#ひょっかめスター型
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ポケモンSV!🌸スグリがいっ��いコレクション編🫐
追記:幾分か読み易く再編集️しました📝🐱
👆おむらぁいすに貰ってた猫ミームミータマ(可愛い)
👆ダチ達と過ごす美しき日々(ワロタ)
拙者てゃ、けーちゃん、おむのイツメンすこすこ侍。
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おはこんハロチャオ! ᕲ(˳⊙̿͆��)ᕳ みーくんです( ΦωΦ )
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おいッ‼️みー太郎テメェッ‼️忘れてねぇだろなァ⁉️😡👇
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👆覚えとるよ🐈⬛🎶 ホントォ?>😅
上記のような口約束は簡単に責任を作れる呪いの言葉なので迂闊に発しない方が身の為というのが今回の教訓です。ッてもスグリはやっぱり可愛いので久々に記事を書いてくぞ‼️ほぼ三ヶ月近く空けやがってよ‼️
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👆マジでこれといって特に見所が無いミー太郎VSスグリ戦(30秒録画を継ぎ接ぎしてるのでお見苦しくてスマソ)
さっそく完走した感想なんですけど僕はね、これでもちょっと重めの記事を書こうとしていたんです。藍の円盤がね、まぁ結構ね、重かったじゃないですか。スグリに感情移入が出来るか否かで大分その辺の受け取り方は変わって来ると��思うんですが。人によっては最悪ただの拗らせちゃった子で印象が終わってしまう場合すらある。
だからね一応、本当は真剣にド真面目な記事を書こうとしていたんです。していたんです。(過去形)
番外編を遊ぶ前までは。(キビキビ)
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番外編はキタカミが舞台として戻って来たのもあって、藍の円盤の補足でスグリ休学までの過程に対して匂わせ程度でも仄暗い話も来るかな?って身構えてたんですよね。とはいえ流石にスグリにスポット当たり過ぎかとも思ったので、あくまでメインはホームウェイ組で三人がスグリに助言してくれたりするのかな?とか。
したらね。唐突にギャグホラーが始まるもんだから温度差でブッ倒れたミー太郎はキタカミの公民館に用意された自室に戻り、畳の上に敷かれた質素であるが清潔な布団に潜り、瞼を閉じて深く深く考えた…
―…スグリ、俺らって本当に色々あったし…お前の事、俺なりに寄り添って沢山考えてみていたけど…―
畏まった堅苦しい言葉の羅列を並べる段階は、とうの昔に過ぎ去ったもので、そんなちんけな文字よりも今必要なのは前を向く事なのだ。スグリにも。俺にも。
スグリ、俺はさ…―――
お前が笑って明日を迎えてくれるなら、それで良いよ。
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感動の再会。挨拶がてら猫吸い宜しくスグリ吸い。髪型そのままなんかーい。
番外編はホームウェイ組メインかと思いきや割とガッツリとスグリが関わってて笑ってしまったが、そういや藍の円盤だと闇堕ちスグリとはそれなりに関わっていたものの光堕ちスグリとは一瞬しか絡めてなかったもんな…お前気づいたら失踪(休学)してたもんな…。
ここの掛け合いザ・少年漫画のようで大変◎‼️心做しかスグリも主人公に頼られて嬉しそうに見える!
前述でギャグホラーとは書いたものの、おばあちゃんのお餅催促のくだりとか要所要所では従来通り怖い演出を踏襲して来るのは流石ゲーフリ。子供泣くぞ。
特にお餅は「ひぐらしのなく頃に」のおはぎのくだりを思い出した平成生まれトレーナーは多かったのではないか。
tumblrで画像付きの記事を書いた事あるブロガーの皆様なら薄々この詰めッ詰めな画像見て察してらっしゃるかと思うのですが画像転載数がとうに上限の10枚超えてるのでもうこの記事は限界です。そんな…!🐣
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ホームウェイ組に触れれてなかったが、ペパ先は愛が重くて刺さる人には刺さった男だろうなと思うし、ネモちはヒソカネモちのままで実家のような安心感があったのと要所要所で育ちの良さが垣間見れたのがポイント高かったし、私的にMVPだったのはボタちゃんで主人公ん家のオヤツに駆け寄る程はしゃいでたり、礼儀が少々なってない場面でペパ先に窘められたりとメスガキ過ぎて可愛かったのでホームウェイ組で最初に特別���師に呼んだりしてました。ボタちゃんの特殊会話での主人公へのお礼もまた良いんだよな(涙) まあ結局三人とも好きなんだが。
ゼイユは相変わらずおもしれーイイ女だったし番外編だと出番少なかったのが若干寂しかったが碧と藍で露出が多かったのでバランスとっての事かなと自己解釈。
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四天王とか更生スター団とか諸々書きたい事は沢山あるが記事内容がごっちゃになりそうなので割愛‼️
…するが、ブルベリ四天王についてはちょっと書く。僕はおタロとアカマツが特に好きです。おタロはキャラビジュ出た時点でもう好きだったんだが、アカマツ…!真っ直ぐで素直な少年に弱いのだ俺は…!!特にあの空気が最悪の状況下だったから一筋の光みたいに見えていた。
ギスギス四天王時代のカキツバタとスグリに対してのアカマツの 「 そーゆーの! マジで めんどくさいよ!!」 マジで好き。
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あとパルデア四天王の方だけど特別講師のポピーちゃんとの特殊会話可愛すぎない❓マジでオススメ。
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こっからメッチャ自己満なガチ余談&懺悔室✍️
癒しを求めて最近は某美少女ゲーってか所謂ブルアカってかブルーアーカイブにハマりまして、イラストが可愛い〜😻ので勿論キャラの可愛さも要因だが〝エデン条約〟というストーリー(序盤は良くある?美少女ものなんだけど中盤辺りから血を見る展開に…🙀)ととにかく各自BGMが良い‼️戦闘曲ガチで良い‼️(星カビのマルク好きな人はゴズ戦の曲を聴いてみてくれ多分絶対好き) 因みに僕は曲の良さから入った人間。
因みに嫁。(強い意志)
ンでね。久しぶりに(2年ぶりぐらい?)Xで新規垢動かしてるぐらいには絵の方ちょっと頑張ろうかなと思えてるので暫くブログの更新を休止します🙏
なので本当、そういやこんなブログあったな〜って思い出した時にでも立ち寄ってくれると嬉しいです😽💋💕あ、 イツメンはディスコまた声掛けると思うので不定期的に遊ぼうネ★🤪(なんて身勝手な野郎だ👹🔪)
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ここからが懺悔室。ちょっと恥ずいので敢えて改行無しで読みづらくしてます、すみません🙇♂️💧ブルスカ🦋の方に一瞬だけナポ男🍝垢で生息してました。支払い関係の都合で近々会員を抜けてしまう&自分が描くものに思うところがあり現在は更新停止してます。ポイピクにも同じ絵➕気に入らなくて消した絵載っけてますがブルスカにはポイピクのURLすら貼っていなかったと思うので一応、同一人物ですよ〜とだけ。推しを推す皆様に幸あれ!💐とはいえ描かなくなった=もう推してない&動画を見てないという訳でもなく、私���活内で使える時間的に全部は追えないので、どうしても摘み食い的にはなるうえ大昔から基本的に見る専なので陰ながら応援のスタイルにはな���ますが、一視聴者は継続中。これは以前大変お世話になった界隈の船長♡🏴☠️や、FAは描いてないけど実は推してる界隈(🌈🕒のうづコウやTOP4ほかect)にも言える。実況やVの視聴は学生時代から継続しているものなので、表立ってFA描くことは無くなっても今後もずっと好きだろうなあ。
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ほなばいにゃら〜🌻🐈⬛ (2024/03/25)
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さて、問題は若い人がこれからどうやってカルチャーで食っていけばいいのかってことだ。 世の中に漫才師が5組かそこらしかいない状態で「漫才で日本一になる!」なんて息巻いたところで、そんなものは商売になんてなりゃしない。「オレも漫才師になりたい」と思うやつが100組、1000組、1万組とひしめく戦いが始まれば、そのなかで上澄みに躍り出たやつがスターになれる。 だからブームってのが必要なんだ。才能さえあれば成功できるわけじゃない。 誰もが「オレもなれる」と思って参入してニセモノがいっぱい増えると、ブームは起きる。ブームを支えているのは、実はなんだかよくわからないニセモノなんだ。超本格派の本物の才能をもっている人間が一人いても、それでは商売にならない。母数が多いからこそ、本物の素晴らしさがわかる。そうして淘汰が始まる。 YouTuberが典型でしょ。オイラはYouTubeをよく見るけど、プロも素人もゴチャ混ぜ状態の時代から、見る人が番組を選ぶようになってやっと本当の戦いが始まっているよね。 もっと言うと、モノをつくる才能さえあれば成功できるわけじゃない。そのモノを世に出すための「見極めの才能」も必要なんじゃないかな。社会が何を求めているか。つまり、自分がこれをやったらいまの世の中で当たるっていう見極めができるかどうか。 独りよがりの作品ばかりつくっていたら、誰にも見向きもされない。文化やアーティストを生き延びさせるのも評論家なら、潰すのも評論家。製作者と評論家、ふたつの視点を同時にもたなきゃいけない時代なんだよ。
北野武が教える「伝統の因数分解」と、売れるために必要な「本当の才能」 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
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200801 Vogue Japan
世界が恋するBTSが見つめる未来〜独占インタビュー。
今やアジアのみならず、世界で最も愛されているボーイズグループBTSを『VOGUE JAPAN』が独占撮影およびインタビュー! 7月に発売された新作アルバムのことはもちろん、ファンへの思い、そして将来の希望などについて聞きました。
2013年にデビューしてから7年間、BTSが築き上げた実績は、そのとてつもない数字が物語っている。再生回数1億回を突破したミュージックビデオは計24本。2018年5月に発表したアルバム『LOVE YOURSELF 轉 'Tear'』、2018年8月に発表したリパッケージアルバム『LOVE YOURSELF 結 'Answer'』がともに米ビルボードで1位を記録。2018年、アルバム売上が世界2位のアーティストに選定された。2018年夏、ソウルからスタートしたワールドツアー“BTS WORLD TOUR LOVE YOURSELF”は、北米15回公演、ヨーロッパ7回公演すべてのチケット完売を記録。
頂点を極めたメンバーたちは爽やかで謙虚。
そんな圧倒的な業績を達成した7人のメンバーは、近づいてみると、礼儀正しい青年たちだ。彼らが登場する本誌8月号のテーマは「Luxury(ラグジュアリー)」。そこで、メンバーが考える「Luxury」について聞いてみたところ、答えは実にさまざまだった。
リーダーのRM(25歳)は落ち着いた口調でこう答えてくれた。「日常のささやかな瞬間を楽しんでいると自覚することが、最高のLuxuryだと思います。例えば、朝起きてすぐに植木に水をやる瞬間。どれほど平和で楽しいかを実感するときです」。
「自分にさまざまな投資をし、いろいろな経験をしています」と、多彩な才能を持ち合わせているSUGA(27歳)。
「誰かと心から触れ合えた瞬間ほど、胸がいっぱいになるときはありません。両親と食事をしながら交わす些細な会話や、僕を一番応援してくれる親しい友達と電話で話したり、そしてファンの皆さんと分かち合う日課。そんな心温まる出会いからインスピレーションやポジティブなエネルギーをもらっています。それが僕にとっては最高のLuxuryです」と、少年美あふれるV(24歳)が目を輝かせる。
性格もルックスも個性あふれるメンバーたちだが、ステージに上がるとそのパワーは一つとなってスパークする。
世界を舞台に、世界基準を変えた7人。
BTSの影響力は音楽活動だけに留まらず、社会的に、また芸術的にも広がった。2018年、UNICEF(国際連合児童基金)招聘の会合では、スピーチを通して「自分の声を見つけ、自分を愛そう」というメッセージを伝えた。そして、BTSの哲学とメッセージを共有するグローバル現代美術プロジェクト「CONNECT, BTS」では、アートと大衆をつなぐ架け橋になった。
BTSを通して全世界の音楽ファンは、K-POPの新しい世界はもちろん、価値体系の変化を目の当たりにした。友達のように気兼ねなく触れ合っていたかと思えば、ステージに上がると、カリスマ性にあふれる最高のダンスパフォーマンスを披露し、EDM、ヒップホップ等、今一番ホットなサウンドが一つになったダンスミュージックを完璧なスキルでこなすアーティスト。
一方、欧米ではちょうど人種の多様性を享受するコンテンツが広く愛され、BTSの世界的な人気はそんな時代の世相を反映。と同時に、価値体系の変化、その出発点でもあったと言える。 例えばこれまで、アジアから欧米に進出し成功するには、英語で歌わなければと言われていた。インタビューにはRMが率先して流暢な英語で答えるが、BTSの楽曲の歌詞はほとんどが韓国語だ。
「韓国の文化と、ありのままの僕たちを応援して関心を持ってくださることに感謝の気持ちでいっぱいです」と、自作のソロ曲「約束」では楽曲の深い世界観とハイトーンボイスで魅了したJIMIN(24歳)。
ファンコミュニティ内では韓国語を学べるコンテンツもある。「僕たちがきっかけで韓国語を勉強するようになったと聞きました。とても不思議でありがたいです」と穏やかさと芯の強さを併せ持つ最年長のJIN(27歳)。
「世界はとても広くて、とても狭いという相反する考えを持つようになりました。いろいろなことに感激するより、ここソウルで一生懸命、僕たちの音楽とパフォーマンスを磨き上げ、誠意を持って前進すること、それが一番、世界的なことではないでしょうか」(RM)
待望の日本アルバムに寄せるメンバーたちの期待。
7月15日に日本で4枚目のアルバムとなる『MAP OF THE SOUL :7 〜 THE JOURNEY 〜』がリリースされた。2013年6月の韓国デビュー以来、7年間の喜びや苦悩、成功や試練を経て成長する“7人の旅の地図”がテーマとなっている。リード曲「Stay Gold」と、JUNG KOOKがプロデュースし、作曲に携わった「Your eyes tell」の2曲が新たに収録される。
「自分が手掛けた曲にはいつもどこかに悔いが残るのですが、皆さんがこの曲を好きになってくれたらうれしいです」と、歌もダンスもパーフェクトな末っ子JUNG KOOK(22歳)は語った。 世界に韓国語の歌を届けている彼ら��が、日本で発売されるアルバムには日本語の曲も収録される。
「同じ曲でも、オリジナルバージョンと日本語バージョンで魅力が違います。それぞれの言葉が持つ語感によるものもあれば、日本語バージョンとして新しくレコーディングしたことで新たにニュアンスが加わったものもあります。そこに集中して聴いていただけると、より興味深く今回のアルバムを楽しめますよ!」とムードメーカーのJ-HOPE(26歳)が笑顔で語る。
彼らがリリースする楽曲やミュージックビデオには、掘れば掘るほど楽しめる工夫が凝らされている。そんな完成度の高い作品が、世界のファンから音楽専門ジャーナリストまでを魅了するのではないだろうか。
予期せぬ事態に直面しつつも、前向きに躍進。
ただ、新型コロナウイルスの感染拡大により、春に開催予定だったソウル公演や北米公演が延期やキャンセルになるなど、BTSの活動も変更を余儀なくされた。
「これまで当然だと思っていたことを新しく感じるようになりました。ツアーの真っ最中は、今どの都市にいるのかもわからないほどに疲れて、自分の体がいつまで耐えられるだろうかと思うこともあります。でも、今回の事態を経た後は、もう一度、以前と同じ状況にぶち当たっても、仕事に臨めることの大切さを強く感じ、その瞬間をもっと満喫しようとするはずです」(SUGA)。
「仕事に没頭するうちにその大切さを忘れて生きていた気がします。改めて振り返ってみると、仕事は僕の人生においてとても大事な原動力だということに気づかされました」(J-HOPE)。
「自分をさらによい人間に成長させるために、ボクシングやギターなどをもう一度始めました。これからの自分の仕事のために、少し違ったアプローチをする努力をしています」(JUNG KOOK)
今や世界的なスターとして爆発的な人気を得たBTSだが、アーティストとしてターニングポイントとなった時期や曲はあるのか、聞いてみた。
「ターニングポイントはたくさんあったと思います。中でも一番記憶に残っている瞬間は、2015年の『I NEED U』が収録されたアルバム『花様年華 pt.1』をリリースしたことです。この曲があったから、僕が思い描いた夢のメンバー、そしてファンの皆さんのことを改めて考えるきっかけになりました」(JIMIN)。
「2016年の『FIRE』が決定的な曲だと思います。『FIRE』のおかげでBTSとしての気持ちを新たにすることができました」(JIN)
ファンと一緒に成長し、寄り添うメンバーたち。
抑圧された10代の心を代弁するヒップホップグループとして誕生したBTSが、『花様年華』シリーズから儚い青春の美しさを描いて人気を確固たるものに押し上げたできごとは、ファンにとっても大切な伝説のひとコマとなっているようだ。 最後に、7人でデビュー7周年を迎えたBTSが5年後、または10年後について、どんな世界を想像しているかを尋ねてみた。
「年を重ねた分、内面がもっと成長して、素敵な人になっていたらうれしいです」(JUNG KOOK)。「5年後? 想像もできませんが、また違ったすごい世界が広がっているのかもしれませんね!」(SUGA)。「世の中は目まぐるしく変わっていて、5年後と言われても、はるか遠くのことのように思えます。10年前、スマートフォンがなくてはならない存在になっているとは、誰が想像できたでしょう(笑)」(J-HOPE)。「世界は驚くほど変わっていると思います。そのときも今のように、一緒に会って過ごすことができるなら、それ以上、望むことはないです」(JIN)。「どんな場所で、どんな姿で、どんな音楽をやっているか、全く想像できず、実は頭の中でずっと気になっています」(JIMIN)。
「今と同じように、常に自分自身に挑戦する姿を見せて、ARMY(BTSファン)と一緒に年を重ねていけたらうれしいですね」(V)。
そして、リーダーのRMは��う言った。「5年前を振り返ってみると、BTSが注目され、活発な活動を繰り広げ始めた頃。そのときは、5年後に今のような姿になるとは全く予想できなかった。同じように、今から5年後の姿は想像することすら難しい(笑)。ただ、今のまま、元気に一緒に活動できたらうれしいですね。小さい希望だけど、それで十分です。そして今度はグラミー賞を受賞できたらうれしいです!!」
若者の気持ちをリアルに表現し、詞と音楽とダンスで世界のミュージックシーンに風穴を開けた韓国の7人組。その未来は未知数だが、無限の可能性を秘めている。彼らが度々口にするように、近い将来、まずはグラミー賞を取るのかもしれない。
Profile JIMIN 1995年10月13日生まれ。「(自由時間があると)ソファに横になってテレビを観ています。あとは、歌の練習や運動をして過ごしています」。シャツ ¥105,000 パンツ ¥84,000 シューズ ¥95,000 ロゴループタイ ¥28,000(すべて予定価格)/すべてPRADA(プラダ クライアントサービス) その他/スタイリスト私物
J-HOPE 1994年2月18日生まれ。「(自由時間があると)音楽を聴いたり、ご飯を食べたり、寝たり(笑)……。主に家にいます」。シャツ ¥120,000 バミューダショーツ ¥68,000 ソックス ¥23,000 シューズ ¥83,000(参考色) ロゴループタイ ¥28,000(すべて予定価格)/すべてPRADA(プラダ クライアントサービス) その他/スタイリスト私物
RM 1994年9月12日生まれ。「(自由時間があると)最近は運動をしたり、本を読んだり、動画コンテンツを見たりしながら過ごしています。もちろん、曲作りもしています」。ライトジャケット ¥380,000 シャツ 参考商品 バミューダショーツ ¥114,000 ソックス ¥23,000 シューズ ¥115,000 ロゴループタイ ¥28,000(すべて予定価格)/すべてPRADA(プラダ クライアントサービス) その他/スタイリスト私物
V 1995年12月30日生まれ。「(自由時間があると)Weverseをします。また、音楽を聴いたり、映画を観たり、曲作りをしています」。ジャケット ¥258,000 シャツ 参考商品 パンツ ¥90,000 シューズ ¥90,000(すべて予定価格)/すべてPRADA(プラダ クライアントサービス)
JIN 1992年12月4日生まれ。「(自由時間があると)ゲームをしたり、寝たりしています」。ジャケット 参考商品 シャツ 参考商品 パンツ ¥90,000(参考色) ソックス ¥23,000 シューズ ¥72,000(すべて予定価格)/すべてPRADA(プラダ クライアントサービス)
SUGA 1993年3月9日生まれ。「(自由時間があると)最近はさまざまな挑戦をしています。さまざまな分野の勉強も一生懸命しています」。シャツ ¥105,000 パンツ ¥84,000 ソックス ¥23,000 シューズ ¥76,000 ロゴループタイ ¥28,000(すべて予定価格)/すべてPRADA(プラダ クライアントサービス) その他/スタイリスト私物
JUNG KOOK 1997年9月1日生まれ。「(自由時間があると)最近は、普段できなかったことをもう一度習っています」。ライトジャケット 参考商品 シャツ 参考商品 バミューダショーツ ¥68,000 ソックス ¥23,000 シューズ ¥115,000(すべて予定価格)/すべてPRADA(プラダ クライアントサービス) その他/スタイリスト私物
Scans from Jun 2020 Magazine
English Translation
Seven years after debuting in 2013, the achievements BTS have accumulated are told through tremendous figures. 24 of their music videos have surpassed 100 million views. The album LOVE YOURSELF TEAR announced in May 2018 and LOVE YOURSELF ANSWER announced in August 2018 both ranked in 1st in the Billboard charts. Their album sales put them as the second best-selling artist in the world in 2018. The world tour that started in Seoul in summer of 2018 had 15 shows in North America and 7 shows in Europe, all sold out.
Even after reaching such heights, the members are refreshing and humble. Upon approaching the seven members that had achieved such tremendous feats, they turned out to be well-mannered young men. The theme of the August Issue they’re featuring in is Luxury, so they were asked about what they considered a luxury. Their answers truly varied a lot.
Leader RM answered this in a calm tone: RM: Being aware of how the smallest moments in daily life can be enjoyable is the greatest luxury, I believe. For example, watering my plants the first thing in the morning. I can feel how peaceful and joyful I feel at that moment.
SG: To be able to invest in yourself and experience many things. SUGA, who has a diverse range of talents, said.
V: There’s nothing that fills my heart more than being able to interact with someone with sincerity. Chatting about trivial things over a meal with my parents, talking to my closest friends over the phone, and being able to share my day with the fans. I receive inspiration and positive energy from such heartwarming moments. That is the greatest luxury to me. V said with his eyes shining with youthful beauty.
The members all have their own individual personality, appearances, and characteristics, but when they go on the stage their power combines into a single spark.
With the world as their stage, these seven people changed the standards of the world. BTS’s impact is not just musical – their influence extends to society and the arts as well. They were invited to the UNICEF General Assembly in 2018 where they gave a speech with the message of “Love Yourself, Speak Yourself.” They also combined their philosophy and message with global contemporary art in CONNECT BTS, a bridge that connected art and continents.
Through BTS, music fans around the world are witnessing a new era of K-POP and the change of existing values. They are artists that interact freely with fans in a friendly manner before going on stage to show the ultimate, charismatic dance performance. EDM, hip-hop all the hottest sounds come together to create dance and music perfected by their skills Meanwhile, the west is currently in a state where multicultural content is widely received and loved: BTS’ worldwide popularity is testament to that state of society. At the same time, the change of values could be said to have originated from that.
For example, it was said that success in the west only came about by singing in English. RM leads nterviews with his fluent English, but BTS’ song lyrics are almost entirely Korean.
JM: We’re so grateful there’s interest in the culture of Korea and that we’re supported for being ourselves. said Jimin, whose charming high-tone voice depicted a profound world in his self-composed solo song, Promise. There is even content in the fan community to learn Korean.
J: We’ve heard of people who started learning Korean because of us. It’s a very strange feeling, but we’re grateful Jin, the eldest possessing both a strong core and gentleness, said.
RM: I’ve started to consider the world as somewhere that is both very big, yet at the same time very small. Rather than being deeply affected by everything, we polish our music and performance here in Seoul, to the best of our abilities. I believe moving forward with sincerity is the best thing we can do for the world.”
The expectations of the members as their long-awaited Japanese album approaches. The fourth Japanese album MAP OF THE SOUL 7 JOURNEY will be released on July 15. The theme is the journey of seven people since their debut in June 2013 – seven years of joy and pain, trials and tribulations, success and growth. Lead song Stay Gold and a second song produced by Jungkook titled Your Eyes Tell are newly recorded.
JK: I always have lingering regrets about the songs I make myself, but I hope that everyone will like this song. Jungkook, the maknae perfect at singing and dancing, said.
BTS deliver songs in Korean to the world, but on Japanese albums the songs are recorded in Japanese.
JH: Even if they’re the same song, the original version and Japanese version both have their own charms. There are different nuances in the words of different languages, and newly recording the Japanese version means something new is added to the song as well. If you listen carefully for those nuances, I’m sure you’ll be able to enjoy the album even more! The mood-maker j-hope said with a smile. In the songs and music videos of BTS, there are many intricate details to be enjoyed the deeper you go. Such perfected works have charmed not only fans around the world, but music industry journalists too.
Despite facing an unexpected situation, they push forward positively. However, due to the spread of the COVID-19 pandemic, the Seoul and North American concerts planned for spring have been cancelled or postponed. BTS’ plans were forcefully changed.
SG: I started seeing the things I took for granted until now in a new light. Normally in the middle of tours, l’d be so tired I’d have no idea what city I was even in, wondering how much longer my body would hold out. But after the circumstances this time, even if I were placed in a similar situation to before I’ve realised how important it is to face my work and enjoy the moment to the fullest.
JH: Being immersed in work all the time has made me forget the importance of that. Looking back on it now, I realise how much of my work is my driving force in life.
JK: In order to develop myself into a better person, I started learning things like boxing and guitar again. I’m going to work hard and take a different approach towards my job.
The current BTS are superstars that have achieved explosive worldwide popularity, so we asked them if there was a particular time period or song that was their turning point.
JM: I believe there were many turning points. Among them, the one I consider most memorable would be when we released HYYH Pt. 1 in 2015 with the title song I NEED U. This song was what spurred me into reconsidering the dream I had pictured with the members and fans.
J: I think the song FIRE from 2016 was a definite turning point. It was thanks to this song that I was able to refresh how I felt as a part of BTS.
Growing with the fans, the members grow closer. Born as a hip-hop group that spoke on the behalf of oppressed teenagers, the HYYH series that depicted the fleeting beauty of youth boosted and cemented their popularity is a fan favourite of their many legendary moments.
Finally, we asked the now-seven-year-old BTS what they imagine the world will be like in five or ten years' time.
JK: l’d be happy if I matured more on the inside and became a great person as I gain years
SG: Five years' time? I can’t picture it at all, but I’m sure it’ll be another wonderful world!
JH: The world changes dizzyingly fast, so five years sounds like a lifetime away. Who would have imagined smartphones would become such an essential item ten years ago? (laughs)
J: I think the world changes in surprising ways. There’s nothing I want more than for us to be able to meet each other and spend time together just like now.
JM: Where will we be, what will we look like, what kind of music will we be doing? I can’t imagine it at all…. It’s actually something I’ve always wondered about myself.
V: Just like now, I’d like to be able to keep challenging myself and show that side of me to ARMY, who I hope will grow old with us.
Finally, the leader RM said this: RM: Looking back on five years ago, BTS was just starting to gain momentum in activities Back then, we would never have been able to imagine our current selves in five years' time. Similarly, it’s difficult to imagine what we’ll look like in another five years. (laughs) But I’d be happy if we could continue as we are right now, happily and healthily. It’s a small wish, but it’s more than enough. And I hope we can win a Grammys next time!
The seven-membered Korean group expressing the realistic feelings of youth and breathing new life into the music scene through their lyrics, melodies, and dance. Their future is unknown but holds countless possibilities. Like they occasionally mention themselves, a Grammy award mav be possible for them in the near future.
2018/09 – First appearance on The Tonight Show Starring Jimmy Fallon. Spoke about their dream to attend the Grammys someday.
2020/01 – Attended the Grammys as the first Korean artists to perform on stage. Collaboration with Lil Nas X.
2020/02 – Performed their new song ON at New York’s Grand Central Station for The Tonight Show.
2020/03 – Participated in James Corden’s remote music program Homefest by performing Boy With Luv.
2020/02 – Appeared in The Late Late Show’s extremely popular corner, Carpool Karaoke.
JIMIN Born 1995/10/13. “When I have free time, I lie on the sofa and watch TV. I also practice singing and exercise.” Shirt 105k, Pants 84k, Shoes 95k, Logo Loop Tie 28k (AIl JPY RRP)/AIl PRADA / Others stylist-owned
J-HOPE Born 1994/02/18. “When I have free time, I listen to music, eat, sleep… (laughs) I mostly stay at home.” Shirt 120k, Bermuda Shorts 68k, Socks 23k, Shoes 83k (sample colour) Logo Loop Tie 28k (AIl JPY RRP) / AIl PRADA / Others stylist-owned
RM Born 1994/09/12. “When I have free time, I’ve recently been working out, reading, watching videos. Of course, I write songs too.” Light Jacket 380k, Shirt (sample item), Bermuda Shorts 114k, Socks 23k, Shoes 115k, Logo Loop Tie 28k (AIl JPY RRP) / AIl PRADA / Others stylist-owned
V Born 1995/12/30. “When I have free time, I’m on Weverse. I also listen to music, watch movies, write songs.” Jacket 258k, Shirt (sample item), Pants 90k, Shoes 90k (AIl JPY RRP) / AIl PRADA
JIN Born 1992/12/04. “When I have free time, I play games and sleep.” Jacket (sample item) Shirt (sample item), Pants 90k (sample colour), Socks 23k, Shoes 72k (AIl JPY RRP) / All PRADA
SUGA Born 1993/03/09. “When I have free time, I’ve been taking on new challenges lately. I’m studying my hardest in all sorts of subjects.” Shirt 105k, Pants 84k. Socks 23k, Shoes 76k Logo Loop Tie 28k (AIl JPY RRP) / AIl PRADA / Others stylist-owned
JUNG KOOK Born 1997/09/01. “When I have free time, I’ve been learning things I couldn’t learn properly all over again.” Light Jacket (sample item), Shirt (sample item), Bermuda Shorts 68k, Socks 23k, Shoes 115k (AIl JPY RRP) / All PRADA / Others stylist-owned
Source: Vogue Japan Scans by: @kocchi English translation by: @kocchi
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『犬王』発声OK!”狂騒”応援上映 イベントレポート
12月13日(火)に新宿バルト9にて劇��アニメーション『犬王』の「発声OK!”狂騒”応援上映」実施いたしました。
今年5月の公開以来、熱狂的なファンを増やしてきた映画『犬王』。その待望の発声OK!”狂騒”応援上映がついに実現! 12月13日(火)は第80回ゴールデングローブ賞・アニメ映画賞に『犬王』がノミネートされたというニュースが世界中を駆け巡った翌日であり、『犬王』Blu-ray・DVDの発売前日。会場となった映画館・新宿バルト9の最大席数を誇るシアター9は、全席完売!
冒頭の製作会社のクレジットに投げかけられた「ありがとう!」の声援と喝采から、場内はすでに感無量ムード満点。森山未來演じる琵琶法師・友魚が「今は昔……」と歌いだし、現代の京都から室町時代へと鮮やかに舞台が移り変わる『犬王』のタイトルから、早くも観客は熱狂の渦に到達! 割れんばかりの拍手と手拍子、闇にひらめくうちわ、シーンごとに青・赤・紫など巧みに色替えされるペンライト、いずれもこれまでの無発声応援上映で培われてきたであろう絶妙なリズム&タイミングが美しい。加えて今回が「発声OK」初開催とは思えないほど、ユーモラスかつ語彙豊かで、愛情に溢れた声援・歓声・コール&レスポンスも磨きのかかった仕上がり。そして「��叡座の舞台に その名をとどろかす!」「お前たちの物語を 一人残らず聴いてやる!」「俺たち以外 全てに成仏してもらおうぜ」等の名台詞ごとに、さながら歌舞伎の大見得がキマったような快感とともに会場全体からうねるような拍手喝采が巻き起こる! 作品のパワーに匹敵する『犬王』ファンのとめどない熱量に、ひたすら感動させられる一夜となった。
友魚改め友一の「これより新しい物語を始めたいと存じます」という宣言を境に、いよいよアヴちゃん演じる天才能楽師・犬王が室町のポップスターとして快進撃を始める中盤以降は、まるでロックバンドのライブ会場にいるかのような盛り上がり。友一バンド(のち友有座)のワイルド&セクシーな野外パフォーマンス、犬王の圧倒的カリスマ性と歌唱力をもって「平家物語」を斬新に語りなおす≪腕塚≫≪鯨≫≪竜中将≫といった演目=見せ場の数々が、文字どおりライブ感を増幅させる観客の生声・生音を得て真の威力を発揮! 特に≪鯨≫における観衆のコール&レスポンスは、ファン待望のシンクロポイントだっただけに、スクリーンと現実の垣根が完全に破壊されたかのような臨場感と陶酔感に溢れていた。≪竜中将≫のトリッキーな変調に次ぐ変調にも、何度も繰り返し作品を観てきた猛者=ファンたちは巧みに追随し、波に乗り、見事に大団円にたどり着く。そのクライマックスには、犬王と友魚のドラマ、湯浅政明監督はじめ表現者たちの結晶である『犬王』という映画、そして待望の発声応援上映��いう「場」と、すべてを包括する多幸感が充ち満ちていた。
犬王、友魚という主演スターたちに対する「カッコいい!」「がんばって!」「箸の持ち方キレイ!」といった惜しみない歓声・声援もさることながら、犬王の父、友魚の父、友魚の琵琶の師匠・谷一、さらに将軍義満の妻・業子に至るまで、脇の登場人物たちへの多彩な掛け声もまた楽しく、創意と遊び心に富み、時に笑いを誘って会場を和ませた。そのすべてが優しさを湛えていること、また犬王や友魚たちに仇なすものにも敵意ではなく「どうして?」という疑問や「わからない!」という抵抗で呼びかけていたことにも、『犬王』という作品とファンの特別な精神性が表れているかのようだった。そして終盤の激しい展開の後にも、その悲しみを受け止める「静寂」の瞬間が、ひときわ鮮烈に感じられた。こんなにもエモーションの起伏が細部まで汲み取られた応援上映も、稀ではないだろうか。
今、ようやく皆が待ち望んだ『犬王』のあるべき姿が実現した……。そんな喜びを噛みしめるかのように、映画が終わっても、客席からは盛大な拍手がしばらく鳴りやまず、席を立とうとする人もいない。ついには「アンコール!」の声まで起き、「ゴールデングローブ賞ノミネートおめでとう!」の祝福も。名残惜しさに袖掴まれた人々をようやく帰途に就かせたのは、「またどこかの『犬王』で会いましょう!」という、ファンからの約束の言葉だった。
そう、“まだ終わらぬ”。きっとこの先も『犬王』は息長く、末永く続いていくことを予感させる一夜となった。『犬王』が観客参加型映画の殿堂入りを果たす日も近い……そう思わせるに足る、至上の映画体験であった。
応援上映に興味があっても、なかなか参加することが叶わない方も多いはず。『犬王』完全生産限定版Blu-rayに収録された「無発声“狂騒”生コメンタリー@新宿バルト9 2022.7.29」では、その様子を副音声として楽しむことができる。こちらは応援上映に同席した湯浅政明監督、脚本の野木亜紀子、犬王役のアヴちゃんによる実況解説と、なんとアヴちゃんの生歌つき!ご自宅でも、ぜひその臨場感と多幸感を堪能してほしい。
(文・岡本敦史)
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2024.11.2 sat.
今日もてんが起こしにきてくれる。昨日から引き続きの雨。奥村夫妻に車で来てもらい、荷物を載せてもらう。ほんとうにありがたい。サーティーワンのギフト券を送ったら恐縮されてしまった。
雨で警報まで出ているのでイベントは静か。ほかのお店をうろうろと見て、てんには似ていないけど黒猫のポストカードと、1003のアンソロジーみたいなペーパーを買った。堀部さんと映画の話いろいろ。スター千三夜ぜひ来たらいいですよと誘われたがざんねんながら淡路島旅行の日だった。石がある、のパンフレットの往復書簡がよさそうだったので買った。1003アンソロジー、マリさんと晩ちゃんのエッセイがおもしろかった。にやにやと読む。
一番土砂降りのタイミングでコーネルへ。徒歩5分でラッキー。どちらのサンドイッチも食べたいと言ったらコーネルさんにそんなに食べられる?一個食べてからにしたら?と止められた。でも出すときにもう一個も食べたかったら言ってください〜ハーフもできます〜と言ってくれた。やさしい。母? メダイとタルタルのフライサンドと舞茸とミートソースのホットサンド。ウルトラうまし。さつまいものプリンも頼んだら、お、食べるね〜と言われた。
帰ったら堀部さんがビールと味ごのみをくれた。みんなでFOLKさんの身の上話をきく。みんないろいろある。味ごのみ、ひさしぶりに食べたが好きな味のおかきばかりが混ざっていておいしい。小魚が入っているのがいい。
ホ��ホ座の山下さんとはじめましてのご挨拶。物腰は柔らかいが置いている本を見て、これはなんのひとなんですか?これはどうですか?動きます?と聞かれるのでちょっと緊張した。ジャッジされているようなかんじがしたからだが、たぶんふつうに知らない本の情報を仕入れようとしているのだろうなとトークを聞いてあとからおもった。ほんとうに熱心なひとなのだろう。
トークイベントまえにのこっていたひとたちで近くの中華料理屋へ。近くだし安くてうまいですよ、と言いながらたどり着くと、スーツの団体がどやどやと入っていくところだった。巻き込まれかける。どうやら宴会らしい。FOLK吉村さんが果敢に聞きに行くとなんとOKとのこと。が、なかなか呼ばれず、こりゃむりですね、と諦めようとしたら店員の中国人ぽい女性が追いかけてきてどうぞと言う。そろそろと入って隅っこのテーブルにちんまりと座り、乾杯の音頭に押されながら出てくるのが早そうなものを注文した。わたしたち以外は全員なにかの会社員だった。山下さんが店員のおばちゃんに「19時までに出たいんだけど、いけますか?」と聞いたら、食い気味にシチ、ダイジョウブと言っていてほんとうか?と疑惑の目を向けていたらほんとうに体感30秒ぐらいで天津飯が出てきた。これからトークの吉村さんと山下さんは仲良く海老チャーハンを頼んでいた。
トークはとてもよかった。シビアなお金の話。ふつうに暮らしていたら借金なんかすると思ってなかった、ついさいきんおなじようなことを考えていた。個人書店はみんな自転車操業ですよという言葉に勇気づけられる。古本から新刊に切り替えた理由は、古本は受け身なかんじがして、それがおもしろいとおもっていたけど、新刊の取りにいけるかんじがいいなとおもって、という言葉にうなずく。というかずっとうなずいていた。でも、山下さんが、毎日その日に出た新刊本のチェックをして、発注をして、通信販売に登録して、お客さんと話したりして、としていたら暇やなあという日はない、毎日仕込みをしているみたいなもの、ということを言っていて、そこにはうなずけなくて、がーんとした。わたしは店でぼんやりしていることが多い。なんでこんなに暇なのだろうとおもっていたが、単にするべき仕事をしていないからだったのか。
ほかにも、本屋はみんな協力しあって…みたいな感じなんですか?と聞かれたときの、吉村さんの「というよりは、みんな好きにやったらいいとおもっている」という言葉や、山下さんの「店の本を選ぶとき、お客さんの代わりをやっている」、「Amazonや大型書店��ような大きな会社が業界を動かしてくれているおかげで成り立つ仕事」だと話していたことなど、ああほんとうにそうだなあ、と、ひさしぶりに、本屋の仕事がすきだなあとおもった。明日からまたがんばろう。
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3.橘夕樹「夜を売る店」
���丸底フラスコがアルコールランプにかけられて、紫紺の液体をポコポコと煮立たせている。それにつながれたゴム管の先にはガラスのポットがあり、そこに溜まった液体は更に濾過されているようだった。窓からの月のスポットライトが照らす大きめのビーカーには氷水がたっぷりとたたえられ、試験官が何本か刺さっている。仄暗いカウンターには、実験器具のほかにも薬瓶や薬匙や大量の小皿なんかが、舞台袖の黒子のように静かに佇んでいた。
そんな騒がしいカウンターの中では店主がひとりテキパキと器具の手入れをしている。カチャカチャとガラス同士が触れ合う音が店内にはじけて、カウンターの蝋燭に灯ったマジックアワーの炎を揺らした。
ちりりんとドアベルが鳴って、今日最初の客の来訪を知らせる。
「こんばんは。本日はどのような夜をお求めでしょうか。」
Spicy night
蠟燭の前が客の定位置である。案内された客の注文は「繁華街の夜」。店主は、客の前に冷凍したムーンレモンの入ったお冷を出して、「少々お待ちくださいね。準備しますから。」と言った。
店主は背後の棚から紺に煌めくパールのような装丁の綴りとコーヒー色のペガススのタテ紙を取り出した。この紙には調合師達に広く使われている一般的な調合用の書式が印刷されている。それにフクロウの羽ペンでさらさらと「繁華街」と記した。
「理由をお聞きしても?」
「私、田舎生まれだから憧れなの。都会の夜が。日が沈んでもきらきらしていて、にぎやかで。若いうちに一度はそういうところで夜遊びしてみたかった……。」
聞いたことを用紙に書き留めていく。
「あら、これからでも十分間に合うのでは?事実、いわゆる『繁華街』にあるこの店にこんな時間にいらしているのですから。」
「ふふふ、それもそうね。」
店主は穏やかな笑みを浮かべながら材料を用意していく。ベースとなる「夜の素」に「街」と「憧れ」、それからアクセントの「星屑」。カウンターの上に色とりどり大小さまざまな小瓶が並んだ。
(「きらきら」……か、どれがいいだろうか。)
一言に「きらきら」とか「灯り」とか「にぎやか」とかいっても何十種類もの素材がある。一番合うものを見極め、ちょうどよく配合できてこそ、客に合わせた良質な夜を提供できるのだ。
「ちなみにきらきら、とは視覚的にでしょうか。それとも雰囲気や感情でしょうか?」
「うーん、そうね……。」と客はしばし目をつぶった。その瞼の裏には何が見えているのだろうか。
「ああ、一番印象に残っているのはネオンサインね。夜空に浮かび上がる鮮やかな看板にはすごく惹かれたものでしたよ。」
「今ではあまり見かけなくなりましたね……。僕もあの鮮やかなのにぼんやりとした優しい光は大好きです。」
ネオンサイン。果たして在庫はあっただろうか。このところ見かけないということは、つまりあまり入荷が多くないのだ。「灯り」とラベルの貼られた棚の引き出しを順に開けていく。下から二番目の段の左から四番目。「そうだ、『色モノ』はここにしまったんだった」とか言いながら、店主は発光するラムネ菓子のようなものが入った瓶を取り出した。そのもう残り少ない粒を細身の試験官に入れて、さらにフラスコの中の「夜の素」を少し足した。最後に湯を張ったビーカーにしばらく入れて湯煎させる。
「よし、これでもう少し待てば『ネオンサイン』ができます。何色がお好きですか?」
「ピンクかしら。いくつになっても春っぽい色が好きなのよ。」
「ふふふ……」と恥ずかしそうに客は笑う。ピンクの染料を試験管に入れながら、桜のように笑う人だ、と店主は思った。
ネオンサインが溶けるのを待っている間、店内には調合の器具たちが立てるこぽこぽという音と、蠟燭が夕焼けを燃やすちりちりというかすかな音だけが優しく響いている。店主は今準備した材料について用紙に記入しているようだった。
「キャンドルか小瓶詰めの形でお渡しできますがどちらにされますか?」
夜を楽しむ方法は様々ある。その中でも、「夜」そのものを揮発させてゆっくりじっくり味わうか、蝋燭の音や炎との効果と、熱で急激に揮発させることで短く濃く楽しむか、どちらかの方法が取られることが多い。また、この店のもこの二つのやり方でのみ販売を許可されている。後者はあのマッチ売りの少女のマッチと似た手法だ。――ただ、彼女のマッチは質が悪かったようだが。
「そうねえ。せっかくだから思い切り楽しみたいわ。キャンドルでお願いしようかしら。」
「かしこまりました。」
湯煎した試験管をスタンドで冷ましている間に不純物を蒸留させるための器具を準備する。フラスコやガラス管、オーロラ型冷却水――それらを手際よく配置していく。最後に火力の調節が利く小さなガスのコンロの上に、配合用の大きなビーカーをセットした。
大きなビーカーの中に、カウンターに並べた素材を入れていく。
まずは「夜の素」。「夜」のベースとなる液体である。今回は深夜ではなく日が落ちてすぐくらいの時間帯のものだ。とぽとぽと注いだら、「星屑」をぱらぱらと振りかけ、コンロを着火。ビーカーの底を炎が舐めるくらいの火力に調節する。「星屑」の輝きが「夜の素」になじむまでぐるぐるとかき混ぜ、次に金の針のような「街」を大きな楠の匙二杯分。輝きとあたたかさを持った「憧れ」は同じ匙で一杯分。
最後に冷えて固まった棒状の「ネオンサイン」を試験官から取り出し、少し夜空にかざして仕上がりを確認した後、手でぱきぽきと折りながらビーカーに加えていく。液体に触れた瞬間に強く瞬いてビーカーの底に沈んでいった。
(「憧れ」と「ネオンサイン」か……少し刺激が強くなりそうだな。)
こういう時はあまり濃くさせないほうがいい。店主は少し火を弱めた。
熱でゆっくりと「ネオンサイン」が溶けていく。「夜」の色が天の川
ミルキーウェイ
のように少し柔らかくなったように見えた。
ビーカーの中では小さな気泡が上がってきている。
にゃーん、と黒猫が一匹、呆れた様子でカウンターに飛び乗ってきた。スンスンとビーカーから立ち上る蒸気を嗅ぐ。
「ふうん、随分スパイシーだな」
「あっ、コラ。危ないだろ。」
と、店主が慌てて黒猫を制した。
「あら。猫ちゃん。毛並みがきれい。」
「ありがとうございます。僕の助手です。」
「フン、君がやらかさないか見張ってる『監督』だ。」
この声は店主以外には「にゃおん」としか聞こえない。
「この感じは星空というより街の明かりか?都会の夜って人間にとってそんなにいいもんなの?」
いぶかしげにビーカーをのぞき込もうとする。そんな「監督」をどうにか押さえつけながら店主が代弁した。
「矢張、都会の夜は故郷の夜より素敵に映るものですか?」
「ええ、勿論よ。私は若い頃都会の学校には通っていたんだけれど、寮にいたから、門限が厳しかったの。だから帰り道、目の前に街の明かりが見えているのに、夜の街に繰り出すなんてことはできなかった……。仲間とあれがしたいこれがしたい、って夢を語り合ったことをよく覚えているわ。」
残念がっている口調でも、どこか楽しそうに客は語る。
(『夢』……ちょうど在庫がもうないな。最近消費が激しい。)
くるくるとビーカーをかき混ぜながら思い出す。薬棚を見るまでもない。このところ夢見がちなお客様が多かったのだ。
ぼんやりと『憧れの夜の街』は出来上がった。あとはお客様だけの隠し味が必要になる。できれば『夢』以外で。
「夢を語り合うのも素敵な青春の一ページですね。なにか街に気になる店や催しなどがあったのですか?」
さっきのネオンサインのように客の頬が薄紅に染まる。
「店……というより、好きな銀幕スターがいて……だから映画の、レイトショーに行ってみたかったのよ。」
お冷の氷が溶けてカランと音を立てた。
「学校が終わったあと、日が沈むころにひとりバスに乗って、洋食屋さんでご飯を食べて、帰る人々を横目に映画館へ向かう――。そして映画が終わったら夜道の中を歩いて帰る……ねえ、映画館の中と夜の街って少し似てると思わない?」
「映画館��夜の街、ですか。」
いくつもの夜を見てきた店主にも予想外の問いかけだった。
「ええ、街の周りや空は真っ暗なのにそこだけ切り取ったように眩しくて、いろんな物語が昼と変わらず起こっていて、帰り道も余韻でいっぱいになる……。そしていつまでも終わってほしくない。」
「なるほど。言われてみればたしかに似ている気がします。……それなら最後の材料はあれがいいかな。」
店主はなにやらカウンターの下の棚を漁り始めた。たしかここにあったはず、としばらく探していると店長の肩を踏み台にして黒猫が下りてきた。
「なにやってるんだ。僕が探してきてやる。あれだろ?フィルムケース。」
「うん。そう。しばらく使ってないから箱が奥の方に入ってしまっているかも。」
黒猫は雑多な棚の中の暗闇にあっという間に溶け入っていってしまった。
ガタン
がたがた
うわっ
ごそごそ
ばたん
げほげほ
するすると入っていたのとは裏腹に箱はなかなか見つからないらしい。つんと澄ました態度からはあまり聞かれない音と声がした。
「あったぞ!いくついる?」
「ひとつでいい。隠し味だもの。」
「はーい。」
黒猫はフィルムケースを一つ口にくわえて出てきた。ラベルには「映画」と振ってある。
「それそれ。流石僕の助手だね。」
と、狭い額についた埃を取ってやる。
「すみません。お待たせしました。」
客はにっこりと「いえいえ。」と言ってくれた。完成までもう少しのビーカーが先ほどよりもたくさん気泡を立てている。これ以上粘度が上がると最後の隠し味がうまくなじまない。店主はコンロの火を止めた。
「ふん、普段使わない材料もきれいにしまっておくんだな。」
黒猫は背後のカウンターでその自慢の毛並みを整えている。
「それを取ってきてくれたの?随分と賢い助手さんね。」
「はい、いつも助かっています。」
そんな助手が取ってきてくれたフィルムケースには勿論フィルムが収まっている。艶々と黒く光るそれを映写機のような機械に入れて、レンズから月光を取り込み、夜空を透かしながら、製麺でもするかの如くハンドルを回した。壁には小さなプラネタリウムが出来上がっている。そしてリールから外したそれを二〇センチほどカットしてビーカーに加え、再び火をつけた。このフィルムが溶け切ってしまえば「夜」は完成だ。材料はすべてそろったのでビーカーに特注のコルクの蓋をして、空けてある穴からガラス管を繋げる。ガラス管の途中にはオーロラ型冷却水、終わりには小さなフラスコが繋がれている。「夜」を加熱濃縮させる際に出る蒸気――夜露を採るためである。
「それはなんの映画のフィルムなの?」
「これは映画のフィルムそのものではなく、昔、お客様から聞いた『映画と夜に関するお話』から精製したいわばエッセンシャルオイルのようなものです。うちではお代としてお金の他にお客様のお話をお聞きしてそこから『夜』を作るための材料をお裾分けしていただいているのです。」
客はわかったようなわかっていないような顔をしてフィルムが溶けるビーカーを見つめた。
「あまりピンときませんよね。」
そういうと店主は再び棚の下をごそごそと漁るとレコードを一枚取り出してきた。そして店の端を指さして、
「あの蓄音機にこちらの専用レコードをセットして、お客様のお話を録音します。そしてそのレコードを一旦ほどいて溶かします。そして溶���た液体から結晶を取り出したり、蒸留させたりといった作業を通して様々な「要素」を分離させ、それをビンに採取して、ものによっては先ほどのネオンサインのように加工することで、安定して保存ができるようにするのです。」
「なるほど、録音するのね……。長く生きてきたつもりだけどこのお店には初めて見る道具ばかりだわ。でも私、何かお話しできるようなことあるかしら。」
「是非、ご学友との語らいについて教えてくださいませんか。」
「夢」の在庫を増やすいい機会だなと店主は考えた。
「それならいくらでもお話しできるわ。」
ビーカーの中で大きな気泡がひとつ弾けた。その瞬間、街や映画の光がキラキラと輝いて落ちる。そろそろ頃合いのようだ。
最後に、出来上がった「夜」をキャンドルにしていく。ミルクパンで、これまたミルク色の蝋を溶かし、分離しないように少しずつ夜と蝋を混ぜていく。夜の濃い藍とミルク色が混ざって朝焼けの前の優しい夜の色に近くなる。最後にガラスの容器に入れてスノーマンの吐息で冷やし固めたら完成だ。店主は冷やしている間に草木のモチーフがあしらわれた小さなカードに、今回使った材料とその用法・用量を記入していく。ラベルには『繁華街』と記して容器に貼り、
「お待たせいたしました。『繁華街の夜』でございます。」
とまだほんのりと温もりを持つ出来立てのキャンドルを差し出した。
「なんだか少し甘い香りがするわね。」
客は鼻先で軽く容器をくゆらした。
「蝋に少しだけ蜂蜜が混ぜてあります。」
店主は先ほど書いていた小さなカードとお揃いの柄の小箱を取り出した。小箱の中には小さなお香が入っている。
「ベースに浅い時間の夜を使っております。全体的にフレッシュで刺激的なひとときになるよう配合いたしました。こちらのカードに使い方などは詳しく記載していますが、夜をお使いになるときは必ずこちらの「朝」もお使いください。確実に夜から醒めることで『夜焼け』や『昼酔い』といった時間的症状を防ぐ効果があります。また、最近多いのですが、夜から醒めたくないというお客様がいらっしゃいます。しかしそのように夜を独り占めしてしまうと時間平等法違反となってしまいますので、僕たち調合師は『朝』も一緒に提供するよう義務づけられているのです。――夜は皆のものですから。」
「わかったわ。何事も適切な量がいいわよね。」
「そういうことだ」と黒猫がうんうんと頷く。
「夜もいいけど朝も朝でどんなテイストか楽しみね。」
「ええ、折角ですから存分にお楽しみください。お渡しするものはこれで以上です。不備がないようでしたら箱に詰めますね。」
「ええ、お願いします。」
キャンドルとお香、カードを木箱に詰め、仕上げにリボンをかけて結び目に封蝋で封をする。
「では最後にお代ですが、カウンター越しではなんだか味気ないのであちらのテーブルでお話ししましょう。」
店主は蓄音機のそばのテーブルを指さした。
「昔の話をできるなんていつぶりかしら。たまには沢山おしゃべりするのもいいわね。」
カウンターから立ち上がった客を黒猫がテーブルまで先導する。
客と黒猫がしばらく戯れていると、ようやく手にティーセットを持った店主がテーブルについた。あとをティーセットに任せたカウンターの器具たちは静かに楽屋に戻り、客の前には空になったグラスの代わりに湯気の昇るティーカップが置かれた。すっかり更けた夜に香ばしい茶葉と優しいミルクの香りが満ちる。
夜はこれから。
――それでは良い夜を。またのご来店をお待ちしております。
fin.
橘夕樹「夜を売る店」 Produced / Written by 橘夕樹(https://bsky.app/profile/yuuki-tatibana.bsky.social)
2024.9.18 G.Slope & Hill's Planet
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TULIPAHAN KÄÄRITTYÄ-その2
Helsingin Sanomat(ヘルシンキ新聞)が別冊号として発表したカーリヤ特集記事を、英訳→和訳しています。 ★英訳全文はこちら ★その1はこちら 以下和訳ーー
2023年10月3日 イェレ・ポウホネン宅 ヴァンター
フィンランドで最も旬なアーティストがここに住んでいるとは誰もが思いもよらないだろう。 巨大な名声を得たからと言って、アーティストがいきなり豪勢な暮らしを送れるようになるわけではない。イェレ・ポウホネンは、高級車もロレックスも彼には必要ないのだと言う。もし必要になる時が来るとしても、それはもっと後のことだ。
もしAIにフィンランドのアパートがどのような感じなのかを尋たなら、おそらくこのティックリラの物件が回答例としてあがるだろう。 明るい色の外観。駐車場。ドアのそばに放置された電動スクーター。 ポウホネンの自宅の正確な場所は国家機密に等しいため、これ以上の詳細を伝えることはできない。少しの情報も漏れ出さないことが極めて重要なのだ。さもなくば、人々がひっきりなしにその場所を詮索するようになるだろう。 3Kのアパートは、典型的なフィンランドのインテリアで飾られている。木製のキッチンテーブルと、明るい色のソファ。壁掛けテレビと湖の景色が描かれた大きな絵画。小さなキッチンの隣には仮設の収納スペースとして利用できる書斎があり、あらゆるカーリヤ関係のもの、そして大量のファンからのプレゼントであふれている。あまりにも量が膨大すぎて、それを整理する時間もない。
ポウホネンは、ヴァンター東部のヴァーララに生まれ、ルスケアサンタで幼少期を過ごした。今、彼は、子どもの頃に住んでいた場所から数キロしか離れていない街に住んでいる。 ここにはUMKで勝利したあとに越してきたが、この"カーリヤの引っ越し"は、ちょっとした騒ぎになった。6月にヴァンター市が、1年間ポウホネンのアパートの家賃を市で負担すると発表したからだ。 ポウホネンは、ニュースが発表された当初は、この件について別の側面があることの説明が欠けていたと語る。 「実はヴァンター市とスポンサー契約を交わしていたんです」 UMKの期間中、ヘルシンキのマルミに住んでいたカーリヤに、故郷からオファーがあった。ヴァンター市はポウホネンにアパートを提供する代わりに、一緒に仕事をしないかともちかけたのだ。 「世間の反応はちょっとおもしろかったですね。みんなはなんで僕がアパートを手に入れたのかわかってなかったので。ヴァンターはタダで僕にアパートをくれたわけじゃないんです」ポウホネンは言う。 ポウホネンが家で過ごせる時間はほとんどないうえに、近所を歩き回ることもできない。どれだけ隠そうとも、人々はすぐ彼に気づいてしまうからだ。
忙しい夏が過ぎ去ったあと、ポウホネンはすべての仕事やファンの視線から逃れようとタイへ飛んだ。だが、その休暇もそれほど長い期間ではなかった。 「自分のための時間をつくることが目的でした。ただ、本当にすべての仕事から距離を置こうとするなら、もう少し長く休みをとるべきでしたね」 カーリヤの秋のツアーは9月に始まり、12月まで続いた。また数十本のライブが彼を待ち受け、実質すべての週末が仕事で埋まっていた。 それに加えて、新曲も作る必要があった。"Cha Cha Cha"以来初のシングルとなる"It's Crazy It's Party"は、8月の半ばにリリースされた。 エストニアのラッパー トミー・キャッシュと共作したこの曲はしかし、それほど熱狂的に受け入れられたわけではなく、どのランキングでもトップに来ることはなかった。ただいずれにせよポウホネンは、それほどの反響は期待していなかった。 "It's Crazy It's Party"に取り組んでいたときからすでに彼は、この曲が新たなミリオンヒットになることはないとわかっていたのだという。 この曲は今もSpotifyで再生回数を伸ばしているが、それはカーリヤが有名になったおかげでフィンランド国外でもリスナーを獲得しているからだ。 新曲は失敗だったと言う批評をポウホネンは一笑に付した。いずれにしてもこの手のコメントは出てくるものだと彼は言う。 「"Cha Cha Cha"はいわばブルドーザーのような曲でしたから。この時点では僕たちは、何かを犠牲にするしかなかったんです」 いつかこの男自身も"犠牲"になる日が来るのではないかーーそう思える言葉だった。 ポウホネンは、自身の得た名声についてはひとつも不満はない、と繰り返す。 だが、彼はいつまでこのペースを維持できるのだろうか?
ポウホネンは、ライブや新曲の制作に加え、テレビ撮影やインタビュー、スポンサー契約が山のようにあったと説明する。 厳密にいえば毎週月曜日は休日のはずだったが、実際その通りだったことはほとんどない。1年を通して本当の休日だった日は、両手で数えられるほどしかなかった。 「あまりに多くのスポンサー契約を結んだことについて、自分を責めることもあります。でも一方で、まだオファーをいただけるうちに、すべて受けてしまったほうがいいとも思うんです」ポウホネンは言う。 「僕が何か特別な経験をしていると言いたいわけじゃないんですが…ただ事実、こんな状況を経験したフィンランド人アーティストは、ほんの一握りしかいませんから」 ポウホネンは、過剰供給によってカーリヤというブランドをだめにしたくはない、とレーベルに話している。 「数か月休みが必要だと感じたら休む、とチームには伝えました。もしあらゆることを強制されていると感じるようになったら、誰がなんと言おうと僕は辞めます」 いずれ引っ越しも検討している。彼の夢は、天井の高いロフト付きアパートに住むことだ。ヴァンターか、あるいは���ポーになるかもしれない。 ポウホネンは、彼にゆかりのある場所をめぐるツアーを始める。もっとも重要な場所は、若きポウホネンが自由時間のほとんどを過ごしたティックリラのアイスリンクだ。 アイスホッケー選手としてのキャリアは、彼が決して得られなかったもののひとつだ。それはひどく残念なことだった。 「僕は身長が低すぎて、キエッコ・ヴァンター(*ヴァンターを本拠とするアイスホッケーチーム。カーリヤはこのチームのユース出身)から外されたんです。人生最悪の日でしたよ」 そう語るポウホネンの身長は、170cm。 「たぶん僕は、音楽を通して自分のエゴをブーストしてしまったんでしょうね。体のサイズに関係なく自分を表現できるようになったんですから」
2023年10月23日 ラウンドハウス ロンドン
ロンドン北部のカムデンは、伝説的なコンサート会場があることで知られている。その中のひとつが、3,000人のキャパシティの会場、ラウンドハウスだ。ローリング・ストーンズやジミ・ヘンドリックス、レッド・ツェッペリン、デヴィッド・ボウイ、モーターヘッドなど、錚々たるスターたちがこのステージに立ってきた。
その建物の外で、何時間も並んでいる人たちがいる。午後7時にようやく開場したときには待機列は数百メートルに達し、次の交差点にまで伸びていた。列に並んでいる人々を見れば、彼らが誰を見に来たかは一目瞭然だろう。この日のカラーは鮮やかなグリーン。マイ・ボレロを作ってきた人も少なくない。なぜここに来たのか彼らに尋ねれば、ひとつの答えが浮かんでくる。 "本物"だから。
"カーリヤ"が実に計算されたブランドである一方で、イェレ・ポウホネンの誠実さと魅力的な人柄はひときわ輝きを放つ。どうやら彼には、言葉や文化の壁を超えて人々を魅了する力があるようだ。 この日の主役は、パーカーとスウェットに身を包み、ラウンドハウスの小さな楽屋に座っていた。2週間にわたるヨーロッパツアーの最後にして最大の公演が控えている。 一行は前日にアイルランドでの公演を終え、この日の朝にロンドンへと飛び、ホテルを経由して会場に到着した。ツアー中、常にそうだったように、この日も休む時間はなかった。 イェレ・ポウホネンは熱気を放っていた。 「なんかまだ終わるっていう実感がないよ!」
ポウホネンはヨーロッパツアーについて、これまでとはまったく違う姿勢で臨んだことを認める。夏の時点で、彼は開催地を17か国から7か国へと減らした。長すぎるツアーを組みたくなかったのだ。 ポウホネンは、海外のファンは「Cha Cha Chaだけ聴きたい」のだと思っていた。だが蓋を開けてみれば、彼らはカーリヤのフィンランド語の曲をすべて覚え、一緒に歌ってくれた。 アーティストは、ツアーでほかにどこへ行くことができるか考えている。例えばアメリカ。例えば日本。 「僕たちにはもっと広く海外展開するチャンスがある。フィンランドを捨てることなく、与えられたこの名声を受け入れ活かしたいと思っています」
この日の空気感は、夏のプーマラの小学校の教室とはまったく異なっていた。ポウホネンはメンバーたちと冗談を言い合うことはない。実際のところ、ほかのメンバーはその部屋にいなかったのだ。 彼らはそれぞれ個別の楽屋を割り当てられ、カーリヤはボディーガードのヴェイッコ・ケルマンが守る自分の楽屋を与えられていた。彼はフィンランド内外でポウホネンの警備を担当するために雇われていた。 アーティストはメイクをしながら、ヨーロッパツアーでは意識的に一人の時間を作っていると語った。 「プロとしてきつい状態に身を置いています。この先もこういった経験を楽しむことができるように、できる限りうまく対処したい。アルコールも断ってるんです――まあ、今日は例外なんですけど。今日はちょっとだけ飲みます」
ツアーマネージャーのイェッセ・ボスは、カーリヤの幼馴染だ。ボスとともに、ポウホネンはカーリヤの曲" Urheilujätkä"を書いている。ユーロビジョンが始まる時には、ボスは友人を助けるため通訳を買って出た。 「当初僕は、イェレがインタビューで話すことをすべて訳しようと思っていたんですが、イェレが彼の独特の英語でしゃべったほうがウケがいいことに気付いたんです」ボスはそう言って笑った。 それ以来、彼はカーリヤのツアー手配に関わる実務を担っている。イヤモニを調整し、どの曲をステージ上で撮影できるか検討するのも彼だ。
ほどなくライブが開演した。ラウンドハウスを埋め尽くしたオーディエンスはフィンランド語の歌詞を覚えており、"Cha Cha Cha"の合唱が巻き起こる。カーリヤは再び、大観衆の視線を一身に浴びる喜びをかみしめる。 ライブが終演し会場の撤収が終わると、ポウホネンはラウンドハウス2階のVIPエリアで成功の余韻に浸る。クルーや彼の母親、そしてアーティストのベスを含む数名の友人たちがそこに加わる。 幸せそうな笑顔を浮かべながら、ポウホネンは今の気分をこう表現する。 「なんとなく、今になってようやく、自分がアーティストであることを実感しています。海外の国から国へと渡り歩く、アーティストとしての夢の時間を生きているんだと」
打ち上げは午前1時に終わり、会場スタッフが一行を外へと案内する。彼らはこの後もロンドンの夜を楽しむつもりだった。 だが、一行が楽屋口から表に出たところで、計画は変更を余儀なくされる。 終演から2時間以上が過ぎていたにも関わらず、200人以上のファンがラウンドハウスの楽屋口でカーリヤを出待ちしていたのだ。 カーリヤが姿を現すと、周囲はたちまち騒然となる。若いファンがフェンスに殺到し、一緒に写真を撮ってくれと叫ぶ。完全なるカオスだ。ファンが群がり、ポウホネンの仲間たちは散り散りになる。写真やサインを求める声が延々と響く。 その時、ツアーバスが群がるファンの前に止まった。ボディーガードのケルマンが半ば強引にポウホネンをファンから引きはがし、バスのスモークガラスの向こう、彼が唯一平穏でいられる場所へと連れて行った。 ーー
続きはこちら→その3
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選詩集『poetryactivist』
選詩集『poetryactivist』目次
1.「青春プリズム(詩集『十代プリズム』より)」 2.「強がり(詩集『真夏の誘惑』より)」 3.「#シュウカツ(詩集『もしも、昨日の僕をぶん殴れるなら』より)」 4.「波巣(詩集『現代神話』より)」 5.「BUZZのキューピッド(詩集『Black Star』より)」 6.「ぼくはラジカル・ティーンエイジャーに憧れていた(詩集『蜂蜜』より)」 7.「異銀河旅団の帰還(詩集『異銀河旅行』より)」 8.「DEMAGOG RHAPSODY(詩集『ACID WAVE』より)」 9.「ゆびきり抱擁シンドローム(詩集『今日からはじまる永遠の青春』より)」 10.「いらない!(詩集『Aries 〜 白緋』より)」 11.「哀愁ぴえん(詩集『蒼糸楽団トーラス』より)」 12.「愛の���ラッド(詩集『Gemini -Evergreen Story-』より)」 13.「No.4(詩集『Cancer -アダジュニティ-』より)」 14.「おにぎり、あなたは何が好き?(詩集『獅子の食卓』より)」 15.「SINCE 2022(詩集『いつかの君に逢いにゆく』より)」 16.「ヒプノシス叙事詩(詩集『CANVAS -時喰う人たち-』より)」 17.「革命の世代(詩集『夜明け前』より)」 18.「ことば叙事詩(詩集『言語天体 -The Kotobatic Love Orchestration-』より)」 19.「みかんのうた(詩集『グロリアス・モーニング』より)」 20.「21世紀生まれの僕らに(詩集『青春群像 -Youthful Crowd-』より)」 21.「愛してるよ(詩集『私たちの青春』より)」 22.「サヨナラは言わない(詩集『消費期限』より)」 23.「恋愛ポートフォリオ(詩集『Poetry Showcase 03:恩師へ / 大人になるってなんだろう?/ 私の十代』Bonusより)」 24.「電脳都市(詩集『Poetry Showcase 04:アジアの旅人』より)」 25.「じゃあね(詩集『人類再考』より)」 26.「ブルー・エデュケーション・ラヴァーズ(詩集『青春謳歌』より)」 27.「孤独な海(作品集『GIFT2020』より)」
1.「青春プリズム」
屈折する、 感情も、行動も、何もかも。
挫折する、 夢も、目標も、何もかも。
愛なき時代とは言わないけれど、 今の時代に希望なんてない。
何もせず、 何かを始めようとするわけでもない、 そんな奴に希望なんて叫んでほしくない。
僕らに芽生えた反抗心は、 ひ���つの青春プリズムを産み落とすこととなった。
かつて、大人にその力で反抗しようとした学生たちのように。
表面的には沈静化したつもりでも、 学生たちにはずーっと芽生え続けている。
大人にもなれず、子供にもなれない。 ジレンマが僕たちを大人にする。
2.「強がり」
【1】 旅行鞄に 夢を詰め込み 独り旅に出たあの日
手を振る君が 贈ってくれた 赤いミサンガを見つめてみる
トンネルを抜ければ 広がる摩天楼 これから始まる物語(ストーリー) 想い浮かべて 胸を膨らませた 都会の新たな暮らし
生きるために何が要るのだろう 悲しみか? それとも歓び? 涙の果てに何が見えるかなんて 誰もわかりはしない
碧い海に 強がりな僕 孤独を抱きしめて 君に逢える その日信じて 憂いを越えてゆく
【2】 君のため息 淡いベッドシーン 大人への階段 登るための旅 エンディングはない 君と共に行こう
約束を交わした 放課後の教室 独り涙堪えても
流れる涙 君の笑顔が 黒板に映し出されて 忘れかけていた 君との思い出 生き生きと蘇る
悲しみを乗り越えるために 僕は何をすればいいんだろう? 諦めか? 目を逸らすのか? きっと答えはひとつじゃない
淡い河に 強がりな僕 弱さを抱きしめて 君に逢える 未来を信じて 自分を越えてゆく
【3】 決して忘れることはできないだろう 君と過ごした青春の頃の思い出 僕はここで夢追っている 現実と真実の闘争 淡い目論見 脆い約束 今僕は何処にいるのだろう
水たまりに 強がりな僕 青春プリズムよ 君に逢える 希望を信じて 夢を叶えてみせるから
碧い海に 強がりな僕 哀しみ抱きしめて 君に逢える 流星を信じて 涙を越えてゆこう
もう強がったりしないから……
3.「#シュウカツ」
埃だらけのアルバム 捲ってみれば あなたと過ごした日々 眩しく光る
純情な日々 みなぎる若さは 今の僕らに 無縁だけど……
何度も喧嘩して 何度も微笑んだ日々 青春の終わりが見えてくると 当たり前が輝きだした
別れの日に 涙は要らない 笑顔で送り出してくれ いつまでも泣いてちゃ 君らしくない いつかまた逢えるから
いとしさ せつなさ ぜんぶ閉じ込め 君に最後の愛を ここに贈ろう
青春のときめき 思い出してみれば あなたと暮らした日々 まるで走馬灯
若さに溺れ 何も言い出せず 堂々巡り続けた日々 それも蒼さか?
別れの日に 涙は要らない 笑顔で送り出してくれ クヨクヨすんなよ 君らしくない 必ずまた逢えるから 希望 絶望 ぜんぶ閉じ込め 君に最後の愛を ここに贈ろう
埃を被った小説の 栞はあの日のまま さらば思い出よ 愛しき日々よ さよなら
君と暮らしたこの家 出逢った日に もう一度戻れたとしても やり直したいとは思わない 君が好きだよ この胸に飛び込め 必ず幸せにするから!
別れの日に 涙は要らない 笑顔で送り出してくれ 人生の終わりに 涙は要らない 笑顔で送り出してくれ
いとしさ せつなさ ぜんぶ閉じ込め 君に最後の愛を ここに贈ろう
一緒にいてくれて 本当にありがとう
4.「波巣(なす)」
通知音 通知オン - 通知オフ 通知待ち
フォロワー数 フォロー - リムーブ フォロバは精神安定剤(medicine)
僕らはこの波で 波に乗れずに 溺れそうな身体を 無理に支えて
僕らはこの波を 希望と信じて 今日を生きている
フォロワーの数がなんだ フォロバされないからってどうなの 所詮 形のない関係なのに 接続する 現実生活(real life) 減速する 心(Heart) 使い捨て 素材(contents) サイバーパンクを誰もが夢見ている いい気になってんじゃねえと お前に叫びたい 遥か後ろにいると思い込んでいる 僕は僕じゃないさ
この波に真実(ほんとう)を求めてはいけない 虚無と虚像に騙されてるだけさ 僕は僕じゃない 君も君じゃない
少女のように見える人も 実はおじさんなのかもしれない 加工アプリ 音程調節 声も 映像も 姿も 自由自在 魔法逃避 そこにいるはずの人が ヴァーチャルに消えてく 絶望しても 誰も知らんぷり 誰かを傷つけるために 誰かをダシにしてさ 右だとか 左だとか あいつが気に食わねえとか 単なる思い込みが 社会現象になる あの有名人(スーパースター)を この声で苦しめよう
波は人を変えてしまう 依存は人を殺してしまう
ヒットは崩壊する 消滅した世論 ニュースや新聞がどんなに叫んでも 時代は変わらない 季節は過ぎてく 生き残るためには 受け入れる勇気も必要だ
目の前にある 吐息を感じて
すぐ傍にいる あなたを愛して
確かめよう わたしの波を
5.「BUZZのキューピッド」
寝ぐせをつけて シワだらけの服で ここに現れた そんな彼が私のdarling
抜けてるとこばかりで とても頼りなくて 時々ムカつくけど そんな彼が私のhero
髪型を変えたら褒めてくれるし メイクしたら「かわいい」って言ってくれるし まるでスターになった気分ね そんな彼が私のprince
今夜もカシスオレンジで 恋のBPM(鼓動) フジヤマ越えて昇天しそうだ 明日もカシスオレンジで 赤く染まった顔が見たいの
寝惚け眼で ドアを開けてみれば 恋のシャッター こんな恋が世間にバレた
通知 つぶやき 無限大 慌てふためく彼が ちょっと哀れに見えた こんな恋に…… 気分はdrama queen
倍々ゲームでフォロワーは増えてく 通知が止まらず慌てる まるでスターになった気分ね そんな彼に大好きのキス
今夜も夢のコスチュームで キミのBPM(鼓動) フジヤマ越えて 悩ましく身体重ねる 明日も夢のコスチュームで 赤く染まった顔が見たいの
私はBUZZのキューピッド
私がいなくなっても 私のこと 忘れないよね? 忘れたら 今度は取り憑くぞ☆ 今夜のうちに荷物纏めて 次の彼の下へ……
今夜もgeekを惑わせて 愛のBPM(鼓動) 高鳴る彼を 艶やかに嘲笑う
明日もgeekを惑わせて 赤く染まった顔が見たいの 私はBUZZのキューピッド 明日はあなたのキューピッド
世界は私で回ってる
6.「ぼくはラジカル・ティーンエイジャーに憧れていた」
君に逢ったのはいつだろう。 過ぎ去りし日々、あなたに贈る愛の歌。 そして、とびきりのラブレター。 この素晴らしき愛のために、今日も歌い続けている。 ぼくらは貴方たちと共に、終わらない夢を追いかけている。 ぼくらは貴方たちと一緒に、永遠の愛の歌をここで歌い続けている。
ひとつ、告白しよう。 ぼくはラジカル・ティーンエイジャーに憧れていた。 貴方のようになりたかった。 貴方みたく素敵な歌を作りたかった。 でも、今のぼくはダメだ。 どこにでもいるような、普通に満足したままの猿だ。 だからこそ、貴方たちの背中を追いかけたい。 届かないかもしれないけれど、適わないかもしれないけれど、せめて…… 同じ時代を生きる歓びを噛み締めたい。
「諦めない夢は終わらない」 確かに、貴方はこう言った。 ぼくもこの言葉を信じている。 どんなに不器用でも、諦めなければ、頑張り続ければ、きっと夢は叶う。 ——創作者になりたい! あの日、ぼくは夕陽に向かってこう叫んだ。 今のぼくは何処にいるのだろう。 どの道を進んでいるのだろう。 先の見えない時代で、ほんとは怖いんだ。 世界をどんなに変えたくても、自由に動いてはくれない。 思い通りにならない、上手く進めない。 だから、ぼくはラジカル・ティーンエイジャーに憧れていた。 ただ、あの時代の熱に、憧れていたんだ。
7.「異銀河旅団の帰還」
ひかりが現れ すべてを飲み込んでいく 僕らの翼は 宇宙に消えていく
終わりが来たのさ 還る日が来たのさ 僕らは役目を終え 宇宙に還るとき ブラックホールに吸い込まれる仲間へ 静かな歌声 天使の微笑み 目の前に広がる ひかりがささやかな贈り物になる
希望を持って帰ろうか 自由になって帰ろうか
語らうのは…… 幸せと僕らが犯した罪 微睡むのは…… 愛しさと僕らが犯した罪
舟は語るよ ひかりは語るよ
異銀河旅行を僕らに贈ってくれたのは 明日への希望と その先にある“期待”を 抱きしめるためなのだろう
やさしさの祝福 ぬくもりのファンファーレ
僕らが旅に出てから 母なる星が選んだ道は 何も知らない僕らの舟を 抱きしめることだった 絶望した神々は再生を選んだ
見たこともない渦に 僕らは吸い込まれていく 何千兆のひかりは 僕らに語らずに 人がすべてを悟ったとき 息の根をとめるだろう
地球は碧く 美しく輝く……
地球は碧く 美しく輝く……
喜びも 怒りも 哀しみも 楽しさも 誰かのタクトに導かれて 結末へ向かうだろう
もう誰にも 止められはしない 手遅れになったとき やっと人は気づくだろう
仲間たちの涙が 真実を示すだろう
地球は碧く 美しく輝く……
地球は碧く 美しく輝く……
これが涙か 地球の涙なのか
嗚呼…… 嗚呼…… 嗚呼……
8.「DEMAGOG RHAPSODY」
幸せになりたくない人なんていない 優しくなりたくない人などいない 淋しいのがいいって人はいない 怒られるのが好きな人もいない
ああ 愚民たちよ なぜ君たちはそんなに愚かなのか? ああ 愚民たちよ どうして君たちはそんなに馬鹿なのか??
悲しいほど静かな街の中で ただ大好きなものを投げ捨て 俺はここまで歩いてきた 素直に夢を追いかけてきた
ラララ ラララララ ラララ ラララララ
文句を言う前に 君のやるべきことをやれよ 誰かをアジる前に 君のやるべきことをやれよ
言いたいことを言えば 風の噂で火は巻き上がり 還ってきた時には姿を爆弾に変え 俺の前で導火線が切れる
あきらめろ もう遅いぜ あきらめろ もう遅いぜ
声を挙げるのが遅すぎたのさ もう止まりはしないのさ
暴走電車にようこそ 華やかな宴にようこそ
怒れ 怒れ 怒れ 怒れ 怒れ 笑え 笑え 笑え 笑え 笑え ぴえん ぴえん ぴえん ぴえん ぴえん しくしく しくしく しくしく しくしく しくしく
自分がヒーロー気取りで 正しさの意味さえ知らずに 君は正しさを語るつもりなのか それならケチャップを丸呑みしてまで 苦労の道を歩むことはないだろう?
おかしいことはおかしいと言うのだ 違うものは違うと言うのだ 寂しいときは寂しいと言うのだ せつないときにはせつないと言うのだ
神がこの星を創り 俺たちがここに産み落とされた 宇宙の法則の中 流星群に乗り 飛びたて 夜が嵐に包まれて かつてない狂騒 明日は闇に覆われて かつてない競争 着せ替え人形のように お前も変わり身が得意だな!
壊してばかりじゃ何も始まらない 叩いてばかりじゃ何も産まれない 涙ばかりじゃ何処も渡れない 争いばかりじゃ夢も翔ばない
華やかな週末に 綺麗なドレスで着飾って 鏡の間 集結する若人よ
ひどく暑い夏に あの橋を駆け抜けてゆく 髪を束ねた 少女ランナー
黒雲に青空は見え 彼方には遥かなる山 その滾るような美しさ 忘れかけてたもの 子供たちのあどけない微笑み 淋しかったから 声をかけてみよう
ロックは死んだ ロックは死んだ ロックは死んだ サイレントマジョリティー 広場に人は集まり まだ終わってないと声を挙げる 意味がないと知っていても 変わる可能性がある限り 闘い続ける 走り続ける それが人の慣性
ダイスを振れば 転がる石のように 気まぐれに時代は変わる
誰かの声に揺られて 転がる石のように 気まぐれに世間は変わる
最高の詩があれば 世界も変わるはずさ
もう一度 信じてみたい もう一度 愛してみたい
愛する勇気をみんなで持てば きっと世界は良くなる
パンドラの函を開く前のように カオスのない世界 まだ物語は始まりすらしない 人間なんだもの 毎日 君も生まれ変われる 世界はもっと良くなる
9.「ゆびきり抱擁シンドローム」
あなたは頑張っているよね 頑張れないこともあるよね もう頑張らなくていいよ 頑張れなくてもいいよ
その一言がどんなに心を軽くしたか あなた次第でわたしは空を飛べたのに
精一杯生きてる あなたは頑張りすぎてる 今日くらいは深呼吸してさ 好きなように生きてみようよ
いつか頑張り方がわからずとも ちゃんと生きていけるようにって ここで指切りしよう
あなたに言われたこと 今も覚えているよ もう頑張らなくていいよ わたしが見てたから
その一言がわたしをどれだけ救ったか 言葉次第でわたしは散ってたかもしれない
性懲りも無く生きてる あなたは頑張りすぎてる 今夜くらいは深呼吸してさ 好きなように生きてみようよ
いつか生き方がわからずとも ちゃんと生きていけるようにって ここで握手しよう
あなたが人生にサヨナラを告げる日まで どんなに幸せでも憂鬱でも 生きていかなきゃいけないのだから わたしが出来ることはなんでもするよ この一言があなたを傷つけたことに気付いたのは あなたが死んでからだった
精一杯生きてる あなたは頑張りすぎてる 今日くらいは深呼吸してさ 好きなように生きてみようよ
いつか頑張り方がわからずとも ちゃんと生きていけるようにって ここで指切りしよう
ここで生きたあなたは ほんとに頑張りすぎてた 今日くらいは泣いてもいいよね 好きなように泣かせてよ
精一杯生きてる あなたに気付けなかった 今日くらいは叫ばせてよ ごめんね…… 救いたかった……
独りよがりの言葉 馴れ合いの世界 好奇心で集う若者 薄汚れた社会
性懲りも無く生きてる あなたは頑張りすぎてる 今夜くらいは深呼吸してさ 好きなように生きてみようよ
いつか生き方がわからずとも ちゃんと生きていけるようにって ここで握手しよう
いつか頑張り方がわからずとも ちゃんと生きていけるようにって ここで指切りしよう
いいや…… なんでもないよ
10.「いらない!」
あれもこれもいらない! 無駄だからいらない! 使わなさそうだからいらない! 気に入らないからいらない!
こんな世界で夢追いかけても 何も変わらないとわかっているから
夢なんていらない 愛なんていらない いっそ全部捨ててしまおう
君もあなたもいらない! この街にいらない! 社会にいらない! 間違えてるからいらない!
一生子供のままでいい 世界に大人なんて一人もいない
光なんていらない 影なんていらない いっそ全部捨ててしまおう
人はいらない! 生き物もいらない! 地球もいらない! 太陽系もいらない!
星なんていらない 宙なんていらない いっそ全部捨ててしまおう
時間はいらない! 過去も未来もいらない! 無も有もいらない! ありとあらゆる偶然も必然もいらない!
いらない! いらない! いらない!
11.「哀愁ぴえん」
寝ぼけ眼に 目覚ましパニック DOKIDOKI☆FORTUNE 調子はどうだい?
苦し紛れの とびきりスマイル 遅刻ごめんね その場凌ぎ
“夜空を繋ぐふたりの愛は 渚に揺れる波のよう”
やけに文学的なキミの言葉 恋の終わりは突然やってくる
そんな時はぴえん どんな時もぴえん 魔法の言葉で時代変えよう
やっと会えたぴえん 話聞いてよぴえん ポンポンポーンで青春天国 いつでもどこでもぴえん日和
Love Love Love 哀愁ぴえん!
カルシウム足りない 愛も足りない TARINAI♡DUKUSHINO 切ない友情
“あなたはいつもウワベだけだね”
別れ際のキミの言葉 一生許さない
そんな時はぴえん どんな時もぴえん キュンキュンバンバン あの歌みたく
忘れたくてぴえん 泣きたいよぴえん キラキラ輝く青春天国 いつでもどこでもぴえん日和
Love Love Love 哀愁ぴえん!
ドラマのような恋愛がしたい 雑誌のような顔になりたい これが魔法の言葉 ぴえん ぴえん ぴえん
そんな時はぴえん どんな時もぴえん 夕陽に向かって愛を叫ぼう
恥ずかしくてもいい 上手く言えなくていい 私らしくいたい 青春は終わらない
やっとわかったぴえん 大好きだぴえん キラキラ輝く青春天国 いつでもどこでもぴえん日和
あなたがくれた 群青ぴえん Love Love Love 哀愁ぴえん
12.「愛のバラッド」
悲しみの夜が 今日もやって来た 君との時間だけは 終わらないと信じてた
あの頃の俺達は ずっと若かったね 君が傍にいる 意味もわからなかった
夕陽に照らされて 自転車を押して帰った日 アヤメの花を握ってさ 約束したこと
今も覚えてるよ 忘れたフリをしたけど 些細なすれ違いが いつしか大きな傷になった
今だから言える 後悔してると 別れてもいいと言って ごめんね
安らぎの夜が 今宵も明けてゆく 君と共に過ごした日々が 無性に恋しくなる
思い出話に 浸りたくはないが 夜が深くなる程に 後悔が止まらないよ
泣き明かした夜は ずっと電話したよね アヤメの花は枯れたまま 月の光を浴びて
今も覚えてるよ 無かったことにしたけど 些細な嘘が 心のかさぶたを開く
今だから言える あの言葉の意味を 別れてもいいと言って ごめんね
君のことだから 新たな恋を育むだろう 俺なんかよりずっと立派な恋人 でも忘れられない 忘れてはいけないんだ 忘れてはいけない気がする 過去に縋るなんて こんなの俺じゃないけど 自尊心……
今も覚えてるよ 忘れたフリをしたけど 些細なすれ違いが いつしか大きな傷になった
今だから言える 後悔してると 別れてもいいと言って ごめんね
今だから言える あの言葉の意味を 別れてもいいと言って ごめんね 愛のバラッド
13.「No.4」
サヨナラを言う前に、 ちゃんと話したかったよ。
ごめんね、 ありがとう、 そして、 サヨナラ。
もっと話したかった、 あなたを知りたかった、 私を知ってほしかった、 人と分かり合いたかった。
僕らにはお互いに、 余裕などなくて、 ふとした言葉が君を、 傷つけていたんだ、 正直に言うと、 私もあなたの振る舞いに、 ちょっとムカついてたし。
だから、 たくさんの言葉に、 もう何も返さないまま、 無かったことにしてしまおうと、 削除キーを押したよ。
しかし、 時が経つほど、 言葉が重荷になって、 忘れられない過去に代わり、 傷口を開いてく。
二度と話すことなど出来ないが、 最後に一言だけ言ってやりたかった。 「君もさほど変わらないでしょ」
14.「おにぎり、あなたは何が好き?」
恋人とのランチタイム 互いにおにぎりを作ってくることにした 綺麗な三角は作れなかったけど 僕なりに頑張ってみた
中庭でランチボックスを広げると 恋人は僕のおにぎり���驚いた 高菜と昆布を入れたのだが その組み合わせが不思議だったらしい
コンビニのおにぎりなら 梅とツナマヨがいい でも折角自分で作るのなら いつもと違うものを作ってみたかった
そんな話をすると 恋人はおひさまのように微笑んだ この笑顔が好きだ 君を好きになった理由を思い出した
恋人がつくったおにぎりは やさしい味がした 恋人も同じように思うのだろうか 表情と仕草が気になった
青空に雲がぷかぷかと浮かんでいるように 穏やかな時は流れていく いつか別れが来るかもしれないが 今はこれでいい
恋人と過ごす この瞬間が好きなのだ だからこれでいい ずっとこのままがいい
15.「SINCE 2022」
ひとつ上の先輩に憧れて 私もピアノを始めたよ 最初はこんなステージに立てるなんて 想像もしてなかったけど
今はあなたがいるから どんな歌も声も力になる 大切な人や愛を守るために 今日もここで音楽を奏でるわ
三国ヶ丘のステージで 恋の歌を歌っていた頃 聞いてくれたのはふたりでも 心は胸いっぱいのぬくもりに満たされてた
今こそあの頃に感謝を あなたと青春を謳おう
明日に向かって 一歩目を踏み出す 勇気があれば それでいいよ
夕陽が沈む寸前の公園で あなたとよくセッションをしたよね 庄内の街で愛を叫んでいた頃は まだ大人になりきっていなかった
いつか友と夢を語り合った日は どんな歌も届く気がした 遠い国で音を見つめるあなたに この声は届いているかな?
心斎橋のステージで 無邪気に歌っていた日は どんなに叫ぼうとも明日は見えずに 帰りの電車で愚痴をこぼしてばかりだった
今こそあの頃に感謝を あなたと青春を謳おう
夢があるなら 私と一緒に 勇気があれば それでいいよ
もう愛の歌を唄いたくはないと 恋人とぶつかった日もある 大恋愛が終わった夜 かつての友に久々に電話をした
嫌いになりかけていた音楽が 友と歌うだけでまた好きになった
私はやっぱり音楽しかないの 愛すべきものがわかった気がした
三国ヶ丘のステージで 恋の歌を歌っていた頃 聞いてくれたのはふたりでも 心は胸いっぱいのぬくもりに満たされてた
今こそあの頃に感謝を あなたと青春を謳おう
明日に向かって 一歩目を踏み出す 勇気があれば それでいいよ
あなたと私のこのステージは すべての物語の始まり かつて私が音楽を始めた頃 無邪気に夢見てた場所
夢は叶えるためにあるもの 一緒に手を取り合って 私はそれが偶然音楽だっただけ あなたとまだ見ぬ夢を叶えよう
今こそあの頃に感謝を これからもあなたと…… 青春を謳ってゆこう
16.「ヒプノシス叙事詩」
【A】 神秘の港で 新世代のブルースを奏でる少女 想像は現実を越え さらなる超絶技巧を求める
走るウマグマ 心臓をすげ替えた男 虹色の牛が街をたむろし 不気味に帽子が笑う
その名は誰も知らず その顔も知らず いくつもの噂の果てに 虚構の素顔が生み出される
打ち棄てられたエシクス 解れたままのイデア
【B】 電気の武者が やさしく老人の世話をする おせっかいなほど丁寧に 不似合いな言葉を並べる
電子・光・管弦楽団 聖地巡礼 土曜・早朝・写真
百眼の巨人アーガス この世のすべてを飲み込む 未だ序章 トリロジー
自動車の群れ ハイウェイは狂騒に包まれる 突然雲の影 Crying Laughing Loving Lying
ロマニーの愛 オリビアの嫉妬 狂気が誘う 殺戮のハイタッチ Pair! Pair! Pair!
第三世界の曙に さらなる深みへ……
【C】 聖なる館 灰は燃ゆる 四枚目のウィッシュボーン バンドよ駆け抜けろ
ブロードウェイ 眩惑される 競獅子 不安は募る 悪に染まる会社 運命のカード
見つからない……エルドラド 精神の波……いつかのトイレ あなたがここにいてほしい
アラビアンナイト 火星の女神 荒廃した街角で
アメリカを越えてゆけ 己に酔いしれてもいい 悪戯電話プレゼンス 愛ゆえに泣き叫んだ後の 突然やって来た静寂よ
空が燃えている 生き物たちは笑ってる
【D】 究極 顔を合わさなくとも 大都会の孤独 乗り越えられる スリリントンはロンドンで唄う デイヴ・ギルモアのギターが唸る傍で
薄濡れの夢 トマトを食べろ そして残ったのは三人の勇者 Never Say Die…… 神に誓おう 宇宙を取り戻すまで 終わらない Resistance!!
血塗れの旅人 滅亡したインカ帝国
銀河のヒッチハイカー ようこそ愛のドライブへ
【E】
やけに乾いた愛 - Yes, Sir!! やけに吼える狼 - Yes, Sir!!
昨日逢えませんか? 夕闇をひとり 彷徨う少女
共同戦線 闇からの一撃!
【F】 銀河船VOYAGER ダイヤモンドは粗く深く 君を見つめるだろう 恋の炎のままに
銀河船VOYAGER ダイヤモンドは粗く深く 君を見つめるだろう 恋の炎のままに
銀河船VOYAGER 原子力で駆動する棲家
銀河船VOYAGER 狂気の先へ行こう ヒプノシス 永遠に
17.「革命の世代」
【A:革命の果て】
闘いの果てに 平穏は戻った 普通の暮らしは 今や過去のもの
街は静けさの中 リュートの音が響き 誰かの涙を語る 世界は変わった
【B:名誉の唄】
民衆の選んだ者が 独裁者に変貌する 誰も気付かぬまま 国は染め上げられていく 気づいた時には もう手遅れだった
罪なき者が武器を取り 侵略者の恥も何処へやら 正義を信じてここまで来た ある日突然現実に気付いたのさ 心に襲いかかる嵐の影 立ち上がらなければと決意した
いつか歴史は語る 物事の正当性 勝者を見つめて 敗者は怨念を秘めた あの頃の僕らに想像もできない 現実は空想を凌駕するもの
自分自身の正義を信じて かつての王朝を倒すと決めた 身の危険は厭わず 時代を変えるために 君よこの手を取り 明日を掴み取れ
【C:我に勝利を】
陰謀の果てに 街に民衆は集う 未来を見つめ 誓いあった者達
慌てふためく 独裁者の姿 宮殿に人々は集い 正義が勝利した
センセーショナルに 報道は伝える 不変の壁や体制が変わる 民衆は時代を破った
【D:英雄よ理想郷を築け】
英雄が舵を取る 新しい時代の到来 人々は祝福し 未来を思い描く
まだ見ぬ青春 素晴らしき人生 ロックスターは夢を語り 俳優は銀幕で躍る 理想郷の幕開け
【E:歴史は繰り返す】
降り止まぬ雨が本質を語る 笑顔の裏に果てなき欲望 力は人を変えてしまったのか 群衆は再び涙を流す
【F:革命よ再び】
S通信の一報が センセーショナルに 世界を駆け巡る
見えない壁に 囲まれた国にも 言葉は透過する
涙が怒りに 怒りは力に もう一度自由のために! 英雄は悪魔になった!
【G:止まらないカオス】
なぜ人は過ちを犯すのか 痛みを厭わないのか
怒りは届かぬまま 今日も晴れ渡る この空も皮肉屋になったのか
【H:運命の唄】
家の中に国境が敷かれ 離れ離れになった恋人たち
好きになった時は同胞だった 結ばれた時も想いあっていた
新たな生命が生まれた瞬間 あの革命が起こり 家族は引き離された
Breaking News!! Shall We Dance!? 踊らされる人
Breaking News!! Shall We Dance!? 罪なき人
終わらない 怒りの果てに
【I:時は語る】
数十年の時が僕らに流れた 子どもの顔も思い出せぬようになった いつか見た夢の痕は 無邪気な幼虫の踊り場
【J:自然摂理】
すべては自然に還る 安らぎと不変の時 風は憂いを吹き払い 光は生命を育む 時代は天の思うがまま
【K:革命の果てに僕らは……】
闘いの果てに 平穏は戻った 普通の暮らしは 今や過去のもの
街は静けさの中 リュートの音が響き 誰かの涙を語る 世界は変わった
嗚呼 僕らは何のために 立ち上がったのだろう
歴史は僕らを慰めない 現実が今を語る 革命の果てに僕らは大人になった
18.「ことば叙事詩」
(地球誕生)戦禍の中に 言葉はいらない 理想を掲げ 使命を果たせばいい
悪魔の声が この胸に轟く 理想の先に 何を攫めるというのか
過ちの果てに 掴み取った未来を 壊す奴を許すな 悪魔に悪魔が笑う
単語(恋) 文節(してる) 文章(恋してる)
恋してるの訳し方を 76億の民は知らない I Love Youじゃ訳せない 言葉の隙間にある真意よ
曖昧さを愛するがゆえに 一元的な正義に恐怖する そのくせ一つになると 揺るぎない連帯
流されることに気づかぬフリして 考えるのを諦めた
君の声に怯えて 僕らは顔を覆ったまま やりたいことをやるために 悪事に手を染める
君と目を合わせず 僕らは安らぎを探して やりたいことをやるために 自分を妥協する
僕らはいつ歌うことを覚えたんだろう? 僕らはいつ踊ることを覚えたんだろう?
忘れはしないよ 君がそこにいたこと 青春と後悔の果て 涙は止まらない
全部捨てちまえ! 言葉も愛も捨てちまえ! 炎で燃やしてしまえ! 日常を投げつけてしまえ!
激情のままに踊ろう 退屈な言語天体で 踊り明かすことしかできない 自分の無力さを嘆く
あいうえお かきくけこ さしすせそ たちつてと なにぬねの はひふへほ まみむめも やゆよ らりるれろ わをん 憎み合うために 生まれてきたわけじゃない 恨み合うために 生きてきたわけじゃない
未だ終わらぬ戦争よ 人を嘲笑う差別や格差よ 最後に誰が笑うのか
言葉は生まれ もうすぐ死んでゆく 協調という名の欺瞞が見えた
それでも生きてゆく 強く分かちあう 言葉にまだ出来ることはあるさ まだ死ぬ時は先さ
サイバー空間の中で 僕らが生きる意味を探そう 言葉の価値を決めるのは 他でもない君自身さ
今生きている君こそ ことば叙事詩の主人公
19.「みかんのうた」
みかん みかん 僕のみかん みかん みかん 君のみかん みかん みかん 一粒つぶ みかん みかん 一口でも
酸っぱくて顔を顰めるキミも 甘くてサムズアップするキミも まるで恋愛のようなその味に ずっと一目惚れしたままなんです
僕らはきっとみかんが好き あなたもきっとみかんが好き 和歌山 愛媛 静岡 熊本 みかんと一緒に大きくなる
20.「21世紀生まれの僕らに」
【1 - 子どもたちの詠唱(アリア)】
20世紀終わりの狂騒を 僕らは何も知らない 21世紀始まりの歓喜を 僕らは何も知らない
安らかに生まれ 健やかに生きる
希望に満ちた未来へ向かう 子どもたちの声が聞こえるか
【2 - 夜明けの戦争狂交響曲(シンフォニー)】
平和へ向かっていたはずの 人々たちの群れに Shocking!!
崩れ堕ちた平穏に 慌てふためく為政者たち 群衆は熱に浮かされたように 戦争へと足を進める
時は満ち 風は起こり 安らかな日々を求める
群衆は熱に浮かされたように 戦争へと足を進める
独裁者のせいでも 民主主義のせいでも メディアのせいでもない
すべては群衆が求めたこと あまりに無責任だ
他意も悪意も鋭意もなく 無邪気に…… 世界は塗り替えられていく
【3 - 精神科医の輪舞曲(ロンド)】
ニュースは女と子どもに寄り添う 群衆は報道に涙する
本当に目を向けることまで 感傷的な声に惑わされ 大切なことが見えなくなる
性別と年齢の調和が 彼らに武器を持たせた 近隣に住む友人は 国境線の向こうにいる
ふと地面を見ると 転がる死体の群れ 傷ついた首に光るネックレスが 友の面影を語る
もう武器は持てぬ 人は殺せぬ 愛と正義のために
精神科医は夜明けまで 休みなしに働く
この戦争はもう 永久(とわ)に終わらないのか
誰のための戦争か 戦争は何を生むのか
現状打破への焦りが 人類最後の叡智を 隣人へ遣わす!
踊る精神科医 笑う精神科医 嘆く精神科医
【4 - 電子幻想曲(エレクトリック・ファンタジア)】
世界を揺るがす 銀色の箱に 新世界への扉が 開こうとしている
音楽を1$で買えるようにして インターネットの民主化を目論む
その先に何があるのか 誰も知らない
だけど…… 禁断の果実は すでに齧られてしまった
もう止まらぬ 止められぬ シリコンバレー発の革命
世界を揺るがす 銀色の箱に 新世界への扉が 開こうとしている
【5 - スマートフォンの哀歌(エレジー)】
見渡せば スマートフォン 見つめる人の群れ
聞こえない スマートフォン 見つめる人の本音
感じない スマートフォン 見つめる人たちには
味のない スマートフォン 見つめる人が見ているもの
【6 - 正義の小歌劇(オペレッタ)】
独裁者が倒された 正義は勝った
歓喜に沸く群衆に 指導者は主張する
愛する人が傷ついて 目の前に現れる そんな現実の中で なぜ群衆は喜ぶのか
私にはわからない(何故!) 私にはわからない(今!) 私にはわからない(さあ!) 私にはわからない(変えよう!)
戦争は人を豊かにはしない 戦争は偽物の富を国家にもたらす
だから止められない 他人を唆して 都合のいい嘘で塗り固め 愛と平和の名の下に 無名戦士たちを戦場へ送る
私にはわからない(何故!) 私にはわからない(今!) 私にはわからない(さあ!) 私にはわからない(変えよう!)
ここからが本当の 戦いだ
【7 - アラブ奇想曲(カプリッチオ)】
銀色の箱が 塗り替えた世界は 指導者たちの横暴を 決して許さない
片手で収まる 銀色の箱は 写真も撮れるし 声も録れる
ひとりひとりが かつてのマスメディア ひとりひとつの メディアを運営する
あなたの一声が 世界を変えられる 隣の国が出来るんだ 私たちにだって出来るさ
希望を見つけた 群衆は止まらない
影響を持つ人を 誰もが夢見る時代
SNSの海で巻き起こった嵐は 目に見えないままに この国のアンシャン・レジームも 打ち破る!
気概を持て! 勇気を持て! 明日をこの手で創り出せ!
【8 - 群衆の舟歌(バルカローラ)】
安らかな眠りにつく 子どもたちに 平和の意味を尋ねられた時
君はどのように 言葉を紡いでみせるのか
希望に塗り固められた 虚構を伝えるか
それとも現実を素直に 言葉にしたためるか
何れにせよ 大人たちの態度��問われる
安らかな眠りにつけない 子どもたちに 生きる意味を尋ねられた時
君は如何にして 愛情を伝えられるのか
誇張に塗り固められた 誇張を伝えるか
それとも静かなる愛を素直に 言葉にしたためるか
何れにせよ 子どもたちはいつも見ている
【9 - 社会の小即興曲(インベンション)】
未曾有の危機に うねりが生まれて 若者たちは 隙間を見つける
小さな成功が 大きな夢へと導く
大人になって忘れていた 目の前の物事へ 夢中になること
蹂躙されてきた 人々が声を上げる その背中を見て 群衆が時代に乗る
明日なき暴走が 希望の未来を創る
目の前の物事を ひとつずつ変えていく
でも置き去りにされたままの 大人や老人はどうなる?
目の前の物事を ひとつずつ変えていく
時代遅れと糾弾され 存在理由すら若者は否定する
踏み台にされたままの生き物たち 彼らの断末魔が聞こえた
過去と未来を繋ぐ 果てしなき分断の影 そこにあるのは 潜在的現実
何者でもない人に 名前が生まれて かつてない時代の波に 誰もが流されたまま
Fire! Fire! Fire! Fire! Fire! Equally! Equally! Equally! Equally! Equally!
【10 - 21世紀夜明詩(オーバード)】
今こそ! 地球に 目を向けよう
今こそ! 君だけを 愛してみよう
世界を変えるには 目の前の私から この星を守りたいなら 目の前のあなたから
21世紀の始まりに 生まれた僕らの物語は もう一度ここから 愛と希望を胸に旅立つ
世界では この瞬間も 誰かが生まれる
世界では この瞬間も
誰かが死んでいく
戦争を知らない子どもがいるなら 戦争しか知らない子どももいるだろう
空腹を知らない子どもがいるなら 空腹しか知らない子どももいるだろう
今こそ! できることを 私の力で
今こそ! できることを あなたの思うがままに
21世紀生まれを誇りあるものとして 未来の子どもたちに語り継げるように
今何が出来るのか考えてみよう そこから新たな未来が生まれるさ
夜明けはきっと すぐそこに
21.「愛してるよ」
愛してるよ 本当だよ 嘘じゃないよ 信じてよ
そりゃ束縛もしたけど 誰よりも好きだから
前より増えた煙草の本数 ちょっとした変化に気付けない私 本音を気軽に言えない彼は 合鍵を置いて家(ウチ)を出た
そりゃ束縛もしたけど 誰よりも好きだから
愛してるの 気付いてよ 抱きしめてよ 逃げないでよ
そりゃ束縛もしたけど 誰よりも好きだから
人懐っこい笑顔の裏側 なんで言ってくれなかったの? ウチら恋人同士じゃんか 私に何か不満があったの?
そりゃ束縛もしたけど 誰よりも好きだから
愛してたよ わかってよ 嘘つかないよ 目ェ合わせてよ
そりゃ束縛もしたけど 誰よりも好きだった
ゴミ箱にはありったけの写真 想い出を捨ててしまうよう そこにもうあなたはいなくて 独りになったことを自覚する
そりゃ束縛もしたけど 誰よりも好きだった
愛してる 愛してたんだよ あなたのこと 心から愛してた
22.「サヨナラは言わない」
時の魔法は 川の流れに似て 君が呼吸するうちに 少女を大人に変えてゆく
手を伸ばせば 太陽に手が届きそう 何度も折れた翼を縫い合わせるうちに 君は空を飛べる鳥になった
裸足で駆け抜けた 海岸線に行く度 あどけない微笑みが美しすぎて 涙が止まらなくなる
今際の別れではなくとも 君と別れるのがつらいよ サヨナラは言わない また逢おうと伝えたい 僕は君を愛していたから
初めて逢った日は忘れられない 今日もこの先もずっと
君がここにいたこと 僕は永遠に語り継ぐから
何度も涙した Graduation 春は待たない Destination 心がつらくなる Sensation 君の時代 My Generation
愛する意味さえわからず 涙色の雨に溺れて 絶望に打ちひしがれた日々よ そんな時も君がいたから 僕は強くなれたんだ
あの舞台で歌う君に 青春を重ねた
風に吹かれて 揺れるカーテン 春の夜明け前は静寂の中
ここから君は夜明けを待ち 大いなる翼を広げて旅立つ 涙も憂いもすべて置いてゆけ どんな嵐も糧になるさ
初めて逢った日は忘れない 今日もこの先もずっと
君がここにいたこと 僕たちは永遠に忘れない
梅の花が咲く 美しい満月の夜 桜はその時を待ちながら 別れを見送る 君はもう飛べる鳥だ この坂道から……
23.「恋愛ポートフォリオ」
最初に告白した彼は クラスの人気者でした スポーツも出来て頭も良く 誰もが羨む存在
でも賢いがゆえに影もある 彼には二人目の恋人がいました
二番目に付き合った彼は 図書室が好きでした 静かに見えて冗談がわかる 付き合うほど好きが増していく
四季を重ねたって 少しも飽きずに いつまでも傍にいたいな��て 公園で言葉を交わしたこともある
でも転校してしまった 小学五年の秋 木枯らしが切なすぎて
もう恋なんてこりごりだと 闇雲にスポーツに打ち込んで 気付けば中学に進学し 髪をばっさりと切った夏
同じ部活の先輩に思わず恋をした あっという間に距離は縮まって ふたりは友達以上になり 三番目の恋をした
あなたは私を好きだと言うけど 実は他の女の子が好きだった 気づいてたのです 机の中のプレゼントに
ただ、やりたいことをやればいい! ただ、やるべきことをやればいい! ただ、やれないことをやればいい!
先輩方の背中を追い ここまでやって来たんだ 最後にスリーポイントを決めたら 全国大会への切符を掴む
私たちは跳べると信じていたのに 私のせいで跳べなかった そんな時に慰めてくれたあなたが 四番目の恋人になる
あれほど優しかった人が 付き合った途端に豹変する 言葉も交わしてくれなくなり 身体にアザは増えていく
そんな時に救ってくれたのは 幼馴染でした 男の子は信用ならないと この時心から思ったのです
一本のビデオが運命を変えてしまった 私のことを誰も知らない街へ向かう その音声は偽物であなたの陰謀が蠢く それでも人は人気者のあなたを信じるだろう
桜の咲く季節にひとりでクラスに佇んでた 私に気付いた少年とふと目と目が合う もう恋愛なんて二度としないと決めてたのに あなただけは信用できると恋に堕ちたんだ
最初のキスはあなたから ある放課後のこと 胸がこんなに熱いのは 初夏の陽射しのせいじゃない
あなただけは信用できると思っていたのに また裏切られたのは SNSの通知に気付いてしまったから
リコメンドは人の首を絞めることもある あなたの温もりはすべて嘘でした
六番目の恋は自然発生的なもの 塾で隣の席に座ることが多かった彼と いつの間にか付き合ってた
大した仲じゃなかったけれど 一緒にいて心地よかった でも何かが物足りなくて 大学進学と共に別れた
Evergreen…… すべてが真っ白な季節 同じ学部のあなたに恋に落ちたのは
アイビー・ファッションが似合う シティボーイなアイツよ 颯爽と現れる仕草と同じように 光の速さで浮気された
最初は気づかぬフリしたけど そのままじゃいられない 誤魔化し合うだけの関係は すぐに破綻していった
最後のキスは夏祭りで 私から切り出した 七番目の恋はこれでおしまいと もう開き直っていました
誰もいない街 ヒステリックなニュース 何もすることがなくなった私は マッチングアプリを始めた
最初に出逢った彼とは音信不通になり 次の彼は口を開けば ケ・セラ・セラ
でも八番目の彼は他の彼とは違った カメラが好きなあなたに思わず恋をした だけど良い恋人に限って目の前から消えてく さよならも言えないまま この世界から去っていった
私に一言くらい言ってくれてもいいじゃんか ひとりで死ぬなんて狡すぎるよ
九番目の彼は狡猾だった 元カレの死に落ち込んだ私を まるで飲み込むように恋に堕としたの そんな関係は長続きしない 安らぎも温もりもなく 私たちはどこへも向かえなくなっていた
あなたと出逢うまでは 恋なんか信じられなくて いつかは裏切られると 心に過っていた
何度恋に期待しただろう そして何度裏切られただろう ある時は浮気され ある時は無関心だった
さよならを告げるまでは 恋は終わらないけど 自然に終わった恋を見るたび 胸が痛くなる
それでも誰かを好きになることを あきらめたくはない 誰かを愛していくことを あきらめたくはない
星空にあなたと誓う 幸せな未来を信じて たしかな明日を信じて……
十番目の恋人よ あなただけは信じてもいいですか? 私愛してもいいですか?
24.「電脳都市」
九段下の駅から 遥か彼方を見つめる 少年たちのその眼に 希望はあるのか
安らぎなどない世界 明日など見えない世界 強さも正しさも 正解にはならない
さすらうのは風だけでなく 人も同じだから 時代の波に押し流されて 居場所を見失う
山積みになったままの社会問題たちよ 政治家は居眠りしながら 子羊たちの収穫を待つ
シティポップに浮かれて クールジャパンに惑わされ 輝ける日々に憧れた者が 描いた五輪の夢
あきらめにも近い 若者たちの視線に 大人は気付かぬまま カオスへ突き進む
魑魅魍魎たちが闘う 電脳都市TOKYO 「淋しい」なんか見向きもされず ビル群に舞うだろう
もう泣かないと決めた日をもう一度思い出せ 君は君の責任で生きるしかない 大人が選んだ道なのさ
青春と現実の光と影の狭間 少年少女たちは苦悩し いつしか夢を失くしたまま 子供を卒業する
真っ黒なスーツと 後ろに束ねた髪 パンプスは血だらけで まるで本音のよう
ソーシャルメディアで誰もが繋がれる時代に 見たいものも見たくないものも すべてが無編集のまま 拡散される
資本主義が紡いだ世界に疑問を抱いた人 そしてこの世界を諦めかけた人 さらに夢だけを見つめる人
魑魅魍魎たちが蠢く 電脳都市TOKYO 新しい夜明けへのCollaboration
怒りと痛みのこれから始まる Harmagedōnはどこへ向かうのか? 魑魅魍魎たちが棲む ここは電脳都市TOKYO
25.「じゃあね」
その日は雨だった 玄関にはハイヒール 胸騒ぎがしてドアを開けると ふたりは抱き合ってた
何も言う気にならず 涙を流しても あなたは腰を揺らすばかり こちらに気付きもしなかった
星空を見上げて 愛を誓い合った あの日のやさしさは何処へ なぜ貴方は貴方を殺してしまったの?
話をしようよ 腹を割ってさ 最後くらいは 本音で言ってよ
浮気しても止めないけれど せめて家には入れないで 私を殺すつもりなのか それでも答えは返らない
ある日荷物が消えた 貴方はここからランナウェイ そしてコロナが始まり 新たな恋を探す
遥かなる愛を求め 恋の歴史は深くなる それでも愛には出逢えず 貴方を夢に見る
模造真珠の指環 いつかの贈り物 ���春色の記憶は癒えず 今も貴方の面影がコンパス
貴方にサヨナラ 突きつけられるなら 胸に残らない 水に流せるかも
大好きだった狂おしい時間 心から愛してた 胸騒ぎがした日から私は 変わってしまった
あんなに優しい人が 女で変わっていく 私にさえ向き合えないのに 誰と向き合うの?
シャネルのドレスを着た彼女と ヴィスポークのスーツを着た女が 有楽町マリオンの表で メルツェデスに乗り込む
それでもなお 貴方と話したい 別れ話でいい サヨナラが言いたい
貴方にサヨナラ 突きつけられるなら 胸に残らない 水に流せるかも
狂おしいほど貴方を 心から愛していた 愛おしいほど暮らしを 守ろうとしていた
26.「ブルー・エデュケーション・ラヴァーズ」
ついに言えなかったよ あなたのことが好きだと もう良いんだ 僕も君が好きじゃない
負け惜しみのようだが 言い訳させてくれ アオハルの気まぐれという 風に吹かれていただけ
遥か夕陽が沈む春の日に ふたり電車に揺られて話した その言葉は今でも忘れられないけど 君のことは明日で忘れるよ
バレンタインも貰ったし 誕生日のお祝いもあった でも僕は鈍感で 何も言えなかったんだ
君は僕を好いていたはずなのに 何故だか素直になれない 五月の道に咲くジギタリスを見つめ 花言葉に想いを馳せる
遥か朝陽が昇る夏の日に ふたり朝まで語り明かした その言葉は今でも忘れられないけど 君のことは明日で忘れるよ
思い出を宝石に閉じ込められたら ずっと美しいままでいられたのに お互いを知りすぎてしまった関係は 秋の静けさに溶けていく
恋する気持ちは嘘じゃない でも僕の気持ちは嘘ばかり 遥か月が見えない冬の日に ひとり布団に包まり涙した
君ほど好きになれた人はいないのに 最後まで伝えられないまま 卒業式の朝は憂鬱で 打ち上げにも行かないと決めた
僕の心はまだコバルトブルー 桜は春を待っているというのに 君との日々はずっと忘れられないだろう でも君のことは今日で忘れるよ
27.「孤独の海」
水滴がぽつりと零れる 雨音はぽろりと溢れる
夜の静寂(しじま)に怯え 沈黙した子供みたく 安らぎを求めて 誰もが暗闇に背を向ける
遥か彼方に未来があるなら なぜ僕らはまだ答えを知らない? 理想 現実 幻想 失望 ロゴスの源流
華やかに艶やかに 厳かにしなやかに
細胞に刻まれた 愛の痕は何処へ? 未知なる海へ舟を漕ぐんだ 僕らは孤独な旅人
波の滴は満ちて 月が踊り出す 君はペシミスト(星はペシミスト) 誰もが絶望するその時
自由な夜の夢よ 僕らを抱きしめろ 希望の鐘が鳴ろうとも 二度と目覚めはしない 夢想 瞑想 妄想 失想 ロゴスの誘惑
密やかに心地良く 穏やかに優しく
遺伝子に囁いた 時の印は何処?
宿命と闘い 明日を掴み取れ
未知なる海へ船を漕ぐんだ 僕らは孤独な旅人
詩集『poetryactivist』制作クレジット
Produced / All words written by Yuu Sakaoka Designed by Minoru Ichijo(G.Slope & Hill's Planet)
Co-Written by Sakura Ogawa(No.23) Drafted by TORIMOMO(No.25) / Sakura Ogawa(No.23,24, 26)
Dedicated to My Best Friends Management by G.Slope & Hill's Planet
Very very very thanks to my friend, my familly, and all my fan!!
2024.3.31 坂岡 優
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日本でのW主演初揃いにファンから大歓声の嵐!!3月27日(水)来日スペシャル上映会オフィシャルレポート
日本での劇場公開を約1か月後に控え本作への期待が高まる中、本作でW主演の一人を務める台湾のスター俳優シュー・グァンハンさんが遂に来日。監督の藤井道人、共に主演を務める清原果耶さんと共に登壇する舞台挨拶が開催されました。待ちわびていたファンたちの熱狂的な声援を浴びながら、シュー・グァンハンさんは流暢な日本語で自己紹介し、台湾で行われた撮影を振り返り会場を沸かすなど大盛り上がりの舞台挨拶となりました。
映画上映後、その余韻に浸っている様子の観客はそれぞれに感動を噛み締めている様子だったが、そこにグァンハンさんと清原さん、そして藤井監督たちが登場すると雰囲気は一転。観客からは大きな歓声がわき起こり、会場は一気に華やかな雰囲気に包まれました。そんな熱狂的な歓迎ぶりにグァンハンさんも日本語で思わず「めっちゃすごい!」と感激の表情を見せ、清原さんが「映画はいかがでしたか?」と問いかけると、会場からは万雷の拍手が。藤井監督も「この話をいただいてから5年くらい経つんですが、ちょうど主人公のジミーと同い年の36歳のときにこの映画を撮って、今は37歳になりました。なんだか長い時間でしたが、あっという間でしたし、その時間がなかったらこの映画はこういう形にはならなかったんだろうなと思うと、全てのことに必然性を感じて。感慨深いですね」としみじみ語りました。
そしてお気に入りのシーンについて尋ねられると、「全部!」と日本語で茶目っ気たっぷりに答えたグァンハンさんは、「全部好きなんですが、日本での撮影と台南での撮影は少し違っていて。日本での撮影は、ある種、ドキュメンタリー映画のようにジミーの旅を記録をしていったんです。一方、台南での撮影は大勢の友だちと一緒に映画を撮っているような形で撮っていきました。藤井監督はそうやって異なる手法で映画を撮っていったのですが、どちらも興味深かったです」とコメント。そして清原さんは「ジミーとアミが一緒にランタンを飛ばすシーンが、画の力も含めてすごく印象的だったなと思っています。ジミーの心の変化と、アミが守り続けて大事にしているものが交差するようなシーンだったので、大好きなシーンです」とコメント。そしてそれに補足するようにグァンハンさんが「まったく同感です!ただ実は、その場面の撮影は大変だったんです。その日は大雨が降って、風も吹いて、ランタンがなかなか上がらなかったんですけど、なんとか最終的にはうまくいきました」と語ると、藤井監督も「あそこは大好きなシーン��んですが、大変だった思い出が多すぎて。一番大変だったかもしれないですね」としみじみ。さらに藤井監督のお気に入りのシーンは、ジミーとアミが電車の中でイヤホンを片耳ずつ使ってMr.Childrenの曲を聴くシーンとのことで、「もし自分の映像のポケットがあるとしたらずっと入れておきたいシーン」と語るほどにお気に入りだったという。
また、「アミという子は、はつらつとしていて明るい女の子。藤井監督の中で、わたしに挑戦してほしいのはこういう女の子なのかと思って。だからアミちゃんとして生ききらないと。わたしが頑張らないといけないんだなと、強い責任感を持ったことを覚えています」と自身の演じる役柄について語る清原さんは、「撮影からちょうど1年くらいたっていますが、まだアミの気持ちとか、この時はどうだったなという感情などが、記憶としてわたしの体内に残りすぎていて。初号試写でジミーの旅を観ながら、ジミーはそこでそんな顔をしていたんだねとか、いろいろと思ってたら爆泣きしてしまいました。わたしはひとりでずっと泣いていて。プロデューサーさんたちにどうですかと言われても『もう無理です……』とか言いながら泣きまくっていて。全然客観的に見られなかったですね」と照れ笑いを浮かべながら述懐しました。
本作の撮影では、日本と台湾のスタッフ、キャストが手を取りあい、大切な仲間となっていった。そんな現場を振り返り、「今回の日本での1カ月の撮影は、僕にとっては単なる撮影ではなく、まさに旅そのものでした」と語るグァンハンさんは、隣にいる藤井監督、そして清原さんの姿を見ながら、「皆さん、パートナーですからね」とニッコリ。そしてグァンハンは今回の日本でのプロモーションも振り返りながら、「日本の皆さんは本当に親切で。特に隣にいるこの2人はパートナーなので。この2日はとても楽しく過ごすことができました」と語った。清原さんも「グァンハンさんは、台湾で34回も舞台挨拶をされたそうなんです。それに比べたら…!(笑)と、わたしにできることは何でもやらせてください、という思いで昨日、今日と頑張っていました。この作品が多くの方に届けばいいなと思っているので、この先も公開まで頑張りたいと思います」と力強く決意のコメントを残しました。
そんな大盛り上がりのイベントもいよいよ締めに。最後に藤井監督が「今日観てくださった皆さんは、もう一度観ていただくと思うことや発見があると思いますので。僕たちも本当に旅をするように、ひとつひとつ丁寧につくりあげた大切な映画となりました。公開までもう少しですが、皆さんのお力でぜひこの映画を広めていただければ」と呼びかけると、清原さんも「この作品が皆さまにとって大事な存在になっていくことをただひたすら願っております。そこから足取り軽く、未来へと進んでいけますように、この作品がたくさんの方に届けばいいなと思っております」とメッセージ。そして最後にグァンハンさんが、「今回の映画は僕にとって旅をするようなものでしたし、とても楽しかった。そしてたくさんのことを学びました。この映画は純愛ラブストーリーですが、よく観るとこの映画の中には大人の魂が宿っているんです。ですから皆さんも映画をご覧になる時は大人になって。帰る時には青春を持ち帰ってください」と呼びかけ、「ただし持ち帰るだけでは駄目ですよ。まわりの親戚、友だち、誰でもいいですからどんどん宣伝してください。5月3日公開ですからね。皆さん忘れることなく、よろしくお願いしますね」と軽妙に付け加えて会場をあたたかな笑いで包み込みました。舞台挨拶のラストでは、劇中でも登場するランタン祭りをイメージして用意された、ランタン型の紙を手に持つ観客と共に写真撮影が実施され、イベントは大興奮の渦に包まれたまま幕を閉じました。
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決戦!双拳の塔7
10階にいたエオレンスタは、敵の死角から水を発射する。狙い澄ましたその一撃が、敵を次々と貫いていく。
こんな物なのか…?いや、未だ何かあるかもしれない。警戒を怠らない様にしないと…!
恐る恐る黒い扉に近付き、エオレンスタは冷静に扉を開く。本当に何も無いのかな。開けた空間は真っ黒な部屋。まるでそこは思わず暗闇にさえ錯覚する。
おや?私の相手は貴方なのね。意外だわ。 僕も君を止めに来た。後の2人もね。
堂々と真ん中を歩き、近寄るエオレンスタ。君達ならやりかねない手荒い歓迎とか、如何にもしそうでしないんだ。
はぁ…。私達は貴方達にそんな風に思われてるのね。残念だわ。そんな事はしないわよ。
呆れて物が言えないと言わんばかりに返す黒の翼だが、エオレンスタは信じなかった。…それはどうかな。
で、何?私達の邪魔をしに文句言いに来ただけ?王も暇なのね。 そんな訳あるか。
黒の翼に右手の人差し指を向け、同時に怒りも向けたエオレンスタ。僕達の世界を滅茶苦茶にして置いて、何を言ってるんだ!
カリカリしないでよ。私達から言わせたら、貴方達だって私達の野望の邪魔してるじゃない。違う?
…僕達は今いる世界を守り抜きたいだけ。王だって戦争とかの大事になれば、その世界を守り抜く為に動き出す。君達が闘争を煽り、戦争の火種を世界に蒔いた。だからこそ君達の、世界を奪う野望なんかさせる訳にはいかない。
つまり…この戦争を起こしたのは私達の所為だと言うのね。切れたわ、此処で殺す。
そして立ち上がる黒の翼。エオレンスタは今この戦争が起きた事実をぶつけたのだが、それが気に食わなかったのか、逆鱗に触れた様だ。
改めて聞くわ。私のこの…胸の傷を前にしても、貴方は私と戦うと言うのね。
そう言うと黒の翼は服装を崩して胸元をはだけさせ、程よく膨らんだ両胸の谷間に鋭い傷が入っているその体を見せる。
…!!…それでも良いよ。君の野望を止める…!!
私達の未来の為、他の世界を奪いに行く。それの何処が悪いのかしら? そう1つ言い、黒の翼は恐ろしいオーラをエオレンスタに飛ばした。
その世界にいる他の人達の生死は、世界は、未来は全てどうでも良いのかい、君は。
オーラを回避し、水のビームを撃ったエオレンスタ。本格的に戦闘が始まってしまった。攻撃を回避し、嘲笑いを一つ飛ばして黒の翼は返した。
はっはっ。何かと思えば、そんなの当たり前じゃない。随分とあっちの世界の、「あんな奴」…いや。「あんな物」の為に戦えるわね。奪わなきゃ生き残れない。どの世界だってみんなそうよ。誰かの犠牲の下に、今の世界はあるの。違うかしら?
邪悪な表情と共に、罵倒する黒の翼。もはや生物扱いしていない他の5つの世界の住民達を散々に罵倒された事で、エオレンスタは怒りに震えていた。
「あんな物」だって…!!ふざけるなぁ!!犠牲の下に世界が成り立つ訳があるか!!下の者は…上の者の為に犠牲になってる訳じゃ無い!!
飛び上がりながら、氷のビームを連射するエオレンスタ。ぶつけた想いは、彼自身が『王』となり、初めて上の者の立場に就いた事で知った、他世界の事情である。
あら、そうかしら。でも私はね…ぐふっ!!
次に罵倒をしようとした所に、氷のビームが黒の翼の右手に直撃した。そのまま怒りを込め、続ける。
私達は…「そうしなきゃ生きていけなかった」。だからこそ、奪う事にした。奪われる前にね。貴方も消えてもらうわ。
な、何を…うわぁっ!!!
黒の翼が、燃え上がる怒りを飛ばしてぶつけた。疲労感が一気にどっと来る様な、そんな灰になる程の精神的ダメージがエオレンスタを襲う。
…何だ、これは…力が入らない……
私が他のメレンジアに渡している物とは、全然違うのよ!どうかしら。そうやって、上に立つ者が首を垂れていると…もっと、もっと、虐めたくなる。私達はそのやり方で、のし上がってきた。邪魔出来るものならやってみなさいよ!
…そうか、そうだね。じゃあ、邪魔してみるよ。
そして、彼は立ち上がる。黒の翼からもう一度、飛ばされた燃え上がる怒りの波動のエネルギー。それを、濁った泥水の波で洗い流すエオレンスタ。
君のその高いプライドを…泥々にしてあげようかな。その言葉と共に、黒の翼の顔面に泥水が直撃した。目を潰されてしまい、怒りが増幅される。
うぐぁ!!…何これ、目が見えない…!小賢しい真似を…!!
動きが止まったね。そのまま畳み掛ける!
続け様に撃たれる、無数の氷のビームと空気の刃が黒の翼に直撃した。態勢を崩すも、目を拭い…エオレンスタを睨み付ける。
…良く分かったわ。貴方がそう来るなら、私を此処まで怒らせた事を後悔させてあげるから。覚悟しなさい。この胸の傷の様に…貴方にも消えない傷を負わせてあげる。
闇を纏わせた火炎を撃ち出す黒の翼。それに対して、エオレンスタは再び濁った水を流して対抗した。
火なら水で消せば大丈夫…そう思ってないかしら?…と、一つ言うと黒の翼は追加で闇を纏わせた火炎を連続して撃ち出した。
な………うわあぁ!!
ダークファイアの直撃を受けたエオレンスタ。この火はただの火ではなく、何と傷が疼く悍ましい闇のエネルギーが満たされている火である為、水相手でも問題無く致命傷を負わせるには十分である。彼は受けた右腕に火傷を負い、ひりひりする腕を息で冷やす。
痛い…!!こんなに痛いなんて…!!
合図を飛ばした黒の翼。そして、その場で動けないエオレンスタに向かってまたしても燃え上がる怒りを飛ばす。
おほほ!それよ、私はそれが見たかった!その未知の火炎に、驚き苦しむその姿!他愛も無いけど…これで終わりにしてあげるわ。
だが負けじと、エオレンスタも簡単にはやられない。息を深く吸い込み、右手を向けて狙い澄ました一撃を放つ。
うぐっ!! いやっ…!?
互いの攻撃が当たり、頭を下に垂れる2人。急所の心臓に当てられてしまい、思わぬところで動きが止まる黒の翼と、燃え上がる怒りの倦怠感にも似たオーラが全身を駆け巡り、崩れ落ちるエオレンスタ。
やるわね。でも…残念ながら。私の方が一歩上を行っていた様ね!やっておしまいなさい!
壁から、数千の量産型の敵。休み無い数の暴力に押されて、動けないまま蹂躙されるエオレンスタ。
ま、まずい………このまま……だと僕は………
理解はしていても、体が動��ない。服は破かれ、両手も拘束され反撃すらままならない状態だった。
さあ…このまま私達の生贄とな……
ばきゃああぁんっ!!
黒の翼が攻撃する直前、扉が破壊されて…起きた煙から人の姿が2人、うっすら見えた。
良し、此処だな。 では始めましょう。
ふぅ…何とかなった。でも、パトリオットさんと…サランバートさんが何故この部屋に?
扉を破壊したのは『アヴェック・スター』のパトリオットとサランバートだった。2人はエオレンスタを拘束していた敵を薙ぎ倒し、彼を解放する。乱入者の登場に焦るは黒の翼。
よくも、私の部屋を派手に破壊してくれたわね!…それにしても、『アヴェック・スター』の6人までもが、私達の邪魔をすると言うのね。でも…グゥエル様に辿り着く前に、貴方達は死ぬの。これでどうかしら!!
私達は周りの敵を片付ける。 聞こえるか。取り巻きは任せて、君は奴を倒せ!
パトリオットとサランバートの言葉に対して一言交えて頷くエオレンスタ。そして、そんな3人をよそに巨大化する黒の翼。そんな敵を前にして、彼は覚悟を決めてゆっくり歩み寄る。
うん。此処からは、もう好きにはさせない。
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2023/06/01
BGM: Ben Folds - In Between Days
6月に入った。梅雨入りかと思えばいきなり台風が来たとのニュース。憂鬱な気持ちになるも、ともかくもこの鬱陶しい時期を抜ければ夏が来るのだと自分に言い聞かせる。来週の月曜日からリアルの英会話教室も始まることだし……夏が来たらどうしようかと考える。いつも盆が来ようが正月が来ようがいつもと同じように仕事をして、その合間に断酒会に行ったり本を読んだりして過ごしてしまっていた。連休を取りにくい仕事をしているというのもあるし、発達障害から来る悲しき性で日々のパターンを崩すのに抵抗感を抱いてしまうのだった。だが今年は、せめて姫路に行ってみるのはどうだろうかとも考える。いや、そんなだいそれたことではなく実際にはたかだか「隣町に行く」だけなのだけれど、姫路をぼんやり歩いてお城を見たりあるいは書店を冷やかしたり、そんな都会の雰囲気に触れるのもいいかなとも思ったのだった。冷静に考えればコロナ禍が始まってから姫路とはご無沙汰だったことを思い出した。なので計画してみることにした。
社交的・外向的とは何だろうと思う。ここ最近、英会話教室や英語関係のサロンに行ったりあるいはclubhouseで英語関係のルームに入ったりするようになってアクティビティが充実してきたのだけど、自分はそんな風に「外交的」な人間になったのだろうかと思ってしまったのだった。信じてもらえないかもしれないけれど、少なくともかつての私はそんなに外に活発に自分を開いていく人間ではまったくもってありえなかった。斎藤環が「自分探し型」と「引きこもり型」の対比で人間を分けていたと記憶している。「自分探し型」の人は旅に出たりして外へ外へと出ていき「自分探し」を続ける。そして「引きこもり型」の人は部屋の中で確固とした自分の世界を守る……というのが骨子だったと思う(20年以上前に読んだので間違いがあるかもしれない)。なら、私は後者の「引きこもり型」であると自認する。実際に私はザ・スミス「Ask」の歌詞よろしく、夏が来ても外に出たりせずベッドルームでひたすら本を読んだりパソコンにかじりついたりして過ごしてきたのだった。
言い方を変えれば、私の場合は「自分探し」なんて考えたこともない。「探す」までもなく、「自分」はいつだってここにいるではないかと思って生きてきた。いや、旅に出るのがくだらないとかそんな話ではないので誤解しないでほしい。この話題に関しては私は「私の真実」しか語りようがないのだけれど、私は常に発達障害から来る「(ヘンテコリンな)自分」と常に向き合わなければならなかった。やることなすこと人と違ってしまう自分。人を忠実にトレースしようとしてもはみ出してしまう自分……だが、その自分をある頃から「まあ、それが『自分』ならもうしょうがないな」と諦めたとも言えるのだった。どうあがいても私は「モテる」人間にはなれない。「花形」「スター」にはなれない。なら、それもまた人生かなと思い自分の道を生きることにしたのだった……話が脱線してしまったが、そんな「引きこもり型」の自分がこんな風に「引きこもり」続けて、挙句の果てにそんな感じで英語関係のサロンやミーティングに「社交的に」出られるようになってきたというのも実に皮肉なことだ。
夜、ZOOMでミーティングに参加する。今日のミーティングは雑談ということでワイワイいろんなことを話す。大阪城や姫路城の話からお城が持つ伝統的な美について話が弾み、英語で通訳・ガイドをやっておられるという方の体験談を聞かせてもらう。その方が語る創意工夫の念入りさに触れ、私も「これはぜひ自分の仕事に応用しないと」と唸ってしまった。体力づくりを日々欠かさないこと、自分からあれこれ自己主張するのではなく相手のニーズを引き出すことに務めること、幅広いジャンル/フィールドの勉強を好奇心を以て行うこと。いずれも大事なことだ。そして、このミーティングはこうした「達人」「エキスパート」の意見に触れられる大事な機会だなとも改めて思った。ひるがえって私はそんなふうに道を極めていると言えるのかなと思う。謙遜ではなく、単純な事実として今みたいに英語の勉強を始めるようになったのはつい数年前からのことなのだ。だから「半端者」ということになってくる。でも、酒に溺れていたころはほんとうに何もしていなかったのだから、改めて「よくぞここまで生き延びたなあ」と感慨に耽ってしまった。
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2023年5月20日
ぶっ殺すぞ!けんchan(KENZI)アンチフェミニズム5・23へヴンスドアdps30新宿サムライさん「僕が小さい頃は着ぐるみがスターだった。着ぐるみが着たい。そう仮面ライダーやウルトラマン、ブースカやタコラに入りたかった。あの頃は人が入ってるとか暑いやろなあとか考えなかった。夢しかなかった。ぴぱんくぅに入りたい。」 https://twitter.com/Antikenzi2000/status/1658775973394006017 ぶっ殺すぞ!けんchan(KENZI)アンチフェミニズム5・23へヴンスドアdps30新宿サムライさん「ぴぱんくぅを現実に!よろしくお願いします!! KENZI&アナーキスト30周年企画 ぴぱんくぅを現実の世界で暴れさせたい~着ぐるみ拡張大作戦!~」 https://twitter.com/Antikenzi2000/status/1650440921794883587
ONE OK ROCKのライブ会場が“ゴミだらけ” ファンのポイ捨てに「ドームはゴミ箱じゃない」悲鳴、空き缶散乱の背景にスポンサーの“無料ドリンク” | 週刊女性PRIME https://www.jprime.jp/articles/-/27912
犬と猫の親バカ日記さん「暑すぎてだらけてる #スコティッシュフォールド #シベリアンハスキー」 https://twitter.com/CjCannel/status/1658735242885365762
abn 長野朝日放送 » 県内ニュース|園児など26人が食中毒 原因は「白玉団子」 https://www.abn-tv.co.jp/news-abn/?detail=00035405
最多情報局さん「量子物理学者から彫刻家に転身した人物が作った作品、まるで光学迷彩みたいだ...」 https://twitter.com/tyomateee/status/1658491120521969665
Galileo Galilei、7年ぶりのアルバムより先行シングル「色彩」が配信開始 YouTubeライブ配信&「色彩」MVのプレミア公開が決定 | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス https://spice.eplus.jp/articles/318347
サカナクション / 忘れられないの -Music Video- - YouTube https://www.youtube.com/watch?v=BxqYUbNR-c0
英国の未来の国王はAC/DCとレッド・ツェッペリンの大ファン、ジョージ王子が愛聴していると父ウィリアム王子が明かす - amass https://amass.jp/166742/
いちごランド以志井農園 | 東京都三鷹市でいちご摘み取り・食べ放題体験! https://ichigoland-ishiinouen.tokyo/
スピッツUMStaffさん「/ 2023.5.17 Release!!!! #スピッツ 17th Album『#ひみつスタジオ』 \ あらゆる世代のリスナーに 様々なリスニングスタイルで アルバムを愉しんでいただけますように ▼CD、カセットテープ、アナログ盤 ▼配信」 https://twitter.com/spitz30th_UM/status/1658487495246647298 スピッツ、明日発売アルバムのリード曲「ときめきpart1」MVプレミア公開 - 音楽ナタリー https://natalie.mu/music/news/524758
Spotify Japanさん「- 🎉 - Congratulations - 🎉 - \ \\ // / ポルノグラフィティ "THE DAY" が Spotifyで1億回再生を突破! / // \\ \ TVアニメ「僕のヒーローアカデミア」の第1期OP曲! 力強く前向きな最強ソング🔥 @pg_koushiki」 https://twitter.com/SpotifyJP/status/1658445945137426434
OBLIVION DUST STAFFさん「/ 「Electric Mirror」Playlist🔊公開‼️ \ ▶️OBLIVION DUST × Newspeak ▶️OBLIVION DUST × RED ORCA それぞれ10曲ずつのプレイリストです🎶 公演前に⬇️是非聴いてください💫⬇️ @Newspeakjp @REDORCAofficial」 https://twitter.com/Oblivion_Dust/status/1658396892613738498
Kayaさん「トークライブそろそろオープン💕 https://t.co/sjlRI7u1cg」https://twitter.com/Kaya_rose/status/1659126125086527488
Deshabillz2023 8月19日(土)心斎橋SHOVELさん「@Kaya_rose なんかいるな笑 押忍!いますね笑」https://twitter.com/Deshabillz2022/status/1659195948705382401
ショーン・ホラーショー 首振りDollsさん「暑いなか熱いとこへ有難う御座いました!激アツだったっしょ❤️🔥」https://twitter.com/kubihuri_shawn/status/1659263981838819329
ジョニーダイアモンド首振りDollsさん「モンモンビトりょうでギター3人写撮りたかったな」https://twitter.com/Tracisixteen/status/1659242627706019840
葉月/HAZUKIさん「うおおおおおおおおおおおおおおおお」https://twitter.com/hazuki_lynch/status/1659200229953146882
Ryuichi Kawamura officialさん「おはよう☀️ https://t.co/5sqlwRICx9」https://twitter.com/RyuichiKawamur2/status/1659338889012576257
金髪豚野郎K助(偽殿下)さん「できない事が多すぎて フレーズ練習だけで あっという間に2時間経つ 今日も張り切っていく (°_°) #ヨシダ楽器 https://t.co/720yjT85ml」https://twitter.com/goldenpigdrumer/status/1659381166166904832
【Phobia】 KISUIさん「Phobia/abyssの集い https://t.co/hNSLLgpAda」https://twitter.com/KISUIxxx/status/1659374809829249024
杉本善徳(Waive)さん「本気出していくぞ〜」https://twitter.com/ys1126/status/1659462655311228928
杉本善徳(Waive)さん「5月19日か。 2006/5/19は、ソロ初ワンマンGIG「Mad Coloration!」を行った日。 だから何ってワケでもないのだけど、なんとなく毎年「あ、5/19だ」と思う日。 https://t.co/jO6eQvOIbM」https://twitter.com/ys1126/status/1262513971585642496
杉本善徳(Waive)さん「5/19(Go!行く!の日)は密かに記念日。 2006年の今日、GIG『Mad Coloration!』でソロ活動初のワンマン公演をしました。 前年の武道館出演や音源のリリースもあったけれど、自分にとってソロの始まりはこの日。 すげぇマイペースだが、今も誰かが支持してくれるからこそ杉本善徳がいます。有難う!」https://twitter.com/ys1126/status/1527036415347150848
杉本善徳(Waive)さん「さて、Go!行く!の日ということで、ソロ1stワンマンGIGから17年。1616屋設立から6年の日です。世の中的にはボクシング記念日でもありますね。 私は、我々はどこへGoしているのか、この道のゴールはまだ見えませんが、今信じる道を進みます。とにかく踏み出して進む!」https://twitter.com/ys1126/status/1659463024850378754
BUCK-TICK OFFICIALさん「/ 💍Sakurai Atsushi 〜EncodeRing Collaboration Ring〜発売✨ \ 櫻井敦司の"声の波形"でデザインされた特別なリングが、期間限定・完全受注生産で登場❗️ デザインの元となったメッセージボイス付きです💕 🔽商品詳細・お申込みは https://t.co/qCw0ceFpwR #櫻井敦司 #BUCKTICK #EncodeRing https://t.co/z69Q0ALvNK」https://twitter.com/BUCKTICK_INFO/status/1659121898687721472
首振りDollsさん「本日終演後物販購入者特典会(サイン会のみ)行います!」https://twitter.com/KubihuriDolls/status/1659127549937565696
横山企画室さん「あ、ブロビも一緒だ^^」https://twitter.com/yokodile01/status/1659129645596573696
魚住 英里奈(official)さん「🩻5月のライヴ予定 https://t.co/5YYugUVWI6 2日 東京神保町試聴室 🐀魚住英里奈企画 12日 熊本NAVARO 13日 熊本エンデレア���ーヒー 🐀単独公演 20日 大阪味園ビルマンティコア 🐀単独公演 25日 名古屋K. Dハポン 🐀単独公演 30日 東京大久保ひかりのうま https://t.co/c6vQhqrcEB」https://twitter.com/uozumi_chas/status/1651526951755042823
金髪豚野郎K助(偽殿下)さん「紅番区でのステージネームが 「焼豚」でチャーシューじゃなくてチャーハンと読むとか言ってフライパンをオタマで叩きまくる(100均のオタマは一瞬で折れた)パートとかやってたんですけど、覆面時代のステージネームというか番号は610番でしてん (°_°) https://t.co/7i1VL0sY5s」https://twitter.com/goldenpigdrumer/status/1659138286395465731
Yoshikiさん「全裸でピアノを弾いてないから。。😆🥺 #YOSHIKI "今夜10時から 『櫻井・有吉THE夜会』にYOSHIKIが初降臨、 「#家では全裸でピアノを弾いてる?」謎すぎる私生活を質問攻め.. #THE夜会 @theyakai https://t.co/o6ILwkrmTE」https://twitter.com/YoshikiOfficial/status/1659139256177283074
lucy+peter=esolagoto / 中村真悟さん「なんとか整���を終わらせて町田に向かっているのですが、満員電車にアコギと乗るの至難の業過ぎて何本か見送らざるを得ず大幅に遅れています・・・マンモス悔ピー🫥🫥🫥🫥🫥🫥🫥🫥」https://twitter.com/lucy_peter/status/1659140958674624512
Ryuichi Kawamura officialさん「LUNA SEAロゴブレスレット🫶🏻 https://t.co/JYErvuBwRt」https://twitter.com/RyuichiKawamur2/status/1659144602681774086
中島卓偉さん「この日ライヴレコーディングして、女子ライヴ男子ライヴの盛り上がった方の曲をまとめて音源にします! #中島卓偉」https://twitter.com/takuinakajima/status/1659146280558559232
Ryuichi Kawamura officialさん「『THANK YOU SOLD OUT!!』 #アメブロ https://t.co/G6ITY0Bqf6」https://twitter.com/RyuichiKawamur2/status/1659146625292574721
Ivy darknessさん「大阪お疲れ様でした」https://twitter.com/IVY_DOPE_SHOW/status/1659147562719535104
幻覚さん「. FUCKOFF RECORDS から お知らせ 「幻覚」セルフカバーミニアルバム 『 kill mother fucker 』発売決定! ~ 初回特典(オマケ)について ~ 各会場でCDをお買上げのお客様に先着順でDVD-Rをプレゼントする事になりました。 特典DVD-Rの内容は次のとおり! https://t.co/IFkz6MosKR」https://twitter.com/genkakuoffical/status/1659148619180830722
KINGRYOさん「👽👽👽✨ https://t.co/15aNFktBSK」https://twitter.com/kingryoworld/status/1659158350754635776
こもだまり𓃦昭和精吾事務所さん「昭和精吾事務所のリオフェス用動画撮影に向けて、西邑さんと数時間の撮影討議。 映像だが、扱うのは演劇(戯曲)。かといって朗読舞台配信ではない。 撮影用台本なのに、癖で演劇用の演出が浮かんじゃうが、映像だからこそ足せる、音と画の面白さを使いたいね。 コンテ作るか…(意外と伝わった例) https://t.co/5K7Ev6kNTf」https://twitter.com/mari_air/status/1659160486171262977
Yoshikiさん「最近は、帰らない。。😛 #YOSHIKI @theyakai 今夜10時から "YOSHIKIは辛くて帰るのか、今夜 #THE夜会 で禁断のカレー ニューヨーク,ロンドン,ロサンゼルス,東京でのクラシカルツアーの開催を発表、世界をで活躍するYOSHIKI...番組ではYOSHIKIに対するイメージ調査を行い.. https://t.co/1WbHiG4PeE」https://twitter.com/YoshikiOfficial/status/1659164447611719681
源 依織さん「予約開始しました!!」https://twitter.com/prin_guitarist/status/1659166770337583105
yoshikittyさん「投票終了まであと1週間とちょっと!みんな、一緒に頑張ろうね! ▼1日1投票よろしくね!▼ https://t.co/rT6KNT3ClK @YoshikiOfficial @sanrio_ranking #yoshikitty #YOSHIKI #teamyoshikitty #チームyoshikitty #サンリオキャラクター大賞 https://t.co/Lm38mgubXK」https://twitter.com/yoshikitty/status/1659031690696876032
yoshikittyさん「Please support #yoshikitty in the 2023 #SanrioCharacterRanking! VOTE EVERY DAY from all of your devices until May 26th! https://t.co/OpppEM7eSS #HelloKitty x #YOSHIKI #teamyoshikitty #チームyoshikitty #Sanrio @YoshikiOfficial https://t.co/dMAhZMf9xb」https://twitter.com/yoshikitty/status/1658414905291333633
Yoshikiさん「ごめん!今まで忙しすぎて、@yoshikitty 応援できていなかった。。海外は順調😆 日本の順位、今から、みんなで驚異的な追い上げ、 できる?!!投票終了まであと1週間! #yoshikitty に投票! → https://t.co/JQ0Gvd6JmY Thanx! #YOSHIKI #サンリオキャラクター大賞 #SanrioCharacterRanking https://t.co/TqUpOTV9m3」https://twitter.com/YoshikiOfficial/status/1659169627954630657
Kazumahariiさん「https://t.co/7jcpacfVZs」https://twitter.com/kazumaharii/status/1659170373844504576
A-Studio+ (Aスタプラス、Aスタジオ)さん「明日の #Aスタプラス ゲストは #YOSHIKI さん🌹 @YoshikiOfficial @YoshikiChannel #笑福亭鶴瓶 が 親友 #イ・ビョンホン さんに取材 2人の共通点とは?👬 #藤ヶ谷太輔 は 一緒にお酒を飲む仲!? 元外交官 藤崎さんの元へ! 幼少期の思い出🐶これから目指す場所 理想の女性像など貴重なお話も💭 https://t.co/OECznlIxmB」https://twitter.com/a_studio_tbs/status/1659130236007776256
333music_motto2さん「seekさん、ご登場ありがとうございます また状況説明の補足、お心遣いに感謝です 333music的には お1人、お1人にしっかりお話を伺えて かなりよかったと思っています 皆さんにとっても 満足できる内容になりますよう✨✨」https://twitter.com/333music/status/1658915725820715008
タイザーさん「来年の打ち合わせをしてきた まだまだ生きとかなきゃ https://t.co/lZx3i9yJAi」https://twitter.com/taizodiac/status/1659172389236932608
魚住 英里奈(official)さん「2023・5・20 (土曜日) Open 18:00 start18:30 魚住英里奈 大阪単独公演 「面白い恋人たち」 会場 味園ビル BARマンティコア ¥3000+1drink https://t.co/RCBtYzXSRn」https://twitter.com/uozumi_chas/status/1659173643472236544
Yoshikiさん「Come see me! #YOSHIKI "Yoshiki Classical with Orchestra 2023 #REQUIEM" Tickets : https://t.co/4yjq48SRkz "Yoshiki Announces Classical Shows, New X Japan Single @YahooEnt #YoshikiRequiem https://t.co/1fA6tAjQSr」https://twitter.com/YoshikiOfficial/status/1659173815111553027
koumei_Lucifer's undergroundさん「東京の皆さんよろしくお願いします。」https://twitter.com/KoumeiLucifer/status/1659174401194225666
LUNA SEA GOODSさん「【THE BEST OF LUNA SEA 2023】 グッズ紹介✴︎ロゴブレスレット✴︎ LUNA SEAロゴを刻印したプレートが高級感のある仕上がりとなりました。 ECはSOLD OUTとなっておりますが、ライブ会場での購入が可能です。 会場販売の詳細に関しましては、後日別途ご案内いたします。 ▶︎https://t.co/0aQB02SEyT https://t.co/UgdtfVTw46」https://twitter.com/LUNASEA_GOODS/status/1659174277269299201
横山企画室さん「熱い札幌初日でした〜〜〜^^b 最高✨ お疲れ様でした^^/」https://twitter.com/yokodile01/status/1659175051764338690
Yoshikiさん「会いにきてね! Come see me. #YOSHIKI #YoshikiClassical World Tour 2023 #YoshikiRequiem <日本公演> #東京ガーデンシアター 2023年10月7日(土)、8日(日)、9日(月・祝) 楽天先行 https://t.co/4X3KWzMVlH 公演概要 https://t.co/cRbJvQGN4C <ロンドン公演>… https://t.co/OlqLKyYvHV」https://twitter.com/YoshikiOfficial/status/1659181758754217984
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色々書くこと貯めすぎた。
2022年11月18日 スカバイ発売!
ソード
森が、Switchとポケモンを書いだしたりしたので私も、1年以上寝かしてた剣やっとやりました。最後は、色違いペロパフとか、ブイも手に入れてた、孵化大変!2ヶ月後くらいにSV発売控えてるから、まだまだ触りたりなかったという印象。 ストーリーがとってもいいね、こんなに好印象抱くライバルは初めてかもしれない、でもその分、ホップに負い目とか感じるのが嫌だった。彼の夢を奪ったのは自分みたいなのしんどい。 オニオンくんがまさかのソードにいなかった!!!!最初から言ってくれ!!でも、ザシアンがすごく好きなので、どっちにしろソードにしたかなぁ。 通信できる人がいたから、図鑑埋めとか小学生以来の達成かもしれん。ひかおまという存在を初めて知った。 新要素のレイドは、ソロでできないなら嫌だなぁと心配だったけど、ムゲンダイナの技撃ってれば、なんでも勝てるし、なんなら最後のレイドイベ参加したりしてた。次作のがちょっと辛い気がする。チャットもないし、そのてんは辛くなくて良かった。 ポケモンホームというのに初めて触って、ラブボ産のポケモン集めたりしてた。これのためだけに2週して伝説取ってたりしてたね…。 DLCのヨロイ島、景色がすごく好き、ストーリー最後までまだ読めてない。雪原も良かったし、DLCも良かったなぁ、新しいポケモンに会えることにわくわくした。
バイオレット
正直、剣盾が良すぎて、これを次作は越えられるんですかねって気持ちだった。案の定キャラメはまだ良かったけど、女性らしい髪型のバリエーション少ないし、私はずっとツインテ。しかも制服が固定で、ピンク髪の自分には青の制服がしぬほど似合わない。 でもここにはホゲータがいる、ホゲータ、本当に好き。ぬいぐるみも買ってもらった。進化させたとき最初「え?」ってなってたけど、今は進化後も結構良かったり、進化させてよかったなとは思う。最強だし。あと色違いホゲータ3匹は出した、一匹は友人に譲ったので、もう一匹自力で出して進化後のやつとかしようかなとかちょっと思った。 ストーリーもとっても良かった。分割されて好きなことからしていいよって感じだから、個々の詰め込みはちょっと薄かったけど、スター団が私はとても好き。いじめられてた人たちが力を合わせて、いじめっ子を撃退(なおかつ手は出さずにすんだ)って本当に良い。ボタンちゃんだけ制服可愛いのずるい!って思ってたけど、ちゃんとわけがあったんだね。まさかボスとは���ジムリはグルーシャが好き、先生たちも好きだし、本当にキャラみんな好きだ。ペパーとネモとボタンの4人親友組良すぎる。剣盾越えられるのかなとか思ってたけど、今こっちのほうが好きかもしれない。 色違いが探しやすくなった、レイドはソロできるかちょっと怪しいけど、森でスパイスもらったりで、なんとか。そういえばスパイス尽きたら色違い探せないや、うーん。 猫ポケモンがめっちゃ少ないのでまじでDLCでブニャットくださいお願いします。それかエネコ
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【My Favorite Movies of 2022】
【My Favorite Movies of 2022】
ノー・シャーク
バスタブとブロードウェイ: もうひとつのミュージカル世界(U-NXET邦題ブロードウェイとバスタブ)
エルヴィス
セイント・モード/狂信
アポロ10号 1/2: 宇宙時代のアドベンチャー
スペンサー ダイアナの決意
NOPE/ノープ
ミセス・ハリス、パリへ行く
幸せへのまわり道
マイ・ニューヨーク・ダイアリー
*今年も「3年ルールで2020年以降公開を新作とカウント」します。 ◆劇場で
『エルヴィス/Elvis』
“その時、腰が動いた”。メンフィスからラスベガスまで悪夢と背中合わせのスターダムを貪り、貪られ、燃え尽きるまでの英雄暗黒神話。パーカー大佐を語り手に大胆に解釈した、魔術(ブードゥー?)的ジェットコースター映画。20世紀アメリカ史、ポップ音楽史、芸能史、信仰、亡霊…の複数レイヤーはぴったりくっ付いたまま、どれも切り離せない。エルヴィスもその一つ。でもこんだけアメリカの光と影を象徴するポップアイコンは、エルヴィスかマリリン・モンローくらいだろうな。(奇しくもその2人の映画が同じ年に…)
『スペンサー ダイアナの決意/Spencer』
『ジャッキー』に続き、パブロ・ララインの20世紀実録風「亡霊映画」。ジョニー・グリーンウッドの音楽、まるで棺を運ぶように進む車列、そこにあるキジの屍、そして「何かが見ている」気配を感じる亡霊視点のカメラが過剰にオカルトホラー。ダイアナは魂を失くした着せ替え人形と化し、二つの屋敷の間に放置された案山子だ。けど、ララインは亡霊を殺しはしない。ただ穏やかに安らぎを与えるのだった。
『ミセス・ハリス、パリへ行く/Mrs. Harris Goes to Paris』
憧れは力なり。キラキラ輝くドレスと、それに心奪われる瞬間のドリー・ズーム!ミセス・ハリスの赤い頬、ちょこまかした仕草、時に押しが強い姿勢、旅行鞄で佇む姿はまるでパディントン。でも実は対価についての話であり、「箱とその中身」の話で、ある意味左岸派映画。贅沢は敵じゃない!レスリー・マンヴィルとイザベル・ユペールの共演こそ、ほんと贅沢でした。
『NOPE/ノープ』
思った以上にスローバーン。そして思った以上に『ヴァスト・オブ・ナイト』と対になる。何せ、方や「I see you」、方や「I hear you」だもの。アレはアダムスキー型というより、下から見上げたカウボーイハットみたいだった。
『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』
作家になるにはNYだ!と、まずは憧れの力ありき。でも書く以前に読んでばかりの読書映画。ひたすらインプットの日々、消化しきれないほどの情報や知識や刺激的体験が次々と。羨ましいやらわかりみ深いやら。「フラニーとゾーイー」を久々に読み直したくなった。
◆配信で
『ノー・シャーク/No Shark』 https://www.amazon.co.jp/dp/B09KGFZ86K?tag=vod_contentsdetail-22
サメに食われたいのにサメはなし。NYのビーチを転々としながら、ひたすらその時を待つ女の脳内モノローグが延々と続く。まるで「ゴドーを待ちながら」か、ひとりマンブルコアか。正に人を食ったようなオチと、Toby Goodshankのエンディング曲がダメ押しする、デッドパンでナンセンスな「探索的狡噛」。それでもれっきとしたビーチ映画でサメ映画(反ジョーズ映画)。あの声とリズムが妙に心地良かった。
『バスタブとブロードウェイ: もうひとつのミュージカル世界/Bathtubs Over Broadway』 https://video.unext.jp/title/SID0067147
企業ミュージカル・レコード沼へようこそ。それは知られざるミュージカルの宝庫、もう一つのショウビズ世界。名作や名曲があり、巨匠もスターもいた。深い、深いぞこの沼は…!愛と情熱、同志との出会い、真剣で貪欲な探究心が思わぬ広がりを見せていくのにワクワクしかないドキュメンタリー。マニアの真っすぐで曇りのない愛が起こす奇跡に清々しく心洗われた。
『セイント・モード/狂信』 https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B09HNDY45W/ref=atv_dp_share_cu_r
『キャリー』meets『ミザリー』を更にメンタル・スプラッターに振り切った感じで、ローズ・グラス監督デビュウ作は完成度高いと思う。陰気に寂れたコニーアイランド、ワンルームのアパート、主演モーフィッド・クラークが良い。
『アポロ10号 1/2: 宇宙時代のアドベンチャー』 https://www.netflix.com/title/81161042
ロトスコープ・アニメで事細かに再現したスペースエイジの子供時代。ギプスしてる子が必ずいたとかイタズラ電話とかあったあった、TVアンテナに巻いたアルミホイル細かすぎ!でも記憶とは既にファンタジー。同じ69年の『ベルファスト』と通じると思った。ベトナム戦争とアイルランド紛争、少年の頭の中で混じり合う虚実、モノクロやアニメーションとしてパッケージ化した少年時代…けど、こちらには帰る家があって安心して眠れる。その楽観性が尊い。
『幸せへのまわり道』
(Amazonプライム、 U-NEXTほか)
トム・ハンクスはご本人完コピ以上に、優しく細めた目の奥にぞっとさせるブラックホールを演じているから恐るべし。殆ど瞬きしないし笑顔なのに笑ってない、『コラライン』のボタンの目みたいな…つい覗き込んでしまうようなその目に映る自分を見つめざるを得ない。ロジャースさんのシーンは全部、心がツーンとする。君たちは僕であり、君にできたなら僕にもできる。大変だけどやらなくちゃ…。ご本人の歌声が流れる中、優しさの王国ミニチュアセットを組み立てる男たちの手!
◆他にも良かった
『アネット』
緑のローブで殆どメルド(ドニ・ラヴァン)と化してるが、アダム・ドライヴァーはマイクとも人形ともプロレスができる、ほんと良いプロレスラーだな!先にサントラ聴いてたのもあって、スパークスのナンバーが頭から離れない。
『レット・ゼム・オール・トーク』
事件のないミステリー。ロードのないロードムービー(客船だから)。けど作家と探偵と死体はいる。そこがとても面白い。いわば聞き込みをする探偵役、ごく自然と年上に懐き気を許させるルーカス・ヘッジスのリアクションが絶妙。ソダーバーグは今まで特にピンとこなかったけれど、これはかなり好みで楽しかった。
『さよなら、私のロンリー』 https://www.netflix.com/title/81239497
エヴァン・レイチェル・ウッドの長くて重たそうな髪とダボダボな古ジャージ姿、動物的で芸術的な身のこなし、そして野太い声のインパクトたるや。生まれたてでおっぱい目指して匍匐前進する場面はちょっと感動しちゃう。痛くて甘くて苦くて儚くて曖昧で奇妙な、説明しにくい感覚をユーモラスに掬い取ってみせるミランダ・ジュライ。『ニューヨーカー誌の世界』にある短編小説の映画化『ロイ・スパイヴィ』も、ほろ苦く甘い後味が好き。
『ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償』 https://www.netflix.com/title/81341644
銀貨30枚より銃よりも強いのは、権力のバッヂ(今だからこそ尚更うんざりする話だ)。言葉と目力で深く静かにカリスマ性を放つダニエル・カルーヤと、身軽な身体で飄々とリアクションするラキース・スタンフィールドがとても良い。特に「何なんだよもう!」って巻き込まれて焦って悪足掻きするラキースは毎度最高、そのジレンマは滑稽なほど哀しい。監督シャカ・キングの演出が非常にソリッド。
『ワールド・トゥ・カム 彼女たちの夜明け』 https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B09HNDVQL7/ref=atv_dp_share_cu_r
黒髪長身キャサリン・ウォーターストンと赤毛ヴァネッサ・カービー、これ時代が違えば『テルマ&ルイーズ』だ。だから悲劇だけど希望でもある。展開とは裏腹に、雪に覆われ荒涼とした冬景色から夏を迎え、来るべき世界へと「台帳には記録されない」女たちの地図。
夜空に星のあるように(リヴァイバル)
ザ・フォッグ(リヴァイバル)
ディナー・イン・アメリカ
スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム
ヒッチャー ニューマスター版
家をめぐる3つの物語
ザ・ハーダー・ゼイ・フォール 報復の荒野
パワー・オブ・ザ・ドッグ
ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!
幸せの答え合わせ
TOVE/トーベ
目指せメタルロード
トラブル・ウィズ・ユー
ペトルーニャに祝福を
元カレとツイラクだけは絶対に避けたい件
洞窟
マチルダ・ザ・ミュージカル
ホワイト・ノイズ
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10月2日(日)|デモとサヨナラホームラン
昨日は腹痛と倦怠感がひどく、午前中はほぼ横になって過ごす。もともと午後から京都で行われるインボイスのデモに行ってみたいと思っていたのだけれど、痛みが強かったのでさすがにこれは無理かと踏んでいたし外はやたらと暑そうだし外出すれば身を滅ぼすとわかっていながら、Twitterを見ていたらなんだかいてもたってもいられず結局京都市役所前へと向かう。デモに参加したのは初めてだった。50人くらいの規模での行進だったらしい。東京銀座のあたりで行われていたのはインボイス、京都はどちらかといえば消費税減税に関するデモという主旨。京都のほうはほとんどの参加者が年配の方だった。政治家では、共産党議員と、れいわ新撰組の候補がいた。旗はれいわがいくつか。こうしたところに参加するかどうかというのは印象に残る。良かったら使いますかと渡されたプラカードを持って歩いてみる。土曜とはいえ晴れ晴れとした昼間は人通りの往来も激しい、四条河原町への道。祇園祭でもないのに巨大な交差点を堂々と闊歩できるのは、恥ずかしさもありつつ、案外気分を昂揚させた。なんだからしくないことをしているとも思った。隣で自転車をひいて歩いていた男性に、広報担当らしき女性が話しかけており、耳を立ててみると彼は大阪から来たらしい。朝にデモを知った個人事業主。恐らくは私より若いか同じくらいだ。デモが終わったらプラカードを返す際に少しだけ話し込む。インボイス、本当に根こそぎ消えてほしい。
鎮痛剤がよく効いたのと、時間が案外短く済んだのでさほど苦しまずに帰宅。けれどまた横になってしばらくいた。どうせなら映画でも観ながら休もうかと考えていたけれども、翌日行く予定の美容院に向けてなんとなく髪型をネットで検索して眺めたり、結局ときどきあんスタのイベントを周回したりと漫然とくたばっていたらなんだかんだと時間が過ぎていった。夜になっていくほどいくらか元気になっていって、ぎりぎり夕陽が少しずつ落ちていこうとするあたりで起き上がってたまっていた皿を洗い掃除機をかけ、生理で汚れた衣服を洗った。机の傍には前日の試合から持ち帰って丸められたありがとう能見さんポスターが鞄から覗いていて、やわらかい顔つきの能見さんがちょうど見える状態になってそのままになっている。
夜はソフトバンクと西武の試合を観ながらまたあんスタを周回。しかし片手間にゲームをしているのが申し訳なくなるほど緊迫した投手戦を展開していた。西武が1-0のままで勝つかと思いきや、9回表で柳田選手がソロホームランを放ち同点。前日のオリックスも9回で追いつかれたがそのすぐ裏でサヨナラを決めたので、ソフトバンクの強さに震えつつもまだあるぞ~と見守っていたら、11回裏で山川選手がツーランホームランを放つ。スター選手がしっかりと輝きを放った試合で、ヒーローインタビューで瞳が潤んでいる姿にこちらも泣きそうになる。最後の最後まで優勝が決まらない、シーズン最終日を迎える。
私が日本プロ野球になぜか興味をもちだしたのは、去年の日本シリーズでのヤクルトとオリックスの試合があまりにも面白かったからなのだけれど、あれは完全に第三者だったからこその緊張感のない面白さだったんだなと、混戦極めるパ・リーグの終盤を観ていて思う。今は応援している球団もあるし、好きな選手もいろんな球団にいて、チャンスの場面でもピンチの場面でも選手にかかるプレッシャーを想像し、一喜一憂に耐えかねて身体がきりきりする。私が面白がっていた日本シリーズ、当時のファンたちはとんでもない胃痛と��に過ごしていたんだろうと最近になってようやく気付く。
勝負の世界は残酷で、いずれ必ず順位がつく。
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