#イースター柄
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【WORKS】年賀状デザインコンペ入賞と販売のお知らせ(2022)
ティービー株式会社様の「年賀状プリント決定版/2023年卯年年賀状コンテスト」にて、私すずきいときちの作品が3点佳作に入選をいただきました。 「イースター」はおめかしをしたうさぎとイースターエッグ、お花と小鳥の優しい色合いで楽し気なデザインです。 「富士うさぎ」は富士山になったうさぎを和モダンの配色で富士山をメインに使いやすいデザインを意識して制作しました。 「はなうさぎ2023文字」は新年の西暦「2023」の文字の上にウサギやお花などをたくさん描きました。 3柄それぞれ少しデザインが異なり、お好みの柄をお選びいただけましたら幸いです。 【クリエイターページ/すずきいときち】 下記の名前をクリックいただけると各柄のページをご覧いただけます。 【イースター】 【富士うさぎ】 【はなうさぎ2023文字】 【🏠2023年卯年年賀状コンテスト結果発表ページはこちら】 どうぞよろしくお願いいたします。 【✏イラストのお仕事のお問い合わせはこちら】 --------- 【WORKS】My entry won a prize in the New Year’s card illustration contest. I made it with the aim of creating illustrations with 3 different colors and atmospheres. I am glad that all four types have won prizes! Thank you!
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Kienと別れてから、ドレスデン城を観光できなったから、また今度、マイセンとセットにして帰ってこよう!と思いつつ、Anjaの待つLeipzigへ。Leipzigは、言わずと知れた音楽の町。Bachが教会音楽奏者として活躍し、メンデルスゾーンが王侯貴族ではなく、市民のために開放された音楽堂ゲヴァントハウスの指揮者として、近代指揮法を確立した晩年を過ごした場所だ。憧れの場所。
Anjaさんには申し訳ないが、午後到着後はBach博物館へ一人で行く。夕方から閉館近くまで3時間も入り浸る。幸せ。Bach家の紋章が入った布バッグも閉館直前にゲット。館内には中国人や日本人など、アジア人比率の方が高い。Anjaさんには夕食を御一緒したいと御願いしておく。19時からの夕食に、18:45にホテルまでお迎えにきてくれた。ゲーテが通い、森鴎外も留学中に来ていたレストランに連れて行ってくれた。
上の写真はLeipzig大学。この大学は東ドイツ時代にはKarlMarx大学という名前に変更されていたが、1989年の壁崩壊、1990年の東西ドイツ統一を経て、名前が戦前に戻ったらしい。Anjaの御主人ChristofはLeipzig大学でチェコ語を教えている。Leipzigは、19世紀から文化の中心地であったのだが、王政により統治されていたドレスデンと異なり、ハンブルグと同じで商人市民による自治地区に当たる。印刷業、綿花取引の中心地として栄えていたので、ユダヤ人も多く暮らす地区であったらしい。ユダヤ人は金融業や工業等で成功している者が多く、金持ちは盛んに文化、教養や音楽にお金をふんだんに使っていく。そのため、Leipzig大学は戦前から有名大学だったし、元々はカトリックのベネディクト派によって運営されていたらしい。
夕食は、チェコで辟易したKnodelのKartoffel(じゃがいも)版の舌鼓を打つ。Knodelとは、小麦粉を練って茹でたり、蒸したりした丸い団子状の食べ物。Hamburgのような金持ち地区では、Knodelには肉が入り、小麦粉と挽肉を練って茹でて、上から濃厚クリームソースをかける料理になる。チェコでは、パン代わりに食されるようで、メイン料理の付け合せに、濃厚なソースと共に良く出てきていた。Knodelの不味さに辟易していたワシは、最初、ゲーテと森鴎外が好きだったレストランのメニューに、Knodelの無いメニューが無いことに焦っていたが、覚悟を決めて牛肉のシチュー��Kartoffelnknodelを食べることにする。心配無用で、LeipzigのKnodelは、ふわふわで、北海道の芋団子より美味しく、ソースと絡めながら、ペロリと食べてしまった。夜は10時過ぎまでお喋りし、Anjaとの再会を楽しむ。Anjaは、南部ドイツ出身の詩人。私の最初のお友達。
翌日は朝から東ドイツ時代の市民監視技術を集めた博物館へ行く。市民監視の徹底ぶりは、小説1984並み。手紙はほぼ全て、蒸気を当てて開封されて、中味チェックされてから、再度封をして、送られる。街には監視カメラだらけ、隠しカメラの技術、スパイ活動のための変装技術など、徹底しているところがドイツっぽい。面白いのは、エリート主義により、子供の頃から優秀人材を選別し、優秀な者から国家の統治側に迎え入れていくという幼少期からの教育が徹底されていた事。また、スポーツや音楽などが、ある種のナショナリズム高揚のために使われていた事。右下の写真は、常に改善していくためのプロセス思考がプロパガンダとなっていた事の証拠。この図を見た時に、アメリカのコンサル会社にいた私は、背筋が凍った。この図表は、良く好まれて使われる。
また、Demokratikであることを謳い、東ドイツこそが、資本主義の悪に対し、平和と民主主義を守る砦なのだ!や、良く生きる、生きる喜び(lebensfreund)というプロパガンダが、今の左翼社会と同じで笑えた。新左翼主義の方々は、ほぼ極右と反転的に同じだという私の仮説は、全く正しいという事だ。ワシは、みんな仲良く(するために仮想敵を作ろう)とか、気候変動云々という新左翼はナチズムの再燃だと睨んでいるが、なんだか、その読みが正しいとしか思えないような展示の数々だった。
次にバッハが勤めていた聖トーマス教会へ。前日はバッハの墓の前でゴスペルが歌われていて、ズッコケたが、Anjaと再訪した時には、ザルツブルグから招かれた楽団がイースターのためのコンサートのリハーサルをしていた。バッハの墓にはチューリップが置いてあり、ステンドグラスにはバッハがいる。リハーサルではバッハの楽曲が弾かれていたが、音がマイルドな事に驚いた。オルガンは、教会の出口側にあるが、そのオルガンの周りのスペースでオケが練習していて、教会の座席に座ると上方から音が流れてくる形になる。弦楽器が、マイルドな音になる教会の音響は、オルガンのための教会だったんだという事を、実感させてくれた。
昼食はAnjaが気に入っている、住宅地にあるフレンチカフェでキッシュを食べる。その後、近所のパン屋さんでケーキを���って、彼女のお家へ。リビングルームは大きな窓で、工業地帯を流れていた運河を見下ろせる。運河には時折、競技カヌー練習をしている人々が競艇をしている。穏やかな日差しを浴びながら、ずーっとお喋り。Anjaさんとのお喋りは、メチャクチャ楽しい。Anjaはロシアの女性詩人の比較研究で博士号取得。自身もウィーン大学などで単発講座を持ちながら詩人活動をしている。フランス語、ロシア語、チェコ語、英語に堪能な語学の才女だ。詩人である時点でも凄いのだが、彼女は現代ドイツの詩人として賞もいくつか授与されている。とても繊細で優しい。
夕食は、Anjaさんのお家の近くでモロッコ料理を食べる。翌日は、憧れのメンデルスゾーン博物館へ。メンデルスゾーンはハンブルグ生まれ。ハンブルグで成功したユダヤ人銀行家の家に生まれ、1870年の独仏戦争をきっかけにハンブルグを離れてLeipzigへ引っ越す。唸るほどの金持ちだったので、子供の頃からGoetheに会いに行ったり、イギリスやスイスへ旅行したり、水彩画を学んだりと多才。祖父が哲学者だったので、自身も哲学で博士号を取得している。が、運命は音楽へと彼を導く。
上は彼の自筆の楽譜。繊細で几帳面なのが良く伝わってくる。字は人柄を語る。羽根ペンで、良くこんなに美しい繊細な文字を書くと感心する。愛する妻Cecileとの間に子供も4名もいたものの、姉が急死したことで神経衰弱になり、姉の死後、療養のためスイス旅行に出た時の水彩画が残されていた。美しい色合いに、メンデルスゾーンの心象風景は美しく静かだったんだなぁと思う。療養も虚しく、38歳で亡くなる。
メンデルスゾーンの功績としては、やはり近代指揮法を確立したこと。それまでは、作曲者が自ら楽器を弾きながら指揮する事が通常だったが、楽器編成が大きくなり、楽団員の人数も増えていく事に伴い、指揮者の存在が必要になっていく。Handelの編曲などを通して、近代オーケストラの在り方のために奔走する。楽団員として給料を貰えるように奔走したり、Bachの楽譜収集家と研究したり、彼の交友関係は広い。その中で、ゲヴァントハウスの指揮者として、ドイツ国内やイギリスまで公演旅行をしている。
メンデルスゾーンはユダヤ人であったが、先見の明があった父により、プロテスタントに改宗させられている。それでも、ユダヤ人はユダヤ人だとして、ナチス下でのメンデルスゾーンの評価はボロボロだった。近年になってようやく、ドイツ国内でも再評価が進んでいるらしい。。。が、まだドイツ人には受け入れられていないというか、あまり知られていないらしい。演奏する事すら禁止されていたんだから。また、ナチスだったワーグナーが酷評しており、ドイツ音楽としては認め難くロマン的過ぎるとの評価らしい。しかし、メンデルスゾーン自身は、亡くなるまで、Bachを起点にした古典派を自称していた。無盲目的につまらぬ権力に従う羊どもの無知さに、憤りしか感じないが、大衆の多くはそんなもんである事も重々承知している。
最終日は、民主主義の集会をしていた聖ニコラス教会へ。内装がパステルピンクとパステルグリーンの可愛らしい教会。教会全体が植物をモチーフにしており、Anjaによると、綿事業によるコロニアリズムの影響だとの事。ハンブルグに戻る16:16発の電車まで、起点駅だったLeipzig駅の戦前にあったカフェでお喋りしまくり。ちなみに、LeipzigもDresdenも、第二次世界大戦中、メチャクチャに空爆されている。Leipzig中央駅も再建されているもの。ここのKarottenkuchenが、人参とクルミのケーキにホワイトチョコがかけられていて、とてもおいしかった。
またの再会を約束して、お別れ!これからは、週末は旅行に出るぞ!
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ポーランド食器で迎える朝 今日も良き一日でした❤︎ #大理石調 #テーブルクロス #イースター柄 #カレンダー #ポーランド語 #pygmalionshokai #実店舗ぴ店 #名古屋千種区 #ポーランド食器専門店 #polishpottery #ピグマリオン商會 #ポーリッシュポタリー #ポーリッシュスイーツも置いてます #実店舗明日もオープンしてます (ピグマリオン商會|ポーランド食器と雑貨) https://www.instagram.com/p/BuL4fsZAPYB/?utm_source=ig_tumblr_share&igshid=iv40mpabhb5j
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🍅 No.1545 #turbo1019 #patterndesign #pattern #design #surfacepattern #surfacepatterndesigner #textiledesign #textiledesigner #textile #wallpaper #repeatpattern #graphicdesign #illustration #柄 #模様 #パターン #パターン柄 #イースター #easter #eastereggs #turbo10191545 #tu10pa https://www.instagram.com/p/B68MvFnFztj/?igshid=1gfx2xgv7p60g
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アメリカの友人から
明るい花柄のイースター・カードが送られてきた。
彼女が復活祭を祝うこのような
カードを送るとは珍しい。
足元から光が湧き出てくるような感覚に痺れた、
ロンドンのハイドパ−クで祝った昔日を思い出す。
再生の喜びを享受するには?・・・
そうだ・・・街に出よう・・・
生まれながら疾患のある鼻が
長時間のマスクに耐えられず、
自覚症状の全くないほど
軽度の肺気腫持ちという弱みを口実に、
乗り物の混雑しそうな遠出を
最小限にとどめてきた。
が、先日新聞で明石町の紹介記事を読み、
無性にその辺りを歩きたくなった。
その記事が鏑木清方の
名作 ‘築地明石町’ に一言も
触れていないことに、
彼の名誉が傷つけられたような気がしたのだ。
私がそこを歩き回ったところで、
その地名を題名にもつ、
美人画が多くの人の記憶に甦るわけでもないし、
私が彼の特別な信奉者というわけでもないのに・・・・
確固とした理由も見出せない、
極めて唐突で奇妙な心理に戸惑い苦笑しながらも、
ともかく出かける決心をした、衝動的に。
ならば、黒紋つきの羽織に洋髪の
美しい女の幻を求めて歩く前に、
彼の後継者ともいえる小村雪岱の世界を覗かねば・・・
(小村展に関しては次回)
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謎キャラブーム
スヌーピーとかバーバパパとか有名キャラクターも好きですが、最近は正体不明の名もなき謎キャラクターものを探しています。右はセール対象外だったので、諦めて買ったMARC JACOBSのパンTシャツ。たぶんイースターに食べるホットクロスバンズ?柄違いの豆Tシャツは人気がなかったのかセールになっていました。可愛そうな豆・・・。リンガーTシャツなのもお気に入りポイントです。
左はYUKI FUJISAWAの箔プリントを施した80年代のドイツのエコバッグ。幼稚園で使われていたらしく、上の方に持ち主の名前がマジックで書いてあるのがなんだか面白くて買いました。ちゃんとファスナーが付いていて、容量もあるので活躍しています。それにしても、猫なのかキツネなのかよくわからないキャラクター・・・。まさか元の持ち主も、数十年後に遠く離れた日本で使われてるとは思わないでしょうね。
こちらはセールで。猫とUFOというミスマッチ感が好きです。アンダーカバーのポーチはマチがないので、PASMOでも入れて使おうかと思っています。
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* ツキウタ。のイースターの絵柄が可愛すぎて😆💛💛💛 とりあえずこの6人で🌙*.。 ツキウタ。はアニメのときはグッズ買う程ハマってなかったからまだ詳しく知らなくて😶💦 暇があればWikipediaで勉強してますwww ドラマCDとか聴きたいけどなかなかレンタルでなくてヾ(・ω・`;)ノ キャラソンではやっぱ翔太くんCVの涙くんいい曲ですね🎶¨̮⑅* * うたプリAJの通販もそろそろ決めないと💡 * 子供達が春休みだから毎日お昼寝しちゃいますw なんかずっと眠くて眠くて😴💤💭 しかも暖かくなったかと思ったら真冬に戻ったりで身体がついていきません😂😂😂 * #ツキウタ #イースター #絵柄可愛いすぎる😆😆😆 #うたのプリンスさまっ #アニメジャパン通販どうしよ
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2022.06.25
改善のアイデア出し
今後さらに詳しく考えてみるつもりですが、 先日考えた改善アイデアについて思いついたものをまとめました。内容は実現する可能性の高いであろうものから順に書いています。
●アクション周りの変更
・「ハンタマ」の位置を下げる 「もちあげる」のアクションが他の2つのアクションに比べて進んで使いたくなる操作性のアクションになっておらず、タマゴの回収スピードを上げることで「ハンタマ」に足りていないスピード感を改善。スピードを上げたことで取りやすくなってしまうレシピボーナスについてはスコアを減らすことなどで対処し、ボーナスを得る楽しみを奪わないようにすることに注意。
・アイテム獲得を「ハンタマ」の役割にする アイテム獲得は「シタタマ」の役割で、突如スポーンするニンジンを銃で撃つという不自然なものになっている。それを地面からニンジンが生え「シタタマ」が「もちあげる」ことで引っこ抜くという形式にし、直感的に分かりやすいものにする。
・「うつ」を複雑化 他の2つのアクションに比べAボタンを連打するだけという単調過ぎるものになっているため、Aボタン長押しでタメ撃ちなどのやや複雑な派生アクションを取り入れる。加えてアイテム獲得が「ハンタマ」の役割になった分、「うつ」に関連した別の役割を「シタタマ」に持たせる。
・カメラ操作方法の変更 視点となるカメラは現状、操作するキャラクターに関わらずフィールドの中心を軸にRスティックで操作できるようになっており、操作キャラによっては距離感の把握が難しく操作がしにくくなってしまっている。具体的には「もちあげる」で狙った位置に降下しにくいこと、「うつ」で標的を狙いにくいことが問題。その改善のために例えば、「うつ」であれば一人称視点にカメラ位置が変化させるといったように、操作キャラの変更に合わせ��カメラの位置や操作を変更する。ただ操作の複雑化とカメラの位置が激しく動くことによる画面酔いが予想されるため、慎重に検討する。
●画面に変化を持たせる
・背景を変える 現状ただの宇宙空間になっている背景をどこかの惑星のような景色に変え、その背景の中に観客を置きゲーム進行に従ってその観客が盛り上がらせる。場合によっては木々を踊るように動かしたり空の様子を変化させるのもアリ。
・レシピボーナスに演出を加える レシピボーナスは獲得した際画面左下に獲得したボーナスの名前がでるだけになっており、どれだけいいレシピを揃えたのかが分かりにくくなっているため、良いレシピほど獲得した際に演出が入るようにしてレシピボーナスを狙う動機付けをする。
・ヒヨコのスポーン方法の変更 ヒヨコがタマゴの持ち主であることタマゴを奪いに来るウサギたちにとっては邪魔な存在であることが説明なしでは伝わりにくい状態になっているため、タマゴの消滅とともにヒヨコが出現するように変更することでタマゴからヒヨコが孵化したという状態を作り、タマゴとヒヨコとウサギの関係を直感的に把握しやすくする。
・UIに視覚的な変化を与える 数字が変化するだけになっている制限時間やスコア、アイテム効果のUIをメーターのような視覚的に増減が分かりやすいものに変更し、UIからもゲームの状況を伝えられるようにする。
・操作キャラの動きを変える 操作キャラの動きについてもゲーム進行に合わせてボルテージが上がっているかのような動きに変化させる。
●別ルールのゲームモードの追加
・対戦モード 2人での対戦モードを用意し、現状の1人でプレイしランキングで見知らぬ人と勝負するという形式とは別に、目の前の人と勝負できるようにする。内容は、相手のタマゴの柄を見えないようにしてレシピボーナスを取りにくくさせる。ヒヨコを相手のフィールドに大量投入する。といったように今の1人用のモードで重要になる要素を絡めて相手を邪魔していく形式を検討。
・キャラごとのミニゲーム 今のゲームのようにアクションを組み合わせるのではなく、「すいこむ」「うつ」「もちあげる」それぞれを単体で使ったルールを考え、各アクションごとにミニゲームにする。ルールによってはチュートリアルの代わりにもなる。
・エッグレース 「イースター」というイベントに寄せるため、今のゲームのモードを「エッグハント」という名称に変更し、それと別に「エッグレース」という名称のゲームモードを制作する。その際、3つのアクションを組み合わせて良い結果を出すという部分は変更しない。 ※「エッグハント」と「エッグレース」は実際にイースターで行われる遊び
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映画『ココディ・ココダ』
ゴールデウィークも終わってしまいました。
私は5月2日月曜も5月6日金曜も授業がなかったので、実質10連休!
私は出不精でゴールデンウィークだからといってどこかへ行くのは稀なのですが、今年は野外の音楽フェス「風のハミング」(@大阪・靱公園)に行き、唐組のテント公演『おちょぼ傘持つメリー・ポピンズ』(@神戸・湊川公園)に行き、大阪・舞洲の「ネモフィラ祭り」に行き、夙川のフランス料理店「ル・ベナトン」へ行き……かなり充実した連休を過ごしました。
連休の最後、5月8日の夜にはDMM. comで借りたDVDでヨハネス・ニーホルム監督の映画『ココディ・ココダ』を見ました。
2019年製作のスウェーデン・デンマーク��作映画で、スペインのホラー映画祭・サンダンス映画祭に出品されたもののようですが、ホラーというより不条理系というかキモチワルイ系の映画です。
『ココディ・ココダ』というのは意味のわからない題名ですが、日本語で言う「コケコッコ」で、実際にそういう童謡があるのでしょうね、映画の冒頭、白いスーツに蝶ネクタイ、カンカン帽姿の小柄な老人が大柄な男と女を引き連れて楽しそうに、しかしそれだけに不気味にその歌を歌います。
次に登場するのは、若い夫婦と8歳になるその娘の3人。娘の誕生日を翌日に控えた夫婦は娘が欲しがっていたオルゴールを買って、クルーズ船に乗り込みます。イースターか何かなのでしょうか、3人はウサギのコスプレをしています。
ところが、船中で食べたムールが悪かったのか、妻は気分が悪いと言い出し、トイレに入ってゲエゲエ吐きます。そしてトイレから出てくると、顔が膨れてすっかり相貌が変わっています。たぶん別の女優が演じているのでしょうね。一家はヘリコプターで病院に運ばれます。
一夜明けてーー夫婦は病室で娘の誕生日を祝おうとしますが、娘はベッドに横たわったまま起きません。死んでいるようです。
「え? なぜ?」と思いますが、娘は母親の料理を横からつまんでいたので、食中毒ということなんでしょうか。
泣き叫ぶ妻ーーそこから場面が変わって影絵になります。ウサギの夫婦と子どもを描いた影絵で、ウサギの子どもが大きな鳥の背中に乗るが、転げ落ちて死んでしまい、ウサギの夫婦が弔うというようなストーリーで、かわいいといえばかわいいのですが、それだけに不気味です。
3年後ーー
娘を失った夫婦はバカンスを過ごすため車で旅行に出ています。どうやら夫婦仲はあまり良くない様子で喧嘩ばかりしています。
夜、妻はホテルを探そうと言いますが、夫はキャンプをすると言って、強引に森の中に車を入れます。なぜか真っ白な猫が車の前を横切ります。
明け方、妻はトイレに行きたいと言って、森の木の下でおしっこをします。するとそこへ冒頭に登場した謎の3人組ーー巨漢の男は死んだ犬を抱いており、女の方は獰猛そうな犬を連れていますーーが現れ、妻をなぶり殺しにします。
3人組はさらにテントに残っていた夫に犬をけしかけます。夫はナイフで応戦しなんとか犬を殺しますが、女にピストルを向けられ万事休す。
するとーー
[以下ネタバレです。まだご覧になっていない方はご注意を]
そこで画面はロングショットになってストップします。実はこの映画はタイムループ���ので、夫が殺されそうになるところで場面がストップし、前夜に戻ることになっています。
なぜタイムループが起こるのか、説明は一切ありません。でもまあ仕方ない……というか、妙な説明があっても白けるだけですから、いいんじゃないでしょうか。
二度目、夫は妻にテントの中でおしっこをさせますが、結果は同じです。
三度目、夫は一人でテントを出て車に隠れ、妻が殺されるのを見ていますが、やがて3人組に気づかれ、やはり結果は同じ。
四度目、夫は妻をせきたてテントをそのままにして車で逃げようとします。途中、妻がどうしてもトイレに行きたいというので車を止めます。妻が森の中でおしっこをしていると、やはり3人組がやってきて、結果は同じ。
五度目はちょっと趣向が違います。テントの中で妻が目覚めると夫がいません。妻はなぜか夫の寝袋を持ったまま夫を探します。しばらく歩くと自分達の車が見つかります。車は木に激突して停まっています。夫はいません。
妻は運転席に乗り込み発車させようとしますが、車は動きません。彼女は一匹の白い猫を見つけ、猫に導かれるように森の中に踏み入り、一軒の家にたどり着きます。
この辺りのどこかで、また妻の相貌が変わり、食中毒の際に妻役を演じていた女優にチェンジ。彼女は家に入ると、祭壇とも劇場とも思える部屋があり、そこで影絵が始まります。
影絵は冒頭のものと似ていますが、続きがあります。ウサギの夫婦は娘を振り落とした大きな鳥に矢を放ち、捕まえて鳥籠に入れます。鳥は羽が抜け、尾が抜け、顔と足だけになってしまいます。
やがて鳥籠が燃え、鳥は焼け死んでしまいます。しかし、鳥は蘇り、元通りの姿になって空を飛んでいきます(「え? 不死鳥? 火の鳥?」と見ていた私は思いました)。
六度目、夫は無理矢理妻を車に乗せ発車します。今回はおしっこに行くことすら許しません。妻はシーパンを濡らしています。
ようやくこれで助かったのかと思った瞬間、車の前に一匹の犬が現れます。夫は犬をはねてしまい、車はそのまま道路脇の水たまりに落ちてしまいます。
え? この犬は、巨漢の男が抱いていた死んだ犬じゃあありませんか。
ということは、夫婦が犬を轢き殺したので、3人組はその復讐をしたわけですか。
なるほど、それで万事合点がいったーーって、なるはずはないですよね。ナンダコレハというのが観客の思いでしょう。
でも、夫と妻は泣きながら抱き合いキスをします。
ラスト(というかエピローグ)ーー「ココディ・ココダ」の曲がかかり、座っている少女の後ろ姿か映ります。夫婦の娘のようでもありますが、私の目にはもっと大きな……一人前の女性のように見えました。
カメラがパンするとその女性がオルゴールを回しているのがわかります。カメラはオルゴールに描��れた絵を写します。絵に描かれているのは、巨漢の男と犬を連れた女と白づくめの老人……つまり、例の3人組です。
うーん、これはどう解釈すればいいのですかね。死んだ娘が両親の仲が悪いことを悲しみ、オルゴールから3人組を遣わして、夫婦の再生を試みたという解釈もあるようですが、それが当たっているかどうかはわかりませんし、そもそもこの映画をそんなふうに一つの解釈に引き下げてしまうのはもったいないような気がします。
私はこの映画を見ながら、「え?」、「え?」と思い、口をあんぐり明けていました。
そういう状態を楽しむ映画、不条理という言い方がいいのかどうかわかりませんが、もしそういう言葉を使うとすれば、不条理を不条理のまま楽しむ映画と考えるべきでしょう。
嫌いじゃないぜーーと思います。
追記: タイムループものの映画はそれほど多くはありませんが、粒揃いですね。『バタフライ・エフェクト』は文句なしの名作ですし、『ハッピー・デスデー』とその続編『ハッピー・デスデー・2U』も素晴らしい映画でした。『恋はデジャブー』もなかなかいい映画です。そういえばそれほど話題にはなりませんでしたが、つのだじろうの漫画を映画化した『予言』という日本映画もありました。それほど有名な映画ではありませんが、いい映画だったと思います。
タイムループものではありませんが、何度繰り返しても同じ結果になるという意味ではルイス・ブニュエル監督の『ブルジョワジーの密かな愉しみ』も同じ部類の映画と言えるかもしれません。
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20220418 Monday 復活祭イースター日曜日は年によって太陽暦での日付が変わる 次の日月曜日はヨーロッパ各国では休みだ。 アメリカやイギリスでは休みではないのでいっかつして欧米ではこうだと言い切ってしまう日本的な考えでのアプローチはやめよう。 毎年日付が変わるので教会のカレンダーをよく見て確認して置くことがやや厄介なこともある。 復活祭日曜日は色々行事ごとが会って楽しいが何よりも季節柄ポカポカと暖かくなってきて日が照ってウキウキしたかんじになるのが楽しい。 #Pasen #Pâques #Πάσχα #Easter #パスハ #paasmaandag (at Sphinxkwartier Maastricht) https://www.instagram.com/p/Ccj9kObNtTD/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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さらまんだーの壁紙2019年4月号
さらまんだーの待ち受け画像です! 4月といえばイースター(・‿・) うさぎさらまんだーとひよこの柄です。 個人の範囲で壁紙設定にお使いください。
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2022/04/14
今朝はロバートの母とAmherstburgへ行って朝食を摂った。カフェラテとイースターのひよこのカップケーキを食べた🐥ひよこのクリーム部分はレモン味だった。ちなみにこの犬のぬいぐるみはweich(ヴァイヒ)とwaffy(ワフィー)と名づけています。プレシャスモーメントのぬいぐるみめちゃくちゃ集めてしまう。
今日の服。snidel風の半袖ブラウスをこの前完成させたので着ました。たんぽぽ柄。
そういえば全然長ズボン履いてないな。服が完全に自由だと長ズボン履かないかも。今なんとなく気づいたんだけども、長年アトピーで膝裏が痒くなることが多かったの。だから自然と長ズボンを履くのは避けるようになった。すごく肌触りのいい柔らかいストレッチ効きまくりの生地ならいいかもしれんけど、そんなのタイツとかぐらいしかないよね。タイツなら履けるけど。今全然アトピーでてへんのやけども、ズボン履くの避けてるのが大きいかもと思った。ズボン履いてて固めの生地が常に触れてると皮膚が傷つくから、それで痒くなるという悪循環で。どうしても膝に皮膚が触れにくいスカートやショートパンツばかり履いてしまう。今日履いてるのもショートパンツ。ユニクロの極暖パンツとかは蒸れてだめだった。あれはアトピー再発誘発パンツだわ。
今わりと太ってるけども、子供の頃はずっと痩せてた。高校生くらいまではガリガリでずっと制服がブカブカだと言われてたし(姉のお下がり)。背が後ろから2、3番目と高かったけど、ガリガリだったから組体操はいつも一番上だった。小学生時代は一輪車乗るのにハマってて、体幹も鍛えられてたし、バランス感覚はすごくよかったと思う。今はカナダに住んでて道路とかだだっ広い場所が多いからまた一輪車に乗りたくなる。あの時は夢中でやってたな。ゲームも夢中で遊んでたけども一輪車の記憶も強い。夏休みは朝早起きしてまで一輪車に乗っていた。近所のおばさんに朝からうるさくて迷惑がられたが。そういうのもあって一輪車に次第に乗らなくなった。実家はこんなに道が広くないし、土地が狭い田舎なので。
Unicycleで調べていると、unicycle hockey という競技があることを知った。wikiを見るとドイツやスイスなど、ドイツ語圏で人気があるらしい。一輪車乗るのすら結構大変で自転車の10倍は体力を使うのに、一輪車乗りながらスポーツするって凄すぎるわ。体力とバランス力の化け物や。よくサーカスや大道芸で一輪車乗ってるけど、それよりもずっと地味に見えるけど、ずっとすごいと思った。経験者なので余計に。
なんか一輪車乗りたくなったわ。一輪車欲しいなあ。でも子供の頃でもあんなに疲れたものって大人になると相当ハードだろうね。縄跳びとかも子供の頃��ずっと跳べたけども、大人になると10回ぐらいでもうめちゃくちゃ疲れてるから。ブランコとかも大人になると酔うし。なんか大人になったら色々見えるもの体験できることが増えるんだろうなと思ってたけども、失うものも多いなと思う。
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☀︎おはようございます☀︎ 高タンパクを意識して❤︎バンバンジーサラダ #ゴパントースト #無糖と思って買ったら加糖だった件 #ヨーグルト #最近こんなことばっかり #特別仕様のイースター柄 #ピーコックとも相性いいね #ポーランド食器のある暮らし #pygmalionshokai #実店舗ぴ店 #名古屋千種区 #ポーランド食器専門店 #polishpottery #ピグマリオン商會 #ポーリッシュポタリー #ぴ店のアップデート工事が進んでます #お店の合間合間に魔法みたい🧙♀️ #ぴ店の営業日はhpにてご確認ください (ピグマリオン商會|ポーランド食器と雑貨) https://www.instagram.com/p/BzHEYHNgESK/?igshid=1gkqeesv1v9uy
#ゴパントースト#無糖と思って買ったら加糖だった件#ヨーグルト#最近こんなことばっかり#特別仕様のイースター柄#ピーコックとも相性いいね#ポーランド食器のある暮らし#pygmalionshokai#実店舗ぴ店#名古屋千種区#ポーランド食器専門店#polishpottery#ピグマリオン商會#ポーリッシュポタリー#ぴ店のアップデート工事が進んでます#お店の合間合間に魔法みたい🧙♀️#ぴ店の営業日はhpにてご確認ください
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新しい器入荷しました✨ とっても可愛い兎🐇が書かれてある長方皿と花文の向付でコーディネート✨兎の絵柄はごくまれに見かけますが、なかなか出会わずイースターは終わってしまいましたが、普段使いにもオススメです✨その他にも数点入荷してるので、是非HPをご覧ください🙇♀️ 〜詳細はトップページのリンクからHPへどうぞ〜 ◆HPにて器など1,000点以上出品中𓌉◯𓇋 ◆一客から購入可能𓍯 ◆送料全国一律 600円𓂃𓊝𓄹𓄺 (お買い上げ合計金額5,000円以上で送料無料) ------------------------------------------ 🍽素敵な器が届いたらタグ付けまたは#新原美術 つけて投稿してくださると嬉しいです💐✨ 皆様の料理の盛り付け方、器の使い方、テーブルコーディネートなどを上のハッシュタグで情報を共有できる場所になればと思います☺️ #器を楽しむ #テーブルコーディネート #toyama #骨董屋 #骨董品 #古伊万里 #九谷焼 #アンティーク #アンティーク食器 #古道具 #和食器 #うつわ好き #器好き #骨董 #伊万里焼 #ミシュラン #古伊万里のある暮らし #料理 #器 #うつわ #器のある暮らし #骨董のある暮らし #和食器のある暮らし #imari #器屋 #食器 #兎 (新原美術) https://www.instagram.com/p/CNZA5RbgZME/?igshid=1pjdvtez72fs1
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仙台公演のレポートと第3期の総括です。
3月31日の土曜日���まだ桜が咲き始めたばかりの肌寒い仙台、東京エレクトロンホール宮城(宮城県民会館)にて東北ユースオーケストラ演奏会2018の仙台公演を行いました。この冒頭の写真はフォトグラファー丸尾隆一さんによるオフィシャルフォトです。このあと差し込んでいく写真でも、わたくしのライブ感と短距離感だけが取り柄の素人写真との違いを一目瞭然お気づきになるだろうと、あえてクレジットいたしません。丸尾さん、毎度のオフィシャル写真撮影をありがとうございます。
さて、21日の東京公演から10日間のブランクが空き、指揮の栁澤寿男さんとしては、「みんな、これまで出してきた注意、指示を覚えてくれているかなぁ」と不安そうです。
合同練習や合宿など集まる機会には必ず忘れ物が出てくる東北ユースオーケストラですが、演奏楽曲は身体に染み込んでいると期待したいところです。
リハーサルにあたって坂本龍一代表・監督から「今年度の締めくくりとなる、集大成となる演奏を」と柔和な檄が飛びます。
演奏会の構成も忘れているかもねと、舞台上の動き含めて演奏順に曲をさらっていきました。
コンサート前半を盛り上げて締める『Three TOHOKU Songs』は、団員の地元3県の民謡「大漁唄い込み」(宮城)、「南部よしゃれ」(岩手)、「相馬盆唄」(福島)をメドレーとして現代音楽の作曲家である藤倉大さんによる編曲作品です。
東北の民謡独特のグルーブ感にこだわる坂本監督は、本番直前でもパーカッションセクションに溶け込んでの手拍子指導です。
威勢のいい拍子木を響かせるのは気仙沼の高校生、三浦瑞穂さんです。以前伺った三浦さんのご実家のお隣まで津波で流された体験談は鮮烈に覚えています。この三浦さんのお祖父様がつくられた農園のいちごを差し入れでいただきました。
三浦さんお祖父様は民謡の先生でもあって、昨年は「ちょいさーのさーっさ」の掛け声のリズムとイントネーションについてご指導に来ていただきました。1年前の東京公演での『Three TOHOKU Songs』の演奏の様子はYouTubeでご覧いただけます。一聞は百見に如く。ぜひお聴きください。
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一通り演奏と動きを通した後に、冒頭の開演前のカゲアナ隊の練習です。携帯電話を切りましょうなどの諸注意事項を団員が表に出てお伝えする演出です。この仙台公演はもちろん仙台市出身で固めました。
右から畠山茜キャプテンはちょうど仙台市出身。坂本彩雲さん、中学1年生、フルート担当。木島悠太くん、中学1年生、ヴァイオリン担当。浅野海輝さん、高校1年生、パーカッション担当。狩野諒也くん、大学2年生、ホルン担当。曽我ひかるさん、大学4年生、コントラバス担当は、実は仙台市のお隣の多賀城市出身でした。
そして、開演を告げる団員の福島市の高校1年生、堤英純作曲の金管八重奏を、トランペット中村祐登くん、秋葉大地くん、井出大雅くん、ホルン曽根瑞貴さん、田嶋詩織さん、トロンボーン江見悠希くん、バストロンボーン新川和弘くん、チューバ冨澤悠太くんが、今日は花道で演奏します。
本番前にOGが激励に来てくれました。
見事大学に合格して来期から復帰してくれる郡山市の芦名さん(妹さんは第3期からのメンバー)と今年から宮城県の中学校で音楽教師となった初代キャプテンの長谷川桃さんの二人が、「ジャージ姿ですみません」という栁澤寿男さんを挟んで記念撮影です。
お昼のお弁当はJA共済連の今日は宮城県本部さんからいただきました。JA共済連さんには毎度毎度、団員の血になり骨になる食事をご提供いただき本当にありがとうございます。
リハーサルで疲れた身体には美味しさのあまり縦のお弁当になりました。
ごちそうさまでした!そして、東北ユースオーケストラオールドボーイズも応援にかけつけてくれました。
懐かしい顔の中でも注目したのは一番左の岩花くん。昨年度まで岩手県宮古市から福島市の練習会場まで片道5時間かけて巨大なチューバとともにやって来てくれていたのですが、中学生の一年間見ない間に大学生と同じくらいの身長になっていました。思春期の雨後の筍のような成長には目を見張るものがありますね。
こちらは事務局の「おかーさん」こと岡田さんにTYOオリジナルハンカチーフを巻いてとねだる列。
本番準備が進んでいるのは舞台裏だけでなく、舞台表も同様で。
今年もJA共済さんのご厚意で、わたくしの駄文とノリだけの写真で活動記録のパネル展示をしていただいていました。
ロビーでの寄付受付コーナーもお客様を待つばかり。
昨年で卒団したリケジョ楢山さんがシックな黒づくめの出で立ちで、東京に引き続き地元公演の受付係にボランティアで参加してくれました。右隣は福島事務局の大塚真理さんの姪っ子さん、 菅藤 さんも就活スタイルで手伝っていただけました。そして、今回返礼品を無償提供いただいたアウドドアのプロダクトで世界的に高名なパタゴニア日本支社、自らアウトドアマンの辻井社長以下のスタッフのみなさんも、どうもありがとうございます!そもそものTYOロゴにはじまり返礼品にTYOロゴをあしらうデザインをしてくれた、TYOの美術教師長嶋りかこさんもありがとうございました!
開場直後からの「ロビコン」つまり、ロビーコンサートチームのご紹介です。 ホルン八重奏「3つのエピソードより第一楽章/真島俊夫」 千葉大輝、佐藤咲良、狩野諒也、立谷隆太郎、千田捺月、田嶋詩織、曽根瑞貴、磯貝雛子。
トロンボーン7重奏「Bosco Rosco / Tommy Pederson」大谷龍陽、江見悠希、大波さくら、筒井温之、橋本幸歩、新川和弘、冨澤悠太。
木管五重奏「木管五重奏のためのディベルティメントより第1楽章、第4楽章/ハイドン」菅野桃香、関根慧、田嶋詩織、西村優里、木戸口夏海と クラリネットカルテット「クラリネットポルカ」木戸口夏海、山中陽香、黒須菜月、阿達弘将のチーム木管。
ヴィオラ六重奏「G.P.テレマン/4本のヴィオラの為の協奏曲第1番より第3楽章」村岡瞭、服部未来子、高橋奈々、鈴木祥子、佐藤ひかり、紺野未帆。
さあ、開場しました。列をなしてお待ちいただいていた熱心なお客様に次々とアンサンブルを披露していきます。
団員のご家族ご親戚お友達も聴きに来られているのが呼びかける声からもわかります。これでこそ地元公演ですね。
カゲアナ隊が舞台袖に登場してきました。
続いてオープニングファンファーレの金管八重奏隊も。
団員が続々と下手の舞台袖に集まって来ました。
恒例の坂本監督とのタッチによる送り出しで、みんながステージに。
ピンボケ写真でもわかるのは監督に笑顔で応じるフルートの菅野さん。
オープニングは『Behind The Mask』。坂本監督YMO時代の作品です。
実はこの曲、東北ユースオーケストラが企画物として初登場したルツェルン・フェスティバルARK NOVA松島の2013年に演奏されていました。今回のために監督自らアレンジを見直され、開演にふさわしく管の響きが鮮やかな曲となりました。
二曲めは『戦場のメリークリスマス』。毎年の団員の演奏希望曲アンケートでは必ず何人かが挙げてくれていましたが、ついにTYOとして今年初披露できました。
三曲めは『ラストエンペラー』。初年度の夏合宿地の宮古島でシーサーをつくりながら皆んながこのメロディを口づさんでいたのが懐かしい、こちらおじさんの感傷に舞台袖でひたっていました。
滑り出し三曲は東京公演よりも落ち着いたいい演奏になった気がしますよ。司会の渡辺真理さんの流麗な進行につられ、坂本さん栁澤さんともに東京よりもリラックスされているのか饒舌気味で、客席にも笑いが起きています。
そして、次の出番を控えたあの方が!
後ろ姿から後光が差してる気もする小百合様。
ご登場です。
朗読される詩をまとめられたお手製の製本が左手に光りますね。
このパートでは坂本監督指揮による『Still Life』に合わせての朗読となります。
まずは団員の地元である岩手県は花巻市出身の宮沢賢治の詩から二篇「村娘」「星めぐりの歌」から
そして広島、沖縄の平和を願う詩をそれぞれ一篇、原民喜「永遠のみどり」安里有生「へいわってすてきだね」、最後は東日本大震災をきっかけに福島の小学5年生だった関根妃奈乃「あの山を登れば」です。
圧倒的な存在感がありながら、優しく包み込むような吉永小百合様の朗読は、やはり「日本の母」。東京公演の、のんさんの「妹の力」(©️柳田國男)とは個性のまったく違う時間が流れました。公開中の映画『北の桜守』のプロモーションでご多忙を縫ってのご出演ありがとうございました。わたくし個人的には、この日小百合様からリアルに「宏和さんは」と話題にされ、旧約聖書で神ヤーウェにいきなり名前を呼びかけられ、「なぜ神は私の名前をご存知なのか!?」と感動に震えたアブラハムのごとく畏れ多さに跪きそうになりました。(事前にわかればスマホで録音したのに・・・)
さて、続いては今年初めての企画、団員のオリジナル作曲作品を団員が演奏披露するコーナーです。昨年の12月に藤倉大さんによる作曲ワークショップを行い、親交のあるヴィオラ奏者の安達真理さんにも当日お越しいただき、数々の特殊奏法を紹介してもらいながら、それらを参考につくった団員の出来立てほやほやスコアをその場で実演してもらい、藤倉さんと坂本監督が講評するというものでした。当初の「ほとんど誰も作曲できないのでは」という予想をいい意味で裏切り、全員が2時間で作曲できたのです。人間の創造性というのは、環境と動機づけ、それを導く人次第で引き出されるのだということを実感しました。
今年の演奏会で作品を発表したい人を募りましたところ、6名が手を挙げてくれました。ここ仙台では、東京公演とは違う3名による作品を3名が演奏しました。坂本監督もステージに残り、会場の全員が耳をそばだててソロ作品を聴くという緊迫したコーナーです。
最初は福島県浪江町出身の大学1年生菅野桃香さん作曲作品「当たり前の幸せ」を岩手県北上市出身の大学4年生、木戸口夏海さんがクラリネットで演奏。
直前合宿でのリハーサル時に菅野さんの出身地を入団申し込み時のデータから「いわき市」と紹介したのですが、本人から「実は浪江町出身で、いまは実家は取り壊され、避難していわき市に住んでいます。浪江町で紹介をお願いします」と明るく言ってくれたのには胸にこみ上げるものがありました。タイトルがまた「当たり前の幸せ」ですからね。重く響く題名をつけられた作品が軽やかなクラリネットで奏でられました。
続いては、福島市出身の大学3年生、佐藤実夢さん作曲作品「チェロのための音遊び」を福島市の高校1年生の誉田憲丸さんがチェロで演奏。
高校1年生、緊張したと思います。途中特殊奏法も含まれる作品でしたので、間違ってもお客さんにはばれにくいという利点もあったかとは思いますが、1500人以上を前に堂々とした演奏でした。
そして、トリは仙台市の大学3年生、中村祐登くん作曲作品「ホルンのためのimpromptu」を同じく仙台市出身の大学3年生、千葉大輝くんがホルンで演奏します。
「impromptu(アンプロプテュ)」とはフランス語で「即興曲」の意味。千葉くんは『火の鳥』のソロより緊張したそうです。
団員作品発表コーナーの後は、団員たちの眠れる作曲家としての資質を見事に開花させてくださった藤倉大さん編曲の『Three TOHOKU Songs』で前半終了。
栁澤寿男さん、前半の出来栄えに上機嫌です。
そこに割って入ってくる中村くん。
ちゃっかりしてるなあ。後半に向けて頑張っての意を込めてパチリ。
カメラを向けると必ずポーズの田嶋さんにつられて、同じホルンの赤間奏良くんもピース。繰り返しますが、中学生の身長の伸びには目を見張るものがあります。たぶんこの3年間で20センチは伸びたのでは。
今年のホルンはみんな元気で、パートとしての一体感がありました。
左の狩野くん、
ハイタッチでリラックスしてるなと思いきや。
団員全員が板付いたところで、急に舞台袖に「やばい、やばい」と走り込んできました。もうチューニングがはじまっています。楽屋に戻っていったみたいです。
しばらくしてまた「やばい、やばい」と階段を降りて来ました。もうチューニングは終わってますよ。
なんとミュート(消音器)を忘れて楽屋に取りに戻ったようです。忘れ物が多い東北ユースオーケストラですが、本番での楽器の忘れ物は初めてでした。団員への楽器忘るべからずの教訓としてご紹介しておきます。
後半のメインの楽曲の最初は、クロード・ドビュッシー作曲の交響詩『海』です。坂本監督、団員の演奏を指揮者モードでチェックです。
栁澤さんの指揮も自然と大振りになる『海』です。
今日も録音のために来られているサウンド・エンジニアのオノ・セイゲンさんのブースで。
坂本監督、サウンドチェックに夢中のあまり、人知れず指揮!
こちら反響板の隙間からいい撮影スポットを見つけました。
降り番メンバーも舞台袖で応援しながら聴き入っています。
順調に『海』の演奏が進みます。
エンディングを舞台袖特設カメラで録画してみました。
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20分強のドビュッシーの『海』の演奏が見事に終わりました。満員の観客からの拍手を受けて下手袖に下がる栁澤さん。
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とりあえずひと山超えたぞー、の笑みですね。
ひと呼吸置いて、舞台袖で待ち受けていた坂本監督と。
続いて今年のメインの2曲目となるイーゴリ・ストラヴィンスキー『火の鳥(1919年版)』の演奏がスタート。
こちら降り番は余裕でしたが、
舞台上では緊迫した熱演が。しかし、東京公演よりものびのびした演奏になっているような気がします。そして大団円と呼ぶにふさわしいエンディングを迎えると、このひと時を残したいと思わず舞台袖特設カメラの録画ボタンを押しました。
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胸に染み入る会場からの鳴り止まない拍手です。
そして、ついにアンコール。司会の渡辺真理さんが代表・監督の坂本龍一さん、指揮の柳澤寿男さん、ゲストの吉永小百合さんをお一人づつ舞台に呼び込んで、今日の感想コメントを聞いていきます。
東北ユースオーケストラ第3期の最後の演奏となります。坂本監督の1984年の作品で前身の楽器修復プロジェクト『こどもの音楽再生基金』からのテーマ曲『ETUDE(エチュード)』。5年前のルツェルン・フェスティバルARKNOVA松島での演奏がアップされていましたのでリンクをはってみます。
ステージでは吉永小百合様も手拍子でご参加。
ついに東北ユースオーケストラ演奏会2018のすべてのプログラムが終了しました。
舞台袖に引き上げてくる出演者、団員。
仙台出身の畠山茜キャプテンは地元公演で第3期の活動の幕を降ろしたことに感無量の表情です。
お互いのパフォーマンスを称え合う時間、
「引率の先生」役としては1年で一番うれしい時間です。
東北ユースオーケストラの活動では、いつもは意識的に距離を取っているはずの高橋姉妹もそろって感極まっています。
ピンボケでも姉妹だとわかりますよ。
小百合様にも堂々と握手を求めに行く団員たち。
みんな、泣いているのか、笑っているのか、両方なのか、もはやわかりません。
ひとつの舞台を一緒につくったという意味において、
日本を代表する大女優も世界的音楽家も、
マエストロも有名なアナウンサーも、
小学生も明日から社会人になる大学生も、
ステージに立った一人一人の全員がフラットに仲間になる瞬間です。
お疲れ様でした。
左隅の曽我さんと話している福島事務局の竹田学さんも涙。栁澤さんご不在の時には代わって指導していただいたおかげで今日の演奏が成し得たと思います。どうもありがとうございました。今期の裏方MVPです!
大型楽器の搬出を終え、きれいになった舞台袖。
ここから団員の記録係、福島の大学2年生、阿部“だんでぃ”秀捷くん(チェロ担当)の写真を使って、今年初のイベント、大学4年生の卒団者送り出し会の模様をお伝えします。
まずは緊張の本番から解放された笑顔たち。
団員にはホールの客席に座ってもらって卒団生を一人一人紹介していきます。
まずはヴィオラの服部未来子さん。
時にあえて団員に苦言を述べる憎まれ役を買って出てくれて、本当に頼りになる存在でした。そして、北海道の鉄道会社勤務になる身でありながら、東北ユースオーケストラOBOG会をつくり、初代会長になると宣言してくれました。
チェロの下村鈴之介くん。
自衛隊勤務の異色の経歴の持ち主で、確かなチェロの腕前で坂本監督とのカルテットやトリオの演奏もしてくれました。
コントラバスの曽我ひかるさん。
ここで、居ても立っても居られず、「わたしがコメントを拾います」と、
渡辺真理さんがハンドマイクを持って客席に。この機転のきく行動力にいつも助けられています。ありがとうございます。
オーボエの鳥居紗季さん。
三年間にわたって盛岡駅から新幹線に乗る岩手県組の面倒をみてくれました。
送り出し会は、この立派なホール貸切状態で進んでいきます。
次はホルンの曽根瑞貴さん。
第1期からのメンバーで4月からは仙台市の職員として保育園の先生に。OBOG会の経理を担当してくれるそうです。心強い限りです。
クラリネットの木戸口夏海さん。
4月からはプロの演奏家を目指すとのこと。TYOには引き続き指導や何かで関わっていきたいと、有難いことを言ってくれました。
フルートの佐藤星香さん。第3期からのメンバーでありながら、貫禄の溶け込み具合でしたよ。
ひと通り卒団生の紹介が終わったところで、坂本監督からのサプライズ。
2年間キャプテンの大役を務めてくれた畠山茜さんに特別に花束のプレゼントです。
畠山キャプテン、アイドル風に感謝の挨拶。
わたくしが最近眼にした『常勝キャプテンの法則――スポーツに学ぶ最強のリーダー』という本がありますが、この2年は畠山さんのキャプテンシーがあってこそだったと思います。
ここで仙台公演にも来られた一般社団法人東北ユースオーケストラの代表理事、押木 正人 さんからも一言いただきます。
東京と仙台の演奏会への労いと今後の一層の発展を願うお言葉を述べられた押木さんは、この4月からヤマハの国内販社であるヤマハミュージックジャパンの代表取締役社長に就任されます。
「こどもの音楽再生基金」の立ち上げメンバーである押木さん、引き続きのご支援をよろしくお願いします。
最後はこれも恒例となってきた、坂本監督の音頭による指1本からはじまる五本締め。
お疲れ様でした〜。
このあとは怒涛のごとく監督に群がる即席サイン会&記念写真大会です。
東京に戻る新幹線に間に合うギリギリまで快く応じる監督。
しかし、みんなとのお別れの時間です。
団員も家路に着く、こちらは仙台駅経由で福島駅まで向かうバスの車内を。
仙台公演も数々のメディアに取り上げていただきました。 当日のNHK仙台放送局のニュースになりました。 理事社で主催の河北新報の記事、同じく理事社の福島民報の記事、毎日新聞の記事、産経新聞の記事、電通報も東京公演も含めて記事に。
東北ユースオーケストラ第3期の活動が終わりました。今期はせっかくいただいた寄付をカタチにとパーカッションを購入し自前で保有し、福島民報本社のホールをお借りして、定期的な練習場所となるホームを持つことができました。3年目にしてようやく活動の足腰となる基盤が整った気がします。また前期から2年目のキャプテンとなった畠山茜さんのもと、団員の役割分���が組織化され、とりわけ自らがクラウドファンディングで予算を調達しながら、被災地に有志演奏会を行うという自主的な試みは、東北ユースオーケストラの存在意義を強く感じる活動でした。それらに伴い、JR東日本発足30周年の東京駅でのエキコン出演や三菱商事のCM音楽演奏、宮城県の311追悼メモリアルイベントでの演奏やバドミントンリーグのトーナメント戦のオープニングアクトを務めるなど、活動の幅も外へと広がってきました。
音楽を「言葉」という意味の世界に閉じ込めるのは、音楽が表現する「言語獲得以前」の人間の豊かな感性を抑圧する蛮行だという考えを持つわたくしでありますが、今年の『海』と『火の鳥』が象徴する意味の思いがけない広がりには、最後に触れておきたいと思います。今期をスタートさせるにあたって、演奏会でのメインの楽曲選考の過程で、団員のアンケートも取りつつ、最終的に坂本龍一監督とマエストロ栁澤寿男さんのやり取りでクロード・ドビュッシーの交響詩『海』とイーゴリ・ストラヴィンスキーのバレエ組曲『火の鳥(1919年版)』と決まりました。『海』の選曲については、津波被害が甚大であった東日本大震災を契機に生まれたオーケストラが『海』を演奏するのはどうかという声がいくつか挙がったのは事実です。TYOの初年度の夏合宿で、ひょんなご縁から沖縄県の宮古島に伺い、東洋一と言われる美しい海岸で顔をつけ、「しょっぺえー!」と叫んだ子供を忘れることはできません。東北ユースオーケストラの団員にとっては「入ることができない海」でした。今期の石垣島合宿でも「生まれて初めて生の海に入った」団員ばかりか、「怖くて震災の後、海を見ることすらできなかった」という声を聞きました。
沖縄の見事な色合いを刻々と見せる海を2度体験したことは、団員にとっての「恐ろしい海」のトラウマを癒すには大切な過程だったのだと思えます。今年が没後ちょうど100年にあたるドビュッシーの作品は、団員の実力ではとても太刀打ちできるものではなく、石垣島では『海』のスコアを前に音を出すことすらできない団員を前に柳澤さんがメロディを歌っていた。そんなレベルからのスタートでした。
実際、3月の直前合宿に入る段階では「本当にお金を払って観に来ていただくお客様に満足してもらえる演奏になるんだろうか?」との不安が絶えませんでした。プロのオーケストラでも難しいという『海』『火の鳥』なのだから、うまくいかなかった時はご愛嬌で許してもらえるんではなかろうかと無理に楽観的に考えることもありました。しかし、最後は何とかするミラクルオケ、東京公演、仙台公演を経て、プロのオケでは出せない、東北ユースオーケストラならではの、青々と瑞々しい『海』と『火の鳥』を堂々と演奏しきってくれました。
今期のキックオフが7月17日の「海の日」で、トランペットのパートリーダーでクリスチャンの中村祐登くんのFB投稿で知ったのですが、今期の最後の演奏となった仙台公演の3月31日はイースター(復活祭)。『火の鳥』は世界各地で不死鳥や鳳凰として表象される再生・復活の象徴です。つまり第3期は『海』ではじまり、心理的にも『海』を乗り越え、技術的にも『海』を克服し、『火の鳥』という復活を遂げるドラマトゥルギーの中にあったと言えます。坂本監督と栁澤さんの2曲に込めた選曲意図が、たまたま7月17日の海の日と、3月31日のイースターという時間軸でシンクロした。これが誰かの意図的な計らいであったのではなく、偶然性のもとに仕掛けられたドラマであったことに大きな驚きを隠しえません。さらには3月31日はオーケストラの日であったと聞きました。なんでも「耳に1番」の語呂合せとのこと。だったら「オーケストラの日」でなくても、「ビッグバンドの日」でも「弾き語りの日」でもよいのではないかと思いますが、そこはご愛嬌。キリスト教も日本的駄洒落も味方につけたいものです。東北ユースオーケストラは意図せざる時の良き差配を受ける、偶然性の祝福に恵まれたオーケストラなのだと自信を持って大きく構えてみたい気がします。先日、「“たまたま”の人生を楽しむ」という紹介で日本テレビのニュース番組でコメンテーターを務めたわたくしにとってみると、東北ユースオーケストラは人智を超えたパワーで存続しているのだとでもうそぶいてみたくもなります。
さて、類い稀なTYOの肯定感に浸りながらも、「海を乗り越えた」第3期は東北ユースオーケストラにとって、シーズン1が終わった一区切りのような気がします。もう夏合宿は沖縄でなくていいんじゃないかという運営上の都合だけではなく、より音楽性や創造性を磨いていくシーズン2のはじまりだと考えています。その意味で、せっかく出来上がったTYO流の『海』や『火の鳥』は折に触れて繰り返し演奏したらいいのではと個人的に思います。『火の鳥』は全曲版もあることだしと言うと、火を噴く人も出てきそうなのでこの辺でやめておきます。
演奏会2018年にご来場いただいたみなさま、実現のためにご支援ご協力いただいたみなさま、どうもありがとうございました。
東北ユースオーケストラはみなさんから活動資金をいただくことで存続している団体です。来期第4期の活動に向け、現在クラウドファンディングで呼びかけさせていただいています。 https://japangiving.jp/campaigns/33779 引き続きのご支援をどうぞよろしくお願いいたします!
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