#iPhoneカメラ 修理
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iPhone修理店の視点から見るiPhone 14 Plus背面カメラ不具合とAppleの無償修理プログラム
最近、当店にはiPhone 14 Plusの背面カメラに関する修理依頼が増えています。具体的には、カメラがプレビューを表示しない、撮影ボタンが反応しない、またはカメラアプリがクラッシュするなどの症状で来店される方が多いです。このように、特定機種で特定パーツに関する修理依頼が増える場合、リコール対象の不具合であることが少なくありません。当店でも、10月にはAppleに相談するよう多くの方に勧めていましたが、2024年11月1日にAppleから正式に無償修理プログラムの発表がありました。 この問題は、2023年4月10日から2024年4月28日までに製造された一部のiPhone 14…
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2023/3/6〜
3月6日 やっぱ���紙に文字を書いて日記をしたい。 今日もわけもなくスカート出勤を無事果たした!
朝は少し雨が降っていて、レンガ舗装の道を滑らないように気をつけて歩いていたら、前から走ってきた自転車が目の前で滑って転倒して、とっても痛そうだった。それを見て「えーっ!!?」としか言えず、お互いにそれぞれのびっくりを抱えたままぎりぎり関わり合わずすれ違った感じ。
ポッドキャストで最果タヒのラジを聴く。 詩人ぽくない(?)ベタベタした喋り方がかわいい。俵万智のプロフェッショナル、B&Bの文月さんのトーク配信、歌人や詩人の方のコンテンツで楽しんでいる最近。 しんぺーさんが、詩を書き写す新習慣をお薦めしてくださったのを思い出す。 “都合の良い愛を使い果たせ”
突然年度末っぽくなり、いつもより遅く帰るともう営業していないと思っていた飲食店、いつもの時間はまだ営業時間外だっただで、今日はちゃんとお客さんが入っていた。 月が丸い。満月は明日らしい。
マスクを外しても良い(?)指令がそろそろ出ると聞いてびっくりした。早く保険の証明を得るために病院へ行きたいけれど、無駄にウイルス摂取したくなくて行けていない。
水野しずの結婚についてのnoteがよかったです。 能力者のやる結婚を見届けていたい。
3月7日 昔着ていて、なぜか捨ててし��ったne-netのお洋服をネットで見つけ、謎のオンラインショッピングサイトで注文。カードは怖いので振り込みにしたところ、謎のメールが届く。“お手紙ありがとう”から始まるメール。メールの内容が日本語なのに意味がわからなくて怖い。
賞金(!)受注承認メールが決済システムから届く。支払いのシステムよくわからないけれど相手の会社で使っている決済システムにアカウントを登録して承認。こうゆうのって担当から案内メールとかこないのかな?長島先生とのレビューの日程調整もどうなっているのかな?
夏に修理したカメラの露出計がやはり動かないので、修理工房にメールを送る。
仕事以外の仕事みたいなメールって疲れが倍増。
今日は梅が香っていて良い天気の満月。 昨日より月の黄味が強い。
こんなにもお断りばかりしているのに、金曜日のスタバランチを誘ってもらって、やった〜、とお誘いに乗ってみる。
3月8日 東京出張と、神と印鑑が証明するものを運ぶために2カ所へ出向いた日。 出張先はこの案件がなければ出向くことのない町に違いなく、いつまでたっても行き方を覚えられない。今日は何となく流れで、ラインの返事やスケジュール調整をしながら出かけたら、途中で間違った路線に乗っていることに気がつき、少し反対方向へ戻ったり乗り換えたりした。 出張先では重いタブレットを持ちながらふらふらだったけれど、特段何もなくすぐ用件が終わってしまい、ただただご足労という感じ。 でも上���が「重いでしょ?」とタブレットを私の分まで持ち帰ってくれた。女だ��らって甘えてはならぬ!の気持ちって、私は身体的に弱い面では全く思うことはなく、本当にしんどいので甘えさせてもらう。
このタイミングで仕事相手の方が突然「◯◯さん(私の苗字)名刺交換してませんでしたよね?」と話しかけてきて(いつも2人でいても上司にしかなぜか話しかけないんだよ!名前も呼ばないんだよ!)何なんだろう?と思った。気分かな。 ないことにしている人として貫けば良いのに!と、大人気ないことを思った。
先日大阪で会った友人が「思い立って今週末東京へ行きます!」とメッセージをくれた。
2件目の証明書を待つ間、テレビのワイドショーで花粉のことと女性デーのことを話していた。 まんまとミモザをお部屋に飾っています。
帰りの電車でうつらうつらしながら日記の文字起こしをしていたら、更新しなくては、と言っている自分がいて、あら立派!と思った。 それと、青木さんのことも書いていた。本当に残酷だけれど、青木さんのことをこんなにも思い出すようになったのはやっぱり亡くなったからなのかな?と思った。今読み返している最果タヒの詩を読んでも、忘れない、ではなく、思い出される、ひとになるには死んじゃうくらいしないといけないのかもしれない。
3月9日 3年ぶりの通院で昨日からずっともやもやそわそわしていた。 自分の体調が自分ではよくわからない。数値的には少し良くなく、なぜ何とかなってしまっているのか、なぜ良くなっていると体感できてしまっているのか、という感じ。 病院は待ち時間が長くて、数字がたくさん呼ばれていて、血を取られて口の中がずっと気持ち悪くて、疲れてしまって、気を紛らわすようにずっとiPhoneでやろうと思っていた生活のいろんなタスクを���ませた。 ずっとここにテーブルがあれば良いのにな、と思っていたところに置く用のテーブルをインターネットで購入できた。 病院の先生は、今私が住んでいるまちや、勤めているまちを面白がって、ゲームの世界みたいに真っ平、と言い、久しぶりにお会いしたからかも知れないけれど長い時間世間話みたいなお話をした。 今日はとても疲れた。
3月10日 花粉症になってしまった感がある。 お部屋のミモザもこの不快の根源に見えてきてしまうし、お薬のせいか、ぼやーっと心地よくい続けてしまう。
お部屋のレイアウトの正解が分からず、今日もデスクやベッドを動かしてバタバタと掃除をした。
お昼は同じ年齢くらいの方3人とお話をした。帰りは一期下の方と電車でお話をしながら帰ってきた。何を話して、その時自分がどう感じたか、を、確かめることなく、何かを噛み締めることなく、スムーズに他愛無くお話ができたので少し不安になっている。
上層の方々の人事異動が発表されて、ざわざわした。今日のところはそのことでかなりあたまがいっぱいで、ちゃんと社会人しているね。
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6/13木
昨晩、久しぶりに寝るの遅かったけど、頭痛なしで起床。ただ頭痛のたねはある状態。果たして。
朝食に白米を食べてみる。先日テレビで「小麦より米がいい」みたいなのをやってたのを受けて。お試し。そして踏み台昇降運動。
youtube
e-U-n、書き出しとアップロード完了してマルタさんへ連携。7月には配信したいね、と。それに向けてこの版をメンバへ展開とのこと。まだちょっと絵と音のズレが気になるところありそうなのでそこの調整は入りそう。
テューバ高岡さんからblocのエラー表示についてメッセージもらう。確認したらミドルウェアが落ちてた。先日のアクセス過多の際に落ちたみたい。再起動した際は自動で起動するように前回設定したのだけど、今回は再起動してないもんな。もうサーバ管理やめたい。
風見鶏(というショップ)から、SDカード届く。機材増えるとSDカードも増える。使い回せばいいんだけど、カメラ持っていったらSDカード入ってなかった!を経験してからは、すべての稼働カメラにSDカードを入れておくようにしてる。そしてSDカードは偽物が多くて、パッケージとかも精巧に作られてるらしいので、いくらAmazonで安くなってても買えない。なのでSDカードはずっと風見鶏で買ってる。そもそも安いし。
メルカリでオーダした北米版iPhone 13 mini、到着! 美品。メルカリ商品ページには記載されてなかったけど、純正のケーブルと純正のシリコンケースも付いてた。うれしい。
メルカリで「受け取りました評価」をしなきゃいけないのだけど、その前に起動確認をしたい。起動確認するということはデータ移行して使えるようにするということで、早速開始。データ移行で気にするのはLINEとSuicaくらい?かな。
新旧iPhoneが手元にある場合は「クイックスタート」という仕組みでデータ移行するみたいで、言われた通りに。そしたら1時間もしないうちに転送完了と。そんなバカな。半日仕事だと思ってた。起動後、アプリのダウンロード時間が必要だけど、でも速い。結果、問題なし。11 proから13 miniなので見方によってはダウングレードだけど、小ささと軽さには代えがたいというのが現在の見解。
トイ��修理の業者から電��。「大家さんからOKもらいましたのでこれからオーダかけます。納期分かりましたら再度連絡します」と。いつまでかかってるんだろ。なんで大家さんの確認に3日もかかる?
夕方、朝からの頭痛のたねをだましだまし来たけど結局酷い頭痛に。服薬。
これまでの経験上、iPhoneのケースは純正と決めていて、すでに新品は売られていないのでメルカリで未使用品を探してオーダ。
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千葉市 iPhone修理
あいプロのスマホ修理なら安心の即日対応!スマホの画面割れやバッテリー交換など、修理が必要な方はあいプロにお任せください。千葉駅から徒歩5分という好立地に店舗を構え、修理時間も迅速。修理の流れも分かりやすく、修理後の動作確認も丁寧に行います。安心してお気軽にご相談ください。千葉市でiPhoneカメラ修理を検討中の方へiPhoneのカメラが故障してしまったら、写真や動画を撮る楽しみが半減してしまいますよね。しかし、そんなときには当店のカメラ修理サービスがお役立ちです。千葉市内で信頼できる修理店として、当店ではiPhoneのカメラ修理を迅速に行います。焦点が合わない、映像が乱れるなどのトラブルも安心してお任せください。修理は経験豊富なスタッフが行い、修理後の品質には自信があります。また、修理費用もリーズナブルで、お財布に優しい価格設定です。千葉市でiPhoneのカメラ修理をお考えの方は、ぜひ当店にご相談ください。お客様の大切なiPhoneをしっかりと修理し、快適な使用をサポートいたします。ご来店を心よりお待ちしております。
富山市 iPhone修理
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過去日記「Novel」からのメッセージ
Wednesday 22 January 2014
坐禅会に行く時間と学校に行く時間はほぼ同じ早朝5時。昨年3月坐禅を始める時にハルオは、考えた。坐禅も良し、そして坐禅を習慣付けて夜型生活を朝型生活に切り替えようと。学校の授業をもっと大切に組んで行こうと。それまでのハルオは、長年夜型生活をしていた。深夜2時、3時は当たり前だった。東京の学校の授業スタートは、朝9:20から。その時間に間に合う為には、御殿場から出発する高速バスを朝6:20の始発に乗らなければならなかった。
今朝は、昨日と同じく禅寺の都合で坐禅会は、お休み。今年に入って増々坐禅修行に取組もうと決意したハルオは、のっぴきならない理由がない限り坐禅会に毎朝参加することを義務づける様にしていた。しかし今日は、坐禅会も休みで学校もあった。茶畑庵から車に乗って御殿場まで進むと雪舞っていた。裾野と御殿場間では、断然御殿場の方が標高高いので雪が降り易い。ハルオは、慎重にドライブをした��道路が凍結したり雪で視界が覆われたりするからだ。
ハルオは、5:50の高速バスに乗った。昨年秋頃からダイヤ改正があり始発は、6:20から30分繰り上げられていた。余裕を持って東京に行かないといつ何時東名高速内で事故や渋滞に巻き込まれ予定時間を狂わされるのを防ぐ為だった。今朝は順調に進みバスは、7:30すぎに新宿に到着した。ハルオは、時間つぶしにマクドナルドに入ってコーヒーとソーセージマフィンを注文し喫煙席を選んでカウンター席に座った。窓の外は、左右に忙しなく人々が歩いていた。この時ハルオは、気付いた。ポケットWIFIの電源部を忘れたことを。それがないとリチャージが出来ないからバッテリーが1日持たない。いつもならインターネットをして時間を潰すハルオだったがWIFIの電源を切って読書に切り替えた。今ハルオが読んでいる本は、「参禅入門」大森曹玄著。1964年、ハルオが生まれた年に出版されたこの本は、読書が苦手なハルオにも読み易い本だった。
新宿駅から市ヶ谷駅まで���武線を使って市ヶ谷の学校まで、電車はいつも混んではいない。学校に着くとジャックダニエルのウィスキーをパロッた音楽イベントの張り紙がエレベーターの横に見た。ハルオは、以前レギュラーで仕事をしていた雑誌を思い出した。今日の授業は、いつもと違い合同プレゼンテーションの日だった。卒業制作を終えた生徒の作品を生徒1人1人プレゼンして行く。プレゼンテーションの会場となる教室に入ると生徒の数は少ない印象を受けた。ハルオは、中央の一番奥の席に座った。それには理由があった。自分の生徒がプレゼンをしたら記録として動画を録りたかったからだ。用意してあった三脚をキャリーバッグから取り出しカメラをセットしようとするとハルオは、又やってしまったと後悔した。三脚のクイックシューを忘れてしまった。静岡と東京の行き来を5年間続けているハルオだがいつも何かしら忘れ物をする自分が嫌だった。にも拘らずまたその過ちを犯してしまった。ただ過ちと言っても旅にトラブルは付き物でそのトラブルをどう知恵を働かせるというのも大事だなと1人納得して済ますハルオもいる。今回は、三脚の上にカメラを置いて手で落下を押さえる様にすることにした。16人の生徒が次々と指名されプレゼンテーションを行った。同世代の女性のポートレイト、卒業後移住する母島の生活のドキュメント、台湾からの留学生は、台湾の古い町並みを撮り、宮崎県の口蹄疫問題で29万頭の牛や豚が殺傷された地元を撮った生徒、巨大物が怖いとその巨大物たる建築物を撮った作品、、、、、様々な作品が紹介された。このプレゼンを真摯に受け止めプレゼン内容の紙に書いて来てる生徒もいれば行き当たりばったりでプレゼンする生徒もいる。後者の方が多く感じた。ハルオは、少しばかりそれで気分が悪かった。そしてハルオにも生徒から意見を求められてハルオは、答えた。「考えること、感じること、その意識を忘れないこと」ハルオは、そうメッセージを送った。メッセージを送っても生徒に受信機がなければ受信ことが出来ない。受信機がなくても時にはメッセージを送り続けることは大切だとハルオは、過去の経験から知っていた。ただハルオは、自分にその資格があるのだろうか?とも自問しながら。
学校が終ると急いでハルオは、市ヶ谷駅に小走りで向かった。今日は、Uさんのお母さんの告別式だった。告別式の会場は、大森駅からタクシーで10分ほどの臨海斎場だった。ハルオは、急ぐとろくなことがなかった。電車に乗り次は飯田橋駅と知った瞬間「あれれ逆方向?」と乗る方向を間違えたと勘違いをして飯田橋駅で下車。そして逆方向の電車にまた乗った。そしてまた実は間違えていなかったと気付き四谷駅で降りてまた最初の方向の電車に乗車。それは、自分が水道橋駅から乗っていると思ったからだった。水道橋駅には、ハルオのオフィスがありその習慣が仇となった。御陰で臨海斎場までの道のりは遠のいた。大森駅に着いたらまずはバスに乗ろうと考えていたがこのタイムロスとバスの時刻表をネットで見たらバスがこの時間運行していないと知る。タクシーしか手段はないと悟りタクシーに急いで乗り込む。
斎場に到着した時は、告別式の全ての行事が終わっていた。ハルオは、遺影の前で手を合わせて故人のご冥福を祈った。その遺影は、ハルオが撮影した写真だった。昨年Uさんの姪っ子さんが結婚をされた時ハルオは撮影を担当した。その結婚式にUさんのお母さんも参列していた。向き合ってのポートレイトではなくあくまでもスナップショットだったので目線は横を向いていたが遺影の写真として評判が良かった。やはり昨年ハルオの友人のお父上が亡くなりその時も以前ハルオが撮った写真が遺影に使われ、その友人から「ハルオ君は、遺影写真家になれる」と言われていた。奇しくもその機会がまたやって来てしまった。ハルオは、自分が撮影した写真が人の役に立つのなら本望と心の中で思っていた。斎場を後にしUさんとそのお姉さんと3人でタクシーに乗りUさんと故人が一緒に暮らしていた自宅へと移動する。
UさんとUさんのお姉さんとハルオの3人でタクシーに乗りUさんと故人が一緒に暮らしていた自宅へ移動した。蒲田駅から近いその家に入ると窓の外には、地元の高校が見えた。ハルオとUさんの交流は、20年近くになるがUさんの家には初めて訪れた。つい先日まで故人が使っていた4.5畳の和室には、仏壇があった。斎場の係員が僕らの後から間もなくやって来てお骨と遺影が棚台の上に置かれた。ハルオは、再度故人の冥福を祈った。Uさんは、読書家で本棚にはハルオには縁のなさそうな本がぎっしり並べられていた。UさんもUさんのお姉さんもいつも変わりない表情で告別式の後始末をしていた。僕は、告別式の参列者に用意されたお弁当をソファに座りながら頂いた。この家には、ニーチェという名の雄猫がいる。この猫の話もUさんから何度となく聞いていた。ニーチェは、来客であるハルオを警戒してかあまり姿を見せなかった。コーヒーを飲みながら故人を偲んで思い出話をしたりUさんの少年、学生時代の古いフォトアルバムを見せてもらった。Uさんの大学時代の写真は見た事があったがその前のUさんの在りし日の姿を見たのも初めてだった。ハルオは、もしもUさんが同級生だったらどんな関係になっていたのだろうかと想像していた。悪ガキでもなく、優等生という雰囲気でもなく、生意気そうでもなかった。同じソファに座っていたUさんがニーチェをあやしているとハルオは、ニーチェを自分の膝に引き寄せてみると意外と大人しくしていた。そのニーチェにUさんは驚きiPhoneで写真を何枚か撮った。夕方5時になりハルオは、次の予定、歯医者に行けなければならなかった。Uさんは、ハルオを鎌田駅まで見送ってくれた。
ハルオは、京浜東北線で鎌田駅から品川駅まで移動した。川崎駅は、ハルオが昔付き合っていた女の子との思い出がある駅だった。あの子は、どうしているのだろうか?会いたいなと思った。そして山手線に乗り換え渋谷駅に行き、更に井の頭線に乗り換え三鷹台駅まで移動した。ハルオは、静岡に移住してからもこの三鷹台にある歯医者に通っている。ハルオは、その歯医者と信頼していた。今回あの治療は、右の奥歯の詰め物が外れてしまったからだった。治療はすぐに終ってしまい時間の予約をして新宿へと向かう。8時発の高速バスになんとか間に合いハルオは、いつもの様に後ろの方の席に落ち着いた。このバスは、超特急便で通常の特急便よりも殆どのバス停を飛ばすので時間が若干乗車時間が短く今夜のバスは順調に東名御殿場バス停に着いた。
バスから降りて駐車場まで移動したハルオは、いつもの「Today's Fashion」の撮影をすることにした。ストロボを使わずに駐車場の灯りと高感度ISOの組み合わせで撮る。カメラは、駐車場に駐輪してあった誰かの自転車のサドルの上に設置しセルフタイマーを使って10秒後に3枚が撮れる設定にして3回繰り返した。ハルオの愛車のアーティ21スペシャルのフロントガラスは、凍り付いていた。間スプレーの解氷剤を窓に吹き付け、暫くして車を走らせた。
茶畑庵に着く前にスーパーマーケットに寄りタイムオーバーで半額になった焼き鳥や刺身を夕食に買う。茶畑庵も冷えきっていた。ハルオは、1週間前Uさんから分けてもらっていた遺影用の写真をフォトフレームに入れてあったので仏壇の横に置き鈴を鳴らしてもう一度手を合わせて故人の冥福を祈った。
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iPhone 12 Pro 超広角側 リアレンズ割れ 交換修理
「カメラの外側のレンズが割れたので直したい」とお持ち込みです。 Continue reading Untitled
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#iPhone修理国際通り#iPhone修理沖縄#iphone修理浮島通り#iPhone修理那覇#iPhone国際通り#iPhone沖縄#iPhone那覇#アイフォーン修理国際通り#アイフォーン修理沖縄#アイフォーン修理浮島通り#アイフォーン修理那覇#アイフォーン国際通り#アイフォーン沖縄#アイフォーン那覇#アイフォン修理国際通り#アイフォン修理沖縄#アイフォン修理浮島通り#アイフォン修理那覇#アイフォン国際通り#アイフォン沖縄#アイフォン那覇#リアカメラレンズ#部品交換
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2018年の思い出
iPhoneのカメラロール便利だけど
まだカメラ壊れたまま
はたして
修理か買い替えか
まだ悩んでる
あー!これはGoogle Photoの機能だった!
間違えてた😭
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スマホ盗難記
今日は雨で、6月末にしては少し肌寒く、折りたたみ傘と上着を持って家を出た。
地下鉄内では、なぜか私のスマホには全く電波が入らなくなるので、日本から送ってもらった短編集の文庫本を読むのが通学中の楽しみだ。
だから今日もスマホを握りしめることなく、電車を降りた。外は寒いから上着を着よう、上着をリュックから引っ張り出す際に、上着の上に乗っていたスマホを一旦取り出す。
折りたたみ傘を開くために、取り出したスマホをリュックの外ポケットに入れる。上着を着てリュックを背負い直し、傘をさしてホームの階段を登って地上に出る。悪天候による電車の遅れもあり、ホームはいつもより混雑していた。
えーと、学校はどっちだっけ。まだ通い出して5日目なので、駅の出口が違うと方向が分からなくなる。スマホを見ようとリュックのポケットに手を伸ばすと、、、
確かにそこに入れたはずのスマホがなくなっていた。
「あぁ〜ついに来たか、、、」という妙な冷静さと、「いや、鞄の底に沈んでるだけじゃない?」という縋り付くような気持ちでリュックの中を漁ってみるものの、やっぱり無いものは無い。
トラブルは日常と地続きにつながっている。大げさなアクションや前触れ��く訪れる。
授業はパスして、一旦家に帰る。Mac bookから「スマホを探す」を開いてみると、電車を降りた駅の街で、でも私は行っていないような場所から位置情報の更新が止まった。
あー、ここで電源切られたのかな。こりゃ完全に盗まれたな。新しいの買おう。しかも今日は金曜で、もう夕方。うかうかしてると月曜まで店が開かない。記憶を頼りに近所の電気屋へ急ぐ。
電気屋のスタッフは、店の広さの割にとても少なく、新品のiPhoneを買うのに、担当が来るまでとても待った。私が使っていたのと同じモデルは売っていなくて、もちろん最新のなんて高すぎるから、ひとつバージョンを落としたやつを買うことにした。もう、悲しんでも落ち込んでもイライラしてもどうにもならない現実がそこにはあった。
やっと私のところに回って来た、少し太ったキアヌ・リーブスみたいな店員は、「iPhoneには充電器が含まれてないから、別売のこれを買ってね」と充電器を勧めた。「大丈夫、充電器なら持ってます」というと、「いや、コードがUSB-cになったんだよ?この細いタイプだよ?」と押してくる。
分かってる、分かってるよ、同じの持ってるって!
「はい、同じの持ってます、使ってます。実はついさっきスマホを盗られて、、、」「えー!あ、だから今iPhone買ってるの??お気の毒に、、」「どこで盗られたの?電車?」「ああ、そのエリアか、、うーん、本当にお気の毒に…」
キアヌに少しオーバーなくらい同情され、もはや感情が仏の私は、とりあえずこの持ち運びができていろんな機能が搭載されたカメラ付き通信機を今日のうちに手に入れられたことに安堵していた。
クレジットカード持っててよかった。12分割で買った。データはクラウドにバックアップをとっていたので、ほとんど問題なく引き継げた。ありがとうApple。ありがとうスティーブ・ジョブズ。
SIMの契約は、オンラインで完結するE-SIMを選んだ。
新しいデバイス、新しい電話番号で、アプリのログインの設定をし直すのが少し面倒だった。特に決済系銀行系のアプリと、トークアプリに無事入れるかが心配だった。
結果、再設定に次ぐ再設定を経てほとんどがなんとかなり、入れなかったやつもパソコンからならとりあえずアクセスできることが分かった。
気づけば時刻は夜中の12時を回っていた。
地理も言語もままならないこの国で、たとえ数日でもひとりスマホなしの状態になるのはあまりに不安すぎるので、その状態を回避できただけでも安心である。
それだけ、この四角いデバイスに依存しなければ生きていけないことにも、少し��ッとした。
落ち込んでも仕方ないので、下半期の悪いことは全部あの盗られたスマホが持って行ってくれたことにした。
まあ、家探しもビザ取得も、移住に関する全てがスムーズすぎて怖いくらいだったので、スマホ盗られたくらいでちょうどいいのかもしれない(?)。
そう、ここは修羅の国、伯林。
この街の洗礼を受けて、また明日から気合い入れて生きていくことしか、私にできることはない。
※ショルダータイプのスマホホルダーを近日中に買おうと思います。
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迅速対応で解決!iPhone 13 Proのカメラ交換サービス
最近、iPhone 13 Proのカメラ交換のご依頼を承りました。お客様は仕事中、高所からiPhoneを誤って落下させてしまい、その衝撃が原因でカメラの機能に重大な障害が発生しました。具体的には、近くの物を撮影しようとするとカメラがピントを合わせようとしますが、適切にピントが合わず、切り替えが無効となる状態でした。 このような問題は、カメラ自体の物理的損傷が原因であることが多く、修理の唯一の解決策はカメラユニットの交換です。幸いにも、私たちの店には必要なカメラの在庫があり、お客様のiPhone 13…
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* OLYMPUS XA1 実家のタンスに放置されてたので、 救出してきた。なつかしー❣️🤣 ファインダーは曇ってるけど、レンズはピカピカ。 今日やっとモルト剥がしに着手。 2時間もかかった💦 セレンも生きてるので、 モルト張り替えたら即使える。 PEN EEは修理中。 早く戻ってこないかなぁ。 電池使わないカメラや時計好き💕 フィルムメインにしたいけど、 貧乏なので無理ー😭 ハーフサイズって良いよね…。 * #camera #filmcamera #iphone #iphonese #follow #カメラ #フィルムカメラ #カメラ修理 #カメラ修理中 #写真 #写真好き #ファインダー越しの私の世界 #写真部 #写真好きな人と繋がりたい #写真を撮るのが好きな人と繋がりたい
#カメラ修理#カメラ修理中#iphonese#写真部#写真好きな人と繋がりたい#follow#ファインダー越しの私の世界#写真を撮るのが好きな人と繋がりたい#iphone#filmcamera#写真#フィルムカメラ#カメラ#写真好き#camera
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【日記】2022/02/11
iPhone 13 Pro Maxを手に入れた。サクサク動作してとても気分が良い。カメラにもいろんな機能が付いてるぽい。マクロ撮影はかなり近寄れるのね。三脚付けてナイトモード撮影したらどんな感じになるのかな。
iPhone Xの歴史
1. 初代iPhone X
2. 盗まれて新品に、iPhone X2
3. いつぞやの12/31と1/1の境目で激しく割って新品に、iPhone X3
(3と4の間に2、3回、前面ガラス破損修理)
4. 背面亀裂が入って新品に、iPhone X4
不運の境遇を辿ったiPhone Xは現在4台目なのでiPhone X4という名前で慈しんでいた。しかし4年も経過すると端末の容量不足やメモリ不足、フリーズなどで若干イライラするしそろそろ替え時かなあと思っていた。
だが、iPhone 13 Pro Maxは高い。
ProもMaxも付かなかったとしてもiPhone高い。なぜMaxが付いた方を買ったのか。
まあ単純に、自分が使う機械は一番デカくて一番性能が良いやつがすきだからだな。
で、今のところピクミンがサクサク動くようになったのを眺めながら「高い買い物だな」と思った。
*ピクミンのために欲しかったわけじゃないけど、性能が上がったことを一番実感できるくそ重たいアプリがピクミンなだけだった、ということだ。
#marukido #iphone13promax
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今日は火曜日。 映像演技クラスでした〜♪♪難しい言葉が飛び交うサスペンスを演じました。設定、役柄、シチュエーションをどう捉えるか。自分が意識した部分しか表現出来ない。その為には日頃の取り組み次第だ!という今日のレッスン。難しい役はやり甲斐あるし、面白い!簡単な役なんてないけど、難しくない役はやり甲斐を見つけるのは難しいかもしれない。結局、どの道も上手に表現するのは難しい。人を感動させるのは難しい。そう!やっぱり、やり甲斐がある。演技って楽しいな〜。 今日も素敵なレッスンでした。ありがとうございま��た。 #ivisminixが修理中でiphone内カメラ #movieact https://www.instagram.com/p/BuEP3rngv1M/?utm_source=ig_tumblr_share&igshid=16anj3xm09o2o
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思いをかたちにするスタイリスト、北村道子インタビュー portraits jan 14, 2019 7:10 pm
michiko kitamura
photographer & interviewer: chikashi suzuki writer: tomoko ogawa
portraits/
北村道子さんが手がける衣裳や彼女の言葉に触れると見えてくるのは、北村道子という生きる哲学のかっこよさだ。その哲学が、服になり、仕事になり、彼女そのものを形づくっている。唯一無二の個性を持ちながら、約40年、一切の妥協をすることなく、今目の前にある人物とその人が着る服と対峙してきた。そんな彼女が、前著『衣裳術』から10年ぶりに、俳優34人、写真家6人との10年にわたるコラボレーションを記録した『衣裳術2』をリリースした。2000年代初頭に角田純氏がアートディレクションを手がけていた雑誌『X-Knowledge HOME』にて、北村さんを撮影したことをきっかけに出会い、以降、コラボレーションを続けるフォトグラファーの鈴木親氏を聞き手に迎え、型破りで刺激的な北村道子さんの仕事術について語ってもらった。
portraits
jan 14, 2019 7:10 pm
北村道子さんが手がける衣裳や彼女の言葉に触れると見えてくるのは、北村道子という生きる哲学のかっこよさだ。その哲学が、服になり、仕事になり、彼女そのものを形づくっている。唯一無二の個性を持ちながら、約40年、一切の妥協をすることなく、今目の前にある人物とその人が着る服と対峙してきた。そんな彼女が、前著『衣裳術』から10年ぶりに、俳優34人、写真家6人との10年にわたるコラボレーションを記録した『衣裳術2』をリリースした。2000年代初頭に角田純氏がアートディレクションを手がけていた雑誌『X-Knowledge HOME』にて、北村さんを撮影したことをきっかけに出会い、以降、コラボレーションを続けるフォトグラファーの鈴木親氏を聞き手に迎え、型破りで刺激的な北村道子さんの仕事術について語ってもらった。
Photo by Chikashi Suzuki
鈴木親(以下、鈴木):僕が、北村道子さんという存在を初めて意識したのは、大学のときに観た映画、『幻の光』(95)なんですよね。北村さんの衣裳って、何という印象もなく普通に映画としてスーっと入ってくる。でも、もう1回観るときって、ディテールをよく見るじゃないですか。そうすると、衣裳がすごく綺麗だなと思う。変なリアルさもないんだけど、ファンタジーが入っていて。何%の嘘と何%の真実みたいなものの割合を、映画ごとに全部変えているというか。
北村道子(以下、北村):それは、いつも私が思ってる思いだよね。さすが親くん、大学で先生してるだけあるなぁ!
鈴木:映画の雰囲気に合うようにスタイリングしているから、絶対作品の邪魔はしないんです。『バットマン』(05-12)シリーズの衣裳と同じ方向性ですよね。Christopher Nolan (クリストファー・ノーラン)作品と一緒で、現実だと嘘っぽいけど完全に嘘にはならない。でも、映画の中ではちゃんと映えている。逆に、ガチガチにリアルにスタイリングをしちゃうと、たぶん映画としては全く面白くない。ノーランとかがやって「エポックメイキングだ!」と言われていたようなことを、偉ぶることもなく、普通にスッとやっていたというのが、北村さんなんですよ。
北村:でも、日本では叩かれているんですよ。
鈴木:『幻の光』が?
北村:そう。まず、私の関わった映画はみんな、日本の映画監督にも叩かれているんですよ。『幻の光』に関しては、誰が送ってくれたのかはわからないけど、フランスの『Figaro』をはじめ、ドイツ、イタリアのみんながメディアで取り上げてくれたんです。あまりに取り上げてくれるから評価されるようになってきて、ヴェネチア国際映画祭で賞を取って、逆輸入的に話題になったんです。当時、主役の江角マキコさんは、基本的にモデルだったじゃないですか。モデルが「自分のために何かやりたい」という雰囲気を出してくると、私、拒否感が出てくるの。だって、江角のためにやる映画というのは、おかしいじゃないですか。それまでに、10回くらい断ったんですよ。それで、引き受ける条件として、葛西薫と藤井保を突っ込んだんです。
鈴木:それで、あの本、『ESUMI』(リトルモア )ができた?
北村:そう。その二人を入れるならと、映画を受けたんですよ。衣裳合わせも自分で5トン車借りて、是枝さんと私でやったんですよ。
鈴木:是枝さんの中でも、『幻の光』は良かったですけどね。リアルさがあるんだけど、何となく違う。現実にいないけどいそうな人物という感じがすごくして。だから、正直に言うと、ストーリーというよりは、映像が綺麗だったという印象が残ってる。
北村:どの映画でも、私は孤独で独りぼっちなんです。黒澤明監督もドローイングや着色をやっていたのと同じように、洋服を作っている。それが当然だと思うのよね。自分の中でそういうものが映画だと思うじゃない。映画というものを私はミケランジェロ・アントニオーニから出発していて、女優で一番好きなのは、モニカ・ヴィッティなんです。だから、映画を観ていて、彼女は裸足で道を歩いているという表現から、シナリオがわかるじゃないですか。全部通して観たあとは、たとえば、あそこであの椅子がどうして出てくるのか、そこをもう1回観ることを何度もしていく。そういうふうに、自分で映画の洋服の表現力というものをマスターしていったんですよ。
鈴木:それが正しい見方ですよね。
北村:それから自分で衣裳をやるようになって、「監督が描いたドローイングはないの?」と聞くと、「え?」と返ってくる。しょうがないから、それを私がやっていく。役者には絵コンテ���あったほうが、わかりやすいじゃないですか。それを元にみんなやっていくようになってきたの。『スキヤ��・ウエスタン ジャンゴ』(08)もそうだった。それはもう、孤独になっていくよね。
鈴木:北村さんが人物像をほとんど作っているんだと思ったのは、『メゾン・ド・ヒミコ』(05)の裏話を聞いたとき。採用されなかった設定なんだけど、主演の柴咲コウはゲイのための老人ホームにいて、白いシャツに薄く赤い下着が透けている。それが、「女性の性の部分をグッと抑えているけど、残っているという表現だ」と言われたとき、もう台詞は要らないなと思った。その服だけで人物像が成り立つじゃないですか。ビジュアルで表現することって、ビジュアルだけで一気に全てが入ってくることがあるから、言葉も超えてしまうことってあって。
北村:それ、正解です。小津安二郎監督がやっていた、原節子の二の腕から見えるブラジャーに私は辿り着いたんですよ。あの時代にそういうふうにやっていたなぁって。そうやって脚本を読み込んでで、ドローイングしていくタイプなんですよ。だから、プロデューサー側から「こういう普通の長袖で綿のシャツでこういうのにしてくれ」と言われるようになったときに、「じゃあ、どっち側をあなたたちは取るんですか?」という話になった。私は、そこから衣裳合わせに行かなくなったの。
鈴木:(笑)。
北村:アクセサリーも同じで、全く合わないアクセサリーや時計をみんな持ってくるのよ。美術の小道具さんがダンボール箱で持ってくる。そういう儀式なんですよ。「ここから選んで」と言われるんだけど、私は「え、なぜこれを使わなきゃいけないの?」って。長年ダンボールに入ってて、カビ臭いもん。それで喧嘩になって、「私は降ります」ということになる。思いをかたちにして表現するときに、役者側の意見が強いんだったら、監督は要らないんじゃないのと思っちゃうのよ。
鈴木:それじゃ、映画にならないですもんね。
北村:そう。『幻の光』も、その衣裳に対する思いみたいなものがあるわけ。石川県・能登で育った自分の子どもの時代の冬というのは、やっぱりモノトーンで世界が見えてた。私がアイスランドに行ったときに、能登と同じだなと思った。それを作品の中にフィードバックしたの。私、監督って、もし日本の作品だったら、あらかじめ役者を想定しながらシナリオを書いていると私は思っていたんです。ところが、私が衣裳をやるというとき、役者は誰も決まっていないんですよ。だから、想定してやってなきゃいけない。
鈴木:だいたいの当て書き、みたいな感じで進めますよね。
北村:うん。「例えばどういう人ですか? その人、私が交渉しますよ。あなたたちがしないんだったら」という話になってくるわけですよ。
鈴木:でも、以前は衣裳部の人がやるのが衣裳だったけど、北村さん以降、衣裳という考え方で映画にスタッフ��して入る人たちが出てきた。伊賀(大介)くんとか三田(真一)くんとかは、北村さんのメソッドみたいなものがあったから、その後にスッと入れたんだと思う。
Photo by Chikashi Suzuki
北村:はじまりの話をすると、私は若い頃に、ものすごい広告業界に入って、300人を前にして恥をかいたんですよ。それは、メンズウェアが何たるかを知らなかったからです。イギリスの大物の撮影で恥をかいたから、そのギャランティをいただいて、「私、1年間この国に残ります」と言って、サビルロウのリージェントストリートとボンドストリートをくまなく調べたんです。洋服について全くわかってないお姉ちゃんがイギリスに行って、ボンドストリートを歩いていくと、ここでは全部揃うんだということがまずわかったの。
鈴木:シャツ屋も靴屋も帽子屋も時計屋も全部ありますもんね。
北村:そう。とにかく、メンズをマスターすればTPOがわかる。なぜって、メンズの人たちが、女の人たちをエスコートしていくわけじゃない。
鈴木:本当にそうなんですよね。CHANELの服も、基本的にニットは男性の下着だったり、ツイードは男性のスポーツウェアだったり、男性の生活に合わせて女性はどうするかということを考えて作られていたし。
北村:そうなんですよ。勉強してから日本に帰ると、飛行機でみんなロングホースの靴下を誰も履いていないんです。みんなカジュアルな靴下を履いて、モチャモチャしてて。こんなにひどい国なんだってわかって、そういうことを良しとしている自分がいたんだと。それが日本がアマチュアリズムなんじゃないかと私が言っているところなんですよ。普通は、何も知らないことを恥ずかしいと思わなきゃいけないじゃない。私がそれだったんです。そこからですね。
鈴木:コートもチェスターやステンカラーとチェスターの間みたいなローデンコートってのがあるんだけど、そういうタイプを着ているとあの人は貴族系なんだなとわかる。日本は、そういう習慣が一切ないですもんね。
北村:そうだよね。海軍にしても、デッキシューズを履いてないじゃないですか。そういう意味で、やっぱり、衣服にステートメントがないんですよ。
鈴木:日本人だと、良くも悪くもTPOにとらわれ過ぎて、コスプレ化しちゃう人は��ますよね。生活の中で着ることは普通のことなのに、儀式になっちゃってる。それに関して、北村さんの上手さが際立っていたのが、『バベル』(06)のときにカンヌのレッドカーペットで菊地凛子ちゃんに CHANEL を着せたことです。ハリウッドに行って、ハリウッド俳優に囲まれているアジア人は目立たないことが多いけど、どんだけ目立ったかっていう(笑)。でも、悪目立ちだとブーイングものじゃないですか。賛否両論がちゃんとあるように、上手く北村さんはやってるんですよ。それは、どういうふうに着せるべきかをわかっているからですよね。あの後すぐですからね、Karl Lagerfeld(カール・ラガーフェルド)が凛子ちゃんをピックアップしたの。
北村:身も心も凛子ちゃんに尽くしました。カンヌに行くときに、まず1個だけココ・シャネルのバッグを持って行ったほうがいいと。それから、Karl LagerfeldのFENDIのバッグにドレスを詰めて、2カ月分のサングラスから靴までも全部トランクに入れて渡したんですよ。そうじゃないと、ランチやディナーのときに困るから。それで、カンヌを歩くときはこの中から着なさいって。全部、返してもらってないな(笑)。
鈴木:イブニングと昼間のドレスって全然違うけれど、日本ってそういう生活習慣はないじゃない。そのTPOは守られているのにアバンギャルドっていうのが格好いいんだけど、北村さんはそれを全部やってて。例えば、カンヌで浅野(忠信)さんが着ていたスーツ、どれだけサイズが合ってるのっていうくらい合ってた。でも、それだけじゃなくて、男性は目立ち過ぎちゃいけないんだけど、ちゃんと目につく。絶対に俳優さんに恥をかかせないんだけれど、映画と一緒で、ちょっとした違和感を出す。ネクタイだったりチーフだったりで一部だけ異物感を出してるんですよね。本当に上手い。俺が言うのも何だけど(笑)。たぶん、その人の個性をきちんと見抜いてるからできる。
北村:もう、その通り!
鈴木:それって、本当にわかってる人じゃないと絶対にスタイリングできないから。単純にTPOがわかればいいってことでもなくて、本人が着ている感じにプラスアルファで違和感を出していて。普通に見たらスッとはしてるんだけど、「なんか気になる」みたいな要素を探って、ズラしているというか。でも、他が完璧だから何も言えない。凛子ちゃんも未だにずっと CHANEL のファミリーだけど、アジア人でヨーロッパのいわゆる上流階級にいきなり入れるわけがないから、最初のインパクトがたぶんあったんだと思う。
北村:私、1回彼女を映画で降板させたことがあるんです。まだ菊地百合子でやっていたとき。そしたら、当時所属していた事務所の社長が凛子ちゃんを連れて、その理由を問いただしに来たんです、渋谷の私の事務所に。ちょうどそのときに、別の用事でカメラマンの小林響が偶然いたのよ。響は関係ないんだけど、��えて第三者がいたほうがいいやって思っていてもらったの。第三者によって今まで思ってなかった言葉が出てくることがあるのよ。それで、私は凛子ちゃんに、「今に絶対違う映画がやってくるから、そのオーディションを受けたほうがいい。そのために、名前はRで発音ができたほうがいい。外国では発音しやすいから」と言ったの。ハッタリだけど(笑)。「じゃあ、凛とした凛子にしよう」って。そうしたら、彼女が「私、変えます」って言ったのよ。それで社長が、「お前いい加減すぎる。この人、嘘ばっかり言ってる女なんだから」って。
鈴木:それで、菊地凛子が誕生したと。
北村:そう。彼女、その後、本当に『バベル』(06)が決まったのよ。オーディションに行くとき、「私が女優だったら、裸で行くよ!」って言ったら、「わかった! コートの下は裸にする」って言って、本当にそうしたかどうかはわからないけど、監督が「わかった、君の役を作るから」となったらしいのよね。意味あったよね、ちょっとした嘘も博打も。響がいなかったら、凛子という名前は出てこないのよ。あいつクソみたいな男だけど、よくいてくれたよ。
鈴木:写真家としてはワールドワイドなのに(笑)。
北村:凛子ちゃんって、どんな取材でも応じるよね。飛行機に乗って自分で行くんですよ。本当に少しのスペースしか露出がなくても、「大丈夫、行く!」って行くんだって。あれは見習うべき姿勢だと思うよ、女優たち。
鈴木:それは、北村さんが教育したからですよ。
北村:私はさ、親くんから洋服を学んでるよね。
鈴木:いやいや。
『衣装術2』(リトルモア)
北村:私の中で、渋谷の雑踏とか公園の隅っこで撮るというアイディアは全くないもん! もともと、『衣裳術2』(リトルモア )でまとめた雑誌『T.』の連載企画を持ってきたのは、親くんと門間雄介くんだったし。
鈴木:『T.』でもこの連載だけ、テンションが違いましたよね。でも、今なら特にそうだけど、雑誌を買ってもらうのに特別なコンテンツが絶対ほしいじゃない。昔から日本の雑誌で多いのは、だいたいプロモーション取材のタイミングで同じ顔の表紙がバーっと並んでて、独自のチョイスがない。アートディレクターの大橋 修さんはすごく抵��して、独自のチョイスを作らないと意味がないって、北村さんという異物をページの中に放り込んだという(笑)。
北村:でも、二人とも先に辞めちゃって。そうしたら、大橋くんが「北村さん、俺は続けたいから、毎回カメラマンを変えていくというのはどう?」っていう話になって。
鈴木:北村さんは、「こういうふうにしよう」と強引には、自分から言わないタイプだからね。
北村:そう、言わないです。大橋くんから、「続けてほしい」と言われたときに、「ほかの記事もファッションにはならないの?」って聞いたの。映画雑誌だから、そこは変えられないということで、「じゃあこれが最終的に書籍になるんだったら、目的がある」ということで続けて、それでリトルモアに頼み込んだのよ。
鈴木:北村さんが撮影しているシリーズも面白かったです。『衣裳術2』の表紙になった写真とか。
北村:そのときは、カメラマンが誰もいなかったんですよ。タカムラダイスケと言われても、その人の写真知らないじゃない。そしたらタカムラくんが、「北村さん俺のこと知らないから、俺がアシスタントやります」って言って。それで、凛子ちゃんの旦那の染谷将太くんを最初に撮ったんですよ。この連載で、私は親くんとのゲリラ撮影を、ものすごく覚えてるんですよ。親くんとやった新井浩文くんの撮影が、私、相当ショックだったのよ。後ろに警察官が写ってるの知ってる? あれ5分後だったら、「君、何してるんだ!」って来るやつでしょう? もう笑っちゃうよね。あれは計算して撮ってるんでしょう?
鈴木:一般の人は基本的に肖像権があるじゃないですか。警官は、公務員だからないんですよ。
北村:すごいよね、実際に来るんだから。
鈴木:そういうのが好きなんですよ。
北村:やっぱりね。だから目立ったところで撮影するんだ。
鈴木:そう。
『衣装術2』(リトルモア)
鈴木:撮影時間をコンパクトにやるということは、考えてはいて。撮影って、下手に長時間やることが多いでしょう? でも、テンションってそんなに持たないじゃないですか。北村さんは瞬発力が半端ないから。持続力よりは瞬発力に北村さんのすごさがあるから、それは狭い範囲でぎ��っと終わるほうが、逆に良く出るというか。新井くんの撮影は、目黒の駅の線路を挟んで前後だけだから、実質半径300mとかの移動で終わったし。
北村:ああいう撮影をするのは、親くんだけですよ。まず皇居で撮るでしょ。渋谷は交差点で撮るじゃない。あとは御苑とかね。「こんなの平気で撮ってるの?」って思って。でも、ついていくと面白いんだよね。隅っこにいて、オロオロしてるのは私だけでさ。安藤政信くんの撮影なんて、ホームレスのいる隣に連れていくのよ。
鈴木:中央公園ですかね(笑)。
北村:あれカシミアのスーツよ?本当に場所を見つけるのが、上手いのよ。「こんなところあるの?」って感じで。
『衣装術2』(リトルモア)
鈴木:でも真面目な話、違和感を北村さんが入れてくれるから、街中でも成立するんですよ。ただ、普通に街で撮ったら、ただのストリート・フォトになっちゃう。北村さんとの撮影だから、普通のロケーションがちょうどいいんです。一瞬普通に見えるけど、よく見ると違和感があるのは、たぶん普通の服じゃないというのが一番大きい理由だから。北村さんと『Purple』を初めてやったときに、凛子ちゃんがモデルだったんだけど、普通のスタイリストなら100%絶対ダメって言うくらいの台風が来て。だって、80万円くらいするコートだし、濡れるに決まってるし。でも、北村さんが言ったことで忘れられないのは、「全部濡れちゃえばわからない」っていう(笑)。
北村:だから、親くんの手口で嵐の中の池松壮亮くんの撮影もやったのよ。
鈴木:俺、すげぇなと思って。ラッキーと。北村さんは、乱暴に扱うけど、最高に丁寧にも扱うというか。普通だったら濡らして買取だけど、ちゃんとカシミアの質をわかっているから。
北村:あれが日本の洋服ならびちゃびちゃですよ。池松くんの撮影のときも台風が来て、じゃあTOM FORDを借りてこようかって。そしたら、大森克己さんはiPhoneで撮ってたらしいの。
鈴木:iPhoneは雨でも大丈夫なんですよ。フィルムのカメラはダメだけど。
北村:親くんは、フィルムで撮ってたじゃない!
鈴木:そう。正直に言うと、カメラは別に壊れても買い換えられるじゃない。でもこの台風は過ぎ去ったらもう撮れないから。
北村:でもね、Balenciaga、濡らした写真を『Purple』で使ってくれたんだよね。決められたルック通りじゃなかったのに。
鈴木:しかもそのときってNicolas Ghesquiere (ニコラ・ジェスキエール)がデザインを始めたばかりだったから、崩すのはダメだった。洋服の着方も全部指定で、「確実にやってくれ」と言われていて。しかも、広告は『Vogue』と『Purple』にしか打っていない時期で。
北村:そういや、『Purple』で押井守もやったじゃない。日本テレビまで行ってさ。
鈴木:押井守さんがまだアニメ好きだけの支持を受けていた頃、今みたいな存在じゃなくて。ちょうど、日本のモデルで誰か面白いのがいないかと話していて、『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊2.0』(08)を観てたから、北村さんに話したら、北村さんも押井さんが大好きで。『ブレードランナー』(82)の影響を受けてはいるけど、逆にハリウッドにも影響を与えたような人だから、立場上、凛子ちゃんと同じようなものだって。海外の評価が異常に高いから、これは北村さんがやるしかないでしょうと思って。
北村:会話が止まらなかったよね、二人で。『ブレードランナー』の話になって。Ridley Scott(リドリー・スコット)のことをようやく会話できる奴がいたって感じで。
鈴木:映画のプロデューサーからは、一切ファッションの要素はない人だと聞いていて、「着るかどうかはわからないですよ」と言われていて。事前に、スタッフの書かれたシートを渡しておいたら、たぶん北村さんの名前を見て押井さんはすぐわかったんだと思う。ボサボサの髪を期待してたら、髪の毛をきれいに切って待っててくれて(笑)。北村さんの用意したライダースを「これどこの?」とか言って、着る気満々で嬉しそうにしてましたよね。
北村:その後、同じのを買いに行ったんだよね。懐かしい。
鈴木:Maison MargielaのニットにMarc Jacobsのジャケットを着せたんだけど、本人が着てる感じを残すために、今だったらおしゃれなダッドスニーカーだけど、そのときは全然だった本人のスニーカーを履かせてた。
北村:私物みたいだったよね。
鈴木:北村さんって���本当にその場に生きている人だから。例えば、通常の撮影だと、俳優さんや女優さんが初めて仕事する人だったりすると、服をいっぱい持ってくるんです。逆に、僕が「これを外して」と言っても、外させなかったりする。それだけあったら、被写体本人が選びたいとなっちゃうじゃない。親切にしたら、その後の仕事に繋がる可能性があるじゃないですか。たぶん、そこまで考えてやっている。
北村:頭いいね。
鈴木:このシューティングというよりは、次の指名とかコマーシャルとかも考えてる。ビジネスとしてやってたらそれは正論なんだけど、カメラマンからすると、目の前の撮影が上手くいけばいいだけで、もしその後に被写体に嫌われようがかまわないと僕は考えてるタイプ。北村さんは俺よりもっとハードコアで、撮影で4コーディネートを使うと言ったら、4半くらいしか持ってこない。サイズが合わなかったときとか、場所によってちょっと変えるとかくらいですよね。
北村:だって重いし。
鈴木:それは、目の前のシューティングが上手くいくことをすごく考えてるから。カメラマンからすると本当に、正直に言うと超やりやすいんです。俳優さんに服について説明するのも、カメラマンがするよりも、北村さんがこれはこうだからいいって言ってくれたら、それで通っちゃう。
北村:上げるもんね。親くんはヘアメイクのAMANOくんをいびっているだけでさ。ロケバスの中、人の悪口ばっかりだからね、私たち。
鈴木:(笑)。人って、その場に生きることっていうのが、大人になればなるほどできない。子どもは単純に言うと、その一瞬を生きてるじゃない。だから、若い頃ってすごく瑞々しさもあって、大人になればなるほどその瑞々しさに憧れる。北村さんは、みんなよりも先輩なのに誰よりもその場に生きてて、その一瞬が良ければいいという考えですよね。
北村:そう思わない?
鈴木:本来、人生ってそういうものというか、その一瞬が積み重なっていくと良くなるし、すごく先のことを心配しても本当はしょうがないんだけど、それができる人っていうのは、立場ができればできるほど少なくなってくる。でも北村さんは、映画でも全部それをやってるから。
北村:ライブなんです。
鈴木:そう、その場を生きてる。好奇心と共に。
北村:好奇心がなくなったら、やることないんじゃないの? と思ってる。
鈴木:哲学もそうだし、最近の量子力学や物理学もそうなんだけど、結局人の思いみたいなものが全部の形を変えるとなってる。人の意思が介在したときに、実際の物が動くというのが最新の物理学の考えらしいの。北村さんって、たぶん、そういう意思が明確だから。
北村:私はけっこう若いときから三木成夫を読んでるじゃない。だから、生命って、水と油という相反するものが、実は心と体、脳と体として、そこにあるってことを最初から読んでるから、何というか、波動がどうやっても上手くいかないなというときは、「水と油だからしょうがないんじゃない?」という感じだし、素数を大事にしてるから。3とか5を。4になったら、どっかで乱したくなってくるんだよね。
鈴木:哲学と物理学が、今はほぼ一緒みたいになっている。北村さんの時代は哲学を学んで、その哲学が服になってる。実際、北村さんの思いみたいなものが衣裳に入るということは物理学が証明している。その場に強い意思がちゃんと介在している、観察者という人だからね、やっぱり。
北村:本当に先生だねぇ、親くん。
鈴木:「気持ちは伝わらない」ってよく言うけど、物理学上、今の量子学では本当に伝わっているとされていて、北村さんの撮影を見ていると、たとえ他の人と同じものを持ってきたとしても、何かが違く見える。その何かっていうのは、もしかしたら強い思いなのかもというのはすごくある。
北村:親くんと『GQ』の15年周年でTOM FORDのルックを撮影して、TOM FORDから絶賛のメールが来たんですよ。
鈴木:ヒップホップの男の子で、IOくんって子なんだけど、まぁ、きっとTOM FORDは着ないでしょ。それをポコっと着せて。普通の人が来たら、演歌歌手みたいになるのを。
北村:北島三郎だよね。TOM FORD側としては、ものすごくいいカシミアの服を用意していたんですよ。でも、私は行ったときに、「これしかないの?」って言って、ヘビメタみたいなのを使っちゃったのよ。
鈴木:やっぱり、着丈とか、スラックスの裾をブーツに入れるとか、そのバランスみたいなのが絶妙に上手い。もちろんサビルロウとかの着方がわかってるからなんだけど。本人が履いてきたブーツにそのまま入れちゃって、バッと出てきたみたいな格好良さがあって。
北村:またさ、ウィンドウにベースが並んでる、みたいな楽器屋にロケに行くんだもんね。あれは、トムちゃんが「Nice!」って言ったのわかる。
鈴木:さっき話した、同じ服でも北村さんが持ってくると違く見えるというその差って、もちろん北村さんって細かく見てるところもあるんだけど、コンセプトを全部を通して綺麗に見た後に、現場はライブにする。そこがすごく上手くて。たぶん、撮影の前までは全部緻密に考えてる。その準備がハード。写真や映像って、その場の偶然性みたいなものが入らなければ、広告になっていっちゃう。その偶然性が入ることで、エディトリアルとして一番美味しいところが撮れる。コマーシャルだったら絶対決めていくけど、北村さんはそこでも無茶苦茶するっていうのはよく聞いてるから(笑)。撮ってる側からすると、そこの要素っていうのが一番強いところ。ハプニングだけを入れるのはできるし、緻密にやれと言われたらできる人はいるけど、その両方は矛盾するじゃないですか。さっきの水と油じゃないけど、矛盾するものを両方入れられる。しかも自然に。そこが、北村さんにしかできないところですよね。
北村:ありがとうございます。
鈴木:例えばファッションって、1年か2年過ぎるとすごく古く見えちゃうところがある。30年とか過ぎるとまた新しく見えるけど、10年だとしょぼく見えやすい。でも北村さんのスタイリングって、わかりやすい表現をすると、強度があるんだよね。本人に合ってるとか、写真に合ってるとか、映画に合ってるスタイリングだから、もちろん時代性はちゃんと入ってるんだけど、いつの時代に見てもよく見えるというか。だから、10年前のものを今見ても、一切古く見えない。それがすごいなあと。
北村:それ、けっこう褒めてるよね?
鈴木:褒めてますよ。例えば、Joe McKenna(ジョー・マッケナ)というスタイリストも、北村さんと同じようなメソッドでやっている。海外でもそういう人って少ない。彼は、分厚いハードカバーの本とか出すような人だから。北村さんはヨーロッパで生まれていたら、ハードカバーの本をもう5冊くらい出してると思う。
北村:一応、2冊は出してるんだけどね(笑)。
Photo by Chikashi Suzuki
<プロフィール> 北村道子(きたむら・みちこ) 1949年、石川県生まれ。サハラ砂漠やアメリカ大陸、フランスなどを放浪ののち、30歳頃から、映画、 広告、雑誌等さまざまな媒体で衣裳を務める。映画衣裳のデビューは85年、『それから』(森田芳光監督)。07年に『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』(三池崇史監督)で第62回毎日映画コンクール技術賞を受賞した。著書に『Tribe』(朝日出版社)、『COCUE』(コキュ)、『衣裳術 2』『衣裳術《新装版》』(リトルモア)がある。2019年1月21日(月) 、東京・文化学園にて、「北村道子さんトークショウ」(17:30入場/18:00開始)を開催予定。1月10日(木)より出版社・リトルモアHPで観覧予約開始。
<書籍情報> タイトル 衣裳術2 著者 北村道子 装幀 大橋修 価格 ¥2,000 判型 A5判 /192ページ 発行日 2018年12月 出版社 リトルモア HP: www.littlemore.co.jp
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michiko kitamura
思いをかたちにするスタイリスト、北村道子インタビュー
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工事中 - Men at work / iPhone XR & Snapseed, 20200625 . . カメラの修理代が思ったより安く済みそうでラッキー。 . . #spicollective #royalsnappingartists #infamous_family #rsa_main #infinity_photo_cult #2_fineart #jp_gallery_member #jp_gallery_bnw #trb_bnw #wp_bnw #bnw_life #bnwlife_member #bnw_life_shots #bnw_captures #world_bnw #top_bnw #team_jp_ #team_jp_モノクロ #ig_energy_bw #ig_nihon #streetphotographybnw #igersjp #blackandwhite #bnw #bnwphoto #monochrome #bw #bnwphotography #ShotOniPhone #shotoniphoneXR (Tokyo, Japan) https://www.instagram.com/p/CB0Pb8RFrPi/?igshid=1cdf65nqlql78
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再出発の心持ちで東京
Wednesday 7 May 2014
真観は東京へ向かった。東京駅には8時過ぎに着いた。大荷物を携行していた。それはいつものキャリーバッグと授業で使うレジャーシート、箱馬2個と座布団7枚が入ったキャンプ用の大型バッグ。電車の通勤ラッシュの混雑���避ける為に地下鉄ではなくJR中央線、総武線を利用し市ヶ谷駅まで向かった。
学校に着く。授業は1年生の時の学年末制作のプレゼン。生徒のプレゼンの前に真観が一番最初にプレゼンをした。時間は3分と真観が決めていたが時間オーバーでプレゼン終了。真観のプレゼンはペルーのウェディングアルバムを紹介したのだが言いたいことが多すぎたのが原因だった。これは反省しなければならない。予定では生徒20人が1人3分のプレゼンを2回するはずだったがプレゼン後の質疑応答に時間がかかり1回しか出来なかった。しかし質疑応答は重要な項目なのだ。久しぶりの大人数で真観は授業を進める時間の感覚が掴めていない様だ。これも反省改善が必要だ。
授業が終った後、図書室でSさんとおしゃべり。荒木さんの新しい写真集の情報を得る。この写真集買おうと思う真観。 朝東京駅の本屋で購入した雑誌「くらしの手帖」が見付からず、もしかして教室に忘れたかも知れないと思った。しかし午後から別の学科がその教室を使っていたので終るまで待った。2時50分、その授業が終わり教室を探しても見付からなかった。おかしいおかしい、どこだ?
その雑誌は、授業後に預かった生徒の学年末制作たちの一塊に埋もれていた。何だかなぁ。
やれやれで次は、新宿に向かった。先ずはCanonサービスへ。頼んでおいたCanonG12の前面リングの購入、そして三脚ネジ穴の修理料金確認。しかし12.000円掛かるとのことで諦めた。またまた何だかなぁ〜と思いつつ次はヨドバシカメラへ。Aちゃんを尋ねたがお休みだった。代わりにKさんがいたのでおしゃべり。マイクロフォーサーズのカメラを探していると話すと富士フィルムのカメラを紹介された。悪くないルックスと性能と価格。真観はライカのレンズとの組み合わせようと考えている。そして2階上のフロアーに行ってクイックシューを購入。今組み合わせているCanonG12とミノルタ卓上三脚の間に取り付けると便利だと思ったからだ。三脚のネネジ穴を修理しようと思ったのネジ穴がバカになっているからだ。原因は以前装着していた外付けのレバーのネジがが何かの衝撃でナナメに少し変形していたのにもかかわらず無理に取り付けていたのか?香港製のカメラケースのネジが合わなかったのか?多分その両方でバカになってしまった。ミノルタの卓上三脚と今回のクイックシューは両方とも慎重装着すれば取り付け可能でセーフ。
そして先週と同じく東急ハンズへ。先週買おうとしていた靴修理様のグルーが欲しかった。財布を紛失した為に買えなかったからだ。最近、所有するショートブーツタイプのウイングチップの革靴のかかと部分でソールとくっ付いていなければならないはずの革が切れていることが判明。ミスターミニットに相談してみたが直らないと言われていた。しかしそのままにしておくとどんどん革が切れて行くのは確実。諦めきれないので自分で直すことに。これなら直せそうだ!と思われるグルーがあったので420円で購入。
モノが壊れるのは仕方ないがその対処にはお金も掛かる。そのかかる金をいかに倹約するかも重要課題。多少高く付いたとしてもミスターミニットで直せたら良かったと思った。
やっと東京でやりたかったことを済ませてオフィスに向かった。オフィスに着いたのは5時近くだった。Uさんはいた。お互いの1週間の出来事を話した。Uさんには今回の財布紛失事件ではお世話になった。先週お借りしていた1万円も返した。そして7時にオフィスを出て先週も行った中華屋で食事。日記によく登場する水道橋の中華屋というのは、以前よく行っていたIちゃんがいたあの店の他におばちゃんの中華屋もありまた中国人経営の中華屋もあり今回の中華屋はまたまた別のお店のことだ。真観実はこの店意外と気に入っている。味、価格普通。量はやや多い。それだけなのだが。昔ながらの食堂の雰囲気がいいのかも知れない。食事の後は、カフェで二人共コーヒーフロートを頼む。これもいつものことだ。Uさんは何年ぶりかで阿佐ヶ谷の映画を観に行くという。それでは新宿までご一緒しましょうと8時過ぎに水道橋駅の新宿方面のホームに行くと電車遅延のアナウンス。真観の乗りたいバスは、8時40分発。そのバスに乗れるかどうか微妙になっていた。しかし真観はそのバスが渋谷にも停車することを思い出し、それならば間に合うと代々木駅でUさんと別れ渋谷のマークシティのバスターミナルに向かった。御陰で乗車時間まで余裕が出来た。その場所がビルの高い階にあるからか強風が吹いていた。手に持つバスのチケットが飛ばされないかとポケットに仕舞った。9時過ぎにバスは到着し真観は無事に静岡へ帰ることが出来た。
茶畑庵に帰ってからFacebookに「Today's Fashion」をUPした。写真は、オフィスのビルの階段の踊り場でUさんに撮影してもらい文章はバスの中でiPhoneで概ね作成しておいた。
Today's Fashion #07052014
先週水曜日もこのファッションで東京に来た。違うのは帽子を被るか否か。先週もそうだったがいつも大荷物を携行して動くと春の陽気で結構な汗をかく。帽子の内側は最たるもので不快感が増す。それに汗染みが出来ないかと心配する。だから今日は帽子なしにしたら壮快だった。歩きながら風を切るのが清々しかった。長袖シャツ1枚にオレンジ色のスプリングコートのコーディネートも正解。 先週は、東京泊をして次の日木曜日の夜、静岡に帰る前に閉店間際の東急ハンズ新宿店に寄った。そこで自分の不注意から財布を紛失!現金、カード類、運転免許証、保険証全てが一緒にさようなら。ゴールデンウイークはその後処理で心身共にダウン。 休み明けの今日は再出発の心持ちで東京に来た。紛失した財布は黒色で3年ほど使用。新調した財布は、真っ赤にした。そして紛失防止用にスパイラルコードを付けて鞄と繋げることにした。 最近は、東京駅着新宿発の高速バスを利用している。往復3.000円也。 春の陽気にご用心あそばせ。
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BEHIND THE SCENES WITH PERFUME, JAPAN’S MOST FUTURISTIC POP GROUP
The Verge 3月29日掲載
執筆 Sam Byford
訳出元: https://www.theverge.com/2019/3/29/18286681/perfume-future-pop-tour-tech-rhizomatiks
Perfumeは日本においてもっとも知られ、また最高の売り上げを誇るアーティストの一つとして、そのスタイリッシュかつ未来的なイメージに支えられた独特のエレクトロポップサウンドとともに長年君臨してきた。しかし三人の音楽的表現はその方程式の一部に過ぎない。Perfumeのライブショーはテクノロジーと振り付けとの鮮やかな衝突に彩られ、アリーナの広大な空間をSF的な異世界へと変貌させるのだ。
Perfumeの『FUTURE POP』ワールドツアーは、明日のニューヨーク・ハマーシュタインボールルームでのライブを皮切りに北米に上陸する。筆者は昨年12月、横浜での公演を鑑賞し、彼女たちと会っているが - それもひとえにPerfumeにおけるテクノロジーとポップカルチャーの融合の背後には何があるのか - そのライブ制作の立役者は誰なのかを探るためでもある。
Perfumeは広島のタレントスクールで今世紀の変わり目に結成されたが、人気が急上昇したのは2008年リリースのアルバム『GAME』からで、これは近年のJ-POPの歴史上、もっとも影響力のある作品の一つであることが証明されている。プロデューサーの中田ヤスタカは、自身のユニットCapsuleでの「渋谷系」に影響を受けたエレクトロニカをもとに、革新的なテクノポップがぎっしりと詰まったコレクションを創り上げた。Perfumeは国際的なEDMの盛り上がりとともに注目を集めはじめ、その未来的イメージは中田ヤスタカのエレクトロニックな楽曲群に自然と寄り添うようになった。「私たちが若かったころ、歌うときはディーヴァ(歌姫)みたいに、って教わったんです」あ~ちゃん(西脇綾香)は言うと「でも中田さんと初めて出会って、エレクトロニックな音楽を始めたとき、ロボットっぽいイメージと繋がってて。それが他のもろもろを引き寄せたというか」のっち(大本彩乃)が付け加える。
「ポリリズム」のような初期シングル曲のミニマリズムなMVが印象を決定づけ、より注目を集めるPanasonicやNHK、NTT Docomoのような企業とのコラボレーションがそれに続いた。「私たちはいつもファンとの絆を感じているんですけど、テクノロジーを使うことによって実際にはそれがもっと近づくんです」かしゆか(樫野有香)が答え「例えばTwitterの(ファンからの)ツイートを3Dモデルの一部としてライブ中に見せるとか - テクノロジーを通してファンがライブを体感できるんです」あ~ちゃんが続け「テクノロジーがPerfumeらしさ、というわけではないんですけど、それが存在する以上、Perfumeとしてはそれを最大限に生かしたいかな」
確かにその通り - Perfumeのライブはおよそあなたが今まで観たことがないようなものだ。進化したモーションキャプチャーによって実現するビジュアル、複雑な透過スクリーンの配置、それぞれの曲が独自の振り付けで音楽それ自体を引き立てるアグレッシブで驚くような美学を持っている。
この先端的なライブ演出は、真鍋大度らによって2006年に創立された実験的アート集団・ライゾマティクスに依るところが大きく、彼らは「1mm」などのMVも監修している。筆者は真鍋氏と東京のスタジオで1時間ほどインタビューし、その内容の大半は彼のMacBook Proから様々な度胆を抜くような進行中のプロジェクトを披露してもらうことだった。ライゾマティクスは非常に多くのプロジェクトを同時に進行しており、真鍋氏は300年後の未来から来た東京の地下鉄路線図のようにも見えるフローチャートで、各プロジェクトがどのテクノロジーを互いに共有しているのか追跡しなければならないほどだ。
ライゾマティクスはまた、Perfumeの演出振付家でダンスカンパニー・イレブンプレイを主宰する水野幹子氏(MIKIKO先生)とも密接な関係にある。「まず最初に何かとても実験的なプロジェクトをイレブンプレイで行って、それがうまくいったならPerfumeに応用する感じですかね」真鍋氏が答える。「ちょうどR&Dをイレブンプレイで行なって、その大規模な応用をPerfumeで実現するみたいに。とても大勢の観客がいるPerfumeのライブでは絶対に失敗できないので、最初にテストを大量に行うんです」
ライゾマティクスの技術の多くは独自のものだ。2014年末の『NHK紅白歌合戦』の放送を例にとると、彼らはPerfume「Cling Cling」のパフォーマンスのために、9つの瞬く灯としてメンバーの周りを飛び交うドローンを開発しなければならなかった。
「どこの誰も安全なドローンを売っていなかったんですよ!」真鍋氏は説明する。「僕らが心配したのは、一般的なドローンではケガの原因になることでした。もし誰かが僕らのドローンにぶつかったとしても、それ自体は壊れますが、誰もケガはしません。(その意図に合うように)充分に軽くするためにはバッテリーは3分しか持たなかったから(当時は)市販できるようなものは無かったんです - でもライブにはいい選択でしたね。大勢の人々が市販のドローンを採用したパフォーマンスでケガをしていましたから」
いずれにせよ『FUTURE POP』ツアーでライゾマティクスは、その演出の一部に初めて市販品のガジェットを採用した。「Tiny Baby」では、マイクスタンドに設置されたiPhone Xが、三人のメンバーそれぞれのパフォーマンスをステージ背後の巨大なスクリーンに映し出し、iPhoneのTrueDepthカメラ *1を用いることで、彼女たちの口から言葉が飛び出すような様々な演出が加えられた。
この演出のためのソフトウェアは、2名のライゾマティクスのエンジニアによって開発された。「僕が思うに、iPhoneは今の時点でもっとも安定した顔面認識技術です」真鍋氏は続けて「扱うのが楽だし、API *2はかなり洗練されてますね。(ライブでは)とても多くの照明も同時にコントロールするので(照度がダイナミックに変化するような環境では)一般的なRGBカメラではこれほどの堅牢さは出せないかもです」
(訳注1:複数の技術によって構成されるiPhone独自の被写体認識カメラのこと)
(訳注2:あるプログラムや機能を他のプログラムや機能で使用する際の定まった手順のこと)
これは驚くことだが、Perfumeのメンバーは実際には彼女たちのパフォーマンスで起こっている全貌を知らないのだという。「私たち、まだ誰も演出と一体になった状態を見ていないので、こんな風でって説明できないんですよね」これは筆者がメンバーに「もしFUTURE POPツアーから特に好きな曲を選ぶとすれば?」と質問していた時に、のっちから出た言葉だ。「「Tiny Baby」も想像するしかないんですよね。自分自身では見られないから」かしゆかが引き継ぎ「でも口からこぼれてくる文字を表現した振り付けはとてもシンプルだし、それを観客が観るのもとても楽しいと思いますよ」
Perfumeからすれば、もっとも困難な部分はステージに足を踏み入れる前にうまく整っているという。「大度さんがものすごく簡単にしてくれるので - 私たちは振り付けを完璧にこなせば、残りの部分を大度さんがコントロールしてくれる感じです」のっちが言う。「でもその演出を実現するには、3D映像を撮影するために振り付けをグリーンバックで何回も繰り返さないといけないから、そこが一番難しいところかな」
FUTURE POPツアー中、Perfumeはコーチェラ・フェスでも二週に渡ってパフォーマンスを行うが、必然的にその演出もはるかに削られたものになるだろう。筆者が初めてPerfumeを観たのは2011年サマーソニック・フェスティバルの大阪会場だったが、それは想像通り、全く違う体験だった - 日中で、しかも少ない転換時間で可能なことは少ないのだ。
「フェスでPerfumeを初めて知って、初めて観る機会になることがあるし、���テージの上には私たちだけですから - それってチャレンジですよね」かしゆかが答える。「テクノロジーと生身の演出が合わさると、より私たちの理想に近い形で音楽や振り付けを伝えることが出来るんです。テクノロジーはそれを手助けしてくれるんですね」
「フェスだとただ自分たちが何者なのかをみんなに伝えるために、よりアグレッシブになりますね」(「フェスだと爪痕残すために無茶もしよるんですけど」)とあ~ちゃん。「だけど(FUTURE POPツアーのような)ライブではみんなが最後までショーを楽しめるようにする責任がありますから。片やリラックス、片やプレッシャーという感じで。でもそのプレッシャーに打ち勝った後にはすごい達成感があるから、ライブはやめられないんです」
その名声と未来的イメージにも関わらず、Perfume自身が公の場所に現れるのは日本の有名人に比べても控えめで、それはSNSを個人ごとに使っていないことにも表れている。「事務所の方針なんです」初めて手に入れたスマートフォンはiPhone SEだったと語るのっちが笑いながら「私たちが最初にやるべきなのかも知れないですけど、出来なくて。それはプライベートの安全のためでもあるので。オフィシャルアカウントでアルバムを告知したりするのは好きなんですけど、自分たち自身のことは違いますね」
彼女たちはTikTokアカウントを開設し、全員iPhone XSに機種変更したことも伝えておかなければならないだろう。付け加えるなら、かしゆかはiPhone 3Gからスタートしたのだが、それは日本では最初期のユーザーであることを示す。「わたし、なんでも乗り遅れるほうで「え、今このスマホわたしの顔が分かった?!」って驚くぐらい」のっちが語り「でも挑戦していこうかと。時代は動いてるし」
アルバムとしての『Future Pop』は、中田ヤスタカの初期作品に比べ、音響的に画期的というものではないが、それは世界的なEDMとエレクトロポップの趨勢に合わせれば避けられないことだろう。しかしメンバーの理解は、中田ヤスタカの狙いは「Perfumeそのものの反復」
だという。「中田さんがタイトルを思いついて、自分自身のアイディアを持っていたんだと思うんですけど」かしゆかが言いながら「Perfumeの楽曲制作を始めたころ、みんなが「これはFuture Popだね」って言ったんですけど、当時の中田さんはその通りだとは思わなかったらしいんです。でも制作を重ねて、Perfumeの全てを今振り返ってみると、まさにその通りになっているって。その最終的な結果がこのアルバムなんです」
では明白な質問はどうだろう - Perfumeにとって、Future Popの後の未来とは?「それは中田さんだけが知ってます!」と、あ~ちゃん。「わたしたち中田さんを信じてますから、中田さんが導くところへ着いて行きますよ」のっちが同意する。
そのあいだにも真鍋氏はライブパフォーマンスに使用できる新たなテクノロジーを常に考えているのだが - なかでも彼が特に興味を持っているのはfMRI *1(磁気共鳴機能画像法)脳スキャンによって映像を生成する手法で、それはおそらくライブ会場よりも自宅などの環境のほうが向いているだろうと認めてもいる。
(訳注1:磁気による脳活動の観測手法のうち、血流の状態を付加したもの)
より直近では、5Gネットワークの実現がライゾマティクスを沸かすだろう。「5Gの持つ、観客のスマートフォンからステージへ映像を送信する機能が楽しみなんです」真鍋氏が説明し「以前僕らは旧国立競技場で行われた『SAYONARA国立』と呼ばれるイベントで、観客が撮影した写真をサーバーに送ってもらって、それを使用した3Dモデルを作り上げたんです。でもリアルタイムではなかったんです - Wi-Fi経由だったし、とても時間がかかった。もし5Gがあったら、カメラからリアルタイムにサーバーへ送信して、3Dモデルも瞬時に作れたでしょうね」
これらが今現在ライゾマティクスがすでに取り組んでいるものだ。彼はその概念を実演するビデオを観せてくれたが、ケーブルでつながれた数台のスマートフォンでのみ実現可能だった。真鍋氏は、Wi-Fi経由での圧縮されたビデオ送信は少数のデバイス間では可能だろうが、観客で一杯のアリーナに展開するには5Gなしでは無理だろうと述べた。
インタビューに先立つこと数日、筆者は真鍋氏のインスタグラムに投稿されたAppleのSVPフィル・シラー氏との写真に気付いていたので、そこでは何が語られたのか尋ねてみた。「ARに関する雑談をほんの少し」と真鍋氏。「5Gが実現したらAR技術は大きく変化する、そんな未来についてです」
iPhone Xを使った「Tiny Baby」のことをAppleは知っているんですか?「ええ、彼にも観せました。気に入っていましたよ」
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