by masakiyuu's lyric & poem site: https://msk0620.tumblr.com/
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春の気配がする
雪解け芽吹くツクシの子
桟橋近くの桜の木
卒業唱歌の大合唱
遠く聞こえた 彼の声に
あのメロディが甦る
春の気配がする
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遥か彼方の春風が
耳元でそっと吹き抜けた
穏やかな陽だまりに包まれ
君は静かに祈りを捧ぐ
春の気配がする
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短歌・壱
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桟橋に桜舞い散りせせらぎの 川面に浮かぶ薄紅花唇
青空に黒点ぽつりと鴉の子 まだらな群れを掻き分けて
諍いに憎み募りし昼下がり 乾いた笑みを空に浮かべて
オオルリの囀りを聴く夢際に 寝惚け眼に霞む明星
造られし時代の波の川辺にて ふうんと眺めし無関心が如く
人の世に幾ばくかの情ありて しかし我関せずと生き
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Oversea
Oversea
何処へ行こうか 惑う爪先は
Oversea
悲しみの果てで しなやかに踊れ
永久(とわ)に
Oversea
さざ波に揺れる 月夜の浜辺
Oversea
黄昏と共に とこしえに眠れ
密かに
anything,anytime,anymore, far away
anything,anytime,anymore, I'm gonna miss you
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僕らは忙しない
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人混みの喧騒にたじろげば 安息を求め家路を急ぎ
田舎の素朴な暮らしに厭きれば 都会の喫茶で葉巻を燻らせ
雨露にしとど濡れれば 晴天の陽は待ち遠しく
真夏の炎天下を彷徨えば 秋の木枯らしを まだかまだかと待ち詫びて
(ああ、君と云��奴は。)
僕らは忙しな��
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春、芽吹きて疾走
僕ら 始まりはいつも 絡まる靴紐をほどいて モラトリアム 空に浮かべたのなら どんなに呼吸が楽になるか
いつか音もなく灰になる その日まで遊ぼうか 永遠じゃないなら 今 貴方と交わす小さな約束
桜舞う季節は過ぎて「あれから、どれくらい経った?」 指折り数える間もなく 泡のように日々は流れた
出会いと別れを重ねて もう何も感じないや いつかまた 会う日まで いつかまた なんてね さようなら
君は「何でもないよ。」と サイダーの泡ばかり見つめて 傷付いて傷付け合うのなら 最初から出会わなきゃよかった
憎しみの応酬で 薄汚れた僕らの悲しみよ 白く塗り潰せ もう何も惑わず生きていけるように
感傷に揺らいだ朝も 青く漂っていた夜も 淡い夢の残滓となって 残り香だけ燻らせていた
散らばった未来の破片 また拾い直すよ いつかまた お元気で いつかまた なんてね “ 二度とない ”
桜舞う季節は過ぎて 「あれから、どれくらい経った?」 指折り数える間もなく 泡のように日々は流れた
君と疾走した記憶が 今まさに芽吹きだす いつかまた 会う日まで いつかまた なんてね さようならさ
歩きだすよ
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水際、透明な朝
青く澄んだ 朝 水の中 力 失くして どこにもない 秘密の海で 誰かと 泳いでいた
Seaside and fortune 水際 透明な朝 (she said " forget me not" )
Seaside and fortune フラワーガール 儚い夢 (she said "Don't say good bye")
Seaside and fortune 幻 愛おしいままで (she said " forget me not" )
Seaside and fortune 揺らいで 君と二人で (she said "Don't say good bye")
メルトダウン 君の 胸に咲く 花は朽ちていて 水の底に 沈むナイフのよう 何もかもが 儚かった
Seaside and forest 眩暈で 溺れそうになる (she said " forget me not" )
Seaside and forest フラワーガール 儚い夢 (she said "Don't say good bye")
Seaside and fortune 澄���切った ノーウェア・ランド (she said " forget me not" )
Seaside and fortune 揺らいで 君と二人で (she said "Don't say good bye")
朝まで 泳ぎ疲れて 僕らは 青に呑まれた 性善説 信じられるような そんな世界に生きたかった
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Seaside,my home town
嗚呼 嗚呼 ばらばらの歩幅で 君は往くよ 夏の夜の海を 何だか楽しそうね 少し 少し だけ 嗚呼 嗚呼 街の明かりが ゆらり揺らめく 夜空へ滲む 何だか寂しそうね 少し 少し だけ ねえ ありもしない過去を夢に重ねる その手を離して さようなら さようなら言うさ 嗚呼 嗚呼 タイムカプセル 埋めた 場所も 忘れちゃったなぁ 何処までも ゆけそうだった 裸足のままで ねえ 嗚呼 嗚呼 脱げかけたサンダル 錆びたバス停 夏が終わったら 花束を抱えて そっと 晴れた空に種を蒔こう 窓辺の紫陽花 君からのプレゼント 枯れずに咲いてる 今なお咲いてる いつかまた会いに行こう それまで いない いない いない もう二度と振り返らない もう二度と戻らない
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Save you
何故か いつも 誰に 何を言っても 無駄な 気がした 言葉は此処にあって 話したがっているのに ぶつかる前には 転がって冷えていた 愛を 受けて 全て満たされて そのままで居れば 良かったんだ 惨め になる必要ないって 誰か 子供の頃の 僕に伝えて 少し疲れ 羽根を休め あの窓際で 外 眺めたっけ 君のようにもっと 生きられたら 本当は とても 羨ましかった 長い間 夢を見ていたよ まだ醒める気なんて ないけれど 悪夢には もう 苦しまないで これ以上 もう 何も 苦しまないで 繋いで 君の 腕に残る赤い傷 苛立ちも 悲しみも 知っていた 悪夢には もう苦しまないで これ以上 もう 苦しまないで 愛を 受けて 全て満たされて そのまま で居れば良かったんだ 惨めになる必要 ないって 幸せになっても 良いのだと 子供 の頃の僕に伝えて 何も 怯えなくても 良いって 幸せになっても 良いのだと 誰か 今の 僕自身にも伝えて
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Daylight
嗚呼 抱(いだ)いていないのに すれ違って 離れるだけなんだろうね 嗚呼 そう 君は言うけれど さようならだけ重ねるの 悲しすぎるね いつか そう 言う 移ろいゆく景色の中で 君は探すだろう いつか そう 言う 移ろいゆく景色の中で 君は気付くだろう いつか 黄昏に過ぎ去る毎日に 存在証明を 淡々と流るる流行り 言わば Daylight
君が人と関わるの止めて あれからどれくらい経つの 何も信じる必要ない 言わば Daylight いつか そう 言う 移ろいゆく景色の中で君は探すだろう いつか そう 言う 移ろいゆく景色の中で君は気付くだろう いつか 黄昏に過ぎ去る毎日に 存在証明を 右から左への合図で 言わば Daylight 君が人を嫌いになって あれからどれくらい経つの そんな事 どうでもいい 言わば Daylight
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白日
そっと 日々を繋ぎ合わせ 軽く触れては 離れ おもむろに目を閉じる ずっと これからも この日々が 穏やかな この日々が 続けばいい なんて 迎えに来たなら ノックして 会いに行くから 迎えに来たなら ノックして 言葉は儚い けど 雑踏 息を吸っては吐いて 軽く拳 握って 冬の訪れを待つ 葛藤 青い日々は 今もまだ続いているのでしょうか 全てが懐かしい けど 迎えに来たならノックして 痛みを分けあって 迎えに来たならノックして 言葉は要らない 隣に来たならノックして さよなら言うから ねえ 隣に来たならノックして 言葉は儚い けど Daydream Daydream ねえ " 醒めないでいて " Daydream Daydream ねえ
“ここまでおいで”
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biotope
ワルツを踊れ
しなやかな腕から 零れ落ちる光の粒
首筋から爪先へ 祈りを込めて
梔子の花を踏みしめ
プリマドンナは春と嘯く
畏怖の匂いがする 夜明け前の海辺
錆びたメッセージボトル
さざ波に掻き消された 誰かの足跡
まるで全てを 無に還すかのように
やわらかい風に抱かれ とこしえに眠れ
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