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From Stefano Ciol’s series Rural Graphysms (via here) http://bit.ly/2DubsOh
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void+
+Graphysm 空間におけるアートの存在と、その連動。 #内海聖史
#void+#内海聖史##uchiumisatoshi#satoshiuchiumi#現代美術#abstractpaintings#抽象画#アート#絵画#japaneseart#contemporaryart#art#painting#oilpaintng#abstract
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Fond d’écran “Z11W” pour nico by Graphysm
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ETTORE SOTTSASS
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+Graphysm 空間におけるアートの存在と、その連動。 2018.7.20 (Fri) - 8.31 (Fri)
本展では、会場内を「��=Entrance」「中=Corridor」「内=Lounge」として3つのエリアに分割し、3人のアーティストの作品を配置します。そして、それらの作品を背景とした空間の業態を設定し、そこに置かれたアートと連動したデザインをロゴマークやアメニティなどのグラフィックに展開します。3つの異なるアートのあるエリアを通して、空間におけるアートの価値と、アートの存在を増幅させるグラフィックデザインの可能性を感じていただければと思います。
■タイトル:「+Graphysm:空間におけるアートの存在と、その連動。」 ■会期:2018年7月20日(金)~8月31日(金)日・月・祝日休 14:00 - 19:00 ■レセプション:2018年7月20日(金)19:00~ ■主催:Azone+Associates ■企画監修:void+ ■参加作家:宮嶋葉一、袴田京太朗、内海聖史 ■グラフィックデザイン:Azone+Associates ■会場構成:水谷壮市(水谷壮市デザイン事務所) ■会場:void+(〒107-0062 東京都港区南青山3-16-14-1F) ■広報協力:YN Associates
白い画面に単純化されたモチーフが黒々とした線だけで描かれた絵画である。髪型ですぐわかるバッハの顔や、肉づきだけズームアップしたヌード、屠殺されるブタや説明のいらない吊革や軍配。脈絡なく浮遊するモチーフはポップ・アートを、くっきりとした強い輪郭線は日本美術を思わせる。 学生時代にデ・キリコやエルンストなどシュルレアリスムや形而上絵画に傾倒したという宮嶋葉一は、1990年代にドイツへ留学。ドイツやベルギー、オランダで伝統を継承しつつも革新を続ける現代絵画シーンに力をつけられた。自意識の底に深く潜水するような表現主義的な人物像を長く手がけ、帰国後1999年の個展で、その総決算となる約3m×4mの画面いっぱいにジャイアント豆大福のような顔を描いた作品を発表する。 そののち「顔」から遠ざかり、より断片化されたふくよかでユーモラスな形象、ほんのりと滲ませた色彩、太い輪郭で切り取られた内と外、筆触や階調の対比とい��た要素すべてが批評的に存在する、現在の作風を洗練させてきた。 思えばこれらはグラフィック・アートやデザインの領域で、異父兄弟ともいえる先人たちが冒険を挑んできたテーマでもある。宮嶋がドローイングやア���リル絵画、油絵を通して弛まず試みてきたこととは、「人は視覚表現でどこまでいけるのか」というシンプルな問題への生々しく骨太なカウンターにほかならない。 安易な深読みを突き放す、きっぱりと清潔なその絵画世界は、+Graphysmが標榜するコンセプチュアルなグラフィックワークに展開されることによって、新たな視覚コミュニケーションの可能性を引き出されるはずだ。
住吉智恵 アートプロデューサー・ライター
それを見たとき、これほど現代を瞬時に説明してしまうものもないと感じた。鉄鋳物の布袋像の一部がカラフルなアクリル板の積層に置き換えられた袴田京太朗のオブジェのことだ。布袋はCTやMRIにかけられでもしたのか? われわれはコミュニケーションも、なにかを調べることも、娯楽も、ショッピングも、コンピュータやスマートフォンやテレビの画面を介して行っている。そこには走査線が走り、残像効果が生み出す像を追う。そうやってそれぞれの作業を済ませているのだ。 書類や画像や立体物もスキャナによって捉えられ、インクジェットやトナーの描く線が面となる。立体も同様に再現、複製される。分割と積層という仕事。 テレビは既存の世界の輪郭を不鮮明にする「近視」のメディアであるとマクルーハンは言ったが事実はもっと進んでいる。メディアによる体験がまずあり、現実は単なるアリバイ的なものになると言ったブーアスティンにこそむしろ共感できる。テレビやコンピュータはあらゆるものを走査線で描写し、大量に配布し、遠隔地に配達している。 袴田は我々が到達したこの高度な世界を、最も古いやりかたの一つである彫刻で暴露してくれているのだ。 アートは孤高なものとして存在することも可能ではあるが、+Graphysmを起動し、アートを核に置き、イベントや空間やグラフィックとの有機的な連携を図ることも可能である。
鈴木芳雄 編集者・美術ジャーナリスト
内海聖史の小さなドットが密集したタブロー画は、一見すると陽光の下たわわに実った葡萄か顕微鏡を覗き込んだ微生物の世界にも見える。しかし注���深くその内的世界に対峙してい���と、そのドットたちの重なり合い方は、捻れ、歪み、整合性は保たれず、我々の世界の空間や時間、重力とは決定的に異なることが分かってくる。それは我々の世界に有する景色の写像ではなく、全く次元の異なる世界の表象だと気付かされる。 しかし、それがキャンバスという独立した物質の内的世界の出来事かというとそうでもなく、そのキャンバスという窓はその展示空間の特性や場所性を意識した、いわばその場所の固有性に根差した構造になっていることを見逃してはならない。そして実は作品の色彩ですら不確実で、たまたま現象学的にそのように我々の目に映るだけなのかもしれない。 +Graphysmは、その作品だけが持つ固有の物質的オリジナリティ性から派生し、様々な次元のプロダクトへ変換することが大きな特徴のひとつだ。そしてその変換方法はグラフィック的な模造ではなく、その要素であったり本質であったり断片であったり、その関数やパラメータの決定こそが特徴であるようだ。 この作家の制作態度と+Graphysmという姿勢の共振は、新たな固有のトポスを形成していくだろう。
ヴィヴィアン佐藤 美術家、非建築家、ドラァグクイーン
宮島葉一 画家。1982年、東京藝術大学大学院美術研究科卒。1988-98年ドイツ・デュッセルドルフ滞在。具体的な対象をモティーフに簡略化された線と強いストローク、対象に意味を持たせないスタイルが特徴。簡素化された構造と内包するユーモアのセンスが楽しめる作品を一貫して制作。
1954 大阪府に生まれる
1980 東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業
1982 東京藝術大学美術研究科大学院油画修士課程修了
1988-1998 デユッセルドルフ市(ドイツ)に滞在 主な個展・グループ展 2015-16 個展「宮嶋葉一展」(void+、東京) 2010 「カオスモス09 作家はつぶやく」(佐倉市立美術館、千葉) 2009 個展(Wada Fine Arts、東京) 2008 個展(KIDO press,inc、東京) 2006 「LVRFI」(Studio ONO、神奈川) 2005 「D/J Brand」(東京藝術大学大学美術館、東京) 2004 「版の記憶 現代/未来」(東京藝術大学陳列館、東京)
パブリックコレクション及びコミッションワーク カスヤの森現代美術館(神奈川) 袴田京太朗 彫刻家。1987年、武蔵野美術大学彫刻学科卒。武蔵野美術大学油絵学科教授。初期の頃は、ベニ��や鉄板等をつなぎ合わせ構成する作品が特徴。近年の作風は、色とりどりのアクリル板を幾層にも重ね彫刻作品を作り意欲的に活動を続けている。
1963 静岡県生まれ 1983 武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒業 1994-95 文化庁芸術家在外研修員として渡米 1996-97 五島記念文化賞美術新人賞受賞により、チベット、他に滞在 2012 第22回タカシマヤ文化基金タカシマヤ美術賞 主な個展・グループ展 2016 個展 袴田京太朗「悲劇、その他」MA2ギャラリー(東京) 「つらなるかたち」清津倉庫美術館(新潟) 2014 個展「袴田京太朗展 -人と煙、その他 -」(平塚市美術館、神奈川) 2013 「ミニマル/ポストミニマル」(宇都宮美術館、栃木) 「物質と彫刻」東京藝術大学大学美術館陳列館(東京) 2011 個展「袴田京太朗 人と煙と消えるかたち」 (静岡市美術館) 2010 「椿会展 2010 Trans-Figurative」(資生堂ギャラリー、東京) パブリックコレクション及びコミッションワーク 愛知県美術館(愛知)宇都宮美術館(栃木)横浜美術館(神奈川)資生堂アートハウス(静岡)ファーレ立川(東京) インターコンチネンタルホテル大阪(大阪)コンラッド東京(東京) 内海聖史 画家。2002年、多摩美術大学大学院美術研究科卒。「絵画の美しさは絵の具の美しさ」と常に語る内海の作品は、筆や綿棒で点描することによって、いくつもの色がドットとして重なり合い、そのバランスや色と色の関係性により無限の色を描き出す。
1977 茨城県生まれ 2002 多摩美術大学大学院美術研究科修了 2003 第6回 資生堂ADSP選出 第18回ホルベインスカラシップ奨学生 第6回岡本太郎現代美術賞入選 2007 第1回shiseido art egg入選 神山アーティストインレジデンス 主な個展・グループ展 2017 個展「mimic paintings」六本木ヒルズA/Dギャラリー(東京) 2016 「茨城県北芸術祭」(茨城県常陸大宮市、常陸太田市) 2010 「panorama - すべてを見ながら、見えていない私たちへ-」(京都芸術センター
) 「カイガノカイキ」(足利市立美術館、栃木)
2008 「風景ルルル~わたしのソトガワとのかかわり方~」(静岡県立美術館)
「屋上庭園」(東京都現代美術館) 2004 MOTアニュアル2004「私はどこから来たのか/そしてどこへ行くのか」(東京都現代美術館) 2003 第6回岡本太郎記念現代芸術大賞展(川崎市岡本太郎美術館)
パブリックコレクション及びコミッションワーク 社会医療法人愛仁会高槻病院、虎���門ヒルズ(東京都/虎ノ門)、パレスホテル東京/ホテル棟・オフィス棟(東京都/丸の内)日本赤十字社 足利赤十字病院(栃木県/足利市)、深川ギャザリア/りそな銀行東京本社(木場)ほか
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