#チューブ交換
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小屋裏、 熱交換式換気扇風量調整微差圧計(マノスターゲージ)+専用チューブ+プラスドライバーを使用する だもんで #シティーボーイカントリー7 #ファースの家 #風量調整 #熱交換式換気扇 #微差圧計 #マノスターゲージ #チューブ #プラスドライバー #小屋裏 #ズバ暖 #クリーンファンネル #おれんち風味 #おれんちフレーバー # #八幡平市産 #八幡平産 #メイドイン八幡平 #岩手県産 # #八幡平市 #二戸市 #一戸町 #滝沢市 #雫石町 #盛岡市 #岩手町 #盛岡 #雫石 # #野球日本代表 #ワールドベースボールクラシック #侍ジャパンユニフォーム (Hachimantai-shi, Iwate, Japan) https://www.instagram.com/p/Cpyaor_BjYX/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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パンクだと思い込んで、100円以内で済む「虫ゴム」交換をせずに、自転車屋さんに1500円×何十回(たぶんいらないチューブ&タイヤ交換3000円だの5000円だのも相当回数)もお金収めてました。 ゆっくり(一晩などで)空気が抜ける場合は確実に虫ゴム破損。
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タイヤを変えたよ(後ろだけ)
シュワルベワンというヤツらしい。
タイヤサイズは純正の1 3/8から1 1/8に変更。
細くなってグレーチングにハマりそうだ。
チューブとラバーバンド?もかえた。
乗り心地は…正直わからないけど、
エアボリュームの関係で少し硬くなった気がする。
タイヤ交換作業自体はバイクや車で手組みをしてたので
そこまで苦労しなかったけど、
ディレイラーにどういうふうにチェーンが掛かってたかが
わからなくなりそこれタイムロスしたかな。
フロントはそういうものはないから15分くらいでできそうだ。
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私の父は 1969 MG ミゼットをレストアしています。 右方向指示器が作動しなくなりました。 電圧計だけを使って、ワイヤーの断線とフレームへのショートを発見しました。 故障していたワイヤー全体を、3 ドル相当のワイヤー、はんだ、熱収縮チューブと交換しました。 ここでの教訓は、修復可能性と簡単さです。 私たちは、製品の寿命が保証されなくなった企業から「環境に配慮する」��う常に説教されています。 最新の電話が一生使えない理由はありません。 私のブラザーのプリンターはもうすぐ12年になりますが、まだ同じプリントカートリッジを使用しています。 私のネイトロボット掃除機は数え切れないほどの部品が交換されており、使用年数はほぼ同じです。 本当に地球の良き管理人になりたいのであれば、最新かつ最高の製品や UI の際限ない更新を要求したり消費したりするのをやめ、代わりに製品に (小規模な修理を含めて) 30 年以上使用することを要求してください。
兄弟は革新をしなかったことによって今の地位に到達しました。 ハッカーニュース
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水道水よりも安く海水から飲用水を生成できる装置が完成 - GIGAZINE
以下引用
マサチューセッツ工科大学(MIT)と上海交通大学の技術者たちが、海水を取り込み、太陽光を動力源とする新しい淡水生成システムを考案しました。このシステムは既存のシステムよりも高い造水率と塩回収率が実現されています。 ・Desalination system could produce freshwater that is cheaper than tap water | MIT News | Massachusetts Institute of Technology
今回研究チームが開発した淡水化装置は、以前の研究で設計された「ステージ」と呼ばれる複数の層で構成されるシステムを改良したものです。このシステムは太陽熱を利用して塩を水から分離することができるのですが、残った塩がすぐに結晶となって蓄積してしまい、数日後にはシステムが機能不全になるという問題がありました。これだと定期的にステージを交換する必要が生じるため、コストが大幅に増加してしまいます。 MITの研究者らは上記のシステムを改良し、新たに「対流」に着想を得た構造へと進化させました。 新しいシステムでは、内部が上下2層に分かれた薄い箱のようなステージが使われます。上半分の蒸発層に送られた海水は箱の天井に当たった太陽熱で蒸発し、水蒸気のみが下半分の凝縮層へと送られ、空冷により飲用可能な水へと変わります。上半分はチューブにつながっていて、外部から海水を取り込みます。
この構成では、水は自然にチューブを通って箱の中に押し上げられ、箱の傾きと太陽からの熱エネルギーが相まって、水が渦を巻いて流れるとのこと。これは塩分濃度の違いから生じる渦で、塩分濃度が高い水ほど下へ流れようとする性質を生かしています。小さな渦は塩の沈殿を防ぎ、循環を保ちながら水を蒸発層へ導くそうです。 研究チームは、1段、3段、10段のプロトタイプをいくつか作り、自然の海水や、自然の7倍の塩分濃度の水など、さまざまな水で性能をテストしました。その結果、既存のどの海水淡水化コンセプトよりも、高い造水率と塩回収率を実現したとのこと。
研究者たちは、このシステムを小型のスーツケースほどの大きさにスケールアップすれば、1時間あたり約4~6リットルの飲料水を製造でき、部品交換が必要になるまでに数年もつと見積もっています。この規模と性能であれば、水道水よりも安い価格で飲料水を製造できるとされています。 研究に携わったZhenyuan Xu氏は「この装置は耐用年数が長いという点が特徴です。太陽光で生成した飲料水を水道水よりも安くすることが初めて示された研究でもあり、より現実的な淡水化の可能性を開くものです」と指摘しました。今後、システムを数キロメートルのスケールに拡大することを目指すそうです。 なお、Xu氏らはかつて「制作費約500円の淡水化装置」を作ったことでも知られています。今回のシステムは、この装置をさらに改良したものでした。 ・たった500円で作れる「太陽光だけで海水から飲み水を作る装置」の仕組みとは? - GIGAZINE
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ある日の昼下がり。全身に刺青がびっしり入った(脛から下は筋彫り)お客さんが自転車のチューブ交換に来られた際に「実は今度の日曜日、淡路商店街の某所でレゲエのイベントを企画してるんです。タラウマラさんも良かったら遊びに来て下さいよ」と言われたのでタイヤからチューブを抜き取りつつ「日曜日は子どもと遊ぶって決めてるんで残念ながら行けないですわ」と切り返すと「あ!それなら是非ともお子さんと一緒に来て下さい。うちの娘たちも遊びに来ますよ」と食い下がる。父の隣で修理待ちをしていた小学生の姉妹に「そうなの?」と聞くと、すでにギャルの風格をビシバシに漂わせている姉妹は力強く首を縦に振った。「いやいや、でもやっぱりやめときます。山とか川とか自然のあるところに行きたいんで」「ほなちょうどええやん、レゲエも自然のもんみたいな感じやし、だから待ってますよ」「よっしゃ、お待たせしました。チューブ交換できましたぜ」「おおきに、ほな日曜日に某店でお待ちしてます」「ありがとうございましたーー!」と送り出したところで、すぐに客人は踵を返して戻ってきて「待ってますよ」とダメ押しの言葉を残して去っていった。
また別のある日、タラウマラの前をパトカーが慌ただしくサイレンを鳴らして走り抜け、そのすぐ後にふたりのお巡りさんがチャリンコで追走してきたんだけど、ちょうどお好み焼き屋「はなまる」の角を曲がってきたあたりでふたりのお巡りさんは大声で「あ!」と叫んで自転車から飛び降り、息を切らせてタラウマラに自転車を抱えてやってきて「店長すんません!ちょっと緊急なんで自分ら行きます���、自転車の整備お願いします」と言い終わらないうちに、ファミリーマートのある方角へ駆け出して行った。タラウマラの店頭に置き去りにされた自転車を確認すると一台はチェーンが外れており、一台はパンクしていた。
淡路商店街の某所でレゲエのイベントが開催された翌日、出勤の為に阪急淡路駅の改札を抜けて商店街に一歩足を踏み入れた瞬間に異変に気がついた。組合の方々が右往左往し「こりゃあかんな、業者を手配しましょ」とか言うてる間をすり抜けて先を進むと、床一面に大量の血痕が!いや血痕なんてレベルではなく血だまりや。夏に閉店したパチンコ屋「KYORAKU」と「すき家」の隙間で特級術師同士がバチバチにやりあったかのような惨劇の痕跡がそこかしこにあり、そこから血痕がアーケードの奥へと向かって点々と続いていたので先を辿ると、ちょうど日曜日にレゲエのイベントが開催された某所の店先で途絶えていた。
また別のある日、タラウマラの店頭で自転車に乗ったお巡りさんが満面の笑みでこちらに手を振っていたので、どうしました?と尋ねると「空気入れてもらって良いすか?」と言うことだったので、しばし世間話。こないだおもろいことがあって、ふたりのお巡りさんが緊急要請で駆けつけるタイミングでひとりはパンク、ひとりはチェーン外れでうちにチャリンコ置いて爆走して行ったんですよね、と言うと「店長それ僕ですわ」とのこと。たまたま前を通りかかったおばちゃんも「そらお巡りさんラッキーやわ、自転車を置いていくにはピッタリの場所やんか、なぁお兄ちゃん」とか言うから、みんなで笑った。そう言えば先日、淡路商店街の床が血まみれでしたね?と聞けば「いや、聞いてくださいよ店長!あれほんまに最悪で僕ら警官20人で現場に駆けつけたんですよ。ほんま物騒な街になってきましたわ」と、お巡りさん。なんだかんだ言うて、そんな淡路がめちゃくちゃすっきゃねん、というお話でした(笑)。そら白石和彌監督の目にも止まる筈やわ、ちゃんちゃん。
それにしても某所で開催された血みどろのレゲエイベントに息子たちを連れて行ってたらどうなってたんやろ?とか考えたら無性に笑えてくる。主催者の娘さんは無事やったんかな?とにかく僕は店や家でひとりで聴くレゲエが好きだ(笑)。
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荷台のひまわり
2023.9.14
何をやってもうまくいかない日というのがあります。
残念ながら今日はそういう日だったと思います。大きな事故とかはないから、そういう意味ではいい日なのかも知れませんが、細かいことではうまくいかないことばかり。
お昼に妻と食事の割引券があったのでランチに出かけたら、話がはずんで会計時に割引券を出すのを忘れ、散髪に出かけようとしたら自転車がパンクしてる。パンク修理に出かけたらチューブ交換に3~4千円かかるって言われて遠い自転車屋まで自動車で遠征。
帰ってきてやっと散髪に出かけたら混んでたんで、先に薬局に寄って薬をもらおうと思ったら処方箋の薬を置いてないと言われ、これまた他の薬局へ。
いつも行ってる散髪屋さんが遠くなったので、そのまま家に帰ってきました。
ちょっとしたことが上手くいかない日ってあるんですけど、それはそれでめげますよね。まぁ、大きい事故が無かっただけでも今日はきっといい一日。
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整備の記録
以前のものは記憶を辿りながら
・荷物を入れるボックス(純正品)を取り付けました。自分で作業。
・買ってすぐくらいに前輪のチューブがダメになりホンダのお店で交換。ついでにブレーキの調整もしてもらった。
・これまたすぐくらいにキャブレターから燃料漏れ
買ったばかりで予算もなく自分で修理することに。
ネットで検索してパッキンを取り替えました。
カブの良いところは、古い形式のものでもパーツが簡単に手に入るところ。何とか修理完了。
・リアのショックアブソーバーを社外品に取り替え。自分で交換できました。
・ウィンドシールドを取り付けました。自分で取り付け。フルサイズはちょっと大きすぎるのでハーフサイズのものです。冬場の風の当たる位置が微妙ですが、ないよりはだいぶ良いでしょう。
・ミラーの取り付け基部に共締めするアクセサリーバーを取り付けました。
・アクセサリーバーを利用してポータブルナビを取り付けました。画面が小さいし振動で走行中は見にくいですが、交差点をどちらに進むかの表示があるので、便利です。
・アクセサリーバーの右側に時計をつけました。アナログ式で見やすく安いのに正確で重宝していたのですが、電池交換の際に誤って壊してしまい、現在後継のものを物色中です。
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ミニベロや折り畳み自転車は、何かトラブルがあってお店に駆け込んでも助けてもらえない場合があります。 「対応部品が一般的なお店には無い場合」や「分解整備に特別なノウハウが必要な場合」があるんですよね。(小径タイヤ&チューブの在庫が無いお店が多い) また、小径車はタイヤ&ホイール周りの消耗・劣化が早いので、同じ距離・走行条件で比較した場合、大径ホイールのスポーツ自転車よりタイヤの消耗交換やハブメンテの頻度が高くなります。(まったくメンテをしない人には関係ないですが) つまり、ミニベロはホイール径が大きな自転車よりもメンテの負担がやや大きいといえます。初心者は「信頼できるショップ」のお世話になることをお勧めしますよ。 腕利きのミニベロ専門店など「ちゃんとしたお店で買って、メンテはそのお店にまかせる」ことが快適な自転車ライフへの近道。 とはいえ、「もしもの時」に頼れるお店が近くにない場合は、ある程度自分でメンテナンスできないと困ってしまうこともあるでしょう。
ミニベロ・折り畳み小径車を買うなら知っておきたいデメリット - MINI VELO 道(ミニベロロード)
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台湾1周サイクリング
2024/06/05 - 2024/06/14 @台北~台北:約920km
登山の"ついで"、にしては相当ヘビーだし、なんならこっちの方がメインなんじゃないか、という感じもするけど…せっかくの機会だし、台湾1周サイクリングをすることにした。さすがに玉山登頂翌日の朝出発は乱暴だったかもしれない笑。睡眠時間足りてないし、足��疲労もある、その上自転車も組み立ててない。そんな状況でも、玉山から戻った夜は、やけにテンションが高かった。サイクリングが楽しみだったからだと思う。そんな風に感じたことは普段全くないから、なおさらそのままの勢いで出発してしまおう、と思ってしまった。
全部終わって振り返ってみると、やっぱりやってよかったと思う。1回目の退職記念にはキリマンジャロに登り、今回、2回目の退職を前に台湾1周のソロライド、10日間。5年近く勤めた仕事を振り返ったり、労ったり、次のステップに進む英期を養ったり、という意味で僕にはこれが必要だったんだと思う。贅沢ではあるけれど、(仕事を一切しない)長めの休みを取るのも久しぶりだし、職業柄、日常を離れて未知の風景を楽しむ、というのは大事なことだと感じる。幸い、体力とか装備、お金、といった大きなところの心配が不要だったことがハードルを大幅に下げてくれた。一見無謀とも思えるこのチャレンジも、実はそこまで大変なことではなかった。
真ん中に紐みたいな短い赤い軌跡が登山で歩いた距離・場所だから、台湾をかなり堪能したことが分かるな…。
1日目 (台北から新竹) 86km
6月4日、玉山下山後、夕方6時に台北着。そこから翌朝出発の準備を始める。自転車の組み立ては当然すんなりとはいかず、シンガポールからの移送中に前輪のシーラントがケース内で漏れまくっていた。慌てて���ャワー室でスペアチューブを足して、なんとかタイヤが機能するように。結局、前輪はチューブあり、後輪はチューブなしの状態でスタートすることに。加えて、急遽買ったミニ空気入れが上手く使えず、40psiぐらいが限度だった。もうそれで手を打った。
泊まったホテル(Brother Hotel)が親切で、登山グッズの詰まったバイクケースを10日近くただで預かってくれるところだった (引き換えに計4泊滞在)。ホテルの部屋でバイクを組み立て、朝食、荷物を預けて、チェックアウトし、台湾でのライドスタート。ラッシュアワーを避けて、早めに出ようと思ったんだけど、いろいろもたついて、結局8時になってしまう。モロに交通量が多い時間帯。それでも幸い曇りだったし、バイクに異常もなく、無難にスタートできた。河原で記念写真を撮ろうにも、全然笑えない自分がいた。不安要素が多すぎたから、顔がひきつっちゃったんだと思う。台湾政府公認の1周路を辿るにしろ、道に迷わないかとか、事故の心配、荷物が気になったり、天気が心配だったり、ペース配分が分からなかったり、言葉が思った以上に通じなかったり、と最初の2日ぐらいは実はライドを心から楽しめていなかったかもしれない。とにかく細かいことで気が散っていた。
例えば、新しく買ったサドルバッグはこの時初めて取り付けて、僕のバイクと仕様が合わないことに気づく。がっちり固定できないうえに、たぶん荷物が重すぎた(か多すぎた)せいもあって、途中から徐々にずり落ちる事態に。つまり後輪にバッグが当たる最悪の状況。その上、台北出発から1時間も走らないうちに雨が降り始める…。雨対策も万全ではなかった。振り返ってみても、9日間のライドの中で、初日が本当にハードな日だった。右も左も分からないのに加え、結局、昼ぐらいから新竹のホテルに着くまでの数時間、ずっと強い雨に打たれながらの走行で、本当にやる気をくじかれた。ずっと濡れたままだったから、寒さにも襲われて、到着間際は顔が真っ白になっていた。夕方ホテルに着いたあとは、体を洗って、服類を乾燥へ。この先のライドが不安になる…。でも、長いマラソンなんだと理解して、気持ちを切り替えた。その日の失敗から学べばいい、ということでポジティブに捉える。サンダルが壊れ、急遽モールに買いに行ったことと、夕飯を食べただけの夜。
2日目 (新竹から鹿港) 131km
雨のライドがややトラウマになったけど、まあ進むしかない、ということで朝早くから準備開始。なるべくサドルバッグへの負荷を減らすように荷物を分散させて、濡れてもいいものはポケットに収納。レインコートは昨日に引き続き着てスタート。かなり改善。ただ、自転車をストレージにずっと放置したのは良くなかった。朝行くとチェーンにサビがつき始めてた。昨日のライド後に乾拭きせず、相当汚れていたのに、何もしなかったから。結局洗う術もないまま、とりあえず油をさして出発へ。2日目は長い海沿いのコース。事前情報では強い追い風、のはずだったのだけど、あまり風は強くない。途中からパラパラと雨が降り始め、また嫌な予感がよぎったけど、幸い快方へ。苑里で排骨酥麵の昼食後、午後には台湾で初めての太陽を見て、一気にテンションが上がった。晴れるだけで、こんなに嬉しくなれるとは…。ちなみにライド中は1時間半おきにコンビニ休憩・ランチ休憩を取ってた。イートインのできるコンビニはすごい重宝。お店に入る前にTシャツと短パンを重ね着して、それにサンダルに履き替えて、一応きれいさをアピール。おにぎり・パン、バナナ、ジュース類を補給して、ごみ捨て、トイレもさせてもらう。クレジットカードが使えるのも強い。自転車をガラス越しにチェックできるのもいい。台中を過ぎて、彰化市のバイクショップでクリーナーを購入、そして空気も入れてもらう。帰りがけにショップオーナーがエネルギージェルをサービスしてくれた。優しい。この日のライドが全日程中、一番長く、7時間ぐらい。さすがに集中力を維持するのは至難。鹿港という歴史のある街に到着。この宿はb&bスタイルのオシャレなところ(a day in Lukang)で、庭付き。そこでバイクの水洗いをして、チェーン諸々の洗浄ができたのはすごく良かった。ただその最中、蚊にものすごく刺されたのがのちのちまで辛いことに。
3日目 (鹿港から嘉義) 77km
この日はスーパーで買ったパンを食べてスタート。晴れ。正規のコースに合流するまで運河沿いを走行。最高に走りやすい道。お昼は斗南駅近くのバーガー屋さん。この日は一番短い距離を移動。雨の降る気配はほぼなく、この頃には天気予報のあてのならなさに気づく。梅雨の時期でもあり、雨とか雷雨が24時間・1週間連続で予想はされてはいたものの、結局晴れや曇りの場合もすごく多かった。この日以降は、レインジャケットはバイクのフレームに括り付けて、結局最後まで使わなかった。
ホテルには3時ぐらいには到着。お腹がすいて街の方まで歩いていくことに。その途上で再認識する台湾のスクーター・原付文化。これらのためのインフラがあるからこそ、自転車ロードの整備がさほど無理なくできるんだろうなと思った。車とは別の自転車専用レーンがほぼずっとあるから、危険性をほとんど感じずに走行できる。サイクリストにとっては最高な環境でしょう。"環島"の標識や、所々ブルーの線がひかれていて、道しるべとしてもかなり助かる。その反面、台湾は歩行者にはそこまで優しくない気がした。歩道がなかったり、物で塞がってたりという感じで、歩くのには向いてないように思った。
嘉義の街の中心に移動して、現金をおろして(鹿港ではカードがあまり使えなかったから…)、あとは、焼肉丼大盛り定食をぺろり。この旅中、カロリーの高いものをいっぱい飲み食いしてた。と同時に、清涼飲料水からの糖分の摂りすぎも若干気になって、途中麦茶に切り替えたりもしてた。ジェル類は一日に一つか二つの消費量。
4・5日目 (嘉義から高雄 + 休息日) 123km
台湾西側は平地の中の街や田園地帯を抜けたり、大きな川をこえたり、日本と同じアジアモンスーンの風景が展開されていく。シンガポールにいると分からない、農のある風景;特に稲のある風景というのは日本人の心象風景として心地よい。6月なのに穂が大きいのは亜熱帯地域ならではの特徴だと思った。2期作なのかな。あと、南部に行けば行くほど、果物の作付けも多く、ちょうど今はマンゴーの季節だった。ランチスポットでうまく止まれず、台南新幹線駅までいっきに行く。駅ビルの中に一風堂を見つけ、つい入ってしまった。自転車持ち込みは難しいかな、と思いきやちゃんと預かってくれた。
その後も新幹線と並走しながら、高雄に近づく。晴れた土曜の午後は交通量が多く、市内はやはりちょっと怖い。高雄中央公園の近くの宿で2泊。さすがに休憩日を設けたのは正解だった。足を休めたり、服を洗ったり、バイクメンテしたり、公園でボケーっとしたりする時間は必要だった。翌日曜日は港近くで、ドラゴンボートでのレースを見たり、あと港湾部の再開発地域を見て回っていた。古い倉庫群跡地をカフェやショップにリノベーションしているエリアは特に面白い。建築デザインも多様。大きな再開発エリアを巡るのにも、いろいろなモビリティがあるのも今風でとても参考になった。
6日目 (高雄から車城) 88km
朝は高雄にちょうど帰省中の元同僚と会って、朝食を一緒にした。一緒に写真を撮ると自分の日焼けが突出する。曇りや雨の日でも日焼け止めが大事なことを思い知る。ソロライドの中において、久々に長々と話ができたのは良かった笑。それにローカルの人が食べそうなものを大量に注文してくれて、しかも奢ってくれたからもう感謝しかない。スタートが10時過ぎ、ということで、ランチをスキップ。真っ直ぐで平な道をひたすら南下。走りやすいところはDHポジションで自転車をこいでた。断然楽。やはりトライバイクの強みはそこなんだけれども、でも出番は正直あまり無かった。今旅もロードバイクやグラベルバイクを勧められたけど、実際トライバイクでも全く問題なかった。ただ、トライアスロンバイクを旅仕様に使ったのは、むしろ罰当たりな感じがした。唯一良かったことは、池上という東部の街で突然少年が話しかけてくれて、「僕もトライアスロンやってます。同じスポーツをやる者同士、応援してます」、と言って、お菓子を1袋くれたこと。些細なことだけど、そんなことが一生の思い出になった。
車城まで来ると、山と海に囲まれたのどかな田舎、という感じが強くなって、宿もかなり広い。部屋の目の前には畑と山。何人か同じくサイクリストを見かけたのはこの辺りが多かったと思う。最南端まで行くルートもあるのだけど、僕は公式ルートを選択したことで、若干のショートカット。翌朝のヒルクライムに備えて、その晩はガッツリ羊鍋を食べて就寝。
7日目 (車城から台東) 117km
この日は序盤にヒルクライムがあってからの東海岸沿い(太平洋側)を北上するルート。”来てよかった”、と初めて思ったのはこの辺かもしれない。ここでしか味わえない景色を堪能できたから。
ヒルクライムは500mぐらいのアップのよう��、実はそれがどれほどのものなのか想像ができず、当初はかなりびくびくしてた。雨もパラパラと降る中だったから、かなり慎重で遅い登りだったけど、そこまで大変なものじゃなかった。むしろそのあとの長い下り坂が天国に感じられて、幅広な道路を一人占めしながら風をきって下れたことが最高だった。山エリアを抜けると、海岸沿いの道をずんずん北上。海を右手に、山を左手に見ながら、最高の景色を楽しむ。太平洋側は向かい風がきつい、という事前情報もあったけれど、そんなことはなかった。一部エリアで、進む道の先に、海と空が繋がってるように錯覚できる場所があって、まさに空に登っているような感覚をあじわえた。だけど、風をきって気持ちよく走っていた矢先に石(か何か)を後輪が踏んずけてしまい、大きな鈍い音がする。マーフィーの法則、じゃないけど、気分の良いときに限って、そういうアンラッキーなことが起きる。その直後は大丈夫そうだったけど、台東に着いて調べたら、やはりタイヤに穴が空いていた。シーラントのおかげで、全部の空気が抜けるところまでいかなかったよう。台東のホテルでは持っていた最後のスペアチューブを入れて修復。その後、ジャイアントのお店にタイヤを持って行って空気を満杯に入れる。空気入れは結局、台中、高雄、台東の3箇所で借りて補充したことになる。ジャイアントのお店を多用したけれど、どこもみんな親切。お昼は原住民の人たちが住んでいる地域のおしゃれなカフェで食べて(双亭院)、ホテルは台東の旧駅舎の目の前で、アートによる再開発エリア内だった。ここのホテルが唯一部屋に自転車を持ち込んでいいところで、ちょうどタイヤの修理をする必要があったから本当に助かった。
8日目 (台東から瑞穂) 100km
この日も快晴の中、景色を楽しむ最高のライドができた。米どころ、の池上ではご当地の池上弁当を食べて、のどかな田園地帯をゆっくり北上していく。夜は瑞穂という温泉街で、少し奮発して高い宿に泊まる。プライベート露天風呂で足の疲れを癒す。
9日目 (瑞穂から礁渓) 87km
瑞穂の宿で朝食をとってからさらに北の花蓮駅まで急ぐことに。というのも花蓮と宜蘭の間は、急峻で道路も狭く、トラックも多い、ということで公式ルートでも列車での輪行を勧めている区間。そのため、1時間に1本弱、という自転車をそのまま乗せられる列車に乗るために、ひとまず駅に向かう。この地域を襲った地震が起きてから1か月半ぐらいの時期だったけど、その爪痕を感じさせないくらいに日常を取り戻している印象。駅で1時間ぐらい待つ間にお弁当を食べて、その後、スムーズに乗車。僕以外にも数人自転車を載せている人たちがいたけど、みんな結構適当な感じで乗せてた。1時間ぐらいの乗車区間だったけど、窓からの景色は絶景だった。僕は羅東という駅で降りて、そこから礁渓という温泉町まで20kmぐらいさらに自転車で進むことに。山の近くの活気ある観光地、という印象かな。おしゃれな宿に泊まって、2日連続でプライベート温泉を楽しむ。ローシーズンということもあって、お客さんの数はまばら。でも質はすごく高いし、値段もそこまで高くない。
10日目 (礁渓から台北) 100km
ようやく最終日。この日まで無事に走行できたことに感謝。朝、礁渓の街をぶらぶらして、蘭陽博物館に立ち寄ってからのライドスタート。強いて言えば、この日はわりかし辛かった。トラックがとにかく多く通る海岸線の道はものすごく走りづらかったし、1時間ぐらいは雨に降られたこと、それから、台北近くのルートは自転車レーンがなかったり、交通量がとにかく多かったり、ルートが紛らわしかったりと、イライラすることが非常に多かった。疲れと焦りとゴールへの期待が全部混ざって、複雑な気分だった。それに2ヶ所トンネルを通るところがあったけど、(事前情報とは異なって)普通に車道の脇を走らされて、結構怖い思いもした。それでも、台北に近づくにつれて、旅の終わりに向けた高揚感が高まってきて、松山駅に着く頃はかなりの喜びだった。本来は0kmのモニュメントは出発時に立ち寄るべきなんだけど笑。その後、Brother Hotelに向かって3駅分、大通りをさらに進むことに。ホテルに着いた時もかなり感動した。行きはホテルを西に向かったのに、今回は東からたどり着いたわけだから。とにかく10日は長かったー。でも無事に帰ってこれたことが素直に嬉しかった。その日は、友人の友人の旦那さん、という方がご飯をご馳走してくれて、なおかつ車で市内をプチ観光案内してくれた。感謝。翌日はホテルの一角を借りてバイクパッキングをして、その翌日の早朝にシンガポールへの飛行機に乗ったとさ。
まとめ
たぶん台湾1周サイクリングは誰でもできると思う。(ある程度普段からサイクリングしている人は)体力的な心配はそこまでない気がした。走りやすいし、コンビニもたくさんある。むしろ、それだけの時間を確保できて、なおかつ、その時間をこういう体験に費やしたいか、の問題な気がする。事前にこのアイディアを思いついたときに、面白そう、と思ってしまったことがそもそもの発端で、取り憑かれたら最後、やるしかない。これをフィーチャーしたYouTuberさんの動画に触発された部分も大きい。以下2つ、すごく参考にした情報元を載せておく。
https://www.bikeexpress.com.tw/ja/2024/the-classic-9-day-cycling-around-taiwan-along-cycling-route-no-1-or-alternative-routes-jp/
https://discover-ride.com/taiwan1000km/
プラクティカルなことを言えば、僕の場合、荷物を長期間預かってくれるホテルを探すこと、サイクリストにフレンドリーなホテルを探すことが当初心配だった。今回の旅の経験からいえば、1泊1万円ぐらい(あるいはそれ以上)のところはかなりその辺の融通がきいたように思う。一般化はできないけど。一応、予約の際に、その旨を伝えておいた。全般的にホテルスタッフは優しくて、サービスも良かった。予約に失敗して、Refundできないだろうなー、という場合でも優しく対応してくれた。あとは、空気入れをどうするか問題に関しても、立ち寄った町の自転車屋さんで借りれば、問題なく走れる。
あと細かいことでいえば、中国���が少し話せたなら、もう少し楽しかったのかもしれない。英語と日本語が思いのほか通じず、例えば、同じサイクリストに話しかけられても、全く会話ができなかったり、おすすめの料理が分からなかったり、という場面も結構あった。次にまた台湾へ行く楽しみを取っておくことが出来た、と思えばいいのかなと。
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20240514
釣行記的な何か。
この日は夕方時間ができて正味一時間ちょっとの釣行。曇りで日差しはなく風が強く波が立っていた。ポイントは竜ヶ岳がそのまま本栖湖に落ち込んでる辺りの通称「山側」。
この場所。(以前撮ったもの。)
反対側の岸から眺めると東山魁夷の絵を何故かいつも思い出す。
そんでもってランディングネットを買ったのだ。
『Handy Pak Net』というアメリカの釣り具メーカーの網。革のケースから取り出すとシャキーンとバネ仕掛けみたいに網が広がる。折りたたみ式のネットの元祖らしい。
同じような構造のダイワの安いやつでいいやと思ってたものの革のケースに惹かれてつい買ってしまった。
結構高かった割に大味な仕上げが気になって少し加工。
チーク材の柄を紙ヤスリで滑らかにして亜麻仁油でひたすらウェット研磨、2000番までヤスリの番手を上げて乾燥後自作蜜蝋ワックスで仕上げ。
そんで安っぽいネジを真鍮製に交換、白い半透明のラバーネット部をダイロンマルチで黒に染色。ステンレスのフレームに樹脂性の黒いカバーを通し根元を熱収縮チューブで固定。
オイルフィニッシュは本来水場には不向きなので革靴用の撥水スプレーをかけて乾拭きして完成。
ワーワー言うておりますが。
謎魚の刻印。
この意匠にGOを出せる人に勝てる訳ないと思う。
革にも蜜蝋ワックス塗り込んだらいい色になった。
さて、その網の記念すべき最初の魚はウグイ。
虹鱒釣れた時と同じダイワのチヌークSのピンクアワビ、10gのスプーン。
15秒沈めてから5秒巻いて1秒止めてまた5秒巻くを繰り返したらアタリ。グワーンという感じで水草に引っかかったような引き。結構長い時間しぶとく引いていた。跳ねたりもせず上がってくるまで何の魚かわからんかった。
鱒ではなかったにしろ何はともあれ坊主は免れた。
目的外の魚は「外道」とか呼んで忌み嫌うというがなんとも美しくてあたしゃ感動しちまったよ。
また大きさ測り忘れた。30センチちょっとぐらい。
新しい網に魂を宿した。
そういえば。
10年ちょっと前に私が田舎に帰る頃と同じくして県外から移住してきた隣家のご家族。旦那さんは地酒の杜氏さんをされている。
その旦那さんが朝に庭先でウェーダーを干していた。
その光景を今まで何度か見かけても全く気にも留めなかった訳だが自分が釣りを始めた途端気になり始めたのだ。
眼差しの解像度が上がったのである。
「旦那さん釣りされるの?」と聞くと沢に登ってフライやテンカラで渓流釣りをするという。「道具貸すから今度行きましょうよ!」と誘われた。
む…弟子の準備が整った時、師匠は現れる的なやつなのかしらこれは。
ずっと渓流釣りのYouTube見ててまさかこんな身近に渓流釣りする人がいたと思って少し不思議な感じがした。
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パンクだと思い込んで、100円以内で済む「虫ゴム」交換をせずに、自転車屋さんに1500円×何十回も(たぶんいらないチューブ&タイヤ交換3000円だの5000円だのも相当回数)お金収めてました。
ゆっくり(一晩などで)空気が抜ける場合は確実に虫ゴム破損。
(英式バルブの虫ゴム交換 | メンテナンス・カスタム講座 | サイクルベースあさひから)
#自転車#パンク#虫ゴム#詐欺#ようやく#気付いた#私はバカです#I am a fool#献上#奉納#自転車屋さんは教えてくれません#自転車屋ニヤリ#チキショー#バカは損することばかり#バカはひたすら損#渡るバカは損ばかり
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ということで僅差ですが、
バナナはおやつに入るということになりましたんで。
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通勤用自転車のリアタイヤの溝が無くなってきたので
交換を考えてる。
でも車やバイクと違って自転車のタイヤのメーカーとか
特徴、全然わからんね。
オマケに調べてみたらインチとミリが混在してるし。
そもそもが新品状態から溝無しのタイヤまで売ってる。
もしかして溝無くても走って問題ないのかなw
色々レビューを見てたら、本格的な人は
グラム単位での軽量化にこだわりチューブやタイヤを選ぶらしい。
5グラムとか10グラム単位の軽量化の話やって。
そんなの体感できるもんかね。
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【エアコン掃除】電解アルカリ水をスプレー! エアコンクリーナー Ag消臭プラス
電解アルカリ水を主成分に抗菌・消臭成分なども配合した、エアコン内部フィンの汚れ落とし、除菌、消臭の効果も期待できるエアコンクリーナーです。
特別な道具は不要で、エアコンの内部のフィン(熱交換器、フィルターを外した金属部分)にスプレーするだけの手軽さが魅力、奥まで届きやすい強い水圧で電解アルカリ水を噴射して汚れを落としつつ、洗浄後には「Ag(銀コロイド)」による抗菌効果や「柿ポリフェノール」による消臭効果も期待できます。
また、界面活性剤、酸、リン、香料、石油系の成分などを含まず、使った後に強いニオイが残りにくく、人にもエアコンにもやさしい仕様も魅力。
スプレーの先端に付属のチューブを取り付けることによって、細かなところや特に気になる部分に直接噴射できる仕様も便利、手軽で扱いやすいエアコンクリーナーの逸品です!
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自転車のチューブ
ここか。。。
やるだけやってみるけど交換かな?
明日朝一でエア漏れ状況チェック。
今日はもう寝る。
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先日までの暑さが嘘のように、朝晩が急に冷え込んできた。つまりイネ科の花粉が猛威をふるう季節の到来ということだ。秋の訪れを待ち侘びていた人も多いとは思うけれど、僕としては新たな地獄の始まりであり、定量噴霧式気管支拡張剤メプチンエアーを手放せない日々がしばらく続くことになる。幼少期から悩まされている喘息発作、子どもの頃はこの苦しさが続くくらいなら死んだほうがマシやと心のどこかでずっと思っていた。小児喘息に虚弱体質、運動場や体育館で貧血を起こしてぶっ倒れたことは一度や二度ではない。何を食べても太れない体質で、特に鳩尾の凹み具合は周りの友人と比べて自分は異常だと感じていたから、DeerhunterのフロントマンBradford CoxがAtlas Sound名義でリリースした『Logos』のアートワークを見たときには、いろんな意味でゾッとした。
(直視を躊躇う『Logos』のアートワーク)
臨海学修、林間学習、修学旅行などの学校行事はどれも喘鳴に悩まされた苦々しい記憶とともにある。臨海学修のときは勇ましく遊泳するクラスメイトの姿を、タイミング悪く生理になった女子と一緒にボートの上から眺めていて、あのときの情けないような惨めな気持ちは未だに忘れられない。家族旅行の際も必ず夜になると喘息発作を起こしてホテル近くの病院で吸入や点滴の処置を受けていた。いつも横に付き添ってくれていた母親には迷惑をかけっぱなしだった。そんな訳で今月に入ってからは非常に体調が悪く、おまけに歯痛、腰痛にも悩まされて、夜中に何度も目が覚めてしまう。目覚めたときはいつも息苦しくて、慌ててメプチンエアーに手を伸ばす。吸入してしばらくすると呼吸は落ち着いてくる。そのままソファに虚脱して朝を迎える。朝ごはんを要求してくる猫のミューモと文鳥のピッピにご飯を与えて今度は子どもたちを叩き起こし、みんな揃って慌ただしく朝食を済ませて妻のゆきこと子どもたちを送り出し、仕上げに洗濯と食器洗いを済ませてタラウマラへと向かう。自分が家を出るときに「行ってきます」と言える相手が部屋にいることを心から幸せだと思う。ミューモ、ピッピ、ほんまにありがとう。タラウマラのシャッターを開けると朝からたくさんの修理依頼を受ける。整備を終えた自転車が次々に巣立っていく。Googleの口コミで「ここはダメ。自転車の質が悪い」なんていう書き込みがあるにもかかわらず、数ある自転車屋のなかで僕の魂のカタチを具現化したような特異チャリンコ屋を選んでもらえることを素直に嬉しく思う。
(自転車屋としてあるまじきレビュー笑)
昨年末まで一緒に働いていたマリヲくんが退職した際に、自分のなかで掲げた目標がある。まずは借金を完済すること、次に前年対比で売上を向上させること、そしてタラウマラレーベルからの制作/製作を途絶えさせないこと。この三本柱については現時点ですべて達成できた。おまけに今夏に関しては遂にサラリーマン時代の月収も超えることができた。これはひとえにタラウマラを利用してくれる日々のお客さんと、支えてくれる友人や家族、そして自分の意地の賜物だ。ひとりになったとき、何人もの人から「大丈夫なん?」「もう作品づくりできないんちゃう?」と言われ続けたけど、そこは誰に何を言われようとも自分を信じた。人はみな簡単に「嫉妬」という言葉を口にするけど、僕が抱えているのはいつだって「嫉妬」ではなく純粋に「負けたくない」とう気持ちだけ。それも身近な存在に対してではなく、もっと巨大な資本とかムードとか慣例みたいなものに対して。そして何よりも自分自身に対して。でもやっぱり言うは易し行うは難しで、達成する為には精神も肉体も相当に擦り減らしてきた。大好きな少年漫画の『呪術廻戦』に倣って言うと、誰にだって呪力切れは起こり得るということ。そんな訳でここ数日は通院と服薬と寝不足でへとへとなんだけど、お客さんとの何気ない会話から元気をもらうことは、どんなときにでも不意にやってくる。自転車のタイヤについているバルブと虫ゴムを駐輪場でパクられたギャルのAさん、虫ゴム交換後の水調べでチューブにも穴を開けられていることがわかった。しかもパンク修理で補えないレベルのデカい穴。Aさんはマジかぁと叫んで、次のような事柄を捲し立てた。先月、福井県のとある宿に宿泊してからこんなことばっかり起こるんですよ、その宿は幽霊屋敷みたいなボロボロの宿で私が泊まった部屋の天井は人間の手形みたいな痕がいくつもあって、とにかくそこに宿泊してから不吉なことが立て続けにあって、お母さんはここで買った自転車で車に轢かれて全治6ヶ月の重症やし、こないだはカレー屋でカレー食べてたら異物混入してて、気づかずに奥歯で思いっきり噛んでしもうて歯が砕けたんですよ、もう最悪です、お祓い行った方が良いですかね?矢継ぎ早に繰り出される災難の深刻さとは裏腹に、Aさんの表情はなぜか明るかった。まぁ、お母さんは命に別状はないし、自転車も奇跡的に無事だったし、カレー屋の保険対応でインプラントにできるし、ちょっとラッキーかもって思ってるんです、とのことなのだが、どう考えても彼女の置かれた状況はラッキーではない。幸と不幸の帳尻が合わない。そもそも歯を失わなければインプラントなんて必要ないのだ。実際に彼女のスマホで宿の写真も見せてもらったが、確かにいまにも崩れ落ちそうな薄汚い天井のあちらこちらに人間の手形のような染みが点在していた。よくこんな部屋で朝まで眠れたね、と聞くと、私ぜんぜん霊感ないんですけど、このときはさすがに気持ち悪くて、霊を拒絶するには死と真逆の行為をしたら良いって誰かに聞いたことがあったので、めちゃくちゃAV観てめちゃくちゃSEXしました、だから結局ぜんぜん寝れなかったんですよ、と快活に笑う。僕も笑うしかなかった。チューブ交換しないといけないのはめちゃ痛いですけど、この話をお兄さんにできたので良しとします、またお母さんも元気になったら連れてきますね、そう言って颯爽とペダルを回転させるAさんの後ろ姿を見て、ギャルってマジで最強やな、と改めて感心したのでありました。
(Aさんの推しは星乃莉子さんだそうです)
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