#メキシコの小娘
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ちょっと前に『文明交錯』を読んだ
日記と銘打っているが最後に更���したのは1年前である。
ひと月くらい前に読んだ『文明交錯』(著:ローラン・ビネ、訳:橘明美、出版:東京創元社)のことを、まだよく思い出している。その間に「古代メキシコ展」へいったからかもしれない。フランシスコ・ピサロたちコンキスタドールに滅ぼされたインカ帝国が、逆にスペイン、ひいては西欧を征服してゆく架空の歴史小説。ページをめくる手がずっととめられず、溺れるように読んだなあという歓びがあって、前にそういう読み方をしたのは『テスカトリポカ』『プロジェクト・ヘイル・メアリー』あたり。2023年の上半期でいちばんよかった作品としてまっさきに挙げるし、たぶん下半期でこれを超える作品に出会わないだろうという予感もある。
まさしくそのテーマについて書いていた本を思い出して、大学生の頃に一読した『銃・病原菌・鉄』(著:ジャレド・ダイアモンド、訳:倉骨彰、出版:草思社)を読み直した。1部3章「スペイン人とインカ帝国の激突」で、コンキスタドールがインカ帝国に比べて少数にも関わらず滅亡に追い込めた直接的要因に銃器・鉄製の武器、騎馬などにもとづく軍事技術、ユーラシアの風土病・伝染病に対する免疫、航海技術、集権的な政治機構、文字を持っていたことを挙げている。『文明交錯』はどの地点での歯車がずれたらそれらの要因が排除されて史実の結末が変わってゆくか、そしてその結果がどうなってゆくかを4幕構成で描く。バタフライ効果の鍵は10世紀のアイスランド。
ヨーロッパで初めてグリーンランドに入植した赤毛のエイリーク、その息子の幸運なるレイフがアメリカ大陸に到達したとされる「グリーンランド人のサガ」をもとにして、レイフの妹であるフレイディースを中心に据えた1幕が始まる。富と名誉を求めてヴィンランド(かつて存在した北アメリカの土地)を目指したフレイディースは「グリーンランド人のサガ」によれば旅のあとでグリーンランドに戻ってくるが、作品内ではアメリカ大陸を陸沿いに役畜を伴ってどんどん南下する。ニューイングランドあたりから出発し、後年インカ帝国が勃興するペルーまで多くのスクレリングたちと交流しては製鉄技術や有輪鋤についての知識を与えたり、トウモロコシの知識やココアを与えられたりするが、彼らは必ず伝染病によって亡くなってゆく。そのたびルーン文字で墓標を刻み、置き土産として何頭かのつがいの家畜を各地で残す。それが結果的に、スクレリングの子孫たちが馬にまたがり鉄の武器をたずさえ疫病に免疫を持つこととなり、その約500年後の2幕でキューバへやってきたコロンブス撃退につながる。捕虜としたコロンブスからカスティーリャ語や「外の世界」への航海地図、そして胸で十字を切る〈磔にされた神〉のことが伝わり、そうやって舞台が整備されたところで(史実では)インカ帝国最後の皇帝アタワルパが登場する3幕がはじまる。ここまでのところで全体の5分の1くらい。
全4幕は順に、サガ、コロンブス航海記、年代記、セルバンテス風の小説と書きざまも登場人物も視点も変わっているのでぜんぜん飽きない。史実との絡め方も非常に巧みで、16世紀ヨーロッパといえばルターの起こした宗教改革の時期。アタワルパたちの信仰は太陽教と呼ばれるようになるが、ヘンリー8世がアン・ブーリンと結婚するためにイングランド国教会ではなく太陽教への改宗を進めたり、ドイツ農民戦争で掲げられた農民の12ヶ条要求を太陽教はどう呑んだかなどおもしろかった。
恥ずかしながら国際情勢に疎い。職場ではずっとラジオが流れているのでそのたぐいのニュースを耳にしない日はないのだが、なんらかが話題に挙がればその場でちょっと調べ、なんとなくわかった気になりすぐに忘れるをくり返している。あるとき、これじゃよくないよなと衝動的に思って、西欧を中心に歴史とか文化や技術の流れについての書籍を読むようになった。去年の今ぐらいの時期から始めたのでもう1年くらいになる。知識をどかどか詰め込みたいタイプの性格なので、どうやらけっこう向いているっぽい。こちらの視点ではああだし逆側からだとこうだしとか、ぜんぜん関係ないと思っていた事柄が、とある地点で急につながると昂ぶったりする。ほとんど電子書籍で買っているので、いざ開いてみて難しいから今じゃないというタイトルもたくさんあり、いろいろ回り道をしてから戻るとすんなり文章が入ってくることもある。その瞬間がいちばん楽しいかもしれない。そういうようにして、ここ1年で読んできた諸々の、現時点で出された中間テスト的な作品が『文明交錯』だったんだと思って��しくなったりもする。でもなー、電子書籍のよくないところってページ数と行数がわからないんだよな、仕方ないんだけどそこだけが難点だ。
「ある人々は雷神トールの娘で太陽神によって遣わされたという〈赤毛の女王〉の古い伝説を思い出し、思わず太陽に向かって礼拝した。」 「タイノもインカも、数多の神々の一人としてトール神を崇めていて、しかもどちらもこの神の起源を知らなかった。」
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Sweet XV - 05.11.23
So, Kenia, Asael and I made some sweet XV pics for the soon to be birthday of Kenia. Hope you enjoy the images!!!
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2023年見たもの色々
世の中的にはコロナ禍明けで色々と以前の生活を取り戻しているけれど、すっかり出不精になってしまった2023年でした。
一度は外したマスクも冬に近づくにつれまた手放せなくなっている(インフルエンザ予防でもあるのでコロナのせいだけではないけれど)。
これが私のニュースタンダードかもしれないと思いつつ、以前のようにフットワーク軽く出歩く生活に戻れるなら戻りたいとも思う1年でした。
【ライブ】9
配信
・LE SSERAFIM Fan Meeting FEARNADA Day-1
・LE SSERAFIM Fan Meeting FEARNADA Day-2
・Agust-D TOUR 'D-DAY' in JAPAN Day-2(Live Viewing)
・Agust-D TOUR 'D-DAY' in JAPAN Day-3
・Agust-D TOUR 'D-DAY' in SEOUL Day-1
・Agust-D TOUR 'D-DAY' in SEOUL Day-2
・Agust-D TOUR 'D-DAY' THE FINAL Day-2
・Agust-D TOUR 'D-DAY' THE FINAL Day-3
・LE SSERAFIM TOUR FLAME RISES in SEOUL Day-2
【歌舞伎】10
・壽初春大歌舞伎 第一部(卯春歌舞伎草紙/弁天娘女男白浪) @ 歌舞伎座
・壽初春大歌舞伎 第三部(十六夜清心) @ 歌舞伎座
・二月大歌舞伎 第三部(霊験亀山鉾) @ 歌舞伎座
・鳳凰祭四月大歌舞伎 夜の部(与話情浮名横櫛/連獅子) @ 歌舞伎座
・六月大歌舞伎 夜の部(義経千本桜) @ 歌舞伎座
・八月納涼歌舞伎 第二部(新門辰五郎/団子売) @ 歌舞伎座
・吉例顔見世大歌舞伎 夜の部(松浦の太鼓) @ 歌舞伎座
・十二月大歌舞伎 第三部(猩々/天守物語) @ 歌舞伎座
・新作歌舞伎 流白浪燦星 @ 新橋演舞場
・十二月大歌舞伎 第二部(爪王/俵星玄蕃) @ 歌舞伎座
【映画】10
・BTS Yet to Come in Cinemas
・RRR
・午前4時にパリの夜は明ける
・ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー
・小さな兵隊
・はなればなれに
・リトル・マーメイド
・バービー
・Taylor Swift THE ERAS TOUR
・Renaissance: A Film by Beyonce
【美術】23
・ピカソとその時代 @ 国立西洋美術館
・江戸絵画の華 第1部:若冲と江戸絵画 @ 出光美術館
・毎日愛について祈っている/EVERY DAY I PRAY FOR LOVE @ 草間彌生美術館
・宇野亜喜良 万華鏡 @ ggg
・北欧デザイン展 @ 日本橋高島屋
・クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ @ 東京都現代美術館
・本と絵画の800年 吉野石膏所蔵の貴重書と絵画コレクション @ 練馬区立美術館
・松本幸四郎家 高麗屋展 @ 日本橋高島屋
・森本美由紀展 @ 弥生美術館
・京都細見美術館の名品 琳派、若冲、ときめきの日本美術 @ 日本橋高島屋
・芸術家たちの南仏 @ DIC川村記念美術館
・マティス展 @ 東京都美術館
・本橋成一とロベール・ドアノー 交差する物語 @ 東京都写真美術館
・フロレンティン・ホフマン MORE Yellow @ White Stone Ginza Gallery
・歌舞伎衣装展 @ 日本橋三越本店
・古代メキシコ -マヤ、アステカ、テオティワカン- @ 東京国立博物館 平成館
・ソール・ライターの原点 ニューヨークの色 @ 渋谷ヒカリエ ホールA
・平間至 写真のうた @ 渋谷ヒカリエ ホールB
・テート美術館展 @ 国立新美術館
・知られざる至極の木版画 摺物 @ 北斎館
・超絶技巧、未来へ! @ 三井記念美術館
・コスチュームジュエリー @ パナソニック汐留美術館
・街の中のRyo.デザイン @ 柳原良平アートミュージアム
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’23年12/16(土)~17(日)『Atelier Reiko メタルクラフトパーティー』 開催♪
Atelier Reiko ★2023★ 『メタルエンボッシング・メタルクラフトパーティー』
今回開催するメタルクラフトパーティーは、 アトリエレイコのお教室の仲間で作り上げた世界です。 メタルエンボッシングアートの魅力をお伝え致します。 素晴らしいアートと楽しいひとときをお楽しみください。 皆様のご来場を心よりお待ちしております。
メタルエンボッシングアートとは 古代ローマ帝国占領下のイギリスで錫工芸として発祥しました。 1992年メキシコのマグダリーナ・バリーナがスペインのイコン作家から、メタルを使うレプハド(ラテン語で押すという意味)のテクニックを学び、2002年に娘のマグダリーナマルドゥーンがアメリカにこのクラフトを広め、2004年に日本に紹介された歴史のある新しいクラフトです。
【開催日時】 2023年12月16日(土) 11:00〜19:00 2023年12月17日(日) 10:00〜17:00
【会場】 SAi GALLERY(サイマーケット内1F)http://saimarket.com/ 〒173-0037 板橋区小茂根1-9-5 【東京メトロ副都心・有楽町線「小竹向原」駅徒歩3分】
【HP】 https://atelierreiko.hp.peraichi.com/
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土曜日
天気が良かったのでサイクリング。仙川→上石神井→大泉学園→田無→三鷹→仙川と約30kmをサイクリング。道中立ち寄った本屋でアイスバーグスリムの人気作品「PIMP」を発見し、購入。
15時ごろ一度家に戻り、今度はセンイチブックスに商品を入れ替えに行った。30センチ四方の小さな棚の中にどんな商品をどう陳列するのが良いのか、ずっと分からないままだが、色々と試している。
今回は、
・自宅の本棚と同じように、雑然とした陳列にしてみた。本の高さや面を揃えると見栄えは良いかもしれないが、気軽に本を手に取ってもらえなくなるかもしれないと思ったので。
・カラフルな背表紙の商品を追加する。パッと見で興味を持ってもらうために。
てな感じで。腕を組み、ウンウン言いながら雑然さを演出しようとする自分のことをもう一人の自分が嘲笑う。
しばらくして妻が車で迎えにきた。運転を変わり、吉祥寺で娘をピックアップ。そのあと三鷹のシズラーでサラダパーティー。
日曜日
娘と原宿に行ってきた。11時半に仙川駅で娘と待ち合わせ。駅に着くとなんだか調子の悪そうな顔した娘が立っていた。どうしたのかと聞くと、母から無理やりピンク色の服を着させられて萎えているという。かわいいよ?と褒めてみても全然ダメ。とても楽しめる雰囲気じゃなかったので笹塚駅前のUNIQLOに立ち寄り、彼女の好みの服を買うことにした。
娘はいつごろからか、とにかくシンプルな服装を好むようになり、デニムに無地のTシャツ姿が一番しっくりくるそうだ。UNIQLOで黒の無地Tを購入、着替えたら元気が出た。
原宿着。とりあえず昼メシにすっかと、竹下通りを歩いていく。途中、390という店に行きたいというので立ち寄った。プチプラの雑貨屋で、店内は若い子が多くておっさんは僕だけ。なんとなく娘に申し訳ない気がしてきて少し離れたところで待っていた。娘はなんだかソワソワしながら売り場を見て回ってる。大丈夫かなと思って声をかけると、可愛い子が多くて気まずいと言っていた。髪飾りのコーナーで立ち止まったので一緒に見てあげる。これ似合うんじゃん?と選んでみたら気に入ったらしくお買い上げ。
店を出て竹下通りをさらに歩く。娘も結構元気が出てきたようだ。脇道を少し入ったところにあるメキシコ料理屋でランチ。いつもは軽めのおつまみとメスカルやテキーラばかり頼んでいたが、今日はブリトーだとかをオーダー。娘は美味い美味いと食べていた。
昼食後、娘に連れられて人気のわたあめ屋へ。ポリバケツに入れられたわたあめを小遣いで買っていた。さて、そろそろ行きますかと、向かったのはNANZUKA UNDERGROUND。ケニーシャーフの個���を見にきた。二人とも興奮。かなり良かった。
その後、僕はイソップで、娘はフライングタイガーで軽く買い物して帰宅。とても楽しかった。にしても娘はもうただの可愛い子供じゃないんだな。思春期ど真ん中って感じで、普通に身体に触れるのも気を使う。お尻に触らないで!とか言われちゃって。反抗期とか来ちゃうのかな。やだな。
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🎼 00918 「Let's Go Trippin'」。
2021年5月25日。強い国 "アメリカ合衆国国務省 (United States Department Of State)" は、2021年5月24日、流行病にビビっているのかどうなのか、自国の国民に対し うちの国への渡航の警戒レベルを上げて渡航を中止するやうな勧告を発したさうです。警戒レベルは 4段階のうちの "4" です。そんなこんなで 東京のオリンピックがリンリンランランでオンリーピックしてしまうと 巷が わーわー騒いでいるみたいですけれど、そんなことはさておき、強い国の "警戒レベル4"をインターネッターしてみましたので さらさらと載せておきます。ちなみに 警戒レベルは Level 1: Low, Level 2: Moderate, Level 3: High, Level 4: Very High となっています。日々アップデートされているやうですので、正確性は微妙ですけれど、目安というか "ある��間" を切り取った感覚で感じてみたいと思います。
・強い国が指定した "Very High" な国や地域。
(2021年5月24日現在)
・2021年5月24日にエントリーされたところ。
Guam (グアム)
Japan (うちの国)
Puerto Rico (プエルトリコ)
Sri Lanka (スリランカ)
U.S. Virgin Islands (アメリカ領バージン諸島)
・2021年5月19日にエントリーされたところ。
Afghanistan (アフガニスタン)
Albania (アルバニア)
Andorra (アンドラ)
Argentina (アルゼンチン)
Armenia (アルメニア)
Aruba (アルバ)
Austria (オーストリア)
Azerbaijan (アゼルバイジャン)
Bahamas (バハマ)
Bahrain (バーレーン)
Bangladesh (バングラデシュ)
Belarus (ベラルーシ)
Belgium (ベルギー)
Bermuda (バミューダ諸島)
Bolivia (ボリビア)
Bonaire (ボネール島)
Bosnia and Herzegovina (ボスニア・ヘルツェゴビナ)
Botswana (ボツワナ)
Brazil (ブラジル)
Bulgaria (ブルガリア)
Burma (Myanmar) (ビルマ、ミャンマー)
Cambodia (カンボジア)
Canada (カナダ)
Cape Verde (カーボベルデ)
Central African (中央アフリカ共和国)
Chile (チリ)
Colombia (コロンビア)
Costa Rica (コスタリカ)
Croatia (クロアチア)
Cuba (キューバ)
Curacao (キュラソー島)
Cyprus (キプロス)
Czech Republic (チェコ)
Democratic Republic Of The Congo (コンゴ民主共和国)
Denmark (デンマーク)
Djibouti (ジブチ)
Dominican (ドミニカ)
Easter Island (イースター島、パスクア島)
Ecuador (エクアドル)
Egypt (エジプト)
Estonia (エストニア)
Ethiopia (エチオピア)
Finland (フィンランド)
France (フランス)
French Guiana (フランス領ギアナ)
Gabon (ガボン)
Georgia (ジョージア)
Germany (ドイツ)
Greece (ギリシャ)
Guadeloupe (グアドループ)
Guatemala (グアテマラ)
Guinea (ギニア)
Guinea-Bissau (ギニアビサウ)
Guyana (ガイアナ)
Honduras (ホンジュラス)
Hungary (ハンガリー)
India (インド)
Indonesia (インドネシア)
Iran (イラン)
Iraq (イラク)
Ireland (アイルランド)
Italy (イタリア)
Jamaica (ジャマイカ)
Jordan (ヨルダン)
Kazakhstan (カザフスタン)
Kenya (ケニア)
Kosovo (コソボ)
Kuwait (クウェート)
Kyrgyzstan (キルギス)
Latvia (ラトビア)
Lebanon (レバノン)
Lesotho (レソト)
Libya (リビア)
Liechtenstein (リヒテンシュタイン)
Lithuania (リトアニア)
Luxembourg (ルクセンブルク)
Madagascar (マダガスカル)
Maderia Islands (マデイラ島)
Malaysia (マレーシア)
Maldives (モルディブ)
Mali (マリ)
Malta (マルタ)
Martinique (マルティニーク)
Mayotte (マヨット)
Mexico (メキシコ)
Moldova (モルドバ)
Monaco (モナコ)
Mongolia (モンゴル)
Montenegro (モンテネグロ)
Namibia (ナミビア)
Nepal (ネパール)
Netherlands (オランダ)
Niger (ニジェール)
North Macedonia (北マケドニア)
Norway (ノルウェー)
Oman (オマーン)
Pakistan (パキスタン)
Panama (パナマ)
Paraguay (パラグアイ)
Peru (ペルー)
Philippines (フィリピン)
Poland (ポーランド)
Portugal (ポルトガル)
Qatar (カタール)
Republic Of The Congo (コンゴ)
Reunion (レユニオン島)
Romania (ルーマニア)
Russia (ロシア)
Saint Barthelemy (サン・バルテルミー島)
Saint Lucia (セントルシア)
Saint Martin (サン・マルタン島)
Saint Vincent And The Grenadines (セントビンセント 及び グレナディーン諸島)
San Marino (サン・マリノ)
Saudi Arabia (サウジアラビア)
Serbia (セルビア)
Seychelles (セーシェル)
Slovakia (スロバキア)
Slovenia (スロベニア)
Somalia (ソマリア)
South Africa (南アフリカ)
South Sudan (南スーダン)
Spain (スペイン)
Suriname (スリナム)
Sweden (スウェーデン)
Switzerland (スイス)
Syria (シリア)
Timor-Leste (東ティモール)
Trinidad And Tobago (トリニダード・トバゴ)
Tunisia (チュニジア)
Turkey (トルコ)
Turks And Caicos Islands (タークス・カイコス諸島)
Ukraine (ウクライナ)
United Arab Emirates (アラブ首長国連邦)
Uruguay (ウルグアイ)
Venezuela (ベネズエラ)
Yemen (イエメン)
と言った感じで (あゝくたびれた) ちょっと気になる China って国はどうなのかなと思ったら なんと "Level 1" でした。そんな中、新しい娘さんに お小遣いを叩こうかどうか悩んでいます。
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MY映画ベスト100
カラー映画に対するモノクロ映画の圧倒的な優位性を鑑みて、まずモノクロから50作を選び、そのあとにカラーから50作を選んだ。基本的には順不同の立場をとりながら、想い入れの深いタイトルは何だかんだで上の方にきている。同監督作が並び過ぎてしまう都合上、同監督作からはモノクロ・カラーそれぞれ3作までとしている。
モノクロ
米『マルクス兄弟デパート騒動』 チャールズ・F・ライスナー
日『鴛鴦歌合戦』 マキノ雅弘
米『星を持つ男』 ジャック・ターナー
仏『奥様は魔女』 ルネ・クレール
米『周遊する蒸気船』 ジョン・フォード
日『丹下左膳餘話 百萬兩の壺』 山中貞雄
日『晩春』 小津安二郎
仏『素晴らしき放浪者』 ジャン・ルノワール
米『踊らん哉』 マーク・サンドリッチ
独『街角 桃色の店』 エルンスト・ルビッチ
メ『皆殺しの天使』 ルイス・ブニュエル
日『簪』 清水宏
米『マルクス兄弟オペラは踊る』 サム・ウッド
米『気儘時代』 マーク・サンドリッチ
日『長野紳士録』 小津安二郎
仏『ル・ミリオン』 ルネ・クレール
米『タバコ・��ード』 ジョン・フォード
独『サンライズ』 F・W・ムルナウ
米『空中レヴュー時代』 ソーントン・フリーランド
日『弥次喜多道中』 斎藤寅次郎
仏『犯人は21番街に住む』 アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
日『有りがたうさん』 清水宏
日『けんかえれじい』 鈴木清順
米『有名になる方法教えます』 ジョージ・キューカー
独『ニノチカ』 エルンスト・ルビッチ
米『マルクスの二挺拳銃』 エドワード・バゼル
日『麦秋』 小津安二郎
米『幌馬車』 ジョン・フォード
米『ロバータ』 ウィリアム・A・サイター
米『マルクス兄弟珍サーカス』 エドワード・バゼル
独『生活の設計』 エルンスト・ルビッチ
ス『ゲスト』 ホセ・ルイス・ゲリン
米『フィラデルフィア物語』 ジョージ・キューカー
米『春の珍事』 ロイド・ベーコン
米『危険な場所で』 ニコラス・レイ
露『戦争のない20日間』 アクセレイ・ゲルマン
仏『情婦マノン』 アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
仏『どん底』 ジャン・ルノワール
オ『緋色の街』 フリッツ・ラング
米『結婚五年目』 プレストン・スタージェス
デ『ゲアトルーズ』 カール・テオドア・ドライヤー
米『ロイド・ベーコン』 泣き笑いアンパイア
米『街の灯』 チャールズ・チャップリン
米『赤ちゃん教育』 ハワード・ホークス
米『ラスティ・メン / 死のロデオ』 ニコラス・レイ
米『オクラホマ・キッド』 ロイド・ベーコン
米『テキサス』 ジョージ・マーシャル
伊『神の道化師 フランチェスコ』 ロベルト・ロッセリーニ
米『レッドボール作戦』 バッド・ベティカー
仏『幸福の設計』 ジャック・ベッケル
独・仏『忘れじの面影』 マックス・オフュルス
米『有頂天時代』 ジョージ・スティーブンス
オ『窓飾の女』 フリッツ・ラング
仏『巴里祭』 ルネ・クレール
仏『ランジュ氏の犯罪』 ジャン・ルノワール
米『キャット・ピープル』 ジャック・ターナー
日『風の中の子供』 清水宏
米『カブスのエースは言い訳好き』 レイ・エンラント
米『レディ・イブ』 プレストン・スタージェス
グ『歌うつぐみがおりました』 オタール・イオセリアーニ
米『西部を駆ける恋』 ウィリアム・A・サイター
米『牧場の花嫁』 ジョージ・マーシャル
米『愛の弾丸』 ジョージ・スティーブンス
米『アリゾナのバロン』 サミュエル・フラー
米『狩人の夜』 チャールズ・ロートン
独『らせん階段』 ロバート・シオドマク
日『河内山宗俊』 山中貞雄
仏『アタラント号』 ジャン・ヴィゴ
米『モンキー・ビジネス』 ハワード・ホークス
フィ『カラマリ・ユニオン』 アキ・カウリスマキ
仏・独『アンナ・マグダレーナ・バッハの日記』 ストローブ=ユイレ
米『タイムリミット25時』 ハロルド・クルアーマン
米『サリヴァンの旅』 プレストン・スタージェス
伊『ベリッシマ』 ルキノ・ヴィスコンティ
米『孤独な場所で』 ニコラス・レイ
国���ではアメリカがぶっちぎり。フランス・日本・ドイツがその後を追う。
アメリカ 37
フランス 12
日本 11
ドイツ 7
イタリア 2
メキシコ 1
ロシア 1
スペイン 1
フィンランド 1
明確に間引いた監督は以下6名、三作に収めるのは辛かった。その他、J・ターナーやJ・マーシャルやJ・スティーブンスやJ・キューカーにもまだ挙げたい作品があったように思う。
小津安二郎
マーク・サンドリッチ
ルネ・クレール
ジョン・フォード
エルンスト・ルビッチ
ジャン・ルノワール
ロイド・ベーコン
役者別では、アステア&ロジャースと笠智衆が競り、コンビ作以外にも主演のあったロジャースが競り勝った。複数の監督作にまたがって出演している人のみをカウントしたため、杉村春子・三宅邦子の2出演とエドワード・G・ロビンソンの2出演は除いている。
ジンジャー・ロジャース 6
フレッド・アステア 5
笠智衆 5
マルクス兄弟 4
原節子 3
ジョエル・マクリー 3
バーバラ・スタンウィック 2
キャサリン・ヘップバーン 2
ミシェル・シモン 2
カラー
台『クーリンチェ少年殺人事件』 エドワード・ヤン
ス『シルヴィアのいる街で』 ホセ・ルイス・ゲリン
無『コッポラの胡蝶の夢』 フランシス・フォード・コッポラ
日『東京上空いらっしゃいませ』 相米慎二
中『ヒーロー・ネバー・ダイ』 ジョニー・トー
仏『恋の秋』 エリック・ロメール
中『俠女』 キン・フー
日『紅の豚』 宮崎駿
米『ドノバン珊瑚礁』 ジョン・フォード
日『秋刀魚の味』 小津安二郎
米『グラン・トリノ』 クリント・イーストウッド
伊『夕陽のギャングたち』 セルジオ・レオーネ
リ『ライフ・オブ・ウォーホル』 ジョナス・メカス
ス『マルメロの陽光』 ヴィクトル・エリセ
日『ツィゴイネルワイゼン』 鈴木清順
日『あの夏、いちばん静かな海。』 北野武
米『ビッグフィッシュ』 ティム・バートン
米『トップガン』 トニー・スコット
米『天使にラブソングを2』 ビル・デューク
日『鉄塔 武蔵野線』 長尾直樹
米『フィールド・オブ・ドリームス』 フィル・アルデン・ロビンソン
日『勝手にしやがれ!!黄金計画』 黒沢清
米『ナイト&デイ』 ジェームズ・マンゴールド
米『ゴースト・オブ・マーズ』 ジョン・カーペンター
イ『友だちのうちはどこ?』 アッバス・キアロスタミ
仏『フレンチカンカン』 ジャン・ルノワール
日『浮草』 小津安二郎
伊『ニュー・シネマ・パラダイス』 ジュゼッペ・トルナトーレ
米『ピーウィーの大冒険』 ティム・バートン
米『ダージリン急行』 ウェス・アンダーソン
日『ソナチネ』 北野武
ベ『夏至』 トライ・アン・ユン
伊『ワンス・アポン・ア・タイム��イン・アメリカ』 セルジオ・レオーネ
米『運び屋』 クリント・イーストウッド
日『アカルイミライ』 黒沢清
中『ターンレフト ターンライト』 ジョニー・トー
日『ルパン三世 カリオストロの城』 宮崎駿
日『青空娘』 増村保造
ポ『溶岩の家』 ペドロ・コスタ
台『ヤンヤン 夏の思い出』 エドワード・ヤン
日『夏の庭』 相米慎二
日『菊次郎の夏』 北野武
米『フェイク』 オーソン・ウェルズ
仏『緑の光線』 エリック・ロメール
韓『美術館の隣の動物園』 イ・ジョンヒャン
米『大砂塵』 ニコラス・レイ
米『断絶』 モンテ・ヘルマン
日『接吻』 万田邦敏
米『不滅の物語』 オーソン・ウェルズ
日『魚影の群れ』 相米慎二
仏『レネットとミラベル / 四つの冒険』 エリック・ロメール
日『さゞなみ』 長尾直樹
日『大地の子守歌』 増村保造
中『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を』 ジョニー・トー
日『イヌミチ』 万田邦敏
米『エスケープ・フロム・LA』 ジョン・カーペンター
米『ザ・マミー / 呪われた砂漠の女王』 アレックス・カーツマン
米『コンタクト』 ロバート・ゼメキス
米『プリティ・リーグ』 ペニー・マーシャル
日『三鳥羽三代記』 番匠義彰
日『夢ニ』 鈴木清順
日『コックファイター』 モンテ・ヘルマン
日『地獄の警備員』 黒沢清
日『怪異談 生きてゐる小平次』 中川信夫
日『危険旅行』 中村登
中『長江哀歌』 ジャ・ジャンクー
露『不思議惑星キン・ザ・ザ』 オルギー・ダネリア
ポ『コロンブス 永遠の海』 マノエル・ド・オリヴェイラ
ス『影の列車』 ホセ・ルイス・ゲリン
台『冬冬の夏休み』 ホウ・シャオシェン
中『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』 チン・シウトン
米『パーフェクト・ワールド』 クリント・イーストウッド
米『コラテラル』 マイケル・マン
米『アンストッパブル』 トニー・スコット
米『サミュエル・フラー』 最前線物語
米『戦火の馬』 スティーブン・スピルバーグ
ギ『蜂の旅人』 テオ・アンゲロプロス
韓『グエムル 漢江の怪物』 ボン・ジュノ
米『アンブレイカブル』 M・ナイト・シャマラン
米『ターミナル』 スティーブン・スピルバーグ
米『タロットカード殺人事件』 ウディ・アレン
米『スーパーエイト』 J・J・エイブラムス
米『オブリビオン』 ジョセフ・コシンスキー
南ア『チャッピー』 ニール・ブロムカンプ
米『クラウド・アトラス』 ウォシャウスキー姉妹
仏『ラルジャン』 ロベール・ブレッソン
米『ロン・ハワード』 ウィロー
米『キャリー』 ブライアン・デ・パルマ
米『アニー』 ジョン・ヒューストン
米『フック』 スティーブン・スピルバーグ
日『あん』 河瀬直美
日『犬猫』 井口奈己
日『鏡の女たち』 吉田喜重
台『珈琲時光』 ホウ・シャオシェン
米『緑色の髪の少年』 ジョセフ・ロージー
ス『ミツバチのささやき』 ヴィクトル・エリセ
米『デジャヴ』 トニー・スコット
アメリカの独走は相変わらずだが、第三勢力の台頭により、占めるパーセンテージが下がっている。第二勢力だったフランス・日本・ドイツのうち、フランスとドイツの本数が激減。ドイツについてはダグラス・サークを温めている。機会がきたら観たい。フランスの半減は、いわゆるヌーベルヴァーグの作品がことごとく外れてしまったからだと思われる。エリック・ロメールが孤軍奮闘。第三勢力では、とくにアジアの台頭が目覚ましい。
アメリカ 38
日本 28
フランス 5
中国 6
台湾 4
イタリア 3
スペイン 4
韓国 2
ロシア 1
ギリシャ 1
ポルトガル 2
イラン 1
ベトナム 1
リトアニア 1
南アフリカ共和国 1
無国籍 1
明確に間引いた監督は以下8名。小津安二郎、ジョン・フォード、ジャン・ルノワール、ニコラス・レイ、ホセ・ルイス・ゲリン、ルキノ・ヴィスコンティ、サミュエル・フラーの7名がモノクロ・カラーの両者でランクイン。
クリント・イーストウッド
北野武
黒沢清
エリック・ロメール
相米慎二
ジョニー・トー
トニー・スコット
スティーブン・スピルバーグ
国が分散したせいか、役者はあまり揃わず。ダブル・トムが奮闘。
トム・クルーズ 5
トム・ハンクス 3
まだまだ全然観られていないなあ、と思い知らされる。とくに50年代半ば~70年代くらいの日本映画がこぞって欠落しているような気がする。それから女性監督作のあまりの少なさに面食らった。ウォシャウスキー姉妹・河瀬直美・井口奈己はそのことに思い至ってあとから付け加えた。
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2020.9.1tue_hokkaido
朝5時起床
娘のきのぴに叩き起こされる。 きのぴは今日、運動会の翌日でお休みだ。
昨日はきのぴの通う小学校の運動会が生憎の雨で開会宣言後すぐに中止になり、その振り替え日だった。 きのぴはピカピカの一年生。 初めての小学校の運動会で力を出し切り過ぎたのか昨夜は18時半には寝てしまった!早い! 案の定、今朝は早起きだった。汗
私と旦那さんの景くんは、昨夜はきのぴが早く寝たことをいいことに、久しぶりに映画でも見ようとずっとずっと見たかった昨年アカデミー賞を総なめにした韓国映画『パラサイト』を見てから11時過ぎに就寝。 5時に起こされたのはさすがにきつかった。
しかも映画の内容がヘビー過ぎて、ずっしりと頭を隅から隅まで、その余韻で脳裏が埋め尽くされている。 一本の映画でここまでいろんな思いが交錯する感じ久しぶり!やっぱり映画ってすごい! この作品を作った監督もすごいし、とにかく今の社会についてやら生き方について考えさせられた。ずっとパラサイトのことが頭を占める一日になりそうだ、、、。 この感じ嫌いじゃない。いや、私は観た映画に頭がもっていかれすぎるから映画を観るってこと自体が相当なエネルギーがいる。だから普段気軽に観れないのかなぁ、、、。とかぐるぐる自分の性格についても考える。
朝ごはんは、前日に焼いた自家製天然酵母パンに自家製スモークハムとマスタードと美瑛放牧酪農場の美味��いバターをのせたパンをほうばる。 うんうん。滋味美味しい。 コーヒーは、静岡のゴードンコーヒーを景くんが丁寧に淹れてくれた。 ゴーちゃんのコーヒーは優しいから、カフェインに弱い私でもお腹を壊したりしない。
きのぴはバナナココアミルクシェーキをミキサーを使って作ってくれた。素直に今日の出来は素晴らしい!って褒めてあげたら、嬉しそうにニヤニヤして、1人コーンフレークを幸せそうにむしゃむしゃ食べてる。 いや、お世辞じゃなく本当に美味しかった。
明日はイラストレーターのブージルちゃんが北海道旅の途中に我が家へ来るって日。 さてさて何ごはんを作るかなぁと冷蔵庫の中と野菜籠をのぞきこみ献立を考える。 メキシコ好きのブーちゃんにメキシコっぽい料理を出したいなあとか考える。
考えたメニュー 夏野菜のミートソースグラタン オアハカのアリとコーヒーの豆乳マヨネーズと蒸しとうきび うちの畑のプチトマトと胡麻油と京の素 うちの畑のじゃがいもで���ミュエルポテト あ!ブージルちゃんは幼い子もいるし王道鮭おにぎりも握ろう!
と思いたったら、ガーっとミートソースやら、トマトソースやらの仕込みが始まる。
きのぴが文房具屋でノートが買いたいから、美瑛の町まで出かけたいと言い出した。 仕込みもさながら、、、美瑛町まで。 美瑛町まで車で20分かかる。 玉子がほしい、牛乳がほしい! って思ったらなんだかんだ買い出しに往復1時間はかかるから、ド田舎暮らしはなかなか大変だ。 町でざざざっと買い出しを済ませて、お昼ごはんはきのぴの希望で拓��館の近くの千代田ファームさんへ。 千代田ファームは動物とたわむれれるきのぴが大好きな牧場。うさぎや、やぎや、羊や、ロバや、馬や、牛たちと遊べる放牧ファーム。 近所にこんな場所があるのがとってもいい。
お昼ごはんは、千代田ファームレストランで初めて放牧牛のハンバーグランチを2人でもぐもぐいただく。久しぶりの外食だ。 しかも普段あまり食べない牛のハンバーグランチ!笑!
午後は美瑛放牧酪農場にチーズ工房が出来たらしくチーズを買いに車を走らせたが、、、ちゃん調べないで行ったら定休日だった。汗。 うんうん。よくあること。涙。
きのぴが車酔いをしたから家に帰りたいと言い出したので帰ることに。
午後はゆっくりだらだらお家で過ごす。 久しぶりにだらだらできてエネルギーチャージ。 お家の中や庭の掃除をしたり、花を生け替えたり。 景くんとパラサイトの映画の中の象徴的な言葉使いや、あのときのあの行動の意味ってなんだったのかを一緒に考えたり。 やっぱりパラサイトが頭から離れない。
夕方18時に早めの夕飯。
景くんが作ってくれた台湾風花椒枝豆。うまし! 以下は私。 お揚げの卵とじ 我が家の畑で採れたとうきび・ブッシュバジル・じゃがいものかき揚げ 美瑛牛のウインナー巻きのトマトソース煮。(景くんの実家の定番料理!)肉で肉を巻くってすごい肉肉しい料理!笑 摘果メロンとほうずきのサラダ 長谷園のかまどさんの炊きたてごはん 今日の炊き具合は��高ってきのぴに褒められる。 京都の山田ファームさんの美味しいお米のおかげなのか、長谷園の土鍋のおかげなのか。 確かに我が家のお米は実にうまい。 いやはや長谷園の土鍋の破壊力たるや! 改めて素晴らしい。
夕飯中もしつこくパラサイトトーク。笑
夕飯を終わらせたら、最近エジプト塩親善大使に名乗り出てくれたママ友のまさこちゃんと今後のエジプト塩についてミーティング。
まさこちゃんと話したことをまとめると、 まず私がやるべきこと。 忘れないように、 書き留めときます。笑 美瑛塩を作ること。 キャンプ塩を作ること。 和食に合う調味料を作ること。 以上らしい。笑 ママ友からもお尻を叩かれる。 旦那さんからもいつもお尻を叩かれてる。笑。 誰かにお尻を叩かれないと動けないこの性格、、、どうにかならんかね。笑泣。
まだ目下開発途中の 辛エジプト塩、コーヒー塩もあるしなぁ、、、 なかなか先は長いなあーと思いながら、、夜はふける。
明日はブージルちゃんが遠路はるばる来てくれるし早く寝ないとなー。
今日はパラサイトパラサイトな一日だったけど明日はどんな一日になるかなぁ〜。
明日天気になーれ!
-プロフィール- たかはしよしこ(41) 今春から北海道美瑛町に移住。 道民になってまだ4か月! 料理家・調味料開発おばちゃん エジプト塩とか作って売ってます。 @yoyoyoyoshikoyoyoyo https://egyptjio.stores.jp/
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2016年2月6日 10:00
テレビドラマなどでは、CIA(アメリカ、中央情報局)内部の人間が、政府の意向を阻む者をいかに簡単に始末するかが描かれている。登場人物は命に秘密裏のうちに抹殺されてしまうのが定石だが、実際にそんなことはあるのだろうか? 相手は諜報活動を行う情報機関である。一般人が、完全に信頼できる情報を見つけるのは不可能に近い。しかし、少し突っ込んで調べれば、疑わしいボロが出てくる可能性がある。大統領に不利な証拠を暴露しようとするジャーナリストから、長いこと行方不明の大統領の家族まで、不都合な情報のヒントを提供してくれるかもしれない。 ここではアメリカでCIAが絡んでいるのでは?と噂されている、自然死にしては、あまりにもタイムリーな不可解な死を見ていこう。 ■ 10. ロバート・マッキーオン [画像を見る] 2012年9月10日、ロバート・マッキーオンが遺体で見つかり、自殺と思われた。彼はヴェリタス・キャピタルという未公開株式投資会社を設立していたが、オバマケア関係に株式を広げようとする複合企業ジェネラル・ダイナミクスに買収されていた。 噂によると、マッキーオンは、この買収を望んでおらず、オバマ大統領の医療保険制度改革に反対していたという。さらに、自分の会社が大改革をしなければならないときに自殺するというのはちょっとおいかしい。しかし、確かなことはわからない。 ■ 9. マデリン・ペイン・ダナム
バラク・オバマ初の大統領選投票日の2日前、彼の祖母マデリン・ペイン・ダナムがガンのため亡くなった。亡くなる数日前、バラクは彼女を訪ねているが、彼がアメリカ人であることを証明する出生地ハワイを訊ねた動機について、怪しむ声がある。疑惑の目を向ける人たちは、オバマがハワイに行ったのは、偽の出生証明書を手にするためか、決着のついていない案件の始末をつけるためではないかというのだ。 ミセス・ダナムの死因はガンかもしれないが、死亡日が大統領選投票日にあまりにも近い。さらに、彼女はオバマの祖先について真実を知る数少ない人間のひとりだったとみられている。 ■ 8. アンドリュー・ブライトバート [画像を見る] 2012年3月1日夜、保守右派の活動家アンドリュー・ブライトバートが、自宅の外で死んでいるのが見つかった。死因は心臓発作と思われた。だが、彼はその約1週間後に、オバマ大統領の大学時代の過激派活動を暴露するテープを提出する予定だった。 ジャーナリスト仲間たちは、オバマとテロリストたちとのつながりを明らかにする、物的証拠書類をアンドリューが実際に持っていたと主張した。それは、オバマの表向きの仮面を打ち破り、そのクリーンなイメージを粉々にしかねない。陰謀説を支持する人たちは、ブライトバートの死を相当怪しみ、43歳の健康な人間が突然、自然死するのはおかしいとした。 ■ 7. アレックス・オクレント アレックス・オクレントは、オバマ陣営の一員で、2008年と2012年の選挙活動や、その前の2004年、オバマがまだ上院議員時代から共に活動してきた。そのオクレントが、2012年7月、オバマのシカゴの選挙事務��で突然死んだ。解剖結果でも、死因ははっきりしなかった。 噂では、オクレントは死の前に、オバマの反イスラエル勢力との結びつきを暴露しようとしていたという。さらに噂はひとり歩きしていき、オクレントがオバマの過去のゲイ関係の証拠を握ってい���という話まで出た。オクレントはまたしても、健康そのものだったのに、予兆もなく突然死んだ大統領関係者のひとりとなった。 ■ 6. ロイス・アンダーソンとゼルダ・ホワイト [画像を見る] ロイス・アンダーソンと娘のゼルダ・ホワイトは、アメリカ人援助活動家だったが、2007年にナイロビで撃たれて死んだ。ふたりとも、オバマ大統領の出自に関わっていて、彼が本当はアフリカ生まれである証拠を握っていた言われている。 銃撃犯はその後、地元警察によって撃たれて死に、ほかの目撃者は一切見つからない。奇妙なことに、ふた りのサイフは盗まれておらず、遺体と一緒に現場に残されていた。ふたりはカージャックの犠牲になったと考えられているにしては妙だ。さらに、事件を不気味にしているのは、ふたりが働いていた教会が事件直後に火事で焼失してしまったことだ。オバマの出生地を決定的に示す証拠を葬るためではないかと、憶測が飛び交っている。
■ 5. ラファエル・プリエト [画像を見る] 2012年、シークレットサービスのトップ、ラファエル・プリエトが、自宅のガレージで車のエンジンをかけっぱなしにして、一酸化炭素中毒で死んでいるのが見つかった。その頃、プリエトは妻を裏切ってメキシコ人女性と不倫をしていたことが発覚し、オサマ・ビンラーデン襲撃をテーマにした映画を制作していたハリウッドのプロデューサーに、機密情報をもらそうとしていたと言われていた。 また、現場にいなかったというアリバイはあるものの、彼はカルタヘナのシークレットサービスによる売春スキャンダルにも関わっていると思われていた。しかし、このような高い地位にいる男が不倫がばれたぐらいで自殺するのは奇妙に思える。 ■ 4. リア・ストロ [画像を見る] バラク・オバマは、6歳から10歳の間、インドネシアに住んでいて、リア・ストロという養女の義理の姉妹がいた。2010年、オバマとリアは再会を計画していた矢先、リアが原因もわからず急死した。インドネアにいた頃、オバマはムスリムだったとされていた。オバマは妹の手によってその情報を暴露されたくなかったのではないか、彼女の死は意図的なものではないのか、と多くのアメリカ人は勘ぐっている。 ■ 3. ヴィクトリア・ウィンザー [画像を見る] 2012年、政治ブロガーで、先祖研究家のヴィクトリア・ウィンザーが、突然の病で亡くなった。死ぬ前、彼女はバラク・オバマの母方の祖父母マデリン・ペイン・ダナムとスタンリー・アーマーが毒を盛られていたという証拠を握っていたといわれている。
マデリンの命を奪った病気についてのはどこにも触れられていないし、なんの情報も見つからない。政治的発言を発信していた健康な人間が、またしても早死にしたのは、どうにも腑に落ちない。 ■ 2. ロレッタ・ファディ [画像を見る] ハワイの衛生局長、ロレッタ・ファディは、バラク・オバマの疑惑の出生証明書をめぐる中心人物だった。彼女がオバマの本物の出生証明書のコ��ーを見た唯一の目撃者だと言われているからだ。 さらに怪しいのは、ファディが乗っていた小型飛行機がハワイ沖で墜落したとき、彼女だけが唯一の被害者になってしまったことだ。彼女は生還したほかの乗客から離れて流されてしまったというのだが。 ■ 1. マリリン・モンロー [画像を見る] 2015年3月、元CIAエージェントのノーマンド・ホッジスが、臨終の床である告白をした。あのマリリン・モンローを殺したと。彼は1959年から1972年の間にアメリカ政府のために37人の暗殺を実行し、マリリン・モンローは国家を脅かす存在だったために、消さざるをえなかったという。ホッジスの根拠は、モンローがケネディ大統領と、フィデル・カストロの両方と寝ていたことだという。これは、アメリカにとって不都合だった。 via:therichesttranslated konohazuku
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Tuesday 24 January 2012 晴れ(静岡、東京)
ハルオは、気にかけていた。行こうか行かまいか?それは今夜開催される講義だった。昨年暮れにHさんが彼女を連れて茶畑庵にやって来た時この講義の話を教えてくれた。それは「手づくりの旅・手づくり人生のすすめ』というものだった。仕事で東京に行くのなら交通費が支給されるが、個人での上京は自腹で行かなければならないからだった。ハルオは、日々倹約を心がけている。静岡という東京から離れた土地に住んでいるから致し方ないのだ。あれもこれも行けない。講義には定員15名。この数字は、Facebookで情報を得るのだがこの1週間都度チェックしていた。昨日でその定員は満た��れていた。だから半ば諦めていた。しかし、今朝確認してみると1人欠員が出た。「あ〜これはいけってことだな」ハルオはそう思った。そしてよくよく明日のスケジュールを考えてみると更に上京するに当たって問題が生じることがわかった。それは仕事仲間との新年会があることだった。新年会ということは、お酒を飲む。「飲んだら乗るな」なのだ。ということは、いつもの御殿場までの車運転と違い電車で上京しなくてはならない。明日のスケジュールは、朝9時20分から学校に出講、夕方5時から新年会だった。しかしなんともいかんいかん、始発に乗っても学校には間に合わない。この時点でアウト!だった。新年会に出席するには前乗りにするしか方法はない。「よし!それならば今夜の講義に出て、新年会も楽しもう!」ハルオは、そう決めた。早速Facebookで参加表明をした。
さあ、1泊の準備が進められた。夏ではないので1泊なら下着の着替えは用意しない。いつもの日帰りと違うポイントは、ポケットwifiの電源を持って行くことだった。忘れずにカバンの中に入れる。逆算をして講義の時間8時に麻布十番にいくためには、4時21分の電車に乗る。ハルオは、お昼近くに目を覚ました。そして食事、その他雑用に時間を費やし、上京行きを決めたのは、1時を過ぎたころだった。きょうどんなファッションで行くか直感で考え茶畑庵を後にしたのは、2時10分。歩いて裾野駅に行くには、約10分かかる。駅まで道のりを小走りで急いだハルオだった。
裾野駅は、御殿場線内でもっとも古い駅のひとつで昔ながらの趣がありハルオは気に入っていた。その駅の裏側の改札口に到着するとすでに国府津行きの電車は停車していた。ハルオは、急いで自動券売機で切符を買い線路を渡り電車を乗ろうとすると電車は、動き出してしまった。キャイ〜ン!だった。ハルオは、出発時間を微妙に間違えていたことに気付いた。出発は、4時23分ではなく4時21分だったのだ。今日のファッションは、マウンテンハットを冠っていたが落胆してベンチに座ると額から汗が出ていることを感じた。標高123.7mのこの冬まっただ中というのに。「仕方ない、次の電車を待つとしよう」ハルオは、選択はそれしかなかった。次の電車は、4時49分。この電車に乗って東京に行くことは不可能だとハルオは、iPhoneのアプリ"駅すぱあと"で確認した。それならば、御殿場駅で降りて高速バスの乗ろう。こういった交通手段のやりとりをしてハルオは、東京と静岡の行き来を3年以上も続けているのだった。
ハルオは、8時前に麻布十番のお店NCに着いていた。この店は、Hさんが1人で切り盛りしている店で昨年末1周年��迎えた。縦長の店内で入り口近くにバーカウンターがあり20人も入ればいっぱいになってしまう空間だがHさんの旅の写真が壁の所々に展示してあり食事も美味しい。今夜の講義をされる方は、清水透さん。
とまあ、小説風に書いてみたがこんな書き方してたら時間がかかって仕方ない。諦めることにする。何か他の方法を模索しよう。
清水さんの講義はとても共感出来た。
キーワードをここに挙げる。
1964年、シンポジオン(シンポジウムの語源)、東京外語大学、学問、ラテンアメリカ地域研究、自分にとって役に立つ学問とは?、一旦止めるとすべてが楽になる、自分の手作りの旅をすれば出会いがある、新しい分野に行けば生徒になれる、東京オリンピック、企業からお金を集めて船でアメリカそして中南米へ、大量消費社会、高速道路、車社会、ラジオからテレビへ、夢が叶うと思った、道路から土が消えた、地方の過疎化、テレビを観ながらご飯を食べる、ラーメン50円、国立大の授業料年間9,000円、翻訳のバイト1時間4,000円、冷戦時代、死のグローバル化、格差、エルサルバドル、東京都と同じ土地の農場に1,800人の労働者、(映画「怒りの葡萄」を思い出す)日本⇄メキシコ15時間時差も15時間、1973年メキシコへ留学3年、人種差別、ちぇ、インディオが、女性解放論者、おい酒!、素人だからといって遠慮することはない、専門領域の常識、落差、チアパス州、チャムーラの空間意識、大地のヘソ、冷たい土地、熱い土地、未知の土地、征服の枠組み、アメリカにとってイスラムとは?文明中心と野蛮、医者との信頼関係、命が見える、村を離れてアメリカへ、砂漠越え、5000人以上のインディオが死んでいる、リトルチャムーラ、Skype、人探し、23歳の娘を亡くす、スピーチ、他者理解、寄り添えることは出来る、子供を置き去りにした、AFS、気功、演劇、写真、手相、日本の常識との違い、YAMAHAのアコーディオン、電気のあった時代ない時代、文献には残らない、核をを廃棄するノウハウを知らないまま作った、チャムーラから学ぶこと、手作り、寄り添う、自分たちの生き様をどうする?山小屋、薪ストーブはエコか?、過去をちゃんと知る、石遊の湯、便利なこと→どこまで?、脳死判定、深夜放送をやめよう、知らない間に無駄、権利意識は作られている、不妊治療、20%成功、80%の卵細胞は?、女性の権利拡大するというかに見えるが、臓器移植反対、医療高度化は、金持ちのために、骨髄バンク、医療ミス、NAOテクノロジー、丹田、近代+伝統医療、カトリック教会、詩の朗読、、、、、、、、、、、、、、、。
とまあこの言葉を膨らませれば講義の内容がどれほど勉強になり、どれほど共感出来たか想像出来るだろう。僕が11月に講義をした時に出会った男性2人も今回の講義に参加されていて再会が出来て嬉しかった。
12時過ぎ、そろそろお時間となりました、ということで大江戸線の終電に4人で乗った。あきちゃんとその友人の方と僕。その中にも清水さんもいらっしゃったから新宿まで同行した。電車に乗っている間も清水さんから貴重な話を聞いた。
さてここからが魔の時間の始まりだ。
新宿駅に終電が着いて僕とあきちゃんは、電車を降りた。降りた瞬間僕は、気付いた。
網棚にカバンを忘れた!!!!!
駅員さんにお願いして終着駅の練���魔での駅に問い合わせた。その間30分。見付からない。
あきちゃんには、彼女の友人の方に電話やメールで問い合わせてもらった。
これも書いてると大変なので簡潔に。
カバンは、あきちゃんの友人が預かってくれていた。
ホッとした。
一生懸命探してくれた駅員さんにお礼を言って僕とあきちゃんは、大江戸線の新宿駅を出た。そして僕はあきちゃんに現金4,000円をお借りして予約してあった歌舞伎町のカプセルホテルへ向かった。
やれやれ、また濃い1日を過ごしてしまった。
カプセルホテルではやはり眠れなかった。
ジョンレノンのドラマ?がテレビでやっていた。
枕が堅くて高い。
誰かのいびきが聞こえる。
キャイ〜ン、おやすみなさい。
Today's Fashion #24012012 Photo by AN
無くしたカバンを持っているふりをしている。反省している。
ダメダメで後ろ向き。
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12/15㊌第5夜🌙ショートレポート
★連続講座「現代アートハウス入門 ネオクラシックをめぐる七夜 Vol.2」【ショートレポート】★ 🌙12月15日(水)🌙第5夜🌙 『ビリディアナ』監督:ルイス・ブニュエル 1961年|メキシコ・スペイン|92分|モノクロ 講師:広瀬奈々子(映画監督)×稲川方人(詩人/編集者)
連続講座「現代アートハウス入門 ネオクラシックをめぐる七夜 Vol.2」第5夜はルイス・ブニュエル監督の『ビリディアナ』を上映。叔父の自殺に対する自責の念から、贖罪のために恵まれない人々を屋敷に住まわせ面倒を見る敬虔な娘・ビリディアナ。しかし、彼女の信仰心はことごとく打ち砕かれ……。信仰や善意といったベールでは覆い隠せない人間の欲深さを余すことなく描いた怪作です。 講師は、フィクション、ドキュメンタリー、テレビドラマと多岐にわたって活躍されている映画監督の広瀬奈々子さんと、現代詩で高い評価を受けるとともに、映画批評や映画書の編集、映像作品を手がけてこられた詩人/編集者の稲川方人さん。稲川さんは、装幀者・菊地信義さんを追った広瀬監督の『つつんで、ひらいて』に、インタビュイーの一人として出演されています。 緊急事態宣言下で家にこもっていたときに『皆殺しの天使』を再見し、ブニュエル作品に目覚めた広瀬監督。中でも、痛烈な社会批判でありながら小難しい映画にならず、俗っぽいものへの愛情が感じられる本作が大好きとのこと。フェリーニやベルイマンら1910〜20年代初期に生まれた監督と、ブニュエルが同世代だと思い込んでいたという稲川さん。実際は1900年生まれで、ジョン・フォードやヒッチコックら、映画の黎明期に生まれた作家と同世代。その「勘違い」の理由には、ブニュエルの成熟したショットがあると言います。曰く、ブニュエルは潔い編集で「経済的」な語り方をしており、最後まで余計なことをしていない。その編集手法が、映画の話法が成熟した時代の作家たちに重なるとのこと。話は、ブニュエル固有の人間への真っ直ぐなまなざし、モチーフ使い、フェティシズムなどに及びました。後日公開予定のロングレポートで詳報します。 この日も熊本のDenkikan、富山のほとり座、金沢のシネモンドなど、各地から質問が寄せられました。本作のような映画をどう楽しんだらいいか?という質問に、稲川さんは「答えが見出せない映画に意味や答えを見出す、つまり、自分の思考にシステムを作ってしまう見方はしないほうがいいと思う」、広瀬監督は「視野を広げてくれるのが映画だと思っているので、共感するだけじゃない楽しみ方をしていただきたい」と回答。 最後に、広瀬監督は「好きな映画をお客さんと一緒に観て、稲川さんとお話しできて、とても楽しかったです。古い映画をスクリーンで観ることは本当に貴重なので、あと2夜もぜひ足を運んでいただけたら」と、稲川さんは、今年9月に逝去された映画監督・澤井信一郎さんの言葉を紹介しながら「映画の中で善き人間を見極めることができる観客でありたい。みなさんもそうであってほしい」とメッセージを送り、第5夜は幕を閉じました。
さて、本日12/16(木)第6夜は、ジャン・ルーシュ、エドガール・モラン監督の『ある夏の記録』を上映。講師は、映像作家の小森はるかさんと、エディター/ライターの月永理絵さんです。作り手が被写体に積極的に関わり、「verite=真実」を撮すシネマ・ヴェリテの金字塔と言われる本作。カメラとマイクに向かって話す人々は、その人“そのまま”の姿なのか。今夜19時にアートハウスでお会いしましょう! (ライター・木村奈緒) ・ ・ ロングレポートは後日アップ予定!お楽しみに! ・ https://arthouse-guide.jp/
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Sweet XV - 05.11.23
So, Kenia, Asael and I made some sweet XV pics for the soon to be birthday of Kenia. Hope you enjoy the images!!!
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現代アートハウス入門 ネオクラシックをめぐる七夜 vol.2
アートハウスへようこそ
連続講座「現代アートハウス入門」では、〈アートハウス〉の歴史を彩ってきた「ネオクラシック(新しい古典)」と呼びうる作品を7夜連続日替わりで上映。気鋭の映画作家たちが講師として登壇し、各作品の魅力を解説。さらに、全国の参加者とのQ&Aを交えながら、これからの〈アートハウス〉についての知見を共有します。第2弾となる今回は、全国24の劇場をつないで開催します。
予約フォームはこちら
1970年代から今日まで続く日本の〈アートハウス〉は、“ミニシアター”という呼称で親しまれてきました。ここは世界中の映画と刺激をもとめる観客とが出会う場所。多様な映画体験によって、未来の映画作家だけでなく、さまざまなアーティストを育む文化的ビオトープとしての役割を担ってきました。上映されるのは、ただ楽しむための作品だけではありません。目を覆うほどグロテスクで、心をズタズタに引き裂く映画もあれば、ため息が出るほど美しい眼福の映画もあります。〈アートハウス〉の暗闇でスクリーンが反射する光を浴びることは、多かれ少なかれ——私たちの生き方を変えてしまう体験なのです。
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【上映期間】 2021年12月11日(土)〜12月17日(金)
【上映時刻】 毎日19:00上映開始、上映後に60分のオンライントークあり 各回30分前に開場します
【料金】 30歳以下 1,200円 31歳以上 1,800円 (全国の映画館共通料金です)
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第1夜 12月11日(土)開映19:00 [本編 99分+レクチャー 60分]
『クローズ・アップ』 原題:Nema-ye Nazdik
監督・脚本・編集:アッバス・キアロスタミ 撮影:アリ・レザ・ザリンダスト 録音:モハマッド・ハギギ、アフマッド・アスガリ 出演:ホセイン・サブジアン、ハッサン・ファラズマンド、モフセン・マフマルバフ 1990年|イラン|99分|カラー|(C) 1990 Farabi Cinema
失業者のサブジアンはバスで隣り合わせた裕福そうな婦人から読んでいた本について聞かれ、なりゆきから自分が著者で映画監督のマフマルバフだとつい偽ってしまう。婦人の家に招かれた彼は、映画の話を情熱的に語るうちに、架空の映画製作の話にこの家族を巻き込み…。映画監督だと身分を偽り、詐欺で逮捕された青年の実話をもとに、再現映像とドキュメンタリーを交差させて描いた異色作。
レクチャー:講師 深田晃司(映画監督) アッバス・キアロスタミとモフセン・マフマルバフの傑作群は、まだ二十歳前後であった私をイラン映画に心酔させた。『クローズ・アップ』は中でも特に熱狂した一作で、映画の底なしの可能性��この作品で感じて欲しい。
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第2夜 12月12日(日)開映19:00 [本編 69分+レクチャー 60分]
『マッチ工場の少女』 原題:Tulitikkutehtaan tyttö
監督・脚本:アキ・カウリスマキ 撮影:ティモ・サルミネン 出演:カティ・オウティネン、エリナ・サロ、エスコ・ニッカリ、ベサ・ビエリッコ、レイヨ・タイバレ 1990年|フィンランド|69分|カラー
マッチ工場で働くイリスは、母と義父を養っている。ある日、給料でドレスを衝動買いしてしまった彼女は、義父に殴られ、母からドレスの返品を命じられる。ついに我慢できなくなった彼女は、家を飛び出しディスコで出会った男と一夜を共にするが、その男にも裏切られ…。何の変哲もない娘のどん底の人生を淡々と描き、絶望的な状況になぜか笑いが込み上げてくるアキ・カウリスマキ映画の真骨頂ともいえる一作。
レクチャー:講師 岨手由貴子(映画監督)×大江崇允(映画作家/脚本家) 「クラシック映画」と聞くと身構えてしまう人もいるかもしれませんが、それらは製作されてから何十年も、多くの人を魅了してきました。そんな映画の抗えない魅力を、一緒に反芻していく時間になればと思っています。岨手由貴子(映画監督)
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第3夜 12月13日(月)開映19:00 [本編 102分+レクチャー 60分]
『鳥の歌』 原題:Para recibir el canto de los pájaros
監督・脚本:ホルヘ・サンヒネス 撮影監督:ラウル・ロドリゲス、キジェルモ・ルイス 音楽:セルヒオ・プルデンシオ 出演:ジェラルディン・チャップリン、ホルヘ・オルティス 製作:ウカマウ集団 1995年|ボリビア|102分|カラー
16世紀にアンデスを「征服」したスペイン遠征隊の行為を、批判的に描く映画を製作しようとした撮影隊が直面した現実とは? 撮影に訪れた先住民の村で「ここから出ていけ!」と詰め寄られた映画人たちは、やがて問題の本質に気づく。アンデス世界の価値観に基づく独自の映画言語でゴダールらにも衝撃を与えたボリビア・ウカマウ集団の代表作の一つ。ロカルノ国際映画祭「質と刷新」賞受賞。
レクチャー:講師 小田香(映画作家)×太田昌国(シネマテーク・インディアス) アートハウスはあやしげな場所に見えることもあるかもしれませんが、それ以上に妖しい映画がかかっています。鑑賞後はより健全に、より不健全に、もしくはその両方になるかもしれません。あの映画のここは好きであそこは苦手など、誰かに言いたくなって、伝わらなくて、その体験まるごと、心のどこかに残り発酵していく映画がかかっています。小田香(映画作家)
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第4夜 12月14日(火)開映19:00 [本編 91分+レクチャー 60分]
『セールスマン』 原題:Salesman
監督:アルバート・メイズルス、デヴィッド・メイズルス、シャーロット・ズワーリン 撮影:アルバート・メイズルス 編集:デヴィッド・メイズルス、シャーロット・ズワーリン 音響:ディック・ヴォリセク 1969年|アメリカ|91分|モノクロ
ボストンからフロリダへ。聖書の訪問販売員たちの旅にカメラは密着する。彼らが訪ねるのは教会の信者で、一人暮らしの未亡人や、難民、部屋代も払えない子持ち夫婦など。安いモーテル、煙るダイナー、郊外のリビング、月賦払い…。物質主義的社会の夢と幻滅、高揚と倦怠が奇妙に交差する、アメリカの肖像画。ダイレクトシネマのパイオニア、メイズルス兄弟のマスターピースを本邦初公開。
レクチャー:講師 想田和弘(映画作家) 真っ白で空虚なスクリーンなのに、いや、真っ白で空虚なスクリーンだからこそ、いったい何が映し出されるのか、無限の可能性が存在しているんですね。なんだか不思議じゃないですか?
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第5夜 12月15日(水)開映19:00 [本編 92分+レクチャー 60分]
『ビリディアナ』 原題:Viridiana
監督:ルイス・ブニュエル 脚本:ルイス・ブニュエル、フリオ・アレハンドロ 撮影:ホセ・フェルナンデス・アグアヨ 編集:ペドロ・デル・レイ 出演:シルビア・ピナル、フェルナンド・レイ、フランシスコ・ラバル 1961年|メキシコ・スペイン|92分|モノクロ
修道女を目指すビリディアナは、叔父の屋敷に呼び出される。叔父は亡き妻に似た彼女を引き止めようと嘘をつくが、それに気づいた彼女は家を去る。絶望した叔父は自殺。責任を感じた彼女は貧しい人々を屋敷に住まわせ世話しようとするが…。カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞の一方で、カトリック教会から大きな非難を浴び、本国スペインやイタリアで上映禁止に至った問題作。
レクチャー:講師 広瀬奈々子(映画監督)×稲川方人(詩人/編集者) ああ、そうか、自分はこの世界に対して、「ちょっと待った」を言いたかったのだと気づかされる映画がある。新しいものの見方を発見し、立ち止まって何度も考え、答えのない旅に出る。いい映画には共感や同調よりも、もっと豊かで驚きに満ちたものが、色褪せることなくたくさん詰まっている。広瀬奈々子(映画監督)
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第6夜 12月16日(木)開映19:00 [本編 90分+レクチャー 60分]
『ある夏の記録』 原題:Chronique d'un été
監督:ジャン・ルーシュ、エドガール・モラン 撮影:ミシェル・ブロー、ラウール・クタール 出演:マルスリーヌ・ロリダン、ジャン=ピエール・セルジョン、ナディーヌ・バロー1961年|フランス|90分|モノクロ パリ、1960年、夏。街ゆく人々に軽量16ミリカメラと録音機が問いかける。あなたは幸せですか? あるいは、愛、仕事、余暇、人種問題について…。作り手と被写体とが制作プロセスを共有することで、映画が孕む作為性や政治性が明らかになり、リアルとフィクションの概念が問い直される。映画作家で人類学者のルーシュと、社会学者で哲学者のモランによるシネマ・ヴェリテの金字塔。
レクチャー:講師 小森はるか(映像作家)×月永理絵(エディター/ライター) 学生の頃に偶然観ていた映画が、数年経ってから、自分にとっての大切な一本だったと気付くことが増えました。途切れ途切れに蘇ってくる場面は、あの時わからなかった経験も、大事なものだと教えてくれました。小森はるか(映像作家)
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第7夜 12月17日(金)開映19:00 [本編 85分+レクチャー 60分]
『イタリア旅行』 原題: Viaggio in Italia
監督・脚本:ロベルト・ロッセリーニ 脚本:ヴィタリアーノ・ブランカーティ 撮影:エンツォ・セラフィン 音楽:レンツォ・ロッセリーニ 出演:イングリッド・バーグマン、ジョージ・サンダース 1954年|イタリア・フランス|85分|モノクロ
結婚8年目、一見仲の良いカテリーナとアレックスは、実は破局寸前。ベズビオ火山、ポンペイの遺跡、カプリ島などをめぐりながら、二人は離婚へと突き進んでいくのだが…。ロッセリーニは、バーグマンとサンダースに即興的な演技を求め、生々しい感情のゆらぎをフィルムに焼き付けた。ゴダールに「男と女と一台の車とカメラがあれば映画は撮れる」と言わしめたネオ・レアリズモの大傑作。
レクチャー:講師 三宅唱(映画監督)×大川景子(映画編集) 「人生は短すぎる」「だからこそ楽しまないと」いつどこでなぜその言葉が発せられるのか。私はその場面においてなにを見ていただろう?三宅唱(映画監督)
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22.9.25 仙川映画祭
週末は仙川の仲間らと映画祭だった。今回はクラちゃん家で開催。BBQもすることになりとてもワクワクしていた。映画祭はいつもと趣向を変え、参加者はお題目に沿った作品を一本選び、レコメンド文を寄稿。投票方式で二本に絞るという映画の良し悪しとは関係ないフィルターが追加された不思議な選考方法となっている。個人的には二度とやりたくない笑
お題目は「夏の終わりに見たい映画」。真っ先に浮かんだのはキアヌリーブス主演のハートブルーだったが気分じゃないのでパス。次に浮かんだのはスタンドバイミーだったが、最近娘と見たのでパス。でもロードムービーは良いかもと思い、少し考えて浮かんだのはオンザロードだった。早速勢いに任せてレコメンド文を作成。なかなかの熱量で書いたので記念に日記に残しておく。
鉄は熱いうちに打て!有田からご提案します!!
オン・ザ・ロード
(2012年 ウォルターサレス監督)
1940年代の終わりにアメリカで生まれたムーブメント「ビートニク」発端の一人、ジャック・ケルアックが1957年に発表した小説「オン・ザ・ロード」の映画版。ケルアック本人が仲間のディーンと全米各地とメキシコを放浪した実体験を元に書かれたこの小説は、当時〜現在にかけて世界中のバックパッカーやヒッピーの聖書と呼ばれてます。自分もこの本の大ファンで複数の日本語訳を読んできましたが、2010年に発刊された青山南さんの翻訳が最高のクオリティ。そしてこの映画がその世界観をクソ見事に表現していることから、是非みんなと一緒に見たいと思い、提案することに決めました!いいね!いいね!(ディーンの口癖笑)
映画版「オン・ザ・ロード」について少々。この小説を映画にしたい、この映画に出演したいと熱望した監督や俳優は数知れず。しかしその夢はなかなか実現されませんでした。紆余曲折を繰り返したのち、1979年にあのフランシスFコッポラが映画化の権利を獲得します。しかし映画はなかなか完成されず、実に三度も企画段階で頓挫しています。それだけ熱い想いがあったんですね。イーサンホークにブラ��トピット、コリンファレルといった超大物俳優がピットインしていたにも関わらず、です。四度目の正直。悲願とも言うべきこの映画はコッポラ総指揮の下、ブラジルの映画監督ウォルター・サレス(モーターサイクルダイアリーズが代表作)によって製作され、ついに日の目を見ることができました!ロードムービーの決定版!是非みんなと一緒に見たいと思い、提案することに決めました!いいね!いいね!
で、当日。12時過ぎに集まり鑑賞開始。一本目は自分が選んだオン・ザ・ロードとなった。自分は写真が撮りたかったので部屋の一番後ろに席を用意し、みんなのことをパシャパシャ撮る。刹那的、快楽主義的な登場人物たちの無軌道な放浪の旅に高杉はついて行けないようで頻繁に席を立ったり、スマホでインスタをチェックしていた。映画を見終えた後の感想も様々で、ノゾムからは高評価。クラちゃんからは当時の音楽や衣装、車などが時代と合っていて良かったとのこと。
続いてノゾムの選んだsomewhereを鑑賞。ソフィアコッポラ監督という事でコッポラ祭と相成った。二人の心の中にある寂しさが画面からジワジワと伝わってくるようで、とても良かった。自分の内にある寂しさや不安な気持ちと共鳴する。高杉はこれも退屈だったのか途中で僕のカメラを持って外に出かけてしまった。戻ってきて、主人公のパスタの茹で方にケチをつけていたので、おそらく全く内容が理解できていない笑笑
二本見終わり映画祭は終了。絶妙なタイミングで山下達郎を口ずさみながらゆうちゃん登場でBBQの用意を開始。ベランダにテーブルやイス、BBQグリルを用意し着火ファイヤー。ノゾムと高杉は野菜を切ったりソースを作ったりして18時ごろから宴会スタート。しばらくして小田倉さんも登場し、おっさん6人で楽しくやりました。
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『仏陀の鏡への道』ドン・ウィンズロウ 東江一紀 訳
この痛快さはどこから来るのだろう。国家のイデオロギーや指導者の大局観などとは一切無縁。一人の青年の美しい女性に寄せるひたむきな愛が、成就されることもなく、そうとしか有り得なかった結果を引き出す爽快ともいえる空しさにあるのかもしれない。生粋のストリート・キッズが、大自然の要害に徒手空拳、よれよれのからだで挑む、向こう見ず極まりない冒険の成り行きが、なまじい世間を知った年寄りにはただ切なく眩しいのだ。
はじめてドン・ウィンズロウを読んだのは『フラン��ー・マシーンの冬』だった。作品や作家が好きになるのに理屈はいらない。肌合いというか肌理というか、何かがぴたりとはまったのだ。その次に読んだのが『ボビーZの気怠く優雅な人生』。これも気に入った。それから『犬の力』にはじまるメキシコ麻薬戦争の内幕を綴った実録小説風のシリーズを通して読んだ。
ただ、生来ひよわなたちで、いくらよく書けていても、あまりに暴力的な小説は苦手。ミステリは楽しい思いで読みたい、というのが勝手な本音。そんなとき、新作の『壊れた世界の者たちよ』に出会った。中篇集ということもあってか、出会った頃のウィンズロウの持ち味を思い出した。軽く洒落のめしたテイストだ。所収の一篇に、念願の英文学の教授になったニール・ケアリーが顔を出していた。はじめまして、ニール。
シリーズ物を読む時の常で、第一話の『ストリート・キッズ』から読みはじめた。頼れる親のいない少年が、親代わりになるジョー・グレアムに出会い、探偵術を教わり、やがて「朋友会」という組織の一員となり、人探しの下請け仕事を命じられる話は、まるでディケンズの『オリヴァー・ツイスト』。しかし、本作を読むと、『ストリート・キッズ』は序曲に過ぎなかったという気になる。それほどまでにスケール感がアップしている。
何しろ舞台は、雨のヨークシャーに始まり、花のサンフランシスコ、それから香港は九龍寨城(ウォールド・シティ)の魔窟、そして四川省の成都、最後は峨眉山の頂上へと至るのだ。仕事は姑娘に懸想して任地から失踪した米人の肥料研究者の目を覚まし、会社に戻るよう説得するだけのはずだった。ところが、ミイラ取りがミイラになり、李藍(リ・ラン)という中国人女性に一目惚れしてしまったのが運のつき。彼女を魔の手から救い出そうと単身、香港に飛んだのがまちがいのはじまりだった。
朋友会に仕事を依頼したのはCIAで、表立って動けない組織の猟犬となって、相手を駆り立てるのがニールの務めだった。ところが、何が何やら分からないままに命までねらわれた青年は、危険なことには近づかないというジョーの言いつけを忘れ、いくつもの思惑がからまり合った陰謀の網の中に飛び込んでしまったから、もういけない。九龍城の迷路の中に封じ込められ、自由を奪われ、阿片浸けにされては、グレアムたちにも手の施し様がなくなる。
ヒッピー文化も下り坂のサンフランシスコでの追いかけっこが第一部。香港の彌敦道(ネイザンロード)、ヴィクトリア・ピークといった観光名所でCIAのシムズや三合会や十四Kといった台湾、香港の組員たちとの命のやりとりを経て、九龍寨城に置き去りにされるまでが第二部。阿片浸けで正体を失った本人の知らぬ間に、舞台は第三部、中国の中西部、料理で有名な四川省に移る。李蘭の手で魔窟から救い出されたニールは中毒から回復するため療養生活を送っている。
巻き込まれ型ヒーローというのがある。自分はその気がないのに、いつの間にか事件の渦中にいるタイプの主人公を指すが、ニール・ケアリーがまさにそれだ。二十四歳という若さでは、いくら人間観察に長けていても、自分自身を統御できない。窮地に陥ったとき、ニールは、ジョー・グレアムの名を呼ぶ。するとどこからか救いの手が差し伸べられるのだが、今度ばかりは場所が悪い。いくら方々に顔がきいても、中国にはおいそれと手出しができない。
毛沢東による「大躍進」が、官僚の欺瞞を産み、人民は飢えた。中国の米びつと言われる四川省でも事は同じ。鄧小平の意を汲む省共産党書記、暁昔陽(シャオ・シーヤン)は、毛路線とは一線を画し、農地の私有化を進め、生産量を上げようと、娘の李蘭を使って化学肥料の研究者ロバートを秘かにアメリカから四川省に迎えようとしていた。中央に知れたら反革命の汚名を着せられ、処分を覚悟の行為だ。準備が整うまで、二人が香港に身を隠していたところにニールが現れ、CIAやら三合会、それに朋友会まで騒ぎ出し、計画が危うくなる。
自分の近くにいる党中央のスパイの目をそらし、計画を成就しようとする暁昔陽、それを阻止しようとする省共産党書記補佐、彭(ポン)、中国の二重スパイであることを隠すためニールや李蘭、ロバートを消したいCIAのシムズ、三者三様の想いが峨眉山という景勝地を舞台に闘いを繰り広げる。ニールとしては、ロバートの真意を確かめ、本人が望むなら自由にさせたい。ただし、そのロバートが隠れているのが標高三千メートル級の聖地峨眉山となると、高所恐怖症のニールにとっては苦行でしかない。
どこで、仕入れたのか知らないが、中国人民の苦難の歴史に対する理解、楽山大仏はじめ、中国の名所旧跡、そして何より、四川省という土地に広がる田畑、人々の様子など、見てきたように描き出すのがまるで映画。余談ながら、ニールの通訳を務める紹伍(ショー・ウー)との罵倒語のやりとりが楽しい。「決まり金玉(ファック・イエス)」は、ルビ振りで分かるが、あとの「くされちんこ」や「いかれぽこちん」の原文は何だったのか? 東江一紀の名訳が快調だ。
本好きは、ニールが大の活字中毒で、どこに行っても本屋とあれば中をのぞかなくては気が済まず、成都の本屋で自分の研究対象であるトバイアス・スモレット作『ロデリック・ランダム』と紹伍の愛する『ハックルベリー・フィンの冒険』を手に入れると���ろでニンマリ。その『ハックルベリー・フィンの冒険』が、最後に重要な役割を果たすところなど、ビブリオ・ミステリ・ファンには涙なくして読めない。そう、全篇これ軽いノリで語られるこの小説。時々鼻の奥がツーンとさせられる。世界はクソみたいなものだが、それを変えるのは、真っすぐな若者の行動でしかない。いつまでも読み継がれたい青春純情探偵小説である。
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【トランプ大統領】 2021/1/20 6:36 JST
via telegram
大統領:アメリカ人同胞のみなさん。4年前、我々は国を再建し、その精神を新たにし、この政府の忠誠を市民に対して取り戻すための偉大な国家的取り組みに着手しました。手短に言えば、アメリカを再び偉大にするための使命に乗り出したのです―アメリカ人全員のために。
第45代合衆国大統領としての任期を終えるにあたり、みなさんの前で我々が共に達成してきたことを心から誇りに思います。我々はここに来て行うべきことを行いました―またそれ以上のことも。
今週新政権が発足しますが、新政権がアメリカを安全に豊かに保つことに成功することを祈ります。我々は成功を祈るとともに、幸運―とても重要な言葉です―に恵まれることを願います。
私はまず、我々の並外れた道のりを可能にしたわずか数名の素晴らしい人々に感謝したいと思います。
最初に華々しいファーストレディ、メラニアの愛と支援に圧倒的な感謝の意を述べさせてください。また、娘のイバンカ、義理の息子のジャレッドに、それからバロン、ドン、エリック、ティファニー、そしてララにも心からの感謝を伝えさせてください。あなたたちは私の世界を光と喜びで満たしてくれました。
またマイク・ペンス副大統領、その素晴らしい妻のカレン、そしてペンス一家全員にも感謝したいと思います。
マーク・メドウズ首席補佐官、ホワイトハウス職員と閣僚の献身的なメンバー、それからアメリカのための戦いに全身全霊を注ぎ込んだ政権の驚くべき人々全員にも感謝いたします。
また、全く並外れた一団の人々、合衆国シークレットサービスにも取り急ぎ感謝したいと思います。家族と私は、みなさんに永久の借りがあります。ホワイトハウス警護室の全員、マリーンワンとエアフォースワンのチーム、軍隊の全員、そして全国の州と地方の法執行機関にも心から感謝しています。
とりわけ私は、アメリカ国民に感謝したいと思います。大統領としての務めを果たすことは筆舌に尽くしがたい名誉でした。この類まれな恩恵に感謝いたします。そして本当にその通りです―偉大な恩恵であり偉大な名誉です。
アメリカ人は常に意見の相違がある一方で、我々は、国が繁栄・発展し大きく成功して良くなることを全員が願う、途方もなく礼儀正しく誠実で平和を愛する市民の国であることを忘れてはなりません。本当に高尚な国です。
アメリカ人全員が議事堂への襲撃に恐怖を覚えました。政治的暴力は我々がアメリカ人として大事にする全てに対する攻撃です。決して容認することはできません。
今我々は、かつてないほどに、共通の価値観を中心に団結し、党派的な敵意を乗り越え、運命共同体を築かなければなりません。
4年前私は、これまでで唯一全くの部外者として大統領の座を勝ち取った者としてワシントンにやってきました。私は政治家としての経歴はなく、建設者として開かれた地平線を見つめ、無限の可能性を想像してきました。私が大統領選に出馬したのは、アメリカにはまだ大きく伸びるのを待っているだけの高くそびえる新しい頂点があると知っていたからです。私は、アメリカを第1に置く限り国の可能性は無限だと知っていました。
ですから私はこれまでの半生を置き去りにして、とても困難ではあっても、適切に行えばあらゆる可能性を持つ活動の舞台に足を踏み入れたのです。アメリカは私に非常に多くの物を与えてくれましたので、何かお返しをしたかったのです。
この国の各地の何百万人もの勤勉な愛国者とともに、我々は国の歴史上で最も偉大な政治運動を築きました。また、世界の歴史上で最も偉大な経済を築きました。我々全員がアメリカを再び偉大にしたかったため「アメリカ・ファースト」が必要でした。我々は、国は市民に仕えるために存在するのだという原則を取り戻しました。我々の議題には右や左は関係なく、共和党や民主党も関係なく、国の利益が目的でした。つまり国全体のことです。
アメリカ国民の支持と祈りによって、我々は誰もが可能だと考える以上のことを成し遂げました。我々が近づくことすらできると考えた人は誰もいませんでした。
我々はアメリカ史上で最大の減税と改革の法案を成立させました。雇用を損なう規制を、かつてどの政権が行ったよりも多く廃止しました。壊れた貿易協定を修復し、最悪の環太平洋戦略的経済連携協定とあり得ないパリ気候条約から離脱し、一方的だった韓国との協定を再交渉し、NAFTAを画期的なUSMCA―メキシコとカナダのことですが―という、非常にうまく機能する協定に置き換えました。
またとても重要なこととして、我々は中国に歴史的で画期的な関税を課し、中国と新しい偉大な協定を結びました。しかし署名から間もないうちに、我々と世界は中国ウイルスの打撃を受けました。貿易関係は急速に変わっており、アメリカに何十億ドルも流れ込んでいましたが、ウイルスのために我々は別の方向に行くことを強いられました。
全世界が被害を被りましたが、アメリカは驚くべき経済と我々が築いた経済のために経済的に他国をしのいでいました。基盤と足場がなければ、このような結果は出なかったでしょう。我々はこれまでで最高の数字の一部を果たしていなかったでしょう。
また我々は、エネルギー資源を解き放ち、群を抜いて世界第1位の石油と天然ガス生産国となりました。こうした政策を原動力に、我々は世界の歴史上で最高の経済を築きました。アメリカの雇用創出を再燃させ、アフリカ系アメリカ人、ヒスパニック系アメリカ人、アジア系アメリカ人、女性―ほとんど全員―で過去最低の失業率を達成しました。
所得は急上昇し、賃金は高騰し、アメリカン・ドリームは復帰し、わずか数年で何百万人もの人が貧困から脱出しました。奇跡でした。株式市場は次から次へと新記録を出してこの短期間で148回の最高値を記録し、全国の勤勉な市民の退職金と年金が増加しました。401(K)はかつてないレベルに達しています。このような数字を見たことがありませんが、それはパンデミック前とパンデミック後のことです。
我々はアメリカの製造業基盤を再建し、何千もの新工場を新設し、「メイドインUSA」という美しい言葉を取り戻しました。
労働者の家庭の生活を改善するために、我々は児童税額控除を2倍にし、過去最高の育児・発達のための支援拡大に署名しました。我々は将来の雇用のために1600万人以上のアメリカ人労働者を訓練するという約束を守るため、民間企業と協力しました。
国が悲惨なパンデミックに見舞われた時、我々は記録的なスピードで1つではなく2つのワクチンを作り出しましたが、すぐにもっと増えるでしょう。不可能だと言われましたが、我々は行いました。「医学上の奇跡」というのですが、そういう理由で彼らは今「医学上の奇跡」と呼んでいます。
別の政権ならワクチン開発に3,4,5年、ことによると10年も掛かっていたかもしれません。我々は9カ月でやりました。
失われた全ての命を悼み、彼らのことを忘れずにこの恐ろしいパンデミックを今回限りで一掃することを誓います。
このウイルスが世界の経済に厳しい損害を出した時、我々はこれまで経験した中で最速の経済回復に着手しました。経済支援に約4兆ドルを可決し、5,000万人以上の雇用を救済または支援し、失業率を半分に削減しました。これらはこの国でこれまになかった数字です。
我々は医療における選択と透明性を生み出し、特に最恵国約款を追加しようという取り組みにおいて、非常に多くの方法で製薬大手に対して立ち向かいましたので、やがて世界のどの国よりも安価な処方薬価格が実現するでしょう。
我々はVA Choice法、VA Accountability法、Right to Try法、そして画期的な刑事司法改革を成立させました。
我々は合衆国最高裁判所の3人の新裁判官を承認しました。憲法を書かれたとおりに解釈する約300人の連邦裁判官を任命しました。
長年、アメリカ国民はワシントンが国境を最終的に保護するよう求めて来ました。我々がその願いに答えて歴史上で最も安全な国境を実現したといえることを嬉しく思います。我々は、国境警備員と勇敢なICE職員が、これまで以上に職務を果たし、法を執行してアメリカを安全に守るために必要な道具を提供しました。
我々は、これまでで最も強く堅固な国境安全策が導入された状態を次期政権に引き継ぐことを誇りに思います。これには450マイルの強力な新しい壁に加えて、メキシコ、グアテマラ、ホンデュラス、エルサルバドルとの歴史的な合意も含まれています。
我々は国内でアメリカの力を、海外でアメリカのリー��ーシップを取り戻しました。世界は我々を再び尊敬しています。その尊敬を失わないでください。
我々は国連でアメリカのために立ち上がり、決して我々の利益にならなかった一方的な世界協定から離脱することで、主権を取り戻しました。そしてNATO加盟国は今、私が数年前に到着した時より何千億ドルも負担しています。とても不公平でした。我々は世界のために費用を負担していました。今世界は我々を助けてくれています。
そしておそらく全ての中で最も重要なこととして、約3兆ドルで、我々はアメリカ軍を完全に再建しました―すべてUSA製です。我々は75年来で初めて新しい合衆国軍を立ち上げました。宇宙軍です。そして昨年の春、私はフロリダ州のケネディー宇宙センターに立ち、長年の間で初めてアメリカの宇宙飛行士がアメリカのロケットで宇宙に復帰するのを見守りました。
我々はかつてないほどに、中国に立ち向かうために同盟国を活性化させ、世界の国々を再結集させました。
我々はISISのカリフ国家を全滅させ、その創設者で指導者であるアル・バグダディの惨めな人生を終わらせました。イランの圧政的政権に立ち向かい、世界の代表的テロリストでイランの殺戮者であるカセム・ソレイマニを殺しました。
我々はエルサレムをイスラエルの首都として認め、ゴラン高原についてイスラエルの主権を認めました。
大胆な外交と原則に沿った現実主義の結果、我々は中東における一連の和平協定を達成しました。誰もが現実になるとは思いませんでした。アブラハム合意は、暴力と流血ではなく、平和と調和の未来への道を開きました。新たな中東の夜明けであり、我々は兵士たちを帰国させています。
私は特に、ここ数十年で新たな戦争を全く開始しなかった初めての大統領となったことを誇りに思います。
何よりも我々は、アメリカにおいて、政府は国民に答えるものだという神聖な考えを再び主張しました。我々の導きの光、北極星、揺るぎない信念は、我々はアメリカの高潔な一般市民に仕えるためにここにいるのだというものでした。我々の忠誠は、特定の利益団体、企業、あるいは国際機関に対するものではありません。子供たち、市民、そして国そのものに対するものです。
大統領として、私の最優先事項、不変の関心事は常に、アメリカの労働者とアメリカの家庭の利益を最優先させることでした。私は最も容易な道を追求しませんでした。実際間違いなく、最も困難でした。私は最も批判されることのない道を追求しませんでした。私は大変な戦い、最も厳しい戦い、最も困難な選択を引き受けました。それが、みなさんが私を選出して行わせようとしたことだったからです。みなさんのニーズが、私の最初で最後の揺るぎない焦点でした。
これが我々の最大の遺産となることを願います。ともに我々は、アメリカ国民が再び国を任されるようにしました。我々は自治を取り戻しました。我々はアメリカでは誰も忘れ去られることはないという考えを取り戻しました。なぜなら全ての人が重要であり、全ての人に発言権があるからです。我々は、全ての人が神によって平等に造られたために、全ての市民には平等な尊厳、平等な待遇、平等な権利の資格があるという原則のために戦いました。全ての人は尊敬を持って扱われ、意見を聞いてもらい、政府に話を聞いてもらう資格を持っています。みなさんは国に忠実ですが、私の政権は常にみなさんに忠実でした。
我々は、全ての市民が素晴らしい仕事を見つけて、素晴らしい家族を支えることのできる国を築くために努力しました。我々は、全てのアメリカ人が安全に暮らせるコミュニティと、全ての子供たちが学ぶことのできる学校のために戦いました。法律が守られ、英雄が尊敬され、歴史が守られ、法を順守する市民が気に掛けられないことのない文化を推進しました。アメリカ人は、我々がともに達成したこと全てにこの上なく満足を覚えるべきです。信じがたいほど素晴らしいことです。
さて私はホワイトハウスを去りますが、私は我々全員が共有するとても貴重な遺産を脅かす危険について思案してきました。世界で最も強力な国として、アメリカは常に海外からの脅威と課題に直面しています。しかし、我々が直面する最大の危険は、我々自身が自信を失うことであり、国の偉大さに自信を失うことです。国の強さはその精神と同じ程度にしかなりません。活力は自尊心と同じ程度にしかなりません。我々は、人々の心の中で脈打つ信念と同じ程度にしか活気に満ち溢れることはないのです。
価値観、歴史、英雄に対する信頼を失う国は、長く繁栄することはできません。というのも、これらがまさに団結と活力の源だからです。
アメリカが常に過去の大きな課題を克服して勝利することができたのは、国の高潔さと歴史上の固有の目的に対する揺るぎなく臆することのない信念のおかげでした。我々は決したこの信念を失ってはなりません。我々はアメリカに対する信念を決して捨ててはなりません。
国の偉大さの鍵は、国共通のアイデンティティを維持し植え付けることにあります。つまり、我々が共通して持っている物に集中するということです。それは全員が共有する遺産です。
この遺産を中心にあるのは、自由な表現、自由な言論、そして開かれた議論に対する断固とした信念でもあります。自分たちが誰であり、どうやってここに到達したのかを忘れる場合にのみ、政治的な検閲とブラックリスト化がアメリカで起こるのを許すことも起こり得ます。想像することもできないことです。自由でオープンな議論を締め出すことは、我々の核心的な価値と最も揺るぎない伝統を汚すものです。
アメリカでは、絶対的な一致を強く要求したり、柔軟性に欠ける正統性と過酷な言論規約を強制したりしません。我々はとにかくそのようなことはしません。アメリカは、同意しない人から守られ、保護される必要のある従順な人の臆病な国ではありません。我々はそのような者ではありません。我々はそのようになることはありません。
約250年間、あらゆる課題に直面して、アメリカ人は常に比類のない勇気・自信、断固とした独立心を奮い起こしてきました。これらは、かつて何百万人もの平凡な市民が、荒れ果てた大陸の各地に旅立ち、偉大な西部で新生活を切り開くことにつながった驚くべき特質です。それは、兵士たちを戦場に向かわせ宇宙飛行士を宇宙に向かわせたのと同じ、神から与えられた自由に対する深い愛でした。
この4年間を振り返ると、とりわけ1つのイメージが心に浮かびます。私が車列で道を移動するといつも、何千人ものたくさんの人たちがいました。彼らは家族と一緒に来て、我々が通過する時に立って、誇らしげに偉大なアメリカの国旗を振っていました。私が深く感銘を受けなかったことはありませんでした。彼らは単に私への支持を示すために来たのではないと知っています。彼らが来たのは、国に対する支持と愛を私に示すためでした。
ここは、アメリカは歴史上ずっと偉大な国であるという共通の確信によって団結した誇りある市民の共和国です。我々は、全世界に対して希望、光、栄光の国であり、常にそうでなければなりません。これは我々が事あるごとに守らなければならない貴重な財産です。
この4年間、私はただそのために取り組んできました。リャドのイスラム教指導者の大集会場から、ワルシャワのポーランドの方々の大きな広場に至るまで、韓国の議会議場から国連総会の演壇に至るまで、そして北京の紫禁城からラシュモア山の麓に至るまで、私はみなさんのために戦い、みなさんの家族のために戦い、国のために戦いました。とりわけ私はアメリカとアメリカが支持する全てのために戦いました―それは安全で、強く、誇りある、自由なものです。
さて私は、20日の正午に新政権に引き継ぐ用意をする中で、我々が始めた運動は始まったばかりなのだということを知って欲しいと思います。そのようなものはこれまでありませんでした。国は市民に仕えなければならないという信念は、縮小するのではなく日に日に強く高まっていくしかないでしょう。
アメリカ国民が国に対する深く熱心な愛情を心に持つ限り、この国が成し遂げられないことはありません。コミュニティは繁栄するでしょう。国民は豊かになるでしょう。伝統は大事にされるでしょう。信仰は強くなるでしょう。そして未来はこれまでよりも明るくなるでしょう。
私は忠誠心と喜びに満ちた心、楽観的な精神、そして国にとって、子供たちにとって、最高なことが起きるのはまだこれからだという最高の確信をもって、この雄大な場所から出発します。
ありがとう、そしてさようなら。みなさんに神の祝福がありますように。アメリカ合衆国に神の祝福がありますように。
translated by ドナルド・トランプNEWS https://www.trumpnewsjapan.info/2021/01/20/remarks-by-president-trump-in-farewell-address-to-the-nation/#wrapper
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