#ワイン雑誌
Explore tagged Tumblr posts
j-suffix · 8 months ago
Text
「リアルワインガイド 85号」2024/3/15
3月15日(金)、株式会社リアルワインガイドから、リアルな視点と本音で綴るワイン雑誌「リアルワインガイド 85号」が発行されました。 巻頭特集は「ブルゴーニュ生産者の名言、または重要な言葉、または迷言・エスプリのきいた言葉」最後のブルゴーニュ特集、テイスティングレヴュー「2021年ヴィンテージ ブルゴーニュ(現地試飲)」と「日本ワイン現地試飲(西日本)」等。 表紙は創刊以来、江口寿史さんのイラストです。 \リアルワインガイド85号発売/ブルゴーニュの異次元価格高騰は続き、日本への入荷量も減り続ける一方です。創刊以来ブルゴーニュ情報をメインに発信してきた本誌も次号以降その情報量を縮小します。そこで、これまで20年近い現地取材の中で聞き得た生産者の珠玉の言葉の数々をお届けします。続く pic.twitter.com/RJ3kAn8V0q— リアルワインガイド編集部…
Tumblr media
View On WordPress
2 notes · View notes
otarulove · 4 months ago
Text
〈お元気ですか?今日は、何の日・〉
https://sunnyhomewor.thebase.in/
ドライりんご 発売中です。
おはようございます。
「忍術から忍法へ 忍術使いから忍者へ」
雨のち曇り 最高気温24℃の予報です。
今日は 劇画の日です。1964年の今日
青林堂が 劇画雑誌ガロを創刊しました。
白土三平のカムイ外伝を始め 水木しげる 
つげ義春などが登場しました。忍者武芸帳
ワタリ サスケ、いいね!蒸し蒸しです。
If were the last day of my life,
I want to do what I am about
to do today?
今日もいろいろ頑張ります。
よろしくお願い申し上げます。
http://www.sunny-deli-secco.com/
#ドライりんご #ドライアップル
#乾きリンゴ #driedapple
#granola #driedfruits
#小樽市 #otaru #ワインのおとも
#北海道 #子どものおやつ
#サニーホームワークス
#おやつの時間 #小樽お土産
#苹果干 #apelkering #タルシェ
#말린사과 #オタルエ #otarue
#pommesséchées
Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media
2 notes · View notes
oka-akina · 1 year ago
Text
0721
 昨日は財布とスマホを忘れて労働に出かけてしまった。気づいたのは電車の中で、あちゃーとは思ったけどまあでもパスモ(クレカと一体型のやつ)があるからべつに平気だなと思���てすぐあきらめた。待ち合わせの予定とかもなかったし。こういう��きに限って何か緊急の連絡が…とはちょっと思ったけど、一月に義父が亡くなったばかりだからしばらくそういうことはあるまいと思った。またそういうことがあるかもとはあんまり考えない。こういうのって性格なのかな。誰からも何も来ないに千円と頭の中で賭けた。  つまりわたしは労働に遅刻しないよう、わざわざ引き返さなくたって平気だと自分に言い聞かせているのだろうかとちょっと思った。そんなに遅刻をおそれているのか。ちょっとくらい遅刻したって気にしない感じの方がいいのになと思う。自分も周囲も。わたしは電車とか待ち合わせとか映画の上映開始時間とか、いつもいろんなことがギリギリで、ギリギリまで仕度ができないタイプなんだから大手を振って遅刻しちゃえばいいのに毎度バタバタ走って大汗をかいている。悪あがき。一生こうやって走っているんだろうかとときどき恥ずかしくなる。
 さっき電車に乗り込むとき、ホームと電車のすきまに靴を落としてしまった人がいた。すきまにかかとを引っかけて転んでしまったようで、一瞬迷ったけどわたしも電車を降り、大丈夫ですかと声をかけた。このときはまだ自分が財布とスマホを忘れてきたことに気づいていないのが、なんか昔話の正直者っぽいムーブだな……。人助けってほどのことでもないけど、うっかり者で正直者のなんとか太郎的な。  でもそんなんではないな、昔話の無償の正直さではないな。自分も乗りたい電車に遅れそうでしょっちゅう走っているタイプだから味方したくなったってだけかもしれない。自分ももうずっと前、学生時代、靴をホームのすきまに落としたことがあって、東中野の駅で足を踏み外して体ごと落っこちかけたのを近くにいた人がすぐ引っ張り上げてくれた。そのときは演劇のフライヤーを業者に届け��行く用事でかなり重たい紙袋を持っていた。よく引っ張ってもらえたなと思った。そういう善意の循環……みたいなことを考えるとなんかちょっと気味が悪いような気もする。これはわたしがひねくれているだけかも。  転んだ人は声をかけられてかえって恥ずかしいかもしれないと思って、駅員さんが来るまでなんとなく近くで見守り、駅員さんはすぐ来たので車輌ひとつぶんくらい離れたところに移動した。そして、電車一本くらい見送ったっていいや、多少遅刻してもいいやという判断をした自分に酔っていないか?みたいなことも思った。多少の遅刻は気にならない自分をやりたかったんではないか。なんだか心臓がばくばくし、さっきその人が転んで尻もちをついたとき、プリキュアみたいな絵面と一瞬重なった。スカートが広がった感じと手に握ったままのハンディ扇風機がなんか魔法少女みたいだなと思った。それがうしろめたくて声をかけたのかもしれない……とかも考えた。  なので財布もスマホも忘れてきたと気づいたときちょっとほっとした気持ちもあった。慣れない善意のようなことをしたからそれと釣り合いがとれているような気がした。バチが当たるの逆みたいな。
 そういうことを考えていたら電車はすぐ着いて、財布もスマホも持っていないのに水筒と読みかけの本は持って会社に出かけるのなんか優雅だな…と思った。あとタオルと日傘と飴。リュックの中で水筒の氷がカラカラ鳴って、このごろ水筒には冷たいお茶を入れているから、歩くたび遠足の子どもみたいな音がする。  読みかけの本はレアード・ハント『インディアナ、インディアナ』。柴田元幸訳。柴田元幸だから読んでみるというのは武豊が乗るから買っておくみたいな感じ? わかんない。インディアナ〜は難解な小説ではないと思うんだけど、ゆっくり読まないとすぐなんだかよくわからなくなる小説。もうあと少しで読み終わるんだけど、読み落としているところがたくさんある気がして行きつ戻りつ読んでいて、今はもっかい最初からゆっくり読み直している。 「ヴァージルの死ぬ間際にノアはもう緑の印は見つかったかとヴァージルに訊いて見つかったならどこにあるのか教えてくれと頼んだがヴァージルは長いあいだノアの顔を見てそれから眠りに落ちそれから目ざめてノアの顔を見てそれからまた眠りに落ちた。」だいたいこういう感じ。辛抱強く話を聞くみたいな小説で、いつかこういうの書きたいな、書けたらなあと思う。このそれからが3回続くの、自分だと書くのに勇気がいると思うし、書いたとしても書いたぞってあざとさが出てしまう気がする。
 お昼は会社の横に来ていたフードトラックでタコスを食べた。パスモで支払えた。白いタコスには鶏肉、ピンクの生地には牛肉の赤ワイン煮込み、黒っぽい生地にはサボテン?を何か和えたやつ���三個入り。キウイのサルサが辛くて美味しかった。スマホを持っていたらぜったい写真を撮っていたなと思った。  並んでいるとき、トラックに据えた鉄板の火が消えてしまったようで店の人が五分くらい格闘していた。しばらくチャッカマンをカチカチやっていたけどたぶんチャッカマンも燃料切れのようで、ぜんぜん火がつかない。ライターでやろうとしてなかなかうまくいかず、昼休みの五分くらいってけっこう長く感じるしかなり人も並んでいたんだけど、その人はまるで焦らず黙々とやっていたのですごいなーと思った。焦りが顔に出ないタイプなだけかもしれないけど。べつに誰にも謝らず、普通に注文を受け普通にタコスを包んでとやっていて、そうだよなあと思った。
 労働を終えまっすぐ帰宅したらスマホにはやはり誰からも連絡は来ていなくて、千円勝ったと思った。千円くらい何か食べようと思った。わざわざ夜出かけるのめんどくさいなとは思ったけど、金曜の夜でほんとは寄り道したかったのだから出かけたい気持ちが勝った。  ぶらっと出てみたらいつもより涼しくて、どこまでも散歩できそうな気持ちのいい晩だった。ぶらぶら歩き、なんとなく電車に乗っていた。夜だから上り電車は空いていて、定期圏内の、でもあまり降りる用事がない駅のちょっと歩いたところにある中華料理屋というか定食屋というか、カツカレーが美味しいらしいので前から行ってみたかった。ふだんぜんぜん用事のない、買い物に行くような街でもない、誰も知り合いもいない駅。ここでわたしが何か交通事故とかにあって死んじゃったりしたら、なんであんなところにいたんだろうと家族は不思議に思うんだろうな……とあまり行かない場所に出かけるたび思う。  駅を降りたら書店があったので覗いてみた。雑誌と漫画と学参の棚が大きい、ちょっと広めの店舗の懐かしい感じの書店。気になっている本のリストを頭に浮かべながら物色し、目当てのいくつかは置いていないようだったけど、そういえばしゃしゃさんの本が今日発売日じゃなかったっけと思って探した。『蒼き太陽の詩』。1,2巻は棚に差してあったけど今日発売の3巻はなかった。レジに持って行って、これの3巻もありますかと尋ねたら奥から出してきてくれた。ラスト一冊でしたと教えてくれた。あっ善意と思った。カツカレーを食べながら読んだ。  『蒼き太陽の詩』は、アラビアンファンタジーというのかな、双子の王子が国王の座をめぐって殺し合う……というワクワクハラハラする物語。砂漠の王国が舞台の大長編で、読みやすくてぐいぐい進んだ。『インディアナ、インディアナ』を読んでいたから余計にそう思うのかも。壮麗な織物みたいな物語で、読んでいるとキャラクターたちの声が聞こえてくるし人や周りの風景が目に浮かぶ���生き生きとしている。これアニメになったらいいなーと思った。赤将軍のユングヴィはファイルーズあいさんがいいな……。
 カツカレーの店は、客はわたしだけで、店のおじいさんは座敷でテレビを見ていた。テーブルにハイボールのコップとつまみがいくつか並んでいて、わたしが来たのでおじいさんはちょっと慌てたようすで、でもにこやかに注文をとってくれた。すっかりすり減った畳が赤くなっていて、ちょっと緊張した。あまりきれいでない状態に緊張するのもあるし、よそものが入ってきてすみませんみたいな緊張感もある。テーブルはきれいに拭かれていた。揚げたてのカツが大きくて、油と肉汁がジュワッと溢れてきてすごく美味しかった。カレーは濃くて、柔らかくほぐれた牛肉もけっこう大きいしたくさん入っていた。たしかにうまい。がつがつ食べるうちにだんだん体のこわばりがほどけた。  テレビの音がものすごく大きくて閉口したけど、カツを揚げ終えたおじいさんが汗をぬぐいながら夢中で見ているのがなんかよかった。『チコちゃんに叱られる』というやつ?初めて見た。音が大きいから見てしまう。ボーッと生きてるんじゃねえよってこれかと思った。Vtuberっぽい。おじいさんが何度もはははと笑った。どうしてゴルフボールの表面にでこぼこがあるのかというのをとても真剣に見ているので、ひととおり解説が終わるのを待って会計を頼んだ。
 家に帰ったら板垣さんがツイッターでスペースをやっていたので、洗い物や洗濯物などを片付けながら聞いた。どうやら同じ大学出身だったことがわかって思わず話しかけてしまった。一日いろいろカラフルでなんか気持ちが興奮していたのか、やけにたくさんしゃべってしまって、恥ずかしくなって寝た。文フリの話とか小説の話。  千葉雅也『エレクトリック』、わたしは父親がエロいのがいいと思った。と言ったんだけど、なんていうの、エロいって言い方はちょっとちがう気もするんだけどエロく書くことのすごさがあってそれをそう受け取りたいというか……。これは『サバービアの憂鬱』で読んだんだったかな、「男性は会社(仕事)に嫁ぐ」というのを思い出したの。大場正明『サバービアの憂鬱 「郊外」の誕生とその爆発的発展の過程』。うろおぼえだからちょっとちがうかもだけど、男性が会社(仕事)に対して「嫁」になってしまう、みたいな。父親の人妻的な感じ。そういうエロさ。舞台の宇都宮も郊外(サバービア)だなと思った。そしてそういう小説の、文章自体がヘテロでない感じがあって、すごくよかった。多くの小説の文章が意識的にも無意識的にも備えている、当然の「調べ」みたいなものがあんまりない文章だと思った。
 『エレクトリック』の前後で読んでいた、���年前の文藝賞の作品が、なんかこうすごくどヘテロだったのもあってそう思ったんだと思う。ヘテロが悪いわけではもちろんないけどよくもわるくもどヘテロ、ザ・調べという感じで、この作品のどこらへんがわたしは苦手だったのかを語ろうとすると、そこに糸口があるみたいな話。  なんていうの、村上春樹に文句言ってる場合じゃないくらい若い作家の新しい作品がめちゃめちゃ古いジェンダー観で、読んでいて作品の面白さとかすごさはわかるような気はしたんだけど、でもこれをよしとするんだなあ、帯に誰々氏が激賞と書いてあるけどそうなんだ?!みたいな驚きは、やはりあった。ジェンダー観もそうだし、地方や精神障害者への偏見を��化するような感じもあって気になった。「壮大な作品」「圧倒的な熱量」「知識と想像力を駆使し」と帯に書かれていたけど、わたしは読んでいて小ささや狭さの方が目についた。  いやわざとそう書いている、いかにもなステレオタイプをやることに意味がある作品なんだろうとは思った。仕掛けというか。でも意味があるんですよと書くずるさというか……。ステレオタイプをなぞり続けたい、そのようにして書けるものに作家は意味を見出したいし、どうしても興味がある。それってフェチではあるよなあと思うんだけど、ステレオタイプをフェチと指摘されることってあんまりない気がする。  偏見の強化によって生まれる痛み、それを感じない場所に作家は立っていて、痛みを感じる人のこともあまり見えない。いや見えてはいるかもしんないけど、自分の書くこの作品とはさほど関係ないと思っている? それは別の作家、何かそれにふさわしい属性を持った作家がやることであって自分の作品では関係ない。おそらくは無自覚な特権があり、特権って言うと反発したくなると思うけど……みたいなことを思って、うーーんとなった。やつあたりかもしんないけど。作品名出さずに書いてるからなんのこっちゃって感じだと思うけど。  まあ小説ってそんなに読まれないんだろうなと思った。読む人そんなにいないから、これのここってどうなのみたいな話題にのぼることってあんまりない。漫画とはそこがちがう。あとまあわたしが純文学、文芸誌とその賞にそれなりに夢をもっている(もっちゃっている)ふしはあるな…。
 そしてこの作品の直後にC・パム・ジャン『その丘が黄金ならば』を読んであーーーこういうのが好きだ〜〜と思って、なんかそういう不満のようなものはふっとんだ。大きい。大きい小説。こういうのがいい。小さい小説がだめなわけではぜんぜんないけど、大きい話を書こうとしたものが狭苦しく感じられるのはやはりつらい。あと長さもよかった。四六版で384ページ。父親が亡くなり子どもたちが埋葬の旅に出る…という筋書��で、本のけっこう前半で埋葬は済んじゃう。その後が長いのがよかった。純文学系の賞はちょっと短いのかもしれない。「自分の書くこの作品とはさほど関係ない」と書いたけど、まあだって短いもんなー。読む人にも書く人にも。この長さの話はもうちょっと掘り下げたい。日記に書きたいことっていろいろあるな。長くなったのでまた今度。
Tumblr media
14 notes · View notes
myonbl · 6 months ago
Text
2025年5月29日(水)
Tumblr media
月に1度、歯医者に通っている。若い頃からの不摂生の結果の歯周病、治るあてなど無く悪化を防ぐのが目的だ。今日も今日とて主治医のコメントは<悪いところが徐々に広がってはいるが、今すぐ処置する箇所はない>とのこと、いつも通りのクリーニングをしていただいた。診察券の予約欄が一杯になって新しいものになったが、このペースだと3年間使用することになる。その頃どうなっているだろうか・・・、あまり想像したくないね。
Tumblr media
5時30分起床。
夜中にたまった同居猫の食器を洗う。
洗濯機回す。
Tumblr media
朝食。
珈琲。
弁当*2。
空き瓶、45L*1。
ツレアイの職場経由で出勤する。
Tumblr media
職場手前の阪大口の混雑が日常化、往路の目安は60分だが今朝もそれを超過した。
昨日の<スタディスキルズ>の課題をチェックする。
水曜日2限・3限は<情報機器の操作Ⅰ(栄養学科)>、月曜クラ���同様に今週からWordの基礎に入る。概要を説明して例題に取り組ませるのだが、教科書に書いてある指示通りに作業するように説明するのだが、教科書をちゃんと読まない(読めない)ものが少なからず居る。近年はそんな学生が増えているようにも思えるが、今の私には<そういう学生なんや>と受けとめて自分を慰めている。
3限終了後速攻で退出、今日は夕方に歯医者の予約が入っているのだ。
Tumblr media
帰路の名神走行中に、東京の落友・Nさんから連絡が入る。急きょ桂川PAに入り、返信する。
Tumblr media
<神戸文化ホール>の友の会に入会したので、先行前売りチケットが入手出来るとのこと、それならと、9/21(土)の<東西落語名人選>の昼の部のチケットをお願いする。
帰宅してから荷物を整え、西大路七条から13系統乗車、四条烏丸まで。周辺のコンビニで<アロンアルファ>を購入してから西村歯科へ。予約時間は16時45分、8��前に受付するとすぐに呼んでくれた。例によって、これ以上悪化させないことを確認してクリーニングしていただく。次回は、6/26(水)16時45分。
帰路は四条烏丸から207系統で七条大宮、そこから205系統で七条御前へ。
すぐに夕飯準備、手羽中に下味を付けて小麦粉をはたいて焼く。調理法としては、やはり揚げた方が火の通りが均一になって好ましい。
Tumblr media
ツレアイが戻る前に息子たちの夕飯開始、スペイン・オーガニックの白ワインを付ける。
ツレアイ帰宅、我々はいつも通りに🍶+🍷。
Tumblr media
以前購入したが現在行方不明の<枝雀落語大全第一部(全10巻)>、結局再度購入したものを今夜から一枚ずつ楽しむ。まずは「寝床」「代書」、わかっていても笑ってしまうのだよ。
片付け、入浴、体重は前夜から700g減、よし。
パジャマに着替えて作業開始。
Tumblr media
研究室で使っているスマホスタンドの脚が折れたので、夕方購入したアロンアルファでくっつける。しばらく押さえておくと固まったので、明日は研究室へ持って行こう。
日誌書く。
Tumblr media
さすがによく動いて13,000歩越え、よしよし。
3 notes · View notes
jinsei-pika-pika · 10 months ago
Text
流動しながら個として見つめ、判断する。 北村道子の仕事の向き合い方。
#01
北村道子
衣裳デザイナー/スタイリスト
Tumblr media
40年以上にわたり、映画、広告、雑誌など、さまざまなメディアで活躍する衣裳デザイナーの北村道子さん。キャストやスタッフと真正面に向き合い、ときに衝突することも恐れず、信念を持ってスタイルを貫く。そんな彼女の個性はどのように育まれ、いかにして磨かれたのだろう。仕事場としてたくさんの時間を過ごしてきたフォトスタジオという空間で、コーヒーを片手に彼女が歩んできた半生と仕事について語ってもらった。
Apr.19.2023
Michiko Kitamura
photography:Mai Kise interview & text:Tomoko Ogawa edit:Shigeru Nakagawa
Tumblr media Tumblr media
家を飛び出し、世界を分解して見る癖をつけた少女は、映画の中の洋服に出合う
— ご自身の10代、20代を振り返って、その後の人生に影響した出合いについて聞かせてください。
私は寺山修司の影響が大きいんですよ。『書を捨てよ、町へ出よう』、「親を捨てよ」を実行した人だよね。私は16歳で実家の金沢から出て、サハラ砂漠やアメリカ、フランスを放浪しましたけど、18歳になっても、30歳を越えても実家にいる人もいますよね。親だって子離れしてないじゃない。これが今の日本という文化、社会を育んでいるんじゃないかと思う。だから、自然と政治も家父長制に、政治家も世襲で引き継がれるようになってますよね。なぜ出ていくか。それは自分のアイデンティティを知るためです。知るっていう行為は、過去を見つめるしかないということなんだよね。
— たしかに、経験からしか何かを知るということはできませんもんね。
今の瞬間、何秒間という現在点で、目の前にいる他者と自分には大きなギャップがある!と思ったときに、自分のアイデンティティを知る。特に外国に出ると、相槌打って微笑んでいるだけじゃ会話は進まないじゃない。日本みたいに、同調圧力が強くないから。つまり、実家にいるということは、母親のお腹で守られている状況と近いんです。そこから出ることによって、初めて世間にさらされる。そこで、世の中を自分で分解してみる癖を持つようになる。私の場合、子どもの頃から英和、和英辞典と広辞苑を持ち歩いてたから、誰かの発言に対して、「この人の言ってることはなんだろう?」と思って全部つぶさに見るんです。そこから、言葉はこうやって進化してるのか!と発見する。もっと言えば、ブランド力にとらわれず、自分の力で学びたい高校や大学を選んでいくこと。そうすると、一人の有権者として、政治と経済とアートがどう自分の仕事と人生と結びついてるかを分析して、議論できるようになっていくんですよね。
— もともと彫刻家を目指されていて、洋服に興味はなかったそうですが、何がきっかけで衣裳の世界に入られたんでしょうか?
なぜ私が洋服をスタイリングすることになったかというと、〈シャネル〉がきっかけなんです。当時のパートナーと外国を回っていた20歳の頃、シャネル本店でスーツをオーダーしたんです。なぜかというと、(ルキノ・)ヴィスコンティの映画『ボッカチオ’70』を観て、こんなストーリーなのに、こんないい服が出てくるんだ!と思って(笑)。お金もなかったから、モリエールの銅像の前で似顔絵を描いたり、その辺に捨てられたもので立体を作ったりしていたら、お金を置いていく人がいるんですよ。フランスは、そもそもアートに対してお金を恵むという文化があるよね。2カ月くらい経つと、そこそこお金が貯まってくるんですよ。それで、一番いい服を着てシャネルに行ったら、らせん階段の上からなんか貧しい子が来たぞっていう感じで見られて、クチュールのスタッフに全身を採寸されてね。スーツ自体が欲しいというよりは、あの機能美を兼ね備えたスーツにどう辿り着くんだろう、とその過程を見たくて。今日着ている〈メゾン マルタン マルジェラ〉の初期のワンピースも、マルタンはヴィンテージファブリックを使っているから、これは私しか持ってないんです。多分、それが洋服の原点ではないかと思う。究極、ファッションも映画も、この1点の洋服が、誰に似合うのかを考えるのが面白いんです。だから、着こなしの作法をつかんで服を着ている人にはついていきます!となるよね、私としては。
— 作法をつかむには、その人の生き様が関係してきますよね。
映画の見方にも視点があるように、着る人の視点が見えるかどうか。例えば、海外の俳優で、普通のデニムをはいてるだけなのに、かっこよく見えることがあるじゃないですか。よくよく見てみると〈ギャップ〉のものだったりするんだけど、それがなぜおしゃれに見えるのか、そこに、その着こなしにおのずとその人らしさが出てくると思うんだよね。
— 北村さんが考える「良い仕事」の定義とは?
私がチョイスしたものは良い仕事、というのは冗談だけど(笑)、興味や好奇心が向かう、面白いなと思える人と仕事をすることですよ。その人が心から出てくる言葉を使っているか、誰かから借りている言葉を使っているかは、この年になるともう、すぐにわかるんです。だから、自分の言葉を使って、馬鹿馬鹿しいことを本気でやっている人に興味があるんだよね。 私は長く、社会思想、政治学、社会学、哲学の本を読み続けているんだけれど、そうすると、道草をたくさんしなくちゃいけなくなる。そこに新たな興味が出てきて、あれもこれも読まなくちゃとなることが楽しいんです。だから、何か新しいことを学ぼうとすると、なんとなくつかめるようになるまで、少なくても10年はかかっちゃうんだよね。
Tumblr media
他人に委ねず、自分自身でジャッジするという強さ
— 仕事の際に、自分自身に課しているルールは?
自分自身でジャッジすること。周りはダメと言うだろうと思っても、自分がいいと思うことを提案してみると、意外とオッケーが出たりして、できたものをすごく喜ばれたりもするんですよ。なぜだかはわからないんだけど。昔、平山景子さんが編集長をしていた時代の『花椿』※1 で2年間仕事させてもらえたのも、そういう私の発想を面白がってもらえたからなんだよね。子どもが行水しているようなビニールプールの素材あるじゃないですか。あれをそのまま生かして洋服にしませんか?とか、油揚げを1メートルぐらい縫い合わせて、お稲荷さん洋服にしたらどうですか?とか(笑)、捨てられた手袋を全部寄せ集めたら、ベストにできるんじゃない?とかね。それは、資生堂にはない発想だったんじゃないですか。 ※1 1937年に創刊した資生堂の企業文化誌。
— 長く活動する秘訣があれば教えてください。
やめたら生活できないから続いただけで、若い頃からそんなに仕事してないんですよ、私。目立った仕事はしていたかもしれないけれど、1年のうち3カ月は外国に出ていた時期もあったし。しかも、私、結構喧嘩してるんですよね、編集者やメイクアップアーティストと。クライアントに対しても意見しちゃうんで(笑)。我慢して黙っている持久力がないんです。自分は労働者階級だと思ってるから、偉ぶる人や権力が大嫌いなんですよ。だから、広告代理店の大げさな儀式が嫌になっちゃって、70歳でもう広告はやめました。今は、一緒に仕事したい人に頼まれたら引き受ける、という感じでやってますね。
— 師弟制度を取り入れていた時期もあったのでしょうか?
以前、マネージャーをやりたいと名乗り出てくれた人がいて、勝手にアシスタント志望という子に数人声をかけて職場に呼んでいたんです。私は好きにやりたいからとその人のオファーは断ったんだけど、アシスタントをしたいという子はもうそこに来てしまっていたから、「しょうがない。5カ月は面倒みる!」と言って。当時、私はよく免停になってたのね。それで、運転手として手伝ってもらっていました。そうしたら、いつの間にか「北村道子のアシスタントをやっている」が一人歩きして、そう言っているスタイリストが十何人になってたんです。悪いうわさの多い私の��前だったから、出すと響くらしいんだよね(笑)。自分から口説いて手伝ってもらっていた美大の学生たちは、私が留学を勧めたこともあって国外に出てしまい、それから戻ってきてないですね。
Tumblr media
— 創作のリソースとして、どこからインプットする機会が多いのでしょうか?
映画と本ですね。小説は眠くなるからあまり読まない。今、一番学びたいのは、古代ギリシャの哲学者ヘラクレイトスなんです。ニーチェについて読んでいたときに、ヘラクレイトスは偉大だと思って。ソクラテス以前のギリシャを唯一学んだのが、「神は死んだ」を主張したニーチェなんですよ。つまり、それ以前は、神を作っていたとも解釈できるじゃないですか。ワインも蒸造して、ドラッグもやって、錬金術で実験してたとされているから、多分、既存の価値観で振り返ると、ものすごく壊れてるんじゃないかと思うよね(笑)。あとはね、事実、行動、現実性を重視する「プラグマティズム」を日本に紹介した鶴見俊輔の本も全部読み返してますよ。彼は16歳でハーバードに入学して、プラグマティズムを学び、“人は矛盾してる。その矛盾こそが人間なんだ”という生き方をするんです。
— 北村さんも、“矛盾こそが人間である”を体現していらっしゃいますよね。
私、「明日になったら、同じこと言ってるかはわかんないけどね」って、よく言うんです(笑)。今日は、このインタビューに対して思ったことを答えてるだけ。取材なんかで話をするときも、言いたいことだけを言う。都合が悪い部分はどうせカットされるわけだし、口に出さないと、その瞬間のリアルな言葉にならないじゃないですか。身も蓋もないことを言ってしまえば、面白いことって活字にできない��よ。活字にしたら、固定化されちゃうから。このままの空気で、世の中の悪口を言いたい放題言ってるのが面白いわけじゃない。それを、私は風流だと思う。繰り返しになるけど、人間は十月十日、女性の子宮に閉じ込められているわけだから、そこからポンと外へ出て行かないと。閉じ込める、というのは人間をダメにする。昆虫だって、閉じ込めても外へ出ていくでしょう。人間の一番の罪は、脳が発達していることだよね。今は、デジタル化も都市設計も脳化社会が生み出しているわけじゃないですか。そこに入りたくないけど、家賃は上がっていくし、一生懸命、白井聡の『マルクス 生を呑み込む資本主義』を読みながら、どうしようかなと考えてます。
Tumblr media
本日のコーヒー
UCC GOLD SPECIAL
PREMIUM 炒り豆 フルーティウェーブ 150g
『発見のあるコーヒー』をコンセプトに、UCCのロースティングとブレンド技術で、コク、苦み、酸味の奥にある特別な香りと味わいを表現したブレンド。口あたりは柔らかく、余韻にはブラックベリーやブルーベリーのような甘みのあるコクが感じらる。
『UCC GOLD SPECIAL PREMIUM』ブランドサイト
UCC公式オンラインストア
個人の愉しみとしてコーヒーのある場所に行く
— 最後に、日常におけるコーヒーがどんな存在か、教えていただけますか?
コーヒーは外で飲むものというのが私の概念です。ヨーロッパだと、近くのバールでエス��レッソを一杯カッと飲むじゃないですか。そういう感じ。なので、私は美味しいコーヒーが飲める店がある場所の近くに引っ越す。そこで、バリスタが淹れたエスプレッソを飲む。あれが本来のコーヒーの旨味なので。映画も一人で観ますし、あまり人とつるまないので、個人の愉しみとしてコーヒーを飲みに行きます。ドリップコーヒーを飲むときは、バリスタが「今日はこれがいいよ」とお薦めするものをチョイスします。対面だから、店に入ってきた瞬間から人を見て、豆を挽いて、淹れる。どんな豆をどの水で、温度で、どのタイミングで、どんなカップで、ロジックがちゃんとある。そういうバリスタのセンスを感じさせる店に通う。誰かに一杯のコーヒーを淹れるのも、その人に合う一着の服を着せるのと同じような哲学がある、と私は思うんですよね。
Tumblr media
北村道子
衣裳デザイナー/スタイリスト
きたむら・みちこ|1949年、石川県生まれ。10代でサハラ砂漠、アメリカ大陸、フランスを放浪し、30歳頃から、映画、広告、雑誌などで衣裳を務める。1985年公開『それから』以降、数々の映画作品に携わり、2007年には『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』で、第62回毎日映画コンクール技術賞を受賞。昨年、人気シリーズ待望の第3弾となる著作『衣裳術3』(リトルモア)を上梓。第40回毎日ファッション大賞にて、鯨岡阿美子賞を受賞。
2 notes · View notes
tomokomiyagami · 2 years ago
Photo
Tumblr media Tumblr media
雑誌表紙風メモ帳 11月 “books & wine bar”
2022年に作成した雑誌風イラストをメモ帳にしました。
 ワイン誌の表紙をイメージしています。
BOOTHで販売中です
https://miyagamitomoko.booth.pm/items/4505939
8 notes · View notes
kurihara-yumeko · 13 days ago
Text
【小説】非・登校 (中)
※『非・登校』(上)はこちら (https://kurihara-yumeko.tumblr.com/post/766014791068319744/)
 静まり返っているアパートの駐車場に砂利の音を響かせながら、ママが運転する車は細い路地へと出て、遠慮がちな速度でそろそろと、僕が普段なら歩いている通学路を走り始める。
 桜並木に繋がる道の角、いつもならそこにクラスメイトのハカセとボーロ、そのふたりが立っているはずだが、今日は誰もいなかった。家を出る前、ママが携帯電話でふたりの母親それぞれと話していたことを思い出す。ハカセもボーロも、きっと両親のどちらかが、車で学校まで送ることになったのだろう。
 学区内にある、あるアパートの一室で、変死体がふたつ見つかったというニュースがテレビで放送されたのは、昨日の昼のことだった。死体のひとつは、そのアパートに暮らしている中年の男。そしてもうひとつは、小学生の女の子。彼女は僕と同じ小学五年生で、同じ学校に通う、同じ五年二組の、ナルミヤだった。男も、ナルミヤも、どうやら殺されて死んだらしい。そして殺した犯人は、まだ捕まっていない。
 昨日、給食を食べた後、僕たちは午後の授業がなくなり、全校児童が集団下校となった。そして翌日の今日、登校する際は保護者が学校まで児童を送迎するように、と学校から連絡が回った。だからこうして僕は、学校までの道のりをママの車に揺られている。
 ナルミヤは昨日、学校を休んでいた。おとといの月曜日もそうだった。いつも朝早く登校して来る彼女の席が八時になっても空っぽなのを見て、「あ、ナルミヤは今日休みなのか」と思っていた。朝の会で行われた健康観察で彼女の名前が呼ばれた時、担任の先生は「今日は、ナルミヤさんはお休みです」と言っていた。昨日の火曜日もそうだった。学校を休む時は、朝八時までに学校に保護者が連絡しなければいけないことになっている。だから、先生がそう言うということは、彼女の両親から学校に連絡があったのだと思っていた。
 だけどナルミヤは死んでいた。殺されていたのだ。いつ殺されたのかは、知らされていない。もしかしたら、月曜日にはもう死んでいたのかもしれないし、火曜日の朝までは生きていたのかもしれない。
 昨日の昼、給食を終えて昼休みを楽しもうとしていた僕たちに、ナルミヤが亡くなったこと、彼女が事故や病気ではなく、殺されて亡くなった���しいこと、その犯人が未だ捕まっていないこと、そんなショッキングなニュースを伝え、僕たちに下校の準備をするように伝えた担任の先生は、ひどく青ざめた顔をしていた。
 だから僕は、そのニュースの内容よりも、先生の様子に驚いてしまった。いつも明るく朗らかで、僕たち五年二組を導いてくれていた先生も、今回のことばかりは、どうしたら良いのかわからないようだった。しかしそれを表に出さないようにしようと努めていることさえもわかってしまうほどの困惑ぶりで、そんな先生を見ているクラスメイトたちも動揺していた。
 友達のハカセはさっき食べ終えたばかりの給食を机に吐いていたし、校庭でドッチボールをしたがっていた���ーロは、昼休みのチャイムが鳴るよりも早くロッカーから取り出していたボールを手から落としていた。ボールは床で何度かバウンドしたのち、教室の後方へ片付けられていた机たちの下へと転がっていったけれど、誰もそれを拾いに行くことはなかった。教室の中は凍り付いたかのように静かだった。やがて誰かが小さな声で、「嘘でしょ……」と言ったのが聞こえた。先生は少しだけ首を横に動かして、今伝えたことが何ひとつ嘘ではないということを、かろうじて僕たちに伝えた。
「ケイちゃん」
 僕が窓の外、いつもと何ひとつ変わらない朝の通学路の風景を眺めながら、昨日のことを思い返していると、ママが唐突に声をかけてきた。
「大丈夫? 学校に行きたくなかったら、今日はお休みしてもいいわよ。ママが学校に電話しておいてあげる。リスコはあの様子じゃ、今日は学校に行くの難しいと思うし……。ケイちゃんも休んだっていいのよ」
 車のルームミラーに映っているママは、両手でハンドルを握ったまま、真剣な眼差しで前だけを見つめていた。後部座席の方を見ている様子がなかったので、僕はただ首を横に振るのではなく、「ううん」と声に出してママに答えた。
「学校に行くよ」
「大丈夫?」
「うん、大丈夫」
「そう……」
 そう言いながらも、ママはまだ悩んでいるようだった。
 昨日、集団下校で妹と一緒に家に帰ると、出迎えたママは両目に涙を溜めていた。ナルミヤが殺されたというニュースに、彼女とクラスメイトである僕よりも、ママは動揺しているようだった。
 そんなママを見たリスコは、たちまち表情を曇らせ、自室に閉じこもったまま、ダイニングに夕飯を食べに来ることもお風呂に入ることもなかった。気難しい僕の妹は、ヒステリックになっているママを見ることを何よりも嫌っている。僕はそんな妹の判断が正しいと思う反面、そんな僕たちの姿がママを悲しませているとも思う。
 パパと離婚してからママは少しずつおかしくなっていって、夜にひとりリビングでお酒を飲んで、ワインの瓶を抱いたまま朝までソファーで寝ていたり、手料理をまったく作らなくなって、定期的に届く冷凍食品を順番に食卓に並べるようになったり、洗濯物がいつまでも畳まれることなく部屋の隅に山になっていて、僕たちはそこから���類を取って着るようになったりしていた。使われることがなくなった掃除機は、僕と妹が交代でかけるようにした。
 ママの変化に対して、僕よりもリスコの方が過敏に反応した。妹はママの言うことをほとんど聞かなくなり、ママが家にいる時間は自室にこもることが多くなった。学校に行くのは二日に一度、それも遅刻することなく登校できるのは三回に一回程度。ママが仕事へ向かうために家を出た後、やっと自室から出て来るからだ。
 ママは、娘が閉じこもるようになった原因が自分にあるということを気付いている。そして妹も、実の母親のことを心から拒絶している訳ではない。だからリスコは自室の扉の鍵を常に開けておくし、ママはそんなリスコの部屋の扉を開けることはあっても、その中に踏み込むことは決してしない。それでも、ママは昔のようには戻らないままだし、リスコもママの前に姿を見せようとしないままだ。ふたりとも、解決策など見つからない袋小路に迷い込んだまま。そしてそれは、僕も同じだ。
 ママに「しっかりして」と言うべきなのか、妹に「ちゃんとしよう」と言うべきなのか、ふたりともに言うべきなのか、僕は家族のために何をするべきなのか、何ができるのか、一体どうすれば、この状況を変えることができるのか、考えれば考えるほど、わからなくなってしまう。わからないからといって、何もしなくて良いということにはならないと、頭ではわかっているけれど、僕はまだ、何もできていない。もしもパパがいてくれたなら、どう行動しただろう。でも僕は、自分の父親がどんな人だったのか、もはや思い出せなくなっていた。
 曲がり角でもないのに、車のウィンカーの音がして、うつむいていた僕は窓の外へと目線を向けた。ママが運転する車は、コンビニエンスストアの駐車場へと曲がって行くところだった。何か買い物をするのか、それとも、急にトイレに行きたくなったのだろうか。ルームミラー越しにママの表情��窺ってはみたものの、そのどちらでもなさそうだった。
「ケイちゃん、ちょっと、コンビニ寄って行こうか。何か欲しい物あったら、買ってあげるからね」
 ママはそう言って、駐車場に車を停めると、さっさとエンジンを切ってしまった。「別にいいよ」と言おうか悩んだけれど、ママはあっという間に車から降りて行ってしまったので、僕も急いで車から降りることにした。
 ママの後ろについてコンビニに入ろうとした時、ちょうど中から、買い物を終えた人が扉を押して出て来るところだった。僕は偶然にも、その人物を知っていた。同じクラスのヒナカワだった。
「ヒナカワ……」
「ケイタくん」
 ヒナカワも僕に気が付いた。コンビニの入り口の前で見つめ合ったまま、黙ってしまった僕らを、ママは少しの間待っていたけれど、結局、僕たちをそこに残してひとりコンビニの中へと入って行った。
「ここ入り口の真ん前だから、ちょっと、そっち寄って」
 ヒナカワが口を開いたのは、ママが雑誌コーナーの角を曲がって、その姿が外から見えなくなってからだった。僕たちはコンビニの正面から少し離れたところで向かい合って立った。
 ヒナカワはTシャツとデニム姿で、僕のように学校の制服を着ている訳でもなければ、ランドセルを背負っている訳でもない。首から下げているタコのキーホルダーが付いた鍵だけが、普段教室で見ている彼女の姿と同じだった。
「ヒナカワ、今日、学校は?」
「行かないよ」
「どうして?」
「どうしてって……」
 彼女は眉をひそめて僕を見た。そこで、僕は初めて、今目の前にいるヒナカワは、眼鏡を掛けていないのだということに気が付いた。
「だって、クラスメイトが死んだんだよ」
「うん……」
「殺されたの」
「うん……」
「だから、学校、行かなくてもいいでしょ」
「うん……」
 返事をしてはいたが、僕はヒナカワの言葉の意味を今ひとつ理解できていなかった。でも恐らく、学校を休む理由に匹敵するには十分すぎるくらいの出来事に見舞われている、ということが言いたいのだろうな、と推測した。
「ヒナカワの……親は?」
「親?」
 ヒナカワは右手に財布、左手にコンビニの袋を持っていて、袋の中には弁当が入っているようだった。周りに彼女の保護者らしき存在は見当たらず、どうやら、ひとりで買い物していたようだ。
「パパは夜勤から帰って来て、今から寝るとこ」
 ヒナカワの右手に握られている、成人男性の所有物だろうなという印象の、黒くてごわついている重たそうな長財布に目をやりながら、僕はヒナカワの家には母親がいないのだということを思い出していた。そんな僕の目線を読み取ったのか、彼女は左手の弁当の袋を少し掲げて、「これ、私の今日のお昼」と言った。
「今、お昼ご飯買ったの?」
「だって、今から家に帰ったら部屋にこもってゲームするし。ゲームの途中でご飯買いに行くの面倒じゃん」
「ゲーム?」
「スタストだよ、スタスト。知らない? スターストレイザーってゲーム。ケイタくん、ゲームとかやらないんだっけ?」
「うちはゲーム禁止なんだ」
 禁止、という言葉に、彼女は「オエッ」という顔をした。ヒナカワは筋金入りのゲーマーなんだって、ハカセが言っていたような気がする。
 そういえば、ハカセもスタストというゲームを遊んでいると、以前、話していた。僕もボーロもテレビゲームであまり遊ばないから、詳しく教えてくれた訳ではなかったけれど、ハカセの口ぶりから、彼がそのゲームに夢中なのだということはよくわかった。
「スタストって、あれだよね、第八都市とか、なんとかドラゴンとか……」
 ハカセが言っていたことを思い出しながら僕がそう言うと、ヒナカワは再び眉をひそめるようにして僕を見た。
「トチコロガラドンでしょ」
 そう訂正されても、それが正しい名前なのかどうか、僕には判断ができない。
「そう……そのドラゴンがどうしても倒せないんだって、ハカセが言ってたんだ」
「キョウイチロウくんも探してるんだ、トチコロガラドンを倒す方法」
 その時。そう言った時、ヒナカワはほんの少しだけ笑った。
「ケイちゃん、お待たせ」
 コンビニの扉が開き、ビニール袋を手にしたママが出て来た。ママの顔を見た途端、ヒナカワは黙ってくるりと踵を返し、「じゃあね」とだけ言って歩き出してしまう。僕はそんな彼女の背中に何か言わなきゃいけないと思ったものの、上手く言葉にすることもできず、ただ見送ってしまった。僕はいつもそうだ。何をすれば良いかわからなくて、考えているうちに、時間だけが過ぎてしまう。
「やっぱり、今日は学校お休みしない? ママが学校に電話しておいてあげる。おうちに帰って、アイスクリー��でも食べようよ」
 ママはそう言って、コンビニの袋を左右に揺らして、かしゃかしゃと鳴らした。袋の中にはママがよく買ってくれる、いつものチョコレートアイスクリームが入っていた。
 学校を休みたいとも、学校に行きたいとも、どちらも特別思っていなかった僕は、ママの提案に黙って頷いた。アイスクリームが食べたいとも思わなかったし、ママが思っているほど、僕はそのアイスクリームを好きじゃないけれど、それを伝えようとも思わなかった。
 再び車に乗り込んで、ママの運転で来た道を引き返して行く。窓から、ヒナカワの姿を探したけれど、もう彼女の姿はどこにも見つからなかった。家に帰ったのだろう。家に帰って、今日は一日中、ゲームをするに違いなかった。
「ねぇ、ママ」
「なあに?」
「僕のパパって、どんな人だったんだっけ」
 僕がそう尋ねた途端、ママの表情が凍り付いたのが、わざわざルームミラーに映るママの顔を確認するまでもなく、わかった。まるでこの車内だけが重力が強くなったかのように、空気が重苦しく感じる。
 ママが僕の質問に答えることはなかった。こちらを見ることも、何か声をかけてくることもなかった。車のエンジン音、エアコンの音、ウィンカーの音、ブレーキの音、アクセルを踏む音。ママが運転をしている音だけが、僕の耳に届き続けた。
 このまま家に帰っても、妹はさらに不機嫌になるだけだろうな、と思った。こんなママの姿を見て、部屋から出て来る妹ではないだろう。でもママが今こうなっているのは、僕の発した言葉のせいなのは間違いないから、リスコに申し訳なく思った。気難しい僕の妹は、謝ったところで許してはくれないだろう。
 どうして僕は、いつもわからないのだろう。どうしたら良いのか、どうしたら良かったのか、わからないままだ。
 ドアの内側にもたれるように、窓ガラスに頭を預けながらうなだれていると、視界の隅にさっき出て来たばかりの、僕たちのアパートが見えてきた。
 と、いうのはすべて、僕の妄想だ。
 現実の僕は、電車に揺られながら、窓から射し込む朝陽に照らされたナルミヤの影が床の上を滑るように移動しているのを見つめている。
 彼女が乗って来る駅は、僕らの町と隣の町を分ける大きな川、その川を越えるための橋梁に差し掛かる手前にある。停車していた電車が駅を発ち、橋の前にある緩やかで大きなカーブを曲がる時、車両内の影たちが一斉に同じ方向へと動いていく。
 車両に乗り込んでから、電車がその大きなカーブを曲がり切るまで、ナルミヤはいつも、入り口近くのバーを掴んだまま、突っ立っている。彼女が座席に腰を降ろすのは、いつも電車が橋梁に差し掛かってからだ。小学一年生の時、走り出した車両内を移動しようとして、よろけて盛大に尻もちをついてしまった記憶が、五年生になった今も、彼女の手をきつくバーを握ってやり過ごすように仕向けているらしい。
 やっと歩き出した彼女は、他に空いている席もあるのに、なんのためらう様子も見せずに僕が座る座席の前にやって来て、今日も僕に尋ねる。
「おはよう、ケイタくん。隣、座ってもいいかな?」
「どうぞ」
 どうぞご勝手に。膝の上に抱えているランドセルに顎を乗せたまま、いつものように僕はそう答える。
 僕の座席は右隣も左隣も空席で、ナルミヤは僕の左側の座席を選んだ。僕と同じ���うに、背負っていたランドセルを一度降ろし、膝に乗せて彼女は座った。
 太陽に背を向けて座っている僕とナルミヤの影が、床にあった。その影の形から、今日はナルミヤの長い髪が左右に分けられ、それぞれ耳の上で結ばれているのだとわかった。僕は、その髪型をしている彼女があまり好きではなかった。
 髪を結ばずにおろしている方が、僕は好きだ。透き通るような白い頬に、彼女の艶やかな黒髪が淡い影を作っているのを見つめるのが好きだ。だけどナルミヤは、最近髪を結ってばかりだ。だから僕は、最近彼女を見ると落胆してばかりいる。
「ケイタくん、今日の一時間目の国語は、漢字のテストだよ。勉強してきた?」
「してない」
「勉強しなくても、もう、ばっちり?」
「漢字ドリル、教室に置きっぱなしで、持って帰ってないから」
 下を向いたままそう答えると、ナルミヤが僕の隣で小さく笑ったのが聞こえた。
「ケイタくん、いつも置き勉してるんだ、いけない子だね」
 がたん、と。
 電車が少し大きく揺れた。橋梁を渡り終わった時だった。窓の外へと目の向けると、川の水面が遠ざかっていくところだった。川岸に生える葦が堤防まで延々と続いている。毎日のように、登校の時に見る風景。
 だけど、なぜだろう。僕はその時、これを見たことがある、と思ったのだ。この風景を、見たことがある。いや、当たり前だ。昨日だって僕は、今日と同じように電車で登校していた。先週だってそうだ。なのに、この既視感は一体なんだろう。まるで、夢の中で見たことが、そのまま現実世界に起こったかのような感覚だった。
 目に映る風景に、大差はないはず。そうだ、目じゃない。視覚じゃないんだ。僕が既視感を覚えたのは。僕は聞いたことがある。ナルミヤのさっきの言葉を。
 そのことに気付いた僕は思わず、隣に座っているナルミヤの顔を見ようとした。そのために左側を向いた。すると彼女は、僕を見ていた。まるで今、僕が向くのを待っていたみたいに、真正面から、その大きな瞳でじっと僕を見つめていた。目と目が合った、そう思った瞬間、僕は全身に電流が駆け巡ったような衝撃を受けた。
「なっ……」
 思いがけず叫んでしまった。同じ車両にいる周囲の数人が不思議そうに僕の方を見て、何事もなかったとわかると、すぐに視線を逸らした。その間も、ナルミヤは僕を見つめたままだった。僕の目だけが、彼女に視線を合わせたり逸らしたり忙しくうろたえていて、そんな僕を見てもなお、ナルミヤの目線はちっとも動じない。
 目を合わせていることがつらかった。耐えられない。いや、実際は耐えられないほどの苦痛など微塵も感じていないのに、それでも目線を合わせ続ける勇気がない。そう、勇気がなかった。ナルミヤと見つめ合うだけの勇気が僕にはない。そうやって見つめ合っているだけで、身体じゅうが燃えるように熱くなって、焼け死んでしまうような気がするのだ。別に、ナルミヤの瞳からレーザー光線が出ている訳でもないのに。
「な、なんだよ……」
 僕はそう言いながら、膝の上のランドセルを抱え直すようにして前を向き、今までのようにうつむくしかなかった。そうすることで、僕の視界は元通り床だけになり、ナルミヤの目線から顔を背けることになる。それだけで、一気��跳ね上がった体温が、静かに下降していくように感じる。自分の顔が熱くなっていることを自覚した。耳まで赤くなっているかもしれない。ナルミヤはそんな僕を見て、どう思うだろう。変な人だと思うかもしれない。
 ナルミヤはまだ僕を見つめているようだった。床に伸びている彼女の影は、横顔のまま動いていない。先程の、正面から僕を見つめるナルミヤの顔。白い肌、長い睫毛、ぱっちりとした瞳、ほんのり赤い頬と唇。左耳の上には、水色の水玉模様のパッチンヘアピンが留まっていた。彼女は小学一年生の時から、そのヘアピンを愛用している。視界には影が投影された床しかなくても、僕はナルミヤの顔を細かく思い出すことができる。眉毛の形、鼻の形、顎の形。彼女が目の前にいなくても、正確にその顔を思い出せるようになるほど、僕は彼女を見つめてきた。
「一緒に見る?」
 ナルミヤは、唐突にそう言った。
「え?」
 思わず、僕は訊き返す。
「漢字ドリル、学校に置きっぱなしなんでしょ? 私、今持ってるから、一緒に見る?」
 横目でちらりと窺ったナルミヤは、まだこちらをじっと見つめているままだった。その表情は真剣そのものだ。
「…………いや、いいよ」
 僕は再び電車内の床へと目線を落としながら、そう答えた。
「いいの?」
「うん」
「……そっか」
 ナルミヤはそう言って、やっと正面へ向き直った。膝の上のランドセルを開けて漢字ドリルを取り出している。降りる駅に着くまでの間、ドリルを見返して漢字の復習をするつもりらしかった。
 僕は隣のナルミヤにわからないように、本当に小さく、肩をすくめた。急に馬鹿馬鹿しく思えて、なんとも言えない空しさが込み上げてきた。僕は見つめ合うだけで、今にも爆発してしまいそうな気持ちになるのに、彼女は一時間目の漢字テストのことに、意識が向いているようだった。
 漢字のテストが、なんだと言うのだ。テストと言っても、成績の評価に直接的に影響するようなテストではなく、今まで習った漢字の復習を皆にしてもらうのが目的ですと、先週、担任の先生は言っていた。テストの出題範囲に指定されたページは、あらかじめ見ておいたけれど、復習が必要なほど難しい漢字も特に見当たらなかった。たいしたテストではないのだ。なのに、ナルミヤは漢字テストの心配をしている。どうしてなのだろう、僕はそのことに、無性に腹が立っていた。
 僕は、ナルミヤにも同じように、苦しくなってもらいたかった。人の不幸を願うなんて、褒められたことではないとわかってはいるけれど、それが僕の本心だった。ナルミヤに僕と同じ思いをしてほしかった。僕にとって彼女が特別であるように、彼女に僕を特別と思ってほしかった。でもナルミヤは、そんな僕の感情なんて知るはずもなく、隣で漢字ドリルを見つめている。
 電車が止まった。いつの間にか、駅に着いたみたいだ。でもこの駅は、僕たちが降りるべき駅ではない。車両の扉が開いて、数人の乗客が降りて行く。代わりに乗り込んで来たのは、見慣れたクラスメイトだった。ヒナカワだ。
 赤いランドセルを背負っているヒナカワは、こちらへと真っ直ぐ歩み寄って来て、僕の右隣の席へ何も言わずに腰を降ろした。
「おはよう、ヒナカワ」
「……ん」
 ヒナカワは小さな声でそう答えた。漢字ドリルへ視線を落としていたナルミヤは、僕がヒナカワに声をかけるまで、彼女が電車に乗り込んで来たことに気付いていなかったようだ。顔を上げると、きょとんとした表情で、「あ��? おはよう、ヒナカワさん」と言った。ヒナカワは、それには返事をしなかった。
 ヒナカワはランドセルを背負ったまま、座席に腰掛けていた。背中と座席の背もたれの間にランドセルがつっかえて、尻が半分くらいしか座席の上に乗っかっていないはずだが、彼女がそれを気にしている様子はなかった。
 ヒナカワはどこかぼんやりした表情で、足元の方を見つめていた。毛先がいつもあちらこちらに跳ねている彼女の髪は、今日は一段と好き勝手に暴れているようだったし、掛けている眼鏡のレンズには指紋の跡がくっきりと付いたままになっていた。そばかすが散った顔をくしゃくしゃにするように、大きな欠伸をしている。寝不足なのか、目の下にはうっすら隈ができていた。
「ヒナカワ、眠いの?」
「んー……」
 僕の質問に、ヒナカワは緩慢そうな動作で目元を擦りながら、そう小さくうなっただけだった。どうやら、相当眠たいらしい。
 電車は再び走り出している。電車の揺れに合わせて、ヒナカワの頭が規則的に揺れている。彼女の瞳が開いていなければ、眠っているのだと思っただろう。薄暗い光を灯したその目が、ちらりと僕の方を見やった。
「あれ……?」
 ヒナカワの細く開いた唇から、転げ落ちるように言葉が出て来た。
「生きてるの……?」
「え?」
 僕は思わず、訊き返した。ヒナカワの瞳を見つめ返して気付く。彼女は、僕を見ていた訳ではなかった。僕の左隣に座る、ナルミヤを見ていた。
「死んじゃったんじゃなかった?」
「え……?」
「ああ、そうか……」
 ヒナカワは眠たそうに目をこすった。
「それは、ケイタくんの妄想だったんだっけ」
 ヒナカワが何を言ったのか、わからなかった。僕は彼女の言葉の意味を理解することができなかった。
 ナルミヤは漢字ドリルを眺めることに夢中になっていたらしい、そこでようやく顔を上げたようだ。電車の床に落ちている影から、彼女がヒナカワの方に顔を向けたのがわかった。
「うん? ヒナカワさん、なんの話してるの?」
「なんでもない」
 ヒナカワはそう言うと、ナルミヤから目線を外した。先程までと同じように、自分の足元を見つめ続ける。電車の揺れに合わせて、また頭が揺れている。
 ナルミヤは不思議そうに首を傾げているようだったが、それ以上何も話そうとしないヒナカワの様子を見て、再び漢字ドリルへと向き直った。そういう風に、床の影が動いていた。
 僕はただ、床を見つめていた。
 僕の妄想だと、ヒナカワは言った。まるで、僕の妄想の中でナルミヤが死んでいることを、知っているかのような口ぶりだった。
 ナルミヤは、もう何度も死んでいる。彼女は数え切れないほどの死を迎えている。
 たとえば、水泳の授業中にプールで溺れて死んでしまう彼女。学校の屋上から落下して死んでしまう彼女。横断歩道を渡る途中でダンプカーに撥ねられて死んでしまう彼女。校庭で遊んでいたら野良犬に襲われ噛まれて死んでしまう彼女……。
 それらはすべて、僕の妄想の中における出来事だ。僕は彼女が死ぬところを、今まで幾度となく妄想してきた。
 しかし、そのことを誰かに打ち明けたことはない。誰に話したとしても、僕は相手から異常者だという目で見られてしまうに違いない。僕はナルミヤと見つめ合う勇気もないくせに、彼女が死ぬところばかりを妄想してしまうのだ。どうしてなのかは、自分でもわからない。ナルミヤを見ていると胸が苦しくなってしまうから、彼女なんていっそ死んでしまえば良いと、心のどこかでそう思っているのかもしれない。
 ヒナカワは、僕がしている妄想のことを知っているのだろうか。いや、知っているはずはない。そのことを誰��も漏らしたことなどないのだから。それは僕だけの秘密なのだ。だが、だとすれば先程の彼女の言葉は、一体なんだと言うのだろう。ヒナカワは、僕の秘密を知っているとしか思えない。ただでたらめを言って、それがたまたま合致したなんて、そんな偶然はありえない。
「ヒトシくんと、キョウイチロウくんは?」
「え?」
 考え込んでいた僕は、突然のヒナカワの言葉に再び驚いた。彼女は相変わらず、うつむいたまま、自分の足元を見つめていた。
「ケイタくんが、ボーロとハカセって呼んでるふたりだよ。あのふたりは、一緒じゃないの?」
「一緒じゃないの、って、どういうこと……?」
「どういうことって…………」
 訊き返した僕に、ヒナカワは不審そうな顔をした。眉間に皺が寄っている。
「ケイタくん、いつも��のふたりと一緒だったじゃない」
 ヒナカワの声は、そう言いながらもだんだん音量が小さくなっていった。
 ボーロとハカセ。それは僕の友達のあだ名で、僕たち三人は、学校ではよく一緒につるんでいる。昼休みに遊ぶのも、いつもこのふたりだ。だけど、「一緒じゃないの?」というのは、一体、どういう意味なのだろう。確かに、僕たち三人は、学校ではいつも一緒にいるけれど――。
「ヒトシくんは徒歩通学で、キョウイチロウくんはバス通学だよ」
 そう答えたのは僕ではなく、漢字ドリルのページに目を凝らしているはずのナルミヤだった。
「私たちみたいに電車通学じゃないから、今は一緒にいない。そうでしょ、ケイタくん」
 ナルミヤは凛とした声でそう言った。僕は振り向けなかった。僕は自分の右側に座る、ヒナカワを見つめたままだった。
「ヒナカワさん、なんでそんなこと訊くの?」
「……じゃあ、リスコちゃんは?」
「え?」
「ヒトシくんとキョウイチロウくんは電車通学じゃないからここにいない、それはわかったよ。じゃあリスコちゃんは? リスコちゃんはケイタくんの妹なんだから、同じ電車通学のはずでしょ? 見たところ、この車両にはいないみたいだけど。違う車両に乗っているの?」
「……ヒナカワさん、一体どうしたの?」
 ナルミヤの声が、小さく震えていた。まるで怯えているみたいだった。
「ケイタくんに、妹なんていないよ?」
 その言葉に、ヒナカワの瞳が見開かれる。
「ケイタくんは、ひとりっ子だよ? ねぇ、ケイタくん?」
 僕はナルミヤの言葉に、頷こうとして――。
 空をふたつに引き裂くような、咆哮が聞こえたのはその時だった。
 電車が盛大なブレーキ音を立てながら大きく揺れる。緊急停止したその衝撃で、ヒナカワは座席から床へと転がり落ちていった。ナルミヤの身体もバランスを崩す。僕が咄嗟に受け止めなかったら、ナルミヤも座席から転がり落ちていただろう。
「大丈夫?」
 僕の問いに、ナルミヤは小さく頷く。周囲の乗客たちも、予期せぬ衝撃にバランスを崩す人がほとんどだった。停止した車両のあちらこちらから、気遣う言葉や謝る声が聞こえる。
「ケイタくん……あれ、見て…………」
 ナルミヤが、窓の外を指さしていた。僕はそちらを見る。同じように窓から空を仰いだのは、僕たちだけではなかった。同じ車両に乗り合わせている他の乗客たちも同様だった。そして全員が、「それ」を目撃した。
「それ」は破壊者だった。僕は一目見てそう思った。「破壊神」と呼ぶこともできるのかもしれないが、「それ」が神であるとは到底思わなかった。
 巨大な身体は鱗と羽毛に覆われていた。顔には目玉が五つあった。八本の手足にはそれぞれ大きな鉤爪があるのが見えた。二対の翼で羽ばたき、「それ」は空に浮かんでいた。どのくらいの大きさなのかは���からなかった。しかし「それ」は、今まで見たことのある、宙に浮かぶ生き物たちの何よりも巨大だった。旅客機くらいの大きさがあるかもしれない。
「それ」がなんていう生き物なのかは見当もつかなかった。ただ、僕たちに友好的な生き物とは思えなかった。「それ」は破壊者だった。僕はそう思った。
「ケイタくん……あれ、何……?」
 乗客の誰もが言葉を失っていた。窓から見える「それ」が現実だとは思えなかった。だからそう尋ねたナルミヤの言葉に、車両の誰もが答えられなかった。その、はずだった。
「トチコロガラドンだよ」
 ヒナカワだった。彼女は立ち上がりながらそう言った。背負ったままだったランドセルが緩衝材となり、背中から床に落ちても無事だったようだ。見たところ無傷のようだったし、身体のどこかが痛そうな素振りもなかった。
 ヒナカワが口にした耳慣れない言葉が、ナルミヤの問いへの答えなのだということに、僕は遅れて気が付いた。
「トチ……? 今、なんて……?��
「トチコロガラドン。わからないの? それも、ケイタくんの妄想のはずでしょ?」
 吐き捨てるようにヒナカワはそう答える。
「あれはスターストレイザーってテレビゲームに登場する、敵モンスター。名前はトチコロガラドン。第八都市を見捨てることが、あのモンスターを倒すための唯一の方法だった。多くのプレイヤーが挑戦していたけれど、他の方法はまだ誰も見つけていない。少なくとも、ケイタくんの妄想ではそうだった」
 僕の妄想?
 ヒナカワは、一体何を言っている? あの巨大な怪物が、僕の妄想だと言うのだろうか。
 違う、あんな怪物、妄想なんかしていない。
 僕が妄想していたのは。
 思い描いていたのは、ナルミヤが死ぬところだ。ナルミヤが、溺れて、あるいは落下して、もしくは撥ねられて、そうでなければ噛まれて、刺されて、潰されて、刻まれて、吊られて、焼かれて、埋められて、死ぬところ。ひどい目に遭って、可哀想な姿になり果てて死ぬ。そういう妄想だ。テレビゲームのことも、あの怪物のことも、都市のことも、怪物の倒し方も、僕は知らない。そんなこと、妄想をしたこともない。
「キョウイチロウくんは?」
 ヒナカワがもう一度、そう訊いた。
「本当に、キョウイチロウくんはここにいないの? 彼は、トチコロガラドンを倒す方法を探していたはずだよ」
「キョウイチロウくんは、バス通学なんだってば……」
 そう答えたナルミヤの声は、もはや涙ぐんでいた。
 ヒナカワの瞳は、僕を見ていた。ナルミヤのことは一切見ていなかった。窓の外で二対の翼で羽ばたき、八本の手足を垂らし、五つの目玉をギョロギョロと動かしている怪物にも、見向きもしなかった。僕だけを見ていた。まるで彼女の世界には、今や僕しか存在していないかのようだった。
「リスコちゃんはどこへ行ったの?」
 ヒナカワが僕を食い入るように見つめたまま、そう言う。
 リスコ。誰だそれは。僕の妹。違う、妹なんかいない。いつも寝起きがあまり良くない、僕の妹。僕はひとりっ子だ。起こそうとすると噛みついてくる、気性が激しい妹。僕にきょうだいはいない。気難しく、繊細で、環境の変化に敏感なリスコ。そんな人、僕は知らない。
「ケイタくん、思い出して」
 僕は、何かを忘れているのだろうか。
 何か思い出さなければいけないことが、あるのだろうか。
 僕は。
 目が覚めたのは目覚ましが鳴る前だった。朝食はトースト、ハムエッグ、オレンジジュース。赤、青、白の歯磨き粉。エプロンをしているママ。背広を着ているパパ。時計が止まった部屋。ガスも止まった部屋。黄ばんだタオル。ベランダで吸った煙草。葉桜の桜並木。途中で寄っ��コンビニ。ママがよく買ってくれるチョコレートアイスクリーム。
 僕は。
 床にできた血溜まりでヘアピンを拾った。水色の水玉模様のヘアピンには見覚えがあった。アパートの一室には死体がふたつあった。パパのくたびれた革靴は玄関にあった。ママはワインの瓶を抱いて眠っていた。ナルミヤは美人で、ヒナカワはブス。
 僕は。
 十二人の操作キャラクターと十二種類の使用武器。宇宙から飛来する巨大で不可思議な敵の倒し方は数十通り存在し、その選択によって物語は細かく分岐していく。しかし、どんな経緯を辿ったとしても、第八都市は必ず壊滅してしまう。第八都市を犠牲にしなければ、トチコロガラドンを倒すことはできない。
 僕は。
 一体、何を犠牲にしたのだろうか?
 と、いうのはすべて、僕の妄想だ。
 現実の僕は、プラコマティクス溶液が満ちた培養ポッドの中をぷかぷかと漂いながら、短い夢から覚めた時のような感覚を味わっていた。授業中、眠ってはいけないと思っていながらも、眠気に抗えず一瞬、かくんと身体が震えるようなその感覚に、学校に通っていた日々のことを懐かしく思う。
 ほんの一瞬に過ぎなかった僕のその感覚は、ポッドに接続されている測定器にすぐさま検知され、実験室にはアラーム音が流される。それは、まるで居眠りしていたことを教師に告げ口されたかのような、そんな居心地の悪さだった。
「被験者番号百零七、ケイタが覚醒しました」
 モニターの前でそう告げたのは、ナルミヤだった。僕のポッドと接続されている唯一の視覚デバイスは、彼女の後ろ姿を捉えていた。今日の彼女は、腰まである艶やかな黒髪をポニーテールにしていた。
「ケイタが起きたか」
 そう答えたのは、ナルミヤの隣に佇む男だった。ナルミヤと同様に白衣を着ているようだが、僕の視覚デバイスである小型カメラでは、その男の細かい風貌まではわからない。しかしその背格好から、恐らくは、ナルミヤが「博士」と呼ぶ男に違いない。
 この実験室にいるのは、ナルミヤとその男、ふたりだけだった。たくさんの培養ポッドが並べられ、機器に接続されていた。ふたりはモニターに映し出される各ポッドの数値を見ているようだった。
「ケイタはずいぶん奇妙な夢を見ていたようだな。現れた波形も妙だ」
 男はモニターを覗き込み、何やら感慨深そうに頷いている。ナルミヤはバインダーを手に、用紙に何か記録しているようだった。ペンを持っている右手が小刻みに動いている。
「覚醒には至らないが、半覚醒状態を何度も経験している……。わかるかねナルミヤくん、波形の、ここ、この部分だ。ここも、ああ、ここもそうだ。この波形の動きは、覚醒時に見られる形と全く同じだと思わないか。しかしこの程度の数値の変動では、覚醒とは呼べない。疑似的な覚醒状態を睡眠中に何度も体験しているということだ。夢の中で夢を見ている、とでも言えばいいのか……」
「ええ、博士。これは番号百零七にのみ現れる、彼特有の波形です」
「ふむ……。君が先週の報告書に記載していたのは、まさしくこの件だった訳だ」
 男はモニターから目を離さないまま、腕組みをした。また、ひとりで何度も頷いている。
「ナルミヤくん、君は一体いつ、この波形に気が付いたのかね?」
「最初に疑念を抱いたのは三週間前のことですが、記録を確かめたところ、およそ八週間前から兆候はありました」
 ナルミヤの凛とした声は聞いていて心地が良かった。僕のポッドに接続されている聴覚デバイスは、彼女の音声を捉えること、それ自体を喜びだと認識しているのではないかとさえ思う。もちろん、デバイスはただ機械的に音を捉えているだけに過ぎない。
「過去のデータは?」
「こちらです」
 ナルミヤが端末を操作すると、モニターの表示が切り替わった。
「八週間前からのデータがこれか?」
「そうです」
「ずいぶん滑らかに数値が動いているな……いや、新しい記録になればなるほど、乱れが出てきている」
「乱れ、ですか?」
「そうだ。先程のデータで言うと、この、覚醒直前のところに最も顕著に出ている。ほら、数値が突然、跳ね上がっている箇所があるだろう」
「確かに、一度は上昇していますが、またすぐ元の数値に戻っていますし、その程度の振れ幅は誤差の範囲内のはずですが……」
 そう言うナルミヤの横顔。多少、眉間に皺が寄ってはいるが、そんなことがまったく気にならないほど美しい、整った造形。
「確かにこれは誤差の範囲だ。しかし見なさい、八週間前のデータには、そんな誤差さえもない。数値の上昇と下降は常に一定の波を描いている」
 男はモニターばかりを見つめている。ナルミヤの美しさになど、少しも気に留めている様子がない。
「この誤差とも言える『乱れ』は、徐々に増えてきている。これは一体、何を表しているのか、それが問題なんだ……」
 男は、それからしばらくの間、黙ったままだった。ナルミヤはそんな男を見つめていた。まるで、男が何かの答えを口にするのをじっと待っているかのように見えた。
 もしも、あんな風に見つめられたら。そう想像するだけで、震えそうだった。きっと僕はナルミヤに見つめられたら、何か答えに辿り着いたとしても、それを彼女に伝える勇気など持たないだろう。彼女を前にして、伝えられる言葉など、いずれもたいした価値を持たない。何を発しようとも、彼女の前では敵わない。僕の存在など、あまりにも無力だ。彼女の瞳には、それぐらいの力がある。
 だから僕は、「博士」と呼ばれる男がナルミヤを前にして平然としていることが不思議でならなかった。彼女の声を直に聞き、その瞳に見つめられ、すぐ隣に彼女の存在があっても、動じないのはなぜなのだろう。あの男はよほどの異常者に違いなかった。人として必要な感覚器官が欠けているとしか思えない。彼女の魅力を感じることができないとしたら、それは五感があったとしてもなんの意味もない。目も、耳も失っている僕が、接続されたデバイスを通じてのみでさえ、ナルミヤの存在にこれほど感銘を受けているというのに。
「博士、八週間前は、新しい被験者がここに運ばれて来た時期とちょうど合致します」
 沈黙を破ることをどこかためらうように、ナルミヤは囁くようにそう言った。
「新しい被験者……?」
「被験者番号百十三、ヒナカワです」
 男が振り返った。並べられている培養ポッドを見ているのだ。僕が漂っている培養ポッドの六つ隣、ヒナカワの脳味噌が浮かんでいるはずのポッドを。僕に接続されている視覚デバイスが男の顔を捉える。男は眼鏡を掛けていた。そのレンズが照明を反射していて、表情はよくわからない。
「ヒナカワ……この被験者がここに来てから、ケイタの波形に変化が現れ、疑似的な覚醒を繰り返すようになった……と、いうことなのかね」
 ナルミヤは頷く。
「因果関係はわかりません……ただ、番号百十三が来た時期と、番号百零七の波形に変化が生じた時期が合致する、というだけです」
「他の被験者の波形は? 変化は見られないのかね」
「二十週間前から遡ってデータを確認してみましたが、特には……」
「ふむ……。このふたりの被験者たちだけが特別、という訳か……」
 男の顔の角度が少しばかり変わった。照明を反射していた眼鏡のレンズの向こうに、男の瞳が見えた。その瞳は暗い闇を湛えたように虚ろで、しかし、目線は鋭かった。
「このふたりの共通点はあるのかね?」
「あります。出身地です」
「出身地か……。どこの出身なんだ? ケイタとヒナカワは……」
「第八都市です」
 ナルミヤは手元のバインダーに挟められている用紙を二、三枚めくりながら答えた。男は一瞬、それを聞いて言葉に詰まった。
「第八都市……そうか、このふたりは……あの壊滅した街の、生き残りという訳か……」
「被験者の中で、第八都市の出身者はこのふたりだけです」
「生き残った者同士が……被験者同士が、なんらかの影響を及ぼしているということかもしれないな……」
 男はひとり、小さく何度も頷きながら、再びモニターへと向き直る。
「ナルミヤくん、君はもうしばらく、観測を続けてくれ。私は検証してみたいことがある」
「わかりました」
「何か異常が出たら、すぐに知らせてくれ」
「ええ、すぐにご連絡します」
 男は実験室を出て行った。ひとりとなったナルミヤは、モニターと手元のバインダーの書類を見比べながら、端末の操作を始める。
 ヒナカワが僕に話しかけてきたのは、その時だった。
――ケイタくん、聞こえる?
 それは突然、背筋を指でなぞられた時のような不快感だった。僕に肉体があったら、大きく震わせて驚いていたことだろう。しかし、今の僕には身体がない。触覚と呼べる物もない。あるのは、プラコマティクス溶液に浮かぶ脳味噌だけだ。接続されている視覚デバイスと聴覚デバイスから、外部から映像と音声を取り込んで感知することがかろうじてできているけれど、それは僕の肉体を通してではなく、カメラとマイクが検知したデータが電子刺激となって脳で感じているだけに過ぎない。
 しかし僕は、ヒナカワの声を感じるのだ。デバイスを通じてではなく、自分の肉体で、つまりは脳で直接、ヒナカワが僕に語りかけてきているのを感じている。
 ――ケイタくん、思い出した? 私たちはトチコロガラドンに襲われて、でもかろうじて生き残ったの。家族も、友達も、先生も、皆死んじゃった。街は壊滅状態になってしまった。私たちだけがこうして助かったの。
 直接感じさせられている、ヒナカワの声は不快だった。聞いているだけで、身体じゅうを虫が這い回っているかのようだった。そんな経験をしたことは一度もないけれど、そうだとしか言いようがなかった。それは、ヒナカワを嫌悪しているという訳ではなく、恐らくは、他人が僕自身に直接入り込んでいる、そのこと自体の気味の悪さだった。
 ――ケイタくんが今までしてきた妄想はすべて、現実から目を逸らすためのものだったの。ケイタくんはトチコロガラドンのことも、第八都市が滅ぶことも、全部ゲームの中のこと��と思うことにして、自分は普通に、普段通りに学校へ行って、生活しているんだと思い込もうとしていたの。それは卑怯なことなんかじゃないよ、ケイタくんの心を守るためには、必要なことだったの。
 耳を塞ぐことでその声が聞こえなくなるのであれば、どんなに良かったのだろう。しかし僕には耳もなければ、声を遮るための両手もない。聴覚で感じている訳ではないその声を、聞こえないようにする手段はない。衣服をすべて剥ぎ取られ、陰部を撫で回されている。そんな不快感で僕は死にたくなっていた。
 ――でもケイタくん、そろそろ目を覚まして。私たちに起こったことを思い出して。現実と向き合って。私たちは身体を取り戻さなくちゃいけないの。そのためには、トチコロガラドンを倒さないといけない。
 もはや僕の五感はすべて、ヒナカワに支配されていた。全身でヒナカワを感じていた。僕には耳も目も鼻も舌も皮膚さえもないというのに、そのすべてで彼女の存在を感じていた。彼女以外に何ひとつ、感じられる物がないと言ってもいい。この世界にはヒナカワしか存在していないのかと思うほど、すべてが彼女だった。
 僕は彼女の白い肌を見た。鼻先にまで迫って来た彼女は、良いにおいがした。口の中にねじ込まれた「それ」は温かくて柔らかく、舌は微かな甘さを感じた。肌と肌が触れ合った。彼女の身体は僕よりも体温が少しばかり低かった。
 彼女が僕の中に侵入して来たのを感じた。それを受け入れたつもりはなかった。しかし、抵抗する術もなかった。
 ――わかるでしょ、ケイタくん。私と力を合わせるの。一緒にトチコロガラドンを倒す。そのためには、こうするしかない。私たちは、ひとつになるの。
 僕の中から、彼女の声が聞こえた。彼女は僕の中に侵入し続けていた。脳で感じられるところよりもずっと奥深いところまで、彼女が注がれて、満ちていくのがわかった。もはや彼女は液体で、僕はただそれを受け入れる容器だった。
 ――私と一緒に戦って。ケイタくん、お願い。
 彼女の声は、どこか涙で潤んでいるように聞こえた。
 その時だった。
 彼女は短い悲鳴を上げて、僕の中から一瞬で消え失せた。
 何が起こったのか。正常を取り戻した聴覚デバイスが実験室に鳴り響くアラームを捉えたが、それがなんの警告音なのか、すぐにはわからなかった。僕のすべてを支配していたヒナカワは、今はもう影も形もない。僕の視覚デバイスはモニターの前のナルミヤを捉えた。ナルミヤの右手は何かのボタンを押したままになっている。それが「緊急停止」のボタンであると、かろうじてわかった。どうやらナルミヤが、ヒナカワの侵入を阻止してくれたことは間違いなさそうだ。
 ナルミヤは振り返った。僕を見ていた。僕の脳味噌が浮かんでいる、プラコマティクス溶液で満たされた培養ポッドを見つめていた。僕の視覚デバイスはナルミヤの視線の先にはない。だから、彼女がいくら僕の脳味噌を見つめても、目線が合うことはない。しかし、それで良かったのかもしれない。僕はナルミヤと見つめ合ったりしたら、正気を保っていられる自信がなかった。
「ヒナカワさんの培養ポッドを停止させたよ、ケイタくん」
 ナルミヤはそう言った。それは凛とした声だった。
「再起動の処置をしなければ、ヒナカワさんの脳は機能停止に陥るよ。もって、あと五分ってところかな。そしたら、ヒナカワさんは死ぬの。もう二度と、ケイタくんの邪魔をすることもない」
 ナルミヤは僕を見つめていた。目も耳も鼻も口も舌もない、手も足も何もない、ただ脳味噌でしかない僕を見ていた。
 僕は視覚デバイスを通して、そんなナルミヤをただ眺めているしかなかった。僕はずっとそうだった。ナルミヤと同じ教室で過ごしていた、あの頃。当時から、僕は彼女を見つめていた。その横顔を、あるいは後ろ姿を。僕の目線はいつだって彼女のことを探していた。近くから、もしくは遠くから、彼女を見つめていた。今と同じだ。五体満足だった頃から、脳味噌だけになった今と変わらない。
 あの時と同じだ。薄暗い台所の入り口に立ち尽くしていた、あの時。床に広がっていく赤い水溜まりの前で、僕は手を貸すことも叫ぶこともしなかった。何もせず、ただナルミヤを見ていた。汚れた鈍い銀色。水玉模様のヘアピンが落ちて、乱れた黒髪が横顔を隠していた。あの時、泣いていたのだろうか、それとも。今となってはわからない。あの時と、同じ。
 実験室には警告音が鳴り続けていた。ヒナカワの気配はもうどこにも感じられなかった。ナルミヤがポッドを再起動させる様子はない。やがて、ヒナカワの脳は停止するだろう。
「私がケイタくんを守ってあげる。だから大丈夫。何も心配いらないよ」
 ナルミヤの言葉はどこか厳かに響いた。彼女は微笑んでいた。それはどこか、神聖さを感じさせる笑みだった。彼女は天使みたいだった。女神なのかもしれなかった。
 僕は夢の中にいる時のように、不思議な気持ちでナルミヤの言葉を聞いていた。
 彼女は一体、何から守ろうとしてくれているのだろう? 誰かが、あるいは何かが僕を脅かそうとしているのだろうか。実際のところ、僕は何ひとつ、心配などしていなかった。たとえ僕の身がどんな不幸に見舞われるとしても、僕以外のすべてのものがどんな事態に陥るとしても、遠い国で戦争が始まったというニュースをテレビで見た時のような、ただ「そんな感じ」でしかなかった。 培養液にぷかぷかと浮かぶ脳味噌だけの僕にできることなんて、何もないのだから。
※『非・登校』(下) (https://kurihara-yumeko.tumblr.com/post/766016265929310208/) へと続く
0 notes
furoku · 3 months ago
Link
0 notes
bearbench-3bun4 · 4 months ago
Text
「虚無への供物」中井英夫 0091
序章
9井戸の底で 01
亜利夫はいつものように、目白の氷沼家に来ています。 掘りごたつで温まっていると、 そこに紅司がやってきて、煮葡萄酒(ヴァン・キュイ)でもと言います。 もうすぐクリスマスですからね。 こんな冗談も言える仲だとも言うことなんでしょう。
ヴァン・キュイというクリスマスの特別なワインがフランスのプロヴァンス地方にあるようです。 ヴァン・キュイは直訳すると、料理したワイン、煮たワイン、ぶどう果汁を煮詰めて糖度を上げて発酵させた甘口ワインといったところですか。
「詩世紀」という早稲田派の雑誌に拠って日夏耿之介(ひなつこうのすけ)ばりのスタイルで詩を書いている文学青年だと紅司の特徴が書かれます。 しかも、紅司と蒼司は年子だから背格好や体つきは驚くほど似ているみたいです。
うん、紅司と間違えて蒼司が殺されるとか。 まさかね。
よく知りませんでしたが、日夏耿之介(ひなつこうのすけ)は、自らゴスィック・ローマン詩體と称す高踏的で荘重幽玄な詩風であり、その神秘主義的な象徴詩は他に類をみない個性を持っていたみたいです。
ちょうど、その頃、青山学院大学教授だったみたいですね。
さらに、 紅司は、額にうるさく垂れかかる漆黒の髪を頻繁にかきあげてるようですが、 長く心臓を患っていて、顔色は変に白っぽいがどういう加減か唇だけは妙に赤く眉も眼も一層黒々としていて、 兄が湖のようだとすると、火山のように気性も激しいらしいといいます。
紅司は、心臓が悪いんですね。 しかも、さらりと書かれていますが、耳も悪いみたいです。 これも、伏線ですかね。
あとは、自分の下着類は爺やにも触れさせず、さっさと洗濯機で洗ってしまうなどという癇症(かんしょう)だといいます。 癇症(かんしょう)とは異常に潔癖な性質だとあります。 現在では、程度にもよるのでしょうが強迫性障害となるのでしょうか? このあたりも、伏線でしょうか?
亜利夫は、 猟奇趣味とやらに話を向けることで、与太者の件をを探ることで、久生との約束を果たそうとします。 このあたりは、ワトスン役に徹しているということでしょう。
エドガー・アラン・ポーの小説とこの家の二階の作りが似てると話をします。 『赤き死の仮面』と同じだと、紅司はすぐに話に乗ってきます。
「赤き死」なる疫病が国中に流行ったころ、仮面舞踏会に参加していた仮面の人物がきになった国王は、 その人物をステンドグラスで装飾された青、紫、緑、橙、白、菫の部屋を通って、漆黒の部屋で追い詰め殺してしまいす。 群衆がこの人物の仮面をはぐと…。 その後も、暗闇と荒廃と「赤き死」が蔓延するばかりでした。
この話と似ているとは、どういう事かがこれから語られます。
目白の氷沼家は青の部屋が東向き、 書庫は、紫、ただ、橙二郎が緑色に替えた、 藍ちゃんの部屋を菫、 すると、白と黒の部屋が見当たらない
と、こんな感じです。 かなり、こじつけな感じがしますね。
それから、探偵小説はポウが最高だという話になります。 このあたりは、作者の意見なんでしょうね。
『赤き死の仮面』と 『アッシャア家の崩壊』と 『大鴉(おおがらす)』と
ポウの三大傑作だと。
しかも、紅司が大鴉にでてくる学生とそっくりだと言います。 学生は、恋人を失い、大鴉によって、結果、精神が崩壊してしまうのですが、 紅司のどこがこれと似ているのでしょう?
亜利夫はそろそろ、潮時かと帰ろうとします。 その時、時間を確認した蒼司の腕時計がいつも十時三十九分で止めてあることがわかります。 なんと、洞爺丸の事故があった時刻だそうです。
紅司にいたっては、腕時計を逆にはめているそうです。 勝手に過ぎる時間を邪魔するみたいで、そんな簡単なことで異次元でも入ってゆけそうな気がするといいます。 変わってますね。
これらのとりとめない会話がずっと後で、亜利夫がしみじみと思い返すのだそうです。 これは、伏線なんでしょうね。
ポウの大鴉についての紅司の考察が延々とねべられた後、 その大鴉に触発されて、紅司は、小説、しかも探偵小説を書くと言います。 タイトルは、『凶鳥(まがとり)の黒影(かげ)』です。
いつも、この小説について、紅司は話しているらしく、 四つの密室殺人がある話だろうって、ちゃかします。
それから、 藤木田某氏が新潟から来るそうです。 これ、新しい登場人物ですけど、これで、全部ですかね。
で、蒼司がオルガンのように音のなる階段を使って二階へ上がるとありますが、 これも、伏線でしょうね。
音をたてずに、二階から降りることはできない。 とかですね。
つづく。
0 notes
usono-musuko · 4 months ago
Text
2024年6月30日
「近年、身近な人や、ネットを通じて知っている人の訃報を目にする事が増えてきたので、「しばらくあいつに会ってないな」と思ったら、会えるうちに会っておこうと思った今日この頃。
会った所で特別な何かがあるわけではないが、人生には特別ではない何かもあっていいのだ。」
「修理で一番高いのは人件費で、『どこが壊れてるのか特定すること』なのである。 これをパーツ代としか考えてない人が多すぎる。」
「この花壇みたいのに腰掛けて缶コーヒー飲みながら買ってきた品を改めて買い逃しがないか確かめる 時々ふとバスケボールの音やスケボーの音が耳に聞こえてくる 隣に座って満足そうな顔の友人を今も思い出す
その友人とは今もつきあいある?いい思い出やね 去年亡くなった でも彼とはこれからも友人だ」
「草の根BBSは現在5局ありまして、そのうちダイヤルアップ接続対応の局が2つ(「西和ネット」と「BBSパセリ(一部掲示板が不具合により利用不可)」)あります。 西和ネットの管理人さん曰く「自己満足で草の根BBSのホストをやってる」との事です」
「帰ってきたウルトラマンは善人の登場人物がすごく悩んだ末,結果的に間違う話が多いのが面白いんすよ。悪い奴を落として溜飲を下げるような話じゃなく,判断が難しい状況でしかも間違う。しかもそれを劇中で失敗したと描いてないようななんとも収まりの悪い演出がシリーズ唯一の味で。あれ一作だけだよな」
「若い頃、経費精算を出し忘れて「自分が損被って、会社に損させるわけじゃないし」と思ってたら上司にマジギレされたことあって。 「自分と他人の財布の区別がつかない奴は横領するぞ」「この前損したし、ちょっと経費盛って申請しようとかやり出すんだ」って。 良い不正?も悪い不正への入口なんだよ。」
「胸のあいた服を着用してみて分かったんだけど、日頃苦痛に思ってる「鳩尾、下乳、胸の正中線のところにとにかく熱と汗がこもって苦痛」という排熱の脆弱性が相当マシになったわけ パフォーマンス向上 アニメの痴女の皆さんは単純に暑いんだとおもう しんどいよね わかるよ」
「『ガイナックス』が破産したことに「あのガイナックスと言う会社がなくなってしまった」からくる寂しさ以外に、惜しいものがない。今感じているのは失う寂しさではない、別の悲しみなんだろうな……。」
「前々職の上司が言ってたんやけどマネージャーの仕事って"情報が揃いきれない中で決断すること、揃ってたら判断の余地なんてほぼないでしょ"って言うてたなぁ」
「トラペジウム、東ゆうの性格悪い論があんまりピンと来てなかったけど、どうやら自分にアイドルものの消化酵素がない結果、起業ものの文脈で消化していて、人格面の比較対象がジョブズになっていたためだと解った」
「今日また一つ思い出が汚れた」
「ゲーム会社時代に京都市中心部での待ち合わせに遅刻してきた方向音痴の後輩とのやり取りを思い出すよ。 「場所が分からんくなったんで……どっちを向いても四条、どこまで行っても四条だったんですわ」 「南北方向に移動しないからだろ」」
「ここで笑って許せば俺も幸せになれるのはわかる。でも、俺の中の孤独な怒りはどうなるのか、怒りを殺して生きるより、怒りと一緒に死んでやるのが人情じゃないか、とか思ってしまうことはある。」
「性欲があること自体が気持ち悪いんじゃなく、「性欲を制御する気がない」のが"気持ち悪い"であり、「存在する欲の総量」でなく「総量に対し相応のメタを用意できているか」が評価になる。もとが少なければ煙は立たない、もとが多くても飼い慣らすだけの理性があれば"気持ち悪い"からは遠ざかっていく。」
「ランブルフィッシュってラノベで「男の理想とする女は男の中にしか存在しない」��て台詞が合ったがまさにこれなんだよな」
「ガルクラの仁菜さんの服装を見て妻が「東京に出てきたばかりでお金も無いからまだファストファッションも買ってなくて、実家から持ってきた地元のスーパーの四階でお母さんが買ってきてくれたものを着ている女の子」と評していて女性にはそういう解像度があるんだなと思って感心している。」
「人間って攻撃的すぎるよね。だから処世術として不変なのは「相手を攻撃しない」だよ。そんなふうに他人に接して、うまくいくはずないもん。」
「>緊縛動画みてると緊縛師の手の動きの速さに驚く
工程の多さにもっと驚く 昔ストリップで緊縛ショー見たときエロさよりも何と言うか芸術性というか頑張れと応援したくなってしまった」
「ヤツらはラーメンを食ってるんじゃない。情報を食ってるんだ」という言葉が印象に残りすぎていて、ワインの説明を聞くときには「よし情報を飲むか」と思うし、「スケールメリットでも食べるか」と思いながら牛丼屋に行く
「剣道って個人的には「隙」を探り当てるのが本質だと思ってるけどその辺指導された記憶が一切無いんだよな 面の真っ直ぐさなどの技の善し悪しは丁寧に教えられるけど「どこで打てば良いのか?」はかなり曖昧 だから「上手いのに弱い」という人間が割といる ぶっちゃけて言うと人間の警戒心って呼吸と連動してるから息の吸い始めにブチ込めば気持ち良いぐらい入るのに誰も教えてくれなかった」
「(機動戦士ガンダム) 何度か言ってるけど「第一作オンエア時の高校生」と「劇場三部作~狂四郎世代の小学生」では10歳前後も年齢差があり、見てきた風景も全然違うのに、今からだと「昔からのファン」に括られてしまうという問題。」
「「とうとう『ガンダム』の続編をやらざるを得なくなったのか。『ヤマト』の道を辿るのか」  vs 「やっと僕たちの『ガンダム』が始まる。新しいMSも出る!」
善悪ではない。世代の違いによる温度差。後者は『ヤマト』を体験してない。」
「『#ルックバック』若い観客がほとんどで、終了後に女の子2人が、「本棚の漫画雑誌が最初"りぼん"とか"なかよし"とかの少女漫画だったじゃん?そこから少年漫画に変わって、また少女漫画の並びに戻るじゃん?あれがわかりすぎるんよ?!」って言ってて、その話もうちょっと聞きたかった。」
以上。
0 notes
ohananohana · 6 months ago
Text
Tumblr media
“映画と本ですね。小説は眠くなるからあまり読まない。今、一番学びたいのは、古代ギリシャの哲学者ヘラクレイトスなんです。ニーチェについて読んでいたときに、ヘラクレイトスは偉大だと思って。ソクラテス以前のギリシャを唯一学んだのが、「神は死んだ」を主張したニーチェなんですよ。つまり、それ以前は、神を作っていたとも解釈できるじゃないですか。ワインも蒸造して、ドラッグもやって、錬金術で実験してたとされているから、多分、既存の価値観で振り返ると、ものすごく壊れてるんじゃないかと思うよね(笑)。あとはね、事実、行動、現実性を重視する「プラグマティズム」を日本に紹介した鶴見俊輔の本も全部読み返してますよ。彼は16歳でハーバードに入学して、プラグマティズムを学び、“人は矛盾してる。その矛盾こそが人間なんだ”という生き方をするんです。
白井聡 『マルクスの生を飲み込む資本主義』をよんでいる ”
1 note · View note
j-suffix · 1 year ago
Text
「リアルワインガイド 83号」2023/9/15
9月15日(金)、株式会社リアルワインガイドから、リアルな視点と本音で綴るワイン雑誌「リアルワインガイド 83号」が発行されました。 巻頭特集は「日本ワイン~日本各地の新たな優良ワイナリーをご紹介~」山梨以北の新たな優良ワイナリーを紹介。テイスティングレヴュー「2021年ヴィンテージ ブルゴーニュ」等。 表紙は創刊以来、江口寿史さんのイラストです。 \リアルワインガイド83号発売/巻頭特集では日本各地の優良ワイナリーをご紹介。日本ワインの品質向上ぶりが半端ない、と言い続けてきましたがそのスピードには改めて驚くばかりです。味覚の繊細さとうま味を知る日本人が創意工夫しながら、日本ならではの美味しさを持つワインを生み出してい���す! pic.twitter.com/E6a55vn4Cr— リアルワインガイド編集部 (@realwineguide) September 19,…
Tumblr media
View On WordPress
0 notes
otarulove · 9 months ago
Text
〈お元気ですか?今日は、何の日・〉
https://sunnyhomewor.thebase.in/
ドライりんご・プルーン 発売中です。
おはようございます。
「ちなみに 日本の雑誌ノンノは アイヌ語の
花という意味があります。」
終日曇り 最高気温0℃の予報です。
今日は 女性雑誌の日です。
1693年の今日 ロンドンで世界初の女性向け
週刊誌ザ・レディスマーキュリーが
創刊されました。女性の情報、いいね!
If were the last day of my life,
I want to do what I am about
to do today?
今日もいろいろ頑張ります。
よろしくお願い申し上げます。
http://www.sunny-deli-secco.com/
#ドライりんご #ドライアップル
#乾きリンゴ #driedapple
#granola #driedfruits
#小樽市 #otaru #ワインのおとも
#北海道 #子どものおやつ
#サニーホームワークス
#おやつの時間 #小樽お土産
#苹果干 #apelkering
#말린사과
Tumblr media Tumblr media
2 notes · View notes
ichinichi-okure · 7 months ago
Text
Tumblr media
2024.4.8mon_tokyo
わたしの祖父は陽気で豪快な人だった。
ゴルフとご馳走とお酒が大好きで、休みの度にゴルフに出かけ、毎年フグをご馳走してくれて、新鮮な馬肉を塊で買ってきては刺身にして大量に食べさせてくれた。 幼い頃に祖父の美味しいふわふわの馬刺しばかり食べていたので、大人になってから食べたお店の半解凍のしゃりしゃりな馬刺しが衝撃すぎて外で馬刺しが食べられなくなった。 もう一生馬刺しが食べられないかもしれない。これは祖父のせいだ。 レストランを経営している祖父の料理はどれもとても美味しく、よく家族で集まってはステーキやポークチャップなどのご馳走を振舞ってくれた。 お刺身もたくさん食べた。エビ好きなわたしのためにエビフライもたくさん作ってくれた。 わたしが食いしん坊なのは祖父が原因だと思う。
幼い頃は、祖父の飼っていたハスキー犬のレオちゃんと早朝散歩に行くのが好きだった。 祖父母と一緒に、近くの川までよく歩いていた。 祖父の厨房に遊びに行く度に、料理で使う一斗缶に入った水飴を割り箸に掬って食べさせてくれた。 その水飴を食べながら、お店の前の駐車場で遊ぶのが好きだった。
祖父の書斎には漫画がいっぱいあって、わたしは特に「うわさの姫子」と「あさりちゃん」がお気に入りでよく読んでいた。 今思えば「パタリロ!」も読んでおけばよかった。全巻揃っていただろうに。惜しいことをした。
わたしが成人した時には、祖父が長年かけて大切にコレクションしていたウイスキーの小瓶たちを全部くれた。 わたしは味比べをしながらありがたく全部飲み干した。 わたしが上京してからは、年に1度か2度しか帰らないわたしのためにワインを大量に用意してくれていた。
帰省する度に祖父のお店に寄ると、美味しい料理を大量に食べさせてくれた。 朝だろうが昼だろうが関係なくビールも出してくれた。 わたしの酒好きなところは祖父譲りだと思う。
年末に帰るとカニ鍋を振る舞ってくれた。 帰れない時には、美味しい魚介を大量に送ってくれたこともある。
書斎で算盤をはじく祖父に挨拶してから東京に戻るのが好きだった。 わたしと祖父の別れの挨拶は毎回決まっていた。 「達者でな!」 「じいじもな!」
豪快に食べて飲んで酔っ払っては陽気に歌を歌う人。 わたしの知っている祖父はそんな人だった。
病気になってからの祖父はわたしの知っている祖父ではなかった。 会う度に小さく弱々しくなって、死に向かっていく祖父に会うのが怖かった。
自室で寝ている祖父を見た時に、まるで正気を感じずゾッとした。 この人は近々死ぬんだ。その時には覚悟ができていた。
去年のわたしの誕生日に、祖父は死んだ。 7ヶ月が経ったけれど、正直、いまだに実感は湧いていない。離れて暮らしていたおかげかもしれない。 祖父の遺品を整理する際に、お洋服をたくさんもらって帰った。 東京の家ではいつも祖父のカーディガンを着ている。 遺影でも着ている、祖父がいつも着ていたカーディガン。
今年の誕生日には、きっと祖父のことをたくさん思い出すと思う。 わたしの誕生日は、きっと毎年そうなるんだと思う。 少しずつ過去の記憶が薄れていって、年々思い出せることが少なくなるかもしれないけれど、 命日だけは絶対に忘れられない。 わたしが生まれて、じいじが死んだ日。それが嬉しい。
わたしは本当にじいじが大好きだった。今もずっと。
Tumblr media
-プロフィール- kame 東京 イラストレーター 東京都在中のイラストレーター。 POPでキュートなガールズイラストを得意とし、雑誌記事内イラストや広告、パッケージイラストなど幅広く手掛けている。 2020年から『GINZA web』にてエッセイ漫画「ふたりといっぴき、はじめました。」を連載開始。現在は続編の「ふたりとにひき、はじめました。」を連載中。 インスタ https://www.instagram.com/kameillust/ ツイッター https://twitter.com/kameillust HP https://kameillust.com
0 notes
myonbl · 10 months ago
Text
2024年2月3日(土)
Tumblr media
節分には恵方巻を丸かぶり、なんぞという商業主義に毒された根拠のないイベントは私には無関係であった・・・はずだ。しかし、今年は違う。西大路七条の<笹寿し伍什>の女将さんの故郷が珠洲市、それ故店に募金箱を設置していることは既報、その際、今年の恵方巻の予約をしたのであった。何しろ、募金をするためだけに店の中に入るのはちと気恥ずかしかったので。ということで今夜はみなで恵方巻、もちろん、丸かぶりなどという品のない食べ方はしないがね。
Tumblr media
5時起床。
日誌書く。
Tumblr media
久しぶりの蕎麦定食。
昨日決定した3/23(土)の東京行きの新幹線を手配、スマートEXの早割なら3,000円程度安くなるのだ。
Tumblr media
GoogleAlert でこんな落語会が引っかかってきた、早速主催者にメールで予約を入れる。
Twitterで読売新聞の長井好弘さんのコラム発見、早速露の新治師匠にメールでお知らせする。
amazonのタイムセール、ポイントアップにAppleGifeCardも対象とあって、50,000円分購入、Accountにチャージする。
ミステリーチャンネルで<ポワロ>を録画。
Tumblr media
ランチ、残りものカレー仕立て。
Tumblr media
12時47分、ツレアイを乗せて宇治へ出発。知人の葬儀のため、京阪宇治駅で友人をピックアップ、��の後<京都ゆうゆうの里>まで送る。2人をおろして、私は自宅に戻る。
カーリング男子準決勝を見ながら、<ポワロ>の録画。
17時、<笹寿し伍什>へ恵方巻を受け取りに行く。店内はかなりの混雑、毎年こんな具合なのだろうか。
Tumblr media
恵方巻にイワシも添えて夕飯開始、息子たちは南アの白ワイン、私たちは先日届いた<花垣純米大吟醸>で献盃。
録画番組視聴。
笑福亭竹林「まめだ」
初回放送日: 2024年2月3日 土曜の早朝は関西の笑いをたっぷりと!▽今回は笑福亭竹林の落語「まめだ」▽実は「スキーインストラクター」&「立ったままで落語」!?笑福亭竹林の意外な素顔に迫る!
Tumblr media
落語研究会「按摩の炬燵」柳家喬太郎
途中で睡魔に襲われ布団の中へ。
サゲまで楽しんだツレアイに起こされ、4日ぶりに風呂に入る、やはり気持ちが良い! 体重は、4日で550g減。
日誌書く。
Tumblr media
今日は仕方なし、水分は1,580ml。
4 notes · View notes
animekirbyserifu · 1 year ago
Text
パーム
Tumblr media Tumblr media
デデデに仕える大臣で、フームとブンの父親。登場話数は73話。
1話 ・「怪物かぁ、多分陛下の仕業だろう。」 ・「尊敬する賢者の岩カブー殿…。恐ろしい怪獣が毎晩ヒツジを食い荒らし…。」
4話 ・「まぁ陛下…落ち着いて下され。」 ・「(カービィの写真を見て)貴重な記録ですな、陛下。」
5話 ・「聞こえとる!さっきからここにいるよ。」 ・「いつものように大臣一家として、陛下にご奉仕できますから。」 ・「何!?フーム達が見つかった!?信じられん…。」
6話 ・「アニメだよ、結構大人が見ても、面白いぞ。」 ・「分かった。だが、そのことは次のスポーツ番組のあとで話そう。」
7話 ・「それがね…これは竜巻かなぁ?」
8話 ・「これは誰も陛下を大王として認めていないということですかなー(笑)。」 ・「(フームに対して)いったい何をしているんだい?でも、キュリオさんはそれを認めているんだろ?フーム。」
9話 ・「(息子を叱る妻に対して)まぁまぁメーム、そう厳しくせんでも。」 ・「(ロロロとラララに対して)お前たちはな、コウノトリが間違えて落としていった。」 ・「いやいや、川を流れてきたモモから…。」 ・「皆で表で遊んできなさい。」 ・「いやぁ、まいったなぁ…。」 ・「ブンが生まれる前だったが…。」 ・「その2人を私は、「ロロロ」と「ラララ」と名づけた。」 ・「(ロロロとラララが)元は「ローラ」という魔獣だと聞いたから。」 ・「やはりローラの件はヒミツにしておこう。」 ・「何も聞こえなかったことにしよう(デデデとエスカルゴンの悲鳴を聞いて)。」 ・「カービィ、キミもローラのことは何も聞かなかったことにしてくれるかなぁ。」 ・「そういわれましても…(アニメ終盤の回想)」
10話 ・「ブンはどこだ?」
11話 ・「それにしても、変わらんねぇキミ(カワサキ)の店も。」 ・「この味も変わらん…(つまりマズい)。」 ・「何はともあれ、全く進歩しないキミの(料理の)腕は相当なものだ。」
12話 ・「さっきから騒いでるのは陛下のようだが…。」 ・「説明してくれんかね(怒)。」 ・「(エスカルゴンの受けた仕打ちを聞いて)まるでいじめだなぁ。」 ・「(エスカルゴンを許すデデデを見て)はて、陛下らしからぬ…(※このあとすぐに元に戻ります)。」
14話 ・「えー今陛下が年頭のスピーチをされてるんだ。」 ・「是非とも(枕を)頂こう!」 ・「嫌な夢を見た…。」 ・「カービィが変身して、やっつけてくれたから助かったが…。」 ・「カービィヲオイダセ…。」
15話 ・「休日にすまないねぇ。」 ・「ダサくても(オモチャが)丈夫なら良いさ。」 ・「(カービィの)弟の誕生を祝して…カンパーイ!」
16話 ・「あぁ、陛下は今年は海底で、優雅にバカンスを楽しみたいそうだ。」
17話 ・「うん、今年こそ!間違いない、今年こそ成功だ!いや今日だ、今日こそだ!」 ・「実はパパは…ママに結婚指輪をまだあげていない。」 ・「夕食までに見つけられなかったら妻が…あぁ妻が悲しみます。」 ・「あぁ…その、ほら…、結婚記念日だから…散歩でもしよう2人だけで。」 ・「メーム!結婚指輪なんだが…すまない!」 ・「今年こそはとは思ったんだが、いろいろあってな…。」
18話 ・「フーム、ピクニックにしては大げさ過ぎやしないかい?」 ・「カービィはのんきに寝てるし、何故ブンが一緒じゃないんだ?」
20話 ・「でも、まさかこの雪まで陛下のイタズラとは思えんが。」
21話 ・「大変だ~!みんな一大事だぁ。」 ・「ローナ王女様だ。ご旅行の途中、ここにお寄りになるんだよ。」 ・「ようこそ、お私共は…(近衛兵ヴィーの会話に続く)。」 ・「晩餐には王女様のために、とびきりのお料理をご用意致しております。」 ・「(ローナ王女に変装したヴィーに対して)あの~、プププランドはお気に召しましたでしょうか?」 ・「いいんですか?ご家来のヴィーさんを止めなくって。」
25話 ・「母親に見栄を張りたい気持ちも分かりますが…(エスカルゴン閣下が大王だなんて)。」 ・「そう言われると弱いなぁ…分かりました(上司の頼みだから断ったら大変だし)。」 ・「(エスカルゴン閣下は)哀れじゃないか、助けてやろう。」 ・「(村人たちに対して)エスカルゴン殿を陛下と呼んでください。」 ・「(泣いて頼むエスカルゴンを見て)ほら、お願いと言ってる。1日ぐらいいいでしょう…?」 ・「(エスカルゴン)陛下の母君、皇太后様のご健康を祝して、カンパーイ!」 ・「(エスカルゴンの母に対して)面白くて機転の利く方ですなぁ。」
27話 ・「二人とも…ウィスピ―ウッズに会うと言ってたが…もう暗くなってしまう。」
28話 ・「ゲホッゲホゥ…ひどい煙だなぁ。」 ・「うーむ、こりゃなかなかいいもんだなぁ。」 ・「フーム、皆が楽しむのを邪魔する訳にはいかんよ。」
29話 ・「陛下もたまには良いことなさる。」
31話 ・「しかし陛下も(心を入れ替えたんじゃないかな)…。」 ・「キミらは引っ込みたまえ。一時の恥も900万デデンの為…。」 ・「うん~?調子悪いな…じゃあマイウェイを…。」
32話 ・「(歯磨きを早く済ませた息子に対して)虫歯になるぞ?」 ・「今日は城に泊まると良いよ、カービィ。」 ・「(虫歯で苦しむブンを見て)ほーら言わんこっちゃない。」 ・「(逃げるブンに対して)麻酔の注射を打てば痛くないって(人によっては、その注射が一番痛かったりする)。」 ・「う~ん…こうなったら奥の手だ。」 ・「あ、これはエスカルゴン殿に陛下。」
33話 ・「陛下、皆がプププランドの事件は…(陛下の責任だと言っています)。」
34話 ・「(オオサカの料理を食べて)感動です!」 ・「カワサキの作ったものはその…。」 ・「インチキじゃないか。」
35話 ・「タイヤ交換はパパに任しとけ。何言ってんだお前、スピード出さなければレースにならんだろ~。」 ・「(娘に対して)助手になる気じゃないだろうなぁ?」
36話 ・「おーっとっとっと。」 ・「(タイヤ交換ができるなんて)すごいなメーム。」
39話 ・「(エスカルゴンを見て)さぁ…見かけない顔だねぇ。」
42話 ・「偉大なる賢者カブー殿…あの紅い不吉な星によって、私たちの運命がどうなるのか…(ハッキリ教えてください)。」 ・「(カワサキの)へ、変なものって!?あぁ~!今更聞きた��ない!」
43話 ・「菜食主義者という点では、私と同じだ。」 ・「ヒツジ達は沈黙せんのだな…。」
47話 ・「(ワドルディ達が)全員クビ?」 ・「ふぅ~全くだ…。」
48話 ・「まぁ…たまには良いじゃないか。そう、雑誌に出るかもしれん、(観光客たちに)ピース!」
49話 ・「簡単さ、主人公を戦わせればいい…。ドラマは皆そうさ、すぐ戦わせるだろ?登場人物が戦えば、誰でも興味を持つ。」 ・「テーマは『善と悪の戦い』だ!(娘に対して)貸しなさい!私が手伝おう!」 ・「違う。そっちはBロールだ。」 ・「(アニメ内の自分を見て)見なさい!私たちだ!」 ・「動かすのが大変だから、おしゃべりして誤魔化してるんだ…。こーゆーアニメは安く作れるねぇ。」
50話 ・「それにしてもデデデはエラいなぁ(いつもデデデ呼びの娘たちはともかく、彼がデデデを呼び捨てにしているのは違和感がある)。」 ・「(デデデ人形に対して)う~ん…でも見ようによっては可愛いじゃないか。」 ・「(陛下が人形を)ひったくるように持ってった。」
52話 ・「(チャンネルDDDを見て)そうそう、大変らしいね。」 ・「魔獣ならカービィに倒して貰おう…。」
53話 ・「(妻に対して)してるじゃないか!悪いのはこれを集めたブンだよ。(あのチョコを)皆が買ったんだろ?」 ・「おめでとう、優勝はカービィだ。」
55話 ・「(デデデが怒らなくなったと聞いて)何だってぇ?」 ・「…ということで皆さん、何がどうなったのか分かりませんが、ともあれ…陛下が愛と寛容の心をお持ちになったことを、皆さんと一緒にお祝いしたいと思います。」 ・「(妻への返答)全くだ…。」
58話 ・「なーあ子供たち…。陛下の学校に入学しなさい。第一、陛下のお創りになられた学校に大臣である私の子がいかないのはマズい…。」 ・「まぁそのうち慣れるよ。」
59話 ・「賞金!まさか…陛下の気まぐれだ。」 ・「陛下のご機嫌を損ねてはマズい!(賞金よりもこちらがメインだと思われる)」 ・「はい、陛下!(ワインについて聞かれて)いえ…は、はい!もちろんです!」 ・「この程度の料理で…(500万デデンだなんて)。」
60話 ・「家庭に一台カービィだね(食費がエグいことになりそう)。」 ・「城に誰かが侵入したようだ…。」 ・「あぁ…心配いらないよ。私がついてるじゃないか。」 ・「いいな?これが薬だ。」
61話 ・「そういえば…確かに陛下の姿見ないなぁ…。」 ・「エスカルゴン殿!」 ・「(太ったデデデを見て)はて…どうしたもんですかな…。」 ・「命に係わる!ヤブイに見てもらいましょう…。」
62話 ・「新しいコーナーねぇ…。」 ・「(6枚の絵柄を見て)ピンときたもの…指輪じゃなくて「雲」!」 ・「(占いなんて)当たるわけな…あたー!(カービィの持っていたスプーンが飛んでくる)まさか…。」 ・「(皆考えることは)一緒だねぇ…。」 ・「(メーベルが国務大臣になると聞いて)えぇ!?陛下…。」 ・「我々も行きます~!(子供たちは)カービィのところじゃないのか?」
63話 ・「陛下…お帰りな…ハックション!」 ・「やれやれ…。やっぱり健康が一番!来年は風邪などひかんようにしよう。」
66話 ・「(ペンギーに対して)ちゃんと説明したまえ!」 ・「あの~、お考えを変える気は…。」
67話 ・「教師の仕事なんて断れば良かったのに…(※ごもっともです)。」
72話 ・「でもフーム…ワドルディのためならこんなところにいるより…。」 ・「エスカルゴン殿…。」
74話 ・「そう…うつったら…ハッハッハッハックション!」 ・「メーム…お前もか…。」
75話 ・「つまり…恐竜のテーマパークか。」
78話 ・「陛下の世話をロボに任せ、老後を悠々自適に暮らすご予定とか?」 ・「(娘に対して)手伝ってやりなさい…。」 ・「(陛下にお仕えするのも)大変だねぇ…。」
82話 ・「じゃあ仕方がない…。今夜はカワサキの店で食べるか。」 ・「そりゃ命の危険があるが、たまにスリルを楽しむのも良いんじゃないか?」 ・「まぁまぁフーム…。ここは男性たるパパが解決してやるよ。」 ・「確かに…料理は女性の仕事と決めてかかるのは間違いだよ。見てなさい…。」 ・「コイツは…ダッチオーブンと言ってなぁ…。パパが若い頃、よく山に登ってはこうやって作ったもんさ(彼の過去の趣味が分かるセリフ)。」 ・「もう少しだよ、カービィ。」 ・「さぁ、お皿を出しなさい。」 ・「(妻に対して)さぁ、これにはカラシが合うんだ。」 ・「さぁ、どんどんおかわりしなさい。」 ・「あの…ですね。別に私は…。」 ・「(カワサキに対して)プロだ!プロに習いなさい。」 ・「みんな機械に頼りっきりだねぇ…。」 ・「告白します…。私が、料理法を1つしか知らなかったのは本当です…。審査員長を務める資格はありません…。」 ・「う~ん、優勝は…カービィだ!」
85話 ・「(2人で日焼け競争したことを聞かれて)あぁ、そうだった…。」 ・「今も若いよ…。」 ・「(騒ぐ妻に対して)お、お前…それほどでも…。」 ・「(妻に対して)お前なにもそこまで…。」 ・「今度はなんだ…?」 ・「フーム、フーム…。ママがいないんだ…。」 ・「メームやーい!」 ・「お前そんなところで何を…。」 ・「(ナイトメア社は)生き物の敵だ!」 ・「陛下!お待ちください!陛下敵に…。」 ・「オゾン層が完全に蘇ったようだねぇ…。」
87話 ・「うわー!なんだこの臭いは!」 ・「(ゴミの山を見て)ワ、ワドルドゥ隊長これは…(どういうことかね?)。」 ・「(娘から堆肥の話を聞いて)ほぉ~、それは素晴らしい。」 ・「素晴らしいアイデアです。」 ・「こ、ここはカラスに…(任せよう)。」
88話 ・「こっちも異常なしだよ、フーム。」 ・「それじゃ、エスカルゴン閣下は今…(ナメクジ閣下だね)。」 ・「しかし…一生こんなもん背負ってる軟体動物は…(気の毒だねぇ)。」 ・「なんだね、この良い匂いは?」 ・「陛下…これは立派なサザエですなぁ。」 ・「強力な接着剤だから(一生持ちますよ)。」
90話 ・「ごらん…星があんなに。」 ・「これは郵便局長のモソさん…。」 ・「(バイクの音を聞いて)カミナリかな…?」
92話 ・「(ワドルディに逮捕されて)あの~キミたち…。」 ・「あぁ…ワドルドゥ…やめさせてくれ。」
96話 ・「(サンドウィッチを食べて)これは美味い(瞬きするシーンをよく見ると、白目になっている)。」 ・「これは陛下…。」 ・「目の前で私らの娘を攫うとは!」
98話 ・「またカービィに…(頼むしかないね)。」 ・「私共も(メタナイト卿に)今呼ばれたんです。」 ・「メタナイト卿、あなた方…(こんな戦艦を作っていたのか)。」
100話 ・「でも…このデリバリーシステムが直らなかったら…(デリバリーシステムで帰ってくることが分かっているかのようばセリフであるが)。」
0 notes