Tumgik
#キックは肉
hitujijp · 2 years
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元気玉思想
平泳ぎの蹴りは自由度の余地が大きく、人によって色々な方法が用いられている。一方で蹴る前に足を引く動作を行っていると語る者は少ない様に思う。なぜなら地面に立っているならいざ知らず、水中で浮かんでいるのなら別に引かなくても単に張った筋肉を緩めるだけである程度脚が曲がり半分ぐらい引いたのと同じ状態になるからだ。 ここからが個人差の現れる点で、余り脚を曲げず抵抗の少ないキックを信条とする者は緩めると蹴るを繰り返すフォームになり、より力強い蹴りや大きな泳ぎを信条とする者は緩めてある程度曲がった脚をさらに腸腰筋で引き上げる。このタイプの利点は腸腰筋で引き上げる動作がそのまま重心移動に繋がりリカバリーから入水そして蹴りへと流れる様に連続する力の再利用が容易に行える点に有ると個人的には思っている。 難点としては全体の力を連動させ流れる様な泳ぎ方をするので、キックだけとかプルだけとか個々の動きに分割した練習をすると恐ろしく疲れたり、遅くなったりする。これはもうしょうがない。逆に利点として面白いのは力の連動を重視しているので、負荷や疲労がある程度分散する点に有る。オレがこれだけ長年水泳を続けていられるのも、そのせいなのかもしれない。丁度良い塩梅に楽をしようじゃないか。
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crydayz · 2 years
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221221 EXTRA
ギャグい優しさイズ・オールウェイズ・ハラスメンティヴ。
あー・・意地の調子がわるい。
皮肉って「いじわるギャグ」なわけだけど「ふつうにいじわる」なところがまたギャグ。
笑いには常に「暴力性(ハラスメント性)」が内包されている。およそ暴力要素のない笑いというものは存在しないと言って差し支えない。微笑とかは別。
当然ギャグも暴力枠なんで、ギャグ時空では基本「暴力の応酬」によってコミュニケーションが行われる。ギャグ時空を成立させる条件として「不死」がある。死なないならば肉体的加害は害ではないというアレだが、痛みは普通にある為やられた側は「絶叫」する。それがまた面白い、というハラスメントコンボ。
「(命が)減らないならいくら痛めつけてもいい」という前提で行われるハラスメント行為は「ギャグ・トホホ耐性」の無い人間をひたすら惨めで怖じけた孤独な精神状態へと追い込んでしまう。
それはふつうに可哀想だし残酷だし、ギャグ時空の住人としても望むアレではない。 「知らない現世」へお還り、って気持ちになる。異界のおっさんムーブで地獄からキックしてあげたい。
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tagtagebuch · 2 years
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【柔術】20221027 L2/SD    
明日の予習をさっと終えて今日はL2から参加。最近はスパーリングクラス出ようかどうしようか毎回悩む。筋肉が無さすぎて間接が全く固定されないから最近は技をかけられても極められない。それだけならラッキーで終わるけど力が無さすぎて極めることもできない。極められることも極めることもないスパーって誰にとってプラスなんだろう???と思ってしまう。とはいえスパーやってるときは楽しいんだけどね。なかなか悩みどころ。とうとう腕十字まで極らなくなってきた・・・ 今日のスパーは先生→紫→青→青の4本。ハーフ取ったら起き上がるφ(..)メモメモ SDクラスは人数多かったからキック1回やって終了。その前の準備運動がハードだからかなり運動した気分 今日は自転車で行ったからかなり気分がいい。しかし涼しくなってきて行きはマナーの自転車も多くて苛々した。今まで事故ってないのが不思議なくらい危ないことが多い。これからも…
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774 · 8 months
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悪の組織ゲドンが尖兵とする獣人は、動物や昆虫の特性を直截的に取り込んだ造形となっており、人間よりも獣の要素が色濃い。ゲドンの獣人は食料となる人間を片っ端から誘拐してはその生き血を抜き取って殺していき、その遺体を食肉として保存する。 しかし、その怪奇性とヒーローの孤独を中心に据えた作品展開が仇となって子供たちに敬遠されてしまい、当初は好調だった視聴率が徐々に低迷してきたため、 第6話でモグラ獣人がアマゾンの仲間になってから大きな方向転換を余儀なくされ、低年齢向けの作風へ変化して視聴率の回復が図られた。そのための強化策は、以下の3点が挙げられる。 アマゾンがキックやパンチといった、従来の仮面ライダー同様のアクションを多用するようになる。 岡村まさひこ、���村りつ子、立花藤兵衛といった仲間たちのサポートを受けて戦う。 明朗な痛快活劇を基本とした平板な展開が中心となり、モグラ獣人を中心としたコミカルな要素も加わる。 低年齢向けを目指した路線変更は、第14話でゲドン壊滅と共にガランダー帝国が登場してからさら���加速していくこととなる。古代インカ帝国の秘宝と、その秘密のカギであるギギの腕輪をアマゾンから奪うことを作戦の中心に据えたゲドンとは異なり、ガランダー帝国はインカの秘宝よりも世界征服作戦を優先させていく。その結果、従来の悪の組織ではあまり例のない規模の都市破壊をはじめとする大掛かりな作戦を次々と行うガランダー帝国と、それを阻止していくアマゾンの活躍がダイナミックかつテンポよく描かれるようになった。
仮面ライダーアマゾン - Wikipedia
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animekirbyserifu · 10 months
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コックカワサキその2
51話 ・「今日は絶対に遅れないようにしなくっちゃ…うわぁ!カカカカービィ!?こここ困るねぇ!今日は忙しいから、店じまいだー!(カービィを店の外に投げる)」  ・「デデデ陛下も良いところがあるねぇ。」 ・「(花火で打ち上げられるデデデに対して)余興であんな危ないことするなんて、いいとこあるねぇ。」
54話 ・「はーい!お待ち~!」 ・「でも、カービィの他にこんなに食べてくれたお客さんは初めてだね。」 ・「え~国王?国王じゃなくてコックだよ…。」
55話 ・「デデデ陛下が…(病気だって?)」 ・「へい!お待ちどおさま!レストランカワサキだよ~!じゃ~ん!はーい!カワサキ特製のソテーだよ~!」 ・「陛下が本当に怒らないかどうか、これを食べてもらえれば分かるよ。陛下~残さないで食べてね~。」 ・「(自身の料理を食べてもらえて)わぁ!嬉しくなっちゃうねぇ~。」 ・「まだまだたくさんあるよ~!美味しくないかなぁ…。」
56話 ・「(デデデに対して)あの~…ウチはケモノお断りなんだけど…。ぺ、ペットのこと。」 ・「ケモノでもペットでも、料理を喜んで食べてくれるお客さんは大歓迎ねぇ!」 ・「え?村長のヒツジが?」
57話 ・「あまりおかしくて商売忘れちゃったよ!(デデデが来て)テレビクルーまで。」 ・「パイだよ~!美味しくないけどよく飛ぶカワサキ特製のパイだよ~!フームさんおいくつ?(この回ではフームに「さん」付け)」 ・「だけど皆パイを欲しがってるよ?ほら。」 ・「(パイは)いくらでもあるよ~!マズいのにこんなに儲かるなんて夢みたいだ~!」 ・「(魔獣『パワーストマック』を見て)UFOみたい。」 ・「オレのよりマズいんじゃねぇ~ハハハハハハ!」
58話 ・「大丈夫!集団食中毒にしないよ~!たくさん食べてね、カービィ!」
59話 ・「さあ~て、レストラン・カワサキの新メニュー!仕上げは(魚に)パイナップルを加えて…できあがりね~!」 ・「なんでぇ~?自身があるのになぁ~。あれ?あ~れ~!(ワドルディ達に連れていかれる)」 ・「いってぇ…ワドルドゥ隊長…いったい何ごと?」 ・「なるほど…新しいメニューねぇ…。任せて!レパートリーだけはちょっとしたもんよ!(味も改善して)」 ・「あ~あ…赤魚のパイナップル和え…美味しいと思うけどなぁ…。」 ・「あ~…もうウチの店には誰も食べてくれないんだろうな~。」
61話 ・「(デデデは)死んだんじゃないの~?」 ・「(太ったデデデを見て)あのお肉分けてくれないかな~?」
62話 ・「メーベルの占いより、オレの食中毒の方がよく当たるよ。ああギャグよ、ギャグだってば~!」 ・「はっはっはっはっは!ボルンさんってバカだなー!」 ・「オレ「お魚」!」 ・「釣りをするだけだもん!なんにも怖いことないねぇ…迷信迷信!」 ・「(メーベルの)占いの通りだ~!当たったよ~!」 ・「オレもメーベル並に当ててみたいよ~!(何を?まさか…)」 ・「(メーベルに対して)バカだなぁ…(海を)どうやって渡るのさ。」
63話 ・「はいお待ち~…。ハ…ハ…ハックション!(クシャミでデデデにピザをとばす)」 ・「風邪だから仕方ないよ…。」 ・「う~ん…陛下がひいたんじゃ客はもう来ないなぁ…店じまいにしよ…。」
64話 ・「嬉しいね~!(サモに抱き着く)」 ・「(知らなくても選べばどれか当たるから)どれでもいいねぇ~ホイ!」 ・「料理したことないヤツは思い出せないね…。」 ・「アイスクリームカービィだよ!」 ・「料理したのはスッシーじゃないかな~?」 ・「デデデを狙ったんじゃない?」 ・「見れば分かるよ!」 ・「レン村長!」 ・「ナックルジョー!」 ・「スマッシュパンチ!」 ・「嘘に決まってる~!」
66話 ・「(前は)変な魔獣が凍らしたんだよね…。」 ・「へいらっしゃーい!皆さんがお好みの魚を選んで、私が調理…あー!(珍しく一人称が「私」)料理する手間が省けたねぇ…。」
67話 ・「給食の時間だよ~!給食ならレストラン・カワサキね~。味良し値段良しサービス良し、今日はスペシャルカレーだから、お皿を持って並んで!」 ・「はーい!たくさん食べてね~!」
68話 ・「ステーキな時代を生き抜くには、お客様サービスが大事ねぇ。レストラン・カワサキもカービィ達に手伝ってもらって、出前を始めるよ~!」 ・「電話1本でラーメンでもハンバーグでもすぐに届けるから注文してね。マズいけど、とっても早く天国に行けるよ~!あ!これギャグよ!ギャグ~!」 ・「あぁ…ヒマだな…客が来ないんじゃ意味ないよ…。味の分からない連中を相手にしてもダメだ…。店をたたんで国に帰ろっかな…。」 ・「(フームに対して)き…企業努力って?」 ・「値引きはもう無理だよ…。」 ・「そんなのムリムリ。料理と出前、一緒に出来ないね~。」 ・「(デデデに電話をかける)もしもし~カワサキだよ~。今日から出前サービス始めたね~。電話で注文、料理が届くね~ジャンジャン頼んでね~。」 ・「あ…(電話を)切られた…。」 ・「2000人前…あぁ!(転ぶ)」 ・「チャーシューメン、できたよ?」 ・「あぁオレ出るよ~。(ボルンに偽装したデデデからの電話)はいレストラン・カワサ…。え?(ラーメン)30丁もはーい!」 ・「ん~、オレきっと金持ちになるね~。頑張るね~。」 ・「違うよ~!『ぞい』とか『ゲス』とか言ってたから~!」 ・「さっぱり注文が来なくなった…。オレは熱心じゃなさ過ぎた…。(フームに対して)どこ行くの?」
70話 ・「オレ、(トッコリに)食材をメチャメチャにされた~。」 ・「これからトッコリ卿と呼ばなきゃ!(手のひら返し)」 ・「(キック船長の)その宝が見つかったら…。」 ・「じゃあトッコリ、(宝を)見つけたら半分くれる?」 ・「いつも日陰なのは…そうかカブーの谷だ!」 ・「じゃあ(宝は)オレが貰うね~!」 ・「オレも(トッコリのお宝を)もらえることになってるんだ!」 ・「(トッコリに対して)良いから開けなよ!宝物は?」 ・「宝物はないの~?」
71話 ・「オレの国では(クジラは)珍味として喜ばれてるよ?」 ・「こっちが(クジラに)食べられるかもね…。」 ・「フームさん!一緒に来て、クジラのガイドしてよ!」 ・「(クジラを間近で見て)大きいねぇ~すごいすごい。」 ・「え~?オレたち食われちゃったの~?」 ・「(クジラの体内が)ゴミだらけ…なんで~?」 ・「ギラウエア火山だ!」 ・「なんでオレたちが責任取らなくちゃいけないの?(彼にしては珍しく正論である)」
72話 ・「おはよう村長さん。」 ・「でも、販売機って売る機械だよね?」 ・「村長さん試してみたら?(ワドルディを買うように催促する)」 ・「(ワドルディに対して)あぁお前たちのおかげで忙しくなったねぇ…。」 ・「おい、電話が鳴ってるじゃないか…と、ワドルディは喋れないんだ…。はいレストラン・カワサキ!(電話に出る)」 ・「(レン村長に対して)まいどあり~!こっちも(ワドルディを)もう2、3匹買ってこないと…。頼んだよ~!」 ・「(ワドルディのおかげでウチのレストランも)タゴの店も景気が良いよ~。フームさんも1人買ったら?」 ・「(ワドルディ達のおかげで)ウチも大繁盛ねぇ…。」 ・「(ワドルディに対して)困るよ~戻ってきてくれないかな~?」
73話 ・「はっはははは…マズくてごめんね~!ところで陛下~頼みがあるんだけど~。」 ・「ピンポ~ン!実はそうなんだ~!」 ・「(本当に金を貸して貰えて)え~!ホント~!?」 ・「(『スシ・ロボット』を見て)あ、なんなの~これ~?」 ・「え?ロボット~?」 ・「あのね~!寿司は職人が作ったものをすぐ食べるもんだよ!電車じゃあるまいし、ネタを風にさらすのは、料理人の誇りが許さない!…でも、儲かりそうだからやります~!」 ・「(ネタを置くだけなのは)こりゃ楽だ!」 ・「さぁどんどん食べてよ~!」 ・「嬉しいなぁ~!もっと儲けてチェーン店にしよ~っと!」 ・「(デデデのギャラに対して)え~!これっぽっち~?そんな~!1日働いてクタクタなのに…。」 ・「やります!先生!きっとやってみせます!」 ・「ねぇ…早く食べないとネタが渇いちゃうよ…。」 ・「今日の客はなかなか注文しないんだ…。アガリばっかりでちっとも食べてくれない…。」 ・「じゃあ…メニューを増やすしかないのかなぁ…。」 ・「陛下はすごいねぇ…村中回るシステムなんて。」 ・「(��メニューは)いろいろね~、まずはチョコ寿司~!それにクリーム寿司~!しぶいところでウインナー寿司~!(これが1番マシ)ああ、そうそう…カタツムリ寿司~!」 ・「ワサビだけのヤケド寿司~!唐辛子いっぱいの爆弾寿司もあるよ~?」 ・「あぁ、焼き芋寿司ならもうとっくに出ていったよ。」 ・「これはイカの切り身だよ~!」 ・「大丈夫!スルメ節の材料にするとイーカも!」
74話 ・「おまちどぉ…風邪ひいちゃってクシャミすると鼻水が料理にたれるんだよねぇ…。」 ・「ああ今のギャグだよ~!ギャグだってば~!ねぇ~!ヘックション!」 ・「こうなると陛下は儲かっちゃうねぇ…。だって観光名所になるもん。」
75話 ・「恐竜饅頭美味しいよ~!懐かしい恐竜の味ね~!(どんな味だよ…)」 ・「(メス湖の)メッシー?」 ・「どう見ても本物の恐竜の足跡だねぇ…。」 ・「なーんだフームさんがやってたのか…。」 ・「(デデデに対して)わりこみはんたーい!」
76話 ・「ココ…楽しいテーマパークじゃなかったの!」 ・「助かったよね~。」 ・「(デデデに対して)こんなテーマパークを作っておいて無責任だよ!」 ・「あ~驚いた恐竜かと思った~!」 ・「お腹空いたからね~。餃子焼いたら食べる~?」 ・「(カワサキリュウを見て)あ、オレそっくり~!」 ・「待っててね~!(コショウを投げつける)」 ・「なんか…かわいそう…(そりゃ自分そっくりだし)。」 ・「(骨になったキメラ恐竜を見て)すごーい!スープのダシに使えるのかな~?」 ・「(ガスに「本気か?」と言われて)ギャグよギャグだってば~!」
77話 ・「オレの芸術をどうしてくれるんだよ~!」 ・「よ~し頑張るねぇ。」 ・「商売になっちゃマズいの~?」 ・「名画鑑賞のお共に、カワサキ特製サンドウィッチはいかが~?」 ・「(デデデの絵を見て)バカバカしすぎる(笑)。」
79話 ・「(ボンカースに対して)うちはレストランだけど、イルカはいないよ~!あぁ、これはカービィだ!イルカじゃないよ!」 ・「カ、カービィなら、メーベルのところにいるかもしれないよ!」 ・「いきなり殴られた…。」 ・「いや、ターミネーターだよ~。」 ・「カービィって結構有名なんだねぇ。」
80話 ・「どうせ今日も客は来ないからね、アハハハハハ…。」 ・「(自販機を見つけて)ガングー!アレなんだい?」 ・「なんか飲み物みたいだねぇ…。」 ・「けーっけっけ経営者として燃えてきたー!今日の今こそビジネスチャンスねー!生き抜くよー!うおー!」 ・「これでうちの店は売上倍増ねぇ。」 ・「(サモに対して)おまちどぉ、パワップD入りスペシャルカレーねぇ。」 ・「でも精力つくねぇ~!」 ・「サモこんなに残しちゃって…。」 ・「あ、カービィ!そこのスペシャルカレー食べちゃって~!」 ・「せっかくパワップD入り料理をこんなにつくったのに…お客がバッタリ来ないなんてぇ…。あぁ…どうしよう。」 ・「カービィ!どうしたの!」 ・「(ブンにパワップDがあるか聞かれて)でも、もうないよ?」 ・「だって…オレの料理に全部混ぜちゃったもん…。」 ・「カービィ!パワップDスペシャルカレーだよ!」
81話 ・「すごいな~!オレよりひどいよ。」 ・「(ガスとガングに指摘されて)キツいねぇ~、でもその通り!はははははは~!」
82話 ・「サモ~、料理用のお酒~。え?」 ・「え?え?(料理の)プロって…オレのこと?」 ・「コックカワサキ、男の料理教室、始まりね~!」 ・「まず本日のメニュー『ビールで煮込んだイチゴのリゾット』~!」 ・「材料はライスにイチゴにビールなんかで、これをぜ~んぶお鍋に入れま~す!(材料の組み合わせの時点でヤバい)」 ・「ゆっくりドロドロ煮込むのがポイントね。次にタマゴを…あれ~?」 ・「そうだろーなー…でもオレの立場はないよね…。」
83話 ・「そうだ!オレだって勉強したーい!」 ・「(3+3は)33!」 ・「計算できないと、お釣りを誤魔化せて便利だねぇ。あぁ…ギャグだよギャグだってば~。」 ・「わーい!チップ先生って優しいな~!」 ・「給食タイムだよ~!オレが生徒になって良かったろ~?」 ・「あは、これデデデ陛下のね。あはははは…全部間違ってるよ~。」
84話 ・「まいど~!こんな夜更けにお客さん?それとも泥棒さん?」 ・「オレ、見たよ。ありゃ魔獣ねぇ。」 ・「カービィみたいに真ん丸だったなぁ…。」 ・「ふぁ~…また夜中に起こされた。」
85話 ・「(日焼けしたデデデを見て)あんなの今頃流行らないねぇ…。」 ・「フームさん、おはようさん。」 ・「皆、昼と夜が逆になった。合わせないと商売にならないねぇ~。」 ・「昼の暮らしに戻りたい…。」
86話 ・「次は、オレが苦労する番だよ。」 ・「包丁い~っぽん、サラシに巻いて、板場の修業時代に兄弟弟子で、コックナゴヤってヤなヤツがいてさ~。」 ・「都会派料理とか言っちゃって腹が合わなかったけど、そいつがププビレッジにやってきたんだ~。」 ・「魔獣かもしれないから、カービィ~気をつけてね~。」 ・「いらっしゃ…(ナゴヤが入ってくる)。え?」 ・「あ~!ナ~ゴ~ヤ~!」 ・「会いたかった~!」 ・「皆~紹���するね~!コックオオサカ師匠の下で修業した、オレの兄弟弟子『コックナゴヤ』だよ~。」 ・「忘れもしないね…あの修業時代は…(回想に入る)。」 ・「ナゴヤ~!料理マズいって師匠にまた怒られた~!(泣)(回想内のセリフ)」 ・「オレ料理人に向いてないかも…。修行やめよっかな…(回想内のセリフ)。」 ・「今のオレがあるのはナゴヤのおかげね…。」 ・「皆どうしたの~?」 ・「頼むよ~オレナゴヤに笑われたくない。」 ・「そこをなんとか~!(フームに頼む)」 ・「皆、ありがとね~!」 ・「(分量を測るなんて)やったことないからな~。」 ・「できたよ~!おまたせ~!(ラーメンを出す)」 ・「マズさを競い合ったナゴヤがあんなすごい料理人に…。あぁ…カービィまで…。」 ・「(オレのラーメンが美味かったのは)フームさんが味付けしてくれたからだ…。」 ・「(ナゴヤにメシがマズいと言われて)そ、そーゆーナゴヤだって~!」 ・「そっちこそ人の足引っ張ってばっか~!」 ・「そーゆーナゴヤはまだ店を一軒も持ってないじゃないか~!」 ・「もうダメだ!」 ・「皆が大好きな食卓の定番!カレーライスだよ~!(1品目)」 ・「え~?何で火を噴くの~?甘口のカレーなのに…。」 ・「出前の定番!カツ丼だよ~!(2品目)」 ・「スタミナバッチリ!レバニラ炒め定食!ご飯に味噌汁におしんこサービスね!(3回目)」 ・「え~!なんでだよ~!(泣)」 ・「皆!今までオレの料理を食べてくれてありがとう!さよなら~!」
89話 ・「(アニメ作りは)楽しかったなぁ。」 ・「オレたち、プロ根性で仕事したねぇ~。」 ・「(オレのアニメは)グルメものね~!」 ・「包丁い~ぽん。サラシに巻いて~。旅にでたのは田舎の修行。松茸コイサンド~!…で、食中毒になる感動巨編ね(元ネタは藤島桓夫の曲『月の法善寺横町』の歌詞)。」
90話 ・「(陛下に)税金払ってんだもん…。」 ・「カワサキ特製おにぎりはいかが~?添加物いっぱいで腐らないよ~!」
91話 ・「なんで当たる…食中毒じゃないんだから…。」 ・「(ウィリーに潰されて)うわぁ!踏んだり蹴ったりねぇ…。」
92話 ・「(デデデの放送を見て)やっと運が向いてきたね…。来年の今頃はオレ…億万長者だね。」 ・「レン牧場直輸入~!コレステロールたっぷりのラムステーキ定食~!500デデンねぇ。」 ・「焼きそば弁当100デデンだ!」 ・「タコス弁当50デデン!」 ・「(これ以上値引きは)そんなの無理だ…。」 ・「(天秤が金の方に傾いて)古い油で炒めた野菜クズ弁当10デデンね!」 ・「水同然に薄めたコーンスープとパンのセットで6デデン!」 ・「じゃあオレ…1デデンでいい。」 ・「1デデンでも儲かる弁当は…サンドウィッチね!」 ・「今やってみせるよ!」 ・「1本のハム…一斤のパンを1万枚まで薄~く切るねぇ!」 ・「これだけ薄くすれば、なんとか1デデンねぇ!」 ・「なんか嬉しくないなぁ…。」 ・「そうだよな~…。ちょっとでも厚いと儲からないし…。よーし!もっともっと薄く切る練習をしなくちゃ!」 ・「はーい!カワサキ特製サンドウィッチだよ~!軽くて薄くてお腹に持たれないねぇ~!」 ・「風に飛ばされないようにね~!水は何杯でもおかわり自由ねぇ。」 ・「(ワドルディに対して)はい!ん?どうかしたの?」 ・「(ワドルドゥ隊長に対して)え~…ダメだよ…。これしか用意してないもん。」 ・「あいたっ!何するの!」 ・「カービィ!オレごと吸いこんでー!(カワサキ本体ではなく、彼の背中のフライパンを吸いこませる)」
93話 ・「(プレゼント箱を)だいぶ上げ底したけどねぇ(本人の前でそんなこと言うなよ…)。」 ・「明日は、カワサキ感謝の日だ。楽しみだな、みんな何をプレゼントしてくれるかな?」 ・「あ~あ…また始まったの?」 ・「(憎悪の日と聞いて)明日はオレの感謝の日なんだけど…。」 ・「(憎悪の旗を立てるワドルドゥ隊長に)やめてくれ~!勘弁してよ~!あ~…。」 ・「いらっしゃ~い!今日は誰も来てくれないかと思ったよ~。」 ・「お~!そんなに注文してくれるの?腕によりかけて作るから待ってて!」 ・「(料理が)できたよ~!え~?なんで?(全員帰ってしまう)」 ・「(パイをぶつけられて)ひどい!ひどいよ~!」
94話 ・「今日はお客さん、1人も来なかったなぁ…。」 ・「うちは(魔獣に)潰された~。」 ・「逃がさないよ!」 ・「でも、あれでお雑煮作ったら美味しいよ~(ゾウだけに)。」
95話 ・「(シャモジやフライでジャグリングしながら)今日も~暮れゆ~く~無人の~店に~あ~あ~こんなにお客が来ないんじゃお店たたもうかな~?あ~あ。あ?」 ・「いらっしゃ~い!あ、カービィ!作り過ぎのラーメンあるけど食べる?カービィ?」 ・「あぁ、やめてカービィ!モノは大切に…あぁ!(蹴り飛ばされる)」 ・「どうしたのカービィ…いつもと顔つきが違うよ…?人相(?)悪いよ…?」 ・「あ~!レストランが…。」 ・「カービィがあんなになるなんて…。」
98話 ・「オレの店なんか(爆発で)丸焼けだよ~!(95話のことを根に持ってそう)」 ・「(携帯電話を見て)陛下~!何してんの?」 ・「オレたちに戦えって言うの…?(※ゲームでは中ボスです)」 ・「あぁ、オレ用事思い出しちゃった~!(逃げる)」 ・「(ダコーニョに対して)オレたちにはどうしようも…。」 ・「コックがいなくちゃ、いくさはできないねぇ~!」
99話 ・「なんだかスリルあるね~!」 ・「このキッチン楽だ~!全部レトルト食品だもんね~!」 ・「どういたしまして~!」 ・「オレだけ、手作りのカキ鍋ね~!」 ・「(デデデに対して)カキ鍋弁償しろ!」 ・「カービィ!吸いこんで!(フライパンを投げる)」 ・「あらら~、なんでダメなの~。ロブスターの料理調べるねぇ。」 ・「カービィ!ロブスターを料理する方法がもう1つあったよ!」 ・「ロブスターもイセエビも、凍らせると大人しくなって賞味期限が延びて美味し~ね~!」 ・「でもダメだよ~、ロブスターは茹でなくちゃ…。」 ・「(大量のデスタライヤーを見て)あの中華鍋野郎多すぎだ!」 ・「メタナイト卿!逃げようよ!」 ・「なんだよ!(デスタライヤーが)仲間割れしてる!」 ・「とうとうナイトメア要塞に入っちゃったね。」
100話 ・「監禁されちゃう!」 ・「時限爆弾だ!時間を稼いで、ハルバードで脱出ね~!(料理人の考えることじゃないだろ…)」 ・「はぁ…言い出しっぺって損だな~。」 ・「爆弾…重すぎ…トッコリも持って。」 ・「お待ちどぉ~!カワサキ特製レバニラ炒めね!」 ・「お~い!皆~!やったよ!」 ・「あれ~?皆こんなとこで何してるの~?」
特別編 ・「待ってくれ~!何もしないからオレのエビフライになっておくれよ~ね~。あー!」 ・「フームさんに食べさせたい高級ロブスターだったよ?」 ・「わぁ~い!このサクラエビで儲けるね~!」
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otome-ism · 11 months
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ショベルヘッド愛好会のツーリングに参加
10/22にショベル乗りの方々が集まるってことなので参加してきた。行き先も大洗だし、間に合えば昼ハンバーガーを決めれる!なんて計画をしながら集合場所へ。
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いつものチョッパーだらけともフルカスタムとも違った面々で見たことない車両ばかり。
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停めた場所が結構きつかったので回り込んで写真を撮ることはできなかったけど適当にいくつか撮影。
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お昼時だったのでお肉とポテトを食して大洗へ。
人数少ないマスツーだからか、分断された際に先行組が通行止めの道に迷い込む。後発組が次の集合場所に着いてもなかなか到着しない事態に。
そのため、大洗には15時に到着し、初の昼ハンバーガーを決めることができずに撤退。帰りの高速のランプでエンストして坂道でのキックで死にそうになったのも良い思い出。
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epwf · 2 years
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2301-02 大移動前夜支度中
/17 3年振りの友人は、記憶のなかの彼女よりも小さく見えた。もう少し背が高かった気がする、縮んだ?と一言目から無遠慮に言ってしまう。私はこの人に昔から甘えているんだと思う。新米看護師は相当堪える仕事のようで、体重がずいぶんと落ちたらしい。稼いでいるからと食事を奢ってくれた。旧友と話すと限定的なあの数年間の感触が久しぶりに浮かんでくる。一瞬でもまたみんなが集まればいいと淡く思うが、想像のうちに集うだけで十分なのかもしれない。
/18 大学へ行く。モザイク画をみる。人々の群像のよう。ダニエル・アラス『なにも見ていない』を読む。蕪木でホットチョコレート。大寒波。
/20 上司になるかもしれない人に今どき古本屋をやりたいなんて珍しい人ですねと言われた。街ふらついてインドのラグを入手。ユーズドの布を束ねたカラフルなもの。風景のような眺め。
/22 祖母が家に来た。引っ越す前に墓参り行けと父に言われたが行きたいと少しも思わないから行かないけど、もっと広く、先祖のことを思っている。別れ際に祖母に手を差し出して握手した。確かな九州との地縁。
/23 母と出かける。鳩のフンが直撃。目当ては臨時休業。昼食の会計は4444。でもいい日だった。さくら鍋食べた。青森の馬。
/24 現美のコレクション展。田部光子のお手製全身タイツ。
/26 卒論の試問会。詰められるかと緊張してたが和やかに呆気なく済まされた。大学生終わった。入学したころ、所属に寄りかからないようにならなければと思ったのに、一人で堂々と立てていない。すくっと立ちたい。週末のうちに見たい物件を見つけてしまい、迷いつつ急遽飛行機を予約。
/27 飛ぶ。短期間に長距離移動を繰り返すと引き裂かれそうになる。ひと月に2往復が限界。後ろの席の骨格逞しい赤子からシート越し腰キックを受けていたら、乗務員のマッシュヘアなお兄さんが気づいて、空席に移動させてくれた。空港でバスを2時間待って家へ。夕飯の下拵えしたり寝転がったりして待っていたら、顔を炭で真っ黒にしたKが帰ってきて笑った。レモンの生姜焼きと冬瓜葛煮を食べた。
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/28 朝起きると雪景色。南下して雪のない街へ出る。「この街は湯水のようにおもしろい人が湧いてくる。」 湯の街に特異な境界線。大地、創造、母性。おでんのち、どぶろくを買って温泉、半島に帰る。
/29 街へ。氷結した志高湖の周りを走る。磯崎新や吉村益信がここでピクニックをしていたらしい。新・新世紀群になれるかしら。この街で暮らそう、そうしよう、とじんわり思えてくる。
/30 帰宅。気になる仕事見つけた。応募書類にとりかかる。先週決まった仕事はごめんなさい、後ろめたいけど「労働者はもっとわがままでいい。」
/31 卒展をみにいく。つい、このひと別府に来ればいいとばかり思う。南千住へ移動、あの辺りの路上は狂気が野放しにされてる。丸千葉でいっぱい食べて飲む。噂どおり明るい気持ちになる店。
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02/02 卒展またみにいく。図書館で『住宅の射程』を読む。住居に向かないところに住んでみたい。nLDKに当てはまらず、街へはみ出していくような。歩いて見つけた物件の内見で問い合わせていた不動産屋から折り返しの電話。ome farm kitchenに寄る。東別府の牛飼いの話。
/03 大竹伸朗展みにいく。ここ一年くらい美術館の人だかりが怖くてうまく居られない。そもそも2月が苦手で元気なくてよくない。ダンスシーンを求めて『サタデーナイトフィーバー』みた。元気は出なかった。都市のダサさ。
/04 Kに内見を任せる。その第六感を信頼している。送ってもらった動画を見ながら生活を想像する。ここに住みたい。ジロウが皮肉に歌う「シンプルライフ」がきこえてくる。数年前のジロウのインタビューを読む。
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/06 不動産屋に連絡をして、仮申し込みを済ます。引っ越しを目前に緊張もしてきて、身体の強張りと心臓がぎゅーっとなってる。Kはむこうで古物商の申請を済ませたとのこと。電話口でギンビスをぼりぼりと食べる音がして、電話を切って買い物に出て、ついギンビスとチョコリエールを手にする。これもまた数週間前にKが食べていた。商品流通ってこういうことなんだと思った。珍しく父がハーゲンダッツを買ってきた。あと10日ばかりの2人暮らしに思うところあるのだろうな。
/07 品川散歩するモニターバイト。母同行。宇都宮ナンバーのトラックに積まれた牛たちが消毒か何かの薬品臭が漂う大通りを通っていて、食肉処理場があることをはじめて知った。殺される間際の牛の目に映される風景と同じものが、あの一瞬私の目にも映った。肉屋の娘と肉屋の孫。新橋に寄って、私的いつでも行きたい食べたい店第一位のビーフン東でごはん。そのあと蔵前に泊まった。アブサンを飲み、coyoteを読んだ。
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/08 母と。アンビカショップに寄って、散歩バイトがてら代々木上原へ。按田餃子でごはん。歩いて、ベーグル買って、歩いて、原宿へ。卒業祝いにkaruhのスニーカーを買ってもらった。母の家に寄って、夜ごはんを軽く食べながら『チャンシルさんには福が多いね』をみた。アンビカで買った青いマンゴーのピクルスは梅干しのように酸っぱかった。
/09都美でエゴン・シーレ。卓越した造形感覚についていけなかった。到底及ばない。ついでに品川散歩バイトをして帰宅。品川の大通りと線路の間の道はそれなりの音量で歌ってもばれない。
/10 引っ越し準備。持ち物を減らすってどういうことだろうか。要不要ではない判断基準がわからない。自分のことを信じられないぶんものに執着しちゃう。身一つで愉快にい��いからわかれてみる。
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/12 北品川がNYに似てると言っているベーグル屋。うたがわしいがおいしかった。銀座歩く。新宿いく。ひとひと。梅満開、あたたかな夜。君たちの一生が知りたいからまだしばらくは大丈夫。
/13 引っ越し準備、やっぱりうまくいかなくてめげそう。国語のノートの阿呆な感想文を読み返してショック。私は阿呆だった、と正しく記憶して処分する。くれぐれも。
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mari8log · 2 years
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2019年pugcat's ライブ
大阪1部と2部とfinal
(mari8rmふせったーから転載)
__________
大阪
1部
・つながリーヨ
・地球をキック!
・初心をKEEP ON!
・天までとどけっ!
・てっぺんへダッシュ!
・おはよう!シャイニング・デイ(大阪限定曲)
・打ち砕ーくっ!
・掌のぬくもり
・ライメイ!ブルートレイン
・GOODキター!
・舞台はデッカイほうがいい!
・成せば成るのさ 七色卵
・勝って泣こうゼッ!
2部
・元気になリーヨ!
・舞台はデッカイほうがいい!
・王者の魂
・立ちあがリーヨ
・てっぺんへダッシュ!
・BIGBANG!
・地球をキック!
・最強で最高!(限定曲)
・燃えてきたぜ!
・スパノバ!
・感動共有!
・リーヨ ~青春のイナズマイレブン~
・マジで感謝!
・またね…のキセツ(アンコール曲)(限定)
【感想】
(1部)
・GO1期ガチオタクなので、まさかのGO1期全部網羅セトリが来てしまい思わずニッコリ。ライブ前日に「やっぱ1部も狩っとこう…」と18時にチケットを買っておいて良かった…先見の明。(2部は前前から買ってた)
・掌のぬくもりもきけて良かったな~ハモリがとても綺麗だった
・大阪の思い出がこうたさんが5年前のアニソンイベント、トン兄がうらべリカちゃん。うちっていうのがかわいい。関西弁。十十バトルの豪炎寺と鬼道さん。いろんな方言があるけど日本列島という一つの島では共通して朝いちばんのことばがあるよなー!?!?!?!?! でおはようシャイニングデイにいくMCが神。「好きなお好み焼き、食べて寝ようかな!」
・デカレンジャー見てたわ…。
・いつもイナズマイレブン関連のイベントのまめつぶサイズのパグキャッツしか見たことなかったので、会場でまじまじとお姿・汗を見る機会がなかったのでとても良かった。よくいろんな人が言う「目があった」ってことば、そんなバナナ…と思っていたが、本当に目が合う。1時間半も歌と踊りをして死なないの凄い。楽しい時間はあっというま、楽しんじゃリーヨ!
(2部)
・1部の時よりも近くで見えすぎて、トン兄の眼力も良く見えたのだけど、目が充血していていつか目玉ポロって落ちないか心配した
・へその筋肉がつるトン兄
・リーヨのコールがあまりにも完璧な人がいて、もはやCD音源か?となった
・曲が良い歌詞が良い全部良い
・地球をだきしめたあとは地球をキック!
・「そのまま地球まるごとキックしようぜぇ~~~!」の「ぜぇ~~~!」の時にこうたさんが最前列の人とグータッチ(と言うのか?)をしていて面白かった 3回くらいしてた
あまりにも大満足だったので特にきにしていなかったけど、まだまだ歌ってない曲いっぱいあるんだな、凄……
2部でビッグバンを歌うとわかった瞬間後ろからものすごい奇声がきこえて、「きっと熱心なギャラクシーのオタクの方が来られてたんだろうな…」と思っていたらまさかのその後流れで一緒にお食事をされた方と判明して大爆笑した そういう人生もある
__________
パグキャッツアー FINAL
・スパノバ!
・てっぺんへダッシュ!
・初心をKEEP ON!
・立ちあがリーヨ←円堂きぐるみ
・地球をキック!←一星充きぐるみと灰崎きぐるみ
・打ち砕ーくっ!←剣城のきぐるみ
・ガチで勝とうぜ!
・勝って泣こうゼッ! ←疋田さんと大町さん きぐるみズ
・燃えてきたぜ!
・ライメイ!ブルートレイン
・元気になリーヨ!
・最強で最高!
・スペシャルイナズマイレブンメドレー
[リーヨ ~青春のイナズマイレブン~]
[みんなあつまリーヨ][新時代つくリーヨ!][気合いでハリケーン][つながリーヨ]
・ぼくらのゴォール!←ライブ初披露 これで無印曲コンプリート
・成せば成るのさ 七色卵
・舞台はデッカイほうがいい!
・マジで感謝!←ゲストさん総出演
アンコール
・僕たちの城
・GOODキター!
_______________
良かったところとか 好きだったところとか
・開始前のアナウンスは大町さん
・てっぺんへダッシュ!の時のトン兄がこうたんの髪の毛くるくるしてるとこ好き
・リーヨのポーズを世界一恥ずかしいポーズと言うこうたんに対して「11年間やってるんだぞこっちは!このポーズかっこいいよな!?そうだよな!!!」そうたいそうたい!!!
・立ちあがリーヨ終わった後の「円堂くんとリーヨ出来て良かった」
・水飲みたい時に話をふられるとことばを繰り返しぎみになるこうたさん「うんうんうんうん」
・「出会いは足し算 絆は掛け算」のところは本来はハモりどころなのにトン兄はいつもあそこ歌わないと文句を言うこうたん ほんまにな!!!!!(三回くらい地球をキック!をライブできいたけど一回もハモってないぞあそこ)(仲間たちーッッッ!で忙しいのだ………)(「その間ちゃんとこうた見てるよ」みたいなことトン兄言ってた気がする)
・疋田さんと大町さんが想像以上にしっかりふりつけを踊ってきたのでビビった 上手い
・「いくぞまだ見ぬドリルスマッシャー!」リーヨと言われる前にフライングドリルスマッシャー
・「ドリルさんはいらない」「さぎぬまだー!!!!!」ドリルさん
・オリオン第一話で日本代表のベンチでぼそっと呟くあのセリフを生できこうぜコーナー
大町「残念だけどこの試合、日本代表は負けるよ」
トン兄「なんか言った?」←ごーじん先輩のセリフ(代役)
大町「いえ、日本がどこまで行けるか楽しみですね!」
デーンデーンデーンデーンデーン←人力SE
・トン兄「すまん手が滑った」
デーンデーンデーンデーンデーン←人力SE
(デーンデーンは疋田さんとこうたんがやってたのだけどどっちがどっちのSEやったか忘れちゃった)
・「古い方(疋田さん・トン兄)と新しい方(こうたん・大町さん)が融合しているところが今のイナズマ作品とパグキャッツとシンクロしてて良い」と疋田さん
・キッズたちに「ドリルスマッシャーって知ってる?」
ここで円堂着ぐるみさんがステージ前に寄ってくるので円堂さんには勝てないわな~ワハハからの「えんどぉーーー!!怒」がめちゃくちゃ面白かった 「これは疋田たちのオンステージですか?」
・一星きぐるみと大町さんがたびたび絡んでいたのでニッコリ 涙こらえた~のあのポーズかわいいよね、というかきぐるみいっぱいキャストいっぱい出てくると「目が足りない…!」になる
・一星きぐるみは基本ファンサが良い 手めっちゃ振ってくれる
・剣城きぐるみと灰崎きぐるみは基本的に踊らない けどテキトーに手をあげたりたまに踊ってたりする
・タオルダンスの時にタオルをマイクスタンドに見立てて歌うのあったんですけど(ライメイ!かな?)、あれめちゃくちゃに良かった…
・クルクルクルクルパッ!パッ!が頭から離れん
・ぼくらのゴォール!のふりつけが好きだったのでかかった時嬉しかった きてよかった~~~
・「な~~ないろた~まごぉ~~」のこうたさんの声好きです
・「令和50年になっても今日の日は忘れない!50年後まで俺生きてるよな!?頑張って生きる!死ぬまで歌い続けたい!」で隣の人泣いてた
・記念写真撮るときの剣城着ぐるみ、もみあげクルクルしたりヤンキー座りしてたりしてたらしい つるぎはかわいいね。
・僕たちの城はパグキャッツ音源欲しいよぉ~~ バラードのハモりむちゃくちゃ綺麗
・GOODキター!のサビに入る前の音(♪ラシドレ)にあわせてトン兄が「♪ブレイズ」「♪ファイナル」とつけて歌ってるのがすごくよくて、あ~~~~~~私ライブに来てるんだな……となった 他にもちょいちょいライブだけの替え歌?替えセリフ?があったんですが、もうどれも良かった 昨日の18時58分に「やっぱり行くわ…」とスレスレでチケットを買い(※前売り販売終了は19時)、当日の13時半に新幹線に飛び乗って来て良かった ライメイ!金欠新幹線(心は幸せ)
・帰りは佐木沼さんアナウンス「フン!おまえたち最高に熱かったぞぉ!」「ありがドリルスマッシャー!」
さぎぬまさん愛されてますなぁ
(2014年のイナズマ5周年ありがとう映画を観に行った時、後ろに座っていたお兄ちゃん3人組がさぎぬまさんが出るシーンで「さぎぬまだ…」「でざーむだ…」と言ってたし(他キャラの時には特になにも言ってなかった)、
2018年8月のイナズマ代表選考イベントもさぎぬまさんが出ると横のお兄さんたちの「ああ…(嬉しそう)」「おさむ…(嬉しそう)」な呟きが口から洩れてたのきいてたので、さぎぬまさんはお兄さんウケが良いのかもしれない)
(みんなあつまリーヨ、もしかしたらストライカーズ2011の方かもしれない……初代と2011の区別がついてない……)(教えて詳しい人)
おしまい!
ああ好きだ いけてよかった パグキャッツ(五七五)
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seya-fitness · 2 years
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ミット打ちで全て解決❗️ 憧れのあの体が手に入る✨ 体に関するお悩みは全て解決😃 パンチ・キックの本格的なミット打ちはここでしか出来ない✨ その爽快感にハマる人続出😄 ぜひ一度お試しください♪ ☆入会金無料☆ ☆無料体験実施中☆ ☆DMからでも体験予約を承っています☆ #横浜 #肉体改造 #運動不足解消 #マッチョ #細マッチョ #筋肉 #筋トレ #相鉄線 #ミット打ち #ボクシング #キックボクシング #トレーニング #痩せる #痩せたい #肥満 #肥満予防 #メタボ #運動 #ダイエット #イケメン #エクササイズ #三ツ境 #瀬谷 #希望ヶ丘 #大和 #二俣川 #鶴ヶ峰 #南万騎が原 #緑園都市 #弥生台 (Mitsukiyou, Seya-ku) https://www.instagram.com/p/Cme6Ff7S4LX/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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wu-tamu · 5 years
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10.5(sat)は青森市sublimeがアツい🔥 ゲストもDJ陣も非の打ち所がないメンツ👊🏼💥 チケットは100枚限定らしいのでお早めに! #backchannel #killaturner #仙人掌 #cottondope #thesexorcist #downnorthcamp #wdsounds #dopeを運び肉を切る #respect纏い骨を断つ #スネアが骨 #キックは肉 #移植した心臓でBPM計る (青森サブライム(ライブハウス)) https://www.instagram.com/p/B20c2ITF3Q2O18y-JlsJXkZaGG3Ax6_F-h08Os0/?igshid=3jqc5dbmt2fg
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hitujijp · 2 years
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次は背泳ぎだ
一応先日の機会で背泳ぎではそれなりの公式記録と自己ベストを残せたと思う。というより、予定より速いタイムが出てしまいハードルを自分で上げてしまった感がハンパ無い。これからあのベストを塗り替えねばならぬのかと思うと大変さに気が滅入りそうになるぐらいだ。
しかし一方で、得意種目の平泳ぎから背泳ぎへの転向は順調に進んでいる事がデータ面でも裏付けられた。平泳ぎはどう足掻いた所でキックの種目。膝に無理な負荷を掛けられない以上、幾ら上半身で補った所で伸びしろはもう殆ど無い。
これからは背泳ぎをメインにして、平泳ぎに関しては練習量を減らしていく。方針としては両種目それぞれ使う筋肉が割と被らないので疲労や負荷を分散する意味も込め、どっちかが調子の悪い時はもう片方をやる感じで考えている。
とりあえず、まだどうなるか分からないが今季は100m背泳ぎ、100m平泳ぎ、200mメドレーを泳ぎ込みながら可能性を探る予定だ。
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ano5555 · 3 years
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Rexsoka week 2021 Day 4: It happened once in a dream/AU Day
I reposted the story of Rexsoka babies that I wrote a few years ago in the original Japanese version.
I think this story can be read as a dream of Rex who broke up with Ahsoka and retired to Seelos.
狩り
シーロスの砂漠を吹く風は、いつもベタついている。地表に厚く堆積した岩塩を砂嵐が削り、粉々に砕けた塩の結晶が風に乗って舞い上がるからだ。塩の岩盤の下には巨大なワーム類が棲んでいて、僕と僕の家族はそいつらを狩って暮らしている。この過酷な土地に生きる者にとっては、ワーム…特に脂の乗ったジューパは御馳走だ。干し肉にしても良いし、ベーコンにしても美味い。砂漠の縁、岩だらけの山の麓に細く貼り付いた緑地帯に住む人々のところに持っていけば、クレジットや他の品物に替えてくれるから、僕達はそれで食料や燃料、必要な生活用品を手に入れる。
その日、コックピットで“家”を操縦していた父さんは、僕に双眼鏡を渡して言った。
「ジャンゴ、上で周りの様子を見てこい」
「分かったよ、父さん」
僕は双眼鏡を首に掛け、テラスからコックピットの上に突き出したキャノンの砲身にコワキアン・モンキーみたいに飛びついて、するすると上に登る。赤ん坊の頃からやってることだから朝飯前だ。
こんな風に話すと、どうして家にコックピットやキャノンがあるのかって、皆不思議に思うみたいだけど、僕らの家がクローン戦争時代の全地形対応型戦車だと言うと納得してくれる。見かけは鈍臭く見えるけど、6本の脚で広大な砂漠を渡り、切り立った崖も登ることが出来る、とてもタフな乗り物だ。父さんは宇宙空間でも戦えるって言ってたけど、ホントかな。AT-TEと呼ばれるこの戦車を、父さんと母さんは廃材を使ってあちこち改造しまくった。キッチンと煙突を付け、車体の横に新しく出入り口を開け、家の周りにはテラスを巡らして、外からもコックピットに出入り出来るようにした。屋根の上は広いデッキになっていて、風のない穏やかな日にはここで食事をしたり、夜には星を眺めたりする。もちろん戦車としての機能もちゃんと残っている。5門のキャノンはまだ現役だ。特にコックピットの上の長い砲身を持つ主砲には“リール”が装備されていて、これでジューパを釣り上げ、主砲でとどめを刺す。
屋根のデッキに上がった僕はコックピットの真上、主砲の脇に立って空を見上げた。紺碧の空には雲ひとつ無く、ぎらぎらと陽が輝いている。風は強く吹いていたが、砂嵐の兆候は見えなかった。
天候を確認すると、僕はゴーグルを上げ双眼鏡で���意深く地表の観察を始めた。ジューパが地中を移動すると、地殻が崩れて地表にひび割れが出来る。その方向や崩れた幅からジューパの大きさや移動方向を推測するために、地道な観察は欠かせない。
「…2時の方角に地面の割れを発見!」
下のコックピットの窓から剃り上げた褐色の頭を出して、父さんが怒鳴った。「規模は!」僕も負けずに怒鳴り返す。「全長7~80、幅1.2ってとこ!」
「でかいな!」
「ビックボンゴかな?」
「わからん」
視界の前方にうっすら砂煙が上がった。
「ああ、俺にも見えた!来るぞ!!」
地響きを立てて地面が盛り上がり始め、地殻が割れて、紅い八つの複眼を持つ巨大なクリーチャーの白い頭が現れた。「ビックボンゴだ!」ゾクゾクと鳥肌が立つ。普段、地中深くにいるジューパだけど、僕たちが撒いた餌…今日は小さめのワームだ…の匂いを嗅ぎつけたらしい。
「思いのほか早く来やがったな!」父さんの口調は荒っぽいが嬉しそうだ。「奴さん、よほど腹を空かせてるらしい。母さんは主砲に付いたか?」
「さっきまで配線をいじってたけど、今はクーンにお乳をやってる」クーンは僕の妹だ。まだ赤ん坊だけど、お腹が空くとガンダークみたいに凶暴になる。
「早くするように言え」
「無理!クーンがグズってるんだ。あいつ行っちゃうよ!!僕にやらせて!」
「駄目だ」父さんは短く答えて、母さんを呼んだ。「アソーカ!」
車体の脇の扉が開いて母さんが出てきた。肌蹴た胸にはまだクーンが吸い付いてる。母さんの頭には青と白の縞模様で彩られた二本のモントラルと、それに繋がって左右に二本、後ろに一本のレックが生えている。トゥーカの耳みたいに尖ったモントラルとカラフルな肌の色(母さんのは綺麗な夕焼け色だ)はトグルータ種族の特徴だ。父さんと母さんは種族も違うし、歳だってどう見たって父さんのほうが20くらい上なんだけど、とにかく僕は父さんと同じ褐色の肌で、頭には白地に灰青色のまだら模様が付いた小さな瘤みたいなモントラルとレックがある。つまり、僕は父さんにも母さんにも、半分ずつ似ているんだ。妹は目の色以外は母さんとそっくりだけど。
「レックス、ここで止めて。クーンをお願い」
母さんは胸から引き剥がしたクーンをコックピットの開いた窓から父さんに渡した。クーンはギャー!と砂漠中に響き渡るような声で喚きながら暴れてる。「そう怒るなよ、おチビさん…いてッ」キックとパンチをまともにくらいながら、父さんは猫撫で声でクーンの機嫌を取っていた。「父さんの膝においで。母さんは忙しいんだ」僕に怒鳴る時とは全然違う。ホント、妹って得だよな。
デッキに上がって、キャノンの砲座に掛けた母さんに僕は頼んでみた。
「母さん、僕に撃たせて!一人で出来るから」
「一人じゃ無理よ」
「大丈夫だよ!この前僕が仕留めたの、母さんだって見てただろ?」
「あの時は獲物が小さかったからね」母さんは僕に構わず機器を操作し始めた。
「そんなことないよ!僕は…!!」
下から父さんが笑いながら叫んだ。
「ジャンゴ、母さんの言うことを聞け!我が家のコマンダーだからな」
「レックス、からかわないで」
母さんは砲座から降り、僕の眼を見つめて言った。
「いい?ジャンゴ。このキャノンは撃った時の反動が大きいの。あなたの身体じゃ、吹っ飛んじゃうわよ」
「…そんなら母さん、手伝ってくれる?狙いは僕がつけるけどね」
母さんは笑って僕の頭の小さなモントラルにキスをした。「勿論よ。やってごらん」
僕は歓声を上げ、トンボ返りで砲座に掛けた。あのビックボンゴを僕が仕留めるんだ!母さんは座席ごと僕を抱えるように後ろから支えてくれている。
今回ジューパを仕留めるにはキャノンを2発使う。1発目、ケーブルの付いた鉤針を獲物に撃ち込んで電流を流し、弱ったところに2発目でもって頭を撃ち抜くのだ。
ジューパまでは少し距離があったが、僕には”当たる”っていう確信があった。自信とは少し違う。上手く行くときもそうだけど、上手く行かないときにもそういう予感がして、大体その通りになる。
砲身にはケーブルを繋いだ鉤針をセットしてある。撒き餌を食べ尽くしたのか、ジューパは地表に半身を出して他の餌を探していた。今のこいつに鉤針を命中させるのは、そんなに難しい事じゃない。僕は狙いを定めてキャノンの発射ボタンを押した。ケーブルを巻き取るドラムが凄まじい勢いで回転し、繰り出されたケーブルは真っ直ぐにジューパへと向かって行く。ケーブルの先の大きな鉤針が上手いことワームの白い背に突き刺さった。ガクンと衝撃が伝わる。やった!僕はやったぞ!!
「踏ん張れ!!」父さんが叫ぶ。慌ててリールにストッパーを掛け、電流を流す。ワームが失神した隙にケーブルを巻き上げ、とどめを刺すって算段だ。でもジューパは感電してビクッと跳ね上がりはしたものの、次の瞬間には激しく暴れ出した。「弱過ぎる!!もう一度だ!」父さんが怒鳴る。母さんは電圧を最大に上げようとした僕の手を抑えた。「配線の修理がまだ。回線が焼き切れるわ」
僕は叫んだ。「もう!なんだよそれ!」クーンのバカ!!おまえが母さんの仕事を中断させたせいだぞ!
そんな僕の心の声が聞えたのかどうか、母さんは涼しい顔で淡々と言った。「オーケー、文句はあと。とにかく、今のこの事態をどうにかしないとね」
こういうときの母さんはいつも妙に落ち着き払っていて、一体何を考えてるんだろう、って不思議に思うよ。
僕はブツブツ言いながらリールを巻き上げ始めた。クリーチャーは巨体を大きくうねらせ、無茶苦茶に暴れているから、AT-TEの重い車体は軋んだ音を立ててギシギシと揺れる。ひっくり返るんじゃないかと思うくらい、物凄い力だ。「ジャンゴ!キャノンを使え!」父さんの声に身を乗り出すと、ジューパはもう尻尾まで全身が地表に出てしまっていた。「無理ならケーブルを切って」ワームは大きく左右に身体を振って、鉤針を外そうともがいている。母さんの言う通り、ここで仕留められないなら、これ以上獲物を引き寄せるのは危険だ。近づき過ぎて、あのびちびちと跳ねる尻尾が直撃したら、僕らはぺしゃんこになる。僕は全く気が動転してしまった。キャノンを撃つ手が震えて狙いが定まらない。
その時、母さんが僕の肩に手を置き、静かな声で、きっぱりと告げた。「目を閉じて。ジューパに意識を集中してごらん」
母さんの手から僕の中に、何か暖かい、力強いものが流れてくるのを感じる。僕は落ち着きを取り戻し、大きく息を吐いて眼を閉じた。
照り付ける陽射し、唸るエンジン音と振動、吹き付ける風さえも息を凝らして、世界が静まり返った。動いているのはビックボンゴと僕だけだ。
僕の頭の中で、ジューパの動きはスローモーションのようにゆっくりと、或いは静止したかのように見えていた。巨大なクリーチャーの尻尾がのたうつ不規則な動きさえ、コマ送りの連続画像を見るように数秒先の様子が分かる。
今だ。
砲弾は標的に向かって飛んだ。だが、ジューパに引っ張られた僕たちのAT-TEは前のめりになっていて、後脚は少し浮いて不安定になっている。車体が振動して気を散らした僕は思わず目を開けてしまった。弾道は僅かに逸れてワームの頭を掠めていく。まずい、と思ったその瞬間、パキッと何かが割れる音がして、次にAT-TEの後脚がドスンと落ち車体がガクンと揺れた。鉤針がケーブルから外れたのだ。自由の身になったビックボンゴは鉤針を付けたまま地中に逃げ込んで行った。
「あああああ…」
僕は情けない声を上げて、地面に潜り込んで行くクリーチャーを見送ることしか出来なかった。ものすごくがっかりだ。噂に聞いていた大物を仕留められなかったのと、大事な鉤針をジューパに持って行かれちゃったからだ。
「ジャンゴ」母さんに肩を叩かれて、僕は我に返った。「最後まで気を抜いちゃダメ。焦りは禁物よ」だけど叱った後で母さんは僕をぎゅっと抱き締めた。「でも、最初にしては頑張ったわね」
僕と母さんはデッキからテラスに降りた。父さんとクーンもコックピットから出て来た。父さんの腕に抱かれたクーンは眠っている。あの騒ぎの中で寝ちゃうなんて、どういう神経なんだろう。
「アソーカ、助かったよ」
「いいえ。私じゃないわ」
父さんは母さんの顔を見、次に僕の顔をまじまじと見た。僕も顔を上げて見慣れているはずの父さんの顔を見返した。陽に焼けて深く皺が刻まれた褐色の顔には、怒りの色も失望の表情も無く、ただ何かに驚いているように見えた。そして、僕の目には、父さんが急に老け込んだように見えた。頬と顎の無精髭に白いものがちらほらと混じっているのを、見つけてしまったからかもしれない。
「ごめん、父さん…ビックボンゴを逃しちゃった。それに鉤針も」
父さんは少し笑って、僕の頭の瘤を大きな手でわしわしと撫でた。「何事も経験だ。次は上手くやるさ」
ふと見ると、父さんのシャツにしがみ付いてるクーンが、よだれを垂らして眠ったまま、にっこりと微笑んでいた。
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tagtagebuch · 2 years
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【柔術】20220922 L2,SD
2か月ぶりに道着着た。 久々過ぎてスパーがリハビリ。自転車に乗るのも2か月ぶりで明日が筋肉痛の予感しかしない。 SDクラスはなぜかキックでスイッチすることに・・・一体自分はどこに向かおうとしてるんだ笑
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napalmcrusher · 3 years
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【筋肉娘】 扶桑vs大和、まさかの扶桑の反撃?! 【艦これ】
殴り合う二隻の超弩級戦艦。 扶桑より倍も大きく強い大和。 そんな大和の猛攻を耐え抜いた扶桑が反撃に転じる。 大和の脇腹にクリーンヒットする扶桑のキック! (なぜか海上自衛隊の軍服を描きたくなりましたね。 だから2枚目の画像では扶桑ちゃんに海自の作業服を着せてみました) 【お知らせ】Fanbox、Patreonで皆様の支援をお待ちしています。 【Notice】I always thank you for supporting me on Patreon.com & Fanbox
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degistalgia · 4 years
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[コラム]音ゲー曲を作りたい音ゲーマーに告げる、”音ゲー曲”を作る��!
※今回の記事は、初めて曲を作ってみたいという方よりも、 「なんとなく曲は作れるようになったけどどうすればレベルアップするか分からない」という人や、「もっと色んな人に自分の楽曲に注目してほしい」と思っている人向けだと思います。 わからない単語はググるといいでしょう。
[1章] 音ゲー曲を作りたい音ゲーマーに告げる、音ゲー曲を作ろうとするな!
……いきなり何言ってるんですかね、この人は。 ってみなさんお思いでしょうが、一言でいうと 「まずは既存ジャンルを作れ」という話です。すなわち、今回の話の肝は
「曲を作るうえでのプロセス」
にあります。もちろんどのように曲を作るのも自由なのですが、音ゲー曲を作るためにはじめから音ゲー曲を目指すといろいろな場所で落とし穴があります。ではまず、どのような落とし穴があるかを見ていきましょう。
音ゲーに必要な要素と、曲の構成上必要な要素は結構異なる
当たり前ですが音ゲーは曲のリズムに合わせてタイミングよくキーないし入力デバイスを操作することでゲームとして成り立っています。具体的にはメロディを構成する音色・リズム隊・ベースあたりが重要視されるでしょう。 確かに最低限それらがあれば曲として成り立つのですが、一般的に親しまれている各ジャンルの構成には必要なものが抜け落ちている可能性があります。それはオケであったり、リフであったり、ハモりであったり、グルーヴであったり様々なので、中々「これが抜けがち」と言語化しにくい問題です。 その解決方法としては、「ジャンルを最初から決めてそのジャンルについて数曲聴き込み、共通項を見つける」ことが考えられます。その共通項を自分の楽曲を組み込めるようにしましょう。音ゲーとして拾う音よりも、そういったジャンルごとの共通項のほうが大事だったりします。マジで。
最初から音ゲー曲を作るより既存ジャンルの楽曲を音ゲーに寄せるほうが楽
おそらく作曲の一番最初はメロディ、コードもしくはリズムのいずれかを骨組みとして決めることですが、その骨組みに対して肉付けする作業はある程度自身の中で標準化しておくべきです。メロディ最初の人はそのメロディに合うコードおよびノリを作るし、コード進行最初の人は次にメロディを作るでしょう。
そういった 「骨組みの決定」→「肉付けの作業」の方法を自身の中で決めておいて、 かつ「既存のジャンルを参考にする」ことを決めておけば、理論上はどのジャンルでも作曲できます。 (ほんまか?)
音ゲーに必要な要素(音数の追加・アドリブや難所といった”おかず”の追加)はその後でいくらでもどうにかなります。
ジャンルに必要な要素の構成と音ゲーに必要な要素の構成を同時に練り上げるのは最初のうちは無謀です。
一般的な作曲は「アレンジ」→「ミックス」(→「リハモ」)→「マスタリング」ですが、音ゲー曲を作る際のプロセスとしては
「骨組みの決定」→「アレンジ(肉付け)」→「構成の決定」→「アレンジ(おかずや音ゲー要素の追加)」→「ミックス」(→「リハモ(ここでも音ゲー要素の追加)」)→「マスタリング」
という流れになるでしょう。 最初の肉付けアレンジの時点で音ゲー要素をモリモリ組み込むのは楽しいですが、反面曲全体としての崩壊が懸念されます。
いずれにしても、曲全体としての構成はある程度はじめに考えておきましょう。一般的なAメロ・Bメロなどのモチーフは8小節・16小節ですが、それを半分で構成するなどが考えられます。
「自分の曲は既存のジャンルに当てはまらないんだ」という謎の言い訳
記事の趣旨とはそれるので詳しくは割愛しますが、「自分は音ゲーとしてのオリジナリティを重視している」という謎の理由で既存ジャンルを参考にしないことがよくあると思います。当人の自由だし否定することが目的でもないのですが、そもそも論として「4分の4拍子」だったり「メロ+ドラム+ベース」の構成だったり「Aメロ+Bメロ+サビ」の構成だったりする時点で、もはやその楽曲は広義の任意ジャンルに当てはめられるものでしょう。ジャンルは「人が心地よい・良いと感じる要素の抽出と再構築」からなっているので、せっかくのその型を使わない手はないでしょう。いわゆる”オリジナリティ”を推すのは既存ジャンルを追求したあとでも遅くないでしょう。
根本的なレベルアップ方法としては、耳コピを推奨します。  耳コピをすることでより自分の好きなジャンル・作りたいジャンルへの理解度が高まることでしょう。 長々と書きましたが、結局言いたいのは「音ゲー曲を音ゲー曲たらしめる要素ばかり追求してても良い音ゲー曲は作れないよ」ということです。「ニンニクとヤサイとアブラをマシマシしたガツンとしたラーメンを自作しようとして、スープの煮込みが適当だったら何も美味しくないラーメンができるぞ」とか、そういったところです。
[2章]構成を大事にしよう
 楽曲のアレンジ・ミックスの際、構成をしっかり作り上げることはすごく大事です。   音ゲー曲を作ろうとする初心者~中級者にありがちなことですが、何かしらの構成が抜けていることで楽曲が惜しいことになることが多いです。ここで指摘する構成とは以下の2点です
展開の構成
各音域の構成
展開の構成
 唐突な話ですが、人間は不規則な音を雑音と感じます。(工事現場・他人の話し声など) 一方で、規則的すぎる音もまた好みません。(時計の針の音や換気扇の音など)  人間にとって心地良い音は、「規則性の中に一部”不規則”が混じった音」です。(シンコペーションとして知られます。) この不規則性、もしくは飛び道具には様々な種類があり、短期的には「金物のアクセント、ビブラートやモジュレーション」だったり、中期的には「ビートの変化や、フィルインや、セカンダリードミナントを始めとする借用和音や、対位法を基調した棲み分けとハモり」だっり、長期的には「ビルドアップからのドロップといったパート構成や、転調」だったりします。
各構成変化の細かい話はそういった他の方の記事に任せるとして、展開がずっと同じだとどうしても曲全体としてみたときに平坦な印象を受けてしまいます。一例にはなりますが、以下のような点で展開を面白くできないか試してみましょう。
前半と後半でリズムをちょっと変えられないか?
金物でリズムにアクセントを加えられないか?
聴かせたいメロにアーティキュレーション・エクスプレッションをかけることで存在感を高められないか?
聴かせたいメロを強調するために削られる音・パートはないか?
ハモりを工夫することでよりメロを際立たせられないか?(一般的な3度だけでなく、場所によってはシンプルな5度を使ったり、エスニックさが強調される4度を使ったり。)
盛り上がらせたい箇所をより際立たせるために削られるモチーフはないか?
コード進行に変化をつけることで意外性を追加できないか?
パッドやオケなどにグリッチを加えてリズム感を強調できないか?
PAN振り・リバーブ等で空間的な広がり・メリハリをもたせられないか?(一部パートではあえてCLOSEにするなど)
音ゲーとしての深さ・作り込みを意識しすぎて、曲の一部における静寂さ、シンプルさが犠牲になっていないか?(作り込みの深さとキャッチーさはそこまで関連してない。)
あとは自分で好きな楽曲を聴き込んで、どういう展開により不規則性をもたせているか研究してみましょう!
各音域の構成
 前章の「既存ジャンルに基づいた肉付けを行う」、前節の「展開の構成を構築する」ことと並行での話 (特に最初段階のアレンジ時点) になりますが、各音域の役割には十分注意しておいたほうが良いでしょう。
以下、私の楽曲における構築例です。
40~60Hz キックの芯(何も考えずにとりあえず45Hzあたりをエンハウンスさせで芯を太くする。最初から808Kickのようなシンプルな波形を軸にするのもアリ。)
40~60Hz サブベースの芯(KICKとのピークを分ける(HardStyleキックならちゃんとKICKをルートに合わせる!)、サイドチェインをかけるなどしてぶつからないようにする。ベースミュージックのルートにF~A(~Ab)が使われがちなのは周波数的にちゃんと意味がある)
60~120Hz ベースのメイン帯域
100~400Hz タムなどのパーカッション、ブラス系音色、コントラバス・チェロ系、低音パッドなど(初心者はここがスカスカになりがち)
400~800Hz メロディの基音(メロに指定したシンセの音がなんか浮いているなあと言うときはこの辺の帯域で十分鳴っていない。ピアノロールをそのまま1oct下げるか、他の音色を試してみよう。)
600~1.5Hz メロディの倍音(いわゆる”艶”)、打楽器、中音パッド、弦楽器など(この帯域はごちゃごちゃしがち。EQでごっそり削る選択肢も視野にいれる。)
1~3kHz 高音パッド、弦楽器、打楽器の空気部分など (このあたりはラウドネスの都合上人間の耳がうるさいと感じやすいため注意。とくにグロッケン・ベル音といったキンキンし得る音色はボリュームを間違えると悲惨なことになる。 ダイナミクスを失わない程度にコンプをかけるか、そもそも主音として聴かせない。)
4~10kHz 高音パッド、金物、様々な楽曲の倍音、シンセ(ここもごちゃごちゃしやすい。特にシンセの音で他の音色が潰されやすい。バンドコンプやサイドチェインによる処理をすると丁寧。)
10kHz~ 個人的には成り行き。(もちろんマスタリング前のミックス段階で大きくなっていないように注視するが、ここを調整するというよりは、他の帯域に注意してミックスしていれば自然といい感じに収まるはず。(ここが混雑であれば金物の使用方法、リバーブの使用方法などに問題がある可能性。))
初心者にありがちなこととして、ドラム・ベース・メロ・金物ではどうしても充填できない200~500Hzがスカスカになりがちだったりします。
根本的なレベルアップ方法としては、耳コピを推奨します。 耳コピはメロディ・コードを紐解くための相対音感を鍛える効果が絶大ですが、それだけではなく「耳コピして各パートを再現したけどなんか自分の方はスカスカだな。何が足りないんだろう?」といったように、構成面でも役に立つでしょう。
以上長くはなりましたが、自身の楽曲をレベルアップさせるうえでのヒントになれば幸いです。みんなで曲を作ってハッピーになりましょう。
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crossbreed · 5 years
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神戸・教員間いじめ事件の衝撃2019年10月、教員による教員「いじめ」が大きく報道された。舞台は神戸市立東須磨小学校。インフォーマルな権力を掌握した教員グループが、他の教員たちを習慣的に辱め、暴力を振るい、奴隷化し、そのことを楽しんでいた。被害教員を恥辱にまみれさせる嗜虐あそびの数々は、奴隷プレイともいうべきしかたで、生きることのすべてをきめ細かく「わがもの」につくりかえようとするものであり、全人的な教育・指導(人格支配)の創意に満ちていた。またそれは、職場を加害教員グループを中心とするお祭り騒ぎで埋め尽くす、政治的な空間占拠の営みでもある。彼らは、ここはオレたちを中心とした祭りで埋め尽くされた世界であるという「現実」をつくりあげ、逆らうことはできないぞと他人を畏怖させ、支配を確かなものにする。被害教員を(それが人間だからこそ)人間以下の存在に変形させるお祭り騒ぎによって、あそびの「感動をわかちあい」、職場を「感動でいっぱいにする」ことは、自分たちの勢いを中心として「指導力」がすみずみに広がる集団形成をもたらし、逆らうと怖いぞという権力の誇示にもなっている。「人間まるごと支配」の祭りと、人間関係の利害・権力政治が一体となり、人格モードが変わった教員たちはおぞましい別世界をつくりあげていた。 〔PHOTO〕iStock もちろんこのような「世界」は、市民社会の基本的なかたちと相容れない。現代の先進諸国は人間の尊厳に高い価値をおく。人は個人として尊重される。奴隷的あるいは家畜的な扱いを受けない。人格支配は許されない。すべての人は人間として平等である。もちろん限定された職務の範囲において職務権限の不平等は必要だが、それは、人間「まるごと」が上位者たちに「なかよくしてもらえるよう」に変わる――生まれ変わる――ことを求める身分関係ではない。これが市民社会の基本的なかたちである。しかし日本の学校は、多かれ少なかれ、子どもだけでなく教員にとっても、「何があたりまえの現実であるか」が市民社会と異なる別社会になっている。それは学校だけではない。「社畜」「ブラック企業」などと言われ、人格支配がまかりとおる日本の職場についても、同じことが言える。 わたしたちが生きる日本は、中間集団全体主義にまみれた社会だ。中間集団全体主義は、人格支配を必須条件とする。市民社会の論理とは相容れない。各人の人間存在が共同体を強いる集団や組織に全的に(頭のてっぺんから爪先まで)埋め込まれざるをえない強制傾向が、ある制度・政策的環境条件のもとで構造的に社会に繁茂し遍在している場合に、その社会を中間集団全体主義社会という(『いじめの構造――なぜ人が怪物になるのか』253ページ)。東須磨小学校の閉鎖空間では、私たちの社会のすみずみにいきわたる中間集団全体主義が、極限的、集中的、典型的にあらわれた。これは、私たちの顔をくっきりと映し出す倍率を高くした鏡である。人間を不幸にする社会のしくみは、「あたりまえ」の生活に埋め込まれている限り、いつまでも続く。「それ」として見えてこないからだ。今回の極限的な事件は、人が人をいためつけ、人が人を恐れて生きなければならない中間集団全体主義の場のしくみを、くっきりと浮き彫りにする。そして、これを社会問題にすべきではないかと問いかける。「殺してやる」「どうなっても知らんぞ」まず報道を用いて、教員たちの群れがつくりあげていた、「別の世界」を紹介する。現校長(前校長のもとで教頭であったが今年2019年になって持ち上がった)は、加害教員たちについて話す。「この4名の教諭は本校の中核教諭です。指導力とともに力を持ち合わせ、私もこの先生から教えてもらうことが多かったです」「自分より力があり、口出しできなかった」(『FNN PRIME』2019.10.08)。このグループが生じた経緯については、次のように報じられている。前の前の校長が一昨年(2017年)4月、後にグループの中心になる加害教員を東須磨小学校に呼んだ。この教員の周囲にイジメ集団が形成された。この教員は、前の校長にも気に入られていた(『週刊新潮』2019年10月31日号)。校内でインフォーマルな権力を掌握し、だれも逆らうことができなくなった加害教員グループは、以前の校長たちのもとで勢力を拡大していった。 東須磨小学校に勤務していた元教員は証言する。前校長は、「あいつは今から切る」「殺してやる」といった発言をしていた。殺すというのは、この(教員の)世界で生きることができなくしてやるという意味なのだが、そういうことはしょっちゅう言っていた。前校長は、「裏切った奴らの方に付くんだったらオレは遠慮なくあんたのことは切るからな」「どうなっても知らんぞ」とことあるごとに言っていた(フジテレビ『バイキング』2019年10月16日放映)。被害者の一人は、昨年2018年の12月に前校長に相談しようとしたが、「それはいじめじゃないよな」「いじめられてないよな」と繰り返し言われ、「仲は良いよね」と念を押された。また、「(加害教諭から)お世話になっとるやんな(世話になってるよな)」とも言われた。前校長は、近隣学校の親睦会に欠席すると伝えてきた教員に「お前、オレの顔に泥を塗ってええんか」と脅した(教頭時代)。酒を飲めない教員に強制的に酒を飲ませた。書類を渡しに来た教員に、「お前、タイミングを考えろよ。俺がイラついているのが分からんのか」と凄んだ。以後その教員は他の教員に「今、〇〇先生に話をしに行ってもよいですか」とメモで事前確認をしなければならなくなった(教頭時代)(『週刊文春』2019年10月31日号)。想像を絶する加害行為の数々加害教員グループの行為については、次のようなことが報道されている。(1)身体を押さえつけ、歓声を上げながら、激辛のカレーやラーメンを強制的に食べさせる。その激辛の汁を目に塗りたくる。焼き肉のタレを大量に飲ませる。(2)新車の上に乗る。車の中で液体をぶちまける。鞄に氷をいれる。髪の毛や服にノリをつけて、パリパリにする。児童へ配布するプリントに落書をきしたり、水で濡らしたりする。はいていたジーンズを破る。パソコンのキーボードを壊す。携帯電話にパスワードを入力して使えなくする。(3)被害教員の尻を棒状のもので叩き、みみず腫れが生じた。足を踏みつける。プロレス技をかける。椅子を蹴る。被害者が『痛い、痛い』としゃがみ込むほど強く、叩いたり、蹴ったりする。熱湯の入ったやかんを顔につける。首をしめて呼吸困難に陥らせる。ビール瓶を口に突っ込んでビールを飲ませる。ビールのから瓶で頭をたたく。被害教員(男性)の乳首を掃除機で吸う(『週刊新潮』2019年10月31日)。(4)「ボケ」「カス」「クズ」「とろい」「犬」「ポンちゃん(ポンコツの意味)」などと言う。「毎日、…〝性病口〟〝くず口〟〝うんこ口〟〝ごみ口〟などと呼」ぶ(『週刊新潮』2019年10月31日号)。(5)飲食を強要する。仕事をしているのに自動車による送迎を強要する。ダイエットを命じ、体重増減のこまかな報告を要求する。(6)被害教員が担任をしているクラスの児童に「反抗しまくって、学級をつぶしたらいい」とけしかける。被害教員を侮辱し痛めつけるさまを児童におもしろおかしく話す。児童に被害教員のことを「犬のような存在」と言う。(7)猥褻メッセージを送るよう、強要する。「そろそろ生理ちゃうんか」などと女性教員の生理周期を話題にして笑いものにする。しゃがんでいるときに見えた女性教員の下着をみなのまえで話題にする。しゃがんでいる女性教員に後ろから接近し、足で尻を持ち上げるようにして接触する。セクハラの被害教員を、頭が揺れるほど叩いたり、運動会でひきずって怪我をさせたりする。(8)男性教員と女性教員に性行為を強要する。さらに性行為を画像にとって報告するよう命令する。 これについては『週刊文春』が詳細に報道している。 …A(加害教員)が、Z先生(被害教員男性)に向かってこう尋ねた。「そういえばお前、体重なんぼまで落ちてん?」…Z先生はAと男性教員Bらから、ダイエットを命じられていた。…体重の増減は、数値の見える体重計の写真をLINEに送ることで、Aらに管理されていたが、その日、Z先生の体重を確認したAは、ニヤつきながらこう言い放ったという。 「おっ、痩せてるやん。ご褒美に約束通り、Y(女性被害教員)と(性行為の意で)ヤろか」 Aから性行為を強要されたY先生とZ先生は、拒否の意思を示した。だが、Aはうら若き女性のY先生にこうたたみかける。 「じゃあこの後、Zのチンコ握るくらいはせぇよな」 さらにAは、後で行為の証拠画像を送って来るようにと念押しまでした。…Aは「ネットで拾った画像を送って来ないように」と、Y先生の手に、黒いペンで目印となるマークを付けたのだ。…解散間近、AはY先生とZ先生に追い打ちをかける。 「お前ら、(さっき言ったことを)今日やらんかったら知らんぞ」 …「(証拠画像は)汚いからオレの携帯には送ってくんなよ。X(被害教員)の携帯に送れ」 …X先生のスマホが、メールの受信を告げる。画面を開くと、Aが命じた行為を実行したと思しき画像が映し出された。男性の陰部を握る女性の手には、Aが付けた黒い印が残っていた。…その後、Aはこの経過を面白おかしく同年配のBに話し、「Zが射精した」と二人で笑いの種にしていたという。(『週刊文春』2019年10月24日号、22~23ページ)(9)被害教員(男性)が交際している女性についての性的なデマによる侮辱、および下着・性的画像・接触の要求。これについては『週刊新潮』と『週刊文春』が報じている。加害教員は、被害教員が「交際している女性についても、〝やりまんと付きあってるもんな〟〝俺、お前の彼女とエッチした〟〝お前の女、すぐ股開くで〟〝軽い女やから〟」などと言った(『週刊新潮』2019年10月31日号)。 C(加害教員)はX(被害教員)に『Y(Xが交際している神戸市内の女性教職員)の下着を持ってこい』とか『下着の写真を撮ってこい』と要求するようになった。Xのスマホを取り上げ、勝手にフォルダをスクロールして彼女の写真を探したこともあった。「オレはYと一発ヤッた」と言い出して、性器の特徴まで妄想して、ニヤニヤと語り始めた。CはXに、Yについての性的写真をしつこく要求した。Cは、自分がつくった粘土細工をXに渡し、それをYの自宅アパートに飾っておくよう命令した。そしてXに、「おい、彼女の下着をはやく見せろよ。そういえば、粘土細工を渡したよな。オレの作品を部屋にちゃんと飾っとるか、今から行って確認させろ」と言って、実際にYの自宅にやってきた。Cは何度もYの自宅前までおしかけた。Cは飲み会の帰りにXの車に乗り込むと、自宅ではなく、Y宅に向かうようXに指示したこともあった。Cは、Yの家に上がり込み、わいせつな行為に及んだとする噂を生じさせた。(『週刊文春』2019年10月31日号)(10)被害教員が出張にいくとき「甘いもんを買ってくるのが礼儀やろ」と強要し、買ってくると「こんなもんで好かれようとするな」といって、目の前でお土産を捨てた(『週刊新潮』2019年10月31日号)。(11)思い通りにならないと感じた児童の体を突き飛ばす。被害児童は骨折した。学校組織はそれを警察に届けず、闇から闇に葬った。市教育委員会は、「突き飛ばしたのではなく、児童をバレーボールのコートの外に出そうとした際に児童の足がもつれて転んだ」と説明した。児童に「あなたのことが嫌い」と言う。急に椅子を引いて児童を転倒させる。被害児童は頭を打った。加害教員について次のように言う保護者もいた。「本当に熱心で、親身になってくれる先生だったんです。問題を抱えた子の家に何回も足を運んだり、イジメやセクハラをしていたなんて信じられません」(『週刊文春』2019年10月31日号)。現校長は一連の虐待行為を教育委員会に報告していなかった。事件が大きく報道された後の記者会見で、ときに泣いたりしながら、誠実そうな表情で、「本当に被害教員には申し訳ないが、そういうことを感じたり気づくことはできなかった。隠蔽という意図は一切私の中ではありませんでした」と答える。それに対し、東須磨小学校で勤務していた教員は、「私は、被害者が暴力的なパンチやキックをされているのを、主に職員室内で見た。教頭(現校長)は同じ職員室内で仕事をされているので、余計目にする機会は多かったんじゃないかと思う」と証言する(フジテレビ『バイキング』2019年10月16日放映)。また現校長は、教員の加害行為を問題にする保護者に対し、「先生にも、そして皆さんにも本当にごめんなさいの気持ちでいっぱいです。これから先生たちみんなが仲良くなるように、先生たちは全力で力を合わせて一生懸命がんばります」と答えた(『FNN PRIME』2019年10月8日)。10月16日に開かれた保護者会で学校側は加害教諭4人のコメントを公表した。そのうちリーダー格の40代女性教諭のコメントは次のようなものだった。「自分の行動が間違っていることに気付かず、被害男性が苦しんでいる姿を見ることは、(今まで)かわいがってきただけに本当につらい」。なぜいじめが起こるのかこの事件を、マス・メディアは集中的に報道した。テレビでは、「立派で尊敬すべきはず���先生がこんなことをしている。あきれた。ゆるせない」という感情のストーリーをあおる報道が目立った。ここで起きていることの大筋は、本稿のはじめの部分で述べた。上記報道による紹介を読んだあとで、もう一度、はじめの部分の論述に目を通していただきたい。一言でいえば次のようになる。(1)学校と教育が特別扱いされる現行制度に支えられた構造的な閉鎖空間のなかで、(2)嗜虐的攻撃(いじめ)の筋書を用いた遊びによる悪ふざけのお祭り騒ぎと、(3)利害権力政治が、(4)不可分に結合し渾然一体となることで、(5)大きな市民社会のなかで「何があたりまえであるか」の別領域となった祭政一致の小さな社会が生じた。 以下、今回の事例を検討しながら、この「祭」と「政」の詳細を分析する。加害教員が行った嗜虐的迫害の内容は驚くほど多彩である。一見すると一つ一つがバラバラでまとまりがなく、理解しがたく感じられるかもしれない。しかし、そのほとんどは、以下で説明する全能筋書〈遊びたわむれる神とその玩具〉によって組み立てられていると考えれば、一貫した論理のもとで理解可能になる。戦略的攻撃と嗜虐的攻撃は、結合していることが多いが、それ自体、別のものである。たとえば、ピストルを突きつけて脅した後に口封じのために撃ち殺して金を奪うといった行動は、通常、「金を手に入れるためにピストルで脅し、口封じのために射殺する」といった戦略的攻撃の側面と、「ピストルをつきつけられた被害者がブルブルふるえて失禁するさまを見てゲラゲラ笑う」といった嗜虐的攻撃の側面が結合している。嗜虐的攻撃は、独特の欲望のひな型を満たすことをめざす攻撃である。この欲望のひな型は、全能を享受することに向けられた筋書の一種である。説明しよう(以下引用箇所では嗜虐的攻撃を「いじめ」と表記している)。【他者コントロールの欲望のひな型】他者をコントロールする全能というものについて、掘り下げて考えてみよう。たとえば、コップを壁にたたきつけて粉々に砕いても、そこには他者コントロールの手応えはない。それに対して他者は、自己とは別の意志を有しており、独自の世界を生きている他者である。だからこそ、いじめ加害者は、他者の運命あるいは人間存在そのものを深部から、自己の手のうちで思いどおりにコントロールすることによって、全能のパワーを求める。思い通りにならないはずの他者を、だからこそ、思い通りにするのである。これを、他者コントロールによる全能と呼ぼう。他者コントロールによる全能には、さまざまなタイプがある。いじめによるものは、そのうちのひとつだ(『いじめの構造――なぜ人が怪物になるのか』74~76ページ)。それでは、嗜虐的攻撃(いじめ)の欲望のひな型は、どのようなものか。【嗜虐的攻撃(いじめ)の欲望のひな型】いじめの加害者は、いじめの対象にも、喜びや悲しみがあり、彼(彼女)自身の世界を生きているのだ、ということを承知しているからこそ、その他者の存在をまるごと踏みにじり抹殺しようとする。いじめ加害者は、自己の手によって思いのままに壊されていく被害者の悲痛のなかから、おもいどおりにならないはずの他者を、だからこそ、思いどおりにする全能を生きようとする。このような欲望のひな型を、加害者は前もって有しており、それが殴られて顔をゆがめるといった被害者の悲痛によって、現実化される。これがいじめの全能筋書である(『いじめの構造――なぜ人が怪物になるのか』77~78ページ)。【嗜虐的攻撃(いじめ)の全能筋書のレパートリー】嗜虐的攻撃の全能筋書は、具体的な迫害行為の場面で、さまざまなかたちをとる。これらはすべて、もともとあった他の筋書が、嗜虐的攻撃の全能筋書に転用(流用)されたものである。代表的なものは、次の三形態のレパートリーである。(1)〈破壊神と崩れ落ちる生け贄〉: 加害者が力を加えると、被害者は、その爆発的な勢いによって瞬時に崩れ落ちる。子どもが積み木を一気に崩すときのような筋書の転用(流用)。(2)〈主人と奴婢〉: 命令―使役の筋書の転用(流用)。(3)〈遊びたわむれる神とその玩具〉あるいは〈遊ぶ神〉: 悪ふざけによって、通常の世界の条理を、条理が条理であるからこそ「ありえない」やりかたで変形させることは、世界そのものを自在につくりかえているかのような全能筋書となる。全能は、笑い転げるというしかたで享受される。遊びたわむれる神は笑いながら世界を破壊しつつ創造する。つまり、あらたな接続線を引いて世界の別次元の脈絡をありえないようなやりかたで強引に結びつけ、思いのままに条理そのものを一気に破壊しつつ再創造する。そして、その思いもよらぬ形態変化の愉快なかたちに笑い転げるのである。この論理は抽象的に考えればムズカシそうであるが、具体例を挙げれば、わかりやすい。たとえば通常は口から吸うたばこを肛門にさして、肛門から吸うしぐさをし、これをホタル(尻が光る昆虫)と命名する(学生の体験談より)。こういうものである。こういった楽しい遊びのストーリーが、嗜虐的攻撃の全能筋書として転用(流用)される。この全能筋書〈遊ぶ神〉のレパートリーが、人間の嗜虐的攻撃に最悪の「豊かさ」を付け加える。たとえば児童生徒による嗜虐的迫害(いじめ)事例をみると、よくここまで思いつくものだと感心せざるをえない遊戯的様式を、加害者たちは創造する。たとえば、手に積ませたおがくずにライターで火をつける。靴を舐めさせる。ヒモで首を縛って四つんばいにして犬にする。草を食わせる。便器に顔を突っ込む。性器を理科の実験バサミではさんだり、シャープペンシルを入れたりする。スカートを頭の方で結び視界と自由を奪ったうえで、予期せぬ身体的侵襲を加える虐待遊びを、「茶巾絞り(ちゃきんしぼり)」と命名する。そこには歌や奇妙な命名や振り付けがしばしば付随する。また、ルワンダや旧ユーゴなどでみられたように、民族紛争時の民兵が、ただ殺すのでなく、なぶり殺しを行う(さらに強姦がその「味つけ」に加わる)ときの、創意に満ちた「なぶり」の要素を生み出すのが、全能筋書〈遊ぶ神〉である(『いじめの構造――なぜ人が怪物になるのか』84~97ページ 要約と加筆)。この理論について詳しくは拙著『いじめの構造――なぜ人が怪物になるのか』を参照されたい。学術書としては『いじめの社会理論――その生態学的秩序の生成と解体』がある。 〔PHOTO〕iStock 性的に「おもうがまま」にすること今回の東須磨小学校の事件に特徴的なのは、全能筋書〈遊ぶ神〉が突出している、ということである。加害教員が被害教員を嗜虐的に痛めつける筋書のレパートリーのうち、〈遊ぶ神〉が圧倒的に多い。加害教員たちが行っていたお祭り騒ぎは、広い社会では何の利益ももたらさない純然たる愚行であるが、閉鎖的な世界ではきわめて合理的な権力政治の手段になっている。実際に彼らは世渡りがうまい。自己コントロールも人並み以上である。加害教員は前校長のお気に入りでもあった。前校長が、些細なことに難癖をつけて下位者を痛めつけるありさまを紹介したが、このような前校長にへつらって気に入られるためには、かなりの自己コントロール能力が必要である。加害教員たちは、市民社会から遮断された人間関係の政治において、きわめて合理的にふまっている。それは次のような祭政一致の政治である。 (1)お祭り騒ぎの勢いによって、ここにいるオレたちが勢いの中心なんだゾということを絶えず示し続けることができる。(2)そのお祭り騒ぎが嗜虐的迫害(いじめ)であるから、他の人たちはものすごい恐怖を感じる。このことによって、他人を恐怖で支配することができる。(3)もともと日本の学校は構造的に、その場その場の「みんな」の感動が響き合い「ひとつになること」、「わたしたちの日々のがんばり」、主流のムードに同調して「なかよくすること」が、規範の準拠点になりがちである。規範の準拠点とは、神とか、天皇とか、法とか、人間の尊厳といった、「よい/わるい」を決定する、これ以上根拠をさかのぼることができない畏怖すべき参照点である。このような小社会で、お祭り騒ぎの勢いの中心になることは、自分たちが生み出す「みんなの」勢いが、神のように畏怖すべき規範の準拠点になるということでもある。勢いの中心にある側に逆らうことは、力関係上大きな損失があるとか、気持ちのうえで圧倒されるとかいったことだけでなく、「なかよくする」「みんなで気持ちを一つにする」という最高規範に反しているという罪悪感をもたらす。加害グループがインフォーマルな権力を掌握し、日々お祭り騒ぎを積み重ねることが、「よい/わるい」の基準自体を外部の市民社会とは別のものにする。彼らはこうして、悪ふざけを積み重ねながら祭政一致の別世界をつくりあげる。これは生物学でいう「ニッチ構築」にあたる。(4)「おもしろ」と恐怖が一体となったお祭り騒ぎは、サブリミナルなところから、人格のまとまりをすり抜けて情動を反応させ、パブロフの犬のような反応の連鎖としての人間の集合体をつくる。こうして人間存在の深いところから被害者を、調教された動物のように従属させることができる。このような祭政一致の「おもしろ残酷遊び」は、進行するにつれて性を手段とするようになりやすい。それは、性が人間存在の深み、核心、根底にあると感じられているからである。だからこそ、それを思うがままに破壊してつくりかえることは、他者の人間存在を「わがもの」にする営みが完成形に近づくあかしとみなされる。性が人間存在の深部が賭けられた領域であると感じられるからこそ、嗜虐的虐待がエスカレートするにつれて、性という媒体が入り込んでくる。多くの前近代社会では、勝った側が負けた側を性的に「おもうがまま」にすることは、その力の輝きを示す営為として当然のことであった。預言者モーセが率いるユダヤ人集団はミディアン人集団との戦争に勝ち、男たちを皆殺しにし、女と子どもを捕虜にした。捕虜たちが生きているのを見たモーセは、もっとまじめに殺せと怒った。「子どもたちのうち男の子は皆殺せ。男と性行為をしたことのある女も皆殺せ。処女だけは、おまえたちのために生かしておけ」(『旧約聖書』民数記)内戦や民族���争のような局面では、それが条理であるがゆえに条理をひっくりかえして〈遊ぶ神〉が、性の使用と結合して暴走し、強姦と殺戮と極限的なブラック・ユーモアが渾然一体となった凄惨きわまる事態をひき起こす。 心理学者のフィリップ・ジンバルドーは、健康な若者を十数人ずつ、看守役と囚人役に分けて地下の模擬監獄で共同生活をさせた。すると、ほんの数日で、看守役は囚人役を嗜虐的に痛めつけるようになり、囚人役は心理的に破綻しはじめた。(注:近年、ジンバルドーが若干のそそのかしをしていたという説が有力になってきた(参考)。しかし、若干のそそのかし程度でここまでエスカレートすることは、人間は状況によってきわめて嗜虐的になりうることを示す。ジンバルドー自身の不正疑惑と実験そのものの価値は別である)このプロセスが進行するにつれて、看守役が、囚人役に性行為のしぐさをするよう命じてあざ笑うといったことが、自然発生的に増えてきた。また、アブグレイブ収容所に収容された人々に米軍関係者が虐待を加えていた事件でも、それが進行するにつれて、遊戯的に性的な恥辱を与える残虐な行為がエスカレートしていった(ジンバルドー『ルシファー・エフェクト』)。被害教員の存在を深部から破壊しつつ…東須磨小学校の加害教員たちも、被害教員の存在を深部から破壊しつつ完全に「わがもの」にする遊戯として、被害教員の性をいじくりまわしている。被害教員が、その性を、存在の根底において「かけがえのない、固有の世界を生きる、わたし」と関わる領域としているからこそ、そのポイントに集中して恥辱を加えるお祭り騒ぎは、他者を人間であるからこそ人間以下の存在に変形して支配する祭りに欠かせない要素になるのである。また、被害教員が交際する女性は、被害教員にとって「ただ肉体目当てにひっかけて遊んでいる」のではなく、「かけがえのない、固有の世界を生きる、わたし」の深部で交わる「特別なあなた」であるからこそ、加害教員は、被害教員が交際している女性に性的に接近し、汚辱を加えて、お祭り騒ぎをしようとするのである。もし交際女性が被害教員と前者の関係にあったとすれば、加害教員は少なくとも女性の側にはそれほど関心をもたなかったであろう。性の領域にかぎらず、被害者が自己が自己であることに関連づけて、何よりも大切にしている(と感じられる)ものを破壊し、汚し、あるいは、何の価値もない存在に変形することは、祭りに必要なイベントとなる。歴史をひもとけば、子どもを神への生け贄にすることが求められ、それに従うことで共同体の一員として生存することが許される、といったことは、祭政一致の社会ではよくみられる。新任教員がはじめて給料をもらって、あるいはみずみずしい人生の門出を祝うようにして購入したとおぼしきピカピカの新車だからこそ、加害教員たちは上に乗ってへこませ、水をこぼし、汚して破壊しようとする。これが激安のオンボロ中古車であれば、わざわざこのようなことをしないだろう。神は「わたしは全能の神である」といってアブラハムのもとにあらわれた。そして、アブラハムの人生を、高齢の妻が子を産むといった、ありえないことでいじくりまわしはじめた。そしてアブラハムに、子のイサクを殺すように命じた。アブラハムは従順に命令に従おうとした。神はその態度をよしとした(『旧約聖書』創世記)。加害教員グループがやっていることは、こういうことである。前述のお土産のエピソードは、きわめて示唆的である。加害教員はお土産を買ってこいと被害教員を圧迫し、そのうえで、被害者が苦労して買ってきたお土産に「こんなもんで好かれようとするな」と悪態をついてゴミ箱に捨てたのであった。この、お土産をごみ箱に捨てる行為の意味は、中井久夫による次の分析がみごとに当てはまっている。 「透明化作戦」の過程で行われるものに「搾取」がある。… …何よりも被害者を打ちのめすのは、そのようにして被害者にとってはいのちがけで調達した金員を、加害者がまるで無価値なもののように短時間で慰みごとに浪費したり、甚だしきは燃やしたり捨てたりすることである。これは加害者が加害者にとっては被害者の献身的行為も無に等しいということを被害者に見せつけるために行う行為である。被害者にとっては、加害者がいかに巨大で、自分がいかにちっぽけでとるに足りないかを身にしみてしたたか味わう瞬間である。(中井久夫『中井久夫集6 1996-1998 いじめの政治学』みすず書房)癌の進行度をあらわすステージ分類のように、人道に反する行為によって人間が根底から破壊される程度を示すステージを考えることができる。たとえば、ナチスドイツのユダヤ人収容所でのありさまは最高レベルの進行度を示していると考えることができる。そこでは、人前で裸でいるとか、人が見ているところで排便排尿するといったことが、あたりまえの状態になっていた。このような事態が認められれば、ステージはかなり進行していると判断できる。 人間の奴隷化・家畜化『週刊文春』によれば、東須磨小学校の加害教員は男女の被害教員に性行為を強要し、「命じた行為を実行したとおぼしき画像」(『週刊文春』2019年10月24日号)を送信させた。実際に性的行為の画像が送信されたという事態は、人間の奴隷化、さらには家畜化という点で、ステージがナチスドイツのユダヤ人収容所と同等の水準に達していることを示している。加害教員たちが行おうとした遊びの筋書は、次のようなものである。二匹の家畜化した被害教員に、家畜のように交尾することを強制する。飼い主になった加害教員は、侮辱の笑いを浴びせながら、その家畜人間の交尾を見世物にして盛り上がる。これである。性行為の画像を要求することは、性的興奮のためにポルノグラフィを手に入れるといったこととは、まったく異なっている。これは、人間を人間でない家畜にみたてて、人間がその汚い家畜に変化させられて交尾するのを、きれいな人間としてあざ笑う、という筋書を成就する遊びである。だから、加害教員は「(証拠画像は)汚いからオレの携帯には送ってくんなよ。X(別の被害教員)の携帯に送れ」と命令する(加害教員は、被害教員を汚物のカテゴリー(穢れが多い。人に非ず。人間以下の動物)に入れ、自分たちを汚物に触れない清浄のカテゴリー(きれいな人間)に入れる)。その結果、実際に性行為の画像が送信され、加害教員グループは、「Z(被害教員)が射精した」と笑い合うのである。もちろん人間の尊厳を最高価値とする市民社会の側としては、報道が正しいとすれば、このような加害教員たちに、(1)刑事裁判による執行猶予なしの重い刑事罰、(2)民事裁判による高額の損害賠償金の支払い、(3)退職金なしの懲戒免職を科さねばならない。この三つのうち、どれか一つでも欠けることは許されない。たとえ初犯であっても執行猶予をつけてはならない。彼らが為したことは、人道に反する罪であるからだ。加害集団の「世渡り」と「世界」のしくみ以下の論述は、東須磨小学校のケースが生じる10年前(2009年)に書かれたものであるが、「生徒たち」を「加害教員グループ」に代えれば、そのまま、加害教員グループの合理的な「世渡り」と、彼らが生み出しながらそのなかに棲む「世界」のしくみを要約したものになっている。すこし長くなるが、「生徒たち」を「加害教員グループ」に書き換えて紹介しよう。お祭り騒ぎで悪ノリするときの存在感は、群れのなかでの有利な身分や勢力を与える。嗜虐的攻撃(いじめ)によるお祭り騒ぎは脅しによって力を顕示し、自己勢力を拡大する合理的な戦略にもなっている。…集団生活で悪ノリする権力ゲームは、他者コントロールの全能追求で利益を最大化できる、あるいは利益のためにこの全能追求に「気合いを入れ」なければならない利害構造に支えられている。…加害教員グループにとって権力とは、他者コントロールの形態を用いた全能具現の営為であると同時に、利害構造のなかでの戦略的行為でもある。利害構造のなかの戦略的合理性という観点からは次のように言うことができる。お祭り騒ぎ(悪ノリ)は…戦略によって導かれ、このお祭り騒ぎを通じて当の戦略がさらに合理的となるような政治空間ができあがっていく。そしこの政治空間のなかで、お祭り騒ぎはますます戦略的に合理的なものになる。この繰り返しのなかで、巻き込まれた者たちの内的モードは、心理的断片群が瞬時に群れの勢い(空気)に応じて作動する、「群れ人格」のモードへ転換していく。こうして、保身と勢力拡大の手立てを計算しながら、ばかになって悪ノリする者たちが生み出す心理―社会的な政治空間が完成していく。そしてこの政治空間を成立平面として、さらに次の時点の権力とお祭り騒ぎが生み出される。このようなループが回り続けるとき、政治空間は動かしがたい社会的現実になる。そしてこの社会的現実のなかで、嗜虐的攻撃(いじめ)はどんどんエスカレートしていく。(『いじめの構造――なぜ人が怪物になるのか』157~159ページ 「生徒たち」を「加害教員グループ」、「〈祝祭〉」を「お祭り騒ぎ」、「いじめ」を「嗜虐的攻撃(いじめ)」に書き換えた)加害教員グループがどれほど戦略的合理性(世渡り能力)に満ちており、どれほど狭い世界の「中核」として政治的に成功していたかを示すのが、前述の現校長の発言である。「この4名の教諭は本校の中核教諭です。指導力とともに力を持ち合わせ、私もこの先生から教えてもらうことが多かったです」「自分より力があり、口出しできなかった」(『FNN PRIME』2019.10.08)彼らが生きる教育的自治の「世界」に市民社会が介入したとき、彼らは破滅した。彼らの世渡り能力(戦略的合理性)は、教育の世界でうまくやることに特化しすぎており、外の世界が見えなくなってしまっていたのだ。このような教育的自治の世界がいかに有害なものであるかを、加害教員グループはくっきりと示してくれた。 〔PHOTO〕iStock 私たちは、日本のまちがった教育制度のもとで大繁殖する、教育的自治の世界から大きな被害を被っている(これについては、この『講談社現代ビジネス���での一連の論考、あるいは『いじめの構造――なぜ人が怪物になるのか』などで繰り返し論じた)。だが、私たちは学校の集団生活を「あたりまえ」と感じるように習慣づけられてしまっているので、それが目の前にあっても見えてこない。だから学校が市民社会のなかの「別の世界」になること自体が、改善すべき社会問題と感じることはなく、結果、悲惨な事態はいつまでも続く。この、教育的自治の世界で大繁殖する残酷を、東須磨小学校の加害教員グループは、いわば10倍の倍率で拡大してみせてくれた。彼らは、細胞内の特定の構造をくっきりと浮き上がらせる染色液のような存在である。
神戸教員いじめの「残酷な支配構造」加害者が作り上げた「別世界」 - ライブドアニュース
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