#ビリディアナ
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12/15㊌第5夜🌙ショートレポート
★連続講座「現代アートハウス入門 ネオクラシックをめぐる七夜 Vol.2」【ショートレポート】★ 🌙12月15日(水)🌙第5夜🌙 『ビリディアナ』監督:ルイス・ブニュエル 1961年|メキシコ・スペイン|92分|モノクロ 講師:広瀬奈々子(映画監督)×稲川方人(詩人/編集者)
連続講座「現代アートハウス入門 ネオクラシックをめぐる七夜 Vol.2」第5夜はルイス・ブニュエル監督の『ビリディアナ』を上映。叔父の自殺に対する自責の念から、贖罪のために恵まれない人々を屋敷に住まわせ面倒を見る敬虔な娘・ビリディアナ。しかし、彼女の信仰心はことごとく打ち砕かれ……。信仰や善意といったベールでは覆い隠せない人間の欲深さを余すことなく描いた怪作です。 講師は、フィクション、ドキュメンタリー、テレビドラマと多岐にわたって活躍されている映画監督の広瀬奈々子さんと、現代詩で高い評価を受けるとともに、映画批評や映画書の編集、映像作品を手がけてこられた詩人/編集者の稲川方人さん。稲川さんは、装幀者・菊地信義さんを追った広瀬監督の『つつんで、ひらいて』に、インタビュイーの一人として出演されています。 緊急事態宣言下で家にこもっていたときに『皆殺しの天使』を再見し、ブニュエル作品に目覚めた広瀬監督。中でも、痛烈な社会批判でありながら小難しい映画にならず、俗っぽいものへの愛情が感じられる本作が大好きとのこと。フェリーニやベルイマンら1910〜20年代初期に生まれた監督と、ブニュエルが同世代だと思い込んでいたという稲川さん。実際は1900年生まれで、ジョン・フォードやヒッチコックら、映画の黎明期に生まれた作家と同世代。その「勘違い」の理由には、ブニュエルの成熟したショットがあると言います。曰く、ブニュエルは潔い編集で「経済的」な語り方をしており、最後まで余計なことをしていない。その編集手法が、映画の話法が成熟した時代の作家たちに重なるとのこと。話は、ブニュエル固有の人間への真っ直ぐなまなざし、モチーフ使い、フェティシズムなどに及びました。後日公開予定のロングレポートで詳報します。 この日も熊本のDenkikan、富山のほとり座、金沢のシネモンドなど、各地から質問が寄せられました。本作のような映画をどう楽しんだらいいか?という質問に、稲川さんは「答えが見出せない映画に意味や答えを見出す、つまり、自分の思考にシステムを作ってしまう見方はしないほうがいいと思う」、広瀬監督は「視野を広げてくれるのが映画だと思っているので、共感するだけじゃない楽しみ方をしていただきたい」と回答。 最後に、広瀬監督は「好きな映画をお客さんと一緒に観て、稲川さんとお話しできて、と��も楽しかったです。古い映画をスクリーンで観ることは本当に貴重なので、あと2夜もぜひ足を運んでいただけたら」と、稲川さんは、今年9月に逝去された映画監督・澤井信一郎さんの言葉を紹介しながら「映画の中で善き人間を見極めることができる観客でありたい。みなさんもそうであってほしい」とメッセージを送り、第5夜は幕を閉じました。
さて、本日12/16(木)第6夜は、ジャン・ルーシュ、エドガール・モラン監督の『ある夏の記録』を上映。講師は、映像作家の小森はるかさんと、エディター/ライターの月永理絵さんです。作り手が被写体に積極的に関わり、「verite=真実」を撮すシネマ・ヴェリテの金字塔と言われる本作。カメラとマイクに向かって話す人々は、その人“そのまま”の姿なのか。今夜19時にアートハウスでお会いしましょう! (ライター・木村奈緒) ・ ・ ロングレポートは後日アップ予定!お楽しみに! ・ https://arthouse-guide.jp/
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現代アートハウス入門 ネオクラシックをめぐる七夜 vol.2
アートハウスへようこそ
連続講座「現代アートハウス入門」では、〈アートハウス〉の歴史を彩ってきた「ネオクラシック(新しい古典)」と呼びうる作品を7夜連続日替わりで上映。気鋭の映画作家たちが講師として登壇し、各作品の魅力を解説。さらに、全国の参加者とのQ&Aを交えながら、これからの〈アートハウス〉についての知見を共有します。第2弾となる今回は、全国24の劇場をつないで開催します。
予約フォームはこちら
1970年代から今日まで続く日本の〈アートハウス〉は、“ミニシアター”という呼称で親しまれてきました。ここは世界中の映画と刺激をもとめる観客とが出会う場所。多様な映画体験によって、未来の映画作家だけでなく、さまざまなアーティストを育む文化的ビオトープとしての役割を担ってきました。上映されるのは、ただ楽しむための作品だけではありません。目を覆うほどグロテスクで、心をズタズタに引き裂く映画もあれば、ため息が出るほど美しい眼福の映画もあります。〈アートハウス〉の暗闇でスクリーンが反射する光を浴びることは、多かれ少なかれ——私たちの生き方を変えてしまう体験なのです。
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【上映期間】 2021年12月11日(土)〜12月17日(金)
【上映時刻】 毎日19:00上映開始、上映後に60分のオンライントークあり 各回30分前に開場します
【料金】 30歳以下 1,200円 31歳以上 1,800円 (全国の映画館共通料金です)
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第1夜 12月11日(土)開映19:00 [本編 99分+レクチャー 60分]
『クローズ・アップ』 原題:Nema-ye Nazdik
監督・脚本・編集:アッバス・キアロスタミ 撮影:アリ・レザ・ザリンダスト 録音:モハマッド・ハギギ、アフマッド・アスガリ 出演:ホセイン・サブジアン、ハッサン・ファラズマンド、モフセン・マフマルバフ 1990年|イラン|99分|カラー|(C) 1990 Farabi Cinema
失業者のサブジアンはバスで隣り合わせた裕福そうな婦人から読んでいた本について聞かれ、なりゆきから自分が著者で映画監督のマフマルバフだとつい偽ってしまう。婦人の家に招かれた彼は、映画の話を情熱的に語るうちに、架空の映画製作の話にこの家族を巻き込み…。映画監督だと身分を偽り、詐欺で逮捕された青年の実話をもとに、再現映像とドキュメンタリーを交差させて描いた異色作。
レクチャー:講師 深田晃司(映画監督) アッバス・キアロスタミとモフセン・マフマルバフの傑作群は、まだ二十歳前後であった私をイラン映画に心酔させた。『クローズ・アップ』は中でも特に熱狂した一作で、映画の底なしの可能性をこの作品で感じて欲しい。
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第2夜 12月12日(日)開映19:00 [本編 69分+レクチャー 60分]
『マッチ工場の少女』 原題:Tulitikkutehtaan tyttö
監督・脚本:アキ・カウリスマキ 撮影:ティモ・サルミネン 出演:カティ・オウティネン、エリナ・サロ、エスコ・ニッカリ、ベサ・ビエリッコ、レイヨ・タイバレ 1990年|フィンランド|69分|カラー
マッチ工場で働くイリスは、母と義父を養っている。ある日、給料でドレスを衝動買いしてしまった彼女は、義父に殴られ、母からドレスの返品を命じられる。ついに我慢できなくなった彼女は、家を飛び出しディスコで出会った男と一夜を共にするが、その男にも裏切られ…。何の変哲もない娘のどん底の人生を淡々と描き、絶望的な状況になぜか笑いが込み上げてくるアキ・カウリスマキ映画の真骨頂ともいえる一作。
レクチャー:講師 岨手由貴子(映画監督)×大江崇允(映画作家/脚本家) 「クラシック映画」と聞くと身構えてしまう人もいるかもしれませんが、それらは製作されてから何十年も、多くの人を魅了してきました。そんな映画の抗えない魅力を、一緒に反芻していく時間になればと思っています。岨手由貴子(映画監督)
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第3夜 12月13日(���)開映19:00 [本編 102分+レクチャー 60分]
『鳥の歌』 原題:Para recibir el canto de los pájaros
監督・脚本:ホルヘ・サンヒネス 撮影監督:ラウル・ロドリゲス、キジェルモ・ルイス 音楽:セルヒオ・プルデンシオ 出演:ジェラルディン・チャップリン、ホルヘ・オルティス 製作:ウカマウ集団 1995年|ボリビア|102分|カラー
16世紀にアンデスを「征服」したスペイン遠征隊の行為を、批判的に描く映画を製作しようとした撮影隊が直面した現実とは? 撮影に訪れた先住民の村で「ここから出ていけ!」と詰め寄られた映画人たちは、やがて問題の本質に気づく。アンデス世界の価値観に基づく独自の映画言語でゴダールらにも衝撃を与えたボリビア・ウカマウ集団の代��作の一つ。ロカルノ国際映画祭「質と刷新」賞受賞。
レクチャー:講師 小田香(映画作家)×太田昌国(シネマテーク・インディアス) アートハウスはあやしげな場所に見えることもあるかもしれませんが、それ以上に妖しい映画がかかっています。鑑賞後はより健全に、より不健全に、もしくはその両方になるかもしれません。あの映画のここは好きであそこは苦手など、誰かに言いたくなって、伝わらなくて、その体験まるごと、心のどこかに残り発酵していく映画がかかっています。小田香(映画作家)
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第4夜 12月14日(火)開映19:00 [本編 91分+レクチャー 60分]
『セールスマン』 原題:Salesman
監督:アルバート・メイズルス、デヴィッド・メイズルス、シャーロット・ズワーリン 撮影:アルバート・メイズルス 編集:デヴィッド・メイズルス、シャーロット・ズワーリン 音響:ディック・ヴォリセク 1969年|アメリカ|91分|モノクロ
ボストンからフロリダへ。聖書の訪問販売員たちの旅にカメラは密着する。彼らが訪ねるのは教会の信者で、一人暮らしの未亡人や、難民、部屋代も払えない子持ち夫婦など。安いモーテル、煙るダイナー、郊外のリビング、月賦払い…。物質主義的社会の夢と幻滅、高揚と倦怠が奇妙に交差する、アメリカの肖像画。ダイレクトシネマのパイオニア、メイズルス兄弟のマスターピースを本邦初公開。
レクチャー:講師 想田和弘(映画作家) 真っ白で空虚なスクリーンなのに、いや、真っ白で空虚なスクリーンだからこそ、いったい何が映し出されるのか、無限の可能性が存在しているんですね。なんだか不思議じゃないですか?
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第5夜 12月15日(水)開映19:00 [本編 92分+レクチャー 60分]
『ビリディアナ』 原題:Viridiana
監督:ルイス・ブニュエル 脚本:ルイス・ブニュエル、フリオ・アレハンドロ 撮影:ホセ・フェルナンデス・アグアヨ 編集:ペドロ・デル・レイ 出演:シルビア・ピナル、フェルナンド・レイ、フランシスコ・ラバル 1961年|メキシコ・スペイン|92分|モノクロ
修道女を目指すビリディアナは、叔父の屋敷に呼び出される。叔父は亡き妻に似た彼女を引き止めようと嘘をつくが、それに気づいた彼女は家を去る。絶望した叔父は自殺。責任を感じた彼女は貧しい人々を屋敷に住まわせ世話しようとするが…。カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞の一方で、カトリック教会から大きな非難を浴び、本国スペインやイタリアで上映禁止に至った問題作。
レクチャー:講師 広瀬奈々子(映画監督)×稲川方人(詩人/編集者) ああ、そうか、自分はこの世界に対して、「ちょっと待った」を言いたかったのだと気づかされる映画がある。新しいものの見方を発見し、立ち止まって何度も考え、答えのない旅に出る。いい映画には共感や同調よりも、もっと豊かで驚きに満ちたものが、色褪せることなくたくさん詰まっている。広瀬奈々子(映画監督)
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第6夜 12月16日(木)開映19:00 [本編 90分+レクチャー 60分]
『ある夏の記録』 原題:Chronique d'un été
監督:ジャン・ルーシュ、エドガール・モラン 撮影:ミシェル・ブロー、ラウール・クタール 出演:マルスリーヌ・ロリダン、ジャン=ピエール・セルジョン、ナディーヌ・バロー1961年|フランス|90分|モノクロ パリ、1960年、夏。街ゆく人々に軽量16ミリカメラと録音機が問いかける。あなたは幸せですか? あるいは、愛、仕事、余暇、人種問題について…。作り手と被写体とが制作プロセスを共有することで、映画が孕む作為性や政治性が明らかになり、リアルとフィクションの概念が問い直される。映画作家で人類学者のルーシュと、社会学者で哲学者のモランによるシネマ・ヴェリテの金字塔。
レクチャー:講師 小森はるか(映像作家)×月永理絵(エディター/ライター) 学生の頃に偶然観ていた映画が、数年経ってから、自分にとっての大切な一本だったと気付くことが増えました。途切れ途切れに蘇ってくる場面は、あの時わからなかった経験も、大事なものだと教えてくれました。小森はるか(映像作家)
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第7夜 12月17日(金)開映19:00 [本編 85分+レクチャー 60分]
『イタリア旅行』 原題: Viaggio in Italia
監督・脚本:ロベルト・ロッセリーニ 脚本:ヴィタリアーノ・ブランカーティ 撮影:エンツォ・セラフィン 音楽:レンツォ・ロッセリーニ 出演:イングリッド・バーグマン、ジョージ・サンダース 1954年|イタリア・フランス|85分|モノクロ
結婚8年目、一見仲の良いカテリーナとアレックスは、実は破局寸前。ベズビオ火山、ポンペイの遺跡、カプリ島などをめぐりながら、二人は離婚へと突き進んでいくのだが…。ロッセリーニは、バーグマンとサンダースに即興的な演技を求め、生々しい感情のゆらぎをフィルムに焼き付けた。ゴダールに「男と女と一台の車とカメラがあれば映画は撮れる」と言わしめたネオ・レアリズモの大傑作。
レクチャー:講師 三宅唱(映画監督)×大川景子(映画編集) 「人生は短すぎる」「だからこそ楽しまないと」いつどこでなぜその言葉が発せられるのか。私はその場面においてなにを見ていただろう?三宅唱(映画監督)
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3月の映画をふりかえる
☆黒沢清の『地獄の警備員』ーたましいが 地獄の業火に燃やされたー 凄まじい。ショットを積み重ねるごとに画面が累乗的に研ぎ澄まされゆく。特にとてもエレベーターには入りきらないかにみえた大勢の社員が、つぎのショットではたったひとりを残して全員すべてが箱のなかに収まっている、あのあたりから。まるでカフカの小説のような非現実の即物的な現前性。異形の内部空間がさらなる異形を産み出す。ピラミッドの内部からはとてもあの全景を想像できないように、あのビルの全景を外からみたものは誰もいない。『審判』を映画化したオーソン・ウェルズがこれをみたなら嫉妬にかられて墓穴からよみがえるだろう。
☆中川信夫の『生きてゐる小平次』ー眠れぬほどの強い愛 死人だって踊りたい ポンー 幽明の境を撮りたくば、キャメラで追うても仕方なく、キャメラを固定するがよし、と小津が言ったかどうかは知らないが、幽明の境のようなものは、やはり追えば追うだけ逃げ去るだけである。逃げるものと追うものとの果てのない無限運動を撮るならば、やはり固定カメラに限る。そうしておけば、向こうのから何かこの世ならぬものが画面にサッと紛れ込むこともあるかもしれない。
ロバート・アルドリッチの『テキサスの四人』ー��んなにあなたが好きだとしても お酒に飲まれたあなたはいやよー 四人の男女が笑顔で拳銃をかまえているのかと思ったら、酒の入ったグラスをかかげていた。酔っぱらってみたため、だんだんワケがわからなくなった。冒頭の砂漠での、拳銃とライフルの飛距離の差を活かした脅し合いは見事だった。
☆ニコラス・レイの『危険な場所で』ー盲目のひとほど ひかりの在りかを知っているー 夜がきて、そして朝がくる。そんな当たり前の出来事を克明に画面に刻むことのできた映画ははじめてみた。エリック・ロメールは『レネットとミラベル/四つの冒険』での珠玉の"青の時間"をあっさりとこえてみせる!
○ルイス・ブニュエルの『ビリディアナ』ー気高さには限りあり 愚かさには果てがない いざ最悪の彼方へー ショットのひとつひとつはどれも至福に満ちているのに、最終的な印象がなぜかあまりよろしくないあたりがブニュエルの底意地の悪さか。あまりにも素晴らしい踊りに、あまりにも素晴らしい記念撮影、ただ、それと同時に最悪の彼方がフタを開ける。
○アンリ=ジョルジュ・クルーゾーの『密告』ー子供たちが駆けてゆく 映画の幕が開いたんだー フィルム・ノアールの印象が強い監督だけれど、どの映画もサスペンスで魅せながら、それ以外のストーリーとは直接関係のないアクションが画面を躍動させる。そう、たとえば、大勢の子どもがいきなり走り出したり。けっこう笑った。
○ジョン・フォードの『俺は善人だ』ー鏡のまえで悪い笑み 今日から俺は主人公ー 最高のひと言。1935年製作といえば『周遊する蒸気船』も同い年、この時期(西部劇に身を隠してゆく直前)のフォードはキレッキレもいいところだ!
○リンゴ・ラムの『監獄風雲』ー割れたメガネは 男の勲章ー いい映画をみた。無茶苦茶なんだけど気合いが入っていて、観終わって、笑顔になって、気持ちよく寝た。
○中川信夫の『怪奇十三夜〜血染めの櫛〜』ー櫛が ひたいに減り込んだー 60分足らずの映画で大変なものをみた。中川信夫は信用に足ると確信。
エド・ウッドの『プラン9・フロム・アウター・スペース』ー愛は 数式では測れないー なにやら退屈極まりない映画らしいという前情報のみで臨んでみると、たしかに薄ら寒さは漂うものの、もっと退屈な映画はいくらでもあるぞと思った。いや、むしろ、ふつうに良かったぞ。この映画の名誉?のため、○も☆も付けないこととする。
○ティム・バートンの『エド・ウッド』ーあなたの優しい眼差しは 星のように輝いているー もうね、笑いながら涙ウルウルですよ。あのゾンビ(ドラキュラ?)、だから顔を隠してたんかーい。観終わってから『プラン9・フロム・アウター・スペース』に戻って、エドも繰り返しみていたベラ・ルゴシ最期のショットをみた。泣いた。
○ジャック・ターナー『私はゾンビと歩いた!』ータイトルに だまされてはいけないー 唯々素晴らしいのひと言。映画の良きところを69分に凝縮したような映画だ。こんなにギラギラとしていて、尚且つ美しい映画はあまりない!
☆清水宏『簪』ー夏休み 出会いと別れ そして映画ー 夏休みの公園ともなれば朝も早々から子供たちが集って大賑わい。でも日の暮れる頃になると、ひとりふたりと、ぽつぽつと帰りはじめる。昔からそんな寂しい情景に心惹かれている。
鈴木清順『すべてが狂ってる』ーかっ飛ばせ 青春ー 冒頭から清順監督にしては締まらない画面が続くと思ってみていたら、終盤にかけてもの凄い勢いで画面が締まり、からまり合い、収斂してゆく、流石。
ウィリアム・ボーダイン『ブードゥーマン』ーゾンビーノー ゾンビーー ベラ・ルゴシをみに。
○マキノ雅弘『昭和残俠伝 死んで貰います』ー雨宿りは いつでも魔法をかけー 世俗人にはもったいない愛というのもあろう。最後のさいごの、白いタオルを肩にかけるところまで、どこまでも純情な真心に痺れました。
サム・ペキンパー『昼下りの決斗』ー寝る子は 育つー ペキンパーとは相性が良いのか悪いのか、いつも眠ってしまう。
○ウォシャウスキー姉妹『クラウド・アトラス』ーいざ 草の根のレジスタンスー 久しぶりに大作らしい大作をみた。約3時間の上映時間で5世紀もの時を行き来する。トム・ハンクスやペ・ドゥナをはじめとする役者陣が特殊メイクで時を超え、複数人の人物を演じ分ける。エンディングで役者の紹介とともに彼らの扮した数々の人物が再登場するのには泣いてしまった。これぞ映画の優しい眼差し! いくつもの壮大な物語が交錯するなか、そのなかでも一番ショボくみえる老人ハウスから脱出する回にもっとも映画の息吹が走っていたのには笑ってしまった。
○オーソン・ウェルズ『謎のストレンジャー』ー真実は 隠そうと思えば露わになるー 痺れた。
☆ジャン・ルノワール『十字路の夜』ーとっても とっても いかがわしいー オープニングの音楽だけで、もう素晴らしい! ゴダールはこんなふうになりたかったけどなれなかった。アクセレイ・ゲルマンの『���ルスタリョフ、車を!』でどうにか追いつくことができた。
☆ロベール・ブレッソン『神の道化師、フランチェスコ』ー神に向かって 走れー こんなにもひとが走っている映画はほかに知らない。ここに出てくる敬虔な牧師たちは、その直向きな宗教心ゆえにいつもせせこましく走っている。スットコドッコイなんだけど愛おしい! おお愛おしき映画よ!
☆ツイ・ハーク/リンゴ・ラム/ジョニー・トー『強奪のトライアングル』ーミイラに なってもー 最高すぎて鼻水垂れた。香港は3監督による30分ごとのリレーできっちり90分となれば、いかにも胡散臭くていい加減な映画ができそうだけど、はい、まったくその通りなんだけども、こんな最高な映画はみたことがない! とくにアンカーのジョニー・トー! 最高かよ!
○マイケル・マン『レッド・ドラゴン レクター博士の沈黙』ー心が震えるラブストーリーを みたことがありますかー 凶悪サイコパス殺人犯と盲目の女性の恋、それ以外のことはどうでもよい。
ホ・ジノ『八月のクリスマス』ー写真は 嘘をつかないー とてもとてもとても良かった!
○ニコラス・レイ/ヴィム・ヴェンダース『ニックス・ムービー/水上の稲妻』ー素晴らしき ニコラス・レイー ニコラス・レイの姿をみられて本当によかった。老いさらばれようとも、不屈の魂は健在だ!
黒沢清『復讐 運命の訪問者』
○ウディ・アレン『カイロの紫のバラ』ーどうしてもハッピーエンドにできないウッディに 幸あれー なんだけど画面は終始ハッピーに満ち溢れているよ! ホテルの支配人がタップを踊るところでは「いっけー」って画面に拳を突き立てて絶叫してしまった!
☆ジャック・ターナー『星を持つ男』ー大好きな音楽を 何度でも歌おうー 素晴らしすぎて終始泣き晴らした。類い稀な傑作。
ジョージ・B・サイツ『モヒカン族の最後』ーあなたのもとで死ねるなら 本望ー とても良かった。
ロイ・ロックウッド『ジャンボリー』ー映画に 救われたー 大ファンのジェリー・リー・ルイスがでているからみたけどブチ切れそうな退屈さだった。でも、最後には映画に救われた。これが映画で良かったな!
黒沢清『叫』
ロー・ウェイ『龍拳』ーお前はもう 死んでいるー あまり記憶にない。
○ジョセフ・コシンスキー『オブビリオン』ー野球帽を被れば いつだってー 近未来のSFだからって白いスーツを着てればいいってもんじゃない。トム・クルーズがニューヨーク・ヤンキースの帽子を被れば、いきなり画面が躍動する。ジョセフ・コシンスキー、期待のアメリカの映画監督だ!
☆マーク・サンドリッチ『トップ・ハット』ーステキな ステキな 雨宿りー もう本当になんなんですか! 格��違いすぎる! 冒頭のいきなり、ひとが喋ってはいけないという雰囲気だけで死ぬほど面白い! あとはそのままぶっちぎり!
☆ジョン・フォード『タバコ・ロード』ー讃美歌を うたえばー 数あるジョン・フォード映画のなかでもかなりアグレッシブな一作。最高過ぎる。
☆はとにかくよかった映画、○はとてもよかったけれど☆とは若干の差を設けておきたい映画としている。
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・「映画となると話はどこからでも始まる」に掲載された「わたくしのベスト10とあと90本(ベスト100)」より 黄金狂時代 チャールズ・チャップリン…チャップリンは「わたくしにとってすべてベスト!」とのこと グリード エリッヒ・フォン・ストロハイム(エリッヒ・フォン・シュトロハイム)…シュトロハイムは「結婚行進曲」もオススメだそうです 駅馬車 ジョン・フォード…フォードど対談した際は「わが谷は緑なりき」が一番好きと答えたそうです(「映画は語る」より) ベニスに死す ルキノ・ヴィスコンティ…同性愛的描写、砂浜 アマルコルド フェデリコ・フェリーニ 8 1/2(オット・エ・メッツォ) フェデリコ・フェリーニ 野いちご イングマール・ベルイマン/ヴィクトル・シェストレム 疑惑の影 アルフレッド・ヒッチコック ミモザ館 ジャック・フェーデ(ジャック・フェデー) 天井桟敷の人々 マルセル・カルネ/ジャック・プレヴェール…「映画行脚」ではあまり好きではないと答え、カルネのベストに「嘆きのテレーズ」を選んでいました ※肉体は男、魂は女性的だった淀川さん(ジョージ・キューカーがそうだったように)ほど「男が男に惚れてしまう」心理を追求した映画評論家もいなかったのではないでしょうか 鉄の爪 パール・ホワイト/エドワード・ホセ/ジョージ・B・サイツ…パール・ホワイトは最も好きだった女優の一人 ウーマン モーリス・ターナー(トゥールヌール) 散り行く花 D.W.グリフィス…淀川さんが子供の頃に見て涙が止まらなかった作品の一つ 愚なる妻 エリッヒ・フォン・ストロハイム(エリッヒ・フォン・シュトロハイム) 紐育の丑満時 チャールズ・ブレイビン…エステル・テイラーもお気に入りの女優の一人 アメリカの影 ジョン・カサヴェテス 密告 アンリ=ジョルジュ・クルーゾー かくも長き不在 アンリ・コルピ/マルグリット・デュラス チュー公の赤毛布(THE COUNTRY COUSIN) ウィルフレッド・ジャクソン/ウォルト・ディズニィ(ディズニー) 歴史は女で作られる マックス・オフュールス(マックス・オフュルス) ※「愚なる妻」は伊藤大輔と熱く語り合う(伊藤の方は無いはずのシーンまで自分で想像して膨らませてしまう)ほど熱狂したそうです イントレランス D.W.グリフィス/エリッヒ・フォン・シュトロハイム/トッド・ブラウニング他 カビリア ピエロ・フォスコ(ジョヴァンニ・パストローネ) 番頭 チャールズ・チャップリン 移民 チャールズ・チャップリン 犬の生活 チャールズ・チャップリン キッド チャールズ・チャップリン のらくら チャールズ・チャップリン 偽牧師 チャールズ・チャップリン 巴里の女性 チャールズ・チャップリン サーカス チャールズ・チャップリン ※「イントレランス」には他にアラン・ドワン、フランク・ボザーギ(ボザージ/ボーゼイジ)、W.S.ヴァン・ダイク、ヴィクター・フレミング、ジャック・コンウェイ等も参加 街の灯 チャールズ・チャップリン モダン・タイムス チャールズ・チャップリン 独裁者 チャールズ・チャップリン 殺人狂時代 チャールズ・チャップリン/オーソン・ウェルズ(アイデア提供)…別の本ではあまり好きじゃないと語っていました ライムライト チャールズ・チャップリン/バスター・キートン/ロバート・アルドリッチ 火 ピエロ・フォスコ(ジョヴァンニ・パストローネ) 男性と女性 セシル・B・デミル/ミッチェル・ライゼン カリガリ博士 ロベルト・ウィーネ(ローベルト・ヴーィネ)/カール・マイヤー/フリッツ・ラング モヒカン族の最後(モヒカン族の最期) モーリス・ターナー(トゥールヌール) 焼け爛れし翼(Singed Wings) ペンリン・スタンロウ(Penrhyn Stanlaws)/ポール・ペリー(Paul Perry) 三仮面 アンリ・クロス(アンリ・クロース) 乗合馬車 ヘンリィ・キング(ヘンリー・キング) ステラ・ダラス ヘンリィ・キング(ヘンリー・キング) ジークフリート(ニーベルンゲン) フリッツ・ラング…「ニーベルンゲン」第一部:ジークフリート、第二部:クリームヒルトの復讐 メトロポリス フリッツ・ラング/エドガー・G・ウルマー/オットー・フンテ/エリック・ケテルフート/カール・フォル・ブレヒト他 バグダッドの盗賊 ラオール・ウォルシュ/ウィリアム・キャメロン・メンジース/ミッチェル・ライゼン 幌馬車 ジェームズ・クルーズ 十戒(1923) セシル・B・デミル ヴァリエテ E.A.デュポン/カール・フロイント テレーズ・ラカン ジャック・フェーデ(ジャック・フェデー) ビッグ・パレード キング・ヴィドア(キング・ヴィダー)…戦争映画はコレが最高とのこと 栄光 ラオール・ウォルシュ…好みで言えば「ビッグ・パレード」よりも好きだそうです 第七天国 フランク・ボザーギ(ボザージ/ボーゼイジ) サンライズ F.W.ムルナウ…ムルナウもまた同性愛をめぐって悩んだ一人 要心無用 ハロルド・ロイド/サム・テイラー/フレッド・ニュウメイヤー(ニューメイヤー) 恋愛三代記 バスター・キートン/エディ・クライン 三人の女 エルンスト・ルビッチ ウィンダミア夫人の扇 エルンスト・ルビッチ 救ひを求むる人々(救いを求むる人々) ジョゼフ・フォン・スタンバーグ さらば青春 アウグスト・ジェニーナ 結婚哲学 エルンスト・ルビッチ 巴里の女性 チャールズ・チャップリン 夜の女 モンタ・ベル(Monta Bell) 美人帝国 モンタ・ベル(Monta Bell) 人生の乞食 ウィリアム・ウェルマン(ウィリアム・A・ウェルマン)…ルイズ・ブルックス(ルイーズ・ブルックス)の代表作の一つと言っていました 東への道 D.W.グリフィス…グリフィスにしては「あまり好きとは申せぬがやはり加えておこう」とのこと 国民の創生(國民の創生) D.W.グリフィス…「アメリカを��雄きどりで語るところが気に入らぬが」と言いつつ、映画史上の注目作には違いないとのこと スージーの真心 D.W.グリフィス…リリアン・ギッシュ×グリフィスのコンビで一番好きな作品だそうです 裁かるゝジャンヌ(裁かるるジャンヌ) カール・ドライエル(カール・テオドア・ドライヤー) 吸血鬼(ヴァンパイア) カール・ドライエル(カール・テオドア・ドライヤー) ※「國民の創生」には他にラオール・ウォルシュやジョン・フォード等も出演 涙の船唄 キング・ヴィドア(キング・ヴィダー) 巴里の屋根の下 ルネ・クレール 喝采 ルウベン・マムウリアン(ルーベン・マムーリアン) 自由を我等に ルネ・クレール ル・ミリオン ルネ・クレール 巴里祭 ルネ・クレール 生きているモレア ベン・ヘクト/チャールズ・マックアーサー 砂漠の生霊 ウィリアム・ワイラア(ウィリアム・ワイラー) ハレルヤ キング・ヴィドア(キング・ヴィダー) 嘆きの天使 ジョゼフ・フォン・スタンバーグ 会議は踊る エリック・シャレル ラヴ・パレード エルンスト・ルビッチ モロッコ ジョゼフ・フォン・スタンバーグ 間諜X27 ジョゼフ・フォン・スタンバーグ タブウ ロバート・フラハティ/F.W.ムルナウ モアナ ロバート・フラハティ 美女と力への道(美と力への道) ウィルヘルム・プラーゲル…ドイツの映画会社ウファ(ウーファ)で撮影された「美と力への道(Wege zu Kraft und Schönheit)」 陽気な中尉さん エルンスト・ルビッチ 人生案内 ニコライ・エック 暗黒街の顔役(スカーフェイス) ハワード・ホークス…最高のギャング映画だと言っていました。二種類の結末 シナラ キング・ヴィドア(キング・ヴィダー) 雨 ルイス・マイルストン…淀川さん的にジョーン・クロフォードはコレがベストだそうです。マイルストン版に先駆けたラオール・ウォルシュの「港の女」も評価していました 西部戦線異状なし ルイス・マイルストン 仮面の米国 マーヴィン・ルロイ 七日間の休暇 リチャード・ウォーレス 市街 ルウベン・マムウリアン(ルーベン・マムーリアン) 裏街 ジョン・M・スタール グランド・ホテル エドマンド・グゥルディング(エドマンド・グールディング) 夢見る唇 パウル・ツィンナァ(パウル・ツィンナー)…ビリー・ワイルダー「昼下りの恋(昼下りの情事)」として再映画化 或る夜の出来事 フランク・キャプラ/ロバート・リスキン ※ここまで100本。 ベスト10+90本はとうに超えましたが、淀川さんいわく「ところがここで……まさかあなた……おさまるわけがないでしよう」だそうです(100本どころか124本目の「影なき男」の記述より) 未完成交響楽 ウィリ・フォルスト(ヴィリ・フォルスト) たそがれの維納 ウィリ・フォルスト(ヴィリ・フォルスト) 外人部隊 ジャック・フェーデ(ジャック・フェデー) 乙女の湖 マルク・アレグレ…二種類の結末 男の敵 ジョン・フォード 人生は四十二から レオ・マッケリィ(レオ・マッケリー) 描かれた人生 アレキサンダー・コルダ(アレクサンダー・コルダ) 暗黒街の弾痕 フリッツ・ラング 女だけの都 ジャック・フェーデ(ジャック・フェデー) 孔雀夫人 ウィリアム・ワイラア(ウィリアム・ワイラー)/ルドルフ・マテ…ベスト10の中に加えるべきだった作品だそうです 我等の仲間 ジュリアン・デュヴィヴィエ 大���なる幻影 ジャン・��ノワール/エリッヒ・フォン・シュトロハイム/ジャック・ベッケル…ベスト10に入れなかったのは「演出の表情(表現に非ず)がエリートすぎた」とのこと 荒野の決闘 ジョン・フォード…人によっては「荒野の決闘」が良いというのもわかるが、活動写真(映画)の精神は「駅馬車」とのこと 沈黙 イングマール・ベルイマン どん底 ジャン・ルノワール/ジャック・ベッケル 舞踏会の手帖 ジュリアン・デュヴィヴィエ ブルグ劇場 ウィリ・フォルスト(ヴィリ・フォルスト) わが家の楽園 フランク・キャプラ/ディミトリ・ティオムキン デッド・エンド ウィリアム・ワイラア(ウィリアム・ワイラー)/グレッグ・トーランド コンドル ハワード・ホークス/ディミトリ・ティオムキン…第二次世界大戦のアメリカとの太平洋戦争開戦間際まで映画館が上映していたという作品。客が詰めかけて見ていて印象に残っている作品でもあるそうです スミス都へ行く フランク・キャプラ/ディミトリ・ティオムキン…開戦間際まで上映された作品の一つ 望郷 ジュリアン・デュヴィヴィエ…出来すぎたきらいがあるにしても、永久に死なないであろう映画の一つだそうです モロッコ ジョゼフ・フォン・スタンバーグ…上に同じ 影なき男 W.S.ヴァン・ダイク/ダッシェル・ハメット(ダシール・ハメット) 南部の人 ジャン・ルノワール/ロバート・アルドリッチ 河 ジャン・ルノワール/サタジット・レイ フレンチ・カンカン ジャン・ルノワール/ジャック・リヴェット 白雪姫 デイヴィッド・ハンド/オリー・ジョンストン/フランク・トーマス/ウォルト・ディズニー他 市民ケーン オーソン・ウェルズ/ロバート・ワイズ ストライキ セルゲイ・エイゼンシュテイン 戦艦ポチョムキン セルゲイ・エイゼンシュテイン…みながあまりに騒ぐので「いささか鼻についてきた」そうです 土曜の夜と日曜の朝 カレル・ライス/トニー・リチャードソン 裸足のイザドラ カレル・ライス ローズマリーの赤ちゃん ロマン・ポランスキー/ジョン・カサヴェテス 裸の町 ジュールズ・ダッシン 日曜はダメよ ジュールズ・ダッシン トプカピ ジュールズ・ダッシン 男の争い ジュールズ・ダッシン 美女と野獣 ジャン・コクトオ(ジャン・コクトー)/ルネ・クレマン オルフェ ジャン・コクトオ(ジャン・コクトー) ドン・キホーテ G.W.パプスト/フェオドール・シャリアピン 死の谷 ラオール・ウォルシュ バワリー(バワリイ) ラオール・ウォルシュ いちごブロンド ラオール・ウォルシュ 懐かしのアリゾナ ラオール・ウォルシュ/アーヴィング・カミングス 雨の中の女 フランシス・フォード・コッポラ ゴッドファーザー フランシス・フォード・コッポラ…コッポラは「ゴッドファーザー」から“だらく”したと言い、テーマミュージックが食っちまった名作、けれどもコッポラは永遠の映画フレンドだそうです ひとりぼっちの青春 シドニー・ポラック シシリーの黒い霧 フランチェスコ・ロージ 真実の瞬間 フランチェスコ・ロージ 赤い靴 マイケル・パウエル/エメリック・プレスバーガー 黒水仙 マイケル・パウエル/エメリック・プレスバーガー 我が道を往く レオ・マッケリィ(レオ・マッケリー) 我等の生涯の最良の日 ウィリアム・ワイラア(ウィリアム・ワイラー)/グレッグ・トーランド ローマの休日 ウィリアム・ワイラア(ウィリアム・ワイラー)/ダルトン・トランボ/アンリ・アルカン コレクター ウィリアム・ワイラア(ウィリアム・ワイラー) 探偵物語 ウィリアム・ワイラア(ウィリアム・ワイラー) 必死の逃亡者 ウィリアム・ワイラア(ウィリアム・ワイラー) 女相続人 ウィリアム・ワイラア(ウィリアム・ワイラー)…これだけは落とせない作品の一つ ブルックリン横丁 エリア・カザン/ニコラス・レイ エデンの東 エリア・カザン 波止場 エリア・カザン/ボリス・カウフマン 打撃王 サム・ウッド/ルドルフ・マテ 居酒屋 ルネ・クレマン 禁じられた遊び ルネ・クレマン 海の牙 ルネ・クレマン 太陽がいっぱい ルネ・クレマン/アンリ・ドカエ 人間の運命 セルゲイ・ボンダルチュク 誓いの休暇 グレゴーリ・チュフライ マルタの鷹 ジョン・ヒューストン 黄金 ジョン・ヒューストン 白鯨 ジョン・ヒューストン 赤い風車 ジョン・ヒューストン 荒馬と女 ジョン・ヒューストン イグアナの夜 ジョン・ヒューストン アフリカの女王 ジョン・ヒューストン/ジェームズ・エイジー(ジェームズ・アギー) アスファルト・ジャングル ジョン・ヒューストン キー・ラーゴ ジョン・ヒューストン 火山のもとで ジョン・ヒューストン 砂漠の流れ者(ケーブル・ホークのバラード) サム・ペキンパー ジュニア・ボナー サム・ペキンパー 戦争のはらわた(クロス・オブ・アイアン) サム・ペキンパー…「ワイルドバンチ」は嫌っていた淀川さんですが、この映画は「「西部戦線異状なし」を超えた」と絶賛していました ダーティハリー ドン・シーゲル/クリント・イーストウッド レニー・ブルース ボブ・フォッシー/ブルース・サーティース 恐怖の報酬 アンリ=ジョルジュ・クルーゾー 悪魔のような女 アンリ=ジョルジュ・クルーゾー 情婦マノン アンリ=ジョルジュ・クルーゾー リオ・ブラボー ハワード・ホークス/ディミトリ・ティオムキン…「真昼の決闘」と音楽のディミトリ・ティオムキンをボロクソに言っていた淀川さんですが、他の作品と本作及び「赤い河」のティオムキンは好きだと言っていました 無防備都市 ロベルト・ロッセリーニ/フェデリコ・フェリーニ…別の本ではそんなに評価していませんでしたが、優れた作品であるということは認めていたようです わが谷は緑なりき ジョン・フォード 静かなる男 ジョン・フォード 黄色いリボン ジョン・フォード 月の出の脱走 ジョン・フォード 怒りの葡萄 ジョン・フォード/グレッグ・トーランド 果てなき船路 ジョン・フォード 人類の戦士 ジョン・フォード リバティ・バランスを射った男 ジョン・フォード 去年マリエンバードで アラン・レネ/アラン・ロブ=グリエ アンダルシアの犬 ルイス・ブニュエル/サルバドール・ダリ ビリディアナ ルイス・ブニュエル ※ここまで200本 大人は判ってくれない フランソワ・トリュフォー/ジャック・ドゥミ他 ピアニストを撃て フランソワ・トリュフォー…「映画行脚」でトリュフォーで一番好きと言っていました 突然炎のごとく フランソワ・トリュフォー やわらかい肌 フランソワ・トリュフォー アデルの恋の物語 フランソワ・トリュフォー 思春期 フランソワ・トリュフォー イヴの総て ジョゼフ・L・マンキウィッツ(ジョゼフ・L・マンキーウィッツ) 恋人たち フランソワ・トリュフォー 死刑台のエレベーター ルイ・マル 地下鉄のザジ ルイ・マル スリ ロベール・ブレッソン 赤い風船 アルベール・ラモリス 男と女 クロード・ルルーシュ 鉄道員 ピエトロ・ジェルミ 俺たちに明日はない(ボニー&クライド) アーサー・ペン/ロバート・ベントン 奇跡の人 アーサー・ペン サハリ! ヘンリー・ハサウェイ ママの想い出 ジョージ・スティーヴンス ボーイフレンド ケン・ラッセル 二十四時間の情事(ヒロシマ、モナムール) アラン・レネ/マルグリット・デュラス/高橋通子 大地のうた サタジット・ライ(サタジット・レイ) 大河のうた サタジット・ライ(サタジット・レイ) 大樹のうた サタジット・ライ(サタジット・レイ) テオレマ ピエル・パオロ・パゾリーニ 素晴らしき戦争 リチャード・アッテンボロー 2001年宇宙の旅 スタンリー・キューブリック プリティ・ベビー ルイ・マル アメリカの伯父さん アラン・レネ 激突! スティーヴン・スピルバーグ アメリカの夜 フランソワ・トリュフォー/クロード・ミレール ジュリア フレッド・ジンネマン…「真昼の決闘」は大嫌いだと言っていた淀川さんも、この作品はかなり好きだったようです 道化師 フェデリコ・フェリーニ アギーレ-神の怒り ヴェルナー・ヘルツォーク ゲームの規則 ジャン・ルノワール…とにかく「大好きです」とのこと 炎のランナー ヒュー・ハドソン 父-パードレ・パドローネ ヴィットリオ・タヴィアーニ/パオロ・タヴィアーニ 1900年 ベルナルド・ベルトルッチ 木靴の樹 エルマンノ・オルミ 旅芸人の記録 テオ・アンゲロプロス ブリキの太鼓 フォルカー・シュレンドロフ サン・ロレンツォの夜 ヴィットリオ・タヴィアーニ/パオロ・タヴィアーニ モリエール アリアンヌ・ムヌーシュキン(アリアーヌ・ムヌーシュキン)/クロード・ルルーシュ 時の泥棒(バンデッドQ) テリー・ギリアム ラ・パロマ ダニエル・シュミット カルメン カルロス・サウラ ファニーとアレクサンデル イングマール・ベルイマン カオス・シチリア物語 ヴィットリオ・タヴィアーニ/パオロ・タヴィアーニ パリ、テキサス ヴィム・ヴェンダース/ベルンハルト・ヴィッキ ミツバチのささやき ビクトル・エリセ 秋のソナタ イングマール・ベルイマン 田舎の日曜日 ベルトラン・タヴェルニエ 女と男の名誉 ジョン・ヒューストン エル・スール ビクトル・エリセ ローレル&ハーディ ロスコオ・アーバックル(ロスコー・アーバックル) ハリィ・ラングトン(ハリー・ラングトン) マルクス兄弟 ラリィ・シモン(ラリー・シモン) モンティ・バンクス 真夜中のパーティー ウィリアム・フリードキン キングコング ジョン・ギラーミン ストリートファイター ウォルター・ヒル マリアンの友だち ジョージ・ロイ・ヒル スティング ジョージ・ロイ・ヒル 明日に向って撃て!(ブッチ・キャシディ&サンダンス・キッド) ジョージ・ロイ・ヒル ヒッチコックの諸作品 ホブスンの婿選び デヴィッド・リーン…「映画行脚」で「ライアンの娘」も選んでいました 逢びき デヴィッド・リーン/ロバート・クラスカー 荒野の用心棒 セルジオ・レオーネ/クリント・イーストウッド…黒澤明「用心棒」のリメイク。スパゲッティウエスタンを「マカロニウエスタン」と名付けたのは淀川さん ・その他 風 ヴィクトル・シェストレム…「スージーの真心」とともにリリアン・ギッシュの最高作だそうです 絢爛たる殺人 ミッチェル・ライゼン…ライゼンをボロクソに言っていた淀川さんもこの作品は褒めていました マルメロの陽光 ビクトル・エリセ エンンジェル・アット・マイ・テーブル ジェーン・カンピオン 冬冬の夏休み ホウ・シャオシェン カリフォルニア・ドールズ ロバート・アルドリッチ…「映画は語る」で「正にアメリカ映画���僕アルドリッチが好きなのね」とのこと ナイトメア・ビフォアー・クリスマス ヘンリー・セリック/ティム・バートン ポセイドン・アドベンチャー ロナルド・ニーム ロッキー ジョン・G・アヴィルドセン/シルヴェスター・スタローン ジャッカルの日 フレッド・ジンネマン…「映画行脚」で一言「いいね」と強く推していました フォロー・ミー キャロル・リード…「第三の男」はボロクソに言っていましたが、「映画行脚」で「フォロー・ミー」は好きとのこと 殺意の瞬間 ジュリアン・デュヴィヴィエ…「映画千夜一夜」で褒めていた作品 テス ロマン・ポランスキー…「映画行脚」 ラグタイム ミロス・フォアマン…「映画行脚」 フリークス(怪物團) トッド・ブラウニング…「映画千夜一夜」 ひまわり ヴィットリオ・デ・シーカ…「映画行脚」 ザ・デッド「ダブリン市民」より ジョン・ヒューストン…「映画行脚」 理由なき反抗 ニコラス・レイ フィラデルフィア物語 ジョージ・キューカー/ジョゼフ・L・マンキーウィッツ…三島由紀夫と対談した際にキャサリン・ヘプバーンについて熱く語り合っていました マディソン郡の橋 クリント・イーストウッド ※ジャン=リュック・ゴダールは映画を破壊したから嫌いだと言っていましたが、ロッセリーニ等と同様に優れた作品であることは認めていたようです ・「淀川長治 カムバック、映画の語り部」に収録された「西部劇ベスト25」で淀川さんが挙げていた10本 荒野の決闘 ジョン・フォード 駅馬��� ジョン・フォード シェーン ジョージ・スティーヴンス 大いなる西部 ウィリアム・ワイラー 黄色いリボン ジョン・フォード 死の谷 ラオール・ウォルシュ 白昼の決闘 キング・ヴィダー/デヴィッド・O・セルズニック/ディミトリ・ティオムキン他 リオ・ブラボー ハワード・ホークス 許されざる者 ジョン・ヒューストン/ディミトリ・ティオムキン 幌馬車 ジェームズ・クルーズ ※ちなみに「黄金狂時代」「偽牧師」「黄金」も西部劇の要素に溢れた作品 ・日本映画 ・戦前 狂恋の女師匠 溝口健二…「映画は語る」で「邦画サイレント、溝口のベストは断トツでコレ」と言っていました アマチュア倶楽部 栗原トーマス/谷崎潤一郎…谷崎とは映画好きの仲 彼をめぐる五人の女 阿部豊 土 内田吐夢 限りなき前進 内田吐夢/小津安二郎…「映画は語る」で再公開時にはオリジナルのラストではなく再編集されたものしか現存せず、淀川さんもブチ切れていました 一本刀土俵入り 衣笠貞之助…この頃の衣笠映画は大ファンだったそうで、日本のセシル・B・デミルといってべた褒め。「十字路の夜」や川端康成と組んだ「狂った一頁」の頃から変な映画ばかり撮ってがっがりし嫌いになったそうです 海を渡る祭礼 稲垣浩 浪人街 マキノ正博(雅弘)/マキノ省三 忠次旅日記 伊藤大輔 人情紙風船 山中貞雄 ・戦後 西鶴一代女 溝口健二…アメリカ滞在時に見た映画の一つ 残菊物語 溝口健二 羅生門 黒澤明/宮川一夫…アメリカ滞在時に見た映画の一つ。海外で見た方がもっと良い作品だと言っていました 七人の侍 黒澤明 女 木下恵介 飢餓海峡 内田吐夢 マックス、モン・アムール���大島渚…大島が苦手だった淀川さんも唸った作品 キッズ・リターン 北野武…「あの夏、一番静かな海」の頃から好きになったそうです 白線秘密地帯 石井輝男 1000年刻みの日時計・牧野村物語 小川紳介 ※「映画は語る」において淀川さんは小津安二郎や成瀬巳喜男は苦手だと言っていましたが、実力は認めていた監督の一人。脚本家としての小津は高く買っていたようです。監督作も「戸田家の兄妹」等を評価。「駅馬車」が日本で公開された際、敬愛する溝口とともに小津にも作品へのコメントを依頼していました。成瀬も「妻よ薔薇のやうに(妻よ薔薇のように)」は凄いと認めていたそうです
淀川長治、真の「究極の映画ベスト100」とは!? ( その他映画 ) - 映画に狂って・・・ http://blogs.yahoo.co.jp/d_hero_diamond_guy/11405749.html
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Beggars Banquet #Viridiana #LouisBunuel #Movie #裏本郷光影眩暈秘録 #映画 #ビリディアナ #ルイスブニュエル
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12/14㊋第4夜🌙ショートレポート
★連続講座「現代アートハウス入門 ネオクラシックをめぐる七夜 Vol.2」【ショートレポート】★ 🌙12月14日(火)🌙第4夜🌙 『セールスマン』監督:アルバート・メイズルス、デヴィッド・メイズルス、シャーロット・ズワーリン 1969年|アメリカ|91分|モノクロ 講師:想田和弘(映画作家)
連続講座「現代アートハウス入門 ネオクラシックをめぐる七夜 Vol.2」第4夜は、ダイレクト・シネマのパイオニア、メイズルス兄弟の『セールスマン』を上映。生活に窮する市民に、高額な聖書の購入をあの手この手で迫る訪問販売員に密着した本作。キリスト教の教えに反するのではと疑問を抱きながらも、なぜだか彼らを憎めない。浮かび上がってくるのは、どうしようもなく人間臭い彼らの素顔と、1960年代末のアメリカ社会でした。
講師は、「被写体や題材に関するリサーチは行わない」「ナレーション、説明テロップ、音楽を原則として使わない」といった独自のルールに基づく「観察映画」を数多く手掛けてきた映画作家の想田和弘さん。本講座のVol.1では、フレデリック・ワイズマン監督の『チチカット・フォーリーズ』に講師として登壇され、その際にもダイレクト・シネマについて触れていただきました(レポートはこちら)。観察映画の源流にはダイレクト・シネマがあると言います。
映像と音声を同時に収録する同時録音が、屋外で可能になったことで生まれたダイレクト・シネマ。スタジオを飛び出し対象に肉薄することで、ナレーションやデータを中心とした「情報」的なドキュメンタリーから、見ている自分もその場にいるような「体験」的なドキュメンタリーへと移行します。被写体をありのまま撮り、一切の解説を排した ダイレクト・シネマ の登場は世間に衝撃を与えました。映画史に燦然と輝く作品でありながら、日本では上映機会がなかった本作。全国からは多くの質問が。中でも多かったのが「ドキュメンタリーとは思えない」「メイズルス兄弟とワイズマンの違いは?」というもの。前者については「撮影はドキュメンタリーの手法だが、編集はフィクションの技法」、後者については「メイズルス兄弟が個人を時間軸で描くのに対し、ワイズマンは組織を場所として描いている」と想田監督。現在、下高井戸シネマでは本作を含む「メイズルス兄弟特集」が開催中(〜12/24)。ぜひ他の作品もご覧ください。
兄のアルバート・メイズルスに「映画にはディバージョン(diversion=気晴らし・娯楽)と、エンゲージメント(engagement=観客を巻き込むもの)の2種類があるが、俺は後者を目指す」と言われた想田監督。自身の目指すものも同じだと感じたそうです。最後に、想田監督から「アルバートが、商業的成功ではなく芸術性を追求すると言ったように、アートハウスも芸術性の高い作品を上映して議論する場所だと思う。コロナ下で本当に大変だけど、今サバイブしないと無くなってしまう。満席で皆さんと名作を観ることができて感慨深いです」とメッセージが送られ、第4夜は終幕。
さて、本日12/15(水)第5夜は、ルイス・ブニュエル監督の『ビリディアナ』を上映。講師は映画監督の広瀬奈々子さんと、詩人/編集者の稲川方人さんです。修道女を目指す敬虔な娘・ビリディアナ、彼女を我がものにしようとする叔父とその息子、世間から忌み嫌われる乞食たち。相まみえるはずのない者たちがひとつ屋根の下に集ったとき、あらわになったものとは。公開当時、カトリック教会の逆鱗に触れ、スペインやイタリアで上映禁止になった問題作。今なお一層、観る者を挑発し、刺激します。今夜19時にアートハウスでお会いしましょう! (ライター・木村奈緒) ・ ・ ロングレポートは後日アップ予定!お楽しみに! ・ https://arthouse-guide.jp/
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皆勤賞🎗特典のお知らせ✨
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【現代アートハウス入門Vol.2】
皆勤賞🎗特典
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七夜すべてのプログラムに参加された方に、“皆勤賞”としてアキ・カウリスマキ監督『マッチ工場の少女』の予告篇35mmフィルムから作った「オリジナル栞」🔖プレゼント! *12/17(金) 最終日まで、7プログラム分の半券または購入履歴がわかるものを、なくさずにお持ちください。
*日程によって、劇場をまたいで全プログラムにご参加された場合も、皆勤賞の対象となります。 (例)12/11, 12/12は元町映画館、12/13〜12/16は第七藝術劇場、12/17はシネ・ヌーヴォなど
*12/17(金) 最終日に訪れた劇場窓口で、7プログラム分の半券または購入履歴をご提示ください。 専用の用紙に、お名前ご住所など必要事項をご記入いただき、後日、「現代アートハウス入門」企画・運営の東風より、賞品をご郵送します。 (絵柄をお選びいただくことはできませんので予めご了承くださいませ。)
【現代アートハウス入門 ネオクラシックをめぐる七夜 Vol.2】
🎥開催期間/ 開催劇場
2021年12月11日(土)~12月17日(金)連日19:00開映
全国24館同時開催
🎬上映作品
『クローズ・アップ』『マッチ工場の少女』『鳥の歌』『セールスマン』『ビリディアナ』『あ���夏の記録』『イタリア旅行』
👥講師、ゲスト(敬称略)
深田晃司(映画監督)、岨手由貴子(映画監督)、大江崇允(映画作家/脚本家)、小田香(映画作家)×太田昌国(シネマテーク・インディアス)、想田和弘(映画作家)、広瀬奈々子(映画監督)、稲川方人(詩人/編集者)、小森はるか(映像作家)、月永理絵(エディター/ライター)、三宅唱(映画監督)、大川景子(映画編集)
🔹公式HP:https://arthouse-guide.jp/
🔹公式FBページ:https://www.facebook.com/arthouseguide
🔹公式ツイッター:https://twitter.com/arthouseguide
🔹公式インスタグラム:https://www.instagram.com/arthouseguide/
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【現代アートハウス入門 ネオクラシックをめぐる七夜】 Vol.2の開催を前に……🌙
そもそも…ネオクラシックって何?“30歳以下”の料金が安いのはなぜ?なぜ「ミニシアター」ではなく、あえて「アートハウス」? などなどたくさんの「?」をお持ちの方も多いと思います。 Vol.1から参加劇場も増え、今回は行ってみようかな?と思われている方も、もしかしたらどういう企画なのかイメージしづらいかもしれません。 今年1月に開催された【現代アートハウス入門 ネオクラシックをめぐる七夜 Vol.1】終了後に各回のレポートとあわせて「現代アートハウス入門」キュレーターが寄せた以下の記事をぜひご覧ください! こちらで、キュレーターや参加監督、劇場の想いや、映画愛に溢れた雰囲気が伝わってくれたら嬉しいです😊✨✨ ▽▽▽ WEBメディア「ArthousePress/藝術電影館通信」 https://arthousepress.jp/articles/arthouse-guide/ ▽▽▽ 以下は、一部抜���です。ぜひ全文、各デイリーレポートもご覧ください!
「第4夜」深田晃司監督から なぜ「ミニシアター」ではなく、あえて今「アートハウス」という言葉を打ち出すことが重要なのか?(中略)でも、重要なのはサイズではなく役割の違いですよね。フランスのシネコンではアート系の映画もかけますが、日本ではそうも行かないので、とりわけアートハウスの存在が重要なんです。(中略) ・ 「第7夜」想田和弘監督から 今回の企画で「ミニシアター」でなく、「アートハウス」という表現をしていることに、僕は大賛成です。重要なのは規模の大小ではなくて、どんな映画をかけるか。一番の違いは、アートとしての映画、芸術性ですよね。そういうアティチュードを示しているのが「アートハウス」という言葉です。だから、これからも映画をただ商品として世に送りだすのではなく、「面白い! いっしょに盛り上げていこう!」という人たちとやっていきたいですよね。 ・ 「第3夜」小田香監督から ミニシアターのプログラムミングを続けていくには、継続的な助成金や大きなシステムからの支援が必要なのではと思います。みんなで文化の幹を太くし、でも文化という言葉におさまりきれない野蛮なものも包容しつつ、政府や利益のある企業も含めて懐の深いことができるように、みんなで活動していかなければならないのかなと。(中略) 【現代アートハウス入門 ネオクラシックをめぐる七夜 Vol.2】 🎥開催期間 2021年12月11日(土)~12月17日(金)/連日19:00開映 🎬上映作品 『クローズ・アップ』『マッチ工場の少女』『鳥の歌』『セールスマン』『ビリディアナ』『ある夏の記録』『イタリア旅行』 👥講師、ゲスト(敬称略) 深田晃司(映画監督)、岨手由貴子(映画監督)、大江崇允(映画作家/脚本家)、小田香(映画作家)×太田昌国(シネマテーク・インディアス)、想田和弘(映画作家)、広瀬奈々子(映画監督)、稲川方人(詩人/編集者)、小森はるか(映像作家)、月永理絵(エディター/ライター)、三宅唱(映画監督)、大川景子(映画編集) 🎥開催劇場:全国全24館 ◇公式HP:https://arthouse-guide.jp/ ◇公式FBページ:https://www.facebook.com/arthouseguide ◇公式ツイッター:https://twitter.com/arthouseguide ◇公式インスタグラム:https://www.instagram.com/arthouseguide/
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