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pataphysiquerecords · 7 months ago
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JUNE 24, 2024 (MON) OGIKUBO CLUB DOCTOR open 19:00 start19:30 adv 2500yen door 2800yen+drink 魔術の庭 guest: 西村雄介 Inuy & Tabbie meet Mickey Guitar(松谷健) and SACHIKO
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魔術の庭 (福岡林嗣、ルイス稲毛、諸橋茂樹) "Rockの最後衛にして保守反動。今時全く流行らない大型アンプを積み上げ、戦艦大和もかくやと21世紀に逆行し続ける東京ゼロファイター達は、約30年前のOverhang Party時代からなにも変わっていない「進歩の敵」である。「ただ馬鹿デカい音で延々と同じことを繰り返しているだけのようだが、そこに僕は悪魔の旋律を聴いている気がする。音楽を理解するためにはそれぞれの持っている耳の歴史が重要なのだ」とは1995年、当時の朝日新聞記者近藤康太郎氏によるAERA誌にての評。”
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西村雄介 Yusuke Nishimura 1963年京都生まれ、滋賀育ち。 10代の頃にジャズやパンクに洗礼を受け独学でギターやベースを始める。 1980年代より東京で音楽活動を開始。遠藤ミチロウ、町田町蔵、Phew、川田良、福岡林嗣など多数のバンドに参加。 近年は藤掛正隆、加藤一平と��「Heavenly Arms」など、即興音楽シーンでも活動。2023年より札幌に移住、東京と札幌の2拠点で活動している。
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Inuy & Tabbie (イヌイジュン、タバタミツル) 2021年結成のDrum'n Bassによるリズムユニット。ドラム=ザ・スターリンのイヌイジュン、ベース=zeni geva、アシッドマザーズテンプル他のタバタミツル。都度異なる「上物」ゲストを招致、というか拉致して繰り広げる出たとこ勝負のインプロヴィゼーションが骨頂。
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Mickey Guitar (Ken Matsutani) Captain Trip Records, Marble sheepなどの運営・活動で海外でも知られる松谷健のソロ・ギター・ワークプロジェクト。一音一音重ねてゆくサウンドはアンビエントであり時にカオティックでもあり美しくホーリーな空間を演出する。
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SACHIKO ヴォイスとエレクトロニクスによるドローンを主軸としたソロユニットをはじめる。06年ファーストアルバムを発表後、幾つかのフェスティバルに参加、欧州ツアーを行う。他に「VAVA KITORA」「Tangerine Dream Syndicate」「Albedo Fantastica」等で活動。レーベル「Musik Atlach」主宰。
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iafshop · 7 months ago
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狂研◇集会
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狂研◇集会
日時:2024年5月11日(土)18:00 open/start 料金:¥1,000+要1ドリンクオーダー ((※donation free)) 場所:IAF SHOP* 福岡市中央区薬院3-7-19 2F TEL:090-5475-5326(佐藤) http://iafshop.tumblr.com/
狂研集会とは… 赤坂のBAR・喫茶うらのすが不定期開催するイベント。 今では知る人だけが知る存在となったタイムマーケットと清川gigiの恩恵を受け刺激を共有していたALLESWITZのUT・moyanmnと、うらのすの始動初期の活動を加速させたバンド・蟬、久留米の奇才・盟友である黒山羊、元ACID MOTHERS TEMPLEのベーシストWolf等が共に共鳴し、国内外のツアーゲスト、特にノイズミュージシャンを招いてDIYオーガナイズを続けてきた。 このコミュニティで重要なのは宿泊地。その他、古い町。自然。飲食店。歓楽街の文化等。魅力的な場所や表現活動に纏わる情報は縁あるアーティスト同士が現在進行形で共有しており、異なる地域の人脈に支えられている。直感に従ってピンときた場合、時々旅人や地元に訪れる珍客を迎えながら.. 自身も旅と音楽活動を続ける。 IAFで喫茶うらのすの企画は初となる。 ※来月6/23(日)は小倉メガヘルツで『煙草と惡魔』(コラージュと大人の見世物小屋をテーマとする音楽イベント)を開催予定。来日ゲストあり。
5/11“ IAF SHOPの展示スペース・BARスペース.. 『2つの空間』で浮遊する。遊ぶ。”
至極私的に選抜した表現する人たち。 醸し出す小さな実世界に没頭する…耽る。 とある場所から交流が始まった自身の身近な存在である作家と音楽家、思想家、舞踏家、移住者。そしてこれから新会社・新店舗を始めようとしている経営者が今回参加する。主催者が想う未来の鍵を握る者。セルフオーガナイズを続ける彼らの存在自体、文化と捉え敬愛して止まない。次なるモードに入ってしまった。
指先だけで手に入る情報は◇◇◇。分かる人には刺さる情報を。衣食住を探求する実生活の中で。自身でmakeする日常。死なない残党の味わい深い佇まいと。友人の言葉を聴きたい。その他。楽しみながらやるだけ。と。IAFという交差点に引っ掛かった『実験交流会』という裏テーマの元、演者が集うフロア自体が作品であり、会場の一部に繋がりある作家の作品を少し展示します。シカタイナフ代表Takashi、原田とおる以外、全員福岡在住であるものの.. 様々なエリアから。そ��て久しぶりにIAF��訪れる演者も登場する。
ホワイトキューブで密室型ライブと.. 酒をすすめるであろうBARフロアでは弾き語りライブ。予測不能の即興劇。交差する人間模様。 演目の合間には田川の古い廃墟的な蔵を利用したオルタナティブスペース・コメグラを運営するミュージシャンでありスケーターであるヒラオカテツユキと大牟田の巨大キャバレー跡地でレンタルスペース兼スタジオ・Fujiを管理する竹永省吾を中心としたオープンマインドなトークセッションを予定しており、癖のある物販、展示品、焙煎珈琲とスパイスカレーを楽しむ。2000年代から旧・炭鉱の町(田川・大牟田)でオーガナイザーを続けている2人と2010年代から始まった喫茶うらのすの繋がり.. その周辺で起きていたおもしろいことが実は今も何処かで燃えている。新しい火種を隠し持つ者もこの街に居る筈なのだが。その匂い、感じる? IAFではじめましての方も。是非。入場料1000yen。ドネーションフリー。 18時開場と同時に動き出す体験型の音楽イベント…
狂研◇集会
◇LIVE Blues Virus(folk enough - 井上Solo) LORRAINE DISCO SPECIAL
◇FLOOR(LIVE - BGM) 竹永省吾(電卓/大牟田Fuji) uranos(喫茶うらのす)
◇舞踏✖︎音楽 松岡涼子✖︎PETiT APPAREiLLE
◇TALK SESSION uranos✖︎竹永省吾 ゲスト:ヒラオカテツユキ(田川/コメグラ)、シカタイナフ代表(和歌山)
◇BAR - LIVE ???(シークレットゲスト)
◇SHOP PAUSE(自家焙煎珈琲) 喫茶うらのす catLANDwear TOWA(スパイスカレー)
◇BOOTH - 作品展示 シカタイナフ KT(マッハプロダクション) ぎゃーさん 竹永省吾(大牟田Fuji) 原田とおる(山口・萩) 宋秀臣(コメグラ/田川) PETiT APPAREiLLE(ALLESWITZ) ※作品のみ参加の作家も含みます。(会場のさまざまな場所にオブジェとして配置しています)
※店内が狭く、定員オーバーになった際、内容変更の可能性あります。
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tohoku-youth-orchestra · 8 months ago
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【盛岡で本番直前合宿】三日目です。
今日は朝からゲストのヴァイオリニスト成田達輝さんがご参加、有り難いことに今回の演奏会に参加できる喜びを端正に熱い気持ちを乗せて語ってご挨拶してくださいました。
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同時に立ち上げ以来ご協力いただいている東京フィルハーモニー交響楽団さんからの賛助演奏者の方々をご紹介しました。 そして、昨年から一般社団法人東北ユースオーケストラの理事を引き受けていただいた、前衆議院議員の塩崎恭久さんも激励にかけつけてくださいました。
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ご自身の坂本龍一監督との青春時代の友情は、まさに東北ユースオーケストラの団員の絆と重なります。こちら、X(旧Twitter)でのご投稿です。
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お隣は明日の岩手公演主催の岩手日報の理事、阿部典彦さんです。
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いざ、明日の本番に向けて練習を開始。
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ピアノに一体化しているかのような人物。
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貴重な有休休暇を消化して合宿に参加、サポートしてくれているOBの電力マン「だんでぃ〜」阿部秀捷くんが記録係として撮影してくれておりました。
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そして、今日の午後は大事なリハーサル。
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今年も詩の朗読で共演となる吉永小百合さんとのんさんが練習に参加してくださいました。
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吉永さんは定期演奏会では7回目の皆勤賞、のんさんも2019年の岩手公演から連続となる4回目。有難過ぎるご共演で、リハで演奏しながら涙ぐむ団員を目視いたしました。この心の高まりを抑えきれない朗読パートは、今回の演奏会の目玉の一つに違いありません。
そして、東北ユースオーケストラの前身である被災地の学校の楽器の点検修復事業「こどもの音楽再生基金」のライブから司会をお願いしている渡辺真理さんが今年も重役を務めるためにリハにお越しくださいました。
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もはや団員にとっての恒例の差し入れオリジナル「東北ユースオーケストラ」どら焼きをいただいてしまいましたが、今年は裏に「♡」の焼印です。ありがとうございます!
そして、恒例の差し入れシリーズは、こちら。
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はい、「シュークリームおじさん」と勝手気ままに読んでおりますが、
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音楽著作権管理会社である株式会社NexToneの代表取���役COO荒川 祐二さん。坂本龍一監督との親交も長く、毎年定期演奏会の会場配りパンフレットの曲目解説で健筆を奮っていただいています。「今年は坂本龍一監督追悼と銘打ったコンサートですが、何よりも演奏を楽しんでください」と激励していただきました。(足元の椅子を消しゴムマジックで消せず、すみません)
三日間の直前合宿の練習も終わったステージで。
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ゲスト奏者の成田達輝さんの手にはストラディヴァリウス1711年製 "Tartini"。家が何軒も左肩に乗ってるとしか思えない俗物のわたしです。
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われらがコンミス渡邉真浩さんとのツーショットです。
練習後に残る団員たち。
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「何、このグループは?」と尋ねると、「肉チーム」ですとの返事。 何でも「人間関係に疲れるよね」という雑談から、「やっぱり肉だよね」と共感しあった面々らしいです。深い。「悩んだら肉を食べて元気になる」もしくは「人間は所詮肉の塊に過ぎない」なのでしょう。 明日の本番も「肉」としてがんばって欲しい!
一方、こちら。
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ヴィオラパートは、青春感がある!(OBOG含む) センター位置の高木美優さんは今期ヴィオラが少ないことを鑑み、ヴァイオリンから転向してくれました(目を瞑っている写真でごめんなさい、でも喜びの表情と解釈しました)
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わたくしのいじくりにも関わらず、すぐに「AQUA」をさらっている真面目なヴィオラパートの演奏にご期待ください。
そして、ポツンのコントラバスを抱えるOBを発見。
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今日から有休が取れて参加ですの西丸くんは、わたしの中ではいつも「サイマル放送」を連想してしまうのですが、左耳が怪しげにぶらぶらしていましたので、「何、それ?」と職務質問したところ、
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ピアスが「柿ピー」でした。 これ、坂本監督に教えたいぞ。さぞかし俯き加減にくっくっくと笑いながら喜ばれたことでしょう。「本番ではつけません」と言ってましたが、明日はエイヒレのピアスでお願いします!
かと思えば、NHKのETV特集の密着取材班クルーが、チェロの面々にインタビューしていました。
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どうやら取材のフォーカスは、昨日のレポートでご紹介した似顔絵のモデルになりがち「ショパンくん」のようです。
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OGの菊池桃加ディレクターは、今日の練習中に彼のチェロが乾燥のため損傷したことから、楽器の点検修理のプロジェクトからはじまった東北ユースオーケストラとのつながりに関連する深掘り質問を投げかけている模様。
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でも、無さそうか。
そろそろ団員が宿泊地に向かうバスが出発する時間ですが、
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パーカッションの三浦瑞穂さんに拍子木の演奏についてインタビューしていました。その粘りが、良い番組になるはず!
さて、似顔絵と本人の比較検証企画で今日のレポートも終わります。
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今は小学校の教諭のチェロOB大束くん。 教え子のみなさん、先生は元気です。
ここで定型の告知です。 明日23日(土)盛岡、24日(日)仙台(ともにゲストはのんさん)、30日(土)郡山(ゲストは吉永小百合さん)の演奏会は、まだチケットがございます。はやぶさなら東京から盛岡まで2時間ちょっと。坂本龍一監督の唯一のオフィシャルな追悼公演! プライベートアーカイブからの写真や、東北ユースオーケストラの団員と過ごした日々の動画など、未発表素材をふんだんに使った映像も見どころです。
ぜひご来場ください。
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apoandbangpo · 1 year ago
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BTS Sugaのワールドツアーは究極のポップス転覆 / The Atlantic 翻訳
アメリカでグループ初となるソロコンサートを開催、アーティストとしての個性を強烈に宣言した。
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Story by Lenika Cruz
フォグマシーンの柔らかな吐息に包まれたステージから、フードを被った4人の人物が舞い降りてきたかのようだった。その肩には、黒をまとった体が乗っている。雨と稲妻が背後のスクリーンに真っ白に映し出される。ようやく、その男が地面に横たえられた。その後には、まるで死からの復活を思わせるような光景が待っていた。スポットライトが彼を見つけ、歓声が上がり、ついに彼は動き出した。そして、マイクを口に当てた。
このロックスター、ラザロの正体はミン・ユンギ。グラミー賞にもノミネートされ、チャートを席巻している韓国のグループ、BTSのラッパー兼ソングライターのSugaとして広く知られている。しかし、その夜ニューヨーク州ロングアイランド��あるUBSアリーナのステージには、彼のバンドメンバーは誰もいなかった。なぜなら、この日は彼のソロワールドツアーの初日だったからだ。昨年の夏以降、メンバーは各々の兵役義務遂行に向け、個人活動に集中してきた。BTSで初めてソロツアーを行うSugaはグループ作品よりも暗く、生々しく、パーソナルな音楽制作のために2016年につけた名前、Agust Dとしても公演を行っていた。先月、Agust Dの3部作の完結編となる強烈なスタジオアルバム『D-Day』をリリースした。このアルバムで社会批判やトラウマの黙想、名声、精神疾患、孤独、そして許しについて語っている。
同じくD-Dayと題されたSugaの現在進行中のツアーは、彼の作品を初めて本格的にショーケースするものだ。完売したアメリカでのツアーは、まるで10年以上の歳月を経て作り上げた芸術的個性の宣言のようだった。コンサートはフロントマンのエネルギーと作家主義的な華麗さで爆発していた。しかし、彼の最も際立った功績はポップミュージックが持つ共感を生み出す潜在的な力を受け入れながらも、その非人間的な作用に立ち向かっていることだ。
水曜日の夜、カリフォルニア州オークランドで幕を閉じた全米ツアーの全11公演は雷雨の中、道路に横たわるSugaの姿で終わるショートフィルムからスタートした。これはBTSとしてデビューするまでの練習生時代、生活費を賄うためにソウルで配達のアルバイトをしていた時に、車にはねられたことにちなんでいる。この事故で肩に傷を負った彼はBTSが世界的な名声を得た後も、この怪我に悩まされ続けた。この映像の後に命を落としたかのような実物のSugaがステージに担ぎ込まれる展開は、スムーズでありながらも衝撃的であり、何日も会場の外で待ち続けるファンを持つポップスターの人間的な脆さを再認識させるものであった。
初日のUBSアリーナ、そしてアメリカ最終日のオークランド・アリーナで私が観たSugaの公演は、ポップ・コンサートの常識を覆すものだった。ある面では子供の頃に日本の作曲家である坂本龍一の曲をサンプリングして自分のビートを作っていた技術に長けたラッパーによるダイナミックなヒップホップショーだった。Sugaは『Haegeum』でこの夜の空気を作った。タイトルは韓国の弦楽器と解禁を意味する。「溢れ返る情報は想像の自由を禁ずると同時に思想の統一を求める」「資本の奴隷 カネの奴隷 憎悪と偏見 嫌悪の奴隷 / YouTubeの奴隷 Flexの奴隷」とSugaは韓国語��ラップする。Haegeumの耳に残るストリングスと、心地よく荒れたベースが空気を振動させた。この曲はすべて韓国語で書かれたものだが、観客は歌詞を大声で彼に歌い返した。反骨精神に満ちた『Daechwita』、初期のファンに人気の『Agust D』、『Give It to Me』と激しいラップ曲で序盤を駆け抜ける彼は催眠状態にあるかのようだった。
観客がまだ落ち着かないうちに、Sugaはアコースティックギターを取り出した。ギターにはBTSの他の6人のメンバーからのメッセージや絵が描かれていた。パンデミック期間中にギターを習得した彼のアンプラグド・バージョンの『Seesaw』は、振り付けやバックダンサー、凝ったセットを伴う過去のパフォーマンスとは一線を画すものであった。序盤の盛り上がる曲で見せた力みのない威勢が、静かなシンガーソングライターモードのSugaへと移り変わっていった。その後、アップライトピアノの前に座り、2020年のBTSの楽曲『Life Goes On』の自作バージョンを披露した。特に感極まる瞬間は、歌手のWoosungと亡き坂本龍一が参加した楽曲『Snooze』のソロパフォーマンスだった。2022年後半にSugaと坂本が唯一対面した時の映像が、前もって大型スクリーンに流れた。グランドピアノで曲を演奏する年上のミュージシャンと喜びを抑えようとする若者。Snoozeは、坂本にとって最後のコラボレーション作品のひとつになった。坂本を敬愛し、苦闘する若きアーティストを慰めるためにこの曲を書いたSugaにとって曲中の坂本の存在は、とりわけ心に響くものだろう。
BTSの活動で、できなかった試みをD-Dayで再三にわたり実践するSugaの姿は、実にスリリングだった。 そう、彼は依然として熟練したエンターテイナーなのだ。何万人もの観客の心をつかむ術を熟知している。BTSのコンサート中盤の爽快なラップメドレーで見せるとおり、息をつく様子もなくラップをしながらステージを飛び回れる人なのだ。そして、ロサンゼルスの2公演ではアメリカ人歌手、MAXとHalseyをゲストに迎え、それぞれのコラボレーションを披露した。その一方で、彼の破壊的な選択も際立った。コンサートに散りばめられたショートフィルムは、デヴィッド・リンチの夢の論理とグラインドハウス映画の粗い質感を思わせる。ポップアイドルのSuga、影のAgust D、そして人間ミン・ユンギという3つのアイデンティティーのストーリーが描かれている。このコンサートにおける究極の芸術的意図は、それぞれの自己を観客に明瞭に示すと同時に、それらがすべて共存していなければならないのだと認識させることにあるようだ。BTSのソロ曲である『Interlude: Shadow』やBTSの他のラッパーたちとの曲のヴァースを披露する姿を見て、彼は自分の過去を否定しているのではなく、むしろ誇りに思っているのだと確信した。なにしろ、その過去が彼を韓国の青瓦台、アメリカのホワイトハウス、国連総会、そしてグラミー賞の舞台にまで導いたのだから。
もうひとつの魅力的な演出があった。公演全体を通じて、舞台の一部がチェーンで天井に引き上げられ、Sugaのパフォーマンスできるスペースが次第に狭くなり、より慎重に舞台を進行させる必要があったのだ。 アンコール前の最後の曲『Amygdala』では、寂しげな四角い床に立っていた。周囲には炎が燃え上がり、まるで恐ろしい牢獄のようだった。アルバム D-Dayの核となる、このエモ・ラップトラックには、Agust Dのオルター・エゴの起源が記されている。交通事故、母親の心臓手術、父親の肝臓がん宣告など、彼の人生を決定づけたトラウマに言及し、それらがいかに彼を形成したかを語っている。曲の最後のフレーズで、力尽きたように地面に倒れ込むとフードをかぶった人物たちが戻ってきて彼を運び去った。ただし、今回は全身真っ白な服を着ていた。まるで浄化されたかのようだった。彼のカタルシスが完了したのだ。
アンコールの頃には舞台装置がすべて取り払われ、下に隠れていた機材が露わになった。 消火器、電気コード、発火装置などが散乱していた。Sugaはもう観客の頭上に立つことなく、地面の高さからファンの目の前で最後の数曲をパフォーマンスした。時にはファンの携帯電話を手に取り、自身の姿を撮影してみせた。最後の瞬間は、ほろ苦かった。ほとんどの観客は、6月下旬にあるソウル公演でツアーが終了した後、Sugaが少なくとも18ヶ月間の兵役に就くことを知っていたからだ。その現実がコンサートを一時的な別れのように感じさせた。ファンが持つライトスティックの輝きが、まるでひとつの波のようにアリーナ全体を駆け巡った。 時折、野生的なエネルギーに駆られた観客が吠え始めるとSugaは驚いたり笑ったりしていた。オークランドでは観客に向かって、BTSの他のメンバーと一緒に戻ってくること伝え、ファンにもう少しだけ待って欲しいと頼んだ。
ツアー初日の夜、もうひとつのサプライズが待っていた。私は最後の曲は感傷的なものなのか、軽快なものかだと思っていた。 ところが、Sugaは不気味なビデオカメラの輪の中に入っていき、その真ん中に立った。つぶやきはじめたのは『The Last』のヴァースだった。第一作目のミックステープに収録されているこの曲は、彼の最高傑作であり、私が最も好きな曲のひとつだ。そして、このところ私が聴くのに苦労している曲でもある。The LastでSugaは、強迫性障害、鬱、社交不安について語っている。低く控えめな表現から徐々に切迫していき、最後には叫び声と泣き声の間のような声へと変化していた。数年前、この曲を初めて聴いたとき、私は自分自身の絶え間ないパニック障害による発作と息苦しい死への渇望を思い出した。この曲は私の心に刺さり、歓迎すべき欠片になったのだ。
ここ数年、Sugaは成長、自己愛、不安や苦しみを肯定することをテーマにした音楽を多く作ってきた。 コンサートの序盤、彼は英語で「あまり怒りを抱えずにパフォーマンスしたい」と語り『SDL』、『People』、『People Pt.2』といった曲に焦点を当てた。これらの曲は人生の試練を前にして冷静に考え、許し、謙虚でいられる人物像を描いている。ひどい苦しみから解放され、自分なりの癒しを見つけられたときの安堵感を私もよく知っている。だから、The Lastの出だしの歌詞(「有名なアイドルラッパーその後ろに、弱い俺が立ってる 少し危険だ」)を聴いたとき、私は凍りついた。彼は一体何をしているのだろうか。 監視システムのように並んだカメラ、その映像が映る彼の頭上のスクリーン。彼が見せる苦しみを貪るように映し出す。つまり私もまた、彼の苦しみを貪っているのだ。
しかし、すぐに理解できた。23歳のときと同じように息もつかせぬ情熱でラップしているが、単なる激高ではなく時間とともに和らいだ怒りでパフォーマンスしているのだと。その感情の力強さや真摯さに陰りはないが、それを発信する側が受けるダメージは少ないのだ。今の彼は炎の中に立って熱を感じながらも、その炎に飲まれることはない。若き日の自分に回帰することなく、当時の自分と心を通わせられる。
そして、魔法が解けた。曲が終わった瞬間、客席の照明がつき、彼が舞台袖に無言で歩いていくのが見えた。別れの挨拶も、長々とした感謝の言葉も、歓声を上げる観客に手を振ることもない。後ろを振り返ることさえもしなかった。初日の夜、突然の退場に衝撃を受けた人々は戸惑いの表情を浮かべた。このフィナーレを観客との静かな対決、愛されてやまない芸術家による大いなる自己主張と捉えることもできるかもしれない。けれども、もしそれが対決であったなら、それは見下しているのではなく、むしろ信頼に基づくものだ。観客が不快感に耐えられるだけの知性を備えており、彼が見せたものに気分を害したり、恐怖を感じたりしないのだという信頼だ。
完璧なエンディングだった。闇��神話作りから始まったコンサートが明かりの中で、さらけ出すように終わったのだ。��の誰かに運ばれきてスタートさせた公演をSugaは自らステージを去ることで終わらせたのだ。これ以上、何を望むというのか。彼は私たちに何もかも見せてくれたのだから。
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ahjdaily · 1 year ago
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INTERVIEW: アルバート・ハモンドJrが語る人生の転機、ザ・ストロークスとフジロックの記憶 (Rolling Stone Japan)
Hiroko Shintani |2023/07/05 18:10
This interview is solely in Japanese. For an English-translated version of the website: click here Please note, the translation may not be not entirely accurate.
For archival purposes, full text is stored below.
ザ・ストロークス(The Strokes)のフジロック出演を前に、メンバーの中でもひと際ソロ活動に情熱を傾けてきたアルバート・ハモンドJr(Albert Hammond Jr.)が、5枚目のアルバム『Melodies On Hiatus』を送り出す。計19曲に及ぶダブル・アルバムにして、ラッパーのゴールドリンクを始めとする多数のゲストの参加など新しい試みを積み重ねた本作を、「自分の人生そのもの」と位置付ける彼。輝かしいメロディが生きた時間の重みを颯爽と運ぶ、そんな会心作のメイキングを辿りつつ、ザ・ストロークスのレガシーについてもフランクに語ってくれた。
溢れるメロディ、新たな試み
―前作『Francis Trouble』を2018年に発表してからの5年間に、世界はパンデミックに見舞われる一方、あなた自身にも色んなことが起きました。父親になり、そして生まれ故郷のLAに戻ったんですよね。
アルバート:そうなんだよ。ただ『Melodies On Hiatus』には引っ越す前に着手していて、『Francis Trouble』とザ・ストロークスの『The New Abnormal』(2020年)を完成させると、すぐに新たな曲作りを始めた。そのセッションのためにニューヨークとLAの間を行ったり来たりした挙句に、2019年8月に正式に引っ越したんだ。それまで21年間ニューヨークで過ごしたわけだけど、思えば本当に忙しくて旅ばかりしていたんだよね。で、長いツアーを終えて都会の真ん中に帰ってきてもちっとも休養できないから、一時はニューヨーク州の北部の田舎に移り住んだ。実際、自然豊かな素晴らしい場所で、今もあの生活は懐かしいよ。ただ、空港から遠かったりしていいことばかりじゃないし、かといってマンハッタンに戻る気はさらさらなかった。マンハッタンで充分な広さの家を借りれるほどの金持ちじゃないから(笑)。で、ソロ活動に関してはマネージャーもバンドもみんなLA在住で、妻の友達も大勢いるし、こっちで過ごす時間がどんどん長くなって、生まれ故郷だからこそ今まで抵抗を感じていたのに、ここにきてエキサイティングに思えるようになったんだよ。大いに活力を与えてくれる場所だし、ライフスタイルもしっくりくる。俺は体を動かしたりするのが大好きだから、そういう意味でもLAが合っているんだろうね。
―2019年に着手したとしたら、本作は完成まで随分時間がかかりましたが、当初からダブル・アルバムを想定していたんですか?
アルバート:いや、そういうわけじゃなくて、とにかく次から次へと曲が出来て、20曲のデモが手元に揃った時点でようやくストップした。まだインストの状態だったから、20曲分の歌詞をこれから書かなきゃいけないってことにふと気付いたんだ、「まずいぞ」ってね(笑)。ただ今回はデモのヴァイブがすごく良くて、「デモのままにするっていうのはどうかな」と思い付いた。デモを元にバンドとレコーディングし直すのではなく、逆にバンドを解体すると言うか。ドラムマシーンを使って、主にコリン・キラレア(前作にも参加したマルチ・インストゥルメンタリスト、今回もギターやベースを担当)とふたりでプレイした原型の状態に留めておいて。
―そうだったんですね。興味深いのは『Melodies On Hiatus』(メロディは休止中)というタイトルです。今まで以上に素晴らしいメロディに溢れたアルバムだけに、全くもって矛盾していますよ。
アルバート:うん、その通りだ(笑)。
―なんでまたこんなタイトルに?
アルバート:曲が全部完成する前に、かなり早い段階でタイトルを決めてしまったんだよ。良くも悪くも俺は直感で決断を下すタイプの人間で、「これはいいな」と感じたら即決する。あれこれ調べたり、考え込んだりするのは好きじゃない。で、ある日“melodies of hiatus”という言葉がふと頭に思い浮かんで、“カッコいいタイトルじゃん”って思った。誰かがしばらく姿を消していた、というようなイ��ージに惹かれたんだよ。それにさっきも言ったように、今回はアルバム制作のプロセスそのものを再考して、バンドの解体に取り組んでいたから、「従来の音楽作りの方法に別れを告げるにはピッタリかもしれない」と思った。
でも、うん、今となってはバカげたタイトルだと自分でもわかってる(笑)。だって、メロディこそは俺がハマっているドラッグであり、メロディとリズムとハーモニーをどうバランス良く絡み合わせるかっていうことを追求し続けているわけだからね。例えば、ジャムでカッコいい音を鳴らすバンドを観ているのは楽しいんだけど、これでもか!ってテンション満々に圧しまくるのなら、どこかでそのテンションを緩めて解放してくれないと、聞き続けるのが辛くなる。俺の場合、テンションとリリースの反復を追い求めているところがあるんだ。だからこそメロディを諦めちゃったかのような印象を与えるタイトルにするなんて、笑える話だよね。俺の魂が休暇を取ってどこかに行ってしまったみたいな(笑)。
コラボレーションの収穫
―他方で、もうひとつぜひ伺いたかったのが、共作者のシンガーソングライター、サイモン・ウィルコックスのことです。全面的に共作者を迎えるのは初めてですが、今までの歌詞の出来に不満があったんですか?
アルバート:そんなことはないよ。共作は過去にもやっているし、今回はやっぱり曲数が多過ぎて、歌詞を書く段になって途方に暮れていた。そもそも俺にとって歌詞の優先順序は低くて、音と言葉が合致するのが理想ではあるけど、音こそ自分に響く部分なんだよ。若い頃からそうだった。音楽を聴いていて、そのミュージシャンが何を歌っているのかってことにはあまり興味を抱かなかった。というか、完全に音と言葉が合致している時は、ある意味で言葉を意識しない。音に溶け込んで流れていて、それって素晴らしいと思う。そしてじっくりと耳を傾けてみると、「へえ、面白いことを歌っているな」と驚かされたりするんだよ。だから歌詞は重要だし、軽んじているわけじゃない。俺の強みは別のところにあるというだけ。タイトルとか、決め手になる1行を思い付いたりすることは自然にこなせる。例えば「Old Man」を書いた時は、最初にボイスメモでメロディを録音した時に、ふと“My old man”という言葉が口をついて出た。そういうのは得意なんだ。
ただ、20曲分の歌詞を書くとなると話は別で、当初は5〜6人の友人に声をかけて手分けして共作しようと企んだものの、うまく行かなかった。その後サイモンと出会って、自分はまさしくこういう人を求めていたんだと確信したよ。昔から共作された音楽を聴くのが好きで、クリエイティブなことは何でもコラボレーションによって成立すると考えていたしね。サイモンみたいに、俺が言いたいことを深いレベルで理解して、自分とは対照的な立場からバランスをとってくれる人と巡り合えて、本当にうれしかった。
―具���的にはどんな風に作業を進めたんですか?
アルバート:さっき「Old Man」を例に説明したように、俺はデモを作る時に、必ず適当な言葉を口ずさんでいるんだよ。その状態でサイモンに聞いてもらった。だから言うなれば、自分自身を非常に粗削りな形で彼女に提示したわけだ。そしてふたりで長い時間をかけてじっくり話して、サイモンはその会話を踏まえて、デモに載っている言葉の周囲に独自の世界を構築してくれた。これらの曲を聴いていると、彼女が僕に向かって語り掛けているかのような気分になる。すごく興味深いよ。
―そして、作詞の作業を他人に委ねたにもかかわらず、結果的には「自分の人生そのもの」と評するくらいにパーソナルなアルバムになったわけですね。
アルバート:うん。このアルバムって、子どもの時にキンクスのベスト盤を聴いていた感覚に重なるんだ。60年代後半から70年代を経て80年代にかけてのバンドの歩みを辿っていて、その間に起きる変化がすごく好きなんだよね。それとどこか近いものがあるように感じる。自分が今までに聴いてきた様々な音楽を網羅しているというか。じゃあ果たしてそれを意図していたのかと問われれば、俺にはわからない。
何かをクリエイトしている時、楽器をプレイして曲を形作っていく時には、色んな段階を踏むよね。例えばひとつの小さなアイデアを直感を頼りに膨らませていく最初の段階では、とにかくこう、砂場に飛び込むようにして遊びまくるのが得策なんだ。バカげたことを試したら、たまたまクールなものが生まれて、それがさらにシリアスなものへ進化するかもしれない。あれこれ手を尽くして、自分をビックリさせるようなことをやろうとするものだし、そこに計画性はない。俺はいつも曲を書いてボイスメモに録り貯めていて、中にはいい出来の曲も、まあまあの出来の曲もある。そして数カ月経った頃にまとめて聴き直して、「これは可能性がありそうだ」と感じる曲を絞り込んで、手を加えるんだよ。結局いじり過ぎてフランケンシュタインみたいな代物になることもあるけど、とにかくマッド・サイエンティスト的に、自分が何をやっているのかわからないまま精一杯取り組むしかないし、最終的にどこに辿り着くのかわからないんだよ。
―じゃあ、ふたりで書いた歌詞の中で、一番心に刺さったものを選んでもらうというのは難し過ぎるでしょうか?
アルバート:そりゃ大変だ。今歌詞を手元に用意するよ……えっと、まず「100‐99」の“I’m not safe/ I’ve made mistakes I would again/ In spite of what it cost me(俺は安泰じゃない/過ちを繰り返してきたし今後も繰り返すだろう/多くを犠牲にしたというのに)”はまさに、俺の人生の物語そのものだ。だから聴くたびに突き刺さるものがある。それに、ごくシンプルな1行がぐっとくるんだよね。例えば「Libertude」の“I’ve been alone for such a long time(長いあいだ俺は独りぼっちだった)”だったりね。言葉だけを切り取るとどうってことないかもしれないけど、メロディを伴った時にどんな印象を与えるか、曲のどのタイミングにその言葉が配置されているか、その言葉が何を解き放つのか、そういった条件によって意味合いが変わって、すごくパワフルになる。あと、「False Alarm」の“We’ve both been shadows down the well(ふたりは井戸の奥底にある影だった)”も好きだし、「Never Stop」でサイモンが作り上げた物語も最高だよ。当初そのアイデアを聞かされて「なんだそりゃ」って思ったけど、好きに書いてもらった歌詞を読んだら、予想していたものと全く違って「最高じゃん!」と思った。
それから、レインズフォードことレイニー・クオリーがボーカルを担当した「Alright Tomorrow」は、声域が足りないから絶対に自分では歌えないとわかっていながら書いた曲でね。だからこそ、ララバイみたいな内容の歌詞を彼女が歌ってくれるのを聴いていて、すごく心に沁みた。“明日になればなんとかなる”と、まるで俺に言い聞かせているみたいで。以前から、“何があろうと構わない、明日になればなんとかなる”と言ってみたかったけど、自分ではなかなか書けなかったんだよ。ほかにもあちこちに、話しかけられているかのように感じる言葉があって、サイモンがそう意図したのかどうか分からないけど、「Darlin’」の““I needed you to be the edge I hold onto/ Cause its far to fall, when I been feeling small(お前には俺が掴まれる崖っぷちになってほしかった/自信を失っている時は深い場所まで落ちてしまうから)”もそうだね。歌詞を書き終えるまで実際に会うこともしなかったし、初めてコラボしたというのに、不思議な話だよ。クリエイティブな意味で、お互いを必要としていた時期に知り合う機会に恵まれたんだろうな。次は、ふたりでほかのアーティストに曲を提供しようっていう話もあるし、ここにきてまたひとつ、素晴らしい人間関係が俺の人生に加わったよ。
ザ・ストロークスのレガシーへの想い
―ゲストについても気になる名前が並んでいますが、特に豪華なのが「Thoughtful Distress」であなたが集めた、世代をクロスオーバーするスーパーグループです。80年代に数々の名曲にフィーチャーされた名ギタリストのスティーヴ・スティーヴンス、アークティック・モンキーズのマット・ヘルダーズ、最近はパニック!アット・ザ・ディスコやインキュバスでプレイしている辣腕ベーシストのニコール・ロウが参加していますね。
アルバート:本当にクールなメンツだよね。こういったことは得てして、オーガニックに実現するんだ。そもそも「Thoughtful Distress」は前作のために作った曲のひとつで、なんで復活させようと思ったのか自分でもよくわからない(笑)。ただすごく気に入っている箇所があったから、逆に気に入らない箇所をカットしてみたら、残った芯の部分は捨てたもんじゃなかった。それでタイラー・パークフォード(ミニ・マンションズのキーボード奏者兼シンガー)と一緒に改めて肉付けしたんだ。で、どういうわけか、この曲はデモっぽくするんじゃなくてバンド形態でレコーディングしようと決めて、仲がいいマットに声をかけて、すでにほかの曲に参加してもらってウマが合ったニコールにも参加してもらった。スティーヴがギターを弾いてくれた経緯の記憶は定かじゃないけど、Instagramでフォローし合っていて知り合った気がする。連絡してみたらぜひやりたいって言ってくれたよ。さすがに畏れ多い人だから、まずはニコールとマットを交えて方向性を固めてから、スタジオに来てもらったけど(笑)。
―アークティック・モンキーズは言うまでもなく、ザ・ストロークスにインスパイアされて結成された数多くのバンドの一組です。昨年発表の最新作『The Car』での「Star Treatment」でアレックス・ターナーは“I just wanted to be one of The Strokes”と歌ったりもしていますが、例えばラジオを聴いていて、「俺らに影響されたのかな?」と感じることは結構あるんじゃないですか?
アルバート:もちろんあるよ。「この曲聴いてみなよ、すごくザ・ストロークスっぽいから」って友達がよく教えてくれるし、それは最近始まったことじゃない。メンバーが集まる時にも、雑談をしていて「〇〇のあの曲聴いた?」って話になることが多いんだ。例えば去年はハリー・スタイルズの「As It Was」が話題に上って、「ドラムビートが『Hard To Explain』にそっくりだよね」ってみんなで話していたっけ。「ザ・ストロークスの曲をポップ化したみたいな感じじゃない?」と。とはいえ俺は、マジになって自分たちがやってきたことを振り返って感慨に浸るようなタイプの人間じゃないし、そういう曲を聴くとただ笑えるっていうか。それにアークティック・モンキーズに関しては単純に素晴らしいバンドだし、彼らが音楽をやりたいと思ったきっかけに、何らかの形で俺らが寄与したのであれば本当にうれしい。「あー。ちょっと待った、俺たちを引き合いに出すなよー」って言いたくなるバンドじゃなくて、アークティック・モンキーズで良かったよ(笑)。
―そして7月にはフジロックのヘッドライナーとして、ザ・ストロークスで日本に戻ってきてくれますね。ソロとしても2018年に出演していますが、過去のフジ体験を振り返って、何か印象に残っていることはありますか?
アルバート:ソロで行った時のほうが思い出が鮮明だと言ったら誤解を招くかもしれないけど、やっぱりザ・ストロークスは前回の2006年もヘッドライナーだったから、大勢で移動して、直前に会場に入って、プレイして、終わったらすぐ帰るという感じで、フェスそのものをあまり楽しめなかったんだ。唯一覚えているのは、ザ・ラカンターズが同じ日に出演して、ジャック・ホワイトとバッタリ会ったことかな。あれは楽しかったね。
その点、ソロの時はもっと余裕があって、苗場で一泊したんだよ。前日に行ってホテルに泊��って、翌朝から会場を歩き回って楽しんで、自分のライブをやって、ポスト・マローンと知り合って、ザ・ストロークスの大ファンだと聞かされたよ(笑)。だからと言って、ソロで行くほうがいいというわけじゃないんだ。バンドでも等しくエキサイティングだし、そもそも日本に行くこと、日本でプレイすることは大好きだから、毎回うれしくてたまらない。今回も俺は早めに行って、2〜3日ゆっくり日本で過ごすつもりだから、すごく楽しみにしているよ。
―ザ・ストロークスの新作についても伺っておきたいんですが、リック・ルービンが、昨年コスタリカでセッションを行なったことを明かしました。その後進捗はありましたか?
アルバート:えっと、その件については、何か隠してると思われかねないけど、現時点ではリックの発言にプラスできることは無いかな。
―わかりました。ちなみにザ・ストロークスのデビュー作『Is This It』のリリース20周年にあたる2021年頃から、盛んにあの時代を回顧する論評なんかが見られましたよね。ギターロックの最後の黄金時代と見做す人も多いようですが、当事者のあなたから見て理想化され過ぎていると感じますか?
アルバート:うーん、そもそも人間って、過去に起きたことは全て理想化しちゃうものだよね。過去はすなわち自分の青春時代であって、人々が言ってることが「理想化」に該当するのか、実際に素晴らしい時代だったの���、俺には何とも言えないな。みんなそれぞれ違う体験をしているから。それに人間は誰しも、20歳の自分に戻りたいと思うものだろ?「こんなことをやったな」「あんなこともやったな」と懐かしむのは無理もないことだし。
そして俺自身、もちろん時代の真っ只中にいた記憶はある。でも、バンド活動をするなら今のほうが遥かに状況はいいと思うよ。俺らが活動を始めた頃のシーンは最悪だったからね。ゴミ溜めみたいな海を泳いで、そこら中に浮いてるクソをかき分けながら必死になって水面に浮かび上がったんだ(笑)。全然楽しいとかクールとかっていうものじゃなかったし、今のほうがずっとカッコいいロックバンドが多い。そして聴き手も、アーティストたちとすごく緊密なコネクションを確立できているよね。それって昔はなかったことだし、今と違うからこそ昔を懐かしむのかもしれない。20年後にはきっと、今の時代を理想化しているんだろうね(笑)。
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kconasu · 2 years ago
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劇団O.Z.E「72′ライダー」
2023年/日本/カラー/95分
 沖縄の劇団O.Z.Eの「72'ライダー」というお芝居の評判の良さは聞くんだけど、なかなか沖縄まで行くのも大変だし、DVDとかで見られないものかな?と思っていたところ、東京のUPLINK吉祥寺で一回限りの上映会があるというので遠征して見に行ってきました。
 沖縄本土復帰の翌年、1973年5月20日に国会議事堂の鉄柵に激突して無くなった実在の上原安隆さんがもし今も生きていたら?というifに基づいて描かれています。
 復帰50年の式典を迎えようとしている2022年。「復帰っ子」と呼ばれる安隆の同級生達が同窓会を開いていた。しかし寡黙��人付き合いも上手くない安隆は同窓会に参加せず、自ら経営するバイクショップで古いカワサキの大型バイクを黙々と修理している。やがてバイクショップに二次会をパスした男友達がやってくる。県庁勤務の哲也と米軍基地勤務の長一だ。やがて妙子・みえ・明日香も加わり二次会が行われる。しかし皆がビールを飲むなか、安隆は参加するような、しないような感じでノンアルコールビールを飲んでバイクを修理し続けるのであった。
 やがて安隆の過去がインサートされる。米軍基地を残したまま日本に返還されることに不完全な返還だと憤る姿。コザ騒動(暴動)で逮捕される姿。そして神奈川県川崎市でトラック運転手として働くが本土の沖縄に対する無理解に孤立する姿。
 やがてバイクの修理が終わり乗り込む安隆。その向かう先は…というお話でした。
 いやー、面白かったです!95分、エンドロールがあるから実質94分くらいかな?お芝居としては短めなんだけど2時間分あるくらいの物語の重厚感を感じました。といっても重たい話ばかりでもなく、前半の哲也と長一の漫才のようなやりとりはかなり面白く、面白い中でも「復帰っ子」世代の沖縄史の「あるある」を語っていき、無口な安隆の代わりに彼と「復帰っ子」達の背景をさりげなく説明していく構成は流石の作りでした。
 主人公の安隆は無口の上にずっと同じポジションに居続けるため実は物語への盛り上がりには大きくは関与しないんです。哲也と長一、女性陣達のやりとりで場を持たせつつ後半から安隆のキャラや背景がしっかりしてきたところで勝負、という感じかな。こうやって振り返って見ると「RRR(2022年)」の進め方に似ているし、「RRR」が影響を受けたというチェ・ゲバラの青年期を描いた「モーターサイクル・ダイアリーズ(2004年)」にも通じるものがあると思います。まぁ、安隆は「RRR」みたいに踊らないし、肩車ガンアクションもしませんけどね(笑)。でもそれに相当するのが修理が終わったカワサキのバイクのリアルな爆音なのかも。
 このお芝居の事を知ったのは沖縄のRBCiラジオで出演者の誰かがゲストで来ていて、この公演の2022年の時の告知をしていたからだと記憶しているのですが、それだけ評判だったのに東京や大阪公演が出来ないのはなんでだろう?と思っていたんですが、見て納得。実際に動くスクーター一台に、カワサキのバイク一台、そしてバイクショップという設定のため他のバイクがおそらく3台(多分これらは動かない)あったのでバイクを含めたセットを県外に持っていくのにお金がかかるし、さらにエンジンを吹かすために使える劇場(換気・奥行き等々)が限られると思うので県外公演をするの��はかなりハードルは高いと感じました。ただ、作・演出の真栄平仁さんによるこの上映会後のアフタートークによると「何時か県外公演をやりたい。」と言っていたので期待して待ちましょう。
 今作品はうちなーぐち(沖縄方言)で演じられる作品の為、今回の東京上映は標準語の字幕付きでした。おかげでうちなーぐちを解らない僕でもすべての台詞を追いかける事が出来ました。と言っても標準語も混ぜつつなので舞台で見たとしてもストーリー全体はなんとなく追えたと思います。
 余談ですが、作演出の真栄平仁さんはラジオ沖縄で「ティーサージ・パラダイス」という番組を平日昼間にやっており、今回の上映会は東京リスナー達が集まる会という側面もあったようでアフタートークでの熱気は凄いモノがありました。ラジオ聞いていなくて、お芝居の評判だけでふらっと行った僕が一番薄いお客さんだったかも(苦笑)。
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yui-on · 2 years ago
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閑話休題 伍
「YoshimiO & U-zhaan
LIVE IN POLARIS Release Commemorative」
at 結音茶舗
【日時】5/3 2023 (水曜日・祝) open 18:00
【会場】結音茶舗
    大阪府大阪市中央区谷町六丁目14-2 路地奥
【料金】限定20名先着(※要予約) 4,000円+ワンオーダー
【予約】E-mail : mailto:[email protected]
    Tel : (06)4305-4926 (12:00-24:00・月曜休)
出演
LIVE
YoshimiO x U-zhaan
Hideo Nakasako
にしもとひろこ
DJ
あらゆるゔぇーだ
Sound: Kabamix
YoshimiO & U-zhaan
LIVE IN POLARIS
シタール奏者のヨシダダイキチが結成した実験的インド音楽ユニット「SAICOBABA」のメンバーとして1999年から数多く共演をしてきたYoshimiOとU-zhaanが、出会って23年目にして突発的に初開催したデュオ即興ライブのフル音源をBandcamp限定でリリースする。マスタリングはkabamix。
YoshimiO and U-zhaan, who have performed together numerous times since 1999
as members of SAICOBABA, an experimental Indian music unit formed by sitar player Yoshida Daikichi, will release the full soundtrack of their first duo improvisation live performance, which was held suddenly and unexpectedly 23 years after they met, exclusively on Bandcamp The mastering was done by kabamix.
YoshimiO/
Vocal, Piano, Bamboo Flute, Triangle, Synthesizer
 
U-zhaan/
Tabla, Kanjira, Alto Horn
Mastered by kabamix.
Artwork by UTA
YoshimO・ヨシミオ(a.k.a.Yoshimi P-We)
1986年BOREDOMSのEYE等とUFO OR DIEを結成。
初めてドラムを叩き、初動でシャウトするステージから、
1988年より30年以上世界で最も先鋭的なエクスペリメンタル・ハードコアバンド・
BOREDOMSのコアメンバーとして活動。
1993年Kim Gordon,Jullia CafritzとのFREE KITTENのドラマーとして加入後、
1995年より自身のプロデュースバンドOOIOOを結成し、ギターヴォーカル&トランペットでの表現は現在進行形である。
1999年からシタール奏者のヨシダダイキチが結成した実験的インド音楽ユニット「SAICOBABA」を経て、
2015年には古代ヌメロロジカル��手法をもとに演奏されるラーガコアバンド
[SAICOBAB]をヨシダダイキチ、HAMA(滞空時間)等と結成し
Vocalist・YoshimiOとしての活動を始める。
2020年よりYoshimiOのすべてのインプットは和泉希洋志からアウトプットされる
YoshimiOizumikiYoshiduOでピアノを奏で発声。
複数のパーマネントな音楽活動はもちろん、世界中を舞台にした数え切れないセッション・ワークやレコーディング、プロジェクトへの参加、  映画のサウンドトラックをはじめとするソロ=YoshimiO名義での音源制作、他ミュージシャンへの楽曲提供、 CM音楽制作、さらには、自身のブランドemeraldthirteenでの服飾デザインまでをもこなす、正にポリフォニックな多層型アーティスト。
音楽制作、延いてはその根幹となる器楽演奏や発声の方法までもが完全にオリジナルなメソッドで
貫かれており、楽器や音そのものから放たれるバイブレーションと素直に対峙することから始まる
身体的反応を第一義としたプリミティブな表現を核に、同時代性を伴う鮮烈な色彩感覚をちりばめた、独自のエートスを獲得している。 
U-zhaan・ユザーン
オニンド・チャタルジー、ザキール・フセインの両氏からインドの打楽器「タブラ」を師事。2000年よりASA-CHANG&巡礼に加入し、『花』『影の無いヒト』など4枚のアルバムを発表。2010年に同ユニットを脱退後、U-zhaan × rei harakamiとして「川越ランデヴー」「ミスターモーニングナイト」等を自らのサイトから配信リリース。2014年にはゲストに坂本龍一、Cornelius、ハナレグミ等を迎えたソロ名義のアルバム『Tabla Rock Mountain』を発表した。2021年にU-zhaan×環ROY×鎮座DOPENESSによるアルバム『たのしみ』、2022年に蓮沼執太との共作アルバム『Good News』をリリースしている。
Hideo Nakasako
関西を拠点にAmbient〜Dub〜Technoに影響を受けた電子音楽を制作するプロデューサー。現在は自身で録音したフィールドレコーディングやシンセサイザーで作ったテクスチャーをレイヤーしたAmbient Musicに傾倒している。
Blue Arts Music,shrine.jp,Muzan Editionsなど国内レーベル中心にリリースを重ね、自身のBandcampにて精力的に作品をリリースし続けている。2023年2月Muzan Editionsより「Collected Sound Fragments」をリリースする。
2017年よりクラブの音響、環境でアンビエントミュージックを楽しむパーティーDon't Danceを主宰する。
https://hideonakasako.bandcamp.com
にしもとひろこ
散らばる光と戯れるように、独特な声色でうたを紡ぐ。
アコースティックデュオ「たゆたう」、女性5人バンド「Colloid」などで活動するほか、主に声のみで物語を奏でるソロパフォーマンスやボーカル・コーラスサポートも行う。
2014年 劇団sunday『友達』、2016年 423アートプロジェクト『とちのこゑ』、 2017年 瀬戸内サーカスファクトリー主催『サカイデマングローブ』、2018年 『大阪府障がい者舞台芸術オープンカレッジ2018「うみのうたごえ」』、BRDG vol.5『Whole』、2020年BRDG vol.6『ふれる~ハプロス』などで楽曲提供、劇中での生演奏に参加。
日々の暮らしの中、歌ったり、描いたり、作ったり、多岐にわたるアーティスト活動をめぐりながら独自の世界観を表現する。
あらゆるゔぇーだ ARAYURUVEDA
コロナ禍において自宅をインドに近づけるために、インドのレコードを聴きながらカレーをつくる活動をはじめる。インドの音楽をより楽しむために、近隣諸国のレコードも買うようになり、戸惑う。BGMにより空間が唐突にアジア、アラブ化するのを楽しんでいる。
結音茶舗
542-0012
大阪府大阪市中央区谷町6丁目14-2 路地奥 結音茶舗
電話 06 4305 4926
map
https://goo.gl/maps/ePqVuHhzoU72
googleMapで「日本茶バー」検索
営業時間
お昼 12:00 - 深夜24:00
ランチタイム 12:00 - 15:00
喫茶 15:00 - 17:00
日本茶バー 19:00 - last
定休日毎月曜 第三火曜
イベント・催しによって変動あり
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soshibokumovie · 2 years ago
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三浦大輔監督×中尾明慶が❝逃げずに❞なんでも答えます!
ティーチイン上映決定のお知らせ
この度、公開中の「そして僕は途方に暮れる」の三浦大輔監督×中尾明慶さんが❝逃げずに❞なんでも答えます!ティーチイン上映の開催が決定いたしました。
■日時:2/3(金)18:15の回 上映後に舞台挨拶を実施
登壇者:三浦大輔監督、中尾明慶 ※敬称略 登壇者は予告なく変更する場合がございますこと、予めご了承ください。
実施劇場:TOHOシネマズ 日本橋
■チケット料金:通常料金
※ムビチケ・前売券、TCチケット 使用可
※各種割引適用可 ※招待券・無料鑑賞 使用不可
■チケット販売
【オンライン販売】
2/1(水)0:00より(1/31(火)24:00より)
ご購入はこちらから
 https://hlo.tohotheater.jp/net/schedule/073/TNPI2000J01.do
【劇場窓口販売】
2/1(水)劇場オープン時より
※オンラインで完売となった場合は劇場窓口での販売はございません。
≪お問い合わせ≫
TOHOシネマズ 日本橋:050-6868-5060
【注意事項】
※内容はすべて予定です。登壇者及び内容は、予告なしに変更になる場合がございます。
※悪天候及び公共交通機関の運行状況により、やむを得ず本イベントを中止させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
※上記料金はすべて税込金額です。
※全席指定・定員入替制での上映となり、専用のチケットをお持ちでない方はご覧になれません。
※転売・転用を目的としたご購入は、固くお断り致します。
※いかなる事情が生じましても、ご購入・お引換後の鑑賞券の変更や払い戻しは出来ません。
※場内でのカメラ(携帯電話を含む)・ビデオによる撮影・録画・録音等は、固くお断り致します。保安上、入場時に手荷物検査を行う場合がございますこと、予めご了承ください。
※車いすをご利用のお客様は車いすスペースでのご鑑賞となります。車いすスペースには限りがありますので、ご利用人数によっては所定のスペース以外でご鑑賞いただく場合がございます。また、イベントの内容やマスコミ取材により、所定のスペースからご移動いただく場合がございます。予めご了承ください。
※当日、マスコミ・メディアの撮影が入る場合がございます。その際、お客様が映像等に映り込む可能性がございますこと、予めご了承ください。
【感染症対策における注意事項】
●ご来場の際は、下記URL先の劇場ホームページの注意事項を必ずご確認のうえ、ご参加ください。 https://www.tohotheater.jp/news/taisaku_corona.html
●イベント開催時の座席稼働率につきましては、今後の情勢を踏まえ最新のガイドラインに従い決定致します。
●館内では、飲食時を除き、マスクの着用をお願いいたします。
●観覧の際の発声および歓声、立ち上がってのご鑑賞などはご遠慮いただきますようお願い申し上げます。声援が起こった際には、ご退場いただいたり、イベントを中止させていただく場合がございます。予めご了承ください。
●ご来館前の検温など体調管理および発熱、咳などの症状がある場合は、体調を最優先いただき、ご来場をお控えください。
●手洗いや備え付けの消毒液のご使用、咳エチケットにご協力ください。
●ソーシャルディスタンス(社会的距離)の確保について、座席指定券との引換時や売店等のお並びの際、および入退館時など、一定距離の確保にご協力ください。
●新型コロナウイルスの感染拡大状況やその他主催者の判断により、舞台挨拶の開催中止や、登壇者などの内容が予告なく変更になる場合がございます。その場合も、交通費や宿泊費などの補償はいたしません。また、映画上映が行われる場合はチケットの変更や払い戻しもできませんので、予めご了承ください。
●新型コロナウイルス感染防止対策の一環として、登壇ゲスト等へのプレゼントやお手紙は一切受け取れません。予めご了承ください。
●感染症対策の観点から、登壇者が出入りする際の待機、いわゆる出待ち行為は禁止させていただきます。
●当日までの情勢により、上記対応が変更になる可能性もございます。
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expertmeeting · 9 days ago
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有識者会議コラム22
さて、いよいよチケット発売になりました。
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紙のフライヤーも順次設置に動いております。今回は前橋まちなかを中心に、今まで置けなかったような公共の場などを歩くと見つけやすいかと思います。有識者会議メンバーも持っていますので、声をかけてください。
さて、今回はゲストについての詳報をご紹介。動画もありますので、是非ご覧になってチケットお買い上げの参考にしていただければと。
サクノキ(クラウン)とは
1987年生まれ(AB型)
2010年に東京都公認の大道芸ライセンス「ヘブンアーティスト」の審査に合格。
同時期にNPO法人 沢入国際サーカス学校を卒業
カンボジアのサーカスフェスティバルの時に一緒に出演した日本人クラウンに感銘を受け、クラウンになる事を決意。
2014年フランスのフェスティバルに公式招待され、ナンテールの「parade(s)」クラマの「les petits pois 」に出演
大道芸フェスティバルや商業施設、舞台公演等、国内外問わず活動中
今回の為にサクノキさんから頂いたプロモ動画です↓
横浜に行った際、夜に時間があったので何か面白いライブやセッションがないかと探していたら、風変わりな小屋を見つけました。
Cabaret Café うっふ
その小屋は別の日には普通にジャズやブラジル音楽とかのライブもあるけど、ほとんどの日は「呑剣」「エアリアルダンス」「ペン回し」などといった、少なくとも群馬のライブハウスなどでは観る事がないような演目が多数で、自分が行った夜は「人形遣いと道化師」という、どう考えても行くしかない座組みで、おどろおどろしくいかがわしい感じの、もしかしたらちょっとはアダルトなテイストかセンシティブな雰囲気もまとっているのかなというような、後からすれば些か過剰な期待を込めて扉を開けました。
youtube
いざ始まってみるとそんなアングラめいた後ろ暗さはまるでなく、帽子を被りたいのに上手く被れない、枕を使って寝ようとしてるのに寝れない、といった調子で無機物を相手にひらすら翻弄されるステージに���付けとなり、哀愁やペーソスがふんだんに散りばめられ、なおかつポップさも併せ持つような極上のパフォーマンスを目の当たりして、即座に「これはいつか共演したい」と強い衝動に駆られ、終わってからすぐに話しかけにいきました(人形遣いの方も非常に素晴らしく、お二人でユニットを組んで活動をされていますが、それはまた次回以降是非お声を掛けたいと思っています)。
そんなサクノキさんと有識者会議とは、正真正銘の初遭遇。互いの世界観を見せ合いつつ、どんな光景が産まれるのか、とても楽しみです。
有識者会議プレゼンツ「みんなでつくるにちようび」
12/15前橋芸術文化れんが蔵
16時開場 17時開演
前売2800円 当日3500円 小学生以下無料
ゲスト:石川浩司(元たま)サクノキ(クラウン)たこっ茶(南京玉すだれ&バルーン)
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tomoyukitakagi · 1 month ago
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やす子
好評
マイアーティストに登録していることから人気がある ショッピングカートに商品を入れることを楽しんでいる人が多い 広瀬すずさんや同級生コンビの活動が注目されている 生活が苦しい中でも努力している姿勢が好感を持たれている コラボ商品やチャリティーマラソンなどの企画が成功している セブンイレブンとやす子さんのコラボ商品が人気 送料無料キャンペーンが好評 リスナーとスペシャルソングを作るなど、参加型の企画が受け入れられている やす子さんがゲスト声優に選ばれるなど、芸人としての活動が評価されている ピン芸人としてのデビュー後も即応予備自衛官としての活動が話題 宇部ふるさと大使としての活動が評価されている 所さんの番組出演が注目されている
不評
生活苦の描写が一部の人にはマイナスに映る やす子さんが自衛官として活動することに対する批判がある 自衛隊の体質に問題を感じる人も多い 家庭が貧しい背景が一部でネガティブに捉えられている 道路状況の悪化や交通規制に対する不満が出ている テレビ番組での内容や演出に対して一部で非難の声
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irusu-kyoto · 2 months ago
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京都芸術大学共同利用・共同研究拠点  2024年度 リサーチ支援型 プロジェクト『 支配的なイデオロギーへの対抗の場としての身体 : ジェンダー・セクシュアリティの視点からの新たな文法創出  』研究代表:山崎恭子
関連レクチャー企画vol.02
舞台芸術関係者に向けた「 LGBTQ勉強会 」
ゲスト講師:和田華子氏
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【 概要 】
タイトル:舞台芸術関係者に向けた「 LGBTQ勉強会 」
日時:2024年10月14日
時間:14:00 -17:30 ( 途中10分程度の休憩を2回含みます。 )
*開場13:40から
場所:京都芸術大学 人間館 B1階 NA014 ( 旧映像ホール )
参加対象者:俳優 / 演出家 / 舞台制作者 / テクニカルスタッフなど
定員: 20名
予約:https://x.gd/ciZvB
※応募多数の場合選考を行う可能性があります。
参加費:無料・要予約
問い合わせ:[email protected]
主催:京都芸術大学舞台芸術研究センター 舞台芸術作品の創造・受容のための領域横断的・実践的研究拠点 2024年度「 支配的なイデオロギーへの対抗の場としての身体 : ジェンダー・セクシュアリティの視点からの新たな文法創出」研究代表 山崎恭子
▲注意事項 ▲・勉強会の最初にSNS での取り扱いなどの注意事項をさせて頂く関係で、途中入場は基本的にお断りさせて頂いております。(当日の交通事情などは考慮しますが、時間通りの開催を目指しています、余裕を持って会場にお越しください。)
・勉強会には、様々な方が参加しています。参加者の皆さまが安心安全な 環境で勉強会に参加して頂けるよう、何卒ご協力お願い致します。
【レクチャー内容】
①LGBTQとは:性的マイノリティに関する基礎的な知識。
②日本におけるLGBTQの現状
③演劇とLGBTQ:稽古場で起こりやすいアウティングの問題を中心に、当事者・非当事者共により良い創作の現場を作る為に必要な知識や対処法のレクチャー
【ゲスト講師プロフィール】
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和田華子 Wada Hanako
俳優。1988年4月7日生まれ。青森県十和田市出身。京都造形芸術大学舞台芸術学科卒業。卒業後は東京の小劇場を中心に活動。これまでに松本雄吉、神里雄大、瀬戸山美咲、オノマリコ、山田百次、松村翔子、舘そらみ、杉原邦生等の作品に出演。2019年より青年団俳優部に入団。
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今回、リサーチプロジェクト関連企画vol.02では、俳優で「 俳優・劇作家・演出家・制作者 に向けたLGBTQ 勉強会 」を開催されている和田華子さんをお招きし、LGBTQに関する基礎知識をレクチャーしていただきます。
近年、性的マイノリティに焦点を当てた作品を目にする機会が増えました。しかし性的マイノリティに関する基礎的な知識を身につける機会は非常に少ないのが現状です。沢山の他者と共に作り上げる舞台芸術に関わる者として、また舞台芸術を含めたさまざまな表現の鑑賞者として、最低限の知識を身につけておくことは、想像力が人に与える強い力に関わるという点においてとても重要なことです。
自分の想像力には偏見や思い込みが含まれている可能性が常にあるということを受け入れること、また知らぬ間に既に身につけてしまった偏見を自分の中に発見し解きほぐそうと努めること、それにはまず知識を身につけることが必要です。そして、その知識は今はまだここにない新しい未来を生み出す駆動力なのだと思います。今回そのしなやかに前に進む力を私自身が身につけたく、和田さんを京都にお招きします。
このレクチャーでは①LGBTQとは:性的マイノリティに関する基礎的な知識。②日本におけるLGBTQの現状。③演劇とLGBTQ:稽古場で起こりやすいアウティングの問題を中心に、当事者・非当事者共により良い創作の現場を作る為に必要な知識や対処法。を和田さんよりお話しいただきます。
未来に向かったより豊かな創作の場を作るために、ぜひ奮ってご参加ください。
研究代表   山崎恭子
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◾️山崎恭子 Yamazaki Kyoko◾️
京都芸術大学 舞台芸術学科卒業、同大学大学院修士過程修了。『 不快なものに触れる 』豊岡演劇祭2021 フリンジプログラム採択 @江原河畔劇場、THEATRE E9 KYOTO×京都舞台芸術協会×DIVE ショーケース企画 「Continue2022」、豊岡演劇祭 2022 フリンジ「Showcase」採択 @芸術文化観光専門職大学 小劇場・そぞろ座。『ふるえる』YPAM 2021 フリンジプログラム @三鷹SCOOL 助成:公益財団法人全国税理士共栄会文化財団 。
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mayokage · 2 months ago
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まよかげ/Mayokage(下北沢・横浜公演)
あなたが畏れるのは、ひとりぼっちになる事?それともいつも誰かに見られている事?
コロナ禍での3年間の制作を経て、2023年11月にインドネシア・ジョグジャカルタで初演を迎えた篠田千明×ナナン・アナント・ウィチャクソノ×たかくらかずきがコラボレーションした演劇作品『まよかげ/Mayokage』が、下北沢・横浜で上演されます。
メンバーであるナナンの出身地・ジャワ島では、魔除けや厄除けのための伝統的な儀式、ルワタンが現在も行われています。 『まよかげ/Mayokage』は、そのルワタンで上演される演目『ムルワカラ』の主人公カラの誕生にまつわるお話です。 カラは、『ムルワカラ』のなかで、人間を襲って次々と食べていきます。人々の畏怖の対象となったカラは、最後には退治されてしまう存在です。 どうしてカラは、人を食うようになったのか――。篠田千明演出のもと、語り・演奏・人形劇のパフォーマンスに加え、観客参加型のクイズも挟みながら進行し、私たちが今、何を最も畏れているのかを問い直します。
怪物カラは海から誕生した後に、クジラと友達になる。ある時に親友のクジラが真っ赤に海を染めていなくなり、怪物はクジラを探す旅に出る。怪物は旅の途中で神々に出会い、4つの力を授かっていく。
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下北沢公演
=タイムスケジュール= 12月5日(木) 19:00 12月6日(金) 19:00 12月7日(土) 16:00 12月8日(日) 11:00/16:00
=券種・料金= 一般|予約:3,500円/当日:4,000円 U29:2,000円(予約・当日共) こども(3〜18歳):500円(予約・当日共) 2歳以下:無料
*2歳以下のお子様は、膝の上でご観劇いただけます。お席が必要な場合は「こども:500円」をご購入ください。 *インドネシアのお茶とお菓子付き *途中退出時にご利用いただける、セーフティスペース(上演のモニタリング可)をご用意しています。 =会場= 世田谷代田 仁慈保幼園 Piazza(〒155-0033 東京都世田谷区代田二丁目32番16号)
=予約= https://mayokage-shimokita.peatix.com(事前精算)
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横浜公演
=タイムスケジュール= 12月12日(木) 14:00◎/19:00☆ 12月13日(金) 19:00 12月14日(土) 14:00☆/19:00 12月15日(日) 14:00
◎:プレ���ュー公演、(記録映像の撮影が入ります。作品の性質上お客様が映り込む可能性がございます。)
☆:公演関連トーク有 12月12日(木)ゲスト:まよかげ/Mayokageメンバー *詳細は後日Webにて告知予定! 12月14日(土)ゲスト:ニア・アグスティナ(バライ・ブダヤ・ミノマルタニ プログラムマネージャー)、アンディ・ウィスヌ・ウィチャクソノ(バライ・ブダヤ・ミノマルタニ コミュニティリーダー)
=券種・料金= プレビュー:2,000円(予約・当日共、券種問わず) 一般|予約:3,500円/当日:4,000円 YPAM/U29:2,000円(予約・当日共) こども(3〜18歳):500円 2歳以下:無料
*2歳以下のお子様は、膝の上でご観劇いただけます。お席が必要な場合は「こども:500円」をご購入ください。 *字幕付き(インドネシア語、日本語、英語) =会場= シルクロード舞踏館(〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町80 ネネビル 地下1階)
=予約= https://mayokage-yokohama.peatix.com(事前精算)
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キャスト・スタッフ・クレジット
演出・語り:篠田千明 作・ダラン*:ナナン・アナント・ウィチャクソノ 翻訳・演奏:西田有里 演奏(横浜公演のみ):スミヤント 人形製作:たかくらかずき、ナナン・アナント・ウィチャクソノ 映像: いしいこうた 宣伝美術:鈴木健太 制作:中條玲、日和下駄
*ワヤンの人形遣いのこと。一人で全ての人形を操るだけでなく、語り、歌い、楽団へ指示を出す。
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ワヤン(ワヤン・クリ)とは
インドネシアの伝統的な影絵人形劇。また、それに使われる水牛の皮で作られた人形のこと。ダランと呼ばれる一人の人形遣いが、ガムラン楽団による伴奏とともに演じる。観客は影側からも人形側からも見ることができる。ユネスコ世界文化遺産に登録されている。
ルワタンとは?
インドネシアの伝統的な厄払い・魔除けの儀礼。中部ジャワのルワタンでは「ムルワカラ」という演目の影絵人形劇が上演される。儀礼を取り仕切る影絵人形遣いが、魔物カラに狙われた対象者の厄を払う。
プロフィール
篠田千明(しのだ・ちはる)
演劇作家、演出家、観光ガイド、学童指導員。 複数の環世界を聞き分けて空間に配置し、閉じずに整えるのが得意。 座右の銘は「魚と客は3日目から臭う」。 2004年に多摩美術大学の同級生と快快を立ち上げ、2012年に脱退するまで、中心メンバーとして主に演出、脚本、企画を手がける。その後バンコクに移動し、ソロ活動を続ける。2020年3月に日本に帰国、練馬を拠点とする。神保町の美学校で『劇のやめ方』という講座を担当している。 2016年にはKYOTO EXPERIMENTにて『ZOO』(原作マヌエラ・インファンテ)を上演。 2018年BangkokBiennialで『超常現象館』を主催。 2019年台北でADAM artist lab、マニラWSKフェスティバルMusic Hacker's labに参加。 2020年YCAMと共同でオンラインパフォーマンス『5x5x5本足の椅子』を発表。 2021年穂の国とよはし芸術劇場でのダンスレジデンスにて『体を書くリハーサル』を発表。 2022年東京の民家を舞台に『no plan in duty』を演出。
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主催:篠田千明 共催:Balai Budaya Minomartani、世田谷代田仁慈保幼園 助成:公益財団法人セゾン文化財団(国際プロジェクト支援「Ruwatanと魔除けのリサーチ・作品制作」) リサーチ協力:Balai Budaya Minomartani、京都芸術センター(Co-program2022 カテゴリーC 採択企画)
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nyantria · 3 months ago
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陰謀論
2024年8月9日 by Lars Meler
Edwin
他人の行動や表明された、あるいは推測された動機に注意を払うことは、集団生活において生存に値する。しかし、それが乱暴に誇張され、他者に対する根拠のない不信感によって煽られるなら、パラノイアである。(重度の)被害妄想は狂気である。そして狂気の場合、判断力が損な��れる。
では、ヨーロッパへの第三世界からの移民が、言論の自由、議会主義、法の支配を含む、われわれが知っている西洋文明の終焉をもたらすための秘密工作であるという視点に賛同する人はいるのだろうか?そして、キリスト教を根絶し、イスラム教をその代わりに据えるというマスタープランは考えられるだろうか?
あるいは、陰謀論は嘲笑によって否定することを意図したあざとい主張だと考えることもできる。冷戦時代には、未来は進歩的前衛(とソビエト帝国または中華帝国)のものだと確信していた左翼知識人の間で、共産主義の全体主義に警告を発する人々を嘲笑することが好んで行われた。
それ以来、(オーストリア出身の哲学者カール・R・ポパーが定義した)「開かれた社会」に共産主義者が広く浸透しているという疑念は十分に根拠のあるものであり、芸術界、教育制度、公務員における日々の優先順位に影響を及ぼしていたことがわかった。典型的な知的優越感をもって行われる嘲笑は、全体主義への反対、つまり自由の声を封じ込めるためのものだった。すでに外敵と手を結んでいる者たち(例えば共産党の党員)は、理想主義的な純朴さと正義の憤りを装うが、内心は冷笑的であり、開かれた社会を破壊する破壊活動が、広範囲ではないにせよ、どれほど集中的なものであるかは十分すぎるほど承知していた。
第二次世界大戦後、西ヨーロッパには外国人が押し寄せた。大陸の一番外側を見違えるほど変貌させた巨大な人口移動の人的要因となった彼らは、波状的に流入してきた。もともとは、政治的独立を果たそうとしていたヨーロッパの植民地から生まれた人々である。アフリカやアジアからやってきた人々のなかには、単にかつての臣民に与えられた植民地支配後の特権によるものもある。文化的統合の見込みがどうであれ、世界で最も遠い場所から来た人々は、大規模な社会実験の一環として快く受け入れられ、帰化を勧められた。
根深い部族主義的感情、経済的優遇、暴力的迫害の犠牲者は、旧植民地支配者に避難しなければならなかった。しかし徐々に、移民は別の形態をとるようになった。
1960年代、アナトリアの恵まれない地域から村人たちが西ヨーロッパ各地の政府によって輸入され、産業における非熟練労働に従事した。当時は経済が活況を呈しており、労働力に対する需要もそれに比例して逼迫していた。大量移民の第二波をもたらした外国人求職者たちは、素朴に "ゲスト・ワーカー "と呼ばれた。この呼称が暗示するように、彼らは村に家を建てるだけの資金を貯めたら祖国に帰ることになっていた。
しかし、西側諸国は自らの "寛容の罠 "にはまった。軽率な楽観主義を特徴とする当時の政治家たちは、自分たちの決定が長期的にどのような結果をもたらすかを理解できなかった。アナトリアの労働者たちは故郷に帰る代わりに、大家族を連れてきた。この点については、産業の一時的なニーズに対応するために自由化された法律によって許可され、彼らは「家族の再統合」などを申請した。
西側諸国の政府によって奨励されたわけではないにせよ、異質な共同体、いわゆる「飛び地」は、急成長するディアスポラの橋頭堡となった。その多くは、信仰と自由に対して不寛容な第三世界からの移住者たちであり、彼らの出現は、「過渡的社会」、すなわち、(a)滅びゆくキリスト教、(b)革命的イデオロギー(社会主義やイスラム主義など)に対するヒューマニズムの最終的な敗北、(c)社会的激変を特徴とする不安定な歴史的実体への共同参入を意味した。
アラブの石油国家の専制的な政府が、アジア人を家事奴隷のような条件で雇っているのとは異なり、ヨーロッパ人は「ゲスト労働者」を自由に処分できないことが証明されている。いったんヨーロッパに定住すれば、外国人は生粋のヨーロッパ人と同じ権利を享受できる。だから、彼らは滞在するようになったのだ。
1980年代、移民の第三の波が西ヨーロッパに押し寄せた。かつての植民地大国だけでなく、西側諸国全般が、国境で「亡命」を主張する者を受け入れることで、過去の不正義(すなわち人種差別主義、植民地主義)を発展途上国に償うことを期待されたようだ。おそらく政治的な懺悔(と罪悪感)の表れであろう、このジェスチャーは西側諸国特有のものだった。
狡猾で気まぐれな暴君の典型であるムアンマル・カダフィは、キリスト教の古くからの拠点(そして中東やアフリカで迫害されているキリスト教徒の避難所)であるヨーロッパは、いずれイスラム教徒に征服されるだろうと予言した。2006年4月10日にティンブクトゥで行われた演説で、彼はこの問題を次のように要約した:
「ヨーロッパには5千万人のイスラム教徒がいます。剣も銃も軍事征服もなく、アッラーがヨーロッパでイスラムに勝利をもたらす兆しがある。ヨーロッパの5千万人のムスリムは、数十年以内にヨーロッパをムスリム大陸に変えるだろう。アッラーはトルコというイスラム国家を動員し、EUに加える。これでまた5千万人のイスラム教徒が増える。ヨーロッパには1億人のイスラム教徒がいることになる。イスラム教国のアルバニアはすでにEUに加盟している。イスラム教国のボスニアはすでにEUに加盟している。国民の50%がイスラム教徒だ。ヨーロッパは苦境に立たされている。」
時間は紛れもなくイスラム主義者のために働いている。ヨーロッパ中のイマームたちは、歴史的な特権である二枚舌(「タキーヤ」の概念を参照)で話しながら、日常的にホスト国のいわゆる「開国」(すなわち征服)を祝福し合っている。彼らは「進歩的エリート」(黒い戦闘服に身を包んだ議会外のストームトルーパーは言うまでもない)の狂信的な支持を当てにすることができ、社会に対する信徒の忠誠を厳粛に保証することができる公共の議論において、伝統的な犠牲者の役割を引き受ける一方で、彼らはアラビア語、ウルドゥー語、ペルシャ語で、西洋の弱点と差し迫った没落について仲間の信者に指導する。
まともな神経の持ち主であれば、国境に出頭してきた一人一人が陰謀に加担していると疑うことはないだろう。移民は、自分たちの生活環境を改善するためなら、あらゆるものを捨ててでも別れ、犠牲にすることを厭わない。結局のところ、「より緑豊かな牧草地」を求めて外へ出ようとする衝動は、人間の根源的なものなのだ。しかし、人身売買業者の手によって、多くの移民が命がけでヨーロッパを目指している。だから正直なところ、小柄なティーンエイジャーも、妊娠中の母親も、ぽっちゃりしたほっぺの幼児も、犯罪の疑いがあるわけではない。
少数派になりつつある非西洋人は、遅かれ早かれ(民主的な能力を持つ)多数派となり、近隣や都市全体を占拠し、抗しがたい権力基盤を構成する。そして、宗教的なひねりを加えた公民権運動家(すなわち「社会的不公正」や「人種差別」に反対する運動)を装う者も含め、外国人の支配の拡大に熱心な人々の多くは、それを利用する用意がある。彼らは一般的な妬みや不信を煽ることをためらわない。社会の分裂は、彼らが支配権を得る究極のチャンスなのだ。対立と混乱を好む彼らは、真の陰謀家として振る舞う。
しかし、エイリアンの陰謀は、日和見主義的なもので、いわば「二次的なもの」にすぎない。したがって、はるかに憂慮すべき別の陰謀が存在する。権力のために自分の家庭や家族を無慈悲に犠牲にするヨーロッパの進歩主義者たちの意欲を中心に展開する、これが「第一の」陰謀である。この陰謀の本質は、世間知らずの域をはるかに超えている。強力な政治家と意思決定者が関与しているのだ。
1997年5月の総選挙と政権交代の後、地滑り的勝利で勢いづき、長期的な成功計画を立てる準備が整ったイギリス新労働党の指導部は、第三世界の大衆に門戸を開き、それによって有権者の構成--そして政治的気質--を永久に変えようと決めた。党中央顧問のアンドリュー・ニーザーはその後、指導部が(明白な理由で)国民に秘密にしていたこの運命的な政策は、「......右派の多様性を鼻にかける」ために明確に考案されたものだったと明らかにした。
つまり、英国の民族構成を変えるという戦略的な目的だったのだ。指導部はその見返りとして、党に対する無限の大衆(つまり外国人)の支持を期待した。そのような背信的な計算があったのだ。それ以来、元ビジネス担当国務長官のマンデルソン卿は以下のように告白しており、その罪深さは天に泣いている:
2004年、私たちはこの国に働きに来る人々を歓迎するだけでなく、捜索隊を派遣していた。
権力を維持するために自国を売り渡す!何世紀もかけて築き上げてきた高信頼社会が解体されようとしている。反対側には無政府状態が���っている。- ホワイトホールの責任者たちの名が、悪名高きものとなりますように。
Conspiracy Theories - Edwin’s Newsletter #1
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voidplus-jp · 4 months ago
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[VOID+STOCK]exhibition: part3 2024.7.26(Fri)― 8.24(Sat)
ありそうでなかった “アートセレクトショップ”「VOID+STOCK」の特別企画[VOID+STOCK]exhibition part:3を開催します。
テーマは、アーティストのアトリエに眠る作品の再発掘。5人のアーティストが一堂に会し、人の目に触れることの少なかった“ストック品” をメインに未発表作品や新作も加え、アートの魅力を最大限伝えるために空間全体をキュレーションします。
さらに、アーティストとの交流を促すためのイベントも開催し、より身近な存在としてのアートの可能性を探ります。
長年にわたりアートとデザインを結びつけてきた「void+」ならではのアートとインテリアのコーディネーションに、ぜひご期待ください。
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撮影:森政俊
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<展覧会概要> ■タイトル:[VOID+STOCK]exhibition: part3 ■会場:void+  東京都港区南青山3-16-14 1F ■会期:2024年7月26日(金)-8月24日(土) ■12:00-19:00(最終日は17:00まで) ■主催:Azone+Associates / void+ ■定休日:日・月 ■お問合せ:[email protected] ■www.voidplus.jp 
<オープニングレセプション> ■2024年7月26日(金)18:00-20:00
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<参加アーティスト>
佐藤好彦 Yoshihiko Satoh
生活に溶け込んでいる大量生産された工業製品と自身の実体験を重ね合わせ、アートとデザインの領域を行き来する。モチーフであるプロダクトその物を素材として『伸ばす』『増殖する』などの形態的アレンジによって、複合素材を中心とした彫刻作品を制作する。
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谷山恭子 Kyoco Taniyama
その場所特有の文化、歴史、日常風景からインスピレーションを得て、生命や存在、いまある環境をたたえるサイトスペシフィックなインスタレーションを制作する。2011年の東日本大震災以来、地域独自のアイデンティティや、 人々の属性に焦点を当てた作品を展開している。
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内藤忠行 Tadayuki Naitoh
専門学校を卒業後単身NYに渡り、ジャズミュージシャンを撮り始める。マイルス・ディビスとの出会いを機に自身の表現に磨きをかけ、ジャズへの傾倒からそのルーツであるアフリカを精力的に撮る。1980年後半より日本文化に回帰し「桜」「庭園」「蓮」などを撮り、独自の世界を創り出している。
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袴田京太朗 Kyotaro Hakamata
1990年代より工業製品といった“彫刻らしからぬ素材”をモチーフに、独自のフィルターを通しダイナミックかつユニークな作品を制作する。2007年以降は「複製」をテーマに、カラフルなアクリル板を積層させた人型像のシリーズを展開。彫刻の内部と表面、本物と偽物との関係性を探る。
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保井智貴 Tomotaka Yasui
人が空間に佇むと、その場の空気感が変わる。この“空気”は目に見えない多くのモノコトの作用によって構築され、人はそれを無意識に感じ取っている——そうした“空気”を内包するような人物彫刻を制作。木材のキューブを組み合わせた人物彫刻、螺鈿とアクリルキューブの彫刻、空間と像を町と家に置き換え彫刻に見立てるプロジェクト、彫刻のための服など、空気感を捉えるアプローチは広がりを見せている。
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<イベント開催> ① トークイベント  8月3日(土)17:00-18:00  出演:佐藤好彦 × 内藤忠行 × 特別ゲスト
② パフォーマンス  8月9日(金)18:30-/19:30-  出演:谷山恭子 × 森本誠士(サウンド・アーティスト)
③ アーティスト・トーク  8月24日(土)17:00-18:00  出演:袴田京太朗 × 保井智貴
※入場無料、事前予約不要(定員30名先着順)
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sfujioka1 · 5 months ago
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「ボトムアップ型政策決定システムの復活を!」日本の緊縮路線を固定化させたのは「誰」か?NEW!2024-06-19 04:36:17テーマ:ブログ【緊急】6月23日 与野党の積極財政派が大集結!豪華ゲストによる特別シンポジウムが6月23日(日)に開催されます。是非、ご参加ください
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kozuemori · 6 months ago
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このところ、東京は25度を越す日が続いています。来週も月曜日を除いて、ずっと夏日の予報。でも、日差しを避けて木陰に入ると涼しい風が吹き抜けていてベンチで気持ちよさそうにお昼寝している人を見かけたりします。メダカたちの食欲も旺盛で、元気に追いかけっこをしている姿が可愛いです。
今週の夏学期の初回クラスでも参加者の方々の明るい光と再会することができました。サイキックアートクラスでは絵の腕を上げた方、アウェアネスクラスではオールレベルからマスタークラスへ進級した方、リーディングの正確性が上がった方など、皆さんそれぞれ霊性開花の道を着実に進んでいらっしゃいます。(上の写真はサイキックアートクラスから)
今週見かけた肖像画に関するニュースをご紹介します。まずは、イギリスから。数多くの画集も出版している人気肖像画家のジョナサン・ヨーによるチャールズ国王の公式肖像画が公開され、その真っ赤な絵のように大炎上しています。プロジェクトが始まった時にはまだプリンス・オブ・ウェールズだったチャールズ国王の右肩に1匹の蝶々が止まる様子が描かれていますが、このアイデアを出したのは国王本人だということです。蝶は変化と再生のシンボルとされていますから、国を背負ってその役割を担おうとする覚悟なのでしょうか。批判が多いと報道されている赤い色からは、燃えたぎるような情熱が感じられます。
ヨー氏の画集を見てみると、画法としてグリッドを多用しているのがわかります。被写体の写真と紙の上に同一のグリッドを引き、一つずつマス目を模写していく方法です。比率を意識しながら被写体の細部を意識して写し取るので、緻密で正確な絵を描くことができます。グリッドを引くとデッサンの練習にならない、という意見もありますが、昔からアーティストたちは長い筆や測り棒を持った手を伸ばして片目をつぶりながらモデルのプロポーションを測ったり、デッサンスケールというグリッドがついた小窓を利用したりして、石膏像の大きさ、長さなどの比率を測っていました。
今学期のサイキックアートクラスでも石膏デッサンに挑戦していただきます。デッサンは情報をインプットしたものをアウトプットしながら、徐々にその精度を高め、誤差をなくしていく訓練です。それは、ミディアムシップを習得していくのと同じプロセスだと思います。今学期のクラスでも楽しみながら、その人にしか描けない唯一無二の素敵な絵を描いていただきたいです。
お次のニュースはオーストラリアから。
オーストラリアで最も成功している実業家ジーナ・ラインハート氏がアボリジニのアーティスト、ビンセント・ナマジラが描いた自分の肖像画の撤去を求めたというニュースで、オーストラリア国立美術館は彼女の申し出を拒否しているそうです。記事にある写真を見ると、他にもチャールズ国王やエリザベス2世の肖像画が並んでいて、どれも同じようにデフォルメされたユーモラスな姿で描かれています。どうやらナマジラ氏は風刺に溢れた作風で知られるアーティストのようです。彼はオーストラリアでアボリジニとして初めて市民権を得た有名なアーティスト、アルバート・ナマジラのひ孫です。
他にも自分の肖像画を認めなかったことで有名なのが、イギリスの元首相ウィンストン・チャーチルです。肖像画家グラハム・サザーランドによる80歳の誕生日プレゼントとして贈られた作品に不満を持った彼は、公表後に自宅の地下室にその絵を置き去りにし、二度と見ようとしなかったそうです。そして、完成の一年後に肖像画は燃やされてしまいます。
もしかすると名声や財産を得た結果として贈られる自画像には自分が一番認めたくない、真実の姿が映し出されているのかもしれません。
明日は久々にサンデーサービスを澤輪ミディアムと開催いたします。サイキック・アートもやる予定です。また、木曜日はドロップイン・ナイトを開催いたします。お時間のある方はぜひお立ち寄りください。皆さまのご参加をお待ちしています!どちらも参加方法はこのブログの下↓にあります。
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夏学期クラスはサイトとショップからお申し込みいただけます。(アイイスのサイトでも告知されています)
春学期に蒔いた霊性開花という名の種を、眩しい太陽と清らかな水、豊かな土壌、そして爽やかな夏の風のエネルギーを享受しながら、共に大切に育んでゆきませんか?皆さまのご参加をお待ちしています!
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サンデー・サービス(日曜 12:30〜14:00)詳細はこちらから。
5月19日   担当ミディアム:澤輪・森
6月30日  担当ミディアム:ゲスト・森
ご参加は無料ですが、一口500円からの寄付金をお願いしています。
当日は以下のリンクよりご参加ください。
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ドロップイン・ナイト 木曜日 19:00〜20:00
5月23日(木)指導霊(スピリット・ガイド)のサイキックアート
詳細とお申し込みはこちらからどうぞ。
過去の開催の様子はこちらからご覧ください。
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