#バーコード見せるだけ
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実験するみたいに目をぎゅうと細めてコンタクトの洗浄液をケースに流し込む。とびきり良い映画を観たあとは、なんかこう、ぜんぶ立体に聴こえて、ぜんぶ鮮明にみえる。あまりに見えすぎている、という感じ。
思い立って新宿から日比谷までレイトショーを観に1時間半かけて歩く。気まぐれに入った喫茶店があまりにタバコ臭かった。「あのヘッドフォンの人かっこいいね」と言う友達に、「そ��?カッコつけすぎじゃない?」と答える。そこからずっと歩いて、赤信号で立ち止まって、たまに思い切り走って笑ったりした。夜に蝶々ってそういえば見たことがないなとか思いながら、脳みそのずっと奥のほうではあなたのことばかり考えていた。疲れてしまった。自分を良いように魅せるとか、価値があるように振る舞うとか。己が太陽のようにまっさらで溌剌としているように感じられる日もあれば、ただただ静かに降り注ぐ小雨に涙が出るほど心の糸が張り詰めている日もあるし、ほんとうに疲れた。もう多分彼からの連絡は来ないけど、別にそれでいい。「何も無い花こそ本当、花だけ本当」「嘘じゃないから」という歌詞について考える。生きているだけで汚れるというのは本当かもしれない。ぜんぶ疲れたから草むらに裸で寝転んで、湿気った土に頬をぴたりとくっつけたい。パスタを素手で不細工に食べたいし、名前も知らない誰かとキスをして、産まれたての赤ん坊のように泣き出したい。もう誰もわたしの何も知らなくて良いとさえ思う。わたしは家族と友達がだいすきで、雨上がりの匂いや木の葉の揺れに感動できる感性を大切にしていて、この世界をとびきり愛している(そして世界もまた愛を返してくれる)そこらへんのただの女の子だということ。(22歳はもう女の子じゃないかもしれないけれど“おんなのこ”という響きがすき)どんなに急いでいてもコンビニのレジではバーコード面を表にして商品を差し出すし、エレベーターではみんなが降りるまで開閉ボタンを押す。荷物を抱えながら階段を登る人に手伝いましょうかと声をかけようか悩んで、通り過ぎて、でもまた戻って頑張って声をかける。一度も会ったことがない人でもそれが大切な人の友人で病に伏しているのだとしたら一番美しい花を買って見舞いにいく。自分の内側にいる幼くてあどけない、やさしいわたしがいつだってその手を握り返してくれる。100年後には何もかも閉じてしまう物語だから、せめて今だけはわがままでいたい。でも傲慢なのはいやだ。全部欲しい。一つ残らず見たい。叶うなら恐竜がどんな姿見で空を飛ぶのかみたかった。光を反射する鱗肌と、重たいその足音が大地に響き渡るのを聞きたかった。お母さんがまだわたしと同い年だった頃、彼女と会って話をしてみたかった。100の異なる人生を同時進行で生きてみたい。豪雨の中でワルツを踊りたい。自分の子どもを産みたい。ずっと一緒にいたいと思えるような人と出逢いたいし、ほんとはその運命を最後まで守り切れるほど成熟した女性でありたかった。
0時を少し過ぎて映画が終わると、終電が近いのか、エンドロールを見届けないまま人がぞろぞろ帰っていった。スクリーンライトに照らされて、綿毛みたいに細い埃が頭上で舞っているのを目で追う。降り注ぐ奇跡と、約束された明日。また「花だけ本当」という歌詞について考える。わたしも花の香りの名前を名付けてもらったのに、「本当」を生きてはゆけない哀しさ。(わたし、ほんとうはこんな性格じゃないのにな)と思う行動ばかりとってしまって、いつも後悔している気がする。でももういい、全部。どうでもいい。人がいなくなって不気味な白さを放つ駅で、なぜか笑みが、走り出した足が止まらなかった。「それ、罪滅ぼし?」 「お前みたいなやつの書いた作品が世に出回るなんて害でしかないから」 映画の台詞がしゃぼん玉みたいに脳裏を過っては消える。月9のドラマの主題歌を聴く。これはだれの人生?大好きな音楽を聴くと、いろいろな景色を想像する。割れるガラス、草原、海、笑い声、蝶々、風、カーテン、白、眩しい光、流れ星、男の子、裸足。やっぱり幸せかも、と思った。はやく戦争が終わりますように。もっと書きたいけどここまで。明日は図書館へ行こう。
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29日、福岡市西区のスーパーで、別の商品にはられていたバーコード付きの半額シールを使って、商品を安く購入した詐欺の現行犯で、58歳の中学校講師の女が逮捕されました。 福岡県警・西警察署によりますと、29日午後7時半ごろ、福岡市西区豊浜のスーパーマーケットで、別の商品からはがしたバーコード付きの半額シールを1パック421円の魚の切り身にはり付け、セルフレジで不正に精算する女を、店内を見回っていた女性保安員が発見しました。 女がそのまま店を出ようとしたところ、女性保安員が「支払いがおかしいですね、シールの事ですけど」と声をかけたところ、女は「マイバックの中で別の商品の半額シールがはり変わっただけ」とはりかえ行為を否定しましたが、女性保安員がその場で現行犯逮捕したということです。 現行犯逮捕されたのは、福岡市早良区に住む県内の市立中学校の講師、阪根啓子容疑者(58)です。 警察によりますと、阪根容疑者はまず、214円の半額シールがはられた商品を2つ購入した上で、商品から半額シールをはがし、すでに半額になっていた1パック421円の魚の切り身2パックにはって購入しました。 その後も同じ方法であわせて6パックを購入し、差額の1243円を騙しとった疑いが持たれています。 わずか10分の間に、同じ半額シールを使って3回に分けセルフレジで精算していたということです。 警察の調べに対し、阪根容疑者は「値引きシールをはりかえて購入したのは4つ。店員がシールをはり忘れていると思い、自分ではっただけ」などと、容疑を一部否認しているということです。(24/12/29 TNC)
福岡市立中学校講師 : 教育業界エージェント 日本版DBSより役に立つ!
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お札も小銭もあまり使わない
最近よく、財布を忘れて外出して、かなり時間が経ってから財布を忘れたことに気付くことがあります。
電子マネーやバーコード決済、スマホ決済などお金を出さなくても精算できるようになったせいか、財布を使う頻度が減り、挙げ句���果てには忘れてるといった始末です。
クレジットカードは使わない派です。かれこれ、3年は使ってないですね。
計算がややこしいのと、借りて払うというのがちょっと嫌で、、、。
ポイント還元があったとしても、あんまりメリットを見出せませんでした。
それなのに、ライターの仕事ではクレジットカード関連の記事の依頼がありまして、、、イヤイヤ書いてました笑
プロパーカードでステータスを表現するとか、まったくわからない世界です(◞‸◟)やれやれ。
クレジットカードに、流通系だのプロパーだの、そんな種類があるのも知らなかったので、記事を書くまでは笑。
そして、クレカなんてなくても、ネットショッピングなどしやすくなりました。
クレカばかり使っていた頃は、クレカがなかったら決済が大変だ!と思い込んでましたが、実際はそうでもなくて驚いてます。
わたしは、銀行などから必要分のお金をチャージして使うデビッドカードが便利なので使ってますね。
で、デビッドカードはスマホのアプリで使ってるため、リアルカードは持ってないのです。カードを持つこと自体、管理しなきゃいけないから嫌で、、、。
ゆうちょペイとかも便利です。
それと、メルペイやPayPayがたまるので、それをなるべく銀行振込で現金として受け取らず、何かを買うときや飲食店などでバーコード決済してます。
しかも、メルペイはApple Payと連携できるのでSuicaもICOCAもスマホでピッとすれば、改札通って電車に乗れます。
切符を買う機会も減りましたし、交通系カードも管理が面倒なので使ってません。
デリバリーやテイクアウト注文も現金決済はあまりしませんし、先に払っておくとデリバリーは置き配もしてもらえます。
便利なのか不便なのかわからないけど、銀行の入出金やメルカリなどからの現金化には手数料がいるので、その影響もあってかお金そのものを使わないようになってきています。
郵便局も小銭の出し入れの手数料がいるようになったし、、、。
だけど、財布は財布で大事にしなきゃですね。
忘れないように気をつけます。
2023/05/17
19:59
カナリヤ響子
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バーコードは向きを合わせる必要があったが、QRコードなら3つの角に配置している四角い「切り出しシンボル(ファインダパターン)」があるため、コードの存在とコード領域を即座に認識できる。どの角度からでも高速で読み取れるため、何度もスマホの向きを変えたり、なかなか認識しなかったりといったストレスとは無縁だ。
①セル(言語)
コード内に存在する白黒のマス(セル)だが、実は2進法で言語を表すように設定されている。いわば、白黒のマスは0と1の集合体であり、記録された言語そのものなのだ。
②切り出しシンボル(ファインダーパターン) 三隅にある四角形が「切り出しシンボル」。位置検出や歪んだコードの外形を正確に検出する役割があり、カメラはこれを捉えることで対象をQRコードだと認識し、どの角度からでも高速で読み取ることができる。
また、切り出しシンボルの形は、コードのまわりにある文字や図形からコードだけをいち早く抽出するため、帳票、チラシ、パッケージなどであまり使われていない図形を検討した結果、白セルと黒セルの比率が「1:1:3:1:1」になっているのを発見した。これは印刷物のなかでいちばん使われていない比率であることから採用されている。
③タイミングパターン コード全体の歪みや、セルピッチに誤差が生じている場合に、各セルの中心座標を補正するもの。黒いセルと白いセルが交互に配置されており、QRコードの座標を検出する役割を果たす。
④アライメントパターン 右下のほうにある小さな目玉のようになっているこの箇所は、カメラを斜めにかざしたときでも各セルに生じるズレや歪みを補正するために重要な役割を果たす。
⑤フォーマット情報(誤り訂正機能) 3つの切り出しシンボルの側面に配置されているのが、前述した「誤り訂正機能」のレベルを決定するものだ。この配列のパターンにより、誤り訂正レベルが設定されている。 上記の②〜⑤以外の部分が、デザインできるデータ領域だ。
さらにQRコード全体には、白と黒のマスをバランスよく配置するために「マスク」と呼ばれる加工も施されている。黒だらけでびっしり埋まったコードを見かけないのは、マスクによる補正のおかげだ。8種類の法則に基づき、記録された言語を保ちながら白と黒の色を反転させる仕組みになっている。
(via 「QRコード」ってどういう仕組み?種類や歴史、使用時の注意点などを解説|KDDI トビラ)
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バイト、サボり、逸脱
コンビニの店員同士がレジでなにやら話し込んでいる。若い男女の店員。炭酸飲料を手にした自分がレジに向かうと、会計するために会話は中断された。商品のバーコードを読み取り、クレジットカードの決済を済ませる。会計が終わるや否や、矢継ぎ早に「それでさ」とすぐに会話は再開された。女はストーリーを続け、相手の男は聞き役に徹している。断片でしかない話が、だんだん輪郭を成していく。自分はすぐに立ち去ったのだけど、なんだかすごくよかった。
アルバイト勤務の最中、シフトがいっしょになった相手と他愛もない話をする。それはちょっとした息抜きであり、ささやかな”サボり”だ。仕事から逸脱し、勤務時間が離散していく。労働という一義的な意義が、そこでは溶解し、変容する。こうした逸脱が自分の生活には足りてないなあ、とふと思った。
コスパ至上主義が度々批判される。批判する際、もっとも留意すべきは、この逸脱や離散のことではないだろうか。コスパ至上主義には、逸脱も離散もない。つまり変容がない。���ルバイトの勤務中に、ただひとつの私語も禁じて業務に徹するような退屈さが、そこにはある。ときに役割を放棄し、正しさを投げ捨てること。そんなとき人は空白に立つ。自由というのは、本質的にはそうした空白への転落ではないだろうか。意味からも意義からも離脱し、その余白で宙づりになる。そうした空白に耐えられないから、人は合理性やコスパを要求する。
多かれ少なかれどんな人も、合理性やコスパに支配されている。一定程度のルーティン的な秩序がなければ、生きていくことは不可能だ。そうした秩序の一群は行進を成している。一方、そこから離脱する時間があり、人間がいる。その”まだら”こそが多様性だ。”多様”とは、イデオロギーの相違のことではない。それは美学のような個人的問題でもないし、倫理のような普遍的問題でもない。多様とは、そうしたあなたのイデオロギーも美学も倫理も、露ほどにも感知しない他人がそこかしこにいるということ。あなたのゲームボードに、ほとんどのプレイヤーは参加していないということ。
ふいに時間が途切れる。スイッチが切り替わる。そうした契機は、寛容さを担保するための条件でもある。集中や注視は、継続にしか与しない。議論が問題を解決することはないと経験的に知っていながら、議論を続ける。そんなプールは窮屈で、泳ぐに十分ではない。このことをよく肝に銘じておこうと思う。
ギターの練習をしていると度々あることなのだけど、どれだけ練習しても指先の覚束なかった演奏が、忘れたころにふとマスターできていることがある。ひとつの課題から時間的に離脱し、それによって脳神経のマッピングが再配置され、スムーズに演奏できるようになる。そうした飛躍は集中からは起こらない。離脱や分散から起こっている。ひとつの時間に執着するかぎり、変化は望めない。関係のないものが関係を持ち、まったく別々の対象が類似をなしていく。そのためには時間的な分散が不可欠になる。
先日こんなことがあった。東京ディズニーランドを訪れた際の妙な居心地の悪さが、しばらく心に滞留していた。それでそんな心持ちもすっかり忘れたころ、沖縄の米軍基地についてのニュースを読んだ。ディズニーランドと米軍基地。まったく異なるふたつの位相が、なぜか心中で響き合う。敗戦国の駐屯地としてのディズニーランド。そんな見立てがふいに生まれる。そうした脳神経のマップを新たに生み出すためには、時間的な分散が不可欠だった。新たな視点を生み出すための鍵は、いまこの場からの離脱にこそある。このことを肝に銘じようと思う。
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2024/1/3
1月3日 年末年始の忙しなさの疲れや寒さから体調が良くない感じで、今日はなるべく寝ていよう!の日だったのでそれにしては活動できた。 昨日受け取ったフィルムはちゃんと写っていた。し、思い通り(ねらい通り)の画だったので嬉しかったしまた写真を撮りに行きたくなった。 CONTAXいいな〜と中古カメラを検索してみて予想通りのお値段に、買えなくはないけれど、何となく散漫な感じの欲に落ち着いた。 とりあえずNikonF100が修理から戻ってきてから考えよう。カメラは買えないけど、生活向上キャンペーン中だったので、きっとあれば良いんだろうな、と思っていたものをインターネットで注文した。 もう一度写真を見返すのが今は少し楽しみ。
なるべく寝てみて10時。 途中大掃除に起きたりしたので、眠いのに寝られない。今日はロキソニンを飲みたくなかったので痛みに耐えた!(耐えなくても良い体にしたい。) 初詣に行って散歩してみよう、と湯島天神へ。 芸術(?)の神様の神社を調べたところ、あまり目ぼしいところがなく、まあ学業でも、まあいいか、と行ってみると大行列!初詣ってこんなに人気なの!と受験��控えた身分でもないし、と列を眺めて上野から御徒町まで歩いて帰ってきた。 途中にいくつか初詣スポットがあったけれど、どこも行列。みんなちゃんと神様にご挨拶してえらい。上野は動物園や美術館が営業していたので人も多くて、旗日!という雰囲気。 途中に寄ったナチュラルローソンで店員さんが「明日は紙コップとかがよく売れるはず!仕事始めだからね。」と話していた。帰りの電車は旅行帰りや帰省先から戻ってきた人も多そうだった。
今日から営業を始めたスーパーで、アーモンドミルク1点だけを買ったらレジの金額が明らかにおかしくて「あれ?」と声に出してしまい、それに対して店員さんも「あら?」となり、変な指摘の仕方をしてしまった。 そういえば1日に元日営業をしていたスーパーでカットフルーツを買ったら、バーコードがついておらずレジを通せなかった。陳列されたフルーツ全てにバーコードが無かった様で、少し一大事。時間がかかりそうだったので、その日は買わないで帰った。 お正月に働くってそうゆうこと?
早めに帰れて、一度片付けなどを済ませ、年末に会うはずだった友人に渡したかったお土産などを配送する準備をして、玄関を出ようとしたところ、同じタイミングでお隣さんが出てきて思わず戻り扉を閉めた。会っていたら新年の挨拶をしていたのかな。
時間があるし、と年末年始はつくれるものを増やそうと思っていたことを思い出し、料理の新境地開拓をしようとスーパーをうろうろして疲れてしまった。 結局、新しく創作する思考の余力はなく、今日もぶんぶんチョッパーでカレーをしてしまった。全然もうカレーの気分じゃないので、残りわずかなスパイスの様子に、ほっとしてしまう。 こうゆう時AIに聞いてみるのもいいのか。「レンジで作れるレシピおしえて」。
昨日観た展示に、入口の挨拶文3パターンをAIに書かせた展示があった。文の構成が、挨拶→展示の簡単な概要→展示を取り巻く今日の状況(ここで、しかし、一方で宿の逆説が入る)→追加の事例→鑑賞者への感謝……という感じが共通していた。この構成を入れ替えて挨拶文をつくってみたくなった。
今日は外に出ている時間が短かったのに、部屋にいると薄着に努めて体を冷やしてしまういつもの悪い生活様式。
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レムリアンクリスタル,アベンチュリン、ガーネット 「石の種」
https://eldorado.shop-pro.jp/?pid=173687346
新作の石の種ネックレス
WEB SHOPの石の種はこちら
https://eldorado.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=664287&csid=2
架空の世界の物語のアイテム
”不思議の森の奥深く草木に覆われた古代遺跡で見つかることがあるという「石の種」。
古代人が身に着けていたという言い伝えがあり、「石の種」には古代の記憶が宿っていると言われています。”
そんなイメージで仕上げています。
レムリアンクリスタルのポイントをメインに、アベンチュリン、ガーネットと合わせて作りました。
「過去・現在・未来」を繋ぐ、”気付き”のアミュレット(御守り)
牛革の紐を通し装飾にウッドビーズとカレンシルバーを使用しました。
・レムリアンシード
レムリアンシードは太古の昔、海に沈んだと言われている伝説の
「愛と調和の古代文明 レムリア大陸」から名付けられた水晶です。レムリアンレッジと呼ばれるバーコードの様な線に触れながら瞑想するとレムリア人の叡智に触れられると言われています。
自分らしさ、生きる喜びを喚起して導いてくれる存在であるとともに、この石に出会う準備ができた人のもとに現れるパワーストーンです。
・アベンチュリン
森林を思わせる深い緑が癒しのパワーストーンです。
森が呼吸をする様に、もつ人の心身の滞ったエネルギーを浄化します。心身のリフレッシュ、ネガティブなエネルギーからの開放におすすめです。
・ガーネット
生存本能を掻き立てる深紅のガーネットは生命エネルギーを高め、人体に活力を与えてくれます。
夢や目標に向かって失敗を恐れず、障害を乗り越える勇気と意欲を与えてくれます。
苦しい時、失敗をしてしまった時、見栄を張らず素直に自分の胸の内を明かせる勇気も与えてくれます。
心を軽くすることで新しいスタートの大きな力となってくれるパワーストーンです。
・カレンシルバーとは。。。
タイ北部からミャンマーの山岳地帯で自然と共に生きる少数民族「カレン族」が作る高純度のシルバーパーツです。
最もポピュラーな「シルバー925」は純度が92.5%なのに対して
カレンシルバーはシルバーの純度が95%以上だそうです。
自然を敬うカレン族が作り出すカレンシルバーには自然をモチーフにしたものが多く「魔除けの御守り」「厄除け」として身に着ける御守りアクセサリーです。
牛革の紐、装飾のウッドビーズ、カレンシルバーは自然、大地からの恵み・エネルギーを受け取るアイテムです😄
#愛知県 #魔法道具店 #パワーストーン #アミュレット #ヒーリングアクセサリー #ネックレス #レムリアンクリスタル #アベンチュリン #ガーネット #crystal #magicaltools #amulet #lemuriancrystal #garnet #aventurine
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図書館での出来事
昨日 僕はいつもの図書館とはちがう少し離れた場所の図書館へ行った。
面白そうな本はないか棚を物色していると、ダニエル・カーネマンの「ファスト&スロー」とかかれた濃い赤と青の2冊が目に留まった。(僕が読んだことのあるいくつかの本にも登場した有名な本だ。)
パラパラとページをめくる。内容もさほど難解ではなさそうだ。
僕はその本をわきに抱え、また物色活動へともどった。
そしておよそ1時間後、何冊かの本を抱いて自動貸出機へ向かって借りようとした時 ことは起こった。
「貸し出しできない本があります。」
僕はすぐさま背表紙に貼られているシールを確認した。貸し出し不可とかかれたシールはどの本にも貼られていない。バーコードや表紙をチェックしながらカウンターへと歩いた。
「すみません。貸し出しできない本があるらしいのですが、どれでしょうか?」と僕。
「どこの棚にありましたか?」と図書館の人。僕はそれに答えると、彼女は本を奥の部屋へと持っていった。
奥の部屋ではそれらの本をバーコードにかざしたり、ほかの人に何か相談したりしている様子が見える。何を話しているのだろうか?
およそ5分、ついに彼女たちが戻ってきた。
「心苦しいのですが、この2冊予約が入っておりまして…。こちらの手違いで棚に整理してしましました…。」 と先ほどの『ファスト&スロー』を僕の目の前にならべた。
僕は了解してそれ以外の何冊かを借りることにした。
思いがけなく話のネタができて、満足な僕なのだった。
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OPEN HOUSE
2024.12.14 (土) −15 (日)
10:00 -17:00
「白が映えるベージュの家」
新築完成内見会 金沢市
※ 事前予約優先
朝の光差すダイニングルーム、
広々としたリビングルーム。
雪の日も安心のインナーガレージ
趣のある四畳の和室、
ミニキッチン付の寝室、
白が映えるベージュの家。
ご予約はInstagram DM、お電話、バーコードWEB予約(下記メール🔗)よりご気軽にお申し込みくださいませ。
architecture @yasudakoumuten.kanazawa
furniture @skov.kanazawa
《 ご予約枠 》
場所は金沢市になります。
現地のご案内は折り返しご連絡させて頂きます。
2024.12.14 (土) 12.15 (日)
①10時〜
②11時〜
③13時〜
④14時〜
⑤15時〜
⑥16時〜
※ ご予約はひと枠、2組様とさせて頂きます。
※新築住宅��改装をご検討されているお客さまが対象の内覧会になります。
施主さまのご厚意にて開催させて頂ける事となりました。いつも優しいお気遣いありがとうございます。
株式会社 安田工務店
1F @skov.kanazawa
2F @yasudakoumuten.kanazawa
金沢市新保本3−147−5
Phone :076-255-7384
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11月28日(木)open 12-18
風が強くて、庭の葉っぱがだいぶ落ちました。 色づいた葉が庭一面に散らばってきれいです。 お店の前のコンクリ���ト道路は掃き掃除しますが、庭の中はそのまんま。 本当はどこもかしこもそのまんまだといいのになぁ。
昨日、石川直樹さんの新しい写真集『Nanga Parbat』が届きました。 SLANTから出版されているヒマラヤシリーズの最新刊です。 先日のNHKスペシャル「8000mで見た生と死 〜写真家 石川直樹の記録〜」も店頭でお客様とよく話題になります。 私は2度とも泣きながら観ました... 自分では生きている間に見ることができない世界を、風景を、体験を、様々な媒体で命がけで私たちに見せてくれる石川さんは、憧れの存在。 同時代に、同世代で、こんなにすごい人がいるというのは希望であります。 昨日は地球儀を引っ張り出してきて、自分では行くことができないナンガパルバットの場所を確認したり、行き方を調べたりしました。 現在SLANTのヒマラヤシリーズ『Nanga Parbat』以外で店頭にあるものは、『Ama Dablam』『Gasherbrum II』『Makalu』となります。 布張りで印刷の美しい大判写真集、ぜひご覧下さい。
それから、ずっと発売を楽しみにしていた絵本『いっぽうそのころ』も届きました! 発行元は、この絵本が第1号となるひとり出版レーベルの猋社(つむじかぜしゃ)さん、そして作者は秦直也さんです。 秦さんは主に動物をモチーフとした作品を制作されるイラストレーター、そしてまたまた私と同世代の希望の星です。 実は秦さんとは、本・中川オープン前からお互い動物好きとして、ささやかな動物の話題のやりとりなどをさせていただいてきました。 いつか秦さんの絵本ができたら...!とお話しをしていたのが現実となって、とても嬉しい!震えました。 絵本に登場するのは様々な動物たちのユニークな姿と「いっぽうそのころ」という言葉だけ。 想像力フル回転で楽しんでくださいね。 カバーも帯もバーコードも値段もなく!シンプルな作り、クールな佇まいにひゅーとなりますよ。 ぜひ皆様お手に取ってみてくださいね! 初回分には、ひとつひとつちがったネズミくんのイラストサインを入れてくださっているのですが、なんと!本・中川分にはライチョウを数冊忍ばせてくださっています! 嬉しい〜〜〜。かわいい〜〜〜。 サイン入りは数に限りがありますので、どうぞ皆さまお早めに🐁
今日ももうすぐ閉店の時間。 皆さま1日お疲れ様です。 毎日がスペシャル、毎日がスペシャルです。
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携帯電話の画面が終わっています。
終わり方を説明すると、画面の上半分に無数の細かな横縞が入っており縦にも黒い不吉な滴りが描かれている。そしてカラーバーを連想するカラーの縦線がその滴りに並ぶようにしてひかれていて総じて全ての人がねむってしまったような夜に思える時間のテレビを思い出す。いまも深夜にカラーバーって表示されますか?子どもの頃ねむれなくて喋り続けてそれでも誰にも聞いてもらえなくなる時間、世界中の人がねむっているように思っていてこわかったけどいまはどんな時間にも誰かが起きていることを知っている。大人になったから。まぁとにかくわたしのiPhoneは液晶それ自体は割れていない。これを入力している現在、右側の文字いくつかは黒い滴りで隠れていて誤字脱字の確認ができません。バーコードでPayPay支払いをしようとしたら横縞がバーコードの表示を邪魔して何をどうやっても読み取れず、ということもありました。現金で支払いました。
幸いなのかキーボードが表示される下半分にはほぼ問題がないのだけどこちらも時々心霊現象かと思うようなバグが起き触れてもいないさ行だけが勝手に入力されてしまうようなことが起きる。LINEをひらきメッセージを返そうとすると勝手にビデオ通話をかけてしまうので最近はLINEをあまりひらかなくなりました。店の業務連絡がslackで、大体の人とは何かしらのSNSのDMでやりとりできるのでさほど支障はなくそれらの繋がりのない友人(川とか前回の日記に書いた182cmなど)とやりとりする際はメッセージを送りながらものすごい勢��で誤作動によるビデオ通話をかけそれを中断しを繰り返しながら連絡している。どちらにしてもかなりセックス中であることが多そうな人たちなので誤作動を止める時のわたしの俊敏さはすさまじいものがあるけどわたしだけ俊敏であってもiPhoneには効かず、いつか何か恐ろしい事故が起きうる気がする。最善はともかくLINEをひらかないこと。
でも秋なのです。
わたしと付き合いの長い方はご存知の通り秋のわたしの情緒は冬の日本海より荒ぶるのでそういう時にありがたいのが比較的いつでも連絡がとれてかつ近隣に住む川や182cm(数字で彼を表記するのはものすごく嫌な感じですがその嫌な感じが面白いのでしばらく続けます)であり、この人たちとやりとりできないのはけっこう心細くもある。
早く携帯電話を直せばよろしい、という話なのだけど、iPhoneの修理って正規ではどえらい値段がすると聞くしそうではない変な雑居ビルに入っているような所に行くのは秋だから難しい。秋はこころの距離が遠い場所へ行く足が鉄球をつけられているかの如く重くなるので。あと正直わりと慣れてしまったので画面が終わっているiPhoneに対して「もうこいつはそういう端末」という意識が芽生えてしまった。わたしはずっとそう。壊れたものに対して「壊れた=使えない」と思えず、かといって直し直しで丁寧に使っていく、ということもできず「壊れたまま使う」という選択をしてしまう。これは育ちに関係している気がして、精神を病んだ母はいわば壊れている人だったのだけど治すことも見限ることもできず家族のわれわれは彼女を壊れたまま使っていた。壊れているので時々は馬乗りで娘の寝込みを襲い刃物などを向けるし、壊れているので時々は強盗のそれかと思うほど部屋を荒らし壁に穴を開ける。わたしが最初に遭遇した壊れているものは母だった。そしてそれは容易に治せるものではなかったからなんとなくそちらに順応していく方が早く、彼女がかなり重たい何かをぶん投げたことによってあいた壁の穴にパテなどを埋め込んでいた。わたしの図工の成績は相当悪かったので「パテを埋めている壁の穴」にしか見えない仕上がりになった。でもまぁ結論としてわたしは死ななかったし、不便はあったけど母は母として機能していた。
まぁ携帯電話が終わっている話も母の話も今日の主題ではないです。
この終わっている携帯はついーとの入力中に勝手にポストするというバグを頻発させるのでなんとなく発信から遠ざかっているんだけど、その間にバイト先の本屋で新たな展示がはじまった。
30歳のまなざし、という、93年度生まれの方々のポートレイトと直筆アンケートみたいなものをまとめた書籍の発売に関するもので書籍に掲載されている写真を壁に貼っている。
30歳という節目を最近迎えたばかりの人々が現状を記録しているというメモリアルな書籍で、わたしは学校教育をまともに受けていないせいか同い年ということで持ち得ることがあるらしい仲間意識というか親近感が全く芽生えないし理解できないのですがそういう話はまぁおいてこれは次の店のポッドキャストでしゃべってるんだけど30歳くらいになると身体にだいぶ生き方がのってくる人は多いよなと思う。顔の造形による美醜とは別軸のいい顔が生まれてくる起点。
それで、というか、この写真の中に例の182cmに本当によく似た顔があり、確か彼の齢も30を少しすぎたあたりだったのでもしかして、と変な汗をかきながら書籍をめくりその写真が彼ではないかの確認をした所、直筆で生年月日、名前や職業の描かれたそのページがその人のものだけもはや文字を超えたイラストのような描き込みになっていて別のたまげ方をしたけど職業の欄に"音楽家"と描かれていたのはわかった。
ということはおそらく違う、名前はまぁ偽名の可能性をいまだに払拭できていないので気にしないとしてもおそらく違いますね、と思いながらしかしあまりにも似ているので一体この人はどのような音楽をやっているのかと名前で検索したらMONO NO AWAREという名前だけは知っているバンドの人だった。
10月が11月に変わる時間のこと。
そこから11月10日のいまに至るまでずっとMONO NO AWAREとそのボーカルで写真の人である玉置周啓という人がDos MonosのTaiTanとやっているポッドキャストの奇奇怪怪を聞いていて、なんというかこれが本当に疲れなくてすごい。音楽というものはこんなふうに聴こえることがあるんだ、というよくわからない感動がずっとある。
少し前にあるアーティストの日記などが読める有料会員みたいなものを少なくとも秋の間は読まない方がいいと判断してやめたのだけどその代わりみたいに"品品団地"という奇奇怪怪の有料コミュニティというか入ると奇奇怪怪の二人が書いているコラムだったりどこかに行ったvlogみたいなものが読んだり観たりできるよ、みたいなやつに入っていまずっとそれ読んだり観たりしている。あとあんまり人にも会ってない。
これは���後に外で友だちと会った時に入った桉田餃子の壁にかけてあった写真の写真。餃子はおいしくて食べることに集中した結果撮り損ねていました。
ちなみにこの写真は桉田餃子のオーナー二人の桉田さんじゃない方が撮ったものらしいです(お店の方にそう説明されました)。
秋というより冬に近づいて来てだいぶ調子が戻って来た気がしていたんだけど子どもが流し観ていたニュースを耳に入れた途端に全てがままならなくなっているので単に奇奇怪怪効果だった気がする。あとMONO NO AWARE効果。玉置周啓という人の精神に凪を運んできてくれる力はすさまじく、それは例えば長谷川白紙がシー・チェンジでしてくれる傷に手を当てるような態度や君島大空が傷口を治癒も美化もせずにうたいあげてくれることで得る効果とは全然違う。人が何かを体験/目撃した時に持ってしまう感想を一生保留にするような態度。雑な分類をすればそれはceroのたかぎくんやVIDEOTAPEMUSICに通じるんだろうけど、たかぎくんもビデオくんもなんというかあの人たちの善性を近くで目の当たりにしているのでその感想の保留という態度に神性というか、聖なるものによる受容みたいな大きな懐の深さを感じてしまって穢れの塊のようなわたしは時々その受容の態度に畏れを感じてしまうことがあるから、そういう意味で玉置周啓という人のこのちょうどよさはすごい。なんせ"そこにあったから"だから。"そこにあったから"って。ともすればやばいスピリチュアルさや全ての説明を放棄するような投げやりさにも結びつきかねないでかい言葉をちょうどいい感じに留めたままうたっている。奇奇怪怪の中でもそう。タイタンがぶん投げる解釈や論のそれぞれ一つ一つを受け流すでもなく返すでもなくただ留めている。全部寸止めで終わらせる空手みたいだ。それが物足らなさに繋がらないのはわたしがいま本当に疲れているだけの話で、元気な時なら全然別の感想になるのかもしれない。でもいまは本当にありがたい。とにかく音楽もポッドキャストも聴き続けることができる。わからない、そういう音楽って別に珍しいものじゃないのかもしれないけど自ら能動的にそういう音楽を聴いたことが全然なかったので本当に奇妙な感じです。まだしばらく聴きます。
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一番、似てるなーと思った動画 鮭から中華まで。
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今空港にいます。
いよいよ沖縄行き当日。 天神であしらせ2の販売状況を見て、空港へ。 ハリボテのセットの上にちょこんと片足のシューズとあしらせ2が置いてあった。特に販売員がいるとか、説明してくれるとかでもなく、ただポツンと。 もっとわーわーやってるのかと思っていたのでなんだか拍子抜け。 それでも置いてあるだけ凄いこと。あれでも詳しい人いないと売れないよね。どうするのかなあ。 画像に収めるのもなんだし、ささっと後にしてきた。個人的にはオンラインで買った方がイメージが湧く。でもまあ、実機見たい人には良いかもね。置いてあるだけだけど、それはそれであるんだし。 で、空港の喧騒中、ブログを執筆中。良いよね心地の良いノイズって。乗るから来ているわけで、家からはまあまあ遠いし、そうそう来る機会もない。 自分が乗る飛行機もまだまだだし、最近は2次元バーコードとかで随分簡略化されてあるので、これであっているか…
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40代おばちゃんです。東京のベッドタウンと化した微妙な郊外の田舎に住んでいます。休日はみんなショッピングモールで過ごすような、よくあるつまらない田舎です。さて、今日、おばちゃんは一人でそんなショッピングモールに行きました。おばちゃんはインドアで無気力な人なのですが、自然科学系の研究のお仕事をしているのでフィールドワークのために山に入ります。お仕事用に新しいトレッキングシューズが欲しくてショッピングモールのA○○マートに行ったのです。ショッピングモールは家族連れで結構混んでいました。3階のA○○マートには良さそうなシューズがいくつかありました。その中でメレルのローカットシューズがかなり安かったので試し履きして購入しようと思いました。若い男性の店員さんにサイズを伝えると、「すぐにお持ちします」と裏に行きました。それなのに、いくら待っても来ません。その場で���っ立って待っていると、別の若い女性店員が苛立ったように「ちょっとどいてください」にどかされました。裏に在庫を取りに行ったはずの店員さんはいつのまにか売り場に戻って何やらディスプレイの整理を初めました。おばちゃんは人見知りなので、どう声をかけるべきか悩んで、購入したかった靴を再び手に取っていたら、さっきの若い男性店員さんが、やべって顔をして、おばちゃんが買いたかった靴のディスプレイ棚のバーコードをスマホで読み取って再び裏に走って行きました。ようやく、おばちゃんは忘れられていたことを理解したので、今度こそ店員さんを待つことなく、そのままA○○マートを出ました。ショッピングモールはいいものです。A○○マートがダメなら2階にスポーツ用品店があります。スポーツ用品では件のメレルもありましたが、同じ型のもう少しハイカットのトレッキングシューズを見つけることができました。ついでにA○○マートの憂さを晴らすべく、トレッキングシューズに加えてランニングシューズ、防水スプレー、靴紐など、計数万円分の買い物をしました。A○○マートの緑色のスエットをきたあの店員さんが、23.5cmのメレルを持って売り場に戻ったのにおばちゃんがいないことに気づいて、ほんのちょっとだけでも嫌な気持ちになったらいいなと考えながら、おばちゃんは満足して家に帰りました。
おばちゃんの休日
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メディアが造る アキバ系
易々乗っかるくせに被害者
みてーな
ツラした奴らの中で 育った
権威主義者のロリコン野郎が壊す良心回路
すぐ逃げる を スルースキルと言い換える
あいつらは個性を憎んで
バンプレのテンプレしか飲めないばり弱い顎
吐き気はしたけど 仲間外れはもうやで
82年生まれ 殺人鬼とファミコンの黄金期
ゴールドラッシュ レペゼンGEN M
脛に傷と目玉にバーコードある
戦争賛美する ともだちんこぶった斬るStyle
俺を番号で呼ぶ あいつらと検索エンジン
仕掛けるジェノサイド ならば 2度と
ネットでもおしゃべりできない
部屋から出れない
面会謝絶のパンチラインを病むまで見舞う
噂ので所 おめーらだろ 日当いくらの仕事か
検討ついてる どいつもこいつも同じ顔面
のおたくつー名のdick sicks 警察予備軍
俺だけ目の色違ったクリスチャンヴェール
イボンゴピッタンコ yeah
てめー 目見開いてよーくみろ
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新札まだ見ません
新札が発行されて何日か経ったがいまだに実物を見ていない。職場でも見たのは一人だけだ。今後、こんな話は忘れ去られてしまうのだろうが、新札への切り替えは暫く時間がかかる。 ましていまはキャッシュレスの時代��。スマホのバーコードを見せるだけで大抵の買い物ができてしまう。そういえば福沢先生を買い物で使った最後の時はいつだったのか思い出せない。 紙幣の歴史については教養課程の経済学の時間で学んだ知識がアップデートされていない。要するに海でも葉っぱでも何でもいい。流通しさえすればそれが通貨なのだ。紙幣は現状では究極の物理的通貨であるのに過ぎない。 とはいえ、なぜ渋沢栄一なのか、津田梅子や北里柴三郎はいかなる人なのか。天皇ではなぜいけないのかなどと考えることでこの国の文化と歴史を考えることはできる。 通貨に政府と国民が何を見いだそうとするのか。紙幣はそのシンボルとしてはとても興味深い。
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じゃれ本 2卓目の作品
「じゃれ本 オンライン試用版」を使ったセッションで紡がれた物語たちです。前の文の前後関係がわからずに何かを書こうとするとこうなります。参加した本人たちはめちゃくちゃ楽しかったです。
お題:特になし ページ数:8P
『数奇なチョコレート』
どうしてこうなってしまったんだ? 私が早朝にこっそり彼の机の中に仕込んだはずのチョコレートが、どうしてあんな場所から出てきたんだ。 朝チョコレートを入れてからずっと監視してたんだぞ。おかしいだろ。
朝からずっと監視していたが、彼は机の中のそれに気付く気配すらなかった。疑問に思いながら注視していると、教室移動の時間になった。今日はアルコールランプを使った実験の日だ。
もしかしたらあれは元々彼の持ち物だったのかもしれない。アルコールランプのオレンジ色の光を見ながら考えを整理する。監視したところで……それに注意を促すような筋合いもこちらにはないのだ。
揺らめく灯を眺めていると、それに炙られる何か、まで想像してしまうのは悪い癖だろうか、職業病か。黒褐色に燻された「それ」は――まるでカカオ豆、とは悪趣味かと頭を振ったとき、ランプが消えた。煙が、甘い。
香りが部屋に充満していく。煙がゆらゆらと揺らめき次第に形を成し始める。何が起こったのか分からず呆然と見つめていると、それは小さな人の形になった。つやつやとした濃い茶色の、まるでチョコレートのような
教室がざわつく。もしかして、と冷たい汗が背筋をつたったのを感じる。 私が今朝入れたチョコレートに、何か関係のあるものなんじゃないか。すると、その小さな人型のチョコレートは、驚くべきことに言葉を発した。
「つくえ」「こども」「かばん」と目に止まったものの名前が読み上げられる中、「とみこ」という知らない名前が挟まる。人型チョコレートから発された言葉に、びくりと大きな反応を示したのは私ではなかった。
「何故、その名前を…?」 隣、というほどでもない距離で小刻みに震える声。振りほどいたはずの赤い糸が、いつの間にか小指を締め上げていた、というような。人型チョコレートの顔部分に、ぱきんと割れ目ができる。
『コンビニで買ったねこ』
今日びのコンビニには何でもあるから、猫をバーコード決済でお買い上げすることぐらいお手の物だ。だけど道義的躊躇を捨てきれなくて、私はいつもパッケージの前を素通りする。嫌味かのようにスナック売り場の隣だ。
お菓子を選ぼうとするとどうしてもチラチラと目に入ってしまう。かわいい猫たちのパッケージ…三毛、サビ、ハチワレにトラ。無視しようとしても暴力的なかわいさが私を誘惑する。棚前で吟味していた客が黒猫を手に
レジへ向かっていった。その客を注意深く見守っていると、レジの店員はまるで何事も無いかのようにパッケージのバーコードを読み取り、こう言った。 「この場で開封して行かれますか?」 「いや、家で開けます。」
「ノワァ」変な声で鳴くなあれ。電子決済されていった「ねこ(?)」を見送り、棚を見ればまだいくつかの在庫があった。真四角のパッケージの中で思い思いに伸びたり縮んだり捻れたりしている。呑気なもんだ。
彼らの何割が、自分が実は玉ねぎが食べられなかったりd払いのキャンペーン対象だったりすると理解しているのだろう。来月の請求書では「国民健康保険料」と同列に並んだりするのだ。……ちょっと見たいかも、いや、
猫だって同じ命なんだからこんなふうに扱うのはやっぱり良くない。しかし猫が国民の健康に寄与しているというのは厳然たる事実だ。間違いない。私が若干不健康な日々を過ごしているのはもしやねこが居ないからでは?
そう思った私は、吸い寄せられるようにひとつのパッケージに手を伸ばした。 レジに持っていくと、店員はやはりこう聞いてきた。 「この場で開けて行きますか?」 私もやはりこう答える。 「家で開けます。」
家に帰りそっとパッケージの蓋を開けると「ノワァ」という鳴き声とともに、ねこは消えた。空になったパッケージからはゴロゴロと小さな音が響く。どちらでも良いのだ。本当にねこでも、本当はねこでなくても。
『どこにでも現れるメガネ』
異変に気付いたのは、弐萬圓堂で眼鏡を新調してから三日目のことだった。週一の楽しみ、サウナ通い。オレンジ色の明かりと蒸しに蒸された空間で、俺は目元に違和感を感じた。 熱い! なんとそこには、
…ない。何もない。熱いのは蒸気を直に受けたからで、俺の虚弱な目を守るべく新調した眼鏡がどこにもない。嘘だろ、もう無くした? あの店主、「こいつは絶対に無くなりませんよ」なんて吹きやがって! そもそも、
眼鏡の紛失防止に眼鏡チェーン以上のものがあると思った俺が馬鹿だったんだ。何が「合図一つでどこでもお供! あなたのお眼鏡に叶います!」だ。俺は蒸気で濡れた顔を拭い、0.2の裸眼でレンズの光を探す。
うすらぼやけた視界で必死に探せど一向に見つかる気配はなかった。もう諦めて新しいメガネを買いに眼鏡屋へ行った方がいいのではないか…そんな考えが脳裏を過ったときだった。
ふいに、胸ポケットに違和感を覚えた。恐る恐るまさぐると、『あった』。無くしたはずの眼鏡が、そこにあったのだ。なんて便利な眼鏡なんだ、と思うかもしれない。でも俺は、うっすらと気味の悪さを覚えていた。
無くして見付かる。眼鏡はその繰り返しだ。眼鏡が見付かるのは決まって、ニュースでとある地名を見かける時だった。幼い頃だけ住んでいた田舎。何故今更ニュースで名前が上がるのか不明なほど辺鄙な場所だ。
便宜上故郷であるその地は、ちと難解な名がついている。何も見ずに書けと言われたら俺でも無理だ。 …もしかすると眼鏡のやつ、テロップに映るその込み入った字画を解らせたいために、毎度戻ってくるのだろうか?
つまり、この字を覚えれば晴れてこの眼鏡は役目を終えるというわけだ。なるほどね。俺はこれからもこの地名を覚えることはないだろう。いや、いつか死ぬ前くらいには覚えてやってもいいかな。
『おまかせ木綿豆腐』
絹のやつとは作りが違うんでね。多少の荒事ならこっちに任せるのが正解ってもんだ。名前? 『モメン』じゃない、『ユウ』だ。大体あいつがキヌなんて名乗るからセットで豆腐なんて言われることになってんだ。
キヌのやつは今日も得意のスムーストークであんたを誑かしたんだろう。依頼料は高くつくぜ、財布の紐をどれだけ締めても、あいつには湯葉も同然だ。 まあ、任せておきな――それで、あの「高野」と何で揉めたって?
…なるほど。あの土鍋は上物だからな。どちらの取り分かで揉めたってわけだ。で、その土鍋を自分のものにしたいと、そういう話だな?なあに、俺にとっては湯豆腐みたいなもんさ。安心して吉報を待っておけ。
そう言って男はすっくと立ちあがると、土鍋を求めて夜闇に消えて行った。 なぜならそう、この男こそもめ事の仲裁のプロ。ネゴシエーターなんてお洒落な肩書はいらない。『おまかせ木綿豆腐』その人だったのだ。
─というのが、前回君たちに講義した内容だ。きちんと覚えているかね。『おまかせ木綿豆腐』に関連する記述には実はいくつかの相似点が見られてね。同一人物とする説も複��人とする説もあるが共通しているのは、
その「変幻自在性」。まさに豆腐、ないし大豆だ。柔らかく相手を受け止め、誰かの色に染まるかと思えば、ときに肉食獣のごとき強靭さも見せる。変異性の遺伝子が組み込まれている、と言われても疑うまいよ。
豆乳の満たされたプールで悠々と寛ぐ高野とその取り巻きたちを尻目に、私は屋敷へと忍び込んだ。
そこにあったのは黄金の���鍋。黄金でできているが、確かに土鍋である。私は難なくそれを手にすると、豆腐を味噌汁に滑り入れる速さで屋敷を後にした。 こうして事件は解決した。おまかせ木綿豆腐におまかせさぁ!
お題:おまかせ縛り ページ数:8P
『お父さんが作るヒンズー教』
「そうだ、ヒンズー教を作ろう」 ある日、父の口から出た言葉だ。 定年退職を迎えた父親が始めるものといえば蕎麦打ちと相場が決まっているが、なぜか父は宗教に目覚めてしまったようだ。
「ヒンズー教はもうあるじゃん。作る前にもうこの世に存在してるから諦めなよ」至極冷静なツッコミも父は意に介さないようだった。「まずは合言葉を考えるか」「よくわかんないけどもっと先にやることあると思う」
「じゃあまずお父さんがヒンズーとして」「お父さんヒンズー教知らないよね?」 まったく分からないまま父の熱意だけが空回りをしている。理由を尋ねるのも嫌だが、掘り下げてくれと父の顔が言っていた。
「…うん、じゃあお母さんは?」 そういう自分だって女神転生シリーズの知識しかないけれど、お父さんに至ってはこうだ。 「母さんには、ラーマをやってもらおうと思う」 マーガリンで覚えたなさては。
「母さんにカーリーをやってもらうわけにはいかないからな」 「そこはヴィシュヌとラクシュミじゃなくて良いんだ」 最早女神転生オタクの会話である。お父さんは黙ってメガテン5をセールで買った方が良い。
「タマにも我がヒンズー教の一柱として重要な役割を与えよう」「タマ…巻き込まれてかわいそうに」何も知らないタマは父に撫でられて満足げにゴロゴロと喉を鳴らしている。「名はタママーンに改名す」「やめて」
タマを膝に抱いてああだこうだと話す父は、それはそれとしてまあ楽しそうではある。もともとこの手の与太話を作るのが好きなヒトなのだ。
この一連の流れだって、先週配信サイトで「RRR」か「バーフバリ」を観たせいに決まっている。些細な愉快をくれたのならまあ良いじゃないか。女神転生シリーズでの知識しかない僕が、文句を言っても仕方ないのだ。
『健全な肉体に宿るユンケル』
健全な精神は健全な肉体に宿る、なんてのは全きウソであり、少なくとも俺の健全な肉体には恐らくユンケルとかが宿っている。しじみの味噌汁とプロテインバーも。筋肉は全てを解決するなんてウソだ。解決してみろ、
なかやまきんに君。筋トレは正義かもしれないが、そもそも現代社会人に残される可処分時間なんてたかが知れている。その貴重な時間をどうやって筋トレに費やすことができようか。かといって、
このままでは肉体は不健全になるばかりだ。もやしまっしぐらだ。いや、それだけならいいが代謝が落ちた体はいずれ摂取した栄養を消費しきれず蓄え始めてしまう。そうなったらもうおしまいだ。
ともあれ対策は早急に行うべきだろう。何故なら健全な肉体でなければ意味がないからだ。精神はこの際置いておく。ユンケル的にはそっちはあんまり役に立てない。自分で頑張ってほしい。そうと決まれば早速、
行きつけの薬局へ―向かうつもりだったが、深夜営業のはずのそこは閉まっていた。シャッターに「本日棚卸」の文字。期限切れになるだろうアプリクーポンを惜しみ、否、惜しむより先に鉄剤だ。イオンなら、いけるか。
その一縷の望みは、すぐさま砕かれることになった。 しまった!深夜営業の薬局が閉まっている時間帯に、イオンが開いてるはずないじゃないか!! 赤と白の看板の下、俺は絶望する。鉄剤。なんとしても鉄剤を。
「ヤーッ!」それは突然のことだった。窮地に陥った俺の耳にあの聞き慣れた声が飛び込んできた。「き、きんに君!!」そう、紛れもなくなかやまきんに君だった。自信に満ちた仁王立ちでそこにいた。「ハッ(笑顔)」
なんて眩い笑顔なんだ。失われていた力が蘇るのが分かる。何が敵かも分からんがとりあえず殴っとけば良いか。やはり筋肉。健全な肉体、頑強な筋肉、それこそがすべてを解決する。
『我が家UFO』
ホログラムで出来た夕暮れの町並み、伸びていく影。少し湿った柔らかい土の上を走りながら、僕らは家に向かっている。僕らの家は、頭上にある色とりどりのUFOだ。
姉ちゃんとその彼氏(現:元カレ)の些細なLINEスタンプ会話が、うっかり「母星」との通信に混線してしまったせいで、呑気な地方都市は太陽系いち愉快な避暑地に変わった。葉巻型の家も金星人からの贈り物だ。
アダムスキー型のホテルは木星人が建てたもので、海王星人にたいへんウケが良く、県外からの観光客にも人気になっている。おまけに日清グループの焼きそば工場まで進出してきたものだから、町はとても賑やかになった
しかし後に大きな問題が発生した。建てられた数々のUFO建築物が人々をアブダクションし始めたのだ。幸いなことに内臓を抜かれキャトられるところまではいかなかったが
普通に改造はされたし記憶も改ざんされた。お父さんが二人いるご家庭も出来れば、長女が増えたご家庭もある。UFOは「家族は複数人」ということしか理解していない。その関係性や成り立ちは二の次だ。
「どうする、姉ちゃん」と僕は言う。「このままいくと元カレが僕らの新しい兄ちゃんだ」 「無理絶対無理、あんな伸びたカップ焼きそばみたいな男。お湯と一緒に流しに捨て――」 瞬間、僕らは同時にはっとした。
僕らの葉巻型ハウスの前に、新たな葉巻型UFOがフォンフォンと音を立てて降りて来たのだ。硬直している僕らの前に、光が射す。この家をプレゼントしてくれた金星人だ! 金星人は優しく微笑んだ。
「このたびはUFO型ハウスのモニターになっていただきありがとうございます」僕たちモニターだったんだ。しらなかった…「住心地はどうでしたか?」アンケート用紙を渡された。とてもよかったに◯をつけた。
『キャンプファイヤーをするスリ』
目の前にはごうごうと燃え盛る火柱がある。いわゆるキャンプファイヤーというやつだ。ぱちぱちと爆ぜる音と顔を焼く熱を浴びながら今までのことを思い返していた。いつものようにスリの獲物を物色していた俺は、
おあつらえ向きな男を見つけていた。取ってくださいと言わんばかりにチラ見えする財布。しかも厚い。おどおどとした雰囲気も丁度いい。財布はあっさり俺の手中におさまり、今日の仕事は完遂だ。そう思っていた。
なのに今、俺は何故こうして積まれた薪の前に立ち尽くしているんだ? 五分じゃ審査が下りないだろうカードや角の折れてない札が詰まった革財布を、まるで炎に投じたがっているかのように。否、焼かれるのは財布か?
そうだ。財布ではなく俺自身を焼けば財布は無事だ。俺が罪に問われることもない。――いや、何を考えているんだ、俺は!困惑する俺の意思を無視するように、俺の手が勝手にチャッカマンを薪の隙間に差し込んだ。
一気に薪が燃え上がる…かと思ったが、一向に炎は上がらない。チャッカマンの小さな火は薪の表面を焦がすだけでなかなか燃え移らない。薪を燃やすにはもっと燃えやすいものを先に入れるんだったか。何か手頃なものは
とポケットをまさぐり、結局スッた財布にいきつく。レシートくらいなら燃やしても良いだろう。財布の中には幾重にも折りたたまれた…異様といえるような長さのレシートが入れられていた。何だこれはと手に取り、
中程の印字に目を剥いた。「割引 50%」と付記された項目。みな人名だ。中には、俺の名も。 何が引かれてるんだ? 人間的価値? 確かに俺はスリだが半額になるほどか? それとも、…命、寿命。その領収書。
気付くと俺は、木組みの中にいた。燃える炎が、全身に纏わりついて行く。たすけてくれ、と声をあげそうになるが、呼吸すらできない。 目の前に男が立っている。 「ええ、その通りですよ」 男の目に、炎の橙が輝く
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