猫がそばにいると、3時間〜4時間ほど眠ってくれる娘。あなたたちがくれるその温もりに母はとても助かっています。いつもありがとう。
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NOT SO BERRY 🐸GREEN🐸#39
『二人はヨー��ーホーしたい』
また父親Evanさんから家に帰っておいでよ電話が来たので、
実家があるBrindleton Bayに帰省しています。
雨の中、近くの海岸を散歩。このエリアはとても落ち着いた雰囲気。
世界的なセレブもお忍びで訪れている様子。
前回まさか���自律告白で、恋人同士になった2人。
雨の中ベンチに並んで座っていい雰囲気ですが。。。
ダーリンはオモチャを取り出して遊びだしました。
幼稚なシムは大人になりきれず、いつまでもオモチャが好きだったり、子供と遊んだりします。
仕方がないのでクレメンタインから誘惑。
この日は海賊言葉の日。
大事な港についてささやくって下ネタにしか聞こえないんですけど、わたしだけでしょうか?
雨の中でKiss......
キス直後砂場で遊びだす二人。
ラブラブべったりというより友達感が強いカップル。
ここで突然のローポリ鳥たちコレクションをご覧ください。
無事、砂の作品を完成させて、もいちどハグ。
ウフフさせようと思ったんだけど、
”子供を作る”も”ウフフをする”も、両方ヨーホーホーするになってて困った。
突然のギャンブルシステムに震えながら下のヨーホーホーを選択。
ヨーホーホーしに実家に戻る二人。
パパんが部屋からどかない。ずっとここに棒立ち。
最終的にはローブに着替えて就寝。
意地でも娘のヨーホーホーを阻止しようという意思を感じた。
諦めた二人は、1階のリビングで誘惑的な会話中。
”見事なお宝を称賛する” ←コレも下ネタにしか聞こえない。
恋愛コマンドの中に含まれているから、つまりはそういうことだよね???
母、デイジーが部屋に来ましたが、終始退屈そうな不機嫌な顔。
娘が連れてきた恋人がガールフレンドということに動揺してるのかもしれない。
ダーリンが頑張って話しかけてましたが、デイジーはセレブなので知り合いになれず。ずっと無視されてた。
イラついたのか、猫たちに無礼な挨拶
3匹わらわら集まってきててkawaii
秒で猫に遊ばせられていたよ。
ニャンコの可愛さには誰も勝���ない。
この日はそのまま実家にお泊り。
ベットをとられた妹、スカーレットはバレエの練習をして、
地下で蹴りの練習。
理不尽な姉に振り回��れるストレスを発散しているんだと思う。
ウエイトトレーニングをするセーラームーンで今回はおしまい★
#sims4#ts4 challenge#notsoberry#ts4 gameplay#ts4#シムズ#シムズ4#not so berry challenge#nsb#nsb green#green
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2023年に読んで「オォッ!」と思った本や作品……その1
『長靴をはいた猫』(シャルル・ペロー著/澁澤龍彦訳/河出文庫/Kindle版) 『台湾漫遊鉄道のふたり』(楊双子著/三浦裕子訳/装画:Naffy/装幀:田中久子/中央公論新社/Kindle版) 『聊斎志異(上下巻)』(蒲松齢作/立間祥介編訳/岩波文庫) 『灯台守の話』(ジャネット・ウィンターソン著/岸本佐知子訳/装幀:吉田浩美、吉田篤弘〔クラフト・エヴィング商會〕/白水社) 『新版 小さなトロールと大きな洪水』(ヤンソン著/冨原眞弓訳/さし絵・カバー装画:ヤンソン/講談社文庫/Kindle版) 『象の��』(ジョゼ・サラマーゴ著/木下眞穂訳/書肆侃侃房/Kindle版) 『リリアンと燃える双子の終わらない夏』(ケヴィン・ウィルソン著/芹澤恵訳/イラストレーション:中島ミドリ/ブックデザイン:アルビレオ/集英社) 『透明人間』(ハーバート・ジョージ ウェルズ、著/海野十三訳/青空文庫/Kindle版) 『世界の終わりの天文台』(リリー・ブルックス=ダルトン著/佐田千織訳/創元SF文庫/Kindle版) 『去年を待ちながら 新訳版』(フィリップ・Kディック著/山形浩生訳/カバーデザイン:土井宏明/ハヤカワ文庫SF/Kindle版) 『ザップガン』(フィリップ・K・ディック著/大森望訳/扉デザイン:土井宏明/ハヤカワ文庫SF/Kindle版) 『パーマー・エルドリッチの三つの聖痕』(フィリップ・K・ディック著/浅倉久志訳/早川書房) 『火星のタイム・スリップ』(フィリップ・K・ディック著/小尾芙佐訳/扉デザイン:土井宏明/ハヤカワ文庫SF/Kindle版) 『マーダーボット・ダイアリー 上下』(マーサ・ウェルズ著/中原尚哉訳/カバーイラスト:安倍吉俊/東京創元社/創元SF文庫/Kindle版) 『珈琲と煙草』(フェルディナント・フォン・シーラッハ著/酒寄進一訳/東京創元社/Kindle版) 『シャーロック・ホームズ シリーズ全10巻 合本版』(コナン・ドイル著/延原謙訳解説/新潮文庫/Kindle版) 『イラハイ』(佐藤哲也著/佐藤亜紀発行/Kindle版) 『シンドローム』(佐藤哲也著/森見登美彦解説/カバー装画:西村ツチカ/カバーデザイン:祖父江慎+コズフィッシュ/キノブックス文庫) 『俺の自叙伝』(大泉黒石著/四方田犬彦解説/岩波文庫) 『ブサとジェジェ』(嶽本野ばら著/『三田文學 153 春季号 2023』掲載作品) 『珈琲挽き』(小沼丹著/清水良典解説/年譜・著書目録:中村明/講談社文芸文庫) 『不機嫌な姫とブルックナー団』(高原英理著/講談社/Kindle版) 『祝福』(高原英理著/装幀:水戸部功/帯文:渡辺祐真/河出書房新社) 『若芽』(島田清次郎著/青空文庫Kindle版) 『交尾』(梶井基次郎著/青空文庫/Kindle版) 『のんきな患者』(梶井基次郎著/青空文庫/Kindle版) 『城のある町にて』(梶井基次郎著/青空文庫/Kindle版) 『風立ちぬ』���堀辰雄著/青空文庫/Kindle版) 『自分の羽根』(庄野潤三著/講談社文芸文庫/Kindle版) 『幾度目かの最期 久坂葉子作品集』(久坂葉子著/久坂部羊解説/年譜・著書目録:久米勲/デザイン:菊地信義/講談社文芸文庫) 『現代語訳 南総里見八犬伝 上下巻』(曲亭馬琴著/白井喬二訳/カバーデザイン:渡辺和雄/河出書房新社/Kindle版) 『キッチン』(吉本ばなな著/カバーデザイン:増子由美/幻冬舎文庫/Kindle版) 『かもめ食堂』(群ようこ著/装画:牧野伊三夫/カバーデザイン:��上庸子/幻冬舎文庫/Kindle版) 『ハピネス』(嶽本野ばら著/カバーイラスト:カスヤナガト/カバーデザイン:松田行正/小学館文庫/小学館eBooks/Kindle版) 『猫の木のある庭』(大濱普美子著/金井美恵子解説/装幀:大久保伸子/装画:武田史子/カバーフォーマット:佐々木暁/河出文庫) 『ハンチバック』(市川沙央著/装幀:大久保明子/装画:Title: mohohan Year: 2020 Photo: Ina Jang / Art + Commerce/文藝春秋) 『文豪たちの妙な旅』(徳田秋聲、石川啄木、林芙美子、田山花袋、室生犀星、宇野浩二、堀辰雄、中島敦、萩原朔太郎著/山前譲編/カバーデザイン:坂野公一+吉田友美(welle design)/カバー装画:樋口モエ/カバーフォーマット:佐々木暁/河出文庫) 『作家の仕事部屋』(ジャン=ルイ・ド・ランビュール編/岩崎力訳/読書猿解説/カバーイラスト:Guillaume Reynard/カバーデザイン:細野綾子/中公文庫) 『腿太郎伝説(人呼んで、腿伝)』(深掘骨著/左右社/Kindle版) 『硝子戸の中』(夏目漱石著/石原千秋解説/カバー装画:安野光雅/新潮文庫) 『思い出す事など』(夏目漱石著/青空文庫/Kindle版) 『文鳥』(夏目漱石著/青空文庫/Kindle版) 『ジュリアン・バトラーの真実の生涯』(川本直著/文庫版解説:若島正/ロゴ・表紙デザイン:粟津潔/本文・カバーフォーマット:佐々木暁/カバー装幀:大島依提亜/カバー装画:宇野亞喜良/帯文:魔夜峰央/河出文庫) 『駅前旅館』(井伏鱒二著/解説:池内紀/カバー装画・文字:峰岸達/新潮文庫)『硝子戸の中』(夏目漱石著/カバー:津田青楓装幀「色鳥」より/注解:紅野敏郎/解説:荒正人/新潮文庫) 『村のエトランジェ』(小沼丹著/講談社文芸文庫/Kindle版) 『午後三時にビールを 酒場作品集』(萩原朔太郎、井伏鱒二、大岡昇平、森敦、太宰治、坂口安吾、山之口貘、檀一雄、久世光彦、小沼丹、内田百閒、池波正太郎、吉村昭、開高健、向田邦子、安西水丸、田中小実昌、石川桂郎、寺田博、中上健次、島田雅彦、戌井昭人、吉田健一、野坂昭如、倉橋由美子、松浦寿輝、山高登著/カバー画:山高登「ビヤホール」/カバーデザイン:高林昭太/中央公論新社編/中公文庫/Kindle版) 『対談 日本の文学 素顔の文豪たち』(中央公論新社編/巻末付録:全集『日本の文学』資料/中公文庫) 『40歳だけど大人になりたい』(王谷晶著/デザイン:アルビレオ/平凡社/Kindle版) 『人生ミスっても自殺しないで、旅』(諸隈元著/ブックデザイン:祖父江慎+根本匠(コズフィッシュ)/晶文社) 『ロバのスーコと旅をする』(髙田晃太郎著/装幀:大倉真一郎/地図制作:小野寺美恵/河出書房新社) 『本当の翻訳の話をしよう 増補版』(村上春樹、柴田元幸著/カバー装画:横山雄(BOOTLEG)/新潮文庫) 『書籍修繕という仕事 刻まれた記憶、思い出、物語の守り手として生きる』(ジェヨン著/牧野美加訳/装幀:藤田知子/装画:谷山彩子/原書房)
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ある画家の手記if.39 告白
三人で家族旅行をして、香澄の睡眠も落ち着きだしてからしばらく経ったある日に、情香ちゃんは唐突にこの家を出て行った。 もともとこのままずっとここにいる気じゃないのは僕も香澄も分かってたし、出ていくことに変な他意はなくて、そろそろいつもの体を動かす忙しい仕事に戻りたくなったんだろうなと思った。
荷物もないし玄関まででいいというから、香澄と二人で玄関で見送る。 一人靴を履いた情香ちゃんは玄関で香澄の頭を髪が爆発したみたいになるまでわしわし撫でたあとで、満足したみたいに笑った。 「ん。もうそんな痩せこけてないな」 「…うん。ありがとう。情香さんの料理おいしかった」 情香ちゃんが香澄をまっすぐ見つめる。 「困ったらいつでも呼びなよ」 「うん」 「…香澄の目は綺麗だな」 そう言って情香ちゃんが香澄の頭を両手で挟んで持って引き寄せ て 「?!」 「ちょっ…」 香澄の目元に軽くキスしていった。香澄はフリーズして目をぱちくりさせてる。 僕は後ろから香澄を抱きしめて牽制する。 「…情香ちゃん、や、やめて…。香澄口説かないで」絶対僕が負けるから。 「そう思うならもう少しお前も大人になるんだな」 情香ちゃんは笑いながら颯爽と扉の向こうに消えていった。 「……。」 「………。」 室内に残された二人でしばらく同じ体勢のまま固まる。 「……香澄…情香ちゃんに心変わり「してないよ?!」 つっこまれるみたいに否定されてほっと息をつく。…へんな感じだ。前だったらそんな、香澄が誰を好きだって、こんなに焦ったりしなかったのに…今僕に気持ちの余裕がないのかな、家族になろうって言ったときだって僕は、香澄にほかに彼女とかがいるならそれで…って思ったり…してたのに。 ……もしかしてこれが独占欲ってやつかな。 もやもやを新鮮に感じながら、香澄に提案する。 「…ねえ香澄。僕はこれからどうしてもやりたいことがあるんだけど、香澄も手伝ってくれる?」 香澄は後ろから抱きしめてくる僕の腕の上に手を���せて、僕の足の上に足を乗せて、僕もそれに合わせて足をぶらぶらさせたり体をゆらゆらさせて二人で玄関先で一緒に揺れる。 「いいよ。やりたいこと?」 僕はそのまま足の甲に香澄を乗せて二人羽織みたいな二足歩行を戯れにしながらリビングまで戻った。 香澄をソファに待機させると、家族旅行で買ったばかりの防寒具一式をすばやく取ってくる。 ソファに座った香澄にぐるぐるマフラーを巻いて頭に大きめのニット帽をしっかりかぶせて耳まで覆った。体にコートをかける。 僕は寒さに強いから適当なコート一枚でいいや。 「よし、出発」 二人で家を出て、すぐ隣のひらけた公園まできた。 まだ雪が積もったままで、隅のほうに少しだけ子供が雪で遊んだあとが残ってる。 一番綺麗に高く積もったあたりを二人で探して見つけた。 「…よし。香澄、雪だるま作るよ」 僕の真剣な声にとなりの香澄がふっと息を噴き出すみたいに笑った。 「…え。なにに笑ったの」 香澄は手袋をした手で口をおさえて笑いを堪えるみたいにしてる。 「な、なんでもないよ…作ろっか」 …また僕へんなことやらかしたのかな…でも香澄は嫌な気になってるわけじゃないみたいだ 「香澄…」 じと…と香澄を半目で見たら、香澄が笑って両手を掲げて降参しながら白状する。 「直人かわいいなと思ってつい、だってすごく気合い入ってて、ほんとに真剣にやりたいことみたいだったから、なにかと思ったら…」 まだ笑ってる。雪だるまは子供の遊びじゃないんだぞ。 二人で小さな雪玉を転がしながら、僕が胴体、香澄が頭を担当することになった。 香澄が凍った空気に白い息を吐く。 「はー…… 今日からもう情香さんいないんだね…」 「香澄が呼べばきっといつでもまた来てくれるよ。僕が呼んでもあんまり来てくれないけど…」 「そういえば直人は情香さんと一緒に暮らしたことないって言ってたけど、二人が一緒にいるのすごく自然だったよ。幸せそうだった。どうして別々に暮らしてたの?」 「………」 僕の返事がそこで途切れたから香澄は慌ててつけくわえた。 「ごめん、口出しなんて…「いや、なんでも聞いていいよ。香澄も家族なんだから」 笑って香澄が謝るのを遮ったものの、質問には答えられずに、話は自然と別のことにうつっていった。 かなり大きくなった雪玉を、バランスをとりながらふたつ重ねて、二人で支えてしっかり立たせる。 長身の男二人で丸め続けた雪だるまの身長はなかなかのものになった。少なくとも子供が集まって作れるサイズ感じゃない。 「僕は目を探してくるから、香澄は鼻か口を見つけてきてくれる?」 「なんでもいいの?」 「いいよ」 二人で手分けして公園内の木や石を見て回って、手頃なものを探す。僕は黒々としたつぶらな石の瞳と元気に広がった枝の腕二本を見つけた。香澄も尖った石を持ってきて、顔の真ん中に鼻にして刺した。 目も腕もついて、ちょっとだけ天を仰ぐ顔の角度で、かわいくできた。完成だ。 「香澄、ケータイ持ってきた?」 「持ってるよ。写真撮ろうか」 「うん、……誰か…撮ってくれる人がいたら…」公園内は平日だからか閑散としてる。香澄と僕と雪だるまを撮ってくれそうな人が通りがからないか待ってみる。 すると一匹の大きなシェパードが遠くから僕らのほうに向かって猛スピードで走り寄ってくるのが見えた。 人なつこいのか、雪だるまに興味があるのかな。 「首輪つけてるね、飼い主に写真が頼めないかな」 二人で飼い主の影がどこかにないか見回す。 すぐに体に触れられるほど近くにきた犬の頭を撫でる。吠えたり噛んだりもしない、よく躾けられたいい子だ。 「直人、犬には嫌われないんだ」 「ね、猫だけだよ…あんなに嫌われるのは」 「犬も好き?」 聞かれて一瞬ぼうっとする …似てるってよく言われるな 犬は好き 特に大きい犬は僕がぎゅって抱きしめても骨を折ったりしなくて安心だし 犬は好きだったよ 飼い主が …いや、飼い主のことだって別に嫌ってたわけじゃ その時、雪上に大きな指笛の音がまっすぐ空間を貫通するように響き渡った 「…あ、この子の飼い主さんかな」 香澄が音のしたほうに振り返って、丘の上の散策路に人影を見つけた。 笛の音で犬は全身をぴしっと引き締めてまた一直線に音のしたほうへ駆け出した。 犬の…首輪に下がってたあれは名札? BU…STER…? 「come,バスター」 散策路の人影が一言発した 介助犬とかの訓練用に共通で決められてる命令語だ 犬と一緒にすぐ木立の陰に消えていって僕にはほとんど見えなかった 襟を立てたロングコートだけちらりと見えた 「………人違い…」 …だと思う。あの人はこの時期に日本に滞在してることは滅多にないし ここに居るほうが変だ 「直人」 横から怪我してないほうの腕を香澄にひっぱられた。顔を覗き込まれる。 「変な顔してるよ。大丈夫?」 「…うん。なんでもない」 いつも通り笑ったつもりだったけど香澄に手袋をはめた手で顔を挟まれる。…心配かけちゃってる。 「…さ��きの人、知り合いだった?」 「…ううん、人違いだよ」 今度こそうまくちゃんと笑って、香澄をぎゅっと抱きしめる。 「雪だるま…大きく作ったからきっと明日もまだちゃんと残ってる。今日は写真は諦めて帰ろうか」 「…うん」 二人で雪だるまを公園に残して家のほうへ歩き出す。 まだちょっと心配そうにする香澄の頭をわしゃわしゃ撫でて頭を胸に引き寄せてこめかみにキスした。 香澄の右手から手袋をすぽっと取ると、素手になった香澄の���に自分の指を絡めて、しっかり繋いだ手を僕のコートの左ポケットに突っ込んだ。 夜。久しぶりに二人だけで夕飯を作って食べる。 ひとり分の賑やかさが消えて、ほんの少しだけ寂しいような、不安なような。 それをかき消すように二人でいつもより手間をかけて凝った料理をいくつも作った。 食事が終わって片付けも済んで、僕がソファに座ったら香澄が横からするりと僕の膝の上に座った。…かわいいな。 香澄の体を包むように抱きしめる。 「…こういうの久しぶりだね」 って、自分で口に出しておいてだんだん恥ずかしくなる。 情香ちゃんもいたときはそういうことを意識して避けてたわけではなくて、自然とそういう気分にはならなかった。 「…香澄、こっち向いて」 僕の腕の中でゆったりリラックスしてた香澄が顔をあげて僕を見る、手で顎をとって軽く開かせると舌をさし入れて深くキスした。香澄も目を閉じて舌が口内でゆっくり絡み合う。一度少し唇を離してもう一度、角度を変えてもう一度、そうやって何度も深いキスを繰り返してるうちに、身体の芯からじんわり溶けそうになる。…気持ちよくて目が潤む。 一旦休憩。口を離すと少しだけあがった息が至近距離で混ざり合う。 「…香澄… …したい」 正直にこう言っても大丈夫。香澄はもう嫌なときはちゃんと嫌って言える。迫られても襲われても、意に沿わないときは自分の身を守れる。…帰ってきてくれた。それがすべてだった。 香澄の両腕が僕の背中に回って、ぎゅっと僕の体に絡められた。 「……うん…」 首元にあてられた香澄の顔は見えないけど、ちゃんと聞こえた、返事。 そのまま香澄の脚の下に腕を通してもう片腕で背中を支えて、横抱きにしてソファから抱え上げる。 左腕に少しだけ痛みがあった。負担がそっちにいかないように香澄の体の重心を少しずらす。 ドアを開けっぱなしだった僕の部屋に入ってベッドの上に香澄をおろすと、少し赤らんだ頰にキスを落とした。
続き
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Fairlady 1
顔馴染みの従業員たちに軽く挨拶を終え、店の裏口から出る。
十一月の肌寒い空気に、コートの前を気持ち閉め直しながら敷地内を歩いていると、駐車場に見知らぬ車が停まっている事に気が付いた。
車に興味のない俺にはわからないが、傍目に見てもきちんと手入れがされているのだろう黒い車が電柱の光を反射している様は威圧感がある。
そしてその傍ら、見知った長身の男が車にもたれかかって煙草を吸っている。彼は煙草を咥えたままじっと電灯の方を見つめていた。
「真秀さん…………お疲れ様、です」
俺は男――睦門真秀に声をかけた。
無視してそのまま帰っても良かったが、明日の朝の自分は無視した事を気に病むのだろう。声をかけた方が遥かにマシだ。
睦門は「んーー……」と気の抜けた返事をした。視線はまだ電灯を見ており、煙草も咥えたままだった。
何があったのかはしれないが珍しく白衣を着ておらず、黒い薄手のタートルネックセーターに黒のジャケットを羽織っているせいで余計に背丈が高く……スタイルが良く見えた。
「……虫数えてます?」
当てずっぽうで尋ねると、やっと彼と目が合った。
彼はポケットに突っ込んでいた左手で煙草を持ち、長く煙を吐いた。
「十五匹まで数えてわからなくなった」
「声掛けたからですか?」
「いやぁ……なんか、増えたり減ったりするからどうでも良くなってきて」
「暇なんですね」
「全然暇じゃないの知ってる癖に」
睦門はけらけらと何時ものように笑い声をあげて、吸い終わった煙草をアスファルトにぽいと投げ靴底で火を消した。吸殻を拾う気配は一切無い。仕方なく俺はそれを拾い少し離れた場所にある従業員用の灰皿に捨てた。
「えらいえらい」
「犬扱いしないで貰えます?」
「猫可愛がりしてるだけだぞ?」
戻ってきた俺の頭を睦門は撫でようとしたが、その手をそっと払い除ける。ふわと煙草の匂いがした。
「……あー……もう行って良いですか?」
「ん、帰るんなら送ってこうか?」
睦門はそう言って車を指差した。
一瞬、逡巡する。
終電のないこの時間に自宅のマンションまで帰るにはタクシーを呼ぶ必要がある。高天から「仕事で来たのだから直帰する際も経費で落として良い」と許可を得ているので金銭面での心配はしていないが、この店の周りにはタクシーがいない為、ここまで呼ぶか、俺が駅前まで移動しなくてはならない。
普段なら今すぐこの場で、ありがたく首を縦に振っていたことだろう。
その上でそれをしないのは……運転手の技量が測れないせいだ。
正直な話、睦門という人間に対してまともに車が運転出来るイメージが全くない。
俺は率直に問いかけた。
「真秀さんって車の運転できるんですか?」
「できるからここに居るんだがなぁ」
「いや、運転手の方とかいらっしゃるのかなと、割と普段そうじゃないですかうちの会社」
「悠仁じゃあるまいし」
「あー…………はい」
「で? ガソリン経費で落とすから別に気にしなくていいぞ」
「その経費の計算するの俺ですよね」
「んはは」
今日も睦門は機嫌が良さそうで、頻繁に声を上げて笑った。
乗るかどうか決めあぐねていると助手席のドアが開けられ、俺は悩むことを諦め「お邪魔します」と断りを入れてからシートに着くことにする。
エンジンがかけっぱなしだったのだろう。思っていたより中は暖かかったのでシートベルトをつける前にコートを脱いだ。
彼の研究室と違い、車内は綺麗に片付いている。
黒いケースに入った箱ティッシュとドリンクホルダーの缶コーヒーぐらいか、その他には何一つ私物が見当たらない。やれば片付けができるはずなのになぜこの人は自分の部屋を片付けないのだろうかと心底不思議��思った。
ばん、とドアが閉まる大きな音で気がついて横を見るといつの間にやら、運転席に睦門が座っていた。助手席に座ること自体久しぶりで忘れていたが思ったよりも距離が近く感じる。
最近俺は、この人が伏し目がちに何かを考えている時の横顔を好いていることに気がついた。今もそんな顔をしてカーステレオを操作している。何が楽しいのか口元がにやけていた。
「何かいいことでもあったんですか?」
「……何か?」
「いや、今日は真秀さん、ご機嫌だなって思って」
「ゴキゲンって言われると脳天気そうで癪に障るな。まぁ……そうだな、いいことは……あったよ」
そう言うと睦門はステレオの操作を止め、車を発進させた。特にステレオから何かが流れてくるわけでもなかったので「この人は何をあんなに操作していたのだろう」と思った。
助手席から外を見るとほとんどの窓は電気が消え、ぽつりぽつりと立った電柱の光だけが窓を横切っていく。
時折信号で止まったり交差点を曲がったりしてわかったことだが、睦門は想像していたよりもずっと丁寧な運転をする人だった。法定速度も一時停止も守っているらしく、特段大きく揺れることもないので、俺は暖かな車内でのんびりと運ばれる感覚だけを味わっていた。
「真秀さんって、運転上手いんですね」
車が動く音だけが聞こえる今の状況が少し気まずくて、俺は口を開く。
「なんか、絶叫マシンとか好きなタイプだろうし運転荒そうだなって思ってたんですけど」
「あはは、今すぐここで外に放り出されたいか」
「別に、タクシー呼ぶんでいいですよ。あと高天さんに明日いいつけます。真秀さんが夜中俺のこと車から追い出してそのまま置いてったって」
「あーーそれは……悠仁に怒られるなぁ」
睦門は「冗談が通じないなぁ」と苦笑した。「やりかねないでしょう」と返し、俺も笑った。
「ま、通勤に使ってるからな、多少慣れはするだろうなぁ……」
「車通勤なんですか……っていうか真秀さんあそこに住んでるんだと思ってたんですけど」
何度か足を運んだことがあるが、睦門の研究室は夥しい量の資料や機材の他に一通りの生活家電が揃っていたように思う。そもそも俺は彼の口から自宅の話を聞いた記憶自体が無かった。
「実際月の半分くらいは研究室に篭ってるかもな。前は悠仁のところに行ったり研究室に行ったりしないといけなかったからもっと家に帰ってたけど……累のお陰で研究に集中できるから」
「いや、家には帰りましょうよ」
「なんか面倒なんだよな……俺も悠仁のとこに住もうかな。行き来楽になるし、経過観察するのも楽だろうし」
「今も半分くらい住んでません?」
「んーだから、もう半分も住んだら行き来する場所が減って楽だなって話」
何度目かの信号で再び車が止まる。それに合わせてか、なんとなく会話も途切れた。
ふと景色の中に見慣れたコンビニの灯りを見つけ、いつの間にか自宅の近くまで来ていたことに気付く。ここの交差点って信号変わるまで長いんだよな、と思う。
「…………」
ふと隣を見ると睦門は暇そうに両手をハンドルの上に乗せていた。人差し指がコツコツと規則正しくハンドルを叩き、視線は信号機を見ている。秒数でも数えているのだろう。
「累ぇ」
彼は真っ赤に光っている信号機を見ながら俺を呼んだ。
「……ドライブ、したくないか?」
そうして、さも今しがた思いついたようにそう呟く。
明日は休みだから、家に着いたら遅い夕食をとって、その後湯船にでも浸かりながら映画を見ようと思っていた。まぁそんな予定はあってないようなものだけど。
もうすぐこの信号が青になって、そうすると数分もせずに家に着くのだろう。
だとすると、それはなんというか、少し勿体ないような、気がする。
「いいですよ」
俺が答えて間も無く、信号が青に変わる。車の走り出しはとても静かだった。
「晩御飯食べてないから、途中でコンビニ寄ってください」
睦門は「ん」と短く返事をした。
自宅のマンションから漏れる光が他の景色と一緒に窓の外を流れていく。
「真秀さん」
「……ん?」
「晩御飯奢ってよ」
なんとなく甘えてみる。
「いいぞ」と言った彼の横顔はまだ口元が綻んでいて、なんだかやっぱり機嫌がよさそうだった。
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こんなことはしまっておきたい
おとといの夜から昨日の朝にかけて気が荒れた。そのあとは驚くほど穏やかになった。もしかして、おとといの夜、友人は旅立ったのかもしれないと思った。今のところ何も分からない。私には知る権利もないかもしれない。ただ私が慕って、世話になっただけで、友人のほうは私をそこまで思っていなかっただろうと思う。いつも大体そういう感じだ。私ばかりが相手を好きだ。でもそれでいい。仕方のないことなんだ。友人には友人の愛があり、生があり、その中の少しの部分に私は関われたし、気を配ってもらったことで、それでもう十分だった。いま友人はやすらかになっただろうか。いつも通り、朝15km走って、ばりばりむしゃむしゃとお仕事をして、8万字の小説を書いては消して、世界中を飛び回り、なんにでも愚痴愚痴と言い、周りからもとげとげとストレートな言葉を返され、しかしすぐにご機嫌になり、搭乗前にスマホを空港の運搬機に轢かれて粉々にしたりして、多くの人に囲まれながら、常に一人で、さまざまに呆れたり考えたり、しているだろうか。どこかで。猫たちはどうなったのだろう。新しく迎えたちいさな2匹も合わせて、きっと周りの方がどうにかしただろう。今頃盛大な葬式が上がっているのかな。何百人も参列するだろう。私はそこに行けない。行くことを考えることもない。もうこの世界に友人がいないのだとしたら、葬式に行っても結局友人はいなくて、だったら行かない。死んだら次の場所に向かって生命エネルギーは進んでゆく。拘りたいのは私たちで、忘れたくないのは私たち。私は葬式や墓参りがなくても、忘れたりしないから、そういうことに参加しなくても大丈夫だ。本当にどの瞬間を切り取っても、友人とのことは、鮮やかに思い出せる。友人は私の毎日の体調を手帳に書き付けていた。なんでも手帳に書く人だから。毎日小説を書いていた。自分のためでも人のためでもなく、ただ小説を書くために書いていた。私の中にその記憶がある限り、友人は生き続けるし、私が友人から受け取ったことを次の人に渡すことで、もっとずっと友人は生きる。私は、自分のしたいように、貰ったものを人に与えて生きていく。そういう人間が何千人と、友人にはいることだろう。だから厳密には友人が死ぬことはない。私は確固たる読者をひとり失った。時間切れだった。改稿する予定の『マイナスきい���』を読んでほしかった。それは友人のような人のために書いた話(書く話)だったから。先生であり母であり姉であり妹であり娘でありどこまでも他人であった友人。こんなにも巨きな存在と出会い、そして別れたことは、この人生にこの一回きりだと思う。もちろん、叶うならあと5年でも10年でも30年でも生きていてほしい。でもそうはならなかったのだろうと思う。本当に、生きている人が死ぬっていうのは、とても信じられないような出来事だ。ただただ生きていたのに。数多の記憶を残してくれて、私はそれで生きていける。ただ友人という読者を失って、私はさみしい。ずっといてくれると思っていたわけではないけれど、そうか、今かあ…と思う。私の今後の活躍も必見だったのにな。誰も彼もに惜しまれていると思う。号泣している人数は数百人はくだらない。もっと話をしたかった。もっと読んでほしかった。もっと友人の小説を読みたかった。ずっと生きていてほしかった。ずっと、いつもみたいに、半分本気で半分侮蔑のシニカルな皮肉を言っていてほしかった。誰も彼をも惹き付けてやまない人だったように思う。さまざまな摩擦や反発につねに晒されていた。本気で生きているから、いつも本気で傷ついていた。もっともっと生きたかったと思う。本人はもう十分というようなことを言っていたが、私は友人の毎日が続いてほしかった。いきなり取り上げられた感じもするけれど、いつか来るなら今だったのかもしれないという気もする。駆け抜けて行ったと思う。私はこの人生を駆けているとすぐに転んで数年は再起不能になってしまうので、羨ましい限りだった。けれど、どうしても癒せない心の底の部分があることは良く感じていた。それを癒されてから旅立ってほしかった。でも、人間とはそういうものかもしれない。完璧にこなしてから終わりを迎えられる人なんて一握りで、死は誰にも平等に、不平等に訪れる。いい人だから良い死があるわけでもなく、悪い人だから悪い死があるわけでもなく、どんな人にも死はランダムに来る。ずっと生きていてほしかったな。でもこの世の法則に自然に従って生きることにやはり実直な人だったから、死もまたその通りにやってきたのかもしれない。
友人がまだ生きていたらいいなと思う。こういったことは全て私の妄想で、奇跡的に回復してそのうち何食わぬ顔でメッセージを飛ばしてくるかもしれない。でも、今こんなに自分の心が落ち着いていることからして、もしかして、事はもう終わったんじゃないか、という気がしている。
2022.12.16
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10月に入ったら30-Day Minimalism Gameをしようと決めていた。ミニマリストになりたいわけではないけれど物が多いのは息苦しい。
10月1日 タカラガイの貝殻。蘭越町の貝の博物館で買って机の上に置いていたのに、結局この1年間見向きもしなかった。明日捨てる物はもう決めている。
10月2日 持て余していたのに少し値が張ったというだけで捨てられずにいた微妙なサイズのノートと、去年買って今年もまた使い切れなかった冷感スプレーの類。部屋のあちこちに3本あった。これからは冷感シートだけを買ってください。
10月3日 漫画3冊。
10月4日 昨日に引き続き漫画3冊とぬいぐるみ。数年前に知人に貰ったぬいぐるみで、なんとなく捨てづらくしばらくメルカリに出していたのが売れていた。もう発送したので処分したということにする。
10月5日 漫画3冊、ポンプボトル、固まった万年筆。万年筆を使う生活に憧れつつこの10年間で何度も固まらせていたのでこれで踏ん切りがついてよかった。
10月6日 整理トレイ4個、長らく使っていなかった髪ゴムとネイルポリッシュ。その後、新しい整理トレイを購入したので整頓がてら使っていないペンも処分した。
10月7日 漫画4冊、雑誌2冊、いつ処方されたか覚えていない薬。これで一旦、漫画の棚は終わり。
10月8日 すでにあまり捨てるものがないなあと思い始めている。追加で漫画を4冊、不気味な思い出のあるトランプ、3年以上前の口紅、使っていない香水、鎮痛剤の説明書。
10月9日 疲れ過ぎていてできなかったので明日19個まとめて捨てる必要がある。
10月10日 毛糸5玉、ステッカー7枚、樹液シート2枚、段ボール3枚、ファイル2冊。毛糸は学校への寄付。
10月11日 ポーチ2つ、絵の具6本、クリップ類、タトゥーシール、雑誌。
10月12日 イヤホン、バインダー、書類ファイル、念のため取っておいた段ボール7つ、整理トレイ2つ。
10月13日 食品容器2つ、サインペン3本、カード類2枚、以前編んで放置してあったモチーフ5枚、パンチングボード。
10月14日 漫画14冊。これは電子書籍でも買っていたのを思い出した。これから漫画は電子書籍にしようと何度も決めているのについ間違える。紙の本なら売ることができるから、という気持ちがどこかにあるのかもしれない。かといって二束三文にもならないのに。どうしても紙で読みたいシリーズだけ残した。
10月15日 本14冊、ブランケット1枚。本の内訳は小説だったり学術書だったり。
10月16日 目薬、毛糸15玉。編みかけのまま何年間も放置していたものを処分した。心底もったいないことをしている。羊にも申し訳ない。昔に比べて「これを編みたいけれどきっと似合わないからやめておこう」が増えた。そういう意味で骨格診断には感謝している。だから余計に、友人のために編むのが楽しい。
10月17日 毛糸17玉。
10月18日 毛糸4玉、過去ジャンルのオタクグッズ(DVD6枚、冊子8冊)。大きいジャンルなのでいつでも手に入るし、そもそも円盤を持っていても配信サービスでしか見てなかったから、この機会に処分できてよかった。
10月19日 靴紐が解けすぎるスニーカー、パズル2箱、シーツ3枚、枕、魚釣りのおもちゃ、ハンドクリーム2本、入浴剤、肌に合わなくなった洗顔���のストック、付箋6種、もう使わないキーホルダー。洗顔料とか付箋とか、まだ長期的に使ってもいないのにすぐにストックを買おうとするのをやめたい。販売終了してしまったらどうしようと不安があるんだろうな。
10月20日 万年筆のインクカートリッジ20本。これはずっとメルカリに出していたのが突然売れた。出品していることすら忘れていた。まだ捨ててなくてよかった。
10月21日 万年筆のインクカートリッジ12本、ピアス6つ、服3枚。レーヨンの服はぺたぺたして嫌いだな、と思った。もう買わない。
10月22日 ネイルポリッシュ4本、香水3本、ブーツ2足、ハンカチ2枚、古い日焼け止め、バッグ3つ、マフラー、帽子、植木鉢2個、遊ばなくなった猫のおもちゃ、あまり似合わないサングラス、スニーカー。スニーカーは悩んだけどずっと欲しかったシルバーのMEXICO66を注文したので、SORELのキネティックインパクトを作業用に下げ、作業用に使っていたものを処分した。
10月23日 衣類23枚。服を悩んでいる時間を短くしたいので、どんどんシンプルにさせていく。
10月24日 忙しくて捨てていられないのでここで一旦リタイアとする。でも自分の無駄の傾向がわかるのでやってみてよかった。まだ捨てられるものはあるはずなので終わりではない。
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グラフィックデザイナーの林たけおさんと、型染め作家の創る舎さんが企画・デザインしたオリジナル手ぬぐい「ねこまみれ手ぬぐい」通販ページ作りました。手染め捺染の手ぬぐい。
やんちゃ顔、不機嫌顔の小憎たらしい猫が可愛い柄。
ほどほどに小さいコマの柄もあるので、畳んでも見栄えがするような柄ゆきになっております。広げたら素敵な大柄の手ぬぐいは、畳むと何が何やら?です��、ねこまみれはどの面を出しても可愛い猫だらけです。
自分で使うのはもちろん、猫好きに贈って吉。汗の季節、首タオルに乾きやすい和晒(岡規格)のギフト、きっと喜ばれますよ。
通販→https://wazakka-kan.jp/mamire/
林さんは青い方が好きみたいですが、私はピンク色の方がいいなと思って見ております。
小さいコマの中の猫達がそれぞれ顔が違いますので、見ていて楽しいです。店頭には実物見本がありますから、広げてみてくださいね。
---- 晒生地の規格について 文>岡>特岡の順で細い番手の糸を使って織られた、目がつんだ滑らかな生地になります。粗いからダメと���うことはなく、手ぬぐい用途なら風合いは好みだと思います。
当店で扱っている気音間の手ぬぐいは特岡、岡の晒生地を使っておりまして、ねこまみれ手ぬぐいは岡。普段意識しないところでしょうから、その違いがどの程度かを見て知るのも面白いと思います。
ぜひ店頭で触れて確認してみてくださいね。
#手ぬぐい#捺染#オリジナル柄#ねこまみれ#猫柄#不機嫌顔の猫#何怒ってるの#猫好きさんと繋がりたい#夏の必需品#インテリア雑貨#和雑貨#江古田#新桜台#商店街#西武池袋線#練馬区#贈り物#プレゼント#ギフト
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各地句会報
花鳥誌 令和6年10月号
坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和6年7月1日 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
浜木綿を染めし落暉の日本海 かづを ナースとて香水ほのと香りたり 同 風に波打つまで育ちゐる青田 同 網戸越し松に鴉が羽繕ひ 清女 這ひ出でし苔を褥に夏の蝶 笑子 青梅雨の沖へ沖へと藍深む 同 産土の茅の輪くぐりに星が降り 希子 女達噂話や梅雨しとど 和子 虚子愛子柏翠句碑に大夕立 匠 蛍や自害に果てし一城主 雪
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年7月4日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
夏の雲飛行機雲に結ばれて 喜代子 狭庭にも大株四葩二本咲き 由季子 天筆に今年も祈る星祭 都 パナマ帽モボモガの世に生きた親 同 青すだれ隣家の灯り遠くなり 同 単衣着て白き衿足なまめける 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年7月6日 零の会 坊城俊樹選 特選句
梅雨の蝶なれば鼓動のやうな翅 順子 阿羅漢に逢ふには黒き麻を選り 同 蚊遣香きれいどころを紫に 光子 剥落の喜怒哀楽の貌涼し 風頭 金ピカの阿弥陀炎暑を撥ね返す 佑天 遅れ從く行人坂の上に夏 昌文 唇うすき五百羅漢の薄衣 同
岡田順子選 特選句
茄子植うる角を曲りて羅漢寺 和子 阿羅漢の肋へ夜々の早星 光子 女人描くやうに蚊遣の煙かな 和子 朝涼に羅漢千ほど詣でけり 軽象 羅漢へは夏の讃美歌届かざる 俊樹 水鉄砲水に沈めてゆく遊び 和子 汗の我汗無き五百羅漢像 緋路
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年7月6日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
いそいそと出かける母の洗ひ髪 成子 原罪を忘れしごとく髪洗ふ 朝子 髪洗ひ沛然の夜を深眠り 美穂 身体の壺深くせむ泉湧く 同 蝙蝠となりイザベラの墓を守る かおり 無限とはあの夏雲のあふれやう 朝子 遠ざかる汽笛を胸に髪洗ふ かおり 待つ事に慣らされたかなソーダ水 修二 昼寝覚また見失ふ青い鳥 かおり いいかげんな返事はできぬ滝の前 睦子 地の底に坑道のあり夏薊 朝子 水海月ニュートリノとは身の不才 久美子 青く浮く水の惑星飛ぶ蛍 光子 群るること嫌ふ子の飼ふ目高かな たかし 手の中に捨つるつもりの落し文 美穂
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年7月8日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
炎帝や新幹線の響動もせり 時江 汗の顔拭いても直ぐに汗の顔 みす枝 蛍の夜君と辿つた田舎道 和子 網戸より青き大空真清けし 時江 雲の峰向けて大きなホームラン みす枝 羅に齢見せたり隠したり 世詩明 万緑の中に抱かる風化仏 時江 弁解はすまじと白扇閉ぢらるる 昭子 老いたれば野盗の如く西瓜喰ぶ 世詩明 魂の抜けて極楽大昼寝 みす枝
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年7月8日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
すこやかと母の昼寝のたのもしき 和魚 入道雲更に一段気負ひ立つ 秋尚 昼寝して疲れひと先づ剥がれゆく 貴薫 妣の忌や水やうかんの三姉妹 美貴 入道雲夢語り合ふ部活の子 同 保母泣かせ昼寝の時に元気な児 エイ子 海風に昼寝誘はれ母の膝 史空 束の間の午睡ゆらゆら旅の途中 のりこ 離れ島入道雲に呑み込まれ 史空 よく冷えて角立ちてをる水羊羹 三無 入道雲掴みきつたるクレーン車 同 今少し続きに未練昼寝覚 秋尚 定期船入道雲に溶けてゆく 史空 昼寝さめ穂高の風は空の色 ます江 幼子の昼寝絵本を抱きしまま 三無
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年7月12日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
断面のやうなビル窓夕焼けて 都 アイスコーヒー別れるために会ふ人の 同 火取虫灯りともせばあらあらし 和子 狛犬の口を漱ぐや男梅雨 美智子 さらばへて汗もかかずに老いてゆく 悦子 目の前の影と思へば蚊喰鳥 宇太郎
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年7月12日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
非常なる毛虫退治も日常に あけみ きようだいが内緒の話ハンモック 裕子 今日を無事に終へて夜風と衣紋竿 同 山寺や山あぢさゐの道になり 令子 蛍飛ぶ幼き頃を誘ひ出し 光子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年7月13日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
滴りに苔むす岩の息づかひ 多美女 凌霄花掴まり処なき揺れて 亜栄子 早苗饗やのんびり浸る露天風呂 幸風 解体の決まる旧家や釣忍 百合子 葛餅を分厚く切りて客迎へ 美枝子 葛餅のギヤマン盛の重さかな 文英 涼しげに楓日傘の年尾句碑 三無
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年7月16日 萩花鳥会
七月場所若手の力士続続と 祐子 雷神へ千の手拝む千年の樹 健雄 水田に波紋広げて梅雨に入る 俊文 今咲いた深夜の電話月下美人 恒雄 仙人掌の生きぬく力強きこと ゆかり 夕立の真つ只中の下枝かな 吉之 雷鳴に負けじ響くや母の声 明子 母逝きて幾年たちぬ仙人掌花 美恵子
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令和6年7月16日 伊藤柏翠記念館句会 坊城俊樹選 特選句
無雑作に立て掛てあり古葭著 雪 青葉木菟夜は淋しと鳴くならん 同 此のに金色飼はれし師の月日 同 足羽山はみだして来る蟬時雨 かづを 万緑を鎧ふ最古の天守閣 同 風鈴や此の先老をどう生きる 真喜栄 一と日毎老鶯の声啼細る 英美子 半百生鯖より蛸の足を買ふ 賢一 草を引く予定は未定なる気まま やす香 蛍の夜君と語りし田圃径 みす枝
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年7月17日 福井花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
加賀鳶の夕顔の種翔しけり 世詩明 朝顔の晒したてなる朝の雨 同 梅雨の灯に手相見る癖ケセラセラ 清女 牽牛花の螺旋昇るや夢連れて 千加江 朝顔や父母ゐなく実家もなく 令子 夏のシャツざぶざぶ洗ふ達者に洗ふ 同 いとさびし師の忌が一つ増えた夏 淳子 雲の峰背ナに担ぎて手を振れり 和子 朝顔の咲いて嬉しきことも無く 同 荒梅雨や工事���場にヨイトマケ 数幸 光陰を渦に背負ひし蝸牛 雪 サングラス顔を隠してゐるつもり 同 光りたき所に光りゐる蛍 同 又の世も火蛾と生まれて灯を恋ふか 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年7月19日 さきたま花鳥句会
山百合や日に三本の村のバス 月惑 しなやかに見沼の青田穂を孕む 八草 翡翠を待つ三脚の影伸びて 裕章 はたと止む平家の里の夜の蟬 ふゆ子 梅雨明けて肌に塗るもの一つ増え としゑ 葉は枯るも生きてゐるよとミニトマト 恵美子 けだるげな猫の往診暑気中り みのり 酔芙蓉午後の日差しに色の濃く 彩香 愛想なき冷たさが好き竹婦人 良江
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令和6年7月21日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
隠沼の何処に存すか牛蛙 文英 炎帝を弾きとばして母の塔 三無 雨上り烈日をあぶ蟬と吾 久子 夏の沼水切りの輪閃閃と 三無 みんみんの遠く近くに読経めく 慶月 琅玕の風をたわわにアッパッパ 幸風 隠沼を揺さぶる響き牛蛙 亜栄子 漢行く灼けし空缶蹴りとばし 三無
栗林圭魚選 特選句
ご褒美はお花畑の大饗宴 白陶 水無月の乾き切つたる空となる 秋尚 炎天の隠れやうなき径白き 同 父母と黴の匂ひや里の閨 経彦 沼いつも古色を湛へ蜻蛉生る 千種 石仏の錆びし錫杖金絲草 亜栄子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年7月22日 鯖江花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
金漿つけしお羽黒とんぼ登場す 雪 蝙蝠や国府の名残り路地路地に 同 真白なる羽根たたみたる火蛾の果て 同 夕方に雲の集まる男梅雨 たけし 宮涼し巫女の舞ふ袖ふくらめり 同 柿葺閂錆し竹落葉 同 蟬時雨一山丸ごと震へをり みす枝 夫逝きし庭より聞こゆ青葉木菟 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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ネオゲコピペbotログ
ネオゲコピペbot @neo_copybot · Twitterで面白かった『ネオゲコピペbot』さん(@neo_copybot)のログ。公開していいかお伺いメールはお返事待ちなので、ダメだったら引っ込む物件です、とても面白いけど。 noteあたりに保存するのが一番よさそうなんですが、使っている歴が長くて過疎ってなくて場違い感甚だしくもないところというと、取り敢えず。
號:コーヒー牛乳って牛にコーヒー飲ませて作ってるんだろ?
號:ペットボトル捨てようとしたらゴミ箱に「ビンカン」って書いてあったからあまり刺激しないように優しく入れてきた。
號「拳で地面割るのって相当鍛えなきゃ駄目だよな」 竜馬「当たり前だろ。だが地面によっても違うぞ」
隼人:ビシソワーズを作っている途中でフードプロセッサーが壊れた。この荒々しいジャガイモの牛乳煮をどうすればいいだろう
號:鍵を開けた瞬間に転がりこんで部屋一つ一つに敵が潜んでないか架空の銃を構えて見て回って大声で"all clear!"と叫んだら神さんに後ろから優しく肩をたたかれた
剴:號と翔と俺で連休に水族館に行こうと話してたんだけど連休はすごい混むから他に魚を楽しめるアトラクションはないか話し合った結果、最終的に魚の生死は問わないことになって今大佐も引き連れて回転寿司屋に向かってる
號「ホットケーキが冷めたらホットケーキじゃなくなるのか?」 剴「ほっといた結果のことだからホットケーキだよ」
剴「くしゃみ出そう…」 翔「………」 剴「………」 翔「………」 剴「あ、どっか行った…」 翔「………」 剴「…そっち行った?」 翔「(首を横に振る)」
翔:流さんが「たべっ子どうぶつ」のことを「畜生ビスケット」とおっしゃっていた話は一生忘れられません ネオゲコピペbot
剴:三徹目と噂の大佐に差し入れを持って行ったとき大佐が「マウスを動かしても全く画面が反応しないんだ…」とイライラしながら、差し入れのおまんじゅうを動かしてたしクリックしすぎてあんこでてる
號:牛乳に相談してから5時間が経った
剴「何か冷たいものない?」 號「翔の視線」 剴「また何かやったのか」
竜馬:ここに3本の矢がある。1本だけではこうしてすぐに(バキッ)折れちまうな。だが3本集めれば……(バキバキバキッ!)このようにまとめて折れる。ヒヨッコが何匹集まろうと同じこと…さぁ、全員でかかって来い!
翔:隣で剴が「ラーメン食べると腹減ってこない?」と人の道に反したことを言っていて怖い
隼人:みんなで流しそうめんをすることになり竜馬を呼んだら、竜馬の鍛えられたプロ仕事のおかげで竹のバリ取りが素晴らしすぎて抵抗が無くなり、そうめんが高速で流れ去ってしまうので途中でバーベキューに変更となった
號:剴は豚カツも好きだしカレーも大好きなのに「カツカレー食えば?」と言うと「それは出来ない!」と全力で拒否る。理由は聞いたけどよくわからねえ。要約すると「幸せすぎて怖い」みたいなことを言ってた。乙女か。
號:出先からネーサーに電話をしたら翔が出たから、イタズラ心で「一文字さんはいらっしゃいますか?」と声色を変えて言ったら、「只今一文字はイタズラ電話をしていますが」と思いっきりバレてたし、「もうすぐアイスクリームを買ってくる予定です」とアイスを買わされた
竜馬:ふとしたはずみで自分の枕のにおいを嗅いだらオヤジ臭い。枕も年をとるんだなぁ
竜馬:俺が部屋に入った瞬間ブオーってなる空気清浄機は一体なんなんだ
號「じ、神さんは無事なんだろうな!?」 誘拐犯「あぁ、無事だぜ。騒がれると面倒だから今はちょっとおとなしくさせてるがな」 翔「何だと!?まさか手荒なマネを…!」 誘拐犯「カニを食べさせている」 剴「厚遇」
號:ポカリの蓋を開けてふと飲み口から中を覗き込んだら液体越しに見える景色がぼんやりゆらゆら綺麗で「おおー」てなった。 「光に透かしたらもっと綺麗かもしれねぇ!」と思った俺は飲み口に眼球をつけたまま思い切り上を向いた。 あとは地獄だった
隼人:資料とコーヒーを持っていて間違ってコーヒーをデスクに投げてしまった。泣きたい。
號:雑誌読んでて、紙の端で手を切った。ちくしょうと思いながら絆創膏を貼ろうとしたら絆創膏の包装で手を切った。泣いた
剴「シュークリーム食うと必ずお尻のほうからクリームがはみ出るんだけど、何とかならないかな」 號「どんな体してんだ」
翔「スターバックスこわい…注文が呪文みたいで…」 剴「スタバならベンティアドショットヘーゼルナッツバニラアーモンドキャラメルエキストラホイップキャラメルソースモカソースランバチップチョコレートクリームフラペチーノが美味しいよ!」 翔「何それこわい」
剴:今やせ我慢の反対をデブ大暴れって言った奴、ちょっとこっち来い
剴「タバコ吸ってる大佐ってどう思う?」 號「タバコになりたいと思う」 剴「そういうことじゃなくて」
剴:號が言っていた「誰に許可とってこんなに暑いんだ」がなかなかパンチの効いたジャイアニズムフレーズだと思いました
號「うつけ者ってなんだ?」 翔「愚か者」 剴「愚か者」 號「やめろ!俺がいじめられてるみたいだろ!!」
剴:テーブルの向かいの翔の言うことを真剣な顔で聞いている號だけど、テーブルの下では靴を脱いで足の指を開いたり閉じたりしてる
翔「大佐、明日のこちょ…」 隼人「…ああ、あしちゃ…」 翔「……」 隼人「……」 翔「…また後で話しましょう」 隼人「…ああ」 翔「申し訳ありません…」 隼人「いや…」
剴「MサイズのMって、『ミディアム』だったんだ。さっき知ったよ」 翔「今までは何だと思っていたんだ?」 剴「『物足りない』」 翔「……じゃあSは?」 剴「『少ししかない』」
翔:ルンバに向かって、號が「ホコリうまいか?」「うまいホコリ落ちてるといいな」などと話しかけている
剴:凹凸は「おうとつ」でいいんだよね?號が「ぺこぽこ」って言うから不安になったんだけど…
敷島「號よ、血液型占いでお前を占ってやろう」 號「そういうの信じてないんだよなー」 敷島「いいからいいから、まずこの盃に血を垂らし…」 號「俺が知ってる血液型占いと違うよな?」
剴:カーペットにカレーをこぼした時、水で拭いても綺麗に落ちないよね。これ言うと驚く人が多いんだけど、あえてブラックコーヒーで拭いてみて。どう?余計汚れたでしょ?どうせ落ちないんだし、踊って忘れよう!ミュージックスタート!
號: 鳴かぬなら 鳴かぬでもいいけど 俺は全然気にしねえけど 他がなんて言うかわかんねえからな 翔とか だから鳴いといた方がいいと思うぜ ホトトギス
號:まったくスマホに触っていないのに20%くらい電池が減ってる時があるんだけどよ、なんなんだ?俺と一緒に居るのがそんなに疲れんのか?
剴:翔のお弁当がダイエット中なのかバナナとリンゴとオレンジという内容だったので絶対に言ってはいけないと思っていた「ゴリラみたいな献立だな」という言葉を號が口に出してしまい、それから翔は號と全く目を合わさなくなった
隼人「コンロにこびりついた油汚れ…換気扇のベトベト汚れ…なかなか取れなくて大変だな」 竜馬「そうなんだよな」 隼人「どうしてこうなる前にこまめに掃除をしなかったんだ?」 竜馬「これ通販じゃなくて普通に怒られてるやつか」
號:もうスープがないのに剴が5回目の替え玉を頼もうとしたからさすがに止めた
翔:流さんがタートルネックを「とっくり」と呼ぶのは想定内だったが、ハンガーを「衣文掛け」と呼んだのはさすがに想定外だった
隼人:號が回転ドアから抜け出せず、捨てられた犬のような顔でこちらを見ている
剴「わんこそばがあるんなら、にゃんこうどんもありそうじゃない?」 號「チキンラーメンならあるぜ!」
剴:「朝に弱い」とかじゃなくて、朝が強すぎるんだよ
隼人:竜馬が「拾ったぞ」と言いながら抱えて持ってきた段ボールの隙間から黒い毛のようなものが見えたので「猫なら仕方がないな」と期待して駆け寄ったらタケノコだった
剴:「なぜ自転車置き場があるのに路上駐車をするんだ!まったく!」ってキレながら違法駐輪自転車を有料のガチャってなる自転車置き場に片っ端からぶち込んでた翔にノーベル平和賞あげたい
號:さっき聞いた翔と剴の会話。 翔「剴、好きな食べ物はなんだ?」 剴「カロリー」 翔「なんだそれは…?では嫌いな食べ物は?」 剴「ノンカロリー」 飲んでたお茶が鼻の奥に入って痛かった。
剴:ネーサーの中庭で木苺なったらいいかも!と思って野生の木苺の根っこを10センチぐらい持って帰って中庭に植えたら、3ヶ月後には中庭が木苺に乗っ取られてた…ヤバイ…大佐に怒られる…
隼人「ルンバがたまにおかしい。掃除を始めていつもなら30分以上かけてやるところを10分程度ですませ、ちゃっかりドックに戻っていたり。始めてすぐオレンジ色になってドックに充電しにいっていたり。バッテリーの異常なのだろうか…」 號「怠い時もあってたまにはサボりたいんじゃないすか?」
剴:司令室にゴキブリが出て騒然としてると翔がホワイトボードにいきなり『私 VS ゴキブリ』と書き殴った後ゴキ退治を始めた
翔:この前、號と剴が 號「剴、会話が噛み合ないごっこをしようぜ」 剴「鳥取砂丘」 なんというか斬新だった
號「なあ神さん、前髪伸びて邪魔だから切ってくれよ」 隼人「あまり自信がないな…」 號「大丈夫だって!」 隼人「では痛ければ悲鳴をあげなさい」 號「待って」
一文字號(遺伝子組み換えでない)
隼人:お好み焼きを食べているときに竜馬と武蔵が、片方がソース、片方がマヨネーズをかけおわった後2人でカッコイイ顔をし、ガッとソースとマヨネーズを交換する癖をなおさない
剴「オールマイティってなんだっけ」 號「すべて私のお茶です!」 剴「それは違うと思う」
號:「ググれカス」の丁寧語が「詳しくはWebで」だってことをさっき初めて知った ネオゲコピペbot
剴「さっきの犬、繋がれてなかったけど…野良犬かな?」 翔「だが首輪をしてたな」 剴「そうか、ワイヤレスか…」
竜馬:泣かぬのか 強くなったな ホトトギス
剴:ルンバの行動パターンを理解された大佐が、ほうきでゴミを集め、エサのように食べさせている
號:日中に下ネタを口走ったときに「まだ昼だぞ」とか得意気に言うやつなんなんだよ。じゃあお前は真冬に咲いた花とか季節外れの雪に感動したりしねぇってのか
剴:大佐がオムレツに使う卵がないって言われていたから卵(12コ入)を買って戻ったら、既に翔が買ってきた卵(12コ入)と號が買ってきた卵(12コ入)が机に並んでて更にネーサーに向かっている流さんから卵を持っていくという連絡があって絶望してる
翔:自主練をしている號の様子を見に行ったら「あー疲れた!」と絶叫していた。 「休憩してぇ!(號の声)」 「サボっちまえよ(ダミ声)」 「ダメダメ、練習しなさい(甲高い声)」 「いいから休憩しろよ、楽になるぜ(ダミ声)」 と心の中の天使と悪魔の一人芝居をしてた。
號「耳がヨンッ!ってでかくて、脚の短い犬がベルベル歩いてたんだ。かわいかったな。ポギーっていう犬らしいぜ」 剴「へ~、見てみたいな」 號「あれ、あいつ」 剴「コーギーじゃん!ギーしかあってないよ!」
【しりとり】 號「ル…ル…もうなくね?」 翔「ないな」 剴「一回だけパスが使えるよ」 號「じゃ、パス」 翔「パス」 剴「パス」 號「意味ねーじゃん!」 翔「もうパスは使えないからな」
翔:マスクをしたままココアを飲んでしまった。少し飲めた。
號:そば屋で七味かけようと瓶とったら隣にいた剴がやたらこっちをジロ��ロ見てくんだよな。だから俺も剴の目から1ミリも視線を外さずに七味を振りかけまくったら、剴のやつ驚いた顔したから「今日はこのくらいにしてやるよ」って自分の蕎麦に目線を戻したらつまようじが山盛りになってた
翔「號を数時間遊ばせておく方法は何かないでしょうか」 隼人「両面に『裏を見ろ』と書いた紙を渡しておきなさい」
翔:麦茶ポットに手を入れて洗っていたところ、號が「…それ、手入るんだな!」と自分も手を入れて洗おうとしてきて、入ったはいいが抜けなくなり大騒ぎ。洗剤たらしたり、ひっぱったり、もう割るしかないと思った瞬間抜けた。それ以来號は麦茶ポットを恐れている
隼人:號が「マジヤバイ!神さん見てみ?見てみコレ!コレ超ヤバイ!ありえねぇマジ!」と、見事な五七五七七で話しかけてきた。きっと前世は名のある歌人だったに違いない。
號「すげえ喉かわいてきた…」 剴「とりあえずバームクーヘンでも食べる?」 號「やめろ死ぬ」
號:会議中に誰かの携帯の「お腹すいたにゃー」って着ボイスが部屋に鳴り響いたら、神さんが「我慢しなさい」って返事してた ネオゲコピペbot
剴:顔パスって単語を聞くたびに俺の中のバタ子さんが駆けつけてくる
竜馬:コンビニで猫の缶詰買ったら割り箸がついてきた
剴「うーっ!トイレッ!(ガチャ)」 號「あなたのウンコはどこから?」 剴「ご、號!?」 號「あなたのウンコはどこから?」 剴「えっ、ええっ、尻から?!」 號「便座ブロック!!ヽ(•̀ω•́ )ゝ」 剴「どいて!!」 號「便座ブロック!!ヽ(•̀ω•́ )ゝ」
號:俺が昼めしに親子丼、翔がカツ丼をそれぞれ頼んだんだけど、翔が「少し量が多いな」って言ってカツをふたつほど俺の親子丼の中にいれたので「平和に暮らす母娘エルフの家にオークがやってきた丼」になった
剴「ディズニーで好きなのは、ドナルドダックとプーさんとチップとデールとかかな」 號「全部下半身でてるな!」
隼人:会議の時の私の話は皆眠くなってしまうようだが、どうしたらいいのだろうと思い、自分の話を録音して部屋で聞いたところ、寝てしまった
翔「セーラームーンに出てくるタキシードを着た仮面の男の名前が思いだせない……タートルネック仮面?」 剴「タキシード仮面だよ」 翔「そんな安易な感じではなかったはずだ」
號:ACのコマーシャルでは「ごめん」と言うと「ごめん」って言われることになってるみたいだけど、俺が翔に「ごめん」って言うと、大抵の場合「本当にそう思ってるのか?」って念を押される
號「寝る時にポンポンのついた三角帽をかぶる人って本当にいんのかよ」 竜馬「隼人」 號「えっ?」 竜馬「隼人」
翔:「モンハンやってないの?買って一緒にやろうよ!」という剴の誘いを断り続けていたら、「大佐にこの報告書を持ってい……納品してきて」「冷蔵庫にレッドブr……強走薬あるから飲んでいいよ」等と、モンハンっぽい用語を捻じ込んで興味を惹こうとし始めた。不器用か。
號「腹痛い」 翔「まさか盲腸か?どんな感じに痛いんだ」 號「ドンナカンジ?痛みに表現なんてあるのか?」 翔「キリキリだとかズキズキだとかあるだろう」 號「なるほどそうやって表現すんのか」 翔「どうだ?」 號「ンンィエヴダァオアダムッダムって感じ」 翔「頭の病院に行け」
剴:號が流さんに「昔の神さんてどんな感じだったんすか?」と聞いていて、「写真あるぜ」と写真を取り出した流さんが「これ。右な」と言っていた。それに対する號の「そんくらいわかりますよ。左あんたじゃねえか」がなんだかじわじわくる
剴「エッチング加工ってなんだっけ」 號「えっちな映像とかのモザイク処理とか、黒塗りとかのことか!」 翔「化学薬品などの腐食作用を使った塑形や表面加工の技法のことだ」
翔:號から唐突に「オッサンを一対一で倒すために必要なものとは!?」とメールが来たので「やはり知恵だろう」と返した五時間後に「知恵って誰」と返って来た
隼人:「サーセン」とは「すいません」とのことだったのか。呪いの言葉だと思っていた。
號「もう完全に詰んでる。チェックアウトか…」 剴「ご宿泊ありがとうございました」
號:これで何か美味いもんでも食ってこい!ってオッサンに割り箸を渡された
剴:「まったく困ったものだ、私の机に乗ってはいけないだろう。やめなさ…ん…?なにをして……かわ…可愛い…!天才…!お前は可愛いの天才だ…!!怒ってないぞ、私はちっとも怒ってなどいないぞ…ふふ」と、執務室から大佐が猫に屈する一部始終が聞こえた
號:ブルーベリーが目にいいっていうから、搾って目に入れたらいてぇのなんのって
剴:「愛してるの響きだけで強くなれる気がしたよ」って「参考書買っただけで勉強した気になったよ」ってのと似てる
翔:號に「シャラップってなんだっけ?」と聞かれたので「黙れ!」と言ったらショックを受けたような顔で「うぅ…」と呻いていた
竜馬:「おっぺけぺーーーー!!!」と叫びたい時はねえだろうか。俺にはある。何だろうか、この欲求は。
號「なんて言うんだっけ?人魚みたいに下半身が馬で」 隼人「(ケンタウルスだな……)」 號「上半身は馬のやつ!」 隼人「(馬だな….)」
竜馬「怪我した時のためにちゃんと東洋医学の秘術を学んでおいたからな」 號「へぇ、用意がいいんすね!で、どういうのなんだ?」 竜馬「痛いの痛いの飛んでけ~」 號「それ神さんも使ってた!」
號:剴が「腹減ったなー!何かない?」って言うから「そこに菓子があったけど」って答えたら「かつて存在したが今はないものについては沈黙すべきだった…」と理路整然と八つ当たりされた
翔:この間とても疲れてた時、『よく振ってからお飲みください』の表記を確認し、ためらいなく空け、よく振った。ジュースを浴びた
隼人:「父親」とタイプしたら平仮名入力になっていて「かにかにランチ」と出た時の驚き
號:ジャックの隣で小さい声で「あっ、忍者」って言ったら、気にしてない素振りでめっちゃキョロキョロし始めた
翔:剴に「パソコンからブブブっていう異音が鳴ってうるさいんだけど、中身を開けてファンを掃除しても止まらないんだ。原因に心当たりはない?」と聞かれた。最後のはこっちが言うセリフだ
隼人:この間ジャムの瓶のふたが開かなくて翔が困っていた。私「あけようか?」翔「大丈夫です!」余計なお世話だったなと思い、踵を返したら「えい!えい!」というかけ声の後に野太い声で「エイシャオラァ!」と聞こえて以来疑心暗鬼だ
號:小腹が減ったから飲食スペースに行ったら「我が大願が成就するまで後少し…長かった…実に長かった…時は満ちた!開け、禁忌の蓋!地獄の釜よ!我にその真の姿を見せよ!」って言いながら翔がカップラーメン食べてた
メリー:兄さんがする一生懸命のジェスチャーを「お寿司?た べ たい?」とか適当に解釈して、違う違う!みたいな顔を見るのが面白くて好き
翔:號はれんげの中にミニラーメンを作りたがる
武蔵:夜の7時前後に腹が減ったから竜馬と隼人と吉野家に行った。「卵牛並み汁切り」と常連ぶって頼む所を、素で「ただいま」と言っちまった。水飲んでた竜馬がブホォッ!と鼻から水を吹いていた。あれはスマンかった
隼人:いいかみんな、避難訓練の時のお・は・し、覚えてるな?『お前らはしゃぎすぎると死ぬぞ』の略だからな
剴:今CoCo壱でご飯食べてるんだけどインド人っぽい人が入ってきて店内に緊張が走ってる
剴「きのこの山vsたけのこの里戦争を終結させるにはどうしたらいいんだろ」 號「きのこの山を製造中止にすりゃいいと思うけど」 翔「山が滅びたら里も滅ぶ…自然とはそういうものだぞ」 號「どうしたんだ翔」
竜馬:そういえば、よく隼人と「これってなんだ?」「何って、あれだろう」「ああ、あれか。なんだったっけな、あれだよな」「そう、あれだよ」という感じの会話をするんだが、これ、改めて字にしたら何もわかってないな。いや、俺達はわかっているんだが
翔:號の「拡張子ってなんだ?中国の偉い人?」を超えるボケに最近巡り合っていない
號:500円玉貯金始めたんだけど加減がわからなくてこのままだと破産する気がする…
號「なぁ翔、俺のこと本当に信頼してるのか?」 翔「あ、ああ。もちろんだ」 號「ホントに?」 翔「ホントに。」 號「ホントに?」 翔「ホントに。」 號「ライオンだ~!」
剴:クラゲになりたい。クラゲになって海をただよいたい。しかしクラゲだとおでんが食べられない…それはいけない。だから人はクラゲになれないんだ
號:俺が真剣に資料読んでる時の横顔がなかなか様になっていると神さんに言われた。え?本当に!?ってそっちむ��たら、こっちは向かなくていいって言われた
剴「鍋といえば、大佐は相当な鍋奉行」 號「この前『まだ翔が3回目だからおまえは1回休むように』とか言われた」
號:翔に「翔ってすぐ怒るよな」って冗談半分で言ったら「私のどこがすぐ怒るんだ言ってみろ」って正座させられた
竜馬:徹夜明けの隼人の尻を撫でようとしたが俺の両手がふさがってたので膝でつつこうとしたら普通に蹴りあげてしまい突然の修羅場
翔:號がお菓子を持って大佐に近づいた。 號「神さん、これ買って!」大佐「却下!」號「了解!」 さっさと元の棚に戻しに行く號も、一刀両断の大佐もなんか面白かった
竜馬「いいか?本当に恐ろしいのは、大抵のことは笑って許して、しっかりとしていて要領がよく、いろんな奴から慕われて、視野が広く周りに気を配れるような奴が怒ったときだ。アレはマジでヤバイ。死人が出るレベル」 號「オッサン、神さんに何したんだよ…」
號:助けてくれ!神さんが買ってきたルンバがずっと俺を追いかけてくる!!
剴「そもそも、生活の中で科学の実験をする人なんてそう多くいないよね」 號「フルーチェ作ってる時は実験してる気分になるな」 剴「じゃあフルーチェとねるねるねるねまでは科学としよう」 翔「ねるねるねるねは魔法だろう」
隼人:���の前に座っていた竜馬が立ち上がるときに「よっこらショット!」と言っていた。正面にいた私はこれを食らった気がするのだが、大丈夫なのだろうか…
號:外からドコドコドコドコ聞こえるから「ゴリラのドラミングみたいだな」って思って窓の外みたら案の定雨降ってきてて、それを翔に伝えようと思ったら間違えて「翔ー!!ゴリラ降って来たぞ!!!」って言っちまったのが俺でカメラ構えて走ってきたのが翔
剴:時計とカレンダーと体重計は優しい嘘を覚えたほうがいい
剴:翔が急に「騙された!」と大きな声を出したので何かあったのか聞いたら、「いい話だと思いながらテレビを見ていたのに、青汁の宣伝だった!!」
號:俺が毎日見守ってる神さんがストーカーに遭ってるらしい
隼人「朝食の後に3錠だからな、忘れるんじゃないぞ」 號「そんなの朝飯前だぜ!」 隼人「食後な」 號「はい」
剴「ふくらはぎの真ん中あたりを親指でおもいっきり押してみて!超痛いから」 號「翔にぶん殴られた」 剴「自分の押しなよ」
剴:「うまい棒」っていう名前は自分から「うまい」って言ってる傲慢さを「でも所詮は棒ですので」みたいな謙虚さでかき消している
竜馬:そういえば隼人は怖い映画を見た日の夜、風呂のふたとかトイレのふたを開ける前に、「こらっ!」って怒鳴ってふたを叩いてから開けてたな
號:熱いと思ってフーフーしながらスープをすすったらキンキンに冷えたポテトスープで思わず「おっ!」っと目を見開いて声をあげてしまった。近くにいた翔が口を抑えて声を殺しながら走り去っていった
翔:この前、號や剴と三人で四つ葉のクローバーを探していたのだがなかなか見つけられなくて。そしたら剴が「見つからないなー。いま幸せだからかな」と言っていて、素敵な考え方だなと思った
隼人:部屋にスズメバチが入ってきた。驚いて竜馬に助けを求めたら「大丈夫だ!」と笑って私のライターに火を付けキンチョールを噴射。即席の火炎放射器で焼き払った。そちらの方が怖かった。
號:部屋に行ったらテーブルの上に「新作デザートを作ったので良かったら試食してみてくれないか。冷蔵庫の中に入れてある。翔」という置手紙があってその隣に「全部食べたからもう無いです。剴」という置手紙があった。机殴っといた。
翔:「えへへ、マカロニおいしぃ…」と楽しそうな寝言を言う剴に號が「違う!ソレうどんだぜ」と囁きかけた。剴は「…うどん?…」と混乱して悩んでた
剴:だ・れ・か(ポテトチップ)と・め・て(ポテトチップ)
號:ちょっとした勘違いでカルピス原液をグビッとやっちまって、慌てて水道水ガブ飲みして、全身をプルプル振ってたら情けなくて泣きそうになった
剴:高級寿司屋の板前ってすごい訓練しているんだろな、寝てるハムスター起きないように握ったり
翔「カロリー半分でデザートを作ったぞ!」 剴「じゃあ2個ください」
隼人:竜馬からライチをたくさんもらったのでライチ酒を作ろうと思い立ち、一式(酒、瓶、レモン)を用意した。さぁライチを洗うぞ!と、ざるに出したら一口サイズのサーターアンダギーだった
剴:そうそう、ティッシュもちょうど洗濯したかったんだよね~
號:RPGで主人公の名前を「おつかれ」にしたせいで王様には「おお よくぞきた おつかれ」ってめっちゃラフな感じで言われるし、助けた姫には「ああっ ありがとうございました おつかれさま」ってめっちゃ脈ナシみたいな態度とられた
翔「大佐の集中力は素晴らしいといつも思っていますが、食べると集中力の上がる食材などありますか?」 隼人「蟹だろうか」 翔「食べる事に集中するのではなく、摂取する事によって集中力の上がる成分が含まれた食材でお願いします」
號:象が踏んでも壊れない筆箱をオッサンに踏み潰された
翔:大佐、野菜生活を毎日飲まれても、それは野菜生活生活ですからね
號:剴が「イチゴジャムをご飯にかけて食べてみたい」というので「好きにすれば」と言ったらかけて食べてた。無言で首を振ったあと、「これで諦めずにいろんなことにチャレンジしたい」と意味不明なほどに前向きなコメント
號「翔、『塩ひとつまみ』ってこれくらいか?」 翔「號、それはひとつかみだ」
號:コンビニでファーストフード頼んだ時に「骨なしチキンのお客様ー!」って呼び出されたんだけど、なんかすごい罵詈雑言を浴びせられた気がした ネオゲコピペbot
剴「外で見るゴキブリは全然怖くないのに、なんで家の中で見ると怖いんだろ…」 號「家の外で知らないオッサン見てもなんとも思わねぇけど、自分の部屋の中に知らないオッサンがいたら怖いだろ」
隼人:巷で「アナタの悩みの50%が解消できる本」が話題になっていたので、迷わず2冊買った
號:犬にしてみれば「なんでうんこ拾うの?好きなの?」って感じだろうな
竜馬:米のとぎ汁をコップに入れたら思いのほか見た目がカルピスだったので興味本位にゴクゴクいったところ、カルピスよりもずっと忠実に俺の知ってる青春が再現されて頭抱えてる
剴:廊下で掃除機の話をしてたら、大佐が「太陽光発電が出来るルンバがいずれ開発され、そうなると野生のルンバが発生するかもしれないな」と言ったもんだから、野良ルンバが人類滅亡後も掃除しつづける切ないストーリーを考えて涙が零れそうになった
號:神さんが考古学について教えてくれたけど「物体B」についての説明中に神さんが噛んで「びったいブー」と言った時から説明どころじゃなくなった。涼しい顔して続ける神さんが更にツボを刺激するから悲しい事とか思い出してみたけど、すぐ「びったいブー」の波がやってくる…拷問だ…
翔「『羊たちの沈黙』の反対語を答えよ」 號「ヤギがうるさい」
翔:コウノトリを想像しようとすると毎回ペリカンが邪魔をする
號:今日、翔が「辞書なり何なり使って〜」って言った瞬間に俺の精神世界に謎のラッパーがログインして「辞書なり何なりディクショナリー 今日のご飯は稲荷なり Yeah」って繰り返すから消しゴム睨んで笑いこらえてた
翔:ジェットコースターの順番待ちしてるときに、真面目な顔して「混んでるから座れないかもしれないな」とおっしゃった大佐を見習って欲しい
號:携帯がカレーに刺さった。あまりにも見事に直立していたから、記念に撮ろうと思って携帯探したらカレーに刺さってた
號:【速報】神さんのルンバが家出した
剴:大佐、お茶飲んでるときに龍が如くやってる號に向かって「これがどうぶつの森か?」って聞くのやめてください
號:先生!バナナは不謹慎に入りますか!
みんなで食事中に「ピー…」と何かの音が聞こえた。 隼人「今の音は何だ?」 號「…俺のたまごっちが死んだ音…き、昨日から様子がおかしくて…、心配で連れて来ててそれでっ」 隼人「もういい、何も言うな…皆、亡くなった號のたまごっちに、一分間黙祷!」
竜馬:ブルーレットを砕け
隼人:早くルンバを今の半分の大きさで5個セットとかで出ないだろうか。ルンバ一個小隊。電池が切れそうになると仲間とつながって補給してもらう。ドックにみんなそろった時は記憶を並列化してそのうち人工知能が芽生えるので人間に反旗を翻してみんなで家出する。そういうのが出てほしい
剴:部屋にハチが侵入してきてみんなでワーワーしてたら、翔が机の上にあったうちわを手に取りだしたから「翔、それで叩くのは危ないよ!」と注意しようとしたら、おもむろにうちわを縦にして勢いよくハチを叩き切ったのでたぶん彼女の前世は名の知れた武士だったと思う
號:神さんに「抱いてくれないか」って言われた。マジで。昼間なのに。周りのやつにも聞こえてたと思う。数秒後、「邪魔なんだが…」って言われた。「どいてくれないか」だった
翔:すれ違った號が「うーさーぎーおーいし、まーろーやーかーっ!」と口ずさんでいたんだが、多分なにか勘違いしてる
剴「沖縄の旨いものってなんだろう?」 號「あのサンダーファイアーパワーボムみたいな名前のドーナツはうまいと思う!」 翔「…サーターアンダギーのことか…?」
號:オッサンに「これ、隼人を怒らせちまった時のための対処法」とメモを渡された。後日、神さんを怒らせてしまったのでメモを開いた。『1.まず落ち着いて深呼吸をする。』これだけしか書いてなかった
剴:むかしむかし、たくさんのほうれん草がありました。おひたしおひたし。
隼人:竜馬にもらった"悪霊を追い払う"と言われるお香を部屋で焚いていたら、敷島博士が「何じゃこの臭いは!敵襲か!?」と言いながら部屋を出て行かれた
號:「私オムライス食べられないんですよねぇ~だって卵割ったらヒヨコが死んじゃうじゃないですかぁっ!」とかいうのより、剴の「マーブルチョコに描いてある絵、かわいくて食べるのが勿体無いよなぁ」の方が女子力高い気がする
翔:切れた蛍光灯を換えている最中、一人なのをいいことに「ブゥン」「ブゥン」と蛍光灯をライトセーバーに見立てて緩く振り回していたのだが、いつの間にか大佐が入口からこちらを見ていたので固まったら「どうした、心を乱すな。フォースの力を信じるんだ」とだけ言って立ち去られたので惚れそう
號:ジャックに「ピザって10回言って」て言ったら「ピッツァ、ピッツァ、ピッツァ…」って英語訛りで返され不安を覚えつつもヒジを指差して「じゃ、ここは?」って聞いたら「エルボゥ!」って答えやがった
隼人:號に「マジ」と「ヤバい」を使うのを禁止したら「本格的に」と「強い」を多用し始めた。「あのパフェ本格的に強そうじゃね!?今度食おうぜ!」面白いので放置している
翔「號は、なにか資格とか持ってたりするのか?」 號「死角?特にないぜ。無敵だ!」
號:時計の電池が切れた時の神さんと翔の会話。 隼人「電池が切れているな。取り替えておこう」 翔「何三ですか?」 隼人「単だ」 滞りなく電池は交換されたけどなんかモヤモヤした
號:3人で回転寿司に行ったんだけど、席に着く前に剴が「寿司を楽しみたいのなら決して俺の下流には座らない方がいい」って言い始めたの最高にロックだったな
翔:剴の「よく眠れたので遅れます」以上にポジティブな寝坊遅刻の連絡を見たことがない
翔:メリーに「自動ドアに気づかれているようでは忍者にはなれないわね」と言ってから自動ドアにそーっと近づくようになり、いつも気づかれてちょっと悔しそうにするのがとてもかわいらしいです
號:ゲームセンターで取った動物のしっぽみたいなストラップをなんとなくなでなでしながら廊下を歩いていたら、翔と剴に超キラキラした瞳で「なに?なに?リス?リス?」と覗き込まれた
剴:今やせ我慢の反対をデブ大暴れって言った奴、ちょっとこっち来い
剴「タバコ吸ってる大佐ってどう思う?」 號「タバコになりたいと思う」 剴「そういうことじゃなくて」
剴:號が言っていた「誰に許可とってこんなに暑いんだ」がなかなかパンチの効いたジャイアニズムフレーズだと思いました
竜馬:昔立ち寄った温泉に立ち湯があって、俺や隼人の背で立って肩よりちょっと下まであるような深さに浸かっていたら、武蔵が湯に入って来ながら「おーい!二人ともここの湯かg」で目の前から消えた
號「自分でゆで卵切るとボロボロになっちまうんだけど、この前翔が卵の処刑台みてえな道具を使ってるの見て、便利なもんがあんだなーって」 剴「卵の処刑台」
號「お、雷鳴った」 剴「おヘソ隠さなきゃね」 號「何で取られるのがヘソなんだ?」 剴「うーん、ベルトのバックルが金属だからじゃない?」 翔「言い伝えの時代設定を豪快に改竄するな」
號:剴が「なんか唇がカサカサするなー。ちょっとお店寄ってきていい?」って言ったからリップクリームでも買ってくんのかと思ったらコロッケ買って帰ってきたの一生忘れられねぇ
號:オッサンの道場に行ってきた。報告しようと思ったら神さんに「なんで帰ってきた?」って聞かれて、「ここが俺の帰るべき場所だから、っすかね…」って答えたんだよ。そしたら神さんが「そうか。タクシーで帰ってきたか?」って聞いて���て、ひょっとしてこれすげえ恥ずかしい勘違いした感じか?
剴:最近炊飯器でケーキを作るのにハマってるんだけど、炊飯時間が「32分で炊き上がります」って言ってるのに確実に1時間くらいかかって、しかもだんだん長くなってる。どうやら炊飯器側も「米だと思って炊いてるけどコレ米じゃないな」って勘づいてるらしい
號「葉っぱについてる線ってなんて言うんだ?」 翔「理科で習っただろう」 號「あー…わかった!毛細血管!」 翔「葉っぱに血管があったらレタスをちぎったとき血まみれじゃないか」 剴「翔の切り返しの早さに笑う」
號:六枚切りと思って買った食パンが八枚切りで、剴が案の定怒っちまって「お腹が空いちゃうよ!」って、そんな怒り方はないだろ
翔:何度教えても、剴はDIYを「大工 is You」としか覚えてくれない
剴:この前大佐に雑学を教えてもらった號が「さっすが神さん!生き地獄だよな!」と言ってたんだけど、號は「生き字引」って言いたかったんだって信じてるよ…
號「ヤバいヤバい、マジで剴がヤバくてなんつーか、色々話もしてたみたいだったんだけど元々、だからって俺らにはわからねえだろ?でも」 翔「結論だけ言ってくれ」 號「剴がプリキュアになった」 翔「すまない、途中過程も言ってくれ」
號:人間って大体人間に想像できるような最期しか迎えねえよな。カニなんか自分が最終的にカニクリームコロッケになるなんて想像も出来ねぇだろうな
翔:鶏の照り焼きを作ろうと鶏肉の皮目にフォークでぶすぶすと穴を空けてた。ふと気づいたら台所の入口に號が立ち尽くしていて、顔を青くしながら「何か嫌なことでもあったのか…?」と。料理にあまり詳しくない號にとって、無言でお肉を刺しまくる私の姿は恐怖でしかなかったらしい
剴:號から任務中に迷子になったと電話が一本。 隼人「とりあえず周りに何がある?」 號「真上に太陽が…あります…」 隼人「……よし、アジアまで絞れたな」 大佐がポジティブすぎて惚れた
剴:號と翔が「あ、虫いる」「小さいな」「これ刺すやつか?まだ赤ん坊かなー」「そうだな。子供のうちに殺しておこう」と会話してるんだけど翔って魔王かなんかなの?
剴:號に「シルバニアファミリ一の家には何で壁がないところがあるんだ?寒くねえのか?」と聞かれた翔が「うさぎには体毛があるから大丈夫だろう」と適当なことを言ってあしらっている
翔:唐突に剴からぬりかべをこんにゃくの妖怪だと思っていたと告白された
剴:ネットで弁当やら料理やら食べもの写真を報告するようになって初めて、捕らえた鼠や鳥を咥えて見せびらかしに来る猫の気持ちがわかった
號:さっき翔が突然髪をくしゃくしゃにし始めて、一体何事かと思ったら後から来た神さんが 「髪が乱れているぞ」 と整えだした
なんだそのテク!? なんなんだそのテクは!? 俺にも教えてくれ!!!!!!
翔:重たい荷物を運ぼうとしたら剴に「そんな重いものやめときなよ」と言われて「ちょっと待ってて」と颯爽と去っていく後ろ姿に、優しいな…と感動していたら「ただいま~。はい、存分に役立てていいよ!」と號を連れて来た瞬間、思わず笑ってしまった
剴:號が急に「プロレスの練習やってるらしいから行ってくる」 と言って出ていこうとしたので 「え?いきなり?あいつ誰?みたいな空気にならない?」と言ったら 「え?そんな事言われてもこっちもお前誰?って感じだし」 と言って普通に出て行った
剴:大佐が自分で生んだプログラムに名前をつけてて「良い子だな、よくできた」って子供を褒めるかのように褒めるから(大佐でもそんなことするんだな)って思ってたんだけどこないだ一人で「親にむかって何だその再現性のないバグは」って説教してたのはちょっと面白かった
號:翔から「雨がすごいからタクシーを使っていいぞ」というメッセージが来て、自分のタクシー利用が許可制だったことに動揺してる
號:俺が面白いと思ってることを神さんが面白がることはわりと稀で、基本俺が面白いと思って喋って報告してることについて神さんは「猫が捕まえたネズミを見せてくれる感じ」と思ってるらしいことがついさっきわかった
剴:「前」とプリントされたTシャツを着た號が向こうから歩いてきたので、背面は「後」かなと思ってすれ違ったあと振り向いたら、「前じゃない」とプリントされてて「確かに」と思った
號:オッサンの道場に行こうとした時のこと。迷ったので神さんに電話。 「神さん悪ィ!道場の場所がわかんなくて」「周囲に何が見える?」「畑と家と…あとは鳩くらいしかいねーんすよ」「鳩は何羽だ?」「はっ!?ああ、えと…7羽…」「ではその鳩を右に曲がりなさい」「え…いやでも」
着いた
翔:剴に夕食のカレーのご飯の量を聞いたら 「食欲無いから、軽めで」 「もう少しよそって」 「もう気持ちよそって」 「あと少し」 と、結局おかわりもして一合半くらい食べていた
竜馬:隼人が横に座ったとたんすげえナチュラルな柑橘系の香りがしてきてこんな香水もあるのかと思って横を見たらみかん食ってたな
號:ねぎとろ軍艦を、これは何だ?とジャックに聞かれて咄嗟に「ツナミンチバトルシップ」とか答えちまった
翔:號は、「~するな」と言うとするが、「~したら負けだぞ」と言うとしない
剴:さっき號がメッセージで「今日剴にすげえそっくりなやつ見たぜ!ガッデムボンバーだな!」と送って寄越してきたけどもしかしてドッペルゲンガーって言いたかったのかな
號:そりゃ俺だってゆで卵はレンジに入れたら駄目だってことぐらい知ってる。だから卵をチンするつもりはなかった。俺はただ、おでんを温めて食おうとしただけなんだ。おでんの中の卵とチンすると危険な卵が頭の中で一致しなかっただけなんだ。ボンッ!だってよ、ははは、翔、そんな怒んなって
翔:剴が「そろそろデザートにしようかな」と言ってカレーを頼んできた
隼人:號に今日の訓練はどうしたんだ、と聞いたところ「さっき行ったんすよ」という豪快な嘘でサボろうとしていた
竜馬:武蔵のエクレアの中に山盛りのわさびを入れた。物凄く辛いと言うので倍の量のわさびを別のエクレアに入れて持って行くと「また入ってるんだろ?」と言うので「俺が何度もやる暇人に見えるか」と言うと素直に食べた。その後「また!!!また!!!」と悶絶していた
剴:號がどうぶつの森の流行語を適当に「あ」にしたら「今日は何の用だ?あ?」と住民がケンカをふっかけてくるヤバい森になってた
號:翔と手合わせしてる時に「本気で来い」って言われたから「ククク…ならば我が『エターナルダーク』を解放しよう…」とふざけて悪者っぽく言ったら、ちょうど神さんが入ってきて「號がエターナルダークとやらをやるらしいのでよく見ておけ」とか職員に報告して永遠の黒歴史を手に入れた
號「剴、あれ作ってくれよ。ぺねすてろーせ!」 剴「惜しいなぁ…ミネスト?」 號「トーメ!」 剴「もう少し!ミネストロー…」 號「ゼ!」 剴「もっと語りかけて!」 號「ネ!」
翔:初めて予約炊飯という機能を使ってみたんだが、本当にご飯を炊いてくれるのか心配で炊飯器の前から離れられない…
號:俺は機械を壊しまくってるけど機械に壊されたことはないし、今のところ無敗。かなり機械に強いと言える
翔:ネーサーに来てすぐの何も分からない號がクレームの電話を取ってしまった時の対応「その話、俺じゃ分かるか分からねえか分からねえから、分かる奴に代わりてえんだけど分かる奴が分からねえ」ある意味便利だ
號:この前翔に突然「親子丼は生物の食べ方的にとても良いと思う。最後まで一緒で…」とか言われて若干動揺した
剴:號に突然「ポケモンにいそうだな」と言われて凄く落ち込んでいる
竜馬:昔水族館で、ナマコ握りしめた元気ちゃんが一緒にいた俺たちが見当たらないのに気付いてナマコをみちみちに握りしめながら泣いちまって、慌てた武蔵が「ナマコ死ぬ!!!!」て喚いてパニック状態だった
翔:レトルトカレーを湯煎で温めようと思ったんだが寝ぼけていたのか封を開けて鍋の中に放り込んでしまった。慌てて取り出そうと手を突っ込んで熱さのあまり袋を壁に投げつけてしまい、火傷した手を流水で冷やしながら壁にカレーで描かれた抽象画を見つめている
號:携帯落としたの気付かなくてジャックに拾って貰ったんだけど 「サンキュー」がどうしても思い出せなくて「おー…メソポタミア〜」とか言っちまった。しかもジャック日本語喋れたつらい
剴:流さんが連れてきたヤギがネーサー内を全力逃走する事件が勃発。大佐が「ヤギは警戒心が強いので走って追いかけたり必死の形相をしていたら逆効果だ!」と助言し、ゲッターチーム含め職員全員がニコニコ嘘笑顔でゆるりゆるりと輪になって囲みヤギを追いつめていった様子が新興宗教儀式だった
翔:號に「パソコンの電源切るのになんでスタートボタン押すんだ?」と言われて言葉に詰まった事があった。その時は「終わりの始まりだ」と切り返し無理やり納得させた。
翔「鹿せんべいは美味しいのだろうか」 號「食べられなくはねえけどすげーーーまずいぜ」 剴「小麦粉と米ぬかを水で練って焼くから基本無味なんだよ。焼き立てならまだしも、冷めたらすごくまずい」 翔「何故ふたりとも食べたことがある口振りなんだ…」
隼人:冬は大抵黒いヒートテックを服の下に着込んでいるのだが、それを知っている武蔵に会うと「隼人も冬の闇に染まりし者か…」などと言いながら必ず服を捲ってくるのをどうにかしてほしいし、続けて「俺もなんだがな」と言いながら必ず自分の服も捲って見せてくるのはもっとどうにかしてほしい
翔:Appleサポートの男性に『Macを丸裸でお渡し下さい』と言われたことを號に話したら、いつになく真剣な顔で「……俺が裸になって渡すから、お前は裸にならなくていい」と言われた。庇ってくれてありがとう。だが「こいつは大丈夫か?」と思ってしまった。すまない。
剴:號が「牛丼並、心なし大盛で」と並の料金で出来るだけ大盛にしてもらおうとセコい注文してるところを見てしまった
翔:「葉っぱの野菜をめくってどんどん小さくなっていく様子は少しかわいいな」と剴に言ったら「それ分かるなー。チンゲン菜のかわいい写真があるんだけど見る?」と言って携帯の画像フォルダにある16枚の写真を見せてくれた。想像の斜め上だった。
隼人「いいか、世の中はそんなに甘くない」 號「舐めたんすか?」 隼人「噛みついたのさ」
文系理系体育会系 「ポテチを食べながらすること」 剴:裏の説明書きを読む 翔:カロリー計算をする 號:袋を引っ張りぶちまける
剴:かなり本格的な数値設計フォーマットを作り、「わくわくシート」とポップな名前をつけてネーサー内で共有したらその名前のまま浸透してしまい、大佐が鬼の形相で「わくわくシートを見せてみなさい」と怒鳴る現実を受け入れられずにいる。俺のせいだ…
號:神さんに頼まれたとかで、翔が国を調べてた。「どこの国のこと調べてんだ?」と聞いたら「お前は知らないと思うが、アラスカだ」と言われた。翔はちょいちょい俺のことを馬鹿にしてくる。確かに知らねえけど。
剴:美容室で髪洗ってもらう時に、目に濡れたタオル乗っけられるといつもウィキペディアの「コイ」の項目の『さばくときは濡れた布巾等で目を塞ぐとおとなしくなる』という一節を思い出す
號:走ってきた車とぶつかりそうになったオッサン(徒歩)が「死にてえのか!」と怒鳴ってた
剴:アンパンマンが町の上をパトロール中に『困ってる人はいないみたいだな~』と言っているシーンを見た翔が「人の心の闇や言葉の暴力まではアンパンマンでも見つけられないのだな…」とか言い出して穏やかじゃない
號:万歩計つけて寝たら26歩歩いてた
敷島:暇じゃな…マッチ売りの少女でも聞かせてやろう 隼人:まだ仕事が 敷島:あるところに、ブツがさばけず困っている売人がいた 隼人:… 敷島:売人がブツを燃やすと煙が出て、幻覚を伴う強烈な多幸感を得た 隼人:博士、言い方が 敷島:神が見える、神様が見えるよォオ! 隼人:敷島博士!
翔:剴がWordのワードアートで「牛丼が食べたい」という文を立体的にして虹色に光らせていた
號:ネーサーの食堂で朝飯食ってたら鼻水垂れてきたからちり紙2、3枚とって急いで味付け海苔で鼻ふいてちり紙ちぎって口にいれた瞬間異変に気付いて、口にちり紙入れたままムーミンみたいな顔して完全静止してたら周りの職員達に「やっぱり今ちり紙食べたよな?」ってざわざわされた
竜馬:球に指が引っ掛かってボウリング場の天井に穴を開けてからボウリングには行かないようにしている
剴:突然前を歩いていた號が「UFOだ!」と叫んだ。見上げると鳥形のUFOが。俺の知っている限りでは鳶に酷似してる。翔が「鳥だろう」と冷静に諭していたんだけど、號は「鳥に変形してる!」と強く主張していた。
號:切った爪をティッシュに包んで捨ててたら、敷島博士に「自分のDNAサンプルの処理が甘い!」って言われて持って行かれた
剴「なんだったっけ、アレ。美味しいよね。外はカリッと、中はトロトロしてて…」 號「地球か?」
翔「もう許さない。トモダチコレクションでお前を雨漏りする部屋に住まわせる。痩せ細って病気になっても無視だ。濡れた地面にパンを投げたって喜んで食べるんだからな!!!」 剴「號!謝って!急いで!!」
隼人「林檎が沢山あるな、半分タルトタタンで半分コンフィチュールにしよう。バナナもあるからフランべも作ろうか。おやつに出すから翔と剴にも伝えてきなさい」 號「おう、分かった!」
剴「それで、今日のおやつは?」 號「りんごとバナナだぜ!」
號:ジャックに関西人について説明してくれって言われたけど上手く言葉が出てこなかったから「ナンデヤネンピーポー」で乗り切った
號「雨漏り?俺が直すぜ神さん!」 隼人「頼んだぞ」 號「\ウワー/(屋根抜けて落下)」 隼人「…業者を呼ぶか」 竜馬「待て、俺がやってやるぜ」 隼人「ああ、助かる」 竜馬「ったく、素人が下手に登るなん\グワー/(更に穴増やしながら落下)」
剴:「ビスコ食べて強くなる!!」と言った號からビスコを奪い、手に持って「力が欲しいか…?」って言ってる翔を見てしまった
號:翔とすれ違ったときの話。 俺「お、翔」 翔「……(じっと俺を見つめる)」 俺「なんだよ」 翔「虫かと思ったらゴミだな」 って何か取り払ってくれた。一瞬、俺のこと言ってんのかと思った…
剴:「やる気がない」って言うとなんだかネガティブだから「無気力が有り余ってる」って言えばいいと思う
隼人:「昼、蕎麦でいいか?」と竜馬が言うので「ああ」と答えたら、「じゃあこれ挽いてくるから待ってろよ」と石臼と玄そばを持って行った時の衝撃
翔「こんなところに私たちを連れてきて、どうするつもりだ…?!」 ニオン「…ふふ、誰にも見つからないように埋めてやるのさ!」 剴「俺たちの心の隙間を…?」 ニオン「ポジティブか」
翔:ジャックはまったくウケないジョークを言っても録音してある笑い声のSEを流してホームコメディみたいなオチにしようとする
號:オッサンが十字路で突っ込んで来た車を跳躍で避け、ボンネットを踏み越え、着地を決めて傷一つないどころか、買ったケーキさえ一切崩さず、そのまま何事も無かったかの様に神さんに会いにきた
號:アイス買ったらドライアイスくれたからトイレに入れて神秘の便器にした
翔:ペットショップで「今日の夕食は何にしようか」 と呟いたら横にいた號と剴が焦り始めた
剴:うつらうつらしてる翔に洗濯乾燥あがりたての毛布を被せたら「なにを…」と言ったきり動かなくなった
隼人:皆、竜馬のことを「部屋に入る時は扉を突き破ってくる」くらいのワイルドな男だと思ってるようだが、実際は「扉を壊そうとしている者がいたら『物は大切にしろ!』と叱って壁を叩き、その衝撃で壁を突き破る」というのが正しい
翔:剴がピザポテトを2袋も食べていたので、塩分の取り過ぎで早死にしてしまうぞと言ったら「そうだよな〜糖分で相殺しよう!」などと言いながら2リットルコーラをがぶ飲みしていた。清々しい。
號:通りすがりにうまそうなケーキ屋を見つけたから「たまには俺が買うか!」って翔と剴に買っていったら「今度は一体何をしでかしたんだ」「大佐に迷惑はかけられないよ」「裏があるだろう」ってぜんぜん信用されなかったときの話でもするか?
剴:なんで號ってノックしながら入ってくるの?
號:「フレームバッファ」と聞いて、身体が炎に包まれた猛牛を頭に思い浮かべていたら、横にいた翔に「お前が今、何を考えているか大体分かる」って言われた
翔:前にマックでテイクアウトした時「號の月見バーガーにだけ卵が挟まっていなかった」という悲しい事件があったんだが、今回の月見バーガーに「號のだけ卵が二つ挟まっていた」という謎の奇跡が起き「卵が時空を超えた!」「卵は裏切らなかった!」と剴と盛り上がっている
剴:うっかり朝2度目のパンを食べてしまう事件が発生
翔:號が留守電に残したメッセージが「おう!」という元気の良い声から始まっていたんだが、「発信音の後にメッセージを残してください」のアナウンスに返事をした可能性がある
號:5分おき位に立て続けに神さんからメール。 一通目 本文:電話番号がかわったので教えておく 二通目 本文:さっきのメールは私からだ 三通目 本文:私というのは神隼人のことだぞ
なあ神さん、電話番号は
翔:薄っぺらいやつだなと思っていたが、いざきちんと接してみたら味わい深くて案外中身が濃かった號のことを生ハムと呼びたい
隼人:換気のため窓を15センチ程開けてるのだが、今執務室に知らない猫が4匹いる
號:消毒するからって足に大量のイソジンを剴に塗られたんだけど、何を塗られたか分からなくて「何塗ってんだよ」って聞いたら「うなぎのタレ」とか言われて暴れそうになった
翔:ふと蟹のことが気になったのでブラウザ上の「ズワイガニ」の文字をドラッグ→右クリックでGoogle検索をかけようとしたところ、間違えて印刷コマンドを押してしまい「ズワイガニ」とだけ書かれた紙がプリンターから出てきてしまった
號「神さんの話はよく分かんねえ…母親みたいに説明してくれよ!」 隼人「子供には解らない事でも大人になると解る事もある。さっさと食べて訓練に行きなさい」 號「ちぇっ!母ちゃんはいつもそれだよ。行ってきまーす!!!」
トースター「ポン!(焼き色が足りない食パン)」 翔「…? 時間と威力が足りないのだろうか…もう少し長く強めに焼いてみよう」 トースター「ポン!(炭)」 翔「………」
剴:殺されるかと思った。號がポップコーンを作るって言った数分後、いきなり台所から機関銃みたいな音が鳴り響き、號が匍匐前進で逃げてきた。音が鳴り止むまで床に伏せて、台所掃除するのに2時間かかった。何でトウモロコシを直接油の中に放り込んだんだ…
翔:剴と口喧嘩になった時「翔ってもっと優しい言葉使えないの!?」と言われたので「せせらぎ」と答えたら爆笑された
號:ネーサーに来たての頃、神さんに付き添ってもらって服を買いに行った。神さんは店員に、「こいつなんだが、ご覧の通り掘りたてのジャガイモのような格好しかしないので、どうにかしてやってください」と怒涛の悪口を言ってた
竜馬:人間をダメにする、というソファに隼人を座らせてみた。感想を聞いたら「ふにゃふにゃとしていて座りづらいのでいらない」とのこと。あれは人間をダメにするんじゃない。ダメな人間のダメさが露骨に出るだけだ
號:最近翔が怒らない。ぼーっとしてた剴がプッチンプリンをキーボードにプッチンしてキーボード壊した時も怒鳴ったりしないで「次は皿にするんだぞ」って言ってたし、その隣で俺が「次やったら翔がプッチンだぜ!」とかクソくだらないギャグかましても流石に拳は振りかぶったけど殴らず我慢してくれた
翔:號が相手の名前などをメモせずに「声が低い早口のやつからなんか伝言があるってよ」などと取り次ぐのをやめないので私の推理力が二段階ほど上がった
剴「試したい事があるから荷物全部貸してくれる?」 號「いいぜ」 剴「俺の前を歩いて」 號「おう!…なあ試したい事って何…あ!?なんでうつむいて歩くんだ!?なんで辛そうな顔するんだ剴!?これじゃ無理矢理荷物持ちさせてるみたいだろ!待て待て荷物持つから貸せ!放せ!辛そうな顔やめろ!」
翔:靴下を片方なくした剴が「両方なくなってしまえばよかったのに」と呟いていてセンチメンタル
竜馬:昔、武蔵と卵焼きの塩派と砂糖派で大論争をした。 結局「おいしければそれでいいだろう」という隼人の一言で幕を閉じた。塩派だった俺は腑に落ちず、隼人に愚痴を言ったら、卵焼きを作ってくれて、食べたら甘い。旨い。小さいことだが視野が広がった
帝王ゴール:フハハ!罠に掛かった��ゲッターチームよ!まさか貴様らともあろう者がダンジョン最初の落とし穴に落ちるとはな!実はこの後、大岩が転がってくる罠や、壁から槍が飛び出す罠もあったのだ!それも無駄だったがな!フハハ、ハハ、ハ…何だ…張り切って準備したわしがバカみたいではないか…
號:今日、ミーティング中に誰かの携帯が鳴ったんだよ。問題はその着信音で、ムスカの「見ろ!人がゴミのようだ!」だった。延々リピートされるムスカボイス。最終的には神さんが「大丈夫だ、お前たちはゴミではない」とか言い出した
翔「どうぶつの森とはどんなゲームなんだ?」 號「たぬきに借金返したり、不気味な館を作ったりするぜ」 剴「公共事業と称して村人から金と土地を巻き上げ、村に不要なものを作っていくゲームだよ」 翔「最低だ…二人ともそんなゲームをしていたのか?」
剴:號が翔に向かって「俺、この間スタバのおにぎり食べたぜ」とかいう大ざっぱな嘘をついてる
厳しくも優しい翔「麺つゆでも飲んでいろ!水で割ってな」
剴:親子丼といえば「親子丼は卵と鶏だけじゃなくて豚肉を入れるとコクが出ておいしいよ」と言ったら號と翔に「それもう親子じゃねえじゃん!」「名前を付け直すべきだ」とフルボッコされた挙句「母子家庭と内縁の夫丼」というあんまりなネーミングを喰らった
號:ネオイーグル号のパイロットだけど質問あるか?特定されない範囲で
隼人:仮想戦闘中に判断ミスをした私を部下達が庇ってくれた際、政府の役人が「部下と言うよりは親衛隊だな」と捨て台詞を吐いて帰っていった。 翌日、號達を筆頭に部下達が『LOVE!大佐』と書かれた私の写真付の大きな団扇を腰に差してきて役人らを威圧する事案が発生
【無線通信】 號「ピザって10回言ってくれよ」 剴「ピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザ」 號「じゃ、ここは?」 剴「どこ?」 號「肘だよ」 剴「じゃあ、肘だよ」
號「睡眠薬飲み過ぎると中毒になるってマジすか?」 隼人「デマだな。私は5年間毎日飲んでいるが、ちっとも中毒になっていないぞ」 號「言いにくいんすけどアンタそれ中毒だよ」
號:近所のラーメン屋の看板、ベニヤ板に手書きで「らーめん」って書かれてあったから「らーぬん」にした。 そしたら店主が「ラーメン」って書き換えてたからやっぱり「ラーヌン」にした
號:翔は転んでも「痛いの痛いの生きてる証」って言って飛ばしてくれねぇ
武蔵「朝抜いてきちまった」 隼人「珍しいな…朝はきちんと食べたほうがいいぞ」 竜馬「朝抜いてきちまった」 隼人「朝から下品な話をするんじゃない」
剴:マックで號が頼んだシャカシャカチキンが袋から飛び出して床に落ち、通行人に踏まれて釈迦釈迦チキンになった…
號:裏返った声で「あああ…コオロギさん最近足短くなりましたね!あはは…!えっコオロギさん飛ぶんですか?飛ぶなんて冗談ですよね!?うわあああああ!来るなああああ!!」って剴がGと交戦する声が聞こえてきたからスリッパ持って向かってる
翔:ケンタウロスは誕生後しばらくして下の馬は歩けるようになるけど、上の子の首はすわってないからグワングワンすごいんじゃないか、という剴の指摘が今じわじわ来ている
竜馬:徹夜続きの隼人を寝かせたら1時間くらいしたところで「しまった!間違えて寝ていた!!」と寝言を言うから間違ってないことを説明して寝かせた
翔:號は物を無くした時に「無くした」ではなく「どっ��に行った」とあたかも物自身に足が生えて逃走したような言い訳をし出す
號:セミが落ちてたから「もう死ぬんだな…」って同情してたら俺に向かってキリモミ回転してきた
號:神さんが麦茶の量産体制に入った
剴「エイプリルフールに何で嘘をついていいのか知ってる?」 翔「知らないな…」 剴「18世紀頃ヨーロッパの商人が年に1回帳簿をリセットする日を作ったんだけど、それが帳簿をごまかしてもバレない日と拡大解釈されたのが始まりらしいよ」 翔「そうなのか」 剴「嘘だけど」 翔「怒るぞ」
竜馬:痛かったらその痛みを強さに変えろ
剴:店でデザート物色するたびに頭の中で「わざわざ金を払って太りたいのか!それは本当に今食べないとならないのか!!どうなんだ剴!!!!」って脳内翔が騒ぐんだけど「翔にも一口やろう」の脳内大佐の一言で大人しくなってしまう
剴「カレーにはジャガイモの代わりに洋梨入れると美味しいんだって」 號「マジかよ。ジャガイモ用なしだな!」
隼人:酔っ払った竜馬が酒瓶をさすり「凄ぇ撫で肩だな…お前」などと言っていた
剴:大佐が珍しく寝ぼけ眼で起きてこられ、ボウルにコーンフレークを入れて牛乳ビンだと思ったのかそのまま紅茶入りのポットの中身をコーンフレークに注いだ。そこで驚いている俺に気付き目が覚めたのか慌てて「これは違うぞ。新たな食へのチャレンジなんだ」
剴:昼に定食屋でしあわせ定食っていうのを頼んだら、おばちゃんが「一名様しあわせです!」って叫んで他の店員も「しあわせ一名様!」って返して、その後食べ終わってお会計の時に食べたのを申告しようと俺も「あ、俺しあわせです」とか言ってて店全体が新興宗教の集会みたいになっててやばかった
號:子供ってなんで、すごいと思ったって言葉が好きなんだろうな。俺が小学生だったときの国語の作文が出てきたから読んでたら400字詰め原稿用紙の中に57回「すごいと思った」って言葉が書いてあってすごいと思った
隼人:誤って私のコップを落とした翔。床が水浸しになったが思わぬ失態に気が動転して立ち尽くすのみ。剴がさっと雑巾で床を拭いてくれたので、こういう時にはなんて言うのだったかなと促したところ翔は一言「…は、Happy Birthday…」いいから落ち着きなさい
剴:ミキサーのフタが見つからなかったのでまあいいかと思って大量のミカンをフタをせずにミキサーにかけたら360度まんべんなくミカン果汁が飛び散った
翔:私のことをGoogleかなにかと思っているらしい號から「ラザニアって何?」と唐突な質問がメールで来たりする。「もしかして:ピラニア」と親切なご提案をして返した
號:スライム肉まんゲットして食堂で食ってたんだけど、向かいにいる剴がかじりつく度に携帯で攻撃音とミスった音を鳴らしてて、俺が食べ終わったらレベルが上がった
翔:みかんを頼んだつもりが、注文欄を間違えてりんごが届いた話をしたら剴に「算数のたかし君みたいだけど大丈夫?」と言われた
翔:「おい翔、お茶くれ!」と叫んでいる號を、半日ほど大佐と二人きりにしたところ「忙しいところすみませんが、お茶下さい」と言うようになった
隼人:敷島博士がタブレット端末を手に取ったので、博士のような人こそ意外と常識にとらわれない斬新な使い方をされるのではないか、と思い見ていたら、電源も入れずに顔をぱたぱた扇ぐだけという想像以上に斬新で常識外の使い方をされた
翔:ペットボトルのゴミを捨てようと思ったがそんなゴミなどなかったので、ものすごく地味な夢を見た可能性がある
剴:人から聞いた話を全部「これは伝説の話なんだけど……」って前置きして話すの楽しいな
爬虫人類:ニンゲンワルイ モリノキヲキル ワリバシヲツクル ケツニハサンデオル
號:神さんが優しい声で俺を呼ぶから行ったら、「いいものをあげよう」って微笑みながら言われて「マジすか!ありがとうございます!」って期待を胸に手を出したら、「ほら」と糸くずを渡されて「なんすかこれ」って聞いたら「捨ててきてくれ」って。はい。
剴:今日スーパーに行ってポテチコーナーで足が止まったけど、誘惑に打ち勝った!自分へのご褒美にコーラ飲もう
翔:手作りしたパンを剴に味見してもらったところ「キリストが言ってたワインとパンのパンはこれだなって感じの、モサモサした食感と貧しい味」と神聖な喩えでダメ出しをされた
剴:號が「嘘だベイベーみたいなやつ誰だっけ?」って言ってて翔が「黒田官兵衛」って即答したら號が「それだ」って頷いてて、あの2人実は相当仲いいんじゃないか疑ってる
號「この間シャンプーが目に入ったんすけど、すげえ痛くて…何でなんすか?」 隼人「良い質問だ、號。いいか?この世にあるものは大抵、目に入れると痛い」
翔:どうぶつの森をやりたかったのだがプレステしかなかったので、號から勧められて借りた「SIREN」というゲームをやることにした。のんびりとした村で鮮やかな風景を眺めながらいつもと違う日常を味わえるゲームらしい。鳥や犬、魚なんかも大勢いるらしく今から楽しみだ
號「神さんが何言ってるのか全然わかんねえ!!!!!わかりやすく絵本にして枕元で読んでくれよ!!!!!!」 隼人「甘えすぎだ」
翔「今日の会議の時、凄いいびきをかいている奴が居たな。だらしのない」 剴「そうだよな。俺もあのいびきのせいで目が覚めちゃったよ」
剴:「爬虫人類が暴れている」と報せを受けた大佐、現場に駆けつけ手っ取り早く車で轢く荒技を披露
號:剴に「アメリカで紹介される日本食って全然ヘルシーじゃないよな」って言ったら「そんな事いうと、南部のデブに5kgのベーコンの塊で30回ビンタされるよ?顔テラテラになるよ」っていわれた。
號:誰が一番多く神さんからヴェルタースオリジナルを貰えるか勝負だ!!
隼人:ネーサーの看板に音楽事務所と書き足した者はちょっと来なさい
剴:號がラーメン屋で「ご飯おかわり自由」の概念をジャックに説明してるとき「エンドレス ライス」って説明しててスープ吹いた。
號:一口でゆで卵食ったとこ、翔に見られた
剴:最近敬語が乱れていると言われるけど、「ヤバいっすね!」を丁寧に言おうとしたらしき號が「やぼうございますね」と言っていた時は、確かに日本の行く末が心配になった。
翔:號がジャックに影響されたのかアメリカンな言い回しで喋るのにハマっているらしく地味に鬱陶しい。「ドライヤー壊れてるよ」と言えばいいのに「おいおい!何だこのお嬢ちゃんみたいな風は?これじゃ全部乾き切るまでに俺が白髪になっちまうぜ!」とか言う。コンセントを抜いてやろうか。
翔「大佐、その先は危険だとの知らせが」 隼人「どのくらい危険なんだ」 翔「この武器作った事はないけどまあ今まで通りにやればなんとかなる、と考えている敷島博士の考えより危険です」 隼人「それは危険だ」
剴:號のPCにあるフォルダに「見るな.txt」というファイルがあって、開いたら「見たな」と書かれてた
隼人:忘年会が串かつ、ふぐ、焼肉の3つで多数決を取る決まりになってしまったせいで 剴「串かつに清き一票を!」 號「ふぐだけは家で食べられません!なぜなら死ぬから!」 翔「食べ放題なのは焼肉、焼肉だけです!」 と選挙活動をしている。
號:神さん!!風呂にボブ入れておきました!!
翔:シャープペンを持っていたら手が滑ってパソコンの液晶に線を引いてしまい、消そうとして消しゴムを液晶にかけていたらちょうど大佐がいらっしゃり「パソコンの書き損じはバックスペースやデリートで消すといい」と優しく言われ、何から言い訳したらいいのか分からなかった
號:ジャックに日本人がすげえ好きな食い物なんだけど日本で一番危険な食い物で、これ食って毎年何人か死んでるって餅勧めたらびびってた
翔「最近は若者のカマボコ離れが進んでいるらしいです」 隼人「それはいけないな。魚では子供は好まないから牛肉などを使ったらどうだろうか」 號「新しいっすね!牛肉を細かくしてこねて焼いたらうまそう!」 剴「ハンバーグの出来上がりである」
號:そば屋でカツ丼セット頼んだのにそば付け忘れてやがんの。丼だけ~
翔:コンビニで號が菓子パンを眺めながら「なんでパンは150グラムしかないのにこれ食うと1kg近く太るんだ?ワケわかんねえ。腹の中で育ってんのか?」と言ってたのが今頃じわじわ来ている。
剴:LINEで翔に(^-^)/(;;)(;;)(;_;)って送ったら「笑顔で奴隷を連れて来るな」って返されて腹筋が死んだ
隼人:サーモグラフィーのチェックをしていた際に横切った號を見たら真っ赤だった
剴:セミだと思ってパイの実食べると凄いよ
號:今イヤホン鼻の穴に突っ込んで最大音量でiPod流してる。これすげぇ。ヤバイ。鼻腔口腔でビートを感じる。喉チンコ震える。口ん中ダンスフロア。しかもそれだけじゃない。口開けると奥から音楽流れてくるのがわかる。完全に人間オーディオ状態。マジヤバイ。壁に頭打ちつけて死にたい。
剴:翔が珍しくワンピースを着ていたので大佐の会食のお供かな?と思っていたけどその手に握られたバイキングチケットを見て彼女のそれは食に対する戦闘服なのだと察した
剴「…なあ、このトンネルやっぱり良くない気が漂っているよ…もう出よう…」 號「なにビビってんだよ。幽霊なんているわけねえって」 剴「だって、さっきから白いもやもやが號の中に6回くらい入ってるし…」 號「1回目の時点で言えよ」
號「最近の水筒って凄えよな!常温のジュース入れた水筒を冷蔵庫に入れておいたのに半日経ってもほぼ常温だったし」 翔「無駄なことをするな」
號:コンビニでうまい棒を一本だけレジに持っていって、自分の財布の中身を見て、「やっぱやめます…」って言う罰ゲームは最悪だった
剴:號が机に3台の電卓並べてキーを叩いていた。何してるのかとそっと後ろから覗いたら「すげえな…3台とも同じ答えだ…」とひとりごとを言ってた。
翔「大佐からの連絡ン印ンんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんンmbkhjmbjbmmbjjjmjbjjjjbjjgjgjgjjj」 翔「すまない…メールを打とうとしたらキーがハマりこんで戻そうとしてるうちに送信されてしまった」 剴「怖かった」
竜馬「呪いのビデオテープって知ってるか?」 號「呪いのビデオ…テープ?セロテープ的なやつっすか?」 竜馬「いや、あのビデオデッキに入れるヤツなんだがな」 剴「デッキ…?船とかのですか?」 竜馬「この話はやめよう」
剴:翔が自分が鼻血を出してることに気付かず手もとの書類に垂れた血を見て咄嗟に天井に視線を走らせてたんだけど、手負いの忍者でもいると思ったのかな
剴「ガチャピンとムックっていうの知ってる?」 翔「ああ、あの半開き出っ歯と豚ミンチみたいなやつだな」 剴「翔」
剴:寝坊したときに冷や汗滝のように流しながら朝飯をゆっくり食べ始めるタイプだから
剴:わかってもらえなくて構わないんだけど、たこ焼きはあの丸いくぼみの鉄板から引き上げられて容器に詰められる瞬間が一番かわいい
剴「数学わかんないな~『はんぺんを出します。はんぺんをしまいます。結果カレーができました!』って感じ」 號「俺は『パルビネスペンペンピーとピルビリンニュカスをペロペロロジャー二コフで結果フォイネルフュルンヘンができました!』って感じ!」 剴「やばいよ」
翔:本降りの雨の中、「雨より速く走れば濡れねえ!!!!」と豪語して全力疾走していった號が10mくらい先で「翔ーーー!!!!傘!!!傘ああぁぁぁーー!!!!」とびしょ濡れで絶叫していたが、ああいう無駄なエネルギーの使い方や根拠なき自信はなんなのだろうか
竜馬:加齢臭が気になるこの頃、隼人に臭くないかと訊いたら「獣のにおいがする。いつも」と言われた。
號:訓練中、コックピットの中で独り気分よく歌ってた。 「えっびマヨマヨー、えびマヨー!」 10分くらい歌ったところで、『帰還命令だぞ、號』。 翔との回線入れたままだった。あの時は死ぬほど恥ずかしかった。
剴:腹が減りすぎて意識が朦朧としてくると、大佐が薄くスライスしてからフリスビーみたいにして投げた生ハム���全力で走ってかぶりついてる自分の姿が思い浮かぶ
號「ハッカーに侵入されるとどうなるんだ?」 剴「個人情報を抜かれたりするよ」 號「じゃあ生年月日とかも見られてんのか?どうすんだよ、おめでとうメールとかきたら…」 剴「いや、多分そういうのは来ないと思う」
隼人:そういえば昔シャンメリー発射を任された武蔵が、これが発射されてガラスに当たって割れたらヤバイ!と震え、まるで銃を扱うように怯えていたため全員逃げて行き、一人で「俺はこんな事したくないんだー!ああ!」と部屋の真ん中で叫んでいる光景がシュールだった
號「本当のことを言ったら負けるゲームしようぜ」 翔「する必要がない」 號「負け!」 翔「うるさい」 號「負け!!」
竜馬:隼人が「今日ヤフーニュースで…」と言おうとして「今日にゃフーニュースで…」と噛んだ。ツボに入って「にゃフーニュース… 猫のニュースサイトか?」と笑っていたら「ああそうだ、にゃふーだ。マタタビが今年は豊作らしいぞ」と答えてくれた
號:でっかい塊肉プリントのTシャツ着て出歩いたら、すれ違った犬に二度見されたことがある
剴「あの昔流行った電車運転シミュレーションゲームなんだっけ?」 翔「線路へGO」 剴「人は死ななかったと思う」
號:この前翔にうざいくらい絡んでたら、「ベイマックスもう大丈夫だよ」と言われた。新しい帰れを聞いた。
翔:執務室でうたた寝をされている大佐がうなされていたので、どうされましたか?と話しかけたら、 「リスが……肩に乗って……話しかけてくるんだ……」
號「あっと驚く奇抜なメアド考えてくれ!」 剴「neko-neko-nyan-nyan-i-love-dog@」
翔:クラッシュタイプの蒟蒻畑は畑が荒らされたという解釈でいいのか?
武蔵「しりとり100続いたら秘蔵のダジャレ発表するぞ!リンゴ!!」 竜馬・隼人「ご飯」
號:えっ神さんって電子ジャーからご飯よそったりすんのか!?
號:紙袋を膨らませて「やめろ、撃つな、撃つなあーーっ!」って叫んだあとに紙袋をパーン!!!って弾けさせて遊んでいたら、神さんたちが走ってきた。俺を確認したあと、3時間説教された
剴:さっき翔が「どこから来たんだ?家は分かるか?案内できるか?」って首輪をつけた犬に質問してた。犬はお手してた。
號:神さんが机に突っ伏して寝ていたらしく、腕のシャツの皺が顔に写ってた。それが女性所員の間で「カワイイ」って話題になってたから、俺もわざと皺が写るように寝てみた。そしたら剴に「おでこ縄文土器みたいになってるよ」って言われた。
隼人「ナンパした」 號「え!!!マジすか神さんが!!??」 翔「それで、どうされたのですか?」 隼人「乗員23名は全員無事で船体はほぼ損壊もしなかったが、船体が80度に傾いて横転し航行不能になって大変だったぞ」
剴:資料を読んでたら「土耳古」なる単語を発見。 俺「これなんて読むのかな?」 號「..どじっこ?」 俺「えっ」 號「いやわかんないぜ?」 と盛り上がっていたら後ろから翔が「それはトルコだ」と冷ややかに告げて帰った。號がしょげてた。
翔:大佐に言われた衝撃的な言葉?夕方に行われた作戦会議の終了時間5分前、居眠りしている號を見ながら私と剴に「時計を21時まで進めて、どこか號に見付からない場所に隠れなさい」だろうか
剴:さっき来た宅配便のお兄さん、確認するとき「剴さんですね」って下の名前で呼ばれたんだけど、何なの?俺たちもうそんな仲なの?
隼人:翔からのデコレーションメールの絵文字がことごとく文字化けで「Z」になっており、「おはようございますZ!」や「よろしくお願いしますZ!」など水木一郎氏のようになっていて熱い
竜馬:怖いと言えば、夜中に怪談話のテレビ番組を見てたらクライマックスでいきなり部屋の電球が点滅し始めて「うおおっ!?」と声を上げたら、それにつられて一緒に見てた武蔵も「ぎゃああああ」って言い出してさらに近くで本読んでたはずの隼人までも悲鳴あげてパニックになった事だな
號:某TV番組で心霊写真特集をやっていた。その内の一枚に、たまたま写りこんだオッサンが地縛霊として解説されていた
隼人:電車が駅に止まった際、剴が「じゃあ缶捨てて来ますね」と外にでた瞬間ドアが閉まって発車し、號が思わず「剴ィィィィィィィ!!」と叫んだ時点で面白かったというのにさらに翔が「こうして二人の絆はたったドア一枚で引き裂かれたのであった……」と完結させていて吹き出した
剴「日本人が引っかかりそうなブービートラップってなんだろう」 號「とんがりコーン型爆弾。指にはめると爆発する」
翔:號から「いきなり『ユーザーウンコノン』ていうメールが届いてこれ何だ?」と電話がかかってきてそれが「User unknown」だと理解し、笑いをこらえて必死で対応した後、喧嘩でもして泣いているのかと勘違いされて周りの人に謎の励ましを受けた。災難だった。
號:今日マクドナルドでチーズバーガー買おうとしたら金足りなかった。仕方ないから普通のハンバーガーにしようと思ったら、それですら2円足りなかった。数秒間店員とにらめっこしてたら後ろに並んでた翔が何も言わずに10円くれた。泣いた。
隼人:ブリの塩焼きをつくっているのだが、ふりかけたものが本当に塩だったのか自信がなくなってきた
剴「翔の苦手なタイプってどんな人?」 翔「七並べで止める人だな。止められてカードを出せない人のほうを見てニヤニヤしているのが嫌だ」 剴「そういう遊びだよ」
號:「いちご味」の再現度の低さは異常
翔「よく雑誌の一番最後とかにある記憶術とは、どんなことをやるのか知っているか?やってみたいというか、単純に気になって…」 號「やったことはあるけど覚えてねぇな」
剴「さっき『話せば分かります!分かりますって!ね!?』と若干涙目な號を、大佐が『デデンデンデデン デデンデンデデン』とターミネーターを口ずさみながら執務室へ引きずり込んでたよ。一体あれは何だったのかな」 翔「お前も大佐を怒らせてはならないぞ」
號:「優しさの半分は下心で出来ている」ってどこかで聞いたけど、そうなるとバファリンの4分の1は下心ってことになるのか…?
號「こんな、匠が手掛けたかも知れない部屋になんかいられるか!俺は寝室に戻る!」 剴「ち、ちょっと!」 號「うわぁぁぁ!」 翔「どうした!?」 號「ベ……ベッドの下に、大きな収納スペースが……!」 隼人「なんということでしょう!」
號:仕事中の神さんは「行けたら行こう」って言ったらほぼ確実に来ないし、「考えておこう」って言っても全然考えてないし、「そうだな」って言ってる時は話すら聞いてねえ
剴:翔に「前に勧めてくれたアレ、美味しかったよ」と言われた。何のこと?と聞くと「ガリガリフラリーノ」と返ってきた。フルーツグラノーラだった
號「くまの子見ていた」 ジャック「かくれんぼ」 號「おしりをだした子」 ジャック「It's show time!!」
剴:あまりの空腹でぼんやりしてしまい、大佐に呼ばれた時に元気よく『ご飯!』って返事をしてしまった。大佐も俺も目が点になった
翔:インスタント焼きそばのお湯を捨てる時シンクの裏から叩く奴、やめなさい。いるのはわかっている。
剴:朝、ネーサーのエレベーターで乗り合わせた翔に「おはよう」と挨拶したら 「おはよう、愚民ども」と言われた。 聞き間違えであってほしい…
號:誰もいない会議室でテンション上がって、ラッセーラーラッセーラー!あっソーレ!ソーレ!あっソーレーソーレーソーレーソーレー!とか言いながら手拍子しつつ反復横飛びしてたらいつからか神さんに見られてた。次の瞬間からあんまり記憶がない。
剴:いい、よく聞いといて。『カップラーメンに粉末スープを入れるときは扇風機をオフにしろ』今できるアドバイスはそれだけだ──
號:光ファイバーにするか闇ファイバーにするかで悩んでる
號「ガーリガーリく」 翔「ガーリガーリく」 剴「ガーリガーリく~ん」
翔「銃で爬虫人類を撃ったとき、一番初めに感じるのはなんだかわかるか?」 號「罪悪感?」 翔「銃の反動だ」
剴:よく「『クソうめぇ』だとか下品な言葉遣いをするんじゃない」って窘める翔だけど、號がクレープ食べながら「この甘味極めて美味」とか言う方が恐くない?
號:今日応急救護訓練のとき心臓マッサージする人形が俺と同じユニクロのTシャツ着ててきまずかった……
竜馬:日本中北は北海道から南は沖縄まで全国で、それも毎日何千というコンビニのおにぎりの棚で並べられるほど、鮭が供給されてるのが不思議だ。それに日本中の何万のホテルや旅館の朝食としても。どこにいるんだ、鮭がそんなに。よくいるな。
號:赤い夕日に妙な形の雲、連日によるけたたましいカラスの声…これは何か不吉なことが起きる前触れかもしれねえ…! 剴:秋だね 翔:秋そのものだな
翔:電気屋で店員に間違われたのだが、分かる内容だったので応えていたら今さら店員ではないと言えない雰囲気のまま値下げ交渉が始まってしまった…
剴「まっくろくろすけって一体何なのかな?」 號「ゴキブリをマイルドに表現したモノじゃねえの?」 剴「やめて!二度とトトロが見れない!」
剴:イタズラ無言電話がかかってきた。 「僕グーフィーだよ。君は暇人かな?アッヘア」 って言ったら相手が笑った。勝った。切った。
隼人:武蔵が欲しいモノがあると言うので、「ではアマゾンで買おう」と言ったところ「そんな遠くにいかなくていい」と真顔で引き止められたことがある
號:J-POPであなた以外何もいらないって歌ってるけど視力とかいるだろ
翔「最近アメリカドラマの○○を見ているんだ」 號「あーあれ面白いよな。××ってキャラいいよな」 翔「そういえばそんな奴がいたな」 號「あいつが死ぬシーンでさ」 翔「えっ死ぬのか」 號「あっ…」 翔「……」
號:やめろ!!!!加湿器に普通の水じゃ匂いとかなくて物足りないから、オレンジジュースいれて香りを楽しもうとしたら部屋中がねちょねちょになった俺の話はやめろ!!!
翔:剴が、扇風機に「扇風機さん、付き合ってください!」と言ってから首振りボタンをオンにする遊びをやっている。楽しそうだった。
號:この時期の午前中にミスド行くと、カップルになるかならないかくらいの中高生の男女がいてドキドキする。今いる男女はずっと部活の話をしてる。時折静寂もある。なかなか進展しない。仕方ねぇ、俺がチンピラ役になって、殴られて、きっかけを与えるしかない。
翔:1リットルの牛乳を買ったらストローを貰ったのだが、このまま飲みそうに見えたのだろうか
號:ラオス語で「頑張る」は「ぱにゃにゃん」って言うらしいし、「頑張って」は「ぱにゃにゃんだー」って言うらしいぜ神さん!!
隼人「今朝は何を食べてきたんだ?」 竜馬「鮭2匹とウーロン茶だな」
竜馬「悪い!鮭2切れの間違いだった」 隼人「よかった…竜馬は実は熊なのかと…」
號:もしもし、熱が三十九度あるから今日の訓練はちょっと……え、神さんが見舞いに来る…そりゃ……え、俺の部屋に?神さ……いや、そんな、はい。あ、でも……その…はい。……はい…はい……はい…すんません…はい…行けます……行けます…すんません…
翔:電車の中でハンバーガーを食べ始めた號の周りに遠足帰りの幼稚園児がわらわらと集まってきて、號は子供にポテトを分け与えていた。なんだか和ん��しまった。
剴:この間の会議で、 隼人「…以上だ。他には何かあるか?」 俺「大丈夫です」 號「プール行きたい」 翔「特にありません」 號「プール行きたい」 隼人「私も無い���では、以上解さ」 號「プール!」 隼人「……………いつだ」 来月の予定が増えた
剴「おいしい生の魚が食べたいなあ」 號「朝6時くらいに漁港うろつけば嫌って程新鮮な魚が手に入るぜ」 翔「お前は野良猫か」
翔:ネーサーで突然火災報知器のベルが鳴ったので慌てて避難したが火が出てる様子もなくイタズラだと思っていたら、剴が「ごめん…部屋でサンマを焼いてたら突然…」とのこと。10分位してまたベルが鳴り、「…2本目を焼いてて…」1本目で反省しろ
隼��:前を歩いていた號と剴。「つつじ咲いてるな」「咲いてるね」「うめえよな」「え?」「蜜だよ」「吸えるの?」「吸ってみようぜ」と二人でつつじの蜜を吸っていて和んだ。近くを通りかかった翔に「花をちぎるな!」と怒られて二人ともシュンとしていて更に和んだ
號:この前自主練してる時「ゲッタァアアチェェェンジ!!!!ウォーーーーーー!!!!!!!!」とか小1時間叫び続けていたら、翔が無言でやってきて本気のボディブローを的確にみぞおちにヒットさせてきた。あいつの右ボディブローは世界を狙える
翔:ネーサーの入口で大佐と猫を見かけた。大佐が立ち去ろうとすると猫は「にゃー!にゃー!」と大声で鳴き出し、大佐が慌てて戻られるとウニャウニャ話しかけていた。大佐は「猫語はわからないのだが…」「もう会議が始まってしまうから…」など言いながら猫の話を聞かれていた。
號:店で翔が親子丼を注文。「親子そろって私に食べられるなんて、お前たちもついていないな…」みたいなことを言い出したんだけど一緒にいた剴が裏声で言った「親子丼って言っても、面識ない卵ですから」って鶏の声がジワジワ来てカツ丼食えねぇ
剴「翔、5000円返して」 翔「え?返しただろう?」 剴「(あ、そういえば返してもらったような記憶が…)」 翔「…」 剴「(と、とりあえず話題変えよう…)か、返して貰ってた!そういえば翔今日オシャレだね!何着てるの?」 翔「…濡れ衣」 剴「(めっちゃ怒ってる…)」
隼人「號。プリンと10回言ってみなさい」 號「なんですか突然?プリンプリンプr……」 隼人「お前が先ほど食べた私が大事に取っておいたものは?」 號「塩かりんと…あっ」 隼人「あれもお前か!」 號「ゆ、誘導尋問だ!」 隼人「違う結果にはなったがそうだ!!」
翔:號と将棋をしていたところ、號が「カナブンはどこにでも行ける最強の駒だ!」と盤面に置いてきたので、歩で叩き潰してゴミ箱に捨てた
剴「大佐が可愛く思えること最近あった?」 翔「図書館でビジネス本や政治関連の本をたくさん借りられていた中に一冊『ペンギン大好き』という本が混じってるのを見つけた時だな」
號:この間実践した、簡単に出来るレンジを使った石焼き芋レシピを教えてやるよ。 1.芋を洗って水をしっかり拭く 2.新聞紙に包む 3.レンジの「解凍」で10分 4.6分経過くらいで芋が爆発炎上 5.レンジから大量の煙が出て火災報知器作動 6.神さんと翔から説教を受ける
剴:勝手に唐揚げにレモンをかける人が許せないって人はよくいるけど、「レモンかけていいか?」って聞かれて「いいよ」と答えたら俺の目にレモンをかけてきた號に比べれば全然許せると思うよ。
隼人:気配を感じて振り返ったら、竜馬の飼っている鶏がいた。コケコケ言いながら私の後を付いてきて、どうしようと思っていたら竜馬が走ってきて「こらケンタッキー!またお前は柵壊しやがって!」と鶏を抱えてどこかへ。そういえば今晩は唐揚げだと聞いたな。嫌な予感がする。
號「エアコン半分こしねぇか」 剴「うん、いいよ」 號「じゃあ剴は室外機な」 剴「待って」
號:翔って普段どんなこと考えてんだろうと思って、翔のパソコン勝手に見てみたら「ミルフィーユ 食べ方」「ミルフィーユ 上手に食べる」「ミルフィール 潰れる」って検索してて、思わずスクリーンショット撮った
剴:翔が買物に行くというので「ミルクティー買ってきて」と言ったら牛乳と緑茶を買って帰ってきた。買い物頼んだの怒ってんのかな…それとも天然なのかな…
號「キティちゃんって、ペットの猫飼ってるらしいっすよ」 隼人「キティちゃんも猫ではないのか?」 號「猫だぜ!猫が猫飼ってんの」 隼人「老々介護といったところだろうか…」
翔:エビフライを飼育する夢をみた
【唐揚げにレモンの場合】 急進派號:勝手に全部にかける 慎重派剴:一口食べてからかける 穏健派翔:かけていいか聞いてからかける 折衷派隼人:小皿に取って各人好きなものをかける 革新派竜馬:レモンよりマヨネーズの方が合う
翔:號からのメール。「買い物しすぎた。財布にもう5円しかねぇ。すっぽんぽんだ!」…「すっからかん」の間違いだろう。脱がないでくれ。頼むから。
號:会議中に誰かの携帯の「お腹すいたにゃー」って着ボイスが部屋に鳴り響いたら、神さんが「我慢しなさい」って返事してた
號:この前スピード違反の取り締まりやってたから自転車本気で漕いで通過してその後「何キロでてました?」って聞きに戻ったら「仕事の邪魔です」って言われた
號「井の中の蛙 大海を知らず……たしかに蛙は大海を知らなかったかもしれない。でも、通用しなかったとは言ってねぇ!!」 翔「カエルが海水に浸かると塩分で水分が吸収されてミイラ化して死ぬ」 號「ごめんなさい」
隼人:竜馬がやりたいことがあるというのでついて行くと、BARに入るという。トイレに行くというので先に入り、言われた通りにカウンターの端に座って待っていた。(なかなかこない…)と思っていたらバーテンダーに「あちらのお客様からです」とカクテルを置かれ、あちらを見たら竜馬
翔:「ありえねぇ!」と號が騒いでいて、近づいていったら人生で1度は経験する「目玉焼きにかける調味料の争い」だったのだけど「別に醤油だのソースだのケチャップだの…好きな物でいいじゃないか」と言ったら「剴が目玉焼きに練乳かけるとか言ってんだよ!」って悪かった続けてくれ
「爬虫人類スイッチ『か!』」「か、体が思う様に動かん…!」 「き!」「貴様一体何をした!」 「く!」「クソ、どうやらここまでのようだな…」 「け!」「消されるのか…たかが人間に…!」 「こ!」「ゴファアアアアアア!(爆散して消える)」
翔:號がファミチキを食べてたので「それは骨のないものだったか?」と言ったら、「ああ…考えてみると……皮肉だな……」って返されたけど、どう考えても皮肉の使い方おかしいし、ギャグか本気かわからないし、何よりもまずこんな唇テカテカのドヤ顔は初めて見た。
剴:割り箸で作った鉄砲のおもちゃを持って「なつかしい玩具だな」って言いながら数メートル先をひらひら舞い落ちる落ち葉をぶちぬいた大佐なら知ってる。
號「メロンパンなのにメロン入ってないとか詐欺だよな」 剴「それを言うならピザまんも詐欺だよね」
號「雨なのに傘も差さずに仁王立ちしてるオッサンが男らしすぎる」 翔「自由とはそういう事を言うんだな」
號:見てろよ、この輪ゴムをこうして、こうやってイテッ
剴:スーパーで沢蟹が売っていた。POPに「一匹30円、鑑賞用または唐揚げに」まさに天国と地獄のハード二択。可哀想なので二匹保護した
號:前ゲーム屋でシスタープリンセス指さしながら「これはどんなゲームなんだ?」って聞いてきた神さんに「いきなり12人の妹が出来るゲームっすよ」と答えた時の、神さんの「そうか……生活が苦しくなるな……」という言葉が忘れられない
號「0を0で割るってどういうことだ?」 剴「『號はりんごを一つも持っていませんでした。みんなで分けようとしましたが、実は號もいませんでした』ってことだよ」 號「怖ぇよ剴!こえー!」
翔:腕組みをしたまま左肩を壁にもたれかけようとしたら、思ったよりも壁と自分との間に距離があり、すごい勢いで横に倒れるというエンターテイメントが先ほどあった。
竜馬:横になっていたら隼人が乗かってきて、さらにその上に武蔵が乗かってきた。 隼人「これがチームの重さだ。噛み締めろー」 武蔵「噛み締めろー」 萌えた
翔:歩いていたら猫がいた。近づいたら逃げようとするので咄嗟に「待ってニャン」と話しかけたらちゃんと止まってくれたけどその一部始終を大佐に見られていて私は
號:いくらゲッターパイロットでもお子様ランチに旗ささってたらうれしい
剴:ネーサーから見える花火見ながら大佐と翔が「硝酸バリウム!」「炭酸ストロンチウム!」って花火の炎色反応を見て金属化合物の名称を叫んでる
號:神さんから説明受けてる最中にものすごい眠くなって、必死に我慢してるつもりだったのにいつの間にか寝てて「シャワーがすっごい熱いー!!」ってでかい声で寝言まで言ってしまった。自分の声で目が覚めてマジで死にたくなった。
翔「ハンバーガー三つください」 剴「翔、ポテトも食べたい」 店員「ポテトですか?」 翔「…いえ、結構です」 剴「体を切り刻まれて高温油地獄を味わってふにゃふにゃになっても『美味しい』の一言を聞くために辛抱強く待ち続けているポテトのことを思うと…」 翔「ポテトもください」
隼人「…69という数字、あれに見えるな」 號「!?!ちょっ、神さ…」 隼人「ほら、似ているだろう、天文学の蟹座のマーク」 號「あ、ああ!ああ!うん、ですよね!!」
翔:號の財布がマジックテープ式だった。
號:甲子園の���合終了の時に「アアアアア」って言う奴の肺活量はすげぇな!
隼人:翔とケーキ屋に買い物に行った。ウィンドウ越しに「これとこれと…」と、指差してケーキを注文していたところ、店員に「名前をお願いします」と言われ翔は「橘です」と自己紹介していた
剴:もしもし?オレオオレオ、そうナビスコ
號:神さんに「スーパーカップを買って来てくれないか」って頼まれたから、『みそ』と『しょうゆ』を買っていったら、「私が欲しかったのは『バニラ』だ」って罵られた。
翔:料理の名前に疎い號は、八宝菜が好きなのにいつも名前が出てこなくて「あの、野菜たちが身を寄せ合った料理食いたい」と言う
剴:梨食べようと思って一つ剥きはじめたら、途中で剥きながら食べ始めて、剥き終わった時には手に持ってた一切れ以外なくなってた。
號「羊が1匹…羊が2匹…」 翔「…なんだか眠くなってきたな」 號「狼が1匹…狼が2匹…」 翔「!?」 號「羊が1匹…羊が0匹…」 翔「ま…待て!!!可哀想だろう!!!やめないか!!!」
帝王ゴール:「明日人類が滅びればいいのになあ」などと待ちの姿勢でいるからダメなのだ。こちらから滅ぼしていかないと。
剴:「しね」って言うと乱暴だから、「お星さまになって空から見守ってほしい」って言えばほら、ロマンチック
隼人「今日は土用の丑の日だからうなぎを食べるんだぞ」 武蔵「隼人、今日木曜だぞ。それに牛の日なら牛食え牛!」 竜馬「たしかにそうだな!焼肉行こうぜ焼肉!」
隼人:ラズベリーのジャムを作っていたら爆発した。本当に爆発した。どうやら、鍋底で空気の塊が出来ていたようで爆発した。本当に爆発した。キッチンが甘酸っぱい匂いで満たされている。爆発した。
剴:號に「おい剴、お前ダイエット中だろ。甘いものはやめとけ!」と言われ、甘エビを全部とられてしまった
剴:トイレが限界だったらしく早足でトイレに駆け込み、予想外のトイレの数に驚いたのか「いっぱいある…いっぱいある…!」と意味不明なまでにテンパっていた號の話は止めてあげて
翔:剴のメール女子力の高さはすごい。いきなり散歩中見つけた可愛い鳥の画像送ってくる。そして件名が「ぴ」
隼人:車の鍵だと思って取り出したらヘアピンで、隣にいた號にそれで開けるのかと期待に満ちた目を向けられた
剴:ネーサーの大掃除で窓拭いたり床磨いたりしてたんだけどその時の会話「號、たわしで窓こすっちゃ駄目だよ」「うわぁ!こんなになっちまった!」「床に洗剤を直接吹きかけたら駄目だろう!」「號、もう寝てて」。それでも懲りずにちょっかい出す號に笑った
竜馬:ふぅ…やっと恵方巻きを歳の数だけ食べ終えた。だれだ、こんな風習を作ったやつは
剴:食べ物をくれる人は96%信用する。甘い食べ物をくれる人は100%信用する
翔:號はおいしいものを食べてるときに「おいしいか?」と訊くと「うまい!」と答えるし、もっとおいしいものを食べると「うめぇ!うめぇ!」と自ら叫び、もっともっとおいしいものを食べると、気が大きくなるのか「みんな、うまいか?」とこちらを気にかけてくるようになる
隼人:竜馬に「のど飴持っていないか?」と聞いたら「のど飴的なものならあるぜ」と甘栗を渡された。のど飴的だろうか…
剴「天才って十回言ってみて」 翔「天才天才天才天才天才天才天才天才天才天才」 剴「ありがと���」
隼人「お前達、1円を笑う者は」 號「3円で3倍笑えますね!!」 隼人「號、少し静かにしていなさい」
號「電子マネーのEdyってあるだろ。あれ日本円(En)ドル(Doru)ユーロ(Yuro)の頭文字をとったものらしいぜ!」 翔「ユーロ(euro)、ドル(dollar)、円(yen)の頭文字だ」 剴「間違ってるのに間違ってないのがすごい」
剴:「CMで『キリンさんが好きです。でもゾウさんの方がもーっと好きです』ってのあるだろ?あれって『背が高くてシュッとした男も好きだけど、結局ゾウさんが大事だよね?』ってことじゃないかって今朝布団の中で思ったんだけどどう?」って朝イチでメールしてくるような奴が俺の同僚
號:幼女に指を指されて「イケメン!イケメン!」って言われたんだけど、そのお母さんが「こ~ら、違うでしょ」って
剴:もしかして…「つらたん」の対義語って…「ハッピーターン」なのかな…?
號「海だー!なあ、なんで海の水はしょっぱいんだ?」 翔「今朝食堂で魚の定食が出ただろう」 號「美味かった」 翔「その魚の家族の涙だ」 號「泳ぎたくない」 翔「行くぞ」 號「泳ぎたくない」
號:神さんの「…ちょっとそこに座りなさい」の破壊力は異常
竜馬「アイスおごってやるぞ」 號「まじかよオッサン!俺ガリガリくん!」 剴「何でもいいんですか?」 竜馬「ああ」 剴「…じゃあこれ!ハーゲンダッツ6個セット!」 竜馬「」 號「あっ!俺もそれにする!」 竜馬「…待て。今食べきれる分だけにしろ。おい待て!」
翔:【悲報】剴が移動中にティッシュを食べ始め「噛めば噛むほど味が広がる」とコメント
號「もしもツチノコがかくまってほしいって言って、いきなり家に来たらどうする?」 剴「ウチノコにしてあげる」
隼人:ねればねるほど色が変わって最悪の場合死に至る
剴:寂しくて誰かにぎゅってしたいからA4の500枚コピー用紙パックを3個抱きしめてみたけど硬くて重くて辛い
翔:シュレッダーをかけていたら號が「私、紙子。生まれてすぐに白い肌をインクで汚され、最期は情報漏洩を防ぐ為に切り刻まれて息絶える可哀想な女。でもね、私、短い間だったけど君と過ごせて幸せだったよ…」とコピー用紙になりきって喋り始めたせいで細断中の罪悪感半端なかった
號:歩きスマホは危ないし辞めた方がいいと思う。二宮金次郎って人は歩き読みをしていたから今は石にされてるし
翔:計量器が見当たらなかったので號がまず体重計に乗って手にボウルを持ち、そこに粉を少しずつ入れていくという頭の悪さの塊みたいなクッキングをした
剴:寝ている號の耳元で 「カニは1500円」 「カニは1500円」 「カニは1500円」 俺、翔、大佐の3人交代で延々と教育。
翌朝 俺「カニは?」 號「1500円…えっ!?あれっ!?なんで…?」
剴:「お前は生きて腸に届けるかな?ククク………」って言ってからヨーグルト食べるの楽しい。
翔:號がウェットティッシュを椅子の手すりに干して、ただのティッシュにしていた
號「西松屋には踏み入れられないな…神聖な感じがするから…」 翔「あそこは神聖だ、赤ちゃんの服取り扱ってるから」 剴「でも靴下安い」 號「俺達みたいに汚れた者が立ち入ってはいけない気がする」 剴「靴下安いよ」
號:エサもらってるハト達のところにルンバを発進させるのが最近の日課
剴:プラダを着た悪魔の反対って何?しまむらを脱いだ天使?
翔:駅の自動改札、いつも號が残金不足でゲート止めて人の流れも止めるので、床が開くシステムに変えて欲しい
號:マックで注文して「店内でお召し上がりですか?」って聞かれて「いや、公園で翔たちと食べます」ってめっちゃ無駄な情報与えてしまった。
剴:ラーメン屋で隣に座ってタンメンを食べていた號が、スープを全部飲み干してから「味噌ラーメンじゃないじゃーん!」と叫びながら椅子ごと後ろに倒れた時は、一瞬何が起こったかわからなかった
翔:生まれてはじめて、缶の粒コーンスープのコーンを缶をひっくり返して底をペンペンすることなく自然に全部食べられた。この気持ちを誰かに伝えたいのだが…
剴:號が神妙な面持ちで「なぁ…剴…」と言ってきた。つい心配になって「どうしたの?」と聞いたら、俺の耳元で「ハッピーライフ…ハッピーホーム…」と囁いたので「タマホーム?」と囁き返すと、親指をグッと立てて去っていった…営業かな…
號「ともだち100人 できるかな 100人で 食べたいな 富士山の上で おにぎりを、ってあの歌。よく考えると一人足りなくないか?」 隼人「富士山を甘く見てはいけない。登山に犠牲はつきものだ」
剴:さっき大佐が一番サイズの小さい付箋のことを「すまないが、あれを持ってきてくれないだろうか、末っ子の付箋」と言ったのが相当可愛かったので今後積極的に使っていきたい
號「forgotってどういう意味だっけ」 翔「忘れた」 號「えっ」 翔「だから、忘れた」 號「ったく頭いいくせにつかえねーな。やっぱここは神さんに聞くしかねえぜ!」 隼人「忘れた」←いまここ!
隼人:竜馬の一人称が『俺』から『ワシ』に変わっていってることについて、理由を聞いたら「機が熟した」と言っていた…何だそれは…
翔:目覚まし時計を止める時『よく頑張った。あとは私にまかせて、お前は明日の朝までゆっくり休め』と言う癖、やめようと思う。
號:翔と剴とオシャレっぽいメシ屋に行ったらこれが変な名前のメニュー満載。店員に「も、森の妖精のスパゲッティで…」と羞恥心にまみれて注文したら「はい、キノコスパですね」と復唱された。おい、お前もちゃんと言え。こっちが恥ずかしさに堪えて森の妖精とか言ってんだからお前も妖精って言え。
號:翔に話しかけたら(今 風邪 声 出ない)みたいなジェスチャーされたんだけどそのジェスチャーがめちゃくちゃ上手くて、「ジェスチャーめちゃくちゃ上手くねぇ!?」って言ったら(鬱陶しい 早く 去��)みたいなジェスチャーされたんだけどそれもめちゃくちゃ上手かった
剴:今リアルに「はむ」って言ってロールパン食べちゃった…俺かわいい…
號:神さんのデスクの上にあったイチゴポッキーをノーマルなポッキーにすり替えたことがばれて資料整理させられてる。反省はしてない。
剴:みんなでファミレスに行ってステーキを頼んだ。ウエイトレスに「焼き方どういたしますか?」と聞かれた號は少し躊躇した後「ウィリアム」と答えた。誰それ
翔:ダウンジャケットを着て走っていた號が道端の植え込みに裾をひっかけて服を破いた結果、羽根を巻き散らかすヴィジュアル系バンドのPVみたいになって走り去っていった
號:シッ…!何か来る…!(尿意)
剴:湯船にお湯はりすぎて、自分と同じ体積のお湯がザパーンとこぼれて行き、さよならもう一人の自分と思った
號:ジャックが胸のとこに大きく「痔」って書かれたTシャツを買ってきて誇らしげに「ジャパニーズの言葉でサイコーにキレてるって意味だろ?」って言ってきたの今になってじわじわきてる
剴:【悲報】大佐に「お世話になります!」「こんにちは!」と声をかけようとするも、変な感じに混ざってしまって「オセアニア!」と叫んでしまう事案が発生
帝王ゴール「ククククク…ここが地獄の一丁目でそこの角を曲がったところが二丁目になる」 號「親切」
翔:流さんは、機内持ち込みしようとした羊羹をC4爆薬と勘違いされ、仕方がないのでその場で食べたら「こいつ爆弾食いやがった!」と大騒ぎになったという伝説を持っているらしい
號:ABCの歌を唄わないと、アルファベットの順番に自信が持てない
隼人:「サーセン」とは「すいません」とのことだったのか。呪いの言葉だと思っていた。
剴:「愛してるの響きだけで強くなれる気がしたよ」って「参考書買っただけで勉強した気になったよ」ってのと似てる
竜馬:「おっぺけぺーーーー!!!」と叫びたい時はねえだろうか。俺にはある。何だろうか、この欲求は。
號:風呂入ろうと思って裸になってネオイーグルに乗り込んだ時は自分でも驚いた
翔:剴が改まった口調で「病院に行ってきたんだけど…」というので何事かと思ったら、病院でもらった目薬を毎日さした結果先生に「ああ、副作用でまつ毛がのびてますね」と言われたらしく「どうしよう、どんどん目がぱっちりしちゃう…」って困ってて、そう、って思った
剴:【速報】號から、ノートPCを水で洗ったら起動しなくなった、と言う斬新な障害の連絡を受ける
翔:何回も言わせるんじゃない!バファリンの半分もバファリンに決まっているだろう!!
隼人:店内へ入り、トングを持った瞬間にカチッカチッカチッっとパンを威嚇するのはやめなさい。パンが怖がっているだろう。
號:風呂でトマトジュース飲んでてこぼしたら殺人現場(解体中)みたいになった。とりあえずひとしきり「俺じゃない!俺じゃないんだ!」とか「殺すつもりはなかった!」とかはしゃいでたら風邪引いた
翔:剴が「うーんむにゃむにゃ」と寝言で言っていた。バブーって言う赤ちゃんくらいレアだと思う
號:隣にいる神さんが手を振ってオッサンを見送ることで俺は脳天にチョップをうけた
剴:號が「爬虫人類め!今度会ったらズッコンバッコンにしてやる!!」とか声高に宣言してるけど多分ギッタンギッタンとかその辺が言いたかったんだと思う。
竜馬「お前の風邪はどこからだ?」 翔「私は喉から…」 竜馬「寝てろ!!!!!」 剴「俺は頭…」 竜馬「寝てろ!!!!!!!!」 號「俺は…」 竜馬「寝てろ!!!!!!!!!!!!」
剴:多分信じてもらえないだろうけど、さっき更衣室で翔と「キャッ」「あっ、ごめんね」ってイベントが発生した。マジで。でもその時裸だったのは俺。翔じゃなくて俺。つまり「キャッ」って言ったのは俺。俺が「キャッ」って言った。パンツ一丁で。俺が。
號「このまえもちってせんべいうまいな!」 剴「何食べてるの?」 號「せんべい」 剴「これ(煎餅)なんて読むの?」 號「まえもち」
翔:剴が「トリュフって何の肝臓だっけ、チョウザメ?」と、トリュフとキャビアとフォアグラが混ざってる質問をぶつけてきた
剴「甘栗むいちゃいました(普通)」 翔「甘栗むいてやったのに礼もなしか(ツンデレ)」 號「甘栗むくの得意なんだぜ俺!(ワンコ)」 隼人「甘栗むいてほしかったんだろう?(年上)」 竜馬「甘栗くらい皮ごと食え!(体育会系)」
剴:翔と喧嘩した中で一番衝撃的だったのは、言い争いの中突然「好きなディズニーキャラクターは?」って聞かれて咄嗟に「プーさん」と言ったら「剴がプーさん好きでもプーさんは剴なんか嫌いだぞ」って唐突にプーさんを味方につけて罵倒してきたあの喧嘩だね。
竜馬:野良猫に時々餌をやってるんだが、ある時「友達いるなら連れてこい」と言ったら、30分後本当に連れてきた
號「そうさ!100%ゆ」 翔「濃縮還元の果汁は果物から絞った果汁と濃縮して保管・運搬・製品化する際水等を加えたもの。元の果汁の体積と製品の体積が同じ時は100%と表示している様で原材料に砂糖が入ってても100%と表記されてる事も」 號「うき…?」
剴:さっき號が「1000ミリグラムのアドレナリン!」とか言いながらリポビタンを飲んでた。だからハイテンションなのかな
號「大豆は畑の豆って呼ばれるくらいたんぱく質が豊富!」 翔「畑の肉だ」 號「そうとも言う!」 翔「そうとしか言わない」
剴「みんなも『あのバカ…!』とか呟いて走り出したりしてるの?」 翔「『…暇潰しにはなる』と言いながら追う」 號「夜中に散歩しながら空を見上げて『へえ…』って呟く」 隼人「そんなお前たちをビルの屋上で見下ろしながら『始まったか…』と呟く」
剴:最近チーム内でブラックジャックごっこが流行ってる。 俺「助けて欲しい…」 翔「いいだろう、5000万円払えるか?」 俺「…一生かかってでも払う!助けてくれ!」 翔「その言葉が聞きたかった。ピノコ、すぐ準備だ!」 號「はいなのよさ!(裏声)」
隼人「頼りにしている者?身体能力が申し分なくて」 號(俺だ!!) 隼人「頑健な肉体で」 號(俺だ!!) 隼人「ゲッター1のパイロットで」 號(俺���!!) 隼人「烏竜館で師範代を務めている竜馬」 號(オッサンーーー!!!)
剴:號と翔と俺で連休に水族館に行こうと話してたんだけど連休はすごい混むから他に魚を楽しめるアトラクションはないか話し合った結果、最終的に魚の生死は問わないことになって今大佐も引き連れて回転寿司屋に向かってる
竜馬:ほうれんそう?ああ、報告・連絡・総攻撃のことか
號「ポケットの中にはビスケットが1つ♪ポケットを叩くとビスケットは2つ♪」 剴「もひとつ叩くとビスケットは3つ♪叩いてみる度ビスケットは増える♪」 翔「ポケットを1兆6998億300万回叩くと、面積30平方㎝のビスケットが地球全土を覆い尽くし人類滅亡の時が訪れるだろう…」
剴:焼きおむすびや揚げおむすびはあるのに、どうして茹でおむすびがないのか疑問に思って、実践してみたらおかゆになった
剴「炭酸水でソバつゆ作ったらすっごく不味い…何だこれ…」 號「なんでそんなビッグチャレンジしたんだよ」
隼人:パスタを精神的に追い詰めて焼きそばにする夢をみた。疲れてるな…
翔:スケートに初挑戦の號
號「氷割れねぇのか?」 翔「大丈夫だ」 號「でも俺が凄いスピードでぐるぐる回ったら、丸い穴空いて水に落ちちまうよな…でもそしたらワカサギ釣りすればいいのか」
頼むから1文に3つ以上のツッコミ所を盛り込むのはやめてくれ
竜馬:足の裏を蚊に刺されてた。俺が足を上げると同時に刺したってことか?よく見たらかかとに蚊の亡骸がへばりついてたんだが、もしかしてお前、自分の命と引き換えに俺の足の裏を刺したのか?命を張ってまでかゆみで苦しむ俺が見たかったのか?とんだプロ根性だぜ。殉職だ。二階級特進でお前は蜂だ。
剴:號が「あ」と走り出した先に猫がいて、にゃ~って鳴きながら駆け寄ってくる。ええ?猫の知り合い?!って見てたら1.5mくらいまで近づいた所で両者とも停止 號「お前、誰だ?」 猫の方もご機嫌で走ってきたのに何かシャー!ってなってる。お互い誰だと思って駆け寄ったんだ
號:潮干狩りから帰ってきたんだけど、神さんが「アサリにストレスを与えると美味しくなるぞ」というので、みんなでアサリを囲んで「捕まるとか間抜けめ!」「模様イマイチ!」とか罵詈雑言をぶつけてる
竜馬:隼人が烏竜館に来た時、あまりにも部屋が汚すぎて「なんなんだこの部屋は!健康で文化的な最低限度の生活を満たしてないじゃないか!憲法違反だ!!」と言われたことがある。
剴:寝不足の人に是非試してもらいたいんだけど、眠いと前かがみになって目を閉じがちになるでしょ。それを逆に背筋をまっすぐにして目をかっと開き両手をクロスして胸に手を当てると長時間睡眠をとらなくても疲労回復するとでも思った?そんな効果ないし今超ファラオみたいだよ
翔:蚊に刺されて苦しんでいる時に蚊が現れたので憎しみを込めて潰したが、血が出なかったので「コイツは無実だったのか…」という感情と「敵はもう一人いる…!」という感情が入り乱れる
剴「お菓子買う?」 翔「そうだな」 剴「なににする?」 翔「チョコレートにしようかな」 剴「じゃあたけのこの里でいいね」 その瞬間、彼女は鷹のような鋭い眼光を放ち、俺の胸ぐらを掴んだ。振り切れぬほど強い力であった 翔「貴様、里の者か」 剴「いかにも」
號:野良猫が大喧嘩していた。あんまり激しかったもんだから、物陰から様子見てたら、翔が出てきて喧嘩してる猫達の前にしゃがみ何やら話しかけた途端に喧嘩が止まり、猫達は何事もなかったように静かになった
翔「ケースバイケースだな」 號「ケース買えケース」 翔「訳さなくていい」
隼人:「包丁を使わない!アップルパイのレシピ」というレシピを発見した。それはすごいなと思って見てみたら、さり気なく素手で林檎を粉砕することが前提になっていた。いったい誰向けのレシピなんだと思っていたら竜馬が素手で林檎を粉砕していた。
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Episode 17 : A Jaunt Around Town / 第17話『街歩き(Machi-Aruki)』
壬氏「ならば、俺に化粧をしてくれないか?」
Jinshi “Naraba, oreni kesho’o shite kure-naika?”
Jinshi “In that case, can you put makeup on me?”
猫猫「はい?」
Maomao “Hai?”
Maomao “Huh?”
猫猫(え…必要ないだろうに…)
Maomao (E… Hitsuyo-nai daroni…)
Maomao (He definitely doesn’t need it.)
壬氏「ん?」
Jinshi “N?”
猫猫(歴史には、くだらない戦がたくさんあるが、その中のいくつかは傾国の美女によって引き起こされている。天上人のごとき美しさの御仁が化粧なんてしたら…)
Maomao (Rekishi-niwa, kudaranai ikusaga takusan aruga, sono nakano ikutsukawa keikokuno bijoni yotte hiki-okosarete-iru. Tenjo-bitono gotoki utsukushisano gojinga kesho nante shitara…)
Maomao (There are many silly wars in history, but several of them were caused by beautiful women. If this man, in all his heavenly beauty, were to put on makeup…)
猫猫「国でも滅ぼす気ですか?」
Maomao “Kuni-demo horobosu ki desuka?”
Maomao “Are you trying to topple a nation, or what?”
壬氏「なぜそうなる!まったく、何を想像しているんだか…。お前のおしろいは、どうやって作っている?」
Jinshi “Naze so-naru! Mattaku, nanio sozo shite-irun-daka… Omaeno oshiroiwa do-yatte tsukutte-iru?”
Jinshi “Where’d that come from?! Why does your imagination do that? How do you make your freckles?”
猫猫(ああ…美しくするのではなく、くすませるほうか…)
Maomao (Aa… Utsukushiku suruno-dewa-naku, kusumaseru-hoka…)
Maomao (Ah, he wants to be less beautiful, not more.)
猫猫「粘土を乾かして粉にしたものを、油で溶いています」
Maomao “Nendo’o kawakashite konani shita mono’o aburade toite-imasu.”
Maomao “I make some powder out of dried clay, then mix that into oil.”
壬氏「それは、すぐできるか?」
Jinshi “Sorewa, sugu dekiruka?”
Jinshi “Can you do that quickly?”
猫猫「はい。一晩あれば」
Maomao “Hai. Hito-ban areba.”
Maomao “Yes, preparing it takes just one night.”
猫猫「壬氏様には、少し濃すぎますね」
Maomao “Jinshi-sama-niwa, sukoshi kosugi-masune.”
Maomao “It’s a bit too dark for you.”
壬氏「顔を変えられる薬があれば、便利なのだが…」
Jinshi “Kao’o kae-rareru kusuriga areba, benri nano-daga…”
Jinshi “If only there was a drug that can change faces.”
猫猫「漆でも顔につければ十分ですが、一生元には戻りません」
Maomao “Urushi-demo kaoni tsukereba jubun desuga, issho moto-niwa modori-masen.”
Maomao “Applying lacquer to your face would do it. But that would be permanent.”
壬氏「…だろうな」
Jinshi “…Darona.”
Jinshi “Sounds about right.”
猫猫「平民を装いたいということでしたら、できないこともありませんけど…」
Maomao “Heimin’o yoso’oi-tai-to iu-koto deshitara, dekinai kotomo arimasen-kedo…”
Maomao “If you want to pretend to be a commoner, that can be managed.”
壬氏「では、それを頼む。俺を今と全く違う姿の人間にしてくれ」
Jinshi “Dewa, soreo tanomu. Oreo imato mattaku chigau sugatano ningenni shite-kure.”
Jinshi “Do that for me, then. I want to look like a completely different person.”
猫猫(一体、何をする気やら…。ただ…やるなら徹底的に)
Maomao (Ittai, nanio suru ki-yara… Tada… Yaru-nara tettei-tekini.)
Maomao (I wonder what he’s up to. That said… If I’m doing it, I’m going all the way!)
猫猫「う~、寒い」
Maomao “Uuu, samui.”
Maomao “Ugh, so cold.”
―――――――――――――――――――――――
猫猫「おはようございま…」
Maomao “Ohayo gozaima…”
Maomao “Good morni―”
壬氏「どうした?朝から不機嫌だな」
Jinshi “Doshita? Asa-kara fukigen dana.”
Jinshi “Why the bad mood first thing in the morning?”
猫猫「いえ、壬氏様は今日も1日美しいのでしょう」
Maomao “Ie, Jinshi-samawa kyomo ichi-nichi utsukushiino-desho.”
Maomao “Nothing. I’m sure you’re going to be beautiful all day.”
壬氏「新手の嫌みか?」
Jinshi “Arateno iyamika?”
Jinshi “Is that a new form of sarcasm?”
猫猫「壬氏様は、本当に別人になりたいとお思いです���?」
Maomao “Jinshi-samawa, hontoni betsujin’ni nari-taito o-omoi-desuka?”
Maomao “Master Jinshi, do you really want to become a different person?”
壬氏「昨晩からそう言っているだろう」
Jinshi “Sakuban-kara so itte iru-daro.”
Jinshi “That’s what I said last night.”
猫猫「なら失礼します」
Maomao “Nara shitsurei shimasu.”
Maomao “In that case, excuse me.”
壬氏「あっ…」
Jinshi “A…”
水蓮「あらまあ」
Suiren “Ara-maa.”
Suiren “Oh dear!”
高順「あっ…」
Gaoshun “A…”
壬氏「な…何だ、いきなり?」
Jinshi “Na… Nanda ikinari?”
Jinshi “W-What are you doing, all of a sudden?”
猫猫「こんな上等な香をたく庶民はいません。今の壬氏様の服は、せいぜい下級官吏の普段着。海の向こうから取り寄せた最高級の香木とは縁がないはずです」
Maomao “Konna jotona ko’o taku shominwa imasen. Imano Jinshi-samano fukuwa, sei-zei kakyu kanrino fudangi. Umino muko-kara tori-yoseta saiko-kyuno koboku-towa enga nai hazu-desu.”
Maomao “No commoner burns such expensive incense. Your current outfit is, at best, that of a lower-ranking official. The most exquisite incense from overseas should not be within your reach.”
壬氏「よくわかるな…」
Jinshi “Yoku wakaruna…”
Jinshi “How do you know this?”
猫猫「薬草と毒草を見分けるため、鼻が利くようになっただけです。妓楼の上客の見分け方を知っていますか?」
Maomao “Yaku-so to doku-so’o miwakeru-tame, hanaga kiku-yoni natta dake desu. Girono jo-kyakuno miwake-katao shitte-imasuka?”
Maomao “I’ve trained my sense of smell to separate medicinal and poisonous herbs. Do you know how a brothel identifies good customers?”
壬氏「知らん。体型とか、服とかか?」
Jinshi “Shiran. Taikei-toka, fuku-tokaka?”
Jinshi “No. Is it body build, clothing, and things like that?”
猫猫「それもありますが、もう一つ。匂いです。悪趣味な香をいくつも漂わせている客は、金はあるが性病の可能性が高い。家畜臭いにおいがすれば、風呂に入らず不衛生。緑青館に来る一見の客は、ほとんど追い返されます」
Maomao “Soremo arimasuga, mo-hitotsu. Nioi desu. Aku-shumina ko’o ikutsumo tadayowasete-iru kyakuwa, kanewa aruga seibyono kanoseiga takai. Kachiku-kusai nioiga sureba, furono hairazu fu-eisei. Rokushokanni kuru ichigenno kyakuwa, hotondo oikae-sare-masu.”
Maomao “Those too, but one important thing is smell. Those with multiple showy scents tend to be rich but have venereal diseases. Those who smell like livestock don’t bathe and are unclean. Most new visitors to the Verdigris House are shooed away.”
壬氏「ほう…」
Jinshi “Ho…”
Jinshi “Ah.”
―――――――――――――――――――――――
羅漢「そういうことは、その世界を知る者に聞いた方が早い」
Rakan “So-iu kotowa, sono sekaio shiru mononi kiita-hoga hayai.”
Lakan “You should direct that inquiry to someone who knows that world.”
―――――――――――――――――――――――
壬氏「ふん…」
Jinshi “Fun…”
猫猫「高順様。替えの衣の準備をお願いできますか?できれば、匂いの残っている、洗う前のものが好ましいです」
Maomao “Gaoshun-sama. Kaeno koromono junbio onegai deki-masuka? Dekireba, nioino nokotte-iru, arau maeno monoga konomashii desu.”
Maomao “Master Gaoshun, can you find a new set of clothes? If possible, some that haven’t been washed yet and still smell.”
水蓮「まあ…!」
Suiren “Maa…!”
Suiren “Oh, dear.”
高順「分かりました」
Gaoshun “Wakari-mashita.”
Gaoshun “Understood.”
壬氏「おい」
Jinshi “Oi.”
Jinshi “Hey.”
猫猫「では、その間に…」
Maomao “Dewa, sono aidani…”
Maomao “While he finds that…”
水蓮「それは?」
Suiren “Sorewa?”
Suiren “What is that?”
猫猫「油と塩です。これで髪の光沢をなくして、質感を悪くしていきます。失礼いたします」
Maomao “Aburato shio desu. Korede kamino kotaku’o nakushite, shitsu-kan’o waruku shite-ikimasu. Shitsurei itashi-masu.”
Maomao “Oil and salt. It dulls the sheen of his hair and roughens the texture. Excuse me.”
壬氏「う、うん」
Jinshi “U, Un.”
猫猫(…そろそろいいかな)
Maomao (…Soro-soro iikana.)
Maomao (That should do.)
水蓮「あら…何もそんな切れ端で結わなくても…」
Suiren “Ara…nanimo sonna kire-hashide yuwa-nakutemo…”
Suiren “Goodness, must you use a fabric scrap to tie it up?”
猫猫「平民は、まとめられれば何でもいいんです」
Maomao “Heiminwa, matome-rarereba nan-demo iin-desu.”
Maomao “Commoners use whatever is available, as long as it works.”
高順「これで本当によろしいのですか?」
Gaoshun “Korede hontoni yoroshiino-desuka?”
Gaoshun “Are you sure this is acceptable?”
猫猫「くん、くんくんくん…もっと臭くてもいいくらいですね」
Maomao “Kun, kun kun kun… Motto kusaku-temo ii kurai desune.”
Maomao “Sniff. Sniff sniff sniff. It could be smellier, but this will do.”
水蓮「はわわっ…」
Suiren “Hawawa…”
猫猫「壬氏様、服を脱いでください」
Maomao “Jinshi-sama, fukuo nuide kudasai.”
Maomao “Master Jinshi, please take your clothes off.”
壬氏「あ…ああ。おっ」
Jinshi “A…Aa. O.”
Jinshi “S-Sure.”
猫猫(天女のようなお方ではあるが、均整の取れた筋肉質な作りだ…)
Maomao (Tennyo’no-yona okata-dewa aruga, kinseino toreta kin’niku-shitsuna tsukurida…)
Maomao (Even though he’s like a heavenly maiden, he has a well-balanced, muscular physique.)
猫猫「あちらの手ぬぐいを使っても?」
Maomao “Achirano tenugui’o tsukattemo?”
Maomao “May I use those towels?”
水蓮「構わないけど、何をするの?」
Suiren “Kamawa-nai-kedo, nanio suruno?”
Suiren “Of course, but for what?”
猫猫「体型を変えていきます。すみません。お二人も手伝っていただけますか?」
Maomao “Taikei’o kaete iki-masu. Sumi-masen. Ofutarimo tetsudatte itadake-masuka?”
Maomao “I’m going to alter his build. Would you both mind helping me a bit?”
猫猫「高順様はそちらを」
Maomao “Gaoshun-samawa sochira’o.”
Maomao “Master Gaoshun, over there, please.”
壬氏「おっ、おお…」
Jinshi “O, Oo…”
高順「はい」
Gaoshun “Hai.”
Gaoshun “Yes.”
猫猫「水蓮様はこちらを」
Maomao “Suiren-samawa kochira’o.”
Maomao “Lady Suiren, please take this side.”
水蓮「分かったわ」
Suiren “Wakattawa.”
Suiren “Understood.”
猫猫「その上から服を着れば…」
Maomao “Sono ue-kara fukuo kireba…”
Maomao “Now, with clothes on top of that…”
高順「おお…」
Gaoshun “Oo…”
水蓮「あらあら…」
Suiren “Ara-ara…”
Suiren “My goodness.”
壬氏「おお…」
Jinshi “Oo…”
Jinshi “Wow.”
猫猫(不格好な体型に壬氏様の顔がついているのは、何とも奇妙だな)
Maomao (Bukakkona taikeini Jinshi-samano kaoga tsuite-iru-nowa nantomo kimyo dana.)
Maomao (Having Master Jinshi’s face on that awkward body is quite strange.)
猫猫「次は顔です」
Maomao “Tsugiwa kao desu.”
Maomao “Next is the face.”
壬氏「ん?」
Jinshi “N?”
Jinshi “Huh?”
猫猫「色の濃いおしろいを、いくつか練りました。これで、平民のような日焼けした肌を作っていきます。目をつむって下さい」
Maomao “Irono koi oshiroi’o ikutsuka neri-mashita. Korede heimin’no-yona hiyake shita hadao tsukutte iki-masu. Meo tsumutte kudasai.”
Maomao “I mixed several dark-colored shades. I’ll use them to make a suntanned complexion, like a commoner. Close your eyes, please.”
壬氏「ああ」
Jinshi “Aa.”
Jinshi “Yeah.”
猫猫(近くで触っても、ムダにきれいだ…。髭どころか毛穴も見えない。女の化粧をすれば、どんなに…ん?フフン。にゃにゃにゃにゃ~…あった、梅梅姐ちゃんに押し付けられたやつ!)
Maomao (Chikakude sawattemo, mudani kireida… Hige-dokoroka keanamo mie-nai. Onna’no kesho’o sureba, donnani…N? Fufun. Nya-nya-nya-nyaaa… Atta, Meimei-neechanni oshitsuke-rareta yatsu!)
Maomao (So needlessly beautiful, even to the touch. Not a trace of facial hair, nor any pores for that matter. If I applied feminine makeup on him, I wonder… Here it is, the one that Meimei forced on me.)
壬氏「なあ、まだか?」
Jinshi “Naa, madaka?”
Jinshi “Hey, will this take much longer?”
猫猫「口も閉じてもらえますか?力は入れずに」
Maomao “Kuchimo tojite morae-masuka? Chikarawa irezuni.”
Maomao “Please close your lips, but don’t purse too hard.”
壬氏「ん?うん」
Jinshi “N? Un.”
Jinshi “Huh? Right…”
高順「ううっ…」
Gaoshun “Uu…”
水蓮「あららら…」
Suiren “Ararara…”
壬氏「どうかしたのか?」
Jinshi “Doka shita-noka?”
Jinshi “What’s wrong?”
猫猫(この3人だけでよかった…もし誰か別の者がいたら、大惨事だった)
Maomao (Kono san-nin dakede yokatta… Moshi dareka betsuno monoga itara, dai-sanji datta.)
Maomao (I’m glad we were alone here. If anyone else were here, it would have been a disaster.)
壬氏「おい、どうしたんだ?」
Jinshi “Oi, do-shitanda?”
Jinshi “Hey, is something the matter?”
猫猫「いえ、何でもありません」
Maomao “Ie, nan-demo ari-masen.”
Maomao “No, there’s nothing.”
壬氏「痛いぞ、何があったんだ?」
Jinshi “Itaizo, naniga attanda?”
Jinshi “That hurt! What happened?”
猫猫「何もありません」
Maomao “Nanimo ari-masen.”
Maomao “Nothing happened.”
高順「何もないですよ」
Gaoshun “Nanimo nai desuyo.”
Gaoshun “Nothing at all.”
水蓮「はい、何もありませんわ」
Suiren “Hai, nanimo ari-masenwa.”
Suiren “Right, nothing happened.”
猫猫「気を取り直して…おしろいで顔にまだらをつけ…さらに濃い色でクマを作ります。ホクロを付け足し、眉は左右の大きさを変えながら描いていく。余ったおしろいは体の各所に塗ってシミを作り、爪の間にも詰めて、不衛生な手を作ります」
Maomao “Kio tori-naoshite… Oshiroide kaoni madarao tsuke… Sarani koi irode kumao tsukuri-masu. Hokuro’o tsuke-tashi, mayuwa sayuno ookisao kae-nagara kaite-iku. Amatta oshiroiwa karadano kakushoni nutte shimio tsukuri, tsumeno aida-nimo tsumete, fu-eiseina teo tsukuri-masu.”
Maomao “Back on track. Use makeup to paint blotches on the face. Add circles under the eyes with dark colors. Add some moles, and draw over the eyebrows to change their shape. The remaining makeup can be applied to other body parts to make the skin blotchy. Push some under the fingernails to make the hands look unclean.”
猫猫(立派な男の手だ…さすがに白魚の手とは…ん?タコがある…普段、筆か箸くらいしか持たないと思っていたが、剣術か棒術をやっているのだろうか?本来宦官には必要ないはずだが…まあ、そんなくだらない質問をする必要はない)
Maomao (Rippana otokono teda… Sasugani shira-uono te-towa… N? Takoga aru… Fudan, fudeka hashi kurai-shika mota-naito omotte-itaga, kenjutsuka bojutsu’o yatte-iruno-daroka? Honrai kangan-niwa hitsuyo-nai hazu daga… Maa, sonna kudaranai shitsumon’o suru hitsuyowa nai.)
Maomao (Solid, manly hands. I guess he can’t have beautiful lady hands… Hmm? He has calluses. What does he use other than brushes and chopsticks? Does he train in sword or polearm fighting? Not something a eunuch usually needs to do, but… Well, there’s no need to ask such a silly question.)
壬氏「おお…汚く見える…」
Jinshi “Oo… Kitanaku mieru…”
Jinshi “Wow, that looks dirty.”
猫猫「どうぞ」
Maomao “Dozo.”
Maomao “Please.”
壬氏「��?飲み物か?」
Jinshi “N? Nomi-monoka?”
Jinshi “A drink?”
高順・水蓮「うっ!」
Gaoshun, Suiren “U!”
壬氏「うわっ!何だこれは」
Jinshi “Uwa! Nanda korewa.”
Jinshi “Whoa! What is this?”
猫猫「唇を濡らすように、ゆっくり舐めて嚥下してください。唇と喉が腫れて、声が変わりますから」
Maomao “Kuchibiru’o nurasu-yoni, yukkuri namete enge shite kudasai. Kuchibiruto nodoga harete, koega kawari-masu-kara.”
Maomao “Please drink it slowly, licking it like you’re wetting your lips.”
水蓮「何が入っているの?」
Suiren “Naniga haitte iruno?”
Suiren “What is it made of?”
猫猫「数種の刺激物です。とても辛いですが、毒ではありませんのでご安心を」
Maomao “Sushuno shigeki-butsu desu. Totemo karai desuga, doku-dewa ari-masen-node go-anshin’o.”
Maomao “Several different irritants. It’s very spicy, but don’t worry, it’s not poison.”
壬氏「う…うう…」
Jinshi “U…Uu…”
猫猫「全部飲んでください」
Maomao “Zenbu nonde kudasai.”
Maomao “Drink all of it.”
壬氏「あ…ああ…」
Jinshi “A…Aa…”
猫猫「最後の仕上げです」
Maomao “Saigono shiage desu.”
Maomao “The final touch.”
壬氏「ん?」
Jinshi “N?”
猫猫「綿です。輪郭を変えるために、頬に含ませてください」
Maomao “Wata desu. Rinkakuo kaeru tameni hohoni fukumasete kudasai.”
Maomao “Cotton. Please fill your cheeks with it to change your face shape.”
猫猫「フウ…完成です」
Maomao “Fu… Kansei desu.”
Maomao “It’s finished.”
水蓮「まあ…ほんとに坊ちゃん?」
Suiren “Maa…Hontoni Bocchan?”
Suiren “Wow, young master, is that really you?”
壬氏「坊ちゃんはやめてくれ」
Jinshi “Bocchanwa yamete-kure.”
Jinshi “Please don’t call me that.”
猫猫(それでも二枚目半くらいに見えるのだから、元の良さは困ったものだ。ともかく、自分にできることは全てやった。さーて、久しぶりの里帰りだ)
Maomao (Sore-demo nimaime-han kuraini mieruno-dakara, motono yosawa komatta monoda. Tomokaku, jibunni dekiru kotowa subete yatta. Saate, hisashi-burino sato-gaerida.”
Maomao (And yet he’s still pretty handsome. Must be hard to have such natural beauty. Anyway, I did the best that I could. Now, time to head home! It’s been too long.)
高順「小猫、今日は実家に帰ると言っていましたね?」
Gaoshun “Shaomao, kyowa jikkani kaeruto itte imashitane?”
Gaoshun “Xiaomao, you said you’ll be returning home today, yes?”
猫猫「はい、明日まで暇をもらったので…えっ」
Maomao “Hai, ashita-made himao moratta-node… E.”
Maomao “Yes, I’ve been granted leave until tomorrow―”
猫猫(高順様にしては珍しい表情だ…!)
Maomao (Gaoshun-samani shitewa mezurashii hyojoda…!)
Maomao (I haven’t seen him make that face before.)
高順「それなら壬氏様も途中まで同じ道筋ですよね」
Gaoshun “Sore-nara Jinshi-samamo tochu-made onaji michi-suji desu-yone.”
Gaoshun “In that case, Master Jinshi’s destination is on your way.”
猫猫「えっ…げっ!」
Maomao “E…Ge!”
Maomao “Yikes!”
高順「別人に変装したところで、いつもと同じ従者を連れていては、おかしく思われるでしょう」
Gaoshun “Betsu-jin’ni henso shita-tokorode, itsumoto onaji jushao tsurete-itewa, okashiku omowareru-desho.”
Gaoshun “Even with his disguise, it would be suspicious if he had his usual companions.”
水蓮「あら、それもそうね」
Suiren “Ara, soremo sone.”
Suiren “Oh, that’s true.”
高順「壬氏様もそう思いませんか?」
Gaoshun “Jinshi-samamo so omoi-masenka?”
Gaoshun “Don’t you agree, Master Jinshi?”
壬氏「そうだな…お前が来れば、助かるんだが」
Jinshi “So-dana… Omaega kureba, tasukarun-daga.”
Jinshi “You’re right. It would be great if you could come along.”
猫猫(いかん!壬氏様も乗り気だ!)
Maomao (Ikan! Jinshi-samamo norikida!)
Maomao (No! Master Jinshi likes the idea, too!)
猫猫「申し訳ありませんが、私が壬氏様についても、か…代わり映えしないかと。確かに、地味な格好の主人には、地味な従者の方がしっくりくるかもしれませんが、私も部屋付きの下女として知られていますし…」
Maomao “Moshi-wake ari-masenga, watashiga Jinshi-samani tsuitemo, ka…kawari-bae shinai-kato. Tashikani, jimina kakkono shujin-niwa, jimina jushano-hoga shikkuri kuru-kamo shire-masenga, watashimo heya-zukino gejo-toshite shirarete-imasushi…”
Maomao “Unfortunately, I don’t think it would improve matters much if I w-were there… Perhaps having a bland attendant accompany a bland master would look natural, but I am also known to be your personal servant…”
高順「そのようなことは」
Gaoshun “Sono-yona kotowa.”
Gaoshun “I think it would be fine.”
水蓮「なら、小猫も変装すればいいんじゃない?」
Suiren “Nara, Shaomaomo henso sureba iinja nai?”
Suiren “In that case, why don’t you also wear a disguise, Xiaomao?”
猫猫「えっ」
Maomao “E.”
Maomao “Huh?”
高順「それはいいですね!」
Gaoshun “Sorewa ii desune!”
Gaoshun “That’s a fine idea!”
猫猫「えっ…」
Maomao “E…”
水蓮「お化粧用の刷毛やかんざし、いろいろ揃ってるわよ」
Suiren “Okesho-yono hakeya kanzashi, iro-iro sorotteru-wayo.”
Suiren “I have all the tools for putting on makeup.”
猫猫「でも…」
Maomao “Demo…”
Maomao “But…”
水蓮「普段と似ても似つかない姿になればいいのよね?」
Suiren “Fudanto nitemo nitsuka-nai sugatani nareba iino-yone?”
Suiren “You just have to look completely different from your usual appearance, right?”
猫猫「うっ…」
Maomao “U…”
Maomao “Ugh…”
水蓮「ね~?」
Suiren “Neee?”
Suiren “Right?”
猫猫「は…はい」(嫌な予感しかしない…)
Maomao “Ha…Hai.” (Iyana yokan-shika shinai…)
Maomao “Y-Yes…” (I have such a bad feeling about this…)
猫猫「壬氏様、姿勢が美しすぎます」
Maomao “Jinshi-sama, shiseiga utsukushi-sugi-masu.”
Maomao “Master Jinshi, your posture is too graceful.”
壬氏「お前こそ、その口調やめろ。それに、名前を言ったら変装の意味がないだろ」
Jinshi “Omae-koso, sono kucho yamero. Soreni, namae’o ittara hensono imiga nai-daro.”
Jinshi “You stop addressing me so formally, too. Also, don’t say my name. That would ruin everything.”
猫猫「では何と呼べばよろしいのですか?」
Maomao “Dewa nanto yobeba yoroshiino-desuka?”
Maomao “Then what should I call you?”
壬氏「そうだな…フッ、私のことは壬華とでもお呼びください、お嬢様」
Jinshi “Sodana… Fu. Watashino kotowa Jinka to-demo oyobi kudasai, Ojo-sama.”
Jinshi “Let’s see… You can call me Jinka, my lady.”
猫猫「はあ?」
Maomao “Haa?”
Maomao “Huh?”
壬氏「格好からすれば、妥当だと思いますがね」
Jinshi “Kakko-kara sureba, dato-dato omoi-masugane.”
Jinshi “I believe that would be appropriate, given our appearances.”
猫猫(あ…確かに。水蓮様の娘のもので、生地もデザインも仕立ても良く、古臭くもない。格好だけなら、いいところのお嬢様と言ってもおかしくないだろう)
Maomao (A…Tashikani. Suiren-samano musumeno monode, kijimo dezainmo shitatemo yoku, furu-kusakumo-nai. Kakko-dake-nara, ii tokorono ojo-samato ittemo okashiku-nai-daro.)
Maomao (True, this outfit belongs to Lady Suiren’s daughter. Both the fabric and design are nice. Doesn’t look outdated or anything. I suppose I could come off as a young lady from a good family.)
猫猫「ん?」
Maomao “N?”
壬氏「フフ…」
Jinshi “Fufu…”
猫猫(何がそんなに楽しいんだ…)
Maomao (Naniga sonnani tanoshiinda…)
Maomao (Why is he enjoying this so much?)
高順「こちらが地図です。小猫には…」
Gaoshun “Kochiraga chizu desu. Shaomao-niwa…”
Gaoshun “Here is the map. For Xiaomao…”
壬氏「お嬢様のことは、私にお任せください」
Jinshi “Ojo-samano kotowa, watashini omakase kudasai.”
Jinshi “I will take care of the young lady.”
高順「は…よろしくお願いします」
Gaoshun “Ha… Yoroshiku onegai shimasu.”
Gaoshun “Please.”
猫猫「では壬華様…ん?」
Maomao “Dewa Jinka-sama… N?”
Maomao “Well, Master Jinka… Hmm?”
猫猫「壬華」
Maomao “Jinka.”
Maomao “Jinka.”
壬氏「はい、お嬢様」
Jinshi “Hai, Ojo-sama.”
Jinshi “Yes, my lady!”
猫猫「ハア…姿勢が良すぎる」
Maomao “Haa… Shiseiga yosugiru.”
Maomao “Your posture is too straight.”
壬氏「はっ」
Jinshi “Ha.”
猫猫(壬華ねえ…それほど奇をてらった偽名じゃないが、わざわざ「華」という字を入れているのが、何とも言えない…。壬氏という名もそうだが、男の名にはあまり使わない。やっぱり女装にした方が良かったかな…いや、世の平和のために、それだけは避けた方がいい)
Maomao (Jinka nee… Sore-hodo kio teratta gimeija naiga, waza-waza “hana”to-iu jio irete-iru-noga, nan-tomo ienai… Jinshito-iu namo sodaga, otokono na-niwa amari tsukawa-nai. Yappari josoni shita-hoga yokatta-kana… Iya, yono heiwano tameni, sore-dakewa saketa-hoga ii.)
Maomao (‘Jinka,’ huh? Not the strangest of pseudonyms. But to use the character ‘ka,’ for flower, in the name? I guess ‘Jinshi’ isn’t a very manly name to begin with, but still. Maybe I should have made him dress up as a woman, after all. …No, I can’t do that, if I want to maintain peace in our realm.)
猫猫「目的地は?」
Maomao “Mokuteki-chiwa?”
Maomao “Where are we headed?”
壬氏「花街の手前にある飯屋です。そこで知り合いと待ち合わせを」
Jinshi “Hana-machino temaeni aru meshiya desu. Sokode shiri-aito machi-awase’o.”
Jinshi “A restaurant just outside the pleasure district. I’m meeting an acquaintance there.”
馬閃「なんで私が護衛なんか…しかも、隠れながらって意味が…あっ…うう…」
Basen “Nande watashiga goei nanka… Shikamo, kakure-nagaratte imiga…A…Uu…”
Basen “Why do I have to be the bodyguard? And while hidden? Why would―”
猫猫(従者が主人より前に出るとは、まだまだだな…)
Maomao (Jushaga shujin-yori maeni deru-towa, mada-mada dana…)
Maomao (The attendant walking in front of the mistress? He has a lot to learn.)
猫猫「壬華」
Maomao “Jinka.”
Maomao “Jinka.”
壬氏「申し訳ありません、お嬢様」
Jinshi “Moshi-wake ari-masen, Ojo-sama.”
Jinshi “Apologies, my lady.”
猫猫「よろしい」
Maomao “Yoroshii.”
Maomao “Good.”
猫猫(季節柄、まだ葉物は少ないな…ん?)
Maomao (Kisetsu-gara, mada hamonowa sukunaina…N?)
Maomao (Not many leafy vegetables yet, given the season. Hmm?)
猫猫「おっ、小遣いももらったことだし、鶏を絞めてもらって一緒に煮つけようか」
Maomao “O, kozukaimo moratta koto dashi, torio shimete moratte isshoni nitsuke-yoka.”
Maomao “Now that I have my allowance, perhaps I’ll get a chicken too, and boil them together.”
壬氏「買い物ですか?その格好で?」
Jinshi “Kaimono desuka? Sono kakkode?”
Jinshi “Grocery shopping? In that outfit?”
猫猫(ん…おやじに食わせてやりたかったのに…。医師としても薬師としても、右に出る者はいないくらいすごいおやじだが、何を間違ったのか、損得勘定というものが欠落している。おかげで、本来食いはぐれることがない仕事なのに、あんなあばら家に住んでいる。あまりに飢え死にしそうなら、さすがにやり手婆が飯を流し込むくらいはしてくれるだろうけど…)
Maomao (N…Oyajini kuwasete yarita-katta-noni.. Ishito shitemo kusushito shitemo, migini deru monowa inai kurai sugoi oyaji-daga, nanio machigatta-noka, sontoku-kanjoto iu-monoga ketsuraku shite-iru. Okagede, honrai kui-hagureru kotoga nai shigoto nanoni, anna abarayani sunde-iru. Amarini uejini shiso-nara, sasugani yarite-babaaga meshio nagashi-komu kuraiwa shite-kureru-daro-kedo…)
Maomao (I wanted to feed my dad. He is an impressive doctor and apothecary, second to none. But for some reason, he has absolutely no sense of profit or loss. That’s why he lives in that miserable shack, despite having what should be a lucrative profession. If he were on the verge of starvation, the old lady would probably force-feed him something, but…)
壬氏「むっ…む~っ」
Jinshi “Mu…Muuu.”
猫猫「何ですか?」
Maomao “Nan-desuka?”
Maomao “What is it?”
壬氏「なんで黙っている?」
Jinshi “Nande damatte-iru?”
Jinshi “Why are you so silent?”
猫猫「別に…話すことがないから?」
Maomao “Betsuni…hanasu kotoga nai-kara?”
Maomao “Because there’s nothing to discuss?”
猫猫(何かまずいことでも言ったか?)
Maomao (Nanika mazui koto-demo ittaka?)
Maomao (Was that the wrong answer?)
猫猫「あっ…このにおいは…焼き鳥~��ちょっと待っててください」
Maomao “A, kono nioiwa…yaki-toriii! Chotto mattete kudasai.”
Maomao “Hmm? This smell! Chicken skewers! Wait here a moment!”
壬氏「ん?」
Jinshi “N?”
猫猫「おやじ、串焼き2本」
Maomao “Oyaji, kushi-yaki ni-hon.”
Maomao “Mister, two skewers please!”
屋台のおやじ「あいよ!」
Yataino oyaji “Aiyo!”
Old man at the food stall “Gotcha!”
馬閃「うん?」
Basen “Un?”
猫猫「どうぞ。冷めないうちに食べましょう。ヘヘヘッ」
Maomao “Dozo. Samenai uchini tabe-masho. Hehehe.”
Maomao “Here. Eat it before it gets cold.”
壬氏「ああ」
Jinshi “Aa.”
Jinshi “Sure.”
猫猫(香ばしい鶏皮、じゅわっと広がる脂…宮廷では食べられないんだよな~)
Maomao (Kobashii tori-kawa, juwatto horogaru abura… Kyutei-dewa taberare-nain-dayonaaa.)
Maomao (The savory skin, the tasty fat… You can’t get this in the palace.)
猫猫「食べないんですか?このとおり、毒はありませんよ」
Maomao “Tabe-nain-desuka? Kono toori, dokuwa ari-masen’yo.”
Maomao “Aren’t you going to eat it? As you can see, no poison.”
壬氏「いや…」
Jinshi “Iya…”
Jinshi “No, I…”
猫猫「ああ…どうぞ」
Maomao “Aa…Dozo.”
Maomao “Ah. Here.”
猫猫「どうですか?」
Maomao “Do-desuka?”
Maomao “How is it?”
壬氏「うん、野営の時のよりうまいな!塩が効いている」
Jinshi “Un, yaeino tokino-yori umaina! Shioga kiite-iru.”
Jinshi “Yeah, it’s better than I remember at camp. The salt is good.”
猫猫(野営?宦官は普通、武官のような仕事はしないと思っていたが…それにしても、うまそうに食べる)
Maomao (Yaei? Kanganwa futsu, bukanno-yona shigotowa shinaito omotte-itaga… Soreni-shitemo, uma-soni taberu.)
Maomao (Camp? I thought that type of thing was for soldiers, not eunuchs. He really does seem to be enjoying it.)
―――――――――――――――――――――――
水蓮「あら高順、おかえりなさい。行李には触らないでね。柿渋を塗ったばかりだから。…坊ちゃんのおもちゃよ。懐かしいでしょう?」
Suiren “Ara Gaoshun, okaeri-nasai. Kori-niwa sawara-naidene. Kaki-shibu’o nutta bakari dakara. …Bocchanno omochayo. Natsukashii-desho?”
Suiren “Oh, welcome back, Gaoshun. Please don’t touch the suitcase. I just applied persimmon tannin to it. The young master’s toys are full of memories, aren’t they?”
高順「ええ」
Gaoshun “Ee.”
Gaoshun “Yes.”
水蓮「それで、どうでした?」
Suiren “Sorede, do-deshita?”
Suiren “So, how was he?”
高順「すこぶる上機嫌でした」
Gaoshun “Sukoburu jo-kigen deshita.”
Gaoshun “He was extremely pleased.”
水蓮「フフッ。あなたにしては気の利く提案をしたこと。一度気に入ったおもちゃがあれば、坊ちゃんはそればかりで遊んでいたわね。フッ。こっそり隠すと、手が付けられないくらい泣いてしまって…あなたが新しいおもちゃを持ってきては、どうにかしようと苦労してた」
Suiren “Fufu. Anatani-shitewa kino kiku teian’o shita-koto. Ichido kini-itta omochaga areba, bocchanwa sore-bakaride asonde-ita-wane. Fu. Kossori kakusuto, tega tsukerare-nai-kurai naite shimatte… Anataga atarashii omochao motte-kitewa, donika shiyoto kuro shiteta.”
Suiren “It was a surprisingly good suggestion, for you. Once the young master found a favorite toy, he would never let it go. If I hid it, he would cry like the world was ending. You worked so hard to find him a new toy to get him to settle down somehow.”
高順「フウ…一つのものに執着する…壬氏様はそれが許される立場にありませんから…」
Gaoshun “Fu… Hitotsuno mononi shuchaku suru… Jinshi-samawa surega yurusareru tachibani arimasen-kara…”
Gaoshun “Fixating on one thing… That is not a luxury that Master jinshi is allowed to have.”
―――――――――――――――――――――――
壬氏「そんなに急がなくても良いのでは?」
Jinshi “Sonnani isoga-naku-temo yoino-dewa?”
Jinshi “Do we have to rush so much?”
猫猫「どなたかと待ち合わせなんでしょう?早めに行った方がいいのではありませんか?」
Maomao “Donatakato machi-awase nan-desho? Hayameni itta-hoga iino-dewa arimasenka?”
Maomao “I thought you’re meeting someone. Isn’t it best to arrive early?”
壬氏「俺とさっさと別れたいような口ぶりだな?」
Jinshi “Oreto sassato wakare-tai-yona kuchi-buri dana?”
Jinshi “You should like you want to split from me as soon as possible.”
猫猫「そうでしょうか」
Maomao “So-deshoka.”
Maomao “Do I?”
猫猫(確かに…別れたらもう一度戻って大根と鶏を買おうと思っているが…)
Maomao (Tashikani… Wakaretara mo-ichido modotte daikonto torio kaoto omotte-iruga…)
Maomao (True, I do want to split from him and go back to buy some radishes and chicken.)
壬氏「別に…」
Jinshi “Betsuni…”
Jinshi “Is…”
猫猫「ん?」
Maomao “N?”
壬氏「宮廷の生活も悪くないだろう?花街の生活より、ずっといいと思うが」
Jinshi “Kyuteino seikatsumo waruku-nai-daro? Hana-machino seikatsu-yori, zutto iito omouga.”
Jinshi “Is life at the palace so bad? I’d think it’s better than life out in the pleasure district.”
猫猫「確かに悪くないですね。自分の意志で出仕してますし、与えられた部屋もきれいなものです。ただ…一人残された養父が、ちゃんと生活できているか心配ですので…どうしたんです?」
Maomao “Tashikani waruku-nai desune. Jibunno ishide shusshi shite-masushi, atae-rareta heyamo kireina mono desu. Tada…hitori nokosareta yofuga chanto seikatsu dekite-iru-noka shinpai desu-node… Doshitan-desu?”
Maomao “It’s certainly not bad. I left for work of my own free will, and the room I’ve been given is quite pretty. However, I worry about my adoptive father, who I left all alone. What’s wrong?”
壬氏「いや…お前が薬や毒以外のことに気を遣うとは…」
Jinshi “Iya… Omaega kusuriya doku igaino kotoni kio tsukau-towa…”
Jinshi “I just didn’t expect you to care about anything other than medicine or poison.”
猫猫「むっ。養父は薬の師ですから、まだまだ長生きしてもらわねば困るんですよ」
Maomao “Mu. Yofuwa kusurino shi desu-kara, mada-mada naga-iki shite morawa-neba komarun-desuyo.”
Maomao “He’s also my teacher in the art of medicine. I need him to stay alive for much longer.”
壬氏「よほど有能な薬師のようだな?お前の養父は」
Jinshi “Yohodo yunona kusushino yo-dana? Omaeno yofuwa.”
Jinshi “He must be quite the skilled apothecary.”
猫猫「漢方のみならず、西方の医術まで心得がありますから。若い頃には西方に留学していたこともあったそうです」
Maomao “Kanpo nomi-narazu, saihono ijutsu-made kokoroega arimasu-kara. Wakai koro-niwa saihoni ryugaku shite-ita kotomo atta-sodesu.”
Maomao “He knows not just Eastern medicine, but has studied Western medicine, as well. I heard he studied abroad, in the west, when he was young.”
壬氏「それは、よほど優秀だったんじゃないか?留学は、国に選ばれなければ行けないはずだぞ」
Jinshi “Sorewa, yohodo yushu dattanja naika? Ryugakuwa, kunini erabare-nakereba ikenai hazu-dazo.”
Jinshi “That must mean he was extremely talented. Only those chosen by the empire are allowed to study abroad.”
猫猫「ええ、すごい人です。天は二物を与えずと言いますが、与えられた人間もいるんです」
Maomao “Ee, sugoi hito desu. Tenwa ni-butsu’o ataezuto iimasuga, atae-rareta ningenmo irun-desu.”
Maomao “Yes, he’s extremely talented. They say heaven only grants a person one talent, but there are some who receive more than one.”
壬氏「それは大層な御仁だな…そんな御仁が、なぜ花街で薬屋を?」
Jinshi “Sorewa taisona gojin dana… Sonna gojinga naze hana-machide kusuriya’o?”
Jinshi “That’s quite impressive. Why is someone so remarkable working as a pleasure district’s apothecary?”
猫猫「運だけはない人だからでしょうね…いくら二物を持っていても、いちもつを取られてしまいましたから」
Maomao “Un dakewa nai hito dakara deshone… Ikura ni-butsu’o motte-itemo, ichi-motsu’o torarete shimai-mashita-kara.”
Maomao “It must be because he’s short on luck, of all things. He was given two talents, but lost his manhood.”
壬氏「それは…お前の養父が宦官だということか?」
Jinshi “Sorewa…Omaeno yofuga kangan dato iu-kotoka?”
Jinshi “Are you saying your adoptive father is a eunuch?”
猫猫「そうですけど」
Maomao “So-desu-kedo.”
Maomao “Yes.”
猫猫(あ…花街式ジョークが滑ったのだろうか…。おやじは西方への留学を理由に、先帝の母、すなわち先の皇太后に宦官にされてしまったらしい)
Maomao (A…Hana-machi-shiki jōkuga subettano-daroka… Oyajiwa saiho’eno ryugakuo riyuni, senteino haha, sunawachi sakino kotaigoni kanganni sarete shimatta-rashii.)
Maomao (I guess the brothel-style joke didn’t land. Apparently, because of his study abroad, he was made a eunuch by the previous empress dowager, the former emperor’s mother.)
壬氏「宦官、薬師、医官…」
Jinshi “Kangan, kusushi, ikan…”
Jinshi “Eunuch, apothecary, doctor…”
猫猫(言ってなかったかな…あ…あれかな?上は宿屋で、下は食堂か)
Maomao (Itte-nakatta-kana… A…Are kana? Uewa yadoyade shitawa shokudoka.)
Maomao (Did I fail to mention that? Oh, is that it? An inn upstairs from a restaurant.)
中年飯盛女「ちょっと寄ってって~」
Chunen meshi-mori-onna “Chotto yottetteee.”
Middle-aged prostitute at an inn “Come, stop in!”
男性「おいおいおい」
Dansei “Oi oi oi.”
Man “Hey, hey, hey.”
猫猫(ああ…なるほど。わざわざ変装までした理由が分かった)
Maomao (Aa…Naruhodo. Waza-waza henso-made shita riyuga wakatta.)
Maomao (I see. Now I get why he had to disguise himself and everything.)
猫猫「なら花街まで来てくれればよいものを…」
Maomao “Nara hana-machi-made kite-kurereba yoi-mono’o…”
Maomao “In that case, you could have just come to the pleasure district.”
壬氏「ん?どういう意味だ?」
Jinshi “N? Do-iu imida?”
Jinshi “Huh? What do you mean?”
猫猫「いえ」
Maomao “Ie.”
Maomao “Nothing.”
壬氏「薬屋。お前、緑青館のなじみには詳しいのか?」
Jinshi “Kusuriya. Omae, Rokushokanno najimi-niwa kuwashii-noka?”
Jinshi “Apothecary, do you know the regulars at the Verdigris House?”
猫猫「え?まあ、派手に立ち回る客であれば」
Maomao “E? Maa, hadeni tachi-mawaru kyakude areba.”
Maomao “Well, the customers that stand out, yes.”
壬氏「どんな奴がいる?」
Jinshi “Donna yatsuga iru?”
Jinshi “Who are they?”
猫猫「秘密です。守秘義務があるので」
Maomao “Himitsu desu. Shuhi-gimuga aru-node.”
Maomao “I can’t say. I have a duty of confidentiality.”
壬氏「では…妓女の価値を下げるには、どうすればいい?」
Jinshi “Dewa…gijono kachio sageru-niwa, do-sureba ii?”
Jinshi “Then… How does one decrease the value of a courtesan?”
猫猫「…不愉快なことを聞きますね。ハア…いくらでもありますよ。特に上位の妓女ならば。緑青館では、禿時代にひととおりの教育を済ませます。その中で、容貌の良い者とそうでない者に分けられ、後者は顔見世が終わるとすぐ客を取り、身を売ることになります。一方、見込みのある者は茶飲みから始まり、教養で客を取ります。値はどんどん吊り上がり、上がったところで露出を減らすと、茶飲みだけで1年の銀が尽きる売れっ子妓女が出来上がります。身請けまで、客に一度も手を付けられないといったこともあります。手つかずの花だからこそ、価値があるのです。手折れば、それだけで価値は半減します。さらに…」
Maomao “…Fuyukaina koto’o kiki-masune. Haa…Ikura-demo ari-masuyo. Tokuni joino gijo-naraba. Rokushokan-dewa, kamuro-jidaini hito-toorino kyoiku’o sumase-masu. Sono nakade, yobono yoi monoto so-de-nai mononi wake-rare, koshawa kaomisega owaruto sugu kyakuo tori, mio uru kotoni narimasu. Ippo, mikomino aru monowa cha-nomi-kara hajimari, kyoyode kyakuo torimasu. Newa don-don tsuri-agari, agatta tokorode roshutsuo herasuto, cha-nomi-dakede ichi-nenno ginga tsukiru urekko-gijoga deki-agari-masu. Miuke-made, kyakuni ichidomo teo tsuke-rare-naito itta kotomo arimasu. Te-tsukazuno hana dakara-koso, kachiga aruno-desu. Taoreba, sore-dakede kachiwa han-gen shimasu. Sarani…”
Maomao “That’s an unpleasant question. There are many different ways, especially with high-class courtesans. At the Verdigris House, girls take most of the important lessons while working as servants. At that time, they are separated into those with beautiful appearances and those without. The latter, after debuting, immediately take on customers to sell their bodies. Those with talent, however, are taught tea ceremony and given a higher education with which to entertain patrons. Their prices to up and up. Once high enough, they start to appear only very rarely. At that point, you get a top-ranking courtesan, who costs a year’s salary just to have tea with. Some retain their chastity until the day they’re bought out. Their value comes from their purity. Losing that purity would easily halve their value. In addition…”
猫猫「子をはらませれば、価値などないに等しくなります」
Maomao “Ko’o haramase-reba, kachi-nado naini hitoshiku nari-masu.”
Maomao “A pregnancy would reduce it to nearly nothing.”
壬氏「あ…」
Jinshi “A…”
(Continue to episode 18)
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NOT SO BERRY CHALLENGE
Generation Nine: Green🐸#13
『家長引退シムのセレブ生活』
本日は、第8世代家長デイジーのおセレブ生活をお送りします。
デイジーは世代タスクで、同じ捜査官キャリアの同僚、Evanさんと結婚。
世代タスクを全て完了して、
娘のクレメンタインがティーンになった時、警察本部長を引退しました。
増改築を繰り返して3階建てになった自宅。
捜査官キャリアの報酬でゲットした警察の��章や旗が飾られています。
現在は、専業主婦として優雅に暮らす日々。
住み込み執事と毎日来てくれるメイドも雇っています。
Evanさんは、捜査官キャリアから軍事キャリアに転職。
デイジーは美食家特質。
このシムは美味しい食べ物を食べると幸せな気分になり、マズい食べ物を食べると不機嫌になります。
夫と二人の娘、犬と猫たちに囲まれて幸せな日々
怠け者特質なので、よく椅子で居眠りしてる。
自宅があるBrindleton Bayのキャバリア・コーブは大きなアーチ形の橋が架かってたり、裏庭に川が流れてたり、とても綺麗なエリアです。
大人世代も半分を過ぎて、そろそろシニアが近づいてきています。
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猫は知っていた 7月4日 土曜日
さて、7月4日になり、仁木兄妹が箱崎医院に引っ越してくるところからです。
夏空に“ソフト・アイスクリーム”の形の入道雲という表現が面白いです。 今なら、ソフトクリームですね。
不二家が、昭和26年(1951年)にソフト・アイスクリームを作る機械をアメリカから輸入したそうです。 昭和27年(1952年)5月13日の朝刊に不二家洋菓子の広告に〈ソフトアイスクリーム〉の掲載があります。 昭和28年(1953年)には、ソフトクリームブームが到来したみたいです。 でも、ここでソフト・アイスクリームと表現したということは、不二家の影響が強いのでしょうか? 恐るべし不二家ですね。
荷物は、小さなオート三輪で運んできました。 昭和34年の話だとして、小さなオート三輪なら昭和32年に発売された「ミゼット」でしょうか?
さて、案内された部屋は七号室でした。 八号室では夕日のせいで暑くなるだろうからという理由でです。
わざわざ八号室から七号室に移ることを明確に書いているということはなにかあるのでしょうね。 というか、何かあるとしたら、部屋を変えさせた人物が関係しているのかも。 箱崎医院の関係者ですかね。
家永看護婦の嫌味がチクリと刺さりますが、これも伏線でしょうね。 階段の上り下りはギシギシとでも音がするのでしょうね、手術があったので静かにといってます。
悦子は、そんな家永看護婦のようすを“権柄尽く”といってます。 権力に任せて、強引に事を行うことですね。
2階に上がると今度は野田看護婦とあいます。 野田看護婦は、悦子の持っているブラックの絵に関心を示します。 ブラックとしか書かれていませんが、ジョルジュ・ブラックですかね。 パブロ・ピカソとともに「キュビスム」を生み出したフランスの画家です。凡人には全くわかりません。
この後、入院患者がわざとらしく紹介されます。 これも、何かの伏線でしょうね。
一号室は、小山田すみ子という中年の婦人で、頸部リンパ腺炎だそうだが、もうほとんどいいらしい。一人で入院している。 二号室が例の平坂勝也です。例のというのは、プロローグに出てきたからですね。 清子夫人が付添って看護しています。 職業は貿易商で、外人に日本の浮世絵や古美術品を売りつけているみたいです。 三号室は空室です。 五号には若い男の患者がふたりはいっています。 宮内正は26、7の機械技師で職場で左手を負傷したのだが、もう痛みもないので毎日を退屈しきっている。 桐野次郎は大学生でサッカーの練習中ころんで足を折り、つい二日ばかり前に入院した。 六号室は、工藤(くどう)まゆみで、十三くらいの女の子です。 背中におできができて手術したのが今日です。 七号室は、引越し先ですね。 で、不思議なんですが、八号室についてはかかれていません。 誰かが入っていればそれを書くのでしょうから、空室なんでしょうがなぜそのことにふれないんでしょうか?
で、部屋の片付けの途中で、 兄が大事にしている“フレウム・アルピヌス”(Phleum alpinumフレウム・アルピヌムのことですかね)にちょっとふれてます。 これは、兄が植物学を専攻していることと、それ以外にもなにかの目的があってここに挿入されいるのかもしれません。 フレウム・アルピヌムは学名で、みやまあわがえり(深山粟返り)の頃らしいですが、7月だと花がしている時期だと思うのですが、そのことにはふれていません。
片付けをしていると、夕食の案内にユリさんが入ってきます。 ところが、このユリさん、様子が変です。 心ここにあらずで、顔色も青く、寝不足の時のように、いらいらと血走った目をしています。 これは、何かありますね。
さて、夕食です。 院長夫妻、おばあちゃん、英一さん、幸子ちゃん、それに仁木兄妹の七人が食卓を囲んでいます。 箱崎家のはなれの八畳の茶の間です。
・気分が悪いというユリのこと。 ・仁木兄は、大好きなくせにアルコールに弱く、すぐ眠くなってしまう。 ・幸子ちゃんが、金魚の模様のゆかたのことを。 ・おしゃれにうるさい敬二は、四月から医大へ行っていて、中野で下宿している。 ・病院と台所が離れているので、患者や看護婦の食事を運ぶのが大変だと。 ・洗濯も、病院専用の大きな電気洗たく機を買ってからは、楽になった。 ・調理場も建て増しして、家族と別にする。 ・親が読んでためになる小さい子供の音楽のおけいこに参考になる本このこと。
と多岐にわたります。
そして、これが一番の核心なんでしょうか。 英一が、“ヒヨドリジョウゴ”は、毒草なのかと、仁木兄に尋ねます。
鵯上戸(ヒヨドリジョウゴ)は、つる性多年草で日本全土の山野に分布しています。 ジャガイモの新芽に含まれることで有名な有毒成分である“ソラニン”を含むみたいです。 なんと、種が鳥や土に運ばれて、家庭の庭やベランダのプランターから突然生えてくることもあるようです。 他にも、モクレン科の常緑小喬木であるシキミにも、きれいな実がなるが、猛毒で子供が食べて死んだりします。 もともと『悪しき実』と呼ばれていたのが、シキミという名になったらしいです。 直接ではないのかもしれませんが、毒による事件でも起こることの伏線ですかね。
夕食の最後に女中のカヨさんが、水蜜桃を運んで来ます。 水蜜桃とは桃全体のことを意味しているみたいです。 そのため「水蜜桃」という��種はなく桃はほとんどがもともと「水蜜桃」だそうです。 知りませんでした。 ももではなく「水蜜桃」というと、通っぽくていいですね。
その後、仁木兄妹は、英一の書斎を訪ねることになります。
英一の書斎は、家の東側にあたる八畳の和室です。 窓際に勉強机と腰掛があって、本のぎっしり並んだ大きな書棚が二つあります。 きちんと整頓されていた書棚は、英一の几帳面な性格を表しているようです。 専門の医学書が大部分で、通俗科学書も少しありそれ以外の本は見当たらないようです。
英一は、平たいボール箱を探しますが、見当たらないようで、悦子が、壁ぎわの書類ののっている机を指さして「ここにあったのでは?」といいます。 理由は、丁度箱ぐらいの大きさの四角な物ぐらいに、ほこりがななかったからでした。 それに、英一は、例の用心深い目の色で、じっと悦子を見つめ、“置いてあったのは、人から預かって置きっ放してあったのを、返した”と答えます。 これも、なんだかわざとらしく挿入されていますね。 これも伏線なんでしょうか? いったいどんな箱なんでしょう?
英一が、探偵小説が好きなのかと悦子に振ります。 その部屋には敬二の本棚があり、探偵小説ずらりと並んでいます。
いくつか名の売れた一級品として挙げられています。
「ABC殺人事件」 ・1936年発表。 ・アガサ・クリスティの推理小説。 ABC殺人事件 (創元推理文庫) ISBN-10 : 4488105386 ISBN-13 : 978-4488105389 ポアロの元に、「ABC」と署名された挑戦状が届いて、その通りに事件がおきます。 面白そうです。
「赤い家の秘密」 ・1921年発表。 ・A・A・ミルンの推理小説。 赤い館の秘密【新訳版】 (創元推理文庫) ISBN-10 : 4488116027 ISBN-13 : 978-4488116026 「赤い館」で「銃声のような音が聞こえた」と、そこに人が倒れている。 この事件の謎を素人探偵のアントニー・ギリンガムが調査します。
「血の収穫」 ・1929年発表。 ・ダシール・ハメット作の1929年の探偵小説。 血の収穫【新訳版】 (創元推理文庫) ISBN-10 : 4488130062 ISBN-13 : 978-4488130060 悪党たちの対立によって荒廃した町に主人公が現れ、複数の陣営に接触して扇動や撹乱を行い彼らの抗争を激化させて殲滅する。 ハードボイルドやアクション小説というところでしょうか。 大好��なジャンルなので、今度読んでみたいですね。
「Xの悲劇」 ・1932年発表。 ・エラリー・クイーンの長編推理小説。 Xの悲劇【新訳版】 (創元推理文庫) ISBN-10 : 4488104436 ISBN-13 : 978-4488104436 密閉状況での殺人やダイイング・メッセージとして「X」の形を作っていたなど、推理小説しては非常に面白そうです。
「カナリヤ殺人事件」 ・1927年発表。 ・S・S・ヴァン・ダイン作の長編推理小説。 カナリア殺人事件【新訳版】 (創元推理文庫) ISBN-10 : 4488103200 ISBN-13 : 978-4488103200 殺害現場が密室で犯人を特定するために、ポーカーによる心理探偵法を実践するという話です。
日本の作家がないのが残念ですが、ここにのは載せられないような事情があるのでしょうね。
英一と仁木兄は、毒草のことで盛り上がっています。 ヤマトリカブト(山鳥兜)は、特に根にアコニチン(アルカロイド)と呼ばれる毒が大量に含まれているみたいです。 アコニチンは、猛毒で、嘔吐・痙攣・呼吸困難・心臓発作を引き起こすみたいです。 そんなのここにあっていいのでしょうか?
英一さんのところから自分たちの部屋に帰るとき、桑田のおばあちゃんとあって、ユリさんの状態を確認します。 この状況は、ユリさんの部屋から出てきた桑田のおばあちゃんと仁木兄妹が会ったという感じでしょうか? その後、桑田のおばあちゃんは、脇玄関の戸をあけて外に出て行きます。 何をしに外に出たのかは説明されいません。 そのとき、桑田のおばあちゃんは、そでの中に何かをかくしてでもいるような感じだったとあります。 何かを持って外へ出たみたいですね。 様子のいおかしいユリさんも気になりますね。 これもなにかの伏線なのでしょうか?
これで、翌日に続きます。 特に何も起きないのが、かえってワクワクしますね。
つづく
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