#キム・ジヨン
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findareading · 5 months ago
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そのメールはありきたりな書き出しから始まっていた。《間違った地図》を読んで大きな衝撃を受けたと、この本は自分の人生にとってとても意味のある何かについて話していると。もちろんそれだけなら、ジンはこのメールをほかのメールと同じように扱っていただろう。
— キム・チョヨプ著/ユ・ジヨン訳/カン・バンファ監修「ローラ」(『この世界からは出ていくけれど』2023年9月Kindle版、早川書房)
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biro17blog · 2 years ago
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kennak · 1 year ago
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わたなべ友貴のツイート そういえば、ブックオフ話がTwitterで盛り上がった、そもそもの発端は自民党所属の東京都杉並区議会議員のわたなべ友貴氏のツイートでした。 わたなべ氏が、杉並区の男女平等推進センターで、日本でもベストセラーになった『82年生まれ キム・ジヨン』(チョ・ナムジュ著/斎藤真理子訳/筑摩書房)を題材とした斎藤真理子氏の講演がおこなわれることについて揶揄するようなツイートをします。 男女平等推進センターで、韓国文学の話をされるそうなんですが、 どのような関連があるのか、いまいち分かりにくいですね 調べたら、講演される斎藤真理子氏@marikarikariが翻訳された、「82年生まれ キム・ジヨン」という作品が、女性の生きづらさを描いているようです。 このツイートから反韓やアンチフェミニズムの層にアピールする意図を感じた人たちから、批判のリプや引用RTがつきます。 それに対して、わたなべ氏は反論というか、あてつけめいたツイートをするわけです。 この作品を知らないと呟いたら、議員に向いてないだの、アンテナが低いだの、沢山コメントしていただいたので、#ブックオフ で買ってきました!! 世の中的に、作品を知ってるのが常識だったみたいです ちなみに、本屋はよく行きます。息子の絵本と週刊プロレスを買いに。 この「#ブックオフで買ってきました!!」という文がポイントです。言う必要もないのにブックオフで買ったことをわざわざアピールする様子に、正価で買う価値のない本であると貶める意図を感じた人も多く、さらなる批判を受けます。 書評家の豊崎由美氏も、わたなべ氏を批判するツイートをした一人です。 本を買ったというツイートで、わざわざ「ブックオフで買った」と明かすことを躊躇しないという点で、この御仁が読書とはほぼ無縁の人間だということがわかる。 ちなみに「墓穴を掘る」って言葉はご存じですか? 皆さんも著者や訳者の方に「本買いました!」というツイートを��る時は気をつけたほうがいいですよ。「ブックオフで買った」と言われて喜ぶ人は一人もいません。 最初のツイートの「ブックオフで買った」と「読書とはほぼ無縁」という2つの言葉を結びつけて「ブックオフで買う人は読書とは無縁」、ようするにブックオフを使う人間に読書家はいないという風に誤読し、ブックオフユーザーやブックオフに対する攻撃だと思った人たちからの反発とブックオフ擁護、2番目のツイートに書かれているマナーの問題。豊崎氏のツイートをきっかけに、この2つの話題が持ちきりになり、わたなべ氏への批判からブックオフに関する話に流れは変わっていくのです。 ブックオフを使ってる人間は読書家でないという話は変な話で論理的に成り立たないし、そもそも豊崎氏もそんなことはいってないわけです。 ただ、豊崎氏のツイートも変なところはあります。「ブックオフで買った」ことをTwitterで躊躇なく公言する人間は読書とは無縁という話は無理があるからです。
「ブックオフで買った」というのは無駄な情報だから作者本人に伝えなくてもいい:ロマン優光連載246 | ページ 3 | 実話BUNKAオンライン
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fyewshapink · 2 years ago
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2022年に読んだ本
「シブヤで目覚めて」アンナ・ツィマ
「開局70周年記念 TBSラジオ公式読本」武田砂鉄
「わたしのマトカ」片桐はいり
「数字が明かす小説の秘密」ベン・ブラット
「82年生まれ、キム・ジヨン」チョ・ナムジュ
「天才たちの日課」メイソン・カリー
「天才たちの日課 女性編」メイソン・カリー
「フランスの高校生が学んでいる10人の哲学者」シャルル・ぺパン
「白孤魔記 源平の風」斉藤洋
「白孤魔記 蒙古の波」斉藤洋
「白孤魔記 洛中の火」斉藤洋
「白孤魔記 戦国の雲」斉藤洋
「白孤魔記 天草の霧」斉藤洋
「白孤魔記 元禄の雪」斉藤洋
「白孤魔記 天保の虹」斉藤洋
「にぎやかな部屋 改版」星新一
「ポリティカル・コレクトネスからどこへ」ハン・トンヒョン 清水晶子 飯野由里子
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honyakusho · 1 month ago
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2024年10月9日に発売予定の翻訳書
10月9日(水)には11点の翻訳書が発売予定です。
3人の娘をハーバードに合格させた 子どもが自ら学びだす育て方
シム・ファルギョン/著 吉川南/翻訳
かんき出版
そしてパンプキンマンがあらわれた
ユ・ソジョン/著 キム・サンウク/イラスト すんみ/翻訳
小学館
ダンジョンズ&ドラゴンズ : ドリッズトの伝説 ヴィジュアル大百科
マイケル・ウィットワー/著 府川由美恵/監修・翻訳 朱鷺田祐介/翻訳 岡和田晃/翻訳 待兼音二郎/翻訳 中村俊也/翻訳 見田航介/翻訳 ほか
グラフィック社
「組織と人数」の絶対法則 : 人間関係を支配する「ダンバー数」のすごい力
トレイシー・カミレッリ/著 サマンサ・ロッキー/著 ロビン・ダンバー/著 鍛原多惠子/翻訳
東洋経済新報社
《バルバロッサ》離脱!
アルント・エルマー/著 クルト・マール/著 長谷川圭/翻訳
早川書房
わたしたちが光の速さで進めないなら
キム・チョヨプ/著 カン・バンファ/翻訳 ユン・ジヨン/翻訳
早川書房
窒息の街
マリオン・メッシーナ/著 手束紀子/翻訳
早川書房
貧乏お嬢さまと毒入りタルト
リース・ボウエン/著 田辺千幸/翻訳
原書房
魔女の檻
ジェローム・ルブリ/著 坂田雪子/翻訳 青木智美/翻訳
文藝春秋
キャッチ・アンド・キ��� #MeToo を潰��
ローナン・ファロー/著 関美和/翻訳
文藝春秋
いろいろ
デビッド・A・カーター/著 大日本絵画/翻訳
大日本絵画
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tobiphoto · 5 months ago
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10周年『トモダチライフ』と私のブログ(の日本語訳+補足)
元記事: 10th Years “Tomodachi Life” (& My blogs) https://hakoniwa-h.tumblr.com/post/751331018186899456/
本当は6月6日にやりたかったのですが、ご存じの方はご存じの通り、私のPCが壊れまして、現在になりました。 最初の方は『10周年目のトモダチコレクション新生活』を翻訳したものなので後半部分…■Supplementary information(補足情報)からの翻訳+日本向けのニュースリンクを加筆したバージョンになります。
— — — ■Supplementary information(補足情報) この記事を書いた2023年4月18日は日本で地方選挙を前にしていた時期でした。 ・統一地方選 2023 – NHK https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/touitsu/ (実は2022年11月にしんぶん赤旗が裏金問題をスクープしていたのですが、統一選挙まで各方面の新聞が裏金問題について報道していないというメディア問題も抱えています)
2024年5月19日、日本で女性とLGBTQ+に対する複合的な差別により、難民認定された日本人のレズビアンカップルがカナダに亡命を求めたことが明らかになりました。日本人女性は亡命を求めなければならないほど厳しい環境に生きています。
『トモダチコレクション』を作っている任天堂は残念ながら日本にあり、日本社会の差別的な表現を吸収していると思うことがあります。これはゲームのみならず、マンガ・アニメといった他の媒体にも言える。(そして外へと輸出する)それらの問題を指摘するフェミニストの団体がスラップ訴訟のような攻撃を受け、社会問題となっているのだが、なかなか表には出てこない。報道する側がこの問題をよく理解していないのだと思う。
・日本人の同性カップル、カナダで難民認定 「迫害に根拠ある恐怖」 https://www.asahi.com/articles/ASS5L2F7MS5LUTFL002M.html ・Colabo’s Fights against Sexual Exploitation and Misogyny in Japan Today  https://kyeol.kr/en/node/541 ・【弁護���声明】Colabo関係者及びColabo弁護団に対する攻撃についての弁護団声明 – Colabo公式 https://colabo-official.net/seimei230920/ ・デマを流布し、1億円超のカンパを集め収益化 女性支援団体Colaboが会見で被害を訴え - 生活ニュースコモンズ https://s-newscommons.com/article/352 (補足:生活ニュースコモンズとは  https://s-newscommons.com/about)
ご存じだとは思いますが、『Tomodachi Life』発売前の2014年5月に、ゲーム内で同性婚ができないことが大きなニュースとなりました。正直に申し上げて、当時の私はLGBTQ+問題についてほとんど理解しておらず、なぜこれがこれほどの怒りを引き起こしたのか、完全に理解していませんでした。日本人のほとんどが同じように感じていたと思います。
その答えは、「結婚は男女の間でするもの」という規範を頑なに維持しようとする風潮が日本社会にはあるからです。
日本は(よくも悪くも)外圧に弱い国です。東京五輪で森喜朗元首相が性差別発言をした時も、世界中の女性が立ち上がったおかげで、ようやく彼を倒すことができました。悲しいことに、日本の女性参政権は彼の年齢よりも短いのです。 (森喜朗 1937年生まれ  日本女性参政権(婦人参政権) 1945年) 日本のフェミニストコミュニティやLGBTQ+コミュニティにアクセスしている人は少なく、かなり疲弊しているのが現実です。
私は地方(北海道)に住んでいて、こうしたコミュニティに直接参加できたことがありません。これは大問題です。日本のフェミニズムは都市部に住んでいて、大学に通うことができ、お金があり、コミュニティに参加できる人たちのもののように感じます。
同時に、これは反フェミニストが資金を持っていればフェミニズムコミュニティに簡単に参加できてしまうことを意味します。
LGBTQ+に関する日本の状況はロシアに近いと思います。女性の賃金は男性の75%です。私はこの日本社会で女性として生きています。私がフェミニズムに出会ったのは、2017年に石川優実さんが#Metooをもじったハッシュタグ#Kutoo運動を始めたころでした。フェミニストがネット上で目立つようになったことで、彼女たちがどんな本やメディアを参考にしているのかがわかりました。私がフェミニズムに出会った頃、チョ・ナムジュ著『82年生まれ、キム・ジヨン』を始めとするKフェミニズムが日本で広まりつつあり、その波に乗れたのは幸運でした。
(追記 2024/05/26 読み返していて時系列の混乱があることに気づきました。2017年に世界的ハッシュタグ運動「#Metoo」が起こり、伊藤詩織さんの事件や報道に衝撃を受けました。少しずつ女性たちの告白が積み重なり、私も何か発信したいと思いながら、自分の思いを言葉にできずにいました。それをきっかけにフェミニズムに関する本や記事をたくさん読みました。その中で、石川優実さんの「#Kutoo」(2019)が始まり、フラワーデモ、ある大学教授による公開差別とそれに関連する訴訟などが取り上げられました) ※さらなる補足なのですが、これは『鎌倉殿の13人』を降板した歴史研究家とそれらに関する対女性研究家たちによる裁判&この件で誹謗中傷されていた女性研究家が新たな誹謗中傷に遭い、その新たな誹謗中傷をしていた人物を別な形で訴えた件に関してです。
日本は家族中心の社会で、私たちはそれに縛られ、子どもの頃から「普通」だと思っていたことが「普通」ではなかったことを後に知りました。私たちの権利は不完全で、性教育を含む人権教育は行われていませんでした。
上野千鶴子や田島陽子(WikipediaENに記事が無いんですね、田島さん…)といった有名なフェミニストはご存じかもしれませんが、彼女たちの本は私たちに届きませんでした。日本の書店ではフェミニストの本はほとんど置いていません。先ほども述べたように、女性の賃金は男性の75%です。本を買わないのではなく、買う余裕がないのです。さらに多くの日本の女性は家事に追われ、読書する時間がありません。
他の文化でも同じです。ゲームをする時間も趣味をする時間もないのに、美しくありなさいと言われます。2009年に「女子力」という言葉が流行語になりました。この言葉は「トラッドワイフ」と似た意味を持ちます。いつも可愛くて、料理が上手で、男性を完璧に楽しませることに重点が置かれています。それが流行語となり、私たちは振り回されました。
2009年に何があったが、ご存じですか?
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DS版トモダチコレクションの発売年です。
今、ChatGPTなどのAIが進歩して、こんな風にコミュニケーションできるようになりました(まだ不安定ではありますが)
10周年記念記事では、日本のこうした社会問題に触れ、Miiファンに語りかけたつもりだったのだが、日本ではあまり反響が無かった。
日本は未だに「人権」という言葉を軽視している。スーツを着たオジサンが税金をポケットに入れていても、怒らない老人だらけの国。そして私はそんな社会で溜息を吐く女性の一人です。
日本ではフェミニズムに関する発言をすると、各方面からトロールがすっ飛んでくる社会で、このような片隅のブログでも警戒しなければならないという問題があります。
……長い文章を読んでくれて、ありがとうございました。
もう少しだけ言わせてください。 世界中で起こる様々な困難(注:日本語は曖昧に暈してしまう部分があるので、ハッキリと書きます。ガザ地区のこと、ウクライナ侵攻、各地の紛争、貧困、格差、差別、目をそむけたくなるさまざま)に苦しむ人が多い社会は、私たちにとっても、Miiにとっても生きにくい社会であるということです。わたしはこの小さな島に住むカワイイ住民たちのためにも、生きやすい社会になってほしいと思います。
そして、この文章を読んでいるあなたも少なからずそう思っていると思います。英語が上手くつたわっていることを願っています。ChatGPTとDeepL(そして倫理のために努力しているすべての開発者と個人)に心から感謝します。
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hadajun · 10 months ago
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straycatboogie · 11 months ago
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2024/01/02
2024/01/02 BGM: U2 - Helter Skelter
今日は休みだった。朝、イオンに行きそこでこのお正月休みの時期に帰省していた旧友とふたたびお会いする。そこで、ぼくたちはさまざまな話題について話した。大きなトピック、たとえばフェミニズムについて(ぼくは彼女が実に繊細な意見を持っておられることに驚かされた)、あるいは神、宗教、信仰からぼくたちの堅実な日常生活についてまで。この日記でもさんざっぱら書いてきたのだけれど、ぼくは���性愛者で村上春樹のような男臭い本を愛読してきてしまった。だからこのミーティングは実に面白いものとして感じられた。
そうして彼女と会って話し込んだあと、ぼくは未来屋書店に行った。探していたポール・オースターの文庫本はなかったのだけれど、別の文庫本を見つけてしまった。チョ・ナムジュ『82年生まれ、キム・ジヨン』だ。さっそく初買い。実を言うと、この本をベースにした映画をぼくは観たことがあってだいたいこの映画が俗に言うフェミニズムをとらえたものであることも知っていた。実にこの時代におけるもっとも刺激的で切実な問題だ。唐突にこんな考えが頭をよぎった。今年、またぼくなりにこのフェミニズムを学び直すべきではないか。もっとも原初、初心者の次元から(そう、古典や名作群を読み学び直す……誰の本を最初に読めばいいんだろう。マーガレット・アトウッド?)
午後、午睡を楽しむ。これもこの日記で書いてきたことになるけれど、ぼくは断酒しているのでこのめでたい、神聖なお祝いのシーズンであろうと一滴も呑まない。したがってとても退屈な思いを強いられる。だからしびれを切らして、ネットフリックスで1度観たことがあった映画『2人のローマ教皇』をもう1度鑑賞することにした(なんでこの映画なんだろうか……たぶん今朝の女友だちとの会話も影響したのかもしれない)。とても刺激的な1作とあらためて思った。ぼくはこの映画を鑑賞するためにもっと世界の歴史について学ばないと行けない。でも、こんなことを考えさせられるパワーを感じる――神は実在するんだろうか? するとしたら、どうやって神とコネクトすればいいのか(ぼくは実は神が男性か女性か知らない)。
ああ、なんたるか! 映画についてもっと書きたいのに、この国(ぼくが住む日本)についても記しておきたい。そう、大地震、飛行機事故、などなど――とても厳しい時期・過程の真っ最中にいることは疑いえない。でも、ぼくは東日本大震災の時の池澤夏樹のひそみに倣って、あらためて自分に言い聞かせる。「なじらない」(少なくとも、かんたんに人のせいにしない……あくまで「かんたんに」なのでそこを取り違えないで下さい)、そして「あおらない」(ヒステリックな気分に流されて右往左往しないように、できるだけ自制を心がける)。
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a-ryoko · 11 months ago
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年末年始休暇3日目(全5日)
年が明けた。初詣に行った。後ろに人が並んでいることを考えたら時間をかけて手を合わせることができなかった。そうゆうの気にしないしっかりした人になろう。
映画82年生まれ、キム・ジヨンを観た。そうだよね、そうだよね、、、と思いながら観た。こちらもエンディングの曲が良かった。
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irodoru60sw · 1 year ago
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2023/8/9
「制作月と読書」
8月に入ってからは秋イベントに向けての制作の毎日。
アルバイトのIさんに来ていただきレシィの人気シリーズを2人がかりで仕上げる。といっても私よりも丁寧に仕上げてくださるので、今回もト音記号シリーズはほぼ全工程お任せです。いつも有難うございます♪
今日からはネックレスの制作に取り掛かりました。
もう脳内イメージは秋色のニットやらコートやら。まだお盆も始まっていないのに。^^;
irodoru-は身に着けるのも作るのも秋冬の方が合っていますので、今年も楽しく丁寧に新作を生み出していけたらと思います。
秋のスケジュールはこちら↓
https://irodoru60sw.tumblr.com/schedule/
最近の読書。
チョ・ナムジュ著「82年生まれ、キム・ジヨン」
韓国で大ベストセラーになったというこちら。同じ82年生まれとして反応せずにはいられませんよね(笑)。ずいぶん前から気になっていまして、今年文庫が出たのでようやく購入しました。
主人公キム・ジヨン氏の半生を通して、女性が生きていく中でぶ���当たる理不尽な壁が、社会問題の側からとても鋭く、でも淡々と綴られています。男性優位の社会で、女性であるというだけの理由で能力を発揮できず、フェードアウトしていってしまう人たちがいるのはとても残念。日本も同じだなと思います。
だからといって男性を敵視するような事はあってはいけないし、お互いをリスペクトして埋め合うことができたらそれが一番の理想。ただその理想には程遠い世の中であるという現実も突き付けられて、読後の余韻がちょっとモヤっと残ります。
個人的には、男女に限らず世の中の様々な場面に当てはまる問題だと解釈しました。
同性として同年代として読んでいて辛くなる部分も多いですが、知らなかった韓国文化を垣間見るのは興味深いです。文章の軽快さもあって一気に読めました。
気になる方はぜひ。
→2023年のスケジュール(9月末まで更新) 
→TOP PAGE
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daiyuuki24 · 2 years ago
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「僕の狂ったフェミ彼女」 就活を前に不安な僕を癒してくれた、愛らしい僕の彼女。毎日のようにベッタリで、付き合って1周年を迎えた。 そんなとき僕は、1年間の海外インターンシップに行くことに。 遠距離は不安だけど、彼女なら安心だ、待っていてくれるはず――。 しかし、出国当日。空港にいたのは、涙ぐむ彼女を抱きしめる僕ではなく、別れのメールをもらってメンタルが崩壊した僕だった。 そんな初恋を引きずりながら 大企業に就職し3年目を迎えた「僕」ことスンジュン。 周囲はほとんど結婚して、「まだ独身なの?」と��らかわれることも多い。結婚する女性を選ぶだけなのに、なかなか結婚への意欲がわかない。 そんなある日、初恋の彼女と出くわした! 心がまた動き出す…… ところが、彼女はこともあろうにフェミニストになっていた! 「愛」も「権利」もゆずれない、2人の戦争のような恋愛が始まる。 主人公「僕」の視点で描かれる、フェミニストの彼女の姿。そこには、今を生きる私たちの「現実」が詰まっている――。 本国では「『猟奇的な彼女』のフェミニストバージョン」といわれ、台湾版刊行時には「キム・ジヨンが結婚前にこの小説を読んでいたら人生が変わっていたかも」とキャッチコピーがつけられた、今をいきる、あなたのための物語。 韓国では、儒教文化による家父長制が日本と同じくらい強固で、男女問わず結婚して親や子の面倒見て可愛く優しく男に尽くすのが幸せという価値観を若者に押し付けられ、会社では上司や同僚に勤務中の服装などを細かく注意され人間関係を逆手に取られてセクハラされたり性犯罪が起きていることが判明した。 盗撮動画をネットに流出させる事件などが起こり、フェミニストが女性の権利を保護拡大するムーブメントが起こった。 主人公スンジュンは、アメリカにインターンシップに行く時に別れ、元カノと再会するが、彼女は堕胎する権利を求めるデモに参加する「メガル」いわゆるフェミニストになっていた。 元カノに未練があるスンジュンは、自分と付き合ってハンナムいわゆる男尊女卑の男を変えてみろと言い、「結婚して親の面倒をみるのが幸せ」という普通の価値観にスンジュンは彼女を引き戻そうとするが、自分と彼女の価値観の違いを思い知らされるギクシャクした恋愛を通して、男尊女卑の自覚がないスンジュンの「彼女が日々遭遇する女性であることで被るセクハラなどについて語ると、自分が男性全員を一緒くたにして責められている気がしていやだ」「彼女を守るためという名目で飲み会や深夜までの仕事を、出来ないように牽制してくる」「料理などの家事をしない」「彼女の服装などを注文してくる」「彼女に言われるまで避妊しない」「ルッキズムって言うけど、女性だって容姿の良さで得しているだろ」などの無意識な男尊女卑意識を通して普通の男性の中にでもある無意識な男尊女卑を炙り出すことで、女性が自分の権利や生き方の選択の自由を守りながら恋愛し家庭を持つことそして女性の権利や選択の自由を尊重してくれるパートナーに出会えることが難しい「30代フェミニストの恋愛はまるでドラマ「ウォーキング・デッド」みたい」というのが、骨身に沁みる恋愛小説でカップルや夫婦で読む��とをおススメします。 #僕の狂ったフェミ彼女 https://www.instagram.com/p/CmydhLwJh-p/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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latelierdejiyoung · 2 years ago
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빛의 실루엣 : 영원의 정원
SILHOUETTE OF LIGHT : the garden of eternity
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Date of issue 2022.11.11 size 210x297x30mm weight 1.6kg price 110,000 KRW BOOK ISBN   979-11-976029-3-1 [93660] EBOOK ISBN 979-11-976029-4-8 [95660]
COPYRIGHT
SILHOUETTE OF LIGHT : THE GARDEN OF ETERNITY JIYOUNG KIM
Published by L’ATELIER DE JIYOUNG Printed in South Korea
SHOP 구입처 : 라틀리에 지영 직영샵
책 소개
『빛의 실루엣 : 영원의 정원』은, 김지영 작가가 일본에서 찍은 폴라로이드 사진 중 140장이 선별된 사진집이다."빛으로 그려낸 꽃의 환영을 모은다."는 컨셉으로 엮은 사진집으로, 작가가 그동안 일본에서 10여년에 걸쳐 사진에 담아낸 꽃과 자연의 모습을 총망라하였다.
김지영 작가의 사진은, 회화 작업의 일환으로 만든 '평면작업으로서의 사진'이다. 데상이라고 할 수도 있고, 회화 작업과 유기적으로 연결된 컨셉추얼한 사진 작품이기도 하다.손바닥보다 작은 크기의 사진이 눈앞에 가득히 펼쳐진다. 확대를 하면 할 수록, 사진이 갖고 있는 물성과 빛으로 '새기듯이' 현상된 이미지는, 사람들이 누구나 마음 속에 품고 있는 향수를 불러일으킨다. 인스턴트 필름은 우연의 요소가 매우 많이 작용하는데, 작가는 2011년부터 빛이 만드는 우연을 이용해 사진을 만들기 시작했다.
빛의 실루엣은 총 3개의 장으로 구성된다. 2019년의 요코하마 (봄), 2018년의 교토 (여���), 2011년~2013년에 걸친 도쿄 (사계절). 그 외에 도판, 작품론, 작가 노트, 작가 약력 및 자세한 간행기록이 적혀있다. 모든 스테이트먼트는 한국어, 일본어 2종류의 언어로 쓰였다.
전자책 EBOOK
『빛의 실루엣 : 영원의 정원』의 전자책은 PDF형식으로, 책 디자인의 물리적 특성-종이의 질감, 겹쳐보이는 레이어링-을 최대한 살려 제작하였다. 빛으로 더욱 선명히 보이는 약 331페이지의 디지털화된 필름 사진은 데��터로 영구적으로 남는다.
 종이책이 물리적으로 장식이 가능한 작품집으로서의 역할을 하는 것과 마찬가지로, 전자책은 이미지를 디바이스에 넣어 자유롭게 배치하여 다양한 곳에서 자유로이 감상이 가능하다.
서평
 『빛의 실루엣 : 영원의 정원』은 아티스트 북이다. 아티스트 북은 예술가의 이념을 그대로 드러내어 예술가가 기획하고 제작한 서적을 말하는데, 작품의 개념을 책 전체에 반영하여 책 자체가 하나의 예술작품이 된다는 것이 특징이다.
이 사진집에서는, 작품론과 연결되는 요소인 「다층적 레이어」를 시각적으로 구현하여, 책 디자인에서 작가가 표현하고자 하는 빛의 레이어를 표현하였다.물감을 덧입히면 밑의 색이 투명하게 겹쳐 보이듯이, 필름의 유리알같이 반짝이는 표면과 그 안에 담긴 색의 깊이를 의미하기 위해, 반투명한 종이 커버 위에 둥둥 떠다니는 듯한 분홍색 스탬핑 호일로 글자를 표현하고, 실 색상과 매치되는 초록색 잉크로 초록색 실이 노출된 책등을 은은하게 감쌌다. 돌가루로 만든 표지와 다양한 재질의 종이를 섞어, 디자인적 요소를 고루 구성하고 반투명한 이미지의 레이어를 겹쳐서 책을 디자인했다. 작품의 개념을 아트북 디자인에서 시각적으로 드러낸다.  책이 활짝 펼쳐지는 사철 누드양장 제본을 통해, 방 안에 그날마다 마음에 드는 사진을 골라 펼쳐서 장식할 수 있게 하였다. 2페이지에 가득찬 사진은 책의 구조상 초록색 실이 통과하는데, 정원의 꽃과 초록색 이파리처럼 보색대비를 뜻하기도 한다.
2011년부터 도쿄에서 찍기 시작한 인스턴트 필름은, 이후 교토에서, 요코하마에서 작품으로서 발전되기 시작한다. 도쿄에서 당시 살던 숲속과 학교, 생활했던 곳곳을 촬영했다면, 교토에서는 유적지를, 요코하마에서는 장미 정원을 집중적으로 촬영하였다. 육안으로 포착하기 힘든 디테일은 기계의 도움으로 거대하고 정교하게 확대된다, 마이크로코스모스처럼. 세월이 지나도, 빛바랜 사진임에도, 기억은 영원하며 그 이미지가 지니는 힘과 영원성은 계속될 것이다.
책 속으로
「정원은 영원히 내 마음속에 살아있다. 요코하마의 매우 지엽적인 어느 한 곳의 작은 정원에서, 몇백 년을 거슬러 가는 시간의 집약체를 우연히 만났다. 정원이란 공간에는, 물리적 정원, 정신적 정원, 그리고 모든 자연이 오게 된 뿌리가 되는 근원적인 정원이 있다. 눈에 보이지 않지만 분명 존재하는 그 어딘가—그것�� 풍경이 될 수도, 집이 될 수도, 마을이 될 수도 있다—는 모든 사람의 마음속에 ���다. 그것을 향수, 즉 노스탤지어라고 부른다. 뿌리가 되는 곳, 자신이 태어난 곳. 그것을 기리는 것만이 향수는 아니다. 난생처음 방문한 곳에서도 향수를 느낄 수 있다. 인간이 태어날 때부터 지니는 유전자처럼, 햇빛을 보면 고개를 기울여 쫓아가는 식물처럼. 향수는 인간의 뿌리와 연관되어있다.
내가 그리고자 하는 것, 내가 표현하고자 하는 그 아름다움의 뿌리는 어디에서 온 것인가. 나의 뿌리는 어디인가. 세잔에겐 오렌지빛 산이 있고, 고흐에겐 아를과 밀밭이 있다. 사회학자나 미학자 등의 평론가들은, 오렌지빛 산이나 고흐의 밀밭과도 같은 화가가 자주 그린 것에는 심리적 요인이 있어서 그러한 색을 낸 것이라 여겼으나, 실제로 세잔이 살던 곳에서 보이는 산이 오렌지빛이었고, 밀밭도 보이는 그대로 그린 밀밭이었다. 그러한 뿌리가 내게 있는가. 난 그걸 찾아야 한다. 」
-작가 노트 〈영원의 정원〉 중
光のシルエット:永遠の庭園
光で描いた花のシルエット—横浜、京都、そして東京
『光のシルエット:永遠の庭園』は、作家・金智暎(キム・ジヨン)が日本で撮ってきたインスタントフィルム写真の中で140枚が選ばれた写真集である。
“光で画く花の幻影を集める”というコンセプトを持ち、纏めた写真集で、日本で住んだ時から今までずっと10年に渡り撮ってきた花と自然の姿をすべて網羅した。
金智暎の写真は、絵画作業の一環として作った、‘平面作品としての写真’だ。デッサンとも言えるし、絵画作業と有機的に繋がった、コンセプチュアルな写真作品でもある。
手のひらより小さな写真が、目の前に隙間なく現れる。拡大すればするほど、写真の持つ物性と光で焼き付くように現象されたイメージは、人々誰もが心にもっている郷愁を呼び起こす。インスタントフィルムは偶然の要素がとても強く働くが、作家は2011年から光が作り出す偶然を利用し、写真を作り始めた。
光のシルエットは総3つの章で構成される。2019年の横浜(春)、2018年の京都(夏)、2011〜2013年の東京(四季)。そのほか、図版、作品論、作家ノート、作家略歴および詳しい発行記録が書かれた。全てのステイトメントは、韓国語と日本語、2種類の言語で書かれた。
アートブックデザイン;多層的レイヤーを視覚的に具現する
『光のシルエット:永遠の庭園』はアーティスト・ブックARTIST  BOOKである。アーティスト・ブックは、芸術家の哲学をそのまま表し、芸術家が企画して制作する本を意味する。作品のコンセプトをブック・デザイン全体に反映し、本そのものが一つの芸術作品となることが特徴なのだ。
この写真集では、作品論とつながる要素である「多層的レイヤー」を視覚的に具現し、ブック・デザインでは、作家が表現しようとする光のレイヤをデザイン的に解釈した。
絵の具を重ねると、下地の色が透明に重なり見えることと同じく、フィルムの瑠璃のような光って見える表面と、その中に染み込まれた色の奥行きを意味するため、半透明な髪のカーバに泳ぐようにピンクのスタンピングホイルで文字を表現し、糸の色と合わせて、緑のインクで緑の糸が露出された本の背をかすかに包んだ。
石粉で作られた髪の表紙と、様々な種類の紙を混ぜて、デザイン的な要素を構成し、半透明なイメージのレイヤーを重ねて本をデザインした。作品のコンセプトをアートブックデザインで視覚的に表す。
本が360度で広げられる、糸が露出される洋装製本を通し、部屋で毎日、気に入る写真を選び飾れるようにした。2ページに渡ってたっぷり満たされた写真は、製本のことで緑の糸が真ん中を通ったりもするが、庭の花と緑の葉っぱのように補色対比を意味する。
2011年から東京で撮り始めたインスタント・フィルム写真は、その後京都で、横浜で、作品として発展する。東京では、当時暮らしていた森の中と学校、生活半径の所々を撮影したのであれば、京都では遺跡を、横浜では薔薇の庭を集中的に撮影した。肉眼で見かねないディテールは、機械のおかげで巨大で細密に拡大される、まるでミクロコスモスのように。時を経っても、色合わせた写真でも、記憶は永遠でそのイメージの持つ力と永遠性はずっと続く。
「庭園は永遠に、わたしの心の中に生きている。
横浜の、とてもローカルである小さな庭園にて、何百年を遡っていく時間の集約体に偶然と出会った。
庭園という空間には、物理的、精神的、そして全ての自然がやってくる根っことなる、根源的な庭園がある。目に見えないが、必ず存在するどこか—それは風景、家、街にもなり得る—は、人々の心に存在する。それを郷愁、つまりノスタルジアと言う。
わたしが描きたいもの、表現したいと思う、その美しさの根元はどこから来たものか。わたしの根はどこなのか。セザンヌにはオレンジ色の山があり、ゴッホにはアルルと小麦畑がある。社会学者や美学者などの評論家は、オレンジ色やゴッホの小麦畑のように、画家が良く描いてた物には、心理的な理由があってそのような色を塗ったと思ったけれど、実際セザンヌが住んでた所から見た山がオレンジ色だったし、小麦畑もその��まの色の小麦畑だった。そのような根元がわたしにはあるのか。わたしはそれを探さなければならない。」
作家ノート 〈永遠の庭園〉
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gardenoflovelyz · 6 years ago
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This is so cute!! Kei sings Baby Shark is so adorable, I'm in love
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kaari888 · 3 years ago
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EXIT ⭐️⭐️⭐️
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honyakusho · 1 year ago
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2023年9月20日に発売予定の翻訳書
9月20日(水)には23冊の翻訳書が発売予定です。
新装版 哲学の集大成・要綱 第三部 精神哲学
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ヘーゲル/著 長谷川宏/翻訳
作品社
十六の言葉
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ナヴァー・エブラーヒーミー/著 酒寄進一/翻訳
駒井組
人類歴史哲学考 (一)
ヘルダー/著 嶋田洋一郎/翻訳
岩波書店
暗闇に戯れて : 白さと文学的想像力
トニ・モリスン/著 都甲幸治/翻訳
岩波書店
モノクロの街の夜明けに
ルータ・セペティス/著 野沢佳織/翻訳
岩波書店
中国「軍事強国」への夢
劉明福/著 峯村健司/翻訳 加藤嘉一/翻訳
文藝春秋
Pythonによる地理空間データ分析 : 例題で学ぶロケーションインテリジェンス
Bonny P. McClain/著 廣川類/翻訳
オライリー・ジャパン
マジック・ツリーハウス 51 サファリ・ツアーの大冒険 51
メアリー・ポープ・オズボーン/著 番由美子/翻訳 甘子彩菜/イラスト
KADOKAWA
ダーク・ミューズ : オカルトスター列伝
ゲイリー・ラックマン/著 谷川和/翻訳 伊泉龍一/解説
国書刊行会
ピアノおんがくのおやすみえほん
サム・タプリン/著 ポリー・ノークス/イラスト 中井川玲子/翻訳
大日本絵画
となりのブラックガール
ザキヤ・ダリラ・ハリス/著 岩瀬徳子/翻訳
早川書房
厳冬之棺
孫沁文/著 阿井幸作/翻訳
早川書房
逃げ道
ナオミ・イシグロ/著 竹内要江/翻訳
早川書房
ローダン救出作戦
アルント・エルマー/著 日高祐也/著 H・G・エーヴェルス/著 工藤稜/イラスト 星谷馨/翻訳
早川書房
パイを賢く分ける : イェール大学式交渉術
バリー・ネイルバフ/著 千葉敏生/翻訳
早川書房
グレイラットの殺人
M・W・クレイヴン/著 東野さやか/翻訳
早川書房
食べるのがこわい 私いったいどうしちゃったの?
イェニーヨルダル/著 鈴木眞理/監修 佐脇千晴/翻訳
くもん出版
樹木が地球を守っている
ペーター・ヴォールレーベン/著 岡本朋子/翻訳
早川書房
この世界からは出ていくけれど
キム・チョヨプ/著 カン・バンファ/翻訳 ユン・ジヨン/翻訳
早川書房
ジハド・ダルウィシュ ショートセレクション ナスレディン スープのスープ
ジハド・ダルウィシュ/著 松井裕史/翻訳 ヨシタケシンスケ/イラスト
理論社
完全定本 四柱推命大全
鍾進添/著 山道帰一/翻訳
河出書房新社
図説 世界の「最悪」航空機大全 新装版
ジム・ウィンチェスター/著 松崎豊一/監修
原書房
宮崎ツヤ子コレクション モラのカラー図鑑Ⅱ ~パナマの先住民アート~
宮崎ツヤ子/著 丸地貞男/写真 宮崎理絵/翻訳
パレード
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tobiphoto · 1 year ago
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ドラマ感想『マスクガール』
!ネタバレあります。
 Netflixドラマ『マスクガール』公式  https://www.netflix.com/title/81516491
 とにかく気分をどん底にぶち落としたい時に見るドラマだと思います。<マスクガールおよび、彼女が起こした事件>を中心とし、様々な登場人物による視点から描かれる群像劇的作品だと思います。  反対を言うと、落ち込んでしまう時には無理をしてみないという選択も重要になると思います。ご注意を。
 元はメミ/ヒセによる韓国のウェブトゥーン。原作は少し読みましたが、物語が展開する部分までは未読のため、原作の内容には触れていません。
【あらすじ】  キム・モミは芸能人になりたかった女の子。幼い頃は誰にでも褒められたが、年齢を重ねるにつれ心無い言葉で容姿を揶揄されるようになる。モミはOLとなり、とある企業に勤め、夜はBJ(Broadcasting Jockey/日本で言う生主、配信者のような言葉にあたる)のマスクガールとして人気を博す。勤め先のハンサムな部長に恋をするモミだったが、部長と社内でも話題の女子社員との不倫を発見し…。
 最初に、様々な暴力描かれる作品であることに注意です。
■恨むなら母を  最初に“二人の母”の話をしたいのですが、息子オナムの行方がわからなくなり、オナムを探す母キョンジャと、モミに現実を突きつけ厳しくしつける母ヨンヒ、最初からこの二人の対比の構図がありました。とても言いやすい言葉で言い換えると<わきまえない女・��ョンジャ>と<わきまえる女・ヨンヒ>の対比があります。キョンジャは離婚、ヨンヒは自殺でそれぞれ夫を失っています。  いじめに遭い、姿を消してなんとか生きているがそれでも母から心配され、褒められ、干渉されるオナムと、会社の男性たちには露骨な容姿差別を受け、母からも厳しく躾けられ、BJ活動で自尊心を満たすモミ、物語はオナムがモミのBJ活動を知り、恐怖のメールを送り付けるところから転落が始まっていきます。
■救いは父を  ドラマの中でキョンジャを始めとした「救い」を求める人々は神に祈る、ラストのつぶやきで明かされるが、救いの神はどうやら<男>らしい。恨むなら母、救うのは男、明確にジェンダーが別れている。  一方、ミモを救いに行ったのはモミでもあり、ミモの祖母・モミの母ヨンヒだし、ミモの同級生。そしてまた、その同級生を救うミモが居て、モミが熱を出している時に助けに行くチュネが居て、チュネがDVを受けている時に救いに行くモミが居て……。  最初にモミを救いにきたオナムの救い方をはじめとして、本当にそれは救いなのでしょうか、父なる神。
 「お前からは誕生日も祝われたことがない」と近所の医者の息子などと比較しオナムに言うキョンジャなのですが、ミモがチョコパイのケーキでキョンジャの誕生日を祝うシーンに、思い込みで良心が揺がないほど美化された息子の偶像を信じているシーンなどはなんというか、ある意味この親子似てるなと思ったりなど。
 ラストの戦いは女性しか出てこないが、真の意味で「バイオレンス」が描かれている。女性同士の闘いは<キャット・ファイト>になりがちで、魅せ方や演出が生ぬるいと感じる作品がウンザリするほどあったりもするのですが、この作品はガチ。ガタイのいい見張りも出てくるのですが、追いかけはするけれども戦うことはなく、体の細い老女性二人が奪いたいもの守りたいもののために体を張って戦うシーンは、私では本当に初めての「女対女の暴力演出」に感じました。
■神となるマスクガール  ここからは現代的な問題について少し思ったことなのですが、新たに入所してきた受刑者の中に、マスクガール信奉者ともいえる女性が混ざっています。マスクガールは二人の男をズタズタにして殺した(ドラマをご覧になった方はわかると思うのですが、誤りです)、自分は男性器だけ。  少し、現実に吹き荒れる「男性社会がキライ」なのか「男性がキライ」なのか、それとも「男性器(妊娠させる能力)がキライ」なのか、それとも「全部」……? この辺、なかなかフェミニズムでも話せていない「男ギライについて」と、「女性による性器の話できないよね問題(自分の体について落ち着いて話せない問題)」はあるとうっすら思うのです。
 もう一つ、日本の場合ですけれど、女性が参政権を得てから77年、性暴力に関する刑法が2017年110年ぶりに改正されたことなど考えた時、<法律から零れ落ちる理不尽>に直面した時、私たちはどうすればよいのか、ということも何とはなくぼんやりと考えました。フラワーデモなど、当事者運動が身近に在って関われる人と、そうではない人の差をとても感じていて、私は関われない・関わりにくい側の地方に住んでいるので余計に何と言うか…。  そうした「零れ落ちる瞬間」に発生する事件や暴力について、特に最近は孤立出産とか、なんかもう、マスクガールを離れていろいろ思ってしまいます。マスクガールの物語の切欠はルッキズム(外見至上主義)がありましたが、そうした自尊心を削る言葉や行動が入口として、私たちは常に削られて生きているともいえるので、そういった、「こういうことが起こる社会は嫌」から見て、考えさせられるドラマでもあったのかな、と思います。
 『82年生まれ、キム・ジヨン』でジヨンを助けてくれた<スカーフの女性>を演じたヨム・ヘランさんが執拗にモミを追う母親ことキョンジャとして出演されており、それがとても怖い。同時に、ヨム・ヘランという女優の凄みも感じられます。  ヨム・ヘランさんは結構いい作品にいっぱい出ているので、ぜひ『ガール・コップス』も見て♡
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