Entrance for mountainbike
11月からオープン予定のフォレストバイクさんの体験ライド&整備活動に、 三浦半島マウンテンバイク・プロジェクトのメンバー3名と一緒に参加して来ました、天気も良かったので総勢15、6人が来られて、前週と比べて3倍くらいの人が集まったそうです(驚)注目度合が伺われますね!
で、着いたら24Hレースを一人で走るゲゲさんや、鎖骨折って1ヶ月で王滝に出ようとするbonさん、BMXエリートのMSDさんと合流しまして、一緒にライドできて良かったです。ゲゲさんホントお久しぶりでした。最近土日仕事で半島エリアに来れてないそうな。元気そのものでしたがw
※ゲゲさんも楽しそう♪
話し戻しまして、県内では小田原エリアに二カ所展開しているフォレストアドベンチャーと市営の公園「わんぱくらんど」、地主さんが運営する植物園が隣にあり、三連休ということもあって駐車場は満杯。繁忙期は小田原厚木道路からの道が大渋滞するらしいです(汗)だた周りにコンビニや商店がないので、もし小田厚から来る場合は事前にお昼ご飯や水分を買っておいた方が良いです。
駐車場から海を望める景色が広がり、Coast to Summitが余裕でできそうで海アリ県民のVibes上がります!反対を見ると奥には塔ノ峰など箱根の外輪山が。「手前の山の中腹くらいまでが所有する山です。約70ヘクタール」とフォレストアドベンチャーの担当鈴木さんからの説明。ドッヒャー(汗)もうね、なんでもできそうです。
※bonmaxxさんのツイートから引用しますた
ここは江戸時代から続く管理された山森で、樹齢350年の杉があったり神社の鳥居などに使われる室の良い木材を切出しているそうです。奥にはソーラー発電の施設や明治大正期の水力発電の産業遺構など、インフラストラクチャーのエリアもあります。そのためにかなり深いエリアまで舗装路があって、自走もハイクアップもカンタンにできる。この近代に手の入った、という部分がかなり特徴的と思います。午前中はそんなエリアを案内してもらってライドしました。今回はわき水のある所まで上りましたが、水がおいしいこと!
※あの山の中腹まで…って言葉にワクワクを抑えられない!
で、その後は山から下って駐車場の隣りにある子どもや初心者向けの練習エリアを走りました。これが三重になった周回コースで、低木の並木を並走できたり緩い上りでなかなかおもしろい。後半はパンプやバームがあってスキルエリアになっています。午後からは主にここを整備しました。
※この入れた土がけっこう粘りがあって、転圧するとくっついて剥がれてしまって厄介…上から砂をかけて作業してました。
南アルプスさんに訪問した際に実感していますが、人海戦術がホントに効率がいい山整備、15人もいるとバリバリ作業が進みます。スキルエリアのバーム補強と登り5連パンプの制作でしたが2時間強で完成(驚)エンジン付き土木搬送車「ピンクレディ ポピー」が大活躍で、朝大型ダンプが搬入した土を導入路から供給してくれました。資本力ェ…(ゴクリ)
※ピンクレディーポピー号、このネーミング、やはりキャニコム…photo by wataru takei
その土を入れてくれた8代続く地主の辻村さんですが、マウンテンバイクに使ってもらったら?と、フォレストアドベンチャーの運営会社さんに話しがあって始まったこのプロジェクト。地主さんに許可をもらうケースは見てきましたけど、自ら提案してくれるのは珍しいのでは?民からスタートするこのケース、いろいろ相乗りができるのでは。むっちゃ大事にしたいですね。
※並走できる並木シングルトラックが気持ちよい …photo by wataru takei
今回は未作業ですが、ショートダウンヒルができるトレイル部分もオフキャンバーになって転落しそうな部分も土を入れて補強するようです。なるべくトレイル要素を残したいとおっしゃるコースセッターの宮澤さん。コースというとフローなトレイルが多いので、これは体験としてアリですね。時間は1分に満たないですが、すり鉢状の部分もあってオモロイですよ。
※小さいしまだ粗いサーキットだけど、実に要素が多くて練習になる
というわけで、スタートは初心者向けからと言っているフォレストバイクさんですが、ホント可能性のカタマリです。キソテク会場、エンデュランスレース、シクロクロス、ENS小田原、DSコース、Dパンプトラック…(涎)いやいや(汗)皆さんの周りのマウンテンバイク体験予備軍に楽しさを体感してもらうのにピッタリな場所ですよ!行った→初心者向けでつまらない→もういいや、で終わりな場所ではないですYO!
※ファットバイクのインパクトはこういうところでも発揮されるんすなあ
まず行って体験するのをオススメします!あ、夕方急に虫がたくさん出て来て喰われたが足がカユイ!虫除けも忘れずに(汗)
13 notes
·
View notes
2019.12.28~2020.1.4 八ヶ岳 アイスクライミング
TK(記)
赤岳鉱泉にテント泊しながら、アイス三昧してきました!
友人が毎年、赤岳鉱泉にてロングステイしていると聞き、仲間に入れて頂きました。 今回はソロの集まりということで、それぞれ個人装備。8日間山にいるなんて初めて.
テント、シュラフ、鍋、ガス多め、クライミング装備…そして約10回分の食料(最低3回は山小屋で食べることになっていた。家で野菜料理を種類豊富に仕込んだ)を用意し、詰めてみたら30kgくらいに!
必要な量が良く判らず、しかもダウンパンツやら贅沢品を入れすぎて、久々に入社当時10年前に購入したオスプレイザックを引っ張り出したがそれでも入りきらずこの有様。初☆約30kgザックの出来上がり。
12/28
始発で出て、11時半美濃戸へ到着。美濃戸山荘へ顔を出した。
一緒のお兄さん達は、私よりも重いザックを担いでいるがヒョイヒョイ進んでいく。
初めはコースタイム通り歩けていたが、だんだんとペースが落ちてMお姉さんに一緒に歩いてもらった。途中、お兄さん達が心配して荷物のバランスを整えてくれた。しかしいかんせん肩は痛いわ腰は痛いわ雪に嵌るわ、プラス30分オーバーで16時赤岳鉱泉へ。
前日作ったアップルパイをMお姉様に差し上げた。 途中、「大人の山○部」著者ガイドさんに「重そうですね~」と声をかけられる。
テントを設営して、しばしまったりした後お夜食準備。
今回初めてダウンパンツを持ってきたが大正解だった。 今日は合計5名。毎日メンバーが入れ替わり立ち替わる日替わり制。
皆さまに作ってきたキッシュと振る舞ったら、美味しそうに食べてくれた。 明日はシーズン始めということもあり、アイスキャンディに決定♪基本、前夜か当日の朝行く場所とやることが決まっていく。
12/29
寝坊して8時に起床。
実はクリスマスにまんまと風邪を引き、そのままどうにかなるだろうとやってきた。 今日のメンバーは6名。この日は快晴。暖かい(暑い)中、まったりアイスキャンディで遊ぶ。 外岩ボルダー初段のY兄さんのムーヴが美しく、見とれていたらまんまと動画を取り損ねた。
フリーとは違うアイスに、何か上手くいかない…と思っていたら、隣からガイドさんのわかりやすい説明が耳に飛び込んできた。 どなただろう…と思ったら、ミキヤツの久野ガイドだった!お会いするのは5年ぶりで嬉しくなる。
盗み聞きさせて頂いたお詫びとお礼を伝えると「皆に聞こえるようにわざと大きな声で言ってるのだからいいんですよ」と、もはや神様。更に私の登り方を見てアドバイスまで下さりました。本当にたった1時間で動きが変わり自分でも驚く。 この一週間で、徹底的に身体に叩き込むと心に誓う。
明日は予報通り悪天。早々にキャンディシーズンパスを購入した。¥3,000なり。 (この日の朝・夕飯はジャガイモとタコ、パセリのオリーブオイル和え、野菜炒め♪)
12/30
メンバーは一人下山し5名に。 悪天の中、アイスキャンディするもいかんせん寒く、心が折れる。 赤岳鉱泉の小屋が有ることを良いことに、暖を取ったり衣類を乾かしたり。 お昼に赤岳鉱泉小屋で贅沢にパスタを頬張った後、皆中々出られずダラダラ過ごすが、結局終了時間まで粘り練習した。
この日の小屋ご飯はステーキ!野菜炒めの残りを明日に持ち越し、早々に頬張った。皆笑顔で幸せな時間♪
12/31
本日も悪天。メンバーは途中から一人増えて6名。 偵察&あわよくば登ろう!と峰の松目(右)へ出発…したが、F1は埋まっており、
F2は水が噴き出している。巻いて進むことも出来たが、あまり期待が持てないということで早々に敗退。
キャンディで遊ぶ。お兄さん達が毎回面白いラインを見つけ、私も便乗してそこを登らせて頂く。ムーヴを多様出来る面白いラインだった。
そうこうしていると、S川君のお友達に出会う。何でも年末年始を彼氏と小屋泊しにきたそう。話を聞くとキャンディするというので一緒に登り、楽しい時間を過ごした。
本日の夕飯は、会山行でも作った「ブロッコリーと牛肉の中華和え♪」
当然見事に凍っており、この有様。やはり冬は生野菜を持って行くのに適さない。 重い物(食べたいもの)から平らげていく。
この日は大晦日。小屋で毎年恒例だというビンゴ大会に参加してみた。 今年は雪が少なく、例年よりもお客さんは少ないらしい。
台湾、香港からも年越しに来ていて、日本人とは違う陽気な盛り上がりに、こっちも更に楽しくなる。それぞれの国へ何度か行っているが、いつ出会っても素敵なお国柄だ。 風邪でぼーっとする頭で年末を感じながら、ノコノコ寒いテントへ戻った。
1/1
やっと快晴。
お兄さん達がジョーゴ沢へ偵察へ行くというので、ノコノコ着いていった。
F2へ到着すると、階段状になっており水が流れているのが見える。 先行パーティーがいたので、待つ間、左の沢の様子が面白そうだというお兄さん達と共に行ってみる。天気が良く、美しい。写真好きなN兄さんが高そうなカメラを取り出しシャッターを切っていた。
懸垂下降して、F2へ戻る。フォローで登らせて頂いた。ルートに来た途端、キャンディで練習した動きが頭から吹っ飛んだ。安定せず、何ともよろしくない。
二俣まで行くと、硫黄岳へ続く稜線を登山者が歩いているのが見えた。ケルンも良く見える。ナイアガラの滝を眺め、偵察と言ってきていることもありここで引き返すことにする。
下山中に、宮永ガイドとすれ違った。お兄さんがお友達で話しかけてきた。 「1~2年は我慢して練習が必要なんだよ。皆それが出来ない。で、怪我をする」と私達を諭した。数年前無謀に突っ込み怪我した私には、心に染みる。 ルートへ行きたくとも、私はまだまだ自分でリード出来るわけではない。 アイスの練習には、クライミングジム的なアイスキャンディで安全にたくさん練習するのが効率的で良いなと、考えを改めた。
下山してくると、ばったりまーしーに会い思わず声をかけた。無意識に私は回復途中の肩を叩いたようで、嫌な思いをさせる。この時間に降りてくるなんて、本当に早い。
その後はキャンディにて、中々難しいトラバースとバーチカル練習。小屋番の方から「アイスもクラック登りが出来るんですよ!」と面白いことを聞いて氷にハンドジャムをきめてみたり、色々試して遊んで楽しい時間を過ごした。
昨日のビンゴ大会で、M兄さんがなんと1万円をじゃんけんでゲットし、皆にカンパを下さることに。この日も偶然ステーキ!待ち時間、美味しいワインに濁り酒と、楽しい話に花が咲く。 お兄様達が毎年来ていることもあり、この日は常連さんにカニが支給された。凄く美味しい!しかも高そう…便乗して、美味しく平らげ、日にち感覚がなかったがやっと幸せな正月を迎えた。
1/2
朝起きると、腕が完全に筋肉痛になっていた。今日も、一日キャンディで遊ぶ。
本日は快晴。身体がナマってきた感じもあり、午前中、景色を見ながら一人でのんびり硫黄岳往復することにする。 コースタイムは往復約3時間20分。お兄さんお姉さんにしばしお別れして9時半に出発。
まったりのんびり歩くのが、本当に気持ちいい。
色々なことが、頭から吹き飛んでいく。 お正月なので、登山者が多い。何人か追い抜き、赤岩の頭へ。いつも風の強い硫黄。しかし今回は暖かったので、オーバーグローブもバラクラバもつけずに稜線へ飛び出した。
出てみると、もの凄い風が吹いていた。たまに吹き飛ばされそうになりながら、どんどん進む。人のこと言えないが、足元がおぼつかない登山者が多い。私の初めての雪山は、会山行で登った硫黄岳だった。その頃は、他人にそんなことを感じるようになるなんて思いもしなかった。
風から顔を背けるように歩くと、直ぐに山頂にたどり着いた。見渡すと、赤岳や阿弥陀が美しく見渡せる。
そのまま阿弥陀へ縦走したくなるが、今回は硫黄までとしているので我慢して下山する。
赤岩の頭で「この先チェーンスパイクでも行けますか?」と男性が声をかけてきた。見るとピッケルも持っていない。 見ず知らずの私の一言に命を預けるのか...���むから自分で判断してほしいと、内心思う。
赤岳鉱泉に戻ると、11時半だった。往復2時間で戻ってきたことになる。
昨年の元旦に硫黄岳へ登った時は、体調も悪く体力も戻っていなくて、散々だった。最近何回か縦走していたおかげか、少しずつ体力が戻ってきている実感があり嬉しくなる。
後半はアイスキャンディで遊び、一日を終えた。 お兄さん達が皆を笑わせようとたくさん面白いポーズを取って遊んでおり、大爆笑だった(キープするのは中々大変だったらしい)
夕方、S姉さんが登ってきた。なんと、皆のためにビール、みかん、お雑煮セット、唐揚げを担ぎ上げてきてくれた。
お雑煮にユズが入っていて、凄く美味しい!昨日カニを食べたのに失礼だけれど、S姉さんのおかげでやっとお正月が来た気分になる。
その横で、カチンコチンに凍ったポトフを解凍する。N兄さんが見かねて鍋に一生懸命突っ込んでくれた。ありがとうございます! 明日は裏同心ルンゼ。今期初めてのルートにドキドキしつつ早く寝ようと思っていたが、皆で晩酌が盛り上がり話が止まらない。消灯後もS姉さんと話が盛り上がり、延々話し楽しい夜が更けていった。
1/3
起きてみると、いかんせん霧が濃く、寒く風も強い。2日間の快晴はどこへやら。
7時45分6名で裏同心ルンゼへ出発する。着いてみると、既に先行パーティーが。やはり大人気ルート。しばらく待って脚の感覚がなくなってきた頃、それぞれ3人2パーティーで登る。(写真は先行の知らない方々)
3段に来ると、効率の事情で4人:2人パーティーに変わった。
私は偶然N兄さんとTKの2人パーティーになる。ここならリード出来そう・・・と、ルートを見上げる。 「リードしますか?」と聞いてくれたが、いかんせんスピードが遅いと待たせてしまうのでN兄さんに登ってもらった。
どの滝も、お正月らしく大渋滞。待っていると、上から冷たい風が吹き続け、脚の感覚がなく歯がガタガタ鳴る。八ヶ岳らしくなってきた! 待っている間TKは鼻をかみ、N兄さんはのんびり煙草を吸って待つ。
ラッセルが大好きなN兄さんは、本当は南岳西尾根~涸沢岳西尾根へ単独で入る予定だったが、悪天のため中止して八ヶ岳へやってきた。 普段は一人で山へ入ることが多いそうで、私のシステム方法など細かいところを良く見て観察していた。普段組まない同士が一緒に登ると、お互い様々な発見があり面白い。
(写真はリードするM姉さん) キャンディも楽しいが、やはりルートに入ってロープを触ったり頭を使っていると、もの凄く楽しい。
ここまでずっとN兄さんがリードしてくれていたが、F5に来て私が登りたそうに見えたのか「ここ、登りますか?」と聞いてくれた。ルートを見て、リードすることに決めた。 私のスクリューだけでは足りず、N兄さんのグリベルスクリューを借りて登らせて頂く。
絶対落ちないように、慎重に脚と手をきめる。フリーと同じくリードだと気が引き締まるのか、ジョーゴ沢の時とは違い自然に身体が動いた。安定したクリップ体制を作りスクリューを打つ。 好きなところできめられる感じは、クラックに似ていてちょっと嬉しくなる。
氷で支点を作るが、久々のリードでスクリューを使いすぎ、残り1本しかない。先行していたY兄さんが、無言で自分のスクリューを差し出してくれた。ここでもし本当になかったら、私はどうしていたんだろう。クラックと同じだ。今回はありがたくお借りして支点を作った。
ロープをATCにセットし確保するが、いかんせんロープが凍っており動きが鈍い。必死で引っ張っていると、ロープが弛んだ状態でN兄さんが早々に上がってきた。すみません! しかし久々にリード出来たことはもの凄く嬉しかった。感謝と共に待たせたことを謝ると「皆、リードしたい気持ちは一緒ですから」と一言だけ返してくれた。
ここからは大同心稜を詰める。4人先行しているのを見上げつつ、岩の上に薄く乗った雪の上を、お互い慎重に登っていく。
八ヶ岳らしい悪天のおかげで、景色は全く見えない。昨年は美しい夕焼けが見えたのに…と、皆残念そうだった。私は初めて裏同心ルンゼを最後まで登れたことが嬉しくて、5年ぶりの大同心稜を浮かれながら下っていく。
途中休憩しながら、皆でまったりお菓子を食べて(お兄さん達は煙草を吸って)寛いだ。
1時45分赤岳鉱泉へ戻った。
この後皆は小屋へ昼食を食べに。私はかなり余ってしまった食料を消費しなければと、一人テントに籠もり平らげた。キャンディで少し遊び、この日は終了。
夜は、最後の締めに本日も山小屋でステーキ定食!皆早々にテントへ引き上げる中、最後の夜だと私は一人小屋で漫画を読み、のんびりテントへ戻った。
1/4
最終日は快晴。午前中だけアイスキャンディを楽しみ、今日は皆で下山する。
垂直の面が凍ってくれたので、今日はここで練習する。アックスを打つと疲れてしまうので、引っかけて登る。が何度もやっているうちに腕がパンプした頃、下山する時間になっていた。 終わっちゃうんだ…と、ちょっと寂しくなりながらテントを片付ける。
帰り際、また久野ガイドとお会いすることが出来た。「本当に8日間いたんだ!」と驚く彼に、初日の感謝を伝える。最後にお会い出来て、本当に良かった。
軽くなった20kgくらいあるザックを背負い、のんびり歩いて、2時間で美濃戸へ到着し久々のお風呂に入った。
主人の藤森さんとは、皆お友達。遭難者が出た可能性があるということで計画書を探す手伝いをさせて頂いた。
そのお礼にと、新しい立派なコーヒーメーカーで豆を焙煎してくれて、美味しく試飲し、また豆のおみやげまで頂いた。美味しいコーヒー好きの私の家族に素敵なおみやげが出来た。嬉しそうに味わう顔が目に浮かぶ。
ここで皆と別れ、それぞれの家路についた。
バスで松本へ遊びに寄って帰る仲間が、私たちの手を振る写真を撮ってくれていた。モザイクかかってますが、皆とびきりの良い笑顔♪
私はありがたいことにS姉さんが東京まで車に同乗させて下さり、本当に助かりました。 帰りのパーキングで、お正月塩見パーティーとばったり出会い、これまたびっくりした!
しばらくアイスから遠ざかっていたが、ここまで集中して登れたのは初めて、雪山に8日間いたのも初めてで、本当に充実した毎日だった。
どれくらいの食料が必要なのか、無駄な装備も多く反省点も多かったが、小さな自信を得られたこと、改善策が分かったことが大きな収穫であり、嬉しかった。 素敵な友人達と一緒に楽しめたこと、様々な方々と出会い、たくさんの楽しい話を聞けたことは、長い期間八ヶ岳にいなければ出来なかった経験だと思う。 そして、アイスはやっぱり楽しい!皆様、ありがとうございました!
1 note
·
View note
2019.11.26 海金剛 スーパーレイン
松崎 増田(記)
少し前の記録になりますが、11月の終わりに登ってきました。
小川山や瑞牆の季節は終わり、これからの寒い時期は伊豆の城ヶ崎や湯河原の季節になりますね。前からまつとは民宿に泊まってクライミングをやりたいという話をしていました。僕もまつも意外と思うかもしれませんが、旅や旅行が好きで山もクライミングもそうですが、その土地のことを知るとか、泊まるとかすると違うものを感じることが出来るものです。
今回は本当は初日に城山でマルチ、降りたら移動して西伊豆の松崎町まで移動して民宿泊、翌日にスーパーレインを登る計画でしたが、その日が近づくにつれて天気予報は悪化していきました。そして前日入りの箱根越えの最中も雨が降っていて明日はダメかなと思いながら城山の駐車場に到着し仮眠しました。やはり6時頃に目を覚ますと雨が降っていて城山は断念するほかありませんでした。ここもだめなら西伊豆もダメかなともうアプローチの確認だけでもしようと思い車を走らせます。
しかし雨雲レーダーを見ると意外とこちらは降っておらず、路面も乾いている・・・。これは期待が持てそうと伊豆の果て雲見海岸へ!!
9時半頃に到着して下見へ。登攀器具は持っていきました。キャンプ場のおじさんに台風の影響で道が荒れているから時間がかかると言われましたが、やはり大変なことになりました。
林道を少し下ると大きく右に曲がるところがあるのですが、そこの上の斜面に続く薄い踏み跡があって、辿って行くとさっそくわけがわからなくなってしまいます。トポでは右に海を見ながらひたすらトラバースとありますが、倒木などがすごくて一度上の方に行ってしまいました。すぐに修正して下って行くと道が出てきます。道の木にはテープが貼ってあってこれを辿って行くのですが、僕たちは最初これが岩場へ続いているとは考えず、踏み跡のみをたどって行きましたが何度も道を外してしまいそのたびに戻るを繰り返します。久しぶりに本気で汗をかきましたねぇ。ガレルンゼの通過なども道が不安定で結構危険です。そのうち真新しいテーピングが道々にあることにおそばせながら気づき、それを辿って行くと海が真下に見えてきて、ネットにのっている懸垂下降点にたどり着きました。
↑↑ 何度か落ちたらはい終了な所がある 今までで一番悪いアプローチとなった
ようやく取付きにたどり着くとどうやら1パーティ登っている様子です。時刻は11時半近く。正直明日もこのアプローチはしたくない・・・。
「登りましょう!」「登ろうか!」ということで準備して11:40分登攀開始。
※ ムーブは書いていませんが、使ったジャムとか様子に少し触れています。
1p目(5.8) ますだ
簡単なコーナーを登る。支点は灌木を使ったりクラックを使ったり。しかし上のスラブに大苦戦し、最後の真横移動にはたいそう時間をかけてしまった。正直上まではいけないと思った。
2~3p(10A) まつ
2p目は一般登山道なみの踏み跡を横移動していくだけ。
そしてスーパーレインの核心ピッチ。ここが核心だとは登ってから追いついたパーティの人に聞いた。
フィンガー立っている垂壁を登りバランシーな足さばきを要求されるフィンガークラックをこなす。
4p目(10A) ますだ
フィンガーで少し遠いフットホールドを伝って右上、抜口のいやらしいOW(5.8)をこなしてテラスへ
↑↑ OWを前の人が登っている
5p目(10A) まつ
フィンガーからハンド。豪快にいける。
6p目(5.8) ますだ
OW。とはトポにあるがそんな感じはしない。初っ端大変。突破によいしょ!
7p目(5.8) まつ
ハンド~フィンガー
最後は豪快にガバで垂壁乗越。ぼくはここが一番嫌だったです。
15:30終了!! チームオンサイト成功です!!
今年はクラックをがんばってきました。トポをみるとワイドクラックもある感じでしたので前日にビックロックで練習をして臨んだスーパーレイン。成果が出たんではないでせうか!?
懸垂を終えて取付きには16:20分。1p目の時間のかかりようからしてもう無理やなと思いましたがその後のピッチはそつなくこなせたようです。
それでも反省点はいろいろありましたので改善していこうと思います。
帰りはなんとか迷わずに戻れました。
そして今宵のお宿、はしば荘へ。雲見から車で約10分です。
最初にお風呂に入りました。お湯を浴びて顔を洗うと塩の香りがするので今日はよう汗かいたわ~と思っていたらどうやらそういう泉質のようです。あがったあとも体ぽかぽかです。どうやら西と東で泉質が違うようです。
↑↑ 貧乏人である僕がこんな贅沢は許されないレ���ル
これを待っていましたww。このためのスーパーレインだと断言できます。三合の飯も食いきってさすがに腹がはちきれそうになりました。獲物を丸呑みした蛇がしばらく動けないのと同じ感じに。ちなみに一番おいしかったのは右端の大根のグラタンです笑。
この時点で翌日の城山の天気は諦めていたので明日の朝も食いだおれることにしました。
↑↑もう思い描いていた通りの朝飯
宿を後にして下道で5時間くらいで帰京。そのままパンプ2に行って23時まで登りました。
堀之内~小田原~箱根越え~城山P 約3時間~ +30分位
城山(大仁)~雲見海岸 約2時間強
0 notes