#Ryder Zetts
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mpwebmag-interview · 2 years ago
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2022年7月末。SNSにて衝撃的なニュースが飛び交った。THE POGOと明記されたライヴスケジュールの発表である。何の前兆もないままに、唐突に、THE POGOが再結成ライヴを行うというこのニュースは、「ほ、ホントに?」「メンバーは揃うのか?」「1回こっきり?」「それとも完全復活する?」と様々な憶測を呼びつつ、たちまち大騒ぎとなって迎えられ、そして10月29日、遂に新宿アンチノックにて敢行された。 ということでTHE POGO再結成インタビュー。前編の今回は、そもそも93年の解散の真実。93年から今回に至る間にあったあれこれと、今回の完全再始動のきっかけ。そして復活ライヴ1発目までの道のりを、小河原良太、春日弘、塚本研、塚本純の全員に聞きます!
text 中込智��
ーTHE POGOの再始動について、今日は詳しく聞かせてください。まず93年6月、川崎クラブチッタで行われた解散ライヴの直後、メンバー4人で温泉に行かれたんですよね?
小河原良太(以下良太):あー、行ったね。
春日弘(以下春日):箱根ね、小涌園。今でも記念写真持ってるよ(笑)。
ーで、この話からも伺えるように、別にメンバー間で仲が悪くなったわけでもなかった。ぶっちゃけ、そもそもなんで解散したんです?
良太:今思えば……解散ライヴまでの流れっていうライヴをやりたかったのかなあと思うよ。で、気付いたら解散しちゃったっていう。
ーなんですかそれ。
良太:『解散ライヴ』っていうライヴをやったら客来るだろうなって思ったんだよ。だから、解散ライヴがやりたかっただけで、別に解散したいわけじゃなかった(笑)。
塚本研(以下研):うんうんそんな感じ(笑)。
ーほんとですか⁉
春日:まあ正直30年前の話だからあんまりよく覚えてないけど、そんな感じだよ。あと、そん時のクラブチッタでチッタの動員記録作ったんだよね。
良太:そのあとメタルのバンドに抜かれたんじゃなかったか?
春日:いや、POGOだって聞いてるよ? しかも当時は消防法とかお構いなしでガツガツに入れてた上に、そのあとクラブチッタが建て替わってキャパが少なくなっちゃったから。
研:じゃあもう抜かれないんだね!
春日:うん。人数的に発表できないから非公式になってると思うけど、抜かれないよ!
ー(笑)。ただその後はきっぱりと、全員が個々で別々の活動を始めます。まず良太さんはRYOTABANDからのJIGHEAD。春日さんはTHE RYDERSからの……。
春日:LAUGHIN'NOSE、DESSERT、MOSQUITO SPIRAL。
研:俺は名もないバンドを2~3やりました。
塚本純(以下純):BUZZ ENGINEな。
ー研さんは途中富山に引っ越され、地元でも活動していた。そして純さんは、とにかく数が多い!
一同:ははははは。
純:いやいや、えーっと主にやってたのはLEAD SLED、HELLISH LIFE、KULARA、AS MEIAS、DAIEI SPRAY、Twolowかな。今はKENNY BAKERとRENAってバンドをやってる。
このまま誰にも触れられずにひっそりと終わるのかなって思ってた
ーそしてセッションや単発も含めたら皆さんさらに結構な数のバンドを演りつつ。93年~2021年の間にTHE POGOの単発再結成ライヴが数回行われました。最初は2006年の新宿ロフト30��年記念ライヴ。これは良太さんと春日さんのみの参加。
良太:あれ確かJIGHEADのライヴの打ち上げの時かな。春日と、当時のロフトの店長の東田と一緒に飲んでて、HERA(元ビヨンズ、THE ZETT、NAILS OF HAWAIIANほか)とかが酔っ払いながら『POGOやろーよー!』とか言い出して、ノリで『やろっかー』とか言ってたら東田がロフトのスケジュール帳持ち出してきて(笑)。
ー酔ってるうちに逃げられない状態に固められたわけですね! ただこの時は純さん研さんは参加せず。
純:俺も声かけられたんだけど、『研がいないからやらない』って言ったんだよね。
春日:研は富山だったしね。
良太:あ! あとこれの前にKENZIのクソナイ(編注:2003年5月に開催された『クソッたれナイト VOL.2』のこと)でもPOGOやったな。そん時も俺と春日か。で、ロフト30周年はそのあとだわ。何年あとだったかは完全に忘れちゃったけど。
ーありましたね、クソナイもロフトでした。そしてその次の再結成が2008年、DJ.ISHIKAWAさんが企画した『Search Out The Jams 〜THE POGO tribute album〜』のレコ発ライヴ。
春日:高円寺HIGHでトリビュートのイベントやって、そのあと下北沢シェルターでTHE POGOのワンマンやって。
良太:解散後初めて純研も揃って、4人でやったんだよね。
ー感慨深いものがありました。あと演奏スピードが原曲の倍速かというくらい猛烈に速かった記憶があります。
春日:そのあとが2014年かな? 代々木Zher the Zooで研のPSYCHOS、JIGHEAD、MOSQUITO SPIRAL、KEAD DENNEDYS(笑)。アンコールのバレバレな“サプラーイズ! ”でPOGOやって。
良太:KEAD DENNEDYSはボーカルがDJ.ISHIKAWAでさ、バックが俺以外全員POGOのメンバーっていう(笑)。
春日:あのライヴは確かPOGOのメジャーデビュー25周年タイミングだからって言われて、面白そうだからやろうかって話になったんだよね。日にちも確かデビューした時と同じ5月25日、いや24日だ。なんで覚えてるかというと、翌25日に俺、なぜかケントリでギター弾いてるから(笑)!
良太:まあそれぞれバラバラで出て、最後アンコールでセッションっていうライヴだったな。お前のバースデーライヴ(編注:(2018年10月に新宿ロフトで、中込智子の誕生日を記念して開催されたイベントのこと)の最後にやったみたいなノリだよ。
ー2018年10月、中込智子&ザ・キスマーク(Vo.佐藤シンイチロウ、G.良太、G.春日、B.JUN GRAY、Dr.純)、研さんにも電話させて頂きましたが、練習日時なども踏まえてJUNGRAYさんに頼みました、皆さん無茶ぶりに応えて��れてありがとうございました! そしてそれから4年後となる2022年、ここに遂にTHE POGOの再始動決定‼ これはどういう経緯だったんでしょう?
純:最初は俺だね。来年(2023年)解散から30年だったから、なんかやれたら面白いかなと思って、良太に最初に声かけて。最初は『エーッ⁉』みたいな感じだったんだけど。
良太:純から連絡来たのが5~6月だったかな。その頃俺、正直音楽やってなかったんだよ。実は4年前のキスマークの頃からすんげえ喉の調子悪くて、 “Escape”とか歌っても全然ダメで。しばらく休んでたらそのままコロナが始まって、バンドもやんないし見にも行かないし完全に引きこもりになってて、コンビニの店員ぐらいとしか話もしないような時期が続いててさ。俺の音楽生活は、このまま誰にも触れられずにひっそりと終わるのかなって思ってたんだよ。
春日:寂しい老後だ(笑)。
良太:そうそうそう(笑)。バンドも音楽も興味なくなってたし。だからJIGHEADもさ、いつかやろうと口では言うけど、結局やらないで3年。そんな時に純からPOGOやろうって連絡来てさ。その時は正直、『俺的にはキツイかなあ』って思ったんだよ。ただ研がさ、富山から戻ってきてるって聞いて、やるかやらないかはひとまず置いておいて、久々に4人で会おうかっていう話になったんだよね。
ーおおお。ていうか研さん、いつの間に帰ってきてたんですか?
研:こっそり、だいぶ前に帰ってきてたんだよね。
ーなんでこっそり。それはともかく、4人でまず久々に飲みに行った?
春日:うん、新宿の某居酒屋。すごく分かり難い場所にあった店で、全員すごく迷ったんだよ。えーと(スマホを見ながら)6月12日だ。
良太:最初に俺と純が着いて、純に俺の状況話したりして。
春日:久しぶりだね!って言いながら昔話したり。
研:で、俺が一番最後に着いた時にはもう(THE POGO)やるような雰囲気になってた。
春日:『やりますかー!』ってね(笑)。俺はもう、いつでもウェルカムだったんだ。MOSQUITO SPIRALはコロナの少し前から活動停止中だったし、サンハウスの柴山さんとやってたバンド(編注:ELECTRIC MUDのこと)もコロナでストップしちゃってたし、クールスの水口さんの(編注:水口晴幸 with ROLL OVERSのこと)はちょこちょこライヴやれてたんだけど、それでも年に1~2本とかで。とりあえずスタジオ入って音ぐらいは出したいなって思ってたからさ。
良太:でさ、この段階ではまだライヴの話とかじゃなかったんだよ。で、それならいいなって思ったんだ。だってまだ、歌えるかどうかもわかんないんだから。ただ、俺にとっては、バンドのメンバーがやりたいって言ってんのが俺自体のやる気になったんだよね。
研:俺も、スタジオ入るのは楽しみしかなかった。実は『自分でバンド組もうかな』って思ってた矢先だったんだ。だから『THE POGOやれるんならTHE POGOやろう���ってすぐ思えた。
純:タイミングが良かったんだよな。
研:そうだね。
ー何かが動く時って、タイミングも含めていろいろ重なるのかもしれませんね。
春日:それも運命だね。で、その新宿の某居酒屋で4人のLINEグループを作って(笑)、スタジオのスケジュール取って、『じゃあなんの曲やろうか?』って言ったら結構いろんな曲が上がってきて。その1発目のスタジオが7月3日。
ー良太さん、やってみて声どうでした?
良太:出るわけないじゃん! 歌ってないどころかロクに喋ってもいなかったんだから!ただ、すごく楽しかったんだよな。まだライヴとかも決まってなかったから。ライヴとかやるんなら全盛期とは言わないまでも、それに近いとこまで戻すっていうかそういう状態になってからライヴはやりたいって思ってたし、そうなると俺にしてみれば不安しかないわけよ、歌詞とかも忘れてたし(笑)。だから、すごく楽しいんだけど、同時に恐怖みたいなのもあったなあ『俺、大丈夫なんだろうか?』っていう。40年以上バンドやってきて、それまで1年以上間開けたことなかったのに、それが丸3年以上開いててさ。流石に不安だった、っていうか今でも不安なんだよ!
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この4人じゃないとできないグルーヴ
ー皆さんはこの1発目の久々のスタジオはどうでした?
春日:みんなから上がってきた曲をスタジオで合わせるために久々にTHE POGOのCD引っ張り出して聴いてみたんだけど、カッコいいなあって思いながらも、まず自分のギターを自分で必死にコピーした!
一同:はははははは。
春日:結構面倒臭いことやってるんだ、自分が(笑)。だからもう一生懸命練習したよ! で、スタジオに入ってみたらさ、当時この4人で作ってきたサウンドというかグルーヴが自然と出てきたっていうかさ。
純:そう、『まあ何とか!』ぐらいにはなったよね(笑)。
春日:この4人じゃないとできないグルーヴだなっていうのはすごく思ったよ。
良太:そんでいろんな曲やったよな、この日。まだライヴも何も決まってないから、何でもやれるんだよ。頭に浮かんだのを覚えてるとこまでやってみようとか言いながら���中途半端にやってみたり(笑)。面白かった!
純:肩慣らしみたいにね、面白かった!
研:俺は、ギターとドラムが『スゲーうめーな!』って思って、良太くんは声出てなかったけど『何回かやったらなんとかなる』って思って、あと単純にTHE POGOの曲カッコいいな!って思った。
ー(笑)。皆さん他のバンドでTHE POGOの曲をやる機会なんかはそんなになかったんでしょうか?
研:うん、やることはなかったね。
純:ないよね。
ー良太さんは弾き語りの時にやってましたよね。
良太:やってた。弾き語りの曲作ってたら『あれ? この曲聴いたことあるぞ』ってなって、それがTHE POGOの曲だったりしたんだ。そういうのもあって、弾き語りでやる時は、半分はTHE POGOの曲になってたな。歌ものってなるとTHE POGOなんだなあって思ったよ。
春日:アコースティックセッションとかやったね、良太くんの弾き語りも見に行った。
良太:うん。で、弾き語りやって良かったっていうか、いい経験したなって思ったこともいっぱいあったなあ。いろんな人たちと出会えたっていうか、特に先輩!普段バンドじゃ絶対一緒にやらないような人たちが弾き語りやってたじゃん。そういう先輩方と一緒にやったり。出演者の中で俺とKENZIが一番年下っていう時があったり(笑)。例えばBAKIさんと仲良くしてもらったり。そういうのも楽しかった。
ーはい。では話を戻しまして、スタジオを何回か重ねると、ライヴの話も出て来ますよね。
純:スタジオ楽しかったし、どんどん良くなって行くのが分かったし、ライヴやれそうだなっていう感じにだんだんなって行ったから、とりあえず『ライヴやりますか』っていう話をして、俺がライヴハウス押さえたりとかもやってこうかなって思って。
ー純さんが言い出しっぺということもあり、純さんが動きますと。
純:うんまあ、自分で企画組んだりとかもやってきてたから、単純にそういうことも楽しいんだよね。だから別に面倒くさいこと全部引き受けたとかじゃなくて(笑)。俺がやりたいと思ってやってる。で、とりあえず場所を押さえようと思って、新宿アンチノックと新代田フィーバーと、もう1か所を同時に押さえたんだ。その1発目がこの前の10月29日のアンチノック。
春日:来年(2023年)解散から30周年だからドーンとやるとかじゃなくて、こそっとやるっていう感じだったのも大賛成だった(笑)。
純:そうそう、『気が付いたらやってました!』ぐらいの感じで(笑)。
春日:だから告知にしてもFacebookやTwitterとかで、フライヤー1枚ポロっと出しただけで。
純:ちょっと照れくさいっていうのもあったんだよね。それに、なんか気が付いたらライヴの告知があった、ぐらいの感じの方が面白いと思ったし。
春日:しかもあのフライヤー、バンド名はあってもメンバーの記載は一言もなかったという(笑)。
ー不親切極まりない! しかもマジで何の予兆も前触れもない中での告知でしたから、気付いた人は本当に驚いたと思います。でもやはりチケットが売り切れたのは結構早かったですよね。
純:うん。1日弱かな? 俺も驚いた。
春日:突然過ぎてチケット取れない��もいたみたい。『次やるときはちゃんとやるって言ってくださいよ!』って言���れたよ。
良太:告知出した日が丁度スタジオ練習の日でさ、純の携帯がひっきりなしにピンポンピンポン鳴り出してた(笑)。
ー10/29のアンチはチケットのやり取りも純さんダイレクトでしたから、いろいろ大変だったんじゃありませんか?
純:いや、面白かったよ、(お客さんの)顔が見える感じで。そういうシーンにずっといたから、DIYでずっとやってきたからね。
ーでは、3バンドで対バン形式にしたのは?
純:2バンドにするとさ、最低でも1時間やらなきゃってなるわけで、最初っから1時間はキツイよと。でも3バンドなら1バンド40分でいける!(笑)。あと昔さ、THE POGOとBEYONDSとSCAMPの3マンやったことあったんだけど、ああいう感じでやりたいなっていうのもあったんだ。昔から仲いいバンドと一緒にやるっていうんじゃなくて、ちょっと意外性があるというか面白い感じでっていう。
良太:で、純が一番そういうとこ詳しいし活躍してるから、俺らが知らないことも純なら知ってるし。そういうこともあって任せたというかやってもらったんだ。
(後編 PART.2へ続く)
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『ANOTHER WORLD』 2023年2月18日(土)livehouse_fever 17:00-OPEN/18:00-START ADV.-¥3300(+1DRINK) / DOOR-¥3800(+1DRINK) DOUBLE BOGYS(from Osaka) THE POGO
[関連記事]スピード、破壊力、狂暴、そして茶目っ気! THE POGO『ANOTHER WORLD』ライブレポート
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artful-cuisine-blog · 10 years ago
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Archetype
While back in my hometown of St. Helena, I had to try out Howard Backen's (semi-)newly reopened restaurant, Archetype.
Newly named from its former life as French Blue -- and including a little design facelift from Backen, as well a new chef, Ryder Zetts (of Solbar fame) -- Achetype is a total home run. Not only is the food above and beyond delicious (and farm-to-table fresh,) the interior is one of the most beautifully designed in the valley.
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Exterior (photo credit: archetypenapa.com)
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Patio (photo credit: archetypenapa.com)
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Euro-meets-Nantucket interior (photo credit: hesitantlyhealthy.com)
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I still dream of this hearts of peach palm, beet and hazelnut salad. 
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And the three layer chocolate mousse with matcha and orange gelee was the perfect way to end the meal.
I highly recommend making a stop here for an extraordinary Napa Valley culinary experience.
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