#intheisland | Explore Tumblr Posts and Blogs

nihonchanehorihahori · 5 years

Text

【なぜなぜ、つくった？】茶の間リノベーション

商品の企画は、「ビビビ！」と降りてくるものもあれば、いくつかのアイデアが点と点がつながるように、ひとつにまとまっていくこともあります。【茶の間リノベーション】は、ふたりの担当者が、それぞれに考えていたことが、ぴたりと合わさって立ち上がった新シリーズです。

【企画のきっかけ・鹿内（しかうち）の場合】

以前お茶屋さんでリーフを買ったときに、すごく小さい茶缶に入れてもらったんです。「あ、家に茶缶があると、リーフをかわいく保存できていいなあ」と思ったことが、そもそものきっかけです。あとは、紅茶のパーソナルギフトには、小さな缶にリーフが入って売られているものが多いですよね。「日本茶でも同じようにできるんじゃないかなあ」と思って、店頭で目を引くような、カラフルでポップな茶缶をつくりたいと思いました。

【企画のきっかけ・大根の場合】

とある休日、自分の家のお茶置き場に目が行って、猛烈に「整理したい！！」と思ったんです。お茶だけでも何種類もあるし、缶に入っていたり袋のままだったり、大きさもバラバラ。スープやスティックタイプのものまであるので��これはなんとかしないと…と。「あ！これだ！」と降りてきた感じがして、そのままの勢いで捨てられる寸前だったお菓子の空き箱とコピー用紙を切ったり貼ったりして、ダミーをつくりました。

▼そのときのダミーがこれ。

すでに鹿内さんが茶缶の企画を出してくれていたので、【お茶のあれこれ、ひとまとめ】をコンセプトに、茶の間をすてきな空間にするシリーズを立ち上げました。それが【茶の間リノベーション】です。まさにチームワーク。

【柄選び・鹿内の場合】

自分でもほしくなるような、かわいい柄の茶缶を目指しました。【茶の間リノベーション】というからには、お茶の時間には欠かせない、ティータオル*柄はぴったり。でも、どの柄を選ぶか、どの色にするか、すごく迷いましたね。また、ティータオルは平面ですが、茶缶や箱は立体なので、どう見えるのか、何個もダミーをつくって確認する必要がありました。つくっては壊し、つくっては壊しのくり返し。企画のみんなにも相談したり、アイデアをもらったり……ほんとうに迷いました。

*ティータオル：ふきんやテーブルクロス、お茶の時間に活躍する万能キッチンアイテム。吉村では、京都の三陽商事株式会社さんとのコラボレーションで、「ティータオルのある暮らし」を提案しています。

【切り絵デザイン・大根の場合】

この企画とは別に、twitterで流れてきた情報をたどって、気になるアーティストさんを見つけていたのです。Erikaさんは、色紙を切り貼りしてイラストをつくる、切り絵作家さんです。色を塗った筆の跡や、紙の質感にとても惹かれました。なにより、「パッケージと合うな」とピンときました。遠い外国の雰囲気がある切り絵も、日本茶と組み合わせると、とても新しいんじゃないか。いつかいっしょにお仕事したいな、と思っていました。

Erika intheislandさんインタビュー

お茶のパッケージをつくってもらうアイデアもあったのですが、アーティストさんにお願いするのであれば「のこるもの、使い続けてもらえるもの」を目指したいと思いました。Erikaさんの過去の作品を見つつ、「お茶道具いろいろ」と「茶畑の風景」というイラストのオーダーをしました。

【みんな思っているけど、まだ誰もやっていないもの】

完成したものをご紹介していると、みなさん「あっ！いいね！」と言ってくださいます。お世辞ではなく（笑）、ほんとうに「いいな」と思ってくださっているのが伝わってきます。手応え、感じています（笑）。暮らしの中の潜在的なニーズにこたえるような、「こういうのほしかった！」と思ってもらえるとうれしいですね。（大根）

【しあわせ〜な空間】

わが家では、どの柄を置くのか、ちょっとした会議がありました。やっぱり家族の希望もありますからね。（自分で言うのも何ですが）茶の間が素敵になって、眺めているだけでしあわせな気もちになりますよ。（大根）

お茶ごとに缶を分けて、何個か並べようと思っています。箱も、家族用と自分用で２つほしいですね。（とっておきのお茶をこっそり独り占めするため…笑）。（鹿内）

#chanoma #renovation #茶の間リノベーション #リノベ #teatime #teabox #greentea #tea #japanese tea #茶缶 #茶箱 #貼り箱 #切り絵 #illustration #artist

1 note · View note