#ほうじ茶チョコレート
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チョコレート マスカレード Chocolate Masquerade
"This work is entirely fiction. The cast of characters that appear do not actually exist."
Music/Lyrics/Video: Poppoβ English Translation/Subtitles: Kesera
Lyrics:
ふんわり甘い香りに誘われて
寸前見えない、内部深く眠る深淵を覗く
Gently a sweet scent enticed me On the brink of the unseen, in a deep sleep, I peered into the abyss
誰も知らぬ闇の向こう 何があるのだろう? 世界の裏側へと落ちる… No one else knows what’s beyond the darkness I wonder what lies beyond it? I fell into the world of the other side…
「何だい何だい、また何か落ちてきた」 「何てこった!今日は、なんと人が落ちてきた!」 「全く!急に降ってくるから、サボってるのがバレるとこだった!」 「手下ども!今すぐ茶菓子を用意しな!」 “What, what? Something fell down here again.” “Damnit! A person fell down today!?” “Really! They fell so suddenly, it’s gonna get out that we’ve been slacking here!” “Underlings! Prepare some tea and cake!”
「不思議でしょ!あっち、こっち、行っても元通り」 「なぜならここは、全部、全部、嘘でできている!」 もう戻れないよ。ここからは抜け出せない 「そう、どこにも出口がないの」 “It’s wonderful right! Over here, this way, you’ll end up back where you started.” “It’s because each and every thing in this place is made out of lies!” You can’t go back anymore. You can’t escape from here. “So, there’s no exit.”
嘘と嘘が絡まって、歪に調和している 「何も信じなくて良い」 「正直にならなくて良い」 「とても居心地いっから最後まで出らんなくて良い!」 「さあお茶会だ!」 Lies become entangled with more lies, harmonizing in a distorted manner “You don’t have to believe in anything” “You don’t have to act honestly” “It’s very comfy here, so don’t be afraid to stick around until the end!” “Come on, let’s have a tea party!”
世界が嘘で、自分が本当なのか? 自分が嘘で、世界が本当なのか? If this world is a lie, then am I the truth? If I am a lie, then is this world the truth?
信じてたい、自分のことだけは。たとえ世界中が全て嘘だったとしても! (Step! Step! Step! Step! ) I want to believe in myself alone. Even if the entire world might be a lie! (Step! Step! Step! Step! )
「胸に手を当てて」 「全部、全部、本当で、全部、全部、全部、嘘!」 “I place my hand on my chest” “All of this is true, All of this is a lie!”
合理的に破綻した全てを包んで 甘い嘘で、チョコレートのように。 Wrap up everything that’s failed rationally with sweet lies, just like chocolate.
「何だい何だい、絶対に帰るって?」「なんてこった!絶対絶対嘘はつけないって?」 「全く!こんな良いとこなのに!お菓子もあるし、手下もいるし…」 「それとも我々を、否定するのか…?」 “What the hell, you’re certain you want to leave?” “You’re serious?! You can never ever tell lies, right?” “Really! And yet this place is so wonderful! There’s candy, my underlings…” “Or are we being disavowed…?”
否定されて当然 高圧的なその態度 必死に隠す本心 おばけがこわい程度! It’s natural to be disavowed, with that oppressive attitude of yours Frantically denying your feelings like you’re scared of ghosts!
なんだなんだやんのか? お前だって態度がでかいぞ! 身の丈に合わない嘘はすぐバレる What? What? Do you wanna fight? Even your attitude is inflated! Your lies are unbefitting of your size, and they’re exposed in an instant!
「幸せなはずなのにどうしてか満たされずにここへたどり着く」 「嘘の中に眠れば救われると思わない?」 「ねえ現実はあまりにも甘くないでしょう」 “I should be happy, and yet I’m not satisfied, I’ve finally wound up here” “Do you not think you can be saved if you sleep within a lie?” “Hey, reality isn’t all that sweet, right?”
「世界が嘘で、自分が本当なのか?」 「自分が嘘で、世界が本当なのか?」 “If this world is a lie, then am I the truth?” “If I am a lie, then is this world the truth?”
「信じてない、自分のことさえも。きっと世界中が全て全て嘘だから!」 (Clap! Clap! Clap! Clap!) “I don’t even believe in myself. Surely the entire world is a lie!” (Clap! Clap! Clap! Clap!)
「どこを見ているの?」 「未来も過去も、全部嘘。未来も過去も、全部嘘。」 “What are you looking at?” “The future, the past, they’re all lies. The future, the past, they’re all lies.”
「合理的に破綻した全てを忘れて、」 「嘘の中で踊る術を教えてあげる」 “Forget everything that’s failed rationally” “I’ll show you how to dance in this lie”
(何なんめっちゃ苦い味。。。食べられない) (ここの住人の神経がわからん) (挑発、乗るかそるかきっと試されている) (Just what is this incredibly bitter flavor… I can’t eat this.) (I don’t understand the audacity of the residents of this place) (I'm definitely being tested, they wanna see if I’ll take the bait)
たくさんの絶望と わずかな幸せが溶け合った世界 吐き出してしまいそうなほどとっても苦い Lots of despair and a little bit of happiness melt together in this world This is all so bitter I feel like I’m going to throw up
素直になる勇気、正直になる勇気 弱さを認める勇気、醜さを受け入れる勇気 The courage to be upfront, the courage to be honest. The courage to recognize your weakness, the courage to accept the unsightly
困った子... 台本通りに動かないなんて Such a troublesome girl… Not acting according to the script.
ドロドロに混ざり合った嘘を溶かして 真実が全て 嘘のない世界は、間違いだろうか Melt the lies that were viscously blended together Is a world where everything is true, and there are no lies so wrong?
#youtube#vocaloid#translation#チョコレート マスカレード#Chocolate Masquerade#Poppoβ#Hatsune Miku#Flower#sakura haruka
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初めての~大阪コリアンタウン参戦~!!!
誕生日祝いでご馳走しますよ♡って京都ガールにお誘いもろて行ってきました~(∩´∀`)∩ワーイ クリスピーなチキンを山盛り食べて他のが食べられなかった~wでもずっと食べたかったケランチム(茶碗蒸しみたいなん)をオーダーしてみたらめちゃくちゃ美味しいやつが出てきて嬉しかったやで!タンフル(飴がけフルーツ)は黒門市場のやつのほうが飴がけが上手やったな!お店によって違いがあることを発見。
あと、シムズのCCでもよく見かけて憧れてたヤクルトみたいな飲み物!友人に聞いたら、銭湯でよく飲むやつねwって言ってて、日本の銭湯上がりに飲むフルーツ牛乳的なポジションなのを知った!郷愁を誘う思い出の味なんやねえ~♡にしてはオシャレな容器!バナナミルクおいしかった~🍌✨️
そして前から気になってたカカオ・サンパカへ。 百貨店内の店舗なのにスーツの店員の横柄さよ~しっかりプライドもってお仕事しなさいなぁ~!チョコレート好きには最高のお味♡でも他にもチョコレートが楽しめるお店があるから再訪はなさそw
近所のパン屋さんではベーグルがなくって、たまたまオープンしたばかりのベーグル屋さんを見つけて行ってみた。
接客してくれた女性がオーナーさんだったのか、店舗前に落ちる開店祝いの蘭の花びらを丁寧に拾って片付けてたよ、と後で聞いて…私が見たシーンに思いを馳せる。オーナーが拾った花を女性スタッフのエプロンの胸にそっとつけていたこと。
とても良い光景だった。 (めちゃくちゃ忙しそうなスタッフさんはそれどころじゃなかったけどw)
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mes possibilites aujourd'hui. 今日のわたしの可能性。 旧宅の庭の水撒きをする。 買い物に行く。 いよいよバラの季節がやってくる。 今シーズンのいちばんさんは、テディ・ベア。 色や花の開き具合がいいタイミングで 撮れてよかった。 南仏のフレグランスの ちいさな瓶にも、似合う。 ミントンの和紅茶シリーズ、今日は ジンジャー・チャイを。 インパクトは穏やかで 飲みやすい感じ。 午後は不定期のお仕事。 大型連休前に できることをできるだけやっておく。 ほんのちょっとでも 気温が下がると チョコレートがおいしい。
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今日のおやつ。
抹茶チョコレートのポップコーンにアイスコーヒー。
材料、ポップコーン、ホワイトチョコレート、抹茶。
あと塩とお好みの油。
ポップコーン大さじ2に大豆油大さじ1、電子レンジ600w3分。私は耐熱ボウルにレンジ用のドーム型の蓋を使用。ラップだと弾けて大変かも?
油はなくてもいいけど、ある方が美味しい気がする。ホワイトチョコレートは油脂が多いからここの油は軽いほうが良いので、バターではなく植物油がオススメ。
ホワイトチョコレート50gは湯煎で溶かしておく。
ポップコーンにお好みで塩���少し。
溶かしたホワイトチョコレートに抹茶小さじ2、よく混ぜておく。
ポップコーンに抹茶チョコレートを混ぜてよく絡ませたら、クッキングペーパーに広げる。冷えやすいようにオーブンのトレーに広げて、チョコレートが固まるまで冷蔵庫へ。10分程度。
ほぐして出来上がり。
あんまり甘くないので、甘党さんやお子様向けならチョコレートの量を増やしたり、抹茶とチョコレートを合わせる時に蜂蜜や練乳を足したらいいかも。
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2024/2/11〜
2月11日 いま写真も日記もインターネットも心底楽しくないかもしれない!と気が付いた日だった。 お部屋を掃除して出かけて、電車で隣の人からひどい匂いがしていて丸の内で一旦降りて、セルヴォーグの限定リップはここでも売り切れで、恵比寿で友人を20分も待たせて合流して、恵比寿映像祭の展示を観て、お茶をして、帰っていている。
友人と別れた先で乗ったエスカレーターでイヤホンを落としてしまい悲鳴を上げながらもう捨てたい気持ちで、とりあえず拾い上げてどうしようかな、と思っている。 まだ歩き足りない気持ちもあり、途中日比谷で降りて少し歩いて帰ろうかとも思っている。 ほんとうはへとへとで、もう何が汚くて何が清潔で、1日何歩歩け��健康なのかなんてどうでも良いはずなのに、いろんなことにがんじがらめになっている。
心が貧しい。
2月12日 毎日撮り続けられるものがなにか見つかればいいな、と思った。それかポジティブに撮りに出かけられるものが見つかると良いな、と思いながら今日は何もなかった。 朝2本ヨガを受けてとてもスッキリしたけれど、さすがにへとへとで半分眠りながら蔵前まで出かけた。行ってみたかったコーヒーとチョコレートのお店、蕪木へ行くことができた! 外からはお店だと思えない佇まいで、一人か二人席しかない喫茶スペースは、二人席は満席とのこと。おしゃべりもあまり好ましくない感じらしく、とても二階が喫茶スペースとは思えないほど、一階の店舗は静かで人気がなかった。 でも入れ替わり立ち替わり人の出入りはあり、やはり人気店なのかも。 ピーナッツのチョコレートは売り切れだったし、ショコラサブレも私が最後の一つを買ったようだった。 チョコレートとショコラサブレを買って、でも自分では(おいしく)食べられないので、自邸が完成した職場の方へ新居祝いに渡そうかな、と思っている。 そのあとはもう一軒、行ってみたかったチェコの雑貨屋さんへ。チェコのイメージはあまりなかったけれどらみたことのあるもぐらのキャラクターグッズがあった。 ボタンやアクセサリーや食器が、派手な色だけれど品があるさわいさで、見ていて楽しい。2階のチェコの本コーナー(読めない)もみているだけで楽しかった。 そのまま遠巻きにダンデライオンチョコレートの行列を眺めて、シノノメのパン屋さんの行列に出会い、今日も知らないものを見つけた蔵前散歩だった。 早い時間に帰宅して、部屋中の掃除をして、レンジでカレーを作った。スーパーの見切り品コーナーで見つけた甘ししとうを入れてみた。
来週はosajiとミナペルホネンのコラボ商品を見に行けたら良いな。
このところ掃除や消毒に気を取られ過ぎて、よくないことを起こしてしまいがち。 体調を悪くしたり、昨日は帰宅時に玄関で消毒をしたさ過ぎて、ドアの外側の鍵穴に鍵を刺したままだった。 死なないように気をつけたい…。
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一皿で春を満喫できる「さくら抹茶スイーツプレート」をご紹介。 伊藤久右衛門を代表する、宇治抹茶生チョコレートや宇治ほうじ茶生チョコレート。 季節限定の苺のロールケーキ。 さくら商品のさくら抹茶だいふく、さくらアイスクリーム、さくらミニパフェ。 宇治抹茶チーズケーキには、桜の塩漬けをあしらっております。 この時期限定、可愛らしいピンク溢れるプレートを是非お楽しみください。 ―――――――――――――― 提供期間:3/1(水)~3/下旬予定 提供店舗:本店茶房、JR宇治駅前店茶房 ―――――――――――――― [English] Introducing the "Sakura Matcha Sweets Plate" where you can enjoy spring with just one plate. Uji matcha raw chocolate and Uji roasted green tea raw chocolate representing Ito Kyuemon. Seasonal strawberry roll cake. Sakura products Sakura matcha daifuku, Sakura ice cream, Sakura mini parfait. Uji matcha cheesecake is decorated with salted cherry blossoms. Please enjoy the cute pink plate for a limited time only. [简体中文] 只需一盘就能享受春天的“樱花抹茶点心拼盘”登场。 代表伊藤久右卫门的宇治抹茶生巧克力和宇治烤绿茶生巧克力。 时令草莓卷蛋糕。 樱花特产 樱花抹茶大福、樱花冰淇淋、樱花迷你冻糕。 宇治抹茶芝士蛋糕以盐渍樱花装饰。 请在有限的时间内享受可爱的粉红色盘子。 [แบบไทย] ขอแนะนำ "Sakura Matcha Sweets Plate" ที่คุณสามารถเพลิดเพลินกับฤดูใบไม้ผลิด้วยจานเดียว ช็อกโกแลตดิบ Uji Matcha และช็อกโกแลตดิบชาเขียวคั่ว Uji ซึ่งเป็นตัวแทนของ Ito Kyuemon เค้กโรลสตอเบอรี่ตามฤดูกาล. ผลิตภัณฑ์ซากุระ ซากุระมัทฉะไดฟุกุ ไอศกรีมซากุระ มินิพาร์เฟ่ต์ซากุระ ชีสเค้กอุจิมัทฉะตกแต่งด้วยดอกซากุระเค็ม โปรดเพลิดเพลินกับจานสีชมพูน่ารักในช่วงเวลาจำกัดเท่านั้น https://ift.tt/HscQozP
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古代マヤ人は、通貨に使うほどカカオ豆が大好きだった。また、カカオは健康に良いと信じていた。今でも、カカオ豆から作られたチョコレートは健康に良いと、多くの人が考えている。(参考記事:「チョコレートの起源、明らかになった2つの新事実」) 実際、カカオにはポリフェノールの一種であるフラバノールなど、健康的とされる植物由来の成分が豊富に含まれている。 「カカオ豆の生物活性成分について調べた研究のほとんどが、フラバノールを摂取すればするほど血圧やコレステロール値など心臓病の発症に関連するメカニズムに良い影響が与えられることを示しています」と話すのは、米ハーバード大学T・H・チャン公衆衛生大学院とブリガム・アンド・ウィメンズ病院に所属する疫学者のハワード・セッソ氏だ。 心臓の健康状態や脳の機能を改善する可能性があることは確かだが、しかし、残念ながらチョコレートをたくさん食べれば健康にいいという科学的根拠はない。その理由から、より健康にいいチョコレートの見分け方までを解説しよう。 どんな効果が報告されているのか チョコレート人気のおかげで、カカオに含まれる天然の化学物質が人間の健康にどのような効果を与えるのかを調べた研究は多い。28グラム以下のダークチョコレートで心臓の健康が改善されるというレビュー論文もあるが、取り上げた研究のほとんどが、実際にチョコレートを食べたわけ��はなく、成分について調べただけだった。 2022年に、セッソ氏のチームはフラバノールの効果を示す説得力のある研究結果を発表した。約2万1000人の成人を対象にした臨床試験で、1日500ミリグラムのカカオフラバノールをサプリメントで摂取した人は、プラセボを摂取した対照群と比較して心疾患による死亡リスクが27%低かったという。この研究は、2022年3月に医学誌「The American Journal of Clinical Nutrition」に発表された(研究は独立したものだが、菓子メーカーの研究部門であるマーズ・エッジが一部��金を提供した)。 ほかにも、フラバノールにはインスリン感受性を高める可能性があるというレビュー論文が、2016年に学術誌「Molecular Nutrition & Food Research」に発表されていた。インスリンの感受性が上がれば、2型糖尿病の発症リスクが低下する。とはいえ、先に述べたセッソ氏のより厳密なランダム化臨床試験のデータを分析したところ、2型糖尿病のリスクを下げる効果はなかったと2023年10月に医学誌「Diabetes Care」に発表されている。 2020年11月に「Scientific Reports」に発表された論文によると、カカオに含まれるフラバノール(果物や野菜、お茶にも含まれている)は大脳皮質への血流を改善させることによって加齢による認知機能の衰えを遅らせたり、脳の働きを向上させたりするかもしれないという。それでも、実際の健康上の効果を理解するにはさらなる研究が必要だ。 いずれにしろ、こうした研究結果をそのままチョコレートに当てはめることはできない。研究の参加者は500ミリグラムのフラバノールを摂取するために、脂質や糖分が多く含まれたチョコレートバーを一日に何個も食べなければならなくなってしまう。また、一口にチョコレートといっても製造の過程や成分は様々であり、製品によって大きな差がある。
「チョコは体にいい」は本当か、“カカオ分”は当てにならない | ナショナル ジオグラフィック日本版サイト
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CoC「片鱗」HO殺人鬼 ※シナリオの重大なネタバレが含まれます
セリフ集
「かうかう」 「ぶ」 「うー、あ゛」 「カッコー、カッコー、カッコー」 「くじら、ヤギ、キツツキ」 「ここが地獄だ!ここで跳べ!」 「宙吊り、宙吊り、宙吊りで、かわいそうで、おれが埋め合わせしてあげたいと思うんだよ」 「あの家には行かれない」 「ううー」 「いい子、いい子」 「『行き過ぎろ、影』」 「おまえはもう十分耐えた。あれはただの育ちすぎたコウモリだ。やつらが自ら蒔いた種をおれが刈りとってやる」 「それに比べてどうだ? おまえときたら盗人の淫売……おまえの薄汚い血が薄まったおかげで衿迦や兄は出来がいい」 「邪悪! 老いぼれの古コウモリめ! 報いを受けろ!」 「でもおれは、どこにも行くところがないし、他にやることもないんだ」 「今日はいいことあった?」
◆身上調査書
姓名:ビスコ/房 必思可(ファン ビスコ) 愛称:ビスコ 年齢:23歳 性別:男 血液型:B型 誕生日:6月28日 星座:かに座 身長:198cm 体重:84kg 髪色:オレンジっぽい赤毛 瞳の色:茶色 視力:左右1.0 きき腕:右 声の質:ザラザラした掠れ声 icv山寺宏一 手術経験や虫歯、病気:なし 身体の傷、アザ、刺青:なし その他の身体的特徴(鼻や目の形、姿勢、乳房、足、ホクロなど):手足が長くて猫背 ゴツゴツしている 手が細長い セックス体験、恋愛、結婚観:なし 性愛感情がかなり薄い 尊敬する人:なし 恨んでる人:もういない 出身:衿迦から生まれた/中国籍を取得 職業:肉屋 将来の夢:まだない 恐怖:衿迦を守れないこと 癖:目を細める 舌を出す 酒癖:酒の味が苦手なので飲まない 特に酔っても顔に出ない
*交流向け 一人称:おれ 二人称:おまえ、あいつ 呼び方:下の名前呼び捨て 敬称をつけない
*概要
蛇之目衿迦の同級生と家族3人の命を奪った殺人鬼。道徳規範を持たぬ怪物。正体は蛇之目衿迦が作り出した狂気の別人格であり、アーティファクトの力を得て肉体を持つ独立した存在となった。
*性格
おおよそ人間が持ち得る道徳規範や社会的モラルを持たない破綻した思考回路の持ち主であり、目的を達成するために法律や禁忌を破ることにはじめから躊躇いのない人物。自身の写し身である衿迦を守ることに関しては普通では考えられないほどに献身的になるが、それ以外の人間や事象に関しては関心がかなり薄い。 感情表現は幼稚で素直だが、起伏は通常激しくはない。極端なほど口下手で、ほとんどのコミュニケーションを単語や短い反復によって行い、自分の考えを自発的に話すことは稀。意味のない喃語を交えて話し、関わる必要がないと思えば完全に相手をシャットダウンし、ひとことも喋らないということも平気でする。 これらはビスコ自身に「社会に混じって生活する」という能力が根こそぎ欠けていることに由来し、目の前で起きたことや他人の事情や感情を受け取って呼応することもなければ、常識的にこうしなければならないという基本的概念を持たず、相手に分かりやすく伝えるための工程をすっ飛ばすことで発生する。理解できていないわけではなく理解させる気がないといったほうが正しい。 このため知能行動に支障があると判じられることが多く、実際の知能テストをまともに受けることも不可能なためそのように分類されるが、実を言うと知能より性質の問題。今後社会生活をこなしていく上で変化する可能性はある。 大人しくぼうっとして反応が鈍い。何を考えているかわからない冷血で爬虫類っぽい性格である。衿迦に対してはどこまでも優しく、辛抱強いあたたかみのある部分が発露される。刺激しなければ無害な置物のようなもの。
*人間関係
社会に馴染める人格の持ち主ではないため、衿迦と房芳と職場の店主くらいとしか基本的には会話をしない。初対面の人間からは不気味がられ、それらを払拭する努力もしないため遠巻きにされることが常である。一応必要があると思えば肯定、否定、疑問くらいは口にすることもあるようだ。
*家族関係、幼少期体験
なし
*能力
前述のとおり実は知能に問題はなく、高校卒業程度の学力知識は持っているものと思われる。計算問題などは難なくこなし、少々難解な文章も理解して読むことができる。問題はテストなどをまともに受けるために机に留まらせておくのが難しく、ビスコが意味を理解できないものには取り合わないため、数値的な判断は難しい。 現在は肉屋での食肉加工作業を行っているが、動物を解体するのに精神的に動揺することも落ち込むこともなく、生まれが生まれのために刃物の扱いに長けていることからなかなか向いており、慢性的に人手不足な職種のため重宝されている。特に楽しいと思ったことはないが、現在の仕事に不満はないようだ。 何時から何時までという括りでの仕事が難しいため、衿迦が出かけるときに一緒に出かけ、作業が終わったら帰るという出来高制を許可してもらっている。
*肉屋のポパイ
牧場から一頭ずつ牛や豚、鳥を買い付けるため新鮮で安いお肉を売っている精肉店。店内作業がきついため職人が居付かず育たないことが目下の悩みだったが、重労働をあまり高くはない給料でやってくれるビスコが店員になり助かっているらしい。現在は店長(精肉作業と接客)、ビスコ(精肉作業専門)、バイト(接客と配達)の3人で運営している小さな町の肉屋。コロッケがおいしい。 ビスコはほとんど店長としか会話をしないが、特段ビスコの奇妙な人柄を気にしていないようだ。
*好きなもの 食べ物:チョコレート菓子、グラタン、コロッケ、ハンバーグ ケチャップとマヨネーズの味が好き 飲み物:カルピスなど乳酸菌飲料、ホットミルク 季節:夏 色:海の色、衿迦の目の色 香り:牛乳石鹸のにおい 書籍:銀河鉄道の夜 動物:あんまり出会ったことがない ファッション:丈が長い服 落ち着く 場所:海 愛用:肉切り包丁 趣味:クレーンゲーム 写真を見る
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今年初めての焼き菓子です
okashibaco口福
6日だけ販売いたします
地方発送は月曜日以降、お代金のお振り込み確認後発送となります
フランス菓子と和食材を合わせた焼き菓子
タルトも入ってボリューム感ございます
内容は
アマンディーヌ
お豆さんのタルト
お芋さんのタルト
和栗と大納言小豆のパイ
紅玉のフィナンシェ
渋皮栗のフィナンシェ
甘みそのパウンドケーキ
ほうじ茶のキャラメルパウンドケーキ
温州みかんジャムサンド
和栗とチョコレートのマロニエ
クッキーfukiyose
(栗の雪輪サブレ、抹茶ときな粉のクッキー、京煎茶クッキー、胡麻のほろほろ、柚子のムラング)
以上、15種のお菓子の詰め合わせになります
一箱¥6,600(限定10箱)
賞味期限は3日〜10日のお菓子になっております
只今、焼きあげ中ですので
写真は明朝に、、、、
お取り置きはメールにてお伺い致します
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12/3 大阪day2。予定のない日。とりあえずシャワー。昨日サボったからね。身支度を済ませて徒歩20分くらいのたこ焼き屋に開店凸。有名店かは知らんけど先週昼間すっごい並んでたのを見て行ってみたかった店。10個で550円。安い。店の前の公園でみんな熱そうに食べてて平和だ。それに倣って公園の柵に腰掛けて食べる。トロトロあつあつで少しだけサクっとしてる塩梅が良い。都内でたこ焼き食べるとなんであんな高いんだろうな?
食べ終えたので徒歩30分くらいの偏愛お菓子屋さんへ向かう。旅先で予定を入れずに長距離歩くのが好き。予定がないから時間を気にしなくていいし途中で気になるところがあったら無限に寄り道していいから。というわけで道中見かけたチョコレート屋さんに寄り道。ライブのパ��カーを着てたら今日京セラドームですか?と聞かれた。まさかの同担だった。嬉しかったのでちょっと多めに買った。あとで食べるん楽しみ〜。
そして本命、偏愛お菓子屋のequへ。バレンタインの時期にここのチョコに出会ってドハマりし、大阪に用事があったら絶対行くと決めている店。不定期にチョコレートの受注販売をしているがチョコ以外の焼き菓子類は直接店に行かないと買えないのでこの機会は絶対に逃せない。しかも今日は普段売ってないケークオフリュイが出てる。シュトーレンを即完売で逃した悔しさ、ここで果たします!ということでケークオフリュイとダクワーズとフィナンシェとキャラメルを買った。俺の勝ちだ。
ここからは思いつきで太陽の塔を見に行くことにした。微妙に遠いのでなんかのついでが難しく、まだ見ていないのだった。昼下がり、ガラガラの電車に30分揺られて住宅街を抜け、知らない川を渡っていく。旅情と郷愁……に浸っていたら乗り換えのモノレールはとんでもねえ混雑で感慨は全部吹き飛んでいった。なんか知らんけど万博公園のあたりでラーメンEXPOとサッカーの試合が重なってるらしい。知らね〜なんで今日なんだよ。俺が帰ってからやれ。しかし太陽の塔すご��わ。公園に入る前から森の中に異形が屹立しており怪獣映画の気持ちになる。塔にビビった子供がギャン泣きしてて最高。塔に入りたかったけど事前予約が必要らしくて中は見られなかった。思いつきで行動している弊害が出た。次に活かしましょう。公園では茶色くなった芝生を子供が駆け回り、ラーメンEXPO会場から知らんご当地アイドルの歌声が小さく聞こえ、時間がゆっくり流れている。観光地でもあるけど地に足のついた市民の憩いの場にもなっていることがわかり、この場所が好きになった。大阪に移住して結婚して子供が産まれたらここに連れていきたい。IFのミルフィーユすぎるだろうよい。
公園内に万博当時の鉄鋼館のパビリオンが残っていて記念館になってるので見てみた。万博のキービジュ良すぎる。陰影なくて今のフラットデザインに通じる雰囲気もありつつ、ここから発展していくぞという力強さがあり本当に格好良い。ほんでコンパニオンの制服かわいすぎかい。レプリカを売りなさーい!
そんなこんなで新大阪に戻り、名物なのかもよくわからん鉄板ギトギトパスタを吸い込み、バカほど並んでりくおじのチーズケーキを買い、新幹線に乗って東京に帰りました。ありがと���大阪。やっぱり旅は楽しいね。
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ハンブルグに戻り、ほぼ誰もいなくなったもぬけの殻のマンションで、ここ数日暮らす。実に静かで良い。このマンションの立地は丸の内一番地的で素晴らしいのだが、上階や隣人の足音や声が聞こえて、言うなれば、音響が素晴らしく良い。上階のギリシャ人Chrisと共に起き、彼と共に上下階に別れて朝シャワーをし、Chrisが出かけていく足音を聞きながら、左側上階のスウェーデン国籍ナイジェリア人のMinnaがZoomしているのを聞きつつ、隣人の南ア人ゲイのLouisが彼のパートナーとお喋りしているのを聞く毎日。私は神経質なので、他者の生活音がかなりのストレスだった事を、思い知る。
世の中はイースター休暇である。小学生の頃、イースターの頃のヨーロッパ旅行でイースターエッグのチョコレートを貰うのが、小さな喜びだった事を思い出す。私が子供の頃は、チョコレートも飴も、ちょっとした特別感があったものだ。コーヒーも紅茶も、ちょっとした潤いというか贅沢だった。豊かになり、チョコレートが毎日飽きる位に食べられるようになったり、コーヒーが一杯百円で売られるようになったりと、日本の異常な豊かさに驚くと共に、そんな事は長続きするはずが無いと確信している。豊かさの飽和が、民心を貧しくしているというパラドクスは、しかし、アメリカもドイツも同じだ。
日本のバブル��壊から30年。それでも豊かでいられるのは、過去の現役日本人、祖父母や両親達が頑張ってくれたお陰だと身に染みて思う。私と同世代の団塊ジュニアは、バブル世代の犠牲になって差し上げ、バブルの軽くおバカなノリを冷ややかに見ているが、それは、ほぼ、社会の底辺から見ているに過ぎない。私達の直ぐ後の世代は、就職氷河期でも無いくせに、就職氷河期であった事を主張し、自分達が社会の犠牲者である事を恥ずかしげもなく標榜し、発想力も無��、知的レベルが低く、上(バブル世代)に媚びへつらう事で生き延びようとする組織のコマ程度の人材ばかりが、起用されていく。ハンナ・アーレントの組織的悪のパターンが平和的に実行されているに過ぎぬ。日本の経済力、組織力、民度の低下は、今後ますます酷くなるだろう。そうした危惧も無く、今をこの世の春と謳歌できる楽観主義者と、未だに核家族化における社会的要請(少子化対策)を真剣に受け止めるマジメな方々だけが、せっせと子作りに励み増殖していく。それは、アメリカでも、ドイツでも同じ。
私の周りの知人達は、ほぼ皆、社会不安や将来不安から子を持たない選択をしている。この人には親になってほしいと、こちらが願うような人格者ほど、子を持たない。私の分析では、子供を持つ事とは、親に成らせてもらう事によって、自らの自己成長のために、子供を、ある種の犠牲にしているようなものだと思う。従って、DVなどの負の連鎖は、綿々と続くし、どこかで、負の連鎖のカルマを断ち切り、気付きの機会が無い限り、家は負の意味で没落しゆく。逆に、家が消滅するとは、カルマが終了したという風にも捉えられると思う。十分に、学びの機会を持ち、ついえれば、終わって良いのだ。日本は宗教がいい加減だが、多くの聖職者が子を持たないのは、そういう意味合いがあるのだろうと思う。私は、聖徳太子の好む維摩経が好きだ。在家で在野に在りながら、清くいる。私は、二十代の半ば、病気をしてから、維摩経を心に置いている。
私は、色々な角度から考えても、子供を持たなかった選択を、良かったと思う。どうせ天然記念物並の知性と感性の持ち主なのだから、天然記念物らしく朽ちれば良いのだ。ガハハ。生物とは、ただの遺伝子の箱なのだとしたら、チェコのブルーノでメンデルが発見した法則のように、また、どっかで、突然変異が生まれ、私のように、社会を斜めに観察する人間も、生まれて来るだろう。問題は、小��がほざくような(負の)レガシーではなく、何を足跡として残せるのかという事とも思う。しかしながら同時に、忘却される事の粋美も思ったりする。忘却されていても、本物であったならば、本物を探す者が時空を超えて探し当てるものだと確信している。それは、必ずしも親族や同民族では無いという事も。
春の訪れを日本を思いつつ祝う時、チューリップを紅白に活けてみた。また、研究所での食事が無くなったので、自分の食べたいものを料理して食べられる幸せを感じている。料理を極端に嫌う事や、料理しない事を良しとする事は、私には理解不能だ。自分の体調に合った、身体が季節変化に合わせて求めるものを、食べたいときに食べられないのは苦痛でしかない。食べたいものを、自らが調理して食べられる幸せ。買いたいものが売られていて、それを購入できる幸せ。その背景にある多くの人々の仕事に感謝しつつ、また、食べて下さいと五体投地してくれる生命を、有り難く調理し、美味しくいただく。これ以上の幸せはあろうか。自分が確実に大きな社会のネットワークの小さなゴマ粒に過ぎず、大きなものに生かされていることを思う。毎食、毎食が、感謝でしかない。
研究所のコックのミヒャエルと、彼の彼女レベッカさんは、私の事をとても好きみたいだ。まぁ、地下回廊に簡易に作られた薄暗く狭いキッチンに���昨年からせっせと通い詰めているのは、研究者でも私だけだしね。。。私は丸山眞男好きなので、市井の小さき名もなき人々の日々の小さき行いこそが、国家の根幹であると信じて疑わない。政治家も学者もアイドルも、みんな、ウンチである。見て社会の病を推測する事はできても、社会を支える根幹は、表立つウンチどもからは、絶対に見えない。大衆とは、実にウンチが好きなんだなぁと感心する。まぁ臭いから、ベムりんみたいに、気になるという事なんだろう。あるいは、自分の中のウンチと呼応するので、ウンチを見て賞賛したくなるのかもしれん。
ワシはウンチはどうでも良いので、社会を動かす、根幹の部分にある、隠蔽された良心を見たい。そして、そこにこそ、社会の希望と未来を見出だしたい。そんなワシに、ミヒャエルは、イースター休みにも関わらず、レベッカと愛犬ペッピーノと共に、車で拙宅まで送り迎えし、自宅に招き、春の料理を振る舞ってくれた。ミヒャエルは北部ドイツ、レベッカは黒い森周辺の南部ドイツ出身。ミヒャエルは、バンコク、リスボンなど世界中を渡り歩いたコックさん、レベッカは2014年台北で開催された25歳以下世界お菓子選手権大会で世界3位を取ったパティシエ。ペッピーノはミックスの捨てられていた犬で推定1歳半。皆、何故か分からんが、ペッピーノなんか身体が壊れそうな位に喜びまくるし、ワシの方が感謝せんならんのに、ミヒャエルとレベッカは、来てくれてありがとうと、感謝して来訪を喜んでくれる。
イースターのためにミヒャエルが作ってくれたのは、春の魚、サワラのソテー。これに森のキノコと白ワイン、玉ねぎを煮込んでとった出汁をベースに、刻んだ玉ねぎと白アスパラと緑アスパラを小口切りし、たっぷりのバターで炒め、春にしか取れない森のキノコをふんだんに入れたところで出汁投入。そして削ったパルメジャーノと黒胡椒で味を整えたスープ仕立てソースを、別フライパンでソテーしたサワラの上にかけて、いただく。食器は、家にある食器で一番高いという、ミヒャエルがお祝いで貰った、美濃焼の器。彼の料理は、優しく繊細で、兎に角、優しく奥深い味わい。研究所で出している料理と異なり、心がこもる料理とは、同じ作り手でも、味わいが異なる事を実感した。この料理を、私は生涯、忘れ無いだろう。
おまけに、何故か、ミヒャエルからは日本から輸入した枯節一本、レベッカからは彼女の作った特大イースターエッグのチョコレートとワシが好きだと覚えていて、ラズベリーとパッションフルーツのジャムを頂戴する。イースターにも、プレゼント交換するのをワシは知らんかったので、メチャクチャ恐縮。
でも、多分、ワシが作ってあげた、カツオダシのお澄ましとニラ餃子、あんこ玉を作っておいて白玉粉を器用に、トリュフ作る時みたいに白玉で包んで茹でて作った、あんこ入り白玉団子が、美味しくて、嬉しかったって事なんだろうなぁと、しみじみと思う。しみじみと、しみじみと、ワシの心が、彼らの心に触れたのであれば、これこそが、ホンマモンの外交努力である。そして、こうした触れ合いが人知れず継続される事でしか、外交なんて、本当は成立しない事も、ワシは知っている。昨今の、金持ちブリタイ外交官や商社マンが、適当な高級レストランで適当にクッチャベッて外交した気分で喜んでいるのは、ブリと鯛レベルに過ぎぬ。その一晩に使った金額の多い少ないで関係性が計測されてしまい、資本���義の薄っぺらい関係性でしか無くなる。
そうじゃないんだよ。時間を共にするということ。同じ釜の飯を食うとは、共に材料を集め、共に調理する時間を過ごしたという事を含意する。ミヒャエルが、マキに何を食べさせようかと思案しつつ、イースターで閉まる直前の忙しい市場に出向き、ウロウロして食材を買い揃え、前日には、アルコール飛ばしたソースなら食べられるか?と確認のメールをし、当日には朝からワクワクと、ソワソワと、魚を自慢の刺し身包丁で解体し、切り身にしてからバットの上で休ませ、レベッカに運転させて、マキを30分かけて車で迎えに行く。この間、ずーっと、思って貰えた事に、感謝なんだ。その優しさと、かけてくれた時間、思いを寄せてくれていた事こそが、掛け替えの無い友情の証だと、アホなワシは確信する。
ワシが、ケーキを作らなくなって久しいのは、忙しいからを口実にしとるが、ちゃうねん。ワシが掛けた時間が、工業製品の如くに、チャチャッと評価され、つまらない物として消費され、こんなんだったら、〇〇パチシエで買う方がいいじゃんと言われる事に、耐えられなくなっただけ。じゃ、おフランスで修行して、バカ高い価格つけて売っているブリタイ共から、買え。と思っただけ。
でも、もうこんな心的逃走も、春の訪れを以て終了します。他人は、裏切るものよ、信用なんかしちゃダメと、お風呂の師匠は私を諭す。他人に期待して傷つくのは自分だから、他人に期待しない事だよ。社会なんてゲームなのさと、エルちゃんは私を諭す。私は、ずーっと、ずーっと、彼らの言葉を哀しく聞いていた。人間はそんなものなのかと。父はハッキリと、お父さんは性悪説だと、10代のワシに宣言した。だから、ワシは18歳で、性善説を貫くと心に決めた。天邪鬼は、いつの世でも大変です。でも、ワシはやはり、性善説を生きようと思う。他人の、良心に触れようと。触れるためには、自分が良き人でなくてはならない。与えて、与えて、悲しんで、傷付きまくって、泣きまくって、それでも、与え続けられる人になりたい。何故なら、私はやはり、人間を恐れつつも、人間が好きだからだ。芥川の蜘蛛の糸のように、どんな悪人にも良き心があるはず。親鸞の悪人正機説は私はバーカ親鸞と思っているが、何故なら、悪の正当化を許容するから。近代日本をダメにしたのは、極端な悪人正機と他力本願で、親鸞こそが浄土真宗こそが、悪だとワシは思うちょりまんねん。まぁ大衆宗教だから、しゃーないけど、酷いもんだで。
いずれにせよ、ワシはもう、こだわりを捨てるのだ。東大にも日本にも、もはや期待は持てない。つまりだ。究極の��人主義の時代ならば、夏目漱石の超個人主義の時代が到来したのだと理解して、ワシこそが、良き者であり、あろうとし続ける弛まぬ努力をし続けることで、世界の良心になろうと思う。
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よしもとかよ「日々是好日」。vol.98 (2023/1 /4 + 1/11)
2023 4th + 11th january
M1 喜びの新年 (Szaloki Agi)
M2 coyote dance (Robbie Robertson & the Red Road Ensemble) M3 ママがネットを始める (Annett Louisan)
M4 wonder boy (Eddi Reader) M5 beaivvas ligge litnasit (Niko Valkeapaa) M6 shamaya (Susan Aglukark) M7 一月一日 (よしもとかよ と やまのしんちゃんズ) M8 song for a new beginning (Secret Garden)
< 好日の素 …2023年を思うこと >
新年 あけまして おめでとうございます。 ここ数年、さまざまな変化の時を 過ごしてきて、 私事になりますが 今年はデビューから20年目、また 当番組もあと2回で100回を迎える(!)など 節目感が続いています。 とはいっても 現時点では特別何かを予定しているわけではなく(笑、 まさに日々是好日、と思えるような おだやかな毎日を 送れたらいいな、と思っているところ。 あたらしい年のスタートにあわせて 携帯電話の機種変更なども してみましたが、 あたらしすぎて(当社比・笑) ウラシマタロウ状態! マニュアルも今日ではオンラインですし ただでさえアナログなわたしが、 慣れないあれこれに半ベソで 年が明けた次第です…笑。 それでも、メールの着信音を 在りし日のムッキの声にして和んだり、 少しずつたのしみながら 馴染んでいけたらいいな、と思います。 …とまぁ、こんなわたしですが さもないけれど こころがほぐれるようなひとときを 今年も ラジオの前のみなさんと ご一緒できたら幸いです。 本年も 「よし���とかよ 日々是好日」を どうぞよろしくお願いいたします。 * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * < 日々是食べたい! … 羊羹 >
お年始に 送ったりいただいたりした、という方も いらっしゃるのではないでしょうか、羊羹。 子どものころは あんこがニガテだったこともあって すすんで食べるものではなかったのですが、 この頃おいしいと 思うようになったもののひとつです。 昔ながらのものから チョコレートやドライフルーツを 組み合わせたものまで、 フレーバーや色、 かたちやおおきさもさまざまで 目で見て口で味わってたのしめるお菓子。 日持ちするところもありがたいですね。 そのままいただく際には わたしは薄くスライスして お抹茶や緑茶と一緒にいただくのが好みです。 そして、意外でおいしいのが 羊羹のトースト! TVなどでここ数年話題になっていて ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが トーストのための羊羹も存在するくらい。 塩気のしっかりしているバターと合わせると とろりと溶けた羊羹の甘さとあいまって とてもおいしいのです。 寒い季節、 あたたかいお茶のお供に 一口あるとうれしいものの ひとつになりました。
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20220108
8日朝、夫の父が急に亡くなり、急いで夫の実家に駆けつけた。この日は午後から読書会の予定だった。わたしは少し早めに起きて本を復習し、印象に残ったところや話したいことなどをメモにまとめていた。ショーン・フェイ「トランスジェンダー問題」。それから文フリ京都のおしながきを作った。イベント前におしながきを作るのは久しぶりで、ギリギリ入稿の新刊がないとこういう準備もできるなと思った。部屋が寒かったので熱い紅茶を啜っていた。 7時半すぎ、夫が慌てたようすで起き出してきて、「おふくろから電話で、親父がなんか倒れたみたいだから行ってくる」と言った。それわたしも行ったほうがいいかなとたずねたら夫は首を傾げ、「いいよ、だって予定あるだろ…」とぼそぼそ言った。そしてつけくわえるみたいに「なんかおふくろが、お父さん死んじゃってるかもって言って…」と言い、ばたばたと顔を洗い始めた。「なんかおふくろもパニック状態で要領を得ない」、ごほんと少し咳をする。夫は混乱すると咽せる。これはほんとにやばそうだなと思った。ともかく行こうよ、一緒に行くよとわたしは言った。何もなかったら何もなかったねでいいんだからと言ったら、夫もそうだよなと納得した。それでわたしも支度をした。このときはまだわからなくて、わたしは付箋でいっぱいの「トランスジェンダー問題」を一応リュックに入れた。 夫は弟二人に電話し、わたしに言ったのと同じことを言った。上の弟はすぐ電話に出なかった。その間に義母とふたたび電話がつながった。「ともかく今からすぐ行くから」と夫が言う。「お父さん亡くなっちゃったのよ」と義母の声が聞こえてきた。「わかんない、亡くなっちゃってたの」「ゆっくりでいいから気をつけて来て」、そういういくつかの言葉の後半が涙声になっていて、ああほんとに亡くなったのだと思った。おととしに亡くなった美少女さんのことを思い出した。 下着と靴下など、泊まれる支度をし、ちょっと迷ったがMacBookもかばんに入れた。夫の実家はWi-Fiがないので持って行ってもワープロだよなとは思った。お湯を沸かして小さい水筒に紅茶を入れた。こういうときは何を着たらいいのだろうと思った。黒いスキニーパンツにカーキのスウェットを着た。眉毛を描いた。上の弟と電話がつながり、「聞いた、死んじゃったんでしょ」と言った。死んじゃったという語が初めて出てきたと思った。ちょうど名古屋駅にいてすぐのぞみに乗れるから、9時20分に東京駅に着くと弟は言った。 夫は車を飛ばした。メーターがずっと129km、130kmを指していた。晴れていて道は空いていた。車のスピーカーに夫のスマホがBluetoothで接続され、イエモンの「アバンギャルドでいこうよ」が流れた。そのままイエモンを流したまま走り、わたしたちはほとんどしゃべらなかった。 明日は前にいた会社の同期と集まる予定になっていたけどこれはもう欠席だろうなと思った。レンタルルームを借りたポットラックパーティー。わたし以外みんな子ども連れで来るというから、子のいないわたしはやや気の進まない会で、誘われたときからずっと仮病しようかなと思っていた。いや行けない口実をいくつも考えてはいたけども、子がいないから気まずかったんだろうなと思われるのがいやで、やけに気合を入れて準備していた。近所のビストロでチョコレートのテリーヌを予約していたし、爪もマットの黒をきれいに塗った。夫のお父さんが亡くなってという言い方は、誰々が危篤でといったいかにもなずる休みの方便そのままのような言い方だ。
9時前。夫の実家に着いたら先に伯父が来ていた。義母の兄。五人きょうだいの長男。コロナ禍になってから親戚の集まりをしていなかったので久しぶりに会った。あたりは静かで、家の中も静かだったが、いま警察が来ていて二階で検死していると義母と伯父が言った。家で死ぬと変死扱いになるという何かで読んだ話を思い出した。 なにがなんだか…と義母が言い、まだ二階には上がれないそうで、茶を飲んで待った。夫がやかんを沸かそうとしたがIHの使い方がよくわからないのかうろうろしていた。壁際に伯父の手提げがぽつんと置いてあり、信三郎帆布の手提げだった。 朝起きたらお父さんが動かなくてと義母が言い、まず兄(伯父)に電話をかけたのだと言った。伯父は以前消防隊員だったからだろうと思った。わたしたちはマスクをしたまましゃべった。正月はいつも通りだったし、5日に病院行ったときは今度検査入院しましょうというだけでまさかこんなことになるとは、咳やリウマチはきつそうだったがだからってと義母は言い、おとといは自転車に乗って自分で酒を買いに行ったのだと言った。 何度か警察官の人が二階からおりてきて、本部から臨場が来ますのでとか、午前中のうちに検死の先生が来ますとか説明し、フィクションの中で幾度も見かけた語だなと思った。2時間ドラマや警察小説のようだと思った。そして物盗りの犯行ではないことを証明しますとかお父さんの指先の欠損はこれはいつのものですかとか、いろんな人が五月雨式にいろんなことを尋ねるのでよくわからなかった。警察の人たちは黒いパーカーに黒いワークパンツで、むしろ泥棒のようないでたちだった。 まず兄に電話したんですと義母が言い、それから着替えて119番通報をしたんですと言ったら、それはなぜですかと何度も聞かれた。先に着替えたのはなぜですか。疑うわけではなく形式的なことなのだろうがいろんな人からそういう質問をされ、べつに調書もメモもとらない。あとから来た三人組の人が義父の財布や通帳の場所を尋ね、写真を撮り、その人たちは何か書類を書いていた。お医者さんが到着し、この人は白衣を着ていたのですぐ医者だとわかった。 11時過ぎになって警察の人たちがみんな帰り、やっと義父と対面できた。布団の中で寝ているみたいに見えた。でもすっかり白い顔になっていて、ああ亡くなっているとどう見てもわかった。帰り際に警察の人が死因など話したが、いつも通っている病院ではない初見の先生がみてくれたからこれは持病との関連はわからないものだとのことで、ようするに心臓が止まっていますということしかわからなかった。わからないけども急に亡くなった。こたつに足を入れながら夫が「これは最後まで泣けないかもしれない」とつぶやいた。 伯父が帰ったのと入れ違いに弟たちが来た。途中で合流できたのだと言った。上の弟はものすごくおしゃれなスーツを着ていた。二人はすぐに二階に上がり、父親と対面し、大きな声で泣いた。弟たちが泣いたので義母もやっと泣いた。
家で亡くなったので死体検案書になるという。さっきのお医者さんのクリニックに取りに行くことになり、お金もそこで払うという。 葬儀をどうしようとなり、祖父母のお墓のある霊園で葬儀ができるようで、夫が電話した。ご遺体は霊安室で預かれますと言われ、そうしますとなったが、1時間ちょっとですぐ来てくれるとのことでかえって慌てた。ドライアイスで寝かせておくこともできますがとは言われたが、兄弟三人と義母で話しあい、お願いすることになった。 弟たちがスーパーでお茶やお弁当やおにぎりを買って来てくれて、わたしは鮭とひじきなどの弁当をもらい、ごはんはせりの混ぜご飯だった。七草の残りだろうと思った。近所の人たちが挨拶に来てくれて、みんな泣いていた。義母もまた泣いた。 そうしていたら霊園の人が来た。二階の部屋から階段を下りて車へ、遺体は布の担架で運ぶことになり、白い布で包んだ。顔が布に包まれるとき弟たちが泣いた。階段を下ろす際、弟たちが手伝った。夫はドアを開けたり物をどかしたりしていた。夫は亡くなった父親の体にまだ���れていない。わたしは少し歯痒く思ったし声もかけてしまったが、夫なりの混乱やきつさがあるのだろうとのみこんだ。車に乗せるときさっきのご近所さんも見守ってくれた。道の奥でどこかの小さい子どもたちが遊んでいるのが小さく見えた。
みんな霊園に向かうことになり、夫とわたしはクリニックに寄り検案書をもらってから向かうことになった。何かクリアファイルみたいなものあるかと夫が言った。検案書はあちこちに提出するからコピーを取るし、今後こういう書類が増えるだろうと言った。わたしのリュックには松屋のおまけでもらったすみっコぐらしのファイルしかなくて、すみっコぐらしだとふざけてるかなと言った。おれはすみっコぐらしはべつにふざけてないと思うと夫が言った。病院でもらおうよとわたしは言った。5万も払うんだからクリアファイルくらいもらったっていいでしょと言った。死亡確認書���はなくて検案書だから5万円かかる。さっき金額をきいて驚いた。5万円、急に用意できなかったらどうなるんだろう。 クリニックはお休みの日で、わたしたちのために鍵を開けておいてくれたようでスリッパがきれいに揃えてあった。検案書を受け取るとき、これ何かクリアファイルみたいなものに入れてもらってもいいですかと、さも今思いついたみたいに言ってみた。そうしたら快く新しいクリアファイルの束をひとつ開けてくれた。
ーーーーーーー こういう日記はいくらでも書けそうに思います。隙間をみて書き留めていますがどんどん長くなっていく。でもこれでも取りこぼしたことや書きそびれたことがたくさんある。 谷川俊太郎の「父の死」という詩のようだなと思います。「世間知ラズ」収録。だったかな。いま夫の実家なので確かめられない。検索したら、詩の全文と感想を載せているブログに行き合いました。 https://blog.goo.ne.jp/shokeimoji2005/e/59c19002d057011a087ebed81cc3f018
「人が死んで、そのことを悲しんでいるのにおもしろいという感想をもつのは不謹慎かもしれないけれど、おもしろい。興味をそそられる。」「そのおかしさを全部読み終わると、何か、こころが落ち着いている。そうか、そうなんだ。これを全部受け入れるということが、ひとりの死を受け止めることなんだ、とわかる。」ああ本当にそうだなあと思います。
亡くなったのはわたしの親ではなく夫の親だからか、悲しいとか落ち込むといった感じではなく、なんとも冷淡なようですが今のこの状況丸ごとをじっと観察している…という感じです。参加者。亡くなった人の親族という立場に参加している人。夫の実家に来るとわたしはいつもホームステイの子という感じですが、義父の死においてもそういう感じです。 なのでわたしはかなりいつも通りのテンションなんですが、そして相続とか遺産整理の仕事をやっていたので正直イキイキしてしまっているふしもあるくらいなんですが、リプライやDMなどでお声かけてくださった方ありがとうございます。
葬儀は金曜日の予定で、しばらく夫の実家に泊まることになりました。今日の昼、ともかくWi-Fiをどうにかしようよと夫と話しあい、ポケットWi-Fiをレンタルしてきました。Wi-Fiにつながったら不思議なほどほっとしました。Wi-Fiの扇型のマークを見ると元気が出てくる。と書くとなんだかばかみたいですが、ほんとにそうなんだよな…。
日曜日の文フリ京都は参加できそうです。またあとでお知らせを書きますが、おそらく当日朝に新幹線で向かうことになりそうです。すごく無理をして参加するというわけではないですのでご心配なさらず…。葬儀などは終わっている日程で、楽しみにしていたイベントに予定通り出かけた方が気持ち的にいいかなあという感じです。 ただ当初の予定では土曜の夜から2泊するつもりだったのですが、それはさすがに難しいかなという感じ(土曜まで夫の実家にいるので)。日曜の夜は泊まるかな。体力的にラクというのもありますし、一人でバタッと寝る時間があった方がよさそうな気がする。わたしも夫も。 ふだんほぼ意識していないし、わたしの生活や認識はそうではないのですが、それとはべつのところでわたしの立ち位置は「長男の嫁」なんだなあと驚いています。とはいえまだ「驚く」レベルの他人事感ですね。
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2023.7.9sun_tokyo
朝 暑すぎて目が覚める。 エアコンをつけるも、もうひと眠りするほど 早くもない、アラームよりは少し早い、微妙な時間。起きよう、と思うものの、すぐには立ち上がれず、右を向いたり左を向いたり、布団の中で、数分を引き延ばす。
そういえば、最近あまり夢をみていない。みているのかもしれないけれど、覚えていない。 子どもの頃は、ほとんど毎日夢をみていて、宙に浮いてかなりの距離を移動したり、知らない人に追いかけられて走って逃げた末に包丁で刺されたり(刺されたところで目が覚めたので、自分が死んだのか無事だったのかもわからない)、村を救う、みたいなハードな夢も多かった。 現実世界ではぼんやりと生きていたので(今もだけど)、毎日夢を生きる方がずっと大変で、起きるとぐったりと疲れていたりした。
起き上がって、白湯をつくり、洗濯をして、シャワーを浴びる。こないだ買ったデニムのちょっとワイドなパンツを履く。 どうせ汗で流れ落ちるけれど、一応化粧もする。
家を出ると曇っていて、風が強い。なまぬるい風。青空も見えるのに雨もぽつぽつ。不穏な天気。 このところ猛暑続きだったので、今日は少し涼しくて過ごしやすいのかな、と期待するも、しかし歩いているとすごい湿気で、あっという間に暑くなる。 今日は日曜日なので、1日お店にいる予定。
家からお店に歩いて行くときは、途中で公園の中を通る。あるときに、日傘をさしていても直射日光が強すぎて、日陰を求めて逃げるように公園に入ってみたら、ちょうどよい木陰の道があって、それからは、秋も冬も、雨の日も、いつも公園の中を通るようになった。外の道路を歩くのと、ほんの数メートル、ズレるだけなのに、景色が、世界が、全く違う。
何かの約束みたいに、枝につけられたピンクのリボン あじさいの坊やたち
多分何時間も同じ作業をしているんだろう、真剣な表情の砂場の男の子 何かを考えているようないないような、ぼんやりとベンチに座っているおじいさん 軽い足取りで植物のあいだを闊歩する鳩
メガネに白マスク、白シャツに斜めがけバッグ、というお揃いコーデの2人組とすれ違う。 白い小花柄ワンピースに白いバッグ、フラットバレエシューズな2人組と、すれ違う。
お店に着いたら屋上の植物たちに水をあげる。レモンマートルとシルクジャスミン。レモンマートルは、葉っぱをちぎるとレモンの香りがする、というのにひとめぼれして、先月、三茶の広場でやっていたマルシェで買った。 (マルシェで植木屋さんに葉っぱを嗅がせてもらったら、予想以上にレモンの香りで、テレビショッピングばりのリアクションをとり、即決した)
屋上はかなり過酷な環境で、しかもわたしたちがしっかりとした世話を出来ないので、前にいた植物は枯れてしまったのだけど、今のところ、この2人はなんとか元気でいてくれている。一緒にがんばって、夏を越そうね。
昼 12時になってお店を開ける。ドアを開けていると、外からは もわぁ とした空気が入ってくる。ぽつぽつとお客さんが来てくれるも、こんなに湿度が高くて暑い日は、みんな家にいた方がよいのではと思ってしまうくらい。座っているだけで熱中症になりそう。 ふらふらになりながら、何度もお茶とはちみつレモンを飲む。
夕方 最近は暑いからか、日曜日でも夕方以降にたくさんお客さんが来てくれたりするのだけど、今日はいちにちを通してお店は緩やか。屋上に出てひと呼吸。もうすぐ19時でも空はまだ、だいぶ明るい。 お客様がいないのでイスに座って、空を見上げる。広い空の下、とりあえず生きていれば大丈夫、と思う。息を吐いて、吐ききって、ゆっくり、吸う。背中まで空気を入れる。
横隔膜は開きすぎないで、背中は少し丸める感じ。頭は前に出ないように。ピラティスでまっすぐな立ち姿勢をおしえてもらうも、しっくりこないまま、だけど少しずつ、反り腰は直ってきている。お客様がいないのをいいことに、まっすぐ立つ練習をしてみるも、周りのビルの誰かから見えていたら、不気味だったかも。
夜 お店は21時で閉店。今日はわたしはnicolasに寄らずに早く帰ることに。 スーパーに寄って野菜や豆乳、アイスとチョコレートを買う。そして大好きな桃がなんとクーポンで割引になっていたので、もちろん買う。くだものはみんな好きなのだけど、中でも桃は特に好き。すべての食べものの中でも、上位に好き。このあいだnicolasで、今年初の桃をいただいたのだけど(もちろん天才的においしかった!)、デザートで食べるのと、そのままの桃を食べるのはまた違う気がする。というわけで、丸ごと桃は、今年初! 桃は柔らかいぬめぬめがいいのか、少し��めのシャキッとしたのがいいのか。派閥があるらしいが、正直わたしは桃に関してはもう何でも好き。桃というだけで愛している。
義理の実家からいただいた、おいしいハムやソーセージと、パプリカを焼いたのとトマトと、味の薄い野菜スープを作って食べる。 最近夏バテぎみなので、麹甘酒も、ちゅーっ。 明日はもっと、暑いらしい。
先月のB&Bでの安達茉莉子さんと土門蘭さんのイベントのアーカイブを観ながら、横になる。このあいだ途中まで見たので、続きから。 (しかし気づいたら寝てしまっていて、ちょっとしか見れていなかった、これを毎回続けていて、全く見終わらないまま、視聴期限が迫っている)
翌朝 夫の人が帰ってきたら桃を剥いて食べよう、と楽しみにしていたのに、結局起き上がれず。そのまま寝てしまい、 桃は翌朝、食べました。ぬるり。あんまり甘くなかったけれど、これはこれで、愛している。
-プロフィール- くまがいれいこ 40歳 世田谷 本屋・twililight手伝い @reioyms
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「佐々木智也 陶展」も、本日合わせてあと3日となりました。最終日の2日(日)は朝のスタートを都合により12時からとさせていただきます。急な変更になり申し訳ないですがどうぞよろしくお願いいたします(ぺこり)
今回の佐々木さんの展示に合わせて、工房のある佐々木さんのお寺の敷地内で育てられた柑橘たち(金柑、ニューサマーオレンジ、ネーブル、品種わからない酸味の柑橘)を使って、フードコーディネーターの原敬子さんが作ってくださった‘佐々木さんちの柑橘ピールクッキー’と‘佐々木さんちのいろいろ柑橘のグラノーラ’の追加入荷分も残りわずかとなりました!クッキーにもグラノーラにも柑橘ピールが使われていて柑橘の爽やかさとピールのほろ苦さがアクセントになっていてとても美味しいです。グラノーラの金柑ピールの存在感が可愛くてヨーグルトに入れて食べるのが嬉しい朝でした。かなりの数の柑橘を剥いてピールを作ってくださったそうで、原さんには今回もとてもお世話になりありがとうございました。
グラノーラのせヨーグルトを入れた輪花鉢は小と大の2サイズ。深さがあるのでお料理からデザートまで活躍度が高い器です。お探しだった方はぜひこの機会に手にして頂けますように。
柑橘ピールクッキーを乗せた楕円小皿をはじめ、佐々木さんの小皿は種類も多くて人気です。一番小さな超豆皿(左側上)はチョコレートや干菓子などちょこんと乗せても愛らしいサイズです。小皿、豆皿はお箸置きやコースターとしても楽しめて、つい集めたくなる器ですね。色を揃えて形違いで集めたり、色違いで同じ形にしたり、ぜひ楽しくお選びください。
その他にもお茶、コーヒーや紅茶にも大活躍なそばちょこ、使いやすいサイズの急須もご覧いただけます。新生活の方にも、お探しの器といろいろ出会っていただけそうです。ぜひ本日も19時までお待ちしております。
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