#モンティ・パイソン
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映画『ジャバーウォッキー』
U-Nextでテリー・ギリアム監督の映画『ジャバーウォッキー』(1977)を見ました。Youtubeでモンティ・パイソンの紹介を見て懐かしくなったからです。
モンティ・パイソンは1969年に始まった英国BBCのテレビ番組で、日本では1976年から東京12チャンネルで放送されました。
ただ、我が家ではサンテレビでしか見ることができず、サンテレビは著しく映りが悪かったので、一度か二度しか見たことがありません。
その後、フランス留学中(1985〜89年)にフランス人の友人で熱狂的なモンティ・パイソンファンがいて、その影響でモンティ・パイソンの映画『モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル』(1974)と『人生狂騒曲』(1983)を見ました。
前者は中世のアーサー王伝説のパロディ、後者はコントというかスケッチを詰め込んだオムニバス映画ですが、前者はほとんど記憶になく、後者はデブの美食家が高級レストランで全メニューを食べて、最後に小さなミント・チョコレートを食べた途端破裂し、レストランの客たちがそれを見て吐きまくるという下品極まりないエピソードが悪い意味で印象的だっただけでした。
帰国後、貸しビデオ屋(古い!)にBBCで放送したモンティ・パイソンがシリーズでおいてあったので、1巻から順に借りて見ました。
4巻か5巻は見たと思いますが、面白くないと思ったのか、あのユーモアは私には合わないと思ったのか、そこでやめてしまいました。
でも、あれは私の判断が間違っていただけかもしれない、今見れば面白いかもしれないと思って、モンティ・パイソンのメンバーであったテリー・ギリアムが、モンティ・パイソンのメンバーであったマイケル・ペイリンを主演に撮った『ジャバーウォッキー』を見たわけです。
しかし……
つ、つまらん! なんじゃこりゃ。
時は中世(なんでしょうね)ーー樽屋の息子(マイケル・ペイリン)が家を追い出されて街へ行き、さまざまな事情から怪物を退治に行く騎士のお供をすることになり、なんだかんだで怪物を退治して英雄になるという物語をコメディーに仕立てた映画ですが、一瞬たりとも笑えるところがありません。
私はテリー・ギリアムの映画は結構たくさん見ている……というか、この『ジャバーウォッキー』を見たことで全て見たことになります。
『未来世紀ブラジル』(1985)は名作だと思います。『12モンキーズ』(1996)もいい映画だと思いました(いつぞや一緒にUSJに行った末光さんは一番好きな映画としてこれを挙げていました)。
でも、それ以外は……『バンデットQ』(1981)も『バロン』(1988)も『フィッシャー・キング』(1991)も『ラスベガスをやっつけろ』(1998)も『ブラザーズ・グリム』(2005)も『ローズ・イン・タイドランド』(2005)も『Drバルナサスの鏡』(2009)も『ゼロの未来』(2013)も『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』(2018)も、つまんなくないですか。
残念ですが認めざるを得ません。真実というのは常に残酷なものですから、はっきり言います。
私はモンティ・パイソンもテリー・ギリアムも、どうしようもなくつまらないと思います。
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モンティ・パイソンがYoutubeで公式チャネルを開始しました。彼らの大爆笑コントを、無料で大量に公開しています。そして、AmazonのDVD購入メニューにリンクを貼ってます。その結果はなんと、売上げの23000%増加、だそうです。
モンティ・パイソン、YouTube上にて無料でコントを公開(動画)|ギズモード・ジャパン
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Sadistics (サディスティックス) | 1977 N.O.K. Live Concert
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サディスティクス、テレビ朝日NOK(音声のみ)
ニューおもしろ倶楽部のハイブリット葡萄畑――『葡萄畑元年TRILOGY番外編「歳末エレジー」』 | Let's Go Steady――Jポップス黄金時代 !
“NOK” (『ノックノック・ニューおもしろ倶楽部』は1970年代後半に火曜深夜に放送されていた情報番組。構成は、今は亡き景山民夫、そして司会が同じく今は亡き音楽評論家、映画評論家、小説家の今野雄二だった。ロキシーミュージックやミカ・バンドなどの紹介、『11PM』 、『リブ・ヤング!』、『チャンネル泥棒!快感ギャグ番組!空飛ぶモンティ・パイソンのコメンテイターや司会者とも知られる。なにか、“今野雄二”が好んでいたであろう洒脱と洗練がそこには同居していた。
むぎ茶の昭和懐メロ&CMソング大特集: ノックノック(NOK)・ニューおもしろ倶楽部 サディスティックス出演
「ノックノック・ニューおもしろ倶楽部」、1970年代後半の今野���二さん司会、田辺エージェンシー制作で放送されていた深夜番組(火曜日 0:10〜0:40放送)。構成は景山民夫さんだったとか。「ノックノック」とは、オープニング・タイトルで「N.O.K」となっているので、どうやらノック=N.O.Kで、ニュー、おもしろ、倶楽部(CLUBとつづらないよううでK)の略のようですね。
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紙芝居動画のテスト なんか知らん音ついてる 何これ
昔かいたモンティ・パイソンのトレス絵を使ったんじゃよ
これも過去絵
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『銀河ヒッチハイク・ガイド』の二十周年を記念したBBCのラジオ4のインタビューで、作者のダグラス・アダムスがなぜ42を選んだのかを解説している。インタビューでアダムスは次のような趣旨のことを答えている。 「モンティ・パイソン」の一人ジョン・クリースと仕事した事がある。そのときジョンは延々計算したあげくにやっと答えを出す「ダメな窓口係」のジョークをやっていた。ジョンはその答えが「全く意味の無い平凡な数字」でないと面白くないと言い出し、結局答えは「42」になった。究極の答えが3や7といった意味ありげな数字だと面白くないので、「全く意味の無い平凡な数字」を選ぼうとしているときにこの件を思いだし、これはうってつけだと思って「42」にした。 このインタビューは、その要約が河出書房版『銀河ヒッチハイク・ガイド』のあとがきに再録されている。また『銀河ヒッチハイク・ガイド』のCD(テレビ番組のDVDではなく、ラジオ番組を録音したCD-ROM8枚組のセットのほう)に収録されている。 ただし、アダムス自身が「記憶があいまいで、ほんとうにそうだったかは分からない」とも言っている。
生命、宇宙、そして万物についての究極の疑問の答え - Wikipedia
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"The Stanley Parable Ultra Deluxe"、なんとなくクリア。 ※画像は結構ネタバレだけど、あんまりネタバレ関係ないゲームのような。
とにかく変なゲームだった! 変な度合いで言うと今までで一番かも。ゲーム自体は「怖くないPortal」という感じ。GLaDOS的なナレーションのおじさんがいて、ほぼその人の一人芝居みたいな感じだった。で、このおじさんがすごいイギリス英語で、なんとなくモンティ・パイソンとか、未来世紀ブラジルを思い出す感じ。数字の書かれたオフィスの部屋がたくさんあるのも情報剥奪省ぽいし。あと、銀河ヒッチハイク・ガイドなんかも近いかも。とにかくイギリスの皮肉な感じが全編通じてある。 一応主人公はStanleyという事になってるけど、ほとんどプレイヤー自身とナレーターとのゲームって感じになるのかな。
分岐がかなりあるゲームなので、最初いくつかのエンディングを自分で見た後は攻略を見ながらやった。えーと、それで合計25…くらいはエンディング見たのかな…? 多分まだ他にもあるんだろうし、イースターエッグもたくさんあるようなので色々残っているとは思うけど、まあ結構楽しめたからいいかな。
同じルートを何度も通ることになるので、面倒な箇所を飛ばしてくれるようにはできているものの、何度も何度もやるとさすがにちょっと飽きるかも。あと、自らネタにしてたけど、ナレーターのおじさんがだんだんつらくなってくる…(笑)。これも狙いだろうけど。
意外にもグラフィックがかなり綺麗だった。元々は2013年のゲームだけど、このUltra DeluxeはUnityで作り直して最近リリースされたようなので、そのおかげなのかな。スキップボタンエンドやミュージアムエンド、エピローグなど結構グラフィックいいなと思った。
色々へんてこなゲームだけど面白くてよかった。
途中壁に貼ってあった画像、Targaって珍しいな。一気に仕事思い出したよ…(苦笑)
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モンティ・パイソンは、王室だろうが、政治家だろうが、宗教者だろうが、上流階級だろうが、庶民だろうが、身体障害者だろうが死者だろうが遠慮なく笑いにした。共産主義者も例外ではない。もちろん、その攻撃性を不快に思う人もいるだろう。ワタシも昔、「モンティ・パイソンと差別と検閲」という文章を書いているが、モンティ・パイソンが自分たちにとって都合の良い笑いだけを提供してくれるとは思わないことだ。
モンティ・パイソンの「ワールドフォーラム(コミュニストクイズ)」スケッチのニュアンスを解説する - YAMDAS現更新履歴
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買い取りさせていただきましたッ!
伝説のコメディーグループ、モンティ・パイソンに関するご本、生い立ちから秘話等モンティ・パイソンのすべてが分かるかもの本たち等。
ありがとうございますッ!
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『ウラジーミルPの老年時代』装画
共和国から刊行された翻訳小説『ウラジーミルPの老年時代』の装画を担当しました。もともと、共和国の本のファンだったのでとても嬉しいお仕事でした。
ロシアの某大統領をモデルにした風刺小説ということで、モンティ・パイソン、テリー・ギリアムのポップで露悪的なコラージュが浮かび、物語のポイントになるものを抜き出し描いたあと、コラージュ風に制作。装丁は共和国の刊行本全般を担当されている宗利淳一さん。
作品を読んでみて、物語の方向性はまた全然違うものの、去年公開されたヒトラー、スターリン、ムッソリーニ、チャーチルが廃墟の煉獄でグチグチ言い合うソクーロフの怪作『独裁者たちのとき』を思い出したりもし…。『独裁者たちのとき』では皆がやたらと外套を褒め合うのだけど、本作のPは高級時計に固執。腕時計が物語の重要なアイテムとして出てくるのでぜひ読んでみてください!
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マイケル・ホーニング(著)、梅村博昭(訳)
発行:共和国
価格 3,000円+税
引退した元ロシア大統領Pの別邸を舞台に跳梁する、介護士! ピンハネ! 鶏肉料理! --- ウクライナとベラルーシの一部を占領ずみの2030年代ロシア。引退し、モスクワ郊外の別邸で暮らす元大統領ウラジーミルPは認知症を患い、夜な夜なチェチェン人に襲われる夢を見る。介護士のシェレメーチェフは、長年にわたって誠実に元大統領に尽くしているが、反政府活動によって逮捕された甥を獄中から救い出すために、多額の賄賂が必要となる。金策に行き詰まった彼は、元大統領の私物に手を出してしまうのだが……。 現代ロシア社会の内幕を、リアルに、コミカルに、哀切に、そして預言的に描く、怪小説の日本語版(2016年作品)。
共和国個人的おすすめ本
『収容所のプルースト』:極寒の強制収容所で、秘密裏に行われたプルースト『失われた時を求めて』の連続講義。肉体的に厳しい環境ながら、知性の飢餓状態でもあった収容所の人々が自ら得意分野を共有し教え合う。物語は人を救う。本を読むことの幸せを噛み締めます。心の一冊です。
既刊一覧↓
https://www.hanmoto.com/bd/ed_republica
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(via ヴィルヘルム・ハンマースホイ - Wikipedia)
モンティ・パイソンのメンバーであるマイケル・ペイリンはハンマースホイ作品の大ファンで、BBCで『Michael Palin and the Enigma of Hammershoi』というドキュメンタリー番組を制作し、ハンマースホイの魅力を放送。ペイリン自身もハンマースホイの作品を所蔵しているらしい。
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ヴィルヘルム・ハンマースホイ(Vilhelm Hammershøi,Da-Vilhelm Hammershøi.ogg サウンド[ヘルプ/ファイル],1864年5月15日–1916年2月13日)は、デンマークの画家。姓はハメルショイ[1]、ハマスホイ[2]とも表記される。作品としては、白��黒・灰色を基調とした抑えた色調で、時間の止まったような静寂な空気を感じさせる細密なタッチの室内画が中心である。室内風景画の多くには鑑賞者に背を向けた人物(その多くは彼の妻イーダ)が描かれている。 ハンマースホイは生前にはデンマークを代表する画家として、特に国外で名声を得たが、その死後は急速に忘れられていった。再評価が始まったのはようやく20世紀末になってからである。
同じ室内を繰り返し描く点などフェルメールのオランダ絵画の影響が指摘されるが、白と黒を基調としたモノトーンに近い色使いと静謐な画面はハンマースホイ独自のものである。
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『スパマロット』感想
ブロードウェイのセント・ジェームズ劇場で上演中の『スパマロット』を見てきた。言わずと知れたモンティ・パイソンの映画に基づき、パイソンズの一人エリック・アイドルが楽曲を担当している。
アーサー王が、従者パッツィにランスロット卿、ガラハッド卿などと聖杯を求めて旅するナンセンス・コメディで、原作映画で大人気の殺人うさぎや「ニッ」の騎士などはもちろん登場する。さらに、エリック・アイドルやジョン・クリーズの音声が用いられたり、『ライフ・オブ・ブライアン』の代表曲 “Always look on the bright side of life”が歌われたりと、パイソンズ・ファンへのサービス精神は旺盛である。
他方で、結末をぶった斬って気持ちよく締めくくらない手つきに代表されるような、原作映画(というよりパイソンズのコント全般)にあったシュールさはかなり薄れている。アーサー王伝説について語る歴史学者は殺されないし、聖杯は見つかるし、アーサー王は湖の貴婦人ことグウィネヴィアと結婚するし、突き抜けたハッピーエンドが用意されている。
代わりにミュージカルへの翻案で強化されたのはミュージカルという形式への愛着まじりのツッコミである。『スパマロット』は、ミュージカルの慣習や歴史に対する過剰な自意識に充満した「メタ・ミュージカル」と呼ばれるサブジャンルに連なっている。「メタ・ミュージカル」ではしばしば、「ミュージカルとはなんぞや?」という問いかけが起こり、過去作品のなじみのメロディや振付、スターのパフォーマンス・スタイルが引用される(詳しくは、こちらの論考を読んでほしい)。わかる人にはわかるし、わからない人には「ミュージカルとはなんぞや?」という問いを共有した上で教育が施されるという二重性が、「メタ・ミュージカル」の特徴といえる。仲間の作品としては『プロデューサーズ』や『サムシング・ロッテン!』が知られている。
『スパマロット』の場合は、「ニッ」の騎士がアーサー王一行に「ミュージカルを作ってブロードウェイで上演せよ」という無茶振りを出し、その無茶振りに答えた結果、聖杯が観客席から発見されるというように「ミュージカルであること」がストーリーに強く組み込まれている。第二幕後半はほとんど、ミュージカルのお約束にミュージカルの形式でツッコミを入れ続けており、聖杯伝説が後景に退くくらいである。
このように本作は、アーサー王伝説にパイソンズ、ミュージカル史と、笑いのフックがさまざまに仕掛けられていることに加え、俳優たちの息のあった噛み合わない会話に、複数の役を素早く演じ分けるイーサン・スレイターにアレックス・ブライトマンのアクロバティックな器用さも見応えがあり、私が見た回では客席がドッカンドッカン湧いていたのが印象的だった。しかし同時に、その笑い声には大らかな温かさというよりも、「なんとしてでも笑ってやろう」という切羽詰まった貪欲さも聞こえてきたような気がする。
「メタ・ミュージカル」の先駆けである『プロデューサーズ』の初演は2001年6月で、その数ヶ月後には9.11が起こる。その後2002年に『ユーリンタウン』が上演され、以降「メタ・ミュージカル」にカテゴライズされる作品はコンスタントに制作され続けている。もちろん「メタ・ミュージカル」が制作され続ける一番の理由は、「ミュージカルにツッコミを入れれば売れる」と判断されたからであろう。しかし、自虐から始まったはずなのに最終的に強い自己肯定へと結実する「メタ・ミュージカル」がもたらす笑いは、観客にとっては足元がぐらつくような不安を一瞬和らげてくれるものであったことは想像に難くない。2024年現在、縋るように聞こえる笑い声が響く『スパマロット』の観客席に座りながら、「メタ・ミュージカル」が興隆した当時(すなわち本作初演時)の観客席とはこういう空気感だったのだろうかと考えさせられてしまった。
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『まぼろしの市街戦』
やはり戦争というのは喜劇と相性がいいものだと改めて思った。どちらも人間の愚かしさがふんだんにあるからなんだろう。戦争ほどスラップスティックな世界はない。
発端からしてはやゲラゲラ、コメディを作る、作り切るという意気に溢れていて素晴らしい。そうしてまたそれをやり切ってしまった見事さに感服する。主人公の伝書鳩の係が素っ裸になって皆のところへ行かんとするラストはまことにそのやり切った感の発露と見える。
それはまあ現代の目からすれば戦争と精神病院(当時の言葉で云うところの)を対比させて果たして真に狂っているのは……とやるのは比喩・暗喩の仕方が解り易いに過ぎるとは思う。だがそれがけして古臭くないのはこの映画の���しさを表していると思う。
あとあれ、気狂いの皆さんが街に出て思い思いの派手な装束に身を包んで楽しく過ごし始めるのを観て、テリー・ギリアムの映画のようだとも少し思った。この映画が作られたのは1968年と聞くが、モンティ・パイソンの第一シリーズが開始されたのが確か69年だったはずで、そんな時代の空気もあったのかもしらんね。
2024/02/18 U-NEXT
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俺の中の快盗とか義賊のイメージってモンティ・パイソンに出てくる、犯罪で手に入れたルピナスの花を貧乏人の家に配って回るキチガイなんよね。完全に善意、完全に美意識。ただただ自己完結してて思考は理解不能だし、結果としての行動も常軌を逸している。デロリンマン。
すこやかむいむいさんはTwitterを使っています
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まあそれはそうかもしれないけど、その元ネタとなった『Monty Python and the Holy Grail』は、正直前半退屈だし後半グッダグダな映画(でも、モンティ・パイソンを見ているうちに面白くなれる…かな?)だから、いきなり見るのはお勧めできない
とりあえず『モンティ・パイソン』のスケッチをいくつか見てから覚悟を決めてみてほしい
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テレビの黎明期において、コメディは通常観客のいる舞台で演じられるものであり、収録には観客の笑いが入っているのが当然であった。しかし、スタジオでの撮影が普及するにつれ、舞台での臨場感を代替するため、録音笑いの技法が考え出された。 録音笑いがテレビ番組の技法として初めて用いられたのは、アメリカで1950年に放映されたシチュエーション・コメディである『ザ・ハンク・マッキューン・ショウ』であった[1]。その後、普及を重ねる中で、アメリカのシチュエーション・コメディを特徴付ける重要なアイコンになるまで至った。『アイ・ラブ・ルーシー』、『奥さまは魔女』、『じゃじゃ馬億万長者』、『アーノルド坊やは人気者』、『フルハウス』、『iCarly』など、日本でも人気となった作品で盛んに録音笑いが用いられ、日本人にとってもなじみのある技法となった。 ヨーロッパにおいても用いられ、『空飛ぶモンティ・パイソン』『Mr.ビーン』などのコメディ番組で録音笑いが盛んに使われた。 昭和期の日本のコメディやバラエティ番組においては、観客のいる場でのライブ収録が多かったため、録音笑いが用いられることは多くなかったが、『ドリフ大爆笑』が盛んにこれを用い、日本のテレビ番組における録音笑いのパイオニアとなった。 その後、コメディにおいてもスタジオセット撮影やカメラの切り替えといった技法が普及すると、観客がいない場での収録が増加したため、昭和終期に『オレたちひょうきん族』をはじめとするコメディ番組が録音笑いを用いるようになり、一時期日本のテレビ番組においても一般的な技法となったが、平成期に入ると前述のとおり無観客のシーンはスタッフの笑い声を直接取り入れる方式が台頭してきたため、録音笑いは衰退の一途を辿っていった。
録音笑い - Wikipedia
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「美妙な死体」の物語、読み終えた。
レオノーラ・キャリントンは絵がすごく素敵だなと思っていたけど、小説も書いていたというのは初めて知って、ネットで紹介していた古書ドリスさんまで行って買ってきた。
かなり短い短編10編と、中編が1つ収録されている。短編の方は全体的にちょっとホラーなおとぎ話という感じで全然悪くはないけど、お話としてはそこまでかな…という感じだったかも。でも、いかにもレオノーラ・キャリントンの絵に出てきそう!というシーンが多くて、そういう意味でとても楽しめた。「うぶな娘」、「愛人」、「白兎」あたりは特に良かったな。絵で見てみたい。
中編の「石の扉」は、最初読み始めた時はなんだかよくわからなくてふわっとした話が続くのでちょっとだめかも…と思っていたけど、読み進めるに連れてどんどん面白くなってきて、明け方までかけて一気に読んでしまった。 これもおとぎ話のような感じだけど短編より長い分、錬金術や占星術などオカルト的な要素や、夢と兆候なんかも色々出てきて、パウロ・コエーリョのアルケミストにも似ている気がした。こちらはもっとよく分からない感じだけど。でもすごくよかったなあ。ただ、登場人物がやや多くて、誰が誰の話をしているのかよく分からない部分があって読み流してしまったりしてたので、もう一度読んでみたい気もする。
しかし絵だけではなくてこんな小説も書けるとはレオノーラ・キャリントンかっこいいなあ。別の本で「耳ラッパ」という有名なのがあるようなので、そちらも読んでみたい。ただ、聖杯伝説が下敷きになっているようで、聖杯伝説を知らない自分が読んで分かるのかどうか…。(モンティ・パイソンのホーリーグレイルだけは観たことある…)
あと、装丁がかっこいいなと思っていたら、奥村靫正さんだった。さすが…!
時間を直線として考えるのは単なる偏見よ。だって何も直線でなくて、螺旋とか、折れ線、円とかなんでも私達が勝手に考えるような線も描けるんだから。時間というのは何か必ず始まりがあって終わりがあるものとして考え出されたものだもの。
ええ、私にとっては言葉だって恐ろしい。言葉は不完全だから、当てにならない。書かれた文字は鉛の塊のように時間の中でぶらさがっている。全ては年月と惑星と共に動かねばならないのに。
でもやっぱり絵がいいなあ。
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