Tumgik
#それにかわって娘は荒い
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千年の誓いの果てに
At the End of a Millennium Vow
千年の誓いの果てに 滅びの運命訪れる
At the end of a millennium vow, a fate of ruin came to call
千年樹は常に見ていた
The Millennium Tree was always watching
人が紡いだ罪と罰の歴史を
This history of crime and punishment that humanity has woven
.
むかしむかしクライ森の奥で
Once upon a time, deep in a dark forest
出会ったイブに恋をした
I met Eve, and fell in love with her
彼女に僕は赤い木の実の
I taught to her the location
在処を教えてあげたのさ
Of red fruits from the tree
.
それが全ての罪の始まりだった
That was the beginning of all sin
.
放たれた七つの光を
It unleashed seven lights
時の魔道師が
And the sorceress of time
追い求めた
Pursued them
.
十年の狂気の果てに 罪の悪魔が動き出す
At the end of a decennium madness, the demons of sin begin to move
とても小さく ひ弱な僕の
As I was in the body of a very small,
コマドリの体では なにもできなかった
Delicate robin, I couldn't do anything about it
.
時の魔道師は弟子を求めて
The sorceress of time sought an apprentice
僕が候補に選ばれた
I was selected as a candidate
人に転生したその姿は
Reincarnated into a human, my appearance
恋したあの娘を模したもの
Was modeled after that girl I had loved
.
そして「僕」は「私」へと変わった
And so "I" became "me"[1]
.
人として生きる喜びを
Little by little
少しずつ
I was beginning to understand
わかり始めていった
The delight of living as a human
.
気弱な少女 優しい召使
That timid girl, that kind servant
様々な出会いを通して
Through all these various meetings,
忘れかけてた 罪の足音
I almost forgot all about the sin
私の背後にいつのまにか迫っていた
But before I knew it, its footsteps came creeping up behind me
.
胸の凶刃 嗤う刺客は
That assassin who sneered at the dagger in my chest,
悪ノ娘の手先なのか
Were they a pawn of the Daughter of Evil?
力尽きた私の身体は
Drained of all strength, my body
小さな苗木に変わっていた
Was changed into a small sapling
世界を見守ろう 森の大樹として
I would watch over the world, as the great tree of the forest
.
百年経ったある日の事 森に現れたのは あのイブだった
Then one day after a hundred years had passed, who should appear in the forest again but Eve
.
五百年の騒乱の果てに「私」は「私」と再会する
At the end of a quincentennial turmoil, "I" reunite with "myself"
時の魔道師は イブを取り込み
The sorceress of time took Eve into herself
やがて全てはとある一つの憤怒へ
And eventually everything turns to a certain wrath
.
父を憎んだ不幸なネメシスは
Hating her father, the unhappy Nemesis
いつしか世界の王となった
At some point became a ruler of the world
そして彼女は 世界をも憎み
And then, hating the world too,
全てを「罰」の 炎で包んだ
She engulfed everything with the fires of "punishment"
.
それが全ての罪の終焉だった
That was the end of all sin
.
荒野と化した世界でも 私の心は まだそこにある
Even in this world that's became a barren wasteland, my heart is still there
.
千年の誓いの果てに 滅びの運命訪れる
At the end of a millennium vow, a fate of ruin came to call
千年樹は常に見ていた
The Millennium Tree was always watching
人が紡いだ罪と罰の歴史
This history of crime and punishment that humanity has woven
.
千年の誓いの超えて 今こそ歌おう皆と共に
Surpassing this millennium vow, now I shall sing, with everyone
そして世界は生まれ変わる
And so the world will be reborn
君らが望む それぞれのユートピアへ
Into the various utopias that you all wish for
.
This has come up other times as well but Michaela is referring to her change from spirit to human through her change in gender pronouns, from "boku" to "watashi"
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gobangiri-news · 2 months
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4月23日(火)完成披露舞台挨拶付先行上映会オフィシャルレポート!
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このたび、映画『碁盤斬り』の豪華キャストが勢ぞろいし、4月23日に完成披露舞台挨拶付先行上映会を開催いたしました!本作は、草彅剛さんが冤罪に貶められた浪人・柳田格之進役に挑み、時代劇を初めて手掛けることとなった『孤狼の血』の白石和彌監督との強力なタッグが実現した感動のリベンジ・エンタテイメントです。本日は、草彅剛さん、清原果耶さん、中川大志さん、奥野瑛太さん、音尾琢真さん、市村正親さん、斎藤工さん、小泉今日子さん、國村隼さんというオールスターキャストと白石和彌監督が登壇した舞台挨拶を実施しました。撮影中のエピソードや、映画の内容にちなんで《リベンジ》したいことなどについてトークが展開され、大盛り上がりの舞台挨拶となりました!
寡黙な武士、柳田格之進を演じた草彅さんは、舞台挨拶冒頭から満面の笑みを浮かべ、充実感を漂わせました。撮影以来となる共演者との再会をよろこび、「みんなのグルーヴがすごくいい!」とニッコリ。自分の持っているものすべてを出し切れたと話した草彅は「幸せな環境で映画が撮れました」と報告し、大きな拍手を浴びました。撮影現場は作品に関わるすべての人、職人のこだわりが詰まっていたとし「みなさんのおかげで(格之進を)ちゃんと演じられました。代表作になったと思います!」と役を演じ切ったと胸を張っていました。格之進の娘・お絹役の清原さんは「現場で草彅さんを見かけるたびに、“父上”という気持ちになって。格之進として佇んでいらっしゃって、とても支えられました」と感謝。父・草彅さんの背中を「追いかけられたらいいな、支えられたらいいなという思いで見つめていました。草彅さんのおかげでお絹ちゃんとしていることができたと思います」との清原さんの言葉に草彅さんは「その言葉、一生大事にします!忘れません」と返し、父娘のほっこりトークで和ませました。萬屋の亭主・萬屋源兵衛役の國村さんは「タイトルにもあるように碁盤を挟んだシーンがたくさんあります。碁がテーマでもありますが、碁のシーンを通して、格之進の性格を伝えていくという意味合いもある作品です。碁のシーンで格之進の中身が変わっていくのを感じられると思います」と笑顔でアピールしました。萬屋の手代・弥吉役の中川さんは「すごくピュアで真っ直ぐな武士の子。小さい時に源兵衛に拾ってもらい、息子のように育ててもらった青年です。映画の中で起きる事件に大きく関わるという役どころ。囲碁がベースになっていますが、とても親近感のある、身の回りで起きるような出来事を描いた作品です。弥吉のポジションは苦しいけれど、応援したくなるような弥吉になればいいなと思いながら演じました」と役作りを振り返りました。音尾さんが演じた萬屋の番頭・徳次郎はトラブルの発端となる役どころでいわばトラブルメーカー。中川さんが「あの人のせいです!」とトラブルを引き起こした音尾さんを指さすと、「トラブルを起こして申し訳ありませんでした」とお詫び。中川さんと音尾さんのトークのコンビネーションで会場を沸かせました。撮影現場で印象的だったのは座らない草彅さんの姿と明かした音尾さんは「神経が研ぎ澄まされているのでしょうか。本番に合わせてググッとフィットしていくために、研ぎ澄まさせている姿を見ていました。今日は現場と違ってかなりふわっとしています」と撮影中とイベントでの草彅さんのギャップを指摘。音尾さんのコメントに「ありがとうございます、高倉剛です」と撮影現場で座らないことで有名だった高倉健さんになぞらえ、キリッとした表情を見せ笑いを誘った草彅さんは、座らない理由について「5秒で眠くなっちゃう(笑)。みんなよく眠くならないよね。僕は夜10時には寝るけれど、座ると眠くなっちゃうんだよね」とマイペーストークを展開し、会場を笑い声でいっぱいにしました。すべてのキャストと絡みがあった草彅さんは、撮影中のエピソードを次々と披露。音尾さんについては「ずっと写真ばっかり撮っているカメラ小僧」とニヤリ。「この話でいいの?」と確認しつつ、カメラトークは止まらず、中川さんに至っては音尾さんにすすめられたカメラを購入したことも明かされました。自身のトークの順番だったにも関わらず、どんどん共演者とのエピソードを話し続ける草彅さんに時折ツッコミを入れ笑わせた音尾さんはしっかりと作品に触れる場面も。「いい役をもらいました。今年も白石監督にお歳暮を送ります」と白石監督作品常連の音尾さんならではのおなじみのフレーズで盛り上がりました。國村さんとの共演シーンを振り返ると、「春のシーンだったけれど、実はすごく寒くて。映像では綺麗に映っているけれど本当は寒いんです!」と草彅さんが撮影時の裏話を暴露。國村さんが「きっと寒かったんやろうな、って思いながら観てください」と舞台挨拶後に鑑賞予定の観客に呼びかけると、草彅さんは「僕(格之進)と國村さん(源兵衛)のラブストーリーにも注目してください!」と本作のおすすめポイントを伝えました。格之進と因縁のある武士・柴田兵庫役の斎藤さんは「ずっとかっこいい!」と大絶賛の草彅さん。「佇んでいるだけですごくクール。なんでいつもそんなにかっこいいだ、チクショー!という気持ちを込めました」と対峙シーンへの意気込みを解説し笑わせました。町の親分・長兵衛役の市村さんについては「すごく気遣ってくれる大先輩」と感謝した草彅さん。「いつも元気ですごい。役者として見習いたいので、健康法を教えてくださいと訊いたら、親が元気なので、と言われて(笑)。遺伝だからって。元も子もない!」と大先輩からのアドバイスを期待しましたが、まさかの回答があったことも明かし、笑い飛ばしていました。彦根藩の藩士・梶木左門役の奥野さんについては「ずっと途方に暮れていた」と撮影現場での様子をレポートした草彅さん。共演者全員との撮影を振り返り「僕はみんなと交流があったので!」と一緒のシーンがなく、今日が初めての顔合わせとなるキャストへの気配りで、いろいろなエピソードを公開したと説明しました。「役柄としては非常にクソ野郎です…」と小声で話した斎藤さんの役作りは「正義への考え方」だと解説。正義の反対は悪ではない。もうひとつの正義という気持ちで兵庫なりの悪を演じたとし、格之進役の草彅さんとは「最小限の動きの競技である囲碁と殺陣。静と動、2つの対峙をやらせてもらいました。どんなに熱を沸騰させた状態でいても、格之進と対峙すると水が変わるというのでしょうか。研ぎ澄まされた空間になってしまう。そういう格之進に静かに鳥肌を立てながら撮影していました」と語りました。このコメントを聞いた草彅は「かっこいい…。“静かに鳥肌を立てながら”っていうセリフもらいます!」とニヤニヤ。これまでの斎藤さんとの共演経験を踏まえ「(対峙の)集大成のようなシーンが撮れました。感謝しています」と深々とお辞儀をしました。演じた役柄について奥野さんは「格之進に常につきまとっている役。格之進が実直で、健気で、武士らしい姿を見せてくれるので、全幅の信頼をおきながら、ただただついていく。彼の背中をただただ執拗に追いかける役です」と独特の表現で分析し笑いを誘いました。草彅とは29年ぶりの共演となった小泉さんは「まだ剛くんが20代前半だった頃。少年っぽさが淡く残っていた時にテレビドラマで共演して。放送が始まって剛くんのキャラクターが人気になって、出番が増えていき、キャラクターが大きくなっていったのを覚えています」としみじみ。「当時から演じることを楽しんでいたし、すごく素敵でした。久しぶりにお芝居を一緒にしたけれど、背中が素敵で。主役としてすべてを背負って引き受けている姿に感動しました。この背中の役に立ちたいと思いながら、お庚という役を一生懸命演じました」と話す小泉さんに草彅は「キョンキョン大好きです!」と答え会場を盛り上げました。さらに草彅は17年ほど前に小泉さんからプレゼントされたTシャツにサインをしてもらったエピソードも明かしました。「和柄で、今回の作品に合っていて。撮影中の2週間、パジャマにしてました、洗わずに(笑)」と付け加え、さらなる笑いを誘いました。「春の撮影で花粉症がつらそうだった」と撮影中の草彅の様子を思い出した小泉さん。すると草彅が「かゆいし、鼻をかむと髭がとれちゃう。鼻をかむたびに(メイクの)直しが入って。それが1番大変だったかも」と撮影時の苦労を明かす場面もありました。市村さんとは「いつか一緒にミュージカルを!」という話で盛り上がったみたいで、イベントで草彅がその話を続けようとしたところで「今日は『碁盤斬り』の話をしましょう!」と市村さんが脱線を防ぐナイスなフォローを見せて会場を笑わせました。本作で時代劇に初挑戦した白石監督は「日本の映画史は時代劇とともに発展しました」と切り出し、「スマホの寄りを撮らなくていいなど、(現代劇とは違う)発見がいろいろとありました。今後もぜひ、時代劇に挑戦したいです」と充実感を漂わせました。こだわったのは江戸時代の光源だとし、限られた光源でどれだけの表現ができるのか、かなり攻めたとも話しました。さらに「普段はフレームからはみ出るような荒々しい映画をと思っ���いるけれど、今回は美しい映画をという思いがありました」と初時代劇への見せ方にも触れ、注目してほしいポイントです。作品にちなみ“復讐したいこと”を尋ねられた草彅さんと清原さん。草彅さんは「今日の舞台挨拶をもう1回やり直したい。リベンジしたい(笑)」と少し俯き、「テレビカメラとかいっぱい入っているのに、どこが切り取られるんだろうと急に不安になってきて…」とここまでの自由なトーク展開を苦笑い。「では、私はそのリベンジを応援します!」と気合いを見せる清原さんに草彅さんは「清原さんはちゃんとしてたよ」と優しく返答。「これだけ(キャストの)みんなが集まるのは最初で最後かもしれないのに…」としながらも「映画をたくさんの人が観てくれたらリベンジできるかも!」と、今後もイベントが開催されることを願いつつ、たくさんの鑑賞を呼びかけるというナイスなPRで大きな拍手を浴びました。最後の挨拶では本作の宣伝を務める観客に向けて、SNS投稿時の「#(ハッシュタグ)」も発表。「#碁盤斬り」もしくは「#ごばんぎり」とのこと。「漢字は難しいから、ひらがなでもいいです。ご飯じゃないよ、ごばんだよ。このフレーズ気に入っているけど、いまいちウケなくて…」としながらも、最後までしっかりと映画を宣伝し締めくくりました。  
■英語タイトル“BUSHIDO(ブシドウ)”として 4月に開催されるイタリアのウディネ・ファーイースト映画祭のコンペディション部門での上映も決まっております。 さらに、フランスの配給も早々に決定しました。フランスの配給会社、ART HOUSE FILMS(アートハウス・フィルムズ)社の社長エリックさんからコメントをいただきました。 「演出も俳優陣の芝居もとてもいい。この映画は侍映画の伝統を引き継いでおり、とてもエレガントでよくできている」
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lierrelearns · 1 year
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Another temple in Teramachi. I found a blog post while doing research to transcribe this, if you'd like some extra info and reading practice!
誠心院 華嶽山東北寺誠心院と号する真言宗泉涌寺派の寺で、才色兼備で知られる平安時代の代表的な女流歌人、和泉式部を初代住職とする。 寺伝によれば、関白藤原道長が、娘の上東門院(藤原彰子)に仕えていた和泉式部のために、法成寺東北院内の一庵を与えたのが当寺の起こりとされる。当初、御所の東側(荒神口の辺り)にあったが、鴨川の氾濫などにより一条小川(上京区)に移築再建され、更に天正年間(一五七三〜一五九ニ)、豊臣秀吉の命令でこの地に移された。 本堂は小御堂と呼ばれ、堂内には、本尊阿弥陀如来像をはじめ、和泉式部、藤原道長のそれぞれの像を安置している。境内には、和泉式部の墓と伝える宝筐印塔及び和泉式部の歌碑が建てられている。また、傍らの梅の木は、式部が生前愛した[軒端の梅]にちなんで、後に植えられたものである。 京都市
Seishinin Temple Seishinin Temple, which is formally called Kagakuzan Tabokuji Seishinin, belongs to the Sennyuji temple group of the Shingonshu sect. The first chief priest of the temple was Izumi Shikibu, who was known as a beautiful and intelligent woman poet representing the Heian period (794-1142). According to the legend of the temple, Fujiwara Michinaga as the chief adviser to the Emperor gave a hermitage to Izumi Shikibu, who served to his daughter Jotomonin Fujiwara Shoshi, and that was the origin of this temple. The temple was located in the east of the Kyoto Imperial Palace for the first time. Due to a flood of the Kamo River, however, the temple was relocated to Ichijo Ogawa in Kamigyo Ward. Furthermore, by the order of Toyotomi Hideyoshi, the temple was reconstructed in this place between 1573 and 1591. The main hall is called “Komido,” where the statue of Amitabha Tathagata as the principal image of the temple is kept besides the statues of Izumi Shikibu and Fujiwara Michinaga. The Hokyoin Tower, which is said to be the grave of Izumi Shikibu, and her poem epitaph are located in the precincts of the temple. The plum tree nearby was planted later in memory of Shikibu who loved a plum tree under the eaves. Kyoto City
(Chinese and Korean too blurry to read)
Vocab 華嶽山東北寺 (かがくさんとうほくじ) Kagakuzan Tabokuji 号する (ごうする) to name, take a second name/alias 泉涌寺 (せんにゅうじ) Sennyū-ji 才色兼備 (さいしょくけんび) (a woman) gifted with both intelligence and beauty 女流 (じょりゅう) woman (often before a job title) 歌人 (かじん) tanka poet 初代 (しょだい) first generation, founder 寺伝 (じでん) temple legend 関白 (かんぱく) chief advisor to the Emperor 藤原道長 (ふじわらの・みちなが) Fujiwara no Michinaga 上東門院 (じょうとうもんいん) Jōtōmon-in 藤原彰子 (ふじわらのしょうし) Fujiwara no Soushi/Empress Soushi 法成寺 (ほうじょうじ) Hōjō-ji 当寺 (とうじ) this temple 起こり (おこり) source, origin, cause 荒神口 (こうじんぐち) Koujinguchi 鴨川 (かもがわ) Kamo River 氾濫 (はんらん) flood, overflowing 一条小川 (いちじょうおがわ) Ichijo Ogawa 上京区 (かみぎょうく) Kamigyo Ward 移築 (いちく) dismantling a (historic) building and reconstructing it elsewhere 更に (さらに) furthermore 本堂 (ほんどう) main temple hall 小御堂 (こみどう) small enshrinement hall (of a Buddha) 本尊 (ほんぞん) principal object of worship 阿弥陀如来 (あみだにょらい) Amitabha Tathagata 安置 (あんち) enshrinement, installation (of an image) 宝筐印塔 (ほうきょういんとう) Hōkyōin pagoda, pagoda containing a Hōkyōin sutra 歌碑 (かひ) monument (stele, gravestone, etc.) engraved with a waka 傍ら (かたわら) side, edge, beside, nearby 生前 (せいぜん) during one's lifetime 軒端 (のきば) eaves, edge to the eaves に因んで (にちなんで) named after, associated with 植える (うえる) to plant, grow, raise
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myonbl · 3 months
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2024年4月3日(水)
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私の住まう地域は<松尾大社>の氏子地域、<伏見稲荷大社>とともに<秦氏>の勢力圏である。4月に入ると青年会のメンバーが寄付を集めに回る、いつも通りの寄進をすると御献酒の札とお守りをくれる。今年の<神幸祭(おいで)>は4/21(日)、<還幸祭(おかえり)>は5/12(日)、町内にこの札が貼られるようになるとなにやら少し浮ついた気分になるから不思議だ。もっとも、神輿を担ぐような体力は既に無く、祭気分に合わせて鯖寿司(と酒)をいただくのが近頃の当たり前となっている。
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5時起床。
日誌書く。
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朝食。
洗濯。
弁当*2。
空き瓶缶、45L*1。
ツレアイの職場経由で出勤する。
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相変わらず朝の燃費が悪い。
来週から始まる授業準備、スタディスキルズの第1回資料を作成し印刷する。
かつて<露の新治を育てる会>の事務局長をされていたAさんに電話、明日午後のアポをいただく。
昨日<まいどおおきに露の新治です>の管理人・Mさんから送っていただいた過去のウェブサイトのコンテンツを復元、これで2000年から2006年までの記録を閲覧することができる。紀要に寄せた原稿は2009年以降のデータに基づくものなので、これで執筆のための資料はかなり調ってきた。
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帰路も順調だが、今日は燃費が今ひとつ。
今夜はツレアイの研修で夕飯が遅くなるので、サッポロ一番味噌ラーメンを頂く。
軽く午睡。
露の新治さんの<へらへら日記>の旧版を読み進める。明日のインタビューにも大分役立つ。
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息子たちの夕飯準備中に彼女が帰宅、少し遅れたが20時までのWeb研修だ。息子たちの食事が終わってから、テレビでナイターを観ながらちびりちびり。ようやく彼女が終わったので改めて晩酌開始。
録画番組視聴、新日本風土記。
「函館の光」
初回放送日: 2024年4月1日 夜景輝く港町・函館。冬、異国情緒漂う街は電飾をまとい、澄んだ空気に暮らしの明かりも輝きを増す。北海道の玄関口として発展した町と、そこに生きる人々の光をめぐる物語 ロープウェイを山頂で降りると、目の前に星屑をまき散らしたような輝き。ここは夜景の美しさで知られる港町・函館。坂道の洋風建築や港の赤レンガ倉庫も旅情を誘う。世界を巡りたどり着いたこの町で、店中電飾が覆うハンバーガーショップを始めた父娘。歴史的建造物を店舗として再生し、町の灯を守ろうとする人々。北洋漁業衰退の荒波の中、必死に生きる庶民に光を見た小説家。町中がイルミネーションで輝く冬の函館と、人々の物語
片付け、入浴、体重は3日前から50g増。
遅くなったので日誌は明日のことにする。
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デスクワークが続いたので、残念な結果に。
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merryane-the-red-cat · 6 months
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千年の誓いの果てに 
(A la fin de ce vœu millénaire)
唄 初音ミク
Chant : Hatsune Miku
作詞・作曲:mothy
Paroles – Composition : mothy
イラスト:壱加
Illustrations : Ichika
動画:お菊
Vidéo : O’Kiku
千年の誓いの果てに滅びの運命訪れる
A la fin de ce vœu millénaire, sa destiné de destruction est arrivée
千年樹は常に見ていた
L’Arbre Millénaire continue de regarder inlassablement
人が紡いだ 罪と罰の歴史を
L’Histoire des Crimes et Châtiments que les Hommes tissèrent
History1           Histoire 1
罪                    Péché
むかしむかしクライ森の奥で
Il était une fois au fond d’une sombre forêt
出会ったイブに恋をした
Je suis tombé amoureux d’Eve que j’ai rencontrée
彼女に僕は赤い木の実の
Je lui ai montré le chemin
在処を教えてあげたのさ
Pour la mener vers les fruits rouges
それが全ての罪の始まりだった
C’est ainsi que tous les péchés commencèrent
放たれた七つの光を
La Magicienne du Temps parti à la recherche
時の魔導師が追い求めた
Des sept lumières qui furent relâchées
十年の果ての狂気の果てに
A la fin de ces dix années de folie
罪の悪魔が動き出す
Les Démons des Péchés se mirent en marche
とても小さくひ弱な僕の
Le Moi si faible et si petit
コマドリの体ではなにもできなかった
Avec un corps de rouge gorge, je ne pouvais rien y faire
History2           Histoire 2
転生                Réincarnation
時の魔導師は弟子を求め
La Magicienne du Temps rechercha des apprenties
僕は候補に選ばれた
Je fus choisi comme candidat
人に転生したその姿は
Et avec la forme que j’eus en me réincarnant
恋したあの娘を模したもの
Je me mis à imiter la fille dont je suis tombé amoureuse
そして『僕』は『私』へと変わった
Ainsi le [Moi] fut changé en la [Moi]*
人として生きる喜びを
La joie qu’est de vivre en étant humaine
少しずつわかり始めていった
Petit à petit j’ai commencé à le comprendre
気弱な少女 優し召使
Cette timide jeune fille  Cet amiable serviteur
様々な出会いを通して
Je fis de nombreuses rencontres
忘れかけた罪の足跡
Mais le bruit de pas des péchés oubliés
私の背後にいつのまにか追っていた
Sans que je ne le remarque, ils me pourchassaient
History 3          Histoire 3
千年樹             Arbre Millénaire
胸の凶刃嗤う刺客は
L’assassin riant qui planta sa lame dans ma poitrine
悪の娘の手先なのか
Était-il un subordonné de l’Infante du Mal ?
力尽きた私の体は
Mon corps n’ayant eu plus de force
小さな苗木に変わっていた
Se changea en une petite pousse d’arbre
世界を守ろう森の大樹として
Je veillerai sur le monde tout étant un grand arbre de la forêt
百年経ったある日の事
Puis un jour, cent ans plus tard
森に現れたのはあのイブだった
Celle qui apparut devant moi dans la forêt était Eve
五百年の騒乱の果てに
A la fin de 500 ans de bouleversements,
『私』は『私』と再会する
[Moi] et [Moi] se retrouvèrent**
時の魔導師はイブを取り込み
Et la Magicienne du Temps finit par absorber Eve
やがて全てはとある一つの憤怒へ
Enfin tout devint une seule et unique Colère
History3                       Histoire 3
罰                                Châtiment***
父を憎んだ不幸なネメシスは
La malheureuse Némésis qui détestait son père
いつしか世界の王となった
Devint finalement le Seigneur de ce monde
そして彼女は世界をも憎み
Puis elle vint à détester aussi ce monde
全てを『罰』の炎で包んだ
Tout fut alors pris dans les flammes de [Châtiment]
それが全ての罪の終焉だった
Avec ceci pris fin de tous les péchés
荒野と化した世界でも
Même si le monde devint un désert aride
私の心はまだそこにある
Mon âme sera toujours ici
千年の誓いの果てに滅びの運命訪れる
A la fin de ce vœu millénaire, sa destiné de destruction est arrivée
千年樹は常に見ていた
L’Arbre Millénaire continue de regarder inlassablement
人が紡いだ 罪と罰の歴史
L’Histoire des Crimes et Châtiments que les Hommes tissèrent
千年の誓いを超えて
Ayant traversés ce vœu millénaire
今こそ歌おう皆と共に
A présent nous tous ensemble chantons
そして世界は生まれ変わる
Ainsi le monde renaîtra nouveau
君らが望むそれぞれのユートピアへ
En l’Utopie que chacun de nous aviez désiré
*Ainsi le [Moi] fut changé en la [Moi]
-> En résumé 『僕』 (boku) est plus masculin/neutre (représentant la vie passé de Michaela en tant que Michael) alors que 『私』 (watashi) est plus féminin représentant depuis se résurrection en tant que femme
** [Moi] et [Moi] se retrouvèrent
-> Pour faire simple, je pense que chacun des moi représente à la fois Michaela et Eve, en sachant que la forme humaine sur laquelle Michaela se basa pour renaître n’est rien d’autre qu’Eve. Ainsi deux corps identiques se firent face tout en étant différent.
***      Histoire 3 Châtiment
-> Tout simplement une erreur de mothy je pense dans le rendu (car selon la logique c’est l’Histoire 4 et non 3 voilà…
Traduction faite par Merryメリー(dit aussi merryane-the-red-cat)
Vous êtes libre de me dire s’il y a des fautes ou d’utiliser ma traduction (tant que crédit bien sûr).
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mintkoko · 9 months
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Picrew 5
Masterlist
1. はこみ Hakomi
じょじメーカー / joji maker
2. 間宮すえきち Suekichi Mamiya
すえきち系男子 / Beautiful boy
3. ヌンポ Nunpo
破天荒なからあげ / Unconventional Kaarage
4. 小林るてん Ruten Kobayashi (2 Picrew)
とてもたのしいメーカー / A very fun maker
5. 綿花ぽぽ Cotton flower popo
ごめんなさい言えるかなメーカー / Can you say sorry? Manufacturer
6. ダイコンオオトカゲ Japanese radish monitor lizard
すずしろ式女子メーカー試作一号機 / Suzushiro style female maker prototype first model
7. えをぬ Enonu
えをとこのこメーカー(β) / Ewotokoko Maker (β)
8. 천닐염 Cheonil salt
천닐염 미소녀 픽크루 / Cheonilyeom Beautiful Girl Pickru
9. ぞうの elephant
ぞぞぞ供養めーかー / Zozozo Memorial Service Maker
10. 까리 Kari (5 Picrew)
8월 32일 / August 32nd
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xx86 · 1 year
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セボンスター
23歳の妹のことを私は未だ5歳児だと思ってるので、セボンスターを買って一瞬だけ里帰りする妹の陽ちゃんを待っていた。ほんとはサンタブーツも買おうかどうか迷っていたのだけれど、プリキュアじゃなければいいと断られた。金髪ギラギラの爪のキャバ嬢5歳児である。
私は毎年元旦に親戚に会うたび、こいつらと同じ血が流れてることが人生最大の汚点であり、私の業だと思い激しく病むので、なんとか親戚の集まりを回避し、陽ちゃんと夜に2人でおじいちゃんの家へ向かった。のにもかかわらず、私と陽ちゃんが帰っていることを聞きつけた見物客の親戚がぞろぞろと集まってきて気持ち悪かった。真顔でチキンカツを食べる私に気を遣って話しかける陽ちゃんをみて、むかしの姉みたいなことをしていると自分が嫌になる。でもさあ、自分をすり減らすのもう嫌なんだよなあ、大切に扱ってもらえない人たちにへこへこすんのも嫌。何度か叔父の胸ぐら掴んでやりたくなるのを抑え、空気をぶった斬り気分悪くなっちゃったから帰る、とお年玉だけ押し付けて家を出た。実家に帰りたくないを連呼する陽ちゃんに、お姉ちゃんがついてるから大丈夫と言ったのに真っ先にギブアップしてしまって申し訳なくなる。でも、あの空間で私だけ素面だったしきつかった。
彼がすごく心配して、親戚に会いに行こうかと何度か言ってくれるけどやっぱりとんでもないなと思う。大切な彼を見せ物にする訳にはいかない。それにあの人達は彼氏がいるとなれば喜んで結婚はしないのか、子供を早く産んで親孝行してやれと、さらに激しく追求してくるだろうし。本当に気持ち悪い。実の父親におばさんと言われて、叔父に遊びのように殴られて、私の心はすん、と冷たくなる。もう絶対この場所へ帰りたくない。
疲れ切った心を引きずりながら、自分に申し訳ないなと思った。新年早々傷つくのが嫌で、傷つかないように対策してきたのに、結局ボロボロになってしまった。大切にしてくれている彼にも申し訳ない気持ちになる。と、同時にそう思えるようになってよかったととも思う。正常だ。私は無条件に傷つけられていい存在ではないし、傷つくことを受け入れなければいけない訳でもない。受取拒否して生きていきたい。これ以上何かしてくるならば遠くに引っ越して、30になったらやろうとしている、戸籍の閲覧制限を早めるだけだし。他の兄妹に迷惑をかけることだけがごめんって感じだけど、みんな閲覧制限かければ解決だよね。イェーイ。
1歳の娘をもつ男性の先輩に、父親からのLINEを無視しているという話をしたら、だめだよお父さん勇気出してLINEしてるんだからと言われて、この人は幸せな家庭に育ったんだなあとシンプルに思った。私も毎回勇気を出して傷つきに行ってたんですけどね。精神のサンドバッグになりに。
親孝行もしたかったし、祖父母孝行もしたかった。だからこそ、家を出た後もがんばってコミュニケーションを取ろうとした。でもいつだって苦しかった。平気で人の心を踏み躙ることが、家族としてのコミュニケーションだと体現される度心が折れ、荒れた。私を大切にしてくれない人を血のつながりという理由だけで大切にする必要はあるのだろうか。いっそのこと追いかけてこないように、海外まで逃げようかしら。
家族に何をされてきたのかをわざわざ周りに言う程元気ではないし、フラッシュバックが怖いのでしないけれど、事象だけをみて親不孝だと言われる度私はやりきれない気持ちになる。親不孝。人殺しのことばだな。私は簡単に使わないように気をつけようと胸に刻む。強烈にわがままだったり、無神経だったり非常識な人が出てくる漫画を読んで、こんな人が周りにいなくてよかったなあと思ったりするけど、案外自分も周りからみたらわがままで無神経で非常識なのかもしれない。あくまで漫画は主人公目線で進んでいくからそれらが浮き彫りになるだけで。自分だって他人目線で見たら異常に映っているかもしれない。戒めなければ、おかしな生命物体になる前に。
どんどん嫌な人間になっている気がする。なりたくないと思った人間になっている気がする。でもそれも当たり前だ。だって私は、言いたいことが言えなかったから素直な人間を嫌っていたのだ。空気を読んでほしいとか、大人な対応をしてほしいとか思っていた。それが結局自分の首を締めたから、素直になろうと我を出しているから当然自分が忌み嫌った人間に近づいている。もう許してあげるしかない。綺麗事だけじゃ生きてけなくなった自分に、傷つくのが嫌になった自分に。
来年は絶対お正月はどこかのホテルで静かに過ごそうと心に決めて、手帳に大きく書いた。関東がいいな、東京に住む可愛い陽ちゃんに、セボンスターとプリキュアのサンタブーツをあげに行きたいので。
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chaukachawan · 6 months
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演劇サイボーグ、白子です。
…実はまだどの公演の役者紹介もしていないという事実を横置きにしておいて、新人公演の役者紹介をしていきます。
皆が人柄などについて書いてる中、演技のことばっかり書いちゃう私をどうか許してください。
折角なので白デミー賞の授賞式も一緒に行います。
●縦縞コリー:父(川上一雄)
主役は君しかいないで賞
1番1緒にご飯を食べてる気がします。食べるのが早すぎて、いつも待ってもらってますが…。やっぱり自分で考えて演技してくれる役者はいいよなぁと、こりちゃんの演技を見る度に思います。上手なんですよ、本当に。もっと言うと、こなれていて、直ぐにそのキャラクターになってしまうんですよ。いやぁ、羨ましい。最高の主役です。こりちゃんが主役でよかったなぁといつも思ってます。新人公演のクオリティーを担保してくれるのは、彼の演技力だと常々思っています。そのうえで、彼のどこか子供っぽいところが好きです。お父さん、イヤーカフ付けてるの見た時はちょっとだけ君が遠くに行ってしまったみたいで悲しかったよ。
●あろハム権左衛門:母(川上なぎさ)
使いたい役者ナンバーワンで賞
ちゃうかで1番好きな役者を聞かれた時、いつもあなたの名前を出しています。本当に大学からか?と思わせる圧巻の演技力と声の圧。なのにどんな役でもスルッと自然体でこなしてしまう感じ。とっても好きです。個人的には今公演で一番好きなシーンは動物園のあそこです。オレンジの時からいい役者だなぁと思っていたのですが、今回の母は抜群に上手です。でも何よりも、こうしたらどう?という提案をすれば次の瞬間には120%の状態で持ってきてくれる吸収力と再現性。アローが主人公・ヒロインの劇、一緒に作ってみたいなぁ。いつかまたシャボン玉で一緒に遊びたいです。
● 海泥波波美:子A(川上ひろし)
圧倒的吸引力、みんなの意識と視線を鷲掴みで賞
君に好かれたい。メンヘラな僕でごめん。私は君のことが好きです。でも、どうやったら皆みたいに君と仲良くなれるのか分からない。一緒にいる時間はだいぶ長いけど、まだ君が麻雀と競馬が好きだという事くらいしか理解出来てないです。でも好きなんです。いや、これは嫉妬に近い感情かもしれません。何でそんなに人を惹きつけ、みんなを巻き込んで楽しい空間を作れるのか。近づきたいのに、どう近づけばいいのかまだ分からないです。大道具も子Aも私の分かりずらい口出しを理解することも、全部大変だったと思うけど、お疲れ様。最高の舞台をありがとう。これからも一緒に大道具頑張ろうね。
●苔丸:子B(川上たくや)
役者にスタッフに、二刀流で大谷越えてるで賞
帰りの方向が一緒で話すことが多くて凄く嬉しいです。喋ってて落ち着くし、心地良い合いの手をくれるとこがすごく好き。やっぱり香夜から一緒やと他の人よりも何となく結束力(?)みたいなのが1段階上な気がします。いやぁ、声出るようになったね。演技の幅の広がり方は指数関数的で、キャスパ師としてもそうだし、演技指導の方でもちゃうかをリードしていって欲しいなぁとよく思います。いやぁ、いいですよね苔丸。皆さんどうですか?苔丸のこと好きになりませんか?一緒の座組でいてくれる事の安心感。敵になったら厄介なタイプですよ、ホントに。小道具、あなたがいないとどうにもならないです。今後ともよろしくお願いします。
●衿君:遠藤圭一
緩急の魔術師であり、誰よりも一緒に稽古したくなる人で賞
エリちゃん、大好きです。何かね、凄い好き。役者としても話し相手としても、いやぁ、いいですよね、彼。周作の時から上手だったのに、謙虚で努力家で、何より伸びようとする強い意志を持って稽古に来てくれてるのが、一緒に練習していて凄く伝わってくるんですよ。そりゃ一緒にいて好きになるに決まってますわ。動きやリアクション、声色ももがきながら手探りで見つけていった最善手って感じがしてね、いいんですよね〜。個人的には、声や演技が爆発しているエリちゃんも好きだけど、普段の大人しめなエリちゃんの方が好きなんですよね。声を聞いていると心が落ち着くんです。だからこそ、今回の遠藤はね、すっごく良いんです。あぁ、あと一週間あったらもっともっと良くなってますよ。けど、彼は私が教えられることは全て教えてきたといっても過言では無いので、彼の才能に乗っかって生産者の顔しときます。
●冊まいむ:子C (瀬尾マイ)
舞台上に自分の世界を作り出すマイペースクイーンで賞
最初はね、霧島みたいな感じで博士やってもらうかなぁとか考えてたの。でも、あなたは子Cです。あなたにしか子Cの無邪気さと心の奥底にある物憂げさは出せません。ダメも演技指導も何にも出来なかったけど、それだけみそかが完成していて、求めていた子Cを見せてくれたということです。なのに忙しい中たくさん練習してくれるじゃん。そりゃ好きになるしかないでしょ、君のことを。初めてな上にパソコンも壊れて大変な中、立派に音響チーフを全うしていたのも最高にえらいです!私が無理に納期を早めさせようとしたり、稽古でサンプラー使わせろとか言っても、真剣に悩んでくれて本当に信頼できて一緒に作品作りをしたいと思える仲間なんだなぁと思いました。役者としてもチーフとしても、どんどん成長していくみそかが楽しみで仕方ありません。君が娘でいてくれて、お父さん本当に嬉しいです。
●ミル鍋:博士
言葉に誰よりも説得力をもたせられるで賞
言わずもがな演技が上手なんですよね、はい。でもね、ゆにの凄いところは、自分の演技だけじゃなくて他の人の演技プランも考慮しながら、全体が動きやすく見やすいものになるよう動けるところなんですよ。アドバイスが思いつかなくて逆に困りました。凄いです。あと、エンディングの映像や舞台装置、その他色々な宣伝美術等に関して美的センスをいかんなく発揮していて、毎回圧倒されます。でも、何気に一番好きなのは点つなぎの表紙です。可愛い動物たちを全員が互いを尊重し合うように配置されていて、センスがあるってこういうことなのかと思いました。何より、食欲に忠実なところが可愛くて好きです。美味しそうにご飯やお菓子を食べているところを見るとこっちも幸せになります。誰よりも気が使えて周りを見れるところも、演技にも表せていますが、稽古場の雰囲気をすっごく暖かくしてくれるので居てくれるだけでThank you!です。
●大福小餅:助手1
可愛くてかっこいい最高の舞台監督で賞
多分仕込み期間中、君と1番練習した気がします。私は小福ちゃんの真っ直ぐに話を聞いてくれる目が好きです。君がぐんぐん成長してくれるから、私も指導に熱が入っちゃいます。ラップ、上手になったね!カレーライス、最高のスタンドだったね!自然なお喋り、力まなくなったね!褒め出したらキリがありませんが、それも全てこふくの絶え間ない努力の賜物です。仕込み週も暇になったら自主練してて、かっこいいライムを学生会館で響かせていて、聞く度に笑顔になりました!演技だけじゃなくて、舞台監督としても超有能で、私の手の届かない仕事を全部こなしてくれて、君がいるから私が好き勝手できたんです。自信を持って!今後も舞台監督チーフ、頑張ってください!!!私も微力ながらお手伝い致しやす!!
●中森ダリア:助手2
魅せる演技が誰よりも上手いで賞
言わずもがなのラップの名手。曲のセンスとフロウのカッコ良さは聞いた人全員を虜にしちゃうと思います。でも、私の推しポイントは何も言わなくとも大胆に、でも正確に動いてくれる身体表現のうまさです。カレーライスのシーン、いいですよねぇ。クラムボン名付けるとことかもめっちゃ好きなんですよね。こふくとは真逆みたいな動きや声色なはずなのに、舞台は統一感があって、華があるのに荒々しくもなれて、すっごく素敵な役者さんだと思います。でも、皆が書いていることですが、ひらりの周りの人のエピソードがどれも強すぎて、丸山ゴンザレスのインタビューに答えられそうで聞いてて楽しいです。ひらりの個性が爆発するような、素敵なキャラを演じて欲しいなと心から願ってます。
●帝京魂:作業員
フラットな喋り方が誰よりも上手で賞
コンちゃん、いいですよね。やっぱり彼は何気ない台詞をスルッと言う技術に長けてるんですね。くどくなくて、でもちゃんと心に残るような、そんな話し方ができるコンちゃんの演技が大好きです。耳あたりもすごくいい声で、でもはっちゃける所はめっちゃ遊びがあって、作業員・飼育員・素の姿の3つのどれもに味があって、ちーちゃんカンパニーがコンちゃんで良かったなぁと常々思います。しかも、細部の動きも本番当日でも試行錯誤していて、演技上手なのに努力家だからこそ、安心して演技が見れるよなぁと感じます。真面目な一面と遊び心が良い塩梅でまたコンちゃん主演の劇も見たいなぁと思っておりますが、その時もまた一緒にエモい感じをね、作れたらなぁと、華月での去り際、めっちゃかっこいいじゃないですか…あぁ言うのをね、やってほしいなって、思うわけですよ。
●鴨兎春:読み聞かせの人
関西人の血があなたの個性を伸ばしているで賞
読み聞かせのビジュ、最高にいいですよね。可愛いのにちょっと怖くてかっこいい。読み聞かせやりたいなぁって読み合わせの時から言っていて、いざなってみたら改訂後はどんどんセリフ量が増えて、でもそれに対応して演技力もぐんぐん伸ばして、読み聞かせの冷徹な感じとお喋りを演じているっていう雰囲気が、今となってはらびにしか出せんなぁと白子は感服しております。今回は誰よりも一緒に舞台にたったと思うんですけど、安心して隣で演技出来ました。母のナレーションもいっぱい練習してて、最初に比べて格段に良くなってますよ!舞美作業とかで話すこともわりかし多くて私は凄く嬉しいです。センスを爆発させているあの立て看板も最高にかっこいいよね!もっともっとらびと稽古をして、最高の役者に育てたいと、私は切に願っております。漫才劇場、一緒に行こうね!
●黒井白子:道化師
もっと自分の演技も指導も上手になりたいで賞
私(白子)です。道化師、すっごく楽しかったです。いい舞台だったなぁとたまにニヤニヤしてます。こういう馬鹿馬鹿しいけどちょっと良いとこあるみたいなキャラをね、今後もやれたら本望ですわ。
●しょこら:ルロイ修道士
君にしかできない役がいっぱいあるで賞
ある意味今公演で1番振り回されたのは君かもしれません。でも、ルロイを演じれるのも君しかいかったです。だからこそ、舞台に立ってルロイを演じてくれてありがとう。良い演技でした。皆が言っている通り、こらしょにはこらしょにしか出せない独特の雰囲気があります。それが役とマッチした時、黒閃みたいな感じで、ポテンシャルが何倍にも増幅されたものを、君は表現できるんです。だからこそ、今後も技を磨いて欲しいし、役者をやって欲しいなぁと思います。その時は、いくらでも稽古に付き合いますんで、今後ともよろしくお願いします!
●園堂香莉:照明オペ
臨機応変で準備も万端って、有能すぎで賞
本番直前なのに、読み聞かせの照明を足してくれなんて言ってしまい申し訳ありませんでした。でもなぽりなら、きっと叶えてくれるかなって、信じてたから。仕込み週とか、ずっと大集にいて、シュートに明かり作り、場当たりの後はキャスパ照明の練習と連日大忙しなはずなのに、焦りを一切見せずにケロッとボケる感じが凄く安心感があって良かったです。外公の時、こんなに演技上手なんだって感心したけど、オペとしても照明チーフとしても有能すぎて、分身してくれたら最強なのになぁとか考えてました。
●まろん:音響オペ
どんなオペでも安心して任せられるで賞
体調悪いのに引っ張ってきちゃった様ですごく申し訳なさを感じています。でも、とってもいい音響オペでした。通しに来てくれる?とかサンプラー使って稽古したいんだけど?とか色々投げても丁寧に対応してくれて、雑な白子は見習わなきゃなぁと脱帽しました。折角なら引退までのどこかの公演で役者もやってくれればね、嬉しいんですけど。私が演出補佐になることがあれば、オペに対して無理難題を押し付けることもあると思いますが、その時もどうぞよろしくお願いします。
●テキストを入力:映像オペ
映像、プロとして食べて行けるで賞
PVが神すぎて、本番当日の昼、皆でPVを見た時の感動は今でも忘れられないわ…。世界取れるなって、思っちゃいました。前説の前に流して本当に正解だと思うわ。だってお客さんの期待感と盛り上がりをMAXまで高められるじゃない!もう最高。私、エピとはあんまり話した事がないから、君が最近ちゃうかが楽しくなってきてるって話を小耳に挟むくらいしか知らないんだけど、それでも凄く嬉しいです。是非、最強の映像班員としてちゃうかを盛り上げて欲しいですわ!
●紫仏瑠唯:有能スタッフ
誰よりも話を聞いて欲しくなるで賞
私のしょうもない愚痴を聞いてくれ、その上でアドバイスや訂正何かもしてくれたおかげで、私は演出補佐をら続けられました。本当にありがとう。私が一方的に話しただけだけど、るいは話を聞くのが上手だなぁと感じましたわ。先生、向いてるんじゃなくって。でもね、私はるいの世界史話を聞きたいのよねぇ。私はウィーン会議以降の帝国主義が闊歩し衰退するまでの100年半くらいが好きなので、ぜひお話聞かせてください。
●近未来ミイラ:脚本・演出
次回作、本当に本当に楽しみで賞
我らが最強の脚本家兼演出家。君がちゃうかに入ってくれて、筆を執ってくれて、新人公演を最高の舞台にしてくれて、感謝してもしきれません。皆そうだけど、みーらの言葉遊びと小ボケは無限に読みたくなるし見たくなります。として突っ込む時は誰よりも声を張る感じがすっごく好きです。合宿で仲良くなれて本当に良かったな。こんな私を演出補佐に選んでくれて本当に嬉しいです。少しでも君の期待に応えられたのなら幸いです。もしね、今後も脚本を書いて演出したいなぁって時、私に演出補佐やらない?って声掛けてくれたら二つ返事で喜んで承諾しますんで、是非是非。あと、勝手に私が思っているだけかもだけど、感性があんまりズレていない気がするのよね。まぁそれは縦置き、個人的にはちゃうか1の文才を君は持っているでしょうし、ちょっと優柔不断だけど、その分誰よりも優しくて気を使えて、誰も傷付けずに周りを元気にしてくれる君が大好きです。脚本・演出、共に本当にお疲れ様でした!
他の人みたいに上手いこと書けないし、書き足りないことも沢山あるけど、ひとまずこんな感じで良いでしょう。
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oka-akina · 1 year
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20230130
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えものうちはけっこう遠くて、電車で一時間半くらい。でも乗り換えなしでずーっと座っていける。ということは読書か昼寝がとても捗る。今日はチョン・ミョングァンの「鯨」を読んでいた。 長い長い小説で、読んでも読んでもなかなか読み終わらない感じでうれしい。弁当箱みたいに分厚い本。こういうのを読んでいるときって安心感がある。ここに小説はあってなくなることはない、わたしが1行、1ページと読み進めていけばいい。山を登って下りるのと似てるのかな(ずいぶん前に富士山に登ったことがあるくらいだけど)、大きいものがちゃんと待っていてくれるからわたしは自分のコンディションと相談しながら一歩一歩やればいい、きっと歩けるだろうという安心感と自尊感情。 この「鯨」は新しい小説だけど、いわゆる名作を読むときもそれがあると思う。時間の淘汰に耐えてきた良書。自分にもこれを楽しむ力があるのだと信じて身を委ねる感じ。むやみにありがたがるのは権威主義的だろうとは思うけど…。
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「鯨」は、誰がどう見ても無敵で精悍な男として登場した人物があれよあれよというまに落ちぶれたり、周囲に恐れられているやくざ者が恋に狂ってあっけなく死んでしまったり、ぶらりと家出した娘が商売でのし上がったかと思えば夫の介護をしたり乞食になったりでかい劇場を作ったり…。無常、流転のさまが面白いしほっとする。 人の気持ちは永続しない。そのときそのときは本気だけどずっとってことはそうそうない。人生を賭して打ち込んだものがあっさりと崩れ去り、また別の嵐に巻き込まれる。わたしも5年前10年前とはぜんぜんちがうことをやっているし人間関係も変化するなあと思う。 なんていうの、これはそれなりに八つ当たりだとは思うのであんまり堂々とは言えないんだけど、小さいころからの夢や関心をまっすぐ育ててそれが天職になりましたみたいな物語ってわたしはあんまり面白くないというか、へーよかったですねみたいな気持ちになっちゃうんだよね…。首尾一貫した人生に抱く卑屈の感情。 ただこれは、フィクション・ノンフィクションに限らず人の人生をわかりやすく物語的に語らせようとしすぎているみたいなのもあるんじゃないかなーとは思ってる。そういう物語ばかり溢れているから、語る側もお話として整合性のとれた語りを無意識にやっちゃいがちだろうし。
えもとニューロンさんと二子玉川へ。お昼は桉田餃子で水餃子定食。餃子を食べたい!って気持ちで行くとちょっとちがうかもしれないけど、自分は桉田餃子を食べたいのだという気持ちで行くといいんじゃないかなという店。体にいい味がする。わたしは好き。灰色っぽい厚ぼったい皮もいい。 ピザ食べたいな〜とか言っていたのに桉田餃子の看板を見つけて思わず桉田餃子行きましょう!とテンションが上がってしまった。前に代々木上原のお店に行ったらあまりにも並んでいてあきらめたことがあって、ずっと行きたいと思っていた。 定食は4種類2個ずつ。無造作に盛られているのでどれがどれかはかじってみないとわからない。パクチーとか大根とかカレーとか。カレーはけっこう辛い。かなり変わった餃子なのにあんなに行列ができていたのか…とちょっと驚く。
多摩川。いい天気。広々していて気持ちいい。荒川土手はもっと殺風景な感じだしうちの近所の川には河川敷がない。のどかな眺めだけど案外流れは速く、丸っこい石がごろごろしていた。橋を渡る電車の音がごおーっと響いて、一瞬何の音かわからないくらいでかい音。遠くに武蔵小杉のタワーマンション群が見える。わたしがえものことを初めて知ったのは「武蔵小杉なんて行ったことない」という漫画だった。コミティアで買った。 で、なんとなく目についたでかい石をひっくり返してみたら裏に詩が書いてあった。白い手書きの文字。修正ペンで書いたのかな。石は見た目以上にかなり重たい石で、ばしゃっと水が跳ね、詩が飛び出してきた。???こんなことあるんだ…。
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人名たれ 確かられさ ビタミンB 閉じ込らめて キスを 食べた夕食 小動物になった みたいだ
いったい誰がこんなことをしたのだろう。いつからここにあったのだろう。誰も気づかなかったら誰も読まないんだろうか。大きい石だなというだけで何も変わったところはなく目印のようなものもなかった。わたしはふだんから石をめくるほうではないんだけど(石をめくるほうって変な言い方だけど)、なんかでかいのが目に入ったからよっこいしょとめくってみただけ。強いて言うならば電車で読んでいた「鯨」に力持ちの凛々しい男が出てきて、彼ならこういうでかい石は軽々ひっくり返せるんだろうなあと思ってちょっとひっくり返してみた…そのくらい。 いい詩なんだよな。リズムがいいし、キスがkissでも魚のキスでもよさそうなのがいい。 思わずほかの石もたくさんひっくり返してみたけど詩が書いてあったのは最初の石だけだった。今後川で大きな石を見かけるたび、もしかして裏に何か詩が書いてあるんじゃないかとドキドキする呪い(魔法)をかけられてしまったなあと思う。
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わたしは単純というか考えがとても浅いのですぐ自分の小説に引き寄せてしまうんだけど、わたしの小説も石に何か書いて河原に投げておくようなものだと思った。誰かが気まぐれで見つけるかもしれないし見つけないかも���れない。河原には石がたくさんあって、大きいのも小さいのもきれいなものも割れているものもあった。草むらの中の、いろんな人の行き来によって踏み固められた土の道をたどって、広い川へたどりついた。
高島屋の中の喫茶店でケーキ。コミティアの話とか同人誌の話とか。ニューロンさんの漫画を実はけっこう読んでいるんだけどうまく感想が伝えられなかった。コイソさんの本に描いていた南千住のコーヒーの話が好きです。あと「ありふれた表現」はいつも座っている椅子のうしろの棚に積んであって(ぜんぜん伝わらないと思うけど今読んでいる本やよく読み返す本を置いておく場所で、積読という比喩でなく文字通り本を重ねて積んでいる、その方がたくさん入るから)、ちょくちょくめくっています。
週末は義父の相続手続きもろもろで自分の書いたり読んだりが何も進まなかった。すごく忙しいとか不愉快なことがあるとかではないんだけど、自分の時間が作れないとやはりストレスはたまる。今日はひとりで長い電車に乗って、読みたかった本を読んで、会いたい人としゃべったりごはん食べたり散歩したりした。ああよかったなあと思った。かなり気分が上向いた。こういう長めの日記を書くこともそう。
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fuyoco · 1 year
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Today’s lunch 2023.2.26 カレーとビリヤニとお酒たびる(都電荒川線 梶原駅より徒歩3分) Dセット カレービリヤニ定食 おそらく16年ぶりくらいに梶原駅に降り立つ。それはたびるのビリヤニを食べるため! カレーマニアの方の投��を見てこちらのお店を知り、晴れの日曜日なので早稲田行きの都電に揺られて行ってきました。荒川車庫前の近所の会社で数年仕事をしていたことがあり、懐かしさを噛み締めながら。 小さなお店で店主とバイトの方だろうかお二人で切盛りされていて、食券を店内で購入するスタイル。定食はAからDまであり、Cが日替わりでDがビリヤニ。もう迷わずビリヤニ笑笑 ビリヤニはスパイスがたっぷりながら辛さはあまりなく、辛いもの苦手な人でも食べられるかと。辛いもの苦手な友人をここなら誘えそう。こちらのビリヤニはマトンです。 チキンラッサムスープも酸味がまろやかで美味しかったです。ビリヤニの味変にチキンラッサムとライタをかけて混ぜ混ぜ。たまごのアチャールも味変の重要アイテム。とても良い仕事をしているたまご… 食後に濃厚なラッシーをいただき、大満足。 【余談だから読まなくてもいいよ】 帰りはJR尾久駅まで歩き、寒風吹き荒ぶ中昼間の電車の本数の少なさに「そうだそういえばここはそういう駅だった🥹」と荒川車庫前付近勤務の頃、尾久駅から歩いて行ってたな、と色々思い出したのでありました。 私の今のキャリアの礎になった会社が今でもあり、当時嫌な思いはそんなになかった良い職場だったので、無知でわがままな小娘時代にお世話になり本当にありがたいことです。おかげで今バリバリ技術職で頑張れています。 #カレー #南インド料理 #ビリヤニ #ランチ #カレーライス🍛 #スパイスカレー #創作カレー #カレーとビリヤニとお酒たびる #たびる #tabiru #カレー大好き #ビリヤニ大好き #インドカレー大好き #南インド料理大好き #梶原駅 #尾久駅 #上中里駅 https://www.instagram.com/p/CpH_9mmJ8Dd/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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psalm80-lilies-iii · 9 months
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重荷
1
少なくとも福音主義的な教会(『クリスチャン新聞』を読んでいる教会)では、信仰上の特別の使命のことを「重荷」と呼ぶ。だいたいは教会単位で定められ、海外宣教や人道支援などに定期的に資金提供するといった感じで実施されるが、個人単位で特別な祈りを継続的に捧げる場合なども「重荷」と呼ばれる。
オレの重荷はロシアだったんだ、とウクライナ戦争が起こって知った(ウクライナではない、ロシアである)。酩酊と暴力に溺れ切ったロシアのためになぜオレが祈るよ?とも思うが、ぼく自身酩酊と暴力に溺れ切った人生なのかもしれないし、実際問題としてロシアが霊的に荒廃し続けるのはこれからの世界にとって決していいことではないのである。
重荷は自分で決めるのではなく神の導きによって決まる。自分で勝手に決めても神の助けがなければどこかで挫折してしまう。セウォル号事故のときぼくは韓国のために1年間祈り続けたが、意外にも何の導きもなく祈りもまったく深まらなかった。あの時の韓国が祈りを必要としていなかったはずがない。だがあのとき神はぼくをその祈りに招かれなかった。つまり「セウォル号事故、あるいは韓国は、オレの重荷ではなかった」のだ。当時はとても意外に思ったけれど、いまロシアのために1年以上祈り続けてその祈りが強められるのを感じながら、そのことを改めて実感する。
2
「聞かれない祈り」という文章を書いたとき、念頭に置いていたのは横田早紀江さんのことだった。「娘を返して下さい」と祈るその祈りを神は聞かれない、それは、「敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。」(マタ5:44)とイエスさまが言われた以上、横田早紀江さんの「重荷」はめぐみさんではなくて北朝鮮の人々だからである。金正恩���ために祈れと言われたらあんまりだと思うかもしれないが、北朝鮮の人々が祈りを必要としているのは明らかで、でも日本の「敵」だとしか言いようのない北朝鮮のために祈る日本人クリスチャンはきっと多くはないのである。
「わたしについて来たい者は、自分を捨て、自分の十字架を背負って、わたしに従いなさい。」(マタ16:24)「自分の十字架」とは聞かれない祈りのことだ、とぼくは「聞かれない祈り」という文章で書いた。「娘を返して下さい」という祈りが「間違った動機」(ヤコ4:3)のはずはない。だが横田早紀江さんがめぐみさんを愛する気持ちに勝って、神は北朝鮮の人々を愛しておられ、彼らのために祈る人々を起こしたいと願われるのである(cf.ヨナ4:11)。
わたしたちはこう考えます。すなわち、一人の方がすべての人のために死んでくださった以上、すべての人も死んだことになります。その一人の方はすべての人のために死んでくださった。その目的は、生きている人たちが、もはや自分自身のために生きるのではなく、自分たちのために死んで復活してくださった方のために生きることなのです。(Iコリ5:14-15)
めぐみさんの母としてではなく北朝鮮の人々の母として生きることを、神は早紀江さんに求められる。これが神の「重荷」である。
3
「聞かれない祈り」という文章を書いたのはちょうど1年前だが、ぼくはそのとき横田早紀江さんのことを書くことができなかった。
なぜか。いや、逆に問おう、いま上でぼくが書いたことを読まれて、皆さんは僕のことをとっても無責任だと思われないだろうか?「横田早紀江さんはめぐみさんのためではなく北朝鮮の人々の『祝福』(ロマ12:14)を祈りなさいとみことばは教えています」、たしかに聖書にはそう書いてあるけれど、ではあなたは早紀江さんやめぐみさんのために祈っていますか?あるいは早紀江さんと一緒に北朝鮮の人々のために祈っていますか?ときかれたら、ぼくはいまロシアのために祈るその祈りの1%も北朝鮮や拉致被害者のために祈っていないのである。「私は祈りませんがあなたは祈って下さい」という勧めに、ひとは心情の問題として素直に応じることができるだろうか。
それを、まる1年経って、いまここに書こうと思ったのは、信じる者ひとりひとりに神が「重荷」を担わせるそのやり方を信じるからである。要は「オレの重荷はロシアなのだ」と確信するということである。ぼくの「思い計り」で北朝鮮や拉致被害者のために祈っても、それは神に聞かれる祈りにはならないのだ。逆に、だからこそ、北朝鮮のために祈るよう神に召された方が、みこころに適う祈りに向かって開かれることを願うのである。
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重荷を担う経験はすべてのクリスチャンが同様に持っているわけではない。ぼくがロシアのための祈りに導かれたのは去年で、それはぼくがクリスチャンになって22年目のことだった。それまでぼくはクリスチャンとしての重荷を担ってこなかったのである。
だから、ご自分の重荷を強く意識されたことのない方が、ぼくのいま書いたことを読んで「これは私の重荷、あれは私の重荷ではない」と切り分けることに釈然としないものを感じられるとしても不思議ではない。そういう方に、聖句をふたつ引いておく。自己弁護みたいかもしれないが、これは信仰生活の現実である。
「確かに言っておく。エリヤの時代に三年六か月の間、雨が降らず、その地方一帯に大飢饉が起こったとき、イスラエルには多くのやもめがいたが、エリヤはその中のだれのもとにも遣わされないで、シドン地方のサレプタのやもめのもとにだけ遣わされた。また、預言者エリシャの時代に、イスラエルには重い皮膚病を患っている人が多くいたが、シリア人ナアマンのほかはだれも清くされなかった。」(ルカ4:25-27)
もし体全体が目だったら、どこで聞きますか。もし全体が耳だったら、どこでにおいをかぎますか。そこで神は、御自分の望みのままに、体に一つ一つの部分を置かれたのです。すべてが一つの部分になってしまったら、どこに体というものがあるでしょう。だから、多くの部分があっても、一つの体なのです。(Iコリ12:17-20)
「わたしの軛は負いやすく、わたしの荷は軽い」(マタ11:30)と言われた方は、ひとりの人の肩に世界のすべてを乗せようとはされないのである。そして祈りは、政治的あるいは社会的に重要なトピックだけでなく、ふつうの人々のささやかな営みのためにも必要なのである。信じる人々がそれぞれ神の導きのままに自分の重荷を負うこと、数え切れない人々がそれぞれありとあらゆることのために祈ること、そこにキリストの教会の広がりがある。それは「心を一つにし思いを一つにして」(Iコリ1:10)というみことばの勧めに反するようにも見えるけれど、あらゆる人のあらゆる祈りが「聖霊とともに・御子の御名によって・父なる神に」捧げられるとき、それらの祈りはすべて私たちの思い計りを超えた「キリストの心」(Iコリ2:16)なのである。そしてだからこそ、「私の祈りは果たしてキリストの心だろうか」という自問が、つねに必要なのである。
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togekiss4ss · 9 months
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SNOOZER 1998 4 Bernard Butler 天国から降り立った至福のソウル・ミュージック、遂に完成!
BERNARD BUTLER
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by SOICHIRO TANAKA photography by MIDORI TSUKAGOSHI
間違いなく、98年最初の傑作と呼びうる作品が座み落とされた。アルバム「ピープル·ムーヴ·オン」——バーナード·バトラーという類稀なる才能がようやく咲かせた、大輪の花びらである。険しさや激しさとは無縁。勿論、どこまでも気持ちが高揚するアップ·テンボのナンバーもある。だが、基本的には柔らかで、しなやかで、ゆったりとした時間が漂う、極上のソウルフルな作品集である。
■練りに練り込まれた4ピース·バンドのアンサンブル、そこに実に効果的に配置された華麗なストリングス——だが、そんなゴージャスなプロダクションにもかかわらず、バーナード本人の細かい息遣いがそのまま伝わってくるような親密さがここにはある、日当たりのいいキッチンに通されて、入れたばかりのココアを御馳走になったかのような暖かさ。薪が割れる音だけが聞こえる、暖炉のある暖かい居間に招かれて、家族との思い出話をひとつひとつ聴かされているかのような距離感。そして、妻、亡き父親、兄弟達、多くの友人達——バーナード自身と彼の周囲の人々をめぐる大小様々なドラマが平易な言葉で綴られた歌詞。ここはバーナードが招き入れてくれた彼の部屋なのだ。
■「僕が何故、落ち込んでるか聴いてくれるかい?/僕が過ごしていた日々は、ありがちな疑いばかりだったから/そう、僕が夢を語っても、君だって耳を貸しちゃくれなかった」「そう、君はわかってくれてると思ってた/友人達が僕のことを取り合ってもくれなかったってことを/だって、僕は他人のことが少しもわからないんだよ」「でも、最近は僕はひとりじゃないんだ」——アルバムに先立つ2枚目のシングルとしてリリースされた“ノット·アローン”において、バーナードはどこまでもあけすけに歌う。だが、ここで鳴らされているのは、夢、失意、孤独、離別、誤解、強がり、���び——そんな普通的なものばかりだ。そう、これこそは我々、日常と自分自身の感情に翻弄され続ける「ちっぽけな魂」の主題歌そのものなのではないか?
■バーナード·バトラーは、自分の半径2メートルのありきたりの小さなドラマから「普遍」を生み出した、どこにでも転がっているありきたりの失意と喜び——だが、それが当の本人にとってはとれほどに深刻なドラマなのか? そして、それを細心の注意を払い、目一杯の熱意でもって奏でた時に、それはどれほどに崇高な叙事詩たりえるのか?——アルバム「ピープル・ムーヴ·オン」は、そうした事実を証明してみせた。バーナードに招かれて、我々は自分自身について語りだす。そう、アルバム「ピープル·ムーヴ·オン」は、そんなありきたりのちっちゃな喜怒哀楽に対する祝福で溢れている。
このレコードによって父の思い出が公になってしまうのは、少し哀しい。でも、そのことによって、僕自身の存在を証明出来た気もするんだよ。僕は一分一秒たりとも人生を無駄にしたくない。そんな思いを父の思い出がサポートしてくれるのさ
ありきたりに生きたありきたりの男が愛した「やせっぽちの息子」だからこそ産み落とせた、どこまでも親密な「至福のソウル・ミュージック」——
マチズモからも、ホモ・セクシャル体験のないバイ・セクシャルからも遠く離れた、奇跡のソロ・デビュー・アルバム『ピープル・ムーヴ・オン』が到達しえた、しなやかさの秘密
●素晴しくソウルフルなアルバムが出来上がりましたね。
「どうもありがとう」
●このアルバムを聴いて、何故、あなたがスウェード時代、あんなにも居心地悪そうにしていたのかがわかったような気がします。というのも——。
「ふう(と、言ったまま机につっぷしてしまう。髪の毛がスープに浸ってしまっているのも気にせずに、ガバッと起き上がり、首を激しく振り続ける)」
●もうスウェードの話はしたくないんですね?
「いや、そんなことは言ってないよ。別にいいんだけどさ。別にいいんだけど……でも、スウェードのことについては散々話し過ぎたから。ねぇ、アルバムの話にしてくれない?」
●ええ、勿論。だって、今日はスウェードじゃなくって、あなたのソロについて話しにきたんだから。
「それなら良かった。うん、もうスウェードの話はしたくないんだ。僕はスウェードでのキャリアを、本当に誇りに思ってるよ。でもさ……でも、もう5年も前の話なんだぜ?でも、ヨーロッパのプレス……特に英国のプレスは、事あるごとにそんな昔の話に固執するんだよ。昔のことだけじゃない。スウェードが何百万枚もレコードを売ったとか、そんな話をするんだ!そんなの僕の知ったことじゃないのに」
●いや、だから、僕が訊こうとしてるのは——。
「(遮って)だってさ、このアルバムはスウェードのレコードに対する反撃でも何でもないんだから……。このレコードは明らかに、今までやってきたことと違うはずだよ。僕の人生の中の、新しい時代の節目にふさわしいものなんだ。歌詞的なアプローチの方法も、個人にすごくクローズアップしていったり、うんと突き放してみていたり、すごく一般的なことに基づいていたり、様々なんだ。そう、これは全て『僕』なんだ。すごく『僕』らしいレコードなんだよ。ここには、いろんな違った角度から『僕』が描かれているのさ。それこそが、僕が常にやりたいと思っていたことなんだ。うん……でも、まあ、君がこのアルバムの中の僕と比べてみて、スウェード時代の僕は居心地悪そうにしてた、と言うのも分かる気がするよ。確かにそうだったかもしれない(笑)」
●うん、そう。つまり、僕が「何故、居心地悪そうにしていたのかが分かった」と言ったのは、このアルバムを聴きながら、「ああ、これこそがバーナードが昔からずっとやりたかった音楽だったんだなあ」としみじみと感じたからなんです。
「ああ、もう本当にその通り。大正解だ。でも、そんなことを言ってくれたのは、君が初めてだよ」
●嘘?本当に?
「ねえ、『ボトム·ドロワー』って知ってる?結婚に備えて、女の子が嫁入り道具をしまっておくたんすの引き出しのことなんだけど。お父さんやお母さんが、お嫁に行くときに持って行かせたいものを、娘のために蓄えておいたりもするんだ。で、これは、そんな感じのレコードなんだよ(笑)。今まで大事に蓄えてきたものがギッシリ詰まってる。なかなか外にひっぱり出すことが出来なかったんだけど、絶好の機会を得て、ようやく陽の目を見ることを許されたのさ(笑)」
●(笑)なるほどね。それで、このアルバムを聴いて最初に感じたのは、ひとつが最初に言ったソウルフルな作品だということ。で、もうひとつが、70年代のソングライター達がやっていたような、すごく「パーソナルな息遣い」が伝わってくる作品だということなんです。
「へえ。なるほど。いいね」
●でも、自分自身の弱さや怖れをも包み隠さずに歌うのは、最初は戸惑う部分があったんじゃないですか?
「いや、僕は隠しだてしたりしないんだ。隠すものなんて、何もないからね。むしろ人間は自分を包み隠したりしないための努力をすべきだと思うよ。ほら、去年出たレコードの大半はマッチョで、アグレッシヴなギター·ミュージックばっかりだっただろ? なんかお高くとまってると言うか、人を下に見てるって言うか。『俺はグレイトなんだぜ!俺はお前らとは違うんだ!』ってね。でも、僕はそんな風に自分のことを考えたくない。それよりも、もっと繊細なものを表現したいんだ。人間関係のことや、離別や、誰かを失うことや、家族のこととかね。僕はそういうものを自分の内側にひたすら溜めているだけなんて好きじゃない。殻に籠りたくないんだ。溜まったら吐き出して、受け入れていかなくちゃ。どんなポジティヴなことも、ネガティヴなこともね。勇気を奮い起こさなきや。『何でこんなことが僕の身に起こったんだろう?』って理由を解明するんだ。それで『きっとそれは僕が物事の悪い面しか見てなくて、考え方によっては良い側面もあるはずなのに、それを見ようとしないからなんだ……』って気付くんだ。それは変化し得るものかも知れないんだから、リスクを負わなくちゃ。それが、このレコードで表現されている僕の感情というか、感覚なんだ。とにかく、このレコードはすごくパーソナルなものなんだよ。だから、どの曲が具体的にどの人について歌っているかは、言いたくない。僕に言えることは、『このレコードは僕の人生にすごく深く関わっているものだし、多分、みんなの人生にも何らかの関係性を持っているだろう』ということだけなんだ」
●なるほどね。実際、あなたは、これまで自分自身のことを「やせっぽちの、ギターを弾くしか能のない男」という言い方をしてきましたよね。でも、この作品さえあれば、そういった自嘲的な言葉で照れ隠しするのではなく、「僕には人を感動させることが出来るんだ!」と胸を張って言えるんじゃないですか?
「そうだね。僕はこのレコードをすごく誘りに思ってるよ。でも、特に、ここ10年くらいは男が怖れや弱さをさらけ出す、なんてことが受け入れられない状況にあるだろ?実際、僕が思うに、男は普通そういうことをレコードの中で表現したりしないんだよ。男っていうのは、いっつも叫び声をあげてなきゃならない。っていうか、いつでも強気で、男らしくて、荒々しくふるまわなくちゃならなかったりするんだ。でも、僕は、終始『俺はグレイトだ!俺は最高だ!俺の書く曲はどれもこれも素晴しいんだぜ!俺はこの世代で、いちばん優れたソングライターだぜ!』なんてふれまわるような人間には興味がないんだよ(笑)。自分の道をまっすぐに、ただ前だけを見て進んでいけばいいのさ。僕はその方がずっと強い生き方なんだと思ってる。実際、怖れや弱さをさらけ出す、って言っても、何もネガティヴで、悲観的な意味かりがこもっているわけじゃないと思うんだ。本当は、もっとずっとポジティヴで前向きなことだと思うんだよ。だって、ちゃんと自分と前向きに向かい合っているわけだろ?で、その先を模索するための一段階なんだからさ。勿論、これは僕の問題であって、他の人にも強要するつもりなんかないよ。でも、もしかしたら僕のレコードが他の人の考え方に影響を及ぼすかもしれないよね。その可能性もあると信じてるんだけど……。だから、このレコードっていうのは、マッチョでもなく、アグレッシヴでもない、でも、強くてしなやかな男の作ったレコードなんだ。前だけをまっすぐ見て、突き進んでいくだめのレコードなんだよ」
●マッチョじゃないってことで言えば、ヴォーカルという面についても、ニール·ヤングの「囁くような歌い方」があなたに歌う勇気を与えてくれたんじゃないですか?
「う~ん。囁く、っていうのはちょっと違うかな。でも確かに、ニール·ヤングみたいに、ヴォーカルではなくて、表現の一部として歌を歌っているような素晴しい人達っていうのは、技巧に凝らないよね。ビブラートも使いこなせなければ、音階もまともに取れない。でも、何故彼らの歌が素晴しいのかと言えば、ここから生まれたものだからなんだ(と胸をトントンと叩く)。それにいい音符が並んでいれば、つまり良いメロディがあれば十分なんだよね。でも、僕が勇気づけられているとすれば、やっばり彼のアティテュードなんじゃないかな」
●先ほど、70年代のソングライター的なパーソナルな思遣いという話をしたんだけども、逆に、あなたとしては英国人のソングライターに多いキャラクターや物語を設定する歌詞の書き方には、胡散臭いものを感じるんでしょうか?
「そもそもイメージを作り上げようとする点では、大英帝国こそ最も悪しき存在だと思うな。この国は、もう何千年もの間時間を無駄遣いしてる。国民はずっとそれに踊らされて、『大英帝国万歳!』ってやってきた。で、その思想みたいなものが、今の時代になってもずるずると国民の頭の中に残ってるんだよな。こんな小さな国に住んでるもんだからさ、アメリカにプレイしに行ったバンドなんて、すぐ大陸を征服したような気分になってしまうのさ。『俺達はすごい!』ってね。勿論、これは一般的な英国人の考え方であって、僕の意見というわけじゃないよ。僕はそんな考え方には反対なんだ。僕の両親はアイルランド人だから、この大英帝国的な思想は相容れないものがあるし。これがさっきも言った、アグレッシヴな考え方の根底になっているものなんだ。僕は、僕のレコードを聴いた人達にイメージの刷り込みとか、餌付けみたいなことはしたくないんだ。それよりも、このレコードを聴いてくれた人達と手をとりあって、暖かな雰囲気を感じて貰いたいと思ってる。僕は火になって、誰かを暖めることだって出来るはずなんだ(笑)。まあ、確かに、その英国的なソングライティングというのは、一種のシニシズムのようなものだよね。それと、幻想みたいなものを人はそこに見い出しているんじゃないかな。というのも、みんな退屈してるからね。退屈な生活、退屈なバックグラウンドを持った人達が、大勢ロンドンにやってくる。特にロンドン郊外からね。サリー州やケント州、サセックス州といった場所に生まれ育った若者達は、ロンドンに大都会の幻影を見てるんだよ。『ロンドンに行けばきっとエキサイティングなことが待ち受けてる』ってね。でも、僕もそうだけど、元々ロンドン市内で育った人達は、そんな幻想を持ってはいないからさ。でも、郊外で育ってロンドンに来た人達は、そういう幻想を持ってる。すごく奇妙な、ロンドンのアンダーグラウンド·シーンを発掘するのに執着するんだ。むしろ僕は自分のレコードには、退屈ならその退屈をそのまま表現したいと思ってる。下手な幻想を描くのではなくてね。まあ、こういうことはロンドンに限らず、世界中の大都会に共通する風土病みたいなものなんだけど(笑)」
●なるほどね。
「諸悪の根源は、あのブリット・ポップだった。まあ、中にはいいのもあったけど、そういう地味だけどいいレコードよりも、もっとくだらないけど華やかなレコードばっかりが売れて、そういう連中だけが大金持ちになっちゃったんだよね。ヴァーヴとか、レディオヘッドとか、そういう素晴しいバンドは黙ってベンチに座ってるだけだった。僕もそうだった。でも、最近になってやっと状況とクオリティが一致してきたように思うんだ。でも、やっぱりあの時代というのは、失望させられてばっかりだったよ。まるでロンドンのイメージー=ユニオンジャックの旗、赤い2階建てバス(笑)っていう、あのステレオタイプのイメージがそのままロンドンのミュージック·シーンに持ち込まれちゃったんだ」
●では、今も話に出たレディオヘッドのトム·ヨークのような人は、自分しか気が付かないような、自分自身や世界の問題点をえぐるように見つめて、それを克服するために創作に向かっていますよね。
「僕、彼のことが本当に好きなんだ。尊敬に値するね。レディオヘッドの曲を聴くと、いつでもついつい歌詞に目がいってしまう。歌詞カードを読む、数少ないバンドのひとつだね(笑)。でも、ああいうダウンな歌詞で曲がものすごく良いバンドって、本当に少ないと思う。そこが彼らのすごいところなんだ。曲がとてもいいから、その曲と詞の相乗効果が素晴しくて、詞そのものがまるで詩歌みたいに響いてくる。世界で最高のバンドのひとつだね。それは疑いようがない。興味深くて、曲が素晴しくて、声が美しい。そして、歌詞が本当にいい。自分達の過去を忘れてしまって、最初からビッグなバンドだったような顔をしないのがまたいいよね。彼らが最初にレコードをリリースした時、この国の誰も彼らに興味を抱かなかった。『ザ·ベンズ』をリリースした時だってそうさ。でも、半年経った頃に、ようやくみんながあのアルバムの良さに気付き始めた。ファッショナブルだとさえ言われるようになったんだから。最初は誰の目にも留まらなかったものが、今では10年来の傑作レコードにまで成り得たのさ。その辺が、僕が『ロンドンのミュージック·シーンはクズだ』と言う所以���んだよ」
●ところで、あなたのソングライティングについてもうちょっとお訊きしたいんですけど、やはり今作に収められた作品のソングライティングの過程というのは、自分自身の弱点やダークな部分と向き合って、それを克服していく過程でもあったんでしょうか?
「うん、そうだね。ただ、向き合って、というのは確かにそうだと思うけど、克服っていうのはちょっと違うな。克服というよりも、『ポジティヴなやり方で自分自身を表現している』と言ったほうが適切だと思う。僕は決して紙と鉛筆を持って、じっくり腰を据えて曲を書くようなタイプではないからね。ただテープレコーダーを回して、思いついたフレーズをランダムにそこに放り込んでいく。アイディアをとっ散らかったままとにかく録っておくのさ。頭の中はいつも混沌としていて、いろんな考えや感情がぐちゃぐちゃに渦巻いている。それを簡潔な言葉で説明することなんて出来ないはずなんだ。なのに、一旦レコードになると、ちゃんと簡潔にその意味がまとまっているんだよね。自分でも不思議でしょうがないんだけど(笑)。それで、レコードをじっくり聴き直してみて、ようやく自分自身の考えていたことが解ったりするんだよね。曲作りは、本当にそんなふうな自然発生的なものなんだ。予めプランを立てておくことなんて出来ない。いや、出来たらどんなにいいか、って思うんだけどね(笑)。だけど、やっぱり駄目なんだよね」
●では、今回、ソングライティングの過程で、本当の自分自身と向き合う時、最も苦痛を伴ったのは、具体的にどんな部分だったか数えて下さい。
「そうだな……僕の父親についてのラインを書いている時かな。このアルバムには、全体を通して僕の家族についての描写がたくさん出てくるんだけど、時々胸が苦しくなったりしたね。タイトルや、そういったフレーズに引用されているのは、妻との会話や、何年も前の僕の家族との対話だったりするんだ。まあ、中にはテレビの中の会話からとったものもあるけど(笑)。僕は、基本的に、そういう具体的な会話を引用するのが好きなんだ。政治的なメッセージ性のあるタイトルなんて付けたくないからね。僕は本を読まないからさ。知識なんかよりも、もっと自分のイマジネーションや、頭の中にあるもの、感覚的なものを大切にしたいと思ってるんだ。とにかく、家族のことを曲にするのは、いつでも苦痛を伴う作業なんだ。でも、そこにこそ僕のエモーショナルな部分がいちばん生かされているとも思うし、ポップ·レコードに、もっと深い感情を与えてくれる存在でもあるんだよ。それに、父親や、祖父や、先祖の思い出は僕に残された遺産だと思うんだ。で、その遺産を僕も残していきたいと思ってる。そう、運命みたいなものだね。それに自分なりに折り合いを付けていくのは、エキサイティングなことでもあるんだ」
●実は、この作品を聴いて、かつてあなたがあなたのお父さんについて語った素晴しい言葉を思い出したんです。「自分はごく平凡なとても素晴しい人をひとり知っている。君達にはなんの意味も持たないかも知れないけど、僕にとってはとても大切な人だった。その人はとても幸福な当たり前の人生を生きて死んだんだ」って言葉を。
「ああ、そうなんだ……うん……彼はね、そう、とても平凡な人だった。ごくごく当たり前の人生を送っていたよ。人生を通して、何か特別なことをしたわけじゃない。9時から9時まで退屈な場所で働いて、夜は毎晩テレビを観て、お金の工面をして、ごくまともな死に方をしたんだ。特別に楽しいことがあったわけじゃないんだろうけど、月明りの頃……死の直前にはそれなりに残りの人生をエンジョイして死んでいったと思うよ。その父の思い出がレコードをリリースすることによって公になってしまうのは、僕にとってちょっと哀しいことでもあった。でも、それと同時に、彼の思い出を公にすることによって、僕自身の存在を証明出来たような気がするんだよ。僕自身がここに居る、その事実と理由をね。僕は一分一秒たりとも人生を無駄にしたくはない。そんな思いを彼の思い出がサポートしてくれるのさ。そう、父はとても博識で、機転が利いていて、ウィットに溢れた人だった。でも、誰も声を大にして、彼にいい仕事にありつく機会を教えてはやれなかったんだ。君や、僕のようないい仕事にね。まあ、これって世代的な問題でもあるし、それだけのことなのかもしれないけどね」
●うん。でも、このアルバムさえあれば、あなたは彼の遺志を継いだ、素晴しい息子だという証明が出来ますよ。
「(笑)そうだね。父がそう思ってくれることを願うよ」
●先行シングルの“ステイ”は、どこかお父さんに捧げられた部分もあるんじゃないかと思ったんだけど。
「いや…… 。特にそういうわけじゃないんだ。でも、もしかしたら、潜在的にそんな思いもあったのかもしれないね。正直なところ、どういうふうに君に説明したらいいのか分からないんだけど。この曲は、『変化』について歌われたものなんだ。僕は、人が他人に『君は変わるべきだ』『君はもっと先に進まなくちゃいけない』なんて言ってるのを見ると、イラついてしまうんだ。だって、言われた方は、彼らが変わらなくちゃいけないことも、彼らが本当に先に進みたいと思っていることも、ちゃんと分かってる。それと同時に、そのことがどんなに難しいことかも分かっているんだから。でも、一日の終わりには、必ず『やっぱり自分は変わらなくちゃいけない』って思うんだ。それって、すごく絶望的な光景だと思うんだよね。変化の過程というのは、いつでも恐怖や失望を伴うものだし、違う場所に到達するのって、フラストレーションに常に苛まれるシチュエーションなんだよ。感情的にも不安定で、すごく傷つくことなんだ。実は、この曲のフレーズは、ちょうど僕がレコーディングに入る前に知人の女の子に言われた言葉でさ。彼女は僕が先に進まなくちゃいけないことも分かってるのに、僕にそんな風にばかり言ってて…おまけに、自分は進もうとしなかった。自分も前進しなきゃいけない、って分かってるのにさ。このことは、“ステイ”の前の曲 …なんだっけ、アルバムの9曲目」
●え~っと “ユー·ハヴ·ゴット·ホワット·イット・テイクス”ですね。
「その曲も、このことについて歌われたものなんだ」
●そうなんだ。なるほど。じゃあ、アルバム·タイトルにもなっている『ピープル·ムーヴ·オン』というタイトルは、そうしたあなたの人生における変化に対する認識が現われたものなんでしょうか?
「これも、もともとは毎日の対話の中から出てきたフレーズなんだ。でも、ちょっと違うのは、これは自分自身の対話というところなんだよ。『何でこんなことが起こるんだろう?』、『何でこんなことが自分の身に起こったりするんだろう?』という問いかけから生まれたものなんだ。自分の頭の中に渦巻いている、人生そのものに対する問いかけだね。このフレーズが最初に閃いた時、僕はウェストエンド(ロンドン中心街)で新聞を売ってたんだ。何年も前の話さ。で、人がただ、流れていく。流れていく。流れていく。土曜日の夜で、みんなはクラブに繰り出すために、流れていたんだ。僕は、それをじっと観察してた。自分勝手に彼らを批評してたわけさ。クラブへ向かう時にはお洒落して、皆すごくスマートに決めてるだろ? でも、帰りには口紅は剥げてるし、髪の毛はめちゃめちゃだし、あられもない格好になっていたりするんだ(笑)。そういう流れ行く人の立ち居振る舞いを、批評することだって出来るし、それを経験の一つとして自分に取り込むことも出来るんだ。そういうのって、ただの行きずりの人についても、大切な人についてもそれは同じことだと思うんだ。過去に一緒にプレイしたことのあるミュージシャンだって、一緒に仕事をしたことのある人だって、関係を持ったことのある人だって同じことさ。僕の中には、他人は自分の中を通りすぎて行く存在に過ぎないという思いがどこかにあるのかもしれない。勿論、その中には僕を救済してくれる人も、僕のイマジネーションをかきたててくれる人もいる。2度と会わない人もいる。「ピープル·ムーヴ·オン」というのは、人が自分の中を流れていく、まるで旅するように来ては去っていくシチュエーションをイメージさせるフレーズだと思うよ。このレコードも、そんな旅のようなものなんだ。色々な人や、色々な経験がこのレコードを通り抜けていくのさ」
●なるほど。で、このアルバム全編には「許し」が漂っていると思うんですよ。あなた自身、このアルバムを作ることで、憎しみや怒りという感情から解放されて、とっても清々しい気分になったんじゃないですか?
「いや、どうだろ……最初から『許し』があったというよりも、先に『評価/判定』があって、その結果から君はそう感じたんじゃないかな。勿論、ネガティヴな評価の場合もあるよ。で、そういう人間関係を自分の経験則として蓄積することが出来るんだ。そういうことだと思う。そう、それと『ビーブル·ムーヴ·オン』というタイトルには、もう一つ別の意味があるんだ。それは、『頼むぜ!動いていこうよ!』ってことなんだ(笑)。『進んでいこう、イマジネーションを最大限に使って、音楽に関する知識をうんと生かして、動いていこう、進んでいこう!』ってことなんだ。まあ、つまりは、レコードを作ろう、ってことなんだけど(笑)。スピリチュアライズドやレディオヘッドといったバンドは、それを本当に上手にやってのけたと思うよ。彼らはこの国の音楽的な財産にきちんと敬意を払いながら、全く同じことをやるということに、プレッシャーを感じてる。違和感を感じてるんだ。『お、これいいね!頂戴しよう』って上手く過去の音楽スタイルを取り入れながら、最新型のオリジナルを創り出しちゃうんだからね!すごく革新的だよ。こういうのを、アート·ワークって言うんだと思う。いろんな人から影響を受けて、それで今度は自分達がリスナーやオーディエンスに影響を与えてる。動き続けているのさ」
●うんうん。じゃあ、あと少しだけ。“ユー·ライト·ザ·ファイア"の穏やかなムードというのは、あなたの家庭のムードそのものの反映なんでしょうか?
「いや、というよりは、これは今現在の僕自身の状態についての曲なんだ。父が死んでから数年の間、僕は兄弟達と全然連絡を取り合っていなかった。でも、ちょうどアルバムの最後の曲のヴォーカル·トラックを録っていた時なんだけど、兄弟が僕をスタジオに訪ねて来てくれてさ。なんだかすっかり歳とっちゃったみたいに見えたけど、もうとても嬉しくてさ。つまり、レコーディングが一区切りついたところで兄弟が激励に来てくれたんだよ。その時っていうのが、すごく暖かな気分だったんだ。その後も、僕にも子供が出来て、兄弟にも子供が出来て、母が孫を見に来てくれて、良い時期が続いてる。すごく暖かくて、素敵な、ポジティヴな時間が続いていることを歌っているのさ」
●うんうん。でね、ちょっと気になったのは、このアルバムを聴く限り、あなたってちょっとジェラシーが強すぎる男性なんじゃないかな?って。
「ジェラシー?いや、僕としてはそんなことないと思うけどな。良く分からないな、その質問は」
●OK。じゃあ、ここ数年のあなたの活動を見て、最もやきもきしていたのは、あなたのワイフなんじゃないかと思ったんだけどーー。
「え、どういうこと?彼女が僕の音楽活動を気に入ってなかったってこと? それとも、全然働いてないことを怒ってたかってこと?」
●違う違う!だって、ここ数年、音楽活動の面であなたは色々と紆余曲折してたじゃない?
「ああ、分かった。そういうことか。うん、僕の奥さんはね、すっごく素敵な女性なんだよ。アハハハ。いやいや、とにかく、音楽のことに限らず、色々心配はかけてると思うな。僕は結構肝心なことを言わなかったりするもんだから、彼女はそれをどうにか理解して、問題を解決しようと努力してくれてるんだ」
●じゃあ、“ユー·ジャスト·ノウ”は、彼女との関係の中から生まれた曲なんでしょうか?
「そう、僕は彼女のことを何でも知りたがるからね、まるで子供みたいに(笑)。というより、彼女が僕を理解してるのかどうかを知りたがってしまうんだ。ほら、子供って何でも根掘り葉掘り訊きたがるだろ?『どうしてそんなこと知ってんの?それってどういうこと』ってさ。小さい時には誰でも、『なんで今夜サンタクロースが来るなんて判るのさ?』って両親につっこんで、困らせたりするじゃない。もちろん親はそれには答えられないんだけどね(笑)」
●でも、それって、あなたがジェラシーの強い人だってことも関係してるんじゃない?
「ああ。なるほど。それは良い見解だね(笑)。そうか。そう��のかも。ハハハ」
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gobangiri-news · 1 month
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公開初日舞台挨拶オフィシャルレポート!
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このたび、映画『碁盤斬り』の公開を記念して豪華キャストが勢ぞろいし、公開初日舞台挨拶を開催いたしました!映画公開初日の天気は快晴。「天気も味方してくれました。足を運びやすいお天気でうれしいです」と笑顔の草彅さん。続けて「今だから観る意味があるような作品になった気がしています。時代劇は若い方とか足が遠のいているとか小耳に挟んだりもするし、あまり得意じゃない方もいらっしゃる中で、逆に今、この作品を届けることに意味がある気がしています。テクノロジーが発達している時代だけど、ひとつひとつの動きやセリフに重みのある、重厚感のある作品に出演できたことを幸せに思っています」と思いを語りました。清原さんや中川さんのような若い役者も出演している本作は「2人のような若いグルーヴもあって、若い方から年配の方まで。世代問わず楽しんでいただけます」とニッコリの草彅さん。市村さん、國村さんの方に視線を向け、「そして、大先輩方もいらっしゃって。(萬屋源兵衛役の)國村さんと(柳田格之進役の)僕とのラブストーリーでもあるので『おっさんずラブ』みたいな感じ?」と説明すると「僕の片思いだけどね」としょんぼりの國村さん。そんな國村さんに優しい笑顔を見せながら草彅さんは「僕たちの恋愛物語や、いろいろな感情がある作品なのでたくさんの方に観てほしいです」とおすすめしました。
囲碁を打つ場面では草彅さんと國村さんは敵同士。「囲碁を通じて距離が近づいていく感じがすごく面白いです」と話した草彅さんでしたが「僕は、囲碁のルールは分からなくて(笑)。(中川)大志くんの(囲碁の)シーンはすごくかっこいい。(清原さん演じるお絹との)ほのかなラブストーリーもあるし」と中川さんのシーンの見どころを挙げベタ褒め。すると中川さんは「格之進さんは囲碁のルール知らなかったんですか?」と驚きを隠せない様子。「僕は(碁石を)置くところだけは分かってる」と答える草彅さんに登壇者の全員が大爆笑。「置くところだけは分かっている2人」と自身と國村さんの囲碁の知識を明かした草彅さんは「お客さんもルール知らないでしょ?だから、僕はルールが分からなくても没頭できるぞという役作りをしました。お客さんの気持ちに立っての役作りです」と胸を張り、会場を笑いの渦に包みました。本作のオープニングは碁盤のアップから始まります。「碁盤もすごいやつ。監督もしゃべって!」と説明を促した草彅さん。「江戸時代のものを借りました」と明かす白石監督に「すごいものなんだけど、だから何だって話かな(笑)」と返し、登壇者の笑いは止まらず。そんな中、草彅さんは「囲碁のルールの話じゃないから。囲碁をお借りして、人の物語を描いています」と本作のテーマに触れ、「その辺を加味した上で、宣伝部員のみなさん、周囲への宣伝をよろしくお願いいたします!」と草彅さん節を交えながら会場に呼びかけ、大きな拍手を浴びました。切腹しようとする格之進をお絹が止めるシーンには緊張感が溢れており、撮影時の思いを訊かれ「何としてでも止めなきゃ!という思いでした」と振り返った清原さん。(格之進を演じる)草彅さんを隣でずっと見ていたからこそ、「止めたい」という思いが湧き出てきたという。「叫ぶようなシーンだったのですが、叫びすぎて声を枯らしてしまって。あのときは本当にご迷惑をおかけしました」とお詫びする清原さんの姿勢に草彅さんは「まさに全身全霊。清原さんのエネルギーを感じて、こちらこそ感謝です。思いっきり格之進を演じることができました」と感謝。草彅さんの清原さんへの賛辞は止まらず、「本当にすごいんですよ、清原さん。それに対して格之進。どんな父親だよって思いました。ひどい父親です。客観的にそう思いながら演じていました。もし、止めてもらえなかったらどうなっていたのか。そうなったらあのシーンでストーリーが終わっちゃうから、止めてもらえて本当によかったです」と安堵。京都の長屋を使って撮影し、切腹には斬り方にも着物の脱ぎ方にも所作がありとても難しいシーンだったと白石監督が振り返ると、草彅さんは「撮影は1年前。京都の撮影所で寒かったな」と撮影当時の様子を懐かしそうにしていました。白石監督作品への出演について市村さんは「監督の作品は血もたくさん飛び散るし、ちょっとグロいイメージ。お話をいただいたときは、どこで斬られるのかって思っていました(笑)」と斬られるシーンを期待していた模様。「衣小合わせのときに、すごく素敵な柄の着物を着せてもらって、すぐに長兵衛の気分になりました。役者だから衣裳ですぐにその気分になる。そして(シーンの)相手役は剛くん。サイコーでした。今後ともよろしく」とペコリ。演じる際には「長兵衛として格之進を、市村として剛くんをというダブルミーニングの気持ちでした」と解説した市村さんのコメントに草彅さんも「僕も、市村さんが僕を…という思いでやってました!」とお互いに役として、そして本人としての関係性が芝居に反映していたと語る場面も。「忘れてはおらんな」というセリフが印象的というMCの言葉に「そんなシーンあったっけ?」と答えた草彅さんに会場は大爆笑。清原さんと中川さんが丁寧にそのシーンを小声で解説するも「あったっけ?」とニヤニヤの草彅さんは「僕、もう1回観なきゃ」とリピート鑑賞を宣言。草彅さんのこの反応に白石監督は「思い入れが強いシーンです。(斎藤)工くんとあんなことになり、荒ぶった状態で出たセリフです」と補足しつつ、おすすめの瞬間であることをアピール。中川さんも「あのシーンの撮影は実はスタジオ。ロケじゃないんです!」と興奮気味に話し、“橋”に注目と目を輝かせました。白石監督が「日本の名作映画と同じ橋を作りました。日本映画のとあるいち場面を作って、そこで草彅さんにあのセリフを言ってもらって…」という日本映画としても重要なシーンであると補足すると、草彅さんは「おいしいところをいただいてしまって、光栄です」とうっかり忘れてしまっていたことに苦笑いしながらも、感謝の言葉を述べました。清原さんと中川さんは撮影の合間もずっと囲碁の練習をしていたそう。「中川さんが本当に強くて。負け戦でした」とがっくりの清原さん。「アプリなども使って勉強して。たまにルールを知らない草彅さんがやって来て…」と中川さん。草彅さんが「美男美女が囲碁をやっている姿は絵になる!本当にかっこいいんです」と褒めるも、「チラッと覗いて、何も言わずに去って行くだけ」と草彅さんの動きを再現しながら大笑いの中川さん。草彅さんは「若い2人が囲碁に興味を持ってくれてよかった。僕が最初に(囲碁の)先生に置くところだけでいいから教えてって言っちゃって。先生がしょんぼりしちゃって。2人が食いついてくれたから、先生に笑顔が戻って(笑)。ちゃんとしないとダメだなって思いました。2人はすごく大人で賢い。僕はすぐ思ったことを言って“あっ”ってなっちゃう(笑)」と反省しながらも、会場を和やかなムードに包み込みました。「囲碁のように白黒はっきりさせたいこと」という質問に「世の中、大概のものはグレー。グレーも帳尻合わせには必要。白黒はっきりさせるのは囲碁の中だけ。(現実では)見たこともない世界が映画に描かれています」と上手に作品をアピールし、胸を張る草彅さん。格之進のように絶対に譲れないものを訊かれた白石監督は「映画をやってきて、映画に育ててもらった身。映画って楽しいという気持ちは譲れません」と映画人らしいコメントで会場を沸かし、國村���んが「僕はいつも譲りっぱなし。なんぼでも譲りますよ」と余裕のムードで話すと、「この懐のデカさが演技につながっている気がします」と反応した草彅さん。「國村さんは長台詞をさらっと流れるように言うから、もう僕の番だってなる。その焦りで緊迫感が生まれて役に入らせてもらえる。セリフ終わりは白黒分かってないとダメだね。いいこと言ったかな?」とニヤリの草彅さんに続き、市村さんが「納豆は100回かき混ぜ、お醤油を入れる。いい泡になったところでお醤油を入れてそこから50回(かき混ぜる)。それは譲らない」とおもしろコメントで繋げていきました。このところ健康に関するコメントが多い草彅さんは「腸活にもよさそう!僕もやろう!」と興味津々でした。中川さんは「最近、白黒写真が好き。撮影中もカメラの話で盛り上がり、音尾(琢真)さんが現場に(カメラを)持ってきていて、まんまと口車に乗せられて購入しました。草彅さんや果耶ちゃん、みんなを撮って。扮装している状態を、セットの中で白黒写真で撮ると本当にかっこいいんです!」とうれしそうに話しました。「花粉症なんだけど、黄砂かもしれないと言われて。どっちなんだろうって」と白黒させたいことを語った清原さんに、「京都、辛かったよね」と反応した中川さん。草彅さんも「はっきりさせたいよね、治療法が変わるから」と娘の健康に気遣う優しい父の顔を見せていました。最後の挨拶で草彅さんは「朝早くから観ていただいてありがとうございました」と感謝。続けて「最後のシーンを撮った日のことは鮮明に覚えています。1年以上前に撮った作品をやっとみなさんに届けられる。この1年、楽しいこともたくさんあったり、嫌なことも少なからずあったり。この映画に映し出されている僕たちは、もう帰ってこない。あのときの演技も今じゃできない。僕たちが生きていたその瞬間その瞬間を思いっきり詰め込み、みなさんに届けたいという一心で作り上げたものです。今は忘れている古き良き時代のいい魂を映画に込めました。娯楽映画としても楽しめますし、心が穏やかになったり、何か感じていただけるものがあるとうれしいので、どうぞよろしくお願いいたします」と呼びかけ、会場に集まった宣伝部員に対しては「ハッシュタグは碁盤斬りです。ごはんじゃないよ。ごばんだよ。点を入れてね。香取(慎吾)くんにはやめろって言われるけれど、(ごはんじゃないよって)何回でも言い続けます。いっそのこと“ごはんぎり”でもいいけれどね(笑)」とコメントし、最後まで笑いを誘うイベントとなりました。
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movie0924 · 10 months
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映画『こんにちは、母さん』
前売り券を持って公開日の9月1日に映画館に行ってきました。いつもより混んでいる映画館を見て今日がファーストデイってことに気付いて、映画製作に携わるものとしてこんな事思っちゃいけないんだけど、少しショックをうけちゃいました。円安とか価格高騰とか水道光熱費の増加とか…やむを得ない事情ではあるけれど、映画料金の値上げによって映画から離れていく人も少なからずいるのかなと思うと少し悲しい。ファーストデイやレイトショーを活用してお得に映画を楽しんでいただければと思います!はい、決して映画館の回し者ではないです。そんなこんなで今回も映画を見てから、ながのによるながの視点のながのの為の感想文(ネタバレ含む)を読んでいただけたらと思います。皆さまからの感想もお待ちしております。
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「おかえり」「ただいま」が夢のように優しい山田作品。今回は「こんにちは」。新しく知った恋する母の素顔に、新しい生き方を選んだ自分に「こんにちは」! 連なるビル群が邪魔をして青空は半分しか見えなくて、何度も映り込むスカイタワーが象徴するのはきっと便利さを最優先とする現代社会。そこから下を見下ろせば、まだまだ残っている昭和の下町のような雰囲気と人とのつきあいを大切に生きる人々の暮らし。二階がきしむ音、セミの音、やかんの音、花火の音、土間から居間を映すカメラワーク、夕方の窓から入る日差し、昭和の時代に生きてそれらを直に感じたわけじゃないのにどれも懐かしく感じるような、時代が変わっても変わらない生活を続けている人達がまだいるという、素晴らしく温かい演出から感じられる山田洋次監督の健在さが沁みた。あんな人情味溢れた下町が本当にあったのかとか、さすがに平成のこの時代に残ってないだろとか、少なからず古臭いという人もいるんだろうけどそういうことじゃなくて。人にはこうあってほしいという小さな〝願い〟のようなもの。
吉永さんが演じるのは神崎福江。吉永さんは相変わらず美しくて可愛くて暖かくて、そんな魅力的な部分が福江さんにもリンクしている瞬間がたくさんあって素敵。ころころと変わる幸せそうな表情から何歳になっても恋ってするんだなぁって嬉しくなったし、そんなおばあちゃんを一番近くで見れて応援できてキュン!ってして恋っていいなって感じた。そしてなにより、恋してるおばあちゃんは凄く可愛かった。お酒を飲んだ時の明らかに酔っているわけではないけどいつもと少し違う、そんな言葉では表現できない小さな変化に、吉永さんが演じる〝母さん〟の人間味を感じた。冒頭でも似たようなことを書いたけどやっぱり吉永さんはお綺麗。ながのもあんな風に歳をとりたい。 大泉さんが演じるのは神崎昭夫。大泉さんらしさ全開のコミカルで癖のある少しオーバーな演技は、喜怒哀楽の起伏がある人情劇にはぴったり。大企業の部長になっても母親の前では子どもっぽい父は、父であり子でもあり、見ていて微笑ましかった。妻との離婚問題や娘との関係、会社の人事問題に最後には退職と不幸が重なりどん底に落ちるのだが、そこでの一言「落ちきればあとは上がっていくだけ」という言葉はまさにその通り。不幸はその人間の主観に過ぎなくて、捉え方によって不幸か幸せかなんて簡単に変わってしまうように見えた。ながのとしても舞としても、やっぱり父や母に対してある種の甘えみたいなものから気持ちが高ぶる瞬間があったりぶつけたくなったりもして、だけどそういうのを全部受け止めてくれる〝お父さん〟でした。 そしてながの演じる神崎舞。ながのにとっては2度目の山田組。吉永さんと大泉さんの心地いい掛け合いから作られていく世界観に、二人の前には出ないけれどしっかりと魅力的に支える舞の人物像が見えた。吉永さんにとって福江さんは初めての〝おばあちゃん〟役。ということは、吉永さんにとってながのは初めての〝孫〟役。「一緒にやって、おばあちゃんになって良かった」そんな言葉をいただけて〝孫〟として生きれたことを誇りに思った。最初は家出をし心が荒れている舞だけど、終盤には一緒に花火を見に行くような異性を見つける。不幸から幸せへ、父とは逆の描かれ方。舞の目が希望に満ちていればいいなと願う。山田組に再び参加できたこと、そして約2ヶ月という短い期間だったけど、吉永小百合さん、大泉洋さんと家族になれたことをとても光栄に思います。
「二度とこの家に戻ってくるか!」と言って家を出たいい大人が、最後には生家に戻り母と暮らす。不安、不幸、生き方をお互いにさらけ出し、新しい一面を見た親子の暮らしがここから始まる。「ただいま、母さん」じゃない。「こんにちは、母さん」!
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myonbl · 7 months
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2023年11月30日(木)
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今日で11月が終わる。このところ朝晩の冷え込みが厳しくなってきたので、私の衣装も冬仕様だ。春・秋用の<襟巻ジバン>の上に冬用のボア付きを着てみると、これがポカポカと本当に暖かい。木曜日は昼には仕事を終えて退出、カレンダーをめくると残り1枚、最後の出勤は12/21(木)となる。他の予定は書き込んでいないが、週末はイベント続きで忙しい、さすがに<師走>というべきか。
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4時30分起床。
日誌書く。
大丸にお節を発注する。
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朝食。
弁当*2。
いつもなら朝食前に洗濯をするのだが、腰の痛みのせいかいつもと胃リズムが狂ってしまい、すっかり忘れていた。
プラゴミ、20L*1&45L*1。
ツレアイの職場経由で出勤する。
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順調に到着する。
木曜日1限は<共生社会と人権>の11週目、冒頭に先日NHKで録画しておいた<よみがえる新日本紀行>を見せる。
最初のニュータウン 〜大阪・千里〜
初回放送日: 2023年11月18日 昭和54年、大阪・千里ニュータウンを訪ねた新日本紀行を再び!日本最初の巨大人工都市の暮らしを住民でもある漫才トリオ・かしまし娘の正司照枝さんがリポートしている。 番組から44年、千里ニュータウンではこの20年ほどで団地の建て替えやマンションの建設が進み、新たに住み始める若い世代も増えている。正司照枝さんは90歳のいまも元気いっぱい。新日本紀行当時と同じ家に住み、近くにいる妹の花江さんが届ける食事を楽しみにひとり暮らしをエンジョイ中だ。この街の良さは昔と変わらぬ静かな雰囲気だという照枝さん。今回も味のあるナレーションで千里への愛を語ってくれた。
その後、今日のテーマは<性的マイノリティーの人権>、時間が無いので<LGBT理解増進法>の成立経緯の説明を朝日新聞の記事の参考に、<BIG ISSUE>の<ジェンダーの生物学>の紹介し、最後に高校生のトランスジェンダーの生活を追ったニュース映像を見せて終了。後のコメントで正反対の意見があったのが面白い。
水曜日の入力問題のチェック。
来週の<情報機器の操作Ⅱ(11回目)>の内容チェック。
弁当を食べ、カレンダーをめくって退出する。
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早い時間だが、今日も1号線の交通量が多い。
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長男が使っていた室内こぎのバイク(何と言えば良いのかわからない)が壊れているので大型ゴミに出すことにした。今週からWebで申込を受け付けるとのことだが、初めてなので仮登録した後でセンターに電話して本登録という流れになる。完了すると、受付番号と集配場所の地図が送られてきた。12/4(月)回収、手数料は1,200円、10kgごとに値段が違うのだが、よくわからないので<30kg未満>でお願いしたのだ。
保健協議会の仕事、12/16(土)の<移動式拠点回収>のチラシを各組長さん宅まで配付する。
ファミリーマートで、大型ゴミチケット(400円*3)を購入する。
腰の痛みは大分よくなったのだが、姿勢が悪かったのか、今度は右の肩から首に掛けて痛みが出てきた。
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冷蔵庫食材で夕飯準備、南アの赤ワインシリーズも3本目、今夜は<CABERNET SAUVIGNON>。
録画番組視聴。
サラメシ シーズン13 (25)まるごと群馬SP 豊かな自然と食 受け継ぎ守る人
初回放送日: 2023年11月23日 群馬県内各地の奥深~い仕事とランチをご紹介▽生産量日本一!だるまの産地、高崎市の工房をお弁当ハンターの阿部了さんが取材▽本州最大の湿原・尾瀬。貴重な植物を踏み荒らさないよう整備された木道。その修理、架け替えを担う人たちのパワーの源、山小屋で頂くチカラめし▽地元の子どもたちに大人気のレトロ遊園地。陰で支える副園長さんの秘めた思いとは?▽小麦の産地、群馬の新名物!高崎パスタ店の絶品まかない。
「落語研究会」のDVDから、「つぼ算」「住吉駕籠」桂米朝。60代前半、一番良い頃かもしれない。
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3日ぶりの入浴、桶を持ったり頭を洗ったりする動作がやりづらい。
今月の血圧、けっこういい数字だった。
右肩に湿布を貼って貰う。
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痛みが消えるまでは無理しないでおこう。
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kennak · 1 year
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*ブコメやコメントで文言の間違いに言及いただきありがとうございました。医療措置入院→医療保護入院です。訂正いたします。プロや詳しい方の説明もあるので困ってる方ぜひその辺りもチェックしてほしい。痴呆→認知症も修正。素人ゆえお許しをすまん。認知症などで暴言のような問題行動が発生し家族が大変な場合、普通の病院や介護施設では介護される家族の意志を尊重しないといけない為ごねると入所入院させれないけど、医療保護入院(医者の許可がないと退院できない)制度を使って負担を軽減できる。基本こっちは書かない主義なんだがお困りの様子なので私が父を精神科の保護入院まで持ってきた過程を晒す。参考にしてほしい。私の父は80代後半で要介護1がついてた(これがめちゃくちゃ効いた。すぐ介護や医療のプロに繋がれた。申請してくれてた母に大感謝)だが、母が持病の悪化きっかけに認知症の初期に入ったための介護始まり、それををきっかけに父も一人暮らしになったので介護サービスの開始検討始めたが元々元記事のお父様の様な孤独ヒキこもり老人でコミュニケーションスキル皆無の上物忘れが進んで暴言炸裂のため(それでも元記事のお父様よりはマシな状態)担当のケアマネージャさんに母の介護プランも含め相談始めた。これがまず良かった。担当のケアマネさん優秀な方で初めててで介護の右も左もわからん、もち精神科の入院まだ考えてない状態の私に今までの経緯はもちろん*早めのかかりつけ医への相談と父への説明と説得をお願いする事(精神科入院にはかかりつけ医の紹介状が必要なため、この相談実績がいる。家族の状態がマシな場合はこれだけで家族の言うことを聞く時もある。この手の暴言吐くタイプの痴呆の人は権威に弱くえらい人や医者には比較的素直)*市役所や介護施設の申請方法(役所は申請主義のためとにかく早め早めの申請が問題解決のスピードを上げる)*医療、介護は別分野なので職務責任やサービスが違うこと、できることとできないことをはっきり説明上記を的確に指示してくれたので、かなり入院までの事務申請や他病院への相談の手間や時間を省くことができた。ケアマネージャは介護サービス運用の責任者で介護のキーパーソンなので大事なお付き合いである(但しハズレのケアマネさんもいるとわ聞いたわ・・)上記のようにプロへの相談はとっても大事なのでなるべく相談先は確保*地元担当地域包括センター。市役所介護窓口、相談することで困ってる度合いを自治体にアピールしていざって時の援助をスムーズに。もち情報は市役所他部門にも共有するので相談実績積む方がいい。元記事の方地域包括センター職員さんの訪問あるっぽいのでバッチリ記録残ってると思うぞ。市独自の介護サービス教えてくれたり暴言や暴力振るう患者も運んでくれるタクシーの紹介もしてくれたぞ!*病院の医療相談員。入退院できる病院は基本ずっと患者に居てられると儲からないんで退院支援するんだけどこちらの担当がこの方々。でも病院内の介護福祉専門家なんでこちらでも相談できる。上記ケアマネージャさんと事務上の連携もいるし、退院時相談する事になるんで先にこちらも声がけしといた方がいい。*もち家族を担当してくれたお医者さんや看護師さんには医療内容を報連相。てな感じでガリガリプロを巻き込む。手間も時間もかかるけど結果ある程度の解決まではスピードアップできる。(但しこちらも当たり外れがあるといるとわ聞いたわ・・)こんな感じで介護医療は登場するプレイヤーが多いので*家族が今まで起こした暴言や困った行動などの経過をなるべく日付つきで記録しておく。メモでもいいと思うけど私はGoogleドキュメントにまとめてメール使える医療機関さんには共有URL教えたり、共有URLをQRコードにしたり、コピペでメールに貼ったり、FAXしかない病院でも印刷してコンビニから送ったりしてなるべく家族の訴えをスムーズにした。口頭だけだとここでも時間取られて大変。*介護申請してもサービス受けるの難しそう(介護申請して要支援1〜2、要介護1〜5認定降りるとサービス受けれることになる)なら元記事の方のお父様素人目には認知症っぽいので精神科の「物忘れ外来」って名前で地元の病院探して(地域包括センターでも紹介してくれる可能性あり)受診。認知症の診断できるの精神科なので、こっち先に受診してもいいと思う。元記事のお父様酒多いのでアル中の依存症で診断出る可能性もあり。うちの場合は医者にはまだ行く人だったけど精神科は嫌がる可能性あったんで「前の病院で診断書でた」と言ってそれ以外何も説明しないで精神科連れてった。バレないよ、どうせ認知機能落ちてるもん。こんな感じで先にケアマネさんから紹介いただいた精神科に事前面会して、かかりつけ医&他の病院の紹介状添え医療保護入院となりました。入院したら早めに*看取り(ぶっちゃけ死ぬまで)病院で面倒見ていただけるか?できないならそれに対応できる病院を紹介してほしいと病院の相談員さんには伝えた方がいいと思う。まあ上記の様な経過で私の場合は一旦落ち着く状態には持って行けた。プレイヤー多いしいっぱい申請あるけど、ここまで持って行けたらだいぶ負担減るので元記事の方の参考になったら幸いです。なお*暴言暴力家族が精神科のお医者様や看護師さんなどスタッフの方々に迷惑かけるんじゃないかと心配されると思います。私もしたんでスタッフの皆様に頭下げました。経過報告いただいたがちゃんと投薬調整していただいて大人しくしてる様です。それきいた私&旦那&息子's「プロすッゲーー!まじスッゲーー!!」*「暴言暴力行うとはいえ家族の世話できないなんて」って悩むとても良い性格の方もいると思う。優しいなえらい!でも下手に素人が介入してっ事態ややこしくするよりプロに適切な介入してもらった方が暴言暴力家族本人のQOLも上がると思う。現場からは以上です。皆様の参考になれば幸いです。 ここより追記 -----------------------結構ブコメ&コメントついてて同じような立場の人が多いなとは思った。「姥捨山」と言われる件については私個人としては「はいそうです」と答えます。父の暴言については親子関係がガッタガタになる程度の言葉は吐かれたので、ぶっちゃけ父のQOLがあがろうが下がろうがどーでもいいと言うのが正直な話。何より父の暴言から家族を守りたかったので。ただ世の中私の様な薄情もんばかりではなく親御さんの介護問題について悩むめっちゃ良いお子さん方がいっぱいいると思うので、そうゆう人には「暴言暴力家族本人のQOLも上がる」と言いたい。実際問題私の父は認知機能落ちて飲まなければいけない薬の管理はできてなかったし、当然昔の人なんで家事一切できない、実家は荒れ放題で不衛生この上なく娘の私、介護のプロの介入も一切受け付けなかったので法的に申請できる私が対応した次第。あと、医療保護入院利用して思ったのがちゃんと医師の紹介状や病院の相談員の介入がないと難しい仕組みになってること。上記の記事に登場する専門家みなさん介護福祉士、医師、社会福祉士、精神保健福祉士など皆さん見事に国家資格持ちの方々で、こちらの皆様は法律に則った運用しないと法律違反なっちゃう立場と思うので、患者の家族が患者の人権無視した行動したらそれなりの対応は取られると思いますよ。そこで患者の人権守るための仕組みを担保されてるのではないかな?とは思いました。あとプロや詳しい方コメントで解説や補足ありがとうございます。助かります。さらに追記 -----------------------あともう少し補足*介護保険被保険者証と後期高齢や国民保険証は必ずチェック医療介護受ける際この書類は必ずいるので必ず実家から探して念の為写真撮ってクラウド上げてスマホで持ち歩くと各種申請や書類作成時便利。とにかくプレイヤーが多いのでケアマネさんや相談員の方の名刺や名札も失礼のない範囲で写真撮影してスマホ入れとくと連絡とりやすい。*お金について私と夫はフルタイムで働いてるのでまだ費用面についてはマシな方なんでこの辺りは調査甘いけど、病院も取りっぱぐれたくないのでパンフレットにたいてい治療費の相談窓口を掲載して各種医療費の補助相談乗ってくれる。介護もケアマネに相談できるんで諦める前にやっぱりまずプロに相談だ。この記事は私が親の介護医療に関わって役たつなってことを紹介する目的なんで、父と人間関係上何起こったかを詳しく書く気はない。読んでいただいた方もそこは読みたくないと思うし、胸糞悪いよ。ただ母に関してはプロに頼りつつ腹括って介護する気ではいる。同じ認知症でも今までの生き様含め周りの対応に差は出るとは思うよ。独身でも周りに信頼されてる人も入れば元増田の親御さんみたいに認知症発症前から家族からの信頼0の人もいるし死に様はそれまでの生き様でるわ。
介護家族を簡単に退院できない精神病院入院にまで持ってく方法 *ブコメや..
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