#モンティ・パイソン
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anamon-book · 4 months ago
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レコード・コレクターズ 1995年11月号 ミュージック・マガジン 表紙デザイン=安斎肇、CG=谷田一郎 特集「裏ビートルズ ボンゾ・ドッグ・バンド~モンティ・パイソン」
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team-ginga · 10 months ago
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映画『ジャバーウォッキー』
 U-Nextでテリー・ギリアム監督の映画『ジャバーウォッキー』(1977)を見ました。Youtubeでモンティ・パイソンの紹介を見て懐かしくなったからです。
 モンティ・パイソンは1969年に始まった英国BBCのテレビ番組で、日本では1976年から東京12チャンネルで放送されました。
 ただ、我が家ではサンテレビでしか見ることができず、サンテレビは著しく映りが悪かったので、一度か二度しか見たことがありません。
 その後、フランス留学中(1985〜89年)にフランス人の友人で熱狂的なモンティ・パイソンファンがいて、その影響でモンティ・パイソンの映画『モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル』(1974)と『人生狂騒曲』(1983)を見ました。
 前者は中世のアーサー王伝説のパロディ、後者はコントというかスケッチを詰め込んだオムニバス映画ですが、前者はほとんど記憶になく、後者はデブの美食家が高級レストランで全メニューを食べて、最後に小さなミント・チョコレートを食べた途端破裂し、レストランの客たちがそれを見て吐きまくるという下品極まりないエピソードが悪い意味で印象的だっただけでした。
 帰国後、貸しビデオ屋(古い!)にBBCで放送したモンティ・パイソンがシリーズでおいてあったので、1巻から順に借りて見ました。
 4巻か5巻は見たと思いますが、面白くないと思ったのか、あのユーモアは私には合わないと思ったのか、そこでやめてしまいました。
 でも、あれは私の判断が間違っていただけかもしれない、今見れば面白いかもしれないと思って、モンティ・パイソンのメンバーであったテリー・ギリアムが、モンティ・パイソンのメンバーであったマイケル・ペイリンを主演に撮った『ジャバーウォッキー』を見たわけです。
 しかし……
 つ、つまらん! なんじゃこりゃ。
 時は中世(なんでしょうね)ーー樽屋の息子(マイケル・ペイリン)が家を追い出されて街へ行き、さまざまな事情から怪物を退治に行く騎士のお供をすることになり、なんだかんだで怪物を退治して英雄になるという物語をコメディーに仕立てた映画ですが、一瞬たりとも笑えるところがありません。
 私はテリー・ギリアムの映画は結構たくさん見ている……というか、この『ジャバーウォッキー』を見たことで全て見たことになります。
 『未来世紀ブラジル』(1985)は名作だと思います。『12モンキーズ』(1996)もいい映画だと思いました(いつぞや一緒にUSJに行った末光さんは一番好きな映画としてこれを挙げていました)。
 でも、それ以外は……『バンデットQ』(1981)も『バロン』(1988)も『フィッシャー・キング』(1991)も『ラスベガスをやっつけろ』(1998)も『ブラザーズ・グリム』(2005)も『ローズ・イン・タイドランド』(2005)も『Drバルナサスの鏡』(2009)も『ゼロの未来』(2013)も『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』(2018)も、つまんなくないですか。
 残念ですが認めざるを得ません。真実というのは常に残酷なものですから、はっきり言います。
 私はモンティ・パイソンもテリー・ギリアムも、どうしようもなくつまらないと思います。
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leomacgivena · 1 year ago
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モンティ���パイソンがYoutubeで公式チャネルを開始しました。彼らの大爆笑コントを、無料で大量に公開しています。そして、AmazonのDVD購入メニューにリンクを貼ってます。その結果はなんと、売上げの23000%増加、だそうです。
モンティ・パイソン、YouTube上にて無料でコントを公開(動画)|ギズモード・ジャパン
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yamtai2 · 7 months ago
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Sadistics (サディスティックス) | 1977 N.O.K. Live Concert
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サディスティクス、テレビ朝日NOK(音声のみ)
ニューおもしろ倶楽部のハイブリット葡萄畑――『葡萄畑元年TRILOGY番外編「歳末エレジー」』 | Let's Go Steady――Jポップス黄金時代 !
“NOK” (『ノックノック・ニューおもしろ倶楽部』は1970年代後半に火曜深夜に放送されていた情報番組。構成は、今は亡き景山民夫、そ���て司会が同じく今は亡き音楽評論家、映画評論家、小説家の今野雄二だった。ロキシーミュージックやミカ・バンドなどの紹介、『11PM』 、『リブ・ヤング!』、『チャンネル泥棒!快感ギャグ番組!空飛ぶモンティ・パイソンのコメンテイターや司会者とも知られる。なにか、“今野雄二”が好んでいたであろう洒脱と洗練がそこには同居していた。
むぎ茶の昭和懐メロ&CMソング大特集: ノックノック(NOK)・ニューおもしろ倶楽部 サディスティックス出演 
「ノックノック・ニューおもしろ倶楽部」、1970年代後半の今野雄二さん司会、田辺エージェンシー制作で放送されていた深夜番組(火曜日 0:10〜0:40放送)。構成は景山民夫さんだったとか。「ノックノック」とは、オープニング・タイトルで「N.O.K」となっているので、どうやらノック=N.O.Kで、ニュー、おもしろ、倶楽部(CLUBとつづらないよううでK)の略のようですね。
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ni033 · 1 year ago
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紙芝居動画のテスト なんか知らん音ついてる 何これ
昔かいたモンティ・パイソンのトレス絵を使ったんじゃよ
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これも過去絵
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petapeta · 2 years ago
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『銀河ヒッチハイク・ガイド』の二十周年を記念したBBCのラジオ4のインタビューで、作者のダグラス・アダムスがなぜ42を選んだのかを解説している。インタビューでアダムスは次のような趣旨のことを答えている。 「モンティ・パイソン」の一人ジョン・クリースと仕事した事がある。そのときジョンは延々計算したあげくにやっと答えを出す「ダメな窓口係」のジョークをやっていた。ジョンはその答えが「全く意味の無い平凡な数字」でないと面白くないと言い出��、結局答えは「42」になった。究極の答えが3や7といった意味ありげな数字だと面白くないので、「全く意味の無い平凡な数字」を選ぼうとしているときにこの件を思いだし、これはうってつけだと思って「42」にした。 このインタビューは、その要約が河出書房版『銀河ヒッチハイク・ガイド』のあとがきに再録されている。また『銀河ヒッチハイク・ガイド』のCD(テレビ番組のDVDではなく、ラジオ番組を録音したCD-ROM8枚組のセットのほう)に収録されている。 ただし、アダムス自身が「記憶があいまいで、ほんとうにそうだったかは分からない」とも言っている。
生命、宇宙、そして万物についての究極の疑問の答え - Wikipedia
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ryotarox · 11 months ago
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(via ヴィルヘルム・ハンマースホイ - Wikipedia)
モンティ・パイソンのメンバーであるマイケル・ペイリンはハンマースホイ作品の大ファンで、BBCで『Michael Palin and the Enigma of Hammershoi』というドキュメンタリー番組を制作し、ハンマースホイの魅力を放送。ペイリン自身もハンマースホイの作品を所蔵しているらしい。
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ヴィルヘルム・ハンマースホイ(Vilhelm Hammershøi,Da-Vilhelm Hammershøi.ogg サウンド[ヘルプ/ファイル],1864年5月15日–1916年2月13日)は、デンマークの画家。姓はハメルショイ[1]、ハマスホイ[2]とも表記される。作品としては、白・黒・灰色を基調とした抑えた色調で、時間の止まったような静寂な空気を感じさせる細密なタッチの室内画が中心である。室内風景画の多くには鑑賞者に背を向けた人物(その多くは彼の妻イーダ)が描かれている。 ハンマースホイは生前にはデンマークを代表する画家として、特に国外で名声を得たが、その死後は急速に忘れられていった。再評価が始まったのはよう���く20世紀末になってからである。
同じ室内を繰り返し描く点などフェルメールのオランダ絵画の影響が指摘されるが、白と黒を基調としたモノトーンに近い色使いと静謐な画面はハンマースホイ独自のものである。
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cellophanemaryjane · 15 days ago
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ブラジルの話
もうすぐなくなってしまうBS松竹東急へ愛を込めて、このチャンネルで見た映画のことを少しずつ書いています。GYAOの時もそうでした。自分のような者を含む一部のユーザーにとって心地良すぎるフォーマットやコンテンツが、いかにビジネスとして成り立たないかということをしみじみと思い知らされる毎日です。それでBS松竹東急で、また「おやじ太鼓」の放送が始まったのはいよいよこのチャンネルを好んで見ている人たちへの別れの挨拶が始まったように思えます。D-lifeの思い出を語るときによく出てくるジャーダのクッキングのように、BS松竹東急と言えばおやじ太鼓、という人たちがきっと後々まで語り継いでくれることでしょう。(あと江戸川乱歩の美女シリーズ)
それで本題に入ると、私はもともと野球が好きではないのですが少し前からまったくもって拒・大谷翔平という感じなので日本にドジャースが来てなんかやっていたころBS松竹で「未来世紀ブラジル」を見ていました。
この映画はサブカル界では当然必須アイテムのように扱われていて、私も昔テレビ朝日でやったときに録画していたのですがどうにも見る気が起きませんでした。なんでかというと私はSFが好きではないのです。あと後々になって、あまりイギリス映画も好きじゃないなということがわかってきました。とはいえ録画や配信ではないと今見るしかないとなるのでやっぱり私はテレビが向いています。
本編は見たことなかったのですが、実は高校生の時に未来世紀ブラジルのサントラを買っていました。なぜサントラを買ったのかというと、この映画がモンティ・パイソンの流れを汲むとか主人公の母親のファッションがオリーブのかわいい悪趣味特集で取り上げられてたからとかいった理由では全然なくて、私はこの映画で使われている「ブラジル」(ブラジルの水彩画)という曲がとても好きだったのです。ブラジル音楽というのは当時から渋谷系の人たちの話題に上るものであり、60年代好きの私にもセルジオ・メンデスとかアストラッド・ジルベルトとかトロピカリアとかカエターノ・ヴェローゾとかは耳馴染みのある名前だったのですが、ブラジルを歌っているのは誰なのかよくわかりませんでした。
ではどこでこの曲を聴いたのかというと、それがもうこっから話が長くなるのですが、TBSで深夜にやっていた「大帝国劇場」という番組のエンディングでかかっていたのです。大帝国劇場という番組はコントとドラマの中間のような感じの番組で、はっきり言って面白くはありませんでした。なんというかいかにも東京の小劇場、都会派コント、みたいな感じの笑うに笑えないものだった。
このサイトではとても褒められていますが
http://mntv.cs.land.to/mntv05.shtml
高校生にはちょと早かったのかしら。ていうか多分今見ても好きじゃないと思います。家族が起きてた時に一緒に見てたら、エンディングのスタッフロールに全部「大」とか「スーパー」とかついててカメラマンが「ビッグカメラ」になってるところしか面白くないじゃんと言われてしまいましたが、私だってそこしか面白くないと前もって言っといたんですよ。ここを書くにあたり検索してみたら上記のようなサイトが出て来て、YouTubeにもアップされててちょっと見てみたのですがスタッフは豪華だけど好きじゃない人たちばっかりだった。当時高校生で60年代とファッションとお笑いが好きだった私(今も)にとってはあんまりありがたみのないメンバーでした。桑原茂一もなんか名前は聞いたことあるけど私の好きじゃないものの周りをうろちょろしてる人でしたが、今までもそしてこれからもといった感じです。ていうかwiki見てみたらものの見事に私の苦手な人たちとばっかり連んでてすごい。スネークマンショーとかYMOとかおもんないねん。あとシティボーイズとかさーこういうの好きな人って私よりちょっと上の世代だから古臭い感じがしてました。今現在から見ると大して違いはないのですが、リアルタイムだととても古い感じがしていました。なのに、こういう知的ぶった都会派コントの流れは脈々と受け継がれちまってキングオブコントみたいなことになってるのです。私は東京生まれだけど緻密で人間観察的で時にはハートフルな都会派コントを見るとむず痒くってしょうがなくなります。あれを東京名物、東京の笑いということにしないでほしい。でもXとか見るとみんな大好きだよねこの手のやつ。薄いわお前らは。浅瀬でバチャバチャやってるやつばっかりだわ。(この浅瀬でバチャバチャやってると言ったのは誰だったか)そういうわけだから私は子供の頃から何につけてもマイノリティーであるとわかってはいるのですが、話を戻すとBS松竹東急がうまくいかなかったのはそういうことなのです。
というわけで、私は大帝国劇場面白くないけどなんかとても深夜番組っぽいなーとかエンディングの曲いいなーとかいう理由で見ていたのですが、どうもこの曲はブラジル、ブラジルと歌っている。さらにどこかの雑誌で見た、未来世紀ブラジルは絶望的な内容なのにサントラには明るいサンバが使われている。とかいった情報を細切れにつなぎ合わせて、なにがどう決定的だったのかは忘れてしまったのですが、未来世紀ブラジルのサントラにあの曲は入っているということになり購入に至ったのです。昔からこんなことばっかり考えてるから今こんななんだと思う。
そして私はなんとなく地下通路から入りやすいという理由で時々行っていた新宿の丸井の地下のCDショップで未来世紀ブラジルのサントラを買いました。ケン・ラッセルの「トミー」のサントラもほしかったけど2枚組で5000円くらいなので買いませんでした。今思うと別に買わなくて良かった。こうしてやっと私はいつでも家でブラジルの水彩画を聴くことができるようになり、ていうか大帝国劇場でかかっていたやつと本家は違う人が歌ってるのですがそれはもうこの際どうでもいいとして、しかし当たり前ですがこのサントラで聴きたいところはブラジル含めて2曲くらいしかない。CDが輸入盤のちゃっちいやつで2000円はしなかったと思うのですが高校生には一曲あたり高くついたなあと思います。今だったらYouTubeでただで聴けるのにね。それがいいとは思わないけど。
それから少したって、私の音楽の好みがいっとき変わったことがありました。その頃ははっぴいえんどやはちみつぱいを聴くようになり、ちょうどムーンライダーズが20周年、メトロトロンレコードが10周年ということで活動が活発だったのでいろいろあって、イベントで栗コーダーカルテットを見たりテレビで栗コーダーの曲がよくかかったりしてて、なんやかんやあって私は九段会館で行われたメトロトロンレコード10周年ライヴというのへ行きました。トリはもちろん鈴木慶一・博文兄弟のユニットThe SUZUKIでした。オリジナルの他にキンクスやアニマルズのカバーもやっていて良かったです。その会場で購入したパンフレットについていたCDで私は「国民の煙草新生」という曲を初めて知り、今でも良心的な質と価格の物を見つけるとたとえば「国民の封筒セリアのクラフト封筒、安くて枚数が多い」「国民のコロッケちぬや、安くてまぁまぁおいしい」などと言っては家族から無視されたりしているのですが、そのThe SUZUKIのライヴは自分達の思い出を振り返ったらしい「バックステージパス」という曲で締めくくりました。そして曲の後頭を下げた二人の上に、絶妙な間でギターの音がかぶさって来たのです。それがブラジルの水彩画のイントロでした。それで、私の好きな人たちが私と同じ曲を好きなんだと思って楽しい気分で会場を後にしたのです。パンフレットのCDには「Flying Man」も入っていてこの曲は今でも大好きです。あと鈴木博文の「Fence」も入ってていい曲だなーと思いました。もう一曲くらい入ってた気がするけど忘れてしまいました。
その後私の好みはやっぱり欧米の60年代とパンク、とどのつまりガレージというところに落ち着き、ムーンライダーズはほとんど聴かなくなりました。今思うとあの時が異質で私は基本的に60年代のものがしっくり来ているのですが、それはそれとしていい思い出の一つです。だから、これもBS松竹東急で見たのですが「探偵はBarにいる」という映画のなかでとってつけたように大泉洋が「俺たちスカンピンなんだぜ!?」というセリフを言ったり、「スカンピン」を口ずさんだりエンディング曲が「大寒町」だったりするのはうんざりします。作者がファンなんだろうけど。私は拒・大谷翔平であると同時に除・大泉洋なのでそこんとこよろしく。(この二つはやろうとしてもとてもむずかしい)
ここまで来てやっと未来世紀ブラジル本編の感想になるのですが、私はやっぱりSFとイギリス映画は苦手です。この映画の気になるところは、主人公のサムが冴えないボンボンで、いざ夢に出て来た美女とそっくりなジルに出会うとものすごく絶妙に調子に乗るのでちっともかわいそうではないというところ、ロバート・デ・ニーロが顔の隠れるマスクをしていても「どうぞ」という仕草でロバート・デ・ニーロ丸出しで素敵なところです。あとはなんだかな。ブリティッシュだな。という感じでした。このサムが絶妙にムカつくところがわざとなのか無意識なのかというところが割と問題ではないかと思います。わざとだったらアメリカ人だけどさすがブリカスの仲間という感じだし、無意識だったら興行的に失敗というのもうんわかる、という感じがします。あまりこういう、管理社会への恐怖みたいなテーマとかテリー・ギリアムならではの映像とかは興味が湧きませんでした。SFとか特撮とか社会風刺に興味が出ないと結局キャラクターの方に関心が行ってしまい、その点サムはまったく好ましくない人物なので最後ああなってもフーンと思ってしまいました。ブラックジョークってなんかあんまりおもしろくないんだよなぁわざとらしくて。都会派コントと同じくらいおもしろくないです。
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bibliomaniabooks · 8 months ago
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買い取りさせていただきましたッ!
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伝説のコメディーグループ、モンティ・パイソンに関するご本、生い立ちから秘話等モンティ・パイソンのすべてが分かるかもの本たち等。
ありがとうございますッ!
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caffeineroom · 9 months ago
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『ウラジーミルPの老年時代』装画
共和国から刊行された翻訳小説『ウラジーミルPの老年時代』の装画を担当しました。もともと、共和国の本のファンだったのでとても嬉しいお仕事でした。
ロシアの某大���領をモデルにした風刺小説ということで、モンティ・パイソン、テリー・ギリアムのポップで露悪的なコラージュが浮かび、物語のポイントになるものを抜き出し描いたあと、コラージュ風に制作。装丁は共和国の刊行本全般を担当されている宗利淳一さん。
作品を読んでみて、物語の方向性はまた全然違うものの、去年公開されたヒトラー、スターリン、ムッソリーニ、チャーチルが廃墟の煉獄でグチグチ言い合うソクーロフの怪作『独裁者たちのとき』を思い出したりもし…。『独裁者たちのとき』では皆がやたらと外套を褒め合うのだけど、本作のPは高級時計に固執。腕時計が物語の重要なアイテムとして出てくるのでぜひ読んでみてください!
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マイケル・ホーニング(著)、梅村博昭(訳)
発行:共和国 
価格 3,000円+税
引退した元ロシア大統領Pの別邸を舞台に跳梁する、介護士! ピンハネ! 鶏肉料理! --- ウクライナとベラルーシの一部を占領ずみの2030年代ロシア。引退し、モスクワ郊外の別邸で暮らす元大統領ウラジーミルPは認知症を患い、夜な夜なチェチェン人に襲われる夢を見る。介護士のシェレメーチェフは、長年にわたって誠実に元大統領に尽くしているが、反政府活動によって逮捕された甥を獄中から救い出すために、多額の賄賂が必要となる。金策に行き詰まった彼は、元大統領の私物に手を出してしまうのだが……。 現代ロシア社会の内幕を、リアルに、コミカルに、哀切に、そして預言的に描く、怪小説の日本語版(2016年作品)。
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共和国個人的おすすめ本
『収容所のプルースト』:極寒の強制収容所で、秘密裏に行われたプルースト『失われた時を求めて』の連続講義。肉体的に厳しい環境ながら、知性の飢餓状態でもあった収容所の人々が自ら得意分野を共有し教え合う。物語は人を救う。本を読むことの幸せを噛み締めます。心の一冊です。
既刊一覧↓
https://www.hanmoto.com/bd/ed_republica
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2gsahoko-intermission · 1 year ago
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『スパマロット』感想
ブロードウェイのセント・ジェームズ劇場で上演中の『スパマロット』を見てきた。言わずと知れたモンティ・パイソンの映画に基づき、パイソンズの一人エリック・アイドルが楽曲を担当している。
アーサー王が、従者パッツィにランスロット卿、ガラハッド卿などと聖杯を求めて旅するナンセンス・コメディで、原作映画で大人気の殺人うさぎや「ニッ」の騎士などはもちろん登場する。さらに、エリック・アイドルやジョン���クリーズの音声が用いられたり、『ライフ・オブ・ブライアン』の代表曲 “Always look on the bright side of life”が歌われたりと、パイソンズ・ファンへのサービス精神は旺盛である。
他方で、結末をぶった斬って気持ちよく締めくくらない手つきに代表されるような、原作映画(というよりパイソンズのコント全般)にあったシュールさはかなり薄れている。アーサー王伝説について語る歴史学者は殺されないし、聖杯は見つかるし、アーサー王は湖の貴婦人ことグウィネヴィアと結婚するし、突き抜けたハッピーエンドが用意されている。
代わりにミュージカルへの翻案で強化されたのはミュージカルという形式への愛着まじりのツッコミである。『スパマロット』は、ミュージカルの慣習や歴史に対する過剰な自意識に充満した「メタ・ミュージカル」と呼ばれるサブジャンルに連なっている。「メタ・ミュージカル」ではしばしば、「ミュージカルとはなんぞや?」という問いかけが起こり、過去作品のなじみのメロディや振付、スターのパフォーマンス・スタイルが引用される(詳しくは、こちらの論考を読んでほしい)。わかる人にはわかるし、わからない人には「ミュージカルとはなんぞや?」という問いを共有した上で教育が施されるという二重性が、「メタ・ミュージカル」の特徴といえる。仲間の作品としては『プロデューサーズ』や『サムシング・ロッテン!』が知られている。
『スパマロット』の場合は、「ニッ」の騎士がアーサー王一行に「ミュージカルを作ってブロードウェイで上演せよ」という無茶振りを出し、その無茶振りに答えた結果、聖杯が観客席から発見されるというように「ミュージカルであること」がストーリーに強く組み込まれている。第二幕後半はほとんど、ミュージカルのお約束にミュージカルの形式でツッコミを入れ続けており、聖杯伝説が後景に退くくらいである。
このように本作は、アーサー王伝説にパイソンズ、ミュージカル史と、笑いのフックがさまざまに仕掛けられていることに加え、俳優たちの息のあった噛み合わない会話に、複数の役を素早く演じ分けるイーサン・スレイターにアレックス・ブライトマンのアクロバティックな器用さも見応えがあり、私が見た回では客席がドッカンドッカン湧いていたのが印象的だった。しかし同時に、その笑い声には大らかな温かさというよりも、「なんとしてでも笑ってやろう」という切羽詰まった貪欲さも聞こえてきたような気がする。
「メタ・ミュージカル」の先駆けである『プロデューサーズ』の初演は2001年6月で、その数ヶ月後には9.11が起こる。その後2002年に��ユーリンタウン』が上演され、以降「メタ・ミュージカル」にカテゴライズされる作品はコンスタントに制作され続けている。もちろん「メタ・ミュージカル」が制作され続ける一番の理由は、「ミュージカルにツッコミを入れれば売れる」と判断されたからであろう。しかし、自虐から始まったはずなのに最終的に強い自己肯定へと結実する「メタ・ミュージカル」がもたらす笑いは、観客にとっては足元がぐらつくような不安を一瞬和らげてくれるものであったことは想像に難くない。2024年現在、縋るように聞こえる笑い声が響く『スパマロット』の観客席に座りながら、「メタ・ミュージカル」が興隆した当時(すなわち本作初演時)の観客席とはこういう空気感だったのだろうかと考えさせられてしまった。
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gaebage · 1 year ago
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『まぼろしの市街戦』
 やはり戦争というのは喜劇と相性がいいものだと改めて思った。どちらも人間の愚かしさがふんだんにあるからなんだろう。戦争ほどスラップスティックな世界はない。
 発端からしてはやゲラゲラ、コメディを作る、作り切るという意気に溢れていて素晴らしい。そうしてまたそれをやり切ってしまった見事さに感服する。主人公の伝書鳩の係が素っ裸になって皆のところへ行かんとするラストはまことにそのやり切った感の発露と見える。
 それはまあ現代の目からすれば戦争と精神病院(当時の言葉で云うところの)を対比させて果たして真に狂っているのは……とやるのは比喩・暗喩の仕方が解り易いに過ぎるとは思う。だがそれがけして古臭くないのはこの映画の正しさを表していると思う。
 あとあれ、気狂いの皆さんが街に出て思い思いの派手な装束に身を包んで楽しく過ごし始めるのを観て、テリー・ギリアムの映画のようだとも少し思った。この映画が作られたのは1968年と聞くが、モンティ・パイソンの第一シリーズが開始されたのが確か69年だったはずで、そんな時代の空気もあったのかもしらんね。
2024/02/18 U-NEXT
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samantha-dan564 · 1 year ago
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まあそれはそうかもしれないけど、その元ネタとなった『Monty Python and the Holy Grail』は、正直前半退屈だし後半グッダグダな映画(でも、モンティ・パイソンを見ているうちに面白くなれる…かな?)だから、いきなり見るのはお勧めできない
とりあえず『モンティ・パイソン』のスケッチをいくつか見てから覚悟を決めてみてほしい
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leomacgivena · 2 years ago
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真空亭さんはTwitterを使っています:「欧州議会でのブレクジット党ナイジェル・ファラージの「別れの」演説、最後にモンティ・パイソンの足が降ってきて、笑いながら旗を振っている人達を踏みつぶせば完璧だった。」
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anamon-book · 3 years ago
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ミステリマガジン 1987年10月号 No.378 早川書房 表紙イラスト=小淵もも ユーモア特集-モンティ・パイソンと方言翻訳集
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arara1212 · 7 years ago
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SPAMのある風景
肉の缶詰のことを「SPAM」と何気なく呼んでいるが、SPAMは商品名で正確には「ランチョンミート」という。ひき肉に更新料を加え、よく練り上げ金型に入��加熱した、腸詰にしないソーセージともいえる存在である。SPAMはアメリカのホーメル社の商品で、1930.年代に開発され保存性がよいことからアメリカ軍の軍用食に採用されたことから、米軍支配地域であったヨーロッパ、アジア各国に広まったとされる。沖縄でも「ポ―ク」と呼ばれ愛用されている。 保存性・栄養補給を最大限に重視した関係でとにかく塩辛い、缶詰臭いことから、これを心の底から嫌う人がいる。近年では減塩タイプも出来たりして、さほどでもないがやはりクセのある味わいであることには変わりない。
第二次大戦中、ナチスドイツに蹂躙されたヨーロッパ諸国。そして、最後の砦であったイギリスを支配下に置くべくヒトラーがとった政策は、イギリスへの物資の補給を寸断す…
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