Tumgik
#focuslite
takmiblog · 11 months
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1U Sized Tube Mic-Pre Amplifier
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上の2台が本機、下はDigidesignの002Rack、これでマイクロフォンは6本のマルチレコーディングができる
レコーディングの世界でもデジタル化は著しく、2000年を過ぎてから大変な勢いでデジタル・レコーディング機材が普及しています。今やマイクロフォンとパソコンとちょっと気の利いたオーディオ・インターフェースがあれば高品質のデジタル録音ができる時代になってしまいました。廉価なオーディオ・インターフェースでもファンタム電源付きのマイク・プリアンプが最低2チャネル分はついているので、ここにマイクロフォンをつなげば録音開始OKです。ミキシングもエフェクタもDAW(Digital Audio Workstation)と呼ばれるソフトを使ってPC上でできてしまうので、アナログ機材の出番はどんどんなくなっています。そんな中でも最後の最後までアナログが残りそうなのマイク・プリアンプの世界です。
SSL(Solidstate Logic)などのミキシング・コンソールのフロントエンドにはマイク・プリが内臓されていますから、わざわざ外からマイク・プリを持ち込む必要もなさそうに思えますが、現実はそうでもなくて特に重要なパートには何十万円もする独立したマイク・プリが良く使われますし、どのレコーディング・スタジオでもそんなマイク・プリを何台も保有しています。半導体式では何といってもルパート・ニーブ氏設計によるビンテージ・モジュールが一番人気で、今でも色あせることなく復刻版も含めてたくさん普及しています。一方で真空管式も負けてはいなくて、ビンテージ・モデル、現行モデルを問わずたくさん使われています。
そういうことなら1台作ってみよう、と思って製作したのがいきなり某スタジオの常備になって追加注文まできて4年が経ちます。本機は、その時のモデルをベースに再設計したものです。
(中略)ベースとなったモデルではマイク入力にトランスを配していますが、本機ではトランス・レスにしてより汎用性を高め、より幅広いソースに対応できるようにしてあります。実力としては、OLD-NEVE、Focuslite、TUBE-TECHといった著名マイクプリにひけを取らないだけの内容があります。
(http://www.op316.com/tubes/balanced/1u-mic-pre2.htm)
by Tetsu Kimura
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